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4. アメリカ大学スポーツマネジメント留学
アメリカ大学スポーツマネジメント留学 スポーツマネジメントとは プロスポーツチームや企業のイベント企画、商 品 開 発、 市 場 調 査、 予 算 編 成、 人 事 編 成、 事業の評価、会計、商標管理などこれら全て に関わる分野がスポーツマネジメントです。 野球 に限らず、あらゆるスポーツ種目において圧倒的 なアスリートの数とファンを誇るアメリカ。 各競技 が生み出す高い興行収入の仕組みも、世界か ら注目を浴びている「スポーツ先進国」として 知られています。そのアメリカの大学や大学院 でスポーツマネジメントを学んだ専門家学生は、 ス ポ ーツマ ネ ジ メン ト 留 学 SPORT MANAGEMENT 12 SPORT MANAGEMENT 専門知識とスポーツ界のネットワークを生かしさま ざまなフィールドで活躍することができます。 マーケティング 通訳 商品開発 イベント企画 スポンサー企画 スポーツ マネジメント プロモーション 代理人 広報・メディア 国際スカウト スタジアム管理 法務・財務 予算編成 こんな人 に オススメ！ ◉メジャーリーグの球団職員になりたい！ ◉ 本場アメリカで野球を学び、日本のプロ野球界を変えたい！ ◉スカウト、代理人、専属通訳として選手をサポートしたい！ 13 SPORT MANAGEMENT SPORT MANAGEMENT アメリカ大学スポーツマネジメント留学 野 球 チーム に みられるスポーツマネジメント 人 材 の 役 目 進路例 代理人 1 人。選手がプレーに専念できるように、 代理人 パーソナルトレーナー することができます。また学 校 周 辺にプロ球 団がある に重 要になります。 スポーツ強 豪 校の 場 合、その 施 場合、学期中にインターン生として活動できるチャンス 設や運営形態はプロレベルで、質の高い環境で勉強 も広がります。 2 知識を学ぶ準備をします。２年目以降は、スポーツ法律 行います。またメディア出演や用具メー ント学部では、現場実習や専門知識を学ぶため、多く 学、スポーツにおける予算管理、スポーツ社会学、スポー カーとの契約などもおこないます。 の科目を履修する必要があります。まずは学部入部に ツ心理学、スポーツマーケティングなど、スポーツに特 必要な一般教養を取得し、スポーツマネジメントの専門 化したカリキュラムが構成されています。 大きな役割を占める重要な仕事です。 験を生かしてスカウト活動をすることが 国際 スカウト 所属球団 多いですが、スポーツマネジメントを学 ス ポ ーツマ ネ ジ メン ト 留 学 学校によってシステムも異なりますが、スポーツマネジメ 一般的に、元プロ野球選手がその経 他球団・ 大学・高校 学 部 入 学 を目 指 す 代 理 人が窓 口となり、 交 渉や契 約を 球団所属のスカウトは、チーム編成の 国 際 スカウト 選手 運 動 部 の 盛 んな 学 校 選 び スポーツマネジメントを学ぶにあたり、学校選びは非常 3 進路例 2 1 近年、野球だけでなくスポーツ全般で 耳にすることが多くなったスポーツ代理 選手 スポーツマネジメント学位を取得する 現 場 実 習とインターンシップ スポーツマネジメント学部生の多くは、部活動のマネージャー また、在学中は休み期間中を利用し、プロ球団でインターン 業務やメディア業務などの補佐をおこなうことが多くあります。 シップ経験を積むことで、卒業後の就職の可能性を広げるこ 日本に比べ学生スポーツの市場が大きいアメリカの大学で とができます。近年ではメジャーリーグ球団で仕事のチャンス は、学生が中心となり部活動の運営に携わることができます。 を得るために、インターンシップの経験が必須とされています。 んだ人材も、選手のスカウトに携わる ことができます。 1 年目 ESL →一般教養 留 学 生のほとんどは、 大 学 付 属の英 語 学 校（ ESL ）に入 学し、まずは正 規 入 学するための英 語力を身につけます。 大学に入学すると、比較的簡単な一般教養から履修していきます。 初年 度は授業に慣れること、安定した勉強習慣を身につけること、そして成績を保つことが重要です。 例：英語、数学、世界史、社会学、スピーチなど 進路例 3 2 年目 球 団 イベント 企 画・運 営 一般教養 →基礎中心科目 大学の授業に慣れてくると、比較的難しい一般教養を履修していきます。 論文作成やプレゼン 能力など、将来に役立つスキルを磨きます。また、少しずつ基礎中心科目も履修し、いよいよ スポーツマネジメントの本格的な授業が始まります。 例：ミクロ経済学、マクロ経済学、統計学、マーケティングなど 選 手 3 年目 プロモーション・広告担当者 イベント企画・ 運営担当者 会場・施設管理者 マーケティング担当者 共演者プロダクション事務所 14 中心科目 スポーツマネジメントについてしっかり学ぶ一 年です。クラスでは積 極 的に発 言し自分の意 見を 述べることが今まで以上に求められます。また、将来どの分野で活躍したいのかを考える時期で もあります。この時の想いが 4 年目のインターンシップ、さらには卒業後の進路を決定付けます。 例：スポーツ社会学、スポーツ法学、スポーツマーケティングなど 野球場では試合だけではなく、さまざま なイベントが盛り込まれ、観客を飽きさ せないような工夫がされています。 球団 や選手の人気を維持し高めていくために 4 年目 選択科目＆ インターン 興味のある分野を選択し履修します。さらに実際の現場でインターンシップを経験し、これまで学んだ ことを発揮していく一年です。インターンシップを通して新たな課題が現れ、卒業後の道標となります。 例：野球の歴史、スポーツ代理人、インターンシップ（最低 15 週間）など も、豊かな発想力を求められる仕事です。 15