...

プ ョップ ショ ークク 国際学生建築・都市設計ワー 国際学生建築 都市

by user

on
Category: Documents
13

views

Report

Comments

Transcript

プ ョップ ショ ークク 国際学生建築・都市設計ワー 国際学生建築 都市
環
境
予
の
来
学
未
測
理学、工学、人文社会科学、異なる専門領域の学生
がともに学ぶ環境学研究科ならではの授業です。
2013年度に開始した研
の小さな集 落である。
も地球でもなく、
東南アジア
私の研 究 対 象 は、宇 宙で
てデータを取 得しなければならず、時に
当︶
を扱う。よって、
フィールドワークによっ
ても 1 0 0 年 ぐ らい
︵ 約 3 世 代 分に相
﹁様々なスケールをつなぐ﹂ことを試みて
施 した 。
マルチスケールだ けではな く 、
に行って地域の問題を解決する試みを実
を 研 究している大 学 院 生が小さな集 落
験できるという、他の大 学 院では味わう
いる。異なるスケールの研 究 を 実 際に体
スケールが大 きい
︵ 長い︶から難しいと
境学研究科では可能なのだ。
ことができ ない経 験が名 古 屋 大 学の環
響を与えることもある。
模 社 会 集 団における人口動
か、
小さい
︵短い︶
から易しいということは
は、たった一人の行 動が集 落に大 きな影
態・再 生 産・生 業 変 化の相 互
30
究プロジェクト﹁ラオスの小規
関 係の解 明︵ 科 研 費・基 盤
究にもチャレンジしている。
宇宙のことを知りたければ、
名大環境
に、
今回得た経験をもとに、
将来いつか海外でも仕事をしてみたいと思うようになった。
源』
(NHKブックス)
では、地域文化研
合った適 切な研 究 手 法が用いられている
も良い経験だった。
これからも英語に限らず様々なスキルをたくさん習得していくと同時
実 施 。昨 年 末に出版した『 納 豆の起
なく、
重要なのは、
対象とするスケールに
ことを確信し、
コミュニケーションツールは言葉だけでないことを再認識できたことはとて
A ︶﹂で は 、2 つの 集 落 で
めに、毎年東南アジア農山村の調査を
学へ!
地 球のことなら、迷わず 名 大 環
自然と人間活動の関係性を解明するた
消されていった。
そして、建築の分野では模型やスケッチによる会話が成り立つという
かどうかである。だから、研 究 対 象が宇
横山 智
壁が大きかったが、
スケッチや模型を使ってのコミュニケーションでその壁はすぐに解
フィールド調査を行っている。
ことができた。
自分のチームは自分以外、
皆フランス語が母国語の学生。最初は言葉の
境学へ! 集落のことも名大環境学にお
他国の学生との合同ワークショップを通して、
共同で設計する面白さをまた一つ知る
任せあれ!
▲第12回パリ
▲
2 パ でのワーク
の
クショップで
プ
発表する錢亀さん
宙であろうが、地 球であろうが、また小
名古屋大学大学院 環境学研究科 都市環境学専攻
小松研究室 修士1年
世 帯の焼 畑 山 村 、
環境学研究科の特徴は、
宇宙・地球・集
30
一つは約
地 球だろうが、集 落だろうが︶を研 究 す
落の全てのスケールをカバーしていること
▲全体発表
さな集 落であろうが、分 析に使 うツール
るためには、
それを研究するためのスケー
である。トランス・ディシプリン
︵学問分野
▲現地調査
もう一つは約120世帯の水
ルを設定しなければならない。宇宙を対
を超える︶
やインター・ディシプリン
︵学問
▲グループ作業
21
は異なるが、研 究 視 点や集めるデータの
象とする研 究では、
ヒトの寿 命ではたど
分 野 を 融 合 する︶を 特 色 として打 ち 出
て自分の実力を推し量り、
さらなる研鑽に邁進してほしい」
と、学生を鼓舞している。
智 教授
田農村である。
り 着 くことができないような空 間 的 範
している組 織は多い。しかし、
はやぶさ2
やすいよう建築学コースとしてバックアップしている。
どんな場面でも自分で動かないと始まらない。
まずは参加し
グローバルCOEのプロジェクトでは、
宇宙
持ち以上に、何よりもその中身が重要だということを改めて実感する。
「大学院生活のスタート時にいい刺激を
受けている」と言うのは、
このワークショップを統括する小松尚准教授。
「名大で実施する場合は、学生が参加し
社会環境学専攻 横山
量と質には差はない。
囲 を 扱 うので、
シミュレーションなどの手
のような宇宙から、
世帯数 ほどの小さ
上手いパリ、模型作りで喝采を浴びる日本。不慣れな英語でのコミュニケーションも、語学力や伝えたいという気
宇 宙・地 球・集 落:スケールをつなぐ
ある空間︵宇宙だろうが、
法が用いられる。そして、
ミクロな視点を
地区を調査し、
プランをまとめ最終プレゼンテーションへ持ち込む。自己主張の強いパリ、
じっくり型の日本、絵の
な集落までをカバーできるマルチスケール
名大での実施期間は4月の1週間。その間、
日・仏混成チームでお互いの都市についての理解を深め、対象
捨象してもシミュレーション結果には大き
開発だけでなく、防災への配慮、緑の保全など、
そのエリアをどう再整備するか、幅広い視点が求められている。
の専 門 家が揃っている組 織は日本ではこ
た駅を中心とする市街地の再整備―鳴子北駅と相生山駅を含む駅そば生活圏を対象に」など、
それらは単に
な影響はない。
一方、
集落を対象とする研
与えられるのは都市デザインの課題。
「Imagining cities without highway?―パリ都心と郊外を結ぶ位置
に立地する街(VILLIERS LE BEL)
を抜ける幹線道路のジャンクション周辺」、
「都市の活性化と減災に向け
こだけである。しかも、 世 紀 C O Eや
都市環境学専攻建築学コースとの間で始まったワークショップ。今までに名古屋で5回、パリで4回開催し、言葉
や文化が異なる人たちと協働作業をする貴重な機会となっている。
究では、空 間スケールは最 大でも 国 家 も
2009年度に結ばれたパリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ国立高等建築学校との学術協力・交流協定をきっかけに、
しくは地域レベルで、
時間スケールは長く
国際学生建築
国際学生建築・都市設計ワー
国
学生
都市設計ワ
市設 ワー
ーク
ク ショ
ョップ
プ
▲第11回のワーク
▲第
第11回
第
回のワー
回のワー
回
ーク
クショップで指導する小松先生
プで
で指導す
で
する小
す
小松先生
生
(2014年4月 名古屋大学で開催)
Fly UP