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ステーク家族歴史フェア

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ステーク家族歴史フェア
ステーク家族歴史フェア
計画ガイド
©2013 Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved. 英語版承認:2013 年 8 月 翻訳承認:2013 年 8 月 原題:Stake Family History Fair Planning Guide Japanese PD10049247 300
目次
1. ルーツテックの遠隔参加
1.1
案内
1.2
背景
1.3
基本概念
1.4
簡潔なプロセス
1.5
参加のメリット
2. ステーク家族歴史フェアの日程
2.1
日程のオプション
2.2
検討すべき追加項目
3. 基本条件
3.1
場所と施設
3.2
技術的要件
3.3
言語サポート
4. 始める
4.1
オンライン登録
4.2
主催者の管理ツール
5. 委員会
5.1
委員会の割り当て
5.2
役割の例
6. イベント登録
6.1
オンライン登録ツール
6.2
主催者が管理する出席者リスト
6.3
第三者イベント管理ツール(任意)
7. イベントスケジュール
7.1
一般部会(公式または非公式)
7.2
基本的なクラスのスケジュール
7.3
地元開催のクラスと講師の参加
7.4
青少年の参加
7.5
昼食(任意)
8. イベント予算
8.1
予算規模
8.2
無料入場
8.3
印刷の必要性
9. 宣伝
9.1
メディア項目
9.2
ワードおよびステーク指導者を通じた宣伝 ―メディア用カレンダー
9.3
地元地域への宣伝
9.4
広報の関与
10. 地元系図協会
11.会場設営
11.1 登録場所
11.2 教室の設営
11.3 昼食場所(可能であれば )
11.4 案内表示
11.5 コンピューター実習室(任意)
12. スタッフの必要性
12.1 登録およびチェックイン
12.2 教室
12.3 コンピューター実習室
12.4 家族歴史センター
13. 評価とフィードバック
14. リソース
14.1 家族歴史フェア情報
14.2 ルーツテックについての情報
1. ルーツテックの遠隔参加
1.1
案内
教会の家族歴史部は,関心のあるステークおよび地方部すべてに対して,地元で家族歴史フェアを
主催するように勧めています。ルーツテック・カンファレンスからは,クラスや訓練,ワークショップが
提供され,さらに地元のフェアでは講演,プレゼンテーション,ワークショップも実施できます。
1.2
背景
ルーツテックは,ユタ州ソルトレーク・シティーで毎年開催される家族 歴 史とテクノロジーのカン
ファレンスで,あらゆる年代の参加者が家族のきずなや物語を発見し,共有することを学びます。
1.3
基本概念
a. ファミリーサーチは,ソルトレーク・シティーにおいて 2014 年 2 月 6 - 8 日の 期間,ル ーツ
テックを開催します。
b. ステークおよび地方部は,独自に家族歴史フェアを準備します:
i.
会場:各地域のステークセンターが理想的です。
ii. 日程:都 合に合わせ 2014 年 2 月 6 - 8 日か,それ以降の日時でフェアの日程を組むこと
ができます。(日程の選択に関する詳細は第 2 項を参照。)
c. ビデオコンテンツは,ライブストリームか,ルーツテックから直接ダウンロードできるビデオによ
り提供されます。すべての内容がそろったフェアのためには,コンピューター実習室と地元開催
のクラスを追加することをお勧めします(第 7.3 項参照)。
1.4
簡潔なプロセス
家族歴史部では,地元の家族歴史フェアを準備するうえで以下のツールを提供します:
a. 部会やワークショップの教授内容
b. 教会員および地域にイベントを知らせる宣伝資料
c. ウェブ上で参加者が登録するためのサインアップツール
d. 成功するイベントを準備し,開催するための,段階を追ったガイドと訓練資料
1.5
参加のメリット
「心を先祖に向けるとき,わたしたちの内部に変化が起きます。自分より偉大な何かの一部を感じま
す。わたしたちは神殿の聖なる儀式を通して先祖と結ばれるときに,家族との結びつきを求める生来
の 切なる思いが満たされます。」
(ラッセル・M・ネルソン「先祖と愛によって結ばれる」
『リアホナ』
2010 年 5 月号,92 )
家族歴史フェアは以下に対する手助けをします。
a. 神殿活動のために提出する家族の名前を増やす。
b. 家族を強め,青少年を強化する。
c. 定着と活発化の取り組みをさらに効果的なものにする。
2. ステーク家族歴史フェアの日程
2.1
日程のオプション
a. ルーツテックは,
2014 年 2 月 6 - 8 日の期間,ソルトレーク・シティーで開催されます。地元
のフェアは,この日程と同じかそれ以降の開催となります。ぜひ家族歴史フェアを計画し,できる
だけ早くステークのカレンダーに加えてください。
b. ルーツテックの開催後の週にフェアを計画すると,幾つかメリットがあります。
i.
十分な時間があるので,ルーツテックのコンテンツとクラスを吟味して,それらが皆さんの期
待を満たすものであるかを確認し,地元の必要に合わせた内容も追加することができます。
ii. さらに多くの時間があるので,コンテンツのダウンロード,スケジュールの調整,各教室の技
術的な設定をテストできます。
c. ルーツテックと同じ週末にフェアを計画する場合は,ライブイベントを行ったり,衛星中継のライ
ブ映像によるコンテンツを受信したりするという余剰の力が必要です。ルーツテックと同じ週末
にイベントを開催するのであれば,以下の項目を検討してください。
i.
コンテンツをダウンロードしてイベントの準備をするための時間は限られます。
ii. コンテンツのダウンロードまたはストリームに対する十分な回線容量が必要です。
iii. イベントのクラスを事前チェックして,最適なものを選択する時間は限られます。
d. より具体的な情報については,小冊子『技術的な指針』を参照してください。
2.2 検討すべき追加項目
a. 最大数の参加者を集めるためには,土曜日の終日を使ったフェアをお勧めします。
b. すでに決まっているステークのほかの行事や,今後,皆さんのイベント当日までに予定される行事
があれば,お互いの障害とならないようにしてください。
c. 家族歴史センターディレクターと調整して,開催予定日の彼らの都合を確認してください。
d. 主要イベントとは異なる日に,指導者訓練および相談員訓練クラスを設けることを検討してくだ
さい。多くの指導者や相談員が一般向けの家族歴史クラスに関心を持っている可能性がありま
すので,希望があれば両方のクラスに出席できるように手配した方がよいでしょう。
e. イベントにおける青少年の部分については,さらに計画が必要かと思われます。例えば,日曜日に
青少年のディボーショナルを開催したり,ユースカンファレンスでその内容を使うことを検討して
もよいでしょう。(青少年の参加に関する詳細については第 7.4 項を参照。)
3. 基本条件
3.1
場所と施設
a. 施設には参加予定人数を収容できるだけの広さが必要です。約 100 名から 300 名の出席者で
計画するとよいでしょう。(ほとんどの集会所は,この人数に対応できます。)
b. できれば会場には,個別部会に分かれる前に,全体部会用に出席者全員が入れる広い場所がある
とよいでしょう。
c. 教室は,各部会が同時開催できる数だけ確保する必要があります。約 10 人から 50 人程度収容
できる教室が 4 つ以上必要です。
d. 会場内に家族歴史センターか,小規模のコンピューター実習室があって,家族歴史に関する質問
に対して,出席者が直接指導を受けられれば理想的です。
3.2
技術的要件(詳細については小冊子『技術的な指針』を参照してください。)
a. 各教室には以下の備品が必要です:
• ノートパソコン( Windows 7以上が理想的)
• ノートパソコンに接続するプロジェクター(狭い部屋であれば,高画質のテレビかモニターを使っ
てビデオコンテンツを上映してもよいでしょう。)
• ビデオを映すためのスクリーンまたは大きな白い壁
• 地元講師用のマイクと演壇
b. カンファレンスのコンテンツをライブ中継したいのであれば(ルーツテック 2014 の期間中にイ
ベントを開催する場合),以下の追加リソースが必要です:
• ストリーミングによるコンテンツを流せる各教室のインターネットアクセス(無線ではなく,有線
が理想的)
• 十分な回線容量。各ビデオストリームをダウンロードするには,平均して 0.5 から 1Mbps 必要
です。ISP(インターネット・サービスプロバイダー)からのダウンロード性能が 3.5Mbps であ
れば,容量は十分です。
3.3
言語サポート
a. 2014 カンファレンスでは,
FamilySearch.org が 支援する主要言語は以下の 10 か国語です:
中国語,英語,フランス語,ドイツ語,イタリア語,日本語,韓国語,ポルトガル語,スペイン語,ロ
シア語
b. これらすべての言語で,クラス,ウェブサイト,訓練資料,通信手段,宣伝資料を利用できます。
c. 皆さんの地域の第一言語がこの 10 か国語以外であっても,フェアを開催することが推奨されて
います。ただし,ルーツテックのコンテンツやその他の資料については,翻訳・通訳リソースを確
保する必要があります。
4. 始める
4.1
オンライン登録
a. 皆さんのステークがまだ家族 歴 史フェアの開催にサインアップしていなければ,権限のあるス
テークの代表者がサインアップして手続きを始めてください。
b. www.lds.org/hostfair に進み,
青いボ
タンをクリックします。
c. LDS ア カウント の ユー ザ ー 名 と パ ス
ワードでログインします。
提出をクリック
d. 必要な情 報を入 力して,
します。
e. 次に従う手順が記載された確認メール
が届きます。
4.2 主催者の管理ツール
地元で家族歴史フェアを計画し,実施する際に役 立つオンラインツールが,追 加のリソースととも
に利用できます。このオンラインツールには,この計画ガイドをはじめ,よくある質問( FAQ )コー
ナー,小冊子『技術的な指針』,オンライン登録ツール,その他の計画用リソースといった訓練リソース
が含まれています。
5. 委員会
5.1
委員会の割り当て
イベントの実施に当たっては,小規模な委員会を召すか,割り当てを与えます。準備委員会は 3 人
から 6 人程度で構成するとよいでしょう。
5.2
役割の例
委員会のメンバーには以下のような役割を割り当てるとよいでしょう:
a. 議長またはまとめ役
i.
委員会のメンバーを監督し,責任を委任します。
ii. 開講するルーツテックのクラスを選択し,日程を作成します。(選択クラスは 2013 年 9 月
までには利用可能になっています。)
b. 登録担当
i.
ウェブサイトまたは電子メールによるフェアの登録を管理します(第 6 項参照)。
ii. イベント開催までの週の間で参加者と連絡を取ります(第 9 項参照)。
iii. 電子メールか電話により,顧客サービスに関する質問に回答し,支援します。
iv. イベント時にチェックイン,または登録デスクを監督します(第 12.1 項参照)。
v. 参加者に昼食を提供できる場合は,昼食のオプションを用意します(第 8.5 項参照)。
c. 技術スペシャリスト
i.
各部屋の技術的な設定を監督します(第 11.2 項および第 11.5 項参照)。
ii. コンテンツをダウンロードし,割り当てられた各部屋にあるノートパソコンに,動画データを
移します(小冊子『技術的な指針』参照)。
iii. フェアに必要な技術機器を入手します。(必要に応じて,ステークが地域内のワードや近隣
のステークから機器を借用することは一般的なことです。)
d. 連絡担当
i.
宣伝資料を発注します(ルーツテックによる絵やイラスト,第 9.1 項参照)。
ii. 宣伝資料をワードの建物や各地域へ配付します。
iii. 各ワードのビショップに連絡し,支援を仰ぎます。
iv. 宣伝用カレンダーの操作(オンラインの主催者用管理ツールを通じてルーツテックチームよ
り提供)。
v. ワードの会報に家族歴史フェアのことを載せます。
e. 施設管理担当
i.
建物の予定を組みます。
ii. 教室の設営(椅子,スクリーン,プロジェクター用テーブルなど;第 11 項参照)。
iii. 施設の美化(イベントの前後)。
iv. イベント終了後,教室を元の配置に戻します。
f.
家族歴史センタースタッフ
i.
ステーク家族歴史ディレクターに参加を仰ぎ,すでに配置されているコンピューターやスタッ
フを利用させてもらえるよう調整します。
ii. 参加者に家族歴史センターについて宣伝します。フェア終了後に彼らがセンターの支援を必
要としたときのために,問い合わせ先や次の手順を伝えます。
6. イベント登録
6.1
オンライン登録ツール
a. 地元で家族 歴史フェアに参加したいと思う人は,
www.lds.org からオンラインページへ進むと,
地元のフェアを探すことができます。
b. 特定のフェアを選択すると,自分の連絡先(氏名,電話番号,電子メールアドレス )を入力するよ
うに求められます。
c. 電子メールが自動配信され,フェアの日時および会場の確認と,質問や不明な点が出てきた場合
のためのフェア主催者の連絡先が提供されます。
6.2
主催者が管理する出席者リスト
a. フェアの主催者か委員会のメンバーは,主催者の管理ツールにいつでもログインし,イベントの登
録者全員が載ったスプレッドシートをダウンロードすることができます。
b. そのリストを使って以下を行います:
i.
参加者の人数に合わせて,会場の広さを調整します。
ii. イベントの日が迫ってきたら,参加者に知らせます。
6.3
第三者イベント管理ツール(任意)
a. 代替手段として,少数のステークでは,もっと確実なイベント管理ツールを必要とするかもしれま
せん。比較的規模の大きな,地域ぐるみのイベントを主催する場合や,より広範囲の地域を網羅
する団体と提携して行う場合に,このオプションを検討するとよいでしょう。
b. ほとんどの地域に対応できる実行可能なオプションがあります。それは Eventbrite(イベントブ
ライト)
( https://www.eventbrite.com/signup?referrer=/create)です。
i.
Eventbrite(イベントブライト)は,以下の国や地域をサポートしています:合衆国,イギリ
ス,アイルランド,カナダ,オーストラリア,ニュージーランド,フランス,スペイン,ドイツ,オラ
ンダ,イタリア,ポルトガル,香港,シンガポール
ii. 注:ファミリーサーチはこのウェブサイトや,いかなる第三者のウェブサイトもサポートしませ
ん。この役割については,フェアでこの機能を管理することについて技術的な知識と自信を
持った委員会のメンバーに割り当てることをお勧めします。
7. イベントスケジュール
7.1
一般部会(公式または非公式)
a. イベントを開会するうえでの最も効果的な方法は,地元の指導者(ステーク会長など )に,家族
歴史に関する思いについて話してもらってから始めることです。
b. この歓迎の挨拶は,ルーツテックからの主な部会の模様や,地元で計画したほかの内容を紹介す
る前の数分間で行のがよいでしょう。
7.2
基本的なクラスのスケジュール
a. イベントの予定を組むには,まず各教室の収容人数を考慮したうえで,終日幾つの教室を使用す
るかを決めます。
b. 次に,詳細は保留にして大まかな基本スケジュールを立てます。例としては,このような立て方で
よいでしょう:
礼拝堂
多目的ホール
扶助協会の部屋 初等協会の部屋 家族歴史センター
8:30–9:30
全体部会(歓迎)
9:45–10:45
クラス別部会
公開コンピューター実習室 クラス別部会
クラス別部会
相談員による支援
11:00–12:00 クラス別部会
公開コンピューター実習室 クラス別部会
クラス別部会
相談員による支援
12:00–1:00
昼休憩
昼休憩
昼休憩
昼休憩
1:15–2:15
クラス別部会
公開コンピューター実習室 クラス別部会
クラス別部会
相談員による支援
2:30–3:30
クラス別部会
公開コンピューター実習室 クラス別部会
クラス別部会
相談員による支援
3:45–4:45
クラス別部会
公開コンピューター実習室 クラス別部会
クラス別部会
相談員による支援
4:45–5:15
公開コンピューター実習室 青少年クラス
青少年クラス
相談員による支援
5:30–6:00
青少年クラス
青少年クラス
6:00–7:00
昼休憩
青少年ファイヤサイド
c. このような基本スケジュールを立てることで,ルーツテックから選ぶクラスやプレゼンテーション
の数を決定することができます。
d. 9 月には,ルーツテックより,地元の家族歴史フェアで利用できるクラスが発表されます。
e. このクラス日程が発表された後,参加者の必要に合う最適なクラスを(クラス名と内容説明に基
づいて )決定する必要があります。各クラスの人気度を想定し,どのプレゼンテーションを比較
的大きな教室で行うべきかを決定します。
7.3
地元開催のクラスと講師の参加
a. ルーツテックから中継される内容は例外としても,ダウンロードされたコンテンツと地元の熱心
な教師や専門家によるクラスの両方を取り入れることによって,最適なバランスが保たれ,御霊を
招く助けになることでしょう。
b. 地元の系図愛好家や家族歴史に熱心に取り組んでいる人を招いて,以下の内容を検討してみてく
ださい。(1)クラスの全体を教える,
( 2 )この話題に関する思い,気持ち,証などを述べる,
( 3)
幾つかのクラスの終わりで質疑応答のみを行う。
7.4
青少年の参加
「若人の 皆さんは,自分 の 生 活からサタンの影 響を排除するための 確かな方法を知りたいと思いま
せんか。そのためには,先祖を探究することに深くかかわ〔ることです 〕。」
(リチャード・G・スコット
「死者を贖う喜び」
『リアホナ』2012 年 11 月号,
94)
a. これは,ステークの若人が家族歴史にかかわることのできるすばらしい機会です。ルーツテック
では教会の若人に向けた魅力満載の,熱中するような企画を予定しています。各ステークでも,
家族歴史フェアにかかわって若人を励まし支援していただきたいと思います。
b. 青少年にタブレット端末やノートパソコンを持参してもらい,実践的な学習によって知識を得るこ
とを体験するよう勧めてください。(利用する建物の回線容量を確認してください。)
c. ソルトレーク・シティーで行われるルーツテックからの青少年向けコンテンツを,ユースカンファ
レンス,
EFY,その他の特別な青少年活動を補完する内容として検討することができます。
7.5
昼食(任意)
a. フェアは終日のイベントですので,昼食を提供するとよいでしょう。以下のいずれを実施してもか
まいません:
i.
参加者が昼食代を支払う。
ii. ステークが昼食代を負担する。
b. どちらにするかは皆さんが選びますが,経費の内訳は純粋に食費のみであるべきです。
c. 昼食を提供しない場合は,昼休憩があることと,弁当の持参や,近隣で食料を調達できること(利
用可能な場所があれば )を出席者に伝えるとよいでしょう。
8. イベント予算
8.1
予算規模
イベントの予算は,計画するイベントの規模に応じて,できる限り低予算で設定してください。ほと
んどのフェアにおいて予算で賄うべきものは,メディア資料の印刷費,追加の事務用品代,回線容量の
一時的な拡大費,および費用を参加者から徴収しない場合の昼食代のみです。
8.2
無料入場
家 族 歴 史フェアは,参加 者から入場料を徴収しないことになっています。少 額の関連 費 用は,ス
テーク予算で賄うべきです。
8.3
印刷の必要性
a. ファミリーサーチは,プロ品質のちらしとポスターの印刷を実現するため,第三者の印刷会社で
ある Alexander's(アレキサンダース )と提 携しています。地 元 企 業 で 資 料を印刷するよりも
安価な印刷代と送料が交渉により実現されています。(宣伝資料にアクセスするウェブサイトは,
www.promokit.rootstech.org です。)
b. 個々のワード,および地域でのフェアの宣伝に使いたい資料の種類や数量は,自由に決めること
ができます。必要枚数は,ステークの人数と皆さんの宣伝計画によって異なります。(印刷資料
の入手に関する詳細および情報については第 9.1 項参照。)
c. 以下は,
2013 年 10 月に提供予定のメディア資料のサンプルリストと,各アイテムの推奨発注数
です。
項 目
寸法(インチ)
価 格
数 量
合 計
集会所用ポスター大
24 × 32
$20
10
$200
集会所用ポスター小
12 × 18
$0.80
10
$8
地域向けポスター
12 × 18
$0.80
10
$8
半ページサイズ教会用ちらし
5½ × 8½
$0.12
1,000
$120
半ページサイズ地域用ちらし
5½ × 8½
$0.12
500
$60
9. 宣伝
9.1
メディア項目
a. 第 8 項で紹介されたように,家族 歴 史部ではユタ州に本 社を持つコピー・印刷センターである
Alexander's(アレキサンダース )と提携しています。両者が協力して,家族歴史フェアの宣伝に
必要な伝達アイテム,すなわち,ちらし,ポスター,横断幕,歓 迎の掲示物などを制作することに
なっています。
b. 印刷資 料のデザインは,
www.promokit.rootstech.org で見ることができます。皆さんはフェ
ア委員会のメンバーとして,個々の宣伝アイテムにアクセスし,イベント名称,日程,会場および連
絡先を入れてカスタマイズすることができます。
c. Alexander’s(アレキサンダース )では,カスタマイズされた項目を印刷し,指定された住所へ直
接お届けします。
d. カスタマイズされた様々なファイルを PDF でダウンロードすることもできます。このオプション
を使えば,そのアイテムを地元で印刷でき,送 料を省くことができます。これは,合 衆国以 外で
フェアを開催する場合,特に有効です。
e. この 発 注プ ロセ スは,
2013 年 10 月から 利 用 で きます。また,訓 練 の支 援 は www.lds.org/
hostfair の「主催者の管理ツール」から入手できます。
9.2
ワードおよびステーク指導者を通じた宣伝 ―メディア用カレンダー
大切なことは,ステーク内の各ワード・支部の会員に,フェアについて事前によく知らせておくこと
です。十分満足な結果を得るには,以下の宣伝スケジュールをお勧めします。
a. イベントの 12 週前:
i.
フェアに登録してほしい人数の目標を立てます。
ii. 地域広報の代表者と連絡を取り,フェアの詳細を伝えます。
iii. ステークのカレンダーにフェアの予定が載っているかどうか,またすべてのビショップおよび
支部会長がイベントの詳細について知っているかどうか確認します。
iv. ワード家族歴史相談員,索引作成ディレクター,家族歴史センターディレクターにイベントの
詳細を伝えます。彼らの技能をフェアで活用できるように,彼らを計画会に招待することを
検討します。
v. 周辺地域のほかのステークに対し,フェアへの参加を促すことを検討します。
vi. ビショップや支部会長に頼んで,フェアの詳細をユニットで知らせるよう助けてもらいます。
各ユニットへは以下の資材を提供します。
1.
ワードの掲示板に貼る 12×18 インチ〔 30×45 センチ 〕の集会所用ポスター 1 枚
2. ワード会員に配付する半ページサイズのちらし,約 75 枚から 100 枚。
3. 日曜日の発表用文書
b. イベント 8 週間前:
i.
ビショップ,ワード家族歴史相談員,家族歴史センターディレクター,索引作成ディレクター,
高等評議員の代表に目標出席人数を伝えます。彼らにイベント宣伝の助けを依頼し,フェア
に全員出席してもらうよう促します。
ii. 24×32 インチ〔 60×80 センチ 〕の集会所用ポスターを集会所の玄関に貼ります。
iii. 12×18 インチ〔 30×45 センチ 〕の集会所用ポスターを,地元の家族歴史センターに貼り
ます。
c. イベント 6 週間前:
i.
ビショップ,ワード家族歴史相談員,家族歴史センターディレクター,索引作成ディレクター,
高等評議員の代表に登録人数の最新状況を伝え,参加人数の目標を再認識してもらいます。
イベントの宣伝を助けてくれるよう彼らを励まします。
ii. ビショップに再度連絡し,提供された資材を使ってワード内でフェアの宣伝をしてもらいます。
iii. 12×18 インチ〔 30×45 センチ 〕の地域向けポスターおよび半ページサイズの地域向けち
らしを,地元図書館,コミュニティセンター,歴史協会,その他,掲示板のある公的な場所に
配付します。
1.
このような場所でポスターを掲示するには,事前に許可が必要な場合があります。
2. フェアの詳 細に関するウェブサイト,フォーラム,電子メールなどを 告 知するために,公共
サービス情報( PSA )を利用できるかどうか,これらの場所で尋ねます。
iv. 地元の報道機関(新聞,ラジオ,テレビ )に連絡し,プレスリリースのコピーと 8½×11 インチ
〔レターサイズ 〕のニュースレターの折り込みを提供します。この無料イベントに利用できる
PSA の機会がないか尋ねます。
v. 地域広報代表は,フェアの宣伝を助けてくれるでしょう。もし無理なら,ワードおよびステー
クのリソースを使って地域への働きかけを行ってください。
d. イベント 4 週間前:
i.
ビショップ,ワード家族歴史相談員,家族歴史センターディレクター,索引作成ディレクター,
高等評議員の代表に登録人数の最新状況を伝え,参加人数の目標を再認識してもらいます。
イベントの宣伝を助けてくれるよう彼らを励まします。
ii. ビショップに再度連絡し,提供された資材を使ってワード内でフェアの宣伝をしてもらいます。
iii. 登録済みの出席者に,電子メールでイベントのリマインダーを送信します。彼らに,自分の家
族や友人,隣人にもフェアに参加をしてもらえるよう働きかけてもらいます。すべての人が招
待の対象であり,家族歴史の経験のあるなしにかかわらず,だれにでも出られるクラスがある
ことを再度伝えます。
e. イベント 3 週間前:
i.
ビショップ,ワード家族歴史相談員,家族歴史センターディレクター,索引作成ディレクター,
高等評議員の代表に登録人数の最新状況を伝え,参加人数の目標を再認識してもらいます。
イベントの宣伝を助けてくれるよう彼らを励まします。
ii. ビショップに再度連絡し,提供された資材を使ってワード内でフェアの宣伝をしてもらいます。
iii. 地域向けポスターとちらしを配付した所へ,もう一度働きかけます。ポスターとちらしを貼り
替える必要はないか確認します。PSA の機会はないか働きかけます。
f.
イベント 2 週間前:
i.
ビショップ,ワード家族歴史相談員,家族歴史センターディレクター,索引作成ディレクター,
高等評議員の代表に登録人数の最新状況を伝え,参加人数の目標を再認識してもらいます。
イベントの宣伝を助けてくれるよう彼らを励まします。
ii. ビショップに再度連絡し,提供された資材を使ってワード内でフェアの宣伝をしてもらいます。
iii. 登録済みの出席者に,電子メールでイベントのリマインダーを送信します。彼らに,自分の家
族や友人,隣人にもフェアに参加をしてもらえるよう働きかけてもらいます。すべての人が招
待の対象であり,家族歴史の経験のあるなしにかかわらず,だれにでも出られるクラスがある
ことを再度伝えます。
g. イベント当日:
i.
横断幕(任意)を,多目的ホールや入口など,目につきやすく,人通りの多い場所に吊り下げ
ます。承認があれば,横断幕を建物の前庭に飾ってもよいでしょう。(注:横断幕については
承認をもらい,適切に吊り下げたり,飾れるよう助けを求めてください。)
ii. 入口の扉に歓迎のサインを吊り下げます。
9.3
地元地域への宣伝
a. 家族歴史フェアを地元で開催することは,地域の非教会員に手を差し伸べるすばらしい手段とな
ります。
b. 教会員以外の地元住民にフェアを宣伝することが重要です。ちらしやポスターを掲示できる地域
の掲示板はないか考えてください。
c. 検討対象となるのは,図書館,郵便局,銀行,信用組合(金庫),レストラン,スーパー,市役所など
です。
9.4
広報の関与
ステークから,その地域の教会広報担当に連絡をしてください。彼らがメディアやその他の公的報
道機関を通じて発表できるように,フェアの日時と詳細を伝えます。
10.地元系図協会
地域によっては,地元の系図協会があります。ステークにとって意義があるならば,そのような団体に連絡
して,共同で家族歴史フェアを開催することも検討の余地があります。自分の地域に系図協会があるかどう
か定かでない場合は,クイックオンライン検索を使って,近隣の協会名称や連絡先を入手することができます。
11.会場設営
11.1 登録場所
a. 施設の入場口を決めて,そばに登録用のテーブルを設置します。参加者が使いそうな入口がほか
にもあるようなら,その各所に誘導表示を貼って,登録場所を指示するとよいでしょう。
b. 多数の人が同時に来場する可能性がある場合は,登録テーブルに表示を貼り,参加者は名字の五
十音順に,
4 列に分かれてチェックインできるようにするとよいでしょう。
c. 登録テーブルにノートパソコンを何台か置いて,あらかじめ登録したすべての人が載ったスプレッ
ドシートか,同様のリストを用意することを強く勧めます。
i.
出席者がチェックインしたら,そのリストの名前のところにフラグを付けます。
ii. このリストはフェア終了後に参考になります。なぜなら,フェアに来た人数の合計や,登録し
たけれども実際には出席しなかった人数,登録しなかったがイベントに参加した人数が分か
るからです。
d. 参加者全員にバッジやシールのような名札を付けてもらうとよいでしょう。バッジやシールがあ
れば,ほかの入口から入場した人がチェックインの必要性に気づき,登録場所を探してくれるから
です。
e. さらに登録テーブルに,イベント全体のスケジュールを貼り出すか,参加者一人一人にそれを印刷
して渡すことを検討するとよいでしょう。
f.
参加者に昼食購入のオプションを提供している場合は,このときに昼食チケットを渡しておいて,
昼休憩のときに昼食との引き換えに使うことを検討してもよいでしょう。昼食代の徴収が済んで
いなければ,このときに行うのがよいでしょう。
11.2 教室の設営
a. 技術スペシャリストは以下の物品を確保し,教室の設営を行います。
• ノートパソコン( Windows 7以上が理想的)
• ノートパソコンに接続するプロジェクター
• ビデオを映すためのスクリーンまたは大きな白い壁
• ノートパソコンの音声を増幅するためのスピーカー
• 地元の講師用のマイクと演壇
• ノートパソコンとプロジェクターを載せるテーブル(テーブルは,ノートパソコンのコードが通路
を横切らずに差し込めるように,コンセントに近いところに配置してください。)
• 各教室および機材に必要な延長コード
b. 技術的な機器に加え,以下も検討してください:
i.
クラスの参加者に十分な数の椅子を配置します。
ii. 窓から差し込む光がクラスの参加者に支障があれば,窓を覆うことを検討する必要があるで
しょう。
c. ルーツテック提供のほとんどのクラスについて,シラバス(学習計画)が用意されています。ほと
んどのプレゼンテーションで,講演者がシラバスについて触れます。実施する各クラスのシラバ
スを,参加者に配付することが重要です。
i.
各クラスに必要とされる大まかな数のシラバスを印刷して,教室の入口近くに置いておきま
す。
ii. 別の選択 肢としては,フェアで実施予定の各クラスのシラバスの電子データを,参加者全員
に電子メールで送信しておくことです。こうすれば印刷費も省けます。ただし,テクノロジー
に精通していない人にとっては,多少わずらわしいかもしれません。
d. 日程表は印刷して各教室のドアに貼り,個々の教室で行われるクラスの時間と内容を知らせるこ
とをお勧めします。日程表があれば,参加者はいつどこに行けばよいのかが分かります。
11.3 昼食場所(可能であれば )
昼休憩に,参加者が昼食を取れる場所を提供することは賢明です。可能であれば,参加者用のテー
ブルと椅子を配置してください。
11.4 案内表示
a. 歓迎の表示 ― 歓迎の表示は Alexander's(アレキサンダース )からのメディアキットに含まれま
すので,注文かダウンロードすれば入手できます。歓迎の表示は玄関に貼ってください。
b. ビニールの横断幕 ― イベント用の大型ビニール横断幕を注文した場合は,通行人からよく見える
外か,入場口そばの建物内部か,多目的ホールに飾ります。
c. 全日程の掲示 ― イベントの全日程が分かるポスターを会場のあちこちに貼るとよいでしょう。ポ
スターには開講されるすべてのクラスとその部屋の場所,および時間を表示します。
d. 登録の表示 ― 登録場所付近には以下の掲示物を表示してください。歓迎の表示,フェアの全ク
ラスとその教室および時間を表示した日程表,それに可能であれば,フェアの間中提供される家
族歴史センターでの個別支援を宣伝するポスター。(登録に関する詳細は第 6 項参照。)
e. 教室の掲示物 ― 各教室には,その部屋の日程表を入口に掲示してください。この表示があれば,
参加者はその部屋を見つけ,いつどこに行けばよいのか確認することができます。
11.5 コンピューター実習室(任意)
フェアで実践用のコンピューター実習室を設けることにしたのであれば,以下が必要になります:
• ノートパソコンを配置する長机
• 各コンピューター用の椅子(友人同士や夫婦で同じコンピューターを使用したい場合に備え,余
分な椅子を確保してください。)
• 延 長コード(コードに引っかかったり,つまずく人 がいないように,テープ で床に留めてくださ
い。)
• すべてのコンピューターのコンセントを一斉に差し込める OA タップ
• 各ノートパソコンで,タッチパッドの代わりに使えるマウス
• 注:家族歴史部では,フェアに必要となる物品として,コンピューター,プロジェクターなどは提
供しません。これらの物品は,ほかのワードやステークから借りるか,参加者や講演者が持参す
ることをお勧めします。
12.スタッフの必要性
以下の部署では,家族歴史フェアを運営する助けとして,余分に人員を配置することを検討した方がよいで
しょう。これらの人々は宣教師,補助組織の会長会,あるいは家族歴史の召しを受けている個人などが挙げ
られます。
12.1 登録およびチェックイン
家族歴史フェア開始前は,人の出入りが激しい時間帯です。登録部署では,チェックインする人を助
けて,長蛇の列ができないように十分な人員を配置してください。
12.2 教室
ダウンロードしたコンテンツを上映する各教室には,技術要員を配置してください。ビデオに不具
合が発生して,突然再生が停止した場合は,その問題を解決して,部会を速やかに再開できる知識を
持った人が,そこに必ず必要です。
12.3 コンピューター実習室
小規模のコンピューター実習室を設けることにした場合は,個別で質問に対応し,支援のできる最
高の家族歴史のスタッフを配置してください。コンピューター実習室は,これまで LDS アカウントを
作成したことのない人が行くのにはもってこいの場所です。
12.4 家族歴史センター
家族歴史センターディレクターには,家族歴史フェアを予定に入れておいてもらい,終日にわたって
参加者を支援してもらいます。そして,家族歴史センターで提供されているサービスについて週日に
も宣伝してもらいます。
13.評 価とフィードバック
アンケートを実施し,フェアの終わりに回収して,フィードバックを受けることを検討してください。評価用
紙のサンプルが,
「主催者の管理ツール」上で提供されます。利用可能になり次第,用紙をダウンロードしてく
ださい。
14.リソース
14.1 家族歴史フェア情報
a. 家族歴史フェア電子メールサポート:[email protected]
b. 電話サポート:www.contact.familysearch.org に進み,
自分の国および地 域の電話番号を見
つけてください。
c. www.lds.org/hostfair で,ステークの家族歴史フェアの開催を登録してください。
d. www.lds.org/hostfair で,
「主催者の管理ツール」にアクセスし,画面右側にあるログインオプ
ションを選択してください。
e. www.promokit.rootstech.org から宣伝キットの資材を注文してください。
14.2 ルーツテックについての情報
a. ユタ州ソルトレーク・シティーで毎年開催される家族歴史&テクノロジーカンファレンスに関する
詳細については,www.rootstech.org にアクセスしてください。
b. ルーツテック電子メールサポート:[email protected]
c. Facebook で「いいね!」
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d. Twitter:@rootstech でフォローしてください。
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