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日赤埼玉129号(PDF) P1 表紙「大宮氷川神社雑踏救護」

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日赤埼玉129号(PDF) P1 表紙「大宮氷川神社雑踏救護」
赤十字の活動資金にご協力をお願いします
日本赤十字社の活動は、皆さまから寄せられる社費や寄付金によって支えられています。
●表彰制度があります
●税制上の優遇措置が受けられます
活動資金にご協力いただいた場合、表彰制度があります。
銀色有功章
一時または
累計で
2万円以上
金色有功章受
一時または 一時または
章後、一時ま
累計で
累計で
たは累計で
20万円以上 50万円以上
50万円以上
一時または
累計で
10万円以上
金色有功章
(法人:楯式)
赤十字講習会のご案内
( 月~
2
月)
3
銀色有功章
(個人・法人:楯式)
金色有功章
日本赤十字社
社長感謝状
特別社員章 支部長感謝状
金色有功章
(個人:勲章式)
[左:男性・右:女性]
日本赤十字社にご寄付いただいた活動資金は、個人の所得
税や企業等の法人税の優遇措置が受けられます。
また、ご遺族が相続された財産を日本赤十字社埼玉県支部
に寄付することによって、相続税の優遇措置が受けられます。
ご協力
方法
・日赤埼玉県支部へ持参 ・日赤埼玉県支部職員の来訪
・お近くの市区町村赤十字窓口への持参
・銀行振り込み ・郵便局からの振り込み
・口座振替 ・遺贈 など
幼児安全法支援員養成講習
救急法基礎講習と救急法救急員養成講習
⃝受講対象 満15歳以上の方
連続コース
幼児安全法短期講習
■時間は各日とも9:30~15:30 ⃝費 用 800円(教材費等)
コース名
開 催 日
会 場 名
定員
Q-7
2 /28(土)
深谷赤十字病院
30
Q-8
3 /14(土)
さいたま赤十字病院
40
⃝受講対象 満15歳以上の方
■時間は各日とも9:30~16:30 ⃝費 用 1,800円(教材費等)
コース名
開 催 日
会 場 名
定員
G-10 2 / 7(土)、8(日)、11(祝) さいたま赤十字病院
30
G-11 3 / 6(金)、7(土)、8(日) 和光市総合福祉会館
30
⃝受講対象 規定時間参加できる方
⃝費 用 150円(教材費等)
■内容:こどもの病気と看病のしかた、こどものケガの手当て
コース名 開 催 日
時 間
会 場 名
H-11 2/21(土) 13:30~16:00 秩父市福祉女性会館
定員
20
幼児安全法支援員資格継続研修
コース名
K-3
開 催 日
2/7
(土)
⃝費 用 800円(教材費等)
会 場 名
定員
小川赤十字病院
30
※幼児安全法支援員認定証を所持している方のうち、有効期限が残り1年以内の方が対象
健康生活支援員養成講習
⃝費 用 2,200円(教材費等)
■2/15は救急法基礎講習 9:30~15:30、2/17以降は水上安全法救助員Ⅰ養成講習 9:30~17:00
コース名
開 催 日
会 場 名
定員
2/15(日)
日本赤十字社埼玉県支部
Z-1
20
2/17(火)、18(水)、19(木) 沼影市民プール
(さいたま市南区)
⃝受講対象 満15歳以上の方
⃝費 用 900円(教材費等)
■内容(健 康)高齢者の健康と安全のための知識・技術
(支 援)地域における高齢者支援のための知識・技術
(介護①)自立をめざした介護の考え方・体の動かし方等
(介護②)車椅子への移動・食事・排泄ケア
(介護③)からだの清潔・衣服の着脱
(介護④)認知症高齢者への対応・介護者の健康管理等
■時間は各日ともAM9:30~12:00、PM13:00~15:30 コース名
開 催 日
会 場 名
定員
3 /13(金) AM健康 PM支援
深谷市ボランティア
F-10
3 /14(土) AM介護① PM介護②
30
交流センター
3 /15(日) AM介護③ PM介護④
※15日の救急法基礎講習に合格することで、引き続き水上安全法救助員Ⅰ養成講習を受講できます。
※救急法基礎講習の認定証をお持ちの方は、水上安全法救助員Ⅰのみの受講も可能です。
健康生活支援講習支援員資格継続研修
※救急法救急員認定証を所持している方のうち、有効期限が残り1年以内の方が対象
救急法基礎講習と水上安全法救助員Ⅰ養成講習 ⃝受講対象 満15歳以上の方
連続コース
水上安全法救助員資格継続研修
■時間は9:30~15:30
コース名
開 催 日
W-2
3/7(土)
⃝費 用 800円(教材費等)
会 場 名
定員
日本赤十字社埼玉県支部
20
※水上安全法救助員認定証を所持している方のうち、有効期限が残り1年以内の方が対象
災害時高齢者生活支援講習
⃝受講対象 規定時間参加できる方
⃝費 用 100円(保険料)
コース名 開 催 日
時 間
会 場 名
定員
30
S-11 2 / 6(金)13:30~16:00 さいたま赤十字病院
S-12 3 /14(土) 9:30~12:00 日本赤十字社埼玉県支部
30
お問い合わせ
お申込み
日本赤十字社埼玉県支部
平成26年度冬発行
TEL 048-789-7117
⃝受講対象 満15歳以上の方
■時間は各日とも9:30~15:30 ⃝費 用 1,500円(教材費等)
コース名
開 催 日
会 場 名
定員
A-19
3 / 7(土)
さいたま赤十字病院
40
A-20
3 / 8(日)
秩父市福祉女性会館
20
救急法救急員資格継続研修
129号
詳しい内容については、日赤埼玉県支部までお問合せください。
救急法基礎講習
■時間は各日とも9:30~17:10 ⃝費 用 3,200円(教材費等)
※C-20の講習時間は9:00~16:40
コース名
開 催 日
会 場 名
定員
C-20 2/ 8 (日)、 14(土)、 15(日)※ 行田市総合福祉会館〔やすらぎの里〕 30
C-21 2/24(火)、 25(水)、 26(木)
埼玉工業大学(深谷市)
30
C-22 2/25(水)、 26(木)、 27(金)
西武文理大学(狭山市)
15
日赤埼玉
■時間は9:30~15:30
コース名
開 催 日
R-3
2/21
(土)
⃝費 用 400円(教材費等)
会 場 名
定員
深谷赤十字病院
30
大宮氷川神社雑踏救護
※健康生活支援講習支援員認定証を所持している方のうち、有効期限が残り1年以内の方が対象
埼玉県支部では、12月31日の大晦日の
夜から1月3日まで、大宮氷川神社三の鳥
依頼講習会も行っております
埼玉県支部では、ご希望の日時、会場に指導員を派遣して講習を行う
依頼講習会も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
居脇に開設した救護所で、支部職員、管内
赤十字病院の看護師、県内赤十字奉仕団の
【お知らせ】
平成27年度(平成27年4月以降)の講習予定については、平成27年3月末ごろに埼
玉県支部ホームページ、講習パンフレットなどでご案内を予定しています。
ボランティアとともに、神社に参拝に来ら
れた方々のケガの手当や迷子などの対応に
あたりました。
講習係(救急法・水上安全法・幼児安全法・災害時高齢者生活支援講習・健康生活支援員養成講習)
〒330-0064 さいたま市浦和区岸町3-17-1 TEL.048-789-7117 FAX.048-834-1520 ホームページアドレス http://www.saitama.jrc.or.jp
講習への受講申込は、開催日の2ヵ月前からハガキまたは、埼玉県支部ホームページ(http://www.saitama.jrc.or.jp)上の赤十字講習会のご案内よりお申し込みください。申し込みは、原
則として1ヶ月前に締切ります。ハガキの場合は、「希望コース名」・
「氏名(ふりがな)」・
「性別」・
「郵便番号」・
「住所」・
「電話番号」・
「生年月日(和暦)」を記入のうえ上記あて送付ください。
なお、締め切り後、定員を超える申込みがあった場合は抽選となります。
お申込みいただいたすべての方に、開催日の2週間前を目途に当日の持ち物・地図等を記した案内をお送りします。案内に従って当日お越しください。
詳細な内容や上記掲載以外の講習につきましては、当支部のホームページをはじめ、県内の赤十字施設、市区町村の役所や役場等の赤十字の担当窓口にある講習パンフレットをご覧ください。
埼玉県支部
活動
蕨市赤十字奉仕団
報告
~千葉県旭市赤十字奉仕団との交流事業~
平成26年11月13日(木)蕨市赤十字奉仕団団員30名が、団員研修として、
東日本大震災で大きな被害を受けた千葉県旭市を訪問しました。
旭市防災資料館で旭市赤十字奉仕団委員長、副委員長の歓迎を受けたあと、
津波や液状化現象、避難所状況のスライドを見ながら震災当時の奉仕団活動な
みんなでの集合写真
どについて貴重なお話を伺いました。また、津波対策として新たに設置された
という資料館屋上につながる外階段や、防災教育を目的として唯一保存された応急仮設住宅も見学させていただき、と
ても実りある研修となりました。
奉仕団交流にご協力いただいた旭市赤十字奉仕団の皆様、旭市社会福祉課の皆様、千葉県支部の皆様、どうもありが
とうございました。
深谷市赤十字奉仕団
~「炊き出しサミット2014」を開催~
10月25日
(土)
、26日
(日)
深谷市総合体育館
(深谷ビックタートル)
を会場に
開催された「第9回深谷市福祉健康まつり」に参加しました。
25日は、深谷市赤十字奉仕団と交流のある新潟県南魚沼市赤十字奉仕団にも
参加いただき、南魚沼産コシヒカリを使っての非常食の試食には、多くの来場
みなさん手際よく調理を進めています。
者の方が来られ、一時行列ができるほどでした。
また、26日には、
「埼玉県赤十字奉仕団炊き出しサミット2014」と題し、県内の赤十字奉仕団7団が、非常食をより
美味しくいただけるよう、各地域の特色やアイデアを出し合い、約1,200個のおにぎりと600杯のすいとんを来場者に試
食していただき、市民の皆さまに赤十字奉仕団の活動を知っていただく良い機会となりました。
今回、深谷市福祉健康まつりに参加された皆さまと楽しいひと時を過ごすことができ、ありがとうございました。
杉戸町赤十字奉仕団 委員長 長岡朝子
~地区合同防災訓練に協力~
平成26年10月26日(日)杉戸町西小学校地区合同防災訓練が行われました。
この訓練は、9つの自主防災組織自らが企画・運営をし、隣接する地区住民
の連携を強化することを目的に実施されています。
杉戸町赤十字奉仕団には、非常食800食の炊き出し及び配布の協力依頼があ
訓練に参加した団員の皆さん
り、数量の多さにびっくりしましたが、団員15名と協力員数名とで、ハイゼッ
※
クス 及びアルファ米を使用して800食を予定の時間までに作り上げることができ、心地よい汗を流しました。
初期消火訓練や煙体験、救命救護訓練など、4つの訓練箇所を真剣に回った参加者は、最後に炊き出し訓練で作ったご
飯と、自衛隊の作った豚汁が配られ美味しそうに頬張りながら、日ごろの訓練の大切さを学んだと語っていました。
熊谷市、深谷市、寄居町赤十字奉仕団
~寄居町総合防災訓練に参加しました~
試食準備の様子
※ハイゼックス:災害時での使用を
目的に作られたポリ袋で、お米や食
材を詰めて、熱湯で茹でることで食
材の調理ができる。
2
平成26年10月11日
(土)
寄居運動公園を会場に行われた寄居町総合防災訓練
に熊谷市・深谷市・寄居町赤十字奉仕団が合同で炊き出し訓練に参加しました。
大型台風による天候を心配しながら実施された防災訓練で、私たち奉仕団員
※
は、豚汁やハイゼックス で炊いたご飯を自衛隊の方が作ったカレーと一緒に来
場者の皆さんに試食していただきました。途中、カレーが無くなりご飯だけに
なるという場面もありましたが、団員がご飯を塩おむすびにするなど機転を利
かせ、多くの方に炊き出しのご飯をお配りできました。
この訓練を通じ、町民の皆さんに赤十字奉仕団の活動を知ってもらうととも
に、3奉仕団の枠を超えた連携の強化が図れました。
日高市赤十字奉仕団
~炊き出し体験を実施しました~
11月8日(土)、9日(日)文化体育館「ひだかアリーナ」を会場に「日高市
民まつり」が開催されました。
※
日赤日高市地区、日高市赤十字奉仕団では、来場された方々にハイゼックス
による炊き出しを体験してもらいました。
来場者の皆さんにハイゼックスを
参加された方々との交流の中で、災害に対する備えと赤十字活動に対する理
体験いただきました
解が得られたと思います。
また、会場では東日本大震災などのパネルの展示や広報資材の配布を行い赤十字活動資金や義援金へのご協力をお願
いしました。
ふじみ野市赤十字奉仕団
~防災訓練に参加~
11月9日(日)ふじみ野市総合防災訓練が市内全域で開催され、亀久保南町
※
会が自主事業として、ハイゼックス による炊き出しを防災拠点である大井東
中学校を会場に実施しました。
薪を使っての炊き出し訓練
約100名の参加があり、町会長の指示のもと、2班に分かれてテントの設営、
薪での火の起こし方を体験したほか、防災倉庫を見学、どのような資材が収納されているか確認をしました。
その間、私たち奉仕団は、ハイゼックスの袋にとん汁の具材を入れ調理し、訓練後に皆で試食しました。ほとんどの
方はハイゼックスを知らない様子で、感心して見ている人が多くいらっしゃいました。
被災した際に支援が届くまでの間、家族を守るために自分たちが出来る事は何か、どのような準備をしておく必要が
あるのか、考える良い機会になったと思います。
小川町赤十字奉仕団
委員長 髙橋多美
~「第17回小川町福祉まつり」に参加しました~
今年も17回目の福祉まつりが、パトリアおがわ(総合福祉センター)で行わ
れました。我が奉仕団も、災害対策と防災訓練の一貫として、とん汁とアルファ
米作りを担当の2本柱として活動をし続け、今回も70名の団員の協力のもと、
とん汁400食、アルファ米100食の作製目標を無事達成出来ました。
訓練に参加した団員の皆さん
特に今年は、体験コーナーを設けていただき、念願だった「けがの手当て」
を来場された皆さんに体験していただきました。救急法指導員の指導のもと、三角巾を使っての折り方、結び方、とき
方でさえ上手く出来ず大騒ぎしながらも、簡単な傷の手当ての方法など数種類を体験いただけました。特に足首の捻挫
の固定法は、足が軽くなったと絶賛で、皆さんにとって新鮮で驚きの体験の様でした。
短時間で教えきれず心残りの状態で終わりになりましたが、これからの奉仕団の活動目標がまた一つ増えた事の喜び
と反面、行事を計画する難しさを味わい、身の引き締まる心地よい体験でした。
入間市赤十字奉仕団
「第36回入間万燈まつり」でバザーを実施
入間市赤十字奉仕団では、平成26年10月25日、26日の2日間、入間市産業
文化センターで開催された「入間万燈まつり」に参加、バザーを行いました。
まつりでは、2日間で延べ25名の奉仕団員が参加、団員から提供された衣類、
バッグ、食品などの品物をバザー品として、万燈まつりに来場された皆さんに
バザーのテントには多くの方の来場をいただきました
販売すると共に、救急絆創膏やポケットティッシュ、リーフレットなどの日赤
広報資材を配布し、活動のアピールを行いました。
今回のバザー売上金については、2万円を12月の「NHK海外たすけあい」への募金とし、残りを奉仕団の活動資
金として活用しました。
3
青少年赤十字活動
クリスマスにキャンドルサービスを
学校の授業で
ケガの手当ての勉強を
~滑川町立宮前小学校~
平成26年12月4日
(木)、滑川町立宮前小学校体育
館を会場に、5年生の児童を対象としたハンカチを
使ったケガの手当の講習会を行いました。
講習では、
「ケガをして血が出たらどうしますか?」
の問いかけから始まり、ケガをしたときや鼻血が出た
ときの止血の方法の説明があり、続いて、身近にある
ハンカチを使い、手のひらや指のケガの手当の方法な
どを学びました。
さいたま赤十字看護専門学校
ハンカチを使った手当の模様
みんな真剣に話を聞いています
宮前小学校は青少年赤十字に加盟している学校で、
今回、「生命と健康を大切にする」という青少年赤十
字の3つの実践目標の1つを児童たちに理解・実践し
てもらえればと実施しました。
赤十字では、授業の時間に合わせた各種講習も行っ
ております。お時間がありましたら、ぜひ、日赤埼玉
県支部までご相談ください。
地域の清掃活動を
行いました
~越谷市青少年赤十字協議会~
越谷市青少年赤十字協議会では、毎年12月の第2土
曜日に、市内一斉にクリーンパトロール活動を実施し
ています。越谷市内を7ブロックに分け、各ブロック
に2~7校の小・中学校の児童、生徒が集まり、地域
の清掃活動
(ゴミ拾い)
を行っています。
今年は、12月13日
(土)
に、市内の小学校20校、中
学校 11校の児童、生徒、保護者、教職員合わせて
ゴミ袋を手に清掃活動
多くの児童・生徒が参加しました
2,486名が参加し活動を行いました。参加者からは、
「まちがきれいになって気持ちよかった」
「まちだけで
なく、心もきれいになったような気がします」との感
想もあり、清掃活動を通じて、心豊かな児童・生徒の
育成と奉仕活動に積極的に参加する意欲の醸成を図る
ことができました。
カンボジア青少年赤十字メンバーと国際交流!
日赤本社主催の青少年赤十字国際交流事業「青少年
赤十字国際交流集会“Mt.Fuji2014”」が開催され、19
の国と地域から37名の海外青少年赤十字メンバーが日
本の青少年赤十字メンバー
(JRCメンバー)
との交流を
目的に来日しました。
埼玉県支部にも10月24日
(金)
から31日
(金)
まで8
日間の日程で、カンボジアの青少年赤十字メンバー2
名が訪れ、県内のJRC高校生メンバー宅でのホームス
テイやお互いの活動の発表、文化体験などの交流を行
い、青少年赤十字の実践目標の一つである「国際理解・
親善」のよき体験の場となりました。
4
さいたま市立大宮南中学校を訪問、 文化交流として茶道や習字を体験
JRC委員会メンバーとの交流の
ほか、音楽や英語の授業にも参加
カンボジアメンバーの感想
「特に嬉しかったのは、茶道や習字など日本の文化を体験
できたことです。また、お互いの活動の発表を通して、そ
れぞれの活動内容は異なるけれど、目指すものは同じ『人道』
であると感じました。
」
2年 関口 慎吾
毎年クリスマスの時期に、さいたま赤十字病院でキャンドルサービスをさ
院内をキャンドルサービスで回る看護学生
せて頂いております。一昨年もクリスマスキャンドルサービスに参加させて
頂きましたが、入院生活を送っている患者様の心を少しでも明るく照らしたい、身体に起きている痛みや苦痛をな
くすことはできなくても、キャンドルの灯やハンドベル演奏、歌声で一瞬でもその苦痛を忘れてもらえたらと思い、
今回は実行委員長として参加させて頂きました。
クリスマスキャンドルサービスの準備は1ヵ月以上前から始まります。ハ
ンドベル演奏を行う学生、曲の決定、ナイチンゲール誓詞、歌の練習、キャ
ンドルサービスを告知するポスター、患者様一人ひとりにお渡しするカード
の作成を行います。ナイチンゲール誓詞と歌はお昼休みにも練習を行います。
次の時間が試験であっても、決められた時間に学生全員が集まり、真剣に練
習に取り組みます。カードの作成においては、絵の原画を数種類学生に書い
てもらいましたが、絵の苦手な学生も快く引き受けてくれました。カードの
ハンドベル演奏を行う看護学生
色塗りも学生全員で1枚1枚心を込めて丁寧に塗ります。
クリスマスキャンドルサービス当日になると、カードを受け取った患者様やポスターを見たご家族がロビーに集
まってきます。電気が消えてハンドベル演奏とともに、キャンドルの点火式が行われると、キャンドルの灯がとて
も幻想的に映ります。キャンドルの灯は柔らかくそしてやさしく、とても穏やかな気持ちにさせてくれます。
ロビーに来ることができない患者様のために、キャンドルを持ちながら歌をうたい病棟の廊下をまわります。患
者様はとても喜んでくださり、歌を口ずさんだり、目に涙を浮かべて見入る患者様もいます「ありがとう。
「
」生きる
元気が出た。
」と言ってくださる患者様がいます。笑顔になってくれる患者様がいます。その時が一番、キャンドルサー
ビスを行ってよかったなと思う瞬間でもあります。
看護師は患者様がいて初めて看護をすることができます。キャンドルサービスも患者様がいて行うことができ、
患者様からさまざまなことを学ばせて頂き、経験をさせてもらっていることを忘れてはいけない気がします。
治療だけではなくキャンドルサービスのような心のケア、患者様との関わりすべてが看護なのではないかと、
クリスマスキャンドルサービスを通して感じることができました。
クリスマス献血キャンペーンイベント
を開催しました
~ 埼玉県赤十字血液センター~
冬場のこの時期、体調不良などにより献血にご協力いただける方が減少し、血
液不足となりがちです。埼玉県赤十字血液センターでは、特に若い方に献血に興
(Lポーズ:親指と人差し指で、埼玉西武ライオンズ
(Lions)
の“L”を表現するポーズのこと)
味を持っていただき、その大切さを広く皆様に知っていただければと毎年「クリ
スマス献血キャンペーンwithライオンズ」を開催しており、今年度は平成26年
12月23日(火・祝)に西武本川越駅前ぺぺ広場を会場に開催しました。
イベントでは、埼玉西武ライオンズの豊田投手と山口投手をゲストとしてお招
きし、当センター芝池所長とのトークショーや抽選会・写真撮影会・Lポーズ写
真撮影会に参加いただきました。
また、
「勝手に埼玉応援隊」として埼玉県内で活躍されている「にゃんたぶぅ」
の皆さんを、このたび「彩の国 けんけつ特命大使」に任命し、ステージショーで
会場を盛り上げ、ステージ上や沿道から献血の呼びかけをしていただきました。
埼玉西武ライオンズ選手とのトークショー
(抽選に当選された2名の方にもご参加いただきました)
他にも、コミュニティFM「FM茶笛(チャッピー)」による生中継が行われ、
インターネットラジオ放送を通じて県内7カ所の献血ルームに会場の模様をお届けしました。埼玉西武ライオンズの豊田投
手・山口投手による献血バスの中からのレポート、
「にゃんたぶぅ」の皆さんによるステージ上でのレポートがあり、メイ
ン会場のペペ広場に来場いただいた方はもちろん、各献血ルームで献血にご協力くださった方にも楽しんでいただきました。
朝早くから多くの方に来場していただき、200名を超える方から献血のご協力がありました。これからも献血へのご理解
とご協力を宜しくお願いいたします。
Lポーズ写真撮影会
5
安心した療養生活が送れるように
~深谷赤十字訪問看護ステーション~
昭和59年8月に、深谷赤十字病院の訪問看護が始まりました。当
訪問看護の様子
時は、訪問看護がまだ制度化されていない時代で、在宅で療養する
患者さんとご家族を支援したいという思いから、診療報酬も請求で
きない状況の中、ボランティアで始まりました。
平成12年に介護保険法が施行され、深谷赤十字訪問看護ステー
ションの名称で、訪問看護事業と在宅介護支援事業の指定を受け、
現在は、看護師が常勤換算で6.3人、ケアマネージャーは常勤換算で
1.3人の職員体制で業務を行っており、皆、深谷赤十字病院の看護師
として豊富な経験を積んでいる職員が活動しています。
訪問看護ステーションのみなさん
特別養護老人ホーム
小川ひなた荘
小川ひなた荘では、誕生日会をはじめ、季節にちなんだイベ
ントを開催しており、12月初旬には「忘年会」が行われました。
看護学生による歌に合わせた体操の紹介から始まり、ご利用
者も歌に合わせて一緒に体を動かしました。
また、ボランティア団体「花みずき会」の皆様による大正琴
大正琴の演奏では、利用者の皆さんから自然と手拍子も
の演奏では、懐かしの童謡や北島三郎さん、美川憲一さんの曲
などを披露してくださいました。
ご利用者のなかには昔、大正琴を習っていた方もおり、馴染みのある大正琴の音色に耳を傾け、自然に歌を口ず
さんでいる方や「素敵な音色ね」と話されている方もおり、皆様楽しんでいらっしゃいました。
催し物の後は食事会を行い、ノンアルコールビールやジュースなど、お好みの飲みもので乾杯!メニューはサク
サクの天ぷらや新鮮なお刺身など、食事を召し上がるご利用者の表情は笑顔であふれていました。また、この一年
を振り返り「来年も良い年になりますように」と話されていました。
訪問看護の対象は、小児から高齢者まで、様々な疾患を抱えた方
達です。24時間の緊急対応を取りながら、医療依存度の高い患者さ
んも安心して療養生活が過ごせるよう支援しています。そのために医療の進歩に合わせた研修への参加、
新たな医療器材などの情報収集、技術や知識の向上に日々努力しています。また、その人らしく、その家
族らしく生活が営めるよう、コミュニケーションを大切にしながら業務を行っています。しかし、残念な
ことに訪問看護師を介護職員と混同される方、あるいは往診医との違いが分からない方もいらっしゃいま
す。今後も、多くの方に気負わず利用していただけるよう訪問看護の役割を地域の方に周知していきたい
と思います。
また、当ステーションでは、ケアマネー
ジャー(介護支援専門員)も看護師の資格を
持っており、医療的な支援ができるという
強みを生かし、利用者に合わせたプランが
立てられるよう努めています。
住み慣れた家での療養生活は、心休まる
要素があります。しかし、一方で医療者不
在の生活は不安が大きく、長期にわたる療
養生活においては厳しいものがあります。
訪問看護や介護保険のことで心配なことが
ありましたら、ぜひ、ご相談ください。
訪問看護とは
看護師などが居宅を訪問して、
主治医の指示や連携により行う
看護(療養上の世話又は必要な診
療の補助)です。
病気や障害があっても、医療機
器を使用しながらでも、住まいで
暮らせるように多職種と協同し
ながら療養生活を支援します。
ご案内のパンフレット
をお渡ししています。
深谷赤十字訪問看護ステーション
住所:深谷市上柴町西5-8-1(深谷赤十字病院内)
電話:048-572-0115
社資功労伝達式を挙行しました
平成26年11月11日
(火)
埼玉県知事公館において、平成26年度紺綬
褒章・厚生労働大臣感謝状・日本赤十字社社長感謝状の伝達式が行わ
れ、受章者24名のご参列をいただきました。
これは、日本赤十字社埼玉県支部に対し、多額の活動資金のご協力
受章者へお祝いの言葉を送る上田知事
をいただいた方々に対し、紺綬褒章・各感謝状の伝達により功労を称
えるもので、日赤埼玉県支部長である上田清司知事から受章者代表に
伝達されました。
式では、上田知事からお祝いの言葉の後、ご参列の皆さまとの記念撮影を行い
和やかな雰囲気の中、伝達式が終了いたしました。
受章されました皆さまの今後のご健勝と益々のご活躍をご祈念申し上げます。
6
忘年会開催!
受章者へ賞状を伝達する上田知事
音楽を通じて会場がひとつに
特別養護老人ホーム
彩華園
10月21日(火)、ビリーさんとオクダ ケンさんの男性2人組音楽ユニッ
ト「ビリケン」さんに来園いただき、ミニコンサートが開催されました。
コンサートは、利用者の大好きな曲「ふるさと」や「赤とんぼ」を皆さ
んと一緒に大合唱しながら始まり、1970年代に流行ったフォークソング
の「神田川」や「nagoriyuki」を熱唱。歌の合間にビリケンさんの「イェー
イ」のかけ声に、会場の皆さんもこぶしを振り上げ「イェーイ」と大きな
声で応え、大いに盛り上がりました。
最後は、会場の皆さんからの「アンコール」のかけ声に「「いちご白書」
をもう一度。」を歌っていただき、大盛り上がりの中、コンサートは終了
いたしました。
コンサート後、利用者からお二人に感謝をこめて花束をプレゼント「も
う一度、彩華園に帰ってきます」と約束をしてくださいました。
さいたまスーパーアリーナにおいて
首都直下地震を想定した救護訓練を実施
首都圏を中心とする1都8県支部と本社合同による「日本赤十字社本社・
第2ブロック支部災害救護訓練」が11月3日(祝)、4日(火)に埼玉県さ
いたま市にある『さいたまスーパーアリーナ』等を会場に約600名の参加
を得て実施しました。
さいたま市南部を震源とする震度7の首都直下地震が発生したという想
定で、赤十字救護班12個班がさいたまスーパーアリーナに集結。アリー
ナ内に赤十字の救護所を開設し、傷病者の診療、後方搬送までの一連の医
療救護訓練を地元のさいたま市消防局や赤十字防災ボランティアと連携し
た訓練を行いました。
訓練後、参加したボランティアからは、「傷病者役で参加するのは初め
てで、とても良い経験になった」
「災害時における赤十字の救護活動を身近
に感じられてとても良い経験になった」などの感想もあり、万が一に供え
ての災害救護訓練としてだけでなく、赤十字の活動を身近で体験していた
だく良い機会にもなりました。
全体ミーティングを行う救護班
訓練会場(さいたまスーパーアリーナ)
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