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平成28年度松島湾サイクルツーリズムモデル事業委託業務仕様書

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平成28年度松島湾サイクルツーリズムモデル事業委託業務仕様書
平成28年度松島湾サイクルツーリズムモデル事業委託業務仕様書
1 委託業務名
平成28年度松島湾サイクルツーリズムモデル事業委託業務
2 委託期間
契約締結日から平成29年3月31日(金)まで
3 業務の目的
風光明媚な自然景観・豊富な海産物・多種多彩な歴史文化など松島湾エリア(塩竈市,多賀城市,東松島市,
松島町,七ヶ浜町,利府町)が国内外に誇る観光資源を活かして,松島湾エリア内を自転車で巡り楽しむ周遊・
滞在型観光=「サイクルツーリズム」の県内モデルケースの確立を目的とする。
4 委託業務の内容
(1)松島湾エリアにおける魅力的なサイクリングコースの検証・設定
(2)松島湾エリアのサイクルツーリズムガイドブックの製作
(3)サイクルツーリズムの機運の醸成を目的としたシンポジウム等の開催
5 業務内容の詳細
(1)松島湾エリアにおける魅力的なサイクリングコースの検証・設定
イ コースの検証・設定にあたり,別紙「松島湾エリアでのサイクルツーリズム導入に関する調査・検討」
の内容を参考とすること。
ロ 設定するコースには,自然景観ポイント,海産物を楽しめる食事処,歴史文化スポットを可能な範囲で
盛り込み,サイクルツーリズムに必要な休憩ポイントを適度に盛り込むこと。
ハ ロで設定したコースでの取材,写真撮影及び試走を行い,5(2)で製作するガイドブックの素材を収
集すること(走行距離,所要時間の計測含む)
。
(2)松島湾エリアのサイクルツーリズムガイドブックの製作
5(1)で検証・設定したサイクリングコースを中心としたガイドブックを製作するもの。
イ 種類は1種類とし,同内容を英語に翻訳したものを合わせて製作すること。
ロ 大きさは原則A5判とすること。
ハ ページ数は24ページ程度(表紙含む)とすること。
ニ 色彩はカラー刷りとすること。
ホ 紙の厚さは連量90kg以上とすること。
ヘ 印刷部数は基本となる日本語版を10,000部,英語版を2,000部製作すること。
ト 製作物はPDFによる電子データの他,電子ブック等で閲覧可能な電子データも提供すること。
チ 掲載内容
① 5(1)で検証・設定したサイクリングコースの紹介。
② 5(1)で検証・設定したサイクリングコースを落とし込んだマップ。
③ 松島湾エリアの自然景観,豊富な海産物,多種多様な歴史文化を自転車で巡ることがイメージできる
写真により紹介。
④ サイクリスト向けの宿や温泉,キャンプ場等の紹介。
⑤ 表紙,裏表紙,目次,松島湾エリア交通アクセス。
⑥ 松島湾サイクルツーリズムの魅力を伝える独自提案。
⑦ 受注者は,本業務に付随する一切の肖像権・著作権等の権利について,法令に遵守した処理を行う。
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リ 上記イからチで製作するガイドブックを活用し,松島湾エリアのサイクリングコースを広くPRする手
法について,独自提案すること。
(3)サイクルツーリズムの機運の醸成を目的としたシンポジウム等の開催
イ 開催テーマについては,松島湾エリア内のサイクルツーリズムの機運の醸成に繋がる内容を提案するこ
と。
ロ 委託期間中にシンポジウム等を1回開催することとし,運営全般,出席者(司会者,有識者,パネリス
ト等)との連絡調整,会場内の装飾等を行うものとする。なお,会場は原則として松島湾エリア内の3市
3町で実施すること。
ハ シンポジウム等の開催に向けた募集チラシの作成,マスコミやメディアを活用した告知,シンポジウム
等参加者の申請受付,出席者(司会者,有識者,パネリスト等)への謝金・旅費の支払い,出席者への飲
み物等の提供,シンポジウム等に関する資料全般(シナリオ含む)の作成及び準備,議事録作成等に要す
る経費は,本委託業務に含むものとする。なお,出席者への謝金・旅費は,県の規定によるものとする。
6 成果の提出
(1)提出する成果品
イ 5(1)
(3)の業務実施報告書(任意様式)2部及び電子データを提出すること。
ロ 5(2)に定める製作物及び電子データを収めたCD3枚
ハ その他,必要に応じて参考資料を提出すること。
(2)提出先
宮城県経済商工観光部観光課 とする。ただし5(2)については宮城県経済商工観光部観光課の他,塩
竈市,多賀城市,東松島市,松島町,七ヶ浜町,利府町の担当課とする。
7 実施計画書及び実施報告書
(1)本業務の委託契約締結後,速やかに実施計画書を作成し,委託者と協議を行ったうえで業務を実施するも
のとする。実施計画書には業務の実施方法,業務工程表,従事者の氏名を記載すること。
(2)本業務の完了後,速やかに実施報告書を作成するものとする。実施報告書については,本業務の執行過程
や経過が明確となるように取りまとめること。
8 成果の帰属及び秘密保持
(1)成果の帰属
本業務により得られた成果物にかかる著作権(著作権法(昭和45年法律第48号)第21条から第28
条までに規定する権利をいう。
)は,県に帰属する。
(2)秘密の保持
受託者は,本業務により知り得た情報を業務中,完了後も業務に関係のない第三者に漏らしてはならない。
9 その他の留意事項
(1)本業務において,交通費等経費が必要な場合は,受託者において,すべての手続きを行い,その経費を負
担する。
(2)本業務の実施にあたっては,実施内容を事前に協議するなど,委託者との緊密な連携のもと,迅速かつ効
果的・効率的な遂行を心がけること(必要に応じて随時打ち合わせを行う)
。なお,打ち合わせ場所は委託者
の事業所を基本とする。
(3)この仕様書に定める事項について疑義が生じた場合,または,この仕様書に定めない事項については,必
要に応じて委託者と受託者が協議のうえ定めるものとする。
(4)本業務を円滑に遂行するため,委託者は受託者に対して業務の進捗状況について報告を求めることができ
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る。
(5)納入物に記載する住所や電話番号,交通手段などの情報については,関係者への確認を十分に行い,誤り
がないように細心の注意を払うこと。また,納入物にそれらの情報の誤りを発見した場合には,納入物の差
しかえを求める場合があるので留意すること。
(6)本業務の遂行に際しては,上記に定めるもののほか,環境配慮の観点から下記の事項を遵守するものとす
る。
イ 照明を使用する場合には,適切な明るさ,不要場所の消灯等電気使用量の節減に努めること。
ロ 廃棄物が発生する場合,再生可能な資機材の使用等,廃棄物の発生抑制に努めること。
ハ リサイクルボックスを設置する等リサイクルを推進すること。
ニ 車両を使用する場合,交通ルールを守る,免許証の携帯を確認する等安全運転を徹底すること。適切な
大きさの車両を使用し,効率的な運行に努めること。駐停車中の不要なアイドリング停止等エコドライブ
を徹底すること。
ホ 印刷物作成にあたっては,コンパクト化し,宮城県グリーン購入の推進に関する計画の判断基準を満た
すこと。
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