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中国法令調査報告書 - アンダーソン・毛利・友常法律事務所

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中国法令調査報告書 - アンダーソン・毛利・友常法律事務所
書
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
中国法令調査報告書
報告日:2006 年 8 月 9 日
管理番号:20060809-2
今回のご報告のポイント
公務員(中国語:国家機関工作人)の汚職行為等に関する検察院の立件基準につい
ては、すでに「人民検察院が直接受理した立件捜査事件の立件標準に関する規定(試
行)」(「1999 年規定」という)が存在するが、本規定はそのうち、汚職、職権濫用
犯罪につき基準の追加等の修正を加えるものである。
1. 法令等の名称・番号
中国語名称: 最高人民検察院公告《涜職侵権犯罪案件立案標準規定》
日本語訳:
最高人民検察院の汚職犯罪立件に関する基準規定
法令番号:
高検発釋 字 [2006]2 号
(ソース)検察日報
2. 公布した政府部門
最高人民検察院
3. 発表日
2006.07.26
4. 施行日
2006.07.26
5. 分野
汚職犯罪立件基準
6. 概要・コメント
本規定は、「刑法」、「刑事訴訟法」等の規定に従って、公務員(中国語:国家機関工
作人)の汚職、職権利用行為により公民の権利が侵害された場合の、検察院としての立件
基準を定めたものである。なお、公務員の汚職行為等に関する立件基準については、すで
に「人民検察院が直接受理した立件捜査事件の立件標準に関する規定(試行)」(「1999
1
年規定」という)が存在するが、本規定はそのうち、汚職、職権濫用犯罪につき修正を加
えるものである。
具体的な修正点については、次頁以降をご参照ください(なお、具体的な数字等に修正
がなされた部分については青文字で表示してあります。また、比較的重要と思われる罪名
については緑色で塗りつぶしてあります。)
2
罪名
1999 年規定(※1)
本規定(※2)
補足説明
「1 人以上を死亡させ、2
「1 人以上を死亡させ、2 人以上に重傷を負わ
基準を詳細
人以上に重傷を負わせ、
せ、1 人に重傷を負わせかつ 3 人以上に軽症を
化
又は 5 人以上に軽症を負
負わせ、又は 5 人以上に軽症を負わせたとき」
わせたとき」(1 項)
(1 項)
「20 万元以上の直接的な
「個人財産に 10 万元以上の直接的な経済的損
損害の内容
経済的損害を発生させた
害が発生したとき、又は直接的な経済的損害
により、金
とき」(2 項)
が 10 万元未満であっても、間接的な経済的損
額を細分化
害が 50 万元以上になったとき」(3 項)
「公共の財産又は法人その他の組織の財産に
20 万元以上の直接的な財産的損害を発生させ
たか、又は直接的な経済的損害が 20 万元未満
であっても、間接的な経済的損害が 100 万元
以上になったとき」(4 項)
「3、4 項の金額標準には至らないものの、3、
4 項の直接的な経済的損害の合計が 20 万元以
上となったとき、又は直接的な経済的損害の
職権濫用罪
合計が 20 万元未満でも、間接的な経済的損害
(397 条)
が 100 万元以上になったとき」(5 項)
「関連する会社又は企業
「会社、企業などの単位を 6 ヶ月以上休業さ
などの単位の休業、重大
せ、又は破産させたとき」(6 項)
期間を明示
な損害又は破産を引き起
こしたとき」(3 項)
「10 人以上に重い中毒を引き起こしたとき」
(2 項)
「偽って人を騙し、報告をせず、報告を遅ら
せ若しくは虚偽の報告をするか又は他人をそ
そのかし、指示し、若しくは命令して報告を
させず、報告を遅らせ若しくは虚偽の報告を
させることにより特に大きな事故、危険な結
果を引き起こし、継続させ、若しくは拡大さ
せるか又は救急、調査、処理業務を遅らせた
とき」(7 項)
3
新設
「1 人以上を死亡させ、3
「1 人以上を死亡させ、3 人以上に重傷を負わ
適用場面を
人以上に重傷を負わせ、
せ、2 人に重傷を負わせかつ 4 人以上に軽症を
拡大
又は 10 人以上に軽症を
負わせ、1 人に重傷を負わせかつ7人以上に軽
負わせたとき」(1 項)
症を負わせ、又は 10 人以上に軽症を負わせた
とき」(1 項)
「20 人以上に重い中毒を引き起こしたとき」
新設
(2 項)
「30 万元以上の直接的な
「個人財産に 15 万元以上の直接的な経済的損
損害の内容
経済的損害を発生させた
害が発生したとき、又は直接的な経済的損害
により、金
とき、又は直接的な経済
が 15 万元未満であっても、間接的な経済的損
額を細分化
的損害が 30 万元未満で
害が 75 万元以上になったとき」(3 項)
も、間接的な経済的損害
「公共の財産又は法人その他の組織の財産に
が 100 万元を超えたと
30 万元以上の直接的な財産的損害を発生させ
き」(2 項)
たか、又は直接的な経済的損害が 30 万元未満
であっても、間接的な経済的損害が 150 万元
職務怠慢罪
以上になったとき」(4 項)
(397 条)
「3、4 項の金額標準には至らないものの、3、
4 項の直接的な経済的損害の合計が 30 万元以
上となったとき、又は直接的な経済的損害の
合計が 30 万元未満でも、間接的な経済的損害
が 150 万元以上になったとき」(5 項)
「関連する会社又は企業
「会社、企業などの単位を 1 年以上休業させ、 具体的な休
などの単位の休業、重大
又は破産させたとき」(6 項)
な損害又は破産を引き起
業期間を明
示
こしたとき」(4 項)
「税関、外国為替管理部
「税関、外国為替管理部門の公務員が重大な
具体的な金
門の公務員が重大な責任
責任放棄により、100 万米ドル以上の外貨を騙
額を明示
放棄により、多額の外貨
されて売却し、又は 1000 万米ドル以上の外貨
を騙されて売却し、又は
を流出させたとき」(7 項)
流出させたとき」(6 項)
「機密級の国家秘密を 2 項目(件)以上漏え
新設(機密
いしたとき」(2 項)
級の秘密の
故意国家秘
密漏えい罪
漏えいの場
(398 条)
合)
4
「秘密級の国家秘密を 3
「秘密級の国家秘密を 4 項目(件)以上漏え
項目(件)以上漏えいし、 いしたとき」(3 項)
必要件数を
加重
重大な結果を発生させた
とき」(3 項)
過失国家秘
密漏えい罪
(398 条)
「国家秘密を漏えいし又
「国家秘密を漏えいし又は国家秘密を含む媒
は国家秘密を含む文書を
体を紛失したにもかかわらず、事実を隠して
紛失したにもかかわら
報告せず、関連事情について事実を伝えず、
ず、関連事情について事
又は応急措置を取らなかったとき」(5 項)
客体を拡大
実を伝えなかったとき」
(4 項)
「秘密保持規定に違反し、国家秘密に関わる
新設(イン
コンピュータ又はコンピュータシステムをイ
ターネット
ンターネットに接続して国家機密を漏えいし
を利用した
たとき」(4 項)
秘密の漏え
「その他、重い情状があるとき」(6 項)
いについて
等)
「犯罪事実がないか又はその他法に基づき刑
実質的な修
事責任を追及すべきでないことを明らかに知
正なし
っている者に対し、証拠を偽造、隠匿、若し
(重要と思
くは損壊し、又はその他事実を隠蔽し、法律
われたた
に違反する手段により、刑事責任を追及する
め、特に掲
ことを目的として立件し、捜査し、起訴し又
載した。)
は裁判をしたとき」(1 項)
「犯罪事実があり刑事責任の追及が必要であ
ることを明らかに知っている者に対し、証拠
私情枉法罪
を偽造、隠匿若しくは損壊し、又はその他事
(399 条 1 項)
実を隠蔽し、法律に違反する手段により故意
に庇い、立件、捜査、起訴又は裁判を受けさ
せなかったとき」(2 項)
「立件後に証拠を偽造、隠匿、若しくは損壊
し、又はその他事実を隠蔽し、法律に違反す
る手段により、強制措置を取るべきであるに
も関わらずこれを取らず、又は強制措置を取
ったものの、捜査を中断し若しくは法定の期
限を過ぎて何らの措置も取らず実質的にこれ
を放置したり、違法に釈放したり、強制措置
5
を変更したりして被疑者若しくは被告人を実
質的に司法機関の捜査又は観察から逃れさせ
たとき」
(4 項)
「刑
事裁判活動において故意に事実及び法律に違
反し、法をまげて裁判し又は裁定して有罪を
無罪若しくは無罪を有罪に、又は重い罪を軽
く若しくは軽い罪を重くしたとき」(5 項)
「証拠を偽造、隠匿、損壊又はその他事実を
新設
隠蔽し、法律に違反する手段により、故意に
重い罪を負う者に軽い罪での訴追を、又は軽
い罪を追う者に重い罪での訴追を受けさせた
とき」(3 項)
「その他、私情枉法により刑事責任を追及す
べき情状があるとき」(6 項)
民事・行政枉
法裁判罪
(399 条 2 項)
「法をまげて裁判を行っ
「法をまげて裁判を行ったことにより、当事
たことにより、当事者及
者又はその親族が自殺又は自傷して重症を負
びその親族が自殺し、若
い、死亡し又は精神異常を来たしたとき」(1
しくは自傷し、又は精神
項)
結果を追加
異常を来たしたとき」(2
項)
「関連資料及び証拠を偽造して事件を捏造
実質的な修
し、法をまげて裁判をしたとき」(4 項)
正なし
「当事者と通じて偽証し、証拠を損壊し又は
(重要と思
法廷調書を改ざんし、法をまげて裁判をした
われたた
とき」(5 項)
め、特に掲
「その他、経
緯に重い情状があるとき」(7 項)
6
載した。)
「法をまげて裁判を行
「法をまげて裁判を行い、個人財産に 10 万元
損害の具体
い、公民の財産に損害を
以上の直接的な経済的損害を発生させたか、
的な金額の
発生させたか、又は法人
又は直接的な経済的損害が 10 万元未満であっ
明記
その他の組織の財産に重
ても、間接的な経済的損害が 50 万元以上にな
大な損害を発生させたと
ったとき」(2 項)
き」(1 項)
「法をまげて裁判を行い、法人その他の組織
の財産に 20 万元以上の直接的な経済的損害を
発生させたか、又は直接的な経済的損害が 20
万元未満であっても、間接的な経済的損害が
100 万元以上になったとき」(3 項)
「私情や私利によって偽造若しくは変造であ
新設
ることを明らかに知っている証拠を採用し、
若しくは故意に採用すべき証拠を採用せず、
故意に法定の手続に違反し、又は故意に法律
の適用を誤り、法をまげて裁判をしたとき」
(6 項)
「当事者又はその親族が自殺又は自傷して重
傷を負い、死亡し又は精神異常を来たしたと
き」(1 項)
「個人財産に 15 万元以上の直接的な経済的損
害を発生させたか、又は直接的な経済的損害
執行判決及
が 15 万元未満であっても、間接的な経済的損
び裁定にお
害が 75 万元以上になったとき」(2 項)
ける職務怠
「法人その他の組織の財産に 30 万元以上の直
慢罪
接的な経済的損害を発生させたか、又は直接
(399 条 3 項)
的な経済的損害が 30 万元未満であっても、間
※新設
接的な経済的損害が 150 万元以上になったと
き」(3 項)
「会社、企業などの単位を 1 年以上休業させ、
又は破産させたとき」(4 項)
「その他、当事者又はその他の者の利益に重
大な損害を与えた情状があるとき」(5 項)
7
新設
「当事者又はその親族が自殺又は自傷して重
新設
傷を負い、死亡し又は精神異常を来たしたと
き」(1 項)
「個人財産に 10 万元以上の直接的な経済的損
害を発生させたか、又は直接的な経済的損害
執行判決及
が 10 万元未満であっても、間接的な経済的損
び裁定にお
害が 50 万元以上になったとき」(2 項)
ける職権濫
「法人その他の組織の財産に 20 万元以上の直
用罪
接的な経済的損害を発生させたか、又は直接
(399 条 3 項)
的な経済的損害が 20 万元未満であっても、間
※新設
接的な経済的損害が 100 万元以上になったと
き」(3 項)
「会社、企業などの単位を 6 ヶ月以上休業さ
せ、又は破産させたとき」(4 項)
「その他、当事者又はその他の者の利益に重
大な損害を与えた情状があるとき」(5 項)
「50 万元以上の直接的な経済的損害を発生さ
新設
せたとき」(1 項)
「上級部門が、登記機関
「上級部門又は現地政府の直接的な責任者
及びその業務職員に命令
が、登記機関及びその業務職員に命令し、私
し、私利若しくは私情に
利若しくは私情により、又は職権を濫用し、
会社又は証
より、又は職権を濫用し、 法律の定める規定に合致しない会社設立、登
券の管理に
法律の定める規定に合致
記申請又は株券若しくは債券の発行若しくは
関する職権
しない会社設立、登記申
上場の申請に対し、許可を与え、又は登記を
濫用罪(403
請又は株券若しくは債券
行い、公共の財産又は国家若しくは人民の利
条)
の発行若しくは上場の申
益に重大な損害を与えたとき」(5 項)
主体を追加
請に対し、許可を与え、
又は登記を行い、公共の
財産又は国家若しくは人
民の利益に重大な損害を
与えたとき」(4 項)
私情による
「私情又は私利によって
「私情により、徴収すべき税金を不正に徴収
行為態様の
不正な不徴
規定に違反し、徴収すべ
しないか又は過少に徴収することにより、国
限定を削除
税又は過少
き税金につき、ほしいま
家の税収に、累計して 10 万元以上に上る損害
徴税罪(404
まに徴収の停止、過少徴
を与えたとき」(1 項)
8
条)
収若しくは徴収免除を決
「上級主管部門の業務職員が税務機関の業務
主体及び行
定し、又は資料を偽造し、 職員に指図し、徴収すべき税金を不正に徴収
為態様の明
事実を隠蔽し、若しくは
しないか又は過少に徴収することにより、国
確化
人を騙して徴収すべき税
家の税収に、累計して 10 万元以上に上る損害
金を徴収せず、若しくは
を与えたとき」(2 項)
過少に徴収して、国家の
税収に、累計して 10 万元
以上に上る損害を与えた
とき」(1 項)
「私情により、徴収すべき税金を不正に徴収
新設
しないか又は過少に徴収することにより国家
の税収に与えた損害が累計して 10 万元に至ら
なくても、賄賂を取り立て、若しくは受領し、
又はその他悪質な情状があるとき」(3 項)
「その他、国家の税収が重大な損害を受けた
情状があるとき」(4 項)
「私利又は私情により、
「私情により不正をはたらき、国家の税収に、 行為態様の
法律又は行政法規の規定
累計して 10 万元以上の損害を与えたとき」
(1
に違反し、資料を偽造し、 項)
事実を隠蔽し又は人を騙
して、発売すべきでない
インボイスを発売し、相
私利による
殺控除すべきでない税金
不正インボ
を相殺し、若しくは還付
イス発売、税
すべきでない輸出税を還
金控除又は
付し、又はほしいままに
輸出税還付
発売すべきでないインボ
罪
イスの発売を決定し、相
(405 条 1 項) 殺控除すべきでない税金
の相殺を決定し、若しく
は還付すべきでない輸出
税の還付を決定して、国
家の税収に、累計して 10
万元以上の損害を与えた
とき」(1 項)
9
限定を削除
「私情による不正な行為
「私情による不正な行為に基づく国家の税収
悪情状の具
に基づく国家の税収の損
の損害が累計して 10 万元を超えない場合であ
体的内容を
害が累計して 10 万元を
っても、増値税専用インボイスを 25 部以上、
追加
超えない場合であって
その他のインボイスを 50 部以上、若しくは増
も、賄賂を取り立て若し
値税専用インボイス及びその他のインボイス
くは受け取り、又はその
を合計 50 部以上発売するか、又は賄賂を取り
他悪い情状があるとき」
立て若しくは受け取るなど、その他悪い情状
(2 項)
があるとき」(2 項)
その他、国家の利益が重大な損害を受けた情
新設
状があるとき」(3 項)
「私利又は私情により、
「私情により不正をはたらき、国家の税収に、 行為態様の
法律又は行政法規の規定
累計して 10 万元以上の損害を与えたとき」
(1
限定を削除
に違反し、資料を偽造し、 項)
事実を隠蔽し又は人を騙
して、虚偽の通関表及び
輸出税還付
輸出外国為替受取審査処
証憑違法還
理表等の輸出税還付証憑
付罪(405 条
を与え、国家の税収に、
2 項)
累計して 10 万元以上の
損害を与えたとき」(1
項)
「その他、国家の利益に重大な損害を与えた
新設
情状があるとき」(3 項)
国家機関公
「30 万元以上の直接的な
「30 万元以上の直接的な経済的損害が発生し
損害発生の
務員契約締
経済的損害が発生したと
たとき、又は直接的な経済的損害が 30 万元未
対象によ
結及び履行
き」(1 項)
満であっても、間接的な経済的損害が 150 万
り、損害額
元以上になったとき」(1 項)
を細分化
「林木伐採許可証を乱発
「林木伐採許可証を乱発したことにより、林
客体を拡大
したことにより、林木 20
木 20 立方メートル以上又は幼木 1000 本以上
立方メートル以上の乱伐
の乱伐を招来したとき」(2 項)
における職
務懈怠によ
る被欺罔罪
(406 条)
林木伐採許
可証違法交
付罪(407 条)
を招来したとき」(2 項)
10
「林木伐採許可証を乱発
「林木伐採許可証を乱発したことにより、貴
したことにより、貴重な
重な樹木又は国家が重点的に保護しているそ
樹木の乱伐を招来したと
の他の樹木の乱伐を招来したとき」(4 項)
客体を拡大
き」(3 項)
「林木伐採許可証を乱発したことにより、防
新設(防護
護林及び特殊用途林 5 立方メートル以上、又
林、特別用
は幼木 200 本以上の乱伐を招来したとき」(3
途林につい
項)
て等)
「その他、重大な事情により森林に重大な損
害を与えた情状があるとき」(6 項)
「30 万元以上の直接的な
「個人財産に 15 万元以上の直接的な経済的損
損害の内容
経済的損害を発生させた
害が発生したとき、又は直接的な経済的損害
により、金
とき」(1 項)
が 15 万元未満であっても、間接的な経済的損
額を細分化
害が 75 万元以上になったとき」(3 項)
「公共の財産又は法人その他の組織の財産に
30 万元以上の直接的な財産的損害を発生させ
たか、又は直接的な経済的損害が 30 万元未満
であっても、間接的な経済的損害が 150 万元
以上になったとき」(4 項)
「3、4 項の金額標準には至らないものの、3、
4 項の直接的な経済的損害の合計が 30 万元以
環境保護監
上となったとき、又は直接的な経済的損害の
督管理職員
合計が 30 万元未満でも、間接的な経済的損害
業務懈怠罪
が 150 万元以上になったとき」(5 項)
(408 条)
「1 人以上を死亡させ、3
「1 人以上を死亡させ、3 人以上に重傷を負わ
適用場面を
人以上に重傷を負わせ、
せ、2 人に重傷を負わせかつ4人以上に軽症を
拡大
又は 10 人以上に軽症を
負わせ、又は 1 人に重傷を負わせかつ 7 人以
負わせたとき」(2 項)
上に軽症を負わせ、又は 10 人以上に軽症を負
わせたとき」(1 項)
「30 人以上に重い中毒を引き起こしたとき」
(2 項)
「基本
農地、防護林地若しくは特殊用途林 10 ムー以
上に、基本農地以外の耕地 50 ムー以上に、又
はその他の土地 70 ムー以上に対し重大な損害
を与えたとき」
(6 項)
11
「生
新設
活飲料水の地表水源又は地下水の水源をひど
く汚染したとき」(7 項)
「国内において伝染病の突発などの災害に対
し予防及び抑制の措置を取った後、伝染病の
突発などの災害地区、突発伝染病の病人、病
原体保持者及び突発伝染病の疑いのある病人
に対し、突発伝染病などの災害の予防及び抑
制業務に関する規範の条件に従い防疫、隔離、
防護及び応急手当などの業務をしていない
か、又は適切に予防及び抑制の措置を取らず、
伝染範囲の拡大又は流行及び災害の程度の悪
化を招いたとき」(5 項)
伝染病防止
「国内において伝染病の突発などの災害に対
管理職員業
し予防及び抑制の措置を取った後、事情を隠
務懈怠罪
し、報告を遅らせ若しくは虚偽の報告をする
(409 条)
か、又は他人を示唆し、指示し、若しくは命
令して事情を隠し、報告を遅らせ若しくは虚
偽の報告をさせて、伝染範囲の拡大又は流行
及び災害の程度の悪化を招いたとき」(6 項)
「国内において伝染病の突発などの災害に対
し予防及び抑制の措置を取った後、伝染病の
突発などの災害の応急措置を指揮する機関の
決定又は命令を拒否して執行せず、伝染範囲
の拡大又は伝染病の流行及び災害の程度の悪
化を招いたとき」(7 項)
12
新設
「10 ムー以上の基本農地の収用又は使用を不
新設
法に認可したとき」(1 項)
「30 ムー以上の基本農地以外の耕地の収用又
は使用を不法に認可したとき」(2 項)
「50 ムー以上のその他の土地の収用又は使用
を不法に認可したとき」(3 項)
「上記の標準に達していないものの、関係す
る単位若しくは個人が 30 万元以上の経済的損
害を受け、耕地が大量に破壊され、又は植生
土地の収用
がひどく破壊されたとき」(4 項)
及び占用不
「収用又は使用を不法に認可した防護林又は
法認可罪
特殊用途林地がそれぞれ又は合計 10 ムー以上
(410 条)
であるとき」
(6 項)
「収
用又は使用を不法に認可したその他の林地が
20 ムー以上であるとき」(7 項)
「林地の収用又は使用を不法に認可して 30 万
元以上の損害を発生させ、防護林地若しくは
特殊用途林地をそれぞれ若しくは合計 5 ムー
以上破壊し、又はその他の林地を 10 ムー以上
破壊したとき」(8 項)
「その他、重い情状があるとき」(9 項)
「国有土地資産の流出価値が 30 万元以上であ
新設
るとき」(2 項)
国有土地使
「不法に低価格で払い下げた林地の合計面積
用権低価格
が 30 ムー以上であり、かつ価格が規定された
不法低価格
最低価格の 60%を下回っているとき」(4 項)
払い下げ罪
「30 万元以上の国有資産を流出させたとき」
(410 条)
(5 項)
「その他、重
い情状があるとき」(6 項)
密輸放任罪
(411 条)
「賄賂を受領しこれによ
「密輸の放任に賄賂を取り立て又は受領した
行為態様を
り密輸を放任したとき」
事情があるとき」(4 項)
具体的に明
(4 項)
示
「その他、重い情状があるとき」(5 項)
13
新設
私情による
「不合格であることを明らかに知っている商
新設(明ら
不正な商品
品につき、検査を行わずに合格の結果を出し
かに事情を
検査に関す
たとき」(3 項)
る罪(412 条
「その他、 知っている
検査結果の偽造につき刑事責任を追及すべき
第 1 項)
場合等)
情状があるとき」(4 項)
「検査を行わないか、検
「個人財産に 15 万元以上の直接的な経済的損
行為態様の
査証明の発行を遅延し又
害が発生したとき、又は直接的な経済的損害
列挙を削
は誤って発行して、法に
が 15 万元未満であっても、間接的な経済的損
除、損害発
基づく輸出入商品の輸入
害が 75 万元以上になったとき」(2 項)
生の対象に
若しくは輸出を不能に
「公共の財産若しくは法人その他の組織の財
より、損害
し、契約若しくは注文書
産に 30 万元以上の直接的な経済的損害を発生
額を細分化
の取消を引き起こし、外
させたか、又は直接的な経済的損害が 30 万元
国商人の当方に対する損
未満であっても、間接的な経済的損害が 150
害賠償請求を招き、又は
万元以上になったとき」(3 項)
当方の外国商人に対する
損害賠償請求に影響する
ことにより、30 万元以上
の直接的な経済的損害を
商品検査に
発生させたとき」(1 項)
関する業務
「3 回以上、検査を行わ
「検査を行わないか、検査証明の発行を遅延
懈怠罪(412
ないか、検査証明の発行
し又は誤って発行したことにより、国際貿易
条 2 項)
を遅延し又は誤って発行
紛争を招き、国家の対外貿易関係に重大な影
したことにより、国家の
響を与え、又は国家の名誉をひどく傷つけた
対外貿易関係に重大な影
とき」(5 項)
結果を追加
響を与え、又は国家の名
誉をひどく傷つけたと
き」(3 項)
「不合格の食品、薬品又は医療機器などの商
品の輸入により、生命や健康に重大な危険を
招いたとき」(1 項)
「検査を終
えていないにもかかわらず合格の結果を出
し、国家が輸入を禁止している固体、液体又
は気体の廃棄物等を入国させたとき」(4 項)
「その他、国家の利益に重大な損害を与えた
情状があるとき」(6 項)
14
新設
私情による
「不合格であることを明らかに知っている動
不正な動植
植物につき、検疫を行わずに合格の結果を出
物検疫に関
したとき」(3 項)
する罪(413
検疫結果の偽造につき刑事責任を追及すべき
条第 1 項)
情状があるとき」(4 項)
新設
「その他、
「検疫を行わないか、検
「個人財産に 15 万元以上の直接的な経済的損
行為態様の
疫証明の発行を遅延し又
害が発生したとき、又は直接的な経済的損害
列挙を削
は誤って発行して、法に
が 15 万元未満であっても、間接的な経済的損
除、損害発
基づく輸出入動植物の輸
害が 75 万元以上になったとき」(3 項)
生の対象に
入若しくは輸出を不能に
「公共の財産若しくは法人その他の組織の財
より、損害
し、契約若しくは注文書
産に 30 万元以上の直接的な経済的損害を発生
額を細分化
の取消を引き起こし、外
させたか、又は直接的な経済的損害が 30 万元
国商人の当方に対する損
未満であっても、間接的な経済的損害が 150
害賠償請求を招き、又は
万元以上になったとき」(4 項)
当方の外国商人に対する
損害賠償請求に影響する
ことにより、30 万元以上
の直接的な経済的損害を
動植物の検
発生させたとき」(1 項)
疫に関する
「検疫を行わないか、検
「疫病の発生を招き、人を死亡させ又は重傷
行為態様の
業務懈怠罪
疫証明の発行を遅延し又
を負わせたとき」(1 項)
列挙を削除
「3 回以上、検疫を行わ
「検査を行わないか、検査証明の発行を遅延
結果を追加
ないか、検疫証明の発行
し又は誤って発行したことにより、国際貿易
を遅延し又は誤って発行
紛争を招き、国家の対外貿易関係に重大な影
したことにより、国家の
響を与え、又は国家の名誉をひどく傷つけた
対外貿易関係に重大な影
とき」(5 項)
(413 条 2 項) は誤って発行したことに
より疫病を発生させ、人
の死亡又は障害を招いた
とき」(3 項)
響を与え、又は国家の名
誉をひどく傷つけたと
き」(4 項)
「その他、国家の利益に重大な損害を与えた
情状があるとき」(6 項)
15
新設
偽造商品及
「偽造又は劣悪な農薬、獣用薬品、化学肥料
び劣悪商品
並びに種子の生産及び販売を放任したとき」
の販売及び
(2 項)
製造放置罪
「その他、重い情状があるとき」(6 項)
新設
(414 条)
「救助をしなかったこと
「誘拐売却又は拉致された婦女又は子供及び
誘拐売却又
により、誘拐売却又は拉
その親族が重傷を負い、死亡し、又は精神異
は拉致され
致された婦女又は子供及
常を引き起こしたとき」(1 項)
た婦女又は
びその家族が負傷して障
子供の不救
害を残し、死亡し、又は
助に関する
精神異常を引き起こした
罪(416 条 1
とき」(1 項)
項)
「その他、重大な結果を発生させた情状があ
結果を変更
新設
るとき」(5 項)
「犯罪者に処罰を免れさ
「犯罪者に対して事件の内容を漏えいしたと
せるため、犯罪者及びそ
き」(3 項)
の親族に対し、事件の内
「犯罪者に協力し又は指図して証拠を隠匿さ
容を漏えいし、又は協力
せ、隠滅させ若しくは偽造させ、又は共謀し
若しくは指示して証拠を
て偽証させ、若しくは証言を翻させたとき」
隠匿させ、隠滅させ若し
(4 項)
主体の限定
犯罪者処罰
逃避幇助罪
(417 条)
くは偽造させ、若しくは
共謀して偽証させ、若し
くは証言を翻させたと
き」(3 項)
「私情又は私利によって
「私情又は私利によって職務上の便宜を利用
偽造の対象
私情による
職務上の便宜を利用し、
し、身上調書、戸籍調書、試験の成績又はそ
及び行為態
公務員及び
身上調書、戸籍調書、試
の他の募集業務に影響する関係資料を偽造
様を追加
学生不正募
験の成績等を偽造し、又
し、若しくは変造して偽り、公務員及び学生
集採用罪
は変造して偽り、公務員
を不正に採用したか、又は偽造若しくは変造
(418 条)
及び学生を不正に採用し
された上述の資料を明らかにそれと知りつつ
たとき」(1 項)
不正に許可したとき」(1 項)
「不合格の公務員又は学
「不合格の公務員又は学生を採用したことに
生を採用したことによ
より、排除された合格者又はその親族が自殺
り、排除された合格者又
又は自傷して重傷を負い、死亡し、又は精神
はその親族が精神に異常
に異常を来たしたとき」(4 項)
を来たし、又は自殺した
16
結果を追加
とき」(3 項)
「私情又は私利によって職務上の便宜を利用
新設
し、5 名以上の受験生のカンニングを不正に協
力したとき」(2 項)
「その他、重い情状があるとき」(6 項)
「不法に他人を拘禁し、
「不法に他人の身体の自由を奪い、かつ刑具
行為態様を
かつ縛り上げ、殴打し、
や縛り上げるなど悪質な手段を用い、又は殴
追加
又は侮辱するなどの行為
打し、侮辱し、若しくは虐待したとき」(2 項)
国家機関業
があったとき」(3 項)
務職員職権
「不法な拘禁により、負
「不法な拘禁により、被拘禁者が軽傷若しく
客体を明
利用不法拘
傷して後遺症が残り、死
は重傷を負い、又は死亡したとき」(3 項)
示、行為態
禁罪
亡し又は精神に異常を来
「不法な拘禁により、経緯が重大なため被拘
様の追加
たしたとき」(4 項)
禁者が自殺又は自傷して重傷を負い、死亡し
(238 条)
又は精神異常を来たしたとき」(4 項)
「その他、不法な拘禁につき刑事責任を追及
新設
すべき情状があるとき」(7 項)
「不法に他人の身体又は
「不法に他人の身体又は住宅を捜査し、かつ
行為態様を
住宅を捜査し、手段が悪
殴打又は侮辱などをしたとき」(1 項)
具体的に明
質なとき」(1 項)
示
「不法な捜査により、捜
「不法な捜査により、経緯が重大なため捜査
査を受けた者が、精神に
を受けた者又はその親族が自殺又は自傷して
異常を来たし、若しくは
重症を負い、死亡し又は精神異常を来たした
国家機関業
自殺し、又は金銭及び物
とき」(2 項)
務職員職権
資がひどく破壊されたと
「不法な捜査により、金銭や物資がひどく破
利用不法捜
き」(2 項)
壊されたとき」(3 項)
査罪
(245 条)
結果を追加
「のべ 3 人(戸)以上に対し不法に捜査をし
実質的な修
たとき」(4 項)
正なし
「司法業務職員が、嫌疑がかかっている犯罪
(本罪が重
と無関係であることを明らかに知っている者
要と思われ
の身体又は住宅を不法に捜査したとき」
(5 項) たため、特
に掲載し
た。)
「その他、不法な捜査に刑事責任を追及すべ
17
新設
き情状があるとき」(6 項)
「残酷な手段を用い、ひ
「殴打する、縛り上げる、違法に刑具を用い
行為態様を
どい悪影響があるとき」
るなど悪質な手段によって自白を強制したと
具体的に明
(1 項)
き」(1 項)
示
「比較的長時間凍えさせ、飢えさせ、水を与
えない、又は火であぶるなどの手段によって
自白を強要し、被疑者又は被告人の身体の健
康を著しく害したとき」(2 項)
「人の自殺又は精神異常
「拷問により自白を強要し、被疑者又は被告
客体を明
を招いたとき」(2 項)
人に軽傷若しくは重傷を負わせ、又は死亡さ
示、結果を
せたとき」(3 項)
追加
「拷問により自白を強要し、経緯が重大なた
拷問自白強
め被疑者又は被告人が自殺又は自傷して重傷
要罪(247 条)
を負い、死亡し又は精神異常を来たしたとき」
(4 項)
「冤罪、捏造事件又は誤
「拷問により自白を強要し、誤審を発生させ
審を発生させたとき」(3
たとき」(5 項)
結果を整理
項)
「他人をそそのかし、指示し、若しくは強迫
新設(他人
して、拷問により自白を強要させ、又はこれ
を利用した
を放置し、かつ上記の事情の一つがあるとき」 場合につい
(7 項)
て等)
「その他、拷問による自白の取得に刑事責任
を追及すべき情状があるとき」(8 項)
暴力証言取
得罪(247 条)
「残酷な手段を用い、ひ
「殴打する、縛り上げる、違法に刑具を用い
行為態様を
どい悪影響があるとき」
るなど悪質な手段によって証人の証言を強制
具体的に明
(1 項)
したとき」(1 項)
示
「人の自殺又は精神異常
「暴力により証言を取得し、証人に軽傷若し
客体を明
を招いたとき」(2 項)
くは重傷を負わせ、又は死亡させたとき」(2
示、結果を
項)
追加
「暴力により証言を取得し、経緯が重大なた
め証人が自殺又は自傷して重傷を負い、死亡
し又は精神異常を来たしたとき」(3 項)
「冤罪、捏造事件又は誤
「暴力により証言を取得し、誤審を発生させ
審を発生させたとき」(3
たとき」(4 項)
18
結果を整理
項)
「のべ 3 人以上から暴力により証言を取得し
修正なし
たとき」(5 項)
(本罪が重
要と思われ
たため、特
に掲載し
た。)
「他人をそそのかし、指示し、若しくは強迫
新設(他人
して、暴力により証言を取得させ、又はこれ
を利用した
を放置し、かつ上記の事情の一つがあるとき」 場合につい
(6 項)
て等)
「その他、暴力による証言の取得に刑事責任
を追及すべき情状があるとき」(7 項)
「被監督管理者に軽傷を
「虐待により被監督管理者に軽傷若しくは重
結果を追加
負わせたとき」(1 項)
傷を負わせ、又は死亡させたとき」(3 項)
「人の自殺、精神異常そ
「被監督管理者を虐待し、経緯が重大なため
主体、行為、
の他重大な結果を招いた
被監督管理者が自殺又は自傷して重傷を負
結果を具体
とき」(2 項)
い、死亡し又は精神異常を来たしたとき」(4
的に明示
項)
被監督管理
者虐待罪
(248 条)
「残酷な手段を用い、ひ
「殴打する、縛り上げる、違法に刑具を用い
行為を具体
どい悪影響があるとき」
るなど悪質な手段によって被監督管理者を虐
的に明記
(4 項)
待したとき」(1 項)
「比較的長時間凍えさせ、飢えさせ、水を与
えない、又は火であぶるなどの手段によって
被監督管理者を虐待し、その身体の健康を著
しく害したとき」(2 項)
「危害を加えられた者の
報復危害罪
(254 条)
「その他、重い情状があるとき」(7 項)
新設
「告訴人、不服申立人、批判者若しくは通報
客体を具体
人身的権利、民主的権利、 者又はこれらの者の親族のその他の合法的権
又はその他の合法的権利
的に明記
利がひどく損なわれたとき」(2 項)
がひどく損なわれたと
き」(1 項)
「人の自殺、精神異常そ
「告訴人、不服申立人、批判者又は通報者を
客体、行為
の他重大な結果を招いた
虐待し、経緯が重大なため、これらの者又は
及び結果を
19
とき」(2 項)
これらの者の親族が自殺又は自傷して重傷を
具体的に明
負い、死亡し又は精神異常を来たしたとき」
記
(1 項)
「その他、報復危害を加えたことにつき刑事
新設
責任を追及すべき情状があるとき」(3 項)
「暴力、脅し、騙り又は
「暴力、脅し、騙り又は賄賂等の手段により、 結果を追加
賄賂等の手段により、選
選挙民及び各級人民代表大会代表が自由に選
挙民及び各級人民代表大
挙権又は被選挙権を行使するのを妨げ、もっ
国家機関業
会代表が自由に選挙権又
て選挙の正常な実行を不可能にし、選挙の無
務職員職権
は被選挙権を行使するの
効を招来し、又は選挙結果を真実に合致しな
利用選挙破
を妨げ、もって選挙の正
いものにしたとき」(1 項)
壊罪
常な実行を不可能にし、
(256 条)
又は選挙結果を真実に合
致しないものにしたと
き」(1 項)
「その他、重い情状があるとき」(5 項)
新設
(※1)「人民検察院が直接受理した立件捜査事件の立件標準に関する規定(試行)」
(※2)「涜職権利侵害犯罪事件の立件標準に関する規定」
以上
20
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