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平成19年東大和市議会予算特別委員会記録目次
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○3月19日(第1回)
出席委員 ...................................................................................... 1
欠席委員 ...................................................................................... 1
欠
員 ...................................................................................... 1
議会事務局職員 ................................................................................ 1
出席説明員 .................................................................................... 1
本日の会議に付した案件
開
....................................................................... 2
会 ...................................................................................... 3
..................................................................... 3
予算特別委員会委員長選挙
予算特別委員会副委員長選挙
................................................................... 3
第 8号議案 平成19年度東大和市一般会計予算
............................................... 4
第 9号議案 平成19年度東大和市国民健康保険事業特別会計予算
.............................. 4
第10号議案 平成19年度東大和市下水道事業特別会計予算 ..................................... 4
第11号議案 平成19年度東大和市老人保健特別会計予算 ....................................... 4
第12号議案 平成19年度東大和市土地区画整理事業特別会計予算
.............................. 4
第13号議案 平成19年度東大和市介護保険事業特別会計予算 ................................... 4
第 8号議案~第13号議案の大綱説明
......................................................... 4
第 8号議案 平成19年度東大和市一般会計予算についての内容説明
歳入一括質疑
............................ 8
......................................................................... 36
散
会 .................................................................................... 49
署
名 .................................................................................... 51
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○3月22日(第2回)
出席委員 .................................................................................... 53
欠席委員 .................................................................................... 53
欠
員 .................................................................................... 53
議会事務局職員 .............................................................................. 53
出席説明員 .................................................................................. 53
本日の会議に付した事件
開
..................................................................... 54
会 .................................................................................... 55
第 8号議案 平成19年度東大和市一般会計予算
歳出款別質疑(第1款 議会費)
............................................. 55
....................................................... 55
〃
(第2款 総務費)
....................................................... 55
〃
(第3款 民生費)
....................................................... 75
散
会 .................................................................................. 109
署
名 .................................................................................. 111
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○3月26日(第3回)
出席委員 .................................................................................. 113
欠席委員 .................................................................................. 113
欠
員 .................................................................................. 113
議会事務局職員 ............................................................................ 113
出席説明員 ................................................................................ 113
本日の会議に付した案件
開
................................................................... 114
会 .................................................................................. 115
第 8号議案 平成19年度東大和市一般会計予算
歳出款別質疑(第4款 衛生費)
........................................... 115
..................................................... 115
..................................................... 131
〃
(第5款 労働費)
〃
(第6款 農林業費)
〃
(第7款 商工費)
..................................................... 133
〃
(第8款 土木費)
..................................................... 133
〃
(第9款 消防費)
..................................................... 136
〃
(第10款 教育費)
..................................................... 140
〃
(第4款 衛生費)
..................................................... 159
〃
(第11款 公債費)
..................................................... 167
〃
(第12款 諸支出金)
〃
(第13款 予備費)
................................................... 132
................................................... 167
..................................................... 167
採決 ................................................................................ 167
第 9号議案 平成19年度東大和市国民健康保険事業特別会計予算
.......................... 167
内容説明 ............................................................................ 168
歳入歳出一括質疑
................................................................... 173
採決 ................................................................................ 177
第10号議案 平成19年度東大和市下水道事業特別会計予算 ................................. 177
内容説明 ............................................................................ 177
歳入歳出一括質疑
................................................................... 180
採決 ................................................................................ 180
第11号議案 平成19年度東大和市老人保健特別会計予算 ................................... 180
内容説明 ............................................................................ 180
歳入歳出一括質疑
................................................................... 182
採決 ................................................................................ 182
第12号議案 平成19年度東大和市土地区画整理事業特別会計予算
.......................... 182
内容説明 ............................................................................ 182
歳入歳出一括質疑
................................................................... 184
採決 ................................................................................ 186
第13号議案 平成19年度東大和市介護保険事業特別会計予算 ............................... 186
内容説明 ............................................................................ 186
歳入歳出一括質疑
................................................................... 191
採決 ................................................................................ 195
散
会 .................................................................................. 196
署
名 .................................................................................. 197
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成19年第1回東大和市議会予算特別委員会記録
平成19年3月19日(月曜日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
出 席 委 員 (21名)
委 員 長
木 下 光 雄 君
副委員長
大 后 治 雄 君
委
員
粕 谷 久美子 君
委
員
長 瀬 り つ 君
委
員
二 宮 由 子 君
委
員
森 田 憲 二 君
委
員
中 村 庄一郎 君
委
員
粕 谷 洋 右 君
委
員
押 本 治 雄 君
委
員
石 川 庄太郎 君
委
員
関 野 杜 成 君
委
員
西 川 洋 一 君
委
員
藤 原 宏 子 君
委
員
関 田
委
員
関 田 正 民 君
委
員
尾 崎 信 夫 君
委
員
佐 村 明 美 君
委
員
中 間 建 二 君
委
員
松 浦
委
員
下 条
委
員
小 林 知 久 君
誠 君
貢 君
学 君
欠 席 委 員 (なし)
欠
員 (1名)
議会事務局職員 (5名)
事 務 局 長
石
川
和
男
君
事 務 局 次 長
西
永
宣
昭
君
議 事 係 長
小
島
裕
治
君
主
事
新
五
利
恵
君
主
三
浦
文
一
君
又
正
則
君
助
役
小 飯 塚
謙
一
君
永
通
君
教
長
佐 久 間
栄
昭
君
和
之
君
事
出席説明員 (35名)
市
長
尾
役
岸
企画財政部長
浅
見
敏
一
君
総 務 部 長
渡
辺
総 務 部 参 事
並
木
俊
則
君
市 民 部 長
高
杉
豊
君
生活環境部長
内
野
章
君
福 祉 部 長
関
田
実
君
都市建設部長
氏
五
博
君
学校教育部長
並
木
志
君
君
企画課長兼政策
調整担当課長
野
口
弘
君
収
入
社会教育部長
榎
本
豊
-1-
育
清
企 画 財 政 部
副
参
事
宮
鍋
和
志
君
秘書広報課長
阿
部
晴
彦
君
財 政 課 長
関
田
新
一
君
総務部副参事
町
田
誠
二
君
職 員 課 長
田
代
雄
己
君
管 財 課 長
広
沢
光
政
君
保険年金課長
関
口
順
孝
君
市民部副参事
波 多 野
良
男
君
課 税 課 長
鎌
田
勇
一
君
納 税 課 長
小
島
昇
公
君
市 民 会 館 長
仲
里
章
君
ごみ対策課長
乙
幡
正
喜
君
福祉推進課長
塚
原
健
彦
君
児童福祉課長
関
田
守
男
君
生活福祉課長
国
友
開
二
君
障害福祉課長
町
田
悦
郎
君
管 理 課 長
福
島
啓
二
君
建 設 課 長
堂
垣
隆
志
君
会 計 課 長
郷 土 博 物 館
副
館
長
岡
部
惠
君
社会教育課長
小
俣
学
君
猿
橋
一
君
壽
本日の会議に付した案件
第 8号議案 平成19年度東大和市一般会計予算
第 9号議案 平成19年度東大和市国民健康保険事業特別会計予算
第10号議案 平成19年度東大和市下水道事業特別会計予算
第11号議案 平成19年度東大和市老人保健特別会計予算
第12号議案 平成19年度東大和市土地区画整理事業特別会計予算
第13号議案 平成19年度東大和市介護保険事業特別会計予算
-2-
午前 9時42分 開会
○議長(松浦 誠君) ただいまから予算特別委員会を開催いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○議長(松浦 誠君) 委員会条例第10条第2項の規定により、年長の押本治雄委員に委員長の職務をお願いい
たします。
〔議長退席、年長委員着席〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○年長委員(押本治雄君) ただいまから予算特別委員会を開会いたします。
委員会条例第10条第2項の規定により、年長の私が、委員長が選出されるまで委員長の職務を行います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○年長委員(押本治雄君) これより予算特別委員会委員長の選挙を行います。
選挙の方法につきましては、会議規則第116条第5項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これ
に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○年長委員(押本治雄君) 御異議ないものと認め、よって、選挙の方法は指名推選によることに決します。
お諮りいたします。
指名の方法につきましては、年長委員において指名することにしたいと思いますが、これに御異議ございま
せんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○年長委員(押本治雄君) 御異議ないものと認め、よって年長委員において指名することに決します。
それでは、予算特別委員会委員長に木下光雄委員を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました木下光雄委員を当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○年長委員(押本治雄君) 御異議ないものと認め、さよう決します。
ただいま当選されました木下光雄委員が在席しておりますので、会議規則第117条の規定で準用する会議規
則第31条第2項の規定により、本席より当選の告知をいたします。
ここで木下光雄委員の委員長就任のごあいさつをお願いいたします。
〔委員長 木 下 光 雄 君 登壇〕
○委員長(木下光雄君) ただいま予算特別委員会委員長に御推挙いただきました木下光雄でございます。議事
がスムーズに進行できますことを、委員の皆様方の特段の御協力をお願いいたしましてあいさつといたします。
〔委員長 木 下 光 雄 君 降壇〕
○年長委員(押本治雄君) 委員長が決定しましたので、職務を解かせていただきます。
〔年長委員退席、委員長着席〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 引き続き、予算特別委員会副委員長の選挙を行います。
選挙の方法につきましては、会議規則第116条第5項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これ
-3-
に御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、よって、選挙の方法は指名推選によることに決します。
お諮りします。
指名の方法につきましては、委員長において指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、よって委員長において指名することに決します。
それでは、予算特別委員会副委員長に大后治雄委員を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました大后治雄委員を当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、さよう決します。
ただいま当選されました大后治雄委員が在席しておりますので、会議規則第117条の規定で準用する会議規
則第31条第2項の規定により、本席より当選の告知をいたします。
ここで大后治雄委員の副委員長就任のごあいさつをお願いいたします。
〔副委員長 大 后 治 雄 君 登壇〕
○副委員長(大后治雄君) ただいま副委員長を拝命いたしました大后治雄でございます。委員長を補佐し、も
って円滑な議事運営に努めたいと思いますので、皆様方の御協力、よろしくお願い申し上げます。
〔副委員長 大 后 治 雄 君 降壇〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 第8号議案 平成 19 年度東大和市一般会計予算、第9号議案 平成 19 年度東大和市
国民健康保険事業特別会計予算、第 10 号議案 平成 19 年度東大和市下水道事業特別会計予算、第 11 号議案
平成 19 年度東大和市老人保健特別会計予算、第 12 号議案 平成 19 年度東大和市土地区画整理事業特別会計
予算、第 13 号議案 平成 19 年度東大和市介護保険事業特別会計予算、以上6議案を一括議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
初めに、市長より6会計予算に対する大綱説明を求めます。
〔市 長 尾 又 正 則 君 登壇〕
○市長(尾又正則君) 皆さん、おはようございます。
平成19年度予算案の御審議をいただくに当たり、その大綱について説明申し上げ、市議会並びに市民の皆様
の御理解を賜りたいと存じます。
平成19年度の予算編成では、政策的事業は実施計画に計上された事業とし、経常的経費は平成18年度当初予
算額の5%減で見積もることを基本方針といたしました。
平成19年度の一般会計と亓つの特別会計を合わせた予算総額は451億7,869万8,000円で、平成18年度の当初
予算に比べ12億6,250万2,000円、率にして2.9%の増となりました。なお、平成18年度をもって廃止となりま
す受託水道事業特別会計を除いた場合は3.6%の増となります。
各会計ごとの内容につきまして説明申し上げます。
一般会計でありますが、予算総額は243億4,800万円で前年度に比べ1億5,200万円、率にして0.6%の減とな
-4-
りました。
まず、歳入について申し上げます。
歳入の見積もりに当たりましては、税制改正及び地方財政計画、東京都の予算編成の状況、また経済情勢を
勘案し、各事業において的確に財源を把握するよう努めました。
市税は128億7,211万8,000円で前年度に比べ12.1%の増となりました。率につきましては、これ以降前年度
比でありますので、数値のみ申し上げます。
税目別では、市民税個人は三位一体の改革に伴う税源移譲や定率減税の廃止等により、20.3%の増を見込み
ました。市民税法人につきましては、平成18年度の決算見込みをもとに50.0%の増を見込んでございます。
固定資産税は、土地は減となりましたが家屋分でマンションや戸建て住宅の新築等を見込み、全体では
2.1%の増となりました。
地方譲与税は、所得税から個人住民税への税源移譲に伴い、平成18年度をもって所得譲与税が廃止されたこ
とにより、75.2%の大幅な減といたしました。
利子割交付金を初めとする各交付金につきましては、東京都からの収入見込みを参考に、それぞれ利子割交
付金34.3%の増、配当割交付金49.4%の増、株式等譲渡所得割交付金75.9%増、地方消費税交付金3.1%の減、
自動車取得税交付金6.3%の増といたしました。
地方特例交付金は、児童手当の制度拡充に伴う地方負担増に対して所要額が措置されたものの、減税補てん
特例交付金が平成18年度をもって廃止されることにより60.7%の大幅な減を見込みました。
地方交付税は、4億円を計上いたしました。平成19年度におきましては、新たに簡素な算定基準による新型
交付税が導入されることから、普通交付税につきましては前年度実績の2億8,000万円を見込み、77.1%の大
幅な減といたしました。特別交付税につきましては、14.3%減の1億2,000万円を見込みました。
分担金及び負担金並びに使用料及び手数料は、それぞれ前年度とほぼ同額を見込みました。
国庫支出金は、児童手当負担金等の増があるものの、公立学校施設整備費補助金の皆減により1.1%の減と
いたしました。
都支出金は、義務教育就学児に対する医療費助成補助金の新設等により5.4%の増といたしました。
財産収入は、市有地売払収入の大幅な増により、1億8,416万8,000円といたしました。
繰入金につきましては、財政調整基金や特定目的基金から4億4,107万6,000円を取り崩しました。
繰越金は、過去の実績を勘案し、6億円を見込みました。
諸収入は、立野地区区画整理事業移転補償金の増により、41.0%増の5億4,534万7,000円といたしました。
市債は、11.7%減の14億8,940万円といたしました。事業充当の市債は、(仮称)総合福祉センター用地買
収事業ほか4件であります。このほか、地方財政対策の通常収支の不足を補てんする臨時財政対策債の借り入
れを予定しております。なお、恒久的な減税に伴う住民税等減税補てん債は、平成18年度をもって廃止となり
ました。
次に、歳出について申し上げます。
総務費では、平和広場でのイベントや、人事給与システム導入に伴う経費、防犯パトロール活動の充実のた
めの青色回転灯パトロールカーの購入、戸籍事務の電算化やインターネット整備に係る経費を計上いたしまし
た。また毎週土曜日の午前中に、本庁舎の総合窓口の一部を試行的に開庁いたします。
民生費では、(仮称)総合福祉センター建設事業にかかわる経費や、学童保育所第七・九クラブ新築等工事
-5-
費を計上したほか、新たに高齢者入院見舞金の支給を実施いたします。
また乳幼児医療費助成事業では、所得制限の撤廃を4歳未満児から全未就学児へ拡大することとし、義務教
育就学児に対しては新たに自己負担の一部に対して助成を実施いたします。
衛生費では、土地区画整理事業に伴う(仮設)保健センター建設事業費を計上いたしました。
労働費では、中小企業勤労者への融資費用を計上いたしました。
農林業費では、体験型農園の管理運営費の一部を引き続き補助するため、農業体験農園運営費補助金を計上
いたしました。
商工費では、市内商業の活性化を図るため、建設事業活性化住宅リフォーム助成事業補助金、市内商業販売
促進事業費補助金を引き続き計上いたしました。
土木費では、空堀川管理用通路への街路灯新設工事や、狭山緑地の公有地化推進のための用地買収費を計上
いたしました。道路整備につきましては、市道第4号線を初めとした舗装補修工事や、市道第220号線道路改
良工事等を行います。都市計画道路は3・5・20号線の用地買収を行います。
消防費では、東京都への消防事務委託料を計上したほか、消防団専用の無線機器の購入や、第二分団ホース
洗い場新設工事費、災害対策用備蓄コンテナの整備にかかわる経費を計上しました。
教育費では、第三小学校給水管・受水槽直結給水化改修工事や、小・中学校クーラー設置工事等の環境整備
を進めます。このほか、尐人数学習指導員及び学校図書館指導員の配置、多摩・島しょ子ども体験塾小学生ス
ケート教室の実施や、放課後子ども教室実施にかかわる経費を計上いたしました。
公債費につきましては、約20億4,700万円で1.3%の増となりました。なお、平成19年度末の市債残高は187
億7,599万2,000円になる見込みでございます。
諸支出金は、各基金からの利息等を積み立ててまいります。
続きまして、特別会計について申し上げます。
国民健康保険事業特別会計の予算総額は93億5,507万1,000円で、前年度当初予算に比べ19.6%の増となりま
した。
歳入は、国民健康保険税23億8,121万8,000円、国庫支出金17億2,941万円、療養給付費等交付金29億1,537万
7,000円、都支出金3億4,918万7,000円、共同事業交付金8億320万6,000円のほか、一般会計からは11億6,233
万4,000円の繰り入れを予定しております。
歳出は、保険給付費が64億7,237万5,000円で、前年度に比べ10.7%の増となりました。これに老人保健拠出
金13億8,676万6,000円と介護納付金4億3,780万円を合わせますと、歳出全体の88.7%となります。
事業費では、医療費の増加を見込み、医療制度改革に伴う電算システム開発等の経費、被保険者証の更新経
費、特定健診・特定保健指導の導入経費、収納率のさらなる向上のために自動電話催告システム経費を計上し
ております。今後も国保制度の安定的な運営のために、国や都に対して制度の改善を要望するとともに、円滑
な事業運営に努めてまいりたいと考えております。
次に、下水道事業特別会計について申し上げます。
予算総額は25億3,190万2,000円で、前年度当初予算に比べ1.0%の増となりました。
歳入は、下水道使用料10億8,852万7,000円、国庫支出金500万円、都支出金3,271万4,000円、一般会計繰入金
6億9,031万2,000円、市債は6億9,960万円で、資本費平準化債4億5,000万円の借り入れを見込んでおります。
歳出は、管渠の維持管理費や流域下水道維持管理負担金等の総務費5億9,197万8,000円、管渠布設工事を主
-6-
な内容とする事業費は3億3,067万7,000円を計上いたしました。
公債費は、公共下水道建設事業及び荒川右岸東京流域下水道事業に伴う借入金に対する元利償還金等で、16
億624万5,000円を計上しました。
本年度の主な管渠整備事業は、立野一丁目土地区画整理事業地区内及び都市計画道路3・4・26号線などで
あります。引き続き、湖畔2丁目地区内の管渠更生工事などを予定し、必要箇所の公共下水道の整備等を実施
し、維持管理面の充実を図り、快適な生活環境づくりを進めてまいります。
次に、老人保健特別会計について申し上げます。
予算総額は46億5,280万7,000円で、前年度当初予算に比べ0.6%の減となりました。
歳入は、支払基金交付金25億9,139万3,000円、国庫支出金13億7,427万5,000円、都支出金3億4,356万9,000
円、一般会計からの繰入金は3億4,356万4,000円で、老人保健法の規定に基づき、医療費に対するそれぞれの
負担割合により積算しております。
歳出は、医療諸費で医療給付費と医療費支給費が主なものであります。
医療費は、昨年よりやや減尐しておりますが、1人当たりの医療費は増加傾向にあること、また今後は受給
者数の増加も見込まれることから、医療費は増加していくものと思われます。市の負担する費用も、負担率の
増加に伴いふえております。引き続き高齢者の方々が安心して医療が受けられるよう、老人保健事業の運営に
努めてまいりたいと思っております。
次に、土地区画整理事業特別会計について申し上げます。
予算総額は9億4,874万8,000円で、前年度当初予算に比べ9.4%の増となりました。
歳入は、分担金及び負担金で、立野地区内の保留地処分金として1億6,931万円、都支出金1億9,877万
2,000円、繰入金は5億7,766万3,000円で、このうち一般会計からは4億9,477万円、立野一丁目土地区画整理
事業基金からは8,289万3,000円となっております。
歳出は、立野地区事業費として移転補償費及び道路築造工事費等で、8億6,126万9,000円を計上いたしまし
た。今後も、事業の早期完成に向けて努めてまいりたいと思っております。
最後に、介護保険事業特別会計について申し上げます。
予算総額は33億4,217万円で、前年度当初予算に比べ3.3%の増となりました。
歳入は、保険料7億2,747万4,000円、国庫支出金5億9,544万3,000円、支払基金交付金9億7,043万1,000円、
都支出金4億8,311万2,000円のほか、繰入金は5億6,546万6,000円で、このうち一般会計からは5億6,421万
2,000円、介護給付費等準備基金からは125万4,000円となっております。
歳出は、介護認定審査会費等の総務費1億6,071万3,000円、居宅介護サービス給付費及び施設介護サービス
給付費等の保険給付費31億562万2,000円、介護予防事業費及び包括的支援事業・任意事業費の地域支援事業費
7,131万円を計上いたしました。
第3期介護保険事業計画に基づく2カ年目の年に当たり、引き続き介護保険事業にかかわる保険給付の円滑
な実施に努めてまいります。
以上、平成19年度予算の内容につきまして説明を申し上げました。
各会計ごとの詳細につきましては、それぞれ助役及び担当部長から御説明を申し上げます。よろしく御審議
賜りますようお願い申し上げます。
〔市 長 尾 又 正 則 君 降壇〕
-7-
○委員長(木下光雄君) 以上で6会計予算に対する大綱説明を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 次に、第8号議案 平成19年度東大和市一般会計予算に対する内容の説明を求めます。
〔助 役 小飯塚謙一君 登壇〕
○助役(小飯塚謙一君) それでは、平成19年度東大和市一般会計予算の内容につきまして御説明申し上げます。
5ページをお開きいただきたいと存じます。
第1条は歳入歳出予算で、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ243億4,800万円とするものであります。
また歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるものであります。
第2条は債務負担行為の定めであります。
第3条は地方債の定めであります。
第4条は一時借入金の定めで、歳計現金の不足に対処するための一時借入金の借り入れの最高額を25億円と
するものであります。
第5条は歳出予算の流用に関するもので、地方自治法第220条第2項では、各款または各項の間におきまし
ては、相互にこれを流用できないことになっておりますが、同条同項のただし書きによりまして、予算の執行
上必要がある場合に限り、予算の定めるところにより、各項の経費の金額を流用できるものとなっております。
これを受けまして、職員人件費で人事異動等により給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足が生じ
た場合に、同一款内での各項の間の流用ができるようにするものであります。
次に、6ページをお開きいただきたいと存じます。
第1表歳入歳出予算であります。
各款の主な内容につきましては、ただいま市長から説明がありました。また、後ほど企画財政部長から事業
別明細書につきまして説明をいたしますので、ここでは説明を省略させていただきたいと存じます。
次に、10ページをお開きいただきたいと存じます。
第2表債務負担行為で、平成19年度に新たに債務負担行為を設定するものであります。
最初に印刷機賃借料で、期間は平成20年度から23年度まで、限度額は564万4,000円であります。これは第二、
第九小学校及び第三中学校の印刷機の賃借料で、機器の更新を行うものであります。
次に、平成19年度に契約する電算システム及び電算機器等に係る賃借料で、期間は平成20年度から24年度ま
で、限度額は1億729万4,000円であります。
内容は13件であります。1件目は、文書課の文書登録機の賃借料で、現行機種の老朽化に伴い機械及びソフ
トの更新を行うものであります。2件目は、職員課の人事給与システムの電算機器賃借料で、人事給与システ
ムを新たに一体的に処理するため、新たに賃借するものであります。3件目は、情報管理課のインターネット
用端末機の賃借料で、機器の更新を行うものであります。4件目は、同じく情報管理課の事務用電算機器の整
備にかかわる賃借料で、職員へのパソコンの配置を充実するために新たに賃借するものであります。5件目は、
市民課の住民基本台帳ネットワークシステムの電算機器賃借料で、機器の更新を行うものであります。6件目
は、保険年金課の医療制度改革に伴う新たな医療制度である後期高齢者医療制度に対忚するシステムを導入す
るための賃借料で、新たに賃借するものであります。7件目は、児童福祉課の義務教育就学児医療費助成シス
テムの電算機器賃借料で、新たに賃借するものであります。8件目は、障害福祉課の障害者支援費システムの
構築に必要な電算機器賃借料で、新たに賃借するものであります。9件目は、生活福祉課の生活保護電算シス
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テム用端末機の賃借料で、就労支援員及び面接相談員への配置を行うものであります。10件目は、管理課の測
量機器の賃借料で、機器の更新を行うものであります。11件目は、庶務課の小学校及び中学校の校務用のパソ
コンの賃借料で、新たに賃借するものであります。12件目は、指導室の第一小学校用の電算機器賃借料で、機
器の更新を行うものであります。13件目は、同じく指導室の教職員研修用プロジェクター等の賃借料で、教職
員研修の充実を図るために新たに賃借するものであります。
次に、11ページの第3表地方債であります。
起債の目的の(仮称)総合福祉センター用地買収事業から第亓中学校校舎雤漏り改修事業までは、各事業費
に見合った地方債を財源として事業を執行するものであります。
また最後の臨時財政対策は、地方財政対策上、通常収支の不足の補てんとして、普通交付税における基準財
政需要額の一部が地方債に振りかえられるものであります。限度額につきましては、それぞれ記載している金
額で、合計は14億8,940万円であります。起債の方法は、証書借り入れまたは証券発行、利率は5%以内、償
還の方法は記載のとおりであります。
以上でありますが、事項別明細書の内容につきましては、企画財政部長から説明いたしますので、よろしく
お願い申し上げます。
〔助 役 小飯塚謙一君 降壇〕
○委員長(木下光雄君) ここで10分間休憩いたします。
午前10時17分 休憩
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午前10時27分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
〔企画財政部長 浅 見 敏 一 君 登壇〕
○企画財政部長(浅見敏一君) 一般会計歳入歳出予算事項別明細書につきまして説明申し上げます。
説明に当たりましては、予算書のほか、先日お渡しいたしました予算参考資料と予算特別委員会資料の一般
会計の事業費比較表、一般会計の新規事業等概要、一般会計の主な補助金等の内訳表、一般会計ほか二つの特
別会計の工事予定箇所図を参考としていただきたいと存じます。
それでは、15ページをお開きいただきたいと思います。
歳入歳出予算事項別明細書の総括表でありますが、歳入につきましては各款別に前年度予算との比較、構成
比を、歳出につきましては各款別の前年度予算との比較、構成比に加えて財源内訳を記載しております。御参
考にしていただきたいと思います。
16ページをお開きいただきたいと思います。
これより歳入について説明申し上げます。
1款市税でありますが、128億7,211万8,000円で、前年度当初より13億8,657万5,000円、12.1%の増でありま
す。収納率につきましては、市民税法人分を前年度に比べ高く見込んだ以外は同様としております。なお、増
減の説明につきましては、前年度当初予算との比較で申し上げます。
1項市民税は63億6,841万1,000円で12億4,999万4,000円、24.4%の増であります。市民税は、市税全体の
49.5%を占める重要なものとなっております。
なお、前年度は44.6%でありました。
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1目個人、1節現年課税分は52億1,954万5,000円で8億8,990万1,000円、20.6%の増であります。税源移譲
や定率減税の廃止などの税制改正に伴う増を見込んでおります。また、滞納繰越分につきましては各項目にご
ざいますが、過去の実績等を勘案して計上したものであります。
18ページをお開きいただきたいと思います。
2目法人は10億7,213万円で3億5,745万4,000円、50.0%の増であります。19年3月決算見込みに基づき増を
見込んだものであります。
2項固定資産税は49億9,707万9,000円で1億1,791万8,000円、2.4%の増であります。1目固定資産税は43億
8,208万3,000円で9,195万円、2.1%の増であります。1節現年課税分は43億3,264万6,000円で7,857万8,000円、
1.8%の増であります。土地及び償却資産につきましては減を見込みましたが、家屋につきましては大型分譲
マンションの建設により増を見込んでおります。
20ページをお開きいただきたいと思います。
2目国有資産等所在市町村交付金及び納付金は6億1,499万6,000円で2,596万8,000円、4.4%の増であります。
これは、東京街道アパートの新築や貯水池堰堤躯体工事による地積の増等によるものであります。
3項1目軽自動車税、1節の現年課税分は5,837万5,000円で310万8,000円、5.6%の増であります。これは
主に売り上げが好調な軽自動車の増によるものであります。
22ページをお開きいただきたいと思います。
4項1目市たばこ税は4億9,961万円で109万6,000円、0.2%の増であります。
24ページをお開きいただきたいと思います。
5項1目特別土地保有税は、科目存置の1,000円であります。
6項1目の都市計画税は9億4,616万5,000円で1,428万3,000円、1.5%の増であります。都市計画税は、固定
資産税における土地、家屋に準じて算出したものであります。
以上市税の科目別の説明をいたしましたが、現状を見きわめ、かつ精査し計上したものであります。
26ページをお開きいただきたいと思います。
2款地方譲与税は1億7,419万3,000円で5億2,855万1,000円の減額であります。
1項1目自動車重量譲与税は1億2,822万1,000円で470万1,000円の減額であります。
2項1目地方道路譲与税は4,597万2,000円で85万円の減額であります。
所得譲与税は、所得税から個人住民税への税源移譲により、平成18年度をもって廃止されたことにより皆減
となりました。
28ページをお開きいただきたいと思います。
3款利子割交付金は8,996万7,000円で2,297万円の増額であります。東京都が課税主体となり、金融機関が
利子を支払う際に、その5%を課税するものであります。区市町村には取扱経費等を控除した後の額の5分の
3に相当する額が交付され、各市町村には個人の都民税割合の過去3カ年の平均値で案分し交付されるもので
あります。
なお、交付額は東京都からの収入見込みを参考に計上したものであります。
30ページをお開きいただきたいと思います。
4款配当割交付金は5,223万4,000円で1,726万7,000円の増額であります。東京都が課税主体となり、株式配
当額の5%を課税し、その配分は都が3分の1、市町村が3分の2となるものであります。ただし、税率につ
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きましては、平成21年3月までは3%の軽減税率を適用することとなっております。
なお、交付額は東京都からの収入見込みを参考に計上したものであります。
32ページをお開きいただきたいと思います。
5款株式等譲渡所得割交付金は5,827万6,000円で2,514万8,000円の増額であります。配当割交付金と同様に
都が課税主体となり、株式等譲渡所得の5%を課税するもので、その配分は都が3分の1、市町村が3分の2
とするものであります。ただし、税率につきましては、平成20年12月までは3%の軽減税率を適用することと
なっております。
なお、交付額は東京都からの収入見込みを参考に計上したものであります。
34ページをお開きいただきたいと思います。
6款地方消費税交付金は7億9,787万5,000円で2,570万2,000円の減額であります。東京都からの収入見込み
を参考に計上したものであります。
36ページをお開きいただきたいと思います。
7款自動車取得税交付金は2億1,402万1,000円で1,265万9,000円の増額であります。この交付金につきまし
ても、東京都からの収入見込みを計上したものであります。
38ページをお開きいただきたいと思います。
8款地方特例交付金は1億2,886万5,000円で1億9,925万5,000円の減額であります。
1項1目地方特例交付金は2億9,452万円の減額であります。児童手当の制度拡充に伴う地方負担増に対し
て所要額が措置されましたが、減税補てん特例交付金が平成18年度をもって廃止されたことにより大幅な減を
見込んだものであります。
2項1目特別交付金は、減税補てん特例交付金の廃止に伴う経過措置として交付されるものであります。
40ページをお開きいただきたいと思います。
9款地方交付税は4億円で9億6,200万円の減額であります。国は地方の安定的な財政運営に必要な地方税、
地方交付税等の一般財源総額を確保することを基本とした上で、地方交付税の総額を前年度比4.4%減の15兆
2,027億円としたところであります。普通交付税につきましては、国から示された平成19年度の地方財政対策
及び地方税等収入見込みなどに基づき算出した結果、基準財政需要額が基準財政収入額を上回ることから交付
されるものであります。
また、新たに平成19年度から簡素で新しい基準による基準財政需要額の算定、いわゆる新型交付税が導入さ
れるため、交付額が変動することも考えられます。今後地方交付税の算定が始まるわけでありますが、引き続
き情報の収集に努めてまいります。
次に特別交付税につきましては、過去の実績等を勘案いたしまして1億2,000万円計上いたしました。
なお、地方交付税の推移は、予算参考資料の19ページに記載してありますので、後ほどごらんいただきたい
と思います。
42ページをお開きいただきたいと思います。
10款交通安全対策特別交付金は1,870万5,000円で57万3,000円の増額であります。交通反則金を原資として
交付されるもので、19年度の地方財政計画における伸び率を見込み、計上したものであります。
44ページをお開きいただきたいと思います。
11款分担金及び負担金は3億901万2,000円で176万3,000円の増額であります。
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1項負担金、1目民生費負担金も同額であります。1節社会福祉費負担金は515万9,000円で8万1,000円の
増額であります。養護老人ホーム入居者の増によるものであります。2節児童福祉費負担金は3億385万3,000
円で168万2,000円の増額であります。前年度の実績を勘案して見込んだものであります。
46ページをお開きいただきたいと思います。
12款使用料及び手数料は2億7,037万9,000円で241万8,000円の増額であります。
1項使用料は1億8,830万8,000円で512万2,000円の増額であります。
1目総務使用料、1節総務管理使用料は3,793万6,000円で200万9,000円の増額であります。市民会館施設等
使用料及び市民会館駐車場使用料が主なものでありますが、前年度の実績を勘案して増を見込んだものであり
ます。
2目民生使用料は2,294万7,000円で126万5,000円の増額であります。1節社会福祉使用料は4万5,000円であ
りますが、説明を省略させていただきます。2節児童福祉使用料は2,290万2,000円で127万円の増額でありま
す。学童保育所の入所児童数の増によるものであります。
3目衛生使用料、1節保健衛生使用料は1,278万5,000円で22万4,000円の増額であります。休日急患診療所
の利用者の増等によるものであります。
4目農林業使用料、1節園芸振興使用料は480万6,000円で市民農園使用料の計上であります。
48ページをお開きいただきたいと思います。
5目土木使用料は8,088万3,000円で224万3,000円の増額であります。2節道路橋りょう使用料は7,920万
1,000円で211万6,000円の増額でありますが、道路占用料等の増によるものであります。4節住宅使用料は151
万2,000円で12万7,000円の増額でありますが、入居者の年間所得の増減に伴う使用料収入の増であります。
7目教育使用料は2,895万1,000円で61万9,000円の減額であります。4節保健体育使用料は2,678万3,000円で78
万8,000円の減額であります。前年度の実績を勘案して積算したものであります。
2項手数料は8,207万1,000円で270万4,000円の減額であります。
1目総務手数料は3,117万円で379万6,000円の減額であります。2節徴税手数料は563万2,000円で57万6,000
円の増額であります。
50ページをお開きいただきたいと思います。
3節戸籍住民手数料は2,553万6,000円で437万2,000円の減額であります。前年度の実績を勘案して見込んだ
ものであります。
2目衛生手数料は5,056万1,000円で130万7,000円の増額であります。2節清掃手数料は4,818万9,000円で112
万5,000円の増額でありますが、ごみ処理手数料の増が主なものであります。
3目土木手数料は34万円で21万5,000円の減額であります。放置自転車等撤去手数料の減が主なものであり
ます。
52ページをお開きいただきたいと思います。
13款国庫支出金は26億8,799万1,000円で3,080万4,000円の減額であります。
1項国庫負担金は25億3,522万3,000円で7,210万6,000円の増額であります。
1目民生費国庫負担金は25億116万8,000円で7,129万6,000円の増額であります。1節社会福祉費負担金は3
億3,756万3,000円で19万8,000円の増額であります。保険年金課の保険基盤安定負担金は1,420万2,000円で19万
8,000円の減額であります。障害福祉課の各負担金でありますが、障害者自立支援法施行に伴いまして各負担
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金が整理されたことから負担金名称に変更が生じております。2節児童福祉費負担金は6億4,285万円で4,340
万6,000円の増額であります。児童手当負担金は2億6,717万8,000円で4,772万2,000円の増額であります。これ
は3歳未満の児童を養育している保護者に支給する手当額を第1子と第2子について、現行の月額5,000円を
月額1万円に引き上げることなどによるものであります。児童扶養手当負担金は1億905万6,000円で191万
2,000円の増額であります。保育所運営費負担金は2億6,100万2,000円で472万6,000円の減額であります。国基
準の徴収金がふえたことにより減額になるものであります。
2目衛生費国庫負担金、1節保健衛生費負担金は3,405万5,000円で81万円の増額でありますが、説明を省略
させていただきます。
2項国庫補助金は1億3,006万7,000円で9,734万3,000円の減額であります。
2目民生費国庫補助金は8,979万2,000円で2,783万2,000円の増額であります。1節社会福祉費補助金は5,614
万1,000円で1,764万6,000円の増額であります。
保険年金課の後期高齢者医療制度創設準備事業費補助金は、後期高齢者医療制度創設に伴い準備期間にかか
る経費のうち、システム開発費用について交付基準に基づき新たに交付されるものであります。
障害福祉課の地域生活支援事業費補助金は4,689万6,000円で3,231万1,000円の増額であります。障害者自立
支援法の施行に基づき、地域生活支援事業にかかわる経費の2分の1以内を国が補助するものでありますが、
昨年は10月からの半年分で、今年度は1年分を見込み増額となったものであります。
54ページをお開きいただきたいと思います。
2節児童福祉費補助金は2,591万5,000円で402万3,000円の増額であります。児童虐待・DV対策等総合支援
事業費補助金は、母子婦人相談活動強化事業として新たに132万8,000円を計上したものであります。3節生活
保護費補助金は773万6,000円で616万3,000円の増額であります。セーフティネット支援対策等事業費補助金は、
生活保護適正実施推進事業費補助金に自立支援プログラム策定実施推進事業費補助金が加わったことから、今
年度より統括した名称としたものでございます。
5目土木費国庫補助金、2節都市計画費補助金は2,152万円で1,628万円の減額であります。都市計画課の地
方道路整備臨時交付金は352万円で1,628万円の減でありますが、補助対象事業費の減によるものであります。
7目教育費国庫補助金は1,875万5,000円で1億889万5,000円の減額であります。1節小学校費補助金は259
万円で1億1,025万8,000円の減額でありますが、主には前年度に第二小学校増築工事に伴い受け入れた公立学
校施設整備費補助金及び併行防音工事補助金の減によるものであります。
また、防音事業関連維持費助成事業補助金は220万8,000円を計上しておりますが、前年度まで雑入で防音事
業関連維持費補助金として受け入れていたものを組み替えるものであります。2節中学校費補助金は163万
4,000円で90万8,000円の増額であります。小学校費補助金と同様に防音事業関連維持費助成事業補助金を組み
替えにより計上したことによるものであります。5節幼稚園費補助金は1,453万1,000円で45万5,000円の増額
でありますが、説明を省略させていただきます。
3項委託金は2,270万1,000円で556万7,000円の減額であります。
1目総務費委託金は153万3,000円で6万6,000円の増額でありますが、説明を省略させていただきます。
2目民生費委託金は2,116万5,000円で563万2,000円の減額であります。2節国民年金費委託金は2,104万
4,000円で562万8,000円の減額でありますが、東京社会保険事務局の交付金見積指針により積算したものであ
ります。
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56ページをお開きいただきたいと思います。
3目労働費委託金は3,000円で1,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
58ページをお開きいただきたいと思います。
14款都支出金は30億1,437万円で1億5,327万7,000円の増額であります。
1項都負担金は9億9,841万1,000円で5,338万4,000円の増額であります。
1目民生費都負担金は9億5,795万6,000円で4,617万4,000円の増額であります。1節社会福祉費負担金は3
億8,670万9,000円で4,256万7,000円の増額であります。
障害福祉課の障害者自立支援医療給付費負担金は1,077万9,000円で1,049万9,000円の増額でありますが、生
活保護世帯の人工透析にかかわる医療費について、更生医療として給付することになったため増額するもので
あります。
身体障害者施設自立支援給付費負担金は1,541万4,000円で861万9,000円の増額であります。障害者自立支援
補装具費負担金は、前年度の身体障害者及び身体障害児補装具給付費負担金を統合したものであります。前年
度は5カ月分を、本年度は12カ月分を見込んだことによるものであります。
知的障害者施設自立支援給付費負担金は4,860万2,000円で2,529万8,000円の増額でありますが、前年度は5
カ月分を、本年度は12カ月分を見込んだことによるものであります。
そのほか、障害福祉課の各負担金は、国庫支出金と同様に、障害者自立支援法の施行に伴い負担金名称に変
更が生じております。
2節児童福祉費負担金は5億2,335万3,000円で318万円の増額であります。
児童福祉課の児童手当負担金は1億5,208万5,000円で626万1,000円の増額でありますが、3歳未満の児童を
養育している保護者に支給する手当額を第1子と第2子について、現行の月額5,000円を月額1万円に引き上
げることによる増額であります。
保育所運営費負担金は1億3,050万1,000円で236万3,000円の減であります。市が民間保育園への入所の実施
に要する費用を支弁した場合、都が基本額の4分の1を負担するものであります。
3節生活保護費負担金は4,789万4,000円で42万7,000円の増額であります。
2目衛生費都負担金、1節保健衛生費負担金は3,405万5,000円で81万円の増額でありますが、説明を省略さ
せていただきます。
5目教育費都負担金、1節小学校費負担金は640万円で皆増であります。
庶務課の水飲栓直結給水化モデル事業費負担金は、第三小学校の給水管・受水槽直結給水化改修工事費の負
担金として640万円を受け入れるものであります。
○委員長(木下光雄君) ここで10分間休憩いたします。
午前10時55分 休憩
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午前11時 6分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○企画財政部長(浅見敏一君) 60ページをお開きいただきたいと思います。
2項都補助金は17億1,648万7,000円で1,134万9,000円の増額であります。
1目総務費都補助金は8億4万3,000円で8,399万9,000円の増額であります。1節市町村総合交付金は8億
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円で8,400万円の増額であります。この交付金は、市町村の行財政基盤を安定、強化するために交付されるも
ので、19年度は都の予算額が30億円増の340億円となったことから増を見込んだものであります。2節総務管
理費補助金は4万3,000円で1,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
2目民生費都補助金は8億1,700万8,000円で1,803万7,000円の減額であります。1節社会福祉費補助金は2
億3,123万6,000円で1,004万5,000円の増額であります。
障害福祉課の精神障害者居宅生活等支援事業費補助金は、精神障害者グループホーム事業、ホームヘルプ事
業及びショートステイ事業にかかわる補助金であります。
障害者日常生活支援包括補助金は、心身障害者(児)の日常生活を支援する事業について、19年度に新設さ
れた包括的補助金であります。従来、国基準に都が上乗せ等を行ってきた個別補助が統合されたものでありま
す。知的障害者グループホーム等支援事業費補助金は1,694万9,000円で681万9,000円の増額であります。運営
費及び家賃助成費の一部を都が補助するものであります。地域生活支援事業費補助金は2,344万5,000円で
1,615万4,000円の増額でありますが、18年度が半年分であったことによる増額であります。障害者自立支援法
に基づく地域生活支援事業にかかわる経費の4分の1以内を都が補助するものであります。
2節児童福祉費補助金は5億7,980万4,000円で2,816万3,000円の減額であります。市民センター課の学童ク
ラブ運営費補助金は2,087万8,000円で875万1,000円の減額であります。18年度をもって都加算が廃止となり、
次ページにあります子育て推進交付金の対象となったことによるものであります。児童館等整備費補助金は
1,313万2,000円で皆増であります。学童保育所第七・第九クラブ新築等工事費に充当するものであります。
62ページをお開きいただきたいと思います。
福祉推進課の子育て推進交付金は3億7,496万8,000円でありますが、次世代育成支援対策に関する施策につ
いて、地域の特性や創意工夫を生かした市町村行動計画に基づく取り組みを促進し、市町村における安心して
子供を産み育てられる環境の整備を支援するために18年度に創設されたものであります。
なお、18年度につきましては補正予算で計上したところであります。この交付金は個別事業ごとに金額を決
定するものではなく、市町村行動計画をもとに作成される事業計画の実施に必要な経費として交付されるもの
であります。
児童福祉課の保育対策等促進事業費補助金は235万2,000円でありますが、管内保育園で実施する当該補助対
象事業の保育所体験特別事業にかかわる経費の3分の2を補助するもので、新規計上であります。
義務教育就学児医療費助成事業補助金は1,399万8,000円の新規計上でありますが、子育て推進の一環として
義務教育就学期にある小学校1年生から中学校3年生までの児童・生徒にかかる医療費の自己負担分3割のう
ち1割を新たに助成することとなり、その2分の1を都が補助するものであります。
乳幼児医療費助成事業補助金は8,862万2,000円で240万6,000円の減でありますが、医療費助成件数の減によ
るものであります。
3節生活保護費補助金は596万8,000円で8万1,000円の増額でありますが、説明を省略させていただきます。
3目衛生費都補助金、1節保健衛生費補助金は763万円で3,010万7,000円の減額であります。18年度は健康
課の定期予防接種費補助金がありましたが、子育て推進交付金に移行したため減額となったものであります。
4目農林業費都補助金、1節農業費補助金は66万9,000円で45万1,000円の減額であります。産業振興課の農業
委員会等補助金は、18年度の三位一体の改革により減額となったものであります。
5目商工費都補助金、1節商工費補助金は363万5,000円で303万2,000円の減額であります。
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産業振興課の新・元気を出せ商店街事業補助金は、主に空き店舗対象事業分の減により減額となったもので
あります。
6目土木費都補助金は2,312万4,000円で1,432万3,000円の減額であります。1節道路橋りょう費補助金は
2,280万円で630万円の減額であります。市道第4号線舗装補修工事費、市道第7号線舗装補修工事費、市道第
220号線道路改良工事費、市道第749号線道路改良工事費に充当するものであります。2節都市計画費補助金は
32万4,000円で802万3,000円の減額であります。都市計画道路3・5・20号線用地買収事業に充当するもので
あります。
64ページをお開きいただきたいと思います。
8目教育費都補助金は4,417万2,000円で291万2,000円の減額であります。1節社会教育費補助金は137万
2,000円の皆増で、19年度2学期から実施する放課後子ども教室推進事業に伴い、対象事業費の3分の2の補
助を計上したものであります。3節幼稚園費補助金は4,280万円で53万4,000円の減額であります。私立幼稚園
等園児保護者負担軽減事業費補助金の対象者減によるものであります。
10目福祉改革推進事業都補助金、1節福祉改革推進事業補助金は2,020万6,000円で378万8,000円の減額であ
ります。在宅福祉サービスを中心とした地域福祉の基盤整備や、サービスの充実を図るための事業に対し交付
される補助金であります。
3項委託金は2億9,947万2,000円で8,854万4,000円の増額であります。
1目総務費委託金は2億3,745万9,000円で8,966万2,000円の増額であります。1節総務管理費委託金は41万
7,000円でありますが、説明を省略させていただきます。2節徴税費委託金は1億6,300万8,000円で4,647万
1,000円の増額であります。
納税課の都民税取扱費委託金は1億6,213万2,000円で4,652万8,000円の増額であります。主に委託金の算出
方法の変更によるものであります。
3節戸籍住民基本台帳費委託金は24万3,000円で2,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきま
す。4節選挙費委託金は7,068万1,000円で4,314万円の増額であります。参議院議員選挙等の実施による増で
あります。5節統計調査費委託金は311万円で5万1,000円の増額でありますが、説明を省略させていただきま
す。
66ページをお開きいただきたいと思います。
2目民生費委託金は3,114万5,000円で153万8,000円の減額であります。1節社会福祉費委託金は965万3,000
円で157万7,000円の減額であります。
保険年金課の老人医療事務費委託金(地区事務費)は88万9,000円で150万3,000円の減額であります。老人
医療助成事業が6月で終了することによる減であります。
障害福祉課の交付金合計は822万3,000円で2万4,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきま
す。
2節児童福祉費委託金は2,149万2,000円で3万9,000円の増額でありますが、説明を省略させていただきま
す。
3目衛生費委託金、1節保健衛生費委託金は2,106万9,000円で90万2,000円の減額でありますが、説明を省
略させていただきます。
4目商工費委託金、1節商工費委託金は31万2,000円で2万7,000円の増額でありますが、説明を省略させて
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いただきます。
68ページをお開きいただきたいと思います。
5目土木費委託金は154万9,000円で3,000円の増額でありますが、説明を省略させていただきます。
6目教育費委託金は793万8,000円で129万2,000円の増額であります。1節教育総務費委託金は791万8,000円
で129万2,000円の増額であります。
学務課の地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業委託金は21万4,000円であります。18、19年度の2カ年行
う事業でありますが、18年度につきましては補正対忚としたものであります。指導室の理科支援員等配置事業
委託金は、小学校における理科教育の強化を図ることを目的とする事業の委託金として48万円を計上したもの
であります。
2節社会教育費委託金は2万円でありますが、説明を省略させていただきます。
70ページをお開きいただきたいと思います。
15款財産収入は1億8,416万8,000円で1億7,214万5,000円の増額であります。
1項財産運用収入は177万3,000円で36万3,000円の減額であります。
1目財産貸付収入は164万6,000円で22万4,000円の減額であります。主には各施設の印刷機及び電子複写機
の貸付収入であります。
2目利子及び配当金は12万6,000円で13万9,000円の減額であります。各基金の原資の減によるものでありま
す。
3目基金運用収入は1,000円でありますが、説明を省略させていただきます。
2項財産売払収入は1億8,239万5,000円で1億7,250万8,000円の増額であります。
1目不動産売払収入、1節土地売払収入は1億8,145万6,000円で1億7,255万3,000円の増額であります。厳
しい財政状況の中、市有地の有効活用を図るとともに財源の確保のため、市民体育館西側駐車場用地及び学童
保育所第七・第九クラブを新たな場所に建設することから、現在の同クラブ用地を売り払うものであります。
72ページをお開きいただきたいと思います。
2目物品売払収入は93万9,000円で4万5,000円の減額であります。1節物品売払収入は53万9,000円で4万
5,000円の減額であります。市発行の刊行物等の売り払い収入であります。2節生産品売払収入は40万円で、
みのり福祉園の生産品売払収入であります。
74ページをお開きいただきたいと思います。
16款寄附金は3,000円で8,184万1,000円の減額であります。
1項寄附金も同額であります。1目一般寄附金、1節一般寄附金は2,000円で8,184万1,000円の減額であり
ます。前年度は第二小学校校舎増築工事に伴う寄附があったことによる減額であります。
3目民生費寄附金は1,000円でありますが、説明を省略させていただきます。
76ページをお開きいただきたいと思います。
17款繰入金は4億4,107万6,000円で2億8,064万2,000円の減額であります。
1項基金繰入金は4億4,107万5,000円で2億7,335万3,000円の減額であります。
1目財政調整基金繰入金は2億1,904万4,000円で1,667万9,000円の増額であります。財源調整のために取り
崩すものであります。
3目宅地開発関連施設整備基金繰入金は1,000万円で2,000万円の減額であります。公債費の長期債元金償還
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費のうち、公園費分に充当するものであります。
6目緑化基金繰入金は1億2,400万円で1億2,100万円の増額であります。公債費の長期債元金償還費のうち、
公園費分に充当するものであります。
7目上北台駅周辺土地区画整理事業関連施設整備等基金繰入金は3,000万円の取り崩しでありますが、上北
台駅周辺土地区画整理事業元金償還費に充当するものであります。
8目まちづくり文化基金繰入金は300万円で8,400万円の減額であります。市民会館自主事業委託料に充当す
るものであります。
9目長寿社会福祉基金繰入金は5,503万1,000円で2,703万2,000円の減額であります。特別養護老人ホームほ
か2施設整備費補助金等に充当するものであります。
2項特別会計繰入金は1,000円で728万9,000円の減額であります。
6目介護保険事業特別会計繰入金は1,000円で同額であります。受託水道事業特別会計繰入金は、18年度で
事業が終了となったことによる皆減であります。
78ページをお開きいただきたいと思います。
18款繰越金は6億円で2億円の増額であります。過去の実績を勘案いたしまして、2億円増額したものであ
ります。
80ページをお開きいただきたいと思います。
19款諸収入は5億4,534万7,000円で1億5,870万円の増額であります。
1項延滞金、加算金及び過料は1,136万1,000円で134万7,000円の増額であります。1目延滞金も同額であり
ますが、説明を省略させていただきます。
2項1目市預金利子は1万3,000円で前年度と同額でありますが、説明を省略させていただきます。
3項1目貸付金元利収入は2,753万6,000円で2万6,000円の増額であります。
82ページをお開きいただきたいと思います。
1節貸付金元利収入も同額であります。
産業振興課の小口事業資金融資預託金は2,300万円でありますが、市内の六つの金融機関の各支店に預託し
ているものであります。中小企業勤労者生活資金融資預託金は300万円でありますが、中央労働金庫の支店に
預託しているものであります。
市民生活課の住宅改善資金融資預託金は150万円でありますが、市内の三つの金融機関に預託しているもの
であります。
4項受託事業収入は1,339万3,000円で714万3,000円の増額であります。
1目作業受託収入は297万円で1,000円の増額であります。
3目民生費受託事業収入は1,042万3,000円で714万2,000円の増額であります。市外からの市立保育園受託児
童数の増によるものであります。
6項雑入は4億9,304万4,000円で1億5,018万5,000円の増額であります。1目1節の雑入は4億9,297万
8,000円で1億5,018万6,000円の増額であります。
秘書広報課のホームページ広告料収入は96万円でありますが、19年度からの新規事業でありますホームペー
ジバナー広告の広告料収入であります。
企画課の多摩・島しょ子ども体験塾市町村助成金は450万円で、多摩・島しょ地域39市町村が共同で実施す
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る子供向け体験事業に対する助成金として市長会から交付されるものであります。
84ページをお開きいただきたいと思います。
市民会館の市民会館自主事業入場料は995万円で100万5,000円の減額でありますが、市民会館の自主事業の
チケット売り上げ収入であります。
ごみ対策課の資源物売払収入は1,883万7,000円で400万6,000円の増額でありますが、アルミ缶、雑誌、段ボ
ール等の売り払いによるものであります。
86ページをお開きいただきたいと思います。
健康課の立野地区区画整理事業移転補償金は3億5,768万5,000円でありますが、区画整理事業に伴う保健セ
ンターの移転補償費を受け入れるものであります。
高齢介護課は478万7,000円で850万2,000円の減額でありますが、通所介護サービス事業報酬や通所介護サー
ビス事業利用者負担金が18年度に指定管理者制度を導入したため、事業終了となったことによるものでありま
す。
下水道課の水道事業事務受託解消に伴う事務負担金は365万8,000円で、清算事務経費を東京都から受け入れ
るものであります。
88ページをお開きいただきたいと思います。
2目弁償金は6万6,000円で1,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
90ページをお開きいただきたいと思います。
20款市債は14億8,940万円で1億9,670万円の減額であります。
1項市債も同額であります。
2目民生債は2億5,000万円で皆増であります。1節社会福祉債も同額でありますが、(仮称)総合福祉セ
ンターの用地買収事業債であります。
4目土木債は5億570万円で790万円の減額であります。2節都市計画債も同額でありますが、狭山緑地用地
買収事業債ほか2件の事業債であります。
6目教育債は1,600万円で1億7,030万円の減額であります。2節中学校債も同額でありますが、第亓中学校
校舎雤漏り改修事業債であります。
9目臨時財政対策債は7億1,770万円で1億5,390万円の減額であります。発行可能見込み額を計上するもの
であります。
住民税等減税補てん債は、定率減税の廃止に伴い皆減となっております。地方債の状況につきましては、予
算参考資料の21ページに記載してありますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
以上のようにいたしまして、歳入合計は243億4,800万円で、前年度に比べ1億5,200万円の減額となるもの
であります。
○委員長(木下光雄君) ここで午後1時30分まで休憩いたします。
午前11時34分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午後 1時29分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○企画財政部長(浅見敏一君) 次に、歳出について御説明申し上げます。
-19-
まず初めに、歳出予算の経費別分類表について、予算参考資料の26ページから27ページに記載してあります
ので、後ほどごらんいただきたいと思います。
本年度の内容説明に当たりましては、前年度と同様、主に新規事業並びに前年度と比較して大幅な増減のあ
った事項についてのみの説明とさせていただきたいと思います。御了承のほどお願い申し上げます。
各款別の説明の前に、人件費について一括して説明をさせていただきます。
460ページをお開きいただきたいと思います。
給与費明細書でありますが、1は特別職であります。本年度の欄をごらんいただきたいと思います。職員数
でありますが、長等が3人、議員が22人、その他の特別職が1,174人であります。給与費は5億4,118万3,000
円、共済費は4,981万1,000円で、合計5億9,099万4,000円であります。
前年度当初より職員数は429人増、金額で7,048万8,000円の増額であります。これは主に選挙事務報酬の増
によるものであります。
次のページをごらんください。2の一般職であります。
(1)総括でありますが、職員数は472人で前年度当初より17人減、金額は44億4,246万5,000円で1億8,221
万3,000円の減額であります。
462ページをお開きいただきたいと思います。
(2)給料及び職員手当の増減額の明細であります。給料は1億350万1,000円の減額、職員手当は5,873万
5,000円の減額であります。また、定年退職者は12人であります。
463ページをごらんください。
(3)給料及び職員手当の状況で、上の表は職員1人当たりの給与、下の表は初任給の状況であります。
464ページをお開きいただきたいと思います。
このページは級別職員数の状況であります。
465ページをごらんください。
昇給期間短縮の表であります。
466ページ、467ページの説明は省略をさせていただきます。
なお、一般職員給与費の内訳、特別職の報酬等の一覧表につきましては、予算参考資料の36ページから39ペ
ージまでに記載してありますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
それでは、これより各款ごとに説明を申し上げます。
恐縮ですが、92ページをお開きいただきたいと思います。
1款議会費は2億8,865万7,000円で3万8,000円の減額であります。
1項1目の議会費も同額であります。1、職員人件費は7,570万2,000円で、1人減の7人分であります。2、
議会運営費は2億1,295万5,000円で551万4,000円の増額であります。主に地方議会議員年金制度の改正に伴う
共済費の増額であります。
なお、10節公債費は50万円で22万円の減額であります。議長交際費を減額するものであります。
96ページをお開きいただきたいと思います。
2款総務費は26億2,618万7,000円で3,154万8,000円の減額であります。
1項総務管理費は18億6,753万2,000円で1億2,860万円の減額であります。
1目一般管理費は12億7,328万1,000円で1億867万9,000円の減額であります。1、職員人件費は11億938万
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7,000円で、職員数は特別職が3人、一般職が10人減の109人であります。3、人事管理事務費は1億2,498万
6,000円で932万円の増額であります。1節報酬は3,962万4,000円で99万1,000円の減額であります。再雇用嘱託
員19人分及び事務専門員1人分であります。7節賃金は6,864万7,000円で1,055万6,000円の増額であります。
産休者、育児休業者及び病欠者等の補充のための臨時職員賃金であります。
98ページをお開きいただきたいと思います。
5、職員研修事業費は870万8,000円で54万2,000円の減額であります。研修講師派遣手数料や研修費負担金
を計上したものであります。
100ページをお開きいただきたいと思います。
6、職員福利厚生事業費は1,419万1,000円で175万4,000円の減額であります。13節委託料は339万5,000円で
49万2,000円の減額であります。職員健康診断委託料の減によるものであります。19節負担金補助及び交付金
は965万7,000円で47万3,000円の減額であります。職員互助会補助金の減額は職員数の減等によるものであり
ます。10、渉外事務費は522万5,000円で42万5,000円の減額であります。10節交際費は130万円で10万円の減額
であります。市長交際費を減額するものであります。
104ページをお開きいただきたいと思います。
2目文書費は2,158万8,000円で33万7,000円の減額であります。1、文書事務費は2,032万5,000円で33万
7,000円の減額であります。主には追録図書の見直しなどによる減であります。
108ページをお開きいただきたいと思います。
3目広報費は2,159万円で123万5,000円の増額であります。1、広報活動費は1,976万5,000円で311万8,000円
の増額であります。19年度よりホームページに関する事務が情報管理課から秘書広報課に移管されることから、
ホームページに関する保守委託料、機器等賃借料の組み替え及び新たにバナー広告枞を設けたことによる増額
であります。2、広聴活動費は182万5,000円で188万3,000円の減額であります。11節需用費は180万6,000円の
減額であります。前年度に人権メッセージ集及びくらしの便利張並びに市内案内図の印刷を行ったことによる
減額であります。
110ページをお開きいただきたいと思います。
4目財政管理費は507万2,000円で6万1,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
5目会計管理費は624万1,000円で3万1,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
112ページをお開きいただきたいと思います。
6目財産管理費は1億1,686万8,000円で482万2,000円の増額であります。1、庁舎管理費は9,650万円で642
万5,000円の増額であります。1節報酬は636万4,000円で183万9,000円の増額であります。宿・日直業務嘱託員
1名の増員によるものであります。
114ページをお開きいただきたいと思います。
13節委託料は4,035万3,000円で401万7,000円の増額であります。PCB廃棄物処理計画に基づき、PCB廃
棄物処理委託料422万7,000円及びPCB廃棄物運搬委託料71万7,000円を新規計上したことによるものであり
ます。5、契約事務費は30万2,000円で3万5,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
116ページをお開きいただきたいと思います。
6、財産管理事務費は1,998万1,000円で156万3,000円の減額であります。13節委託料は829万4,000円で213万
1,000円の増額であります。主に普通財産売り払いに伴い、不動産鑑定委託料及び測量委託料が増額となった
-21-
ことによるものであります。
118ページをお開きいただきたいと思います。
7目企画費は348万5,000円で67万2,000円の減額であります。
120ページをお開きいただきたいと思います。
3、平和事業費は4万2,000円で46万1,000円の減額であります。都立東大和单公園内の平和広場で行う平和
市民のつどいについて、前年度は会場設営委託料22万1,000円等を計上しておりましたが、市直営とすること
による減額であります。
9目公安費は1,035万6,000円で407万円の増額であります。1、交通安全対策審議会費は5万4,000円で16万
2,000円の減額であります。交通安全対策審議会の開催回数の減によるものであります。2、交通安全推進事
業費は233万円で21万6,000円の増額であります。
122ページをお開きいただきたいと思います。
14節使用料及び賃借料は21万円で皆増であります。交通安全市民の集いの会場使用料を計上したものであり
ます。11、防犯対策事業費は674万9,000円で367万3,000円の増額であります。7節賃金は132万2,000円で皆増
であります。子供の安全対策として平成18年度途中から防犯パトロールを開始しましたが、そのための臨時職
員2名分の賃金を計上したものであります。
124ページをお開きいただきたいと思います。
18節備品購入費は215万3,000円でありますが、犯罪抑止効果を高めるため青色回転灯パトロールカーを購入
するものであります。
10目電算管理費は1億3,229万1,000円で40万1,000円の減額であります。主に電算機器配線工事費等の皆減
によるものであります。
なお、事務用パソコンやインターネット環境の計画的な整備にかかわる経費、また土曜日開庁にかかわる経
費を新たな経費として計上するものであります。
126ページをお開きいただきたいと思います。
11目文化振興費は1億3,615万円で822万7,000円の減額であります。1、市民会館管理費は1億1,604万9,000
円で458万9,000円の減額であります。11節需用費は2,684万1,000円で164万2,000円の減額であります。施設修
繕料の減によるものであります。
128ページをお開きいただきたいと思います。
13節委託料は7,105万5,000円で302万4,000円の減額であります。清掃委託料の減によるものであります。
130ページをお開きいただきたいと思います。
2、市民会館事業費は2,010万1,000円で363万8,000円の減額であります。クラシックコンサート1回、ポッ
プスコンサート2回、落語1回、映画2回、子供向けミュージカル1回、朗読1回とロビーコンサート11回を
実施するものであります。
132ページをお開きいただきたいと思います。
12目地域振興費は455万9,000円で24万3,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
134ページをお開きいただきたいと思います。
13目市民センター費は1億748万2,000円で1,429万2,000円の減額であります。1の奈良橋市民センター管理
費から146ページの仲原地区集会所管理費までは説明を省略させていただきます。
-22-
148ページをお開きいただきたいと思います。
10、新堀地区会館管理費は1,170万4,000円で506万8,000円の減額であります。18年度に外壁等改修工事を行
ったことによる減であります。
150ページをお開きいただきたいと思います。
11、清原市民センター管理費は1,627万6,000円で602万9,000円の減額であります。前年度は6月の開館に伴
い、初度調弁備品購入費等を計上したことによる減であります。
152ページをお開きいただきたいと思います。
14目女性施策費は191万7,000円で10万2,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
154ページをお開きいただきたいと思います。
15目諸費は2,665万2,000円で18万6,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
156ページをお開きいただきたいと思います。
2項徴税費は3億9,675万7,000円で992万円の減額であります。1目税務総務費は2億9,783万5,000円で
1,764万1,000円の減額であります。1、職員人件費は2億8,304万7,000円で、1人減の36人分であります。3、
課税管理事務費は1,007万6,000円で238万9,000円の増額であります。1節報酬は186万7,000円で皆増でありま
す。償却資産申告受け付け及び固定資産税窓口業務を担当する嘱託員1名の配置によるものであります。
158ページをお開きいただきたいと思います。
5、納税管理事務費は471万2,000円で3万8,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
2目賦課徴収費は9,892万2,000円で772万1,000円の増額であります。1、賦課事務費は7,292万1,000円で1,365
万1,000円の増額であります。13節委託料は4,980万8,000円で1,332万4,000円の増額であります。これは主に3
年に1回行う標準宅地本鑑定評価業務委託料の計上によるものであります。
160ページをお開きいただきたいと思います。
2、徴収事務費は2,600万1,000円で593万円の減額であります。1節報酬は746万8,000円で373万4,000円の減
額であります。市税等収納推進員の減によるものであります。19年度は国民健康保険事業特別会計で2人分計
上することから、2人減をするものであります。
162ページをお開きいただきたいと思います。
3項1目戸籍住民基本台帳費は1億5,236万5,000円で179万9,000円の増額であります。1、職員人件費は1
億2,310万4,000円で1人減の15人分であります。2、戸籍事務費は875万円で424万4,000円の増額であります。
1節報酬は186万7,000円で皆増でありますが、18年度は職員課で予算措置していたものを計上するものであり
ます。13節委託料は345万2,000円で皆増でありますが、戸籍の電算化に向けてシステムデータ作成委託料等を
計上したことによるものであります。
164ページをお開きいただきたいと思います。
3、住民基本台帳事務費は2,051万1,000円で543万9,000円の増額であります。13節委託料は1,050万6,000円
で681万7,000円の増額でありますが、住民基本台帳ネットワークシステム修正等委託料を計上したことによる
ものであります。
166ページをお開きいただきたいと思います。
4項選挙費は1億7,496万4,000円で1億825万7,000円の増額であります。
1目選挙管理委員会費は4,289万5,000円で552万3,000円の増額であります。1、職員人件費は3,955万8,000
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円で前年度と同数の4人分であります。
168ページをお開きいただきたいと思います。
2目選挙啓発費は30万7,000円で2万4,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
3目市議会議員及び市長選挙費は6,111万7,000円で5,961万8,000円の増額であります。19年4月に実施され
ます市議会議員及び市長選挙に必要な経費を計上したものであります。
170ページをお開きいただきたいと思います。
6目参議院議員選挙費は4,583万円の皆増であります。19年7月に実施されます参議院議員選挙に必要な費
用を計上したものであります。
172ページをお開きいただきたいと思います。
7目東京都知事選挙費は2,481万5,000円で269万円の減額であります。19年4月に実施されます東京都知事
選挙に必要な経費を計上したものであります。
174ページをお開きいただきたいと思います。
5項統計調査費は1,152万5,000円で15万2,000円の増額であります。1目統計調査総務費は841万4,000円で10
万1,000円の増額であります。1、職員人件費は733万1,000円で1人分の人件費であります。
176ページをお開きいただきたいと思います。
2目指定統計調査費は311万1,000円で5万1,000円の増額であります。4、商業統計調査費は138万1,000円
で皆増でありますが、調査実施にかかわる報酬等の計上であります。
178ページをお開きいただきたいと思います。
12、住宅・土地統計調査卖位区設定費は60万5,000円で皆増であります。これは20年度に実施する住宅・土
地統計調査に向けて、調査卖位区を設定するものであります。
180ページをお開きいただきたいと思います。
6項1目監査委員費は2,304万4,000円で323万6,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
184ページをお開きいただきたいと思います。
3款民生費は113億5,320万3,000円で6億6,252万2,000円の増額であります。
1項社会福祉費は47億1,457万3,000円で4億9,088万4,000円の増額であります。
1目社会福祉総務費は28億8,421万2,000円で1億5,833万円の増額であります。1、職員人件費は4億7,574
万4,000円で前年度と同数の48人分であります。2、国民健康保険事業特別会計繰出金は11億6,233万4,000円
で1億4,278万6,000円の増額であります。制度上の繰出金及びその他の繰出金であります。3、老人保健特別
会計繰出金は3億4,356万4,000円で284万8,000円の増額であります。老人医療費に係る市負担分の繰出金であ
ります。4、介護保険事業特別会計繰出金は5億6,421万2,000円で617万6,000円の増額であります。介護給付
費及び地域支援事業に係る市負担分の繰出金等であります。
188ページをお開きいただきたいと思います。
14、東大和市シルバー人材センター運営・補助事業費は4,067万5,000円で71万1,000円の増額でありますが、
説明を省略させていただきます。15、東大和市社会福祉協議会運営・補助事業費は5,221万円で76万4,000円の
増額でありますが、説明を省略させていただきます。
190ページをお開きいただきたいと思います。
18、地域福祉審議会費は98万5,000円で70万1,000円の減額であります。18年度に計上いたしました第三次東
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大和市地域福祉計画の策定にかかわる印刷製本費の減額によるものであります。
192ページをお開きいただきたいと思います。
35、障害福祉管理事務費は1,721万7,000円で566万7,000円の減額であります。1節報酬は259万2,000円で324
万円の減額でありますが、障害程度区分判定審査会の回数の減によるものであります。13節委託料は147万
2,000円で475万5,000円の減額でありますが、障害者システムプログラム変更委託料の皆減によるものであり
ます。
196ページをお開きいただきたいと思います。
38、小規模作業所運営費等補助事業費は2億72万4,000円で136万6,000円の減額であります。心身障害者通
所授産事業及び小規模通所授産施設事業における重度加算見込み人数の減によるものであります。
2目社会福祉施設費は2億6,762万7,000円で2億5,698万8,000円の増額であります。
200ページをお開きいただきたいと思います。
3、(仮称)総合福祉センター建設事業費は2億5,744万7,000円で皆増であります。(仮称)総合福祉セン
ターの建設にかかわる用地買収費等を計上したものであります。なお、面積は約3,100平方メートルを予定し
ております。
3目老人福祉費は4億2,673万6,000円で5,829万6,000円の増額であります。
202ページをお開きいただきたいと思います。
2、老人ホーム(措置)事業費は1億1,097万円で24万6,000円の増額でありますが、説明を省略させていた
だきます。3、介護予防・生きがい活動支援事業費は3,502万円で908万円の減額であります。13節委託料は
2,711万円で908万円の減額でありますが、各施設の利用延べ人数が3,590人から2,330人に減となったことによ
るものであります。4、高齢者日常生活支援事業費は3,858万2,000円で330万5,000円の減額であります。8節
報償費は73万8,000円で2万1,000円の増額であります。高齢者虐待防止地域ネットワーク運営委員会の設置に
伴い、委員報酬9万1,000円を計上したものであります。
204ページをお開きいただきたいと思います。
20節扶助費は984万9,000円で212万6,000円の減額であります。高齢者住宅改修等給付費は531万4,000円で189
万5,000円の減額でありますが、申請件数の減によるものであります。5、在宅介護支援センター事業費は
2,409万9,000円で291万4,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきたいと思います。
208ページをお開きいただきたいと思います。
15、介護保険利用者負担軽減事業費は69万1,000円で160万4,000円の減額であります。19節負担金補助及び
交付金は17万8,000円で97万9,000円の減額でありますが、対象者の減によるものであります。20節扶助費は49
万9,000円で61万6,000円の減額でありますが、対象者の減によるものであります。20、老人保健法(医療)事
務費は2,875万6,000円で553万3,000円の増額であります。
210ページをお開きいただきたいと思います。
13節委託料は2,377万6,000円で564万9,000円の増額でありますが、保険所得管理、老人医療等のシステム修
正に伴い委託料を613万7,000円増額するものであります。22、後期高齢者医療事業費は7,005万5,000円の皆増
であります。後期高齢者医療制度へ移行するための準備経費を計上いたしたものであります。
212ページをお開きいただきたいと思います。
27、在宅サービスセンター運営事業費は6,055万8,000円で147万8,000円の減額であります。18年度は指定管
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理者委託事業費でありましたが、事業名称を改めたものでありまして、むこうはら、きよはらにかかわる指定
管理者委託事業費であります。28、高齢者入院見舞金支給事業費は151万3,000円の皆増であります。高齢者と
市を結ぶ心の福祉施策として、新たに高齢者への入院見舞金を支給するものであります。
214ページをお開きいただきたいと思います。
4目身体障害者福祉費は8億2,898万5,000円で5,793万6,000円の増額であります。1、身体障害者施設支援
事業費は6,304万1,000円で468万4,000円の減額であります。20節扶助費は6,285万9,000円で470万4,000円の減
額でありますが、施設入所者及び通所者1人当たりの費用が減となることによるものであります。2、心身障
害者(児)日常生活援助事業費は3億4,459万2,000円で436万3,000円の増額であります。
216ページをお開きいただきたいと思います。
20節扶助費は3億1,160万8,000円で372万8,000円の増額であります。主に日常生活用具給付費の増によるも
のであります。3、心身障害者医療・補装具給付事業費は7,363万4,000円で5,136万円の増額であります。20
節扶助費は7,362万8,000円で5,136万円の増額であります。主に人工透析に係る費用について、19年度から生
活保護世帯分も対象となったことによる増であります。4、心身障害者福祉手当支給事業費は2億683万6,000
円で293万8,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
218ページをお開きいただきたいと思います。
7、特別障害者手当等支給事業費は5,191万円で267万4,000円の増額でありますが、主には特別障害者手当
の支給延べ人数の増によるものであります。8、難病患者福祉手当支給事業費は4,960万3,000円で321万3,000
円の増額でありますが、支給延べ人数の増によるものであります。
○委員長(木下光雄君) ここで10分間休憩いたします。
午後 2時 7分 休憩
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午後 2時17分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○企画財政部長(浅見敏一君) それでは、222ページをお開きいただきたいと思います。
5目知的障害者福祉費は2億6,798万7,000円で3,864万2,000円の減額であります。1、知的障害者施設支援
事業費は1億9,486万8,000円で4,408万円の減額であります。20節扶助費は1億9,441万1,000円で4,406万8,000
円の減額でありますが、施設入所者及び通所者1人当たりの費用が減となることによるものであります。2、
知的障害者グループホーム等支援事業費は5,751万8,000円で508万円の増額でありますが、グループホーム利
用者の増に伴うものであります。5、みのり福祉園(授産施設)運営費は1,560万1,000円で35万8,000円の増
額であります。
224ページをお開きいただきたいと思います。
15節工事請負費は150万円の計上でありますが、利用者のパニック時等の静養室とするため、倉庫をリラク
ゼーションルームに改修するものであります。
226ページをお開きいただきたいと思います。
6目精神障害者福祉費は3,902万6,000円で202万4,000円の減額であります。1、精神障害者地域生活支援セ
ンター運営事業費は2,262万5,000円で524万円の減額であります。支援センター職員が正職員から嘱託員に変
わったことにより、人件費分が減となったものであります。2、精神障害者居宅生活等支援事業費は1,640万
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1,000円で321万6,000円の増額であります。主にこれまでのホームヘルプサービス事業とグループホーム事業
に加え、短期入所と施設通所にかかわる経費を計上したことによるものであります。
2項児童福祉費は44億824万6,000円で1億937万7,000円の増額であります。
1目児童福祉総務費は15億2,411万8,000円で8,909万8,000円の増額であります。1、職員人件費は1億5,037
万9,000円で1人増の17人分であります。
228ページをお開きいただきたいと思います。
3、児童手当支給事業費は5億7,407万円で6,105万1,000円の増額であります。3歳未満児の第1子、第2
子の支給額を月額5,000円から1万円に引き上げることによる増であります。4、児童扶養手当支給事業費は
3億2,843万1,000円で535万6,000円の増額でありますが、対象者数の増によるものであります。
230ページをお開きいただきたいと思います。
5、児童育成手当支給事業費は2億3,814万2,000円で3万1,000円の増額でありますが、説明を省略させて
いただきます。6、乳幼児医療費助成事業費は1億8,818万5,000円で433万9,000円の減額であります。20節扶
助費の医療費助成費につきましては、本年10月から所得制限の撤廃を就学前のすべての児童が対象となりまし
たが、対象者の減によりまして485万2,000円の減額となったものであります。
232ページをお開きいただきたいと思います。
9、義務教育就学児医療費助成事業費は2,319万8,000円で皆増であります。小学校1年生から中学校3年生
までの児童・生徒にかかわる医療費の自己負担分3割のうち1割分を助成するものであります。
2目児童措置費は17億3,439万4,000円で1,980万7,000円の減額であります。1、民間保育園運営委託・補助
事業費は17億368万8,000円で592万7,000円の減額であります。障害児加算の対象となる児童が減となったこと
によるものであります。
234ページをお開きいただきたいと思います。
4、保育室補助事業費は1,316万9,000円で368万2,000円の減額でありますが、補助対象児童数の減によるも
のであります。
3目市立保育園費は7億8,674万7,000円で1,032万8,000円の増額であります。1、職員人件費は3億6,259万
1,000円で前年度と同数の38人分であります。2、向原保育園運営費から241ページの4の市立保育園運営委託
事業費までは説明を省略させていただきます。
242ページをお開きいただきたいと思います。
4目子育て支援費は2,295万円で599万9,000円の減額であります。1、子ども家庭支援センター運営費は
1,369万6,000円で516万6,000円の減額でありますが、専門相談員等賃金の減によるものであります。
246ページをお開きいただきたいと思います。
5目母子福祉費は5,063万8,000円で320万円の減額であります。
248ページをお開きいただきたいと思います。
5、母子生活支援施設保護事業費は738万7,000円で311万6,000円の減額でありますが、保護対象者の減によ
るものであります。
6目児童館費は3,721万8,000円で13万9,000円の減額であります。各児童館とも、運営に要する経費を前年
度実績に基づき計上したものであります。
260ページをお開きいただきたいと思います。
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7目学童保育所費は1億4,374万4,000円で5,780万4,000円の増額であります。1、学童保育所運営費は1億
4,374万4,000円で5,780万4,000円の増額であります。
262ページをお開きいただきたいと思います。
15節工事請負費は5,495万5,000円の皆増であります。学童保育所第七・第九クラブの新築等工事費でありま
す。
8目心身障害児通所施設費は1億843万7,000円で1,870万8,000円の減額であります。1、職員人件費は9,187
万4,000円で1人減の10人分であります。
266ページをお開きいただきたいと思います。
3項生活保護費は22億781万1,000円で6,800万5,000円の増額であります。
1目生活保護総務費は1億6,618万6,000円で3,100万1,000円の増額であります。1、職員人件費は1億4,115
万5,000円で2,152万5,000円の増額でありますが、1人増の15人分であります。2、生活保護事務費は2,503万
1,000円で947万6,000円の増額であります。1節報酬は897万6,000円で672万1,000円の増額であります。嘱託員
及び就労支援員の報酬の増によるものでありますが、18年度では補正予算で措置したものであります。
270ページをお開きいただきたいと思います。
2目扶助費は20億4,162万5,000円で3,700万4,000円の増額であります。2、生活保護援護事業費は20億3,567
万5,000円で3,692万4,000円の増額であります。生活保護のうち主に住宅扶助費及び生活扶助費の増によるも
のであります。
4項1目国民年金費は2,247万3,000円で564万4,000円の減額であります。1、職員人件費は1,941万円で前年
度と同数の2人分であります。2、国民年金事務費は306万3,000円で193万1,000円の減額であります。主には
前年度に行ったシステム作成委託料の皆減によるものであります。
272ページをお開きいただきたいと思います。
5項災害救助費は10万円で10万円の減額であります。実績を勘案いたしまして、災害見舞金を減額するもの
であります。
274ページをお開きいただきたいと思います。
4款衛生費は21億7,439万4,000円で3,871万6,000円の減額であります。
1項保健衛生費は9億854万7,000円で3,696万3,000円の減額であります。
1目保健衛生総務費は4億7,135万6,000円で1,666万5,000円の増額であります。1、職員人件費は1億2,431
万8,000円で、1人減の16人分であります。2、保健事業費は3,072万5,000円で308万円の増額であります。1
節報酬は595万5,000円で303万円の増額であります。栄養士の増によるものであります。
278ページをお開きいただきたいと思います。
5、成人保健事業費は1,404万5,000円で169万3,000円の増額であります。8節報償費は137万円で48万3,000
円の増額であります。主には健康教室等講師謝礼の増額であります。
280ページをお開きいただきたいと思います。
6、成人健康診査事業費は2億4,405万3,000円で2,527万3,000円の増額であります。13節委託料は2億3,327
万4,000円で2,526万円の増額であります。個別健康診査受診者数の増によるものであります。
284ページをお開きいただきたいと思います。
2目予防費は2億1,768万5,000円で3,392万5,000円の減額であります。1、予防事業費は1億2,491万4,000
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円で267万4,000円の増額であります。19節負担金補助及び交付金は1億2,409万5,000円で263万1,000円の増額
であります。昭和病院組合負担金の増額によるものであります。2、定期予防接種事業費は8,618万9,000円で
3,766万5,000円の減額であります。
286ページをお開きいただきたいと思います。
13節委託料は4,686万8,000円で3,785万5,000円の減額であります。主には日本脳炎予防接種の減によるもの
であります。
288ページをお開きいただきたいと思います。
3目保健センター費は1億8,734万4,000円で1,421万7,000円の減額であります。3、(仮設)保健センター
建設事業費は1億8,008万3,000円の皆増であります。土地区画整理事業に伴い、仮設の施設として保健センタ
ーを建設するための建設工事費等を計上するものであります。
290ページをお開きいただきたいと思います。
4目休日診療費は2,139万8,000円で28万2,000円の増額でありますが、説明を省略させていただきます。
292ページをお開きいただきたいと思います。
5目環境衛生費は67万9,000円で32万円の減額であります。主に蚊等の駆除委託回数の減によるものであり
ます。
6目環境保全費は699万7,000円で542万3,000円の減額であります。1、環境保全審議会費は32万4,000円で36
万円の減額でありますが、審議会開催回数の減によるものであります。
296ページをお開きいただきたいと思います。
7目公害対策費は308万8,000円で2万5,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
298ページをお開きいただきたいと思います。
2項清掃費は12億6,584万7,000円で175万3,000円の減額であります。
1目清掃総務費は2億5,515万7,000円で371万4,000円の増額であります。1、職員人件費は9,683万8,000円
で前年度と同数の10人分であります。3、ごみ減量推進事業費は1億5,649万9,000円で254万2,000円の減額で
あります。1節報酬は81万円で54万円の増額でありますが、審議会開催回数の増によるものであります。
300ページをお開きいただきたいと思います。
13節委託料は1億3,187万8,000円で379万5,000円の減額であります。主に資源物収集容器配布委託料の減に
よるものであります。
302ページをお開きいただきたいと思います。
2目塵芥処理費は9億5,974万2,000円で557万5,000円の減額であります。1、ごみ処理事業費の13節委託料
は3億1,098万5,000円で1,043万2,000円の減額であります。主にはごみ収集運搬委託料の減によるものであり
ます。19節負担金補助及び交付金は6億4,362万1,000円で332万円の増額であります。小平・村山・大和衛生
組合負担金は715万6,000円の減額でありますが、東京たま広域資源循環組合負担金はエコセメント化事業費の
増により1,047万6,000円の増額となったことによるものであります。
304ページをお開きいただきたいと思います。
3目し尿処理費は5,091万7,000円で11万1,000円の増額でありますが、説明を省略させていただきます。4
目雑排水処理費は3万1,000円で3,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
306ページをお開きいただきたいと思います。
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5款労働費は305万3,000円で1,000円の減額であります。
1項1目労働諸費も同額でありますが、説明を省略させていただきます。
308ページをお開きいただきたいと思います。
6款農林業費は6,269万1,000円で125万4,000円の減額であります。
1項農業費も同額であります。1目農業委員会費は884万3,000円で9万6,000円の減額でありますが、説明
を省略させていただきます。
310ページをお開きいただきたいと思います。
2目農業総務費は3,962万6,000円で17万4,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
3目農業振興費は355万1,000円で134万5,000円の減額であります。19節負担金補助及び交付金は334万9,000
円で132万5,000円の減額であります。昨年度に交付いたしました農業体験農園整備費等補助金のうち、施設整
備費分の減額によるものであります。
4目園芸振興費は1,067万1,000円で36万1,000円の増額でありますが、説明を省略させていただきます。
316ページをお開きいただきたいと思います。
7款1項商工費は8,069万3,000円で819万2,000円の減額であります。
1目商工総務費は2,422万6,000円で171万4,000円の減額であります。1、職員人件費は2,301万円で前年度と
同数の3人分であります。
2目商工振興費は5,453万9,000円で598万2,000円の減額であります。1、商工振興対策事業費は1,291万
1,000円で494万9,000円の減額であります。19節負担金補助及び交付金は1,287万4,000円で496万円の減額であ
りますが、主に空き店舗対策事業補助金等の減額によるものであります。
318ページをお開きいただきたいと思います。
2、商工会補助事業費は1,225万5,000円で84万5,000円の減額であります。商工会補助金は対象事業費の減
によるものであります。
3目消費経済対策費は192万8,000円で49万6,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
322ページをお開きいただきたいと思います。
8款土木費は21億5,488万円で2億5,995万2,000円の減額であります。
1項土木管理費、1目土木総務費は3億210万9,000円で394万5,000円の減額であります。1、職員人件費は
2億5,870万1,000円で、1人減の24人分であります。
326ページをお開きいただきたいと思います。
2項道路橋りょう費は2億3,632万6,000円で6,599万4,000円の減額であります。
1目道路維持費は1億2,889万4,000円で965万2,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
330ページをお開きいただきたいと思います。
2目道路新設改良費は1億631万7,000円で5,634万2,000円の減額であります。1、市内道路改良事業費は
8,685万8,000円で5,806万円の減額であります。市道第4号線舗装補修工事ほかの工事であります。
なお、土木工事の概要につきましては、予算参考資料の44ページから45ページに記載してありますので、後
ほどごらんいただきたいと思います。
332ページをお開きいただきたいと思います。
4目河川維持費は111万5,000円で前年度と同額でありますが、説明を省略させていただきます。
-30-
3項都市計画費は16億1,353万4,000円で1億8,938万2,000円の減額であります。
1目都市計画総務費は1億8,146万4,000円で286万1,000円の増額であります。1、職員人件費は1億1,090万
2,000円で前年度と同数の12人分であります。
338ページをお開きいただきたいと思います。
12、水道事業事務受託解消に伴う事務費は2万7,000円の皆増でありますが、18年度をもって受託解消した
水道事業の清算事務に伴う経費の計上であります。
2目下水道費は6億9,031万2,000円で6,969万6,000円の減額でありますが、下水道事業特別会計への繰出金
の計上であります。
3目公園費は1億6,248万4,000円で62万2,000円の増額であります。1、公園管理費は5,764万6,000円で57万
5,000円の増額でありますが、説明を省略させていただきます。
342ページをお開きいただきたいと思います。
3、狭山緑地用地買収事業費は5,801万1,000円で411万3,000円の増額であります。本年度の用地買収面積は
3,942平方メートルであります。これによりまして、公有地化率は61.3%となる予定であります。
344ページをお開きいただきたいと思います。
4、こども広場管理費は3,097万7,000円で90万6,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきま
す。
4目街路事業費は8,450万4,000円で1億1,093万9,000円の減額であります。3、都市計画道路3・5・20号
線用地買収事業費は8,450万4,000円で672万1,000円の増額であります。用地買収面積は265.76平方メートルを
予定しております。
346ページをお開きいただきたいと思います。
5目土地区画整理費は4億9,477万円で1,223万円の減額であります。土地区画整理事業特別会計への繰出金
であります。
4項住宅費は291万1,000円で63万1,000円の減額であります。1目住宅管理費も同額でありますが、説明を
省略させていただきます。
348ページをお開きいただきたいと思います。
9款1項消防費は10億7,487万9,000円で1,718万5,000円の減額であります。
1目常備消防費は9億8,775万4,000円で1,583万1,000円の減額であります。東京都へ委託している消防事務
委託料であります。
2目非常備消防費は3,978万円で340万7,000円の増額であります。11節需用費は584万8,000円で330万1,000円
の増額であります。19年度から採用する女性消防団員の被服等の購入による増であります。
350ページをお開きいただきたいと思います。
3目消防施設費は1,989万2,000円で1,210万円の減額であります。1、消防施設管理費は1,970万8,000円で
1,209万5,000円の減額であります。15節工事請負費は95万円の皆増でありますが、第二分団ホース洗い場新設
工事費の計上であります。
352ページをお開きいただきたいと思います。
18節備品購入費は418万6,000円で1,286万5,000円の減額であります。前年度に消防ポンプ自動車を購入した
ことから減額となっておりますが、本年度は消防団用の無線機器を購入いたします。
-31-
4目災害対策費は2,706万2,000円で694万8,000円の増額であります。
354ページをお開きいただきたいと思います。
15節工事請負費は318万7,000円で108万7,000円の増額であります。本年度は防災行政無線(固定系)屋外拡
声子局移設等工事を東京街道団地第三期工事にあわせて施工いたします。18節備品購入費は684万8,000円で
677万6,000円の増額であります。主には災害対策用備蓄コンテナを2台購入することによる増であります。
356ページをお開きいただきたいと思います。
5目国民保護費は39万1,000円で皆増であります。国民保護法に基づき、国民保護計画を作成するため国民
保護協議会委員報酬等の経費を計上したものであります。
○委員長(木下光雄君) ここで10分間休憩いたします。
午後 2時51分 休憩
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午後 3時 2分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○企画財政部長(浅見敏一君) 358ページをお開きいただきたいと思います。
10款教育費は24億6,171万4,000円で4億6,440万6,000円の減額であります。
1項教育総務費は4億993万9,000円で346万4,000円の減額であります。
1目教育委員会費は496万1,000円で2,000円の増額でありますが、説明を省略させていただきます。
2目事務局費は2億1,327万4,000円で596万9,000円の減額であります。1、職員人件費は2億218万7,000円
で前年度と同数の21人分であります。
362ページをお開きいただきたいと思います。
3目教育指導費は1億9,150万6,000円で252万1,000円の増額であります。2、就学相談事業費は243万7,000
円で179万2,000円の増額であります。特別支援教育に移行するため、特別支援教育巡回相談員を配置するため
の嘱託員報酬等の増額であります。
366ページをお開きいただきたいと思います。
5、児童・生徒指導事業費は419万8,000円で239万1,000円の増額であります。児童の安全を確保するため、
普通学級介助員の賃金を計上したことによる増額であります。7、学校安全ボランティア事業費は31万4,000
円で皆増であります。前年度補正措置により事業を開始いたしましたが、引き続き学校安全ボランティアの養
成及びスクールガード・リーダーの巡回指導に要する経費を計上したものであります。
368ページをお開きいただきたいと思います。
11、教育指導管理事務費は3,231万2,000円で777万7,000円の増額であります。1節報酬は2,690万1,000円で
皆増であります。学習指導員及び学校図書館指導員を昨年度から計画的に雇用開始いたしましたが、今年度は
配置校を新たに小学校2校、中学校1校ふやし、その報酬を計上したものであります。
なお、昨年度までは賃金で計上しておりましたが、19年度からは報酬に組み替えております。また、理科支
援員の配置にかかわる経費も新たに計上しております。
372ページをお開きいただきたいと思います。
14、学校行事・部活動等運営支援事業費は2,275万8,000円であります。昨年度までの連合行事運営費、鑑賞
教室事業費、小学校・中学校部活動等育成事業費を統合して新設した事業名称でありますが、説明を省略させ
-32-
ていただきます。
374ページをお開きいただきたいと思います。
16、教育センター運営費は1,908万6,000円であります。昨年度までの教育相談事業費と教育センター運営費
を統合した事業でありますが、説明を省略させていただきます。
376ページをお開きいただきたいと思います。
4目教育振興費は19万8,000円で1万8,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
2項小学校費は4億1,548万5,000円で3億9,089万2,000円の減額であります。
1目学校管理費は3億2,476万6,000円で3億8,374万8,000円の減額であります。
378ページをお開きいただきたいと思います。
2、小学校運営費は2億6,752万9,000円で2,145万円の減額であります。10節交際費は50万円で10万円の減
額であります。校長交際費を減額するものであります。13節委託料は8,579万7,000円で346万9,000円の減額で
あります。前年度実施いたしましたオイルタンク清掃委託料等の減によるものであります。18節備品購入費は
2,090万9,000円で1,744万3,000円の減額であります。前年度購入いたしました第二小学校初度調弁備品購入費
等の減によるものであります。
382ページをお開きいただきたいと思います。
3、小学校環境整備事業費は5,632万4,000円で3億6,224万9,000円の減額であります。13節委託料は1,183万
9,000円で177万1,000円の減額であります。本年度は第三小学校耐震補強工事設計委託料や第亓小学校校舎耐
震診断調査委託料等を計上しております。15節工事請負費は4,448万5,000円で3億6,036万8,000円の減額であ
ります。前年度は第二小学校校舎増築工事を施工したことから大幅な減額となっております。
なお、今年度は子供たちにおいしい水を提供するため、第三小学校給水管・受水槽直結給水化改修工事を予
定しております。
384ページをお開きいただきたいと思います。
2目教育振興費は4,091万2,000円で220万円の減額であります。20節扶助費は4,070万4,000円で220万円の減
額でありますが、就学援助認定者の減を見込んだものであります。
3目特別支援学級費は1,036万1,000円で332万3,000円の減額であります。
なお、前年度までは「心身障害学級費」が目の名称でありましたが、法改正によりまして変更するものであ
ります。
1、特別支援学級事業費は941万3,000円で312万円の減額であります。
なお、事業名称につきましても、「心身障害学級事業費」から変更しております。
386ページをお開きいただきたいと思います。
14節使用料及び賃借料は72万円で57万9,000円の減額でありますが、宿泊学習の減によるものであります。
20節扶助費は141万2,000円で79万6,000円の減額でありますが、対象児童数及び宿泊学習の減によるものであ
ります。
4目学校保健衛生費は3,944万6,000円で162万1,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
388ページをお開きいただきたいと思います。
3項中学校費は2億5,599万円で1,595万3,000円の増額であります。
1目学校管理費は1億8,664万9,000円で1,768万7,000円の増額であります。
-33-
390ページをお開きいただきたいと思います。
2、中学校運営費は1億4,794万5,000円で625万2,000円の減額であります。10節交際費は25万円で5万円の
減額であります。校長交際費を減額するものであります。
392ページをお開きいただきたいと思います。
18節備品購入費は1,261万9,000円で382万円の減額であります。前年度に放送調整卓等を購入したことによ
る減であります。
394ページをお開きいただきたいと思います。
3、中学校環境整備事業費は3,870万4,000円で2,393万9,000円の増額であります。15節工事請負費は3,847万
3,000円で2,370万8,000円の増額であります。クーラー設置工事は一中、亓中の図書室に設置するものであり
ます。今年度で全校設置済みとなります。
2目教育振興費は4,053万3,000円で65万5,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
3目特別支援学級費は763万5,000円で39万6,000円の減額であります。小学校費と同様に法改正によりまし
て、「心身障害学級費」から目の名称の変更を行っております。1、特別支援学級事業費は705万3,000円で33
万5,000円の減額であります。
なお、事業名称も「心身障害学級事業費」から変更しております。
398ページをお開きいただきたいと思います。
4目学校保健衛生費は2,117万3,000円で68万3,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
400ページをお開きいただきたいと思います。
4項社会教育費は6億7,001万7,000円で4,977万6,000円の減額であります。
1目社会教育総務費は4億4,284万8,000円で1,577万円の減額であります。1、職員人件費は4億1,393万
4,000円で、1人減の45人分であります。
404ページをお開きいただきたいと思います。
5、社会教育団体育成事業費は791万8,000円で29万円の増額であります。9節旅費の1万3,000円は姉妹都
市山都町の市民文化祭特別展参加のための特別旅費であります。11節需用費の26万2,000円は、防犯パトロー
ル用の腕章の購入費や救急ハウスポスターの印刷費等であります。
410ページをお開きいただきたいと思います。
13、放課後子ども教室推進事業費は217万8,000円で皆増であります。小学校の余裕教室等を利用して子供た
ちの放課後の活動拠点をつくるための必要経費を計上したものであります。19年度は1校をモデルケースとし
てスタートするものであります。
2目公民館費は6,746万5,000円で34万4,000円の増額であります。1、中央公民館事業費は3,462万9,000円で
52万2,000円の増額であります。
414ページをお開きいただきたいと思います。
18節備品購入費は76万5,000円で6万円の増額でありますけれども、今年度はデジタルビデオカメラを購入
いたしまして子供たちに体験型事業を経験していただく予定であります。財源は多摩・島しょ子ども体験塾の
助成金を予定しております。19節負担金補助及び交付金は24万6,000円で18万5,000円の増額でありますが、中
央公民館まつりを隔年に開催することなどによる増であります。
なお、各地区公民館事業費につきましては、説明を省略させていただきたいと思いますが、多摩・島しょ子
-34-
ども体験塾の助成金を受けまして、人形劇の公演または音楽公演を各地区公民館で予定しております。
426ページをお開きいただきたいと思います。
3目図書館費は1億2,325万円で3,287万5,000円の減額であります。1、中央図書館管理費は6,375万7,000円
で790万円の増額であります。1節報酬は2,241万円で587万7,000円の増額でありますが、嘱託員の増員に伴う
ものであります。
432ページをお開きいただきたいと思います。
4、清原図書館事業費は2,392万3,000円で3,951万2,000円の減額であります。18節備品購入費は2,061万
6,000円で3,793万1,000円の減額でありますが、前年度の初度調弁備品購入費の皆減によるものであります。
4目郷土博物館費は3,645万4,000円で147万5,000円の減額でありますが、説明を省略させていただきます。
438ページをお開きいただきたいと思います。
5項保健体育費は5億7,909万3,000円で3,487万1,000円の減額であります。
1目保健体育総務費は8,511万3,000円で78万円の増額であります。1、職員人件費は5,661万7,000円で前年
度と同数の5人分であります。
440ページをお開きいただきたいと思います。
4、スポーツ振興事業費は2,090万8,000円で308万4,000円の増額であります。主には多摩・島しょ子ども体
験塾事業として、助成金を受けまして実施いたします小学生スケート教室の開催委託料287万1,000円の計上に
よるものであります。
442ページをお開きいただきたいと思います。
2目体育施設費は9,864万9,000円で195万円の減額であります。
444ページをお開きいただきたいと思います。
2、市民プール運営費は3,517万7,000円で142万3,000円の増額であります。15節工事請負費は244万9,000円
で皆増であります。市民プール更衣室の床改修工事費を計上したものであります。18節備品購入費は162万
8,000円で57万8,000円の増額でありますが、昨年度に続きまして老朽化に伴い券売機の買いかえを行うもので
あります。
448ページをお開きいただきたいと思います。
3目学校給食費は3億9,533万1,000円で3,370万1,000円の減額であります。1、職員人件費は2億7,879万
3,000円で2人減の28人分であります。2、学校給食センター運営費は1億1,653万3,000円で1,228万8,000円の
減額であります。
450ページをお開きいただきたいと思います。
18節備品購入費は256万2,000円で627万7,000円の減額でありますが、前年度に食器・食缶洗浄機等を購入し
たことによる減であります。
452ページをお開きいただきたいと思います。
6項幼稚園費は1億3,119万円で135万6,000円の減額であります。
1目教育振興費も同額であります。1、私立幼稚園保護者に対する補助事業費は1億3,119万円で135万
6,000円の減額であります。19節負担金補助及び交付金は1億3,102万4,000円で134万3,000円の減額であります。
補助基準の改正及び対象人数の減によるものであります。
454ページをお開きいただきたいと思います。
-35-
11款1項公債費は20億4,751万3,000円で2,614万7,000円の増額であります。
1目元金は16億9,087万8,000円で3,044万7,000円の増額であります。
2目利子は3億5,663万5,000円で430万円の減額であります。いずれも各事業の完済が進んでいることから
減になるものであります。
456ページをお開きいただきたいと思います。
12款諸支出金は13万6,000円で937万7,000円の減額であります。
1項1目基金費も同額でありますが、説明を省略させていただきます。
458ページをお開きいただきたいと思います。
13款予備費は2,000万円で1,000万円の減額であります。実績を勘案いたしまして減額したものであります。
以上のようにいたしまして、本年度の歳出予算額は243億4,800万円となるものであります。
これをもちまして、一般会計の事項別の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますよう、お
願い申し上げます。
〔企画財政部長 浅 見 敏 一 君 降壇〕
○委員長(木下光雄君) 説明が終わりました。
ここで10分間休憩いたします。
午後 3時26分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午後 3時36分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより質疑に入ります。
初めに、一括して歳入の質疑を行います。
ここであらかじめ申し上げます。質疑並びに答弁に当たりましては、予算書等のページ数を示してから発言
してください。それではどうぞ。
○委員(長瀬りつ君) 17ページです。
市民税個人のところですが、前年度分の滞納見込みがふえています。去年の説明のときに現年分をしっかり
取って滞納にしないんだというふうに説明をされていました─よね。嫌な顔しないで……。でも結果的に
前年度分を、見込みをふやさなければいけない状況になっておりますが、なぜでしょうか。
それから、21ページの軽自動車税です。
軽自動車、年々ふえているわけですが、それと同時に滞納見込み額もふえてきています。普通自動車税って
いうのはコンビニで払えるんですよね。だけど軽自動車税はコンビニ払いができないんですが、これコンビニ
払いにすれば多尐なりとも収納率が上がるのではないかと思われるんですが、その辺についてのお考えを聞か
せてください。
それから、45ページの保育園です。
やはり滞納繰越分がありまして、それの徴収率ですね、たしか去年13%ぐらいになってたと思うんですが、
9.2%に下げられた理由と、それから保育係が徴収をされているというふうな御説明があったと思いますが、
保育係が徴収、直接伺うのは無理なのではないかなという気がするんですけれど、納税課の職員の支援という
のはどうなっているのか伺いたいと思います。
-36-
それから、47ページです。
衛生使用料のところで、休日急患診療のところで、土地の使用料と保健センターの土地の使用料って去年な
かったような気がするんですが、去年は一緒になってたのを今回ばらされたのかどうか。わずかなんですけど
ね。それで全体的に1,000円下がっているんですけど、その辺のぐあいを教えてください。
それと51ページです。
ごみ対策課のごみ処理手数料4,488万2,000円というふうに計上されていますが、これ東大和市、物すごく持
ち込みごみの手数料が安いんですよね。尐なくとも2市、3市一緒に使ってるところの小平市とか武蔵村山市
は40円取ってますよ。うち13円でしょう。これいい加減上げないとごみが回ってきちゃうという可能性もある
し、もう尐しこの手数料をふやすことできるのではないかと思うんですが、持ち込みごみをいつまでも安くし
ている理由を聞かせてください。
以上です。
○納税課長(小島昇公君) 滞納繰り越しの関係で御質問いただきました。
昨年現年分を一生懸命取って、来年は胸を張ってというふうに答えたと思います。正直申し上げまして、滞
納整理に王道はなしということで、非常に私も昨年の4月から納税課長ということで、1年間一生懸命職員が
厳しい中で滞納をいかに減らすかということで努力をしてまいりました。予算上はですね、どうしても現年を
減らさなければ滞繰がふえるっていうのは事実でございます。まだことしも出納整理期間を残し、4月、5月
まで期間ございますので、極力ですね、去年を上回るという気概で頑張っております。
実質1月末の徴収実績で言いますと、正直申し上げまして若干追いついてないという状況でございます。で
すから方法といたしましてはですね、やはり口座振替の依頼をふやしていただくように、すべての機会でお願
いをしているとかですね、本意ではございませんが差し押さえをふやすとか、いろんな方法を講じて努力して
おりますので、その結果をもう尐し待っていただきたいというのが1点目でございます。
2点目の軽自の関係でございます。
自動車税はコンビニで支払いができるけども軽自の方はという御質問でございますが、軽自動車の方はコン
ビニでの納付は今東大和市の場合はできません。実際に予定を含めて26市のうち、今来年度の予定を含めて4
市ぐらいが導入に向けて準備をしたり既に払える方向になってございますが、事収納率という観点からいたし
ますと、既に行っている市でもですね、余り収納率に寄与するという効果は尐ないというふうに今言われてご
ざいます。ですから、市民の皆様の利便性ということでメリットがあるというのはよくわかるんですが、導入
時で1,000万円ほど経費がかかるのかなというふうに言われておりますので、その辺をですね総合的に検討し
てるという状況でございます。
以上でございます。
○児童福祉課長(関田守男君) 45ページの保育料の関係でございます。
滞納繰越分につきまして収納率9.2%を計上させていただきました。これにつきましては前年13%で計上し
てございます。これは平成14年から13%の計上をしてございますが、ここ数年収納率がかなり下がっているっ
ていう現状がございます。ちなみに15年度につきましては7.77、16年度につきましては6.99、17年度につきま
しては6.53と、かなり下がってるということでございまして、この収納につきましては庁内で検討会議を開き
まして、実質的にどのぐらいの数字で努力の目標を定めてですね、実態的な対忚を行うべきだというようなこ
とで定めました。その数字といたしまして、今年度19年度につきましては9.2%を計上させていただいており
-37-
ます。
2点目の保育料の徴収につきましての納税課の忚援ということでございますが、これにつきましては今後の
課題というようなことでの認識はございます。しかしながら、現状では忚援を願ってないという状況でござい
ます。
以上でございます。
○管財課長(広沢光政君) 47ページ、休日急患診療所土地使用料、保健センター土地使用料の増の関係でござ
います。
これらの使用料につきましては、立野地区の区画整理事業地域内の道路に設置されておりました東京電力株
式会社の電柱につきまして、同事業の施行に伴いまして昨年6月からですね、休日急患診療所用地内及び保健
センター用地内に移設されたことによりまして発生したものでございます。
このため18年度につきましては、月割計算によって使用料を納入していただき、補正予算で対忚させていた
だきました。したがいまして当初予算との対比といたしましては、19年度につきまして皆増という形になって
ございます。
保健衛生使用料合計、今2,000円、2,000円で4,000円アップしてるんですが、全体として1,000円減になって
る理由でございますが、休日急患診療所の建物使用料、こちらの算定の基礎となります建物の原価でございま
すが、こちらが昨年よりも下がったことに伴いまして使用料自体が5,000円減ってございます。この関係で差
し引き1,000円の減という形になってございます。
以上でございます。
○ごみ対策課長(乙幡正喜君) 51ページのごみ処理手数料の関係でございます。
現在ですね、ごみ処理手数料は平成17年度に武蔵村山市が3市中一番低額でございましたが、17年7月に武
蔵村山市で手数料の改定が行われました。現行では東大和市が最も低い額となっております。特に事業系ごみ
は、小平市で1日平均10キロ以上排出事業者につきましては行政回収を行わずに個別契約として、10キロ以下
排出事業者につきましては有料袋収集を採用しております。
武蔵村山市では条例改正を行い、これまで1日平均10キロ以上の排出事業者のみ15円、1キロ当たり15円だ
ったものを、基礎控除なしの有料袋制に改めました。東大和市ではですね、1日平均10キロに満たない排出事
業者は無料、1日平均10キロ以上の排出事業者につきましては、1キロ当たり25円の手数料を徴収してござい
ます。現段階ではですね、手数料の改定は考えておりませんが、他市の動向を見ながら検討していきたいと思
っております。
以上でございます。
○委員(長瀬りつ君) いろんな税金の滞納分の徴収というのは非常に難しいですし、3割にも満たない、まし
て保育料は1割も満たない金額しか目標額として設定できないというところは、それぞれ滞納される方のいろ
んな御事情もあるんでしょうけれど、でもやっぱりしっかりある意味その受益者負担というところで言えば、
きちんと支払っている方との公平性を考えると、大変でしょうけれども、とにかくその滞納をさせないような
工夫というのを、市の職員の方にそれを考えてくださいというのも大変酷な話なのかもしれないですけれど、
やはり何らかの方法をとっていかねばいけないかなというふうには思っています。
それからごみ処理手数料ですけど、持ち込みごみが半分になるんですよね、持ってくとね。で、改定は考え
ておりませんって明快に答えられましたが、最下位じゃないですか、一番安いじゃないですか。みんな知って
-38-
ますよ、周りの人たちね。一番安いわね、あなたのとこはって、他市の人たちに言われるわけですよ、ね。だ
から、中庸を行くんだから、うちは。ごみ処理手数料の改定というのは、特に持ち込みごみについてはしっか
りと考えるべきだし、財政厳しい折なのですから考えていただきたいというふうに思うんですが、もう一度こ
のごみ処理手数料についてお考えを伺わさせてください。
○生活環境部長(内野 章君) ごみの持ち込み手数料、確かに安いことで1キロ当たり13円と、非常に3市の
中では安いということでありましてですね、19年度、いずれにいたしましてもごみゼロプランの策定も行う予
定でございます。そういうような中でですね、他市との横の足並みをそろえるということも必要であります。
ということでですね、今後それに伴って検討をしていきたいというふうに思ってございます。
以上でございます。
○委員(関田 貢君) 15ページの歳入歳出予算の収入の部分でですね、全体のことで総括で聞きたいと思いま
す。
まず1として、市税が13億8,657万5,000円、この見通しですね。この見通しについて、詳細に、法人税ある
いは定率減税の廃止とかということを言われて、これ国の制度改正によってのこの市税収入だろうと私は思っ
てます。そういうことの見通しについてですね。それとですね、あと国の方で6番の地方消費税から始まって
この地方特別交付金、あるいは地方交付税、こういう国庫支出金の国の情勢がですね、今回このようにこれざ
っと計算してみると16億円から国の補助金が削減されております。そして、市税で国の税制改正によって13億
円仮にあったとして、どんぶり勘定で16億円だから差し引き3億円のマイナスになる、こういうような状態が、
この見通しについてどのように考えるのか。その点と、そういう財政事情だからこそここに、この5ページに
ですね、一時借入金の金額が今度は25億円ということで変更になってます。前年度18年度では一時借入金は20
億円でやりくりをしてきたと私は思うんですが、今回この25億円にしたという理由もお聞かせください。
以上です。
○課税課長(鎌田勇一君) 15ページのただいま市税の増額ということについてですが、この増額となりました
のは税制改正に伴います税源移譲及び定率減税の廃止等による影響が主なものでございます。
以上でございます。
○財政課長(関田新一君) 歳入の中でございますが、国庫支出金等を含めましてですね、全体の歳入の動向等、
見込みということでございますが、平成19年度の予算編成に当たりまして、市税や地方交付税等の経常的な一
般財源につきましては、平成18年度をもって廃止をされました所得譲与税、これの影響額を含めまして、平成
18年度当初予算と比べまして約5億3,000万円の不足ということになってしまいました。
さらに、平成19年度は経常経費の5%減ということで歳出の抑制に努めたわけでございますが、予算総額が
減尐したものの特目基金等の特定財源が減尐した関係から、一般財源がさらに約4,000万円ほど不足をすると
いうことになった関係で、合計約5億7,000万円の一般財源の確保が必要になったということでございます。
当市に及ぼす影響といたしましては、約5億7,000万円の影響があったということでございます。
この関係から、予算編成をする上で不動産の売払収入、これが約1億7,000万円でございます。繰越金の増、
2億円でございます。区画整理事業の移転補償金の一般財源への振りかえということで約1億7,000万円、合
計をいたしまして約5億4,000万円の財源を確保したというところでございます。このような確保を図りなが
ら予算編成をしてまいったということでございますが、非常に将来的に歳入の確保につきましては厳しいもの
があるというふうに認識してございますが、引き続き歳入の確保に努めてまいりたいというふうに考えてござ
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います。
2点目の一時借入金の5億円の限度額の引き上げということでございますが、通常であれば各基金の残高が
一定規模ございますと、それを繰りかえ運用という形で歳計現金に貸し借りという形で一時的に現金を持って
くることをして歳計現金の不足をしのいでいたんですが、特目基金も減尐してまいりまして、それを歳計現金
の方になかなか流用するのも難しいということがあったもんですので、限度額を引き上げさせていただきまし
て、一時借入金でしのいでいきたいというふうに考えてございます。
以上です。
○委員(西川洋一君) 予算書16ページの市民税個人ですけれども、これが増額になるわけですが、税源移譲、
あるいは定率減税の廃止等による増などがありますけれど、それぞれの中身ですね、どういう項目が幾らふえ
ているのか、それを教えてください。
それから、34ページは消費税の関係ですけども、これは例年聞いてますように消費税が市財政に及ぼす影響、
つまり国策が市財政に及ぼす影響がどうだったかっていうのを、推計値でいつも出していただいてるわけです
けれども、引き続き今年度も当初年度からの累計で幾ら、今年度幾らというふうに試算してあれば出していた
だきたいと思います。
それから、前委員が聞かれましたように、国との関係では、国の地方財政計画では、自治体との関係ではほ
ぼ全国的には見合った財政措置をしているというふうに表明されているわけですけれども、先ほどの答弁では
事実上5億7,000万円の不足になると、こういうふうに言われました。これは、国はそう言ってるのに、つま
り19年度の地方財政計画では地方の収支に対して国はきちんと収支が成り立ちますよということで補てんして
おりますというふうに言っているのに、なぜ東大和市ではそうなってしまうのか。この辺をどのように見込ん
でるかということですね。
それから市債、これは市債の関係は90ページになりますけれども、特に市債ではこれまでの予算、決算書な
どから見ましても、例えば17年度末では一般会計における市債の累計が189億5,600万円、うち住民税等減税補
てん債、臨時税収補てん債、臨時財政対策債、合わせておよそ80億円、この比率を見ますと、今言いましたの
は国が減税補てん債、臨時財政対策債ということで市に借金するようにと、それで市の財政を補うようにって
いう定めたものですよね。これによる借金が、市の一般会計における市債の17年度末では43%ですね。ところ
が18年度末見込みでいきますと、今の年度ですよね、まだ締めてないから見込みということになりますけども、
資料によれば同じように比較すれば46.05%、国策による市が借金しなさいという政策による借金がふえてる
ってことですよね。さらに19年度末の見込み、つまり今審議しております予算、これが執行されればどうなる
か。その比率が47.93%にさらにまたふえるという関係になるんですね。要するに、ますます市は国が決めた
方針に基づいて借金による歳入計画とでも言うんでしょうか、そういうふうになってしまってんじゃないかと
いうふうに、こう読めるんですけども、この辺はどのように市は、市長は読み砕いているか、お聞かせいただ
きたいと思います。
それで、この住民税等減税補てん債などの三つの債務は、国が後年度に順次補てんしてくると、こういう話
になってますよね。で、それはきちんと補てんされているのかどうか、現時点でどのように見込まれているか
を教えていただきたいと思います。
それからですね、一方基金の推移を年度ごとに見ますと、13年度にはいろいろな基金の合計で32億円あった
のが、17年度末では約15億円、そして今度の予算の説明資料、参考資料25ページによりますと、18年度末では、
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ですから今の3月の末ですよね、8億円に減尐し、さらに19年度末、つまり今の予算が執行されれば3億
7,000万円に減るということですよね。まさに物すごい市財政が危機っていうのがこういう側面からも見てと
れるわけですけれども、これをどういうふうに見てるかですね。
例えば、夕張市の例がよく出されますけども、体力の弱い順に地方自治体が破産してるんじゃないかってい
うような評価もありますけれど、特に東大和市が大規模工事による、例えば観光施設つくるとかね、そういう
のないんですよね。言うなら、つましくやってるという中において、こういう大変な事態になっているという
事柄をどのように把握してるかですね、この打開策をどう考えておられるのかという点についてもお聞かせい
ただきたいと思います。
○課税課長(鎌田勇一君) 予算書16ページの市民税の増に伴います内容別の要因ということでございますが、
個人市民税のですね、主な内容別の増要因といたしましては、これは数字的には調定額ベースとなりますが、
税源移譲によりまして4億7,500万円、定率減税の廃止によりまして2億1,600万円、老齢者非課税の廃止によ
りまして320万円、課税所得や分離分の増によりまして1億9,465万5,000円と退職分離分の増によりまして
2,000万円の増を見てございます。
以上でございます。
○財政課長(関田新一君) それでは、まず初めに消費税の影響額でございます。例年お答えしておりますとお
り、推計数値ということでお話をさせていただきます。
消費税の導入前に比べますと、平成19年度予算では、歳入における影響額でございますが、6,047万5,000円
の増額ということでございます。これは都民税及び都たばこ税からの税源移譲等、あるいは地方消費税交付金
の導入、こういうものが図られた関係から歳入がふえている分でございます。
また、歳出における影響額でございますが、消費税の転嫁、市の一般歳出の中におけます消費税の転嫁とい
うことでございますが、平成19年度予算では1億8,050万8,000円の増額ということを見込んでいるところでご
ざいます。
そこで差し引きでございますが、1億2,003万3,000円の負担増という形で数字的には出てまいります。消費
税の導入が平成元年度でありますので、この間の累計の影響額ということでございますが、これもあくまでも
推計数値ということで御理解を願いたいんでございますが、19億6,001万4,000円と推計されるところでござい
ます。
また、次の2点目でございますが、国との関係、国の地方財政計画によりますと、平成19年度の地方におき
ましては、地方の財源不足も大幅に減るということの見込みに基づきまして、地方財政対策が図られていると
ころでございます。ちなみに地方財政の規模におきましては、約でございますが247億円、率にしますと0.0%
という、わずかでございますが減額になるということで地方財政の規模を見ているところでございます。その
かわり、一般財源総額といたしましては5,131億円、約0.9%伸びるだろうということで地方財政対策が組まれ
ているところでございます。
当市におきましては、先ほどもお答えをいたしましたとおり、18年度の当初予算と平成19年度の当初予算を
比較いたしますと、5億7,000万円強ぐらいのですね、一般財源の不足が生じてしまうということで、地方財
政対策もすべての地方の財政状況をどこも同じということで計画をしてるわけではございませんので、それぞ
れの地方の置かれた状況等に基づいて、歳入歳出を的確に見積もることということで予算を編成している関係
から、当市においては一般財源が不足をしたということが生じたことでございます。そのために、今回一般財
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源の確保ということから不動産の売り払い、繰越金の増、あるいは区画整理事業の移転補償金の一般財源の振
りかえ等を行いまして、一般財源の確保を図ったということでございます。
続きまして、90ページの市債というところでございますが、平成17年末、または平成19年度末ということで、
特に国の方が政策的に推し進めてまいりました住民税の減税補てん債、臨時税収補てん債、臨時財政対策債、
この三つの起債については、合計額でございますがそれぞれふえてきているということでございます。
この中でもふえておりますのは臨時財政対策債ということで、交付税への振りかえ措置ということから、交
付税の原資が尐ないということを補てんする国等の施策の一環で地方が借りるということになっている関係か
ら、まだ償還が十分ではございませんので、起債をしていく分、現在高ではふえていってしまっているという
ことでございます。
それで、それぞれの起債が普通交付税で全額措置をされるということでございますので、平成19年度につき
ましてもそれぞれ交付税との比較をしてございます。
まず臨時財政対策債でございますが、通常収支の不足を補てんするということから、平成19年度についても
発行が認められているものでございますが、臨時財政対策債として当市の借入額が7億1,770万円、平成18年
度と比較をいたしますと約1億6,000万円ぐらいの減額ということにはなってございます。
借入累計でございますが、平成13年度から平成18年度まででございますが、54億8,570万円借り入れをして
いるところでございます。平成18年度までの元利償還金の累計でございますが、2億9,020万354円でございま
す。普通交付税の基準財政需要額に算入されております消費税、失礼いたしました償還費の累計という金額は
2億4,274万5,000円、したがいまして普通交付税に算入されている額は今のところ下回っているということで
ございます。
続きまして、臨時税収補てん債でございますが、臨時税収補てん債は地方消費税が平成9年の4月に施行さ
れましたが、初年度ということで、平成9年度には平年度に比べ減収になるということから、平成9年度のみ
の発行ということで認められているものでございますが、発行額が4億6,330万円でございます。平成18年度
までの元利償還金の累計でございますが、2億2,345万8,136円です。普通交付税の基準財政需要額に算入され
ています償還費の累計でございますが、2億910万3,000円でございます。これも同様に普通交付税に算入され
ている額が下回っているということでございます。
最後になりますが、住民税等減税補てん債の関係でございますが、平成18年度までの間の恒久的な減税が実
施されるその補てん措置ということで実施をされたものでございます。ちなみに平成19年度の借入予定はござ
いません。
借入累計でございますが、平成7年度から18年度まで、ちなみに平成7年度と8年度につきましては、既に
16年度に借りかえ済みでございます。累計をいたしますと36億5,580万円でございます。平成18年度までの元
利償還金の累計でございますが、24億6,150万7,754円、普通交付税の基準財政需要額に算入されている償還費
の累計は24億1,450万8,000円、同様に普通交付税に算入されている額が下回っているということでございます。
最後になりますが、参考資料の25ページの基金等の状況でございますが、大規模等の工事は行っていないの
に基金等が減ってきているということでございますが、その表をごらんいただきたいと思いますが、平成17年
度末で約14億9,000万円、18年度末で約8億1,000万円、19年度末が約3億7,000万円という形で現在高は減尐し
てきてまいっておりますが、主に一般財源の不足に対忚するために財源確保を目的に公園費等の起債の償還、
こちらに特目基金等を積極的に充当してまいった結果、このように減尐してきているということで、財源確保
-42-
の一環であるというふうに考えております。
以上です。
○委員(西川洋一君) まず市民税個人の増との関係で、それから国の地方財政計画の関係では、国は所得税か
ら住民税への振りかえなどの財源移譲ほか市の歳入はふえるから、市の財政は、地方自治体の財政は国からは
その分は補てんしてありますと、だから大丈夫ですってこう言ってるわけですよね。で、今財政課長から説明
がありましたように、そのふえる分の中には、市の税収がふえる分の中には定率減税の廃止による増分っての
があるわけですよね。それから老年者非課税の段階的廃止ですか、ですよね、これによる分も180万円ですけ
どもあるわけです。
で、そういうものがあって、市の歳入は歳入歳出で考えれば大丈夫じゃないかってこう言うわけですけど、
市と国との関係では、19年度地方財政計画ではそれほどの出入りが計画上はないとしても、でも市民から見れ
ばどうかと。市民が払った2億円、定率減税による2億円強ですね、ちょっとふえた、2億円プラス分の市民
はそれだけ負担してるっていうことですよね。で、そのことも市の財政を支える中心になってると。市の税収
がふえるからいいじゃないかって言ってるけども、そのいいじゃないかっていうのは、実は市民の大きな負担
によってふえる。じゃあ市が、これ今までの税金のほかですよね、ふえた分だけですからね、今度の19年度の
分の。それで市はその分がふえるかっつったらふえないと。市民が納めたお金は結局国へ行ったっていう形で
すよね、市がふえないんですから。ふえた分は国へ行った。つまり国は市に払わなくて済んだからという関係
になってんですよね。
ですから、やはりここでは市民負担が本当にふえているってことと、それから財政課長の説明の中では市民
の所得がふえたから税金がふえましたっつうのはなかったわけですよね。普通税がふえるっつうのは所得がふ
えたからふえるっつうのが普通ですけども、その説明はないわけですよね。ということは、市民の所得はふえ
てないのに定率減税の廃止によってふえたということですよ。その分は市に入ってきたかっていうと、形は入
ってきたけども残らない、その分は残ってない、どこに行ってるのか、国から来なかったって形で残ってない
ですよね。そういうことなんですよ。
そうすると、このこともやっぱり冷静に見て、これからの市財政のことも考えていかなきゃいけない。私い
つも国との関係で市財政がどうなのかって言うんですけど、やはりこういう面でね、あらわれてるんじゃない
かと。だから、これは第3次行革に基づくこの予算編成になってると思うんですけども、歳出の実は、足んな
い分は歳出削減による市全体の歳出が尐し減らすだろうと、国も減らしたんだからっていうのも地方財政の大
枞の中に実は入ってるんですよね、文献によれば。ということは歳出を減らす、つまり市民に対するいろいろ
な補助を減らしたり事業を減らしたりっていうことの中で市の財政をプラス・マイナス・ゼロにしてくという
関係になってるってことですよね。
ですから、やはりこの辺の考え方を市長としてもしっかりとやっぱり持っていただいて、今後の運営に生か
してくことが必要じゃないかと。つまり市民負担がそんなにふえる、国の財政計画との関係では市は本当に困
ってると、この辺をやはり市政運営の中でどう判断しされていこうとしてるのか、この辺は市長の予算編成に
かかわる問題ですし、これから後日審議される歳出にも、やはりその考え方は踏襲されていくというふうに思
いますのでね、そのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
それから、国との関係では今消費税の影響が、これはあくまでも推計ですけども、でも消費税という制度が
入ったことによって市民には大きな負担─で、市財政にとっても19年間でって言っていいのかな、19年間で
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19億円ですから、毎年1億円ずつ市民は市民税個人を払った中からまた市が行う事業ということで消費税を国
に払ってるってことになりますよね。だから二重払い、言うんならそうなるんじゃないかって感じなんですよ
ね。それほどの関係にもあるということをやはり私は指摘しなきゃいけないんじゃないかと思うんですけども、
やはりこの辺のところも市長どのように考えてこれからの市政運営に進めていくか。
それから、基金の残高が著しく減ってる問題、これ本当に大変な問題だと思うんですよね。で、大きく減っ
た要因の中に、これまでの市債を返却しましたという話が今あったわけですけども、当然借りたものは返さな
きゃいけないですから、それに充当した。しかも充当したんですけども、先ほど紹介っていうか資料から読み
解きましたように、一般会計における市の借金のおおよそ50%、そういう意味じゃ半分、正確には40何%です
けど、それが臨時財政対策債や、つまりこれは地方交付税で本来国が出すべきだけど国のお金がないから一時
市が借りといてくださいという枞にも使われてるって言いましたよね。そういう国の政策による借金、それが
私の計算によれば18年度末で46%、19年度末で48%になるわけですから、本当にこれ国との関係どうするかっ
てことを真剣にね、やはりこの面からも考える必要があるし、このまま推移していけば基金がどうなるのかっ
てことですよね。
先ほど紹介したように、東大和市は物すごいむだ遣いしてると私は思ってないんですよね。つましくやって
ると。つましくやってるけどもそういう状態にあるってことは、やはり深刻だってことだと思うんですよね。
だからこの辺のところをどう打開しようとしてるかお聞かせください。幾つか言いましたけどもよろしくお願
いします。
○市長(尾又正則君) 先ほどから西川委員の方でもって、大規模な事業をやってないのになぜ預金が減るのか
と、東大和市はつましく地味であると、そういう御質問でありますけれども、国の場合にはですね、経常経費
まで赤字国債発行しておりまして、この日本という国は先進国の中では最低部類でありまして、とにかく赤字
国債によって経常経費を賄うと、極めて好ましくないと、最近その財務省が国債を海外でもって販売してる状
況においては、アルゼンチンのようになるだろうという心配もあります。とにかく国は赤字国債で対忚してる、
だけども地方には赤字市債を発行する権限はございません。したがって、地方は押しなべて預金によって経常
経費を補てんするという関係にございます。国は赤字国債によって経常経費を補てんする、地方は預金によっ
て経常経費を補てんするという関係にございます。
ところでこの預金でございますけれども、どの自治体でも激減しております。当市だけではございません。
ですから、今後やはり歳入の確保っていう方向に向けて努力するというのが基本であろうし、かつまた国自身
も都の方でも最近その補助金等、カットの傾向が非常に強い中で、やはり一つの団体として市長で構成する市
長会がですね、国や都に対して強く危機を訴えて、国のまたは都の支援を受けるということも一方では必要だ
ろうというふうに思っております。
○委員長(木下光雄君) ここで10分間休憩いたします。
午後 4時23分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午後 4時33分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○委員(藤原宏子君) 45ページなんですけれども、保育園の入園者の保育料があります。これについてはです
ね、昨年度と比べて340万円ほどふえているんですけれども、これについてはですね、保育料というのは所得
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によって決まっていくわけですけれども、一忚……(発言する者あり)そうです、所得税によって決まってい
くわけですけれど、これは一忚定率減税半減の影響を受けてですね、実際に収入がふえないのに所得税はふえ
ているという状況があると思うんですけども、それによって算定をしたためにこのようにふえているのかどう
かですね、そのところを尐し聞かせてもらいたいと思います。とりあえずそこんところ聞かせていただきたい
と思います。
それから、さっき西川委員の質問に対して市長がお答えになったわけなんですけれども、厳しくなっていく
状況の中で市がいろんな工夫をしなきゃならないというような内容の話をされたんですけれども、そういうこ
とは例えば第3次行革なんかで平成21年度に向けてですね、国保や保育料の見直しと書いてありますけど引き
上げの問題とかですね、それから職員の削減などがですね、今後そういったことで対忚していかざるを得ない
と、こういうことになるんでしょうか。そういうふうにおっしゃったんでしょうか、いかがでしょうか。その
2点お願いします。
○児童福祉課長(関田守男君) 45ページの関係、保育料でございます。
この保育料につきましては、現年分につきまして前年比で346万円強増のわけでございますが、予算の算定
に当たりましては、19年度予算につきましては18年の10月に始めますが、その時点で4月から10月までの調定
額をベースにいたしまして、その後の調定の収入の増等を見込みまして算出するものであります。その時点で
算出に当たりましては17年度の比較、前年との比較では若干ですね、これは児童数にいたしまして24名ほどの
増加が見られました。これは延べで直しますと288名の増ということでございます。
そこで若干の増加が見られたわけでありますが、2点目の定率減税縮減の影響ということを勘案してるかと
いうお話でございますが、これにつきましては12月末に国からの通知があったわけでございます。したがいま
して、その定率減税につきましてはこちらの算出の中には加味してございません。
以上でございます。
○企画財政部長(浅見敏一君) 市財政、困難な今後の打開策ということでございますけれども、特に第3次の
行革、これにつきましては19年度から取り組むということでございます。ただ、65項目を行革の中で取り組み
項目を挙げておりますが、先ほど質問者がおっしゃった形の国保、保育料、あるいは職員の削減という、これ
はですね、項目の中にある表現はですね、やはり他市等の、また職員で見れば他市等の推移がございます。そ
れらを適正な管理をするということが目標でありますので、卖に職員を削減し、それだけで財源を生み出すと
いうことだけではなくて、これは当然今後の財政運営の中で厳しい状況があった中では当然考慮する点ではあ
りますけれども、これが措置するということではなく御理解いただきたいと思います。
また、国保、保育料の見直しにつきましても、これやはり当然使用料、手数料等も定期的に見直しをしてま
すので、それらが適切な保育料であるのか、あるいはその使用料であるのかということは、これは財政運営す
る立場では当然確認する必要ありますので、こんな点を歳入の確保と歳出の抑制という点で今後ともチェック
はしていきたいと思っています。
以上でございます。
○委員(藤原宏子君) 今保育料の方の関係なんですけれども、今国からのって言いますけども、定率減税の廃
止で所得税が上がるというのはですね、わかった段階でこの保育料の算定をされたんじゃないんでしょうか。
それから私が言いたいのは、結局必ずそれが上がっていくから、それが保育料のアップにつながるんではな
いかということからですね、厚労省の基準見直しの市町村への通知があった。その厚労との関係は、どんなふ
-45-
うに検討されたのかを改めてお聞きしておきたいと思います。
○児童福祉課長(関田守男君) 定率減税の関係でございますが、厚労省の方から通知がまいりまして、定率減
税についての考え方が示されたわけでございますが、これにつきましては徴収基準の一部見直しという考え方
でございます。当市におきましては、徴収基準につきまして国の示した基準のおおむね50%で保育料を徴収し
ているわけでございます。
したがいまして結果といたしまして、定率減税縮減に伴いまして、若干の保育料のアップはある可能性はご
ざいますが、一方で保育料そのものの価格といいますか、保育料につきましては国基準の2分の1で対忚して
ございますので、そういう意味におきましてはこの定率減税につきまして何らかの対忚をしなければいけない
のかという議論はですね、現時点ではなされてなかったということでございます。
○委員(二宮由子君) 1点だけ伺います。
83ページのホームページの広告料の収入ということで、平成19年度からバナー広告をされるということなん
ですけれども、先ほど来歳入の確保に努めるということでバナー広告、ついに有料広告などもされるのかなと
いうふうに思っております。それに関して、このホームページだけではなく、例えば市報の紙面上ですとか、
あとは郵送用の封筒ですね、国民健康保険料の納付の通知書など、そういったところにも有料広告などのお考
えはないのかどうかを1点だけ伺います。それも有料広告する場合には、もちろん掲載の基準というような広
告掲載取り扱いの要綱なども必要となるでしょうけれども、ぜひとも有料広告について今後どのような対忚を
されるのか伺いたいと思います。
○秘書広報課長(阿部晴彦君) 83ページのホームページのバナー広告に関しましてでございますが、ホームペ
ージに限らず他の市報あるいは封筒などにもという御提案でございます。
第3次の行政改革の大綱におきまして、健全財政の確立ということの観点から、歳入の確保の確立、歳入の
確保の一環として今回ホームページにおけるバナー広告の導入、そちらを試行的に行うことといたしました。
まずはですね、市民の皆様に負担をなるべくかけたくないと、そういうこともありますし、また歳入の確保と
してほかの自治体などでも注目されておりますけれども、一方でどのような課題があるのか、例えば広告に対
する責任の所在、あるいは中立性の確保など、いろいろ課題もあろうかと思いますので、当市におきましては
まず19年度の予算におきましてホームページのバナー広告を試行していきたいと、そのような考え方でござい
ます。
以上です。
○委員(二宮由子君) 先ほど市民の負担というふうにおっしゃってましたけども、その広告を出すからには、
やはりそれなりの広告を出した会社でも利益が上がるというふうに見込んで広告出すわけでございますので、
そういった点では市民の負担ということはないと思います。
また、今回試行的にということなんですけれども、同じく試行的にやられるのでしたらば、同じような形で
市の広報ですとか、あとは郵送用の封筒も考えていただいてもいいのではないかというふうに思うんですが、
再度伺います。
○秘書広報課長(阿部晴彦君) ホームページと、あと今例が出ましたけども、市報との関係で考えてみますと、
掲載料につきましても、掲載できるスペース、市報に関しましては紙面、情報量も多いもので大変限られてご
ざいます。そういうことで、広告を入れることによって大切な情報が割愛する、そんなことではいけないわけ
で、そういう観点から市報への広告というものは他市においてもホームページに比べては広まっていないと、
-46-
そのような形で考えています。
そういうことで、19年度の予算におきましては、まずはホームページでのバナー広告、そちらを試行いたし
まして、問題点等洗っていきたいと。
以上でございます。
○委員(小林知久君) 何点かお伺いします。
まず予算書19ページの法人税収入に関してですが、昨年度大口の法人税割があったと思うんですが、これは
今年度も継続して見込んでいるのかという点ですね。そうすると大分1社の動きで左右されてしまうような気
がするんですが、そこをお聞かせください。
それから、41ページの地方交付税に関してです。
4億円で見立てておりますが、参考資料を見ますと、というより全体見ますと収入、特に市税収入は去年よ
り多く見積もっていると。例えば参考資料の11ページでは18年度の決算の収入額ですね、市税収入額とことし
の予算の額が8億円ぐらいことしは多く見積もっていると。それで、これは18年度決算額と19年度予算の比較
です。決算見込み額との比較ですよね。それに対して地方交付税の額の算定、これ19ページにありますが、基
準財政収入額は去年と同じぐらいな見込みで4億円と出しているということで、このあたりちょっと不勉強な
部分もあるかもしれないんですが、収入はふやしてるけれども基準財政収入額はふやさずに4億円というのを
算定していると、このあたりは大丈夫なのかなと心配しておりますが、この内容、算定の仕方等、大丈夫なの
かどうかをお聞かせください。
それからもう一点だけ。繰入金です。予算書で言いますと何ページだ、失礼、繰越金ですね。予算書の78ペ
ージです。6億円にふやしました。で、財調の残額との関係ですが、2億円先にここで予算に計上してしまう
と決算の確定額の部分を先に食ってしまっているという状態です。これは2億円ふやして大丈夫なのかどうか。
それから財調の残額を見ますと、来年以降、これは去年の質疑でもお聞きしておりますが、何かあったらど
うするのかという、借金の残額はもうない、そういうときに100万円、200万円のことではなく、5億円、10億
円レベルの財政を考えなくてはいけないというふうに、これは去年もお聞きしてますが、このあたり市長、ぜ
ひどういうことを考えていられるのか。
去年は、市長は、市民に明るい展望を与えるような努力というふうにお答えしておりました。私自身はこの
1年、明るいかどうかまだわかっておりません。景気回復の効果も必ずしも出ておりません。こういうところ
をどういうふうに将来の市民に説明するのかをお聞きしたいと思っております。
以上です。
○課税課長(鎌田勇一君) 19ページの法人税の収入について、大口法人を見込んでいるのかということでござ
いますが、法人につきましては前回もお話しさせてもらってると思いますが、市内の主要企業に対しましては
電話等でですね、情報を得まして、予算を組まさせていただいてるということで、19年度につきましても情報
を得まして、前年度、18年度並みの納付ができるという情報から予算を組まさせてもらっております。
以上でございます。
○財政課長(関田新一君) 41ページの地方交付税の算定ということで、大丈夫かということでございます。
本年度の交付税につきましては、平成18年度の予算と比較をいたしますと大変大幅な減ということで、普通
交付税で9億4,200万円ほどの減ということで見積もっているところでございますが、平成18年度の実交付額
というところと比較をいたしますと、ほぼ同額ということで積算をいたしました。内容といたしまして、基準
-47-
財政需要額でございますが、先ほどからお話に出ております臨時財政対策債、こちらが振替額が減尐すると、
借入額が減尐するということから、基準財政需要額が伸びると。また、交付税に算入をされております公債費
でございますが、臨時財政対策債、減税補てん債等の特別な起債と言われるものでございますが、この償還費
が交付税算入をされるわけでございますが、これがふえてきているところから、平成18年度の実交付額に比較
をいたしますと、基準財政需要額が約6,400万円ほどふえるだろうというふうに見込んだところでございます。
また、基準財政収入額につきましては、委員御指摘のように市税ですとか譲与税、こちらの方の増減もござ
いますので、この辺につきましては当初予算に計上している額を基本に積算をいたしているところでございま
す。もちろん、市税の中にございます税源移譲を含んだ個人市民税の所得割、この増も基準財政収入額上は見
ているところでございます。
基準財政収入額は、以上の理由から約6,500万円ほどふえるだろうということで見込みをいたしまして、2
億8,000万円、普通交付税の見込みをしているところでございます。
また、78ページの繰越金でございますが、2億円を増にしたということでございますが、一般財源の不足と
いうことの対策から急遽増額を検討し、最終的には増額をしたものでございますが、今後の繰越金が確定した
時点で、実際には例年、補正財源としてそれを活用していたわけでございますが、実績に見合った額を当初予
算に計上いたしまして、当初予算で市民サービスの向上を図っていきたいということから当初予算に計上を図
ったものでございます。
私の方からは以上でございます。
○市長(尾又正則君) 去年のちょうど今ごろ、小林委員の方でもって私に質問されたんですが、一向に社会状
況が明るくなってないと、経済の効果もないというふうな御質問でありますけれども、かつて日本の経済であ
りますが、特に高度成長期の我が国の雇用状態は完全雇用でございました。だけれども、現況の我が国の雇用
状態は3分の1がパートタイマーでありまして、不完全雇用だ。したがって不完全雇用者である方々は、税金
の払いが困難であるという中において、明らかに高度成長期の完全雇用、今の不完全雇用には税収の差がござ
います。そういう意味で税収は落ちている。
確かに部分的には景気がいいかしれないけども税収は落ちてるという面と、この国の景気がよくならない事
情でございますけれども、局地的には好景気だ、だけれどもここ20年間、産業の空洞化が進行しておりまして、
いわゆる大企業の経済の波及効果が浸透しないという中での今の繁栄というのは非常にいびつであるというふ
うに私は思っております。
そういう意味において、我が国の経済の空洞化を含めた経済状況、さらには不完全雇用ということによって
景気回復の実感がないというふうに私は分析をしております。だけれども、こういう中にあってもですね、し
っかりと市民のために頑張って、明るいまちにしたいというふうに思っております。
○委員(小林知久君) 来年の繰越金の部分です。
2億円先にやってっていうのは、ことし当初でやるっていうのはいいんですが、毎年繰越金を使って年度途
中で対忚していたわけですよね。それを先に使ってしまったら来年度の補正なりは大丈夫なんでしょうか、そ
の見込みはあるんでしょうか、お聞きします。
それから、市長にお聞きしたのは景気の見通しじゃありません。景気の見通しがダイレクトに市財政に来な
い中で、どういう財政再建をしていただけるのか、このまま来年以降借金で対忚するのか。資本費平準化債も
またことしやってしまいました。今180億円ですが、夕張市ほどではありませんが確実にふえてます、借金が。
-48-
それをやっていくのか、それとも根本的な財政のことを考えていただけるのか。未来の人のためにですね、こ
こをお聞きしています。お願いします。
○市長(尾又正則君) 今小林委員の御質問でありますけども、未来のことを考えてるのは、非常に今の日本の
社会状況をよくよくつかんでおられると思っております。日本のですね、国の場合でも800兆円の赤字国債が
ございまして、この国債というのはやがて我々の子供とか孫とかにずうっと行くわけでございます。ところで、
地方におきましても国と同じようにですね、借金があると。これは今おっしゃるように我々の子供と孫が抱え
る、背負ってくというところでもって非常に日本の国の状態は、国も地方も好ましくないということは私も認
識をしております。
そういう中において、何とか市としてもこの危機をですね、いろんな方法でもって乗り越えて展望をしたい
というふうに思ってます。
○企画財政部長(浅見敏一君) 繰越金につきましてですけれども、19年度は6億円の計上をいたしました。こ
れにつきまして、繰越金が十分に補正財源としての活用が難しいという点でございますけども、年度所要額を
計上いたしたわけではございますので、今後の予算執行につきましては特段の配慮をしながら、例年ですと秋
口にですね、補正等をいたしましたが、そういったものもないように、極力捕捉しながら財政運営をいたした
いと思っております。
以上でございます。
○委員長(木下光雄君) 歳入の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、歳入の質疑を終了いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) お諮りいたします。
本日の予算特別委員会はこれをもって散会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、これをもって散会といたします。
午後 4時58分 散会
-49-
東大和市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
臨 時 委 員 長
押
本
治
雄
委
木
下
光
雄
員
長
-51-
平成19年第2回東大和市議会予算特別委員会記録
平成19年3月22日(木曜日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
出 席 委 員 (21名)
委 員 長
木 下 光 雄 君
副委員長
大 后 治 雄 君
委
員
粕 谷 久美子 君
委
員
長 瀬 り つ 君
委
員
二 宮 由 子 君
委
員
森 田 憲 二 君
委
員
中 村 庄一郎 君
委
員
粕 谷 洋 右 君
委
員
押 本 治 雄 君
委
員
石 川 庄太郎 君
委
員
関 野 杜 成 君
委
員
西 川 洋 一 君
委
員
藤 原 宏 子 君
委
員
関 田
委
員
関 田 正 民 君
委
員
尾 崎 信 夫 君
委
員
佐 村 明 美 君
委
員
中 間 建 二 君
委
員
松 浦
委
員
下 条
委
員
小 林 知 久 君
誠 君
貢 君
学 君
欠 席 委 員 (なし)
欠
員 (1名)
議会事務局職員 (5名)
事 務 局 長
石
川
和
男
君
事 務 局 次 長
西
永
宣
昭
君
議 事 係 長
小
島
裕
治
君
主
事
新
五
利
恵
君
主
三
浦
文
一
君
又
正
則
君
助
役
小 飯 塚
謙
一
君
永
通
君
教
長
佐 久 間
栄
昭
君
和
之
君
事
出席説明員 (43名)
市
長
尾
役
岸
企画財政部長
浅
見
敏
一
君
総 務 部 長
渡
辺
総 務 部 参 事
並
木
俊
則
君
市 民 部 長
高
杉
豊
君
生活環境部長
内
野
章
君
生活環境部参事
窪
田
き く 江
君
福 祉 部 長
関
田
実
君
福 祉 部 参 事
北
田
和
雄
君
都市建設部長
氏
五
博
君
学校教育部長
並
木
清
志
君
収
入
-53-
育
豊
君
企画課長兼政策
調整担当課長
野
口
和
志
君
秘書広報課長
阿
部
田
新
一
君
総務部副参事
町
植
野
英
夫
君
情報管理課長
田
職 員 課 長
田
代
雄
己
君
管 財 課 長
広
沢
光
政
保険年金課長
関
口
順
課 税 課 長
鎌
田
市民センター
課
長
小
福祉推進課長
社会教育部長
榎
本
弘
君
企 画 財 政 部
副
参
事
宮
鍋
晴
彦
君
財 政 課 長
関
田
誠
二
君
文 書 課 長
口
茂
夫
君
総務部副参事
溝 呂 木
公
一
君
君
市 民 課 長
池
一
君
孝
君
市民部副参事
波 多 野
良
男
君
勇
一
君
納 税 課 長
小
島
昇
公
君
松
敏
博
君
市 民 会 館 長
仲
里
章
君
塚
原
健
彦
君
児童福祉課長
関
田
守
男
君
福祉部副参事
吉
野
豊
子
君
福祉部副参事
桜
五
輝
幸
君
生活福祉課長
国
友
開
二
君
障害福祉課長
町
田
悦
郎
君
みのり福祉園長
染
谷
キ ヨ 子
君
健 康 課 長
原
與 四 雄
君
二
君
選挙管理委員会
事 務 局 長
高
春
君
悟
君
管 理 課 長
福
島
監 査 委 員
事 務 局 長
松
五
啓
本日の会議に付した案件
第8号議案 平成19年度東大和市一般会計予算
-54-
谷
杉
行
午前 9時30分 開会
○副委員長(大后治雄君) ただいまから予算特別委員会を開会いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○副委員長(大后治雄君) 第8号議案 平成19年度東大和市一般会計予算、本案を議題に供します。
歳出の質疑を行います。
初めに、第1款議会費の質疑を行います。
〔発言する者なし〕
○副委員長(大后治雄君) 議会費の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副委員長(大后治雄君) 御異議ないものと認め、議会費の質疑を終了いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○副委員長(大后治雄君) 引き続き、第2款総務費の質疑を行います。
○委員(長瀬りつ君) 総務費じゃなくて全般的なことなんですが、たまたま107ページ、これは文書課になり
ますが、コピー機とファクシミリの賃借料というのがありますね。ほかの課にももちろんあるんですけれど、
コピー機とかOA機器のリースの契約、個別卖年度随契でずっとやってきてるわけですけど、一括複数年度入
札でというふうな形で、長期継続契約ができる対象にOA機器が入ってると思うんですが、そういう意味で、
委託料を尐しでも安くするという意味でですね、去年も聞いたんです。条例で決めればできるので。そしたら、
検討していくというお答えだったんですが、どのように検討されて、また今年度も個別卖年度随契でおやりに
なるのか伺いたいと思います。例えば、別の課ですけど、コピーの賃借料は2万2,000円安くなってるのに、
ファックスが1,000円高くなってたりとか、そういう予算計上されていますので、お考えを伺いたいと思いま
す。
109ページの広報活動のところの印刷製本費です。去年はくらしの便利帳の印刷と人権メッセージという答
弁だったと思うんですが、今回は何に使われるのか伺いたいと思います。
115ページのPCBの廃棄物処理委託と運搬委託ですが、処理計画に基づいてという御説明だったんですが、
どこにあったPCBで、どこに委託をするのか伺いたいと思います。
それから、また、これもちょっと庁用車の関係で全般的なことなんですが、例えば市が発注して物品を納入
したり配送したりする際、例えば給食の配送車もそうですし、庁用車なんかも結構CNGを取り入れていただ
いてはいるんですが、パッカー車もCNGで天然ガスでやってるところもあります。で、その業者に低公害車
あるいは低燃費車の車を使うということを市として求めてほしいなというふうに思っているんですが、お考え
はいかがでしょうか。
それから129ページ、市民会館の管理費の中の清掃委託料が安くなっています。それと自主事業の委託料も
安くなっています。御苦労されているんだろうなとは思うんですが、この市民会館については指定管理者制度
をどういうふうに取り入れていくのかということで、課題は多いとは思うんですけれども、すぐ、すぐはでき
ないということであれば、業務委託というのをどの辺から進めていこうと思ってらっしゃるのか。こもれびホ
ールでしたっけ、西東京市の。うちとあんまり収容人数が変わらないところが、財団の指定管理者を解散をし
て民間事業者の公募をしてますよね。そういうところの推移を見ながらということでもいいんですけれども、
その辺のお考えを伺いたいと思います。
-55-
153ページ、男女共同参画の苦情等処理委員の報酬ですが、随分安いんですけれど、仕事の内容はどういう
ふうになっているのか伺いたいと思います。
それから171ページ、資料をいただいた選挙の関係についてです。
業者選定のやり方について、どういうふうなことを考えてらっしゃるのか。見積もりは1社からそれぞれ取
られているようですが、その見積もった予定の金額の中でどういうふうに─非常に立て込む時期だという
ふうには思うんですけれど、業者の選定の仕方ですね。競争見積もりなのか、入札というほどの金額ではない
ですけれども、どういうふうにしておやりになるのか、1個1個個別に業務委託をするのか伺いたいと思いま
す。
この3件いただいた委託料の中で、ポスターの掲示場が全部109になっています。それと、参議院選挙は設
置、撤去の委託が110カ所になっています。で、この辺は、私たちは108カ所というふうに説明を受けたんです
が、予算を立てる段階で109になるかもしれないという形で、こういうふうに数字を出されたのかどうか伺い
たいと思います。
とりあえず以上です。
○管財課長(広沢光政君) 私の方から、いわゆるOA機器の長期継続契約につきまして答えさせていただきた
いと思います。
地方自治法の改正によりまして、これまでの電気、ガス、水道などの供給契約等に加えまして、条例で定め
る契約につきましてもですね、長期継続契約ができるようになったということにつきましては認識しておりま
す。私どもも、OA機器の賃貸借契約などにつきまして、現在まで検討しておりますけれども、現時点におき
ましては、やはり毎年度ですね、支出負担行為の根拠となります予算の議決を賜りまして、その後に契約を行
う。また、複数年度の契約が必要な案件につきましては債務負担行為を設定し、議会の議決をいただき執行す
るという現行の契約方法が原則的に好ましいという判断をしてございます。
それから、先ほどもう一点ございました委託業務等における低公害車の関係でございます。
私ども委託業務で配送等があるものにつきましては、現在ですね、特記仕様書ということで、ディーゼル自
動車等の排出ガス規制などにつきましては、特記で仕様書を追加して、業者さんの方にですね、そういったも
のを使わないようにということで指導はしてるところでございます。低公害車の部分につきましてはですね、
今後それは業者さんの方の企業経営などの問題もございますので、どのようにしていくか検討をしてまいりた
いというふうに考えてございます。
以上でございます。
○秘書広報課長(阿部晴彦君) 109ページの広報に関します印刷製本費の御質問でございます。
秘書広報課といたしましては、需用費の印刷製本費、1番の広報活動費におきまして印刷製本費を計上して
ございますが、こちらは例年と同様に、市報の印刷が主なものとなっております。
同じページのその下にございます広聴活動費に関しましては、今年度は計上はいたしておりません。昨年平
成18年度におきましては3種類、くらしの便利帳と市内の案内図、そして人権メッセージ集の印刷製本費とし
て179万8,000円を計上いたしましたが、今年度は計上はしてございません。
以上でございます。
○市民会館長(仲里 章君) 予算書129ページ及び131ページの市民会館の管理費及び事業費の中の清掃委託料
及び自主事業の委託料の件についてお答えいたします。
-56-
まず、清掃委託料につきましては、これは毎年度予算を組むときにですね、見積もりをいただきまして、そ
れによって計上しております。その見積もり徴取によっての計上となっております差額でございます。
続きまして、自主事業の委託料の件ですが、これは前年度やはりまた下がってるわけですが、最初の説明に
もありましたように、自主事業及び共催事業を含めまして前年度と本数は変わっておりません。これにつきま
して、それがなぜ下がったかといいますと、やはり出演を予定されている出演者といいますかね、または事業
の講演委託料が低く抑えることができたということであります。出演者によって、やはり委託料の金額は随分
違うものがございまして、そういう意味合いの金額が落ちてるという意味合いでございます。
以上であります。
○総務部参事(並木俊則君) 115ページ、PCB廃棄物処理委託料の関係でございますが、PCB廃棄物、安
定器あるいはトランス等でございますが、主に公共施設、学校等を中心に、今保管しているものでございます。
委託先につきましては、東京都の廃棄物処理計画にも基づきまして、当市では今後19年度から22年度までの4
カ年計画で処理をしたいということの計画でございます。委託先につきましては、日本環境安全事業株式会社
ということで、東京都の方は、そちらの会社の方に委託するということになっております。
以上でございます。
○市民会館長(仲里 章君) 失礼しました。1点、指定管理者の件でお答えするのが抜けてましたので、お答
えさせていただきます。
指定管理者につきましては、第3次行政改革大綱ですか、それに基づきまして、20年4月ということで、今
進められておりまして、今それに対してできるかどうかも含みまして、会館の方で検討をしているところでご
ざいます。一忚、実施の方向では進めたいと思ってますが、その辺の課題、指定管理に移すまでの課題等をで
すね、さらに精査している状況であります。
以上であります。
(長瀬りつ委員「業務委託ができるのはどの辺なの」と呼ぶ)指定管理者という状況になりますと─前
ですか。業務委託になりますと、やはりできますのはですね、施設管理、あと今やってます舞台、あと受け付
け業務等もですね、そういう業務を対忚していただけるとこが、今のところやってないのでちょっとあれなん
ですが、そういうとこも考えられると思っております。
以上です。
○生活環境部参事(窪田きく江君) 153ページ、男女共同参画苦情等処理委員の仕事の内容でございますが、
大きく分けて苦情と相談という区分けをしてございます。
苦情につきましては、市の施策が、男女が平等に取り扱われてないというような場合に苦情という形で受け
付けることになっておりますが、その苦情の申し出があった場合には関係部署に調査を行い、必要があると認
めたときは是正の勧告をするというふうに考えております。
相談業務につきましては、会社等で差別を受けたとかそういうような内容での相談業務というふうに処理を
しておりますが、その場合には、申し出人がどういうことを望んでいるかによって対処の仕方が違いますが、
例えば会社と交渉をしてほしいとか、間に入ってほしいというような場合には、その相談者の希望に忚じた対
忚の仕方をとっております。現在のところ、過去に相談があったその処理としましては、会社に入って調整を
したということが1点、あともう一点は、相談者が自分の話を聞いてほしいということだけでしたので、それ
を十分話を聞いたということ、2件ほどそういう状況がございます。
-57-
以上です。
○選挙管理委員会事務局長(高杉春行君) 資料を提出いたしました委託料、業者の選定の仕方ですが、見積も
り合わせで主管課契約を考えております。
もう一点です。市議と都知事のポスター掲示場の予算、参議院議員選挙のポスター掲示場の数的な根拠。こ
ちらにつきましては、それぞれポスター掲示場につきましては、投票区の選挙人5,000人、こちらを境に数を
増設しなければいけないということが一つにはございます。それで、4月の市議・市長選と都知事選につきま
しては、現状では108カ所ですが、予算的にはそちらを109カ所で見積もりをしまして、その後、マンションへ
のですね、選挙人の増加等を考慮しまして、参議院につきましては110カ所で予算計上をいたしたものです。
以上でございます。
○委員(長瀬りつ君) 庁用車あるいはパッカー車、配送車、給食の配送車もそうですが、低公害車あるいは低
燃費車というのを求めてほしいというのは、全体的な地球温暖化のこともありますし、CO2の削減、目標を
掲げて全庁で取り組んでいる市もあるわけですから、そういったことも含めてぜひ─確かにディーゼル規
制はきちんと守ってくださいっていうのは、東京都全部そうなんだから当たり前なんですけど、それ以外にも
ですね、尐なくとも市が発注する物品の配送だとか、市に持ってくるとかあるいは市の出先に持っていくとか、
そういったことをなさる業者の方にもですね、ある意味こういうことを心がけてやっていただきたいというふ
うなことを、ぜひ仕様書にちょっと書いていただくとかしていただけるとですね、業者の方の意識もそういう
ものなんだということで、ある意味業者の啓発にもなるのではないかなというふうに思いますので、その辺を
どういうふうにしていただけるのか伺いたいと思います。
それから、今の男女共同参画の苦情の処理ですが、もともと仕事をなさってて、その仕事の上にさらにプラ
スして苦情等相談という意味で、この21万6,000円というのがプラスをされるのか、これだけの仕事で1年間
この金額なのか。で、関係部署に調整をし、なおかつ改善するべきところがあれば勧告までをするということ
であればね、そういう形の権限なんでしょうけれども、仕事的には苦情と相談と分けているにしても、非常に
大変な仕事ではないかなというふうに思いますので、この金額でいいんだろうかというふうに思っているので
伺ったわけですけれども、もう一度伺いたいと思います。
○管財課長(広沢光政君) 市の発注いたします、委託業務契約が主でございますけれども、そういった中の配
送業務関係で、車を利用する、運搬等で車を利用する、そういった業務委託におきまして、できるだけ請負業
者さんの方に低公害車、低燃費車等を利用していただきたいという旨の仕様ですね、そういったものをという
ことでございますが、仕様書の中でもですね、法律等に基づきましてなされなければならないものというもの
につきましてはですね、これは当然入ってくるわけでございますが、今のような内容でございますと、これは
委員の方もおっしゃいましたが、努力義務的なことで、意識を啓発するというような観点で、そういったもの
を仕様につけ加えるということにつきましては今後、私どもの方でも検討をしてまいりたいというふうに考え
てございます。
以上でございます。
○生活環境部参事(窪田きく江君) 苦情等処理委員の報酬額が尐ないのではないかという御意見でございます
が、現在周知の方法が悪いのかどうかわかりませんが、仕事の内容も尐ないということがございますが、当初
この日額を決定する際の考え方でございますが、ほかの自治体等の処理件数等をいろいろ調査をしたんですが、
苦情等についてはどこの自治体でも、目黒区を除いては実態としてはございませんっていうのが大方の実態で
-58-
ございます。
それで、相談業務につきましては、自治体によって件数が違うんですが、東大和市の場合、苦情につきまし
ては、今まで苦情の申し出があったことはございません。相談業務も昨年度1件、今年度1件ということで、
それ以外の、月に2回ほど半日ずつ勤務していただいておりますが、相談等があった場合の対忚が速やかにで
きるようにということで、いろいろ情報収集等をしていただいてる状況でございます。現在の勤務の状況と仕
事の内容等からいって、日額の9,000円は安い金額だというふうに考えてございません。
以上でございます。
○委員(西川洋一君) 96ページの関係、職員の関係ですけども、賃金の総額がどのくらいになるのかというの
を教えていただきたいと思います。
賃金というのは物件費に入るんですか。人件費でなくて、物件費ということになってるようですけども、賃
金が物件つうのも何かね、変な感じがするんですけど、ここ数年で経過がどうなっているかというのを教えて
いただきたいと思います。
財政健全化計画の中では、12年度まで、経年でずうっと出されてる表がありましたけれども、できれば、そ
れ以後があって、そして19年度ではどうなってるかというのと、それから委託料ですね、委託料も職員数と関
係があるもんで、委託料の総額がどう推移してるか、19年度の中ではどのくらいの金額になっているかという
のを教えてください。
それから、121ページの平和事業費なんですけども、マイナスの46万1,000円で、その理由に、聞き間違いか
どうかわかんないですけれど、平和市民の集いを市直営にするというふうに聞こえたんですけども、どういう
意味合いなのか教えてください。
それから、161ページの徴収事務費ですけども、これも減額になってますが、当初比較で、国保へ2人異動
するっつったんですか。何かその辺がちょっとよくわからなかったものですから、この辺ももう尐し詳しく教
えていただきたいと思います。
○職員課長(田代雄己君) 予算書の96ページの人件費の関係で御質問いただきました。
まず賃金の関係なんですが、一般会計の賃金につきましては、参考資料の29ページなんですが、7という賃
金の項目がありまして、そこに記載されております。一般会計につきましては、合計で、今年度につきまして
は3億3,108万4,000円ですね。そういう予算額になっております。ただ、この中にですね、全体的に見た中に、
みのり福祉園の方で授産施設の利用者の方にお支払いしてる賃金が加わっておりますので、それを差し引くと、
いわゆる市の方で雇っている臨時職員さんの賃金が出るというような形になってます。ちなみに、今年度のみ
のりさんの利用者の賃金を引いた予算額としましては、3億2,654万6,000円というような金額になっておりま
す。
続きまして賃金の推移ですが、予算額としましては、今私の手元の資料で17年度当初予算からしかございま
せんので、その数字を申し上げたいと思います。
まず、17年度当初予算で、これは一般会計と特別会計の臨時職員の賃金を合わせたものであります。3億
3,226万5,000円が17年度当初予算です。18年度当初予算が3億3,602万3,000円です。19年度当初予算が3億
3,026万円です。このような賃金の推移になっております。
以上でございます。
○財政課長(関田新一君) 賃金が物件費なのかというふうなお話でございましたけれども、決算統計上の区分
-59-
ということでお話をさせていただきますと、臨時職員の賃金ということ、消耗品等と同じように物件費という
扱いをしているところでございます。
物件費等の推移につきましては、参考資料の52ページから53ページをお開きをいただきますと、地方財政状
況調査によるということで、それぞれの区分ごとの平成13年から17年度までの区分が出ておりますが、この中
で賃金だけがどのくらいの推移をしているのかというのはわかりませんが、物件費の動きという流れの中では、
毎年、多尐なりでございますが増減をしているということでございます。
また、26ページをお開きをいただきますと、同じように、平成18年の当初予算と平成19年度の当初予算の比
較ということで、物件費、左から項目的には二つ目の項目でございますが、平成18年度と19年度の比較ですと、
下から三つ目になりますが、2,347万7,000円ほどの物件費の減額ということでございます。
もう一点、委託料の総額でございますが、同じく参考資料の28、29ページをお開きいただきますと、下から
四つ目になりますが、13節の委託料というところがございます。29ページの中ほどでございますが、平成19年
度の合計額が48億7,774万9,000円ということで、対前年度で比較をいたしますと、4,512万2,000円。構成比は
約2割ということでございますが、前年度よりも構成比的には、多尐ではございますがふえているということ
でございます。
以上でございます。
○企画課長兼政策調整担当課長(野口 弘君) 予算書121ページの御質問でございますが、直営にする意味は
何かと御質問でございますが、これは、18年度まではですね、会場設営委託というものを業者にお願いしてま
した。その分をですね、今度は職員で全部やろうと。ライトアップ、音響設備関係もですね、昨年度業者に委
託しましたが、今回はそれを職員の手で、それから市の備品で、そういうものを賄おうというような意味でご
ざいます。
以上でございます。
○納税課長(小島昇公君) 161ページの徴収事務費で御質問いただきました。
現在嘱託員を6名お願いしているわけでございますが、新年度から2名を国保の予算の方でですね、国保の
収納率がなかなか上がらないということもございますので、そちらの予算で、そちらの仕事をしていただくと
いうことで減額になってございます。
以上でございます。
○委員(西川洋一君) 委託料の経緯については後日なり、あるいは……(大后副委員長「後で答弁させます」
と呼ぶ)後で、そうですか。
賃金を比較してみますと、平成12年には2億円、19年には3億円ということで、非常に上がってきていると。
これは、それだけ非正規雇用職員がふえてるということです。
それで、私が指摘したいのは、市は率先して正職員化の方向を強めるべきじゃないかというふうに思うわけ
なんです。それで、これは統計資料2004年のものなんですけども、東大和市における事業所、従業員数が1人
から6人のところの事業所の総従業員数が2万1,000人強。そのうち派遣、非正社員、臨時等を入れると1万
1,000人。約56%に及んで、26市の中では非正規職員が多い上から2番目と、そういう状況があるんですね。
これは、今のいわゆる格差社会の中心的な問題ですので、そういう状況を改善していく。今言ったのは民間
です。それを全体として、市からね、率先してそれを進めてく必要があるというふうに思います。第3次行革
では、職員の削減というのを強調してるわけですけども、一層の格差、所得格差も含めて進めることになるん
-60-
で、この改善に向かっていくべきだと思います。この予算書ではそういう内容としてつくられているんでしょ
うか、市長。
○総務部長(渡辺和之君) 職員の関係で御質疑いただきました。大変厳しい財政状況の中で、人件費の占める
割合っていうのは高うございます。そうした中で、定員管理、定数管理といいましょうか、こういうものもで
すね、第3次行革の中でうたってあります。企画財政部と連携を図りながらその辺も検討していかなきゃなら
ないというふうに思っておりますけども、一つはですね、人口に対する職員数の関係、この辺を他団体との比
較もしていかなきゃならないというふうに思ってます。そういう中で、補佐的にですね、臨時職員の採用ある
いは経験を積んだ、ノウハウを持ってる再雇用職員の採用、こういう方々を採用し、簡素で効率的な行財政運
営を実施していくという一つの目標を持ってます。
さらに、人材育成ということで、職員の能力開発あるいはスキルアップを図ることからですね、今年度は人
材育成の基本方針を策定をしていきたいというふうに思っております。したがいまして、大変厳しい中ですけ
ども、市民サービスをさらにアップさせるような創意工夫を考えていきたいというふうに思っております。
以上です。
○副委員長(大后治雄君) 先ほどの委託料の件に関しましては、今調べさせていただいておりますので、尐々
お待ちください。
○委員(小林知久君) 2点だけ。
一つはですね、107ページの文書事務費です。例規更新データの作成委託とありますが、これは毎年の額で
しょうか。どういう内容でしょうか。この辺を教えてください。
それから、その次のページですね。109ページです。
広報活動のホームページバナー広告枞等作成委託料、これの額の内容といいますか、どういう委託で、どう
いう内容なのか。これ例年かかってしまうんでしょうか。多分それはないと思うんですが、例年かかると赤だ
なあと思いながら。多分初期投資の分が入っていると思うんですが、例年との経常経費との、幾らぐらいの割
合なのかを教えてください。
以上です。
○文書課長(植野英夫君) 予算書の107ページでございますが、文書の例規更新データ作成委託料でございま
すが、これは毎年かかります。これにつきましては、今まで例規集という加除がございましたが、年4回やっ
ておりました。それと同じように、毎回、年4回、条例改正等、または規則改正等がございますと、このたび
に更新をしていき、随時新しいものに入れかえておくっていうような形の委託料という形になっております。
以上でございます。
○秘書広報課長(阿部晴彦君) 109ページのホームページバナー広告枞等作成委託料に関しましての内容でご
ざいますけれども、歳入の中で御説明申し上げましたように、ホームページでバナー広告を試行するに当たり
まして、トップページのレイアウトなどを変更する必要が生じました。その関係で、ホームページのトップペ
ージですね、そちらのレイアウトを変更するための委託料ということでございます。
2点目の初期投資のみなのかということでございますけれども、こちらは初期投資のみということでござい
まして、次年度以降は、その予算書の一つ上にございますホームページ管理システム保守委託料、その経費の
中で経常的な対忚はする予定でございます。
以上です。
-61-
○委員(小林知久君) ありがとうございます。
更新データの方は結構です。
ホームページ、済みません、このホームページ管理システム保守委託料で経常経費になっていくっていうこ
とで、これはホームページ全体のシステム管理ということでよろしいでしょうか。じゃあ、そのバナーに関し
ては、広告の会社の方がわぁーって全部入れかわっても、その管理経費の中で入っていくということ、保守委
託料で入っていくということでいいんでしょうか。ここだけ確認します。
○秘書広報課長(阿部晴彦君) ホームページのバナー広告、広告主がかわる都度この費用がかかるかというこ
とでございますが、こちらの方はかかりません。枞を業者の方に作成の委託をいたしまして、その後、広告主
が決まりあるいは変更が生じた場合には、職員の手でその更新はいたします。
以上です。
○副委員長(大后治雄君) 先ほどの西川洋一委員の質疑につき答弁させます。
○財政課長(関田新一君) 大変失礼をいたしました。先ほどの御質疑の中で、委託料の経年ということでござ
いますので、御報告をさせていただきたいと思います。
まず、平成13年度でございますが、金額が、委託料の総額でございますが19億5,933万8,000円、対前年度の
率でございますが7.7%の増でございます。平成14年度でございますが19億1,897万6,000円、前年度の伸び率
が△2.1%の減でございます。15年度でございますが18億8,069万9,000円、前年度対比ですと2.0%の減でござ
います。16年度が19億821万4,000円、前年度比で1.5%の増。17年度でございますが18億6,199万5,000円、前年
度対比で2.4%の減でございます。
以上であります。
○委員(佐村明美君) 予算書の109ページですが、民生費の方でも聞いてもいいかと思いますが、前回この広
報活動のところでお伺いをしましたので、今年度もお伺いいたします。
広報活動のあり方ということで、前回視覚障害者の方々への個人情報だとか、それから生活情報、例えば年
金の通知だとか税金の通知、請求書などが、個々に送られていく場合もあるかと思うんですね。特に視覚障害
者の方々が、そうした情報に対して、やはり自立をして生活をしていけるため、それから社会参加にやっぱり
欠かせない、こういう情報源だと思うんですね。それを、活字の媒体だけではなかなかこれまでもかなり障害
があったということで、そういった情報を視覚障害者の方々にも入手する方法として、前回SPコードという
ことで御提言させていただいたんですけれども、その後ですね、いろいろ検討されたかと思うんですけれども、
今年度ですね、どのように具体化をされていかれるのかお伺いいたします。たしか18年度の国の補正予算の中
でもですね、視覚障害者の情報支援緊急基盤整備事業ということで事業化をされておりますので、この辺も含
みながら、今年度具体的にどのように展開されていかれるのかお伺いします。
それから、149ページの新堀地区会館管理費、それから清原市民センター管理費が計上されています。その
中の需用費の中の修繕料、新堀地区会館では15万円、施設修繕料10万円、備品修繕料5万円、それから清原市
民センターも同じ金額の修繕料が15万円、施設修繕料が10万円の備品修繕料が5万円という形で、同じ金額が
計上されております。
もちろん規模等は違いますけれどもね、特にこの新堀地区会館は築年数も大変経過をしておりまして、さま
ざまこの施設、それから備品におきましても老朽化してるということで、例えばですね、集会室で使う天板等
はつぎはぎをしながらね、職員の方がつぎはぎをして使っている状況です。それから、和室の方なども、あの
-62-
辺の地域の方々も結構高齢化してる方々が利用していく中で重いということで、いろいろ御要望いただいて、
担当の方もいろいろ努力をされて、尐しずつ改善をされていられるかとも思いますけれども、こうした、ただ、
この施設修繕費が新しいところと老朽化して手を入れなくてはいけないところとの、そこのところにもっと予
算をしっかりと組み入れて、事業計画を立てながら、修繕とか備品等の修繕もしていく必要があるんではない
かと思いますが、これらの予算化されたときの考え方についてお聞かせください。
それから、153ページの男女共同参画推進事業の中で、たしか市長の施政方針の中でも、特にこの活動拠点
に関するさまざまな資料の収集をしたり、業務内容、それから、特に施設規模の調査を具体的に検討されてい
くというふうに施政方針の中でも述べられておりましたけれども、これを具体的にどのように進めていかれる
のかお伺いいたします。
以上です。
○副委員長(大后治雄君) ここで10分間休憩いたします。
午前10時12分 休憩
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午前10時22分 開議
○副委員長(大后治雄君) 会議を開きます。
○福祉部長(関田 実君) ページ109ページの広報関係の視覚障害者、SPコードの関係でございます。
現状でございますが、日常生活用具といたしまして4件ほど出ております。機器については約10万円ほどか
かるものでございます。視覚障害者につきましては、これは昨年の10月1日現在でございますが、128名の視
覚障害者の方がいらっしゃいます。特に1、2級の方、1級の方が50人、2級の方が29名でございます。その
うち4名の方が御利用されているというようなことでございます。ただ、SPコードにつきましては、さまざ
まな情報をやはりコード化されておりませんとこの活用が図れない問題がございます。約800字程度の文字が
ですね、ペーパーが読み取れることになっております。今後福祉といたしましては、この日常生活用具を出す
とともにですね、いろんな情報がコード化されることを望んでるところでございます。
以上です。
○企画財政部長(浅見敏一君) ただいまの件で、全庁的に取り組みどうかということでございますが、広報の
活動費の中では、従前どおりの声の広報ということで、視覚障害者の方々にはですね、情報を提供したいとい
うふうに考えておりますが、今SPコードについての活用そのもの、福祉部でも今検討してございます。それ
を受けまして、視覚障害者の方々にどのような情報を展開できるのか、現状ではまだそこまでたどり着いてな
いというのが正直な状況でございます。今後その内容を吟味いたしまして、関係部課でそういった話を進めて
いければなと思っております。
以上でございます。
○市民センター課長(小松敏博君) 149ページ新堀地区会館及び151ページ清原市民センターの中の修繕料の関
係で御質問いただいております。施設的には、新堀の方がかなり古いわけでありまして、清原の方が新しいと
いうことなんですが、この金額につきましては、緊急対忚用として一定の額を盛らさせていただいております。
ただ、これにつきましては、この額を超えるようなものが出た場合には、その都度財政当局との調整を踏まえ
ながら対忚させてもらっております。
○生活環境部参事(窪田きく江君) 153ページ男女共同参画の拠点整備調査、検討を具体的にということでご
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ざいますが、まず、一番大切なのは、(仮称)女性センターとしまして、そのセンターでの業務内容をどうい
うものにするかということが一番重要なことというふうに考えてございます。
それで、まず欠かせないものとしましては、配偶者等の相談業務というものは、女性センターの場合、欠か
せない業務というふうに考えてございます。ただ、相談業務をメーンにいたしますと、そこの施設に出入りす
るというのは微妙な問題もありますから、相談業務以外に、例えば講座をするとか、図書のスペースをつくる
とか、あるいは自主活動をつくる部屋が必要ではないかとか、そういう具体的なもろもろ、どの程度の広さか、
あるいは例えば相談室を設置する場合に、それが部屋が一つでいいのか、二つなければいけないのか。あるい
は暴力をしている側の人が押しかけてきた場合に、それに対忚できるスペースが必要なのではないかとか、そ
ういういろいろな問題があろうかと考えております。
現在配偶者暴力の相談については、市民生活課の方では担当してございませんので、センターを設置する場
合には、もちろんそのことを含めて考えますので、担当しているセクションとの調整もあろうかと思います。
所掌事務の変更もあろうかと思います。
そのほかには、市内のどの地域にあった方がいいのか、あるいは既存の施設の有効活用ということもあろう
かと思います。市の財政状況ももちろん考慮しなければなりませんので、そういう点も含めて、規模をどのく
らいにするか、業務の範疇をどこまでを範疇とするか、そういうことを中心に考えて、近隣等の施設も、今見
学をさせていただいてるところでございます。
以上です。
○委員(佐村明美君) 今広報活動のSPコードのことでちょっと説明を伺ったんですけれども、今携帯電話な
んかもコードつきで、すぐに若い子供たちの方が早い、コードを開きながら、情報をどんどんどんどん入れて
いくという時代になってるかと思うんですよね。これは視覚障害者だけでいいのかってなると、これはもうそ
のこと自体が、ユニバーサルデザインのまちづくりじゃないかなという感じもするわけですけれども、やはり
情報を共有していく、障害のある方もない方も、一番大事なそうした行政の情報を共有化していくということ
では、そうした意味ではそういう視覚障害者だけの情報のバリアをつくってはいけないと思うんですね。そし
て、ましてやこういう時代に、そうした読み取り装置が普及されているわけですから、当然国も積極的に、た
しか補助割合が10分の10ということで、読み上げ装置を導入することが全額補助で、自治体負担はゼロという、
積極的に国もこういう形で進めているわけだと思うんです。
昨年予算委員会で提案させていただいて、その後福祉の障害の担当の方ではいろいろと検討もされてるよう
でありますけれども、SPコードそのものを知らないっていう人たちも結構いるかと思うんですよね。ですか
ら、やはり金額そのものは、今説明いただいたように、自治体に申請すれば日常生活用具としては給付はされ
るものの、やはり役所から届けられた、例えば封筒にSPコードがついてる。例えば広報のところにもコード
がついてる。そういうことになれば、これは装置が要るんだなということで、どんどんどんどん普及していく
かと思うんですね。
ですから、やはり自然に普及という仕方もしていかなくてはいけませんし、またそういう環境づくりも行政
としてもしっかりとつくっていく必要があるかと思います。ですからぜひですね、もう1年経過したわけです
から、調査、研究にとどまることなくですね、具体的に企画のところが全庁に働きかけて、特にそれは福祉部
が先陣を切っていくということでありますけれども、全庁的に進めていくようにしていく必要があるかと思い
ますが、再度その点についてお伺いいたします。
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それから、新堀地区会館と清原市民センターの管理費のところでお伺いしたわけですが、今説明の中では、
この施設修繕費と備品は緊急ということで予算化してるということですけれども、この新堀地区会館のところ
の施設整備については、もう何年も前から、当然老朽化してますから、壁のところは落ちてくるというんでし
ょうか、はがれてくる。それから、それぞれの備品に関しても老朽化もしている、なかなか使い勝手が悪い、
時代にそぐわない備品になっている。そういうところであればあるほど、緊急的な予算ではなく、しっかりと、
この年度はこれだけの施設整備をする。この年度はここにを手を入れていくという形で、事業計画をきちっと
立てながらしていかないと、緊急だけではこれは対忚できないかと思うんですね。
この辺について前々から、利用者からの要望も高いわけですけれども、こうした施設での整備については、
しっかりと計画を立て、やっていただきたいと思いますが、再度緊急的ということではない形での予算化とい
うことの考え方を、再度お聞かせください。
それから、男女共同参画推進事業のところで、細かく説明をいただきました。やはり施設整備っていうのは、
事業を推進していくために大変な拠点整備であるかと思います。特にこうした整備を進めていくためには、そ
れぞれのこうした各種団体、審議会、またフォーラム等々、皆さんもかかわってる方もいらっしゃいますし、
一般市民の方々への働きをしながら、一体になったそうした事業調査をしていただきたいなと思いますが、こ
れらについての考え方を、再度お聞かせください。
○企画財政部長(浅見敏一君) SPコードにつきましての活用ということで、お話再度いただきました。これ
につきましては、先ほど答弁申し上げましたが、情報の共有ということは、非常に障害を持たれる方々に対し
ては重要だと思います。それで、どのような形ができるのか、今具体的なところを御説明申し上げることはで
きませんが、これについては費用面のことももちろんですけれども、どのようなものがそこのコードを使って
提供できるのか、お話しいただきましたように全庁的にぜひ検討してみる要素かと思いますので、これの中身
そのものも、私どもも、企画財政部の方でよく認識いたしまして、どのように展開できるか検討させていただ
きたいと思っております。
以上でございます。
○市民センター課長(小松敏博君) 備品の対忚等、順次計画的にという御意見ですね。
私どもの方も、そういうようなことでいろいろ考えてはいるんですが、最後のところは、やはり財政とのと
り合いということもありまして、なかなかそのような計画的には進まないというような状況もございます。
○生活環境部参事(窪田きく江君) 女性センター設置に向けて、団体審議会、市民等の働きかけということで
ございますが、先ほどお話ししましたように、ある程度の最低限の設置の業務内容等を市として固めた上で、
その後について審議会の意見を聞くなり、あとほかの方、団体等に御意見を伺うかは、その時点で検討させて
いただきたいと考えております。
○市長(尾又正則君) この新堀地区会館でありますけれども、私もPTAですとかね、青尐対、老人会の会合
に行きまして、自分としましても平素から、老人会からも、PTAからも、老朽化については強く言われてお
ります。今財政との絡みとおっしゃったわけでございますけども、現実的には老朽化が進んでる以上、今年度
につきましては、万が一の場合には、予備費等でもって対処したいというふうに思っておりますし、将来的に
は、老朽化が進むであろうことから、年度別に予算を計上して対忚したいというふうに思っております。
○委員(粕谷久美子君) 2件お願いします。
115ページの委託料の、先ほど他の委員がPCBの廃棄物処理委託料というところを質疑されましたが、現
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在はどれくらいの量があるのか。あと、19年から22年の間で処理していくというふうなことを述べられていた
んですが、そういった今の現状、そういったものをちょっとお伺いしたいと思います。
それと、あと123ページ、防犯対策事業費の中の部分で質疑した方がいいのかなとちょっと思うんですけど、
犯罪が起こらないように行っていく防犯対策事業だとは思いますが、現在は子供たちの安全を重視したという
ことで、青色回転灯パトロールカーの購入費などが上げられているんですが、人の命の安全というのが第一優
先ということだと思いますが、最近日本全国的に金属盗難という事件が発生し、報道されていると思います。
すべり台までが盗まれてるというような状況が報道されていると思いますが、実際東大和市の中でも被害があ
ったというようなことをちょっと伺っていますが、実際では市民の方たちというのは、まだそういったことが
知らされていません。不審者等に関しては、やはり情報提供をされて、地域の方々に連絡等を流されていると
は思うんですが、こういったことの状況というのはなかなか市民の中に伝わっていない状況で、市民も不安を
抱えている方もいらっしゃいます。それと同時に、やはり抑止するという意味で、市民の方たちが地域の中で
見ていくということは、子供たちに対する犯罪だけではないと思いますので、ぜひそういったところで、防犯
協会の協力というのを速やかに行えるのではないかと思いますが、その点について2点お願いいたします。
○総務部参事(並木俊則君) 115ページ、PCB廃棄物処理委託の関係ですが、数量につきましては、総数で
トランスが6個、コンデンサー7個、安定器につきましては1,444個ということで、これらのものを19年度か
ら22年度の4カ年計画で処理をしたいということでございます。現在市役所敷地内の保管庫で保管をしている
ところでございます。
次に、123ページ、防犯対策事業という中で、予算的なものではございませんが、防犯の関係でのお尋ねで
ございますが、金属盗難につきましては、連日、新聞、マスコミ等の報道があるところでございます。当市で
も、空堀川の河川の公園等で市の管理のものではございませんが、東京都管理のもので車どめ等の盗難に遭っ
てるというのは、私どももお聞きしてるところでございます。
お尋ねの市民へのお知らせというようなことでございますが、今後ですね、東大和警察署とも連携、連絡を
取り合いまして、現段階ではですね、市内では件数も尐ないということで、その後も発生してございませんの
で、より注意をするということで、ここで助役名で各施設管理者に市の方も注意の呼びかけと対策ということ
でかけたとこでございますが、市民へのお知らせについては、今後の状況を見て判断をさせていただくという
ことと、その中では防犯協会等との連携も図りたいというふうに考えております。
以上でございます。
○委員(中間建二君) お尋ねいたします。
97ページの職員人件費の関係でございますが、これは全体的な職員人件費といたしまして、昨年もお尋ねし
たんですけれども、第3次の行革の中でも、経常収支比率を90%以下に抑えるという目標がある中で、18年度
と19年度、参考資料25ページを拝見いたしますと92.4%ということで横ばいで推移してる中で、人件費、扶助
費、公債費を考えますと、やはりこの人件費を切り込んでいくしかですね、この目標達成は厳しいかと思うん
ですが、この18年度から19年度、数値的には横ばいとなっておりますけれども、この辺についての考え方、ど
のようにお考えなのか。また、19年度以降の新規職員の採用等についての計画等もですね、どのようなお考え
なのかお尋ねをしたいと思います。
それから、121ページの一つは平和事業ですけれども、予算減額、職員の御努力でということで伺いました
けれども、この中で設営等は職員の御努力で行っていただくということで、昨年度行ったような戦災建造物を
-66-
活用した平和事業が、昨年度と同程度の内容で今年度も行う形になるのかどうか、内容等を検討されてるよう
であれば御説明いただきたいと思います。
それから、同じページの行政改革推進業務でありますけれども、ここもこういうときでございますので、行
政改革の一層の取り組みを期待してるところでございますが、19年度、どういった形でさらに行政改革の推進
を図っていかれるおつもりなのか。指定管理者制度、先ほど市民会館のお話もございましたが、この19年度の
中で、具体的に指定管理者制度へ踏み込んでいくお考えがあるのかどうか、明らかにしていただければと思い
ます。
それから、123ページの防犯対策事業でございますけれども、非常に財政厳しい中で、喫緊の課題といたし
まして、非常に力を入れていただいてるわけでございますが、一つは、昨年度も伺いました行政コーナーを活
用した防犯対策ということで、なかなか東大和市駅前交番が実現しない中で、やはりあそこを有効活用してい
くしか、当面現実的には駅前交番を実現するまでの間の中で、活用、推進をお願いしたいと思うんですけれど
も、今年度そういった考え方があるかどうかということと、また、青色回転灯パトロールカーの導入を今年度
見込んでいただいたわけですけれども、代表質問で伺った中では、当面現在行っている子供の見守り活動の中
で活用してくということでございましたが、今後この車が導入された以降はですね、例えば地域で行っている
自治会や、また、青尐対等各種団体が行っているさまざまな防犯パトロール事業等との連携ということも今後
考えられると思いますし、また、せっかくの車でございますので、より多くですね、市内をパトロールしてい
ただくことが望ましいわけでございますけれども、この辺の活用の広げ方ですね、その辺について考え方があ
りましたら、御説明いただきたいと思います。
○財政課長(関田新一君) 参考資料の25ページになりますが、人件費ということから、統計上の数字でござい
ますが、この伸び率あるいは推移等というふうな御質問でございました。
2番目の一般財源に対する義務的経費の年度別比率という表でございますが、一番下にございますのが、一
般財源に占めます義務的経費の割合ということで、今御質疑をいただいたところでございますが、18年度と19
年度を見ますと、92.4ということで同率でございます。これにつきましては、人件費、扶助費、公債費、いわ
ゆる義務的経費の割合でございますが、この三つの中でも、やはり扶助費と、わずかでございますが公債費が
伸びている関係で増となってございます。人件費につきましては、ほぼ横ばい。また、職員人件費に限ってお
話をさしていただきますと、ここ数年減ってきている方向であるということでございます。職員人件費につき
ましては、引き続き職員数の適正化ということが問題になってくると思いますので、引き続き、そういう中で
義務的経費の推移については注意を図っていきたいと、このように考えているところでございます。
以上でございます。
○企画課長兼政策調整担当課長(野口 弘君) 121ページの平和の件ですが、19年度の平和市民の集いの概要
を申し上げますと、都立東大和单公園、昨年度と同じですね。旧日立航空機株式会社変電所周辺、平和広場と
命名させていただいてますが、ここで同施設内でのパネル、それから戦争遺品の展示、爆弾模型の展示、郷土
博物館になりますが、それから夜間の施設ライトアップというような形で考えております。
それから、日没平和コンサートって去年催しまして大変好評をいただいておりますので、平和コンサートと
いうことで、そのコンサートの催しを考えてございます。
それから、平和文集を何年間かつくってございますんで、こちらについても配布、それから、また折り鶴の
コーナーも結構皆さん協力していただきまして、広島の方にもお送りできましたんで、そんなことも考えてる
-67-
とこでございます。
それから、もう一点、指定管理者の関係でですね、今後の進め方ということで御指摘ありましたが、今後に
ついてはですね、今第3次行革で上がってますように、市民会館、それから市民体育館ですね、こちらの方を
民間導入も含めて、指定管理者も含めてですね、検討してくというような予定でございます。
以上でございます。
○総務部参事(並木俊則君) 123ページ、防犯の対策事業のところでございますが、その中のページで言いま
すと125ページの方に行政コーナーの委託料、使用料関係ございますが、行政コーナーの活用ということで、
その考えでございますが、行政コーナーの活用の防犯の部門ということで、昨年8月にですね、子供たちの夏
休みということもありまして、夜間の防犯パトロールということで、私ども防犯協会あるいはPTAの方々、
あるいは青尐対の方々にお願いしまして、夜間の防犯パトロールを行政コーナーをスタート、ゴールというこ
とで数回さしていただきました。
私どもは、市長を初め防犯の市の担当者も一緒にパトロール回ったわけでございますが、昨年初めてそのよ
うな形で取り組みをしました。今年度もですね、19年度につきましても、このようなこともまた考えておりま
すし、今、日中、平日ですね、昼間の行政コーナーの活用ということで、防犯協会の方と、今話を持っており
まして、昼間、防犯協会の方で行政コーナーの活用を考えたいと、そのようなことも話し合いをしているとこ
でございます。ただ、いかんせんですね、防犯というと目的がはっきりしてるんですが、行政コーナーを昼間
そういうふうに活用した場合ですね、いろいろと情報を今集めておりますが、ほとんどが、95%ぐらいが道案
内の業務というふうな形になりまして、なかなか防犯までの部分というのがないということがあります。その
ようなことの課題もありまして、今後十分に検討してみたいというふうに考えております。
それと、青色回転灯のパトロールカーでございますが、なるべく早い段階で購入し、パトロールカーによっ
て防犯パトロールの方に回りたいと思っておりますが、今後ですね、現在考えておりますのは、平成19年度で
は、子供たちの下校時の午後1時から4時、おおむねの目安でございますが、3時間のパトロールということ
で考えております。パトロールカーが回った状況、あるいはいろいろな不審者情報、犯罪情報等をもとにです
ね、今後時間の拡充等を考えていきたいと思っております。
以上でございます。
○総務部長(渡辺和之君) 職員の採用の関係でございますけれども、第3次行政改革大綱の中で、定員の適正
化というのを掲げております。そうした中で、19年度当初には、新規採用は行いませんでした。その関係につ
きましてはですね、再雇用の職員ですね、OBを有効に活用さしていただいてるということです。
さらに、21年度ではですね、定員を500人という目標を掲げておりまして、これを目標に、今後職員の採用
のあり方について、企画財政部と検討さしていただくということでございます。
以上です。
○企画財政部副参事(宮鍋和志君) 行政改革の関係でございますが、第3次行政改革大綱を昨年の12月に定め
さしていただきました。その中で、第一義的目的であります市民サービスの向上、それから、そのために行政
の効率化、健全財政の確立、この三つの基本目標の達成に向けまして、65項目を設定さしていただいておりま
すが、19年度の実施項目としては、とりあえず60項目が19年度実施すべき項目となっております。一つ一つ着
実に達成すべく、庁内、全庁を挙げて努めていく予定でございます。
以上でございます。
-68-
○委員(関田 貢君) 120ページの公安費の中でですね、121ページ、公安の安全対策審議会とか交通安全推進
事業に関連するんですが、この会議の中でですね、交通安全対策についてどのような問題が審議され、当市の
問題として浮き上がっているのかという問題点がまず一つ。
実際、私が議題でも取り上げました、うちの方の向原4丁目から新堀3丁目を通る桜街道の交差点の改良に
ついてもですね、交差点の右折ラインの改良あるいは交差点の改善など、あるいは新堀3丁目の横断歩道とい
うようなことについての問題が依然と解決されておりません。そういうような問題は、この安全推進会議の中
でどのように審議されているのか。あるいはですね、单街交番の入口の右折ラインについても、あそこの改善
も、私が提案してから、あそこの右折ラインは一方通行という言い方はおかしいか。单街交番の右折ラインの
ところ、立川から入ってくる、市民ホールに入ってくるところが、立川方面から入ってくる右折ラインと言っ
た方がいいですか。あそこの右折ラインの改善も、あそこは解除してほしいということもですね、市民から大
きな声が私のところに寄せられております。そういうようなことがですね、交通安全対策審議会とか交通安全
推進事業の中でどういうのが取り上げられてるかと。そういう項目は上がってくるのかどうかということをお
伺いしたい。
それと、133ページの地域振興費の問題。この地域振興費の問題については、18年度では補助金関係で皆増
額の項目として、地域振興管理事務費が18年度では提案されておりました。その振興計画についてですね、実
績としてどのように評価をされてるのか、自治会に、地域振興費について増額をした意図が、今回どのように
反映されてるのか、その中身についてお伺いしたい。
133ページの2番、都市交流事業費20万8,000円と計上されてます。18年度では40万円からあった事業費が
50%まで下がるような事業内容ということについて、都市交流事業についてどのような─山都町等の交流補
助金についてのことなんですが、その辺のことについての考え方が、50%も減額しなきゃならない事業変更が
大きく変わったのかどうか、その中身もお伺いしたいと思います。
以上です。
○管理課長(福島啓二君) 121ページ、交通安全対策審議会費及び交通安全推進事業費の関係で御質問いただ
いております。
交通安全審議会につきましては、東大和市交通安全対策審議会設置条例に基づきまして、市内における交通
道徳の高揚と交通安全思想の普及徹底並びに道路環境の整備改善等を推進し、交通事故防止を図るため、市長
の附属機関として設置された審議会でございます。平成18年度につきましては、東大和市交通安全計画を策定
するために何回か会議を開きまして、ここで交通安全計画を策定し終わりまして、今現在策定したものについ
て内部の手続を進めているところでございます。
あと、個々具体的にですね、桜街道の交差点の改良でありますとか、单街交番の右折ラインにつきまして、
この審議会については、そのようなことにつきましては話し合いにはのっておりません。ただ、桜街道交差点
の改良につきましては、私どもの方で要望いたしまして、東大和警察署で現地を確認の上ですね、交差点の改
良について進めるということで、現在公安委員会の方で審査中でございます。その決定があれば、この交差点
については改良されると私どもは考えております。
以上でございます。
○生活環境部参事(窪田きく江君) 133ページ、まず地域振興管理事業でございます。18年度自治会活性化で
予算を増額した点についての成果ということでございますが、昨年度は自治会長さんを対象に、実際に立川市
-69-
で活発に活動されている自治会長さんを講師に、自治会の必要性という講演会を行いました。18年度の予算に
ついては、講師謝礼のみの予算計上でございました。おかげさまでその反響が大きく、その後、各自治会長さ
んから直接講師のところに問い合わせがあるなどの、講師からも反響があってよかったというふうにお言葉を
いただいております。それぞれの自治会で自分たちのできる範囲というものについて検討していただいてると
思います。詳しくにつきましては、個々の自治会の活動状況については、19年度の自治会長会議で伺う予定に
なってございます。
今年度でございますが、昨年度、18年度に上北台で地域交流フェアというものを行いましたが、昨年度、予
算計上をしておりませんでしたので、19年度については自治会のない地域にまた働きかけをする催しを考えて
ございますので、その分の用品代として1万円ほど予算計上をいたしております。
18年度の実績でございますが、先ほどお話をしました上北台の交流フェアの後ですね、実際に上北台地区に
も自治会をつくりたいというお話をいただきました。まだ具体的には活動の状況には至っておりませんが、市
と連絡をとりながら、あそこは集合住宅の方なんですが、地域の方と一体となった自治会をつくりたいという
ことで御相談を受けております。御協力できる範囲で御協力をしたいというふうに考えてございます。
それから、ここで桜が丘を中心に大規模な集合住宅が建設されてございますが、そこで1棟については4月
に自治会が生まれる予定でございます。残り3棟については、5月以降に自治会ができる予定でございます。
そのほかの地域につきましても、ぽつぽつではございますが、小さいところを含めて、立ち上げたいというよ
うな御相談等をいただいている。それも成果だというふうに考えてございます。
2点目の都市交流事業でございますが、事業の縮小を考えて削減ということではございません。18年度現在
のところ、宿泊事業が43人ということで8万6,000円の支出となってございます。したがいまして、年間の事
業費を半額の20万8,000円という形で削減をしたところでございます。
姉妹都市の事業としましては、従来どおり山都町の事業等の、例えば飯豊のつどい、新そば祭り等の事業の
PRもしてございますし、その際にもあわせて交流事業あるいは宿泊事業の宣伝ということで、市報とホーム
ページにも掲載いたしてございます。
以上でございます。
○委員(関田 貢君) 先ほどの答弁の中でですね、交通安全対策事業費の中で、市長の諮問機関と、当然そう
いうふうな組織だと私は思ってますけれど、しかし、東大和市の交通実態が日々変わって、先ほどの他の防犯
の施設の問題もそうです。しかし、交通安全は日々、事故がですね、私が桜街道を心配、向原4丁目あるいは
新堀の桜街道が日々の交通事故が頻繁、一番あそこが最近多いじゃないかというふうに私は心配してるとこな
んです。
この間も二、三日前、夕方の4時45分、交通事故が発生して、それでひき逃げ事故ということで、未だに犯
人が逮捕されておりません。そういうふうにして、その交差点もそうだし、その先の野火止用水、清水野火止
用水線の交差点、そこの交差点も負傷事故が、卖車と軽自動車で、そして卖車の方はすっ飛んで、大きな人身
事故には至らなかったという、たびたび、そういう小事故は話題にならない。しかし、この間みたいに死亡事
故につながる重大事故が起きるとですね、警察が毎日ここんところ二、三日、夜、同じ時間帯で目撃者探しで
10人ぐらいの警察の人たちが来て、それぞれそこを通る車をとめての目撃者情報をやっております。そういう
ふうにして、非常に交差点の危険な箇所というのは、行政も警察とタイアップして、そういう事故撲滅に、僕
は力を入れてくべきだと。
-70-
事故が起きてからね、まずは、防犯活動で命を取られたことはない。交通安全の場合は、交通事故っていう
のは命を取られちゃうんですよ。交通安全にもっと力を入れなきゃいけないんじゃないかなってふうに私は思
いますよ。日々こういう死亡事件が、東大和市から死亡事故が出たり、今もう重体ですから、この子供さんは、
小学生は助かるか助からないか、今病院で重体だというお話を聞いてますけれど、この人たちだって、私たち
の地元で起きると、地域住民は不安がりますよ。しかし、交通事故というのは、自分たちが起こすわけじゃな
いけれど、そこに車の利用者やあるいは地域住民の交通安全対策のマナーもしっかり市民に啓蒙運動をするな
り、あるいは交差点の改良をするなり、きちっとしなけりゃ私はいけないと思うんですね。
この間も、单街交番のとこへ行きましたら、あそこの右折方の、单街交番のとこで捕まってるんですよ。私
は、あそこのとこを見るたんびに気の毒なんですね。あそこんとこなんかなぜ右折ラインを対処してやんない
のかと。私は不思議でしょうがないんですよ。そういうのなんかも、行政が交通安全で、あそこ、市民ホール
で大きなイベントがあると、必ずあそこんとこで单街交番の人が、切符切りがいるんですよ。東大和市の職員、
皆さん知らないですか、それ。大きなイベント、きょう館長が来てますね、市民ホールの。あそこで大きなイ
ベントがあったときに、必ず单街交番のあそこ2人出てるんですよ、捕まえるために。必ず大きなイベントが
あると、必ずあそこから、立川方面から入ってくる人は必ず入るんですよ。この間も、私がまるかやさんのと
こを曲がるときに、こっちから入るベンツの人に、僕はばってんで、ここは入っちゃいけませんよと言ったら、
そのまますうっと行って、捕まんないで、まっすぐ行かれた人を僕は助けてあげましたけれど。そういうふう
に曲がれば、もうアウトなんですよ。そういうような進入禁止は、だれもが間違いやすいようなところは、や
っぱり市民の側から見れば、あそこは解除してほしいというようなところが、全然、僕が何回やっても進まな
い。
それで、公安の仕事だって言ったって、公安ができるまでは行政の仕事ですよ。事故が起きるのは市民です
よ。そういうふうにして二、三日前も、子供さんらの悲惨な巻き添えで、交通事故が起きて、犯人逮捕ができ
なくている家族の立場になったら、僕は大変に気の毒だと思います。やはり東大和市内から交通問題は解消し
てほしいという努力を行政も、警察も一緒になってやってほしい。その点について、再度お願いします。
それとですね、自治会の育成の中で、自治会が40%っきゃね、構成組織で、自治会の加入率がない中で、上
北のフェスティバルですか、それがあったのみで、この1年間、この自治会組織をつくるために1万円の増額
をしたと、先ほどのお話ですけれど、1万円ぐらいのお金で、この自治会組織というのは─私たちも地方
分権で、国から三位一体改革で、地方自治体も影響を受けて、地方自治体も大変努力をしてる。財源を切られ
て。
しかし、そういう自治体と同じように、地域の自治会も自治体の一員を担う小さな組織だと私は思うんです
よ。その組織に対してですね、この間も言ったように、自治会が40世帯で1,000万円からの基金集めに協力し
てもらってる費用がわずか400万円の費用で600万円も。自治会の40%の加入率の皆さんが、市に協力していた
だいてるバランスシートからいけば、400万円対費用対効果から見ると、600万円の市が増収と言っちゃおかし
いけれど、そういうお金を、そういう組織から集めていただいてる努力を自治会はしてるという評価を、私は
1万円じゃ評価じゃないと思いますよ。そういう評価をきちっとですね、自治会の大意をもっと見直して、私
たちの地方自治体がやる仕事の一部を地域で担っていただくというような気持ちで、地域の自治会を活性化し
ないと私はいけないと思うんですが、その点について、市長、どのように考えるか。
以上です。
-71-
○市長(尾又正則君) 最初の交通問題でございます。交通問題対策審議会のあり方でありますけれども、まず
西武球場がございまして、シーズンには車が非常にふえると同時に、直近の市と町に大きな店舗ができまして、
新青梅街道、旧青梅街道が非常に込んでると。と同時に、それに通ずる裏道も、常時車が込んでるという中で、
最近非常に東大和は交通の危機にあるというふうに私は思ってますし、今回の事故がそれと関係があるのかわ
かりませんけども、小学生が重体で非常に危険であるということも聞きまして、非常に心配をしております。
いずれにしましても、当市を取り巻く客観状況が非常によくないと。交通状況が非常に悪いという中で、い
かにして子供や市民の命を守っていくか。そこに、今後ですね、交通安全対策審議会の大きい任務があると、
責務があるというふうに認識をしております。その意味で、もう一回ですね、この委員会の内容を充実し、市
長としても、より一層の内容の高度化を図ってまいりたいと。
今関田委員がおっしゃった单街の件でございますけども、私も実感しております。私がこの前見ておりまし
たら、結構曲がっちゃうんですよね。それで結構捕まっていますけれども、そういうのでもって、決して市民
には罪がないと。たまたま意識してなかったと私は思っております。そういうことを含めて、再度東大和市の
交通対策のあり方について検討を深めてまいりたいというふうに思っております。
もう一件の自治会の問題でありますけれども、おっしゃるとおり、自治会の存在は非常に大きいというふう
に認識をしております。関田委員が御指摘のとおり、万が一の場合の自治会の役割等々を考えてみますと、例
えば震災があった場合、例えば大きい事故があった場合、やはり自治会の結束というのは非常に必要であると
いうふうに実感をしております。今後ともですね、担当職員ともども、自治会のないところには、私もじかに
足を運んで、自治会結成の重要性を訴えたいというふうに思っております。貴重な御意見賜りまして、厚く御
礼申し上げます。
○副委員長(大后治雄君) ここで10分間休憩いたします。
午前11時10分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午前11時21分 開議
○副委員長(大后治雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
○委員(石川庄太郎君) 1点だけお伺いします。
先ほど他の委員さんからも質疑ございましたが、あえて言うならば、103ページの古紙リサイクル事業費の
中の14のシュレッダーのリース料の件を伺います。
リース料自体、これは2台あるようなことも伺っておりますけれども、リース的に見れば、一般的なシュレ
ッダーといいますと金額的には高いというような部分と、それから電話もそうでしょうけれども、ある程度の
契約年数をリース契約でやってた場合に、ある程度の年数が経過しますと、12カ月分が1カ月分で再契約が必
要なような状況でございます。それは、再度、再契約もできるような形で、契約書を見ますと載ってますけれ
ども、その点についてのお伺いと、それから、経費の削減という形の中で、年々年々行政運営につきましては、
電算システムの使用が大変多くなると思います。これは総務費の中で伺っておりますけども、市庁舎内、また
市関係の部分を含めて、年々リース料が大変に大きく財政の方を圧迫していくと思いますけれども、市の方は
どうお考えですか。経費の削減できない部分での電算システムについて、リース契約含めた推移をどのように
お考えなのかお伺いします。
以上です。
-72-
○総務部参事(並木俊則君) 103ページ、古紙リサイクル事業の中のシュレッダー賃借料でございますが、こ
の69万7,000円の部分につきましては、敷地内单側、今市の車庫になりますが、その一角に大型のシュレッダ
ーの機械を置いてございます。その大型のシュレッダーの賃借料1台分の年間の金額というふうな形になって
おります。このものについては、3階にですね、総務部の3階フロアの方の文書交換箱のところに小型の小さ
いのが1台ございますが、この本庁舎内、その2台によりましてシュレッダーをしておりますが、年間で約10
トンばかりの処理をしてございます。この2台につきまして、先ほどの賃借料でございますが、既に大分、大
型のシュレッダーにつきましては耐用年数が過ぎておりまして、今再リースをして、かなりこの金額でも安い
リース料というふうな形で計上してるとこでございます。
以上でございます。
○情報管理課長(田口茂夫君) コンピューター関係の今後の推移ということでの御質疑でございますが、ペー
ジとしては125ページ、電算処理事業ということで、現在汎用機、大型コンピューターと言われてるものにつ
きましては、再リースにより卖年度で契約をしてる状況でございます。内部でこの汎用機における検討を実施
しているところでございますが、これにつきましてアウトソーシングも視野に入れるとともに、安価で安定し
たシステムの導入に向けて、サーバー化も含め、今後も検討していきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○委員(二宮由子君) 3点ほど質疑させていただきます。
まず、1点目は109ページの広報活動費の中の声の広報に関することです。現在視覚障害のある方で希望す
る方に、市報の内容を吹き込んだカセットテープを配布してるのが声の広報だと思いますけれども、東大和市
の障害福祉計画案の中の障害別身体障害者数の中で、これは平成18年の4月1日現在だそうですけれども、視
覚障害者数1級から6級までの方が125名ということでした。先ほどの部長の答弁だと128名いらっしゃるとい
うことなんですが、平成17年度の行政報告書では、配布数が16本。この声の広報に関しては16本ということで
す。もう尐し、もっともっと広く市民の方に利用していただきたいという思いもございまして、今後何か市民
にもっと普及していただきたい、市民の方がもっと御利用していただきたいという点で、市のお考えがあるよ
うでしたらば伺いたいと思います。
もう一点は、117ページです。財産管理事務費の中の除草委託料というのがあるんですけれども、これとで
すね、あと123ページの雑草除去事業費というものの差異、相違点を伺いたいと思います。と申しますのも、
例えば、この除草委託料ですね、これが庁舎内の管理費だとすると、管財課ではなく総務課の中の、例えば委
託料の中で115ページに樹木維持管理委託料というのがあるような形で、そこに入るのかなと思いますし、ま
た、例えば総務課、この雑草除去事業費の中に含まれるようでしたらば、この除草委託料というのが何か、私
ちょっと意味がわからないので、それを教えていただきたいというふうに思います。
それとあと、3点目が、123ページの防犯対策事業費の中の行政コーナーです。他の委員も質疑いたしまし
たが、その御答弁の中で、平日、日中の活用は防犯協会と話し合いで決められるということなんですが、95%
が道案内になってしまうということで、現在この行政コーナーで、防犯協会の方がいらして、市民の方が道案
内ということでお聞きになるということなんですけれども、何時から何時ぐらいまで、この行政コーナーが開
いているのかという、防犯協会の方がいらっしゃるのか伺いたいと思います。
以上です。
○秘書広報課長(阿部晴彦君) 109ページの声の広報についてでございますが、今現状を申し上げますと、対
-73-
象者は128名ということですが、実際に配布をしているのは16本でございます。ほかにですね、配布を希望さ
れませんが、直接その都度、市役所の広報の係の方に御自身が来たいとおっしゃっていらっしゃる方もいらっ
しゃいまして、合計では17本を声の広報としてお配りさせていただいてます。
周知につきましてですが、御本人にはですね、福祉部の窓口で各種の手続等の際に御案内を差し上げており
ます。また、御家族あるいはお知り合いの方を通じて声の広報という存在を知っていただくことと、また御利
用いただきたいということで、そういう観点から、ホームページや市報などでも御案内は差し上げているとこ
ろでございます。あくまでも希望者ということで、現在の数字となっております。
以上です。
○管財課長(広沢光政君) ページ117の財産管理事務費、除草委託料についてでございますが、財産管理事務
費で計上しております除草委託につきましては、管財課の方で管理しております普通財産、このうち都市計画
事業の道路用地の残地、それから都市計画事業の代替地等の用地、これにつきまして除草を行うということの
ためのですね、除草委託料を計上しているところでございます。
以上でございます。
○総務部参事(並木俊則君) 続きまして123ページ、雑草除去事業でございますが、こちらの方につきまして
は市内の空き地の適正管理ということで、所有者に雑草の指導をしてるところでございますが、土地の所有者
の住まいが遠隔地で自己処理等なかなかできない場合にですね、この制度がございまして、市の方で雑草の受
託をしまして、市の方で雑草の除去委託を業者の方にお願いし、そのかかった費用については、全額その土地
所有者からいただくということになっておりまして、この委託料の部分については、歳入歳出イコールになる
ということでございます。
次に、123ページの防犯対策事業の中の、次ページに、125ページにございます行政コーナーでございますが、
先ほどちょっとお話を申し上げましたが、現在日中、行政コーナーをオープンしてるところでございますが、
御質問の防犯協会の会員の方たちが常駐しているということは現在ございません。今後ですね、防犯協会の方
と話し合いをしまして、日中、防犯の対策ということで行政コーナーの方に入っていただいて、防犯の活動を
していただけたらなということで話し合いを持ってるというのが現状でございます。
先ほどの、大方95%が道案内と申し上げましたのは、三多摩地域で、駅前でそういうようなものを持ってい
ますのが、現在町田市と調布市がございますが、その両市に聞きましたところ、防犯というより、ほとんどが
日中そういうような活動をしてると、道案内が多いですというような情報でございます。
以上でございます。
○委員(二宮由子君) ありがとうございます。
声の広報の件については、他の委員もSPコードの件で質疑をしたと思うんですけれども、結局は市民の方
に普及されていないというか、もう尐し行政側として市民に対して広報宣伝が必要なのかなというふうに思っ
ております。ぜひとも今後の取り組みをお願いしたいと思います。
もう一点、雑草除去の事業に関しましてはわかりました。ありがとうございます。
最後の行政コーナーのあり方なんですけれども、現在は平日日中、防犯協会の方いらっしゃらないというこ
とは、ただ開いてるだけというふうな形だと思うんですけども、実はこれは市民の方から言われまして、平日、
行政コーナーの中で、学生が、女の子が机に座って靴下か何かかえてるという。それは、非常にちょっと問題
であると思いますので、ぜひとも防犯の観点から言うと、人がそこにいるだけでも防犯の抑止力にはなります
-74-
し、たとえそれが道案内であっても人がいる、そこに。道を聞けばその方にわかるというだけでも市民の方も
安心いたしますし、また、東大和市に初めて来られた方も、非常にこのまちは窓口的な東大和市の駅前にそう
いうものがあるということは、開かれた市なんだなというふうに思うと思いますので、ぜひとも行政コーナー
のあり方というのを、毎年予算的に100万円弱を計上しておりますので、ぜひとも今後行政コーナーのあり方、
使い方を御検討いただきたいと思いますが、ここの点だけ再度御答弁をお願いいたします。
○総務部参事(並木俊則君) 行政コーナーの活用につきましては、先ほどからも申し上げておりますが、いろ
んな状況が考えられますので、19年度、すぐに対忚できるようなものも含めましてですね、常に検討していき
たいと思っております。
以上でございます。
○副委員長(大后治雄君) 総務費の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副委員長(大后治雄君) 御異議ないものと認め、総務費の質疑を終了いたします。
ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。
午前11時34分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午前11時36分 開議
○副委員長(大后治雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
引き続き、第3款民生費の質疑を行います。
○委員(藤原宏子君) 幾つかの項目にわたりますが、よろしくお願いします。
まず、201ページの3番の(仮称)総合福祉センター建設事業費に関してです。これについてはですね、賃
金として、市民懇談会の保育士の賃金が上がっております。これについてはどのような形で市民懇談会をなさ
るのかお尋ねします。
それから、同じ内容ですけれども、基本計画の策定委託料というのがあります。この総合福祉センターの建
設事業についてはですね、基本計画をつくる段階で、多くの障害者団体やかかわる皆さんが、検討委員会を立
ち上げてほしいという要望がこれまでもあったと思うんですけれども、それとの関係でどうなのかということ
についてお尋ねをいたします。
それから、次は203ページなんですけれども、3番に介護予防・生きがい活動支援事業費があります。これ
は、人数が減っているわけです。3,590人から、先日、二千七百何人にとおっしゃいましたけれども、この人
数がどういう形で減っているのかお尋ねしたいと思います。
次は205ページです。在宅介護支援センター事業費、これ290万円ほどの減額になっておりますけれども、こ
の内容についてお尋ねをいたします。
次、209ページなんですけれども、15番の介護保険利用者負担軽減事業費、これも減額になっております。
その上の方のですね、12番の介護保険生計困難者に対する利用者負担額軽減措置事業費、これも減額になって
おります。その具体的な理由をお尋ねしたいと思います。
また、昨年度はですね、16番として家族介護慰労事業費というのが50万円ですけどもありました。これがな
くなっているのはどういうわけか教えてください。
それから、211ページの今後始まってまいります後期高齢者医療事業費なんですけれども、これについての
-75-
準備の段階、それから計画の段階などについてですね、どのようになっていくのか。いろいろ具体的には、要
綱の方でやることになるかと思いますけども、今の段階でわかっていることを教えてください。
それから、213ページなんですが、老人クラブの育成事業費というのがあります。実際今、多くの老人クラ
ブが休業してしまうような状況がありますけれども、この実情についてお知らせいただきたいと思います。
219ページなんですけれども、9番に原子爆弾被爆者見舞金の支給事業、これは昨年より5人ほど予算が減
ってるんじゃないかと思いますけれども、これについてはどういう状況か教えてください。また、大変被爆者
の方が高齢になっておられるわけですけれども、この際、広島、長崎に墓参の費用を見てほしいという御要望
も多いと思いますけれども、それについてはどんなふうに考えておられますか、お尋ねをいたします。
それから次ですね、知的障害者施設の支援事業費なんですけれども、1人当たりの費用が減額になっていま
す。全体としてもなってますけれども、ほぼ20%近く減っているわけですけれども、この状況について教えて
いただきたいと思います。
次はですね、235ページ。5番目の認証保育所の補助事業費、これは利用者も減っているというふうに思い
ますけれども、この利用者の減った理由ですね、実際その内容に問題があると私は思っておりますので、そう
いったこともかかわったのかどうかですね、この現状をどのように把握しておられるか、お聞きしたいと思い
ます。
済みません、あと2点。
263ページ、学童クラブの工事請負費、15番ですね。第七、第九があります。第七の用地についてはわかっ
ておりますけれども、第九学童クラブについては学校内にということですけれども、どんな状況で考えておら
れるのか、教えていただきたいと思います。
それから、最後になりますが、271ページの生活保護援護事業費、これは今の市民の皆さんの暮らしの状況
を反映してふえていると思いますけれども、どの程度の人数になっているのか、お聞きしたいと思います。
以上です。
○福祉推進課長(塚原健彦君) 総合福祉センターに関する御質問を2点ちょうだいいたしました。
市民懇談会をどのような形で実施していくのかという点でございますけれども、市民の方々と行政との手を
取り合った形でのお話し合いというものを続けていきたいとは考えていますけれども、市民の方との話し合い
の場という形式については、何種類か形態がございますようですので、この形態につきましては、4月に入り
まして具体的に固めていく予定でございます。現在のところは、いろいろな選択肢を考慮させていただいてい
るというところでございます。
それから、基本計画についてでございますが、検討委員会の要望についてどうなのかという点でありますけ
れども、今のところ検討委員会の立ち上げというものは予定してございません。
以上でございます。
○福祉部参事(北田和雄君) それでは、5点ほど御質問いただいておりますので、順次お答えいたします。
まず、203ページの3番、介護予防・生きがい活動支援事業費でございますが、これにつきましては、介護
保険に該当しない65歳以上の高齢者を対象に、趣味、生きがい活動、日常生活動作訓練などを市内の三つの高
齢者在宅サービスセンターで実施をしてるんですが、実績を申しますと、19年2月末で、延べで2,014人の利
用ということで、当初予算では3,600人ほど見込んだんですが、なかなか利用が上がっていないということで、
実績見合いで人数を減額したために予算が減額になっております。なかなか新規の利用者が、今なかなか入っ
-76-
てこないという状況にあります。
続きまして、205ページの5番、在宅介護支援センター事業費でございますが、これの減額理由でございま
すけども、これにつきましては、在宅介護支援センターの委託費でございます、内容としましては。で、これ
は市内の三つの在宅介護支援センターに事業を委託してるんですが、委託の内訳は人件費と事務管理費でござ
います。そのうち、人件費につきましては、定期昇給がありますので伸びておりますが、事務管理費が前年の
実績で大分軽減されておりますので、その分が減額となっております。
続きまして、209ページの12番の介護保険生計困難者に対する利用者負担軽減措置事業費でございますが、
これにつきましては、社会福祉法人あるいは介護サービス事業者が、低所得で生計が困難な方が介護保険を利
用した場合、自己負担の4分の1を軽減する制度です。その4分の1のうち半分は国と市で事業者に補助をす
る内容でございますが、これにつきましても、18年8月現在で64人の利用でございました。17年が95人という
ことで、予算では人数を多く見てたんですが、実際なかなか利用がふえてないということもございまして、予
算上は尐し人数を18年度に比べまして落として計上をしております。
それから、続きまして、15番の介護保険利用者負担軽減事業費でございますが、これにつきましては、内容
として三つありまして、一つが障害者ホームヘルプ利用者に対する支援措置でございます。これは二つの内容
に分かれてまして、経過措置というものがございます。これは65歳以前から障害者のホームヘルプサービスの
利用の方が介護保険になったとき、1割負担になってしまいますので、経過措置といたしまして、非課税の方
が対象ですが、19年6月30日までは自己負担3%、これが19年7月から6%に変わります。その差が出てると
いうことが一つ。
もう一点は、制度移行措置としまして、65歳以前に障害者自立支援法のホームヘルプサービスの利用者の方
で、境界層該当で定率負担がゼロの方につきましては、介護保険利用になった場合、これ全額免除の対象にな
るんですね。18年度はかなり人数を見てたんですが、19年度現在、ちょっと該当者がいないということもあり
まして、19年度の予算では、その見込みを減らしておりますので減額になっております。
あと、3点目として、市独自でやってます介護保険利用者負担軽減制度、これにつきましては非課税世帯の
方とか、収入が生活保護基準の1.2倍以下とか幾つか基準があるんですが、これにつきましては、例年の実績
を見て予算を計上しておりますので、これは大きな変化はございません。
あと、最後の、昨年ありました家族介護慰労事業でございますが、これにつきましては、今年度から地域支
援事業としまして、介護保険事業特別会計の方に事業を移行しております。内容は変わらず、一般会計から事
業が特別会計に移行したという内容でございます。
以上でございます。
○市民部副参事(波多野良男君) 211ページ、後期高齢者医療事業の段階等の件でございます。
既に御案内のとおり、3月1日に広域連合が設立されました。設立と同時に広域連合長の選挙がございまし
て、大田区の区長さんが広域連合長に就任されました。
就任と同時に条例の専決処分、規則の専決処分、訓令の専決処分がございました。条例につきましては38件、
規則については44件、訓令については24件でございます。専決処分行っております。
さて、4月以降の状況でございますけど、まず、今回の予算にも計上させていただいておるわけでございま
すけど、4月の最初に分納金の納付の事務がございます。それと、やはり準備段階でございますので、電算シ
ステムの構築等がございます。それは、6月末ぐらいまでの間で、電算システムの構築をまずやっていくと。
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それと、6月には広域連合議会議員の選挙がございます。その選挙の関係でございますけど、選挙を受けまし
て、7月の下旪に広域連合議会の初議会が開催される予定だと、そのように報告は受けております。
それと、電算システムの関係、そういったようなものが敷設されまして、何回かの説明会等も予定されてお
ります。それと、秋、10月には2回目の分納金を納めるような予定もございます。10月には、後期高齢者医療
に関しての20年度予算の予算編成が予定されておると。それと、11月になりますと、特別徴収システムについ
ての試運転等がございます。それと、年が明けまして1月になりますと、やはり、電算システムの関係の事務
が出てきます。これは、もろもろの細かい内容のものが出てきます。例えば帳票の関係だとか、封筒の関係は
どうするのかとかそういったような4月に向けての細かい内容のものが出てくるということでございます。そ
れと、3月には、保険税に関しての条例の制定がございます。条例とあわせまして、規則の制定も発生してく
ると。それと、3月の中旪以降になりましょうか、被保険者証の引き渡しが該当者に行われると、そんな予定
が、大ざっぱな予定でございますと組まれております。
以上でございます。
○副委員長(大后治雄君) ここで午後1時30分まで休憩いたします。
午前11時53分 休憩
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午後 1時30分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○生活環境部参事(窪田きく江君) 213ページ、老人クラブ育成事業で、老人クラブを休業しているところの
実情でございますが、老人クラブは18クラブございます。18クラブのうち、現在老人クラブ連合会に加入して
いるクラブが14クラブでございます。2クラブが連合会に加入をせず、卖位クラブとして活動をされておりま
す。そのほかに二つのクラブが休会中でございます。休会中の理由でございますが、いずれも会長さんを引き
受けてくださる方がいないためということでございます。
以上です。
○障害福祉課長(町田悦郎君) 予算書219ページ、原爆被爆者見舞金支給事業の内容でございます。
19年度につきましては、50名の方2万円ということで100万円という内訳でございます。なお、御質問ござ
いましたように、18年度につきましては55人の方の見積もりをいたしたところでございます。
19年度の見積もりにつきましては、18年度の見舞金の対象の方が48人でございました関係で、その実績を踏
まえまして見積もりをいたしたところでございます。
続きまして、墓参というお話が出たところでございますけれども、私どもは担当の方におきましては、墓参
というお話につきましてはお話は伺った経緯はございません。
続きまして、223ページの知的障害者施設支援事業費でございます。18年度に比べまして、19年度の予算額
が減尐しているところでございますけれども、18年の4月から障害者自立支援法が施行されましたとこでござ
いますけども、19年度の見積もりに当たりましては、18年度の上半期の利用の実績をもとに見積もりをいたし
たところでございます。
減となりました要因でございますけれども、報酬卖価の減、あるいは通所施設におきまして日額算定という
ことになりました結果といたしまして、減額になったものというふうに考えております。なお、19年度の予算
上の人数につきましては、18年度の施設の利用者の状況を踏まえまして、対忚できる内容で積算をしてござい
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ます。
以上でございます。
○児童福祉課長(関田守男君) 235ページの認証保育所の事業でございます。これにつきましては、前年比に
いたしまして100万円強の減額でございます。18年度当初につきましては、190名の延べ人数で推計をいたしま
した。19年度につきましては、173名で推計しております。
これにつきましては、減った理由でございますが、なかなか分析というのは難しいんでありますけれども、
一般的に、一般の保育園の入園者そのものが、待機児童がですね、若干減尐にあるという傾向にございます。
こうしたことから、認証保育についても同様のことが言えるのかなというふうに思われます。
以上でございます。
○市民センター課長(小松敏博君) それでは、261ページから263ページへかけまして、学童保育所の関係で第
九クラブの工事請負費の関係で質問いただいております。
これにつきましては、利用児童のより一層の安全を図るため、九小敷地内の東側にあります施設の活用に向
けまして、現在学校及び教育委員会の方と調整を進めさせていただいております。なお、例えば学童仕様にい
たしますには、例えばランドセルを入れるような棚を新設するだとか、あるいは内装、外装、多尐の手をかけ
なければならないということで、今回予算を計上させていただきました。
○生活福祉課長(国友開二君) 予算書の271ページ、生活保護援護事業費について、保護の人員増、動向につ
いての御質問でございます。
平成19年3月1日現在の保護率は16.6パーミル、被保護者世帯は856世帯、人員にして1,354人となっており
ます。この伸び率自体はですね、昨年と変わらない状況でございます。
なお、増加要因を世帯類型別に見ますと、傷病世帯、その他の世帯が増加しております。高齢者、障害者、
母子世帯の増加は微増となっております。
平成19年度の生活保護の見通しでございますが、保護人員の増加傾向は変わっておりませんが、昨年来、12
の区市町村におきまして、前年同月比で減尐している状況でございます。
以上でございます。
○委員(藤原宏子君) まず、総合福祉センターの関係で、もう一度お聞きしたいと思いますけれども、いろい
ろ今説明をいただいたわけですが、その基本計画の策定委託という点でですね、これについては結局市の方で
一定のものを出して、その上で委託に出すのかどうかですね。
ここの関係者の皆さんからの御意見でいきますと、結局こういう基本計画なんだから、もう尐し関係者との
十分な合意ができるような話し合いがあった上で策定していくものであって、こういう基本計画の委託という
ことは、丸投げっていう形になるんじゃないかと、こういう御意見があるんですけれども、そういう点では、
どんなふうに把握してらっしゃるのか、この基本計画の委託はどの段階で委託するのかですね、それをお聞き
したいと思います。
それから、次は、後期高齢者医療の問題なんですけれども、先ほど今年度の日程についていろいろお話をい
ただきました。また、ここの後期高齢者連合の議会がですね、区が17、市が12、そして町村が2人ということ
での議員で構成される議会ができるわけですけれど、問題は保険料がですね、これまでの世帯ごとから75歳以
上の高齢者個々の保険料というふうになっていくというふうに思うんですけども、この保険料の基準といいま
すかね、基本的にはどんなふうになっていくのか。一律じゃないとは思いますけれども、それがどんな経過で
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決まっていくというふうに考えられるのかですね。それをお尋ねしたいと思います。
結局、後期高齢者というのはですね、病気もいろいろふえてくると思うんですけれども、75歳以上の高齢者
に耐えられるような保険料が算定されるのかということはとても心配なんですけども、その点について、どん
なふうな見通しになるか、お尋ねをしたいと思います。
それから、次、213ページで、老人クラブのことをお聞きしました。それで、私も老人クラブの皆さんにい
ろいろお話を聞いておりますと、やはり役員になるとあれやこれやとですね、連合の関係もあったりして、そ
れから個々の老人クラブの会員さんのお世話をするのも大変でっていうことで、結局会長さんになり手がない
というのがですね、ずうっとあると思うんですよね。そんなことで、この老人クラブ運営に関する役員、もち
ろん老人クラブは自主的に運営されるわけなので、役員さんをどうするっていうのは、その内部で決まってい
くことなんですけれども、もう尐しこの老人クラブの運営に対してですね、援助ができないんだろうかという
ことをいつも思っておりますけれども、それについて、休会の2クラブだけじゃなくて、運営されているほか
のクラブはそういう点で立派にやっておいでなんだろうと思うんですけれども、そこら辺の状況は、今後どん
なふうに見られるか、もう一度お聞きしたいと思います。
それから、原子爆弾の被爆者のですね、墓参については聞いてないというお話も課長の方からありましたけ
れども、全然出てなかったんですかね。やっぱり、尐なくとも広島へ、長崎へ、こういう言い方はあれですけ
ども、被爆者の方も皆さん高齢者ですから、とにかく墓参に帰りたいというような状況が、お話を私なんかは
聞いておりますけれども、そういった点で、そんなお話は聞いてないとおっしゃったんで、聞いてらっしゃら
ないんでしょうけれど、そういったものについて配慮するお気持ちはないかどうかお聞きします。
それから、生活保護の関係ですけれども、私は卖にですね、高齢世帯がふえてきて、年金その他、低い年金
で暮らしていけないという方が多いのかと思ったら、その変動は余りなくて、傷病世帯がふえているというお
話なんですけども、こういう傷病の内容というふうにお聞きするわけにいくかどうかわかりませんけど、どう
いう状況になってきているでしょうか、傾向としてですね。例えば、お仕事をしていてリストラに遭われて、
そして病気がちになったとか、いろんなことがあると思うんですが、重立った理由というのはどんな状況にな
るんでしょうか、お聞きします。
以上です。
○福祉推進課長(塚原健彦君) 予算書の201ページでございます。
委託料につきましての内容でございますが、こちらに関しましては、市民の方々とのお話し合いの場に、コ
ンサルタントとしてですね、業者の方に出席をしていただいた上で、市民の方々との話し合いの進展に沿う形
で、基本設計に向けていろいろなコーディネートをしてもらうということを考えております。この基本計画に
つきましてもですね、平成20年度に設計ということを視野に入れているわけでございまして、基本設計、実施
設計につなげていくための基本資料の作成をしていただくということでございます。
以上でございます。
○市民部副参事(波多野良男君) 先ほど準備段階につきまして、保険税という言葉を私使わせていただいたわ
けでございますけど、保険料ということで、ひとつ訂正方お願いしたいと思います。
さて、保険料の基準といいましょうか、算定基準の件でございます。ページは211ページの後期高齢者医療
の関係でございます。
現在厚生労働省の方から、これといったような算定基準についての案内は来ておりません。いずれにしまし
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ても、厚生労働省の方で算定基準を設定しまして、これを広域連合の方で踏まえまして、それなりに条例化し
てくと、そういう流れになります。それとまた、条例化された内容につきまして、例えば保険料の納付期限、
納付回数、徴収的なものですね、そういったような内容につきましては、各組織団体の条例で決めていくと。
それが今秋、ことしの秋ぐらいになるんじゃなかろうかと、そんな情報は得ております。そういうことで、保
険料の算定基準、また、広域連合での条例化、そんなことにつきましては、今後においては注視していきたい
と、そのように思っております。
以上でございます。
○生活環境部参事(窪田きく江君) 213ページ、老人クラブの役員がなり手がないということで、連合会との
両方の役員で大変だという御意見でございました。
老人クラブ連合会の役員としましては、各卖位クラブの会長さんが役員になるというふうになってございま
す。老人クラブ連合会では、規約を変更しまして、連合会の会長、副会長につきましては、卖位クラブの会長
以外の人から選ぶという形で、役員さんの負担軽減を図っているところでございます。
それから、連合会と個々のクラブの仕事で重複して大変だという御意見も、連合会の役員会の席でも出てい
るようでございます。で、連合会の事業と卖位クラブの事業と、同じような事業をしているものも多々あると
いうことで、連合会の事業の見直しを今検討されております。
それから、卖位クラブの支援ということでございますが、基本的に卖位クラブの支援については、連合会が
支援をするという役目を担っております。市からの支援でございますが、卖位クラブの個々の活動それぞれに
支援をすることは、時間的にも物質的にも、今困難な状況でございます。ただ、それぞれの卖位クラブからい
ろいろな事業、あるいは運営等の仕方で御相談なりいただいてるときには、もちろん対忚しておりますし、お
手伝いができる範囲では手伝いをさせていただいておりますが、個々のクラブの運営についてまで、市の方で
支援をするということは困難であるというふうに考えてございます。
以上です。
○福祉部長(関田 実君) 219ページの原子爆弾の見舞金との絡みで御質問でございますが、被爆地への墓参
への費用負担ということでございますが、現状では費用もかかります。そのようなことからですね、難しいと
いうことしか、現在のところですね、答えることはできません。
○生活福祉課長(国友開二君) 271ページの被保護世帯の世帯類型別の内訳でございます。
先ほど申し上げましたのは、17年4月以降の増加件数で見ました。18年の4月以降の増加件数で見るとです
ね、最近の傾向として、景気の回復があるのかどうかわかりませんが、高齢者、母子世帯が最近では多くなっ
てきてると。いずれにしてもですね、傷病、その他世帯が多くなってきてるのは事実だと思います。
具体的な傷病名についてはですね、細かくデータを持っていませんけれども、御相談にいらしたときに、既
に通院、入院が必要となった状況の中での御相談が多いということでございます。
以上でございます。
○委員(長瀬りつ君) 189ページです。ふれあいのまちづくり事業、資料をいただきました。この事業内容に
ついて、地域福祉事業とそれから福祉組織化とかと三つ書いてあるんですが、これをもう尐し説明してほしい
のと、恐らく見守り、声かけですよね。だから、今すぐ効果が上がるというものではないのでしょうが、どの
ような事業効果をねらっていらっしゃるのか伺いたいと思います。
それから、地域福祉権利擁護事業の補助金ですが、実績をここに書いていただいてるんですけど、これを見
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る限りですね、地域包括支援センターも権利擁護事業については主要な事業ということで取り組むことになっ
ているわけですから、この辺はちょっと考え方を変えた方がいいのではないかなというふうに思いますが、実
績を見てちょっとそう思うんですけれど、その辺については、今後どういうふうに考えていらっしゃるのか伺
いたいと思います。
それから、201ページです。他の委員からも質疑がありました。総合福祉センターについてですが、これは
市民との話し合いの場にコンサルが出て、コーディネートの役目を果たすというふうなことをおっしゃいまし
たが、この懇談会がその役目というか、その場なんでしょうかね。懇談会というところに、市民の御参加を願
って、その場にコンサルが出席をしてというお考えなのでしょうか。
てことは、つまり1回ですか、これ。保育士の賃金1万6,000円、手話通訳の謝礼が2万2,000円で、これ1
回分かなという感じなんですけど、1回で済むのでしょうかね。検討委を立ち上げる予定はないというふうな
答弁だったんですが、基本的に当事者の参加という意味を込めてでも、きちんと繰り返しその話し合いの場を
持つ必要があるというふうに思いますし、もし1回懇談会をやって、その場でお話を伺ってコーディネートす
るんだというふうに考えていらっしゃるのであれば、私はやっぱりお考えを変えるべきではないかというふう
に思います。いかがでしょうか。
それから、その下の高齢介護管理事務費です。嘱託員の報酬が、ちょっと昨年と比べてふえています。昨年
は特定高齢者施策実施のためという説明だったんですが、今回の施策の内容について伺います。
それから、203ページの生きがいデイサービスです。これも資料をいただきましたが、17年度実績しか私は
ちょっと報告がないので見えなかったんですけど、思ったより利用が尐ないというところもあるし、介護保険
外の高齢者の方で趣味とか生きがい活動っていったら、皆さん元気な人はみんな公民館とかそういうところで、
自分でサークルとかなさってらっしゃるんじゃないかなというふうに思うんですが、この事業そのもののあり
方、かなりの金額をかけてこの事業をするんですから、再構築が必要ではないかなというふうに思うんですけ
ど、何かお考えはあるのでしょうか。せっかく、これだけのお金を、二千七百十何万円投入するわけですから、
それなりの効果が望めるものじゃないともったいないなあという気がいたしますが、いかがでしょうか。
それから、213ページです。今老人クラブのお話がありましたが、例えば長寿の集いなんかするにしても、
事務局が市役所になっているということ自体が、私はおかしいと思ってるんです、基本的にはね。で、市が支
援と言いますけれども、本来的にはそれぞれ自主的なクラブですので、市が介入するというのは非常におかし
いというふうに思っていますし、お世話が大変で、コーディネートが大変であれば、そういうことができる若
い人を自分たちの中からじゃなくても、よそからですね、例えばパート代でもいいですよ、そういうものをお
支払いしてでも動ける人を雇ってやるべきですよ。こういう自主的な活動なんですからね。だから補助金出し
てるわけでしょ。それを事務局が市にあるというのは、私は非常におかしいというふうに思っています。
そのことについてもなんですけど、長寿の集いに参加される団体がありますね。民謡だったり踊りだったり
大正琴だったりするんですが、これの募集の仕方なんですけど、それぞれ自主的なところなんだから自主的に
募集されているんですが、老人クラブに入っていないところというのは、それには参加できないんですかね。
長寿の集いに出たいと言って希望したんだけれども、出れなかったというちょっとお話が、一生懸命1年間練
習してきたのに出られなかった。そんなに出場したいという方が多くて、選ぶのに大変な思いをしてらっしゃ
るのかどうか、そんな御事情を御存じでしたら教えてください。
217ページです。委託料の一番下にある、日中一時支援事業委託料というのがありますが、これ昨年なかっ
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たんじゃないかなと思うんですけど、事業内容と委託先について教えてください。
245ページ。一時保育事業です。予算が尐し減っているのですが、市民ニーズの状況はどういうふうな状況
なのか伺いたいと思います。
とりあえず以上です。
○福祉推進課長(塚原健彦君) まず、予算書のページが189ページでございます。ふれあいのまちづくり事業
につきまして御質問いただきました。
地域の組織化と住民参加による地域福祉事業ということと、他機関との連携による福祉組織化ということで
ございますけれども、まず地域組織化と住民参加による地域福祉事業についてでございますが、これは社協の
担当の方にも確認をいたしましたが、地域住民の方々を組織化、ネットワーク化するというものがねらいにあ
るということでございます。協力員の方が約330人いらっしゃいまして地域別に八つの地区に分け、さらにそ
の地区で何丁目という別でグループ分けをして、委員さんからお問い合わせのございました見守り、声かけの
活動をしやすく、なおかつ効率的なものにする目的があるとのことでございます。
このほかですね、最近になって立ち上げた事業といたしましては、ふれあいサロンと呼ぶような事業を始め
ているとのことでございます。こちらのふれあいサロンにつきましては、地区集会所などを利用いたしまして、
若い方々も含めまして、だれでもが参加できるような、お茶飲み会ですとかいろんな工芸づくりを行く行くで
きたらいいなという交流事業に取り組んでいるということでございます。
また、地区卖位でさまざまな施設見学なども行っているということで、こういった住民の方々が施設見学を
できるということについては、好評をいただいてるということでございます。
それから、他機関との連携による福祉組織化でございますけれども、この他機関とは何かというところで、
私の方で社協に確認をいたしましたけれども、こちらについては、先ほど地権の方でもちょっとお話が出まし
た地域包括支援センターや在宅介護支援センター、それから市でございますけども、そういった部分での連携
強化を図ることを福祉組織化と呼んでいるということでございます。
こういった両面の地域福祉化と福祉組織化をもちまして、見守り、声かけの対象になられている方、あるい
はその近辺の方々の安全確認ですとか、なおかつ交流を含めてより幅を広げていくことで、地域の活性化とい
いますか、福祉をてこにした地域の活性化を考えていると、そういった効果をねらっているというふうに聞い
ております。
それから、地権でございますけれども、地域包括なども重要な役割を果たしていただいているところでござ
います。地域包括支援センターや在宅介護支援センターなども一緒になってですね、こちらの事業に取り組ん
でいるという状況は現在ございます。
続きまして、201ページの総合福祉センター建設事業費につきまして御質問いただきました。
懇談会の回数ですけれども、こちら中身といたしましては、保育士について申しますと、保育士2名、これ
を1回当たりの話し合いの場で2時間、これを4回というふうに考えております。こちらにつきましてはです
ね、コンサルのコーディネートとかかわってお話し申し上げますと、1回当たりの会議につきまして、コンサ
ルの方で話し合いの結果、会議録のようなものを作成もいたしますので、そういった時間も考えますと4回ぐ
らいは持っていけるのかなというふうに考えてございます。
以上でございます。
○福祉部参事(北田和雄君) まず、201ページの高齢介護管理事務費の賃金でございますが、これは特定高齢
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者の事業のための臨時職員でございます。特定高齢者事業といいますと、現在、当初予定しましたのは筋力向
上トレーニング、これが1教室28回で年3回ほど、それから転倒予防教室、これも1教室13日で年3回、それ
から栄養バランス教室、1教室8回で年1回、それからお口の健康教室、1教室6回で年1回を予定しており
ました。
実際、これらの施策をやる上で、保健師が1名いるんですが、それだけでは十分じゃないため、看護師の資
格を持ってる臨時職員を1人雇って、その2名でやっております。
ただ、途中で補正をしたこともございます。と申しますのは、特定高齢者の把握率がなかなか上がらなかっ
た結果がございます。これは、東大和市だけじゃなくて全国的な傾向がそういう傾向でございまして、その中
で、先ほど申しました特定高齢者施策の事業のうち転倒予防教室、栄養バランス、それからお口の健康につい
ては一般施策として、特定高齢者以外の方も参加できる教室に変更しました。ただ、これらの教室の中で、特
定高齢者の方も尐数はいらっしゃいますので、それらの方には参加をいただいております。
それから、203ページの生きがいデイサービスでございますが、おっしゃるとおり、利用者が尐し減尐傾向
にございます。ただ、通われてる方は70代、80代の方が大半いらっしゃるんですけども、この教室に通うこと
で介護保険の認定を受けずに、元気な生活を送っておられるということも事実でございますので、それなりの
成果はあるというふうに認識しておりますが、ただ、せっかくこれだけの事業をやっておりますので、介護予
防という視点で、何か新しいものができないのか、その辺は今後の課題ということは認識しております。
以上でございます。
○生活環境部参事(窪田きく江君) 213ページ、老人クラブの件でございます。
自主団体である老人クラブあるいは老人クラブ連合会ですので、基本的に自主運営するものだというふうに
考えてございます。ただ、何分にも御高齢の方が多いということですので、お手伝いできる範囲では、行政と
してするべき範囲であれば、お手伝いをするものというふうに考えてございます。
長寿の集いでございますが、長寿の集いにかかわらず、現在老人クラブ連合会の事務局ということで、市が
事務局ということになってございますが、一般質問で議会で御指摘をいただいたかというのは、何年かってい
うのはちょっと私今現在失念しておりますけれども、過去に市の補助団体の事務局を市がしているのはおかし
いという御指摘を受け、全庁的に見直した経過はございますが、老人クラブ連合会については、団体の方が御
高齢ということで、一気に自立をしていただくというふうには至りませんでした。尐しずつお話をし、納得を
していただきながら進めてまいったわけでございますが、18年度、連合会の役員会の中で、市が言ってること
はもっともだというふうにやっと御理解をいただけたところでございます。それで、18年度から大幅に自立を
していただくようにしていただいております。19年度以降についてももちろん、市は補助金を支出している担
当でございますので、その分についてはいたしますが、それ以外については基本的に自立をしていただくとい
う方向で、今進めてございます。
長寿の集いの募集方法でございますが、長寿の集いは、老人クラブ連合会の自主事業となってございますの
で、出演者の募集については、老人クラブ連合会に所属している人、いわゆる連合会に所属しているというこ
とは、卖位クラブに加入をしていて、その卖位クラブが老人クラブ連合会に加入していないと、今は参加がで
きないというような状況になってございます。
以上です。
○障害福祉課長(町田悦郎君) 217ページの日中一時支援事業委託料でございますけれども、こちらにつきま
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しては、夏休み、冬休み、春休みにおきまして、介護者等の休養を中心といたしまして、障害者の方に一時的
に日中の場を提供するということでございます。
なお、この経費につきましては、東村山福祉園におけます委託の経費を計上したところでございます。
以上でございます。
○児童福祉課長(関田守男君) 245ページの一時保育事業でございます。
減の要因でございますが、臨時職員の賃金が減になってございます。一時保育事業につきましては、正職と
臨時職員で対忚しておりますが、常時正職、臨職で2名、昼どきには3名というようなことでローテーション
でやってるわけでございますが、賃金の日数につきまして、内容的には同じなんですが、例えば採用の形態と
いたしまして、法律の壁がございまして、1年たちますと、更新時に1カ月お休みするというようなこともご
ざいます。そうしたことから、日数の精査をいたしまして減額したものでございます。
そして、市民ニーズでございますが、17年から始めまして、かなり盛況な状況でございます。1カ月前の同
日から申し込みができるわけでございますが、かなり大勢集まられるということで、3月からは抽せんで対忚
してございます。3月はそうなんですが、それで最近になりまして、保育園入園というようなこともある関係
でしょうか、若干申し込みについては落ちついてるという状況でございます。ただし、定員につきましてはで
すね、かなりいっぱいの状態が続いてるという状況でございます。
○委員(長瀬りつ君) ふれあいのまちづくり事業ですが、そういう事業内容を見るとですね、さまざま、見守
り、声かけから、いろんなふうに事業が広がってきていて、地域活動支援センターや在支やら、行政やらとも
連携をしていきながら、組織化をしていくというところですね。で、在宅介護を進めていますから、どうして
もお一人の高齢者の方、御夫婦だけの高齢者世帯というのが確実にふえてきてはいますよね。ですから、そう
いうところの人たちが何にお困りで、どういうふうな支援につなげていったらいいのかみたいなことは、きち
んとやっぱりネットワークをとっていないと、孤独死があったりとかしますので、また、サービスのことも御
説明してもなかなかわからない方も多いですしね。だから、どうやって地域の中で支えていけるのかというも
のに、きちんとつながっていくような活動をしていただきたいというふうに思います。
以上です。
○委員(関田 貢君) 213ページの老人クラブ育成事業の問題で、ほかの委員も何人かが質問されてましたけ
れど、私はこの老人クラブの育成事業がですね、もうできてから大分時間がたって、その目的がややもすると
違ってんのかなというふうな感じもしないでもないです。そういう意味でですね、老人クラブ育成事業の概要
を、いつできて、そのできた当時の概要の目的ですね、それをちょっと教えていただきたい。
そして、私はこの老人クラブ育成事業っていうのは、元気老人の政策の一端ではなかったかなと。元気老人
をつくっていくという事業の東京都や国の一端事業の流れが市町村におりてきて、この元気老人事業というよ
うな記憶を持っていますから、その辺のことを再度確認したくて質問しました。
そして、2番目として、この育成事業がですね、東大和市の老人人口に対して、東大和市が今8万人口です
から、該当する60歳以上の老人人口が仮に20%とすると1万6,000人いらっしゃるわけですから、このクラブ
活動に参加してる人たちは実際としては、そういう人口から見た場合、何割ぐらいがこの育成事業に参加され
てるのか。クラブ会員になっていらっしゃるのかということの事実ですね、それを知りたいと思います。
そして、老人クラブの補助金がですね、市長さん、これ毎年減ってるんですね、この事業のあり方が。そう
すると、皆さんの話を聞いてると、減ることについての責任感、努力が全くないような答弁なんですね。
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というのは、例を言いますと、18年度では、老人クラブの補助金が19クラブあったわけですよね。今回の答
弁で聞くと18クラブで、しかも14クラブが連合会のクラブ会員であって、2クラブが休止してて、2クラブが
卖位クラブで活動してるということで18クラブの説明されました。18年度は19クラブあったわけですよね。そ
ういうクラブで、マイナス要因になっていくということについて、人口が減っていくんだったらばわかります
けれど、高齢化社会に向かってどんどん人口がふえてるさなかに、クラブ活動が減ってくということは、やは
りこれ担当の事務方に僕は努力してもらう必要があるんじゃないかと、市長、思うんですが、それは違います
かね、その点。
それと、271ページの20番の扶助費ですね。生活保護援護事業費、この事業費がですね、年々ふえてて、今
回も3,100万円からの増となってるわけですね、予算組みが。この中身について、生活保護実態については、
当市の分析はどのように─将来、これ毎年、予算組みの中でも18年度のときでも1億何千万円だったかしら、
ちょっと待ってください。18年度は1億9,613万円からふえてたわけですね、18年度予算で。それで、19年度、
今回提案されてる予算の中でも3,100万円からふえてます。当市は、非常にこの生活保護の実態について、こ
ういうふえないっていうことはおかしいんですけれど、そういう努力はどのようにされてるのか。この問題に
ついてお伺いします。
以上です。
○生活環境部参事(窪田きく江君) 213ページ、老人クラブの育成事業のうち、当初の、いつできて、概要と
目的ということでございますが、東大和市が老人クラブ、卖位クラブがいつできたかというのは申しわけござ
いませんが、把握ができてございません。老人クラブ連合会につきましては、昭和46年11月14日にできてござ
います。
目的でございますが、市として考えてございますのは、高齢者の福祉の増進を図るためというふうに考えて
ございます。
人口に対しての割合、老人クラブ連合会に加入してる人口割合ということでございますが、今手元にあるの
は18年10月1日現在でございますが、65歳以上の年齢の方が1万5,083人いらっしゃいます。現在老人クラブ
連合会、それと卖位クラブ、活動してる二つのクラブを合わせて、会員数は1,206人ということになってござ
います。休会中の2クラブについては、何人の方がいらっしゃるか、現在把握はいたしておりません。
それと、先ほど18年度と、老人クラブ数のことでございますが、総クラブ数としては、近年変動はございま
せん。
以上でございます。
○生活福祉課長(国友開二君) 271ページの扶助費の関係でございます。先ほど来、扶助費が非常に伸びてる
ような御指摘がございます。これも事実でございまして、19年度の予算の積算に当たりましては、毎回質問等
であるんですけれども、18年度の実績をもとに計上した次第でございます。
これはですね、一つは景気回復等、先ほど来ちょっとお話ししましたけれども、景気動向でですね、最近の
保護率の動向が若干頭打ちの傾向でございます。それから、18年度に就労支援事業を行っておりまして、現在
30の世帯からの申し込みがありまして、10人就労に結びついております。そういう状況からいたしまして、今
後増加の傾向はまだ続くのかなというふうなことはございますけれども、19年度においてですね、就労支援面
接相談員、事務嘱託員、それから、組織を2係にしまして、定期訪問の充実、自立支援の側面からの援助とい
うような施策をもってですね、何らかの形で生活保護を受けてる方が、自立に結びついてくように努力をして
-86-
る次第でございます。
以上でございます。
○委員長(木下光雄君) ここで10分間休憩いたします。
午後 2時17分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午後 2時30分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○委員(関田 貢君) 先ほどの答弁をお聞きしましてですね、この老人クラブの問題は、老人クラブ補助金、
老人クラブ連合会補助金という性質ですね、これは全く違うというふうに私は思ってるんですね。そして、こ
の老人クラブの補助金のあり方もですね、先ほどこの概要、老人クラブ補助金については、国、東京都が、私
たちの記憶でいくと、元気老人をつくるような施策で、はっきり具体的な項目がその当時出てたような気がし
ます。
今答弁だと、福祉の増進と一くくりに言われちゃうと、あれもこれもみんな福祉ですよ。しかし、老人クラ
ブ、元気な老人施策ということで、元気な老人が対象になってるはずなんですね。ですから、元気老人は、東
大和市の場合はどうだと、こういうふうに質問で聞いたら、皆さんの答弁でいきますと、18年の10月1日現在
では、1万5,008人の中でクラブ会員が1,206人ということで、1割も満たない。こういう減尐傾向の中でです
ね、こういうふうに言われると、じゃあ皆さん、18年度のときの、僕、この予算書を調べてみたんですがね、
18年度、さっきクラブは変動ありませんと皆さんは言ったんだけれど、事務局は均等割分の19クラブ掛ける12
カ月、2万2,800円で予算をちゃんと組んでるんじゃないですか。違いますか。こういうことで、頭割りで
1,435名、18年度はいたんですよ。そうすると、今の皆さんの答弁ですと、200人からの減員になってる。
僕は、こういう減員をね、高齢化社会に向かって、元気老人はたくさんつくっていかなきゃ、寝たきり老人
をつくってはいけないと。元気な老人をたくさんつくりましょうという世の中に向かってですね、東大和市は、
ただ減ってます、減ってますという方向だけでいいのですかって、僕は心配してんですよ。だから、さっき市
長に、こういう施策についてね、予算立てん中見てもですね、連合会の補助金のあり方、1クラブが18万420
円の補助金が出てるわけですよ、連合会。そして、今度クラブの方は、会員数割当で1,435人掛ける67円、9
万6,000円と計算されてるんですよ。均等割が1クラブ64万円と該当されてるわけですから、これが18クラブ
あって、今皆さんの説明だと14クラブっきゃ運営してないということで見ると、14クラブが64万円に該当して、
そして2クラブは休止ですから、ないわけ。そして、卖位クラブでできるということを先ほど皆さんが言って
いました。そういうふうに卖独で2クラブできるんだったらば、連合会と切り離して、卖位クラブで、この14
クラブはきちっとしてあって、連合会は連合会の本来の仕事あるんじゃないですか。違うんですか、これ。そ
の辺をちょっと明確に説明してください。
○市長(尾又正則君) 老人会に関してでありますけども、今の関田委員がおっしゃるとおりに、1万5,000人
のいわゆる高齢者がいて、1割にも満たないと、加入者が。その状況でありますが、私も非常に心配をしてお
ります。
私もよく老人会に行きますけれども、結局役員やるのが大変だという方が圧倒的に多うございまして、非常
に大変だということを訴える方が多いようにも思います。したがって、おっしゃるように、今後元気老人、元
気な高齢者を老人会に結集していただいて、魅力ある老人会づくりでありますが、いろいろ聞いてみますと、
-87-
今の高齢者はいろんな趣味、ゲートボールですとかゴルフですとか将棋ですとか、いろんな趣味を持っておら
れまして、老人会に決して期待はしてないという雰囲気もあるように思われます。
したがって、先ほど言いましたように、健康な高齢者が、いかにしたら老人会に集まってくださるか。これ
については、やはり行政としましても、老人会に対しまして、魅力ある老人会と、入って楽しい老人会という
ことをですね、考える必要があろうかというふうに思います。現実的に、他市の老人会を見ましても、年々減
る一方でございまして、他市の市長も非常に心配をしております。今後とも私も、できるだけ老人会に参加し
まして、老人の声を聞きながら、魅力がある、入って楽しい老人会づくりに努力したいというふうに思ってお
ります。
○生活環境部参事(窪田きく江君) 昨年の予算でクラブ数が1クラブ昨年多い。それから、人数が昨年多いと
いうお話でございますが、昨年度につきましては、老人クラブが1クラブ立ち上げる動きがございました。御
相談をいただいておりましたので、その1クラブが年度の途中に立ち上げができた場合に、補助金支出が準備
できるようにということで19クラブ、18年度については計上いたしております。
人数につきましては、毎年そうでございますが、おおむね60歳から老人クラブに加入ができるようになって
ございますので、各卖位クラブ会員の増員に努めております。したがいまして、現在の人数ではなく、予算措
置をする段階においては、プラスの人数、会員数がふえるということを、若干、一定の定率をつけて、加えて
予算措置をしてるという状況でございます。
以上です。
○委員(小林知久君) 何点かお伺いします。
まず、189ページです。
社会福祉協議会の補助についてです。毎回お聞きしていますが、特に人件費補助についてお伺いします。毎
回お伺いしていますが、人件費補助の目的をお聞かせください。
それから、例年目的欄が増量されてってますので、それはありがたいと思ってるんですが、今回下の方の各
個別補助の方に振りかえるといいいますか、よりアバウトな人件費補助というのではなくて、事業にのせてい
くということを検討されたかどうかをお聞かせください。管理運営で人件費補助をしているということはもう
重々承知ですが、例えば計画を立てたり、それの執行を見ていったりとか、あとは運営が適正にされているか
と、いろんな情報を拾えているのかとか、そういうとこを見るために経営っていうのがあると思うんですが、
そういったあたりはどれぐらい具体的に市の方で考えられて指示をされているのかをお聞かせください。
それから、201ページです。
福祉センターに関してですが、懇談会を何度かやられるということで、当然広報ですとか資料作成とか、こ
れだけ大きな事業でしたら、相当な何ていうんですか、準備とかが必要になるかと思うんですが、お見受けす
る限り2万円しかそういう事務的な部分がないなあと思いまして、そのあたり、どういったレベルの懇談会を
考えられているのか。どれぐらい市民の意見を聞く気があるのか。この予算ではたかが知れてるかと思うんで
すが、もしかしたら、この基本計画策定委託あたりに入ってるのかななんて思うんですが、もしほかの予算項
目に入ってるようでしたら、どこにどれぐらいを考えているというところをお聞かせください。
それから、次のページ、203ページです。老人ホーム措置事業費です。今回さくら苑の問題がありまして、
補助金を留保するということが、現状もされてるかと思います。今回報道等では、一たん、もう東京都の方に
も改善計画を受け入れていただいてという話がありました。現状の説明と、それから補助金の留保、どういう
-88-
考え方で留保して、来年留保を解くという前提でのっかってると思うんですが、このあたりどういう基準で解
いていくのか。このあたりをお聞かせください。
それから、213ページです。
老人クラブです。ちょっとお二方やられてたので、ついでにお聞きします。
先ほど、始まった当初、高齢者の福祉の増進という目的があるとお聞きしました。昭和46年でしたっけ。そ
っから40年近くたってますが、これはもうちょっと目的ってのは具体的なのが今はあるかと思うんですが、よ
り具体的に、どういう目的を持って補助を支出されているのか。どういうふうなことに使ってくださいとお願
いをして補助をしてるのか。今事務局もやられているということで、当然頭にはあるかと思うんですが、その
あたりのことをお聞かせください。
それから、次のページです。215ページです。
下の方の委託料で手話通訳者の派遣等委託というのがあります。これ、ことしから制度が変わって、都事業
が終了して市に移管でしたっけ。この事業の変更内容をお聞かせください。それから、変更に伴って多尐予算
が増額したと思うんですが、その予算増の部分とどれぐらい、どういう感じで変わったのかというところと、
派遣等の「など」のところに何が入っているのか。どういうことをやってるのかをお聞かせください。あと、
当然その額で大丈夫という計算をしてるかと思うんですが、大丈夫なんでしょうか。お聞かせください。
それから、227ページです。
生活支援センターの運営事業の方です。運営委託料が減額ということで、正職員から嘱託員になったという
ことですが、これの状況をお聞かせください。向こうからの希望なんでしょうか。ちょっとそのあたりお聞か
せください。
それから、245ページです。
一時保育事業です。先ほど他の方の質疑に対する御答弁で、相当ニーズが高いということで、私自身の感覚
でも、いろんな方がこの事業を求めているというふうに認識しておりますが、額が減っていると。よく精査し
たら減らせたんだというふうにおっしゃってましたが、精査したら、余計もうちょっと拡大できるわけで、70
万円減らさないで、せめてそのまんまで維持して受け入れをふやすとかというふうにできなかったのかどうか。
そのあたりの検討状況というか認識ですね。必要性なかったということですかね─をお聞かせください。
それから、263ページです。
15番、工事請負費の学童の第七、第九クラブの新築工事費ですが、工事費の内訳、七と九で教えてください。
あと、大体どういう工事をやるのかというのも。七と九の違いを教えてください。
それから、271ページです。これ最後です。
生活保護援護事業費です。当初予算から3,000万円ふえてるんですが、今年度の3号補正予算と比較します
と4,200万円減っています。要は、去年の当初予算が既に7,000万円近く補正してきたということですかね。そ
うですね。その補正額で去年は生活保護費の増額に対忚しましたが、ことしはなかなかできないといいますか、
12月の実績から、先ほどの御答弁では、まだふえることがありそうだというふうにおっしゃってたんですが、
だったら12月の補正の事業費に、現状維持ぐらいはとっておいた方がいいんじゃないかなって思うんですが、
そこから4,200万円を減らした根拠を教えてください。
それで、歳入の方で補正対忚がなかなかしづらくなるという中で、大丈夫なのかなあという心配をするんで
すが、補正対忚するよっていうことでしたら、必要なところにはお金をしっかりつけるよという決意をお聞か
-89-
せください。
以上です。
○福祉推進課長(塚原健彦君) 何点かお尋ねをちょうだいいたしました。
まず、189ページでございます。東大和市社会福祉協議会の補助につきまして、人件費についてのお問い合
わせでございます。
委員さんからの御質問は毎年賜ってるところでございますけれども、社会福祉協議会そのものにつきまして
は、かねてから御説明申し上げてきましたとおりでございまして、委員の皆様も十分御承知おきのことだと思
いますけれども、社会福祉法109条の規定に従って、いろいろな方面にわたる社会福祉を増進し、地域福祉の
推進を行政という立場ではなく、小回りのきく機動力のある社会福祉法人として、事業を企画、展開していた
だきたいという願いを持っているものでございます。
昨今の議論の中では、いろいろな御指摘も賜っているところでございますけれども、社会福祉事業あるいは
地域福祉事業につきましては、社会福祉協議会そのものはですね、豊かな経験といろいろなノウハウを有して
いるわけでございまして、やはり最近の事業への取り組みとしては、NPOさんなどもどんどん活躍の場を広
げているわけでございますけれども、そういったところにかからないグレーゾーンと申しますか、また新しい
取り組みが必要な時代にもなってきております。今後より一層の効率的な業務の運用や積極的な新規事業の考
案、取り組み、推進など、市としては期待していますわけで、人件費の補助につきましても、19年度につきま
して、従来どおりの対忚をさせていただきたいということでございます。
それから、人件費補助の下に亓、六点、やはりのってきているわけでございますけれども、この中で、人件
費を措置しているものがですね、ふれあいのまちづくり、これは、正規担当者が1名張りついてございます。
こちらにつきましては職員分を全額見ております。それから、もう一つが、地域福祉権利擁護事業の補助金で
ございます。こちらにも社協の正職員が1名専属でついております。人件費につきましては、東京都社会福祉
協議会から補助金が一部出ておりまして、東大和市といたしましては、こちら人件費は一部補助ということで
ございます。
そのほかの事業につきましては、御存じのとおりですね、いわゆる運営事業費となってございます。計画執
行の適正化を把握する上でどうなのかということでございますけれども、補助金申請あるいは実績報告の中で、
目的、実績等は報告をしてもらっておりますので、そちらに従って事業評価をさせていただいているところで
ございます。
それから、201ページの総合福祉センターの御質問でございます。
懇談会についてでございますけれども、委員さんの方から御指摘くださいました広報、資料作成等、予算額
上どうなのかという部分につきましては、基本計画策定委託料の中でも一部は資料作成等については考えてい
るところでございます。
それから、市民の方々のお話し合いにつきまして、どれぐらい御意見を聞く気があるのかと、あるいはどの
程度のものを開くのかということでございますけれども、先ほど他の委員さんからも御質問をちょうだいいた
しました折に、具体的なありようにつきましては、4月に入ってから、どのような形で持っていくかというと
ころを説明させていただいたところでございますが、どれぐらい意見を聞くのかというところにつきましては、
第三次地域福祉計画の中でも事業内容が検討を要するということで載っている中で、そういったものをベース
にしまして、東京都にも、事業やその取り組み内容について出させていただいてるところでございますけども、
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そういったものをたたき台とさせていただきまして、市民の方から御意見を伺って、反映させていただきたい
というふうに考えております。
以上でございます。
○福祉部参事(北田和雄君) 203ページの老人ホーム措置事業費、さくら苑の問題ですが、予算で言いますと、
19節の負担金補助及び交付金の中の特別養護老人ホーム他二施設整備費補助金ていうのは、これはさくら苑に
対する施設整備費補助でございます。この予算措置につきましては、平成5年から20年ということで、債務負
担を設定してるということがございます。この債務負担を設定するに当たり、さくら苑で80床あるベッドのう
ち、市民が50床確保するっていうことが一忚条件となっておりまして、これにつきましては、50床以上市民の
方が、現状もさくら苑には入所されてるという状況がございます。
現状でございますが、昨年8月にさくら苑の問題が起きまして、9月に補助金を留保した経過ございます。
で、現在につきましても、留保はそのままの状態でございます。ただ、さくら苑の動きがございまして、2月
に東京都の方に改善報告書が提出され、受理という手続はないんですが、再提出なり訂正なりは求められてお
りませんので、一定の評価された改善報告書が東京都に受け入れられたという状況でございます。ただですね、
改善報告書の中身で、すべてが達成されたものばかりではなくて、今後取り組む事項も多々ありますので、東
京都もその時点で、当分の間、期間は設定してませんが、毎月1回報告を求めてるという状況でございます。
市としましても、そういう状況でございますから、改善報告書は提出され受け入れられておりますけども、
内容の定着化などを見ながら、毎月一、二回、職員が行って、取り組み状況を把握してるんですが、それを当
面続けて、ある程度改善報告書の中身が達成された時点で、東京都の動向を見ながら、補助金については解除
の方向に持っていきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○生活環境部参事(窪田きく江君) 老人クラブに補助する事業内容でございますが、事業といたしましては、
ボランティア活動事業、あるいは生きがいを高めるための活動事業、それから健康増進事業とそのほかに社会
活動事業というものがございます。
個々のクラブにつきましては、若干の相違はあろうかと思いますが、多くの老人クラブが実施している事業
でございますが、社会奉仕活動としまして、ボランティア活動としましては、地域の清掃あるいは老人ホーム
の慰問、それから会員でひとり暮らしをされてる方の見守り活動、そういうものがございます。
健康を進めるための事業としましては、ペタンク大会、ゲートボール大会、輪投げ等がございます。
あと、生きがいを高めるための活動でございますが、研修旅行や誕生会、新年会、カラオケ、花見、そうい
うものがございます。
連合会の事業としましては、卖位クラブの事業と重複しているものがございますが、囲碁大会、ペタンク大
会、あるいは料理教室、それから輪投げ、それから映画会、長寿の集い、新年会、そのほかに他市の連合会と
の合同研修会もございます。
以上でございます。
○障害福祉課長(町田悦郎君) まず、1点目の215ページ、手話通訳者派遣等委託料でございます。
コミュニケーション補償につきましては、平成18年10月より障害者自立支援法によりまして、地域生活支援
事業という位置づけになったところでございます。従前より、市並びに東京都におきましては、手話通訳者の
派遣を実施をしておりましたところでございますが、東京都におきましては、この事業の主体が市町村という
-91-
ことになりました関係で、18年度をもって委託をやめるということでございます。
このような中で、市におきましては従前から派遣をしてございましたけれども、その専門性でございますと
か、そういったことの要望等を踏まえまして、引き続き、東京都の事業を受けておりました派遣センターの方
への委託を検討をしているということでございます。
また、「等」につきましては、この地域生活支援事業の中におきまして、要約筆記という内容がございます
ので、それを一部対忚するという視点の中で、「等」ということでございます。
なお、予算的には、17年度におきますセンターの実施状況を勘案いたしまして、56万円ほどを見積もってる
ところでございます。
続きまして、227ページの精神障害者地域生活支援センター運営事業でございます。
職員の関係でございますけれども、本事業につきましては、平成15年10月より実施をしているところでござ
います。当初より、施設長につきましては嘱託という形でスタートしてございました。しかし、18年の年度途
中におきまして、御自身の御都合で退職となった関係で、社協の中の専門性のある職員が配属をされたところ
でございます。なお、この職員が配属をされた時点で、18年度の予算を計上いたしました関係で、予算額が膨
らんだところでございますが、この方におかれましても、18年2月をもちまして自己都合で退職ということに
なったところでございます。
なお、こんなことがございました関係でございますが、その後、施設長につきましては、精神における専門
性のある方を募集をさせていただきまして、18年度当初から在籍をしていただいてるということでございまし
て、現在もその状態の中で、19年度の予算を計上しているという状況でございます。
以上でございます。
○児童福祉課長(関田守男君) 245ページ、一時保育事業でございます。
一時保育事業につきましては、平成17年4月から実施いたしまして、定員5名で始まりました。18年4月か
ら定員を原則5名といたしまして、柔軟な対忚とともに、土曜日の開庁というようなことで実施してございま
す。臨職の賃金の精査につきましては、先ほど言ったような理由からされたものでございます。
一方、委員の御指摘のように、現状のニーズが高いというようなことから、今後につきましては、この臨職
の賃金とは別の問題といたしまして、定員増というようなこともですね、今後の課題であるという認識は持っ
てございます。
以上です。
○市民センター課長(小松敏博君) 263ページ、第七、第九クラブの工事請負費の関係で質問いただいており
ます。
現在この二つのクラブにつきましては、一つの敷地内に老朽化しましたプレハブが二つの施設として棟続き
のような状態になっております。そこで、新年度におきましては、こういうような施設の老朽化の解消とか、
利用者の一層の安全を図るということで、七クラブにつきましては、七小の近接地の方へ新築し、第九クラブ
につきましては、先ほど他の委員さんの質問にもお答えさせていただきましたが、九小内施設を活用いただき
まして、それに一定の改修を施すと。具体的には棚をつけたり、あるいは内、外装の改修を施しながら、学童
クラブとして使わせていただくと。
それぞれ工事費についてですが、七については3,900万円ほど、九クラブにつきましては1,000万円ほどを計
上させていただきました。
-92-
○生活福祉課長(国友開二君) 271ページの生活保護援護事業費についてでございます。
これにつきましては、昨年当初予算費で1.8%、3,692万4,000円増となっております。18年度の補正後の予
算との比較では、委員の言われるように4,200万円減額となっております。これにつきましては、人工透析患
者さんの医療扶助費約4,200万円が、平成19年度から、障害者自立支援医療、いわゆる更生医療としてですね、
給付されることに伴う減額でございます。一忚10人ぐらいの方がいらっしゃるということで見積もりをさせて
いただきました。
以上でございます。
○委員(小林知久君) ありがとうございます。
何個かは、再度お聞きしたいと思います。
まず、189ページの社会福祉協議会です。今先駆事業や積極的な事業をやっていただきたいということを言
っておりました。これは、たしか何年か前にもいただいております。で、私自身こうやってお聞きするのは、
やはり補助するに当たって、どういうことが求められているかっていう市からの要望といいますか、お伝えし
てるのかというところを一つ思っております。
例えば、市の方で先駆的事業は何があるのかと、こういうことをやってもらいたいなというのは、もうちょ
っと尐なくとも意見交換をして、やはり市の施策と整合性のとれたことをやっていただくと。それを補助の目
的にしていくというふうにした方がいいんではないかなと思っております。例えば、予算書を見ても、ことし
市の方で直接いろいろやられていることがあります。虐待ネットワークなんかもそうでしょう。それから、N
POのネットワークづくりなんかも市民生活やってますね。ケアマネジャー育成とか、支援費のマネジメント
とかっていう、福祉部だけじゃないですけどね。ほかの課でもやってますし、そういうことっていうのは、も
うちょっと社協がやってよっていうことを言うべきじゃないかと思ってるんですが、そういったことを庁内で
ちゃんと考えられているかどうか、ほかの課とも連携して考えられているかどうか。で、それをちゃんとお伝
えしているかどうかを再度お聞かせください。または、ことしはやりますでも結構です。
それから、福祉センターに関して201ページです。
予算書上に出てない部分で対忚していっていただけるとは思うんですが、これだけの事業です。今回例えば
福祉部見ても、3号補正から、ちょうど100事業あるんですね、福祉部はね。100事業中58事業が減額です、こ
とし。それだけの乾坤一擲の事業です、これは。そこに対して、生半可なことをやられては困るなあというの
が私の、これは常々お伝えしていることですが、内容です。このセンターをよりいいものにしていくために、
しっかりと意見を集約していただきたいというふうに思っておりますが、再度その部分の予定と決意をお聞か
せください。
それから、特養に関してはもう結構です。
213ページ、老人クラブです。具体的にいただきました。会員獲得になかなかそういうのが伝わってないん
じゃないかなというところを思っております。私自身もちょっとわかってないとこもありました。こういった
あたり、よりしっかり広報していただきたいと思っております。そのあたりお聞かせください。
それから、手話通訳も結構です。
地域生活支援センターも結構です。
一時保育、245ページです。
今後課題であると、これは私自身が知る行政の方のくせとして、予算の減額っていうのは、なかなか大きな
-93-
ことかなと思っているんですが、せめて維持はできなかったんでしょうか。課題だって思っているものを減ら
すっていうのは、どうにもちょっと整合性がとれない気がしますが。一律で減らしたからというのはあるのか
もしれませんが、逆に言えば、福祉も100事業のうち40事業はふやしてるわけで、一時保育は、ことしは必要
なかったという認識でしょうか。70万円と言えば、1週間、ちょうど1日分ぐらいになりますよね。全部で四
百何十万円ですからね。だから、極端に言えば、これ日曜日の午前中ぐらいはやれたんじゃないかなと僕なん
かは思うんですけど、そのあたり検討されたのか。で、必要ないっていうことなのかお聞かせください。
それから、学童は結構です。第九クラブが1,000万円でできたということで、私自身、これは施設有効活用
すれば、瞬く間に、ことしの事業費で残り全部できちゃったんじゃないかなっていうのが、個人的に思うんで
すが、そういうことは検討されなかったのか。これ学校との絡みはありますが、別棟で1,000万円でできるわ
けですから、校舎だったらランドセル入れ場はもうあるわけで、校舎使ってやれば1,000万円以下で済むんじ
ゃないかなと思うんですが、このあたりは検討されなかったのかをお聞きします。
生活保護に関しては結構です。
以上です。
○福祉推進課長(塚原健彦君) まず、189ページの社協についての御質問といいますか御意見をいただいたと
ころでございます。
市からの要望を出してるのか、意見交換を行っているのか、そういうことを前提にしての補助ではないのか
という御指摘でございまして、私どももですね、社協との協議、生の協議というんでしょうか、そういったも
のは常々必要であると考えております。今までは、人件費にせよ何にせよ、書面による協議で済んできたとこ
ろがございますけれども、このようないろいろな福祉ニーズが高まってきてる時代になってきてる中では、や
はり委員さんの御指摘のとおりですね、さまざまな意味での意見交換を生かせるような形で、市と社協とがタ
イアップしていきたいというふうに考えます。
それから、201ページの総合福祉センターでございますけれども、福祉関係の予算が半分以上、58事業が減
してる中で、こういったものをつくっていくことに対してどうなのかということでございますけれども、4月
1日からですね、専属の担当副参事を置く予定となっております。そうすることによりまして、より掘り下げ
た事業への取り組みというものができるのではないかなというふうに考えております。
以上でございます。
○児童福祉課長(関田守男君) 245ページの一時保育でございます。
これにつきましては、予算の編成に当たりまして、昨年の10月から算出をいたすわけでございますが、この
時点で次年度の事業内容についての検討を行ってございます。そうした中で、18年度につきましては、土曜を
開庁し、実施したというようなことがございます。そこで、19年度につきましては、事業内容の現状維持とい
うことで対忚してございます。
一方、予算の減額につきましては、実質的な事業内容を変えることなく、維持しつつ、実質的な予算の算出
というようなことで、これは全庁的にですね、そのような対忚をとっているということでございます。
以上です。
○生活環境部参事(窪田きく江君) 213ページ、老人クラブの会員確保に向けての広報でございますが、直接
的には、個々の老人クラブが声かけ等をしていただくということになろうかと思います。公に広報するかにつ
きましては、各老人クラブの会長さんとも御相談をしたいと思っております。
-94-
以上です。
○生活環境部長(内野 章君) 第九学童クラブの第九小学校への移設ということでございますけれども、その
中で、学校の教室を使えなかったら、その検討はということなんですが、実は第九小学校、今回私どもいろい
ろ探しましてですね、第九クラブは第九小学校の子供たちが入ってるということなもんですから、第九小学校
の東側にございます校舎とは別棟の旧の教育相談室、これがいかがかなというようなことで、私ども御相談い
たしましたところ、そこの場所がですね、学校の教育の使用場所となってないということで御相談申し上げ、
今回のこういうふうな学童保育所に転用させていただくという話を、今現在進めてるというところでございま
す。
以上でございます。
○委員長(木下光雄君) ここで10分間休憩いたします。
午後 3時13分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午前 3時24分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○生活環境部長(内野 章君) 第九学童が第九小学校の校舎内に移るということで、経費の削減も含めまして
ですね、移るということを申し上げました。なお、今回の第九、第七につきましては、その2学童の老朽化に
伴う建て替えというものがございまして─ということの中で、第九学童についてはですね、経費の削減等
も考えながらですね、学校で校舎以外に旧の教育相談室があるということを伺ったもんですから、そちらの方
へ経費運用上も浮くということも考えまして移ったものでございます。
いずれにいたしましても、今後の各学童、学校校舎内にございません。ということの中でですね、いろいろ
学校運営等のいろいろ問題等がありまして、教室が使えるのか使えないのかということもありますけれども、
いずれにいたしましても、財政上からはですね、安く上げるためにはぜひとは思っておりますけども、いろい
ろな問題があるということで、その問題を解決していってですね、活用を図ってくというようなことも、一つ
の考え方としては持ってございます。
以上でございます。
○委員(二宮由子君) 何点かお伺いいたします。
まず189ページ、社会福祉協議会の運営補助事業の中のふれあいのまちづくり事業費補助金の中で、資料も
いただきまして、その資料の中で、運営費として光熱水費、これは電気代、水道代に当たると思うんですが、
7万7,000円計上されてるんですけども、これ一般的に考えると、社会福祉協議会の中でやられてる事業だと
は思うんですが、これ別室でやられてるのか、それとも個別のメーターか何かあるんでしょうか。この水道光
熱費が、電気代、水道代、別に計上されてるという、積算根拠に書かれてるということは、これをちょっと説
明してください。
で、ふれあいサロンというのがされているということなんですけども、これも地区集会所でふれあいサロン
がされてるということですので、水道光熱費要らないのではないかと思いますので、それを教えてください。
あと195ページ、のぞみ集会所の運営費です。
284万7,000円ということで計上されておりますけれども、こののぞみ集会所というのは、心身障害者、心身
障害児の福祉の増進を図るための集会施設としてのぞみ集会所があるわけですが、平成17年度の行政報告書に
-95-
よりますと、利用された団体は7団体、計33回ということで、用地の借上料に年間236万1,000円の予算を計上
しておりますけれども、今後(仮称)総合福祉センターの建設に伴いまして、こののぞみ集会所の今後のあり
方、方向性などお聞かせください。
あと201ページの(仮称)総合福祉センター建設事業費の中で、手話通訳者の謝礼というふうになっており
ますけども、これは要約筆記者は入っているのかどうかお聞かせください。
あと213ページの高齢者入院見舞金の支給事業費なんですが、これ御説明を受けたときに所得制限などもあ
るということなんですが、もう一度それをお聞かせください。
それとですね、1カ月以上入院された方が対象ということなんですが、1カ月以上入院されるというのは、
今医療も随分進んでおりまして、大体1カ月以上入院されるというのは療養型の入院、高齢の方だと療養型に
なるんではないかと思うのですが、この入院見舞金を支給する時期ですね、これが退院されたときなのか、入
院されてる最中なのかというのを伺わせてください。
以上です。
○福祉推進課長(塚原健彦君) まず189ページのふれあいのまちづくりの光熱水費に関してでございますが、
担当職員につきましては、社会福祉協議会の事務局内に席を有しておりますので、別室で作業はしておりませ
ん。また、御指摘のとおりですね、集会所については、伺ったところでは、湖畔と单街という形で出てきてお
りますので、そういった意味では、光熱水費というのは、確認はさせていただきたいと思っておりますけれど
も、ふれまちで使う部分を割り返したものではないかなと考えております。
それから、手話通訳者の関係でございます。201ページですが、こちらについては、委託料の基本計画策定
委託料の中で見込んであると考えております。
以上でございます。
○障害福祉課長(町田悦郎君) 195ページののぞみ集会所の今後のことでございます。
こちらにつきましては、建物が古くなってございまして、職員も清掃等をいたします。あるいは御利用者の
方も丁寧に御利用いただているところでございますけれども、時間の経過とともに、やはり古くなってきてる
部分は、今非常に使い勝手がという部分では課題でございます。
本年度策定をしております障害福祉計画の中にもアンケートを実施いたした際に、そういった御意見等もい
ただいておりまして、総合福祉センターの中に集会室的な機能でという位置づけは整理はしているところでご
ざいます。ただ、総合センターにつきましても、今後開設まで時間を要するところでございますので、具体的
にのぞみ集会所が何年度までどうというようなところまではですね、現時点ではまだ検討はできてないという
ところでございます。
○福祉部参事(北田和雄君) 213ページの高齢者入院見舞金支給事業費でございますけども、対象ですが、70
歳以上の高齢者の方で30日以上継続して入院された方で、市民税が御本人非課税の方ということが対象になっ
ております。療養型が対象かという御質問ですが、30日以上入院であれば、療養型でも一般病床でも、これは
特にそういう区分けはしておりません。
それから、支給時期でございますが、30日以上入院ということになっておりますので、入院の時点ではどの
ぐらいになるかはちょっとはっきりしませんので、入院が30日に達した時点で支給対象になってくるというこ
とでございますので、申請は30日経過した以降、入院中であっても構いませんし、退院されれば退院されてか
らの申請でも結構だという状態でございます。
-96-
以上でございます。
○委員(二宮由子君) 189ページのふれあいまちづくり事業費補助金のですね、光熱水費なんですけども、割
り返すということなんですが、これ資料でいただいている、もう一つの権利擁護のところには光熱水費はない
ので、これは割り返すというところではちょっと納得いかないので、もう一度御説明いただきたいと思います。
あと、のぞみ集会所の件は、建物が非常に老朽化をされてるというのは、もちろん行政の方も把握してらっ
しゃると思うんですけれども、年間7団体、33回の御利用で、236万1,000円の賃借料が高いか安いかというの
も考えなければいけないと思うんですが、それでしたら、例えばほかの施設を優先的に、福祉のそういった団
体の方が御利用するときに優先的に使っていただくということも考えた上で、早目にこの総合福祉センターを
建てるというふうに御決意もされているようですので、そういった意味を含めますと、こののぞみ集会所に運
営費としてこれだけのお金を投入するのも、尐し考え物ではないかというふうに思いますので、もう一度御答
弁のほどよろしくお願いをいたします。
あと、201ページの手話通訳者の謝礼の中には、要約筆記者は含まれていなくて、その計画の策定の委託料
に含まれてるというようなことでよろしいんでしょうか。一忚要約筆記も含まれているというふうに認識をし
てよろしいかどうか、そこだけもう一度確認させてください。
あと、もう一点、高齢者の入院見舞金、213ページなんですが、30日以上たった時点で申請ができるという
ことは、例えば御家族がいる方でしたら御家族の方が申請をされるだろうとは思うんですけれども、例えば、
卖身の方で入院されている方は、どういった形で申請をされたらいいんでしょうか。その点、伺わさせてくだ
さい。
以上です。
○福祉推進課長(塚原健彦君) 割り返すという言葉を使って、尐し不適切と言っては何なんですが、ふれあい
のまちづくりに関しましては、それぞれ事業でもって光熱水費を、先ほど地権の方の御指摘いただきましたけ
れども、基本的には各事業で光熱水費を持っておりまして、社協全体で賄っている光熱水費を全体から割り振
っているというふうにとらえております。地権につきましては、庶務係の方で事務をとっておりますので、そ
ちらで包含されているのではないかと考えております。
それから、201ページの総合福祉センターの手話通訳に関するものでございますが、委員さんの御指摘のと
おりと考えております。
以上でございます。
○障害福祉課長(町田悦郎君) のぞみ集会所の関係でございますけども、繰り返しになりますが、平成19年度
におきまして、総合福祉センターにつきまして検討をしていくということでございますので、その中におきま
す位置づけ等を勘案しながら、御利用されてる方とのお話等も伺う機会があれば伺って、今後の取り扱いにつ
いては整理をしてまいりたいというふうに思います。
以上でございます。
○福祉部参事(北田和雄君) 213ページの高齢者入院見舞金の件で、卖身の方が入院された場合の申請でござ
いますが、一忚代理人の方の申請も想定しておりまして、卖身の場合ですと、病院の方にソーシャルワーカー
なり、そういった方もいらっしゃいますので、そういった方を経由して郵送申請とかそういうことも受け付け
て対忚できるように考えております。
以上でございます。
-97-
○委員(西川洋一君) 1点目は、185ページの国民健康保険会計への繰出金のうち、これが増額にはなってい
るわけですけども、いわゆる純粋に市の一般会計から負担分と地方交付税に算入されてくる中での繰出金分と
いうふうにあると思うんですけども、そのうち、職員給与等繰出金が1億円以上ふえているんじゃないかと思
うんですが、この中身を、どういうことなのか、どういう性質のものなのか教えていただきたいと思います。
それから、いわゆる純粋に市が持ち出すお金も2,300万円ほどふえているわけですけども、これは、これま
で過去の例だと国保の会計が若干いろいろ、12カ月あるとこを10カ月で計算したりなんてときがありましたの
で、前年比で比べるのは難しい面があるんですけども、今回の場合には、この繰出金の増はどういう内容によ
るものでしょうか。
それから、以下、ちょっと項目は違うんですけど、聞きたいことはこういうことなんです。市民の生活が大
変苦しくなってんじゃないかという意味合いで聞きたいんですけども、生活保護の受給者数が、先ほど説明が
ありましたように、昨年と比べて101人ふえてるわけですよね。この増加がですね、15年から16年、16年から
17年、17年から18年と、100人規模でふえてきてるという実態があるんですね。生活保護っていうのは、いよ
いよ、一生懸命働いて病気になったり、最後のよりどころ、生活していくね、ということで、市の生活保護事
業、一生懸命やっていただいてるということの反映でもあるというふうには思うんですけれども、そういう実
態があるわけですね。で、先ほど、生活保護の方がふえるのが、伸び率が鈍ってるというふうに言われました
けど、年卖位で見れば100名ふえているということですので、その辺の関係をもう尐し詳しく教えていただき
たいのと─今そういう状況があります。
それで、もう一点は、214ページの障害者福祉全般なんですけども、障害者自立支援法の問題です。これで、
ほんとに大変だったわけですよね、障害者の負担は。利用料、使用料。物すごいその法に対する批判が高まり
ましたから、国も一定手直しをせざるを得ないと、こういう状況になって、それが市の方にも反映してきてる
というのがありますよね。
ところで、市長が、この生活自立支援法では、特に何の対策もとってないわけですよね。障害者全般に対し
て市長がだめだって言ってんじゃなくて、この問題についてはそうだということですよね。個々の障害者施策
で細部にわたってはいろいろ面倒見て、配慮いただいてる点もあるってことはこれは承知の上で言ってますけ
ど、この障害者も、それは生活水準の高い人も低い人もたくさんあるとは思いますけれども、比較的所得水準
の低い人が多いんではないかと思うんですよね。そういうところへの、市がこの予算の中で、こう配慮しまし
たという示せるものがあるんでしょうか。それを紹介していただきたいと思います。
○財政課長(関田新一君) 私の方からは、185ページになりますが、国民健康保険特別会計の繰出金というこ
とで、特に職員給与等の部分がふえているという御指摘でございますが、こちらの件につきましては、委託料
がふえたということでございます。項目的にはここに入るということで、職員給与等の繰出金ということで、
今回制度改正に伴いますプログラムの修正及び滞納管理システム、こちらの方のプログラムの修正の委託料が
必要だということから、一般会計の繰り出しに加算をいたしまして、繰り出しているということでございます。
そのほかにつきましては、もちろん特別会計の設置の趣旨からですね、それぞれ特別会計内での財源確保と
いうことが基本であろうというふうに考えているところでございますが、不足部分につきまして、それぞれの
会計間で協議をいたしまして、必要部分、繰り出しをしているという考え方でございます。
以上です。
○生活福祉課長(国友開二君) 生活保護を受けてる方の人数の動向でございますけれども、ちょっと手元に人
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数まで載ってないんですが、世帯で見ますとですね、平成12年から13年が17、13年から14年が19、14年から15
年が70、16年から17年が52、それで現在、大体前年と同様の伸びを示してるわけでございます。
理由というのは、非常に分析は難しいんですが、基本的にはですね、開始がふえているということと、あと
廃止世帯につきましては、統計的に見るとですね、ほとんど変わってないということで、ふえる方向で推移し
てると。ただ、先ほど言いましたように、12の区市でですね、前年同月比で、月卖位で比較すると、前年同月、
1年前の同じ月と比較すると下がってるところが12出てきたということで、これは今後ですね、景気動向なの
か、それとも自立支援の関係でそうなってるのかという部分がありますんで、我々としては検討しなきゃなら
ないところなんですが、いずれにしても東京都でも言ってますけれども、頭打ちの感があるということで、予
断を許さない状況だということでございます。
以上です。
○障害福祉課長(町田悦郎君) 障害福祉全般の施策のあり方の問題でございますけれども、委員の方からお話
ございましたように、国におきまして、平成19年度から制度の修正を実施をするということでございます。こ
のようなことの中で、市におきましては、それがなされるということの中で、基本的な施策のあり方につきま
しては、昨年と同じ考え方で実施をしてまいるという内容でございます。
○委員(西川洋一君) 生活保護の関係では、年々生活保護受給世帯はこの間、100人、100人、100人と、そう
いう卖位で、あるいは世帯で言えば70世帯、50世帯、50世帯という、毎年上がってるというのは間違いないと
ころで、昨年比世帯で言えば50世帯がまた52、53て伸びたんじゃなくて50であると、こういう意味合いで、伸
び率が変わんないと、こういう意味で横ばいって、こう言われたんでしょうか。
私どもが資料をもらうのは、行政報告書とか参考資料とかそういうものを見て、年度ごとに比較すると、人
員では100人ぐらいずつふえて、ことしもまたふえた。来年は来年になってみなきゃわかんないわけですけど、
ということですから、引き続きふえているかなというふうに言えると思うんです。全体として水準が大変にな
ってるかなというときに、特に障害者福祉の関係で、その方々に対しては大変なときに、今説明としては、特
に新たな施策はないということは、やはり、福祉施策に対する市長の全般的な姿勢としては、極めて弱いとい
うか、だめなんじゃないでしょうか。だめって言い方は変かな。やはりこういう状況の中ですから、この予算
の中でも、特別、うちの市としては尐なくともこれはやりますというような事業を、当然、あってしかるべき
なんじゃないかと。今、そういう状況なんですから。というふうに私は、この予算がそういう面から見て不十
分だというふうに思うんですが、市長、その辺はいかがでしょうか。
それでよろしくお願いします。
○生活福祉課長(国友開二君) 保護率でございますので、実態の人数とは若干違うので、人口の増減によりま
して保護率ってのは変わります。したがって、先ほど申し上げた12の区市の前年同月比というものはですね、
千分率で、パーミルという卖位を使ってますけれども、それよりも前年同月で下がってるということでござい
ます。したがって、それが極端に下がんないまでも、比較的伸び率が安定して、尐しずつ下がっていると、こ
ういうふうに解釈しております。
それから、施策につきましてはですね、去年の11月に就労支援員による自立支援事業を立ち上げました。ま
だ、11月1日から開始してますので、具体的な数字、金額等は細かくは把握できないんですが、ここんとこ求
職率が非常に高くなってきまして、先ほども言いましたけど、30世帯の方から相談がありまして、10人がもう
仕事をされているということで、今後ですね、その数字の把握も、これはハローワークの国の事業の一環でも
-99-
ありますので、各市町村の数字が出そろうのも近々わかるかなというふうに思うんですけれども、我々の感想
としてはですね、非常に、要するに生活をする上で、仕事を必要としてる方が非常に多いということの印象は
受けております。したがって、求職できる方については求職をしていただいて、自立していただくという本来
の生活保護の形では、就労支援による自立支援事業を心がけております。
それから、先ほども言いましたけども、面接相談員だとか事務嘱託員だとかということを入れながらですね、
現在、ケースワーカーが非常に事務が多くなりまして、なかなか外に出ることがないということで、尐しその
辺の負担を軽減しまして、被保護者の方といろいろ話をしたり、またはこういう情報を提供したりしながらで
すね、自立に向けて検討するということで、今後も自立、いろんな自立の仕方がありますので、その辺は内部
でも検討をして、ぜひ自立できる方の自立を助長するような仕組みをつくっていきたいなというふうに考えて
おります。
以上です。
○福祉部長(関田 実君) この障害者自立支援法の絡みでございますが、先ほど委員の方もお話ございました
ように、昨年の12月、急遽国の方も手直しをするという形で、それに伴って市の方もですね、この19年度から
制度修正に向けて、今準備を進めてるとこでございます。特に低所得者に対する施策というようなことで、国
の方も手直しということでございます。これをですね、時限的ではございますが市で卖独で行うというような
ことにつきましては、現状では非常に困難であるというようなことでございます。
○委員(粕谷久美子君) 189ページです。更生保護事業費の中の13番の委託料の社会を明るくする運動の事業
委託料のこの内容を教えていただきたいと思います。
それと、201ページの(仮称)総合福祉センター建設事業費、先ほども何人もの方が御質問されていらっし
ゃるのですが、当日市民懇談会の中で意見等を集約するということで議事録等をつくっていくということです
が、そのほかの方たち、参加されない方たちの集約っていうのはどのようにされていくのかをお伺いいたした
いと思います。
それとあと、213ページの高齢者入院見舞金支給事業費です。この事業を復活したということですが、立ち
上げるのに、どういった資料でこれが必要かというような方向性になったのかをちょっと教えていただきたい
と思います。
それと233ページ、家庭福祉員事業ですね、児童措置費の中のです。そちらは、保育に欠ける3歳児未満の
児童を保育する制度として行われていますが、今年度の家庭福祉員認定の希望者は何人いたのか。また、利用
希望者の人はいたかどうかを教えてください。
263ページです。前年度も同じ質問をさせていただきました。やまとあけぼの学園の給食に関してなんです
が、昨年度は数年前と同様に給食の内容は改善されていなかったということですが、18年度健康課の栄養指導
係との協力など指導を受けてというお話でしたが、今年度はどのようになっているかを教えていただきたいと
思います。
以上、お願いいたします。
○市長(尾又正則君) 今高齢者入院見舞金でありますけども、これを立ち上げるに至った資料でありますけれ
ども、これについての資料はありません。というのは、私は一貫して現場に行きまして、PTAとか老人会、
青尐対、いろんな団体に必ず自分の足でもって行っております。
その中で、最近1年間の老人会の動向としまして、税制の改正によって高齢者の負担がふえてきたと同時に、
-100-
他の国保並びに介護保険料、これも上がってきたという中において、多くの高齢者の方々が、今まで我々は一
貫して社会に尽してきた。にもかかわらず、ここに来て非常に負担が多いと。市の方でも、我々の過去の人生
と人格を認めるような、そういう政策をしてほしいという言葉に多数接しました。その中で、私は、こうした
社会に貢献した高齢者に対して、市と高齢者を結ぶ心の福祉の必要性を実感しました。その中で、高齢者入院
見舞金というものを発想しました。これはいわゆる、かつて行ってたものを復活したわけではございません。
高齢社会に見合った、今の税制体制といいますか、そういう高齢者が受けてる厳しい状況に対忚するものとし
ての意味もあるというふうに理解をしてほしいというふうに思っております。
○福祉推進課長(塚原健彦君) 粕谷委員さんの方から何点か御質問いただいております。
その前に、二宮委員さんから要約筆記のことをお尋ねいただいたんですが、委託料の中で、各種資料作成と
いうことが入っておりまして、私の方、その中に要約筆記のことが入ってるということで説明させていただい
たところですが、改めて確認しましたところ、要約筆記は現在のところ委託料の中に入っておりませんので、
おわびして訂正させていただければと思います。
それから、粕谷委員さんからの御質問でございます。社会を明るくする運動でありますけれども、7月の中
旪に市民会館ハミングホールで実施を考えております。例年映画上映と、あと市内5校の中学生の職業体験な
どを発表してきていただいてるわけですけれども、今年度は中学生のそういった体験発表については、これか
ら企画委員会というところがございますので、その中で、19年度何に取り組むかということが話し合われる予
定となっております。それから、例年映画上映をしてきたわけですけれども、こちらにつきましては、19年度
はライブコンサートを考えております。
以上でございます。
○児童福祉課長(関田守男君) 233ページ、家庭福祉員の関係でございます。本年度におきましては、家庭福
祉員の方1名、現在おります。それから、利用者でございますが、何件かのお問い合わせはございましたが、
最終的に保育の実施までには至ってございません。
それから、263ページのあけぼの学園の運営費でございます。給食の関係でお尋ねを受けましたが、あけぼ
の学園につきましては、調理室を自前で整備はしてございません。したがいまして、現在ではみのり福祉園か
ら給食を搬送してるという状況でございます。栄養指導につきましては、現在保健センターに栄養士が常駐し
てございますので、必要に忚じまして相談等を受けているところでございます。
以上です。
○福祉推進課長(塚原健彦君) 申しわけありません。1点、委員さんからお尋ねいただきました201ページで
すけれども、総合福祉センターの事業費の中で、参加できなかった方々の集約をいかにするのかという御質問
でございますけれども、委託料の中にはですね、ホームページの作成等が盛り込まれております。こういった
ホームページ等を利用いたしまして、あるいは広報などを通じましてですね、広く周知をしたいなというふう
に考えております。
以上でございます。
○委員(粕谷久美子君) 189ページの更生保護事業費の委託料の中に、楽しいことも含まれながらということ
で、中学生たちを対象に行っているのですが、やはりどういったことに、まだこれから取り組むということで
はありますが、何が課題でこういったことをやらなければいけないかという内容をきちんと市の方も把握して、
楽しいこと、ライブコンサートも楽しくて、こういったことが伝わっていくのであれば、いろんな企画を考え
-101-
た方がいいと思うんですが、やはり子供たちの心に響くようなことを進めていっていただきたいなと思います。
それから、201ページの総合福祉センターはホームページを利用するということで、それは結構です。
それから、213ページの市長みずからがお答えいただきまして、ありがとうございました。市長が社会に貢
献してきた方たちの過去の功績を認めて、こういう入院見舞金ということを出されていくという気持ちはわか
りますが、市長が毎回お会いする方というのは、やはりお元気な方たちだと思います。30日以上入院されて、
70歳という高齢の方たちが、入院見舞金を受けるということはうれしいことかもしれませんが、その30日間の
中でやはり必要なものというのは、別な形でもっとサービスとかそういったものを贈られた方が、私はいいの
ではないかなというふうに考えますので、そういった方向性も考えていただきたいと思います。この点につい
ていかがでしょうか。
それと、一つ忘れてましたが215ページで、心身障害者(児)日常生活援助事業費の委託料のところで、先
ほど、手話通訳者の派遣事業等のところに要約筆記者が含まれているというお話があったんですけど、その部
分で、予算56万円という中で、派遣されている要約筆記者の1回の委託料と、あと1人の契約者の卖価がわか
れば教えていただきたい。済みません。先ほど別な委員が質問されたときに、要約筆記者の予算が56万円とい
うお答えがあったので、その中で1人の契約者の卖価とか、そういったものがわかれば教えていただきたいと
いうことです。
家庭福祉員に関してですが、家庭福祉員の認定の希望者があらわれたということは、よかったなと思います。
ただ、今までずっといなかったので、こういったことが、家庭福祉員の希望者がもっとふえて、子育て支援の
いろいろな手法等の中の一つとして、もっと進んでいけばいいかなと私は考えていますので、もし今回いらっ
しゃらなければ、やはり市の、ふやしていくために、今まで御自分のお子さんの子育てのために保育士をやめ
られた方たちとかそういった方たちにも声かけをして、やはり家庭福祉員になっていただけるような働きかけ
も必要ではないかなと考えますので、その点についてもお願いいたします。
あと、263ページのやまとあけぼの学園の、調理室がないからみのりからというお話でしたが、昨年18年度
の予算のときには、今後考えていくというお話でしたので、話された内容、18年度にどのような内容が進めら
れたのか。それで、今回まだ改善されていないってその理由を教えていただければと思います。
以上です。
○市長(尾又正則君) 確かにですね、老人会に見える高齢者は、一忚健康ではあります。だけれども、高齢者
は自分の奥さんやまたは御主人を病気で失ったり、かつまた御自分の友人が入院したり死亡したり、そういう
中にありますし、やがて自分も入院したり、かつまた不幸があるという覚悟はしているように、自分には見受
けます。そういう中で、自分も含めた状況の中で、高齢者がそういう要望を出されたというわけでございます。
なお、今委員さんがおっしゃった、他の形でのサービスもという点でありますけども、まずはですね、この
高齢者見舞金制度を実行してみて、その中でまた老人会や高齢者の意見を聞きながら、内容を充実したりして
いこうというふうに思っております。
○障害福祉課長(町田悦郎君) 215ページ、手話通訳者派遣等委託料の要約筆記の関係でございます。17年度
の東京都の事業利用の実績等が2回ということでございましたので、事業初年度ということでございますので、
1時間未満3,150円の件数につきまして10件ということで、3万1,500円を見積もっているところでございます。
以上でございます。
○児童福祉課長(関田守男君) 233ページの家庭福祉員の関係でございます。家庭福祉員につきましては、個
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別に働きかけるというようなことも非常に難しいことでございますので、広報等を通じまして広く募集をした
いというふうに考えております。
263ページのあけぼの学園の給食でございます。これにつきましては、先ほども述べましたけれども、調理
室がございません。したがいまして、調理室を新たにつくるということは、かなりの経費がかかります。で、
検討の中身ですが、そういったことも含めまして、こういった施設に対しまして、民間でですね、給食のサー
ビスをしてるというようなところもあるようでございます。こうしたことも検討の材料といたしまして考えま
したが、経費的な面でですね、かなりかかるというようなことがございまして、現状維持ということでござい
ます。
以上です。
○委員(石川庄太郎君) 1点だけお伺いします。
多くの委員さんから、271ページの生活保護援助事業費のことで質疑が出ています。
で、先ほどの報告の中では、現在856世帯の1,354人が対象者で、14年から17年においては約150の世帯数の
増加があるということも伺っております。で、これの実態につきましては、先ほどの報告の中では、高齢者の
母子世帯が多いっていうようなことも伺っておりますが、要するに、この実態調査をどの程度今まで市の方で
やってきたか、っていうことは、私の今回質疑する内容につきましてですね、最近では、大変に若い母子家庭
の生活保護世帯がふえてるということも伺っておりますし、本人からも聞いております。そして、その若い主
婦が子供持ってて、市の保育園に入園した場合、これは一番初めに多分入園が可能になるんじゃないかという
のを─要するに、無職で子供いると、仕事したいというような形を考えれば、入園条件が大変よくなるん
じゃないかと思います。そのような中で、そういう主婦の人たちが、時間給の高い、内容はわかりませんけれ
ども、アルバイトしてるということも伺っております。そのような中で、私は、福祉においては、市長も述べ
ておりますけれども、本当に生活が困った、体の悪い、病院に行かなくちゃならない、身体的にも働けない、
そういう人には、今よりも多く保護費を出してもいいと思います。市長も予算の説明の中で、福祉施策を述べ
ております。でも、一方では、福祉を利用した人がいるかどうかはわかりませんけれども、年々増加してる、
17年度は52世帯ですか、増加しております。そのような中での実態調査をどのようにして予算組みしてきたの
か、1点だけお伺いします。
○生活福祉課長(国友開二君) 生活保護の実態調査という、そのような調査は特にはしておりません。ただ、
国の方でですね、毎年指導検査もしくは厚生省の監査があります。また、何年か前にはですね、会計検査院、
こういうのが必ず入ります。特に、東京都の指導検査におきましては、毎年1回、1週間程度ですね、こちら
に来まして、例えば相談の内容ですとか、処遇の方向ですとか、そういう内容についてケースワーカーとのや
りとりをしながらですね、場合によっては、この方にはこういうふうにやったらどうかというようなアドバイ
スも受けます。
先ほど言いましたけども、9人のケースワーカーがおります。1人当たり95ケース、現在持っております。
そういう中でですね、訪問調査をしながら、個別の御相談を受けるわけなんですけれども、中には、先ほど、
委員さんが言われたように、要するに例えば保育園に入ってるのがやめさせられちゃうから仕事をするとかっ
て、ちょっと逆の考え方、仕事をして、保育が足りないから保育園に行くんだけれども、そういう考え方をす
る方もいらっしゃいます。それはですね、ケースワーカーが個別にお話をして、場合によっては係長、査察が
中に入りまして、処遇検討会等、検討の機会を設けまして、場合によっては面接をしてですね、実態の調査を
-103-
するということは、日常的にございます。ただ、それが組織的に、毎年何回というようなことはやっていませ
ん。それから、所得調査につきましてはですね、年1回、これは課税調査といいまして、例えばほかで働いて
いたことを言わなければ、課税に出てくる部分もありますので、そんなような調査もやっております。もう尐
しケースワーカーが細かく動けるような体制の整備を今してるところでございます。
以上です。
○委員(石川庄太郎君) いろいろとプライバシーの問題、コンプライアンスの問題等いろいろあろうかと思い
ます。実際に約800世帯の方がいるってことは、調査する職員も人数も尐ないということで大変だと思います
けれどね、やはり現実は現実で、はっきりと、保護すべきところには保護していただいて、そうでないところ
は、ぴっとしていくと。そうでないと、これからの行政は破綻します。要するに、市の年間市税の約10%に近
い約20億円の金が生活保護に出てるわけですから、その点をもって、よく検討していただきまして、ぜひ調査
していくことを要望して終わります。
○委員長(木下光雄君) ここで10分間休憩いたします。
午後 4時13分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午後 4時25分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○委員(佐村明美君) 3点ばかりお伺いをいたします。
1点目は、197ページの福祉車両貸出事業費が計上されております。この事業は、市内の障害者(児)と高
齢者の方々の旅行だとか、それから通院などに、市が持っている車両を貸し出している事業でありますけれど
も、この辺は、一昨年ですか、決算のときには利用者が30人ということで御報告されていますが、今年度どの
ような見通しを立てておられるのか。とりわけ社会福祉協議会の移送サービスがなくなったということで、一
方で、大変この移送サービスへのニーズが高いということで、事業者等にもいろいろとお願いするわけですけ
れども、この利用負担ですね、大変高額になっている。NPOについては、若干民間のタクシー会社よりは低
いというとこもあるようですが、特に高齢者の通院等に係る移送の負担が大変、通院が長引くという中で、こ
れらを利用していくに当たっては生活費の負担も大きいと。この移送サービスについては、東大和市は大変お
くれていて、介護保険制度が導入される前から移送サービスをしっかりと事業化してるところについては、継
続して並行した事業の転換をなされてるわけですが、東大和市はその事業が転換されないまま介護保険制度が
導入し、移送サービスが介護保険の中では取り組まれていない。そういう中で、東大和市としてもこうした車
両の貸し出しだけではなく、事業化をしていく必要があるかと思うんですが、この辺の検討は、今年度された
のかどうかについてお伺いいたします。
それから、あともう一点は、203ページの介護予防・生きがい活動支援事業費が計上されていて、最初の説
明の中で、生きがいデイサービス事業委託料が2,700万円。これは各施設で利用されて、昨年度3,590人から
2,330人の減額をされたということですが、これは恐らく延べ人数だろうと思うんですね。実際利用されてい
る方はどれくらいいらっしゃるのかですね。たしか17年度の行政報告では、合計58人の利用者に対して3,000
万円以上の委託料をされていたかと思います。この生きがいデイサービスは、原点に立ち返りますと、介護保
険制度が導入されたときに、自立と認定された人への介護予防策をどうするかということでスタートをし、施
設での委託料も定額払いから徐々に実績ということで、減額にはなってはいるんですが、しかしながら、この
-104-
利用者数からすれば適切なのか、本来の目的にかなった事業が展開されているのかどうか、この辺について、
長年この事業をされてきて、どのように評価、検証をされて、引き続き、減額になったとはいえ、今年度どの
ように展開されていかれるのかお伺いいたします。
それから、213ページの地域支援事業費779万1,000円が計上されております。とりわけこの委託料の地域包
括支援センター委託料でありますけれども、たしかこの地域支援事業、先ほど説明あったんでしょうかね、介
護予防事業とそれから包括支援事業をされていると思います。で、この辺の事業が、昨年いろいろ評価、検証
されて、なかなか利用者が1%ぐらいで尐ないっていうことで、また、特定高齢者の予防事業については、そ
のままにしておくと要支援になってしまうということで、ここへの掘り起こしをどうしていくかということが
大きな課題になっているかと思います。そうした中で、ここら辺をどのように掘り起こしをされていかれるの
かですね。それから、あと、一般高齢者向けの介護予防もされているかと思いますけれども、この辺の延べ人
数ではなくても、実際何人ぐらいを想定をされて、この予算化をされておられるのかですね。
また一方で、こうした事業に参加はしていないけれども、地域でさまざまな自主グループをつくって、地域
での集会施設、高齢福祉館だとか市民センター、また、さまざまなところの身近な地域で利用されている団体
の方々がたくさんいらっしゃるんですね。こちらの方では、なかなか掘り起こしだとか参加者が尐ない中で、
自主的なグループが本当に自分たちはみずから介護予防をしっかりやっていくんだということで、体操教室に
参加されたり、多くの方が、一グループでは40人ぐらいいて、たくさんの方々が各地域で展開をしています。
しかしながら、こういう人たちが、場所の確保がなかなかできないということで、この年代に入ってくると、
やっぱり決められた場所、決められた時間で場所の確保がされるということが一番望ましいわけですけれども、
一般の方々の使用と公平化を図るということでもなかなか特別待遇はできないかとは思いますが、これだけの
事業をお金をかけてやっているんだけれども、自主的にやっている方々へのそうした施設への確保だとか、そ
れから人材のやはり育成をね、こういうリーダーをしっかりとつくっていかなければ、どんどんどんどんこう
いう人たちが、私たちも含めてふえていくわけですから、そうしたリーダーの育成をしっかり今からしていか
なければならないと考えますが、この地域支援事業の中で、そういった育成について、また場所の確保につい
てはどのように検討をなされておられるでしょうか。
○障害福祉課長(町田悦郎君) 197ページ、福祉車両貸出事業でございますけれども、本事業につきましては、
13年の6月に車両の御寄贈をいただきまして、11月からスタートをしたところでございます。
過去の利用実績等でございますけども、14年度約3,500キロメートル、15年度約3,100キロメートル、16年度
は若干落ちましたけれども、17年度は約3,100キロメートルの状況でございます。本年度の集計はまだでござ
いますけども、おおむね3,000キロ前後の御利用がなされるものというふうに推測をしてございます。
なお、市におきましては、御利用していただく形で事業を用意してございますけれども、障害の施策におき
ましては、このほかガソリン費の助成でございますとかタクシー券の支給というようなことをいたしておりま
して、障害者の方の社会参加の支援を実施をしているというところでございます。
以上でございます。
○福祉部参事(北田和雄君) まず、203ページの介護予防・生きがい活動支援事業でございますが、利用実人
員でございますが、18年3月末は行政報告にありますとおり58人でございます。19年の2月末でございますが
32人ということで減尐しております。利用者の方が、要支援なり要介護に移られますと、この事業の対象から
外れますこともありまして、人数が減ってるという状況でございます。今後やはり介護予防というものに力を
-105-
入れていかなければいけませんので、これらの参加者をできるだけ確保していきたいというふうには考えてお
ります。
続きまして213ページ、地域支援事業でございますが、特定高齢者の関係で、掘り起こしの問題点でござい
ます。確かに、19年2月末の特定高齢者の決定数でございますが、東大和市が163人でございます。65歳以上
の人口で見ますと1.05%です。これは、ほかと比べまして高い数字になってます。ちょっと時点は違いますが、
26市の平均が18年の12月末で0.41%。全国平均ですと、11月末になってしまいますが0.45%という状況ござい
ます。こういった特定高齢者の決定率が全国的に低いということがありまして、特定施策がなかなか進みにく
いということがあって、国もここで見直しをしてる最中でございます。
見直しの内容につきましては、特定高齢者を決めるに当たっては、生活機能基本チェックリストというのが
ございます。このチェックリストでどれだけチェックがついたかということで基本的には判定をしてくんです
が、その数を尐し、今まで八つだったものを六つにするとか、そういった緩和をすることで、特定高齢者の掘
り起こしをしていこうというふうに国の方は考えて、4月から新しい方式になる予定というふうに、今聞いて
おります。
東大和市につきましても、特定高齢者の把握につきましては、基本健康診査で一忚生活機能チェックリスト
で確認をしております。基本健康診査の受診がですね、誕生月の受診になりますと、これ傾向を見ますと、12
月以降、1月、2月、3月の誕生月の方が多くて、このあたりの方が、非常に受診者も多いんですね。4月、
5月、6月あたりというのは、誕生月の人数が尐ないということもあります。ですから、ことしの1月、2月、
3月に受診された方たちが、19年度4月以降の事業の対象になってくると思いますので、ことしは人数が、先
ほど申しました2月末163人ですが、来年は1月、2月、3月の方たちが入ってきますので、もっとふえてく
ると。それから、あと基準の緩和もありますんで、ふえてくるというふうに考えてます。
で、対象者の把握がふえたとしましても、事業への参加をどうするかという問題があるかと思います。事実
18年度につきましては、先ほども申しましたが、年度途中で特定高齢者事業を、対象者が尐ないために、補正
をして一般事業に組み替えた経過もございます。ただ、19年度につきましては、筋力向上トレーニング、それ
から転倒予防教室、栄養バランス教室、お口の健康教室、これらは特定高齢者事業として予算は組んでござい
ます。基準の緩和等で数がふえてくるというふうに考えておりますので、これらの教室にできるだけ参加をし
ていただくような働きかけをしていきたいというふうに思っております。
あと、一般高齢者施策でございますが、これにつきましては、教室関係で4教室ほど実施をしております。
定員でございますが、ちょっと総数では出してないんですが、一つ一つ申し上げますと、お気楽げんき教室、
これは1教室1日で年4回予定しております。1回の定員が30人ということで。実施場所につきましては、地
域でということで、市民センターを予定しております。あと、これはピア向原健康教室、これは1教室1日で
年2回、1回の定員が15人で、場所はピア向原で行います。あと、ピア清原健康教室、これも同じ内容です。
あと、介護予防講演会として、年1回、50人の定員で、栄養改善の内容で19年度実施をする予定でございます。
あと、自主グループの問題でございますが、市内、確かに自主グループ数多くあります。ちょっと古いデー
タになって申しわけないんですが、現在地域包括支援センターとか在宅サービスセンターで御相談があったと
き、あっせん、紹介してる自主グループが26グループございます。この中で、体操系、ヨガ、太極拳などを入
れますが15グループほどございます。これだけの数のグループ活動がございますので、これらの方たちが、場
所の確保でいろいろ御苦労なさってるという話もお伺いはしてるんですが、高齢者の自主グループだけの問題
-106-
ではなくて、その他の自主グループとの兼ね合いもございますので、なかなか市の方で特定のグループについ
て部屋を長きにわたって確保していくというのは、なかなか難しい問題があるかというふうには考えておりま
す。
ただ、教室の後、自主グループ化とか、そういった動きを市としてもできるだけ進めておりまして、そのと
きには、この集会所とかは比較的空きがありますというような御紹介ですとか、あとリーダーにつきまして
も─リーダーというか講師につきましても、こういう方がいらっしゃいますというような御紹介をするこ
とで、自主グループの育成には努めてるところでございます。
あとリーダー、人材の育成でございますが、これにつきましては教室の中で中心的な方がいらっしゃればそ
の方に声をかけるなり、いろいろしたりはしております。それから、あと講師につきましても、できるだけ発
掘できるような努力をしていきたいというふうには考えております。
以上でございます。
○委員(佐村明美君) 先ほど、福祉車両の貸出事業費の中で、障害者の方々への説明いただきましたけれども、
もうこうした移送の手段を必要とされてる方々は、高齢者の方々も同じような状況になってきているんですよ
ね。とりわけ民間の、例えばストレッチャーを使うようなところですと、1回移送すると2万円、3万円とい
う形でかかるということになってるんですね。それが何回か続いてくると、大変この移送サービスが生活を圧
迫するという状況がありますし、また障害者の方々には、そうした福祉タクシー等もありますけれども、高齢
者の方々にはないわけですから、この障害者の方、それから高齢者の方々もあわせてですね、移送サービスの
この事業をしっかり組み立てていく必要があるかと思うんですね。で、他市の状況等、いろいろ調べさせてい
ただきましたけれども、介護保険制度が導入された後もされておりますけれども、こうした、比べるのはちょ
っとあれかもしれませんけれども、先ほどの生きがいデイサービス等はきちっと送迎までついてのね、万全な
体制をつけているわけで、やはりこの移送サービスが大きな、今高齢者施策の中でおくれている事業かなと思
いますので、この辺については、車両の貸し出しだけではなくって事業化をする。車両だけ借りても、運転す
る人は確保しなくてはいけないわけですし、そうした意味では、この辺はしっかり事業化していく必要がある
かと考えますけれども、高齢者に対しての移送サービスをどうされるのかをあわせてですね、再度お伺いいた
します。
それから、生きがい活動支援事業費、他の委員もおっしゃってましたけど、私は、この当初の目的ですよね、
それから経過年数からして、この事業の見直しっていうんでしょうかね、この辺を、ただ利用者が尐ないから
実績高にするとかそういうことではなくって、事業の中身、それからあり方等々をですね、もう一回これを精
査をして、費用対効果を言うわけではありませんけれども、この人数でこれくらいの費用をかけてね、当然必
要な事業でありますけれども、費用対効果から考えていけば、この中身をさらに充実させるなり、事業の見直
し等をしていく時期に入ってるんじゃないかなと思います。
それは、先ほど言いました、次への、その後につながります地域支援事業費、ここへの連動になってくるか
と思うんです。地域デイサービス、それから地域支援事業費、包括支援事業、介護予防事業、それから一般事
業といろいろ流れてくるわけですけれども、これらを効果的にね、私は、ただ国から流れてきたからただやっ
てくということではなくって、本当にこの介護予防の事業を真剣に取り組んでいかなければ、介護保険だって
つぶれっちゃうでしょうし、しっかりと全体的な東大和市の介護事業システムがどうなっていくのかというこ
とを組み立てていかなければ、この事業というのは成功していかないんだろうと思うんです。ですから、この
-107-
辺のシステムを全体的にしっかりと見える形でですね、市民の方々にも示していただきたいと思います。
それから、なかなか基本健診等でもされていくということですけれども、この辺の参加をされた尐ない、本
当に、昨年された7名の方でも、尐ない1.4%の方でも、参加者は確実に全員が向上が見られてるという効果
があるということですから、どうそこへ参加をしていただくかっていう働きかけが、大変これだけの事業費を
かけていくわけですから、効果がある評価、検証していただけるような事業転換が必要であると思います。で、
その事業から卒業してきた人たち、一般高齢者への介護予防をされて、いろいろな事業を、転倒教室、栄養バ
ランス教室、お気楽げんき教室ですか、そういったさまざまな事業を展開されて、それを卒業した人たちの受
け皿が自主グループのところへ皆さんどんどん来てるわけですよね。どんどんどんどん、だんだんふえてくる
自主グループへの支援がなかなかされて─もちろんそれは、他の自主グループとの関連はありますけれど
も、これはもう高齢施策の中で、行政が一体になって事業展開をしていかなければ、リーダーの育成もしなが
ら、受け皿づくりをしっかりしてかないと、なかなか参加はできない。
やっと参加をして、やっと芽生えて、介護予防のところに自主グループへ参加していく。ところが、参加し
たんだけれども、自分たちで一生懸命場所を確保したり、大変いろんなことで苦労されてるということですか
ら、これはやはり行政も一体になって自主グループへの支援、自主グループのリーダーの育成、本当にリーダ
ーってとっても大事ですので、やはり専門の知識も、しっかりリーダーを育成をしていくということが大事だ
と思います。この辺について再度ですね、他の自主グループの兼ね合いはあるけれども、当然高齢者への介護
予防の自主グループへの支援をしっかり事業化していく必要があるかと思いますが、それらについて。
それから、全体的な東大和市の介護予防システム、高齢者施策がどうなってるかということのお知らせの情
報提供なんですけれども、東大和市では、高齢者の、もちろん障害者の方々ですけども、情報パンフっていう
んでしょうか、子育て支援情報誌ほどのね、充実したものがないんですよね。十年一日B4の一ペラのね、そ
れを配って置いてるということで、やっぱり自分が高齢化したときに、いよいよ入ってきたときに、どの位置
にいて、どういうサービスを受けられるのかということを全体的に見れるような、そうした情報誌をしっかり
とつくっていく必要があるかと思うんですね。そこが見えてくれば、こういう事業がある、こういう事業があ
るということで、ここへ参加していこうという形で、目に見える形での事業サービスの情報誌も必要かと思い
ますが、それらについても、御見解を今年度考えておられるかお伺いいたします。
○福祉推進課長(塚原健彦君) 先ほど、佐村委員さんの方から、移送サービスのニーズが高いという御指摘を
いただきました。
御指摘のとおり、現状ですね、NPOで展開している移送サービスの事業所が亓つございます。その合計登
録会員数が300名を超えているという状態で、NPO法人さんに非常に頑張っていただいてる現状がございま
す。
市としましては、こちらNPO法人5事業所すべてではございませんで、申請のありました4事業所さんに
対しまして、予算書の191ページにございます地域福祉推進事業費でもってですね、1事業所、年80万円の補
助金を交付しているところでございます。また、東大和市といたしましては、多摩地域福祉有償運送運営協議
会というものに加盟しておりまして、こちらに負担金を支払いつつですね、有償運送の方には、協力をさせて
いただいているところでございます。
で、この有償運送の対象になられる方でございますけれども、まず介護保険法第7条3項に規定されており
ます要介護者及び同条第4項にいう要支援者。続きまして、身体障害者福祉法第4条に定められている身体障
-108-
害者。それから、その他精神、知的障害あるいは人工血液透析などを受けておられる内部障害をお持ちの方で、
卖独での移動が困難な方で、卖独では公共交通機関を利用することができない方という方々を対象にして登録
をしていただいているところでございます。
それから、社会福祉協議会の福祉バスのことに若干触れられておられたので、こちらについても付言させて
いただきますが、委員さん御存じのとおり、昨年18年3月いっぱいであおぞら号という福祉バスを社会福祉協
議会の方で終了させています。社協の方でですね、昨年度策定いたしました東大和地域福祉活動計画の中身を
見る中ではですね、福祉バスあおぞら号の利用については、利用会員数が17名の方で、お一方2回までの御利
用で、利用できる時間帯は月曜から金曜日の朝8時半から夕方5時までということで、やや硬直した中にござ
いまして、NPO法人などが非常に小回りよく活動しているのが現状でございます。
以上でございます。
○福祉部参事(北田和雄君) まず、生きがいデイサービスでございますが、佐村委員御指摘のとおり介護予防
事業でございます。ただ、一般会計でしてる事業でございます。特別会計では、地域支援事業として、介護予
防事業もございます。これらの連携、それから生きがいデイの参加者が年々減尐してますが、これらの対策等
は、今後検討していきたいというふうに考えております。
あと、自主グループの問題でございますが、場所の確保につきまして、実際使われてるのが市民センターで
すとか老人福祉館といった、あと、中央公民館なども使われてると思います。それぞれの施設には、それぞれ
の団体なり利用の仕方もございますので、そちらの施設の方とそういったことが可能なのかどうか、検討課題
とさせていただきたいと思います。
あと、情報誌でございますが、今年度特に外に頼んで印刷をするというような予算は計上してございません
が、今までばらばら幾つか出してたものをまとめて見やすくするような対忚を検討していきたいというふうに
思っております。
以上でございます。
○委員長(木下光雄君) 民生費の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、民生費の質疑を終了いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) お諮りいたします。
本日の予算特別委員会は、これをもって散会したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、これをもって散会といたします。
午後 4時52分 散会
-109-
東大和市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
委
副
員
委
員
長
木
下
光
雄
長
大
后
治
雄
-111-
平成19年第3回東大和市議会予算特別委員会記録
平成19年3月26日(月曜日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
出 席 委 員 (21名)
委 員 長
木 下 光 雄 君
副委員長
大 后 治 雄 君
委
員
粕 谷 久美子 君
委
員
長 瀬 り つ 君
委
員
二 宮 由 子 君
委
員
森 田 憲 二 君
委
員
中 村 庄一郎 君
委
員
粕 谷 洋 右 君
委
員
押 本 治 雄 君
委
員
石 川 庄太郎 君
委
員
関 野 杜 成 君
委
員
西 川 洋 一 君
委
員
藤 原 宏 子 君
委
員
関 田
委
員
関 田 正 民 君
委
員
尾 崎 信 夫 君
委
員
佐 村 明 美 君
委
員
中 間 建 二 君
委
員
松 浦
委
員
下 条
委
員
小 林 知 久 君
誠 君
貢 君
学 君
欠 席 委 員 (なし)
欠
員 (1名)
議会事務局職員 (5名)
事 務 局 長
石
川
和
男
君
事 務 局 次 長
西
永
宣
昭
君
議 事 係 長
小
島
裕
治
君
主
事
新
五
利
恵
君
主
三
浦
文
一
君
又
正
則
君
助
役
小 飯 塚
謙
一
君
永
通
君
教
長
佐 久 間
栄
昭
君
和
之
君
事
出席説明員 (42名)
市
長
尾
役
岸
企画財政部長
浅
見
敏
一
君
総 務 部 長
渡
辺
総 務 部 参 事
並
木
俊
則
君
市 民 部 長
高
杉
豊
君
生活環境部長
内
野
章
君
生活環境部参事
窪
田
き く 江
君
福 祉 部 長
関
田
実
君
福 祉 部 参 事
北
田
和
雄
君
都市建設部長
氏
五
博
君
学校教育部長
並
木
清
志
君
収
入
-113-
育
学校教育部参事
真
如
昌
美
君
社会教育部長
榎
本
豊
君
社会教育部参事
田
中
美
光
君
企画課長兼政策
調整担当課長
野
口
弘
君
財 政 課 長
関
田
新
一
君
総務部副参事
町
田
誠
二
君
職 員 課 長
田
代
雄
己
君
管 財 課 長
広
沢
光
政
君
保険年金課長
関
口
順
孝
君
市民部副参事
波 多 野
良
男
君
納 税 課 長
小
島
昇
公
君
産業振興課長
木
下
恒
雄
君
環 境 課 長
木
内
和
郎
君
ごみ対策課長
乙
幡
正
喜
君
生活福祉課長
国
友
開
二
君
健 康 課 長
原
與 四 雄
君
都市計画課長
内
藤
峰
雄
君
管 理 課 長
福
島
啓
二
君
建 設 課 長
堂
垣
隆
志
君
下 水 道 課 長
柚
木
行
夫
君
区画整理課長
乙
幡
修
爾
君
庶 務 課 長
大
場
正
男
君
学 務 課 長
下
平
一
紀
君
給 食 課 長
目
黒
文
典
君
社会教育課長
小
俣
学
君
体 育 課 長
長
島
孝
夫
君
君
郷 土 博 物 館
副
館
長
猿
橋
壽
一
君
中央公民館長
関
田
賢
治
本日の会議に付した案件
第 8号議案 平成19年度東大和市一般会計予算
第 9号議案 平成19年度東大和市国民健康保険事業特別会計予算
第10号議案 平成19年度東大和市下水道事業特別会計予算
第11号議案 平成19年度東大和市老人保健特別会計予算
第12号議案 平成19年度東大和市土地区画整理事業特別会計予算
第13号議案 平成19年度東大和市介護保険事業特別会計予算
-114-
午前 9時30分 開会
○委員長(木下光雄君) ただいまから予算特別委員会を開会いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 第8号議案 平成19年度東大和市一般会計予算、本案を議題に供します。
引き続き、歳出の質疑を行います。
第4款衛生費の質疑を行います。
○委員(藤原宏子君) おはようございます。お聞きいたします。
まず、281ページなんですけれども、下から3行目のがん検診委託料なんですが、がん検診のこの内容、そ
れぞれ人数もわかりましたら教えてください。
それから、二つ目は289ページ、保健センターの建設事業費なんですが、291ページにもわたります。この仮
設の保健センターの建設事業ということで、予算計上されているわけですけれども、前年度は保健センターの
移転等の工事費がですね、1億9,400万円ですか、計上されております。これまで私が聞いておりましたのは、
現在ある保健センターを、もとの保健相談所の方に寄せて移設をするというふうに聞いてたように思うんです
けれども、今回仮設の保健センターを庁舎の東の方につくってというふうになるんですが、この移設からです
ね、仮設、そしていわゆる本施設になるその経過、どんなふうに計画されているのか、改めてお聞きをしたい
というふうに思います。
それから、次は299ページ、清掃費の方になります。3番のごみ減量推進事業費、その後にも、303ページの
ごみ処理事業費にもかかってくるというふうに思いますが、小平・村山・大和衛生組合に加盟している3市の
ごみの中でですね、東大和市の1人1日当たりのごみの搬入量が一番尐なかったのが、平成10年、11年なんで
すね。そのときに、1人当たり683.4、684.4というのが、平成10年、11年の1人当たりなんです。このときは、
3市の中で一番1人当たりの量が尐なかったんです。ところがですね、その後ちょっとふえておりまして、そ
して平成17年度、ごみ組合の方が発行している「えんとつ」を見てみましてもですね、17年度のごみの量がで
すね、武蔵村山市が662.0─違ったか、これは小平市ですか。で、武蔵村山市が680.4に対して東大和市の場
合725.5と、大変他市と比べてもふえているんですね。やっぱりごみを減量するということはですね、私の記
憶では、この平成10年、11年は職員の皆さんが地域へ出かけてですね、休日も説明会をしたり、大変ごみの現
物を示してですね、努力をされたというふうに私は受けとめております。その後、やはり他市よりもふえてい
くということについてですね、ちょっとその原因と、それからそういう努力が今後できないのかどうかですね、
そのことをお尋ねしたいと思います。
職員の数はそのときとどのぐらい変わっているのか、ちょっと私も把握しておりませんが、尐なくとも昨年
度と同じ人数で取り組まれるということですので、ここのところをですね、やっぱり積極的にやる必要がある
んじゃないかというふうに思いますので、これをお尋ねします。
それから、もう一つですけどね、24日に、この衛生組合の現場でですね、武蔵村山市のごみの組成分析隊と
いうのがありまして、東大和市の市報にも載っておりました。私も組合の議員ではありますけれども、一市民
として参加をしてみました。武蔵村山市の不燃ごみを組成分析するということで、武蔵村山市からは15人、東
大和市からは4人っていうことでしたが、1人は立川の方だそうで、3人しか行っていなかったんですね。こ
ういうものの取り組みの姿勢もですね、どういう状況なのかをちょっと説明していただいて、やっぱりごみの
減量のためにですね、努力をしたいというふうに思うんですが、その点についてどんなふうに考えてらっしゃ
-115-
るかお聞きします。
○健康課長(原 與四雄君) 初めに、281ページ、がん検診の状況でございますが、人数等含めて御説明申し
上げます。
胃がん検診につきましては、定員が1,000人のところですね─18年度の話ですが、申し込み者896名で、受
診者が765名でございます。次に、子宮がん検診。これは定員1,600人のところ申し込み者が1,552人、受診者
が1,456人。肺がんにつきましては、定員が600のところ申し込み者が822、受診案内を差し上げた数が690、受
診者が643名。乳がんにつきましては、定員が450名、申し込み者が458名。これにつきましては、458名全員の
方に受診の案内を差し上げました。受診者につきましては441名。最後に、大腸がん検診ですが、定員が600名、
申し込み者が773名、受診の案内が661名の方に差し上げました。で、受診につきましては、605名ということ
になっております。
肺がんと乳がん、それから大腸がんについては、定員をオーバーしたということでございますが、これにつ
きましては、例えば17年度につきましては、逆に定員より尐なかったというようなこともございますので、定
員増とかそういう検討はですね、もう尐し様子を見て実施をしたいというふうに考えております。
それから、次に289ページ、(仮設)保健センター建設事業費でございますが、これにつきましては、18年
度につきましては、おっしゃるとおり移転等の工事費ということで計上させていただきました。このときの計
画では、引き家ということで、西側へ現保健センターを引く予定でしたが、東京都の方からのですね、指導な
どもございまして、市の方が率先して事業を進めるべきだということの指導がありました。
そこで、区画整理事業として、何としてもあそこの部分を更地にすることが最優先と。そして、道路整備を
したいという事業の方の申し出がありまして、調整の結果、現在の本庁の東側に仮設の保健センターを建てる
ということになった経緯がございます。で、新年度に入りまして早速設計の手続業務に入りまして、秋口には
着工されるのではないかというふうに思っております。そして来年、平成20年の2月上旪にはですね、できれ
ばこちらへ引っ越しを完了させたいということで、それから3月いっぱいをもって現在の保健センターを解体
していくと。概略の計画では、そのような計画になっております。
以上です。
○福祉部長(関田 実君) 保健センターの移設の関係でございますが、基本的には土地区画整理事業に伴うも
のでございまして、現在の場所の西側に指定されております仮換地に戻る計画となっておりますが、今後とも
引き続き関係機関との協議をし、検討していきたいと思っております。
以上でございます。
○ごみ対策課長(乙幡正喜君) ごみの排出量の推移でございますが、平成10年から比べまして、可燃ごみ及び
不燃ごみは徐々にふえている状況でございます。特にですね、平成16年、17年を比べますと、可燃ごみ若干減
っております。しかし、七、八年間の経緯を見ますと、ふえている傾向にございます。不燃ごみにつきまして
も、若干ふえる傾向でございます。資源ごみにつきましては、これは資源でございますので、ごみの中に入っ
ておりますけれども、これも若干ふえているような状況でございます。
市でですね、取り組んでいるごみのですね、減量の施策はどうかというお尋ねでございます。市の方ではで
すね、まず出前講座、先ほど申されました出前講座、市の職員が積極的に行っております。それからですね、
現状に関して市報、インターネット等でですね、ごみの減量のPRを行っております。それから、特に生ごみ
の水切りでございます。こちらがですね、可燃ごみの中に占める量が非常に多うございます。生ごみの水切り
-116-
について市報、それから出前講座等で積極的なPRを行っております。あと剪定枝の方のチップ化事業も行っ
ております。それから、資源ごみの回収団体にですね、奨励金をお支払いいたしまして、ごみの減量化の方、
資源物の回収の方も積極的に行っております。
それから、組成分析の方の関係でございますが、東大和市の参加者が尐ないというお尋ねでございます。こ
ちらはですね、市報、インターネット等でですね、うちの方でPRをしてございます。しかし、土曜日のです
ね、参加者が3名ということで、ちょっと尐なくて寂しい感じがいたしました。廃棄物の減量等推進員さん、
それからですね、廃棄物の減量審議会委員さんにですね、参加等申し上げております。
それからですね、ごみがですね、他市よりもふえる原因でございますが、可燃ごみ、市民の皆さんにですね、
うちの方からですね、PRしておりますけれども、うちの方のPR、市民の皆様のお気持ちとかですね、減量
の方をですね、皆さんが積極的にやっていただいて、ごみの減量を努めていただくというような形で考えてお
ります。
以上でございます。
○委員(藤原宏子君) がん検診に関してはですね、それぞれですね、定員を決め、それから申し込みと、それ
から受診を実際にされる方の数で一定の算定をされたんだというふうに思います。で、ぜひですね、早期発見
のための積極的なPRをしていただきたいと、引き続いてお願いしておきたいと思います。
それから、前立腺がんですか、それもふえてきているので、これも市民からの要望が強いと思うんですけど
も、このがん検診の中に前立腺がんの検診は入ってないんですか。今後その予定はないのかどうか、一つお聞
きします。
それから、保健センターについてはですね、いろいろ周辺もちょっとがたがたしていて危険じゃないかなと
思いますのでね、子供さん連れでお見えになる方なんかもいらっしゃるわけなので、そこが危険のないように
注意しながらですね、やっていただきたいなというお願いをしておきたいと思います。
それから、ごみの問題ですけれども、私も組合議会に出ておりましてね、とても気になるんですけども、組
合としては職員の皆さんも大変努力をしてらっしゃるのを見るんですけれども、何しろ東大和市のごみが多い
とかですね、プラスチックが多いとかいろんなことになりますとね、その組合議会の場で言えるわけではない
し、ここんところでですね、やっぱり東大和市自体が東大和市のごみをどう減量していくかっていうのをです
ね、真剣に取り組まなきゃならないと思うんですね。で、有料化すれば減るということについてはですね、市
長も了承してらっしゃると思いますけれども、これまでの他市も見ましてもね、やはり有料化した翌年は減る
けれども、それからリバウンドしていくという状況は必ずありますし、それで東大和市のその有料化しないと
いうのは賛成いたしますけれども、やはり減量についてはですね、もちろん大もとから絶っていかなきゃいけ
ないという生産者責任というのがあるんですけれども、やはり市の職員もですね、この減量のためにはですね、
もっと努力をする必要があるんじゃないかなと。で、市民の皆さんにPRだけとか、講座だけじゃやっぱりだ
めだと思うんですよね。現実にやっぱり率先してやっていかない限り、減量できないんじゃないかなというふ
うに思いますので、私どもの地域ではですね、減量のためにいろいろ努力をしている地域の一つではあるかと
思いますけれども、全市的にやはり努力をしていただきたいと、こういうふうに思いますが、いかがでしょう
か。
以上。
○健康課長(原 與四雄君) まず、がん検診についてですが、前立腺がん検診につきましては、ほとんどの市
-117-
が行われてないところでございますが、この前立腺がん検診につきましては、最近話題になりまして実施する
ところが出てきているという状況であります。
この検査方法につきましては、PSAという特異抗原の検査なんですが、前立腺がんだけでなくてですね、
ほかの病気も見つかるということもございまして、必ずしも前立腺がんだけが見つかるという検査ではないと
いうことがありまして、効果に問題があるのではないかというような声もございます。いずれにしても、例え
ば基本健診の中でやっている市もあるようでございますので、検討には値するというふうに考えております。
それから、保健センターの移転の問題ですが、私どもの施設を利用される方は妊婦さんなどが多いので、や
はり十分な安全性に気をつけていかなきゃいけないというふうに思っております。工事現場におります人間に
つきましては、区画整理課と連携をとりながら、今までも十分配慮して安全に利用していただくということに
心がけているところでございます。
○生活環境部長(内野 章君) ごみの減量に対してですね、市も積極的に行うべきだということでございます。
ごみにつきましては、いずれにいたしましても出すのは市民でございます。その方々に啓発はもちろんでござ
いますけれども、それに対しては市が率先してですね、市役所も全部事業者もすべてがですね、ごみ減量にや
っていかなきゃいけないということでございます。それにつきましては、現在ございます廃棄物のですね、減
量等の推進員さんとも連携をとりながら、また市の職員もですね、一致団結して、それに取り組んでいくとい
うことで今後努力したいというふうに思います。
以上でござす。
○委員(中間建二君) 277ページ、母子保健事業費でございますけれども、国の方で19年度から実施をすると
方向性が示されております妊婦無料健診でございますが、当市は現在2回まで無料で健診ということでござい
ますけれども、これは国としては年間5回の無料健診というのを全国基準とするということでございますが、
19年度は東大和市でも5回の無料健診ということが実施できる見込みがあるのかどうか、確認をさせていただ
きたいと思います。
○健康課長(原 與四雄君) 277ページ、母子保健事業の中で─失礼しました、母子健康診査ですね。この
事業の中で、妊婦健診についてのお尋ねでございます。これにつきましては、今御発言ありましたように、国
の方では年5回程度は原則受診させなさいということで、地方公共団体にその旨の文書が1月中旪に出された
ところでございます。
ここで、22日でしたか、新聞報道にも出まして、ちょっと新聞の記事の内容がですね、実施されるというよ
うな趣旨が載ってしまったもんですから、私どものところも朝から電話、メールなどで問い合わせがあったと
ころでございます。これにつきましては、国はあくまでもそういう趣旨を書いたものだということでございま
して、その後のたしか1月17日だったと思いますけども、地方公共団体─都道府県あてですけども、これは
健診の回数増を義務づけたものではないということで、実施については地方公共団体の実情に忚じて実施して
いただければ結構だというような趣旨が、たしかメールで出されていると思います。
お尋ねの19年度については5回の見込みはどうかということでございますが、19年度予算については、その
3回分の増については計上してございません。東京都の衛生担当課長会で検討しているところでございまして、
これにつきましては東京都が調整に入る予定で、東京都医師会と具体的な協議に入りたいということを明確に
しております。したがいまして、夏ごろまでには、ある程度の方向づけが出されるだろうというふうに考えて
おります。ということで、とりあえずは今年度のところは、当初予算では計上されてないという状況でござい
-118-
ます。
○委員(中間建二君) 新聞報道等によりますと、国の方では地方自治体に対しては交付税措置をとった上で、
5回の無料健診を全国基準にしていくということでございますので、ぜひその夏以降ですね、実現に向けて検
討を進めていただきたいと思いますし、またきょうは当初予算の審議でございますので、補正については差し
控えたいと思いますけれども、ただやはり他市、全国的な例を見ますと、標準的な妊婦無料健診14回というこ
とで、その14回なり15回すべてを無料健診で診るというところをもう既にこの当初予算で上げている市もある
というふうに伺っておりますので、夏以降またこの19年度の中でぜひ実施できるようにお取り組みをお願いし
たいと思います。御答弁は結構です。
○委員(長瀬りつ君) 何点か伺います。
275ページ、保健事業費のところに歯科衛生士等報酬と書いてあったので、倍増しているので歯科衛生士さ
んがふえるのかなと思ったら、説明が栄養士さんの増だということですが、今全国的に子供の虫歯、戦前の推
移だというぐらいですよね。子供も減ってるし、砂糖の消費量も減っているということで、非常に虫歯が減っ
ているにもかかわらず、当市の場合は3歳児健診で既に5人に1人、小学生になると4,300人のうち3,200人が
虫歯で、中学生になると1,900人のうち1,400人が虫歯なんですよね。余りにちょっと虫歯が多過ぎるというふ
うに思いますので、しっかりとその3歳児健診のときにでも、きちんと歯科衛生士の方に指導をしていただく
のがいいのではないかなというふうに思うのですが、その辺についてお考えを伺いたいと思います。
それから、同じく275ページの一番下です。19の負担金補助及び交付金です。相変わらず医師会、歯科医師
会に補助金が出ていますが、この補助金についての検討というのはされているのかどうか伺いたいと思います。
それから、279ページです。委託料の中に発達健診等委託料が入っていますが、今小学校でも非常に1クラ
スに5人ぐらい発達障害を持つ子がいて、クラス全部がわさわさしちゃって授業にならない。校長先生入り、
副校長先生入りしてもわさわさしているような状況の中で、小さいときにですね、発達障害だということでし
っかり健診の中でですね、親御さんに説明をきちんとして、医療につなげる工夫が必要だろうなというふうに
思うんです。自分の子供はそうじゃないというふうに認めないお母さんたち、御両親もいらっしゃるようです
ので、その辺について内容を尐し伺わせてください。
それから、その下の成人保健事業費ですが、もう尐し充実をさせていく必要があるのではないかと思います。
一つには、若年性のアルツハイマーが今問題になっていますし、そういったものの把握とか、ケアについてと
か、それからあと今度定年退職をされる方がふえてくるわけですので、何とか病気にならず元気でいていただ
きたいので、ぜひその定年退職後の方のうつ病対策ですとか、禁煙対策ですとか、生活習慣病対策ですとか、
そういったものについてもう尐し成人保健事業の中で充実させていく必要があると思いますが、どのようにお
考えでしょうか。
それから、281ページのがん検診です。先ほど前の委員からも質疑がありましたが、私はまずこの乳がん検
診が隔年になっている、子宮がんとね。これ非常に問題だというふうに思います。半年ぐらいでわかんなかっ
たら進んでしまう場合もありますし、例えば半額補助─補助というと変ですけど、半額負担にしてでも毎
年するべきではないかなというふうに私は思いますが、その辺のお考えと、それから前立腺がん出てましたけ
ど、武蔵村山市、前立腺がんやってます。それで、比較的初期の状況で見つけやすいというのがありますので、
前立腺がんについてもやはり御検討をいただきたいなというふうに思います。
それから、この成人─要するに健康診査ですよね。後の予防接種もそうですけど、まだ相変わらず診療
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報酬に健康診査は1.35、予防接種は1.45、10円のところを14円50銭、13円50銭、相変わらず掛けているのかど
うか。その辺について伺いたいのとですね、特にこの健康診査、がん検診なんですが、間にっていう言い方は
変なのかな、医師会が入ってますよね、契約が。で、今お医者さんに行って血とってもらって、お医者さんは
血とるだけですよね。検査は検査会社に出すわけじゃないですか。だから、検査会社と直で契約をすると、か
なり安く上がるのではないかなと思うんですが、なぜかこれ医師会が、考えてみたら医師会と契約してますよ
ね。で、医師会が各個別の医療機関に出しているわけで、最終的に医師会に集めて、まとめて報告くださいね
みたいな契約なんですけど、これ間に医師会入れる必要ないじゃないですか。その辺も尐し安く上げるために
考えていただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。手数料払ってるんですよね、医師会にね。1件幾
らでね。やっぱおかしいと思いますよ。その辺についてのお考えを伺いたいです。
それから、289ページ、他の委員からも出ましたが、保健センターの建設事業費です。この運営費のみはね、
そうたいしたことはないんですけれども、ただこの保健センターで行っている事業というのが、非常に数が多
いです。11事業かなにかやってらっしゃいますし、その多さと、それから取り扱う内容が虐待とか深刻な問題
が多くなってきていますので、市の職員ふやすのは無理であれば、臨職さんたくさん使ってらっしゃいますけ
れども、やはりその専門性を持った方をきちんとこういうところには配置をする必要があるというふうに思い
ますが、お考えを伺いたいと思います。
それから、299ページ、ごみ減量推進事業費のところでですね、301の方にも入ってくるんですが、資源物の
集団回収ですね。前年よりはふえてはきているのですが、何ていうんでしょうかね、中野区は行政回収やめま
したよね、資源物の、紙の、特に。全部自治会にお願いして、自治会で集団回収してもらうというので、随分
経費を安く上げているような結果が出ているようですので、自治会の活性化も含めてですね、集団回収をもう
尐し呼びかけていく工夫をしていただけないものかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
それから、301ページの廃棄物減量等推進員さんですが、各自治会から2人ずつぐらい出ていらっしゃって
2年任期でやってらっしゃるんですが、尐し活用が足りないのではないかなというふうに思いますので、例え
ば分別のパトロールだとか、集積所のパトロールだとか、いろんな形でお願いができないものかなというふう
に思いますが、お考えを伺わせてください。
それから、資源物の収集運搬委託料について、簡卖でいいですから積算を示していただきたいと思います。
それから、303ページ、ごみ処理事業費の中のごみ収集運搬についてですが、一般質問の中でもちょっと申
し上げたんですが、8時半までに朝ごみを出さなければならないというふうになると、血圧の高い方とか、心
臓の悪い方って、午前中動くのが非常に体によくないというのがありまして、例えばごみ収集員が玄関先まで
安否確認も含めて取りに行くとかですね、あとは子供たちが学校に行くときに、そこのお宅の前に置いてある
のを持って集積所に持っていくとか、いろんな働きかけの方法があると思うんですが、そういったことをどん
なふうに考えていらっしゃるのか伺いたいと思います。
それで、このごみ収集運搬委託料ですが、資料をいただきました。総合計の170万円というのが出ているだ
けですね。債務負担行為を考えたときよりは2万円ほど安くはなっているんですが、この卖価計算の中に税金、
公租公課、自動車税やら保険料やらあるわけですが、これらも全部ひっくるめて消費税を掛けるんでしょうか。
1.05を掛けてありますが。その辺をちょっと御説明いただきたいのと、それからこれうちのごみを集めている
会社、それぞれパッカー車持っていますけれど、例えばうちのごみだけじゃなくて、隣の市のごみもその車で
集めているのは御存知ですよね。御存知ですか。知ってますね、ほかのごみも集めている。ほかの市のごみも
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集めているっていうのは御存知ですよね。同じく衛生組合に入れているというのは。
例えば、3年分ちょっと調べたんですけれど、搬入日報というのがあります。東大和市が17年の7月ですね、
18日。例えば、多摩830あ120という車両ナンバー、これは3回東大和市の可燃ごみを搬入していますが、小平
市の搬入ごみも1回搬入しています。それから、去年の18年の3月1日です。東大和市の不燃ごみ、多摩830
あ5383、これが3回搬入しています。同じくその日に同じ車が1回、不燃ごみを小平・村山・大和衛生組合に
搬入しています。で、例えば3月14日は、小平市の方に多摩88あ7418というのが3回可燃ごみを搬入していま
す。で、同じ車が1回可燃ごみを搬入しています。
それで、何台かあるわけですよ、5台。多いときで7台。つまり全部同じってことですよね。で、そういう
ふうに考えると、1台当たりの運転手さんだとか人件費、それから車のもともとのお金とか、それから保険料
とか、自動車税とか、うちで1台幾らで出しますよね。そうすると、この車は隣の小平市でも同じ積算のもと
に、つまり保険料は二つ、そうですよね。人件費も二つっていう形でいただいているわけですが、それでなお
かつうちは1台170万円というのは、余りに高くないですか。もちろん、うちのごみだけをやっているところ
もあるでしょうけれど、この積算の仕方ですね。で、小平の積算の仕方は知ってますか。2トンのパッカー車
1台1回当たり2,500世帯のごみを運搬するのにかかる経費ですよね、これらの。1台分の人件費だとか、消耗
品とか労務費とか一般管理費とか。それを出して衛生組合からの距離で積算しているんですけど、小平市は。
つまり一つの車に、だから保険料だ何だ全部二つずつ各市それぞれが計算をして出しているというのは、私
はどうしてもこれは納得できないんですよ。だから、そのごみの1台の稼働率というんですか、そういうこと
までもしっかりと考えて、大体1日4回ぐらい搬入できますよね。大体3回ぐらいしか搬入してないわけです
し、その辺についてこの積算のあり方ですね。出していただきましたけれども、他市の状況とか大体立川市は
140万円ぐらいでやっているみたいですけど、その辺のところもしっかりと考えて原価計算をしていただかな
いと、去年より多尐委託料、1世帯当たりの卖価は安くはなってるみたいですが、これで納得できるものでは
ないですし、集合住宅については、例えば集合住宅尐し安くなってますけど、卖身のアパートみたいなものと
かあるじゃないですか、ワンルームなんかのね。ああいうところは5戸で1戸とかね、そういう計算の仕方を
きちんとしないと、ちゃんとした卖価計算にはならないでしょう。その辺についてどういうふうに考えていら
っしゃるのかどうか、もう1回見積もりをし直すとかね、計算し直す必要があるのではないかというふうに私
は思いますが、いかがでしょうか。
○委員長(木下光雄君) ここで10分間休憩いたします。
午前10時 8分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午前10時18分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○健康課長(原 與四雄君) 275ページ、保健事業費、歯科衛生士等の報酬でございますが、これにつきまし
てお話のように倍額近くなっているわけですけども、退職する栄養士にかわりまして、嘱託の管理栄養士を採
用することによるものでございます。
なお、乳幼児等の虫歯率でございますが、御発言のとおり、小学校、中学校に行くにつれて非常に率が悪く
なるというのが実態でございまして、統計によりますと東京都の中で島嶼を除いてですね、最悪の状態でござ
います。
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これにつきましては、歯科医師会の方からもお話ございまして、学校の保健の方がもう尐ししっかりしなき
ゃいけないんじゃないかというようなこともありました。で、我々についても、乳幼児健診でかかわっていく
ことでございますので、乳幼児健診についてはちょうど中位ぐらいなんですけども、やはり小学校、中学校に
当たっても無視できない問題だというふうに考えておりますので、おっしゃるとおり歯科衛生士の有効利用を
図りましてですね、大変忙しい中なんですけども、臨職等も数名おりますので、学校と連携をとって何らかの
教育ができないものかなというふうに思っているところでございます。
それから、同じく275ページ、負担金補助及び交付金につきましてでございますけども、補助金につきまし
ては、前年と同額を計上させていただいておるところでございます。
なお、要綱でございますけども、補助要綱につきましては、かねてから長い間御指摘いただいていた費用弁
償的な項目ですね。参加者の報償とか委員会の参加者費用弁償、この辺の文言につきましてはですね、19年度
から削除させていただくということで方針が決まっているところでございますので、御理解いただきたいと存
じます。
それから、279ページ、委託料の中の発達健診等委託料でございますけども、これにつきましては乳幼児健
診等で運動発達遅滞、それから精神発達遅滞等が疑われる子に対してですね、発達健診が行なわれるというこ
とでございまして、これにつきましてはお話のように、人数的には尐しふえているのかなというふうに感じは
しております。
これにつきましてはやはりそういうことで、健診がですね、実は7時ごろまで、カンファレンスを含んでで
すけども、かかってしまうというのが実態でございまして、ちょっと深刻な問題かなというふうに考えており
ます。1件について長時間要するということも考えられます。で、医療につなげていくということでございま
すけども、これにつきましては武蔵村山市にある東京小児療育病院とか、そういう専門機関にですね、適宜つ
ないでいるところでございます。
それから、同じく279ページ、成人保健事業の中で、団塊の世代を迎えるに当たってさまざまな事業を展開
すべきではないかという御指摘でございます。これにつきましては後で説明申し上げますけども、御趣旨はよ
くわかるところでございますが、現在の体制ではですね、ちょっと厳しいのかなというふうに考えております。
なお、確かに元気老人というんですか、そういう方はふえるので、基本健診自体が相当ふえていくだろうと
いうふうに思っておりますので、健康に対する関心も非常に高いということもありますので、それらのことも
十分認識はしているところでございます。
それから、281ページ、がん検診についてでございますけども、乳がん検診につきましては隔年ということ
で実施しているわけでございますけども、これにつきましては厚生労働省の方のがん検診に関する指針という
のがございまして、これは実施回数としては、原則として同一人について2年に1回行うものとするという指
針でございます。これに基づいて市の乳がん検診が実施されているということでございます。で、このもとに
なるものが、厚生労働省のがん検診に関する検討会というものがございまして、ここで専門家が検討して、そ
のような結果に導いているということがあります。で、受診間隔については、そのようなことで、内容につい
てマンモグラフィと視触診との併用による検診を行うということでございます。
なお、現在40歳以上ということでございますけども、この検討会の中では30代についても引き続きですね、
調査、研究を行うっていうふうに言っておりますので、拡大の方向にあるのかなというふうには考えていると
ころでございます。
-122-
それから、成人健診の事業の補正係数ですね。1.35とか1.45、予防接種における1.45という係数でございま
すけども、これにつきましては改正はしておりません。で、今年度─19年度ですね、改正に向けて担当の理
事の先生と非常に深いところまで話し合いました。で、正直なところ、市としては下げてほしいということを
言いまして、かなりのところ御理解いただいたわけですけども、結果的には下げられなかったということでご
ざいますけども、引き続きですね、強力にこれは引き下げていく方向で進めてまいりたいというふうに思って
おります。
それから、がん検診等の医師会の介入ということですけども、これにつきましては結果について読影とか、
あるいは判定にかかわることもしていただいておりますので、これについては適当なことだというふうに考え
ております。
それから、289ページ、保健センターの移設についてでございますけども、関連してでございますけども、
確かにおっしゃるとおり保健センター、健康課が抱える事業は非常に多くてですね、ちょっと数えたんですけ
ども、まだ十分ではないんですけども、細かいのを入れると150以上の事業があるというふうに思っておりま
す。で、おっしゃるとおり虐待のこととかですね、深刻な問題も多いのも事実でございます。で、そういう中
で、体制としてはですね、専門職としては保健師が9名いるわけです。しかしながら、平成16年の東京都の事
務移譲のこともありまして、保健師の採用は一気にふえたということがありまして、そのあおりというか、こ
こで産休が3人同時に入りまして、非常に苦しい状況でございます。それについては、臨職代替で対忚してい
くことでございますけども、若干苦しいなということでございます。
それと、臨時職員は歯科衛生士、それから栄養士、看護師、助産師、保育士等がおりまして、大体60名ほど
抱えております。こういう中でやりくりしているわけですけども、非常に苦しいのが実態でございますけども、
市民の健康を保持するために全力で頑張っていくというふうに考えております。
それから、ちょっと戻りますけども、281ページのがん検診の中で前立腺がんのお話ございましたが、先ほ
どもお答えしたと思いますけども、やはり検討には値するというふうに考えておりますので、今後の課題とさ
せていただきたいと思います。
それから、279ページのことで、成人保健事業の中で若年性アルツハイマーのことですけども、これについ
ては具体的なですね、私どもに寄せられている相談は、ちょっと私が把握している限りはないというふうに思
っておりますけども、そういう事実が社会問題としてあるということでございますので、これから研究をさせ
ていただきたいというふうに思います。
○ごみ対策課長(乙幡正喜君) 幾つか御質問いただきました。一つずつ回答させていただきます。
まず、299ページの資源物集団回収の関係でございます。こちらはですね、資源物回収団体推進報奨金及び
資源物回収業者支援報奨金が増額になっております。18年度上半期の実績をもとに算出いたしました。現在で
すね、集団回収団体が増加傾向にございます。収集量も増加してございます。中でも紙類の回収量が増加して
ございます。その理由といたしまして、集団回収団体の増加と紙類の高騰等により回収量が多くなってござい
ます。引き続きですね、集団回収団体の育成に向けまして、市としては啓発を進めてまいりたいと思います。
それから、2番目でございます。資源物の積算根拠ということでお尋ねでございます。資源物の方もですね、
資源物回収車によりまして、平ボディーなんですけども、市の方では回収してまいります。卖価がですね、1
台当たり156万3,986円というような形でですね、積算してございます。1台当たり、ちょっと前後がございま
すけども3万4,000世帯のですね、世帯を回収しているというような形で、これもですね、卖価計算、1台当
-123-
たりの車を世帯数で割り返しまして、卖価を出しているというような状況で積算をしてございます。
それから、3番目のお尋ねでございます。廃棄物減量等推進員の活用方法はいかにというような形でお尋ね
がございました。平成18年度の活動は、小平・村山・大和衛生組合共催のごみ組成分析調査隊の参加呼びかけ
とか、たま広域資源循環組合の施設の見学等に参加していただきました。本年度はですね、環境市民団体、環
境市民の集い、それから小平・村山・大和衛生組合事業等への参加、組成分析なんですけど、そちらの方に参
加をしていただきました。来年度に関しましてもですね、環境市民団体、環境市民の集いの参加、あと小平・
村山・大和衛生組合の事業への参加、また地域でですね、指導的な役割を果たしていただくために研修会等を
ですね、開いていただきたいと思います。また、ごみのですね、パトロール等のやり方の研修等も行っていき
たいと思います。
それから、4番目のお尋ねでございます。303ページでございます。高齢者世帯のごみの出し方について玄
関先まで回収ができないか、ボランティア活動はできないかというようなお尋ねでございます。19年度のごみ
の収集運搬の委託の仕様書の中にはですね、高齢者世帯のごみをですね、玄関先まで回収する内容とはなって
ございません。しかしですね、19年度に改訂いたします一般廃棄物処理基本計画の中で、高齢者のごみ収集の
あり方について検討をしてまいりたいと思います。
それから、5番目、消費税ですね、済みません。申しわけございません。原価計算の中のですね、消費税に
ついてのお尋ねでございます。原価計算中のですね、公租公課のところで、車両価格に対して消費税を計上し
ておりますが、通常の商取引におきましては、消費税が課税されているため記載いたしました。また、市がで
すね、行う契約にあってもですね、おのおの納税義務者が異なりますので、消費税を加算して支払いを行った
という計算をしているということでございます。
それから、最後、済みませんです。申しわけございませんでした。東大和市の収集車がですね、衛生組合の
方にごみを搬入しております。小平市でも搬入していて、同じ車が搬入しているという御指摘がございました。
このあたりはどうかという考えでございます。東大和市はですね、地域格差もございますが、一般地域につい
ての1台当たりのですね、世帯─1台当たり2,500世帯を収集して原価計算をしております。したがいまし
て、1日の収集ノルマが終了後他の地域を忚援収集いたしまして、そのことが東大和市の委託料の範疇になっ
ていると考えております。もちろん、東大和市のごみ収集は、何らかの理由でおくれる場合は、その逆もある
と思います。
なお、収集世帯数が2,500でいいのか、また卖身世帯の収集世帯のカウントにつきましては、精査して考え
てまいりたいと思います。
それからですね、ちょっとまた戻ります。申しわけございません。
以上でございます。
○委員(長瀬りつ君) 済みません、ごみの収集の方からいきます。
今、伺ったんですけど、意味がよくわかりません。一般的な取引で消費税をみんな払ったりしてるだろうっ
て、だから消費税かけたんだっていう説明ですが、自分で自分の保険かけている保険に、これは消費税かけま
すからって保険屋さんから言われたことは多分ないと思うし、税金に消費税がかかっているとは思ったことも
ないんですが、なぜ税金とか保険料とか、卖価計算の中から引きゃいいじゃないですか。引いてやったんです
か。引いてないんですよ。引いてやっているわけじゃないでしょう。
だから、消費税、保険料や税金に消費税かけたらおかしいですよっていうのを言ってるんです。だから、そ
-124-
もそもこの積算の根拠のあり方が違っているんじゃないですかということを伺っていますので、もう一度御答
弁いただきたいのと、それから他の地域を忚援に行くっていう今ごみ収集でおっしゃいましたけど、同じ東大
和市内じゃないんですよ。この車は小平市と契約をして、小平市の地域を収集してるんですよ。だから、忚援
に行くとか行かないとかっていう、東大和市がきょう3回だから小平市のごみ忚援に行くわって言って、じゃ
あ東大和市のごみですって言って小平市のごみあれするんですか。違うでしょう。計量しているわけないでし
ょう。ちゃんとそれぞれみんな各市から許可をもらって、これ一般ごみですよ。一般家庭から出る可燃ごみ、
不燃ごみですよ。事業系の持ち込みごみのことを言ってんじゃないですよ。だから、それぞれの車がそれぞれ
の市と契約をして搬入しているわけですよ。じゃないと、あそこで台の上乗ったって、小平市なら小平市、東
大和市なら東大和市ってカード出してんでしょう、きっと。それではかってもらってるわけだから。
だから、他の地域を忚援に行っているわけじゃないんだよ、私が言っているのは。それで、同じ車両ナンバ
ーの車が、だからうちは二重払いじゃないですよ。うちはここに払っているだけなんだから。だけど、この1
台の車は二重取りじゃないですか。東大和市からもらい、小平市からもらいでしょう。人件費から管理費から
全部含めて1台の車について、二つの市からもらっているという状況があるわけですよね。それともあれです
か。小平市はこれ東大和市さんからもらっているから、じゃこの車はうんと安くしようかってやってんですか。
だから、おかしいでしょうって言ってるんですよ。で、そういうことを御存知であったのならば、なぜこうい
う積算根拠の出し方をするんですか。で、おまけに1社特命でしょう。特命随契でやるわけでしょう、またこ
としも。そういうことするからですよね。きちんと他市がやっているように、入札なり競争入札なり何なりき
ちんととって、1社ごとあるいはその車ごとに契約をするべきですよ、稼働率考えて。だから、こんなことが
ずっとつまり続いてきてたってことですよね。
だから、ここでまた言うのもあれなんですけど、ただそういう事態を知っていてやっていたのであれば、そ
れはもう行政側としては知った時点で、その契約についてはやめなきゃいけないですよね、本来は。だけど、
ずっと続けてきたんですね、市長。この違法契約を、続けてきたとしか─わかった時点で契約というのは
そうですよね。行政はきちんとそのことについて告発するなり何なりという手はずをとらなきゃいけないこと
になってますよね。この点については、きちんともう一度積算をし直すとか、考え直す必要があるんじゃない
ですか、小平市さんと相談して。
たまたま私は持っているのが小平市と東大和市だけだからわかりませんけれど、ほかの市と契約をしている
会社もあるかもしれませんよね。だったら、そういうもの全部調べる必要ありますよね。それぞれの秋水園な
り何なり聞きゃいいことですけどね。そうやってきちんと積算をしないと、尐なくとも税金で支払う限り許さ
れないというふうに思いますが、もう一度御答弁をお願いします。
健康課の方の関連ですが、子供の虫歯ですよね。今の子供たちって結構、親世代が学校給食、学校で一生懸
命指導されて、給食の後まで歯磨きをするぐらいの親世代が育てた子供たちなんじゃないかなと思うんですけ
ど、東大和市、物すごく歯医者さん多いですよね、他市と比べると。そういうことも需要と供給のバランスで
歯医者さんが多いのかなとも思うんですけど、やっぱりきちんとした磨き方をすれば虫歯にはなりませんから、
それと食べ方の問題もあるんでしょうけれど、その辺も含めてやっぱり歯科衛生士さんの活躍どころかなと思
いますが、その辺についてまた教育のところでも聞きますけどね、もう尐し虫歯については力を入れていただ
きたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
それから、成人保健事業については、基本健診がふえていくだろうということで、保健センターが物すごい
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事業を抱えているというのは本当によくわかります。で、深刻さもまた増してきているということもわかりま
すし、そういう意味では、市長、やっぱりこれ専門性のある嘱託員さんでもいいですし、臨職さんでも仕方が
ないですけれど、もちろん正職員さんが入っていただければそれにこしたことはないですけど、そういう意味
で定年退職後の方の健康の維持だとか、それから子供たちの健康のことを考えて、尐しふやしていくお考えが
ないのか、もう一度伺いたいと思います。
それから、がん検診についてですが、厚労省の指針が出て、同一人については2年に1回でいいんだよって
いうんですが、初めて受ける人で、2回目、3回目ということであれば、それなりに考えなくもないですけど、
初めて乳がん検診、子宮がん検診受けますという方が優先されてるんでしょうかね。だから、そういう人たち
が結局ずっと結構乳がん検診についてはあれですよね、子宮がんもそうですけど。受けたい方が多いのではな
いんでしょうかね。そういうことも含めてですね、この2年に1回というのを、同一人の方は2年に1回でい
いかもしれないですよ。1回受けたとか2回受けたとかという、受けたことのある方はね。でも、これから30
代にまで広げていこうというのであれば、やはりもう尐し初めての方を最優先にして、その後はとりあえずお
金がないのであれば2年に1回でも仕方ないですけれども、その辺についてもう尐しきめ細かい考え方をして
いただきたいかなというふうに思います。
それで、この契約の中にですね、間に医師会が入っているという言い方をしていいのか悪いのか、私は間に
医師会が入っているんじゃないかなという感じでいますが、読影とか判定とか医師会にしてもらっていますと
いうことですけど、各医療機関それぞれ別に医師会としてまとめてするわけではなくて、そのそれぞれの検査
機関、今検査機関だって全部できますよ。読影もできるし判定もできますよ。そういう検査機関いっぱいふえ
てますから、そういうことを考えたときに、問題ないというふうには私は思いませんので、もう尐し経費を安
くできる方法というのをですね、考えていただけないものかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
それから、補助金の問題と、それから要綱は変えていただけるそうですが、診療報酬の点数の問題について
は頑張っていただいているようですけれども、引き続き頑張ってください。よろしくお願いします。
○健康課長(原 與四雄君) 275ページの保健事業でございますが、虫歯の原因ですね。きちんと歯磨きすれ
ば減るのではないかという、確かにそうなんですが、虫歯の原因ですね。これはなぜ東大和市が一番多いのか
ということがですね、明らかになっておりません。それで、その辺のことは非常に不名誉なことでございます
ので、やはり態勢がありますけども、できる限り乳健などでもですね、現在歯ブラシを使ってですね、歯科衛
生士が子供と一緒に歯磨きの仕方、そういうのは毎回実施しているところでございます。そういうようなこと
が学校でもですね、できれば一番いいということですので、私どもの歯科衛生士を活用できればというふうに
考えておりますけども、これについてはやはり御指摘のとおりもう尐し臨職がほしいとかですね、そういうこ
とがございます。
それから、281ページの乳がん検診のことでございますが、初めて受ける人が優先されるのか、それらを含
めてもう尐し考えはできないのかということでございますけども、乳がん検診につきましては、18年度を見れ
ば定員が450名のところを8名を上回ったわけでございますけども、できる限りですね、御指摘のとおり初め
て申し込みされたような方は、できる限り優先していきたいというふうには考えております。
それから、それらを含めてですね、もう尐しいい検診の方法ということで、課全体でですね、検討すること
だというふうに考えております。
それから、医師会の問題ですけども、読影とか判定には確かに加わっていただいております。それで、これ
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については一忚そういう結果が出たものをですね、医師会でも再度ですね、がん検診等で精密に医師が集まっ
てですね、読影するということをしていただいております。そういうことはやはり有効なことではないかとい
うふうに考えております。
なお、経費を安くということは十分承知しておりますので、それらを含めて検討はさせていただきたいとい
うふうに思っております。
以上です。
○福祉部長(関田 実君) 保健センターの扱う業務がより専門性が多くなってきていることも事実でございま
す。この件でございますが、取り扱う業務もですね、非常に広範囲にわたっております。そのようなことから、
より専門性の職員の配置というのは必要になってくることは承知しております。今後ですね、引き続きより専
門性の配置については検討していきたいと考えております。
以上でございます。
○ごみ対策課長(乙幡正喜君) 原価計算の方から申し上げます。原価計算の中の消費税につきましては、課税
客体は車両購入者でございます。仮にですね、委託を受けていなくても支払い義務は生じると思います。また、
委託料を得る事業者としても当然のことながら、消費税の納税義務者となります。たまたま納税義務者が同一
なだけでありまして、双方には直接関連性はないものと考えます。
それから、もう1点の方でございます。小平市と東大和市のごみの搬入の関係でございます。東大和市の委
託契約は、ごみの収集なんですけども、8時から5時まででございます。これを拘束するだけではなく、一定
の世帯を収集した段階で完結するものと考えております。したがいまして、1日の収集ノルマを終了した段階
で、契約上の拘束はなくなるものと考えてございます。
もちろん、東大和市のごみを積載したまま小平市のごみを収集すること、あるいはその逆は当然あってはな
らないものと考えております。それに当たりまして投入伝票が、小平・村山・大和衛生組合からこちらの方に
参ります。それで確認してございますので、混載についてはないものと考えてございます。
以上でございます。
○委員(関田 貢君) 予防事業費の中でですね、285ページ。昭和病院組合の負担金がですね、18年度もある
いは19年度も増額になっております。そして、今年度は263万1,000円増額になるのかな。この増額になってい
るということについてですね、増額理由。昭和病院は東大和市の受診率の中身が相当改善はされてきてはいる
んだろうと思うんですが、その受診率の関係、この負担の理由ですね。東大和市はこういうふうにして年々私
は逆に昭和病院が遠くなって、受診率は下がってると私は思ってるんですが、予算上では毎年毎年上がってい
く。その上がっていく理由は、その根拠はどういう積算で計上していくのかと。私は昭和病院にかかっている
受診者は毎年尐なくなっていると思っているんですが、その辺のことの確認をしたいと思います。
それとですね、295ページの環境問題。295ページの4番、ホタルの里づくり事業費44万4,000円とですね、
6番の野火止用水保全対策事業費の505万9,000円。多分これは委託料の中身に触れると思うんですが、私はこ
この野火止用水の環境保全をですね、もっともっと図っていかなきゃいけないのかなというふうに、私は思っ
ています。
というのはですね、整理区画した当時の野火止用水のせせらぎの状態はというとですね、あそこの当時はさ
くがあって、最初のころは、あそこに夏になりますと子供たちは遊んではいけないというふうにして、かなり
な大きな玉石がせせらぎのところには敷かれておりました。それで、最近の現状を見ますと、ほとんどが子供
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たちが夏になると、もうせせらぎでは遊ぶのが常識化になっている。しかし、僕は遊ぶのはね、せせらぎの状
態から見ると危険な状態じゃないから遊ぶのは問題ないと、仮に改善されてもよしとして、そしてそこに生息
する、近所の人がね、あのせせらぎにいろんな動物を放す。その放したおかげで子供たちがね、すくいに来て、
ほとんどがね、子供たちが魚をすくって家へ持ってかえるより、すくった感激を喜んでまたそこへ放すような
ね、環境改善の努力、自然との結びつきをして、魚をとったら放しましょうとか、逆にね。とってはいけませ
んじゃいけないけれど。
それはなぜ私はそういうことを言いますかといいますとですね、最近あそこにシラサギがですね、飛来して
くるようになったんですよ。そして、夜8時、僕なんかが9時ごろパトロールしててもですね、シラサギがあ
そこんとこで休んでるんですね。そういうのを環境課では御存知ですか。
あそこのね、えごの樹に、喫茶店の名前を出して申しわけないんですが、えごの樹で初めて飛来してきたと
きに、シラサギが来たといって僕なんかもその後、確かに来たときに電話もらって見に行きました。昼間だっ
たです。そしたら最近、僕はこの間20日夜パトロールに行ったときに、9時半ごろ行ったとき、3羽休んでい
ました。それで、我々がそばを通ったもんですから飛び出しましてね、あれしましたけれど、そういうふうに
自然が返ってくるってことは非常にね、珍しい鳥が飛来してくるってことは、僕は非常にね、環境保全のあれ
でも環境保全対策の中でも非常に僕はね、自然との触れ合いの中でいいと思うんです。
そういう意味で、そういう小動物がいるから私は来るんだろうと思うんです。ですから、そういう動物保全
の関係で、看板もそういうふうに危なくないとこに放す人がいれば、そこすくってっちゃう人がいる。だから、
すくってっても子供さんにすくう楽しみを与えて、また戻して帰るようなね、そういう看板も僕は環境保全の
中で必要かなと。
それと、ホタルもそうです。この間もね、落ち葉の中でね、高齢者事業団の人が、非常にあそこんとこ清掃
をきれいにしてました。そういういるものを捕らえるために、石をあそこんとこに並べてある保全策の石を動
かしてみたり、いろいろして子供たちはやりっ放しで行っちゃいます。ですから、僕はそういうとこの自然の
環境もある程度指導する看板などは、僕はここに委託事業の中でそういうことが入ってんのかなと。ここで、
野火止用水維持管理委託料と書いてありますからね、そういうようなことについて野火止用水の保全、あるい
はホタルの里づくりも、ここでホタルの飼育もされているようですから、そういう保全を考えながら、環境保
全を一つ考えたときに、そういう珍しい鳥が、20日んときも私は3羽確認しました。そういう珍しい鳥が来る
ような環境になったということは、それだけいろんな動物が放す人もいれば捕まえる人もいるんで、その辺の
指導をどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。
○健康課長(原 與四雄君) 285ページ、予防事業費の昭和病院組合負担金のことでございますけども、これ
につきましては18年度当初より263万1,000円増となっております。この理由につきましては、3月補正でもお
願いしたところでございますけども、三位一体の改革に伴うもので、新たに救命救急にかかわる各自治体に税
源移譲された分をですね、昭和病院への分賦金として各市が計上支出するものでございます。
なお、利用状況でございますけども、ここ数年変わっておりませんで、17年度を例にとりますと利用者は2
万47人ということで、全体の5.3%ということでございます。
○環境課長(木内和郎君) 295ページのホタルの里づくり事業並びに野火止用水保全対策事業費の関係でござ
います。ホタルの里づくり事業につきましては、野火止用水でホタルを生育しまして、大分定着してきたとこ
ろでございます。また、そのホタルを生育し始めましてから、あそこのせせらぎにはカワムツあるいはグッピ
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ー、金魚、コイ、カワニナ、モノアラガイ等々非常に多くの動植物がふえてきております。
御案内のように今、子供さんたちが特に夏休みになりますと、そこに生息するザリガニをとりに大分川の中
に入っておりまして、それだけならいいんですが、残念ながらホタルの生育場所も荒らすような状況が続いて
おります。そういったときには、子供さんたちには優しくわかるように注意をしておりますが、なかなか言う
ことをきいてくれないのが現状なんですが、そういったものに対する注意の看板につきましては、予算要求は
してございませんが、手づくりの看板をつくりまして広く呼びかけていきまして、地元の子供さんたちあるい
は小平市のお子さんも大分来るようなんですが、徐々に理解を示していただいて、環境保全、一歩、二歩前進
していると思っているところでございます。また、引き続き野火止用水の環境保全には力を入れてまいりたい
と思っているとこでございます。
以上でございます。
○委員(関田 貢君) 今昭和病院の負担金の問題が三位一体改革の改善によってですね、それぞれが忚分の負
担を納めているといって、今受診率を聞いたらびっくりしましたね。平成17年度の実績で5.0%までこれ下が
ってんじゃないですか。私たちが昭和病院におったときは十何%あったのが、もう半分も下がっている、減尐
で2万人がですね、じゃ2万人で1億円─今回のこの分担金の中1億2,000万円ですか、それを2万人で割
ったら、相当な1人割り返すと負担の補助になりますよ。そういうことを考えると、地域医療に対してですね、
もう尐しここんところの三位一体改革によるということでもですね、忚分の負担じゃなくて、やっぱし近隣で
一番重要で、こういうふうに東大和市と武蔵村山市なんていうのは、一番遠い昭和病院からの位置間隔であり
ますのでね、その辺の間隔の中は三位一体改革で忚分の負担を払うということについてはね、以前、過去に武
蔵村山市の市長さんが、今の市長さんじゃないけれど、昭和病院から脱退するなんていうこともね、一時話が
ありましたよね。
だから、私は脱退しろとは言わんけれど、そういうふうに高度医療の一体の利用の目的がありますから、高
度医療は昭和病院が一定の役割を果たすでしょうから、地域医療として。そして、当市には東大和病院という
立派な病院があるわけですから、そういう東大和病院の地元の病院と昭和病院の両方をですね、地元の病院と
して、昭和病院にこれだけの費用が、補助負担金が出せるならば、東大和病院だって同じように僕は考えてい
かなきゃ。東大和病院はもう20%か30%の市民の利用率が年々上がっているとこなんですよ。そういうふうに
して昭和病院の差と、公立昭和病院と東大和病院の扱い方はやはりこれは検討していかなければいけないと。
市民がこれだけお世話になっている病院に一銭も補助がなくして、片や5%の利用率で1億何千万円という補
助金までこれ出しているっていうことについて、1億2,400万円からの補助金を出しているということについ
て、再度この考え方をお聞きしたい。
それと、今ホタルの里づくりとか、環境保全のことについてですね、自然が返ってきている、非常にいいこ
とですから、手づくりのこの費用がなかったらね、職員の皆さんが、今課長の答弁じゃないですが、手づくり
で看板をつくるというお話を聞きました。ぜひそういうようなことでも結構ですから、やはりそういういろん
な魚が、片や魚を放している人からするとですね、やっぱし捕まえてもらっても構わないけれど、それをまた
そこの場へ放してね、しないでほしいというね、やっぱし魚を放している人、そこへシラサギが来たという人
たちが─非常にシラサギなんかはね、珍しい動物だということで、ああいうとこまで飛来してくるという
ことで、最初は1羽を見たんですが、私がこの3月20日の夜のパトロールのときに、みんなうちの方の人がシ
ラサギ3羽そこに休んでいたということも発見しましたし、そういう自然が戻ってくるっていうのは大いにい
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いことですから、ぜひそういうことをして、一日も早くそういう地域のね、子供たちとの融和をうまくとれる
ような環境改善を図っていただきたいということで、これは要望しておきます。
以上です。
○健康課長(原 與四雄君) 昭和病院の負担金でございますけども、先ほども御説明申し上げましたけども、
三位一体の改革の中で救命救急に関するものがですね、これまで昭和病院の方に補助として国から出されてい
たと。それが各市へ移譲されたということに伴いまして、その分をですね、言い方としては昭和病院に返すと
いうような形でよろしいかと思います。で、利用率なんですけども、確かに従前よりは低くなっているかと思
いますけども、8市で構成している一部事務組合でございますので、やはり大きな役割を果たしていただいて
いるというふうに思っております。で、負担金の内容ですけども、患者割は80%というふうに算定をしており
ます。それから、均等割が18%、それから人口割が2%ということでございます。
以上です。
○委員長(木下光雄君) ここで10分間休憩いたします。
午前11時 4分 休憩
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午前11時14分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○委員(二宮由子君) 済みません、何点か伺わさせていただきます。
279ページの成人保健事業費なんですけれども、前にも他の委員が質疑をさせていただいたと思うんですが、
健康増進法の施行に伴いまして、喫煙者のマナーキャンペーンなど当市でも行っておりますけれども、喫煙者
の医療費の抑制を考えますと、禁煙の推進なども進めていただきたいと思いますが、当市におきまして禁煙に
対する推進事業、取り組みなどを伺わさせていただきます。
あともう1点、285ページ、予防事業費の中の薬物乱用防止推進東大和地区協議会運営費補助、ここなんで
すけども、この協議会、平成17年度の行政報告書を見させていただきますと、行われている事業の中で薬物乱
用防止ポスター、標語の募集とかですね、あと薬物乱用防止の啓発の活動、環境市民の集い、健康のつどいな
どで実施をされておりましたり、講演会、研修会への参加などされておりますけれども、この薬物、違法ドラ
ッグなど、どんどんと低年齢化しているのが実態でございまして、その実態の把握などはされていらっしゃる
のでしょうか─を伺います。今後ですね、この協議会の運営のあり方を伺いたいと思います。
あと、最後になりますけれども、前の委員も質問いたしましたごみ処理事業費の中のごみ収集運搬委託料の
件に関しましての御答弁の内容なんですけども、尐しちょっとわかりにくい点がございますので、ごみ収集運
搬委託の契約書とですね、小・村・大の直近で構わないんですが、小平市と東大和市の搬入の日報を資料請求
させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○健康課長(原 與四雄君) 279ページ、成人保健事業の中で、禁煙の推進事業ということで取り組んでいる
内容はということのお尋ねですが、これまでも東京都の保健所長、先代の保健所長ですかね、禁煙に非常に積
極的な方で御指導いただいたんですけども、19年度におきましては、その東京都の10分の10の補助を受けまし
て、禁煙支援ということで幾つか今ある事業の中で付加させていきたいというふうに思っております。
成人健診事業の中で、保健師が健診の中で禁煙への指導や相談に当たるということでございまして、飲食含
めて人件費分が53万円ほど含まれております。で、このほかにも母子手帳交付時等にも同じことを行っていき
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たいというふうに思っております。また、息を測定し、喫煙度をはかるスモークライザーの活用も図っていき
たいと。さらに、パンフレットの配布なども実施していきたいというふうに思っております。お母さんになら
れる方には、赤ちゃんへの悪影響、酸素供給が悪くなるとか、栄養供給が悪くなるとか、あるいは低体重児、
流産、早産、死産の危険などにも触れて、禁煙支援に努めていきたいというふうに思っております。
それから、285ページ、予防事業費、負担金補助及び交付金の中で、薬物乱用防止推進東大和地区協議会運
営費補助でございますけども、これにつきましてはお話のありましたとおり、19年度の活動としては街頭のキ
ャンペーンとか薬物乱用の防止の講習会、あるいは市内小・中学校での講演、それからハミングホールを使っ
たキャンペーンですね。これをちょっと大々的にやっていきたいということは上がっております。で、会の運
営につきましては─それから実態の把握ですけども、これにつきましては大変恐縮ですけども、私どもで
は青尐年の状況とか、市内のですね、状況というものは詳細つかんでおりません。
それから、会の運営についてでございますけども、これについては私ども総会とかですね、そういうものに
出させていただいているところでございます。
以上です。
○委員長(木下光雄君) ただいま二宮委員から資料要求がありました。理事会の申し合わせにより、本件につ
きましてこれより理事会を開催し取り扱いを協議いたします。
協議のため暫時休憩いたします。
午前11時20分 休憩
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午前11時38分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○委員(二宮由子君) 追加資料の要求をさせていただきます。
以前に平成16年の9月の第1号補正予算見積書におけるごみ収集運搬委託料の債務負担行為についての積算
の基礎となった資料を見させていただいたんですが、その資源回収の総合計と今回出していただいた総合計が
大分違いますので、できれば資料といたしまして平成16年以降の資源回収車、原価計算における積算根拠にな
る資料を要求させていただきます。
○委員長(木下光雄君) ここで午後1時30分まで休憩いたします。
午前11時39分 休憩
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午後 1時52分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
二宮委員の資料要求につきましては、理事長報告どおり取り扱うことにいたします。
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○委員長(木下光雄君) 引き続き、第5款労働費の質疑を行います。
○委員(西川洋一君) 労働費につきましては、非常に予算額も尐ないあれですけども、私はここで歳入のとこ
ろでも尐し触れましたけども、市内の非正規雇用の方が非常に多いという状況の統計資料があります。これに
対してやはり市としても労働政策の中で非正規雇用労働者を尐なくしていく、正規雇用にしていくと、そうい
う取り組みが必要ではないかと。予算の中にはそうした事業といいますか、政策を掲げての予算計上が必要で
-131-
はないかと思いますが、この点の検討をこの年度ではされたんでしょうか。
○産業振興課長(木下恒雄君) 市内の非正規雇用者の割合が多いということで、19年度予算におきまして、こ
の非正規雇用者をですね、正規雇用者に切りかえる、こういった部分のですね、予算について検討したかどう
かということでございますが、具体的にはですね、検討はしてございません。
以上です。
○委員(西川洋一君) 私の手元にあります統計資料は2004年分ですけれども、従業員数1人から6人の事業所、
東大和市ではここに働く労働者が2万1,000人余り、そして臨時、派遣、下請までをこの統計資料から導き出
しますと、非正規労働者の率が56%ということで、26市の中で多い順に2番目という状況なんですよね。本当
にこれは労働政策としてきちっと対忚する必要があると思いますので、今後の御検討よろしくお願いします。
○委員長(木下光雄君) 労働費の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、労働費の質疑を終了いたします。
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○委員長(木下光雄君) 引き続き、第6款農林業費の質疑を行います。
○委員(長瀬りつ君) 313ページ、園芸振興対策あるいはファーマーズ運営費いろいろあるんですが、市民農
園とか体験農園とかファーマーズとか、新鮮で安全な農作物をつくっていただいていると思うんですけれど、
できればですね、そういう市民農園と言われるくくりの中にあるものについては、農薬ですとか殺虫剤の使用
ですね、そういうものをなるべく使わない農業をするんだということを進めていただきたいのと、それから堆
肥、例えば堆肥の利用の仕方、どんな堆肥がいいのかとか、こういう作物にはこんな堆肥が合うみたいな、そ
ういう指導なども含めて市がいろいろ行っているこの農園事業の中で、そういうものをきちんともっと強く進
めていくべきではないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○産業振興課長(木下恒雄君) 313ページ、農業振興対策事業費あるいはファーマーズセンター運営費、こち
らのですね、市民農園におけます農薬の使用とかですね、あるいは堆肥をさらに使用する、こういった指導を
市の方で積極的に推進するということでございますが、現在ファーマーズセンターの方に農業指導員という方
がございます。常駐といいますか、4月から10月につきましては土曜日と日曜日、あと11、12、3月につきま
しては日曜日常駐してございます。そういった中でですね、この指導員の方がやはり利用者の方々からですね、
御相談を受けたりあるいはこういった堆肥というんですか、そういった部分の使用ということでお話をしたり
しております。
そういったことでですね、市の方でも環境にやさしい農業推進事業といったことでですね、できるだけ農業
からの負荷の低減ですか、それを図るというようなことで取り組んでおりますので、さらにですね、そういっ
た部分で農業指導員の方にもですね、そういった指導をさらに進めていただくようにしていきたいというふう
に考えております。
以上であります。
○委員長(木下光雄君) 農林業費の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、農林業費の質疑を終了いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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○委員長(木下光雄君) 引き続き、第7款商工費の質疑を行います。
○委員(長瀬りつ君) 319ページです。住宅リフォーム、店舗リフォーム、空き店舗対策の補助金、全体的に
尐なくなっています。で、特にこの住宅のリフォームについては、悪質リフォームの問題が随分話題になった
時期もあったんですけれど、卖なるリフォームではなくてですね、耐震化─木造住宅の耐震化について防
災の方との関係も出でくるんですが、しっかりとした取り組みをしていただきたいというふうに思います。特
に、古い木造住宅の耐震化のための助成制度というのは、都の予算の中にもありますので、そういうものを活
用して古い住宅をどういうふうに抽出するのか、そして耐震診断どうするのかということも考えていただきた
いというふうに思うのですが、ここに当てはまるものなのかどうかというのはありますが、その辺についての
お考えはないのでしょうか。
○市民部長(高杉 豊君) 当市で行っております住宅・店舗リフォームにつきましては、その内容的には今御
質疑ありましたような耐震化という部分については、改造という意味でできるように取り扱っております。そ
れから、東京都というふうな関係との絡みにつきましては、総務部の方の防災の方の関係もございますので、
そちらの方と協議を進めていくと、このように考えているところでございます。
○委員(長瀬りつ君) 済みません。改造ということでできるということですが、結局古い住宅っていうのは、
多分もう年金暮らしのお年寄りがお住まいになっている例とかが多いのかなというふうに思いますので、リフ
ォームだとすごくお金がかかるじゃないですか。でも、そんな資金難であれば、そういうリフォームもなかな
かそう簡卖にはできないし、悪質リフォームの問題なんかも出てくると、やっぱり市がこういう形でやってい
ますよとか、本来であればそういう資格をもったですね、者、人たちがいたり、要するに技術屋さんと市とが
連携をして、市がこういうふうに言ってるんだからって言えば、市は信用ありますよ、まだ。市が言うことだ
から信用できないとは、多分おっしゃらないというふうに思いますので、悪質リフォームではありませんとい
うことでですね、事業者さんですか、建設業者さんとかいろいろいらっしゃると思うんですけど、そういう方
たちと一緒になって、まず診断をしなきゃならないですけれど、無料でやっているところなどもありますが、
そういう意味できちんとした助成制度を使っていくべきではないかなというふうに思いますが、いかがでしょ
う。
○市民部長(高杉 豊君) 建物というのは非常に構造とか新しい古いということもあって、耐震力がどのくら
いあるかという、これ判断するのは今お話がありましたように、全く素人では無理だというように思います。
私どもの実施しておるとこでも、そういうことを見るというのも不可能でございますが、今お話のように、こ
の建物に関する技術屋さんあるいは市、それから総体的には安全対策と申しましょうか、そのような絡みもあ
ると思いますので、今後内部でも、また外部とも研究をしていくということが必要だというふうに考えており
ます。
○委員長(木下光雄君) 商工費の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、商工費の質疑を終了いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 引き続き、第8款土木費の質疑を行います。
○委員(長瀬りつ君) 329ページです。街路灯の管理費というのがあります。街路灯修繕料というのも予算計
上されています。これは商店会とかそういうところの大きい通りの街路灯ではなくて、住宅地の中の街路灯だ
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というふうに思っていいんでしょうか。街灯だというふうに思っていいんですよね。で、住宅地の中に、こん
なに真っ暗いとこがあっていいのかと思うほど真っ暗いところもありますし、お願いをして20ワットをちょっ
とあんまり電力を使わないでも、もう尐し照度が明るくできるというふうなものもあるというのも聞いていま
すので、なるべく早急にですね、暗いところとか点検をしていただいて、きちんと街路灯の管理をしていただ
きたいのと、それからこれちょっともしかしたら足でけったらぼろっていくんじゃないかと思うようなさびつ
いた街路灯もたくさん見かけますので、できればそういうものについてもなるべく早目の管理をしていただき
たいのですが、いかがでしょうか。
○管理課長(福島啓二君) 街路灯につきまして暗いところがあるという御指摘なんですけれども、それにつき
ましては市民の皆様から要望等いただいているところでございます。それを受けまして、私ども現地を調査、
確認の上ですね、街灯の設置の基準に該当するような場所であれば設置をさせていただいていると。それも予
算の範囲内でございますが、設置させていただいているところでございます。で、古いポールが残ってて危な
いという御指摘ですが、それにつきましてもですね、市内を調査して、随時そういった危ないものにつきまし
ては撤去させていただいている状況でございます。
以上でございます。
○委員(長瀬りつ君) 予算の範囲内というのはわかりますけれど、だからといって暗いところがやっぱりある
わけですよ。で、ぼろぼろにさびた街路灯もあるわけですよね。要するに、全部やってると、ぐるっと回って
くると次のところがもうさびているという、そういう状況でしょうかね。やはり予算をきちっと取っていただ
いて、やるべきところというのは暗いところがあっていいわけではないですし、住宅街の中でやっぱり暗いと
ころというのは非常に怖いですよ。で、これほど安心、安全って、防犯って言ってるんですから、そういう場
所をつくっておくこと自体が、やはりまずいだろうというふうに思いますので、なるべくたいしたあれじゃな
いと思うんですよ、電気取りかえるの。市長、いかがでしょう。
暗いところというのは、本当に怖いですよ。たとえそれが電気と電気の間が30メートルって決められている
みたいですけれど、それでもやはり状況によっては非常に暗いところが出てきてしまいますので、そういった
点について予算の範囲内で何とかってお気持ちはわかりますけれども、何とか早目に明るいまちにしていただ
けるような努力をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。
○都市建設部長(氏井 博君) 街路灯はですね、やはりそれが果たす役割、あるいはその務めがございますの
で、現状をよく確認してですね、暗いようなところはですね、なるべく早いうちにですね、対忚させていただ
くように考えております。
○委員(西川洋一君) 329ページの道路補修事業費ですけども、昨年3,000万円、ことし2,000万円、3分の1
減ったってことで、これ説明ちょっと私聞き逃したのか、受けてないんですけども。道路改良までいかないけ
ども、補修で十分済むという場所は尐なからずあると思うんですが、こんなに減らして大丈夫なんでしょうか。
○管理課長(福島啓二君) 平成19年度につきましては、御指摘のように予算を減額してございます。道路補修
につきましてはですね、市民の方からの苦情や要望等を受けまして、私ども現地を確認の上、緊急性、危険性
などから補修が必要かどうか判断した上で、必要だと思った箇所につきましては補修工事を行っているという
状況でございます。で、今後はですね、さらに補修箇所を厳選をしながら、月当たり例年50件程度を補修工事
しているんですが、工事箇所を厳選していきながら、緊急かつ危険性な部分について優先的に行っていきたい
と考えております。
-134-
以上でございます。
○委員(西川洋一君) 市民からすればすぐ直してほしいと、危険だからというふうに思ってお願いするのを、
厳選してって言われちゃうと、これはしなくて済むよというふうな意味合いに今聞こえちゃったんですけど、
そういうことですかね。やはり地元から危険だからお願いしますって来たのは、直ちにお願いしたいというふ
うに思うんですよね。で、この3分の1も減らしちゃって、本当にいいのかという感じなんですが、その辺の
答えちょっと。厳選で対処するということは、やるべきこともやんないっていうふうに聞こえちゃうんで、ど
うなんでしょうか。
○都市建設部長(氏井 博君) 危険度の高いところからですね、取り組んで行きたいと考えておりますが、そ
の前にですね、忚急に対忚しなきゃいけないときはですね、市の方に作業員もおりますし、材料もございます
ので、とりあえず忚急措置をさせていただいて、その後対忚させていただくように考えてございます。
以上です。
○委員(中間建二君) 2点お尋ねいたします。
331ページの駅前広場管理費、この中に東大和市駅前の公衆トイレの関係も含まれているかと思いますが、
非常に傷みも激しい、また中も暗い汚いということで毎回上がっておりますので、ぜひ19年度の中で全面的な
改修を期待しているんですけれども、そういうことが検討されているかどうかお尋ねしたいと思います。
それから、339ページの公園管理費ですけれども、これは東京都の方で平成19年度、高齢者が身近な公園で
健康づくりができるようにということで、健康づくりに資するような器具を公園に設置する方針で取り組んで
いるというふうに伺っているんですけれども、東大和市では19年度こういった事業に取り組むお考えはあるか
どうかお尋ねいたします。
○生活環境部長(内野 章君) 2点御質疑いただきました。
1点目が331ページでございます。駅前広場の管理ということで、トイレが相当汚いということで以前から
も言われております。19年度におきましては、いずれにいたしましてもトイレの汚染が著しいことからですね、
床あるいは壁等の清掃を追加してですね、さらにあそこの場所、駅前でございますので、きれいなトイレにす
るということ、それから市の職員もですね、目を光らせた中で今後対忚していきたいというふうに思ってござ
います。
また、2点目の339ページ、公園の中の健康遊具ですか、これですが19年度予算の中では特にそれについて
はですね、この中では載せてございませんが、今後はそれらのことも各方面とのですね、連携を図りながら検
討していきたいというふうに思ってございます。
以上でございます。
○委員(中間建二君) 駅前のトイレにつきましては、どうしてもあの汚いままですと汚しやすい、心理的に汚
しやすいってことがあるようでございますので、ぜひ1度全面的なリフォームといいますかね、改装をしてい
ただいて、またそのときに尐し工夫していただくことで、市民の方の利用、改善も図られると思いますので、
ぜひお願いをしたいと思います。
また、公園管理につきましても、東京都が19年度以降取り組むということで言っておりますので、ぜひ検討
を進めていただきたいということで、答弁は結構です。
○委員長(木下光雄君) 土木費の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
-135-
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、土木費の質疑を終了いたします。
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○委員長(木下光雄君) 引き続き、第9款消防費の質疑を行います。
○委員(長瀬りつ君) 351ページの負担金補助及び交付金のところで資料をいただきました。三多摩消防団連
絡協議会の負担金と北多摩地区消防団連絡協議会の負担金について資料をいただきました。それぞれ定例の総
会があったり、臨時総会があったり、理事会があったりということで書いてございますが、当市の消防団は、
これにどういう形で出席をしているのか。
例えばですね、三多摩消防団連絡協議会の定例総会というのは、立川市のホテルで行われています。で、北
多摩地区消防団の連絡協議会の定例総会というのは、1泊で伊豆長岡町及び沼津市という形で行われているよ
うですが、これには出席をされているのか。で、出席をされているのであれば、どのような出向形態で行かれ
ているのか伺いたいと思います。
それから、353ページの高齢者等火災警報器給付事業費です。75歳以上で申し込みが尐ないという説明があ
ったんですが、都の火災予防条例で、住宅用の火災警報器の設置というのは、新築はもう初めからというふう
に決められていますが、既存の住宅に対する市の援助とかそういったこと、防火対策という意味で考えていら
っしゃるのかどうか伺いたいと思います。
それから、その次の災害対策に関連をしてなんですけれど、何ていうんですかね、いわゆる災害弱者の把握
について去年伺ったときに、検討中、研究中という答弁だったんです。で、どこまで研究、検討されたのか、
災害弱者をどうやって把握したらいいのかということについてですね、伺いたいと思います。
独居の高齢者がふえているのは事実ですよね。そうすると、1人ではどうしても避難できないじゃないです
か。例えば、都営住宅なんかだと比較的把握はしやすいけれども、エレベーターとまってしまいますから、そ
うするとお年寄りがお年寄りを担いでですね、おりなきゃいけないとか、逃げなきゃいけないとか、避難しな
きゃいけないとかっていう状況になるわけですよ。いろんな用具はあるようですけどね。だから、比較的把握
をしやすい状況にはあるのかもしれません、集合住宅であればね。だけど、そうじゃなくて古い住宅、危険度
がちょっと高いかもしれないというふうな住宅にお一人で暮らしていらっしゃる高齢者の方、要するにその実
態ですね。状況把握だけでもですね、取り組んでいただきたいのですが、それについてはどのように考えてい
らっしゃるのか伺いたいと思います。
それから、357ページの国民保護関係事業費です。せんだって、国民保護計画の案を出されて、市民の意見
を募集されましたが、その辺について結果をちょっと伺いたいのと、それから国民保護協議会の中で、この国
民保護計画を策定するのに当たりどのような議論がされたのか。主に出された議論について伺いたいと思いま
す。
○総務部参事(並木俊則君) 私の方から3点回答いたします。
まず、351ページ、消防団の方の活動費になりますが、その中の三消連、北消連、それぞれの定例総会ある
いは理事会等への出席でございますが、まず東京都三多摩消防団連絡協議会の方─三消連でございますが、
こちらの方、定例総会あるいは常任理事会、すべて平成18年度は出席しております。現在東大和市消防団長が
常任理事ということでございますので、このような会議、会合についてはすべて出席をしております。総会の
方にも出席しております。
それと、東京都北多摩地区消防団連絡協議会─北消連の方でございますが、定例総会、臨時総会、理事
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会、担当者会議等すべて出席しております。現在東大和市消防団長が北消連の方は理事でございますので、役
員でございますので、三消連と同様すべての会議、会合等には出席しております。
なお、北消連につきましては定例総会が1泊2日ということで、北消連につきましてはこの1泊2日におき
まして、1日はその視察研修ということで組まれておりますので、視察研修先はその県あるいはその周辺市町
村のですね、防災対策上の視察あるいはそれに絡む施設等を視察しておりますので、そちらに出席していると
ころでございます。
次に、353ページ、高齢者等火災警報器の関係でこざいますが、これにつきましてはこのたびですね、北多
摩西部消防署を中心にですね、東大和市、武蔵村山市両市、それと関係機関によりまして、この火災警報器の
設置の推進ということで、昨日3月22日に協議会が発足しました。これは北多摩西部消防署長を中心にですね、
関係の団体で設置について推進していこうということで発足しまして、今後ですね、早い段階でいろいろな推
進策を考え、両市の火災警報器のですね、設置の推進を図っていこうということで発足しました。私どももそ
の協議会に出席した中で、いろいろと今後助成制度あるいは推進の政策が考えられますので、一つ一つ検討し
ていきたいというふうに思っております。
次に、同じページ、災害対策事業費の災害弱者、要支援者の考えということでございますが、現在東京都が
平成18年度中─今月中にですね、一忚予定では東京都全体の災害要支援者のマニュアル、あるいは指針をで
すね、製作して、作成してですね、23区各市町村にですね、それを連絡する、通知するというふうな形になっ
ているんですが、現段階ではまだ届いておりません。
今後ですね、この要支援援護者のですね、支援者の施策についてなかなか東京都全体で進まないということ
もありまして、東京都が全体を把握した中で推進策を講じるというふうな形になっておりますので、私どもも
その指針、マニュアルをですね、届いた段階ですぐに検討しまして、今後市の施策の方と当てはめていきたい
というふうに考えております。時間的には、もうそろそろ届くというふうには言われてますが、現在それを待
っているということでございます。
以上でございます。
○総務部副参事(町田誠二君) 357ページ、国民保護関係事業費の中2点質問いただきました。
1点目の案に対する意見ですが、3月1日から31日までホームページに全文掲載しまして、ただいま意見を
いただいている途中であります。現在です、きょうの時点で6件ほど質問、意見をいただいていますが、今後
締め切り次第まとめる予定でおります。
それから、2点目の協議会においての案の検討についての意見等でありますが、事前に1月末にですね、素
案をお配りしまして、各委員さんから事前に意見をいただきました、案にする前にですね。時間がないもので
すから、その中でいただきまして、その中では、例えば韓国で実施している訓練は考慮しているのかとかです
ね、消防団の位置づけ、それから指揮命令系統がわかりづらいので明確にすべきであるとか、それから復帰段
階における市とか各機関の役割分担の中で公共機関の忚急復旧の支援は、例えばその会社は該当するのかとか
ですね、保健衛生の確保の中で保健所から消毒は市のやるべきものであるとか、その辺の意見が出されまして、
それをもとに修正したものを計画として提示させていただきました。
以上でございます。
○委員(長瀬りつ君) この消防団の方ですが、これはそうすると団長さんは1人で行かれるんですか。市の職
員は一緒に庁用車で行ってるということですか。もし立川市のあれだということであれば。市の職員も一緒に
-137-
行きも帰りも。例えば往復泊まりということであれば、市の職員が庁用車で行ってるってことですか、団長さ
ん連れて。そういう意味でしょうか。
私が聞きたいのは、その出向形態を聞きたかったんです。1人で行っているの─自費でね。立川市ぐら
いだったら自分で運転して行けるでしょうけど。つまり、そういうことではないということですよね。庁用車
を使って職員がついて一緒に行っているということですね、これは。それをよしとしているわけですね、それ
で。それでよしとしているということですよね。
何ていうのかな、きちんと補助金を出してやっているわけだし、団長さんそれなりにお忙しいでしょうけれ
ども、職員がついて、なおかつ庁用車で行っているということについては、やはり尐し出向の形態をきちんと
考えるべきではないかなというふうに思いますが、その辺については。ずっと今までそれでやってこられたん
でしょうけれど、考えていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
それから、防災の方ですが、都全体でマニュアルをつくってということですけれど、やっぱりそこのまちそ
このまちによっていろいろ特色があると思います。で、東大和市の中でも高齢化率の高い場所、湖畔とか单街
とか清原とか非常に高齢化率高いですよね、そういう意味では。それでも、集合住宅なのか、戸建ての住宅な
のかでも違いますので、そういう意味で福祉との連携ともなろうかなというふうには思いますけれど、とりあ
えずの状況把握ですね、東大和市のまちの中がどういうふうな形になっているのかというところは、マニュア
ルが届いてからでもいいですけれども、しっかりと福祉と連携をして状況把握だけでもいいですから、とにか
く早急に取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○総務部参事(並木俊則君) 351ページの負担金の関係で、消防団長がこのようなところの総会あるいは常任
理事会、理事会に出席する場合には、私ども担当職員が同行しております。庁用車等を使用しておりますが、
消防団長の場合、緊急出動が常にございます。その緊急出動で、すぐに市内に戻ってこなきゃいけないという
状況が常時あるわけでございまして、それを考えた場合に一番いい方策ということで、交通の方の関係は考え
ておりますので、三多摩周辺でございますと庁用車を使用して、すぐに災害現場に駆けつける、あるいは市内
に戻るという緊急態勢を組んでいるところでこざいます。
次に、353ページ、災害援護者の関係でございますが、東大和市の状況あるいはいろいろな環境に伴うそれ
ぞれの数値の把握ということは、今後ですね、早急に取りかかっていかなければいけないということで考えて
おります。
以上でございます。
○委員(中間建二君) 353ページ、災害対策事業費について伺いますが、この中で災害対策用備蓄コンテナの
購入等の予算が計上されております。実施計画によりますと、19年度は2カ所、狭山公民館と市民体育館に設
置となっておりますが、この設置場所について改めて確認をさせていただきたいと思います。特に、体育館に
ついては当初、西側駐車場ということで実施計画に載っておりますが、今年度土地の売却ということで予算計
上されておりますので、この点についてはどうするのか。また、設置する時期についても、いつごろをめどに
考えているのか。そして、市長の施政方針でたしかおっしゃっていただいたと思いますが、災害備蓄コンテナ
を活用した災害訓練ということも、今年度実施するということで表明があったかと思います。この実施の方法、
内容等についての検討状況についてお尋ねいたします。
○総務部参事(並木俊則君) 355ページの方になりますが、災害対策用備蓄コンテナに関してでございます。
まず、設置場所につきましては、コンテナ二つ購入するということで、1カ所については狭山公民館の敷地
-138-
内というふうに今考えてございます。もう1カ所については、中間委員おっしゃるように当初、市民体育館西
側の駐車場の一角というふうに考えておりましたが、土地の売却等検討されているということで、現在場所の
変更ということで、周辺の市が所有する公園の一角というふうな形で現在検討している最中でございます。
次に、時期でございますが、災害対策用でございますので、なるべく早い段階でコンテナを購入し、中の備
蓄品の購入も済ませて備蓄をしたいというふうに考えております。現段階で何月というのはなかなか言えませ
んが、なるべく早い段階で設置をしたいというふうに思っております。
次に、市長の施政方針の中でございました備蓄コンテナを利用した訓練でございますが、現在東大和市総合
防災訓練を9月の早い段階の日曜日というふうに考えてございます。その総合防災訓練が終了した後、寒くな
らない段階で、秋の段階でですね、備蓄コンテナを活用した訓練をどこかの地域のコンテナを使いまして、市
民の協力を求め、関係団体の参加を求めて行うということで現在考えております。
以上でございます。
○委員(中間建二君) 設置場所、時期についてはわかりました。
あと、訓練の方ですけれども、なるべくであればですね、市内多くの箇所にこの備蓄コンテナ設置されてご
ざいますので、職員体制等の問題もあるかと思いますが、なるべく多くの場所で訓練ができることが望ましい
とこのように考えますが、その点についてはどういうお考えでしょうか。
○総務部参事(並木俊則君) 備蓄コンテナを活用しました訓練につきましては、現在総体的に検討中でござい
ます。どのような場所で何カ所でということも含めまして、私ども卖独で東大和市の災害担当だけでできる訓
練ではございませんので、北多摩西部消防署、東大和警察署、あるいは関係する災害の関係団体、あるいはも
う御協力をいただくですね、自治会あるいは自主防災組織、そことの調整がございますので、早急に場所等選
定の中でですね、なるべく年内に行いたいというのが考えでございます。
以上でございます。
○委員(二宮由子君) 1点だけ伺いたいと思います。
353ページ、災害対策事業費の中で、私以前も一般質問で参集訓練のお話をさせていただいたと思うんです
が、先ほど参事の御答弁の中だと、各関係機関のいろいろな訓練には、各関係機関の御協力が必要だというこ
とでございますので、参集訓練、昨日も石川県の輪島市の方で大規模な地震が起こりまして、災害対策本部が
立ち上がったんですけども、1度うちの市でもですね、年に1度ぐらいは参集という形で、災害が起こって災
害対策本部を立ち上がるのがどのぐらい時間がかかるのかというのは、やはり早ければ早い方が私はいいと思
いますので、ぜひとも参集訓練のお取り組みをしていただきたいと思うのですが、お考えを伺います。
○総務部参事(並木俊則君) 353ページ、災害対策事業費の中の参集訓練等でございますが、市の総合防災訓
練、年に1回9月でやっております総合訓練についても、職員の参集訓練一部入ってございます。ただ、大々
的に全職員を対象、あるいは一つの部全部を対象とか、そういうふうな訓練ではないのが一つ今後の課題とい
うふうには思っています。
それと今、備蓄コンテナを活用した訓練という中でですね、今考えておりますのは、ある小学校あるいは中
学校の備蓄コンテナを活用した訓練を考えておりますので、そこへ関係する市の職員がどのように参集するか
というその訓練も今含めてそれを考えておりますので、そこでも参集訓練の一部が可能かなというふうには考
えております。
以上でございます。
-139-
○委員(二宮由子君) ぜひとも各地域でそれぞれ災害が起こった場合には、職員の皆様も動員していただきた
いので、ぜひとも参集訓練の方はよろしくお願いいたします。御答弁は結構です。
○委員長(木下光雄君) 消防費の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、消防費の質疑を終了いたします。
ここで10分間休憩いたします。
午後 2時33分 休憩
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午後 2時47分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 引き続き、第10款教育費の質疑を行います。
○委員(西川洋一君) 379ページ、小学校運営費の中及び中学校運営費にもかかりますけども、私はこの項目
で教科用及び管理用消耗品費、これを過去からずっとどういう状況にあるかというふうに見ると、若干予算で
は伸びたけども、決算では減ったっていうようなときもあるんですよね。ここは、子供たちの実際の学習教育
に直接関係のある項目になるんじゃないかと。ここが年々減って、長い目で見りゃ減ってるんじゃないかって
私は見えるんですけども、それで大丈夫なのかということでのお伺いです。
できれば、ここは潤沢にふやすべきじゃないかと。最低でも現状維持、あるいはここは増加、ふやすという
方向をとるべき内容のものだと思うんですけども、どう対忚しているんでしょうか、こんなに減らしてきて。
○庶務課長(大場正男君) 379ページ、小学校費並びに中学校運営費における教科用備品、管理用消耗品の関
係でございますけれども、19年度の当初予算の編成方針におきましても、5%削減というふうな方針がござい
まして、そうした中で内々の細節等についての調整等はとってございますけれども、この関係につきましては、
そうした方針に従いまして、若干の減額をしてございます。
以上でございます。
○委員長(木下光雄君) 教育費の質疑を……。(西川洋一委員「答えになってません」と呼ぶ)
暫時休憩いたします。
午後 2時49分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午後 2時50分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○学校教育部長(並木清志君) ただいま庶務課長の方から、予算編成方針に基づいてやったってことでお答え
をさせていただきましたけども、私たちもできるだけ多くの予算があるにこしたことはありませんけども、内
容を精査した中で最低限の予算を計上させていただいておりますので、この範囲内で学校では運営をしていた
だきたいというふうに思っているところでございます。
○委員(西川洋一君) かつて何年か前の予算審議の中で、このように教科用及び管理用消耗品費が減ることで、
大丈夫かって聞いた折に、節約して裏紙を使ってますと、そういう節約なんかしながら頑張ってますっていう
答弁をいただいたことがあるんですけども、そのときよりもまた減っている内容なんですよね。
-140-
ここのところは、本当に子供の学習教育に直接関係するところじゃないかと。それを市長の一律減らせって
いう方針のもとに減らしましたっていうんでは、子供たちの教育どう考えているんですかと、根本的な問いに
なると思うんですよね。まさかそこまで、市長は一律減らせと言ったということなんでしょうけども、それで
いいのかってことですよ。これは教育長もそれどう考えるのかね。市長もそのことをどう考えるのか。
過去からずっと見ますと随分減ってますよ、この科目。同じように、では5%ほかの項目において減ってい
るかっていったら、必ずしもそうではないでしょう。どうしたって経常にかかる燃料費だとか光熱水費だとか、
逆に上がってんのもありますし、そうやって考えればね、子供の教育どう考えるのかってことですよ。それを
その市長の編成方針だからということで減らしたってことになれば、これはもう市長の責任ってことですよね。
ここんとこはやっぱりその考え方を、そこまで一律にやれと言ってんのかどうか。市長の見解と教育長の見解
をお聞かせください。
○教育長(佐久間栄昭君) おっしゃるとおり教育委員会はですね、子供たちが勉強するのに必要なものという
ものは、何ていうか、それを備えるということはもっともだと思います。
ただ、市全体でですね、やはり福祉あるいは耐震とかそういうものすべてのところにですね、お金があんま
りついてないということからいえば、総枞でですね、全体で尐しずつ我慢をしてやっていかなきゃなんないと
いう事実もあります。で、学校あるいは時にはですね、学校運営あるいは施設運営、社会教育もそうですけど
も、中には緊急でですね、どうしてもっていうときがあります。それはやはり財政当局にですね、お話をして、
予備費等からいただいているということであります。で、現在では、やはり今のところ1度使った紙をもう一
度学校で使っているというところまでは行っていませんので、紙の質がですね、落ちているというようなこと
は尐し、多尐あると思いますけれども、現在のところではやっていっていると。
ただ、これがですね、進んでいって10月、11月になって大変逼迫するとすれば、やはりまた教育委員会が間
に入ってですね、市長部局等の市長等にお願いしていくということは考えておりますので、これで全部、今年
度全部ということではありませんで、やはり本当に緊急に必要なときについては、今までも財源はいただいて
おりますし、それでやってきているということであります。
そういうことですから、当面19年度市全体の予算をまとめるということからいえば、先ほど庶務課長から説
明があったようなことをせざるを得なかったことありますけれども、これで絶対にタイトというわけでもあり
ませんので、その状況においては今後ですね、いろんなことを知恵を出していくということは考えているとこ
ろであります。
○市長(尾又正則君) 私もかつて長年教員をしておりまして、学校における消耗品の位置づけについては認識
をしておるつもりであります。かつて消耗品は教育の命とおっしゃった方がおりますけれども、それもやっぱ
りそういう意味では意味合いのある言葉であるというふうに思っております。
ところで、今年度の件でありますけども、いずれにしましても財政状況厳しい折、カットしたわけでありま
すが、消耗品の今年度の消化状況を推移を見ながら、それによってまた対忚したいというふうに思っておりま
す。
○委員(粕谷久美子君) 375ページの教育センター運営費の8番のスクールカウンセラー報償費、24時間電話
教育相談員報償が減っているわけなんですが、こういった子供たちのいじめや体罰による心の状況を受けとめ
るところの費用が削られているというのは、どういったことなのでしょうか。
それと、415ページの18備品購入費。これデジタルビデオカメラ購入費なんですが、先日いただきました予
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算大綱の中での説明では、多摩・島しょ体験塾の中で、市町村助成金の中で450万円という数字が出されてい
て、これは中央公民館事業に関連し、单街公民館、蔵敷公民館、上北台公民館との関連した事業だと思います
が、この450万円の数字っていうのが、ちょっと私の記憶しているのがちょっと違っているので、770万円とい
うふうにこれには、予算大綱の中には出ているんですが、ここは765万円という─失礼いたしました。76万
5,000円になっているので、その5,000円の差というのを教えていただきたいのと、あとその関連で443ページ
のスポーツ振興事業費、小学生スケート教室開催委託料の287万1,000円ですね。それが実際、予算大綱の中で
は325万円というふうになっているこの差というのを教えていただきたいと思います。
それと、なぜこのスポーツ振興の中の小学生にスケート教室を選んだかというところを教えていただきたい
と思います。それと、あと対象学年といつごろ実施なのかも教えてください。
○学校教育部参事(真如昌美君) 教育相談に関係します予算書の375ページの件でありますけれども、この内
容につきましては実質賃金等は減ってございません。前回説明をさせていただきましたけれども、非常勤特別
職、それから臨時の職員扱いをですね、嘱託員化したところによりまして、金額に多尐の違いが出ております。
実質今まで9,500円だった日額の支払いを時間額にしまして柔軟に対忚できるようにした結果、このような結
果となって出ているところでございます。
以上でございます。
○中央公民館長(関田賢治君) 415ページの備品購入費のお尋ねでございます。内訳を申しますと、ビデオ購
入費76万5,000円と消耗品費5,000円を含んで77万円という形になっております。
以上でございます。
○体育課長(長島孝夫君) 443ページ、スポーツ振興事業費の関連で御質問いただきました。
多摩・島しょ子ども体験塾、小学生スケート教室事業にかかわる経費ということで、体育課関連では325万
円ということで予算化させていただきました。
委託料の小学生スケート教室開催委託料287万1,000円と、この金額との差額でございますが、18番備品購入
費でスポーツ教室用具購入費ということで37万9,000円を予算要望しております。この内容といたしましては、
19年度に予定しておりますスポーツチャンバラ教室の小太刀と面の購入等に、子供を対象にした事業をですね、
実施したいということでこちらを考えております。
それから、なぜスケート教室を選んだかということでございますが、多摩・島しょ子ども事業につきまして
は、18年度から20年度までの3カ年の予定ということで、子供に感動を与えるということで考えておりますの
が、今年度につきましては市内にございますビッグボックス東大和を利用しましてですね、せっかくの地域の
資源ですのでここを利用しまして、今ちょうどブーム、昨日もスケート教室ございましたが、有名なスケータ
ーの方に来ていただきまして、やはり体験をして、身をもって感動を体験していただきたいということで、今
企画しております。そういった意味で、地域の社会資源を活用してのスケート教室を今企画をしております。
対象学年でございますが、小学生ということで、高学年と低学年ということで、下は小学1年生から上は小
学6年生までを対象として考えております。
実施時期でございますが、今の案の段階では、年度始まりまして早い時期に、できれば1回目を6月ごろに、
その後ですね、その反省点を踏まえながら2回目を9月以降にですね、やっていきたいというふうに考えてお
ります。
以上です。
-142-
○委員(粕谷久美子君) 443ページのスポーツ振興事業の今お答えいただきましたスケートなんですが、地域
の社会資源を生かしていくということでお話があったんですけど、1年生から6年生が全員対象となるという
ことなんですが、その中でそのスケートができないというような、取り組めないというような子供たちに対し
ての対忚っていうのはどのようにされていくのかをお伺いしたいと思います。全員と言いながらも全員ではな
いと思いますので、その辺をお伺いしたいと思います。
○体育課長(長島孝夫君) 小学生と申しましても、市内にはたくさんいらっしゃいます。ただ、今回はですね、
できれば全員の方に体験していただきたいところでありますが、何分やはり会場等の事情で一定の制約がござ
います。今の考え方では、前期、後期各60名を対象に実施したいということで考えております。
以上です。
○委員(藤原宏子君) まず、363ページの教育指導費の2番、就学相談事業なんですけれど、この1番の報酬
で、嘱託員報酬というこの嘱託員についてはですね、特別支援教育の巡回員だっていうふうに説明をされたと
思いますけれども、この嘱託員の資格といいますか、それについてはどんなふうに考えていられるのか。また、
どういう方が来られて、どういう形で巡回をしての指導になるのか。それぞれの学期であるとかいろいろある
かと思いますけれども、ちょっとその説明をお願いいたします。
それから、小学校費、中学校費両方ともですね、環境整備事業の中で耐震診断、耐震工事等があるわけです
けれども、一忚ですね、全校第一次診断をやったということですが、第二次診断はですね、実施計画に基づい
て順次行われているようですけれども、実際その第一次診断の中身、第二次診断はどんな状況での診断をして
いるのか。その結果についてですね、いつ起こるかわからない地震に対してですね、どういう方針で臨んでい
かれるのか、ちょっとお聞きをしたいと思います。これは小学校費では383、中学校費では395ページにかかわ
ると思います。
それから、385ページに就学援助費があります。この御説明のときにですね、認定者が減ったのだというこ
とで、前年度比220万円の減額があったと思います。で、中学校費では395ページになるかと思いますけども、
この減額も同じように認定者が減ったということなのか。ということは、何人で予算を立てておられるのかで
すね、全体として私は生徒がふえているのに、認定者が減っているということはどういう意味なのか、お聞き
したいと思います。
それからもう一つ、445ページになりますが、市民プールの運営費の中で、更衣室の床の改修工事が行われ
ます。で、私はこの市民プールのシャワーの温水シャワーを、どうしてもやっぱりつけるべきじゃないかって
いうふうに思います。これはもう衛生上からいってもですね、本当に必要だというふうに思っています。せめ
て今回シャワー全体に温水化できない場合は、何ていうのか、プールに入る前のトイレのいわゆる温水ウォシ
ュレットっていうんですか、そういうこともですね、考えていく必要があるんじゃないかと思いますけども、
そういったことについては考えられておられるかどうかお尋ねいたします。
○学務課長(下平一紀君) 初めに、363ページの特別支援教育巡回相談事業にかかわる相談員の配置でござい
ます。これにつきましては、19年4月から学校教育法が一部改正になりまして、特別支援教育に本格的に移行
する状況を迎えておりますことから、東大和市におきましても各学校の校内委員会、それから特別支援コーデ
ィネーターの充実強化を図るために、巡回相談員を配置するものでございます。
資格でございますが、心理相談員として適切な能力を持った方というふうに考えております。それから、具
体的にはですね、大学院卒業程度のですね、専門性の高い方をお願いしようというふうに考えております。
-143-
実際の職務の内容でございますが、これは各小・中学校に在籍しておりますLD等の障害をお持ちのお子さ
んに関する専門的な知識や、それから技能ですね、を持った心理相談員を各学校巡回いたしまして、実態把握、
それから指導内容、方法、それから学校の支援体制、校内理解、啓発、保護者との連携等について指導、助言
を行っていくもので、週3回月水金をですね、巡回日として考えております。
それから、385ページ及び395ページの就学援助費でございます。これにつきましては、これまでも就学援助
の予算の組み方につきましては、その時期その時期で就学援助費が大きく伸びたり、またそんなに伸びなかっ
たりということで、時期によって大分この予算額が異なっております。で、今回はですね、17年度から就学援
助費の認定者数が頭打ちの状態になっておりますので、今回の予算計上はできるだけ実態に近い予算額という
ことで、18年度決算見込み額にですね、若干の追加増加分を見込みまして予算計上いたしましたので、18年度
予算に比べますと予算的には尐し下がっておりますが、これによって認定者数が変わるとか、そういうことで
はございません。
以上でございます。
○庶務課長(大場正男君) 383ページと395ページの耐震の関係でございます。一次診断と二次診断の違いとい
うことになりますけれども、一般的に一次診断は、履歴及び外観調査以外は設計図書により耐震性能を判定す
る診断方法であるということです。で、二次診断は、設計図書を見ながら現地調査を行い耐震性能を判定する
診断方法というふうに言われております。で、基本的な違いは、こうした耐震工事につきましては、国の補助
を得てやる事業になっておりますけれども、二次診断を受けませんと国の補助対象にならない、要するに精度
が上がらないという形で、二次診断を受けることによって国の対象事業になるということでございます。
で、こうしたものを二次診断、一次診断含めまして18年度で完了するわけでございますけれども、基本的に
はすべて校舎につきましては耐震の工事が必要というデータが出ております。で、これを計画的にやっていく
場合にどういうふうになるかということでございますが、現在の実施計画上では、順番的には第三小学校、第
亓小学校、第一中学校の順位になってございます。したがいまして、この3校につきましては、この流れでい
くということで、その後の事業につきましては19年度で実施計画を行いますので、その際にこうした耐震診断
の状況も踏まえながら、順位づけを図っていくということが必要だろうというふうに考えております。
○体育課長(長島孝夫君) 445ページの市民プール運営費の15節工事請負費の更衣室床改修工事費の御質問で
ございます。内容といたしましては、市民プールの管理棟の2階の部分が、利用者の方々男女の更衣室になっ
ております。更衣室の床が、利用者の方々が体がぬれたまま当然更衣室に、プールに入った後ですね、更衣室
にいらっしゃいまして、床がですね、ぬれると。それが原因といたしまして、床がぬれた関係で漏電のですね、
危険性が今後ですね、このままでいきますと予想される点が1点、それから利用者の方々がぬれた体で参りま
すので、2階の更衣室の床が滑りやすくて、昨年度も3回、3人ぐらいの方がですね、滑られてですね、転倒
されて、大きなけがにはなりませんでしたが、そういった事故も発生しております。そういった関係でですね、
まず今回の内容といたしましては更衣室床の張りかえ工事を予算計上お願いしておりまして、ウォシュレット
については今回については入っておりません。
以上です。
○委員(藤原宏子君) 就学援助費ではですね、平成17年度から頭打ちになっているというお話もありましたけ
ども、これは実数がそうだということで、というお話だろうと思うのですよね。で、これ説明のときには、認
定者の減によってっていうふうに言われたのと同じ意味なのかもわかりませんけれども、全体として児童・生
-144-
徒数が減っているんですか。
それとも、私の考えでいきますと、この認定者っていうのはですね、結局生活保護の方に、生活保護を受け
てらっしゃる中に入っているから、その就学援助費の受給される方が減っているのかなと思ったりするんです
けれども、そうじゃなくて実際に認定を受ける人が尐なくなったということは、この入学時にですね、親御さ
んにこの就学援助費の制度があるということを申請書っていいますか、それをね、配っていただいていると思
うんですけれども、それについてですね、何か尐しセーブするというか、そういう状況が起こってはいないか
と。だから、生徒・児童数との関係もあるのかっていうこともお聞きしたんですけれども、どうなんでしょう
か。
それから、今市民プールの関係でいいますと、いろいろ床の改修について詳しく教えていただいたんですけ
ども、漏電の危険性などといって、電気工事にかかわる話もあるのかなと思いながらちょっと聞いたんですけ
れども、このウォシュレットありませんっておっしゃいましたけれども、それについては衛生上の問題でです
ね、やっぱり早目にやった方がいいんじゃないかな。そんなに大きなあれがあるわけじゃありませんから、プ
ールに出入りするようなトイレですね。トイレの洋式と、それからウォシュレットが利用できるような状況に
なるといいなと、ずっともう、そうですね、プールができて以来思っておりますので、そこをちょっと検討し
ていただいたらどうかなと思いますが、いかがでしょうか。
○学務課長(下平一紀君) ちょっと私の説明が足らなかったんじゃないかと思いますが、この就学援助費とい
うのは、そもそも収入の1.3という認定基準がございますので、その認定基準で認定している方々の人数がで
すね、17年度あたりから頭打ちという表現は変なんですが、今の基準では上限というふうになってきていると
いうことで。で、児童・生徒数ですが、19年度の見込みではですね、小学校では16人の減、それから中学校で
は3人の減ということで、ほとんど横ばい状態でございます。したがいまして、この就学援助費については、
予算の組み方の方法が尐し今までとは変わって、実績に忚じた予算の組み方に変えたということでございます。
以上でございます。
○社会教育部長(榎本 豊君) プールのウォシュレットの件でございますけど、なかなか工事費とか備品購入
費、大きなものにつきましては、卖年度の予算でなかなか組めないっていうとこがございまして、今後実施計
画の中で調査、研究していきたいなとは思っております。
以上です。
○委員(中間建二君) 385ページの小学校費の中の特別支援学級事業費についてお尋ねいたします。これは具
体的にこの特別支援学級事業となっておりますが、各学校にこういう学級を設置するという考え方でいいのか、
これはどういう運営をされるのか、確認をさせていただきたいと思います。同様に、中学校費の中でも計上さ
れておりますけれども、中学校と小学校の中で取り組みのもし違いがあるようであれば御説明をいただきたい
と思います。
それからもう1点、427ページの中央図書館管理費ですけれども、今回夜間開館日平日2日から週3日にと
いうことで取り組みが広がるわけですが、前年度と比較しまして人員配置、職員体制等、また勤務内容等どの
ような工夫、また変化があるのか確認をさせていただきたいと思います。
○学務課長(下平一紀君) 385ページの特別支援学級事業費のことでございますが、これはですね、従来は心
障学級費という名称でございました。で、先ほども申し上げましたとおり、19年4月に法改正ございまして、
これまでのですね、心障学級という呼び方が特別支援学級というふうに法律上の名称が変更になりましたので、
-145-
事業名もですね、それにあわせて特別支援学級事業費というふうに変更させていただいておりますので、事業
内容につきましては、従来の心障学級の内容でございます。
以上でございます。
○社会教育部参事(田中美光君) 427ページの夜間開館に伴う答弁でありますが、4月の26日から夜間開館日
を従来の水曜日と金曜日にふやしまして木曜日を、週3日開館するということでございます。勤務体制は正職
員3人、臨時職員2人の計5人であります。
その経費でありますが、正規職員の増加分につきましては、年度当初職員手当の中で時間外手当が見積もら
れておりますが、その中で消化していくということでございます。そして、臨時職員の2人の増加分は新たに
計上するものでございまして、その経費は13万1,040円ほどでございます。したがいまして、体制としますと
現状は正職員が4人、臨時職員2人、6人体制でございますが、木曜日の体制としましては、正職員が3人、
臨時職員が2人の5人体制でございます。現在組合とですね、夜間開館につきましては協議をしているところ
でございます。
以上でございます。
○委員(中間建二君) 特別支援学級事業費のことでございますけれども、心障学級からの名称変更っていうこ
とは理解しました。
それで、特別支援教育のさまざまな目的があっての事業なんですが、このいわゆる発達障害に対する支援の
取り組みとして、いわゆる発達障害のお子さんというのは集団生活になじめない、いわゆる例えば一つの1時
間の授業をじっと座って聞くっていうことが、なかなかできないケースがあるという認識を持っているわけで
ございますけれども、そういう発達障害特有の状況を考えますと、各学校の中で一時的にですね、その授業を
抜けて別室で学習をするなりということが、各学校の中でそういう体制をとることが、これは求められてくる
んじゃないかと考えるわけですけれども、これは東大和市の中での今年度特別支援教育を推進していく中に当
たって、従来であれば例えば保健室に行ってというようなことがよくあるというふうに伺うわけですけれども、
そういうことではなくて、それぞれの個別のニーズに忚じた体制を整えるっていうことで考えますと、各学校
の中で一時的に授業を抜けて別室で対忚するということが求められているんではないかと思うんですが、そう
いう体制をとることができるのかどうかについて確認をさせていただきたいのと、それからあと先ほどの図書
館の夜間開館日の増加の件で、職員の超過勤務手当ですか、夜間勤務の手当と、それから臨時職員の報酬とい
うことでございましたが、実質的に1日今回夜間開館日をふやすことで、経費的に幾らかかったことになって
いるのか、前年度予算からはふえてますけれども、この1日平日夜間開館日ふやすことで、どれぐらいの経費
が上がるっていうことになっているのか、その点について確認をさせていただきたいと思います。
○学務課長(下平一紀君) 特別支援教育の関係でございますが、今回の19年度4月の制度改正の中で唯一です
ね、この特別支援教育の関連で見送られた内容は、その今御質問者がおっしゃった特別支援教室についての点
でございます。で、特別支援教室というのは、国が今考えている構想としましては、A型、B型、C型という
ことで、その今おっしゃられたのはC型のですね、各学校に特別支援教室を配置して、そこに教員等が巡回し
ましてですね、今おっしゃったような特別な配慮の必要なお子さんについて指導していくということがこの考
え方でございますが、今回は制度的にはですね、見送られて、今後さらに十分な検討を進めていくというふう
なことが国の考え方でございます。
ただ、それではございますが、今回先ほども申し上げたとおり、心理相談員を配置する目的はですね、この
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各普通学級にいらっしゃるですね、軽度発達障害のお子さんをですね、どう指導、一人一人のですね、ニーズ
に合った指導をしていくかというためのですね、各教員の指導のための巡回相談員を配置するものでございま
す。それでまた、今国の方がですね、これちょっとまだ正式なんではないんですが、特別支援教育支援員をで
すね、交付税算入で配置を御検討していただいているということございますので、それらがですね、正式にわ
かった段階でですね、形はどういうふうになるか今のところまだ申し上げられませんが、今おっしゃられたよ
うなこともですね、試行的にですね、学校でやってみたいというふうには考えております。
以上でございます。
○社会教育部参事(田中美光君) 夜間開館の1日増加分に伴います経費でございますが、木曜日の正職員の増
加分が59万4,156円、それから臨時職員の増加分が13万1,040円でありまして、現行の週2日の夜間開館に比較
いたしまして14万181円の増加と相なります。
以上でございます。
○委員(石川庄太郎君) 1点だけお伺いします。
449ページ、学校給食センター運営費でありますけれども、私は今まで気がつかなかったんですが、食材が
項目がないもので、多分自分の見当では11の①の消耗品費に入っているんだなっていうような気もするんです
が、食材を消耗品費に計上している理由をまず確認をさせていただきたいと思います。
それからもう1点、今学校給食センターの中では地元の農家の野菜を購入していただいております。大変地
元の農家の方もある部分では喜んでおりますが、規格の問題、納期の問題、卖価の問題等もいろいろと問題等
もあるようでございますけれども、18年度と19年度に対しまして、どのような内容でどのような金額でどんな
方向性で19年度の予算を計上したのか、まず最初にお伺いします。
○給食課長(目黒文典君) ページが449ページですね、こちらの関係で学校給食の食材につきまして、この中
に項目がというお話でございますが、学校給食の食材につきましては、学校給食法の第6条の規定に基づきま
して、保護者の負担とするということになっておりまして、これらにつきましては別途給食会計という私会計
でございますが、そちらの方で対忚しているところでございます。
次に、地場産といいましょうか、地元の食材ですね、これの活用をということでございますが、これにつき
ましては野菜類かなり使っているところでありますが、全体でいいますと、まだまだ2%程度ということで大
変尐なくなってございますので、これからまた農家の方といろいろな調整をとる中で、可能なものということ
で、その時期によりましてとれるもの、あるいは学校給食センターになりますとかなりの量が必要ということ
になりますので、そこいら辺につきまして御相談した上で、徐々にでもふやしていくような形をとっていきた
いというふうに考えてございます。
以上でございます。
○委員(石川庄太郎君) ありがとうございました。
これは個人的な考えかどうかわかりませんけども、おさめている方の卖価の問題、大きさの問題、いろいろ
あります。今実際に市場に出ている中では、他の学校給食でも扱っていると思いますけど、不良品等を扱って
る市町村もございます。必ずL、Mではなくてですね、やはりそういう部分についての地元農家の方の救済っ
ていう部分と、やはりそういうものを食べても味は変わらないんだよっていう一つの学校教育の中の食育教育
ってとこですか、まして地元農家の方、今大変に1階フロアのアンテナショップもそうですけど、エコファー
マーを認定を受ける方がおりまして、これ部署違いますけれども、昨年度のエコファーマーの認定農家に対す
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る補助金と、これ先ほど農業部門の中で出ておりましたけど、大変補助金の方もふえております。そのような
中で大変農家の方も一生懸命努力しております。
だから、ことしは気候の関係でどうなるかわかりませんけれども、例えばの話が、ことしはジャガイモがよ
くとれちゃったと。で、給食の方におさめる協議会の方とですね、話し合いもあろうかと思いますけれども、
じゃあことしは尐し余計買って、保冷庫に置いておこうとかいろいろなやり方があろうかと思います。そうい
うこともやはり一つの行政一つの前進だと思っておりますもので、そういう部分も含めてですね、今後農家の
おさめる方との協議の中でもですね、品質の問題、大きさの問題、卖価も含めてですね、ぜひそういう形で取
り入れていただきたいと思いますが、その点について再度確認をさせていただきます。
○給食課長(目黒文典君) 地場産の使用につきましては、今言われております食育という中で大変重要な位置
を占めております。そういった中で、地場産の食材を使うときにつきましては、栄養士が直接その学校の方に
出向きましていろいろと御指導をする中で、地場産についての御理解をいただくような形をとっております。
今後納品、いろいろ規格の問題がありますけれども、これらにつきましては、食材につきましてすべて一つ
の市としての基準が設けてございますので、それに沿った中で可能な限り取り扱うような形とらせていただき
たいと思っております。
量の関係等につきまして、年度始めにそういった農家の方々といろいろな年間通しての打ち合わせをさせて
いただいております。そういった中で給食センターの方で献立いろいろ検討する中で必要なものということ、
それからどこまで提供できるだろうかということ、農家の方たちの提供できる範囲ですね、そこら辺につきま
して十分に確認をさせていただいた中で、いろいろと工夫をしてまいりたいと考えております。
以上であります。
○委員(小林知久君) 何点かお伺いします。
まず、371ページです。教職員研修事業費の中のプロジェクター等賃借料なんですが、ここの事業でという
よりも、私の知る限り、こういうプロジェクターとかは教育委員会だけでも相当な台数持っているかと思うん
ですが、そういうのを一括管理してこういう経費を減らしていくと。縦で割れちゃっているからこういうふう
に借りなきゃいけないと思うんですが、そういったことは考えられないのかということをお聞かせください。
別に教育委員会じゃなくても、健康課あたりにもありますよね。そういうのを何とか活用して、尐ない予算を
いいふうに使ってほしいと思うんですが、そういうあたりをお聞かせください。
それから、403ページです。成人式事業費です。これもちょっとちっちゃい部分なんですが、下の方に会場
設営委託料というのがあります。これは何を委託するんでしょうか。で、私が知る限りというか、皆さん御存
知かと思うんですが、この日は社会教育の方からも何人も出ますし、それからハミングホールも全館を挙げて
成人式やってますよね。どこか別の課は、こういう設営委託自前でやって経費を節減したというふうに総務費
あたりのところでおっしゃってましたが、そういうことができないんでしょうか。で、これだけもう毎年決ま
っている内容を総かがりでやっているときに、そういうことはできないかどうか。今回のこういう委託は何か。
内容は何なのかをお聞かせください。
それから、411ページです。放課後子ども教室推進事業費です。それぞれ運営委員からコーディネーター、
安全管理員、学習アドバイザーというふうに謝礼がありますが、私自身が思うには、この事業の成功のかぎは
そのコーディネーターがいかにやってくれるかだと思うんですが、それにしちゃ余りに心もとない感じがあり
ます。予算上の制約があるのは確かなんですが、例えばこの複数の種類が、コーディネーターとか安全管理員
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とか学習アドバイザーとかありますが、こういうのは一忚確認でそれぞれの役割を教えてください。で、そう
いったのをある程度兼務していただくなりして、尐なくともバイトがわりになるくらいのその体制をとってあ
げられるのか。それともこれ分散して、本当にボランティア頼みになってしまうのか、そのあたりを教えてく
ださい。
それから、415ページです。公民館事業費かな、そうですね。中央公民館事業費で、先ほど他の委員からの
質問がありましたが、デジタルビデオカメラを買うということで、これは多摩・島しょ子ども体験塾関係だと
思うんですが、ちょっと各事業に散ってしまっているので、あれ、公民館がやるんでしたっけね、そのあたり
各公民館で散らばっているかと思うんですが、どういう内容をやるのかと、それから済みません、それはどこ
に当たるのかちょっとわかんないんですが、どれくらいの予算を使ってどういう内容をやろうとされているの
かを教えてください。
以上です。
○委員長(木下光雄君) ここで10分間休憩いたします。
午後 3時37分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午後 3時51分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○学校教育部参事(真如昌美君) 371ページのプロジェクターのリースについてでありますけれども、現在研
修会はコンピューター同様プロジェクターを使用した研修会が一般的となっております。しかしながら、今現
在、教育委員会にはプロジェクターを1台も持っていないというそういような状況にございまして、研修会の
たびに学校あるいは健康課等から借りまして、そして対忚しているという状況でございます。
今後指導室でリースするようになりましたら、他の課、他の部等にもですね、貸し出しをいたしまして、極
力効率よくこの機器が使えるようにしてまいりたいというふうに思っております。
以上でございます。
○社会教育課長(小俣 学君) 403ページの成人式事業費の委託料、会場設営委託料についてでございますが、
こちらは成人式の当日、会場の設営のための委託経費でございまして、内容的には当日の式の看板、それから
式次第、それから演壇用の花台、それから外の駐車禁止をするためのカラーコーン、あるいはですね、そのほ
かあと人件費、合計で21万円を計上しているものでございます。
続きまして、411ページの放課後子ども教室推進事業費の報償費でございますが、こちらの報償費につきま
しては、国の要綱におきまして、人件費についてはすべて謝金─謝礼でございますが、という言い方、表
現を使ってございます。コーディネーターや安全管理員、学習アドバイザーに対しまして謝礼を計上しておる
わけですが、こちらの経費につきましては、すべて補助対象経費のみで計上しているところでございます。直
接子供に遊びなどを提供します指導者に対しましては、補助対象外になっておりますので、そちらにつきまし
ては地域の協力者の方々にお願いをしていくようになるというふうに考えております。
それぞれの謝礼計上しておりますが、それぞれの役割のお話がございましたが、まずコーディネーターでご
ざいますが、コーディネーターにつきましては放課後子ども教室と学童クラブとの連携についての調整を図る
ことのほか、保護者等に対する参加の呼びかけや学校や関係機関、団体等との連携調整、ボランティア等の地
域の協力者の確保、登録、配置、あと活動プログラムの企画などを行うことになっております。予算上は2学
-149-
期からの平日、約120日間、1人分を計上しておりまして、1時間当たり720円、これは国の方の要綱で定めら
れておりますが、その積算上43万2,000円を計上しておるものでございます。
次に、安全管理員の業務内容でございますが、こちらは子供たち、参加してきた子供たちの安全管理面を配
慮する役割を担う方でして、けがや事故のないように活動場所を巡回するという役割を担う方でございます。
やはり2学期からの120日間をですね、1日、2日間で1時間当たり360円の謝礼で積算しておりまして、合計
30万3,000円を計上しておるところでございます。
そして、学習アドバイザーの業務内容でございますが、放課後子ども教室の活動内容の一つに学習機会の提
供があることから、学ぶ意欲のある子供たちに宿題や予習、復習の指導をお願いしていく役割を担う方でござ
います。予算上はやはり2学期からの120日間で、1時間当たり540円の卖価でございまして、合計19万5,000
円を計上しておるところでございます。
それぞれ兼務できないかという御質疑もありましたが、そちらについてはまずはですね、こちらそれぞれの
役割に基づいて、それぞれ子供たちに指導をしていただきたいというふうな考え方で積算しておるとこでござ
います。
以上でございます。
○中央公民館長(関田賢治君) 415ページ、中央公民館事業費のお尋ねでございます。多摩・島しょ子ども体
験塾の事業の概要についてということでお答えをさせていただきます。
まず、中央公民館事業費とそれぞれ各地区館の事業費が、計上の仕方がちょっと変わっておりますので、そ
の辺を御配慮いただければと思いますが、中央公民館事業につきましては、三つの事業の予定をしております。
まず1つ目が、ビデオレターを撮ろうという形で、これは夏休み、みんなでつくる遊空間というのを今まで
3回ほどやっておるんですが、4回目になります。その中で小学生低学年からですね、例えばおじいちゃん、
おばあちゃん、あるいは仲間だったお友達という形でビデオレターをつくろうということを考えております。
次に、これは中期と、いわゆる秋からというふうに考えておるんですが、高学年向きにですね、東大和再発
見、ビデオで撮る東大和の歴史、文化、自然というような副題をつけてですね、子供体験教室という中でこれ
をやっていきたいというふうに考えております。
それから、同じく中期から後期というふうに考えておるんですが、中学生、高校生向けに、これは18年度か
らバリアフリーのまちづくりというのをやっておりまして、これも復活をした事業でございますが、バリアフ
リーなまちづくりの中のビデオ映像づくりという形で事業を考えています。それの必要なビデオカメラ、ある
いは消耗品を購入したいと。これが77万円でございます。
それから、中央公民館事業以外の例えば单街と狭山、この公民館につきましては、13番の委託料という形で
人形劇公演委託料という形をとっております。本来人形劇公演というと見るだけの公演のイメージがあるんで
すが、やはり子供体験ということの感動体験ということでございますので、人形劇づくり─人形劇をつく
りその動きを学び、そして人形劇の観賞をしたいということで、それぞれ10万円の委託料を取っておりまして、
これが20万円でございます。
それから、蔵敷、上北台公民館におきましては、やはり同じように13番の音楽公演委託料という形で、音楽
鑑賞だけでなくてですね、楽器づくり、簡卖な今は縦笛というふうに考えておるんですが、それをつくりなが
らですね、音楽を演奏し、で、プロの方の音楽の鑑賞をするということで、ワークショップのですね、人形観
賞、人形づくり、あるいは音楽鑑賞、楽器づくりもワークショップのですね、手法を使ってですね、委託料と
-150-
いうことで考えております。これがそれぞれ14万円、計28万円でございます。
先ほども申しましたとおり、中央公民館事業では77万円、单街、狭山で20万円、蔵敷、上北台公民館で28万
円、計125万円の事業を組んでおります。
以上でございます。
○委員(小林知久君) ありがとうございます。
まず、じゃあ、371ページなんですが、今まで借りてて、ほかから借りていてやれてたので、それではやれ
ないんでしょうか。各学校から借りて、その各学校の先生の研修事業ですから、各学校から借りていいんじゃ
ないかなと思うわけですが、健康課から借りづらいというのはあるかもしれないんですが、例えば公民館だっ
てあるわけですよね。そういうのはやれないんでしょうか。額は小さいんですが、考え方としてこういうふう
にそれぞれ縦割りで全部持っていたいっていうふうにやってしまえば、余計な予算かかってしまうと考えます
が、このあたりもう一度お答えください。
それから、403ページです。成人式事業、会場設営委託ですが、先ほどちょっとお聞きしたかったのは、内
容とこれは委託しなきゃだめなんですかね。お聞きする限り僕はできると思う。僕自身はやれると思うんです
が、できない内容でしょうか、委託しないと。
ちょっとさっき聞き忘れたというか、気づかなかったんですけど、映像づくりなんかあれ毎年好評でやられ
てますよね、成人式で。で、そういうのをつくる方の協力者実行委員会形式でやって、私自身非常にいい内容
だと思っているんですが、その謝礼も1万6,000円しかないというところで、使う場所が違うんじゃないかな
というのをちょっと思うんですが、そのあたり重ねてやれないのかどうか、自分たちで。職員でやれないのか
どうかをお聞かせください。ちなみに、これハミングホールですよね。これハミングホールの会館施設使用料
を払うと、ハミングホールの職員が看板つけてくれるんじゃなかったでしたっけ。そういうあたりをもうちょ
っと精査してほしいなと思うんですが、もう一度お聞かせください。
あわせて411ページです。放課後子ども教室ですね。私、兼務させろと言っているわけではなく、それぞれ
非常に薄謝ですよね。薄い謝礼ですよね。で、このコーディネーターなりの方に、非常に負担が行ってしまう
んじゃないかというふうに思うわけですが、せめてそういうのを兼務させることで、アルバイトがわりぐらい
になるようにお考えなのかどうかを聞いたんですが、やられてないということで、そうすると非常に負担とし
ては重いし、大分ボランティア的にやらなくてはいけない内容だと思うんですが、この辺は相当社会教育課の
方でも事務局としてフォローしていくことで、フォローしようと考えているんでしょうか。学童との連絡とか
そういうの結構大変なような気がするんですけど、そのあたり。せっかく来ていただいたコーディネーターの
方とかに、どういうふうにフォローしていくのかをお聞かせください。そうですね、時間当たり540円ですか
ね。これちょっと寂しいですね。
あと、415ページの公民館の方ですが、これはもう御答弁は結構ですが、内容が非常にハミングホールと似
ています。芸術との境目があいまいな部分がありますので、ここもぜひ縦割りにならずに連携をとっていただ
いて、内容的には相当ハミングホールの資源なども生かせるんじゃないかなと思いますので、そういった部分
を結構しっかり意識していただいて、いいものにしていただければと思います。この部分は御答弁結構です。
以上です。
○学校教育部参事(真如昌美君) プロジェクターの件ですけれども、先ほど申し上げましたとおり、教育委員
会の教員研修につきましては大変数的にも多くなってきておりまして、また時期によりましては1日同じ時間
-151-
帯で二つの研修会を実施するというような研修も行っております。そのたびにいろんなところと調整をしなが
ら、あいているものをお借りしているわけですけれども、そういったことにかかる時間がですね、大変効率的
ではないというそういうふうな感じになってきております。借りた後の返却等も含めますと、大変な負担にな
りますので、より効率的にしかも内容の充実をさせていく上で、ぜひ教育委員会の指導室に1台リースをして、
置いておくことが大変ありがたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○社会教育課長(小俣 学君) 403ページの成人式の委託料の関係でございますが、こちらにつきましては委
託経費21万円を計上させていただいているわけなんですが、職員のですね、負担の軽減などですね、勘案しま
して毎年計上させていただいておりますので、そちらの方はですね、また来年度に向けてですね、こちらの方
見積もりをとらせていただいたということでございます。
今後に向けてですね、職員でできるようなところはないかは今後ですね、進めて行く中で検討していきたい
なというふうには考えておるところでございます。
続きまして、411ページの放課後子ども教室のですね、人件費に関してでございますが、他市の例ではです
ね、安全管理員の方が直接子供にですね、指導したりしているようなケースもあるように聞いております。か
なりですね、金額的にも低いものですから、今後工夫していくやり方はあるのかもしれませんが、まずはこの
金額で補助対象内でやっていかなければいけないということで考えてございます。
コーディネーターの金額も非常にですね、負担になろうかというわけですが、実際にコーディネーターの方
にですね、非常に負担になった場合にはですね、社会教育課の職員もですね、一緒にやるなどの配慮をしてい
かなければいけないというような考え方でやっているところでございます。
以上でございます。
○社会教育部長(榎本 豊君) 今の放課後子ども教室の関係ですけれども、現場で非常に御負担かけるんじゃ
ないかというような御質疑でございますけれども、やはりその辺我々の方でも予想しておりまして、当初予算
では5校でということで要望しているよというのを12月議会のときにお答えしたかと思うんですけれども、予
算では1校しかつきませんでしたけれども、我々の方の担当の方もかなりの負担があるんじゃないかというこ
とで、1名の増員要望をしておって、これがきっとかなえられるんじゃないかなとは思っております。
以上です。
○委員(長瀬りつ君) 何点か伺います。
まず、教育委員会の運営費、359ページです。毎月1回教育委員会が開かれていますが、今度4月にですね、
全国学力テスト、小6と中3を対象に行われると思うのですが、この学力テストは各市の教育委員会が参加す
るかしないかを決めることができるはずです。犬山市などは参加しません。で、当市の教育委員会では、それ
についてどのような話し合いがされたのか伺わせてください。
それから、367ページの学校安全ボランティア事業費の中のスクールガード・リーダーの謝礼ですが、これ
何人分でしょうか。
それから、369ページ、教育指導管理事務費の中の学校図書館指導員の報酬です。5年かけて全部の学校に
図書館指導員を置くということで、5年かかってしまうわけですね。で、代表質問でも伺わせていただきまし
たけれど、学校図書館のよさや楽しさを経験しないで卒業していってしまう子供たちもいるというところの不
公平感というのは、やっぱり否めないなというふうに私は思っていますし、またこの指導員の募集についても、
-152-
今回2度募集されましたよね。1回で集まらなくて2度。二次募集のような形でされましたけれど、条件が悪
いんじゃないかと思うんです。尐し景気がよくなってきていますから、条件のいいところに、ダイヤモンドシ
ティに行っちゃおうかなみたいなふうになるかもわかりませんので、そういう意味で交通費の支給とかないで
すし、卖価設定の問題もあるのではないかというふうに思いますが、いい人材を集めようと思ったら、やっぱ
りそれなりのお金をかけないと、せっかくの事業ですので、その辺についてのお考えを聞かせてください。
それから、375ページです。教育センター運営費の中の教育相談員の報酬、それからスクールカウンセラー
の報償ですが、これ先ほどちょっと聞き逃したのかもしれません。スクールカウンセラーの方、極端に減った
理由は何なのか。それと、教育相談の報酬については何人分なのか聞かせてください。
それから、385ページです。就学援助事業費の、先ほど他の委員からもありましたが、実績を重視して予算
を組んだんだということで、子供の数が減るということですが、要するに基準の見直しはしないわけですね。
就学援助について26市ありますが、確かに生活保護のね、援助の部分に1.7掛けたり1.6掛けたり1.5掛けたり
していますけれども、うちは1.3掛けているわけでしょう。つまり、そこまでも要するにあれですね。でも、
1.1のところもあるわけですよ。1倍のところもあるわけですよ。その基準の見直しについて、尐しその基準
を緩めてですね、対象になる子をふやそうというふうには思わなかったわけですね。今後も見直される御意思
はないわけでしょうか。その辺も伺わせてください。
それから、387ページの健康管理事業費のところの学校医の報酬がありますが、執務記録をつくられたんで
すが、提出は徹底されているでしょうか。
それと、先ほど4款の中でも伺ったんですが、子供の虫歯の状態が東京都の中で最悪の状態にあるというこ
とについて、学校でのいわゆる歯磨き指導ですね、についてどのように考えていらっしゃるのか伺わせてくだ
さい。
それから、401ページ、社会教育費の中で、職員が1名減ってという説明があったと思うんですが、どこの
職員が減るのか、1人減らされるのか聞かせてください。
それから、405ページです。社会教育団体の育成事業費というところで、負担金補助及び交付金というのが
あって、社会教育関係団体連合体の補助金があります。これ例年ずっとこの補助金変わっていないんですよね。
で、先ほど衛生費の中でも伺いましたけれども、要するにいわゆる費用弁償的な、日当的なものは医師会の方
でも何とか廃止をできるのではないかというふうな御答弁があったわけですが、この社会教育団体の中で補助
金を受けている団体の規約の中に、日当などを書いてある団体もあります。また、評議委員会とか終わった後
に、立派な菓子折りが出るということも聞いています。そういったことにやはり補助金というのは使うべきで
はないというふうに思いますので、その辺について今後どういうふうに考えていかれるおつもりか、伺いたい
と思います。
それから、427ページです。中央図書館管理費というところがあります。で、夜間開館がふえたので、臨職
さんがふえたというふうな説明もありましたけれど、たしかですね、さきの12月の議会でしたか、教育長とも
あろうお方がですね、図書館の貸し出し業務のところの民間委託を考えているよ、検討させていただきたいと
いうふうな御答弁を12月議会でされているわけですよ。要するに、公の施設のあり方の検討をした段階で、恐
らく現場はそういう答えは出していないだろうというふうに、指定管理者には向かないというふうに出してい
るはずなんですけれど、そういうふうなお答えをしていらっしゃいます。で、図書館のカウンター業務がどう
いうものなのかというところについて、教育長は委託して構わないんだと。卖に本貸し出しているだけじゃな
-153-
いかというふうに思って、いまだにまだそのように思っていらっしゃるのかどうかですね。その辺について伺
いたいと思います。
で、指定管理者の導入ということの検討については、市民プール、それから市民体育館については、かなり
高い点数で指定管理者を導入を検討すべきであるという担当課が答えてるわけですけれど、これらについてど
のように今後検討されていくのか伺いたいと思います。
○学務課長(下平一紀君) 367ページのスクールガード・リーダーの謝礼でございますが、2人分を予定して
おります。
それから、385ページ、就学援助の基準でございますが、全市的にはですね、現在率を下げる傾向がござい
ます。本市におきましては、できるだけですね、現状の基準をですね、維持していきたいということで、現在
は考えております。
それから、学校医の執務記録でございますが、全校で何らかの形で執務記録を提出していただけるような状
態にはなってまいりましたが、まだまだですね、学校によりましてはですね、医師の御理解がいただけない中
で、かなりですね、原則的なものを出していただくように限定されているような学校もございますので、もう
尐しですね、いろいろな活動について出していただけるように、今後も努力していきたいと思います。
それから、虫歯でございます。387ページの学校保健の関係になると思いますが、平成16年度のDMFTの
東京都の指標で、東大和市は島嶼を除いて一番悪い数値が出ております。ただ、現在ですね、これについては
改善するように努めておりまして、まず定期健康診断の事後措置といたしまして、歯科健診結果をですね、各
家庭にお出ししまして受診をしていただいてですね、治った場合に結果を学校に出していただくというふうな
ことをやっておりますが、この結果提出がですね、非常に割合が現在50%を割っているような状態がございま
すので、これを尐しでもですね引き上げて、とにかく虫歯治療していただくということを今努めております。
それから、保健指導でございますが、現在学校歯科医の先生方で6月ごろを中心にですね、学校で講話をで
すね、歯の磨き方ですとかですね、虫歯についてのお話を尐しずつでありますが今広まっております。で、こ
れがですね、今後進んでまいりますと、子供たちがですね、虫歯に対する正しい認識を持てるんじゃないかな
ということで期待しております。
それから、学務課といたしましてもですね、小・中学校の1年生に歯科啓発用のパンフレットを購入いたし
まして配布しておりますので、これらについても学校で活用していただくように、さらに指導してまいりたい
と思います。
それから、学校によってはですね、虫歯集会を開いたり、それから歯垢テストというのを染色液を使ってや
ったりですね、子供が興味を持てるようにいろいろ工夫しておりますので、DMFTは若干ではございますが
向上しておりますので、さらに何年かたちますとですね、多摩地域の平均1.84になるべく近づけるように努力
してまいりたいと考えています。
以上でございます。
○学校教育部参事(真如昌美君) 現在東大和市におきましては学力の向上と、それから教員の資質の向上につ
きましては大変大きな問題、課題となっているというふうにとらえてございます。現在東京都の学力向上に資
するための調査を実施しておりますとともに、また本市におきましても独自にですね、算数、数学の調査を実
施し、児童・生徒の学力向上に結びつけていこうというふうにしているところでございます。
ただ、本市独自でやっている調査につきましては、非常に分析、それから活用まで膨大な時間をかけまして、
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かなりの負担に感じているところも正直ございます。今現在、全国の学力向上調査についてですね、取り組み
を進めていこうというそういう動きがございますので、本市におきましてもこの際、この調査に参画しまして、
より一層東大和市の教育の充実に役立ってまいりたいというふうに思っているところでございます。
以上でございます。
○職員課長(田代雄己君) 予算書の401ページ、社会教育総務費の中のですね、職員数の減というところでお
答えしたいと思います。
これはですね、社会教育課の方に生涯学習推進計画を策定する担当主査が18年度当初ついていたんですが、
ここで事業が完了したということで、19年度当初には1人減員という形になっております。
以上でございます。
○教育長(佐久間栄昭君) 427ページの中央図書館の件ですが、現在市長はですね、市民に向かって図書館の
民間委託、あるいは指定管理者については考えないと。そういうふうに言明をされています。それで、我々に
も指示が出ております。そういうことであります。
で、私がですね、12月にあったのは、委託をしているその図書館というのもあり得ますから、それについて
いろんな面で調べてみようということであって、私も公共施設がですね、自分たちで直轄で運営していければ
これは一番いいというふうに思っていますが、これはやはり費用との関係でいろんなことは市全体でですね、
東大和市が行政を運営していくということについて一定の費用あるいは収入、そういうことの絡みありますか
ら、そういう点で申し上げたのでありまして、繰り返しますが、今市長はですね、図書館については民間委託
もしないし、指定管理者も考えないという立場で我々に指示が出ているということであります。
○市長(尾又正則君) 図書館のカウンター業務につき民間委託ということでありますけども、私は実は長年で
すね教員をしておりまして、図書館には独自の哲学を持っております。で、私は図書館というのは研究機関の
命でございまして、かつまた自治体図書館におきましても、市民の文化向上の中心というふうに思っておりま
す。大学において学生と職員との対忚、または職員と市民との対忚、その中において非常に高度な知識が必要
とされております。そういう意味において、図書館の窓口業務の民間委託は非常になじみにくいというふうに、
私は認識を持っております。
○社会教育課長(小俣 学君) 405ページの社会教育関係団体育成事業費の社会教育関係団体連合体補助金に
ついてでございますが、こちらの補助金については社会教育課では、これらの団体に補助することが市民の自
主的な社会教育活動を促進し、市の生涯学習施策の一翼を担うことになるというふうに考えております。仮に
これらの事業を市が直接行った場合には、相当の人材等経費がかかることも予想されます。
今後もですね、補助団体に対しまして適正に、毎年順番で監査もしておりますが、適正に補助をしていく必
要があるというふうに考えております。
以上でございます。
○学校教育部長(並木清志君) 369ページ、学校図書館の指導員でございます。これにつきましては、なかな
か募集しても集まらないというのが現状でございます。
そこで、今までは臨時職員で対忚しておりましたけども、条件整備を行いまして、19年度から嘱託員という
ことで一定の期間、6回更新の7年まで再雇用できるということで身分の安定化を図って、できるだけ多くの
優秀な人材を集めて長期間働いていただきたいということで考えております。
なお、今までは臨時職員の賃金で予算計上しておりましたけども、嘱託員化に伴いまして、1節の報酬の方
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に組み替えておりますので、多尐の予算上の増減は生じているところでございます。
それから、375ページのスクールカウンセラーにつきましても、今までは臨時職員対忚でございました。こ
れを19年度からは、7月からになりますけども、嘱託員化をすることになっております。そのことによりまし
て、やはり先ほどと同じように節の組み替えを行っておりますので、増減が生じております。また、教育相談
員につきましては、同様に嘱託員化を今回図ったところでございます。人数につきましては、5人を採用して
いるところでございます。
○社会教育部長(榎本 豊君) 市民体育館、プールへの指定管理者等の御質疑でございますけれども、一忚昨
年12月の第3次行政改革大綱の中で、一忚22年度実施に向けて準備を始めるということに決定しました。
ただ、それに先立ちまして、市民会館の方で20年度開始で今進めておりますけれども、やはり市民会館を見
ますと17年度から担当主査がつきまして検討してたところだと思いますので、体育館につきましても19年度当
初にはですね、人員増の要望をしないとなかなか対忚できないんじゃないかなというところで、19年度始まり
ましたら早々にですね、人員の要望をしていくところでございます。
以上です。
○委員(長瀬りつ君) 全国学力テストに参加をして、東大和市の子供たちの学力の向上を図るのだというふう
におっしゃいましたけど、この学力テスト卖にテストだけじゃないですよね、中身が。学習状況調査というこ
とで、ある意味文科省の行政調査の部分に入ろうかというふうに思います。で、その調査の内容が、卖にテス
トをするだけではなくて、非常にプライバシーに踏み込んで、私生活のありようですね、それから保護者との
関係とか、自分自身への評価とか、聞いてますよね。家に本が何冊あるかとか、御両親と一緒に美術館やそう
いうところに行ったことがあるかとか、何回ぐらい行くかとか。で、名前書かせるわけですよ、子供にこれ。
名前書かせて提出されるわけでしょう。これ立派な個人情報じゃないですか。個人情報をそうやって集めたい
っていうのであれば、文科省がそういう権限があるのかどうかという問題もありますけれど、市がやるという
のであれば、市はお一人お一人に、保護者にこういうふうに使いますけれどっていう了承をとらなきゃ、本人
同意がないと使えないですよ、これ。そういうことも含めて教育委員会の中で話し合われたのかというふうに、
私は伺っています。その辺についてもう一度御答弁ください。
それから、中央図書館あるいは桜が丘、清原ありますが、図書館のそのカウンター業務の民間委託について
は、今市長が図書館の命だというふうにおっしゃっていました。市長はそう思ってらっしゃるのにもかかわら
ず、12月議会で教育長がですね、検討しますと、検討させていただきたいというふうな御答弁をされていると
いうことは、減給ものですよね、これ。私はそう思いますよ。全然市長の意向と全く関係なくやっているわけ
ですから。
だから、図書館のそのカウンターの業務がどれほど大事なものであるのかというところの認識をですね、き
ちんととっていただかないと、民間委託をされているところのカウンターで、漢字が読めない人が来てたとい
う話知ってますか。背表紙の漢字が読めないわけですよ。だって人員合わせで人を集めるわけだから。そうい
うこともあるんです、民間委託をすればね。当然正職と民間委託とでは、そこ連携、指導できないわけですか
ら、だからそういう意味でどういう実態が今現実問題として起きているのかというところも検討したいんであ
れば、その辺まできちっと踏み込んでですね、卖に経費が安くなるからということだけではなくてですね、実
際に夜間開館は1回ふえるわけですよね。それだって考えようによってはね、確かに夜間開館1回ふえるかも
しれないけど、じゃあレファレンスできるのか、コピーサービスできるのかっていったら、やらないわけでし
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ょう。卖に量的なものをふやすだけで、質的なものの保証はないわけですよ。そういうことも踏まえて、図書
館の機能のあり方というものをですね、教育長にもう一度しっかりとですね、図書館についての業務のあり方
ということについてね、きちんと理解をしていただきたいというふうに、これは要望しておきます。
○学校教育部参事(真如昌美君) 全国学力調査につきましてですけれども、この調査の内容につきましては、
確かに教科の内容、それから生活環境等々のですね、調査も含まれております。ただ、この調査結果の活用に
つきましては、あくまでも個人の学力向上に結びつけていったり、あるいは家庭が学習環境について振り返っ
て、さらに質の高い教育を進めていく努力をしていただくというふうなことで使用するものというふうに聞い
てございます。したがいまして、個人情報が他の方に流れていくというようなことはないというふうに考えて
いるところでございます。
以上でございます。
○委員(二宮由子君) 3点ほど伺わさせていただきます。
437ページ、郷土博物館の事業費の中なんですけれども、昨年、他の委員が質疑をさせていただいたと思う
んですが、市の航空写真が、かなり古いものが郷土博物館の中にあるということなんですけども、まずこれが
新しくなったものが設置されているかどうか確認をさせていただきます。
続きまして、441ページ、スポーツ振興事業費、この中なんですけども、当市といたしましてもスポーツ振
興かなりいろいろとやられてますが、例えば多摩湖駅伝大会、この間開催されました。あとロードレース大会、
ふれあい市民運動会なども行われております。東京都におきましても、東京マラソンも先日行われまして、車
いすの方も実はこの東京マラソンに参加をされているんですね。で、できたら今までされていたスポーツ振興
に幅を持たせるというか、もう尐し間口を広げてですね、車いすマラソンの実施など当市でもできないかとい
うふうに私は考えておりますので、その御検討いただけるかどうか、まず伺わさせていただきたいと思います。
あと、第3点目に、449ページの学校給食センター運営費の中でですね、市長の施政方針に対する代表質問
でも質問させていただいたんですが、時代に見合った個別食器の対忚などは、残念ながらお考えになっていな
いという御答弁をいただきました。今食育問題、実に文科省の方でも食育という問題点を今推進されておりま
すけれども、小学校の6年間、中学校の3年間、合わせて9年間ですね。今食事体系がいろいろと変わりまし
て、お昼にいただく給食がですね、その子供の主食となるというような、残念ながらそういう家庭もふえてい
る状況でございます。そういった状況の中、個別食器、例えば日本人の食べ方というのが、非常に重要視され
るであろうというふうに私は考えますが、そういった点、今後当市ではお取り組みいただけないのかどうか再
度伺わさせていただきます。
○委員長(木下光雄君) ここで10分間休憩いたします。
午後 4時34分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午後 4時45分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○郷土博物館副館長(猿橋壽一君) 先ほどですね、郷土博物館の2階の常設展示室の……(「ページ数」と呼
ぶ者あり)失礼しました。437ページのですね、郷土博物館事業費の中での御質疑でございますけれども、郷
土博物館2階の常設展示室の向かって右側にですね、航空写真がございます。その航空写真を新たにですね、
取りかえるっていうんですか、そういったふうな御質疑だったと思いますけれども、それにつきましては現在
-157-
も従前のままでございます。そしてこれから先もですね、この近い時点ではですね、まだ交換をするつもりは
ございません。
以上でございます。
○体育課長(長島孝夫君) 441ページのスポーツ振興事業費でございますが、委員先ほど御指摘の障害を持つ
方も持たない方も、より多くの方々にスポーツにいそしんでいただくというのが、やはりスポーツ振興の基本
ではないかと思います。
現在やっておりますふれあい市民運動会におきましては、障害者の方々も参加していただけるような種目の
設定をしております。ただ、現実には参加の数は尐ないというのが現状でございます。また、先日行いました
多摩湖駅伝大会、それから例年12月に行っておりますロードレース大会等につきましては、やはり一般の車道
を利用してやっているということもございますので、やはり幾つかの問題点あろうかと思います。ただ、やは
りより多くの方々にですね、特に障害を持つ方も持たない方も多くの方が出て参加していただけるように、今
後調査さらには研究を進めていきたいと思います。
以上です。
○給食課長(目黒文典君) 449ページ、学校給食センター運営費の関係でございますが、個々食器の導入とい
うお話でございます。個々食器につきましては、導入することによりまして、食器の数かなりふえることにな
ります。そういったことで食器消毒保管庫あるいはコンテナ等の備品がかなり取りそろえなければならないと
いう状況にあります。現在の施設につきましては、今以上の備品を設置するスペースがないということでござ
いますので、現状の中では難しい状況でございます。
以上であります。
○委員(二宮由子君) まず、437ページ、郷土博物館事業費の航空写真の件なんですけども、私別に新しいも
のがいいと言っているわけではなくてですね、例えば1927年3月31日に村山貯水池が竣工されたという、本年
80周年記念の節目であるというふうに、本会議の一般質問でも他の委員がされておりました。こういう節目の
年というのは、非常に大切であると私は思うんですね。で、東大和市の歴史ですとか、まちの移り変わりを残
し、それを展示するのが私は博物館であるというふうに思っているんです。ですから、古いものを新しいもの
に変えるのではなく、古いものは古いものでそこに展示をしておいて、また新たにこのようにまちが移り変わ
っていくという様子を展示するのも、博物館の一つの考え方であるというふうに私は思うんですが、その件を
含めまして再度お考えいただきたいんですが、御答弁の方お願いいたします。
441ページのスポーツ振興に関しまして、車いすマラソン、一般道を利用するということで、一般道とめな
ければならないですからね、なかなか難しいとは思うんですが、この多摩湖というものが東大和市が持ってい
る─持っているというか、東大和市の象徴であるという考え方からすると、ぜひともですね、そのスポー
ツ振興に対しても、もう尐し間口を広げていただいて、車いすマラソン実施に関しては1年、2年では多分難
しいと思うんですね。宿泊施設ですとか、あとボランティアとかさまざま募らなければならないとは思うんで
すが、そういった点も含めてぜひとも福祉に優しいまち東大和の一忚アピールのためにも、ぜひ実施の方を御
検討いただきたいと思いますので、再度それも御答弁の方お願いいたします。
あと、給食関係です。食器の数がふえてスペースがないということなんですが、例えば今既存のもののプレ
ートプラス御飯茶わんを一つふやしていただくというだけでも全部の─理想としては個々食器ですから、
すべてのものの食器を個別というものも大切ですけれども、今のここの市のですね財政状況など踏まえて考え
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ますと、全部を個別にするというのは多分無理であろうとは思うんです。ただ、プレートのあるものも使いつ
つ、御飯茶わんだけでも一つあれば、その御飯茶わん持ちながらおかずをいただくという、日本人の本当の意
味での食育を推進する上では大切なのではないかと思いますので、その件に関してもお考えを伺わさせていた
だきます。
○社会教育部長(榎本 豊君) 航空写真ですけど、今展示してあるものにつきましては住宅─ごめんなさ
い、固定資産の関係で、毎年元旦の朝に飛行機を飛ばしてまして、市内の航空写真を撮っているわけですけれ
ども、たしかそこの業者から寄贈を受けたというふうにはたしか聞いております。
そんなことがございまして、その当時のものをそのまま展示しているわけでございますけれども、80周年と
いう、貯水池竣工80周年というような今お話もございましたけれども、それは他の委員さんからも毎回のよう
にですね、ほかの─それは失礼しました。桜まつり、それから貯水池云々というのでいただいております
ので、その辺も含めた中で調査、研究させていただけたらいいのかななんて思っております。
以上です。
○給食課長(目黒文典君) 449ページの学校給食のその他運営費の事業費の関係でありますが、食器の数につ
きまして、ランチ皿プラスおわんをというお話でございます。現在実施しておりますのがランチ皿一つと、そ
れから現在おわんを一つつけてございます。ただ、おわんの使い勝手につきましては、汁物ということで使わ
せていただいているところであります。もう一つということも内部でいろいろと検討してきた経過ございます
が、やはりおわん一つといえどもかなりのスペースが必要となると。7,000近く準備しなければいけないとい
うこともありますので、やはり施設の部分で現状の中では難しいなというところございます。
以上でございます。
○社会教育部長(榎本 豊君) 済みません、車いすマラソンにつきましては、やはり先ほど体育課長の方から
も御答弁申し上げましたけれども、やはりなかなか車道等の幅の規制とかもあるんじゃないかというようなこ
とを、今休憩中にちょっと課長と話してたところでございます。その辺も含めまして、委員さんの方から今、
宿泊地、宿泊先でしょうか、ボランティアの関係等も含めまして今後調査、研究をさせていただきたいと思い
ます。
以上です。
○委員長(木下光雄君) 教育費の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、教育費の質疑を終了いたします。
二宮委員より要求がありました資料が提出されましたので、これより第4款衛生費の質疑に戻ります。
ここで説明員交代のため暫時休憩いたします。
午後 4時54分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午後 4時55分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
第4款衛生費の質疑を行います。
○委員(二宮由子君) 資料ありがとうございました。
まず1点この搬入日報なんですけれども、東大和市だけの資料ですと、他の委員が質疑をさせていただいた
-159-
んですが、小平市と照らし合わせてみて資料を見させていただきたいと思って要求をいたしましたので、今回
搬入日報、東大和市しか間に合わなかったということで、これはぜひとも小平市の分も後日で構いませんので、
もしできるようでしたらばいただきたいというふうに思っております。
それとあと原価計算書なんですが、平成19年度と平成16、17、18年度をいただきました。17、18年度はです
ね、総合計、ごみ収集車、資源回収車両方とも金額は下がっているんですが、平成19年度になりますと金額は
上がっているんですけども、これはどういうことなんでしょうか。まず、それも伺わせていただきたいと思い
ます。
あとですね、ごみ収集の実際に担っていらっしゃる職員の─職員じゃない、方々なんですけども、市民
の方も非常によくしてくださっているというふうに言われております。例えば車がとまったときも、あっ、済
みませんって声をかけてくださったりとか、非常に市民の方からは好評でして、皆さんごみ収集業務に携わっ
ている方が一生懸命やられているというふうに御理解はいただいていると思います。
で、その中においてこの原価計算なんですけども、もう尐し東大和市として今後この財政が厳しい中、歳出
の抑制という点に関しましても、いま一度この原価計算の方は再度見直しが必要であると思いますので、その
点も含めまして御答弁の方お願いいたします。
○生活環境部長(内野 章君) 1点小平市の日報の件でございますけど、後日資料をということでございまし
たけれども、これはいかんせん小平市さんの件でございますので、私どもお願いはいたしますけれども、確約
はちょっとできないということでございます。
以上でございます。(長瀬りつ委員「情報公開請求をしたら出てくる」と呼ぶ)それらを含めてですね、努
力はしてみたいと思います。
以上でございます。
○ごみ対策課長(乙幡正喜君) 平成18年度と19年度の資源回収の金額の相違についてでございますが、これは
人件費、それからですね、ガソリン代等、あと修繕料がですね、卖価アップしているというような形でですね、
若干金額が上がってきたというような状況でございます。
以上でございます。
○委員(石川庄太郎君) 済みません、1点だけちょっとお伺いします。
ページ数が301ページで、せん定枝資源化作業委託料の中で絡みの問題でお聞きしますが、この問題につき
まして、私過去に一般質問等もさせていただいておりまして、内容は承知はしておりまして、補助金の関係等
もありまして承知はしておりますけれども、18年度と比べての19年度の総体的な委託料も含めてですね、搬入
量、それから稼働率をお聞きしたいと同時に、一般質問等で述べております稼働率のあいているときにおいて、
市の公共施設から搬出される剪定枝の枝木をですね、リサイクルセンターの方へ持ってっていただければ稼働
率も上がるし、また業者が指導教育している可燃物の処理費の分が金額減るという部分について、二通りの考
えがあろうかと思いますが、その点についての考え方をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○ごみ対策課長(乙幡正喜君) 平成18年度の剪定枝と19年度の見込みでございます。18年度4月から19年2月
までの剪定枝の処分量は、受入量が137トンに対しまして、払出量が70トンになってございます。ナシ等果樹
の剪定枝受け入れを行っておりますが、計画量であります年間170トンには達してございません。その原因の
一つといたしまして、農家へのPR等不足が挙げられると思います。19年度におきましては、さらなる啓発に
努めて、利用率の上昇を促進してまいりたいと思います。
-160-
以上であります。
○委員(石川庄太郎君) 年間170トンの見込みの中で今18年度が137トンってことで、約50トンの余裕があるっ
てことですね。これはやはりせっかく補助金でお願いして、ある部分金額掲げて、職員も配置してやっている
事業です。やはりあきがあるってことは、自分としては大変にもったいないっていうような考えの中でですね、
補助金対象の中での条例の問題も絡もうと思いますけれども、やはりその中で市の担当者が努力していただき
まして、尐しでも稼働率を上げて可燃物の量を尐なくするってことは、最終的にはごみの減量にもつながるし、
業者と契約している可燃物の処理費用も財政的には削減できるというような考えで今お聞きしておりますので、
その点も含めて再度お答えをお聞きしたいと思います。
○ごみ対策課長(乙幡正喜君) 稼働率の向上でございますが、農協の支部卖位等で農家座談会等の席上でPR
をする傍ら、農家にですね、浸透するまでの間、一生懸命ですね、ごみ対策課の方でPRをさせていただくと
いうような形でございます。
それから、チップの搬出等につきまして、農家の方にですね、うちの方から手前で持っていくというような
ことで考えてございます。農家の方のPR、また資源として使っていただくような形で、農家の方にさらにP
Rをさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。(石川庄太郎委員「公共施設から出る市の枝木
分のことですね」と呼ぶ)公共施設から出ております枝木でございますが、現在ですね、公園からのものも市
の方で受け入れてございます。それで処理してチップ化しているような状況でございます。
以上でございます。
○委員(西川洋一君) 285ページ、予防事業費の昭和病院組合加盟─東大和市と武蔵村山市は昭和病院から
見れば医療過疎という位置づけになっているんじゃないかと思うんですけども、かつては分院をということを
私言ってきたんですけども、今昭和病院の方で東大和市あるいは武蔵村山市は、─今回は東大和市、今こ
の議会は東大和市について昭和病院がどういう方針を持っているか、やはり重視してもらいたいという意味合
いですけども、どうなっているかということをお聞きしたいと思います。
それから、ここの項目で聞いていいのかどうかちょっとわかんないんですけど、今社会的に産婦人科医が尐
なくなっていることが問題になっております。東大和市でも産婦人科から撤退した医療機関もあるかのように
聞いているんですけども、市としてこういう状況をどう把握して対策を立てようとしているのか、この予算の
中ではどうしようとしているのかお聞かせください。
295ページのホタルの里の件です。これについては随分長く非常に苦労して研究もし、そして野火止では一
部定着を見たという先ほど話がありましたので、大変よかったかなというふうに思うんです。これが将来ね、
もっと見るべき成果を上げて、それこそ乱舞するというようなね、状況になると夢があるってこういう感じな
んですけども、ついては今担当している方も長年研究して、その成果を次に引き継いでいくってことも非常に
大事かと思うんですよね。
で、この予算が毎年ほぼ同じ金額ですので、できれば後を引き継ぐ若い世代を職員として採用するなりして
いくとなれば、予算をふやすことが必要じゃないかと。で、今野火止から奈良橋川へと、奈良橋川もカワニナ
が生息するに十分な水質になってきているんじゃないかと思うんで、そちらの方向へもね、手を向けるという
点で思い切って倍増するとかね、そういう方向で夢あるまちづくりにぜひしていただきたいと思うんですね。
これまでの活動について総括もしていると思うんで、簡潔に総括と今後の方向、そしてさらに発展させる上で
の市予算を今後ふやしていくかどうか。これは担当者よりも市長の方だと思うんですけども、その辺の判断を
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お聞かせいただきたいと思います。
○健康課長(原 與四雄君) 285ページ、予防事業費の負担金補助及び交付金の中の昭和病院のことでござい
ますが、村山、東大和の住民の利用率が低いということで確かなんですが、ただ役割はですね、十分果たして
いただいているという我々は認識しております。今ですね、建て替えが最優先となっておりまして、それに向
けて全力でやっていただいているわけでございますけども、過去にも御指摘いただいた分院計画、これにつき
ましてはですね、消滅したということでは我々は認識しておりません。ということですので、今は建て替えに
集中しているということで御理解いただきたいと思います。
それから市内での産婦人科医の不足、これは私どもの市だけでなくて全国的な問題でございます。医師の手
配のことでございますので、市が直接ですね予算化するということはしてございません。医師会としても、現
在扱っている医療機関としては実質的には1カ所でございますので、その辺のことも含めてですね、医師会の
考えなどもお聞かせ願えるように話をさせていただきたいというふうに思っております。
○市長(尾又正則君) 今西川委員の方からですね、夢あるまちづくりと。そういう中においてホタルの乱舞す
るようなまちであってほしいというわけでありますが、自分たちが子供のときには、畑が、田んぼがたくさん
ございまして、夏などはうっとうしいほどホタルが飛んできました。ホタルあっちに行けっていうほどたくさ
ん舞いまして、いつもホタルと遊んでおりました。
ところで最近ですね、奈良橋川もかなりよくなりまして、カワニナが住めるというふうに私は確信をしてお
ります。そういう中において後継者でありますが、今までのハウツーですね、今までのホタルを育成するハウ
ツーでありますけども、これは今やっておられる方にその手ほどきをしていただいて、学校なり地域社会でも
って再びホタルができるようなそういうですね、場所にしたいというふうに思っておりますし、そのためには
ある程度の予算計上も必要だろうというふうに思っております。いずれにしても現在ホタルの飼育をしておら
れる方に、後の世代に対しましてハウツーをですね、御教授願って、行政側でも忚援してまいりたいというふ
うに思っております。
○環境課長(木内和郎君) 奈良橋川にホタルということで御質疑を受けたわけでございますが、奈良橋川のあ
の水質はですね、今おっしゃるとおりここ10年ほどで著しく改善されてきております。時折カワニナ等も散見
できるわけなんですが、それでも白濁水の流出、そういった異常事故が時折見受けられます。これらの事故が
発生した場合、環境課では関係機関と協力の上ですね、原因を調査するわけでございますが、なかなか特定で
きないのが現状でございます。
ついせんだっても前川、奈良橋川と立て続けに川一面が白濁する異常水質事故がございまして、やはり原因
を特定するには至りませんでした。こういった現状の中でホタルを奈良橋川に移植した場合、異常水質事故が
あった場合にホタルが全滅することが危惧されます。したがいまして、東大和市だけではなくて、奈良橋川上
流の武蔵村山市も含めた中で公共下水道接続率がですね、完備するまでなかなかホタルの生育は難しいのでは
ないかなと考えているところでございます。
ただ、ホタルの成育には水質、低湿等の環境条件に加えまして、えさとなるカワニナ類が生息できる条件と
いうことがございます。逆を言いますと、カワニナ等が生息できる条件がそろっていれば、ホタルの生息は可
能性も出てまいりますので、こうしたことから今後調査研究を進めていきたいと考えているところでございま
す。
以上でございます。
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○委員(西川洋一君) 昭和病院の分院計画が、その方向性がまだ消えたことではないということですので、昭
和病院から見た東大和市政策の件については、引き続き関係する会議等では発言をお願いしたいと思います。
それから産科の件につきましては、たゆまずよろしくお願いしたいと思います。医療、医師の関係は東京都
の関係になるかもしれませんけれども、やはり市民の問題ですので、市も積極的な働きをお願いしたいと思い
ます。
ホタルの里につきましては、市長の方からも予算もふやすことも考えるというような発言があったので、期
待をしたいと思います。
それから奈良橋川については、水質基準に違反するような白濁水が流れてくるのか、たまにはあるのかもし
れませんけれども、しかしここではホタルの育成をしているからそういうことのないようにということで、逆
にね、注意を促すということにもなると思うんですね。ですから、そういう方向で積極的な取り組みをお願い
したいと思います。
○委員(小林知久君) せっかく資料をいただいたので、何点かお聞きします。
予算書ですと、ごみの委託関連でしょうか、何ページですかね。303ページあたりです。ごみ処理の委託の
原価計算ですが、これは市側では原価計算をしないのでしょうか。議会前の資料請求でいただいた、原価が適
正であるので適正であると判断し予算に計上しましたと書いてありますが、これはもう業者任せでしょうか。
庁内の方でしっかりと見積もりをしているのでしょうか。
この原価計算書を見る限り、これ僕でも多分できますが、あとは距離数ですね。営業キロ数がどれぐらいか
っていうので、平均何キロかを聞けばいいんでしょうけれども、そういうのを私は市がもう尐しやるべきだと
思っておりますが、そういうのはやっているんでしょうか。または、現状、業者からもらった部分で、何かあ
れば業者に全部見積もれっていうふうに命令して終わりなのかどうか、ちょっとお聞かせください。
それから、ついでだから搬入日報もちょっと見ましたが、一般持ち込みというのは、これは確認ですが、事
業系ごみはだめなんですよね。一般ですかね。で、何人か常連さんがいるようですが、市の方でそういうのは
把握して、捕捉して、場合によってはしっかりと事業系に移行してもらうなりするような努力をされているん
でしょうか。ちょっとこれ済みません、僕もわぁっと見ただけなんですが、そういう常連さんがいるようです
ね。そういう人っていうのはどういうふうに判断しているんでしょうか。難しい部分あるかと思いますが、こ
ういうところをしっかりやっていただければ、小・村・大で燃やす経費も減るんじゃないかなと思うんですが、
このあたりお聞かせください。
以上です。
○ごみ対策課長(乙幡正喜君) 市の原価計算でございますが、市でですね、予算を組む前にですね、積算をも
ちろんしてございます。それからですね、業者の方から見積書が出てきた時点で、そちらの方と照合いたしま
して、そちらの方確認いたしまして、予算の方を計上しているというような状況でございます。
それから搬入ごみの方でございますが、そちらに出ているのが一般廃棄物の搬入でございます。市の方の収
集運搬業者の方の搬入のリストでございます。それから下の方にですね、持ち込み許可のもの、業者のリスト、
車も入ってございます。そちらの方ですね、市の方では確認いたしまして、日報等と確認いたしまして、中身
の方をチェックさせていただいているというような状況でございます。
以上でございます。
○委員(小林知久君) 原価計算、これは業者から上がってきた資料ですかね、墨塗りになっているというのは。
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もし市でやっているようでしたら、市の方は数字がある程度アバウトのが出せるのかな。そういうのも、きょ
うはいいです、もう大分遅いので。やはり出すべきだと思います。何かっつっちゃ業者に見積もれよって言っ
て、市の方はもうちょっと仕事をして、で、それを議員の方に開いてください、情報を。これはもう要望して
おきます。
それから一般持ち込みの方ですね、今どういうふうに捕捉をしているんでしょうか。で、同じようなナンバ
ーが随分あるようで、これはあれですよね。東大和市分ってことは、市のごみ対策課に申し込みが来てってい
う分ですよね。なので、どうやら結構常連さんは常連さんのようですよね。そういうのはしっかり捕捉して、
これは事業系ごみでしたら、また市の指定業者が回収して小・村・大に持っていかなきゃいけませんし、事業
系かどうかの判断難しいとこありますが、そこの判断を、難しい判断をノウハウ積み重ねていくのが、市の仕
事かと思います。これぱっと見ただけでそういうのが見えるんですが、そういうとこもう1回お聞かせくださ
い。
○生活環境部長(内野 章君) 先ほどですね、お配りさせていただきましたこの原価計算書、これにつきまし
ては市の方でですね、積算した原価計算表でございまして、業者のとは違うものでございます。ということで、
これに基づきましてですね、業者との見積もりとの比較を行って契約を行うということでございます。
以上でございます。
○ごみ対策課長(乙幡正喜君) こちらの日報でございますが、最初の方にございます業者、4業者ですね。吉
田組、加藤商事、光和商事、清野運送、こちら一般の申し込みの業者でございます。市の収集運搬業者でござ
います。その次にですね、番号のみが書いてあるページがございます。これは車両番号でございます。これは
一般持ち込みの方の業者という形になっております。うちの方ですね、車の方はですね、業者の方は収集運搬
許可を受けるときにですね、名簿をですね提出してございますので、車と照合をすることができるような状況
でございます。小・村・大の日報と業者の方の日報を突き合わせて、うちのは搬入管理をしているような状況
でございます。
以上でございます。
○生活環境部長(内野 章君) 今課長の方からですね、答弁させていただきましたけども、この搬入日報、こ
れにつきましては市がですね、委託を行っている一般のごみのですね、搬入の日報でございまして、先ほど事
業系というものをおっしゃられましたけども、これにつきましてはこの中に入ってございませんで、別の業者
がですね、それは搬入しているということでございます。これにつきましては、あと一般持ち込みもですね、
その中にはあるということです。
以上でございます。
○委員長(木下光雄君) 衛生費の質疑を終了して御異議ございませんか。
暫時休憩いたします。
午後 5時22分 休憩
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午後 5時23分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○生活環境部長(内野 章君) 大変失礼いたしました。
先ほどの搬入日報の関係でございますけれども、8の6ページ以降ですかね、一般の持ち込みというものが
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あるかと思います。それの件でございますけれども、それにつきましては市が許可している業者がですね、持
ち込みの車両として衛生組合に入れている車ということでございまして、これらにつきましてですね、ここに
書いてございます車がですね、一般の持ち込み業者ということでございます。
以上でございます。
○委員長(木下光雄君) ここで午後6時まで休憩いたします。
午後 5時24分 休憩
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午後 6時
開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○委員(粕谷久美子君) 3点お伺いします。
283ページ、栄養指導事業費についてです。8番の報償費の食育教室講師謝礼についてです。この講師謝礼、
食育教室の内容と開催回数、あと対象者を教えていただきたいと思います。
それで、次世代育成推進計画の中にある食育推進プロジェクトの主体となっているのは、この健康課だと記
憶しているんですが、この中で食育教室を初め食育推進プロジェクトの今年度の流れっていうのも教えていた
だければと思います。
次に、それと287ページの5番の結核住民検診事業費っていう、13番の委託料ですね、287ページですね。平
成17年度の行政報告書の数字を見ますと、この結核住民検診事業費の数字が266万9,520円という数字が出てい
るんですが、それに対して今年度が463万1,000円という数字が出ています。このふえた理由というのを教えて
いただきたいと思います。
それとあと301ページ、他の委員も質問されていたんですが、廃棄物減量等推進員の傷害保険料というとこ
ろの廃棄物減量等推進員さんの活用についてです。先ほど今年度の活動として、組成分析の参加というような
ことを述べられていたんですが、もう数年前からこの方たちの活動を、私はもっと活発にしていただきたいと
いうふうにお話をさせていただいているんですが、なかなかそういった実態が組み込まれていなくて、先ほど
の報告の中で─質疑の中で1人当たりの排出量、ごみの搬入量あたりがかなりふえているという状況があ
りながらも、こういった方たち、自主的にボランティアで参加している方たちもいらっしゃる中で、何年も同
じような実態であるというところをお答えいただければと思います。お願いします。
○健康課長(原 與四雄君) 283ページ、栄養指導事業費でございますけども、報償費、これにつきましては
食育教室講師謝礼でございまして、内容につきましてはまだ確定はしておりませんけども、できれば郷土食を
中心にですね、展開していきたいと思っております。
例えば講師を招いて古くからあるうどんづくりとか、そういうものをですね、今のところ考えております。
あるいはお母さん方にも若い方たくさんいらっしゃいますので、お正月のお節料理、これなども既製品のもの
はたくさん売られているんですけども、やはり手づくりでですね、昔からの伝統食であるお節料理のつくり方
を学んでいただくというようなことも、一忚予定としては考えておりますけども確定はしておりません。回数
としては、4回ほど考えております。対象者はその都度変わるかもしれませんけども、男女問わず御高齢の方
も参加意欲があれば御参加いただきたいというふうに考えております。
それから食育推進員の体制ですけども、これにつきしまては、これまでも庁内にネットワーク会議がござい
まして、いろいろこれまでも教育委員会と連携しまして、朝食を欠食する子についてなどの調査をしたところ
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ですけども、できれば今後はですね、食育推進計画を策定するまでは、今の体制では十分できませんので、現
場を抱えているわけでございますので、計画をつくるということではなくてですね、いわゆる計画の中に必要
とされている基礎的なデータ、そういうものはですね、栄養指導係として欲しいデータとしては集めてみたい
というふうに考えております。それにつきましては、産業振興や指導室などの協力もいただきたいというふう
に考えております。
次に287ページ、結核住民検診事業費の委託料の増でございますけども、昨年度の当初と比べますと100万円
弱ふえているわけですけども、これにつきましては、理由としては委託料の中にですね、ワクチン料が含まれ
ておりまして、現在集団用のワクチンというものがあるんですけども、それの入手が非常に困難になってきて
いるということで、20年度からは恐らくは個別のワクチンになるということが考えられておりますので、その
辺のワクチン卖価の増ということで、委託料にはね返ってきているというふうに考えております。
以上でございます。
○ごみ対策課長(乙幡正喜君) 301ページ、推進員の活用についてでございます。
平成19年度はですね、環境市民の集いの参加、小平・村山・大和衛生組合への参加、あとごみの集積所のパ
トロール、またはですね、地域で指導的な役割を果たすための研修会とかを行っていきたいと思います。ごみ
のさらなる減量化に向けてですね、ごみゼロプランの中で推進員の方の活用、活躍について考えていきたいと
思います。
以上でございます。
○委員(粕谷久美子君) 栄養指導事業費に関してですけど、まず食育推進プロジェクトは、主体となっていく
健康課できちんと考えていかなければ、先ほど虫歯のお話もありましたけれども、食生活がきちんとしていな
いと虫歯もふえていくというようなこともありますので、そういった関係でやはり健康課だけの取り組みでは
なくて、やはりこのプロジェクトの中に入っています関連、児童福祉課、給食課、指導室、また産業振興課の
連携なくしては、やはり食育というところの視点は進んでいかないと思いますので、ぜひそういったところの
連携を図りながら、環境にも考慮しながらしっかりと食育に関して庁内で話し合っていただきたいと思います。
御答弁は結構です。
あと結核住民検診事業の件なんですが、結核は一般的には私自身も栄養状態の改善により、体に抵抗力がつ
いて減尐してきているというふうに私は思っていますが、先ほどワクチンの入手が困難というようなことを言
われていましたが、その困難の理由っていうのをお伺いしたいんですが、今減尐しているというふうに思って
いましたが、若い人の中でこの結核というのがふえているというようなお話も伺っています。また、今の高齢
者、高齢を迎えた方たちは、若い世代のときにやはり結核というものがあり、年代を経て抵抗力がなくなった
今、またこの結核に脅かされるというようなことがありまして、発病から2カ月から長い人で20年以上という
ようなこともありますので、そういったことがあって、またふえてくるんではないかと私は危惧しているんで
すが、その点東大和市の現状というところも、もしわかっていましたら教えていただきたいと思います。
それとあと廃棄物減量等推進員さんの活動なんですが、パトロール、あと指導的役割などの研修を今年度は
行うというふうにお話しされていましたが、やはり積極的な取り組みを行っていただきたいと思います。
○健康課長(原 與四雄君) 結核予防の関係でございますけども、これにつきましては実態の把握などは保健
所でまとめておりまして、多摩立川保健所の管内での数字を申し上げますと、平成16年度361人、それから17
年度につきましては294人、そのうち東大和市の患者でございますけども、16年度が35人、17年度が22名とな
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っております。
で、御指摘の若年層、確かにですね、内訳見ますと実は高齢者が一番多いっていうふうに考えられているん
ですけども、そうでなくてですね、30歳から39歳、これが3分の1を占めております。ここが最高でございま
して、ですから若年層も十分気をつけなきゃいけないということが、確かに統計上は傾向が出ているというこ
とで、東大和市の現状を説明させていただきました。
○委員長(木下光雄君) 衛生費の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、衛生費の質疑を終了いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 引き続き、第11款公債費の質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 公債費の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、公債費の質疑を終了いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 引き続き、第12款諸支出金の質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 諸支出金の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、諸支出金の質疑を終了いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 引き続き、第13款予備費の質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 予備費の質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、予備費の質疑を終了いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 以上で、一般会計予算の質疑はすべて終了いたしました。
討論につきましては、本会議で行うこととし、直ちに採決いたします。
第8号議案 平成19年度東大和市一般会計予算、本案を原案どおり可決と決することに賛成の諸君の起立を
求めます。
〔賛成者起立〕
○委員長(木下光雄君) 起立多数。
よって、本案を原案どおり可決と決します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 第9号議案 平成19年度東大和市国民健康保険事業特別会計予算、本案を議題に供し
ます。
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内容の説明を求めます。
〔市民部長 高 杉
豊 君 登壇〕
○市民部長(高杉 豊君) それでは、第9号議案 平成19年度東大和市国民健康保険事業特別会計予算につき
まして御説明申し上げます。
5ページをお開きいただきたいと存じます。
第1条は、歳入歳出予算の定めで、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ93億5,507万1,000円と定めるも
のであります。
第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」によるとするも
のであります。
第2条は、一時借入金の定めで、歳計現金の不足に対処するため、一時借入金の最高額を1億円と定めるも
のであります。
第3条は、歳出予算の流用の定めで、予算の流用は地方自治法第220条第2項の規定で、款と款の間並びに
項と項の間は流用を禁止されておりますが、後段のただし書きにより、予算の執行上必要がある場合に限り、
予算で定めるところにより流用が可能となりますので、これを定めるものであります。定める内容は、保険給
付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合、同一款内での経費を各項の間で流用できるとしたもの
であります。
6ページをお開きいただきたいと存じます。
第1表は歳入歳出予算でありますが、事項別明細書において御説明申し上げますので、ここでは省略させて
いただきます。
11ページをお開きいただきたいと存じます。
歳入歳出予算事項別明細書で、1は総括表であります。
歳入では、各款の本年度予算額を前年度予算額と比較するとともに、本年度予算額の各款の構成比を示して
おります。
歳出では、前年度予算額との比較と本年度予算額の財源内訳及び構成比を示しております。本年度予算額に
つきましては、歳入歳出いずれも前年度に比べて15億3,302万4,000円、19.6%の増額となっております。その
主な理由は、総務費、保険給付費、老人保健拠出金並びに共同事業拠出金の増額によるものであります。
12ページをお開きいただきたいと存じます。
2の歳入の明細であります。
1款国民健康保険税は23億8,121万8,000円で、前年度比385万1,000円、0.2%の減額であります。
1項は同額であります。
1目一般被保険者国民健康保険税は17億7,585万9,000円で、4,588万9,000円の減額であります。1節医療給
付費分現年課税分は14億2,002万2,000円でありますが、被保険者数を2万4,438人、世帯数を1万3,483世帯と
し、平成18年10月1日現在の調定額をもとに所得等を勘案し、調定見込額を15億6,908万5,000円とし、収納率
を90.5%として算定したものであります。2節介護納付金分現年課税分は1億4,654万1,000円でありますが、
被保険者数を6,918人と見込み、調定見込額を1億6,192万4,000円とし、収納率を90.5%として算定したもの
であります。3節医療給付費分滞納繰越分は1億9,299万6,000円で、18年度以前分の滞納繰越見込額を7億
8,774万円とし、収納率を24.5%として算定したものであります。4節介護納付金分滞納繰越分は1,630万円で、
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18年度以前分の滞納繰越見込額を6,653万2,000円とし、収納率を24.5%として算定したものであります。
2目退職被保険者等国民健康保険税は6億535万9,000円で、4,203万8,000円の増額であります。1節医療給
付費分現年課税分は5億4,653万8,000円でありますが、被保険者数を7,501人、世帯数を4,326世帯とし、一般
被保険者と同様、平成18年10月1日現在の調定額をもとに所得等を勘案し、調定見込額を5億5,486万1,000円
とし、収納率を98.5%として算定したものであります。2節介護納付金分現年課税分は5,063万4,000円であり
ますが、被保険者数を2,349人と見込み、調定見込額を5,140万5,000円とし、収納率を98.5%として算定した
ものであります。3節医療給付費分滞納繰越分は738万9,000円で、平成18年度以前分の滞納繰越額を3,016万
1,000円と見込み、収納率を24.5%として算定したものであります。4節介護納付金分滞納繰越分は79万8,000
円で、平成18年度以前分の滞納繰越額を266万1,000円と見込み、収納率を30.0%として算定したものでありま
す。
2款使用料及び手数料は1,000円で科目存置であります。
14ページをお開きいただきたいと存じます。
3款国庫支出金は17億2,941万円で、5,389万8,000円、3.2%の増額であります。
1項国庫負担金は16億163万5,000円で、2,783万4,000円の増額であります。
1目療養給付費等負担金は15億6,750万4,000円で、2,394万1,000円の増額であります。1節現年度分は15億
6,750万3,000円で、歳出予算での療養給付費等によるもので、内訳は説明欄に記載のとおりであります。2節
過年度分は1,000円で、科目存置であります。
2目高額医療費共同事業負担金は、高額医療費共同事業拠出金の4分の1を国が負担するもので、3,413万
1,000円を計上いたしました。2項国庫補助金は1億2,777万5,000円で、2,606万4,000円の増額であります。1
目調整交付金は1億2,477万5,000円で、2,306万4,000円の増額であります。市町村間の財政力の不均衡等を調
整するために交付されるもので、平成17年度の実績等を勘案し計上いたしております。
2目後期高齢者医療制度創設準備事業費補助金は、300万円の皆増であります。国保税に後期高齢者支援金
等分が追加されることに伴う徴収システムの開発及び医療制度改革に伴う国保保険者システムの改修に対する
補助金を計上したものであります。
4款療養給付費等交付金は29億1,537万7,000円で、6億3,568万7,000円、27.9%の増額であります。
1項1目は同額であります。1節現年度分は29億1,537万6,000円で、退職被保険者等に係る医療給付に対す
る社会保険診療報酬支払基金からの交付金であります。これは高齢化の進展に伴う退職被保険者等の被保険者
数及び医療費の増加によるものであります。2節過年度分は1,000円で、科目存置であります。
16ページをお開きいただきたいと存じます。
5款都支出金は3億4,918万7,000円で、1,033万5,000円、3.1%の増額であります。
1項都負担金は、高額医療費共同事業拠出金の4分の1を都が負担するもので、3,413万1,000円を計上いた
しました。
2項都補助金は3億1,505万6,000円で、644万2,000円の増額であります。
1目都補助金は1,540万1,000円で、952万1,000円の減額であります。都の動向を勘案する中、平成18年度見
込みをもとに計上しております。
2目調整交付金は2億9,965万円で、1,596万3,000円の増額であります。国保税の収納率を向上させるため
の自動電話催告システムの導入経費や特定健診・保健指導が義務づけられたことによるシステム開発経費の負
-169-
担金を計上いたしました。
6款共同事業交付金は8億320万6,000円で、6億8,975万2,000円、608.0%の増額であります。
1項共同事業交付金は同額であります。
1目1節高額医療費共同事業交付金は1億3,655万3,000円で、2,309万9,000円の増額であります。
2目1節保険財政共同安定化事業交付金は6億6,665万3,000円の増額であります。医療制度改革関連法が平
成18年6月に成立し、同年10月から開始になったことから、平成19年度は当初からの1年分を東京都国民健康
保険団体連合会が過去の実績に基づいて試算した額を計上したことによるものであります。
7款繰入金は11億6,233万4,000円で、1億4,278万6,000円、14.0%の増額であります。
1項1目一般会計繰入金は同額であります。1節保険基盤安定制度繰入金(保険税軽減分)は9,100万4,000
円であります。これは国民健康保険税に6割並びに4割の軽減措置制度があり、その軽減額に対して東京都が
4分の3、市が4分の1を負担する財源補てん制度であります。2節保険基盤安定制度繰入金(保険者支援
分)は2,840万6,000円であります。これは保険税軽減の対象となった一般被保険者数に忚じて、平均保険税の
一定割合を国が2分の1、東京都と市がおのおの4分の1を負担する制度であります。
なお、これらの国と東京都の負担分は一般会計の予算に歳入し、市の負担分を含めて国保会計に繰り出され
るものであります。
18ページをお開きいただきたいと存じます。
3節職員給与費等繰入金は2億4,896万8,000円で、地方交付税算定に基づく繰入金であります。4節出産育
児一時金等繰入金は4,200万円で、国の支給基準額である35万円の3分の2が一般会計から繰り入れされるも
ので、これも地方交付税算定に基づくものであります。5節その他の繰入金は7億5,195万6,000円であります。
国保会計の財源不足を一般会計から補てんするための繰入金であります。
8款繰越金は100万円で、平成18年度からの繰越金を見込んだものであります。
9款諸収入は1,333万8,000円であります。
1項延滞金、加算金及び過料は837万1,000円であります。
1目1節延滞金は837万円で、国民健康保険税の滞納に係る延滞金の計上であります。
2目1節加算金は1,000円の科目存置であります。
2項雑入は496万7,000円で、第三者納付金や返納金等であります。
20ページをお開きいただきたいと存じます。
2項貯金利子は皆減であります。
以上によりまして、歳入予算額は93億5,507万1,000円となり、前年度と比較して15億3,302万4,000円の増額
となるものであります。
22ページをお開きいただきたいと存じます。
3の歳出であります。
1款総務費は2億2,734万3,000円で、前年度比1億1,509万9,000円、102.5%の増額であります。
1項総務管理費は2億1,268万4,000円で、1億605万7,000円の増額であります。
1目一般管理費は2億977万7,000円で、1億606万円の増額であります。1節報酬は嘱託員1名分の計上で
あります。2節給料、3節職員手当等、4節共済費は9名分の職員人件費と嘱託員1名分の社会保険料であり
ます。
-170-
40ページをお開きいただきたいと存じます。
給与明細書であります。1は特別職であります。国民健康保険運営協議会委員17名及び嘱託員3名分の報酬
であります。
41ページをごらんいただきたいと存じます。
2は一般職の総括であります。職員数は9名で、給与費と共済費の合計は6,578万8,000円で、599万2,000円
の減額であります。その他の項目につきましては、説明を省略させていただきます。
22ページにお戻りいただきたいと存じます。
7節賃金は371万4,000円で、臨時職員4名分であります。11節需用費は728万9,000円で、被保険者証の一斉
更新に伴う印刷等に係る経費であります。12節役務費は1,087万3,000円で、被保険者証の更新に伴う郵便料等
であります。13節委託料は1億1,972万2,000円で、利用制度改革に伴う電算プログラムの修正等委託並びにレ
セプト点検委託等に係る経費であります。
24ページをお開きいただきたいと存じます。
2目運営協議会費は91万円であります。1節報酬は76万5,000円で、運営協議会委員17名分の報酬でありま
す。
3目連合会負担金は199万7,000円であります。
26ページをお開きいただきたいと存じます。
2項徴税費は1,465万9,000円で、納税通知書等に係る経費並びに自動電話催告システム導入に係る経費であ
ります。
なお、自動電話催告システム導入に係る経費については、全額東京都の調整交付金を見込んでおります。
1節報酬は、嘱託職員2名分の計上であります。13節委託料は、自動電話催告システムの導入に伴う経費で
あります。
2款保険給付費は64億7,237万5,000円で、6億2,602万円、10.7%の増額であります。平成18年10月1日現在
の医療費の推移等をもとに見積もり計上いたしております。
1項医療諸費は57億8,116万7,000円で、5億6,947万8,000円の増額であります。
1目一般被保険者療養給付費は27億8,762万円で、1,400万8,000円の減額であります。これは一般被保険者
数の減尐等によるものであります。
28ページをお開きいただきたいと存じます。
2目退職被保険者等療養給付費は28億7,859万1,000円で、5億7,571万8,000円の増額であります。これは高
齢化の進展に伴う退職被保険者等の被保険者数及び医療費の増加によるものであります。
3目一般被保険者療養費は4,628万2,000円で、前年度と同額を計上いたしております。
4目退職被保険者等療養費は4,653万4,000円で、775万5,000円の増額であります。
5目審査・支払手数料は2,214万円で、国保連合会への事務委託料であります。
2項高額療養費は6億480万6,000円で、5,835万5,000円の増額であります。高額療養費は保険診療の一部負
担金が自己負担金分の限度額を超えた場合に、その超過分を支給するものであります。
1目一般被保険者高額療養費は3億1,302万8,000円で、前年度と同額を計上いたしております。
30ページをお開きいただきたいと存じます。
2目退職被保険者等高額療養費は2億9,177万8,000円で、5,835万5,000円の増額であります。
-171-
3項移送費は10万円で、前年度と同額を計上いたしております。これは被保険者が入院あるいは入院後特殊
な手術などにより転院の必要が生じた場合、著しく歩行困難な被保険者を目的地まで移送するための費用であ
ります。
1目一般被保険者移送費は5万円であります。
2目退職被保険者等移送費も5万円であります。
4項出産育児諸費は6,300万円であります。
1目出産育児一時金につきましては、1人当たり35万円とし、180件分を計上いたしております。
5項葬祭費は1,910万円で、1件当たり5万円で、382件分を計上いたしております。
32ページをお開きいただきたいと存じます。
6項結核・精神医療給付金は420万2,000円で、38万7,000円の増額であります。これは結核及び精神に係る
医療費で、主に精神の通院医療費に係る10%の被保険者一部負担分を市民税非課税世帯の方に給付するもので
あります。
3款老人保健拠出金は13億8,676万6,000円で、1億1,626万9,000円、9.2%の増額であります。
1項1目老人保健医療費拠出金は13億6,867万9,000円で、1億1,628万1,000円の増額であります。平成14年
10月の老人保健制度改正後初めて75歳に到達する新規受給者が生じるため、対象者数の増加並びに医療費が増
加することによるものであります。
2目老人保健事務費拠出金は1,808万7,000円で、1万2,000円の減額であります。
4款介護納付金は4億3,780万円で、557万円、1.3%の減額であります。
34ページをお開きいただきたいと存じます。
5款共同事業拠出金は7億9,422万3,000円で、6億7,307万6,000円、555.6%の増額であります。
1項1目高額医療費拠出金は1億3,665万5,000円で、1,551万8,000円の増額であります。これは高額な医療
費の発生による保険者の不安定な財政運営を緩和するために、国保連合会が運営する制度であります。1件80
万円を超える医療費の100分の59を拠出するもので、過去の実績により、国保連合会での試算に基づいて計上
いたしております。本事業の財源として、国、東京都がおのおの4分の1を負担し、市が2分の1を負担する
ものであります。
なお、市の高額医療費の実態に即した経費については、共同事業交付金として歳入に計上いたしております。
3目保険財政共同安定化事業拠出金は6億5,755万8,000円で皆増であります。これは平成18年10月に新設さ
れた制度で、国保の保険料の平準化や財政の安定化を図るため、レセプト1件30万円以上の医療費に関して医
療給付費すべてを対象とし、東京都内のすべての区市町村国保が拠出して構成する財源により支払っていくも
ので、国保連合会で運営する制度であります。この事業により、市町村国保の医療費のほぼ4割が共同化され
ることになります。
6款保健事業費は1,883万7,000円で、807万3,000円、75.0%の増額であります。
36ページをお開きいただきたいと存じます。
1項保健事業費、1目保健衛生諸費の19節負担金補助及び交付金は993万6,000円で、人間ドック受診料助成
費として1人当たり2万3,000円で、432人分を計上いたしております。
2目保健衛生普及費、19節負担金補助及び交付金は723万3,000円で、平成20年4月から医療保険者に義務づ
けられる特定健康診査・特定保健指導に関する電算処理システムの共同開発経費であります。
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なお、システム開発に係る経費については、全額東京都の調整交付金を見込んでおります。
7款公債費は42万7,000円であります。医療費等の支払いで、歳計現金の不足に対処するための一時借入金
の利子分であります。
38ページをお開きいただきたいと存じます。
8款諸支出金は530万円で、前年度と同額であります。
1目償還金・利子及び還付金は、国民健康保険税の過年度分の過誤納付等に係る還付金並びに還付に伴う加
算金であります。
9款予備費は1,200万円で、前年度と同額であります。
以上によりまして、歳出予算額は93億5,507万1,000円となり、前年度と比較して15億3,302万4,000円の増額
となるものであります。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〔市民部長 高 杉
豊 君 降壇〕
○委員長(木下光雄君) 説明が終わりました。
歳入歳出一括して質疑を行います。
○委員(藤原宏子君) ちょっと確認しますけれども、先ほど歳入の1款1項1目の中でですね、言ってくださ
った2万4,438人という人数、それから世帯1万3,483世帯ですか。この1万3,483世帯というのが国民健康保
険証を発行する加入者の数ということになるんでしょうか。
それからですね、済みません、全国的にですね、国民健康保険税が高過ぎて払えないという家庭があって、
そして私たちのこの市では資格証の発行はないというふうに聞いていますけれども、3カ月ごとの短期保険証
の発行はあるというふうに思うんですね。で、その数ですね。また、その短期保険証すら発行されていない、
いわゆる国保証は手に持ってないっていう方もいらっしゃるんじゃないかと思いますが、それぞれの数を教え
てください。
○保険年金課長(関口順孝君) 初めの御質問の世帯数ですが、一般被保険者数が1万3,483世帯ということで、
それに退職被保険者、これは社会保険の方の方ですね、こちらに入っていられた方が国保へ入ったということ
で、こちらの方が4,326世帯、合わせた世帯が19年度予算で想定している推計の世帯数ということになります。
あと短期証のお話ですが……。済みません、短期証につきましてはですね、一番直近のところでいいますと、
これ3カ月ごとに出しておりますので、ちょうどこの3月31日までが有効期限になっております短期証につい
て、昨年の12月の13日の日に発行通知ということで、該当される方たちに通知を差し上げております。その通
知件数につきましては、785世帯に通知をしております。そのうち市の方にですね、見えて、取りに来られた
と、発行したという数が456世帯、残り329世帯につきましては市の方へ取りに来られない、未発行者というこ
とでございます。
そのときの12月13日時点で発行通知しておりますので、そのときの国保加入者どうかということでございま
すが、加入世帯にしますと18年の11月末現在で1万6,634世帯、国保加入者全体でいきますと3万1,215人、こ
れを基準にしております。
以上です。
○委員(藤原宏子君) このところですね、国保税が払えないために国保証を受け取れないと。また、短期証を
繰り返し発行していただくについても、なかなか国保税払えないから、そのまま受け取らないままっていう方
-173-
が往々にして高齢であったり、それから病気がちな方がですね、病気になったりして医療にかかれずに重篤化
するとか、そういう例があるのではないかというふうに思います。で、全国─東京都内もなんですけれど
も、この短期証の交付についてですね、市長が特に認める方ということでですね、65歳以上の高齢者であった
り、また小学生以下の子供がいる世帯にはですね、この短期証、また未受理世帯、未発行世帯ですか、それを
なくすという方向が幾つか出てきていますけれども、その点についてはこれも検討されているかどうかですね。
それについてお聞きします。
○市民部長(高杉 豊君) 御存知のとおり国民健康保険は相互扶助という形の中で保険税、それから公費とい
うことで運営されているわけでございます。こういう中で、この国保税の滞納ということで短期証ということ
になりますが、御質疑にありますように、東大和市ではそれでも資格証明書は発行していないということで行
っているわけでございます。これをまた65歳以上、それから小学生のいる世帯ということで、この辺のところ
の特別な事情ということに広げていくことにつきましては、現状国保財政が非常に緊迫しています。一般会計
の財政も非常に厳しい状況にあります。そういう中で、私どもでは税の納税につきましては御相談をしていた
だき、そういう中で税の納付についても考えているところでございます。
そういうようなことがありますので、今後ともこういうふうな相談を緊密に受けていただくということで、
真に払えないというものについては、税の方でもそれなりの対忚をさせていただくということになっているわ
けでございます。そういうことでございますので、この65歳の高齢者の方々、それから中学生以下の世帯の
方々で短期証ということでございますけども、これはやはりそういう皆さんで運営していくという制度の中で、
この現状の短期証ということの制度は、今のところは継続していくという考えでいるということでございます。
以上でございます。
○委員長(木下光雄君) ここで10分間休憩いたします。
午後 6時46分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午後 6時56分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○委員(西川洋一君) ちょっとよく意味がわからないところがあるんだけど、23ページの電算プログラム修正
等業務委託料ということで歳出があります。これは歳入では繰入金でしたっけ、一般会計の方からの国民健康
保険特別会計への繰出金の中の職員給与費等繰出金の中に含まれてくるっていうふうに説明あったと思うんで
すけども、この辺の仕組みがどうなっているのかですね。歳入で入ってきて、それがまたほぼそっくり出てい
くっていう、それから委託業務っていうのはどういう内容のものなのか、この辺の仕組みを教えてください。
それから、昨年来からの国による税制の改正、いわゆる改悪によって、公的年金控除等段階的廃止などありま
したけれども、今回のこの予算の中にどのような影響があるのかないのか。あるとすればどのくらいの金額か
ですね。それを教えてください。それから─今のは公的年金控除って言いましたけど、その他の項目であ
ればそれも教えてください。
それから短期保険証の件ですけども、329世帯が取りに来ないっていうふうに、数字は明確にわかっておる
と。固有名詞でもわかるはずですよね。で、この方たちの中で病気になっている人で医者にかかれない、かか
ってないという人がいるのかどうか。それをつかんでおられるかお聞かせください。
○保険年金課長(関口順孝君) 23ページの電算プログラムの関係でございますが、初めに内容の方からちょっ
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と説明させていただきます。
前年と比べまして今回は9,730万円ぐらい増額になっておりますが、例年ですと制度改正によるプログラム
修正等だけなんですが、今回いろいろなところで制度改正ありまして、給付関係でまいりますと大きく分けて
4点ぐらいございます。
20年の4月から始まる高額療養費と高額介護合算制度のシステム、こちらについて修正っていうか、新しく
そういうものを取り入れなきゃならないということがあります。それから、70歳から74歳の高齢者の方の一部
負担割合の見直しがございまして、これが1割から2割になります。そういったことについてのプログラム修
正ですね。
それから、乳幼児の一部負担割合が今2割なんですが、これを拡大して3歳未満だったものを義務教育就学
前までにしようと、こちらの方のプログラム改正。それから保険者に対する特定健診・保健指導の義務づけに
よるシステム開発、こちらが給付関係でございます。
それから、国民保険税関係でございますと2点、国保税の賦課についてです。現在医療分と介護分という大
きく分けて二つについて2本柱でやっておりますが、20年の4月から始まります後期高齢者支援の関係で、こ
れはゼロ歳から74歳までのものがですね、後期高齢の分を支援しようということでの追加で3本立てになりま
す、賦課の関係が。そういうふうなシステム修正をしなければならない。
それから、国保税を公的年金、先ほど御質問ございましたけども、公的年金等から特別徴収をするために住
民情報、それから滞納管理システムの修正を行わなければならないということで、これは65歳から74歳の方に
ついて公的年金等から特別徴収するということがありますので、その二つが大きなものであります。
それから、資格関係で二つありまして、後期高齢者の75歳に今度到達─済みません、国保の高齢者の75歳
に到達した方が、今度は老人医療保健制度の方へ移行することになります。老人保健制度につきましては、平
成14年の改正で、70歳から75歳に対象者が制度改正になりました。それ以降ですね、70歳の方が71歳になり72
歳になりということでもって、75歳の方、到達した方が、ここで初めて入ってくるということでありますので、
そちらの移行関係のプログラム修正がございます。
それから、退職者医療制度該当者の75歳にやっぱりなった方も一般被保険者への移行ということで、退職者
医療制度の中で該当した方が一般被保険者の方の中へ入ってきて、先ほど申し上げた75歳に到達したことによ
る医療保険制度への移行という、大きく全部で8点になりますけども、その他まだいろいろ向こうとのインタ
ーフェースでですね、つなぐ場合のときの修正等があろうかと思います。内容的にはそういうものでございま
す。
あと一般管理費でいいますと、特定財源としますと、国の方から国保のですね、補助金として後期高齢者医
療制度の創設準備補助金ということで300万円、これが補助としてですね、入る予定になっております。
それからあと、後の保健事業の方になりますが、37ページになります。保健衛生普及費のとこに、そこにシ
ステム開発経費というふうにありますが、こちらも都の調整交付金の方から7,233万円補助金として開発経費
として入ってきます。これは(「723万円」と呼ぶ者あり)失礼しました、723万3,000円ですね。失礼しまし
た。で、これは共同開発しておりまして、そちらの方へ負担金として支出するものでございます。
それから、公的年金控除の影響についてということでございますが、保険控除が20万円を圧縮されたという
ことで、特別控除として18年度は13万円、19年度は7万円ということで、特別控除が保険税の中ではございま
す。そうしますと19年度につきましては、影響のある方から見れば13万円分が余計にふえるというふうに、そ
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ういう見方ができるかと思います。
で、年金をもらっている方がどのくらいいらっしゃるかということなんですが、大体1万2,000人ぐらいと
いうふうに考えております、最大でですね。そうした中で7,000円……、ちょっと失礼しました。1人ですね、
19年度で7,000円ぐらいの負担がふえるようになりますので、それの1万2,000人ということで、8,400万円ぐ
らいになるかと思うんですが、調定等がそのぐらいになりますので、実際には8,000万円ぐらいの影響なのか
なというふうに見ております。
それから、短期保険証の関係でございますが、こちらにつきましては、それぞれの方についての把握という
のはしてございません。通知を出しまして、取りに来てくださいということで、市の方の窓口で接触をするこ
とによって、納税の相談をさせていただくということです。ですので1件1件ですね、お訪ねして、そちらの
様子がどうなっているかということについては把握はしてございません。
以上でございます。
○委員(西川洋一君) プログラムよくわかりました。
短期証の件ですけども、この329世帯がどういう状況にあるかっていうのを、つまり病気かどうかっていう
のをつかんでない。これはね、私不満です。なぜかっていうと、滞納してるっていう対象で相手を見て、それ
を来い来いというね、ことで、そういう対象としては見るけれど、市民の生活がどうなっているか、大変なん
じゃないかっていう角度から対忚してないっていうことじゃないかというふうに見えちゃうんですね。これは
ね、やはりきちんと見るべきですよ。一人一人のその状況がどうであるかっていうのは。もし来れないんなら
訪問するとか、保険証が必要な人には、やはりきちんと保険証を出すべきだと思いますのでね、これはそのよ
うな仕組みをしてほしいと思うんです。
中には払えるのに払わなかったっていう人もそれはいると思うんですよ。何か新聞報道では東大和市が差し
押さえやったらすぐ払ったという記事が出てましたけども、その人がどうやって払ったかわかりませんけど、
払えたっていうことだったからよかったんでしょう。だけど、そういう払える人はいいですよね。そうでない
人で病気になった、なっている。だけどお金がなくて行けない。こういうとこまでやはり市は見るべきじゃな
いかと。そういう姿勢があるんでしょうか。
先ほどの市民部長の答弁と今の課長の答弁の中を二つ合わせると、市側の国保財政の経営の面からは市民を
厳しく見るけれど、市民生活の面から、その人に対してどう対忚するかっていう姿がうかがわれないんですけ
ど、それは私の思い過ごしでしょうか。その辺をお答えください。
○市民部長(高杉 豊君) 短期証を受けている方が病気かどうかつかんでいない。私どもではこの短期証を発
行することによりまして、納税の相談もさせていただいております。そういう場で状況を私どもに、これ説明
しろということなど語弊があるかもしれませんけども、担当者と当事者の方がその中で話をして、そういう中
でこの状況をつかんでいくことも可能だと思います。
それから、その訪問ということになりますと、この取りに来てない方すべての方を訪問するのかどうかとい
うこともありますけれども、私どもでは例えば収納推進員が訪問したときに、そういう話も伺うこともできる
という一つの手段もあるというふうに思います。それと本質的にやはり先ほど申し上げましたけども、国保の
システムとしてやはりみんなでつくっていくシステムでございますので、その辺のところも御理解をいただき
たいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
-176-
○委員長(木下光雄君) 質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、質疑を終了いたします。
討論は本会議において行うこととし、直ちに採決いたします。
第9号議案 平成19年度東大和市国民健康保険事業特別会計予算、本案を原案どおり可決と決することに賛
成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○委員長(木下光雄君) 起立多数。
よって、本案を原案どおり可決と決します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 第10号議案 平成19年度東大和市下水道事業特別会計予算、本案を議題に供します。
内容の説明を求めます。
〔都市建設部長 氏 五
博 君 登壇〕
○都市建設部長(氏井 博君) ただいま議題となりました第10号議案 平成19年度東大和市下水道事業特別会
計予算につきまして、内容の御説明を申し上げます。
5ページをお開きいただきたいと思います。
第1条は、歳入歳出予算で、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億3,190万2,000円と定めるものであ
ります。
2といたしまして、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による
ものであります。
第2条は、地方債の定めであり、地方債の起債の目的、限度額等は「第2表地方債」の定めによるものであ
ります。
第3条は、一時借入金の定めで、歳計現金の不足に対処するため、一時借入金の限度額を6億円と定めるも
のであります。
6ページをお開きいただきたいと思います。
第1表歳入歳出予算につきましては、それぞれ歳入歳出予算事項別明細書によりまして御説明をさせていた
だきますので、ここでは説明を省略させていただきます。
8ページをお開きいただきたいと思います。
第2表地方債であります。
起債の目的及び限度額でありますが、公共下水道建設事業の限度額は2億110万円、荒川右岸東京流域下水
道事業の限度額は4,850万円、資本費平準化の限度額は4億5,000万円であります。起債の方法、利率及び償還
の方法につきましては、記載のとおりであります。
11ページをお開きいただきたいと思います。
歳入歳出予算事項別明細書につきまして、御説明を申し上げます。
1の総括であります。歳入につきましては、各款別に前年度予算額との比較及び構成比、歳出につきまして
は、これに加えて財源内訳を記載しております。御参考にしていただきたいと思います。
12ページをお開きいただきたいと思います。
-177-
2の歳入であります。
1款の分担金及び負担金、1項1目の下水道事業受益者負担金は136万9,000円で、前年度より101万8,000円
の減額であります。1節の現年度分は134万4,000円で、平成18年度以前に賦課した分割納付─失礼しました、
分割納付分及び平成19年度で賦課する分割納付分であります。2節の滞納繰越分は2万5,000円であります。
2款の使用料及び手数料は10億8,903万5,000円で、前年度より218万6,000円の増額であります。
1項の使用料、1目の下水道使用料は10億8,852万7,000円であります。1節の現年度分は10億7,808万6,000
円を見込み、2節の滞納繰越分は1,044万1,000円を見込んでおります。
2項の手数料、1目の総務手数料、1節の指定事業者等手数料は50万8,000円で、指定事業者の新規指定等
に伴う事務手数料であります。
3款の国庫支出金、1項1目1節の公共下水道事業費補助金500万円は、人孔蓋取替工事の国庫補助金を見
込んだものであります。
14ページをお開きいただきたいと思います。
4款の都支出金は3,271万4,000円で、前年度より3,082万6,000円の増額であります。
1項の都負担金、1目の下水道事業費都負担金、1節の公共下水道事業費負担金は3,226万4,000円でありま
す。これは空堀川の河川改修工事に伴う公共下水道管渠移設等工事の負担金として見込んだものであります。
2項の都補助金、1目の下水道事業費都補助金、1節の公共下水道事業費補助金45万円は、人孔蓋取替工事
及び都市計画道路3・4・26号線の都補助金を見込んだものであります。
5款の財産収入につきましては、説明を省略させていただきます。
6款の繰入金は6億9,031万2,000円で、前年度より6,969万6,000円の減額であります。
1項1目1節の一般会計繰入金も同額で、一般会計からの繰り入れをするものであります。
7款1項1目1節の繰越金は1,000万円であります。前年度からの繰越見込額を計上したものであります。
16ページをお開きいただきたいと思います。
8款の諸収入は387万円で、前年度より8万4,000円の増額であります。
2項1目1節の貸付金元利収入は250万2,000円であります。これは水洗便所改造資金融資あっせんのため、
金融機関5行への預託金と利子を見込んだものであります。
3項1目1節の雑入は133万8,000円であります。主なものといたしまして、小平市、東村山市及び武蔵村山
市3市からの下水道使用受託収入133万6,000円を見込んだものであります。
9款の市債は6億9,960万円で、前年度より7,680万円の増額であります。
1項の市債、1目の下水道債、1節の公共下水道債は2億110万円で、公共下水道建設事業債を見込んだも
のであります。2節の流域下水道債は4,850万円で、荒川右岸東京流域下水道事業債として見込んだものであ
ります。3節の資本費平準化債は4億5,000万円で、下水道事業債の償還期間と下水道施設の耐用年数との間
に生ずる差額の平準化を図る目的から借り入れを行い、公債費元金償還金に充てるものであります。
以上のようにいたしまして、歳入合計は25億3,190万2,000円で、前年度当初予算に比べ2,558万2,000円の増
額となるものであります。
次に、18ページをお開きいただきたいと思います。
3の歳出であります。
1款の総務費は5億9,197万8,000円で、前年度より1,982万8,000円の減額であります。
-178-
1項1目の総務管理費は9,228万9,000円で、前年度より208万5,000円の減額であります。給料等につきまし
ては、5人分の職員人件費を計上しております。
なお、給与費明細につきましては、28ページをお開きいただきたいと思います。
1の一般職の総括でありますが、職員数9人は総務管理費5人分と建設総務費4人分に係るもので、給与費
と共済費の合計は8,392万5,000円で、前年度より61万3,000円の増額であります。その他の項目につきまして
は、説明を省略させていただきます。
恐れ入りますが、18ページへお戻りいただきたいと思います。
19節の負担金補助及び交付金は54万2,000円で、日本下水道協会に係る会費及び水洗便所改造資金助成金等
が主なものであります。
20ページをお開きいただきたいと思います。
21節の貸付金は250万円で、水洗便所改造資金融資預託金で、金融機関5行分であります。27節の公課費は
4,384万2,000円で、下水道事業に係る消費税及び地方消費税の納付分であります。
2項1目の維持管理費は4億9,968万9,000円で、前年度より1,774万3,000円の減額であります。13節の委託
料は1億283万4,000円で、管渠清掃委託料1,451万1,000円、下水道使用料徴収事務委託料8,281万1,000円、公
共下水道管理データ等補正委託料374万7,000円が主なものであります。15節の工事請負費は2,299万1,000円で、
下水道管渠等の維持補修及び道路管理者工事に伴う人孔蓋調整などの工事費であります。16節の原材料費は
278万9,000円で、緊急対忚に備えた資材の購入費であります。
22ページをお開きいただきたいと思います。
19節の負担金補助及び交付金は3億6,970万9,000円で、流域下水道維持管理負担金3億6,638万1,000円及び
下水道使用負担金55万9,000円並びに水質検査負担金281万9,000円であります。
2款の事業費は3億3,067万7,000円で、前年度より4,053万7,000円の増額であります。
1項1目の建設総務費は4,188万7,000円で、前年度より3万8,000円の減額であります。主なものは給料等
の人件費で、4人分を計上しております。
24ページをお開きいただきたいと思います。失礼いたしました。先ほど下水道維持管理負担金、正しくは3
億6,633万1,000円でございます。訂正させていただきます。
24ページをお開きいただきたいと思います。
2項1目の建設事業費は2億8,879万円で、前年度より4,057万5,000円の増額であります。13節の委託料は
1,622万円で、管渠布設の実施設計委託及び公共下水道事業再評価業務委託料等が主なものであります。公共
事業の再評価につきましては、下水道事業においては10年に1度の実施が必要となることから323万4,000円を
計上しております。15節の工事請負費は2億1,126万3,000円で、公共下水道管渠布設・更生工事等及び公共汚
水ます設置工事分であります。
なお、主な工事につきましては、参考資料の66ページから67ページに記載してございますので、後ほどごら
んいただきたいと思います。
19節の負担金補助及び交付金は5,924万6,000円で、荒川右岸東京流域下水道建設負担金及び掘削復旧監督事
務費等であります。
3款の公債費は16億624万5,000円で、前年度より487万3,000円の増額であります。
1項の公債費、1目の元金、23節の償還金利子及び割引料は9億3,634万4,000円で、公共下水道建設事業債、
-179-
荒川右岸東京流域下水道事業債及び特例措置分下水道事業債に係る元金の償還分であります。
2目の利子、23節の償還金利子及び割引料は6億6,990万1,000円で、1目の元金に係る事業債の利子及び資
本費平準化債の利子並びに一時借入金の利子を見込んだものであります。
26ページをお開きいただきたいと思います。
4款の諸支出金につきましては、説明を省略させていただきます。
5款の予備費は300万円で、前年度と同額であります。
以上のようにいたしまして、歳出合計は25億3,190万2,000円で、前年度当初予算に比べ2,558万2,000円の増
額となるものであります。
これをもちまして、歳入歳出予算事項別明細書の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお
願い申し上げます。
〔都市建設部長 氏 五
博 君 降壇〕
○委員長(木下光雄君) 説明が終わりました。
歳入歳出一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、質疑を終了いたします。
討論は本会議で行うこととし、直ちに採決いたします。
第10号議案 平成19年度東大和市下水道事業特別会計予算、本案を原案どおり可決と決することに御異議ご
ざいませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、よって本案を原案どおり可決と決します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 第11号議案 平成19年度東大和市老人保健特別会計予算、本案を議題に供します。
内容の説明を求めます。
〔市民部長 高 杉
豊 君 登壇〕
○市民部長(高杉 豊君) それでは、第11号議案 平成19年度東大和市老人保健特別会計予算につきまして、
御説明申し上げます。
5ページをお開きいただきたいと存じます。
第1条は、歳入歳出予算の定めで、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ46億5,280万7,000円と定めるも
のであります。
第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」によるとするも
のであります。
6ページをお開きいただきたいと存じます。
第1表歳入歳出予算でありますが、事項別明細書において御説明申し上げますので、ここでは省略させてい
ただきます。
9ページをお開きいただきたいと存じます。
-180-
歳入歳出予算事項別明細書で、1は総括表となっております。
歳入では、各款の本年度予算額を前年度予算額と比較するとともに、本年度予算額の各款の構成比を示して
おります。また、歳出では前年度予算額との比較、本年度予算額の財源内訳及び構成比を示しております。本
年度予算額は、歳入歳出いずれも前年度と比較いたしまして2,953万5,000円、0.6%の減額であります。これ
は本年10月に老人保健制度改正後初めて75歳に到達する新規受給者が生じますが、受給者数の増加までには至
らない状況によるものであります。
10ページをお開きいただきたいと存じます。
2の歳入であります。
1款支払基金交付金は25億9,139万3,000円で、前年度に比べ4,663万7,000円、1.8%の減額であります。
1項1目医療費交付金は25億6,980万7,000円で、前年度比4,624万4,000円の減額であります。これは社会保
険診療報酬支払基金からの交付金で、法律の定めにより負担割合は、一般分については医療費に対する12分の
6で、一定以上所得者分については全額相当分となっているものであります。1節現年度分は25億6,980万
6,000円で、医療給付費分として25億1,268万7,000円、医療費支給費分として5,711万9,000円となっております。
2節過年度分は1,000円で、科目存置であります。
2目支払─失礼しました、審査支払手数料交付金は2,158万6,000円で、前年度比39万3,000円の減額であ
ります。これは老人保健事務費交付金で、診療報酬の審査支払委託に要する経費の全額が支払基金から交付さ
れるものであります。1節現年度分は2,158万5,000円であります。2節過年度分は1,000円で、科目存置であ
ります。
2款国庫支出金は13億7,427万5,000円で、前年度に比べ1,140万3,000円、0.8%の増額であります。これは国
の負担金で、法律の定めにより負担割合は、一般分の医療費に対する12分の4となっております。
1項1目とも同額であります。1節の現年度分は13億7,427万4,000円で、医療給付費分として13億4,311万
8,000円、医療費支給費分として3,115万6,000円であります。2節過年度分は1,000円で、科目存置であります。
3款都支出金は3億4,356万9,000円で、前年度に比べ285万2,000円、0.8%の増額であります。これは都の
負担金で、法律の定めにより負担割合は、一般分の医療費に対する12分の1となっております。
1項1目とも同額であります。1節現年度分は3億4,356万8,000円で、医療給付費分として3億3,577万
9,000円、医療費支給費分として778万9,000円であります。2節過年度分は1,000円で、科目存置であります。
12ページをお開きいただきたいと存じます。
4款繰入金は3億4,356万4,000円で、前年度に比べ284万8,000円、0.8%の増額であります。
1項1目は一般会計繰入金で、いずれも同額であります。市の負担分は、法律の定めにより都と同様の負担
割合で、一般分の医療費に対する12分の1となっております。
5款繰越金は1,000円で、18年度の繰越分を科目存置するものであります。
6款諸収入は5,000円で、前年度に比べ1,000円、16.7%の減額であります。
1項延滞金及び加算金から2項雑入まで、いずれも科目存置であります。
14ページをお開きいただきたいと存じます。
預金利子は見込めないため、19年度は計上いたしておりません。
以上によりまして、歳入予算の合計額は46億5,280万7,000円で、前年度と比較して2,953万5,000円の減額と
なるものであります。
-181-
16ページをお開きいただきたいと存じます。
3の歳出であります。
1款医療諸費は46億5,280万7,000円で、前年度に比べ2,953万5,000円の減額であります。
1項医療諸費も同額であります。
1目医療給付費は45億2,736万5,000円で、国保分を40億7,462万8,000円、社保分を4億5,273万7,000円と見
込み、前年度比2,714万9,000円の減額であります。
2目医療費支給費は1億385万6,000円で、国保分を9,243万2,000円、社保分を1,142万4,000円と見込み、前
年度比199万3,000円の減額であります。
3目審査支払手数料は2,158万6,000円で、国保分を1,938万2,000円、社保分を220万4,000円と見込み、前年
度比39万3,000円の減額であります。
以上によりまして、歳出予算の合計額は46億5,280万7,000円となり、前年度と比較いたしまして2,953万
5,000円の減額となるものであります。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〔市民部長 高 杉
博 君 降壇〕
○委員長(木下光雄君) 説明が終わりました。
歳入歳出一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、質疑を終了いたします。
討論は本会議で行うこととし、直ちに採決いたします。
第11号議案 平成19年度東大和市老人保健特別会計予算、本案を原案どおり可決と決することに賛成の諸君
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○委員長(木下光雄君) 起立多数。
よって、本案を原案どおり可決と決します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 第12号議案 平成19年度東大和市土地区画整理事業特別会計予算、本案を議題に供し
ます。
内容の説明を求めます。
〔都市建設部長 氏 五
博 君 登壇〕
○都市建設部長(氏井 博君) ただいま議題となりました第12号議案 平成19年度東大和市土地区画整理事業
特別会計予算につきまして、内容の御説明を申し上げます。
5ページをお開きいただきたいと思います。
第1条は、歳入歳出予算で、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億4,874万8,000円と定めるものであ
ります。
2といたしまして、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による
-182-
ものであります。
第2条は、一時借入金の定めで、歳計現金の不足に対処するため、一時借入金の限度額を2億円とするもの
であります。
6ページをお開きいただきたいと思います。
第1表歳入歳出予算につきましては、それぞれ歳入歳出予算事項別明細書によりまして、御説明をさせてい
ただきますので、ここでは御説明を省略させていただきます。
11ページをお開きいただきたいと思います。
歳入歳出予算事項別明細書につきまして、御説明申し上げます。
1の総括であります。
歳入につきましては、各款別に前年度予算額との比較及び構成比、歳出につきましてはこれに加えて財源内
訳を記載しておりますので、御参考にしていただきたいと思います。
次に、12ページをお開きいただきたいと思います。
2の歳入であります。
1款の分担金及び負担金、1項の保留地処分金、1目1節の立野地区保留地処分金は1億6,931万円で、前
年度より2,962万6,000円の増額で、保留地を処分することにより財源の確保を図ろうとするものであります。
2款の都支出金は1億9,877万2,000円で、前年度より6,091万1,000円の増額であります。
1項の都補助金、1目の区画整理事業費都補助金、1節の区画整理事業費補助金は、立野地区土地区画整理
事業補助金の1億9,871万2,000円で、主に移転補償及び道路築造工事費の補助金として見込んだものでありま
す。
2項の都委託金及び3款の財産収入につきましては、説明を省略させていただきます。
4款の繰入金は5億7,766万3,000円で、前年度より933万7,000円の減額であります。
1項1目1節の一般会計繰入金は4億9,477万円で、前年度より1,223万円の減額であります。
2項基金繰入金は1目1節の立野一丁目土地区画整理事業基金繰入金の8,289万3,000円で、前年度より289
万3,000円の増額でありますが、立野一丁目土地区画整理事業基金を取り崩すものであります。
5款1項1目1節の繰越金は300万円で、前年度からの繰越見込額を計上したものであります。
6款の諸収入は2,000円でありますが、科目存置として計上したものであります。
以上のようにいたしまして、歳入合計は9億4,874万8,000円で、前年度当初予算に比べ8,119万5,000円の増
額となるものであります。
16ページをお開きいただきたいと思います。
3の歳出であります。
1款の総務費は8,355万5,000円で、前年度より2,104万4,000円の減額であります。
1項総務管理費、1目の一般管理費も同額であります。職員8人分の人件費及び事務の執行に必要な事務用
品の購入等が主なものであります。
なお、給与費明細書につきましては、22ページをごらんいただきたいと思います。
1は特別職であります。土地区画整理審議会委員及び評価員の報酬であります。
23ページをごらんください。
2の一般職の総括でありますが、職員数は8人で、給与費と共済費の合計は8,271万5,000円で、前年度より
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2,094万4,000円の減額となっております。その他の項目につきましては、説明を省略させていただきます。
18ページにお戻りいただきたいと思います。
2款の事業費は8億6,126万9,000円で、前年度より1億212万2,000円の増額であります。
1項1目の立野地区事業費も同額であります。
主な節につきまして、御説明を申し上げます。
1節の報酬は44万1,000円で、土地区画整理審議会委員と評価員の報酬であります。
13節の委託料は8,314万円であります。主な内容でありますが、道路等実施設計委託料として527万円、建築
物等補償調査業務委託料160万円、不動産鑑定評価業務委託料241万9,000円、管渠清掃委託料281万円、直接施
行業務委託料1,000万円、立野一丁目地区換地計画委託料5,955万8,000円であります。
14節使用料及び賃借料は127万7,000円で、土木積算システム及び電算機器の賃借料であります。
15節の工事請負費は1億4,812万円で、区画道路等築造工事費等であります。
20ページをお開きいただきたいと思います。
19節の負担金補助及び交付金は2,027万5,000円で、主な内訳といたしましては、道路築造工事に伴う都市ガ
ス本支管工事負担金が421万7,000円、水道施設整備工事負担金が1,601万8,000円となっております。
22節の補償補填及び賠償金は6億691万9,000円で、建築物等移転補償費であります。
次に、3款の公債費、1項公債費、1目利子は92万3,000円で、前年度より12万1,000円の増額でありますが、
一時借入金の利子として計上したものであります。
5款の予備費は300万円で、前年度と同額を計上いたしました。
以上のようにいたしまして、歳出合計は9億4,874万8,000円で、前年度当初予算に比べ8,119万5,000円の増
額となるものであります。
これをもちまして、歳入歳出予算事項別明細書の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお
願い申し上げます。
〔都市建設部長 氏 五
博 君 降壇〕
○委員長(木下光雄君) 説明が終わりました。
ここで10分間休憩いたします。
午後 7時42分 休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午後 7時52分 開議
○委員長(木下光雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
歳入歳出一括して質疑を行います。
○委員(長瀬りつ君) 済みません、毎年聞いていると思いますが、13ページです。保留地処分金、金額が前年
よりも高くなっていますが、公募の件数、何件ぐらい予定されているのか伺いたいと思います。
それから歳出の方で19ページです。立野地区事業費です。ことしも3月補正で5億5,000何ぼ減額をされま
した。また聞くのも何かむなしいんですけど、何回繰り返すのかなっていうのがあるんですが、去年聞いた時
点では、この直接施行の業務委託料のときに、事業を終わりにするためには必要なんですという説明があった
と思うんですけど、ことしはこれ予算執行ができる可能性はあるのでしょうか。
それから、21ページの同じ事業費の中の22ですね。建築物等の移転補償費ですが、これもちょっと上がって
-184-
ますよね。ふえて予算計上されていますが、使用収益の停止補償は─推移ですね、何件ぐらいあるのか。
それから、建築物等の移転補償は何件分ぐらいなのか伺いたいと思います。とにかく予算執行ができる見込み
があるのかどうか伺いたいと思います。
○区画整理課長(乙幡修爾君) 13ページ、保留地処分金の今後ということで、今回につきましては1億6,931
万円ということでですね、これにつきましては8区画、1,007.8平米を見込みました。今後につきましてはで
すね、残りが35件、2,838.42平米、これだけが状況的には残ってございます。
蛇足ですけど、今回地価公示が出ましてですね、今までよりずっと、平成12年当時からずっと下がってたも
のがですね、今回18、19でかなりの率で上がってございます。その分保留地処分に関してはですね、よい方向
には向かうんじゃないかというような見込みもございます。
2点目の部分につきましては、19ページです。直接施行に関してのお話ですけれど、実際直接施行に関しま
しては、非常に難しい問題も多々ございます。ただこの事業を終わらせるというような前提においてはですね、
施行者責任という形では、この直接施行も含めた形で内容的にはやらざるを得ないのが状況という形にはなっ
てございますけど、今回につきましてはですね、このような形で直接施行を見込まないという形でですね、何
とかやりたかったんですけど、状況的には平成19年度もまだ移転に際してのですね、御納得の得られない方も
いらっしゃいますので、直接施行を踏まえた中でですね、予算計上させていただいたということでございます。
次に、21ページの移転補償と停止補償の関連の具体的な内容でございますけど、6億691万9,000円の内容に
つきましては、停止補償が10件の237万7,000円、移転補償につきましては7件、6億454万2,000円となってご
ざいます。
以上でございます。(長瀬りつ委員「予算執行の見通し」と呼ぶ)18年度の予算執行という形でよろしいで
しょうか。18年度に関しましてはですね(「19年度」と呼ぶ者あり)19年度の予算執行という形(「予算計上
してんだから」と呼ぶ者あり)……。19でよろしいですか。(長瀬りつ委員「どっちでもいいんですけど。両
方どうですか」と呼ぶ)19につきましてはですね、私ども保健センターをメーンにですね、何とかこの保健セ
ンターを移築することによってですね、都市計画道路を開通させたいというような形で、事業の執行の一番の
ポイントとなる部分にですね、何とか手を加えたいというようなことで予算も計上してございます。というこ
とで今年度見込みはですね、保健センターの移築によってですね、かなり明るい見通しがつくんじゃないかと
いうふうには考えてございます。
以上でございます。
○委員(下条 学君) 今の質疑とちょっと関連するかなと思うんですけども、12ページの保留地処分金が今回
出ているわけですね。で、金額云々よりも、毎年一般会計の繰入金が出ているわけです。減歩だとか換地によ
って保留地がかなりできていると思うんですけども、この保留地を現在換金した場合にはどれだけの金額にな
るのか。推計が出てれば教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○区画整理課長(乙幡修爾君) 事業計画を我々が計画した中におきましては、保留地をおおむねですね、面積
的には7,439平米という形で見込んでございます。その事業計画を今回で3回見直しているわけですけれど、
その中でですね、全体的には保留地の総価格という話になりますとですね、12億5,697万5,000円というものを
見込んでございます。これにつきましてはですね、全体計画の中におきましてはですね、28.1%を占めている
という形でございます。
以上でございます。
-185-
○委員長(木下光雄君) 質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御質疑ないものと認め、質疑を終了いたします。
討論は本会議で行うこととし、直ちに採決いたします。
第12号議案 平成19年度東大和市土地区画整理事業特別会計予算、本案を原案どおり可決と決することに御
異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、よって本案を原案どおり可決と決します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○委員長(木下光雄君) 第13号議案 平成19年度東大和市介護保険事業特別会計予算、本案を議題に供します。
内容の説明を求めます。
〔福祉部長 関 田
実 君 登壇〕
○福祉部長(関田 実君) それでは、第13号議案 平成19年度東大和市介護保険事業特別会計予算の内容につ
きまして、御説明申し上げます。
5ページをお開きください。
第1条第1項は、歳入歳出予算の定めで、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億4,217万円と定める
ものであります。
同条第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」によるもの
であります。
第2条は、歳出予算の流用の定めで、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項
の経費の金額を流用することができる場合は、保険給付費に係る予算額に過不足が生じた場合における同一款
内で、これらの経費の各項の間の流用としたものであります。
6ページをお開きください。
第1表歳入歳出予算につきましては、それぞれ事項別明細書によって御説明させていただきますので、ここ
では省略させていただきます。
11ページをお開きください。
歳入歳出予算事項別明細書の御説明を申し上げます。
1の総括でございますが、歳入につきましては各款別に前年度の予算額との比較を、歳出につきましてはこ
れに加え財源内訳を記載しておりますので、御参考にしていただければと思います。
12ページをお開きください。
2の歳入であります。
1款保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料は7億2,747万4,000円で、前年度に比べ5,183万
6,000円の増額であります。増額の主な要因は、第1号被保険者数の増加等に伴うものであります。
2款分担金及び負担金、1項負担金、1目認定審査会負担金は21万6,000円で、前年度に比べ5万4,000円の
増額であります。40歳以上65歳未満の生活保護受給者に係る一般会計からの認定審査判定受託負担金を計上し
たものであります。
3款使用料及び手数料、1項手数料、1目総務手数料は1,000円の科目存置であります。
-186-
4款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金は5億3,873万1,000円で、前年度に比べ6,193万
5,000円の減額で、保険給付費に対する国負担分を計上したものであります。減額の主な要因は、これまで保
険給付費に対する国の負担率は一律20%とされていましたが、三位一体の改革により、その一部が東京都に税
源移譲されたことによります。施設系サービスが15%に変更され、その他のサービスについては従来どおり
20%であります。
2項国庫補助金、1目調整交付金は3,167万7,000円で、前年度に比べ676万5,000円の減額で、保険給付費の
1.02%を計上したものであります。
14ページをお開きください。
2項国庫補助金、2目地域支援事業交付金(介護予防事業分)は620万1,000円で、前年度に比べ245万3,000
円の増額で、地域支援事業のうち介護予防事業に対する国負担分の25%を計上したものであります。
3目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業分)は1,883万4,000円で、前年度に比べ61万8,000円
の増額で、地域支援事業のうち包括的支援事業、任意事業に対する国負担分の40.5%を計上したものでありま
す。
5款支払基金交付金、1項支払基金交付金、1目介護給付費交付金は9億6,274万2,000円で、前年度に比べ
3,171万円の増額で、保険給付費に対する第2号被保険者負担分の31%を計上したものであります。
2目地域支援事業支援交付金は768万9,000円で、前年度に比べ304万2,000円の増額で、地域支援事業のうち
介護予防に対する第2号被保険者負担分の31%を計上したものであります。
6款都支出金、1項都負担金、1目介護給付費負担金は4億7,059万5,000円で、前年度に比べ9,517万9,000
円の増額で、保険給付費に対する東京都負担分を計上したものであります。増額の主な要因は、これまで保険
給付費に対する東京都の負担率は一律12.5%とされていましたが、三位一体の改革により国負担分の一部が東
京都に税源移譲されたことによります。施設系サービスが17.5%に変更され、その他のサービスは従来どおり
12.5%であります。
2項都補助金、1目地域支援事業交付金(介護予防事業分)は310万円で、前年度に比べ122万6,000円の増
額で、地域支援事業の介護予防に対する東京都負担分の12.5%を計上したものであります。
2目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業分)は941万7,000円で、前年度に比べ30万9,000円の
増額で、地域支援事業の包括的支援事業、任意事業に対する東京都負担分の20.25%を計上したものでありま
す。
16ページをお開きください。
7款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金は2万円で、介護保険介護給付費等準備基金に生ず
る利子を計上したものであります。
8款寄附金、1項寄附金、1目一般寄附金は1,000円の科目存置であります。
9款繰入金は5億6,546万6,000円で、前年度に比べ1,219万円の減額であります。
1項一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金は3億8,820万3,000円で、前年度に比べ1,278万7,000円の増額
で、保険給付費に対する市負担分の12.5%を計上したものであります。
2目地域支援事業繰入金(介護予防事業分)は310万1,000円で、前年度に比べ122万7,000円の増額で、地域
支援事業の介護予防事業に対する市負担分の12.5%を計上したものであります。
3目地域支援事業繰入金(包括的支援事業・任意事業分)は941万8,000円で、前年度に比べ31万円の増額で、
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地域支援事業の包括的支援事業・任意事業に対する市負担分の20.25%を計上したものであります。
4目その他一般会計繰入金、1節職員給与費等繰入金は1億1,471万7,000円で、前年度に比べ543万7,000円
の減額であります。減額の主な理由といたしましては、組織等の見直しによる職員数の減によるものでありま
す。2節事務費繰入金は4,877万3,000円で、前年度に比べ271万1,000円の減額であります。これは制度改正に
係るパンフレット購入費を減額し、第4期東大和市介護保険事業計画の策定準備として、新たに実態調査委託
経費を計上したことによります。
18ページをお開きください。
2項基金繰入金、1目介護給付費等準備基金繰入金は125万4,000円で、前年度に比べ1,836万6,000円の減額
であります。当該繰入金は保険給付費に対する第1号被保険者負担分の不足分として、介護保険介護給付費等
準備基金の取り崩しを行うものであります。減額の主な要因は、第1号被保険者数の増加に伴い、保険料収入
が増加することによるものです。
10款繰越金、1項繰越金、1目繰越金は1,000円の科目存置であります。
11款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料、1目第1号被保険者延滞金、2項雑入、1目第三者納付金、2
目返納金は、いずれも1,000円の科目存置であります。
3目雑入は2,000円であります。
以上によりまして、歳入予算額は33億4,217万円で、前年度に比べ1億553万6,000円の増額となるものであ
ります。
20ページをお開きください。
3の歳出であります。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費は1億1,872万7,000円で、前年度に比べ664万1,000円の減額
であります。1節報酬は952万2,000円で、嘱託員4名分。内訳といたしましては、事務専門員1名、認定調査
員3名分と介護保険運営協議会委員13名分の報酬を計上したものであります。2節給料は3,989万9,000円、3
節職員手当等は3,829万7,000円、4節共済費は1,069万1,000円で、職員9名分の人件費と嘱託員社会保険料等
を計上したものであります。これらの合計で、前年度と比べ862万1,000円の減額となっております。
なお、人件費の詳細につきましては、46ページ以降、給与費明細書をごらんいただきたいと思います。ここ
では説明は省略させていただきます。
9節旅費は11万1,000円、普通旅費を計上しております。11節需用費につきましては257万7,000円で、前年
度に比べ311万円の減額となっております。主な減額の要因は、制度改正に係るパンフレット等購入費がなく
なったことによるものであります。
12節役務費は508万5,000円で、前年度に比べ11万6,000円の増額となっております。主な増額の要因は、郵
便料等の経常経費に加え、通信運搬費として新たに東京都国民健康保険団体連合会との情報交換媒体授受の伝
送化に係る電話回線通話使用料等を計上したことによるものでございます。
13節委託料は1,018万9,000円で、前年度に比べ337万1,000円の増額となっております。主な増額の要因は、
経常経費である介護保険電算システム委託料などに加え、新たに第4期東大和市介護保険事業計画の策定準備
として実施する実態調査委託料を計上したことによるものでございます。
14節使用料及び賃借料は161万1,000円で、電算機器賃借料を計上しております。
22ページをお開きください。
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19節負担金補助及び交付金は74万5,000円で、医師会などへ補助金を計上したものであります。
2目連合会負担金は1,000円の科目存置であります。
2項介護認定審査会費、1目介護認定審査会費は2,144万円で、介護認定審査会委員報酬や認定審査会資料
作成に係る需用費などを計上したもので、前年度に比べ163万1,000円の増額となっております。
2目認定調査等費は2,054万5,000円で、前年度に比べ308万5,000円の減額となっております。減額の主な要
因は、主治医意見書作成手数料及び認定審査会委託料など前年度との実績を踏まえて計上したことによるもの
であります。
24ページをお開きください。
2款保険給付費について、御説明申し上げます。
なお、保険給付につきましては、平成17年度末に策定した第3期東大和市介護保険事業計画において試算し
た給付費について、平成18年度の給付実績、執行状況を踏まえて計上しております。
1項介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス給付費は10億8,368万2,000円で、前年度に比べ1億9,788
万4,000円の増額、2目特例居宅介護サービス給付費は19万4,000円で、前年度に比べ80万6,000円の減額であ
ります。いずれも要介護被保険者が、訪問介護や通所介護などの居宅サービスを受けた場合における保険給付
費分を計上したものであります。
なお、2目特例居宅介護サービス給付費は、介護認定前にサービスを利用した場合であって、保険者が必要
なものと認め、これを給付する場合などにおける保険給付費分を計上したものであります。
以下、2款保険給付費の中の各特例サービスにつきましては、同様の内容であります。
26ページをお開きください。
3目地域密着型介護サービス給付費は9,665万2,000円で、前年度比べ7,658万9,000円の減額、4目特例地域
密着型介護サービス給付費は19万4,000円で、前年度に比べ30万6,000円の減額であります。いずれも要介護被
保険者が、認知症対忚型通所介護や認知症対忚型共同生活介護などの地域密着型サービスを受けた場合におけ
る保険給付費分を計上したものであります。主な減額の要因は、事業計画で見込んだ地域密着型サービスの中
で未整備のものがあることによるものであります。
5目施設介護サービス給付費は15億681万7,000円で、利用者の伸びに伴い前年度に比べ1億5,080万4,000円
の増額、6目特例施設介護サービス給付費は19万4,000円で、前年度に比べ30万6,000円の減額となっておりま
す。いずれも要介護被保険者が、介護老人福祉施設や介護老人保健施設など施設サービスを受けた場合におけ
る保険給付費分を計上したものであります。
7目居宅介護福祉用具購入費は659万9,000円で、前年度に比べ56万1,000円の増額で、要介護被保険者が政
令で定める種目の福祉用具を購入した場合における保険給付費分を計上したものであります。
28ページをお開きください。
8目居宅介護住宅改修費は1,205万9,000円で、前年度に比べ174万4,000円の減額で、要介護被保険者が政令
で定める範囲の住宅改修を行った場合における保険給付費分を計上したものであります。
9目居宅介護サービス計画給付費は1億3,763万7,000円で、前年度に比べ3,401万6,000円の増額、10目特例
居宅介護サービス計画給付費は19万4,000円で、前年度に比べ30万6,000円の減額となっております。いずれも
要介護被保険者が、介護ケアプラン作成に係る居宅介護支援を受けた場合における保険給付費分を計上したも
のであります。
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2項介護予防サービス等諸費、1目介護予防サービス給付費は4,999万6,000円で、前年度に比べ1億1,696
万4,000円の減額、2目特例介護予防サービス給付費は19万4,000円で、前年度に比べ30万6,000円の減額とな
っております。いずれも要支援被保険者が、介護予防通所介護などの居宅サービスを受けた場合における保険
給付費分を計上したものであります。
なお、2項介護予防サービス等諸費については、1目介護予防サービス給付費から8目特例介護予防サービ
ス計画給付費まですべて前年度に比べ減額となっております。これは要支援被保険者が当初、第3期事業計画
で見込んだほど認定されないことから、前年度の実績を勘案して計上したためでございます。
30ページをお開きください。
3目地域密着型介護予防サービス給付費は19万4,000円で、前年度に比べ560万3,000円の減額、4目特例地
域密着型介護予防サービス給付費は19万4,000円で、前年度に比べ30万6,000円の減額となっております。いず
れも要支援被保険者が、介護予防認知症対忚型通所介護等の介護予防サービスを受けた場合における保険給付
費分を計上したものであります。
5目介護予防福祉用具購入費は48万5,000円で、前年度に比べ270万7,000円の減額で、要支援被保険者が政
令で定める種目の福祉用具を購入した場合における保険給付費分を計上したものであります。
6目介護予防住宅改修費は101万4,000円で、前年度と比べ1,046万円の減額で、要支援被保険者が政令で定
める範囲の住宅改修を行った場合における保険給付費分を計上したものであります。
7目介護予防サービス計画給付費は999万7,000円で、前年度に比べ6,511万4,000円の減額であります。
32ページをお開きください。
8目特例介護予防サービス計画給付費は19万4,000円で、前年度に比べ30万6,000円の減額となっております。
いずれも要支援被保険者が、介護予防ケアプラン作成に係る介護予防支援を受けた場合における保険給付費分
を計上したものであります。
3項高額介護サービス等費、1目高額介護サービス費は5,344万円で、前年度に比べ429万1,000円の増額、
2目高額介護予防サービス費は19万4,000円で、前年度に比べ800万7,000円の減額となっております。これは
要介護被保険者等が、介護給付等対象サービスを利用した場合における利用者負担額が政令で定める額を超え
た場合、その超えた額を償還給付するものであります。
4項特定入所者介護サービス等費、1目特定入所者介護サービス費は1億4,025万8,000円で、前年度に比べ
566万9,000円の増額となっており、2目特例特定入所者介護サービス費は19万4,000円で、前年度に比べ30万
6,000円の減額となっております。いずれも要介護被保険者が、入所または短期入所で介護保険施設を利用し
た場合における食費、居住費の補足給付に係る保険給付費分を計上したものであります。
34ページをお開きください。
3目特定入所者介護予防サービス費、4目特例特定入所者介護予防サービス費はいずれも19万4,000円で、
前年度に比べ30万6,000円の減額となっております。いずれも要支援被保険者が、短期入所で介護保険施設を
利用した場合における食費、居住費に係る補足給付における保険給付費分を計上したものであります。
5項その他諸費、1目審査・支払手数料は465万8,000円で、前年度に比べ18万6,000円の減額で、国民健康
保険団体連合会に審査、支払いを委託していることに伴う手数料を計上したものであります。
3款財産安定化基金─失礼しました。3款財政安定化基金拠出金、1項財政安定化基金拠出金、1目財
政安定化基金拠出金は99万3,000円で、東京都に設置された財政安定化基金に拠出する拠出金を計上したもの
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であります。
4款地域支援事業費、1項介護予防事業費、1目介護予防特定高齢者施策事業費は1,352万8,000円で、前年
度に比べ65万7,000円の増額で、通所型介護予防事業等の実施に伴う委託料等を計上したものであります。
36ページをお開きください。
2目介護予防一般高齢者施策事業費は1,127万6,000円で、前年度に比べ915万5,000円の増額で、介護予防普
及啓発事業及び地域介護予防活動支援事業の実施に伴う講師謝礼、介護予防パンフレットの作成費を計上した
ものであります。
38ページをお開きください。
2項包括的支援事業・任意事業費、1目介護予防ケアマネジメント事業費は1,803万円で、前年度に比べ61
万1,000円の増額であります。
2目総合相談事業費は1,803万2,000円で、前年度に比べ61万3,000円の増額であります。
3目権利擁護事業費は450万7,000円で、前年度に比べ15万2,000円の増額であります。
4目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費は450万7,000円で、15万2,000円の増額であります。いず
れも地域包括支援センターが行うこととなる介護予防マネジメント事業、総合相談事業、権利擁護事業等の委
託料を計上したものであります。
5目任意事業費は前年度と同額の143万円で、家族介護慰労金と、次のページにわたりますが、成年後見人
等費用助成費等を計上したものであります。
40ページをお開きください。
5款基金積立金、1項基金積立金、1目介護給付費等準備基金積立金は前年度と同額の2万円で、介護給付
費等準備基金積立金利息分を計上したものであります。
6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目第1号被保険者保険料還付金は前年度と同額の50万円で、
介護保険料還付金を計上したものであります。
42ページをお開きください。
2目償還金は1,000円の科目存置であります。
3目第1号被保険者還付加算金は1万円で、還付加算金を計上したものであります。
2項繰出金、1目一般会計繰出金は1,000円の科目存置であります。
7款は予備費として300万円を計上いたしました。
以上によりまして、歳出予算額は33億4,217万円となり、前年度と比べ1億553万6,000円の増額となるもの
であります。
以上で説明を終わらさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〔福祉部長 関 田
実 君 降壇〕
○委員長(木下光雄君) 説明が終わりました。
歳入歳出一括して質疑を行います。
○委員(西川洋一君) 28ページの介護予防サービス給付費の余りにも大きな昨年度比減額の説明をもう尐し教
えていただきたいんですけれども、これはただいまの説明では、この費用は要支援認定者が通所介護予防サー
ビスを受けた場合に支払われるというふうに聞いたんですけども、たしか介護度1から要支援に移行する人は、
当初計画では70%から80%を見込んで、実際には東大和市の場合60%程度の認定になったというふうに記憶し
-191-
ているんですけども、その辺の正確な数字も教えていただいたとして、認定では計画ほどは行かなかったけれ
ども、それの計画の8割ぐらいは認定された。ところが認定はされたが通所介護を受けなかったって、こうい
うふうにこれは読むんでしょうか。その辺の内容を教えていただきたいと思います。
それからもう1点は、昨年度の─18年度の介護保険制度の改悪によって、多くの該当者が不満っていうか、
混乱っていうか、陥っているのは、やはり認定のことなんですよね。自分の体の調子は変わんないのに、状況
は変わらないのに、認定は軽度の方に認定される。で、1年たって例えばこれは仮の話で、例えば腕が前には
肩より上へ上がってた。年々手が上がらなくなってきている。明らかに状態が悪くなっている。にもかかわら
ず認定は軽度の方に行くと。これはどういうことなんだと。これは今も聞かれるんですよね。
やはりこういう問題が、今度の制度改正にはあったんじゃないかと。一番これで苦労してんのが現場の担当
者職員なんですよね。あるケアマネジャーが言ってたんですけど、60歳近い方が。ケアプランつくりに行くと、
もう相手の人が怒って、何だこの小僧っ子がってこう怒られると、頭から。60近い人がね、小僧っ子がなんて
ね、言われるっていう状況がね、できてきちゃう。
これはその言った人が悪いんじゃなくて、やはり制度がそのようになってしまったことによる現場の混乱。
これは市の職員の方も、そういう場面を体験しておられるんじゃないかと思うんですけども、この介護保険制
度の見直しは3年に1度ですから、あと2年間、1年たったからあと2年我慢しなきゃいけないんですけど、
でもそうなる前にやはり改善にね、市は動くべきじゃないかというふうに思うんですが、その辺はいかがでし
ょうか。2点お聞きしました。
○福祉部参事(北田和雄君) まず、28ページの介護予防サービス給付費の減額の理由でございますが、当初18
年度の計画で見込みました認定の状況なんですけども、認定者総数が2,088人、19年2月末で2,051人ですから
98.2%で、総数はそれほど大きく変わりませんが、その内訳としまして、要支援に該当する方は、当初は695
人、33.3%でした。ところが2月末で513人、25%っていうことで、当初の見込みより182人ほど尐なくなって
おります。ポイントでは8.3%。この辺で実績があんまり上がってこないということと、もう一つですね、介
護給付、予防給付の利用状況なんですが、451人の認定者のうち実際利用されている方が274人、60%弱ぐらい
の利用率でございます。これらの二つが相まって、18年度の利用実績が額として上がってきませんので、それ
を踏まえまして、今回こういった予算措置となっております。
それからもう1点、予防給付の問題でございますが、西川委員おっしゃいましたとおり、平成18年4月の介
護保険法の改正で、予防給付という考えが導入されております。これにつきましては、高齢者の方ができるだ
け自立した生活を地域でしていただくための支援を強化するということで導入されたものなんですが、制度改
正当初なかなか周知が至らなかった点もありまして、私ども電話、窓口等でいろいろ御相談を受けたりしてお
りました。ただ、ここで1年ぐらいたちまして、大分そういった件数も減ってきて、理解が行き渡ってきたの
かなという認識は持っておりますが、まだ不十分な点もあると思いますので、今後とも周知には努力していき
たいと思っております。
それから、市としての対忚ということですが、これにつきまして特に福祉用具の関係で、軽度者が特に特殊
寝台、ベットにつきましては原則対象から外れました。これにつきまして、課長会なども通して国の方に要望
してきましたところ、ここでまだ確定ではありませんが、国の方から説明がありまして、特殊寝台につきまし
ても、今までは要支援1、2、介護1の方については、基本調査で起き上がりができないとかいった場合でし
か対象にならなかったんですが、それ以外でも医師の意見に基づきサービス担当者会議等を経たマネジメント
-192-
を踏まえれば、給付が可能になる方向で見直しをしているという説明もございましたので、いろいろ不都合な
点があれば、今後も東京都を通して国の方には要望していきたいというふうに思っております。
以上でございます。
○委員(西川洋一君) その28ページの関係でいえば、当初計画の要支援への認定がえによる人数はそれほど、
ポイントとして8ポイントは下がってはおりますけれども、予算書のように著しい減ではないということです
よね。それから、もう一つの介護予防サービスというのが、今度の改正で鳴り物入りで宣伝されましたけども、
実際にはその利用が尐なかった。つまりこれは通所ですよね。通所の介護サービスする人が尐なかったってこ
とで、この介護予防という今度の制度の仕組みに、一つの大きな欠陥が今回の場合、この予算書の中には示さ
れているかなというふうにも見られますが、その点はいかがでしょうか。
それから、これは36ページ、37ページでは、介護予防一般高齢者施策事業費とありまして、13節委託料で介
護予防一般高齢者施策事業委託料、施策事業をつくるのを委託するっていうことでしょうかね、879万7,000円
かけて。そういう計画を改めてつくらなければ介護予防施策が十分に行かないと、こういうふうにこれは読ん
でいいんでしょうか。
○福祉部参事(北田和雄君) まず、28ページの介護予防サービス給付ですが、これは通所というより、通所も
ございますが、訪問も含まれた額でございます。
それから、36ページの特定高齢施策あるいは一般高齢施策の中での委託料で、介護予防特定高齢者施策事業
委託料、それから介護予防一般高齢者施策事業委託料ってことですが、これは計画策定の委託料ではございま
せん。特定高齢者施策につきましては、筋力向上トレーニングですとか各種教室を実施をしております。それ
から、一般高齢者につきましても同様に教室を実施しておりますので、それらの実施に対する委託料でござい
ます。
以上でございます。
○委員(長瀬りつ君) 今前の委員からもありましたが、23ページの介護認定審査会費のところで伺いますけど、
基本的に全国同じサービスをというのが基本で、調査表も全国一律のもので調査をして、それで認定審査会に
諮るわけですけど、だから本来的には全国一律のはずですけれど、なぜ判定にこうもばらつきが出るのであろ
うと。つまりだれが調査をしたか、だれが審査をしたかで、判定に差が出るというところについては、やっぱ
それなりの工夫をしなければいけないだろうなというふうに思いますし、認定審査会のメンバーの入れかえで
すよね、組みかえ、グループの。そういうものをまめにやっていただきたいのと、それから研修会、認定調査
の費用のところで研修会とか書いてありますけど、やっぱり同じ事例で研修をするということはとても大事だ
ろうなというふうに思いますので、その辺についても判定のばらつきが出ないような工夫をですね、していた
だきたいと思います。
25ページの委託料の中の認定調査の委託料ですが、これについては委託先たくさんあるんだろうなというふ
うに思うんですけど、委託事由ですね。で、私は担当の、例えばその人を見ている担当のケアマネが行って調
査をすれば、それはどうしても利用者の様子や家族の様子わかっているわけですから、甘くなるんだろうなと
も思いますけど、そのこと自体が悪いとは言いませんけれど、この認定調査の委託については、どの部分で認
定調査委託をされているのか伺いたいと思います。
それから、27ページの地域密着型の介護サービス給付費で、説明では未整備のものがあるということでした
し、昨年伺ったときには、新たな参入者がありませんというふうなことがちょっと説明であったんですけれど、
-193-
またこのサービスガイドブックにはですね、地域密着型のサービスというところで、利用できるサービスとい
う書き方がしてあって、幾つあるんだろう、これ。七つぐらい出てるんですけど、これうちの市でやってんの
は認知症対忚と通所介護とグループホームですよね。だから書いてあるけど、実は事業者がいないというふう
なことになっているんでしょうけれど、このうちの市でできない理由というのは何なんでしょうか、伺いたい
と思います。
それから、今29ページの介護予防サービス給付費ですが、利用者が利用率の面で御説明あったんですけど、
施設介護の給付費と比べて、施設利用している人は450人ぐらいなのに15億円ぐらいかかってて、そうじゃな
い在宅で頑張っている人の方は、そんなに給付費かかんないわけじゃないですか。だから、どれだけでも在宅
でいていただけるためのこの介護予防に力を入れるということで、どっかへ集めて体操するとかってそういう
ことではなくて、逆にその中身なんですけど、予防の。例えば住宅でですね、おふろを改修して自分で自分の
お家でおふろに入れるとか、あとは療養管理指導とかありますよね。で、ずっと歯のことばっかり言うみたい
ですけど、お年寄りって入れ歯合わなくなる方すごく多いんですよ。だからその療養管理指導という面で、介
護予防というところで、歯医者さんなり歯科衛生士さんなりがしっかりと指導に訪問して伺うみたいなことを
しっかりとこういうことができるという、その予防のところをですね、集めて何かしようとか、トレーニング
しようとかっていうことでもなくて、介護保険の範囲内でできることっていうのがあると思いますので、そう
いう形でお勧めをするような努力というか、工夫をしていただけないものかというふうに思いますが、いかが
でしょうか。
○福祉部参事(北田和雄君) まず23ページの認定審査会の関係ですが、認定審査会のばらつきという問題でご
ざいますが、東大和市では認定審査会6合議体ございます。各合議体ごとで認定をしていくんですが、各合議
体に正副部会長という方がいらっしゃいまして、ことしにつきましては、その正副部会長の方だけ集まってい
ただきまして、事例検討を実際行いました。そこの中で、各合議体の正副部会長同士で判定をしてもらって、
それを出しまして、どういう状況だったかということを3例ぐらいですかね、ちょっとやりました。若干の尐
しばらつきが出ましたが、非常に部会長間でも有意義な研修だったという評価をいただいていますので、こう
いった研修を今後も続けて行くことで、合議体間の均一化を図っていきたいというふうには考えております。
続きまして、25ページの認定調査の委託料でございますが、東大和市の場合、認定調査につきまして基本的
には、新規については市の嘱託員が中心に認定調査を行っております。ここで委託をしていますのは、更新に
かかわる部分が委託として計上してございます。ただ、更新につきましても3回に1回は市で調査を行うとい
う今基本姿勢でいまして、できるだけ公平な調査ができるよう努めているところでございます。
あと、27ページの地域密着型介護サービスの状況でございますが、長瀬委員御指摘のとおり当初事業計画で
は6事業の地域密着型サービスがあるんですが、その6事業のうち5事業につきまして、18年度にサービス提
供事業者が整備される予定で事業計画は組まれておりました。1事業につきましては、20年度の整備目標にな
っておりますが、その18年度目標にした5事業のうち整備済みは2事業、認知症の通所介護とグループホーム
だけでございます。残りの3事業につきましては、事業者が市では現在おりません。
ただ今年度ですね、事業参入を促すために、ホームページを使って事業者の公募を一忚予定をしております。
その中で手を挙げる事業者が出てくれば、運営協議会等の意見を聞きながら指定をしていきたいというふうに
は考えております。
それから、これは地域密着型というのは、基本的にはその市の市民が、市の中の事業者を使うというのが原
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則ですが、例外的な形としまして、他市の事業者を指定をするという制度もございます。この場合はその市の
同意が必要ですが、指定同意という制度になりますが、こういった制度を使って東大和市民が他市の地域密着
サービスを受けることが可能でございます。現実的にグループホームにつきましては、東大和市では他市から
受け入れているケースはままございます。
続きまして、29ページの介護予防サービスの件でございますが、確かに利用率が先ほど御説明しましたとお
り60%ぐらいのとこでございます。ただ制度改正の趣旨と、それから予防給付の点からいきますと、これらを
積極的に利用していただくということが、介護予防につながるというふうには認識をしております。要支援1、
2の方につきましては、包括支援センターの方に一忚データを渡しまして、包括支援センターの方で接触を図
って、できるだけ利用を図っていただくような今努力をしているところでございます。
以上でございます。
○委員(長瀬りつ君) 最後にですが、サービスガイドブックっていうのを何か3年分つくられちゃって、変え
られないというか、制度が変わるまで変えられないそうですが、見やすくはできているし、費用もしっかりと
わかるようにできてはいるんですが、やっぱりちょっとある意味、これお年寄りにこれ全部理解しろっていう
のは、ほとんど不可能に近いかなというふうには思います。
それで御家族の方に見ていただいて、考えていただくんでしょうけれど、やっぱちょっとね、例えばホーム
ヘルプなんかでも訪問介護のところですね。早朝、夜間、深夜加算があるとは書いてあるけれども、時間が一
体何時から何時がどうなのかとかということのある意味ちょっと詳し目の説明とかっていうのは、聞かれれば
答えられるんでしょうけれど、そういったとこももうちょっとですね、例えば介護予防の訪問介護であれば、
週1回程度の利用って書いてあるんですけど、その週1回程度っていうのが一体時間どんだけなのって。1時
間半って決められているじゃないですか。そういったところみたいなことも、もう尐し今度ぜひまたつくられ
て、改善をしていっていただきたいなといふうに思いますが、いかがでしょうか。
○福祉部参事(北田和雄君) 介護保険のサービスガイドブックにつきましては、18年度に大きな制度改正がご
ざいましたので、それらを踏まえて作成したもので、3年間利用できる、利用するつもりで大分つくっており
ますので、残がいっぱいございます。で、21年度から第4期が始まりますので、またそのときに制度が変わる
部分もございますので、そのとき今御指摘の点などを踏まえて、わかりやすいガイドブックの作成に努力した
いと思います。
以上です。
○委員長(木下光雄君) 質疑を終了して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木下光雄君) 御異議ないものと認め、質疑を終了いたします。
討論は本会議で行うこととし、直ちに採決いたします。
第13号議案 平成19年度東大和市介護保険事業特別会計予算、本案を原案どおり可決と決することに賛成の
諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○委員長(木下光雄君) 起立多数。
よって、本案を原案どおり可決と決します。
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○委員長(木下光雄君) 以上で、予算特別委員会に付託されました一般会計外5特別会計予算の審査はすべて
終了いたしました。
これをもって、予算特別委員会を散会いたします。
午後 8時51分 閉会
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東大和市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
委
員
長
木
-197-
下
光
雄
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