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岳連 が安全で楽しい山行をサポートします
山岳指導員
ベテランスタッフ
第143
大阪岳連ハイキング
大阪岳連
ハイキング
回大阪岳連ハイキング
14 3 回
大阪50山シリーズ
ワンディハイキング
紀泉アルプス主峰2座を登ります。
俎石山・
俎石
俎石山
山・大福山
・大福山
大福山
まないたいしやま(420m)
だいふくやま(427m)
六十谷駅から奥畑を目指し、地蔵祠分岐から左へ、縦走路に出たら北へ、役の行者が修験
大福山」の頂上を踏み、
道の行場として設置された経塚28宿の第3経塚があった(#詳細別紙)、「大福山
「俎石山
俎石山」へ。大福山へ戻り、井関峠からスタートの六十
大阪唯一の一等三角点本点のある
谷駅に下り帰路につく。秋の紀泉アルプス主峰2座の縦走を楽しみます。
祠
◆実 施 日 2011年
10月30日(日)小雨決行
◆集 合 午前9時30分 JR阪和線六十谷駅改札口
◆参加資格 高低差約350m・距離約13㎞ 4時間30分の歩行に耐えられる方
◆申込方法 郵便はがきまたはFAXで「第143回岳連ハイキング参加申込」とし、氏名、年齢
性別、生年月日 郵便番号、住所、電話番号を記入の上、下記宛お申込みください。
〒537-0014大阪市東成区大今里西2-5-12
大阪府山岳連盟ハイキング委員会 [第143回岳連ハイキング係]宛
TEL 06-6973-3675 FAX 06-7504-4214
※ホームページからも申し込みできます。
http://www.sangaku-osaka.com/ ◆募集人員 先着20名
◆申込締切 2011年10月20日
(木)
◆参加費
500 円 (保険代・資料代等含む)当日持参ください。
主催
ハイキング委員会
◆携 行 品 雨具、
手袋、
水筒、
その他一般登山用具 お昼弁当、行動食、
「山と高原地図紀和泉高原の地図」
「国土地理院2,
5 万図淡輪」
◆問 合 先 大阪府山岳連盟 TEL 06-6973-3675 FAX 06-7504-4214
◆担 当 寺本 勲
◆その他 1)申し込み後不参加の場合は必ず事前にご連絡下さい。
2) ゴミは必ず各自が持ち帰ること。
3)
行動中の事故及び怪我については応急の処置のみで、
責任は負いません。
4)
都合によりコースを変更する場合もありますのでご了承ください。
※当日緊急連絡先 TEL 06-6947-7516 ・080-5704-1731
※アクセス 紀州路快速 天王寺発 8:13 三国ヶ丘 8:25 六十谷 9:17
阪和線快速 天王寺発 8:19 三国ヶ丘 8:31 六十谷 9:28 830円
大阪50山 俎石山・大福山の2座を登ります。
井関峠
第143回大阪岳連ハイキング
ハイキング委員会
●役の小角と葛城28経塚●
金剛山地のスーパーマン役行者は名を小角(おずぬ)、
姓は役(えん)公といい欽明天皇6年 城山
の麓、
御所市芽原の里で生まれた。
父は加茂間賀介麿またの名を大角、
母は渡部岐比売ま
たの名を白専女と伝えられている。
幼少より天性聡敏、
7才にして仏乗に志し、
奈良時代初期
に 城山駕にいた修験道の開阻で、
聡朋好学、
密教を学ぴ禁欲精進を続け、
神通自在、
咒験
(じゃけん)の術を習得したという人物。
その足跡は山岳司修行の先駆者として日本全国の霊山に
残されている。
伝説によると、
あるとき小角は 城山から四方の山々を眺め、 城山から険峻な大蜂山に
岩橋をかけ通い道にすると便利であると思いたち、
山の神々を集め岩橋を架け始めた。
この中
に一言主という神がいて、
醜い顛を見られるのが嫌で、
他の神がいなくなる夜にこつそり仕事
をするため仕事が進まず、
怒つた小角に縛られ谷へ突き落とされてしまう。
これを恨んだ一言
主は時の朝廷に
「小角は 城山に兵を集めて天皇を殺す計画をたてている」
と訴えたため、
小角は伊豆に流された。
この時の造りかけの岩橋は今も
「久米の岩橋」
として岩橋山の山頂
近くに残っている。
文武3
(699)
年に
「秩序を乱した」
ということで伊豆に流されたと記録され
ている。
大和帰還を顧って小角は、
毎夜海上を走り、
富士山で修行。
後に大和に戻され、
修験
道の開祖としてあがめられた。
数多くの伝説を残した小角は、
父の死を弔うために 城の山々に 城28経塚を造ったとも
伝えられ、
また、
何百年も生きたと伝えられているが、
その本当の姿は に包まれている。
修験道の行場として栄ぇた金剛山は古くは 城山と呼ばれヘ
「 嶺雑記(かつれいざっき)」
による
と西は友ヶ島(紀淡海峡の沖の島)を起点として和歌山、
大阪、
奈良の峰々に28宿を配し、
最
終は二上山の北側にある亀ノ瀬までの約112kmに、
経塚を造り法華経28品を埋納されて
いる。
また、
その形状はまちまちで、
宝輪形、
切立塔形、
石赤司形、
五輪形、
石畳形、
印し松形
や自然石形など7種類が記されている。
和泉山脈から金剛山脈も総称して 城山と呼ばれていたのは事実で、
金剛山地には岩湧
寺の15番、
金剛山湧出岳の21番、
二上山山頂の26番など山頂付近や山腹、
山麓に、
修験者
たちにり埋納された経塚が時を忘れたかのようにひっそりと息づいている。
最近この経塚めぐりが静かなブームになっている。
経塚のいくつかはダイトレ近くにあるた
め、
役行者になった気分でたどってみるのも面白い。
石水久夫 記
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