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HPE Insight RS 7.6 簡易インストールガイド HPE ProLiant Windows

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HPE Insight RS 7.6 簡易インストールガイド HPE ProLiant Windows
HPE Insight RS 7.6
簡易インストールガイド
HPE ProLiant Windows サーバー版
2016 年 6 月
第 1.6 版
日本ヒューレット・パッカード株式会社
I
著作権情報
事前に著作者の書面による許諾を得ることなく本書の内容を複製、改変、および翻訳することは、著作権法下での許可事項を除き、禁
止されています。
登録商標表示
Microsoft®および Windows®は、米国における Microsoft Corporation の登録商標です。
UNIX®は、The Open Group の登録商標です。
Linux®は、米国および他の国において、Linus Torvalds の登録商標です。
Red Hat®は、米国および他の国において、Red Hat, Inc.の登録商標です。
Citrix®および XenDesktop®は、Citrix Systems, Inc.およびその子会社のうちの 1 つ以上の登録商標であり、米国特許商標局および
他の国で登録済みである場合があります。
© 2012 Google Inc. All rights reserved.Chrome™は、Google Inc の商標です。
Intel®、Itanium®、および Intel® Xeon® は、米国および他の国において、Intel Corporation の商標です。
本書は、HPE ProLiant Windows サーバーに限定した資料になります。その他の製品サポートにつきましては、HPE Insight RS 7.6 用
の各マニュアルをご参照ください。
http://h50146.www5.hp.com/services/cs/availability/hpalert/insight_rs_inst.html
(c) Copyright 2012-2016 Hewlett Packard Enterprise Development Company, L.P.
II
内容
1.
2.
はじめにお読みください ....................................................................................................... 1
1.1.
本書について ................................................................................................................... 1
1.2.
HPE 通報サービス HPE Insight RS の概要 ................................................................... 1
1.3.
HPE Insight RS 7 導入の流れ ..................................................................................... 3
1.4.
HPE Insight RS 7.6 マニュアルについて ......................................................................... 4
HPE Insight RS 7.6 の前提条件の確認 .......................................................................... 5
2.1.
ホスティング・デバイスの要件 ............................................................................................. 5
2.2.
ホスティング・デバイスの準備 ............................................................................................. 7
2.2.1 ホスティング・デバイスで Windows Update の実行 ......................................................... 7
2.2.2 ホスティング・デバイスのネットワーク要件 ......................................................................... 7
2.2.3 ホスティング・デバイスと当社データセンター間の通信要件 ................................................. 7
2.3.
管理対象デバイスの要件 ................................................................................................. 8
2.4.
HPE ProLiant Windows サーバー管理対象デバイスの構成方法の選択 .......................... 9
2.5.
管理対象デバイスの準備 ............................................................................................... 10
2.5.1 HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 を利用してイベント通報する準備 ............ 10
2.5.2 HPE ProLiant Windows サーバーでイベント通報するための準備 ................................. 12
3.
4.
インストール時に必要な情報 ........................................................................................... 18
3.1.
ホスティング・デバイスで必要な情報 ................................................................................ 18
3.2.
管理対象デバイスで必要な情報 ..................................................................................... 19
HPE Insight RS 7.6 インストール .................................................................................. 20
III
5.
4.1.
ソフトウェアをダウンロードする ......................................................................................... 20
4.2.
ホスティング・デバイスへのインストール ............................................................................. 20
4.3.
管理対象デバイスの設定 ............................................................................................... 24
4.4.
ホスティング・デバイスの設定 ........................................................................................... 27
管理対象デバイスの検出後の確認と設定 ........................................................................ 32
5.1.
管理対象デバイスのステータスの確認 ............................................................................. 32
5.2.
管理対象デバイスごとのサイトおよび連絡先の設定 ......................................................... 33
5.3.
HPE 認定パートナーの設定(オプション) ...................................................................... 33
5.4.
ホスティング・デバイスへの接続確認 ................................................................................ 34
5.4.1 HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 からのテストイベントの送信 .................... 34
5.4.2 HPE ProLiant Windows サーバーからのテストイベントの送信 ...................................... 34
5.4.3 管理対象デバイスから送信したテストイベントを確認する ................................................. 37
6.
7.
システム構成情報収集の送信と確認 ................................................................................ 38
6.1.
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 を使用する場合 ...................................... 38
6.2.
HPE ProLiant Windows サーバーの場合 .................................................................... 39
6.3.
システム構成情報収集の確認 ........................................................................................ 39
HPE Insight Online での確認 ...................................................................................... 40
IV
1. はじめにお読みください
1.1.
本書について
本書は、HPE ProLiant Server で Windows OS を管理対象デバイス、および、ホスティング・デバイスとしてご使用の環境を対象とし
た HPE Insight Remote Support(HPE Insight RS) バージョン 7.6 の簡易インストールガイドです。
その他の機器や OS をご使用の場合は後述の『HPE Insight Remote Support 7.6 インストール/コンフィギュレーションガイド』および
『HPE Insight Remote Support 7.6 管理対象デバイスコンフィギュレーションガイド』をご参照下さい。
1.2.
HPE 通報サービス HPE Insight RS の概要
HPE Insight Remote Support (HPE Insight RS)とは、当社製品(サーバー、ストレージ、ネットワーク)のハードウェア故障イベント
を安全なインターネット接続で当社へ自動通報する無償のサービス・ソフトウェアです。お客様の管理対象デバイスの潜在的なハードウ
ェアの問題を検知・解析し、解決へのアクションプランを当社からお客様へ電話でご連絡することで、お客様の手間を減らし、短時間で
確実に問題を解決することが可能になります。
【その他の特徴】
・製品標準保証または保守契約があれば、ソフトウェアとサービスを無償でご利用いただけます。
・障害対応は保守契約に準拠するため、HPE サポートサービス (ハードウェアの保守契約)の購入を推奨いたします。
・セキュリティ万全なインターネット接続で安心してご利用いただけます。
- インターネット・バンキングでも利用している業界標準のセキュリティ技術 SSL(https のプロトコル)を使用
- お客様サイトから外向けの接続の確立のみで、外部からの接続はなし
- 通信先は当社のみ、接続に当たりデジタル証明書による認証を実施
- システムの故障イベントの情報と連絡先情報が暗号化され当社に通報
1
HPE Insight RS 7 では、HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーを筆頭に多くの当社製品をサポートし、さまざまな情報を HPE
Insight Online に表示することが可能になります。HPE Insight Online は HPE サポートセンターのメニューとして、HPE Insight
RS 7 で取得した当社製品のシステム構成情報、通報されたハードウェア障害イベントへの対応状況、そして標準保証と HPE サポー
トサービスの契約情報を表示することが可能になります。
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーでは、HPE Insight Online と iLO4 との直接接続(ダイレクトコネクト)機能も利用することが
できます。 HPE Insight Online ダイレクトコネクトは、HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバー単体のみをサポートし、HPE Insight
RS 7 ソフトウェアで必要なホスティング・デバイスが不要となります。 HPE ProLiant G7 以前のサーバーや周辺機器の故障イベント通
報が必要な場合には、HPE Insight RS 7 をご利用ください。 本書は、HPE Insight RS 7 のソフトウェアの簡易インストールガイドに
な り 、 HPE Insight Online ダ イ レ ク ト コ ネ ク ト に つ い て の 詳 細 は 記 載 し て お り ま せ ん 。
HPE Insight Online の サ イ
ト http://www.hpe.com/jp/insightonline (日本語)や、設定方法の詳細については、以下の URL の『HPE ProLiant サーバーおよ
び HPE BladeSystem c-Class エンクロージャー用 HPE Insight Remote Support および HPE Insight Online セットアップガ
イド』(日本語)をご参照ください。
http://h20564.www2.hpe.com/portal/site/hpsc/public/kb/docDisplay/?docId=emr_na-c03508827&docLocale=ja_JP
◆ホスティング・デバイスとは
HPE Insight RS 7 のソフトウェアをインストールする、サポート要件を満たした HPE ProLiant サーバーです。このソフトウェアを介して、
管理対象デバイスのハードウェア障害イベントとシステム構成情報の収集および解析を行い、当社へ自動通報します。なお、ホスティン
グ・デバイス自身も管理対象デバイスとしてご利用いただけます。
◆管理対象デバイスとは
ハードウェア障害イベントの発生を検出することができる、サポート要件を満たしたハードウェアデバイスです。これらのハードウェア障害イ
ベントとシステム構成情報は、ホスティング・デバイス上の HPE Insight RS 7 のソフトウェアによって収集および解析され、当社 に通報
されます。
2
1.3.
HPE Insight RS 7 導入の流れ
HPE Insight RS の導入には下記のステップがあります。
本書では HPE ProLiant Windows サーバーを対象に導入のステップをご説明します。
内容説明
本書参照項
• HPE Insight RS 7の動作要件を確認します。
項1/2
• HPE ProLiant Windows サーバー以外の環境をご利用の方はリリースノートで動作要件をご確認下さ
い。http://h50146.www5.hp.com/services/cs/availability/hpalert/insight_rs_inst.html
• 設定シートを入手します。
項3
• インストール画面で入力の必要な項目をまとめたシートです。インストール前にご準備下さい。
http://h50146.www5.hp.com/services/cs/availability/hpalert/insight_rs_inst.html
• ホスティング・デバイス(管理サーバー)の準備シートを記入します。
項3
• 管理対象デバイス準備シートを記入します。
項3
項4
• 当社WebサイトからHPE Insight RS 7をダウンロードします。
http://h50146.www5.hp.com/services/cs/availability/hpalert/insight_rs_soft.html
• HPE Insight RS 7のインストールと設定を行います。
項4
• 接続確認/テストイベントの送信確認を行います。
項5/6/7
3
1.4.
HPE Insight RS 7.6 マニュアルについて
HPE ProLiant Windows サーバーについては、本書で導入に関するすべての手順を説明します。
HPE ProLiant Windows サーバー以外の OS やハードウェアをご利用時は下記サイトの各マニュアルをご参照ください。
ダウンロードサイト:http://h50146.www5.hp.com/services/cs/availability/hpalert/insight_rs_inst.html
マニュアル名
内容
HPE Insight Remote Support 7.6 リリースノート
サポート対象の OS やハードウェアを記載
HPE Insight Remote Support 7.6 インストール / コンフィギュ
インストールやホスティング・デバイスの設定に関する
レーションガイド
詳細な説明・手順を記載
HPE Insight Remote Support 7.6 管理対象デバイスコンフィ
管理対象デバイスの種類別に設定方法を記載
ギュレーションガイド
HPE Insight Remote Support 7.6 アップグレードガイド
HPE Insight RS 7.6 へのアップグレードに関する情報を記載
HPE Insight Remote Support 7.6 クイックインストールガイド
インストールおよび設定に関するチェックリストを記載
HPE ProLiant サーバーおよび HPE BladeSystem c-Class
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーに対しての HPE Insight
エンクロージャー用 HPE Insight Remote Support および
RS と HPE Insight Online ダイレクトコネクト、HPE Insight
Insight Online セットアップガイド
Online の設定についての詳細な手順を記載
4
2. HPE Insight RS 7.6 の前提条件の確認
ホスティング・デバイスと管理対象デバイスそれぞれの前提条件をご確認下さい。 最新の情報につきましては、英語版のリリースノートを参
照してください。
2.1.
ホスティング・デバイスの要件
① ハードウェア
HPE ProLiant サーバー
補足事項
HPE Insight Management SNMP Agent または HPE
必要最低限の仕様(管理対象デバイスが 2500 台未満の場合)
Insight Management WBEM Provider をサポートする任意
すべてのホスティング・デバイスには、適切な HPE Insight
の 4 CPUI Core 以上の HPE ProLiant G4 以降の x64 シス
Management WBEM Provider または HPE Insight
テム
Management SNMP Agent をインストールする必要があります。こ
仮想環境のゲスト OS をホスティング・デバイスにすることも可能で
れは、HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバー以外のホスティング・デ
す。 この場合には、物理サーバー上に HPE Insight
バイスはもちろん、HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 の
Management SNMP Agent または HPE Insight
リモートサポート機能を、ホスティング・デバイス自身のイベント通報で
Management WBEM Provider をインストールする必要があり
利用する環境にも必要です。
ます。
メモリ
8GB (8GB 推奨)。
必要最低限の仕様 (管理対象デバイス 500 台までの場合)
HPE SIM もインストールする場合は 12GB 推奨
ディスク
・2GBの空き容量(すべてのソフトウェアコンポーネントのインスト
必要最低限の仕様 (管理対象デバイス 500 台までの場合)
ール用)
・24GB(通常の運用用)
② オペレーティングシステム
OS
バージョン
Microsoft Windows
・Microsoft Windows Server 2012 R2, Standard/Datacenter Edition
・Microsoft Windows Server 2012, Standard/Datacenter Edition
・Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise Edition SP1 (x64)
・Microsoft Windows Server 2008, Standard/Enterprise/Datacenter Edition SP2 (x64)
・Microsoft Windows Web Server 2008 SP2 (x64)
仮想環境(OS)
・Microsoft Windows Hyper-V Server 2012 R2
・Microsoft Windows Hyper-V Server 2012
・Microsoft Windows Server 2008 R2/2012/2012R2 の Hyper-V ロール
・VMware ESX 4.0, 4.1 (アップデートバージョンを含む)
・VMware ESXi 4.0, 4.1, 5.0
・VMware vShphere ESXi 5.1, 5.5 (アップデートバージョンを含む)
・VMware vShphere ESXi 6.0
・Citrix XenServer 5.5, 5.6, 6.0, 6.1, 6.2(アップデートバージョンを含む)
5
重要:
以下のOSはホスティング・デバイスのOSとしてサポートされていません。
・Windows 2008、Windows 2008 R2、Windows 2012、およびWindows 2012 R2のコアバージョン(フルサーバーバージョン
のみ限定してサポートしています) Hyper-Vロール上のWindows Serverも同様にコアバージョンをサポートしていません。
・Windows のドメインコントローラーに HPE Insight Remote Support ソフトウェアをインストールしてホスティ
ング・デバイスにすることはサポートされておりません。
・HPE Insight RSが、HPE StoreEasy Storage システム、およびシステム内のストレージのみイベント通報する場合に限り、
HPE StoreEasy Storage システムのWindows Storage ServerへのHPE Insight RSのインストールがサポートされます。
注記:
1) ホスティング・デバイス上では診断エージェントのHPE Insight Management WBEM Provider をインストールして有効化する
ことを推奨しています。(診断エージェントとしてHPE Insight Management SNMP Agentも利用可能)
2) HPE Insight RS 7をVMwareのゲストOSにインストールされる場合は、VMWareの物理サーバーに診断エージェントをSPPか
らインストールしてください。
3) HPE Insight RS 7をWindows Hyper-VのゲストOSにインストールされる場合は、Windows Hyper-VのホストOS(物理サ
ーバー)に診断エージェントをSPPからインストールしてください。
③ アプリケーション

Microsoft .NET Framework 3.5 以上

HPE Systems Insight Manager (HPE SIM) 7.3から7.5(オプション)

Webブラウザー
・Microsoft Internet Explorer バージョン 9.x, 10.x, 11.x
・Mozilla Firefox バージョン42.x
・Google Chromeバージョン48.x
6
2.2.
ホスティング・デバイスの準備
ホスティング・デバイスに HPE Insight RS 7 のソフトウェアをインストールする前に、以下のポイントを事前に確認しておく事をお勧めします。
2.2.1 ホスティング・デバイスで Windows Update の実行
HPE Insight RS をインストールする前に、ホスティング・デバイス上で Windows Update を実行することをお勧めします。アップデートがイン
ストールされた後で、必ずホスティング・デバイスを再起動してください。
その他、ソフトウェアパッチの適用後などの、必要な OS の再起動を保留にしてシステムを利用していた場合も、HPE Insight RS をイン
ストール前に必ず再起動をお願いいたします。
2.2.2 ホスティング・デバイスのネットワーク要件
IPv6 はサポートされていないため、ホスティング・デバイス上で無効にする必要があります。HPE Insight RS 7 は、IPv4 ネットワーク
・
プロトコルのみをサポートします。
ホスティング・デバイスに有効な静的 IP アドレスが設定されており、ネットワークに接続されていることを確認します。動的な IP アドレ
・
スを利用する構成はサポートされていません。
・
ホスティング・デバイスには、DNS で名前解決できるようにネットワーク設定する必要があります。
・
ホスティング・デバイスと管理対象デバイス間の NAT(Network Address Translation)による通信は、サポートされていません。
2.2.3 ホスティング・デバイスと当社データセンター間の通信要件
ファイアウォールでホスティング・デバイスから当社データセンターへの外向けの https の接続を許可する設定をしてください。エイリアス名(ホ
スト名)からの DNS による名前解決は必須になります。
HPE Insight RS 7 を導入・利用するには次のサイトに接続できることが必要です。
エイリアス名
プロトコル
説明
services.isee.hp.com
HTTPS(ポー
当社へイベント通報する時および契約情報の確認を行うときに使
ト 443)
用
ホスティング・デバイスと 当社 (services.isee.hp.com)との接続の確認方法

接続の問題によるインストールの失敗を防ぐために、HPE Insight RS 7 をインストールする前に以下の手順で当社データセンターと
の接続をご確認下さい。
①Web ブラウザーを起動し、https://services.isee.hp.com/version/index.html に接続。
②HPE Insight Remote Support と 当社データセンターとの間の接続が確立された場合は
##.##.##.### のようなバージョン番号が表示されます。
重要:
このテストは、ホスティング・デバイスまたはHPE Insight RS 7 の設定によって実際に収集された構成情報やイベントが送信されるのを
確認するのではなく、ホスティング・デバイスの設定を続行する前にホスティング・デバイス自体が 当社データセンターのサーバーと通信で
きることを検証するためのテストです。
7
2.3.
①
管理対象デバイスの要件
ハードウェア
システム
補足事項
HPE ProLiant サーバー(G4 以降)
HPE ProLiant BL サーバーブレード (p-class、c-class)
HPE ProLiant DL 100、300、500、700、900 シリーズサーバー
HPE Insight Management SNMP Agent ま
HPE ProLiant ML 100、300、500 シリーズサーバー
たは HPE Insight Management WBEM
HPE ProLiant SL Scalable System
Provider のいずれかから適切なものを 1 つ、イベ
HPE ProLiant DL 1000 シリーズ Multi Node サーバー
ント通報のために選択します。100 シリーズは
※ HPE Insight Management SNMP Agent または HPE Insight Management
G6/G7 のみサポート、1x5 シリーズは、サポートさ
WBEM Provider をサポートする G4 シリーズ以降サーバーを含む任意の HPE
れておりません。
ProLiant のサーバーをサポートします。
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバー
HPE ProLiant MicroServer Gen8
HPE ProLiant ML10 v2 / ML30 / ML110 / ML150 / ML350 Gen9 サーバー
HPE Insight Management SNMP Agent、
HPE ProLiant ML310e / ML310e V2 / ML350p / ML350e Gen8 サーバー
HPE Insight Management WBEM
HPE ProLiant DL シリーズ Gen9 サーバー
Provider、または iLO4 のリモートサポート機能
のいずれかから適切なものを 1 つ、イベント通報
のために選択します。
DL20 / DL60 / DL80 / DL120 / DL160 / DL180 / DL360 / DL380 / DL580
HPE ProLiant DL シリーズ Gen8 サーバー
DL160 / DL320e / DL320e V2 / DL360e / DL360p / DL380e / DL380p /
DL385p / DL385 / DL560 / DL580
HPE ProLiant BL BL460c Gen9 サーバー
HPE ProLiant BL BL420c / BL460c / BL465c / BL660c Gen8 サーバー
HPE ProLiant SL シリーズ Gen8 サーバー
SL140s / SL230s / SL250s / SL270s / SL4540 / SL2500
/ t2500 / SL210t
HPE Apollo 2000 システム
HPE ProLiant XL170r / XL190r Gen9 サーバー
HPE Apollo 4200 システム
HPE ProLiant XL420 Gen9 サーバー
HPE Apollo 4500 システム
HPE ProLiant XL450 Gen9 サーバー
HPE Apollo 6000 システム
HPE ProLiant XL220a Gen8 v2 サーバー
HPE ProLiant XL230a / XL230b / XL250a GPU / XL250b GPUGen9 サー
バー
HPE Apollo 8000 システム
HPE ProLiant XL730f / XL740f / XL750f Gen9 サーバー
8
オペレーティングシステム
②
システム
OS バージョン
HPE ProLiant サーバ
・Microsoft Windows Server 2012 R2, Standard / Datacenter Edition
ー
・Microsoft Windows Storage Server 2012 R2, Standard Edition
・Microsoft Windows Server 2012, Standard / Datacenter Edition
・Microsoft Windows Storage Server 2012, Standard Edition
・Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1, Standard / Enterprise / Datacenter Edition
・Microsoft Windows Server 2008, Standard / Enterprise / Datacenter Edition (x86 and x64) / Small
Business Server / Web Server / Storage Server
・Microsoft Windows Server 2003 R2, Standard / Enterprise Edition (x86 and x64) / Datacenter
Edition (x64) / Small Business Server
・Microsoft Windows Server 2003, Standard / Enterprise Edition (x86 and x64)
Datacenter Edition / Web Edition / Storage Server / Small Business Server
HPE ProLiant
・Microsoft Windows Server 2012 R2, Standard / Datacenter Edition
Gen8/Gen9 サーバー
・Microsoft Windows Storage Server 2012 R2, Standard Edition
・Microsoft Windows Server 2012, Foundation / Standard / Datacenter Edition
・Microsoft Windows Storage Server 2012, Standard Edition
・Microsoft Windows Server 2008 (x86 and x64) SP2 および R2 SP1, Standard / Enterprise
Edition / Web Server
2.4.
HPE ProLiant Windows サーバー管理対象デバイスの構成方法の選択
HPE ProLiant Windows サーバーや HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの管理対象デバイスを HPE Insight RS のイベント通報
の対象として使用するには、以下の構成のいずれかを選択して、設定して頂く必要があります。
A)
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーで iLO4 のリモートサポート機能を使用してイベント通報
B)
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サ ーバ ー で iLO4 の リ モ ー トサ ポ ー ト機 能 を 利 用 せ ず 、Windows OS 上に HPE Insight
Management WBEM Provider もしくは HPE Insight Management SNMP Agent をインストール・使用してイベント通報
C)
G7 以前の HPE ProLiant サーバーで、Windows OS 上に HPE Insight Management WBEM Provider もしくは HPE Insight
Management SNMP Agent をインストール・使用してイベント通報
それぞれの構成を選択・設定するための確認・準備について、次ページ以降に記載します。
9
管理対象デバイスの準備
2.5.
2.5.1 HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 を利用してイベント通報する準備
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーでは、iLO4 の リモートサポート機能を利用して、以下のどちらかの方法で HPE Insight Remote
Support 7 の管理対象デバイスとして設定できます。
・
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO 4 Web インターフェースを通じてホスティング・デバイスを設定する方法
・
HPE Insight RS Console から直接、HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーiLO 4 を検出する方法
iLO 4 および Agentless Management Service (AMS)の詳細は、http://www.hpe.com/info/ilo (英語)の Resources タブにある
『HPE iLO 4 User Guide』を参照してください。
重要:
①
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーで iLO4 の リモートサポート機能を利用する場合には、重複したイベントの通報を避
けるため、HPE Insight Management SNMP Agent や HPE Insight Management WBEM Provider によるイベント
通報を同時に行わないようにします。
②
上記のどちらのシナリオで iLO4 を利用する設定を行う場合でも、HPE Insight RS への設定時に以下をご確認下さい。
・
Windows Firewall などで、ホスティング・デバイスと iLO4 の間の通信がブロックされていないこと
・
Agentless Management Service (AMS)が有効になっていること
・
オペレーティングシステムが動作していること
・
デバイスの Remote Insight Board Common Language Protocol (RIBCL)認証情報が HPE Insight RS
Console に入力されていること
2.5.1.1 HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO 4 設定時の注意事項
この項目では、ホスティング・デバイスに HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO 4 Web インターフェースを通じて設定する際の注
意事項についてご説明します。
①
iLO 4 を通じて HPE Insight RS を設定できる iLO 4 ファームウェアの最小バージョンは HPE ProLiant Gen8 サーバーの場合
は 1.10 以降、HPE ProLiant Gen9 サーバーの場合は 2.00 以降です。HPE ProLiant Gen8 / Gen9 サーバーともにソフトウ
ェアの脆弱性や不具合が修正された最新のファームウェア 2.40 以降をご利用することをお勧めします。
②
最新ファームウェアは、当社の Web サイト http://www.hpe.com/support/ilo4 (英語)からダウンロードできます。詳しく
は http://www.hpe.com/info/spp (英語)をご参照ください。 バージョン 1.40 以降には、HPE Insight Online ダイレクトコネ
クトの機能が追加されています。
③
ホスティング・デバイスで iLO4 のリモートサポート機能を利用したイベント通報の設定を行う場合には、iLO4 専用ネットワークポ
ートの構成を利用してください。 ホスティング・デバイスで、iLO4 共有ネットワークポートの構成を使用すると、ホスティング・デバイ
ス上の HPE Insight RS 7 とホスティング・デバイス自身の iLO4 との通信ができなくなります。
④
iLO4 で DNS サーバーやその他のネットワークオプションが設定されていることを確認します。 デフォルトでは iLO は、DHCP を
使 用 し て DNS サ ー バ ー や そ の 他 の ネ ッ ト ワ ー ク オ プ シ ョ ン を 設 定 す る よ う に 構 成 さ れ て い ま す 。
詳しく
は、http://www.hpe.com/info/ilo (英語)にある『HPE iLO 4 User Guide』を参照してください。
⑤
iLO 4 の設定時には、必ずタイムゾーンを設定してください。タイムゾーンが設定されていないと、HPE Insight RS に送信される
イベントは GMT オフセットで表示されます。iLO 4 で[ネットワーク] → [iLO 専用ネットワークポート] → [SNTP]に順にブラウズし、
正しいタイムゾーンを設定します。
10
2.5.1.2 HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 Web インターフェース上での確認
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 では、追加でプロトコルをインストールする必要はありません。ホスティング・デバイスと
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 間の登録のみになります。
以下の手順で、iLO4 Web インターフェース上での HPE Insight RS 設定のための要件を確認します。
【iLO4 Web インターフェース上での HPE Insight RS 設定のための要件を確認する方法】
1) Web ブラウザーで、iLO4 Web インターフェースにログインします。
2) iLO4 のユーザー名とパスワードを入力します。
3) 同じ画面で iLO4 のファームウェアバージョンが HPE ProLiant Gen8 サーバーの場合は 1.10 以降、HPE ProLiant Gen9 サーバ
ーの場合は 2.00 以降であることを確認します。HPE ProLiant Gen8 / Gen9 サーバーともにソフトウェアの脆弱性や不具合が修正さ
れた最新のファームウェア 2.40 以降をご利用することをお勧めします。
11
4) メニューの[リモートサポート]→[登録]が表示されているか確認します。
2.5.2 HPE ProLiant Windows サーバーでイベント通報するための準備
ホスティング・デバイスは、管理対象デバイスのプロトコルタイプに応じて、管理対象デバイスからイベント通報およびシステム構成情報を
収集します。 ここでは、HPE ProLiant Windows サーバーの管理対象デバイスの通報に必要なハードウェア診断エージェントの、HPE
Insight Management WBEM Provider と HPE Insight Management SNMP Agent について説明します。
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーで iLO4 のリモートサポート機能を利用せず、それらのエージェントを使用するための設定について
も同様になります。
適切なハードウェア診断エージェントやプロトコルをホスティング・デバイスと管理対象デバイスにインストールし設定することで、イベント通
報およびシステム構成情報がホスティング・デバイスに届かない、ホスティング・デバイスから当社に通報されない、といったトラブルを防ぐこ
とが出来ます。
2.5.2.1 HPE ProLiant Windows サーバーへの HPE Insight Management WBEM Provider
または HPE Insight Management SNMP Agent のインストール
Windows が 動 作 す る HPE ProLiant サ ー バ ー は 、 HPE Insight Management WBEM Provider ま た は HPE Insight
Management SNMP Agent のいずれかによってサポートされます。
これらの Provider および Agent は、どちらも同じ SPP メディアからインストールできます。
最新バージョンの SmartStart CD、または、SPP に含まれる HPE Insight Mangement WBEM Provider または HPE Insight
Management SNMP Agent は、HPE Insight RS に対応しています。
12
注記:
HPE ProLiant G7 以前の場合、デフォルトでは、HPE Insight Management SNMP Agent がインストールされ、HPE Insight
Management WBEM Provider は、SPP のインストール時にはオプションになっています。SPP をインストールする際には、これを
選択しているか確認してください。
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの場合、デフォルトでは、Agentless Management Service がインストールされ、HPE
Insight Management WBEM Provider および HPE Insight Management SNMP Agent は、SPP のインストール時にはオプ
ションとなっています。SPP をインストールする際には、これを選択しているか確認してください。
2.5.2.2 HPE Insight Management WBEM Provider を使用する場合の設定
ホスティング・デバイス上で WMI 認証情報を設定する必要があります。後述する セットアップウィザードで、認証用のユーザー名、パス
ワードを入力します。 また、ホスト名から IP アドレスおよびその逆への名前解決ができる事が必要となります。
UAC(User Account Control:ユーザーアカウント制御)が有効になっていると、WBEM(WMI)の接続に失敗します。 WBEM
Provider を利用する場合は、UAC を無効に設定する必要があります。
Windows Firewall などで、ホスティング・デバイスと管理対象デバイス間の WBEM の通信をブロックしないようにする必要があります。
2.5.2.3 HPE Insight Management SNMP Agent を使用する場合の設定
★ ホスティング・デバイスの SNMP の設定
HPE Insight Management SNMP Agnet を ホスティング・デバイス にインストールしたら、管理対象デバイスからパケットを受信
するよう SNMP を設定する必要があります。手順は次のとおりです。
1)ホスティング・デバイス 上で、[スタート]→[管理ツール]→[サービス] をクリックします。
2) [SNMP Service] を右クリックし、[プロパティ] を選択します。
3) [プロパティ] ウィンドウで、[セキュリティ] タブを選択します。
4) [セキュリティ] タブで、次のいずれかの操作を行います。
5)[すべてのホストから SNMP パケットを受け付ける] を選択します。
または
5)[これらのホストから SNMP パケットを受け付ける] を選択し、[追加] 機能を使用して
管理対象デバイス をリストに追加します。
6) [OK] をクリックして変更を確定し、SNMP プロパティ設定画面を閉じます。
また、Windows Firewall などで、ホスティング・デバイスと管理対象デバイス間の SNMP の通信をブロックしないようにする必要があ
ります。
13
★ 管理対象デバイス上の SNMP の設定
System Management Homepage をインストールします。
System Management Homepage (SMH) も SPP の一部です。これは、管理対象デバイス上で追加のレポート機能を提供し
ます。HPE Insight RS では SMH の利用は必須ではありませんが、HPE Insight Management SNMP Agent のインストール
時に SNMP サービスがホスティング・デバイスと通信できるように正しく設定されていない場合は、SMH で再設定できます。
SPP のインストール時に、デフォルトの SNMP 設定とオプションの WBEM 設定の両方をインストールした場合は、WBEM 設定が
SMH のデフォルトとなります。SNMP 経由でハードウェアイベントを入手する場合は、これを SNMP に再設定する必要があります。
また、Windows Firewall などで、ホスティング・デバイスと管理対象デバイス間の SNMP の通信をブロックしないようにする必要があ
ります。
★ 管理対象デバイスの SNMP の設定を行う
管理対象デバイスは、ホスティング・デバイスと通信できるように設定する必要があります。
SNMP を使用する場合は、管理対象デバイスとホスティング・デバイスが正しく通信できるようにするために、以下の手順を実行する
必要があります。SNMP 通知を使用する管理対象デバイスは、以下の要件を満たす必要があります。
【SNMP 通知を使用するための管理対象デバイスの要件】
•すべての管理対象デバイスが正常に機能しているイントラネットに接続され (イーサネットアダプターを使用するなど)、TCP/IP がインス
トールされ、動作している必要があります。
管理対象デバイスはこの接続によってホスティング・デバイスと双方向通信が出来ることをご確認下さい。
・管理対象デバイスでは、障害検出およびトラップ生成のために HPE Insight Management SNMP Agent ソフトウェアが必要です。
HPE Insight Management SNMP Agent は 当社 が提供するもので、情報をもとに SNMP トラップを作成し、詳細な分析がで
きるようになっています。
・管理対象デバイスはすべて、ホスティング・デバイスの IP アドレスをトラップの宛先に指定する必要があります。
ホスティング・デバイスは管理対象デバイスと通信できる必要がありますが、デフォルトでは、Windows Server (2008 または 2012) が
受信するのはローカルホストからの SNMP パケットのみです。ホスティング・デバイスにトラップを送信するよう Windows Server を設定
するには、次の手順に従います。
【ホスティング・デバイスにトラップを送信するための設定】
1) Web ブラウザーで、管理対象デバイス上の System Management Homepage (SMH):「https://<IP アドレス >:2381」にアク
セスします。
2) 管理対象デバイスの管理者ユーザー名とパスワードでログインします。
14
3) [設定] タブをクリックし、【SMH データソースの選択】ボックスの【選択】をクリックします。
管理対象デバイスで WBEM を設定している場合、SNMP 設定へ切り替えます (以下の画像を参照)。切り替えが必要な場合、
[SNMP] のラジオボタンを選択し、[選択] をクリックします。管理対象デバイス上の SMH にリモートでログインしているときに切り替えを
行った場合は、再ログインし、[設定] タブに戻る必要があります。
4) [SNMP Web エージェント] ボックスで [SNMP & エージェント設定] をクリックします。
15
5) [SNMP & エージェント設定] 画面の左のナビゲーションリストで、[セキュリティ] をクリックします。
6) [セキュリティ設定] 画面で、[これらのホストから SNMP パケットを受け付ける] オプションを選択してホスティング・デバイスの IP アド
レスを指定するか、または [すべてのホストから SNMP パケットを受け付ける] オプションを選択します。
7) 画面の左側のメニューで、[トラップ] をクリックします。
16
8) [トラップ設定] 画面で、適切なコミュニティ名を新たに追加してトラップ送信先にホスティング・デバイスを追加するか、コミュニティ名と
して public を使う場合には public に対するトラップ送信先にホスティング・デバイスを追加します。
注記:
SNMP を介してホスティング・デバイスと通信する各 HPE ProLiant Windows サーバー 管理対象デバイスで、上記の手順を実
行する必要があります。
17
3. インストール時に必要な情報
HPE Insight RS 7 をインストールする際、以下の情報が必要となります。
HPE Insight RS 7 の設定シートを入手し、インストールに必要な項目をご確認下さい。
HPE Insight RS 7 設定シートダウンロード URL:
http://h50146.www5.hp.com/services/cs/availability/hpalert/insight_rs_inst.html
3.1.
ホスティング・デバイスで必要な情報
HPE Insight RS 7 の設定シートの[ホスティング・デバイス準備シート]に下記項目を記入します。
項目名
説明
会社名
会社名
既定の連絡先情報
連絡先の氏名、メールアドレス、言語、電話番号。
「連絡先情報」とは、修理対応の際に当社からご連絡するための情報です。電話連絡が取れない
場合、メールでご連絡することがあります。
連絡先は、優先連絡先と代理連絡先の 2 種類が設定可能です。
例えば、優先連絡先にパートナー様、代理連絡先にエンドユーザー様を設定することも可能です。
時間帯(日中、夜間・休日)に応じて、優先連絡先と代理連絡先を分けて設定することもできま
す。
既定の管理対象デバイスの設
サイト名、住所、市区町村、都道府県、郵便番号、国名、タイムゾーン
置先情報
Web プロキシサーバーの情報
インターネット接続のために Web プロキシを経由するネットワーク環境の場合、以下の必要な情報
(オプション)
を入力します。
サーバー名、ポート番号、ユーザー名、パスワード
既定の HPE 認定サポートパ
設定する場合には、当社認定パートナーにパートナーID をご確認ください。
ートナーおよび、HPE 認定販
売パートナーのパートナーID
情報(オプション)
HPE サポートセンター
HP パスポートをお持ちでない方は、以下の URL をご参照ください。
(HPE Insight Online)へ
http://h20564.www2.hpe.com/hpsc/doc/public/display?docId=emr_na-c02985185
ログインするための
HP パスポートの認証情報
(オプション)
18
3.2.
管理対象デバイスで必要な情報
HPE Insight RS 7 の設定シートの[管理対象デバイス準備シート]に下記項目を記入します。
項目名
説明
使用するハードウェア診断エー
インストール前に、
ジェントのインストール及び設
前述の「2.
定
ご使用環境に合わせて HPE Insight Management WBEM Provider または HPE Insight
HPE Insight RS 7.6 の前提条件の確認」の内容で
Management SNMP Agent のインストールまたは iLO の設定が完了している
ことをご確認下さい。
IP アドレス
各管理対象デバイスの IP アドレス
認証情報
利用するプロトコル(iLO もしくは、HPE Insight Management WBEM Provider、HPE
Insight Management SNMP Agent)に応じた認証情報
19
4. HPE Insight RS 7.6 インストール
4.1.
ソフトウェアをダウンロードする
ホスティング・デバイスに HPE Insight RS 7.6 のソフトウェアをダウンロードしてください。
Web ブラウザーから、次の URL の HPE Software Depot に移動します。
1.
URL: http://h20392.www2.hpe.com/portal/swdepot/displayProductInfo.do?productNumber=REMOTESUPPORT
2.
製品ページに表示されている情報を読んだ後、【無料で入手】をクリックします。
3.
HP パスポートのユーザーID とパスワードを入力し、サインインします。
HP パスポートをお持ちでない方は、新規ユーザー登録が必要となります。
4.
連絡先情報を入力し、保証および使用許諾条件を読んで同意した後、【次へ】をクリックします。
5.
【ソフトウェア】タブで、製品名の一覧から [Insight Remote Support 7.x]、オンライン配信の一覧から [HPE Insight Remote
Support Version 7.6.0] を選択し、[HP_Insight_Remote_Support_Version_7.6.0_hprs-7.6.0-v2.exe]の【ダウンロード】を
クリックします。
6.
【実行】または【保存】のいずれかを選択し、ファイルを実行するかまたはホスティング・デバイスに保存します。
7.
ダウンロード時間はインターネットの接続状況やシステムの性能によって異なります。
8.
ダウンロードした実行形式のファイルをホスティング・デバイス上で実行すると、HPE Insight RS 7.6 のインストレーションが開始されま
す。お客様の環境にもよりますが、5 分~10 分程度で完了します。
4.2.
ホスティング・デバイスへのインストール
ダウンロードした実行形式のファイルをホスティング・デバイス上で実行すると、以下の画面が表示されます。 インストールを開始する
1.
ために OK をクリックします。
2.
最初に実行形式のファイルを自己解凍します。
3.
続けて、Installation Wizard が起動されます。
注記:
インストール中に以下の DOS 画面が表示されます。 このウィンドウは絶対に閉じないでください。
このウィンドウは、インストールが完了すると自動的に閉じられます。 インストールをキャンセルした場合や、このウィンドウを閉じ
た場合は、setup.exe ファイルを再実行する必要があります。
20
4.
ホスティング・デバイスのハードディスクとメモリの容量が前提条件を満たしているか確認します。
5.
前提条件が満たされていれば、緑のチェックが表示されます。Next をクリックします。前提条件が満たされていない場合は、
Cancel し、問題を解決して再度インストールしてください。 すべての前提条件が満たされない限り、インストールは続行できない
ことに注意してください。
21
6.
[次ページ]をクリックします。
7.
ライセンス契約を読み、合意して頂ける場合、[次へ]をクリックします。
8.
HPE Insight RS 7.6 をインストールするディレクトリのパスを入力するか、デフォルトのパスを使用して、
[次へ]をクリックします。
22
9.
[インストール]をクリックします。
10.
進捗状況を示すウィンドウが表示します。
11.
[完了] をクリックすると、インストールが完了します。
23
4.3.
1.
管理対象デバイスの設定
インストールが完了後、HPE Insight RS をデスクトップ上のショートカットで立ち上げます。
または Web ブラウザーで、https://localhost:7906/ を開きます。
2.
以下のログイン画面が表示されます。
ログイン画面でホスティング・デバイスのシステム管理者(administrator) のユーザー名とパスワードでログインします。
3.
[HPE Insight Remote Support セットアップウィザード] のメニューで管理対象デバイスの設定を行います。
「管理対象デバイス・セットアップウィザード」をクリックします。
4.
[はじめに]の画面が表示されます。[次ページ]をクリックします。
5.
[検出の際のアクセスに対しての認証情報]が表示されます。
24
6.
この画面では、必要なプロトコルを登録して、検出に必要な認証情報を設定します。
7.
管理対象デバイスの通信プロトコルを選択します。
HPE ProLiant Windows サーバーの場合(HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 を使用しない場合)プル
ダウンメニューから以下を選択
システムタイプの選択
Server
システムサブタイプの選択
ProLiant Windows
プロトコルの選択及び設定
Windows Management Instrumentation (WMI)
または
Simple Network Management Protocol Version 1 (SNMPV1)
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 を利用する場合、プルダウンメニューから以下を選択
システムタイプの選択
Server
システムサブタイプの選択
ProLiant Gen8
プロトコルの選択及び設定
iLO Remote Insight Board Command Language Protocol
(RIBCL)
8. [新規]で該当のプロトコルの認証情報を追加します。ログインの認証情報を登録。HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4
を利用する場合は、iLO4 のログイン認証情報を登録。検出予定のすべての管理対象デバイスの認証情報を設定します。
重要:
デバイスを検出する前に、検出に使われる認証情報が設定されていることをご確認ください。もし、設定されていない場合、製品番
号とシリアル番号が自動取得できず、標準保証もしくは保守契約情報を確認することができません。
注記:
認証情報の入力では大文字小文字が区別されます。
9.
[次ページ]をクリックします。
10. [検出先の指定]画面が表示されます。
25
11. 管理対象デバイスの検出の設定をします。IP アドレスで検出することを推奨します。単一のアドレス、アドレス範囲、またはアドレス
リストを入力して、検出対象を登録できます。
12. [新規]を選択し、単一の IP アドレス、アドレス範囲、またはアドレスリストを入力し[追加]を選択します。
13.
[次ページ]をクリックします。
14.
[デバイスの検出]画面が表示されます。[検出の開始]をクリックし、認証情報検出先の設定情報を元に検出を開始します。検
出されたら、[すべてのデバイス] が表示されます。
15.
検出が完了したら[完了]をクリックします。以上で管理対象デバイスのセットアップウィザードは完了です。
[終了]は、中断する場合のみ使用します。
26
4.4.
ホスティング・デバイスの設定
管理対象デバイスセットアップウィザード完了後、ホスティング・デバイスセットアップウィザード
を実行します。
1.
2.
[HPE Insight Remote Support セットアップウィザード] のメニューで管理対象デバイスの設定を行います。
[はじめに]の画面が表示されます。‘HPE Insight RS のホスティング・デバイスの設定に必要な
情報が準備できているか確認したら[次ページ]をクリックします。
3.
[リモートサポートを受ける](オプション)の画面が表示されます。
①[IT 環境の最適化の選択について、当社または当社認定販売パートナーが IT 環境の最適化のアドバイスをすることに同意
します]の詳細情報を確認し、アドバイスをご希望の場合はチェックを入れます。(オプション)
27
②リモートサポートソフトウェアの更新について、以下の3つの選択肢からご利用の環境に適したものをお選び下さい。

手動で適用

自動的にダウンロード

自動的にダウンロードしてインストール(推奨)
4.
[次ページ]をクリックします。
5.
[連絡先情報]の画面が表示されます。
6.
7.
8.
① 会社名、名前、名字、メールアドレス、言語、電話番号(優先)を入力します。
[次ページ]をクリックします。
[サイト情報]の画面が表示されます。
①サイト名、住所、市区町村、都道府県、郵便番号、国名、タイムゾーン(日本の場合、GMT+9:00)を入力します。
[次ページ]をクリックします。
28
9.
[HPE Insight Remote Support の登録]が表示されます。
①Web プロキシの設定(オプション)
お客様のネットワークからインターネットへアクセスするために Web プロキシ を経由する環境の場合、Web プロキシサーバーの
情報を入力します。
②HPE データセンターとの接続確認
[接続テスト]をクリックし、当社データセンターとの接続確認します。
接続出来れば、接続済みと表示、接続できない場合は、未接続 と表示されます。
③HPE データセンターに登録する
[HPE に登録する]をクリック、登録が成功すれは、登録完了と表示されます。
10.
[次ページ]をクリックします。
11.
[HPE Insight Online との統合]が表示されます。
①
HPE サポートセンター(HPE Insight Online)へログインするための HP パスポートの認証情報として HP パスポー
トのユーザー名とパスワードを入力します。
②
③
「INSIGHT ONLINE に登録する」のボタンをクリックします。
HPE サポートセンターへの登録が成功したかどうかを HPESC の登録状況で確認します。
29
注記:
HPE Insight Online とは?
HPE Insight Online(HPE サポートセンター)をご利用頂くと、自動的に HPE Insight RS 7 で検出された管理対象デバイスが
HPE Insight Online へリンクされ、サービスイベントやデバイスの構成情報が参照できます。ご利用頂くためには、HP パスポートへ
の登録が必要となります。
HPE Insight Online についての詳細は http://www.hpe.com/jp/insightonline(日本語)をご参照下さい。
ご利用について、この画面で HP パスポートの認証情報を入力するか、またはセットアップ完了後に、HPE Insight RS 7 のホスティ
ング・デバイスの[管理者設定] → [設定] タブで設定することが可能です。
[次ページ]をクリックします。
12.
[HPE 認定パートナー](オプション)が表示されます。この画面では既定の HPE 認定サポートパートナーおよび、HPE 認定販
売パートナーのパートナーID を設定します。(オプション)。 パートナーID は、当社認定パートナーにご確認ください。
項目
①既定の HPE 認定サポートパートナー
説明
・当社認定サポートパートナーのパートナーID をお持ちの場合、①に[パートナーID]を入
力
・当社が保守サービスを提供する場合は[Hewlett Packard Enterprise]を選択
②[ID の確認]
・①で[パートナーID]を入力した場合のみ使用
・②をクリックし ID が正しいかどうかを確認
③パートナー名
・③に表示されている HPE 認定パートナー名が正しいかどうかを確認
④既定の HPE 認定販売パートナー
・当社認定販売パートナー様のパートナーID をお持ちの場合、④に[パートナーID]を入
力
・パートナーID をお持ちでない場合は[Hewlett Packard Enterprise]を選択
⑤[ID の確認]
・④で[パートナーID]を入力した場合のみ使用
・⑤をクリックし ID が正しいかどうかを確認
30
⑥パートナー名
・⑥に表示されている HPE 認定パートナー名が正しいかどうかを確認
⑦既定の HPE Insight RS の
・HPE Insight RS をインストールされた方がパートナーID をお持ちの場合、⑦に[パート
インストール作業者
⑧[ID の確認]
ナーID]を入力
・⑦で[パートナーID]を入力した場合のみ使用
・⑧をクリックし ID が正しいかどうかを確認
⑨パートナー名
・⑨に表示されている HPE 認定パートナー名が正しいかどうかを確認
注記:
HEP 認定パートナー(オプション)について
このセクションでは規定値に「Hewlett Packard Enterprise」が設定されています。
製品販売およびサポートサービスが当社から提供される場合は、当社が認定パートナーとなるためこの
セクションの入力は不要です。
13.
[次ページ]をクリックします。
14.
[結果]が表示され、ホスティング・デバイスの設定が完了した旨のメッセージが表示されます。
15.
[完了]をクリックします。以上でホスティング・デバイスの設定は完了です。
31
5. 管理対象デバイスの検出後の確認と設定
5.1.
管理対象デバイスのステータスの確認
HPE Insight RS 7 のホスティング・デバイスの[デバイス] →[デバイスの概要]タブで、すべての項目で緑色のチェックマークが表示されてい
るデバイスは正しく認識されています。
[サポート対象]と[通報と構成情報収集]のステータスが緑チェックにならない場合、管理対象デバイスと正しく通信できていない可能性
がありますので、プロトコルの設定をご確認ください。
[保証および契約]タブでそれぞれの管理対象デバイスのシリアル番号、製品番号、標準保証もしくは保守契約情報が正しいことを確
認してください。
ほとんどのデバイスのシリアル番号、製品番号、標準保証もしくは保守契約情報は、検出の際に、自動的に取得されます。管理対象
デバイスに有効な標準保証や契約があるにも関わらず[保証および契約] のステータスが緑チェックにならない時は、正しいシリアル番号
や製品番号を自動で取得できていない場合があります。
その場合は、手動でシリアル番号、製品番号、保守契約のタイプ、保守契約の ID をそれぞれのデバイスの[デバイス]
画面で登録し、標準保証もしくは保守契約情報が正しいことをご確認ください。標準保証もしくは保守契約情報が正しいことが HPE
Insight RS のサービスを提供する上で必須となります。
Onboard Administrator(OA) や、一部のストレージ製品等において、自動検出されたシリアルナンバーや製品番号
情報では、製品保証または保守契約の確認が成功しないことがあります。
その場合も、正しく製品保証や保守契約を判定できる管理対象デバイスのシリアルナンバーや製品番号等をご確認いただき、
手動で設定する必要があります。
32
5.2.
管理対象デバイスごとのサイトおよび連絡先の設定
HPE Insight RS 7 のホスティング・デバイスの[会社情報]メニューで、追加のサイトおよび連絡先情報を設定できます。ハードウェアの修
理連絡を効果的かつ迅速に行うためには、すべての管理対象デバイス毎の連絡先およびサイト情報の設定が正しいことが重要になり
ます。常に最新の情報入力・更新をお願いいたします。
重要:
もし、営業時間外もカバーされる保守契約をご購入の場合には、必要に応じてハードウェアの修理連絡が可能な時間外の連絡先
の情報が設定されていることをご確認ください。
5.3.
HPE 認定パートナーの設定(オプション)
HPE Insight RS 7 のホスティング・デバイスのホスティング・デバイスセットアップウィザードで最初に設定した既定の HPE 認定サポート
パートナーおよび HPE 認定販売パートナーのパートナーID が、新規に検出されたすべてのデバイスのパートナーID として、関連付けら
れます。
デバイス毎に HPE 認定サポートパートナーおよび HPE 認定販売パートナーの情報を分けて登録したい場合は、HPE Insight RS 7
のホスティング・デバイスの[会社情報] → [HPE 認定パートナー]タブで変更可能です。
33
ホスティング・デバイスへの接続確認
5.4.
管理対象デバイスの HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 もしくは HPE ProLiant Windows サーバーから、テストイベントを
送信し、管理対象デバイスからホスティング・デバイスへの接続を確認します。
5.4.1 HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 からのテストイベントの送信
登録の実施後、HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 からテストイベントが送れることを確認します。
以下の手順でテストイベントを送ります。
1
メニューの[リモートサポート]→[サービスイベント]を選択します。
2
[サービスイベント]の画面が表示されます。
3
[テストイベントの送信]を実行します。テストイベントの確認メッセージで、OK をクリックします。
4
[サービスイベントログ]に、送ったテストイベントが表示されます。
5.4.2 HPE ProLiant Windows サーバーからのテストイベントの送信
HPE ProLiant Windows サーバーでは、HPE Insight Management WBEM Provider または HPE Insight Management SNMP
Agent のいずれをご利用かにより、テストイベントの送信方法が異なります。
5.4.2.1 ホスティング・デバイスへの WBEM テストイベントの送信
1.
Web ブラウザーで、管理対象デバイス上の System Management Homepage (SMH):「https://<IP アドレス >:2381」
にアクセスします。
2.
管理対象デバイスの管理者ユーザー名とパスワードでログインします。
34
3.
[設定] をクリックします。
4.
データソースに「WBEM」が表示されていることを確認します。
注記:
データソースに表示されているエージェント名を変更したい場合、
(SNMP が表示されている場合は、WBEM へ切替え、WBEM が表示されている場合は、SNMP へ切替えしたい場合)後
述の「SNMP と WBEM の切替方法」をご参照下さい。
5.
そのまま [テストインジケータの送信] をクリックします。
6.
[テストインジケータの送信] ウィンドウで、イベント ID タイプ (いずれも選択可能) を選択し[送信] ボタンをクリックします。
7.
5.4.2.2 ホスティング・デバイスへの SNMP テストイベントの送信
1.
Web ブラウザーで、管理対象デバイス上の System Management Homepage (SMH):「https://<IP アドレス >:2381」
にアクセスします。
2.
管理対象デバイスの管理者ユーザー名とパスワードでログインします。
3.
[設定] をクリックします。
35
4. データソースに「SNMP」 が表示されていることを確認します。
注記:
データソースに表示されているエージェント名を変更したい場合、
(SNMP が表示されている場合は、WBEM へ切替え、WBEM が表示されている場合は、SNMP へ切替えしたい場合)後
述の「SNMP と WBEM の切替方法」をご参照下さい。
5. [SNMP & エージェント設定] ウィンドウで、【トラップ設定】画面で[テストトラップの送信] をクリックします。
5.4.2.3 SNMP と WBEM の切替方法
ここでは、SMH のデータソースに表示されているエージェント名を変更したい場合
(SNMP が表示されている場合は、WBEM へ切替え、WBEM が表示されている場合は、SNMP へ切替えしたい
場合)の手順について説明します。
1
Web ブラウザーで、管理対象デバイス上の System Management Homepage (SMH):「https://<IP アドレス >:2381」に
アクセスします。
2
管理対象デバイスの管理者ユーザー名とパスワードでログインします。
3
[設定] ⇒ [選択] をクリックします。
4
[選択]ウィンドウに SNMP と WBEM のラジオボタンが表示されています。
36
5
ご使用になりたいエージェントをクリックし[選択]をクリックします。
5.4.3 管理対象デバイスから送信したテストイベントを確認する
1
HPE Insight RS 7 のホスティング・デバイスの[サービスイベント]メニューに移動します。
2
管理対象デバイスが正しく設定された状態でテストイベントが送信されていれば、イベント ID が表示されます。
当社 へのテストイベントの送信が成功している場合には、イベントステータスが"Closed" になっていることが確認できます。(テストイベン
ト送信後、Closed になるまで 10~30 分程度お待ちください。)
37
6. システム構成情報収集の送信と確認
構成情報収集サービスにより、HPE Insight Online での構成情報の表示および、当社がトラブルシューティングやプロアクティブなアド
バイスで利用できるようにシステムの構成情報が送信されます。
6.1.
HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの iLO4 を使用する場合
・構成情報収集
以下の方法で、iLO4 Web インターフェースから構成情報を収集・送信します。
1.
iLO4 Web インターフェース上のメニュー、[リモートサポート]→[データ収集]をクリックすると
2.
[データ収集] の画面が表示されます。
3.
[収集された構成情報を送信] を選択し、確認メッセージの[OK]をクリックします。
4.
送信が成功した場合、[構成情報収集]の[収集された最新の構成情報送信]が更新されます。
・Active Health System Report
以下の方法で、iLO4 Web インターフェースから Active Health System Report を送信します。
1.
iLO4 Web インターフェース上のメニュー、[リモートサポート]→[データ収集]をクリックします。
[データ収集] の画面が表示されます。
2.
[Active Health System レポートの送信]を選択し、確認メッセージの[OK]をクリックします。
3.
送信が成功した場合、[Active Health System レポート情報] の[最新の Active Health System レポート送信] が更新さ
れます。
38
6.2.
HPE ProLiant Windows サーバーの場合
HPE ProLiant Windows サーバーで、HPE Insight Management WBEM Provider もしくは HPE Insight Management SNMP
Agent を使用してイベント通報をする場合、構成情報収集と送信を定期的に自動で行うには、HPE Insight RS 7 のホスティング・デ
バイスの [構成情報収集サービス] → [構成情報スケジュール] タブで構成情報収集のスケジュールが各デバイスの設定で有効になっ
ていることを確認します。もし、システム構成情報収集のスケジュールを設定しない場合でも、[Server Basic Configuration
Collection]を選択して、[直ちに実行]で収集することができます。システム構成情報収集が完了したら、[基本構成情報収集結果] タ
ブ をクリックすることで、収集結果と収集時間を確認することができます。
注記:お客様のビジネス情報の収集は行いません。収集された構成情報は、HPE Privacy policy に基づいて管理されます。詳細
は、「セキュリティホワイトペーパー」http://h50146.www5.hp.com/services/cs/availability/hpalert/insight_rs_inst.htmlをご参照く
ださい。
6.3.
システム構成情報収集の確認
HPE Insight RS 7 のホスティング・デバイスの[構成情報収集サービス]メニュー→[基本構成情報収集結果]タブで、管理対象デバイス
がサーバーの場合、Server Basic Configuration Collection が正常に動作していることを確認します。

緑色のチェックマーク-Basic Collection が完了していることを示します。

赤色の×印- Basic Collection にエラーあったことを示します。
管理対象デバイスが HPE ProLiant Gen8/Gen9 サーバーの場合は、Active Health Service Collection(AHS Collection)も
正常に動作していることを確認できます。
【基本構成情報収集結果】
39
7. HPE Insight Online での確認
[HPE Insight Online との統合] を設定し、HPE サポートセンターへの登録が成功している場合、HPE Insight Online で HPE
Insight RS 7 で取得した当社製品のシステム構成情報、通報されたハードウェア障害イベントへの対応状況、そして標準保証と HPE
サポートサービスの契約情報を表示することが可能になります。
1.
http://www.hpe.com/support/hpescへアクセスします。
2.
HPE Insight Online マイ IT 環境のタブをクリックします。
3.
HP パスポートにサインインします。(ログインに少々時間が掛かります)
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4.
[HPE Insight Online マイ IT 環境]から[ダッシュボード]をクリックします。
5.
お客様の HPE Insight RS 7 の管理対象デバイスを確認することができます。
以上
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