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入出港 - NACCS掲示板

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入出港 - NACCS掲示板
NACCS業務講習会資料【入出港】
輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社
平成25年10月更新
〓目次〓
入出港業務の概要
NACCSにおける入出港手続(外航船)
入出港関連業務
船舶管理情報登録(VCA)
V●X及びV●Tについて
船舶基本情報登録(VBX)
主な対象手続き及び提出先
船舶基本情報登録(VBX)の船舶運航者
シングルウィンドウのイメージ
船舶基本情報訂正(VBY)
船舶受委託関係について
事前情報登録(VTX01~04)
船舶運航情報登録(VTX01)
乗組員・旅客情報登録(VTX02、03)
船用品情報登録(VTX04)
入港前統一申請(VPX)
入港前統一申請B(VPT)
入港前統一申請/入港届/出港届の申請先
入港前統一申請の係留施設使用手続
入港届等(VIX)
入港届等B(VIT)
とん税等納付申告(TPC)
移動届(VMR)
不開港出入許可申請(CPC)
出港届等(VOX)
出港届等B(VOT)
出港届(転錨届)提出情報
出港許可(転錨届受理)通知情報
参考:転錨に係る問い合わせ
資格変更届(KPC01)
1
〓目次〓
NACCSにおける入出港手続(内航船)
照会業務
入出港に関する業務フロー(内航)
入出港届等照会(IVS)
対象手続き及び提出先(内航)
申請状態確認(JSS)
船舶基本情報登録(JBX)
入港前統一申請(JPT)
入港届(入出港届)(JIT)
出港届(JOT)
関連手続(乗員上陸許可申請)
乗員上陸許可申請(CRW03)
関連手続(港湾管理者)
港湾管理者向け業務について
呼出し業務(K業務)
海側施設使用許可申請呼出し(KST11)
エラーチェックについて
エラーチェックについて
便利な機能
申請したデータの活用
アップロード機能
その他の機能
港湾関連業務の仕様書、コード
港湾関連業務のお知らせについて
港湾関連業務の仕様書について
港湾関係業務関連コードについて
海側施設使用許可申請(KST)
陸側施設使用許可申請呼出し(KLT11)
陸側施設使用許可申請(KLT)
参考
NACCSの利用料金について
入港料減免・還付申請呼出し(KIT11)
入港料減免・還付申請(KIT)
船舶運航動静通知呼出し(KMT11)
船舶運航動静通知(KMT)
ファイル申請(KFT)
2
入出港業務の概要
3
入出港関連業務
業務フロー
事前準備
①受委託関係
登録業務
外
航
船
A
業
務
船
舶
管
理
情
報
登
録
入港前
入港
⑤港内移動時
業務
②事前登録業務
③入港前業務
④入港後業務
船
舶
基
本
情
報
登
録
入港前統一
申請
入港届等
(入出港届)
出港届等
VPX
VIX
VOX
船舶運航
情報登録
VTX01~04
VTX11~14
移動届
VCA
外
航
船
B
業
務
出港
VMR
(VMR11)
VBX
VBY
(VBY11)
⑥出港時業務
とん税等
納付申告
TPC
入港前統一
申請
入港届等B
(入出港届)
出港届等B
VPT
(VPT11)
VIT
(VIT11)
VOT
(VOT11)
※●●●11等の呼出業務では書類番号や船舶のコールサインから
情報を呼び出すことができます。
貨物系業務を行う場合は受委託関係登録が必要。(P8の船舶管理情報登録を参照。 )
4
V●X及びV●Tについて
外航船業務
(V○Xタイプ)
コンテナ船等の定期船向け業務
外航船業務
(V○Tタイプ)
不定期船向け業務
事前に船舶基本情報・船舶運航情報・乗組員情報等を登録
 申請時には各港固有の情報のみを入力
(※)貨物系業務を実施する場合は、船会社との間に受委託関
係を登録する必要がある。(P8の船舶管理情報登録を参照)



内航船業務
(J○Tタイプ)
事前に船舶基本情報を登録
申請時には船舶基本情報以外の必要なすべての項目を入力
内航船向け業務
船舶基本情報の事前登録は任意
 申請時には必要なすべての項目を入力(事前登録した船舶基
本情報の呼び出しも可能)

5
主な対象手続き及び提出先
届出先官庁
手続名
業務コード
手続タイミング
乗組員及び旅客に関する事項の報告
積荷に関する事項の報告(積荷目録の提出)
入港届
船用品目録
VPX、VPT
DMF
VIX、VIT
VIX、VIT
入港前提出
入港前提出
入港時
入港時
TPC
出港時
地方運輸局
移動届
係留施設等使用許可申請
入港届
入出港届
出港届
保障契約情報
CPC
CPC
VOX、VOT
KPC01
VPX、VPT
VIX、VIT
VOX、VOT
VPX、VPT
VPX、VPT
VIX、VIT
VPX、VPT
VPX、VPT
VPX、VPT
VPX、VPT
VIX、VIT
VIX、VIT
VOX、VOT
VPX、VPT
VOX、VOT
VMR
VPX、VPT
VIX、VIT
VIX、VIT
VOX、VOT
VPX、VPT
入港時
入港時
出港時
資格変更時
入港前提出
入港時
出港時
入港前提出
入港前提出
入港時
入港前提出
入港前提出
入港前提出
入港前提出
入港時
入港時
出港時
入港前提出
出港時
移動時
入港前提出
入港時
入港時
出港時
入港前提出
海上保安官署
船舶保安情報
VPX、VPT
入港前提出
国際航海船舶及び国際港湾施設の
保安の確保等に関する法律第44条
海上交通センター
航路通報
VPX、VPT
VOX、VOT
入港前提出
出港時
海上交通安全法第22条
税関
入国管理局
検疫所
港長
港内信号所
(事前通報)
とん税納付申告
不開港出入許可申請
不開港出入許可手数料免除申請
出港届
資格変更届
入港通報(予備審査情報)
入港届
出港届
入港通報
検疫通報
入港届(明告書)
危険物荷役許可申請
停泊場所指定願
移動許可申請
係留施設使用届
入港届
入出港届
出港届
事前通報(入港時、出港時)
港湾管理者
法令根拠
関税法第15条
関税法第15条の2
関税法第15条
関税法第15条
とん税法第5条
特別とん税法第5条
関税法第20条
税関関係手数料令第11条
関税法第17条
関税法第25条
出入国管理及び難民認定法第57条
出入国管理及び難民認定法第57条
出入国管理及び難民認定法第57条
検疫法第6条
検疫法第17条2項
検疫法第11条
港則法第23条第1項及び2項
港則法第5条第2項及び3項
港則法第7条第1項
港則法第5条第5項
港則法第4条
港則法第4条
港則法第4条
港則法第36条の3第2項
港則法第7条第2項
港湾法第12条5
港湾法第12条5の2
港湾法第12条5の2
港湾法第12条5の2
船舶油濁損害賠償保障法第41条の2
6
シングルウィンドウのイメージ
シングルウィンドウのイメージ図
税関
Sea-NACCS
入国管理局
回答
申請
港湾管理者
港長
乗員上陸許可支援
システム
海上交通センター
船社・船舶代理店
イメージとして、NACCSシステムからそれぞれの申
請先独自のシステムへ送信されて処理がなされます。
申請先のシステムは、NACCSではありません。
よって、各申請先システムでの処理状況については、
後述のIVS(入出港届等照会)業務で照会するか、各
申請先に直接お問い合わせください。
港内信号所
港湾サブシステム
海上保安部署
回答
地方運輸局
検疫所
7
船舶受委託関係について
船会社と船舶代理店の受委託関係について
NACCS参加船会社は、各港において契約している船舶代理店でのみ入出港業務を行えるように管理したい
という意向から、主に定期船で使用されるV●X業務においては、事前に当該船会社による受委託の登録を必
要としています。
主に不定期船で使用されるV●T業務においては、受委託登録をする必要はありません。
また、MFR業務(積荷目録情報登録)、CLR業務(船積情報登録)の「貨物系業務」を船舶代理店が行う場合は、
船会社との受委託登録が必須となっています。
【注意】
①NACCS参加船会社の受委託登録は、船会社側の管理上の理由から、原則NACCSセンターでは行いません。
よって、当該NACCS参加船会社に直接受委託の登録を行う為、船舶管理情報登録(VCA業務)をご依頼くださ
い。
②NACCS不参加船会社の受委託登録は、NACCSセンターで受け付けております。
『船会社受委託関係登録 兼 船会社コード付与調査票』にご記入の上、当該船会社との依頼書(FAXやメー
ルでのやり取り等)のコピーを添付の上、最寄りのNACCSセンター事務所にFAXでお送りください。
(用紙は『Sea-NACCS掲示板』の申込手続から、2.システム設定関連書類にあります。)
8
NACCSにおける入出港手続
(外航船)
9
船舶管理情報登録(VCA)
【VCA業務の登録者】
①NACCS参加船会社:当該参加船会社で、契約した代理店を登録。
②NACCS不参加船会社:後述の『船会社受委託関係登録兼船会
社コード付与調査票』をもとに、NACCSセンターで登録。
※NACCSセンターの登録では、NACCS不参加船会社における船
舶情報登録に、「1:登録可」での登録は原則行いません。
処理種別は、殆ど「港単位」ごとの登録
原則、NACCS参加船会社がVCA業務で
登録する時のみ、「1:登録可」を入力。
貨物系業務(MFR業務、CLR業務)を
行う場合は、「1:登録可」を入力。
VCA業務は、船会社との受委託登録業務です。
前項の「船舶受委託関係について」で述べた通り、NACCS参加船会社におけるVCA業務は、原則NACCSセンターでは行い
ませんので、当該参加船会社に、このVCA業務での登録をご依頼ください。
VCA業務で登録した内容は、IVC(船舶管理情報照会)業務で照会ができます。(受委託照会開示を「Y」と登録した場合)
10
船舶基本情報登録(VBX)
9:登録(規定値)
船名
船種コードを入力
船舶コード又は
コールサインあるいは
漁船番号
とん税計算の基礎となる数字
海上保安部(港長)に「危険物関係の申請」をする場合は入力
船会社コード(SCAC)を入力
ダミーコード(9999)は入力不可
IVS業務
「A0」で
照会可能
※各種コードは、NACCS掲示板
の業務コード集を参照
船舶基本情報の有効期間は、当初登録した日から365日です。有効期間が到来する前に、税関の確認が必要です。
また船舶基本情報の新規登録時、及び船舶名称または純トン数を訂正した時も、税関の確認が必要です。
SW(シングルウィンドウ)業務により、他港の税関や船舶代理店で訂正や削除が可能ですので、ご注意ください。
(とん税一時納付(年間納付)の有効期間内の場合は、税関でのみ削除が可能。)
貨物系業務(MFR(積荷目録情報登録)等)を行う場合、船舶基本情報がNACCS上に登録されていることが必要です。
:必須項目
11
船舶基本情報登録(VBX)の船舶運航者
VBX業務の船舶運航者(OPERATOR)には、船会社(SCAC)コードを
入力します。9999等といったダミーのコードは入力出来ません。
船会社(SCAC)コードは『NACCS掲示板』の業務コード集に掲載して
います。
但し、NACCSソフトが入っているパソコンの、利用者専用掲示板から
のみ業務コード集の閲覧が可能です。
船会社(SCAC)コードが無い場合は、『船会社受委託関係登録 兼
船会社コード付与調査票』をNACCSセンターに提出し、コード付与を
依頼します。
(用紙は『Sea-NACCS掲示板』の申込手続から、2.システム設定関連
書類にあります。)
コード付与依頼の際は、①船会社名、②船会社住所、③船会社電
話番号及び④船会社担当者名が分かる書類を必ず添付してください。
①~④が不明ですと登録が出来ません。
コードの登録は平日14時までの受付で、翌営業日の朝に、登録が 業務コード集
船会社(SCAC)コード
されます。(年末年始を除く)
12
船舶基本情報訂正(VBY)
VBY(訂正・削除)業務
VBY11(呼出し)業務
船舶コードを入力して
情報を呼び出します。
登録されている船舶が売船、廃船になった際に、この業務で船舶基本
情報登録の訂正及び削除を行います。
船舶名称、純トン数を訂正した時は、税関の確認が必要になります。
SW(シングルウィンドウ)業務により、他港の税関や船舶代理店で訂
正や削除が可能ですので、ご注意ください。
(とん税一時納付(年間納付)の有効期間内の場合は、税関でのみ削
除が可能。(D:強制削除))
呼び出し時にキーとなっている「船舶コード」を訂正することは出来な
いため、一旦VBY業務で削除の上で、VBX業務にて新たな船舶コード
で登録します。この登録後にも税関の確認が必要です。
:削除の際
必須項目
:訂正の際
必須項目
13
事前情報登録(VTX01~04)
登録済みの事前情
報登録の訂正は、
「VTX11~14」にて、
内容を呼び出して
行います。
VTX02 乗組員情報
全体
VTX01 船舶運航情報
共通部
(船舶)
繰返部
(外国寄港地)
VTX03 旅客情報
繰返部
(本邦寄港地)
VTX04 船用品情報
定期船で本邦の複数の港に寄港する場合に、この事前情報登録を利用した方法で行うと便利です。
VTX01の画面構成は共通部(船舶)、共通部(外国寄港地情報)、繰返部(本邦寄港地情報)の3部構成になっています。
VTX01登録後に、引き続きVTX02~04を順次登録していきます。(VTX03とVTX04は必須ではありません。)
VTX01~04を入力して送信すると、管轄する税関に情報が送られます。(この仕様は税関側の運用によるものです。)
14
船舶運航情報登録(VTX01)
共通部(船舶)
呼出名称が無い場合
は「NIL」等を入力
海上保安部署に「船舶保安情報」を提出する場合は入力
DLN:外航定期(船)
DTR:外航不定期(船)
入力した「船舶コード」に対する船舶運航情報が、既にNACCS上に登録されている場合は、区分「5:全情報の訂正」で
登録されている船舶運航情報を上書きして使用します。
但し、当該船舶が運航中の時は、運航情報が使用されていますので、上書きしないようにご注意ください。
(事前に登録しておきたい時は、各本邦寄港地の船舶代理店と調整の上で、上書きするようにしてください。)
15
船舶運航情報登録(VTX01)
繰返部(外国寄港地)
入港前に外国の寄港地が
無い場合(新造船等)の入
力方法は、申請先にご確認
ください。
(システム上は、必須項目
ではありません。)
国際船舶/内航航行船舶は
世界保健機関が認定する
汚染地域への寄港の有無
を入力
0:無し
1:有り
入港前外国の寄港地は30カ所
まで入力が可能です。
(30カ所以上寄港地がある場合
は、申請先にご相談ください。)
資格内変する場合やドッグ
に入る場合の入力方法は、
申請先にご確認ください。
(システム上は、必須項目
ではありません。)
16
船舶運航情報登録(VTX01)
繰返部(本邦寄港地)
本邦寄港地は9カ所まで入力が
可能です。
(10カ所以上寄港地がある場合
は、V●T業務かマニュアルでの
対応となります。)
びょう泊、着岸、離岸の場所、日
時が決まっていないときは、空欄
でも可能です。
後続のVPX業務、VIX業務及び
VOX業務で入力すれば、上書き
がされます。
本邦寄港地の順序を変更した場合、後続のVPX業務やVIX業務がされていると、取消し・再
度登録が必要になりますので、十分注意した上で変更してください。
とん税「課税」か「非課税」か、
この入港目的欄で、判断が
されます。
後続業務のVPX業務及び
VIX業務では入力箇所があり
ませんのでご注意ください。
48△:積載貨物有り(船卸し有り)
N48:積載貨物有り(船卸し無し)
57△:積載貨物無し
※「△」はスペースの意味です。
陸揚貨物、船積貨物が決まって
いないときは、空欄でも可能です。
後続のVPX業務で入力すれば、
上書きがされます。
(VPX業務で入力した内容が優
先です。)
YY:携帯品・託送品通関有り
YN:携帯品通関有り、託送品通関無し
NY:携帯品通関無し、託送品通関有り
NN:携帯品・託送品通関無し
17
乗組員・旅客情報登録(VTX02、03)
VTX02(乗組員情報登録)
VTX03(旅客情報登録)
旅客情報はVTX03を2回登録する
ことにより、3000人まで登録可能。
(登録の時は、必ず「ページ番号」
1または2を入力してください。)
旅客情報の入力が全て終了した
時は、必ず「E」を入力してください。
入力した「船舶コード」に対する乗組員・旅客情報が、既にNACCS上に登録されている場合は、VTX12及びVTX13業務
(呼出し)にて、登録されている乗組員・旅客情報を呼び出した後、区分「5:訂正」で、登録されている乗組員・旅客情報を
上書きして使用します。(乗組員・旅客情報を削除する業務はありません。)
但し、当該船舶が運航中の時は、乗組員・旅客情報が使用されていますので、上書きしないようにご注意ください。
(事前に登録しておきたい時は、各本邦寄港地の船舶代理店と調整の上で、上書きするようにしてください。)
18
船用品情報登録(VTX04)
船用品コードを入力
例:OTL - 品名:その他の船用品(リットル単位)
OTG – 品名:その他の船用品(キログラム単位)
OTZ – 品名:その他の船用品(その他の形状)
最大50品目まで登録可能
19
入港前統一申請(VPX)
共通部
繰返部
事前通報は提出先が「港内管制信号所」の為、他の
港長宛ての申請と同時に申請することはできません。
(書類提出先の港長欄に「港内管制信号所」を入力
するため)
申請の種類により、
入力画面が異なります。
VTX02業務で乗組員情報を登録している場合は、
乗組員情報処理識別に「10」を入力する。
(乗組員総数や船長名は入力しません。)
青文字*
:必須項目
緑文字:条件付必須項目
黒文字:任意項目
20
入港前統一申請B(VPT)
VPT業務は、VPT11で船舶基本情報登録の内容を
呼び出して、統一申請を送信することが可能です。
(訂正、取消時も同様に呼び出しで行います。)
繰返部
登録時:船舶コードを入力
訂正時:入港前統一申請番号を入力
取消時:入港前統一申請番号を入力
共通部
申請の種類により、
入力画面が異なります。
事前通報は提出先が「港内管制信号所」の為、他の
港長宛ての申請と同時に申請することはできません。
(書類提出先の港長欄に「港内管制信号所」を入力
するため)
21
入港前統一申請の申請先
9申請先へ13申請が可能です!!
入港前統一申請の申請先
※事前通報(港長)は港内信号所宛の申請になります。
手続名
業務
コード
税関
入管
検疫所
港長
入港通報
●
検疫通報
●
危険物荷役許可申請
●
停泊場所指定願
●
事前通報
係留施設等使用許可申請
保障契約情報
船舶保安情報
航路通報
地方
運輸局
保安部署
海上交通
センター
●
入港通報(予備審査情報)
係留施設使用届
港湾
管理者
●
乗組員及び旅客に関する事項の報告
移動許可申請
信号所
VPX
VPT
●
●
●
●
●
●
●
22
入港前統一申請/入港届/出港届の申請先
申請先の入力についての注意点
税関宛ての申請は、入港港から宛先官署を補完する機能がありますが、税関以外の官庁宛て申請についてはその機能が無い
ため、必ず宛先官署コードを入力する必要があります。(この仕様は、申請先の意向によるものです。)
※対象業務: VPX・VPT(入港前統一申請)、VIX・VIT(入港届等)、VOX・VOT(出港届等)
参考:
VPT業務画面
危険物荷役許可申請(港長)・停泊指定場所
指定願(港長)等、他の申請と同時に申請す
ることができないものがあります。
税関宛ての手続については、書類提出先が未入力でも入港港から宛
先官署が補完されますが、その他の申請に関する書類提出先は補完さ
れないため、送信完了できません。
この宛先の入力であれば、税関、入管、検疫所、港長及び港湾管理者
宛てに送信されます。
① [書類提出先官署未入力]ダイア
ログが表示される
(H24.7.26 機能改善による)
② [戻る]ボタンを押し、必要な書類
提出先を入力の上で送信する。
23
入港前統一申請の申請先
申請先の入力についての注意点
検疫所宛てに「検疫通報」を申請する場合は、事前に「入港通報」で『検疫所通知番号』を取得してから行います。
参考:
VPT業務画面
①検疫所宛てに「入港通報」を送信します。
回答通知
[入港通報[検疫所]]
③検疫所宛てに「検疫通報」を送信します。
『検疫所通知番号』を入力します。
※区分*「5(訂正「宛先追加を含む」)」
入港前統一申請番号も入力します。
検疫所通知番号:
010787330
②検疫所からの「回答通知」(SAA8021)に
『検疫所通知番号』が記載されています。
24
入港前統一申請の申請先
申請先の入力についての注意点(その3)
処理ステータスが「受付」、「訂正依頼」
以外の場合、右のエラーが出力。
VPX及びVPT業務で、入国管理局宛てに「入港通報(予備審査情報)」を送信した後、当該入港通報の訂正・取消は、乗員上陸
許可支援システムの処理ステータスが、「受付」または「訂正依頼」の状況のときに行うことができます。(入港届・出港届も同様)
①入国管理局宛てに「入港通報(予備審査情報)」を送信。 参考:VPT業務画面
②CRW01(届出申請一覧呼出し)で対象の申請を呼出し。
入港通報の
内容に誤り
発見!
③CRW02(届出申請一覧)で、対象の申請の処理ステータスを確認する。
⑤処理ステータスを
確認し、再度訂正を
行う。
④処理ステータスが「受付」または
「訂正依頼」以外の場合は、入国管理
局申請窓口に訂正の旨を申し出て、
処理ステータスを変更してもらいます。
入国管理局
25
入港前統一申請の係留施設使用手続
係留施設使用許可申請と係留施設使用届
港湾管理者が管理する公共岸壁(岸壁、桟橋、物揚場等係留施設(小型船舶係留施設を除く))を使用する場合、VPX業務
又はVPT業務(係留施設使用許可申請)を利用して岸壁の使用申請を行います。
また、専用岸壁を使用する場合、同じVPX業務又はVPT業務(係留施設使用届)を利用して届け出ます。
提出先
岸壁種別
申請者
係留施設使用許可申請
係留施設使用届
港湾管理者
港長
公共岸壁
すべての係留施設(公共岸壁・専用岸壁等)
岸壁を使用するもの
(船会社・船舶代理店)
係留施設の管理者
(港湾管理者・岸壁管理者等)
公共岸壁の場合
係留施設使用許可申請書
VPX/VPT
係留施設使用届
VPX/VPT
係留施設
等使用許
可申請
船舶代理店等
係留施設
等使用許
可届
港湾管理者
専用岸壁の場合
港長
係留施設使用届
VPX/VPT
係留施設
等使用許
可届
係留施設管理者
港長
26
入港届等(VIX)
共通部
繰返部
検疫所宛てに明告書を提出する場合に、
この項目の内容を入力する。
税関宛てに入港届を提出する際に、
システムで入港前統一申請を行って
いた時は、その番号を必須入力
手続名
入港届
(船用品目録・明告書含む)
入出港届
業務
コード
VIX
VIT
税関
入管
検疫所
港長
港湾
管理者
●
●
●
●
●
●
●
入港届の他に、港長・港湾管理者宛のみ「入出港届」として、一度に入港と出港の申請を行うことができます。
27
入港届等B(VIT)
VIT業務は、VIT11で入港前統一申請の内容を
呼び出して、入港届を送信することが可能です。
(訂正、取消時も同様に呼び出しで行います。)
登録時:入港前統一申請番号、
または船舶コードを入力
訂正・取消時:入港届提出番号を入力
共通部
繰返部
申請の種類により、
入力画面が異なります。
船舶基本情報欄にある「純トン数」は、登録されている入港前
統一申請情報から呼び出しがされないため、必ず船舶基本情
報の純トン数を確認した上で入力してください。
(船舶コードから呼び出せば、純トン数も呼び出されます。)
入港届の「入港年月日」、「入港目的コード」または「純トン数」
のいずれかの訂正(入力ミスを含む)が行われた場合は、税関
の確認が必要となるため、入力の際は注意が必要です。
28
とん税等納付申告(TPC)
船舶基本情報登録との一致チェックがあります。
船舶運航者と申告者
納付申告控情報の「申告者」欄の出力に
影響します。以下の場合を除き、原則とし
て「ブランク」となります。
【船舶運航者】
船舶運航者がとん税の納付義務者として
税関の承認を事前に受けている場合に、
運航者の船会社コード(SCAC)を入力
プルダウンから選択
船舶基本情報登録との一致チェックがあります。
【申告者名・住所】
入港届の船長名、運航者住所と異なる場
合のみ入力
納付方法等と口座番号について
直納
(マルチペイメントネットワーク)
NACCS
専用口座
リアルタイム口座
MPN
納付方法等
(ブランク)
「M」を選択
(ブランク)
「R」を選択
口座番号
(ブランク)
(ブランク)
口座番号
口座番号
例えば、「納付方法等」「口座番号」両方を入力しなかった場合、直納(納付書での納付)となります。
29
とん税等納付申告(TPC)
TPC業務の確認画面
※2011年9月、確認画面を出力する仕様変更をしました。
この内容でよければ、「はい(Y)」を選択します。
訂正するときは、「いいえ(N)」を選択すると、TPC業務画面に戻ります。
この確認画面で、入力内容を
充分ご確認下さい。
ここで「はい(Y)」をクリックした
後の訂正・取消しについては、
税関にご相談ください。
30
移動届(VMR)
共通部
「移動届」と「シフト情報」の共通入力項目は、それ
ぞれリンクがなされています。(
色の箇所)
片方の項目を入力すれば、もう片方の同一項目も
内容が補完されます。
繰返部
港長宛てに移動届を提出する場合に、こ
の項目の内容を入力します。
税関宛てにシフト情報を提出する場合に、
この項目の内容を入力します。
港長宛ての移動届で、危険物情報がある
場合に、この項目の内容を入力します。
31
不開港出入許可申請(CPC)
繰返部
共通部
入港届をシステムで提出:入港届提出番号を入力
入港届をマニュアルで提出:「999」
(任意の番号があれば999の後に続けて入力可)
不開港出入理由*で「1:貨物の積卸し」を選択した
場合に、船卸貨物・積込貨物の情報を入力する。
【不開港出入許可手数料免除の条件】
①同一の不開港で、②同一の年に、③4回以上、
入港する場合。
よって、ここで過去3回の当該不開港へ入港した
内容について入力する。
1:出港届業務(VOX、VOT)で提出する場合。
2:入港前統一申請業務(VPX、VPT)で
提出した内容と相違無し。
3:不開港の事前提出情報(VPX、VPT)で
提出する場合。
A:添付業務(MSB)で別途、提出する場合。
F:税関にFAXで提出する場合。
M:税関にマニュアル(窓口に直接)提出する場合。
S:印紙納付
CPC送信後に出力される、「不開港出入許可申請控情報(SAA0200)」の裏面に印紙を貼って、
税関監視窓口に提出する。
R:電子納付(REPS連携)
CPC送信後に出力される、「納付番号通知情報(手数料)(CAB0040)」により、インターネットバ
ンキングやモバイルバンキング(携帯電話)、ATMで振り込みを行い納付する。
振り込みの際に、納付番号通知情報に出力されている番号の入力が必要になる。
※REPS:財務省所管の歳入金電子納付システム
C:現金納付
突発的な入港等、税関がやむを得ない場合として認める場合のみ、税関収納窓口で納付する。
※NACCS専用口座やリアルタイム口座での納付はできません。
32
出港届等(VOX)
共通部
繰返部
①他港(外国を含む)に出港する場合
入港時の入港届提出番号を入力する。
②転錨する場合
入港時の入港届提出番号を入力する。
③転錨入港船舶が転錨出港する場合
ブランクのまま。
④転錨後、他港(外国を含む)に出港する場合
転錨前の、開港入港時の入港届提出番号を入力す
る。
※マニュアルで入港届を提出した場合
ブランクのまま。
出港届だけではなく、港内管制信号所に対する「事前通報」
や海上交通センターに対する「航路通報」の申請もあわせて
行うことができます。
出港許可保留となった場合は、『出港届(転錨届)提出情報
(SAA0240)』が出力されます。
出港許可後の取り消しは出来ませんので、取り消しの際は
税関相談となります。(訂正は可能です。)
出港許可後の出港届の訂正について、申請者に新たな出
港許可書や訂正情報は出力されません。
申請の種類により、
入力画面が異なります。
手続名
出港届
事前通報
航路通報
業務
コード
VOX
VOT
税関
入管
港長
●
●
●
信号所
港湾
管理者
海上交通
センター
●
●
●
33
出港届等B(VOT)
繰返部
VOT業務は、VOT11で入港前統一申請の内容を
呼び出して、出港届を送信することが可能です。
(訂正、取消時も同様に呼び出しで行います。)
登録時:入港前統一申請番号を入力
訂正・取消時:出港届提出番号を入力
申請の種類により、
入力画面が異なります。
共通部
船舶基本情報欄にある「純トン数」は、登録されている入港前統
一申請の情報から呼び出しがされないため、必ず船舶基本情
報の純トン数を確認した上で入力してください。
34
出港届(転錨届)提出情報
出港届(転錨届)提出情報(出力コード:SAA0240)
この出港届(転錨届)提出情報が出力された場合は、許可
(受理)前の状態ですので、後述のIVS業務で申請内容を
確認した上で、対処します。
【対処の例】
・とん税の納付をする。
・税関に「確認」の入力を行ってもらうよう、依頼をする。
(船舶基本情報の確認、入港届の確認、とん税納付の確
認(マニュアル手続き含む)、またはとん税非課税の確認)
【とん税等納付状況】
数字でとん税の納付の状況が表示されます。
1:未申告(とん税納付申告がされていない状態)
2:申告済
3:納付済
4:非課税対象
5:非課税確認済
0:入港届提出番号入力なし
35
出港許可(転錨届受理)通知情報
出港許可(転錨届受理)通知情報(出力コード:SAA0260)
出港届の許可条件は次の通り
①とん税等が納付済みであること。
②船舶基本情報が確認済みであること。
③次港が不開港の場合は、不開港出入許可を受けて
いること。
これらの条件は入出港届等照会(IVS)により確認できます。
②については1年ごとに税関に船舶国籍証書等を持参し、
確認をしてもらう必要があります。
出港許可も転錨届受理も同じ様式です。
よって、この識別で判断します。
「A」:出港届(=出港許可)
「B」:転錨届(=転錨届受理)
36
参考:転錨に係る問い合わせ
37
資格変更届(KPC01)
KPC01業務は、KPC業務で船舶の情報を呼び出して、
送信することが可能です。
(訂正、取消時も同様に呼び出しで行うことができます。)
※KPC業務(呼出し)は有料業務です。
(A:8円/B:10円)
書類を添付する時は、KPC01
業務画面右上の「クリップ」ボ
タンをクリックして、送付した
い書類を選択します。
【船舶の資格変更種別】
「E」:外国貿易船から特殊船舶に変更
「F」:外国貿易船から沿海通航船に変更
「G」:特殊船舶から外国貿易船に変更
「H」:沿海通航船から外国貿易船に変更
「I」:特殊船舶から沿海通航船に変更
「J」:沿海通航船から特殊船舶に変更
KPC01業務送信後は、IKP業務で内容の照会ができます。
(有料業務 A:8円/B:10円)
※特殊船舶
本邦と外国との間を往来する船舶で外国貿易船以外のもの
(公用船その他の船舶のうち、政令で定めるものを除く。)を
いう。(関税法第15条の3第1項)
※沿海通航船
本邦と外国との間を往来する船舶以外の船舶をいう。
(関税法第2条第1項第7号)
38
NACCSにおける入出港手続
(内航船)
39
入出港に関する業務フロー(内航)
•船舶基本情報の事前登録は任意です。
•申請時にはすべての項目を入力(事前登録した船舶基本情報の呼出しも可能)します。
内
航
船
業
務
事前準備
入港前
入港
①事前登録業務
②入港前業務
③入港後業務
船舶基本情報
登録
入港前統一
申請
入港届
(入出港届)
JBX/JBY
(JBY11)
JPT
(JPT11)
出港
④港内移動後業務
⑤出港時業務
出港届
JIT
(JIT11)
JOT
(JOT11)
移動届
JMR
(JMR11)
※J●●11の呼出業務では申請・届出番号や船舶のコールサインから情報を呼び出すことができます。
40
対象手続き及び提出先(内航)
届出先官庁
港長
港内信号所
(事前通報)
手続名
業務コード 手続タイミング
危険物荷役許可申請
JPT
入港前提出
港則法第23条第1項及び2項
停泊場所指定願
JPT
入港前提出
港則法第5条第2項及び3項
移動許可申請
JPT
入港前提出
港則法第7条第1項
係留施設使用届
JPT
入港前提出
港則法第5条第5項
入港届
JIT
入港時
入出港届
JIT
入港時
出港届
JOT
出港時
JPT
入港前提出
JOT
出港時
移動届
JMR
移動時
係留施設等使用許可申請
JPT
入港前提出
入港届
JIT
入港時
入出港届
JIT
入港時
出港届
JOT
出港時
JPT
入港前提出
事前通報(入港時、出港時)
港湾管理者
海上交通センター
法令根拠
港則法第4条
港則法第36条の3第2項
航路通報
港則法第7条第2項
港湾法第12条
各地方自治体の条例
海上交通安全法第22条
JOT
出港時
41
船舶基本情報登録(JBX)
定期船など事前に、船舶の名称等基本的な事項を登録しておくことにより、申請の際の呼出し業務に利用する事ができます。
1:コールサイン
2:船舶番号
船種コード(抜粋)
フルコンテナ船
T90
貨客船
T70
LNG船
T74
穀物船
T79
鉱石船
T87
登録した船舶基本情報に訂正がある場合には、船舶基本情報訂正呼出し(JBY11)業務により訂正できます。
訂正個所を訂正して
送信します。
42
入港前統一申請(JPT)
当該港入港前に、4申請先(港湾管理者・港長・港内信号所・海上交通センター)へ、8つの手続きの申請を行う事ができます。
(入力例:係留施設等使用許可申請書)
青:必須項目
緑:条件付必須項目
港湾管理者コードはNACCS掲
示板の業務コード集より参照く
ださい。
共通項目は、一箇所、
入力することで申請書
ごとに何度も入力する
必要はありません。
なっくす丸
港湾 太郎
申請に関する問合せ先と
なる申請者および電話番
号を入力します。
申請 一郎
申請の種類により、
入力画面が異なります。
入力項目の網がけは必須項目です。
0120-794550
43
入港前統一申請(JPT)
(入力例:係留施設等使用許可申請書)
JPCHB
CHIBA
港域入港日時、
着岸日時、離岸
日時は予定の日
時を入力します。
JPTYO
申請者と異なる代理店を立
てる場合は代理店名、住所、
電話番号を入力します。
必ず運航者コードまたは、
船舶運航者名称を入力
します。
申請の種類により、
入力画面が異なります。
○×海運株式会社
0120-794550
0120-794550
CLN:内航定期
CTR:内航不定期
I :入港
O:出港(事前通報のみ)
S:移動
(重量の場合)TNE:トン
(容積の場合)MT△:M/T
MTQ:立方メートル
(個数の場合)NO△:個、台など
44
入港前統一申請(JPT)
(入力例:係留施設等使用許可申請書)
貨物
種類
コード
貨物の種類
名称(和名)
10
ばら荷
7
RORO貨物
6
自動車
8
パレット貨物
9
コンテナ貨物
5
その他非コンテナ品
申請の種類により、
入力画面が異なります。
(重量の場合)TNE:トン
(容積の場合)MT△:M/T
MTQ:立方メートル
(個数の場合)NO△:個、台など
個別の指示事項等があれ
ば、各申請先の備考欄に
入力します。
45
入港届(入出港届)(JIT)
当該港入港後に、入港確定情報を入力送信する業務になります。出港届を兼ねて入出港届として送信する事ができます。
訂正・取消を行う場合、
初めての申請で付与さ
れた届出番号を入力し
ます。
出港届を兼ねる場
合は、入出港届に
☑を入れます。
港湾管理者コードは、
NACCS掲示板の業務コー
ド集より参照ください。
なっくす丸
船種コードを入力します。
1:コールサイン
2:船舶番号
船種コード(抜粋)
フルコンテナ船
T90
貨客船
T70
LNG船
T74
穀物船
T79
鉱石船
T87
その他の船種コードにつきま
しては、NACCS掲示板の業
務コード集より参照ください。
船名を入力します。
港湾 太郎
乗組員の総数を入力します。
JPYOK
YOKOHAMA
※入力例は入出港届
46
入港届(入出港届)(JIT)
入出港届として提出す
る場合は、離岸(予定)を
入力します。入港届の
みの場合は入力する必
要はありません。
JPTYO
港コードは、NACCS掲示板の
業務コード集より参照ください。
必ず運航者コードまたは、
船舶運航者名称を入力
します。
○×海運株式会社
申請 一郎
申請先から申請に対する問
合せを対応する担当者名、
電話番号を入力します。
0120-794550
J0606930200
個別の指示事項等があれば、各
申請先の備考欄に入力します。
変更・取消
訂正・取消を行う際には、業務固有情報の「J・・・」の11桁または、JSSの受付番号の下11桁を入港届提出
番号欄に入力します。
J0606930200
47
出港届(JOT)
出港届だけではなく、事前通報や航路通報も港内信号所、海上交通センター宛に申請を行う事ができます。
(入力例:出港届)
訂正・取消を行う場合、
初めての申請で付与された
届出番号を入力します。
港湾管理者コードは、
NACCS掲示板の業務コー
ド集より参照ください。
申請の種類により、
入力画面が異なります。
○×海運株式会社
必ず運航者コードまたは、
船舶運航者名称を入力
します。
48
出港届(JOT)
(入力例:出港届)
JPTYO
AA123
申請の種類により、
入力画面が異なります。
港コードは、NACCS掲示板の業務コー
ド集より参照ください。
※次港港、最終仕向港にダミーコード
を入力する場合は、名称に港名を入力
します。
港コードは、NACCS掲示板
の業務コード集より参照くだ
さい。
申請 一郎
申請に対する担当者名、
電話番号を入力します。
0120-794550
個別の指示事項等があれば、各
申請先の備考欄に入力します。
49
関連手続(乗員上陸許可申請)
50
乗員上陸許可申請(CRW03)
乗員上陸許可申請
(3)乗員上陸許可申請の業務コードはCRW03
(1)届出申請一覧呼出しはCRW01
(2)呼出しの結果はCRW02
※CRW02は自動起動
呼
出
し
結
果
CRW01業務でNACCS上の入出港情報を呼び出し、CRW02業務で
該当する申請を選択して送信すると、CRW03業務で必要な情報が
補完されて呼び出されます。その他必要箇所を入力することにより、
CRW03の登録ができます。
或いはCRW03業務で、全て一から入力することも可能です。
51
乗員上陸許可申請(CRW03)
乗員上陸許可申請の注意点
①エクセル等で作成した乗員情報を直接CRW03業務画面に貼り付ける場合、同業務画面の表示項目順序通りに
データを貼り付け格納することができます。 (H24.7.26機能改善による)
②CRW01業務から入出港情報を呼び出して、CRW03業務を行う場合、入出港情報にある乗員情報を呼び出すことはできますが、
CRW03業務にしかない項目である「身分証明書有効期限」は、手入力をする必要があります。
【CRW03の乗員情報入力項目】
有効期限が不明
な場合は、
「29991231」と
入力します。
(水色は必須項目)
※ エクセルで作成したものを貼り付ける際に、表全体または一行ごとの貼り付けはできますが、
一列ごとの貼り付けはできません。
※ 表全体、または一行ごとの
貼り付けが可能。
(青点線、赤点線の箇所)
※ 一列ごとの貼り付けは不可能。
(緑点線の箇所)
52
乗員上陸許可申請(CRW03)
乗員上陸許可申請のお問い合わせ先
乗員上陸許可申請の入力方法等に関する
お問い合わせは、下記になります。
またホームページも開設しております。
乗員上陸許可申請業務ヘルプデスク
電話番号 03-5712-7848
受付時間 午前9時から午後5時
(土曜・日曜・祝祭日を除く)
53
関連手続(港湾管理者)
54
港湾管理者向け業務について
【業務と申請可能な手続き書類】(外航船・内航船共通)
業務コード・業務名称
船舶の入出港に関する手続
KIT (KIT11)
入港料減免・還付申請
船舶の動静把握に
関する手続
KMT (KMT11)
船舶運航動静通知
港湾施設(海側)使用に
関する手続
KST (KST11)
海側施設使用許可申請
書類名称
入港料減免申請
入港料還付申請
船舶運航動静通知
ひき船使用許可申請書兼配船希望願
旅客乗降用施設(渡船橋) 使用許可申請
船舶給水施設使用許可申請
船舶廃油処理施設使用許可申請
荷役機械使用許可申請
港湾施設(陸側)使用に関す
る手続
KLT (KLT11)
陸側施設使用許可申請
建物の類(上屋)使用許可申請
港湾施設(荷さばき地・野積場)使用許可申請
コンテナ用電源使用許可申請
その他
KFT
ファイル申請
港湾管理者宛てに添付ファイルを送付
※ K●T11は呼出し業務です。
(注)上記の手続きについては、提出先の港湾管理者ごとに対応が異なります。
提出先港湾管理者にご確認ください。(NACCS掲示板より申請可能な手続をご確認ください。)
55
呼出し業務(K業務)
「訂正」「取消」の際は、同じ業務の申請状況を
呼び出すことができます。
「新規登録」の際は、船舶基本情報や、関連する
業務の申請情報を呼び出すことができます。
入
港
料
減
免
・
還
付
申
請
船
舶
運
航
動
静
通
知
港
湾
施
設
使
用
許
可
申
請
入港届
(入出港届)
VIX/VIT/JIT
入港料減免・
還付申請
(呼出し)
(KIT11)
入港届提出番号
船舶基本
情報
登録
VBX/VBY
JBX/JBY
入港前
統一申請
VPX/VPT/
JPT
訂正・取消
新規登録
船舶運行
動静通知
(呼出し)
(KMT11)
入港料減免・
還付申請
(呼出し)
(KIT11)
入港料減免・
還付申請
KIT
入港料減免・
還付申請
KIT
入港料減免等申請番号
船舶運行
動静通知
(呼出し)
(KMT11)
船舶運行
動静通知
KMT
海側施設
使用許可申請
(呼出し)
(KST11)
海側施設
使用許可申請
KST
船舶運行
動静通知
KMT
動静通知番号
入港前統一申請番号
海側施設
使用許可申請
(呼出し)
(KST11)
海側施設
使用許可申請
KST
海側施設申請番号
船舶コード
陸側施設
使用許可申請
(呼出し)
(KLT11)
陸側施設
使用許可申請
KLT
陸側施設
使用許可申請
(呼出し)
(KLT11)
陸側施設
使用許可申請
KLT
陸側施設申請番号
56
海側施設使用許可申請呼出し(KST11)
※海側施設申請番号、船舶コードのいずれか1つのみ入力します。
海側施設申請番号(番号の照会は
JSSより「受付番号」の下11桁を参照)
を入力します。
左詰めで入力します。
信号符号(コールサイン)、船舶番号、もしくは、
漁船登録番号を入力します。
※漁船登録番号を入力する際は、番号の先頭
に「@」を付し、「‐」を除いて入力します。
船舶コードで呼び出した
場合の補完項目
57
海側施設使用許可申請(KST)
KST業務では、ひき船使用許可申請書兼配船希望願、旅客乗降用施設使用許可申請、船舶給水施設使用許可申請、
船舶廃油処理施設使用許可申請の4申請を行うことができます。
4申請を同時に行うことが
できます。
港湾管理者コードは、 NACCS
掲示板の業務コード集より参
照ください。
給水施設コードは、NACCS掲示板の
業務コード集より参照ください。
コードがない場合はダミーコード
(”ZZZZZ”)を入力します。
ダミーコードを入力した場合は給水施
設名称は必ず入力します。
申請の種類により、
入力画面が異なります。
青:必須項目
緑:条件付必須項目
給水種別
1
2
3
4
5
運搬給水
岸壁給水
自動販売機
缶
その他
入力項目の網がけは必須項目です。
58
陸側施設使用許可申請呼出し(KLT11)
※陸側施設申請番号、船舶コードのいずれか1つのみ入力します。
陸側施設申請番号(番号の照会はJSSより
「受付番号」の下11桁を参照)を入力します。
左詰めで入力します。
信号符号(コールサイン)、船舶番号、もしくは、
漁船登録番号を入力します。
※漁船登録番号を入力する際は、番号の先頭に
「@」を付し、「‐」を除いて入力します。
船舶コードで呼び出した
場合の補完項目です。
59
陸側施設使用許可申請(KLT)
KLT業務では、荷役機械使用許可申請、建物の類(上屋)使用許可申請、荷さばき地・野積場使用許可申請、コンテナ用電源
使用許可申請の4申請を行うことができます。
(入力例:荷役機械使用許可申請)
港湾管理者コードは、
NACCS掲示板の業務コード
集より参照ください。
1:コールサイン
2:船舶番号
1:外航
2:内航
申請の種類により、
入力画面が異なります。
60
陸側施設使用許可申請(KLT)
(入力例:荷役機械使用許可申請)
港湾 太郎
00001
00002
00003
00004
00005
00006
99999
荷役機械種類
ガントリークレーン
レール走行式クレーン
タイヤ走行式クレーン
アンローダ
ジブクレーン
ベルトコンベア
その他
申請の種類により、
入力画面が異なります。
※荷役機械種類コードでその
他を選択する場合は、荷役機
械種類名称を必ず入力します。
※荷役機械種類コードを選択
する場合は、荷役機械コードを
必ず入力します。
荷役機械施設コードは、
NACCS掲示板の業務コード
集より参照ください。
申請一朗
0120-794550
61
入港料減免・還付申請呼出し(KIT11)
※入港料減免等申請番号 、入港前統一申請番号、船舶コード
のいずれか1つのみ入力します。
入港料減免等申請番号(番号の照会はJSSより
「受付番号」の下11桁を参照)を入力します。
入港届提出番号(番号の照会はJSSより「受付番
号」の下11桁を参照)を入力します。
左詰めで入力します。
信号符号(コールサイン)、船舶番号、もしくは、漁
船登録番号を入力します。
※漁船登録番号を入力する際は、番号の先頭に
「@」を付し、「‐」を除いて入力します。
62
入港料減免・還付申請呼出し(KIT11)
入港届提出番号での呼出し補完項目
は補完項目です。
63
入港料減免・還付申請(KIT)
KIT業務では、港湾管理者へ入港料減免申請、入港料還付申請をすることができます。
1:コールサイン
2:船舶番号
減免理由コード(例)
1YH01
3,000総トン以上10,000総トン
未満の船舶が入港したとき
1YH03
50,000総トン数以上の
コンテナ船が入港した時
1YH07
その他市長が特に認めたとき
1YH08
1回の入港につき1,000個以上
1,500個未満のコンテナ貨物を
取り扱ったとき
1回の入港につき1,500個以上
1YH09 のコンテナ貨物を取り扱ったとき
1YH10
1YH11
1YH12
客船が前年度に12回以上入港
した実績があり、かつ当該年度
6回以上入港したとき
客船が当該年度に30回以上
入港したときの30回目以降の
入港時
外国籍客船の当該年度におけ
る初入港時
0120-794550
減免理由コードは、NACCS掲示板の業務
コード集より参照ください。
減免を受けようとする理由コードにダミー
コード(”19999”)を入力する場合は、減免
を受けようとする理由を必ず入力します。
64
船舶運航動静通知呼出し(KMT11)
※動静通知番号、入港前統一申請番号、船舶コードの
いずれか1つのみ入力します。
動静通知番号(番号の照会はJSSより「受付番
号」の下11桁を参照)を入力します。
入港前統一申請番号(番号の照会はJSSより
「受付番号」の下11桁を参照)を入力します。
左詰めで入力します。
信号符号(コールサイン)、船舶番号、もしくは、
漁船登録番号を入力します。
※漁船登録番号を入力する際は、番号の先頭
に「@」を付し、「‐」を除いて入力します。
65
船舶運航動静通知呼出し(KMT11)
入港前統一申請番号での呼出し補完項目
は補完項目です。
66
船舶運航動静通知(KMT)
KMT業務では、入出港・入港・出港・移動に係る船舶動静通知を、港湾管理者宛に送信することができます。
入港、出港が同時に申請が
できます。
「入出港」タブで、入港と出港
をまとめて入力できます。
0:無
1:有
スラスタ(有)の場合は、
能力・単位を必須入力です。
スラスタ(無)は、入力不要です。
TOKYO
NAGOYA
67
船舶運航動静通知(KMT)
着岸舷側
1
2
3
4
5
6
VSP
左舷
VSS
右舷
VOT
その他
検疫種別
検疫ない
普通検疫
無線検疫
着桟検疫
特別検疫
不明
港コードは、NACCS掲示板
の業務コード集より参照くだ
さい。
68
船舶運航動静通知(KMT)
荷役機械施設コードは、
NACCS掲示板の業務コード
集より参照ください。
貨物種類
コード
貨物の種類
名称(和名)
10
ばら荷
7
RORO貨物
6
自動車
8
パレット貨物
9
コンテナ貨物
5
その他非コンテナ品
(重量の場合)TNE:トン
(容積の場合)MT△:M/T
MTQ:立方メートル
(個数の場合)NO△:個、台など
69
ファイル申請(KFT)
港湾管理者宛ての入出港届(入港届、出港届)及び係留施設等使用許可申請で、港湾管理者から提出の指示があった書類や参考
資料を送付する時に、このKFT(ファイル申請)業務で送付します。
添付出来るファイルの拡張子は以下の通りです。
・TEXT形式(.txt)
・Microsoft Word形式(.doc .docx)
・XML形式(.xml)
・Microsoft Excel形式(.xls .xlsx)
・CSV形式(.csv)
・JPEG形式(.jpg)
・TIFF形式(.tif)
・Windowsビットマップ形式(.bmp)
・PDF形式(.pdf)
①一申請で添付出来るファイル数は、10ファイルまで。
②一申請で添付出来るファイル容量は、合計10MBまで。
③添付ファイルの名前は100バイト未満。
また外字(申請者で作成した文字)使用は不可。
④一申請で訂正出来る回数は、最大99回まで。
書類を添付する時は、KFT業
務画面右上の「クリップ」ボタ
ンをクリックして、送付したい
書類を選択します。
KFT業務後、港湾管理者から送付される各申請の「受信確認通知」に、①添付元の書類申請番号、②添付ファイル数及び
③添付ファイル名称が通知されます。
また、JSS(申請状態確認)で、KFT業務で送付したファイル数を照会することができます。
一部の港湾管理者については受信できない場合がありますので、事前に申請先の港湾管理者にご確認ください。
70
照会業務
71
入出港届等照会(IVS)
NACCS上の登録内容や状況、提出有無を確認する場合、IVS業務を利用します。
③
業務コード入力に、
IVSを直接入力する。
例えば、入港届の申請状態を確認する場合
届出/申請番号と照会種別「C1」を入力して、
「送信」をクリックする。
②
①
次ページへ
または業務メニュータブから、IVS
入出港届等照会を選択する。
①IVSを入力または選択します。
②検索条件を入力します。
③送信ボタンをクリックします。
72
入出港届等照会(IVS)
照会結果
入港届提出番号
入港前統一申請番号
検疫所通知番号
入港前に検疫・入港通報
申請時に検疫所から払
い出される通知番号で入
港届申請の際に必要と
なります。
とん税等の納付状況や税関の船舶確認要否も確認ができます。
例 とん税等納付状況コード
入港届DBに登録されているとん税等納付状況コードを出力
△:未申告 1:申告済
2:納付済 3:非課税対象 4:非課税確認済
例 税関の船舶確認
税関確認済否:Y(確認済み)、税関確認年月日を出力
73
入出港届等照会(IVS)
船舶基本情報及び入港届の「確認」について
照会種別「A0」(船舶基本情報)
照会種別「C1」(入港届)
【船舶基本情報が有効なものか判別する方法】
①税関確認済否に「Y」が表示されていること。
②税関確認年月日に日付が表示されていること。
⇒①と②が無いものは、税関の確認が必要です。
【資格欄について】
・空欄:外航船
・「N」:内航船(資格内変がされた船舶)
入港届業務で「入港年月日」、「入港目的
コード」、「純トン数」のいずれかを変更(入
力ミスも含む)すると、税関の確認が必要
になります。
とん税の一時納付(年間納付)は、
この部分に表示されます。
74
申請状態確認(JSS)
申請先での申請状態を確認する場合、JSS業務を利用します。(税関及び入国管理局以外の申請先)
③
業務コード入力に、
JSSを直接入力する。
①
または業務メニュータブから、
JSS 申請状態確認業務を選択
する。
②
確認したい申請先にチェックを
入れて、「送信」をクリックする。
※全ての申請を照会したいとき
はチェックを入れずにできます。
(全てに入れても、入れなくても
照会結果は同じになります。)
次ページへ
これらの番号やコード
を入力することにより、
照会する情報を、絞り
込むことも可能です。
①JSSを入力または選択します。
②検索条件を入力します。
③送信ボタンをクリックします。
75
申請状態確認(JSS)
照会結果
申請状態
業務固有情報
送信(配信)
正常に申請先へ送信
DELIVERED
送信(受信)
申請先で受け取る
PICKED
回答(受理)/(不受理)/(許可)/(条件付許可)
申請に対する回答
ANSWER
76
エラーチェックについて
77
エラーチェックについて
エラーチェックは以下の通りです。
1.パッケージソフト
エラー箇所が黄色となります。
またエラー表示は1項目ごととなります。
主にパッケージソフトの必須項目の未入力におけるエラーチェック
です。
2.NACCSサーバ
チェック内容は業務メッセージに表示され、エラーは同時に5件まで
表示されます。
主に同時入力不可項目に対するエラーチェックです。
エラーが無ければ[COMPLETION※]になります。
※ COMPLETIONとは、NACCSサーバにおいて不備が無いという
意味です。
3.港湾サブシステム
「即時電文取出」をクリックし、エラー有無を確認します。
※自動取出し設定をしておくと便利です。(後述)
0 ERROR→処理結果コードを参照し、エラー項目を修正後、
再度送信を行う。
1 DELIVERED→正常配信完了
港湾サブシステムから
2 PICKED→申請先で受信
DELIVEREDが返信され、
3 ANSWER→回答受信
はじめて申請先へ配信され
たという状態になります。
78
エラーチェックについて
1.パッケージソフトでのエラーチェック
参考:VBX業務画面
エラー箇所は該当部分の
色が黄色になります。
サーバへの送信前に、エラー
メッセージが出力されます。
(「必須項目が未入力」であると
いう内容のエラーです。)
79
エラーチェックについて
2.NACCSサーバでのエラーチェック
参考:VOT業務画面
NACCSサーバでのチェック結果が表示されます。
また、エラーは同時に5件まで表示されます。
エラーの内容と処置を参考にして、入力・訂正を
行ってください。
(NACCSセンターへお問い合わせの際は、業務
コードと、このエラーコードをお伝えください。)
80
エラーチェックについて
2.NACCSサーバでのエラーチェック
【エラーがあった時の訂正手順(例)】
①業務メッセージの確認
エラーの内容は・・・
「S0026:純トン数が入力されていない。」
処置内容は・・・
「純トン数を入力する。」
業務メッセージの内容から、純トン数の入力がされていないこと
が予想されます。
送信した内容を確認します。
②送信内容の確認
③修正
純トン数を入力します。
④送信
81
エラーチェックについて
3.港湾サブシステムでのエラーチェック
港長、海上交通センター、港内管制信号所、港湾管理者への申請情報の送信
を行った場合、「即時電文取出(Q)」をクリックし、エラーの有無を確認します。
DELIVERED → 正常送信完了
ERROR → 処理結果コードを参照しエラー項目を修正後、再度送信を行う。
エラーがあった場合の手順は、次のページを参照
港湾サブシステムでの処理結果が格納されます。
税関・入国管理局宛て以外の申請先は、ここで「DELIVERED」が出れば、正常送信完了です。
82
エラーチェックについて
3.港湾サブシステムでのエラーチェック
【エラーとなった場合(事例)】
業務固有情報に赤文字で[***ERROR]が通知されます。
格納通知の下にある[処理結果]でエラー内容が表示します。
P01007
-規定値チェックエラー :危険物繰返情報1件目: 危険物の開放/非開放の別
1件目の開放/非開放に入力した内容に、間違いがあることがわかります。
申請した業務の画面を開いて、「危険物情報」の開放/非開放に入力した内容を確認して下さい。
83
エラーチェックについて
3.港湾サブシステムでのエラーチェック
【エラーがあった時の訂正手順】
赤文字で表示しているエラーをダブルクリックすると、
下の画像が開くので、エラーの内容を確認します。
①エラーの格納通知を受信後、エラーの内容を確認
②送信済み電文の検索
1.
3.
2.
3.該当の申請が「送信済み」フォルダから検索されますので、
それを開き、エラーとなっている箇所を修正して、送信します。
参考:VPT業務画面
1.処理対象とする受信フォルダの処理結果電文を選択し、
右クリックをします。
2.メニューから「送信済み電文検索(S)」を選択します。
84
エラーチェックについて
3.港湾サブシステムでのエラーチェック
業務固有情報に赤文字で[***DELIVERED]が通知されます。
【正常に送信できた場合(事例)】
申請番号
・入港前統一申請の場合 → 入港前統一申請番号
・入港届の場合 → 入港届番号
・出港届の場合 → 出港届番号
申請後、「申請番号」・「書類番号」が付与されます。
申請した固有の内容を表示します。
正常送信完了
この後、申請先が申請を受け取ると、[PICKED]が返信され、回答で[ANSWER]が返信されます。
85
エラーチェックについて
3.港湾サブシステムでのエラーチェック
【回答が返信されてきた場合(事例)】
回答内容が表示されます。
業務固有情報に赤文字で[***ANSWER]が通知されます。
86
便利な機能
87
申請したデータの活用
税関・入管を除く申請先
入港前統一申請(VPT)を
申請した。
共有フォルダに
申請データを保存!
港湾SS
Aさん
回複数担当者での活用も可能!!
●他の担当者の代わりに変更申請!
①IVS業務やJSS業務で、申請状態を確認する。
②その申請番号を控える。
(入港前統一申請番号)
③VPT11業務で控えた番号を、「入港前統一申請番
号」に入力し、入港前統一申請の登録内容を呼び
出す。
④区分「5:訂正」
⑤変更箇所を修正し、送信する。
NACCSのサーバに
あるデータを使って
申請!
Dさん
NACCS
呼出し
※過去に申請をした
データの活用1参照
●●海運
Bさん
申請(新規)
申請(変更・取消)
社内に保存してある
過去データを使って
申請!
データ保存
データ活用
Cさん
※過去に申請をした
データの活用2参照
社内共有フォルダ
又は
周辺機器
88
申請したデータの活用
過去に申請したデータの活用1(呼出し業務) *詳細は次ページを参照
参考:VPT業務画面
①業務コード「●●●11」を入力
して、OKボタンをクリックします。
②「申請番号」や「船舶コード」を
入力し、送信をクリックします。
③呼び出した情報が反映されます。
89
申請したデータの活用
呼出し業務とは?
初めて登録業務を行う際に、あらかじめNACCS上に登録されている情報を呼び出し、必要箇所だけを入力
することにより、入力作業の簡便化を図ることができます。
船舶コード
入港前統一申請番号
入港届提出番号
VBY11
VPT11
●
●
●
VIT11
●
VOT11
●
●
船舶基本情報を呼び出します。
●
入港前統一申請情報を呼び出します。
入港届情報を呼び出します。
●
移動届提出番号
出港届提出番号
VMR11
●
●
移動届情報を呼び出します。
出港届情報を呼び出します。
業務の内容
VBY11
既に登録されている船舶基本情報を呼び出し、訂正を行う業務です。
VPT11
既に登録した入港前申請情報を呼び出し、入港前統一申請を行う業務です。
VIT11
既に登録した入港前申請情報を呼び出し、入港届を行う。
又は既に登録されている入港届を呼び出し、簡単に入港届を作成できるデータ活用の業務です。
VOT11
既に登録した入港前申請情報を呼び出し、出港届を行う。
又は既に登録されている出港届を呼び出し、簡単に出港届を作成できるデータ活用の業務です。
VMR11
既に登録した入港前申請情報を呼び出し、移動届を行う。
又は既に登録されている移動届を呼び出し、簡単に移動届を作成できるデータ活用の業務です。
※事前情報登録の呼出し VTX11-14
90
申請したデータの活用
申請先官署の指示、法改正等による仕様変更により、入力項目の変更がされると、
以前の外部データが使用できなくなります。(後述)
過去に申請したデータの活用2(外部データ)
参考:VIT業務画面
②該当のファイルを選択します。
①「外部ファイルを開く」をクリックします。
③選択した電文の内容が、画面に表示され
ます。必要な部分を修正し、送信ボタンを押
すことで、新たな申請を行うことができます。
外部データは、パソコン内のHDDや外部の周辺機器等に保存をする事で、必要なときに利用することができます。
なお、外部に保存する際には、正常送信(回答まで受信したデータ)したデータを保存して下さい。
91
申請したデータの活用
申請したデータの活用3(送信済みデータ)
③過去に送信した電文が表示されるので、
内容が違う箇所のみを修整して、送信します。
参考:VIT業務画面
①「送信済」ボックスをクリックします。
②過去に送信した電文の一覧が表示されます。
そして利用したい内容を選択し、ダブルクリック
します。
送信済みデータを使用する場合、
「再送防止機能*」が働きます。
※再送防止機能 のページを参照
92
申請したデータの活用
申請したデータの活用2、3(外部データ及び送信済みデータ)を利用した場合の注意点
①申請先官署の指示、法改正等による仕様変更により、入力項目の変更がされると、以前の外部データが使用できなくなります。
※仕様変更は不定期に行われますので、NACCS掲示板の「新着情報」を定期的に確認願います。
またNACCSで「自動バージョンアップ」の設定もしておくと便利です。(7日に一度、バージョン確認がなされます。)
②VPX、VPT(入港前統一申請)業務等で、申請する手続きの部分以外の箇所も、システム上チェックがかかるため、矛盾した
入力があると、申請した後の格納通知でエラー表示となりますので、ご注意ください。
例えば、入国管理局に「入港通報」を申請する場合に、外部データや送信済み
データを利用すると、「入港通報」以外の申請の項目にも、システム上チェックが
掛るため、矛盾した入力があると、入港通報を申請した後の格納通知でエラーが
表示されます。
その際はお手数ですが、改めて一からご入力されることをおすすめします。
(VPT業務の場合は、VPT11業務から呼出しをして入力が可能です。)
93
申請したデータの活用
再送防止機能とは?
参考:VPX業務画面
一度、送信した情報を再送信しないようにするために再送防止機能があります。
右下に
がある場合、機能をオフにしないと送信ができません。
このエラーが出るときは機能がオンに
なっています。
解除をするには
①
の上で右クリックし、
再送防止オフにします。
② 編集(E)→再送防止オフ(L)
94
アップロード機能
1.危険物情報の作成について
参考:VPX業務画面
メモ帳やエクセル等で作成する。
CSVファイルの内容が展開される。
95
アップロード機能
1.危険物情報の作成について
【メモ帳を利用する場合の手順】
①メモ帳を起動します。
以下の、画像の順番に情報を入力していきます。
※エクセルの場合、小数点以下の「0(ゼロ)」等が消えてしまうので注意してください。
積荷地名を入力しない場合
JPKWS,_
↑スペース
となっています。
入力しない項目は、半角のスペースを
1つ入力します。一項目入力するごと
に「,(カンマ)」で区切ります。
作成したファイルを保存する際、以下のような
名前をつけて保存します。
Ex: 外航用危険物ファイル.csv
※拡張子は必ず.csvにして下さい。
96
アップロード機能
1.危険物情報の作成について
【メモ帳を利用する場合の手順】
②外部ファイルの読み込み
作成した危険物のデータを入力フォームに読み込みます。
参考:VPX業務画面
ファイル→CSV読み込み→繰返部開始
作成したデータが保存されている場所から該
当ファイルを選択して、「開く」をクリックします。
97
アップロード機能
1.危険物情報の作成について
【メモ帳を利用する場合の手順】
③フォームへの反映
作成した危険物のデータがきちんと反映されていれば完成です。
参考:VPX業務画面
注)内航船業務では、積荷地及び積荷地名がないため、外航船
のVPX、VPT業務用に作成したデータを、内航船のJPT業務で
そのまま利用する事はできませんが、後ろ2項目を削除すれば
利用できます。
98
アップロード機能
1.危険物情報の作成について
注意点:UN、MSコードで申請を行う場合
UN.NOを入力※
UN
で
申
請
IMDGクラスを入力※
IMDGクラスは
未入力
MS
で
申
請
MS.NOは
港長より指定された
コードを入力
UN.NOは
0000 を入力
※NACCS掲示板の業務コード集を参照。
99
アップロード機能
1.危険物情報の作成について
注意点:危険物関連コード一覧
作業種別
船内積付場所
LDI: 荷卸
RES: 荷繰
LLO: 積込*
T: その他、荷役しない危険物等
※積込は危険物荷役許可申請のみ
正味重量単位
KGM: キログラム
TNE: トン
開放・非開放
CLS: 非開放
OPN: 開放
LFT: 揚荷*
※揚荷は危険物
運搬許可申請のみ
TNK: タンク内 IN TANK ※1
WED: 上甲板上上甲板上 WEATHER DECK ※1
TDZ: 甲板上(上甲板以外) TWEEN DECK ※1
LOH: 船倉 LOWER HOLD ※1
UPPDECK: 甲板上 UPPER DECK ※3
UPCDECK: 甲板下 UNDER DECK ※3
RWED: 甲板下 WEATHER DECK ※2
RTDZ: 甲板上(上甲板以外) TWEEN DECK ※2
数量単位
DR:
BA:
JC:
CT:
BG:
06:
CN:
ZZ:
※1 バラ輸送及び在来船等
※2 RO/RO貨物
※3 コンテナ輸送(コンテナバラ輸送を含む)
ドラム DRUM(S)
木樽 BARREL(S)
ジェリカン JERRICAN(S) RECT
箱 CARTON(S)
袋 BAG(S)
複合容器 COMPOSITE PACKAGINGS
中型容器
その他
100
アップロード機能
2.乗組員・旅客情報の作成について
VTX03 旅客情報
VTX02 乗組員情報
このセルにエクセル
データの貼付が可能
CSVファイルでの読み込みも可能ですが、エクセルで作成した乗組員情報、旅客情報を
入力フォームに貼り付けることができます。
101
アップロード機能
2.乗組員・旅客情報の作成について
【エクセル(Excel)を利用する場合の手順】
①エクセルを起動します。
エクセルで以下の順番に、情報を作成します。
(順番が異なると、貼り付けが上手くいきませんので注意してください。)
注)このエクセルで作成したデータを、CRW03
(乗員上陸許可申請)業務にそのまま使用する
ことはできません。
またCRW03業務には、乗組員・旅客情報に
は無い、「身分証明書有効期限」の入力箇所が
あります。(後述)
ラストネーム、ファースト、ミドル、職名、生年月日、国籍、身分証明書等識別、身分証明書等番号、
乗船港コード、乗船年月日、乗船寄港順序、下船港コード、下船年月日、下船寄港順序、備考
身分証明書等識別
船員手帳:36
パスポート:39
その他:OTH
フォームに貼り付ける情報(赤太線部分)を選択し、
右クリック→コピーをします。
102
アップロード機能
2.乗組員・旅客情報の作成について
【エクセル(Excel)を利用する場合の手順】
②エクセルファイルの貼り付け
エクセルで作成した乗組員・旅客データを、入力フォームに貼り付けます。
参考:VTX02業務画面
①貼り付けるフォームの最初の行をクリックし、
白に反転させます。
※初期はうすい水色
②右クリック→「表貼り付け(S)」をする。
103
アップロード機能
2.乗組員・旅客情報の作成について
【エクセル(Excel)を利用する場合の手順】
③入力フォームへの反映
エクセルで作成した乗組員・旅客データが、きちんと各項目に貼り付けされていれば完成です。
参考:VTX02業務画面
104
その他の機能
帳票呼出業務連動(インタラクティブ方式(含:netNACCS))
オプション(O)→設定(S)を選択し、
オプション設定が開いたらサーバタブの
一番下にある帳票取出業務連動を設定
することにより、送信後にすぐに電文を
受信できます。
※自動タイマの起動にチェックも必要です。
自動タイマの起動に
チェックをして、自動
送受信タイマの時間
を設定する事で自動
で電文を取りにいき
ます。設定は5-99分
の設定が可能です。
105
その他の機能
●●コード一覧(検索用)
申請で利用する港コードや施設コード等は、「コード集」にある●●一覧(検索用)で該当するコードをクリックするとコピー状態と
なりますので、それをフォームに貼り付けるだけで入力する手間が省けます。
①都道府県を選択
②該当のコードをクリック
106
その他の機能
錨地の指定状況
VPX/VPT業務において入港前統一申請を港長宛に送信すると、該当錨地に自動
的に線引きされます。指定状況は「コード集」より確認する事ができます。
錨地
EDI申請中(回答待ち)
港長による使用制限
第2バーク丸(07:00-17:00)
錨地指定(確定)
港長による錨地指定(確定)
107
港湾関連業務の仕様書、コード
108
港湾関連業務のお知らせについて
NACCSの新規利用申
込・変更等については、
こちらでご確認いただ
けます。
関係省庁をクリックすると、港湾管理
者からのお知らせ等をご確認いただく
ことができます。
※関係省庁の新着順になっています
ので、記載が無ければ新着一覧から
ご確認下さい
「海上」をクリックする事により、
海上関係のNACCSセンター
からのお知らせをご確認いた
だくことが出来ます。
109
港湾関連業務の仕様書について
各業務の仕様についてはこちらで
ご確認いただけます。
入力の際に利用するコード類
は「港湾関連業務コード」で
ご確認ください。
110
港湾関係業務関連コードについて
○港湾関係手続の申請での各種コードについて
各種コードについては、NACCS掲示板の業務コード集より参照ください。
○コード検索
申請で利用する港コードや施設コード等はコード集にある●●一覧(検索用)を利用すると該当するコードを容易に検索でき、クリックするとコピー状態と
なりますので、フォームに貼り付けることができます。
施設コードを検索します。
1.都道府県を選択します。
2.港コードを選択します。
※コピー状態となります。
3.施設コードを選択します。
※コピー状態となります。
111
参考
112
NACCSの利用料金について
NACCS利用料金体系
[その他]
[外航]
船舶基本情報
船舶基本情報訂正
船舶基本情報訂正呼出し
船舶運航情報登録
乗組員情報登録
旅客情報登録
船用品情報登録
船舶運航情報登録呼出し
乗組員情報登録呼出し
旅客情報登録呼出し
船用品情報登録呼出し
入港前統一申請
入港前統一申請B
入港前統一申請呼出し
入港届
入港届B
入港届等B呼出し
VBX
VBY
VBY11
VTX01
VTX02
VTX03
VTX04
VTX11
VTX12
VTX13
VTX14
VPX
VPT
VPT11
VIX
VIT
VIT11
移動届
移動届呼出し
出港届等
出港届等B
出港届等呼出し
とん税等納付申告
[内航]
VMR
VMR11
VOX
VOT
VOT11
TPC
JBX
船舶基本情報
JBY
船舶基本情報訂正
船舶基本情報訂正呼出し JBY11
JPT
入港前統一申請等
入港前統一申請等呼出し JPT11
JIT
入港届等
JIT11
入港届等呼出し
JMR
移動届
JMR11
移動届呼出し
JOT
出港届等
JOT11
出港届等呼出し
入出港届照会
申請状態確認
ファイル申請
入港料減免・還付申請
入港料減免・還付申請呼出し
船舶運航動静通知
船舶運航動静通知呼出し
海側施設使用許可申請
海側施設使用許可申請呼出し
陸側施設使用許可申請
陸側施設使用許可申請呼出し
IVS
JSS
KFT
KIT
KIT11
KMT
KMT11
KST
KST11
KLT
KLT11
入出港関連に
関する手続きは
原則無料です。
*上記以外の無料業務及び有料業務もございますので、料金体系は以下のページの「NACCSの利用料金について」をご参照
下さい。 アドレス: http://www.naccscenter.com/nss/
113
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