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クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター

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クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター
IBM Tivoli Storage Manager
バージョン 7.1
クライアント・メッセージと
アプリケーション・
プログラミング・インター
フェースのリターン・コード
IBM Tivoli Storage Manager
バージョン 7.1
クライアント・メッセージと
アプリケーション・
プログラミング・インター
フェースのリターン・コード
お願い
本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 413 ページの『特記事項』に記載されている情報をお読みください。
本書は、IBM Tivoli Storage Manager のバージョン7、リリース 1、モディフィケーション 0 (製品番号
5608-E01、5608-E02、5608-E03、5608-E07)、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよ
びモディフィケーションに適用されます。
お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示さ
れたりする場合があります。
原典:
IBM Tivoli Storage Manager
Version 7.1
Client Messages and Application
Programming Interface Return Codes
発行:
日本アイ・ビー・エム株式会社
担当:
トランスレーション・サービス・センター
第1刷 2013.12
© Copyright IBM Corporation 1993, 2013.
目次
本書について . . . . . . . . . . . . . v
プライバシー・ポリシーに関する考慮事項.
本書の対象読者
資料 . . . .
用語集
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. v
. v
第 1 章 メッセージの概要 . . . . . . . 1
Tivoli Storage Managerサーバーおよびクライアントの
メッセージ・フォーマット. . . . . . . . . .
戻りコード・メッセージの解釈 . . . . . . . .
例 1. QUERY EVENT コマンドの場合 . . . .
例 2. DEFINE VOLUME コマンドの場合 . . . .
1
3
3
4
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ . . . 5
ANS メッセージ・リスト .
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. 5
第 3 章 API 戻りコード . . . . . . . 363
API 戻りコードのフォーマット .
API 戻りコード . . . . . .
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. 363
. 363
付録 A. Tivoli サポート情報 . . . . . 405
コミュニティーおよびその他の学習用リソース .
知識ベースの検索 . . . . . . . . . . .
インターネットの検索 . . . . . . . .
IBM Support Assistant の使用 . . . . . .
製品のフィックスの検索. . . . . . . .
製品フィックスの通知を受け取る. . . . .
IBM ソフトウェア・サポートへの連絡 . . . .
サポート契約の設定と管理 . . . . . . .
ビジネス・インパクトの判断 . . . . . .
問題の説明および背景情報の収集. . . . .
IBM ソフトウェア・サポートへの問題の処理依
頼 . . . . . . . . . . . . . . .
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405
407
407
408
408
409
409
409
410
410
A
B
C
D
E
F
G
H
I.
J.
K
L
M
N
O
P
Q
R
S
T
U
V
W
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429
430
432
433
433
436
436
438
441
442
442
444
. 410
付録 B. Tivoli Storage Manager 製品
ファミリーのアクセシビリティー機能 . . 411
特記事項. . . . . . . . . . . . . . 413
商標
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© Copyright IBM Corp. 1993, 2013
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IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
本書について
IBM® Tivoli® Storage Manager は、ネットワーク用のエンタープライズ全体のスト
レージ管理アプリケーションです。これは、マルチベンダーのワークステーショ
ン、パーソナル・コンピューター、およびローカル・エリア・ネットワーク (LAN)
ファイル・サーバーに対して自動ストレージ管理サービスを提供します。
本書には、Tivoli Storage Manager クライアント・コンポーネントによって出される
メッセージの説明および推奨アクションが記載されています。
v 管理可能クライアント
v バックアップ/アーカイブ・クライアント
v スペース管理 (階層ストレージ管理 (HSM) クライアント (UNIX および Linux
用))
v アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API)
本書の対象読者
本書の対象読者は、IBM Tivoli Storage Manager コンポーネントを保守するシステ
ム管理者です。本書では、読者に Tivoli Storage Manager バックアップ/アーカイ
ブ・クライアントの実践的知識があることを前提としています。
資料
Tivoli Storage Manager 製品ファミリーの資料はオンラインで入手可能です。Tivoli
Storage Manager 製品ファミリーには、IBM Tivoli Storage FlashCopy®
Manager、IBM Tivoli Storage Manager for Space Management、IBM Tivoli Storage
Manager for Databases、および IBM Tivoli のその他のいくつかのストレージ管理製
品が含まれます。
すべての資料を検索する場合、または個別の資料の PDF 版をダウンロードする場
合、Tivoli Storage Manager インフォメーション・センター (http://pic.dhe.ibm.com/
infocenter/tsminfo/v7r1) にアクセスしてください。
Tivoli Documentation Central では、Tivoli Storage Manager 製品ファミリーのインフ
ォメーション・センター、および Tivoli 製品の現行バージョンと旧バージョンの公
式製品資料が含まれるその他のインフォメーション・センターも検索できます。
Tivoli Documentation Central は、http://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/
home/wiki/Tivoli Documentation Central にアクセスしてください。
© Copyright IBM Corp. 1993, 2013
v
vi
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
第 1 章 メッセージの概要
IBM Tivoli Storage Manager サーバーおよびクライアントに発行されるメッセー
ジ、エラー・コード、および戻りコード。
メッセージおよびコードは、サーバー・コンソール、管理可能クライアント、オペ
レーター端末、管理用グラフィカル・ユーザー・インターフェース、バックアップ/
アーカイブ・クライアント、または HSM (階層ストレージ管理) クライアント上に
表示されます。
Tivoli Storage Managerでは、管理者がサーバー・アクティビティーの追跡およびシ
ステムのモニターを行うのを支援するために、アクティビティー・ログを提供しま
す。 アクティビティー・ログにはサーバーが生成するメッセージが含まれており、
これはデータベースに保管されます。 サーバーは、指定した保存期間の経過後、ア
クティビティー・ログからメッセージを自動的に削除します。 サーバー・コンソー
ルに送られたメッセージはすべて、アクティビティー・ログに保管されます。 アク
ティビティー・ログに保管されるメッセージ・タイプの例としては、以下のものが
あります。
v クライアントのセッションの開始または終了日時
v マイグレーションの開始時または終了時
v バックアップ・ファイルがサーバー・ストレージで有効期限切れとなる時
v バックグラウンド・プロセスから生成される出力
アクティビティー・ログの詳細については、「IBM Tivoli Storage Manager 管理者
ガイド」を参照してください。
一部のメッセージには説明がなく、収録されていません。クライアントは、バック
アップまたはリストアに関する情報を提供する統計をサーバーに送信できます。こ
れらの統計は、通知メッセージであり、各種イベント・ロギング・レシーバーに使
用可能または使用不可とすることができます。これらのメッセージは収録されてい
ません。
Tivoli Storage Managerサーバーおよびクライアントのメッセージ・フォ
ーマット
Tivoli Storage Manager サーバーおよびクライアントのメッセージは、以下の要素で
構成されています。
v 3 文字の接頭部。メッセージには異なる接頭語が付いており、そのメッセージを
出す Tivoli Storage Manager コンポーネントを特定する上で役立ちます。通常
は、1 つのコンポーネントのすべてのメッセージに同じ接頭部が付きます。場合
によっては、1 つのコンポーネントが 2 つまたは 3 つの異なる接頭部が付いた
メッセージを出すことがあります。
例えば、バックアップ・アーカイブ・クライアントは、ANS 接頭部が付いたメッ
セージを出します。サーバーのログに記録されるバックアップ・アーカイブ・ク
© Copyright IBM Corp. 1993, 2013
1
ライアント・イベントには ANE 接頭部が付きます。サーバー共通メッセージお
よびサーバー・プラットフォーム固有のメッセージには、ANR 接頭部が付きま
す。
v 数値のメッセージ ID。
v 1 文字の重大度コード。以下のコードは、メッセージが生成される原因となった
アクションの重大度を示しています。 重大度コードとその意味は、以下のとおり
です。
コード
S
重大度
重大
E
Error
W
警告
I
通知
意味
プロダクトまたはプロダクト機能が続行できません。ユーザー応
答が必要です。
処理中にエラーが発生しました。処理は停止する場合がありま
す。ユーザー応答が必要な場合があります。
処理は続行しますが、警告の結果として、後で問題が発生する場
合があります。
処理を続行します。ユーザーの応答は不要です。
v 画面に表示され、メッセージ・ログに書き込まれる、メッセージ・テキスト。
v 説明、システム・アクション、およびユーザーの応答のテキスト。これらのテキ
ストはメッセージ・テキストを詳しく説明するもので、製品のメッセージに関す
る資料またはコマンド行ヘルプで参照可能です。
以下のイメージは代表的な Tivoli Storage Manager サーバー・メッセージを示した
ものです。
付記はメッセージの各要素を示しています。
メッセージ
メッセージ
メッセージ・タイプ *
ANR 0992 I
サーバーのインストールがしました。
メッセージ・テキスト
! : サーバーのインストール+,は./に
しました。 サーバーは123/の45に
67することができます。
!
システム・アクション : サーバーは
インストール)>をします。
システム・アクション
ユーザーの)*: なし。
ユーザーの)*
* I = 3A
E = エラー
S = DEエラー
W = FG
K = HIストレージK> (HSM) クライアントからNOする
カーネル・メッセージ
メッセージ・テキスト中のメッセージ変数は、イタリック体で表示されます。
2
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
戻りコード・メッセージの解釈
多くの異なるコマンドが、同じ戻りコード を生成することがあります。 以下の例
は、2 つの異なるコマンドが出された結果、同じ戻りコードが生成された例を示し
ています。したがって、コマンドの記述メッセージ を読み取る必要があります。
これらの例では 2 つの異なるコマンドが同じ戻りコードを生成していますが、それ
らは各コマンドに固有の記述メッセージも戻しています。 2 つのコマンドは、q
event standard dddd および def vol cstg05 primary です。両方とも汎用メッセー
ジを生成し、戻りコードは次のとおりです:
ANS5102I: 戻りコード 11。
しかし、最初のコマンドは次の記述メッセージも生成しています:
ANR2034I: QUERY EVENT: この照会と一致するものが
見つかりません。
そして 2 番目のコマンドも、次に示す固有のメッセージを生成しています:
ANRxxxx: DEFINE VOLUME: ストレージ・プール
CSTG05 が定義されていません。
例 1. QUERY EVENT コマンドの場合
第 1 章 メッセージの概要
3
例 2. DEFINE VOLUME コマンドの場合
4
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
0000 から 9999 の範囲のメッセージ番号付き ANS メッセージが、以下の IBM
Tivoli Storage Manager クライアントにより発行されます。
v 管理可能クライアント
v アプリケーション・プログラミング・インターフェース・クライアント
v バックアップ・アーカイブ・クライアント
v Tivoli Storage Manager for Space management (HSM) クライアント
ANS メッセージ・リスト
IBM Tivoli Storage Manager V7.1 クライアント・メッセージは、番号順に昇順でリ
ストされています。メッセージ ID、メッセージ・テキスト、説明、システム・アク
ション、およびユーザーの応答を含むメッセージ全体が文書化されています。
ANS0101E
英語メッセージ・リポジトリー file name
をオープンできません。
説明: デフォルトの英語メッセージ・リポジトリー・フ
ァイルをオープンすることができません。ファイルのア
クセス権によりファイルを読み取ることができないか、
予期した位置にファイルがありません。
システムの処置: TSM は要求された操作を完了できま
せん。処理は終了します。
ユーザーの処置: DSM_DIR 内のファイルを正しくセッ
トアップしてください。問題が解決されない場合は、シ
ステム管理者にさらなる支援を要請してください。
ANS0102W
メッセージ・リポジトリー file name をオ
ープンできません。代わりに米国英語リポ
ジトリーが使用されます。
説明: 現行ロケール用のデフォルト・メッセージ・リポ
ジトリー・ファイルをオープンすることができません。
ファイルのアクセス権によりファイルを読み取ることが
できないか、予期した位置にファイルがないか、または
オプション・ファイルに指定された言語がこのワークス
テーションではサポートされません。
システムの処置: TSM は英語メッセージ・リポジトリ
ーで処理を続行します。
ユーザーの処置: DSM_DIR 内のファイルを正しくセッ
トアップしてください。問題が解決されない場合は、シ
ステム管理者にさらなる支援を要請してください。
ANS0103E
メッセージ・リポジトリー file name から
ヘッダー・レコードを読み取ろうとしてエ
ラーが起こりました。
説明: メッセージ・リポジトリー・ファイルのヘッダ
ー・レコードを取得できません。
システムの処置: TSM は要求された操作を完了できま
せん。
ユーザーの処置: ファイルがインストール時から変更さ
れていないことを確認してください。問題が解決されな
い場合は、システム管理者にさらなる支援を要請してく
ださい。
ANS0105E
リポジトリー file name からメッセージ
number の索引を読み取ろうとしてエラー
が起こりました。
説明: 指定されたメッセージ番号のメッセージ・テキス
トを読み取ることができません。
システムの処置: TSM は要求された操作を完了できま
せん。
ユーザーの処置: ファイルがインストール時から変更さ
れていないことを確認してください。問題が解決されな
い場合は、システム管理者にさらなる支援を要請してく
ださい。
ANS0106E
メッセージ number のメッセージ索引が
見つかりません。
説明: このメッセージ番号のメッセージ・テキストがメ
© Copyright IBM Corp. 1993, 2013
5
ANS0107E • ANS0119E
ッセージ・リポジトリー・ファイルに含まれていませ
ん。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: DSM_DIR が正しくセットアップされ
ていて、古いコピーを指していないことを確認してくだ
さい。 問題が解決されない場合は、システム管理者に
さらなる支援を要請してください。
ANS0107E
リポジトリー file name からメッセージ
number のヘッダーを読み取ろうとしてエ
ラーが起こりました。
説明: メッセージ・ファイル内のこのメッセージ番号の
メッセージ・ヘッダー情報を取得できません。
システムの処置:
せん。
リポジトリー file name からメッセージ
number のテキストを読み取ろうとしてエ
ラーが起こりました。
説明: メッセージ・ファイル内のこのメッセージ番号の
メッセージ・テキストを取得できません。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: ファイルがインストール時から変更さ
れていないことを確認してください。問題が解決されな
い場合は、システム管理者にさらなる支援を要請してく
ださい。
ANS0109E
メッセージ構造を割り振るにはメモリーが
足りません。
説明: メッセージ・テキストに必要なストレージを割り
振るには、システムにメモリーが足りません。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: TSM を停止して再始動してくださ
い。その後で操作を再試行してください。操作が失敗し
た場合は、不要なアプリケーションをすべてクローズし
て、操作を再試行してください。
エラー・ログ・ファイル file name を出力
用にオープンすることができません。
説明: エラー・ログ・ファイルを出力用にオープンする
ことができません。
システムの処置: TSM は要求された操作を完了できま
せん。書き込みが許可されないように、ファイルのアク
セス権が設定されている可能性があります。
ユーザーの処置: TSM を停止して再始動してくださ
い。その後で操作を再試行してください。操作が失敗し
た場合は、ファイルが別のアプリケーションによりロッ
クされておらず、またファイルのアクセス権で書き込み
アクセスが許可されているようにする必要があります。
ANS0113E
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: ファイルがインストール時から変更さ
れていないことを確認してください。問題が解決されな
い場合は、システム管理者にさらなる支援を要請してく
ださい。
ANS0108E
ANS0110E
メッセージ・リポジトリー file name に無
効な制御レコードがあります。
説明: メッセージ・リポジトリー・ファイルに正しくな
い制御情報があります。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: メッセージ・ファイルがインストール
時から変更されていないことを確認してください。
DSM_DIR を正しく設定してください。
ANS0118E
スケジュール・ログ・ファイル 'file name'
を出力用にオープンすることができませ
ん。
説明: スケジュール・ログ・ファイルを出力用にオープ
ンすることができません。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: TSM を停止して再始動してくださ
い。その後で操作を再試行してください。操作が失敗し
た場合は、ファイルが別のアプリケーションによりロッ
クされていないことを確認してください。
ANS0119E
リポジトリー file name からメッセージ
number の応答ストリングを読み取ろうと
してエラーが起こりました。
説明: このメッセージ番号の応答ストリング情報をメッ
セージ・リポジトリー・ファイルから読み取ることがで
きません。 メッセージ・リポジトリーが壊れている可
能性があります。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: メッセージ・ファイルがインストール
時から変更されていないことを確認してください。
6
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS0120E • ANS0207E
DSM_DIR を正しく設定してください。
ANS0120E
メッセージ番号 number にこのロケール
で無効なマルチバイト・シーケンスが含ま
れています。
説明: このロケールでは正しくないマルチバイト・シー
ケンスがメッセージ内で検出されました。メッセージ・
リポジトリーが壊れているか、現行ロケールの言語以外
の言語でコード化されています。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: メッセージ・リポジトリーが壊れてい
ない場合は、サポートされるロケールで操作を処理して
ください。
ANS0121W
メッセージ・リポジトリー file name の
iconv コンバーターをオープンできませ
ん。代わりに米国英語リポジトリーが使用
されます。
説明: 現行ロケール用のデフォルト・メッセージ・リポ
ジトリーの iconv コンバーターをオープンすることがで
きません。UTF-8 から現行ロケールに変換するために使
用される iconv コンバーターは、このワークステーショ
ンにインストールされていません。
システムの処置: TSM は英語メッセージ・リポジトリ
ーで処理を続行します。
ユーザーの処置: 必要な iconv コンバーターが正しく
インストールされていることを確認してください。問題
が解決されない場合は、システム管理者にさらなる支援
を要請してください。
ANS0201E
無効なパラメーターが検出されました。
説明: システムは無効なパラメーターによる内部プログ
ラム・エラーを検出しました。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: サービス技術員にエラー・ログの検査
を依頼してください。
ANS0202E
他のノードのデータをリストアする権限が
ありません。
ユーザーの処置: 他のノードから許可を獲得してくださ
い。
ANS0203E
objName フィールドに先行ディレクトリ
ー分離文字がありません。
説明: objName フィールドは先頭にディレクトリー区
切り記号を持っていません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: objName の値を訂正します。
ANS0204E
objName ディレクトリー・パスにワイル
ドカードを使用することはできません。
説明: objName ディレクトリー・パスにワイルドカー
ドを使用することはできません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: objName の値を訂正します。
ANS0205E
エラー・ログ・ファイルをオープンできま
せん。
説明: システムはエラー・ログ・ファイルをオープンす
ることができません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: DSMI_LOG 値およびアクセス許可を
検証します。 AS/400® プラットフォームで、API オプ
ション・ファイル中の ERRORLOGNAME に指定されて
いる値を検査してください。
ANS0206E
ログ・ファイルに書き込めません。
説明: ログ・ファイルへの書き込み時にエラーがありま
した。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: DSMI_LOG 値およびアクセス許可を
検証します。 AS/400 プラットフォームで、API オプシ
ョン・ファイル中の ERRORLOGNAME に指定されてい
る値を検査してください。
説明: クライアントには他のノードのデータをリストア
する権限がありません。
ANS0207E
システムの処置:
戻ります。
説明: システムはエラー・ログ・ファイルをオープンす
ることができません。
システムは呼び出しプロシージャーに
ログ・ファイル名が指定されていませんで
した。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
7
ANS0208E • ANS0217E
システムは呼び出しプロシージャーに
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: DSMI_LOG 値およびアクセス許可を
検証します。 AS/400 プラットフォームで、API オプシ
ョン・ファイル中の ERRORLOGNAME に指定されてい
る値を検査してください。
ユーザーの処置:
す。
DataBlk 構造のアドレスを提供しま
システムの処置:
戻ります。
ANS0208E
説明:
ん。
TCP/IP WINSOCK.DLL ファイルが見つ
かりません。
TCP/IP WINSOCK.DLL ファイルが見つかりませ
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
査します。
TCP/IP インストール・システムを検
ANS0213E
説明: オブジェクト属性ポインターについて提供されて
いる値がありません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: ObjAttr 構造のアドレスを提供しま
す。
ANS0214E
ANS0209E
ライブラリーのロード中にエラーが発生し
ました。
説明: ライブラリーのロード中にエラーが発生しまし
た。 TCP/IP DLL のロードに失敗しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
査します。
TCP/IP インストール・システムを検
ANS0210E
TCP/IP のロード機能が失敗しました。
説明: 機能の探索中にエラーが発生しました。 TCP/IP
のロード機能が失敗しました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: TCP/IP インストール・システムを検
査します。
ANS0211E
オブジェクト名ポインターが NULL で
す。
説明: オブジェクト名ポインターについて提供されてい
る値がありません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
説明:
た。
ANS0212E
データ・ブロック・ポインターが NULL
です。
説明: データ・ブロック・ポインターについて提供され
ている値がありません。
8
サーバー・セッション情報がありません。
サーバーはセッション情報で応答しませんでし
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
サーバー状況を検証します。
ANS0215E
説明:
サーバー・ポリシー情報がありません。
サーバーはポリシー情報で応答しませんでした。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
す。
サーバー・ポリシー定義を検証しま
ANS0216E
説明:
dataBlk bufferLen の値がゼロです。
dataBlk bufferLen の値がゼロです。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
ます。
bufferLen に関して非ゼロ値を提供し
ANS0217E
ユーザーの処置: dsmObjName 構造のアドレスを提供
します。
オブジェクト属性ポインターが NULL で
す。
dataBlk bufferPtr が NULL です。
説明: dataBlk bufferPtr について提供されている値があ
りません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: bufferPtr のアドレスを提供します。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS0218E • ANS0227E
ANS0218E
objType が無効です。
ーは以下のいずれかでなければなりません。
v DSM_ARCHIVE_REP
説明:
objType の値が無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
v DSM_BACKUP_REP
v DSM_REPOS_ALL
ユーザーの処置: dsmObjName.objType の値は、以下の
とおりでなければなりません。
ANS0223E
v Backup については DSM_OBJ_FILE または
DSM_OBJ_DIRECTORY。または
説明: ファイル・スペース名が無効です。
v Archive については DSM_OBJ_FILE。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ANS0219E
説明:
dsmEndTxn vote が無効です。
dsmEndTxn vote が無効です。
ファイル・スペース名はディレクトリー区
切り文字で始まらなければなりません。
ユーザーの処置: ファイル・スペース名はディレクトリ
ー区切り文字で始まらなければなりません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ANS0224E
ユーザーの処置: 指定は DSM_VOTE_COMMIT または
DSM_VOTE_ABORT でなければなりません。
説明: ストリングが空のため、あるいは区切り文字が先
頭にないため、オブジェクト名が無効です。
ANS0220E
説明:
オプションの解析中に無効なオプションが
検出されました。
無効なオプションが検出されました。
システムの処置:
戻ります。
説明: システムは API 内部においてエラーを検出しま
した。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: 処理をシャットダウンし、操作を再試
行します。 直前のすべての dsmInit 呼び出しが終結処
理され、dsmTerminate 呼び出しによって終了されている
ことを確認します。 問題が継続する場合は、システム
管理者またはサービス技術員に連絡してください。
ANS0222E
説明:
ユーザーの処置: dsmObjName の絶対パスのフォーマ
ットを検証します。
ANS0225E
TSM API 内部にエラーがありました。
システムの処置:
戻ります。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: dsm.opt、dsm.sys のオプションならび
にオプション・ストリングを検証します。エラーについ
てさらに詳しくエラー・ログを検査します。 AS/400 プ
ラットフォームでは、*LIB/QOPTTSM(APIOPT) の中の
オプションを検査します。
ANS0221E
オブジェクト名が空ストリングか、または
先行区切り文字がありません。
オブジェクト名の下位修飾子は、ディレク
トリー区切り文字で始まる必要がありま
す。
説明: オブジェクト名の低位修飾子が無効です。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: オブジェクト名の低位修飾子をディレ
クトリー区切り文字で始めます。
ANS0226E
オブジェクト所有者が無効です。
説明: オブジェクト所有者が root ユーザーでなければ
ならないか、あるいはオブジェクト所有者はセッション
所有者と同じでなければなりません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: セッション所有者およびオブジェクト
所有者を検証します。
リポジトリー・タイプが無効です。
リポジトリー・タイプが無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
dsmDeleteFS については、リポジトリ
ANS0227E
dsmBindMC sendType が無効です。
説明: dsmBindMC sendType が無効です。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
9
ANS0228E • ANS0236E
ユーザーの処置: sendType は、以下のいずれかでなけ
ればなりません。
ANS0232E
v stBackup
説明: ドライブ名が英字になっていません。 この戻り
コードは Microsoft Windows のみで有効です。
v stArchive
v stBackupMountWait
v stArchiveMountWait
ANS0228E
説明:
dsmSendObj sendType が無効です。
ドライブ名が英字になっていません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: ドライブ指定が英字であることを確認
します。 参照先フィールドは
dsmDosFSAttrib.driveLetter です。
dsmSendObj sendType が無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ANS0233E
レジスター・ファイル・スペース名が
NULL です。
ユーザーの処置: sendType は、以下のいずれかでなけ
ればなりません。
説明: レジスター・ファイル・スペース名ポインターに
ついて提供されている値がありません。
v stBackup
システムの処置:
戻ります。
v stArchive
v stBackupMountWait
v stArchiveMountWait
ANS0229E
説明:
dsmDeleteObj delType が無効です。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: delType は dtBackup または
dtArchive でなければなりません。
ANS0230E
説明:
照会バックアップ objState が無効です。
照会バックアップ objState が無効です。
システムの処置:
戻ります。
ANS0234E
v DSM_ACTIVE
v DSM_INACTIVE
v DSM_ANY_MATCH
ANS0231E
管理クラス名が見つかりませんでした。
説明: 管理クラス名を検出するための照会あるいは送信
操作が、できません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
管理クラス名を確認します。
新規パスワード値が NULL またはブラン
クです。
説明: 新規パスワードについて提供されている値があり
ません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
供します。
dsmChangePW に新規パスワードを提
ANS0235E
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: qryBackupData.objState は、以下のい
ずれかでなければなりません。
10
ユーザーの処置: dsmRegisterFS にファイル・スペース
名を提供します。
dsmDeleteObj delType が無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
旧パスワード値が NULL またはブランク
です。
説明: 旧パスワードについて提供されている値がありま
せん。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: dsmChangePW に旧パスワードを提供
します。
ANS0236E
dsmInit では、
PASSWORDACCESS=generate の場合、
所有者がセッションを確立することはでき
ません。
説明: PASSWORDACCESS=GENERATE は、所有者と
して現行ログイン・ユーザーを使用してセッションを確
立します。 PASSWORDACCESS=GENERATE が有効で
あるときは、アプリケーションは clientOwnerNameP を
NULL に設定する必要があります。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS0237E • ANS0244E
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。アプリケーションのエラー処理の方法によっ
て、そのアプリケーションが処理を続行できるかどうか
が決まります。
ユーザーの処置: このメッセージは TSM API を利用
するアプリケーションに適用され、主にそのメッセージ
を発行するアプリケーションのベンダーを対象とするも
のです。アプリケーションによっては、これが構成上の
問題点になることがあります。
アプリケーションの資料を調べて、そのアプリケーショ
ンが正しく構成されているかどうかを確認してくださ
い。 問題が続く場合には、アプリケーションのベンダ
ーに連絡して援助を求めてください。
ANS0237E
dsmInit では、
PASSWORDACCESS=generate の場合、
ノードを使用できません。
説明: PASSWORDACCESS=generate は、ノードとして
現行ホスト名とセッションを確立しています。
システムの処置:
戻ります。
説明:
dsmSendObj、dsmDeleteObj、または
dsmUpdateFS で、ファイル・スペースが
登録されていません。
説明: dsmSendObj、dsmDeleteObj または dsmUpdateFS
について、ファイル・スペースが登録されていません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: ファイル・スペース名を確認します。
ANS0242W
ファイル・スペースは既に dsmRegisterFS
で登録されています。
説明: ファイル・スペースは既に dsmRegisterFS で登
録されています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
ファイル・スペース名を確認します。
ANS0243E
呼び出しの順序が無効です。
呼び出しの順序が無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
認します。
トランザクション呼び出し順序列を確
ANS0239E
ANS0241E
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: PASSWORDACCESS=generate を使用
するときは、clientNodeNameP を NULL に設定しま
す。
ANS0238E
ユーザーの処置: ファイル・スペース名を確認します。
dsmBeginGetData では、objID は NULL
です。
説明: dsmBeginGetData については、objID は NULL
です。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: 次を確認してください。
v dsmGetList が NULL ではない。
v 各 objID が NULL ではない。
dsmSendObj では、objName にワイルド
カードを使用することはできません。
説明: dsmSendObj では、objName にワイルドカードを
使用することはできません。
v dsmGetList numObjId がゼロではない。
ANS0244E
dsmInit で、呼び出し元の API バージョ
ンが TSM ライブラリーのバージョンと
異なっています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
説明: dsmInit において、呼び出し側の API バージョ
ンは TSM ライブラリー・バージョンより高い値をもっ
ています。
ユーザーの処置:
提供します。
fs、hl、および ll を dsmObjName に
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ANS0240E
説明:
アクセスを削除または設定するためのファ
イル・スペースが見つかりません。
ユーザーの処置: 最新の TSM API ライブラリーおよ
び承認エージェント・モジュールをインストールしま
す。
削除するファイル・スペースが見つかりません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
11
ANS0245E • ANS0253E
ANS0245E
呼び出し側の構造体バージョンは、TSM
ライブラリー・バージョンとは異なってい
ます。
説明: 呼び出し側の構造体バージョンは、TSM ライブ
ラリー・バージョンとは異なっています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: stVersion フィールドが、ヘッダー・
ファイル内の値で設定されていることを確認します。ア
プリケーションを最新のヘッダー・ファイルで再コンパ
イルします。
ANS0246E
dsmEndTxn を発行してから、新規トラン
ザクション・セッションを開始してくださ
い。
説明: 以下のいずれかの理由により、このトランザクシ
ョンを終了し、新規トランザクションを開始する必要が
あります。
v 宛先が変更された。
v バイト限度を超過した。
v オブジェクトの最大数を超過した。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: dsmEndTxn を発行し、新規トランザ
クション・セッションを開始します。
ANS0247E
バックアップまたはアーカイブ・オブジェ
クトが処理から除外されています。
説明: バックアップまたはアーカイブ・オブジェクトが
処理から除外されています。
ANS0249E
アーカイブ・オブジェクトにコピー・グル
ープがありません。
説明: アーカイブ・オブジェクトにコピー・グループが
ありません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
す。
サーバー・ポリシー定義を検証しま
ANS0250E
TSM API によって使用されたメモリーが
破壊されました。
説明: TSM API によって使用されたメモリーが破壊さ
れました。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が継
続する場合は、システム管理者またはサービス技術員に
連絡してください。
ANS0251E
説明:
sendObj アーカイブ記述が長すぎます。
sendObj アーカイブ記述が長すぎます。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: sndArchiveData.descr ストリングは
DSM_MAX_DESCR_LENGTH 以下でなければなりませ
ん。
ANS0252E
説明:
sendObj ObjAttr.objInfo が長すぎます。
sendObj ObjAttr.objInfo が長すぎます。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置:
ます。
objName および 除外リストを検証し
ユーザーの処置: objInfo フィールドは
DSM_MAX_OBJINFO_LENGTH 以下でなければなりま
せん。
ANS0248E
バックアップ・オブジェクトにコピー・グ
ループがありません。
説明: バックアップ・オブジェクトにコピー・グループ
がありません。
ANS0253E
説明:
sendObj dsmObjName.hl が長すぎます。
sendObj dsmObjName.hl が長すぎます。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
システムの処置:
戻ります。
ユーザーの処置:
す。
サーバー・ポリシー定義を検証しま
ユーザーの処置: hl フィールドは
DSM_MAX_HL_LENGTH 以下でなければなりません。
12
システムは呼び出しプロシージャーに
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS0254E • ANS0263E
ANS0254E
指定されたパスワードまたは
encryptionPassword ストリングが長すぎ
ます。
説明: パスワードまたは encryptionPassword に指定さ
れた値が長すぎます。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: パスワードまたは encrypionPassword
フィールドは、DSM_MAX_VERIFIER_LENGTH よりも
短くなければなりません。
ANS0259E
説明: dataBlk バッファーが照会応答用には小さすぎま
す。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: dsmGetNextQObj について、dataBlk
バッファーが少なくとも照会応答構造体より大きいこと
を確認します。
ANS0260E
ANS0255E
説明:
sendObj dsmObjName.fs が長すぎます。
sendObj dsmObjName.fs が長すぎます。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: fs フィールドは
DSM_MAX_FS_LENGTH 以下でなければなりません。
ANS0256E
説明:
sendObj dsmObjName.ll が長すぎます。
sendObj dsmObjName.ll が長すぎます。
システムの処置:
戻ります。
オプションの解析中に無効なオプション・
キーワードが検出されました。
説明: 無効なオプション・キーワードが、dsmInit 構成
ファイル、オプション・ストリング、dsm.sys、あるいは
dsm.opt 内に検出されました。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: オプション・キーワードのスペルを訂
正します。 dsmInit 構成ファイルが、dsm.sys オプショ
ンのサブセットのみを持つことを確認します。 エラー
についてさらに詳しくエラー・ログを検査します。
システムは呼び出しプロシージャーに
ANS0261E
ユーザーの処置: ll フィールドは
DSM_MAX_LL_LENGTH 以下でなければなりません。
ANS0257E
dataBlk バッファーが照会応答用には小さ
すぎます。
RegisterFS または UpdateFS で、fsAttr
の fsInfo が長すぎます。
dsmInit で指定された構成ファイルをオー
プンすることができません。
説明: dsmInit で指定された構成ファイルをオープンす
ることができません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
説明: RegisterFS または UpdateFS で、fsAttr の fsInfo
が長すぎます。
ユーザーの処置: ファイル名を検証します。
システムの処置:
戻ります。
ANS0262E
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: fsInfo フィールドは
DSM_MAX_FSINFO_LENGTH 以下でなければなりませ
ん。
ANS0258I
dsmGetNextQObj または dsmGetData に
おいて、さらに利用できるデータがありま
す。
説明: dsmGetNextQObj または dsmGetData において、
さらに利用できるデータがあります。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
機能を再び呼び出します。
包含/除外定義ファイルが見つかりませ
ん。
説明: 包含/除外定義ファイルが見つかりません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: Inclexcl オプションのファイル名を検
証します。
ANS0263E
dsm.sys ファイルが見つからないか、ある
いは dsm.sys に指定された Inclexcl ファ
イルが見つかりません。
説明: dsm.sys ファイルが見つからないか、あるいは
dsm.sys に指定された Inclexcl ファイルが見つかりませ
ん。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
13
ANS0264E • ANS0272I
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: dsm.sys ファイルは、環境変数
DSMI_DIR によって参照されるディレクトリー内になけ
ればなりません。 dsm.sys ファイル内の Inclexcl オプ
ションのファイル名を検証します。
ANS0264E
dsmChangePW または dsmDeleteFS を実
行できるのは UNIX の root ユーザーだ
けです。
説明: dsmChangePW または dsmDeleteFS を実行でき
るのは UNIX の root ユーザーだけです。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
て実行します。
このプログラムを root ユーザーとし
ANS0265E
dsmSendObj の前に dsmBindMC を出さ
なければなりません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
ユーザーのプログラムを修正します。
dsmEndTxn ボートが ABORT です。理
由フィールドを確認してください。
説明: dsmEndTxn 呼び出しの後、トランザクションは
DSM_VOTE_ABORT でサーバーまたはクライアントに
よって異常終了され、その理由が返されます。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: 理由フィールドを検査し、トランザク
ションが異常終了された理由を説明するコードを調べま
す。
ANS0267E
説明:
ん。
サーバー上の問題 : 宛先が定義されてい
ません。
サーバー上の問題 : 宛先が定義されていませ
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: サービス技術員にエラー・ログの検査
を依頼してください。
ANS0269S
構造化ファイルのデータ・タイプが不明で
す。
説明: 未知で予期しないエラー・コードがクライアン
ト・プログラム内で発生しました。構造化ファイルのデ
ータ・タイプが不明です。 これはプログラミング障害
で、クライアント・プログラムは終了します。
システムの処置:
説明: dsmSendObj の前に dsmBindMC を出さなければ
なりません。
ANS0266I
ANS0268E
無効なコマンド行オプション/値 : 'option'
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、システム管理者に連絡してくださ
い。
ANS0270S
データ・バッファーがオーバーフローしま
した。
説明: データ・バッファーがオーバーフローしました。
これはプログラミング障害で、クライアント・プログラ
ムは終了します。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、システム管理者に連絡してくださ
い。
ANS0271E
宛先ディレクトリーがフルになるために、
これ以上のファイルをリストアまたはリト
リーブすることはできません。
説明: 宛先ディレクトリーがフルになるために、これ以
上のファイルをリストアまたはリトリーブすることはで
きません。
システムの処置:
処理は停止しました。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: ディスク・スペースを解放するか、フ
ァイルを別のディスクにリストアまたはリトリーブしま
す。
ユーザーの処置: オプションおよび値のつづりが誤って
いないか、現行コマンドで有効かを検査してください。
ANS0272I
説明:
このコマンド行では option は無効です。
説明:
操作が終了しました。
操作が終了しました。
システムの処置:
戻ります。
14
システムは呼び出しプロシージャーに
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS0273E • ANS0282E
ユーザーの処置:
ANS0273E
説明:
次の機能呼び出しに進みます。
承認エージェント実行/所有者許可が無効
です。
承認エージェント実行/所有者許可が無効です。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: システム管理者にインストール指示の
検査を依頼し、クライアントが承認エージェント許可が
正しく設定されていることを確認できるようにします。
ANS0274S
システムの処置:
承認エージェントは操作を妨害します。
説明: 承認エージェントは操作を阻止します。 これは
プログラミング障害で、クライアント・プログラムは終
了します。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、システム管理者に連絡してくださ
い。
包含/除外パターンのエリアが小さすぎま
す。
説明: 包含/除外パターンのエリアが小さすぎます。 こ
れはプログラミング障害で、クライアント・プログラム
は終了します。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、システム管理者に連絡してくださ
い。
ANS0277S
トランザクションが中止されます。
説明: サーバーはエラーを検出し、トランザクションを
打ち切ります。
システムの処置: トランザクションが中止されます。
理由コードは dsmEndTxn 呼び出しで渡されます。
ユーザーの処置: dsmEndTxn を DSM_VOTE_COMMIT
を指定して発行し、理由コードを調べます。
ANS0279I
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、システム管理者に連絡してくださ
い。
ANS0276S
ANS0278S
プロセスが強制終了されました。
説明: 処理は停止しました。これはプログラミング障害
で、クライアント・プログラムは終了します。
ANS0275S
決されない場合は、システム管理者に連絡してくださ
い。
パターン内に右大括弧がありません。
説明: パターン内に右大括弧がありません。 これはプ
ログラミング障害で、クライアント・プログラムは終了
します。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
操作を再試行してください。問題が解
ファイルがオフラインになっていて、アプ
リケーションがテープのマウントを待機し
ないように選択されているために、ファイ
ルがリストア操作時にスキップされまし
た。
説明: ファイルがオフラインになっていて、アプリケー
ションがテープのマウントを待機しないように選択され
ているために、ファイルがリストア操作時にスキップさ
れました。
システムの処置: ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: アプリケーションが mountWait 値を
正しく dsmBeginGetData で設定していることを検証し
ます。
ANS0280E
承認エージェント・モジュールを見つける
ことができません。
説明: TSM は、TSM 承認エージェント・モジュール
を指定されたディレクトリー内に検出することができま
せんでした。TSM 承認エージェント・モジュールの名
前は dsmtca です。
システムの処置: TSM は終了します。
ユーザーの処置: 承認エージェント・モジュールが
DSMI_DIR によって指定されたディレクトリー内にある
ことを確認します。
ANS0282E
パスワード・ファイルを使用できません。
説明: 指定された server-name に関する保管パスワード
が含まれるファイルが使用不能です。
システムの処置: TSM は終了します。
ユーザーの処置: root ユーザーは新規パスワードの設
定および保管をする必要があります。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
15
ANS0283E • ANS0299E
ANS0283E
説明:
オブジェクト名の高位修飾子はディレクト
リー区切り文字で始まっていなければなり
ません。
オブジェクト名の高位修飾子が無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: オブジェクト名の高位修飾子はディレ
クトリー区切り文字で始まっていなければなりません。
ANS0284E
dsmBeginGetData のオブジェクトの数が
DSM_MAX_GET_OBJ |
DSM_MAX_PARTIAL_GET_OBJ を超え
ています。
説明: dsmBeginGetData 呼び出しに指定されたオブジェ
クト数 (numObjId) が DSM_MAX_GET_OBJ |
DSM_MAX_PARTIAL_GET_OBJ を超えています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: dsmBeginGetData を呼び出す前に、オ
ブジェクト数を確認してください。
DSM_MAX_GET_OBJ |
DSM_MAX_PARTIAL_GET_OBJ より多い場合は、複数
の Get call 手順を発行してください。
ANS0287E
キー・ファイルの内容が無効です。
説明: Oracle 用の Tivoli Data Protection アプリケーシ
ョン・クライアントのキー・ファイルの内容が無効で
す。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: Oracle 用 TDP を含んだ Tivoli Data
Protection アプリケーション・クライアントをオーダー
したことを確認してから、キー・ファイルをインストー
ルします。
ANS0296I
暗号鍵パスワードが同じではありません。
再度試行してください...
説明: TSM は、暗号鍵パスワードが一致しないことを
検出しました。
システムの処置: 暗号鍵パスワードの入力を促すプロン
プトが出されます。
ユーザーの処置:
ください。
ANS0297E
正しい暗号鍵のパスワードを入力して
指定したファイルのオープン中のエラー
説明: 指定したファイルが見つからないかあるいはオー
プンすることができません。
システムの処置:
障害ファイルのオープンを試みます。
説明: dsmUpdateFS または dsmUpdateObj アクション
は無効です。
ユーザーの処置:
てください。
ファイルが存在していることを確認し
システムの処置:
戻ります。
ANS0298E
ANS0285E
更新アクションは無効です。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: アクションの値を訂正してください。
有効な値は dsmapitd.h に定義されており、また資料
「API の使用」に記述されています。
ANS0286E
キー・ファイルが欠落しています。
セッションはリジェクトされました。指定
されたユーザー ID が現在ロックされて
います。
説明: 指定されたユーザー ID は現在サーバー上でロ
ックされています。
システムの処置:
セッションは開始されませんでした。
説明: Oracle 用の Tivoli Data Protection アプリケーシ
ョン・クライアントのキー・ファイルが見つかりませ
ん。
ユーザーの処置: ユーザー ID がロックされている理
由について、システム管理者に問い合わせてください。
システムの処置:
戻ります。
ANS0299E
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: Oracle 用 TDP を含んだ Tivoli Data
Protection アプリケーション・クライアントを注文した
ことを確認してから、キー・ファイルをインストールし
ます。
MANAGEDSERVICES オプションの値が
SCHEDULE なので、スケジューラーを
手動で開始することができません。
説明: MANAGEDSERVICES SCHEDULE がオプショ
ン・ファイルにある場合、TSM スケジューラーは、従
来の方法では開始できません。
システムの処置: スケジューラーは停止しました。
ユーザーの処置: dsmcad を使用してスケジュールを管
16
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS0302I • ANS0313E
理する予定ではない場合、dsmcad を停止して、オプシ
ョン・ファイルから MANAGEDSERVICES オプション
を取り除いてください。
ANS0302I
説明:
正常に完了しました。
操作が正常に完了しました。
ANS0308E
obj-name に対して、リモート操作が開始
できませんでした。状況: status 理由:
reason
説明: リモート操作の開始要求が、メッセージに示され
ているノードおよびファイル・スペースで失敗しまし
た。 状況および失敗の理由が示されます。
システムの処置:
ありません。
システムの処置:
ユーザーの処置:
ありません。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
ANS0304E
説明:
パスワードが短すぎます。
新規パスワードの文字数が不十分です。
システムの処置:
せん。
ANS0309E
サーバー上でパスワードが更新されま
ユーザーの処置: 別のパスワードを選択してください。
パスワード要件については、TSM 管理者にお問い合わ
せください。
ANS0305E
TSM は現行操作を終了しました。
前回のパスワード更新から十分な時間が経
過していないため、パスワードを更新でき
ません。
obj-name に対して、リモート操作が開始
できませんでした。状況: status
説明: リモート操作の開始要求が、メッセージに示され
ているノードおよびファイル・スペースで失敗しまし
た。 失敗の状況が示されています。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager は現行操
作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
tsmBuffHandle が無効か、dataPtr の値が
無効です。
説明: 前回のパスワード更新から十分な時間が経過して
いないため、パスワードを変更できません。
ANS0311E
システムの処置:
せん。
サーバー上でパスワードが更新されま
説明: ハンドルまたは dataPtr には無効な値が API に
渡されています。
ユーザーの処置:
ください。
後で、パスワードの変更を再試行して
システムの処置:
戻ります。
ANS0306E
このパスワードは、以前に使用されたもの
です。
説明: 入力された新規パスワードは以前に使用されてい
ました。
システムの処置:
せん。
サーバー上でパスワードが更新されま
ユーザーの処置:
別のパスワードを選択してください。
ANS0307E
パスワードが要件を満たしていません。
説明: 入力された新規パスワードは、特殊文字や数字の
数などの要件を満たしていません。
システムの処置:
せん。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: アプリケーションの呼び出しに問題が
あります。API に渡された tsmBuffHandle および
dataptr の値を確認してください。
ANS0312E
tsmBuffer にコピーされたバイト数が許可
値よりも大きくなっています。
説明: 無効なバイト数が tsmBuffer にコピーされまし
た。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: アプリケーションの呼び出しに問題が
あります。tsmBuffer にコピーされたバイト数を確認し
てください。
サーバー上でパスワードが更新されま
ユーザーの処置: 別のパスワードを選択してください。
パスワード要件については、TSM 管理者にお問い合わ
せください。
ANS0313E
アプリケーションが 1 つ以上の
tsmBuffer を保留しているため、
dsmTerminate を終了できません。
説明: アプリケーションはセッションを終了させようと
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
17
ANS0314E • ANS0321E
していますが、いくつかの tsmBuffer を保留し続けてい
ます。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: アプリケーションは、
tsmReleaseBuffer を呼び出してこのセッションのすべて
のバッファーを戻し、dsmTerminate を発行する必要があ
ります。
ANS0314E
説明:
た。
tsmBuffer 配列で内部エラーが発生しまし
た。
メッセージ・テキスト・ファイルを使用で
きません。
説明: システムが、無効な制御レコードのためにメッセ
ージ・テキスト・ファイル (dscenu.txt、または AIX の
場合は dsmclientV3.cat) を使用することができません。
AS/400 プラットフォームでは、このファイルは
QANSAPI/QAANSENU(TXT) です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: メッセージ・テキスト・ファイルを再
びインストールします。
内部 API バッファー配列エラーが発生しまし
ANS0318E
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が継
続する場合は、システム管理者またはサービス技術員に
連絡してください。
ANS0315E
メッセージ・テキスト・ファイルをオープ
ンできません。
説明: システムがメッセージ・テキスト・ファイル
(dscenu.txt、または AIX® の場合は dsmclientV3.cat) を
オープンすることができません。 AS/400 プラットフォ
ームでは、このファイルは QANSAPI/QAANSENU(TXT)
です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: DSMI_DIR によって指されているデ
ィレクトリー内に dscenu.txt ファイルがあることを検証
します。 AIX の場合、dsmclientV3.cat ファイルが
/usr/lib/nls/msg/<locale>/dsmclientV3.cat へのシンボリッ
ク・リンクを持っていることを確認してください。
ANS0316E
メッセージ・テキスト・ファイルを使用で
きません。
説明: システムが、無効なヘッダーのためにメッセー
ジ・テキスト・ファイル (dscenu.txt、または AIX の場
合は dsmclientV3.cat) を使用することができません。
AS/400 プラットフォームでは、このファイルは
QANSAPI/QAANSENU(TXT) です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: メッセージ・テキスト・ファイルを再
びインストールします。
18
ANS0317E
DATEFORMAT に無効な値が指定されま
した。
説明: 無効な値が DATEFORMAT について指定されて
います。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: 有効な値を指定します。
ANS0319E
TIMEFORMAT に無効な値が指定されま
した。
説明: 無効な値が TIMEFORMAT について指定されて
います。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
有効な値を指定します。
ANS0320E
NUMBERFORMAT に無効な値が指定さ
れました。
説明: 無効な値が NUMBERFORMAT について指定さ
れています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
有効な値を指定します。
ANS0321E
dsmRCMsg の msg パラメーターが
NULL ポインターです。
説明: dsmRCMsg のメッセージ・パラメーターは
NULL ポインターです。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: 十分なスペースをメッセージ・パラメ
ーターに割り当てます。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS0322E • ANS0331E
ANS0322E
この戻りコードで使用可能なテキストはあ
りません。
説明: dsmRCMsg の dsmRC パラメーターが無効な戻
りコードです。
ユーザーの処置: マウント・ポイントを使用中の他の
TSM 操作を実行している場合、それらの操作が完了す
るまで待ってから失敗した操作を再試行してください。
その他の場合は TSM 管理者にご連絡ください。
重複したオブジェクトが見つかったため、
操作は完了しません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ANS0327E
ユーザーの処置:
有効な値を指定します。
説明: 重複したオブジェクトが見つかったため、操作は
完了しません。
ANS0323E
部分オブジェクト・リトリーブの
partialObjOffset 値が無効です。
説明: 部分オブジェクト・リトリーブの
partialObjOffset 値が無効です。
システムの処置: 要求された操作が失敗しました。
ユーザーの処置: 別のファイル指定で操作を再試行して
ください。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ANS0328E
ユーザーの処置:
有効な値を指定します。
説明: 指定したオブジェクトが、マージ・テストで失敗
したため、操作を完了できません。
ANS0324E
部分オブジェクト・リトリーブに対する
partialObjLength 値が無効です。
説明: 部分オブジェクト・リトリーブに対する
partialObjLength 値が無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
有効な値を指定します。
ANS0325E
説明: ユーザーによって指定された TSM サーバー
は、部分オブジェクト・リトリーブをサポートしませ
ん。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: 部分オブジェクト・リトリーブ機能を
サポートする TSM サーバーを指定します。
ANS0326E
このノードは、マウント・ポイントの最大
数を超えました。
説明: テープまたは順次ディスク・マウント・ポイント
のいずれかがこの操作を許可されていないか、あるいは
マウント・ポイントの許容最大数が既に使用されていま
す。操作は完了できません。 TSM 管理者は、ユーザー
のノード定義の MAXNUMMP プロパティーでマウン
ト・ポイントの最大数を定義します。
システムの処置:
す。
システムの処置: 要求された操作が失敗しました。
ユーザーの処置: マージ・テスト・パラメーターの資料
を参照してください。
ANS0330E
dsmSetAccess access Type が無効です。
説明: dsmSetAccess accessType が無効です。
このサーバーでは、部分オブジェクト・リ
トリーブはサポートされていません。
システムの処置:
戻ります。
指定されたオブジェクトが、マージ・テス
トに失敗しました。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: accessType は、以下のいずれかでな
ければなりません。
v atBackup
v atArchive
ANS0331E
このファイル名/ファイル・スペース用に
前もってバックアップされたファイルはあ
りません。
説明: ユーザーはファイルへのアクセスを設定しようと
しましたが、指定のファイル名、ドライブ、またはファ
イル・システムのファイルが前もってバックアップされ
ていませんでした。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しいドライブまたはファイル・シス
テムが指定されていること、そしてファイルがユーザー
によるアクセスの設定のためにバックアップされている
ことを確認してください。
このオブジェクトはスキップされま
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
19
ANS0332E • ANS0341E
ANS0332E
このファイル名/ファイル・スペース用に
前もってアーカイブされたファイルはあり
ません。
ANS0337E
サーバー・プラグインがサポートされない
NAS ファイラー・オペレーティング・シ
ステムを検出しました。
説明: 前にアーカイブされた、指定されたファイル名、
ドライブまたはファイル・システムのファイルがないと
きに、ファイルへのアクセスをセットしようとしまし
た。
説明: プラグイン・モジュールが、NAS ファイラーで
サポートされていないオペレーティング・システムもし
くはオペレーティング・システム・レベルが実行されて
いることを検出しました。
システムの処置:
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しいドライブまたはファイル・シス
テムが指定されていること、そしてファイルがユーザー
によるアクセスの設定のためにアーカイブされているこ
とを確認してください。
ANS0333E
説明:
す。
リモート・ムーバー・タイプが不明です。
指定されたリモート・ムーバー・タイプが不明で
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
ANS0334E
要求されたノードおよびファイル・スペー
スへの操作は既に進行中です。
説明: データ・ムーバーを使用して、メッセージに示さ
れているノードおよびファイル・スペースに関する操作
を実行する要求がなされました。 しかし、このノード
およびファイル・スペースに関する操作は既に進行中で
あり、新規操作は実行できません。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置:
後に操作を再試行します。
ANS0335E
システム・リソースは使用中です。
説明: 必要とされたリソースは、別のコマンドまたは処
理により使用中です。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置:
後に操作を再試行します。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
ANS0338E
説明:
サーバー・プラグインの通信エラーです。
説明: サーバー・プラグイン・モジュールと NAS filer
の間の通信が失敗しました。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ノードに対して無効な操作が実行されまし
た。
この操作は無効です。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
ANS0339E
説明:
指定されたターゲット・ストレージ・プー
ルは、定義されていません。
ストレージ・プールが定義されていない。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
ANS0340E
説明:
ターゲット・ストレージ・プールに、示さ
れているノード・タイプに対応する正しい
データ・フォーマットがありません。
none
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
ANS0341E
ANS0336E
TSM は現行操作を終了しました。
説明:
指定されたノードに、関連するデータ・ム
ーバーが定義されていません。
none
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
20
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS0342E • ANS0350E
ANS0342E
サーバーから受信した CRC がクライア
ントの計算した CRC に一致しません。
説明: サーバーは、バッファーの CRC を送信しまし
た。 クライアントは、同じバッファーの CRC を計算
しました。 その両者が一致しませんでした。 この不一
致は、通信障害があることを示します。
ユーザーの処置: 適切な宛先を使用して、操作を再試行
してください。
ANS0347E
データ・ムーバーが利用できません。
説明: データ・ムーバーが利用できません。
システムの処置: 現行操作は停止します。
システムの処置: 一部の事例では、クライアントがサー
バーに障害を示し、操作を再試行できる場合もありま
す。
ユーザーの処置: 適切なデータ・ムーバーで操作を再試
行してください。
ユーザーの処置: 追加情報がないかトレース・ログをチ
ェックし、操作を再試行します。問題が続く場合は、シ
ステム管理者に連絡してください。
ANS0348E
ANS0343E
説明:
た。
グループ・リーダーまたはグループ・メン
バーに対して無効な操作が試行されまし
た。
無効な操作が論理グループに対して試みられまし
システムの処置:
現行操作は停止します。
ユーザーの処置:
有効な操作を再試行します。
説明: コピー続行オプションが NO に設定されている
ため、操作が失敗しました。
システムの処置: 現行操作は停止します。
ユーザーの処置: この異常終了コードは、コピー続行オ
プションが NO に設定されていることが原因でバック
アップやアーカイブといった保管操作に失敗したことを
示しています。システム管理者はサーバー側でこの問題
を解決する必要があります。
ANS0349E
ANS0344E
sizeEstimate がゼロ・バイトのデータを送
信することはできません。
説明: オブジェクトに関するデータをサイズ見積もり
= 0 で送信することはできません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: サイズ見積もりを dsmSendObj で 0
より大に設定してください。
ANS0345E
リモート・ディスクが定義されていませ
ん。
説明: 定義されていないリモート・ディスクに対して何
らかの操作の実行を試みました。
システムの処置:
現行操作は停止します。
ユーザーの処置:
ください。
適切なリモート・ディスクを定義して
ANS0346E
説明:
ん。
入力の宛先が予測される宛先と一致してい
ません。
入力の宛先が予測される宛先と一致していませ
システムの処置:
現行操作は停止します。
コピー続行オプションが NO に設定され
ているため、操作が失敗しました。
保管操作中に問題が発生したため、トラン
ザクションが失敗しました。
説明: 保管操作中に問題が発生したため、トランザクシ
ョンが失敗しました。このエラーが発生しやすいのは、
次のストレージ・プールに別のコピー・ストレージ・プ
ール・リストが入っている場合なので、弊社ではトラン
ザクションの途中でこのプールに切り替えています。
システムの処置: トランザクションが異常終了しまし
た。
ユーザーの処置: 別個のトランザクションでオブジェク
トを再送してください。
ANS0350E
現在のクライアント構成は、このノードの
DATAWRITEPATH または
DATAREADPATH サーバー・オプション
の値に適合していません。
説明: DATAWRITEPATH および DATAREADPATH
サーバー・オプションの値は、クライアントのデータ送
信先およびデータ読み取り元を指定します。 指定され
たノード名の値は、クライアント構成に対応させてくだ
さい。このエラー・メッセージを受け取るのは、例えば
DATAWRITEPATH に LAN 値が含まれているときにク
ライアントが LAN フリー・プロトコルを使用する構成
になっている場合、またはその逆の場合です。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント、サーバー、およびスト
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
21
ANS0351E • ANS0358E
レージ・エージェントのログを検査して、クライアント
が LAN フリーでデータを送信できなかった理由を調べ
てください。 クライアント構成とサーバー・オプショ
ンに互換性があることを確認してください。
ANS0355E
説明:
ANS0351E
ノードまたはユーザーは、この操作を行う
正しい権限を持っていません。
説明: ノードまたはユーザーは、この操作を行う正しい
権限を持っていません。
システムの処置:
トランザクションは終了します。
ユーザーの処置:
てください。
指定されたオブジェクトの権限を調べ
ANS0352E
操作は、サーバー・ライセンス値のために
許可されていません。
説明: ノードまたはユーザーは、ライセンス値を超える
か、またはライセンス交付を受けていないかのいずれか
の操作を実行しようとしています。
システムの処置: セッションがリジェクトされるか、ト
ランザクションがキャンセルされ、現行操作は終了しま
す。
ユーザーの処置:
ANS0353E
説明: useTsmBuffers を使用する場合は、dataBlk の値
を NULL にする必要があります。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: アプリケーションの呼び出しに問題が
あります。アプリケーションの提供者にお問い合わせく
ださい。
ANS0354E
説明:
ん。
useTsmBuffers を使用する場合は、暗号化
が許可されていません。
useTsmBuffers は暗号化をサポートしていませ
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: useTsmBuffers を使用せずに操作を再
試行するか、この操作の暗号化を使用不可に設定してく
ださい。
22
useTsmBuffers は圧縮をサポートしていません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: useTsmBuffers を使用せずに操作を再
試行してください。
ANS0356E
説明:
ん。
このオブジェクトは暗号化されているた
め、useTsmBuffers を使用してリストアま
たはリトリーブできません。
useTsmBuffers は暗号化をサポートしていませ
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: useTsmBuffers を使用せずに操作を再
試行してください。
ANS0357E
システム管理者にご相談ください。
useTsmBuffers を使用する場合、
dsmSendObj および dsmGetObj への呼
び出しでは、dataBlk を NULL にする必
要があります。
このオブジェクトは圧縮されているため、
useTsmBuffers を使用してリストアまたは
リトリーブできません。
useTsmBuffers を使用する場合は、部分オ
ブジェクト・リストアによるリストアまた
はリトリーブが許可されていません。
説明: useTsmBuffers は、部分オブジェクト・リストア
をサポートしていません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: 呼び出しアプリケーションが部分オブ
ジェクト・リストアまたは useTsmBuffers のいずれかを
使用していることを確認してください。
ANS0358E
暗号鍵が見つかりませんでした。
-encryptkey=prompt を使用している場合
は、encryptionPasswordP フィールドに値
があり、bEncryptKeyEnabled に True が
設定されていることを確認してください。
説明: パスワード・ファイルに暗号鍵が見つからなかっ
たか、アプリケーションによってキーが提供されません
でした。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: -encryptkey=prompt を使用している場
合は、encryptionPasswordP に値があり、
bEncryptKeyEnabled に True が設定されていることを確
認してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS0359E • ANS0405E
ANS0359E
競合する暗号鍵のオプションが指定されて
います。
説明: ENABLEENCRYPTKEY オプションを使用して
いる場合は、TSM API dsmInitExIn_t および
tsmInitExIn_t 構造のパラメーター bEncryptKeyEnabled
を bTrue に設定することはできません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: オプション・ファイルから
ENABLEENCRYPTKEY オプションを除去するか、TSM
API を使用して、プログラム内のパラメーター
bEncryptKeyEnabled に bFalse を設定してください。
ANS0360E
MANAGEDSERVICES オプションの値が
NONE であるため、CAD を開始できま
せん。
説明: オプション・ファイルに MANAGEDSERVICES
NONE が設定されている場合は、CAD は開始されませ
ん。 CAD は Web クライアントまたは TSM のスケジ
ュールを管理するように設計されています。NONE を指
定すると、CAD はサービスを管理しません。
システムの処置:
CAD は処理を停止します。
ユーザーの処置: オプション・ファイルで
MANAGEDSERVICES オプションに WEBCLIENT また
は SCHEDULER を指定してから、CAD を再始動して
ください。
ANS0361I
DIAG:
ANS0401E
ライセンス・ファイルの読み取り障害で
す。
説明: ライセンス・ファイルが見つからないか、あるい
は許可されていないためオープンできなかったか、また
はそのファイルが壊されています。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: ファイルのアクセス権を確認してくだ
さい。ライセンス・ファイルが正しい場所にあるか確認
してください。
ANS0402E
ライセンス・ファイルの書き込み障害で
す。
説明: ライセンス・ファイルが見つからないか、あるい
は許可の関係でオープンできなかったか、またはファイ
ルが壊されています。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: ファイルのアクセス権を確認してくだ
さい。ライセンス・ファイルが正しい場所にあるかどう
か調べてください。
ANS0403E
ライセンス・ファイル内のデータのフォー
マットが無効です。
説明: このライセンス・ファイルは無効です。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
説明: このメッセージ・テキストは診断用で、IBM サ
ポートが問題判別で使用する情報を提供することを目的
としています。
ユーザーの処置: ユーザーは新規ライセンスを入手する
必要があります。
システムの処置:
ありません。
ANS0404E
ユーザーの処置:
ありません。
ANS0400E
ライセンス・ファイルをオープンできませ
んでした。
説明: ライセンス・ファイルが見つからないか、あるい
は許可の関係でオープンできなかったか、またはファイ
ルが壊されています。
システムの処置:
戻ります。
説明: 登録のストリングが無効です。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: ユーザーは新規ライセンスを入手する
必要があります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: ファイルのアクセス権を確認してくだ
さい。ライセンス・ファイルが正しい場所にあるか確認
してください。
ライセンス・ファイル中のチェックサムが
licenseregistration ストリングと一致しま
せん。
ANS0405E
「試用してから購入」ライセンスの有効期
限が切れています。
説明: 登録のストリングが無効です。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
23
ANS0410E • ANS0420W
ユーザーの処置: ユーザーは新規ライセンスを入手する
必要があります。
ユーザーの処置:
ANS0416E
ANS0410E
説明:
た。
Oracle が無効なモードを渡しました。
Oracle によって、無効なモードが渡されまし
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
システム管理者に連絡してください。
説明:
Oracle が NULL のファイル名を渡しま
した。
Oracle により空のファイル名が渡されました。
間違った読み取り状態
説明: この操作は READ 状態で実行しなければなりま
せん。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
サービス技術員に連絡してください。
ANS0417E
ANS0411E
None
ランタイム API バージョンが古いバージ
ョンです
説明: ランタイム API のほうがコンパイル時 API よ
りレベルが低くなっています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置:
システム管理者に連絡してください。
ユーザーの処置: WHAT コマンドを使用してコンパイ
ル時 API のレベルを調べます。同一またはより高いレ
ベルの API ライブラリーを入手してください。
ANS0412E
説明:
データ・ブロック・サイズが正しくありま
せん。
ブロック・サイズが誤りです。
ANS0418E
間違った書き込み状態
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
説明: この操作は WRITE 状態で実行しなければなり
ません。
ユーザーの処置:
システム管理者に連絡してください。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
サービス技術員に連絡してください。
ANS0413E
オブジェクトは存在しています。
説明: バックアップまたはリストアのオブジェクトが既
に存在しています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: オブジェクトをバックアップする場合
は、必ず固有のオブジェクト名を生成してください。
ANS0414E
同一の Oracle ハンドルではありません。
説明: Oracle から渡されたハンドルが TSM が戻した
ハンドルと同一ではありません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
システム管理者に連絡してください。
ANS0415E
説明:
ファイルの終わりです
ファイルの終わりです。
システムの処置:
戻ります。
24
システムは呼び出しプロシージャーに
ANS0419E
説明:
無効なフラグが渡されました
無効なフラグが Oracle から渡されました。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
システム管理者に連絡してください。
ANS0420W
警告 ! 非活動システム状態のオブジェク
トのリストアは推奨されていません。 続
行しますか ?
説明: 非活動システム状態のオブジェクトにより、シス
テムが不安定になる可能性があります。以下のような問
題例があります。
v システム状態をバックアップした時刻以後にインスト
ールされたアプリケーションが、非活動システム状態
のリストア後に正常に動作しなくなります。
v 非活動システム状態のバックアップを行った後にイン
ストールされた重大なオペレーティング・システム更
新が使用できなくなるか、正常に動作しなくなりま
す。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS0421W • ANS0992E
非活動システム状態のオブジェクトのリストアは、その
必要性が確実でない限り推奨されていません。
システムの処置: Yes で応答すると、クライアントは
オブジェクトをリストアします。No で応答すると、ク
ライアントはこの操作をキャンセルします。
ユーザーの処置: プロンプトに応答してください。 不
確実な場合は No で応答し、システム管理者またはオペ
レーティング・システムのベンダーに相談してから次の
操作を行ってください。
ANS0990W
説明:
す。
オプション・ファイル 'file-name' が見つ
かりません。デフォルトのオプション値が
使用されます。
この警告が出される一般的な理由は次のとおりで
v デフォルト・オプション・ファイルが存在しない。
v TSM クライアントを開始するときに -OPTFILE オプ
ションを指定しなかった
v 環境変数 DSM_CONFIG が設定されなかった。
ANS0421W
ノード・パスワードと指定された ユーザ
ー ID パスワードが同期化できません。
説明: これの前のエラー・メッセージに説明されている
理由により、ノード・パスワードが更新できませんでし
た。
システムの処置: サーバー上でノード・パスワードが更
新されません。次にクライアントを実行するときに、再
びパスワードを求めるプロンプトが出されます。
ユーザーの処置:
ださい。
ANS0422W
前のエラー・メッセージを参照してく
選択したジャーナルのロケーションはネッ
トワーク・ドライブであり、ジャーナル・
サービスからアクセスできない可能性があ
ります。ローカル・ドライブ上のロケーシ
ョンを選択してください。
説明: ジャーナル・データベースを格納するロケーショ
ンとしてネットワーク・デバイスを使用することは推奨
されていません。ネットワーク・デバイスにジャーナ
ル・データベースを置くと、ジャーナル・サービスが実
行されない可能性があります。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: ジャーナル・データベースを格納する
場所として、ローカル・ドライブを選択してください。
システムの処置: TSM は、すべてのクライアント・オ
プションにデフォルトが設定されていると見なし、デフ
ォルト・サーバー名と、dsm.sys ファイルにある関連オ
プションを使用して処理を続行します。
ユーザーの処置: デフォルトのシステム・アクションを
受け入れることが可能である場合は、インストール・デ
ィレクトリーに空の dsm.opt ファイルを作成して、この
メッセージを除去することができます。
クライアント・ユーザー・オプション・ファイル
(dsm.opt) がある場合は、そのファイルをインストー
ル・ディレクトリーに入れるか、あるいは
DSM_CONFIG 環境変数をそのオプション・ファイルの
完全修飾パスおよびファイル名に設定してください。
TSM を構成する情報を、ご使用のオペレーティング・
システム固有の TSM クライアント・マニュアルで確認
してください。問題が続く場合には、援助を求めるため
に TSM 管理者に連絡してください。
ANS0991I
TSM スケジューラーは、サーバー要求を
ポート port number で listen しています
説明: このメッセージは、クライアントがサーバー要求
を listen しているポート番号を示します。メッセージの
ポート番号が、デフォルト値または TCPCLIENTPORT
オプションで指定した値と異なる場合は、ポートが別の
プロセスで使用されていたことによります。
システムの処置:
ANS0423E
ディレクトリー 'filespace
namepath-namefile-name' を作成できませ
ん。パスが存在しません。
説明: IBM Tivoli Storage Manager が自動システム回復
(ASR) に必要なディレクトリーを作成しようとした時
に、オペレーティング・システムが「パスが見つからな
い」状況を返しました。1 つの原因として、マルチディ
スク・システムが単一ディスク・システムにリストアさ
れていることが考えられます。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 同一ハードウェアにリストアしている
ことを確認し、再試行してください。
処理を続行します。
ユーザーの処置: 通常、これ以上のアクションは不要で
す。TSM に特定のポート番号を使用させることが必要
な場合は、その番号が使用可能になるようにシステムま
たはアプリケーションを構成する必要があります。TSM
クライアントを再始動して、望みのポートが使用される
ことを確認してください。
ANS0992E
宛先ファイル・スペースまたはドライブ名
が使用できません。詳しくは
dsmerror.log を参照してください。
説明: システムは、到達できない宛先にリストアまたは
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
25
ANS0993E • ANS1004W
リトリーブしようとしました。指定したファイル・スペ
ース名またはドライブ名が無効か、存在しないか、ある
いは解決できないローカル共有名を指定しています。
通信の構成については、ご使用のオペレーティング・シ
ステムの TSM クライアントのマニュアルを参照してく
ださい。
システムの処置: このファイル・スペースの一部となっ
ているオブジェクトは処理されません。
ANS1001E
ユーザーの処置: コマンドを再試行し、処理されなかっ
たオブジェクトに別の宛先を指定してください。
ANS0993E
ソース仕様「source」のフォーマットが無
効です。
説明: ファイル・システムは中括弧で囲む必要があり、
ワイルドカードは下位レベル以外には使用できません。
システムの処置:
コマンド処理は終了します。
ユーザーの処置:
てください。
仕様を訂正して、コマンドを再試行し
ANS0994E
仮想ファイル・スペース名またはグループ
名の指定のストリング「string」は無効で
す。
説明: 入力した仮想ファイル・スペース名またはグルー
プ名の指定には、ワイルドカード文字が含まれていま
す。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しい仮想ファイル・スペース名とグ
ループ名を入力して、再試行してください。pick オプシ
ョンを使用してグループのリストを表示し、そこからグ
ループを 1 つ選択することができます。
ANS0995E
ボリューム「volume-name」がロックでき
ませんでした。
説明: ボリュームをロックするシステム呼び出しが失敗
しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 他のアプリケーションがボリュームに
アクセスしていないことを確認してください。イメージ
のリストア時には、TSM にボリュームの排他使用がで
きる必要があります。
ANS1000E
説明:
サポートされていない通信方式が指定され
ました。
ありません。
システムの処置:
処理は停止します。
バックアップしようとしているボリューム
が、システム・ボリュームではありません
でした。 スキップしました。
説明: ユーザーはシステム・ボリュームのみをバックア
ップすることを指定しました。 このボリュームは、シ
ステム・ボリュームではないためバックアップされませ
んでした。
システムの処置:
んでした。
ボリュームは、バックアップされませ
ユーザーの処置: このボリュームをバックアップするに
は、すべてのオプションを使うか、イメージ・バックア
ップ・コマンドを使ってください。
ANS1002I
MOS イメージを作成しています。 しば
らくかかります。
説明: ミニ・オペレーティング・システム・イメージを
作成しています。 作成するにはしばらくかかります。
システムの処置:
TSM は必要な情報を集めています。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1003E
バックアップは、ノード = node-name、
ファイル・システム = fs-name、エラー番
号 = error-code、理由: error-reason で開
始に失敗しました。
説明: リモート・ノードのバックアップを開始しようと
して失敗しました。
システムの処置: バックアップは失敗します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合は、サーバー管理者に連絡してください。
ANS1004W
ノードのテープ・マウントの最大許容数を
超えました。 「filespace-name」について
の操作は、後で再試行されます。
説明: ノードのテープ・マウントの最大許容数を超えま
した。 操作は、後で再試行されます。
システムの処置:
操作は再試行されます。
ユーザーの処置: この状況を再現しないように、サーバ
ー上のこのノードについて許可されるテープ・マウント
の数を増やしてください。
ユーザーの処置: ご使用のオペレーティング・システム
の TSM クライアントによってサポートされる通信イン
ターフェースを指定してください。TSM クライアント
26
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1005I • ANS1009W
ANS1005I
ソケット = socket-id、エラー番号 =
error-code、理由: error-reason で TCP/IP
読み取りエラーです。
説明: TCP/IP 接続を使用してデータを受信する試みは
失敗しました。理由が「ピアによる接続のリセット」で
ある場合は、サーバー制御接続時間がタイムアウトにな
った可能性があります。このことが発生する可能性があ
るのは、ファイル転送時間がサーバーで設定された
IDLETIMEOUT 値より大きい場合です。
システムの処置:
す。
サーバーへの TCP/IP 接続が失敗しま
ユーザーの処置: タイムアウトの原因がファイル転送時
間が大きかったことにある場合は、このメッセージは無
視できます。クライアントは自動的にサーバーと再接続
し、データの転送を完了して、統計を送信します。 サ
ーバー・オプション・ファイルの IDLETIMEOUT 値を
大きくすることを考慮してもかまいません。
ANS1006I
ソケット = socket-id、エラー番号 =
error-code、理由: error-reason で TCP/IP
書き込みエラーです。
v そのファイルが INCLUDE 文で指定された管理クラ
スにバインドされている場合は、その管理クラスにバ
ックアップ・コピー・グループがあることを確認して
ください。
v TSM サーバーが複数ある場合は、正しいサーバーに
接続していることを確認してください。
v 適切な管理クラスが見つからない場合は、TSM 管理
者に連絡して、支援を依頼してください。
ANS1008E
説明: このファイル (object-name) の管理クラスには、
指定されたアーカイブ・コピー・グループがありません
でした。
システムの処置: TSM はファイルをバックアップしま
せんでした。
ユーザーの処置: システム管理者にご相談ください。
ANS1009W
説明: TCP/IP 接続を使用してデータを送信する試みは
失敗しました。
システムの処置:
サーバーへの接続は失敗します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合は、システム管理者に連絡してください。
ANS1007E
オブジェクト 'object-nameobjectnameobject-name' の送信が失敗しました。
バックアップ・コピー・グループがありま
せん。
説明: このファイル (object-name) の管理クラスにはバ
ックアップ・コピー・グループがありません。 デフォ
ルト管理クラスにはバックアップ・コピー・グループが
ないか、INCLUDE 文がバックアップ・コピー・グルー
プを持たない管理クラスにファイルのバインドを試みて
いるかのどちらかです。
システムの処置:
せんでした。
TSM はファイルをバックアップしま
オブジェクト 'object-nameobjectnameobject-name' の送信が失敗しました:
アーカイブ・コピー・グループがありませ
ん
オペレーティング・システムの包含/除外
ステートメントの処理中にエラーが発生し
ました。このエラーは subsystemname の
処理中に検出されました。
説明: クライアントが、オペレーティング・システムか
らの自動包含/除外ステートメントの取得中にエラーを検
出しました。 このエラーについて考えられる理由には
以下のものがあります。
v 指定されたレジストリー・キーをオープンして読み取
ることができない
v このキーの下の項目に正しくないデータがある
システムの処置: オペレーティング・システムの包含/
除外ステートメントの完全なリストなしで処理を続行し
ます。
ユーザーの処置: 指定したレジストリー・キーへのアク
セス権限を持っていること、およびキーの項目が以下の
ものを含む MULTISZ 値であることを確認してくださ
い。
v 個別ファイル
ユーザーの処置: DSMC QUERY MGMTCLASS
-DETAIL を実行して、使用可能な管理クラスの情報を
表示してください。
v ディレクトリー
v そのファイルがデフォルト管理クラスにバインドされ
ている場合は、その管理クラスにバックアップ・コピ
ー・グループがあることを確認してください。
v /s スイッチ (/s はディレクトリー項目またはワイルド
カード項目 (またはその両方) に使用され、このディ
レクトリーのすべてのサブディレクトリーを除外する
ことを示します)
v ワイルドカード項目
v 環境変数
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
27
ANS1010E • ANS1020E
このメッセージの原因を判別または解決できない場合
は、援助を求めるために IBM テクニカル・サポートに
連絡してください。
ANS1010E
'filespace-name' の処理中にエラーが発生
しました。サポートされないファイル・シ
ステム操作です。
説明: ファイル・システムでは、ファイルまたはディレ
クトリーを処理するために必要な操作がサポートされて
いません。
システムの処置: ファイルまたはディレクトリーはスキ
ップされます。 発生した具体的なエラーによっては、
Solaris クライアント上での処理が停止する場合がありま
す。
ユーザーの処置: ファイル・システムが TSM クライ
アントでサポートされていることを確認してください。
リストアまたはリトリーブが失敗した場合、別の位置に
対して操作を再試行してください。この問題が続く場合
は、システム問題のその他の指示を探してください。フ
ァイル・システムの不整合を検査して修復するオペレー
ティング・システム・ユーティリティーを実行する必要
がある場合があります。 それでも問題が解決しない場
合は、援助を求めるために TSM 管理者に連絡してくだ
さい。
ANS1015E
セッションはリジェクトされます。 サー
バーは、アーカイブ保存保護が使用可能に
なっていないクライアントのサインオンを
許可していません。
説明: サーバーのアーカイブ保存保護が使用可能でも、
クライアントでは使用不可なので、クライアントはサー
バーへの接続を確立できません。
システムの処置:
セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置:
システム管理者にご相談ください。
ANS1016I
「pathname」と一致する適格なファイルは
検出されませんでした。
説明: バックアップまたはアーカイブ操作は完了しまし
たが、ファイルは処理されませんでした。これについて
考えられる理由には、以下のものが含まれます。
v バックアップまたはアーカイブの対象としたディレク
トリーにファイルがない
ANS1017E
セッションはリジェクトされました。
TCP/IP 接続障害。
説明: TCP/IP 通信を使用したサーバーとの接続の試み
が失敗しました。これは、クライアント・オプション・
ファイルの TCP/IP オプションの不正な設定による場合
があります。このエラーは、LAN 接続がダウンした場
合、あるいはシステム管理者がバックアップ操作をキャ
ンセルした場合にも生じる可能性があります。
システムの処置: セッションはリジェクトされました。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行するか、あるいはサーバ
ーがバックアップされるのを待ち、その後操作を再試行
してください。問題が解決されない場合は、システム管
理者にさらなる支援を要請してください。
ANS1018E
ポート port number は既に使用されてい
ます
説明: TCPCLIENTPORT オプションによって指定され
たポートは別のプロセスによって使用されています。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: サーバー管理者に連絡し、サーバー開
始接続に別のポートをセットアップしてください。 そ
の新しいポート番号に TCPCLIENTPORT を更新してく
ださい。
ANS1019E
ボリュームをオープンできませんでした。
説明: TSM がバックアップまたはリストア操作のため
にボリュームをオープンしようとしたときにエラーが発
生しました。
システムの処置:
要求された操作は実行されません。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、この
エラーに関連している追加のメッセージがないか確認し
てください。ボリュームが使用可能であり、他のプロセ
スによってロックされていないことを確認してくださ
い。操作を再試行してください。問題が解決しない場合
は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、支援を依
頼してください。
ANS1020E
システム・オブジェクト・バックアップが
失敗しました。
v ファイルがバックアップまたはアーカイブから除外さ
れている
説明: Windows システム・オブジェクト・ファイルの
バックアップ中にエラーが起こりました。 バックアッ
プは完了しませんでした。
システムの処置:
None
システムの処置:
ユーザーの処置:
入力したパスを検査してください。
ユーザーの処置: システム管理者にエラー・ログを確認
するよう依頼してください。エラー・ログに示されるシ
28
処理は停止しました。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1021E • ANS1029E
ステム・オブジェクトに関連した Windows サービスを
再始動し、バックアップ操作を再試行してください。
ANS1021E
システム・オブジェクトのリストアが失敗
しました。
説明: Windows システム・オブジェクト・ファイルの
リストア中にエラーが起こりました。 リストアは完了
しませんでした。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: システム管理者にエラー・ログを確認
するよう依頼してください。マシンを再始動し、エラ
ー・ログに示されるシステム・オブジェクトを再度リス
トアしてください。
ANS1022E
ノード: node-name ファイル・システム:
fs-name 操作: op-type エラー: error のキ
ャンセルが失敗しました。
説明: リモート操作のキャンセル要求が失敗しました。
ノード、ファイル・スペース、操作、および失敗の理由
が示されます。
システムの処置:
TSM 操作はキャンセルされません。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
ANS1023E
セッションはリジェクトされました。ノー
ド・タイプのミスマッチです。
説明: ノード名が異なるタイプのオペレーティング・シ
ステム (OS/2 または AIX など) と関連しており、この
システムでは使用することができません。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: 新規ノード名が必要な場合は、その割
り当てをシステム管理者に依頼してください。一般的に
は、サーバーへのアクセスを必要とする各マシンとオペ
レーティング・システムの組み合わせに関して固有のノ
ード名があります。
ANS1024E
サーバー上で 'filespace
namepath-namefile-name' の 'backup type'
バックアップのバックアップ属性の更新に
失敗しました。オブジェクト ID
'object-id:object-id' 戻りコード 'return
code'。
説明: TSM は、サーバー上の指定されたバックアッ
プ・オブジェクトの属性の更新に失敗しました。サーバ
ーは、バックアップの正しい状態を反映していない可能
性があります。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: 詳細については、エラー・ログの先行
エラー・メッセージを調べてください。操作を再試行し
てください。問題が続いて起こる場合には、TSM 管理
者に連絡してください。
ANS1025E
セッションはリジェクトされました。認証
障害です。
説明: Authentication failure. 間違ったパスワードが入力
されました。
システムの処置: TSM は現行操作をキャンセルしまし
た。
ユーザーの処置: 正しいパスワードを入力します。正し
いパスワードを思い出せない場合は、ノード名に対する
新規パスワードの割り当てをシステム管理者に依頼して
ください。
ANS1026E
セッションはリジェクトされます。通信プ
ロトコル・エラーがありました。
説明: クライアントが予期しないネットワーク・メッセ
ージを受信しました。 この原因は、おそらく、ネット
ワークに問題があったかプログラミング・エラーがあっ
たからです。
システムの処置: TSM は現行操作をキャンセルしまし
た。
ユーザーの処置: 通信パスが正しく機能しているかを確
認して、操作を再試行してください。 問題が解決しな
い場合は、TSM 管理者に連絡して、支援を依頼してく
ださい。
ANS1028S
内部プログラム・エラーが発生しました。
説明: TSM に予期しない状態が発生したため、操作を
続行できません。これはプログラミング・エラーである
可能性があります。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合には、援助を求めるために TSM 管理者か IBM
のテクニカル・サポートに連絡してください。
ANS1029E
TSM サーバーとの通信が失われていま
す。
説明: このメッセージは、TSM サーバーとのセッショ
ンが予期しないで失われた後で発行されます。クライア
ントのエラー・ログに、この問題に関する追加情報が含
まれることがあります。
システムの処置: 処理は停止します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
29
ANS1030E • ANS1033E
ユーザーの処置:
ANS1031E
v TSM クライアントを再始動して、操作を再試行して
ください。
v 問題が続く場合には、クライアントのエラー・ログに
この問題に関する他のメッセージがないかどうか確認
してください。
v TSM クライアント・マシンと TSM サーバー・マシ
ンの間にネットワーク接続があることを確認してくだ
さい。
v TSM 管理者に連絡して、支援を依頼してください。
TSM 管理者は、TSM サーバー・アクティビティー・
ログによってこの問題の追加情報を検討します。
ANS1030E
オペレーティング・システムによって、
TSM のメモリー割り振り要求が拒否され
ました。
説明: 処理を進めるための情報を保管するために、
TSM がメモリーにアクセスする必要があります。この
場合は、オペレーティング・システムが割り振れる以上
のメモリーが要求されています。考えられる理由は次の
とおりです。
TCP/IP 接続を確立しようとしましたが、
接続が行なわれる前にタイムアウトとなり
ました。
説明: 接続試行のオブジェクトが割り当てられた待ち時
間以内に応答できませんでした。B/A クライアントの場
合、dsmerror.log ではこのメッセージの前に ANS5216E
メッセージが表示され、失敗した接続の詳細が示されま
す。この状態は一時的なものです。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
v TSM クライアントを再始動して、操作を再試行して
ください。
v クライアント・オプション・ファイルを確認して、
TCPSERVERADDRESS および TCPPORT が TSM サ
ーバーの正しい TCP/IP アドレスとポート番号を指定
していることを確認してください。
v TSM クライアント・マシンと TSM サーバー・マシ
ンの間にネットワーク接続があることを確認してくだ
さい。
v システムのメモリーが少なくなっています。
v 問題が続く場合には、援助を求めるために TSM 管理
者に連絡してください。
v プログラムが実行するプロセスが、割り当て可能な最
大のメモリーを超えました。
ANS1032E
v その他の何らかのエラー状態が発生したため、プログ
ラムがメモリー不足と認識しています。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: 不要なアプリケーションをすべてクロ
ーズし、操作を再試行してください。それでも操作が失
敗する場合は、タスクをいくつかの小さい単位に分割し
てみてください。 例えば、ファイル指定に高位のディ
レクトリーが含まれる場合、各ディレクトリーごとに順
番に TSM のタスクを実行してください。TSM タスク
が増分バックアップの場合、オプション
"-memoryefficientbackup=yes" を使用してください。
リソース限度をサポートする UNIX システムでは、次
のコマンドを入力してメモリーのリソース限度が小さす
ぎるかどうかをチェックしてください。
ulimit -a
得られたデータに基づいて、UNIX システムのルート・
ユーザーにリソース限度を大きくして現在のデフォルト
を指定変更するよう依頼することができます。UNIX シ
ステムのルート・ユーザーはリソース限度を大きくする
権限を持っています。
30
TCP/IP 接続を確立しようとしましたが、
ホストによってリジェクトされました。
説明: TCP/IP 接続確立の試みは、サーバーによってリ
ジェクトされました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: サーバーが十分に初期化されていない
か、現在稼働されていないか、TCP/IP 通信のために使
用可能となっていないか、あるいは誤りのある TCP/IP
ポート番号が指定されています。問題が解決されない場
合は、システム管理者にご相談ください。
ANS1033E
無効な TCP/IP アドレスが指定されまし
た。
説明: TSM クライアントの TCPSERVERADDRESS 設
定で指定されている TCP/IP アドレスをネットワークで
検出できません。このエラーの一般的な理由は次の通り
です。
v TCPSERVERADDRESS クライアント・オプションが
TSM サーバーに対する TCP/IP アドレスを誤って指
定しています。
v TSM サーバーをホストするマシンがネットワーク上
にありません。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1034E • ANS1038S
v ネットワークの問題があるために、TSM クライアン
トが TSM サーバーをホストするマシンを検出できま
せん。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: TCPSERVERADDRESS と TCPPORT
の設定値が、TSM サーバーに対して正しいことを確認
してください。オペレーティング・システムの PING
(または同様の) ユーティリティーを使用して、ご使用の
マシンからネットワーク内の TSM サーバーをホストす
るマシンの場所を探索できることを確認してください。
操作を再試行してください。 問題が続く場合には、援
助を求めるために TSM 管理者に連絡してください。
ANS1034E
指定された TCP/IP ホスト名は到達不能
です。
説明: TCPSERVERADDRESS ステートメント内で指定
された TCP/IP ホスト名に到達することができません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: オプション・ファイルを検査し、
TCPSERVERADDRESS ステートメントが正しいかどう
か調べます。管理者にサーバーの名前を問い合わせてく
ださい。
ANS1035S
説明:
オプション・ファイル 'file-name' が見つ
からなかったか、読み取れません。
このエラーの一般的な理由は次の通りです。
v 省略時オプション・ファイルが存在していません。
v IBM Tivoli Storage Manager クライアントを開始する
ときに -OPTFILE オプションを指定しましたが、準
備したオプション・ファイルが存在しません。
権限が設定され、そのファイルがシステムの標準ファイ
ル・エンコードであることを確認してください。例え
ば、Windows で必要なファイル・エンコードは ANSI
です。ご使用のオペレーティング・システムに固有の
IBM Tivoli Storage Manager クライアント・マニュアル
で構成情報を確認してください。問題が解決しない場合
は、IBM Tivoli Storage Manager 管理者に連絡して支援
を求めてください。
ANS1036S
オプション 'option' またはそれに提供さ
れた値が無効です。これは、オプション・
ファイル 'file-name' において次の行番号
で見つかりました。number 完全な入力:
'entry'
説明: TSM オプション・ファイル (file-name) またはコ
マンド行に指定された option オプションが間違ってい
ます。オプション自体またはその値が無効です。日付ま
たは時刻指定が含まれているオプションの場合、日付ま
たは時刻の形式が、DATEFORMAT オプションまたは
TIMEFORMAT オプションで指定された形式と一致して
いない可能性があります。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: オプション名または値を訂正してくだ
さい。 日付または時刻を指定するオプションの場合、
指定された日付または時刻が DATEFORMAT 設定およ
び TIMEFORMAT 設定と一致することを確認してくだ
さい。 -DATEFORMAT または -TIMEFORMAT をコマ
ンド行に指定する場合、日付または時刻を指定するオプ
ションを先に置く必要があります。 例え
ば、-FROMDATE=yyyy-mm-dd -DATEFORMAT=3 では
なく、-DATEFORMAT=3 -FROMDATE=yyyy-mm-dd を
使用してください。
v DSM_CONFIG (IBM Tivoli Storage Manager API を
使用している場合は DSMI_CONFIG) 環境変数が、存
在しないオプション・ファイルを指定しています。
ANS1037S
v IBM Tivoli Storage Manager クライアントを開始する
ときに -OPTFILE オプションを指定しましたが、指
定したオプション・ファイルがシステムの標準ファイ
ル・エンコードではありません。例えば、Windows
で必要なファイル・エンコードは ANSI です。
システムの処置: 処理は停止しました。
v IBM Tivoli Storage Manager クライアントを開始する
ときに -OPTFILE オプションを指定しましたが、操
作を実行しているユーザーにはその指定済みオプショ
ン・ファイルに対する適切な読み取り権限がありませ
ん。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager クライア
ント処理は停止します。
ユーザーの処置: 使用するオプション・ファイルが存在
し、そのファイルに操作を実行するユーザーの読み取り
無効なキーワードが指定されました。
説明: TSM はオプション・ファイル内に誤りのあるキ
ーワードを検出しました。
ユーザーの処置: 有効な入力でオプション・ファイルを
訂正します。
ANS1038S
無効なオプションが指定されました。
説明: 誤りのあるオプションが TSM に対して指定さ
れました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: TSM を実行するために使用されるオ
プションを訂正します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
31
ANS1039S • ANS1047E
ANS1039S
包含パターンまたは除外パターンを解析で
きません。
説明: パターンのフォーマットが誤っているか、または
複雑すぎるために TSM が解釈できません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 包含パターンまたは除外パターンが正
しく指定されていることを確認してください。パターン
が正しい場合には、IBM のテクニカル・サポートに連
絡して援助を求めてください。
ANS1040S
包含/除外のパターンの右大括弧が脱落し
ています。
ANS1044S
未解決の環境名 'environment-name'。この
ファイル・スペースは無視されます。 処
理を続行します。
説明: オプション・ファイル中に指定された
environment-name は無効です。
システムの処置:
TSM は現行操作の続行を試みます。
ユーザーの処置: オプション・ファイル中の環境変数を
検査して、正しい環境変数を使用してください。 操作
を再試行してください。
ANS1045S
環境変数の構文エラー。
説明: 包含または除外のパターンの構成が正しくありま
せん。右大括弧が欠落しています。
説明: オプション・ファイルの中に正しくない構文が指
定されています。変数が中括弧で囲まれていることを確
認してください。
システムの処置:
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: パターンの構文を訂正してください。
ANS1041S
包含/除外のパターンはディレクトリー区
切り文字で始まらなければなりません。
説明: 包含または除外パターンは、ディレクトリー区切
り文字で始まらなければなりません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: パターンの構文を訂正してください。
ANS1042S
Include/Exclude パターンからディレクト
リーの開始または終了区切り文字が欠落し
ています。
説明:
1. この Include/Exclude パターンには、ディレクトリー
の開始または終了区切り文字がない「...」が含まれて
います。
2. Windows の場合、ドライブ区切り文字の直後にディ
レクトリー区切り文字がありません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
パターンの構文を訂正してください。
ANS1043S
引用符が一致していません。
説明: パターン内に指定された引用符が同一でなく、対
になりません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 構文中に対をなす引用符を使用してパ
ターンを訂正します。
32
TSM は現行操作の続行を試みます。
ユーザーの処置: オプション・ファイル中の環境変数の
構文を検査します。これを訂正してから、操作を再試行
してください。
ANS1046S
変数 'environment-name' の環境ストリン
グが長すぎます。 1024 を超えた文字は無
視されます。
説明: 環境変数が長すぎるストリングに拡張されまし
た。ストリングが 1023 文字以内の長さになるようにし
てください。
システムの処置:
TSM は現行操作の続行を試みます。
ユーザーの処置: 環境ストリングの長さを検査して、複
数の環境変数を使用してより短いストリングに分割して
ください。
ANS1047E
宛先ファイル・システムが使用できませ
ん。以下のオブジェクトはスキップされま
した。ファイル・スペース:
'filespace-name' パス名: 'path-name' ファ
イル名: 'file-name'
説明: クライアントが指定されたオブジェクトを宛先に
リストアまたはリトリーブしようとしましたが、この宛
先が存在していないか、または到達できません。
システムの処置: オブジェクトはリストアまたはリトリ
ーブされません。次のオブジェクトについて処理を続行
します。
ユーザーの処置: 他の宛先を使用してコマンドを再試行
してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1048E • ANS1054E
ANS1048E
デバイス volname はローカルではありま
せん。
説明: 選択されたパスはローカル・デバイスではないの
で、イメージ操作に有効なオブジェクトではありませ
ん。
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリューム操作
は実行されません。
ユーザーの処置:
い。
ANS1049E
別のオブジェクトを選択してくださ
'filename' は、イメージ・リストアの場合
の有効な宛先ファイルではありません。
説明: 指定したファイル名は、ファイルに無効な名前
か、ディレクトリーです。
システムの処置:
リストア処理は停止しました。
ユーザーの処置: イメージ・リストア用の正しいファイ
ル名を指定してください。
ANS1050E
TSM は、VSS インスタント・リストア
を実行するまでは、ボリューム
「volume-name」をロックできません。
説明: 別のアプリケーションがそのボリューム上のファ
イル・システムにアクセスしているため、ボリュームを
ロックできません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ボリューム上でオープンなハンドルを
持つアプリケーションを停止または中断してください。
ファイル・システム・リストアの場合、VSS インスタ
ント・リストアで使用されるファイル・システムにアク
セスしているアプリケーションをクローズしてくださ
い。
ファイル・システムにアクセスしているアプリケーショ
ンをクローズできない場合は、そのファイル・システム
をアンマウントしてください。 アンマウント処理が完
了したら、ファイル・システムをマウントして、VSS
インスタント・リストアを実行してください。
詳しくは、TSM のエラー・ログ・ファイル
DSMERROR.LOG を参照してください。
ANS1051I
説明:
パスワードが無効です。
ANS1052E
ストレージ・エージェントへの直接接続は
許可されていません。
説明: ストレージ・エージェントに直接には接続できま
せん。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: ストレージ・エージェントを使用して
LAN フリー操作を実行するには、オプション・ファイ
ルに ENABLELANFREE を指定して、処理を再始動し
ます。
ANS1053I
既存のファイル・スペース filespace-name
は、filespace-name に名前変更されまし
た。
説明: ファイル・スペースが Windows システム状態用
の場合、TSM バックアップ・アーカイブ・クライアン
トが大/小文字のみ異なる名前の複数のシステム状態ファ
イル・スペースを検出したときに、このメッセージが発
行されます。以前に TSM 管理者がシステム状態ファイ
ル・スペースを大/小文字違いの同じ名前に変更した場
合、あるいはすべて大文字であるコンピューター名を小
文字に変更したり、大/小文字混合に変更した場合、複数
のシステム状態ファイル・スペースが存在する状況が発
生します。このファイル・スペース名がドライブ・ボリ
ューム・ラベルを示す場合は、このファイル・スペース
は古い TSM バックアップ・アーカイブ・クライアント
によって作成されています。
システムの処置: ファイル・スペースが Windows のシ
ステム状態用の場合、TSM はシステム状態を最新のバ
ックアップを含むファイル・スペースにバックアップし
ます。古いファイル・スペースはこのメッセージに示さ
れているように名前変更されます。後続のシステム状態
バックアップは、システム状態を同じ (最近使用された)
ファイル・スペースにバックアップし続けます。このフ
ァイル・スペース名がドライブ・ボリューム・ラベルを
示す場合は、TSM はファイル・スペースを対応する
UNC 名に名前変更し、そのドライブを名前変更したフ
ァイル・スペースに引き続きバックアップします。
ユーザーの処置: これ以上のアクションは不要です。
ただし、ファイル・スペースが Windows システム状態
用の場合、今後、名前変更した古いシステム状態ファイ
ル・スペースが必要なくなったときは、TSM 管理者に
TSM ストレージからその古いファイル・スペースを削
除するよう依頼してください。
無効なパスワードが入力されました。
システムの処置: TSM は正しいパスワードなしではサ
ーバーに接続できません。
ユーザーの処置: パスワードを入力するか、または正し
いパスワードをシステム管理者に尋ねてください。
ANS1054E
既存のファイル・スペース名
filespace-name を新しいファイル・スペー
ス filespace-name に変更できません。
TSM 戻りコード code = retcode
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
33
ANS1055I • ANS1061E
説明: クライアントが、ボリューム・ラベルの命名規則
から UNC 命名規則へファイル・スペース名をマイグレ
ーションできませんでした。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログと TSM
サーバー・アクティビティー・ログで、問題の識別に役
立つメッセージが他にないかどうか確認してください。
この問題が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポ
ートに連絡して、追加の支援を求めてください。
ANS1055I
既存のファイル・スペース名
filespace-name を新しいファイル・スペー
ス名 filespace-name に名前変更しようと
しましたが、ドライブ名が一致しません。
old=drive-letter、new=drive-letter。旧ファ
イル・スペースを無視し、新ファイル・ス
ペースにバックアップしてください。
説明: ボリューム・ラベルを使用する既存のファイル・
スペース名を、UNC フォーマットの命名規則に従って
名前変更しようとしましたが、ドライブ名が一致しませ
ん。既存のファイル・スペースをそのままにし、新しい
ファイル・スペースを作成します。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1056E
共有/ネットワーク・パス share は解決す
ることができません。パスが存在しませ
ん。
説明: バックアップの場合、存在しないかまたは共有に
アクセスするための正しい特権が存在しない共有/ネット
ワークのバックアップを試みます。リストアの場合、解
決できない共有/ネットワーク・パスのリストアを試みま
す。ディレクトリー・パスが存在しません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 宛先を指定してコマンドを再試行する
かまたは、まずディレクトリー・ツリーをリストアして
から共有ポイントをリストアしてください。
ANS1057I
ファイル・スペース名 filespace-name を
新しいファイル・スペース filespace-name
に変更できませんでした。この新しいファ
イル・スペースが既に存在しています。
説明: TSM サーバーに新しいファイル・スペースが既
に存在しているため、クライアントが、ボリューム・ラ
ベルの命名規則から UNC 命名規則へファイル・スペー
ス名をマイグレーションできませんでした。
システムの処置:
34
操作は新しいファイル・スペースを使
用して続行されます。 古いファイル・スペースは無視
されます。
ユーザーの処置: アクションは必要ありませんが、古い
ファイル・スペースのデータが今後不要である場合は、
TSM サーバーからこのデータを削除できます。
ANS1058E
リストアの宛先に到達できません。
説明: 宛先ファイル・システムが無効であるか、到達で
きません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
してください。
他の宛先を使用してコマンドを再試行
ANS1059E
同じイメージ名の 2 つの非活動オブジェ
クトが選択されました。処理は終了しま
す。
説明: 同じイメージ・オブジェクト (ロジカル・ボリュ
ーム) の複数の非活動バージョンを選択しました。 シス
テムは、ユーザーがどちらをリストアしたいのかを決定
できません。
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリュームのリ
ストアは実行されません。
ユーザーの処置: 活動バージョンを選択するか、リスト
アしたいボリュームの非活動バージョンを 1 つだけ選
択して、操作を再試行してください。
ANS1060E
指定されたパスはマウントされたファイ
ル・システムではありません。
説明: このシステムにマウントされたファイル・システ
ムに対応しないファイル・システム名が入力されまし
た。 ファイル・システム名のミススペルか、単にその
ファイル・システムが今はマウントされていないだけの
可能性があります。
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリューム操作
は実行されません。
ユーザーの処置: マウントされているファイル・システ
ムの名前を使用して、操作を再試行してください。
ANS1061E
指定されたデバイスはマウントされたファ
イル・システムに対応しています。ファイ
ル・システム名で指定する必要がありま
す。
説明: マウントされたファイル・システムにマップされ
た論理デバイス名が入力されました。このボリュームは
そのファイル・システム名だけで参照する必要がありま
す。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1062E • ANS1068E
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリューム操作
は実行されません。
ユーザーの処置: すべての TSM コンポーネントを再
インストールします。
ユーザーの処置: デバイス名の代わりにファイル・シス
テム名を使用して、操作を再試行してください。
ANS1066E
ANS1062E
宛先が入力されたときは、1 つのイメージ
だけを選択できます。
説明: 複数のイメージ・オブジェクト (ロジカル・ボリ
ューム) がリストアするものとして選択されました。 1
つの宛先も指定されました。 システムは複数のイメー
ジを 1 つの宛先ボリュームに入れることはできませ
ん。 複数のオブジェクトが選択された場合は、それぞ
れを元の位置にリストアする必要があります。
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリュームのリ
ストアは実行されません。
ユーザーの処置: 所与の宛先にリストアするオブジェク
トを 1 つ選択して操作をやり直すか、宛先を入力せず
に操作を再試行してください。
ANS1063E
説明:
指定されたパスが有効なファイル・システ
ムまたは論理ボリューム名ではありませ
ん。
ありません。
システムの処置:
ません。
ロジカル・ボリューム操作は実行され
ユーザーの処置:
てください。
有効なパスを使用して操作を再試行し
ANS1064E
説明:
イメージ操作の処理中に予期しないエラー
が発生しました。
ありません。
システムの処置:
要求された操作は実行されません。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、この
メッセージの前後に発行された他のメッセージがないか
を調べます。 可能であれば、問題をすべて訂正してく
ださい。このメッセージの原因を判別または解決できな
い場合は、援助を求めるために IBM テクニカル・サポ
ートに連絡してください。
ANS1065E
イメージ・ユーティリティーのライブラリ
ー・バージョンが、TSM API のものと一
致していません。
説明: 現行システムのインストール済みコンポーネント
が混乱しています。
リストア操作は正常に完了しましたが、フ
ァイル・システムを再マウントできません
でした。
説明: ありません。
システムの処置: ファイル・システムはまだ取り外され
たままです。
ユーザーの処置: マウント・コマンドを使用してファイ
ル・システムをマウントしてください。AIX では、オペ
レーティング・システムが要求した場合は fsck を実行
します。
ANS1067E
システム機能への呼び出しで、予期しない
エラーが戻されました。
説明: JFS2 スナップショットをベースとした操作を実
行している場合は、スナップショットの大きさが、スナ
ップショットの作成後にファイル・システムに対して行
われたすべての変更を含めるのに十分ではなかったこと
が考えられます。これが原因でスナップショットが無効
になったために、TSM クライアントがスナップショッ
トを読み取れなかった可能性があります。
システムの処置: 要求された操作は実行されません。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、この
エラーに関連している追加のメッセージがないか確認し
てください。操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
JFS2 スナップショットをベースにした操作を実行して
いる場合は、デフォルトの snapshotcachesize である
100% を使用し、ボリューム・グループに少なくともフ
ァイル・システムと同じ大きさのスナップショットを割
り振るのに十分なディスク・スペースがあることを確認
して、操作を再試行してください。
ANS1068E
デバイスはローカルではありません。
説明: 選択されたパスはローカル・デバイスではないの
で、イメージ操作に有効なオブジェクトではありませ
ん。
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリューム操作
は実行されません。
ユーザーの処置: 別のオブジェクトを選択してくださ
い。
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリューム操作
は実行されません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
35
ANS1069E • ANS1075E
ANS1069E
デバイスからデータを読み取り中にエラー
が発生しました。
説明: デバイスからデータを読み取り中にエラーが発生
しました。 Windows のみ: ドライブ上に不良セクター
のあるおそれがあります。
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリューム操作
は実行されません。
ユーザーの処置: 操作を再試行します。詳細について
は、エラー・ログをチェックしてください。 Windows
のみ: chkdsk /r を実行してから、再試行してください。
それでも問題が解決しない場合は、代替手段として、通
常のバックアップ (イメージ・バックアップではなく)
によりドライブ全体をバックアップします。必ずすべて
のデータがバックアップされるようにしてください。
そのあと、/q という高速フォーマット・オプションは使
用せずに、当該ドライブに完全フォーマットをかけてく
ださい。 その後で、データのリストアをし、イメー
ジ・バックアップ操作を再試行してください。
ANS1070E
書き込みエラー
ユーザーの処置: システム・フォーマット・ユーティリ
ティーを使用し、TSM を実行しようとする全ドライブ
上に固有のボリューム・ラベルを指定します。
ANS1073E
ドメイン 'domain-name' のファイル・ス
ペースが TSM サーバーで見つかりませ
んでした。
説明: 指定されたファイル・スペースはサーバー上にあ
ると期待されましたが、現在は存在しません。 現行操
作の進行中にコマンドが実行されて、ファイル・スペー
スがサーバーから削除された可能性があります。
システムの処置:
TSM の処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が再
発する場合は、エラー・ログにこの障害の原因を示す他
のメッセージがないかを調べます。示されている問題の
解決を試行してから、操作を再試行してください。問題
が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポートに連
絡して、支援を依頼してください。
ANS1074W
ユーザーが操作を停止しました。
説明: デバイスにデータを書き込んでいるときにエラー
が発生しました。
説明: ユーザーの要求により操作が停止されました。
通常、これは「Q」キーを 2 回押すと実行されます。
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリューム操作
は実行されません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行します。詳細について
は、エラー・ログをチェックしてください。
ANS1071E
無効なドメイン・ネームが入力されました
: 'domain-name'。
説明: 無効なドメイン domain-name を入力しました。
ドメイン名がファイル・システムになっており、そのフ
ァイル・システムがマウントされていることを検査して
ください。ディレクトリーは、仮想マウント・ポイント
でない限り、ドメイン・オプションで指定できません。
システムの処置: バックアップするドメイン・オプショ
ンに他のファイル・システムが存在する場合は、処理を
続行します。
ユーザーの処置: 有効なドライブまたはファイル・シス
テム名 (ドメイン) を入力してください。
ANS1072E
操作を続行できません。ドライブ
'drive-name' にボリューム・ラベルがあり
ません。
説明: ドメイン・リスト内の指定された drive-name は
ボリューム・ラベルを持ちません。
システムの処置:
36
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1075E
file name(line number) オペレーティン
グ・システムによって IBM Tivoli
Storage Manager のメモリー割り振り要
求が拒否されました。
説明: 処理を進めるための情報を保管するために、IBM
Tivoli Storage Manager がメモリーにアクセスする必要
があります。この場合は、オペレーティング・システム
が割り振れる以上のメモリーが要求されています。考え
られる理由は次のとおりです。
v システムのメモリーが少なくなっています。
v プログラムが実行されるプロセスが、割り振られた最
大メモリーを超えました。
v その他の何らかのエラー状態が発生しました。使用可
能なメモリーがありません。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager は要求さ
れた操作を完了することはできません。
ユーザーの処置: 不要なアプリケーションをすべてクロ
ーズし、操作を再試行してください。それでも操作が失
敗する場合は、タスクをいくつかの小さい単位に分割し
てみてください。 例えば、ファイル指定に高位のディ
レクトリーが含まれる場合、各ディレクトリーごとに順
番に IBM Tivoli Storage Manager のタスクを実行して
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1076E • ANS1085E
ください。IBM Tivoli Storage Manager タスクが増分バ
ックアップの場合、オプション
"-memoryefficientbackup=yes" を使用してください。
リソース限度をサポートする UNIX システムでは、次
のコマンドを入力してメモリーのリソース限度が小さす
ぎるかどうかをチェックすることができます。 ulimit
-a
得られたデータに基づいて、UNIX システムの root ユ
ーザーにリソース限度を現在のデフォルトの限度より大
きくするよう依頼することができます。UNIX システム
のルート・ユーザーはリソース限度を大きくする権限を
持っています。
ANS1076E
指定されたディレクトリー・パス
'pathname' を検出できませんでした。
ユーザーの処置: お使いのオペレーティング・システム
に対応した「バックアップ/アーカイブ・クライアントの
使用」に記載されている正しいファイル指定を入力して
ください。
ANS1082E
無効な宛先ファイル指定「file-name」が入
力されました
説明: 誤りのある文字またはワイルドカード文字を仕様
に含む、宛先 file-name 仕様が入力されました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: お使いのオペレーティング・システム
に対応した「バックアップ/アーカイブ・クライアントの
使用」に記載されている正しいファイル指定を入力して
ください。
説明: 指定されたディレクトリー・パスが無効である
か、または到達できません。
ANS1083E
システムの処置:
説明: 指定されたドライブまたはファイル・システムに
関するファイル (filespace-name) が前にアーカイブされ
ていないときに、ファイルのリトリーブが試行されまし
た。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 有効なディレクトリー・パスを使用し
て操作を再試行してください。
ANS1078S
不明なシステム・エラー error-code が発
生しました。
説明: クライアント・プログラム内で、TSM が認識で
きないエラー error-code が発生しました。
システムの処置:
クライアントは停止します。
ユーザーの処置: エラー・ログで、エラーの理由を示す
その他のメッセージを調べてください。示されている問
題の解決を試行してから、操作を再試行してください。
問題が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポート
に連絡して、支援を依頼してください。
ANS1079E
ファイル指定が入力されていません。
'filespace-name' について、既にアーカイ
ブされたファイルはありません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しいドライブまたはファイル・シス
テムが指定されたこと、またファイルがユーザーによる
リトリーブのためにアーカイブされていることを確認し
ます。
ANS1084E
「filespace-name」で以前にバックアップ
されたファイルがないか、または指定した
ファイル・スペースが現行オペレーティン
グ・システムでは無効です。
説明: ファイルはリストアできません。ファイル・スペ
ースまたはドライブが無効か、またはバックアップ・コ
ピーがありません。
説明: プロンプトに対してファイル指定が入力されませ
んでした。
システムの処置: 処理は停止します。
システムの処置:
せんでした。
TSM は、要求された操作を続行しま
ユーザーの処置: 有効なドライブまたはファイル・スペ
ースを指定してください。 バックアップ・コピーがあ
ることを確認してください。
ユーザーの処置:
ファイル指定を入力して継続します。
ANS1085E
ANS1081E
無効な検索ファイル指定 'string' が入力さ
れました。
説明: 誤りのある文字またはワイルドカード文字がドラ
イブ指定またはファイル・システム名に含まれる、ファ
イル指定または探索 string が入力されました。
システムの処置:
処理は停止しました。
アーカイブ管理クラスの指定変更名を保管
するメモリーがありません。
説明: 操作のための十分なメモリーが利用可能ではあり
ませんでした。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行するか、メモリー内のプ
ログラム数を減らしてシステムを再始動します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
37
ANS1086E • ANS1094E
ANS1086E
バックアップ、アーカイブ、またはマイグ
レーション処理でファイルが見つかりませ
ん。
説明: バックアップ、アーカイブ、またはマイグレーシ
ョンの処理が行われているファイルは、既にクライアン
ト上に存在しません。TSM によるバックアップ、アー
カイブまたはマイグレーションが行われる前に、他の処
理がファイルを削除しました。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置:
ありません。
ので、もはやイメージ操作に有効なオブジェクトではあ
りません。
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリューム操作
は実行されません。
ユーザーの処置: LVM1 をサポートする旧バージョン
のクライアントを使用して、論理ボリューム操作を実行
してください。 あるいは、LVM2 にアップグレードし
て、ボリュームを LVM2 にマイグレーションしてくだ
さい。 LVM2 はこのクライアントで論理ボリューム操
作用にサポートされています。
ANS1091E
ANS1087E
指定されたファイルまたはディレクトリー
へのアクセスが拒否されました。
説明: 指定されたファイルまたはディレクトリーへのア
クセスが拒否されました。 ファイルの読み取りまたは
ファイルへの書き込みを試行しましたが、ファイルまた
はディレクトリーへのアクセス許可がありません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しいファイル名またはディレクトリ
ー名が指定されていることを確認し、許可を訂正する
か、新しい場所を指定してください。
ANS1088E
ファイル・スペース 'filespace-name' は存
在していません。
説明: 指定されたファイル・スペース (ドメイン) に誤
りがあるか、あるいはマシン上に存在していません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 既存のドメイン (ドライブ名またはフ
ァイル・システム名) を指定して操作を再試行してくだ
さい。
ANS1089E
宛先ディレクトリー・パスの長さがシステ
ムの最大値を超えています。
説明: 指定されたパス名とリストアされたファイル名の
パス名を結合すると、システムの最大長を超える長さの
名前が作成されます。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 結合されたときにシステムの最大長よ
り短くなる宛先パスを指定してください。
ANS1090E
LVM1 デバイスは、このクライアントで
はもはやサポートされません。
説明: 選択されたパスは LVM バージョン 1 で管理さ
れるボリューム・デバイスを参照しています。LVM 1
はこのバージョンのクライアントではサポートされない
38
オブジェクト照会時にサーバーとの通信エ
ラー。
説明: サーバーに対するオブジェクト照会中に予期しな
い通信エラーが発生しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアントとサーバー間の通信が活
動化していることを検証してください。サーバーの停
止、プロセッサーの停止、および通信コントローラーの
停止が、このエラーの原因となります。
ANS1092W
ファイル照合検索基準が見つかりません。
説明: サーバー・データベース内に存在しない探索パタ
ーンまたはファイル名が入力されました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 探索パターンが正しいことを確認する
か、あるいは新規探索ストリングを指定してください。
ANS1093E
TSM サーバーでは特定時点処理がサポー
トされていません。
説明: クライアントが特定時点照会またはリストア操作
を要求しましたが、クライアントが接続している TSM
サーバーでは特定時点処理がサポートされていません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しい TSM サーバーに接続してい
ることを確認してください。正しいサーバーに接続して
いる場合は、特定時点オプションを指定せずにコマンド
を再試行してください。
ANS1094E
サーバーが Query Node コマンドをサポ
ートしません。
説明: 接続先であるサーバーは、Query Node コマンド
をサポートしません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: Query Node コマンドをサポートする
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1096S • ANS1102E
TSM サーバーを使用してください。
ANS1096S
ノードがサーバーに存在しないか、ノード
にアクティブ・ポリシー・セットがありま
せん。
説明: このエラーは、他のノードのデータにアクセスし
ようとしても発生します。ノードが TSM サーバーに登
録されていないか、ノードに対するアクティブ・ポリシ
ー・セットがないかのどちらかです。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: データにアクセスしようとしているノ
ードが、TSM サーバーに登録されていることを確認し
てください。複数の TSM サーバーがある場合は、正し
いサーバーに接続していることを確認して、操作を再試
行してください。問題が解決しない場合は、TSM 管理
者に連絡して、支援を依頼してください。
ANS1097E
クライアント・ヘルプ・テキストをヘル
プ・ファイルから読み取ることができませ
ん。
説明: ヘルプ・ファイルは正常にオープンしており、そ
の目次は使用できますが、ヘルプ・ファイルからのテキ
ストの読み取りに問題があります。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: DSM_DIR 環境変数が設定されている
場合は、その環境変数が現行レベルの TSM プログラ
ム・ファイルを格納するディレクトリーを指しているこ
とを確認してから、操作を再試行してください。問題が
再発する場合は、TSM クライアント・ソフトウェアを
再インストールしてください。問題が続く場合には、援
助を求めるために IBM のテクニカル・サポートに連絡
してください。
ANS1098E
処理が終了しました。プログラム・メモリ
ーを使い果たしました。
説明: プログラムは利用可能な全ストレージを使用しま
した。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 稼働中の不要プログラム (TSR) を解
放し、操作を再試行します。 照会の有効範囲および戻
されるデータの量を削減することも問題の解決となりま
す。
ANS1099E
ファイル 'filename' は以前にアーカイブさ
れていません。
説明: ファイに対してアクセスしようとしましたが、そ
のファイルはサーバー上に保管されていません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しいファイル名が指定されているこ
とを確認します。
ANS1100E
ファイル 'filename' は以前にバックアップ
されていません。
説明: ファイに対してアクセスしようとしましたが、そ
のファイルはサーバー上に保管されていません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しいファイル名が指定されているこ
とを確認します。
ANS1101E
ユーザーは file-space
namedirectory_pathfile_name の暗号化を認
可されていません。
説明: ユーザーはこのファイルの暗号化を許可されてい
ません。一般に IBM Tivoli Storage Manager 暗号化を
使用できるユーザーは、IBM Tivoli Storage Manager 許
可ユーザーまたはルート・ユーザーのみです。ただし、
PASSWORDACCESS オプションと ENCRYPTKEY オプ
ションの特定の組み合わせにより、許可されていないユ
ーザーでも暗号化操作を実行できます。
システムの処置:
アされません。
ファイルはバックアップまたはリスト
ユーザーの処置: ルート・ユーザーまたは IBM Tivoli
Storage Manager 許可ユーザーとしてログインし、操作
を再試行してください。ENCRYPTKEY オプションの正
しい使用法については、「IBM Tivoli Storage Manager
バックアップ・アーカイブ・クライアント インストー
ルとユーザーのガイド」を参照してください。
ANS1102E
プログラムに余分な数のコマンド行引数が
渡されました。
説明: このコマンド処理ルーチンは、使用可能以上のオ
ペランドを受信しました。 指定できる規則は次の通り
です。
v 照会に含めることができるファイル指定は 1 つだけ
です。
v リストアおよびリトリーブでは 2 つのファイル指定
を含めることができます。
v アーカイブ、増分、および選択では、最大 20 のファ
イル指定を含めることができます。 20 オペランド制
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
39
ANS1103E • ANS1108E
限をバイパスするには、障害のあるアーカイブ、増
分、または選択コマンドで
-REMOVEOPERANDLIMIT オプションを使用しま
す。
注: TSM クライアントは、シェルから展開されたリスト
を受け取るよりも、ワイルドカードを内部で展開したほ
うがより効果的に作動します。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 引数の数を削減し、操作を再試行しま
す。 UNIX ベース・システムの場合は、パターン・マ
ッチング文字を含む指定を必ず引用符で囲みます。 代
替手段として、障害のあるアーカイブ、増分、または選
択コマンドで -REMOVEOPERANDLIMIT オプションを
使用してください。
ANS1103E
説明:
無効な管理クラスが入力されました。
無効な管理クラスが入力されました。
ANS1106E
ENCRYPTKEY SAVE が正しく構成され
ていません。 暗号化は使用されていませ
ん。
説明: このメッセージは、ENCRYPTKEY SAVE オプ
ションと PASSWORDACCESS PROMPT オプションが
設定されているときに TSM 許可ユーザーと root ユー
ザーに向けて発行されます。 これらはデフォルトであ
ることに注意してください。 これらの値では暗号化は
許可されません。
システムの処置:
このファイルは暗号化されません。
ユーザーの処置: 暗号鍵を保管するには、構成値を変更
する必要があります。 PASSWORDACCESS
GENERATE をシステム・オプション・ファイルに追加
してください。
ANS1107E
無効なオプション/値 : 'option'
システムの処置:
できません。
TSM は要求された操作を行うことが
説明: 正しくない TSM のオプションまたはオプショ
ン値が指定されました。
ユーザーの処置:
試行します。
有効な管理クラスを使用して操作を再
システムの処置: コマンド行クライアント: 処理は停止
します。
ANS1104E
このファイルの管理クラスに有効なアーカ
イブ・コピー・グループがありません。こ
のファイルはアーカイブされません。
説明: このファイルの管理クラスは、指定されたアーカ
イブ・コピー・グループを持ちません。 このファイル
はアーカイブされません。
システムの処置:
このファイルの管理クラスに有効なバック
アップ・コピー・グループがありません。
このファイルはバックアップされません。
説明: このファイルの管理クラスは指定されたバックア
ップ・コピー・グループを持ちません。このファイルは
バックアップされません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 有効なバックアップ・コピー・グルー
プを管理クラスに加え、その後操作を再試行します。
40
ユーザーの処置: 該当するオペレーティング・システム
の「バックアップ/アーカイブ・クライアントの使用」と
いう資料で定義されている正しい TSM オプションを指
定してください。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 有効なアーカイブ・コピー・グループ
を管理クラスに加え、その後操作を再試行します。
ANS1105E
固有 GUI クライアント: クライアントの初期化に不可
欠な小さなオプションのセットがあります。その中にエ
ラーがある場合、このメッセージが表示され、クライア
ントはそれ以降の処理を行わずに終了します。
ANS1108E
function コマンドに対してオプション
(option) は無効です。
説明: このメッセージには 2 つの理由が考えられま
す。
v option オプションが、そのオプションを使用できない
コマンドまたはサブコマンド (function) に指定されま
した。
v このオプションは、初期コマンド行に現われ、そこで
は無効です。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 指定されたオプションの正しい使用法
については、「バックアップ/アーカイブ・クライアント
インストールとユーザーのガイド」を参照してくださ
い。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1109E • ANS1116E
ANS1109E
ユーザーはこのファイルの暗号化を許可さ
れていません。
説明: ユーザーはこのファイルの暗号化を許可されてい
ません。一般に TSM 暗号化を使用できるユーザーは、
TSM 許可ユーザーまたはルート・ユーザーのみです。
ただし、PASSWORDACCESS オプションと
ENCRYPTKEY オプションの特定の組み合わせにより、
許可されていないユーザーでも暗号化操作を実行できま
す。
システムの処置:
アされません。
ファイルはバックアップまたはリスト
ユーザーの処置: ルート・ユーザーまたは TSM 許可
ユーザーとしてログインし、操作を再試行してくださ
い。ENCRYPTKEY オプションの正しい使用法について
は、「バックアップ/アーカイブ・クライアントインスト
ールとユーザーのガイド」を参照してください。
ANS1110E
クライアント・ヘルプ・ファイル
file-name をオープンできませんでした。
説明: これは通常、ヘルプ・ファイル file-name が見つ
からない場合に発生します。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: DSM_DIR 環境変数が設定されている
場合は、その環境変数が現行レベルの TSM プログラ
ム・ファイルを格納するディレクトリーを指しているこ
とを確認してから、操作を再試行してください。問題が
再発する場合は、TSM クライアント・ソフトウェアを
再インストールしてください。問題が続く場合には、援
助を求めるために IBM のテクニカル・サポートに連絡
してください。
ANS1111E
目次をヘルプ・ファイルから読み取ること
ができません。
説明: ヘルプ・ファイルは正常にオープンしましたが、
目次の読み取りに問題がありました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: DSM_DIR 環境変数が設定されている
場合は、その環境変数が現行レベルの TSM プログラ
ム・ファイルを格納するディレクトリーを指しているこ
とを確認してから、操作を再試行してください。問題が
再発する場合は、TSM クライアント・ソフトウェアを
再インストールしてください。問題が続く場合には、援
助を求めるために IBM のテクニカル・サポートに連絡
してください。
ANS1113E
スナップショット・キャッシュ位置が無効
です。
説明: スナップショット・キャッシュ位置は、NTFS 形
式でフォーマットされたローカル・ボリュームを指して
ある必要があります。デフォルト・キャッシュ位置は、
スナップショットが実行されているのと同一のボリュー
ムです。操作はスナップショット・サポートなしで続行
されます。
システムの処置: クライアントはスナップショット・バ
ックアップ操作を実行しません。
ユーザーの処置: SNAPSHOTCACHELOCATION オプ
ションを使用して、別のスナップショット・キャッシュ
位置を指定してください。
ANS1114I
オフライン・メディアのマウントを待機
中。
説明: サーバーは要求されたメディアが利用可能になる
のを待ち、操作が継続可能になるのを待ちます。
システムの処置: TSM は要求されたデータを待ちま
す。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1115W
ファイル 'file-namefile-namefile-name' が包
含/除外リストによって除外されました。
説明: 除外されたファイルは、バックアップ、アーカイ
ブ、またはマイグレーションできません。
システムの処置:
ん。
TSM はそのファイルを処理しませ
ユーザーの処置: そのファイルを意図的に除外した場合
は、このメッセージを無視してください。そうでない場
合は、包含/除外リストを修正してクライアントを再始動
し、操作を再試行してください。 TSM 管理者に連絡し
て、支援を依頼してください。
ANS1116E
プロセスが非対話モードで実行されていま
すが、ユーザー入力を必要としています。
説明: このプロセスではキーボード入力が必要ですが、
非対話モードのプロセスではキーボードからの入力を読
み取れません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: このエラーを解決するには、以下のア
クションを実行してください。
v 製品を対話式モードで実行する。
v パスワードが正しく設定されているようにする。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
41
ANS1117E • ANS1125E
ANS1117E
PICK および LATEST オプションを一緒
に使用することはできません。
説明: リストア中、PICK および LATEST オプション
を一緒に使用することはできません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: PICK または LATEST オプションを
使って再試行します。
ANS1118I
無効なファイル・スペース番号が入力され
ました。やり直してください。
説明: PICK オプションが使用されているとき、ファイ
ル・スペースを表示する数に誤りがありました。
システムの処置:
TSM はユーザーの指定を待ちます。
ユーザーの処置:
ます。
正しいファイル・スペース数を入力し
ANS1119I
ANS1121I
説明: TSM は、指定された filespace-name の削除を要
求しました。このメッセージが表示されても、削除プロ
セスが実際には完了していない場合があります。 正常
に削除されたことを確認するには、サーバーのログを調
べてください。
削除プロセス中にサーバーでエラーが発生したり、ファ
イル・スペース内に削除保留状況のアーカイブ・オブジ
ェクトが含まれている場合があります。 どちらの場合
も、ファイル・スペースは削除されません。
システムの処置: ありません。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1122W
filespace-name' ファイル・スペースの除去
を開始中。
説明: 指定された filespace-name について、ファイ
ル・スペース削除が開始されたことを示します。
システムの処置: ありません。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1120E
ファイル・スペース 'filespace-name' の除
去が正常に実行されませんでした。
ファイル・スペース 'filespace-name' の除
去要求は、サーバーに正常に送信されまし
た。
ファイル・スペース 'filespace-name' がサ
ーバーに存在していません。 このファイ
ル・スペースはユーザーのクライアント・
ノード名を使用して、別のクライアントに
よって、または管理者によって、削除され
た可能性があります。
説明: 指定された filespace-name はサーバー上には存
在しません。システム管理者がファイル・スペースを削
除したか、あるいはユーザーのクライアント・ノード名
を使用する他のクライアントがそれを削除した可能性が
あります。
システムの処置: ありません。
説明: ファイル・スペース (NAS または通常) を削除
しようとしましたが失敗しました。
ユーザーの処置: ありません。
v クライアントの登録でサーバーのファイル・スペース
の削除が許可されていない可能性があります。
ANS1126E メッセージを確認してください。
ANS1123E
v 示されているファイル・スペースがサーバーに存在し
ません。ANS1122W メッセージを確認してくださ
い。
v このメッセージの後のメッセージにその他の原因が示
されます。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: このメッセージとともに表示される他
のメッセージで推奨されているアクションを実行してく
ださい。ファイル・スペースを再度除去するように指示
されている場合は、そのようにしてください。問題が解
決しない場合は、代わりに TSM 管理者がファイル・ス
ペースを削除する権限を持っています。
画面の縦の寸法が小さ過ぎて、ヘルプ・デ
ィレクトリーを表示できません。ウィンド
ウの高さを増やしてください。
説明: HELP コマンドの実行は、ユーザー・プロンプト
ならびに最低 1 行の HELP ディレクトリーに関するス
ペースを必要とします。
システムの処置: ヘルプ・ディレクトリーは表示され
ず、またヘルプ・コマンドは完了することができませ
ん。
ユーザーの処置: 表示ウィンドウのサイズを増加し、追
加テキスト行を表示できるようにします。
ANS1125E
引用符が一致しません: 'string'
説明: パターン内に指定された引用符が同一でなく、対
になりません。
システムの処置: 処理は停止しました。
42
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1126E • ANS1132E
ユーザーの処置: 構文中で対をなす引用符を使用し、パ
ターンを訂正します。
ANS1126E
このノードにはアーカイブ・データやバッ
クアップ・データを削除する許可がないた
め、ファイル・スペースを削除できませ
ん。
説明: TSM 管理者がご使用のノードに対して許可を与
えない限り、ファイル・スペース・データを削除できま
せん。許可によって、バックアップ・データ、アーカイ
ブ・データ、またはその両方を削除できるようになりま
す。
システムの処置:
削除処理は失敗します。
ユーザーの処置: 自分の許可を確認するには、DSMC
QUERY SESSION コマンドを使用してください。TSM
管理者に連絡して、必要な許可を与えてもらうか、ファ
イル・スペースを削除してもらってください。
ANS1127E
ユーザーのノードには、アーカイブ・ファ
イルを削除する許可がありません。
説明: TSM 管理者がご使用のノードに対して許可を与
えない限り、アーカイブ・ファイルを削除できません。
システムの処置:
しません。
TSM はアーカイブ・ファイルを削除
ユーザーの処置: 自分の許可を確認するには、DSMC
QUERY SESSION コマンドを使用してください。TSM
管理者に、必要な許可を与えてもらってください。
ANS1128S
ディレクトリーに割り当てられる管理クラ
スが存在しません。
説明: DIRMC オプションで指定された管理クラス名
が、サーバーで割り当てられたポリシー・セットに存在
しません。 エラー・ログには、無効な管理クラス名を
示すエントリーがあります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 現在の DIRMC オプションをクライ
アント・オプション・ファイルから除去して、DSMC
QUERY MGMTCLASS -DETAIL を実行して使用可能な
管理クラスの情報を表示します。 選択した管理クラス
にバックアップ・コピー・グループがあることを確認し
てください。 TSM サーバーが複数ある場合は、正しい
サーバーに接続していることを確認してください。適切
な管理クラスが見つからない場合は、TSM 管理者に連
絡して、支援を依頼してください。
ANS1129S
ディレクトリーに使用される管理クラスに
バックアップ・コピー・グループがありま
せん。
説明: DIRMC オプションで指定している管理クラスに
は、バックアップ・コピー・グループがありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 現在の DIRMC オプションをクライ
アント・オプション・ファイルから除去して、DSMC
QUERY MGMTCLASS -DETAIL を実行して使用可能な
管理クラスの情報を表示します。 選択した管理クラス
にバックアップ・コピー・グループがあることを確認し
てください。 TSM サーバーが複数ある場合は、正しい
サーバーに接続していることを確認してください。適切
な管理クラスが見つからない場合は、TSM 管理者に連
絡して、支援を依頼してください。
ANS1130E
ドライブにラベルがありません。 操作を
続行できません。
説明: 取り外し可能メディアのバックアップまたはアー
カイブでは、そのメディアにボリューム・ラベルが必要
です。 ラベルのない取り外し可能ボリュームのデータ
をバックアップまたはアーカイブしようとしました。
システムの処置: 要求された操作は実行されません。
ユーザーの処置: 取り外し可能メディアのボリューム・
ラベルを作成してから、操作を再試行してください。
ANS1131E
重複するボリューム・ラベルが存在しま
す。 操作を続行できません。
説明: 取り外し可能メディアの場合、TSM はファイ
ル・スペース名としてボリューム・ラベルを使用しま
す。異なるボリュームのデータが TSM サーバー上の同
じファイル・スペースに保管されるのを防ぐため、重複
するボリューム・ラベルを持つ取り外し可能メディア・
ボリュームのバックアップまたはアーカイブは許可され
ません。
システムの処置: 要求された操作は実行されません。
ユーザーの処置: 取り外し可能メディア・ボリュームの
ボリューム・ラベルを変更して、ラベルが重複しないよ
うにします。 その後、TSM を再始動して、操作を再試
行してください。
ANS1132E
説明:
'Access rule' アクセス規則はノード 'node'
に既に定義されています。古い規則を削除
しない限り、新しい規則を定義できませ
ん。
指定されたノードに関する許可の定義が試みられ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
43
ANS1133W • ANS1140E
ましたが、既に許可が定義されていました。
システムの処置: TSM は指定されたノードに関する許
可を再定義しませんでした。
ユーザーの処置: 許可の更新、旧規則の削除および新規
規則の定義、あるいは現行許可の使用を行います。
ANS1133W
引用符で囲まれていないワイルドカードが
式に含まれている可能性があります。
説明: UNIX シェルはアスタリスク (*) や疑問符 (?)
などの引用符のないワイルドカード式を展開するので、
コマンドを処理することができません。
式にワイルドカード文字が含まれていないときに、アー
カイブ、選択、または増分コマンドに指定された制限数
より多くのオペランドを配置する場合は、コマンドに
-REMOVEOPERANDLIMIT オプションを付けて再試行
してください。
システムの処置:
ドライブ drive-name が無効なドライブ仕
様になっています。
説明: 指定された drive-name が無効であることが検出
されました。ドライブはおそらく定義されていない可能
性があります。
システムの処置: TSM は無効ドライブをスキップし、
次のドライブに進みます。
ユーザーの処置:
ANS1135E
無効なドライブを検査します。
ドライブ drive-name1 は drive-name2 の
仮想ドライブです。バックアップまたはア
ーカイブすることはできません。
説明: ドライブ drive-name1 は、ドライブ drive-name2
の代替 (SUBST) でした。 SUBST ドライブをバックア
ップまたはアーカイブすることはできません。
システムの処置: SUBST ドライブはスキップされま
す。次のドライブから処理を続行します。
ユーザーの処置: 他のドライブの代替であるドライブに
関するファイル指定をしないでください。 明示的な代
替ドライブを DOMAIN ステートメントから除去しま
す。あるいは、ALL-LOCAL が指定されている場合
は、-<drive:> 表記を使用して代替ドライブを除去しま
す。
44
ファイル所有者ではありません。
説明: クライアントがファイル所有者ではないため、フ
ァイルをバックアップすることができません。
システムの処置:
TSM はファイルをスキップします。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1137W
無効索引 'number' はスキップされまし
た。
説明: 誤りのある number が索引のために入力されま
した。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 索引項目を訂正し、操作を再試行しま
す。
ANS1138E
コマンドによって異なります。
ユーザーの処置: ワイルドカード式を引用符で囲む
か、-REMOVEOPERANDLIMIT オプションを追加し
て、コマンドを再入力してください。
ANS1134E
ANS1136E
説明:
'command-name' コマンドの後にはサブコ
マンドを続けなければなりません。
不完全な command-name が入力されました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
します。
コマンドの正しい構文を入力し、継続
ANS1139W
'object-nameobject-nameobject-name' は
'temp-name' としてリストアされました。
リストアを完了するには、リブートする必
要があります。
説明: リストア対象のファイルは他のアプリケーション
が使用中だったため、即時に置き換えることができませ
んでした。 ファイルは、次にオペレーティング・シス
テムをリブートするときに置き換えられます。 リブー
トが行われるまでは、システムやそのアプリケーション
が不安定な場合があるので、注意してください。不安定
の度合いは、オペレーティング・システムやアプリケー
ションに対するファイルの重要度に依存します。
システムの処置: TSM は、ファイルを一時的な名前で
リストアし、オペレーティング・システムに対しては、
次のオペレーティング・システムのブート時にオリジナ
ル・ファイルをリストア済みファイルに置き換えるよう
指示しました。
ユーザーの処置: TSM のリストア操作が終了したら、
できるだけ速やかにマシンをリブートしてください。
ANS1140E
アクセス設定コマンドの形式が無効です。
説明: SET ACCESS コマンドには 3 つ以上のオペラ
ンドが必要です。最初のオペランドは BACKUP または
ARCHIVE でなければなりません。その後に有効な形式
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1141W • ANS1149E
でファイルが指定されている必要があります。
システムの処置:
されません。
ユーザーの処置: 詳しい使用法については HELP SET
ACCESS コマンドを使用してください。次に、正しい構
文を使用して SET ACCESS コマンドを入力します。
ANS1141W
説明:
ANS1146E
処理は停止しました。コマンドは実行
コマンドが不明 - command-name
誤りのある command-name が入力されました。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
正しいコマンドを入力します。
マクロ・ファイル 'file spec' をオープン
できません。
説明: 示されているマクロ・ファイル名を指定するマク
ロ・コマンドが入力されました。 しかし、ファイルは
読み取り用にオープンすることができません。
システムの処置:
す。
マクロは無視され、エラーが戻されま
ユーザーの処置:
す。
正しいマクロ名でコマンドを入力しま
ANS1147E
ファイルは一時的に使用できません。
説明: ファイルは一時的に使用できません。
ANS1143E
DIRSONLY と FILESONLY オプション
は一緒に使用することはできません。
説明: DIRSONLY および FILESONLY オプションを一
緒に使用することはできません。
システムの処置:
説明:
パスワードの認証がサーバー上でアクティ
ブになっていません。
ありません。
システムの処置:
ANS1148I
'command-name' コマンドは正常に完了し
ました。
説明: 指定された command-name は正常に完了されま
した。
システムの処置: TSM はコマンドを完了しました。
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: パスワード認証がサーバー上でオフに
されているため、パスワードを更新する必要はありませ
ん。
ANS1145E
ユーザーの処置: ファイルが別のプロセスによってロッ
クされていないか確認してください。 そうでない場
合、コマンドを再試行してください。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: DIRSONLY または FILESONLY オプ
ションのいずれかを使用してやり直してください。
ANS1144W
システムの処置: ファイルはスキップされます。
マクロの最大ネスト・レベルを超えまし
た。マクロは 10 レベルまでネストできま
す。
説明: TSM では、マクロが別のマクロを呼び出すこと
ができます。例えば、マクロ「A」がマクロ「B」を呼
び出し、そのマクロ「B」がマクロ「C」を呼び出しま
す。このネスト・レベルは 3 です。限度は 10 レベル
です (最初のマクロに加えて現在実行中のマクロ内の 9
レベルの呼び出し)。呼び出しがネストされていない限
り、マクロ内で行われる可能性がある複数のマクロ呼び
出しの数に制限はありません。
システムの処置:
す。
マクロは無視され、エラーが戻されま
ユーザーの処置:
す。
マクロ・ネストのレベルを減らしま
ANS1149E
増分バックアップに使用可能なドメインが
ありません。 ドメインが空になっている
か、ドメイン内のすべてのファイル・シス
テムが除外された可能性があります。
説明: 増分バックアップが開始されましたが、ドメイン
が選択されませんでした。このメッセージには 2 つの
理由が考えられます。
v クライアントがディスクレス・ワークステーションで
あるため、ローカル・ファイル・システムが存在しま
せん。
v EXCLUDED.FS オプションによって除外されたファイ
ル・システムをバックアップしようとしました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ドメインを選択し、増分バックアップ
を再始動します。 DOMAIN ステートメントにバックア
ップ対象のファイル・システムが指定されていることを
確認してください。EXCLUDED.FS オプションによって
除外されたファイル・システムのバックアップを行わな
いことにより、このメッセージを回避してください。
このファイル・システムをバックアップする場合は、
EXCLUDE.FS オプションを除去してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
45
ANS1150E • ANS1157E
ANS1150E
ローカル・システム・アカウントとして実
行中であるため、現行ユーザー・プロファ
イルをリストアできません。
説明: そのローカル・システム・アカウントにはプロフ
ァイルがありません。 したがって、ローカル・システ
ム・アカウントのプロファイルをリストアできません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: CLUSTERNODE オプションが誤って
NO に設定されている場合は、このオプションを YES
に変更してから操作を再試行してください。 それ以外
の場合は、クライアントの資料を参照して、クラスター
環境で TSM クライアントを稼働させるための構成の詳
細を確認してください。
ANS1154E
ユーザーの処置: リストアしたいプロファイルを持つユ
ーザーにログオンします。
ANS1151E
'drive-name1' はクラスター・ディスクで
はありません。
説明: 示されているファイル・システムはクラスター・
ディスクではありません。 CLUSTERNODE オプション
が YES に設定されているので、ファイル・システムの
バックアップまたはアーカイブを実行できません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: CLUSTERNODE オプションが誤って
YES に設定されている場合は、このオプションを NO
に変更してから操作を再試行してください。それ以外の
場合は、クライアントの資料を参照して、クラスター環
境で TSM クライアントを稼働させるための構成の詳細
を確認してください。
オブジェクト名 'filespace
namepath-namefile-name' には、現行ロケー
ルでは無効なマルチバイト・シーケンスが
含まれています。
説明: このロケールでは正しくないマルチバイト・シー
ケンスがオブジェクト名で検出されました。パス名また
はファイル名が壊れているか、現行ロケールの言語以外
の言語でコード化されています。
システムの処置:
ユーザーの処置: ファイル名またはパスが壊れていない
場合は、そのファイル名またはパスが有効なロケールで
ファイルを処理してください。
ANS1155E
イメージ・バックアップに使用可能なドメ
インがありません。
説明: イメージ・バックアップが開始されましたが、ド
メインが指定されていませんでした。
システムの処置:
ANS1152W
LVM サポートに必要なレベルより低いカ
ーネル・レベルです。LVM ボリュームを
イメージ操作のために選択できません。
説明: LVM がイメージ操作をサポートするためには、
最小限 2.6 のカーネル・レベルが必要です。 LVM ボ
リュームはこの TSM クライアントでは認識されませ
ん。
ANS1153E
'drive-name1' はクラスター・ディスクで
す。
説明: 示されているファイル・システムはクラスター・
ディスクです。CLUSTERNODE オプションが NO に設
定されているので、ファイル・システムのバックアップ
またはアーカイブを実行できません。
システムの処置: 処理は停止します。
46
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ドメインを選択して、イメージ・バッ
クアップをやり直してください。 手動または GUI プリ
ファレンス・エディターのいずれかにより、
domain.image オプションを使用して dsm.opt ファイル
にイメージ・ドメインを設定します。
ANS1156E
システムの処置: LVM ボリュームに対する以降の論理
ボリューム操作はすべて失敗します。
ユーザーの処置: LVM1 をサポートする旧バージョン
のクライアントを使用して、論理ボリューム操作を実行
してください。 あるいは、LVM2 による論理ボリュー
ム操作を全面的に利用できるように、カーネルを必要レ
ベルにアップグレードしてください。
オブジェクトはスキップされます。
NODENAME は、CLUSTERNODE が
YES にセットされているときは、ローカ
ル・マシン名であってはなりません。
説明: TSM がクラスター・ノードとして実行している
とき、ノード名はローカル・マシン名であってはなりま
せん。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: ノード名をクラスター名または他の任
意の名前に変更してから、TSM を再始動します。
ANS1157E
クライアントがクラスター・ノードとして
稼働しているときにはレジストリーをバッ
クアップまたはリストアできません。
説明: CLUSTERNODE オプションが YES に設定され
ている場合は、レジストリーのバックアップまたはリス
トアを実行できません。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1158E • ANS1168E
システムの処置: レジストリーはバックアップまたはリ
ストアされません。
ユーザーの処置: CLUSTERNODE オプションが誤って
YES に設定されている場合は、このオプションを NO
に変更してから操作を再試行してください。それ以外の
場合は、クライアントの資料を参照して、クラスター環
境で TSM クライアントを稼働させるための構成の詳細
を確認してください。
ANS1158E
クライアントがクラスター・ノードとして
稼働しているときにはイベント・ログをバ
ックアップまたはリストアできません。
説明: CLUSTERNODE オプションが YES に設定され
ている場合は、イベント・ログのバックアップまたはリ
ストアを実行できません。
システムの処置: イベント・ログはバックアップまたは
リストアされません。
ユーザーの処置: CLUSTERNODE オプションが誤って
YES に設定されている場合は、このオプションを NO
に変更してから操作を再試行してください。それ以外の
場合は、クライアントの資料を参照して、クラスター環
境で TSM クライアントを稼働させるための構成の詳細
を確認してください。
ANS1159E
指定されたファイルは他のプロセスが使用
しています。
説明: 指定されたファイルは他のプロセスが使用してい
ます。 現在他のプロセスが使用しているファイルの読
み取りまたは書き込みを試みました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しいファイル名またはディレクトリ
ー名が指定されていることを確認し、許可を訂正する
か、新しい場所を指定してください。
ANS1162E
ファイル・システムをマウントできません
でした。
説明: ファイル・システムのマウントのシステム・コー
ルが正常に実行されませんでした。
システムの処置: ファイル・システムはまだマウントさ
れないままです。
ユーザーの処置: mount コマンドを使用してファイ
ル・システムをマウントしてください。AIX では、オペ
レーティング・システムが要求した場合は fsck を実行
します。
ANS1163E
ファイル・システムを取り外せませんでし
た。
説明: ファイル・システムの取り外しのシステム呼び出
しが正常に実行されませんでした。
システムの処置: ロジカル・ボリューム操作は実行され
ません。
ユーザーの処置: デバイスまたはファイル・システムが
アクセスされていないことを確認してから、操作を再試
行してください。
ANS1164E
ファイル・システムがマウントされていま
せん。
説明: 指定されたファイル・システムは現在マウントさ
れていません。 TSM がイメージ・バックアップを実行
するには、このファイル・システムをマウントする必要
があります。
システムの処置: ロジカル・ボリューム操作は実行され
ません。
ユーザーの処置: ファイル・システムをマウントしてく
ださい。
ANS1165E
送信元より宛先の方が小さくなっていま
す。
説明: 選択された宛先のスペース割り当てが送信元より
小さくなっています。
システムの処置: リストア操作は実行されません。
ユーザーの処置: 別の大きい宛先を選ぶか、または宛先
ファイル・スペースのサイズを増やします。
ANS1166E
送信元と宛先のファイル・システム・タイ
プが同じではありません。
説明: 送信元と宛先のファイル・システム・タイプが一
致しません。
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリューム操作
は実行されません。
ユーザーの処置: ファイル・システム・タイプが送信元
と同じ宛先を選択してください。
ANS1168E
エラー : イメージ・オブジェクトを作成
できませんでした。
説明: イメージ・オブジェクトの作成は、以下の理由の
中の 1 つのために失敗しました。
v イメージ・コマンドが非 root ユーザーによって実行
された。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
47
ANS1169W • ANS1186I
v イメージ・プラグイン・ライブラリーが見つからなか
った。
ANS1183E
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリューム・フ
ァンクションは実行されません。
ユーザーの処置: 障害の原因を訂正してから操作を再試
行してください。
ANS1169W
image-name の目次がありません。
説明: 目次が要求されているイメージ項目は、RAW 論
理ボリュームであるか、または -TOC オプションを指定
せずにバックアップされています。
システムの処置:
無効な選択番号が入力されました。やり直
してください。
説明: イメージのリストに表示されていない番号が入力
されました。 それは、1 より小さいかまたは表示され
ている最大の項目番号より大きい値です。
システムの処置:
待機します。
説明: 正常に実行するためにこの操作にパスを指定しな
ければなりません。
処理は停止します。
ユーザーの処置: 有効なパスを指定して、コマンドを再
実行してください。
ANS1181E
ジャーナル・サービスとの通信で障害が発
生しました。
説明: ジャーナル・サービスとの名前付きパイプ通信の
使用でエラーが発生しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ジャーナル・サービスを再始動してか
ら、操作を再試行してください。 問題が解決しない場
合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、支援を
依頼してください。
48
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
ANS1184W
command subcommand コマンドは、この
クライアントではサポートされていませ
ん。
説明: command subcommand コマンドは、このコンピ
ューターのこのオペレーティング・システムで稼働して
いるクライアントではサポートされません。
システムの処置:
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1185E
この操作のパスを指定する必要がありま
す。
システムの処置:
システムの処置: TSM は現行操作を終了しました。
TSM は有効な選択が入力されるのを
ユーザーの処置: リストの中の番号を入力するか、終了
する場合は 'Q' を入力してください。
ANS1177E
説明: システム・オブジェクトの処理中に、不明のエラ
ーが発生しました。 取り込まれたエラー情報に障害の
理由が示されています。この情報を使用して問題の診断
ができます。
目次は表示されません。
ユーザーの処置: TOC 表示には別のイメージ・オブジ
ェクトを選択してください。
ANS1170I
システム・オブジェクト 'sys-obj-name' の
処理中に不明のエラーが発生しました。
MS API 関数 'func-name' が失敗して、エ
ラー error (error) が起こりました。
指定したヘルプ検索引数 "string" は、長
すぎるか引用符が一致していません。
説明: 有効な引数は、セクション番号、コマンド名、オ
プション名およびメッセージ番号などの名前です。これ
らのすべての検索引数は、短くまた引用符で囲む必要は
ありません。
システムの処置: ヘルプ要求は実行されませんが、有効
な引数を入力するか、目次を表示する、またはヘルプを
終了することができます。
ユーザーの処置:
してください。
ANS1186I
指示に従って後続のプロンプトに応答
ヘルプ・ファイルに、メッセージ・ヘル
プ・セクションがありません。メッセー
ジ・ヘルプの要求は、すべてトピックが見
つからない結果になります。セクション番
号、オプション名、コマンド名、またはコ
マンドとサブコマンドを入力してくださ
い。それ以外の場合は、Enter を押すか
't' を入力して目次を表示するか、'q' と入
力してヘルプを終了します。
説明: 指定されたファイルには、メッセージのヘルプ・
コマンドをサポートする適切な内容がありません。ヘル
プ・ファイルの初期スキャンでは、メッセージ・セクシ
ョンが見つかりませんでした。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1187E • ANS1194E
システムの処置: ヘルプ・コマンドは一時停止し、他の
選択を行うことができます。
ユーザーの処置: TSM のインストール時に、適切なヘ
ルプ・ファイルが作成されました。システム管理者の支
援によって、指定した無効なファイルに置き換わるオリ
ジナルのヘルプ・ファイルをリトリーブできます。
ANS1187E
指定されたヘルプ・ファイル "filename"
の内容は無効です。
ANS1191E
シンボリック・リンク 'link' を削除する
ことができません。
説明: ログ 'linkname' は、シンボリック・リンクには
できません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: シンボリック・リンク 'linkname' を
削除してください。
エラー・ログ 'link' をシンボリック・リ
ンクとして指定することは、許可されませ
ん。
説明: 指定されたファイルには、ヘルプ・コマンドをサ
ポートする適切な内容がありません。1 つ以上のセクシ
ョンを識別できませんでした。
ANS1192E
システムの処置:
説明: エラー・ログ 'linkname' は、シンボリック・リ
ンクにはなりません。
ヘルプ・コマンドは終了します。
ユーザーの処置: TSM のインストール時に、適切なヘ
ルプ・ファイルが作成されました。システム管理者の支
援によって、指定した無効なファイルに置き換わるオリ
ジナルのヘルプ・ファイルをリトリーブできます。
ANS1188E
選択されたファイル・システムは HSM
で管理されているので、イメージ操作に有
効なオブジェクトではありません。
説明: HSM の機能上、イメージ・バックアップは管理
下のファイル・システムでは許可されていません。
システムの処置: シンボリック・リンク 'linkname' が
削除され、エラー・ログが再作成され、処理は停止しま
す。
ユーザーの処置: 新規エラー・ログの場所を検査してく
ださい。 エラー・ログの場所を指定するために、該当
するユーザーズ・マニュアルで 'errorlogname' オプショ
ンおよび 'DSM_LOG' 環境変数を参照してください。
ANS1193E
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリューム操作
は実行されません。
ユーザーの処置:
ANS1189E
ありません。
DIRSONLY と V2ARCHIVE オプション
を一緒に使用することはできません
説明: DIRSONLY および V2ARCHIVE オプションを
一緒に使用することはできません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: DIRSONLY または V2ARCHIVE オ
プションのいずれかを使用してやり直してください。
説明: セキュリティーとシステム保全性のために、トレ
ース・ファイル 'linkname' はシンボリック・リンクにで
きません。
システムの処置: シンボリック・リンク 'linkname' が
削除され、トレース・ファイルが再作成され、処理は停
止します。
ユーザーの処置: シンボリック・リンクを使用しない
で、TRACEFILE オプションを使用して実際のトレー
ス・ファイルの位置を指定してください。
ANS1194E
ANS1190E
'target' へのシンボリック・リンク
'linkname' が正常に削除されました。
トレース・ファイル 'link' をシンボリッ
ク・リンクとして指定することは、許可さ
れません。
スケジュール・ログ 'link' をシンボリッ
ク・リンクとして指定することは、許可さ
れません。
説明: ログ 'linkname' は、シンボリック・リンクには
できません。
説明: スケジュール・ログ 'linkname' は、シンボリッ
ク・リンクにはできません。
システムの処置: シンボリック・リンク 'linkname' が
削除され、ログが再作成され、処理は停止します。
システムの処置: シンボリック・リンク 'linkname' が
削除され、スケジュール・ログが再作成され、処理は停
止します。
ユーザーの処置: 新規ファイルの位置を確認してくださ
い。 ログ・ファイルの位置を指定するために、該当す
るユーザーズ・マニュアルで 'errorlogname' オプショ
ン、'schedlogname' オプション、および 'DSM_LOG' 環
境変数を参照してください。
ユーザーの処置: 新規スケジュール・ログの場所を検査
してください。 スケジュール・ログの場所を指定する
ために、該当するユーザーズ・マニュアルで
'schedlogname' オプションを参照してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
49
ANS1197E • ANS1202E
ANS1197E
スナップショット・バックアップ中にスナ
ップショット・キャッシュ・サイズを超え
ました。
説明: イメージ・スナップショット・バックアップが完
了できませんでした。スナップショットの作成時に、
TSM が SNAPSHOTCACHESize オプションによって許
可されているスナップショット・キャッシュ・サイズを
超過したためです。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: このボリュームの
SNAPSHOTCACHESize 値を大きくして、操作を再試行
してください。
ANS1198E
無効なスナップショット・キャッシュ位置
を入力しました。path
説明: このボリュームに関して入力された
SNAPSHOTCACHELocation オプション値が無効です。
このオプションの値は、既存の絶対ディレクトリー・パ
スである必要があります。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 有効な SNAPSHOTCACHELocation
値を入力して、操作を再試行してください。
ANS1199E
PRESNAPSHOTCMD コマンドは失敗し
ました。 イメージ・スナップショット・
バックアップは実行されません。
説明: イメージ・スナップショット・バックアップを実
行するためには、PRESNAPSHOTCMD オプションで指
定されたコマンドが正常に完了する必要があります。
このコマンドは、戻りコード 0 (ゼロ) が表示されて完
了すれば、正常に完了したものと見なされます。 コマ
ンドが完了しても、それ以外の戻りコードが表示された
場合は、コマンドは失敗したものと見なされます。 こ
のコマンドが失敗した場合は、イメージ・スナップショ
ット・バックアップは実行されません。
システムの処置: クライアントはイメージ・スナップシ
ョット・バックアップ操作を実行しません。
ユーザーの処置: コマンドが失敗する原因となった問題
を特定して、修正してください。このコマンドではゼロ
以外の戻りコードが通常であるような場合には、このコ
マンドを常にゼロの戻りコードで終了するスクリプトに
ラップすることを検討してみてください。
ANS1200W
POSTSNAPSHOTCMD コマンドが完了し
て、ゼロ以外の戻りコードが表示されまし
た。
説明: POSTSNAPSHOTCMD オプションで指定された
コマンドが完了し、ゼロ以外の値の戻りコードが表示さ
れた場合は、イメージ・スナップショット・バックアッ
プ操作は続行しますが、警告レベルの結果になります。
POSTSNAPSHOTCMD コマンドの結果がイメージ・ス
ナップショット・バックアップ・コマンドによるそれよ
りも高いレベルの結果に優先することはないということ
に注意してください。 例えば、イメージ・スナップシ
ョット・バックアップ・コマンドが完了して、戻りコー
ド 12 が表示された場合は、POSTSNAPSHOTCMD コ
マンドの結果には関係なく、イメージ・スナップショッ
ト・バックアップは、戻りコード 12 で完了したものと
見なされます。
システムの処置: イメージ・スナップショット・バック
アップは続行しますが、少なくとも 8 という警告戻り
コードが表示されます。
ユーザーの処置: コマンドが失敗する原因となった問題
を特定して、修正してください。このコマンドではゼロ
以外の戻りコードが通常であるような場合には、このコ
マンドを常にゼロの戻りコードで終了するスクリプトに
ラップすることを検討してみてください。
ANS1201E
説明:
ディレクトリーと同名のファイルが存在し
ているため、TSM がディレクトリー・パ
スを作成できませんでした。
None
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ディレクトリーと同名のファイルを除
去するか、または名前を変更してください。あるいは、
ディレクトリーを別の位置にリストアすることもできま
す。
ANS1202E
イメージの TOC バックアップが正常に
実行されませんでした。 ログ・ファイル
をチェックしてください。
説明: 目次のバックアップ中にエラーが発生しました。
詳細情報についてはエラー・ログを検査してください。
システムの処置: 要求されたロジカル・ボリューム操作
は実行されません。
ユーザーの処置: エラー・ログをチェックしてくださ
い。
50
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1203E • ANS1213W
ANS1203E
選択されたバックアップ・セットには目次
を利用できません。サーバー管理者に連絡
してください。
説明: 選択されたバックアップ・セット用の目次はあり
ません。
システムの処置: 選択されたバックアップ・セットの拡
張はできません。 バックアップ・セット全体のリスト
アのみが可能です。
ユーザーの処置: バックアップ・セットを拡張するため
には、サーバー管理者に連絡して、バックアップ・セッ
トの目次の再生成を依頼してください。
ANS1204E
このクライアントは TSM Express サー
バーではサポートされていません。
説明: このクライアントは TSM Express サーバーでは
サポートされていません。以下の場合が考えられます。
1. クライアントが CLIENTVIEW オプションを使用し
て TSM Express クライアントとして構成されている
2. クライアントが TSM Express サーバーに接続しよう
としている
システムの処置:
このファイル・システムに対しては、以前
にバックアップされた TOC がありませ
ん。
説明: ユーザーはファイル・システムの TOC を照会し
ようとしています。 そのファイル・システムの TOC
バックアップは、以前に行われていません。
システムの処置: 照会は停止します。
ユーザーの処置: ファイル・システムを、-TOC オプシ
ョンを使用して、再度バックアップします。
ANS1209E
option_name オプションは、-FILELIST
オプションを使用する command_name コ
マンドと一緒にはサポートされません。
説明: -FILELIST オプションが指定されている場合
は、指定されたオプションを指定されたコマンドと一緒
に使用することはできません。
システムの処置: コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: このコマンドに -FILELIST オプショ
ンが指定されている場合は、問題になっているオプショ
ンを指定しないでください。
処理は停止します。
ユーザーの処置: サポートされる TSM Express クライ
アントを使用してログインしてください。
ANS1205E
ANS1207E
これはサポートされる TSM Express プ
ラットフォームではありません。
ANS1212I
無効なプロセス番号が入力されました。や
り直してください。
説明: プロセスのリストに表されていない番号が入力さ
れました。 それは、1 より小さいかまたは表示されて
いる最大の項目番号より大きい値です。
説明: これはサポートされる TSM Express プラットフ
ォームではありません。
システムの処置: TSM は有効な選択が入力されるのを
待機します。
システムの処置:
ユーザーの処置: リストの中の番号を入力するか、終了
する場合は 'Q' を入力してください。
処理は停止します。
ユーザーの処置: サポートされる TSM Express クライ
アントを使用してログインしてください。
ANS1213W
ANS1206E
ロウ・デバイスの TOC バックアップ
は、サポートされていません。 しかし、
ロウ・デバイスがバックアップされていま
す。
説明: ロウ・デバイスの TOC バックアップは、サポー
トされていません。 しかし、ロウ・デバイスがバック
アップされています。
システムの処置: ロウ・デバイスはバックアップされま
すが、TOC オブジェクトは含まれません。
ユーザーの処置:
ありません。
デバイス device-name に対するスナップ
ショット・イメージ・バックアップは不可
能です。静的イメージ・バックアップを開
始中。
説明: Linux プラットフォームでは、スナップショッ
ト・イメージ・バックアップは、Linux 論理ボリュー
ム・マネージャー (LVM) によって作成された論理ボリ
ュームに対してのみ可能です。 デフォルトのイメー
ジ・バックアップ・タイプはスナップショットなので、
LVM を使用して作成されなかったパーティションのバ
ックアップは、自動的に静的イメージ・バックアップに
なります。
システムの処置: スナップショット・イメージ・バック
アップが静的イメージ・バックアップにフェイルオーバ
ーします。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
51
ANS1214E • ANS1220E
ユーザーの処置: このメッセージを避けるには、
imagetype オプションを使用して静的または動的イメー
ジ・バックアップを指定します。
ANS1214E
論理ボリューム・グループに、ボリュー
ム・スナップショットを含めるために十分
なフリー・スペースがありません。
ANS1217E
システム・オプション・ファイルにサーバ
ー名が見つかりません。
説明: システム・オプション・ファイルは
SERVERNAME オプションを含みません。
システムの処置:
は終了します。
TSM の初期化は失敗し、プログラム
説明: スナップショットは、バックアップされている論
理ボリュームを含むボリューム・グループに作成されま
す。 ボリューム・グループに、スナップショットを含
めるのに十分なフリー・スペースがありません。
ユーザーの処置: システムの TSM 管理者に連絡し、
システム・オプション・ファイルの中にサーバー名が入
っていることを確認してください。
システムの処置:
ANS1218E
操作は終了する。
ユーザーの処置: SNAPSHOTCACHESIZE 値を小さく
するか、論理ボリューム・グループ内の使用可能なスペ
ースを追加してください。 その後で、操作を再試行し
てください。
ANS1215E
RAW または フォーマット設定 FAT32
では、スナップショット・キャッシュ位置
は、バックアップ中の同一ボリューム上に
は配置できません。
説明: スナップショット・キャッシュ位置が、バックア
ップ中の同一ボリューム上にある場合、ボリュームは
NTFS 形式にフォーマットする必要があります。 デフ
ォルト・キャッシュ位置は、スナップショットが実行さ
れているのと同一のボリュームです。
システムの処置: クライアントはイメージ・スナップシ
ョット・バックアップ操作を実行しません。
ユーザーの処置: SNAPSHOTCACHELOCATION オプ
ションを使用して、別のスナップショット・キャッシュ
位置を指定してください。
ANS1216E
TSM の実行を許可されていません。シス
テムの管理者に連絡してください。
説明: 接続を試みているサーバーのシステム・オプショ
ン・ファイルは、ユーザー項目またはグループ項目、あ
るいはその両方を含んでいます。 ユーザー ID または
グループ ID がどの項目にも発見されませんでした。
ユーザーは現在このサーバーに対して TSM を実行する
許可を持っていません。
システムの処置:
は終了します。
TSM の初期化は失敗し、プログラム
ユーザーの処置: システムの TSM 管理者に連絡し
て、このサーバーのユーザーまたはグループ・リストへ
の追加を依頼してください。
システム・オプション・ファイルに、この
サーバーの TCPSERVERADDRESS が定
義されていません。
説明: このサーバーの TCPSERVERADDRESS は、シ
ステム・オプション・ファイル内のサーバー名スタンザ
中に定義されていません。
システムの処置:
は終了します。
TSM の初期化は失敗し、プログラム
ユーザーの処置: システムの TSM 管理者に連絡し、
接続先のサーバーのシステム・オプション・ファイル内
に有効な TCPSERVERADDRESS が定義されていること
を確認してください。
ANS1219E
仮想ノード名は、ノード名とシステム・ホ
スト名のどちらとも異なる必要がありま
す。
説明: A VIRTUALNODENAME オプションに、
NODENAME オプションかシステム・ホスト名と同じ名
前が入力されました。
システムの処置:
ます。
初期化は失敗し、プログラムは終了し
ユーザーの処置: 入力された仮想ノード名がホスト名と
同じ場合は、仮想ノード名を除去してください。
NODENAME オプションと同じ場合は、意図された使用
法に従っていずれかを除去してください。NODENAME
は、ご使用のシステムに代替名を割り当てるために使用
されます。仮想ノード名は、別のシステムのサーバー・
データにアクセスするために使用されます。
ANS1220E
TSM サーバーがリソース不足です。
説明: ストレージ・リソースが不足しているか最大値条
件が抜けているために、新規活動は実行できません。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: 後で操作を再試行してください。問題
が続く場合には、TSM 管理者に連絡して、選択不可能
52
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1221E • ANS1228E
なリソースを分離してください。TSM 管理者は、TSM
サーバー・アクティビティー・ログに問題を説明するよ
うなメッセージがないか、チェックします。
ANS1221E
Transaction aborted
説明: サーバーとクライアントとの間の現行トランザク
ションは停止しました。サーバー、クライアント、また
は通信障害は回復することができません。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
このプロセスに対するディスク・スペース
が限界に達しました。
説明: クライアント所有者に割り振られたディスク・ス
ペースがフルです。
システムの処置:
ファイルの圧縮/解凍にはメモリー不足で
す。
説明: データの圧縮または解凍 (展開) を行うための十
分なメモリーが利用できません。リストアまたはリトリ
ーブに関しては、追加ストレージが利用可能となるまで
は、サーバーからファイルを再呼び出しすることはでき
ません。 バックアップまたはアーカイブの場合は、ス
トレージが利用可能ではないときには、圧縮なしで実行
を試行します。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が継
続する場合は、システム管理者に連絡して問題を解決し
てください。
ANS1222E
ANS1225E
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ディスク・スペースを解放して、リス
トアまたはリトリーブ操作を再試行してください。
ユーザーの処置: 操作のためにストレージを解放して継
続するか、あるいは圧縮使用不能でバックアップまたは
アーカイブ処理を実行します。
ANS1226E
宛先ファイルまたはディレクトリーは書き
込みロックされています。
説明: 宛先が書き込みロックされているため、サーバー
からリストアまたはリトリーブされているファイルまた
はディレクトリーに書き込むことができません。別の操
作がファイルをオープンしていて、更新を許可していな
い可能性があります。
システムの処置: ファイルはスキップされます。
ANS1223E
ファイルは圧縮されていません。システム
障害。
説明: 圧縮のフラグを立てられたファイルが圧縮されて
いなかったため、システムで障害が発生しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: システム管理者にこの問題を報告して
ください。 このエラーはシステム障害です。
ANS1224E
ファイルはより多くのメモリーを持つ、別
のクライアント・マシン上で圧縮されまし
た。
説明: リストアを試行しているファイルは、ご使用のク
ライアント・ワークステーションより多くのメモリーを
持つ別のクライアント・ワークステーションでバックア
ップおよび圧縮されています。このファイルはリストア
できません。ファイルをリストアして解凍するには、ご
使用のワークステーションのメモリーは不十分です。
システムの処置:
TSM は操作をキャンセルしました。
ユーザーの処置: より多くのメモリーを持つマシンを入
手して、操作を再試行してください。
ユーザーの処置: ファイルを書き込みロックした操作を
判別するか、ファイルを別の名前または場所にリストア
します。
ANS1227E
処理は停止しました。ディスクがいっぱい
になっています。
説明: 宛先ディスクがフルであるため、これ以上のファ
イルをリストアまたはリトリーブできません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: ディスク・スペースを解放するか、フ
ァイルを別のディスクにリストアまたはリトリーブしま
す。
ANS1228E
オブジェクト 'object-nameobjectnameobject-name' の送信が失敗しました。
説明: 指定したファイル (object-name) をサーバーに送
信することができません。 このメッセージには、少な
くとも 1 つの別のメッセージが伴います。そのメッセ
ージには、ファイルを処理できないより詳しい理由が示
されます。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: このファイルに関する直前のメッセー
ジで、失敗の理由を確認してください。 適用できる場
合は、サーバーへのファイル送信を妨げた状態を訂正し
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
53
ANS1229E • ANS1236E
てください。 具体的な修正アクションは、失敗の理由
によって異なります。
ANS1229E
MODE=INCREMENTAL は、file-space
では無効です。イメージ・バックアップは
処理されません。
説明: このファイル・スペースは、少なくとも 1 回は
プログレッシブ増分バックアップの対象になったことが
あるため、バックアップ・イメージ・コマンドで
MODE=INCREMENTAL オプション (イメージ・データ
ごとに増分) を使用できません。
システムの処置:
す。
ファイル・システムはスキップされま
ユーザーの処置: 指定したファイル・スペースのイメー
ジ・バックアップが必要な場合は、
MODE=INCREMENTAL オプションを指定せずに、コマ
ンドを再試行してください。 今後このような動作を回
避するには、サーバーから当該ファイル・スペースを削
除し、それ以後は BACKUP IMAGE -mode=selective と
BACKUP IMAGE -mode=incremental のみを使用するよ
うにします。
試行してください。 問題が続く場合には、援助を求め
るためにシステム管理者か TSM 管理者に連絡してくだ
さい。
ANS1233E
無効なファイル・ハンドルが渡されまし
た。システム・エラー。
説明: 内部システム・エラーが発生しました。無効なフ
ァイル・ハンドルのため、ファイル操作が失敗しまし
た。
システムの処置:
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。失敗が続
く場合には、問題を捕そくしたサービス・トレースを取
得して、IBM テクニカル・サポートに連絡して援助を
求めてください。TSM 管理者に、トレースの構成の支
援を依頼することもできます。
ANS1234E
プロトコル違反です。
説明: 通信プロトコル・エラーが発生しました。 通信
サブシステムが適切に定義されていないか、あるいはそ
れ自身にエラーがあります。
システムの処置:
ANS1230E
説明:
す。
無効 NFS ファイル・ハンドル。
NFS ファイル・システムが不整合になっていま
システムの処置:
す。
ファイル・システムはスキップされま
処理は停止します。
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 通信処理が適切に稼働しているかどう
か検査し、その後操作を再試行します。
ANS1235E
不明なシステム・エラーが発生し、TSM
はリカバリーできません。
ユーザーの処置: NFS マウントのファイル・システム
を確認してください。
説明: 不明のエラーが発生しました。これは、TSM が
回復できない低レベルのシステム・エラーまたは通信エ
ラーである可能性があります。
ANS1231E
システムの処置:
No file handles available
説明: システムのファイル・ハンドルはすべて現在使用
中です。 使用可能なものはありません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 他のプロセスを終了して一部のファイ
ル・ハンドルを解放するか、システム・セットアップを
変更して同時にオープンできるファイルの数を増やしま
す。
ANS1232E
ファイルが存在し、上書きできません。
説明: リストアまたはリトリーブしようとしているファ
イルが存在し、権限かアクセス許可がないために上書き
できません。
システムの処置:
このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: そのファイルに上書きするために必要
なアクセス許可を持っていることを確認して、操作を再
54
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合には、TSM エラー・ログで関連メッセージを確
認してください。問題を捕そくしたサービス・トレース
を取得して、IBM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。TSM 管理者に、トレースの構成
の支援を依頼することもできます。
ANS1236E
予期しないエラーが発生しました。
説明: これは、通常、TSM が回復できない低レベルの
システム・エラーまたは通信エラーによって起こりま
す。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、この
エラーに関連している可能性のある追加のメッセージが
何かないか調べてください。 操作を再試行してくださ
い。問題が続く場合には、援助を求めるために TSM の
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1237E • ANS1246E
テクニカル・サポートに連絡してください。
ANS1237E
TSM サーバーで問題が発生しました。
説明: TSM クライアント・エラー・ログと TSM サー
バー・アクティビティー・ログに、このエラーに関する
追加情報が含まれている場合があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合には、TSM クライアント・エラー・ログと TSM
サーバー・アクティビティー・ログで、この問題に関す
る追加情報を調べてください。問題が解決しない場合に
は、問題を捕そくした SERVICE トレースを取得して、
IBM テクニカル・サポートに連絡して援助を求めてく
ださい。TSM 管理者に、トレースの構成の支援を依頼
することもできます。
ANS1238S
ユーザーの処置: ファイルにループ・シンボリック・リ
ンクがないことを確認してください。
TSM サーバーにポリシー管理の問題が発
生しました。
ANS1243E
ファイル名が長すぎるので、TSM が処理
できません。
説明: ファイル名のサイズ制限は、オペレーティング・
システムによって異なる場合があります。最も一般的な
制限は 256 文字です。処理しているファイル名は、こ
のシステム上の TSM によってサポートされる制限を超
えています。
システムの処置: このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: HELP FILE SPEC と入力するか、こ
のエラーを受信したオペレーティング・システムのクラ
イアントのマニュアルを参照してください。マニュアル
の『ファイル指定構文』セクションに、TSM でサポー
トされるファイル名の長さが説明されています。
ANS1244E
ファイル・システムはシステムによってロ
ックされています。
説明: TSM クライアント・エラー・ログと TSM サー
バー・アクティビティー・ログに、このエラーに関する
追加情報が含まれている場合があります。
説明: システムによってロックされているため、ファイ
ル・システムにアクセスできません。
システムの処置:
システムの処置: TSM は操作を完了できません。
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合には、TSM クライアント・エラー・ログと TSM
サーバー・アクティビティー・ログで、この問題に関す
る追加情報を調べてください。問題が解決しない場合に
は、問題を捕そくした SERVICE トレースを取得して、
IBM テクニカル・サポートに連絡して援助を求めてく
ださい。TSM 管理者に、トレースの構成の支援を依頼
することもできます。
ANS1241E
ファイルは使用中。書き込み許可は拒否さ
れました。
説明: 現行ファイルは、現在、別の操作によって実行さ
れているため、オープンして書き込むことができませ
ん。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: ファイルを実行している操作を停止し
て、操作を再試行するか、ファイルを異なる名前または
ディレクトリーにリストアまたはリトリーブします。
ユーザーの処置: システム管理者にご相談ください。
ANS1245E
ファイルのフォーマットが不明です。
説明: TSM がファイルをリストアまたはリトリーブし
ようとしましたが、そのファイルのフォーマットが不明
でした。
システムの処置: このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: そのファイルは別のアプリケーション
でバックアップされたか、データが無効です。ファイル
がこのシステムに属している場合は、操作を再試行して
ください。 問題が解決しない場合は、IBM テクニカ
ル・サポートに連絡して、支援を依頼してください。
ANS1246E
コマンド行の引数が、単一トークンの最大
長 (maximum length) を超えています。
説明: コマンド行引数は、maximum length 文字数を超
えないようにします。
システムの処置: コマンドは処理されません。
ANS1242E
名前の解決を試みているときに検出された
シンボリック・リンクの数が多すぎます。
ユーザーの処置: コマンドを訂正し、操作を再試行して
ください。
説明: ファイル名の解決を試行しているときに検出され
たシンボリック・リンクの数が多すぎます。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
55
ANS1247I • ANS1257E
ANS1247I
サーバーからのファイルを待機中...
説明: リストア要求がサーバーに送信されました。 待
機時間はリストアするファイルの数によって異なりま
す。
システムの処置: TSM はファイルがサーバーからリス
トアされるのを待機します。
ユーザーの処置:
ANS1248E
ありません。
同じソース・ファイル指定の活動リストア
が存在します。 この要求を続行できませ
ん。
説明: 現在、同じソース・ファイル指定の活動リストア
が存在しています。 同じソース・ファイル指定の別の
リストアを開始することができません。
システムの処置:
要求されたリストアは失敗します。
ユーザーの処置: 異なるソース・ファイル指定を指定し
て別のリストアを開始します。
システムの処置:
ユーザーの処置: この機能を試みる前に有効なサーバー
に接続してください。
ANS1253E
ファイルの入出力エラー
説明: ファイルの読み取り中またはファイルへの書き込
み中にエラーが検出されました。
システムの処置: ファイルまたはファイル・システムは
スキップされます。
ユーザーの処置: システムが正しく作動していることを
確認してください。 OS/2 の場合、障害を起こしたドラ
イブに対して CHKDSK /F を実行してください。該当
ドライブは、dsmerror.log で見つけることができます。
ANS1254E
説明:
た。
ファイル書き込みエラー。
ファイルへの書き込み中にエラーが検出されまし
システムの処置:
ANS1249W
サーバーが最後のリストア要求を再始動す
ることができません。 再始動しないでリ
ストアしますか、あるいは要求を打ち切り
ますか?
説明: 再スタート・リストア・トークンが有効期限切れ
になりました。 サーバーは最後に終了したところから
リストアを再始動することができません。
システムの処置:
を待ちます。
処理は停止しました。ユーザーの介入
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: システムが正しく作動していることを
確認してください。
ANS1255E
ファイルがシステム/ユーザー・ファイル
限界を超えています。
説明: リストアまたはリトリーブしようとしているファ
イルが、このユーザーに対するシステムの設定限界を超
えています。
システムの処置: ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: 再始動しないで要求を再試行するか、
あるいは要求を打ち切ります。
ANS1251E
操作は失敗します。
ファイル・システム/ドライブが作動不能
です。
ユーザーの処置: システムしきい値が正しく設定されて
いることを確認してください。
ANS1256E
ファイル/ディレクトリーを作成できませ
ん。
説明: ファイル・システム/ドライブでアクセスの準備
ができていません。
説明: リストアまたはリトリーブされているファイルの
ディレクトリー・パスを作成できません。
システムの処置:
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ドライブが TSM にとって利用可能
であることを確認し、操作を再試行します。
ANS1252W
接続したサーバーでは、この機能はサポー
トされていません。
説明: 仮想サーバーに接続しているときに、バックアッ
プ・アーカイブ・クライアント操作を実行しようとしま
した。仮想サーバーに接続している場合は、バックアッ
プ・アーカイブ・クライアント操作はサポートされてい
ません。
56
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: リストアまたはリトリーブされている
ファイルのディレクトリーを作成するための適切な許可
を取得していることを確認してください。書き込みアク
セスを持つようにします。
ANS1257E
システム・オブジェクトのリストア準備中
にエラーが発生しました。
説明: このメッセージは一般に、システム・オブジェク
トのリストア準備で、クライアントが ADSM.SYS ステ
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1258E • ANS1264E
ージング・ディレクトリーを削除できない場合に発行さ
れます。
システムの処置:
れません。
システム・オブジェクトはリストアさ
ユーザーの処置: エラー・ログにこの障害の原因を示す
他のメッセージがないかを調べて、示されている問題が
ある場合はそれを訂正してから、操作を再試行してくだ
さい。 問題が再発する場合は、手動で ADSM.SYS デ
ィレクトリーを削除してから、操作を再試行してくださ
い。 この問題が解決しない場合は、IBM テクニカル・
サポートに連絡して、追加の支援を求めてください。
ANS1258E
ANS1261W
イメージ・スナップショット操作は失敗し
ました。
説明: アーカイブ・コマンド上の記述オプションは、空
ストリングを指定しないようにします。
システムの処置:
無視されます。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: エラー・ログで、エラーの理由を示す
その他のメッセージを調べてください。示されている問
題の解決を試行してから、操作を再試行してください。
問題が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポート
に連絡して、支援を依頼してください。
ANS1259E
イメージ・スナップショット操作に失敗し
ました。診断テキスト: diag_text。
処理を続行します。記述オプションは
ユーザーの処置: ありません。記述には少なくとも 1
文字を指定してください。
ANS1262E
説明: TSM は、指定されたボリュームのスナップショ
ットを取得できませんでした。
システムの処置:
指定したアーカイブの記述は、空ストリン
グです。TSM は、デフォルト記述
(Archive Date: current date) を使用しま
す。
パスワードが更新されません。 無効な現
行パスワードが指定されたか、あるいは新
規パスワードがサーバーのパスワード要件
を満たしていません。
説明: 以下のいずれかの理由により、パスワードが更新
されません。
v 間違った現行パスワードが入力された
v パスワードの長さ要件を満たさない新規パスワードを
入力した。長さ要件はサーバーで設定する。
システムの処置: サーバー上でパスワードが更新されま
せん。
ユーザーの処置: 別のパスワードを入力してください。
説明: イメージ・バックアップ・スナップショット処理
中にエラーが発生しました。エラーによっては、診断テ
キストが異なる可能性があります。
ANS1263E
システムの処置:
説明: ファイルをバックアップするには、ポリシー・セ
ットに前回のバックアップ・コピー・グループが含まれ
ている必要があります。
操作は終了する。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、問題
の理由を示す他のメッセージがないか確認してくださ
い。 メッセージで示されている修正アクションを実行
して、操作を再試行してください。問題が解決しない場
合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、支援を
依頼してください。
ANS1260E
ファイルは再呼び出しされているところ
か、再呼び出しされています。
説明: ファイルが他の処理によって再呼び出し中か、あ
るいは再呼び出しが行われました。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置:
None
アクティブ・ポリシー・セットにバックア
ップ・コピー・グループが含まれていませ
ん。バックアップ操作を続行できません。
システムの処置: TSM は、ファイルをバックアップし
ませんでした。
ユーザーの処置: TSM 管理者はバックアップ・コピ
ー・グループを含むユーザーのポリシー・セットで少な
くとも 1 つの管理クラスを更新または定義するか、少
なくとも 1 つのバックアップ・コピー・グループがあ
る別のポリシー・ドメインにユーザーを割り当てる必要
があります。TSM 管理者に連絡して、支援を依頼して
ください。
ANS1264E
アーカイブ・ポリシー・セットにアーカイ
ブ・コピー・グループが入っていません。
アーカイブ操作を続行できません。
説明: ファイルをアーカイブするには、ポリシー・セッ
トにアーカイブ・コピー・グループが少なくとも 1 つ
含まれている必要があります。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
57
ANS1265E • ANS1271E
システムの処置:
いません。
TSM は、ファイルをアーカイブして
ユーザーの処置: TSM 管理者はアーカイブ・コピー・
グループを含むユーザーのポリシー・セットで少なくと
も 1 つの管理クラスを更新または定義するか、少なく
とも 1 つのアーカイブ・コピー・グループがある別の
ポリシー・ドメインにユーザーを割り当てる必要があり
ます。TSM 管理者に連絡して、支援を依頼してくださ
い。
ANS1265E
不良なマウントまたはファイル・システム
が見つかり、処理は停止しました。
説明: getmnt システム・コールがエラー表示を戻しま
した。マウント・ファイル・システムの判別を試みてい
るときにエラーが検出されました。
システムの処置:
処理は停止しました。回復不能です。
ユーザーの処置: システム上に正しくないファイル・シ
ステムあるいはマウント・ポイントが存在します。 フ
ァイル・システムおよびマウントを調べ、エラーを訂正
します。成功しない場合は、システム管理者に詳細情報
を問い合わせてください。
ANS1266E
不良なマウントまたはファイル・システム
が見つかり、処理は停止しました。
説明: マウントされたファイル・システムの判別を試み
ているときに、エラーが検出されました。
システムの処置:
処理は停止しました。回復不能です。
ユーザーの処置: 詳細については、システム管理者に問
い合わせてください。
ANS1267E
ファイル file-name の管理クラスでは、マ
イグレーションは許可されません。 この
ファイルはマイグレーションされません。
た後、別名ファイルをマイグレーションしようとしてエ
ラーになります。
システムの処置:
このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: このエラーがハード・リンクされたフ
ァイルのマイグレーションによって発生したものではな
い場合、このエラーは、前にキャンセルされたマイグレ
ーション操作または再呼び出し操作により発生した可能
性があります。その場合は、dsmrecalld デーモンを再始
動して、操作を再試行してください。
ANS1269I
ファイルは暗黙的に除外されます。
説明: 暗黙的に除外されるファイルのバックアップまた
はマイグレーションが試みられました。
システムの処置: TSM は暗黙的に除外されるファイル
をバックアップまたはマイグレーションしません。
ユーザーの処置:
ANS1270I
ありません。
強制的に圧縮をオフにして、以降のサーバ
ー・フリー・リストアを可能にします。
説明: ENABLESERVERFREE を指定していて、かつサ
ーバー・フリー・データ移動を実行しようとしたのに非
サーバー・フリー・データ移動になってしまったため、
TSM クライアントによって強制的に圧縮がオフにされ
ようとしています。サーバー・フリー・バックアップの
実行を妨げている問題が解決すると、それ以後は、バッ
クアップの済んでいるオブジェクトをサーバー・フリ
ー・リストアにかけることができるようになります。
システムの処置: 圧縮なしで処理が続行されます。
ユーザーの処置: システム・オプション・ファイルから
ENABLESERVERFREE オプションを削除するか、同オ
プション・ファイル内の COMPRESSION を OFF に設
定してください。
説明: このファイルの管理クラスはマイグレーションを
許可しません。
ANS1271E
システムの処置:
説明: 以下のいずれかの理由により、圧縮ファイルを正
しく解凍できません。
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: TSM 管理者に、管理クラス内のスペ
ース管理技法を NONE 以外の値に変更依頼するか、あ
るいは、包含/除外リストを変更して、適切なスペース管
理技法値を持つ管理クラスを指定します。
ANS1268E
このファイルはマイグレーション済みで
す。
説明: このエラーは、ハード・リンクを持つファイルを
マイグレーションする場合に発生することがあります。
ハード・リンクを持つファイルがマイグレーションされ
58
圧縮ファイルが破損しているため、正常に
解凍できません。
v テープに問題がある。
v 通信問題がある。
v TSM サーバー上の圧縮ファイルが破損している。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: 1) テープに問題があるため圧縮ファ
イルが破損した。これが問題であるかどうかを調べるに
は、TSM サーバーで次のコマンドを発行してくださ
い。 audit volume <volume_name> fix=no 問題が報告さ
れた場合は、該当のテープ・ボリュームから新しいボリ
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1272W • ANS1278W
ュームにデータを移動して (MOVE DATA コマンドを
参照)、リストアを再試行することができます。 2) TSM
サーバーと TSM クライアント間の通信に問題があり、
その結果として、転送中にファイルが破損した。サーバ
ーでギガビット・イーサネット・アダプターを使用して
いる場合は、カード・ドライバーをアップグレードする
か (AIX プラットフォームの場合)、または、SUN が提
供する、いくつかのシステム・ネットワーク・オプショ
ンへの推奨される変更 (この問題を解決済み) を追加し
てください (SUN プラットフォームの場合)。3) リスト
ア中に、ファイル破損の発生元の TSM クライアント/サ
ーバー間に問題がなかったか、ネットワーク・サポート
担当者に確認してください。
ANS1272W
クライアントで適応サブファイル・バック
アップが構成されていましたが、サーバー
ではこのタイプのバックアップが許可され
ていません。この操作では適応サブファイ
ル・バックアップは使用されません。
説明: サーバーにより適応サブファイル・バックアップ
が強制的にオフにされます。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: クライアントによるサブファイルのバ
ックアップを許可するようにサーバーをセットアップし
てください。
システムの処置: サーバーへの接続は失敗します。
ユーザーの処置: このエラーはメモリー不足によって生
じるため、稼働中のアプリケーションをシャットダウン
し、再試行します。 それでも問題が解決されない場合
は、システム管理者に連絡してください。
ANS1275E
WINSOCK.DLL からの機能のロード中に
エラー。
説明: Windows ソケットのサポート・ファイルから 1
つ以上の機能をロード中にエラーがありました。
システムの処置: サーバーへの接続は失敗します。
ユーザーの処置: これはメモリー不足によって生じる可
能性があるため、実行中のアプリケーションをシャット
ダウンし、再試行します。 それでも問題が解決されな
い場合は、システム管理者に連絡してください。
ANS1276I
「サービスとしてログオンする」権利が
account に与えられました。
説明: サービスとして実行するセキュリティー権利を持
っていない Windows ユーザー・アカウントが指定され
ました。
システムの処置: 「サービスとしてログオンする」権利
が TSM から指定のアカウントに与えられました。
ユーザーの処置: アクションは不要です。
ANS1273E
イメージ・プラグインはボリュームに対す
る排他ロックを獲得できませんでした。
volume_name
説明: オフライン・イメージ・バックアップやイメー
ジ・リストアを実行する場合、IBM Tivoli Storage
Manager ではボリュームの排他使用を必要とします。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 他のアプリケーションがそのボリュー
ムにアクセスしていないか検証してください。ボリュー
ムにアクセスしているアプリケーションが他にあり、バ
ックアップ時にそのアプリケーションをシャットダウン
できない場合は、代わりにオンライン・イメージ・バッ
クアップ (LVSA によるスナップショット) を実行して
ください。イメージのリストア時には、IBM Tivoli
Storage Manager でボリュームの排他使用が可能でなけ
ればなりません。
ANS1274E
WINSOCK.DLL のロード中のエラー。
説明: Windows ソケットのサポート・ファイルをメモ
リーにロード中にエラーが発生しました。このエラーが
適用されるのは、TCP/IP 通信を使用しているときだけ
です。
ANS1277E
「サービスとしてログオンする」権利を
account に与えているときにエラーが発生
しました。
説明: サービスとして実行するセキュリティー権利を持
っていない Windows ユーザー・アカウントが指定され
ました。この権利を自動的に付与しようとしているとき
に TSM に問題が発生しました。
システムの処置: 「サービスとしてログオンする」権利
は、指定のアカウントには与えられません。
ユーザーの処置: サービスの構成を行おうとしているア
カウントが、権利を付与する権限を持つことを確認した
上で、要求を再試行してください。 あるいは、管理ア
カウントから Windows ポリシー・エディターを実行し
て、構成中のサービスと関連のあるアカウントに、「サ
ービスとしてログオンする」権利を与えてください。
ANS1278W
仮想マウント・ポイント 'filespace-name'
は、ファイル・システムです。ファイル・
システムとしてバックアップされます。
説明: ファイル・システムである仮想マウント・ポイン
トは無効なので、削除する必要があります。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
59
ANS1279W • ANS1301E
システムの処置:
す。
仮想マウント・ポイントは無視されま
ん。 この値をコマンドとともに明示的に入力する必要
があります。
ユーザーの処置:
ださい。
仮想マウント・ポイントを削除してく
システムの処置:
ANS1279W
仮想マウント・ポイント 'filespace-name'
は、自動マウント機能で操作しているファ
イル・システムでは使用できないので、無
視されます。
現行コマンドは終了します。
ユーザーの処置: SET EVENT コマンドを TYPE オプ
ション付きで再入力し、値 HOLD、RELEASE、または
ACTIVATERETENTION を指定します。
ANS1289W
'volume' において、セクター hi:lo と
hi:lo の間に誤った領域があります。
説明: 仮想マウント・ポイントは、自動マウント機能で
操作しているファイル・システムでは使用できません。
仮想マウント・ポイントが自動マウント機能で処理され
るファイル・システムに存在する場合、仮想マウント・
ポイント下にあるバックアップ済みファイルは、ファイ
ル・システムがマウント解除されるとき有効期限切れに
なります。
ユーザーの処置: chkdsk (Windows) や fsck (UNIX) な
どのシステム・ツールを使用して、ボリューム・データ
が破壊されていないことを確認してください。
システムの処置:
す。
仮想マウント・ポイントは無視されま
ANS1300E
ユーザーの処置:
ださい。
仮想マウント・ポイントを削除してく
ANS1286E
この操作には -nasnodename オプション
が必要です。
説明: ユーザーが出した NAS 関連コマンドで、
NASNodename オプションが欠落しています。
システムの処置: 操作が打ち切られました。
ユーザーの処置: コマンドに -nasnodename オプション
を追加するか、オプション・ファイルに nasnodename
オプションを入れてください。
ANS1287E
ボリュームをロックできませんでした。
説明: ボリュームをロックするシステム呼び出しが失敗
しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 他のアプリケーションがボリュームに
アクセスしていないことを確認してください。バックア
ップ中にシャットダウンできないアプリケーションがこ
のボリュームにアクセスしている場合は、代わりにオン
ライン・イメージ・バックアップ (スナップショット)
を実行してください。イメージのリストア時には、TSM
にボリュームの排他使用ができる必要があります。
ANS1288E
説明:
60
SET EVENT コマンドでは (-TYPE) オプ
ションが必要です。
-TYPE オプションにはデフォルトがありませ
説明: イメージ操作中に、ボリュームの指定の範囲で誤
ったセクターが検出されました。
システムの処置:
処理を続行します。
必要な構成要素をリストアできないため
に、ファイル 'file_name' を再構成できま
せん。
説明: このファイルのバックアップにサブファイルのバ
ックアップ技法が使用されました。 リストア中に、フ
ァイルの部分はサーバーから取得されませんでした。
システムの処置: メッセージに示されているファイルは
リストアされません。 他のファイルに対するリストア
は続行されます。
ユーザーの処置: ユーザー・インターフェースからリス
トアするファイルを選択して、そのファイルのリストア
をやり直してください。クライアント・エラー・ログと
サーバー・アクティビティー・ログに、このメッセージ
で示されているファイルに関するメッセージがないかど
うか確認することもできます。
ANS1301E
TSM サーバーにおけるエラーのために、
この操作を続行できません。TSM サーバ
ー管理者に支援を依頼してください。
説明: TSM サーバーで、TSM クライアントの操作を
続行できなくなるようなエラー条件が検出されました。
TSM サーバー管理者は、TSM サーバー・アクティビテ
ィー・ログによって、このエラーに関する詳細を検討し
ます。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者に連絡して援助
を求めてください。管理者は、TSM サーバー・アクテ
ィビティー・ログによって、このエラーの原因となった
状態についてさらに詳しく検討します。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1302E • ANS1307E
ANS1302E
サーバー上に照会と一致するオブジェクト
がありません
説明: サーバー上のどのオブジェクトも実行される照会
操作と一致しません。このオブジェクトがあるノードで
生成されたバックアップ・セットの一部であり、しかも
そのノード名がサーバーで変更されている場合は、その
名前変更よりも前に生成されたバックアップ・セット・
オブジェクトが新しいノード名に一致することはありま
せん。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 名前が適切に入力されていることを確
認します。 オブジェクトがノード名変更よりも前に生
成されたバックアップ・セットの一部である場合は、バ
ックアップ・セットが生成されたノードと同じノード名
であるか確認してください。
ANS1303E
クライアントがトランザクションを終了し
ました。
説明: クライアント・システムはサーバーの操作を終了
し、現行トランザクションを終了しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
セッションを再始動します。
ANS1304W
活動バックアップ・バージョンが見つかり
ません。
説明: オブジェクトを期限切れにしようとしましたが、
TSM サーバーはそのオブジェクトの活動バックアッ
プ・バージョンを検出できませんでした。このメッセー
ジの前のメッセージ ANS1228E に、オブジェクト名が
示されます。例えば、2 つの別個のクライアント・プロ
セスが同じファイル・システムを同時にバックアップし
ている場合に、このメッセージが発行されます。一方の
プロセスがファイルを期限切れにすると、TSM サーバ
ーによってファイルが非活動になります。2 番目のプロ
セスが同じファイルを期限切れにしようとすると、TSM
サーバーはそのファイルの活動バージョンを検出できな
いため、2 番目のプロセスによってそのファイルに対す
るこのメッセージが発行されます。
システムの処置: オブジェクトは期限切れではありませ
ん。 次のオブジェクトについて処理を続行します。
ユーザーの処置:
v コンソールの出力、スケジュール・ログ、またはエラ
ー・ログを確認して、このメッセージの直前の
ANS1228E メッセージを見つけてください。
ANS1228E に、期限切れにできなかったオブジェクト
が示されます。
v この問題が発生した状態を確認し、それらの状態のた
めにメッセージが発行されたかどうかを検討してくだ
さい。 例えば、クライアントの複数インスタンスが
ファイル・システムを同時にバックアップしようとし
た場合に、このメッセージが表示されることがありま
す。
v メッセージが発行された理由が判別できず、操作を再
試行してもメッセージが発行される場合には、IBM
サポートに連絡して援助を求めてください。その他の
考えられる解決策については、Tivoli Storage Manager
のサポート・サイト (http://www.ibm.com/support/entry/
portal/overview/software/tivoli/tivoli_storage_manager)で
このメッセージ番号を検索してください。
ANS1305E
TSM サーバーにオブジェクトに対するデ
ータがありません。
説明: TSM は、関連したデータのないオブジェクトで
リストアまたはリトリーブを実行しようとしました。修
正アクションが可能な場合、TSM サーバーにありま
す。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡し、TSM アクテ
ィビティー・ログに、問題の識別に役立つ可能性のあ
る、このエラーに関連したメッセージがないか確認して
もらってください。
ANS1306E
間違ったパスワードが入力されました。
説明: 入力された現行パスワードが誤っているか、入力
された新規パスワードがサーバーで設定されているパス
ワード長さ要件を満たしていません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 正しいパスワードでセッションを再試
行してください。それでも失敗する場合やパスワードを
忘れた場合は、TSM 管理者に新規パスワードを割り当
ててもらってください。
ANS1307E
Node in use
説明: 現在稼働しているノードは、サーバー上の他の操
作によって使用中です。これは他のクライアントまたは
サーバー上の活動からの可能性があります。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行するか、あるいはシステ
ム管理者にユーザーのノードに関して他のどの操作が実
行中であるかの調査を依頼します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
61
ANS1308E • ANS1314E
ANS1308E
有効期限は現在日より大きくなければなり
ません。
説明: アーカイブ有効期限が短すぎます。日付は、「本
日」以降でなければなりません。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: 今日以降の有効期限でファイルのアー
カイブを再試行します。
ANS1309I
要求されたデータはオフラインです。
v ディスク・ストレージ・プールでのディスクのキャッ
シングをオフにし、各ディスク・プール・ボリューム
に対して MOVE DATA コマンドを発行して、キャッ
シュされたビット・ファイルをクリアする。
ANS1312E
サーバー・メディアのマウントが可能では
ありません
説明: サーバー・メディアのマウントが可能ではありま
せん。 オフライン・ボリュームのマウントを待ってい
るときに、サーバーはタイムアウトになりました。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
説明: リストアまたはリトリーブ操作に関しては、1 つ
以上の要求されたファイルがオフライン・ストレージ・
メディア (一般的にはテープ) から再呼び出しされなけ
ればなりません。待機時間は、サイトのオフライン・ス
トレージ管理ポリシーによって左右されます。
ユーザーの処置: サーバー・ボリュームがマウント可能
になったら再試行します。 このノードのサーバー上に
定義した MAXNUMMP (マウント・ポイントの最大数)
が、0 より大きいことを確認してください。
システムの処置: TSM はオフライン記憶メディアが使
用可能になるのを待ってから、続行します。
ANS1313E
ユーザーの処置: ありません。
ANS1310E
オブジェクトが大き過ぎて、サーバーの限
度を超えています
説明: オブジェクトが大き過ぎます。 サーバーの構成
が、オブジェクトを受け入れるいかなるデータ・ストレ
ージ・スペースも持ちません。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: サイトのサーバーが構成される最大フ
ァイル (オブジェクト) サイズの判別をシステム管理者
に依頼してください。
説明: バックアップまたはアーカイブ操作のためのデー
タの合計量が、データ・ストレージ・スペース割り当て
のためにサーバーに最初に送信された見積サイズを超過
します。バックアップまたはアーカイブ操作がセッショ
ン中の間、多数のファイルが大幅に成長しているときに
これが発生します。
システムの処置:
サーバーがデータ・ストレージ・スペース
を使い切りました。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、大量のデータを生成している、クラ
イアント・マシン上で実行中の他のプロセスは何かを検
査します。バックアップまたはアーカイブ操作の発生中
には、これらの操作を使用不能にします。
ANS1314E
ANS1311E
見積サイズを超えました
サーバー上で現在ファイル・データが使用
不能です。
説明: サーバーはオブジェクトを保管するために利用可
能なスペースを持ちません。
説明: サーバーで現在ファイル・データが使用不能で
す。 リトリーブまたはリストア操作が試みられまし
た。 考えられる原因は以下のとおりです。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
v サーバーでデータが破壊されました。
ユーザーの処置:
してください。
次に示すアクションのいずれかで対処
v サーバーは読み取りエラーを検出しました。
v ストレージ・プールにスペースを追加するようシステ
ム管理者に要求してください。
v TSM クライアントの場合、COMPRESSALWAYS=NO
および COMPRESSIon=YES をオプション・ファイル
(DSM.OPT) にセットしてから、ファイルが圧縮時に
大きくなるようなら、圧縮しないで再送する。
v API アプリケーションの場合、圧縮に関する推奨をア
プリケーションの資料で調べる。
62
v ファイルはサーバーにおいて一時的にレクラメーショ
ン処理操作に含まれています。
v サーバーは利用不能とマークされたテープ・ボリュー
ムを要求しました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、サーバー・コンソールまたはアクテ
ィビティー・ログから問題判別を行うためにシステム管
理者にご相談ください。 利用不能なテープ・ボリュー
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1315W • ANS1323S
ムに対する要求が行われたかどうかを検査します。 読
み取りエラーが既に検出されているか、あるいはボリュ
ームがテープ・ライブラリーからチェックアウトされて
いる場合は、テープ・ボリュームは利用不能とマークさ
れる場合があります。
ANS1315W
説明:
予期しない再試行要求。サーバーはデータ
の書き込み中にエラーを検出しました。
クライアントは操作を再試行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1316E
サーバーには、現行操作を続行するための
十分なリカバリー・ログ・スペースがあり
ません。
説明: サーバーはリカバリー・ログ・スペースを使い果
たしました。
システムの処置:
ANS1317E
サーバーに現行操作の続行するための十分
なデータベース・スペースがありません。
説明: サーバーはデータベース・スペースを使い果たし
ました。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置:
システム管理者にご相談ください。
ANS1318E
サーバーに現行操作を続行するための十分
なメモリーがありません。
サーバーはメモリーを使い果たしました。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: これは一時的な問題です。 後ほど再
試行するか、システム管理者に連絡してください。
ANS1319E
ファイル・スペース file_space_name の名
前を変更しようとしたときに IBM Tivoli
Storage Manager サーバーでエラーが発
生しました。
ありません。
システムの処置: ファイル・スペースの名前を変更でき
ないため、操作は停止します。
ユーザーの処置:
指定されたファイル・スペースはサーバー
上に存在しません。このファイル・スペー
スは、別のクライアントまたは管理者によ
って削除された可能性があります。
説明: 指定されたファイル・スペースはサーバー上に存
在しません。 システム管理者がファイル・スペースを
削除したか、あるいはユーザーのクライアント・ノード
名を使用する他のクライアントがそれを削除しました。
システムの処置: TSM は現行操作をキャンセルしまし
た。
ユーザーの処置: ファイル・スペース名が正しいかどう
か検査し、操作を再試行します。
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: このエラーは一時的な問題です。 後
ほど再試行するか、システム管理者に連絡してくださ
い。
説明:
ANS1320E
ありません。
システムの処置:
説明:
Tivoli Storage Manager サーバー・アクティビティー・
ログで、問題の識別に役立つメッセージが他にないかど
うか確認してください。この問題が解決しない場合は、
IBM テクニカル・サポートに連絡して、追加の支援を
求めてください。
クライアント・エラー・ログと IBM
ANS1321S
指定されたノード名はサーバーの中に定義
されているので、オープン登録が失敗しま
した。
説明: ノードが同じ名前のサーバーに定義されているの
で、オープン登録は失敗しました。
システムの処置: TSM は現行操作をキャンセルしまし
た。
ユーザーの処置: 他のノード名で再試行します。
ANS1322S
デフォルトのドメインが存在しないので、
オープン登録が失敗しました。
説明: デフォルトのポリシー・ドメインがユーザーによ
るノードの配置のために存在しないため、オープン登録
は失敗しました。
システムの処置: TSM は現行操作をキャンセルしまし
た。
ユーザーの処置: システム管理者にご相談ください。
ANS1323S
無効なノード名が指定されているので、オ
ープン登録が失敗しました。
説明: 指定されたノード名が無効文字を含むため、オー
プン登録は失敗しました。
システムの処置: TSM は現行操作をキャンセルしまし
た。
ユーザーの処置: 無効文字を持たない他のノード名で再
試行します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
63
ANS1326S • ANS1331E
ANS1326S
TSM サーバーのストレージ・プールに
は、現在はこのファイルのためのスペース
がありません。これは一時的な状態である
可能性があります。
説明: このメッセージは、通常、データが保管されるス
トレージ・プールに十分なスペースがないが、まもなく
使用可能になる場合に発行されます。 例えば、ストレ
ージ・プール・マイグレーションによって、データを保
管するための十分なスペースが解放されます。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了します。
ユーザーの処置: 後で操作を再試行してください。 そ
れでも失敗する場合には、TSM 管理者に連絡してスト
レージ・プールのスペースを増やすように要求してくだ
さい。
場合は、差分サブファイル・キャッシュ・ディレクトリ
ーに残余差分ファイルがあるかを調べます。 差分サブ
ファイル・キャッシュ・ディレクトリーは、クライアン
ト・オプション SUBFILECACHEPATH によって指定さ
れます。 このディレクトリーで、「.dXXXXXXXX」と
いうファイルを検索します (ここで「XXXXXXXX」は
8 桁の数字です)。 進行中のバックアップ操作がない場
合、SUBFILECACHEPATH にはこの名前のファイルは
ありません。進行中のバックアップ操作はないがこのよ
うなファイルが存在する場合は、それらのファイルを安
全に除去できます。このメッセージを受信し続けている
が、サブファイル・キャッシュ・ディレクトリーに残余
差分ファイルは存在せず、ファイルのサイズも 2 GB
を超えていない場合は、援助を求めるために IBM テク
ニカル・サポートに連絡してください。
ANS1329S
ANS1327W
'volname' に対するスナップショット操作
が失敗しました。エラー・コード:
retcode。
説明: 指定されたボリュームのスナップショットを取得
できませんでした。
システムの処置:
た。
スナップショット処理は停止しまし
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、問題
の識別に役立つメッセージが他にないかどうか確認して
ください。 この問題が解決しない場合は、IBM テクニ
カル・サポートに連絡して、追加の支援を求めてくださ
い。
ANS1328W
'file-name' の差分ファイル生成時にエラー
が発生しました。戻りコードは retcode で
す。
説明: 差分ファイルの作成を妨げるエラーが発生しまし
た。このエラーについて考えられる理由には以下のもの
があります。
v 基本ファイルをオープンして読み取ることができない
v バックアップ対象のファイルをオープンして読み取る
ことができない
説明: サーバーはオブジェクトを保管するために利用可
能なスペースを持ちません。
システムの処置:
v ファイルのメモリー・ファイル・マッピングを作成で
きない
システムの処置: ファイルのフルバックアップが実行さ
れ、新規バージョンの参照ファイルがサブファイル・キ
ャッシュに保管されます。
ユーザーの処置:
64
メッセージが戻りコード 4504 を示す
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: サーバー上のストレージ・プールがい
っぱいであることをシステム管理者に報告してくださ
い。
ANS1330S
このノードには現在、保留中の再始動可能
なリストア・セッションがあります。 こ
のセッションが完了するかキャンセルされ
るまでは、要求された操作は完了できませ
ん。
説明: この操作は、再始動可能リストア・セッションが
保留中のため完了できません。 再始動可能セッション
と現行操作は同じファイル・スペースに影響するため、
この操作は許可されません。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: リストアの照会を出して、競合点を見
つけます。 Cancel Restore コマンドを発行して不必要な
再始動可能リストア・セッションを削除します。
v 差分ファイルをオープンして書き込むことができない
v バックアップ対象のファイルが 2 GB を超えるサイ
ズに拡大した
サーバーがデータ・ストレージ・スペース
を使い切りました。
ANS1331E
TSM の許可ユーザーだけがこのアクショ
ンを実行できます。
説明: ユーザーは、このアクションを実行できる TSM
の許可ユーザーでなければなりません。ユーザーはパス
ワード許可されておらず、このアクションには許可が必
要です。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: ユーザーは root ユーザーであるか、
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1332E • ANS1338I
実行可能プログラムの所有者であり、かつ、設定有効ユ
ーザー ID のビットが 'on' ('s' ビット) である必要があ
ります。
ANS1332E
アプリケーションの「... for
Administrators」バージョンを実行しま
す。
説明: ユーザーは、root またはシステム管理者であ
り、提供される許可ツールを使用して IBM Tivoli
Storage Manager を始動する必要があります。
システムの処置:
ます。
IBM Tivoli Storage Manager は終了し
ユーザーの処置: 空でないディレクトリーとの競合を訂
正してから、操作を再試行してください。 SYSVOL 内
にあるボリューム・マウント・ポイントに関してこのメ
ッセージが発行される場合、不完全な SYSVOL が原因
でシステムの安定性の問題が発生する可能性があるの
で、これは特に重要です。ボリューム・マウント・ポイ
ントのリストアの追加情報については、クライアントの
マニュアルで RESTORE コマンドの参照情報を参照し
てください。
ANS1335E
ユーザーの処置: ユーザーは、root ユーザーとしてロ
グインするか、システム管理者として以下の許可ツール
のいずれかを使用して IBM Tivoli Storage Manager を
始動する必要があります。
v 「TSM Backup for Administrators」
v 「TSM Scheduler for Administrators」
v 「TSM Scheduler Daemon for Administrators」
ANS1333I
ストアされません。次のオブジェクトについて処理を続
行します。
volume_name のスナップショット・イメ
ージ・バックアップに使われた使用済みブ
ロック・リストが、スナップショットの開
始前に取得したリストと異なります。
説明: ありません。
システムの処置: RSM データベースはリストアされま
せん。それ以外の処理を続行します。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、問題
の識別に役立つメッセージが他にないかどうか確認して
ください。 システムをリブートしてから、RSM リスト
ア操作を再試行してください。この問題が解決しない場
合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、追加の
支援を求めてください。
ANS1336I
説明: 情報取得のため、スナップショットの開始前後に
スナップショット・イメージ・バックアップが使用した
ブロック・リストが取り出されます。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
RSM データベース・ファイルをリストア
できませんでした。
変更を有効にするには、RSM サービスを
再始動する必要があります。
説明: RSM データベース・ファイルはサーバーからリ
ストアされ、インポートされています。 更新を有効に
するには、RSM サービスを再始動する必要がありま
す。
システムの処置: 処理を続行します。
ANS1334W
ターゲット・ディレクトリーが空でないた
め、ボリューム・マウント・ポイント
'filespace namepath-namedir-name' がリス
トアされませんでした。
説明: ターゲット・ディレクトリーが存在していない場
合、あるいはターゲット・ディレクトリーが存在してお
り空である場合にのみ、ボリューム・マウント・ポイン
トをリストアできます。ターゲット・ディレクトリーが
存在していて空ではない場合、またはターゲット・ディ
レクトリーが既にジャンクション・ポイントである場合
には、ボリューム・マウント・ポイントをリストアでき
ません。 Windows Vista では、'%systemroot%¥Users' フ
ォルダーを指す多数のジャンクション・ポイントがある
ため、システム・ドライブのリストア中にこの警告が出
ても正常です。
システムの処置:
ボリューム・マウント・ポイントはリ
ユーザーの処置: ありません。
ANS1337I
RSM サービスの再始動中...
説明: RSM データベース・ファイルはサーバーからリ
ストアされ、インポートされています。 TSM は、RSM
サービスを停止してから再始動しようとしています。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1338I
RSM サービスの再始動は完了しました。
説明: RSM データベース・ファイルはサーバーからリ
ストアされ、インポートされています。 TSM がユーザ
ーに代わって RSM サービスを再始動させました。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
65
ANS1339E • ANS1346E
ANS1339E
RSM サービスの再始動は失敗しました。
RSM サービスを手操作で再始動してくだ
さい。
説明: RSM データベース・ファイルは TSM サーバー
からリストアされ、インポートされています。TSM は
ユーザーに代わって RSM サービスの再始動を試みまし
たが、問題に遭遇しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
RSM サービスを手操作で再始動して
ANS1340E
RSM データベースのバックアップ中にエ
ラーが発生しました。
説明: RSM データベース・ファイルのバックアップ中
にエラーが発生しました。 データベースはバックアッ
プされません。
システムの処置:
(specified-option) は入力されましたが、他のオプション
(other-option) が入力されていなかったため失敗しまし
た。
システムの処置: コマンドは終了します。
ユーザーの処置: 指定したオプションを削除してコマン
ドを実行してください。あるいは、他のオプションを追
加してコマンドを実行します。
ANS1344E
ジョブはバックグラウンドで実行中。 キ
ーのプロンプトを出すことができません。
説明: ジョブをバックグラウンドで実行中のときは、ク
ライアントはキーのプロンプトを出すことができませ
ん。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
ジョブをフォアグラウンドで実行して
処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、問題
の識別に役立つメッセージが他にないかどうか確認して
ください。 操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
ANS1345E
サーバー上のオブジェクトは、
'object-nameobject-nameobject-name' に一致
しません。
説明: 指定したファイル (object-name) は、サーバー上
で一致するものがありません。
システムの処置: ファイルはスキップされます。
ANS1341E
オペランド: operand に無効文字がありま
す。
説明: 現在のロケールとコード・ページでは無効な文字
が operand に含まれています。 内部のワイド文字フォ
ーマットには変換できません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: オペランドを記録した言語に合うよう
にワークステーションのロケールを変更し、コマンドを
再試行してください。
ANS1342E
クライアント・キャッシュがロックされて
いる。操作を続行できません。
説明: クライアント・キャッシュは、現在別のプロセス
によってロックされています。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: このプログラム・エラーをサービス技
術員に報告してください。
ANS1343E
説明:
66
オプション 'specified-option' は、
'other-option' が入力されている場合のみ
入力できます。
コマンドは、指定されたオプション
ユーザーの処置: ファイルのバックアップを取って、操
作を再試行してください。 問題が解決されない場合
は、サーバー・コンソールを使用して問題の原因を取り
除くようシステム管理者に問い合わせてください。
ANS1346E
イメージ・スナップショット操作に失敗し
ました。このスナップショット・イメー
ジ・バックアップを実行できるだけのスペ
ースが SNAPSHOTCACHELocation には
ありません。
説明: TSM は、指定されたボリュームのスナップショ
ットを取得できませんでした。
SNAPSHOTCACHELocation は、スナップショットの処
理を実行できるだけのスペースのない場所を指していま
す。 この原因として、予期しない量のディスク活動が
発生し、現時点で空いているスペースに収容できる以上
の変更が生じたという可能性があります。そうでない場
合、指定された場所はボリュームに対して生じる通常の
変更量を扱えるだけの大きさでないため、
SNAPSHOTCACHELocation を変更する必要がありま
す。 この障害の発生するもう 1 つの理由として、指定
された SNAPSHOTCACHESize の値が、スナップショッ
ト・イメージ・バックアップ中にボリュームに対して生
じる通常の変更量を処理するのに十分な大きさに設定さ
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1347E • ANS1352E
れていないことが考えられます。
システムの処置:
ユーザーの処置: 問題が解決しない場合は、
SNAPSHOTCACHESize を増やすか、
SNAPSHOTCACHELocation の値を変更してください。
ANS1347E
イメージ・スナップショット操作に失敗し
ました。SNAPSHOTCACHESize によっ
て指定された使用スペースの比率を超えて
います。
説明: TSM は、指定されたボリュームのスナップショ
ットを取得できませんでした。SNAPSHOTCACHESize
オプションで割り当てたスペースの比率では、このスナ
ップショット・イメージ・バックアップを実行するのに
不十分でした。 この原因として、予期しない量のディ
スク活動が発生し、現時点で割り当てられているスペー
スに収容できる以上の変更が生じたという可能性があり
ます。 この障害の発生するもう 1 つの理由として、指
定された SNAPSHOTCACHESize の値が、スナップショ
ット・イメージ・バックアップ中にボリュームに対して
生じる通常の変更量を処理するのに十分な大きさに設定
されていないことが考えられます。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 問題が解決しない場合は、
SNAPSHOTCACHESize を増加するか、または Windows
の場合は、SNAPSHOTCACHELocation の値を変更して
ください。
ANS1348E
ボリューム書き込み活動のため、
SNAPSHOTFSIDLEWait オプションおよ
び SNAPSHOTFSIDLERetries オプショ
ンを満足できません。
説明: TSM は、指定されたボリュームのスナップショ
ットを取得できませんでした。論理ボリューム・スナッ
プショット・エージェントでは、指定のボリュームのス
ナップショットを開始する前に、
SNAPSHOTFSIDLEWait オプションおよび
SNAPSHOTFSIDLERetries オプションの条件を満たすこ
とができませんでした。
システムの処置:
ANS1349E
処理は停止しました。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 問題が解決しない場合は、バックアッ
プしているボリュームの通常の書き込み活動にもっとよ
く合致するよう、SNAPSHOTFSIDLEWait オプションお
よび SNAPSHOTFSIDLERetries オプションを変更して
ください。
論理ボリューム・スナップシ ョット・エ
ージェントのスナップショット処理時にエ
ラーが発生しました。
説明: スナップショット処理時にリカバリー不能エラー
が発生しました。これは、さまざまなエラーが原因で発
生することがあるため、エラー・ログおよびシステム・
イベント・ログで追加のメッセージがないかどうか確認
する必要があります。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログおよびシ
ステム・イベント・ログで、問題の識別に役立つメッセ
ージが他にないかどうか確認してください。操作を再試
行してください。問題が解決しない場合は、IBM テク
ニカル・サポートに連絡して、支援を依頼してくださ
い。
ANS1350E
論理ボリューム・スナップショット・エー
ジェント (LVSA) は現在、これと同じボ
リュームでスナップショットを実行してい
るために使用中です。
説明: 別の IBM Tivoli Storage Manager プロセスが既
にこのボリュームのスナップショットを実行していま
す。
システムの処置: 操作は停止します。
ユーザーの処置: 別の IBM Tivoli Storage Manager プ
ロセスがこのボリュームの処理を終えるまで待ってか
ら、操作を再試行してください。
ANS1351E
セッションはリジェクトされました。現在
サーバー・セッションはすべて使用中で
す。
説明: TSM の全利用可能セッションは使用中であり、
この時点では新規セッションを受け入れることはできま
せん。
システムの処置: TSM は現行操作をキャンセルしまし
た。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、サーバーの並行アクティブ・セッシ
ョンの数を増加するようシステム管理者にご相談くださ
い。
ANS1352E
セッションはリジェクトされます。 パス
ワードの有効期限が切れています。
説明: TSM ユーザー ID のパスワードの有効期限が切
れています。TSM ノード名パスワードまたは管理ユー
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
67
ANS1353E • ANS1358S
ザー ID パスワードのいずれか、あるいはその両方で
す。
者の識別をシステム管理者に依頼してください。
システムの処置: TSM は現行操作をキャンセルしまし
た。パスワードが更新されるまで、サーバーに接続でき
ません。
ANS1355E
ユーザーの処置: パスワードを更新してください。 ノ
ード名パスワードまたは対応する管理 ID パスワードま
たはその両方を更新する必要がある場合があります。
SET PASSWORD コマンドを使用するか、TSM 管理者
がノードまたは管理 ID (あるいはその両方) を更新しま
す。
ANS1353E
セッションはリジェクトされました: 不明
または正しくないユーザー ID が入力さ
れました
セッションはリジェクトされました。サー
バーが使用不可になっています。
説明: サーバーは使用不能状態にあり、通常活動のため
にアクセスすることはできません。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: サーバーが使用可能状態に戻った後、
操作を再試行します。問題が解決されない場合は、シス
テム管理者にご相談ください。
ANS1356E
サーバーはオープン登録を行えるようには
構成されていません。
説明: ユーザー ID (TSM ノード名または管理ユーザー
ID) がサーバーに認識されません。これについて考えら
れる理由には、以下のものが含まれます。
説明: 許可されません。 システム管理者による登録が
必要です。サーバーはオープン登録を行えるようには構
成されていません。
v ノード名が TSM サーバーに登録されていません
システムの処置:
v ノード名は適切ですが、同じ名前とクライアント所有
者権限を使用する、対応する管理 ID がありません
ユーザーの処置: システム管理者から TSM ノードお
よびパスワードを入手する必要があります。
v 異なるノードにマイグレーションされたファイルへの
アクセスを試みています。
ANS1357S
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: サーバーがクローズ登録を使用し、ノ
ード名がサーバーに登録されていることを確認してくだ
さい。 TSM ユーザー ID を正確に入力したことを確認
してください。TSM ノード名に、そのノードに対する
クライアント所有者権限を持つ、対応する管理 ID があ
ることを確認してください。ない場合には、TSM 管理
者は ID を作成する必要があります。マイグレーション
したファイルにアクセスする場合は、ノード名はファイ
ルをマイグレーションしたノードと同一でなければなり
ません。
セッションはリジェクトされました。重複
する ID が入力されました。
説明: このノード名を使用する他のプロセスがサーバー
でアクティブになっています。
システムの処置: TSM はサーバーに接続できません。
TSM は現行操作をキャンセルしました。
ユーザーの処置: UNIX ベース・システムを稼働中の場
合は、同一名で別のプロセスが TSM でアクティブにな
っていないことを確認します。また、ノード名がサーバ
ーにとって固有であり、したがって他のユーザーによっ
て使用できないことを確認します。そのノード名の所有
68
セッションはリジェクトされました。下位
レベルのクライアント・コード・バージョ
ンです。
説明: サーバー・バージョンとクライアント・バージョ
ンが一致しません。クライアント・コードのレベルが下
です。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: システム管理者に連絡して、ご使用の
ロケーションで実行するべき TSM のバージョンを確認
してください。
ANS1358S
ANS1354E
セッションは開始されません。
セッションはリジェクトされました。下位
レベルのサーバー・コード・バージョンで
す。
説明: サーバー・バージョンとクライアント・バージョ
ンが一致しません。サーバー・コードのレベルが下で
す。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: システム管理者に連絡して、ご使用の
ロケーションで実行するべき TSM のバージョンを確認
してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1359E • ANS1368S
ANS1359E
説明:
セッションはリジェクトされました。指定
されたノード名が現在使用中です。
ANS1364E
指定されたノード名はサーバー上で使用中です。
システムの処置:
セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置: サーバーは、ノードがセッションの設
定を行うのを妨げるタスクを実行している可能性があり
ます。後ほど再試行するか、あるいはシステム管理者に
問い合わせてください。
ANS1360I
システムの処置: たとえファイルのサイズは大きくなっ
ていても、ファイルは圧縮されています。
ユーザーの処置:
ありません。
セッションはリジェクトされました。指定
されたノード名は現在ロックされていま
す。
説明: 指定されたノード名は現在サーバー上でロックさ
れています。
システムの処置:
セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置: ノード名がロックされている理由につ
いて、システム管理者に問い合わせてください。
ANS1362S
説明: サーバーはリカバリー・ログ・スペースを使い果
たしました。
システムの処置: セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置: このエラーは一時的な問題です。 後
ほど再試行するか、システム管理者に連絡してくださ
い。
圧縮データが大きくなりました。
説明: 圧縮後のファイルのサイズが圧縮前のファイルの
サイズより大きくなっています。
ANS1361E
SLM ライセンスが超過: TSM のクライ
アント・ライセンス数を超えています。シ
ステム管理者に連絡してください。
ANS1365E
システムの処置: クライアント登録または接続要求の実
行が終了します。
ユーザーの処置:
システム管理者にご相談ください。
セッションはリジェクトされました。サー
バーに接続を確立できるだけの十分なメモ
リーがありませんでした。
説明: サーバーには、クライアントがサーバーとの接続
を確立することを可能とする十分なメモリーがありませ
ん。
システムの処置:
セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置: 後ほど再試行するか、システム管理者
に連絡してください。
セッションはリジェクトされました: 接続
を確立するための十分なデータベース・ス
ペースがサーバーにはありません。
説明: サーバーはデータベース・スペースを使い果たし
ました。
システムの処置: セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置: システム管理者にご相談ください。
ANS1366E
セッションはリジェクトされます。 TSM
サーバーに内部エラーがあります。
説明: 内部サーバー・エラーのために、クライアントが
TSM サーバーとの接続を確立できません。
システムの処置: セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置: このエラーを TSM 管理者に通知し
てください。
ANS1367E
説明: 新規登録の追加により、TSM の製品ライセン
ス・カウントが超過します。
ANS1363E
セッションはリジェクトされました: 接続
を確立するための十分なリカバリー・ロ
グ・スペースがサーバーにはありません。
サーバーで Unicode クライアントのサイ
ンオンが許可されていないため、クライア
ントが TSM サーバーにサインオンでき
ません。
説明: クライアントは TSM サーバーに接続できませ
ん。
システムの処置: セッションは開始されません。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡し、ご使用の環境
で稼働する TSM クライアントを構成する上での支援を
求めてください。
ANS1368S
セッションはリジェクトされました : サ
ーバーはこのプラットフォーム・タイプの
ライセンスを持っていません。システム管
理者に連絡してください。
説明: 要求しているクライアント・タイプにはサーバー
はライセンスされていません。
システムの処置: クライアント登録または接続要求の実
行が終了します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
69
ANS1369E • ANS1375W
ユーザーの処置:
ANS1369E
システム管理者にご相談ください。
セッションはリジェクトされました。この
セッションはサーバー管理者によってキャ
ンセルされました。
説明: サーバー管理者が現行のクライアント・セッショ
ンをキャンセルしています。
システムの処置:
ます。
クライアント接続要求の実行は終了し
ユーザーの処置:
システム管理者にご相談ください。
ANS1370E
入力されたユーザー ID はクライアン
ト・マシンにアクセスするための正しいレ
ベルの権限を持っていません。
説明: 入力されたユーザー ID はこの TSM クライア
ントにアクセスできません。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: TSM サーバー上のこのユーザー ID
に、この TSM クライアントへのアクセスを可能にする
権限を付与します。
ANS1371E
サブファイル構成要素からファイル '' を
再構成できません。
NAS のノードを使用するのは、nasnodename オプショ
ンの場合だけにしてください。
ANS1373W
説明: スナップショットのバックアップ/アーカイブ操
作を実行するためには、PRESNAPSHOTCMD オプショ
ンで指定されたコマンドが正常に完了する必要がありま
す。このコマンドは、戻りコード 0 (ゼロ) が表示され
て完了すれば、正常に完了しています。コマンドが完了
しても、それ以外の戻りコードが表示された場合は、コ
マンドは失敗しています。コマンドが失敗した場合でも
バックアップは実行されますが、スナップショット・テ
クノロジーの利点は得られません。
システムの処置: クライアントはバックアップ/アーカ
イブ操作を実行しますが、スナップショットを使用しま
せん。
ユーザーの処置: コマンドの失敗の原因となった問題を
識別して修正してください。このコマンドではゼロ以外
の戻りコードが通常であるような場合には、このコマン
ドを常にゼロの戻りコードで終了するスクリプトにラッ
プすることを検討してみてください。
ANS1374W
説明: このファイルをそのサブファイル・コンポーネン
トから再構築中にエラーが発生しました。
システムの処置: メッセージに示されているファイルは
リストアされません。 他のファイルに対するリストア
は続行されます。
ユーザーの処置: ユーザー・インターフェースからリス
トアするファイルを選択して、そのファイルのリストア
をやり直してください。クライアント・エラー・ログと
サーバー・アクティビティー・ログに、このメッセージ
で示されているファイルに関するメッセージがないかど
うか確認することもできます。
ANS1372E
クライアント・ノードと TSM サーバー
に登録されているノードの間に不整合が検
出されました。
説明: ユーザーが行ったノード・オプションのコーディ
ングに誤りがあると考えられます。 例えば、TSM サー
バーに登録されているノードが、実際には非 NAS タイ
プであるのに、NAS のタイプの 1 つになっている可能
性があります。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: クライアント・オプション・ファイル
内でのノード名が正しいか確認してください。タイプ
70
ボリューム filespace に対する
PRESNAPSHOTCMD コマンドは、ゼロ
以外の戻りコードで完了しました。
ボリューム filespace に対する
POSTSNAPSHOTCMD コマンドは、ゼロ
以外の戻りコードで完了しました。
説明: POSTSNAPSHOTCMD オプションで指定された
コマンドは、ゼロ以外の値の戻りコードで完了しまし
た。スナップショット・ベースのバックアップ操作は、
少なくとも 8 の戻りコードになります。
システムの処置: スナップショット・ベースのバックア
ップ操作は続行されます。
ユーザーの処置: 事後スナップショット・コマンドが失
敗する原因となった問題を特定して解決してください。
このコマンドではゼロ以外の戻りコードが通常であるよ
うな場合には、この事後スナップショット・コマンドを
常にゼロの戻りコードで終了するスクリプトにラップす
ることを検討してみてください。
ANS1375W
ファイル FilesystemPathFileName は、ユ
ーザーによってスキップされました。
説明: このファイルが現行操作中にスキップされるよ
う、ユーザーの要求が出されました。
システムの処置:
れます。
ファイルは、現行操作中にスキップさ
ユーザーの処置:
ありません。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1376E • ANS1380W
ANS1376E
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。エンドツーエ
ンド・ダイジェスト検証は失敗しました。
説明: リストア済みまたはリトリーブ済みのデータの暗
号ダイジェストが、バックアップまたはアーカイブ操作
中に生成されたダイジェストと一致しませんでした。考
えられる原因は、伝送エラー、データ破損、またはハッ
シュ衝突です。
システムの処置:
ボリュームに対して生じる通常の変更量を処理するの
に十分な大きさに設定されていません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 問題が解決しない場合は、
SNAPSHOTCACHESize を増やすか、
SNAPSHOTCACHELocation の値を変更してください。
ANS1379E
処理は停止します。
ユーザーの処置: リストア操作を再試行してください。
問題が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポート
に連絡して、支援を依頼してください。
ANS1377W
'volname' がファイル・システムのスナッ
プショットを取得できませんでした。操作
はスナップショット・サポートなしで続行
されます。
説明: 何らかの理由により、TSM クライアントがボリ
ュームのスナップショットを作成できませんでした。操
作を失敗する代わりに、TSM クライアントは非スナッ
プショットに基づくバックアップを実行します。
システムの処置:
スナップショット処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、問題
の識別に役立つメッセージが他にないかどうか確認して
ください。 操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
ANS1378E
スナップショット操作は失敗しました。
このスナップショット操作を実行できるだ
けのスペースが
SNAPSHOTCACHELocation にはありま
せん。
説明: IBM Tivoli Storage Manager は、指定されたボリ
ュームのスナップショットを取得できませんでした。
SNAPSHOTCACHELocation は、スナップショットの処
理を実行できるだけのスペースのない場所を指していま
す。 失敗の理由は次のとおりです。
v 予期しない量のディスク活動が発生し、現時点で空い
ているスペースに収容できる以上の変更が生じたとい
う可能性があります。
v 指定された SNAPSHOTCACHELocation はボリューム
に対して生じる通常の変更量を処理するだけの大きさ
はありません。
v 指定された SNAPSHOTCACHESize の値が、スナッ
プショットのバックアップまたはアーカイブ操作中に
スナップショット操作は失敗しました。
SNAPSHOTCACHELocation に使用する
スペースの比率は
SNAPSHOTCACHESize で指定します
が、その比率を超えています。
説明: IBM Tivoli Storage Manager は、指定されたボリ
ュームのスナップショットを取得できませんでした。
SNAPSHOTCACHESize オプションで割り当てたスペー
スの比率では、このスナップショットのバックアップ/ア
ーカイブ操作を実行するのに不十分でした。 失敗の理
由は次のとおりです。
v 指定された SNAPSHOTCACHELocation はボリューム
に対して生じる通常の変更量を処理するだけの大きさ
はありません。
v 指定された SNAPSHOTCACHESize の値が、スナッ
プショットのバックアップまたはアーカイブ操作中に
ボリュームに対して生じる通常の変更量を処理するの
に十分な大きさに設定されていません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 問題が解決しない場合は、
SNAPSHOTCACHESize を増やすか、
SNAPSHOTCACHELocation の値を変更してください。
ANS1380W
スナップショット操作は失敗しました。
ファイル・システムが書き込み状態であっ
たために、SNAPSHOTFSIDLEWait オプ
ションおよび SNAPSHOTFSIDLERetries
オプションに応じた処理を論理ボリュー
ム・スナップショット・エージェントで実
行することができませんでした。
説明: IBM Tivoli Storage Manager は、指定されたボリ
ュームのスナップショットを取得できませんでした。論
理ボリューム・スナップショット・エージェントでは、
指定のボリュームのスナップショットを開始する前に、
SNAPSHOTFSIDLEWait オプションおよび
SNAPSHOTFSIDLERetries オプションの条件を満たすこ
とができませんでした。
システムの処置: スナップショット処理は停止します。
ユーザーの処置: 問題が解決しない場合は、バックアッ
プしているボリュームの通常の書き込み活動にもっとよ
く合致するよう、SNAPSHOTFSIDLEWait オプションお
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
71
ANS1381W • ANS1388E
よび SNAPSHOTFSIDLERetries オプションを変更して
ください。
ANS1381W
RAW または フォーマット設定 FAT32
では、スナップショット・キャッシュ位置
は、バックアップ中の同一ボリューム上に
は配置できません。
説明: スナップショット・キャッシュ位置が、バックア
ップ中の同一ボリューム上にある場合、ボリュームは
NTFS 形式にフォーマットする必要があります。 デフ
ォルト・キャッシュ位置は、スナップショットが実行さ
れているのと同一のボリュームです。操作はスナップシ
ョット・サポートなしで続行されます。
システムの処置: クライアントはスナップショット操作
を実行しません。
ユーザーの処置: SNAPSHOTCACHELOCATION オプ
ションを使用して、別のスナップショット・キャッシュ
位置を指定してください。
ANS1382E
サーバーはこのノードのクライアント開始
接続を許可しません。
説明: サーバーにおけるこのノードの構成パラメーター
のため、このノードは接続を開始できません。 サーバ
ーは、簡易モードで実行されているクライアント・スケ
ジューラーへの接続を開始できます。
システムの処置:
終了します。
サーバー・ポートが間違っています。
説明: 管理用セッション専用にセットアップされたサー
バー・ポートでバックアップ/アーカイブのクライアン
ト・セッションをオープンしようとしました。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager の操作は
終了します。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡し、TCP ポー
トおよび TCP 管理ポートに正しい値を使用してくださ
い。
ANS1384E
トランザクション・オブジェクトが、無効
な管理クラスにバインドされています。
説明: トランザクションのオブジェクトの 1 つがこの
ノードのポリシーの一部ではない管理クラスにバインド
されているか、管理クラス・タイプがこのクライアン
72
システムの処置:
現行操作は終了します。
ユーザーの処置: すべてのオブジェクトが有効な管理ク
ラスにバインドされていることを確認するか、クライア
ントを適切なレベルにアップグレードしてください。
ANS1385E
このサーバーはバックアップ操作をサポー
トしていません。
説明: このサーバーは、アーカイブ操作のみをサポート
しており、バックアップはできません。
システムの処置:
現行操作は終了します。
ユーザーの処置: このサーバーではアーカイブ操作のみ
を使用してください。
ANS1386E
オブジェクト: "fshlll" の削除は許可され
ません。
説明: オブジェクトは、保留されていて削除できない
か、保存保護が使用可能なサーバーにあって有効期限が
切れていないかのいずれかです。
システムの処置:
続行されます。
オブジェクトはスキップされ、処理は
ユーザーの処置: 照会によってオブジェクトの状況を調
べ、保留されているのかどうか、または有効期限を確認
してください。
IBM Tivoli Storage Manager の操作は
ユーザーの処置: システム管理者に連絡してノードでの
クライアント開始セッションを使用可能にするか、
SESSIONINITIATION オプションを更新してクライアン
ト・スケジューラーを実行してください。
ANS1383E
ト・レベルではサポートされていません。
ANS1387E
このトランザクションのオブジェクト数
は、TXNGROUPMAX 値を超えていま
す。
説明: このトランザクション内のオブジェクトが多すぎ
ます。
システムの処置:
現行操作は終了します。
ユーザーの処置: トランザクションのオブジェクト数を
減らして操作を再試行するか、サーバーの
TXNGROUPMAX 値を増やしてください。
ANS1388E
fshlll は既に保留されています。
説明: 指定されたオブジェクトが既に保留されており、
新規に保留状態にすることはできません。
システムの処置: このオブジェクトはスキップされ、処
理を続行します。
ユーザーの処置: 照会を発行してオブジェクトの状況を
確認し、既に保留されているオブジェクトなしで操作を
再試行してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1389W • ANS1394E
ANS1389W
説明:
す。
スケジュール済み function コマンドに無
効なオプション (option)
このメッセージには 2 つの理由が考えられま
v option オプションが、そのオプションを使用できない
スケジュール済みコマンドまたはサブコマンド
(function) に指定されました。
v オプションはスケジュール済みコマンドに指定されて
いますが、クライアント・スケジューラーの初期コマ
ンド行でのみ有効であり、サーバーからのスケジュー
ルにあるコマンドでは無効です。
システムの処置:
オプションは無視されます。
ユーザーの処置: 指定されたオプションの正しい使用法
については、「バックアップ/アーカイブ・クライアント
インストールとユーザーのガイド」を参照してくださ
い。システム管理者は、サーバーのスケジュール定義か
ら無効なオプションを除去してください。
ANS1390I
TSM 許可ユーザーは、TSM クライアン
ト・アクセプター・デーモンおよび TSM
クライアント・スケジューラーを構成する
必要があります。
説明: TSM クライアント・アクセプター・デーモンを
インストールするには、システムの位置へのアクセス権
限が必要です。この場合は、システムへの全アクセス権
限が必要になります。TSM クライアント・アクセプタ
ー・デーモンは、/Library/StartupItems の始動項目として
インストールされ、dsmcad ツールの /usr/bin にリンク
が追加されます。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager スケジュ
ーラーまたは TSM クライアント・アクセプター・デー
モンの構成にセットアップ・アシスタントは使用できま
せん。
ユーザーの処置: このアクセス権限を獲得するには、シ
ステム管理者が「TSM Backup for Administrators」アプ
リケーションを使用する必要があります。
Administrators」アプリケーションを使用して許可を更新
してください。
ANS1392W
説明: TCA は、管理者以外のユーザーにパスワード・
ファイルへのセキュアなアクセスを提供するために、
TSM によって使用されるツールです。許可が正しく設
定されていない場合は、TSM を使用できません。
dsmtca アプリケーションは、ルートによって所有され、
4755 許可を持つ必要があります。
システムの処置: Yes を選択すると、TSM は TCA の
所有者をルートに設定し、許可を 4755 に設定します。
No を選択すると、許可は変更されません。 いずれの場
合も、処理を続行します。
ユーザーの処置: プロンプトが出されたときには Yes
を選択し、TSM によってファイルの許可を修復できる
ようにしてください。No を選択すると、非 TSM 許可
ユーザーの場合に PASSWORDACCESS GENERATE は
機能しません。
ANS1393W
TCA ファイル許可が正しくありません。
説明: TCA は、管理者以外のユーザーにパスワード・
ファイルへのセキュアなアクセスを提供するために、
TSM によって使用されるツールです。許可の設定が正
しくなく、PASSWORDACCESS GENERATE が設定さ
れている場合は、TSM を使用できません。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡して、許可を訂
正してください。システム管理者は、「TSM Backup for
コマンド行ツールがインストールされてい
ません。コマンド行ツールには、TSM ク
ライアント・アクセプター・デーモンや
TSM クライアント・スケジューラーなど
があります。
説明: IBM Tivoli Storage Manager スケジューラーを使
用するにはコマンド行ツールが必要です。「dsmcad」ア
プリケーションまたは「put in /Library/Startupitems」フ
ォルダーを見つけることができませんでした。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager スケジュ
ーラーの構成にセットアップ・アシスタントは使用でき
ません。
ユーザーの処置: システム管理者は、IBM Tivoli
Storage Manager コマンド行ツールを再インストールす
る必要があります。
ANS1394E
ANS1391W
TCA ファイル許可が正しくありません。
許可を更新しますか。
ノード名にピリオドを含むことはできませ
ん。 それらを除去しますか? 存在するノ
ード名の場合は「No」を選択します。
説明: ノード名にピリオドが含まれていると、ノードの
管理が複雑になります。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager はピリオ
ドの除去を要求するプロンプトを出します。
ユーザーの処置: プロンプトに応答してください。 新
規ノードの場合は、「Yes」を選択し、名前にピリオド
を含まないノードが作成されるようにしてください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
73
ANS1395E • ANS1400W
既存のノードの場合は、「No」を選択し、ノード名が変
更されないようにしてください。
ANS1395E
宛先ファイル・スペースまたはドライブ名
が使用できません。次のオブジェクトが処
理されませんでした。 ファイル・スペー
ス: 'filespace-name'
説明: システムは、到達できない宛先にリストアまたは
リトリーブしようとしました。指定したファイル・スペ
ース名またはドライブ名が無効か、存在しないか、ある
いは解決できないローカル共有名を指定しています。
ANS1398E
初期化機能で Tivoli Storage Manager ロ
グまたは関連ファイル: log-name の 1 つ
をオープンすることができません。 errno
= errno-value、reason
説明: 初期化時に、ファイル「log-name」を開けません
でした。システムはエラー・コード errno-value を設定
しました。示されている reason が「アクセス拒否」の
場合、現行ユーザーには、所定のディレクトリー内のロ
グへの書き込み権限がありません。また、所定のログ位
置に使用可能なスペースがない場合もあります。
システムの処置: このファイル・スペースの一部となっ
ているオブジェクトは処理されません。
UNIX システムの場合、ログがルート・ディレクトリー
に存在してはなりません。その場合、「アクセス拒否」
エラーが発生します。
ユーザーの処置: コマンドを再試行し、処理されなかっ
たオブジェクトに別の宛先を指定してください。
システムの処置:
ANS1396E
指定されたログ・ファイルまたはトレー
ス・ファイル (filename) へのアクセスが
拒否されました。
説明: 指定されたファイルへのアクセスが拒否されまし
た。 現在のユーザーが書き込みできないログ・ファイ
ル名またはトレース・ファイル名を指定しました。
システムの処置:
ANS1397W
ユーザーの処置: DSM_LOG (または DSMI_LOG) 環境
変数を、現行ユーザーが書き込み可能なディレクトリー
に設定してください。ERRORLOGNAME オプションを
使用して、現行ユーザーが書き込み権限を持っているフ
ァイルを指定することもできます。
ANS1399W
処理は停止します。
ユーザーの処置: 正しいファイル名またはディレクトリ
ー名を指定するようにして、許可を訂正するか、新しい
場所を指定してください。
SNAPSHOTCACHELocation には、この
スナップショット操作を実行するための十
分なスペースがないので、スナップショッ
トを取得できません。
説明: IBM Tivoli Storage Manager は、指定されたボリ
ュームのスナップショットを取得できませんでした。
SNAPSHOTCACHELocation は、スナップショットを作
成するための十分なスペースを持たない場所を指定して
います。おそらくディスクがいっぱいになっています。
操作はスナップショット・サポートなしで続行します。
システムの処置: クライアントはスナップショット操作
を実行しません。
ユーザーの処置: SNAPSHOTCACHELocation の値を変
更するか、SNAPSHOTCACHELocation が指示している
ディスクの内容を消去します。
処理は終了します。
論理ボリューム・スナップショット・エー
ジェント (LVSA) は現在、これと同じボ
リュームでスナップショットを実行してい
るために使用中です。
説明: 別のプロセスがこのボリュームのスナップショッ
トを既に実行しているため、IBM Tivoli Storage
Manager は指定されたボリュームのスナップショットを
取得できませんでした。操作はスナップショット・サポ
ートなしで続行します。
システムの処置: スナップショット処理は停止します。
ユーザーの処置: 別の IBM Tivoli Storage Manager プ
ロセスがこのボリュームの操作を完了するまで待機し、
操作を再試行してください。
ANS1400W
スナップショット・キャッシュ位置が無効
です。
説明: スナップショット・キャッシュ位置は、NTFS 形
式でフォーマットされたローカル・ボリュームを指して
ある必要があります。デフォルト・キャッシュ位置は、
スナップショットが実行されているのと同一のボリュー
ムです。操作はスナップショット・サポートなしで続行
されます。
システムの処置:
スナップショット処理は停止します。
ユーザーの処置: SNAPSHOTCACHELOCATION オプ
ションを使用して、別のスナップショット・キャッシュ
位置を指定してください。
74
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1401W • ANS1409E
ANS1401W
スナップショット仮想ボリュームにはアク
セスできません。
ANS1405I
'service-name' サービスは再始動の必要が
あります。
説明: IBM Tivoli Storage Manager が端末のサービスに
よって開始された可能性があるため、論理ボリューム・
スナップショット・エージェント (LVSA) は、OFS 対
応バックアップ/アーカイブ操作の間、仮想ボリュームに
アクセスすることができません。操作はスナップショッ
ト・サポートなしで続行します。
説明: リストアした変更が有効になるためには、サービ
スを再始動する必要があります。
システムの処置:
ANS1406I
スナップショット処理は停止します。
ユーザーの処置: スナップショットには端末のサービス
を使用しないでください。ローカル・マシンで操作を再
試行してください。
ANS1402W
スナップショットは、リモート、取り外し
可能、または SAN ドライブではサポート
されていません。
説明: オープン・ファイル・サポートはボリュームのマ
ウント・ポイントなどのローカル固定ボリュームでのみ
サポートされるため、IBM Tivoli Storage Manager が指
定されたボリュームのスナップショットを取得できませ
んでした。操作はスナップショット・サポートなしで続
行します。
システムの処置: クライアントはスナップショット操作
を実行しません。
ユーザーの処置: オープン・ファイル・サポートを利用
するには、ローカル・マシンで操作を再試行することが
できます。
ANS1403E
必須 filename DLL のロード中のエラー
説明: ダイナミック・リンク・ライブラリーのロード時
にエラーが発生しました。 DLL のロードに失敗しまし
た。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 使用しているシステム・ソフトウェア
が最新になっているか、TSM クライアントで必要とさ
れる DLL がすべて存在しているか検証してください。
ANS1404E
必須 filename DLL からの 1 つ以上の機
能のロード中のエラー
説明: ダイナミック・リンク・ライブラリーからの機能
のロード時にエラーが発生しました。 DLL のロードに
失敗しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 使用しているシステム・ソフトウェア
が最新になっているか検証してください。
システムの処置: 変更が有効になっていません。
ユーザーの処置: サービスを再始動してください。
ファイル・システム 'volname' の特定時点
コピーを使用する操作を実行しています。
説明: IBM Tivoli Storage Manager は、バックアップま
たはアーカイブ操作中に指定されたボリュームのスナッ
プショットを取得しています。これにより、IBM Tivoli
Storage Manager はロック中または使用中のファイルに
アクセスできます。
システムの処置: 操作が進行しています。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1407I
ファイル・システムの特定時点コピーを使
用する操作を実行しています。
説明: IBM Tivoli Storage Manager は、バックアップま
たはアーカイブ操作中に指定されたボリュームのスナッ
プショットを取得しています。これにより、IBM Tivoli
Storage Manager はロック中または使用中のファイルに
アクセスできます。
システムの処置: 操作が進行しています。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1408W
以前の変更がコミットされていません。ス
ナップショットを取得するには、マシンを
再始動する必要があります。
説明: 直前の操作でマシンを再始動して変更を有効にす
る必要がありましたが、マシンが再始動されなかったた
め、IBM Tivoli Storage Manager は指定されたボリュー
ムのスナップショットを取得できませんでした。操作は
スナップショット・サポートなしで続行されます。
システムの処置: クライアントはスナップショット操作
を実行しません。
ユーザーの処置: マシンを再始動し、操作を再試行して
ください。
ANS1409E
サーバーでのリモート・コピー処理
process ID は、キャンセルできませんで
した。
説明: サーバーで進行中の、処理 ID process ID によ
るリモート・コピー操作がキャンセルできませんでし
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
75
ANS1410E • ANS1417W
た。 エラー・ログをチェックして、失敗の原因を調べ
ます。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
TSM 管理者に連絡してください。
ANS1410E
ネットワーク・パスにアクセスすることが
できません。
説明: ネットワーク・パスはネットワーク問題の可能性
のためにアクセスすることができません。
システムの処置:
ユーザーの処置: 必要がなければ、そのファイルを削除
するか、さもなければクライアント・オプションに
EXCLUDE ステートメントを使用してクライアントがフ
ァイルを処理しないようにします。 Windows 環境で
は、通常の削除コマンドはほとんど機能しません。ファ
イル名の接頭部には、文字 '¥¥.¥' を使用してください。
例えば、"del c:¥mydir¥lpt4" は機能しませんが、"del
¥¥.¥c:¥mydir¥lpt4" は機能します。
ANS1414W
クライアントは終了します。
ユーザーの処置: ネットワークが立ち上がっており、ま
たパスがシステム・コマンドを使ってアクセス可能であ
ることを確認し、操作を再試行します。
サーバー上のオープン・グループを削除で
きる十分な権限がありません。
説明: オープン・イメージ・グループが TSM サーバ
ー上に存在し、このノードに関するバックアップ削除権
が欠落しているため削除できません。
システムの処置:
ANS1411E
通信セッションがドロップしました。
説明: ネットワーク問題可能性のために、通信セッショ
ンはドロップしました。
システムの処置:
クライアントは終了します。
ユーザーの処置: ネットワークが立ち上がっていること
を確認し、操作を再試行します。
ANS1412E
ディレクトリーまたはファイルに不良な
EA データまたは競合したデータがありま
す。
説明: ディレクトリーまたはファイルに不良な EA デ
ータまたは競合したデータがあります。
システムの処置: クライアントは終了します。
ユーザーの処置: 障害を持つディレクトリーまたはファ
イルの不良 EA データを検査します。 ディレクトリー
を新規位置にコピーし、操作を再試行します。
ANS1413W
ファイル 'filespace namepath-namefilename' は、ディスク・ファイルとしてシス
テムで認識されず、処理できません。この
ファイルはスキップされます。
説明: クライアントは、「文字」および「パイプ」のよ
うなファイル・タイプを「ディスク」として処理するこ
とができません。 常にではありませんが、一般的には
このメッセージは、通常オペレーティング・システムで
予約されているファイル名に対して出されます。
Windows 環境では、予約名には、
AUX、CON、NUL、PRN、COMx または LPTx があり
ます。ここで、'x' は 1 から 9 (例えば、COM1、LPT3
など) の数字です。
システムの処置: このファイルはスキップされます。
76
処理を続行します。
ユーザーの処置: TSM 管理者にノードに関するバック
アップ削除権の認可を要求してください。
ANS1417W
保護されたシステム状態ファイル
「filename」は、システム状態ファイル・
スペースではなく、ドライブ・ファイル・
スペースにバックアップされました。
説明: Microsoft Windows ファイル保護 (WFP) または
Microsoft Windows リソース保護 (WRP) によって保護
されたファイルは、システム状態の一部である
Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS)
システム書き込みプログラムの一部です。通常これらの
ファイルは、それらのファイルがあるファイル・システ
ムではなく、システム状態の一部としてバックアップさ
れます。オペレーティング・システム環境の問題によ
り、このメッセージ・テキストに示されている保護され
たファイルはシステム状態ファイルとして列挙されない
ため、システム状態の一部としてバックアップされま
す。このメッセージが表示される原因となった状態は正
常ではありません。確実にファイルを保護するために、
ファイルはそのファイルが常駐するファイル・システム
の一部としてバックアップされます。
システムの処置: ファイルは、常駐するファイル・シス
テムの一部としてバックアップされます。
ユーザーの処置: ファイル・システムおよびシステム状
態のバックアップを使用してシステムをリストアするこ
とが可能です。 ただし、システム状態ファイルが正し
く列挙されるのを妨げている条件に対処する必要があり
ます。Microsoft Windows 2008 および Microsoft
Windows 2008 R2 では、DiskShadow ユーティリティー
のサブコマンド LIST WRITERS DETAILED を使用し
てシステム状態ファイルを列挙することができます。
Microsoft Windows のほかのバージョンでは、-wm2 オ
プションを指定して vshadow ユーティリティーを使用
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1418W • ANS1425E
することにより、システム状態ファイルを列挙できま
す。このメッセージに示されたファイルがリストされな
いことを確認してください。注: vshadow は、Microsoft
から入手できるユーティリティーです。ファイルが列挙
されないことを確認した後、オペレーティング・システ
ムの技術サポートに連絡し、ファイルがシステム状態の
一部として正しく列挙されるのを妨げている問題を診断
して解決するための支援を要求してください。
ANS1418W
TSM API API-name への呼び出しが失敗
しました。
の理由を示す他のメッセージがないか確認してくださ
い。 メッセージで示されている修正アクションを実行
して、操作を再試行してください。問題が解決しない場
合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、支援を
依頼してください。
ANS1422W
ボリューム filespace-name のイメージ・
データが圧縮されているか、その圧縮情報
が判別できないか、どちらかです。
説明: サーバー・フリー・データ移動を実行している最
中に、予期しないエラーが発生しました。
説明: イメージ・データが、圧縮を使用するか、古いク
ライアント・バージョンによるか、いずれかでバックア
ップされました。このデータ・フォーマットは、サーバ
ー・フリー・パスでリストアできません。
システムの処置: 要求された操作は、サーバー・フリ
ー・データ移動を伴わずに再試行されます。
システムの処置: 要求された操作は、サーバー・フリ
ー・データ移動を伴わずに再試行されます。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、サーバー・
フリー・データ移動の問題を訂正してください。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1423W
ANS1419W
ボリューム filespace-name のリモート・
コピー操作が失敗したか、または再始動で
きなくて、戻りコード retcode が表示され
ました。
説明: ボリューム filespace-name に関するリモート・
コピー操作の開始時、またはその最中に、エラーがサー
バーで発生しました。
システムの処置: 要求された操作は、サーバー・フリ
ー・データ移動を伴わずに再試行されます。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、サーバー・
フリー・データ移動の問題を訂正してください。
ANS1420E
ボリューム・マップ文書 (tsmvolmap.txt)
が見つかりません。
説明: VSS 自動システム回復 (ASR) の実行中にエラー
が発生しました。詳細について、dsmerror.log を確認し
てください。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: システム管理者にエラー・ログの検査
を依頼してください。
ANS1421E
イメージ・オブジェクト 'object-type' がサ
ーバーで見つかりませんでした。
説明: 指定された object-type タイプのイメージ・オブ
ジェクトがサーバーで見つかりませんでした。 このオ
ブジェクトがないと、操作を完了できません。
システムの処置:
操作は終了する。
ユーザーの処置:
クライアント・エラー・ログに、問題
「filesystem」は仮想マウント・ポイントで
す。仮想マウント・ポイントに対するマイ
グレーションはサポートされていません。
説明: Tivoli Storage Manager HSM では、管理対象フ
ァイル・システム内の仮想マウント・ポイントはサポー
トされていません。仮想マウント・ポイント・フォルダ
ーのファイルはマイグレーションできません。
システムの処置: Tivoli Storage Manager は、現行操作
を続けようとします。
ユーザーの処置: HSM で管理されるファイル・システ
ム内の仮想マウント・ポイントを使用しないでくださ
い。代わりに、組み込み/除外ルールを使用してくださ
い。
ANS1424W
ボリューム filespace-name に関して失敗
したイメージ操作の再試行。
説明: ボリューム filespace-name に関するイメージ操
作のためのトランザクションが、以前のメッセージ (複
数の場合もある) で記述されていた理由によって失敗し
ました。
システムの処置: 要求されたイメージ操作があらためて
再試行されます。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1425E
重大エラーが原因で、ボリューム
filespace-name のイメージ操作を再試行で
きません。
説明: ありません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
77
ANS1426E • ANS1433E
システムの処置: 示されているボリュームに対するイメ
ージ操作は失敗します。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、問題
の識別に役立つメッセージが他にないかどうか確認して
ください。 操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
ANS1426E
レジストリーのバックアップ・ディレクト
リー構造の作成中にエラーが発生しまし
た。
説明: Windows レジストリーのバックアップ・プロセ
スの一部として、TSM クライアントはクライアント・
マシンで中間ディレクトリー構造を使用します。クライ
アントはこの中間ディレクトリー構造を作成できなかっ
たため、Windows レジストリーをバックアップできませ
んでした。この問題が発生するのは、バックアップ操作
を実行するための十分な特権がユーザーにない場合や、
クライアントがシステムからこれ以上メモリーを割り振
ることができない場合、あるいはディレクトリー構造内
のコンポーネントが既にファイルとして存在する場合で
す。
システムの処置:
プされません。
Windows レジストリーはバックアッ
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、この
メッセージが書き込まれたときに記録されたその他のメ
ッセージがないかを調べます。そして、これらのメッセ
ージで指示されている修正がある場合は、その修正を行
ってください。 また、この操作を実行するアカウント
に十分な特権があることを確認します。 TSM を実行す
るだけの十分なメモリーがシステムにあることも確認し
てください。システム・ドライブのルートから
ADSM.SYS ディレクトリーを除去してから、操作を再
試行してください。 問題が解決しない場合は、IBM サ
ポートに連絡して、支援を依頼してください。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、問題
の識別に役立つメッセージが他にないかどうか確認して
ください。 操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
ANS1429I
説明:
レジストリー・リストアが成功しました。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS1430W
説明:
レジストリー・バックアップ機能が正常に
完了しました。
レジストリー・バックアップは成功しました。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS1428E
説明:
レジストリーのバックアップが失敗しまし
た。
ありません。
システムの処置:
ん。
78
レジストリーはバックアップされませ
変更を有効にするには、マシンをリブート
しなければなりません。
説明: TSM のリストア操作によって、マシンをリブー
トするまで有効にならない変更が行われました。リブー
トが行われるまでは、システムやそのアプリケーション
が不安定な場合があるので、注意してください。
システムの処置:
None
ユーザーの処置: TSM のリストア操作が終了したら、
できるだけ速やかにマシンをリブートしてください。
ANS1431E
説明:
レジストリーのリストアが失敗しました。
ありません。
システムの処置:
ん。
このレジストリーはリストアされませ
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、問題
の識別に役立つメッセージが他にないかどうか確認して
ください。 操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
ANS1432E
ANS1427I
レジストリー・リストア機能が正常に完了
しました。
説明:
す。
キーワードの後に予期されているキーワー
ド 'keyword'
レジストリー・コマンドの入力に誤りがありま
システムの処置:
レジストリー機能が起動されません。
ユーザーの処置:
てください。
このコマンドのコマンド解説を参照し
ANS1433E
説明:
す。
キーワード 'keyword' の後に余分な引数
'input' があります。
レジストリー・コマンドの入力に誤りがありま
システムの処置:
レジストリー機能が起動されません。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1434E • ANS1442E
ユーザーの処置:
てください。
ANS1434E
説明:
す。
このコマンドのコマンド解説を参照し
キーワード 'keyword' の後に無効な引数
'input' があります。
レジストリー・コマンドの入力に誤りがありま
システムの処置:
レジストリー機能が起動されません。
ユーザーの処置:
てください。
このコマンドのコマンド解説を参照し
ANS1435E
説明:
ANS1436E
レジストリーはバックアップされませ
レジストリー・キーの置換中にエラーが起
こりました。
イベント・ログ・リストア機能が正常に完
了しました。
システムの処置: ありません。
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
ANS1440E
イベント・ログのリストアが失敗しまし
た。
説明: ありません。
システムの処置: イベント・ログはリストアされませ
ん。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、問題
の識別に役立つメッセージが他にないかどうか確認して
ください。 操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
ありません。
システムの処置: レジストリー・キーはサーバーからリ
ストアされますが、レジストリーで活動化できません。
現在のレジストリー・キーが引き続きアクティブになり
ます。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、問題
の識別に役立つメッセージが他にないかどうか確認して
ください。 操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
ANS1437I
イベント・ログ・バックアップ機能が正常
に完了しました。
イベント・ログのバックアップは成功しました。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS1438E
説明:
ANS1439I
ありません。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、問題
の識別に役立つメッセージが他にないかどうか確認して
ください。 操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
説明:
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、問題
の識別に役立つメッセージが他にないかどうか確認して
ください。 操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
説明: イベント・ログのリストアが成功しました。
レジストリー・キーの保管中にエラーが起
こりました。
システムの処置:
ん。
説明:
システムの処置: イベント・ログはバックアップされま
せん。
イベント・ログのバックアップが失敗しま
した。
ANS1441E
キーワードの後に予期されているキーワー
ド 'keyword'
説明: イベント・ログ・コマンドの入力に誤りがありま
す。
システムの処置: イベント・ログ機能は起動されませ
ん。
ユーザーの処置: このコマンドのコマンド解説を参照し
てください。
ANS1442E
キーワード 'keyword' の後に余分な引数
'input' があります。
説明: イベント・ログ・コマンドの入力に誤りがありま
す。
システムの処置: イベント・ログ機能は起動されませ
ん。
ユーザーの処置: このコマンドのコマンド解説を参照し
てください。
ありません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
79
ANS1443E • ANS1448E
ANS1443E
説明:
す。
キーワード 'keyword' の後に無効な引数
'input' があります。
イベント・ログ・コマンドの入力に誤りがありま
システムの処置:
ん。
イベント・ログ機能は起動されませ
ユーザーの処置:
てください。
このコマンドのコマンド解説を参照し
ANS1444E
イベント・ログのバックアップ・ディレク
トリー構造の作成中にエラーが発生しまし
た。
説明: Windows イベント・ログのバックアップ・プロ
セスの一部として、TSM クライアントはクライアン
ト・マシンで中間ディレクトリー構造を使用します。ク
ライアントはこの中間ディレクトリー構造を作成できな
かったため、Windows イベント・ログをバックアップで
きませんでした。この問題が発生するのは、バックアッ
プ操作を実行するための十分な特権がユーザーにない場
合や、クライアントがシステムからこれ以上メモリーを
割り振ることができない場合、あるいはディレクトリー
構造内のコンポーネントが既にファイルとして存在する
場合です。
システムの処置: Windows イベント・ログはバックア
ップされません。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、この
メッセージが書き込まれたときに記録されたその他のメ
ッセージがないかを調べます。そして、これらのメッセ
ージで指示されている修正がある場合は、その修正を行
ってください。 また、この操作を実行するアカウント
に十分な特権があることを確認します。 TSM を実行す
るだけの十分なメモリーがシステムにあることも確認し
てください。システム・ドライブのルートから
ADSM.SYS ディレクトリーを除去してから、操作を再
試行してください。 問題が解決しない場合は、IBM サ
ポートに連絡して、支援を依頼してください。
ANS1445E
エラー: NAS イメージ・オブジェクトを
作成できませんでした。
説明: NAS イメージ・オブジェクトの作成が、次のい
ずれかの理由で失敗しました。
v 無許可ユーザーが NAS コマンドを起動しました。
v NAS 操作が現行のプラットフォームではサポートさ
れていません。
ユーザーの処置: 障害の原因を訂正してから操作を再試
行してください。
ANS1446E
VSS ASR バックアップ文書
(ASRBackupDoc.xml) が見つかりません。
説明: VSS 自動システム回復 (ASR) の実行中にエラー
が発生しました。詳細について、dsmerror.log を確認し
てください。このエラーでは、考えられる原因は以下の
とおりです。
v Windows XP または Windows 2003 などのレガシ
ー・オペレーティング・システムを実行しているマシ
ンをリカバリーしようとしている。レガシー・オペレ
ーティング・システムに対する VSS ASR リストア
はサポートされていません。
v バージョン 6.2.2 より前のクライアントで作成された
バックアップから、ASR リカバリーを実行しようと
している。このようなバックアップには、
ASRBackupDoc.xml ファイルがありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: システム管理者にエラー・ログの検査
を依頼してください。
ANS1447I
現行ユーザーはデフォルト・プロファイル
をバックアップする必要はありません。
説明: デフォルト・プロファイルは現在使用中であり、
バックアップする必要はありません。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1448E
command コマンドは、現在のサーバーで
はサポートされません。
説明: クライアントが接続しているサーバーは、
command をサポートしていません。
1. コマンドが「set event」の場合は、サーバーがイベン
ト・ベースのポリシーをサポートしていません。 こ
のコマンドでは、サーバーがイベント・ベースのポ
リシーをサポートしている必要があります。 このサ
ポートは、TSM Server 5.2.2 レベル以上でのみ有効
です。
2. メッセージに他のコマンドが表示される場合は、サ
ーバーがアーカイブ保存保護をサポートするように
構成されているため、その機能に関連付けられてい
ない操作を処理することができません。
v NAS プラグイン・ライブラリーが検出できません。
システムの処置: コマンドはスキップされ、別の処理が
続行されます。
システムの処置:
ん。
ユーザーの処置: 適切なサーバーにログインして、コマ
80
要求された NAS 操作は実行されませ
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1449W • ANS1459E
ンドをやり直してください。
ANS1449W
説明:
予期しない非クリティカル・エラーが検出
されました。スナップショット
(Set/Volume) の削除は失敗しました。推
定原因: スナップショットがもはや存在し
ない。 処理を続行します... TSM スナッ
プショット ID : snapshot-id TSM 関数名
: function-name TSM 関数 : function-desc
TSM 戻りコード : TSM-rc TSM ファイ
ル : file-name (line-number)
ありません。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、このメッセ
ージに示された情報を提供してください。
ANS1450W
-FILENAME オプションがファイル名な
しで指定されました。 出力は filename に
書き込まれます。
説明: -FILENAME オプションが指定されましたが、フ
ァイル名が省略されていました。
システムの処置:
みます。
出力をデフォルト・ファイルに書き込
説明:
NTFS 以外のファイル・システムでは、
IMAGEGAPSIZE オプションはサポート
されていません。ボリューム全体がバック
アップされます。
ありません。
システムの処置:
います。
ボリューム全体がバックアップされて
ユーザーの処置: IMAGEGAPSIZE オプションに関する
追加情報については、クライアントのマニュアルを参照
してください。
ANS1454W
説明:
name に関する使用済みブロック情報を取
得できませんでした。ボリューム全体がバ
ックアップされます。
ありません。
システムの処置:
います。
ANS1455I
ミラーを再同期します。 しばらくお待ち
ください。
説明: サーバー・フリー・リストアの宛先ボリュームに
は、ミラーリングされたレイアウトがあります。ミラー
リングされた内容については、データのリストアが済ん
でから再同期化が行われます。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置:
ANS1456I
ミラーの同期化が完了しました。
説明: ボリュームのミラーの同期化が正常に完了しまし
た。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置:
ANS1457E
ミラーの同期化に失敗しました。
説明: ボリュームのミラーの同期化に失敗しました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: コマンドを再発行して有効なファイル
名を指定するか、デフォルト・ファイルに書き込まれた
情報を使用してください。
ANS1453W
ください。 操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
ボリューム全体がバックアップされて
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、問題
の識別に役立つメッセージが他にないかどうか確認して
ユーザーの処置: ほかにエラーがないかどうか、エラ
ー・ログを調べてください。 システム管理者に連絡し
てください。
ANS1458I
ボリューム name 用の OBF ファイルが
小さすぎるため、サーバー・フリー・デー
タ転送ができません。
説明: ボリューム用の OBF ファイルが極端に小さいた
め、サーバー・フリー・データ転送を開始することがで
きません。 したがって、このファイルはサーバー・フ
リー・データ・パス経由で転送されません。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1459E
VSS 自動システム回復 (ASR) が失敗しま
した。
説明: VSS 自動システム回復 (ASR) の実行中にエラー
が発生しました。詳細について、dsmerror.log を確認し
てください。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: システム管理者にエラー・ログの検査
を依頼してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
81
ANS1460W • ANS1466E
ANS1460W
入力されたファイル・セグメント・サイズ
は最大サイズを超えています。最大サイズ
を増加させるか、ファイル・セグメント・
サイズを小さくしてください。
説明: ユーザーがトレースのラッピングとトレースのス
パンニングの両方を使用可能にしていますが、最大サイ
ズより大きなセグメント・サイズを入力しました。
システムの処置: ユーザーは、最大サイズを再入力する
かセグメント・サイズを小さくすることができます。
ユーザーの処置: ユーザーは、最大サイズを増加させる
かセグメント・サイズを小さくする必要があります。
ANS1461E
「filespace namepath-namefile-name」の処
理中にエラーが発生しました。暗号化タイ
プがサポートされていません。
説明: リストアまたはリトリーブしようとしているファ
イルは、TSM クライアントの以降のバージョンによっ
てバックアップまたはアーカイブされています。このフ
ァイル暗号化方式は、現在のクライアントではサポート
されていません。
システムの処置:
合は、TSM テクニカル・サポートに連絡してくださ
い。
ANS1464S
説明: TSM は、クライアントと共に自動的にインスト
ールされ、ランタイムにロードされている、暗号化ライ
ブラリーを使用しています。クライアントはライブラリ
ーがロードされなければ処理を進めることができませ
ん。
システムの処置: クライアントは終了します。
ユーザーの処置: 失敗の原因を判別するには、エラー・
ログで ANS1467E を調べてください。ご使用の TSM
クライアントが正しくインストールされているか確認し
てください。必要であれば、クライアントまたは API
を再インストールしてください。 問題が解決しない場
合は、TSM テクニカル・サポートに連絡してくださ
い。
ANS1465E
オブジェクトはスキップされます。
ユーザーの処置: 最新バージョンの TSM クライアン
トを使用してファイルをリストアまたはリトリーブして
ください。
ICC 暗号化ライブラリーをロードできま
せん。
競合するオプション ERRORLOGMAX
および ERRORLOGRETENTION が指定
されました。
説明: ERRORLOGMAX と ERRORLOGRETENTION
の両方のオプションの値が指定されました。 これらの
オプションは相互に排他的です。
システムの処置:
ANS1462E
非サポート暗号化タイプ
説明: リストアまたはリトリーブしようとしているファ
イルは、TSM クライアントの以降のバージョンによっ
てバックアップまたはアーカイブされています。このフ
ァイル暗号化方式は、現在のクライアントではサポート
されていません。
システムの処置:
暗号化ライブラリーで予期しないエラーが
発生しました。
説明: 暗号化ライブラリーに予期しないエラーがありま
す。詳しくは、エラー・ログを参照してください。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 失敗の原因を判別するには、エラー・
ログで ANS1467E を調べてください。ご使用の TSM
クライアントが正しくインストールされているか確認し
てください。必要であれば、クライアントまたは API
を再インストールしてください。 問題が解決しない場
82
ユーザーの処置: 指定された最大値に達したときに
TSM にエラー・ログ折り返しを実行させる場合は、
ERRORLOGMAX にゼロ以外の値を指定してください。
時間ベースのスケジュールでエラー・ログのサイズを制
限する場合は、ERRORLOGRETENTION を使用してく
ださい。
オブジェクトはスキップされます。
ユーザーの処置: 最新バージョンの TSM クライアン
トを使用してファイルをリストアまたはリトリーブして
ください。
ANS1463E
処理は停止します。
ANS1466E
競合するオプション SCHEDLOGMAX
および SCHEDLOGRETENTION が指定
されました。
説明: SCHEDLOGMAX と SCHEDLOGRETENTION
の両方にオプションの値が指定されました。 これらの
オプションは相互に排他的です。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定された最大値に達したときに
TSM にスケジューラー・ログ折り返しを実行させる場
合は、SCHEDLOGMAX にゼロ以外の値を指定してくだ
さい。時間ベースのスケジュールでスケジューラー・ロ
グのサイズを制限する場合は、SCHEDLOGRETENTION
を使用してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1467E • ANS1473E
ANS1467E
ICC ルーチン icc-routine が majRC =
majRC、minRC = minRC、desc = 'desc'
を戻しました。
説明: ICC 暗号化ライブラリーにエラーがありまし
た。 このメッセージは、エラーの原因を判別するため
に TSM テクニカル・サポート担当者が使用する、戻り
コードおよび問題記述を報告しています。
システムの処置:
クライアントは終了します。
ユーザーの処置: ご使用の TSM クライアントが正し
くインストールされているか確認してください。必要で
あれば、クライアントまたは API を再インストールし
てください。 問題が解決しない場合は、TSM テクニカ
ル・サポートに連絡してください。
ANS1468E
自動化システム・リカバリー (ASR) ファ
イルのバックアップは失敗しました。 フ
ァイルはバックアップされません。
説明: 自動化システム・リカバリー (ASR) で必要なフ
ァイルのバックアップ中にエラーが発生しました。 フ
ァイルはバックアップされません。
システムの処置:
ださい。Linux では、GPFS libgpfs.so 共有ライブラリー
の /usr/lib/ ディレクトリーに適切なシンボリック・リン
クが作成されていることを確認してください。
ANS1471E
説明: 自動化システム・リカバリー (ASR) に必要なシ
ステム情報ファイル (asr.sif) の作成中にエラーが発生し
ました。 ASR バックアップは失敗します。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: システム管理者にエラー・ログを確認
するよう依頼してください。このコマンドの実行元とな
っている Windows アカウントに管理者権限があるこ
と、およびユーザーがシステム・オブジェクト・ステー
ジング・ディレクトリー <system drive> :¥adsm.sys へ
のアクセス権を持っていることを確認してください。コ
マンドを再試行してください。
ANS1472E
処理は停止します。
ユーザーの処置: システム管理者にエラー・ログを確認
するよう依頼してください。このコマンドの実行元とな
っている Windows アカウントに管理者権限があること
を確認し、コマンドを再試行してください。
ASR システム情報ファイルの作成に失敗
しました。 ASR バックアップは失敗しま
す。
ASR システム情報ファイルにエントリー
を追加できませんでした。 ASR バックア
ップは失敗します。
説明: 自動化システム・リカバリー (ASR) に必要なシ
ステム情報ファイル (asr.sif) にエントリーを追加中にエ
ラーが発生しました。 ASR バックアップは失敗しま
す。
システムの処置: 処理は停止します。
ANS1469E
「filespace namepath-name file-name」の処
理中にエラーが発生しました。暗号鍵が無
効です。
説明: 入力されたキーはファイルのバックアップ中に暗
号化するために使用されたキーと一致しません。 一致
するキーが入力されないと、ファイルをリストアできま
せん。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: リストア操作を再試行して、正しいキ
ーを使用してください。
ANS1470E
ACL と拡張属性のサポートに必要な
GPFS 機能をロードできません。
path_name をスキップします。
説明: GPFS™ ACL と拡張属性を処理する GPFS 機能
がロードされませんでした。
システムの処置: このオブジェクトはスキップされま
す。次のオブジェクトについて処理を続行します。
ユーザーの処置: システム管理者にエラー・ログを確認
するよう依頼してください。このコマンドの実行元とな
っている Windows アカウントに管理者権限があること
を確認し、コマンドを再試行してください。
ANS1473E
セッションはリジェクトされました。共有
メモリーの TCP/IP 接続障害。
説明: 共有メモリー・プロトコルによるローカル・サー
バーへの接続の試みは、初期 TCP/IP 通信の間に失敗し
ました。このエラーは、サーバーが正しいポートに
listen されていない場合、またはダウンの場合に起きま
す。
システムの処置: セッションはリジェクトされました。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行するか、あるいはサーバ
ーがバックアップされるのを待ち、その後操作を再試行
してください。問題が解決されない場合は、システム管
理者にさらなる支援を要請してください。
ユーザーの処置: GPFS ソフトウェアがシステムにイン
ストールされていることを確認し、操作を再試行してく
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
83
ANS1474E • ANS1481E
ANS1474E
共有メモリー・プロトコルの使用時にエラ
ーが発生しました。
説明: 共有メモリー通信プロトコルによるデータの読み
取り、または書き込み中にエラーが発生しました。
システムの処置:
せん。
ANS1478E
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: 追加情報がないかトレース・ログをチ
ェックし、操作を再試行します。問題が解決されない場
合は、システム管理者にさらなる支援を要請してくださ
い。
ANS1475E
ユーザーの処置: 最新のクラスター・ソフトウェアがシ
ステムにインストールされているか確認してください。
共有メモリー領域に接続するには権限が不
十分です。
説明: このコマンドを発行しているユーザーは共有メモ
リー・セグメントに接続する権限をもっていません。
共有メモリー・セグメントがサーバーによって作成され
たときには、それはサーバー・プロセス (dsmserv) の有
効な uid によって所有されます。 この uid またはルー
トのもとで実行されるプロセスだけが、セグメント (し
たがってサーバー) に接続することができます。
システムの処置: セッションはリジェクトされ、処理は
停止します。
ユーザーの処置: 可能な場合は、dsmserv を実行するプ
ロセスの uid のもとでコマンドを実行してください。
そうでない場合は、システム管理者に援助を依頼してく
ださい。
説明: オペレーティング・システムがクラスター名を取
得するために提供するロード・ライブラリーがこのシス
テムでは使用不能です。
システムの処置:
CLUSTERNODE は YES に設定されて
いますが、クラスター情報デーモンが開始
されていません。
説明: CLUSTERNODE オプションを指定するために
は、HACMP™ クラスター情報デーモンを開始する必要
があります。
処理は終了します。
ユーザーの処置: クラスター・ソフトウェアがシステム
にインストールされているか確認してください。
ANS1479E
CLUSTERNODE は YES に設定されて
いますが、このマシンがクラスターのメン
バーではありません。
説明: このマシンはクラスター・ノードのメンバーでは
ありません。 考えられる原因は、クラスター・サービ
スが正しく構成されなかったか、クラスターが初期化の
最中であることです。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: クラスター・ソフトウェアが適正に構
成されているか確認してください。 クラスターが初期
化の最中である場合は、後で操作を再試行してくださ
い。
ANS1480E
ANS1476E
CLUSTERNODE は YES に設定されて
いますが、クラスター・ソフトウェアがこ
のシステムで使用不能です。
CLUSTERNODE は YES に設定されて
いますが、クラスター・サービスがこのシ
ステムで使用可能になっていません。
説明: クラスター・サービスがこのシステムで使用可能
になっていません。
システムの処置:
処理は終了します。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: クラスター・サービスをシステムで使
用可能にしてください。
ユーザーの処置: HACMP クラスター情報デーモンを
開始してください。
ANS1481E
ANS1477E
CLUSTERNODE は YES に設定されて
いますが、クラスター・ロード・ライブラ
リーが無効です。
説明: オペレーティング・システムがクラスター名を取
得するために提供するロード・ライブラリーが無効で
す。 原因として、ロード・ライブラリーが古く、この
製品で必要とされる正しいルーチンが含まれていない可
能性があります。
システムの処置:
84
CLUSTERNODE オプションはこのシス
テムではサポートされていません。
説明: このオプションはこのシステムではサポートされ
ていません。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: ローカル・オプション・ファイルの
CLUSTERNODE オプションを使用不可にしてくださ
い。
処理は終了します。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1482E • ANS1492S
ANS1482E
このプログラムがシステムからクラスター
名を取得しようとしたら予期しないエラー
(retcode) が起こりました。
説明: このプログラムがクラスター・サービスからクラ
スター名を取得しようとしたら不明のエラーが起こりま
した。 エラー・コードは、このオペレーティング・シ
ステム環境で使用されているクラスター・サービスから
直接提供された理由コードです。
システムの処置:
説明:
スケジュール・ログの除去が開始されまし
た。
スケジュール・ログの除去機能が開始しました。
システムの処置:
スケジュール・ログは除去されます。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1484I
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: Windows イベント・ログと TSM エ
ラー・ログに、WMI に関連したメッセージがないかど
うか確認してください。WMI (Windows Management
Instrumentation) サービスが開始済みであることを確認し
てください。
処理は終了します。
ユーザーの処置: ご使用のクラスタリング・ソフトウェ
アの資料で、この理由コードの説明を参照してくださ
い。 クラスタリング・サービスが操作可能であること
を確認して、TSM の操作を再試行してください。
ANS1483I
に、このエラーに関連した追加情報が含まれていること
があります。
スケジュール・ログの除去が正常に完了し
ました。
ANS1489E
説明: Windows Management Instrumentation (WMI) サ
ービスの停止中にエラーが起こりました。 データベー
スはリストアされません。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1486E
WMI リポジトリーのリストア中にエラー
が発生しました。 データベースは更新さ
れません。
処理は停止します。
ユーザーの処置: Windows イベント・ログと TSM エ
ラー・ログに、WMI (Windows Management
Instrumentation) に関連したメッセージがないかどうか確
認してください。WMI サービスの停止を妨げているリ
ソースを解放するために、WMI 活動を静止するか、マ
シンをリブートする必要があります。
ANS1490W
説明: スケジュール・ログの除去機能は、エラーなしで
完了しました。
システムの処置:
WMI サービスは停止しませんでした。
ファイルはリストアされません。
ファイル指定 'file-spec' が無視されまし
た。 ファイル・リストは既に指定されて
います。
説明: -FILELIST が処理された後、オプションのない
引数 (ファイル指定) が見つかりました。
システムの処置: 引数は無視されます。
ユーザーの処置: このコマンド上では、-FILELIST ま
たは明示的ファイル指定を行えますが、両方の指定はで
きません。
説明: Windows イベント・ログと TSM エラー・ログ
に、このエラーに関連した追加情報が含まれていること
があります。
ANS1491E
システムの処置:
説明: -FILELIST オプションは、コマンド当たり 1 つ
だけ指定します。
処理は停止します。
ユーザーの処置: Windows イベント・ログと TSM エ
ラー・ログに、WMI (Windows Management
Instrumentation) に関連したメッセージがないかどうか確
認してください。WMI が始動されているかを確認して
ください。
システムの処置:
説明:
WMI リポジトリーのバックアップ中にエ
ラーが発生しました。 データベースはバ
ックアップされません。
Windows イベント・ログと TSM エラー・ログ
コマンドは実行されません。
ユーザーの処置: このコマンドに 1 つだけ -FILELIST
を入力してください。
ANS1492S
ANS1487E
-FILELIST オプションは、1 つしか許可
されません。
無効なマウント・ポイント filespace-name:
ファイルが見つかりません。
説明: ファイル・システムで検索できなかったシステ
ム・オプション・ファイル中の VIRTUALMOUNTPOINT
の指定は無効です。
システムの処置: TSM は現行操作の続行を試みます。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
85
ANS1493S • ANS1500E
ユーザーの処置: システム・オプション・ファイルの仮
想マウント・ポイントをチェックして、それがファイ
ル・システムに存在していることを確認してください。
操作を再試行してください。
ANS1493S
システムの処置:
TSM は現行操作の続行を試みます。
ユーザーの処置: システム・オプション・ファイルの
VIRTUALMOUNTPOINT をチェックして、アクセス可
能か確認してください。 操作を再試行してください。
無効な仮想マウント・ポイント
filespace-name: シンボリック・リンク。
説明: システム・オプション・ファイルの指定された
VIRTUALMOUNTPOINT は、シンボリック・リンクで、
FOLLOWSYMBOLIC がセットされていないので無効で
す。
システムの処置:
TSM は現行操作の続行を試みます。
ユーザーの処置: ユーザー・オプション・ファイルでオ
プション FOLLOWSYMBOLIC を YES にセットしてく
ださい。操作を再試行してください。
ANS1495S
無効な仮想マウント・ポイント
filespace-name: 他のエラーは、戻りコード
= return-code です。
説明: システム・オプション・ファイルの指定された
VIRTUALMOUNTPOINT は、無効です。
システムの処置: TSM は現行操作の続行を試みます。
ユーザーの処置: 仮想マウント・ポイントがディレクト
リーで、シェルからアクセス可能であることを確認し
て、操作を再試行してください。
ANS1496W
ANS1497W
無効な仮想マウント・ポイント
filespace-name: アクセス否認。
説明: システム・オプション・ファイルの指定された
VIRTUALMOUNTPOINT は、アクセス否認で無効です。
ANS1494S
ン・ファイルを修正して、重複オプション・ステートメ
ントを除去してください。
重複した包含/除外オプション 'option
file-name' が、クライアント・オプショ
ン・ファイルの処理時に見つかりました。
これにより、予期しない結果が起こる可能
性があります。
重複した包含/除外オプション 'option
file-name' が、サーバーが渡したクライア
ント・オプションの処理時に見つかりまし
た。これにより、予期しない結果が起こる
可能性があります。
説明: TSM は、サーバーがクライアント・オプション
を処理中に、予期しない結果を起こす可能性のある、重
複ステートメントを検索しました。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: 望ましい結果を得たか検査してくださ
い。 得られなかった場合は、クライアント・オプショ
ン・ファイルを訂正するか、サーバーが渡したクライア
ント・オプションを訂正する必要があります。
ANS1498E
IIS サービスは停止しませんでした。 フ
ァイルはリストアされません。
説明: Internet Information Services (IIS) サービスの停
止中にエラーが起こりました。 メタベースはリストア
されません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: Windows イベント・ログと TSM エ
ラー・ログに、IIS (インターネット・インフォメーショ
ン・サービス) に関連したメッセージがないかどうか確
認してください。IIS サービスの停止を妨げているリソ
ースを解放するために、IIS 活動を静止するか、マシン
をリブートする必要があります。
ANS1499E
説明:
目次の作成に失敗しました。
目次の作成中にサーバーで障害が発生しました。
システムの処置:
目次は作成されませんでした。
ユーザーの処置: この異常終了コードは、サーバーでの
目次の作成で問題があったことを示します。 システム
管理者は、サーバーのアクティビティー・ログを確認し
て原因を判別する必要があります。
ANS1500E
モジュール dsmtca が保護ディレクトリ
ーに見つかりません。
説明: TSM がクライアント・オプション・ファイルを
処理中に、予期しない結果を起こす可能性のある重複ス
テートメントを検索しました。
説明: TSM は、適当なディレクトリー内に承認通信エ
ージェント・モジュール (dsmtca) を検出することがで
きません。
システムの処置:
システムの処置: TSM は終了します。
処理を続行します。
ユーザーの処置: 望ましい結果を得たか検査してくださ
い。 得られなかった場合は、クライアント・オプショ
86
ユーザーの処置: root ユーザーとしてログオンし、コ
マンド ln -s /usr/tivoli/tsm/client/ba/bin/dsmtca
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1501E • ANS1508E
/usr/bin/dsmtca を使用して、/usr/bin の dsmtca モジュー
ルへのリンクを作成してください。
ANS1501E
説明:
す。
ANS1505W
承認エージェントの実行/所有者許可が無
効です。
承認通信エージェント実行/所有者許可が無効で
システムの処置:
TSM は終了します。
ユーザーの処置: クライアントが承認通信エージェント
許可が正しく設定されていることを確認できるように、
システム管理者にインストール指示の検査を依頼してく
ださい。 このエラーは非 root ユーザーとしての TSM
のインストールによって生じる可能性があります。イン
ストール・プログラム (dsm.install) を持つ UNIX プラ
ットフォームの場合、root ユーザーとしてログインされ
ているときに、dsm.install を実行する必要があります。
ANS1502E
実行する必要のあるシステム機能へのアク
セスが拒否されました。
volume name のボリューム全体のイメー
ジ・バックアップを実行中です。このレベ
ルのオペレーティング・システムでは使用
済みブロックのイメージ・バックアップは
サポートされていないため、image gap
size の IMAGEGAPSIZE オプション値は
無視されます。使用済みブロックのイメー
ジ・バックアップを実行するには AIX
5.3 保守レベル 7 またはそれ以降にアッ
プグレードしてください。
説明: AIX 5.3 保守レベル 7 またはそれ以降では、使
用済みブロックのイメージ・バックアップに必要な必須
フィックスがいくらかあります。
システムの処置:
います。
ボリューム全体がバックアップされて
ユーザーの処置: 使用済みブロックのイメージ・バック
アップを実行するには AIX 5.3 保守レベル 7 またはそ
れ以降にアップグレードしてください。
TSM 承認コミュニケーション・エージェ
ントが無効な要求を受け取りました。
説明: 承認通信エージェントの許可は、TSM クライア
ントのユーザーによるアクセスを許可しません。
ANS1506E
システムの処置:
説明: 承認コミュニケーション・エージェントは TSM
クライアントによって起動され、呼び出しの中で不明な
要求引数を受け取りました。
TSM は終了します。
ユーザーの処置: システム管理者にご相談ください。
ANS1503E
サーバー 'server-name' の有効なパスワー
ドが使用できません。システムの管理者
は、TSM を実行して、それをローカルに
保管するためにはパスワードを入力する必
要があります。
説明: 指定されたサーバー server-name に関する保管さ
れたパスワードを含むファイルが利用不能です。
システムの処置: TSM は終了します。
ユーザーの処置: ユーザー・システムの管理者は、新規
パスワードを設定および保管しなければなりません。
ANS1504E
承認通信エージェント・プロセスの開始中
にエラーが発生しました。
説明: 承認通信エージェント処理の始動中にエラーが発
生しました。具体的には、fork() 関数が失敗しました。
システムの処置:
システムの処置: TSM は終了します。
ユーザーの処置: 承認コミュニケーション・エージェン
トが、TSM クライアント以外のプロセスによって誤っ
て呼び出された可能性があります。そうでない場合は、
これは内部エラーです。 この問題が再発する場合は、
IBM サービス技術員に連絡してください。
ANS1507E
このアクションには、このシステムでの
TSM 管理権限が必要です。
説明: TSM 管理者が実行しなければならない活動 (例
えば、オープン登録、ファイル・スペースの削除、また
はパスワード更新) が試みられました。
システムの処置: TSM は終了します。
ユーザーの処置: このアクティビティーが必要な場合
は、このシステムの管理者がそれを実行しなければなり
ません。
TSM は終了します。
ユーザーの処置: おそらくシステム・エラーです。 問
題が存続する場合は、ワークステーションを再始動しま
す。
ANS1508E
セマフォー割り当て中のエラー。
説明: 割り振ろうとしているセマフォーが不足したため
に、エラーが発生しました。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: システム管理者に援助を求め、必要に
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
87
ANS1509E • ANS1514W
応じて、システム内のセマフォーの数を増やしてくださ
い。
ANS1509E
セマフォー値の設定中、またはセマフォー
で待機中にエラーが発生しました。
説明: セマフォーの設定または待機中に、エラーが発生
しました。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: おそらくシステム・エラーです。 問
題が存続する場合は、ワークステーションを再始動しま
す。
ANS1510W
指定されたバックアップ・セットが存在し
ないか、またはファイル・データが入って
いません。
説明: 指定されたバックアップ・セットが存在しない
か、または指定されたノード名のファイル・データが含
まれていません。 バックアップ・セット・リストア・
コマンドは、ファイル・データを含むバックアップ・セ
ットに制限されています。 バックアップ・セットから
イメージ・バックアップをリストアするには、イメー
ジ・リストア・コマンドを使用してください。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 間違ったバックアップ・セット名が指
定されていた場合は、正しいバックアップ・セット名を
指定してコマンドを再試行してください。 バックアッ
プ・セットからイメージをリストアしようとしている場
合は、イメージ・リストア・コマンドを参照して正しい
構文を確認してください。
ANS1511I
無効なセッション番号が入力されました。
やり直してください。
説明: 再始動可能リストアのリストに示されていない番
号が入力されました。入力された番号が 1 より小さい
か、表示されている最も大きい項目番号より大きいか、
どちらかです。
システムの処置:
待機します。
TSM は有効な選択が入力されるのを
ユーザーの処置: リストの中の番号を入力するか、終了
する場合は 'Q' を入力してください。
ANS1512E
スケジュール・イベント 'event' が失敗し
ました。 戻りコード = value。
システムの処置:
ました。
スケジュールされたイベントは失敗し
ユーザーの処置: スケジュール・ログ・ファイルとエラ
ー・ログ・ファイルをチェックして、操作中に発生した
問題を指定するメッセージを確認してください。 これ
らのメッセージの原因になった状態を訂正してくださ
い。 具体的な修正アクションは、発生した具体的なエ
ラーによって異なります。
戻りコードについて詳しくは、TSM インフォメーショ
ン・センターまたは TSM バックアップ・アーカイブ・
クライアント・ユーザーズ・ガイドのトピック『クライ
アントの戻りコード』を参照してください。
ANS1513E
オブジェクト 'object_name' は名前変更を
スキップします。Error_condition。
説明: ロング・ネームは同じであるが、属性の異なるオ
ブジェクトがサーバー上に存在するため、IBM Tivoli
Storage Manager は、指定されたオブジェクトの名前変
更をスキップします。
システムの処置: バックアップ操作は続行されます。指
定されたオブジェクトは、次の増分バックアップ中に有
効期限が切れます。
ユーザーの処置: オブジェクトがスキップされるのは、
次のいずれかの条件が生じた場合です。
v
ロング・ネーム・オブジェクト (LN) の方がショー
ト・ネーム・オブジェクト (SN) よりも新しい挿入日
付です。
v
LN と SN の管理クラスが一致しません。
v
LN と SN のコピー・グループが一致しません。
v
LN と SN の所有者が異なっています。
v
LN と SN の作成日が一致しません。
v
LN のショート・ネーム属性が SN に一致しませ
ん。
原因が判別できない場合は、サービス技術員に問題を報
告してください。
ANS1514W
説明:
暗号鍵パスワードが同じではありません。
鍵パスワードが異なっています。
システムの処置:
TSM は再試行を許します。
ユーザーの処置:
い。
訂正したパスワードを入力してくださ
説明: 1 つ以上のエラー条件が発生したために、スケジ
ュールが正常に完了できませんでした。 このメッセー
ジの前に、操作中に発生した具体的な問題を示す他のメ
ッセージがあります。
88
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1515E • ANS1528I
ANS1515E
説明:
た。
目次のロードに失敗しました。
ANS1522E
目次のロード中にサーバーで障害が発生しまし
システムの処置:
目次はロードされませんでした。
ユーザーの処置: この異常終了コードは、サーバーでの
目次のロードで問題があったことを示します。 システ
ム管理者は、サーバーのアクティビティー・ログを確認
して原因を判別する必要があります。
ANS1519E
ノードにバックアップ・ファイルを削除す
る許可がありません。
説明: ノードがバックアップ・ファイルを削除すること
は、サーバーによって許可されません。
システムの処置: TSM は、バックアップ・ファイルを
削除していません。
ユーザーの処置:
説明: Space Management Console のバージョンが、ク
ライアント・ノード・マシンで実行されているスペース
管理エージェントのバージョンと一致しません。非互換
性を避けるために、同じバージョンのコンソールとエー
ジェントを実行する必要があります。
システムの処置: Space Management Console は終了し
ます。
ユーザーの処置: 管理する HSM ノードで実行してい
るスペース管理エージェントと同じバージョンの Space
Management Console を使用してください。
システム管理者にご相談ください。
ANS1523E
ANS1520E
Tivoli Storage Manager エラー・ログへ
の書き込みに失敗しました: errno =
errno-value
説明: dsmerror ログまたは dsierror ログへの書き込み
時に障害を検出しました。システムはエラー・コード
errno-value を設定しました。指定されたログの保管位置
に使用可能なスペースがないと考えられます。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: DSM_LOG (または DSMI_LOG) 環境
変数を、ログ・データを書き込むスペースが十分にある
ディレクトリーに設定してください。
Tivoli Storage Manager ログまたはログ
関連ファイルへの書き込みに失敗しまし
た。file-name、errno = errno-value、
reason
説明: ログ・ファイルまたは名前が file-name という関
連ファイルの 1 つに書き込む時に失敗が起こりまし
た。システムはエラー・コード errno-value を設定しま
した。reason が、エラー・コードのシステム説明です。
他には、指定されたログの保管位置に使用可能なスペー
スがないと考えられます。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: DSM_LOG (または DSMI_LOG) 環境
変数を、ログ・データを書き込むスペースが十分にある
ディレクトリーに設定してください。
TSA/SMDR サービスへの接続中にエラー
が発生しました。
説明: TSA/SMDR サービスの呼び出し中にエラーが見
つかりました。通常このメッセージは、問題に関するよ
り具体的な情報を含む前のメッセージに続いて表示され
ます。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 詳細については、dsmerror.log の前の
メッセージを参照してください。問題の識別にそれらの
メッセージが役立たない場合は、システム管理者に連絡
して援助を求めてください。
ANS1528I
ANS1521E
クライアント・ノード client-node を認証
できません。 client-node で実行されてい
るスペース管理エージェントのバージョン
agent-version が、実行中の Space
Management Console のバージョン
console-version と一致しません。
TSM は log-file を継続 (プルーニング)
モードから折り返しモードに変換していま
す。この処理には数分かかることもありま
す。
説明: log-file は以前は継続モードでした。継続モード
ではサイズ作業のみが ERRORLOGRETENTION オプシ
ョンまたは SCHEDLOGRETENTION オプションを使用
して行われます。 これは、ERRORLOGMAX または
SCHEDLOGMAX がこのログのために指定される最初の
機会なので、形式を変更し古いデータを保管する必要が
あります。
システムの処置:
遷移処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
89
ANS1529I • ANS1537E
ANS1529I
TSM は log-file を折り返しモードから継
続 (プルーニング) モードに変換していま
す。この処理には数分かかることもありま
す。
説明: log-file は以前折り返しモードでした。折り返し
モードではサイズ制御は ERRORLOGMAX または
SCHEDLOGMAX オプションの使用によります。これ
は、ERRORLOGMAX または SCHEDLOGMAX がこの
ログのために指定される最初の機会ではないので、形式
を変更し古いデータを保管する必要があります。
システムの処置:
遷移処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1534E
説明: この操作を続行するために使用可能なメモリーが
十分にありません。
システムの処置:
た。
count ログ・レコードが処理されました。
説明: これは処理がいまどうなっているかをユーザーに
知らせるただの進行状況報告です。
システムの処置:
遷移処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1532E
プロキシーはリジェクトされました。この
ノードにはプロキシー権限が付与されてい
ません。
説明: このノードには、ASNODENAME オプションで
指定したノードにアクセスするプロキシー権限が認可さ
れていません。 TSM 管理者は、最初にプロキシー権限
の許可を行なう必要があります。
システムの処置:
ANS1533E
プロキシーはリジェクトされました。
ASNODENAME オプションで指定したノ
ード名がロックされています。
説明: TSM 管理者が ASNODENAME オプションとし
て指定したノードをロックしています。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: そのノードにアクセスするには、
TSM サーバー管理者がアンロックする必要がありま
す。後で操作を試みるか、TSM 管理者と共に確認して
ください。
90
プロキシーはリジェクトされました。
ASNODENAME と NODENAME が同一
です。
説明: TSM では、ASNODENAME オプション値と
NODENAME オプション値が等しいことは許可されませ
ん。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: 他のノードにアクセスする場合にだけ
ASNODENAME オプションを使用してください。 自分
のノードにアクセスするには ASNODENAME オプショ
ンを使用する必要はありません。 管理コマンド Grant
Proxynode によって実際にアクセスする権限を認可され
たノードにアクセスする場合以外は、オプション・ファ
イルから ASNODENAME を除去してください。
ANS1536E
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者によって、この
ノードに対するプロキシー権限が認可される必要があり
ます。管理者コマンド「Grant Proxynode」を参照してく
ださい。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合には、システム管理者に連絡して、サーバーのメ
モリー量を増やしてもらってください。
ANS1535E
ANS1530I
プロキシーはリジェクトされました。
TSM サーバーがメモリー不足です。
プロキシーはリジェクトされました。サー
バーに内部エラーがあります。
説明: 内部サーバー・エラーのために、クライアントは
このプロキシーで、ASNODENAME オプションで指定
したノードにアクセスできません。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置:
さい。
すぐにシステム管理者に連絡してくだ
ANS1537E
FROMNODE オプションを指定すると、
ASNODENAME オプションは無効になり
ます。
説明: ありません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ASNODENAME オプションをオプシ
ョン・ファイルから除去するか、または FROMNODE
オプションを使用しないでください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1538E • ANS1547W
ANS1538E
説明:
試行中の操作は、ASNODENAME オプシ
ョンを使用して呼び出すことはできませ
ん。
ありません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ASNODENAME オプションを除去
し、操作を再試行してください。
ANS1539E
説明:
ASNODENAME オプションは、
CLUSTERNODE オプションとともに使
用することはできません。
ありません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ASNODENAME オプションを除去
し、操作を再試行してください。
説明: 入力された WAS バックアップ・タイプを持つ
ノードはありません。
システムの処置: None
ユーザーの処置: 入力した WAS タイプを検査してく
ださい。バックアップされるノードを確認するには、
'dsmc q was -wastype=local' を実行してください。
ANS1543E
説明: 入力された WAS バックアップ・タイプを持つ
ノードはありません。
システムの処置: None
ユーザーの処置: 入力されたノード名を検査してくださ
い。バックアップされるノードを確認するには、'dsmc q
was -wastype=local' を実行してください。
ANS1544E
ANS1540E
スナップショットの差分を使用する増分バ
ックアップは、このバージョンの NetApp
ファイル・サーバーではサポートされてい
ません。
説明: スナップショットの差分を使用する増分バックア
ップには、Data ONTAP V7.3 以降が必要です。ユニコ
ードのファイル名をバックアップするには、Data
ONTAP V7.3.3 以降または V8.1 以降にアップグレード
してください。
システムの処置:
入力されたノードは Network Deployment
に統合されています。統合されたノードは
バックアップできません。
説明: 入力されたノードは Network Deployment に統合
されています。統合されたノードはバックアップできま
せん。
システムの処置:
None
ユーザーの処置: バックアップされるノードを確認する
には、'dsmc q was -wastype=local' を実行してくださ
い。
ANS1542E
WAS 処理でエラーが発生しました。
説明: ありません。
システムの処置: None
ユーザーの処置: 以下のコマンドを実行して、バックア
ップできるノードを確認してください。 dsmc query
was -wastype=local ご使用の環境で実行結果が正しいこ
とを確認してから、操作を再試行してください。問題が
続く場合には、援助を求めるために TSM のテクニカ
ル・サポートに連絡してください。
処理は停止します。
ユーザーの処置: ファイル・サーバーをサポート対象レ
ベルの Data ONTAP にアップグレードした後で、操作
を再試行してください。
ANS1541E
誤った WAS ノードが入力されました。
この名前のノードは存在しません。
誤った WAS バックアップ・タイプが入
力されました。この名前およびタイプのノ
ードは存在しません。
ANS1546W
TSM は WebSphere 構成リポジトリーの
ロックに失敗しました。
説明: ありません。
システムの処置: WebSphere® 構成リポジトリーのロッ
クに失敗しました。
ユーザーの処置: WebSphere サーバーが実行中である
ことを確認してください。 既にサーバーが実行中であ
れば、リポジトリーがアンロックされていることを確認
してください。 正しいノードをバックアップしようと
していることを確認してください。 バックアップでき
る使用可能なノードのリストを見るには、'dsmc q was
-wastype=local' と入力してください。
ANS1547W
TSM は WebSphere 構成リポジトリーの
アンロックに失敗しました。
説明: ありません。
システムの処置: WebSphere 構成リポジトリーのアン
ロックに失敗しました。
ユーザーの処置:
WebSphere サーバーが実行中である
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
91
ANS1548E • ANS1555E
ことを確認してください。 リポジトリーがロックされ
ている場合は、アンロックしてから操作を再試行してく
ださい。 正しいノードをバックアップしようとしてい
ることを確認してください。 バックアップできる使用
可能なノードのリストを見るには、'dsmc q was
-wastype=local' を実行してください。
ステム管理者が「TSM Backup for Administrators」アプ
リケーションを使用する必要があります。TSM 許可ユ
ーザーの詳細については、「バックアップ/アーカイブ・
クライアント インストールとユーザーのガイド」を参
照してください。
ANS1552W
ANS1548E
このマシンにはサポートされているバージ
ョンの WebSphere がインストールされて
いません。
説明: このマシンにはサポートされているバージョンの
WebSphere がインストールされていません。サポートさ
れている WebSphere のバージョンは 5.0.x のみです。
システムの処置:
None
ユーザーの処置: WebSphere 5.0 をマシンにインストー
ルしてください。
ANS1549E
アプリケーション・サーバー・インスタン
スが見つかりませんでした。 バックアッ
プを実行することができません。
説明: このマシンにはアプリケーション・サーバーがイ
ンストールされていません。
システムの処置:
バックアップは実行されません。
ユーザーの処置: アプリケーション・サーバーをインス
トールしてください。
ANS1550E
バックアップするネットワーク・デプロイ
メント・マネージャー・インスタンスが見
つかりませんでした。
説明: このマシンにはデプロイメント・マネージャーが
インストールされていません。
システムの処置:
バックアップは実行されません。
ユーザーの処置: ネットワーク・デプロイメント・マネ
ージャーをインストールしてください。
ANS1551E
個々のユーザーが使用する前に、TSM 許
可ユーザーが IBM Tivoli Storage
Manager を構成する必要があります。
説明: IBM Tivoli Storage Manager が TSM 許可ユーザ
ーによって始動されていないため、「TSM システム設
定」ファイルを見つけることができませんでした。
システムの処置:
ます。
IBM Tivoli Storage Manager は終了し
ユーザーの処置: IBM Tivoli Storage Manager の初期セ
ットアップおよび構成は、TSM 許可ユーザーが実行す
る必要があります。TSM 許可ユーザーになるには、シ
92
Data Protection for WebSphere にユーザ
ー名とパスワードが提供されていません。
説明: Data Protection for WebSphere にユーザー名とパ
スワードを設定するための dsmc set WASPassword コマ
ンドが実行されていません。 WebSphere セキュリティ
ーがオンのときに Data Protection for WebSphere を実行
可能にするには、ユーザー名とパスワードが必要です。
システムの処置: Data Protection for WebSphere を実行
できません。
ユーザーの処置: dsmc set WASPassword コマンドを実
行し、WebSphere セキュリティーのユーザー名とパスワ
ードを設定してください。
ANS1553W
Data Protection for WebSphere に提供さ
れたユーザー名とパスワードが無効です。
説明: ありません。
システムの処置:
できません。
Data Protection for WebSphere を実行
ユーザーの処置: dsmc set WASPassword コマンドを実
行し、WebSphere セキュリティーのユーザー名とパスワ
ードを設定してください。
ANS1554W
WASOffline オプションは無視されまし
た。
説明: WebSphere サーバーが実行中の場合、Data
Protection for WebSphere は WebSphere に接続し、構成
リポジトリーをロックします。 WASOffline オプション
は、WebSphere サーバーが実行していない場合にのみ有
効です。 WebSphere サーバーが実行中の場合、
WASOffline は無視されます。
システムの処置: WASOffline オプションは無視されま
す。
ユーザーの処置: オプション・ファイルから
WASOffline オプションを除去してください。
ANS1555E
WebSphere Application Server (WAS) の
ユーザーおよびパスワードを設定するに
は、WAS プラグイン・レベルを 5.2.1 ま
たはそれ以降にする必要があります。
説明: セキュリティーがオンのときに WebSphere に接
続できるようにするには、バックアップ/アーカイブ・ク
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1556E • ANS1565E
ライアントとレベル 5.2.1 またはそれ以降の WAS プラ
グインが必要です。
システムの処置: WebSphere はユーザーとパスワード
を設定しません。
ユーザーの処置: WAS プラグインを 5.2.1 またはそれ
以降にアップグレードしてください。
ANS1556E
WAS ユーザーとパスワードの設定に失敗
しました。
説明: WAS ユーザーとパスワードに対するパスワード
検証に失敗しました。
システムの処置:
WAS サーバーが稼働していなかったの
で、パスワード・ファイルは検証なしで保
管されました。
説明: ダウンしている場合、WAS サーバーはサーバー
に接続、またユーザー入力のパスワードを検証すること
ができません。パスワードは保管されていますが、検証
は実行されていません。
システムの処置: WAS パスワードの設定コマンドは、
パスワードを検証しませんでした。パスワードは保管さ
れていますが、検証は実行されていません。パスワード
が誤っている可能性があります。
ユーザーの処置:
す。
以下の 2 つのオプションがありま
v バックアップを試みてください。バックアップがフェ
イルオーバーし、パスワードが無効であることを示す
メッセージがエラー・ログにある場合、入力されたパ
スワードが誤っています。
v WAS サーバーを始動し、パスワードの設定コマンド
を再実行してください。サーバーが稼働すると、通常
どおり検証が行われるため、ユーザーは入力したパス
ワードが正しいかどうかが分かります。
ANS1558W
v WAS サーバーが実行されていません
v リポジトリーが既にロックされています
v セキュリティーがオンになっていますが、WAS ユー
ザー/パスワード・ファイルがありません
v セキュリティーがオンになっていますが、WAS ユー
ザー/パスワード・ファイルの情報が正しくありませ
ん
ロック・エラーを訂正してください。
WAS パスワード検証は失敗します。
ユーザーの処置: ユーザーとパスワードの正しい値を使
用して、set WASPassword コマンドを再試行してくださ
い。
ANS1557W
ユーザーの処置: エラー・ログを確認し、ロック・エラ
ーの性質を調べてください。 ロック操作は、以下の理
由で失敗する可能性があります。
WebSphere バックアップは、オフライ
ン・バックアップにフェイルオーバーしま
す。
説明: WebSphere 構成リポジトリーをロックする際に
エラーが発生した場合、Data Protection for WAS は引
き続きバックアップを取得し、構成リポジトリーをロッ
クしません。
システムの処置: WebSphere バックアップは、オフラ
イン・バックアップにフェイルオーバーします。
ANS1560W
WebSphere サーバーが実行されていませ
ん。
説明: WebSphere サーバーが実行されていません。
WAS サーバーはバックアップ操作のために実行されて
います。
システムの処置: WebSphere サーバーが実行されてい
ません。
ユーザーの処置: WAS サーバーを始動してバックアッ
プを再実行してください。
ANS1562E
EAR 拡張時に WAS リストアに失敗しま
した。
説明: EAR 拡張は、ファイルがリストアされた後に
WebSphere Application Server の場合に実行されます。
システムの処置:
WAS リストアは失敗します。
ユーザーの処置:
リストアを再実行してください。
ANS1563W
itsm.was.properties ファイルは存在してい
ません。
説明: itsm.was.properties ファイルは、WebSphere セキ
ュリティーのユーザー名とパスワードを保管するために
使用されます。
システムの処置: ありません。
ユーザーの処置: dsmc set waspassword コマンドを実
行し、このファイルを作成してください。
ANS1565E
WebSphere EARExpander が見つかりま
せんでした。基本 WebSphere bin ディレ
クトリーからインスタンス bin ディレク
トリーに EARExpander ツールをコピー
し、リストア操作を再実行してください。
説明: EAR ファイルがアプリケーション・サーバーの
インスタンスに応じて展開され、EARExpander ツールは
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
93
ANS1566E • ANS1571E
インスタンス bin ディレクトリーに存在しません。
システムの処置: WebSphere EARExpander が見つかり
ませんでした。
ユーザーの処置: 基本インストールの bin ディレクト
リーからインスタンスの bin ディレクトリーに WAS
EARExpander ツールをコピーします。 EARExpander ツ
ールがコピーされた後で、WAS リストア操作を再実行
してください。
ANS1566E
マシンの WebSphere のバージョンが、バ
ックアップされた WebSphere のバージョ
ンと一致していません。WAS リストア操
作を実行するには、両者のバージョンが一
致している必要があります。
説明: マシンの WebSphere のバージョンが、バックア
ップされた WebSphere のバージョンと一致していませ
ん。WAS リストア操作を実行するには、両者のバージ
ョンが一致している必要があります。
システムの処置:
WAS リストア操作は失敗します。
ユーザーの処置: リストア操作を実行する前に、正しい
バージョンの WebSphere をマシンにインストールして
ください。
ANS1567I
5.2.2 またはそれ以降のクライアントが、
5.2.0 クライアントからバックアップされ
たデータを復元しています。復元前にバー
ジョン検査を行うことはできません。
説明: WebSphere のバージョン情報は、5.2.0 用のバッ
クアップの一部としては保管されませんでした。そのた
め、5.2.2 クライアントは、復元中の WAS のバージョ
ンがマシンで動作している WAS のバージョンと同じで
あることを確認できません。復元される WAS のバージ
ョンは、マシンで動作している WAS のバージョンと互
換性がない可能性があり、その場合は WAS でエラーが
発生します。
システムの処置:
バージョン検査は実行されません。
ユーザーの処置: 復元中の WAS のバージョンが、マ
シンにインストールされた WAS のバージョンと同じで
あることを確認してください。
ANS1568E
CAD は、TCPCADADDRESS オプション
を使用せずに、その tcpport および tcpip
アドレスの登録を試行しました。
説明: CAD は、ポート予備アドレス情報をサーバーに
送信しましたが、サーバーへの情報の登録時に問題が発
生しました。問題は、tcpip アドレスのデフォルトが指
定されていないために発生しました。サーバーは、通信
94
方式が tcpip ではないため、tcpip アドレスのデフォル
トを決定することができません。
システムの処置: サーバーは、CAD の情報を登録でき
ません。 CAD 処理は継続されますが、CAD のいくつ
かの機能が正しく機能しない可能性があります。
ユーザーの処置: クライアント・オプション・ファイル
の TCPCADADDRESS を使用して、この CAD の正し
い TCP/IP アドレスを示します。
ANS1569E
CAD はその tcpport および tcpip アドレ
スの登録を試行しましたが、TCP/IP アド
レスはループバック・アドレスに解決さ
れ、サーバーによってリジェクトされまし
た。
説明: CAD は、ポート予備アドレス情報をサーバーに
送信しましたが、サーバーへの情報の登録時に問題が発
生しました。問題は、提供されたアドレスがループバッ
ク・アドレスに解決されたことをサーバーが検出したた
めに発生しました。
システムの処置: サーバーは、CAD の情報を登録しま
せんでした。 CAD 処理は継続されますが、CAD のい
くつかの機能が正しく機能しない可能性があります。
ユーザーの処置: クライアント・オプション・ファイル
の TCPCADADDRESS を使用して、この CAD の正し
い TCP/IP アドレスを示します。ループバック・アドレ
スは無効です。
ANS1570E
このインスタンスを CAD に登録しよう
として失敗しました。 CAD プロセスは
続行されます。
説明: CAD は、エラーのために、サーバーへのアドレ
ス情報の登録に失敗しました。 このメッセージの直前
のメッセージで、問題の詳細が示されています。
システムの処置: サーバーは、CAD の情報を登録しま
せんでした。 CAD 処理は継続されますが、CAD のい
くつかの機能が正しく機能しない可能性があります。
ユーザーの処置: このメッセージの直前のメッセージを
確認して、どのエラーが発生したかを判別してくださ
い。
ANS1571E
time-option オプションは、date-option オ
プションを指定しないと使用できません。
説明: to/from/pit 時間オプションを指定する場合、対応
する to/from/pit 日付も指定する必要があります。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: to/from/pit 時間オプションを除去する
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1572E • ANS1577I
か、対応する to/from/pit 日付オプションを追加してくだ
さい。
ANS1572E
サーバー照会から予期しないエラー受信し
ました (RC=re tcode)。
説明: クライアントが予期しないエラーを受信しまし
た。 この原因は、おそらく、ネットワークに問題があ
ったかプログラミング・エラーがあったからです。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: 通信パスが正しく機能しているかを確
認して、操作を再試行してください。 問題が解決しな
い場合は、TSM 管理者に連絡して、支援を依頼してく
ださい。
ANS1573E
システムの処置:
リストア操作は実行されません。
ユーザーの処置: PITDATE または FROMDATE およ
び TODATE のどちらの機能が必要であるかを判断して
から、操作を再試行してください。特定の日時のファイ
ルをリストアする場合は、PITDATE および PITTIME
を使用してください。 特定の日付範囲でファイルをリ
ストアするには、
FROMDATE、TODATE、FROMTIME、および TOTIME
を使用してください。 これらのオプションの追加情報
については、ご使用のオペレーティング・システムに該
当する TSM クライアントのマニュアルを参照してくだ
さい。
ジャーナル照会が失敗しました。
説明: ジャーナル・デーモンは、要求されたジャーナル
照会を処理できませんでした。
システムの処置:
されます。
ジャーナル・バックアップ処理は中断
ユーザーの処置: バックアップを再試行し、ジャーナ
ル・デーモン・エラー・ログを調べて障害の理由を確認
してください。ドメイン内の他のファイル・システムの
バックアップは続行されます。
ジャーナル・デーモン通信エラー。
説明: ジャーナル・デーモンと通信中にエラーが発生し
ました。
システムの処置: ジャーナル・バックアップ処理は中断
されます。
ユーザーの処置: バックアップを再試行し、ジャーナ
ル・デーモンおよびクライアント・エラー・ログを調べ
て障害の理由を確認してください。
ANS1576W
PITDATE と FROMDATE および
TODATE を同時に使用することはできま
せん。
説明: PITDATE オプションは FROMDATE および
TODATE オプションとは異なる日付選択基準を使用し
ますが、この基準が FROMDATE および TODATE オ
プションの基準と競合します。 したがって、これらの
オプションを組み合わせて使用することはできません。
ANS1574E
ANS1575E
スペース管理エージェント・バージョンが
一致しません。 'client-node' クライアン
ト・ノードで実行されているスペース管理
エージェント (hsmagent) のバージョン
agent-version が、実行しようとしている
Space Management Console (GUI) のバ
ージョン console-version と一致しませ
ん。互換性の問題を避けるために、Space
Management Console とスペース管理エー
ジェントに同じバージョンを使用してくだ
さい。続行しますか?
説明: Space Management Console のバージョンが、ク
ライアント・ノード・マシンで実行されているスペース
管理エージェントのバージョンと一致しません。互換性
の問題を避けるために、Space Management Console
(GUI) とスペース管理エージェント (hsmagent) には同
じバージョンを使用してください。
システムの処置: ユーザーに終了するか続行するかを尋
ねるプロンプトが出されます。
ユーザーの処置: 管理する HSM ノードで実行してい
るスペース管理エージェント (hsmagent) と同じバージ
ョンの Space Management Console (GUI) を使用してく
ださい。
ANS1577I
Windows コンソールのイベント・ハンド
ラーが 'event' コンソール・イベントを受
け取りました。
説明: IBM Tivoli Storage Manager のプロセスまたはプ
ログラムの 1 つがコンソール・イベントを受け取りま
した。次のイベントを受け取る場合があります。
v Ctrl-C - これは、ユーザーが Ctrl-C シーケンスを入
力したか、Windows サーバーの 1 つが停止したこと
を示します。
システムの処置: ありません。
ユーザーの処置: ありません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
95
ANS1578E • ANS1584E
ANS1578E
指定されたパス 'path' はバックアップま
たはアーカイブには無効です。
説明: 指定されたパスは、特殊ファイル・システムか、
特殊ファイル・システムの一部です。 特殊ファイル・
システムにはオペレーティング・システムが生成した動
的情報が入っているため、バックアップまたはアーカイ
ブしないでください。 ご使用のオペレーティング・シ
ステムの特殊ファイル・システムの詳細なリストについ
ては、TSM クライアントのマニュアルを参照してくだ
さい。
システムの処置: 他にバックアップするファイル・シス
テムが存在する場合は、処理を続行します。
ユーザーの処置: バックアップまたはアーカイブには特
殊ファイル・システムを指定しないでください。
置き換えられます。 リブートが行われるまでは、変更
が有効にならないことに注意する必要があります。
システムの処置: TSM は、ファイルを一時的な名前で
リストアし、オペレーティング・システムに対しては、
次のオペレーティング・システムのブート時にオリジナ
ル・ファイルをリストア済みファイルに置き換えるよう
指示しました。
ユーザーの処置: TSM のリストア操作が終了したら、
できるだけ速やかにマシンをリブートしてください。
ANS1583E
説明:
ハードウェア・ユーティリティー・プラグ
イン・モジュールが見つからないか、ロー
ドできませんでした。
処理は停止します。
システムの処置:
ANS1579E
GSKit 機能 func-name が失敗して、
error-code が出されました: session
説明: GSKit 機能が失敗して、示されているエラー・
コードが出されました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 資料に説明されている SSL 通信用の
鍵データベースを構成していることを確認してくださ
い。問題が解決しない場合は、TSM お客様サポートに
連絡してください。
ユーザーの処置: TSM コマンド行クライアント・プロ
ンプトで dsmc show plugins を実行して、システムで使
用できるプラグインを調べ、それらのプラグインのロー
ドに使用するパスを確認してください。プラグイン・パ
スが使用可能であって、ハードウェア・ユーティリティ
ー・プラグイン libPiHDW.a が存在する場合は、
LIBPATH 変数がハードウェア製品のライブラリー・パ
スに設定されている (例えば、LIBPTH=/usr/opt/
db2_08_01/lib となっている) ことを確認してください。
ANS1584E
ANS1580W
指定されたドライブには、パフォーマン
ス・アルゴリズムが設定された Include.Fs
ステートメントが既に存在します。ステー
トメントを置き換えますか?
説明: ユーザーはパフォーマンス・アルゴリズムが関連
付けられているドライブ用に重複 Include.Fs 項目を作成
しようとしました。 このメッセージは MFC GUI の
Preference Editor に適用されます。
システムの処置: ユーザーは、ステートメントを新規の
ものに置き換えるか、この操作をキャンセルすることが
できます。
ユーザーの処置: ユーザーは、ステートメントを新規の
ものに置き換えるか、または No を選択してこの操作を
キャンセルすることを求められます。
ANS1581W
'object-name' は 'temp-name' としてリスト
アされました。リストアを完了するには、
リブートする必要があります。
説明: システム・ファイルはリストアされましたが、即
時に置き換えることはできませんでした。ファイルは、
次にオペレーティング・システムをリブートするときに
96
ありません。
LVM2 ボリュームのイメージ操作に必要
なシステム・ライブラリー
'libdevmapper.so' のロード中にエラー。
説明: LVM2 イメージ操作に必要なシステム・ライブ
ラリー libdevmapper.so をロードできませんでした。 ラ
イブラリーがシステムに存在しない場合、またはライブ
ラリーが必要なレベルより前のレベルの場合に、このエ
ラーが起こることがあります。 また、TSM クライアン
ト・プロセスによってライブラリーをオープンできない
場合にも、このエラーが起こることがあります。
システムの処置: LVM2 ボリュームのイメージ操作は
使用できません。
ユーザーの処置: システムにインストールされたパッケ
ージとライブラリーのバージョンを確認してください。
正しいバージョンがインストールされている場合は、ア
クセス権限に関連した問題を調べてください。 システ
ムにこれらのライブラリーがインストールされていない
場合は、Linux OS のディストリビューターに連絡して
ください。また、技術情報 1452629
(https://www.ibm.com/support/
docview.wss?uid=swg21452629) も参照してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1587W • ANS1594E
ANS1587W
オブジェクト object-full-name の拡張属性
を読み取れません。errno: errno-value、理
由: errno-explanation
説明: オブジェクトの拡張属性を読み取れませんでし
た。システムによって、エラー・コード errno-value と
理由 errno-explanation が設定されました。理由
errno-explanation が「アクセス拒否」または「許可拒
否」のいずれかである場合、現行ユーザーはオブジェク
トの拡張属性を読み取る許可を持っていません。
システムの処置: このオブジェクトはスキップされま
す。次のオブジェクトについて処理を続行します。
ユーザーの処置: ユーザーが所有していないか、アクセ
スできないオブジェクトの拡張属性の読み取りを操作が
試みる場合は、エラーが予期されます。理由に入出力エ
ラーが示されている場合は、ファイル・システムの整合
性検査の手順を実行し、操作を再試行してください。問
題が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポートに
連絡して、支援を依頼してください。
ANS1588W
file-name のファイル属性 attr-name を読
み取り中に入出力エラー。 errno =
errno-value、
説明: ファイル file-name の属性 attr-name をリトリー
ブできませんでした。システムはエラー・コード
errno-value を設定しました。理由が「アクセス否認」の
場合、現在のユーザーはファイル属性の読み取りを行う
許可を持っていません。
システムの処置: 処理は、指定されたファイル属性のバ
ックアップなしで続行されます。
ユーザーの処置: 物理的エラーの原因となった条件を訂
正してください。
ANS1589W
object-full-name の拡張属性を書き込めま
せん。errno: errno-value、理由:
errno-explanation
説明: オブジェクトの拡張属性を書き込めませんでし
た。システムによって、エラー・コード errno-value と
理由 errno-explanation が設定されました。理由が「アク
セス拒否」または「許可拒否」の場合、現在のユーザー
はオブジェクトの拡張属性を書き込む権限を持っていま
せん。
システムの処置: 拡張属性をリストアせずに処理を続行
します。
ユーザーの処置: ユーザーが所有していないか、アクセ
スできないオブジェクトへの拡張属性の書き込みを操作
が試みる場合は、エラーが予期されます。理由に入出力
エラーが示されている場合は、ファイル・システムの整
合性検査の手順を実行し、操作を再試行してください。
問題が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポート
に連絡して、支援を依頼してください。
ANS1590W
file-name のファイル属性 attr-name を書
き込み中に入出力エラー。 errno =
errno-value、
説明: ファイル file-name の属性 attr-name を設定でき
ませんでした。システムはエラー・コード errno-value
を設定しました。理由が「アクセス否認」の場合、現在
のユーザーはファイル属性の設定を行う許可を持ってい
ません。
システムの処置: 処理は、指定されたファイル属性のリ
ストアなしで続行されます。
ユーザーの処置: 物理的エラーの原因となった条件を訂
正してください。
ANS1592E
SSL プロトコルの初期化に失敗しまし
た。
説明: TSM が SSL プロトコルを初期化できませんで
した。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: エラー・ログに GSKit 関連のメッセ
ージがあるか調べてください。資料に説明されている
SSL 通信用の鍵データベースを構成していることを確認
してください。問題が解決しない場合は、TSM お客様
サポートに連絡してください。
ANS1593E
鍵データベースをオープンできません。
説明: TSM は、SSL 通信用のサーバー証明書が入って
いると予想される鍵格納ファイルをオープンできません
でした。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 資料に説明されている SSL 通信用の
鍵データベースを構成していることを確認してくださ
い。問題が解決しない場合は、TSM お客様サポートに
連絡してください。
ANS1594E
キー・データベースのパスワードが誤って
いるか無効です。
説明: クライアントは、保管されたパスワードを使用し
て証明書キー・データベースを開くことができなかった
か、保管されたパスワードを読み取ることができません
でした。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 「クライアントのインストールおよび
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
97
ANS1595E • ANS1601E
ユーザーズ・ガイド」の説明に従って SSL 通信用のキ
ー・データベースが構成されていることを確認してくだ
さい。また、現行ユーザーが stash ファイル
(dsmcert.sth) を読み取り可能であることも確認してくだ
さい。
ANS1595E
サーバー証明書が無効です。
説明: TSM は、証明書が無効であるためにサーバーと
の SSL 接続をオープンできませんでした。通常、クラ
イアントがサーバー証明書の妥当性を確認できない場合
にこのエラーが起こります。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 資料に説明されている SSL 通信用の
鍵データベースを構成していることを確認してくださ
い。必ず、接続しようとしている TSM サーバーから正
しい証明書をインポートしてください。
ANS1596E
SSL プロトコルはサポートされていませ
ん。
説明: SSL プロトコルはこのプラットフォームではサ
ポートされていません。
システムの処置:
ANS1598E
説明: -deltype=all はディレクトリー・ツリー全体の削
除に使用します。 -deltype=all を使用する場合は、ディ
レクトリー全体をワイルドカードで指定する必要があり
ます。
システムの処置:
ANS1599E
SSL ランタイム・ライブラリーをロード
できません。
説明: TSM は SSL プロトコルに必要な SSL ランタイ
ム・ライブラリーを動的にロードできませんでした。
システムの処置:
ANS1597E
-pick オプションと -deltype=all オプショ
ンを一緒に使用することはできません。
説明: -deltype=all はディレクトリー・ツリー全体の削
除に使用します。 -pick を使用してツリーから個別のオ
ブジェクトを選択することはできません。 -pick
は、-deltype=active または -deltype=inactive の場合にの
み有効です。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: TSM クライアントが正しくインスト
ールされていることを確認してください。さらに、クラ
イアント・ソフトウェアの再インストールを試みてくだ
さい。問題が解決しない場合は、TSM お客様サポート
に連絡してください。
ANS1600E
処理は停止しました。
ユーザーの処置: オプションの有効な組み合わせを指定
して、操作を再試行してください。1 つのツリー全体を
削除するには、-deltype=all を使用しますが、-pick は使
用できません。削除するバックアップ・バージョンを選
択するには、-deltype=active または -deltype=inactive を
選択して、-pick オプションを使用してください。ま
た、ファイル選択で、ファイル指定のサブディレクトリ
ーにファイルを含める場合は、-subdir=yes を使用してく
ださい。詳細については、クライアントのマニュアルま
たはコマンド行ヘルプを参照してください。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: オプションの有効な組み合わせを指定
して、操作を再試行してください。1 つのディレクトリ
ー・ツリー全体のすべてのバックアップ・バージョンを
削除するには、-deltype=all と、ツリー全体のファイル
指定にワイルドカードを使用します。部分修飾ファイル
名のバックアップ・バージョンを削除するに
は、-deltype=active または -deltype=inactive を使用して
ください。また、ファイル指定のサブディレクトリーの
バックアップ・バージョンを削除する場合
は、-subdir=yes を使用してください。詳細については、
クライアントのマニュアルまたはコマンド行ヘルプを参
照してください。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: サポートされるプラットフォームのリ
ストについては、TSM の資料を参照してください。
-deltype=all は、このファイル指定には無
効です。
Data Protection for Lotus Domino ライ
ブラリーをロードできません。
説明: Data Protection for Lotus® Domino® ライブラリ
ーをロードできませんでした。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: Lotus Domino プラグインが正しく構
成されていることを確認し、クライアント・マシンのエ
ラー・ログで詳細な情報をチェックしてください。
ANS1601E
内部エラーが原因で Lotus Domino プラ
グイン操作が失敗しました。
説明: Lotus Domino プラグインの内部エラーが発生し
ました。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: クライアント・マシンのエラー・ログ
98
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリター
ン・コード
ANS1602E • ANS1609E
で詳細な情報を確認してください。
ANS1602E
プリファレンス・ファイルが見つからない
ため、Lotus Domino プラグイン操作が失
敗しました。
説明: Data Protection for Lotus Domino のプリファレ
ンス・ファイルが見つかりません。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: Data Protection for Lotus for Domino
の構成ファイル (デフォルト名 domdsm.cfg) が見つかり
ません。クライアント・マシンのエラー・ログで詳細な
情報を確認してください。
ANS1603E
説明:
内部 TCP/IP エラーが原因で Lotus
Domino プラグイン操作が失敗しました。
TCP/IP エラーが発生しました。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: クライアント・マシンのエラー・ログ
で詳細な情報を確認してください。
ANS1604E
dsmdomp アドレス・スペースを開始しよ
うとして、Lotus Domino プラグイン操作
が失敗しました。
を確認してください。 問題が続く場合は、システム管
理者に連絡してください。
ANS1606E
dsmdomp アドレス・スペースの開始中
に、Lotus Domino プラグイン操作が失敗
しました。
説明: dsmdomp アドレス・スペースを開始できません
でした。
システムの処置: TDP for Domino 処理は停止します。
ユーザーの処置: dsmdomp アドレス・スペースの初期
化中に障害が起こりました。 インストール・エラーで
ある可能性があります。lotus/bin ディレクトリーに
dsmdomp の tools ディレクトリーへのシンボリック・
リンクがあり、lotus/notes ディレクトリーに dsmdomp
実行可能ファイルへのシンボリック・リンクがあること
を確認してください。 詳細な情報についてはファイル
/tmp/dsmdomp* を調べてください。 問題が続く場合
は、システム管理者に連絡してください。
ANS1607E
プラグイン・ライブラリーに検出されたプ
ラグインは、現在のレベルの TSM クラ
イアントではサポートされていません。
説明: プラグインがロードされていませんが処理は続行
しています。
説明: dsmdomp アドレス・スペースを開始できません
でした。これはおそらくインストール・エラーです。
システムの処置: プラグインがロードされていませんが
処理は続行しています。
システムの処置:
ユーザーの処置: おそらくインストール・エラーです。
プラグイン・ディレクトリーが有効なプラグイン・ライ
ブラリーを含んでいることと、TSM クライアントの正
しいレベルがインストールされていることを確認してく
ださい。問題が続く場合は、システム管理者に連絡して
ください。
処理は終了します。
ユーザーの処置: lotus/bin ディレクトリーに dsmdomp
の tools ディレクトリーへのシンボリック・リンクがあ
り、lotus/notes ディレクトリーに dsmdomp 実行可能フ
ァイルへのシンボリック・リンクがあることを確認して
ください。 問題が続く場合は、システム管理者に連絡
してください。
ANS1608E
ANS1605E
dsmdomp アドレス・スペースとの通信を
初期化中に、Lotus Domino プラグイン操
作が失敗しました。
説明: Lotus Domino プラグインの通信の初期化に失敗
しました。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: dsmdomp アドレス・スペースの初期
化中に障害が起こりました。 インストール・エラーで
ある可能性があります。lotus/bin ディレクトリーに
dsmdomp の tools ディレクトリーへのシンボリック・
リンクがあり、lotus/notes ディレクトリーに dsmdomp
実行可能ファイルへのシンボリック・リンクがあること
Lotus Domino プラグイン操作が失敗し、
以下のメッセージが出されました。
messsage
説明: Lotus Domino プラグインの操作エラーが発生し
ました。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: 操作の失敗の原因となったエラーを訂
正してください。
ANS1609E
Lotus Domino プラグインの処理が失敗し
ました。 エラーに関連するメッセージは
以下のとおりです。messsage。
説明: Lotus Domino プラグインの操作エラーが発生し
ました。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
99
ANS1610E • ANS1618E
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: 操作の失敗の原因となったエラーを訂
正してください。
ANS1610E
domnode オプションが、ノード
'node_name' に対して適切に指定されてい
ません。
説明: 表示されたノードの dsm.sys ファイルに
domnode オプションが正しく指定されていません。
システムの処置:
この要求の処理は停止します。
ユーザーの処置: インストール・エラーである可能性が
あります。問題のノードで domnode オプションが正し
く指定されていることを確認してください。問題が続く
場合は、システム管理者に連絡してください。
ANS1611E
説明:
内部エラーによりプラグイン操作が失敗し
ました。
プラグイン内部エラーが発生しました。
システムの処置:
ANS1615E
説明: Lotus Domino プラグインのライセンス検証が失
敗しました。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置:
してください。
詳細については、エラー・ログを確認
ANS1616E
説明:
Lotus Domino API がロードできなかっ
たため、Lotus Domino プラグイン操作が
失敗しました。
Lotus Domino API をロードできませんでした。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: Lotus Domino Server が正しくインス
トールされていることを確認してください。
ANS1617E
プラグイン操作が停止します。
ユーザーの処置: エラーが続く場合は、トレースを使用
可能にして実行を行い、システム管理者または IBM に
連絡してください。
ライセンス・エラーが原因で Lotus
Domino プラグイン操作が失敗しました。
Data Protection for Domino の API エラ
ーが原因で、Lotus Domino プラグイン操
作が失敗しました。
説明: Domino プラグイン操作中に Data Protection for
Domino の API エラーが発生しました。
システムの処置: 処理は終了します。
ANS1612E
説明:
TSM API エラーが原因で Lotus Domino
プラグイン操作が失敗しました。
TSM API エラーが発生しました。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: クライアント・マシンのエラー・ログ
で詳細な情報を確認してください。
ANS1613E
説明:
>TSM API はロードできませんでした。
TSM API はロードできませんでした。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: クライアント・マシンのエラー・ログ
で詳細な情報を確認してください。
ユーザーの処置: 詳しくは、以下の Tivoli Storage
Manager エラー・ログを表示してください。
API エラー・ログ (dsierror.log) および Data Protection
for Domino アクティビティーのログ (domdsm.log)。こ
れらのログのデフォルトのロケーションは、Data
Protection for Domino のインストール・ディレクトリー
です。
バックアップ・アーカイブ・クライアントのエラー・ロ
グ (dsmerror.log)、Web クライアントのエラー・ログ
(dsmwebcl.log)、およびスケジューラー・アクティビティ
ーのログ (dsmsched.log)。これらのログのデフォルトの
ロケーションは、バックアップ・アーカイブのインスト
ール・ディレクトリーです。
ANS1618E
ANS1614E
Lotus Domino プラグインの試用ライセン
スの有効期限が切れました。
説明: 検出された試用ライセンスの有効期限が切れてい
ます。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: この製品は既に使用できません。 製
品を実行する前に、有効なライセンスを取得する必要が
あります。
100
説明:
Lotus Domino プラグイン操作は既に実行
中です。操作が完了するまでお待ちくださ
い。
Lotus Domino プラグイン操作は実行中です。
システムの処置:
します。
Lotus Domino プラグイン操作は停止
ユーザーの処置: Lotus Domino プラグイン操作が完了
するまで待って、新しい Lotus Domino プラグイン操作
を開始してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1619E • ANS1626E
ANS1619E
IBM Tivoli Storage Manager アプリケー
ション・クライアントは、インストール済
みの Lotus Domino プラグインのバージ
ョンでは動作しません。
説明: 現在システムにインストールされている Lotus
Domino プラグインのバージョンが、IBM Tivoli Storage
Manager アプリケーション・クライアントの構築に使用
されたものより古いバージョンです。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: IBM Tivoli Storage Manager アプリケ
ーション・クライアントのレベル以降の Lotus Domino
プラグインのバージョンをインストールしてください。
ANS1620I
'filespace namepath-namefile-name'、オブジ
ェクト ID - 'object-id' のバックアップ・
バージョン。'object-id' はローカル・リポ
ジトリーと整合性がありません。削除され
ます。
説明: 指定されたオブジェクトの指定されたバックアッ
プ・インスタンスは、ローカル・リポジトリーの内容と
一致していません。 このことは、クライアント・シス
テムで、ローカル・リポジトリーが変更または破壊され
た場合に発生することがあります。 このバックアップ
はリストアすることができないため、サーバー上で削除
されます。
システムの処置: サーバーで、指定されたバックアッ
プ・オブジェクトが削除されます。 処理は続行されま
す。
ANS1622I
説明: サーバーのデータベースと、クライアント・シス
テム上で保守されているローカル・リポジトリーの整合
性検査を実行しているときに、報告された不整合が見つ
かりました。 不整合なバックアップはリストアできな
いため、TSM は不整合なバックアップ・オブジェクト
をすべて削除して、ローカル・リポジトリー内で占有さ
れていたスペースを解放します。
システムの処置:
ANS1621E
ANS1623W
NSF DB2 データベースのバックアップが
スキップされました。NSF DB2 データベ
ースはサポートされていません。
説明: このバージョンの DP for Domino プラグイン
は、NSF DB2® データベースをサポートしていません。
システムの処置: NSF DB2 データベースのバックアッ
プはスキップされます。
ユーザーの処置: NSF DB2 データベースをバックアッ
プから除外してください。
ありません。
サーバー上で 'filespace
namepath-namefile-name'のローカル・バッ
クアップのためのバックアップ属性の更新
に失敗しました。オブジェクト ID 'object-id':'object-id'、戻りコード 'return
code'。
処理を続行します。
ユーザーの処置: エラー・ログで、サーバー上で削除さ
れたオブジェクトに関する詳細を調べます。 数が非常
に大きいときには、構成を検査して、引き続き数が非常
に大きい場合は TSM 管理者に連絡してください。
ANS1624E
ユーザーの処置:
サーバー上でクリーンアップされたバック
アップ・オブジェクトの数: 'number'。使
用可能にされているローカル・スナップシ
ョット・リソースの数: 'number'
'value' は、'command' コマンドのオプシ
ョン 'option' には無効な値です。
説明: 指定されたオプション値は、このコンテキストで
は無効です。
システムの処置: 操作は停止されました。
ユーザーの処置: オプションに有効な値を指定してくだ
さい。有効な値については資料で確認してください。
説明: TSM は、サーバー上の指定されたバックアッ
プ・オブジェクトの属性の更新に失敗しました。サーバ
ーは、バックアップの正しい状態を反映していない可能
性があります。
説明:
システムの処置:
ユーザーの処置: ありません。
処理を続行します。
ユーザーの処置: 詳細については、エラー・ログの先行
エラー・メッセージを調べてください。操作を再試行し
てください。問題が続いて起こる場合には、TSM 管理
者に連絡してください。
ANS1625I
FlashCopy が行われるボリュームの数: v1
FlashCopy されるボリュームの数。
システムの処置: ありません。
ANS1626E
ハードウェアまたはスナップショット関数
を使用しての TSM 操作の処理時に、予
期しないエラーを検出しました。 TSM
機能名 : function-name TSM 機能 :
function-desc TSM 戻りコード : TSM-rc
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
101
ANS1627E • ANS1650I
TSM ファイル : file-name (line-number)
説明:
ANS1631E
ありません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、このメッセ
ージに示された情報を提供してください。
ANS1627E
SVC 仮想ディスク v1 は無効です。
説明: 指定された仮想ディスクは、接続された SVC ク
ラスターによって提供された仮想ディスクのリストには
見つかりません。
システムの処置:
ANS1628E
説明: 処理を継続するための十分なメモリーを使用でき
ません。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: システムに十分な実メモリーおよび仮
想メモリーがあることを確認してください。不要なアプ
リケーションをクローズしてください。
ANS1632I
処理は停止します。
ユーザーの処置: 仮想ディスクが SVC にあることを確
認してください。
ソース v1 およびターゲット v2 の仮想デ
ィスクが、異なる SVC クラスターの中に
あります。
説明: SVC ソースおよびターゲットの仮想ディスク
は、同じ SVC クラスターに割り当てられる必要があり
ます。
システムの処置: 操作は、オプションのデフォルト値を
使用して続行されます。
ユーザーの処置: デフォルトをオーバーライドするに
は、オプションに有効な値を指定してください。有効な
値については資料で確認してください。
ANS1647E
ユーザーの処置: ソースおよびターゲットの仮想ディス
クが同じ SVC の中にあることを確認してください。
説明:
ソース v1 およびターゲット v2 の仮想デ
ィスクのサイズが異なっています。
'option name' が指定されなかったため、
デフォルトの 'deafult value' が使用されま
す。
説明: オプションの値が指定されなかったため、デフォ
ルト値が使用されます。
システムの処置: 処理は停止します。
ANS1629E
ファイル filename、行番号 linenumber で
メモリー割り振りエラーが発生しました。
'input spec': 無効な入力指定形式です。
このコマンドで指定された入力は無効です。
システムの処置:
操作は停止します。
ユーザーの処置: パラメーターと一緒に指定された構文
が正しいことを確認してください。
説明: SVC ソースおよびターゲットの仮想ディスク
は、同じサイズでなければなりません。
ANS1649E
システムの処置:
説明: コマンドは、指定されたオプション
(specified-option) が、同じく指定されているオプション
(other-option) と組み合わせて指定できないため、失敗し
ました。
処理は停止します。
ユーザーの処置: ソースおよびターゲットの仮想ディス
クのサイズが同じであることを確認してください。
ANS1630E
Common Interface Model (CIM) の操作
の呼び出し中にエラーが戻されました。
TSM 関数名 : function-name TSM 関数 :
function-desc TSM CIM 戻りコード :
0xCIM-rc TSM ファイル : file-name
(line-number)
説明: ディスク・サブシステムの CIM 操作を呼び出す
際、エラーが発生しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 製品についての資料に書かれた CIM
戻りコードおよびその説明に関するセクションをご覧く
ださい。
102
オプション 'specified-option' はオプション
'other-option' と不整合です。
システムの処置: コマンドは終了します。
ユーザーの処置: 指定したオプションを削除してコマン
ドを実行してください。あるいは、他のオプションを指
定しないでコマンドを実行します。
ANS1650I
コマンド: command-string
説明: メッセージに示されているコマンド・ストリング
が TSM バックアップ/アーカイブ・クライアントによっ
て出されました。
システムの処置: このメッセージは監査用としてのみ出
されます。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1651I • ANS1660I
ユーザーの処置:
されます。
ANS1651I
このメッセージは監査用としてのみ出
バックアップ済み: fshlll
説明: このオブジェクトのバックアップ操作は正常に実
行されました。
システムの処置:
されます。
このメッセージは監査用としてのみ出
ユーザーの処置:
されます。
このメッセージは監査用としてのみ出
ANS1652I
アーカイブ済み: fshlll
説明: このオブジェクトのアーカイブ操作は正常に実行
されました。
システムの処置:
されます。
このメッセージは監査用としてのみ出
ユーザーの処置:
されます。
このメッセージは監査用としてのみ出
ANS1653I
更新済み: fshlll
説明: このオブジェクトの更新操作は正常に実行されま
した。
システムの処置:
されます。
このメッセージは監査用としてのみ出
ユーザーの処置:
されます。
このメッセージは監査用としてのみ出
ANS1654E
失敗しました: fshlll
説明: このオブジェクトのバックアップ、アーカイブ、
リストア、またはリトリーブ操作が失敗しました。
システムの処置:
されます。
このメッセージは監査用としてのみ出
ユーザーの処置: このメッセージは監査用としてのみ出
されます。この障害については、TSM バックアップ/ア
ーカイブ・クライアントのエラー・ログを参照してくだ
さい。
ANS1655I
リストア済み: fshlll
説明: このオブジェクトのリストア操作は正常に実行さ
れました。
システムの処置:
されます。
このメッセージは監査用としてのみ出
ユーザーの処置:
されます。
このメッセージは監査用としてのみ出
ANS1656I
リトリーブ済み: fshlll
説明: このオブジェクトのリトリーブ操作は正常に実行
されました。
システムの処置: このメッセージは監査用としてのみ出
されます。
ユーザーの処置: このメッセージは監査用としてのみ出
されます。
ANS1657I
有効期限切れ: fshlll
説明: TSM データベース内でこのオブジェクトのアク
ティブ・バージョンの有効期限が切れていました。
システムの処置: このメッセージは監査用としてのみ出
されます。
ユーザーの処置: このメッセージは監査用としてのみ出
されます。
ANS1658I
削除済み: fshlll
説明: このオブジェクトが TSM データベースから削
除されました。
システムの処置: このメッセージは監査用としてのみ出
されます。
ユーザーの処置: このメッセージは監査用としてのみ出
されます。
ANS1659I
スキップ: fshlll
説明: バックアップまたはアーカイブ処理中にユーザー
がこのオブジェクトをスキップしました。
システムの処置: このメッセージは監査用としてのみ出
されます。
ユーザーの処置: このメッセージは監査用としてのみ出
されます。
ANS1660I
除外: fshlll
説明: このオブジェクトは、バックアップまたはアーカ
イブ処理から除外されました。
システムの処置: このメッセージは監査用としてのみ出
されます。
ユーザーの処置: このメッセージは監査用としてのみ出
されます。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
103
ANS1661I • ANS1669W
ANS1661I
未変更: fshlll
説明: このオブジェクトは最終増分バックアップが実行
された後に変更されていないため、再送する必要はあり
ません。
システムの処置:
されます。
このメッセージは監査用としてのみ出
ユーザーの処置:
されます。
このメッセージは監査用としてのみ出
ANS1665W
説明: N シリーズ・ファイラー上のこのボリュームに
対して、スナップショットは検出されませんでした。
システムの処置:
プロセスは続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1666W
ANS1662I
説明:
エージェント・ノード: 'agent_node' ター
ゲット・ノード: 'target_node'
プロキシー・ノード情報。
システムの処置: None
ユーザーの処置: None
TSM for ACS は、N シリーズ・ファイ
ラー上のボリューム volname のスナップ
ショットを検出しませんでした。
TSM for ACS は、N シリーズ・ボリュ
ーム volname に関する情報を検出しませ
んでした。
説明: このボリュームに関する情報の照会で、戻された
データはありませんでした。
システムの処置: プロセスは続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1663W
ボリューム vol_name 上のオプション予約
率が 100 パーセント未満に低下しまし
た。
説明: Network Appliance は、予約率を 100 パーセン
ト未満に設定したときは、ボリューム上のスペース消費
量とデータの変更比率を積極的にモニターして、上書き
用の予約スペースが不足しないようにすることを、強く
お勧めします。上記の設定のときに上書き用の予約スペ
ースが不足すると、アクティブ・ファイル・システムへ
の書き込みが失敗し、ホスト・アプリケーションまたは
オペレーティング・システムがクラッシュすることがあ
ります。
システムの処置:
スナップショット名が snapname のボリ
ューム volname のスナップ・リストア
は、他のアプリケーションまたはボリュー
ム・クローンに必要な後続のスナップショ
ットを破棄する場合があります。
説明: ONTAP は、特定のスナップショットがスナッ
プ・リストアに使用される場合、ボリュームのスナップ
ショットの新しいほうを削除します。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: スナップ・リストアの前に、他のアプ
リケーションまたはボリューム・クローンで新しいほう
のスナップショットが使用されないようにしてくださ
い。
104
ボリューム volname のスナップショット
名 snapname は、N シリーズ・ファイラ
ーのスナップショット・リストにありませ
んでした。
説明: この名前で識別されるスナップショットは存在し
ません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1668E
プロセスは続行します。
ユーザーの処置: スペース消費量を必ずモニターしてく
ださい。ボリュームでの使用可能スペースをモニターす
るツールについては、Network Appliance を調べてくだ
さい。
ANS1664E
ANS1667E
'drive-name1' はローカル・ディスクでは
ありません。
説明: 指定されたファイル・システムは、ネットワー
ク・ディスクまたは network share です。
CLUSTERNODE オプションが YES に設定されている
ので、ファイル・システムのバックアップまたはアーカ
イブを実行できません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: CLUSTERNODE オプションが誤って
YES に設定されている場合は、このオプションを NO
に変更してから操作を再試行してください。それ以外の
場合は、クライアントの資料を参照して、クラスター環
境で TSM クライアントを稼働させるための構成の詳細
を確認してください。
ANS1669W
command subcommand コマンドは、
Windows WinPE モードでのみ実行でき
ます。
説明: command subcommand コマンドは、現在稼働し
ているオペレーティング・システムではサポートされて
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1670E • ANS1675W
いません。このコマンドを実行するには、Windows
WinPE モードにリブートする必要があります。
オフラインにすることができない場合も、リストアは実
施できます。エラーは無視されます。
システムの処置:
コマンドは処理されません。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
アクションはありません。
ANS1670E
ファイル指定が無効です。 有効なネット
ワーク・アプライアンスまたは N-Series
の NFS ボリューム (AIX、Linux の場合)
または CIFS ボリューム (Windows の場
合) を指定してください。
説明: ファイル指定が無効です。 -SNAPDIFF オプシ
ョンを指定してスナップショットの差分を使用する増分
バックアップは、ネットワーク・アプライアンスまたは
N-Series の NFS ボリューム (AIX 上と Linux 上)、お
よび CIFS ボリューム (Windows 上) でのみ実行できま
す。ネットワーク・アプライアンスまたは N-Series の
Qtree、あるいはネットワーク・アプライアンスまたは
N-Series ボリューム内部のパスのいずれかを指定しない
でください。 サポートされるのはフルボリュームのみ
です。
システムの処置:
クラスター・データベースはリストア済み
です。すべてのノード上でクラスター・サ
ービスを再始動しています。これには数分
かかることがあります。
説明: クラスター・データベースがリストアされると、
リストアするノード上のクラスター・サービスは休止状
態になります。他のノード上のクラスター・サービスは
シャットダウンされています。すべてのサービスは再始
動する必要があります。一部のサービスが自動的に始動
できない場合、手動で再始動してください。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
アクションはありません。
ANS1672I
クラスター・リソース resource name を
オフラインにすることができませんでし
た。 MS 戻りコードは retcode です。エ
ラーは無視されます。
説明: Microsoft は、信頼性の高いクラスター・データ
ベースのリストア中は、クラスター・リソースをオフラ
インにすることを推奨しています。ただし、リソースを
ノード node name 上のクラスター・サー
ビスを開始できませんでした。サービスを
手動で開始する必要があります。
説明: クラスター・データベースはリストア済みです。
リストア中、クラスター・サービスはオフラインにされ
ていました。Tivoli Storage Manager はクラスター・サ
ービスの再始動に失敗しました。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: このノードのサービスは手動で始動で
きます。
ANS1674I
処理は停止します。
ユーザーの処置: -SNAPDIFF オプションを使用して、
増分バックアップ操作を再試行してください。有効なネ
ットワーク・アプライアンスまたは N-Series の NFS ボ
リューム (AIX 上または Linux 上)、または CIFS ボリ
ューム (Windows 上) を指定してください。
ANS1671I
ANS1673W
クラスター・データベースはリストアされ
ましたが、一部のノード上のクラスター・
サービスを開始できませんでした。
Failover Cluster Management ツールを使
用して、ノードを手動で開始してくださ
い。
説明: クラスター・データベースはリストア済みです。
リストア中、リストアされているノードを除いて、クラ
スター・サービスはオフラインにされていました。
Tivoli Storage Manager は、これらのクラスター・サー
ビスの自動的な開始に失敗しました。手動で開始する必
要があります。サービスの開始が失敗したノードは、ク
ライアント・エラー・ログにログが記録されます。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: クラスター・サービスは手動で開始で
きます。
ANS1675W
クラスター・データベースのリストア後に
再始動するためのクラスター・ノードのリ
ストを取得できません。コール 'cmd' は
MS 戻りコード retcode で戻りました。リ
ストアが終了したら、すべてのノード上で
クラスター・サービスを再始動する必要が
あります。
説明: エラーのため、Tivoli Storage Manager はクラス
ター内のノードのリストをリトリーブして再始動できま
せんでした。これらのノード上のクラスター・サービス
は、手動で始動する必要があります。クライアントのエ
ラー・ログに、障害の起きた場所にしたがって追加情報
が含まれることがあります。
システムの処置:
処理を続行します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
105
ANS1676W • ANS1681E
ユーザーの処置: すべてのノード上でクラスター・サー
ビスを再始動してください。
ANS1678E
説明:
ANS1676W
信頼性の高いクラスター・データベースの
リストアを実施しています。このプロセス
は、ファイルのリストアの前か後にハング
した可能性があります。これは、クラスタ
ー・サービスは、稼働していなく、すべて
のリソースがオフラインにされている場
合、そのクラスター・サービスを開始する
ことが必要な場合があるからです。クラス
ター・データベースがリストアされると、
クラスター・サービスは変更を有効にする
ために再開されます。他のすべてのノード
上のクラスター・サービスもシャットダウ
ンされています。それらは再始動されま
す。これには数分かかることがあります。
説明: リストアの前に Tivoli Storage Manager が、リ
ストアするノード上のクラスター・サービスを開始し、
すべてのリソースをオフラインにするため、リストア
は、一時停止している可能性があります。クラスター・
データベースがリストアされると、リストアするノード
上のクラスター・サービスは休止状態になります。他の
ノード上のクラスター・サービスはシャットダウンされ
ています。すべてのサービスは再開する必要がありま
す。一部のサービスが自動的に開始できない場合、再開
を試みることができます。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
アクションはありません。
ANS1677W
Tivoli Storage Manager は、エラーのた
めに高速フォーマット用のディスクの設定
に失敗しました。詳細については、エラ
ー・ログを参照してください。ディスクは
低速フォーマットされ、リストア処理が遅
くなります。
説明: デフォルトで Tivoli Storage Manager は、
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft
¥Windows NT¥CurrentVersion¥ASR¥RestoreSession キー
の QuickFormat 値を設定して、すべてのディスクで高速
フォーマットを実行しようとします。エラーのため、低
速フォーマットでディスクの再作成が実行されます。こ
のプロセスでは、リストア処理が遅くなります。
ASR パス 'path': 見つかりません。
存在しないディレクトリーを指定しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: スペルや句読点、特にディレクトリー
区切り文字 (例えば、「¥」など) の配置をすべて再チェ
ックしてください。構文が間違っている場合は、訂正し
てから操作を再試行してください。
ANS1679W
リストアされたボリュームを識別するレジ
ストリーの更新は失敗しました。これは、
既にリストアされたボリュームには影響し
ません。詳細については、エラー・ログを
参照してください。エラーは無視され、処
理は続行されます。
説明: 重要なボリュームをリストアすると、Tivoli
Storage Manager は
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥
Windows NT¥CurrentVersion¥ASR¥RestoreSession キーの
RestoredVolumes 値を更新して、リストアされたボリュ
ームを示そうとします。レジストリーへのアクセスのエ
ラーによって、エラーはログに記録されますが処理は続
行されます。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: None
ANS1680W
増分 FlashCopy の最新表示機能は、これ
らのボリュームに整合性グループが見つか
らないため、完了できません。
説明: 増分 FlashCopy の最新表示は、整合性グループ
および対応する FlashCopy 関係が既に確立されている場
合にのみ実行できます。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1681E
DSM_DIR が設定されず
ASRFILESPATH オプションが指定され
ませんでした。
説明: ASR ファイルは、デフォルトで DSM_DIR パス
に入力するか、 ASRFILESPATH オプションで上書きで
きます。そのいずれかが設定されています。
システムの処置:
None
システムの処置:
ユーザーの処置:
None
ユーザーの処置: DSM_DIR 環境変数を設定するか、
ASRFILESPATH オプションを "RESTORE
MACHINEASR" コマンドで指定します。
106
処理は停止します。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1682W • ANS1688I
ANS1682W
ストレージ・システムに FlashCopy 関係
がありませんでした。
説明: コピー・サービス・サーバー (ほとんどの場合
CIM Object Manager) に、FlashCopy 関係オブジェクト
がありません。
システムの処置:
処理が停止する場合があります。
ユーザーの処置: これは必ずしも処理の停止を意味する
メッセージではありません。
ANS1683E
整合性グループの状態 status は、有効な
ディスク・バックアップを完了するには不
適切です。
説明: TSM ACS 機能のモニタリングは、FlashCopy が
Idle_Copied または Copying のいずれかの状態にあるこ
とを予期しています。
システムの処置:
体を指定して、増分バックアップ操作を再試行してくだ
さい。
ANS1686I
説明: TSM は、単一インスタンス・ストア (SIS) リン
クを通常のファイルとしてリストアします。リストアさ
れたバージョンが、 SIS 共通ストアにあるコピーの複
写の場合、SIS Groveler は SIS リンクを再作成するこ
とになります。
システムの処置: TSM は、リパース・ポイントでなく
通常のファイルを作成します。
ユーザーの処置:
ANS1687E
処理は停止します。
ユーザーの処置: ストレージ GUI を使用して
FlashCopy の状態を検証してください。この状態がユー
ザー・アクションによって生成されている場合、ストレ
ージ GUI を介してコピー・プロセスを始動してから、
TSM ACS モニタリング機能を再始動してください。
ANS1684W
サブファイル・キャッシュにアクセス中に
ディスク満杯エラー: exception-name
説明: サブファイルの増分バックアップ中に、指定され
たサブファイル・キャッシュ・ファイルにアクセスまた
は書き込みしようとしてディスク満杯エラーが起こりま
した。より詳細な情報については、クライアントのエラ
ー・ログを参照してください。
システムの処置:
す。
サブファイルなしで処理は続行しま
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1685E
スナップショットの差分を使用した増分バ
ックアップ操作は、N シリーズ/NetApp
ファイラー・ボリュームでのみ使用可能で
す。 は NetApp ボリュームではありませ
ん。
説明: マウントまたはマップされたボリューム上のスナ
ップショットの差分を使用する NAS NFS/CIFS 増分バ
ックアップ操作は、そのボリュームが N シリー
ズ/NetApp ファイラー・ボリュームでないため、実行で
きません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
NAS NFS または CIFS ボリューム全
単一インスタンス・ストア・リンク
'file-name' は、通常のファイルとしてリス
トアまたはリトリーブされます。
None
VSS インスタント・リストア操作が失敗
しました。 TSM クライアントのエラ
ー・ログ・ファイル (DSMERROR.LOG)
、Windows アプリケーション・イベン
ト・ログ、Windows システム・イベン
ト・ログ、および VSS プロバイダー・ロ
グ・ファイル (該当する場合) で詳細を調
べてください。 エラーの戻りコードの意
味については、VSS プロバイダーの資料
を参照してください。
説明: ボリューム・レベルのコピーのリストア操作を実
行する際に VSS ハードウェア・プロバイダーが失敗し
ました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 可能であれば、Application Client ロ
グ・ファイル、TSM クライアントのエラー・ログ・フ
ァイル (DSMERROR.LOG)、Windows アプリケーショ
ン・イベント・ログ、Windows システム・イベント・ロ
グ、および VSS プロバイダー・ログ・ファイルを調
べ、エラーの原因を判別してみてください。Windows
VSS の操作に関する追加説明は、TSM 問題判別ガイド
に記載されています。問題を訂正し、操作を再試行して
ください。まだこのエラーが続く場合は、サービス担当
員に連絡してください。
ANS1688I
ファイルのバックアップ元のボリュームが
スパース・ファイルをサポートしていない
ため、「file-name」のスパース属性を正し
くバックアップできません。
説明: ファイルのバックアップ元のボリュームがスパー
ス・ファイルをサポートしていない場合は、スパース・
ファイルに割り振られた範囲はバックアップできませ
ん。これは、ファイルにスパース属性が設定されている
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
107
ANS1689E • ANS1695E
場合でも同様です。これが起きる可能性のある一例とし
て、スパース・ファイルが NAS ボリューム上に作成さ
れているが、そのボリュームが CIFS を介してバックア
ップされていて、CIFS がスパース・ファイルをサポー
トしていないという場合があります。
システムの処置: ファイルのスパース属性および割り振
り範囲はバックアップされません。ファイルをリストア
する場合、リストア済みファイルはスパースにはなりま
せん。
ユーザーの処置: スパース属性と割り振り範囲のバック
アップが不要な場合は、アクションは不要です。ファイ
ルのスパース属性と割り振り範囲のバックアップが必要
な場合は、IBM Tivoli Storage Manager でバックアップ
するファイルが入った元のボリュームがスパース・ファ
イルをサポートしている必要があります。
ANS1689E
VSS ASR リストア後に、レジストリーが
更新されませんでした。
ユーザーの処置: メッセージを無視するか、オプショ
ン・ファイルから該当のオプションを除去できます。
ANS1692E
説明: サーバー証明書がトラステッドでないため、クラ
イアントは、サーバーへの SSL 接続をオープンできま
せんでした。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 資料に説明されている SSL 通信用の
鍵データベースを構成済みであることを確認してくださ
い。TSM サーバーが自己署名証明書を使用している場
合は、接続しようとしている相手のサーバーから正しい
証明書をインポートするようにしてください。認証局に
よって署名された証明書をサーバーが使用している場合
は、その認証局のルート証明書がクライアント鍵データ
ベースにインポートされるようにしてください。
ANS1693E
説明: VSS 自動システム回復 (ASR) 後のレジストリー
更新中にエラーが発生しました。詳細について、
dsmerror.log を確認してください。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: システム管理者にエラー・ログの検査
を依頼してください。
ANS1690E
渡されたボリュームのリストには、単一の
クラスターの範囲内の異なる整合性グルー
プに属すペアが含まれています。
証明書がトラステッドではありません。
証明書の有効期間に誤りがあります。
説明: 証明書の有効期間に誤りがあるために、クライア
ントはサーバーへの SSL 接続をオープンできませんで
した。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: これを TSM サーバー管理者に報告
してください。サーバーに正しい証明書がインストール
されている必要があります。
ANS1694E
証明書 ID を検証できませんでした。
説明: TSM ACS は操作ごとに、同時にクラスターあた
り 1 つの整合性グループのみを処理します。バックア
ップまたはリストア操作でのボリュームのセットに、単
一のクラスター内の異なる整合性グループに属すペアが
含まれていると、操作の処理は停止します。
説明: 証明書 ID を検証できなかったために、TSM は
サーバーへの SSL 接続をオープンできませんでした。
これは、証明書の所有権情報が TSM のドメイン名また
は IP アドレスと一致しない場合に起こります。
システムの処置:
ユーザーの処置: 正しいサーバーのドメイン名または
IP アドレス (TCPSERVERADDRESS オプションの値)
を指定してください。問題が続く場合は、これを TSM
サーバー管理者に報告してください。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ボリュームを実動データベースまたは
ターゲット・セットに追加する場合は、それらのボリュ
ームが どの FlashCopy 関係にも含まれていないことを
確認してください。
システムの処置: 処理は停止しました。
ANS1695E
ANS1691I
オプション・ファイル「file-name」の行番
号 number で検出されたオプション
「option」はサポートされていません。こ
れはクライアントで無視されます。
説明: 指定されたオプションは有効ではあるが、現行プ
ラットフォームではサポートされていないためにクライ
アントによって無視されます。
証明書が無効です。
説明: 無効な証明書のために、TSM はサーバーへの
SSL 接続をオープンできませんでした。クライアントは
失敗の正確な原因を判別できませんでした。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: サーバー証明書またはクライアント鍵
データベース (あるいはその両方) の詳しい分析が必要
です。詳しくは、TSM の資料を参照してください。
システムの処置: 処理を続行します。
108
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1696E • ANS1707E
ANS1696E
このアクションを実行できるのは root ユ
ーザーのみです。
ANS1706E
ディレクトリー「 directory」の作成中に
エラーが発生しました。
説明: このアクションを実行するには、root ユーザー
でなければなりません。
説明: システムは指定されたディレクトリーを作成でき
ませんでした。
システムの処置:
システムの処置: 処理は終了します。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: root としてログインし、操作を再試
行してください。
ANS1700W
データベース「database」(保存日=date)
は正常にリカバリーされました。
説明: 指定したデータベース (指定の日付に保存された
もの) は、正常にリカバリーされました。
システムの処置: 指定したデータベースは、最新の保存
バージョンを使用してリカバリーされました。
ユーザーの処置:
ANS1704W
ありません。
オプション「option-name」はアプリケー
ションで指定できず、無視されます。
説明: API アプリケーションでオプションが指定され
ました。このオプションはアプリケーションで指定でき
ません。このオプションは、dsm.sys オプション・ファ
イルでのみ指定できます。
システムの処置: 指定されたオプションは無視されま
す。処理を続行します。
ユーザーの処置:
ださい。
ANS1705E
アプリケーションの構成を修正してく
システム書き込みプログラム writersname
が存在していません。
説明: これらの書き込みプログラムは、オペレーティン
グ・システムの必須部分です。書き込みプログラムが使
用できない場合、バックアップは正常に完了しますが、
書き込みプログラムのデータは IBM Tivoli Storage
Manager サーバーにバックアップされません。その結
果、システム状態のリストア後にコンピューターがブー
トしなくなります。
システムの処置:
ました。
システム状態のバックアップが停止し
ユーザーの処置: 「vssadmin list writers」コマンドを使
用して、これらの書き込みプログラムが存在しているか
どうか確認してください。操作を再試行してください。
問題が続く場合は、支援を求めるためにシステム管理者
または IBM Tivoli Storage Manager 管理者に連絡して
ください。
ユーザーの処置: このディレクトリーを作成するための
適切な権限がシステムにあることを確認し、操作を再開
してください。
ANS1707E
既存ファイル「exist-file-name」に対するハ
ード・リンク「new-file-name」を作成でき
ませんでした。Microsoft Windows の戻
りコード: 「windows-return-code」
「windows-error-text」
説明: 一部のシステム状態ファイルは、別のファイルを
指すハード・リンクです。システム状態のリストア時
に、IBM Tivoli Storage Manager はリストア済みのシス
テム状態ファイルに対するハード・リンクを再作成しま
す。リストア時にハード・リンクと同名のファイルが既
に存在している場合、IBM Tivoli Storage Manager は、
そのファイルをハード・リンクで置換しようとします。
このメッセージは、IBM Tivoli Storage Manager が既存
のファイルをハード・リンクで置換できない場合に発行
されます。メッセージには、ハード・リンク名、ハー
ド・リンクが指すシステム状態ファイル名、および
Microsoft Windows の戻りコード情報が含まれていま
す。戻りコード情報は、ファイルを置換できなかった理
由を示しています。ハード・リンクを再作成できない場
合、オペレーティング・システムまたはアプリケーショ
ンの動作が不規則になる場合があります。
システムの処置: ハード・リンクをスキップして、シス
テム状態のリストアを続行します。
ユーザーの処置: メッセージに示されている Microsoft
Windows の戻りコード情報を使用して、エラーの根本原
因を判別してください。エラーの根底にある原因とシス
テム状態をリストアする理由に基づいて、根底にある原
因を訂正して再度リストアを実行するか、またはハー
ド・リンクの作成を手動で試みるか、どちらかを選択す
ることができます。このエラー・メッセージは異常で予
期しない状態を示すものなので、どちらかを選択するに
しても、起こり得る結果を慎重に検討する必要がありま
す。ハード・リンクを手動で作成するには、以下のよう
にします。ハード・リンクと同名のファイルを名前変更
してください。次に、Microsoft Windows ユーティリテ
ィーの fsutil.exe を FSUTIL HARDLINK CREATE
hardlinkname originalfilename のように指定して使用しま
す。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
109
ANS1708E • ANS1715E
ANS1708E
バックアップ操作は失敗しました。この操
作を実行できるのは、root ユーザーのみ
です。
説明: 非 root ユーザーにより開始されたバックアップ
は、IBM Tivoli Storage Manager 管理者により無効にさ
れます。
システムの処置:
操作は停止します。
ユーザーの処置: IBM Tivoli Storage Manager 管理者
に、非 root バックアップを有効にするよう要求してく
ださい。
ANS1712I
変更済みブロックのトラッキングは、ディ
スク disk name ではサポートされていま
せん。ディスクのフルバックアップを実行
します。
説明: 変更済みブロックのトラッキングは、指定された
ディスクでは使用可能になっていないかサポートされて
いないため、ディスクのフルバックアップが実行されま
す。
システムの処置:
れます。
ディスクのフルバックアップが実行さ
ユーザーの処置: None
ANS1709W
ISO 形式の CD-ROM デバイスは、仮想
マシンではバックアップされません。
ANS1713W
説明: リストア時の仮想マシンの作成は、ISO
CD-ROM イメージが使用不可だったり、オンラインで
なかったりした場合に失敗します。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップは、
CD-ROM デバイスを除いて続行されます。
ユーザーの処置: 仮想マシンが作成されたら、それに
CD-ROM デバイスを追加することができます。
ANS1710W
イメージ形式のフロッピー・デバイスは、
仮想マシンではバックアップされません。
ディスク disk name の変更済みブロック
のトラッキング情報の取得で問題がありま
した。ディスクのフルバックアップを実行
します。
説明: 指定されたディスクに対する変更済みブロックの
トラッキングはサポートされていますが、変更済みブロ
ックのトラッキング情報の取得に問題があったため、デ
ィスクのフルバックアップが実行されます。
システムの処置: ディスクのフルバックアップが実行さ
れます。
説明: リストア時の仮想マシンの作成は、フロッピー・
イメージが使用不可の場合に失敗します。
ユーザーの処置: エラー・ログを検討して、変更済みブ
ロックのトラッキング情報を取得できなかった理由に関
するメッセージが記録されていないか確認してくださ
い。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップは、フロッ
ピー・デバイスを除いて続行されます。
ANS1714I
ユーザーの処置: 仮想マシンが作成されたら、それにフ
ロッピー・デバイスを追加することができます。
ANS1711W
「VM name」に対して増分バックアップ
が選択されていますが、フルバックアップ
がまだ実行されていません。代わりにフル
バックアップを実行します。
説明: 指定した仮想マシンの増分バックアップが選択さ
れましたが、この仮想マシンのフルバックアップがまだ
完了していません。フルバックアップが完了していない
と、増分バックアップを実行できません。
システムの処置: 増分バックアップではなく、この仮想
マシンのフルバックアップが実行されます。
ユーザーの処置: None
ディスク disk name では変更済みエクス
テントが検出されませんでした。ディスク
をスキップします。
説明: 指定されたディスクでは変更済みエクステントが
検出されなかったため、バックアップするデータはあり
ません。このディスクはスキップされます。
システムの処置: 指定されたディスクのデータはバック
アップされていないため、データは変更されていませ
ん。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1715E
VM (VM name) のファイル・スペースは
既に存在していますが、VM uuid (VM
Uuid) が、現在の VM uuid (VM Uuid)
と異なります。
説明: 指定されたディスクでは変更済みエクステントが
検出されなかったため、バックアップするデータはあり
ません。このディスクはスキップされます。
システムの処置:
110
指定されたディスクのデータはバック
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1716E • ANS1733I
アップされていないため、データは変更されていませ
ん。
説明: ユーザーが無効なファイル・リスト・タイプを
dsmrecall コマンドに渡しました。
ユーザーの処置:
システムの処置: 処理は停止しました。
ANS1716E
ありません。
VMware vStorage の Web サービス・タ
スクがタイムアウトになりました。
説明: TSM クライアントは、VMware vCenter または
ESX ホストが要求された Web サービス・タスクを完了
するのを待つ間に、タイムアウトになりました。資源が
少ないかシステムが使用中である可能性があります。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: VMware vCenter または ESX ホスト
にエラーがないか確認してください。
ANS1717E
VMware vStorage の Web サービス・タ
スクが失敗しました。
説明: VMware vCenter または ESX ホストの Web サ
ービス・タスクが失敗しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: VMware vCenter または ESX ホスト
にエラーがないか確認してください。
ANS1718E
VMware vStorage のスナップショットの
作成が失敗しました。
説明: VMware vStorage が要求されたスナップショッ
トの作成に失敗しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: TSM エラー・ログおよび VMware
vCenter または ESX ホストにエラーがないか確認して
ください。
ANS1719E
VMware vStorage のスナップショットの
除去が失敗しました。
説明: VMware vStorage が要求されたスナップショッ
トの除去に失敗しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: TSM エラー・ログおよび VMware
vCenter または ESX ホストにエラーがないか確認して
ください。
ANS1729E
渡されたファイル・リスト 'file-list' が有
効な入力ファイル・リストではありませ
ん。標準のファイル・リストまたはコレク
ション・ファイル・リストを dsmrecall
コマンドに渡してください。
ユーザーの処置: 標準のファイル・リストまたはコレク
ション・ファイル・リストを dsmrecall コマンドに渡し
てください。
ANS1730E
順序付け情報の IBM Tivoli Storage
Manager サーバー照会が失敗しました。
説明: テープ最適化再呼び出しは IBM Tivoli Storage
Manager サーバーから順序付け情報を取得できませんで
した。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: IBM Tivoli Storage Manager サーバー
への接続を検査して、IBM Tivoli Storage Manager サー
バーが使用可能であるか、またアクセス権限が正しく構
成されているかを確認してください。
ANS1731E
ファイル・リスト 'file-list' のテープ最適
化再呼び出しが rc = code で失敗しまし
た。
説明: テープ最適化再呼び出しは IBM Tivoli Storage
Manager サーバーから順序付け情報を取得できませんで
した。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: この問題の詳細については、このメッ
セージの前のエラー・メッセージをすべて確認してくだ
さい。
ANS1732W
ファイル 'file' は異なるファイル・システ
ムのものです。ファイルを未処理ファイル
のリスト 'file-list' に書き込んでいます。
説明: dsmrecall コマンドは、処理するファイル・シス
テムを指定します。別のファイル・システムからのファ
イルはスキップされ、未処理リストに書き込まれます。
システムの処置: ファイルはスキップされ、情報が未処
理ファイルのリストに書き込まれます。
ユーザーの処置: 入力ファイル・リスト内のすべてのフ
ァイルが正しいファイル・システムのものであることを
確認してください。
ANS1733I
コレクション・ファイル 'file-list' が指定
されました。順序付けプロセスをスキップ
します。
説明: 入力ファイル・リストとしてコレクション・ファ
イルが渡されました。このファイルは既に順序付けされ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
111
ANS1734W • ANS1738W
ているため、順序付けは必要ありません。再呼び出しの
みが開始します。
システムの処置: 順序付けプロセスは開始せず、再呼び
出しのみが開始します。
ユーザーの処置:
ん。
ANS1734W
これ以上、アクションは必要ありませ
仮想マシン 'VM-name' に 1 つ以上の独立
ディスクが組み込まれています。この構成
ではバックアップはサポートされません。
これらのディスクをバックアップから除外
するには、
「-vmprocessvmwithindependent=yes」オ
プションを指定します。
システムの処置: 仮想マシンはバックアップされませ
ん。
ユーザーの処置: 仮想マシンを電源オフにして、ディス
クの独立モードを変更するか、ディスクを仮想マシンか
ら除去します。あるいは、これらのディスクをバックア
ップから除外するために、
'-vmprocessvmwithindependent=yes' オプションを指定して
ください。
仮想マシン 'VM-name' に 1 つ以上の物理
ロー・デバイス・マッピング (RDM) が
組み込まれています。この構成ではバック
アップはサポートされません。これらのデ
ィスクをバックアップから除外するため
に、'-vmprocessvmwithprdm=yes' オプシ
ョンを指定してください。
説明: 物理 RDM はスナップショットに含まれないた
め、TSM クライアントでは物理 RDM のバックアップ
はサポートされません。
システムの処置:
ん。
仮想マシン VM では Change Block
Tracking はサポートされていません。
説明: 物理モードの RDM ディスク、共有仮想 SCSI
バスに接続された仮想ディスク、およびハードウェア・
バージョン 6 以前の VM はサポートされていません。
システムの処置: ディスク全体がバックアップされま
す。
説明: 独立ディスクはスナップショットの影響を受けな
いため、IBM Tivoli Storage Manager クライアントでは
これらのディスクのバックアップはサポートされていま
せん。
ANS1735W
ANS1736I
仮想マシンはバックアップされませ
ユーザーの処置: 仮想マシンを電源オフにして、RDM
を仮想モードに変更するか、RDM を仮想マシンから除
去します。あるいは、これらのディスクをバックアップ
から除外するために、'-vmprocessvmwithprdm=yes' オプ
ションを指定してください。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1737E
PRESNAPSHOTCMD コマンドは失敗し
ました。
説明: VSS スナップショット・バックアップを実行す
るには、PRESNAPSHOTCMD オプションで指定された
コマンドが正常に完了する必要があります。 このコマ
ンドは、戻りコード 0 (ゼロ) が表示されて完了すれ
ば、正常に完了したものと見なされます。 コマンドが
完了しても、それ以外の戻りコードが表示された場合
は、コマンドは失敗したものと見なされます。 このコ
マンドが失敗した場合、VSS スナップショット・バッ
クアップは実行されません。
システムの処置: クライアントは VSS スナップショッ
ト・バックアップ操作を実行しません。
ユーザーの処置: コマンドが失敗する原因となった問題
を特定して、修正してください。このコマンドではゼロ
以外の戻りコードが通常であるような場合には、このコ
マンドを常にゼロの戻りコードで終了するスクリプトに
ラップすることを検討してみてください。
ANS1738W
POSTSNAPSHOTCMD コマンドは失敗し
ました。
説明: POSTSNAPSHOTCMD オプションで指定された
コマンドが完了し、ゼロ以外の値の戻りコードが表示さ
れた場合、VSS スナップショット・バックアップ操作
は続行します。この操作は警告レベルの結果を伴って続
行されます。POSTSNAPSHOTCMD コマンドの結果が
VSS スナップショット・バックアップ・コマンドによ
る、より高いレベルの結果に優先することはありませ
ん。例えば、VSS スナップショット・バックアップ・
コマンドが完了して、コード 12 が表示された場合は、
その戻りコードが POSTSNAPSHOTCMD コマンドから
のより低い戻りコードによって変更されることはありま
せん。
システムの処置: VSS スナップショット・バックアッ
プは続行しますが、8 以上の警告戻りコードが表示され
ます。
ユーザーの処置: コマンドが失敗する原因となった問題
を特定して、修正してください。このコマンドを常にゼ
112
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1739E • ANS1747W
ロの戻りコードで終了するスクリプトにラップすること
を検討してください。
ANS1739E
システム・ドライブのリストアは許可され
ていません。
ユーザーの処置: 詳しくは、dsmerror.log ファイルを参
照してください。
ANS1744E
説明: リストア先のドライブにはオペレーティング・シ
ステムが含まれています。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: システム・ドライブを指定せずに操作
を再試行してください。
ANS1740W
説明:
オブジェクト file_system path name の
ACL を読み取れません。詳細について、
dsmerror.log を確認してください。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、問題
の理由を示す他のメッセージがないか確認してくださ
い。 推奨される修正アクションがある場合はそれを実
行し、操作を再試行してください。
ANS1741W
説明:
説明: リストアに必要な 1 つ以上のスナップショット
がシステムで見つかりませんでした。
システムの処置:
file_system path name の拡張属性を読み取
れません。詳細について、dsmerror.log
を確認してください。
オブジェクトの拡張属性を読み取れません。
ANS1745I
ANS1742E
説明:
バックアップ 'backup-name' のスナップシ
ョットの公開が失敗しました。
スナップショットの公開が失敗しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 詳しくは、dsmerror.log ファイルを参
照してください。
ANS1743E
説明:
システムの処置:
システムの処置:
リストアを続行します。
ユーザーの処置: 仮想マシンの設定を編集し、必要に応
じてポートを選択してください。
ANS1746E
使用可能な LUN が見つかりませんでし
た。ホストでストレージ・アダプターが正
しく構成されていること、および LUN
が別の仮想マシンにマップされていないこ
とを確認してください。
説明: 仮想マシンは LUN に関連付けられているロ
ー・デバイス・マッピング・ディスクで保管されまし
た。必要な LUN がないか、別の仮想マシンにマップさ
れています。
システムの処置: 仮想マシンをリストアできません。
ユーザーの処置: ホストでストレージ・アダプターが正
しく構成されていること、および LUN が別の仮想マシ
ンにマップされていないことを確認してください。
ANS1747W
バックアップ 'backup-name' のスナップシ
ョットの非公開が失敗しました。
スナップショットの非公開が失敗しました。
リストアする仮想マシンに 1 つ以上の分
散ポート・グループがあります。リストア
の完了後にポート番号を選択するために、
さらに構成が必要になる場合があります。
説明: 仮想マシンは、分散ポート・グループに関連付け
られた 1 つ以上の NIC カードで保存されました。リス
トアでの競合により、ポート番号は保存されませんでし
た。
システムの処置: このオブジェクトはスキップされま
す。次のオブジェクトについて処理を続行します。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、問題
の理由を示す他のメッセージがないか確認してくださ
い。 推奨される修正アクションがある場合はそれを実
行し、操作を再試行してください。
処理は停止します。
ユーザーの処置: 詳しくは、dsmerror.log ファイルを参
照してください。
オブジェクトの ACL を読み取れません。
システムの処置: このオブジェクトはスキップされま
す。次のオブジェクトについて処理を続行します。
リストア操作に必要な 1 つ以上のスナッ
プショット (ボリューム) が見つかりませ
んでした。詳しくは、dsmerror.log を参
照してください。
説明:
ん。
仮想マシンに 1 つ以上のバージョン 2 の
ロー・デバイス・マッピング (RDM) が
あります。この構成ではバックアップはサ
ポートされません。
バージョン 2 の RDM はサポートされていませ
処理は停止します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
113
ANS1748E • ANS1753E
システムの処置:
ん。
仮想マシンはバックアップされませ
ユーザーの処置: 仮想マシンを電源オフにして、バージ
ョン 2 の RDM を仮想マシンから除去します。
ANS1748E
仮想マシンは LUN に関連付けられてい
るロー・デバイス・マッピング・ディスク
で保管されました。必要な LUN がない
か、別の仮想マシンにマップされています
: LUN UUID lun。
説明: 仮想マシンは LUN に関連付けられているロ
ー・デバイス・マッピング・ディスクで保管されまし
た。必要な LUN がないか、別の仮想マシンにマップさ
れています。
システムの処置:
仮想マシンをリストアできません。
ユーザーの処置: 必要な LUN を見つけて、仮想マシ
ンで使用できるようにしてください。
ANS1749W
オブジェクト 'filespace-namehl-namellname' は、無効なファイル・システム・タ
イプ属性付きでバックアップされました。
説明: ファイル・システム・タイプは、クライアントが
使用してオブジェクト名が大文字小文字の区別があるか
どうか判別します。誤ったファイル・システム・タイプ
によって、大文字小文字を区別するファイル・システム
ではサーバー・ツリーのソート順が不正になる場合があ
ります。最終的に、変更されないファイルの一部は、有
効期限が切れてフル増分バックアップ時に再度バックア
ップされる場合があります。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: TSM サーバー上の対応するファイ
ル・スペースを名前変更し、再度フル増分バックアップ
を実行することをお勧めします。
ANS1750I
ボリューム・マウント・ポイント
'volumemountpoint' がボリューム 'volume'
にマウントされています。'volume' にスナ
ップショット・ボリュームを使用して、バ
ックアップ。
説明: ボリューム・マウント・ポイントは、スナップさ
れたボリュームに解決されました。同じスナップショッ
ト・ボリュームが使用されます。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1751E
'filespace name' を処理中にエラー: ファ
イル・システムにアクセスできません。
説明: クライアントはファイル・システムにアクセスで
きません。 一般的な理由としては、クライアントの実
行アカウントにファイル・システムのルートへのアクセ
ス権がないこと、またはファイル・システムが存在しな
いことの 2 つがあります。
システムの処置: アクセス不能ファイル・システムはス
キップされます。処理は、次のファイル・システムから
続行されます。
ユーザーの処置: エラー・ログで、ファイル・システム
へのアクセスを妨げている問題に関する追加情報を示す
追加メッセージを調べてください。問題を訂正して、操
作を再試行してください。 アカウントにこのファイ
ル・システムへのアクセス権がない場合は、システム管
理者がアクセス権を付与するか、またはこのファイル・
システムへのアクセス権を持つアカウントを使用する必
要があります。 このファイル・システムが存在しない
場合は、ファイル・システム仕様を除去するか訂正して
ください。
ANS1752E
ファイル・システムにアクセスできませ
ん。
説明: クライアントはファイル・システムにアクセスで
きません。 一般的な理由としては、クライアントの実
行アカウントにファイル・システムのルートへのアクセ
ス権がないこと、またはファイル・システムが存在しな
いことの 2 つがあります。
システムの処置: アクセスできないファイル・システム
は無視されます。
ユーザーの処置: エラー・ログで、ファイル・システム
へのアクセスを妨げている問題に関する追加情報を示す
追加メッセージを調べてください。問題を訂正して、操
作を再試行してください。 アカウントにこのファイ
ル・システムへのアクセス権がない場合は、システム管
理者がアクセス権を付与するか、またはこのファイル・
システムへのアクセス権を持つアカウントを使用する必
要があります。 このファイル・システムが存在しない
場合は、ファイル・システム仕様を除去するか訂正して
ください。
ANS1753E
ファイル・スペース 'filespace name' は古
いクライアント・バージョンによってバッ
クアップされたため、このクライアント・
バージョンではリストアできません。この
ファイル・スペースはスキップされます。
説明: 以前のクライアント・バージョンでの SYSTEM
STATE および SYSTEM SERVICES のバックアップ・
114
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1754E • ANS1759W
セット形式が、現在のクライアント・バージョンのもの
と互換性がありません。これらのファイル・スペースは
スキップされます。クライアントがこれらのファイル・
スペース内のオブジェクトをスキップしている間、リス
トアが一時停止しているように見える場合があります。
その他のファイル・スペース・データはリストアされま
す。
システムの処置: このファイル・スペースのオブジェク
トはスキップされます。その他のファイル・スペース・
データはリストアされます。
ユーザーの処置: バックアップ・セット内のこの特定の
ファイル・スペースを、前のレベルのクライアントを使
用してリストアしてください。
ANS1754E
ASNODENAME オプションが有効な場
合、ファイル・スペース 'filespace name'
をリストアすることはできません。このフ
ァイル・スペースはスキップされます。
ANS1756W
'backup-specification' のジャーナルがリセ
ットされました。サーバー・ファイル・ス
ペースは最後のバックアップ完了後に削除
されました。
説明: 対応するファイル・スペースが最後のバックアッ
プ完了後に削除されたため、クライアントはジャーナル
をリセットしました。
システムの処置: ジャーナルがリセットされ、現行バッ
クアップはジャーナルを使用しません。フル増分バック
アップが正常に完了するまで、ジャーナルは使用できま
せん。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1757W
'backup-specification' のジャーナルがリセ
ットされました。サーバー・ファイル・ス
ペースは最後のバックアップ完了後に削除
されました。
説明: 別のノードのシステム状態データを別のノードに
リストアすることはできません。これらのファイル・ス
ペースはスキップされます。クライアントがこれらのフ
ァイル・スペース内のオブジェクトをスキップしている
間、リストアが一時停止しているように見える場合があ
ります。その他のファイル・スペース・データはリスト
アされます。
説明: 対応するファイル・スペースが最後のバックアッ
プ完了後に削除されたため、クライアントはジャーナル
をリセットしました。
システムの処置: このファイル・スペースのオブジェク
トはスキップされます。その他のファイル・スペース・
データはリストアされます。
ユーザーの処置: ありません。
ユーザーの処置: バックアップ・セットにこの特定のフ
ァイル・スペースをリストアする前に ASNODENAME
オプションを除去するか、システム状態データのバック
アップに使用されたノード名を使用してリストアを行っ
てください。
ANS1755W
活動ディレクトリーと通信中にエラーが発
生しました。USEDIRECTORY オプショ
ンは無視され、処理は続行します。
説明: TSM は、TSM Server パラメーターの活動ディ
レクトリーを照会しようとしましたが、エラーが発生し
ました。活動ディレクトリーまたは TSM Server の設定
によって発生した可能性があります。
システムの処置: TSM は USEDIRECTORY オプショ
ンを無視し、クライアント処理を続行します。
ユーザーの処置: コンピューターが活動ディレクトリー
を持つドメインに対して適切に設定されていることを確
認してください。また、TSM 管理者がノードに対して
TSM Server を適切に構成したことも確認してくださ
い。
システムの処置: ジャーナルがリセットされ、現行バッ
クアップはジャーナルを使用しません。フル増分バック
アップが正常に完了するまで、ジャーナルは使用できま
せん。
ANS1758W
'backup-specification' のジャーナルがリセ
ットされました。サーバー・ファイル・ス
ペースは最後のバックアップ完了後に削除
されました。
説明: 対応するファイル・スペースが最後のバックアッ
プ完了後に削除されたため、クライアントはジャーナル
をリセットしました。
システムの処置: ジャーナルがリセットされ、現行バッ
クアップはジャーナルを使用しません。フル増分バック
アップが正常に完了するまで、ジャーナルは使用できま
せん。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1759W
'backup-specification' のジャーナルがリセ
ットされました。ポリシー・セットは最後
のバックアップ完了後に更新されました。
説明: ノード・ポリシー・セットが最後のバックアップ
完了後に削除されたため、クライアントは指定されたフ
ァイル・システムのジャーナルをリセットしました。
システムの処置: ジャーナルがリセットされ、現行バッ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
115
ANS1760I • ANS1764W
クアップはジャーナルを使用しません。フル増分バック
アップが正常に完了するまで、ジャーナルは使用できま
せん。
ユーザーの処置:
ANS1760I
ありません。
backup-specification' のジャーナルが、ノ
ード 'nodename' およびサーバー
'servername' 用に使用可能になりました。
説明: 上記のファイル・システムのジャーナルが有効に
なり、上記の TSM ノードおよびサーバーにより次回の
フル増分バックアップで使用されます。
システムの処置: このファイル・システムの次回のフル
増分バックアップではジャーナルが使用されます。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1761I
'backup-specification' のジャーナルは、バ
ックアップが正常に終了すると使用可能に
なります。
説明: バックアップ中のファイル・システム用に存在す
るジャーナルは、アクティブですが無効です。 バック
アップが正常に完了すると、このジャーナルは、同じ
TSM ノードおよびサーバーによるこのファイル・シス
テムの次回のフル増分バックアップで使用できます。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置: ありません。
ANS1763W
ボリューム 'volume' のスナップショット
'snapshot' のクリーンアップ中にスナップ
ショット・マウント・ポイント snapshot
mountpoint をアンマウントできませんで
した。エラーは 'error' です。操作は続行
されます。バックアップが完了したら、手
動でアンマウントし、スナップショット・
マウント・ポイント・ディレクトリーを除
去し、スナップショットを削除してくださ
い。
説明: 何らかの理由により、TSM クライアント操作の
終了フェーズの間にスナップショットをアンマウントで
きませんでした。ただし、TSM 操作は正常に完了しま
した。
システムの処置: 処理は続行され、アンマウント・エラ
ーは無視されます。
ユーザーの処置: 以下のとおり、スナップショットを手
動でクリーンアップしてください。スナップショットを
照会します: snapshot -q -c: <source FS>。スナップショ
ット名の形式は、tsmxxxxxxxxxx です。スナップショッ
トがマウントされているか確認します: df -k | grep
116
tsmxxxxxxxxxx。スナップショットをアンマウントしま
す: umount -f tsmxxxxxxxxxx。 スナップショットのマ
ウント・ポイントを除去します: rmdir tsmxxxxxxxxxx。
スナップショットを削除します: snapshot -d
/dev/tsmxxxxxxxxxx。「デバイス使用中」またはその他
のエラーによりスナップショットの削除が失敗した場合
は、スナップショットのソース・ファイル・システムを
アンマウントします: umount -f <source FS>。スナップ
ショットの削除を再試行します: snapshot -d
/dev/tsmxxxxxxxxxx。残りの論理ボリュームがあるか確
認します: ls -l /dev/tsm*。残りの論理ボリュームを除去
します: rmlv -f tsmxxxxxxxxxx。ソース・ファイル・シ
ステムが前にアンマウントされた場合は、再マウントし
ます: mount <source FS>。
ANS1764W
ボリューム 'volume' のスナップショット
'snapshot' のクリーンアップ中に、スナッ
プショット・マウント・ポイント・ディレ
クトリー snapshot mountpoint を除去でき
ませんでした。エラーは 'error' です。操
作は続行されます。バックアップが完了し
たら、スナップショット・マウント・ディ
レクトリーを手動で除去し、スナップショ
ットを削除してください。
説明: 何らかの理由により、TSM クライアント操作の
終了フェーズの間にスナップショットのマウント・ポイ
ント・ディレクトリーを除去できませんでした。ただ
し、TSM 操作は正常に完了しました。
システムの処置: 処理は続行され、rmdir エラーは無視
されます。
ユーザーの処置: 以下のとおり、スナップショットを手
動でクリーンアップしてください。スナップショットを
照会します: snapshot -q -c: <source FS>。スナップショ
ット名の形式は、tsmxxxxxxxxxx です。スナップショッ
トがマウントされているか確認します: df -k | grep
tsmxxxxxxxxxx。スナップショットをアンマウントしま
す: umount -f tsmxxxxxxxxxx。 スナップショットのマ
ウント・ポイントを除去します: rmdir tsmxxxxxxxxxx。
スナップショットを削除します: snapshot -d
/dev/tsmxxxxxxxxxx。「デバイス使用中」またはその他
のエラーによりスナップショットの削除が失敗した場合
は、スナップショットのソース・ファイル・システムを
アンマウントします: umount -f <source FS>。スナップ
ショットの削除を再試行します: snapshot -d
/dev/tsmxxxxxxxxxx。残りの論理ボリュームがあるか確
認します: ls -l /dev/tsm*。残りの論理ボリュームを除去
します: rmlv -f tsmxxxxxxxxxx。ソース・ファイル・シ
ステムが前にアンマウントされた場合は、再マウントし
ます: mount <source FS>。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1765W • ANS1767E
ANS1765W
ボリューム 'volume' のスナップショット
'snapshot' のクリーンアップ中にスナップ
ショットを削除できませんでした。エラー
は 'error' です。操作は続行されます。バ
ックアップ完了後、スナップショットを手
動で削除してください。
説明: 何らかの理由により、TSM クライアント操作の
間にスナップショットを削除できませんでした。ただ
し、TSM 操作は正常に完了しました。スナップショッ
トの削除が失敗した理由の 1 つとして、AIX JFS2 で
は、特定のファイル・システムに対するスナップショッ
ト削除要求を最初に最も古いスナップショット、2 番目
には次に古いスナップショットという順序で発行しなけ
ればならないことが考えられます。同じファイル・シス
テムのさらに古いスナップショットを使用するプロセス
が他にある場合、削除要求は失敗します。また、TSM
は、そのプロセスの 1 つで作成されたスナップショッ
トのみを削除します。他のアプリケーションまたはユー
ザーによって作成された古いスナップショットは削除し
ません。この場合、次の TSM コマンドが正常に完了で
きるように、ユーザーは古いスナップショットをすべて
手動で削除する必要があります。
システムの処置: 処理は続行され、スナップショット削
除エラーは無視されます。
ユーザーの処置: 以下のとおり、スナップショットを手
動でクリーンアップしてください。スナップショットを
照会します: snapshot -q -c: <source FS>。スナップショ
ット名の形式は、tsmxxxxxxxxxx です。スナップショッ
トがマウントされているか確認します: df -k | grep
tsmxxxxxxxxxx。スナップショットをアンマウントしま
す: umount -f tsmxxxxxxxxxx。 スナップショットのマ
ウント・ポイントを除去します: rmdir tsmxxxxxxxxxx。
スナップショットを削除します: snapshot -d
/dev/tsmxxxxxxxxxx。「デバイス使用中」またはその他
のエラーによりスナップショットの削除が失敗した場合
は、スナップショットのソース・ファイル・システムを
アンマウントします: umount -f <source FS>。スナップ
ショットの削除を再試行します: snapshot -d
/dev/tsmxxxxxxxxxx。残りの論理ボリュームがあるか確
認します: ls -l /dev/tsm*。残りの論理ボリュームを除去
します: rmlv -f tsmxxxxxxxxxx。ソース・ファイル・シ
ステムが前にアンマウントされた場合は、再マウントし
ます: mount <source FS>。
ANS1766W
ボリューム 'volume' のスナップショット
'snapshot' のクリーンアップ中にスナップ
ショット論理ボリュームを除去できません
でした。エラーは 'error' です。操作は続
行されます。バックアップ完了後、スナッ
プショット論理ボリュームを手動で除去し
てください。
説明: 何らかの理由により、TSM クライアント操作の
終了フェーズの間にスナップショット論理ボリュームを
除去できませんでした。ただし、TSM 操作は正常に完
了しました。
システムの処置: 処理は続行され、スナップショット論
理ボリュームの除去エラーは無視されます。
ユーザーの処置: 以下のとおり、スナップショットを手
動でクリーンアップしてください。スナップショットを
照会します: snapshot -q -c: <source FS>。スナップショ
ット名の形式は、tsmxxxxxxxxxx です。スナップショッ
トがマウントされているか確認します: df -k | grep
tsmxxxxxxxxxx。スナップショットをアンマウントしま
す: umount -f tsmxxxxxxxxxx。 スナップショットのマ
ウント・ポイントを除去します: rmdir tsmxxxxxxxxxx。
スナップショットを削除します: snapshot -d
/dev/tsmxxxxxxxxxx。「デバイス使用中」またはその他
のエラーによりスナップショットの削除が失敗した場合
は、スナップショットのソース・ファイル・システムを
アンマウントします: umount -f <source FS>。スナップ
ショットの削除を再試行します: snapshot -d
/dev/tsmxxxxxxxxxx。残りの論理ボリュームがあるか確
認します: ls -l /dev/tsm*。残りの論理ボリュームを除去
します: rmlv -f tsmxxxxxxxxxx。ソース・ファイル・シ
ステムが前にアンマウントされた場合は、再マウントし
ます: mount <source FS>。
ANS1767E
次のコマンドを使用して、スナップショッ
トの論理ボリュームを作成することができ
ません。'cmd' エラーは 'error' です。ボ
リューム・グループに割り振り要求を満た
すのに十分な空き区画があることを確認し
てください。
説明: TSM クライアント操作の初期化フェーズの間に
スナップショットの論理ボリュームを作成することがで
きませんでした。
システムの処置: 処理は続行され、スナップショット論
理ボリュームの作成エラーは無視されます。TSM 操作
はスナップショットなしで実行されます。
ユーザーの処置: ボリューム・グループに mklv 割り
振り要求を満たすのに十分な空き区画があることを確認
し、操作を再試行してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
117
ANS1768E • ANS1774W
ANS1768E
説明:
TSM は新規スナップショット用のスペー
スを見つけられませんでした。 TSM 機
能名 : function-name TSM 機能 :
function-desc TSM 戻りコード : TSM-rc
TSM ファイル : file-name (line-number)
ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 前のバックアップがまだ処理中の可能
性があります。問題が続くようであれば、TSM 管理者
に連絡して、このメッセージに示された情報を提供して
ください。
ANS1769E
スナップショットの差分を使用する増分バ
ックアップを実行する場合は、Data
ONTAP バージョン
「version.modification.submodification」の
NetApp ファイル・サーバー
「server-name」はサポートされていませ
ん。
説明: スナップショットの差分を使用する増分バックア
ップには、Data ONTAP V7.3 以降が必要です。ただ
し、Data ONTAP V7.3.3 またはそれ以降から V8.0 に
アップグレードすると、ユニコード・ファイル名のため
のスナップショットの差分のサポートが失われます。
Data ONTAP V8.1 以降にアップグレードしてくださ
い。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: ファイル・サーバーをサポート対象レ
ベルの Data ONTAP にアップグレードした後で、操作
を再試行してください。
ANS1770E
アドレス 'tcpip address' を解決できませ
ん。エラー = error code、「error
message」
説明: システムは TCP/IP v6 アドレスを取得できませ
んでした。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 示されたアドレスが TCP/IP v6 アド
レス指定であること、および ping または ping6 で解決
できることを検査してください。
ANS1771W
システム状態ファイル・スペース
「filespace name」は別のロケーションに
リストアすることはできません。
説明: システム状態ファイル・スペースを別のロケーシ
ョンにリストアすることはできません。このファイル・
118
スペースはスキップされます。
システムの処置: システム状態ファイル・スペース内の
オブジェクトはスキップされます。残っているその他の
ファイル・スペースはリストアされます。クライアント
がこのファイル・スペース内のオブジェクトをスキップ
している間、リストアが一時停止しているように見える
場合があります。
ユーザーの処置: システム状態をその元のロケーション
にリストアしてください。
ANS1772E
スナップショット・プラグインをロード中
にエラーが発生しました。 プラグインが
正しくインストールされていない可能性が
あります。
説明: スナップショット・プラグインは、プラグインが
インストールされていない可能性があるため、ロードで
きませんでした。
システムの処置:
止します。
スナップショット・バックアップは停
ユーザーの処置: Linux 86/86_64 プラットフォームに
まだ TIVsm-BAhdw パッケージがインストールされてい
ない場合は、そのパッケージをインストールしてくださ
い。操作を再試行してください。AIX プラットフォーム
上に、まだ hdw および snphdw ファイル・セットがイ
ンストールされていない場合は、そのファイル・セット
をインストールしてください。操作を再試行してくださ
い。
ANS1773W
仮想マシン 'VM-name' に 1 つ以上の独立
ディスクがあり、ディスクは VM バック
アップから除外されています。
説明: 独立ディスクのスナップショットを実行すること
はできません。これらのディスクをスキップするにはオ
プション '-vmprocessvmwithindependent=yes' を指定して
ください。
システムの処置: 仮想マシンの独立ディスクはバックア
ップされません。
ユーザーの処置:
ANS1774W
ありません。
仮想マシン 'VM-name' に 1 つ以上の物理
ロー・デバイス・マッピング (RDM) デ
ィスクがあり、ディスクは VM バックア
ップから除外されています。
説明: 物理 RDM ディスクのスナップショットを実行
することはできません。これらのディスクをスキップす
るにはオプション '-vmprocessvmwithprdm=yes' を指定し
てください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1780E • ANS1790E
システムの処置: 仮想マシンの物理 RDM ディスクは
バックアップされません。
ユーザーの処置:
ANS1780E
ありません。
writer-name は初期化と VSS へのサブス
クライブに失敗しました。
説明: Windows Volume Shadow Copy Service (VSS) の
制御下にある writer-name の作成中に IBM Tivoli
Storage Manager がエラーを検出しました。IBM Tivoli
Storage Manager エラー・ログとアプリケーション・イ
ベント・ログにこのエラーの追加情報がないか確認して
ください。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。エラーが
解決しない場合は、IBM Tivoli Storage Manager エラ
ー・ログと Windows イベント・ログにこのエラーに関
連した情報がないか確認してください。
Windows Volume Shadow Copy Service (VSS) を再始動
し、操作を再試行してください。
VSS のエラー状態をクリアするために、マシンの再始
動が必要になる場合があります。
ANS1782E
writer-name の停止に失敗しました。
説明: writer-name の停止中に IBM Tivoli Storage
Manager がエラーを検出しました。IBM Tivoli Storage
Manager エラー・ログとアプリケーション・イベント・
ログにこのエラーの追加情報がないか確認してくださ
い。
システムの処置:
ユーザーの処置: スナップショットの差分による増分バ
ックアップは、通常の NetApp/N シリーズのボリューム
でのみ実行してください。
ANS1787I
説明: 仮想マシンの NIC に必要な portgroupKey 属性
がありません。
システムの処置: 仮想マシンはリストアできますが、
NIC はリストアできません。
ユーザーの処置: 仮想マシンがリストアされた後に、新
しい NIC カードを追加できます。
ANS1788I
Windows Volume Shadow Copy Service (VSS) を再始動
し、操作を再試行してください。
VSS のエラー状態をクリアするために、マシンの再始
動が必要になる場合があります。
システムの処置: 仮想マシンはリストアできますが、
NIC はリストアできません。
ユーザーの処置: 仮想マシンがリストアされた後に、新
しい NIC カードを追加できます。
ANS1789I
このボリュームは vFiler ボリュームであ
るため、「volume-name」でのスナップシ
ョットの差分による増分バックアップは実
行できません。
説明: vFiler ボリュームでは、スナップショットの差分
による増分バックアップはサポートされていません。
システムの処置:
処理は停止します。
ターゲット ESX ホストに分散仮想ポー
ト・グループが見つかりませんでした。仮
想マシンの NIC をリストアできません。
説明: 仮想マシンの NIC は分散仮想ポート・グループ
に関連付けられていますが、ターゲット ESX ホストに
使用可能なポート・グループがありません。
システムの処置: 仮想マシンはリストアできますが、
NIC はリストアできません。
ユーザーの処置: 仮想マシンがリストアされた後に、新
しい NIC カードを追加できます。
ANS1790E
ANS1784E
ターゲット ESX ホストに必要な分散仮想
ポート・グループがないため、仮想マシン
の NIC をリストアできません。
説明: 仮想マシンの NIC は分散仮想ポート・グループ
に関連付けられていますが、ターゲット ESX ホストに
このポート・グループがありません。
処理は終了します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。エラーが
解決しない場合は、IBM Tivoli Storage Manager エラ
ー・ログと Windows イベント・ログにこのエラーに関
連した情報がないか確認してください。
仮想マシンの NIC は分散仮想ポート・グ
ループに関連付けられていますが、
portgroupKey 属性がないため、NIC をリ
ストアできません。
ファイラーで 'nosnapdir=on' が設定され
ているため、ボリューム 'volname' をバッ
クアップできません。
説明: このメッセージが発行されるのは、メッセージに
示されているボリュームにオプション 'nosnapdir=on' が
設定されている場合です。このオプションが設定されて
いる場合、ボリューム・スナップショットは非表示にな
るためバックアップできません。
システムの処置: メッセージに示されているボリューム
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
119
ANS1794I • ANS1798W
はバックアップされません。次のボリュームの処理が続
行されます。
ライアントを実行しているアカウントに
SE_RESTORE_NAME 特権がないことが考えられます。
ユーザーの処置: ボリュームをバックアップするには、
ファイラーでボリュームを変更します。オプション
「nosnapdir=off」を設定してください。その後、このボ
リュームのバックアップ操作を再試行してください。ボ
リュームがバックアップされない場合は、バックアッ
プ・アーカイブ・クライアントの DOMAIN 設定からこ
のボリュームを除去してください。
システムの処置: 指定されたオブジェクトの短縮名は設
定されません。 オブジェクトには、デフォルト短縮名
が保持されます。 その他の処理を続行します。
ANS1794I
ファイラー「filerName」でオプション
「cifs.enable_share_browsing = off」が設
定されています。
説明: メッセージに示されている NAS ファイラーでオ
プション「cifs.enable_share_browsing= off」が設定され
ている場合に、このメッセージが発行されます。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: オプション
「cifs.enable_share_browsing = on」を設定してくださ
い。 その後、スナップショット差分バックアップ操作
を再試行してください。
ANS1795I
ファイル・システム「volname」には書き
込み権限がないため、操作はスナップショ
ット・プロバイダーを使用しないで続行し
ます。
説明: スナップショットは定義上は変更しているファイ
ル・システムの特定時点スナップショットであるため、
スナップショットのソース・ファイル・システムは読み
取り/書き込み可能でなければなりません。スナップショ
ットの作成によりファイル・システムのスーパーブロッ
クが更新され、ここでファイル・システムが読み取り/書
き込み可能でなければなりません。
システムの処置: スナップショット・プロバイダーを使
用せずに処理を続行します。
ユーザーの処置: スナップショット・プロバイダーを使
用してボリュームをバックアップする必要がある場合
は、その権限を読み取り/書き込みに変更してください。
ANS1796I
'fullpath-name' の短縮名をオリジナルの短
縮名 'file-name' に設定できませんでし
た。Windows 機能 'func-name' は戻りコ
ード return-code、理由: 'error text' で失
敗しました。
説明: クライアントは、指定されたオブジェクトの短縮
名を設定できません。これは通常は、同じディレクトリ
ーにある別のオブジェクトによってその短縮名が既に使
用されていることが原因です。 他の理由としては、ク
120
ユーザーの処置: これは通知メッセージであり、無視し
ても構いません。 オブジェクトをオリジナルの短縮名
でリストアする必要がある場合は、競合するオブジェク
トを移動または削除しなければなりません。 オペレー
ティング・システムのコマンド・プロンプトから、リス
トアするオブジェクトが含まれるディレクトリーに移動
します。 次に、「dir /x」コマンドを使用して、競合す
るオブジェクトを識別します。 さらに、ユーザーが
SE_RESTORE_NAME 特権を持っていることを確認して
ください。 援助が必要な場合は、システム管理者に連
絡してください。競合が解消されたら、ファイルのリス
トアを再試行してください。
ANS1797E
機能 function-name は、オブジェクト
「object-name」へのアクセスの試行中に
Microsoft API MS-function-name: rc=error
から予期しないエラーを受け取りました。
ファイル file-name でエラーが発生しまし
た (line-number)。
説明: 「object-name」の処理中にエラーが発生しまし
た。 error コードは、失敗の理由を示しています。この
情報を使用して問題の診断ができます。
システムの処置: TSM クライアントは、error コード
によっては操作に失敗することも失敗しないこともあり
ます。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
ANS1798W
オブジェクト「object-name」の暗号化され
たデータへのアクセス中にエラーが発生し
ました。オブジェクトをスキップします。
Windows システム・エラー・コード
error、理由「error-reason」
説明: オブジェクトの暗号化されたデータの処理中にエ
ラーが発生しました。取り込まれたエラー情報に障害の
理由が示されています。この情報を使用して問題の診断
ができます。
システムの処置:
オブジェクトはスキップされます。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1799I • ANS1805E
ANS1799I
「fullpath-name」の最終アクセス日付は、
ファイルが読み取り専用なのでリセットで
きませんでした。
説明: PRESERVELASTACCESSDATE YES オプション
が有効ですが、ファイルの「読み取り専用」属性が有効
だったので、TSM クライアントは指定されたファイル
への最終アクセス日付をリセットできませんでした。ク
ライアントは、「読み取り専用」ファイルの最終アクセ
ス日付をリセットできません。
システムの処置: 指定されたファイルの最終アクセス日
付はリセットされません。 その他の処理を続行しま
す。
ユーザーの処置: これは通知メッセージであり、無視し
ても構いません。 ファイルの「読み取り専用」属性を
解除して、後続のバックアップによって最終アクセス日
付がリセットされるようにすることもできます。 属性
を解除する前に、ファイルまたはそのファイルを使用す
るアプリケーションの保全性に影響がでないことを確認
してください。 また、属性を解除しても、ユーザー組
織のファイル管理ポリシーに違反しないことを確認して
ください。
ANS1800W
fullpath-name の最終アクセス日付をリセ
ットできませんでした。機能 func-name
は戻りコード return-code を出して失敗し
ました。
メッセージが含まれている場合があります。
システムの処置:
ません。
この新規 ID はサーバーに登録され
ユーザーの処置: ネットワーク接続を確認し、後で再試
行してください。エラーが再度表示される場合は、クラ
イアント・マシンの管理者にお問い合わせください。
ANS1802E
'file-name' の増分バックアップが
failCount 個の障害で終了しました。
説明: 名前付きファイル指定の 1 つ以上のオブジェク
トをバックアップできなかった場合、このファイルの増
分バックアップ操作完了後にこのメッセージが発行され
ます。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、各オ
ブジェクトをバックアップできなかった理由を示す追加
メッセージを確認してください。 メッセージで示され
ている修正アクションを実行します。
ANS1803E
'file-space name' のアーカイブ処理が障害
で終了しました。
説明: 名前付きファイル指定の 1 つ以上のオブジェク
トをアーカイブできなかった場合、このファイルのアー
カイブ操作完了後にこのメッセージが発行されます。
システムの処置: 処理を続行します。
説明: PRESERVELASTACCESSDATE YES オプション
が有効ですが、TSM クライアントは指定されたファイ
ルの最終アクセス日付をリセットできませんでした。メ
ッセージには、失敗した機能名およびその機能の戻りコ
ードが含まれています。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、各オ
ブジェクトをアーカイブできなかった理由を示す追加メ
ッセージを確認してください。 メッセージに示されて
いる修正アクションを実行してください。
システムの処置: 指定されたファイルの最終アクセス日
付はリセットされません。 その他の処理を続行しま
す。
ANS1804E
ユーザーの処置: 問題が再生可能な場合は、この問題の
インスタンスを取り込む SERVICE トレースを入手して
ください。 QUERY SYSTEMINFO コマンドを実行し、
dsminfo.txt ファイルを収集してください。 IBM サポー
トに連絡し、このエラー・メッセージ・テキストを正確
に報告してください。必ず、dsminfo.txt ファイルと
dsmerror.log ファイル、および SERVICE トレース (使
用可能な場合) をサポートに提供してください。
ANS1801E
'file-space name' の選択バックアップ処理
が障害で終了しました。
説明: 名前付きファイル指定の 1 つ以上のオブジェク
トをバックアップできなかった場合、このファイルの選
択バックアップ操作完了後にこのメッセージが発行され
ます。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、各オ
ブジェクトをバックアップできなかった理由を示す追加
メッセージを確認してください。 メッセージで示され
ている修正アクションを実行してください。
サーバーに新規 ID を登録できません。
説明: この問題の理由は、クライアント・システム・メ
モリー不足またはサーバー・プロトコル・エラーである
可能性があります。 TSM アクティビティー・ログに、
この問題の原因について詳しく記述されているエラー・
ANS1805E
シンボリック・リンク 'file-name' をリス
トアすることができません。
説明: リンクが指定されていないファイル名を指示して
いるので、クライアントのオペレーティング・システム
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
121
ANS1806W • ANS1809W
はシンボリック・リンクを作成することができません。
システムの処置:
ANS1808E
処理を続行します。
ユーザーの処置: 別のオペレーティング・システムでリ
ストアを試みてください。
ANS1806W
'file-size' の 'filespace
namepath-namefile-name' でシステムの最大
ファイル・サイズを超えました。
説明: システムの最大ファイル・サイズ制限を超えてい
るファイルのリストアまたはリトリーブを試行しまし
た。
システムの処置: TSM は、ファイルをリストアまたは
リトリーブできません。
ユーザーの処置: このファイル・サイズをサポートする
システムで、このファイルをリストアまたはリトリーブ
してください。システム管理者にご相談ください。
ANS1807E
再呼び出しデーモンからのエラーのために
サーバーからファイルを再呼び出しするこ
とができません。
説明: ファイルを再呼び出しすることができません。
再呼び出しデーモンは、ファイルの再呼び出しを試みて
いるときにエラーを報告しました。 詳細については、
再呼び出しデーモンのエラー・ログを参照してくださ
い。サーバーがダウンの場合、接続が中断されていると
き、あるいはサーバー上のファイルが欠落しているとき
にこれが生じる可能性があります。 システム・オプシ
ョン・ファイル内のマイグレーション・サーバーが異な
るサーバーに変更されている可能性もあります。 再呼
び出しデーモンは、いったん始動されるとシステム・オ
プション・ファイルの変更は検査しません。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: サーバーが立ち上がっているか調べ
て、再試行します。 問題が存続する場合は、エラー・
ログを調べます。 また、ワークステーション管理者に
ファイル・システムに照らして dsmreconcile の実行を依
頼し、.SpaceMan/orphan.stubs ファイル内にそのファイル
が現れるかどうかを確認します。 システム・オプショ
ン・ファイルが変更されている場合は、全再呼び出しデ
ーモンを停止し、マスター再呼び出しデーモンを再始動
して変更点を取りだします。
122
論理ボリューム・スナップショット・エー
ジェントのレベルが正しくありません。
クライアントが新しいレベルにアップグレ
ードされていますが、それと同時に
LVSA ドライバーが更新されていない可
能性があります。 セットアップ・ウィザ
ードを使用して、オンライン・イメージま
たはオープン・ファイル・サポートのいず
れかを構成し、論理ボリューム・スナップ
ショット・エージェントの更新を選択して
ください。
説明: 選択した操作には、正しいレベルの論理ボリュー
ム・スナップショット・エージェントが必要です。 セ
ットアップ・ウィザードを使用して、LVSA を更新しま
す。
システムの処置: 選択した操作は実行されません。
ユーザーの処置: 論理ボリューム・スナップショット・
エージェントを更新した後で、操作を再試行してくださ
い。
ANS1809W
TSM サーバーとのセッションが切断され
ました。接続の再確立が試行されます。
説明: このメッセージは、TSM サーバーとのセッショ
ンが予期しないで失われた後で発行されます。このメッ
セージが発行される理由として考えられる状況の一部を
以下に示します。 - ネットワークに問題がある。 TSM サーバーがシャットダウンされた。 - TSM サー
バー管理者がクライアント・セッションをキャンセルし
た。
システムの処置: クライアントはサーバーとの接続を再
確立しようとします。 TSM サーバー管理者がセッショ
ンをキャンセルした場合は、接続再確立操作は失敗し、
メッセージ ANS1369E が発行されます。接続再確立操
作が成功すると、処理が続行します。 接続再確立操作
が失敗すると、クライアントは
COMMRESTARTDURATION および
COMMRESTARTINTERVAL クライアント・オプション
設定に従って接続を再確立しようとします。
ユーザーの処置: セッションが TSM サーバー管理者
によりキャンセルされたがその理由が不明である場合、
あるいはクライアントが TSM サーバーとのセッション
を再確立できない場合は、TSM サーバー管理者に連絡
し、詳細情報を確認してください。ANS1809W メッセ
ージが頻繁に発行される場合は、ネットワークに問題が
発生している可能性があります。 dsmerror.log ログにこ
のメッセージが繰り返し記録されている場合は、ネット
ワーク接続の問題 (ネットワーク・インターフェース・
カードの障害やルーターの問題など) が発生していない
かどうかを調べてください。 一般的な問題の 1 つに、
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1810I • ANS1818E
ネットワーク・アダプターのメディア・スピードがあり
ます。ネットワーク・アダプターが「自動ネゴシエート
(auto-negotiate)」に設定されている場合は、これを
「100%% 全二重 (100%% full duplex)」に変更してくだ
さい。 問題が解決しない場合は、一時的な対策とし
て、TSM サーバー管理者に TSM サーバーの
COMMTIMEOUT および IDLETIMEOUT オプション設
定を大きくするよう依頼してください。これにより、こ
のメッセージが発行される頻度が減少することがありま
す。
ANS1810I
TSM サーバーとのセッションが再確立さ
れました。
るために、TSM サーバーにテープをマウントできない
ことです。サーバーに問題がある場合には、システム管
理者に連絡して援助を求めてください。
ANS1814E
スケジュール済みイベント 'event-name'
を開始できません。
説明: スケジュール済み event がサーバーで既に有効
でなくなっています。 ウィンドウを経過したか、スケ
ジュールが削除されました。
システムの処置: 次のスケジュール・イベントを入手す
るため、クライアント・スケジューラーはサーバーを照
会します。
説明: 接続障害の発生後にサーバーとのセッションが再
確立されました。 通常、このメッセージの前にはメッ
セージ ANS1809W が発行されます。
ユーザーの処置: 問題が続く場合には、システム管理者
に連絡して、サーバー上の問題を訂正してください。
システムの処置:
処理は続行されます。
ANS1815E
ユーザーの処置:
す。
ありません。これは通知メッセージで
ANS1811S
TSM セッションを再確立することができ
ません。
説明: サーバーとのセッションが消失しました。 セッ
ションの再確立の試みが失敗しました。 考えられる原
因 (必ずしもこれだけとは限らない) として次のものが
あります。
ウィンドウを過ぎたか、スケジュールが削
除されました。
説明: スケジュール・イベントはサーバー上では既に有
効ではありませんでした。
システムの処置: 次のスケジュール・イベントを入手す
るため、クライアント・スケジューラーはサーバーを照
会します。
ユーザーの処置: 問題が解決されない場合は、システム
管理者に連絡し、サーバー上の問題を訂正します。
スケジューリング・モードが無効です。
v サーバーが停止した。
ANS1816E
v サーバーとのネットワーク接続が停止した。
説明: スケジュール・イベントについて入力されたモー
ドが正しくありませんでした。
v TSM が相互作用していた通信プログラムに何らかの
問題が発生した。
システムの処置:
処理は停止されます。
ユーザーの処置: サーバーとのネットワーク接続を検査
してください。 TSM が実行中であることを確認してく
ださい。TSM の下の通信プログラムが正しく稼働して
いることを確かめます。
ANS1813E
'filespace-name' のイメージ・バックアッ
プ処理は、失敗して終了しました。
システムの処置: イベントは発生しません。
ユーザーの処置: 正しいスケジューリング・モードを入
力し、操作を再試行します。
ANS1817E
スケジュール機能は TSM 許可ユーザー
だけが実行できます。
説明: 不適切な権限のため、スケジュール機能使用の試
みは失敗しました。
システムの処置: 処理は停止しました。
説明: イメージ・バックアップ操作は失敗しました。
通常このメッセージの前には、失敗の性質を示す他のメ
ッセージが表示されます。
ユーザーの処置: スケジュール機能については、TSM
許可ユーザーに相談してください。
システムの処置: 障害のあるファイル・スペースはスキ
ップされ、処理が続行されます。
ANS1818E
ユーザーの処置: このメッセージの前のメッセージおよ
び TSM クライアントのエラー・ログを確認し、問題に
ついてのより具体的な特徴を調べてください。一般的な
原因は、おそらくマウント・ポイントの数が不足してい
説明: SCHEDULE コマンドは、最初のコマンド行での
み指定できます。 SCHEDULE コマンドの詳細を表示す
るには、HELP SCHED コマンドを入力してください。
SCHEDULE コマンドは LOOP (対話) モ
ードでは許可されません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
123
ANS1819E • ANS1824E
システムの処置: クライアントはスケジュールされたイ
ベントを実行しません。
ユーザーの処置: OS プロンプトからスケジューラーを
開始します。例えば、以下のように実行します。 dsmc
schedule Windows クライアントもクライアント・スケジ
ューラー・サービスを使用できます。SCHEDULE コマ
ンドの使用方法および TSM クライアント・スケジュー
ラー機能の使用方法については、クライアントのマニュ
アルを参照してください。
ANS1819E
TSM サーバーはこのノードのアドレスを
登録できませんでした。
ANS1822E
説明: 選択されているオブジェクトが多すぎるため、リ
ストアを実行できません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: エラー・ログで、エラーの理由を示す
その他のメッセージを調べてください。また、TSM サ
ーバー・アクティビティー・ログにサーバーの問題を示
すメッセージがないかを調べるよう、TSM サーバー管
理者に依頼してください。示されている問題の解決を試
行してから、操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
ANS1820E
説明:
た。
コマンド行オプションの前に '-' が必要で
す。
'-' 区切り文字なしでオプションが指定されまし
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 各オプションの前にダッシュを付け
て、コマンドを再び入力します。
ANS1821E
POSTSCHEDULECMD/
PRESCHEDULECMD 'command' を開始
できません。
リストアは実行されません。
ユーザーの処置: 選択状態のオブジェクトの数を減らし
てから操作を再試行してください。
ANS1823E
説明: これはまれな状態であり、通常は TSM サーバ
ーの問題が示されます。
システムの処置:
リストアに選択されたオブジェクトが多す
ぎます。 オブジェクトの数は max_objects
より少なくしてください。
TESTFLAGS または TRACEFLAGS オ
プションに不明のフラグ名 'keyword' が指
定されているか、または名前付きキーワー
ドとして指定された値が無効です。
説明: testflag または traceflag の名前のスペルが間違っ
ているか、そのフラグに指定された値が無効です。
システムの処置: TESTFLAGS または TRACEFLAGS
オプションがクライアント・オプション・ファイルに指
定されたか、クライアントの初期化時にコマンド行で指
定された場合、クライアント・プログラムは始動しませ
ん。 LOOP (対話) モードでの実行中にこのオプション
がコマンド行クライアントから指定された場合、操作は
実行されません。
ユーザーの処置: TESTFLAGS または TRACEFLAGS
のフラグ名を訂正するか、メッセージに示されている
TESTFLAG キーワードに指定された値を訂正してくだ
さい。これらのオプションは一般に、IBM テクニカ
ル・サポートの指示に基づくか、「TSM 問題判別ガイ
ド」で指定されているとおりに使用します。どのフラグ
名を使用すればよいかわからない場合は、「TSM 問題
判別ガイド」の追加情報を参照するか、あるいは、さら
に援助が必要であれば IBM テクニカル・サポートに連
絡してください。
ANS1824E
無効なトレース・ファイル名 (名前が長す
ぎます)。
説明: 要求されたアクションは、新規処理の作成を必要
としました。 オペレーティング・システム・コマンド
の実行を要求したオプションまたはスケジュール「アク
ション」が、入力されました。
説明: プリファレンス・ファイル内の TRACEFILE オ
プションで長すぎるファイル名が使用されました。
システムの処置:
ユーザーの処置: 長さが 255 文字以下になるように、
TRACEFILE として使用したファイル名を変更してくだ
さい。
要求は無視されます。
ユーザーの処置: オプション・ファイルまたはサーバー
上に定義されたスケジュールから要求を除去します。
124
システムの処置:
ませんでした。
クライアント・プログラムが初期化し
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1826E • ANS1835E
ANS1826E
トレース出力ファイル file-name をオープ
ンできません。
説明: ユーザー構成ファイル内またはコマンド行上の
TRACEFILE オプションで、書き込みアクセス権がない
ディレクトリー・パスと file-name の組み合わせを使用
しました。
システムの処置:
ませんでした。
クライアント・プログラムが初期化し
ユーザーの処置: TRACEFILE 値を書き込みアクセス権
がある場所に変更してください。
ANS1827W
現在サーバーにロードされている目次では
ディレクトリーを選択できません。
説明: このボリュームについて現在サーバーにロードさ
れている目次には、一意の特定時点バックアップに対応
するオブジェクトが含まれていません。不完全な特定時
点または複数の特定時点が含まれています。
システムの処置:
しません。
ディレクトリーはリストア対象に選択
ユーザーの処置: ディレクトリー全体のリストアを選択
できるようにするには、「特定時点」ダイアログで「最
新のものを使用 (Use Latest)」または「特定時点を使用
(Use Point in Time)」を選択してください。
ANS1828E
画面サイズが PICK オプションを使用す
るのに小さ過ぎます。
説明: 横 20 文字未満または 10 行未満の画面を持つワ
ークステーション上では、PICK オプションを使用する
ことができません。
システムの処置: TSM は操作を完了しませんでした。
ユーザーの処置: 最小限サイズ以上の画面を持つワーク
ステーションを使用して操作を再試行するか、そうでな
ければ PICK オプションは使用しません。
ANS1830E
トレース・ファイル tracefile に書き込み
できません。 トレースは、使用不可能に
されました。
説明: 指定した tracefile への書き込み時にエラーが発
生しました。
システムの処置:
を続行します。
トレースは、使用不可能です。 処理
ユーザーの処置: tracefile がアクセスがするデバイスが
使用可能であり、トレース・ファイル用に十分なスペー
スがあることを確認します。 コマンドをやり直してく
ださい。
ANS1831E
パスワードの期限切れです。 このシステ
ムの管理者は TSM を実行してパスワー
ドを更新しなければなりません。
説明: パスワードは有効期限切れになりました。
システムの処置: TSM は終了します。
ユーザーの処置: このシステムの管理者はパスワードを
更新しなければなりません。
ANS1832W
オプション「option」はサポートされなく
なったため、このリリースでは TSM ク
ライアントによって無視されます。
説明: 指定されたオプションは廃止予定であり、このリ
リースのクライアントでは無視されます。このオプショ
ンは、次のリリースでは除去されて無効になる予定で
す。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: オプション・ファイルからこのオプシ
ョンを除去してください また、資料を調べて、このオ
プションが新規オプションに置き換えられたかどうかを
確認してください。
ANS1834S
パスワードを保管するための 'file-name'
に書き込むことができません。
説明: TSM は指定された file-name に書き込みを行う
ことはできません。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: アクセス許可およびディスク・スペー
スを検査してください。成功しない場合は、システム管
理者に連絡してください。
ANS1835E
PASSWORDACCESS は GENERATE で
すが、サーバー 'server-name' にはパスワ
ードが必要です。パスワードがローカルに
保管されていないか、またはサーバーで変
更されています。
説明: パスワードがローカルに保管されていないか、ま
たはサーバーで変更されています。
システムの処置: TSM がフォアグラウンドで稼働中
は、TSM はパスワードのプロンプトを出します。
ユーザーの処置: TSM がバックグラウンド・プロセス
として稼働していた場合は、フォアグラウンドから
TSM コマンドを発行します。プロンプトに応答してパ
スワードを入力します。 その後、バックグラウンド
TSM コマンドを再び試みます。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
125
ANS1836I • ANS1867E
ANS1836I
プロセッサー・バリュー・ユニットのハー
ドウェア・スキャン情報ファイル「file
name」を処理できません。errno、cause。
説明: 内部使用のデータ・ファイルを読み取れませんで
した。
システムの処置: プロセッサー・バリュー・ユニットの
情報は IBM Tivoli Storage Manager サーバーに送信さ
れません。処理を続行します。
ユーザーの処置: 応答は不要です。これによる通常の処
理への影響はありません。ファイルのアクセス権の問題
を修正し、コマンドを再試行してください。ファイルが
存在する場合は、そのファイルを削除してから、コマン
ドを再試行してください。
ANS1837S
ファイル・スペース filespace-name は無
視されます 処理を続行します。
説明: システム・オプション・ファイルの指定された
filespace-name は、無効です。
システムの処置:
TSM は現行操作の続行を試みます。
ユーザーの処置: システム・オプション・ファイル内の
ファイル・スペースを検査し、有効なファイル・スペー
スを使用します。 操作を再試行してください。
ANS1838E
ユーザー指定のオプション・ファイル
'filespace-name' のオープン中にエラー。
説明: 指定された options file-name が見つからない
か、あるいはオープンすることができません。
システムの処置: TSM はデフォルト・オプション・フ
ァイルのオープンを試みます。
ユーザーの処置: 指定したオプション・ファイルが存在
していて有効なものであることを確認してください。
ANS1839E
パスワードを読み取ることができません。
説明: 読み取られる入力ファイルのセットアップ時に
(例えば、端末) エラーが発生しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 端末の属性を検査します。
ANS1852E
サーバーは目次をロードできませんでし
た。 状況: status 理由: reason
説明: サーバーが NDMP ボリュームのファイル・レベ
ル目次をロードするときに障害が発生しました。 問題
が解決されるまで、このボリュームに対するファイル・
レベル照会は実行できません。
システムの処置: 目次はロードされません。
126
ユーザーの処置: サーバーのアクティビティー・ログを
検査し、障害の原因を判別してください。問題を訂正し
てから操作を再試行してください。
ANS1853E
サーバーは目次をロードできませんでし
た。 状況: status
説明: サーバーが NDMP ボリュームのファイル・レベ
ル目次をロードするときに障害が発生しました。 問題
が解決されるまで、このボリュームに対するファイル・
レベル照会は実行できません。
システムの処置: 目次はロードされません。
ユーザーの処置: サーバーのアクティビティー・ログを
検査し、障害の原因を判別してください。問題を訂正し
てから操作を再試行してください。
ANS1862W
サーバーではこのボリュームの目次情報を
使用できません。
説明: 選択したボリュームについて目次情報付きでバッ
クアップされたオブジェクトはサーバーに存在しませ
ん。 これ以後、このボリュームに対するファイル・レ
ベル照会は実行できません。
システムの処置:
none
ユーザーの処置: ファイル・レベル情報が必要な場合
は、バックアップ時に TOC オプションを使用してくだ
さい。
ANS1865E
セッションはリジェクトされました。名前
付きパイプ接続障害。
説明: 名前付きパイプ通信を使ってサーバーに接続しよ
うとしましたが失敗に終わりました。原因としては、オ
プション・ファイルに正しくない NAMEDPIPENAME
を指定したか、あるいはシステム管理者がバックアップ
操作をキャンセルしたか、そのいずれかが考えられま
す。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行するか、あるいはサーバ
ーがバックアップされるのを待ち、その後操作を再試行
してください。 NAMEDPIPENAME オプションに指定
した値が、サーバーによって使用されている値と同じで
あることを確認してください。問題が解決しない場合は
システム管理者に相談してください。
ANS1867E
サーバーは動詞タイプ CRC verb の CRC
を生成しましたが、これは受信された動詞
received verb と一致しません。
説明: 巡回冗長検査 (CRC) は TSM クライアントとサ
ーバーの通信中に失敗しました。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1869E • ANS1874E
システムの処置: 現在のオブジェクトはスキップされま
す。次のオブジェクトについて処理を続行します。
ユーザーの処置: これは異常な状態であり、TSM クラ
イアントとサーバーの間の通信の問題を示している可能
性があります。操作を再試行してください。問題が続く
場合には、援助を求めるために IBM に連絡してくださ
い。
ANS1869E
NDS オブジェクトをリストアするには、
このオブジェクトの親またはコンテナーが
存在しなければなりません。まず、このオ
ブジェクトの親をリストアしてください。
説明: 子またはオブジェクトを作成できるようにするに
は、SMS はオブジェクト (コンテナー) の親が存在する
ことを必要とします。
システムの処置:
NDS トランスポート障害 FFFDFEAF が
発生しました。援助を求めるために
Novell テクニカル・サポートに連絡して
ください。
説明: この障害は NDS ResolveName() 関数から報告さ
れます。 これは、TSANDS とオブジェクトが存在する
パーティションとの間の通信の障害を示しています。
システムの処置:
サーバーの CRC バージョンは server
CRC version で、クライアント・バージョ
ン client CRC version に一致しません。
説明: これはまれな状態です。サーバーとクライアント
は、異なるバージョンの巡回冗長検査 (CRC) アルゴリ
ズムを使用しています。
システムの処置:
す。
CRC 検査をせずに処理を続行しま
ユーザーの処置: 使用できるクライアントは、TSM サ
ーバーのレベルから 1 バージョン下位のレベルまでで
NetWare ターゲット・サービス
'server-name' に接続できません。TSA
NLM が指定されたマシンにロードされて
いるかを確認してください。
説明: TSM はターゲット・サービス・エージェント
(TSA) と相互作用し、NetWare server-name との接続は
達成できません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: TSA がロードされていることを確認
し、TSM コマンドを再試行します。
ANS1873E
オブジェクトはスキップされます。
ユーザーの処置: TSM クライアントの README ファ
イルで、必要な NetWare ソフトウェア・レベルについ
ての情報を調べて、それらのレベルがインストール済み
であることを確認します。RESOURCEUTILIZATION ク
ライアント設定を削減することも、このエラーの回避に
役立つ場合があります。 問題が続く場合には、Novell
テクニカル・サポートに連絡して、FFFDFEAF 戻りコ
ードについての援助を求めてください。
ANS1871W
ANS1872E
処理は停止します。
ユーザーの処置: 少なくとも 1 レベル上でリストアを
やり直してください。 例えば、'dir¥ou=gpl.o=ibm¥*' で
はなく、'dir¥.o=ibm¥*' をリストアしてください。
ANS1870E
す。クライアントとサーバーが互換レベルであるか確認
してください。クライアントが始動してサーバーに接続
すると、コマンド行クライアントにはクライアント・バ
ージョンとサーバー・バージョンの両方が表示されま
す。 また、QUERY SESSION コマンドを実行すれば、
サーバー・バージョンが表示されます。GUI から、クラ
イアント・バージョンを確認するには「ヘルプ/製品情報
(Help/About)」メニュー項目を使用し、サーバー・バー
ジョンを確認するには「ファイル/接続情報
(File/Connection Information)」メニュー項目を使用しま
す。 クライアント・バージョンとサーバー・バージョ
ンが非互換の場合、TSM サーバー管理者はユーザーの
ノードに対する CRC 検査をオフにすることができま
す。
システム・オブジェクト 'sys-obj-name' の
処理中に不明のエラーが発生しました。ユ
ーティリティー関数 'func-name' が失敗し
て、エラー error が起こりました。
説明: システム・オブジェクトの処理中に、不明のエラ
ーが発生しました。 取り込まれたエラー情報に障害の
理由が示されています。この情報を使用して問題の診断
ができます。
システムの処置: TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
ANS1874E
NetWare ターゲット・サービス・エージ
ェント 'server-name' に対するログインが
拒否されました。
説明: ターゲット・サービス・エージェント (TSA) と
の接続は、NetWare ユーザー名およびパスワードを必要
とします。 プロンプトに対して入力されたパスワード
に誤りがある可能性があります。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しい LAN パスワードを提供して
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
127
ANS1875E • ANS1880E
TSM コマンドを再試行します。
ANS1875E
ターゲット・サービスに接続できません。
メモリー不足です。
説明: ターゲット・サービス・エージェント (TSA) と
の接続のためのメモリーが十分ではありません。
システムの処置:
ANS1878E
処理は停止しました。
ユーザーの処置: サーバーにメモリーを追加するか、あ
るいはプログラムの一部をアンロードして、あるいはサ
ーバーを再始動してメモリーを解放します。
ANS1876E
セージがないかを調べます。そして、これらのメッセー
ジで指示されている修正がある場合は、その修正アクシ
ョンを実行してください。問題が解決しない場合は、
IBM サポートに連絡して、支援を依頼してください。
TSM は NetWare ターゲット・サービス
に接続できません。NetWare SMS 戻りコ
ード = value。
説明: NetWare SMS 戻りコードは予期しないコードで
した。
システム・オブジェクト 'sys-obj-name' の
処理中に不明のエラーが発生しました。サ
ービス 'service-name' およびその従属サー
ビスが停止できませんでした。
説明: システム・オブジェクトの処理中に、不明のエラ
ーが発生しました。 メッセージにリストされているサ
ービス、およびそれに従属するサービスのすべてが停止
できませんでした。サービスが停止されるまで、処理は
完了できません。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: サービスを手動で停止し、操作を再試
行してください。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: メッセージ ANS1874E、ANS1876E、
および ANS2025E はすべて、関連する問題が原因で発
行されることがあります。 このような問題としては、
以下のものが考えられます。 1) NetWare サーバーが持
っている NetWare ユーザー・ライセンスの数が不十分
である。 2) NetWare ライセンス・ファイルが壊れてい
る。NetWare ライセンス・ファイルは、再インストール
できます。 3) NetWare typeful 名が NetWare ユーザ
ー・プロンプトで提供されていない。 4) TSM パスワ
ード・ファイルが壊れている。この場合は、すべての
TSM プロセスを終了し、TSM インストール・ディレク
トリーにある *.PWD ファイルを削除または移動してか
ら、dsmc をロードして、以下のコマンドを実行しま
す。 QUERY SESSION QUERY TSA QUERY TSA
NDS
ANS1877E
構文解析するストリングは、TSM で処理
するには長すぎるため、バッファー・オー
バーフローしないように切り捨てられまし
た。
説明: これはまれな状態です。非常に長いストリング
は、コマンド行、dsm.opt ファイル、またはファイル・
リストにユーザーが入力する必要があります。 このス
トリングは、入力ストリングの最大サイズである 1024
バイトを超えています。
システムの処置: TSM は、ストリングを可能最大長で
ある 1024 に切り捨てて、操作を続行しました。この切
り捨てが原因で、後で操作が失敗する場合があります。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、この
メッセージが書き込まれた後に記録されたその他のメッ
128
ANS1879E
リストア処理中に NetWare NDS エラー
が発生しました。 オブジェクト
'nds_objectnds_object' TSA エラー
'tsa_error'、tsa_error_text
説明: TSM が Novell TSA インターフェースから予期
しないエラーを受け取りました。0xFFFDFE70 から
0xFFFDFEFF までのすべての TSA エラーによって、こ
のエラー・メッセージが生成されます。
システムの処置: このオブジェクトはスキップされま
す。処理を続行します。
ユーザーの処置: フィックスが既に使用可能である場合
があるので、このエラーについての追加情報があるかど
うかを Novell Web サイトで確認してください。 援助
を求めるために Novell テクニカル・サポートに連絡し
てください。
ANS1880E
TSA 接続エラー、
NWSMConnectToTargetService
'TSA_Target_Service' パスワード・ファイ
ル 'password_file'。Userid =
'NetWare_userid' が cc = TSA_ccode で失
敗しました。
説明: TSM は、NWPWFILE からのユーザー ID とパ
スワードを処理中に、Novell TSA インターフェースか
ら予期しないエラーを受け取りました。
システムの処置: この失敗が 'Login Denied' を示して
いる場合は、ユーザーは、Novell NetWare の ユーザー
ID とパスワードのプロンプトを出され、パスワード・
ファイルが作成されます。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1881E • ANS1895I
ユーザーの処置: TSA から戻される CC は Novell
NetWare からのものです。 CC = FFFDFFD7 'Login
Denied' が出された場合は、以下の項目を検査してくだ
さい。
v
v
v
ユーザー ID が使用不可になっている。
ユーザー ID/パスワードが無効または期限切れであ
る。
ユーザー ID が不適切なセキュリティー・アクセス
になっている。
ANS1891W
FILELIST を使用するときは SUBDIR は
無効なオプションなので、SUBDIR は無
視されます。
説明: FILELIST を指定するとき、各エントリーは単一
オブジェクトなので、SUBDIR は適用しません。
システムの処置: SUBDIR オプションは、無視されま
す。
v
ファイルとディレクトリーに対するユーザー ID の
権限が不十分である。
ユーザーの処置: このコマンド上では、-FILELIST ま
たは SUBDIR の指定を行えますが、両方の指定はでき
ません。
v
指定されたユーザー ID が、時刻に基づいたログイ
ン制限を持っている。
ANS1892W
v
指定されたユーザー ID が、ネットワーク・アドレ
ス制限を持っている。
v
指定されたユーザー ID が、同時接続の数に基づい
たログイン制限を持っている。
v
NetWare がログインを許可していない (コンソール
で DISABLE LOGIN が出された)。
原因が判別できない場合は、サービス技術員に問題を報
告してください。
ANS1881E
TSM は NWPWFILE 'password_file' を使
用して TSA ターゲット・サービス
'TSA_Target_Service' を接続することがで
きません。ファイルは壊れています。
説明: TSM は NWPWFILE を使用して Novell TSA イ
ンターフェースに接続することができませんでした。フ
ァイルは破壊されました。
システムの処置: ユーザーは、Novell NetWare の ユー
ザー ID とパスワードのプロンプトを出され、パスワー
ド・ファイルが作成されます。
ユーザーの処置: ファイルは、別のアプリケーションま
たはハードウェア障害により破壊された場合もありま
す。問題が引き続き起こる場合は、サービス技術員に連
絡してください。 破壊されたパスワード・ファイルの
コピーが必要になります。 新しいユーザー ID とパス
ワードを入力する前に、この破壊されたファイルを保管
する必要があります。TSM は破壊されたファイルを正
しい情報で上書きするからです。
ANS1882E
説明:
サービス 'service-name' を停止できませ
ん。エラー error
expire コマンドは、TSM ジャーナル・フ
ァイル・スペース 'filespace' には許可さ
れません。
説明: TSM ジャーナル・ファイル・スペース上では、
サーバーからファイルを有効期限切れにすることはでき
ません。
システムの処置: expire コマンドは、このファイル指定
では機能しません。
ユーザーの処置: このファイル指定を有効期限切れにし
たい場合、ローカル・ファイル・システムから除去して
ください。
ANS1895I
最高のマクロ戻りコードは return code
value でした。
説明: このメッセージが出されるのは、クライアント・
マクロのすべてのコマンドが完了してからです。戻りコ
ードは、マクロの処理中に発行された戻りコードの中で
番号が最も大きいものを表します。 戻りコードは番号
が大きくなるほど重大度が増し、その意味は次のとおり
です。
v 0 - コマンドは、正常に完了しました。
v 4 - 1 つ以上のファイルがスキップされました。
v 8 - 1 つ以上の警告メッセージが出されました。
v 12 - 1 つ以上のエラー・メッセージ (スキップされた
ファイルを除く) が出されました。
システムの処置: ありません。
ユーザーの処置: 戻りコードが 0 以外の場合は、ユー
ザーは、クライアント操作 (複数の場合もある) の結果
を検証し、必要に応じて、診断および修復アクションを
行うことができます。
サービスはプログラムで停止できませんでした。
システムの処置: TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: サービスを手動で停止し、操作を再試
行してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
129
ANS1896I • ANS1902E
ANS1896I
***** number 個のオブジェクトをリスト
ア済み *****
説明: TSM が number 個のオブジェクトをリストアし
たことを示します。リストア・セッション中は、実行合
計が定期的にコマンド行クライアントの画面に表示され
ます。
システムの処置:
リストアを続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1897I
***** number 個のオブジェクトをリトリ
ーブ済み *****
説明: TSM が number 個のオブジェクトをリトリーブ
したことを示します。リトリーブ・セッション中は、実
行合計が定期的にコマンド行クライアントの画面に表示
されます。
システムの処置:
リトリーブを続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1898I
説明:
***** count 個のファイルを処理済み
*****
TSM は示された数のファイルを処理しました。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1899I
説明:
***** count 個のファイルを検査済み
*****
TSM は示された数のファイルを検査しました。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1900I
戻りコード return code value
説明: 先行するクライアント・コマンドに対して戻りコ
ードが出されています。 戻りコードは番号が大きくな
るほど重大度が増し、その意味は次のとおりです。
v 0 - コマンドは、正常に完了しました。
v 4 - 1 つ以上のファイルがスキップされました。
v 8 - 1 つ以上の警告メッセージが出されました。
v 12 - 1 つ以上のエラー・メッセージ (スキップされた
ファイルを除く) が出されました。
戻りコードは、クライアント・コマンドの実行中に出さ
れたメッセージの中で最も重大度の高いものを表しま
す。スケジュールされたイベントの場合は、戻りコード
130
が 0、4、または 8 であれば、イベントは正常に行われ
たと見なされ、戻りコードが 12 の場合は、イベントは
失敗したと見なされます。
システムの処置: ありません。
ユーザーの処置: 戻りコードが 0 以外の場合は、ユー
ザーは、クライアント操作の結果を検証し、必要に応じ
て、診断および修復アクションを行うことができます。
ANS1901I
最高の戻りコードは return code value で
した。
説明: このメッセージは、実行された全クライアント・
コマンドの中で戻りコードの番号が最も大きいものを示
します。 戻りコードは番号が大きくなるほど重大度が
増し、その意味は次のとおりです。
v 0 - コマンドは、正常に完了しました。
v 4 - 1 つ以上のファイルがスキップされました。
v 8 - 1 つ以上の警告メッセージが出されました。
v 12 - 1 つ以上のエラー・メッセージ (スキップされた
ファイルを除く) が出されました。
システムの処置: ありません。
ユーザーの処置: 戻りコードが 0 以外の場合は、ユー
ザーは、クライアント操作 (複数の場合もある) の結果
を検証し、必要に応じて、診断および修復アクションを
行うことができます。
ANS1902E
PRESCHEDULECMD コマンドは失敗し
ました。 スケジュールされたイベントは
実行されません。
説明: スケジュールされたイベントを実行するために
は、PRESCHEDULECMD オプションで指定されたコマ
ンドが正常に完了する必要があります。 このコマンド
は、戻りコード 0 (ゼロ) が表示されて完了すれば、正
常に完了したものと見なされます。 コマンドが完了し
ても、それ以外の戻りコードが表示された場合は、コマ
ンドは失敗したものと見なされます。 コマンドが失敗
した場合は、スケジュールされたイベントは実行されま
せん。
システムの処置: クライアントがスケジュールされたイ
ベントを実行することはなく、スケジュールされたイベ
ントの結果コードは 12 になります。
ユーザーの処置: コマンドが失敗する原因となった問題
を特定して、修正してください。スケジュールされたイ
ベントを開始する前にコマンドが完了する必要がない場
合は、コマンドが正常に完了することを必要としない
PRENSCHEDULECMD オプションの使用を考慮してく
ださい。 このコマンドではゼロ以外の戻りコードが通
常であるような場合には、このコマンドを常にゼロの戻
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1903W • ANS1908I
りコードで終了するスクリプトにラップすることを検討
してみてください。
ANS1903W
POSTSCHEDULECMD コマンドは失敗し
ました。
を求めるために Novell テクニカル・サポートに連絡し
てください。
ANS1906I
FROMNODE を使用するときには、この
操作の宛先を指定しなければなりません。
説明: POSTSCHEDULECMD オプションで指定された
コマンドが完了し、ゼロ以外の値の戻りコードが表示さ
れた場合は、スケジュールされたイベントは正常に完了
したと見なされますが、警告レベルの結果になります。
POSTSCHEDULECMD コマンドの結果は、スケジュー
ルされたクライアント・コマンドによる、より高いレベ
ルの結果に優先することはないということに注意してく
ださい。例えば、スケジュールされたクライアント・コ
マンドが完了して、戻りコード 12 が表示された場合
は、POSTSCHEDULECMD コマンドの結果には関係な
く、スケジュールされたイベントは、戻りコード 12 で
完了したものと見なされます。
説明: FROMNODE 処理を使用する場合、リストア/リ
トリーブ・コマンドで宛先を指定する必要があります。
システムの処置: スケジュールされたイベントの結果コ
ードは最低でも 8 です。
restore -fromn=node1 -fromo=ann "/home/proj/*"
/home/gillis/
ユーザーの処置: コマンドが失敗する原因となった問題
を特定して、修正してください。コマンドが、スケジュ
ールされたイベントの結果を通知する前に、完了する必
要がない場合は、POSTNSCHEDULECMD オプションの
使用を検討してください。このコマンドではゼロ以外の
戻りコードが通常であるような場合には、このコマンド
を常にゼロの戻りコードで終了するスクリプトにラップ
することを検討してみてください。
ANS1904E
アーカイブ記述には '?' あるいは '*' の
ようなワイルドカード文字を入れることは
できません。
説明: アーカイブ・ファイルの記述の中にワイルドカー
ド文字を入れることはできません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ワイルドカード文字が入っていないア
ーカイブ記述を入力してください。
ANS1905E
'filespace-name path-namefile-name' の処理
中に NetWare SMS エラーがありまし
た。error-text
説明: TSM が Novell SMS インターフェースから予期
しないエラーを受け取りました。
システムの処置: このオブジェクトはスキップされま
す。処理を続行します。
ユーザーの処置: フィックスが既に使用可能である場合
があるので、このエラーについての追加情報があるかど
うかを Novell Web サイトで確認してください。 援助
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 宛先を指定して、リストア/リトリー
ブ・コマンドを再試行してください。
例えば、Windows のバックアップ・アーカイブ・クライ
アントでは、以下のように指定します。
restore -fromnode=cougar ¥¥cougar¥d$¥projx¥* d:¥projx¥
UNIX および Linux バックアップ/アーカイブ・クライ
アントでは、以下のようになります。
ANS1907E
サーバーでオブジェクト・マージ操作を実
行しようとしてエラーが発生しました。
説明: NetWare クライアントの場合: TSM サーバーは
NetWare ロング・ネーム変換を実行できません。Unix
または Windows イメージ・バックアップの場合: 関連
イメージ・コンポーネントの保管に使用されるグループ
をクローズできませんでした。
システムの処置: 操作は終了する。
ユーザーの処置: NetWare の場合: より最新レベルの
TSM サーバーでこの変換を実行できる可能性がありま
す。TSM サーバー管理者に連絡して援助を求めてくだ
さい。Unix または Windows の場合: このエラーは許可
の問題を示しています。TSM サーバー管理者に連絡し
て援助を求めてください。それでも問題が解決しない場
合は、援助を求めるために IBM テクニカル・サポート
に連絡してください。
ANS1908I
スケジュールされたコマンドは正常に完了
しました。
説明: スケジュールされたコマンドが完了して、ゼロと
いう戻りコードが表示され、これは正常と解釈されま
す。
システムの処置: スケジュールされたイベントは正常に
行われました。 イベントの結果コードは 0 です。
ユーザーの処置: ありません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
131
ANS1909E • ANS1921E
ANS1909E
スケジュールされたコマンドは失敗しまし
た。
説明: スケジュールされたコマンドが完了して、ゼロ以
外の値という戻りコードが表示され、これは失敗と解釈
されます。
システムの処置: スケジュールされたイベントは失敗し
ました。 イベントの結果コードは 12 です。
ユーザーの処置: コマンドが失敗する原因となった問題
を特定して、修正してください。このコマンドではゼロ
以外の戻りコードが通常であるような場合には、このコ
マンドを常にゼロの戻りコードで終了するスクリプトに
ラップすることを検討してみてください。
説明: RESTORE REGISTRY コマンドに指定した引数
が多すぎました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: コマンドを訂正し、操作を再試行して
ください。
ANS1917E
BACKUP REGISTRY コマンドに指定し
た引数が少なすぎます。
説明: BACKUP REGISTRY コマンドに指定した引数が
少なすぎました。
システムの処置:
処理は停止しました。
指定したレジストリー・ハイブは無効です。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
ANS1913E
説明:
RESTORE REGISTRY コマンドに指定
した引数が多すぎます。
無効なレジストリー・ハイブの指定。
ANS1912E
説明:
ANS1916E
無効なレジストリー・サブキーの指定。
指定されたレジストリー・サブキーは無効です。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
ANS1918E
説明: RESTORE REGISTRY コマンドに指定した引数
が少なすぎました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: コマンドを訂正し、操作を再試行して
ください。
ANS1919E
ANS1914E
指定されたサブキーは、指定されたハイブ
では無効です。
説明: 指定されたレジストリー・サブキーは、指定され
たレジストリー・ハイブでは無効です。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
ANS1915E
BACKUP REGISTRY コマンドに指定し
た引数が多すぎます。
説明: BACKUP REGISTRY コマンドに指定した引数が
多すぎました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
RESTORE REGISTRY コマンドに指定
した引数が少なすぎます。
説明:
指定されたイベント・ログが無効です。
指定されたイベント・ログが無効です。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
ANS1920E
BACKUP EVENTLOG コマンドに指定し
た引数が多すぎます。
説明: BACKUP EVENTLOG コマンドに指定した引数
が多すぎました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: コマンドを訂正し、操作を再試行して
ください。
ANS1921E
RESTORE EVENTLOG コマンドに指定
した引数が多すぎます。
説明: RESTORE EVENTLOG コマンドに指定した引数
が多すぎました。
システムの処置: 処理は停止しました。
132
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1922E • ANS1930W
ユーザーの処置:
ください。
ANS1922E
コマンドを訂正し、操作を再試行して
BACKUP EVENTLOG コマンドに指定し
た引数が少なすぎます。
ANS1928E
サーバー開始セッションは、LAN フリ
ー・モードでは利用不能です。
説明: 競合するオプション SESSIONINIT=serveronly お
よび ENABLELANFREE=yes が指定されました。この
組み合わせは許可されていません。
説明: BACKUP EVENTLOG コマンドに指定した引数
が少なすぎました。
システムの処置:
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント開始セッションを使用す
るか、LAN フリーを使用不可に設定してください。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
ANS1923E
ANS1929E
RESTORE EVENTLOG コマンドに指定
した引数が少なすぎます。
説明: RESTORE EVENTLOG コマンドに指定した引数
が少なすぎました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
ANS1924E
説明:
指定されたシステム・オブジェクトが無効
です。
指定されたシステム・オブジェクトが無効です。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
ANS1925E
説明: 指定されたシステム・オブジェクト・タイプが無
効です。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
ANS1926E
指定されたシステム・オブジェクト・タイ
プは、Windows NT でのみ有効です。
説明: 指定されたシステム・オブジェクト・タイプは、
Windows NT でのみ有効です。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
レジストリー・キーの保存中にエラーが発
生しました。
説明: 活動レジストリー・キーを ADSM.SYS ステージ
ング・ディレクトリーにコピーできません。
システムの処置: レジストリー・バックアップ操作は停
止します。
ユーザーの処置: Windows ブート区画の使用可能なス
ペースをチェックし、Windows レジストリーのコピーを
格納する余地があることを確認してください。 これに
は数メガバイトのフリー・スペースが必要なことがあり
ます。 ADSM.SYS ステージング・ディレクトリーの
Windows アクセス権も確認してください。それと共に
TSM を実行するために使用している Windows ユーザ
ーが、そのディレクトリーと内容への全アクセス権限を
持っていることを確認してください。
ANS1930W
指定されたシステム・オブジェクト・タイ
プが無効です。
処理は停止します。
TSM Express クライアント・ビューは、
TSM Enterprise サーバー用にはサポート
されません。CLIENTVIEW オプション
は無視されます。
説明: TSM Express® クライアント・ビューは、TSM
Express サーバーに接続された場合にのみサポートされ
ます。TSM Express クライアントが TSM Enterprise サ
ーバーに接続されると、CLIENTVIEW オプションは無
視され、代わりに TSM Standard クライアント・ビュー
が表示されます。
システムの処置: CLIENTVIEW オプションは無視さ
れ、TSM Enterprise クライアント・ビューが表示されま
す。
ユーザーの処置: TSM Enterprise サーバーを使用する
意図がある場合は、CLIENTVIEW オプションを値
STANDARD に更新してください。それ以外の場合は、
ご使用の TSM Express サーバーを指すように
TCPSERVERADDRESS オプションを更新してくださ
い。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
133
ANS1931E • ANS1940E
ANS1931E
1 つ以上のイベント・ログの保管中のエラ
ー。
説明: 1 つ以上のイベント・ログの保管中にエラーが発
生しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
ANS1932E
1 つ以上のレジストリー・キーを置換中に
エラーが発生しました。
説明: レジストリー・キー、または置換されたキーは、
別々のプロセスによって排他的に保持されます。 レジ
ストリー・キーは先にリストアされましたが、システム
は再始動しませんでした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: このエラーは、レジストリー・キー、
または置換されているキーが、別々のプロセスによって
排他的に保持されているために発生します。 レジスト
リー・キーは先にリストアされてもシステムがリブート
しないときに、発生します。 システムをリブートし
て、リストア操作を再試行してください。
ANS1933E
ファイルまたはデバイス 'name' にアクセ
ス中のエラー。
説明: ファイルまたはデバイスのアクセス中にエラーが
発生しました。
システムの処置:
です。
説明: バックアップ・セット名がサーバー上で見つかり
ませんでした。
バックアップ・セット操作は処理され
ユーザーの処置: バックアップ・セット名が正しいこと
を確認してください。
ANS1935E
BACKUP NTDS コマンドに指定した引数
が多すぎます。
説明: BACKUP NTDS コマンドに指定した引数が多す
ぎました。
システムの処置:
134
BACKUP NTDS コマンドに指定した引数
が十分ではありません。
説明: BACKUP NTDS コマンドに指定した引数が十分
ではありません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
ANS1937E
BACKUP NTDS コマンドで NTDS サー
バー名が指定されていません。
説明: BACKUP NTDS コマンドで NTDS サーバー名
が指定されていません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: コマンドに NTDS サーバー名を指定
して、操作を再試行してください。
ANS1938E
NT Active Directory は、この OS レベ
ルではサポートされていません。
説明: NT Active Directory は、この OS レベルではサ
ポートされていません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: バックアップ操作を行う前に Active
Directory をインストールしてください。
ANS1939E
バックアップ・セット 'name' が見つかり
ません。
システムの処置:
ません。
ANS1936E
コマンドを訂正し、操作を再試行して
バックアップ・セットの操作は未完了
ユーザーの処置: ファイルまたはデバイスが存在してい
て、アクセス可能であることを確認してください。
ANS1934E
ユーザーの処置:
ください。
File Replication Service のバックアップ
が失敗しました。
説明: Windows 2000 File Replication Service の制御下
にあるファイルのバックアップ中に、IBM Tivoli
Storage Manager でエラーが発生しました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: Windows 2000 File Replication Service
Event ログを検査して、File Replication Service が正し
く作動していることを確認します。サービスを再始動
し、バックアップ操作を再度試みてください。
ANS1940E
File Replication Service リストアが失敗
しました。
説明: Windows 2000 File Replication Service の制御下
にあるファイルのリストア中に、IBM Tivoli Storage
Manager でエラーが発生しました。
システムの処置: 処理は停止しました。
処理は停止しました。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1941E • ANS1947W
ユーザーの処置: Windows 2000 File Replication Service
Event ログを検査して、File Replication Service が正し
く作動していることを確認します。サービスを再始動
し、リストア操作を再度試みてください。
ANS1941E
System Volume のバックアップが失敗し
ました。
説明: Windows 2000 System Volume のファイルのバッ
クアップ中に、IBM Tivoli Storage Manager でエラーが
発生しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: Windows 2000 File Replication Service
Event ログを検査して、システム・ボリュームが正しく
初期化されていることを確認します。サービスを再始動
し、バックアップ操作を再度試みてください。
ANS1942E
System Volume のリストアが失敗しまし
た。
説明: Windows 2000 File Replication Service の制御下
にあるファイルのリストア中に、IBM Tivoli Storage
Manager でエラーが発生しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: Windows 2000 File Replication Service
Event ログを検査して、システム・ボリュームが正しく
初期化されていることを確認します。サービスを再始動
し、リストア操作を再度試みてください。
ANS1943E
操作はサポートされません。下位レベル・
サーバー・バージョン。
説明: サーバー・バージョンが下位レベルなので、操作
は行えません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
てください。
正しいサーバー・バージョンを使用し
ANS1944E
ファイルまたはデバイスにアクセス中のエ
ラー。
説明: ファイルまたはデバイスのアクセス中にエラーが
発生しました。
システムの処置:
です。
バックアップ・セットの操作は未完了
ユーザーの処置: ファイルまたはデバイスが存在してい
て、アクセス可能であることを確認してください。
ANS1945E
ロング・ネーム・スペースがローカル・フ
ァイル・スペースから除去されています。
バックアップ/アーカイブ操作を続けたい
場合は、サーバー上でファイル・スペース
を名前変更してください。
説明: TSM は、サーバー・ネーム・スペースが
NTW:LONG であることを検出しましたが、ローカル・
ボリュームにはロング・ネーム・サポートはありませ
ん。ショート・ネームを使用してボリュームをバックア
ップしたい場合は、サーバー上のファイル・スペースを
名前変更します。 ロング・ネームを使用してバックア
ップしたい場合は、該当のボリュームに元どおりロン
グ・ネーム・スペース・サポートを追加します。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: ロング・ネーム・スペース・サポート
をボリュームに追加するか、対応するサーバー・ファイ
ル・スペースを名前変更 (除去) してください。
ANS1946W
ファイル が存在します。このファイルを
スキップします。
説明: クライアントは指定のファイルをリストアまたは
リトリーブしようとしましたが、ファイルはリストアの
出力先の場所に既に存在しており、ユーザーは既存のフ
ァイルを置き換えない選択をしました。
システムの処置: このファイルはスキップされ、メッセ
ージが dsmerror.log に記録されます。リストア処理また
はリトリーブ処理は、次のオブジェクトについて引き続
き実行されます。
ユーザーの処置: このファイルがスキップされた理由
は、REPLACE NO が有効であった (それによって既存
のすべてのファイルおよびディレクトリーがスキップさ
れた) か、あるいは REPLACE PROMPT が有効であっ
た (プロンプトが出されたときに、ユーザーはこのフ
ァイル、または既存のすべてのディレクトリーとファイ
ルをスキップすることを選択した)のいずれかです 。
意図的にファイルをスキップすることにしたのであれ
ば、これ以上の措置は不要です。 それ以外の場合は、
REPLACE ALL (既存のディレクトリーおよびファイル
が自動的に置き換わる) か REPLACE PROMPT (ファイ
ルを置き換えるかどうかについてユーザーの判断をあお
ぐ) かいずれかを使って操作を再試行することができま
す。
ANS1947W
次のディレクトリーは存在しているためス
キップされます: file-space_name
directory_path directory_name
説明: クライアントは指定されたディレクトリーをリス
トアまたはリトリーブしようとしました。このディレク
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
135
ANS1948E • ANS1952E
トリーはリストアのターゲットとなる位置に存在してお
り、ユーザーはその既存のディレクトリーを置き換えな
い選択をしました。
このディレクトリーがスキップされるのは、既存のすべ
てのファイルとディレクトリーをスキップするようにす
るオプション REPLACE=NO が設定されているためで
す。また、オプション REPLACE=PROMPT が設定さ
れ、プロンプトが表示されたときにユーザーがこのディ
レクトリーをスキップするように選択すると、ディレク
トリーがスキップされます。
システムの処置: このディレクトリーはスキップされ、
メッセージが dsmerror.log ログ・ファイルに記録されま
す。次のオブジェクトについてリストア処理またはリト
リーブ処理が続行されます。
ユーザーの処置:
追加のアクションは不要です。
ファイルを置き換えるには、操作を再試行し、オプショ
ン REPLACE=ALL を設定してください。
REPLACE=PROMPT を設定し、プロンプトが表示され
たときにディレクトリーを置き換えるように選択できま
す。
ANS1948E
Microsoft volume shadow copy システ
ム・コンポーネントが照会されません。
説明: Windows Volume Shadow Copy Service の制御下
にあるシステム・ライターの照会中に IBM Tivoli
Storage Manager がエラーを検出しました。TSM エラ
ー・ログと Windows イベント・ログに、このエラーに
関する追加情報が含まれている場合があります。
システムの処置:
Microsoft Volume Shadow Copy スナッ
プショットの初期化は失敗しました。
説明: バックアップ用またはリストア用に Microsoft
Volume Shadow Copy Service を初期化中に IBM Tivoli
Storage Manager でエラーが発生しました。TSM エラ
ー・ログと Windows イベント・ログに、このエラーに
関する追加情報が含まれている場合があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。エラーが
解決しない場合には、TSM エラー・ログと Windows
136
ANS1950E
Microsoft Volume Shadow Copy を使用
したバックアップは失敗しました。
説明: Microsoft Volume Shadow Copy Service による
バックアップの実行中に IBM Tivoli Storage Manager
がエラーを検出しました。TSM エラー・ログと
Windows イベント・ログに、このエラーに関する追加情
報が含まれている場合があります。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM エラー・ログと Windows イベ
ント・ログにこのエラーに関連した情報がないか確認し
てください。Windows イベント・ログで示されたすべて
の失敗したシステム・サービスを再始動してください。
Volume Shadow Copy Service を再始動してください。
Windows コマンドの VSSADMIN LIST WRITERS を使
用すると、Volume Shadow Copy Service の状況を判断
できます。 Volume Shadow Copy のエラー状態をクリ
アするために、マシンをリブートする必要があります。
ANS1951E
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。エラーが
解決しない場合には、TSM エラー・ログと Windows
イベント・ログにこのエラーに関連した情報がないかを
確認してください。Volume Shadow Copy Service を再
始動して、操作を再試行してください。 Volume
Shadow Copy のエラー状態をクリアするために、マシ
ンをリブートする必要があります。
ANS1949E
イベント・ログにこのエラーに関連した情報がないかを
確認してください。Windows コマンドの VSSADMIN
LIST WRITERS を使用して、Volume Shadow Copy
Service の状況を判断します。マシンをリブートする
と、Volume Shadow Copy のエラー状態をクリアできま
す。このシステムがドメイン・コントローラーで、活動
ディレクトリー・サービスが停止されている場合、活動
ディレクトリー・サービスを再始動すると問題が解決し
ます。
Microsoft Volume Shadow Copy を使用
したリストアは失敗しました。
説明: Microsoft Volume Shadow Copy Service による
リストア中に IBM Tivoli Storage Manager がエラーを
検出しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM エラー・ログと Windows イベ
ント・ログにこのエラーに関連した情報がないか確認し
てください。Windows イベント・ログで示されたすべて
の失敗したシステム・サービスを再始動してください。
Volume Shadow Copy Service を再始動してください。
Windows コマンドの VSSADMIN LIST WRITERS を使
用すると、Volume Shadow Copy Service の状況を判断
できます。 Volume Shadow Copy のエラー状態をクリ
アするために、マシンをリブートする必要があります。
ANS1952E
無効なシンボリック・リンク宛先
'file-name' を入力しました。
説明: リストア/リトリーブの宛先として、シンボリッ
ク・リンクである file-name という指定を入力しまし
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1954E • ANS1963E
た。 シンボリック・リンクにリストアするには、
followsymbolic オプションを必ず yes に設定する必要が
あります。そのシンボリック・リンクのポイント先も確
認してください。リストア/リトリーブ先としてシンボリ
ック・リンクを指定する場合は、既存のオブジェクトが
ポイント先になっている必要があります。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
い。
正しいファイル指定を入力してくださ
ANS1954E
説明: このメッセージは、ファイル・システムのバック
アップは完了したが、バックアップ処理中にエラーが発
生したことを示しています。
処理を続行します。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、ファ
イル・システムのバックアップ・エラーに関連した他の
メッセージがないかを調べます。 メッセージで示され
ている修正アクションを実行します。
ANS1956E
BACKUP GROUP コマンドに指定した引
数が少なすぎます。
説明: BACKUP GROUP コマンドに指定した引数が少
なすぎました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
ANS1957E
ANS1959I
以前の不完全グループ 'name' Id:hi-lo を
除去中
説明: 以前のグループ・バックアップは、一時グループ
を正しくクリーンアップせずに失敗しています。
システムの処置: 以前の不完全グループが除去され、処
理は続行されます。
ユーザーの処置: ありません。
'file-space name' のバックアップ処理は、
失敗して終了しました。
システムの処置:
フルバックアップを行ってください。
Showmembers および inactive を照会の
排他パラメーターとして同時に指定するこ
とはできません。
ANS1960I
WebSphere component-name に接続してい
ます。 このステップには数分かかる場合
があります...
説明: アプリケーションは WebSphere コンポーネント
に接続して構成情報を取得する必要があります。
システムの処置: 処理を続行します
ユーザーの処置: ありません。
ANS1961E
WebSphere Deployment Manager または
Application Server のインストールを検出
できませんでした。
説明: アプリケーションは、インストールされているサ
ポート対象の WebSphere 構成要素を検出できませんで
した。 この時点では、WebSphere Deployment Manager
および Application Server のみがサポートされます。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: このマシンに所定の WebSphere 構成
要素がインストールされていることを確認し、操作を再
試行してください。
ANS1962E
操作に失敗しました。
説明: Showmembers および inactive を照会の排他パラ
メーターとして同時に指定することはできません。
説明: WebSphere 構成要素に対して試行した操作は失
敗しました。
システムの処置:
システムの処置: 処理は停止します。
処理は終了します。
ユーザーの処置: 照会では相互に排他的なパラメーター
のいずれか 1 つを指定してください。
ANS1958W
基本グループは見つかりませんでした。フ
ルバックアップを試行します。
ユーザーの処置: 詳細についてはエラー・ログを検査し
てください。
ANS1963E
ファイル指定 'name' に対する WAS
Filesweep が失敗しました。
説明: 差分バックアップを行うには、以前にフルバック
アップを行っている必要があります。
説明: 特定のファイル指定について、バックアップされ
たファイルのリストを取得できませんでした。
システムの処置:
行します。
処理を続行し、フルバックアップを試
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置:
ありません。差分バックアップの前に
ユーザーの処置: プロセスが特定のファイル指定にアク
セスできることを確認し、操作を再試行してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
137
ANS1964E • ANS1977E
ANS1964E
WebSphere component-name への接続中に
障害が発生しました。
説明: WebSphere 構成要素に対して試行した操作は失
敗しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
てください。
詳細についてはエラー・ログを検査し
ANS1971E
リモート・クライアント・エージェント
(dsmagent) を開始できませんでした。
説明: リモート・クライアント・エージェントを開始で
きません。通常このエラー・メッセージは、他のメッセ
ージの後に表示されるか、このメッセージの後に他のメ
ッセージが続きます。
システムの処置: 処理は停止されます。
ユーザーの処置: エラー・ログで、エラーの理由を示す
その他のメッセージを調べてください。Web クライア
ントが正しくインストールされていることを検証してく
ださい。 示されている問題の解決を試行してから、操
作を再試行してください。問題が解決しない場合は、
IBM テクニカル・サポートに連絡して、支援を依頼し
てください。
ANS1972E
リモート・クライアント・エージェント
(dsmagent) へ接続できませんでした。 ポ
ート番号を読み取ることができなかった
か、またはポート番号が無効です。
説明: ポート番号を読み取ろうとしたときにエラーが発
生しました。 リモート・クライアント・エージェント
へ接続できませんでした。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: エラー・ログで、エラーの理由を示す
その他のメッセージを調べてください。Web クライア
ントが正しくインストールされていることを検証してく
ださい。 示されている問題の解決を試行してから、操
作を再試行してください。問題が解決しない場合は、
IBM テクニカル・サポートに連絡して、支援を依頼し
てください。
ANS1973I
システム・オブジェクト 'name' の VSS
ライターが存在しません。リストアがスキ
ップされました。
説明: Microsoft Volume Shadow Copy Service はこの
システム構成要素に対するライターを検出しません。構
成要素がインストールされていないか実行されていませ
ん。
138
システムの処置: オブジェクトはスキップされます。
ユーザーの処置: 影響を受けるシステム・サービスをイ
ンストールするか使用可能にし、操作を再試行してくだ
さい。
ANS1974W
以前の不完全グループ Id:hi-lo の除去で
エラーが発生しました。
説明: 以前のグループ・バックアップは一時グループを
正しくクリーンアップせずに失敗しており、そのエラー
は現在もクリーンアップできません。
システムの処置:
続行します。
以前の不完全グループを残し、処理を
ユーザーの処置:
ありません。
ANS1975W
グループのクローズおよび名前変更中に
TSM サーバー・エラー reason が発生し
ました。
説明: 一時グループのクローズおよび名前変更でエラー
が検出されました。
システムの処置:
バックアップは失敗しました。
ユーザーの処置: ユーザーがグループを更新するための
適切な権限を持っていることを確認して、操作を再試行
してください。
ANS1976E
説明:
指定されたシステム・サービスが無効で
す。
指定されたシステム・サービスが無効です。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
ANS1977E
Dsmcad スケジュール呼び出しに失敗しま
した。 このコマンドは 10 分後に再試行
されます。
説明: Dsmcad は、dsmc スケジュール処理から有効な
スケジューラー情報を取得できませんでした。 スケジ
ューラーの初期化の間に、誤ったオプションの使用法な
どの問題が発生した可能性があります。
システムの処置: Dsmcad は 10 分後に再びスケジュー
ラーを呼び出し、有効な情報の取得を試みます。
ユーザーの処置: コンソールとエラー・ログを検査して
dsmc 処理の間に発生したエラーの種類を判別し、問題
を訂正してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1978E • ANS1989E
ANS1978E
TSM サーバーは下位レベルであるため、
要求された機能をサポートしていません。
バージョン情報については、エラー・ログ
を調べてください。
説明: 使用されている機能には、さらに新しい TSM
サーバーが必要です。
システムの処置:
操作は失敗します。
ユーザーの処置: TSM サーバーを、この機能をサポー
トしているレベルにアップグレードしてください。バー
ジョン情報については、エラー・ログを調べてくださ
い。
ユーザーの処置: このメッセージは、下位レベル・メッ
セージを補足しています。
ANS1986E
初期化機能で、指定したトレース・ファイ
ルをオープンできません。
説明: 初期化時にファイル "tracefile-name をオープン
できませんでした。指定されたパスが誤っている可能性
があります。 現在のユーザーは指定されたディレクト
リーのトレース・ファイルに書き込みを行う許可を持っ
ていない可能性もあります。 指定されたトレース・フ
ァイルの保管位置に使用可能なスペースがないことも考
えられます。
システムの処置: 処理は終了します。
ANS1979E
TSM ストレージ・エージェントは下位レ
ベルであるため、要求された機能をサポー
トしていません。バージョン情報について
は、エラー・ログを調べてください。
説明: 使用されている機能には、さらに新しい TSM
ストレージ・エージェントが必要です。
システムの処置:
TSM サーバーおよび TSM ストレージ・
エージェントは下位レベルであるため、要
求された機能をサポートしていません。バ
ージョン情報については、エラー・ログを
調べてください。
説明: 使用されている機能には、さらに新しい TSM
サーバーおよび TSM ストレージ・エージェントが必要
です。
システムの処置:
操作は失敗します。
ユーザーの処置: TSM サーバーおよび TSM ストレー
ジ・エージェントを、この機能をサポートしているレベ
ルにアップグレードしてください。バージョン情報につ
いては、エラー・ログを調べてください。
ANS1981E
ANS1987E
操作は失敗します。
ユーザーの処置: TSM ストレージ・エージェントを、
この機能をサポートしているレベルにアップグレードし
てください。バージョン情報については、エラー・ログ
を調べてください。
ANS1980E
ユーザーの処置: トレース・ファイルのオプションが有
効なパスを指していること、また指定したファイルに書
き込むためのユーザーの許可が適切であることを確認し
てください。
サーバー : バージョン ver、リリース
rel、レベル lev.subl ストレージ・エージ
ェント: バージョン SAver、リリース
SArel、レベル SAlev.SAsubl
このコマンドでは宛先ファイルは指定でき
ません。
説明: システム・オブジェクトのすべてのリストア・コ
マンドの中で RESTORE ASR のみが宛先ファイルを指
定できます。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 宛先ファイル指定を行わずにコマンド
を再発行してください。
ANS1988W
プレビューするファイル・スペースが選択
されていません。
説明: クライアント・ファイル・スペースを選択しない
でプレビュー操作を要求しました。
システムの処置: TSM は、ファイル・スペースが選択
されないとプレビューを実行できません。
ユーザーの処置: プレビューしたいボリュームを選択
し、操作を再試行してください。
ANS1989E
初期化機能で、指定したログ・ファイル・
ファイルをオープンできません。
説明: このメッセージは、下位レベル・メッセージを補
足しています。
説明: 初期化時にエラー・ログ・ファイルをオープンで
きませんでした。指定されたパスが誤っている可能性が
あります。現在のユーザーは指定されたディレクトリー
のログ・ファイルに書き込みを行う許可を持っていない
可能性もあります。 指定されたログ・ファイルの保管
位置に使用可能なスペースがないことも考えられます。
システムの処置:
システムの処置: 処理は終了します。
操作は失敗します。
ユーザーの処置: ログ・ファイルのオプションが有効な
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
139
ANS1990W • ANS1998W
パスを指していること、また指定したファイルに書き込
むためのユーザーの許可が適切であることを確認してく
ださい。
ANS1990W
'filesystem name' ボリューム・マウント・
ポイントにアクセスできません。 TSM
の戻りコードは 'rc' です。
説明: クライアントからボリューム・マウント・ポイン
トにアクセスできません。一般的な理由としては、クラ
イアント実行アカウントにボリューム・マウント・ポイ
ントへのアクセス権がなかったこと、またはボリューム
のマウント先クラスター・ボリュームが現在使用不可で
あることがあります。
システムの処置: アクセス不能なマウント・ポイントは
スキップされ、処理が次のマウント・ポイントまたはボ
リュームに進みます。
ユーザーの処置: エラー・ログで、ボリューム・マウン
ト・ポイントへのアクセスを妨げている問題に関する追
加情報を示す追加メッセージを調べてください。 TSM
クライアントが、ボリューム・マウント・ポイントへの
アクセス権をもつアカウントで実行されていることを確
認してください。マウント・ポイントがクラスター・ボ
リュームにアクセスしていないことを確認してくださ
い。 クラスター・サーバーでのボリューム・マウン
ト・ポイントの構成方法についての詳細は、Microsoft
のサポート技術文書 280297 を参照してください。
ANS1991E
レジストリー・キー 'key-name'、データ値
'value-name' の処理中にエラーが発生しま
した。 クライアント・エラー・ログでこ
のエラーの追加情報を参照してください。
説明: クライアントが Windows レジストリーの読み取
りまたは更新を実行しようとしたときに、予期しないエ
ラーが起こりました。通常、このエラーに関する追加情
報はエラー・ログに記録されています。
システムの処置: エラーによっては、操作が正しく実行
されない可能性があります。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、この
メッセージが書き込まれた時点で記録されている他のメ
ッセージがないかどうか確認し、これらのメッセージで
示されている修正アクションを実行してください。 問
題が解決しない場合は、IBM サポートに連絡して、支
援を依頼してください。
ANS1995W
別々のタイプのオブジェクトを同時に削除
することはできません。
説明: 別々のタイプのオブジェクトを削除することは許
可されていません。 例えば、バックアップ・セットと
140
正規のファイル・オブジェクトを同時に削除することは
できません。
システムの処置:
処理は行われません。
ユーザーの処置: 削除操作を行うには、同じタイプのオ
ブジェクトを選択してください。
ANS1996W
ボリューム「filesystem name」上のボリュ
ーム・マウント・ポイントの列挙が失敗し
ました。Windows システムのエラー・コ
ード: error; 理由: 'error-reason'。
説明: クライアントは、ボリューム・マウント・ポイン
トに対して指定されたボリュームをスキャンできません
でした。取り込まれたエラー情報に障害の理由が示され
ています。一般的な原因は、クライアントを実行してい
るアカウントが、ボリュームに対するアクセス権限を持
っていないことです。
システムの処置:
ます。
処理は、次のボリュームから続行され
ユーザーの処置: ボリュームおよびボリューム・マウン
ト・ポイントに対するアクセス権限を持っているアカウ
ントの下で、クライアントが実行されていることを確認
してください。エラーの原因となった状態を訂正し、操
作を再試行してください。問題が続く場合は、システム
管理者または TSM 管理者に連絡して支援を求めてくだ
さい。
ANS1997W
VSS コンポーネント「component-name」
に関して、以前にバックアップされたファ
イルはありません。
説明: Microsoft の Volume Shadow Copy (VSS) の
「システム状態」コンポーネントをリストアしようとし
ましたが、そのコンポーネントにはファイル・データが
ありません。これは必ずしも問題ではありません。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: エラー・ログで、バックアップ中に生
じたメッセージが他にないかどうか確認してください。
ログに失敗の原因が示されている可能性があります。
ANS1998W
トランザクションのバイト限度「name」
はサーバーでサポートされていません。値
が limit にリセットされました。
説明: TXNBYTELIMIT が、サーバーがサポートする値
を超えています。値は、サポートされる限度値にリセッ
トされます。
システムの処置: TXNBYTELIMIT がリセットされ、処
理は続行されます。
ユーザーの処置: オプションを、サーバーでサポートさ
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS1999E • ANS2034I
れている値に設定してください。
ANS1999E
「filespace-name」の type of the operation
処理は停止しました。
TSM プロセスを終了し、TSM インストール・ディレク
トリーにある *.PWD ファイルを削除または移動してか
ら、dsmc をロードして、以下のコマンドを実行しま
す。 QUERY SESSION QUERY TSA QUERY TSA
NDS
説明: クライアントが、指定されたファイル・スペース
の処理を続行できなくなる条件を検出しました。 TSM
クライアント・エラー・ログまたはスケジュール・ログ
に、このエラーに関連する追加メッセージがあります。
ANS2026W
システムの処置:
説明: イメージのバックアップ/リストア操作中に不良
セクターをスキップしました。
処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM クライアント・エラー・ログま
たはスケジュール・ログに、このエラーに関連する追加
メッセージがないか調べてください。関連するメッセー
ジで示されている修正アクションを実行して、操作を再
試行してください。問題が解決しない場合は、TSM 管
理者に連絡して、支援を依頼してください。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: chkdsk (Windows) や fsck (Unix) な
どのシステム・ツールを使用して、ボリューム・データ
が破壊されていないことを確認してください。
ANS2032I
ANS2000I
MEMORYEFficientbackup オプションが
ON なので、ファイル名を変換できませ
ん。
説明: TSM が、現在バックアップ中のボリュームでロ
ーカル名スペースが変更されていることを検出しまし
た。TSM はそのファイル名を新しいネーム・スペース
に変換しようとしますが、MEMORYEFficientbackup オ
プションがオンであるため、変換できません。
システムの処置: TSM は古いネーム・スペースを使用
してバックアップを続行します。
ユーザーの処置: dsm.opt ファイルを編集して、
MEMORYEFficientbackup を OFF にセットしてくださ
い。
ANS2025E
NetWare ファイル・サーバー
'server-name' へのログインに失敗しまし
た。
説明: TSM は、NDS を介して NetWare ファイル・サ
ーバーへの許可された接続を確立することができませ
ん。接続数が使い果たされた可能性があります。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: メッセージ ANS1874E、ANS1876E、
および ANS2025E はすべて、関連する問題が原因で発
行されることがあります。 このような問題としては、
以下のものが考えられます。 1) NetWare サーバーが持
っている NetWare ユーザー・ライセンスの数が不十分
である。 2) NetWare ライセンス・ファイルが壊れてい
る。NetWare ライセンス・ファイルは、再インストール
できます。 3) NetWare typeful 名が NetWare ユーザ
ー・プロンプトで提供されていない。 4) TSM パスワ
ード・ファイルが壊れている。この場合は、すべての
ボリューム volname 上に不良セクターが
検出されました。
クライアント VM リストアはサポートさ
れていない独立ディスクをスキップしてい
ます: vmdk
説明: VMware vStorage API では独立ディスクのスナ
ップショットはサポートされないため、バックアップは
作成されませんでした。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS2033I
クライアント VM リストアはサポートさ
れていない物理ロー・デバイス・マッピン
グ (pRDM) ディスクをスキップしていま
す: vmdk
説明: VMware vStorage API では物理ロー・デバイ
ス・マッピング (pRDM) ディスクのスナップショット
はサポートされないため、バックアップは作成されませ
んでした。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS2034I
仮想マシンのバックアップは、サポートさ
れていない物理ロー・デバイス・マッピン
グ (pRDM) ディスクをスキップしていま
す。 vmdk
説明: VMware vStorage API では物理ロー・デバイ
ス・マッピング (pRDM) ディスクのスナップショット
はサポートされないため、バックアップすることはでき
ません。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
141
ANS2035I • ANS2041E
ANS2035I
仮想マシンのバックアップはサポートされ
ていない独立ディスクをスキップしていま
す。 vmdk
説明: VMware vStorage API では独立ディスクのスナ
ップショットはサポートされないため、バックアップす
ることはできません。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2036W
整理機能で Tivoli Storage Manager 整理
ファイル log-name の 1 つをオープンす
ることができません。 errno =
errno-value、
説明: 整理時にファイル "log-name" をオープンできま
せんでした。システムはエラー・コード errno-value を
設定しました。理由が「アクセス否認」の場合、現在の
ユーザーは指定されたディレクトリーのファイルに書き
込みを行う許可を持っていません。 さらに、指定され
たファイル位置に使用可能なスペースがないか、あるい
は異なるユーザー ID により開始された別の Tivoli
Storage Manager プロセスが同時に整理を実行している
ことも考えられます。
システムの処置: プルーニングを停止します。処理は続
行されます。
ユーザーの処置: DSM_LOG (または DSMI_LOG) 環境
変数を、現行ユーザーが書き込み可能なディレクトリー
に設定してください。
ANS2037W
スケジュール・ログの整理が失敗しまし
た。
説明: スケジュール・ログの整理機能は、エラーで完了
しました。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: 障害の原因としてどのようなことが考
えられるかエラー・ログを確認してください。
ANS2038W
無効なオプション「option-name」を TSM
サーバー・クライアント・オプション・セ
ットから受け取りました。
説明: クライアントは、無効なオプションを TSM サ
ーバーのクライアント・オプション・セットから受け取
りました。クライアント・オプション・セット・オプシ
ョンの多くの構文検査はサーバーによって行われます
が、クライアントだけが検出できるエラーが残っていま
す。 これらのエラーは次のとおりです。
v オプション値が正しくない。
142
v 新しいバージョンの TSM クライアントで廃止されて
いるオプション。
v 大括弧またはディレクトリー区切り文字が欠落してい
る。
v 複雑すぎる包含および除外パターン。
システムの処置: このオプションは、TSM クライアン
トによって無視されます。
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者に連絡し、この
オプションをクライアント・オプション・セットから除
去できるかどうか調べてください。
ANS2039E
無効な宛先ファイル指定「file-name」が入
力されました
説明: ファイル・リストのリストアを実行する場合、複
数のファイルに対するリストア指定である場合、または
オプション SUBDIR YES が有効である場合は、宛先フ
ァイル指定の末尾がディレクトリー区切り文字でなけれ
ばなりません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 宛先の末尾がディレクトリー区切り文
字になるように指定してください。
ANS2040E
リモート・クライアントとの通信を試行し
ているときに、バージョン検査により、バ
ージョンが一致しないことが示されまし
た。
説明: ローカル・クライアントとリモート・クライアン
トの間で初期化しているときに、バージョン検査によ
り、バージョンが一致しないことが示されました。 こ
れは通常、1 つのクライアント・モジュールをアップグ
レードして、製品ソリューションの一部である他のクラ
イアント・モジュールをアップグレードしなかったこと
が原因です。
システムの処置: 呼び出し手順は戻され、制御はユーザ
ーに戻されます。
ユーザーの処置: 相互に通信するすべての TSM クラ
イアント製品のバージョンを調べて、すべてのバージョ
ン、リリース、およびレベルが同一であることを確認し
てください。
ANS2041E
指定された NetApp ファイラーでは、ス
ナップショット差分サポートを利用できま
せん。
説明: 指定された NetApp ファイラーでは必要なサポ
ートを利用できないため、スナップショットの差分によ
る増分バックアップを実行できません。 .
システムの処置: 処理は終了します。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2042W • ANS2048W
ユーザーの処置:
ANS2042W
ありません。
「symboliclink」は、別のファイル・シス
テム内のファイルまたはディレクトリーへ
のシンボリック・リンクです。 ACL ま
たは拡張属性がバックアップされない可能
性があります。
説明: バックアップまたはアーカイブのオペランドに、
別のファイル・システム内のファイルまたはディレクト
リーへのシンボリック・リンクが含まれています。
ACL またはその他の拡張属性は処理されない可能性が
あるため、処理によってそれらが失われることになる場
合があります。
システムの処置: ファイル・データはバックアップされ
ます。 次のオブジェクトについて処理を続行します。
ユーザーの処置: ACL およびその他の拡張属性が確実
に正常にバックアップされるようにする必要がある場
合、ファイル・システム・タイプが異なる他のファイ
ル・システム上のバックアップ・ファイルへのシンボリ
ック・リンクを使用しないでください。 代わりに、
TSM を使用して、他のファイル・システムを直接的に
処理してください。
ANS2043I
仮想マシン・テンプレート「name」は既
にバックアップされています。
説明: 前回のバックアップ以降に変更が行われていない
場合、仮想マシン・テンプレートはスキップされます。
システムの処置: 処理は、この仮想マシン・テンプレー
トをスキップします。
ユーザーの処置: この仮想マシン・テンプレートをバッ
クアップするには、永久増分フルバックアップ操作を実
行してください。
ANS2044E
vStorage バックアップ・サーバー上の
Tivoli Storage Manager データ・ムーバ
ー・ノードが ESX/ESXi ホストに直接接
続されている場合、テンプレート仮想マシ
ン「name」をリストアできません。
説明: VMware vStorage API は、ESX/ESXi ホストに
直接接続されている場合、テンプレート仮想マシン操作
をサポートしません。
システムの処置:
停止します。
に接続するには、VMCHOST を変更してください。
ANS2045E
説明: 仮想マシン・テンプレートをバックアップ操作に
含めるためには、VMENABLETEMPLATEBACKUPS テ
ンプレート・オプションを「YES」に指定する必要があ
ります。 デフォルト値は NO です。
システムの処置: このテンプレート仮想マシンの処理は
停止します。
ユーザーの処置: オプション
-vmenabletemplatebackups=yes を使用して、操作を再試
行してください。
ANS2046S
監査ログ 'file-name' に書き込もうとし
て、エラー 'errtxt' (errno=errno) が発生
しました。監査ログの機能が使用不可に設
定されています。
説明: 監査ログに書き込むときにエラー (例えば、ディ
スクに十分なスペースがない) が検出されました。
システムの処置: 残りの操作では、監査ロギングは使用
不可に設定されます。操作の戻りコードは 12 に設定さ
れ、監査ログの内容が不完全であることを示します。
ユーザーの処置: これがスペース不足の状態である場合
は、ボリューム上のスペースを完全に解放するか、さら
にスペースのあるボリュームに監査ログを書き込むよう
にしてください。
ANS2047E
説明:
システム状態/サービス要求の処理中に予
期しないエラーが見つかりました。 TSM
関数名 : function-name TSM 関数 :
function-desc TSM 戻りコード : TSM-rc
TSM 説明 : TSM-msg TSM ファイル :
file-name (line-number)
ありません。
システムの処置:
システム状態の処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、このメッセ
ージに示された情報を提供してください。
このテンプレート仮想マシンの処理は
ユーザーの処置: 仮想マシン・テンプレート操作は、
IBM Tivoli Storage Manager データ・ムーバー・ノード
が ESX/ESXi ホストに直接接続しているときにサポート
されます。TSM データ・ムーバーを vCenter サーバー
VMENABLETEMPLATEBACKUPS オプ
ションが指定されていません。 仮想マシ
ン・テンプレート「name」をバックアッ
プできません。
ANS2048W
オブジェクトの名前付きストリーム
'object-namepath-namefile-name' が壊れて
います。
説明: 1つ以上のファイルの名前付きストリームが壊れ
ています。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
143
ANS2049W • ANS2056I
システムの処置: 名前付きストリームはリストア/リト
リーブされません。
ANS2052E
ユーザーの処置: 名前付きストリームのバックアップ・
コピーが損傷しています。 ファイルはできるだけ広い
範囲までリストアされますが、ファイルを調べて、ファ
イルが使用可能か検証する必要があります。
説明: ディスク・サブシステムに関する情報が欠落して
いるため、ローカル・スナップショット・リポジトリー
を初期化できませんでした。
ディスク・サブシステムに関する情報が欠
落しています。
システムの処置:
ANS2049W
オブジェクトの名前付きストリーム
'object-name' が壊れている可能性がありま
す。
説明: 1 つ以上のファイルの名前付きストリームのが壊
れている可能性があります。
システムの処置: 名前付きストリームは、できるだけ広
い範囲までリストア/リトリーブされます。
ユーザーの処置: 名前付きストリームのバックアップ・
コピーが損傷している可能性があります。 ファイルは
できるだけ広い範囲までリストアされますが、ファイル
を調べて、ファイルが使用可能か検証する必要がありま
す。
ANS2050E
TSM はパスワードのプロンプトを必要と
しますが、プロセスがバックグラウンドで
実行中であるため、プロンプトを出せませ
ん。
説明: PASSWORDACCESS=PROMPT が指定されてい
る場合、あるいは、ローカル側に保管されているパスワ
ードが正しくない場合、TSM はユーザーに対してパス
ワードを要求するプロンプトを出そうとします。しか
し、TSM がバックグラウンドで稼働中であるため、ユ
ーザーにプロンプトを出す試みが失敗します。プロセス
がバックグラウンドで稼働中である場合は、プロンプト
を出すことはできません。
システムの処置:
ANS2051W
location にローカル・スナップショット・
リポジトリーが見つかりませんでした。
説明: ローカル・スナップショットの場所に指定された
ディレクトリーが存在しません。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: 新規のローカル・スナップショット・
リポジトリーが指定されたディレクトリーに構築されま
す。
144
ユーザーの処置: アプリケーションで、ディスク・サブ
システムが適切に初期化されていることを確認します。
先行エラー・メッセージをチェックします。
ANS2053E
ファイル filename、行番号 linenumber で
メモリー割り振りエラーが発生しました。
説明: 処理を継続するための十分なメモリーを使用でき
ません。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: システムに十分な実メモリーおよび仮
想メモリーがあることを確認してください。不要なアプ
リケーションをクローズしてください。
ANS2054E
オペレーティング・システム・エラー
errno: messagetext。
説明: システム機能の実行中に、アプリケーションが予
期しないメッセージ・エラーを検出しました。オペレー
ティング・システム・エラーおよびメッセージ・テキス
トがそれぞれ表示されます。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 該当する特定のエラー・メッセージを
調べてください。
ANS2055I
処理は停止しました。
ユーザーの処置: RUNASSERVICE=YES の場合は
PASSWORDACCESS=PROMPT を設定しないでくださ
い。PASSWORDACCESS=GENERATE を使用します。
処理は停止します。
ローカル・スナップショット・マネージャ
ーをロックできませんでした。
説明: ローカル・リポジトリーは他のアプリケーション
によってロックされています。 他のアプリケーション
がそのローカル・リポジトリーをアンロックした時に、
この処理が進行します。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2056I
他のアプリケーションがそのロックを解放
するまで、最大 timeout 秒まで待機しま
す。
説明: 他のアプリケーションがローカル・リポジトリー
をロックしている間、プログラムは特定の時間が経過す
るのを待ちます。 例えば、mySAP 環境では、待機時間
は 1 時間です。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2057E • ANS2063W
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2057E
ローカル・スナップショット・マネージャ
ーが初期化されていません。
説明: ローカル・スナップショット・リポジトリーが事
前に初期化されずに使用されました。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: 通常、システムがローカル・リポジト
リーを初期化します。 先行エラー・メッセージをチェ
ックします。
ANS2058E
ID dcID のデータ・コンテナーをローカ
ル・リポジトリーで更新できませんでし
た。
説明: FlashCopy のバックアップ中に、ローカル・リポ
ジトリーのターゲット・セット・レコードは対応するプ
ロパティーで更新されます。 そのプロセスの間に障害
が発生しました。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: メモリー割り振りエラーまたは他のシ
ステム・エラーなどの、先行エラー・メッセージを確認
してください。
ANS2059E
ソース・データ・コンテナーと一致するタ
ーゲット・データ・コンテナーを検出でき
ません。
説明: スナップショット・タイプのバックアップまたは
ハードウェア関数の処理時に、TSM は操作を確実にす
るために、ソース・データ・コンテナーと一致するター
ゲット・データ・コンテナーを検出しようとします。一
致するターゲット・データ・コンテナーを検出できませ
んでした。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: 複数のターゲット・データ・コンテナ
ーの 1 つを選択するための規則を参照してください。
例えば、ユーザーがタイプ「INCR」の FlashCopy バッ
クアップを開始しようとしていて、すべてのターゲッ
ト・セットが FlashCopy タイプ「COPY」で使用されて
いる場合には、このメッセージが表示されます。また、
ターゲット・ボリュームがバックアップ・システムに対
して使用可能であり、その構文が次のセットアップ・フ
ァイル・パラメーターに対して正しいことも確認してく
ださい。
1. shark_target_volume
2. shark_copy_service_code
3. java_home_directory
4. primary_copyservices_servername
5. shark_username
6. shark_password
ANS2060W
ソース srcvol と一致するボリュームは、
ターゲット・データ・コンテナー dcID に
は見つかりません。
説明: この警告メッセージは、特定のソースに対して、
FlashCopy 操作に一致するターゲット・ボリュームが、
このターゲット・データ・コンテナーで検出できなかっ
たことを示しています。 複数のターゲット・データ・
コンテナーが使用されている場合は、この処理によって
次のターゲット・データ・コンテナーのボリュームの検
査が継続されます。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS2061W
ローカル・リポジトリーに ID dcid のタ
ーゲット・データ・コンテナーが見つかり
ませんでした。
説明: そのターゲット・セットがローカル・リポジトリ
ーに存在しないため、指定された ID のデータ・コンテ
ナーの照会は正しく行われませんでした。
システムの処置: 処理は続行できます。
ユーザーの処置: エラーでプログラムを終了すべきか否
かは、照会を要求しているアプリケーションが決定しま
す。 次のメッセージを確認してください。
ANS2062W
要求された基準を満たす状態 state のター
ゲット・データ・コンテナーを検出できま
せんでした。
説明: アプリケーションによって要求された特定の基準
を満たす、指定された状態のデータ・コンテナーをロー
カル・リポジトリーで検出できませんでした。
システムの処置: 処理は続行できます。
ユーザーの処置: どの基準が渡されたかはアプリケーシ
ョンによって異なります。 次のメッセージを確認して
ください。その警告でプログラムを終了するかどうか
は、アプリケーションが決定します。
ANS2063W
ローカル・スナップショット・リポジトリ
ーはディレクトリー location に既に存在
します。
説明: アプリケーションが、既に存在するローカル・リ
ポジトリーをディレクトリーに作成しようとしました。
システムの処置: 処理は続行できます。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
145
ANS2064I • ANS2071E
ユーザーの処置: その警告でプログラムを終了するかど
うかは、アプリケーションが決定します。次のメッセー
ジを確認してください。
ANS2064I
ローカル・スナップショット・リポジトリ
ーがディレクトリー location に作成され
ます。
説明: データ・コンテナーの状態に関する情報を含むロ
ーカル・スナップショット・リポジトリーを作成してい
ます。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2065I
ローカル・スナップショット・リポジトリ
ーをディレクトリー location に作成でき
ませんでした。
説明: ローカル・スナップショット・リポジトリーを作
成中に、障害が起こりました。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: オペレーティング・システムのエラ
ー・メッセージを探してください。
よって異なります。指定されたデータ・コンテナーのタ
ーゲット・ボリュームに間違ったラベルがある、あるい
は .fct ファイル中のこのデータ・コンテナーにターゲッ
ト LUN がありません。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: このエラーは、ユーザーがターゲッ
ト・データ・コンテナーの入力を提供し、形式が自動的
に検査されるような GUI がアプリケーションにない場
合にのみ起こることがあります。 その場合は、.fct ファ
イルのフォーマットを調べてください。
ANS2069E
説明: データ・コンテナーの状態に関する情報には、シ
ステムがローカルにファイル内に保持しているものもあ
ります。このファイルが見付からなかったか、アクセス
不能です。
システムの処置:
.fct ファイル filename を読み取ることが
できません。
説明: ターゲット・データ・コンテナーを含む .fct フ
ァイルが検出されなかったか、あるいはアクセスできま
せん。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: そのファイルの名前、パスおよび権利
を確認してください。
ANS2067E
例外 CLsmException がスローされまし
た。 理由: txt。
説明: ローカル・スナップショット・リポジトリーの関
数を処理中に、予期しないエラーが検出されました。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置:
具体的な理由を確認してください。
ANS2068E
.fct ファイル filename には、データ・コ
ンテナー dcID に対するターゲット LUN
は見つかりませんでした。
説明: プログラムはそれぞれの特定データ・コンテナー
の .fct ファイルで、ラベル
<PREFIX>TARGET_VOLUME をもつ項目のリストを検
索します。この場合の接頭部はハードウェア・タイプに
146
処理は終了します。
ユーザーの処置: そのファイルの名前、パスおよび権利
を確認してください。
ANS2070E
ANS2066E
ローカル・スナップショット・リポジトリ
ーのファイル filename を読み取ることが
できません。
リポジトリー状態ファイル filename が空
であるか、あるいはそのファイルのフォー
マットが正しくありません。
説明: データ・コンテナーの状態に関する情報には、シ
ステムがローカルにファイル内に保持しているものもあ
ります。このファイルは検出されましたが、予想される
データのフォーマットが正しくありません。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: 通常、システムはこのファイルのフォ
ーマットが正しいことを確認します。 先行エラーを確
認してください。
ANS2071E
データ・コンテナー dcID をローカル・ス
ナップショット・リポジトリーに挿入でき
ませんでした。
説明: データ・コンテナーの状態に関する情報には、シ
ステムがローカルにファイル内に保持しているものもあ
ります。新規のデータ・コンテナーの項目の挿入中に、
エラーが起こりました。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: これは予期しないエラーです。 先行
エラーを確認してください。 その他のエラーを表示で
きない場合は、ログおよびトレースを収集して、サポー
ト担当に連絡してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2072E • ANS2079E
ANS2072E
説明:
ハードウェアまたはスナップショット関数
を使用しての TSM 操作の処理中に、予
期しないエラーを検出しました。 TSM
機能名 : function-name TSM 機能 :
function-desc TSM 戻りコード : TSM-rc
TSM ファイル : file-name (line-number)
ありません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、このメッセ
ージに示された情報を提供してください。
ANS2073E
ローカル・スナップショット・リポジトリ
ーのファイル filename を書き込み用にオ
ープンすることができませんでした。
説明: システムはデータ・コンテナーの状態に関する一
部の情報をローカル・スナップショット・リポジトリー
に保持しています。このリポジトリーのファイルをオー
プンする際エラーが発生しました。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置:
い。
そのファイルの権限を確認してくださ
ANS2076E
program-name: ファイル・システム
「filesystem」にスペース管理を追加できま
せん。ファイル・システム名の長さが
DMAPI 属性に保管できる「maxlength」
の最大長さを越えています。
説明: DMAPI には、DMAPI 属性に保管できるデータ
のサイズに制限があります。ファイル・システム名の長
さがこの限度を越えると、TSM クライアントはスペー
ス管理をそのファイル・システムに追加できません。
システムの処置: スペース管理をファイル・システムに
追加できません。
ユーザーの処置: ファイル・システム名が DMAPI の
限度を超えないようにしてください。
ANS2077E
program-name: ファイル・システム
「filesystem」に対する調整は、非 scout
環境で選択済みモードで開始できません。
代わりに両方向孤立検査調整を使用してく
ださい。
説明: HSM システムが scout デーモンなしで稼働する
ように構成されている場合、TSM クライアント調整プ
ログラムは、孤立検査モードまたはスタブ・リストア・
モードで開始することはできません。
ユーザー入力 FlashCopy ターゲット・フ
ァイル 'fct_file' をオープンできません。
システムの処置: 調整は、非 scout 環境では実行でき
ません。
説明: ユーザーが提供した FlashCopy ターゲット・フ
ァイルを読み取ることができません。
ユーザーの処置: 非 scout 環境を構成済みの場合は、
両方向孤立検査調整を使用する必要があります。
ANS2074E
システムの処置:
操作は失敗します。
ユーザーの処置: クライアント構成ユーティリティーを
実行して、有効な FlashCopy ターゲット・ユーザー入力
ファイルを提供してください。
ANS2075E
ボリュームには使用できる VTOC データ
がありません。ボリュームはバックアップ
できません。
説明: ボリューム・ディスク・ラベルのタイプが
VTOC ではありません。ディスクは EFI ラベルでフォ
ーマット設定されている可能性があります。Solaris 上の
TSM クライアントは、現在 VTOC ディスク・ラベルの
みサポートしています。
システムの処置:
ん。
ボリュームはバックアップされませ
ユーザーの処置: VTOC ディスク・ラベル以外でフォ
ーマット設定されたボリュームのバックアップはしない
でください。
ANS2078E
システム状態のバックアップは、
CLUSTERNODE が YES に設定されて
いる場合は許可されません。
説明: CLUSTERNODE オプションを YES に設定して
いる場合は、backup systemstate コマンドは無効です。
システムの処置: システム状態のバックアップは停止し
ます。
ユーザーの処置: CLUSTERNODE オプションが誤って
YES に設定されている場合は、このオプションを NO
に変更してから操作を再試行してください。それ以外の
場合は、クラスター環境で実行するようにクライアント
を構成する方法の詳細について、バックアップ・アーカ
イブ・クライアントのマニュアルを参照してください。
ANS2079E
「filespace namepath-namefile-name」を処
理中のエラー: スナップショットのスキャ
ン中にエラー
説明: このメッセージは、バックアップに使用されるス
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
147
ANS2080W • ANS2088E
ナップショットから TSM クライアントがデータを読み
取れない場合に発行されます。Microsoft Volume
Shadowcopy Service (VSS) スナップショット・バックア
ップを実行している場合、考えられる原因の 1 つとし
て、シャドー・コピー・ストレージを拡大できなかった
ためにオペレーティング・システムが VSS スナップシ
ョットを削除したことが挙げられます。通常の
NetApp/N シリーズ・ボリューム上でスナップショット
差分の増分バックアップを実行している場合は、考えら
れる原因の 1 つとして、基本スナップショットが
NetApp ファイル・サーバーから誤って除去されてしま
ったことが挙げられます。
システムの処置: ファイル・システムのバックアップ処
理は停止します。
ユーザーの処置: VSS スナップショット・ベースのバ
ックアップを実行している場合は、クライアントのエラ
ー・ログおよび Microsoft Windows システムのイベン
ト・ログで、問題の識別に役立つメッセージが他にない
か確認してください。失敗の原因が不明な場合は、操作
を再試行してください。VSS と他のシステム・ディス
クの入出力アクティビティーとの間での一時的な入出力
競合が原因で問題が発生した可能性があります。スナッ
プショット差分の増分バックアップを実行していた場合
は、Tivoli Storage Manager 管理者に連絡して、基本ス
ナップショットが誤って削除されていないか確認してく
ださい。
ANS2080W
オプション「option」の値「option」はサ
ポートされなくなったため、このリリース
の TSM クライアントでは無視されま
す。
説明: 指定されたオプションの値は廃止予定であり、こ
のリリースのクライアントでは無視されます。このオプ
ションの値は、次のリリースでは除去されて無効になる
予定です。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: オプションの値を更新するか、オプシ
ョン・ファイルから該当のオプションを除去してくださ
い。また、資料を調べて、このオプションが新規オプシ
ョンに置き換えられたかどうかを確認してください。
ANS2083W
入力指定に一致する vApp が見つかりま
せんでした。
説明: 指定された入力または DOMAIN.VCD オプショ
ン内の VAPP 値に一致する vApp が見つかりませんで
した。
システムの処置: 操作は停止します。
ユーザーの処置: DOMAIN.VCD オプション内の
148
VAPP 値が正しいことを確認してください。
ANS2084I
新規 vApp を作成しています
説明: リストアは、宛先 vApp の作成を試行していま
す。
システムの処置: これは単なる通知メッセージです。
ユーザーの処置: アクションは不要です。
ANS2085E
仮想マシンは、フォールト・トレラント仮
想マシンとして構成されています。そのた
め、バックアップすることはできません。
説明: vSphere は、vStorage API for Data Protection を
使用しているフォールト・トレラント仮想マシンのスナ
ップショットおよびバックアップを許可しません。
システムの処置: 仮想マシンはバックアップされませ
ん。
ユーザーの処置: vStorage API for Data Protection を使
用しているフォールト・トレラント仮想マシンをバック
アップするには、最初にフォールト・トレラントを無効
にします。その後、バックアップが完了した後でフォー
ルト・トレラントを有効にします。
ANS2087I
説明:
ん。
'vApp name' に VM が含まれていませ
ん。
指定された vApp には VM が含まれていませ
システムの処置: 指定された vApp のバックアップは
完了します。処理は次の vApp に進みます。
ユーザーの処置: 応答は不要です。
ANS2088E
セッションはリジェクトされました: クラ
イアントはユニコードを使用していませ
ん。
説明: クライアントはユニコードを使用していないが、
ノードには既にユニコード・ファイル・スペースが含ま
れているため、サーバーはこのクライアント・セッショ
ンを受け入れることができません。サーバーはクライア
ントのデータがユニコードであるかかどうかを記録して
おり、ノードがこの属性を変更することを許可しませ
ん。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ユニコード・データを使用するプラッ
トフォームのクライアントからサーバーにログオンしま
す。例えば、このノードの既存のファイル・スペースを
作成するために使用した元のプラットフォームです。あ
るいは、クライアント・ノードを、現在セッションが試
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2089I • ANS2102E
みられているプラットフォームに変更する必要がある場
合には、サーバー管理者に連絡してユニコード・データ
が含まれる既存のファイル・スペースを削除し、ノード
接続を再試行します。
ANS2089I
指定された vApp には VM が含まれてい
ません。
説明: 指定されたどの vApp にも VM が含まれていま
せん。
システムの処置: バックアップ処理はスキップされま
す。操作は完了しました。
ユーザーの処置:
ANS2090I
応答は不要です。
このパスには次の仮想マシン・フォルダー
が見つかりませんでした: name
説明: 宛先ターゲットには、仮想マシンで保存された元
のインベントリー・パスがありません。そのため、仮想
マシンは、ESX または ESXi インベントリーの最上位
レベルにリストアされます。
システムの処置:
処理を続行します
ユーザーの処置:
None
ANS2091I
ANS2093E
このパスには次の仮想マシン・リソースが
見つかりませんでした: name
説明:
下位レベルのリモート・ファイル・システ
ム・エージェントのため、この操作はサポ
ートされません。 NODENAME : node
MULTI-NODE NAME : multi-node ホス
ト名 : host TCP/IP アドレス :
tcpaddr:tcpport バージョン :
version.release.level..mod
ありません。
システムの処置:
操作は失敗します。
ユーザーの処置: サポートされるレベルにリモート・フ
ァイル・システム・エージェントをアップグレードして
ください。
ANS2097E
エージェント・ノード 'agent' を使用し
て、ターゲット・ノード 'target' として
TSM サーバーとのセッションを確立でき
ませんでした。
説明: ありません。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: サーバー上にマルチノード名が存在す
ること、およびリストされたターゲット・ノードに対す
る適正な権限をエージェント・ノード が持っているこ
とを確認してください。
ソース・ボリューム ID およびターゲッ
ト・ボリューム ID のどちらもボリュー
ム・リストにはありません。
説明: 宛先ターゲットには、仮想マシンと一緒に保存さ
れた元のリソース・パスがありません。そのため、仮想
マシンは、ESX または ESXi インベントリーの最上位
レベルにリストアされます。
ANS2100E
システムの処置:
処理を続行します
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置:
None
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2092I
リストア・プロセスは、仮想マシンと一緒
に保存された元のインベントリー・パスを
オーバーライドします。
説明: -datacenter オプションまたは -host オプションを
指定すると、仮想マシンと一緒に保存された元のインベ
ントリー・パスはオーバーライドされます。そのため、
仮想マシンは、ESX または ESXi インベントリーの最
上位レベルにリストアされます。
システムの処置:
処理を続行します
ユーザーの処置:
None
説明:
ありません。
ANS2101E
圧縮されたデータが増大しました。
説明: データのサイズが圧縮後に大きくなっています。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: アプリケーションでトランザクション
を打ち切る必要があります。
圧縮をオフにして、オブジェクトの再送を試行してくだ
さい。
ANS2102E
ファイル・リストの処理が開始されません
でした。
説明: ファイル・リストの処理が開始する前にエラーが
発生しました。
システムの処置: 処理は停止します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
149
ANS2103E • ANS2111E
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、問題
の理由を示す他のメッセージがないか確認してくださ
い。 推奨される修正アクションがある場合はそれを実
行し、操作を再試行してください。
ANS2103E
説明:
た。
ファイル・リストの処理が中断されまし
た。
ANS2107I
ファイル・リストの処理中にエラーが発生しまし
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、問題
の理由を示す他のメッセージがないか確認してくださ
い。 推奨される修正アクションがある場合はそれを実
行し、操作を再試行してください。エラー・ログには、
処理されなかったすべての項目が示されます。監査ロギ
ングが有効な場合は、監査ログにも処理されなかった項
目が示されます。
ANS2104E
ファイル・リストの処理後にエラーが発生
しました。
説明: ファイル・リストの処理が完了した後にエラーが
発生しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、問題
の理由を示す他のメッセージがないか確認してくださ
い。 推奨される修正アクションがある場合はそれを実
行し、操作を再試行してください。
ANS2105I
ファイル・リストの項目 File List Entry
は処理されません。
説明: ファイル・リスト操作でエラーが発生しました。
ファイル・リストの項目が処理されませんでした。
システムの処置:
されます。
このメッセージは監査用としてのみ出
ユーザーの処置: このメッセージは監査用としてのみ出
されます。
ANS2106I
1 次 TSM サーバー primary server; への
接続が失敗しました
説明: 1 次サーバーへの接続を試行中に通信エラーが発
生しました。ノードは複製用に構成されており、2 次サ
ーバーへの接続が試行されます。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者に連絡して、1
次サーバーが使用可能であるかを確認してください。1
次サーバーが使用可能である場合は、TSM エラー・ロ
150
グで通信障害がないかを確認し、構成の問題がある場合
は修正します。 TSM サーバーが使用不可の場合は、1
次 TSM サーバー管理者による構成に従って、ノードが
2 次サーバーにフェイルオーバーすることを許可しま
す。
secondary server; にある 2 次サーバー
secondary server; への接続を試行中 :
TCP/IP Port;
説明: ノードは複製用に構成されており、2 次サーバー
への接続が試行されます。 2 次サーバーのアドレスお
よびポートは、1 次 TSM サーバー管理者が構成し、オ
プション・ファイルに保存されます。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者に連絡して、1
次サーバーが使用可能であるかを確認してください。1
次サーバーが使用可能である場合は、TSM エラー・ロ
グで通信障害がないかを確認し、構成の問題がある場合
は修正します。 TSM サーバーが使用不可の場合は、1
次 TSM サーバー管理者による構成に従って、ノードが
2 次サーバーにフェイルオーバーすることを許可しま
す。
ANS2108I
2 次サーバー secondary server; に接続さ
れました。
説明: ノードは複製用に構成されており、2 次サーバー
に正常に接続されました。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2110I
2 次サーバー TSM secondary server; へ
の接続が失敗しました
説明: 2 次サーバーへの接続を試行中に通信エラーが発
生しました。ノードは複製用に構成されており、2 次サ
ーバーへの接続が試行されましたが失敗しました。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者に連絡して、2
次サーバーが使用可能であるかを確認してください。2
次サーバーが使用可能である場合は、TSM エラー・ロ
グで通信障害がないかを確認し、構成の問題がある場合
は修正します。
ANS2111E
指定された MYREPLICATIONSERVER
オプションの REPLSERVERNAME 項目
が見つかりませんでした。
説明: MYREPLICATIONSERVER オプションでは、オ
プション・ファイル内に一致する REPLSERVERNAME
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2112I • ANS2117E
項目がなければなりません。
REPLSERVERGUID、REPLTCPPORT、および
REPLTCPSERVERADDRESS も指定する必要がありま
す。通常、これらのオプションは、TSM サーバー管理
者が設定し、1 次サーバーへのログオン中にオプショ
ン・ファイルに保存されます。
ーできません。VSS と SQL の書き込みプログラムのサ
ービスがゲスト VM 上で実行されていることを確認し
てください。
ユーザーの処置: None
ANS2115I
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: オプション・ファイルを手動で編集し
て、これらのオプションを修正または削除します。
ANS2112I
2 次サーバーは読み取り専用で構成されて
います。2 次サーバーが読み取り専用モー
ドの場合、バックアップ操作およびアーカ
イブ操作はサポートされません。
説明: TSM クライアントは、読み取り専用で構成され
ているサーバーとのセッションを確立しました。TSM
サーバーは複製サーバーとして構成されており、このノ
ードからのデータを受け入れません。
システムの処置:
ANS2113E
フェイルオーバー・モードで 2 次サーバ
ーに接続されている場合、Command; コマ
ンドを使用することはできません。
説明: TSM クライアントはフェイルオーバーされてお
り、2 次サーバーとのセッションが確立されています。
TSM サーバーは複製サーバーとして構成されており、
このノードからのデータを受け入れません。このサーバ
ーにデータを保管するコマンドは使用できません。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: TSM クライアントを使用して、リス
トア操作、リトリーブ操作、および照会操作を行うこと
ができます。バックアップ操作およびアーカイブ操作は
失敗します。
ANS2114W
IBM Tivoli Storage Manager アプリケー
ション保護は、VM 'VM' から VSS
Manifest ファイルをコピーしませんでし
た。
説明: ゲスト・マシン上に VSS マニフェスト・ファイ
ルが見つかりません。
システムの処置:
説明: このノードは複製用に構成されています。複製サ
ーバーの接続情報がオプション・ファイルに保存されま
した。複製サーバーのオプションは、IBM Tivoli
Storage Manager 管理者が設定し、ログオン時にクライ
アントに送信され、オプション・ファイルに保存されま
す。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS2116W
処理を続行します。
ユーザーの処置: TSM は、リストア操作、リトリーブ
操作、および照会操作で使用することができます。
Backup コマンドおよび Archive コマンドは失敗しま
す。 TSM サーバー管理者は、Update Node コマンドを
使用して、ノードのバックアップ操作およびアーカイブ
操作を使用可能にすることができます。
VSS マニフェスト・ファイルをコピ
複製サーバーの接続情報が保存されました
: connection information;
IBM Tivoli Storage Manager アプリケー
ション保護は、VM 'VM' から VSS
Manifest ファイルをバックアップしませ
んでした。
説明: アプリケーション保護に必要なファイルのバック
アップ中に障害が発生しました。
システムの処置:
した。
この VM のバックアップは失敗しま
ユーザーの処置: 追加情報については、dsmerror.log を
確認してください。その後で、操作を再試行してくださ
い。
ANS2117E
ソース・ボリュームはサブタイプ dev-type
で、宛先はサブタイプ dev-type です。宛
先は、ソースより大でなければなりませ
ん。
説明: スケーラブル・ボリューム・グループ (サブタイ
プ DS_LVZ) の論理ボリュームに LVCB が含まれてい
ません。つまり、最初のブロックにはユーザー・データ
が含まれています。元のボリューム・グループ (サブタ
イプ LVM) の AIX LVM ボリュームには、ボリューム
の最初のブロック (512 バイト) に論理ボリューム制御
ブロック (LVCB) が含まれています。サブタイプ LVM
のボリュームにリストアする時には、宛先ボリュームの
既存の LVCB を保持するために、最初のブロックをス
キップする必要があります。つまり、リストア操作は、
ボリュームの 2 番目のブロックで書き込みを開始しま
す。これは、サイズが同じの 2 つのボリュームがあ
り、一方のサブタイプは DS_LVZ で、もう一方のサブ
タイプは LVM である場合、後者のボリュームは、ユー
ザー・データを格納するスペースが 512 バイト・ブロ
ック少ないことを意味します。したがって、サブタイプ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
151
ANS2118I • ANS2123W
DS_LVZ のボリュームをサブタイプ LVM のボリュー
ムにリストアする場合、宛先ボリュームはソース・ボリ
ュームと同一サイズでは十分ではありません。そうでは
なく、宛先ボリュームは、ソース・ボリュームより、少
なくとも 512 ブロック 1 個分大きくなければなりませ
ん。
システムの処置:
オプション・ファイルへのノード複製フェ
イルオーバー値の保存を試行中に書き込み
障害が発生しました。
説明: 多くの場合、書き込み障害は、オプション・ファ
イルへのアクセス権が不足していることが原因で発生し
ますが、使用可能なディスク・スペースが不足している
ために発生する場合もあります。複製サーバーの接続情
報を保存することができず、フェイルオーバーを行うこ
とができません。
システムの処置:
サーバーから無効な複製サーバー・アドレ
スの戻りコード値 rc-value を受信しまし
た。
説明: 無効な複製サーバー・アドレスの戻りコードは、
サーバーが接続情報を取得できなかったことを示しま
す。
システムの処置:
サーバーの問題が考えられます。
ユーザーの処置: サーバー・ログで詳細を確認してくだ
さい。
ANS2120W
サーバー replication server; が報告した最
後の保管操作の日付 server commit date;
(UTC) が、クライアントが保管している
最後の保管操作の日付 client commit date;
(UTC) と一致しません。
説明: 複製サーバー上で報告された最後の保管操作の日
付が、クライアント上でローカルに保管されている日付
と一致しません。クライアントから 1 次サーバーへの
最後の保管操作の前に、複製が実行された可能性があり
ます。そのため、複製が古くなっています。
152
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者に連絡してくだ
さい。古い複製からリストアを行うと、データが失われ
る可能性があります。1 次サーバーをリカバリーできな
い場合は、複製に対してフルバックアップを行うことを
お勧めします。
ANS2121I
説明:
replication server; 上のファイル・スペー
スは server replication start date; に複製
を開始しました。複製は、server
replication complete date; に正常に完了し
ました。
最新のサーバー複製が正常に完了しました。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2122I
操作は失敗しました。
ユーザーの処置: ローカル・ディスクに書き込みエラー
の原因がないかを確認し、オプション・ファイルに対し
て十分なアクセス権が構成されているかを確認してくだ
さい。
ANS2119I
処理を続行します。
リストア操作は実行されません。
ユーザーの処置: ソース論理ボリュームと宛先論理ボリ
ュームの両方が同じタイプになるようにするか、より大
きい宛先ボリュームを選択するか、宛先ボリュームのサ
イズを増加してください。
ANS2118I
システムの処置:
replication server; 上のファイル・スペー
スは server replication start date; に複製
を開始しました。複製は正常に完了しませ
んでした。正常に行われた最後の複製は、
server replication last successful date; に完
了しました。
説明: 最新のサーバー複製は、正常に完了しませんでし
た。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者に連絡してくだ
さい。古い複製からリストアを行うと、データが失われ
る可能性があります。1 次サーバーをリカバリーできな
い場合は、複製に対してフルバックアップを行うことを
お勧めします。
ANS2123W
dsmc SET PASSWORD -type=VCD
'vCloud Director hostname' 'userid'
'password' コマンドを発行して、暗号化
されたパスワードを保存してください。
説明: オプション・ファイルまたはコマンド行入力のい
ずれかで VCDPW オプションが検出されました。どち
らの入力方式も許可されていますが、これらの方式では
パスワードが暗号化されていない平文であるため、セキ
ュリティー・リスクが存在します。
システムの処置: このオプションは受け入れられ、現行
セッションで VCD パスワードが使用されます。
ユーザーの処置: 暗号化されたパスワードを保存するに
は、次のコマンドを発行します。 dsmc SET
PASSWORD -type=VCD 'VirtualCenter hostname' 'userid'
'password'
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2124W • ANS2135E
ANS2124W
クライアント・ノードの複製表は、別のプ
ロセスによってロックされています。
ANS2128E
リストアされた 'vapp name' の作成に失
敗しました。
説明: 別のプロセスがクライアント・ノードの複製表を
使用しています。このキャッシュを使用できるのは、一
度に 1 つのプロセスのみです。
説明: vCloud 上でリストアされた vApp を作成する操
作が失敗しました。vApp スナップショットに関連する
データは完了していない可能性があります。
システムの処置: このプロセスは、クライアント・ノー
ドの複製表を使用しません。
システムの処置: 操作は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・ノードの複製表を使用
するプロセスを直列化することができます。あるいは、
別の表パスを使用するように現行プロセスを再構成する
ことで、競合を回避することができます。
ANS2125I
処理する VM の総数: vms num to restore
ユーザーの処置: dsmerror.log ファイルで、操作が失敗
した理由に関する情報を確認してください。その後、操
作を再試行してください。問題が解決しない場合は、
IBM Support Portal (http://www.ibm.com/support/entry/
portal/) で追加情報を参照してください。
ANS2129E
説明: vApp リストア操作中に処理される VM の総数
を表示します。
システムの処置:
これは単なる通知メッセージです。
ユーザーの処置:
アクションは不要です。
ANS2126E
組織 'org name' の組織 VDC 'org vdc
name' のスナップショットを含む組織
VDC ノードが見つかりませんでした。
説明: 組織 VDC ノードには、リストアするバックア
ップ・データが含まれます。指定された組織および組織
VDC は、この組織 VDC ノードにマップされていませ
ん。その結果、リストア操作を続行することができませ
ん。
システムの処置:
操作は停止します。
ユーザーの処置: 指定された組織、組織 VDC、および
vApp が正しいことを確認してください。
ANS2127E
'vapp name' をリストアするのに必要なス
ナップショット・データを TSM サーバ
ーから取得できません。
説明: 必要なスナップショット・データを TSM サー
バーから取得できませんでした。
システムの処置:
操作は停止しました。
ユーザーの処置: dsmerror.log ファイルで、データが取
得されなかった理由に関する情報を確認してください。
その後、操作を再試行してください。問題が解決しない
場合は、IBM Support Portal (http://www.ibm.com/support/
entry/portal/) で追加情報を参照してください。
リストアされた vApp 'vapp name' への
vApp コンテンツの関連付けに失敗しまし
た。
説明: vApp メタデータまたは VM データは、作成さ
れた vApp に追加されませんでした。この失敗は、バッ
クアップされた vApp、そのメタデータ、またはバック
アップ・データに問題があることが原因の可能性があり
ます。
システムの処置: 操作は完了します。ただし、リストア
されたオブジェクトに、期待されるすべてのコンテンツ
が含まれていない可能性があります。
ユーザーの処置: vCloud 上でバックアップされた
vApp を確認してください。また、dsmerror.log ファイ
ルで、この問題に関連している可能性がある追加のメッ
セージがないかを確認してください。操作を再試行して
ください。問題が解決しない場合は、IBM Support
Portal (http://www.ibm.com/support/entry/portal/) で追加情
報を参照してください。
ANS2135E
TSM サーバー上のノードは読み取り専用
モードです。
説明: サーバーは、TSM サーバー上の保管操作を回避
しました。この理由としては、ノードが 2 次サーバー
にフェイルオーバーされていることが考えられます。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者に連絡して、1
次サーバーが使用可能であるかを確認してください。1
次サーバーが使用可能である場合は、TSM エラー・ロ
グで通信障害がないかを確認し、構成の問題がある場合
は修正します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
153
ANS2136E • ANS2148I
ANS2136E
操作は許可されていません。2 次サーバー
は、1 次サーバーが使用可能であることを
報告しています。TSM クライアントを終
了して再始動し、コマンドを再試行してく
ださい。
説明: サーバーは、2 次 TSM サーバー上の保管操作
を回避しました。2 次サーバーは、1 次サーバーが使用
可能であることを報告しています。しかし、TSM クラ
イアントは 2 次サーバーにフェイルオーバーされてい
ます。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM クライアントを再始動し、1 次
サーバーの接続が確立されていることを確認してくださ
い。TSM クライアントが 1 次サーバーに接続できない
場合、TSM サーバー管理者に連絡して、1 次サーバー
が使用可能であるかを確認してください。 1 次サーバ
ーが使用可能である場合は、TSM エラー・ログで通信
障害がないかを確認し、構成の問題がある場合は修正し
ます。
ANS2145W
警告 - 「name」という名前の既存の仮想
マシンを更新中。 リストア操作は続行さ
れます。
説明: 仮想マシンが存在し、指定したディスクで更新さ
れます。
システムの処置:
新されます。
仮想マシンはリストア操作によって更
ユーザーの処置:
ユーザー・アクションは不要です。
ANS2146E
ターゲット vCenter または ESX/ESXi ホ
ストは、仮想マシン・バックアップについ
て、このバージョンの IBM Tivoli
Storage Manager ではサポートされなく
なりました。
説明: ターゲット vCenter または ESX/ESXi ホスト
は、仮想マシン・バックアップについて、このバージョ
ンの IBM Tivoli Storage Manager ではサポートされな
くなりました。
システムの処置: この仮想マシンの処理は停止します。
ANS2138E
vApp 'vapp name' への vApp プロパティ
ーのリストアに失敗しました。
説明: vApp プロパティーは、作成された vApp にリス
トアされませんでした。この失敗は、バックアップされ
た vApp、またはそのメタデータに問題があることが原
因の可能性があります。
ユーザーの処置: このバージョンの IBM Tivoli Storage
Manager でサポートされる、別のターゲット vCenter ま
たは ESX/ESXi ホストを指定してください。
ANS2147E
「name」という名前の仮想マシンが、タ
ーゲット・システムに既に存在します。
システムの処置: 操作は完了します。ただし、リストア
されたオブジェクトに、期待されるすべてのコンテンツ
が含まれていない可能性があります。
説明: 仮想マシンをリストアできません。指定された名
前がターゲット・システム上に既に存在しているためで
す。
ユーザーの処置: vCloud 上でバックアップされた
vApp を確認してください。また、dsmerror.log ファイ
ルで、この問題に関連している可能性がある追加のメッ
セージがないかを確認してください。操作を再試行して
ください。問題が解決しない場合は、IBM Support
Portal (http://www.ibm.com/support/entry/portal/) で追加情
報を参照してください。
システムの処置:
ANS2143E
vApp の検証が失敗しました。データの不
整合が見つかりました。
この仮想マシンの処理は停止します。
ユーザーの処置: -vmname オプションを使用して、仮
想マシンを名前変更してください。
ANS2148I
仮想マシン・テンプレートは増分モードで
バックアップできないため、フル・モード
に切り替えます。
説明: 仮想マシン・テンプレートのバックアップは、フ
ルバックアップとしてのみサポートされます。
説明: vApp の検証中に、バックアップ・データに不整
合が見つかりました。
システムの処置: このテンプレート仮想マシンの処理
は、フル・モードで続行されます。
システムの処置:
ユーザーの処置: この仮想マシン・テンプレートをバッ
クアップするには、フル・モードを使用してください。
リストア操作は停止されました。
ユーザーの処置: この問題に関連する追加メッセージが
ないか、クライアント・エラー・ログを調査して、さら
に支援が必要な場合は TSM 技術サポートに連絡してく
ださい。
154
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2149E • ANS2158E
ANS2149E
仮想マシンのハードウェアのバージョンに
互換性がないため、この仮想マシンのター
ゲット ESX/ESXi ホストへのリストア操
作はサポートされません。
説明: ターゲット ESX/ESXi ホストは、仮想マシンの
仮想ハードウェア・バージョンをサポートしていませ
ん。 そのため、指定された仮想マシンのこのホストへ
のリストアはサポートされません。
システムの処置:
v IBM Tivoli Storage Manager サーバー名が無効です。
システムの処置: HSM マルチサーバーの処理は停止し
ます。
ユーザーの処置: この問題について考えられる原因を取
り除き、再試行してください。
この仮想マシンの処理は停止します。
ユーザーの処置: リストア対象として別の仮想マシンを
指定するか、仮想マシンの仮想ハードウェア・バージョ
ンをサポートする別のターゲット ESX/ESXi ホストを指
定してください。
ANS2150E
v ファイル・システムのデフォルトの IBM Tivoli
Storage Manager サーバーがまだマルチサーバー環境
に追加されていません。
HSM マルチサーバー機能を使用するに
は、dsm.opt ファイルで
HSMDISABLEAUTOMIGDAEMONS
YES を設定します。
ANS2157E
サーバー「server-name」は環境から削除さ
れませんでした。
説明: 要求された IBM Tivoli Storage Manager サーバ
ーは、マルチサーバー環境に追加されませんでした。こ
のエラーには複数の原因があります。
v ファイル・システムが HSM によって管理されていま
せん。
v HSM 管理がファイル・システムに対してアクティブ
になっていません。
説明: HSM マルチサーバー機能を使用するには、
dsm.opt ファイルで HSMDISABLEAUTOMIGDAEMONS
YES を設定します。
v IBM Tivoli Storage Manager サーバーはファイル・シ
ステムのデフォルト・サーバーであり、最後に削除す
る必要があります。
システムの処置:
ます。
v IBM Tivoli Storage Manager サーバー名が無効です。
HSM マルチサーバーの処理は停止し
ユーザーの処置: dsm.opt で
HSMDISABLEAUTOMIGDAEMONS YES を設定しま
す。
ANS2155W
説明:
す。
ファイル「file-name」をスキップ中。
「server-name」に関連したファイルです。
ファイルは既に別のサーバーに結合されていま
システムの処置:
HSM は通常の動作を続行します。
ユーザーの処置: 正しいサーバーを使用してファイルを
処理してください。
ANS2156E
サーバー「server-name」は環境に追加され
ませんでした。
説明: 要求された IBM Tivoli Storage Manager サーバ
ーは、マルチサーバー環境に追加されませんでした。こ
のエラーには複数の原因があります。
v ファイル・システムが HSM によって管理されていま
せん。
システムの処置: HSM マルチサーバーの処理は停止し
ます。
ユーザーの処置: この問題について考えられる原因を取
り除き、再試行してください。
ANS2158E
サーバー「server-name」は環境に追加され
ませんでした。このファイル・システムの
デフォルトの IBM Tivoli Storage
Manager サーバー (「default-servername」) を最初に追加する必要がありま
す。
説明: 要求された IBM Tivoli Storage Manager サーバ
ーは、マルチサーバー環境に追加されませんでした。要
求された IBM Tivoli Storage Manager サーバーは、フ
ァイル・システムのデフォルト・サーバーではありませ
ん。
システムの処置:
ます。
HSM マルチサーバーの処理は停止し
ユーザーの処置: 最初にデフォルトの IBM Tivoli
Storage Manager サーバーを追加してください。
v HSM 管理がファイル・システムに対してアクティブ
になっていません。
v ファイル・システムのスペースが不足しています。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
155
ANS2159I • ANS2169E
ANS2159I
サーバー「server-name」が環境に追加され
ました。
説明: 要求された IBM Tivoli Storage Manager サーバ
ーがマルチサーバー環境に追加されました。
システムの処置:
れます。
HSM マルチサーバーの処理は続行さ
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2160I
サーバー「server-name」が環境から削除さ
れました。
説明: 要求された IBM Tivoli Storage Manager サーバ
ーはマルチサーバー環境から削除されました。
システムの処置:
れます。
HSM マルチサーバーの処理は続行さ
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2161E
サーバー「server-name」は、この環境で有
効な IBM Tivoli Storage Manager サー
バーではありません。
説明: 要求された IBM Tivoli Storage Manager サーバ
ーは、マルチサーバー環境に追加されませんでした。
システムの処置:
ます。
HSM マルチサーバーの処理は停止し
ユーザーの処置: dsm.sys ファイルで正しい IBM
Tivoli Storage Manager サーバー名を確認してくださ
い。
ANS2162E
HSM をファイル・システムから削除でき
ません。IBM Tivoli Storage Manager マ
ルチサーバー・リストが空ではありませ
ん。
説明: HSM 管理をファイル・システムから削除できま
せんでした。
システムの処置: HSM 処理は続行されます。
ユーザーの処置: HSM を削除する前に、すべての
IBM Tivoli Storage Manager サーバーをマルチサーバ
ー・リストから削除してください。
ANS2163E
ファイル・システムのデフォルトの IBM
Tivoli Storage Manager サーバー
(「server-name」) が削除されます。
説明: デフォルトの IBM Tivoli Storage Manager サー
バーが削除されます。このステップの後で、マルチサー
バーの IBM Tivoli Storage Manager サーバー・リスト
が空になります。
156
システムの処置: HSM 処理は、マルチサーバー・サポ
ートなしで続行されます。
ユーザーの処置: なし
ANS2165I
サーバー「server-name」はデフォルトのサ
ーバーであり、最後に削除されました。
説明: 要求された IBM Tivoli Storage Manager サーバ
ーはマルチサーバー環境から削除されました。
システムの処置: HSM マルチサーバーの処理は続行さ
れます。
ユーザーの処置: None
ANS2166I
IBM Tivoli Storage Manager サーバー
「server-name」は、マルチサーバー環境に
含まれていません。
説明: 要求された IBM Tivoli Storage Manager サーバ
ーは、マルチサーバー環境の一部ではありません。
システムの処置:
れます。
HSM マルチサーバーの処理は続行さ
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2167W
サーバー名属性を読み取れません。
説明: IBM Tivoli Storage Manager は、SERVERNAME
属性をファイルから読み取れません。
システムの処置:
れます。
HSM マルチサーバーの処理は続行さ
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2168W
サーバー名属性を書き込めません。
説明: IBM Tivoli Storage Manager は、SERVERNAME
属性をファイルに書き込めません。
システムの処置:
れます。
HSM マルチサーバーの処理は続行さ
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2169E
スキップ中 - 要求されたサーバーはファ
イル・システム「file-system」のマルチサ
ーバー環境に含まれていません。
説明: 要求された IBM Tivoli Storage Manager サーバ
ーは、マルチサーバー環境の一部ではありません。
システムの処置:
れます。
HSM マルチサーバーの処理は続行さ
ユーザーの処置:
ありません。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2170W • ANS2176E
ANS2170W
スキップ中 - ファイルが別のサーバーに
リンクされています。
説明: ファイルは既に別の IBM Tivoli Storage Manager
サーバーに結合されています。
システムの処置:
HSM は通常の動作を続行します。
ユーザーの処置: 正しいサーバーを使用してファイルを
処理してください。
ANS2171E
DMAPI バージョン「dmapi-version」はサ
ポートされていません。
説明: このノードにインストールされている DMAPI
のバージョンは、指定された TSM クライアントからサ
ポートされていません。
ANS2174E
説明: HSMLOGMAX と HSMLOGRETENTION の両方
のオプションに値が指定されました。 これらのオプシ
ョンは相互に排他的です。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定された最大値に達したときに
TSM HSM ログ折り返しを実行させる場合は、
HSMLOGMAX にゼロ以外の値を指定してください。時
間ベースのスケジュールで HSM ログのサイズを制限す
る場合は、HSMLOGRETENTION を使用してください。
ANS2175I
システムの処置: この問題が原因で、影響を受ける
HSM プロセスは終了します。
ユーザーの処置: 資料を使用して、サポートされている
DMAPI のバージョンを確認してください。サポートさ
れている DMAPI をインストールし、HSM のコマンド
またはプロセスを再試行してください。
ANS2172E
コマンドは HSMBACKENDMODE
TSMFREE でサポートされていません。
説明: そのコマンドは、外部 HSM バックエンドの使
用について、サポートされていません。
システムの処置:
プログラムの終了
ユーザーの処置:
コマンドを使用しないでください。
ANS2173E
vFiler「vFiler name」のボリューム
「volume name」は、AIX NFS バージョ
ン 4 を使用してマウントされています。
この構成は、スナップショットの差分によ
る増分バックアップではサポートされてい
ません。
説明: スナップショットの差分による増分バックアップ
は、AIX NFS バージョン 4 を使用してマウントされた
vFiler ボリュームではサポートされません。
システムの処置: スナップショットの差分による増分バ
ックアップは失敗します。
ユーザーの処置: この問題は、NetApp BURT 630200
によって記載されています。この問題に対応するフィッ
クスを NetApp で入手できるようになったら、適用して
ください。dsm.opt ファイルに「testflag
snapdiffenablevfilernfs4」を指定して、スナップショット
の差分による増分バックアップを再試行してください。
競合するオプション HSMLOGMAX およ
び HSMLOGRETENTION が指定されま
した。
スクリプト 'dsmMultiServerRemove.pl'
を使用して、サーバー 'server-name' から
の情報を再呼び出しする必要があります。
説明: サーバーをマルチサーバー構成から除去するに
は、事前にマイグレーション済みファイルを再呼び出し
する必要があります。
システムの処置: サーバーは除去されません。
ユーザーの処置: 'dsmMultiServerRemove.pl' スクリプト
について詳しくは、資料を確認してください。
ANS2176E
サンプル・ジャーナル構成ファイル「」を
「」にコピーできませんでした。
説明: TSM ジャーナル・エンジン・セットアップ・ウ
ィザードは、サンプル構成ファイルをコピーして新規ジ
ャーナル構成ファイルを作成しようとしました。しか
し、サンプル構成ファイルを正常にコピーできませんで
した。
システムの処置: TSM ジャーナル・エンジン・セット
アップ・ウィザードは停止します。
ユーザーの処置: サンプル・ジャーナル構成ファイル
「config\tsmjbbd.ini.smp」を手動で「baclient\tsmjbbd.ini」
にコピーしてから、TSM ジャーナル・エンジン・セッ
トアップ・ウィザードを再試行してください。
「baclient」ディレクトリーおよび「config」ディレクト
リーは、Tivoli Storage Manager バックアップ/アーカイ
ブ・クライアントをインストールしたディレクトリー内
にあります。例えば、「C:\Program
Files\Tivoli\TSM\baclient」および「C:\Program
Files\Tivoli\TSM\config」などです。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
157
ANS2177E • ANS2187E
ANS2177E
'vapp name' という名前の vCloud vApp
は、ターゲット・システム上に既に存在し
ています。
説明: restore vApp コマンドは、既存の名前を持つ
vApp のリストアをサポートしていません。
システムの処置: リストアは実行されませんでした。
ユーザーの処置: リストアする vApp に指定する名前
が使用されていないことを確認して、必要な restore コ
マンドを再実行してください。
ANS2181I
オプション primary server; が保存されま
した。
ANS2184E
組織 'Org name' に組織 VDC 'Org VDC
name' が見つかりませんでした。
説明: 指定された組織 VDC は、指定された組織の一
部ではありません。
システムの処置: 組織 VDC に対して要求されたアク
ションはキャンセルされます。
ユーザーの処置: 指定された名前の組織 VDC が、指
定された組織内に存在していることを確認してくださ
い。組織名および組織 VDC 名は大/小文字を区別しま
す。
ANS2185E
ユーザー名 'vCD user name' を使用して
'vCD host name' 上の vCloud Director に
ログオンにできませんでした: 認証に失敗
しました。
説明: このノードは複製用に構成されています。1 次サ
ーバー名オプションがオプション・ファイルに保存され
ました。複製サーバーのオプションは、IBM Tivoli
Storage Manager 管理者が設定し、ログオン時にクライ
アントに送信され、オプション・ファイルに保存されま
す。
説明: VCDUser および VCDPass オプションで指定さ
れた vCloud 資格情報は、vCloud Director によってリジ
ェクトされました。
システムの処置: 処理を続行します。
システムの処置: vCloud 操作を実行できません。
ユーザーの処置: ありません。
ユーザーの処置: vCloud Director に有効な資格情報を
使用して、VCDUser および VCDPass オプションを更
新してください。
ANS2182I
オプション secondary server; が保存され
ました。
説明: このノードは複製用に構成されています。複製サ
ーバー・オプションがオプション・ファイルに保存され
ました。複製サーバーのオプションは、IBM Tivoli
Storage Manager 管理者が設定し、ログオン時にクライ
アントに送信され、オプション・ファイルに保存されま
す。
ANS2186E
ユーザー名 'vCD user name' を使用して
'vCD host name' 上の vCloud Director に
ログオンにできませんでした: ユーザーが
見つかりませんでした。
説明: VCDUser オプションで指定した vCloud ユーザ
ーが、vCloud Director 上に存在しません。
システムの処置:
処理を続行します。
システムの処置: vCloud 操作を実行できません。
ユーザーの処置:
ありません。
ユーザーの処置: vCloud Director に有効な vCloud ユ
ーザー名を使用して、VCDUser オプションを更新して
ください。
ANS2183E
vCloud Director で組織 'Org name' が見
つかりませんでした。
説明: 指定された組織は、vCloud Director によって認
識されていません。
システムの処置: 組織に対して要求されたアクションは
キャンセルされます。
ユーザーの処置: 指定された名前の組織が vCloud 内に
存在していることを確認してください。組織名は大/小文
字を区別します。
158
ANS2187E
'vCD host name' 上の vCloud Director と
の接続の確立に失敗しました。
説明: VCDHost および VCDPort オプションで指定し
たホスト上の vCloud Director に対して接続を確立でき
ませんでした。
システムの処置: vCloud 操作を実行できません。
ユーザーの処置: VCDHOst および VCDPort オプショ
ンの値が有効であること、ホストへのネットワーク接続
が存在していること、vCloud Director サービスが稼働中
であることを確認してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2188E • ANS2195E
ANS2188E
vCloud 保護ランタイム・ライブラリーは
インストールされていないか、ロードに失
敗しました。
ANS2192E
ノード 'node name' からのノード構成情
報の読み取りに失敗しました。
説明: vCloud ランタイム・ライブラリーはインストー
ルされていないか、ロードできません。
説明: この vCloud 操作には、ノード・マッピング情報
が必要です。しかし、マッピング情報が指定されたノー
ドに存在しないか、読み取ることができません。
システムの処置:
システムの処置: 操作はキャンセルされます。
vCloud 操作を実行できません。
ユーザーの処置: TSM for Virtual Environments vCloud
ランタイム・ライブラリーがインストールされているこ
とを確認してください。必要な場合は、TSM for Virtual
Environments を再インストールしてください。
ANS2189E
vCloud 保護ランタイム・ライブラリーを
初期化できません。
説明: vCloud 保護ランタイム・ライブラリーの初期化
に失敗しました。この問題は、Java™ ランタイムがイン
ストールされていないことが原因の可能性があります。
システムの処置:
vCloud 操作を実行できません。
ユーザーの処置: Java がインストールされていること
を確認してください。
ANS2190E
vCloud 保護ランタイム・ライブラリーで
内部エラーが発生しました。
説明: vCloud ランタイム・ライブラリーで内部エラー
が発生しました。
システムの処置:
vCloud 操作を実行できません。
ユーザーの処置: dsmerror.log ファイルで、この問題に
関連している可能性がある追加のメッセージがないかを
確認してください。操作を再試行してください。問題が
解決しない場合は、IBM Support Portal
(http://www.ibm.com/support/entry/portal/) で追加情報を参
照してください。
ANS2191E
デフォルト VSS ステージング・ディレク
トリー 'path' の作成中にエラーが発生し
ました。
説明: TSM クライアントは、VSS ステージング・ディ
レクトリーを使用して、VSS スナップショット操作に
関連するファイルを保管します。 TSM クライアント
は、このディレクトリー構造を作成できませんでした。
システムの処置:
TSM クライアントは停止しました。
ユーザーの処置: 問題が続く場合には、援助を求めるた
めに IBM テクニカル・サポートに連絡してください。
ユーザーの処置: 正しいノードにアクセスしていること
を確認してください。ノード・マッピング情報は、プロ
バイダー VDC ノードに保管されています。必要な場合
は、「構成」ページに進んで「構成ウィザードを実行」
をクリックし、ノード・マッピングを修正してくださ
い。
ANS2193E
vApp 'vapp name' のバックアップに必要
なファイル・スペースがありません。
説明: 指定された vApp のバックアップに必要なファ
イル・スペースがありません。
システムの処置: リストアは実行されませんでした。
ユーザーの処置: 指定された vApp が正しいことを確
認してください。その後、リストア操作を再試行してく
ださい。
ANS2194E
vApp 'vapp name' のスナップショット・
データが不完全です。
説明: バックアップ済みの vApp に不整合データが見
つかりました。指定された vApp をリストアすることが
できません。
システムの処置: リストアは実行されませんでした。
ユーザーの処置: dsmerror.log ファイルで、この問題に
関連している可能性がある追加のメッセージがないかを
確認してください。問題が解決しない場合は、IBM
Support Portal (http://www.ibm.com/support/entry/portal/)
で追加情報を参照してください。
ANS2195E
リストアが可能な VM の数が、vApp
'vapp name' メタデータから予想される数
と異なっています。
説明: vApp メタデータに不整合データが見つかりまし
た。指定された vApp をリストアすることができませ
ん。現在、リストアが可能な数より多くの VM がバッ
クアップされています。これは、不完全なノード複製に
よって、またはファイル・スペースが削除された場合に
発生することがあります。
システムの処置: リストアは実行されませんでした。
ユーザーの処置: この問題を示しているメッセージがな
いか、dsmerror.log ファイルを確認してください。この
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
159
ANS2196W • ANS2202E
vApp に対して詳細な照会を実行し、すべての VM バッ
クアップが存在していることを確認してください。ノー
ド複製が使用されている場合、正しく動作していること
を確認してください。問題が解決しない場合は、IBM
Support Portal (http://www.ibm.com/support/entry/portal/)
で追加情報を参照してください。詳細については、TSM
管理者にお問い合わせください。
ANS2196W
非互換のディスク構成が検出されました。
データベース 'database name' の個別の
SQL データベース・リストアはサポート
されていません。
説明: この操作における 1 つ以上の SQL データベー
ス・ファイルが、ダイナミックおよび/または GUID パ
ーティション・テーブル (GPT) スタイルのディスク上
にあります。この方法で構成されたディスクからの個別
SQL データベース・リストアはサポートされていませ
ん。
システムの処置:
す。
vApp 'vapp name' の検証テストは、vApp
内の VM データが不完全であることを示
しています。vApp をリストアすることが
できません。
組織 'Org name' の組織 VDC 'Org VDC
name' 内の VMware vCloud Director
vApp 'vApp name' のバックアップが正常
に完了しました。 VM: number of VMs in
vApp 個中 number of VM backed up 個の
VM のバックアップが正常に完了しまし
た。
説明: バックアップ操作は完了しました。バックアップ
された VM の数と vApp の VM の総数が表示されて
います。
システムの処置: これは単なる通知メッセージです。
ユーザーの処置: バックアップされた VM の数が、
vApp 内の VM の総数より少ない場合は、エラー・ログ
で詳細を確認してください。
ANS2199W
フル VM バックアップは続行されま
ユーザーの処置: フル VM リストアを実行して、SQL
サーバー環境の以前の状態を取得してください。
ANS2197E
ANS2198I
仮想マシン 'VM-name' には、現在サポー
トされているサイズより大容量のディスク
が 1 つ以上含まれているため、個々のデ
ィスクが除外されます。
説明: 仮想マシンには、現在サポートされているサイズ
より大容量のディスクが含まれているため、個々のディ
スクがバックアップから除外されます。
システムの処置: 容量が超過しているディスクを除い
て、バックアップは続行されます。
ユーザーの処置: ありません。
説明: 指定された vApp の VM に不整合データが見つ
かりました。指定された vApp をリストアすることがで
きません。これは、不完全なノード複製によって、また
はファイル・スペースが削除された場合に発生すること
があります。
ANS2200I
システムの処置:
操作を続行します。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: dsmerror.log ファイルで、この問題に
関連している可能性がある追加のメッセージがないかを
確認してください。この vApp に対して詳細な照会を実
行し、すべての VM バックアップが存在していること
を確認してください。ノード複製が使用されている場
合、正しく動作していることを確認してください。問題
が解決しない場合は、新たに vApp のフル・バックアッ
プを実行し、IBM Support Portal (http://www.ibm.com/
support/entry/portal/) で追加情報を参照してください。詳
細については、TSM 管理者にお問い合わせください。
ユーザーの処置:
ありません。
***** キャッシュ埋め込み中 count ファ
イル *****
説明: TSM 上記の数のファイルがディスク・キャッシ
ュに追加されました。
ANS2201I
***** キャッシュ検査中 count ファイル
*****
説明: TSM 上記の数のファイルがディスク・キャッシ
ュ内で検査されました。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2202E
ディスク・キャッシュへのアクセスでディ
スク・フル・エラー。
説明: ディスク・キャッシュの増分バックアップ中に、
指定されたディスク・キャッシュ・ファイルにアクセス
または書き込みしようとしてディスク満杯エラーが起こ
160
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2203E • ANS2220E
りました。より詳細な情報については、クライアントの
エラー・ログを参照してください。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: このエラーはキャッシュ・ファイルを
含むファイル・システムでスペースを解放すること、あ
るいはキャッシュ・ファイルに別の場所を指定すること
で解決できます。キャッシュ・ファイルの場所を指定す
るには、diskcachelocation オプションを使用します。
ANS2203E
ディスク・キャッシュのアクセス・エラ
ー。
説明: ディスク・キャッシュの増分バックアップ中に、
指定されたディスク・キャッシュ・ファイルにアクセス
しようとしてエラーが起こりました。 より詳細な情報
については、クライアントのエラー・ログを参照してく
ださい。TSM.
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2204E
ANS2213E
ディスク・キャッシュが再始動されまし
た。
説明: ディスク・キャッシュの増分バックアップ中に、
オブジェクト名の名前が、構成済みディスク・キャッシ
ュ・キー長を超えました。 バックアップの再始動が必
要です... TSM.
説明: ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、このメッセ
ージに示された情報を提供してください。
ANS2218I
ANS2206W
説明:
メモリー効率の良いバックアップ・ディス
ク・キャッシュ・メソッドを使用するため
には、ユーザーは root 権限を持っていな
ければなりません。操作は、ディスク・キ
ャッシングなしで、メモリー効率の高いバ
ックアップ・メソッドを使用して続行しま
す。
ありません。
システムの処置:
行されます。
操作はディスク・キャッシュなしで続
ユーザーの処置:
ありません。
ノード node name およびサーバー server
name の暗号鍵パスワードは、マイグレー
ション済みです。
説明: TSM パスワード・ファイルの形式は最近変更さ
れました。MIGRATEENCRYPTKEY オプションが設定
され、保管されていた暗号鍵パスワードは、新しい形式
に自動的にマイグレーションされました。このメッセー
ジは、マイグレーションが正常に実行されたことを確認
するものです。
システムの処置: 暗号鍵パスワードはマイグレーション
済みです。
ユーザーの処置: 応答はありません。
ANS2219E
システムの処置: 該当のオブジェクト名に適合した、よ
り長いキー長で、バックアップが再始動しました。
ユーザーの処置: 何も必要ありません。失敗の原因とな
ったオブジェクトの名前は、dsmerror.log ファイルに記
録されています。
ボリューム volserial のボリューム・プロ
パティーを照会中にエラー。ターゲット・
ボリューム・ファイルに指定したボリュー
ムが存在することを確認してください。
ファイルをファイル・スペース にバック
アップまたはアーカイブできません。この
ファイル・スペースが TSM API アプリ
ケーションによって所有されているためで
す。
説明: TSM クライアントは、TSM API アプリケーシ
ョンによって使用されているファイル・スペースにファ
イルをアーカイブまたはバックアップすることはできま
せん。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM クライアントおよび TSM API
アプリケーションにそれぞれ異なるノード名を使用して
ください。
ANS2220E
クラスター・ディスクを保守モードにでき
ませんでした。
説明: クラスター・ディスクを保守モードするためのシ
ステム呼び出しが失敗しました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
くようであれば、このメッセージが書き込まれたときに
クライアント・エラー・ログに記録された他のメッセー
ジがないか確認し、それらのメッセージによって提案さ
れている修正アクションがある場合はそれを実行してく
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
161
ANS2221W • ANS2227W
ださい。Windows イベント・ログを調べ、追加情報が含
まれていないか確認してください。システム管理者また
は TSM 管理者に連絡して、さらに援助を求めてくださ
い。
ANS2221W
ネットワークの誤設定の問題により、Java
はローカル・マシンの IP アドレスを解決
できませんでした。ネットワークおよび
DNS 構成が正しくセットアップされてい
るか検査してください。 UNIX マシンで
は、/etc/hosts 構成ファイル内の IPv4 お
よび IPv6 通信方式に対してホスト名が正
しく (同じに) 報告される必要がありま
す。TSM 処理を続行します。
説明: ネットワークの誤設定の問題により、Java はロ
ーカル・ホスト・アドレスを取得できませんでした。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: ネットワークおよび DNS 構成が正し
くセットアップされているか検査してください。 UNIX
マシンでは、/etc/hosts 構成ファイル内の IPv4 および
IPv6 通信方式に対してホスト名が正しく (同じに) 報告
される必要があります。システム管理者または TSM 管
理者に連絡して、さらに援助を求めてください。
ANS2223W
peer name からの非認証のサーバー開始セ
ッションをリジェクトしました。
説明: セキュリティーを確保するため、クライアントは
認証がオフになっているサーバーからのサーバー開始セ
ッションを受け入れません。
ANS2225W
説明: (-SNAPSHOTROOT) オプションは、
(-SNAPSHOTROOT) オプションを使用する必要のない
包括的なスナップショット・ソリューションである
TSM スナップショット・プロバイダー (論理ボリュー
ム・スナップショット・エージェント、VSS スナップ
ショット・プロバイダー、JFS2 スナップショット・プ
ロバイダーなど) とは互換性がありません。
(-SNAPSHOTROOT) オプションを使用する代わりに、
TSM スナップショット・プロバイダーによって提供さ
れるスナップショット機能を使用してください。処理は
TSM スナップショット・プロバイダー を使用せずに続
行されます。
システムの処置: 処理は TSM スナップショット・プ
ロバイダーを使用せずに続行されます。
ユーザーの処置: ご使用のオペレーティング・システム
に対応する「バックアップ/アーカイブ・クライアントの
使用」の資料で、指定されたオプションの正しい使用方
法を参照してください。
ANS2226I
システムの処置: クライアント/サーバー・セッション
はオープンされず、スケジュールは実行されません。ス
ケジューラーは引き続き、認証がオンになっているサー
バーからの接続を待ちます。
ユーザーの処置: クライアント・システムが開始側
TSM サーバーからのスケジュール・イベントを受け入
れることになっている場合は、TSM サーバー管理者に
認証をオンに切り替えるよう依頼するか、またはサーバ
ー開始セッションを使用しないでください。クライアン
ト・システムが開始側サーバーからのスケジュール・イ
ベントを受け入れることになっていない場合は、TSM
サーバー管理者に開始側サーバー上のスケジュールから
クライアント・ノード名を除去するように依頼してくだ
さい。
162
ユーザーは「SNAPSHOTROOT」オプシ
ョンを指定しました。snapshot provider ス
ナップショットのバックアップは、このオ
プションを指定する場合には無効です。
「SNAPSHOTROOT」オプションが優先
されるため、TSM によって内部でとられ
たスナップショットは使用されずに処理は
続行されます。
ファイル・スペース filespace-name は
old-filespace-name に名前変更されます。
unicode-filespace-name はユニコード対応
ファイル・スペースとして再作成されま
す。 現行操作はユニコード対応ファイ
ル・スペースを使用して続行されます。
説明: TSM ユニコード・クライアントはユニコード対
応ファイル・スペースを使用して作動します。データを
保管するには、サーバー上の既存 MBCS ファイル・ス
ペースの一度限りの自動名前変更が必要です。 新しい
ユニコード対応ファイル・スペースがサーバー上に作成
され、バックアップ/アーカイブは続行します。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS2227W
サーバー・オプション 'option-name'
'option-value' は、クライアント・オプシ
ョン
SRVOPTSETENCRYPTIONDISABLED
のため、クライアントに適用されていませ
ん。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2228W • ANS2236I
説明: クライアント・オプション
SRVOPTSETENCRYPTIONDISABLED がクライアント
で YES に設定されているため、TSM 管理者はクライ
アント・オプション ENCRYPTKEY GENERATE、
EXCLUDE.ENCRYPT、 INCLUDE.ENCRYPT のいずれ
かを設定できません。
システムの処置:
オプションは無視されます。
ユーザーの処置:
不要です。
ANS2228W
組織 'Org name' の組織 VDC 'Org VDC
name' 内の VMware vCloud Director
vApp 'vApp name' のバックアップが完了
しました。一部の VM がバックアップさ
れませんでした。 VM: number of VMs in
vApp 個中 number of VM backed up 個の
VM のバックアップが正常に完了しまし
た。
説明: vApp バックアップ操作は正常に完了しました。
ただし、指定された vApp の 1 つ以上の VM がバック
アップされませんでした。これらの VM は、リストア
操作では作成されません。
システムの処置:
処理は次の vApp に進みます。
ユーザーの処置: ログ・ファイルでこの vApp につい
て調べ、このメッセージに関する詳細を確認してくださ
い。問題を解決して、操作を再試行してください。
ANS2231E
説明: 指定された vApp のバックアップは作成されま
せんでした。
システムの処置: 指定された vApp のバックアップは
停止します。処理は次の vApp に進みます。
ユーザーの処置: 追加情報については、dsmerror.log フ
ァイルを確認してください。
ANS2232E
説明:
た。
vCloud 保護環境の初期化に失敗しまし
た。エラー・メッセージについての詳しい
情報は、ローカル・クライアントのエラ
ー・ログを参照してください。
vCloud 保護パッケージを初期化できませんでし
システムの処置:
操作は停止します。
ユーザーの処置: vCloud 環境に関連するすべてのオプ
ションを正しく指定してください。詳しい情報について
は、dsmerror.log ファイルを確認してください。
ANS2230E
仕様 'vApp specification' に従った vApp
リストの作成に失敗しました。
説明: vCloud Director から vApp リストを取得するこ
とができませんでした。
システムの処置:
操作は停止します。
ユーザーの処置: VCDHost、VCDUser、VCDPW、およ
び DOMAIN.VCD オプションで指定された値が正しい
ことを確認してください。vCloud Director が稼働してい
ることを確認してください。
vApp 'vApp name' の VM のリストを
vCloud Director から取得するのに失敗し
ました。
説明: 指定された vApp の VM 情報は、vCloud
Director から取得されませんでした。この失敗は、
vCloud Director が稼働していないかアクセス不能である
ことが原因の可能性があります。
システムの処置: 指定された vApp を構成している
VM はバックアップされません。処理は次の vApp に進
みます。
ユーザーの処置: vCloud Director が稼働しており、ア
クセス可能であることを確認してください。dsmerror.log
ファイルで、この問題に関連する具体的なエラーがない
かを確認してください。
ANS2233E
ANS2229E
vApp 'vApp name' の vApp プロパティー
のバックアップに失敗しました。
vApp 'vApp name' を構成する VM に関
する情報を vSphere サーバーから取得で
きませんでした。
説明: 指定された vApp の VM 情報は、vSphere サー
バーから取得されませんでした。この失敗は、オプショ
ン設定が誤っていることが原因である可能性がありま
す。
システムの処置: 指定された vApp の VM はバックア
ップされません。処理は次の vApp に進みます。
ユーザーの処置: VMCHost オプションでは、必ず、保
護された vCloud Director に属している vSphere ホスト
を指定してください。VMCUser および VMCPW の設
定が正しいことを確認してください。また、dsmerror.log
ファイルで、この問題に関連する情報がないかを確認し
てください。
ANS2236I
仮想マシン 'VM-name' には、最大サイズ
制限を超えたディスクが 1 つ以上含まれ
ています。これらのディスクはバックアッ
プから除外されます。
説明: IBM Tivoli Storage Manager クライアントは、サ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
163
ANS2238E • ANS2246W
ポートされる制限より大きい VMDK のバックアップを
サポートしません。
ユーザーの処置: ノードの指定方法の資料を確認してく
ださい。
システムの処置: 仮想マシンはバックアップされます
が、制限を超えるディスクはスキップされます。
ANS2243W
ユーザーの処置: VMDK は最大サイズの制限を超えな
いように保持して、VM バックアップ中にスキップされ
ないようにします。あるいは、
'-VMSKIPMAXVMDKS=yes' オプションを除去して、サ
イズ制限を超える VMDK が VM に含まれている場合
には VM バックアップが失敗するようにします。
ANS2238E
説明:
この操作を実行する前に、VCDHOST オ
プションを設定する必要があります。
VCDHOST オプションが欠落しています。
システムの処置: このオプションが設定されていない
と、操作を続行できません。
ユーザーの処置: プリファレンス・エディターを使用す
るか、手動でクライアント・オプション・ファイルを編
集するか、コマンド行でオプションを指定して、このオ
プションをクライアント・オプション・ファイルに追加
します。
ANS2239W
注釈フィールドの文字数が多すぎるため、
切り捨てる必要がありました。
説明: vSphere は、注釈のサイズを 2000 文字に制限し
ています。いくつかの特殊文字 (改行など) は、複数の
文字としてエンコードされます。これにより、サイズが
制限内に収まっているように見える場合でも、制限を超
えている場合があります。
システムの処置: vSphere API にリジェクトされないよ
うに、注釈フィールドは 2000 文字未満に切り捨てられ
ます。
ユーザーの処置: 特殊文字をエンコードした後は、2000
文字制限を超える注釈を作成しないように注意してくだ
さい。
ANS2240T
vApp 'vApp name' の基本的な検証が正常
に終了しました。
非互換のディスク構成が検出されました。
このゲスト VM 上の一部のデータベース
は、個別の SQL データベース・リスト
アがサポートされていません。
説明: この操作における 1 つ以上の SQL データベー
ス・ファイルが、ダイナミックおよび/または GUID パ
ーティション・テーブル (GPT) スタイルのディスク上
にあります。この方法で構成されたディスクからの個別
SQL データベース・リストアはサポートされていませ
ん。
システムの処置: フル VM バックアップは続行されま
す。
ユーザーの処置: フル VM リストアを実行して、SQL
サーバー環境の以前の状態を取得してください。
ANS2244W
仮想マシンに最大サイズ制限を超えたディ
スクが 1 つ以上含まれています。
'-VMSKIPMAXVMDKS=yes' オプション
を指定して、これらのディスクをバックア
ップから除外してください。
説明: IBM Tivoli Storage Manager クライアントは、サ
ポートされる制限より大きい VMDK のバックアップを
サポートしません。
システムの処置: 仮想マシンはバックアップされませ
ん。
ユーザーの処置: '-VMSKIPMAXVMDKS=yes' オプショ
ンを指定して、これらのディスクをバックアップから除
外してください。
ANS2245E
仮想マシンのバックアップおよびリストア
は、32 ビットのデータ・ムーバーではサ
ポートされません。
説明: バックアップやリストアなどの仮想マシン操作
は、32 ビットのデータ・ムーバーではサポートされま
せん。
システムの処置:
操作は実行されません。
ANS2241T
vApp 'vApp name' の拡張された検証が正
常に終了しました。
ユーザーの処置: 64 ビットのデータ・ムーバーに更新
して、操作を再試行してください。
ANS2242E
入力指定 node specification に一致するノ
ードが見つかりませんでした。
ANS2246W
説明:
無効なノード指定が入力されました。
システムの処置:
164
操作は停止されました。
vApp vApp name の保守モードの無効化
に失敗しました。
説明: クライアントは、この vApp の保守モードを無
効にしようとしました。この操作は失敗しました。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2247E • ANS2316E
システムの処置:
操作を続行します。
ユーザーの処置: vApp がまだ保守モードになっている
かを確認します。まだ保守モードの場合は、手動で無効
にします。
ANS2247E
このコマンドを実行するときには、
ASNODENAME オプションを指定する必
要があります。
説明: vCloud 関連コマンドを実行するときに、
ASNODENAME オプションにプロバイダー vDC ノー
ドを指定する必要があります。
システムの処置:
操作を続行できません。
ユーザーの処置: コマンドでは ASNODENAME にプロ
バイダー vDC ノードを指定してください。
ANS2248E
Java ランタイム・ライブラリーのロード
または初期化に失敗しました。
説明: vCloud 保護環境に必要な Java ランタイム・ラ
イブラリー (libjvm) がロードできないか、Java ランタ
イム環境の初期化に失敗しました。
システムの処置:
-DELTYPE=ALL は、DELETE BACKUP
-OBJTYPE=VM では許可されません。
説明: VM バックアップ・オブジェクトを削除する場
合、DELTYPE=ALL は無効なオプション値です。
システムの処置:
-OBJTYPE=VM の場合、-FILELIST
は、DELETE BACKUP および EXPIRE
では許可されません。
説明: VM バックアップ・オブジェクトを削除あるい
は有効期限切れにする場合、-filelist は無効なオプショ
ン値です。
システムの処置: コマンドは実行されません。
ユーザーの処置: VM ノードのすべてのバックアップ
を削除あるいは有効期限切れにしたい場合は、DELETE
FILESPACE コマンドを使用してください。
ANS2314E
VM-Name の VM バックアップは存在し
ません。
説明: 指定された VM 名の VM バックアップの記録
が TSM サーバーにありません。バックアップが削除さ
れたか、VM 名のスペルが正しくない可能性がありま
す。
システムの処置:
コマンドは実行されません。
ユーザーの処置: スペルが誤っている場合は、訂正して
コマンドを再実行依頼してください。
操作は停止します。
ユーザーの処置: Linux オペレーティング・システムの
場合、Java インストール・パスの下の 'jre' ディレクト
リーを参照する 'jre' という名前のリンクが、バックア
ップ・アーカイブ・クライアントのインストール・ディ
レクトリーに存在することを確認してください。リンク
が存在しない場合は、リンク (ln -s
/opt/ibm/java-x86_64-70/jre /opt/tivoli/tsm/client/ba/bin/jre
など) を作成してください。 あるいは、
LD_LIBRARY_PATH を変更して、libjvm.so へのパス
(export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/opt/
tivoli/tsm/client/ba/bin:/opt/ibm/java-x86_64-70/jre/bin/classic
など) を組み込んでください。 Windows オペレーティ
ング・システムの場合、クライアントのインストール・
ディレクトリーの下に JRE ディレクトリーが存在して
いることを確認してください。 必要な場合は、バック
アップ・アーカイブ・クライアントを再インストールし
てください。
ANS2312E
ANS2313E
コマンドは実行されません。
ユーザーの処置: VM ノードのすべてのバックアップ
を削除したい場合は、DELETE FILESPACE コマンドを
使用してください。
ANS2315E
-OBJTYPE=VM の場合、-PICK は、
EXPIRE では許可されません。
説明: VM バックアップ・オブジェクトを有効期限切
れにする場合、-pick は無効なオプション値です。
システムの処置:
コマンドは実行されません。
ユーザーの処置: すべての VM ノードを有効期限切れ
にしたい場合は、DELETE FILESPACE コマンドを使用
してください。
ANS2316E
VM 名の引数では、ワイルドカードは許
可されません。
説明: VM バックアップを有効期限切れあるいは削除
する場合、VM 名を正確に指定する必要があります。
EXPIRE -OBJTYPE=VM コマンドは、呼び出しごとに 1
つのバックアップのみを処理します。 DELETE
BACKUP -OBJTYPE=VM コマンドで -INACTIVE を指
定した場合、選択対象のリストにすべてのバージョンの
単一 VM バックアップが表示されます。 -INACTIVE
を指定しない場合、このコマンドは現行のアクティブ
VM バックアップを有効期限切れにします。
システムの処置: コマンドは実行されません。
ユーザーの処置: ワイルドカードを使用せずに 1 つの
VM 名のみを指定してください。大文字でも小文字でも
構いません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
165
ANS2317E • ANS2325E
ANS2317E
VM オブジェクト VMname の削除が失敗
しました。理由:
説明: 指定された VM オブジェクトを削除するトラン
ザクションがサーバーで失敗しました。理由コード
....?????
システムの処置: 削除はスキップされて、次の選択があ
る場合は処理が続行されます。
ユーザーの処置: エラー・ログで、この障害の具体的な
理由がないかを確認してください。
ANS2318E
Command に -OBJTYPE=VM を指定する
場合、非オプション引数を必ず 1 つだけ
指定する必要があります。
ユーザーの処置: 失敗の原因について、以前のエラー・
メッセージを確認してください。
ANS2322I
説明:
-OBJTYPE=VM を指定した EXPIRE が
問題なく終了しました。
EXPIRE コマンドは正常に実行されました。
システムの処置: 制御はコマンド行に戻ります。
ユーザーの処置: アクションは不要です。これは通知メ
ッセージです。
ANS2323E
VMware vCloud Director 'vCD host
name' のユーザー ID とパスワードが設
定されていません。
説明: このコマンドは、引数として 1 つの VM 名の
みを受け入れます。コマンド行で、引数が入力されなか
ったか、複数の引数が指定されました。
説明: 暗号化パスワード・ファイルから VMware
vCloud Director のユーザー ID とパスワードを読み取る
ことができませんでした。
システムの処置:
システムの処置:
コマンドは実行されません。
ユーザーの処置: ワイルドカードを使用せずに 1 つの
VM 名のみを指定してください。大文字でも小文字でも
構いません。
ANS2319W
説明:
DELETE BACKUP -OBJTYPE=VM が失
敗して終了しました。
ユーザーの処置: dsmc SET PASSWORD -type=VCD
'vCloud Director hostname' 'userid' 'password' コマンドを
発行して、暗号化されたパスワードを保存してくださ
い。
ANS2324W
1 つ以上の削除が失敗しました。
システムの処置: 失敗した VM バックアップは、以前
のメッセージで報告されています。次の選択がある場合
は処理が続行されます。
ユーザーの処置: 各失敗の原因について、以前のエラ
ー・メッセージを確認してください。
警告: パスワード・ファイルから読み取っ
た VMware vCloud Director のユーザー
ID <hostuserid> が、VCDUser オプショ
ン値 <vmcuserid> と異なります。保管さ
れている値を使用します。
説明: TSM.PWD ファイルと VCDUSER オプションで
指定されるユーザー ID は、すべて同じでなければなり
ません。
システムの処置:
ANS2320I
DELETE BACKUP -OBJTYPE=VM は問
題なく終了しました。
説明: 削除を選択されたすべての VM バックアップが
削除されました。
システムの処置:
制御はコマンド行に戻ります。
ユーザーの処置:
ッセージです。
アクションは不要です。これは通知メ
ANS2321W
-OBJTYPE=VM を指定した EXPIRE が
失敗して終了しました。
処理は停止します。
処理は停止します。
ユーザーの処置: このメッセージで示された情報を
TSM 管理者に通知してください。
ANS2325E
ファイラー '' ボリューム '' のスナップ
ショット差分変更ログにアクセス中にエラ
ーが発生しました。詳しくは、エラー・ロ
グを参照してください。
説明: 指定されたファイラー・ボリュームのバックアッ
プに必要なスナップショット差分変更ログにアクセスで
きませんでした。
説明: コマンドは完了していません。有効期限切れにな
ったオブジェクトはありません。
システムの処置: 指定されたボリュームのバックアップ
は失敗します。
システムの処置: 失敗した VM の有効期限切れは、以
前のメッセージで報告されています。
ユーザーの処置: 変更ログが配置されているクライアン
トのステージング・ディレクトリーが、アクセス可能で
あることを確認してください。
166
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2326W • ANS2344E
ANS2326W
スナップショット差分変更ログの破損が検
出されました。変更ログはリセットされ、
完全プログレッシブ増分バックアップが実
行されます。
説明: バックアップを行っているファイラー・ボリュー
ムに、破損したスナップショット差分変更ログが検出さ
れました。
システムの処置: 変更ログはリセットされ、新規の基本
スナップショットを使用した完全プログレッシブ増分バ
ックアップが実行されます。
ユーザーの処置:
ありません。
ユーザーの処置: イベント・ログを確認してください。
アプリケーション保護の VM バックアップ操作を再実
行する前に、ゲスト VM 上のライターが「安定」状態
にあることを確認します。スナップショット操作は、10
秒以内に完了される必要があります。
ANS2331W
入力された Hyper-V VM 名または
VMList 'string' に一致するものがサーバ
ー上に見つかりませんでした。
説明: 入力された Hyper-V VM 名または VMList パラ
メーターに一致するものがサーバー上に見つかりません
でした。
システムの処置:
ANS2327I
スナップショット差分変更ログを作成して
います。
説明: 新規のスナップショット差分変更ログが作成され
ました。
システムの処置:
これは単なる通知メッセージです。
ユーザーの処置:
アクションは不要です。
ANS2328I
スナップショット差分変更ログを使用して
います。
説明: スナップショット差分変更ログがバックアップに
使用されています。
システムの処置:
これは単なる通知メッセージです。
ユーザーの処置:
アクションは不要です。
ANS2329W
説明:
ダウン・レベルのスナップショット差分変
更ログが検出されました。変更ログはリセ
ットされ、完全プログレッシブ増分バック
アップが実行されます。
ありません。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
ありません。
ユーザーの処置: サーバー上にある別の Hyper-V VM
名または VMList パラメーターを指定してください。
ANS2332E
スナップショット時間が 10 秒のタイムア
ウト制限を超えたため、VSS ライターの
解凍に失敗しました。
説明: Microsoft VSS には、VM 上にある VSS ライタ
ーの凍結と解凍のイベント間に 10 秒のタイムアウト制
限があります。スナップショット時間が 10 秒のタイム
アウト制限を超えると、VSS ライターは「失敗」状態
に戻ります。この失敗の状態は、VSS プロバイダーが
VSS ライターを許可された時間内に解凍できなかった
ために発生します。
システムの処置:
vCloud Director へのログオンに失敗しま
した。認証に失敗しました。
説明: vCloud 資格情報が vCloud Director によってリ
ジェクトされました。
システムの処置:
操作は停止します。
ユーザーの処置: vCloud Director のユーザー名とパス
ワードを更新します。
ANS2333E
vCloud Director への接続の確立に失敗し
ました。
説明: VCDHost および VCDPort オプションで指定し
たホスト上の vCloud Director に対して接続を確立でき
ませんでした。
システムの処置: 操作は停止します。
ユーザーの処置: VCDHOst および VCDPort オプショ
ンの値が有効であること、ホストへのネットワーク接続
が存在していること、vCloud Director サービスが稼働中
であることを確認してください。
ANS2344E
ANS2330E
ありません。
'drive-name1' はディスク監視です。
説明: 示されたボリュームはディスク監視です。
CLUSTERNODE オプションが YES に設定されている
ため、ボリュームをバックアップまたはアーカイブする
ことはできません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: CLUSTERNODE オプションが誤って
YES に設定されている場合は、このオプションを NO
に変更してから操作を再試行してください。それ以外の
場合は、クライアントの資料を参照して、クラスター環
処理は停止します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
167
ANS2346E • ANS2415E
境で TSM クライアントを稼働させるための構成の詳細
を確認してください。
ANS2346E
VM オブジェクト VMname の有効期限切
れが失敗しました。理由:
説明: 指定された VM オブジェクトを有効期限切れに
するトランザクションがサーバーで失敗しました。理由
コード ....?????
システムの処置:
有効期限切れは完了していません。
ユーザーの処置: エラー・ログで、この障害の具体的な
理由がないかを確認してください。
ANS2408I
ANS2411E
説明: 瞬時リストアまたはアクセスの処理中にエラーが
発生しました。前の出力を参照して、正確に何が起きた
かを確認してください。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: エラー・ログを参照して、このエラー
の解決方法に関する情報を確認してください。
ANS2412E
仮想マシン 'VMNAME' の瞬時アクセスの
準備ができました
説明: 指定された仮想マシンの瞬時アクセス操作が正常
に完了しました。
仮想マシン 'vmname' のインスタント・リ
ストア/アクセスが戻りコードreturn-code
で失敗しました
TDPVMware シェル・コマンドが
Windows レジスターに設定されていませ
ん。TDP for VMWare が正しくインスト
ールおよび構成されていることを確認して
ください。
システムの処置: ありません。
説明: TDPVMware シェル・コマンドが Windows レジ
スターで見つかりませんでした。
ユーザーの処置: None
システムの処置:
ANS2409E
瞬時リストア・タイプが識別されませんで
した。
説明: Tivoli Storage Manager サーバーに瞬時リストア
およびアクセスの情報を照会しているときに、クライア
ントで接続エラーが発生しました。
システムの処置:
ANS2410E
ユーザーの処置: TDP for VMWare が正しくインスト
ールおよび構成されていることを確認してください。
ANS2413E
処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアントがサーバーに接続されて
いることを確認してください。その後、操作を再実行し
ます。コマンド QUERY SESSION を使用して、接続問
題の原因を確認します。また、dsmerror.log で追加情報
も確認してください。
指定された仮想マシンの瞬時リストア情報
が見つかりませんでした。
TDPVMware シェル・コマンドが予想さ
れたインストール・パスで見つかりません
でした。TDP for VMWare が正しくイン
ストールおよび構成されていることを確認
してください。
説明: TDPVMware シェル・コマンドが予想されたイン
ストール・パスで見つかりませんでした。
システムの処置:
ANS2414E
ローカル・マシンのホスト名が呼び出され
たときにエラーが発生しました。
説明:
た。
システムの処置:
システムの処置:
ユーザーの処置: QUERY VM *
-VMRESTORETYPE=ALLTYPE コマンドを発行しま
す。このコマンドは、Tivoli Storage Manager サーバー
上で有効なすべてのアクティブな瞬時アクセス、リスト
ア、およびディスク・セッションを照会します。
システム呼び出し gethostname が失敗しまし
処理は停止します。
ユーザーの処置: ネットワーク・インターフェースの構
成が正しいことを確認してください。
ANS2415E
説明:
マシン・アドレス情報が呼び出されたとき
にエラーが発生しました。
システム呼び出し getaddrinfo が失敗しました。
システムの処置:
168
処理は停止します。
ユーザーの処置: TDP for VMWare が正しくインスト
ールおよび構成されていることを確認してください。
説明: Tivoli Storage Manager サーバーに、指定された
仮想マシンの瞬時リストア情報が含まれていません。あ
るいは、指定された仮想マシンが誤っています。
処理は停止します。
処理は停止します。
処理は停止します。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2416E • ANS2426E
ユーザーの処置: ネットワーク・インターフェースの構
成が正しいことを確認してください。
ANS2416E
説明:
マシン名情報が呼び出されたときにエラー
が発生しました。
システム呼び出し getnameinfo が失敗しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ネットワーク・インターフェースの構
成が正しいことを確認してください。
ANS2417E
説明:
予期しない通信方式です。TCP および
TCPv6 のみが許容されます。
予期しない通信方式が検出されました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: Tivoli Storage Manager の通信方式が
正しいことを確認します。TCP または TCPv6 を使用し
てください。
ANS2418E
クライアント・ノードには「バックアップ
削除」の許可が必要です。
説明: 瞬時アクセスおよびリストアを行うには、ノード
で「バックアップ削除」の許可が「はい」に設定されて
いる必要があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 「バックアップ削除」の許可を「は
い」に設定してください。
ANS2421E
説明: iSCSI イニシエーター名が見つかりません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: ESX ホストとの通信が正常に機能し
ていることを確認してください。また、ESX ホストの
ログ・メッセージも確認してください。
ANS2422E
データ・ストアに瞬時リストア操作を行う
ための十分なフリー・スペースがありませ
ん。
説明: 選択されたデータ・ストア上のスペースは、瞬時
リストア操作を行うには不十分です。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: データ・ストアのスペースを増やす
か、別のデータ・ストアを選択してください。
ANS2420E
説明:
ストレージ・デバイス情報が見つかりませ
ん。
ストレージ・デバイス情報を取得できません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ESX ホストとの通信が正常に機能し
ていることを確認してください。また、ESX ホストの
ログ・メッセージも確認してください。
iSCSI ホスト・バス・アダプターが見つ
かりません。
説明: iSCSI アダプターを検出できませんでした。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: ESX ホストとの通信が正常に機能し
ていることを確認してください。また、ESX ホストの
ログ・メッセージも確認してください。
ANS2424E
ESX ホスト 'ESXHOST' が vCenter で見
つかりません。
説明: 指定された ESX ホストを vCenter で見つける
ことができません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定された ESX ホストが vCenter
に存在することを確認してください。ESX ホストの名
前が正しいことを確認してください。あるいは、別の
ESX ホストを指定してください。
ANS2425E
ANS2419E
iSCSI イニシエーターが見つかりませ
ん。
説明:
ん。
ESX ホスト 'ESXHOST' に接続できませ
ん。
指定された ESX ホストへの接続を確立できませ
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定された ESX ホストが vCenter
およびネットワークに接続されていることを確認してく
ださい。あるいは、別の ESX ホストを指定してくださ
い。
ANS2426E
ESX ホスト 'ESXHOST' の電源がオンに
されていません。
説明: 指定された ESX ホストの電源がオンにされてい
ません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: ESX ホストの電源をオンにしてくだ
さい。あるいは、別の ESX ホストを指定してくださ
い。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
169
ANS2427E • ANS2436E
ANS2427E
ESX ホスト 'ESXHOST' は保守モードに
なっています。
説明: 指定された ESX ホストは保守モードになってい
ます。このホストとの接続を確立することはできませ
ん。
システムの処置:
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 一時データ・ストアとして別のデー
タ・ストアを指定してください。
処理は停止します。
ユーザーの処置: ESX ホストを通常モードに戻してか
ら再試行してください。あるいは、別の ESX ホストを
指定してください。
ANS2428E
には、2 つの異なるデータ・ストアを指定する必要があ
ります。
ESX ホスト 'ESXHOST' は接続されてい
ません。
ANS2433E
瞬時リストア操作には、
'-vmtempdatastore' オプションを指定する
必要があります。
説明: Storage vMotion が正しく作動するには、2 つの
異なるデータ・ストアを指定する必要があります。
'-vmtempdatastore' オプションを使用して、一時データ・
ストアを指定してください。
説明: 指定された ESX ホストは vCenter 内で接続さ
れていません。
システムの処置:
処理は停止します。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置:
い。
一時データ・ストアを指定してくださ
ユーザーの処置: vCenter 内で ESX ホストを接続して
再試行してください。あるいは、別の ESX ホストを指
定してください。
ANS2430E
データ・センター 'DATACENTER' が見つ
かりません。
説明: 指定されたデータ・センターを vCenter で見つ
けることができません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定されたデータ・センターが
vCenter に存在することを確認してください。あるい
は、別のデータ・センターを指定してください。
ANS2431E
一時データ・ストア 'TEMPDATASTORE'
が ESX ホスト 'ESXHOST' で見つかりま
せん。
ANS2434E
データ・ストア 'DATASTORE' がホスト
'ESXHOST' で見つかりませんでした。
説明: 指定されたデータ・ストアを ESX ホスト上で見
つけることができません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定されたデータ・ストアが ESX ホ
スト上に存在することを確認してください。あるいは、
別のデータ・ストアを指定してください。
ANS2435E
TDP for VMware Recovery Agent が、
ディスク 'disk-label' からの VM 'VM' の
スナップショットのマウント中に次の障害
を検出しました: FBSxxxxE-error-message
説明: VM ディスクを iSCSI デバイスとしてマウント
する試行に失敗しました。
説明: 指定された一時データ・ストアを指定された
ESX ホスト上で見つけることができません。
システムの処置: 操作は停止されました。
システムの処置:
ユーザーの処置: FBSxxxxxE エラー・メッセージを確
認して問題を解決し、操作を再試行してください。
処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定されたデータ・ストアが ESX ホ
スト上に存在することを確認してください。あるいは、
別のデータ・ストアを指定してください。
ANS2432E
一時データ・ストア 'TEMPDATASTORE'
は、ターゲット・データ・ストア
'DATASTORE' と同じです。
説明: 指定する一時データ・ストアは、マシンのリスト
ア先となるデータ・ストアとは別のデータ・ストアでな
ければなりません。 Storage vMotion が正しく作動する
ANS2436E
TPD for VMware Recovery Agent が、
ターゲット 'target' からの VM 'VM' の
スナップショットのマウント解除中に次の
障害を検出しました:
FBSxxxxxE-error-message
説明: iSCSI デバイスとして指定されたターゲットをマ
ウント解除する試行に失敗しました。
システムの処置: 操作は停止されました。
ユーザーの処置: FBSxxxxE エラー・メッセージを確認
170
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2444E • ANS2462E
して問題を解決し、操作を再試行してください。
ANS2444E
ホスト 'ESXHOST' のデータ・センターが
見つかりません。
説明: ESX ホストが配置されているデータ・センター
を判別することができません。
システムの処置:
操作は停止されました。
ユーザーの処置: ESX ホストの vCenter がデータ・セ
ンター内にあること、およびユーザーがこの情報にアク
セスするための適切な権限を持っていることを確認して
ください。
ANS2445E
説明:
ん。
仮想マシン 'VM' は稼働中です。この
VM を削除することはできません。
稼働中の仮想マシンを削除することはできませ
システムの処置:
操作は停止されました。
ユーザーの処置: 仮想マシンの電源をオフにするための
適切な権限を持っていることを確認し、VM を電源オフ
にして削除します。
ANS2447E
説明:
ESX ホストから VM 'VM' を削除できま
せんでした。
ESX ホストから仮想マシンを削除できません。
システムの処置:
操作は停止されました。
ユーザーの処置: 仮想マシンを削除するための適切な権
限を持っていることを確認し、VM を削除します。
アクセス・プロセスは停止します。
ユーザーの処置: Tivoli Storage Manager マウントが正
しい ESX ホスト IP を使用するように構成されている
ことを確認してください。環境をクリーンにするには、
クリーンアップ・プロセスを実行する必要があります。
ANS2453E
説明: ESX ホスト・バス・アダプターをスキャンした
ときにエラーが発生しました。
システムの処置: 瞬時リストア・プロセス、瞬時アクセ
ス・プロセス、あるいはクリーンアップ・プロセスは停
止します。
ユーザーの処置: ESX ホスト・バス・アダプターの問
題をすべて修正した後、クリーンアップ・プロセスを実
行してください。
ANS2454E
iSCSI ターゲット target_name が ESX ホ
スト・バス・アダプターから切断されたと
きにエラーが発生しました。
説明: 示された iSCSI ターゲットが ESX ホスト・バ
ス・アダプターから切断されたときにエラーが発生しま
した。
システムの処置: クリーンアップ操作は停止します。
ユーザーの処置: ESX ホスト・バス・アダプターの問
題をすべて修正した後、クリーンアップ・プロセスを実
行してください。
ANS2455I
ANS2448E
ホスト・バス・アダプターをスキャンした
ときにエラーが発生しました。
Mount コマンドが失敗しました。 使用さ
れたコマンドは COMMAND。シェル・コ
マンドは次の結果を返しました:RESULT
仮想マシンが始動しました。ブートが完了
したらマシンを使用することができます。
また、vCenter コンソールから接続して、
この仮想マシンの設定を管理することもで
きます。
説明: TDP マウント・コマンドは正常に完了しません
でした。
説明: 仮想マシンは始動中です。
システムの処置:
システムの処置: 処理を続行します。
操作は停止されました。
ユーザーの処置: TDP マウント・コマンドの結果とし
て返された情報から、問題を判別します。問題を解決
し、コマンドを再実行してください。
ANS2452E
ESX ホスト上で num_discovered 個の
iSCSI デバイスが検出されましたが、予
想された数は num_mounted 個でした。
説明: ESX ホスト・バス・アダプターをスキャンした
後、検出されたデバイス数がマウント済みのデバイス数
と異なっています。
システムの処置:
瞬時リストア・プロセスあるいは瞬時
ユーザーの処置: ブートの進行中には、仮想マシンに接
続して、BIOS 設定を表示あるいは管理したり、ブー
ト・ローダー・オプションを管理したり、その他のタス
クを実行することができます。ブート・プロセスが完了
したら、仮想マシンおよびそのアプリケーションとリソ
ースを使用することができます。
ANS2462E
仮想マシン 'vm_name' の vMotion タスク
を開始できません。
説明: 指定された仮想マシンの瞬時リストアが試行され
ましたが失敗しました。クライアントが、仮想マシンを
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
171
ANS2463W • ANS2467W
マイグレーションするための vMotion タスクを開始で
きませんでした。
システムの処置:
瞬時リストア操作は停止します。
ユーザーの処置: クライアントの dsmerror.log ファイ
ルを調査して、vMotion タスクが失敗した理由を示すロ
グ項目がないかを確認します。vCenter サーバーで、VM
をマイグレーションした元の ESXi ホストの「タスクお
よびイベント」タブから、失敗に関する追加情報を入手
できる場合があります。可能な場合は、ログとイベント
の記録を使用して、vMotion タスクが失敗した原因を判
別し、問題を修正します。その後、仮想マシンをクリー
ンアップし (Restore VM コマンドに
-VMRESToretype=VMCLeanup オプションを付ける)、
vMotion タスクを再開します。タスクを再開できない場
合は、仮想マシンを停止し、vSphere Web クライアント
を使用して、ホスト間での仮想マシンのマイグレーショ
ンを開始します。
ANS2463W
瞬時リストア情報をサーバーに保存するこ
とができません。
説明: 瞬時リストア情報をサーバーに保存しているとき
にエラーが発生しました。瞬時リストア・プロセスは引
き続き実行中です。
システムの処置:
サーバーから瞬時リストア情報を削除でき
ません。
説明: サーバーから瞬時リストア情報を削除していると
きにエラーが発生しました。
システムの処置:
システムの処置: 瞬時リストア操作は停止します。
ユーザーの処置: クライアントの dsmerror.log ファイ
ルを調査して、vMotion タスクが失敗した理由を示すロ
グ項目がないかを確認します。vCenter サーバーで、VM
をマイグレーションした元の ESXi ホストの「タスクお
よびイベント」タブから、失敗に関する追加情報を入手
できる場合があります。可能な場合は、ログとイベント
の記録を使用して、vMotion タスクが失敗した原因を判
別し、問題を修正します。その後、仮想マシンをクリー
ンアップし (Restore VM コマンドに
-VMRESToretype=VMCLeanup オプションを付ける)、
vMotion タスクを再開します。タスクを再開できない場
合は、仮想マシンを停止し、vSphere Web クライアント
を使用して、ホスト間での VM のマイグレーションを
開始します。
ANS2466W
続行すると、この仮想マシン上で作成され
たすべてのデータが失われます。仮想マシ
ンも ESXi ホストから削除されます。こ
れを本当に削除しますか? Y を押すと、
仮想マシンのデータが失われ、ESXi ホス
トから仮想マシンが削除されます。それ以
外の任意のキーを押すと、データや VM
を削除せずに続行します。
説明: 仮想マシンの作成後に作成されたすべてのデータ
を削除する操作を実行しています(続行が許可されている
場合)。
システムの処置: Y を押すと、瞬時リストア操作は停
止し、クリーンアップ操作が実行されます。
ユーザーの処置: プロンプトに応答してください。 す
べてのデータを破棄してサーバーから仮想マシンを削除
するには、Y を押します。削除せずに続行するには、そ
れ以外の任意のキーを押します。
瞬時リストア操作は続行されます。
ユーザーの処置: このエラーの理由として最も可能性が
高いのは、以前に ANS2463W 警告が発生しており、削
除するデータがない場合です。以前に ANS2463W メッ
セージを見ていない場合は、クライアントの
dsmerror.log ファイルにこのエラーのトラブルシューテ
ィングに役立つ情報が記載されている可能性がありま
す。仮想マシンをクリーンアップして、サーバーから古
い情報を削除してください。Restore VM コマンドを使
用し、-VMRESToretype=VMCLeanup オプションを指定
してください。
172
ストレージ vMotion 操作中にエラーが発
生しました。
説明: 稼働中の仮想マシンのマイグレーション中にスト
レージ vMotion タスクが失敗しました。
操作は続行されます。
ユーザーの処置: クライアントの dsmerror.log ファイ
ルに、このエラーの理由をトラブルシューティングする
のに役立つ情報が含まれている可能性があります。瞬時
リストア・プロセスはそのまま完了させてください。仮
想マシン上でクリーンアップ操作を実行する必要がある
場合があります。Restore VM コマンドを使用
し、-VMRESToretype=VMCLeanup オプションを指定し
てください。
ANS2464E
ANS2465E
ANS2467W
仮想マシン 'vm_name' に対して作成され
たスナップショットを削除できません。
説明: 瞬時リストア操作によって仮想マシンをリストア
すると、スナップショットが作成され、仮想マシンのデ
ィスクに書き込まれたすべてのデータが保管されます。
リストアが完了すると、ESXi ホストはスナップショッ
トを削除します。指定された仮想マシンのスナップショ
ットを削除できませんでした。
システムの処置: 操作を続行します。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2468E • ANS2474E
ユーザーの処置: vSphere ログを調査して、スナップシ
ョットを削除できない理由を判別し、削除を妨げている
問題を解決してください。その後、スナップショット・
マネージャーを使用してスナップショットを削除してく
ださい。
ANS2468E
必要な iSCSI ターゲットが ESX ホスト
上で見つかりませんでした。
説明: インスタント・リストア操作が開始されました
が、1 つ以上の必要な iSCSI ターゲットが ESXi ホス
ト上で見つかりませんでした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: -VMISCSISERVERADDRESS パラメ
ーターで指定した IP アドレスが正しいことを確認して
ください。
ANS2469E
iSCSI ターゲットを除去することができ
ません。
説明: iSCSI ターゲットの除去を試行しているときにエ
ラーが発生しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: この操作が失敗した理由について
vSphere クライアント・ログ・ファイルを確認してか
ら、iSCSI ターゲットを除去してください。失敗した
iSCSI 静的ターゲットを除去するには、ESXi ホストの
「構成」 -> 「ストレージ・アダプター」に進み ->
iSCSI アダプターを選択し -> 選択したアダプター上で
右クリックして -> 「プロパティー」 -> 「静的ディス
カバリー」をクリックし、失敗した iSCSI ターゲット
を選択して除去します。
ANS2471E
vMotion タスク 'task' を停止できませ
ん。
説明: 指定された vMotion タスクを停止することがで
きませんでした。
システムの処置:
ANS2472E
仮想マシン vmname の接続された RDM
デバイスの LUN を検出できません。こ
の仮想マシンのリストア操作を完了できま
せん。
説明: 指定した仮想マシンに使用される RDM デバイ
スの LUN は、欠落しているか、他のマシンにマップさ
れているか、あるいは、デバイス名と LUN が一致して
いません。
システムの処置:
リストア操作は停止します。
ユーザーの処置: vmrestoretype=instantrestore または
vmrestoretype=instantaccess が指定されたリストア操作で
は、iSCSI サーバー・アドレスと VMkernel ポート・バ
インディングが一致していることを確認してください。
この情報を検証するには、以下の内容を確認してくださ
い。1. Data Protection for VMware 構成ファイル
TDPVMwareMounter.conf をチェックして、iSCSI サーバ
ー・アドレスが正しいネットワーク・カードおよびセグ
メントにバインドされていることを確認します。 2.
vSphere クライアントを使用して ESXi ホストに接続し
ます。vSphere では、「構成」->「ストレージ・アダプ
ター」を選択し、iSCSI アダプターのリストを表示しま
す。確認するアダプターを右クリックします。次に、
「プロパティー」 ->「ネットワーク構成」を選択しま
す。 「VMkernel ポート・バインディング詳細」出力
で、VMkernel アダプターが、データ・ムーバー・ノー
ドと同じサブネット上にあることを確認します。
ANS2473E
仮想マシン 'vm_name' のスナップショッ
トを作成できません。
説明: 指定された仮想マシンに対して瞬時リストア操作
が試行されました。仮想マシンのリストアに使用するス
ナップショットを作成することができませんでした。
システムの処置: 瞬時リストア操作は停止します。
ユーザーの処置: vCenter ログを調査して、スナップシ
ョットを作成できなかった理由を判別し、瞬時リストア
操作を再試行してください。
瞬時リストア操作は停止します。
ユーザーの処置: vSphere ログを調査して、マイグレー
ションを停止できない理由を判別してください。問題を
解決し、vMotion タスクをキャンセルします。その後、
Restore VM コマンドで
-VMRESToretype=VMFULLCleanup オプションを使用し
て、瞬時リストア操作で作成されたすべてのファイルお
よびその他のリソースを削除してください。
ANS2474E
vMotion タスクがまだ稼働中のため、仮
想マシン 'vm_name' のインスタント・リ
ストア操作後にクリーンアップできませ
ん。
説明: 指定された仮想マシンのインスタント・リストア
操作はまだ実行中です。
システムの処置: クリーンアップ操作が停止します。
ユーザーの処置: QUERY コマンドを使用して、インス
タント・リストア操作の状況をチェックします。
vMotion タスクの状況を判別するために vCenter を調査
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
173
ANS2484I • ANS2516E
します。インスタント・リストアを停止する場合は、DP
VMware GUI で操作をキャンセルするか、vCenter イン
ターフェースから vMotion タスクを停止してくださ
い。その後、クリーンアップ操作を再開してください。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
None
ANS2514I
ANS2484I
説明:
仮想マシン 'vm_name' は正常にリストア
されました
仮想マシンは正常にリストアされました。
システムの処置: ありません。
ユーザーの処置: None
ANS2485E
Tivoli Storage Manager サーバーに照会
して瞬時アクセス情報を取得することがで
きません
説明: サーバーが瞬時アクセス情報に関する照会に応答
しませんでした。
システムの処置:
止します。
iSCSI デバイスのマウントでエラーが発
生しました。
説明: iSCSI デバイスのマウントを試行しているときに
エラーが発生しました。dsmerror.log ファイルを確認
し、このエラーの原因を判別してください。
システムの処置:
操作は停止されました。
ユーザーの処置:
アクションは不要です。
ANS2490E
VM 'VM' の電源をオフにできませんでし
た。
説明: 指定された仮想マシンの電源をオフにすることが
できませんでした。このため、仮想マシンをリストアす
るために作成されたリソースをクリーンアップすること
ができません。
システムの処置:
リストア操作は停止されました。
ユーザーの処置: 仮想マシンは電源をオフにしてから、
vSphere Web クライアントを使用して削除します。
ANS2513I
仮想マシンにはディスクが取り付けられて
いません
説明: 仮想マシンは存在しますが、ディスクが取り付け
られていません。マシンはクリーンアップすることがで
きます。
174
このディスクの状況を判別することができませ
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置: vSphere Client のログを調査して、マ
シンの問題を判別してください。ログ・エントリーにこ
の仮想マシンの問題が示されていない場合は、vSphere
Client で仮想マシンを調査して、ディスク状況を判別で
きない理由を判別してください。必要に応じて、vSphere
資料で追加ガイダンスを参照してください。
ANS2515I
仮想マシンのクリーンアップ操作は停
ユーザーの処置: dsmerror.log ファイルおよび Tivoli
Storage Manager サーバーのアクティビティー・ログを
調査して、このエラーの原因を判別してください。
ANS2488E
説明:
ん。
ディスク状況を判別できません
この仮想マシンに関する追加情報はありま
せん。仮想マシンは削除されたか、名前が
変更されています。
説明: この仮想マシンに関する情報を ESXi ホスト上
で見つけることができません。仮想マシンは、既に削除
されたか名前が変更された可能性があります。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置: vSphere Client を使用して、この仮想
マシンに何が起きたかを判別してください。仮想マシン
の名前が変更されている場合は、一時リソースをクリー
ンアップする前に、Restore VM コマンドに
-VMRESToretype=VMCLEANUP オプションを指定し
て、その仮想マシンがエラーなしで稼働していることを
確認してください。
ANS2516E
VMware ストレージ vMotion 操作が失敗
しました。vSphere Web クライアントを
使用して手動でストレージ vMotion 操作
を再開し、リストア操作を完了してくださ
い。手動リカバリー・プロセスの詳細につ
いては、資料を参照してください。
説明: リストアされた VM への TSM 変更は、永続的
に保存されない場合があります。
システムの処置: 失敗した vMotion 操作に対する TSM
自動クリーンアップを実行することはできません。
ユーザーの処置: イベント・ログを調査して、失敗の原
因を判別してください。すべての問題を修正し、vSphere
Web クライアントを使用して手動でストレージ vMotion
操作を再開し、リストア操作を完了してください。手動
リカバリー・プロセスの詳細については、vMotion 資料
を参照してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2517E • ANS2600S
ANS2517E
Tivoli Storage Manager サーバーに照会
して瞬時リストア情報を取得することがで
きません
説明: サーバーが瞬時リストア情報に関する照会に応答
しませんでした。
システムの処置:
止します。
仮想マシンのクリーンアップ操作は停
ユーザーの処置: dsmerror.log ファイルおよび Tivoli
Storage Manager サーバーのアクティビティー・ログを
調査して、このエラーの原因を判別してください。
ANS2519E
ディスク \"diskname\" は、非アクティ
ブ・パスを持つ iSCSI デバイスです。仮
想マシンの電源をオフにすると、ESXi サ
ーバーがハングします。これを回避するた
めに、クリーンアップ操作は停止しまし
た。Query VM コマンドに -detail オプ
ションを指定して、仮想マシンの詳細な状
況情報を取得してください。パスを修正し
て iSCSI の状態をアクティブにし、
VMFULLCleanup 操作を再試行してくだ
さい。
システムの処置:
止します。
仮想マシンのクリーンアップ操作は停
ユーザーの処置: VMware 資料を参照して、vMotion を
使用して仮想マシンをマイグレーションする方法を判別
してください。その後、Restore VM コマンドに
-VMRESToretype=VMCLeanup オプションを指定して、
クリーンアップ操作を再試行してください。この仮想マ
シンをリストアしない場合は、Restore VM コマンドに
-VMRESTORType=VMFULLCLeanup オプションを指定
して、仮想マシンとそのすべてのリソースを削除してく
ださい。
ANS2521E
瞬時リストア操作を行うには、vMotion
およびストレージ vMotion の両方の有効
なライセンスが必要です。
説明: 瞬時リストアは、ESXi ホストが vMotion およ
びストレージ vMotion の両方の有効なライセンスを持
っている場合にのみ機能します。
システムの処置:
瞬時リストア操作は停止します。
ユーザーの処置: VMware から必要なライセンスを入
手し、そのライセンスを ESXi ホストに割り当ててくだ
さい。
説明: 非アクティブな iSCSI デバイスを持つ稼働中の
仮想マシンをクリーンアップすることはできません。
ANS2522W
システムの処置: 仮想マシンのフル・クリーンアップ
(VMRESTORType=VMFULLCLeanup) 操作は停止しま
す。
説明: ユーザーはリストア/バックアップ操作をキャン
セルしました。
ユーザーの処置: 非アクティブ iSCSI リソースのトラ
ブルシューティングについては、VMware サポート・ペ
ージで「troubleshooting iSCSI」あるいは「inactive
iSCSI」などの検索ストリングを使用して検索してくだ
さい。
ANS2520E
ディスク「diskname」は、物理デバイスで
はありません。vMotion は一部の仮想マ
シン・データをリストアできなかったの
で、インスタント・リストア・クリーンア
ップが停止しました。Query VM コマン
ドに -detail オプションを指定して使用す
ると、指定したディスクの状態に関する情
報を取得できます。vMotion を使用し
て、仮想マシン・デバイスを手動でマイグ
レーションしてから、クリーンアップ操作
を再試行してください。
説明: vMotion がすべての仮想マシン・リソースをリス
トアできなかったため、瞬時リストアのクリーンアップ
操作 (-VMRESToretype=VMCLeanup) を完了することが
できません。
ユーザーは、'operationType' 操作をキャン
セルしました。
システムの処置: 操作は停止します。
ユーザーの処置: 応答は不要です。
ANS2600S
ブラウザーがクライアントへの接続を確立
しようとしたときにソケット例外
exception-name を受け取りました。
説明: ブラウザーは、TSM クライアント・コンピュー
ターに接続しようとして、例外 exception-name を受信し
ました。
システムの処置: TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: LAN が立ち上がっていて、正しいポ
ート番号に接続しようとしていることを確認してくださ
い。
詳しくはエラー・ログ (dsmerror.log、dsmwebcl.log、ま
たは dsmj.log) を確認してください。これらのログのデ
フォルトのロケーションは、バックアップ・アーカイ
ブ・クライアントのインストール・ディレクトリーで
す。
コマンド行クライアントが問題なく実行されることを確
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
175
ANS2601S • ANS2608S
認してください。「dsmc q sess」などのコマンドを使用
してコマンド行クライアントをテストしてください。
エージェントのエラー・ログを検査することです。
ANS2605S
ANS2601S
ブラウザーがクライアントへの接続を確立
しようとしたときに不明なホスト例外
exception-name を受け取りました。
説明: ブラウザーは、TSM クライアント・マシンに接
続しようとして、例外 exception-name を受信しました。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、この種類の問題になりそうな原因を
判別します。 LAN がダウンしていないかを確認してく
ださい。正しい TSM クライアント・マシンに接続しよ
うとしているかを確認してください。
ANS2602S
ブラウザーはクライアントへの接続を確立
しようとしました - 入出力例外 :
exception-name を受信しました。
説明: ブラウザーは、TSM クライアント・マシンに接
続しようとして、例外 exception-name を受信しました。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: この種類の例外になりそうな原因を判
別します。問題を再試行して、LAN がダウンしていな
いかを確認します。
ANS2603S
ブラウザーがクライアントへの接続を確立
しようとしたときに例外 exception-name
を受け取りました。
説明: ブラウザーは、TSM クライアント・マシンに接
続しようとして、例外 exception-name を受信しました。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: この種類の例外になりそうな原因を判
別します。 LAN がダウンしていないかどうか、または
TSM マシン上の TSM クライアント・アクセプター・
デーモンが立ち上げられて稼働しているかどうかを判別
します。
ANS2604S
Web クライアント・エージェントがサー
バーにより認証できませんでした。
説明: TSM Web クライアント・エージェントは TSM
サーバーにより認証できませんでした。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ブラウザーはクライアントへの接続を再確
立できませんでした - プロトコル・エラ
ーを受信しました。
説明: ブラウザーは、TSM クライアント・マシンに再
接続しようとしてプロトコル・エラーを受信しました。
システムの処置: TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: この種類のエラーになりそうな原因を
判別します。 TSM ブラウザーと TSM クライアント・
コードの同期がとれていない可能性があるので確認しま
す。
ANS2606S
無効なパスワードがサーバーに送信されま
した。
説明: TSM サーバーに送信された TSM パスワードが
無効でした。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: 正しいパスワードを持っていることを
確認します。また、そのパスワードが、例えば、短すぎ
ないなどのように有効であることを確認してください。
ANS2607S
ブラウザーはクライアントへの接続を確立
できませんでした。
説明: TSM ブラウザーは TSM クライアント・マシン
に接続できませんでした。
システムの処置: TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: この種類の問題になりそうな原因を判
別します。 LAN がダウンしていないかどうか、または
TSM マシン上の TSM クライアント・アクセプター・
デーモンが立ち上げられて稼働しているかどうかを判別
します。
ANS2608S
何も選択されていなかったため、何も操作
が実行されませんでした。
説明: 実行する操作に対して GUI 内でオブジェクトが
選択されませんでした。
システムの処置: TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: 実行する操作をクリックする前に、
GUI 内で 1 つ以上のオブジェクト (ボリューム、ディ
レクトリー、またはファイル) を選択してください。
ユーザーの処置: 可能な解決策の 1 つとして、コマン
ド行クライアントを稼働すると、クライアントのパスワ
ードを再入力できます。別の方法としては、関係のある
メッセージがあるかどうか TSM Web クライアント・
176
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2609S • ANS2615S
ANS2609S
ブラウザーとクライアント・マシン間の
TCP/IP 通信が失敗しました。
説明: このエラーは、次のいずれかによって発生する可
能性があります。
v TSM クライアント・マシンへの LAN 接続がダウン
した。
v 正しくないポート番号を使用して TSM クライアン
ト・マシンへ接続しようとした。
v TSM クライアント・マシン上のクライアント・アク
セプター・デーモンは、立ち上げられて稼働し、接続
を受け入れる状態になっていない。
システムの処置:
クライアントとサーバー・マシン間の
TCP/IP 通信が失敗しました。
説明: TCP/IP 通信を使用したサーバーとの接続の試み
が失敗しました。これは、クライアント・オプション・
ファイルの TCP/IP オプションの不正な設定による場合
があります。このエラーは、LAN 接続がダウンした場
合、あるいはシステム管理者がバックアップ操作をキャ
ンセルした場合にも生じる可能性があります。
システムの処置:
TSM クライアントは終了します。
ユーザーの処置: 操作を再試行して LAN が立ち上が
っていることを確認します。 TSM サーバーおよび
TSM クライアントが、どちらもセットアップされて稼
働していることを確認してください。
ANS2611S
ブラウザーで不明のエラーが発生しまし
た。
説明: ブラウザー内で実行中のアプレット内で不明のエ
ラーが発生しました。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。まだ問題
が解決されない場合は、トレースを行って、ブラウザ
ー・コンソールへのトレースによってエラーの原因が分
かるかどうか調べます。
クライアントで不明のエラーが発生しまし
た。追加情報については、TSM エラー・
ログを検査してください。
説明: TSM クライアントで不明のエラーが発生しまし
た。
システムの処置: TSM クライアントは終了します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。まだ問題
が解決されない場合は、追加情報について TSM エラ
ー・ログを検査してください。
ANS2613S
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: 操作を再試行して LAN が立ち上が
っていることを確認します。また、ポート番号が正しい
こと、クライアント・アクセプター・デーモンが TSM
クライアント・マシン上で開始され、稼働しているこ
と、および正しいポート番号で待機中であることをチェ
ックしてください。
ANS2610S
ANS2612S
Web ブラウザーとクライアントの間で通
信プロトコル・エラーが発生しました。
説明: ありません。
システムの処置: 操作は終了する。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が再
発する場合は、TSM Web クライアントが正しくインス
トールおよび構成されており、サポートされているブラ
ウザーを使用していることを確認してください。ブラウ
ザー・キャッシュをフラッシュしてください。その後
で、操作を再試行してください。問題が解決しない場合
は、ターゲット・マシンの Web クライアントと TSM
Java アプレットの SERVICE トレースを使用可能に
し、問題を再現してください。さらに援助が必要な場合
には、トレースを収集し、IBM に連絡してください。
ANS2614S
クライアントとサーバーの間の通信でプロ
トコル・エラーが発生しました。
説明: TSM クライアントと TSM サーバーの間でプロ
トコル・エラーが発生しました。
システムの処置: TSM クライアントは終了します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。まだ問題
が解決されない場合は、追加情報について TSM エラ
ー・ログを検査してください。正しいアプレットを適切
なレベルのクライアントで実行していることを確認しま
す。
ANS2615S
入力されたユーザー ID がクライアン
ト・マシンで構成されたノード名と一致し
ません。
説明: 入力されたユーザー ID は、この TSM クライ
アント上のノード名と同じではありません。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: 入力されたノード名が TSM クライ
アント上で正しく構成されていることを確認します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
177
ANS2616I • ANS2623S
ANS2616I
変更を有効にするには、マシンをリブート
しなければなりません。
説明: リストアされたレジストリー変更が効果を持つた
めには、マシンを開始する必要があります。
システムの処置:
None
ユーザーの処置:
マシンをリブートします。
ANS2617S
指定された宛先ディレクトリーは無効で
す。
説明: ユーザーは、リストアまたはリトリーブ用に無効
な宛先ターゲット・ディレクトリーを指定しました。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: 有効なディレクトリー名を指定して操
作を再試行してください。
ANS2618S
ブラウザーはリソースをリトリーブしよう
としました - リソース例外 :
exception-name を受信しました。
説明: ブラウザーは、TSM クライアント・マシンから
リソースをリトリーブしようとして、例外
exception-name を受信しました。
システムの処置: TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: リソースが TSM クライアント・マ
シンに正しくインストールされていることを検証しま
す。
ANS2619S
クライアント・アクセプター・デーモンは
リモート・クライアント・エージェントを
開始できませんでした。
説明: TSM クライアント・アクセプター・デーモンは
TSM リモート・クライアント・エージェントを開始で
きませんでした。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: 関係のあるメッセージがあるかどうか
TSM Web クライアント・エージェントのエラー・ログ
を検査します。問題を訂正して、再試行してください。
ANS2620W
全分岐の拡張操作には長時間かかる可能性
があり、いったん開始してしまうとキャン
セルすることができません。操作が完了す
るのを待ちますか?
説明: 全分岐の拡張操作には長時間を要し、いったん開
始されるとキャンセルすることはできません。
ユーザーの処置: 全分岐の拡張操作を開始するには、
「はい」と応答します。「いいえ」と応答すると、現行
操作はキャンセルされます。
ANS2621W
この機能はクライアントのプラットフォー
ムでは使用できません。
説明: ブラウザーは、TSM クライアント・マシンでは
使用できない要求を受信しました。例えば、レジストリ
ーのバックアップおよびリストアは、Windows プラット
フォームでのみ使用可能です。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: TSM クライアント・マシンのプラッ
トフォームで有効な機能のみを要求してください。
ANS2622S
無効な ID またはパスワードが送信され
ました。
説明: この ID が TSM に登録されていないか、ID に
対してパスワードが誤っています。
システムの処置: TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: 使用している ID が、リモート・ク
ライアント・ノードの接続先 TSM サーバーに存在して
いることを確認してください。 この ID には、リモー
ト・クライアント・ノードのデータにアクセスできる十
分な特権が必要です。 また、ID の正しいパスワードを
使用していることを確認してください。 ID が存在しな
いか、またはパスワードが不明な場合には、TSM 管理
者に連絡してください。ID が存在していない場合に
は、TSM 管理者が REGISTER ADMIN コマンドと
GRANT AUTHORITY コマンドを使用して、リモート・
クライアント・ノードのデータにアクセスできる ID を
登録できます。パスワードが不明な場合、TSM 管理者
は UPDATE ADMIN コマンドを使用してパスワードを
リセットできます。
ANS2623S
Web クライアントのアプレット・レベル
が Web クライアント・エージェントと同
期していません。
説明: Web クライアント・アプレットと Web クライ
アント・エージェントのレベルが非互換です。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: クライアントに正しいレベルのアプレ
ットがインストールされていること、および誤ったレベ
ルのアプレットがインストール・ディレクトリーに置か
れていなかったことを確認してください。
システムの処置: 処理は停止しました。ユーザーの介入
を待ちます。
178
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2624E • ANS2666S
ANS2624E
この操作にはクライアント所有者権限が必
要です。
説明: ユーザーのユーザー ID には、この操作の実行
に十分な権限がありません。
システムの処置: 処理を続行しますが、ユーザーはこの
操作を行う許可を受けていません。
ユーザーの処置: この操作を実行しないか、またはこの
操作を実行するためにユーザー ID に高い権限レベルを
取得してください。
ANS2625E
ノードは、このイメージ操作をサポートし
ません。
説明: ノードは、このイメージ操作をサポートしない
か、このイメージ操作を行うために構成されていませ
ん。
システムの処置: 処理を続行しますが、ユーザーはこの
操作を行う許可を受けていません。
ユーザーの処置: このイメージ関連オペレーションが、
ターゲット・プラットフォームで、サポートされている
かまたは構成されているかを検査してください。
ANS2626E
包含/除外ステートメント:ieStatement には
無効文字が含まれています。
説明: 指定された包含/除外ステートメントには無効文
字が含まれています。
システムの処置: TSM は指定された包含/除外ステート
メントをリストに追加しません。
ユーザーの処置: 有効な文字を含む別のステートメント
で操作を再試行してください。
ANS2627W
オブジェクト 'full-name' の NTFS セキュ
リティー属性を設定できませんでした。
Windows システムのエラー・コード:
error; 理由: 'error-reason'。デフォルトの
NTFS セキュリティー属性が設定されて
います。
説明: TSM はファイルの NTFS セキュリティー属性を
設定できませんでした。取り込まれたエラー情報に障害
の理由が示されています。デフォルトの NTFS セキュ
リティー属性が設定されています。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: NTFS セキュリティー属性が設定され
なかった理由を説明する、コードの理由フィールドを確
認してください。エラーの原因となった状態を訂正し、
操作を再試行してください。問題が続く場合は、システ
ム管理者または TSM 管理者に連絡して支援を求めてく
ださい。
ANS2628W
名前付きオブジェクト・ストリーム
'filespace namepath-namefile-name' の作成
に失敗しました。
説明: TSM は、名前付きストリームを作成できません
でした。
システムの処置: 名前付きストリームはリストア/リト
リーブされません。
ユーザーの処置: オブジェクトは、名前付きストリーム
なしにリストアされます。オブジェクトを検査して、そ
れが使用可能であるか確認する必要があります。このメ
ッセージが書き込まれたときに記録されたはずのクライ
アント・エラー・ログで ANS5250E エラー・メッセー
ジがないか確認し、修正アクションを行い、操作を再試
行してください。問題が続く場合は、システム管理者ま
たは TSM 管理者に連絡して支援を求めてください。
ANS2629I
マイグレーション: ファイル・スペースは
永久増分モデルにマイグレーションされま
す。
説明: 定期的なフル・モデルを使用して以前にバックア
ップされた仮想マシンに対して初めて永久増分 - 増分
(IFIncr) バックアップが実行され、前回のバックアップ
が増分バックアップである場合、バックアップ・チェー
ンが永久増分モデルにマイグレーションされます。
システムの処置: これは単なる通知メッセージです。
ユーザーの処置: アクションは不要です。
ANS2666S
ソースまたはターゲット・ボリューム、ま
たはその両方が重複しています。同じボリ
ュームが複数のボリューム・パスにマウン
トされています。
説明: このエラーは、ソース・ボリュームが複数のボリ
ューム・パス (例えば、ドライブ名や 1 つ以上のマウン
ト・ポイント・ディレクトリーなど) にマップされてい
る場合に発生することがあります。 TSM はボリュー
ム・パスを使用してその内部バックアップ・データベー
ス内のバックアップ情報を追跡するため、重複したボリ
ューム・パスを持つ同じボリュームをバックアップする
ことはできません。エラー・ログ内の追加情報を確認し
てください。
システムの処置: TSM はボリュームを選択することが
できません。
ユーザーの処置: TSM によって管理されていないとき
に作成された最後のスナップショットを削除してくださ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
179
ANS2667I • ANS2675E
い。単一のマウント・ポイントが同じソース・ボリュー
ムを指すようにするために、重複したボリューム・パス
をアンマウントしてください。 TSM を再始動し、操作
を再試行します。
ANS2667I
説明:
スキャン操作は正常に完了しました。
仮想マシンのスキャンが正常に完了しました。
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ユーザーの処置:
ANS2668E
ANS2671I
説明:
説明: ゲスト・スキャン操作中に予期しないエラーが発
生しました。
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで追加情
報がないかを確認してください。
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ユーザーの処置:
ANS2672W
ゲスト・オペレーティング・システム・プ
ラットフォームはサポートされていませ
ん。
None
指定された仮想マシン名で、ホスト名を見
つけることができませんでした。
説明: この問題は、仮想マシンが稼働しておらず、固定
IP アドレスがないことが原因の可能性があります。
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ユーザーの処置: ゲストが適切に構成されていることを
確認してください。その後、スキャン操作を再スケジュ
ールしてください。
ANS2673I
説明:
ANS2669I
None
None
予期しないエラーでスキャン操作が失敗し
ました。
VMware サーバー上で仮想マシン名が見
つかりませんでした。
重複する仮想マシン名が検出されました。
None
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
説明: 仮想マシンのオペレーティング・システムは、ス
キャン操作でサポートされていませんでした。
ユーザーの処置:
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ANS2674I
ユーザーの処置:
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ANS2670I
None
ゲスト内のリモート・ディレクトリーは、
他のアプリケーションが使用しています。
ユーザーの処置:
ANS2675E
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
説明:
180
仮想マシンは ESX サーバーに接続されて
いません。
説明: None
説明: ディレクトリーが別のアプリケーションによって
使用されているため、スキャン操作は、リモート・ディ
レクトリーにファイルをコピーできませんでした。
ユーザーの処置: リモート・ディレクトリーがロック解
除されていることを確認してください。その後、スキャ
ン操作を再スケジュールしてください。
None
None
プロキシーはリジェクトされました。指定
されたデータ・ムーバー・ノードにプロキ
シー権限が付与されていません。
仮想マシンのスキャンに失敗しました。
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者によって、この
ノードに対するプロキシー権限が認可される必要があり
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2676W • ANS2684I
ます。管理者コマンド「Grant Proxynode」を参照してく
ださい。
ANS2676W
ゲスト・オペレーティング・システムの資
格情報が見つかりませんでした。
説明: ゲストのスキャン操作には、有効なオペレーティ
ング・システム資格情報が必要です。
ANS2680I
説明:
ゲスト・マシン上の VMware Tools のバ
ージョンが最新ではありません。
None
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ユーザーの処置: None
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ANS2681W
ユーザーの処置: ゲスト・オペレーティング・システム
の資格情報が設定されていることを確認してください。
その後、スキャン操作を再スケジュールしてください。
説明: ESX ホストまたは vCenter がダウン・レベル・
バージョンです。
ANS2677W
ゲスト・オペレーティング・システムの資
格情報が無効です。
説明: ゲストのスキャン操作には、有効なオペレーティ
ング・システム資格情報が必要です。
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ユーザーの処置: 有効なゲスト・オペレーティング・シ
ステムの資格情報が設定されていることを確認してくだ
さい。その後、スキャン操作を再スケジュールしてくだ
さい。
ANS2678I
ゲスト・マシンの電源がオフにされていま
す。
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ユーザーの処置: サポートされる ESX および vCenter
のバージョンについては、製品資料を参照してくださ
い。
ANS2682I
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ユーザーの処置: None
リモート・ホストと通信できません。
None
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ユーザーの処置:
ANS2679I
説明:
ゲストの資格情報の許可が不十分です。
説明: None
ANS2683W
説明:
ESX ホストまたは vCenter のバージョン
がサポートされていません。
None
ゲスト・マシン上の VMware Tools が実
行されていません。
説明: この通信の問題は、ネットワーク・エラーまたは
ホストが応答しないことが原因です。
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ユーザーの処置: ネットワークおよびホスト接続が正し
く構成されていることを確認してください。その後、ス
キャン操作を再スケジュールしてください。
None
ゲストの操作エージェントに接続できませ
んでした。
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ANS2684I
ユーザーの処置:
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
None
説明: None
ユーザーの処置: None
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
181
ANS2685I • ANS2701E
ANS2685I
この VM はテンプレートです。
説明: VM テンプレートは、スキャン操作でサポート
されません。
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ユーザーの処置:
ANS2686E
None
VM スキャンの初期化でエラーが発生し
ました。
説明: VM スキャン操作で、初期化中にエラーが発生
しました。
ANS2698E
スナップショット操作は失敗しました。
説明: VSS または LVSA スナップショットをベースと
した操作を実行している場合は、スナップショットの大
きさが、スナップショットの作成後にファイル・システ
ムに対して行われたすべての変更を含めるのに十分では
なかったことが考えられます。これが原因でスナップシ
ョットが無効になったために、TSM クライアントがス
ナップショットを読み取れなかった可能性があります。
システムの処置:
要求された操作は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、この
エラーに関連している追加のメッセージがないか確認し
てください。メッセージに示されている修正アクション
を行い、操作を再試行してください。
システムの処置: この仮想マシンに対するスキャン・プ
ロセスは停止します。データ・センター内の次の仮想マ
シンが処理されます。
ANS2699W
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログを確認
し、追加情報をトレースしてください。
説明: vSphere から vCloud vApp への VM のインポ
ート操作が失敗しました。
ANS2687W
仮想マシン 'VM-name' には、最大サイズ
制限を超えたディスクが 1 つ以上含まれ
ています。 '-VMSKIPMAXVMDKS=yes'
オプションを指定して、これらのディスク
をバックアップから除外してください。
説明: IBM Tivoli Storage Manager クライアントは、サ
ポートされる制限より大きい VMDK のバックアップを
サポートしません。
システムの処置:
ん。
ANS2697E
「datastore」という名前のデータ・ストア
が存在しないか、または非アクティブであ
るため、仮想マシンをリストアできませ
ん。
説明: 仮想マシンがバックアップされるときに参照した
データ・ストアが、仮想マシンのリストア先とされてい
る ESX/ESXi 上に存在しないか、または非アクティブに
なっています。
システムの処置:
仮想マシンをリストアできません。
ユーザーの処置: 欠落しているデータ・ストアを見つけ
るか、または Restore VM コマンドに -datastore オプシ
ョンを指定して仮想マシン・ファイルのリストア先にす
る既存データ・ストアを指定してください。
182
システムの処置:
す。
vApp のリストア処理は続行されま
ユーザーの処置: dsmerror.log ファイルで、VM がイン
ポートされなかった理由に関する情報を確認してくださ
い。その後、操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM Support Portal (http://www.ibm.com/
support/entry/portal/) で追加情報を参照してください。
ANS2700E
仮想マシンはバックアップされませ
ユーザーの処置: '-VMSKIPMAXVMDKS=yes' オプショ
ンを指定して、これらのディスクをバックアップから除
外してください。
vApp 'vapp name' の VM 'vm name' の
インポートが失敗しました。
vApp 'vapp name' の VM 'vm name' を
リストアすることができません。VM バ
ックアップ・データがありません。
説明: vApp のリストア中に、リストア対象の vApp バ
ージョン内の VM をリストアすることができませんで
した。これは、この VM が正常にバックアップされて
いなかったことが原因です。
システムの処置: リストア操作は続行され、有効な
vApp バックアップ・データがある場合は、そのリスト
アを試行します。
ユーザーの処置: 指定された VM のバックアップが失
敗した理由を示すメッセージがないか、クライアント・
エラー・ログを調査してください。さらに支援が必要な
場合は、TSM 技術サポートに連絡してください。
ANS2701E
説明:
行おうとしたデータベース操作は正常に実
行されませんでした。TSM エラー・ログ
で追加情報を調べてください。
処理は停止します。
システムの処置:
予約済みです。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2705S • ANS2716E
ユーザーの処置: TSM エラー・ログで失敗に関する情
報を調べ、さらに必要なアクションを行ってください。
ANS2705S
リストア用に使用できる DB2 UDB 区画
はありません。
説明: TSM サーバー上にはリストアに使用できる DB2
UDB 区画がありません。以前のバックアップが完了す
る前に異常終了したことが、まず原因として考えられま
す。 DB2 UDB データベースと選択された区画はリス
トアできません。
システムの処置:
仮想マシン 'VM-name' のスナップショッ
トがバックアップ時に除去されました。
説明: 仮想マシンをバックアップするには、アクセスす
るために 'connected' 状態でなければなりません。
システムの処置: 仮想マシンはバックアップされませ
ん。
ユーザーの処置: 仮想マシンを 'connected' 状態に戻
し、バックアップを再試行してください。
ANS2714W
仮想マシンはバックアップされませ
ユーザーの処置: バックアップ中は、別のアプリケーシ
ョンまたはプロセスによって仮想マシンが除去および変
更されないようにしてください。
ANS2712W
仮想マシン 'name' では、VMware Tools
が稼働中ですが、VMware Tools は古い
バージョンです。
説明: サポートされるバージョンの VMware Tools が
インストール済みで、仮想マシンのバックアップを実行
している必要があります。
システムの処置:
バックアップ操作は失敗します。
ユーザーの処置: サポートされるバージョンの
VMware Tools がインストールされており、実行中であ
ることを確認してください。その後、バックアップ操作
を再試行してください。
バックアップの宛先 'dest' に指定された
管理クラス 'mc' が無効です。 デフォル
ト管理クラスが使用されます。
説明: ありません。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、DB2 UDB
用構成ユーティリティーの実行と、有効な管理クラスの
指定を依頼してください。
ANS2715E
説明: 仮想マシンのスナップショットは、バックアップ
中に別のアプリケーションまたはプロセスによって除去
されました。この除去によってバックアップが破壊さ
れ、使用不可になります。
システムの処置:
ん。
仮想マシン 'VM-name' は、無効な接続状
態 'state' になっています。そのため、バ
ックアップすることはできません。
処理は停止します。
ユーザーの処置: 同じデータベース、ファイル、および
日付基準を使用して、-DETAIL パラメーターを指定し
た TSM クライアント・コマンド QUERY DB2UDB を
実行し、リストアに使用できるデータベース区画がある
かどうか調べてください。あるいは、異なるバックアッ
プを使用して DB2 UDB データベースをリストアして
ください。
ANS2711E
ANS2713E
仮想マシン 'VM-name' は、フォールト・
トレラント仮想マシンとして構成されてい
ます。そのため、バックアップすることは
できません。
説明: vSphere は、vStorage API for Data Protection を
使用しているフォールト・トレラント仮想マシンのスナ
ップショットおよびバックアップを許可しません。
システムの処置: 仮想マシンはバックアップされませ
ん。
ユーザーの処置: vStorage API for Data Protection を使
用しているフォールト・トレラント仮想マシンをバック
アップするには、最初にフォールト・トレラントを無効
にします。その後、バックアップが完了した後でフォー
ルト・トレラントを有効にします。
ANS2716E
バックグラウンド・コピー・プロセスがロ
ーカル・ハードウェア上でまだ保留中で
す。 バックグラウンド・コピー・プロセ
スが完了するまで、リストア操作を開始で
きません。
説明: ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: バックグラウンド・コピー・プロセス
の完了を待ってから、リストア操作を再試行してくださ
い。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
183
ANS2717E • ANS2726E
ANS2717E
マルチノード定義には、それ自身のバック
アップ・ファイルをサーバーから削除する
権限がありません。
説明: すべての DB2 UDB コマンドでは、ローカル・
バックアップ・リポジトリーとサーバーのバックアッ
プ・リポジトリーを正しく調整するために、マルチノー
ド定義がそれ自身のバックアップ・ファイルをサーバー
から削除する権限を持っている必要があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: マルチノード定義がそれ自身のバック
アップ・ファイルをサーバーから削除する権限を持つよ
うに、TSM 管理者に更新を依頼してください。マルチ
ノード定義を更新するには、例えば、TSM 管理コマン
ド行クライアントで、次のように入力します。dsmadmc
update node <multi-node name> backdelete=yes
ANS2718W
仮想マシン 'VM-name' には、スナップシ
ョット統合が必要です。
説明: スナップショットは削除するが、その関連ディス
クは基本ディスクに戻さない場合は、スナップショット
統合が必要です。統合が完了していない場合、スナップ
ショット・ディスクが増大し、最終的にデータ・ストア
を埋め尽くす可能性があります。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップは続行され
ます。
ユーザーの処置: 該当する VMware vSphere 資料に記
載された手順に従って、仮想マシンのスナップショット
を統合してください。
ANS2719E
'datetime' に開始した前のバックアップ
は、まだ保留中であり、新しいバックアッ
プに必要なリソースを使用中です。
説明: 前のバックアップが完了するまで、新しいバック
アップは実行できません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 別のローカル・バックアップを開始す
る前に、前のバックアップが完了するのを待ってくださ
い。 あるいは、異なる copyType 値を使用して、ロー
カル・バックアップを実行することもできます。 TSM
ローカル・バックアップ・ポリシーでは、ローカル・バ
ックアップ・リソースが新しいバックアップ・バージョ
ンに再利用される前のどの時点でも、1 つの増分バック
グラウンド・コピーと 1 つのフル・バックグラウン
ド・コピーのみを保留状態にすることができます。 新
しいローカル・バックアップを実行すると、保留状態の
バックグラウンド・コピーでバックアップが行われる結
果になります。
184
ANS2721E
仮想マシンは、無効な接続状態になってい
ます。そのため、バックアップすることは
できません。
説明: 無効な接続状態が原因で、1 つ以上の仮想マシン
のバックアップが失敗しました。バックアップを行うた
めにアクセスするには、仮想マシンが 'connected' 状態
でなければなりません。
システムの処置: この仮想マシンの処理は停止します。
ユーザーの処置: 接続状態が無効であった理由につい
て、コンソール出力およびエラー・ログを確認してくだ
さい。問題を修正し、失敗した仮想マシンのバックアッ
プを試行してください。
ANS2722E
このバックアップを完了するための十分な
スペースがローカル・リポジトリーにあり
ません。
説明: ローカル・リポジトリーで使用可能なこのスペー
スは、このバックアップ操作のスナップショットを実行
するには不十分です。 この事態は、構成時にローカ
ル・リポジトリーで割り振られたスペースを上回る数の
ローカル・バージョンが管理クラスにある場合、または
アプリケーション構成が変更されて前に割り振られたス
ペースが不十分になった場合に起こることがあります。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置: 構成ウィザードを実行して TSM 構
成の妥当性検査を行ってください。
ANS2724E
IBM エンタープライズ・ストレージ・サ
ーバーのバージョンはサポートされていま
せん。
説明: この製品がサポートするのは、IBM ESS のマイ
クロコード・レベル 2.3 および 2.4 だけです。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: ESS マイクロコード・レベル 2.3 ま
たは 2.4 がインストールされていることを確認してくだ
さい。
ANS2726E
putenv コマンドがパス = v1 で失敗しま
した。
説明: 環境を正常に設定するための十分なメモリーが環
境内にありません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 不要なアプリケーションをすべてクロ
ーズし、操作を再試行してください。リソース限度をサ
ポートする UNIX システムでは、次のコマンドを入力
してメモリーのリソース限度が小さすぎるかどうかをチ
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2727E • ANS2744I
ェックしてください。
ulimit -a
得られたデータに基づいて、UNIX システムのルート・
ユーザーにリソース限度を大きくして現在のデフォルト
を指定変更するよう依頼することができます。UNIX シ
ステムのルート・ユーザーはリソース限度を大きくする
権限を持っています。
ANS2727E
ESS Lun ID v1 は無効です。
説明: ESS LUN ID の長さは 8 文字でなければなりま
せん。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ESS Lun id の長さが 8 文字である
ことを確認してください。
ANS2728E
ESS JAR ファイル v1 が見つかりませ
ん。
説明: Enterprise Storage Sub-system Copy Services JAR
ファイルを見つけることができませんでした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: Enterprise Storage Sub-system Copy
Services の機能を完了するためには、Copy Services コ
マンド行機能が使用可能でなければなりません。Copy
Services コマンド行がインストールされていること、お
よび Copy Services オプション設定がコマンド行のイン
ストール・ディレクトリーを指していることを確認して
ください。
い。 構成ウィザードを使用して、構成の Java のホーム
の値を更新してください。
ANS2731E
ESS コマンド出力ファイル v1 を書き込
み用にオープンすることができません。
説明: このファイルを書き込み用にオープンすることが
できません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: システム上に十分なスペースがあり、
ファイルへの書き込み権限があることを確認してくださ
い。
ANS2732E
ESS LUN 'Serial number string' は既に使
用中です。
説明: メッセージに示された 1 つ以上の LUN は別の
FlashCopy 操作で使用中です。 したがって、この
FlashCopy 操作を続行できません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 再利用するために、ESS LUN を解放
してください。
ANS2736E
リモート TSM ファイル・システム・エ
ージェントから予期しない応答を受け取り
ました。 verb : verb リモート・ホスト :
host 戻りコード : rc 理由コード : rs メ
ッセージ・ストリング : msg-string
説明: ありません。
ANS2729E
説明:
オペレーティング・システム・コマンド
「command」が失敗しました。rc=rc。
ありません。
システムの処置:
説明:
1 次および 2 次コピー・サービス・サー
バーがダウンしています。
ありません。
システムの処置:
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、このメッセ
ージに示された情報を提供してください。
処理は停止します。
ユーザーの処置: この障害についての詳細は、オペレー
ティング・システムからの戻りコードを確認してくださ
い。 失敗したコマンドを手動で実行して、同じ障害が
発生するかどうかを確認してください。
ANS2730E
システムの処置: 処理は停止します。
ANS2740E
vApp のリストア操作が失敗しました。
説明: vApp のリストア操作が失敗しました。操作が失
敗した理由について詳しくは、エラー・ログを確認して
ください。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 問題について詳しくは、コンソール出
力およびエラー・ログを検討してください。 問題があ
れば修正し、操作を再開してください。
処理は停止します。
ユーザーの処置: 少なくとも 1 つ以上の ESS コピ
ー・サービス・サーバーを始動してください。 コピ
ー・サーバーが既に稼働している場合は、構成中に指定
された Java のホームの値を確認して、JRE がマスタ
ー・バックアップ・ノードにインストールされるディレ
クトリーの有効なパス名であることを確かめてくださ
ANS2744I
説明:
TESTFLAG DB2 が値 'value' で使用可能
になりました。
ありません。
システムの処置: これは通知メッセージです。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
185
ANS2753I • ANS2804W
ユーザーの処置:
ANS2753I
説明:
ありません。
node ノードとのクライアント間通信を確
立中。
これは通知メッセージです。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2785I
'type' リストア用に現在の DB2 構成を収
集中。
ありません。
システムの処置:
これは通知メッセージです。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2798E
説明:
ANS2801E
ありません。
システムの処置:
説明:
実行されているプロセスをすべて表示できます。
クライアント・ノード 'nodename' マルチ
ノード 'multi-node' からアドレス
'ip-address:ip-port' のクライアントへのセ
ッションを開始できません。TSM の戻り
コードは ;c です。
ありません。
説明: このメッセージは、通常、指定されたプロセス
ID がアクティブでない場合に発生します。
システムの処置:
ANS2799E
別のクライアントとのセッション中にエラ
ーが検出されました。 TSM エラー・ロ
グで追加情報を調べてください。
説明: このメッセージは DB2 UDB 用に予約されてい
ます。
システムの処置:
予約済みです。
ユーザーの処置: このメッセージは DB2 UDB 用に予
約されています。
ANS2802I
説明:
TSM プロセスが見つかりませんでした。
説明: QUERY PIDS コマンドが、システムで実行され
ている既知の TSM プロセスを識別できませんでし
た。-FILTER オプションを使用した場合は、フィルター
仕様に一致するプロセスが見つかりませんでした。
システムの処置: ありません。
ユーザーの処置: dsmtrace を使用して実行中のクライ
アント・プロセスのトレースを使用可能または使用不可
にする必要がある場合、クライアントが既に実行中であ
ることを確認してください。-FILTER オプションを使用
した場合は、異なるフィルター仕様でコマンドを再試行
してください。 -FILTER=* を使用すると、システムで
186
トレースが使用不可能になっています。
ありません。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS2803E
トレースを使用不可にすることができませ
んでした。
説明: 問題は、指定されたプロセスのトレースを使用不
可にしようとしているときに発生しました。 このメッ
セージは、通常、このメッセージの直前または直後に、
より具体的なメッセージを伴っています。
システムの処置: 指定されたプロセスのトレース状況は
変更されません。
ユーザーの処置: このエラーに関する詳細については、
このメッセージの直前または直後のメッセージを確認し
てください。
ANS2804W
ANS2800W
ありません。
ユーザーの処置: dsmtrace を使用して実行中のクライ
アント・プロセスのトレースを使用可能または使用不可
にする必要がある場合、クライアントが既に実行中であ
ることを確認してください。dsmtrace QUERY PIDS コ
マンドを使用して、実行中のクライアント・プロセスを
識別し、再度コマンドを試行してください。
システムの処置: これは通知メッセージです。
ユーザーの処置: ありません。
dsmtrace ユーティリティーは、指定され
たプロセスに接続することができませんで
した。
トレースは、既に使用可能で
す。-TRACEFILE、-TRACEMAX、およ
び -TRACESEGSIZE は無視されます。
説明: クライアント・プロセスに対してトレースが既に
使用可能になっている場合、-TRACEFLAGS オプション
は影響を与えません。
システムの処置: -TRACEFLAGS オプションがクライ
アント・プロセスで設定されています。
-TRACEFILE、-TRACEMAX、および -TRACESEGSIZE
は無視されます。
ユーザーの処置: -TRACEFILE、-TRACEMAX、または
-TRACESEGSIZE 設定を変更する必要がある場合は、ま
ず、dsmtrace DISABLE コマンドを使用して、クライア
ント・プロセスのトレースを使用不可にする必要があり
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2805I • ANS2811E
ます。 次に、dsmtrace ENABLE コマンドを実行して、
目的のトレース設定を構成します。 これらの設定を変
更する必要がない場合は、このメッセージは無視するこ
とができます。
ANS2805I
説明:
トレースが使用可能になっています。
ありません。
ユーザーの処置:
ANS2809E
ありません。
入力ファイルの backupid 'backupid:' が
リストアされる vmname 'vmname:' と一
致しません。
説明: 入力ファイルに指定された backupid と vmname
の間に不一致があります。
システムの処置:
ありません。
システムの処置: 仮想マシンをリストアできません。
ユーザーの処置:
ありません。
ユーザーの処置: 指定された backupid がリストアする
vmname と一致することを確認してください。これを行
うには、リストアを再試行する前に inquire_detail コマ
ンドを再実行し、必要な修正を行ってください。
ANS2806E
トレースを使用可能にすることができませ
んでした。
説明: 問題は、指定されたプロセスのトレースを使用可
能にしようとしているときに発生しました。 このメッ
セージは、通常、このメッセージの直前または直後に、
より具体的なメッセージを伴っています。
システムの処置: 指定されたプロセスのトレース状況は
変更されません。
ユーザーの処置: このエラーに関する詳細については、
このメッセージの直前または直後のメッセージを確認し
てください。
ANS2807E
command-name コマンドに指定されたパラ
メーターの数が誤っていました。
説明: 指定のコマンドを起動するときのパラメーターが
少なすぎたか多すぎました。
システムの処置:
スナップショットの差分による増分バック
アップで、NetApp/N シリーズのファイラ
ー・ボリューム 'volume-name' に登録済み
基本スナップショット 'regbase-name' が
見つかりませんでした。基本スナップショ
ットとしてスナップショット
'olderbase-name' が使用されます。
説明: スナップショットの差分による増分バックアップ
で、指定された NetApp/N シリーズのファイラー・ボリ
ュームに、指定された登録済み基本スナップショットが
見つかりませんでした。現行の基本スナップショットと
して、登録済み基本スナップショットより古い、最も新
しい既存のスナップショットが使用されます。
システムの処置:
TSM for Virtual Environments 入力ファ
イル「input file:」が空であるように見え
ます。
説明: 入力ファイルの処理中に操作対象の項目が見つか
りませんでした。
システムの処置: 空のリストを使用して操作を続行でき
ません。
ユーザーの処置: 入力ファイルが空ではなく、有効な入
力データが含まれていることを確認してください。ファ
イルが空でない場合は、ファイルの読み取り中にエラー
が発生した可能性があります。エラー・ログでファイル
の読み取り中のエラーがないか確認してください。エラ
ーが見つかった場合は、必要な修正を行ってから、操作
を再試行してください。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: 正しい数のパラメーターでコマンドを
再試行してください。dsmtrace コマンド構文に関する追
加情報については、「dsmtrace help」を実行してくださ
い。
ANS2808W
ANS2810E
ANS2811E
TSM for Virtual Environments は、デー
タ・センター・ノード「datacenter
nodename」用の適切なデータ・ムーバ
ー・エージェントを見つけることができま
せんでした。
説明: 指定されたデータ・センター・ノードとのプロキ
シー関係の処理中に、該当するデータ・ムーバーに一致
するものが検出されませんでした。
システムの処置: 有効なデータ・ムーバーがないと操作
を続行できません。
ユーザーの処置: TSM 管理者と協力して、データ・ム
ーバー・ノードに対するプロキシー権限がデータ・セン
ター・ノードに付与されていることを確認してくださ
い。
処理を続行します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
187
ANS2812E • ANS2818E
ANS2812E
TSM for Virtual Environments は、TSM
サーバー上で「datamover nodename」とい
う名前のデータ・ムーバー・ノードを見つ
けることができませんでした。
説明: 指定されたデータ・センター・ノードおよびデー
タ・ムーバー・ノードとのプロキシー関係を処理してい
るときに、適切なデータ・ムーバー・ノード名の一致が
検出されませんでした。
システムの処置: 有効なデータ・ムーバー・ノード名が
ないと操作を続行できません。
ユーザーの処置: 指定されたデータ・ムーバー・ノード
名が有効な TSM ノードであること、およびそのノード
に適切なプロキシー関係が確立されていることを確認し
てください。
ANS2813E
TSM サーバーが、「datamover
nodename」の空のネットワーク・アドレ
スまたはポート番号を返しました。
説明: TSM サーバーにデータ・ムーバーのネットワー
ク・アドレスとポート番号を照会しているときに、サー
バーが値の 1 つとしてゼロを返しました。
システムの処置: 有効なデータ・ムーバーのネットワー
ク・アドレスとポート番号がないと、操作を続行できま
せん。
ユーザーの処置: これは通常、データ・ムーバー・ノー
ドが開始されていないことが原因です。 データ・ムー
バー・ホストにログオンし、DSMCAD サービスを始動
または再始動して、TSM for Virtual Environments コマ
ンドを再試行してください。問題が続く場合は、TSM
サーバー管理者と協力して、TSM サーバー・アクティ
ビティー・ログを検査し、問題を特定してください。
ANS2814E
説明:
TSM for Virtual Environments は、入力
ファイル「input file」の解析中にエラーを
検出しました。「specifier」が空である
か、無効であるように見えます。
入力ファイルの解析中にエラーが発生しました。
システムの処置: 有効な仮想マシンの指定がないと操作
を続行できません。
ユーザーの処置: これは通常、仮想マシン名または他の
ID が空であることが原因です。入力ファイルの構文が
すべての項目について正しいこと、および仮想マシン名
が空でないことを確認して、操作を再試行してくださ
い。
ANS2815E
TSM for Virtual Environments は入力フ
ァイル 'input file' からの 'read in line'
の解析中にエラーを検出しました。
説明: 入力ファイルの解析中にエラーが発生しました。
システムの処置: 入力ファイルに有効な指定がないと操
作を続行できません。
ユーザーの処置: この原因は、仮想マシン名が空である
か、ID が異なることである可能性があります。入力フ
ァイルの構文がすべての項目について正しいこと、およ
び仮想マシン名が空でないことを確認して、操作を再試
行してください。
ANS2816E
TSM for Virtual Environments は TSM
サーバー IP アドレスが指定されていない
ことを検出しました。
説明: コマンド行オプションの解析中に、空のサーバ
ー・アドレスが検出されました。
システムの処置: TSM サーバーの有効なネットワー
ク・アドレスがないと、操作を続行できません。
ユーザーの処置: これは、VMCLI プロファイルに空の
VE_TSM_SERVER_NAME 項目があることが原因である
可能性があります。VMCLI プロファイルが、TSM サー
バー・アドレスを指定して、正しく構成されていること
を確認してください。
ANS2817E
TSM for Virtual Environments は
vCenter コマンド行インターフェース・ノ
ード名が指定されていないことを検出しま
した。
説明: コマンド行オプションの解析中に、空の vCenter
コマンド行インターフェース・ノード名が検出されまし
た。
システムの処置: 有効な vCenter コマンド行インター
フェース・ノード名がないと操作を続行できません。
ユーザーの処置: この原因は、VMCLI プロファイルに
空の VE__TSMCLI_NODE_NAME 項目が含まれている
ことである可能性があります。VMCLI プロファイルが
正しく構成され、vCenter コマンド行インターフェー
ス・ノード名が指定されていることを確認してくださ
い。
ANS2818E
TSM for Virtual Environments は TSM
サーバー・ポートが指定されていないこと
を検出しました。
説明: コマンド行オプションの解析中に、空の TSM
サーバー・ポートが検出されました。
188
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2820E • ANS2829E
システムの処置: 有効な TSM サーバー・ポートがな
いと、操作を続行できません。
ユーザーの処置: この原因は、VMCLI プロファイルに
空の VE_TSM_SERVER_PORT 項目が含まれていること
である可能性があります。VMCLI プロファイルが、
TSM サーバー・ポートを指定して、正しく構成されて
いることを確認してください。
ANS2820E
中断が起こりました。 現行操作が終了し
てクライアントはシャットダウンします。
説明: CTRL-BREAK または CTRL-C といったブレー
ク信号により処理が中断する場合に、このメッセージが
発行されます。
システムの処置:
します。
TSM の操作および処理は即時に終了
ユーザーの処置:
ださい。
必要であればその操作を再始動してく
ユーザーの処置: これは、-d データ・センター・ノー
ド名がコマンド行に渡されていないことが原因です。-d
データ・センター・ノード名をコマンド行呼び出しに確
実に渡すようにして、操作を再試行してください。
ANS2826E
説明: コマンド行オプションの解析中に、空のデータ・
ムーバー・ノード名が検出されました。
システムの処置: 有効なデータ・ムーバー・ノード名が
ないと操作を続行できません。
ユーザーの処置: この原因は、-o データ・ムーバー・
ノード名がコマンド行に渡されていないことです。-o デ
ータ・ムーバー・ノード名をコマンド行の呼び出しに渡
して、操作を再試行してください。
ANS2827E
ANS2821E
関数は プラットフォーム上ではサポート
されていません。
説明: 指定された関数は指定のプラットフォーム上では
サポートされていません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定の関数はサポートされているプラ
ットフォーム上で再試行してください。
ANS2824E
TSM for Virtual Environments は
vCenter を示すノード名が指定されていな
いことを検出しました。
説明: コマンド行オプションの解析中に、空の vCenter
ノード名が検出されました。
システムの処置: 有効な vCenter ノード名がないと操
作を続行できません。
ユーザーの処置: この原因は、VMCLI プロファイルに
空の VE_VCENTER_NODE_NAME 項目が含まれている
ことである可能性があります。VMCLI プロファイルが
正しく構成され、vCenter ノード名が指定されているこ
とを確認してください。
ANS2825E
TSM for Virtual Environments はデー
タ・センターを示すノード名が指定されて
いないことを検出しました。
説明: コマンド行オプションの解析中に、空のデータ・
センター・ノード名が検出されました。
システムの処置: 有効なデータ・センター・ノード名が
ないと操作を続行できません。
TSM for Virtual Environments は
vCenter データ・ムーバーを示すノード名
が指定されていないことを検出しました。
TSM for Virtual Environments は入力フ
ァイルが指定されていないことを検出しま
した。
説明: コマンド行オプションの解析中に、空または存在
しない入力ファイル名が検出されました。
システムの処置: 有効な入力ファイル名がないと操作を
続行できません。
ユーザーの処置: この原因は、-I 入力ファイル名がコ
マンド行に渡されていないことです。-I 入力ファイル名
をコマンド行の呼び出しに渡して、操作を再試行してく
ださい。
ANS2828E
指定されたファイル・システムに対するイ
メージ操作はサポートされていません。
説明: 指定されたファイル・システムに対するイメー
ジ・バックアップおよびリストアはサポートされていま
せん。
システムの処置: 要求されたイメージ操作は実行されま
せん。
ユーザーの処置: 別のオブジェクトを選択してくださ
い。
ANS2829E
イメージ操作は GPFS にはサポートされ
ません。
説明: イメージ・バックアップ/リストアは、GPFS ボ
リュームにはサポートされません。
システムの処置: 要求されたイメージ操作は実行されま
せん。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
189
ANS2830E • ANS2836E
ユーザーの処置:
い。
ANS2830E
別のオブジェクトを選択してくださ
誤った数のパラメーターが指定されまし
た。
アクションを取ってください。問題が続く場合は、IBM
Tivoli Storage Manager 管理者に連絡してください。
ANS2833E
説明: 指定のコマンドを起動するときのパラメーターが
少なすぎたか多すぎました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 正しい数のパラメーターでコマンドを
再試行してください。
ANS2831E
「volume-name」は、NetApp/N シリーズ
「fsType」ボリュームではなく、タイプ
「type」であるため、このボリュームでス
ナップショットの差分による増分バックア
ップを実行できません。
説明: 指定されたボリュームは、NetApp/N シリーズの
スナップショットの差分による増分バックアップ操作の
実行には使用できません。このボリュームは、ネットワ
ーク・アプライアンスまたは N シリーズ NAS ボリュ
ーム用の NFS マウント・ポイントまたは CIFS 共有ド
ライブに対応していません。この障害の 1 つの理由と
して考えられるのは、スナップショットの差分による増
分バックアップが、AIX/Linux プラットフォーム上の
NetApp/N シリーズ NFS ボリュームまたは Windows プ
ラットフォーム上の CIFS ボリュームでのみ実行できる
ことです。
この障害のもう 1 つの理由として、ボリュームの qtree
セキュリティー・スタイルの選択に誤りがあった可能性
があります。 CIFS ボリュームを Windows にマップす
る場合は、セキュリティー・スタイルを必ず NTFS に
設定してください。ボリュームを NFS としてマウント
する場合は、セキュリティー・スタイルを必ず UNIX
に設定してください。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 正しいセキュリティー・スタイルを指
定して、NetApp/N シリーズ NFS または CIFS ボリュ
ームでコマンドを再試行してください。
ANS2832E
filespace name のスナップショットの差分
による増分バックアップは失敗しました。
詳しくは、エラー・ログを参照してくださ
い。
説明: スナップショットの差分による NAS NFS/CIFS
増分バックアップの実行は失敗しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
エラー・ログの情報に基づいて適切な
190
スナップショットの差分を使用した増分バ
ックアップ操作は、基本スナップショット
snapshot name が NAS ボリューム NAS
volume の最新のスナップショットと同じ
であるため失敗しました。
説明: ユーザーは、スナップショットの差分を使用した
増分バックアップ操作では NAS Filer 上の最新のスナ
ップショットを差分スナップショットとして使用するよ
うに指定しています。ただし、フィルター上で以前に取
られた基本スナップショットと最新のスナップショット
は同一です。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 差分スナップショットの "create" の
デフォルト値を使用して、操作を再試行してください。
ANS2834E
スナップショットの差分を使用して増分バ
ックアップを実行するには、root ユーザ
ーでなければなりません。
説明: ユーザーが root でないため、スナップショット
の差分を使用する NAS NFS/CIFS 増分バックアップ操
作の実行に失敗しました。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: root ユーザーとして操作を再試行し
てください。
ANS2835E
スナップショットの差分を使用する増分バ
ックアップは、このプラットフォームでは
サポートされていません。
説明: スナップショットの差分を使用する NetApp
NFS/CIFS 増分バックアップ操作は、AIX、Linux、およ
び Windows のプラットフォームでのみサポートされて
います。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 増分バックアップ操作を snapdiff オ
プションを指定しないで再試行してください。
ANS2836E
スナップショットの差分を使用した増分バ
ックアップ操作は、フルボリュームの場合
のみ使用可能です。 が部分ボリュームま
たは qtree です。
説明: 取り付けられたボリュームまたはマップされたボ
リューム上でのスナップショットの差分を使用した
NAS NFS/CIFS 増分バックアップ操作は、次のいずれか
の理由によって実行できません。 1) ボリュームが実際
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2837E • ANS2842E
に qtree である。 2) ボリュームがフルボリュームでな
く、ボリュームのルートに取り付けられていないか、マ
ップされていない。
システムの処置:
ANS2840E
処理は停止します。
ユーザーの処置: NAS NFS または CIFS ボリューム全
体を指定して、増分バックアップ操作を再試行してくだ
さい。
ANS2837E
NAS ファイラー '' のユーザー ID およ
びパスワードが正しく設定されていないた
め、スナップショットの差分を使用する増
分バックアップ操作の実行は失敗しまし
た。
説明: 指定された NAS ファイラーのユーザー ID お
よびパスワードは、設定されていないか、誤って指定さ
れています。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 'set password -type=filer' コマンドを
使用して、指定した NAS ファイラーのユーザー ID お
よびパスワードを定義し、増分バックアップ操作を再試
行してください。
ANS2838W
ファイル・パス 'filename' が HSM のパ
スの最大長を超えています。
説明: マイグレーションしようとしたファイルのパス名
が長すぎます。
システムの処置:
プされます。
ファイルのマイグレーションはスキッ
ユーザーの処置: マイグレーションできるようにファイ
ルのパスを短くしてください。
ANS2839E
ユーザー ID 'id_name' を使用した
NetApp ファイラー 'filer_name' への接続
時に ONTAPI エラー 'error_code' で失敗
しました。このファイラーについて資格情
報が誤って提供された可能性があります。
説明: ユーザー ID およびパスワードが、指定された
ファイラーに対して不正に構成されています。
vFiler は HTTPS トランスポート・タイプをサポートし
ないため、snapdiffhttps オプションを使用する場合は、
vFiler ボリュームを指定しないでください。
スナップショットの差分を使用する増分バ
ックアップは、Data ONTAP ファイル・
サーバーのバージョン
「version.modification.submodification」では
サポートされていません。ファイル・サー
バー「file-server-name」を Data ONTAP
バージョン「7.3」以降にアップグレード
して、スナップショットの差分を使用した
増分バックアップ操作を使用できるように
してください。
説明: 指定したファイル・サーバーは、スナップショッ
トの差分 API をサポートする Data ONTAP バージョン
ではありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: ファイル・サーバーを Data ONTAP
バージョン 7.3 以降にアップグレードしてから、操作を
再試行してください。
ANS2841E
スナップショットの差分による増分バック
アップは、AIX 64 ビットおよび Linux
86 ビットのクライアントでのみサポート
されています。
説明: スナップショット差分フィーチャーを使用する増
分バックアップは、IBM Tivoli Storage Manager AIX 64
ビットおよび Linux 86 のクライアントでのみ使用可能
です。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: IBM Tivoli Storage Manager AIX 64
ビットまたは Linux 86 のクライアントでコマンドを再
試行してください。
ANS2842E
TSM for Virtual Environments では、
createsnap: キーワードでエラーが検出さ
れます。vmsnapname:VMWare Snapshot
Name も指定中に createsnap:yes が指定
されています。
説明: FlashCopy Manager for VMWare オフロード・バ
ックアップの入力ファイルを解析中に、VM Ware のス
ナップショット処理でエラー状態が検出されました。
VMWare スナップショット名と createsnap:yes を同時に
指定することはできません。
処理は停止します。
システムの処置: createsnap: と vmsnapname: の組み合
わせを正しく指定しないと、操作を続行できません。
ユーザーの処置: ファイラーについて指定した資格情報
が正しいことを確認してください。dsmc set password
コマンドを使用して、ファイラーについて正しい資格情
報を指定してから、コマンドを再試行してください。
ユーザーの処置: この原因は、-I 入力ファイルで
createsnap: キーワードと vmsnapname: キーワードに対
する入力が競合していることです。TSM for Virtual
Environments で FlashCopy Manager によって作成され
システムの処置:
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
191
ANS2849E • ANS2856E
た VMWare スナップショットを使用する場合は、
createsnap:no を指定し、同時に vmsnapname: キーワー
ドに対して有効な VMWare スナップショットを指定し
てください。
ANS2849E
スナップショットの差分を使用した増分バ
ックアップ操作は、「snapshot name」に
一致するスナップショットがボリューム
NAS volume で見つからなかったために失
敗しました。
説明: BASESNAPSHOTNAME または
DIFFSNAPSHOTNAME オプションにより指定されたス
ナップショット名またはパターンが、バックアップ中の
ボリュームに見つかりませんでした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行して、指定されたボリュ
ームに存在する BASESNAPSHOTNAME または
DIFFSNAPSHOTNAME を使用してスナップショットを
指定してください。
ANS2850E
スナップショットの作成のエラーが発生し
ました: ボリューム NAS volume は、
snapmirror 宛先のボリュームです。
説明: 読み取り専用の snapmirror 宛先のボリューム上
にスナップショットを作成しようとする試みが行われま
した。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: USEEXISTINGBASE オプションおよ
び DIFFSNAPSHOT=latest オプションを使用して操作を
再試行してください。
ANS2851E
スナップショット処理エラー: 。
説明: メッセージに指定されている理由によりエラーが
発生しました
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定ボリュームがオンライン上にあ
り、書き込みアクセスが可能なことを確認してくださ
い。
ANS2852W
登録済み基本スナップショット「」がボリ
ューム 上に存在していません。
説明: 前回のバックアップで登録された、指定された基
本スナップショットが指定されたボリューム上にすでに
存在していません。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
クライアントは、欠落した登録済みス
192
ナップショットより古い既存のスナップショットを、現
行バックアップの基本として使用しようとします。
ANS2853E
ボリューム 上に基本スナップショットを
設定できません。
説明: 指定されたボリューム上では、基本スナップショ
ットを作成したり選択することができませんでした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 他のエラー・メッセージを参照して、
基本が設定できなかった理由を判別してください。
ANS2854E
ボリューム 上に差分スナップショットを
設定できません。
説明: 指定されたボリューム上では、差分スナップショ
ットを作成したり選択することができませんでした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 他のエラー・メッセージを参照して、
差分が設定できなかった理由を判別してください。
ANS2855W
TSM for Virtual Environments は、入力
ファイル「input file」の解析中にエラーを
検出しました。'specifier' を使用する場
合、'specifier' を指定してはなりません。
オプションは無視されます。
説明: 入力ファイルの解析中にエラーが発生しました。
システムの処置:
続行されます。
操作は、このパラメーターを無視して
ユーザーの処置: このエラーは、通常、識別子を誤った
オプションで使用したことが原因です。入力ファイル内
のオプションが要求された操作と一致しているかを確認
して、操作を再試行してください。
ANS2856E
TSM for Virtual Environments は
vCloud を示すノード名が指定されていな
いことを検出しました。
説明: VMCLI プロファイルで vCloud を表すノード名
が指定されていません。
システムの処置: 有効な vCloud ノード名を指定せずに
操作を続行できません。
ユーザーの処置: VMCLI プロファイルの
VE_VCENTER_NODE_NAME パラメーターで vCloud
ノード名を指定してください。その後、操作を再試行し
てください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2857E • ANS2888E
ANS2857E
TSM for Virtual Environments は、入力
ファイル 'input file' からの 'read in line'
を解析中に、'operation' 操作にはオプショ
ン 'specifier' が必須であることを検出しま
した。
説明: 必須オプションあるいは識別子が入力ファイルか
ら欠落しています。
システムの処置:
操作は停止します。
ユーザーの処置: この問題は、オプションまたは識別子
が欠落していることが原因である可能性があります。入
力ファイル内のコマンドの構文と値の構文が正しいこと
を確認してください。その後、操作を再試行してくださ
い。
ANS2858E
バックアップに使用可能な VM のリスト
の取得に失敗しました。
説明: バックアップする必要がある VM を選択するた
めの VM の全リストの取得に失敗しました。
システムの処置:
操作は停止されました。
ユーザーの処置: vCenter への接続用の構成パラメータ
ーを確認してください。
ANS2859E
バックアップしたデータを保管するのに使
用する組織 VDC ノードを見つけること
ができませんでした。
説明: バックアップした vApp データを保管する組織
VDC ノードを見つけることができませんでした。この
ノードは、プロバイダー VDC ノードにマップされてい
る必要があります。この問題は、プロバイダー VDC ノ
ードと組織 VDC ノードの間のマッピングが無効である
ことが原因の可能性があります。
システムの処置:
システムの処置: クライアントは、スナップショット差
分バックアップ操作を実行しません。
ユーザーの処置: コマンドが失敗する原因となった問題
を特定して、修正してください。このコマンドではゼロ
以外の戻りコードが通常であるような場合には、このコ
マンドを常にゼロの戻りコードで終了するスクリプトに
ラップすることを検討してみてください。
ANS2861W
PRESNAPSHOTCMD コマンドは失敗し
ました。 スナップショット差分バックア
ップは実行されません。
説明: スナップショット差分バックアップを実行するに
は、PRESNAPSHOTCMD オプションで指定されたコマ
ンドが正常に完了する必要があります。このコマンド
は、戻りコード 0 (ゼロ) が表示されて完了すれば、正
常に完了したものと見なされます。 コマンドが完了し
ても、それ以外の戻りコードが表示された場合は、コマ
ンドは失敗したものと見なされます。 コマンドが失敗
POSTSNAPSHOTCMD コマンドは失敗し
ました。
説明: POSTSNAPSHOTCMD オプションで指定された
コマンドがゼロ以外の戻りコードで完了した場合、スナ
ップショット差分バックアップ操作は続行されます。こ
の操作は警告レベルの結果を伴って続行されます。
POSTSNAPSHOTCMD コマンドの結果が、スナップシ
ョット差分バックアップ・コマンドによる高レベルの結
果より優先されることはありません。例えば、スナップ
ショット差分バックアップ・コマンドがコード 12 で完
了した場合、それより小さい POSTSNAPSHOTCMD コ
マンドからの戻りコードによって、この戻りコードが変
更されることはありません。
システムの処置: スナップショット差分バックアップは
続行されますが、8 以上の警告戻りコードが表示されま
す。
ユーザーの処置: コマンドが失敗する原因となった問題
を特定して、修正してください。このコマンドを常にゼ
ロの戻りコードで終了するスクリプトにラップすること
を検討してください。
ANS2863E
操作は停止されました。
ユーザーの処置: 「構成」ページに進んで「構成ウィザ
ードを実行」をクリックし、プロバイダー VDC ノード
のマッピング情報が有効であることを確認します。
ANS2860E
した場合、スナップショット差分バックアップは実行さ
れません。
バックアップ・アーカイブ・クライアント
は、Vcloud 保護ランタイム・ライブラリ
ーのロードに失敗しました。
説明: vCloud 保護ランタイム・ライブラリーは、バッ
クアップ・アーカイブ・クライアントによってロードさ
れていません。
システムの処置: 操作は停止します。
ユーザーの処置: vCloud ランタイム・ライブラリー
が、クライアント・インストール・フォルダーの下の
「plugins」フォルダーにあることを確認します。
ANS2888E
VM フルバックアップまたは VM 増分バ
ックアップを実行できません。TSM for
Virtual Environments の有効なライセン
ス・ファイル (license-file) が見つかりま
せん。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
193
ANS2889I • ANS2902E
説明: ライセンス・ファイルが見つからなかったか、ア
クセス権のためにオープンできなかったか、またはファ
イルが破損しています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: ファイルのアクセス権を確認してくだ
さい。ライセンス・ファイルが正しい場所にあるか確認
してください。
ANS2889I
vApp 'vapp name' は 'new vapp name' と
いう名前で正常にリストアされました
説明: vApp の指定された名前へのリストアで正常にリ
ストア操作を完了しました。
されませんでした。メッセージで示されたエラー・コー
ドは、VM がリストアされなかった理由を示していま
す。ただし、この VM を含む vApp のリストア操作は
処理を続行します。
システムの処置: vApp のリストア処理は続行されま
す。
ユーザーの処置: dsmerror.log ファイルで、VM がリス
トアされなかった理由に関する情報を確認してくださ
い。その後、操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM Support Portal (http://www.ibm.com/
support/entry/portal/) で追加情報を参照してください。
ANS2900E
システムの処置: これは単なる通知メッセージです。
ユーザーの処置: アクションは不要です。
ANS2890E
vApp 'vapp name' のリストアが失敗しま
した。
説明: vCloud での指定された vApp のリストア操作が
失敗しました。
システムの処置:
操作は停止します。
ユーザーの処置: dsmerror.log ファイルで、リストア操
作が失敗した理由に関する情報を確認してください。そ
の後、操作を再試行してください。問題が解決しない場
合は、IBM Support Portal (http://www.ibm.com/support/
entry/portal/) で追加情報を参照してください。
ANS2891W
vApp 'vapp name' は正常にリストアされ
ました。ただし、existing vms num 個の
VM 中 failed vms num 個はリストアされ
ませんでした。
説明: vCloud での vApp リストア操作は正常に完了し
ましたが、1 つ以上の VM がリストアされませんでし
た。
システムの処置: 操作は正常に完了しました。ただし、
一部の VM がリストアされませんでした。
ユーザーの処置: dsmerror.log ファイルで、VM がリス
トアされなかった理由に関する情報を確認してくださ
い。その後、操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM Support Portal (http://www.ibm.com/
support/entry/portal/) で追加情報を参照してください。
ANS2892E
vApp 'vapp name' の VM 'vm name' の
リストアが失敗しました (エラー error
code が発生しました)。
TSM for Virtual Environments は、スキ
ャン・ドメインが指定されていないことを
検出しました。
説明: コマンド行オプションの解析中に、スキャン・ド
メインが検出されませんでした。このエラーは、-domain
オプションが指定されなかったために発生しました。
システムの処置: 有効なスキャン・ドメインなしでこの
操作を続行できません。
ユーザーの処置: -domain オプションを指定して、操作
を再実行してください。
ANS2901E
TSM for Virtual Environments は、ドメ
イン・ユーザーが指定されていないことを
検出しました。
説明: コマンド行オプションの解析中に、ドメイン・ユ
ーザーが検出されませんでした。このエラーは、-user
オプションが指定されなかったために発生しました。
システムの処置: 有効なドメイン・ユーザーなしでこの
操作を続行できません。
ユーザーの処置: -user オプションを指定して、操作を
再実行してください。
ANS2902E
機能 func-name でのドメイン・パスワー
ドの保存が、戻りコード return-code で失
敗しました。
説明: この機能がドメイン・パスワードを保存しようと
したときに、予期しない書き込みアクセス・エラーが発
生しました。レジストリー、またはパスワード・ファイ
ルが保存されている Linux インストール・フォルダー
上の TSM for Virtual Environments に対する書き込みア
クセス権が存在しません。
システムの処置:
操作は終了する。
ユーザーの処置: レジストリー、または Linux インス
トール・フォルダー上の TSM for Virtual Environments
説明:
エラー・メッセージで示された VM はリストア
194
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS2903E • ANS3006I
に書き込みアクセス権を付与し、操作を再試行してくだ
さい。
ANS2903E
機能 func-name でのドメイン・パスワー
ドの読み取りが、戻りコード return-code
で失敗しました。
ANS3002I
ユーザー userid (communication-method
address) のセッションが開始しました。
説明: 指定されたユーザーのセッションが開始しまし
た。
システムの処置: ありません。
説明: この機能がドメイン・パスワードを読み取ろうと
したときに、予期しないエラーが発生しました。
ユーザーの処置: ありません。
システムの処置:
ANS3003I
操作は終了する。
ユーザーの処置: Windows の場合は、パスワードがレ
ジストリー内に存在することを確認してください。
Linux の場合は、パスワード・ファイル内にパスワード
が存在していることを確認してください。操作を再試行
してください。
ANS2998I
包含/除外ファイル 'file-name' の行番号
number で検出されたオプション 'option'
は、サポートされていません。クライアン
トは、このオプションを無視します。
説明: 指定されたオプションは有効ではあるが、現行プ
ラットフォームではサポートされていないためにクライ
アントによって無視されます。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: このメッセージは無視しても構いませ
ん。あるいは、包含/除外ファイルからこのオプションを
削除することもできます。
ANS3000I
communication-type 通信をポート
port-number で使用可能です。
説明: ご使用のアカウントは、大/小文字が区別される
パスワードを使用するように更新されています。
システムの処置: None
ユーザーの処置: 大/小文字を含めて、新規パスワード
を入力時に必ず覚えておいてください。 詳しくは、
TSM 管理者に連絡してください。
ANS3004E
システムの処置: 指定されたユーザーのセッションが終
了します。
ユーザーの処置: リモート・クライアントを再始動し
て、指定されたユーザーの正しいパスワードを入力して
ください。
ANS3005I
ありません。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS3001E
HTTPS 通信の初期設定エラー - Secure
HTTP を使用できません。
ユーザー userid のセッションが終了しま
した - 無効なパスワードが入力されまし
た。
説明: 無効なパスワードが入力されたために、指定され
たユーザーのセッションが終了しました。
説明: 指定された通信は指定されたポート番号で使用可
能です。
システムの処置:
新規パスワードでは大/小文字が区別され
ます。
ユーザー userid のセッションが終了しま
した - idle-minutes 分間アイドル状態にな
っています。
説明: 指定された分数の間セッションで何も活動が行わ
れなかったため、指定されたユーザーのセッションが終
了しました。
システムの処置:
了します。
指定されたユーザーのセッションが終
説明: HTTPS 通信の初期設定中にエラーが発生しまし
た。 処理は継続しますが、Secure HTTP 通信は使用で
きません。
ユーザーの処置: リモート・クライアントを再始動し
て、新規セッションを開始してください。
システムの処置: 処理は続行しますが、Secure HTTP
通信は使用できなくなります。
ANS3006I
ユーザーの処置: コンソール・ログおよびエラー・ログ
を調べて、Secure HTTP 通信を開始できなかった理由を
判別し、問題を訂正してクライアントを再始動します。
説明:
TSM Web クライアント (ip-address) に
対する要求を処理中。
Web クライアントに対する要求は処理中です。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
ありません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
195
ANS3007I • ANS3014E
ANS3007I
TSM client-name を終了します idle-minutes 分間アイドル状態になってい
ます。
説明: 指定されたクライアントは、指定された時間アイ
ドル状態であったため終了します。 このクライアント
は、必要なときに自動的に開始されます。
システムの処置:
す。
クライアント・プログラムは停止しま
ユーザーの処置:
ありません。
ANS3008E
ANS3011E
以前の変更がコミットされていません。マ
シンをリブートしてからでないと、この操
作は実行できません。
説明: 前の操作で変更が有効になるためにはマシンをリ
ブートする必要がありましたが、マシンがリブートされ
ていません。 マシンをリブートしてからでないと、こ
こで選択した操作は実行できません。
システムの処置:
名前 'file_name' を解決しているときに、
検出されたシンボリック・リンクの数が多
すぎました。
選択した操作は実行されません。
ユーザーの処置: マシンをリブートした上で、操作を再
試行してください。
ユーザーの処置: ファイルにループ・シンボリック・リ
ンクがないことを確認してください。
論理ボリューム・スナップショット・エー
ジェントがインストールされていません。
セットアップ・ウィザードを使用してオン
ライン・イメージまたはオープン・ファイ
ル・サポートのいずれかを構成し、スナッ
プショット・プロバイダーとして論理ボリ
ューム・スナップショット・エージェント
を選択してください。
論理ボリューム・スナップショット・エー
ジェント・プラグイン・ライブラリーが見
つかりませんでした。
説明: 選択した操作には論理ボリューム・スナップショ
ット・エージェントが必要ですが、これがインストール
されていません。 セットアップ・ウィザードを使用し
て、LVSA をインストールします。
ANS3012E
説明: ファイル名の解決を試行しているときに検出され
たシンボリック・リンクの数が多すぎます。
システムの処置: ファイルはスキップされます。
ANS3009E
説明: 論理ボリューム・スナップショット・エージェン
ト (LVSA) プラグイン・ライブラリーは、クライアント
のインストール時にインストールされているはずです
が、見つかりません。
システムの処置:
スナップショット・ウィザード操作が失敗
しました。
説明: スナップショット・ウィザード操作が失敗し、ゼ
ロ以外の値の戻りコードが表示されました。追加情報に
ついてはエラー・ログを検査してください。
システムの処置:
選択した操作は実行されません。
ユーザーの処置: エラー・ログにエラー・メッセージが
ないか確認し、失敗の原因を訂正してから操作を再試行
してください。
ユーザーの処置: 論理ボリューム・スナップショット・
エージェントをインストールした後で、操作を再試行し
てください。
ANS3013E
指定されたスナップショット・プロバイダ
ーは、このバージョンのオペレーティン
グ・システムではサポートされていませ
ん。
説明: 指定されたスナップショット・プロバイダーは、
現在実行中のバージョンのオペレーティング・システム
ではサポートされていません。別のスナップショット・
プロバイダーが使用可能な場合は、それを選択して操作
を再試行してください。
システムの処置:
選択した操作は実行されません。
ユーザーの処置: 別のスナップショット・プロバイダー
が使用可能な場合は、それを選択して操作を再試行して
ください。
ANS3014E
説明:
196
選択した操作は実行されません。
選択した操作は実行されません。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が再
発する場合は、TSM クライアント・ソフトウェアを再
インストールしてください。問題が解決しない場合は、
IBM テクニカル・サポートに連絡して、支援を依頼し
てください。
ANS3010E
システムの処置:
バックアップ文書「xml-backup-doc-file」
のスナップショットの公開が失敗しまし
た。
スナップショットの公開が失敗しました。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS3401W • ANS3406W
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 詳しくは、dsmerror.log ファイルを参
照してください。
ANS3401W
エンティティー name は無効です。
説明: この名前のボリュームは見つからないか、サーバ
ー・フリー操作に適していません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
正しい名前を指定してください。
ANS3402W
name: システム呼び出し func がコード
rc で失敗しました。
説明: オペレーティング・システムから情報を取得して
いるときに、エラーが発生しました。ボリューム情報を
取得できませんでした。
システムの処置: 取得しようとしていた情報がこの操作
にとって重要でない場合や、実行しようとしていた操作
のコンテキストでその動作が予期される場合は、処理を
続行できます。
ANS3404W
ボリューム name を読み取っているとき
に、エラーが発生しました。
説明: 示されているボリュームを読み取れませんでし
た。その原因としては、読み取り対象のデータがボリュ
ームの有効範囲外にあること、デバイスが別のアプリケ
ーションによってロックされていることなどが考えられ
ます。メッセージに表示されているオペレーティング・
システム・エラー・コードが失敗の具体的な理由を示し
ています。
システムの処置: サーバー・フリー・データ移動を使用
している場合は、非サーバー・フリー・データ移動によ
って処理を続行します。そうでない場合、処理は停止し
ます。
ユーザーの処置: オペレーティング・システムのツール
を使用して、エラー・コードの記述を取得してくださ
い。また、エラー・ログで、失敗の理由を示す他のメッ
セージを探してください。示されている問題の解決を試
行してから、操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
ユーザーの処置: エラー・ログで、エラーの理由を示す
その他のメッセージを調べてください。示されている問
題の解決を試行してから、操作を再試行してください。
問題が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポート
に連絡して、支援を依頼してください。
説明: そのボリュームのそのファイル・システムは、実
行対象の操作に関してサポートされていません。
ボリューム name を読み取りのためにオ
ープンできません。システム・エラー・コ
ードは、err です。
システムの処置: サーバー・フリー・データ移動を使用
している場合は、非サーバー・フリー・データ移動によ
って処理を続行します。そうでない場合、処理は停止し
ます。
ANS3403W
説明: 示されているボリュームをオープンできませんで
した。その原因としては、デバイスが有効なシステム・
デバイスでないこと、デバイスが別のアプリケーション
によってロックされていること、ユーザーが正しい許可
を持っていないことなどが考えられます。メッセージに
表示されているオペレーティング・システム・エラー・
コードが失敗の具体的な理由を示しています。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: オペレーティング・システムのツール
を使用して、エラー・コードの記述を取得してくださ
い。また、エラー・ログで、失敗の理由を示す他のメッ
セージを探してください。示されている問題の解決を試
行してから、操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
ANS3405W
ボリューム name のファイル・システム
fs が不明です。
ユーザーの処置: エラー・ログで、エラーの理由を示す
その他のメッセージを調べてください。示されている問
題の解決を試行してから、操作を再試行してください。
問題が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポート
に連絡して、支援を依頼してください。
ANS3406W
ボリューム name の物理マッピングはサ
ポートされていません。
説明: その論理ボリューム・レイアウトは、物理マッピ
ングに関して現在サポートされていません。
システムの処置:
ユーザーの処置: どんなボリューム・レイアウトが物理
マッピングに関してサポートされているかについては、
資料を参照してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
197
ANS3407W • ANS3412I
ANS3407W
name はローカルではありません。
説明: そのドライブまたはファイル・システムは、ロー
カルでなく、イメージ・バックアップに適していませ
ん。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
さい。
ローカルなボリュームを指定してくだ
ANS3408E
説明: 指定されたボリュームの umount が失敗し、示
された errno が戻されました。errno を基に適切なアク
ションを実行し、操作を再試行してください。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: umount の失敗の errno を確認し、修
正アクションを実行したうえで、操作を再試行してくだ
さい。
ANS3409W
ボリューム name に書き込んでいるとき
に、エラーが発生しました。
説明: TSM は、示されているボリュームに書き込めま
せんでした。その原因としては、書き込み対象のデータ
がボリュームの有効範囲外にあること、デバイスが別の
アプリケーションによってロックされていることなどが
考えられます。メッセージに表示されているオペレーテ
ィング・システム・エラー・コードが失敗の具体的な理
由を示しています。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: オペレーティング・システムのツール
を使用して、エラー・コードの記述を取得してくださ
い。また、エラー・ログで、失敗の理由を示す他のメッ
セージを探してください。示されている問題の解決を試
行してから、操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
ANS3410E
オペレーティング・システムによって、
TSM のメモリー割り振り要求が拒否され
ました。
説明: 処理を進めるための情報を保管するために、
TSM がメモリーにアクセスする必要があります。この
場合は、オペレーティング・システムが割り振れる以上
198
v システムのメモリーが少なくなっています。
v プログラムが実行するプロセスが、割り当て可能な最
大のメモリーを超えました。
v その他の何らかのエラー状態が発生したため、プログ
ラムがメモリー不足と認識しています。
システムの処置: TSM は要求された操作を完了できま
せん。
ボリューム 'volume' に対するシステム呼
び出し 'umount' が失敗し、errno='error'
が戻されました。errno を基に適切なアク
ションを実行し、操作を再試行してくださ
い。
システムの処置:
のメモリーが要求されています。考えられる理由は次の
とおりです。
ユーザーの処置: 不要なアプリケーションをすべてクロ
ーズし、操作を再試行してください。それでも操作が失
敗する場合は、タスクをいくつかの小さい単位に分割し
てみてください。例えば、ファイル指定に高位のディレ
クトリーが含まれる場合、各ディレクトリーごとに順番
に TSM のタスクを実行してください。TSM タスクが
増分バックアップの場合、オプション
"-memoryefficientbackup=yes" を使用してください。
リソース限度をサポートする UNIX システムでは、次
のコマンドを入力してメモリーのリソース限度が小さす
ぎるかどうかをチェックしてください。
ulimit -a
得られたデータに基づいて、UNIX システムのルート・
ユーザーにリソース限度を大きくして現在のデフォルト
を指定変更するよう依頼することができます。UNIX シ
ステムのルート・ユーザーはリソース限度を大きくする
権限を持っています。
ANS3411E
無効な引数が関数 name に渡されまし
た。
説明: 示されている関数は、処理を進めるための正しい
引数を受け取りませんでした。それ以上の説明について
は、エラー・ログでこのエラーの後に記述されている追
加のエラーを調べてください。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合は、TSM 管理者に連絡してください。
ANS3412I
DiskMapper は、エンティティー name
の name をサポートしていません。
説明: 要求された機能は、現時点で DiskMapper にイン
プリメントされていません。このエラーを TSM 管理者
に報告してください。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS3413I • ANS3418W
ANS3413I
DiskMapper オブジェクト 'name' のタイ
プ 'name' は無効です。
説明: 示されているオブジェクトは、発信元のクライア
ント・システムで無効です。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合には、クライアントのエラー・ログにこの問題に
関する他のメッセージがないかどうか確認してくださ
い。さらに支援が必要な場合には、TSM 管理者に連絡
してください。
ANS3414I
説明:
ディスク 'name' は、システム上で定義さ
れているコンテナーの一部ではありませ
ん。
ありません。
システムの処置:
す。
ありません。これは通知メッセージで
ユーザーの処置:
ありません。
ANS3415W
'name' のデータを含んでいる 1 つ以上の
ディスクに不良ブロックがあります。
説明: 上記のオブジェクトのデータ・ブロックを含んで
いる 1 つ以上の物理ディスクに不良ブロックがあるの
で、要求された操作を続行できません。
システムの処置: システムは、要求された操作を完了す
るための予備手段を見つける可能性があります。コンソ
ール・ログとエラー・ログで、実行された修正アクショ
ンや提案されているユーザー・アクションに関する追加
情報を調べてください。
ユーザーの処置: 操作によっては、TSM が操作を完了
するための代替手段を提案することがあります。エラ
ー・ログ、sched ログ、コンソール・ログで追加情報を
調べてください。
ANS3416E
ボリューム 'name' は現在別のプロセスが
使用中です。
説明: この操作には、このボリュームへの排他的アクセ
スが必要です。この失敗の原因としては、システム上の
別のプロセスがボリュームを開いていることが考えられ
ます。
システムの処置:
処理は停止しました。
ANS3417W
name: システム呼び出し func がコード
rc - strerror で失敗しました。
説明: オペレーティング・システムから情報を取得して
いるときに、エラーが発生しました。ボリューム情報を
取得できませんでした。
システムの処置: 取得しようとしていた情報がこの操作
にとって重要でない場合や、実行しようとしていた操作
のコンテキストでその動作が予期される場合は、処理を
続行できます。
ユーザーの処置: エラー・ログで、エラーの理由を示す
その他のメッセージを調べてください。示されている問
題の解決を試行してから、操作を再試行してください。
問題が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポート
に連絡して、支援を依頼してください。
ANS3418W
イメージ・バックアップ操作のためのメモ
リー割り振り要求は、オペレーティング・
システムにより拒否されました。
説明: ファイル・システムの使用済みブロックについて
の情報を保管するために TSM がメモリーにアクセスす
る必要があります。この場合は、オペレーティング・シ
ステムが割り振れる以上のメモリーが要求されていま
す。
システムの処置: imagegapsize が専用ファイル・システ
ムに対して小さすぎる場合、および TSM がメモリー不
足状態である場合、TSM は自動的に完全ボリューム・
バックアップに切り替えます。操作は imagegapsize = 0
で続行します。
ユーザーの処置: メモリー不足状態を防ぐには以下の方
法があります。
v
次のコマンドを入力して、メモリー・リソースの制
限が低すぎないかどうかを検査します。
ulimit -a
そして、UNIX システムの root ユーザーに、メモリ
ーの制限の引き上げを依頼します。
v
imagegapsize オプション値の引き上げ。より大きな
imagegapsize が使用されると、イメージ・バックアッ
プに必要なメモリーはより少なくなりますが、より多
くの未使用データがサーバーに送信されます。逆もま
た同様に、より小さな imagegapsize が使用される
と、バックアップにはより多くのメモリーが使用され
ますが、より少ない未使用データがサーバーに送信さ
れます。結果もボリューム上でのデータの分散状況に
依存します。 is spread on the volume.
ユーザーの処置: システムで実行中のアプリケーション
を確認し、どのプロセスもこのボリュームを開いていな
いことを確認してから、操作を再試行してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
199
ANS4000E • ANS4006E
ANS4000E
'filespace-name' の処理中にエラーが発生
しました。ファイル・スペースが存在しま
せん。
説明: 指定されたファイル・スペース (ドメイン) が誤
っているか、ワークステーション上に存在しませ
ん。-MODE=INCREMENTAL オプションを指定して
BACKUP IMAGE コマンドを実行した結果このメッセー
ジが出力された場合は、ユーザーがロー論理ボリューム
の名前を入力したことを意味します。
MODE=INCREMENTAL オプションは、ロー論理ボリュ
ームでは無効です。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 既存のドメイン (ドライブ名またはフ
ァイル・システム名) を指定して操作を再試行してくだ
さい。 メッセージが MODE=INCREMENTAL オプショ
ンの不適切な使用の結果表示された場合は、オプション
を省略してコマンドを再試行してください。
ANS4001E
ドメイン 'filespace-name' のファイル・ス
ペースが TSM サーバーで見つかりませ
んでした。
説明: 指定されたファイル・スペースはサーバー上にあ
ると期待されましたが、現在は存在しません。 現行操
作の進行中にコマンドが実行されて、ファイル・スペー
スがサーバーから削除された可能性があります。
システムの処置:
TSM の処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が再
発する場合は、エラー・ログにこの障害の原因を示す他
のメッセージがないかを調べます。示されている問題の
解決を試行してから、操作を再試行してください。問題
が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポートに連
絡して、支援を依頼してください。
ANS4002E
説明:
'filespace-name' を処理中のエラー: ボリュ
ーム・ラベルが存在しない。
選択されたドライブにラベルがありません。
システムの処置: TSM は、入力されたドライブまたは
ラベルがないと、要求された操作を実行できません。
ユーザーの処置: ドライブがフロッピー・ドライブであ
る場合、ボリューム・ラベルの付いたディスクをそこに
入れて、操作を再試行してください。ディスクがハー
ド・ディスクである場合、ドライブにボリューム・ラベ
ルがあることを確認して、操作を再試行してください。
200
ANS4003E
'filespace-name' を処理中のエラー: 重複ボ
リューム・ラベルが検出されました。
説明: 選択したドライブには重複ボリューム・ラベルが
あります。 TSM はボリューム・ラベルを使用して、バ
ックアップ・アーカイブ情報を追跡するので、重複ボリ
ューム・ラベルを持つドライブからファイルをバックア
ップまたはアーカイブすることはできません。
システムの処置: TSM はドライブを選択することがで
きません。
ユーザーの処置: このボリュームをシステムで使用でき
るようにする必要がある場合には、TSM を終了して、
ドライブにボリューム・ラベルを割り当ててください。
TSM を再始動し、操作を再試行します。
ANS4004E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー : 宛先ファイルおよびディレ
クトリーは書き込みロックされています。
説明: 宛先が書き込みロックされているため、サーバー
からリストアまたはリトリーブされているファイルまた
はディレクトリーに書き込むことができません。別の操
作がファイルをオープンしていて、更新を許可していな
い可能性があります。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: ファイルを書き込みロックした操作を
判別するか、ファイルを別の名前または場所にリストア
します。
ANS4005E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー : ファイルが見つかりませ
ん。
説明: バックアップ、アーカイブ、またはマイグレーシ
ョンの処理が行われているファイルは、既にクライアン
ト上に存在しません。TSM によるバックアップ、アー
カイブまたはマイグレーションが行われる前に、他のプ
ロセスがファイルを削除しました。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS4006E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー : ディレクトリー・パスが見
つからない。
説明: IBM Tivoli Storage Manager からディレクトリー
にアクセスしようとしたときに、「パスが見つからな
い」という状況がオペレーティング・システムから戻さ
れました。メッセージに示された存在していないディレ
クトリー (path-name) を指定したか、IBM Tivoli Storage
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4007E • ANS4012E
Manager でディレクトリーをバックアップまたはアーカ
イブする前に別のプロセスによって削除されたため、処
理対象のディレクトリーがクライアント上に存在しませ
ん。
システムの処置: このディレクトリーをスキップし、処
理を続行します。
ユーザーの処置: スペルや句読点、特にディレクトリー
区切り文字 (例えば、「¥」など) の配置をすべて再チェ
ックしてください。構文が間違っている場合は、訂正し
てから操作を再試行してください。パスが正しく指定さ
れ、ディレクトリーが実際に存在していることを確認し
てください。 正しいパスとディレクトリー名を指定し
て、コマンドをやり直してください。 ディレクトリー
名を訂正できない場合は、Exclude オプションを使用し
てこのディレクトリーを操作から除外してください。
ANS4007E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー : オブジェクトへのアクセス
がリジェクトされた。
説明: 指定されたファイルまたはディレクトリーへのア
クセスが拒否されました。 ファイルの読み取りまたは
ファイルへの書き込みを試行しましたが、ファイルまた
はディレクトリーへのアクセス許可がありません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しいファイル名またはディレクトリ
ー名が指定されていることを確認し、許可を訂正する
か、新しい場所を指定してください。
ANS4008E
説明:
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。ファイルは一
時的に使用不可です。
ファイルは一時的に使用できません。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: ファイルが別のプロセスによってロッ
クされていないか確認してください。 そうでない場
合、コマンドを再試行してください。
ANS4009E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー: ディスクが満杯状態です
説明: 宛先ディスクがフルであるため、これ以上のファ
イルをリストアまたはリトリーブできません。
システムの処置: クライアントは、ユーザーのアクショ
ンを要求しています。
v このオブジェクトの再試行
v このオブジェクトのスキップ
v アクションの打ち切り
ユーザーの処置: このオブジェクトの適切なアクション
を選択してください。 操作を再試行する前に、宛先デ
ィスクでフリー・スペースを作成します。 別の選択肢
として、ファイルを別のディスクにリストア、またはリ
トリーブしてください。
ANS4010E
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。不整合の
NFS ハンドルです。
説明: NFS ファイル・システムが不整合になっていま
す。
システムの処置: ファイル・システムはスキップされま
す。
ユーザーの処置: NFS マウントのファイル・システム
を確認してください。
ANS4011E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー : 使用可能なファイル・ハン
ドルがありません。
説明: システムのファイル・ハンドルはすべて現在使用
中です。 使用可能なものはありません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 他のプロセスを終了して一部のファイ
ル・ハンドルを解放するか、システム・セットアップを
変更して同時にオープンできるファイルの数を増やしま
す。
ANS4012E
'filespace namepath-namefile-name' は既に
存在しています。 これはスキップされま
す。
説明: クライアントは指定のファイルをリストアまたは
リトリーブしようとしましたが、ファイルはリストアの
出力先の場所に既に存在しており、ユーザーは既存のフ
ァイルを置き換えない選択をしました。
システムの処置: このファイルはスキップされ、メッセ
ージが dsmerror.log に記録されます。リストア処理また
はリトリーブ処理は、次のオブジェクトについて引き続
き実行されます。
ユーザーの処置: このファイルがスキップされた理由
は、REPLACE NO が有効であった (それによって既存
のすべてのファイルおよびディレクトリーがスキップさ
れた) か、あるいは REPLACE PROMPT が有効であっ
た (プロンプトが出されたときに、ユーザーはこのフ
ァイル、または既存のすべてのディレクトリーとファイ
ルをスキップすることを選択した)のいずれかです 。
意図的にファイルをスキップすることにしたのであれ
ば、これ以上の措置は不要です。 それ以外の場合は、
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
201
ANS4013E • ANS4020E
REPLACE または ALL REPLACE PROMPT を使用して
操作を再試行できます。
ANS4013E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー: 無効なファイル・ハンドル
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: ファイルを実行している操作を停止し
て、操作を再試行するか、ファイルを異なる名前または
ディレクトリーにリストアまたはリトリーブします。
説明: 内部システム・エラーが発生しました。無効なフ
ァイル・ハンドルが受け渡されたため、ファイル操作は
失敗しました。
ANS4017E
システムの処置:
説明: ファイル名の解決を試行しているときに検出され
たシンボリック・リンクの数が多すぎます。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: この問題をシステム管理者に報告して
から、操作を再試行してください。
ANS4014E
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。不明なシステ
ム・エラー (error-code) が発生しました。
プログラムを終了します。
説明: クライアント・プログラム内で、認識されない、
予期しない error-code が発生しました。 これはプログ
ラミング障害で、クライアント・プログラムは終了しま
す。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続く場合は、エラーを TSM 管理者に報告してくださ
い。
ANS4015E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中にエラー: 予期しない TSM エラー
(error-code) が検出されました。
説明: 予期しないエラーが発生しました。これは TSM
が処理または回復することができない、低レベルのシス
テムまたは通信エラーの可能性があります。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続く場合は、システム問題のその他の指示を探して、
どこに問題があるかを判別してください。 ほとんどの
システムには、追加情報が含まれていることがあるエラ
ーまたはイベント・ログがあります。 システム管理者
または TSM 管理者に連絡して、さらに援助を求めてく
ださい。
ANS4016E
'filespace namepath-namefile-name' プロセ
ス中のエラー : ファイルは実行中。書き
込み許可がリジェクトされました。
説明: 現行ファイルは、現在、別の操作によって実行さ
れているため、オープンして書き込むことができませ
ん。
202
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー : 名前の解決中に検出された
シンボリック・リンクの数が多すぎます。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: ファイルにループ・シンボリック・リ
ンクがないことを確認してください。
ANS4018E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー: ファイル名が長すぎます。
説明: 指定されたファイル名は、TSM が処理するには
長すぎます。
システムの処置: ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: 特定オペレーティング・システム用の
該当する「バックアップ/アーカイブ・クライアントの使
用」資料で TSM によって処理されるファイル名を確認
してください。
ANS4019E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中にエラー: ファイル・システムがシステ
ムによってロックされています。
説明: システムによってロックされているため、ファイ
ル・システムにアクセスできません。
システムの処置:
TSM は操作を完了できません。
ユーザーの処置:
システム管理者にご相談ください。
ANS4020E
オブジェクトのデータ形式 'filespace
namepath-namefile-name' が不明です。不明
のフォーマットは、通常、ファイルがより
最近のバージョンの IBM Tivoli Storage
Manager でバックアップまたはアーカイ
ブされたときに発生します。
説明: ファイルがバックアップまたはアーカイブされる
とき、IBM Tivoli Storage Manager にはファイルに関す
る追加情報がいくらか組み込まれます。IBM Tivoli
Storage Manager がリストアまたはリトリーブ操作時に
その情報を認識できない場合に、このメッセージが出さ
れます。この問題の原因として一番考えられるのは、フ
ァイルがより新しいバージョンの IBM Tivoli Storage
Manager でバックアップまたはアーカイブされたことで
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4021E • ANS4025E
す。大/小文字を保持するものの、大/小文字を区別しな
いファイル・システムからファイルがバックアップされ
た場合、表示されるファイル名の大/小文字が誤っている
可能性があります。ただし、このファイルはスキップさ
れるため、不正確な大/小文字による処理への影響はあり
ません。
システムの処置: ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: システムが正しく作動していることを
確認してください。
ANS4025E
システムの処置: ファイルはリストアもリトリーブもさ
れません。次のファイルで処理を続行します。
ユーザーの処置: 現行バージョンの IBM Tivoli Storage
Manager クライアント・ソフトウェアを使用してリスト
アまたはリトリーブ操作を再試行してください。問題が
解決しない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡
して、支援を依頼してください。
説明: バックアップ/リストアまたはアーカイブ/リトリ
ーブを行っているファイルが、このユーザー用のシステ
ム設定制限を超えました。下記に、さまざまなプラット
フォームに対応するファイル・サイズ制限を示します。
AIX
ANS4021E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー : ファイル・システムが作動
不能です。
説明: ファイル・システム/ドライブでアクセスの準備
ができていません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ドライブが TSM にとって利用可能
であることを確認し、操作を再試行します。
ANS4022E
説明:
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中にエラー: ファイル・システムが無効で
す。
ドライブがアクセス不能でした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ドライブが操作可能であることを確認
し、操作を再試行してください。 うまくいかない場
合、エラー・ログを調べてください。
ANS4023E
'filespace namepath-namefile-name': ファイ
ルの入出力エラーです
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー: ファイルがユーザーまたはシ
ステム・ファイルの限界値を超えていま
す。
68,589,453,312 (64GB)
HP-UX 1,099,511,627,775 (1TB-1)
Linux
2,147,483,647 (2GB)
Mac OS9 より前
2,147,482,624 (2GB-1K)
Mac OS9
18,446,744,073,709,551,616 (16EB)
NetWare
4,294,963,200 (4GB -4KB)
NUMA-Q® DYNIX/ptx®
4.5 1,095,216,660,480 (1TB-4GB)
OS/390®
4,294,967,295 (4GB)
SGI
18,446,744,073,709,551,615 (16EB-1)
Solaris 2.6 以上
1,099,511,627,775 (1TB-1)
Tru64 UNIX
1,099,511,627,776 (1TB)
UnixWare
2,147,483,647 (2GB)
説明: ファイルの読み取り中またはファイルへの書き込
み中にエラーが検出されました。
Windows ME (FAT32)
4,294,967,295 (4GB)
システムの処置:
Windows NT/2000 (NTFS)
17,592,185,978,880 (16TB-64K)
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: システムが正しく作動していることを
確認してください。 OS/2 の場合、障害を起こしたドラ
イブに対して CHKDSK /F を実行してください。該当
ドライブは、dsmerror.log で見つけることができます。
ANS4024E
説明:
た。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: システムしきい値が正しく設定されて
いることを確認してください。
'filespace namepath-namefile-name': ファイ
ルの書き込みエラーです
ファイルへの書き込み中にエラーが検出されまし
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
203
ANS4026W • ANS4032E
ANS4026W
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。'file-size' の
サイズがシステムの最大ファイル・サイズ
制限を超えました。
説明: システムの最大ファイル・サイズ制限を超えてい
るファイルのリストアまたはリトリーブを試行しまし
た。
システムの処置: TSM は、ファイルをリストアまたは
リトリーブできません。
ユーザーの処置: このファイル・サイズをサポートする
システムで、このファイルをリストアまたはリトリーブ
してください。システム管理者にご相談ください。
ANS4027S
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。内部プログラ
ム・メッセージ 'value' が出されました。
説明: 予期しない重大なプログラム障害が発生しまし
た。value に示されています。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決しない場合は、システム管理者またはサービス担当員
に連絡してください。
ANS4028E
'filespace namepath-namefile-name': ファイ
ル/ディレクトリー項目を作成できませ
ん。
説明: リストアまたはリトリーブされているファイルの
ディレクトリー・パスを作成できません。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: リストアまたはリトリーブされている
ファイルのディレクトリーを作成するための適切な許可
を取得していることを確認してください。
ANS4030E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー: このプロセスのディスク・ス
ペースの限界値に達しました。
説明: クライアント所有者に割り振られたディスク・ス
ペースがフルです。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ディスク・スペースを解放して、リス
トアまたはリトリーブ操作を再試行してください。
ANS4031E
'file_space_namepath_namefile_name' の処
理中にエラーが発生しました。名前が内部
の TSM の最大値を超えています。
説明: TSM でのファイル操作時に、内部の TSM の最
大値を超えているファイル名が、ファイル名の構成要素
(file_space_name、path_name、directory_name または
file_name) のうちの 1 つ以上で検出されました。
file_space_name、path_name、directory_name または
file_name に対して、内部の TSM の最大値は、オペレ
ーティング・システムの最大値とは別に考える必要があ
ります。
さまざまなプラットフォームにおける TSM の内部ファ
イル名の最大値を以下に示します。
AIX HP-UX Solaris
File_space_name
1024
Path_name または directory_name
1023
File_name
256
Linux
File_space_name
1024
Path_name または directory_name
768
File_name
256
Windows XP/2000/2003
File_space_name
1024
Path_name または directory_name
248
File_name
248
システムの処置: このファイルはスキップされます。
ANS4029E
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラー: ディレクトリー・パスを構築
できません。ディレクトリーと同じ名前の
ファイルが存在しています。
ユーザーの処置: ファイル名のサイズを縮小して、
TSM の内部の最大値より小さくなるようにしてくださ
い。
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー: ファイルが圧縮されていませ
ん。
説明: TSM はディレクトリー・パスの作成を試みまし
たが、ディレクトリーと同じ名前を持つファイルが存在
するために、作成することができません。
ANS4032E
システムの処置:
説明: 圧縮のフラグを立てられたファイルが圧縮されて
いなかったため、システムで障害が発生しました。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ディレクトリーと同じ名前を持つファ
イルを除去します。 前回のリストア/リトリーブ操作を
参照して、パスに沿ってすべてのディレクトリーを確認
してください。
204
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: システム管理者にこの問題を報告して
ください。 このエラーはシステム障害です。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4033E • ANS4039E
ANS4033E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー : ファイルはメモリーの大き
い他のマシン上で圧縮されています。
説明: リストアを試行しているファイルは、ご使用のク
ライアント・ワークステーションより多くのメモリーを
持つ別のクライアント・ワークステーションでバックア
ップおよび圧縮されています。このファイルはリストア
できません。ファイルをリストアして解凍するには、ご
使用のワークステーションのメモリーは不十分です。
システムの処置:
TSM は操作をキャンセルしました。
ユーザーの処置: より多くのメモリーを持つマシンを入
手して、操作を再試行してください。
ANS4034E
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー : 不明のシステム・エラー。
説明: 不明のエラーが発生しました。これは TSM が
処理または回復することができない、低レベルのシステ
ムまたは通信エラーの可能性があります。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決しない場合は、問題がある場所を判別してください。
システム管理者にさらなる支援を要請してください。
ANS4035W
ファイル 'filespace namepath-namefilename' は、現在サーバーで選択不可能で
す。
説明: 現在 TSM サーバーから使用不可なファイルの
リストアまたはリトリーブを試行しました。
システムの処置: TSM は、ファイルをリストアまたは
リトリーブできません。
ユーザーの処置: ファイルがサーバーで使用可能になっ
てから、リストアまたはリトリーブを試行してくださ
い。システム管理者にご相談ください。
ANS4036E
レジストリー・キーの保存中にエラーが発
生しました。
説明: 活動レジストリー・キーを ADSM.SYS ステージ
ング・ディレクトリーにコピーできません。
システムの処置:
了します。
レジストリーのバックアップ操作は終
ユーザーの処置: Windows ブート区画の使用可能なス
ペースをチェックし、Windows レジストリーのコピーを
格納するスペースがあることを確認します。 これには
数メガバイトのフリー・スペースが必要なことがありま
す。 ADSM.SYS ステージング・ディレクトリーの
Windows 許可も確認してください。それと共に TSM
実行下の Windows ユーザーが、そのディレクトリーと
内容への全アクセス権限を持っていることを確認してく
ださい。
ANS4037E
処理中にオブジェクト
'file-namefile-namefile-name' が変更されて
います。 オブジェクトはスキップされま
した。
説明: 指定された file-name は、処理を試行したときに
変更中であったため、バックアップ、アーカイブ、また
はマイグレーションでスキップされました。
システムの処置: TSM は、オブジェクトをスキップし
ました。
ユーザーの処置: このファイルをバックアップ、アーカ
イブ、またはマイグレーションしたい場合には、操作を
再試行してください。これが失敗した場合は、オブジェ
クトが変更されている理由を判別してください。 変更
中のオブジェクトのバックアップ、アーカイブ、または
マイグレーションの詳細については、システム管理者に
照会してください。
ANS4038E
ファイル・システム 'filespace name' の処
理中にエラーが発生しました。
説明: ファイル・システム 'filespace name' は壊れてい
るか、1 つ以上の壊れたディレクトリーが含まれている
ため、処理できません。
システムの処置:
す。
ファイル・システムはスキップされま
ユーザーの処置: システムが正しく作動していることを
確認してください。 Windows 環境の場合は、エラーが
起こるドライブに対して CHKDSK ユーティリティーを
実行します。壊れたディレクトリーの詳細については、
dsmerror.log に記載されています。
ANS4039E
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラー。圧縮ファイルが壊れていて、
解凍できません。
説明: 以下のいずれかの理由により、圧縮ファイルを正
しく解凍できません。
v テープに問題がある。
v 通信問題がある。
v TSM サーバー上の圧縮ファイルが破損している。
システムの処置: ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: 1) テープに問題があるため圧縮ファ
イルが破損した。これが問題であるかどうかを調べるに
は、TSM サーバーで次のコマンドを発行してくださ
い。 audit volume <volume_name> fix=no 問題が報告さ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
205
ANS4040E • ANS4046E
れた場合は、該当のテープ・ボリュームから新しいボリ
ュームにデータを移動して (MOVE DATA コマンドを
参照)、リストアを再試行することができます。 2) TSM
サーバーと TSM クライアント間の通信に問題があり、
その結果として、転送中にファイルが破損した。サーバ
ーでギガビット・イーサネット・アダプターを使用して
いる場合は、カード・ドライバーをアップグレードする
か (AIX プラットフォームの場合)、または、SUN が提
供する、いくつかのシステム・ネットワーク・オプショ
ンへの推奨される変更 (この問題を解決済み) を追加し
てください (SUN プラットフォームの場合)。3) リスト
ア中に、ファイル破損の発生元の TSM クライアント/サ
ーバー間に問題がなかったか、ネットワーク・サポート
担当者に確認してください。
ANS4040E
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。ファイル・シ
ステム filespace name がそのスペース管
理割り当て量を超えています。
説明: TSM が、ファイル・システムがその割り当て量
を超えていることを検出しました。このファイル・シス
テムからこれ以上のデータをマイグレーションできませ
ん。
説明: ファイル名、ディレクトリー名、またはボリュー
ム・ラベルの構文が誤っています。
システムの処置: このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: ディスクにエラーがないかを確認して
ください。
ANS4044E
説明: ワークステーションで指定されたファイルの処理
中に、大/小文字のみが異なる類似の名前を持つ別のファ
イル名が検出されました。バックアップ/アーカイブ・ク
ライアントは、このプラットフォームでは大/小文字のみ
が異なる複数の名前を許可せず、ファイルの保全性を保
証できないため、このファイルはスキップされます。
システムの処置: オブジェクトはスキップされます。
ユーザーの処置: 問題のファイルを固有の名前に名前変
更してください。
ANS4045E
システムの処置: TSM は、このファイル・システムか
らファイルをマイグレーションしません。
ユーザーの処置: いくつかのファイルを再呼び出しする
か、システム管理者にこのファイル・システムの割り当
て量を増やすよう依頼してください。
ANS4041W
'filespace namepath-namefile-name' を処理
中のエラー: ファイル・システムにマイグ
レーションまたは再呼び出しのためのフリ
ー・スペースまたはフリー i ノードがあ
りません。
説明: ファイル・システムがフルです。ファイルのマイ
グレーションまたは再呼び出しで必要なトランザクショ
ン・ファイルに割り振るために使用できるフリー・スペ
ースまたはフリー i ノードがこれ以上ありません。
システムの処置: TSM は、このファイル・システムの
現行操作を終了します。
ユーザーの処置: ファイル・システム内のファイルをい
くつか除去してから、調整を実行してください。操作を
再試行してください。
ANS4042E
206
オブジェクト名 'filespace
namepath-namefile-name' には、1 つ以上の
認識できない文字が含まれていて、無効で
す。
'filespace-namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。大/小文字の
区別がある名前が競合しています。
'filespace-namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。大/小文字の
区別がある名前が競合しています。このデ
ィレクトリー・ツリーはスキップされま
す。
説明: ワークステーションで指定されたファイルの処理
中に、大/小文字のみが異なる類似の名前を持つ別のオブ
ジェクト名が検出されました。バックアップ/アーカイ
ブ・クライアントは、このプラットフォームでは大/小文
字のみが異なる複数の名前を許可せず、ファイルの保全
性を保証できないため、このディレクトリーおよびその
中のすべてのオブジェクトはスキップされます。
システムの処置:
オブジェクトはスキップされます。
ユーザーの処置: 問題のファイルを固有の名前に名前変
更してください。
ANS4046E
'filespace-namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。このオブジェ
クトは壊れており、読み取り不能です。
説明: 壊れているファイルまたはディレクトリーの読み
取りまたはファイルまたはディレクトリーへの書き込み
が試行されました。破損したファイルはスキップされま
す。これがディレクトリーである場合は、ディレクトリ
ーおよびそのサブディレクトリーに含まれるオブジェク
トはスキップされます。
システムの処置:
オブジェクトはスキップされます。
ユーザーの処置: chkdsk (Windows) または fsck
(UNIX) などのシステム・ツールを使用して、システム
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4047E • ANS4051E
でファイル・スペースが壊れていないか確認してくださ
い。
ANS4047E
'file-namefile-namefile-name' で読み取りエ
ラーが発生しています。このファイルはス
キップされます。
プを調べて、すべてのコンポーネントが正しく機能して
いることを確認してください。
ANS4050W
説明: 指定された file-name をバックアップ/アーカイ
ブ中に読み取ることができなかったため、このファイル
はスキップされました。
JFS2 スナップショットをベースとした操作を実行して
いる場合は、スナップショットの大きさが、スナップシ
ョットの作成後にファイル・システムに対して行われた
すべての変更を含めるのに十分ではなかったことが考え
られます。これが原因でスナップショットが無効になっ
たために、TSM クライアントがスナップショットを読
み取れなかった可能性があります。
システムの処置:
た。
TSM はファイルをスキップしまし
ユーザーの処置: システムが正しく作動していることを
確認してください。
JFS2 スナップショットをベースにした操作を実行して
いる場合は、デフォルトの snapshotcachesize である
100% を使用し、ボリューム・グループに少なくともフ
ァイル・システムと同じ大きさのスナップショットを割
り振るのに十分なディスク・スペースがあることを確認
して、操作を再試行してください。
ANS4048W
LAN フリー接続が失敗しました。
説明: このセッションでは ENABLELANFREE オプシ
ョンが YES に設定されていましたが、LAN フリー接
続試行操作が失敗しました。
システムの処置: TSM クライアントは、非 LAN フリ
ー・サポートにフェイルオーバーします。
ユーザーの処置: TSM error.log で LAN フリーの失敗
について調べてください。LAN フリーのセットアップ
を調べて、すべてのコンポーネントが正しく機能してい
ることを確認してください。
ANS4049I
LAN フリー接続を確立しました。
説明: このセッションで ENABLELANFREE オプショ
ンが YES に設定され、TSM クライアントは LAN フ
リー接続の中断後にサーバーとの LAN フリー接続を正
常に確立しました。
システムの処置: TSM クライアントは、LAN フリー
を介してサーバーと通信します。
TSM 管理者がクライアント上でスケジュ
ール・アクションを実行できなくなってい
るため、スケジュール 'schedule-name' の
スケジュール・アクション
'schedule-action' は実行できませんでし
た。
説明: クライアント・オプション
(schedcmddisabled、srvprepostscheddisabled、
srvprepostsnapdisabled、restretrscheddisabled) の 1 つ以上
がクライアント上で YES に設定されているため、TSM
管理者は、クライアント上でスケジュール・アクション
(preschedule、postschedule、presnapshot、postsnapshot) の
いずれか、またはスケジュールされたオペレーティン
グ・システム・コマンド、リストア操作、またはリトリ
ーブ操作を実行できなくなっています。
システムの処置: スケジュールされた操作は実行され
ず、そのことを示すメッセージが TSM サーバーのログ
に記録されます。
ユーザーの処置:
ANS4051E
不要です。
'filespace namepath-namefile-name' の処理
エラー: 復号オプションが有効ですが、バ
ックアップまたはアーカイブの実行で使用
されているユーザー ID にはこの暗号化
ファイル・システム (EFS) ファイルを復
号する許可がありません。
説明: 処理中のファイルは暗号化ファイル・システム
(EFS) によって暗号化されています。このオプションは
ファイルを復号された形式でバックアップまたはアーカ
イブするために指定します。バックアップまたはアーカ
イブの実行で使用されているユーザー ID には、このフ
ァイルを復号する権限がありません。
システムの処置: このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: 復号作業を行う方法として、以下の 3
つが考えられます。
v 所有者とバックアップ/アーカイブ用ユーザー ID の
両方が属するグループの暗号鍵を使用してファイルを
暗号化し直す
v バックアップ/アーカイブ用ユーザー ID をこのファ
イルの復号許可を持つユーザーのリストに追加する
v 可能であれば、所有者のユーザー ID を使用してバッ
クアップまたはアーカイブを実行する
ユーザーの処置: TSM error.log で LAN フリー・エラ
ーについて調べてください。LAN フリーのセットアッ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
207
ANS4052E • ANS4055E
ANS4052E
'filespace namepath-namefile-name' の処理
エラー: 暗号化ファイル・システム (EFS)
ファイルをリストアできません。ファイ
ル・システムが未加工の EFS バックアッ
プ・データからのリストアをサポートしな
いため、または、おそらくそのリストア機
能にこのディレクトリーへの書き込み権限
がないためです。
説明: 処理中のファイルは暗号化ファイル・システム
(EFS) によって暗号化されています。このファイルは未
加工の暗号化形式でバックアップされました。ターゲッ
ト・ファイル・システムがこの暗号化形式をサポートし
ていないか、またはファイルのリストア先のディレクト
リーに対する書き込み権限がリストア機能にありませ
ん。
システムの処置: リストアは終了されます。
ユーザーの処置:
v ファイル・システムが AIX 拡張ジャーナル済みファ
イル・システム (JFS2) でない場合は、ファイルをこ
のロケーションにリストアすることはできません。
v ファイルが JFS2 であっても EFS が使用可能に設定
されていない場合は、EFS を使用可能にしないとファ
イルをリストアできません。
v リストアの実行で使用されているユーザー ID にその
ディレクトリーへの書き込み許可がない場合は、その
許可を変更するか、リストアを別のユーザー ID で実
行する必要があります。
ANS4053E
'filespace path filename' の処理エラーが発
生しました。ファイル・システムまたはオ
ペレーティング・システムで暗号化ファイ
ル・システム (EFS) データがサポートさ
れていないため、ファイルをリストアでき
ません。
説明: 指定されたオブジェクトは、未加工の暗号化ファ
イル・システム (EFS) データとしてバックアップされ
ました。 クライアントは、EFS データをサポートしな
い宛先にこのオブジェクトをリストアまたはリトリーブ
しようとしています。 このロケーションは、以下のい
ずれかの理由で EFS データをサポートしていない可能
性があります。
v オペレーティング・システムがサポートを提供してい
ないか、このリリースにサポートが含まれていない
v オペレーティング・システムで EFS サポートが活動
化されていない
v ターゲット・ファイル・システムが EFS データをサ
ポートしていない
システムの処置:
208
オブジェクトはリストアまたはリトリ
ーブされません。次のオブジェクトについて処理を続行
します。
ユーザーの処置: このファイルをリストアする必要があ
る場合は、EFS データをサポートする AIX オペレーテ
ィング・システム環境にリストアしてください。
ANS4054E
'filespace namepath-namefile-name' の処理
エラー: 指定された暗号鍵がロードされて
いません。
説明: 処理中のファイルは暗号化ファイル・システム
(EFS) によって暗号化されています。オプションは、復
号された形式でファイルをバックアップまたはアーカイ
ブするように指定されています。ファイルの復号に必要
な暗号鍵がカーネル鍵リングにロードされていません。
システムの処置:
このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置:
します。
この問題は、次の 3 つの状態で発生
v AIX システムで EFS の初期活動化を実行したばかり
で、まだログアウトしていない。AIX は初期活動化
時に実行されていたセッションの鍵をロードします。
ソリューション: ログアウトし、再度ログインしてく
ださい。
v 最近ログイン・パスワードを変更しており、通常はロ
グイン・パスワードと同じ EFS パスワードを使用し
て実行している。ログイン・パスワードを変更した場
合、AIX は自動的に EFS パスワードを変更しませ
ん。ソリューション: 'efskeymgr -n' を発行して、EFS
パスワードをログイン・パスワードと同じになるよう
に設定します。
v EFS パスワードがログイン・パスワードと異なる場
合、バックアップの復号を実行する必要がある。ソリ
ューション: 'efskeymgr -o ksh' を発行し、ロードされ
た鍵を使用して新規シェルを起動します。シェルを起
動すると、AIX により EFS パスワードの入力を求め
るプロンプトが表示されます。新規シェルからバック
アップを実行します。
ANS4055E
ファイル・スペース 'filespace-name' を更
新できません。TSM サーバー上のファイ
ル・スペース・バージョンは、このクライ
アントと互換性がありません。
説明: TSM サーバー上のファイル・スペースは、この
クライアントと互換性がありません。これが起きた原因
は、あるクライアントでバックアップ操作またはアーカ
イブ操作を行ってから、下位レベルのクライアントで同
じファイル・スペースを対象としてバックアップ操作ま
たはアーカイブ操作を試行したことです。具体的には、
Windows または AIX クライアント V6.1 以上でバック
アップ操作またはアーカイブ操作を行ってから、その後
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4056E • ANS4063W
のバックアップ操作またはアーカイブ操作をクライアン
ト V5.5 以下で試行すると、この問題が起こります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
てください。
正しいレベルのクライアントを使用し
ANS4056E
IBM Tivoli Storage Manager サーバーに
よって返されるオブジェクト 'object-name'
には、最大長の 6000 文字を超える高位名
があります。ファイルおよびディレクトリ
ーを処理できません。
説明: IBM Tivoli Storage Manager サーバーから、6000
文字を超える高位名を持つバックアップ・バージョンま
たはアーカイブ・バージョンに関する情報が返されまし
た。高位名とは、オブジェクト (ファイルまたはディレ
クトリー) を含むディレクトリー・パスです。
ANS4058I
説明: 多くの場合、書き込み障害は、オプション・ファ
イルへのアクセス権が不足していることが原因で発生し
ますが、使用可能なディスク・スペースが不足している
ために発生する場合もあります。複製サーバーの接続情
報を保存することができず、フェイルオーバーを行うこ
とができません。
システムの処置: 操作は失敗しました。
ユーザーの処置: ローカル・ディスクに書き込みエラー
の原因がないかを確認し、オプション・ファイルに対し
て十分なアクセス権が構成されているかを確認してくだ
さい。
ANS4059I
このメッセージは、以下の条件がすべて該当する場合に
表示されます。
v オブジェクトが、バージョン 6.1 以前の IBM Tivoli
Storage Manager クライアントによりバックアップま
たはアーカイブされている場合。
v オブジェクトが、バージョン 5.5 以前の IBM Tivoli
Storage Manager サーバーにバックアップまたはアー
カイブされている場合。
v バージョン 6.2 以降の IBM Tivoli Storage Manager
クライアントが、このオブジェクトに関する情報を
IBM Tivoli Storage Manager サーバーからクライアン
トに返す操作を実行しようとしている場合。注: 増分
バックアップ中は、変更されたファイルの判別に使用
する活動バックアップ・バージョンについての情報
を、サーバーがクライアントに返します。
IBM Tivoli Storage Manager サーバーのバージョン 6.1
以降では、高位名の最大長が 8192 文字から 6000 文字
に削減されました。6000 文字を超える高位名を持つオ
ブジェクトは、バックアップおよびアーカイブではサポ
ートされていません。IBM Tivoli Storage Manager バッ
クアップ/アーカイブ・クライアント 6.2 以降でも同様
に、高位名の最大長が削減されました。
システムの処置: メッセージに指定されたファイルまた
はディレクトリーはスキップされます。 次のオブジェ
クトについて処理を続行します。
ユーザーの処置: さらに援助が必要な場合には、IBM
Tivoli Storage Manager サーバー管理者に連絡してくだ
さい。
オプション・ファイルへのノード複製フェ
イルオーバー値の保存を試行中に書き込み
障害が発生しました。
オプション USEREPLICATIONFailover
が設定されています。ノードは、2 次サー
バーへのフェイルオーバーを試行しませ
ん。
説明: このオプションを使用すると、1 次サーバーに障
害が発生した場合に、ノードが複製サーバーに接続しま
せん。
システムの処置: TSM 管理者が設定した構成は、オプ
ション・ファイルに保存されます。クライアントは、1
次サーバーへの接続に失敗し、処理は停止します。
ユーザーの処置: 応答は不要です。
ANS4061I
フェイルオーバー・モードで 2 次サーバ
ー secondary server; に接続されました。
ホーム・サーバーは home server; です。
説明: ノードは複製用に構成されており、2 次サーバー
に正常に接続されました。このメッセージは、ノードが
フェイルオーバー・モードで 2 次サーバーに接続され
たことをサーバー管理者に通知するためのものです。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS4063W
IBM Tivoli Storage Manager アプリケー
ション保護は、VM 'VM' から
SqlServerWriter.xml および/または
SQLDBINFO.XML ファイルをコピーしま
せんでした。このバックアップからの個別
の SQL データベース・リストアはサポ
ートされていません。
説明: ゲスト・マシン上で SqlServerWriter.xml および/
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
209
ANS4064I • ANS4082I
または sqldbinfo.xml ファイルが見つかりませんでし
た。
システムの処置: 操作は完了します。ただし、
SqlServerWriter.xml ファイルおよび sqldbinfo.xml ファ
イルはコピーされませんでした。
ユーザーの処置: 「SQL Server VSS Writer」サービス
および「SQL Server」サービスがこのゲスト・マシン上
で実行されていることを確認してください。その後で、
操作を再試行してください。
ANS4064I
説明:
組織 'org name' の組織 VDC 'org vdc
name' から vCloud Director vApp 'vapp
name' をリストアしています。ターゲット
vApp 名は 'restored vapp name' です。
Restore VAPP コマンドが開始されまし
た。処理する vApp の総数: vapps num to
restore
リストア vApp 操作は完了しました。
システムの処置:
これは単なる通知メッセージです。
ユーザーの処置:
アクションは不要です。
ANS4065E
プロキシーがリジェクトされました。デー
タ・ムーバー・ノード 'dm node' には、
組織 'Org Name' の組織 VDC 'OVDC
name' に関連付けられたターゲット・ノー
ド 'target_node' に対するプロキシー権限
が付与されていません。
v スパース・データ・ストリーム (代替「名前付き」ス
トリームまたは名前なしストリーム) が少なくとも 1
つファイルに含まれている
v オペレーティング・システムが Microsoft
XP、Microsoft Windows Server 2003、または
Microsoft Windows Server 2003 R2 のいずれかのエデ
ィションである。
ファイルをリストアできないため、IBM Tivoli Storage
Manager はそのファイルをバックアップしません。この
問題は Microsoft の http://support.microsoft.com/kb/
2525290 に記載されています。
システムの処置: ファイルはバックアップまたはリスト
アされません。次のオブジェクトについて処理を続行す
るか、処理するオブジェクトがない場合は終了します。
ユーザーの処置: バックアップの操作中にこのメッセー
ジが出された場合は、次の操作を実行できます。
v ファイルの EFS 暗号化を使用不可にしてバックアッ
プできるようにします。
v ファイルのバックアップ・コピーが必要ない場合は、
このファイルをバックアップから除外できます。
ANS4081E
'filespace-name' の処理中にエラーが発生
しました: ファイル・スペースのタイプが
サポートされていません。
説明: 指定されたファイル・スペース・タイプは、現在
このプラットフォーム上で TSM はサポートしていませ
ん。
説明: この操作を行うには、データ・センター・ノード
のプロキシー・アクセスがデータ・ムーバー・ノードに
付与されている必要があります。
システムの処置: サポートされていないファイル・シス
テムはスキップされます。処理は、次のファイル・シス
テムから続行されます。
システムの処置: 指定された vApp に対する操作はキ
ャンセルされます。
ユーザーの処置: サポートされているファイル・スペー
ス・タイプに関する情報についての資料を参照してくだ
さい。
ユーザーの処置: 構成ウィザードまたは構成エディター
を実行して、適切なノード関係を構成してください。
ANS4082I
ANS4077E
ファイル 'filespace namepath-namefilename' は Microsoft EFS で暗号化されて
おり、1 つ以上のスパース・データ・スト
リームを含みます。このファイルのリスト
アはオペレーティング・システムでサポー
トされていないため、このファイルはバッ
クアップまたはリストアされません。
説明: Microsoft Windows API のエラーにより、以下の
条件を満たすファイルを正常にリストアできません。
ノード・パスワードが、管理 ID パスワ
ードにリセットされました。
説明: クライアントがノード名でなく管理 ID を使用
してログインしました。ノード・パスワードは、管理
ID パスワードと同期化するためにリセットされまし
た。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
v ファイルのバックアップ時に、そのファイルが
Microsoft 暗号化ファイル・システム (EFS) で暗号化
されている。
210
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4083I • ANS4090I
ANS4083I
新しいノード・パスワードが生成されまし
た。
能である可能性があります。
システムの処置: 処理は停止しました。
説明: クライアントがノード名でなく管理 ID を使用
してログインしました。新しいランダム・ノード・パス
ワードが生成され記録されました。
ユーザーの処置: ログで失敗の理由を確認してくださ
い。
システムの処置:
処理を続行します。
ANS4089W
ユーザーの処置:
ありません。
ANS4084E
'filespace-namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。ファイル状況
を取得できません。
説明: ファイルの処理中に、lstat() 呼び出しが
EOVERFLOW エラー・コードを設定しました。
システムの処置:
このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: このファイルはスキップされます。
次のファイルで処理を続行します。
ANS4085I
前のシステム状態バックアップから新規の
システム状態バックアップに、
「number」個のオブジェクトが割り当て
られました。
説明: 前のシステム状態バックアップのオブジェクト
は、変更されずに、新規のシステム状態バックアップに
割り当てられました。
説明: ファイル・サーバーは、スナップショットの差分
を使用する増分バックアップ用のユニコード・ファイル
名をサポートするバージョンにアップグレードされまし
た。以前のバージョンの IBM Tivoli Storage Manager
クライアントによりスキップされた可能性のあるユニコ
ード名を持つファイルをバックアップするために、完全
増分バックアップを実行してください。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: コマンド行オプション
createnewbase=migrate を snapdiff オプションと共に指定
して、できるだけ早くフル増分バックアップを実行して
ください。
ANS4090I
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS4086W
前のシステム状態バックアップから新規の
システム状態バックアップへの、未変更の
オブジェクトの割り当てに失敗しました。
オブジェクトはバックアップされます。
説明: 前のシステム状態バックアップのオブジェクト
は、変更がなく、そのまま新規のシステム状態バックア
ップに割り当てる必要があります。エラーのため、割り
当て操作が失敗しました。オブジェクトはバックアップ
されます。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合は、TSM 技術サポートに連絡してください。
ANS4087E
ウィザードのデータをロードしようとしま
したが、失敗しました。 詳しくは、ロ
グ・ファイルを参照してください。
ファイル・サーバー file-server-name は、
Data ONTAP バージョン
'version.modifcation.submodification' にアッ
プグレードされました。オプション
createnewbase=migrate を指定して、でき
るだけ早くフル増分バックアップを実行し
てください。
ファイル・サーバー file-server-name は、
Data ONTAP バージョン
'version.modifcation.submodification' にアッ
プグレードされました。オプション
createnewbase=migrate を指定して、でき
るだけ早くフル増分バックアップを実行し
てください。
説明: ファイル・サーバーは、スナップショットの差分
を使用する増分バックアップ用のユニコード・ファイル
名をサポートするバージョンにアップグレードされまし
た。以前のバージョンの IBM Tivoli Storage Manager
クライアントによりスキップされた可能性のあるユニコ
ード名を持つファイルをバックアップするために、完全
増分バックアップを実行してください。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: コマンド行オプション
createnewbase=migrate を snapdiff オプションと共に指定
して、できるだけ早くフル増分バックアップを実行して
ください。
説明: ウィザードのデータをロードしようとしました
が、失敗しました。リモート・エージェントが使用不可
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
211
ANS4092E • ANS4152E
ANS4092E
このデータ・ムーバー・プラットフォーム
は、インスタント・アクセス/リストア操
作でサポートされていません。
説明: インスタント・アクセス/リストア操作は失敗し
ました。
システムの処置: インスタント・アクセス/リストア操
作は失敗しました。失敗の理由は、サポートされていな
いプラットフォームです。
ユーザーの処置: インスタント・アクセス/リストア操
作は、サポートされるデータ・ムーバー・プラットフォ
ームから実行する必要があります。
ANS4148E
説明: 仮想マシンのフル VM バックアップが失敗しま
した。
システムの処置: 仮想マシンのフルバックアップが失敗
して終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理しま
す。失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・
ログに書き込まれています。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
ANS4150E
ANS4099E
システム・ボリュームを識別できません。
したがって、システム状態をバックアップ
できません。
説明: システム・ボリュームには、
Ntldr、Boot.ini、Ntdetect.com、または Bootmgr などの、
Windows の開始に必要なハードウェア固有のシステム状
態ファイルが含まれています。システム・ボリュームを
識別できなければ、これらのファイルをバックアップで
きません。したがって、システム状態をバックアップす
ることができません。
システムの処置:
ます
ANS4137E
処理 'filespace namepath-namefile-name' で
エラーが発生しました: 許可されたリンク
の最大数を超過しています
説明: 宛先ファイル・システムで許可されたリンクの最
大数を超過したため、リンクをリストアまたはリトリー
ブすることができません。
システムの処置: クライアントは、ユーザーのアクショ
ンを要求しています。
v このオブジェクトのスキップ
v アクションの打ち切り
ユーザーの処置: このオブジェクトの適切なアクション
を選択してください。 別のファイル・システムにリン
クをリストアまたはリトリーブしてください。
仮想マシン 'vmname' の増分バックアップ
が失敗しました。RC rc
説明: 仮想マシンボリュームの増分バックアップが失敗
しました。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップが失敗して
終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理します。
失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・ログ
に書き込まれています。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
システム状態のバックアップが停止し
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合は、その問題を収集したサービス・トレースを入
手して、IBM 技術サポートに連絡を取り、追加支援を
依頼してください。TSM 管理者に、トレースの構成の
支援を依頼することもできます。
仮想マシン「vmname」の完全 VM バック
アップが失敗しました。RC rc
ANS4151E
仮想マシン 'vmname' のマウントに失敗し
ました。 RC=rc
説明: VMware は仮想マシンディスクのマウントに失
敗しました。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップを続行でき
ません。 vmlist の次の仮想マシンを処理します。障害
の原因を示す詳しいエラー・メッセージについては、
dsmerror.log を参照してください。
ユーザーの処置: 詳しいエラー・メッセージについて
は、dsmerror.log を参照してください。
ANS4152E
VMware 仮想マシンの環境の初期化に失
敗しました。RC=rc。 詳しいエラー・メ
ッセージについては、IBM Tivoli Storage
Manager エラー・ログを参照してくださ
い。
説明: VMware 仮想マシンの環境の初期化に失敗しま
した。詳しいエラー・メッセージについては、IBM
Tivoli Storage Manager エラー・ログを参照してくださ
い。
システムの処置:
バックアップを続行できません。
ユーザーの処置: 詳しいメッセージについては、IBM
Tivoli Storage Manager エラー・ログを参照してくださ
い。
212
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4153E • ANS4162E
ANS4153E
説明:
仮想マシン 'vmname' のホスト名が見つか
りませんでした。
仮想マシンのバックアップは失敗しました。
ANS4159E
仮想マシン 'vmname' のバックアップが失
敗しました。rc=rc。
説明: 仮想マシンのバックアップは失敗しました。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップが失敗して
終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理します。
失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・ログ
に書き込まれています。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップが失敗して
終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理します。
失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・ログ
に書き込まれています。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
ANS4154E
説明:
考えられる原因は、仮想マシンが稼働して
おらず、固定 IP アドレスを持っていない
ことです。
仮想マシンのバックアップは失敗しました。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップが失敗して
終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理します。
失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・ログ
に書き込まれています。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
ANS4155E
説明:
ANS4160E
仮想マシン 'vmname' が VMware サーバ
ー上に見つかりませんでした。
仮想マシンのバックアップは失敗しました。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップが失敗して
終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理します。
失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・ログ
に書き込まれています。
説明:
プロキシーがリジェクトされました。ター
ゲット・ノード「target_node」のプロキシ
ー権限は、エージェント・ノード
「agent_node」に認可されませんでした。
仮想マシンのバックアップは失敗しました。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップが失敗して
終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理します。
障害の原因は、バックアップ・プロキシー・ノードによ
って指定されたノードにアクセスするプロキシー権限を
ノードが認可されなかったことです。TSM 管理者は、
最初にプロキシー権限の許可を行なう必要があります。
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者によって、この
ノードに対するプロキシー権限が認可される必要があり
ます。管理者コマンド「Grant Proxynode」を参照してく
ださい。
ANS4161E
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
同一のバックアップ操作で、重複する仮想
マシン名 'vmname' が検出されました。固
有のオブジェクト名を使用しないと、仮想
マシン「vmfullname」のバックアップを続
行できません。
説明: 仮想マシンのバックアップは失敗しました。
ANS4156E
説明:
仮想マシン 'vmname' ではファイル・レベ
ルの VM バックアップはサポートされて
いません。ファイル・レベルの VM バッ
クアップは、非 Windows プラットフォ
ームのゲスト OS ではサポートされませ
ん。プラットフォーム・タイプ:
'platform'。
仮想マシンのバックアップは失敗しました。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップが失敗して
終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理します。
失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・ログ
に書き込まれています。
ユーザーの処置: フル VM サポートを使用してバック
アップしてください。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップが失敗して
終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理します。
失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・ログ
に書き込まれています。
ユーザーの処置:
ださい。
ANS4162E
仮想マシンの固有の名前を選択してく
仮想マシン 'virtual-machine-name' は以前
にバックアップされていません。
説明: 指定された仮想マシンは以前にバックアップされ
たことがないため、リストアを指定することはできませ
ん。
システムの処置:
指定された仮想マシンはスキップさ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
213
ANS4163I • ANS4168E
れ、リストア・リストにある次の仮想マシンが処理され
ます。
システムの処置: 指定された仮想マシンのホスト名が正
しいかどうか確認してください。
ユーザーの処置: リストアされる仮想マシン名を検証し
て、操作を再試行してください。
ユーザーの処置: 指定された仮想マシンのホスト名を訂
正して、リストアを再試行してください。
ANS4163I
現在暗号化が使用可能になっていますが、
'virtual-machine-name' の仮想マシン・バッ
クアップは暗号化されません。
ANS4166E
説明: 仮想マシン・ファイルは、TSM サーバーにバッ
クアップされるときには暗号化されません。
システムの処置: 仮想マシン・ファイルはバックアップ
処理中には暗号化されません。
ユーザーの処置: ユーザー・アクションは不要です。
ANS4164W
現在圧縮が使用可能になっていますが、ク
ライアント・サイドの重複排除を使用して
いないため 'virtual-machine-name' の仮想
マシン・バックアップは圧縮されません。
説明: 圧縮は、クライアント・サイドの重複排除が使用
可能になったストレージ・プールにファイルが保管され
ている場合に、仮想マシンの CTL ファイルと Data フ
ァイルにのみ使用できます。このメッセージは、クライ
アントが圧縮用に構成されており、仮想マシンの CTL
ファイルまたは Data ファイルが、クライアント・サイ
ドの重複排除が使用可能になっていないストレージ・プ
ールに送信される場合に出されます。
システムの処置: バックアップを続行しますが、データ
は圧縮されません。
ユーザーの処置: 仮想マシンの CTL ファイルと Data
ファイルを圧縮する場合は、クライアント・サイドの重
複排除が有効になっているストレージ・プールに両方の
タイプのファイルが送信されるように Tivoli Storage
Manager 構成を更新してください。仮想マシンの Data
ファイルは圧縮して CTL ファイルは圧縮しない場合
は、クライアント・サイドの重複排除が有効になってい
るストレージ・プールに Data ファイルが送信されるよ
うに Tivoli Storage Manager 構成を更新してください。
クライアント・オプション・ファイルで
VMSKIPCTLCOMPRESSION を YES に設定します。圧
縮を使用する予定がない場合は、クライアント・オプシ
ョン・ファイルで COMPRESSION を NO に設定して
ください。
ANS4165E
仮想マシンを作成していますが、ホスト名
'virtual-machine-name' が見つかりませんで
した。
仮想マシンを作成していますが、データ・
センター「virtual-machine-name」が見つか
りませんでした。名前が間違っているか、
VMware フォルダーにあり、
vmfolder/dcname などのフォルダー名が必
要である可能性があります。
説明: 作成中の仮想マシンには有効なデータ・センター
が必要です。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定された仮想マシンのデータ・セン
ターが正しいかどうか確認してください。データ・セン
ターがフォルダーに格納されている場合は、
vmfolder/dcname のような、フォルダー・パスが付いた
完全なデータ・センター名を指定する必要があります。
ANS4167E
仮想マシンを作成していますが、データ・
ストア 'virtual-machine-name' が見つかり
ませんでした。
説明: 作成中の仮想マシンが作成されるためには、有効
なデータ・ストアが指定される必要があります。
システムの処置: 指定された仮想マシンのデータ・スト
アが正しいかどうか確認してください。
ユーザーの処置: 指定された仮想マシンのデータ・スト
アを訂正して、リストアを再試行してください。
ANS4168E
VMware が SOAP インターフェースを介
してエラーを報告しました。「詳細状況報
告」パネルで、報告された最終エラー・メ
ッセージを表示してください。また、エラ
ー・ログで発生した問題の詳細情報を確認
してください。
説明: VMware に対するコマンドを実行できませんで
した。返されたエラーは、「最終エラー・メッセージ」
セクションのリストアまたはバックアップ要約パネルに
表示されます。
システムの処置: エラーが発生し、操作が失敗しまし
た。
ユーザーの処置: 報告されたエラーを確認し、問題を修
正してください。 通常、エラーの原因は、ユーザーが
操作で無効な値を指定したことです。
説明: 作成中の仮想マシンが作成されるためには、有効
なホスト名が指定される必要があります。
214
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4169E • ANS4178W
ANS4169E
仮想マシンの仮想ディスク情報を一時的に
保管するために使用するローカル・ディス
クのプロキシーで書き込み障害が発生しま
した。この書き込み障害は、この情報の保
管に使用するドライブのディスク・スペー
スが不足していることが原因である可能性
があります。VMBACKDIR オプションを
使用して、このために別のディスク位置を
割り当てることができます。使用している
ドライブを確認し、この操作に必要なスペ
ースを確保してください。
説明: 仮想マシンの仮想ディスク情報を保管するために
使用されるローカル・ディスクで書き込みエラーが発生
しました。 通常、書き込みエラーの原因は、ディス
ク・スペースの不足、書き込み権限の不足、またはロー
カル・ディスクに関する同じような何らかの問題です。
操作に必要なフリー・スペースがローカル・ドライブに
ない場合は、VMBACKDIR オプションを使用して異な
るディスクの場所を割り当てることができます。
し、VM を ESX サーバーに割り当ててください。
ANS4174E
説明: 仮想マシンのフル VM バックアップが失敗しま
した。
システムの処置: 仮想マシンのフルバックアップが失敗
して終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理しま
す。失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・
ログに書き込まれています。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
ANS4177E
システムの処置: ディスクの書き込みエラーが発生した
ため、操作が失敗しました。
ユーザーの処置: ローカル・ディスクに書き込みエラー
の原因がないか確認し、必要に応じて VMBACKDIR オ
プションを使用して別のディスクを割り当ててくださ
い。
ANS4170E
VMware リリース 'release-version-target'
で VMware リリース
'release-version-source' からバックアップ
された仮想マシンを作成できません。
説明: 作成中の仮想マシンは、リストアに使用している
ターゲットの VMware リリース・バージョンと互換性
のない VMware バージョンからバックアップされまし
た。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 仮想マシンがバックアップされたレベ
ルと互換性のある VMware システムに仮想マシンをリ
ストアしてください。
ANS4171E
説明:
仮想マシン 'vmname' のバックアップが失
敗しました。'vmfullname' の接続状態によ
り VM に接続できませんでした。
仮想マシンのバックアップは失敗しました。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップが失敗して
終了しました。リスト内の次の仮想マシンが処理されま
す。
ユーザーの処置:
VMware vCenter から接続状態を修正
VMware 仮想マシン 'vmname' の完全
VM バックアップが RC=rc モード
=full_or_incr、ターゲット・ノード名
='target_node_name'、データ・ムーバー・
ノード名='data_mover_node_name' で失敗
しました
VMware 仮想マシン 'vmname' の完全
VM リストアが RC=rc ターゲット・ノ
ード名='target_node_name'、データ・ムー
バー・ノード名='data_mover_node_name'
で失敗しました
説明: 仮想マシンのフル VM リストアが失敗しまし
た。
システムの処置: 仮想マシンのフルリストアが失敗して
終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理します。
失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・ログ
に書き込まれています。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
ANS4178W
現在圧縮が使用可能になっていますが、ク
ライアント・サイドの重複排除が管理クラ
スのデフォルトとして使用されていない
か、「vm-ctl-mgmt-class-name」に対する
-vmctlmc オプションによって指定されて
いないため、「virtual-machine-name」の仮
想マシン制御ファイルは圧縮されません。
説明: クライアント・サイドのデータ重複排除が使用可
能になっていないストレージ・プールにデータが保管さ
れているため、仮想マシン制御ファイルは圧縮されませ
ん。クライアント・データの重複排除が使用可能になっ
ているストレージ・プールにデータが保管されない限
り、バックアップ処理中に仮想マシン制御ファイルは圧
縮されません。
システムの処置: バックアップを続行しますが、制御フ
ァイルのデータは圧縮されません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
215
ANS4179I • ANS4193E
ユーザーの処置: ストレージ・プールのクライアント・
サイドのデータ重複排除が使用可能であることを確認し
ます。「q stg <pool name> f=d」を実行し、「データの
重複排除」の値が「yes」であることを確認してくださ
い。クライアント・サイド・データの重複排除がサーバ
ー上で使用可能になっていることを確認します。 クラ
イアント・サイド・データの重複排除を使用可能にする
には、REGISTER NODE または UPDATE NODE サー
バー・コマンドで DEDUPLICATION パラメーターを使
用してください。 パラメーターの値を
CLIENTORSERVER に設定してください。クライアント
上での DEDUPLICATION オプションの値が「YES」に
設定されている必要があります。DEDUPLICATION オ
プションは、クライアント・オプション・ファイル、
Tivoli Storage Manager クライアント GUI のプリファレ
ンス・エディター、または Tivoli Storage Manager サー
バー上のクライアント・オプション・セットに設定する
ことができます。DEDUPLICATION オプションをクラ
イアント・オプション・セットに設定するためには、
DEFINE CLIENTOPT コマンドを使用します。 クライ
アントがクライアント・オプション・セットの値をオー
バーライドしないようにするには、FORCE=YES を指定
します。ノードの重複排除パラメーターが
「ClientOrServer」であることを確認してください。すな
わち、クライアント上での DEDUPLICATION オプショ
ンの値が「YES」に設定されている必要があります。
ANS4179I
IBM Tivoli Storage Manager アプリケー
ション保護は、VM 'VM' から Microsoft
SQL Server のログを切り捨てませんでし
た。
説明: この仮想マシンに対してオプション
INCLUDE.VMTSMVSS vname OPTIONS=keepsqllog が
指定されていたために、SQL サーバー・ログは切り捨
てられませんでした。
成設定をサポートしません。
システムの処置: CPU およびメモリーのリソース割り
振りの構成設定はスキップされます。 処理を続行しま
す。
ユーザーの処置: 仮想マシンの CPU およびメモリーの
リソース割り振りの構成設定は、IBM Tivoli Storage
Manager データ・ムーバー・ノードが vCenter サーバー
に直接接続している場合は、リストアされます。TSM
データ・ムーバーを vCenter サーバーに接続するには、
VMCHOST を変更してください。
ANS4191E
「SAN」トランスポート・モードを使用し
たリストア VM 操作が失敗しました。
VM リストアを SAN ベースからネット
ワーク・ベースに切り替えることで、リス
トアが成功する場合があります。
説明: SAN トランスポート・モードで失敗する VM
リストア操作が、LAN パスでは成功する可能性が高く
なります。「SAN」トランスポート・モードを使用して
VM リストア操作が失敗した場合は、クライアント・オ
プション VMVSTORTRANSPORT を "nbd:nbdssl" に設
定して、VM リストア操作を再試行してみてください。
システムの処置: 「SAN」トランスポート・モードを使
用した VM リストア操作が失敗しました。
「nbd:nbdssl」トランスポート・モードを使用するとリス
トアは成功する可能性があります。
ユーザーの処置: 「SAN」トランスポート・モードを使
用した VM リストア操作が失敗しました。 「nbd」ま
たは「nbdssl」トランスポート・モードを使用すると、
ネットワーク・ベースの VM リストアが成功する場合
があります。 VMVSTORTRANSPORT オプションを使
用して、TSM クライアントが指定されたトランスポー
ト・モードのみを使用するように制限することができま
す。
システムの処置: 操作は完了します。
ユーザーの処置: OPTIONS=keepsqllog オプションを削
除して、バックアップの完了時の SQL ログの切り捨て
を使用可能にしてください。
ANS4187W
CPU およびメモリーのリソース割り振り
の構成設定は、Virtual Center が管理す
る ESX/ESXi ホストに IBM Tivoli
Storage Manager データ・ムーバー・ノ
ードが直接接続している場合は、リストア
できません。これらの設定はスキップされ
ました。
説明: VMware vStorage API は、Virtual Center によっ
て管理されている ESX/ESXi ホストに直接接続されてい
る場合、CPU およびメモリーのリソース割り振りの構
216
ANS4193E
データ・ムーバー 'dm node' がターゲッ
ト・ノード 'target_node' に接続できない
ため、vApp 'vApp name' を処理すること
ができません。
説明: この操作を行うには、データ・センター・ノード
のプロキシー・アクセスがデータ・ムーバー・ノードに
付与されている必要があります。
システムの処置: 指定された vApp に対する操作はキ
ャンセルされます。
ユーザーの処置: エラー・ログでエラーがないか確認
し、すべての問題を修正します。構成ウィザードまたは
構成エディターを実行して、ノードを適切に構成してく
ださい。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4195E • ANS4206E
ANS4195E
組織 'Org name' 内の組織 VDC 'OrgVDC
name' のターゲット・ノードが見つかりま
せんでした。その結果、vApp 'vApp
name' をバックアップすることができませ
ん。
説明: 指定した組織 VDC の TSM ノードが TSM サ
ーバー上で見つからなかったか、組織 VDC ノードに関
する情報がプロバイダー VDC ノード内で見つかりませ
んでした。
システムの処置: 指定された vApp のバックアップは
停止します。処理は次の vApp に進みます。
ユーザーの処置: 「構成」ページに進んで「構成ウィザ
ードを実行」をクリックし、必要なすべての TSM ノー
ドが TSM サーバーに登録されていることを確認しま
す。必要な場合は、新規のデータ・ムーバー・ノードを
登録します。組織 VDC が、このデータ・ムーバー・ノ
ードが保護するプロバイダー VDC に属していることを
確認してください。
ANS4199W
クラスター・ディスク 'volume name' に
アクセスできないため、ファイル 'file
name' はシステム状態の一部としてバック
アップされません。
説明: 指示されたファイルまたはディレクトリーが、書
き込みプログラムのバックアップ・ファイル・リストの
一部として VSS から返されました。 しかし、ファイ
ルが置かれているクラスター・ディスクにアクセスでき
ません。 この問題の原因は、クラスター・ディスクが
オフラインであるか、別のノードに属していることであ
る可能性があります。
システムの処置: ファイルはバックアップされません。
処理を続行します。
ユーザーの処置: この問題は、Microsoft の知識ベー
ス・トピック 980794 (http://support.microsoft.com/
default.aspx?scid=kb;EN-US;980794) に記載されていま
す。このトピックにはホット・フィックスが含まれてい
ます。このホット・フィックスを使用すると、VSS の
一覧から除外される 1 つ以上のファイルのリストが入
っているレジストリー・キーを指定できます。IBM
Tivoli Storage Manager は、VSS によって列挙されない
ファイルをバックアップしません。システム状態バック
アップを実行するノードに対してボリュームがオンライ
ンになる場合、そのボリュームをバックアップできませ
ん。 そのボリュームをレジストリー・キーから除去
し、システムを再始動してから、ボリュームをバックア
ップする必要があります。この問題のホット・フィック
スを実装したくない場合、IBM Tivoli Storage Manager
はこのメッセージを出し続けます。
ANS4200I
architecture、 schedule-name、
domain-name: デプロイメント・マネージ
ャーの処理は正常に開始しました。デプロ
イメント・マネージャーのバージョン情報
: version。
説明: デプロイメント・マネージャーの処理はポスト・
スケジュール・コマンドとして開始しました。これはデ
プロイメント・マネージャーからの最初のメッセージで
す。 クライアントのアーキテクチャー、スケジュール
名、およびドメイン名は、メッセージ・テキストの最初
に示されています。
システムの処置: デプロイメント・マネージャーの処理
は続行されます。
ユーザーの処置: None
ANS4202E
デプロイメント・マネージャーは言語パッ
ク language pack name のインストールに
失敗しました。 Microsoft Installer のエ
ラー・コードは error code でした。
説明: 以前の言語パックはアンインストールされました
が、新しい言語パックのインストールは失敗しました。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: Microsoft Windows インストーラーの
エラー・コードについては、Microsoft Developers
Network サイト (msdn.microsoft.com) にある資料
「Windows Installer Error Messages」で検索してくださ
い。
クライアント・コンピューター上のインストール・ログ
を確認してください。
ANS4204E
クライアント・コンピューターのオペレー
ティング・システム os name はターゲッ
ト・バージョン target version でサポート
されていません。
説明: クライアント・コンピューターのオペレーティン
グ・システム・レベルは、ターゲット・レベルでは現在
サポートされていません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: サポートされるオペレーティング・シ
ステムのレベルについては、リリース資料を確認してく
ださい。
ANS4206E
デプロイメント・マネージャーはインスト
ール・イメージ image name からの解凍
中にエラーを受信しました。
説明: インストール・イメージが欠落または破損してい
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
217
ANS4208E • ANS4216E
るか、クライアント・コンピューターのディスク・スペ
ースが足りない可能性があります。
システムの処置:
します。
デプロイメント・マネージャーは停止
ユーザーの処置: クライアント・コンピューターに十分
なディスク・スペースがあることを確認してください。
クライアント・コンピューター上のすべての Windows
自己解凍型クライアント・イメージが有効であることを
確認してください。
ANS4208E
説明:
デプロイメント・マネージャーは TSM
サービス service name をシャットダウン
できませんでした。
None
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
None
ANS4210E
デプロイメント・マネージャーはパッケー
ジ client package name のインストールに
失敗しました。 Microsoft Installer のエ
ラー・コードは error code でした。
説明: 以前のクライアント・パッケージはアンインスト
ールされましたが、新しいクライアント・パッケージの
インストールは失敗しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: Microsoft インストーラーのエラー・
コードについては、Microsoft Developers Network
(http://msdn.microsoft.com/en-US/) にアクセスして、
『Windows Installer Error Messages』を検索してくださ
い。
クライアント・コンピューター上のインストール・ログ
を確認してください。
ANS4213E
クライアント・コンピューターの自動再始
動が必要でした。理由: reason
説明: デプロイメント・マネージャーはデプロイメント
でクライアントの再始動が必要であると判断しました。
自動再始動が使用不可です。 デプロイメント・マネー
ジャーの処理はデプロイメントをキャンセルします。
現在のクライアントはアンインストールされず、更新も
されません。
システムの処置: デプロイメント・マネージャーはクラ
イアントのデプロイメントをキャンセルし、停止しま
す。
ユーザーの処置: クライアントのデプロイメントのスケ
ジュールを変更してください。
ANS4214E
クライアント・パッケージのオペレーティ
ング・システム・プラットフォーム 'OS
platform of package' は、クライアント・
コンピューター 'OS platform of client
computer' と互換性がありません。
説明: None
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアントのデプロイメントのスケ
ジュールを変更してください。 適切なオペレーティン
グ・システム・プラットフォームのクライアント・パッ
ケージを使用してください。
ANS4215E
現在のクライアント・コード・バージョン
'source version' からクライアント・パッ
ケージ・バージョン 'target version' への
自動デプロイメント・パスはサポートされ
ていません。
説明: None
システムの処置:
ANS4212E
デプロイメント・マネージャーはサービス
service name の再始動に失敗しました。
説明: クライアントの自動デプロイメント後、TSM ク
ライアント・サービスの始動に失敗しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・マシンにログオンし、
バックアップ・アーカイブ・クライアントのエラー・ロ
グを確認してください。
処理は停止します。
ユーザーの処置: インフォメーション・センターで
Tivoli Storage Manager バックアップ/アーカイブ・クラ
イアントの資料を参照してください。
適切なターゲット・レベルを使用して、クライアントの
デプロイメントのスケジュールを変更してください。
ANS4216E
TSM API ライブラリー・バージョン API
version は、クライアント・パッケージの
バージョン package version より前のバー
ジョンです。
説明: 自動デプロイメントに対してクライアント・パッ
ケージが無効です。 このクライアント・パッケージで
218
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4217E • ANS4225W
は、API バージョンがデプロイメント・マネージャーの
バージョンと一致しません。
ユーザーの処置: 自動再始動 (autoreboot) を使用可能に
してスケジュールを変更してください。
システムの処置:
は停止します。
ANS4221E
デプロイメント・マネージャーの処理
ユーザーの処置: インストール・パッケージが有効であ
ることを確認してください。
ANS4217E
デプロイメント・マネージャーはクライア
ント API のセットアップ中にエラーを受
信しました。呼び出される標準 API 関数
は API setup function name です。
説明: クライアント API のセットアップ時に、デプロ
イメント・マネージャーの処理が失敗しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・コンピューター上のエ
ラー・ログを確認してください。
ANS4218E
デプロイメント・マネージャーはクライア
ント API の初期化中にエラーを受信しま
した。呼び出される標準 API 関数は API
init function name でした。
パッケージのアーキテクチャー package
architecture は現在のクライアント system
architecture と一致しません。
説明: セットアップ・スクリプトは一致するパッケージ
をサーバーから取得できませんでした。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: サーバー上にすべてのアーキテクチャ
ーの使用可能なクライアント・パッケージがあることを
確認してください。
ANS4222E
デプロイメント・マネージャーはファイル
file name の情報を読み取れません。
説明: デプロイメント・マネージャーは必要なシステム
情報を含むファイルを開けませんでした。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・コンピューター上のエ
ラー・ログを確認してください。
説明: クライアント API の初期化時に、デプロイメン
ト・マネージャーの処理が失敗しました。
ANS4223E
システムの処置:
説明: デプロイメント・マネージャーでは、クライアン
トのデプロイメントを完了するために、このファイルの
情報が必要です。
処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・コンピューター上のエ
ラー・ログを確認してください。
デプロイメント・マネージャーに必要な情
報がファイル file_name にありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ANS4219E
デプロイメント・マネージャーは子プロセ
スの標準出力用パイプの作成中にエラーを
受信しました。
説明: デプロイメント・マネージャーは子プロセスの標
準出力用パイプの作成に失敗しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・コンピューター上のエ
ラー・ログを確認してください。
ANS4220E
デプロイメント・マネージャーは TSM
処理がまだ実行中であるかどうかを判別で
きません。
説明: デプロイメント・マネージャーはすべての TSM
処理が正常にシャットダウンされたかどうかを判別でき
ませんでした。
システムの処置: 自動再始動 (autoreboot) が使用可能で
ある場合、デプロイメント・マネージャーは続行されま
す。自動再始動が使用不可である場合、デプロイメン
ト・マネージャーは停止します。
ユーザーの処置: クライアント・コンピューター上のエ
ラー・ログを確認してください。
ANS4225W
セットアップ・スクリプトはシステム情報
の照会結果をまだ待っています。
「PASSWORDACCESS GENERATE」が
クライアント・オプション・ファイルに設
定され、パスワードの入力プロンプトを出
さずにサーバーに接続できることを確認し
てください。
説明: システム情報の照会結果を得るのに予想以上に時
間がかかっています。この原因は、システムが遅いか、
ノードのパスワードが保存されていないことである可能
性があります。
システムの処置: パスワードが生成されていない場合、
処理は停止し、クライアントのデプロイメントは開始し
ません。システムが遅い場合、処理は続行されます。
ユーザーの処置: 「PASSWORDACCESS GENERATE」
がクライアント・オプション・ファイルに設定され、パ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
219
ANS4226E • ANS4231E
スワードの入力プロンプトを出さずにサーバーに接続し
ていることを確認してください。パスワードが生成され
ている場合は、この警告を無視してください。
ANS4226E
クライアントのデプロイメント・スケジュ
ールのポスト・スケジュール・コマンドに
少なくとも 1 つのエラーがあります。
説明: デプロイメント・マネージャーは、クライアント
のデプロイメント・スケジュールのポスト・スケジュー
ル・コマンドの解析中に少なくとも 1 つのエラーを検
出しました。
システムの処置: 処理は停止し、クライアントのデプロ
イメントは開始しません。
ユーザーの処置: クライアントのデプロイメント・スケ
ジュールのポスト・スケジュール・コマンドの形式につ
いては、リリース資料を確認してください。
ANS4227E
デプロイメント・マネージャーはパッケー
ジ client package name のインストールに
失敗しました。 クライアント・コンピュ
ーターのディスク・スペースが足りませ
ん。 Microsoft Installer のエラー・コー
ドは error code でした。
説明: 以前のクライアント・パッケージはアンインスト
ールされましたが、クライアント・コンピューターのデ
ィスク・スペースが足りないため新しいクライアント・
パッケージのインストールは失敗しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: Microsoft インストーラーのエラー・
コードについては、Microsoft Developers Network
(http://msdn.microsoft.com/en-US/) にアクセスして、
『Windows Installer Error Messages』を検索してくださ
い。
クライアント・コンピューター上のインストール・ログ
を確認してください。
ユーザーの処置: Microsoft インストーラーのエラー・
コードについては、Microsoft Developers Network
(http://msdn.microsoft.com/en-US/) にアクセスして、
『Windows Installer Error Messages』を検索してくださ
い。
クライアント・コンピューター上のインストール・ログ
を確認してください。
ANS4229I
新規バックアップ・アーカイブ・クライア
ントのインストールを完了するには、クラ
イアント・コンピューターを再始動する必
要があります。
説明: クライアント・コンピューターを再始動するま
で、新規バックアップ・アーカイブ・クライアントのデ
プロイメントは完了しません。すべての言語パックがデ
プロイされた直後に再始動が行われるようにスケジュー
ルされています。
システムの処置: デプロイメント・マネージャーの処理
は続行されます。 クライアント・コンピューターは、
すべての言語パックがデプロイされた後に、またはイン
ストールする言語パックがない場合は直ちに、シャット
ダウンされて再始動します。
ユーザーの処置:
ANS4230I
クライアント・コンピューターは直ちにシ
ャットダウンされて再始動します。
説明: デプロイメント・マネージャーはクライアントの
デプロイメントを完了するためにクライアント・コンピ
ューターを再始動する必要があります。デプロイメント
の詳細は他のメッセージに示される場合があります。
システムの処置: デプロイメント・マネージャーの処理
は続行されます。 クライアント・コンピューターは、
すべての言語パックがデプロイされた直後に、またはイ
ンストールする言語パックがない場合は直ちに、シャッ
トダウンされて再始動します。
ユーザーの処置:
ANS4228E
デプロイメント・マネージャーは言語パッ
ク language pack name のインストールに
失敗しました。 クライアント・コンピュ
ーターのディスク・スペースが足りませ
ん。 Microsoft Installer のエラー・コー
ドは error code でした。
説明: 以前の言語パックはアンインストールされました
が、クライアント・コンピューターのディスク・スペー
スが足りないため新しい言語パックのインストールは失
敗しました。
システムの処置:
220
処理を続行します。
None
ANS4231E
None
言語パック image name のデプロイメン
トはキャンセルされました。
説明: デプロイメント・マネージャーは現在の言語パッ
クをアンインストールせず、更新もしません。デプロイ
メントの詳細は他のメッセージに示される場合がありま
す。
システムの処置: 処理は停止します。 クライアント・
コンピューターは、すべての言語パックがデプロイされ
た直後に、またはインストールする言語パックがない場
合は直ちに、シャットダウンされて再始動します。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4232E • ANS4240E
ユーザーの処置: クライアント・コンピューター上のエ
ラー・ログを確認してください。言語パックを手動でデ
プロイしてください。
ANS4232E
自己解凍型インストール・イメージ image
name が見つかりません。
説明: デプロイメント・マネージャーは必要なインスト
ール・イメージを検出できませんでした。
システムの処置: 処理は停止し、クライアントのデプロ
イメントは開始しません。
ユーザーの処置: サポートされる Windows プラットフ
ォームについてリリース資料を確認し、クライアント・
コンピューター上で REG.EXE コマンドが使用可能であ
ることを確認してください。
ANS4237W
システムの処置: 処理は停止します。 クライアントの
デプロイメントはキャンセルされます。
ユーザーの処置: クライアント・コンピューター上のサ
ーバーの活動記録ログまたはスケジューラー・ログを確
認してください。クライアントのデプロイメントのスケ
ジュールを変更してください。
ANS4234E
言語パックのデプロイメントは失敗しまし
た。
説明: デプロイメント・マネージャーは 1 つ以上の言
語パックのインストールに失敗しました。インストール
の詳細は他のメッセージに示される場合があります。
システムの処置: デプロイメント・マネージャーの処理
は続行されます。
ユーザーの処置: クライアント・コンピューター上のエ
ラー・ログとインストール環境を確認してください。
インストールに失敗した言語パックを特定し、この言語
パックを手動でデプロイしてください。
ANS4235I
デプロイメント・マネージャーはイベント
をサーバーのログに記録できません。
説明: デプロイメント・マネージャーはイベントをサー
バーのログに記録できません。 通信の詳細は他のメッ
セージに示される場合があります。
システムの処置: デプロイメント・マネージャーの処理
は続行されます。 イベントはクライアント・マシンの
ログのみにローカルに記録されます。
ユーザーの処置: クライアント・コンピューター上のネ
ットワーク接続とエラー・ログを確認してください。
ANS4236E
セットアップ・スクリプトは Tivoli
Storage Manager クライアントのインス
トール・ディレクトリーのレジストリーを
照会できませんでした。
説明: セットアップ・スクリプトは [HKLM¥
SOFTWARE¥IBM¥ADSM¥CurrentVersion¥BackupClient]
の Windows レジストリーの照会中にエラーを検出しま
した。
システム情報の照会は完了しましたが、警
告またはエラーが出されました。エラー・
レベルは error level でした。
説明: セットアップ・スクリプトはシステム情報の照会
中に警告またはエラーを検出しました。
システムの処置: 処理を続行します。デプロイメント・
マネージャーは必要なシステム情報があるかどうかを確
認します。必要な情報がない場合、クライアントのデプ
ロイメントはキャンセルされる可能性があります。
ユーザーの処置: 警告およびエラー・メッセージについ
ては、バックアップ・アーカイブ・クライアントのエラ
ー・ログを確認してください。
ANS4238E
システム情報にプロセッサー・アーキテク
チャー情報がありません。
説明: セットアップ・スクリプトはシステム情報の照会
中に警告またはエラーを検出した可能性があります。
システムの処置: 処理は停止します。 クライアントの
デプロイメントは開始しません。
ユーザーの処置: 警告およびエラー・メッセージについ
ては、バックアップ・アーカイブ・クライアントのエラ
ー・ログを確認してください。
ANS4239E
クライアント・パッケージにプロセッサ
ー・アーキテクチャー情報がありません。
説明: クライアント・デプロイメント・パッケージが欠
落または破損している可能性があります。
システムの処置: 処理は停止します。 クライアントの
デプロイメントは開始しません。
ユーザーの処置: 使用可能なクライアント・パッケージ
があることを確認し、このパッケージをサーバーに正し
くインポートしてください。
ANS4240E
クライアント・パッケージにクライアン
ト・バージョン情報がありません。
説明: クライアント・デプロイメント・パッケージが欠
落または破損している可能性があります。
システムの処置: 処理は停止します。 クライアントの
デプロイメントは開始しません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
221
ANS4241I • ANS4248E
ユーザーの処置: 使用可能なクライアント・パッケージ
があることを確認し、このパッケージをサーバーに正し
くインポートしてください。
ANS4241I
パッケージのアーキテクチャー package
architecture は現在のクライアント system
architecture と一致しません。 セットアッ
プ・スクリプトは一致するパッケージを取
得しようとしています。
説明: セットアップ・スクリプトはサーバーから一致す
るクライアント・パッケージを取得しようとしていま
す。
システムの処置:
ユーザーの処置: システムの一時ディレクトリーにある
インストール・ログ・ファイルで「vcredist*.log」という
名前のファイルがあるかどうかを確認してください。
ANS4245I
説明: 新規クライアントでは Microsoft Visual C++ 再
配布可能パッケージが必要です。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
none
処理を続行します。
ANS4246E
ユーザーの処置: サーバー上にすべてのアーキテクチャ
ーの使用可能なクライアント・パッケージがあることを
確認してください。
ANS4242E
セットアップ・スクリプトは architecture
のクライアント・パッケージの取得中に警
告またはエラーを検出しました。エラー・
レベルは error level です。
説明: サーバー上に使用可能なクライアント・パッケー
ジがない可能性があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: サーバー上にすべてのアーキテクチャ
ーの使用可能なクライアント・パッケージがあることを
確認してください。さらに詳しいエラー・メッセージに
ついては、バックアップ・アーカイブ・クライアントの
エラー・ログを確認してください。
ANS4243I
セットアップ・スクリプトは architecture
のクライアント・パッケージを正常に取得
しました。
説明: ダウンロードしたクライアント・パッケージは現
在のクライアントのプロセッサー・アーキテクチャーと
一致します。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
None
ANS4244E
セットアップ・スクリプトは Microsoft
Visual C++ 再配布可能パッケージのイン
ストールに失敗しました。エラー・レベル
は error level です。
説明: 新規クライアントでは Microsoft Visual C++ 再
配布可能パッケージが必要です。
システムの処置: 処理は停止します。
222
セットアップ・スクリプトは Microsoft
Visual C++ 再配布可能パッケージを正常
にインストールしました。
セットアップ・スクリプトはデプロイメン
ト・マネージャー・プログラムの開始に失
敗しました。エラー・レベルは error level
です。
説明: セットアップ・スクリプトはクライアントのデプ
ロイメント処理を開始できませんでした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 詳しくは、クライアント・コンピュー
ター上のログ・ファイルを確認してください。 クライ
アント・パッケージが壊れていないことを確認してくだ
さい。
ANS4247I
セットアップ・スクリプトはデプロイメン
ト・マネージャー・プログラムを正常に開
始しました。
説明: セットアップ・スクリプトはデプロイメント処理
を管理するためにデプロイメント・マネージャーを呼び
出します。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
None
ANS4248E
クライアントは既にターゲット・レベル
'target version' になっています。
説明: クライアントの自動デプロイメント機能では、ク
ライアントを既にそのターゲット・レベルであるワーク
ステーションにインストールすることはできないため、
処理は停止しました。
システムの処置: ご使用の現在のバックアップ・アーカ
イブ・クライアントには影響はありません。
ユーザーの処置: インフォメーション・センターで
Tivoli Storage Manager バックアップ/アーカイブ・クラ
イアントの資料を参照してください。
適切なターゲット・レベルを使用して、クライアントの
デプロイメントのスケジュールを変更してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4249E • ANS4255E
ANS4249E
セットアップ・スクリプトはクライアント
のスケジューラー・サービス名のレジスト
リーを照会できませんでした。
ANS4252E
デプロイメント・マネージャーがスケジュ
ール・タスクとして開始できませんでし
た。
説明: セットアップ・スクリプトは [HKLM¥
SOFTWARE¥IBM¥ADSM¥CurrentVersion¥BackupClient¥
Scheduler Service] の Windows レジストリーの照会中に
エラーを検出しました。
説明: セットアップ・スクリプトは、Windows の at
コマンドを使用したスケジュール・タスクとしてデプロ
イメント・マネージャーを開始することに失敗しまし
た。
システムの処置: 処理は停止し、クライアントのデプロ
イメントは開始しません。
システムの処置:
ユーザーの処置: サポートされる Windows プラットフ
ォームについてリリース資料を確認し、クライアント・
コンピューター上で REG.EXE コマンドが使用可能であ
ることを確認してください。
ANS4250E
このコンピューターでは既にデプロイメン
ト・マネージャーが実行中です。
説明: 一度にアクティブにできるクライアント・デプロ
イメント・マネージャーのインスタンスは 1 つのみで
す。このクライアント・コンピューターは、複数のノー
ド名で構成されている可能性がありますが、新規クライ
アント・コードはコンピューターごとに 1 つのノード
に対してのみデプロイされなければなりません。それぞ
れのクライアントのデプロイメント・インスタンスが完
了するためには、数分かかる可能性があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアントのデプロイメント・タス
クは、必ず、一度に 1 つのみが実行されるようにスケ
ジュールしてください。
ANS4251W
ユーザーの処置: Windows のタスク・スケジューラ
ー・サービスが稼働していることを確認してください。
システム・イベント・ログにこの失敗に関する詳細な情
報が含まれている可能性があります。クライアントのデ
プロイメントのスケジュールを変更してください。
ANS4253E
システムの処置: SKIPMISSINGSYSWFILES オプショ
ンが NO に設定されている場合、処理は停止します。
SKIPMISSINGSYSWFILES オプションが YES に設定さ
れている場合は、処理を続行します。
ユーザーの処置: このファイルがシステム状態バックア
ップでスキップできることを検証してください。
クライアント・コンピューター上に十分な
ディスク・スペースがありませんでした。
必要なスペースは package space バイト
で、使用可能なスペースは system space
バイトです。
説明: デプロイメント・マネージャーは、クライアント
のデプロイメントのための空きディスク・スペースが不
足していると判断しました。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 必要なディスク・スペースを確保し、
クライアントのデプロイメントのスケジュールを変更し
てください。
ANS4254E
writername ファイル「filename」が見つか
りません。
説明: 指示された VSS 書き込みプログラム・ファイル
またはディレクトリーが、書き込みプログラムのバック
アップ・ファイル・リストの一部として VSS から返さ
れました。しかし、そのオブジェクトがディスクに存在
していません。
処理は停止します。
デプロイメント・マネージャーはバックア
ップ・アーカイブ・クライアントをデプロ
イする必要があるワークステーションで
HSM クライアントを検出しました。
説明: バックアップ・アーカイブ・クライアントをワー
クステーションにデプロイしようとしましたが、そのワ
ークステーションに HSM クライアントが既にインスト
ールされていました。HSM クライアントを含むワーク
ステーションにバックアップ・アーカイブ・クライアン
トをデプロイすることはできません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: HSM クライアントをアンインストー
ルし、バックアップ・アーカイブ・クライアントのデプ
ロイメントのスケジュールを変更してください。
ANS4255E
デプロイメント・マネージャーがシステム
情報オブジェクトを作成するのに必要なメ
モリーが足りません。
説明: データを一時的に書き込む RAM が十分にない
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
223
ANS4256E • ANS4262E
ため、システム情報オブジェクトを作成できませんでし
た。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・ワークステーションで
不要なアプリケーションをすべて閉じて、デプロイメン
トのスケジュールを変更してください。
ANS4256E
DSMI_DIR 環境変数が定義されていませ
ん。
説明: DSMI_DIR 環境変数が設定されていないため、
デプロイメント・マネージャーはサーバーへの接続を開
始できません。このエラーは、クライアント・スケジュ
ーラーを使用せずにデプロイメント・マネージャーを開
始した場合に発生する可能性があります。
ANS4259E
クライアント・スケジューラーが root ユ
ーザーで開始されていません。
説明: クライアント・スケジューラーには、クライアン
ト・コードをアップグレードするために root ユーザー
特権が必要です。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: root としてログインし、クライアン
ト・スケジューラーを開始してください。
ANS4260E
インストール・ファイル・システムが書き
込み不能です。
説明: デプロイメント・マネージャーはインストール・
ファイル・システムに書き込めません。
システムの処置: 処理は停止します。
システムの処置:
ユーザーの処置: クライアント・スケジューラーを使用
してクライアント・デプロイメント・タスクを作成する
方法を判別するには、該当する資料を参照してくださ
い。
ユーザーの処置: インストール・ファイル・システムの
権限を確認してください。 現在のクライアント・ノー
ドが、物理環境の共有ストレージにインストールされて
いるクライアント・コードを使用する仮想環境で実行さ
れている可能性があります。物理環境のクライアント・
ノードを使用して、クライアントのデプロイメントのス
ケジュールを変更してください。
ANS4257E
デプロイメント・マネージャーはファイル
file name の情報を解析できません。
説明: デプロイメント・マネージャーは指定されたファ
イルから必要な情報を解析または抽出できませんでし
た。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・ワークステーション上
のエラー・ログ・ファイルを確認してください。
ANS4258E
デプロイメント・マネージャーは
Windows の「OpenSCManager が失敗し
ました」というエラー・メッセージを受け
取りました。
説明: デプロイメント・マネージャーは Windows サー
ビス・コントロール・マネージャーに接続してクライア
ント・スケジューラーを開始できませんでした。通常、
このエラーの原因は、タスクを開始するユーザーに十分
な権限がないことです。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・スケジューラーを開始
するユーザーが管理特権を持っていることを確認してく
ださい。
ANS4261E
処理は停止します。
デプロイメント・マネージャーはバックア
ップ・アーカイブ・クライアントをアップ
グレードできません。
説明: 現在の場所がデフォルトのインストール場所でな
いか、DSM_DIR、DSMI_DIR、DSM_CONFIG、および
DSMI_CONFIG 環境変数が絶対パスではなく相対パスで
定義されているため、バックアップ・アーカイブ・クラ
イアントをアップグレードできません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 現在のバックアップ・アーカイブ・ク
ライアントのインストール・ディレクトリーを確認して
ください。バックアップ・アーカイブ・クライアントが
デフォルトの場所にインストールされていない場合は、
バックアップ・アーカイブ・クライアントを手動でアッ
プグレードしてください。
DSM_DIR、DSMI_DIR、DSM_CONFIG、および
DSMI_CONFIG 環境変数が相対パスで定義されている場
合は、これらを絶対パスで定義し、クライアントのデプ
ロイメントを再試行してください。
ANS4262E
クライアント・インストールのプレビュー
が失敗しました。
説明: デプロイメント・マネージャーは現在のクライア
ントをアンインストールしませんでした。 クライアン
224
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4263E • ANS4269W
ト・コードは変更されていません。
システムの処置:
ユーザーの処置: プレビュー中に検出される特定の問題
について、クライアント・ワークステーション上のデプ
ロイメント・マネージャー・ログとトレース・ファイル
を確認してください。問題が解決したら、デプロイメン
トのスケジュールを変更してください。
ANS4263E
デプロイメント・マネージャーはバックア
ップ・アーカイブ・クライアントをアンイ
ンストールできませんでした。
説明: デプロイメント・マネージャーは現在のクライア
ントのアンインストール中にエラーを受け取りました。
システムの処置:
デプロイメント・マネージャーはバックア
ップ・アーカイブ・クライアントをインス
トールできませんでした。
説明: 現在のクライアントはアンインストールされてお
り、デプロイメント・マネージャーは新しいクライアン
ト・コードのインストール中にエラーを受け取りまし
た。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: エラーの詳細について、クライアン
ト・ワークステーション上のデプロイメント・マネージ
ャー・ログとトレース・ファイルを確認してください。
問題が解決された後、新規クライアントを手動でインス
トールしてください。
ANS4265I
スケジューラー・コマンドまたはクライア
ント・サービスでクライアント・デプロイ
メント・オプションが指定されていませ
ん。
デプロイメント・マネージャーは英語以外
の言語パックをインストールできませんで
した。
説明: 以前のパッケージはアンインストールされてお
り、1 つ以上の新しい言語パックのインストールが正常
に完了しませんでした。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: 言語パックに関する具体的な情報につ
いて、クライアント・ワークステーション上のデプロイ
メント・トレース・ファイルを確認してください。
ANS4267I
処理は停止します。
ユーザーの処置: エラーの詳細について、クライアン
ト・ワークステーション上のデプロイメント・マネージ
ャー・ログとトレース・ファイルを確認してください。
場合によっては、クライアントを手動でアンインストー
ルする必要があります。
ANS4264E
ANS4266I
処理は停止します。
デプロイメント・マネージャーはハードウ
ェア・プラグイン・パッケージをインスト
ールできませんでした。
説明: 以前のパッケージがアンインストールされまし
た。新しいハードウェア・プラグイン・パッケージのイ
ンストールが失敗しました。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・ワークステーション上
のデプロイメント・トレース・ファイルを確認してくだ
さい。
ANS4268I
デプロイメント・マネージャーはジャーナ
ル・ベース・バックアップ・パッケージを
インストールできませんでした。
説明: 以前のジャーナル・ベース・バックアップ・パッ
ケージはアンインストールされました。 新しいジャー
ナル・ベース・バックアップ・パッケージのインストー
ルが失敗しました。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント・ワークステーション上
のデプロイメント・トレース・ファイルを確認してくだ
さい。
ANS4269W
デプロイメント・マネージャーはスケジュ
ーラーまたは CAD プロセス、あるいは
その両方を停止しています。
説明: デフォルトのクライアント・オプション・ファイ
ルが使用されます。 デプロイメント・マネージャー
は、状況の報告時に正しいサーバーおよびノード情報を
報告しない可能性があります。
説明: 新しいクライアントをデプロイする場合、デプロ
イメント・マネージャーは事前にスケジューラーと
CAD プロセスを停止する必要があります。デプロイメ
ントの後にプロセスを再開してください。
システムの処置:
システムの処置: 処理を続行します。
処理を続行します。
ユーザーの処置: コマンド行から直接にクライアント・
デプロイメントを開始せずに、必ず、Windows サービス
としてクライアント・スケジューラーを開始してくださ
い。
ユーザーの処置: デプロイメント中にクライアント・ス
ケジューラーが中断しています。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
225
ANS4270I • ANS4275E
ANS4270I
デプロイメント・マネージャーと新しいク
ライアント・インストール・パッケージが
ディレクトリー file name にダウンロード
されました。
説明: ダウンロード・ディレクトリーには、新しいクラ
イアント・デプロイメントを実行するのに必要なものが
すべて含まれています。デプロイメント・ログとトレー
ス・ファイルは log/ サブディレクトリーにあります。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: 問題を判別するために、ダウンロー
ド・ディレクトリーからログとトレース・ファイルを入
手してください。これらのファイルは log/ サブディレ
クトリーにあります。
ANS4271E
デプロイメント・パッケージに必要なイン
ストール・イメージ・ファイルが 1 つ以
上ありません。
説明: クライアント・デプロイメント・パッケージが、
サーバーに正しくインポートされていない可能性があり
ます。 ディスク・スペースが不足しているため、デプ
ロイメント・パッケージをクライアント・コンピュータ
ーに完全にはリトリーブできません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: サーバー上に使用可能なクライアン
ト・パッケージがあり、クライアント・コンピューター
に十分なディスク・スペースがあることを確認してくだ
さい。 さらに詳しいエラー・メッセージについては、
バックアップ・アーカイブ・クライアントのエラー・ロ
グ・ファイルを確認してください。
ANS4272E
パッケージのプロセッサー・タイプ
package processor type が、現在のクライ
アントの system processor type と一致し
ません。 .
説明: デプロイしたいクライアント・パッケージでサポ
ートされているプロセッサー・タイプが、クライアント
をデプロイしようとしているワークステーションのプロ
セッサー・タイプと一致しません。 デプロイメント・
マネージャーが常にサーバーに接続し、エラーを報告で
きるとは限りません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: アップグレードしたいコンピューター
のプロセッサー・アーキテクチャーに正しいクライアン
ト・パッケージを使用していることを確認してくださ
い。 その後でデプロイメントを再開してください。
226
ANS4273E
デプロイメント・マネージャーはバックア
ップ・アーカイブ・クライアントをデプロ
イする必要があるワークステーションでジ
ャーナル・ベース・バックアップ (JBB)
クライアントを検出しました。
説明: すでに JBB クライアントがインストールされて
いるワークステーションに、バックアップ・アーカイ
ブ・クライアントをデプロイしようとしました。 一部
のプラットフォームでは、JBB クライアントがインスト
ールされているワークステーションにバックアップ・ア
ーカイブ・クライアントをデプロイすることはできませ
ん。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: JBB クライアントをアンインストー
ルし、バックアップ・アーカイブ・クライアントのデプ
ロイメントのスケジュールを変更してください。
ANS4274E
デプロイメント・マネージャーはスケジュ
ーラーまたは CAD プロセスを停止でき
ません。
説明: デプロイメント・マネージャーはバックアップ・
アーカイブ・クライアントのスケジューラーまたは
CAD プロセスをシャットダウンしようとしましたが、
バックアップ・アーカイブ・クライアントは他のタスク
を処理中である可能性があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: バックアップ・アーカイブ・クライア
ントのデプロイメントのスケジュールを変更してくださ
い。
ANS4275E
デプロイメント・マネージャーはスケジュ
ーラーまたは CAD プロセスを再開でき
ません。
説明: デプロイメント・マネージャーは終了前にバック
アップ・アーカイブ・クライアントのスケジューラーま
たは CAD プロセスを再開できませんでした。デプロイ
メント・マネージャーは、クライアントのアップグレー
ド前にプロセスを停止しました。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: バックアップ・アーカイブ・クライア
ント・ワークステーションにログオンし、エラー・ロ
グ・ファイルを確認してください。 環境変数を設定し
た場合は、相対パスを使用して定義されていないことを
確認してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4276E • ANS4283E
ANS4276E
デプロイメント・マネージャーはスケジュ
ーラーまたは CAD プロセスの情報を入
手できません。
説明: デプロイメント・マネージャーは、バックアッ
プ・アーカイブ・クライアントのスケジューラー処理ま
たは CAD 処理の停止と再開を行うために、処理情報が
必要です。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: バックアップ・アーカイブ・クライア
ント・ワークステーションにログオンし、エラー・ロ
グ・ファイルおよびデプロイメント・マネージャーのエ
ラー・ログ・ファイルを確認してください。
ANS4277E
ターゲット・オペレーティング・システム
のバージョン target operating system が最
小要件のバージョン minimum required
version と一致しません。
ションを変更して、クライアント・デプロイメントのス
ケジュールを変更してください。
ANS4281E
説明: グローバル・ゾーンからアンインストールを実行
する場合は、APAR IC57433 により疎ルート非グローバ
ル・ゾーンの Solaris で TIVsmCapi パッケージを除去
できません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 非グローバル・ゾーンから直接 Tivoli
Storage Manager クライアントを手動でアンインストー
ルし、デプロイメントのスケジュールを変更してくださ
い。
ANS4282E
説明: オペレーティング・システムのバージョンが、自
動デプロイメント・パッケージに必要なバージョンより
も古いです。
システムの処置: デプロイメントがキャンセルされまし
た。
ユーザーの処置: デプロイされる TSM バージョン
が、ターゲット・オペレーティング・システムでサポー
トされていることを確実にしてください。
ANS4278E
デプロイメント・マネージャーは論理ボリ
ューム・スナップショット・エージェント
(LVSA) の情報を入手できません。
説明: デプロイメント・マネージャーは、LVSA がク
ライアント・ワークステーションにインストールされて
いるかどうかを判別する必要があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: バックアップ・アーカイブ・クライア
ント・ワークステーションにログオンし、エラー・ロ
グ・ファイルおよびデプロイメント・マネージャーのエ
ラー・ログ・ファイルを確認してください。
ANS4280E
クライアント・ワークステーションではク
ライアントの自動デプロイメントは許可さ
れていません。
説明: オプション・ファイルで、実行されている 1 つ
以上のクライアント・サービスに AUTODEPLOY = NO
が含まれています。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
クライアントで AUTODEPLOY オプ
更新マネージャーは非グローバル・ゾーン
zone name から TIVsmCapi パッケージ
を除去できません。
非グローバル・ゾーン zone names からイ
ンストールされた Tivoli Storage
Manager バックアップ・アーカイブ・ク
ライアントで疎ルート非グローバル・ゾー
ンが見つかりました。
説明: 1 つ以上の非グローバル・ゾーンが、/usr ファイ
ル・システムをグローバル・ゾーンと共有しています。
Tivoli Storage Manager バックアップ・アーカイブ・ク
ライアントは -G パラメーターを使用してグローバル・
ゾーンにインストールされ、非グローバル・ゾーンにも
手動でインストールされています。Tivoli Storage
Manager バックアップ・アーカイブ・クライアントはグ
ローバル・ゾーンで更新できません。これは自動デプロ
イメントに含まれない疎ルート非グローバル・ゾーンと
共有される GSKit のバージョンが更新されるためで
す。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: バックアップ・アーカイブ・クライア
ントを手動で更新するか、-G パラメーターを指定せず
にグローバル・ゾーンからインストールしてください。
これにより、グローバル・ゾーンと疎ルートの非グロー
バル・ゾーンとの間に同じバージョンがあることになり
ます。したがって、それらすべてのゾーンにクライアン
トをデプロイすることができます。
ANS4283E
GSKit パッケージを圧縮解除するには
path のディスク・スペースが不足してい
ます。必要なスペースは req_space バイ
トで、使用可能なスペースは avail_space
バイトです。
説明: デプロイメント・マネージャーが、GSKit パッ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
227
ANS4284E • ANS4295W
ケージを圧縮解除するにはディスク・スペースが不足し
ていると判断しました。
失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・ログ
に書き込まれています。
システムの処置:
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
処理は停止します。
ユーザーの処置: 必要な量までディスク・スペースの空
き容量を増やしてから、クライアントの自動デプロイメ
ント・スケジュールを変更してください。
ANS4284E
/usr ファイル・システムをグローバル・
ゾーンと共有する疎ルートの非グローバ
ル・ゾーンに対して自動クライアント・デ
プロイメント・タスクがスケジュールされ
ていたため、デプロイメントはキャンセル
されます。
説明: 試行された自動クライアント・デプロイメント・
タスクはサポート対象外であり、キャンセルされます。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: バックアップ/アーカイブ・クライア
ントをグローバル・ゾーンからインストールするか、手
動でバックアップ/アーカイブ・クライアントをアップグ
レードしてください。
ANS4285E
既存の仮想マシン「VmName」に対する更
新リストア操作が失敗しました。 仮想マ
シンが電源オフ状態になっていません。
説明: 既存の仮想マシンに対する更新リストア操作は、
実行中のマシンについてサポートされていないため、打
ち切られます。
システムの処置:
リストアが打ち切られました。
ユーザーの処置: 仮想マシンの電源をオフにして、更新
リストア・コマンドを再実行してください。
ANS4290E
リストア用に選択できる仮想マシンは 1
つのみです。
説明: 複数の仮想マシンのリストアは許可されていませ
ん。 リストア用に選択できる仮想マシンは 1 つのみで
す。
システムの処置:
処理は発生しません。
ユーザーの処置: リストア用に仮想マシンを 1 つだけ
選択してください。
ANS4291E
説明:
仮想マシンが VMware サーバー上に見つ
かりませんでした。
仮想マシンのバックアップは失敗しました。
ANS4292E
仮想マシンが見つかりませんでした。
説明: 指定された名前の、またはドメイン・オプション
で指定された、仮想マシンが見つかりませんでした。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しい VM 名またはドメイン・オプ
ションを指定してください。
ANS4293E
組織 'Org name' の組織 VDC 'Org VDC
name' 内の VMware vApp 'vApp name'
のバックアップが失敗しました。
説明: vApp バックアップ操作は失敗しました。このエ
ラー・メッセージは要約メッセージで、詳細情報は含ま
れません。
システムの処置: 指定された vApp の構成情報および
VM はバックアップされません。処理は次の vApp に進
みます。
ユーザーの処置: dsmerror.log ファイルで以前のメッセ
ージを調べ、この vApp に関する詳細を確認してくださ
い。
ANS4295W
architecture、schedule-name、domain-name:
クライアントのデプロイメントは完了しま
せんでした。クライアント・コンピュータ
ーの再始動は保留中です。
AUTODEPLOY オプションが
NOREBOOT に設定されていたため、デ
プロイメント・マネージャーはクライアン
ト・コンピューターを自動的に再始動しま
せんでした。
説明: 以前のクライアントはアンインストールされまし
たが、新しいクライアントのインストールは完了しませ
んでした。クライアント・コンピューターの再始動は保
留中です。 クライアントのアーキテクチャー、スケジ
ュール名、およびドメイン名は、メッセージ・テキスト
の最初に示されています。
システムの処置: デプロイメント・マネージャーの処理
は完了します。
ユーザーの処置: できるだけ速やかにクライアント・コ
ンピューターを手動で再始動してください。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップが失敗して
終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理します。
228
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4296I • ANS4302W
ANS4296I
architecture、schedule-name、domain-name:
クライアントのデプロイメントが正常に完
了したため、クライアント・コンピュータ
ーを再始動しています。
説明: クライアントのデプロイメントを完了するには、
コンピューターを再始動する必要があります。クライア
ントのアーキテクチャー、スケジュール名、およびドメ
イン名は、メッセージ・テキストの最初に示されていま
す。
システムの処置: デプロイメント・マネージャーの処理
は完了します。 クライアント・コンピューターはシャ
ットダウンされて再始動します。
ユーザーの処置:
ANS4297W
None
architecture、schedule-name、domain-name:
クライアントのデプロイメントは完了しま
したが、次の警告が出されました:
warnings。
説明: このメッセージは汎用警告メッセージです。 デ
プロイメントの詳細は他のメッセージに示される場合が
あります。クライアントのアーキテクチャー、スケジュ
ール名、およびドメイン名は、メッセージ・テキストの
最初に示されています。
システムの処置:
は完了します。
デプロイメント・マネージャーの処理
ユーザーの処置: 詳しくは、クライアント・コンピュー
ター上のサーバー管理センターからの警告メッセージ、
サーバー・アクティビティー・ログ、またはエラー・ロ
グを確認してください。
ANS4299E
説明: このメッセージはクライアントのデプロイメント
が失敗したことを示す汎用メッセージです。失敗の詳細
は他のメッセージに示される場合があります。クライア
ントのアーキテクチャー、スケジュール名、およびドメ
イン名は、メッセージ・テキストの先頭に指定されま
す。
システムの処置:
architecture、schedule-name、domain-name:
クライアントのデプロイメントはキャンセ
ルされました。キャンセルの原因である前
のイベントは event です。
説明: このメッセージはクライアントのデプロイメント
がキャンセルされたことを示す汎用メッセージです。
デプロイメント・マネージャーは現在のクライアントを
アンインストールせず、更新もしません。デプロイメン
トの詳細は他のメッセージに示される場合があります。
クライアントのアーキテクチャー、スケジュール名、お
よびドメイン名は、メッセージ・テキストの先頭に指定
されます。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 詳しくは、クライアント・コンピュー
ター上のサーバー管理センターからの警告メッセージ、
サーバー・アクティビティー・ログ、またはエラー・ロ
グを確認してください。
処理は停止します。
ユーザーの処置: 詳しくは、クライアント・コンピュー
ター上のサーバー管理センターからの警告メッセージ、
サーバー・アクティビティー・ログ、またはエラー・ロ
グを確認してください。
ANS4300I
architecture、schedule-name、domain-name:
クライアントのデプロイメントは正常に完
了しました。
説明: これはクライアントのデプロイメントが正常に完
了したことを示す汎用メッセージです。デプロイメント
の詳細は他のメッセージに示される場合があります。ク
ライアントのアーキテクチャー、スケジュール名、およ
びドメイン名は、メッセージ・テキストの最初に示され
ています。
システムの処置:
は完了します。
デプロイメント・マネージャーの処理
ユーザーの処置:
None
ANS4301I
ANS4298E
architecture、schedule-name、domain-name:
クライアントのデプロイメントは失敗しま
した。失敗の原因である前のイベントは
event です。
IBM Tivoli Storage Manager は、仮想マ
シン 'VM' 上に Microsoft Active
Directory ドメイン・コントローラーを検
出しました。
説明: 仮想マシンに Microsoft Active Directory ドメイ
ン・コントローラーが含まれています。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager は、この
仮想マシンに関する追加情報を保存しました。
ユーザーの処置: None
ANS4302W
IBM Tivoli Storage Manager は、仮想マ
シン 'VM' 上に Microsoft Active
Directory ドメイン・コントローラーがあ
るかどうかの検出に失敗しました。
説明: 仮想マシンに Microsoft Active Directory ドメイ
ン・コントローラーが含まれているかを確認中にエラー
が発生しました。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
229
ANS4303E • ANS4907E
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager は、この
仮想マシンのバックアップを続行します。
ださい。問題を解決して、操作を再試行してください。
ユーザーの処置: IBM Tivoli Storage Manager エラー・
ログで追加情報を確認してください。
ANS4900W
ANS4303E
vCloud Director vApp 'vapp-name' は、
以前にバックアップされていません。
説明: 指定された vCloud Director vApp は、以前にバ
ックアップされていません。そのため、リストア対象と
して指定することができません。
システムの処置: 指定された vCloud Director vApp は
スキップされ、リストア・リストの次の vApp が処理さ
れます。
ユーザーの処置: リストアする vCloud Director vApp
名を確認し、操作を再試行してください。
説明: 接続障害のために、スケジュールされたイベント
が終了します。 操作を実行するために、通常の開始ウ
ィンドウの外でスケジュール済みイベントを再開する必
要がありました。
システムの処置: スケジュールされたイベントは複数の
セッションを使用して完了しています。
ユーザーの処置: 何も必要ありません。これが再発状態
である場合は、ネットワーク問題を確認することが必要
な場合があります。
ANS4901E
ANS4304I
IBM Tivoli Storage Manager は、TSM
for VE のライセンスを検出できませんで
した。Active Directory ドメイン・コント
ローラーは、VM 'VM' 上で保護されませ
ん。
説明: 仮想マシンには Microsoft Active Directory ドメ
イン・コントローラーが含まれていますが、TSM for
VE のライセンスは検出されませんでした。ドメイン・
コントローラーは保護されません。
システムの処置: Active Directory を保護するには、
TSM for VE 7.1 以降をインストールしてください。
ユーザーの処置:
ANS4305W
None
組織 'Org name' の組織 VDC 'Org VDC
name' 内の VMware vApp 'vApp name'
のバックアップが完了しました。一部の
VM がバックアップされませんでした。
モード: '永久増分 - full_or_incr' ターゲ
ット・ノード名: 'target_node_name' デー
タ・ムーバー・ノード名:
'data_mover_node_name' VM バックアッ
プ状況: number of VMs in vApp 個中
number of VM backed up 個の VM が正
常にバックアップされました。
説明: vApp バックアップ操作は正常に完了しました。
ただし、指定された vApp の 1 つ以上の VM がバック
アップされませんでした。これらの VM は、リストア
操作では作成されません。
システムの処置:
230
オブジェクト 'filespace path filename' に
一致していない引用符が 1 つ以上含まれ
ているため処理できません。
説明: ファイル・リスト内のファイル名に一致していな
い引用符があります。 ファイル・リストの行の先頭に
ある単一引用符または二重引用符は、開始引用符と見な
されます。同じタイプの対応する終了引用符が行の末尾
になければなりません。 終了引用符がない場合、また
は終了引用符が行の途中にある場合、入力は無効です。
システムの処置:
す。
このオブジェクトはスキップされま
ユーザーの処置:
い。
オブジェクトの指定を修正してくださ
ANS4904E
説明:
VMware 仮想マシン 'vmname' の瞬時ア
クセスが失敗しました。ターゲット・ノー
ド名は 'target_node_name'、データ・ムー
バー・ノード名は 'data_mover_node_name'
です。
仮想マシンの瞬時アクセスが失敗しました。
システムの処置: 仮想マシンの瞬時アクセスが失敗して
終了しました。失敗の理由は、ローカル・クライアン
ト・エラー・ログに書き込まれています。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
ANS4907E
処理は次の vApp に進みます。
ユーザーの処置: dsmerror.log ファイルでこの vApp に
ついて調べ、このメッセージに関する詳細を確認してく
スケジュール 'schedule-name' によりサー
バーで、新規セッションがオープンされま
した。
説明:
VMware 仮想マシン 'vmname' の瞬時リ
ストアが失敗しました。ターゲット・ノー
ド名は 'target_node_name'、データ・ムー
バー・ノード名は 'data_mover_node_name'
です。
仮想マシンの瞬時リストアが失敗しました。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4910E • ANS4972W
システムの処置: 仮想マシンの瞬時リストアが失敗して
終了しました。失敗の理由は、ローカル・クライアン
ト・エラー・ログに書き込まれています。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
まれている可能性があります。ディスク・ラベルのスペ
ルをチェックして、バックアップしてほしくないディス
クがバックアップ操作に今、含まれている場合は、ディ
スク・ラベルを修正します。
ANS4947E
ANS4910E
説明:
VMware 仮想マシン 'vmname' のクリー
ンアップが失敗しました。ターゲット・ノ
ード名は 'target_node_name'、データ・ム
ーバー・ノード名は
'data_mover_node_name' です。
仮想マシンのクリーンアップが失敗しました。
システムの処置: 仮想マシンのクリーンアップが失敗し
て終了しました。失敗の理由は、ローカル・クライアン
ト・エラー・ログに書き込まれています。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
ANS4942E
ファイル指定 'string' が無効です。
説明: オペレーティング・システムはファイル指定が無
効であることを指示しました。考えられる理由の 1 つ
は、ファイル指定に認識できない文字が含まれているこ
とです。 また、ファイル指定での引用符の使い方が正
しくないことも考えられます。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 特定のオペレーティング・システム用
の「バックアップ/アーカイブ・クライアントの使用」に
記載されている正しいファイル指定を入力してくださ
い。ファイル指定で有効な文字が使用されていることを
確認してください。ブランク・スペースを含む指定で、
引用符が正しく使用されていることを確認してくださ
い。 複数のファイル指定を使用する場合は、複数のフ
ァイル指定が単一のファイル指定と見なされるような引
用符の使い方をしないようにしてください。
ANS4946W
警告: ユーザーによって除外された仮想マ
シン: vm-name、ディスク: disk-name が見
つかりませんでした。
説明: 指定された仮想ディスクが仮想マシンに存在しま
せん。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: 「dsmc backup vm ...」コマンドを
-preview オプションを付けて使用して、仮想マシン上に
存在するディスク・ラベルのリストを表示します。その
ディスクはバックアップから除外されるように指定され
ているので、バックアップは続行されます。ただし、バ
ックアップしてほしくないディスクがバックアップに含
エラー: ユーザーによって組み込まれた仮
想マシン: vm-name、ディスク: disk-name
が見つかりませんでした。
説明: 指定された仮想ディスクが仮想マシンに存在しま
せん。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 「dsmc backup vm ...」コマンドを
-preview オプションを付けて使用して、仮想マシン上に
存在するディスク・ラベルのリストを表示します。ディ
スク・ラベルのスペルをチェックし、ディスク・ラベル
を修正して、その後「backup vm」操作を再試行しま
す。
ANS4948E
指定された仮想ディスクが仮想マシンに存
在しません。
説明: 仮想マシンに存在する仮想ディスク・ラベル名を
指定する必要があります。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: バックアップ操作の場合、「dsmc
backup vm ...」コマンドを -preview オプションを付け
て使用して、仮想マシン上に存在するディスク・ラベル
のリストを表示します。リストア操作の場合、「dsmc
query vm ...」コマンドを -detail オプションを付けて使
用して、仮想マシン・バックアップ上に存在するディス
ク・ラベルのリストを表示します。ディスク・ラベルの
スペルをチェックし、ディスク・ラベルを修正して、そ
の後、操作を再試行します。
ANS4972W
ファイル・サーバー file-server-name は、
Data ONTAP バージョン
'version.modifcation.submodification' にアッ
プグレードされました。このバージョンで
は、スナップショットの差分の増分バック
アップ用のユニコード・ファイル名をサポ
ートしていません。できるだけ早くユニコ
ード・ファイル名をサポートするバージョ
ンにアップグレードしてください。
説明: ファイル・サーバーが、スナップショットの差分
を使用する増分バックアップ用のユニコード・ファイル
名をサポートするバージョンから、サポートしないバー
ジョンにアップグレードされました。Data ONTAP バー
ジョン 7.3.3 (またはそれ以降) から 8.0 にアップグレ
ードした場合、スナップショットの差分による増分バッ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
231
ANS4973E • ANS4991I
クアップを実行する際に、ユニコード・ファイル名を持
つファイルをバックアップする機能が失われます。
システムの処置: 処理を続行します。ただし、ユニコー
ド名のファイルはバックアップされません。
ユーザーの処置: できるだけ早くユニコード・ファイル
名をサポートするバージョンにアップグレードしてくだ
さい。Data ONTAP バージョン 7.3.3 (またはそれ以降)
から 8.0 にアップグレードした場合は、8.1 (またはそれ
以降) にアップグレードしてください。現時点でアップ
グレードできない場合は、IBM Tivoli Storage Manager
サーバー上のファイル・スペースを名前変更してスナッ
プショット差分の増分バックアップを実行することで、
この警告メッセージを抑止できます。
ANS4973E
ファイル 'filespace namepath-namefilename' の NTFS セキュリティー情報への
アクセス中にエラーが発生しました。
ANS4988W
説明: 現在 TSM サーバーから使用不可なファイルの
リストアまたはリトリーブを試行しました。これは、お
そらく一時的な問題です。
システムの処置: TSM は、ファイルをリストアまたは
リトリーブできません。
ユーザーの処置: ファイルがサーバーで使用可能になっ
た後で、ファイルを別々にリストアまたはリトリーブし
てみてください。 この問題が続いて起こる場合は、
TSM 管理者に連絡して支援を求めてください。
ANS4989E
説明: NTFS セキュリティー情報へのアクセス試行中に
アクセス否認エラーが発生しました。
システムの処置:
す。
このオブジェクトはスキップされま
ファイル 'filespace namepath-namefilename' は、現在サーバーで選択不可能であ
り、スキップされています。
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。ディレクトリ
ーは、別のプロセスが使用中です。ディレ
クトリーおよびそのサブディレクトリーに
あるオブジェクトはすべてスキップされま
す。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡するか、
SkipNTSecu rity オプションを使用して失敗した検査を
バイパスします。
説明: 指定されたディレクトリーは、別のプロセスによ
って使用されています。 現在他のプロセスが使用して
いるディレクトリーの読み取りまたは書き込みを試みま
した。ディレクトリーおよびそのサブディレクトリーに
含まれるオブジェクトはバックアップされません。
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。必要な NT
特権がありません。
システムの処置: そのディレクトリーの処理は停止され
ました。このバックアップ処理にほかのファイルやディ
レクトリーを指定していた場合、それらについては処理
されます。
ANS4974E
説明: TSM を実行しているユーザー・アカウントは、
現行操作を実行するのに必要な NT ユーザー権限/特権
を保持していません。
システムの処置:
す。
このオブジェクトはスキップされま
ユーザーの処置: 必要な特権を認可する権限はシステム
管理者にあります。
ANS4987E
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。オブジェクト
は、別のプロセスが使用中です。
説明: 指定されたファイルは他のプロセスが使用してい
ます。 現在他のプロセスが使用しているファイルの読
み取りまたは書き込みを試みました。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: 正しいディレクトリー名が指定されて
いることの確認、許可の訂正、または新規位置の指定を
行ってください。ディレクトリー名が正しい場合、ディ
レクトリーの排他使用を行うプロセスがないときにバッ
クアップを再試行してください。
ANS4991I
アプリケーション・タイプ アプリケーシ
ョン・メッセージ ID アプリケーショ
ン・メッセージ
説明: これは、現在 TSM で実行しているアプリケー
ションによって送信されたメッセージです。
システムの処置: TSM は、アプリケーション・メッセ
ージをログに記録します。
ユーザーの処置: 使用しているアプリケーションの資料
を参照してください。
ユーザーの処置: ファイルが別のプロセスによってロッ
クされていないことを確認してください。 ファイルが
ロックされていない場合は、コマンドを再試行してくだ
さい。
232
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS4992W • ANS5001E
ANS4992W
アプリケーション・タイプ アプリケーシ
ョン・メッセージ ID アプリケーショ
ン・メッセージ
説明: これは、現在 TSM で実行しているアプリケー
ションによって送信されたメッセージです。
システムの処置: TSM は、アプリケーション・メッセ
ージをログに記録します。
ユーザーの処置: 使用しているアプリケーションの資料
を参照してください。
ANS4993E
アプリケーション・タイプ アプリケーシ
ョン・メッセージ ID アプリケーショ
ン・メッセージ
説明: これは、現在 TSM で実行しているアプリケー
ションによって送信されたメッセージです。
システムの処置: TSM は、アプリケーション・メッセ
ージをログに記録します。
ユーザーの処置: 使用しているアプリケーションの資料
を参照してください。
ANS4994S
アプリケーション・タイプ アプリケーシ
ョン・メッセージ ID アプリケーショ
ン・メッセージ
説明: これは、現在 TSM で実行しているアプリケー
ションによって送信されたメッセージです。
システムの処置: TSM は、アプリケーション・メッセ
ージをログに記録します。
ユーザーの処置: 使用しているアプリケーションの資料
を参照してください。
イル・システムにファイルをリストアまたはリトリーブ
するオプションを選択してください。
ANS4998E
説明: 指定したファイル・リンクへのアクセスが拒否さ
れました。 ファイル・リンク情報を読み取ろうとしま
したが、このオブジェクトへのアクセス権限がありませ
ん。
システムの処置:
す。
'filespace namepath-namefile-name' の処理
エラー: ファイル・システム割り当て量到
達状態 - スペース残量がありません。
説明: 宛先ファイル・システムの割り当て量に達したた
め、これ以上ファイルをリストアまたはリトリーブする
ことができません。
システムの処置: クライアントは、ユーザーのアクショ
ンを要求しています。
v このオブジェクトの再試行
v このオブジェクトのスキップ
v アクションの打ち切り
ユーザーの処置: このオブジェクトの適切なアクション
を選択してください。 フリー・スペースを作成する
か、宛先ファイル・システム上の割り当て量を増やして
から、操作を再試行してください。あるいは、別のファ
「システム状態」の処理が停止しま
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決しない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡し
て、支援を依頼してください。
ANS4999I
次のメッセージは長すぎるためサーバーに
記録できませんでした: 'shortened message
with message number'
説明: メッセージ・テキストと挿入部分が大きすぎるた
め、使用可能な内部バッファーでサーバーに送信できま
せん。
システムの処置: message number メッセージはローカ
ル・クライアント・エラー・ログに書き込まれ、短縮さ
れてからこのメッセージの一部としてサーバーに送信さ
れます。メッセージの長さは、元のメッセージの中央に
ある '...' を置換することにより短縮されます。
ユーザーの処置: 参照されたメッセージは短縮されてい
ますが、発生したエラーを説明しています。 詳しく
は、そのメッセージの資料を参照してください。
ANS5000W
ANS4997E
ファイル「filename」のリンク情報は取得
できませんでした。オブジェクトへのアク
セスが拒否されました。
パスワードを更新することができません。
説明: 意図した新規パスワードを登録することができま
せん。
システムの処置: サーバーは旧パスワードを新規パスワ
ードと置換しませんでした。
ユーザーの処置: パスワードを再び更新します。 成功
しない場合は、システム管理者に連絡してください。
ANS5001E
オープン登録が必要です。 ルート・ユー
ザーは TSM を実行してサーバーによっ
て登録する必要があります。
説明: このクライアントはこのサーバーに登録される必
要があります。
システムの処置: TSM は終了します。
ユーザーの処置: root ユーザーはこのサーバーでクラ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
233
ANS5002E • ANS5008W
イアントを登録する必要があります。
ANS5002E
オープン登録が正常に実行されませんでし
た。
説明: パスワード変更、パスワード更新、あるいは登録
ダイアログをオープン中に、オープン登録が失敗しまし
た。
システムの処置:
でした。
TSM はこのシステムを登録しません
ユーザーの処置: パスワードを再入力するか、システム
管理者にこのシステムの登録を依頼してください。
ANS5003S
ディレクトリーに割り当てられる管理クラ
スが存在しません。
説明: DIRMC オプションで指定された管理クラス名
が、サーバーで割り当てられたポリシー・セットに存在
しません。 エラー・ログには、無効な管理クラス名を
示すエントリーがあります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 現在の DIRMC オプションをクライ
アント・オプション・ファイルから除去して、DSMC
QUERY MGMTCLASS -DETAIL を実行して使用可能な
管理クラスの情報を表示します。 選択した管理クラス
にバックアップ・コピー・グループがあることを確認し
てください。 TSM サーバーが複数ある場合は、正しい
サーバーに接続していることを確認してください。適切
な管理クラスが見つからない場合は、TSM 管理者に連
絡して、支援を依頼してください。
ANS5004S
ディレクトリーに使用される管理クラスに
バックアップ・コピー・グループがありま
せん。エラー・ログを参照してください。
説明: DIRMC オプションで指定している管理クラスに
は、バックアップ・コピー・グループがありません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 現在の DIRMC オプションをクライ
アント・オプション・ファイルから除去して、DSMC
QUERY MGMTCLASS -DETAIL を実行して使用可能な
管理クラスの情報を表示します。 選択した管理クラス
にバックアップ・コピー・グループがあることを確認し
てください。 TSM サーバーが複数ある場合は、正しい
サーバーに接続していることを確認してください。適切
な管理クラスが見つからない場合は、TSM 管理者に連
絡して、支援を依頼してください。
234
ANS5005E
選択されたイメージの目次情報は使用でき
ません。
説明: サーバーが目次をロードしようとしたときにエラ
ーが発生しました。要求されたイメージまたは目次が、
有効期限切れになっているかサーバーで削除されている
可能性があります。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 新規リストア・ウィンドウを開始し、
現行情報を取得してください。
ANS5006W
ポリシー・セットにバックアップ・コピ
ー・グループが含まれていません。 TSM
はバックアップを続行できません。
説明: バックアップ管理情報が含まれていないポリシ
ー・セットを使用してファイルのバックアップを試みま
した。
システムの処置:
いません。
TSM はファイルをバックアップして
ユーザーの処置: TSM 管理者に、バックアップ・コピ
ー・グループを持っている管理クラスが含まれるポリシ
ー・セットとノードの関連付けに関して援助を求めてく
ださい。その後で、操作を再試行してください。
ANS5007W
ポリシー・セットには、アーカイブ・コピ
ー・グループが入っていません。 TSM
はアーカイブを続行できません。
説明: アーカイブ管理情報が入っていないポリシー・セ
ットを使って、ファイルをアーカイブしようとしまし
た。
システムの処置:
いません。
TSM は、ファイルをアーカイブして
ユーザーの処置: TSM 管理者に、アーカイブ・コピ
ー・グループを持っている管理クラスが含まれるポリシ
ー・セットとノードの関連付けに関して援助を求めてく
ださい。その後で、操作を再試行してください。
ANS5008W
説明:
間違ったパスワードが入力されました。
誤りのあるパスワードが入力されました。
システムの処置: TSM は正しいパスワードなしではサ
ーバーに接続できません。
ユーザーの処置: パスワードを再入力するか、システム
管理者に現行パスワードを問い合わせてください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5009W • ANS5019I
ANS5009W
新規パスワードの項目が異なっています。
ANS5015I
リストアがユーザーによって停止されまし
た。
説明: パスワード変更、パスワード更新、あるいは登録
ダイアログのオープン時に、新規パスワードに関する 2
つの入力は同一ではありませんでした。
説明: リストア操作の停止が要求されました。
システムの処置:
ませんでした。
重要: "overwrite" オプションを指定してファイルをリ
ストアする場合は、最後にリストアされたファイルは損
傷する可能性があります (部分的上書き)。
サーバー上ではパスワードは変更され
ユーザーの処置: 両方の新規パスワード上でバックスペ
ースして再入力し、それらを一致させます。
システムの処置: リストアが停止しました。
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
ANS5011I
説明:
バックアップがユーザーによって停止され
ました。
バックアップ操作の停止が要求されました。
システムの処置:
バックアップは停止します。
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS5012E
サーバーがバックアップ・データ・ストレ
ージ・スペースを使い切りました。
説明: サーバーはバックアップ・データ・ストレージ内
のスペースを使い果たしました。
システムの処置: TSM は要求されたバックアップ操作
を完了することはできません。バックアップ活動パネル
の下半分に表示されたどのファイルも、正常にバックア
ップされました。
ユーザーの処置:
システム管理者にご相談ください。
ANS5016E
リストア操作用のメモリーが足りません。
説明: TSM は要求されたリストア操作のためにメモリ
ーを割り振ることはできません。
システムの処置: TSM は要求されたリストア操作を完
了することができません。
ユーザーの処置: 不要のアプリケーションをすべてクロ
ーズし、操作を再試行します。 照会の有効範囲および
戻されるデータの量を削減することも役に立ちます。あ
るいはシステム管理者に連絡します。
ANS5017I
リストアが完了しました。
説明: リストアは完了しました。
システムの処置: TSM はファイルをリストアしまし
た。
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
ANS5013E
バックアップ操作用のメモリーが足りませ
ん。
説明: TSM は指定されたバックアップ操作のためにメ
モリーを割り振ることができません。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: 不要のアプリケーションをすべてクロ
ーズし、操作を再試行します。 照会の有効範囲および
戻されるデータの量を削減することも役に立ちます。あ
るいはシステム管理者に連絡します。
ANS5014I
説明:
ANS5018E
アーカイブ操作用のメモリーが足りませ
ん。
説明: TSM は要求されたアーカイブ操作のためにメモ
リーを割り振ることができません。
システムの処置: TSM はアーカイブ操作を完了するこ
とはできません。
ユーザーの処置: 不要のアプリケーションをすべてクロ
ーズし、操作を再試行します。 照会の有効範囲および
戻されるデータの量を削減することも役に立ちます。あ
るいはシステム管理者に連絡します。
バックアップは完了されました。
バックアップは完了されました。
システムの処置:
した。
TSM はファイルをバックアップしま
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS5019I
アーカイブがユーザーによって停止されま
した。
説明: アーカイブ操作の停止が要求されました。
システムの処置: アーカイブは停止しました。
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
235
ANS5020E • ANS5030E
ANS5020E
TSM サーバーのアーカイブ・データ・ス
トレージ・スペースが不足しています。
説明: サーバーが、そのアーカイブ・データ・ストレー
ジ内のスペースを使い切りました。
システムの処置: TSM は要求されたアーカイブ操作を
完了できません。
ユーザーの処置: この問題を、アーカイブ・ストレージ
にさらにリソースを割り振ることができる TSM システ
ム管理者に報告してください。
ANS5021I
説明:
アーカイブが完了しました。
アーカイブは完了しました。
システムの処置:
た。
TSM はファイルをアーカイブしまし
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS5022I
説明:
リトリーブがユーザーによって停止されま
した。
リトリーブ操作の停止が要求されました。
重要: "overwrite" オプションを指定してファイルをリ
トリーブする場合は、最後にリトリーブされたファイル
は損傷する可能性があります (部分的上書き)。
システムの処置:
リトリーブが停止しました。
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS5023E
リトリーブ操作用のメモリーが足りませ
ん。
説明: TSM は、指定リトリーブ操作のためのメモリー
を割り振ることができません。
システムの処置: TSM は要求されたリトリーブ操作を
完了することができません。
ユーザーの処置: 不要のアプリケーションをすべてクロ
ーズし、操作を再試行します。 照会の有効範囲および
戻されるデータの量を削減することも役に立ちます。あ
るいはシステム管理者に連絡します。
ANS5024I
説明:
ANS5025E
説明:
ノード名に無効な文字が入っています。
指定されたノード名に無効な文字があります。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: 有効な文字を持つ他のノード名で再試
行してください。
ANS5026W
MatchAllChar オプションおよび
MatchOneChar オプションは、包含/除外
オプションの前になければなりません。
説明: MatchAllChar オプションおよび MatchOneChar
オプションは、すべての包含/除外オプションの前になけ
ればなりません。
システムの処置: TSM クライアントは現行アプリケー
ションを終了します。
ユーザーの処置: MatchAllChar オプションおよび
MarchOneChar オプションを、すべての包含/除外オプシ
ョンの前に移動します。
ANS5028I
説明:
正常に終了しました。
操作が正常に完了しました。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS5029E
TSM サーバーにおけるエラーのために、
この操作を続行できません。TSM サーバ
ー管理者に支援を依頼してください。
説明: TSM サーバーで、TSM クライアントの操作を
続行できなくなるようなエラー条件が検出されました。
TSM サーバー管理者は、TSM サーバー・アクティビテ
ィー・ログによって、このエラーに関する詳細を検討し
ます。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者に連絡して援助
を求めてください。管理者は、TSM サーバー・アクテ
ィビティー・ログによって、このエラーの原因となった
状態についてさらに詳しく検討します。
リトリーブは完了しました。
リトリーブは完了しました。
ANS5030E
No objects on server match query
システムの処置:
た。
TSM はファイルをリトリーブしまし
説明: サーバー上のどのオブジェクトも実行される照会
操作と一致しません。
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
認します。
名前が適切に入力されていることを確
236
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5031E • ANS5038E
ANS5031E
クライアントがトランザクションを打ち切
りました。
説明: クライアント・システムはサーバーの操作を終了
し、現行トランザクションを終了しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
セッションを再始動します。
に関連したメッセージがないか確認してもらってくださ
い。
ANS5034E
間違ったパスワードが入力されました。
説明: 入力された現行パスワードが誤っているか、入力
された新規パスワードがサーバーで設定されているパス
ワード長さ要件を満たしていません。
システムの処置: 処理は停止します。
ANS5032W
アクティブ・オブジェクトが見つかりませ
ん
説明: オブジェクトを期限切れにしようとしましたが、
サーバーはそのオブジェクトの活動バックアップ・バー
ジョンを検出できませんでした。このメッセージの前の
メッセージ ANS1228E に、オブジェクト名が示されま
す。例えば、2 つの別個のクライアント・プロセスが同
じファイル・システムを同時にバックアップしている場
合に、このメッセージが発行されます。一方のプロセス
がファイルを期限切れにすると、サーバーはそのファイ
ルを非活動化します。その後に 2 番目のプロセスが同
じファイルを期限切れにしようとした場合、サーバーは
そのファイルの活動バージョンを検出できないため、2
番目のプロセスはそのファイルについてこのメッセージ
を発行します。
システムの処置: オブジェクトは期限切れではありませ
ん。 次のオブジェクトについて処理を続行します。
ユーザーの処置: コンソールの出力、スケジュール・ロ
グ、またはエラー・ログを確認して、このメッセージの
直前の ANS1228E メッセージを見つけてください。
ANS1228E に、期限切れにできなかったオブジェクトが
示されます。この問題が発生した状態を確認し、それら
の状態のためにメッセージが発行されたかどうかを検討
してください。 例えば、クライアントの複数インスタ
ンスがファイル・システムを同時にバックアップしよう
とした場合に、このメッセージが表示されることがあり
ます。メッセージが発行された理由を判別できず、操作
を再試行してもメッセージが発行される場合は、サポー
トに連絡して支援を依頼してください。また、
http://www.ibm.com で、このメッセージ番号によって考
えられる解決方法を検索してください。
ANS5033E
サーバーにオブジェクトに対するデータが
ありません。
説明: サーバーは、関連したデータのないオブジェクト
でリストアまたはリトリーブを実行しようとしました。
修正アクションが可能な場合、サーバーにあります。
システムの処置:
サーバーは現行操作を終了します。
ユーザーの処置: 管理者に連絡し、アクティビティー・
ログに、問題の識別に役立つ可能性がある、このエラー
ユーザーの処置: 正しいパスワードでセッションを再試
行してください。それでも失敗する場合や、パスワード
を忘れた場合は、管理者に新規パスワードの割り当てを
依頼してください。
ANS5035E
ノードは使用中です。
説明: 現在稼働しているノードは、サーバー上の他の操
作によって使用中です。これは他のクライアントまたは
サーバー上の活動からの可能性があります。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行するか、あるいはシステ
ム管理者にユーザーのノードに関して他のどの操作が実
行中であるかの調査を依頼します。
ANS5036E
有効期限は現在日より大きくなければなり
ません。
説明: アーカイブ有効期限が短すぎます。有効期限は本
日より後でなければなりません。
システムの処置: 現行操作はキャンセルされます。
ユーザーの処置: 本日より後の有効期限を指定して、フ
ァイルのアーカイブを再試行してください。
ANS5037W
要求されたデータはオフラインです
説明: リストアまたはリトリーブ操作に関しては、1 つ
以上の要求されたファイルがオフライン・ストレージ・
メディア (一般的にはテープ) から再呼び出しされなけ
ればなりません。待機時間は、サイトのオフライン・ス
トレージ管理ポリシーによって左右されます。
システムの処置: クライアントは、オフライン・ストレ
ージ・メディアが使用可能になるのを待ってから、続行
します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS5038E
オブジェクトが大き過ぎて、サーバーの限
度を超えています。
説明: オブジェクトが大き過ぎます。 サーバーの構成
が、オブジェクトを受け入れるいかなるデータ・ストレ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
237
ANS5039E • ANS5044E
ージ・スペースも持ちません。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: ご使用のサイトのサーバーが構成され
ている最大ファイル (オブジェクト) サイズの判別をシ
ステム管理者に依頼してください。
ANS5039E
サーバーがデータ・ストレージ・スペース
を使い切りました。
説明: サーバーはオブジェクトを保管するために利用可
能なスペースを持ちません。
決されない場合は、大量のデータを生成している、クラ
イアント・マシン上で実行中の他のプロセスは何かを検
査します。バックアップまたはアーカイブ操作の発生中
には、これらの操作を使用不能にします。
ANS5042E
TSM サーバーで現在ファイル・データが
使用不能です。
説明: TSM クライアントは、TSM サーバーで現在使
用不能なデータをリストアまたはリトリーブしようとし
ました。考えられる原因は以下のとおりです。
v TSM サーバーでデータが壊れています。
システムの処置:
現行操作を終了しました。
v TSM サーバーで読み取りエラーが検出されました。
ユーザーの処置:
してください。
次に示すアクションのいずれかで対処
v ファイルはサーバーにおいて一時的にレクラメーショ
ン処理操作に含まれています。
v クライアントについては、オプション・ファイル
(DSM.OPT) に COMPRESSALWAYS=NO および
COMPRESSIon=YES を設定してください。ファイル
が圧縮時に大きくなるようであれば、圧縮されずに再
送されます。
v TSM が、使用不能なテープ・ボリュームを要求しま
した。ボリュームが使用不能になる一般的な理由とし
ては、ディスク・ボリュームがオフラインである、入
出力エラーのためボリュームが使用不能とマークされ
ている、テープ・ボリュームがテープ・ライブラリー
からチェックアウトされている、などが考えられま
す。
v ストレージ・プールにスペースを追加するようシステ
ム管理者に要求してください。
v システム管理者は、ディスク・ストレージ・プールの
ディスク・キャッシングをオフにし、各ディスク・プ
ール・ボリュームに MOVE DATA コマンドを発行し
て、キャッシュされたビット・ファイルをクリアする
こともできます。
ANS5040E
サーバー・メディアのマウントが可能では
ありません。
説明: サーバー・メディアのマウントが可能ではありま
せん。 オフライン・ボリュームのマウントを待ってい
るときに、サーバーはタイムアウトになりました。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: サーバー・ボリュームがマウント可能
になったら再試行します。 このノードのサーバー上に
定義した MAXNUMMP (マウント・ポイントの最大数)
が、0 より大きいことを確認してください。
ANS5041E
見積サイズを超えました。
説明: バックアップまたはアーカイブ操作のためのデー
タの合計量が、データ・ストレージ・スペース割り当て
のためにサーバーに最初に送信された見積サイズを超過
します。バックアップまたはアーカイブ操作がセッショ
ン中の間、多数のファイルが大幅に成長しているときに
これが発生します。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
操作を再試行してください。問題が解
238
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 後で操作を再試行してください。問題
が続く場合は、TSM サーバー管理者に支援を依頼して
ください。管理者は、問題に関連したメッセージがない
か TSM サーバー・アクティビティー・ログを調べるこ
とができます。
ANS5043W
説明:
予期しない再試行要求です。 サーバーは
データの書き込み中にエラーを検出しまし
た。
ありません。
システムの処置:
クライアントは操作を再試行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS5044E
セッションはリジェクトされました。現在
サーバー・セッションはすべて使用中で
す。
説明: サーバーの使用可能なセッションはすべて使用中
であるため、この時点で新規セッションを受け入れるこ
とはできません。
システムの処置:
した。
サーバーは現行操作をキャンセルしま
ユーザーの処置: 操作を再試行します。問題が継続する
場合は、システム管理者に連絡して、サーバーへの並行
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5045E • ANS5052E
アクティブ・セッションの数を増やすことを検討してく
ださい。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: ファイル・スペース名を確認します。
ANS5045E
説明:
セッションはリジェクトされます。パスワ
ードの有効期限が切れています。
システムの処置: サーバーは現行操作をキャンセルしま
した。パスワードが更新されるまで、サーバーに接続で
きません。
ユーザーの処置: パスワードを更新してください。
SET PASSWORD コマンドを使用するか、管理者にノー
ドを更新してもらってください。
ANS5046E
セッションはリジェクトされました。不明
なノード ID または誤ったノード ID が
入力されました。
説明: 入力したノード名がサーバーに認識されていない
か、あるいは別のノードにマイグレーションされたファ
イルにアクセスしようとしています。
システムの処置: 現行操作はキャンセルされます。ノー
ド名がサーバーに登録されるまでは、サーバーとの接続
は許可されません。 マイグレーションしたファイルに
アクセスする場合は、ノード名はファイルをマイグレー
ションしたノードと同一でなければなりません。
ユーザーの処置: ノード名を正しく入力したか確認して
ください。正しく入力されている場合は、システム管理
者に連絡してください。サーバーがクローズ登録を使用
していること、またノード名がサーバーに登録されてい
ることを検証します。
ANS5047E
セッションはリジェクトされました。重複
する ID が入力されました。ノードは既
にサーバーにログオンしています
説明: このノード名を使用する他のプロセスがサーバー
でアクティブになっています。
システムの処置: サーバーに接続できません。現行操作
はキャンセルされました。
ユーザーの処置: また、別の人が使用できないように、
ユーザーのノード名がサーバーにとって固有になるよう
にしてください。そのノード名の所有者の識別をシステ
ム管理者に依頼してください。
ANS5048E
説明:
ANS5049E
パスワードの有効期限が切れています。
ファイル・スペースを選択してください。
アクセスを削除または設定するためのファ
イル・スペースが見つかりません。
セッションはリジェクトされました。サー
バーが使用不可になっています。
説明: サーバーは使用不能状態にあり、通常活動のため
にアクセスすることはできません。
システムの処置: 現行操作はキャンセルされました。
ユーザーの処置: サーバーが使用可能状態に戻った後、
操作を再試行します。問題が解決されない場合は、シス
テム管理者にご相談ください。
ANS5050E
サーバーはオープン登録を行えるようには
構成されていません。
説明: 許可されません。 システム管理者による登録が
必要です。サーバーはオープン登録を行えるようには構
成されていません。
システムの処置: セッションは開始されません。
ユーザーの処置: システム管理者からノードおよびパス
ワードを入手する必要があります。
ANS5051S
セッションはリジェクトされました。クラ
イアント・コードが下位レベルです。
説明: サーバー・バージョンとクライアント・バージョ
ンが一致しません。クライアント・コードのレベルが下
です。
システムの処置: 現行操作はキャンセルされます。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡して、ご使用の
ロケーションで実行可能なバージョンを確認してくださ
い。
ANS5052E
セッションはリジェクトされました。下位
レベルのサーバー・コード・バージョンで
す。
説明: サーバー・バージョンとクライアント・バージョ
ンが一致しません。サーバー・コードのレベルが下で
す。
システムの処置: 現行操作はキャンセルされます。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡して、ご使用の
ロケーションで実行可能なバージョンを確認してくださ
い。
削除するファイル・スペースが見つかりません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
239
ANS5053W • ANS5060E
ANS5053W
ユーザーが操作を停止しました。
説明: ユーザーの要求により操作が停止されました。
通常、これは「Q」キーを 2 回押すと実行されます。
ユーザーの処置: 有効なディレクトリー・パスを使用し
て操作を再試行してください。
ANS5057E
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: ありません。
ANS5054E
オペレーティング・システムが、メモリー
割り振りの要求を拒否しました。
指定されたファイルまたはディレクトリー
へのアクセスが拒否されました。
説明: 指定されたファイルまたはディレクトリーへのア
クセスが拒否されました。 ファイルの読み取りまたは
ファイルへの書き込みを試行しましたが、ファイルまた
はディレクトリーへのアクセス許可がありません。
説明: クライアントは、処理を進める際に情報を保管す
るために、メモリーへのアクセスを要求しています。こ
の場合は、オペレーティング・システムが割り振れる以
上のメモリーが要求されています。考えられる理由は次
のとおりです。
システムの処置:
v システムのメモリーが少なくなっています。
ANS5058E
v プログラムが実行されるプロセスが、割り振られた最
大メモリーを超えました。
v その他の何らかのエラー状態が発生しました。使用可
能なメモリーがありません。
システムの処置:
できません。
クライアントは要求された操作を完了
ユーザーの処置: 不要なアプリケーションをすべてクロ
ーズし、操作を再試行してください。それでも操作が失
敗する場合は、タスクをいくつかの小さい単位に分割し
てみてください。 例えば、ファイル指定に高位のディ
レクトリーがいくつか含まれている場合は、各ディレク
トリーごとに順番にタスクを実行してください。タスク
が増分バックアップの場合は、オプション「
-memoryefficientbackup=yes」を使用してください。
ユーザーの処置: 正しいファイル名またはディレクトリ
ー名が指定されていることを確認し、許可を訂正する
か、新しい場所を指定してください。
使用可能なファイル・ハンドルがありませ
ん
説明: システムのファイル・ハンドルはすべて現在使用
中です。 使用可能なものはありません。
システムの処置:
バックアップ、アーカイブ、またはマイグ
レーション処理でファイルが見つかりませ
ん。ファイル指定が入力されていません。
説明: バックアップ、アーカイブ、またはマイグレーシ
ョンの処理が行われているファイルは、既にクライアン
ト上に存在しません。バックアップ、アーカイブまたは
マイグレーションが行われる前に、他のプロセスがファ
イルを削除しました。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS5056E
指定されたディレクトリー・パスを見つけ
ることができませんでした。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 他のプロセスを終了して一部のファイ
ル・ハンドルを解放するか、システム・セットアップを
変更して同時にオープンできるファイルの数を増やしま
す。
ANS5059E
ファイルが存在し、上書きできません。
説明: リストアまたはリトリーブしようとしているファ
イルが存在し、権限かアクセス許可がないために上書き
できません。
システムの処置:
ANS5055E
処理は停止しました。
このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: そのファイルに上書きするために必要
なアクセス許可を持っていることを確認して、操作を再
試行してください。 問題が継続する場合は、システム
管理者または管理者に支援を依頼してください。
ANS5060E
無効なパラメーターが渡されました。
説明: システムは無効なパラメーターによる内部プログ
ラム・エラーを検出しました。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: サービス技術員にエラー・ログの検査
を依頼してください。
説明: 指定されたディレクトリー・パスが無効である
か、または到達できません。
システムの処置:
240
処理は停止しました。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5061E • ANS5122E
ANS5061E
無効なファイル・ハンドルが渡されまし
た。このシステム・エラーの経緯を報告し
てください。
説明: 内部システム・エラーが発生しました。無効なフ
ァイル・ハンドルのため、ファイル操作が失敗しまし
た。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。失敗が続
く場合は、問題をキャプチャーしたサービス・トレース
を取得し、技術サポートに連絡して支援を依頼してくだ
さい。トレースの構成については、管理者に相談してく
ださい。
ANS5062E
Disk full
説明: 宛先ディスクがいっぱいであるため、操作は停止
されました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ディスク・スペースを解放して、操作
を再試行してください
ANS5083E
ドライブ指定にワイルドカード文字が含ま
れています。
説明: ドライブ名にワイルドカード文字を含めることは
できません。
システムの処置: ワイルドカードを含むオブジェクトは
スキップされます。
ユーザーの処置:
い。
ANS5091S
有効なドライブ指定を使用してくださ
サーバーがデータ・ストレージ・スペース
を使い切りました。
説明: サーバーにオブジェクトを保管するためのスペー
スがこれ以上ありません。
システムの処置: TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: サーバー上のストレージ・プールがい
っぱいであることをシステム管理者に報告してくださ
い。
ANS5093S
SLM_LICENSE_EXCEEDED: TSM のク
ライアント・ライセンス数を超えました。
TSM 管理者に連絡してください。
説明: 新しい登録を追加すると、この TSM サーバー
の製品ライセンス数を超えます。
システムの処置:
了します。
クライアント登録または接続要求は終
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、未使用の登
録を削除するか、サーバーに許可されたライセンス数を
増やすようにお願いしてください。
ANS5094E
セッションはリジェクトされました。十分
なサーバー・メモリーが使用可能ではあり
ません。
説明: サーバーには、クライアントがサーバーとの接続
を確立することを可能とする十分なメモリーがありませ
ん。
システムの処置: セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置: 後ほど再試行するか、システム管理者
に連絡してください。
TSM サーバーのストレージ・プールに
は、現在はこのファイルのためのスペース
がありません。これは一時的状態である可
能性があります。
説明: このメッセージは、通常、データが保管されるス
トレージ・プールに十分なスペースがないが、まもなく
使用可能になる場合に発行されます。 例えば、ストレ
ージ・プール・マイグレーションによって、データを保
管するための十分なスペースが解放されます。
システムの処置:
ANS5092S
TSM は現行操作を終了します。
ユーザーの処置: これはおそらく一時的状態です。 後
で操作を再試行してください。エラーが続く場合には、
TSM 管理者に連絡してサーバー・コンソールとエラ
ー・ログを確認し、問題の原因を突き止めてもらってく
ださい。
ANS5122E
指定されたファイル・スペースはサーバー
上に存在しません。 ファイル・スペース
は別のクライアントによって、あるいは管
理者によって削除されている可能性があり
ます。
説明: 指定されたファイル・スペースはサーバー上に存
在しません。 システム管理者が既にファイル・スペー
スを削除したか、あるいは、ユーザーのクライアント・
ノード名を使用して、別のクライアントがそれを削除し
た可能性があります。
システムの処置: TSM は現行操作を終了します。
ユーザーの処置: 選択したファイル・スペースは、もは
や存在しません。 TSM 管理者に連絡して、そのファイ
ル・スペースが削除された状況を確認してもらってくだ
さい。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
241
ANS5123S • ANS5129E
ANS5123S
指定されたノード名はサーバーに既に定義
されているため、オープン登録が正常に実
行されませんでした。
ANS5127I
説明: ノードが同じ名前を持つサーバー上で定義されて
いるため、オープン登録は失敗しました。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置:
他のノード名で再試行します。
ANS5124S
デフォルトのドメインがないので、オープ
ン登録が正常に実行されませんでした。
説明: ノードを入れるデフォルト・ポリシー・ドメイン
が存在しないので、オープン登録が失敗しました。 オ
ープン・ノード登録の完全サポートには、デフォルト・
ポリシー・ドメインが必要です。
システムの処置:
す。
TSM は現行操作をキャンセルしま
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、ノードの登
録を支援してもらってください。
ANS5125S
無効なノード名が指定されたので、オープ
ン登録が正常に実行されませんでした。
説明: 指定ノード名が無効文字を持つため、オープン登
録は失敗しました。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置:
試行します。
無効文字を持たない他のノード名で再
ANS5126S
重複した名前を持つファイル・スペースは
サポートされていません。 重複ファイ
ル・スペースを取り外してください。
説明: 選択されたファイル・スペースに重複ボリュー
ム・ラベルがあります。 TSM はバックアップ/アーカイ
ブ情報の追跡を維持するためにボリューム・ラベルを使
用するので、重複ボリューム・ラベルがあるファイル・
スペースからファイルのバックアップまたはアーカイブ
を行うことはできません。
システムの処置: TSM はボリュームを選択することが
できません。
ユーザーの処置: ファイル・スペースがシステムに使用
できる必要がある場合は、TSM を終了し、ボリュー
ム・ラベルをファイル・スペースに割り当てます。TSM
を再始動し、操作を再試行します。それ以外の場合は、
重複しているファイル・スペースを取り外します。
242
TSM が不完全なセットアップを検出しま
した。クライアント・オプション・ファイ
ル 'file-path' は存在しますが、システム・
オプション・ファイル 'dsm.sys' は見つか
りませんでした。ウィザードは、初期基本
TSM クライアント・オプション・ファイ
ルが現行のオプション・ファイルを置き換
える構成プロセス全体をガイドします。続
行しますか?
説明: TSM が不完全なセットアップを検出しました。
システム・オプション・ファイル dsm.sys が見つかりま
せんでした。追加として、ユーザー・オプション・ファ
イル dsm.opt が見つかりました。構成を完了するため
に、構成ウィザードが dsm.sys を作成し、dsm.opt を最
小限の設定に置き換えます。
システムの処置:
TSM が停止する場合があります。
ユーザーの処置: dsm.opt の現行バージョンが必要な場
合は、ファイルの名前を変更して TSM を再始動しま
す。現行バージョンが不要な場合は、「はい」を選択し
て TSM にファイルの置き換えを許可します。
ANS5128E
このファイルの管理クラスには、バックア
ップ・コピー・グループがありません。
説明: バックアップ操作では、バックアップ・コピー・
グループを持っている管理クラスにバインドできるファ
イルは 1 つだけです。
システムの処置:
せんでした。
TSM はファイルをバックアップしま
ユーザーの処置: TSM システム管理者に連絡して、必
要なコピー・グループを持っている管理クラスの検出を
支援してもらってください。管理者は、そのような管理
クラスを定義することもできます。
ANS5129E
このファイルの管理クラスには、指定され
たアーカイブ・コピー・グループがありま
せんでした。
説明: アーカイブ操作では、アーカイブ・コピー・グル
ープを持っている管理クラスにバインドできるファイル
は 1 つだけです。
システムの処置:
いません。
TSM は、ファイルをアーカイブして
ユーザーの処置: TSM システム管理者に連絡して、必
要なコピー・グループを持っている管理クラスの検出を
支援してもらってください。管理者は、そのような管理
クラスを定義することもできます。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5130W • ANS5146W
ANS5130W
削除するファイル・スペースを選択してい
ません。
ANS5136E
アーカイブ削除操作用のメモリーが足りま
せん。
説明: クライアント・ドメインを選択せずに、削除操作
が要求されました。
説明: TSM は、指定されたアーカイブ削除操作のため
にメモリーを割り振ることができません。
システムの処置: TSM はドメインを選択せずに削除を
実行することはできません。
システムの処置: TSM は、要求されたアーカイブ削除
操作を続行できません。
ユーザーの処置: 削除しようとするボリュームを選択
し、操作を再試行します。
ユーザーの処置: 不要のアプリケーションをすべてクロ
ーズし、操作を再試行します。 照会の有効範囲および
戻されるデータの量を削減することも役に立ちます。あ
るいはシステム管理者に連絡します。
ANS5132I
ファイル・スペース削除がユーザーによっ
てキャンセルされました。
説明: ファイル・スペース削除操作のキャンセルが要求
されました。
ANS5138I
アーカイブ削除が完了しました。
説明: アーカイブ削除は完了しました。
システムの処置:
ました。
ファイル・スペース削除操作は停止し
システムの処置: TSM はアーカイブ・ファイルを削除
しました。
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
ANS5133I
説明:
ファイル・スペース 'filespace' が削除さ
れました。
指定された filespace が正常に削除されました。
システムの処置:
ました。
TSM がファイル・スペースを削除し
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS5134E
このノードにはアーカイブ・データまたは
バックアップ・データあるいはその両方を
削除する許可がないので、このファイル・
スペースを削除することができません。
説明: アクセス許可を持たないファイル・スペースの削
除が試みられました。
システムの処置:
説明:
アーカイブ削除がユーザーによって停止さ
れました。
アーカイブ削除操作の停止が要求されました。
システムの処置:
アーカイブ削除が停止しました。
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ユーザーのノードには、アーカイブ・ファ
イルを削除する許可がありません。
説明: ご使用のノードは、ARCHDELETE オプション
が「No」という設定でサーバーに登録されています。
したがって、ユーザーのノードは、サーバーからアーカ
イブされたファイルの削除を許可されていません。
システムの処置: TSM は、アーカイブされたファイル
を削除していません。
ユーザーの処置: TSM システム管理者に連絡してくだ
さい。管理者はアーカイブ・ファイルを削除する権限を
持っていて、ユーザーのノードに権限を付与することも
できます。
ANS5145W
TSM は操作をキャンセルしました。
ユーザーの処置: 正しいファイル・スペースが指定され
たことを確認するか、アクセス権を持つファイル・スペ
ースを指定します。
ANS5135I
ANS5139E
サーバーが最後のリストア要求を再始動す
ることができません。 再始動しないでリ
ストアしますか?
説明: 再スタート・リストア・トークンが有効期限切れ
になりました。 サーバーは最後に終了したところから
リストアを再始動することができません。
システムの処置: 処理は停止しました。ユーザーの介入
を待ちます。
ユーザーの処置: 再始動しないで要求を再試行するか、
あるいは要求を打ち切ります。
ANS5146W
別のノードのデータにアクセス中にこの操
作を実行することはできません。 自分自
身のノードのアクセスにスイッチバックし
ますか?
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
243
ANS5148W • ANS5155E
説明: 他のユーザーのデータにアクセスしている間は、
選択した操作を実行することができません。
ンドを発行して、再始動可能リストア・セッションをキ
ャンセルしてください。
システムの処置:
を待ちます。
ANS5152S
処理は停止しました。ユーザーの介入
ユーザーの処置: 元のノードとしてサーバーにアクセス
するようにスイッチバックするには、「はい」と応答し
てください。
ANS5148W
続行するには、サーバーがアーカイブ・デ
ータの変換を一度行う必要があります。
この操作には長時間を要し、いったん開始
されるとキャンセルすることができませ
ん。 変換が完了するのを待機しますか?
セッションはリジェクトされました : サ
ーバーはこのプラットフォーム・タイプの
ライセンスを持っていません。 TSM 管
理者に連絡してください。
説明: サーバー・ライセンスは、それに接続するクライ
アントのタイプを制御できます。 このサーバーに対す
るライセンスには、クライアント・タイプの要求は含ま
れません。
システムの処置:
了します。
クライアント登録または接続要求は終
説明: サーバーは、継続する前にアーカイブ・データの
変換を行う必要があります。この変換には長時間を要
し、いったん開始されるとキャンセルすることができま
せん。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、ユーザーの
クライアント・タイプを受け入れるようにサーバー・ラ
イセンスをアップグレードしてもらってください。
システムの処置: 処理は停止しました。ユーザーの介入
を待ちます。
ANS5153E
ユーザーの処置: アーカイブ・データ変換を開始するに
は、「はい」と応答します。 「いいえ」と応答する
と、現行操作はキャンセルされます。
ANS5150E
同じソース・ファイル指定の活動リストア
が存在します。 この要求を続行できませ
ん。
説明: 現在、同じソース・ファイル指定の活動リストア
が存在しています。 同じソース・ファイル指定の別の
リストアを開始することができません。
システムの処置:
要求されたリストアは失敗します。
ユーザーの処置: 異なるソース・ファイル指定を指定し
て別のリストアを開始します。
ANS5151S
このノードには現在、保留中の再始動可能
なリストア・セッションがあります。 こ
のセッションが完了するかキャンセルされ
るまでは、要求された操作は完了できませ
ん。
説明: この操作は、再始動可能リストア・セッションが
保留中のため完了できません。 再始動可能セッション
と現行操作は同じファイル・スペースに影響するため、
この操作は許可されません。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: Query Restore コマンドを発行して、
サーバー・データベースの再始動可能リストア・セッシ
ョンのリストを表示してください。 Cancel Restore コマ
244
セッションはリジェクトされました。サー
バーは、Unicode 使用可能クライアントと
してサインオンできません。
説明: ユニコードはサーバーとクライアント間で不一致
をきたすので、クライアントはサーバーとの接続を確立
することができません。
システムの処置:
セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置: すぐにシステム管理者に連絡してくだ
さい。
ANS5154I
ファイルは暗黙的に除外されます。
説明: 暗黙的に除外されるファイルのバックアップまた
はマイグレーションが試みられました。
システムの処置: TSM は暗黙的に除外されるファイル
をバックアップまたはマイグレーションしません。
ユーザーの処置:
ANS5155E
ありません。
有効パスワードが利用不能です。 システ
ムの TSM 管理者は TSM を実行し、そ
れをローカルに保管するためのパスワード
を入力しなければなりません。
説明: 指定されたサーバー server-name に関する保管さ
れたパスワードを含むファイルが利用不能です。
システムの処置:
TSM は終了します。
ユーザーの処置: ユーザー・システムの TSM 管理者
は、新規パスワードを設定および保管しなければなりま
せん。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5157E • ANS5176W
ANS5157E
このアクションには、このシステムでの
TSM 管理権限が必要です。
説明: TSM 管理者が実行しなければならない活動 (例
えば、オープン登録、ファイル・スペースの削除、また
はパスワード更新) が試みられました。
システムの処置:
TSM は操作をキャンセルしました。
ユーザーの処置: このアクションが必要な場合は、この
システムの TSM 管理者がそれを実行しなければなりま
せん。
ANS5158S
説明:
ファイル・スペース削除が進行中です。
後でやり直してください。
ファイル・スペースは削除処理中です。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: 後で操作を再試行してください。ファ
イル・スペースの削除には完了するまでに少し時間がか
かることがあります。 問題が解決されない場合は、シ
ステム管理者に問題を報告してください。
ANS5164E
ボリューム・ラベルが重複したドライブの
バックアップ/アーカイブは許可されませ
ん。
説明: 重複ボリューム・ラベルを持つドライブのバック
アップまたはアーカイブが試行されました。 TSM はボ
リューム・ラベルを使用してバックアップまたはアーカ
イブ情報を追跡するので、ボリューム・ラベルが重複し
ているドライブからファイルをバックアップあるいはア
ーカイブすることはできません。
システムの処置: TSM は、バックアップまたはアーカ
イブ操作用のドライブを選択できません。
ユーザーの処置: このボリュームをシステムで使用でき
るようにする必要がある場合には、TSM を終了して、
ドライブに固有のボリューム・ラベルを割り当ててくだ
さい。TSM を再始動して操作を再試行してください。
ANS5165E
ドライブにボリューム・ラベルがありませ
ん。バックアップ/アーカイブは許可され
ていません。
ド・ディスクである場合、ドライブにボリューム・ラベ
ルがあることを確認して、操作を再試行してください。
ANS5166E
包含/除外ステートメント「statement」を
除去しているときにエラーが発生しまし
た。 やり直してください。
説明: 包含/除外ステートメントを除去しているときに
問題が発生しました。包含/除外ステートメントが有効で
あるかどうか確認してください。
システムの処置: 包含/除外ステートメントは除去され
ませんでした。 ユーザー・アクションを待っていま
す。
ユーザーの処置: 操作を再試行します。 このメッセー
ジが再び表示される場合は、システム管理者に連絡して
ください。
ANS5169E
宛先パスにドライブ名を入れる必要があり
ます。
説明: 入力されたパスは、ドライブ名、コロン、および
ルート斜線で始まらなければなりません。
システムの処置: TSM は、要求された操作を続行しま
せんでした。
ユーザーの処置: 宛先パスを正しいフォーマットで入力
してください。
ANS5173E
NTFS セキュリティー情報にアクセス中
にエラーが発生しました。
説明: NTFS セキュリティー情報にアクセスしようとし
ている間に、エラーが発生しました。
システムの処置: オブジェクトは処理されません。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡するか、
SkipNTSecurity オプションを使用して迂回してくださ
い。
ANS5174E
必要な NT 特権を持っていません。
説明: TSM を実行しているユーザー・アカウントは、
現行操作を実行するのに必要な NT ユーザー権限/特権
を保持していません。
システムの処置: オブジェクトは処理されません。
説明: ボリューム・ラベルのないドライブをバックアッ
プまたはアーカイブしようとしました。
ユーザーの処置: システム管理者にご相談ください。
システムの処置: TSM は選択されたドライブを受け入
れませんでした。
ANS5176W
ユーザーの処置: ドライブがフロッピー・ドライブであ
る場合、ボリューム・ラベルの付いたディスクをそこに
入れて、操作を再試行してください。ディスクがハー
仮想マシンのバックアップまたはリストア
操作が既に進行中であるため、要求された
仮想マシンの操作を実行できません。進行
中の操作が完了したあとで、この操作を再
試行してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
245
ANS5177E • ANS5186E
説明: 仮想マシンの操作が既に進行中であるため、最初
の操作が完了するまで要求された仮想マシンの操作を実
行できません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 最初の仮想マシンの操作が完了するま
で待ってから、現在の要求を再開してください。
システムの処置: バックアップ・セットのリストアは行
われませんでした。
ユーザーの処置: リストアする特定のバックアップ・セ
ットを選択してください。
ANS5182E
複数のバックアップ・セットを同時にリス
トアすることはできません。
クライアント・サイドの重複排除とサーバ
ー開始のセッションは同時には使用できま
せん。
説明: 複数のバックアップ・セットをリストアする選択
が行われましたが、複数のバックアップ・セットを同時
にリストアすることは、サポートされていません。
説明: 競合するオプション SESSIONINIT=serveronly お
よび DEDUPLICATION=yes が指定されました。この組
み合わせは許可されていません。
システムの処置: バックアップ・セットのリストアは行
われませんでした。
ANS5177E
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: クライアント開始セッションを使用す
るか、クライアント・サイドの重複排除を使用不可に設
定してください。
ANS5178E
RSM サービスの再始動は失敗しました。
RSM サービスを手操作で再始動してくだ
さい。
ユーザーの処置: リストアする特定のバックアップ・セ
ットを選択してください。
ANS5183W
別々のタイプのオブジェクトを同時にリス
トアすることはできません。
説明: 別々のタイプのオブジェクトをリストアすること
は許可されていません。 例えば、バックアップ・セッ
トと正規のファイルのオブジェクトを同時にリストアす
ることはできません。
説明: RSM データベース・ファイルは TSM サーバー
からリストアされ、インポートされています。TSM は
ユーザーに代わって RSM サービスの再始動を試みまし
たが、問題に遭遇しました。
システムの処置:
システムの処置:
処理は停止しました。
ANS5184E
ユーザーの処置:
ください。
RSM サービスを手操作で再始動して
ANS5179E
ユーザーの処置: リストア操作を行うには、同じタイプ
のオブジェクトを選択してください。
説明: TSM に問題が発生したため、続行できません。
通常このエラー・メッセージは、他のメッセージの後に
表示されます。 それらのエラーを解決し、再試行して
ください。
システムの処置:
プログラムは終了します。
ユーザーの処置: このメッセージの前に発生した問題を
訂正してから、TSM を再始動してください。
選択は無効。特定のバックアップ・セット
を選択する必要があります。
説明: 複数のバックアップ・セットを同時にリストアし
ようとする選択が行われましたが、複数のバックアッ
プ・セットを同時にリストアすることは、サポートされ
ていません。
246
オブジェクトはスキップされます。
ユーザーの処置: このオブジェクトに対して別の操作を
試みるか、別のオブジェクトに対してこれと同じ操作を
試みてください。
ANS5186E
ANS5181E
オブジェクト object に対する正しくない
操作です。
説明: 要求された操作がこのオブジェクトに対して実行
できません。
TSM は続行できません。プログラムは終
了します。
システムの処置:
処理は行われません。
サーバーは下位レベルです。このセッショ
ンではシステム・サービスおよびシステム
状態バックアップを使用できません。
説明: サーバー・バージョンが下位レベルなので、操作
は行えません。
システムの処置: このセッションではシステム・サービ
スおよびシステム状態バックアップを使用できません。
ユーザーの処置:
てください。
レベル 5.2.0 以降のサーバーを使用し
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5187E • ANS5194E
ANS5187E
ファイル 'pathname' の SHAREAS 拡張
属性を設定できません。戻りコード:
'returncode' 'strerror' 理由コード:
'reasoncode'。
ユーザーの処置: 属性を手動で設定する必要がありま
す。
ANS5191E
説明: ファイル所有者であるかまたはスーパーユーザー
権限を持っていなければなりません。
システムの処置:
ました。
属性を設定しないでファイルを処理し
ユーザーの処置:
す。
属性を手動で設定する必要がありま
ANS5188E
ファイル 'pathname' の SHAREAS 拡張
属性を消去することはできません。戻りコ
ード: 'returncode' 'strerror' 理由コード:
'reasoncode'。
説明: ファイル所有者であるかまたはスーパーユーザー
権限を持っていなければなりません。
システムの処置: 属性を設定しないでファイルを処理し
ました。
ユーザーの処置: 属性を手動で設定する必要がありま
す。
ANS5189E
ファイル 'pathname' の APF 拡張属性を
設定できません。戻りコード: 'returncode'
'strerror' 理由コード: 'reasoncode'。
説明: BPX.FILEATTR.APF ファシリティー・クラス・
プロファイルに対して少なくとも読み取りアクセス権を
持っていて、かつそのファイルの所有者であるかスーパ
ーユーザー権限を持っているかのいずれかでなければな
りません。
NT Active Directory がオンラインではあ
りません。 オフライン・バックアップ
は、サポートされていません。
説明: NT Active Directory は、バックアップ操作を実
行するときにオンラインになっていません。オフライ
ン・バックアップは、サポートされていません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: コンピューターをリブートし、Active
Directory をオンにして、操作を再試行してください。
ANS5192E
NT Active Directory がオンラインです。
オンライン・リストアは、サポートされて
いません。
説明: リストア操作を行うとき、NT Active Directory
がオンラインになっています。オンライン・リストア
は、サポートされていません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: コンピューターをリブートし、Active
Directory を修理モードにして、操作を再試行してくださ
い。
ANS5193E
「証明書サービス」がオンラインではあり
ません。 オフライン・バックアップは、
サポートされていません。
説明: バックアップ操作を行うときに、「証明書サービ
ス」がオンラインになっていません。オフライン・バッ
クアップは、サポートされていません。
システムの処置:
ました。
属性を設定しないでファイルを処理し
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置:
す。
属性を手動で設定する必要がありま
ユーザーの処置: 「証明書サービス」を開始して、操作
を再試行してください。
ANS5194E
ANS5190E
ファイル 'pathname' の PROGCTL 拡張
属性を設定できません。戻りコード:
'returncode' 'strerror' 理由コード:
'reasoncode'。
説明: BPX.FILEATTR.PROGCTL ファシリティー・ク
ラス・プロファイルに対して少なくとも読み取りアクセ
ス権を持っていて、かつそのファイルの所有者であるか
スーパーユーザー権限を持っているかのいずれかでなけ
ればなりません。
システムの処置:
ました。
「証明書サービス」がオンラインです。
オンライン・リストアは、サポートされて
いません。
説明: リストア操作を行うときに、「証明書サービス」
がオンラインになっています。オンライン・リストア
は、サポートされていません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 「証明書サービス」を停止して、操作
を再試行してください。
属性を設定しないでファイルを処理し
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
247
ANS5196W • ANS5204W
ANS5196W
無効な暗号鍵のパスワードの入力
説明: 提供された暗号鍵パスワードは TSM の要件に
適合しません。この鍵は最大長さが 63 バイトで次の文
字を使用できます。 A-Z A から Z までの文字 (大文字
または小文字) 0-9 0 から 9 までの数字 + プラス . ピ
リオド _ 下線 - ハイフン & アンパーサンド
システムの処置: TSM は再試行を許します。
ユーザーの処置: 正しい暗号鍵のパスワードを入力して
ください。
ANS5197E
File Replication Service のバックアップ
が失敗しました。
説明: Windows 2000 File Replication Service の制御下
にあるファイルのバックアップ中に、IBM Tivoli
Storage Manager でエラーが発生しました。
ANS5200I
説明: リストアした変更が有効になるためには、サービ
スを再始動する必要があります。
システムの処置:
ANS5201E
説明:
ん。
File Replication Service リストアが失敗
しました。
説明: Windows 2000 File Replication Service の制御下
にあるファイルのリストア中に、IBM Tivoli Storage
Manager でエラーが発生しました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: Windows 2000 File Replication Service
Event ログを検査して、File Replication Service が正し
く作動していることを確認します。サービスを再始動
し、リストア操作を再度試みてください。
ANS5199I
変更を有効にするには、マシンをリブート
しなければなりません。 ここでマシンを
リブートしますか?
説明: 変更を有効にするには、マシンをリブートしなけ
ればなりません。 ユーザーは、ここで、プログラムで
マシンをリブートすることを選択するか、後に手動でこ
のアクションを行うことができます。
システムの処置: TSM なし。
ユーザーの処置: マシンを即時にリブートするには
'YES' を選択します。
指定された機能は、インプリメントされて
いません。
指定された機能は、インプリメントされていませ
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
ANS5202I
ANS5198E
変更が有効になっていません。
ユーザーの処置: サービスを再始動してください。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: Windows 2000 File Replication Service
Event ログを検査して、File Replication Service が正し
く作動していることを確認します。サービスを再始動
し、バックアップ操作を再度試みてください。
'service-name' サービスは再始動の必要が
あります。
1 つ以上のシステム・オブジェクトが包
含/除外リストの項目によって処理から除
外されました。
説明: 1 つ以上のシステム・オブジェクトが包含/除外
リストの項目によって処理から除外され、クライアント
によって処理されませんでした。
システムの処置: 除外されたオブジェクトはスキップさ
れます。
ユーザーの処置: ありません。
ANS5203E
説明:
1 つまたは複数のレジストリー・キーを保
管中にエラーが発生しました。
ありません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログで、問題
の識別に役立つメッセージが他にないかどうか確認して
ください。 操作を再試行してください。問題が解決し
ない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、
支援を依頼してください。
ANS5204W
リストア用に選択できるバックアップ・セ
ットは 1 つだけです。
説明: 複数のバックアップ・セットのリストアは許可さ
れていません。 1 つのバックアップ・セットのみを選
択してリストアすることができます。
システムの処置:
処理は行われません。
ユーザーの処置: リストア用に選択できるバックアッ
プ・セットは 1 つだけです。
248
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5205E • ANS5213W
ANS5205E
1 つ以上のイベント・ログの保管中のエラ
ー。
説明: 1 つ以上のイベント・ログの保管中にエラーが発
生しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ください。
コマンドを訂正し、操作を再試行して
初期化されていることを確認します。サービスを再始動
し、バックアップ操作を再度試みてください。
ANS5210E
System Volume のリストアが失敗しまし
た。
説明: Windows 2000 System Volume の制御下にあるフ
ァイルのリストア中に、IBM Tivoli Storage Manager で
エラーが発生しました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ANS5206E
1 つ以上のレジストリー・キーを置換中に
エラーが発生しました。
説明: レジストリー・キー、または置換されたキーは、
別々のプロセスによって排他的に保持されます。 レジ
ストリー・キーは先にリストアされてもシステムが再始
動しないときに、発生します。
システムの処置:
ユーザーの処置: Windows 2000 File Replication Service
Event ログを検査して、システム・ボリュームが正しく
初期化されていることを確認します。サービスを再始動
し、リストア操作を再度試みてください。
ANS5211E
処理は停止します。
ユーザーの処置: システムを再始動して、リストア操作
を再試行してください。
ANS5207I
変更を有効にするには、マシンをリブート
しなければなりません。
説明: 変更を有効にするには、マシンを開始しなければ
なりません。
クラスター・サービスがオフラインです。
信頼性の高いクラスター・データベースの
リストア操作を行うには、クラスター・サ
ービスをオンラインにする必要がありま
す。
説明: クラスター・データベースをリストアするために
は、クラスター・サービスをオンラインにする必要があ
ります。Tivoli Storage Manager は、サービスを開始し
ようとして失敗しました。信頼性の高いリストアを実行
できない可能性があります。
システムの処置:
した。
TSM はファイルをバックアップしま
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置:
マシンをリブートします。
ユーザーの処置: クラスター・サービスを開始して、操
作を再試行してください。
ANS5208E
無効な日付または時刻が入力されました。
ANS5212E
ファイル・スペースの名前を変更しようと
してエラーが発生しました。
説明: 無効な日付値または時刻値が入力されました。
値の構文が正しくないか、あるいは実際の値 (例えば、
月について「45」) が無効であったかのいずれかです。
説明: ファイル・スペースの名前は変更されないので、
この操作は完了しません。
システムの処置: 処理は停止します。
システムの処置: TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 無効な日付値または時刻値の識別およ
び訂正を行います。 日付に関する正しい構文について
は、該当するプラットフォームの「使用者の手引き」を
参照してください。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
ANS5209E
System Volume のバックアップが失敗し
ました。
説明: Windows 2000 System Volume のファイルのバッ
クアップ中に、IBM Tivoli Storage Manager でエラーが
発生しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: Windows 2000 File Replication Service
Event ログを検査して、システム・ボリュームが正しく
ANS5213W
NAS オブジェクトは、バックアップ用の
他のオブジェクトを選択できません。
説明: NAS オブジェクトを他のタイプのオブジェクト
でバックアップすることは許されません。
システムの処置: 処理は行われません。
ユーザーの処置: 他のオブジェクトなしに NAS オブジ
ェクトを選択して、NAS バックアップ操作を行ってく
ださい。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
249
ANS5214W • ANS5225W
ANS5214W
NAS オブジェクトは、リストア用の他の
オブジェクトを選択できません。
説明: NAS オブジェクトを他のタイプのオブジェクト
でリストアすることは許されません。
システムの処置:
function-type は、オブジェクト 'object' で
は使用できません。オブジェクトはサーバ
ーに送信されません。
説明: 操作はこのオブジェクトには実行できませんでし
た。例えば、イメージ操作の場合、選択されたパスがフ
ァイルまたはディレクトリーであって、したがってイメ
ージ操作用の有効なオブジェクトではないという場合が
あります。
システムの処置:
す。
このオブジェクトはスキップされま
アドレス 'tcp-addr:tcp-port' との TCP/IP
接続を確立できませんでした。TCP/IP エ
ラーは 'tcp-err-string' (errno = errno) で
す。
説明: サーバーまたはエージェント・プログラムとの間
で TCP/IP 接続を確立しようと試みましたが、失敗しま
した。
システムの処置:
ユーザーの処置: 自分の許可を確認するには、DSMC
QUERY SESSION コマンドを使用してください。TSM
管理者に、必要な許可を与えてもらってください。
ANS5219W
別々のグループのオブジェクトを同時にリ
ストアすることはできません。
説明: 別々のグループのオブジェクトをリストアするこ
とは許可されていません。
システムの処置:
処理は行われません。
ユーザーの処置: リストア操作を行うには、同じグルー
プのオブジェクトを選択してください。
ANS5222E
アーカイブ記述が 254 文字を超えていま
す。
説明: TSM は、アーカイブ記述に 254 文字という最
大長を設定しています。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定されたオブジェクトがコマンドに
よってサポートされるタイプのものであることを確認し
てください。例えば、ファイル・スペース名が必要であ
るのにディレクトリー名を指定した場合は、名前を変更
して、ファイル・スペース名のみが含まれるようにしま
す。
ANS5216E
TSM はバックアップ・ファイルを削
処理は行われません。
ユーザーの処置: 他のオブジェクトなしに NAS オブジ
ェクトを選択して、NAS リストア操作を行ってくださ
い。
ANS5215E
システムの処置:
除しません。
処理は停止します。
ユーザーの処置: より短い有効なアーカイブ記述を指定
して、コマンドを再発行してください。
ANS5224W
リストアされたスナップショットに復帰中
にエラー error code を検出しました。
説明: 仮想マシンのディスクがリストアされた後、仮想
マシンはリストア済み状態に戻ります。この復帰操作の
実行中に、指定されたエラーが検出されました。
システムの処置: 処理を続行します
ユーザーの処置: リストア済み仮想マシンの電源をオン
にしてください。仮想マシンが始動しない場合は、リス
トア処理を再試行します。
ANS5225W
リストアされたスナップショットの除去中
にエラー error code が検出されました。
ユーザーの処置: ターゲット TCP/IP アドレスおよびポ
ート番号が正しいことを確認してください。 TSM サー
バーまたはエージェントがターゲット TCP/IP アドレス
で開始されていて、メッセージにリストされているポー
トで listen するよう構成されていることを確認してくだ
さい。
説明: 仮想マシンのディスクがリストアされた後、仮想
マシンはリストア済み状態に戻り、スナップショットが
除去されます。スナップショットの除去中に、指定され
たエラーが検出されました。
ユーザーのノードにはバックアップ・ファ
イルを削除する許可がありません。
ユーザーの処置: リストア済み仮想マシンの電源をオン
にしてください。仮想マシンが始動しない場合は、リス
トア処理を再試行します。
ANS5217E
システムの処置: 処理を続行します
説明: TSM 管理者が、ご使用のノードに対して許可を
与えない限り、バックアップ・ファイルを削除できませ
ん。
250
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5226E • ANS5245W
ANS5226E
仮想マシンのバックアップ操作が失敗しま
した。
説明: 仮想マシンのバックアップ操作が失敗しました。
操作が失敗した理由について詳しくは、エラー・ログを
確認してください。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 問題について詳しくは、コンソール出
力およびエラー・ログを検討してください。 問題があ
れば修正し、操作を再開してください。
ANS5227E
TSM はスナップショット名とスナップシ
ョットを作成する要求が同時に指定されて
いるエラーを検出しました。
説明: スナップショット名を指定するか、TSM にスナ
ップショットを作成する要求を指定するかのどちらか一
方 (両方ではない) を行う必要があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: これは内部エラーです。サービス担当
員に連絡してください。
たはリモート・マシンにマウントされています。 スナ
ップショットにおけるマウント操作は、このスナップシ
ョットがアンマウントされるまで許可されません。
システムの処置:
ユーザーの処置: 詳しくは、dsmerror.log ファイルを参
照してください。
ANS5230E
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: リモート・マウント操作は、現在イン
ポートされているスナップショットでは許可されていま
せん。
VMMAXPARALLEL が 1 に下げられ、
クライアントがまだサーバー・マウント・
ポイントを取得できないため、VM のバ
ックアップ操作は失敗しました。
説明: 並列バックアップ操作中に、バックアップを並列
で実行するために、並列バックアップ・セッションで追
加のサーバー・マウント・ポイントが必要になりまし
た。 クライアントは追加のマウント・ポイントを取得
しようとしましたが、クライアント要求は、ノードに定
義されているマウント・ポイント数 (MAXNUMMP) を
超えていました。 バックアップを実行するために、ク
ライアントは VMMAXPARALLEL オプションを 1 に
減らしましたが、それでもマウント・ポイントを取得で
きませんでした。 バックアップ操作は停止されまし
た。
システムの処置:
説明:
VMware vSphere API によって報告され
た VMDK サイズが、vmdk ファイルの
実際のサイズと異なります。testflag
-VMRESTORE_INCVMDKSIZE を指定
して restore コマンドを再発行してくださ
い。
説明: 仮想マシン構成の VMware vSphere API によっ
て報告された VMDK サイズが、vmdk ファイルの実際
のサイズと異なります。これは、バックアップの前に
vmdk ファイルでストレージ位置合わせツールを実行し
た結果の可能性があります。
システムの処置:
リストア処理は停止します。
ユーザーの処置: testflag
-VMRESTORE_INCVMDKSIZE を指定して restore コマ
ンドを再発行してください。
バックアップ操作は停止されました。
ユーザーの処置: 追加情報についてはコンソールまたは
スケジュール・ログを調べてください。 後に操作を再
試行します。 VMMAXPARALLEL が MAXNUMMP よ
り小か等しい値に設定されていることを確認してくださ
い。
ANS5229E
スナップショットは、バックアップ
「backup-name」のため、ローカル・シス
テムにすでにインポートされています。
説明: 現在、スナップショットはローカル・マシンにイ
ンポートされています。 これは、スナップショットが
使用中であるか、「必要な時点でのみ VSS スナップシ
ョットをインポート」機能が有効な状態で作成されなか
ったため、と考えられます。
ANS5231E
ANS5228E
処理は停止します。
スナップショットは、バックアップ
「backup-name」のためにすでにマウント
されています。
現在、スナップショットは、ローカル・マシンま
ANS5245W
TCPWINDOWSIZE optionCur が指定さ
れていますが、TSM で許容される最大値
を超えています。代わりに、
TCPWINDOWSIZE optionNew が使用さ
れます。
説明: TCPWINDOWSIZE オプションについて詳しく
は、製品資料を参照してください。
システムの処置: 操作は、TSM で許容される最大値を
使用して続行されます。
ユーザーの処置: TCP ウィンドウ・サイズを許容範囲
内の値に設定してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
251
ANS5246W • ANS5256E
ANS5246W
TCPWINDOWSIZE optionCur が指定さ
れていますが、オペレーティング・システ
ムで許容される最大値を超えています。代
わりに、TCPWINDOWSIZE optionNew
が使用されます。
説明: 指定された値は TSM の許容範囲内ですが、オ
ペレーティング・システムではさらに小さい値に制限さ
れています。
システムの処置: 操作は、オペレーティング・システム
で許容される最大値を使用して続行されます。
ユーザーの処置: TCP ウィンドウ・サイズをオペレー
ティング・システムで許容される値に設定してくださ
い。
ANS5249E
仮想マシンのリストア操作が失敗しまし
た。
説明: 仮想マシンのリストア操作が失敗しました。 操
作が失敗した理由について詳しくは、エラー・ログを確
認してください。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 問題について詳しくは、コンソール出
力およびエラー・ログを検討してください。 問題があ
れば修正し、操作を再開してください。
ANS5250E
説明:
予期しないエラーが見つかりました。
TSM 機能名 : function-name TSM 機能 :
function-desc TSM 戻りコード : TSM-rc
TSM ファイル : file-name (line-number)
ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、このメッセ
ージに示された情報を提供してください。
ANS5251E
この操作にはスナップショット・プロバイ
ダーを選択できません。
説明: スナップショット・プロバイダーを選択できない
ため、TSM はスナップショットを取得できませんでし
た。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: Microsoft Volume Shadow Copy
Service を使用する操作を行おうとしている場合は、
Volume Shadow Copy Service がシステムにインストー
ルされていること、および TSM スナップショット・プ
ラグイン "pivss.dll" が存在することを確認してくださ
い。
252
ANS5252E
TSM はシステム・コマンドを実行しよう
として失敗しました。 コマンド :
command rc : rc
説明: TSM はスナップショット操作と組み合わせてシ
ステム・コマンドを実行する必要がありました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
システム管理者にご相談ください。
ANS5253W
システムは Volume Shadow Copy
Services ステージング・ディレクトリー
'dir' を作成できませんでした。
説明: システムは Volume Shadow Copy Services ステ
ージング領域のユーザー指定位置を作成できませんでし
た。 代わりに、システム・ドライブ上のデフォルト・
ステージング領域が使用されます。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: Volume Shadow Copy Services 操作用
のステージング領域を指定するオプションを確認して、
有効な位置を指定してください。
ANS5254E
Volume Shadow Copy Services スナップ
ショット・プラグイン 'pivss.dll' が見つ
かりませんでした。
説明: システムはどのプラグイン位置にも VSS スナッ
プショット・プラグイン 'pivss.dll' を見つけることがで
きません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM インストール済み環境を調べ
て、プラグインが正しくインストールされていることを
確認してください。
ANS5255E
ローカル・ファイル 'local-file' をリモー
ト位置 'remote-file' にコピーできません。
説明: リモート・システムにファイルを転送しようとし
て失敗しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: リモート・システム上のディレクトリ
ー・パスが存在すること、および TSM アプリケーショ
ンが該当位置に書き込む適正な権限を持っていることを
確認してください。
ANS5256E
リモート・ファイル 'remote-file' をローカ
ル位置 'local-file' にコピーできません。
説明: リモート・システムからファイルを転送しようと
して失敗しました。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5257E • ANS5262I
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: リモート・システム上のディレクトリ
ー・パスが存在すること、および TSM アプリケーショ
ンが該当位置から読み取る適正な権限を持っていること
を確認してください。
ANS5257E
ボリューム 'volume' は要求された VSS
操作をサポートしません。
説明: ボリュームは要求された VSS 操作をサポートし
ません。 このエラーについては次の理由が考えられま
す。
更するには、そのボリュームに対する排他的アクセスが
必要です。 何らかのアプリケーションがボリュームを
オープンしている場合、この操作は失敗します。
システムの処置:
ユーザーの処置: ボリュームを使用しているアプリケー
ションをすべてクローズし、オペレーティング・システ
ムのインターフェースを使用して、失敗したボリューム
を 読み取り/書き込みアクセス用にマウントしてくださ
い。
ANS5260W
v オフロード・バックアップ要求の場合、ハードウェ
ア・プロバイダーが見つからない。
v オフロード・バックアップ要求の場合、プロバイダー
が移送可能なメディアをサポートしていない。
v ローカル・バックアップ要求の場合、プロバイダーが
持続スナップショットをサポートしていない。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: サポートされるバックアップの宛先を
使用して要求を再試行してください。
ANS5258E
Microsoft Volume Shadow Copy スナッ
プショットの初期化は失敗しました。
説明: バックアップ用またはリストア用に Microsoft
Volume Shadow Copy Service を初期化中に IBM Tivoli
Storage Manager でエラーが発生しました。IBM Tivoli
Storage Manager エラー・ログと Windows イベント・
ログに、このエラーに関する追加情報が含まれている場
合があります。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager の操作は
停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。エラーが
解決しない場合には、IBM Tivoli Storage Manager エラ
ー・ログと Windows イベント・ログにこのエラーに関
連した情報がないかを確認してください。Windows コマ
ンドの VSSADMIN LIST WRITERS を使用して、
Volume Shadow Copy Service の状況を判断します。マ
シンをリブートして、Volume Shadow Copy のエラー状
態をクリアします。このシステムがドメイン・コントロ
ーラーで、活動ディレクトリー・サービスが停止されて
いる場合、活動ディレクトリー・サービスを再始動しま
す。
ANS5259W
説明:
'volume' に使用される読み取り/書き込み
アクセス用のボリューム 'volume' の更新
が失敗しました。
読み取り/書き込みアクセス用のボリュームを変
処理を続行します。
リストア・オブジェクト 'volume' のボリ
ュームは、既に異なるスナップショット・
ボリュームからのリストア用に選択されて
いるソース 'volume' ボリュームまたはタ
ーゲット 'volume' ボリュームです。この
オブジェクトはファイル・レベルのコピー
を使用してリストアされることになりま
す。
説明: スナップショット・リストア用に複数のオブジェ
クトが選択されていて、ボリューム上にデータのオーバ
ーラップがあり、しかも複数の異なるバックアップ・バ
ージョンから のリストアが選択されている場合に、こ
のエラーが起こることがあります。スナップショット・
リストアは 1 つのローカル・バックアップからのみ実
行することができます。
システムの処置: メッセージに示されているリストア・
オブジェクトは、スナップショット・リストアが完了し
た後でファイル・レベルのコピーを使用してリストアさ
れます。
ユーザーの処置: スナップショットを使用して上記のオ
ブジェクトをより高速にリストアするためには、別個に
再試行してください。
ANS5261W
スナップショット作成の試みが失敗しまし
た。number 秒以内に、同じスナップショ
ットの作成が再試行されます。
説明: スナップショットを作成しようとして、再試行可
能なエラーによって失敗しました。プログラムは短時間
待機してから、操作を再試行します。
システムの処置: ありません。
ユーザーの処置: IBM Tivoli Storage Manager エラー・
ログで追加情報を確認してください。
ANS5262I
スナップショット・リストアは、スナップ
ショット・ボリュームからのファイル・レ
ベルのコピーにフェイルオーバーします。
説明: この時点では、エラーのためスナップショット・
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
253
ANS5263E • ANS5268W
リストアが不可能です。 TSM は他のリストア方式に自
動的にフェイルオーバーして、リストア操作を完了しま
す。
ます。スナップショット・リストアは 1 つのスナップ
ショット・インターフェースのみを使用して実行できま
す。
システムの処置:
システムの処置: リストアは、スナップショット・ボリ
ュームからのファイル・レベルのコピー・リストアにフ
ェイルオーバーします。
処理を続行します。
ユーザーの処置: TSM エラー・ログで、このメッセー
ジの前に出されたメッセージにある詳しい情報を調べ
て、エラー条件を確認してください。
ANS5263E
'snapshot provider' のスナップショット・
モジュールが、エラー 'error msg' で失敗
しました。
説明: 上記のスナップショット・プロバイダーのスナッ
プショット・モジュールは、操作の実行に失敗し、上記
のエラーと共に戻されました。
システムの処置: 可能な場合には、リストアは代替リス
トア方式「スナップショット・ボリュームからのファイ
ル・レベルのコピー」に自動的にフェイルオーバーしま
す。可能でない場合は、処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM エラー・ログで、このメッセー
ジの前に出されたメッセージにある詳しい情報を調べて
ください。スナップショット・プロバイダーのインター
フェースを使用して、問題を識別し、訂正してくださ
い。
ANS5264W
'snapshot provider' スナップショット・プ
ロバイダー用のスナップショット・プラグ
インが見つかりません。
説明: スナップショット・リストアには、上記のスナッ
プショット・プロバイダー・タイプ用のプラグインが必
要です。 このプラグインは TSM ディレクトリーの下
にインストールされている必要があります。
システムの処置: リストアは代替リストア方式「スナッ
プショット・ボリュームからのファイル・レベルのコピ
ー」にフェイルオーバーします。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して必要なプラグ
イン・モジュールを入手し、インストールしてくださ
い。
ANS5265W
スナップショット・リストアは既に
'snapshot provider' プロバイダー・モジュ
ールを使用して初期設定されています。
'object name'のリストアと同時に snapshot
provider' プロバイダー用の別のモジュー
ルをロードすることはできません。
ユーザーの処置: メッセージに示されたオブジェクトに
スナップショット・リストアを行うことが望ましい場合
は、別のコマンドを使用してリストアしてください。
ANS5266E
'object name' のファイル・レベル・コピ
ーによるリストアが失敗しました。
説明: ローカル・バックアップから宛先へデータ・ファ
イルをコピーできなかったため、リストアが失敗しまし
た。
システムの処置: リストア用に複数のオブジェクトが選
択されている場合は、別のオブジェクトで処理が続行さ
れます。
ユーザーの処置: TSM エラー・ログで、このメッセー
ジの前に出されたメッセージにある詳しい情報を調べて
ください。
ANS5267E
ディスク・マッパー・モジュールが操作に
失敗しました。
説明: システム・エラーのため、TSM の基本操作の実
行に失敗しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM エラー・ログで、このメッセー
ジの前に出されたメッセージにある詳しい情報を調べ
て、失敗の原因を確認してください。詳細については、
TSM 管理者にお問い合わせください。
ANS5268W
Microsoft Volume Shadow Copy Services
ライター 'name' の現在の状態 (state)
が、現行操作では無効です。
説明: ありません。
システムの処置: システムは 30 秒後に自動的に操作を
再試行し (最大 3 回)、ライターが適正な状態に戻れる
ようにします。 3 回試行してもライターが正しい状態
に戻らない場合は、操作は失敗します。
ユーザーの処置: 現行操作と同時に実行されている他の
Volume Shadow Copy Services 操作があるかどうか調べ
てください。
説明: このエラーは、複数の異なるスナップショット・
プロバイダーを使用して作成された複数のローカル・バ
ックアップ・オブジェクトをリストアする場合に発生し
254
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5269E • ANS5276E
ANS5269E
説明:
Microsoft Volume Shadow Copy Services
ライター 'name' の現在の状態 (state)
が、現行操作では無効であるか、またはそ
の状態を判別できません。 最後に報告さ
れたエラーは 'error' です。
ありません。
システムの処置:
ムを再始動する最も簡単な方法は、オペレーティング・
システムの再始動です。 VSS 書き込みプログラムを実
装している特定のサービスを再始動することも可能です
が、どのサービスを再始動すればよいか判別することは
困難です。
ANS5272E
処理は停止します。
ユーザーの処置: Microsoft イベント・ログで、ライタ
ーに問題があるかどうか調べてください。
スナップショットを初期化した後の
Microsoft Volume Shadow Copy Services
ライターの状態が無効です。
説明: ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ANS5270E
タイム・スタンプ 'time1' の VSS リスト
ア要求は、タイム・スタンプ 'time2' のリ
ストア要求と矛盾します。
説明: 複数のコンポーネントのリストアが必要な VSS
リストア要求が出されましたが、それらのコンポーネン
トは、バックアップ・タイム・スタンプの異なる複数の
VSS バックアップ文書内に存在します。 例えば、ある
ユーザーが月曜日に Exchange ストレージ・グループ
STG1 をバックアップし、火曜日に Exchange ストレー
ジ・グループ STG2 をバックアップしたとします。 水
曜日に、そのユーザーが STG1 と STG2 を同時にリス
トアしようとすると、上記のエラーになります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: コンポーネントごとに別々の要求とし
て、リストアを再サブミットしてください。 例えば、
Exchange ストレージ・グループ STG1 と STG2 をリス
トアしようとしてこのエラーを受け取った場合、ストレ
ージ・グループ STG1 のリストア要求とストレージ・
グループ STG2 のリストア要求を別々に再サブミット
してください。
ANS5271E
説明:
スナップショットを初期化する前の
Microsoft Volume Shadow Copy Services
ライターの状態が無効です。
ありません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: IBM Tivoli Storage Manager エラー・
ログで追加情報を調べてください。
VSS 書き込みプログラムのいずれかが無効な状態また
は予期せぬ状態になっています。「vssadmin list
writers」コマンドを実行して、VSS 書き込みプログラム
の状態を検査してください。書き込みプログラムが
STABLE (安定) 状態になってからでないと、IBM Tivoli
Storage Manager では VSS 操作を続行できません。一
部の書き込みプログラムは、マイナー・エラーから自動
的に復旧できます。多くの場合は書き込みプログラムを
再始動することで問題が解決します。書き込みプログラ
ユーザーの処置: TSM エラー・ログで追加情報を参照
してください。
ANS5273E
説明:
スナップショットを取った後の Microsoft
Volume Shadow Copy Services ライター
の状態が無効です。
ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM エラー・ログで追加情報を参照
してください。
ANS5274E
説明:
バックアップが完了した後の Microsoft
Volume Shadow Copy Services ライター
の状態が無効です。
ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM エラー・ログで追加情報を参照
してください。
ANS5275E
リストアを初期化する前の Microsoft
Volume Shadow Copy Services ライター
の状態が無効です。
説明: ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM エラー・ログで追加情報を参照
してください。
ANS5276E
説明:
リストア操作を準備した後の Microsoft
Volume Shadow Copy Services ライター
の状態が無効です。
ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
255
ANS5277E • ANS5284I
ユーザーの処置:
してください。
ANS5277E
説明:
TSM エラー・ログで追加情報を参照
リストアが終了した後の Microsoft
Volume Shadow Copy Services ライター
の状態が無効です。
ありません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM エラー・ログで追加情報を参照
してください。
ANS5278W
'filename' を処理中にエラー: ファイルが
見つかりません。
説明: バックアップ、アーカイブ、またはマイグレーシ
ョンのために処理されているファイルは、クライアント
上にもう存在していません。 TSM によるバックアッ
プ、アーカイブまたはマイグレーションが行われる前
に、他の処理がファイルを削除しました。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS5279E
'filename' を処理中にエラー: ファイルが
見つかりません。
説明: バックアップ、アーカイブ、またはマイグレーシ
ョンのために処理されているファイルは、クライアント
上にもう存在していません。IBM Tivoli Storage
Manager によるバックアップ、アーカイブ、またはマイ
グレーションが行われる前に、他の処理がファイルを削
除しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS5280E
ファイル・セットまたはファイル・リスト
からのオブジェクトの列挙が失敗しまし
た。
説明: 詳細については、IBM Tivoli Storage Manager ク
ライアント・エラー・ログを参照してください。このメ
ッセージは、オブジェクトが見つからなかった場合はエ
ラー・ログ・メッセージ ANS5279E を常に伴い、アク
セスが拒否されたなどの他の原因の場合は ANS5250E
を伴います。これらのメッセージには、問題のオブジェ
クトが示されます。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログ内の他の
メッセージのユーザー応答を参照してください。
256
ANS5281E
リモート・バックアップが失敗しました。
リモート・ノード名 : node リモート・ア
ドレス : address マルチノード名 :
multi-node エラー・メッセージ : msg 戻
りコード : rc
説明: 詳細については、リモート・システムの IBM
Tivoli Storage Manager クライアント・エラー・ログを
参照してください。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログ内の他の
メッセージのユーザー応答を参照してください。
ANS5282E
リモート・バックアップが失敗しました。
説明: 詳細については、IBM Tivoli Storage Manager ク
ライアントのエラー・ログを参照してください。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログ内の他の
メッセージのユーザー応答を参照してください。
ANS5283E
説明:
操作が正常に実行されませんでした。
ありません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログ内の他の
メッセージのユーザー応答を参照してください。
ANS5284I
TSM が不完全なセットアップを検出しま
した。システム・オプション・ファイル
'file-path' は存在しますが、クライアン
ト・オプション・ファイル 'dsm.opt' は見
つかりませんでした。ウィザードは、初期
基本 TSM クライアント・オプション・
ファイルが現行のオプション・ファイルを
置き換える構成プロセス全体をガイドしま
す。続行しますか?
説明: TSM が不完全なセットアップを検出しました。
ユーザー・オプション・ファイル dsm.opt が見つかりま
せんでした。追加として、システム・オプション・ファ
イル dsm.sys が見つかりました。構成を完了するため
に、構成ウィザードが dsm.opt を作成し、dsm.sys を最
小限の設定に置き換えます。
システムの処置: TSM が停止する場合があります。
ユーザーの処置: dsm.sys の現行バージョンが必要な場
合は、ファイルの名前を変更して TSM を再始動しま
す。現行バージョンが不要な場合は、「はい」を選択し
て TSM にファイルの置き換えを許可します。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5285E • ANS5298E
ANS5285E
Microsoft の Volume Shadow Copy
Services (VSS) のバックアップ XML 文
書は、リストアには無効です。詳細につい
ては、TSM クライアントのエラー・ログ
を参照してください。
説明: Microsoft は、以下のオペレーティング・システ
ムのバージョンで Volume Shadow Copy Services (VSS)
の更新をリリースしました。
ようにしていました。この状態は、複数のスナップショ
ットを持つ SAN Volume Controller (SVC) のスペース
使用効率優先ボリュームを使用する際に標準のもので
す。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS5287W
v Windows 2003 更新のロールアップ・パッケージ
KB940349
v Windows Vista Service Pack 1
この新しい VSS 修正パッケージが原因で、VSS は、以
前のバージョンの VSS とは互換性のないフォーマット
で .xml 制御ファイルを生成するようになりました。こ
のエラーが発生する可能性があるのは、システム状態の
リストアが、VSS フィックスの適用されていない基本
オペレーティング・システム・レベルから実行されてい
て、さらにそのシステム状態のバックアップ・ファイル
が、VSS フィックスの適用されたオペレーティング・
システム・レベルによって作成されたものである場合で
す。
システムの処置:
v Windows 2003 システムでは、システム状態のリスト
アを行う前に、VSS ロールアップ・パッケージ
KB940349 も適用する必要があります。
v Windows Vista では、システム状態のリストアを行う
前に、バックアップ時にインストールされていたのと
同じ Service Pack を適用する必要があります。
ANS5286I
説明: XIV® VSS Hardware Provider 2.2.2 には VSS 瞬
時リストアに関する問題があります。XIV VSS
Hardware Provider をバージョン 2.2.3 以降に更新して
ください。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: XIV VSS Hardware Provider をバージ
ョン 2.2.3 以降に更新してください。
ANS5296I
処理は停止します。
ユーザーの処置: Windows のシステム状態用のリスト
ア・プロシージャーを実行するには、リストアの開始に
使用されるオペレーティング・システム・バージョンお
よび Service Pack のレベルが、システム状態のバック
アップ作成に使用されたオペレーティング・システムお
よび Service Pack のレベルと同じである必要がありま
す。さらに、以下のことにも注意してください。
VSS 瞬時リストア操作は成功しました
が、既存の VSS スナップショットのいく
つかは VSS プロバイダーによって削除さ
れました。
説明: 成功した VSS 瞬時リストア操作は、依存関係に
あるスナップショット・ボリュームに対して実行されま
した。リストア・プロセスを成功させるためには、依存
関係を生じるスナップショットを除去する必要がありま
した。それらのスナップショット・ボリュームは、通
常、新しいスナップショット・バックアップを表しま
す。このことが、TSM を介して、削除済みのスナップ
ショットを組み込んだバックアップを強制的に除去する
VSS リストア操作は VSS 高速リストア
を使用して実行されます。これは、XIV
VSS Hardware Provider がレベル 2.2.2
にあるためです。
仮想マシン 'vm-name' には、タイプが
Thick Eager Z の仮想ディスクが 1 つ以
上含まれています。このタイプのディスク
を作成するには、長時間かかります。この
リストア操作は、ディスクの準備ができる
前にタイムアウトになる可能性がありま
す。
説明: Thick Eager Zero 仮想ディスクは、以前の内容
を覆い隠すためにゼロで埋め込まれているため、この仮
想ディスクを含む VM のリストアは、完了するまでに
長時間かかる可能性があります。 Thick Eager Zero デ
ィスクをプロビジョニングするのに必要な時間は、
VMware リソース (vCenter およびデータ・ストア) 上
の処理の負荷によって異なります。
システムの処置: None
ユーザーの処置: データ・センターおよび vCenter リ
ソース上の処理の負荷が軽いときにリストア操作を再試
行してください。
ANS5298E
ソース・ボリューム とターゲット・ボリ
ューム の間で、Flashcopy バックグラウ
ンド・コピーが進行中です。
説明: 指定されたソース・ボリュームおよびターゲッ
ト・ボリュームで、以前の操作からの Flashcopy バック
グラウンド・コピーが完了していません。
システムの処置: コマンドは失敗します。
ユーザーの処置: バックグラウンド・コピーが完了する
まで待って、コマンドをやり直してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
257
ANS5299E • ANS5821E
ANS5299E
ソース・ボリューム と別のターゲット・
ボリューム の間に FlashCopy 関連が存
在します。
説明: ソース・ボリュームと、指定されたターゲット・
ボリューム以外のターゲット・ボリュームの間に
FlashCopy 関連が存在します。
システムの処置:
ーのため操作は打ち切られました。
ユーザーの処置: 指定したファイル・リストを確認し
て、操作を再始動してください。
ANS5303I
Restore コマンドは失敗します。
ユーザーの処置: ソース・ボリュームとターゲット・ボ
リュームの間の FlashCopy 関連を撤回して、リストア・
コマンドを再試行してください。
***** date count の TSM サーバーおよ
び count のファイル・リスト・オブジェ
クトが処理されました *****
説明: TSM は指定された数の TSM サーバーおよびフ
ァイル・リスト・オブジェクトを処理しました。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS5300E
行 line number の処理中に指定されたフ
ァイル・リスト 'file list name' にエラー
が検出されました。無効な external object
ID / inode number / inode generation
number / restore order number / alias エ
ントリー: 'invalid entry' が見つかりまし
た。無効な行: 'invalid entry'
説明: ファイル・リストの構文解析は、無効なエントリ
ーのために失敗しました。
システムの処置: ファイル・リストのエラーのため操作
は打ち切られました。
ユーザーの処置: 無効なファイル・リストのエントリー
を訂正して、操作を再始動してください。
ANS5301E
行 line number の処理中に指定されたフ
ァイル・リスト 'file list name' にエラー
が検出されました。外部オブジェクト ID
の無効な順序が見つかりました。以前のフ
ァイルの外部オブジェクト ID: previous
external object ID 現在のファイルの外部
オブジェクト ID: current external object
ID
説明: ファイル・リストの構文解析は、外部オブジェク
ト ID の無効な順序のために失敗しました。
ANS5304E
program-name: 外部オブジェクト ID:
external object ID の同期ファイル削除は
失敗しました。
説明: HSM クライアントは TSM サーバー上のオブジ
ェクトを削除できませんでした。
システムの処置: 同期ファイルの削除では現在のファイ
ルをスキップし、処理を続行します。
ユーザーの処置: TSM サーバーのログ・ファイルを確
認してください。
ANS5307E
セッションはリジェクトされます。 サー
バーではスペース管理保存保護が使用可能
になっていないクライアントのサインオン
は許可されていません。
説明: サーバーのスペース管理保存保護が使用可能で
も、クライアントでは使用不可なので、クライアントは
サーバーへの接続を確立できません。
システムの処置:
セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置:
システム管理者にご相談ください。
ANS5821E
活動ディレクトリーに接続できません。
システムの処置: ファイル・リストのエラーのため操作
は打ち切られました。
説明: TSM は、活動ディレクトリーに接続できません
でした。活動ディレクトリーが稼働していないか、また
はその使用に必要な許可がないかのいずれかです。
ユーザーの処置: 無効なファイル・リストの順序を訂正
して、操作を再始動してください。
システムの処置:
ANS5302E
ファイル 'file list name' へのファイル・
リスト・ストリーム・エラーが、行 line
number の処理中に見つかりました。
処理は停止します。
ユーザーの処置: システムが活動ディレクトリー・コン
トローラーとして設定され、サービスが活動状態にある
ことを確認してください。活動ディレクトリーを管理す
るために十分な権限を持つユーザーとしてログインして
いることを確認してください。
説明: ファイル・リストの処理は、ストリーム・エラー
のために失敗しました。
システムの処置: ファイル・リスト・ストリーム・エラ
258
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5822E • ANS5829E
ANS5822E
照会に一致する活動ディレクトリー・オブ
ジェクトはありません。
説明: 活動ディレクトリーで検索は実行されました。た
だし、照会に一致するオブジェクトは見つかりませんで
した。
システムの処置:
システムの処置: ユーザーの要求によって他のすべての
廃棄オブジェクトを処理するプロセスは続行します。
ユーザーの処置:
ANS5826E
処理は停止します。
ユーザーの処置: 活動ディレクトリー・オブジェクトま
たはコンテナーの識別名、または有効なワイルドカード
を使用した名前を指定し、活動ディレクトリーを管理す
るために十分な権限を持っていることを確認してくださ
い。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: ありません。
オブジェクト が存在します。スキップし
ます。
説明: クライアントは指定されたオブジェクトをリスト
アしようとしましたが、そのオブジェクトはリストアの
ターゲットとなる位置に既に存在し、ユーザーはその既
存のディレクトリーを置き換えない選択をしました。
システムの処置: このオブジェクトはスキップされ、メ
ッセージが dsmerror.log に記録されます。リストア処理
は、次のオブジェクトについて引き続き実行されます。
ユーザーの処置: REPLACE NO が有効であったため、
既存のオブジェクトがスキップされるという理由、ある
いは REPLACE PROMPT が有効であったという理由
で、オブジェクトはスキップされ、またユーザーは、プ
ロンプトが出されると、このオブジェクトをスキップす
ることを選択しました。意図的にオブジェクトをスキッ
プすることにした場合、これ以上の措置は不要です。そ
れ以外の場合は、REPLACE ALL (既存のオブジェクト
が自動的に置き換わる) か REPLACE PROMPT (ファイ
ルを置き換えるかどうかについてユーザーの判断をあお
ぐ) かいずれかを使って操作を再試行することができま
す。
ANS5824E
無効な活動ディレクトリー検索の指定。
説明: 活動ディレクトリー・オブジェクトの検索の指定
は有効ではありません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: サポートされる活動ディレクトリー構
文に関する資料を参照してください。
ANS5825E
'tombstone-name' の 'distinguished-name'
への復活は失敗しました。詳細について
は、エラー・ログを参照してください。
読み取り専用ドメイン・コントローラーへ
のリストアは許可されていません。
説明: 読み取り専用ドメイン・コントローラーにリスト
アしようとしました。
ANS5827E
ANS5823W
ありません。
活動ディレクトリー・データベースのバッ
クアップ・コピーは見つかりませんでし
た。
説明: 活動ディレクトリー・オブジェクトをバックアッ
プされていないデータベースからリストアしようとしま
した。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 活動ディレクトリーがシステム状態で
バックアップされたことを検証してください。
ANS5828E
システム状態ファイル・スペースがサーバ
ー上で見つかりませんでした。活動ディレ
クトリー機能は、実行できません。
説明: 活動ディレクトリー・データベースを、存在して
いないシステム状態バックアップからリストアしようと
しました。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: システム状態がバックアップされてい
ることを検査するか、システム状態をバックアップして
からコマンドを再試行してください。
ANS5829E
指定された日付のシステム状態バックアッ
プは見つかりませんでした。活動ディレク
トリー機能は、実行できません。
説明: 活動ディレクトリー・データベースを、存在して
いないシステム状態バックアップからリストアしようと
しました。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定された日付にシステム状態がバッ
クアップされていることを検査するか、新しい日付を指
定してください。
説明: 活動ディレクトリーの廃棄オブジェクトの復活が
試行されましたが、エラーが発生しました。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
259
ANS5830E • ANS5837W
説明: 特定のタイプのオブジェクトはリストアできませ
ん。これはシステムの制限です。
て、活動ディレクトリー・サービスをオンライン状態に
します。システム状態をリストアする場合は、活動ディ
レクトリー・リストア・モードをリブートして、活動デ
ィレクトリー・サービスをオフライン状態にします。活
動ディレクトリー・サービスが適切な状態にある場合
は、操作を再試行してください。
システムの処置: ユーザーの要求によって他のすべての
オブジェクトを処理するプロセスは続行します。
ANS5834E
ANS5830E
オブジェクト 'tombstone-name' のリスト
アは、活動ディレクトリーによって許可さ
れていません。
ユーザーの処置:
ありません。
予期しない LDAP エラーが発生しまし
た。詳細については、エラー・ログを参照
してください。
このオブジェクトのリストアは、活動ディ
レクトリーによって許可されていません。
説明: 活動ディレクトリー廃棄の復活中に、予期しない
エラーが発生しました。
説明: 特定のタイプのオブジェクトはリストアできませ
ん。これはシステムの制限です。
システムの処置: ユーザーの要求によって他のすべての
廃棄オブジェクトを処理するプロセスは続行します。
システムの処置: ユーザーの要求によって他のすべての
オブジェクトを処理するプロセスは続行します。
ユーザーの処置: LDAP エラーの詳細についてはエラ
ー・ログを検査します。
ANS5831E
ユーザーの処置:
ありません。
ANS5835E
LDAP 操作が return code: 「error
string」を戻しました。
廃棄オブジェクトの復活は失敗しました。
詳細については、エラー・ログを参照して
ください。
説明: 活動ディレクトリー廃棄の復活中に、予期しない
エラーが発生しました。
説明: 活動ディレクトリーの廃棄オブジェクトの復活が
試行されましたが、エラーが発生しました。
システムの処置: ユーザーの要求によって他のすべての
廃棄オブジェクトを処理するプロセスは続行します。
システムの処置: ユーザーの要求によって他のすべての
廃棄オブジェクトを処理するプロセスは続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS5832E
ユーザーの処置:
ANS5833E
ありません。
このシステムは、ドメイン・コントローラ
ーですが、活動ディレクトリー・サービス
は停止されています。活動ディレクトリ
ー・サービスが実行されていない限り、操
作は実行できません。
説明: 活動ディレクトリー・サービスは、システム状態
をバックアップまたはリストアする場合、または活動デ
ィレクトリー・オブジェクトを操作する場合、実行され
ていることが必要です。活動ディレクトリー・サービス
が実行されている場合は、オンライン状態かオフライン
状態になっています。活動ディレクトリー・オブジェク
トを照会またはリストアするか、システム状態をバック
アップする場合、活動ディレクトリー・サービスはオン
ラインでなければなりません。システム状態をリストア
する場合は、活動ディレクトリー・サービスはオフライ
ンでなければなりません (ただし、停止しないこと)。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 活動ディレクトリー・オブジェクトを
照会またはリストアするか、システム状態をバックアッ
プする場合、活動ディレクトリー・サービスを開始し
260
ANS5836W
1 つ以上の属性をリストアできませんでし
た。エラー・ログを参照してください。
説明: 活動ディレクトリー・オブジェクトの処理時に、
1 つ以上のオブジェクト属性をリストアできませんでし
た。
システムの処置: ユーザーの要求によって他のすべての
活動ディレクトリー・オブジェクトを処理するプロセス
は続行します。
ユーザーの処置: 属性をリストアできなかったことに関
する詳細については、エラー・ログを検査します。
ANS5837W
「object name」: 属性「attribute name」
はリストアできませんでした。
説明: リストされた属性は、活動ディレクトリー・オブ
ジェクトの処理時にリストアできませんでした。
システムの処置: ユーザーの要求によって他のすべての
活動ディレクトリー・オブジェクトを処理するプロセス
は続行します。
ユーザーの処置: ありません。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS5838E • ANS5845E
ANS5838E
ユーティリティー dsamain.exe がシステ
ムに存在しません。Tivoli Storage
Manager がこのユーティリティーを起動
できない限り、操作は実行できません。
説明: dsamain.exe を起動しようとしましたが、そのユ
ーティリティーがありません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: dsamain.exe ユーティリティーが
Windows system32 ディレクトリーにあることを検査し
ます。Tivoli Storage Manager とは無関係にこのユーテ
ィリティーを実行できる場合は、操作を再試行してくだ
さい。
ANS5839E
活動ディレクトリー・オブジェクトの指定
は許可されていません。
説明: ドメイン・オブジェクト (「DC=」から始まる)
のリストアか、すべてのオブジェクト (「name=*」) の
リストアを試みたか、何も指定しませんでした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
てください。
指定を変更してから、操作を再試行し
ANS5840E
現行のユーザーは、管理者グループのメン
バーではなく、この機能を実行できませ
ん。
説明: 活動ディレクトリー・オブジェクトの機能を実行
するには、管理者グループのメンバーである必要があり
ます。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 管理者グループのメンバーであるユー
ザーを使用してログオンするか、管理者グループにこの
ユーザーを追加してから、操作を再試行してください。
てください。問題が続く場合は、サポートに連絡してく
ださい。
ANS5842E
説明: 廃棄復活中に、オブジェクト・クラスの違反が発
生しました。これは、活動ディレクトリーのスキーマが
変更され、廃棄と互換性がなくなっている場合に、発生
することがあります。
システムの処置: ユーザーの要求によって他のすべての
オブジェクトを処理するプロセスは続行します。
ユーザーの処置: 障害オブジェクトを手動で再作成する
か、バックアップからリストアします。
ANS5843E
活動ディレクトリー・データベースをオー
プンできませんでした。
説明: リストアした活動ディレクトリー・データベース
をオープンしている間にエラーが発生しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ntdsutil.exe ユーティリティーが TSM
クライアント実行可能ファイルと同じディレクトリーに
あることを確認します。存在しない場合は、クライアン
トを再インストールします。dsamain.exe ユーティリテ
ィーが Windows system32 ディレクトリーにあることを
検査します。Tivoli Storage Manager とは無関係にこの
ユーティリティーを実行できる場合は、操作を再試行し
オブジェクト・クラスの違反。
説明: 廃棄復活中に、オブジェクト・クラスの違反が発
生しました。これは、活動ディレクトリーのスキーマが
変更され、廃棄と互換性がなくなっている場合に、発生
することがあります。
システムの処置: ユーザーの要求によって他のすべての
オブジェクトを処理するプロセスは続行します。
ユーザーの処置: 障害オブジェクトを手動で再作成する
か、バックアップからリストアします。
ANS5844E
パスワードを更新できません。
説明: パスワード更新の試行中にエラーが発生しまし
た。
システムの処置: サーバー上でパスワードが更新されま
せん。
ユーザーの処置: パスワードの更新を再試行してくださ
い。
ANS5845E
ANS5841E
'tombstone-name': オブジェクト・クラスの
違反。
更新の試行回数が最大数を超えたため、パ
スワードを更新できません。
説明: このメッセージは、パスワード更新の試行が 3
回失敗すると発行されます。ノードの元のパスワードが
間違って入力されたか、新規パスワードがパスワードの
長さまたは有効な文字の要件を満たしていません。また
は、新規パスワードの 1 回目と 2 回目の入力が一致し
ませんでした。
システムの処置: パスワードは更新されません。
ユーザーの処置:
v 元のパスワードを正しく入力してください。元のパス
ワードが不明な場合は、TSM 管理者に連絡して支援
を求めてください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
261
ANS5876I • ANS7423E
v パスワードの長さと文字の要件に合った新規パスワー
ドを入力してください。
v 新規パスワードを 2 回入力するよう要求するプロン
プトが出されるため、2 回とも正しく入力してくださ
い。
ANS5876I
SET EVENT 保存活動化の完了
説明: データ保存の ACTIVATE トランザクションが完
了しました。
のアーカイブ属性をリセットできませんでした。 この
エラーの原因は、Windows API 関数 SetFileAttributes()
から受け取ったエラーです。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合には、ファイルに問題があることを示している場
合があります。 システム管理者または TSM 管理者に
連絡して、さらに援助を求めてください。
スケジュール 'schedule name' のアクショ
ン 'action' はサポートされていません。
システムの処置: TSM は、選択されたオブジェクトを
活動化しました。
ANS7422E
ユーザーの処置:
説明: 現行バージョンの IBM Tivoli Storage Manager
クライアントでは、スケジュールされているアクション
が不明であるため、スケジュールを使用してこのアクシ
ョンを実行することはできません。最も可能性の高い原
因は、スケジュール・アクションにより新しいバージョ
ンのバックアップ・アーカイブ・クライアントが必要で
あることです。サポートされないアクションは、テキス
トの説明が使用できないため番号で表示されます。スケ
ジュールされているアクションとその対応するアクショ
ン番号を見つけるには、IBM Tivoli Storage Manager サ
ポート・サイトでこのメッセージを検索します。
ANS5877I
通常操作を続行します。
SET EVENT 保留完了
説明: データ保存の HOLD トランザクションが完了し
ました。
システムの処置:
保留しました。
TSM は、選択されたオブジェクトを
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS5878I
SET EVENT 解放の完了
説明: データ保存の RELEASE トランザクションが完
了しました。
システムの処置:
解放しました。
TSM は、選択されたオブジェクトを
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS6001S
フォルダー/ファイル filename の名前にヌ
ル文字が見つかりました。
説明: ファイルまたはフォルダーの名前にはヌル文字が
検出されました。 一部の製品には、ファイル名にヌル
文字が入れてあり、リストの最上部までファイルがアル
ファベット順にソートできるようになっているものもあ
ります。 TSM ではそのようなファイルはバックアップ/
リストアできません。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: ファイルまたはフォルダーを名前変更
して、ヌル文字を除去してください。
ANS7421W
ファイル「filename」のアーカイブ属性は
リセットできません。 Windows API 関
数 SetFileAttributes() の戻りコードは
「rc」です。
システムの処置: スケジュールされているアクションは
実行または照会されません。
ユーザーの処置: IBM Tivoli Storage Manager サポー
ト・サイトでこのメッセージを検索して、スケジュール
されているアクション、その対応するアクション番号、
およびこのアクションがサポートされるクライアント・
バージョンに関する情報を見つけてください。その後、
このアクションをスケジュール・イベントとして実行で
きるバージョンにご使用の IBM Tivoli Storage Manager
クライアントをアップグレードしてください。クライア
ントをアップグレードするまでは、アクションを手動で
実行することができます (ご使用のバージョンのクライ
アントでサポートされる場合)。
ANS7423E
VMware バックアップ・ファイル・スペ
ースには Set Access backup <vmname>
-TYPE=VM を使用します。長い形式
fs-name の使用は許可されていません。
説明: 長い形式の VM ファイル・スペース名を使用し
てアクセスを設定するよう選択されています。 この名
前形式は、プラットフォームに依存しないもので、特別
な処理が必要です。 -TYPE=VM オプションを使用し
て、VM 名だけ指定します。
システムの処置: set access コマンドは処理されませ
ん。
ユーザーの処置: -TYPE=VM オプションと、単に VM
説明:
クライアントは、メッセージに示されたファイル
262
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS7500W • ANS7507W
名である VM ファイル・スペース名を使用して set
access コマンドを入力してください。
ANS7500W
オブジェクト 'object-name' を、'option'
文に指定された管理クラス
'mgmt-specified' にバインドできませんで
した。
説明: include 文に指定されている管理クラスが無効で
した。 include 文が「INCLUDE.SIZE」文の場合、その
管理クラスに該当するコピー・グループが定義されてい
ると警告メッセージが出されます。例えば、管理クラス
にバックアップ・コピー・グループが定義されていない
場合は、バックアップ操作時にこの警告が出されます。
あるいは、管理クラスにアーカイブ・コピー・グループ
が定義されていない場合は、アーカイブ操作時にこのメ
ッセージが出されます。
システムの処置: include 文に指定されている管理クラ
スは無視され、処理は続行されます。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、TSM サー
バー上の該当するコピー・グループ定義を訂正してくだ
さい。
ANS7501E
無効なホスト・アドレスを受け取りまし
た。ホスト・アドレスは長すぎます。
説明: HTTP 要求内で無効なホスト・パラメーターが見
つかりました。このパラメーターは長すぎます。ホス
ト・アドレスの最大長は 64 文字です。
システムの処置: TSM は HTTP エラー・コード 400
(不正要求) を戻します。
ユーザーの処置: 有効なホスト・アドレスまたはもっと
短いホスト・アドレスを持つホスト・マシンを使用して
ください。
ANS7502E
無効なファイル名を受け取りました。ファ
イル名は長すぎます。
説明: dsmcad サービスに渡されたファイル名は長すぎ
るため、無効です。
システムの処置: TSM は HTTP エラー・コード 400
(不正要求) を戻します。
ユーザーの処置: 有効なファイル名またはもっと短いフ
ァイル名を使用して dsmcad との接続を再試行してくだ
さい。
ANS7503W
無効なドライブ項目
説明: 正しくない項目がドライブ・フィールドに入力さ
れました。
システムの処置: TSM は有効なドライブ名の入力のプ
ロンプトを出します。
ユーザーの処置: 有効なドライブ名を入力するか、シス
テム管理者に正しい構文を問い合わせてください。
ANS7504W
無効なディレクトリー項目
説明: 正しくない項目がディレクトリー・フィールドに
入力されました。
システムの処置: TSM は有効なディレクトリーの入力
のプロンプトを出します。
ユーザーの処置: 有効なディレクトリーを入力するか、
システム管理者に正しい構文を問い合わせてください。
ANS7505W
無効なファイル名項目
説明: 正しくない項目がファイル名フィールドに入力さ
れました。
システムの処置: TSM は有効なファイル名の入力のプ
ロンプトを出します。
ユーザーの処置: 有効なファイル名を入力するか、シス
テム管理者に正しい構文を問い合わせてください。
ANS7506W
無効なラベル項目
説明: 正しくない項目がラベル・フィールドに入力され
ました。
システムの処置: TSM は有効なボリューム・ラベルの
入力のプロンプトを出します。
ユーザーの処置: 有効なボリューム・ラベルを入力する
か、システム管理者に正しい構文を問い合わせてくださ
い。
ANS7507W
ノード名エントリーが無効です。やり直し
てください。
説明: ノード名フィールドに無効なエントリーが入力さ
れました。
システムの処置: TSM は有効なノード名の入力のプロ
ンプトを出します。
ユーザーの処置: 有効なノード名を入力するか、システ
ム管理者に正しい構文を問い合わせてください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
263
ANS7508W • ANS7527E
ANS7508W
重複権限
説明: ユーザーによって入力された許可規則は、既に定
義されています。 重複規則は許可されません。
システムの処置:
す。
TSM は異なる規則の入力を許可しま
ユーザーの処置: まだ定義されていない許可規則を入力
するか、あるいは許可規則の定義をキャンセルしてくだ
さい。
ANS7509W
ドライブまたはボリューム・ラベル、ある
いはその両方が存在しません。
説明: ドライブまたはボリューム・ラベル、あるいはそ
れらの両方が既存のものと一致しません。 規則は既存
ドライブおよびボリューム上で定義されなければなりま
せん。
およびエラー・ログ・ファイルを確認してください。
それでも解決しない場合は、TSM 管理者に連絡してく
ださい。
ANS7524E
SSL は必須です。
説明: 認証時にクライアントのパスワードを保護するた
めには SSL が必須です。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: SSL 通信を使用可能にするか、
SSLREQUIRED を NO に設定してください。
ANS7525E
サーバーには SSL が必須です。
説明: 認証時にクライアントのパスワードを保護するた
めには SSL が必須です。
システムの処置:
処理は終了します。
システムの処置: TSM は、ドライブまたはボリューム
(またはその両方) の再入力、あるいは許可規則定義のキ
ャンセルのプロンプトを出します。
ユーザーの処置: SSL 通信を使用可能にするか、TSM
サーバー管理者に連絡してください。
ユーザーの処置: 希望する規則を定義するための既存ド
ライブおよびボリュームを入力します。
ANS7526E
ANS7510E
NAS ノードはこの操作には使用できませ
ん。
説明: NAS ノードは、他ノードへのアクセスなどの操
作には使用できません。
システムの処置: TSM は有効なノード名の入力のプロ
ンプトを出します。
ユーザーの処置: 有効で、かつ NAS 以外の TSM ノ
ード名を入力します。
ANS7522E
環境変数 name が設定されていません。
説明: メッセージに示されている必須の環境変数が
TSM プロセスに設定されていません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 環境変数を設定して TSM プロセス
を再始動し、操作を再試行してください。
ANS7523E
ハードウェアのタイプ number が TSM
で確認できません。
説明: 構成エラーまたは内部エラーのため、基本となる
スナップショット・ハードウェア・タイプが正しく設定
されていません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
詳細については、構成ログ・ファイル
264
SNAPSHOTROOT オプションは
-GROUPNAME オプションまたは
-VIRTUALFSNAME オプションと一緒に
使用することはできません。
説明: SNAPSHOTROOT オプションは -GROUPNAME
オプションおよび -VIRTUALFSNAME オプションと互
換性がなく、これらのオプションと一緒に使用すること
はできません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: バックアップ・アーカイブ・クライア
ントの処理オプションについては、「IBM Tivoli
Storage Manager バックアップ・アーカイブ・クライア
ント インストールとユーザーのガイド」を参照してく
ださい。
ANS7527E
(-SNAPSHOTROOT) オプションで、
num-specs ファイル指定との結合は無効で
す。
説明: (-SNAPSHOTROOT) オプションは、1 つのファ
イル指定のみとともに使用しなければなりません。 フ
ァイル指定なし (ファイル指定のない INCREMENTAL
コマンドなど) および複数のファイル指定とともに使用
することはできません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ご使用のオペレーティング・システム
に対応する「バックアップ/アーカイブ・クライアントの
使用」の資料で、指定されたオプションの正しい使用方
法を参照してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS7528W • ANS7533E
ANS7528W
(-SNAPSHOTROOT) オプションは論理ボ
リューム・スナップショット・エージェン
トと併用できません。論理ボリューム・ス
ナップショット・エージェントを使用せず
に処理を続行します。
説明: (-SNAPSHOTROOT) オプションは論理ボリュー
ム・スナップショット・エージェントと互換性がありま
せん。論理ボリューム・スナップショット・エージェン
トは、(-SNAPSHOTROOT) オプションを使用する必要
のない包括的なスナップショット・ソリューションを提
供します。(-SNAPSHOTROOT) オプションを使用する
代わりに、論理ボリューム・スナップショット・エージ
ェントによって提供されるスナップショット機能を使用
してください。論理ボリューム・スナップショット・エ
ージェントを使用せずに処理を続行します。
システムの処置: 論理ボリューム・スナップショット・
エージェントを使用せずに処理を続行します。
ユーザーの処置: ご使用のオペレーティング・システム
に対応する「バックアップ/アーカイブ・クライアントの
使用」の資料で、指定されたオプションの正しい使用方
法を参照してください。
ANS7529E
指定された SNAPSHOTROOT 'obj-name'
は、 BACKUP IMAGE コマンドでは無
効です。
説明: (-SNAPSHOTROOT) オプションを BACKUP
IMAGE コマンドで使用する場合、 SNAPSHOTROOT
はバックアップ用のスナップショットを含む論理ボリュ
ームのデバイス名を指定する必要があります。例えば
/dev/fslv01 (Unix の場合) または
¥¥?¥GLOBALROOT¥Device¥HarddiskVolumeShadowCopy1
(WindowsWindows の場合) になります。
BACKUP IMAGE で SNAPSHOTROOT は、 以下のい
ずれかの値が SNAPSHOTPROVIDERIMAGE で有効で
なければ使用できません。
v VSS
v JFS2
システムの処置:
処理は停止されます。
ユーザーの処置: (-SNAPSHOTROOT) オプションの正
しい使用法については、ご使用のオペレーティング・シ
ステムに該当する「バックアップ/アーカイブ・クライア
ント インストールとユーザーのガイド」の資料を参照
してください。
ANS7530E
snapshot_volume_name がディレクトリー
区切り文字で終了していてはなりません。
説明: snapshot_volume_name がディレクトリー区切り
文字で終了していてはなりません。 この名前は、論理
ボリュームのルート (/snapshot、x:、¥¥machine¥x$、
SNAP_VOL: など) を指定する必要があります。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: ご使用のオペレーティング・システム
に対応する「バックアップ/アーカイブ・クライアントの
使用」の資料で、指定されたオプションの正しい使用方
法を参照してください。
ANS7531E
NetWare NDS またはサーバー特定情報の
処理時は (-SNAPSHOTROOT) オプショ
ンは無効です。
説明: (-SNAPSHOTROOT) は NetWare ファイル・サー
バー・ボリュームで使用するためのものであり、
NetWare の NDS やサーバー特定情報の処理とは互換性
がありません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: ご使用のオペレーティング・システム
に対応する「バックアップ/アーカイブ・クライアントの
使用」の資料で、指定されたオプションの正しい使用方
法を参照してください。
ANS7532E
(-SNAPSHOTROOT) オプションで指定す
る論理ファイル・システムをリモート
NetWare ファイル・システムにすること
はできません。
説明: (-SNAPSHOTROOT) は NetWare ファイル・サー
バー・ボリュームで使用するためのものであり、リモー
ト NetWare ボリュームとは互換性がありません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: ご使用のオペレーティング・システム
に対応する「バックアップ/アーカイブ・クライアントの
使用」の資料で、指定されたオプションの正しい使用方
法を参照してください。
ANS7533E
指定されたファイル・システム 'obj-name'
は、存在しないか、またはローカルではあ
りません。
説明: (-SNAPSHOTROOT) オプションを使用する場合
は、ターゲットとソースのファイル・システムを有効な
ローカル・ファイル・システムにする必要があります。
ファイル・システムは、リモート NetWare ドライブ、
リモート Windows ドライブ、または NFS マウントな
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
265
ANS7534W • ANS7546E
どの非ローカルにすることはできません。
(-SNAPSHOTROOT) オプションは、ローカル操作での
み有効です。
システムの処置:
処理は停止されます。
ユーザーの処置: (-SNAPSHOTROOT) オプションの正
しい使用法については、ご使用のオペレーティング・シ
ステムに該当する「バックアップ/アーカイブ・クライア
ント インストールとユーザーのガイド」の資料を参照
してください。
ANS7534W
初期化機能で /dev/tty 特殊ファイルをオ
ープンできません。errno = errno-value、
error message
説明: 初期化時に、コマンド行内部エディターに必要な
特殊ファイル /dev/tty をオープンできませんでした。シ
ステムはエラー・コード errno-value を設定しました。
システムの処置: EDITOR オプションが NO に設定さ
れたものとして処理が続行されます。
ユーザーの処置:
ANS7535W
端末設定を確認してください。
コマンド行内部エディターを初期化できま
せん。
説明: オプション・ファイルで EDITOR オプションは
YES に設定されていますが、コマンド行内部エディタ
ーを開始できません。
システムの処置: EDITOR オプションが NO に設定さ
れたものとして処理が続行されます。
ユーザーの処置: それ以前のメッセージを調べて、内部
エディターを開始できなかった理由を確認してくださ
い。
ANS7543E
完了するまで待ってください。dsmscoutd scanplan コマ
ンドを使用すると、scout デーモンの現在の状況を確認
することができます。
エラー: オブジェクト照会には scout は
使用できません。scout が実行中ではない
か、初期ファイル・システム・スキャンが
完了していません。
ANS7544E
ICC ルーチン icc-routine は次のエラーに
より失敗しました。error-string。
説明: データの処理中に、ICC 暗号化ライブラリー内
部でエラーが発生しました。この問題が発生するのは、
例えば、暗号化されたクライアント・データが破損して
いて、リストア操作でそれを正しく暗号化解除できない
場合です。このメッセージで報告されるエラー・コード
と問題の説明は、TSM 技術サポート担当者が失敗の原
因を判別する際に役立つ場合があります。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM ソフトウェアが正しくインスト
ールされていることを確認してください。必要な場合に
は、ソフトウェアを再インストールしてください。デー
タ用の正しい暗号鍵パスワードを使用してください。
TSM サーバーまたはネットワークに、データの転送に
影響を及ぼすような問題がないことを確認してくださ
い。問題が解決しない場合は、TSM テクニカル・サポ
ートに連絡してください。
ANS7545E
データの暗号化処理中に、予期しないエラ
ーが発生しました。
説明: データの暗号化を実行中にエラーが発生しまし
た。詳しくは、エラー・ログを参照してください。
システムの処置:
ん。
オブジェクトはバックアップされませ
ユーザーの処置: TSM ソフトウェアが正しくインスト
ールされていることを確認してください。必要な場合に
は、ソフトウェアを再インストールしてください。操作
を再試行してください。問題が解決しない場合は、TSM
テクニカル・サポートに連絡してください。
ANS7546E
データを暗号化解除中に、予期しないエラ
ーが発生しました。
説明: 調整プロセスがすべてのマイグレーション済みフ
ァイルに対する照会を行うためには、scout デーモンが
実行されている必要があります。scout デーモンが実行
されていないか、初期ファイル・システム・スキャンが
完了していない場合、孤立検査モードで調整ツールを実
行することはできません。
説明: データの暗号化解除を実行中にエラーが発生しま
した。詳しくは、エラー・ログを参照してください。こ
れが発生するのは、暗号化されたデータがストレージ内
にある間またはネットワーク転送中 (あるいはその両方)
に破損した場合です。
システムの処置:
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: scout デーモンが実行されていること
を確認してください。 scout デーモンが実行されていな
い場合は、そのデーモンを再始動してからコマンドを再
試行してください。scout デーモンが実行されている場
合は、デーモンが初期ファイル・システム・スキャンを
266
オブジェクトはリストアされません。
ユーザーの処置: TSM ソフトウェアが正しくインスト
ールされていることを確認してください。必要な場合に
は、ソフトウェアを再インストールしてください。TSM
サーバーまたはネットワークに、データの転送に影響を
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS7547E • ANS7557E
及ぼすような問題がないことを確認してください。操作
を再試行してください。問題が解決しない場合は、TSM
テクニカル・サポートに連絡してください。
ANS7547E
データのダイジェスト処理中に、予期しな
いエラーが発生しました。
説明: データのダイジェスト処理を実行中にエラーが発
生しました。 詳しくは、エラー・ログを参照してくだ
さい。
システムの処置:
ん。
オブジェクトはバックアップされませ
ユーザーの処置: TSM ソフトウェアが正しくインスト
ールされていることを確認してください。必要な場合に
は、ソフトウェアを再インストールしてください。操作
を再試行してください。問題が解決しない場合は、TSM
テクニカル・サポートに連絡してください。
ANS7550E
absolute オプションでは、スナップショ
ット差分バックアップの実行時に
CreateNewBase=yes オプションを使用す
る必要があります。
説明: 指定された absolute オプションは、スナップシ
ョット差分バックアップの実行時には無効です。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: スナップショット差分バックアップの
実行時には CreateNewBase=yes オプションを使用して
みてください。
ANS7551E
ソース・パスにドライブ名を入れることは
できません。
説明: 入力されたパスはドライブ名を含むことはできま
せん。
システムの処置:
せんでした。
TSM は、要求された操作を続行しま
上限しきい値、下限しきい値、および
pmpercentage の設定によって、ファイ
ル・システム file-system-name での要求マ
イグレーションが使用不可となりました
(ENOSPC)。
説明: 上限しきい値が 100、下限しきい値が 100、およ
び pmpercentage が 0 の設定は、要求マイグレーション
と自動マイグレーションを使用不可に設定するために予
約されています。GPFS ドリブンのマイグレーションに
使用されます。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS7554E
HSMBACKENDMODE を TSMFREE に
設定する場合は provider オプションが必
要です。
説明: dsmmigrate のすべての操作では、provider オプ
ションを指定する必要があります。
システムの処置: 操作は停止しました。
ユーザーの処置: 操作に provider オプションの値を指
定してください。
ANS7555E
宛先パスにドライブ名を入れる必要があり
ます。
説明: 入力されたパスは、ドライブ名、コロン、および
ルート斜線で始まらなければなりません。
システムの処置: TSM は、要求された操作を続行しま
せんでした。
ユーザーの処置: 宛先パスを正しいフォーマットで入力
してください。
ANS7556E
正しくないドライブ名が入力されました。
説明: 正しくないドライブ名が入力されました。
ユーザーの処置: ソース・パスを正しいフォーマットで
入力してください。
ANS7552I
ANS7553W
timestamp ***** count 個のファイルを処
理済み *****
説明: IBM Tivoli Storage Manager は示された数のファ
イルを処理しました。
システムの処置: TSM は正しいドライブ ID のプロン
プトを出します。
ユーザーの処置: ドライブ ID を正しいフォーマット
で再入力してください。
ANS7557E
provider オプションが無効です。
システムの処置:
処理を続行します。
説明: dsmmigrate のすべての操作では、有効な
provider オプションを指定する必要があります。
ユーザーの処置:
ありません。
システムの処置: 操作は停止しました。
ユーザーの処置: 操作に有効な provider オプションの
値を指定してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
267
ANS7558E • ANS7641I
ANS7558E
HSMBACKENDMODE を TSMFREE に
設定する場合は target オプションが必要
です。
説明: dsmmigrate のすべての操作では、target オプショ
ンを指定する必要があります。
システムの処置: 操作は停止しました。
ユーザーの処置: 操作に target オプション値を指定し
てください。
ANS7559E
absolute オプションでは、fs をバックア
ップするためにジャーナル・ベースのバッ
クアップを実行しているとき、NoJournal
オプションを指定する必要があります。
説明: ジャーナル・ベースのバックアップを実行してい
る場合、指定された absolute オプションに効果はありま
せん。
システムの処置:
ドライブ drive-name にボリューム・ラベ
ルがありません。バックアップ/アーカイ
ブは許可されていません。
説明: 示されている、選択された drive-name をバック
アップすることができません。
システムの処置: TSM は選択されたドライブを受け入
れませんでした。
ユーザーの処置: ドライブがフロッピー・ドライブであ
る場合、ボリューム・ラベルの付いたディスクをそこに
入れて、操作を再試行してください。ディスクがハー
ド・ディスクである場合、ドライブにボリューム・ラベ
ルがあることを確認して、操作を再試行してください。
ANS7561E
ドライブ drive-name は選択不可能です。
ボリューム・ラベルが重複したドライブの
バックアップ/アーカイブは許可されませ
ん。
説明: 重複ボリューム・ラベルを持つドライブのバック
アップまたはアーカイブが試行されました。 TSM はボ
リューム・ラベルを使用してバックアップまたはアーカ
イブ情報を追跡するので、ボリューム・ラベルが重複し
ているドライブからファイルをバックアップあるいはア
ーカイブすることはできません。
システムの処置: TSM は、バックアップまたはアーカ
イブ操作用のドライブを選択できません。
ユーザーの処置: このボリュームをシステムで使用でき
るようにする必要がある場合には、TSM を終了して、
ドライブに固有のボリューム・ラベルを割り当ててくだ
さい。TSM を再始動して操作を再試行してください。
ANS7566E
増分バックアップが実行されます。
ユーザーの処置: 指定されたファイル・スペースがジャ
ーナル・ベースのバックアップに関連付けられていない
かを確認してください。 -nojournal オプションも指定し
た場合は、このメッセージは表示されません。
ANS7560E
ANS7564E
外部ライブラリーをロードできません:
reason
説明: hsm/bin ディレクトリーに有効なライブラリーが
ありません。
システムの処置:
操作は停止しました。
ユーザーの処置: 有効な外部ライブラリーを hsm/bin
ディレクトリーにコピーしてください。
ANS7567E
program-name: 外部再呼び出しが失敗しま
した。理由:
説明: hsm/bin ディレクトリーに有効なライブラリーが
ありません。
システムの処置: 操作は停止しました。
ユーザーの処置: 有効な外部ライブラリーを hsm/bin
ディレクトリーにコピーしてください。
ANS7641I
ユーザーにはシステム状態フルバックアッ
プを実行するための管理資格情報がありま
せん。
説明: ファイルの処理を試みているときに、指定された
drive-name は選択不可能であることが検出されました。
説明: ASR ライターのデータを含むシステム状態のバ
ックアップの実行に使用するユーザー・アカウントは、
管理者グループのメンバーでなければなりません。
システムの処置:
でした。
システムの処置: システム状態バックアップは ASR ラ
イターのデータをスキップします。
TSM はそのファイルを処理しません
ユーザーの処置: ドライブが使用可能でない理由を判別
して、それを作動可能にして、操作を再試行してくださ
い。
268
ユーザーの処置: 管理者グループのメンバーであるユー
ザーを使用してログオンするか、管理者グループにこの
ユーザーを追加してください。その後、システム状態の
バックアップを再試行してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS7642E • ANS7899E
ANS7642E
レジストリー・ディレクトリー構造の作成
中にエラーが発生しました。
説明: レジストリー・キーの保管/置き換えを行うディ
レクトリー構造の作成中に、エラーが発生しました。
システムの処置:
レジストリー機能は失敗します。
ユーザーの処置: レジストリーのバックアップを実行し
ているユーザー・アカウントに適切な権限があることを
確認してください。 ユーザー・アカウントに適切な権
限がある場合、マシンを再始動する必要があると思われ
ます。 保留中の操作で、レジストリー・ディレクトリ
ー構造内のファイルがロックされている可能性がありま
す。
ANS7643E
デプロイメント・マネージャーは、クライ
アントが 32 ビットから 64 ビットへ、ま
たは 64 ビットから 32 ビットへという、
正しくないアーキテクチャーにアップグレ
ードされていることを検出しました。
説明: クライアントを 6.3 より前のリリースにアップ
グレードする場合、デプロイメント・マネージャーは同
種のアーキテクチャーへのアップグレードのみを許可し
ます。
システムの処置:
ANS7660E
説明: レジストリー・キー、または置換されたキーは、
別々のプロセスによって排他的に保持されます。 レジ
ストリー・キーは先にリストアされましたが、システム
は再始動しませんでした。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: システムを再始動して、リストア操作
を再試行してください。
ANS7701E
指定されたディレクトリーを作成できませ
ん。
説明: ディレクトリーに無効な文字があるか、またはデ
ィレクトリーの作成を許可されていません。
システムの処置: ディレクトリー選択ダイアログはオー
プンのままなので、別のディレクトリー名を指定できま
す。
ユーザーの処置: 別のディレクトリー名を指定してくだ
さい。 ディレクトリーに含まれる文字が有効で、ディ
レクトリーを作成する許可があることを確認してくださ
い。
処理は停止します。
ANS7709E
ユーザーの処置: このクライアントをアンインストール
し、正しいビット・レベルのバックアップ/アーカイブ・
クライアントをインストールしてください。
1 つ以上のレジストリー・キーを置換中に
エラーが発生しました。
リストア操作は失敗しました。 一部のフ
ァイルはリストアされませんでした。
説明: エラーでリストア操作は失敗しました。
システムの処置: 操作が完了しました。
ANS7650E
ユーザーには IBM Tivoli Storage
Manager を実行する十分な特権がありま
せん。
説明: IBM Tivoli Storage Manager の実行に使用される
ユーザー・アカウントには、「ファイルおよびディレク
トリーのバックアップ」および「ファイルおよびディレ
クトリーのリストア」のセキュリティー設定が割り当て
られている必要があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: Windows Local Security Settings ツー
ルを使用してアカウントに「ファイルおよびディレクト
リーのバックアップ」および「ファイルおよびディレク
トリーのリストア」のセキュリティー設定を割り当てる
か、異なるユーザー ID を使用して、IBM Tivoli
Storage Manager を実行してください。
ユーザーの処置: 詳細についてはエラー・ログを検査し
てください。
ANS7899E
クライアントが参照した重複排除されたエ
クステントは、TSM サーバーに存在して
いません。
説明: その重複排除されたエクステントは、バックアッ
プまたはアーカイブ操作中にサーバーから削除されてい
ます。重複排除キャッシュを使用している場合、そのキ
ャッシュが TSM サーバーと同期していない可能性があ
ります。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合は、重複排除をオフにして、操作を再試行してく
ださい。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
269
ANS7900W • ANS7907W
ANS7900W
重複排除キャッシュは、TSM サーバーと
同期していないために、リセットされまし
た。
説明: 重複排除キャッシュに、TSM サーバー上に存在
しない重複排除されたエクステント項目が含まれていま
す。これが起こるのは、エクステントが重複排除キャッ
シュに記録された後で TSM サーバーから削除されてい
る場合です。
システムの処置: 重複排除キャッシュがリセットされ、
すべてのキャッシュ項目は除去されます。処理は続行さ
れます。
ユーザーの処置:
ANS7901W
None
クライアントの重複排除と option-name
は同時には使用できません。
説明: LAN フリー、サブファイル、
NAS、useTsmBuffers の各機能を重複排除と一緒に使用
することはできません。
システムの処置:
されます。
クライアントの重複排除キャッシュが満杯
です。 キャッシュはリセットされます。
説明: クライアントの重複排除キャッシュに入れられた
項目の数が、そのキャッシュについて構成されたサイズ
を超えました。
システムの処置: 重複排除機能では、設計上この状況が
定期的に発生します。キャッシュがリセットされ、項目
が何も含まれていない状態になります。
ユーザーの処置: クライアントの重複排除キャッシュ・
サイズを大きい値に再構成すると、リセットの頻度を減
らすことができます。
ANS7903W
クライアントの重複排除キャッシュは別の
プロセスによってロックされています。
説明: 別のプロセスが、クライアントの重複排除キャッ
シュを使用中です。このキャッシュを使用できるのは、
一度に 1 つのプロセスのみです。
システムの処置: このプロセスではクライアントの重複
排除キャッシュは使用されません。サーバーの重複排除
は変更されません。
ユーザーの処置: ユーザーは、クライアントの重複排除
キャッシュを使用するプロセスを直列化することができ
270
ANS7904E
クライアントの重複排除と LAN フリー
またはサブファイル・バックアップは同時
には使用できません。
説明: クライアントの重複排除と LAN フリーまたは
サブファイルは同時には使用できません。
システムの処置: クライアントの重複排除は使用不可に
されます。
ユーザーの処置: 構成を確認します。重複排除を LAN
フリーまたはサブファイル機能と一緒に構成しないでく
ださい。
ANS7905L
クライアントの重複排除は使用不可に
ユーザーの処置: 構成を確認します。 重複排除を
LAN フリー、サブファイル、NAS、useTsmBuffers の各
機能と一緒に構成しないでください。
ANS7902I
ます。あるいは、競合を避けるために、別のキャッシ
ュ・パスを使用するように現行プロセスを再構成するこ
とができます。
クライアントの重複排除の統計。 重複排
除されたオブジェクト数の合計
objectsDeduplicated 検査されたバイト数の
合計 bytesInspected 処理されたバイト数の
合計 bytesProcessed 重複排除による削減
率 dedupReduction 合計削減率
totalReduction
説明: 診断目的のための重複排除の統計
システムの処置: これは単なる通知メッセージです。
ユーザーの処置: アクションは不要です。
ANS7906W
現行ストレージ・プールのスペースを使い
尽くしたため、データは次のプールに保管
されます。重複排除は使用不可になってい
ます。
説明: TSM サーバーの現行ストレージ・プールがスペ
ース不足になりました。データは次のストレージ・プー
ルに保管されます。重複排除が使用不可になっているた
め、トランザクションを再送中です。
システムの処置: バックアップを完了できるように、重
複排除は使用不可に設定されています。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡を取り、現行ス
トレージ・プールにボリュームを追加してください。
ANS7907W
リポジトリー repos-name への接続が失敗
しました。repos2-name を指定して再試行
してください。
説明: Fastback DR ハブ・リポジトリーに接続すること
ができません。Fastback サーバー・リポジトリーを使用
して再試行してください。
システムの処置: 操作を再試行します。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS7908E • ANS7918E
ユーザーの処置:
い。
ANS7908E
説明:
有効なリポジトリーを指定してくださ
ポリシーが「Policy」、クライアントが
「Client」、ボリュームが「Volume」であ
る FastBack スナップショットをマウント
できません。理由: reason
TSM のマウントは失敗しました。
システムの処置:
TSM は処理を続行できません。
ユーザーの処置:
ANS7912E
FastBackMount または FastBackShell が
インストールされていません。
説明: FastBack 環境の初期化に失敗しました。
FastBackShell または FastBackMount がインストールさ
れていないか、FastBack インストール・ディレクトリー
内に見つかりません。
システムの処置:
指定された分岐は DR ハブ・リポジトリ
ーで検出されませんでした。
説明: 必須 fbbranch オプションのパラメーターが正し
くありません。
システムの処置:
操作を続行できません。
ユーザーの処置: fbbranch オプションに指定されたパ
ラメーターを訂正してください。
システムの処置: この FastBack ボリュームのアーカイ
ブまたはバックアップは続行できません。同じコードで
指定されている次のボリュームが処理されます。
FastBackMount コマンドの出力に、失敗の理由が示され
ます。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。 FastBack ボリュ
ームに対する FastBack コマンドを発行して、失敗の理
由を判別してください。詳しくは、そのメッセージの資
料を参照してください。
ANS7916E
システムの処置: バックアップを続行できません。
FastBack コマンドの出力に、失敗の理由が示されます。
ユーザーの処置: FastBack コマンドを発行して、失敗
の理由を判別してください。 詳しくは、そのメッセー
ジの資料を参照してください。FastBackShell および
FastBackMount は、バックアップ・プロキシー・コンピ
ューターにインストールする必要があります。
FastBack クライアント「vmname」の増分
バックアップが失敗しました。RC rc
説明: FastBack クライアント・ボリュームのアーカイ
ブまたは増分バックアップが失敗しました。
システムの処置: FastBack クライアントのアーカイブ
またはバックアップが失敗して終了しました。次の
FastBack クライアントが処理されます。 失敗の理由
は、ローカル・クライアント・エラー・ログに書き込ま
れています。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
FastBack 環境の初期化に失敗しました。
RC=rc
説明: FastBack 環境の初期化に失敗しました。
FastBackShell.exe コマンドが見つかりません。
FastBackShell または FastBackMount がインストールさ
れていないか、FastBackShell.exe コマンドが FastBack
インストール・ディレクトリー内に見つかりません。
ANS7917E
ANS7914E
FastBack コマンドによる FastBack クラ
イアント「vmname」のマウントに失敗し
ました。RC=rc
説明: FastBackMount コマンドが失敗し、FastBack ボ
リュームをマウントできませんでした。
FastBack 操作を続行できません。
ユーザーの処置: ソフトウェアを再インストールしてく
ださい。 FastBackShell および FastBackMount は、専用
プロキシー・コンピューターにインストールする必要が
あります。
ANS7913E
ANS7915E
入力されたポリシー、クライアント、およ
びボリュームの組み合わせに該当する
FastBack スナップショットが見つかりま
せんでした。
説明: fbClientName オプションの処理に失敗しまし
た。
システムの処置: バックアップを続行できません。
ユーザーの処置: FBClientName オプション値にエラー
がないか確認してください。詳しくは、FBClientName
オプションの資料を参照してください。
ANS7918E
FastBack クライアントの「vmname」ボリ
ュームについて、マウント済みボリューム
を検出できません。RC=rc により失敗し
ました。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
271
ANS7919E • ANS7940W
説明: FastBack クライアント・ボリュームを検出でき
ません。 バックアップ・プロキシー・コンピューター
に使用可能なボリューム・マウント・ポイントがありま
せん。
システムの処置: この FastBack クライアントのバック
アップは続行できません。リスト内の次の FastBack ク
ライアントが処理されます。FastBackMount コマンドの
出力に、失敗の理由が示されます。
ユーザーの処置: FastBack クライアント・ボリューム
に対して fastbackshell mount add コマンドを発行して、
失敗の理由を判別してください。詳しくは、そのメッセ
ージの資料を参照してください。
ANS7919E
暗号化パスワードファイルから、ホスト
host のパスワードを読み取ることができ
ませんでした。
説明: 暗号化パスワードを保存するには、dsmc SET
PASSWORD -type=FastBack 'FastBack hostname' 'userid'
'password' を使用します。
システムの処置:
バックアップを続行できません。
ユーザーの処置: 暗号化パスワードを保存するには、
dsmc SET PASSWORD -type=FastBack 'FastBack
hostname' 'userid' 'password' を使用します。
ANS7920E
説明:
無効な objName が指定されています。
TSM 無効なオプション値が指定されています。
システムの処置:
TSM は処理を続行できません。
ユーザーの処置: オプション -type=fastback を指定した
set password コマンドを使用して、正しいユーザー資格
情報を入力してください。次に、失敗したコマンドを再
試行します。
ANS7937E
説明: TSM サーバーは、指定されたポリシーに対する
クライアントを検出しませんでした。TSM サーバー
は、指定された FastBack クライアントに対するボリュ
ームを検出しませんでした。
システムの処置: TSM は現在のオブジェクトをスキッ
プします。
ユーザーの処置: この FastBack ボリューム、クライア
ント、およびポリシーに少なくとも 1 つのスナップシ
ョットが含まれるようにしてください。入力として、必
ず正しいオブジェクトを指定してください。
ANS7938E
objType objName は、ダンプの中に見つか
りませんでした。
説明: TSM サーバーが FastBack Dump コマンドで指
定されたオブジェクトを検出することができませんでし
た。
システムの処置:
プします。
TSM は現在のオブジェクトをスキッ
ユーザーの処置: この FastBack ボリューム、クライア
ント、およびポリシーに少なくとも 1 つのスナップシ
ョットが含まれるようにしてください。入力として、必
ず正しいオブジェクトを指定してください。
272
FastBack ボリューム「volName」を取り
外せません。RC = rc
説明: TSM の取り外しに失敗しました。
システムの処置:
ユーザーの処置:
ANS7939E
無効な FastBack ボリュームが指定されま
した。
説明: FastBack ボリューム名を入力する前に、
「-fbclientname=」オプションを使用して FastBack クラ
イアントを少なくとも 1 つ入力する必要があります。
システムの処置:
ユーザーの処置: FastBack ボリューム名を入力する場
合は、「-fbclientname=」オプションを使用して
FastBack クライアント名を少なくとも 1 つ入力してく
ださい。
ANS7940W
ANS7936E
入力 objType1 objType2 に対するダンプ
で、objType が見つかりませんでした。
SUBDIR NO は、このコンテキストでは
無効です。 FastBack コマンドの場合、
SUBDIR は強制的に YES に設定されま
す。
説明: FastBack を使用する場合、ボリューム全体を確
実に処理するために、SUBDIR は強制的に YES に設定
されます。
システムの処置: SUBDIR は、強制的に YES に設定
されます。
ユーザーの処置: このメッセージが出ないようにするに
は、このコマンドで SUBDIR NO を使用しないでくだ
さい。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS7941E • ANS7950E
ANS7941E
FastBack のリポジトリー名が無効である
か、hostname のパスワード・ファイル項
目にドメインが設定されていません。
説明: TSM FastBack リポジトリー名が無効であるか、
リポジトリーの REP フォームを指定する時点でパスワ
ード・ファイルにドメインが設定されていませんでし
た。
システムの処置:
FastBack objName オブジェクトの最大数
を超えました。
説明: TSM メッセージに示されている FastBack オブ
ジェクトの最大数を超えました。
システムの処置:
objName と objName の組み合わせは無効
です。
説明: TSM 指定されたオプションの組み合わせは無効
です。
システムの処置:
指定された FastBack クライアントの数
client が、検出された FastBack クライア
ントの数 client より大きい値です。
説明: TSM 指定された FastBack クライアントのう
ち、1 つ以上のクライアントが検出されませんでした。
該当のクライアント名が示されているメッセージ
ANS7936E を探してください。
システムの処置:
TSM
ユーザーの処置:
してください。
指定されたクライアントの名前を訂正
ANS7945W
ANS7946E
指定された FastBack ポリシーの数 policy
が、検出された FastBack ポリシーの数
policy より大きい値です。
説明: TSM 指定された FastBack ポリシーのうち、1
つ以上のポリシーが検出されませんでした。該当のポリ
FastBack シェル・コマンド timeout.SSH
Keys が、パスワード不要に構成されてい
ない可能性があります。
説明: TSM FastBack シェル・コマンドはタイムアウト
になります。SSH が正しく構成されていない可能性が
あります。
システムの処置: TSM
ユーザーの処置: SSH 構成を訂正してください。
ANS7947E
root ユーザーの .ssh ディレクトリーが見
つかりませんでした。 SSH が正しく構成
されていません。
説明: TSM SSH が root ユーザー用に正しく構成され
ていません。
システムの処置: TSM
ユーザーの処置: SSH 構成を訂正してください。
ANS7948E
TSM
ユーザーの処置: 両立するオプションのセットを指定し
て、コマンドを再実行してください。
ANS7944W
ユーザーの処置: 指定されたポリシーの名前を訂正して
ください。
TSM
ユーザーの処置: 示されているオブジェクト最大数を超
えない値を指定して、コマンドを再実行してください。
ANS7943E
システムの処置: TSM
TSM
ユーザーの処置: コマンド dsmc set password server
userid:domain password -type=fastback を発行してくださ
い。
ANS7942E
シー名が示されているメッセージ ANS7936E を探して
ください。
FastBack サーバーの公開鍵が見つかりま
せんでした。 SSH の公開鍵は正しく構成
されています。
説明: TSM SSH の公開鍵が root ユーザー用に正しく
構成されていません。
システムの処置: TSM
ユーザーの処置: SSH 構成を訂正してください。
ANS7949E
FastBack サーバーへの接続に失敗しまし
た。
説明: TSM FastBack サーバーへの接続に失敗しまし
た。
システムの処置: TSM
ユーザーの処置: ターゲット・マシン上の FastBack サ
ーバーが正常に稼働していることを確認してください。
ANS7950E
FastBack サーバーがターゲット・マシン
にインストールされていません。
説明: TSM FastBack サーバーがターゲット・マシンに
インストールされていません。
システムの処置: TSM
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
273
ANS7951E • ANS8002I
ユーザーの処置: ターゲット・マシンに FastBack サー
バーをインストールするか、別のターゲット・マシンを
指定してください。
ANS7951E
ターゲット・マシン上の FastBackShell
で、メッセージ errormsg が戻されまし
た。
説明: TSM ターゲット・マシン上の FastBackShell に
対して発行したコマンドで、エラーが発生しました。
システムの処置:
TSM
ユーザーの処置: commandr に指定したオプションを訂
正してください。
ANS7952E
FastBack サポートに必要なパッケージ
package がインストールされていません。
説明: TSM 必要なパッケージがインストールされてい
ません。
システムの処置:
TSM
ユーザーの処置: 必要なパッケージをインストールして
構成してください。
ANS7953E
FastBack シェル・スクリプトが予期しな
いエラー error を返しました。
説明: TSM FastBack シェル・スクリプトが予期しない
エラーを返しました。
ユーザーの処置:
ANS7956E
エラーを訂正してください。
cygwin シェル・コマンドを実行できませ
ん。 cygwin 環境が正しくない可能性があ
ります。
説明: TSM は、ssh を使用して cygwin シェルに接続
し、cygwin 環境と cygdrive が正しく構成されているこ
とを確認します。
システムの処置: TSM
ユーザーの処置: エラーを訂正してください。
ANS7957E
レジストリー内で FastBackShell ロケー
ションを発見できません。
説明: TSM は、Windows FastBack サーバー・マシン
に FastBackShell がインストールされていることを検査
します。
システムの処置:
TSM
ユーザーの処置:
エラーを訂正してください。
ANS8000I
サーバー・コマンド: 'command'。
説明: 指定されたコマンドをサーバーに送信中です。
このメッセージが表示されるのは、コマンドがマクロか
ら作成されるときか、あるいはクライアントがバッチ・
モードで稼働しているときです。
システムの処置:
送られます。
コマンドは、処理のためにサーバーに
システムの処置: TSM
ユーザーの処置: エラーを訂正してください。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS7954E
SSH 接続が失敗しました。 ターゲット・
マシン上で、SSH デーモンが開始されて
いないか、または構成されていない可能性
があります。
説明: TSM SSH デーモンが正しく構成されていること
を確認してください。
システムの処置: TSM
ANS8001I
戻りコード return code value。
説明: 示されているエラーは、先行のサーバー・コマン
ドから戻されました。このメッセージの前には、エラ
ー・コードの理由を説明しているサーバー・メッセージ
があります。
システムの処置: ありません。
ユーザーの処置: ありません。
ユーザーの処置: エラーを訂正してください。
ANS8002I
ANS7955E
cygdrive-prefix が正しく設定されていま
せん。
説明: TSM は、cygdrive-prefix が ssh cygwin 環境で /
に設定されていることを確認します。コマンド mount -s
--change-cygdrive-prefix / を使用すると、ドライブの接頭
部を正しく設定できます。
システムの処置:
274
TSM
最高の戻りコードは return code value で
した。
説明: クライアントからの出口ルーチンで、セッション
が表示されている間に、最も高い戻りコードが検出され
ました。
システムの処置: この値はプログラム出口ルーチン・コ
ードとして使用されます。
ユーザーの処置: ありません。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS8003I • ANS8011W
ANS8003I
プロセス番号 process ID が開始されまし
た。
管済みのパスワードにアクセスできません。
システムの処置: 操作は停止します。
説明: 先行のサーバー・コマンドの結果として、ID が
示されている処理がコマンドの実行を開始します。 処
理は、QUERY PROCESS コマンドを使用してモニター
されます。
ユーザーの処置: TSM クライアントを root ユーザー
として実行するか、PASSWORDACCESS を PROMPT
に設定してください。
システムの処置:
ありません。
ANS8008W
ユーザーの処置:
ありません。
ANS8004W
ご使用のパスワードは、daysRemaining 日
以内に期限切れになります。
説明: この ID のパスワードは、間もなく期限切れに
なります。
出力を宛先変更するリダイレクト・インサ
イド・マクロは無視されます。
説明: 出力リダイレクト記号がマクロ内で検出されまし
た。しかし、マクロ自体 (または、より高いレベルのマ
クロ) の出力が既にリダイレクトされています。
システムの処置: リダイレクト要求は無視されます。
ユーザーの処置: ありません。
システムの処置: TSM サーバーにログオンすることは
できますが、パスワードが期限切れになると ID がロッ
クアウトされます。
ANS8009E
ユーザーの処置: パスワードを変更するか、TSM 管理
者に連絡してパスワードの更新を依頼してください。
説明: 先に表示されたコマンド行またはオプション・フ
ァイル・パラメーター内のエラーのために、管理可能ク
ライアント・セッションが終了します。
ANS8005E
Java アプレットのロードに失敗しまし
た。このブラウザーに Java Java version
プラグインがインストールされていること
を確認してください。
説明: Java プラグインがブラウザーから欠落していま
す。プラグインがないため、アプレットはロードできま
せん。
システムの処置: クライアントは終了します。
ユーザーの処置: エラーのオプション・ファイル・パラ
メーターを調整し、クライアントを再呼び出しするか、
あるいは正しいコマンド行パラメーターを持つクライア
ントを再呼び出ししてください。
ANS8010E
システムの処置: アプレットはロードすることができ
ず、メッセージが表示されます。
ユーザーの処置: Web クライアントを使用するために
は、ブラウザー用の適切なプラグインをインストールし
てください。
コマンドまたはオプション・エラーのため
終了します。
ファイルのバックアップまたはアーカイブ
の試みが、再試行の最大回数を超えまし
た。
説明: ファイルのバックアップまたはアーカイブの試み
が 5 回失敗した後、クライアントはサーバーにファイ
ルを送信しなくなります。
システムの処置: ファイルはスキップされます。
ANS8006E
受け入れ可能なパスワードを生成できませ
ん。
説明: 生成されたパスワードを使用したパスワード更新
の試行中にエラーが発生しました。
システムの処置:
せん。
サーバー上でパスワードが更新されま
ユーザーの処置:
TSM 管理者に連絡してください。
ANS8007E
ユーザーは LDAP 認証の実行を許可され
ていません。
説明: ノードは LDAP 認証を使用します。
PASSWORDACCESS オプションは GENERATE に設定
されていますが、現行ユーザーは認証を行うために、保
ユーザーの処置: 追加情報についてはコンソールまたは
スケジュール・ログを調べてください。 後に操作を再
試行します。
ANS8011W
peer name からの、LDAP 認証を使用す
るサーバー開始セッションがリジェクトさ
れました。
説明: クライアントは、セキュリティー確保のため、
LDAP 認証を使用するサーバーからのサーバー開始セッ
ションを受け入れません。
システムの処置: クライアント/サーバー・セッション
はオープンされず、スケジュールは実行されません。ス
ケジューラーは、引き続き LOCAL 認証を使用するサー
バーからの接続を待機します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
275
ANS8012E • ANS8019E
ユーザーの処置: クライアント・システムが、開始側
TSM サーバーからのスケジュールされたイベントを受
け入れることになっている場合は、TSMサーバー管理者
に LOCAL 認証を使用するノードを構成するように依頼
するか、サーバー開始セッションを使用しないでくださ
い。クライアント・システムが開始側サーバーからのス
ケジュール・イベントを受け入れることになっていない
場合は、TSM サーバー管理者に開始側サーバー上のス
ケジュールからクライアント・ノード名を除去するよう
に依頼してください。
ANS8012E
オプション処理ストレージが使い尽くされ
ました。
説明: クライアント・オプション・ファイルの処理中
に、クライアントのメモリーが不足しています。
システムの処置:
す。
クライアント・セッションは終了しま
ユーザーの処置: 使用できるメモリーを増やして、管理
可能クライアントを再始動してください。
ANS8013I
ANS8015E
説明: クライアント・オプション・ファイルを処理する
ルーチンから不明のエラー・コードが戻されています。
システムの処置: 管理可能クライアント・セッションは
終了します。
ユーザーの処置: エラーの判別を試み、それを訂正して
ください。 それでも問題が解決されない場合には、サ
ービス担当員に連絡してください。
ANS8016E
システムの処置: 管理可能クライアント・セッションは
終了します。
ユーザーの処置: パラメーターを短くしてコマンドを再
発行してください。
ANS8017E
システムの処置: ユーザーは暗号鍵のパスワードの入力
を求められます。
ユーザーの処置:
ください。
ANS8014E
正しい暗号鍵のパスワードを入力して
ホストに接続するには情報が不足していま
す。
説明: クライアント・オプション・ファイルまたはコマ
ンド行、あるいは両方にサーバー・システムに正常に接
続するために十分な通信情報が含まれていません。例え
ば、TCP/IP で TCPPort 番号および TCPServer アドレ
スの両方が接続を行うのに必要です。
システムの処置:
終了します。
管理可能クライアント・セッションは
ユーザーの処置: ご使用になっている通信方式用の接続
を確立するにはどの情報が必要かを判別し、クライアン
ト・オプション・ファイル内または管理可能クライアン
トのコマンド行上で、すべての情報を指定してくださ
い。
276
コマンド行パラメーター parameter
number: 'parameter' が長すぎます。
説明: 指定されたコマンド行パラメーターは、コマンド
行パラメーターの最大長を超えています。
無効な暗号鍵のパスワード
説明: 入力されたキーはファイルのバックアップ中に暗
号化するために使用されたキーと一致しません。 一致
するキーが入力されないと、ファイルをリストアできま
せん。
オプション処理時のファイル 'file spec'、
エラー・コード error code。
コマンド行パラメーター parameter
number: 'parameter' が有効ではありませ
ん。
説明: 示されているコマンド行パラメーターが有効な管
理可能クライアント・パラメーターではありません。
システムの処置: 管理可能クライアント・セッションは
終了します。
ユーザーの処置: 有効なパラメーターでコマンドを再発
行してください。
ANS8018E
管理コマンドはコンソール・モードでは無
効です。
説明: コンソール・モード・オプションが指定されまし
たが、クライアントは、コマンド行にサーバー・コマン
ドとみられるものを検出しています。
システムの処置:
終了します。
管理可能クライアント・セッションは
ユーザーの処置: サーバー・コマンドなしでコマンドを
再発行してください。
ANS8019E
ID とパスワードはバッチ・モードで提供
しなければなりません。
説明: サーバー・コマンドがコマンド行で検出されまし
たが、管理担当者 ID またはパスワード、あるいは両方
が指定されていません。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS8020E • ANS8028E
システムの処置:
終了します。
管理可能クライアント・セッションは
ユーザーの処置: コマンドを再発行し、コマンド行には
-ID および -PASSWORD の各パラメーターを組み入れ
てください。
ANS8020E
ファイル 'file spec' を出力用にオープン
することができません。
ユーザーの処置: エラーの訂正を試みてください。 そ
れでも問題が解決されない場合には、サービス担当員に
連絡してください。
ANS8024E
継続コマンド行の後にマクロの終わりが来
ています。
説明: 継続行を含むマクロが実行されましたが、マク
ロ・ファイルにはこれ以上の行がありません。
説明: -OUTFILE オプション内に指定されたファイル名
をオープンすることができません。
システムの処置: 継続したコマンドは無視され、エラー
戻りコードがマクロ用に設定されます。
システムの処置:
す。
ユーザーの処置: エラーのマクロを修正してください。
-OUTFILE パラメーターは無視されま
ユーザーの処置: 処理が継続するのを認めるか、あるい
はセッションを終了してファイル名を訂正してくださ
い。
ANS8021E
出力ファイル・エラーのためバッチ・モー
ド・セッションを終了します。
ANS8025E
コマンド入力の読み取り時の I/O エラ
ー。
説明: クライアントは、端末から入力コマンドを読み取
ることができません。
システムの処置: 管理可能クライアント・セッションは
終了します。
説明: -OUTFILE パラメーター内に指定されたファイル
をバッチ・モードで稼働しているセッション用にはオー
プンすることができません。
ユーザーの処置: 端末に関する問題を訂正して管理用セ
ッションを再試行してください。
システムの処置:
終了します。
ANS8026E
管理可能クライアント・セッションは
ユーザーの処置: 有効な出力ファイル名でコマンドを再
発行するか、あるいは出力ファイルのためにスペースが
利用できるようにしてください。
ANS8022E
出力は STDOUT にのみ書き込まれま
す。
説明: -OUTFILE パラメーター内に指定されたファイル
はオープンできないため、出力は標準出力ストリームに
のみ書き込まれます。
入力行が最大長 max length 文字より長く
なっています。 継続を使用してくださ
い。
説明: 入力コマンド行が、許可されている最大入力行よ
り長くなっています。
システムの処置: 入力コマンドは無視されます。
ユーザーの処置: 継続文字を使用して、複数の行でコマ
ンドを再発行してください。
ANS8027E
コマンド内の注釈が終了していません。
システムの処置: 出力ファイルに書き込まれた出力は、
標準出力ファイルに書き込まれます。
説明: 入力コマンド内に、注釈開始記号があるのに、注
釈終了文字がありません。
ユーザーの処置: 処理が継続するのを認めるか、あるい
はセッションを終了してファイル名を訂正してくださ
い。
システムの処置: 入力コマンドは無視されます。
ANS8023E
サーバーとのセッションを確立することが
できません。
説明: 管理可能クライアントが、要求されたサーバーと
のセッションを始動することができません。 このメッ
セージの前には、エラー・コードの理由を説明している
別のメッセージがあります。
システムの処置:
終了します。
管理可能クライアント・セッションは
ユーザーの処置: 一致する注釈記号でコマンドを再発行
してください。
ANS8028E
コマンドが最大長 max length 文字より長
くなっています。
説明: 許可されている最大コマンド長より長い入力コマ
ンドが入力されました。
システムの処置: 入力コマンドは無視されます。
ユーザーの処置: 文字数を減らしてコマンドを再発行し
てください。 これは、一連のブランクが繰り返されて
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
277
ANS8029E • ANS8037E
いる場合に単一のブランクで置き換えることを意味する
場合があります。
ANS8029E
システムの処置: ログインが失敗しました。
ユーザーの処置: LOCAL 認証を使う ID を使用してく
ださい。
マクロ処理は停止しました。
説明: -ITEMCOMMIT オプションがコマンド行に指定
されていないために、マクロの処理中にエラーが発生し
ます。 このマクロおよびより高いレベルのマクロの処
理が終了します。
システムの処置: すべての現行のマクロの処理は終了し
ます。
ユーザーの処置: サーバーがマクロの中でそれぞれのコ
マンドを個別にコミットしていることを確認するため
に、コマンド行に -ITEMCOMMIT オプションを指定し
てください。
ANS8034E
説明: 入力された管理者 ID が要求されたサーバーに
は知られていません。
システムの処置: 管理可能クライアント・セッションは
終了します。
ユーザーの処置: 接続しているサーバー用に登録された
管理者 ID を使用していることを確かめます。
ANS8035E
ANS8030E
置換コマンドが最大長 max length 文字を
超えています。
説明: 変数の代入後、入力コマンドが許容最大コマンド
長を超えています。
システムの処置:
入力コマンドは無視されます。
ユーザーの処置: 文字数を減らしてコマンドを再発行し
てください。 これは、一連の反復ブランクを単一ブラ
ンクに置換する必要がある場合があります。
ANS8031E
実行するマクロの名前が欠落しています。
説明: マクロ名のないマクロ・コマンドが検出されてい
ます。
システムの処置:
コマンドは無視されます。
ユーザーの処置: マクロ・ファイル名とともにマクロ・
コマンドを再発行してください。
ANS8032E
マクロ 'file spec' を処理するためにスト
レージを割り当てできませんでした。
ユーザーの管理者 ID は、このサーバー
では認識されません。
ユーザーによって割り込みが発生しまし
た。
説明: 管理可能クライアント・セッション中に、キーボ
ード割り込みまたはブレーク・シーケンスが入力されま
す。
システムの処置:
終了します。
管理可能クライアント・セッションは
ユーザーの処置: 管理可能クライアント・セッションを
再始動してください。
ANS8036E
管理コマンドはマウント・モードでは無効
です。
説明: マウント・モード・オプションが指定されました
が、クライアントはコマンド行でサーバー・コマンドと
思われるものを検出しています。
システムの処置:
終了します。
管理可能クライアント・セッションは
ユーザーの処置: サーバー・コマンドなしでコマンドを
再発行してください。
説明: クライアントが、示されているマクロを処理する
ための十分なメモリーを割り振ることができません。
ANS8037E
システムの処置:
す。
説明: 出力リダイレクト記号を含むコマンドが入力され
ますが、出力ファイル名がありません。
マクロは無視され、エラーが戻されま
ユーザーの処置: クライアントに使用できるメモリーを
増やし、マクロ・コマンドを再試行してください。
ANS8033E
LDAP 認証は Web クライアントではサ
ポートされていません。
リダイレクト・ファイルの名前が欠落して
います。
システムの処置:
ます。
コマンドは無視され、エラーが戻され
ユーザーの処置: 出力ファイル名を付けてコマンドを再
発行してください。
説明: 入力された ID は LDAP 認証を使用します。
LDAP 認証は Web クライアントではサポートされてい
ません。
278
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS8038E • ANS8049E
ANS8038E
ファイル 'file spec' をリダイレクト用に
オープンすることができません。
ANS8047E
サーバーとのクライアント接続が、通信バ
ッファー・オーバーフローのために終了し
ました。
説明: 出力リダイレクト・ファイルを指定するコマンド
が入力されましたが、ファイルをオープンすることがで
きません。
説明: TSM エラー・ログに、このエラーに関連する他
のメッセージが含まれている可能性があります。
システムの処置:
ます。
コマンドは無視され、エラーが戻され
システムの処置: クライアント・セッションは終了しま
す。
ユーザーの処置: 有効な出力ファイル名でコマンドを再
発行するか、あるいは出力ファイルのためにスペースが
利用できるようにしてください。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。クライア
ントとサーバーの通信リンクをチェックして、操作可能
になっていることを確認してください。 クライアン
ト・エラー・ログに、このエラーに関連している追加の
メッセージがないか確認してください。
ANS8041E
サーバー接続は失われており、再確立する
ことができません。
説明: 管理クライアント・セッション中に、クライアン
トは、サーバーとの接続が切断されたことを発見しまし
た。接続を再確立しようとする試みが失敗します。
システムの処置:
す。
クライアント・セッションは終了しま
ユーザーの処置: 失敗の原因を判別してから、少し時間
をおいてセッションを再始動してください。 それでも
問題が解決されない場合には、サービス技術員に連絡し
てください。
ANS8045E
通信エラー。
説明: 管理クライアント・セッション中に、予期しない
通信エラーが発生しています。
システムの処置:
す。
クライアント・セッションは終了しま
ユーザーの処置: クライアントとサーバー間の通信が活
動化していることを検証してください。サーバーの停
止、プロセッサーの停止、および通信コントローラーの
停止が、このエラーの原因となります。
ANS8046E
サーバーとのクライアント接続が、予期し
ないエラーのために終了しました。
説明: TSM エラー・ログに、このエラーに関連する他
のメッセージが含まれている可能性があります。
システムの処置:
す。
ANS8048W
クライアント・セッションは終了しま
ユーザーの処置: クライアントとサーバーの通信リンク
をチェックして、操作可能になっていることを確認して
ください。 クライアント・エラー・ログに、このエラ
ーに関連している追加のメッセージがないか確認してく
ださい。
警告 ! Linux ファイル・システム 'src'
を代替の宛先 'dest' にイメージ・リスト
アすることは推奨されません。これを行う
ことで、UUID が重複し、リストアが正
常に完了した後にマウントに失敗する可能
性があるためです。
説明: Linux ファイル・システムを代替の宛先にイメー
ジ・リストアすると、UUID が重複し、リストアが正常
に完了した後にマウントに失敗する可能性があります。
Linux では、一部のファイル・システムは、UUID を使
用して自身を識別します。そのようなボリュームのイメ
ージ・バックアップを取得し、それを別の場所にリスト
アすると、同じ UUID を持つ 2 つのボリュームが存在
することになります。/etc/fstabで UUID を使用してファ
イル・システムを定義している場合、リストアされたフ
ァイル・システムを TSM が正しくマウントできない可
能性があるので注意してください。このような状態を回
避するには、イメージを元の場所にリストアしてくださ
い。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: 代替の宛先にイメージ・リストアを実
行することが回避できない、あるいは回避することが望
ましくない場合は、元のボリュームまたはリストアする
ボリュームのいずれかの UUID を変更してください。
この手順については、Linux の資料を参照してくださ
い。元のボリューム、リストアしたボリューム、または
その両方をマウントできるようにするには、/etc/fstab を
手動で編集する必要がある場合もあります。
ANS8049E
サーバーとの接続が通信タイムアウトのた
めに確立できません。
説明: TSM エラー・ログに、このエラーに関連する他
のメッセージが含まれている可能性があります。
システムの処置: クライアント・セッションは終了しま
す。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
279
ANS8050E • ANS8056E
ユーザーの処置: クライアントとサーバーの通信リンク
をチェックして、操作可能になっていることを確認して
ください。 クライアント・エラー・ログに、このエラ
ーに関連している追加のメッセージがないか確認してく
ださい。
ANS8050E
TSM サーバーはクライアント・ポートの
管理用セッションを受け入れていません。
管理用セッションに指定されているポート
番号を使用する必要があります。
説明: TSM サーバーは、クライアント TCP/IP ポート
での管理用セッションを禁止するように構成されていま
す。管理用セッションで使用するために別のポート番号
が指定されています。
システムの処置:
いません。
管理担当者用セッションは確立されて
ユーザーの処置: TCPADMINPORT クライアント・オ
プションを使用して、管理用セッションで TSM サーバ
ーが使用する TCP/IP ポート番号を指定してください。
正しいポート番号が不明の場合は、TSM サーバー管理
者にお尋ねください。
ANS8051E
ユーザーは、暗号鍵の入力要求に応じる許
可を受けていません。
説明: 現在の passwordaccess オプションの設定とユー
ザー権限では暗号化をすることができません。
システムの処置: 暗号鍵パスワード設定のプロンプトは
出されていません。
ユーザーの処置: passwordaccess=GENERATE を
dsm.sys に設定するよう TSM の許可ユーザーに要求し
て、暗号鍵パスワードを設定してください。(暗号鍵パス
ワードは、TSM の許可ユーザーが初めてファイルをバ
ックアップするときに設定されます)。
ANS8052E
ファイル 'filespace namepath-namefilename' を暗号化解除できません.... このフ
ァイルを個別にリストアしてください。
ANS8053E
説明: TSM エラー・ログに、このエラーに関連する他
のメッセージが含まれている可能性があります。
システムの処置:
す。
システムの処置:
ファイルはリストアされません。
ユーザーの処置:
い。
ファイルを別途リストアしてくださ
クライアント・セッションは終了しま
ユーザーの処置: クライアントとサーバーの通信リンク
をチェックして、操作可能になっていることを確認して
ください。 クライアント・エラー・ログに、このエラ
ーに関連している追加のメッセージがないか確認してく
ださい。操作を再試行してください。
ANS8054E
サービス要求にはメモリーが使用できませ
ん。
説明: 十分なサーバー・メモリーが使用可能ではありま
せん。
システムの処置:
す。
クライアント・セッションは終了しま
ユーザーの処置: 管理クライアント・セッションを再試
行してください。 それでも問題が解決されない場合に
は、サービス担当員に連絡してください。
ANS8055E
サーバーには、この操作を実行するための
十分なリソースがありません。
説明: サーバーはリソースを使い果たしました。 スト
レージが不足しているか他の問題があるために、新規活
動は実行できません。 サーバー・アクティビティー・
ログに、この問題に関する追加情報が含まれることがあ
ります。
システムの処置:
す。
クライアント・セッションは終了しま
ユーザーの処置: TSM 管理者は TSM サーバー・アク
ティビティー・ログを調べて、リソース制約の原因を判
断する必要があります。サーバーの負荷が低下してから
操作を再試行してください。
ANS8056E
説明: ファイルが暗号化解除およびリストアできません
でした。
ネットワークにアクセスできません。
ユーザーの管理者 ID がロックされてい
ます。
説明: 管理者 ID がシステム管理者によってロックさ
れたため、使用することができません。
システムの処置: クライアント・セッションは終了しま
す。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡して、ID をア
ンロックします。
280
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS8057E • ANS8103W
ANS8057E
要求された言語ファイルが使用できませ
ん。
説明: 指定された言語用の NLS リポジトリーが使用で
きません。
システムの処置:
す。
クライアント・セッションは終了しま
ANS8062E
説明: クライアント間通信では、TSM 認証が使用可能
になっている必要があります。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 別の言語を使用するか、あるいは希望
する言語用の NLS リポジトリーのコピーを入手しま
す。
ユーザーの処置: Set AUthentication ON コマンドを使
用して、TSM サーバー認証をオンにしてください。
ANS8063E
ANS8058E
指定されたパスは Linux Btrfs サブボリ
ュームを示し、イメージ・バックアップに
は無効です。
説明: Linux Btrfs サブボリュームは、イメージ・バッ
クアップではサポートされていません。
システムの処置:
れません。
イメージ・バックアップ操作は実行さ
ユーザーの処置: 有効な Linux Btrfs ファイル・システ
ムを使用して、操作を再試行してください。
ANS8059E
TCP/IP 機能は、このモジュールにリンク
されていません。
説明: ADSM TSO 管理可能クライアントは、TCP/IP
通信を行うのに必要な TCP/IP 機能を見つけることがで
きません。
システムの処置:
サーバーへの接続は失敗します。
ユーザーの処置: 該当する TCP/IP 機能は、
DSMADMC/ANSADM モジュールに組み込まなければな
りません。 TCP/IP 機能を DSMADMC/ANSADM モジ
ュールに組み込む手順の詳細については、本製品のプロ
グラム・ディレクトリーを参照してください。
ANS8061E
セッションはリジェクトされました。サー
バーは Unicode 使用可能管理可能クライ
アントとしてサインオンできません。
説明: ユニコードはサーバーとクライアント間で不一致
をきたすので、管理可能クライアントはサーバーとの接
続を確立することができません。
システムの処置:
す。
TSM サーバー認証がオフになっている場
合は、クライアント間通信を実行できませ
ん。
クライアント・セッションは終了しま
ユーザーの処置: 別の管理可能クライアントまたはサー
バー・コンソールから新しい管理者を登録し、新しい管
理者 ID でサインオンします。
ノード 'name' に関連付けられているリモ
ートの TSM クライアント・アクセプタ
ーが TSM サーバーとの認証に失敗しま
した。
説明: 一部の TSM クライアント操作では、バックア
ップ・アーカイブ・クライアントがリモート・マシン上
のクライアントと通信する必要があります。問題のリモ
ート・マシンが TSM サーバーとの認証を行うことがで
きません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: リモート・マシンで、クライアント・
アクセプターの新しい TSM パスワードを作成するか、
現行のパスワードがまだ有効であるか確認してから、操
作を再試行してください。
ANS8064E
通信タイムアウト。 コマンドを再発行し
てください。
説明: サーバーからの通信タイムアウトのため、サーバ
ーとの接続は終了します。
システムの処置: サーバーはコマンドを処理しません。
ユーザーの処置: コマンドを再発行してください。必要
なら、サーバー・オプション・ファイルの中の
IDLETIMEOUT と COMMTIMEOUT オプションの値を
増やしてください。
ANS8103W
コマンドは正常終了しませんでした。コマ
ンド : command TSM 機能名 :
function-name エラー出力 : error-output
戻りコード : return code TSM ファイル
: file-name (line-number)
説明: TSM クライアントは外部プログラムを呼び出し
ましたが、失敗しました。
システムの処置: 状況によっては、この失敗が、この後
の処理の妨げになることがあります。
ユーザーの処置: エラー・ログ内の追加情報を確認して
ください。トラブルシューティングまたは TSM サポー
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
281
ANS8104W • ANS8502S
トへの連絡時に、このメッセージに示されている情報を
使用してください。
ANS8104W
ファイル・システム 'file-system name' の
EFS 状況を判別できません。
errno='errnor number'。正常にデータを処
理します。
システムの処置: システムはユーザーの要求アクション
を処理しません。
ユーザーの処置: ANS8000I で表示されるメッセージの
説明を参照してください。
ANS8501E
説明: IBM Tivoli Storage Manager は、指定されたファ
イル・システムの EFS 状況を判別できません。このフ
ァイル・システム上のファイルに対して、EFS 特定の処
理は行われません。このファイル・システムで EFS が
確かに使用可能になっている場合は、アクセス可能なフ
ァイルはすべて平文でバックアップされます。
システムの処置: このファイル・システムは、通常のフ
ァイル・システムとして処理されます。
ユーザーの処置: メッセージで報告されているエラーの
原因を判別するには、システム管理者にお問い合わせく
ださい。
ANS8105W
ボリューム 'filespace-name' のスナップシ
ョットを除去できません。
説明: TSM クライアントは、イメージ・バックアップ
に使用されるスナップショットを除去できませんでし
た。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: エラー・ログで追加情報を参照してく
ださい。 lvdisplay コマンドを使用してアクティブ・ス
ナップショットを表示し、lvremove コマンドを使用して
手動でスナップショットを除去してください。
ANS8106E
このノードでは複数の IBM Tivoli
Storage Manager サーバーのサポートが
可能です。このコマンドにはサーバー名を
指定する必要があります。
説明: ノードで複数の IBM Tivoli Storage Manager サ
ーバーのサポートが使用可能な場合は、コマンドに有効
な IBM Tivoli Storage Manager サーバー名を指定する
必要があります。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: このコマンドに有効なサーバー名を指
定してください。
ANS8500I
User action は、以下のエラーにより完了
できません。
説明: ユーザーの要求アクション user action を処理中
にエラーが発生しました。 このメッセージと共に表示
されるメッセージはエラーを示します。
282
このグラフィカル・ユーザー・インターフ
ェース内での内部エラー。 以下の順序で
その 1 つを試行してください。1) このウ
ィンドウをクローズし、再オープンする。
2) このオブジェクトをクローズし、再オ
ープンする。3) このグラフィカル・ユー
ザー・インターフェースをシャットダウン
し、再始動する。4) DSMG_LOG で指定
したディレクトリー内にある
dsmerror.log を保存し、サービス技術員
に連絡してください。| グラフィカル・ユ
ーザー・インターフェース - 内部エラー
説明: ユーザーの要求アクションを処理中に、TSM 管
理者のグラフィカル・ユーザー・インターフェース内で
内部処理エラーが発生しました。このメッセージと共に
表示されるメッセージ ANS8000I は、ユーザーの要求ア
クションを示します。
システムの処置: システムはユーザーの要求アクション
を処理しません。
ユーザーの処置:
v 失敗した要求を出したウィンドウをクローズし、再オ
ープンします。
v この問題が持続するようなら、ユーザーの失敗した要
求が向けられたオブジェクトと関連するウィンドウを
すべてクローズし、再オープンします。
v この問題が持続するようなら、TSM 管理者のグラフ
ィカル・ユーザー・インターフェースをシャットダウ
ンし、再始動します。
v この問題が持続するようなら、環境変数 DSMG_LOG
で指定したディレクトリー内、あるいは、
DSMG_LOG を指定していない場合は、現行ディレク
トリー内の dsmerror.log ファイルを保存して、サービ
ス技術員に連絡してください。
ANS8502S
このエラーにより、処理は続行できませ
ん。 このグラフィカル・ユーザー・イン
ターフェースは、シャットダウンします。
説明: 重大エラーが発生しました。 このメッセージと
共に表示されるメッセージは実際のエラーを示します。
システムの処置: TSM 管理者のグラフィカル・ユーザ
ー・インターフェースはクローズします。
ユーザーの処置:
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS8503I • ANS8510W
v TSM 管理者のグラフィカル・ユーザー・インターフ
ェースを再始動してください。
ユーザーの処置: ありません。
v この問題が持続するようなら、環境変数 DSMG_LOG
で指定したディレクトリー内、あるいは、
DSMG_LOG を指定していない場合は、現行ディレク
トリー内の dsmerror.log ファイルを保存して、サービ
ス技術員に連絡してください。
ANS8506I
ANS8503I
パターンに一致するオプションは見つかり
ません: 'pattern'。
program: ID が node-id のノード
hostname が Responsiveness Service から
除去されました。
説明: リモート・ノードはシャットダウンされ、ある時
間の経過後、Responsiveness Service から除去されまし
た。
システムの処置: 監視デーモンは、このノードが再度開
始されるまで検索しません。
説明: サポートされるオプションの名前のいずれにも一
致しないパターンを指定しました。
ユーザーの処置: ありません。
システムの処置:
る応答です。
ANS8507I
このメッセージは、単なる照会に対す
ユーザーの処置: 異なるパターンを指定するか、パター
ンを省略してすべてのオプションを表示させてくださ
い。
ANS8504E
このウィンドウまたはユーザーの要求した
アクションに関連したメッセージが、この
グラフィカル・ユーザー・インターフェー
ス内の内部エラーで表示できません。 こ
のウィンドウを最新表示するか、アクショ
ンを再度要求します。
説明: 現行ウィンドウまたはユーザーの要求アクション
に関連した、通知、警告、あるいはエラーのメッセージ
を表示しようとして、TSM 管理者のグラフィカル・ユ
ーザー・インターフェース内で内部処理エラーが発生し
ました。
システムの処置: システムはユーザーの要求アクション
を処理するか、しないかもしれません。
ユーザーの処置: サーバー・オブジェクト内の
「Activity Log」ウィンドウを表示して、ユーザーの要
求アクションが完了したか検索してください。 正常に
完了している場合、現行ウィンドウを最新表示して、そ
の結果を表示してください。 正常に完了していない場
合は、要求を再度出してください。
ANS8505I
program: ID が node-id のノード
hostname が Responsiveness Service に追
加されました。
説明: リモート・ノードは、稼働中で、フェイルオーバ
ーを使用可能にしています。ノードは、サービスに正常
に結合されるまで、オフラインとしてマークが付けられ
ます。
システムの処置:
ます。
ここで監視デーモンはノードを確認し
program: ID が node-id のノード
hostname は現在オンラインです。
説明: リモート・ノードは Responsiveness Service に正
常に結合され、現在その可用性が確認されています。
システムの処置: ここで監視デーモンはノードの可用性
を確認します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS8508I
program: ID が node-id のノード
hostname は現在オフラインです。
説明: ノードは、正常にシャットダウンされたため、
Responsiveness Service から正常に外されました。
システムの処置: 監視デーモンはノードを再確認しませ
ん。
ユーザーの処置: ありません。
ANS8509I
program: ID が node-id のノード
hostname は現在回復されました。
説明: ノードは前の障害状態から回復し、ここでロール
バックを開始できます。
システムの処置: ここで監視デーモンは可用性について
ノードを確認します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS8510W
program: ID が node-id のノード
hostname は失敗し、フェイルオーバーが
必要かどうか確認しています。
説明: ノードは、Responsiveness Service に応答しなく
なり、リモート・ノードおよび現在のノードのフェイル
オーバーが使用可能で、リモート監視デーモンのファイ
ル・システム・タイム・スタンプが古すぎる場合は、フ
ェイルオーバーが開始されます。
システムの処置: 監視デーモンは、いずれかのノードの
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
283
ANS8511W • ANS8518W
ファイル・システムに対してフェイルオーバーが必要か
どうか確認します。
ユーザーの処置:
ANS8511W
ありません。
program: ID が node-id のノード
hostname のフェイルオーバーが打ち切ら
れました。フェイルオーバー・スレッドを
開始できませんでした。
説明: フェイルオーバー操作を実行する内部サービス・
スレッドを開始できませんでした。
システムの処置: このマシン上のフェイルオーバーは打
ち切られました。フェイルオーバーが使用可能な別のマ
シンがフェイルオーバーを実行します。
ユーザーの処置: マシンのロードが過剰で、新しいスレ
ッドを開始できないかどうか確認してください。
ANS8512W
program: シグナル signal を受信しまし
た。このノードの HSM アクティビティ
ーは停止しました。
説明: ノードは、ローカルな問題のため意図的に障害を
起こしています。
システムの処置: 障害を起こしたノードのファイル・シ
ステムを引き継ぐように他のノードに通知します。
ユーザーの処置: 可能性のある原因についてログ・ファ
イルを調べて、コンピューターがオンラインに戻ったら
ファイル・システムのロールバックを実行してくださ
い。
ム・プロセス・スレッド限界が妥当であり、満たしてい
るか超過していないことを確認してください。スレッド
限界が妥当だが、超過してしまっているか、あるいはこ
の問題が別の理由で続いて起こる場合は、GPFS クラス
ターをリブートしてください
ANS8515E
説明: 監視デーモンは、Responsiveness Service を結合
できなかったので、フェイルオーバーを実行できませ
ん。
システムの処置: 監視デーモンは存在し、操作を再試行
するために再始動されます。
ユーザーの処置: ありません。
ANS8516E
システムの処置: システムはユーザーの要求アクション
を処理しません。
ユーザーの処置: 新規パスワードと新規パスワードの再
入力フィールドに同じ値を入力してください。
program: このノードは、Responsiveness
Service から意図的に外れています。
説明: ノードは正規にシャットダウンされ、他のノード
に対して障害通知を開始しないで、Responsiveness
Service から外れます。
新規パスワード用に入力した値と再入力し
た新規パスワードのフィールドが一致しま
せん。 両方のフィールドに同じ値を入力
してください。
説明: 新規パスワード用に入力した値と新規パスワード
の再入力フィールドが異なっています。
ANS8517W
ANS8513I
program: Responsiveness Service を結合で
きませんでした。フェイルオーバーはこの
ノードに対して動作しません。
program: ID が node-id のノード
hostname のファイル・システムのテーク
オーバーは、そのノードのフェイルオーバ
ーが使用不可のため、試行されません。
システムの処置:
ん。
監視デーモンはノードを確認しませ
説明: ノードは、障害が起きたとして検出されました
が、そのノードはフェイルオーバー用に構成されていな
いため、フェイルオーバーが初期化されることはありま
せん。
ユーザーの処置:
ありません。
システムの処置: 障害の起きたノードでテークオーバー
されるファイル・システムはありません。
ANS8514E
program: このノードで Responsiveness
Service を初期化できませんでした。フェ
イルオーバーは可能ではありません。
説明: Responsiveness Service の内部スレッドを初期化
および開始できませんでした。
ユーザーの処置: 必要ならファイル・システムを手動で
テークオーバーしてください。
ANS8518W
program: ホスト名 hostname のクラスタ
ー・ノード ID を解決できませんでし
た。
システムの処置: 監視デーモンは存在し、操作を再試行
するために再始動されます。
説明: Responsiveness Service で指定されたホスト名
を、クラスター・ノード ID に解決できませんでした。
ユーザーの処置: 仮想メモリー (スワップ・スペース)
には十分なスペースがあることを確認します。システ
システムの処置:
284
現行操作は打ち切られます。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS8563E • ANS8778E
ユーザーの処置: クラスターが機能し、マシンのホスト
名が正しく設定されて解決できることを確認してくださ
い。
ANS8563E
再呼び出しモードに無効な値が指定されて
います: invalidValue。
説明: システム上で使用可能にしようとしている再呼び
出しモードは存在していません。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
ください。
再呼び出しオプションの値を確認して
ANS8565W
ありません。
ユーザーの処置: 再呼び出し ID が損座視しており、
それらが正しいことを確認してください。
この必須フィールドに値を入力しなかった
か、選択していませんでした。 このフィ
ールドに値を入力あるいは選択してくださ
い。
説明: この必須フィールドに値を入力しなかったか、選
択していませんでした。
システムの処置: システムはユーザーの要求アクション
を処理しません。
ユーザーの処置: この必須フィールドに値を入力あるい
は選択してください。
説明:
ユーザーの処置: 正しい Java 実行可能ファイルが
PATH にあることを確認するか、必要なバージョンの
Java ランタイム環境をインストールし、もう一度プログ
ラムを実行してください。
ProgramName: 再呼び出し ID のリストが
キューで検出されませんでした。 これら
の再呼び出しはすでに終了しています。
システムの処置:
ANS8776E
システムの処置: アプリケーションを終了するか、また
は Java の正しいバージョンをダウンロード可能な Web
サイトへのリンクによってブラウザーをオープンするた
めの確認ダイアログが表示されます。
ANS8777E
説明: プログラムは、再呼び出し ID を検出できない
ため、それらのプロセスを削除できません。
ANS8566E
で、IBM Tivoli Enterprise Space Management Console を
始動できません。
IBM Tivoli Enterprise Space
Management Console を始動できません。
company の Java ランタイム環境バージ
ョン version が machine で検出されまし
た。このプログラムを実行するには、Java
ランタイム環境 version またはそれ以降が
必要です。このマシンに Java version が
既にインストールされている場合は、パス
の Java 実行可能ファイルが正しいことを
確認してください。正しくない場合は、
'webAddress'から Java 実行可能ファイル
をダウンロードし、プログラムを再始動す
ることができます。
IBM Tivoli Enterprise Space
Management Console を始動できません。
Tivoli ルック・アンド・フィールをロー
ドしようと試みているときにエラーが発生
しました。製品が正しくインストールされ
ていることを検証してください。
説明: Tivoli ルック・アンド・フィールを定義している
ライブラリーが見つからないので、IBM Tivoli
Enterprise Space Management Console を始動できませ
ん。
システムの処置: IBM Tivoli Enterprise Space
Management Console はシャットダウンします。
ユーザーの処置: 製品が正しくインストールされている
ことを検証してください。依然として IBM Tivoli
Enterprise Space Management Console を始動できない場
合は、システム管理者に連絡して援助を求めてくださ
い。
ANS8778E
ブラウザー・プログラムが見つからない
か、始動できません。 コマンド command
の実行中にエラーが発生しました。ご使用
のローカル・マシンにブラウザーがインス
トールされており、正常に動作することを
確認してください。
説明: ブラウザー・プログラムを検出できないために、
IBM Tivoli Web サイトおよびオンライン文書にアクセ
スできません。
システムの処置: TSM はユーザー要求の処理を続行し
ます。
ユーザーの処置: Windows プラットフォームの場合
は、デフォルトのシステム・ブラウザーが使用されま
す。 ご使用のマシンにブラウザーがインストールされ
ていることを確認してください。
Java ランタイム環境が要件を満たしていないの
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
285
ANS8779E • ANS8783E
ANS8779E
ブラウザー・プログラムが見つからない
か、始動できません。 次のブラウザーの
いずれかが必要です。browser-list ご使用
のローカル・マシンにこれらのブラウザー
の 1 つがインストールされており、正常
に動作することを確認してください。
v 指定されたマシンに HSM がインストールされてお
り、指定されたポートでスペース管理エージェントが
実行されている。
ANS8782E
説明: ブラウザー・プログラムを検出できないために、
IBM Tivoli Web サイトおよびオンライン文書にアクセ
スできません。
システムの処置:
ます。
TSM はユーザー要求の処理を続行し
ユーザーの処置: UNIX プラットフォームの場合は、サ
ポートされるブラウザーのリストが README に記載さ
れています。IBM Tivoli Web サイトおよびオンライン
文書にアクセスするために必要なブラウザーをインスト
ールしてください。
ANS8780E
ブラウザー・プログラムが見つからない
か、始動できません。 詳細については、
ローカル・マシンの 'file-name' ファイル
を確認してください。
説明: ブラウザー・プログラムを検出できないために、
Web サイトまたはオンライン文書にアクセスできませ
ん。
システムの処置:
ます。
TSM はユーザー要求の処理を続行し
ユーザーの処置: Web サイトまたはオンライン文書に
アクセスするためのブラウザーをインストールしてくだ
さい。
ANS8781E
システムは、machine-name の TSM クラ
イアント・ノード node-name にログオン
できませんでした。ユーザーのデータとパ
スワードが正しく、Caps Lock (キャップ
ス・ロック) キーがオンになっていないこ
とを確認してください。スペース管理エー
ジェントが、ログオンしようとするマシン
の指定されたポートで実行されている必要
があります。
説明: システムは指定されたクライアント・ノードに接
続できませんでした。
システムの処置:
ます。
TSM はユーザー要求の処理を続行し
ユーザーの処置: 以下の点を確認してください。
v 接続のために提供された情報が正しい
v ネットワーク内でマシンに到達できる
286
「fs-name」でファイル・システム情報を
ロード中にエラーが発生しました。 クラ
イアント・ノード・マシンで Space
Management エージェントが実行されて
いることを確認してください。また、存在
する場合、ローカル・マシンのインストー
ル・ディレクトリーにある local-log-file
ファイル、および machine の error-file
ファイルを調べてください。参照しても問
題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポー
トに連絡して援助を求めてください。
説明: 選択されたクライアント・ノードでファイル・シ
ステム情報をロード中にエラーが発生しました。
システムの処置: クライアント・ノードを切断してくだ
さい。
ユーザーの処置: クライアント・ノード・マシンで
Space Management エージェントが実行されていること
を確認してください。また、存在する場合、ご使用のロ
ーカル・マシンのインストール・ディレクトリーにある
dsmsm.log ファイル、およびクライアント・ノード・マ
シンの $DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してくだ
さい。参照しても問題の原因が判断できない場合は、シ
ステム管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡
して援助を求めてください。
ANS8783E
スペース使用率のグラフィカル情報を表示
するために必要な fsName のファイル・シ
ステム・プロパティーをロード中にエラー
が発生しました。 クライアント・ノー
ド・マシンで Space Management エージ
ェントが実行されていることを確認してく
ださい。また、存在する場合、ローカル・
マシンのインストール・ディレクトリーに
ある local-log-file ファイル、および
machine の error-file ファイルを調べてく
ださい。参照しても問題の原因が判断でき
ない場合は、システム管理者または TSM
テクニカル・サポートに連絡して援助を求
めてください。
説明: 選択されたクライアント・ノードでファイル・シ
ステム・プロパティーをロード中にエラーが発生しまし
た。
システムの処置: 他のファイル・システム・プロパティ
ーの処理を続行してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS8784E • ANS8786E
ユーザーの処置: クライアント・ノード・マシンで
Space Management エージェントが実行されていること
を確認してください。また、ご使用のローカル・マシン
のインストール・ディレクトリーにある dsmsm.log フ
ァイル、およびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者に連絡して援助を求めてください。
ANS8784E
クライアント・ノード・テーブルの初期化
中にエラーが発生しました。 ご使用のロ
ーカル構成ファイル 'config-file' が破壊さ
れた可能性があります。構成ファイルをイ
ンストール・ディレクトリーから除去し、
プログラムを再始動してください。詳細に
ついては、ローカル・マシンの log-file フ
ァイルも調べてください。
説明: クライアント・ノード・テーブルを初期化できま
せん。
システムの処置: IBM Tivoli Enterprise Space
Management Console はシャットダウンします。
ユーザーの処置: ローカル設定ファイル「dsmsm.cfg」
が破壊された可能性があります。インストール・ディレ
クトリーからファイルを除去し、プログラムを再始動し
てください。ご使用のローカル・マシンのインストー
ル・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、およ
びクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS8785E
システムのクライアント・ノード
「node-name」から切断中にエラーが発生
しました。 クライアント・ノードは、内
部の HsmSystem オブジェクトを削除せ
ずに切断されています。クライアント・ノ
ード・マシンで Space Management エー
ジェントが実行されていることを確認して
ください。また、存在する場合、ローカ
ル・マシンのインストール・ディレクトリ
ーにある local-log-file ファイル、および
machine の error-file ファイルを調べてく
ださい。参照しても問題の原因が判断でき
ない場合は、システム管理者または TSM
テクニカル・サポートに連絡して援助を求
めてください。
システムの処置: クライアント・ノードは HsmSystem
オブジェクトを削除せずに切断されました。
ユーザーの処置: クライアント・ノード・マシンで
Space Management エージェントが実行されていること
を確認してください。ご使用のローカル・マシンのイン
ストール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイ
ル、およびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS8786E
選択されたクライアント・ノードからファ
イル・システム情報をロード中にエラーが
発生しました。クライアント・ノード・マ
シンで Space Management エージェント
が実行されていることを確認してくださ
い。また、存在する場合、ローカル・マシ
ンのインストール・ディレクトリーにある
local-log-file ファイル、およびクライアン
ト・ノード・マシンにある
$DSM_DIR/error-file を調べてください。
参照しても問題の原因が判断できない場合
は、システム管理者または TSM テクニ
カル・サポートに連絡して援助を求めてく
ださい。
説明: 選択されたクライアント・ノードからファイル・
システム情報をロード中にエラーが発生しました。
システムの処置:
ていません
ファイル・システム通知はロードされ
ユーザーの処置: クライアント・ノード・マシンで
Space Management エージェントが実行されていること
を確認してください。ご使用のローカル・マシンのイン
ストール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイ
ル、およびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
説明: システムをクライアント・ノードから切断中にエ
ラーが発生しました。内部の HsmSystem オブジェクト
を削除することはできませんでした。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
287
ANS8787E • ANS8790E
ANS8787E
nodename クライアント・ノードからファ
イル・システム情報をロード中にエラーが
発生しました。 クライアント・ノードは
切断されています。クライアント・ノー
ド・マシンで Space Management エージ
ェントが実行されていることを確認してく
ださい。また、存在する場合、ローカル・
マシンのインストール・ディレクトリーに
ある local-log-file ファイル、および
machine の error-file ファイルを調べてく
ださい。参照しても問題の原因が判断でき
ない場合は、システム管理者または TSM
テクニカル・サポートに連絡して援助を求
めてください。
説明: 選択されたクライアント・ノードからファイル・
システム情報をロード中にエラーが発生しました。
システムの処置:
ます。
クライアント・ノードは切断されてい
ユーザーの処置: クライアント・ノード・マシンで
Space Management エージェントが実行されていること
を確認してください。ご使用のローカル・マシンのイン
ストール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイ
ル、およびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS8788E
file-system でしきい値マイグレーションを
手動で開始したときにエラーが発生しまし
た。 クライアント・ノード・マシンで
Space Management エージェントが実行
されていることを確認してください。ま
た、存在する場合、ローカル・マシンのイ
ンストール・ディレクトリーにある
local-log-file ファイル、および machine
の error-file ファイルを調べてください。
参照しても問題の原因が判断できない場合
は、システム管理者または TSM テクニ
カル・サポートに連絡して援助を求めてく
ださい。
説明: 選択されたクライアント・ノードでしきい値マイ
グレーションを手動で開始したときにエラーが発生しま
した。
システムの処置:
始されません。
しきい値マイグレーションは手動で開
ユーザーの処置: ご使用のローカル・マシンのインスト
ール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、お
よびクライアント・ノード・マシンの
288
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS8789E
client-node の管理ファイル・システムすべ
てを非活動化しようとしてエラーが発生し
ました。 また、存在する場合、ローカ
ル・マシンのインストール・ディレクトリ
ーにある local-log-file ファイル、および
machine の error-file ファイルを調べてく
ださい。参照しても問題の原因が判断でき
ない場合は、システム管理者または TSM
テクニカル・サポートに連絡して援助を求
めてください。
説明: 選択されたクライアント・ノードの管理ファイ
ル・システムすべてを非活動化しようとしてエラーが発
生しました。
システムの処置:
せん。
ファイル・システムは非活動化されま
ユーザーの処置: ご使用のローカル・マシンのインスト
ール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、お
よびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS8790E
client-node の管理ファイル・システムすべ
てを再活動化しようとしてエラーが発生し
ました。 また、存在する場合、ローカ
ル・マシンのインストール・ディレクトリ
ーにある local-log-file ファイル、および
machine の error-file ファイルを調べてく
ださい。参照しても問題の原因が判断でき
ない場合は、システム管理者または TSM
テクニカル・サポートに連絡して援助を求
めてください。
説明: 選択されたクライアント・ノードの管理ファイ
ル・システムすべてを再活動化しようとしてエラーが発
生しました。
システムの処置:
せん。
ファイル・システムは再活動化されま
ユーザーの処置: ご使用のローカル・マシンのインスト
ール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、お
よびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS8791E • ANS8794E
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS8791E
fs-name ファイル・システムにスペース管
理を追加しようとしてエラーが発生しまし
た。 クライアント・ノード・マシンで
Space Management エージェントが実行
されていることを確認してください。ま
た、存在する場合、ローカル・マシンのイ
ンストール・ディレクトリーにある
local-log-file ファイル、および machine
の error-file ファイルを調べてください。
参照しても問題の原因が判断できない場合
は、システム管理者または TSM テクニ
カル・サポートに連絡して援助を求めてく
ださい。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS8793E
file-system ファイル・システムを非活動化
しようとしてエラーが発生しました。 ク
ライアント・ノード・マシンで Space
Management エージェントが実行されて
いることを確認してください。また、存在
する場合、ローカル・マシンのインストー
ル・ディレクトリーにある local-log-file
ファイル、および machine の error-file
ファイルを調べてください。参照しても問
題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポー
トに連絡して援助を求めてください。
説明: 選択されたファイル・システムにスペース管理を
追加しようとしてエラーが発生しました。
説明: 選択されたファイル・システムを非活動化しよう
としてエラーが発生しました。
システムの処置: スペース管理は選択されたファイル・
システムに追加されません。
システムの処置: 選択されたファイル・システムは非活
動化されません。
ユーザーの処置: ご使用のローカル・マシンのインスト
ール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、お
よびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ユーザーの処置: ご使用のローカル・マシンのインスト
ール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、お
よびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS8792E
file-system ファイル・システムからスペー
ス管理を除去しようとてエラーが発生しま
した。 クライアント・ノード・マシンで
Space Management エージェントが実行
されていることを確認してください。ま
た、存在する場合、ローカル・マシンのイ
ンストール・ディレクトリーにある
local-log-file ファイル、および machine
の error-file ファイルを調べてください。
参照しても問題の原因が判断できない場合
は、システム管理者または TSM テクニ
カル・サポートに連絡して援助を求めてく
ださい。
説明: 選択されたファイル・システムからスペース管理
を除去しようとしてエラーが発生しました。
システムの処置: スペース管理は選択されたファイル・
システムから除去されません。
ユーザーの処置: ご使用のローカル・マシンのインスト
ール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、お
よびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
ANS8794E
file-system ファイル・システムを再活動化
しようとしてエラーが発生しました。 ク
ライアント・ノード・マシンで Space
Management エージェントが実行されて
いることを確認してください。また、存在
する場合、ローカル・マシンのインストー
ル・ディレクトリーにある local-log-file
ファイル、および machine の error-file
ファイルを調べてください。参照しても問
題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポー
トに連絡して援助を求めてください。
説明: 選択されたファイル・システムを再活動化しよう
としてエラーが発生しました。
システムの処置: 選択されたファイル・システムは再活
動化されません。
ユーザーの処置: ご使用のローカル・マシンのインスト
ール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、お
よびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
289
ANS8795E • ANS8820E
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS8795E
ローカル・マシンの config-file 構成ファ
イルにユーザー設定を保存しようとしてエ
ラーが発生しました。 詳細については、
ローカル・マシンのインストール・ディレ
クトリーにある log-file ファイルも調べて
ください。
説明: ローカル・マシンの dsmsm.cfg 構成ファイルに
ユーザー設定を保存しようとしてエラーが発生しまし
た。
システムの処置: カスタマイズされた GUI 設定はロー
カル・マシンに保管されません。
ユーザーの処置: ご使用のローカル・マシンのインスト
ール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、お
よびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS8809E
ANS8811E
LD_LIBRARY_PATH が設定されていな
いか、誤って設定されています。
LD_LIBRARY_PATH 環境変数にインス
トール・ディレクトリー path name が含
まれていることを確認してください。
ハードウェア・プラグイン製品
TIVsm-BAhdw がインストールおよびロ
ードされると、VMware 操作を実行でき
ません。ハードウェア・プラグイン製品
TIVsm-BAhdw をアンインストールする
か、ハードウェア・プラグインがロードさ
れないようにオプション・ファイルでオプ
ション DONTLOAD PIHDW を設定して
ください。
説明: VMware 操作は、ハードウェア・プラグイン製
品ライブラリーと両立しません。
システムの処置: VMware バックアップまたはリスト
ア操作は失敗します。
ユーザーの処置: ハードウェア・プラグイン製品
TIVsm-BAhdw をアンインストールするか、ハードウェ
ア・プラグインがロードされないようにオプション
DONTLOAD PIHDW を設定します。
ANS8818E
説明:
た。
変更内容を適用しようとしてエラーが発生
しました。変更内容はシステムに適用され
ませんでした。システム管理者に連絡して
ください。
変更内容を適用しようとしてエラーが発生しまし
システムの処置:
ん。
ユーザーの変更内容は適用されませ
説明: LD_LIBRARY_PATH を設定し、それにインスト
ール・ディレクトリー・パスを含める必要があります。
ユーザーの処置:
システム管理者に連絡してください。
システムの処置: VMware バックアップまたはリスト
ア操作は失敗します。
ANS8819E
ユーザーの処置: LD_LIBRARY_PATH を設定し、それ
にバックアップ・アーカイブ・クライアントのインスト
ール・ディレクトリーを含めてください。
ANS8810E
LD_LIBRARY_PATH が設定されていな
いか、誤って設定されています。
LD_LIBRARY_PATH 環境変数にインス
トール・ディレクトリーが含まれているこ
とを確認してください。
説明: LD_LIBRARY_PATH を設定し、それにインスト
ール・ディレクトリー・パスを含める必要があります。
システムの処置: VMware バックアップまたはリスト
ア操作は失敗します。
ユーザーの処置: LD_LIBRARY_PATH を設定し、それ
にバックアップ・アーカイブ・クライアントのインスト
ール・ディレクトリーを含めてください。
290
次のトレース・フラグ trace-flag-list は無
効です。 続行する前に、オプションを訂
正してください。
説明: 1 つ以上のトレース・フラグが無効です。
システムの処置: トレース・フラグを訂正するようプロ
ンプトが出されます。
ユーザーの処置:
てください。
ANS8820E
誤りのあるトレース・フラグを訂正し
スペース管理エージェントで HSM シス
テム・オブジェクトを見つけられませんで
した。 機能 function-name の呼び出し時
にエラーが発生しました。最後の操作は正
常に処理されませんでした。
説明: スペース管理エージェントは、HSM システム・
オブジェクトを見つけられなかったために、HSM シス
テム機能を処理できませんでした。
システムの処置: 最後の操作はスキップされます。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS8821E • ANS8827E
ユーザーの処置: スペース管理エージェントに再接続し
てください。 これでも問題が解決しない場合は、スペ
ース管理エージェントを再始動してください。
ANS8821E
要求された HSM オブジェクトをスペー
ス管理エージェントに作成できません。
最後の操作は正常に処理されませんでし
た。問題の原因はメモリーの問題です。ス
ペース管理エージェントが実行されている
システムのメモリーを解放してください。
または、スペース管理エージェントを再始
動してください。
ANS8824E
説明: 未定義の例外により、スペース管理エージェント
で内部エラーが発生しました。
システムの処置: 最後の操作はスキップされます。
ユーザーの処置: スペース管理エージェントを再始動し
てください。 これでも問題が解決しない場合は、TSM
テクニカル・サポートに連絡してください。
ANS8825E
説明: スペース管理エージェントは、システムに十分な
フリー・スペースを見つけられなかったために、要求さ
れた HSM オブジェクトを作成できませんでした。
システムの処置:
最後の操作はスキップされます。
ユーザーの処置: スペース管理エージェントが実行され
ているシステムのメモリーをさらに解放するか、スペー
ス管理エージェントを再始動するよう試みてください。
ANS8822E
スペース管理エージェントで HSM ファ
イル・システム・オブジェクトを見つけら
れませんでした。 機能 function-name の
呼び出し時にエラーが発生しました。最後
の操作は正常に処理されませんでした。
説明: スペース管理エージェントは、HSM ファイル・
システム・オブジェクトを見つけられなかったために、
HSM ファイル・システム機能を処理できませんでし
た。
システムの処置:
最後の操作はスキップされます。
ユーザーの処置: スペース管理エージェントに再接続し
てください。 これでも問題が解決しない場合は、スペ
ース管理エージェントを再始動してください。
ANS8823E
スペース管理エージェントとの通信でプロ
トコル・エラーが発生しました。このエラ
ーは、スペース管理エージェントとのセッ
ションが失われた場合、またはネットワー
ク・エラーによってスペース管理コンソー
ルとエージェントの間で同期問題が引き起
こされた場合に発生します。
説明: スペース管理コンソールとスペース管理エージェ
ントでは、セッション、および通信ヘッダーのトランザ
クション・キーが異なっています。
システムの処置:
最後の操作はスキップされます。
ユーザーの処置: スペース管理コンソールとスペース管
理エージェントを再始動してください。
スペース管理エージェントで内部エラーが
発生しました。機能 function-name でエラ
ーが発生しました。
スペース管理 API は、オプション・オブ
ジェクトを見つけることができませんでし
た。機能 function-name でエラーが発生し
ました。
説明: 未定義の例外により、スペース管理 API で内部
エラーが発生しました。
システムの処置:
最後の操作はスキップされます。
ユーザーの処置:
てください。
TSM テクニカル・サポートに連絡し
ANS8826E
スペース管理 API は、HSM デバイスを
照会できませんでした。 このエラーが発
生するのは、HSM カーネル拡張プログラ
ムが正しくロードされなかったからです。
説明: 構成に誤りがあるために、HSM はカーネル拡張
プログラムをロードできませんでした。これにより、
HSM システムのグローバル活動化の照会に障害が起き
ます。
システムの処置: グローバル HSM 活動化の照会はス
キップされます。
ユーザーの処置: HSM システムの構成を検査してくだ
さい。 構成内容に問題を見つけることができない場合
は、TSM テクニカル・サポートに連絡してください。
ANS8827E
スペース管理 API は、グローバル制御ブ
ロックを見つけることができませんでし
た。 機能 function-name でエラーが発生
しました。
説明: 未定義の例外により、スペース管理 API で内部
エラーが発生しました。
システムの処置:
ます。
接続設定機能のロードはスキップされ
ユーザーの処置:
てください。
TSM テクニカル・サポートに連絡し
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
291
ANS8828E • ANS8833E
ANS8828E
スペース管理 API はサーバーとのセッシ
ョンを失いました。 この問題は、サーバ
ーとの接続障害によって引き起こされま
す。ご使用のスペース管理クライアント・
マシンに、TSM サーバーへのネットワー
ク接続があるかどうかを検査してくださ
い。
れの場合も、スタンザ名は、MIGRATESERVER オプシ
ョンで指定されたスタンザに一致する必要があります。
ANS8831E
説明: このエラーは、スペース管理 API と TSM サー
バーの接続に問題がある場合に発生します。
システムの処置: サーバーとのセッションは失われ、サ
ーバー操作がスキップされます。
ユーザーの処置: TSM サーバー・マシンとのネットワ
ーク接続を検査してください。セッションが失われる理
由の詳細については、エラー・ログ・ファイルを参照し
てください。接続が自動的に再確立された場合は、スペ
ース管理エージェントを再始動してください。
ANS8829E
スペース管理 API は、HSM システムを
初期化できませんでした。 このエラー
は、DMAPI セッションを初期化する際の
問題によって引き起こされます。
説明: このエラーは、DMAPI セッションを初期化する
際の問題によって引き起こされます。
システムの処置: HSM システムを初期化することはで
きず、スペース管理コンソールは終了します。
ユーザーの処置: スペース管理エージェントの再始動を
試みてください。 これでも問題が解決しない場合は、
詳細についてエラー・ログを調べ、TSM テクニカル・
サポートに連絡してください。
ANS8830W
file-system-name ファイル・システムのサ
ーバー名スタンザ (HSM-stanza および
BA-stanza) が、スペース管理用とバックア
ップ/アーカイブ用で異なっています。
説明: スペース管理 (HSM) クライアントとバックアッ
プ/アーカイブ (BA) クライアントに指定されたサーバー
名スタンザが異なっています。インライン・バックアッ
プ機能とスタブ・リストア機能は、このファイル・シス
テムには利用できません。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: このファイル・システム用にインライ
ン・バックアップとスタブ・リストアを許可するには、
MIGRATESERVER および DEFAULTSERVER オプショ
ンは dsm.sys に同じ SERVERNAME スタンザを指定す
る必要があります。 また、dsm.opt またはコマンド行で
SERVERNAME オプションを使用してサーバー・スタン
ザ名を提供することを選択することもできます。 いず
292
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム function-name を検出できませんでし
た。誤りのあるファイル・システム名がス
ペース管理 API に渡されました。ファイ
ル・システム・リストから選択したファイ
ル・システムが今でも有効かどうかを確認
してください。キーボードの F5 キーを
押すか、「表示」メニューの「最新表示」
を選択して、スペース管理コンソールのフ
ァイル・システム表示を最新表示にしてく
ださい。
説明: スペース管理 API は、スペース管理コンソール
で指定されたファイル・システムを検出できませんでし
た。 理由としては、ファイル・システムがアンマウン
トされ、システムに存在していないことが考えられま
す。
システムの処置: 指定されたファイル・システム名のフ
ァイル・システム情報の取得操作はスキップされます。
ユーザーの処置: キーボードの F5 キーを押すか、
「表示」メニューの「最新表示」を選択して、スペース
管理コンソールのファイル・システム・リストを更新し
てください。
ANS8832E
スペース管理 API は、サーバーから
TSM ポリシー設定をリトリーブできませ
んでした。
説明: スペース管理 API は、サーバーから TSM ポリ
シー設定を取得しようとしましたが、不明の理由で失敗
しました。
システムの処置: TSM ポリシー設定の取得に失敗し、
スペース管理コンソールのポリシー情報フィールドに情
報は表示されません。
ユーザーの処置: 詳細についてはエラー・ログ・ファイ
ルを参照してください。
ANS8833E
スペース管理 API は、既にロードされた
リストから TSM ポリシー設定をリトリ
ーブできませんでした。
説明: スペース管理 API は、管理リストから TSM ポ
リシー設定を取得しようとしましたが、不明の理由で失
敗しました。
システムの処置: TSM ポリシー設定の取得に失敗し、
スペース管理コンソールのポリシー情報フィールドに情
報は表示されません。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS8834E • ANS8838E
ユーザーの処置: 詳細についてはエラー・ログ・ファイ
ルを参照してください。
ANS8834E
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム filesystem-name のファイル・システム
情報を取得できませんでした。
説明: スペース管理 API は、選択されたファイル・シ
ステムのファイル・システム情報をリトリーブできませ
んでした。
システムの処置: ファイル・システム情報の取得に失敗
し、スペース管理コンソールに情報は表示されません。
ユーザーの処置: 詳細についてはエラー・ログ・ファイ
ルを参照してください。
ANS8835E
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム filesystem-name のファイル・システム
状況を取得できませんでした。ファイル・
システム状況を取得するシステム呼び出し
はエラーを戻しました。
説明: スペース管理 API は、選択されたファイル・シ
ステムのファイル・システム状況をリトリーブできませ
んでした。 このエラーは、ファイル・システムでシス
テム呼び出しが失敗することによって引き起こされま
す。
システムの処置: ファイル・システム状況の取得に失敗
し、スペース管理コンソールに情報は表示されません。
ユーザーの処置: 詳細についてはエラー・ログ・ファイ
ルを参照してください。
ANS8836E
スペース管理 API でオブジェクト作成エ
ラーが発生しました。機能 function-name
でエラーが発生しました。問題の原因はメ
モリーの問題です。スペース管理エージェ
ントが実行されているシステムのメモリー
を解放してください。または、スペース管
理エージェントを再始動してください。
説明: メモリー不足問題によって引き起こされます。ス
ペース管理 API は要求オブジェクトを作成できません
でした。
ANS8837E
スペース管理 API は、管理ファイル・シ
ステム filesystem-name から構成データを
取得できませんでした。問題は、
dsmmigfs テーブル項目を読み取る場合の
エラーによって引き起こされます。
説明: スペース管理 API は dsmmigfs テーブルから情
報を読み取り、HSM 管理ファイル・システム構成を取
得します。 このエラーは、API がこのテーブルから項
目を読み取ることができない場合に発生します。
システムの処置: HSM 管理ファイル・システム構成の
取得に失敗し、スペース管理コンソールに情報は表示さ
れません。
ユーザーの処置: dsmmigfs テーブルから項目を読み取
る場合に発生したエラーに関する詳細については、エラ
ー・ログを参照してください。
ANS8838E
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム filesystem-name の HSM 管理ファイ
ル・システム構成を設定できません。この
ファイル・システムは非 HSM 管理対象
なので、システム構成を設定できません。
ファイル・システム・リストで指定された
管理ファイル・システムが、今でも HSM
管理対象かどうかを検査してください。
キーボードの F5 キーを押すか、「表
示」メニューの「最新表示」を選択して、
スペース管理コンソールのファイル・シス
テム表示を最新表示にしてください。
説明: スペース管理コンソールのファイル・システム・
リストからユーザーが選択したファイル・システムは、
HSM 管理対象ではなくなっており、システム構成を設
定できません。 理由としては、ファイル・システムが
他のユーザーからは非管理であったことが考えられま
す。
システムの処置: HSM 管理ファイル・システム構成の
設定は失敗します。
ユーザーの処置: キーボードの F5 キーを押すか、
「表示」メニューの「最新表示」を選択して、スペース
管理コンソールのファイル・システム・リストを更新し
てください。
システムの処置: 要求機能で障害が起こり、スペース管
理コンソールに情報をリトリーブできません。
ユーザーの処置: スペース管理エージェントが実行され
ているシステムのメモリーをさらに解放するか、スペー
ス管理エージェントを再始動してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
293
ANS8839E • ANS8845E
ANS8839E
ファイル・システム filesystem-name に対
する誤ったスタブ・ファイル・サイズがス
ペース管理 API に渡されました。「ファ
イル・システム・プロパティー」ダイアロ
グに入力されたスタブ・ファイル・サイズ
は、このファイル・システムではサポート
されていません。スペース管理コンソール
の「ファイル・ システム・プロパティ
ー」ダイアログで、スタブ・ファイル・サ
イズの値を訂正してください。
説明: 指定したスタブ・ファイル・サイズは、このファ
イル・システムではサポートされていません。
システムの処置: 誤ったスタブ・ファイル・サイズはフ
ァイル・システムに適用されません。
ANS8842E
説明: ユーザーは、システム・オプション・ファイルを
変更する権限をもっていません。
システムの処置: 変更内容はシステム・オプション・フ
ァイルに適用されません。
ユーザーの処置: root ユーザーとして実行して、HSM
管理ファイル・システム構成を変更してください。
ANS8843E
ユーザーの処置: スペース管理コンソールの「ファイ
ル・システム・プロパティー」ダイアログで、スタブ・
ファイル・サイズを訂正してください。
ANS8840E
ファイル・システム filesystem-name に対
して指定された候補最大数は範囲外です。
「ファイル・システム・プロパティー」ダ
イアログで入力された候補値の最大数は範
囲外です。スペース管理コンソールの「フ
ァイル・システム・プロパティー」ダイア
ログで候補値の最大数を修正してくださ
い。
説明: 指定された候補値の最大数は、このファイル・シ
ステムに対しては範囲外です。
ANS8841E
説明:
ファイル・システム optfile-name に指定
されたサーバー名は無効です。スペース管
理コンソールの「クライアント・ノード・
プロパティー」ダイアログで、サーバー名
の値を訂正してください。
指定されたサーバー名は無効です。
システムの処置: 誤ったサーバー名の値は、システム・
オプション・ファイルに適用されません。
ユーザーの処置: スペース管理コンソールの「クライア
ント・ノード・プロパティー」ダイアログで、サーバー
名の値を訂正してください。
システム・オプション・ファイル
optfile-name に正しい包含/除外設定があり
ません。 システム・オプション・ファイ
ルの包含/除外リストを訂正してくださ
い。
説明: システム・オプション・ファイルの包含/除外設
定は正しくありません。
システムの処置: 変更内容はシステム・オプション・フ
ァイルに適用されません。
ユーザーの処置: システム・オプション・ファイルの包
含/除外リストを訂正してください。
ANS8844E
システムの処置: 誤った候補値の最大数は、このファイ
ル・システムに適用されません。
ユーザーの処置: スペース管理コンソールの「ファイ
ル・システム・プロパティー」ダイアログで候補値の最
大数を修正してください。
スペース管理 API は、特権が不十分であ
るために、システム・オプション・ファイ
ル optfile-name を変更できませんでし
た。root ユーザー権限を使用して、HSM
管理ファイル・システム構成を変更してく
ださい。
filesystem-name の HSM 構成に、誤りの
ある優先ノード名またはサーバー名が指定
されました。 HSM 構成の優先ノードお
よびサーバーの名の値を訂正してくださ
い。
説明: スペース管理 API は、誤った値が指定されたた
めに、優先ノードの設定を変更できませんでした。
システムの処置: 変更内容はシステム・オプション・フ
ァイルに適用されません。
ユーザーの処置: スペース管理構成の優先ノードおよび
サーバーの設定を訂正してください。
ANS8845E
filesystem-name の HSM 構成に、誤りの
ある所有者ノード名またはサーバー名が指
定されました。 HSM 構成の所有者ノー
ドとサーバーの名の値を訂正してくださ
い。
説明: スペース管理 API は、誤った値が指定されたた
めに、所有者ノードの設定を変更できませんでした。
システムの処置: 変更内容はシステム・オプション・フ
ァイルに適用されません。
294
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS8846E • ANS8851E
ユーザーの処置: スペース管理構成の所有者ノードおよ
びサーバーの設定を訂正してください。
ANS8846E
ANS8849E
スペース管理 API は、HSM 管理ファイ
ル・システム filesystem-name を更新でき
ませんでした。
説明: スペース管理 API は、HSM 管理ファイル・シ
ステムに構成の変更を適用できませんでした。
システムの処置: 変更内容は HSM 管理ファイル・シ
ステムに適用されません。
ユーザーの処置: ファイル・システムの更新に失敗する
理由の詳細については、エラー・ログ・ファイルを参照
してください。
ANS8847E
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム filesystem-name の SDR ファイルのロ
ックを取得できませんでした。
説明: スペース管理 API は、ファイル・システムの
SDR ファイルをロックできませんでした。
システムの処置: 変更内容は HSM 管理ファイル・シ
ステムに適用されません。
ユーザーの処置: SDR ファイルのロックに失敗する理
由の詳細については、エラー・ログ・ファイルを参照し
てください。
ANS8848E
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム状況ファイルをオープンして、
filesystem-name の管理ファイル・システム
統計をリトリーブできませんでした。理由
としては、許可が不十分か、ファイルが存
在しないことが考えられます。管理ファイ
ル・システム統計は、HSM システムから
リトリーブされません。
説明: スペース管理 API は、ファイル・システム状況
ファイルから管理ファイル・システム情報をリトリーブ
できませんでした。 API がファイルをオープンして読
み取ろうとしたときにエラーが発生しました。
システムの処置: 管理ファイル・システム統計はリトリ
ーブされず、スペース管理コンソールに情報は表示され
ません。
ユーザーの処置: ファイル・システム状況ファイルのオ
ープンに失敗する理由の詳細については、エラー・ロ
グ・ファイルを参照してください。
スペース管理 API は、filesystem-name の
HSM 管理ファイル・システム統計をロー
ドできませんでした。ファイル・システ
ム・リストで指定された管理ファイル・シ
ステムが、今でも HSM 管理対象かどう
かを検査してください。 キーボードの
F5 キーを押すか、「表示」メニューの
「最新表示」を選択して、スペース管理コ
ンソールのファイル・システム表示を最新
表示にしてください。
説明: スペース管理 API は、選択されたファイル・シ
ステムから管理ファイル・システム統計をロードできま
せんでした。理由としては、ファイル・システムが
HSM 管理対象でなくなったことが考えられます。
システムの処置: 管理ファイル・システム統計はリトリ
ーブされず、スペース管理コンソールに情報は表示され
ません。
ユーザーの処置: キーボードの F5 キーを押すか、
「表示」メニューの「最新表示」を選択して、スペース
管理コンソールのファイル・システム・リストを更新し
てください。
ANS8850E
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム filesystem-name に HSM を追加できま
せんでした。このエラーは、選択されたフ
ァイル・システムがマウントされていない
ために発生します。HSM を追加する前に
ファイル・システムをマウントする必要が
あります。
説明: スペース管理 API は、ファイル・システムがマ
ウントされていないために、HSM を追加できませんで
した。
システムの処置: HSM の追加操作が失敗し、選択され
たファイル・システムに HSM は追加されません。
ユーザーの処置: HSM を追加する前に選択されたファ
イル・システムをマウントしてください。
ANS8851E
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム filesystem-name に HSM を追加できま
せんでした。このエラーは、選択されたフ
ァイル・システムが HSM の追加をサポ
ートしていないために発生します。
説明: スペース管理 API は、非サポート・ファイル・
システムに HSM を追加できませんでした。
システムの処置: HSM の追加操作が失敗し、選択され
たファイル・システムに HSM は追加されません。
ユーザーの処置: サポートされるファイル・システムを
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
295
ANS8852E • ANS8859E
選択して HSM を追加してください。
ANS8852E
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム filesystem-name に HSM を追加できま
せんでした。このエラーは、選択されたフ
ァイル・システムが既に HSM 管理対象
になっているために発生します。
システムの処置: 自動マイグレーションは、ファイル・
システムに対して開始されません。
ユーザーの処置: 詳細についてはエラー・ログ・ファイ
ルを参照し、TSM テクニカル・サポートに連絡してく
ださい。
説明: スペース管理 API は、既存の HSM 管理ファイ
ル・システムの管理を試みています。
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム filesystem-name で調整処理を開始でき
ませんでした。
システムの処置: HSM 追加操作が失敗し、選択された
ファイル・システムは HSM 管理対象のままになりま
す。
説明: スペース管理 API は、ファイル・システムで調
整処理を開始しようと試みますが、不明の理由で失敗し
ます。
ユーザーの処置: 管理対象でないファイル・システムを
選択して HSM を追加してください。
システムの処置: 調整処理は、このファイル・システム
に対して開始されません。
ANS8853E
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム filesystem-name に HSM を追加できま
せんでした。
説明: スペース管理 API は、ファイル・システムを管
理しようと試みますが、不明の理由で失敗します。
システムの処置: HSM の追加操作が失敗し、選択され
たファイル・システムに HSM は追加されません。
ユーザーの処置: HSM の追加操作を再試行してくださ
い。 これでも問題が解決しない場合は、詳細について
はエラー・ログ・ファイルを参照し、TSM テクニカ
ル・サポートに連絡してください。
ANS8854E
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム filesystem-name から HSM を除去でき
ませんでした。スペース管理 API が
SDR ファイルをロックしようするときに
エラーが発生し、失敗します。
ANS8856E
ユーザーの処置: 詳細についてはエラー・ログ・ファイ
ルを参照し、TSM テクニカル・サポートに連絡してく
ださい。
ANS8857E
説明: スペース管理 API は、ファイル・システムで
scout 処理を開始しようと試みますが、不明の理由で失
敗します。
システムの処置: scout 処理は、ファイル・システムに
対して開始されません。
ユーザーの処置: 詳細についてはエラー・ログ・ファイ
ルを参照し、TSM テクニカル・サポートに連絡してく
ださい。
ANS8858E
説明: スペース管理 API は、ファイル・システムの非
管理 (除外) を試みますが、不明の理由で失敗します。
システムの処置: HSM の除去操作が失敗し、HSM は
選択されたファイル・システムから除外されません。
ユーザーの処置: HSM の除去操作を再試行してくださ
い。 これでも問題が解決しない場合は、詳細について
はエラー・ログ・ファイルを参照し、TSM テクニカ
ル・サポートに連絡してください。
ANS8855E
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム filesystem-name で自動マイグレーショ
ンを始動できませんでした。
説明: スペース管理 API は、ファイル・システムで自
動マイグレーションを始動しようと試みますが、不明の
理由で失敗します。
296
スペース管理 API は、ファイル・システ
ム filesystem-name で scout 処理を開始で
きませんでした。
スペース管理 API は、ファイル file-name
をマイグレーションできませんでした。機
能 function-name でエラーが発生しまし
た。
説明: スペース管理 API はファイルをマイグレーショ
ンしようと試みますが、表示された API 機能で失敗し
ます。
システムの処置: 選択されたファイルはサーバーにマイ
グレーションされません。
ユーザーの処置: 詳細についてはエラー・ログ・ファイ
ルを参照してください。
ANS8859E
説明:
スペース管理 API は、ファイル file-name
を再呼び出しできませんでした。機能
function-name でエラーが発生しました。
スペース管理 API はファイルを再呼び出ししよ
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS8939E • ANS9009E
うと試みますが、表示された API 機能で失敗します。
システムの処置: 選択されたファイルは、サーバーから
再呼び出しされません。
ユーザーの処置: 詳細についてはエラー・ログ・ファイ
ルを参照してください。
ANS8939E
ディレクトリー・ツリーをフィルタリング
しようとして予期しないエラーが発生しま
した。rc=return-code
説明: このフィルターはディレクトリー・ツリーに適用
されませんでした。
システムの処置: ディレクトリー・ツリーはフィルタリ
ングされません。
ユーザーの処置: さらに援助が必要な場合には、システ
ム管理者に連絡してください。
ANS8945E
ディレクトリー・ツリーを分析しようとし
て予期しないエラーが発生しました。 指
定した検索基準に一致するファイル・リス
トは完了しません。rc=return-code
説明: 予期しないエラーが発生したために、ディレクト
リー・ツリーで検索基準に一致するすべての項目を検索
することはできませんでした。
取られている場合、それに応じてファイルを編集しま
す。ファイル・システムの名前は、後続のエラー・メッ
セージから判別できます。
ANS9007W
program name: 無効な 'parameter name'
値: value ([minimum value から maximum
value] までの値にしてください)。
説明: プログラムが、ファイル・システムのスペース管
理構成に無効なパラメーターを見つけました。
システムの処置: パラメーター値はリジェクトされまし
た。
ユーザーの処置: 示された値を手動で設定しようとして
いた場合、代わりに指定された範囲から値を選択してく
ださい。値がファイル・システムのスペース管理構成フ
ァイル (場所: [fs]/.SpaceMan/hsmfsconfig.xml) から読み
取られている場合、それに応じてファイルを編集しま
す。ファイル・システムの名前は、後続のエラー・メッ
セージから判別できます。
ANS9008W
圧縮が使用可能になっています。 ファイ
ル file-name の再呼び出しモードを部分に
設定できません。
システムの処置: 検索結果テーブルには、エラーが発生
するまでに検出された項目のみが表示されます。
説明: TSM は、ファイル属性を圧縮解除されたマイグ
レーション済みファイルにのみ設定することができま
す。このファイルは、圧縮が有効な状態でマイグレーシ
ョン済みです。
ユーザーの処置: さらに援助が必要な場合には、システ
ム管理者に連絡してください。
システムの処置: TSM はファイル属性を設定しませ
ん。
ANS8946E
説明:
RPC 呼び出しに失敗しました。
受信側再呼び出しデーモンに接続できません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: システムが正しく作動していないか、
再呼び出しデーモンが開始されていません。
ANS9005W
program name: 無効な 'parameter name'
値: value ([minimum value から maximum
value] までの値にしてください)。
説明: プログラムが、ファイル・システムのスペース管
理構成に無効なパラメーターを見つけました。
システムの処置:
た。
パラメーター値はリジェクトされまし
ユーザーの処置: 示された値を手動で設定しようとして
いた場合、代わりに指定された範囲から値を選択してく
ださい。値がファイル・システムのスペース管理構成フ
ァイル (場所: [fs]/.SpaceMan/hsmfsconfig.xml) から読み
ユーザーの処置: ファイルを常駐の状態で再呼び出しし
て、圧縮を使用不可にし、ファイルを再びマイグレーシ
ョンします。 操作を再試行してください。
ANS9009E
program name: 'filesystem' について無効な
スペース管理構成を見つけました。
説明: プログラムは、指定されたファイル・システムに
ついて無効なスペース管理構成を見つけました。
システムの処置: 指定されたファイル・システムに関す
るスペース管理構成はリジェクトされました。既存の構
成の更新では、設定する無効な構成は無視されます。永
続構成ファイルが無効な場合、ファイル・システムは、
スペース管理を使用可能にしていなかったようです。
ユーザーの処置: このファイル・システムのスペース管
理を手動で更新する場合、代わりに有効な構成を入力し
てください。永続構成ファイルが無効な場合は、ファイ
ルを相応に編集するか、スペース管理を明示的に追加で
きます (これによって既存の構成は除去/上書きされま
す)。構成の原因は、先行するエラー・メッセージから判
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
297
ANS9010E • ANS9019W
別できます。ファイル・システムのスペース管理構成フ
ァイルは、 'filesystem'/.SpaceMan/hsmfsconfig.xml にあり
ます。
ANS9010E
program name: filesystem のスペース管理
構成ファイル 'configuration file' を構文解
析できませんでした。
説明: 指定されたファイル・システムのスペース管理構
成ファイルは存在しますが、内容の形式が無効のようで
す。
システムの処置: 構成はリジェクトされました。ファイ
ル・システムはスペース管理が使用可能になっていない
ようです。
ユーザーの処置: 指定されたスペース管理構成ファイル
を確認してください。このファイルは、ルート・エレメ
ントが 'HsmFsConfig' という名前の整形式 XML ドキュ
メントを含んでいます。新しい構成ファイルを作成する
場合は、このファイル・システムにスペース管理を追加
するだけですみます。
ANS9016E
path のスペース管理マイグレーション状
況を入手することができません。
説明: スペース管理マイグレーション状況の入手を試み
ているときに、エラーが発生しました。状況ファイルの
許可が正しく設定されていないか、状況ファイルが損傷
しています。
システムの処置:
TSM は操作を終了します。
ユーザーの処置: root ユーザーが状況ファイルの許可
を調べるか、あるいはサービス技術員に連絡してくださ
い。
ANS9017W
error-program: 再呼び出しデーモンの最小
数 min-dsmrecalld は再呼び出しデーモン
の最大数 max-dsmrecalld より大きくでき
ません。最小数 min-dsmrecalld および最
大数 max-dsmrecalld がデフォルトになり
ます。
説明: 再呼び出しデーモンの最大数より大きい、再呼び
出しデーモンの最小数が入力されました。
program name: filesystem のスペース管理
構成ファイル 'configuration file' を書き込
むことができませんでした。
システムの処置: TSM は、クライアント・システム・
オプション・ファイル (dsm.sys) 内に指定された値の代
わりに、デフォルトを使用します。
説明: IBM Tivoli Storage Manager は、指定されたファ
イル・システムのスペース管理構成ファイルを書き込
み、および保存できませんでした。
ユーザーの処置: クライアント・システム・オプショ
ン・ファイル内の MINRECALLDAEMONS および
MAXRECALLDAEMONS オプションを訂正して、操作
を再試行してください。
ANS9011E
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager はスペー
ス管理構成情報を保存しませんでした。このファイル・
システムのスペース管理を追加しようとしていた場合、
追加されていません。スペース管理構成を更新しようと
した場合、更新されていない可能性があります。旧形式
の既存の構成ファイルが正常に読み取られても、 XML
形式に変換できなかった場合、旧ファイルからの構成に
よってスペース管理は、このファイル・システムに対し
てアクティブになります。
ユーザーの処置: 該当するファイルを書き込めない理由
があるかどうか判別してください。
ANS9012E
error-program: コマンドは root ユーザー
が実行しなければなりません。
説明: TSM は、root ユーザーによるこの操作の実行を
必要とします。
システムの処置:
TSM は操作を終了します。
ユーザーの処置: root ユーザーに変更して、その後で
操作を再試行してください。
298
ANS9018W
program-name: option オプション値 value
が正しくありません。範囲は min-value か
ら max-value までです。
説明: 正しくない値が入力されました。 値はメッセー
ジによって指定された範囲内にある必要があります。
システムの処置: TSM は、ユーザーによって指定され
た値の代わりにデフォルトを使用します。
ユーザーの処置: 正しくない入力値を訂正してくださ
い。
ANS9019W
program-name: option 値 'argument' を解
析することができない。
説明: 入力に誤りがあるか、あるいは正しいフォーマッ
トではありません。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置: 正しい使用構文で操作を再試行してく
ださい。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9020E • ANS9030W
ANS9020E
TSM サーバーまたはクライアント・エー
ジェントとの間でセッションを確立できま
せんでした。TSM の戻りコードは
tsm-error; です。
説明: 通信エラーが発生しました。 問題の診断に役立
つ戻りコードが示されています。
システムの処置:
システムの処置: TSM は無効なオプションを検出しま
した。dsmreconcile は終了しています。
ユーザーの処置: オプション -c および -Candidates
は、dsmreconcile で使用してはいけません。
ANS9025E
処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM エラー・ログで、TCP/IP、共有
メモリー、または名前付きパイプ・エラーのような通信
障害がないかどうか調べてください。
ANS9021E
説明:
error-program 不明のデーモン再呼び出し
(pid process-ID) が失敗しました。状況:
status。
再呼び出しデーモンは異常終了します。
システムの処置:
TSM は操作を終了します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、コア・ファイルを分析のために
IBM テクニカル・サポートに送信してください。
ANS9022E
説明:
error-program 再呼び出しデーモン (pid
process-ID) が異常終了しました。状況:
status
再呼び出しデーモンは異常終了しました。
システムの処置:
操作は完了しません。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、コア・ファイルを分析のために
IBM テクニカル・サポートに送信してください。
説明: Data Protection for WebSphere プラグインのリリ
ースとバージョンは、バックアップ/アーカイブ・クライ
アントのリリースとバージョンの下位レベルです。
システムの処置: None
ユーザーの処置: Data Protection for WebSphere を適切
なリリースとバージョンにアップグレードしてくださ
い。
ANS9028E
システムの処置:
システムの処置: TSM は割り込みを検出しました。再
呼び出しデーモンは打ち切られ、終了します。
ユーザーの処置:
ANS9024E
ありません。
このリリースから開始して、すべての候補
の内部処理が TSM モニター・デーモン
によって行われます。このような -c は
dsmreconcile の有効なオプションではあ
りません。
説明: コマンド行オプション -c および -Candidates
は、もはや dsmreconcile では有効ではありません。すべ
ての候補の処理はここでは dsmmonitord が行います。
アクションはキャンセルされました。
ユーザーの処置: 同じ要求を再試行するか、ロックを保
持しているプロセスを判別します。
error-program: デーモン補助再呼び出し処
理が終了中です。
説明: 処理は割り込まれ、終了します。 ユーザーは処
理を終了しました。
program name: filesystem のロックを獲得
できませんでした。
説明: スペース管理構成ファイルを変更する前に、その
ファイルをロックして同時アクセスを回避する必要があ
ります。ロックの獲得に失敗したのは、同時アクセスが
あったからです。
ANS9029E
ANS9023I
Data Protection for WebSphere プラグイ
ンのバージョンと、バックアップ/アーカ
イブ・クライアントのバージョンが一致し
ません。 ご使用の Data Protection for
WebSphere プラグインをアップグレード
してください。
WebSphere サーバーが実行しています
が、リストア操作のためにこのサーバーを
シャットダウンする必要があります。
WebSphere サーバーをシャットダウンし
て、リストア操作を再試行してください。
説明: WebSphere サーバーは、リストアを実行するた
めに停止する必要があります。
システムの処置: リストア操作は失敗します。
ユーザーの処置: WebSphere サーバーをシャットダウ
ンして、リストア操作を再試行してください。
ANS9030W
ファイル file-name に対立する属性を設定
することはできません。
説明: 要求された属性は互いに対立するため、TSM は
ファイル属性を設定することはできません。
システムの処置:
ん。
TSM はファイル属性を設定しませ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
299
ANS9031W • ANS9060W
ユーザーの処置: 互いに競合しない属性を用いて、この
操作を再試行してください。
ANS9054E
説明:
ANS9031W
ファイル file-name はマイグレーション済
みファイルではありません。
説明: TSM はファイル属性をマイグレーション済みフ
ァイルにのみ設定することができます。このファイルは
マイグレーションされていません。
システムの処置:
ん。
TSM はファイル属性を設定しませ
ユーザーの処置: このファイルをマイグレーションし、
その後で操作を再試行してください。
ANS9032W
ファイル file name は HSM 管理のファ
イル・システムにありません。
説明: TSM はこのファイルが HSM 管理のファイル・
システム内にはないことを検出したため、要求された操
作を実行できません。
システムの処置:
ん。
ありません。
システムの処置:
ANS9057W
error-program: file-system system のスペー
ス情報を入手することができません。
error。
説明: TSM は、このファイル・システムに関するスペ
ース情報を入手することができません。
システムの処置:
リストア操作は、元の WebSphere 環境に
変更があったため完了しませんでした。
説明: バックアップ元と同じ環境にデータが保管される
必要があります。 これには、セル名、ノード名、およ
び WebSphere がインストールされた位置などの項目が
含まれます。
システムの処置: リストア操作は完了しません。
ユーザーの処置: 「DP for WebSphere」という資料に
あるリストア手順を実行してください。
ANS9058E
error-program: file-spec をクローズできま
せん。error。
説明: TSM がファイルをクローズすることができませ
ん。この問題は、dsmmonitor デーモンがファイル・シス
テム上の使用可能スペースを調べている間に発生してい
ます。
program-name: サーバーで、number 個の
スタブ・ファイルについてのマイグレーシ
ョン済みファイルが抜けています。ファイ
ル名については、'file-spec' を調べてくだ
さい。
説明: TSM はマイグレーション済みファイルをサーバ
ー上で検出できません。
TSM は現行操作を終了します。
ユーザーの処置: ファイル・システムがまだマウントさ
れていて、HSM の管理対象であることを確認してくだ
さい。この問題が続いて起こる場合は、システムをリブ
ートしてください。 それでこの問題が解決しない場合
には、IBM テクニカル・サポートに連絡して、さらに
支援を求めてください。このメッセージ中のオペレーテ
ィング・システム・エラー・コードと、df、dsmdf、およ
び mount Unix シェル・コマンドの出力を準備してくだ
さい。
ANS9059E
ANS9036W
TSM は続行します。
ユーザーの処置: スペース管理がファイル・システムに
追加されているかどうか調べてください。
システムの処置:
ANS9034E
None
ユーザーの処置: コマンド・プロンプトで「dsmc show
plugins」を実行し、システムで使用可能なプラグインを
確認してください。
TSM はファイル属性を設定しませ
ユーザーの処置: スペース管理をファイル・システムに
追加し、ファイルをマイグレーションして、その後で操
作を再試行してください。
プラグインが見つかりませんでした。
error-program: デーモンとするのにプロセ
スをタスク消去できません。
説明: TSM 処理はそれ自身を切り離してデーモンとな
ることはできません。
システムの処置: TSM は要求されたようにデーモンを
開始できません。TSM は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。
システムの処置: TSM は続行します。
ユーザーの処置: ファイル名に関するメッセージ内で記
述されたパスを調べてください。 また、このファイル
に関する正しいサーバーで作業を行っていることも確認
してください。
300
ANS9060W
error-program: オープン・ファイルの限界
を入手および増加できません。
説明: TSM はオープン・ファイルの数の限界を入手す
ることができないか、あるいは、オープン・ファイルの
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9062E • ANS9070I
数の限界を増やすことができません。
システムの処置: TSM はオープン・ファイルの数を増
やすことができず、操作を完了することができませんで
した。
ユーザーの処置: 一部の処理を終了してファイル・スペ
ースの一部を解放するか、あるいは一部のファイルを除
去して、操作を再試行してください。
ANS9065E
バックアップの間に、ファイル 'filename'
またはファイル 'filename2' が追加または
除去されました。
説明: バックアップの間にファイルが追加または除去さ
れました。
システムの処置: バックアップは失敗します。
ユーザーの処置: バックアップを再試行してください。
ANS9062E
バックアップの間にファイル「filename」
が変更されました。
説明: バックアップの間にファイルが変更されました。
dsmerror.log ファイルを検査して、変更されたファイル
のリストを調べてください。
システムの処置:
バックアップは失敗します。
ユーザーの処置:
バックアップを再試行してください。
ANS9063E
error-program: ファイル・システム
file-system は、i ノードの外です。
説明: ファイル・システムは i ノードの外であるた
め、TSM はファイル・システムのスペースを入手でき
ません。
ANS9067W
説明: TSM は、このファイル・システムに関する
dsmmigfstab ファイルの更新において、エラーを検出し
ました。
システムの処置: TSM は dsmmigfstab ファイルを更新
しません。
ユーザーの処置: 先行するエラー・メッセージを参照し
て、可能な場合は、エラーを訂正してください。 その
後、操作を再試行してください。問題が続く場合は、シ
ステム管理者に連絡してください。
ANS9068I
システムの処置: TSM はマイグレーションを介してス
ペースを入手できません。
ユーザーの処置: 一部のファイルを除去して、より多く
の i ノードを使用可能にして、やり直してください。
error-program: file-system の dsmmigfstab
ファイルの更新でエラー。
program-name: ファイル・システム
file-system で dsmmigfstab ファイルが更
新されました。
説明: TSM は、ファイル・システムについて
dsmmigfstab ファイルを正常に更新しました。
システムの処置: TSM は続行します。
ANS9064E
error-program: 新規プロセスを fork する
ことができません。error。
説明: TSM は必要な新規プロセスを fork することが
できません。オペレーティング・システム・エラー番号
が EAGAIN である場合は、システム上でまたは単一ユ
ーザーによる実行中プロセス総数の限度を超えたか、あ
るいはシステムには別のプロセスを作成するために必要
なリソースがありません。errno が ENOMEM である場
合は、プロセスを作成するために十分なメモリーがあり
ません。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: エラー・コード (エラー番号) に応じ
て、追加仮想メモリー (スワップ・スペース) を割り振
るか、あるいはオペレーティング・システムの処理限界
を増やすかのいずれかを行ってください。次に、HSM
デーモンを再始動するか、あるいはシステムをリブート
してください。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
ANS9069I
program-name: すべてのファイル・システ
ムが直前の状態に再活動化されました。
説明: グローバル非活動化の前に、TSM は HSM によ
って管理される全ファイル・システムをその直前の状態
に非活動化しました。
システムの処置: TSM は続行します。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
ANS9070I
program-name: スペース管理は、すべての
HSM ファイル・システムに関して非活動
化されています。
説明: TSM は、dsmmigfstab ファイル内にリストされ
た全ファイル・システムに関するスペース管理を非活動
化しました。
システムの処置: TSM は続行します。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
301
ANS9071W • ANS9078W
ANS9071W
program-name: すべての HSM ファイ
ル・システムに関してスペース管理を再活
動化しようとしたときに、エラーが発生し
ました。
説明: TSM は、スペース管理を再活動化しようとした
ときに、エラーを検出しました。
システムの処置: TSM は、HSM ファイル・システム
に関してスペース管理を再活動化しません。
ユーザーの処置: スペース管理が正しくインストールさ
れていることを確認して、操作を再試行してください。
システムの処置: TSM はファイル・システムのスペー
ス管理を再活動化しません。
ユーザーの処置: 指定したファイル・システムがマウン
トされていること、および HSM がこのファイル・シス
テムに使用可能であることを確認してください。 その
後で、操作を再試行してください。問題が解決しない場
合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、支援を
依頼してください。/etc/filesystems (または同等のファイ
ル) と、mount および dsmdf コマンドからの出力を準
備してください。
ANS9076I
ANS9072W
error-program: すべての FSM ファイル・
システムでのスペース管理を非活動化する
ときにエラーが起きました。
説明: TSM は、スペース管理を非活動化しようとした
ときにエラーを検出しました。
システムの処置: TSM は、FSM ファイル・システム
に関してスペース管理を非活動化しません。
ユーザーの処置: スペース管理が正しくインストールさ
れていることを確認して、操作を再試行してください。
ANS9073W
program-name: ファイル・システム
file-system でのスペース管理を非活動化す
るときにエラーが起きました。
説明: TSM は、ファイル・システムを非活動化しよう
としたときにエラーを検出しました。
システムの処置: TSM は、ファイル・システムに関し
てスペース管理を非活動化しません。
ユーザーの処置: スペース管理が正しくインストールさ
れていることを確認して、操作を再試行してください。
説明: TSM は、ファイル・システムに対するスペース
管理機能 (マイグレーション、再呼び出し、調整など)
をローカルに再活動化しました。ただし、スペース管理
はグローバルにはやはり非活動化されている可能性があ
ることに注意してください。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置:
通常操作を続行してください。
ANS9077I
program-name: ファイル・システム
file-system に対するスペース管理機能がロ
ーカルに非活動化されました。
説明: TSM は、ファイル・システムに対するスペース
管理機能 (マイグレーション、再呼び出し、調整など)
をローカルに非活動化しました。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
ANS9075W
program-name: ファイル・システム
file-system でのスペース管理の再活動化の
ときにエラーが起きました。
program-name: ファイル・システム
file-system からスペース管理が除去されま
した。
説明: TSM はスペース管理を取り外しました。ファイ
ル・システムは現在ネイティブ・ファイル・システムで
す。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置:
通常操作を続行してください。
ANS9078W
ANS9074I
program-name: ファイル・システム
file-system に対するスペース管理機能がロ
ーカルに再活動化されました。
ファイル・システム file-system からスペ
ース管理が除去されませんでした。
説明: TSM は、このファイル・システムからスペース
管理を取り外すことができませんでした。考えられる原
因は次のとおりです。
v カーネル拡張が下位レベルです。
v プログラムが下位レベルです。
v ディスク・スペース不足。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: 前のエラー・メッセージを参照して、
操作を再試行してください。
説明: TSM がファイル・システムのスペース管理を再
活動化しようとしたときに、エラーを検出しました。
302
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9079W • ANS9085E
ANS9079W
program-name: 検索基準に一致するマイグ
レーション済みファイルが見つかりませ
ん。
ANS9082W
program-name: ファイル・システム
file-system の調整中にエラーが見つかりま
した。
説明: TSM は、検索基準と一致するマイグレーション
済みファイルを検出しませんでした。
説明: TSM は、ファイル・システム上での調整の実行
中にエラーを検出しました。
システムの処置:
せん。
システムの処置: TSM は続行します。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: 別の検索基準で操作を再試行してくだ
さい。
ANS9080E
program-name: すべてのマイグレーション
済みファイルを再呼び出しするためのファ
イル・システムまたはストレージ・プール
内のスペースが不足しています。
説明: TSM は、すべてが再呼び出しされた場合に全マ
イグレーション済みファイルを保留するために、ファイ
ル・システム内に十分なスペースがないことを検出しま
した。GPFS ストレージ・プールを使用している場合、
そのファイルを再呼び出しするには各プール十分なスペ
ースが必要です。
システムの処置: TSM は全マイグレーション済みファ
イルの再呼び出しを試みません。
ユーザーの処置: ファイル・システム・サイズを増やす
か、あるいは一部のファイルを除去して、ファイル・シ
ステム内にスペースを作ってください。操作を再試行し
てください。
ANS9081W
program-name: システム・ファイル
file-system 内で孤立スタブ・ファイルが検
出されました。
説明: TSM は 1 つ以上の孤立スタブ・ファイルを検
出しました。ファイルがマイグレーションされた後に、
マイグレーション・サーバーがクライアント・システ
ム・オプション・ファイル内で変更されたか、あるい
は、マイグレーション・サーバー・データベースが損傷
しています。
システムの処置: TSM はファイル・システムからのス
ペース管理の除去を試みません。
ユーザーの処置: 孤立スタブ・ファイルの原因を判別し
てください。 正しいサーバーに切り替えて、マイグレ
ーション済みファイルを再呼び出ししてください。 操
作を再試行してください。
ユーザーの処置: 表示される他のメッセージまたはログ
内のメッセージを参照して、問題を訂正してください。
その後で操作を再試行してください。
ANS9083W
program-name: ファイル・システム
file-system でスペース管理を非活動化でき
ません。
説明: TSM は、ファイル・システムに関してスペース
管理を非活動化できません。
システムの処置: TSM は続行します。
ユーザーの処置: 可能な場合にはエラーを訂正して、操
作を再試行してください。
ANS9084E
program-name: file-system は、スペース管
理によって管理されていないか、ローカル
に管理されていません。
説明: そのファイル・システムの項目が dsmmigfstab
ファイルに存在しないか、そのファイル・システムが別
のノードによって管理されています。
システムの処置: TSM は、このファイル・システム上
ではスペース・マネージャーを実行しません。
ユーザーの処置: スペース管理をファイル・システムに
追加して、適当な場合は、その後で操作を再試行してく
ださい。そのファイル・システムがローカルに管理され
ていない場合は、そのファイル・システムを管理してい
るノードで操作を再試行してください。
ANS9085E
program-name: ファイル・システム
file-system は、スペース管理によって管理
されていません。
説明: dsmmigfstab ファイル内には、ファイル・システ
ムに関する項目はありません。
システムの処置: TSM は、このファイル・システム上
ではスペース・マネージャーを実行しません。
ユーザーの処置: スペース管理をファイル・システムに
追加して、適当な場合は、その後で操作を再試行してく
ださい。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
303
ANS9086E • ANS9093W
ANS9086E
program-name: ファイル・システム
file-system へのスペース管理の追加で
DMAPI エラーが発生しました。このファ
イル・システムで DMAPI が使用不可に
なっている可能性があります。システム
は、エラー・コード errno = errno-value
を設定しました。
説明: TSM は、エラーを検出したので、そのファイ
ル・システムにスペース管理を追加できません。
システムの処置: TSM スペース管理をファイル・シス
テムに追加できません。
ユーザーの処置: このファイル・システムで DMAPI
が使用可能になっていることを検証して、操作を再試行
してください。
ANS9087I
スペース管理が正常にファイル・システム
file-system に追加されました。
システムの処置:
バックアップは失敗します。
ユーザーの処置:
バックアップを再試行してください。
ANS9090E
program-name: file-system が有効なファイ
ル・システム名ではありません。
説明: TSM は正しくないファイル・システム名を受信
しました。ファイル・システムがマウントされていない
か、正しくマウントされていません。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置: ファイル・システムを訂正して、操作
を再試行してください。
ANS9091E
WebSphere バックアップ検証が失敗しま
した。 バックアップの間に 1 つ以上のフ
ァイルが追加、除去、または変更されまし
た。
説明: TSM はスペース管理をファイル・システムに追
加し、そのスペース使用法をモニターします。このファ
イル・システム上で他のスペース管理操作を実行するこ
ともできます。
説明: WebSphere への照会が行われた時から、TSM サ
ーバーにすべてのデータが送信されるまでの間に、1 つ
以上のファイルが追加、除去、または変更されました。
dsmerror.log ファイルを検査して、追加、除去、または
変更されたファイルのリストを調べてください。
システムの処置:
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
ANS9088W
program-name: ファイル・システム
filesystem でスペース管理はアクティブで
す。
説明: このメッセージは、スペース管理が既に活動化さ
れているファイル・システムにスペース管理を追加しよ
うとすると出されます。スペース管理が既に活動化され
ているファイル・システムにスペース管理を追加するこ
とはできません。
システムの処置:
アクションはキャンセルされました。
ユーザーの処置: 代わりにファイル・システムのスペー
ス管理構成を更新する場合は、該当する更新コマンドを
使用します。
ANS9089E
グループ・バックアップ検証が失敗しまし
た。 バックアップの間に 1 つ以上のファ
イルが追加、除去、または変更されまし
た。
説明: WebSphere への照会が行われた時から、TSM サ
ーバーにすべてのデータが送信されるまでの間に、1 つ
以上のファイルが追加、除去、または変更されました。
dsmerror.log ファイルを検査して、追加、除去、または
変更されたファイルのリストを調べてください。
304
バックアップは失敗します。
ユーザーの処置: バックアップを再試行してください。
バックアップ・ウィンドウで新規 WebSphere アプリケ
ーションをインストール、または WebSphere 構成を変
更しないでください。
ANS9092W
AES 128 ビット暗号化を使用していませ
ん。
説明: AES 128 ビット暗号化を使用していません。 代
わりに、DES 56 ビット暗号化が使用されます。
システムの処置: AES 128 ビット暗号化の代わりに、
DES 56 ビット暗号化が使用されます。
ユーザーの処置: ユーザーが AES 暗号化を使用する場
合は、AES 暗号化を Web クライアントに使用可能にす
るために、ユーザーは IBM JRE をインストールする必
要があります。
ANS9093W
program-name: マイグレーション候補リス
ト file-name name を更新できません。
説明: 一時ファイルを作成するための十分なメモリーが
利用できないため、TSM はマイグレーション候補リス
トを更新することができません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
一部の処理を終了して一部のメモリー
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9094W • ANS9126E
を使用可能にして、その後で操作を再試行してくださ
い。
ANS9094W
program-name: システム・ファイル
file-system 内に候補が見つかりません。
説明: dsmreconcile 実行の後、TSM はマイグレーショ
ンに適格なファイルがファイル・システム中にないこと
を検出しました。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置:
通常操作を続行してください。
ANS9100E
説明: 指定のファイル名をオープンできません。
システムの処置: ユーザーに指定のファイルに対する書
き込みアクセス権があることを確認するか、別のファイ
ル名を使用してください。
ユーザーの処置: 出力は保管されません。 別のファイ
ルを指定するか、選択したファイルに対する許可を確認
してください。
ANS9101E
ANS9096E
ユーザーはファイル filesystemnamedirectory-namefile-name のオーナーで
はなく、ファイルはスキップされます。
説明: ユーザーはこのファイルを所有せず、この操作を
実行することができません。
システムの処置:
TSM はファイルをスキップします。
ユーザーの処置: なし。あるいは、root ユーザー権限
がある場合は、root ユーザーに切り替えてから操作を再
試行してください。
ANS9098E
program-name: スペース管理はファイル・
システム file-system をサポートしていま
せん。
説明: TSM スペース管理は、このタイプのファイル・
システムをサポートしません。スペース管理は真のロー
カル・ファイル・システム (AIX 上の JFS など) のみ
をサポートします。 スペース管理は他のタイプのファ
イル・システム (AFS™、NFS など) はサポートしませ
ん。
システムの処置:
した。
ファイル・システムの処理は停止しま
ユーザーの処置:
ありません。
ANS9099E
program-name: ファイル・システム
file-system でスペース管理が活動していま
せん。
ファイル 'filename' を出力用にオープンす
ることができません。
'file-name' と一致するマイグレーション済
みファイルが見つかりませんでした。
説明: 検索パターンのファイル名が、TSM サーバー・
データベース内でマイグレーション済みファイルとして
見つかりません。
システムの処置: 照会結果はありません。
ユーザーの処置: 検索パターンが正しいか確認してくだ
さい。
ANS9117E
仮想マシン「VM name」は、次のうち少
なくとも 1 つのサポートされない特殊文
字を含んでいるため、バックアップされま
せん: special characters
説明: 指定された仮想マシンには、仮想マシンのバック
アップおよびリストア操作でサポートされない文字が含
まれています。
システムの処置: 指定された仮想マシンのバックアップ
は失敗します。
ユーザーの処置: 指定された特殊文字が含まれないよう
に、仮想マシンを名前変更してください。
ANS9121I
活動化は完了しました。
説明: Lotus Domino 活動化データベース操作は完了し
ました。
システムの処置: TSM はデータベースを活動化しまし
た。
説明: TSM は、ファイル・システムが活動化されたス
ペース管理を持たないことを検出しました。
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
システムの処置: ファイル・システムの処理は停止しま
した。
ANS9126E
ユーザーの処置: ファイル・システムのスペース管理を
再活動化してください。
program-name: エラー error のため、
file-system でスペース管理が活動化されて
いるか非活動化されているか判別できませ
ん。
説明: メッセージ・テキストに示されたプログラム
'program-name' が、ファイル・システム 'file-system' の
統計を取得できませんでした。 したがって、プログラ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
305
ANS9128I • ANS9134E
ムは、スペース管理が活動化されているか、非活動化さ
れているか、あるいはファイル・システム上でグローバ
ルに非活動化されているか判別できません。 メッセー
ジ・テキストには、スペース管理の状態を取得しようと
したときに発生した UNIX エラー番号のエラーの説明
もあります。
システムの処置:
TSM の操作は停止します。
ユーザーの処置: ファイル・システムがマウントされ、
アクセス可能であることを確認してください。 そのフ
ァイル・システムに適したツールを使用して、そのフィ
ールド上に入出力エラーまたはその他の保全性エラーが
あるかどうか調べてください。 その後で、操作を再試
行してください。操作が失敗する場合は、システムをリ
ブートすると、エラー状態が解消されることがありま
す。これらのアクションを実行しても問題が続いて起こ
る場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、支
援を求めてください。
ANS9128I
ログの非活動化が完了しました。
説明: Lotus Domino のログの非活動化操作が完了しま
した。
システムの処置:
TSM はログを非活動化しました。
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
ANS9130W
program name: filesystem のスペース管理
構成をファイル old configuration file から
XML configuration file に変換できません
でした。
説明: TSM バージョン 6.1 からスペース管理構成は、
XML 形式で保管されるようになりました。システムが
以前の独自の形式の構成ファイルのみを見つけると、そ
のファイルは読み取られて XML 形式に変換されます。
このメッセージは、古い形式のファイルは正常に読み取
られましたが、XML 構成ファイルに書き込むことがで
きなかったことを示します。
システムの処置: スペース管理構成は古い形式のファイ
ルから取り込まれます。
ユーザーの処置: XML ファイルを書き込めなかった原
因を判別してください。
ANS9131E
program name: 古いスペース管理構成ファ
イルが filesystem:file content と一致しませ
ん。
説明: TSM バージョン 6.1 からスペース管理構成は、
XML 形式で保管されるようになりました。システムが
以前の独自の形式の構成ファイルのみを見つけると、そ
のファイルが処理されます。ファイルの内容はファイ
ル・システムから開始されます。このメッセージは、フ
ァイル・システム名が一致しない場合に出されます。
システムの処置: スペース管理構成はリジェクトされま
した。ファイル・システムはスペース管理を活動化して
いないと考えられます。
ユーザーの処置: 古い構成ファイルを確認して、ファイ
ル名以外のファイルの内容が有効ならファイル名を手動
で訂正します。あるいは、ファイル・システムのスペー
ス管理を明示的に追加して、新しいスペース管理構成フ
ァイルを作成することができます。
ANS9132E
program name: filesystem:file content につ
いて古いスペース管理構成ファイルが破損
しています。
説明: TSM バージョン 6.1 からスペース管理構成は、
XML 形式で保管されるようになりました。システムが
以前の独自の形式の構成ファイルのみを見つけると、そ
のファイルが処理されます。このメッセージは、ファイ
ルの内容の構文解析に失敗すると出されます。
システムの処置: スペース管理構成はリジェクトされま
した。ファイル・システムはスペース管理を活動化して
いないと考えられます。
ユーザーの処置: 古い構成ファイルを確認して、その内
容を手動で訂正することを検討してください。あるい
は、ファイル・システムのスペース管理を明示的に追加
して、新しいスペース管理構成ファイルを作成すること
ができます。
ANS9133E
program name: filesystem のスペース管理
は既にアクティブです。
説明: このメッセージは、スペース管理が既に活動化さ
れているファイル・システムにスペース管理を追加しよ
うとすると出されます。
システムの処置: アクションはキャンセルされました。
ユーザーの処置: ファイル・システムのスペース管理構
成を確認して、必要性が一致しない場合は更新すること
を検討してください。スペース管理が既に活動化されて
いるファイル・システムにスペース管理を追加すること
はできません。
ANS9134E
program name: filesystem のスペース管理
はアクティブではありません。
説明: プログラムは、スペース管理がアクティブでない
ファイル・システムのスペース管理構成を要求しまし
た。
システムの処置: アクションはキャンセルされました。
ユーザーの処置: ファイル・システムの仕様を入力した
306
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9135E • ANS9151E
場合、スペルが正しいことを確認してください。スペー
ス管理が活動化されていないファイル・システムでスペ
ース管理アクションを実行することはできません。
ANS9135E
program name: filesystem のスペース管理
は、ローカル・ノードで制御されていませ
ん。
説明: プログラムは、スペース管理がアクティブである
が、ローカル・ノードにより制御されていないファイ
ル・システムのスペース管理構成を要求しました。クラ
スター環境では、スペース管理アクションの一部はオー
ナー・ノードからのみ実行できます。
システムの処置:
アクションはキャンセルされました。
ユーザーの処置: このファイル・システムのコントロー
ラー・ノードを判別して、再試行してください。
ANS9136E
program name: filesystem の configuration
file を除去できませんでした。
説明: 指定したファイル・システムのスペース管理の除
去では、この構成ファイルを除去できませんでした。
システムの処置: このファイル・システムのスペース管
理を非活動化できませんでした。
ユーザーの処置: ファイルを除去できなかった原因を判
別し、再試行してください。
ANS9137I
ファイル: file-name は事前マイグレーシ
ョンされていません。
説明: ファイルをマイグレーションするには、事前マイ
グレーションする必要があります。
システムの処置:
た。
該当のファイルはスキップされまし
マイグレーション・オプションの
premigration および stub を結合できませ
ん。
説明: マイグレーション・オプションの premigration
と stub は同時に使用できません。これら 2 つのオプシ
ョンは、同じファイルに対して異なる結果になります。
システムの処置:
終了します。
説明:
ん。
program-name: file-spec を読み取ることが
できません。error。
TSM はこのファイルを読み取ることができませ
システムの処置: TSM は要求された操作を完全に完了
することができません。
ユーザーの処置: HSM 管理対象ファイル・システム状
況ファイルを読み取り中にエラーが発生しました。ファ
イル・システムがマウントされていて、HSM に使用可
能であり、実際に HSM によって管理されていることを
確認してから、操作を再試行してください。問題が解決
しない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡し
て、支援を依頼してください。mount、dsmdf、および ls
-l [file system name] コマンドからの出力を準備してく
ださい。
ANS9148E
program-name: ファイル・システム
file-system のマウント・ポイントを見つけ
ることができません。
説明: TSM がファイル・システムのマウント・ポイン
トを検出することができません。
システムの処置: TSM は要求された操作を完了できま
せん。
ユーザーの処置: 指定されたファイル・システムは現在
マウントされていません。 ファイル・システムをマウ
ントしてから、操作を再試行してください。
ANS9150I
アーカイブ・ログは完了しました。
説明: Lotus Domino アーカイブ・ログ操作は完了しま
した。
システムの処置: TSM はログをアーカイブしました。
ユーザーの処置: 事前マイグレーション済みファイルの
マイグレーションには、該当のファイルが事前マイグレ
ーション状態になっている必要があります。
ANS9140E
ANS9147E
コマンドは、ファイルへの変更なしで
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
ANS9151E
予期しないプログラム・エラーが見つかり
ました。 TSM 機能名 : function-name
TSM 機能 : function-desc TSM 戻りコー
ド : TSM-rc TSM ファイル : file-name
(line-number)
説明: ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 詳しい情報が必要な場合には、エラ
ー・ログを調べてください。 TSM 管理者に連絡して、
このメッセージに示された情報を提供してください。
ユーザーの処置: マイグレーション・オプションの
premigration と stub を、コマンドの異なるインスタンス
で使用してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
307
ANS9152E • ANS9158W
ANS9152E
program-name: システム全体でスペース管
理を非活動化できません。error。
説明: マシン全体のスペース管理を非活動化することは
できません。
システムの処置: TSM はスペース管理のサポートを非
活動化することができません。
ユーザーの処置: HSM グローバル状況は、おそらく同
時アクセスが原因でアクセス不能です。操作を再試行し
てください。問題が続く場合は、シェル・コマンド ps
-aef の出力と、/etc/adsm/SpaceMan/config/
dmiFSGlobalState.pid の内容を調べてください。 pid が
このファイルに保管されていて、実行中のプロセスと対
応している場合は、dmiFSGlobalState.pid ファイルを除
去して、操作を再試行してください。 この問題が続い
て起こる場合は、システムをリブートし、ご使用のファ
イル・システム・タイプに適切な分析を繰り返してくだ
さい。
ANS9153E
program-name: システム全体でスペース管
理を再活動化できません。error。
説明: マシン全体のスペース管理を再活動化することが
できません。
システムの処置: TSM はスペース管理のサポートを再
活動化することができません。
ユーザーの処置: HSM グローバル状況は、おそらく同
時アクセスが原因でアクセス不能です。操作を再試行し
てください。問題が続く場合は、シェル・コマンド ps
-aef の出力と、/etc/adsm/SpaceMan/config/
dmiFSGlobalState.pid の内容を調べてください。 pid が
このファイルに保管されていて、実行中のプロセスと対
応している場合は、dmiFSGlobalState.pid ファイルを除
去して、操作を再試行してください。 この問題が続い
て起こる場合は、システムをリブートし、ご使用のファ
イル・システム・タイプに適切な分析を繰り返してくだ
さい。
ANS9154E
program-name: ファイル・システム
file-system でスペース管理を非活動化でき
ません。error。
説明: ファイル・システムのスペース管理を非活動化す
ることはできません。
システムの処置: TSM はファイル・システムのスペー
ス管理サポートを非活動化することができません。
ユーザーの処置: HSM ファイル・システム状況は、お
そらく同時アクセスが原因でアクセス不能です。操作を
再試行してください。問題が続く場合は、そのファイ
ル・システムがマウントされていて、HSM がファイ
308
ル・システム上で Unix シェル・コマンド mount およ
び dsmdf によって使用可能になっていることを確認し
てください。 この問題が続いて起こる場合は、システ
ムをリブートし、操作を再試行してください。
ANS9155E
program-name: ファイル・システム
file-system でスペース管理を再活動化でき
ません。error。
説明: ファイル・システムのスペース管理を再活動化す
ることはできません。
システムの処置: TSM はファイル・システムに対して
スペース管理サポートを再活動化することができませ
ん。
ユーザーの処置: HSM ファイル・システム状況は、お
そらく同時アクセスが原因でアクセス不能です。操作を
再試行してください。問題が続く場合は、そのファイ
ル・システムがマウントされていて、HSM がファイ
ル・システム上で Unix シェル・コマンド mount およ
び dsmdf によって使用可能になっていることを確認し
てください。 この問題が続いて起こる場合は、システ
ムをリブートし、操作を再試行してください。
ANS9156I
ロールフォワードが完了しました。
説明: Domino DB2 ロールフォワード操作が完了しま
した。
システムの処置: TSM は Domino DB2 データベー
ス・ログをロールフォワードしました。
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
ANS9157W
有効なファイル・スペース位置を入力して
ください。
説明: このメッセージは MFC GUI から Pref エディ
ターを実行したときに表示されます。 これはファイ
ル・スペース・ロケーション・パスを必須フィールドに
入力しなかったことを意味します。
システムの処置: TSM 入力必須フィールド
ユーザーの処置: ユーザーが必須フィールドに入力する
まで操作は続行されません。
ANS9158W
program-name: カーネルで ENOSPC 検査
をオンにできません。error。
説明: TSM は ENOSPC チェックをオンにすることは
できません。
システムの処置: TSM は ENOSPC チェックをオンに
することはできません。処理を続行します。
ユーザーの処置: AIX JFS HSM fsm カーネル拡張がロ
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9159E • ANS9164W
ードされていることを確認してから、操作を再試行して
ください。 この問題が続いて起こる場合は、システム
をリブートし、操作を再試行してください。
ANS9159E
説明:
ん。
program-name: 一時ファイルを作成できま
せん。
TSM は一時ファイルを作成することができませ
システムの処置:
きません。
TSM はその操作を完了することがで
ユーザーの処置: Unix mount シェル・コマンドによっ
て、/tmp および /etc がシステム上に独立したファイ
ル・システムとして存在することを確認してください。
df コマンドを使用してそれらのファイル・システムが満
杯かどうかを確認してください。ファイルを削除する
か、あるいはファイル・システム・サイズを増やすこと
で追加スペースを作成してください。
ANS9160E
program-name: 一時ファイル file-spec に
書き込みできません: error。
説明: TSM は一時ファイルへの書き込みを完了するこ
とができません。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: Unix エラー・コードは書き込みが失
敗した理由に関する手引きを提供することがあります。
Unix mount および df シェル・コマンドを使用して、
関連ファイル・システムがマウントされていて、使用可
能スペースがあることを確認します。 このメッセージ
がシェル・コマンドから出された場合は、ファイル・シ
ステムをマウントし、必要な場合は、追加スペースを作
成してから、操作を再試行してください。 このメッセ
ージがシェル・コマンドから出されていなかった場合
は、デーモンを再始動してください。 この問題が続い
て起こる場合は、システムをリブートしてください。
ANS9161E
無効なバックアップ・セット・ファイルま
たはデバイス名が入力されました。
説明: 指定されたバックアップ・セット・ファイルまた
はデバイス名に有効なバックアップ・セットが含まれて
いません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ANS9162W
オブジェクト 'dir-name' は再呼び出しで
スキップされます。これはディレクトリー
です。
説明: オブジェクトはディレクトリーです。スペース管
理はディレクトリーの再呼び出しを行いません。
システムの処置: これはディレクトリーのため、IBM
Tivoli Storage Manager はオブジェクトを再呼び出しし
ません。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9163W
program-name: 再呼び出しデーモン・セッ
ション ID を獲得できませんでした。
説明: 再呼び出しデーモン・セッションを獲得できなか
ったので、ファイル・システムのイベント処理をセット
アップできませんでした。 再呼び出しデーモンが実行
中でない可能性があります。 再呼び出し要求は処理さ
れません。つまり、スペース管理のための TSM クライ
アントは、このファイル・システムに関する再呼び出し
要求に応答できません。
システムの処置: TSM は、再呼び出しイベント処理を
セットアップできませんでした。再呼び出しイベント処
理は、そのファイル・システムに関して使用可能になっ
ていません。
ユーザーの処置: 再呼び出しデーモンを開始するか、再
開してください。
ANS9164W
program-name: モニター・デーモン・セッ
ション ID を獲得できませんでした。
説明: モニター・デーモン・セッションを獲得できなか
ったので、ファイル・システムのイベント処理をセット
アップできませんでした。 モニター・デーモンが実行
中でない可能性があります。 そのため、ファイル・シ
ステムの使用状況に関するしきい値はモニターされず、
NOSPACE イベントは処理されません。つまり、ファイ
ル・システムは、スペースを使い尽くす可能性がありま
す。
システムの処置: TSM は、NOSPACE イベント処理を
セットアップできませんでした。NOSPACE イベント処
理は、そのファイル・システムに関して使用可能になっ
ていません。
ユーザーの処置: モニター・デーモンを開始するか、再
開してください。
ユーザーの処置: 有効なバックアップ・セットを含むフ
ァイル名またはデバイスを指定して、操作を再試行して
ください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
309
ANS9165E • ANS9171E
ANS9165E
program-name がディレクトリー
directory-spec をオープンできませんでし
た。原因となったエラー: error
ANS9168E
program-name がデータベース file-spec を
オープンできませんでした。原因となった
エラー: error
説明: メッセージ・テキストに示されているディレクト
リーをオープンできません。 メッセージ・テキスト
に、発生したエラーの説明があります。
説明: メッセージ・テキストに示されたデータベースを
オープンできませんでした。エラーの理由はメッセー
ジ・テキストに示されています。
システムの処置: 要求された操作は完了しません。
システムの処置: 要求された操作は完了しません。
ユーザーの処置: メッセージ・テキストに示されている
エラー状態を訂正してから、操作を再試行してくださ
い。 問題が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポ
ートに連絡して、支援を依頼してください。
ユーザーの処置: ファイル・システムで十分なスペース
が使用できることを確認してから、操作を再試行してく
ださい。 問題が解決しない場合は、IBM テクニカル・
サポートに連絡して、支援を依頼してください。
ANS9166I
'backup type' バックアップ・バージョン
backup date 'datetime' はローカル・リポ
ジトリーとの互換性がなく、サーバーから
削除されました (object name='filespace
namepath-namefile-name'、ID =
'object-id:object-id')。
説明: 指定されたオブジェクトの指定されたバックアッ
プ・インスタンスは、ローカル・リポジトリーの内容と
一致していません。 このことは、クライアント・シス
テムで、ローカル・リポジトリーが変更または破壊され
た場合に発生することがあります。 このバックアップ
はリストアすることができないため、サーバー上で削除
されます。
システムの処置: サーバーで、指定されたバックアッ
プ・オブジェクトが削除されます。 処理は続行されま
す。
ユーザーの処置:
ANS9167W
ありません。
最適サブファイルのバックアップ用のクラ
イアント・キャッシュが壊れているため、
使用できません。
説明: 最適サブファイルのキャッシュが壊れています。
バックアップ・クライアントは破損を検出できますが、
破損の理由を判別できません。
システムの処置: TSM クライアントは標準の選択バッ
クアップまたは増分バックアップを続行します。キャッ
シュは再作成されて、以降のバックアップでは最適サブ
ファイル技法が使用されます。
ユーザーの処置: この問題が続いて起こる場合は、IBM
テクニカル・サポートに連絡して、支援を求めてくださ
い。クライアント・エラー・ログを提供できるように準
備してください。このログに含まれている追加メッセー
ジが、サポート担当者による問題識別に役立つことがあ
ります。
310
ANS9169E
program-name: ディレクトリー
directory-spec を作成できません。reason。
説明: TSM はこのディレクトリーを作成することがで
きません。
システムの処置: TSM はこのディレクトリーを作成し
ません。
ユーザーの処置: このディレクトリーがまだ存在してい
ないこと、およびその親ディレクトリーが適切な許可を
持つことを確認してください。
ANS9170E
program-name: file-system はマウントされ
たローカル・ファイル・システムではあり
ません。
説明: TSM は、このファイル・システムが適切にマウ
ントされていることを検出しませんでした。
システムの処置:
ます。
TSM はファイル・システムを無視し
ユーザーの処置: このファイル・システムがローカルで
あること、および適切にマウントおよび活動化されてい
ることを確認してください。
ANS9171E
説明:
TSM 内部エラーが発生しました。次のス
トリングが長すぎます: error。
ありません。
システムの処置:
要求された操作は完了しません。
ユーザーの処置: システムをリブートすると問題が解決
する可能性があります。システムのリブート後に、操作
を再試行してください。 問題が解決しない場合は、
IBM テクニカル・サポートに連絡して、支援を依頼し
てください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9172I • ANS9179W
ANS9172I
システム構成要素 '' のバックアップは処
理から除外します。
説明: 指定されたシステム構成要素をバックアップしよ
うとしましたが、この構成要素はバックアップから除外
するように指定されています。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager はシステ
ム構成要素をバックアップしませんでした。
ユーザーの処置: コマンド行クライアントおよび除外リ
ストによって入力キーワードまたはライター名を確認し
てください。
ANS9173I
システム構成要素 '' のバックアップは存
在しません。
説明: インストールまたは開始されていないシステム構
成要素をバックアップしようとしました。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager はシステ
ム構成要素をバックアップしませんでした。
ユーザーの処置: GUI インターフェースを使用して
「システム状態 (System State)」または「システム・サ
ービス (System Services)」ノードを展開し、入力キーワ
ードまたはライター名を確認してください。
ANS9174I
説明:
バックアップ削除の完了。
バックアップ削除が完了しました。
システムの処置:
除しました。
ANS9175E
TSM はバックアップ・ファイルを削
バックアップ削除操作用のメモリーが足り
ません。
説明: TSM は、指定されたバックアップ削除操作に必
要なメモリーを割り振ることができません。
システムの処置: TSM は、要求されたバックアップ削
除操作を続行できません。
ユーザーの処置: 不要なアプリケーションをすべてクロ
ーズし、操作を再試行してください。照会の有効範囲お
よび戻されるデータの量を削減することも役に立ちま
す。あるいはシステム管理者に連絡します。
ANS9176I
バックアップ削除はユーザーによって停止
されています。
説明: バックアップ削除操作を停止することを要求しま
した。
システムの処置:
アーカイブ削除が停止しました。
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS9177W
ノード 'cluster node ID'、ホスト名
'cluster node hostname' 上で実行されてい
るリモート再呼び出しに対するすべてのデ
ータ・イベントは中止されます。
説明: リモート・ノードが応答していません。そのた
め、このリモート・ノード上で現在処理されているすべ
ての DMAPI データ・イベントを中止する必要がありま
す。この警告は、ローカル・ノードと指定されたリモー
ト・ノードの間の RPC 通信の問題が原因の可能性があ
ります。
システムの処置: dsmrecalld ディストリビューター・プ
ロセスは、指定されたリモート・ノード上で現在処理中
のすべてのデータ・イベント (ある場合) を中止しま
す。
ユーザーの処置: ネットワークおよびホスト接続が正し
く構成されていることを確認してください。その後、再
呼び出し操作を再試行してください。
ANS9178E
program-name がファイル file-spec をオー
プンできませんでした。原因となったエラ
ー: error
説明: メッセージ・テキストに示されているプログラム
が、指定されたファイルをオープンできませんでした。
メッセージ・テキストには、ファイルをオープンしよう
としたときに発生したエラーの説明もあります。
システムの処置: 要求された操作は完了しません。
ユーザーの処置: ファイルが存在するファイル・システ
ムがマウントされていることを確認してから、操作を再
試行してください。 システムをリブートすると問題が
解決する可能性があります。問題が解決しない場合は、
IBM テクニカル・サポートに連絡して、支援を依頼し
てください。
ANS9179W
操作は正常に完了しました。ただし、要求
された vApp リストの作成時に、いくつ
かのエラーが発生しました。
説明: vApp 指定に含まれていた 1 つ以上の項目が見
つかりませんでした。これは、vCD 組織での変更、あ
るいはユーザーが提供した vApp 指定に誤りがあったこ
とが原因である可能性があります。
システムの処置: 操作は正常に完了しました。
ユーザーの処置: ローカル・クライアントのエラー・ロ
グで失敗の理由を確認し、コマンド指定を確認してくだ
さい。すべての問題を修正し、コマンドを再実行してく
ださい。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
311
ANS9180W • ANS9187W
ANS9180W
パスワード・ファイルの項目を復号できま
せんでした。
ANS9184E
program-name がメモリーを割り振ること
ができません。原因となったエラー: error
説明: パスワードの暗号化解除の妥当性検査が失敗しま
した。
説明: メモリー割り振りエラーが発生しました。メッセ
ージ・テキストに、発生したエラーの説明があります。
システムの処置: パスワード・ファイルにあるパスワー
ドは、無視されます。プロセスがバックグラウンドで
(スケジューリング・モードなど) 実行されるのでない限
り、ユーザーはパスワードの入力を求められます。
システムの処置:
ユーザーの処置: プロンプトが出されたら、パスワード
を入力してください。
ANS9182W
このノードは、カスタマイズ・クライアン
ト・ノード・リストに既に記入されていま
す。更新しますか?
説明: クライアント・ノードのリストには、指定された
クライアント・ノードが既に入っています。同じマシン
で、同じクライアント・ノード名の 2 つのクライアン
ト・ノードをもつことはできません。
システムの処置: ユーザーの応答に従って、クライアン
ト・ノードを更新するか、更新しません。
ユーザーの処置: クライアント・ノードを更新するに
は、「はい」を選択してください。 この操作をキャン
セルするには「いいえ」を選択してください。
ANS9183W
スペース管理を 'file-system' ファイル・シ
ステムから除去すると、すべてのマイグレ
ーション済みデータは TSM サーバー
'server-name' から再呼び出しされます。
再呼び出しデータを保管するために十分な
フリー・スペースがこのファイル・システ
ムにあることを確認してください。今すぐ
'client-node' からスペース管理を除去しま
すか?
説明: 選択されたファイル・システムからスペース管理
を除去すると、すべてのマイグレーション済みデータは
サーバーから再呼び出しされます。
システムの処置: 選択されたファイル・システムからス
ペース管理を除去する場合に、ユーザーに対して確認を
求めるプロンプトが出されます。
ユーザーの処置: 再呼び出しデータを保管するための十
分なフリー・スペースがこのファイル・システムにある
ことを確認してください。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。HSM デ
ーモンで問題が発生した場合は、デーモンを再始動して
から操作を再試行してください。 引き続き問題が発生
する場合は、オペレーティング・システムの管理ツール
を使用して、システムの仮想メモリー (スワップ・スペ
ース) を調べ、必要であればメモリーを増やしてくださ
い。アプリケーションが使用可能な仮想メモリーを消費
しているかどうかを調べてください。システムをリブー
トすると問題が解決することもあります。 問題が解決
しない場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡し
て、支援を依頼してください。
ANS9185W
マスター・スカウト・デーモンは実行して
いません。
説明: 選択されたクライアント・ノードでマスター・ス
カウト・デーモンが実行されていないため、マイグレー
ションに適格な候補ファイルのリストを作成できませ
ん。
システムの処置: ファイルは TSM サーバーに自動的
にマイグレーションされません。
ユーザーの処置: スペース管理エージェントが稼働して
いるマシンのコマンド・シェルで、「dsmscoutd」コマン
ドを使用してマスター・スカウト・デーモンを手動で再
始動してください。
ANS9186E
program-name: マウント済みファイル・シ
ステム file-system をオープンできませ
ん。error。
説明: TSM はマウント・ファイル・システムをオープ
ンすることができません。
システムの処置:
ます。
TSM はファイル・システムを無視し
ユーザーの処置: このファイル・システムがマウントさ
れ、適切に活動化されていることを確認してください。
ANS9187W
モニター・デーモンは実行していません。
説明: 選択されたクライアント・ノードでモニター・デ
ーモンが実行されていないため、ファイルを自動的に
TSM サーバーにマイグレーション、または TSM サー
バーから再呼び出しできません。
システムの処置:
312
要求された操作は完了しません。
ファイルは TSM サーバーに自動的
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9188E • ANS9197E
にマイグレーション、または TSM サーバーから再呼び
出しされません。
ユーザーの処置: スペース管理エージェントが稼働して
いるマシンのコマンド・シェルで、「dsmmonitord」コマ
ンドを使用してモニター・デーモンを手動で再始動して
ください。
ANS9193I
file-system system をオープンできません。
説明: TSM がファイル・システムをオープンすること
ができません。このメッセージは、Motif HSM GUI か
ら発行されています。しかし、この GUI は、現在サポ
ート対象外になりました。
システムの処置:
ANS9188E
再呼び出し操作にメモリーが不足していま
す。
説明: TSM は要求された再呼び出し操作のためにスト
レージを割り振ることができません。
システムの処置:
せん。
ANS9189I
再呼び出しがユーザーによって停止されま
した。
説明: TSM による再呼び出し操作の停止が要求されま
した。
システムの処置:
再呼び出しは停止しました。
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS9191E
ファイル・システムの状態の検査中にエラ
ー。
説明: システムが /dev/dsm をオープンできないか、あ
るいはファイル・システムをオープンすることができま
せん。
システムの処置:
file-system system を使用不可にできませ
ん。
説明: TSM がファイル・システムを使用不可にするこ
とはできません。このメッセージは、Motif HSM GUI
から発行されています。しかし、この GUI は、現在サ
ポート対象外になりました。
システムの処置:
ANS9194W
選択マイグレーションが進行中。 完了す
るまで待機して、再呼び出しをやり直しま
す。
説明: 選択的マイグレーションが進行中に再呼び出し操
作を実行しようとしました。
システムの処置: TSM は要求を無視します。
ユーザーの処置: 選択的マイグレーションが完了するま
で待機して、再呼び出し操作を再試行してください。
ANS9195W
選択的再呼び出しが進行中です。完了する
まで待機して、マイグレーションをやり直
します。
説明: 選択的再呼び出しが進行中にマイグレーション操
作が開始されました。
システムの処置: TSM は要求を無視します。
ユーザーの処置: 選択的再呼び出しが完了するまで待機
して、マイグレーション操作を再試行してください。
ANS9196W
トランザクションは停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決しない場合は、システム管理者にお問い合わせくださ
い。
ANS9192I
ユーザーの処置: dsm の Unix シェル・コマンドを使
用します。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: 再呼び出し操作を再試行してくださ
い。 問題が解決しない場合は、システム管理者にお問
い合わせください。
TSM は要求を無視します。
dsm.sys ファイル中の
PASSWORDACCESS オプションが
GENERATE にセットされていない。オ
プションを GENERATE にリセットし
て、HSM クライアントを再始動します。
説明: dsm.sys ファイル内の PASSWORDACCESS オプ
ションは PROMPT に設定されています。自動スペース
管理サービスが機能するためには、これは GENERATE
に設定されなければなりません。
システムの処置: TSM はクライアントを終了します。
ユーザーの処置: root ユーザーは、dsm.sys ファイルに
おいて、PASSWORDACCESS オプションを
GENERATE に設定する必要があります。
TSM は要求を無視します。
ユーザーの処置: dsm の Unix シェル・コマンドを使
用します。
ANS9197E
ファイル: file-name name は既に再呼び出
しされています。
説明: 既に再呼び出しされているファイルの再呼び出し
を実行しようとしました。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
313
ANS9198E • ANS9230E
システムの処置:
ん。
TSM はファイルを強調表示しませ
トールされていないときだけです。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS9206W
ANS9198E
ファイル: file name は常駐ファイルで
す。
ユーザー割り当て量に達しています。
説明: このファイル・システムから TSM サーバーに
マイグレーションまたは事前マイグレーション可能な最
大データ量に達しました。
説明: 存在しているファイルの再呼び出しを実行しよう
としました。
システムの処置: ファイルを TSM サーバーにマイグ
レーションすることはできません。
システムの処置:
ん。
ユーザーの処置: 「ファイル・システム・プロパティ
ー」ダイアログを使用して、異なる割り当て量を指定し
ます。
TSM はファイルを強調表示しませ
ユーザーの処置: ありません。
ANS9199S
/dev/fsm をオープンできません。
説明: TSM は、スペース管理デバイス・ファイ
ル、/dev/fsm をオープンできません。
システムの処置:
TSM は操作を完了できません。
ユーザーの処置: TSM が正しくインストールされてい
ること、また /dev/fsm ファイルが存在することを調べ
てください。問題を訂正して、操作を再試行してくださ
い。
ANS9201W
説明:
LAN フリー・パスに失敗しました。
LAN フリー接続が設定できませんでした。
システムの処置: システムは、LAN フリー・パスを使
用しないでサーバーに接続します。
ユーザーの処置:
てください。
ANS9203E
LAN フリー・セットアップを検証し
HSM がインストールされているときは、
ENABLELANFREE は使用できません。
説明: TSM クライアントがシステムに HSM がインス
トールされていることを検出しました。LAN フリー
は、HSM がインストールされているときには有効なオ
プションではありません。
v このエラーは、AIX 上では /usr/tivoli/tsm/client/hsm/
bin/dsmrecalld で、このファイルが見つかった場合に
起こります。
v このエラーは、Solaris 上では /opt/tivoli/tsm/client/hsm/
bin/dsmrecalld で、このファイルが見つかった場合に
起こります。
システムの処置:
止します。
無効オプションが検出され、処理は停
ユーザーの処置: ENABLELANFREE オプションをシス
テム・オプション・ファイルから除去してください。
ENABLELANFREE が使用できるのは、HSM がインス
314
ANS9220W
再呼び出しデーモンが実行していません。
説明: 選択されたクライアント・ノードで再呼び出しデ
ーモンが実行されていないため、ファイルを TSM サー
バーから再呼び出しできません。
システムの処置: ファイルは TSM サーバーから再呼
び出しされません。
ユーザーの処置: スペース管理エージェントが稼働して
いるマシンのコマンド・シェルで、「dsmrecalld」コマ
ンドを使用して再呼び出しデーモンを手動で再始動して
ください。
ANS9227E
状況のロード中に内部エラー。
error-message
説明: スペース管理活動の状況のロード中に、例外が検
出されました。
システムの処置: 関連する活動の状況はロードされてい
ません。 プロセスは、次の最新表示間隔での状況のロ
ードを続行します。
ユーザーの処置: ご使用のローカル・マシンのインスト
ール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、お
よびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS9230E
このプロセスのマイグレーション・フェー
ズで通信エラーが見つかりました。
説明: マイグレーション・フェーズにおけるサーバー通
信エラーが原因で、予期しないエラーが発生しました。
システムの処置: TSM は、このファイル・システムか
らファイルをマイグレーションしません。
ユーザーの処置: ご使用のローカル・マシンのインスト
ール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、お
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9231E • ANS9251E
よびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS9231E
このプロセスのマイグレーション・フェー
ズで処理エラーが見つかりました。
説明: 通信処理エラーが原因で、予期しないエラーが発
生しました。
システムの処置: TSM は、このファイル・システムか
らファイルをマイグレーションまたは事前マイグレーシ
ョンしません。
ユーザーの処置: ご使用のローカル・マシンのインスト
ール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、お
よびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS9233E
このプロセスの事前マイグレーション・フ
ェーズで処理エラーが見つかりました。
説明: 事前マイグレーション・フェーズにおける通信処
理エラーが原因で、予期しないエラーが発生しました。
システムの処置: TSM は、このファイル・システムか
らファイルを事前マイグレーションしません。
ユーザーの処置: ご使用のローカル・マシンのインスト
ール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、お
よびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS9236E
このファイル・システムで調整を実行中に
エラーが見つかりました。
説明: 選択されたファイル・システムで調整を実行して
いるときに、エラーが発生しました。
システムの処置: TSM は、このファイル・システムを
TSM サーバーと一致するよう調整しません。
ユーザーの処置: ご使用のローカル・マシンのインスト
ール・ディレクトリーにある dsmsm.log ファイル、お
よびクライアント・ノード・マシンの
$DSM_DIR/dsmerror.log ファイルを確認してください。
参照しても問題の原因が判断できない場合は、システム
管理者または TSM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。
ANS9240W
LUN LUN-id にあるディスク
「disk-name」のシリアル番号を獲得でき
ませんでした。
説明: TSM は、指定したディスクのシリアル番号を判
別できませんでした。ディスクがページ 0x80 の重要製
品データの SCSI 問い合わせをサポートしていない可能
性があります。
システムの処置: 指定されたディスクにあるデータに関
しては、サーバー・フリー・データ移動は不可能です。
ユーザーの処置:
ANS9249E
ありません。
マイグレーション中にファイル 'file-name
namefile-name namefile-name name' がアク
セスされました。 ファイルはスキップさ
れます。
説明: マイグレーション処理の試行中に他のプロセスに
よってアクセスされていたため、指定された file-name
はマイグレーションされませんでした。
システムの処置: TSM はファイルを常駐のまま残しま
した。
ユーザーの処置: ファイルをマイグレーションしたい場
合は、ファイルにアクセスしている処理を停止して、マ
イグレーションをやり直してください。
ANS9250I
ファイル・システム 'file-system system' の
調整が完了しました。
説明: TSM はファイル・システムの調整を完了しまし
た。
システムの処置: TSM は続行します。
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
ANS9251E
ProgramName: コマンド行オプションを正
しく解析することができません。
説明: コマンド行引数を解析しようとしたときに、内部
プログラム・エラーが発生しました。
システムの処置: プログラムは要求を処理することがで
きません。
ユーザーの処置: -h または -help オプションを使用し
て、コマンド行で許可されるオプションを調べてから、
要求をやり直してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
315
ANS9252I • ANS9266E
ANS9252I
説明:
環境変数の値: envVar
ありません。
システムの処置:
これは通知メッセージです。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS9254E
説明:
包含/除外リストに暗黙除外を追加中にエ
ラーが検出されました。
ありません。
システムの処置:
TSM は進めることができません。
ユーザーの処置: HSM 制御ファイル排他がその他の包
含/排他ディレクティブと矛盾している場合は、明示的な
包含/排他ディレクティブを、HSM 制御ファイルおよび
ディレクトリーの排他に許可されるように訂正してくだ
さい。 すべての HSM ファイル・システムがマウント
されていることを確認してください。
ANS9255I
空の状況ファイルが生成されます。
説明: HSM 状況ファイルは欠落しているか、オープン
できません。空の状況ファイルが作成されます。
ユーザーの処置: スペース・マネージャーを使用したい
場合は、スペース管理をサポートするサーバーに必ず接
続します。
ANS9263W
アクティブ・バージョンと非アクティブ・
バージョンのシステム状態を両方一緒にリ
ストアできません。
説明: システム状態のアクティブ・コピーと非アクティ
ブ・コピーを両方一緒にリストアすることは許可されて
いません。
システムの処置:
処理は行われません。
ユーザーの処置: リストア操作を行うには、アクティ
ブ・コピーか非アクティブ・コピーのどちらかを選択し
てください。
ANS9264E
仮想マシン 'vmname' の増分バックアップ
が失敗しました。RC rc
説明: 仮想マシンボリュームの増分バックアップが失敗
しました。
システムの処置: ファイル・データのマイグレーション
は通常どおりに処理を続行します。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップが失敗して
終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理します。
失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・ログ
に書き込まれています。
ユーザーの処置: dsmreconcile を実行して、完全な状況
ファイルを作成してください。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
ANS9256E
ファイル 'file-namefile-namefile-name' は現
在別のプロセスでオープンされています。
説明: ファイルは、マイグレーション操作または再呼び
出し操作によってロックされています。ファイルは、一
度に 1 つだけの再呼び出しプロセスまたは再呼び出し
操作のオブジェクトになることができます。
システムの処置:
このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: このエラーがファイルのマイグレーシ
ョン操作または再呼び出し操作の並列実行によって発生
したものではない場合、このエラーは、前にキャンセル
されたマイグレーション操作または再呼び出し操作より
発生した可能性があります。その場合は、dsmrecalld デ
ーモンを再始動して、操作を再試行してください。
ANS9265E
説明: VMware vcbmount コマンドは仮想マシンディス
クのマウントに失敗しました。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップを続行でき
ません。 vmlist の次の仮想マシンを処理します。
vcbMounter コマンドの出力に、失敗の理由が示されま
す。
ユーザーの処置: 失敗の原因を判別するには、仮想マシ
ンに対して vcbMounter コマンドを発行してください。
詳しくは、そのメッセージの資料を参照してください。
ANS9266E
ANS9257E
サーバー 'server-name name' はスペース
管理をサポートしません。
説明: 指定された server-name name はスペース管理を
サポートしません。下位レベル・サーバーあるいはスペ
ース管理をサポートしないプラットフォームのいずれか
です。
システムの処置:
316
TSM は操作を失敗しました。
vcbMounter コマンドを使用して仮想マシ
ン 'vmname' をマウントしようとしました
が、失敗しました。RC=rc
仮想マシンの環境の初期化に失敗しまし
た。vcbMounter.exe コマンドが見つかり
ません。 RC=rc
説明: 仮想マシンの環境の初期化に失敗しました。
vcbMounter.exe コマンドが見つかりません。 VMware
Consolidated Backup Framework がインストールされて
いないか、vcbMounter.exe コマンドが現行の PATH 環
境変数に指定されていません。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9267E • ANS9285K
システムの処置: バックアップを続行できません。
vcbMounter コマンドの出力に、失敗の理由が示されま
す。
ユーザーの処置: 失敗の原因を判別するには、仮想マシ
ンに対して vcbMounter コマンドを発行してください。
詳しくは、そのメッセージの資料を参照してください。
バックアップ・プロキシー・マシンに VMware
Consolidated Backup Framework がインストールされて
いる必要があります。インストール済みロケーションお
よび vcbMounter.exe が PATH 環境変数に指定されてい
る必要があります。デフォルトのロケーションは、
C:¥Program Files¥VMware¥VMware Consolidated Backup
Framework です。
ANS9267E
program-name: ファイル・システム
file-system system が割り当てを超えまし
た。
説明: TSM が、ファイル・システムがその割り当て量
を超えていることを検出しました。このファイル・シス
テムからこれ以上のデータをマイグレーションできませ
ん。
システムの処置: TSM は、このファイル・システムか
らファイルをマイグレーションしません。
ユーザーの処置: いくつかのファイルを再呼び出しする
か、システム管理者にこのファイル・システムの割り当
て量を増やすよう依頼してください。
ANS9278E
説明:
vmList オプションの処理に失敗しまし
た。RC=rc
vmList オプションの処理に失敗しました。
システムの処置:
バックアップを続行できません。
ユーザーの処置: vmList オプション値にエラーがない
か確認してください。詳細については、vmList オプショ
ンの資料を参照してください。
ANS9279E
仮想マシン 'vmname' ボリュームの検出に
失敗しました。RC=rc により失敗しまし
た。
説明: 仮想マシンのボリュームを検出できません。バッ
クアップ・プロキシー・マシンに使用可能なボリューム
のマウント・ポイントがありません。
システムの処置: 仮想マシンのバックアップを続行でき
ません。 vmlist の次の仮想マシンを処理します。
vcbMounter コマンドの出力に、失敗の理由が示されま
す。
詳しくは、そのメッセージの資料を参照してください。
ANS9280E
説明:
す。
この操作の実行時には 'vmname' オプショ
ンを設定する必要があります。
コマンドの必須指定のオプションが欠落していま
システムの処置: 操作を続行できません。
ユーザーの処置: プリファレンス・エディターまたはコ
マンド行を使用して、欠落しているオプションを設定し
てください。
ANS9283K
Tivoli Space Manager が、マイグレーシ
ョン済みファイルを再呼び出ししていま
す。
説明: スペース管理カーネル拡張は、ローカルに保管さ
れていないファイルへのアクセスを試みています。 フ
ァイルがマイグレーションされる場合は、TSM は TSM
スペース管理サーバーからのアクセスを試みています。
システムの処置: TSM はカーネルがファイルにアクセ
スするのを待機します。
ユーザーの処置:
ANS9284K
ありません。
ファイル・アクセスはマイグレーションの
完了を待機中です。
説明: アクセスされているファイルは現在マイグレーシ
ョンされています。 このファイルに対するアクセス
は、マイグレーション処理が完了するまで待機する必要
があります。
システムの処置: TSM は、ファイル・マイグレーショ
ンが完了するまで待機します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9285K
リモート・ファイル・アクセスを完了でき
ません。
説明: スペース管理カーネル拡張は、リモート・ファイ
ル・アクセスを完了できません。 ファイルは TSM マ
イグレーション・サーバーへマイグレーションされる場
合があります。ファイルはローカル・マシンへは再呼び
出しできません。 サーバーは一時的に使用不能となり
ます。
システムの処置: TSM は現行操作を終了します。
ユーザーの処置: サーバーがシステム管理者によって使
用不能になっていないか調べ、その後操作を再試行しま
す。
ユーザーの処置: 失敗の原因を判別するには、仮想マシ
ンに対して vcbMounter コマンドを発行してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
317
ANS9286K • ANS9292E
ANS9286K
ファイル・マイグレーションが中断されま
した。
説明: ファイルが他の処理によってマイグレーションさ
れているため、マイグレーションは停止します。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS9287E
無効またはサポートされないデバイス。
説明: 論理ボリューム・デバイスが無効であるか、サポ
ートされていません。イメージ・バックアップについて
は、デバイス・タイプ・サポートに関する資料を参照し
てください。
システムの処置:
ません。
サイズ file-size のファイル file-name は、
マイグレーション用に修飾するのに小さ過
ぎます。
説明: ファイルは、マイグレーションのために必要な最
小サイズより小です。ファイルをマイグレーションに使
用できるのは、ファイル・システムに指定されたスタ
ブ・ファイル・サイズに 1 バイトを足したサイズと、
ファイル・システムに定義されたブロック・サイズのど
ちらのサイズよりも、ファイルが大きい場合のみです。
ファイル file-name はマイグレーションで
スキップされます。ファイル・タイプは不
明であるかサポートされません。
説明: ファイルが読み取れない、正規ファイルでない、
あるいはそのタイプが HSM クライアントで不明です。
HSM クライアントは正規ファイルのみをマイグレーシ
ョンし、ディレクトリー、シンボリック・リンク、およ
び特殊ファイルはマイグレーションしません。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager はこのフ
ァイルをマイグレーションしません。
ユーザーの処置:
ANS9291E
ロジカル・ボリューム操作は実行され
ユーザーの処置: イメージ・バックアップ・ソースまた
はイメージ・リストアの宛先として、サポートされるタ
イプのいずれかのデバイスを指定してください。
ANS9288W
ANS9290W
ありません。
program-name: 競合しているスペース管理
プログラムが既に file-system ファイル・
システムで実行中です。このプログラムは
後でこのファイル・システムで実行し直し
てください。
説明: TSM は、ユーザーが開始を試みているプログラ
ムと同時には実行できないファイル・システム内の他の
稼働中のプログラムを検出しました。以下のプログラム
は、ファイル・システムに対して同時には実行できませ
ん。
v dsmreconcile
v dsmautomig
v dsmmigfs remove
また、dsmmigfs remove は、マイグレーション処理がフ
ァイル・システム内で稼働中は、実行することができま
せん。
システムの処置: マイグレーションで追加のスペースが
解放されないため、IBM Tivoli Storage Manager はこの
ファイルをマイグレーションしません。
システムの処置: TSM はこの時点ではプログラムを実
行しません。
ユーザーの処置:
ユーザーの処置: 後からプログラムを実行してくださ
い。
ANS9289W
ありません。
オブジェクト 'dir-name' はマイグレーシ
ョンでスキップされます。これはディレク
トリーです。
説明: オブジェクトはディレクトリーです。スペース管
理はディレクトリーをマイグレーションしません。
システムの処置: これはディレクトリーのため、IBM
Tivoli Storage Manager はオブジェクトをマイグレーシ
ョンしません。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS9292E
program-name: ロック・ファイル
lock-file/lock-filelock-file にアクセスできま
せん。error。
説明: TSM はエラーのためにロック・ファイルにアク
セスできません。ロック・ファイルは、対立している処
理の同時実行を妨げるため、特定プログラムの逐次化を
提供します。
システムの処置:
行しません。
TSM はこの時点ではプログラムを実
ユーザーの処置: ロック・ファイルまで続くディレクト
リーの許可ならびに実行可能プログラムの許可も調べて
ください。
318
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9293E • ANS9299I
ANS9293E
TSM スペース管理は ERRORPROG
error-program:error にアクセスできません
説明: クライアント・システム・オプション・ファイル
(dsm.sys) 内で ERRORPROG オプションで指定された
プログラムにアクセス中に、TSM はエラー検出しまし
た。このメッセージは、このエラーが最初に発生したと
きにだけ現れます。
システムの処置: TSM は、重大エラー・メッセージを
指定されたエラー・メッセージ・プログラムに送ること
ができません。
ユーザーの処置: プログラムが存在すること、また実行
時に標準入力を受け入れることを確認してください。
ERRORPROG がプログラムの完全修飾ファイル名を指
定することが通常は最適処理です。
ANS9294I
'file-name name' に一致するファイルが見
つかりませんでした。
説明: ローカル・ファイル・システム内に検出できない
探索パターンまたはファイル名が入力されました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 探索パターンが正しいことを確認する
か、あるいは新規探索ストリングを指定してください。
ANS9296W
説明:
volume name のボリューム全体のイメー
ジ・バックアップを実行中です。AIX の
JFS2 以外のファイル・システムでは、
IMAGEGAPSIZE オプションと使用済み
ブロックのイメージ・バックアップはサポ
ートされていません。
ありません。
システムの処置:
います。
システムの処置:
このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: マイグレーション・サーバー上でこの
ファイルをバックアップするか、現行バックアップ・コ
ピーを必要としない管理クラスをこのファイルに割り当
てます。 操作を再試行してください。
ANS9298W
マイグレーションでファイル file-name
name がスキップされました。見つかった
バックアップ・コピーが最新ではありませ
ん。
説明: 属性 MIGREQUIRESBKUP が YES に設定さ
れ、管理クラスがファイルに割り当てられます。 この
オプションでは、マイグレーション前にファイルの現行
バックアップ・コピーが必要となります。しかし、マイ
グレーション・サーバー上で検出されたバックアップ・
コピーは旧バージョンです。このファイルはマイグレー
ションされません。 注: IBM Tivoli Storage Manager
は、バックアップ・コピーに関してはマイグレーショ
ン・サーバーのみを検査します。マイグレーション・サ
ーバーとバックアップ・サーバーが異なるサーバーであ
る場合は、マイグレーション・サーバー上にファイルの
有効なバックアップ・コピーがなければなりません。
システムの処置: このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: 現行ファイルをマイグレーション・サ
ーバー上でバックアップするか、あるいは現行バックア
ップ・コピーを必要としない管理クラスをこのファイル
に割り当てます。 操作を再試行してください。
ボリューム全体がバックアップされて
ユーザーの処置: IMAGEGAPSIZE オプションと使用済
みブロックのイメージ・バックアップに関する追加情報
は、クライアント・マニュアルを参照してください。
ANS9297W
バックアップ・コピーに関してはマイグレーション・サ
ーバーのみを検査します。マイグレーション・サーバー
とバックアップ・サーバーが異なるサーバーである場合
は、IBM Tivoli Storage Manager はファイルのバックア
ップ・コピーを検出しません。
マイグレーションの前にファイル
file-name name がスキップされました。バ
ックアップ・コピーが見つかりません。
説明: 属性 MIGREQUIRESBKUP が YES に設定さ
れ、管理クラスがファイルに割り当てられます。 この
オプションでは、マイグレーション前にファイルの現行
バックアップ・コピーが必要となります。しかし、マイ
グレーション・サーバー上にはバックアップ・コピーは
検出されませんでした。 このファイルはマイグレーシ
ョンされません。 注: IBM Tivoli Storage Manager は、
ANS9299I
ファイル・システム file-system でマイグ
レーション済みファイルの数を入手できま
せん。
説明: ファイル・システム上のマイグレーション済みフ
ァイルの番号の入手に失敗しました。 番号はファイ
ル・システムの状況ファイル内に保管されます。
システムの処置: スペース管理をファイル・システムか
ら除去する場合は、処理は停止します。スペース管理が
除去されません。
ユーザーの処置: 調整を実行してファイル・システムを
調整してください。 操作を再試行します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
319
ANS9300I • ANS9307E
ANS9300I
ファイル・システム file-system でマイグ
レーション済みファイルが見つかりまし
た。再呼び出し中に見つかったエラーがな
いかチェックしてください。
説明: ファイル・システム内にマイグレーション済みフ
ァイルが存在するため、スペース管理の除去に失敗しま
した。 TSM がファイルの再呼び出しをできなかった
か、あるいは一部のマイグレーション済みファイルが再
呼び出し操作中に失敗した可能性があります。
システムの処置:
TSM の除去処理は停止します。
ユーザーの処置: 再呼び出し処理中に起こったエラー・
メッセージを調べ、問題があればこれを訂正して、処理
除去をやり直してください。
ANS9301E
仮想マシン「vmname」の完全 VM バック
アップが失敗しました。RC rc
説明: 仮想マシンのフル VM バックアップが失敗しま
した。
システムの処置: 仮想マシンのフルバックアップが失敗
して終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理しま
す。失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・
ログに書き込まれています。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
ANS9302E
Restore VM コマンドは、
VMBACKUPTYPE=FILE データをサポー
トしません。VM ファイル・レベル・リ
ストアは、仮想マシンの内部から、または
'asnodename' オプションを指定して実行
する必要があります。
説明: Restore VM 機能は、ファイル・レベル・データ
ではサポートされていません。
システムの処置: システムはユーザーの要求アクション
を処理しません。
ユーザーの処置: 仮想マシンのファイル・レベル・リス
トアは、仮想マシンの内部から、または asnodename オ
プションを指定して実行する必要があります。仮想マシ
ンのフルリストアを実行するには、
VMBACKUPTYPE=FULLVM を指定してコマンドを発
行します。
ANS9303E
仮想マシン「vmname」の完全 VM リスト
アが失敗しました。RC rc
システムの処置: 仮想マシンのフルリストアが失敗して
終了しました。vmlist の次の仮想マシンを処理します。
失敗の理由は、ローカル・クライアント・エラー・ログ
に書き込まれています。
ユーザーの処置: ローカル・クライアント・エラー・ロ
グで失敗の理由を確認してください。
ANS9304E
VMware Converter ツールがシステムに
インストールされていません。
説明: VMware Converter ツールのインストールをシス
テム上で検出できませんでした。
システムの処置: フル仮想マシンのイメージ・ファイル
は、指定した場所に正常にリストアされました。
ユーザーの処置: これ以上のアクションは不要です。フ
ル仮想マシンのイメージ・ファイルは、各種のツールで
使用できます。VMware Converter ツールはシステムに
インストールできます。
ANS9305E
無効な Hyper-V VM 名 'string' が入力さ
れました。
説明: 入力した Hyper-V VM 名 string に、誤った文字
またはワイルドカード文字が含まれています。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しい Hyper-V VM 名を入力してく
ださい。
ANS9306E
無効な Hyper-V VM リスト 'string' が入
力されました。
説明: 入力した Hyper-V VM リスト string に、誤った
文字またはワイルドカード文字が含まれています。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しい Hyper-V VM リストを入力し
てください。
ANS9307E
Hyper-V VM 名または VMList が入力さ
れていません。
説明: Hyper-V VM 名または VMList パラメーターが
指定されていません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しい Hyper-V VM 名または
VMList パラメーターを指定してください。
説明:
た。
仮想マシンのフル VM リストアが失敗しまし
320
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9308E • ANS9332E
ANS9308E
入力された Hyper-V VM 名または
VMList 'string' に一致するものが見つか
りませんでした。
説明: 入力された Hyper-V VM 名または VMList パラ
メーターに一致するものが見つかりませんでした。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しい Hyper-V VM 名または
VMList パラメーターを指定してください。
ユーザーの処置: TMP ディレクトリーの一部のファイ
ルを削除して、操作を再試行してください。
ANS9316T
ファイル・システム 'file-system' の削除の
取り消しが完了しました。
説明: TSM はファイル・システムの削除の取り消し操
作を完了しました。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
ANS9309E
pick オプションが指定されていますが、
Hyper-V VM 名または VMList 'string'
の値も入力されています。
ANS9318W
program-name: ファイル・システム
file-system の削除解除中にエラーが見つか
りました。
説明: -pick オプションを指定した場合、同時に
Hyper-V VM 名または VMList パラメーターを含めるこ
とはできません。
説明: TSM は、ファイル・システム上での削除解除の
実行中にエラーを検出しました。
システムの処置:
システムの処置: TSM は続行します。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: -pick オプションを指定する場合は、
Hyper-V VM 名または VMList パラメーターは指定しな
いでください。
ANS9311E
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: このコマンドを使用する前に、
Hyper-V 仮想マシンを正常にバックアップする必要があ
ります。
program-name: ファイル file name の所有
者/グループを変更できません。error。
説明: TSM は指定されたファイルについて、所有権ま
たはグループ、あるいはその両方を変更することができ
ません。スペース管理が適切に稼働するためには、この
変更が必要です。
システムの処置:
TSM は処理を続行できません。
ユーザーの処置: ディレクトリー許可によってファイル
所有者またはグループが変更できることを確認してくだ
さい。 コマンドを再発行してください。
ANS9313E
ANS9331W
TSM サーバーに Hyper-V VM が存在し
ません。
説明: 現在、TSM サーバーに Hyper-V 仮想マシンを
表すファイル・スペースが存在していません。
ANS9312S
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
program-name: TMP ディレクトリーがフ
ルです。
説明: オペレーティング・システムからの TMP ディ
レクトリーがフルです。
システムの処置:
VMC ホスト <host> VMC Userid
<userid> について VMware vCenter また
は ESX サーバーのユーザー ID および
パスワードを暗号化パスワード・ファイル
から読み取ることができませんでした。
説明: 暗号化パスワード・ファイルから、VMware
vCenter または ESX サーバーのユーザー ID およびパ
スワードを読み取ることができませんでした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: dsmc SET PASSWORD -type=VM
'vCenter hostname' 'userid' 'password' を使用して、暗号化
パスワードを保存してください。
ANS9332E
VMware vCenter または ESX サーバー
のユーザー ID およびパスワードが設定
されていません。 dsmc SET
PASSWORD -type=VM 'vCenter
hostname' 'userid' 'password' を使用し
て、暗号化パスワードを保存してくださ
い。
説明: 暗号化パスワード・ファイルから、VMware
vCenter または ESX サーバーのユーザー ID およびパ
スワードを読み取ることができませんでした。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: dsmc SET PASSWORD -type=VM
'vCenter hostname' 'userid' 'password' を使用して、暗号化
パスワードを保存してください。
TSM は停止します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
321
ANS9333E • ANS9351E
ANS9333E
Unix-system-call() が失敗したために、
'file-name' をスタブ・ファイルとして再作
成できません。エラー番号: error、理由:
error-reason。
説明: エラーが発生したために、TSM は、指定のファ
イルをスタブ・ファイルとして再作成することができま
せんでした。
システムの処置:
す。
処理は、次のファイルから続行されま
ユーザーの処置: エラーの詳細について、dsmerror.log
を調べてください。影響を受けるファイル・パスが存在
していない場合は、バックアップがあればバックアップ
からファイルをリストアするか、または手動で再作成し
てから、操作を再試行してください。指定したファイ
ル・システムが TSM スペースの管理対象であること
と、書き込み可能で一貫性のある状態であることを確認
してください。
ANS9334E
サーバーから誤りのある別名 'alias-name'
を受信しました。
説明: サーバーから無効な別名を受信したため、TSM
はマイグレーション済みファイルの有効なパス名を作成
できませんでした。
システムの処置:
す。
処理は、次のファイルから続行されま
ユーザーの処置: 可能な場合には、孤立検査調整または
初期ファイルのインライン増分バックアップを実行し
て、サーバー上で別名が更新されるようにします。その
後、操作を再試行してください。それ以外の場合は、
TSM サポートに連絡して、さらに詳細な調査と問題解
決を依頼してください。
ANS9347W
説明:
警告: ドメインに対して指定された
「domain-keyword」は、VMware
ESX/ESXi ホストへの接続時には無視され
ます。 このドメインを処理するには、
VMware vCenter に接続してください。
ありません。
システムの処置:
す。
ドメイン・キーワードは無視されま
ユーザーの処置: このドメインを処理するには、
VMware vCenter に接続してください。
ANS9349I
説明:
選択的再呼び出しが完了しました。
選択的再呼び出しが完了しました。
システムの処置:
た。
TSM はファイルを再呼び出ししまし
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS9350E
ボリュームの混合が原因でバックアップ操
作が失敗しました。追加情報については、
説明のセクションを参照してください。
説明: ボリュームの混合が検出されたため、IBM Tivoli
Storage Manager はバックアップを作成できませんでし
た。選択されたボリュームのなかには、必要な時点での
みスナップショットをインポートするための要件に適合
するものもあれば、適合しないものもあります。この状
態は、バックアップ操作が要求され、「必要な時点での
み VSS スナップショットをインポート」機能が使用可
能になっており、しかもバックアップ操作に関与するボ
リュームのなかにトランスポート可能なスナップショッ
トをサポートする VSS ハードウェア・プロバイダーに
よって管理されないものがある場合に発生します。さら
に、この状態は、バックアップ操作に関与するボリュー
ムのなかにトランスポート可能なスナップショットをサ
ポートする VSS ハードウェア・プロバイダーによって
管理されないものがある場合に、バックアップ操作中の
クラスター化環境でも発生する可能性があります。
システムの処置:
ユーザーの処置: バックアップ操作を分割することによ
り、操作を再試行してください。バックアップ操作に関
与するボリュームのすべてがトランスポート可能なスナ
ップショットをサポートするハードウェア・プロバイダ
ーによって管理されているか、あるいはバックアップ操
作に関与するボリュームのすべてがトランスポート可能
なスナップショットをサポートしないことを確認してく
ださい。さらに、「必要な時点でのみ VSS スナップシ
ョットをインポート」機能をオフにして、バックアップ
が混合を許容できるようにすることもできます。
ANS9351E
データがサーバー上で使用不可であり、ス
キップされました。
説明: リストア対象のデータはサーバーで使用不可のた
め、リストアされません。
システムの処置: データはスキップされ、次にリストア
されるオブジェクトについてリストア処理が続行されま
す。
ユーザーの処置:
322
処理は停止します。
TSM 管理者に連絡してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9352E • ANS9360W
ANS9352E
操作で少なくとも 1 つのディスクにトラ
ンスポートとして SAN または HOTADD
が選択されましたが、SAN ポリシーはこ
のデータ・ムーバーについて OnlineAll
に設定されていません。SAN ポリシーが
OnlineAll でない限り、SAN も
HOTADD も使用できません。
説明: デフォルトのトランスポート設定が使用された
か、またはそれが VMVSTORTRANSPORT オプション
で指定されていたため、SAN または HOTADD がトラ
ンスポートとして選択されました。トランスポート・モ
ードとして SAN または HOTADD を使用するには、
SAN ポリシーが OnlineAll に設定されている必要があ
ります。
システムの処置:
リストア処理は停止します。
ユーザーの処置: SAN ポリシーを OnlineAll に設定す
るか、または VMVSTORTRANSPORT を SAN または
HOTADD 以外のもの (例えば NBD) に設定してくださ
い。 その後で、リストア操作を再試行してください。
ANS9356E
説明: VMware vStorage API が報告を受けました。こ
の問題の追加情報について表示および記録されている他
のメッセージを参照してください。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: dsmerror ログ・ファイルで追加情報
を確認し、このメッセージの情報について IBM Tivoli
Storage Manager 管理者に問い合わせてください。
ANS9357E
説明:
た。
システムの処置: TSM は操作を打ち切ります。
ユーザーの処置: ありません。
ユーザーによって選択再呼び出しが停止さ
れました。
選択再呼び出し操作を停止するよう要求しまし
システムの処置:
選択再呼び出しは停止しました。
ユーザーの処置:
通常操作を続行します。
ANS9354E
SET ACCESS コマンドに指定されたノー
ド名または所有者名「node」は、許可され
る最大長 (64) を超えています。
説明: SET ACCESS コマンドに無効なノード名または
所有者名が入力されました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 正しいノード名または所有者名を指定
して、SET ACCESS コマンドを入力してください。
ANS9355E
VMware vStorage VI Web サービス API
はエラー・メッセージを報告しました:
vstor-api-msg
説明: VMware vStorage VI Web サービス API は、指
定されたメッセージ・テキストのエラー・メッセージを
報告しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: dsmerror ログ・ファイルで追加情報
を確認し、このメッセージの情報について IBM Tivoli
Storage Manager 管理者に問い合わせてください。
実行可能 dsmscout は、ユーザー・レベル
では使用できません。
説明: dsmscout 処理は、dsmmonitord により排他的に
開始されます。
ANS9359W
ANS9353I
VMware vStorage API エラーが報告され
ました。
program-name: file-system: 上限しきい値
high-threshold が、推奨される最大パーセ
ント max-threshold を超えています。
説明: システム・パフォーマンスが影響を受ける可能性
があります。 要求マイグレーションを待つことによる
遅延が発生する場合があります。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: マイグレーションの上限しきい値をフ
ァイル・システムの容量より低く設定してください。
ANS9360W
program-name: file-system: 構成済みの下限
しきい値 low-threshold が、推奨される最
小下限しきい値 floor-percent を下回って
います。
説明: TSM の下限しきい値を、このファイル・システ
ムで必要とされる最小スペースより少なく設定すること
は推奨されません。少なく設定すると、マイグレーショ
ン候補の検索がエンドレスで試行される場合がありま
す。GPFS および Veritas では、ファイル・システムの
使用量はこれらに推奨される最小下限しきい値より大き
くなる場合があります。これらのタイプのファイル・シ
ステムではメタデータ用に幾分かのスペースを割り振る
ためです。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: マイグレーションの下限しきい値を、
ファイル・システムの推奨される最小サイズより高く設
定してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
323
ANS9361W • ANS9369W
ANS9361W
program-name: file-system: 構成済みの事前
マイグレーション pre-mig が、構成済み
の下限しきい値 low-threshold とファイ
ル・システムの推奨最小サイズ Min_size
との差より大きくなっています。
説明: TSM 事前マイグレーション・パーセントが下限
しきい値を下回っていると、ファイル・システムに十分
なスペースが残らない場合があり、結果としてマイグレ
ーション候補の検索がエンドレスで試行される可能性が
あります。GPFS および Veritas では、ファイル・シス
テムの使用量はこれらに推奨される最小下限しきい値よ
り大きくなる場合があります。これらのタイプのファイ
ル・システムではメタデータ用に幾分かのスペースを割
り振るためです。
ANS9364E
説明: 仮想マシンの環境の初期化に失敗しました。詳し
いエラー・メッセージについては、dsmerror.log を参照
してください。
システムの処置: バックアップを続行できません。
ユーザーの処置: 詳しいエラー・メッセージについて
は、dsmerror.log を参照してください。
ANS9365E
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: 事前マイグレーションの設定値を低く
してください。
ANS9362W
program-name: file-system: MAXFILES
max-files が、ファイル・システム内で使
用されている i ノード数 used inodes を
下回っています。MAXFILES は、指定可
能な最小値に設定されます。
説明: TSM の指定された maxfiles 値は、ファイル・シ
ステム内に既に存在しているファイルの数を下回ってい
ます。値は無視され、CFI は、現在使用されている i ノ
ードの数に従って指定可能な最小サイズにデフォルト設
定されます。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
maxfiles の値を大きくしてください。
ANS9363W
program-name: file-system: MAXFILES
max-files が、ファイル・システム内で使
用可能な合計 i ノード数 files を超えてい
ます。MAXFILES は指定可能な最大値に
設定されます。
説明: TSM の指定された maxfiles 値は、ファイル・シ
ステム内の使用可能な i ノードの数を上回っています。
値は無視され、CFI は、使用可能な i ノードの数に対応
する最大サイズにデフォルト設定されます。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置:
maxfiles の値を小さくしてください。
324
仮想マシンの環境の初期化に失敗しまし
た。詳しいエラー・メッセージについて
は、dsmerror.log を参照してください。
仮想マシン 'VM-name' で VMware
vStorage API エラーが発生しました。
TSM 機能名 : function-name TSM ファイ
ル : file-name (line-number) API 戻りコー
ド : TSM-rc API エラー・メッセージ :
function-desc
説明: ありません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、このメッセ
ージに示された情報を提供してください。
ANS9368W
説明:
警告: パスワード・ファイルから読み取ら
れた VMware ホスト・ユーザー ID
<hostuserid> が、VMCUSER オプション
値 <vmcuserid> とは異なります。
VMCUSER オプション値を使用します。
ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、このメッセ
ージに示された情報を提供してください。
ANS9369W
説明:
警告: VMC ホスト <host> の VMC ユー
ザー ID <userid> について、VMware
VirtualCenter または ESX サーバーのユ
ーザー・パスワードがオプション・ファイ
ルに設定されています。
ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、このメッセ
ージに示された情報を提供してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9370W • ANS9378E
ANS9370W
暗号化パスワードを保存するには、プリフ
ァレンス・エディターまたは dsmc SET
PASSWORD -type=VM 'VirtualCenter
hostname' 'userid' 'password' を使用して
ください。
説明: VMCPW オプションがオプション・ファイルま
たはコマンド行のいずれかで検出されました。 この入
力方式が許可されているときは、パスワードはプレー
ン・テキストで暗号化されないため、セキュリティー・
リスクとなります。
説明:
仮想マシンの環境の初期化に失敗しました。
システムの処置: バックアップを続行できません。
ユーザーの処置: 必ず、VMware VDDK をインストー
ルして、VMware ランタイム・ライブラリーを VDDK
bin ディレクトリーから TSM baclient ディレクトリー
にコピーしてください。
ANS9374E
システムの処置: このオプションは受け入れられ、現行
セッションで VMC パスワードが使用されます。
ユーザーの処置: 暗号化パスワードを保存するには、プ
リファレンス・エディターの「VM バックアップ」パネ
ルを使用するか、コマンド dsmc SET PASSWORD
-type=VM 'VirtualCenter hostname' 'userid' 'password' を
使用してください。
VMware vStorage 仮想ストレージ・ドラ
イバー・サービスは、稼働中ではないか、
見つけることができませんでした。
VMware 'vstor2-mntapi20-shared.sys' サ
ービスがインストール済みで稼働中である
ことを確認してください。VMware
vStorage API ランタイム・ファイルをイ
ンストールしてください。
説明: VMware vStorage API 環境の初期化に失敗しま
した。
システムの処置: バックアップを続行できません。
ANS9371I
program-name: file-system: 指定されている
MAXFILES 値が 0 です。CFI サイズは
自動的に計算されます。
説明: TSM で指定された maxfiles 値が 0 です。これ
は、CFI サイズが自動的に管理されるようになることを
意味します。
システムの処置:
ユーザーの処置: VMware 'vstor2-mntapi20-shared.sys' サ
ービスがインストール済みで稼働中であることを確認し
てください。VMware vStorage API ランタイム・ファイ
ルをインストールしてください。
ANS9376W
TSM は続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9372E
ホスト名、データ・センター名、またはデ
ータ・ストア名が無効であるため、リスト
アする仮想マシンを作成できません。
説明: 無効なホスト名、データ・センター名、またはデ
ータ・ストア名が指定されたため、IBM Tivoli Storage
Manager はリストアする仮想マシンを作成できませんで
した。失敗の具体的な原因について dsmerror ログ・フ
ァイルを確認してください。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: dsmerror ログ・ファイルで追加情報
を確認し、このメッセージの情報について IBM Tivoli
Storage Manager 管理者に問い合わせてください。
ANS9373E
VMware vStorage API 環境が見つかりま
せんでした。VMware VDDK をインスト
ールして、VMware ランタイム・ライブ
ラリーを VDDK bin ディレクトリーから
TSM baclient ディレクトリーにコピーし
てください。
警告: 指定されている VM バックアッ
プ・ドメイン・キーワード
「domain-keyword」には仮想マシンが含ま
れていません。
説明: ありません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 正しいドメイン・キーワード値が入力
されていることを確認してください。
ANS9377E
string コマンドで仮想マシンが指定されて
いなかったか、仮想マシンのドメイン・リ
ストを処理できませんでした。
説明: 指定された名前の、またはドメイン・オプション
で指定された、仮想マシンが見つかりませんでした。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 正しい VM 名またはドメイン・オプ
ションを指定してください。
ANS9378E
データの指紋処理中に、予期しないエラー
が発生しました。
説明: データの指紋処理中にエラーが発生しました。詳
しくは、エラー・ログを参照してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
325
ANS9379E • ANS9386W
システムの処置:
ん。
オブジェクトはバックアップされませ
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。クライア
ント・サイドの重複排除を使用せずに、操作を再試行し
てください。問題が続く場合は、TSM 技術サポートに
連絡してください。
ANS9379E
データの重複排除処理中に、予期しないエ
ラーが発生しました。
説明: データの重複排除処理中にエラーが発生しまし
た。詳しくは、エラー・ログを参照してください。
システムの処置:
ん。
オブジェクトはバックアップされませ
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。クライア
ント・サイドの重複排除を使用せずに、操作を再試行し
てください。問題が続く場合は、TSM 技術サポートに
連絡してください。
ANS9380E
string コマンドの処理時に、仮想マシンが
検出されませんでした。
ANS9384W
説明: IBM Tivoli Storage Manager は指定された仮想マ
シンの CBT (Changed Block Tracking) データを取得で
きませんでした。バックアップは続行されますが、使用
済みブロック (フル VM バックアップの場合) や変更済
みブロック (増分 VM バックアップの場合) のみのバッ
クアップではなく、仮想マシン全体がバックアップされ
ます。このバックアップには、ディスクの使用済みブロ
ックと未使用ブロックの両方が含まれます。
システムの処置:
ANS9385W
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しい VM 名またはドメイン・オプ
ションを指定してください。
ANS9381I
説明:
vmlist オプションの値セットが、新規の
domain オプションにマイグレーションさ
れます。
新規オプションが設定されました。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9383E
説明:
VMware vStorage 仮想マシンのバックア
ップに必要なファイルが見つかりませんで
した。vmwaretools フィーチャーを選択し
て TSM インストールを実行するか、ま
たは VMware VDDK をインストールし
てください。
仮想マシンの環境の初期化に失敗しました。
システムの処置:
バックアップを続行できません。
ユーザーの処置: vmwaretools フィーチャーを選択して
TSM インストールを実行してください。
バックアップを続行します。
ユーザーの処置: 変更済みブロック・データが取得され
ない原因について dsmerror.log エラー・ログを確認して
ください。
説明: 指定された名前の、またはドメイン・オプション
で指定された、仮想マシンが見つかりませんでした。
システムの処置:
仮想マシン「virtual machine name」の
VMware CBT (Changed Block Tracking)
データを取得できません。フル VM バッ
クアップは続行され、ディスクの使用済み
領域と未使用領域の両方を含みます。
仮想マシン 'VM-name' の VMware
vStorage API から、 vSphere API
function __ns2__QueryChangedDiskAreas
で発生したエラーが返されました。
RC=API return code、詳細メッセージ:
API message
説明: ありません。
システムの処置:
CBT 処理は停止します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡して、このメッセ
ージに示された情報を提供してください。
ANS9386W
仮想マシン 'virtual machine name' では変
更済みブロックのトラッキングはサポート
されていません。ディスクのフルバックア
ップが行われ、そのディスクの使用済み領
域と未使用領域の両方が含まれます。
説明: IBM Tivoli Storage Manager は、変更済みブロッ
クのトラッキングがサポートされていないため、指定さ
れた仮想マシンの CBT (Changed Block Tracking) デー
タを取得できませんでした。物理モードの RDM ディス
ク、共有仮想 SCSI バスに接続された仮想ディスク、お
よびハードウェア・バージョン 6 以前の VM はサポー
トされていません。バックアップは続行されますが、使
用済みブロック (フル VM バックアップの場合) や変更
済みブロック (増分 VM バックアップの場合) のみのバ
ックアップではなく、仮想マシン全体がバックアップさ
れます。このバックアップには、ディスクの使用済みブ
ロックと未使用ブロックの両方が含まれます。
システムの処置: バックアップを続行します。
326
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9387W • ANS9392W
ユーザーの処置: 変更済みブロック・データが取得され
ない原因について dsmerror.log エラー・ログを確認して
ください。
ANS9387W
変更されたブロックの情報を入手できない
ため、仮想マシン「virtual machine
name」の増分バックアップを実行できま
せん。代わりにフル VM バックアップが
試行されます。
説明: 増分バックアップの実行には変更されたブロック
の情報が必要ですが、この情報を仮想マシンから入手で
きませんでした。この情報は、2 つのノードが同じ仮想
マシンをバックアップした場合に欠落する可能性があり
ます。あるノードが日次増分バックアップを実行し、別
のノードが週次フルバックアップを実行します。週次フ
ルバックアップが実行された後、次の日次バックアップ
は変更されたブロックの情報を入手できないため、増分
バックアップの代わりにフルバックアップが実行されま
す。その後の日次バックアップは、次の週次フルバック
アップまで増分バックアップになります。
システムの処置: 増分バックアップの代わりに、フルバ
ックアップとしてバックアップを続行します。
ユーザーの処置: このメッセージ番号について、このエ
ラーの考えられるその他の原因については、IBM Tivoli
Storage Manager サポート・サイト
(http://www.ibm.com/support/entry/portal/Overview/Software/
Tivoli/Tivoli_Storage_Manager) を検索してください。
ANS9388E
'option name' オプションで指定された管
理クラス 'management class name' は無効
であり、バックアップ・コピー・グループ
を持ちません。
説明: 指定されたオプションの管理クラス名が存在しな
いか、存在しても有効なバックアップ・コピー・グルー
プを持ちません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定された管理クラス名が有効である
こと、およびそれに有効なバックアップ・コピー・グル
ープが含まれていることを確認してください。
ANS9389W
仮想マシン「virtual machine name」の
DEDUP バックアップ試行が失敗しまし
た。 DEDUP を使用不可にして、#retry
attempt number 回再試行します。
説明: DEDUP を使用可能にして仮想マシンをバックア
ップする試行が失敗しました。バックアップをすぐにあ
きらめるのではなく、DEDUP を使用不可にして仮想マ
シンをバックアップする試みが行われています。
システムの処置:
します。
DEDUP を使用不可にして処理を続行
ユーザーの処置: ログ・ファイルを調べて、DEDUP が
失敗した理由に関するメッセージがないか探します。今
後 DEDUP を使用してバックアップする試行が失敗する
場合は、システム管理者に連絡してください。
ANS9390W
仮想マシン「virtual machine name」の
DEDUP バックアップ試行が失敗しまし
た。 DEDUP を使用不可にしたまま、
#retry attempt number 回再試行します。
説明: DEDUP を使用可能にして仮想マシンをバックア
ップする試行が失敗しました。バックアップをすぐにあ
きらめるのではなく、DEDUP を使用可能にしたまま仮
想マシンのバックアップを再試行する試みが行われてい
ます。
システムの処置: DEDUP を使用可能にしたまま処理を
続行します。
ユーザーの処置: ログ・ファイルを調べて、DEDUP が
失敗した理由に関するメッセージがないか探します。今
後 DEDUP を使用してバックアップする試行が失敗する
場合は、システム管理者に連絡してください。
ANS9391W
Linux ゲスト OS (EFI ブート・イネーブ
ル機能付き) が、TSM VMware バックア
ップにより十分にサポートされていませ
ん。仮想マシンを正しくパワーオンできる
ようにする以下のリストアには、手動ステ
ップが必要かもしれません。
説明: リストアされた Linux ゲスト OS (EFI ブート・
イネーブル機能付き) が正常に始動していません。ゲス
ト OS を正常にブートするには、手動による手順が必要
です。
システムの処置:
リストア処理が続行されます。
ユーザーの処置: ゲスト OS のリストアは以下のとお
りです。ゲスト Linux ブート・ディスクを取り外して
から再接続し、「Guest Boot Option」を選択して次のブ
ート時に EFI セットアップ構成に入り、ゲストをパワ
ーオンし、「EFI Boot Maintenance」画面に入り、Boot
Device を追加し、無名ボリュームを選択してこれにラベ
ルを与え、変更を保存してコミットし、ブートして続行
します。
ANS9392W
バックアップ・セット名が入力されていま
せん。
説明: この操作では、バックアップ・セットを指定する
必要があります。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
327
ANS9393W • ANS9399W
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
してください。
有効なバックアップ・セット名を指定
は、INCLUDE.VMTSMVSS を使用してこのマシンを保
護してください。
ANS9397W
ANS9393W
間違ったバックアップ・セット名が入力さ
れました。
説明: 指定されたバックアップ・セット名は無効でし
た。 ワイルドカードは許可されません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
してください。
有効なバックアップ・セット名を指定
ANS9394W
バックアップ・セット・ファイル名または
デバイス名が入力されていません。
説明: この操作では、バックアップ・セット・ファイル
名またはデバイス名を指定する必要があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 有効なバックアップ・セット・ファイ
ル名またはデバイス名を指定してください。
ANS9395E
ファイル・スペースは永久増分モデルにマ
イグレーションされているため、
MODE=FULL および MODE=INCR は
無効です。
TSM アプリケーション保護ではこのマシ
ンを保護できません。仮想マシン 'VM' に
は、TSM アプリケーション保護によって
サポートされているオペレーティング・シ
ステムまたはアプリケーションがありませ
ん。
説明: アプリケーション保護は、IBM Tivoli Storage
Manager アプリケーション保護によってサポートされる
オペレーティング・システムまたはアプリケーションが
インストールされた仮想マシンに対してのみ使用できま
す。サポートされるオペレーティング・システムおよび
アプリケーションのリストについては、製品資料を参照
してください。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager は、
VMware ツールを使用してアプリケーションの整合性を
確保します。
ユーザーの処置: この仮想マシンに対する
INCLUDE.VMTSMVSS オプションを削除することによ
り、この仮想マシンをアプリケーション保護の対象から
除外してください。
ANS9398E
IBM Tivoli Storage Manager アプリケー
ション保護は、仮想マシン 'VM' の初期化
に失敗しました。詳細については、エラ
ー・ログを参照してください。
説明: ファイル・スペースが永久増分タイプにマイグレ
ーションされている場合は、永久増分バックアップ・タ
イプ (IFINCR または IFFULL) のみを実行する必要があ
ります。
説明: TSM アプリケーション保護で、初期化中にエラ
ーが発生しました。
システムの処置:
システムの処置: 処理は停止します。
処理は停止します。
ユーザーの処置: MODE=IFFULL または
MODE=IFINCR のどちらかを指定してください。
ANS9396W
仮想マシン「VM」は稼働していません。
この VM のバックアップ中には IBM
Tivoli Storage Manager アプリケーショ
ン保護は使用されません。
説明: IBM Tivoli Storage Manager アプリケーション保
護は稼働中の VM のみを保護できます。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager アプリケ
ーション保護は、VMWare ツールを使用してアプリケー
ションの整合性を提供します。
ユーザーの処置: 詳細については、TSM エラー・ログ
を参照してください。エラーを修正して、操作を再試行
してください。
ANS9399W
program-name: ロック・ファイル・アクセ
ス・エラー: 操作 : value パス : value :
value errno テキスト : value
説明: ロック・ファイル操作が失敗しました。
システムの処置: TSM は条件を記録し、処理を続行す
るか、ディレクトリーが見つからない場合は終了しま
す。
ユーザーの処置: 構成を訂正してください。
ユーザーの処置: 仮想マシンの電源をオンにするか、こ
の仮想マシンに対する INCLUDE.VMTSMVSS オプショ
ンを削除して仮想マシンを TSM アプリケーション保護
の対象から除外してください。ログを切り捨てたい場合
328
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9400W • ANS9411E
ANS9400W
program-name: program-name をリカバリ
ーしました。 デーモンが、未始動か、破
壊された状態にありました。
説明: TSM HSM デーモンが、dsmwatchd により、自
動回復で障害を起こしました。
システムの処置:
デーモンを再始動中です。
ユーザーの処置:
通常操作を続行してください。
ANS9401E
program-name: 再呼び出しデーモンを強制
終了できません。
説明: TSM 再呼び出しデーモンの強制終了に失敗しま
した。これはノードのフェイルオーバー時に発生する場
合があります。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置: さらにエラーが発生していないなら、
通常操作を続行してください。
ANS9402E
program-name: 故障ノードで、HSM 操作
を回復することを process name に通知で
きません。
説明: 障害を起こしているパートナー・ノードの機能を
引き継ぐために、dsmwatchd デーモンはローカル・デー
モンに通知する必要があります。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置: このメッセージ中に指定された HSM
デーモンとの通信を確立できません。ターゲット・デー
モンが実行中であるかどうかを確認してください。 タ
ーゲット・デーモンを適切に開始または再始動してくだ
さい。問題が解決しない場合は、GPFS クラスターを再
始動してください。
ANS9403E
program-name: ローカル HSM の機能
が、回復できません。 他のノードにフェ
イルオーバーを開始することを試みていま
す。
説明: TSM GPFS デーモンが破損するか、理由のいか
んによらず、ローカル HSM デーモンが機能を行えない
場合は、dsmwatchd は、他のノードにその機能のマイグ
レーションを試みます。
システムの処置:
ションします。
HSM 機能を他のノードにマイグレー
ユーザーの処置: 故障のあったノードを検査してくださ
い。 ローカル GPFS デーモンの回復が必要な場合があ
ります。
ANS9404E
指定された仮想マシンの作成中にエラーが
発生しました。詳しくは、ログ・ファイル
を参照してください。
説明: 仮想マシンの作成中にエラーが検出されました。
仮想マシンを作成できなかった原因の追加情報について
dsmerror.log を確認してください。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: dsmerror.log で、仮想マシンを作成で
きなかった原因を示す具体的なメッセージを確認してく
ださい。
ANS9405W
program-name: filesystem ファイル・シス
テムの引き継ぎが開始されました。
説明: 指定されたファイル・システムのローカル活動化
が正常に開始されました。
システムの処置: ローカル・ノード上の TSM は、別
のノード上でスペース管理されているファイル・システ
ムの活動化を試行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9410W
VMware ツールが仮想マシン「VM」上で
実行していないか、または期限切れです。
IBM Tivoli Storage Manager アプリケー
ション保護を使用できません。
説明: IBM Tivoli Storage Manager アプリケーション保
護を使用するには、VMware ツールが仮想マシン上でイ
ンストールされ、最新バージョンで実行されていること
が必要です。
システムの処置: TSM は、アプリケーションの整合性
を提供しません。アプリケーション・ログは切り捨てら
れません。
ユーザーの処置: 仮想マシンで VMware Tools をイン
ストールまたはアップグレード (あるいはその両方) し
て始動するか、この仮想マシンに対する
INCLUDE.VMTSMVSS オプションを削除することによ
って仮想マシンをアプリケーション保護の対象から除外
してください。
ANS9411E
VSS プロバイダーの登録が失敗しまし
た。 コマンド 'command' が Windows
RC=return code で失敗しました。
説明: IBM Tivoli Storage Manager は、仮想マシンに
VSS プロバイダーを登録できませんでした。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 仮想マシンを再始動して、操作を再試
行してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
329
ANS9412E • ANS9419E
ANS9412E
program-name: フェイルオーバーはローカ
ル・マシンでは使用不可です。 フェイル
オーバーを中止しています...
ンを再始動して、操作を再試行してください。
ANS9417E
説明: TSM フェイルオーバー操作は、システムまたは
ユーザーにより使用不可にされました。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置: 必要ならば、フェイルオーバー・ポリ
シーを検査してください。
ANS9413W
program-name: リモート・ノードが故障状
態から回復できました。 引き継ぎを中止
中...
説明: リモート dsmwatchd は、ローカル引き継ぎ操作
中に故障状態から回復できました。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置:
い。
故障ノードの整合性を検査してくださ
ANS9414E
説明:
操作を中止します。
ユーザーの処置:
SDR の整合性を検査してください。
仮想マシン上で、「source」を
「destination」にコピーしようとして
VMware RC=rc で失敗しました。
説明: IBM Tivoli Storage Manager は仮想マシンにファ
イルをコピーできませんでした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ソース・ファイルが存在し、宛先がア
クセス可能であることを確認してください。 仮想マシ
ンを再始動して、操作を再試行してください。
ANS9416E
仮想マシン上で、ディレクトリー 'source'
を作成しようとして Windows RC=rc で
失敗しました。
説明: IBM Tivoli Storage Manager クライアントは、仮
想マシン上に指定されたディレクトリーを作成できませ
んでした。ディレクトリーがすでに存在しており、プロ
セスによりロックされている可能性があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 指定されたディレクトリーが仮想マシ
ン上に存在しないことを確認してください。 仮想マシ
330
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 「vssadmin list writers」コマンドを使
用して、いずれかの VSS 書き込み機能が仮想マシン上
でエラーを検出したかどうかを判別します。 VM を再
始動します。操作を再試行してください。再試行が失敗
した場合、エラーに関する詳細はエラー・ログを参照し
てください。
program-name: file-name を SDR 中に作
成できません。 打ち切ります...
システムの処置:
ANS9415E
説明: IBM Tivoli Storage Manager アプリケーション保
護で、VSS 書き込み機能を凍結しているときにエラー
が発生しました。
ANS9418W
SDR オブジェクトの更新に失敗しました。
IBM Tivoli Storage Manager アプリケー
ション保護は、'VM' という名前の仮想マ
シンの VSS 書き込み機能を凍結できませ
んでした。詳細については、TSM エラ
ー・ログを参照してください。
program-name: GPFS SDR にアクセスで
きず書き込めません。ロックされている
か、var ファイル・システムがフルである
可能性があります。
説明: GPFS 構成は SDR に格納されています。このフ
ァイルには、SDR ロックをセットするとすぐアクセス
できます。2 番目のプロセスでこのロックが保持される
と、そのファイルへのアクセスは、ロックが解かれるま
で拒否されます。現在ロックを保持しているプロセスを
表示するには、GPFS コマンド - mmcommon showLocks
- を使用します。
システムの処置:
ありません。
ユーザーの処置: 待ってください。考えられる時間 (約
1 分) 内に問題が解決されない場合は、var ファイル・
システムを調べてください。 フルの場合は、スペース
の一部を解放してください。それ以外の場合は、
dsmmigfs SDRreset コマンドを使用してください。この
コマンドにより、SDR の中のローカル GFPS ノード・
セット用に活動化されたロックはすべてリセットされま
す。
ANS9419E
program-name: ファイル・システム
filesystem-name は、既にローカルに管理さ
れているか、リモート HSM インスタン
スの制御下にあります。
説明: GPFS ファイル・システムは、1 回だけ管理でき
ます。
システムの処置:
操作を中止します。
ユーザーの処置:
ローカル GFPS ノード・セット内の
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9420E • ANS9431E
現行 HSM 構成を表示するには、dsmmigfs query -detail
を実行してください。
ANS9420E
program-name: SDR の中の構成ファイル
の更新は、フェイルオーバーがローカル・
マシン上で使用不可になっている間は、許
可されません。
説明: フェイルオーバーがローカル・マシン上で使用不
可になっている間は、SDR の中の構成ファイルは更新
できません。
システムの処置:
TSM: 操作を中止します。
ユーザーの処置: 何もしないか、dsmmigfs SDRupdate
を実行する前に、dsmmigfs enableFailover を使用して、
フェイルオーバーを活動化してください。
ANS9421W
ANS9424E
program-name: SP グループ・サービスに
メッセージを送信できませんでした。これ
は重大エラーです。
説明: フェイルオーバー環境では、「SP グループ・サ
ービス」への適切なアクセス権が必要です。メッセージ
の配布が失敗しました。
システムの処置:
操作を中止します。
ユーザーの処置: この問題が続いて起こる場合は、SP
グループ・サービスがアクセス可能であり、極度ではな
いことを確認してください。この問題が続いて起こる場
合は、GPFS クラスターをリブートしてください。
ANS9425E
program-name: SDR ファイル file-name
上のロックから回復しました。
program-name: フェイルオーバー・グルー
プ内にメッセージを配布するために、
dsmwatchd に通知することができません
でした。現行操作のデータは、破損する可
能性があります。
説明: この出力は、ANS9418W に関連しています。 ブ
ロックされていた SDR ファイルは、アンロックされま
す。
説明: 一部の HSM コマンドは、現行操作について、
dsmwatchd に通知する必要があります。 この通知は失
敗しました。
システムの処置:
TSM は続行します。
システムの処置: 操作を中止します。
ユーザーの処置:
ありません。
ユーザーの処置: GPFS デーモンを再始動し
て、/usr/lpp/mmfs/bin/mmlsfs deviceName を実行するこ
とにより、DMAPI サポートがアクティブであることを
チェックしてください。
ANS9422W
program-name: filesystem ファイル・シス
テムのロールバックが開始されました。
説明: 指定されたファイル・システムのローカル活動化
が正常に開始されました。
システムの処置: ローカル・ノード上の TSM は、別
のノード上でスペース管理されているファイル・システ
ムの活動化を試行します。
ユーザーの処置:
ANS9423E
ありません。
program-name: デフォルトの区画名の設定
に失敗しました。操作を中止しています...
説明: Tアプリケーションは、「SP グループ・サービ
ス」へのアクセス権が必要です。このコンテキストで
は、アプリケーションは、spget_syspar で得たローカ
ル・システム用のデフォルトの区画名を抽出しようとし
ています。データの抽出は失敗しました。
システムの処置: 操作を中止します。
ANS9428E
program-name: filesystem ファイル・シス
テムの引き継ぎの開始が失敗しました。
説明: 指定されたファイル・システムのローカル活動化
の開始が失敗しました。引き継ぎの対象になるのは、同
じクラスター内の別のノード上でスペース管理されてい
るファイル・システムだけです。 さらに、ファイル・
システムがローカルにマウントされている必要もありま
す。
システムの処置: TSM は、そのファイル・システムを
引き継ぎません。
ユーザーの処置: そのファイル・システムがローカルに
マウントされており、同じクラスター内の別のノードに
あるスペース管理のための TSM クライアントで管理さ
れていることを確認してから、操作を再試行してくださ
い。
ユーザーの処置: ノードの整合性を検査してください。
ANS9431E
IBM Tivoli Storage Manager アプリケー
ション保護は、仮想マシン 'VM' 上で
VSS 書き込み機能の解凍に失敗しまし
た。詳細については、TSM エラー・ログ
を参照してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
331
ANS9432W • ANS9451E
説明: IBM Tivoli Storage Manager アプリケーション保
護で、VSS 書き込み機能を解凍しているときにエラー
が発生しました。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 詳細については、エラー・ログを参照
してください。コマンド「vssadmin list writers」を実行
して、どの VSS 書き込み機能もエラーを報告していな
いことを確認してください。仮想マシンを再始動して、
操作を再試行してください。再試行が失敗した場合、エ
ラーに関する詳細はエラー・ログを参照してください。
ANS9432W
IBM Tivoli Storage Manager アプリケー
ション保護は、仮想マシン 'VM' 上のアプ
リケーション・ログの切り捨てに失敗しま
した。
て、問題を修正します。
説明: GPFS ノードセット内で同時に実行できるのは、
dsmmigfs add/rem/update の 1 つのインスタンスだけで
す。
システムの処置: 操作を中止します。
ユーザーの処置: 少し待って、再試行してください。
ローカル GPFS ノード・セット内で実行している
dsmmigfs のインスタンスが他にない場合は、dsmmigfs
SDRreset を実行します。
ANS9443E
説明:
す。
program-name: 非活動フェイルオーバー環
境では、操作を実行できません。
操作は、活動フェイルオーバー環境に依存しま
説明: IBM Tivoli Storage Manager アプリケーション保
護で、VSS バックアップ操作の完了時にエラーが発生
しました。アプリケーションは正常に静止しましたが、
ログは切り捨てられませんでした。
システムの処置:
システムの処置:
れません。
ANS9449W
アプリケーション・ログは切り捨てら
ユーザーの処置: 詳細については、TSM エラー・ログ
を参照してください。コマンド「vssadmin list writers」
を実行して、どの VSS 書き込みプログラムもエラーを
報告していないことを確認してください。仮想マシンを
再始動して、操作を再試行してください。再試行が失敗
した場合、エラーに関する詳細はエラー・ログを参照し
てください。ゲスト VM 上で、マウントされたボリュ
ームがオンラインではないことを確認してください。
Recovery Agent を使用して、既存のマウント・ディレク
トリーのマウントを解除してから、除去してください。
その後、バックアップ操作を再試行してください。
ANS9433E
説明:
program-name: dm_send_msg が、エラー
番号 Errno で失敗しました。
DMAPI 呼び出しを実行できません。
システムの処置:
操作を中止します。
ユーザーの処置:
ださい。
GPFS デーモンの整合性を検査してく
ANS9442E
332
program-name: 他の dsmmigfs
add/rem/update コマンドを、ローカル
GPFS ノード・セット内でプロセス中と
思われます。しばらく待って、操作を繰り
返してください。 直前の dsmmigfs コマ
ンドが中止した場合は、SDR に不整合の
ロックが存在している場合があります。そ
の場合は、dsmmigfs SDRreset を実行し
操作を中止します。
ユーザーの処置: ローカル・ノードで dsmmigfs
enableFailover を実行し、操作を繰り返してください。
program-name: ローカル・フェイルオーバ
ー環境の非活動化が強制されました。
説明: TSM: フェイルオーバーが開始されたか、グルー
プ・サービスの問題が発生しました。
システムの処置: フェイルオーバーが継続されるか、操
作を中止しています。
ユーザーの処置: HSM および「SP グループ・サービ
ス」環境を検査してください。 問題が解決した後、
dsmmigfs enableFailover を実行してください。
ANS9450W
program-name: 引き継ぎ用の適格なファイ
ル・システムがありません。
説明: ローカルにマウントされた GPFS ファイル・シ
ステムが、リモートで管理されている故障ノードのファ
イル・システムと一致しません。
システムの処置: 引き継ぎ操作を中止しています。
ユーザーの処置: リモートの故障ノードのファイル・シ
ステムが、そのノード・セット内で管理されていること
を検査してください。
ANS9451E
説明:
program-name: GPFS または SP スイッ
チがローカルにダウンしました。引き継ぎ
活動を中止中...
TSM GPFS はローカルに機能していません。
システムの処置:
引き継ぎ操作を中止しています。
ユーザーの処置:
スイッチと VSD 状況を検査してくだ
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9452E • ANS9469E
さい。 ローカル・システムは隔離解除される必要があ
ります。
ANS9452E
program-name: DMAPI がローカルに機能
していません。引き継ぎ活動を中止中...
説明: 操作は、DMAPI インターフェースがアクセス可
能でないので、停止しました。
システムの処置:
引き継ぎ操作を中止しています。
ユーザーの処置:
GPFS 状況を検査してください。
ANS9453E
program-name: ファイル 'file-path' の
GPFS ストレージ・プール ID を判別で
きませんでした。理由: reason
説明: 処理されたファイルが存在しないか、ストレー
ジ・プール・サポートのないファイル・システムにあり
ます。
システムの処置:
program-name: ローカルのファイル・イベ
ント処理とグローバルのファイル・イベン
ト処理との同期が行われています。
説明: ローカル・ノードが、リモート・ノードから、グ
ローバル・ファイル・イベント処理 (DMAPI イベント
後処理) と同期をとるための要求を受信しました。
システムの処置:
同期が進行しています。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS9455E
program-name: ローカル・フェイルオーバ
ー・グループと結合できません。
rc=return-code。
説明: 「SP グループ」サービスが、HSM グループの
アクセス/作成をしているときの問題を報告しました。
システムの処置:
操作を中止します。
ユーザーの処置: ローカル・ノード上の PSSP 環境を
検査してください。
ANS9457E
ユーザーの処置: サポートされているバージョンの
GPFS に更新してください。
ANS9458I
program-name: ファイル・システム
'file-system' のストレージ・プールを判別
できませんでした。理由: reason
説明: 指定されたファイル・システムは、GPFS ファイ
ル・システムでないか、古い GPFS バージョンがあり
ます。
program-name: Responsiveness Service は
正常に開始されました。
説明: 他のノードのフェイルオーバーをモニターするた
めの Responsiveness Service の開始および結合は、正常
に行われました。ノードは、ここで他のノードのサービ
スへの接続を確立しようとします。
システムの処置: 処理を続行します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9459E
要求された操作は停止します。
ユーザーの処置: 入力パラメーターを確認し、DMAPI
がファイル・システムで使用可能になっていないか確認
してください。
ANS9454W
システムの処置: 要求された操作は停止します。
指定の MAXCANDIDATES パラメーター
を使用して、/etc/adsm/SpaceMan/
candidatesPool の親ファイル・システム内
でスペース不足状態が生じています。現在
のフリー・スペース状態に基づくと、
MAXCANDIDATES パラメーターの最大
値は、value です。
説明: TSM 選択されたファイル・システム用の自動マ
イグレーション候補プールは、/etc/adsm/SpaceMan/
candidatesPool では、MAXCANDIDATES/10 KB と安全
のためのバッファーとして 5 MB のメモリーが必要で
す。しかし、これが使用可能スペースを超えています。
システムの処置: TSM 操作を打ち切ります。
ユーザーの処置: ファイル・システムのサイズを増やす
か、MAXCANDIDATES パラメーターにより小さい値を
指定してください。マイグレーション・プール用に十分
なスペースを持った専用ファイル・システムを
/etc/adsm/SpaceMan/candidatesPool で作成することもでき
ます。このオプションを行った後、dsmscout プロセスを
強制終了してください。
ANS9462E
フェイルオーバー機能はこの HSM リリ
ースではサポートされません。
説明: TSM ユーザーが、サポートされないプラットフ
ォームでフェイルオーバー・フラグを指定して
dsmmigfs を実行しました。
システムの処置: TSM は操作を終了します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9469E
警告 ! name の親ファイル・システム内で
スペース不足のため、完全なマイグレーシ
ョン候補リストを書き込むことができませ
ん。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
333
ANS9472I • ANS9489E
説明: TSM マイグレーション候補ファイルを保管する
ファイル・システム内のスペース不足。
システムの処置: TSM 実行可能モジュールは、マイグ
レーション候補リストを部分的に書き込みます。
ユーザーの処置: ファイル・システム・サイズを増やす
か、与えられたパス上で十分なサイズを持つ専用ファイ
ル・システムを作成してください。
ANS9472I
program-name: ノード ID node のフェイ
ルオーバー情報を更新中。
説明: リモート・ノードのフェイルオーバー状況情報が
更新されました。
システムの処置:
これは単なる通知メッセージです。
ユーザーの処置:
アクションは不要です。
ANS9474E
説明:
program-name: エラー: errno によりセッ
ションを失いました。リカバリーを試みて
います。
ANS9480E
説明: 指定されたファイル・システムのローカル活動化
の開始が失敗しました。ロールバックを実行できるの
は、フェイルオーバー時にファイル・システムのスペー
ス管理をローカル・ノードから別のノードに移動した後
に限られます。 さらに、ファイル・システムがローカ
ルにマウントされている必要もあります。
システムの処置: TSM は、そのファイル・システムを
ロールバックしません。
ユーザーの処置: そのファイル・システムがローカルに
マウントされており、同じクラスター内の別のノードに
あるスペース管理のための TSM クライアントで管理さ
れていることを確認してから、操作を再試行してくださ
い。
ANS9487W
DMAPI セッションが無効です。
システムの処置:
す。
セッションのリカバリーを試みていま
ユーザーの処置: 失敗ノードを確認してください。 ロ
ーカル GPFS デーモンを回復する必要があると考えら
れます。
ANS9475W
IBM Tivoli Storage Manager アプリケー
ション保護は、仮想マシン VM で VSS
バックアップ後のクリーンアップに失敗し
ました。
説明: IBM Tivoli Storage Manager アプリケーション保
護で、VSS バックアップ操作後のクリーンアップ中に
エラーが発生しました。
システムの処置:
None
ユーザーの処置: 詳細については、TSM エラー・ログ
を参照してください。仮想マシンを再始動して、操作を
再試行してください。問題が解決しない場合は、IBM
テクニカル・サポートに連絡して、支援を依頼してくだ
さい。
説明:
program-name: DM セッション sid をリ
カバリーしました。
DMAPI セッションはリカバリーされます。
システムの処置:
これは単なる通知メッセージです。
ユーザーの処置:
アクションは不要です。
334
program-name: ファイル・ハンドル =
filehandle の当該セッション session を照
会できません。トークン = token。理由:
error。
説明: TSM スペース管理は当該ファイルを照会できま
せん。
システムの処置: ファイルの処理は中断されます。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
ANS9488E
Java ランタイム環境 (JRE) が検出され
ませんでした。ファイル VM は存在しま
せん。
説明: JRE は、TSM インストール・ディレクトリーで
検出されませんでした。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 製品を再インストールするか、必須バ
ージョンの JRE をインストールして、再試行してくだ
さい。 ご使用のマシンに JRE が既にインストールされ
ている場合は、PATH 環境変数に javaw.exe へのパスが
含まれていることを確認してください。
ANS9489E
ANS9476I
program-name: filesystem ファイル・シス
テムのロールバックの開始が失敗しまし
た。
Java ランタイム環境 (JRE) が検出され
ませんでした。
説明: JRE が検出されませんでした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 既に JRE をインストールしている場
合は、システム PATH で「java」実行可能ファイルが設
定されていることを確認してください。設定されていな
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9490E • ANS9497W
い場合は、必須の JRE バージョンをインストールして
ください。
い。 次に、「backup vm」操作を再試行してください。
ANS9494E
ANS9490E
説明:
TSM クライアントのインストール・ディ
レクトリーで httpagent.jar を検出できま
せん。
必須ファイルが検出されませんでした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 製品を再インストールするか、必須バ
ージョンの JRE をインストールして、再試行してくだ
さい。
説明: リモート・コマンドがタイムアウトになったか失
敗したかのどちらかです。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: VMTIMEOUT オプションの値を増や
して、操作を再試行してください。
ANS9495E
ANS9491E
説明:
仮想マシン「guest VM name」のパスワー
ド資格情報を検出できませんでした。 暗
号化パスワードを保存するには、dsmc
SET PASSWORD -type=VMGUEST 'VM
guest name' 'userid' 'password' を使用し
ます。
必須のパスワードが見つかりませんでした。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 暗号化パスワードを保存するには、
dsmc SET PASSWORD -type=VMGUEST 'VM guest
name' 'userid' 'password' を使用します。 次に、「backup
vm」操作を再試行してください。
ANS9492E
宛先のサイズがソースと等しくありませ
ん。
説明: 選択された宛先のスペース割り振りは、ソースと
同じではありません。
システムの処置:
リストア操作は実行されません。
ユーザーの処置: サイズがソースと等しい別の宛先を選
択してください。
ANS9493E
仮想マシン「guest VM name」に関して検
出された資格情報は誤っています。 資格
情報を確認して、dsmc SET PASSWORD
-type=VMGUEST 'VM guest name'
'userid' 'password' を使用し、ユーザー名
とパスワードを更新してください。
説明: 提供された資格情報は誤っています。 これらの
資格情報を使用したゲスト VM の認証に失敗しまし
た。
システムの処置:
VMware ツールがゲスト・マシンで実行
されていないため、仮想マシン「guest
VM name」へのログインに失敗しまし
た。 VMware ツールが実行されており、
他のどのプログラムもこの VM にアクセ
スしたり、何らかの変更を加えていないこ
とを確認してください。
説明: VMware ツールがゲスト・マシンで実行されて
いないため、仮想マシンへのログインに失敗しました。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: VMware ツールが実行されており、
他のどのプログラムもこの VM にアクセスしたり、変
更を加えていないことを確認してください。 次に、
「backup vm」操作を再試行してください。
ANS9496E
アプリケーション保護について仮想マシン
VM をロックできません。
説明: 仮想マシンは、別のプロセスによってバックアッ
プされています。 仮想マシンのバックアップ中に TSM
アプリケーション保護の使用が許されるプロセスは、一
度に 1 つのみです。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 別のデータ・ムーバーを介してバック
アップ処理中の別の仮想マシンがすでに存在します。別
の仮想マシン・バックアップが完了するのを待ってか
ら、操作を再試行してください。あるいは、仮想マシン
の前回のバックアップ中に異常終了が発生したか、
CTRL+C が押されています。10 秒待機してから操作を
再試行してください。
ANS9497W
処理は停止します。
ユーザーの処置: dsmc SET PASSWORD
-type=VMGUEST 'VM guest name' 'userid' 'password' を
使用して、ユーザー名とパスワードを更新してくださ
コマンド「command」が仮想マシン「guest
VM name」上で RC=return code で完了
しました。
説明:
仮想マシン「VM」は、TSM アプリケー
ション保護がサポートしていない ESX サ
ーバーまたは vCenter にあります。 IBM
Tivoli Storage Manager アプリケーショ
ン保護は使用されません。
サポートされる ESX および vCenter のバージ
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
335
ANS9498W • ANS9503I
ョンのリストについては、製品資料を参照してくださ
い。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager は、
VMware ツールを使用してアプリケーションの整合性を
確保します。
ユーザーの処置: この仮想マシンに対する
INCLUDE.VMTSMVSS オプションを削除することによ
り、この仮想マシンをアプリケーション保護の対象から
除外してください。
ANS9498W
仮想環境向けの有効な IBM Tivoli
Storage Manager ライセンス・ファイル
(license-file) が見つかりません。IBM
Tivoli Storage Manager アプリケーショ
ン保護は使用されません。
説明: ライセンス・ファイルが見つからなかったか、ア
クセス権のためにオープンできなかったか、またはファ
イルが破損しています。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager は、
VMware ツールを使用してアプリケーションの整合性を
確保します。
ユーザーの処置: ファイルのアクセス権を確認してくだ
さい。ライセンス・ファイルが正しい場所にあるか確認
してください。
ANS9499W
仮想マシン「VM」上の VMware ツール
は更新が必要です。 IBM Tivoli Storage
Manager アプリケーション保護は使用さ
れません。
説明: IBM Tivoli Storage Manager アプリケーション保
護を使用するには、VMware ツールが最新のものである
ことが必要です。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager は、
VMware ツールを使用してアプリケーションの整合性を
確保します。
ユーザーの処置: 仮想マシン上の VMware ツールを更
新してください。
ANS9500W
program-name: マウント・イベントの後処
理ができません。理由: error。
説明: システム全体のマウント・イベントを後処理する
ことができませんでした。 マウント・イベントはこの
デーモンによって受け取られません。
システムの処置:
TSM は続行します。
ァイル・システムを、dsmmigfs を用いて追加された後
か、またはマウント・コマンドを用いてファイル・シス
テムがマウントされた後で、再呼び出し (再呼び出し)
デーモンを強制終了させ、再始動します。
ANS9501W
program-name: ファイル・システム
mountdir トークン = token のセッション
session でイベントの後処理を設定できま
せん。 理由: error。
説明: ファイル・システムでイベントを後処理すること
ができませんでした。 このファイル・システムのイベ
ントは受け取られません。HSM は、このファイル・シ
ステムには使用可能ではありません。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置: TSM スペース管理がそれをサポート
するためには、ファイル・システムはサポートされてい
るネイティブ・ファイル・システムの 1 つでなければ
なりません。このファイル・システムのマウント・オプ
ションが正しいか調べてください。 問題を訂正して、
ファイル・システムを再度マウントしてください。
ANS9502W
program-name: ファイル・システム
mountdir トークン = token のセッション
session でイベントの後処理を削除できま
せん。 理由: error。
説明: ファイル・システムからイベント後処理を除去す
ることができませんでした。
システムの処置: TSM は続行します。
ユーザーの処置: ファイル・システムがマウントされて
いること、および dmapi がそのファイル・システムで
使用可能になっていることを確認してください。この問
題が続いて起こる場合は、ファイル・システムをアンマ
ウントして再マウントしてから、操作を再試行してくだ
さい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システムを
リブートしてください。
ANS9503I
program-name: ファイル・システム
filesystem-name のセッション session でイ
ベントが設定され、後処理されています。
説明: DM セッションでイベントを設定して、そのイ
ベントを後処理すると、そのファイル・システムが
TSM スペース管理サポートに使用できるようになりま
す。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置:
通常操作を続行してください。
ユーザーの処置: 問題の分析解決を試みて、再呼び出し
デーモンを再始動してください。 問題をすぐには解決
できない場合は、TSM スペース管理がサポートするフ
336
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9504W • ANS9511E
ANS9504W
program-name: ファイル・システム
filesystem-name がマウントされていない
か、あるいは正しくないオプションを用い
てマウントされています。
説明: ファイル・システムがマウントされていないか、
あるいは正しくないオプションを用いてマウントされて
います。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置: ファイル・システムをマウントする
か、あるいは正しいマウント・オプションを指定して再
度マウントします。
ANS9505E
program-name: DMAPI インターフェース
を初期化できません。 理由: error。
説明: TSM クライアントが、DMAPI インターフェー
スのインプリメンテーション定義の初期化の実行に失敗
しました。
システムの処置:
た。
dm_init_service() 関数が失敗しまし
ユーザーの処置: 非 root ユーザーとして TSM を実行
していて、TSM スペース管理クライアントがインスト
ールされている場合は、dsmrootd デーモンが稼働中であ
ることを確認してから、操作を再試行してください。
TSM スペース管理クライアントがインストールされて
いない場合は、root ユーザー権限で操作を再試行してく
ださい。
ANS9506E
program-name: 指定されたファイル・スペ
ース引数 'argument' の形式が無効です。
説明: GPFS ファイル・システムを使用し、そのファイ
ル・システムのパラメーターの形式が正しくない場合に
発生します。
システムの処置:
要求された操作は停止します。
ユーザーの処置: 正しい構文については dsmautomig の
資料を参照してください。
ANS9507E
program-name: ファイル・ハンドル
filehandle のセッション session の権限を
要求できません。トークン = token。理由
: error。
説明: TSM スペース管理は、ファイルに対して必要な
権限を要求することができません。
システムの処置:
ファイルの処理は中断されます。
ユーザーの処置:
通常操作を続行してください。
ANS9508W
program-name: ファイル・ハンドル =
filehandle のセッション session の権限を
解放できません。トークン = token。理由
: error。
説明: TSM スペース管理は、ファイルに対する権限を
解放することができません。
システムの処置:
ファイルの処理は中断されます。
ユーザーの処置:
通常操作を続行してください。
ANS9509W
program-name: セッション session でタイ
プ event-type の予期しないイベントを受
け取りました。
説明: TSM スペース管理デーモンは予期しないイベン
トを受け取りました。このイベントは後処理されていま
せん。
システムの処置: TSM はイベントを無視して続行しま
す。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
ANS9510E
program-name: セッション session からイ
ベント・メッセージを入手できません。予
測される最大メッセージ長 = msglen、戻
されるメッセージ長 = return-length。理由
: error。
説明: DM セッションでメッセージを受け取ろうとし
たときに、TSM スペース管理でエラーが見つかりまし
た。
システムの処置: TSM は続行します。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
ANS9511E
program-name: セッション session で、
ファイル: 名前 = name ハンドル =
handle トークン = token に関する DM
属性を読み取ることができません。理由:
error。
説明: TSM スペース管理は、DM オブジェクト (通
常、ファイル) の DM 属性を読み取ることができませ
ん。ファイル名が使用できない場合は、空のストリング
として表示されるか、<NA> が表示されます。
システムの処置: ファイルの処理は中断されます。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
337
ANS9512E • ANS9520E
ANS9512E
program-name: セッション session で、フ
ァイル・ハンドル = filehandle トークン
= token に関する DM 属性を設定できま
せん。理由: error。
説明: TSM スペース管理は、DM オブジェクト (通
常、ファイル) の DM 属性を設定することができませ
ん。
システムの処置: ファイルの処理は中断されます。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
ANS9513E
program-name: セッション session で、フ
ァイル・ハンドル = filehandle トークン
= token に関する DM 属性を削除できま
せん。理由: error。
説明: TSM スペース管理は、DM オブジェクト (通
常、ファイル) の DM 属性を除去することができませ
ん。
ユーザーの処置:
ANS9517I
ANS9514E
program-name: path からファイル・ハン
ドルを作成することができません。 理由:
error。
説明: TSM スペース管理は、指定のファイルからファ
イル・ハンドルを作成することができません。
システムの処置: ファイルの処理は中断されます。
システムの処置:
ません。
program-name: マイグレーション情報を設
定することができません。理由: error。
説明: スペース管理がファイルまたはファイル・システ
ム、あるいはその両方からファイル・ハンドルを作成す
ることができないので、TSM スペース管理は、そのフ
ァイルのマイグレーション情報を設定することができま
せん。
システムの処置:
ファイルの処理は中断されます。
ユーザーの処置:
通常操作を続行してください。
ANS9516E
program-name: セッション session でユー
ザー・イベント・メッセージを作成するこ
とができません。 理由: error。
説明: TSM スペース管理は、処理されるファイルに対
する権限を参照するのに必要な、ユーザー・イベント・
メッセージを作成することができません。
システムの処置:
338
TSM DM セッションは破棄されてい
ユーザーの処置: これは通知メッセージです。 セッシ
ョンを破棄できなかった場合は、操作を再試行してくだ
さい。この問題が続いて起こる場合は、システムをリブ
ートしてください。
ANS9518E
program-name: セッション session で、ト
ークン token を使用してイベント・メッ
セージに応答することができません。理由
: error。
説明: イベント・メッセージに応答することができませ
んでした (システムに戻されました)。
システムの処置:
TSM スペース管理を続行します。
ユーザーの処置: ユーザー・プロセスが予期しないブロ
ックに遭遇して、強制終了することができない場合は、
システム管理者に連絡してください。
ANS9519W
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
ANS9515E
program-name: イベント・メッセージをセ
ッション session からクリアしました。
理由: error。
説明: TSM スペース管理は DM セッションを破棄中
です。このセッションでは、応答先だった予期しないイ
ベントがまだあります。
システムの処置: ファイルの処理は中断されます。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
通常操作を続行してください。
program-name: セッション session トーク
ン = token fs ハンドル = fs-handle で、
ファイル・システムの eventlist を設定で
きません。理由: error。
説明: ファイル・システムに対してイベント・リストを
設定することができませんでした。このファイル・シス
テムに対するイベントは何もシステムによって生成され
ません。
システムの処置: TSM スペース管理を続行します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、ファイル・システムが dmapi
を使用可能にしてマウントされていることを確認してく
ださい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システム
をリブートしてください。
ANS9520E
説明:
program-name: セッション session で、フ
ァイル・ハンドル = filehandle トークン
= token に関する管理領域を設定できませ
ん。理由: error。
ファイル・システムに対して管理下の領域を設定
ファイルの処理は中断されます。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9521E • ANS9527E
することができませんでした。 このファイルのイベン
トは何も生成されません。
システムの処置:
ファイルの処理は中断されます。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、ファイル・システムが dmapi
を使用可能にしてマウントされていることを確認してく
ださい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システム
をリブートしてください。
ANS9521E
program-name: セッション session で、フ
ァイル・ハンドル = handleトークン =
token に関するファイル属性を入手できま
せん。理由: error。
説明: TSM スペース管理はファイルの属性を読み取る
ことができません。
システムの処置:
ファイルの処理は中断されます。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、ファイル・システムが dmapi
を使用可能にしてマウントされていることを確認してく
ださい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システム
をリブートしてください。
ANS9522E
ださい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システム
を再始動してください。
program-name: path からファイル・シス
テム・ハンドルを作成できません。 理由:
error。
ANS9524W
program-name: スタブ・サイズを、セッシ
ョン session 上で、ファイル・ハンドル =
filehandle トークン = token 元のスタブ・
サイズ = old-size 新規スタブ・サイズ =
new-size の許可されたスタブ・サイズの値
に調整しました。
説明: ファイルの事前定義スタブ・サイズを、DMAPI
実装によって定められている境界と丸めの制約に合わせ
て修正する必要があります。事前定義スタブ・サイズ値
が論理ファイル・サイズよりも大きい場合には、TSM
スペース管理により、マイグレーション中にスタブ・サ
イズが変更される可能性もあります。
システムの処置: TSM スペース管理を続行します。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
ANS9525E
program-name: セッション session 上で、
ファイル・ハンドル = handle トークン =
token に対してスタブ・ファイルを作成す
ることができません。理由: error。
説明: スタブ・ファイルの作成中にエラーが発生しまし
た。
システムの処置:
ファイルの処理は中断されます。
ユーザーの処置:
通常操作を続行してください。
説明: TSM は、そのファイル・システム名からファイ
ル・システム・ハンドルを作成できません。操作が許可
されていないという理由の場合は、そのファイル・シス
テムに関して dmapi 機能が使用不可になっている可能
性があります。
ANS9526E
システムの処置:
されます。
説明: グローバルまたはファイル・システム状況ファイ
ルをオープンできませんでした。
そのファイル・システムの処理は中断
ユーザーの処置: 操作が許可されていないという理由の
場合は、そのファイル・システムに関して dmapi 機能
を使用可能にしてから、再試行してください。
ANS9523E
program-name: セッション session 上でフ
ァイル・ハンドル = filehandle トークン
= token のファイル用スタブ・サイズの検
査を行うことができません。理由: error。
システムの処置: TSM は処理を停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、ファイル・システムが dmapi
を使用可能にしてマウントされていることを確認してく
ださい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システム
を再始動してください。
ANS9527E
説明: システムで、正しいスタブ・サイズを判別するこ
とができませんでした。
システムの処置: TSM はファイルのマイグレーション
を停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、ファイル・システムが dmapi
を使用可能にしてマウントされていることを確認してく
program-name: 状態ファイル filename を
書き込み用にオープンすることができませ
ん。 理由: error。
program-name: 状態ファイル filename に
書き込むことができません。理由: error。
説明: TSM スペース管理は状態ファイルに書き込むこ
とはできません。
システムの処置:
TSM は処理を停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、ファイル・システムが dmapi
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
339
ANS9528W • ANS9534W
を使用可能にしてマウントされていることを確認してく
ださい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システム
を再始動してください。
ANS9528W
program-name: 状態ファイル filename か
ら読み取ることができません。ファイルは
破損しており、再作成されます。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、ファイル・システムが dmapi
を使用可能にしてマウントされていることを確認してく
ださい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システム
を再始動してください。
ANS9531E
説明: TSM スペース管理は状態ファイルから読み取る
ことはできません。
システムの処置: TSM は処理を停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、ファイル・システムが dmapi
を使用可能にしてマウントされていることを確認してく
ださい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システム
を再始動してください。
ANS9529W
program-name: ファイル・システム状態フ
ァイルのハンドルを取得できません。
説明: TSM スペース管理はグローバル状態ファイルに
保管されたファイル・システムの状態ファイルのハンド
ルを検出できませんでした。HSM サポートが追加され
ていないファイル・システムをスペース管理が照会して
いるか、ファイル・システムの状態ファイルが破壊され
ているか、あるいはグローバル状態ファイルが破壊され
ている場合には、これが発生する可能性があります。
システムの処置: TSM は、その状況によって処理を続
行または停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、ファイル・システムが dmapi
を使用可能にしてマウントされていることを確認してく
ださい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システム
を再始動してください。
ANS9530W
program-name: file-system の項目をグロー
バル状態ファイルから除去することができ
ません。
program-name: DM セッションを作成でき
ません。旧セッション = oldsession セッ
ション情報 = session-info。理由: error。
説明: TSM スペース管理は DM セッションを作成す
ることができません。
システムの処置: TSM は処理を停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題がま
だ続いて起こる場合は、システムを再始動してくださ
い。
ANS9532W
program-name: セッション session を破棄
することができません。理由: error。
説明: TSM スペース管理は DM セッションを破棄す
ることができません。
システムの処置: TSM は続行します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、ファイル・システムが dmapi
を使用可能にしてマウントされていることを確認してく
ださい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システム
を再始動してください。
ANS9533W
program-name: すべてのセッションの入手
が正常に実行されませんでした。 理由:
error。
説明: TSM スペース管理はシステム上のすべての DM
セッションを入手することができません。
システムの処置:
TSM は処理を停止します。
説明: dmiFSGlobalState ファイル内のファイル・システ
ムの項目を除去することができません。考えられる理由
は次のとおりです。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、ファイル・システムが dmapi
を使用可能にしてマウントされていることを確認してく
ださい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システム
を再始動してください。
v 一時ファイル・システム表の一時ファイル名を作成す
るためのメモリーが十分にありません。
ANS9534W
v 一時ファイル・システム表を作成するためのフリー・
スペースまたは i ノードが十分にありません。
v 実ファイル・システム表または一時ファイル・システ
ム表をオープンではません。
システムの処置: TSM はグローバル状態ファイルから
項目を除去しません。
340
program-name: セッションを照会すること
ができません。 理由: error。
説明: TSM スペース管理は、システム上の DM セッ
ションを照会することができませんでした。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置:
通常操作を続行してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9535E • ANS9545E
ANS9535E
program-name: ファイル記述子
file-descriptor からファイル・ハンドルを
作成することができませんでした。理由:
error。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
ANS9542E
説明: TSM スペース管理はファイル・ハンドルを作成
することができません。
システムの処置: ファイルの処理は中断されます。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、ファイル・システムが dmapi
を使用可能にしてマウントされていることを確認してく
ださい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システム
を再始動してください。
ANS9536E
program-name: セッション session でイベ
ント・メッセージを照会できません。 理
由: error。
説明: TSM スペース管理がファイル属性を更新するこ
とができません。
システムの処置:
ファイルの処理は中断されます。
ユーザーの処置:
通常操作を続行してください。
ANS9537E
program-name: ファイル・システム
'filesystem' に対して無効なストレージ・プ
ール 'storagepool'。
ファイルの処理は中断されます。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。この問題
が続いて起こる場合は、ファイル・システムが dmapi
を使用可能にしてマウントされていることを確認してく
ださい。この問題がまだ続いて起こる場合は、システム
を再始動してください。
ANS9543W
説明: TSM スペース管理は、nfs 呼び出しの判別に必
要なイベント・メッセージを照会できません。
システムの処置:
program-name: セッション session でファ
イル・ハンドル = filehandle トークン =
token フラグ = flag に関してファイル属
性を設定できませんでした。理由: error。
program-name: TSM クライアントでは、
ファイル・システム filesystem-name 上で
の nospace 状態に対処するためには
blocks-num1 個の空きファイル・システ
ム・ブロックが必要です。エラー番号:
error-num、理由: error-str。 現在、ブロッ
ク・サイズ block-size バイトの
blocks-num2 ブロックが使用可能です。
説明: その名前のストレージ・プールは指定されたファ
イル・システムに存在していません。
説明: TSM クライアントがファイル・システムに関す
る状況情報を取得できないか、またはファイル・システ
ムに十分なスペースがありません。ファイル・システム
状況情報が使用できない場合は、メッセージはゼロ・ブ
ロックを報告します。
システムの処置:
システムの処置: TSM は続行します。
要求された操作は停止します。
ユーザーの処置: そのストレージ・プールが指定された
ファイル・システムに存在していることを確認してくだ
さい。
ANS9538W
program-name: DM ファイル属性について
の要求 request が認識されていません。
説明: 取り扱うことができない不明の要求タイプが見つ
かっています。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
ANS9539E
program-name: ファイル・ハンドル =
filehandle からファイル・システム・ハン
ドルを作成することができません。理由:
error。
説明: ファイル・ハンドルからファイル・システム・ハ
ンドルを作成することができませんでした。
ユーザーの処置: ファイル・システムでスペースが不足
している場合は、必要なスペースを解放するか、ファイ
ル・システムの容量を増やしてください。 この原因が
入出力エラーである場合は、適切なファイル・システム
検査 (例えば fsck) を実行してください。 その後で、操
作を再試行してください。
ANS9545E
program-name: 処理を続行するために
lockdirlockfile に対するロックを取得でき
ません。
説明: TSM スペース管理はファイルのロックを入手す
ることができません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
いて起こる場合は、HSM を再始動してください。 この
問題がまだ続いて起こる場合は、システムを再始動して
ください。
システムの処置: TSM は続行します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
341
ANS9546E • ANS9556E
ANS9546E
仮想マシン上で Microsoft Active
Directory ドメイン・コントローラーが検
出されたため、IBM Tivoli Storage
Manager は瞬時リストアを実行できませ
ん。
説明: 仮想マシンに Microsoft Active Directory ドメイ
ン・コントローラーが含まれています。瞬時リストアを
使用してこの仮想マシンをリカバリーすることはできま
せん。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 通常のリストアを使用して、仮想マシ
ンをリカバリーしてください。
ANS9548W
i ノード:'inode number'、別名:'file name'
のリモート・ファイル・アクセスを完了で
きません。
説明: TSM スペース管理はリモート・ファイル・アク
セスを完了することができません。一時的に使用できな
くなっている TSM マイグレーション・サーバーに、フ
ァイルがマイグレーションされている可能性がありま
す。ファイルが孤立スタブである可能性があります。
システムの処置:
ファイルの再呼び出しが中断されていま
す。
説明: 再呼び出し中のファイルによりファイル・システ
ムのスペースが使い尽くされるので、再呼び出しは停止
します。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了します。
ユーザーの処置: ファイル・システムのスペースを増や
すか、不要ファイルを除去するか、スペース管理が要求
またはしきい値マイグレーションによってファイル・シ
ステムの外にファイルをマイグレーションし終えるまで
待つか、あるいは手操作でファイルをマイグレーション
してください。 その後で操作を再試行してください。
program-name: file-system にスペース管理
を追加できません。パスに非ローカル・フ
ァイル・システムが含まれています。
説明: スペース管理をファイル・システムに追加しよう
としましたが、そのパスには非ローカルのエレメントが
含まれています。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: ファイル・システムは、完全にローカ
ルでなければなりません。
ANS9553I
file-name に一時候補リストを書き込みま
した。
説明: スペース不足状態のため、候補リストは示されて
いる一時ファイルに書き込まれました。
システムの処置:
一時ファイルが作成されました。
ユーザーの処置: スペースが使用可能になったら、一時
ファイルを適切な .SpaceMan ディレクトリーにコピー
することができます。
ANS9554E
TSM は現行操作を終了します。
ユーザーの処置: サーバーがシステム管理者によって使
用不能になっていないか調べ、その後操作を再試行しま
す。ファイルが孤立スタブであるかどうかを確認するに
は、対象のファイル・システムに対して dsmreconcile を
実行します。注: サーバーへの接続が使用不可の場合
は、ファイル別名に「unavailable」と表示されます。あ
るいは、適切なファイル・コピーを特定のマイグレーシ
ョン・サーバーに配置できない場合は、「orphan」と表
示されます。
ANS9550W
ANS9552E
program-name: command ファイル・シス
テム mountdir 理由: error
説明: ファイル・システムの XDSM API 機能を使用可
能または使用不可にすることに失敗しました。 HSM を
使用可能にしようとした場合であれば、このファイル・
システムの HSM は使用できません。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置: ファイル・システムは、TSM スペー
ス管理が管理対象属性を正常に設定するためにタイプ
JFS2 になっている必要があります。ファイル・システ
ムのタイプが正しいことを確認してください。
ANS9555E
ゲスト名 VM がどの仮想マシンとも一致
しません。
説明: TSM アプリケーション保護を行うには、ゲスト
名が仮想マシンと一致している必要があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: ゲスト名をチェックし、スペルが正し
いことを確認してください。
ANS9556E
ディスク上の CTL ファイルの数 (number
of CTLs on disk) が、予想値 (number of
CTLs in cache) と一致しません。
説明: VCM ライブラリー・キャッシュでカウントされ
る CTL ファイルの数は、ローカル・ディスク内の CTL
ファイル数と等しくなければなりません。
342
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9576E • ANS9613E
システムの処置:
処理は打ち切られます。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS9576E
ファイル・システムにメタデータ・ファイ
ルを作成する十分なスペースがありませ
ん。少なくとも space のスペースが必要
です。
説明: メタデータ・ファイルを作成しようとして、ディ
スク・フル・エラーが起こりました。ファイル・システ
ム内のファイルの一部をマイグレーションして、少なく
とも space kb を解放してください。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS9592E
SOAP TCP 接続エラーが発生しました。
説明: SOAP 通信システムに TCP エラーがありまし
た。詳細情報は、エラー・ログ・ファイルを参照してく
ださい。
システムの処置: TSM は操作を打ち切ります。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9593E
SOAP HTTP 通信エラーが発生しまし
た。
説明: SOAP 通信システムに HTTP エラーがありまし
た。詳細情報は、エラー・ログ・ファイルを参照してく
ださい。
システムの処置: TSM は操作を打ち切ります。
ANS9577E
例外 "msg"。メタファイルを使用できま
せん。
説明: 内部エラーが発生しました。 dsmscout はメタデ
ータ・ファイルを使用できません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
ありません。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9594E
内部 SOAP エラーが発生しました。
説明: SOAP 通信システムに内部エラーがありまし
た。詳細情報は、エラー・ログ・ファイルを参照してく
ださい。
システムの処置: TSM は操作を打ち切ります。
ANS9578E
不明のエラーが発生しました。
説明: 内部エラーが発生しました。 dsmscout はメタデ
ータ・ファイルを使用できません。ファイルが削除され
ています。新規メタデータ・ファイルが作成されます。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS9590E
SOAP エラー情報: message は失敗しまし
た。理由: message
説明: 詳細な SOAP エラー・メッセージは、gSOAP
コミュニケーション・モジュールから作成され、選択さ
れた言語では存在しません。
システムの処置:
TSM は続行します。
ユーザーの処置:
ください。
システムを検証して操作を再試行して
ユーザーの処置: ありません。
ANS9595E
SOAP 通信システムはメモリー不足で
す。
説明: SOAP 通信システムにメモリー・エラーがあり
ました。詳細情報は、エラー・ログ・ファイルを参照し
てください。
システムの処置: TSM は操作を打ち切ります。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9596E
SOAP 通信は予期しないで終了しまし
た。
説明: SOAP 通信システムに EOF エラーがありまし
た。詳細情報は、エラー・ログ・ファイルを参照してく
ださい。
システムの処置:
ANS9591E
SOAP UDP 接続エラーが発生しました。
説明: SOAP 通信システムに UDP エラーがありまし
た。詳細情報は、エラー・ログ・ファイルを参照してく
ださい。
システムの処置:
TSM は操作を打ち切ります。
ユーザーの処置: ありません。
TSM は操作を打ち切ります。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9613E
program-name: stubsize バイトのスタブ・
サイズは、filesystem ではサポートされて
いません。
説明: 指定されたスタブ・サイズ値は、ファイル・シス
テムのブロック・サイズの複数倍ではなく、サポートで
きません。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
343
ANS9616E • ANS9734E
システムの処置:
プログラムは操作を中止します。
ユーザーの処置:
さい。
正しいスタブ・サイズを使用してくだ
ANS9616E
アップを再試行してください。
ANS9669W
program-name: file-system-name の
migrated-file-alias に関するマイグレーショ
ン情報を取得できません。
説明: TSM スペース管理は、システムの DMAPI 機能
を使用して、指定されたファイル・システム・オブジェ
クトにアクセスできません。この状態は、DMAPI サポ
ートがファイル・システムに対して使用可能になってい
ない場合、またはファイル・システムに不整合がある場
合に起こることがあります。通常、このメッセージの前
に、エラーの詳細を示す別のメッセージが出されていま
す。
program-name: file-system CFI が範囲外で
す。
説明: TSM CFI が、指定されたファイル・システムの
範囲外にあります。ファイル・システムのスキャン時
に、scout デーモンが新規ファイル項目を CFI に挿入で
きませんでした。その結果、次の自動マイグレーション
に十分な数の項目が提供されない可能性があります。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: ファイル・システムの MAXFILES オ
プションの設定を再検討してください。CFI のサイズ
は、「dsmmigfs update /fs -MAXFiles=n」コマンドの使
用によって増える可能性があります。
システムの処置: ファイルの処理は中断されます。 次
のファイルで処理を続行します。
ANS9674W
ユーザーの処置: dsmerror.log で、エラーの詳細を示し
ている可能性がある前のメッセージが出されているかど
うかを確認してください。 ファイル・システムが整合
状態であり、DMAPI サポートが使用可能になっている
状態でマウントされていることを確認してください。
その後で操作を再試行してください。 問題が解決しな
い場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して、支
援を依頼してください。
説明: 指定で要求された vApp の一部が取得できませ
んでした。これは、vCD vApp 定義での変更、あるいは
ユーザーが提供した vApp 指定に誤りがあったことが原
因である可能性があります。
ANS9641S
行番号: number の オプション・ファイル
'file-name' で無効なオプション 'option' が
見つかりました。無効な記入項目:
'entry'。
説明: TSM オプション・ファイル (file-name) で指定さ
れた option が間違っています。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
てください。
オプション・ファイルの入力を訂正し
ANS9645W
vApp バックアップ操作が完了しました。
ただし、1 つ以上の vApp バックアップ
が失敗しました。
要求された vApp の 1 つ以上を取得でき
ませんでした。
システムの処置: まだ操作を行う必要がある項目が残っ
ているため、操作は続行されます。
ユーザーの処置: 提供された vApp 指定を検査し、指
定が既存の構成に一致していることを確認してくださ
い。すべての問題を修正し、操作を再試行してくださ
い。
ANS9733E
ファイル: File-name が包含/除外リストに
よって除外されました。
説明: バックアップからの除外を指定された file-name
のバックアップが試みられました。
システムの処置:
せんでした。
TSM はファイルをバックアップしま
ユーザーの処置: 組み込みオプションを使用してファイ
ルを指定し、操作を再試行します。
ANS9734E
選択されていないファイルが number 個
あります。 理由を判別するために、ファ
イルをクリックしてください。
説明: 正常に完了した vApp バックアップもあります
が、失敗したバックアップもあります。操作は正常に完
了したとみなされます。
説明:
システムの処置:
た。
システムの処置: これらのファイルは、マイグレーショ
ンまたは再呼び出し用に選択されません。
バックアップ操作は正常に完了しまし
ユーザーの処置: バックアップが失敗した理由につい
て、コンソール出力およびエラー・ログを確認してくだ
さい。すべての問題を修正し、失敗した vApp のバック
344
選択不可能なファイルがあります。
ユーザーの処置: 例えば、inclexcl リストなどのファイ
ルが選択されない理由を検出するために、ファイルをク
リックします。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9735E • ANS9741E
ANS9735E
リアルタイム初期設定の実行中にエラー。
説明: TSM は、マイグレーションまたは再呼び出し操
作が開始されないように資源 (プロセスまたは共有スト
レージ) を使い尽くしました。ファイル選択はそのまま
残ります。 このメッセージは、Motif HSM GUI から発
行されています。しかし、この GUI は、現在サポート
対象外になりました。
システムの処置: TSM はマイグレーションまたは再呼
び出し操作を開始することができません。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9736E
権限リスト・テーブルのメモリーが不足し
ています。
ANS9739E
説明: システムは共有ストレージ・リソースを使い果た
しました。
システムの処置: TSM は共有ストレージ・セグメント
なしでは継続することができません。
ユーザーの処置: "ipcs" プログラムの出力を検査し、多
数の新規共有ストレージ・セグメントが存在するかどう
か確認します。 "ipcrm" を使用し、それらを除去してく
ださい。 この問題が解決されない場合は UNIX を構成
し、より多くの共有ストレージ・セグメントを許可する
ようにします。
ANS9740S
説明: TSM は、許可リスト・テーブルに十分なストレ
ージを割り振ることができません。このメッセージは、
Motif HSM GUI から発行されています。しかし、この
GUI は、現在サポート対象外になりました。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9737E
認証に失敗しました -- TSM を終了して
やり直してください
共有メモリーを入手できません。
このプログラムは正しくインストールされ
ていません。 アプリケーション・デフォ
ルト・ファイル (file-name) をアプリケー
ション・デフォルト・ディレクトリー (通
常は directory-name) に入れるか、
XAPPLRESDIR 環境変数を file-name デ
フォルト・ファイルが入っているディレク
トリーに設定してください。
説明: TSM は、その資源ファイル (Sm) をデフォル
ト・ディレクトリー (directory-name) に見つけることが
できません。インストール時に問題が起こった可能性が
あります。このメッセージは、Motif HSM GUI から発
行されています。しかし、この GUI は、現在サポート
対象外になりました。
システムの処置: TSM は始動できません。
説明: 間違ったパスワードを続けて 4 回入力しまし
た。 このメッセージは、Motif HSM GUI から発行され
ています。しかし、この GUI は、現在サポート対象外
になりました。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
システムの処置: TSM は正しいパスワードなしではサ
ーバーに接続できません。
ANS9741E
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
説明: TSM は、要求されたディレクトリー構造に必要
なストレージを割り振ることができません。このエラー
はマイグレーションまたは再呼び出し操作で起こること
があります。 このメッセージは、Motif HSM GUI から
発行されています。しかし、この GUI は、現在サポー
ト対象外になりました。
ANS9738S
メモリー不足です。
説明: 初期化時のストレージ割り振りの最中に TSM
がエラーを検出しました。このメッセージは、Motif
HSM GUI から発行されています。しかし、この GUI
は、現在サポート対象外になりました。
システムの処置:
TSM は続行することができません。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ディレクトリー構造を収めるためのメモリ
ーが不足しています。
システムの処置: TSM は要求された操作を完了できま
せん。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
345
ANS9742E • ANS9782S
ANS9742E
ディレクトリー構造の読み取りでエラー。
説明: TSM は、要求されたディレクトリー構造をロー
ドできません。このエラーは、破壊されたファイル・シ
ステムまたはストレージ不足によるものです。 これ
は、選択的マイグレーション操作または選択的再呼び出
しのもとで起こることがあります。 このメッセージ
は、Motif HSM GUI から発行されています。しかし、
この GUI は、現在サポート対象外になりました。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ANS9779E
説明: TSM が更新のためにオプション・ファイルを書
き込みオープンするときにエラーが発生しました。
システムの処置:
ANS9743W
ディレクトリー・ツリーにファイルが選択
されていません。
説明: マイグレーションまたは再呼び出しのためにリス
トするファイルが選択されませんでした。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
ユーザーの処置:
す。
ファイルを選択し、操作を再試行しま
ANS9744W
サイズが限界を超過しています。
説明: システム上の最大ファイル・サイズ制限を超えて
いるファイルを再呼び出ししようとしました。
システムの処置: TSM はこのファイルを再呼び出しす
ることができません。
ユーザーの処置: そのファイル・サイズをサポートする
システムで、このファイルを再呼び出ししてください。
システム管理者にご相談ください。
ANS9778E
オプション・ファイル '' でエラーが検出
されました。エラーのある行を TSM で
コメント化して続行しますか?
説明: オプション・ファイルの読み取り時に無効なオプ
ションまたはオプション値が検出されました。
システムの処置: このメッセージは表示されます。この
後のアクションはユーザーの応答によって異なります。
ユーザーの処置: TSM に無効な行をコメント化させる
には、「はい」をクリックします。「いいえ」をクリッ
クすると、直ちに終了します。
346
プログラムを終了します。
ユーザーの処置: ファイルおよびディレクトリーのアク
セス許可を検査するか、オプション・ファイルの無効な
項目を手動で訂正してください。
ANS9780E
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
オプション・ファイル '' を書き込み用に
オープンすることができません。
オプション・ファイル '' を更新できませ
ん。
説明: TSM はオプション・ファイルを更新できません
でした。ディスクがいっぱいになっている可能性があり
ます。
システムの処置:
プログラムを終了します。
ユーザーの処置: 十分なディスク・スペースがあるかど
うかを検査するか、オプション・ファイルの無効な項目
を手動で訂正してください。
ANS9781E
修復の完了後に、TSM がオプション・フ
ァイルで無効なオプション、キーワード、
またはパラメーターを検出しました。
説明: オプション・ファイルの最終検査で、無効なオプ
ション、キーワード、またはパラメーターが残っている
ことが検出されました。 オプション・ファイルが他の
アプリケーションによって変更された可能性がありま
す。
システムの処置: プログラムを終了します。
ユーザーの処置: 他のアプリケーションがオプション・
ファイルを変更していないことを確認し、TSM を再始
動してください。テキスト・エディターを使用し、オプ
ション・ファイルの無効なエントリーを訂正することも
できます。
ANS9782S
選択されたバックアップは、新しいバージ
ョンのバックアップ・サーバーによって生
成されましたが、このクライアントはこの
新しいバージョンをサポートしていませ
ん。このバージョンのクライアントではバ
ックアップ・セット・データをリストアで
きません。
説明: リストアしようとしているバックアップ・セット
は、異なる機能レベルを持つ新しいサーバーによって生
成されています。ご使用のクライアントは、この新しい
フォーマットを認識しないので、バックアップ・セット
からデータをリストアできません。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9790I • ANS9799W
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: バックアップ・セットのリストアに
は、バックアップの生成に使用されたサーバーと同じか
より高いレベルのクライアントを使用してください。
ANS9790I
マイグレーションでファイルがスキップさ
れました。バックアップ・コピーが見つか
りません。
説明: 属性 MIGREQUIRESBKUP が YES に設定さ
れ、管理クラスがファイルに割り当てられます。 これ
は、マイグレーション前にファイルの現行バックアッ
プ・コピーが必要となります。 しかし、マイグレーシ
ョン・サーバー上にはバックアップ・コピーは検出され
ませんでした。 このファイルはマイグレーションされ
ません。 注: TSM は、バックアップ・コピーに関して
はマイグレーション・サーバーのみを検査します。マイ
グレーション・サーバーとバックアップ・サーバーが異
なるサーバーである場合は、TSM はファイルのバック
アップ・コピーを検出しません。
システムの処置:
ョンしません。
TSM はこのファイルをマイグレーシ
ユーザーの処置: マイグレーション・サーバー上でこの
ファイルをバックアップするか、現行バックアップ・コ
ピーを必要としない管理クラスをこのファイルに割り当
てます。 操作を再試行してください。
ANS9791I
マイグレーションでファイルがスキップさ
れました。見つかったバックアップ・コピ
ーが最新ではありません。
説明: 属性 MIGREQUIRESBKUP が YES に設定さ
れ、管理クラスがファイルに割り当てられます。 これ
は、マイグレーション前にファイルの現行バックアッ
プ・コピーが必要となります。 しかし、マイグレーシ
ョン・サーバー上で検出されたバックアップ・コピーは
旧バージョンです。このファイルはマイグレーションさ
れません。 注: TSM は、バックアップ・コピーに関し
てはマイグレーション・サーバーのみを検査します。マ
イグレーション・サーバーとバックアップ・サーバーが
異なるサーバーである場合は、マイグレーション・サー
バー上にファイルの有効なバックアップ・コピーがなけ
ればなりません。
システムの処置:
ョンしません。
TSM はこのファイルをマイグレーシ
ユーザーの処置: 現行ファイルをマイグレーション・サ
ーバー上でバックアップするか、あるいは現行バックア
ップ・コピーを必要としない管理クラスをこのファイル
に割り当てます。 操作を再試行してください。
ANS9792W
ファイル・システムのツリー・ビューを構
築中です。 完了するまで待ってから、操
作を再試行してください。
説明: ファイル・システムのツリー表示が構築されると
きに、選択的マイグレーションまたは選択的再呼び出し
の選択がされました。
システムの処置: TSM は要求を無視します。
ユーザーの処置: ツリー表示構築が完了するまで待機
し、その後で操作を再試行してください。
ANS9796E
file system ファイル・システムのロック・
ファイルにアクセスできません。
説明: TSM はエラーのためにロック・ファイルにアク
セスできません。ロック・ファイルは、対立している処
理の同時実行を妨げるため、特定プログラムの逐次化を
提供します。
システムの処置: TSM はこの時点ではプログラムを実
行しません。
ユーザーの処置: ロック・ファイルまで続くディレクト
リーの許可ならびに実行可能プログラムの許可も調べて
ください。
ANS9797E
競合するスペース管理プロセスが既に
file-system ファイル・システムで実行中で
す。このプロセスは後で実行し直してくだ
さい。
説明: TSM は、ユーザーが実行しようとしている処理
と競合する他の処理が、ファイル・システム内で実行中
であることを検出しました。以下の処理はファイル・シ
ステムに関して同時に実行することはできません。
v dsmreconcile
v dsmautomig
v dsmmigfs remove
また、dsmmigfs remove は、マイグレーション処理がフ
ァイル・システム内で稼働中は、実行できません。
システムの処置: TSM はこの時点では処理を実行しま
せん。
ユーザーの処置: 後から処理の実行をやり直してくださ
い。
ANS9799W
mount コマンドに対して一時ファイルを
オープンできません。
説明: TSM は、このファイル・システムのマウント・
コマンドを処理するための一時ファイルをオープンする
ことができません。このメッセージは、Motif HSM GUI
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
347
ANS9800W • ANS9807W
から発行されています。しかし、この GUI は、現在サ
ポート対象外になりました。
す。しかし、この GUI は、現在サポート対象外になり
ました。
システムの処置: TSM はファイル・システムにスペー
ス管理を追加できません。
システムの処置: TSM はファイル・システムにスペー
ス管理を追加できません。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9800W
mount コマンドに対して一時ファイルを
作成できません。
説明: TSM は、このファイル・システムのマウント・
コマンドを処理するための一時ファイルを作成すること
ができません。このメッセージは、Motif HSM GUI か
ら発行されています。しかし、この GUI は、現在サポ
ート対象外になりました。
システムの処置: TSM はファイル・システムにスペー
ス管理を追加できません。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9804W
説明: このファイル・システムのマイグレーション候補
リストを作成することができません。このメッセージ
は、Motif HSM GUI から発行されています。しかし、
この GUI は、現在サポート対象外になりました。
システムの処置: TSM はファイル・システムにスペー
ス管理を追加できません。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9805W
ANS9801W
トランザクション・ファイルを作成できま
せん。
説明: このファイル・システムのトランザクション・フ
ァイルを作成することができません。 このメッセージ
は、Motif HSM GUI から発行されています。しかし、
この GUI は、現在サポート対象外になりました。
システムの処置: TSM はファイル・システムにスペー
ス管理を追加できません。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
システムの処置: TSM はファイル・システムにスペー
ス管理を追加できません。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
状況ファイルを作成できません。
説明: このファイル・システムの状況ファイルを作成す
ることができません。 このメッセージは、Motif HSM
GUI から発行されています。しかし、この GUI は、現
在サポート対象外になりました。
システムの処置: TSM はファイル・システムにスペー
ス管理を追加できません。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9803W
事前マイグレーション・データベースを作
成できません。
説明: このファイル・システムの事前マイグレーショ
ン・データベースを作成することができません。 この
メッセージは、Motif HSM GUI から発行されていま
348
.SpaceMan ディレクトリーを作成できま
せん。
説明: このファイル・システムの .SpaceMan ディレク
トリーを作成することができません。 このメッセージ
は、Motif HSM GUI から発行されています。しかし、
この GUI は、現在サポート対象外になりました。
ANS9806W
ANS9802W
マイグレーション候補リストを作成できま
せん。
ファイル・システム・タイプはサポートさ
れていません。
説明: ファイル・システムは、スペース管理によってサ
ポートされるタイプではありません。
システムの処置: TSM はファイル・システムにスペー
ス管理を追加できません。
ユーザーの処置: HSM クライアントと指定したファイ
ル・システム・タイプの間にミスマッチがあります。フ
ァイル・システム・タイプが意図と矛盾がない場合は、
サポートする HSM クライアントをインストールしてか
ら、操作を再試行してください。インストールできるの
は一度に 1 つの HSM クライアントだけです。
ANS9807W
指定されたバックアップ・セット・ファイ
ルには、指定されたノード名用のタイプ
「ファイル」のバックアップ・セットが含
まれていません。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9808W • ANS9815W
説明: ローカル・バックアップ・セット・サポートは、
ファイル・データが入っているバックアップ・セットに
限定されます。イメージ・バックアップ・セットはロー
カル側ではサポートされません。指定されたバックアッ
プ・セットに、指定されたノード名のファイル・データ
を含むバックアップ・セットが入っていません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 別のバックアップ・セット・ファイル
を指定して、バックアップ・セットからのファイル・デ
ータをリストアしてください。バックアップ・セットか
らイメージをリストアするには、TSM サーバーからの
バックアップ・セットにアクセスしてください。
ANS9808W
dsmmigfstab ファイル中の無効フィール
ド。
説明: ファイル・システムに関する dsmmigfstab ファ
イル項目内に無効フィールドがあります。このメッセー
ジは、Motif HSM GUI から発行されています。しか
し、この GUI は、現在サポート対象外になりました。
システムの処置: TSM はファイル・システムにスペー
ス管理を追加できません。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9809W
dsmmigfstab ファイルをオープンできませ
ん。
説明: TSM が dsmmigfstab ファイルをオープンするこ
とができません。このメッセージは、Motif HSM GUI
から発行されています。しかし、この GUI は、現在サ
ポート対象外になりました。
システムの処置: TSM はファイル・システムにスペー
ス管理を追加できません。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9811W
説明:
サーバーは応答しませんでした。サーバー
接続を 検査してください。「了解」を選
択して終了してください。
サーバーは応答しませんでした。
システムの処置:
TSM は処理を停止します。
ユーザーの処置: dsmhsm を 終了してください。 サー
バー接続を調べて、後でやり直してください。
ANS9812I
現行ディレクトリーにファイルが見つかり
ません。 ファイル・システムを最新表示
してください。
説明: 一部のファイルがローカル・ファイル・システム
内に検出されませんでした。
システムの処置: トランザクションは誤りのある結果を
表示します。
ユーザーの処置: ファイル・システムを最新表示し、ロ
ーカル・ファイル・システムを反映させてください。
ANS9813W
正しくないデータが表示されました。 調
整を実行してください。
説明: スペース管理状況ファイル内の情報は、ファイ
ル・システムと同期化していません。
システムの処置: TSM は処理を続行します。
ユーザーの処置: 情報を訂正するには、調整を実行し、
その後現行ウィンドウを最新表示します。
ANS9814W
マイグレーション・オブジェクト ID を
作成できません。
説明: ファイル・システムがフルです。ファイルのマイ
グレーションまたは再呼び出し時には、追加フリー・ス
ペースをマイグレーション・オブジェクト ID のために
割り振ることができません。
システムの処置: TSM は、このファイル・システムの
現行操作を終了します。
ユーザーの処置: ファイル・システム内のファイルをい
くつか除去してから、調整を実行してください。操作を
再試行してください。
ANS9815W
ファイル・システム中でマイグレーション
または再呼び出しのためのフリー・スペー
スまたはフリー i ノード切れです。
説明: ファイル・システムがフルです。ファイルのマイ
グレーションまたは再呼び出しで必要なトランザクショ
ン・ファイルに割り振るために使用できるフリー・スペ
ースまたはフリー i ノードがこれ以上ありません。
システムの処置: TSM は、このファイル・システムの
現行操作を終了します。
ユーザーの処置: ファイル・システム内のファイルをい
くつか除去してから、調整を実行してください。操作を
再試行してください。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
349
ANS9816W • ANS9824W
ANS9816W
ファイル・システムが割り当てを超えまし
た。
説明: TSM が、ファイル・システムがその割り当て量
を超えていることを検出しました。このファイル・シス
テムについて、追加ファイルを TSM ストレージにマイ
グレーションすることができません。
ANS9820W
選択的再呼び出しまたは選択的マイグレー
ションが進行中です。これが完了するまで
待ってから、操作を再試行してください。
説明: 選択的再呼び出しまたは選択的マイグレーション
処理の進行中に、次の 1 つを実行しようとしました。
v スペース管理の追加
システムの処置: TSM は、このファイル・システムか
らファイルをマイグレーションしません。
v スペース管理の非活動化または再活動化
ユーザーの処置: 一部のファイルをローカル・ファイ
ル・システムに再呼び出しするか、あるいはシステム管
理者にこのファイル・システムの割り当てを増やすよう
に頼んでください。
v ポリシー情報の表示
ANS9817W
file-system がグローバルに非活動化されて
います。 ファイル・システムがグローバ
ルに再活動化されるまで待機してくださ
い。
説明: ファイル・システムはグローバルに非アクティブ
状態になっています。
システムの処置:
せん。
TSM は処理を続行することができま
ユーザーの処置: システム管理者がファイル・システム
をグローバルに再活動化するまで待機してください。
ANS9818W
選択的再呼び出しが進行中です。その再呼
び出しを停止してから、ウィンドウをクロ
ーズしてください。
v スペース管理のグローバル非活動化または再活動化
v パスワードの変更
システムの処置:
TSM は要求を無視します。
ユーザーの処置: 選択的再呼び出しまたは選択的マイグ
レーション処理が完了するまで待機してから、操作を再
試行してください。
ANS9821W
説明:
新規パスワードが再入力されていません。
新規パスワードが再入力されませんでした。
システムの処置:
されます。
パスワード変更ダイアログが再び表示
ユーザーの処置:
新規パスワードを再入力します。
ANS9822W
説明:
新規パスワードが入力されていません。
新規パスワードが入力されませんでした。
システムの処置:
されます。
パスワード変更ダイアログが再び表示
説明: 選択的再呼び出しの進行中に、選択的再呼び出し
状況ウィンドウをクローズしようとしました。
ユーザーの処置:
新規パスワードを入力します。
システムの処置:
ANS9823W
TSM は要求を無視します。
ユーザーの処置: 選択的再呼び出し処理を停止してか
ら、ウィンドウをクローズしてください。
ANS9819W
選択マイグレーションが進行中。 そのプ
ロセスを停止してから、ウィンドウをクロ
ーズしてください。
説明: 選択的マイグレーションの進行中に、選択的マイ
グレーション状況ウィンドウをクローズしようとしまし
た。
システムの処置:
TSM は要求を無視します。
ユーザーの処置: 選択的マイグレーション処理を停止し
てから、ウィンドウをクローズしてください。
説明:
現行パスワードが入力されていません。
現行パスワードが入力されませんでした。
システムの処置:
されます。
パスワード変更ダイアログが再び表示
ユーザーの処置:
現行パスワードを入力してください。
ANS9824W
ファイル・システム file-system のスペー
ス管理の設定を更新できません。
説明: ファイル・システムについてスペース管理設定の
更新が試みられ、更新は失敗しました。 このメッセー
ジは、Motif HSM GUI から発行されています。しか
し、この GUI は、現在サポート対象外になりました。
システムの処置: TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
350
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9825W • ANS9843E
ANS9825W
合計マイグレーション済みスペースが
file-system の割り当てより大きいです
説明: TSM 合計マイグレーション済みスペースが、割
り当てより大です。
システムの処置:
ユーザーの処置: dsmmonitord コマンドを発行して、ス
ペース・モニター・デーモンを開始するようにシステム
管理者に頼んでください。
TSM は続行します。
ユーザーの処置: ファイル・システムに関する割り当て
を増加することにより、この警告メッセージを除去する
ことができます。
ANS9827W
システムの処置: TSM はスペース管理スペース機能を
実行することができません。
再呼び出しデーモン・ロック・ファイル
file name のアクセス中にエラー。
説明: 再呼び出しデーモン・ロック・ファイルへのアク
セスに関する問題があります。
ANS9840W
このコマンドは現在ローカル・バックアッ
プ・セット用にはサポートされていませ
ん。
説明: ローカル・バックアップ・セットのサポートは、
いくつかのコマンドに限定されていますが、指定された
コマンドは、サポートされるコマンドの 1 つではあり
ません。
システムの処置: 処理は停止しました。
システムの処置: TSM は、再呼び出しデーモンが実行
中かどうかを判別できません。ファイル再呼び出しを実
行するために再呼び出しデーモンが必要なため、再呼び
出しは失敗します。
ユーザーの処置: バックアップ・セットでこのコマンド
を実行するには、TSM サーバーからのバックアップ・
セットにアクセスしてください。
ユーザーの処置: システム管理者に問い合わせてくださ
い。 再呼び出し処理には、 /etc/adsm/SpaceMan/
dsmrecalld.pid ファイルに対する読み取りアクセス権が
必要です。
ANS9841E
ANS9828W
スペース・モニター・デーモン処理中のエ
ラー: reason。
説明: スペース・モニター・デーモンへのアクセスに関
する問題があります。
システムの処置: TSM は自動スペース管理機能を実行
することができません。
ユーザーの処置: システム管理者に問い合わせてくださ
い。 スペース・モニター・デーモンは、
/usr/lpp/adsm/bin/dsmmonitord として正常にインストール
されます。
ANS9829W
説明:
再呼び出しデーモンが実行中ではありませ
ん。
TSM 再呼び出しデーモンは実行していません。
システムの処置:
TSM 再呼び出しは失敗します。
ユーザーの処置: dsmrecalld コマンドを発行して、再呼
び出しデーモンを開始するようにシステム管理者に頼ん
でください。
ANS9830W
説明:
ん。
スペース・モニター・デーモンが実行中で
はありません。
スペース・モニター・デーモンは稼働していませ
ユーザー ID のユーザー名を入手できま
せん。
説明: TSM はユーザー ID のユーザー名を入手するこ
とができません。このメッセージは、Motif HSM GUI
から発行されています。しかし、この GUI は、現在サ
ポート対象外になりました。
システムの処置: TSM は要求されたプロセスを終了し
て、通常操作に戻ります。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9842E
監視デーモンは正しく実行中でありませ
ん。
説明: TSM 監視デーモンが実行されていないか、
dmapi セッションがないか、グループ・サービスに接続
されていません。
システムの処置: TSM アクションは失敗します。
ユーザーの処置: システム管理者に依頼し、GPFS およ
びグループ・サービスを検査し、dsmwatchd コマンドを
発行することによる監視デーモンを再始動してくださ
い。
ANS9843E
マイグレーション・サーバーに接続できま
せん。
説明: TSM はクライアント・システム・オプション・
ファイルに指定されたマイグレーション・サーバーに接
続することができません。このメッセージは、Motif
HSM GUI から発行されています。しかし、この GUI
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
351
ANS9844E • ANS9852E
は、現在サポート対象外になりました。
システムの処置: TSM は要求されたプロセスを終了し
て、通常操作に戻ります。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9844E
事前マイグレーション済みファイル・デー
タベースをクローズできません。
説明: TSM はファイル・システムの事前マイグレーシ
ョンされたファイル・データベースを閉じることができ
ません。事前マイグレーション済みファイル・データベ
ースは、ファイル・システムのルート・ディレクトリー
の .SpaceMan サブディレクトリー内に存在していま
す。このメッセージは、Motif HSM GUI から発行され
ています。しかし、この GUI は、現在サポート対象外
になりました。
システムの処置: TSM は要求されたプロセスを終了し
て、通常操作に戻ります。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9845E
システムの処置:
せん。
TSM は操作を完了することができま
ユーザーの処置: 直前のメッセージを探してください。
file system にスペース管理を追加すること
ができません。
説明: TSM はファイル・システムにスペース管理を追
加できません。このメッセージは、Motif HSM GUI か
ら発行されています。しかし、この GUI は、現在サポ
ート対象外になりました。
システムの処置:
ファイル・システム file-system を活動化
できません。
説明: TSM は指定されたファイル・システムのスペー
ス管理を活動化することができません。このメッセージ
は、Motif HSM GUI から発行されています。しかし、
この GUI は、現在サポート対象外になりました。
システムの処置:
更されません。
352
ローカル・バックアップ・セットは拡張で
きません。ローカル側では、フルバックア
ップ・セット・リストアのみがサポートさ
れます。
説明: ローカル・バックアップ・セットを解凍して、ボ
リューム、ディレクトリー、およびファイルを見ること
はできません。ローカル・バックアップ・セットからフ
ルバックアップ・セット・リストアのみがサポートされ
ます。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: バックアップ・セットから特定のボリ
ューム、ディレクトリー、およびファイルをリストアす
るには、TSM サーバーからのバックアップ・セットを
リストアしてください。
ANS9850E
テープ読み取りエラー。最大ブロック・サ
イズは blocksize です。ブロック・サイズ
blocksize を読み取ろうとしました。
dsmmaxsg を実行して、許可される SCSI
ドライバーの最大ブロック・サイズを更新
してから、操作を再試行してください。
説明: 指定されたブロック・サイズでテープから読み取
ろうとしましたが、失敗しました。SCSI ドライバーに
許可される最大ブロック・サイズが示されています。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 最大ブロック・サイズが操作で使用さ
れるブロック・サイズより小さい場合は、dsmmaxsg ユ
ーティリティーを実行して、SCSI ドライバーに許可さ
れる最大ブロック・サイズに更新してから、操作を再試
行してください。最大ブロック・サイズが使用するブロ
ック・サイズより大きいか等しい場合は、テープがイン
ストールされていて正しく作動していることを確認して
から、操作を再試行してください。
TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9848W
ANS9849W
スペース管理アクションは終了します。
説明: TSM 要求されたスペース管理操作は、監視デー
モンが正常に動作していないので終了します。
ANS9846W
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
TSM ファイル・システムの状態は変
ANS9852E
クライアントおよびカーネルのレベルを照
会できません。
説明: スペース管理 GUI クライアントは、カーネルお
よびクライアント・コードのレベル照会に失敗しまし
た。 このメッセージは、Motif HSM GUI から発行され
ています。しかし、この GUI は、現在サポート対象外
になりました。
システムの処置: TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9853W • ANS9862W
ANS9853W
スペース管理クライアント・プログラムが
下位レベルです。
説明: スペース管理クライアントは、カーネル・レベル
と比較してレベルが下です。 このメッセージは、Motif
HSM GUI から発行されています。しかし、この GUI
は、現在サポート対象外になりました。
システムの処置:
TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9854W
システムの処置:
TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
マイグレーション中にファイルがアクセス
されました。 ファイルはスキップされま
す。
説明: マイグレーション処理の試行中に他のプロセスに
よってアクセスされていたため、指定された file-name
はマイグレーションされませんでした。
システムの処置:
した。
説明: リストアされたスタブ・ファイルは HSM クラ
イアント・アーカイブ内でアクセスできないため再呼び
出しできない可能性があります。
システムの処置: スタブ・ファイルがリストアされま
す。
ユーザーの処置: スタブ・ファイルにアクセスできるか
確認してください。
ファイルは現在別のプロセスによってオー
プンされています。ファイルはスキップさ
れます。ファイルは既にマイグレーション
されているか、または別のプロセスによっ
てマイグレーション処理中です。
説明: ファイルが 1 つ以上の処理によってオープンさ
れたため、指定されたファイル名はマイグレーションさ
れませんでした。
システムの処置:
した。
ANS9858E
TSM はファイルを常駐のまま残しま
ユーザーの処置: ファイルのマイグレーションを希望す
る場合は、現在ファイルをオープンしている処理を停止
して、マイグレーション操作を再試行してください。
プッシュボタンのイメージ用のビット・フ
ァイルが見つかりません。pixmap file が
確実にユーザーのTSM インストール済み
ディレクトリーにあることをチェックして
ください。
説明: TSM は、プッシュボタンのために定義されたピ
ックスマップ・ファイルを見つけることができませんで
した。
システムの処置:
TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置: ピックスマップ・ファイルが TSM
インストール・ディレクトリー内に存在するかどうか調
べてください。
ANS9860W
TSM はファイルを常駐のまま残しま
ユーザーの処置: ファイルのマイグレーションを希望す
る場合は、ファイルにアクセスしている処理を停止し
て、マイグレーションを再試行してください。
ANS9856E
リストアされた HSM for Windows のス
タブ・ファイルが孤立ファイルの可能性が
あります: stub file name
スペース管理カーネルが下位レベルです。
説明: スペース管理カーネルは、クライアント・レベル
と比較してレベルが下です。 このメッセージは、Motif
HSM GUI から発行されています。しかし、この GUI
は、現在サポート対象外になりました。
ANS9855W
ANS9857W
選択された一部のファイルが隠れていま
す。 表示オプションをすべての表示に変
更してください。
説明: ディレクトリーまたは全サブディレクトリー内の
全ファイルが選択されました。現行ビュー・オプション
のために、ファイルの特定タイプのみが表示されます
(マイグレーション、常駐、事前マイグレーション・ファ
イル)。
システムの処置: TSM は正常に続けられます。
ユーザーの処置: 選択された全ファイルを見たい場合
は、ビュー・メニュー・オプションからビュー・オプシ
ョンを変更してください。
ANS9862W
TSM スペース管理を終了しますか?
説明: ファイル・メニュー・バー・オプションから終了
が選択されました。
システムの処置: TSM はユーザーの応答を待ちます。
ユーザーの処置: プログラムを終了したい場合は、
「OK」を選択します。 そうでない場合、キャンセルを
選択します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
353
ANS9871W • ANS9882W
ANS9871W
指定された列幅が最大属性値よりも小さ
い。データは切り捨てられます。
説明: 最大属性の全桁を表示するには小さ過ぎる列幅が
入力されました。
システムの処置:
す。
TSM はユーザーの要求を受け入れま
ユーザーの処置:
してください。
全属性をすべて見るには、列幅を増や
ANS9873W
ANS9878W
説明: サイズ係数に正しくない値を入力しました。 0
と 999999999 の間の正数でなければなりません。
システムの処置:
説明: 選択的再呼び出しウィンドウまたは選択的マイグ
レーション・ウィンドウをオープンしようとしています
が、これらの機能は、大きなファイル・システムでは時
間がかかりすぎます。
システムの処置: TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置: 0 から 999999999 の範囲の正数を入
力してください。
ANS9880W
ANS9875W
最新表示時間は数値で、0 から 14400 分
または 0 から 240 時間 (10 日) 以内で
なければなりません。
説明: 最新表示時間に正しくない値を入力しました。 0
と 14400 の間の正数でなければなりません。
システムの処置:
TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置: 0 から 14400 の範囲の正数を入力し
てください。
ANS9876W
最新表示時間は正数でなければなりませ
ん。
説明: 最新表示時間に正しくない値を入力しました。 0
と 14400 の間の正数でなければなりません。
システムの処置:
システムの処置: TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置: 0 から 999999999 の範囲の正数を入
力してください。
ANS9881W
サイズ係数は 0 から 999999999 の数値で
なければなりません。
説明: サイズ係数に正しくない値を入力しました。 0
と 999999999 の間の正数でなければなりません。
システムの処置: TSM は通常の操作を続行します。
事前マイグレーション・パーセントは 0
から 100 の数値でなければなりません。
説明: 事前マイグレーション・パーセンテージに無効な
値を入力しました。0 と 100 の間の正数でなければな
りません。
システムの処置:
TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置:
ください。
0 から 100 の範囲の正数を入力して
ANS9882W
ANS9877W
経過日数係数は正数でなければなりませ
ん。
説明: 経過日数係数に正しくない値を入力しました。 0
と 999999999 の間の正数でなければなりません。
TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置: 0 から 14400 の範囲の正数を入力し
てください。
経過日数係数は 0 から 999999999 の数値
でなければなりません。
説明: 経過日数係数に正しくない値を入力しました。 0
と 999999999 の間の正数でなければなりません。
システムの処置: TSM はユーザーの応答を待ちます。
ユーザーの処置: 継続したい場合は、「OK」を選択し
ます。 そうでない場合、キャンセルを選択します。
TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置: 0 から 999999999 の範囲の正数を入
力してください。
ANS9879W
この機能は、大きなファイル・システムで
は使用しないでください。続行しますか?
サイズ係数は正数でなければなりません。
事前マイグレーション・パーセントは正数
でなければなりません。
説明: 事前マイグレーション・パーセンテージに無効な
値を入力しました。0 と 100 の間の正数でなければな
りません。
システムの処置:
TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置:
ください。
0 から 100 の範囲の正数を入力して
ユーザーの処置: 0 から 999999999 の範囲の正数を入
力してください。
354
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9883W • ANS9895W
ANS9883W
割り当ては 0 から 999999999 の数値でな
ければなりません。
説明: 割り当てに正しくない値を入力しました。 0 と
999999999 の間の正数でなければなりません。
システムの処置:
割り当ては正数でなければなりません。
説明: 割り当てに正しくない値を入力しました。 0 と
999999999 の間の正数でなければなりません。
システムの処置:
TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置: 0 から 999999999 の範囲の正数を入
力してください。
ANS9885I
事前マイグレーション・パーセンテージ
は、「更新」ウィンドウで「更新」プッシ
ュボタンを選択するか、「追加」ウィンド
ウで「追加」プッシュボタンを選択するま
で、更新されません。
説明: 拡張機能ダイアログ内の「OK」を選択しました
が、「スペース管理追加」または「スペース管理更新」
ダイアログ内の「追加」または「更新」をユーザーが選
択されるまでは、事前マイグレーション・パーセンテー
ジは活動化されません。
システムの処置: TSM は、事前マイグレーション・パ
ーセンテージをシステムに適用するために、「追加」ま
たは「更新」が選択されるまで待機します。
ユーザーの処置: スペース管理属性を変更している場合
は、「追加」または「更新」が選択されてから、システ
ムは新規事前マイグレーション・パーセンテージを適用
します。
ANS9886W
ANS9889W
TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置: 0 から 999999999 の範囲の正数を入
力してください。
ANS9884W
ユーザーの処置: 0 から 18 の範囲の正数を入力してく
ださい。
列幅には正数を入力してください。
説明: 列幅に正しくない値を入力しました。 0 と 18
の間の正数でなければなりません。
システムの処置:
TSM は通常の操作を続行します。
ユーザーの処置:
ださい。
0 から 18 の範囲の正数を入力してく
スペース管理が file-system ファイル・シ
ステムに追加されていません。それでもデ
ィレクトリー・ツリーを構築しますか?
説明: HSM によって管理されないファイル・システム
が選択されました。
システムの処置: OK ボタンが選択された場合は、TSM
はディレクトリー・ツリーを構築します。そうでない場
合、その処理は行われません。
ユーザーの処置: TSM メイン・ウィンドウの「スペー
ス・マネージャー」プッシュボタンを選択し、次に選択
されたメニュー・オプションで追加を選択することによ
り、スペース管理をファイル・システムに追加すること
ができます。
ANS9891W
続ける前に、チェック・ボックスのどちら
かまたは両方にマークを付けてください。
説明: どのチェック・ボックスもマークされませんでし
た。
システムの処置: TSM は調整処理に進みません。
ユーザーの処置: いずれか一方、あるいは両方のチェッ
ク・ボックスをマークしてください。
ANS9892E
スナップショットがローカル・リポジトリ
ーで見つかりません。
説明: 要求されたボリューム・スナップショットがロー
カル・リポジトリーで見つかりませんでした。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作が正しいノード名とサーバー・ア
ドレスを使用して実行されていることを確認してくださ
い。非クラスター環境では、要求されるホスト名を使用
して異なるホストから操作を実行します。操作を再試行
してください。
ANS9895W
ファイル・システム file-system のスペー
ス管理がアクティブになっていません。
説明: スペース管理が非アクティブになっているファイ
ル・システム内のファイルを選択しようとしました。
システムの処置: TSM は通常の操作を続行します。
ANS9887W
「列間スペース」には正数を入力してくだ
さい。
ユーザーの処置: ファイル・システムに関するスペース
管理を再活動化し、その後ファイル選択に進みます。
説明: 「列間スペース」に正しくない値を入力しまし
た。 0 と 18 の間の正数でなければなりません。
システムの処置:
TSM は通常の操作を続行します。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
355
ANS9901E • ANS9929I
ANS9901E
TSM システム内部ファイルはマイグレー
ションできません。
説明: HSM クライアントによって内部的に使用される
ファイルを選択しようとしました。TSM 内部ファイル
はマイグレーションできません。
システムの処置:
このファイル・システムでスペース管理が
非活動化されました。
説明: スペース管理が非アクティブのファイル・システ
ム内のファイルをマイグレーションしようとしました。
システムの処置: TSM は、アクティブ・ファイル・シ
ステム内においてのみファイルのマイグレーションを続
行します。
ユーザーの処置: ファイル・システムに対するスペース
管理を再活動化して、マイグレーション操作を再試行し
てください。
ANS9904E
トランザクションが失敗し、マイグレーシ
ョンが中止されました。
説明: マイグレーション処理の試行中に他のプロセスに
よってアクセスされていたため、指定された file-name
はマイグレーションされませんでした。
システムの処置:
ました。
システムの処置:
TSM マイグレーションは打ち切られ
ユーザーの処置: ファイルのマイグレーションを希望す
る場合は、ファイルにアクセスしている処理を停止して
から、マイグレーションをやり直してください。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9914I
説明:
システムの処置: TSM は、ファイル・システムについ
てスペース管理設定値を更新しました。
ユーザーの処置:
ANS9915I
説明:
システムの処置:
システムの処置: TSM は、ファイル・システムに対し
てスペース管理を追加および活動化しました。
ユーザーの処置: 通常操作を続行してください。
ANS9918E
file-system system のマイグレーション候補
リストをオープンできません。
説明: TSM は、指定されたファイル・システムに関す
るマイグレーション候補リストにアクセスできません。
システムの処置:
TSM は通常操作を続行します。
ユーザーの処置:
「OK」を選択して戻ります。
説明:
スペース管理は file-system ファイル・シ
ステムで正常に非活動化されました。
スペース管理は正常に非活動化されました。
システムの処置: TSM は、ファイル・システムに対す
るスペース管理を非活動化しました。
ユーザーの処置: 「OK」を選択して戻ります。
ANS9929I
説明:
マイグレーション候補リスト・ファイルの
アクセス中にエラー。
説明: TSM は、マイグレーション候補リスト・ファイ
ルの読み取り中にエラーを検出しました。このファイル
はファイル・システムの .SpaceMan ディレクトリー内
に常駐します。このメッセージは、Motif HSM GUI か
356
スペース管理は file-system ファイル・シ
ステムに正常に追加されています。
TSM は通常操作を続行します。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9909I
通常操作を続行してください。
スペース管理が正常に追加されました。
システム・エラーです。
説明: TSM は、ファイル・システムの状態の読み取り
中にエラーを検出しました。このメッセージは、Motif
HSM GUI から発行されています。しかし、この GUI
は、現在サポート対象外になりました。
スペース管理設定値は正常に file-system
ファイル・システム上で変更されていま
す。
スペース管理設定値は正常に更新されています。
ANS9928I
ANS9908E
TSM は通常操作を続行します。
TSM は要求を無視します。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9903E
ら発行されています。しかし、この GUI は、現在サポ
ート対象外になりました。
スペース管理は file-system ファイル・シ
ステムで正常に再活動化されました。
スペース管理は正常に再活動化されました。
システムの処置: TSM は、ファイル・システムに対す
るスペース管理を再活動化しました。
ユーザーの処置: 「OK」を選択して戻ります。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9933I • ANS9942S
ANS9933I
マイグレーション候補リストが存在するの
は「活動」ファイル・システムだけです。
file-system ファイル・システムを「アクテ
ィブ (Active)」にしたい場合は、「スペー
ス管理の追加 (Add Space
Management)」を選択してください。
説明: 「固有」ファイル・システム (スペース管理が追
加されていないファイル・システム) のマイグレーショ
ン候補リストを表示しようとしました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 「OK」を選択して戻ります。 ファイ
ル・システムにスペース管理を追加したい場合は、「ス
ペース管理の追加 (Add Space Management)」を選択し
ます。
ANS9934I
調整が機能するのは「活動」ファイル・シ
ステムだけです。file-system ファイル・シ
ステムを「アクティブ (Active)」にしたい
場合は、「スペース管理の追加 (Add
Space Management)」を選択してくださ
い。
説明: 「固有」ファイル・システム (スペース管理が追
加されていないファイル・システム) に対して、調整を
開始しようとしました。 調整を開始する前にスペース
管理をファイル・システムに追加する必要があります。
ANS9936I
「しきい値マイグレーション開始」が機能
するのは「活動」ファイル・システムだけ
です。file-system ファイル・システムを
「アクティブ (Active)」にしたい場合は、
「再活動化 (Reactivate)」を選択してくだ
さい。
説明: 「非活動」ファイル・システム (スペース管理が
非活動化されているファイル・システム) 上でしきい値
マイグレーションを開始しようとしました。スペース管
理をファイル・システムのために最初に再活動化する必
要があります。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 「OK」を選択して戻ります。 ファイ
ル・システムに対してスペース管理を再活動化するに
は、「再活動化 (Reactivate)」を選択してください。
ANS9938I
スペース管理が file-system ファイル・シ
ステムに追加されていません。スペース管
理を非活動化する必要はありません。
説明: スペース管理が追加されていないファイル・シス
テム上で、スペース管理を非活動化しようとしました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
「OK」を選択して戻ります。
ユーザーの処置: 「OK」を選択して戻ります。 スペー
ス管理をファイル・システムに追加したい場合は、「追
加 (Add)」を選択してください。
スペース管理が file-system に追加されて
いません。スペース管理を追加したい場合
は、「スペース管理の追加 (Add space
management)」オプションを選択してくだ
さい。スペース管理を追加すると、ファイ
ル・システムが自動的に活動化されます。
「しきい値マイグレーション開始」が機能
するのは「活動」ファイル・システムだけ
です。file-system ファイル・システムを
「アクティブ (Active)」にしたい場合は、
「スペース管理の追加 (Add Space
Management)」を選択してください。
説明: スペース管理が追加されていないファイル・シス
テム上で、スペース管理を活動化しようとしました。
最初にスペース管理を追加する必要があります。追加処
理が完了すると、ファイル・システムは自動的に活動化
されます。
システムの処置:
ANS9935I
処理は停止しました。
ANS9941I
システムの処置:
処理は停止しました。
説明: 「固有」ファイル・システム (スペース管理が追
加されていないファイル・システム) に対してしきい値
マイグレーションを開始しようとしました。 最初にス
ペース管理をファイル・システムに追加する必要があり
ます。
ユーザーの処置: 「OK」を選択して戻ります。 スペー
ス管理をファイル・システムに追加したい場合は、「追
加 (Add)」を選択してください。
システムの処置:
ANS9942S
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 「OK」を選択して戻ります。 スペー
ス管理をファイル・システムに追加したい場合は、「追
加 (Add)」を選択してください。
スペース管理が file-system ファイル・シ
ステムに追加されていません。ここでスペ
ース管理を追加しますか?
説明: スペース管理が加えられていないファイル・シス
テムに関して、スペース管理設定値の更新が試行されま
した。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
357
ANS9943I • ANS9953E
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: スペース管理をファイル・システムに
追加するためには、「OK」を選択してください。 戻る
ためにはキャンセルを選択してください。
ANS9943I
スペース管理は既に file-system ファイ
ル・システムに追加されています。
説明: スペース管理が既に追加されているファイル・シ
ステムにスペース管理を追加しようとしました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
「OK」を選択して戻ります。
ANS9944I
スペース管理は file-system ファイル・シ
ステムで非活動化されています。スペース
管理を除去できるようにするには、スペー
ス管理を再活動化しなければなりません。
説明: スペース管理が非活動化されているファイル・シ
ステムから、スペース管理を除去しようとしました。
スペース管理を除去する前に、ファイル・システムに関
してスペース管理を再活動化する必要があります。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 「OK」を選択して戻ります。 「再活
動化 (Reactivate)」を選択してから、「除去 (Remove)」
を選択してスペース管理を除去してください。
ANS9945I
スペース管理が file-system ファイル・シ
ステムに追加されていません。スペース管
理を除去する必要はありません。
説明: スペース管理が追加されていないファイル・シス
テムからスペース管理を除去しようとしました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
「OK」を選択して戻ります。
ANS9947E
ファイル: file-spec は、スペース管理が追
加されていないファイル・システムにあり
ます。
ANS9948E
ファイル: file-spec のサイズはマイグレー
ションに必要な最小サイズより小さいで
す。
説明: マイグレーションのために必要な最小サイズより
小さなファイルをマイグレーションしようとしました。
マイグレーションに関して適格となるためには、ファイ
ルは、ファイル・システムに関して指定されたスタブ・
ファイル・サイズ・プラス 1 バイトおよびファイル・
システムに関して定義されたブロック・サイズの両方よ
りも大きくなければなりません。
システムの処置: TSM はファイルを強調表示しませ
ん。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9949E
ファイル: file-spec は通常ファイルではな
く、マイグレーションのために修飾されま
せん。
説明: 正規ファイルではないファイルをマイグレーショ
ンしようとしました。 それは FIFO ファイル、特殊フ
ァイル、ディレクトリーあるいはシンボリック・リンク
の可能性があります。
システムの処置:
ん。
TSM はファイルを強調表示しませ
ユーザーの処置:
ありません。
ANS9951I
ファイル file-name は既にマイグレーショ
ンされています。
説明: 既にマイグレーション済みのファイルをマイグレ
ーションしようとしました。このメッセージを受け取る
可能性があるのは、ファイルが別のマイグレーション済
みファイルにハード・リンクされている場合であること
に注意してください。
システムの処置: このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: ありません。
ANS9953E
このファイルに割り当てられた管理クラス
ではマイグレーションは行えません。
説明: スペース管理が追加されていないファイル・シス
テム内に存在するファイルをマイグレーションしようと
しました。
説明: このファイルに割り当てられた管理クラスではマ
イグレーションは行えません。
システムの処置: TSM はファイルの強調表示または処
理は行いません。
システムの処置:
しません。
TSM はファイルをマイグレーション
ユーザーの処置: 記憶スペース・マネージャー・ウィン
ドウに切り替え、スペース管理をファイル・システムに
追加してください。
ユーザーの処置:
ありません。
358
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9954E • ANS9965S
ANS9954E
説明:
このファイルは既にマイグレーション済み
です。
ファイルは直前にマイグレーション済みです。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS9958E
ファイル file-namefile-namefile-name が、
マイグレーションの経過日数に達していま
せん。 ファイルはスキップされます。
説明: このファイルは、まだマイグレーションの経過日
数に達していないので、マイグレーションできません。
システムの処置: TSM はマイグレーション操作を完了
することができません。マイグレーション状況ウィンド
ウの成功リスト中に表示されたすべてのファイルは、正
常にマイグレーションされました。
ユーザーの処置: 代わりに HSM Unix シェル・コマン
ドを使用してください。
ANS9962I
ユーザーによってマイグレーションが停止
されました。
説明: TSM によるマイグレーション操作の停止が要求
されました。
システムの処置: マイグレーションは停止しました。
システムの処置:
ん。
TSM はファイルを強調表示しませ
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS9963I
ANS9959W
IBM Tivoli Storage Manager アクセプタ
ーは重大でないネットワーク・エラー
errno を受け取りました。TSM 戻りコー
ド: TSM-rc
説明: インバウンド接続の listen 中に通信の問題が発
生しましたが、IBM Tivoli Storage Manager アクセプタ
ーは実行を続けます。
システムの処置:
処理を続行します。
ユーザーの処置: これ以上のアクションは不要です。こ
れは無視してもかまいません。
ANS9960W
マイグレーションまたは再呼び出しにファ
イルが選択されていません。
説明: 表示されたディレクトリー・ツリーからファイル
を指定せずに、マイグレーションまたは再呼び出し操作
が要求されました。
システムの処置: TSM は、ファイルを選択せずにマイ
グレーションまたは再呼び出しを行うことはできませ
ん。
ユーザーの処置: マイグレーションまたは再呼び出しし
ようとするファイルを選択して、操作を再試行してくだ
さい。
ANS9961E
サーバーがマイグレーション用データ・ス
トレージ・スペースを使い切りました。
選択的再呼び出しが完了しました。 エラ
ーがないか、故障リストを調べてくださ
い。
説明: 再呼び出しは完了しました。
システムの処置: TSM はファイルを再呼び出ししまし
た。
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
ANS9964I
選択的マイグレーションが完了しました。
エラーがないか、故障リストを調べてくだ
さい。
説明: マイグレーションは完了しました。
システムの処置: TSM はファイルをマイグレーション
しました。
ユーザーの処置: 通常操作を続行します。
ANS9965S
最初にファイル・システムを選択してくだ
さい。
説明: マイグレーション・ウィンドウからどのファイ
ル・システムも選択されませんでした。
システムの処置: TSM はこの要求を無視し、続行しま
す。
ユーザーの処置: ファイル・システム、ディレクトリ
ー、およびマイグレーションしたい全ファイルを選択し
てから、マイグレーション・ボタンを選択して処理を開
始してください。
説明: サーバーで、そのマイグレーション・データ・ス
トレージのスペースが使い尽くされています。 このメ
ッセージは、Motif HSM GUI から発行されています。
しかし、この GUI は、現在サポート対象外になりまし
た。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
359
ANS9966S • ANS9992E
ANS9966S
説明:
ファイル・システムが選択されていませ
ん。
ファイル・システムが選択されませんでした。
システムの処置: オブジェクトは、デフォルトの管理ク
ラスにバインドされます。
ユーザーの処置:
TSM は要求を無視し、続行します。
v INCLUDE ステートメントを更新して、有効な管理ク
ラスを指定するようにしてください。
ユーザーの処置: 少なくとも 1 つのファイル・システ
ムを選択して、操作を再試行してください。
v INCLUDE ステートメントで指定された管理クラスを
定義します (その名前の管理クラスにする場合)。
PFR プラグイン・ライブラリーが見つか
りませんでした。
v ノードが正しいポリシー・ドメインにあることを検証
してください (ノードが誤って正しくないポリシー・
ドメインにあり、正しいドメインに管理クラスが含ま
れている可能性があります)。
システムの処置:
ANS9984W
説明: PFR プラグイン・ライブラリーは、クライアン
トのインストール時にインストールされているはずです
が、見つかりません。
システムの処置:
選択した操作は実行されません。
ユーザーの処置:
ありません。
ANS9987W
部分再呼び出しモードが full-file-name に
設定されていません。
説明: 示されたファイルに部分再呼び出しモードが設定
されていません。
システムの処置: 示されたファイルに対して再呼び出し
は実行されません。処理は停止しました。
ユーザーの処置: ファイルに部分再呼び出しモードを設
定し ("dsmattr -recallmode=partialrecall" コマンド)、操作
を再試行してください。
ANS9988S
除去プロセスの一部として、マイグレーシ
ョンされた file-system 内のファイルはす
べて TSM サーバーから再呼び出しされ
ます。ここで除去プロセスを続行しますか
?
説明: スペース管理をファイル・システムから除去する
ときは、TSM は全マイグレーション済みファイルを再
呼び出しします。
システムの処置: TSM は、除去処理に進む前に、ユー
ザーの応答を待ちます。
ユーザーの処置: Yes を選択してスペース管理を指定
されたファイル・システムから除去するか、あるいは、
キャンセルを選択して除去をスキップします。
ANS9989W
file-name の行 line-number の INCLUDE
ステートメントに指定されている管理クラ
ス mcName は存在しません。
説明: file-name ファイルの INCLUDE ステートメント
で指定されている管理クラスは、サーバー上に割り当て
られたポリシー・セットに存在しません。
360
v ファイルを管理クラスにバインドする必要がなくなっ
た場合は、INCLUDE ステートメントを除去します。
ANS9990W
クライアント・オプション・セットの
INCLUDE ステートメントに指定されて
いる管理クラス mcName は存在しませ
ん。
説明: クライアント・オプション・ファイルの
INCLUDE ステートメントで指定されている管理クラス
は、サーバー上に割り当てられたポリシー・セットに存
在しません。
システムの処置: オブジェクトは、デフォルトの管理ク
ラスにバインドされます。
ユーザーの処置:
v INCLUDE ステートメントを更新して、有効な管理ク
ラスを指定するようにしてください。
v INCLUDE ステートメントで指定された管理クラスを
定義します (その名前の管理クラスにする場合)。
v ノードが正しいポリシー・ドメインにあることを検証
してください (ノードが誤って正しくないポリシー・
ドメインにあり、正しいドメインに管理クラスが含ま
れている可能性があります)。
v ファイルを管理クラスにバインドする必要がなくなっ
た場合は、INCLUDE ステートメントを除去します。
ANS9992E
この操作を実行する前に、オプション
VMCHOST または VMCUSER を設定す
る必要があります。
説明: オプション・ファイルに VMCHOST または
VMCUSER がありません。
システムの処置: オプションが設定されていないと、操
作を続行できません。
ユーザーの処置: オプション・ファイルを手動で編集す
るか、プリファレンス・エディターを使用してこれらの
オプションを設定してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ANS9997W • ANS9999E
ANS9997W
選択マイグレーション、選択再呼び出し、
またはポリシー情報のウィンドウを表示し
ます。すべての操作を停止し、ウィンドウ
をクローズしてから、操作を再試行しま
す。
説明: ノードがスペース管理サービスのために複数のサ
ーバーと連絡している場合は、選択マイグレーション、
選択再呼び出し、およびポリシー情報のウィンドウは同
時には表示されません。
システムの処置:
TSM は要求を無視します。
ユーザーの処置: 選択マイグレーション、選択再呼び出
し、またはポリシー情報のウィンドウをクローズし、操
作を再試行します。
ANS9998E
選択マイグレーションまたは選択再呼び出
しのウィンドウが表示された後で、マイグ
レーション・サーバーが変更されました。
ウィンドウをクローズしてから、操作を再
試行します。
説明: 選択マイグレーションまたは選択再呼び出しのウ
ィンドウが表示された後で、ユーザーがマイグレーショ
ン・サーバーを変更した場合は、マイグレーションまた
は再呼び出しの操作は先に進むことが許されません。
システムの処置: ファイルはマイグレーションまたは再
呼び出しされません。
ユーザーの処置: 選択マイグレーションまたは選択再呼
び出しのウィンドウをクローズし、その後操作を再試行
します。
ANS9999E
():
説明: このメッセージには、クライアント処理またはア
ルゴリズムに関連している診断テキストが示されます。
この情報は、TSM クライアントで起こる可能性がある
処理例外およびその他の非標準状態を報告するためのも
のです。(component)、(code)、および (text) は、メッセ
ージの原因と、そのメッセージを出すクライアント処理
またはアルゴリズムによって異なります。
システムの処置: クライアント処理は、このメッセージ
の原因に応じて続行される場合も、続行されない場合も
あります。
ユーザーの処置: このメッセージの前後に表示されてい
る場合があるエラー・メッセージを調べ、可能な場合
は、問題があればそれを訂正してください。このメッセ
ージの原因を判別または解決できない場合は、ネットワ
ーク管理者に連絡してください。ネットワーク管理者に
連絡する場合は、このメッセージ全体のテキストを報告
する必要があります。
第 2 章 ANS 0000-9999 メッセージ
361
362
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
第 3 章 API 戻りコード
IBM Tivoli Storage Manager V7.1 API の戻りコードがリストされています。 戻り
コードのフォーマットについて説明されています。
API 戻りコードのフォーマット
このセクションでは、API (アプリケーション・プログラミング・インターフェース)
戻りコードのフォーマットについて説明します。それぞれの戻りコードごとに、以
下の情報を記述しています。
v 戻りコード番号。 この番号は、dsmrc.h ヘッダー・ファイルの番号に対応してい
ます。
v 重大度コード。 この文字は、戻りコードの重大度の指示です。 可能な重大度コ
ードとその意味は、以下のとおりです。
S
E
W
重大エラー
Error
警告
I
通知
処理は続行できません。
処理は続行できません。
処理は続行できますが、後で問題が発生する可能性があ
ります。 注意が必要です。
処理を続行します。ユーザーの応答は不要です。
v 記号名。 この名前は、ヘッダー・ファイル dsmrc.h 内の定義に対応します。 ユ
ーザー・アプリケーションでは、戻りコード番号ではなく、常に、戻りコードの
記号名を使用してください。
v 説明。 このフィールドは、この戻りコードが生成された状況を説明します。
v システム・アクション。 このフィールドは、戻りコードに応じて Tivoli Storage
Manager が取ろうとしているアクションを記述します。
v ユーザーの応答。 このフィールドは、ユーザーが、システム・アクションに応答
する方法を説明します。
戻りコードの多くは、処理が停止する原因となるエラーを記述します。読者は、問
題を記述したメッセージをエンド・ユーザーに送って、とるべきアクションを伝え
ることができます。 さまざまなメッセージを識別するために、これらの戻りコード
の値を使うか、独自の番号付けシステムを開発して使用することもできます。
API 戻りコード
IBM Tivoli Storage Manager V7.1 API の戻りコードは、番号順に昇順でリストされ
ています。 完全な戻りコードが文書化されています。
-452 E
DSM_RC_SHM_NOTAUTH
共有メモリ
ー領域に接続するには権限が不十分です。
説明: このコマンドを発行しているユーザーは共有メモ
リー・セグメントに接続する権限をもっていません。
共有メモリー・セグメントがサーバーによって作成され
© Copyright IBM Corp. 1993, 2013
たときには、それはサーバー・プロセス (dsmserv) の有
効な uid によって所有されます。 この uid またはルー
トのもとで実行されるプロセスだけが、セグメント (し
たがってサーバー) に接続することができます。
システムの処置:
停止します。
セッションはリジェクトされ、処理は
363
-451 E • -053 E
ユーザーの処置: 可能な場合は、dsmserv を実行するプ
ロセスの uid のもとでコマンドを実行してください。
そうでない場合は、システム管理者に援助を依頼してく
ださい。
DSM_RC_SHM_FAILURE
共有メモリ
ー・プロトコルの使用時にエラーが発生し
ました。
-451 E
説明: 共有メモリー通信プロトコルによるデータの読み
取り、または書き込み中にエラーが発生しました。
システムの処置:
せん。
TSM は要求された操作を完了できま
システム管理者に相談してください。
-057 E
説明: 機能の探索中にエラーが発生しました。 TCP/IP
のロード機能が失敗しました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: TCP/IP インストール・システムを検
査します。
-056 E
ユーザーの処置: 追加情報がないかトレース・ログをチ
ェックし、操作を再試行します。問題が解決されない場
合は、システム管理者にさらなる支援を要請してくださ
い。
DSM_RC_SHM_TCPIP_FAILURE
セッ
ションはリジェクトされました。TCP/IP
接続で共有メモリー障害。
-450 E
説明: 共有メモリー・プロトコルによるローカル・サー
バーへの接続の試みは、初期 TCP/IP 通信の間に失敗し
ました。このエラーは、サーバーが正しいポートに
listen されていない場合、またはダウンの場合に起きま
す。
システムの処置: セッションはリジェクトされました。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行するか、あるいはサーバ
ーがバックアップされるのを待ち、その後操作を再試行
してください。問題が解決されない場合は、システム管
理者にさらなる支援を要請してください。
DSM_RC_NP_ERROR
セッションはリ
ジェクトされました。名前付きパイプの接
続障害です。
説明: 名前付きパイプ通信を使ってサーバーに接続しよ
うとしましたが失敗に終わりました。原因としては、オ
プション・ファイルに正しくない NAMEDPIPENAME
を指定したか、あるいはシステム管理者がバックアップ
操作をキャンセルしたか、そのいずれかが考えられま
す。
システムの処置:
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
査します。
TCP/IP インストール・システムを検
-055 E
説明:
ん。
DSM_RC_WINSOCK_MISSING
TCP/IP WINSOCK.DLL ファイルが見つ
かりません。
TCP/IP WINSOCK.DLL ファイルが見つかりませ
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
査します。
TCP/IP インストール・システムを検
DSM_RC_NETWORK_UNREACHABLE
指定された TCP/IP ホスト名は到達不
能です。
説明: TCPSERVERADDRESS ステートメント内で指定
された TCP/IP ホスト名に到達することができません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: オプション・ファイルを検査し、
TCPSERVERADDRESS ステートメントが正しいかどう
か調べます。管理者にサーバーの名前を問い合わせてく
ださい。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行するか、あるいはサーバ
ーがバックアップされるのを待ち、その後操作を再試行
してください。 NAMEDPIPENAME オプションに指定
した値が、サーバーによって使用されている値と同じで
あることを確認してください。問題が解決しない場合は
364
DSM_RC_TCPIP_DLL_LOADFAILURE
ライブラリーのロード中にエラーが発生
しました。
説明: ライブラリーのロード中にエラーが発生しまし
た。 TCP/IP DLL のロードに失敗しました。
-054 E
-190 E
DSM_RC_TCPIP_LOADFAILURE
TCP/IP のロード・ファンクションが失敗
しました。
-053 E
DSM_RC_BAD_HOST_NAME
無効な
TCP/IP アドレスが指定されました。
説明: TSM クライアントの TCPSERVERADDRESS 設
定で指定されている TCP/IP アドレスをネットワークで
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
-052 E • 0001 E
検出できません。このエラーの一般的な理由は次の通り
です。
ーバーの正しい TCP/IP アドレスとポート番号を指定
していることを確認してください。
v TCPSERVERADDRESS クライアント・オプションが
TSM サーバーに対する TCP/IP アドレスを誤って指
定しています。
v TSM クライアント・マシンと TSM サーバー・マシ
ンの間にネットワーク接続があることを確認してくだ
さい。
v TSM サーバーをホストするマシンがネットワーク上
にありません。
v 問題が続く場合には、援助を求めるために TSM 管理
者に連絡してください。
v ネットワークの問題があるために、TSM クライアン
トが TSM サーバーをホストするマシンを検出できま
せん。
-050 E
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: TCPSERVERADDRESS と TCPPORT
の設定値が、TSM サーバーに対して正しいことを確認
してください。オペレーティング・システムの PING
(または同様の) ユーティリティーを使用して、ご使用の
マシンからネットワーク内の TSM サーバーをホストす
るマシンの場所を探索できることを確認してください。
操作を再試行してください。 問題が続く場合には、援
助を求めるために TSM 管理者に連絡してください。
-052 E
DSM_RC_CONN_REFUSED TCP/IP
接続の確率の試みは、ホストによってリジ
ェクトされました
DSM_RC_TCPIP_FAILURE
セッショ
ンはリジェクトされました。TCP/IP 接続
障害。
説明: TCP/IP 通信を使用したサーバーとの接続の試み
が失敗しました。これは、クライアント・オプション・
ファイルの TCP/IP オプションの不正な設定による場合
があります。このエラーは、LAN 接続がダウンした場
合、あるいはシステム管理者がバックアップ操作をキャ
ンセルした場合にも生じる可能性があります。
システムの処置: セッションはリジェクトされました。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行するか、あるいはサーバ
ーがバックアップされるのを待ち、その後操作を再試行
してください。問題が解決されない場合は、システム管
理者にさらなる支援を要請してください。
説明: TCP/IP 接続確立の試みは、サーバーによってリ
ジェクトされました。
0000 I
システムの処置:
説明: 操作が正常に完了しました。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: サーバーが十分に初期化されていない
か、現在稼働されていないか、TCP/IP 通信のために使
用可能となっていないか、あるいは誤りのある TCP/IP
ポート番号が指定されています。問題が解決されない場
合は、システム管理者にご相談ください。
-051 E
DSM_RC_CONN_TIMEDOUT TCP/IP
接続を確立しようとしましたが、接続が行
なわれる前にタイムアウトとなりました。
説明: 接続試行のオブジェクトが割り当てられた待ち時
間以内に応答できませんでした。B/A クライアントの場
合、dsmerror.log ではこのメッセージの前に ANS5216E
メッセージが表示され、失敗した接続の詳細が示されま
す。この状態は一時的なものです。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置:
v TSM クライアントを再始動して、操作を再試行して
ください。
DSM_RC_OK
正常に実行されました。
システムの処置: ありません。
ユーザーの処置: ありません。
0001 E
DSM_RC_ABORT_SYSTEM_ERROR
TSM サーバーにおけるエラーのために、
この操作を続行できません。TSM サーバ
ー管理者に支援を依頼してください。
説明: TSM サーバーで、TSM クライアントの操作を
続行できなくなるようなエラー条件が検出されました。
TSM サーバー管理者は、TSM サーバー・アクティビテ
ィー・ログによって、このエラーに関する詳細を検討し
ます。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者に連絡して援助
を求めてください。管理者は、TSM サーバー・アクテ
ィビティー・ログによって、このエラーの原因となった
状態についてさらに詳しく検討します。
v クライアント・オプション・ファイルを確認して、
TCPSERVERADDRESS および TCPPORT が TSM サ
第 3 章 API 戻りコード
365
0002 E • 0007 E
0002 E
DSM_RC_ABORT_NO_MATCH
サー
バー上に照会に一致するオブジェクトがあ
りません。
説明: サーバー上のどのオブジェクトも実行される照会
操作と一致しません。このオブジェクトがあるノードで
生成されたバックアップ・セットの一部であり、しかも
そのノード名がサーバーで変更されている場合は、その
名前変更よりも前に生成されたバックアップ・セット・
オブジェクトが新しいノード名に一致することはありま
せん。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 名前が適切に入力されていることを確
認します。 オブジェクトがノード名変更よりも前に生
成されたバックアップ・セットの一部である場合は、バ
ックアップ・セットが生成されたノードと同じノード名
であるか確認してください。
0003 E
DSM_RC_ABORT_BY_CLIENT
クライ
アントがトランザクションを終了しまし
た。
説明: クライアント・システムはサーバーの操作を終了
し、現行トランザクションを終了しました。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: セッションを再始動します。
0004 W
DSM_RC_ABORT_ACTIVE_NOT
_FOUND 活動バックアップ・バージョン
が見つかりません。
説明: オブジェクトを期限切れにしようとしましたが、
TSM サーバーはそのオブジェクトの活動バックアッ
プ・バージョンを検出できませんでした。このメッセー
ジの前のメッセージ ANS1228E に、オブジェクト名が
示されます。例えば、2 つの別個のクライアント・プロ
セスが同じファイル・システムを同時にバックアップし
ている場合に、このメッセージが発行されます。一方の
プロセスがファイルを期限切れにすると、TSM サーバ
ーによってファイルが非活動になります。2 番目のプロ
セスが同じファイルを期限切れにしようとすると、TSM
サーバーはそのファイルの活動バージョンを検出できな
いため、2 番目のプロセスによってそのファイルに対す
るこのメッセージが発行されます。
システムの処置: オブジェクトは期限切れではありませ
ん。 次のオブジェクトについて処理を続行します。
ユーザーの処置:
v コンソールの出力、スケジュール・ログ、またはエラ
ー・ログを確認して、このメッセージの直前の
366
ANS1228E メッセージを見つけてください。
ANS1228E に、期限切れにできなかったオブジェクト
が示されます。
v この問題が発生した状態を確認し、それらの状態のた
めにメッセージが発行されたかどうかを検討してくだ
さい。 例えば、クライアントの複数インスタンスが
ファイル・システムを同時にバックアップしようとし
た場合に、このメッセージが表示されることがありま
す。
v メッセージが発行された理由が判別できず、操作を再
試行してもメッセージが発行される場合には、IBM
サポートに連絡して援助を求めてください。また、
http://www.ibm.com で、このメッセージ番号によって
考えられる解決方法を検索してください。
0005 E
DSM_RC_ABORT_NO_DATA
TSM サ
ーバーにオブジェクトに対するデータがあ
りません。
説明: TSM は、関連したデータのないオブジェクトで
リストアまたはリトリーブを実行しようとしました。修
正アクションが可能な場合、TSM サーバーにありま
す。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了します。
ユーザーの処置: TSM 管理者に連絡し、TSM アクテ
ィビティー・ログに、問題の識別に役立つ可能性のあ
る、このエラーに関連したメッセージがないか確認して
もらってください。
0006 E
DSM_RC_ABORT_BAD_VERIFIER
間
違ったパスワードが入力されました。
説明: 入力された現行パスワードが誤っているか、入力
された新規パスワードがサーバーで設定されているパス
ワード長さ要件を満たしていません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 正しいパスワードでセッションを再試
行してください。それでも失敗する場合やパスワードを
忘れた場合は、TSM 管理者に新規パスワードを割り当
ててもらってください。
0007 E
DSM_RC_ABORT_NODE_IN_USE
ードが使用中です。
ノ
説明: 現在稼働しているノードは、サーバー上の他の操
作によって使用中です。これは他のクライアントまたは
サーバー上の活動からの可能性があります。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行するか、あるいはシステ
ム管理者にユーザーのノードに関して他のどの操作が実
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
0008 E • 0014 E
行中であるかの調査を依頼します。
0008 E
DSM_RC_ABORT_EXPDATE_TOO
_LOW
有効期限は現在日より大きくな
ければなりません。
説明: アーカイブ有効期限が短すぎます。日付は、「本
日」以降でなければなりません。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: 今日以降の有効期限でファイルのアー
カイブを再試行します。
0009 W
DSM_RC_ABORT_DATA_OFFLINE
求されたデータはオフラインです。
v TSM クライアントの場合、COMPRESSALWAYS=NO
および COMPRESSIon=YES をオプション・ファイル
(DSM.OPT) にセットしてから、ファイルが圧縮時に
大きくなるようなら、圧縮しないで再送する。
v API アプリケーションの場合、圧縮に関する推奨をア
プリケーションの資料で調べる。
v ディスク・ストレージ・プールでのディスクのキャッ
シングをオフにし、各ディスク・プール・ボリューム
に対して MOVE DATA コマンドを発行して、キャッ
シュされたビット・ファイルをクリアする。
0012 E
要
説明: リストアまたはリトリーブ操作に関しては、1 つ
以上の要求されたファイルがオフライン・ストレージ・
メディア (一般的にはテープ) から再呼び出しされなけ
ればなりません。待機時間は、サイトのオフライン・ス
トレージ管理ポリシーによって左右されます。
システムの処置: TSM はオフライン記憶メディアが使
用可能になるのを待ってから、続行します。
DSM_RC_ABORT_MOUNT_NOT
_POSSIBLE
サーバー・メディアのマウ
ントが可能ではありません。
説明: サーバー・メディアのマウントが可能ではありま
せん。 オフライン・ボリュームのマウントを待ってい
るときに、サーバーはタイムアウトになりました。
システムの処置: ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: サーバー・ボリュームがマウント可能
になったら再試行します。 このノードのサーバー上に
定義した MAXNUMMP (マウント・ポイントの最大数)
が、0 より大きいことを確認してください。
ユーザーの処置: ありません。
0013 E
0010 E
DSM_RC_ABORT_EXCLUDED_BY_SIZE
オブジェクトがサーバーの限界値に対し
て大きすぎます。
説明: オブジェクトが大き過ぎます。 サーバーの構成
が、オブジェクトを受け入れるいかなるデータ・ストレ
ージ・スペースも持ちません。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: サイトのサーバーが構成される最大フ
ァイル (オブジェクト) サイズの判別をシステム管理者
に依頼してください。
0011 E
DSM_RC_ABORT_NO_REPOSIT_SPACE
サーバーがデータ・ストレージ・スペー
スを使い切りました。
説明: サーバーはオブジェクトを保管するために利用可
能なスペースを持ちません。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置:
してください。
次に示すアクションのいずれかで対処
v ストレージ・プールにスペースを追加するようシステ
ム管理者に要求してください。
DSM_RC_ABORT_SIZESTIMATE_
EXCEED 見積サイズを超えました。
説明: バックアップまたはアーカイブ操作のためのデー
タの合計量が、データ・ストレージ・スペース割り当て
のためにサーバーに最初に送信された見積サイズを超過
します。バックアップまたはアーカイブ操作がセッショ
ン中の間、多数のファイルが大幅に成長しているときに
これが発生します。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、大量のデータを生成している、クラ
イアント・マシン上で実行中の他のプロセスは何かを検
査します。バックアップまたはアーカイブ操作の発生中
には、これらの操作を使用不能にします。
0014 E
DSM_RC_ABORT_DATA
_UNAVAILABLE
サーバー上で現在フ
ァイル・データが使用不能です。
説明: サーバーで現在ファイル・データが使用不能で
す。リトリーブまたはリストア操作が試みられました。
考えられる原因は以下のとおりです。
v サーバーでデータが破壊されました。
v サーバーは読み取りエラーを検出しました。
第 3 章 API 戻りコード
367
0015 E • 0023 S
v ファイルはサーバーにおいて一時的にレクラメーショ
ン処理操作に含まれています。
v サーバーは利用不能とマークされたテープ・ボリュー
ムを要求しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、サーバー・コンソールまたはアクテ
ィビティー・ログから問題判別を行うためにシステム管
理者にご相談ください。 利用不能なテープ・ボリュー
ムに対する要求が行われたかどうかを検査します。 読
み取りエラーが既に検出されているか、あるいはボリュ
ームがテープ・ライブラリーからチェックアウトされて
いる場合は、テープ・ボリュームは利用不能とマークさ
れる場合があります。
DSM_RC_ABORT_RETRY
予期しない
再試行要求。 サーバーはデータの書き込
み中にエラーを検出しました。
0015 E
説明:
ありません。
システムの処置:
クライアントは操作を再試行します。
ユーザーの処置:
ありません。
0016 E
DSM_RC_ABORT_NO_LOG_SPACE
サーバーには、現行操作を続行するための
十分なリカバリー・ログ・スペースがあり
ません。
システムの処置: TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: これは一時的な問題です。 後ほど再
試行するか、システム管理者に連絡してください。
0020 E
DSM_RC_ABORT_FS_NOT_DEFINED
指定されたファイル・スペースはサーバー
上に存在しません。 このファイル・スペ
ースは、別のクライアントまたは管理者に
よって削除された可能性があります。
説明: 指定されたファイル・スペースはサーバー上に存
在しません。 システム管理者がファイル・スペースを
削除したか、あるいはユーザーのクライアント・ノード
名を使用する他のクライアントがそれを削除しました。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: ファイル・スペース名が正しいかどう
か検査し、操作を再試行します。
0021 S
DSM_RC_ABORT_NODE_ALREADY
_DEFED 指定されたノード名はサーバー
の中に定義されているので、オープン登録
が失敗しました。
説明: ノードが同じ名前のサーバーに定義されているの
で、オープン登録は失敗しました。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
説明: サーバーはリカバリー・ログ・スペースを使い果
たしました。
ユーザーの処置:
他のノード名で再試行します。
システムの処置:
0022 S
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: このエラーは一時的な問題です。 後
ほど再試行するか、システム管理者に連絡してくださ
い。
DSM_RC_ABORT_NO_DB_SPACE
サ
ーバーに現行操作の続行するための十分な
データベース・スペースがありません。
0017 E
説明: サーバーはデータベース・スペースを使い果たし
ました。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置:
システム管理者に連絡してください。
DSM_RC_ABORT_NO_MEMORY
サー
バーに現行操作を続行するための十分なメ
モリーがありません。
0018 E
DSM_RC_ABORT_NO_DEFAULT
_DOMAIN
デフォルトのドメインが存
在しないので、オープン登録が失敗しまし
た。
説明: デフォルトのポリシー・ドメインがユーザーによ
るノードの配置のために存在しないため、オープン登録
は失敗しました。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置:
システム管理者に連絡してください。
0023 S
DSM_RC_ABORT_INVALID
_NODENAME
無効なノード名が指定さ
れているので、オープン登録が失敗しまし
た。
説明: 指定されたノード名が無効文字を含むため、オー
プン登録は失敗しました。
説明:
サーバーはメモリーを使い果たしました。
368
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
0024 E • 0028 E
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置:
試行します。
無効文字を持たない他のノード名で再
0024 E
DSM_RC_ABORT_NO_INVALID_POL
_BIND トランザクション・オブジェクト
が、無効な管理クラスにバインドされてい
ます。
説明: トランザクションのオブジェクトの 1 つがこの
ノードのポリシーの一部ではない管理クラスにバインド
されているか、管理クラス・タイプがこのクライアン
ト・レベルではサポートされていません。
システムの処置:
現行操作は終了します。
ユーザーの処置: すべてのオブジェクトが有効な管理ク
ラスにバインドされていることを確認するか、クライア
ントを適切なレベルにアップグレードしてください。
0024 S
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合には、TSM クライアント・エラー・ログと TSM
サーバー・アクティビティー・ログで、この問題に関す
る追加情報を調べてください。問題が解決しない場合に
は、問題を捕そくした SERVICE トレースを取得して、
IBM テクニカル・サポートに連絡して援助を求めてく
ださい。TSM 管理者に、トレースの構成の支援を依頼
することもできます。
説明:
ん。
DSM_RC_ABORT_DEST_NOT_DEFINED
サーバー上の問題 : 宛先が定義されて
いません。
サーバー上の問題 : 宛先が定義されていませ
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: サービス技術員にエラー・ログの検査
を依頼してください。
DSM_RC_ABORT_WAIT_FOR_SPACE
TSM サーバーのストレージ・プールに
は、現在はこのファイルのためのスペース
がありません。これは一時的な状態である
可能性があります。
説明: このメッセージは、通常、データが保管されるス
トレージ・プールに十分なスペースがないが、まもなく
使用可能になる場合に発行されます。 例えば、ストレ
ージ・プール・マイグレーションによって、データを保
管するための十分なスペースが解放されます。
システムの処置: TSM は現行操作を終了します。
ユーザーの処置: 後で操作を再試行してください。 そ
れでも失敗する場合には、TSM 管理者に連絡してスト
レージ・プールのスペースを増やすように要求してくだ
さい。
0027 E
DSM_RC_ABORT_INVALID_POL_BIND
TSM サーバーにポリシー管理の問題が
発生しました。
説明: TSM クライアント・エラー・ログと TSM サー
バー・アクティビティー・ログに、このエラーに関する
追加情報が含まれている場合があります。
0025 E
0026 S
DSM_RC_ABORT_NOT_AUTHORIZED
このノードにはアーカイブ・データやバ
ックアップ・データを削除する許可がない
ため、ファイル・スペースを削除できませ
ん。
説明: TSM 管理者がご使用のノードに対して許可を与
えない限り、ファイル・スペース・データを削除できま
せん。許可によって、バックアップ・データ、アーカイ
ブ・データ、またはその両方を削除できるようになりま
す。
システムの処置: 削除処理は失敗します。
ユーザーの処置: 自分の許可を確認するには、DSMC
QUERY SESSION コマンドを使用してください。TSM
管理者に連絡して、必要な許可を与えてもらうか、ファ
イル・スペースを削除してもらってください。
0028 E
DSM_RS_ABORT_RULE_ALREADY
_DEFED
'Access rule' アクセス規則は
ノード 'node' に既に定義されています。
古い規則を削除しない限り、新しい規則を
定義できません。
説明: 指定されたノードに関する許可の定義が試みられ
ましたが、既に許可が定義されていました。
システムの処置: TSM は指定されたノードに関する許
可を再定義しませんでした。
ユーザーの処置: 許可の更新、旧規則の削除および新規
規則の定義、あるいは現行許可の使用を行います。
第 3 章 API 戻りコード
369
0029 S • 0047 E
0029 S
DSM_RC_ABORT_NO_STOR_SPACE
_STOP
サーバーがデータ・ストレー
ジ・スペースを使い切りました。
説明: サーバーはオブジェクトを保管するために利用可
能なスペースを持ちません。
システムの処置:
DSM_RC_ABORT_LICENSE
_VIOLATION
操作は、サーバー・ライ
センス値のために許可されていません。
説明: ノードまたはユーザーは、ライセンス値を超える
か、またはライセンス交付を受けていないかのいずれか
の操作を実行しようとしています。
システムの処置: セッションがリジェクトされるか、ト
ランザクションがキャンセルされ、現行操作は終了しま
す。
ユーザーの処置:
0032 E
ユーザーの処置: 有効な値を指定します。
0036 E
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: サーバー上のストレージ・プールがい
っぱいであることをシステム管理者に報告してくださ
い。
0030 E
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
システム管理者に連絡してください。
DSM_RC_ABORT_DUPLICATE
_OBJECT
重複したオブジェクトが見
つかったため、操作は完了できません。
説明: 重複したオブジェクトが見つかったため、操作は
完了しません。
システムの処置:
要求された操作が失敗しました。
ユーザーの処置:
ください。
別のファイル指定で操作を再試行して
説明: ノードまたはユーザーは、この操作を行う正しい
権限を持っていません。
システムの処置:
DSM_RC_ABORT_INVALID_OFFSET
部分オブジェクト・リトリーブに対する
partialObjOffset 値が無効です。
説明: 部分オブジェクト・リトリーブの
partialObjOffset 値が無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
有効な値を指定します。
0041 E
DSM_RC_ABORT_INVALID_LENGTH
部分オブジェクト・リトリーブの
partialObjLength 値が無効です。
説明: 部分オブジェクト・リトリーブに対する
partialObjLength 値が無効です。
370
DSM_RC_ABORT_EXCEED_MAX_MP
このノードは、マウント・ポイントの最大
数を超えました。
説明: テープまたは順次ディスク・マウント・ポイント
のいずれかがこの操作を許可されていないか、あるいは
マウント・ポイントの許容最大数が既に使用されていま
す。操作は完了できません。 TSM 管理者は、ユーザー
のノード定義の MAXNUMMP プロパティーでマウン
ト・ポイントの最大数を定義します。
システムの処置:
す。
このオブジェクトはスキップされま
ユーザーの処置: マウント・ポイントを使用中の他の
TSM 操作を実行している場合、それらの操作が完了す
るまで待ってから失敗した操作を再試行してください。
その他の場合は TSM 管理者にご連絡ください。
DSM_RC_ABORT_MERGE_ERROR
指定したオブジェクトが、マージ・テスト
で失敗しました。
説明: 指定したオブジェクトが、マージ・テストで失敗
したため、操作を完了できません。
システムの処置:
要求された操作が失敗しました。
ユーザーの処置: マージ・テスト・パラメーターの資料
を参照してください。
0047 E
0034 E
トランザクションは終了します。
ユーザーの処置: 指定されたオブジェクトの権限を調べ
てください。
0045 E
0033 E
DSM_RC_END_NODE_NOT
_AUTHORIZED
ノードまたはユーザー
は、この操作を行う正しい権限を持ってい
ません。
説明:
DSM_RC_ABORT_INVALID
_OPERATION
無効な操作がノードに
対して試みられました。
この操作は無効です。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
0048 E • 0054 E
0048 E
説明:
DSM_RC_ABORT_STGPOOL
_UNDEFINED
指定されたターゲット・
ストレージ・プールは定義されていませ
ん。
ストレージ・プールが定義されていない。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
0049 E
説明:
DSM_RC_ABORT_INVALID_DATA
_FORMAT
ターゲット・ストレージ・
プールに、示されているノード・タイプに
対応する正しいデータ・フォーマットがあ
りません。
none
システムの処置:
説明:
DSM_RC_ABORT_DATAMOVER
_UNDEFINED
示されているノードに対
して、関連するデータ・ムーバーが定義さ
れていません。
説明: TSM ユーザー ID のパスワードの有効期限が切
れています。TSM ノード名パスワードまたは管理ユー
ザー ID パスワードのいずれか、あるいはその両方で
す。
システムの処置: TSM は現行操作をキャンセルしまし
た。パスワードが更新されるまで、サーバーに接続でき
ません。
ユーザーの処置: パスワードを更新してください。 ノ
ード名パスワードまたは対応する管理 ID パスワードま
たはその両方を更新する必要がある場合があります。
SET PASSWORD コマンドを使用するか、TSM 管理者
がノードまたは管理 ID (あるいはその両方) を更新しま
す。
0053 E
DSM_RC_REJECT_ID_UNKNOWN
セ
ッションはリジェクトされました: 不明ま
たは正しくないユーザー ID が入力され
ました
説明: ユーザー ID (TSM ノード名または管理ユーザー
ID) がサーバーに認識されません。これについて考えら
れる理由には、以下のものが含まれます。
v ノード名が TSM サーバーに登録されていません
none
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
0051 E
DSM_RC_REJECT_VERIFIER_EXPIRED
セッションはリジェクトされました。
パスワードの有効期限が切れています。
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
0050 E
0052 E
DSM_RC_REJECT_NO
_RESOURCES
セッションはリジェク
トされました。すべてのサーバー・セッシ
ョンが現在使用中です。
説明: TSM の全利用可能セッションは使用中であり、
この時点では新規セッションを受け入れることはできま
せん。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、サーバーの並行アクティブ・セッシ
ョンの数を増加するようシステム管理者にご相談くださ
い。
v ノード名は適切ですが、同じ名前とクライアント所有
者権限を使用する、対応する管理 ID がありません
v 異なるノードにマイグレーションされたファイルへの
アクセスを試みています。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: サーバーがクローズ登録を使用し、ノ
ード名がサーバーに登録されていることを確認してくだ
さい。 TSM ユーザー ID を正確に入力したことを確認
してください。TSM ノード名に、そのノードに対する
クライアント所有者権限を持つ、対応する管理 ID があ
ることを確認してください。ない場合には、TSM 管理
者は ID を作成する必要があります。マイグレーション
したファイルにアクセスする場合は、ノード名はファイ
ルをマイグレーションしたノードと同一でなければなり
ません。
0054 E
DSM_RC_REJECT_DUPLICATE_ID
セッションはリジェクトされました。重複
ID が入力されました。
説明: このノード名を使用する他のプロセスがサーバー
でアクティブになっています。
第 3 章 API 戻りコード
371
0055 E • 0062 S
システムの処置: TSM はサーバーに接続できません。
TSM は現行操作をキャンセルしました。
ユーザーの処置: UNIX ベース・システムを稼働中の場
合は、同一名で別のプロセスが TSM でアクティブにな
っていないことを確認します。また、ノード名がサーバ
ーにとって固有であり、したがって他のユーザーによっ
て使用できないことを確認します。そのノード名の所有
者の識別をシステム管理者に依頼してください。
0055 E
DSM_RC_REJECT_SERVER_DISABLED
セッションはリジェクトされました。サ
ーバーが使用不可になっています。
説明: サーバーは使用不能状態にあり、通常活動のため
にアクセスすることはできません。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: サーバーが使用可能状態に戻った後、
操作を再試行します。問題が解決されない場合は、シス
テム管理者にご相談ください。
0056 E
DSM_RC_REJECT_CLOSED_REGISTER
サーバーはオープン登録を行えるように
は構成されていません。
説明: 許可されません。 システム管理者による登録が
必要です。サーバーはオープン登録を行えるようには構
成されていません。
システムの処置:
0058 S
説明: サーバー・バージョンとクライアント・バージョ
ンが一致しません。サーバー・コードのレベルが下で
す。
システムの処置:
た。
0059 E
説明:
DSM_RC_REJECT_ID_IN_USE
セッシ
ョンはリジェクトされました。指定された
ノード名が現在使用中です。
指定されたノード名はサーバー上で使用中です。
システムの処置: セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置: サーバーは、ノードがセッションの設
定を行うのを妨げるタスクを実行している可能性があり
ます。後ほど再試行するか、あるいはシステム管理者に
問い合わせてください。
0061 E
DSM_RC_REJECT_ID_LOCKED
セッ
ションはリジェクトされました。指定され
たノード名は現在ロックされています。
説明: 指定されたノード名は現在サーバー上でロックさ
れています。
システムの処置:
0057 S
DSM_RC_REJECT_CLIENT
_DOWNLEVEL
セッションはリジェク
トされました。下位レベルのクライアン
ト・コード・バージョン。
説明: サーバー・バージョンとクライアント・バージョ
ンが一致しません。クライアント・コードのレベルが下
です。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: システム管理者に連絡して、ご使用の
ロケーションで実行するべき TSM のバージョンを確認
してください。
セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置: ノード名がロックされている理由につ
いて、システム管理者に問い合わせてください。
0062 S
DSM_RC_SIGNONREJECT_LICENSE
_MAX
SLM ライセンスが超過: TSM
のクライアント・ライセンス数を超えてい
ます。システム管理者に連絡してくださ
い。
説明: 新規登録の追加により、TSM の製品ライセン
ス・カウントが超過します。
システムの処置: クライアント登録または接続要求の実
行が終了します。
ユーザーの処置:
372
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: システム管理者に連絡して、ご使用の
ロケーションで実行するべき TSM のバージョンを確認
してください。
セッションは開始されません。
ユーザーの処置: システム管理者から TSM ノードお
よびパスワードを入手する必要があります。
DSM_RC_REJECT_SERVER
_DOWNLEVEL
セッションはリジェク
トされました。下位レベルのサーバー・コ
ード・バージョン。
システム管理者に連絡してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
0063 E • 0074 E
0063 E
DSM_RC_REJECT_NO_MEMORY
セ
ッションはリジェクトされました。サーバ
ーに接続を確立できるだけの十分なメモリ
ーがありませんでした。
説明: サーバーには、クライアントがサーバーとの接続
を確立することを可能とする十分なメモリーがありませ
ん。
システムの処置:
説明: 要求しているクライアント・タイプにはサーバー
はライセンスされていません。
システムの処置: クライアント登録または接続要求の実
行が終了します。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡してください。
0068 E
セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置: 後ほど再試行するか、システム管理者
に連絡してください。
0064 E
DSM_RC_REJECT_NO_DB_SPACE
セ
ッションはリジェクトされました。サーバ
ーに、接続の確立を可能にする十分なデー
タベース・スペースがありません。
DSM_RC_CLIENT_NOT
_ARCHRETPROT
セッションはリジェ
クトされました。サーバーは、アーカイブ
保存保護が使用可能になっていないクライ
アントのサインオンを許可していません。
説明: サーバーのアーカイブ保存保護が使用可能でも、
クライアントでは使用不可なので、クライアントはサー
バーへの接続を確立できません。
システムの処置: セッションは開始されませんでした。
説明: サーバーはデータベース・スペースを使い果たし
ました。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡してください。
システムの処置:
セッションは開始されませんでした。
0069 E
ユーザーの処置:
システム管理者に連絡してください。
0065 E
DSM_RC_REJECT_NO_LOG_SPACE
セッションはリジェクトされました。サー
バーに、接続の確立を可能にする十分なリ
カバリー・ログ・スペースがありません。
説明: サーバーはリカバリー・ログ・スペースを使い果
たしました。
システムの処置:
DSM_RC_REJECT_INTERNAL_ERROR
セッションはリジェクトされました。
TSM サーバーに内部エラーがあります。
説明: 内部サーバー・エラーのために、クライアントが
TSM サーバーとの接続を確立できません。
システムの処置:
セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置:
てください。
このエラーを TSM 管理者に通知し
0067 S
説明: サーバー管理者が現行のクライアント・セッショ
ンをキャンセルしています。
システムの処置: クライアント接続要求の実行は終了し
ます。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡してください。
セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置: このエラーは一時的な問題です。 後
ほど再試行するか、システム管理者に連絡してくださ
い。
0066 E
DSM_RC_SESSION_CANCELED
セッ
ションはリジェクトされました。このセッ
ションはサーバー管理者によってキャンセ
ルされました。
DSM_RC_SIGNONREJECT_INVALID
_CLI
セッションはリジェクトされまし
た。サーバーは、このプラットフォーム・
タイプのライセンスを持っていません。シ
ステム管理者に連絡してください。
0073 E
DSM_RC_REJECT_INVALID_NODE
_TYPE
クライアント・ノードと TSM
サーバーに登録されているノードの間に不
整合が検出されました。
説明: ユーザーが行ったノード・オプションのコーディ
ングに誤りがあると考えられます。 例えば、TSM サー
バーに登録されているノードが、実際には非 NAS タイ
プであるのに、NAS のタイプの 1 つになっている可能
性があります。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: クライアント・オプション・ファイル
内でのノード名が正しいか確認してください。タイプ
NAS のノードを使用するのは、nasnodename オプショ
ンの場合だけにしてください。
0074 E
DSM_RC_REJECT_INVALID
_SESSIONINIT
サーバーはこのノード
のクライアント開始接続を許可しません。
説明: サーバーにおけるこのノードの構成パラメーター
第 3 章 API 戻りコード
373
0075 E • 0105 E
のため、このノードは接続を開始できません。 サーバ
ーは、簡易モードで実行されているクライアント・スケ
ジューラーへの接続を開始できます。
が割り振れる以上のメモリーが要求されています。考え
られる理由は次のとおりです。
システムの処置:
終了します。
IBM Tivoli Storage Manager の操作は
v プログラムが実行されるプロセスが、割り振られた最
大メモリーを超えました。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡してノードでの
クライアント開始セッションを使用可能にするか、
SESSIONINITIATION オプションを更新してクライアン
ト・スケジューラーを実行してください。
v その他の何らかのエラー状態が発生しました。使用可
能なメモリーがありません。
0075 E
DSM_RC_REJECT_WRONG_PORT
ーバー・ポートが誤っています。
サ
説明: 管理用セッション専用にセットアップされたサー
バー・ポートでバックアップ/アーカイブのクライアン
ト・セッションをオープンしようとしました。
システムの処置:
終了します。
IBM Tivoli Storage Manager の操作は
ユーザーの処置: システム管理者に連絡し、TCP ポー
トおよび TCP 管理ポートに正しい値を使用してくださ
い。
0079 E
DSM_RC_CLIENT_NOT_SPMRETPROT
セッションはリジェクトされました。サ
ーバーではスペース管理保存保護が使用可
能になっていないクライアントのサインオ
ンは許可されていません。
説明: サーバーのスペース管理保存保護が使用可能で
も、クライアントでは使用不可なので、クライアントは
サーバーへの接続を確立できません。
システムの処置:
セッションは開始されませんでした。
ユーザーの処置:
システム管理者に連絡してください。
0101 W
DSM_RC_USER_ABORT
作を停止しました。
ユーザーが操
説明: ユーザーの要求により操作が停止されました。
通常、これは「Q」キーを 2 回押すと実行されます。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
ありません。
v システムのメモリーが少なくなっています。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager は要求さ
れた操作を完了することはできません。
ユーザーの処置: 不要なアプリケーションをすべてクロ
ーズし、操作を再試行してください。それでも操作が失
敗する場合は、タスクをいくつかの小さい単位に分割し
てみてください。 例えば、ファイル指定に高位のディ
レクトリーが含まれる場合、各ディレクトリーごとに順
番に IBM Tivoli Storage Manager のタスクを実行して
ください。IBM Tivoli Storage Manager タスクが増分バ
ックアップの場合、オプション
"-memoryefficientbackup=yes" を使用してください。
リソース限度をサポートする UNIX システムでは、次
のコマンドを入力してメモリーのリソース限度が小さす
ぎるかどうかをチェックすることができます。 ulimit
-a
得られたデータに基づいて、UNIX システムの root ユ
ーザーにリソース限度を現在のデフォルトの限度より大
きくするよう依頼することができます。UNIX システム
のルート・ユーザーはリソース限度を大きくする権限を
持っています。
0104 E
説明: バックアップ、アーカイブ、またはマイグレーシ
ョンの処理が行われているファイルは、既にクライアン
ト上に存在しません。TSM によるバックアップ、アー
カイブまたはマイグレーションが行われる前に、他の処
理がファイルを削除しました。
システムの処置: ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: ありません。
0105 E
0102 E
DSM_RC_NO_MEMORY
file name
(line number)The operating system
refused a IBM Tivoli Storage Manager
request for memory allocation.
説明: 処理を進めるための情報を保管するために、IBM
Tivoli Storage Manager がメモリーにアクセスする必要
があります。この場合は、オペレーティング・システム
374
DSM_RC_FILE_NOT_FOUND
バック
アップ、アーカイブ、またはマイグレーシ
ョン処理でファイルが見つかりません。
DSM_RC_PATH_NOT_FOUND
指定さ
れたディレクトリー・パス「pathname」を
検出できませんでした。
説明: 指定されたディレクトリー・パスが無効である
か、または到達できません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 有効なディレクトリー・パスを使用し
て操作を再試行してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
0106 E • 0114 E
0106 E
DSM_RC_ACCESS_DENIED
指定され
たファイルまたはディレクトリーへのアク
セスは拒否されました。
説明: 指定されたファイルまたはディレクトリーへのア
クセスが拒否されました。 ファイルの読み取りまたは
ファイルへの書き込みを試行しましたが、ファイルまた
はディレクトリーへのアクセス許可がありません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しいファイル名またはディレクトリ
ー名を指定するようにして、許可を訂正するか、新しい
場所を指定してください。
106 E
DSM_RC_ACCESS_DENIED
指定され
たファイルは他のプロセスが使用していま
す。
説明: 指定されたファイルは他のプロセスが使用してい
ます。 現在他のプロセスが使用しているファイルの読
み取りまたは書き込みを試みました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しいファイル名またはディレクトリ
ー名を指定するようにして、許可を訂正するか、新しい
場所を指定してください。
0109 E
DSM_RC_INVALID_PARM
無効なパラ
メーターが見つかりました。
説明: システムは無効なパラメーターによる内部プログ
ラム・エラーを検出しました。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: サービス技術員にエラー・ログの検査
を依頼してください。
0110 E
DSM_RC_INVALID_HANDLE
無効な
ファイル・ハンドルが渡されました。シス
テム・エラー。
説明: 内部システム・エラーが発生しました。無効なフ
ァイル・ハンドルのため、ファイル操作が失敗しまし
た。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。失敗が続
く場合には、問題を捕そくしたサービス・トレースを取
得して、IBM テクニカル・サポートに連絡して援助を
求めてください。TSM 管理者に、トレースの構成の支
援を依頼することもできます。
DSM_RC_NO_HANDLES
使用可能なフ
ァイル・ハンドルがありません。
DSM_RC_DISK_FULL
処理は停止しま
した。ディスクがいっぱいになっていま
す。
説明: システムのファイル・ハンドルはすべて現在使用
中です。 使用可能なものはありません。
説明: 宛先ディスクがフルであるため、これ以上のファ
イルをリストアまたはリトリーブできません。
システムの処置:
システムの処置:
0111 E
0107 E
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 他のプロセスを終了して一部のファイ
ル・ハンドルを解放するか、システム・セットアップを
変更して同時にオープンできるファイルの数を増やしま
す。
ユーザーの処置: ディスク・スペースを解放するか、フ
ァイルを別のディスクにリストアまたはリトリーブしま
す。
0113 E
0108 E
DSM_RC_FILE_EXISTS
ファイルが存
在し、上書きできません。
説明: リストアまたはリトリーブしようとしているファ
イルが存在し、権限かアクセス許可がないために上書き
できません。
システムの処置:
このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: そのファイルに上書きするために必要
なアクセス許可を持っていることを確認して、操作を再
試行してください。 問題が続く場合には、援助を求め
るためにシステム管理者か TSM 管理者に連絡してくだ
さい。
処理は停止しました。
DSM_RC_PROTOCOL_VIOLATION
プロトコル違反。
説明: 通信プロトコル・エラーが発生しました。 通信
サブシステムが適切に定義されていないか、あるいはそ
れ自身にエラーがあります。
システムの処置: TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 通信処理が適切に稼働しているかどう
か検査し、その後操作を再試行します。
0114 E
DSM_RC_UNKNOWN_ERROR
不明な
システム・エラーが発生し、TSM はリカ
バリーできません。
説明: 不明のエラーが発生しました。これは、TSM が
第 3 章 API 戻りコード
375
0115 E • 0122 E
回復できない低レベルのシステム・エラーまたは通信エ
ラーである可能性があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合には、TSM エラー・ログで関連メッセージを確
認してください。問題を捕そくしたサービス・トレース
を取得して、IBM テクニカル・サポートに連絡して援
助を求めてください。TSM 管理者に、トレースの構成
の支援を依頼することもできます。
0115 E
DSM_RC_UNEXPECTED_ERROR
期しないエラーが発生しました。
予
説明: これは、通常、TSM が回復できない低レベルの
システム・エラーまたは通信エラーによって起こりま
す。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント・エラー・ログに、この
エラーに関連している可能性のある追加のメッセージが
何かないか調べてください。 操作を再試行してくださ
い。問題が続く場合には、援助を求めるために TSM の
テクニカル・サポートに連絡してください。
0116 E
DSM_RC_FILE_BEING_EXECUTED
ファイルは使用中。書き込み許可は拒否さ
れました。
説明: 現行ファイルは、現在、別の操作によって実行さ
れているため、オープンして書き込むことができませ
ん。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: ファイルを実行している操作を停止し
て、操作を再試行するか、ファイルを異なる名前または
ディレクトリーにリストアまたはリトリーブします。
0117 E
DSM_RC_DIR_NO_SPACE
宛先ディレ
クトリーがフルになるために、これ以上の
ファイルをリストアまたはリトリーブする
ことはできません。
説明: 宛先ディレクトリーがフルになるために、これ以
上のファイルをリストアまたはリトリーブすることはで
きません。
システムの処置:
0118 E
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ディスク・スペースを解放するか、フ
ァイルを別のディスクにリストアまたはリトリーブしま
す。
DSM_RC_LOOPED_SYM_LINK
名前
の解決を試みているときに検出されたシン
ボリック・リンクの数が多すぎます。
説明: ファイル名の解決を試行しているときに検出され
たシンボリック・リンクの数が多すぎます。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: ファイルにループ・シンボリック・リ
ンクがないことを確認してください。
0119 E
DSM_RC_FILE_NAME_TOO_LONG
ファイル名が長すぎるので、TSM が処理
できません。
説明: ファイル名のサイズ制限は、オペレーティング・
システムによって異なる場合があります。最も一般的な
制限は 256 文字です。処理しているファイル名は、こ
のシステム上の TSM によってサポートされる制限を超
えています。
システムの処置:
このファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: HELP FILE SPEC と入力するか、こ
のエラーを受信したオペレーティング・システムのクラ
イアントのマニュアルを参照してください。マニュアル
の『ファイル指定構文』セクションに、TSM でサポー
トされるファイル名の長さが説明されています。
0120 E
DSM_RC_FILE_SPACE_LOCKED
フ
ァイル・システムはシステムによってロッ
クされています。
説明: システムによってロックされているため、ファイ
ル・システムにアクセスできません。
システムの処置: TSM は操作を完了できません。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡してください。
0121 I
説明:
DSM_RC_FINISHED
た。
操作が終了しまし
操作が終了しました。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: 次の機能呼び出しに進みます。
0122 E
DSM_RC_UNKNOWN_FORMAT
イルのフォーマットが不明です。
ファ
説明: TSM がファイルをリストアまたはリトリーブし
ようとしましたが、そのファイルのフォーマットが不明
でした。
システムの処置: このファイルはスキップされます。
376
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
0123 E • 0130 E
ユーザーの処置: そのファイルは別のアプリケーション
でバックアップされたか、データが無効です。ファイル
がこのシステムに属している場合は、操作を再試行して
ください。 問題が解決しない場合は、IBM テクニカ
ル・サポートに連絡して、支援を依頼してください。
DSM_RC_NO_AUTHORIZATION
他の
ノードのデータをリストアする権限があり
ません。
0123 E
説明: クライアントには他のノードのデータをリストア
する権限がありません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ディレクトリーを別の位置にリストアすることもできま
す。
0127 E
説明: クライアント所有者に割り振られたディスク・ス
ペースがフルです。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: ディスク・スペースを解放して、リス
トアまたはリトリーブ操作を再試行してください。
0128 E
ユーザーの処置: 他のノードから許可を獲得してくださ
い。
0124 E
DSM_RC_FILE_SPACE_NOT_FOUND
ファイル・スペース 'filespace-name' は存
在していません。
説明: 指定されたファイル・スペース (ドメイン) に誤
りがあるか、あるいはマシン上に存在していません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 既存のドメイン (ドライブ名またはフ
ァイル・システム名) を指定して操作を再試行してくだ
さい。
0125 E
DSM_RC_TXN_ABORTED
ション中止。
トランザク
DSM_RC_PROCESS_NO_SPACE
この
プロセスのディスク・スペース限界に達し
ました。
DSM_RC_PATH_TOO_LONG
宛先デ
ィレクトリー・パスの長さがシステムの最
大値を超えています。
説明: 指定されたパス名とリストアされたファイル名の
パス名を結合すると、システムの最大長を超える長さの
名前が作成されます。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 結合されたときにシステムの最大長よ
り短くなる宛先パスを指定してください。
0129 E
DSM_RC_NOT_COMPRESSED
ファイ
ルは圧縮されていません。システム障害。
説明: 圧縮のフラグを立てられたファイルが圧縮されて
いなかったため、システムで障害が発生しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
説明: サーバーとクライアントとの間の現行トランザク
ションは停止しました。サーバー、クライアント、また
は通信障害は回復することができません。
ユーザーの処置: システム管理者にこの問題を報告して
ください。 このエラーはシステム障害です。
システムの処置:
た。
0130 E
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が継
続する場合は、システム管理者に連絡して問題を解決し
てください。
DSM_RC_SUBDIR_AS_FILE
ディレク
トリーと同名のファイルが存在しているた
め、TSM がディレクトリー・パスを作成
できませんでした。
0126 E
説明:
None
システムの処置:
処理は停止しました。
DSM_RC_TOO_MANY_BITS
ファイル
はより多くのメモリーを持つ、別のクライ
アント・マシン上で圧縮されました。
説明: リストアを試行しているファイルは、ご使用のク
ライアント・ワークステーションより多くのメモリーを
持つ別のクライアント・ワークステーションでバックア
ップおよび圧縮されています。このファイルはリストア
できません。ファイルをリストアして解凍するには、ご
使用のワークステーションのメモリーは不十分です。
システムの処置:
TSM は操作をキャンセルしました。
ユーザーの処置: より多くのメモリーを持つマシンを入
手して、操作を再試行してください。
ユーザーの処置: ディレクトリーと同名のファイルを除
去するか、または名前を変更してください。あるいは、
第 3 章 API 戻りコード
377
0131 E • 0136 E
0131 E
DSM_RC_COMPRESSED_DATA
_CORRUPTED
圧縮ファイルが破損し
ているため、正しく解凍できません。
説明: 以下のいずれかの理由により、圧縮ファイルを正
しく解凍できません。
なリソースを分離してください。TSM 管理者は、TSM
サーバー・アクティビティー・ログに問題を説明するよ
うなメッセージがないか、チェックします。
0133 E
v テープに問題がある。
v 通信問題がある。
v TSM サーバー上の圧縮ファイルが破損している。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: 1) テープに問題があるため圧縮ファ
イルが破損した。これが問題であるかどうかを調べるに
は、TSM サーバーで次のコマンドを発行してくださ
い。 audit volume <volume_name> fix=no 問題が報告さ
れた場合は、該当のテープ・ボリュームから新しいボリ
ュームにデータを移動して (MOVE DATA コマンドを
参照)、リストアを再試行することができます。 2) TSM
サーバーと TSM クライアント間の通信に問題があり、
その結果として、転送中にファイルが破損した。サーバ
ーでギガビット・イーサネット・アダプターを使用して
いる場合は、カード・ドライバーをアップグレードする
か (AIX プラットフォームの場合)、または、SUN が提
供する、いくつかのシステム・ネットワーク・オプショ
ンへの推奨される変更 (この問題を解決済み) を追加し
てください (SUN プラットフォームの場合)。3) リスト
ア中に、ファイル破損の発生元の TSM クライアント/サ
ーバー間に問題がなかったか、ネットワーク・サポート
担当者に確認してください。
DSM_RC_SYSTEM_ERROR
内部プロ
グラム・エラーが発生しました。
0131 S
説明: TSM に予期しない状態が発生したため、操作を
続行できません。これはプログラミング・エラーである
可能性があります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合には、援助を求めるために TSM 管理者か IBM
のテクニカル・サポートに連絡してください。
0132 E
DSM_RC_NO_SERVER_RESOURCES
TSM サーバーがリソース不足です。
説明: ストレージ・リソースが不足しているか最大値条
件が抜けているために、新規活動は実行できません。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: 後で操作を再試行してください。問題
が続く場合には、TSM 管理者に連絡して、選択不可能
378
DSM_RC_FS_NOT_KNOWN
ドメイン
'domain-name' のファイル・スペースが
TSM サーバーで見つかりませんでした。
説明: 指定されたファイル・スペースはサーバー上にあ
ると期待されましたが、現在は存在しません。 現行操
作の進行中にコマンドが実行されて、ファイル・スペー
スがサーバーから削除された可能性があります。
システムの処置: TSM の処理は停止します。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が再
発する場合は、エラー・ログにこの障害の原因を示す他
のメッセージがないかを調べます。示されている問題の
解決を試行してから、操作を再試行してください。問題
が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポートに連
絡して、支援を依頼してください。
0134 E
DSM_RC_NO_LEADING_DIRSEP
objName フィールドに先行ディレクトリ
ー分離文字がありません。
説明: objName フィールドは先頭にディレクトリー区
切り記号を持っていません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
objName の値を訂正します。
0135 E
DSM_RC_WILDCARD_DIR
objName
ディレクトリー・パスにワイルドカードを
使用することはできません。
説明: objName ディレクトリー・パスにワイルドカー
ドを使用することはできません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
objName の値を訂正します。
0136 E
DSM_RC_COMM_PROTOCOL_ERROR
セッションはリジェクトされます。通信
プロトコル・エラーがありました。
説明: クライアントが予期しないネットワーク・メッセ
ージを受信しました。 この原因は、おそらく、ネット
ワークに問題があったかプログラミング・エラーがあっ
たからです。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
0137 E • 0149 S
ユーザーの処置: 通信パスが正しく機能しているかを確
認して、操作を再試行してください。 問題が解決しな
い場合は、TSM 管理者に連絡して、支援を依頼してく
ださい。
0137 E
DSM_RC_AUTH_FAILURE
セッショ
ンはリジェクトされました。認証障害。
説明: Authentication failure. 間違ったパスワードが入力
されました。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: 正しいパスワードを入力します。正し
いパスワードを思い出せない場合は、ノード名に対する
新規パスワードの割り当てをシステム管理者に依頼して
ください。
0138 E
説明:
DSM_RC_TA_NOT_VALID
承認エージ
ェント実行/所有者許可が無効です。
承認エージェント実行/所有者許可が無効です。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: システム管理者にインストール指示の
検査を依頼し、クライアントが承認エージェント許可が
正しく設定されていることを確認できるようにします。
0139 S
DSM_RC_KILLED
了されました。
プロセスが強制終
説明: 処理は停止しました。これはプログラミング障害
で、クライアント・プログラムは終了します。
システムの処置:
DSM_RC_WOULD_BLOCK
承認エー
ジェントが操作を防止します。
説明: 承認エージェントは操作を阻止します。 これは
プログラミング障害で、クライアント・プログラムは終
了します。
システムの処置:
DSM_RC_TOO_SMALL
包含/除外パタ
ーンのエリアが小さすぎます。
説明: 包含/除外パターンのエリアが小さすぎます。 こ
れはプログラミング障害で、クライアント・プログラム
は終了します。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、システム管理者に連絡してくださ
い。
0147 S
DSM_RC_UNCLOSED
大括弧がありません。
パターン内に右
説明: パターン内に右大括弧がありません。 これはプ
ログラミング障害で、クライアント・プログラムは終了
します。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、システム管理者に連絡してくださ
い。
0148 S
DSM_RC_NO_STARTING_DELIMITER
包含/除外のパターンはディレクトリー
区切り文字で始まらなければなりません。
説明: 包含または除外パターンは、ディレクトリー区切
り文字で始まらなければなりません。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: パターンの構文を訂正してください。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、システム管理者に連絡してくださ
い。
0145 S
0146 S
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、システム管理者に連絡してくださ
い。
0149 S
DSM_RC_NEEDED_DIR_DELIMITER
Include/Exclude パターンからディレクト
リーの開始または終了区切り文字が欠落し
ています。
説明:
1. この Include/Exclude パターンには、ディレクトリー
の開始または終了区切り文字がない「...」が含まれて
います。
2. Windows の場合、ドライブ区切り文字の直後にディ
レクトリー区切り文字がありません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
パターンの構文を訂正してください。
第 3 章 API 戻りコード
379
0150 S • 0159 I
0150 S
DSM_RC_UNKNOWN_FILE_DATA
_TYPE
構造化ファイルのデータ・タイ
プが不明です。
説明: 未知で予期しないエラー・コードがクライアン
ト・プログラム内で発生しました。構造化ファイルのデ
ータ・タイプが不明です。 これはプログラミング障害
で、クライアント・プログラムは終了します。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、システム管理者に連絡してくださ
い。
0156 E
説明:
ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: ご使用のオペレーティング・システム
の TSM クライアントによってサポートされる通信イン
ターフェースを指定してください。TSM クライアント
通信の構成については、ご使用のオペレーティング・シ
ステムの TSM クライアントのマニュアルを参照してく
ださい。
0157 S
DSM_RC_BUFFER_OVERFLOW
デー
タ・バッファーがオーバーフローしまし
た。
0151 S
DSM_RC_INV_COMM_METHOD
サポ
ートされない通信方式が指定されました。
DSM_RC_WILL_ABORT
ョンが中止されます。
トランザクシ
説明: サーバーはエラーを検出し、トランザクションを
打ち切ります。
説明: データ・バッファーがオーバーフローしました。
これはプログラミング障害で、クライアント・プログラ
ムは終了します。
システムの処置: トランザクションが中止されます。
理由コードは dsmEndTxn 呼び出しで渡されます。
システムの処置:
ユーザーの処置: dsmEndTxn を DSM_VOTE_COMMIT
を指定して発行し、理由コードを調べます。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が解
決されない場合は、システム管理者に連絡してくださ
い。
0154 E
DSM_RC_NO_COMPRESS_MEMORY
ファイルの圧縮/解凍にはメモリー不足で
す。
説明: データの圧縮または解凍 (展開) を行うための十
分なメモリーが利用できません。リストアまたはリトリ
ーブに関しては、追加ストレージが利用可能となるまで
は、サーバーからファイルを再呼び出しすることはでき
ません。 バックアップまたはアーカイブの場合は、ス
トレージが利用可能ではないときには、圧縮なしで実行
を試行します。
システムの処置:
0158 E
説明: 宛先が書き込みロックされているため、サーバー
からリストアまたはリトリーブされているファイルまた
はディレクトリーに書き込むことができません。別の操
作がファイルをオープンしていて、更新を許可していな
い可能性があります。
システムの処置: ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: ファイルを書き込みロックした操作を
判別するか、ファイルを別の名前または場所にリストア
します。
処理は停止しました。
0159 I
ユーザーの処置: 操作のためにストレージを解放して継
続するか、あるいは圧縮使用不能でバックアップまたは
アーカイブ処理を実行します。
0155 T
DSM_RC_COMPRESS_GREW
ータが大きくなっています
圧縮デ
説明: 圧縮後のファイルのサイズが圧縮前のファイルの
サイズより大きくなっています。
システムの処置: たとえファイルのサイズは大きくなっ
ていても、ファイルは圧縮されています。
ユーザーの処置:
380
ありません。
DSM_RC_FS_WRITE_LOCKED
宛先
ファイルまたはディレクトリーは書き込み
ロックされています。
DSM_RC_SKIPPED_BY_USER
ファイ
ルがオフラインになっていて、アプリケー
ションがテープのマウントを待機しないよ
うに選択されているために、ファイルがリ
ストア操作時にスキップされました。
説明: ファイルがオフラインになっていて、アプリケー
ションがテープのマウントを待機しないように選択され
ているために、ファイルがリストア操作時にスキップさ
れました。
システムの処置: ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: アプリケーションが mountWait 値を
正しく dsmBeginGetData で設定していることを検証し
ます。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
0160 E • 0173 E
0160 E
DSM_RC_TA_NOT_FOUND
承認エー
ジェント・モジュールが見つかりません。
説明: TSM は、TSM 承認エージェント・モジュール
を指定されたディレクトリー内に検出することができま
せんでした。TSM 承認エージェント・モジュールの名
前は dsmtca です。
システムの処置:
TSM は終了します。
ユーザーの処置: 承認エージェント・モジュールが
DSMI_DIR によって指定されたディレクトリー内にある
ことを確認します。
0162 E
DSM_RC_FS_NOT_READY
ファイ
ル・システム/ドライブが作動不能です。
説明: ファイル・システム/ドライブでアクセスの準備
ができていません。
システムの処置:
DSM_RC_FIO_ERROR
力エラー。
0167 E
ファイル入出
説明: ファイルの読み取り中またはファイルへの書き込
み中にエラーが検出されました。
説明: リストアまたはリトリーブされているファイルの
ディレクトリー・パスを作成できません。
システムの処置:
ユーザーの処置: システムが正しく作動していることを
確認してください。 OS/2 の場合、障害を起こしたドラ
イブに対して CHKDSK /F を実行してください。該当
ドライブは、dsmerror.log で見つけることができます。
説明:
た。
DSM_RC_WRITE_FAILURE
書き込みエラー。
ファイル
ファイルへの書き込み中にエラーが検出されまし
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: システムが正しく作動していることを
確認してください。
0166 E
DSM_RC_OVER_FILE_SIZE_LIMIT
ファイルがシステム/ユーザー・ファイル
限界を超えています。
説明: リストアまたはリトリーブしようとしているファ
イルが、このユーザーに対するシステムの設定限界を超
えています。
システムの処置:
ファイルはスキップされます。
ユーザーの処置: リストアまたはリトリーブされている
ファイルのディレクトリーを作成するための適切な許可
を取得していることを確認してください。書き込みアク
セスを持つようにします。
0168 E
DSM_RC_NO_PASS_FILE
パスワー
ド・ファイルが使用できません。
システムの処置: TSM は終了します。
ユーザーの処置: root ユーザーは新規パスワードの設
定および保管をする必要があります。
0169 E
システムの処置: ファイルまたはファイル・システムは
スキップされます。
0165 E
DSM_RC_CANNOT_MAKE
ファイル/
ディレクトリーを作成できません。
説明: 指定された server-name に関する保管パスワード
が含まれるファイルが使用不能です。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ドライブが TSM にとって利用可能
であることを確認し、操作を再試行します。
0164 E
ユーザーの処置: システムしきい値が正しく設定されて
いることを確認してください。
ファイルはスキップされます。
DSM_RC_VERFILE_OLD
PASSWORDACCESS は GENERATE で
すが、サーバー 'server-name' にはパスワ
ードが必要です。パスワードがローカルに
保管されていないか、またはサーバーで変
更されています。
説明: パスワードがローカルに保管されていないか、ま
たはサーバーで変更されています。
システムの処置: TSM がフォアグラウンドで稼働中
は、TSM はパスワードのプロンプトを出します。
ユーザーの処置: TSM がバックグラウンド・プロセス
として稼働していた場合は、フォアグラウンドから
TSM コマンドを発行します。プロンプトに応答してパ
スワードを入力します。 その後、バックグラウンド
TSM コマンドを再び試みます。
0173 E
DSM_RC_INPUT_ERROR
プロセスは
非対話式モードで実行中だが、ユーザーの
入力が必要です。
説明: このプロセスではキーボード入力が必要ですが、
非対話モードのプロセスではキーボードからの入力を読
み取れません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: このエラーを解決するには、以下のア
クションを実行してください。
第 3 章 API 戻りコード
381
0174 E • 0188 S
v 製品を対話式モードで実行する。
0185 W
v パスワードが正しく設定されているようにする。
0174 E
DSM_RC_REJECT_PLATFORM
_MISMATCH
セッションはリジェクト
されました。ノード・タイプの不一致。
説明: ノード名が異なるタイプのオペレーティング・シ
ステム (OS/2 または AIX など) と関連しており、この
システムでは使用することができません。
システムの処置: TSM は現行操作をキャンセルしまし
た。
ユーザーの処置: 新規ノード名が必要な場合は、その割
り当てをシステム管理者に依頼してください。一般的に
は、サーバーへのアクセスを必要とする各マシンとオペ
レーティング・システムの組み合わせに関して固有のノ
ード名があります。
0175 E
DSM_RC_TL_NOT_FILE_OWNER
ァイル所有者ではありません。
フ
説明: クライアントがファイル所有者ではないため、フ
ァイルをバックアップすることができません。
システムの処置:
TSM はファイルをスキップします。
ユーザーの処置:
ありません。
0177 S
DSM_RC_UNMATCHED_QUOTE
符が一致しません。
引用
説明: パターン内に指定された引用符が同一でなく、対
になりません。
DSM_RC_TL_EXCLUDED
ファイル
'file-namefile-namefile-name' が包含/除外リ
ストによって除外されました。
説明: 除外されたファイルは、バックアップ、アーカイ
ブ、またはマイグレーションできません。
システムの処置: TSM はそのファイルを処理しませ
ん。
ユーザーの処置: そのファイルを意図的に除外した場合
は、このメッセージを無視してください。そうでない場
合は、包含/除外リストを修正してクライアントを再始動
し、操作を再試行してください。 TSM 管理者に連絡し
て、支援を依頼してください。
0186 E
DSM_RC_TL_NOACG
このファイルの
管理クラスに有効なアーカイブ・コピー・
グループがありません。このファイルはア
ーカイブされません。
説明: このファイルの管理クラスは、指定されたアーカ
イブ・コピー・グループを持ちません。 このファイル
はアーカイブされません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 有効なアーカイブ・コピー・グループ
を管理クラスに加え、その後操作を再試行します。
0187 E
説明:
DSM_RC_PS_INVALID_ARCHMC
効な管理クラスが入力されました。
無
無効な管理クラスが入力されました。
システムの処置: 処理は停止しました。
システムの処置: TSM は要求された操作を行うことが
できません。
ユーザーの処置: 構文中に対をなす引用符を使用してパ
ターンを訂正します。
ユーザーの処置: 有効な管理クラスを使用して操作を再
試行します。
0184 E
DSM_RC_TL_NOBCG
このファイルの
管理クラスに有効なバックアップ・コピ
ー・グループがありません。このファイル
はバックアップされません。
説明: このファイルの管理クラスは指定されたバックア
ップ・コピー・グループを持ちません。このファイルは
バックアップされません。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 有効なバックアップ・コピー・グルー
プを管理クラスに加え、その後操作を再試行します。
382
0188 S
DSM_RC_NO_PS_DATA
ノードがサー
バーに存在しないか、ノードに対するアク
ティブ・ポリシー・セットがないかのどち
らかです。
説明: このエラーは、他のノードのデータにアクセスし
ようとしても発生します。ノードが TSM サーバーに登
録されていないか、ノードに対するアクティブ・ポリシ
ー・セットがないかのどちらかです。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: データにアクセスしようとしているノ
ードが、TSM サーバーに登録されていることを確認し
てください。複数の TSM サーバーがある場合は、正し
いサーバーに接続していることを確認して、操作を再試
行してください。問題が解決しない場合は、TSM 管理
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
0189 S • 0236E
者に連絡して、支援を依頼してください。
0189 S
DSM_RC_PS_INVALID_DIRMC
ディ
レクトリーに対して割り当てられた管理ク
ラスが存在しません。
説明: DIRMC オプションで指定された管理クラス名
が、サーバーで割り当てられたポリシー・セットに存在
しません。 エラー・ログには、無効な管理クラス名を
示すエントリーがあります。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 現在の DIRMC オプションをクライ
アント・オプション・ファイルから除去して、DSMC
QUERY MGMTCLASS -DETAIL を実行して使用可能な
管理クラスの情報を表示します。 選択した管理クラス
にバックアップ・コピー・グループがあることを確認し
てください。 TSM サーバーが複数ある場合は、正しい
サーバーに接続していることを確認してください。適切
な管理クラスが見つからない場合は、TSM 管理者に連
絡して、支援を依頼してください。
0190 S
DSM_RC_PS_NO_CG_IN_DIR_MC
デ
ィレクトリーに使用される管理クラスにバ
ックアップ・コピー・グループがありませ
ん。
説明: DIRMC オプションで指定している管理クラスに
は、バックアップ・コピー・グループがありません。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 現在の DIRMC オプションをクライ
アント・オプション・ファイルから除去して、DSMC
QUERY MGMTCLASS -DETAIL を実行して使用可能な
管理クラスの情報を表示します。 選択した管理クラス
にバックアップ・コピー・グループがあることを確認し
てください。 TSM サーバーが複数ある場合は、正しい
サーバーに接続していることを確認してください。適切
な管理クラスが見つからない場合は、TSM 管理者に連
絡して、支援を依頼してください。
0231 E
説明:
す。
DSM_RC_ABORT_MOVER_TYPE
リ
モート・ムーバー・タイプが不明です
指定されたリモート・ムーバー・タイプが不明で
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
0232 E
DSM_RC_ABORT_ITEM_IN_USE
要求
されたノードおよびファイル・スペースに
関する操作は既に進行中です。
説明: データ・ムーバーを使用して、メッセージに示さ
れているノードおよびファイル・スペースに関する操作
を実行する要求がなされました。 しかし、このノード
およびファイル・スペースに関する操作は既に進行中で
あり、新規操作は実行できません。
システムの処置: TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 後に操作を再試行します。
0233 E
DSM_RC_ABORT_LOCK_CONFLICT
システム・リソースが使用中です。
説明: 必要とされたリソースは、別のコマンドまたは処
理により使用中です。
システムの処置: TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 後に操作を再試行します。
0234 E
DSM_RC_ABORT_SRV_PLUGIN
_COMM_ERROR
サーバー・プラグイ
ン通信エラー
説明: サーバー・プラグイン・モジュールと NAS filer
の間の通信が失敗しました。
システムの処置:
TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
0235 E
DSM_RC_ABORT_SRV_PLUGIN_OS
_ERROR
サーバー・プラグインがサポ
ートされていない NAS filer オペレーテ
ィング・システムを検出しました。
説明: プラグイン・モジュールが、NAS ファイラーで
サポートされていないオペレーティング・システムもし
くはオペレーティング・システム・レベルが実行されて
いることを検出しました。
システムの処置: TSM は現行操作を終了しました。
ユーザーの処置: 詳細についてはシステム管理者に問い
合わせてください。
0236E
DSM_RC_ABORT_CRC_FAILED
サー
バーから受信した CRC がクライアント
の計算した CRC に一致しません。
説明: サーバーは、バッファーの CRC を送信しまし
た。 クライアントは、同じバッファーの CRC を計算
しました。 その両者が一致しませんでした。 この不一
第 3 章 API 戻りコード
383
0237E • 0245 E
致は、通信障害があることを示します。
0241E
システムの処置: 一部の事例では、クライアントがサー
バーに障害を示し、操作を再試行できる場合もありま
す。
ユーザーの処置: 追加情報がないかトレース・ログをチ
ェックし、操作を再試行します。問題が続く場合は、シ
ステム管理者に連絡してください。
0237E
説明:
た。
DSM_RC_ABORT_INVALID_GROUP
_ACTION
無効な操作がグループ・リー
ダーまたはグループ・メンバーに対して試
みられました。
説明: コピー続行オプションが NO に設定されている
ため、操作が失敗しました。
システムの処置:
ユーザーの処置: この異常終了コードは、コピー続行オ
プションが NO に設定されていることが原因でバック
アップやアーカイブといった保管操作に失敗したことを
示しています。システム管理者はサーバー側でこの問題
を解決する必要があります。
0242E
現行操作は停止します。
ユーザーの処置: 有効な操作を再試行します。
0238E
DSM_RC_ABORT_DISK_UNDEFINED
リモート・ディスクが定義されていませ
ん。
説明: 定義されていないリモート・ディスクに対して何
らかの操作の実行を試みました。
システムの処置:
現行操作は停止します。
ユーザーの処置:
ください。
適切なリモート・ディスクを定義して
0239E
DSM_RC_ABORT_BAD_DESTINATION
予測される宛先と入力の宛先とが一致し
ていません。
入力の宛先が予測される宛先と一致していませ
システムの処置:
現行操作は停止します。
ユーザーの処置:
してください。
適切な宛先を使用して、操作を再試行
0240E
説明:
DSM_RC_ABORT_DATAMOVER_NOT
_AVAILABLE
データ・ムーバーが利用
できません。
データ・ムーバーが利用できません。
システムの処置:
現行操作は停止します。
ユーザーの処置: 適切なデータ・ムーバーで操作を再試
行してください。
384
現行操作は停止します。
無効な操作が論理グループに対して試みられまし
システムの処置:
説明:
ん。
DSM_RC_ABORT_STGPOOL_COPY
_CONT_NO
コピー続行オプションが
NO に設定されているために操作に失敗し
ました。
DSM_RC_ABORT_RETRY_SINGLE
_TXN
保管操作中に問題が発生したた
めトランザクションに失敗しました。
説明: 保管操作中に問題が発生したため、トランザクシ
ョンが失敗しました。このエラーが発生しやすいのは、
次のストレージ・プールに別のコピー・ストレージ・プ
ール・リストが入っている場合なので、弊社ではトラン
ザクションの途中でこのプールに切り替えています。
システムの処置:
た。
トランザクションが異常終了しまし
ユーザーの処置: 別個のトランザクションでオブジェク
トを再送してください。
0245 E
DSM_RC_ABORT_PATH_RESTRICTED
現在のクライアント構成は、このノード
の DATAWRITEPATH または
DATAREADPATH サーバー・オプション
の値に適合していません。
説明: DATAWRITEPATH および DATAREADPATH
サーバー・オプションの値は、クライアントのデータ送
信先およびデータ読み取り元を指定します。 指定され
たノード名の値は、クライアント構成に対応させてくだ
さい。このエラー・メッセージを受け取るのは、例えば
DATAWRITEPATH に LAN 値が含まれているときにク
ライアントが LAN フリー・プロトコルを使用する構成
になっている場合、またはその逆の場合です。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアント、サーバー、およびスト
レージ・エージェントのログを検査して、クライアント
が LAN フリーでデータを送信できなかった理由を調べ
てください。 クライアント構成とサーバー・オプショ
ンに互換性があることを確認してください。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
0247 E • 0297 E
0247 E
DSM_RC_ABORT_INSERT_NOT
_ALLOWED
このサーバーはバックア
ップ操作をサポートしていません。
0292 E
DSM_RC_TCA_FORK_FAILED
承認通
信エージェント・プロセスの開始中にエラ
ー。
説明: このサーバーは、アーカイブ操作のみをサポート
しており、バックアップはできません。
説明: 承認通信エージェント処理の始動中にエラーが発
生しました。具体的には、fork() 関数が失敗しました。
システムの処置:
システムの処置: TSM は終了します。
現行操作は終了します。
ユーザーの処置: このサーバーではアーカイブ操作のみ
を使用してください。
0248 E
DSM_RC_ABORT_DELETE_NOT
_ALLOWED
オブジェクト: "fshlll" の
削除は許可されません。
説明: オブジェクトは、保留されていて削除できない
か、保存保護が使用可能なサーバーにあって有効期限が
切れていないかのいずれかです。
システムの処置:
続行されます。
オブジェクトはスキップされ、処理は
DSM_RC_ABORT_TXN_LIMIT
_EXCEEDED
このトランザクションの
オブジェクト数は、TXNGROUPMAX 値
を超えています。
説明: このトランザクション内のオブジェクトが多すぎ
ます。
システムの処置:
現行操作は終了します。
ユーザーの処置: トランザクションのオブジェクト数を
減らして操作を再試行するか、サーバーの
TXNGROUPMAX 値を増やしてください。
0250 E
0295 E
DSM_RC_TCA_INVALID_REQUEST
TSM 承認コミュニケーション・エージェ
ントが無効な要求を受け取りました。
説明: 承認コミュニケーション・エージェントは TSM
クライアントによって起動され、呼び出しの中で不明な
要求引数を受け取りました。
システムの処置: TSM は終了します。
ユーザーの処置: 照会によってオブジェクトの状況を調
べ、保留されているのかどうか、または有効期限を確認
してください。
0249 E
ユーザーの処置: おそらくシステム・エラーです。 問
題が存続する場合は、ワークステーションを再始動しま
す。
DSM_RC_ABORT_OBJECT_
ALREADY_HELD fshlll は既に保留され
ています。
説明: トランザクションのオブジェクトの 1 つ 指定さ
れたオブジェクトが既に保留されており、新規に保留状
態にすることはできません。
システムの処置: 現行操作は終了します。このオブジェ
クトはスキップされ、処理を続行します。
ユーザーの処置: 照会を発行してオブジェクトの状況を
確認し、既に保留されているオブジェクトなしで操作を
再試行してください。
ユーザーの処置: 承認コミュニケーション・エージェン
トが、TSM クライアント以外のプロセスによって誤っ
て呼び出された可能性があります。そうでない場合は、
これは内部エラーです。 この問題が再発する場合は、
IBM サービス技術員に連絡してください。
0296 E
DSM_RC_TCA_NOT_ROOT
このアク
ションには、このシステムでの TSM 管
理権限が必要です。
説明: TSM 管理者が実行しなければならない活動 (例
えば、オープン登録、ファイル・スペースの削除、また
はパスワード更新) が試みられました。
システムの処置: TSM は終了します。
ユーザーの処置: このアクティビティーが必要な場合
は、このシステムの管理者がそれを実行しなければなり
ません。
0297 E
DSM_RC_TCA_SEMGET_ERROR
マフォー割り当て中のエラー。
セ
説明: 割り振ろうとしているセマフォーが不足したため
に、エラーが発生しました。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: システム管理者に援助を求め、必要に
応じて、システム内のセマフォーの数を増やしてくださ
い。
第 3 章 API 戻りコード
385
0298 E • 0409 E
DSM_RC_TCA_SEM_OP_ERROR
セマ
フォー値の設定中、またはセマフォーで待
機中にエラー。
0298 E
説明: セマフォーの設定または待機中に、エラーが発生
しました。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: おそらくシステム・エラーです。 問
題が存続する場合は、ワークステーションを再始動しま
す。
DSM_RC_INVALID_OPT
無効なオプ
ションが、オプション解析中に検出されま
した。
0400 E
説明:
無効なオプションが検出されました。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: dsm.opt、dsm.sys のオプションならび
にオプション・ストリングを検証します。エラーについ
てさらに詳しくエラー・ログを検査します。 AS/400 プ
ラットフォームでは、*LIB/QOPTTSM(APIOPT) の中の
オプションを検査します。
DSM_RC_NO_HOST_ADDR
システ
ム・オプション・ファイルの中には、この
サーバーの TCPSERVERADDRESS が定
義されていません。
0405 E
説明: このサーバーの TCPSERVERADDRESS は、シ
ステム・オプション・ファイル内のサーバー名スタンザ
中に定義されていません。
システムの処置: TSM の初期化は失敗し、プログラム
は終了します。
ユーザーの処置: システムの TSM 管理者に連絡し、
接続先のサーバーのシステム・オプション・ファイル内
に有効な TCPSERVERADDRESS が定義されていること
を確認してください。
DSM_RC_NO_OPT_FILE
オプショ
ン・ファイル 'file-name' が見つからなか
ったか、読み取れません。
0406 S
説明:
v IBM Tivoli Storage Manager クライアントを開始する
ときに -OPTFILE オプションを指定しましたが、指
定したオプション・ファイルがシステムの標準ファイ
ル・エンコードではありません。例えば、Windows
で必要なファイル・エンコードは ANSI です。
v IBM Tivoli Storage Manager クライアントを開始する
ときに -OPTFILE オプションを指定しましたが、操
作を実行しているユーザーにはその指定済みオプショ
ン・ファイルに対する適切な読み取り権限がありませ
ん。
システムの処置: IBM Tivoli Storage Manager クライア
ント処理は停止します。
ユーザーの処置: 使用するオプション・ファイルが存在
し、そのファイルに操作を実行するユーザーの読み取り
権限が設定され、そのファイルがシステムの標準ファイ
ル・エンコードであることを確認してください。例え
ば、Windows で必要なファイル・エンコードは ANSI
です。ご使用のオペレーティング・システムに固有の
IBM Tivoli Storage Manager クライアント・マニュアル
で構成情報を確認してください。問題が解決しない場合
は、IBM Tivoli Storage Manager 管理者に連絡して支援
を求めてください。
0408 E
v IBM Tivoli Storage Manager クライアントを開始する
ときに -OPTFILE オプションを指定しましたが、準
備したオプション・ファイルが存在しません。
DSM_RC_MACHINE_SAME
仮想ノー
ド名は、ノード名やシステム・ホスト名と
異なる必要があります。
説明: A VIRTUALNODENAME オプションに、
NODENAME オプションかシステム・ホスト名と同じ名
前が入力されました。
システムの処置: 初期化は失敗し、プログラムは終了し
ます。
ユーザーの処置: 入力された仮想ノード名がホスト名と
同じ場合は、仮想ノード名を除去してください。
NODENAME オプションと同じ場合は、意図された使用
法に従っていずれかを除去してください。NODENAME
は、ご使用のシステムに代替名を割り当てるために使用
されます。仮想ノード名は、別のシステムのサーバー・
データにアクセスするために使用されます。
このエラーの一般的な理由は次の通りです。
v 省略時オプション・ファイルが存在していません。
386
v DSM_CONFIG (IBM Tivoli Storage Manager API を
使用している場合は DSMI_CONFIG) 環境変数が、存
在しないオプション・ファイルを指定しています。
0409 E
DSM_RC_INVALID_SERVER
システ
ム・オプション・ファイルにサーバー名が
見つかりません。
説明: システム・オプション・ファイルは
SERVERNAME オプションを含みません。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
0410 E • 0601 E
システムの処置:
は終了します。
TSM の初期化は失敗し、プログラム
ユーザーの処置: システムの TSM 管理者に連絡し、
システム・オプション・ファイルの中にサーバー名が入
っていることを確認してください。
0410 E
DSM_RC_INVALID_KEYWORD
オプ
ションの解析中に無効なオプション・キー
ワードが検出されました。
説明: 無効なオプション・キーワードが、dsmInit 構成
ファイル、オプション・ストリング、dsm.sys、あるいは
dsm.opt 内に検出されました。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: オプション・キーワードのスペルを訂
正します。 dsmInit 構成ファイルが、dsm.sys オプショ
ンのサブセットのみを持つことを確認します。 エラー
についてさらに詳しくエラー・ログを検査します。
0411 S
DSM_RC_PATTERN_TOO_COMPLEX
包含パターンまたは除外パターンを解析で
きません。
説明: パターンのフォーマットが誤っているか、または
複雑すぎるために TSM が解釈できません。
システムの処置:
DSM_RC_NO_CLOSING_BRACKET
包含/除外のパターンの右大括弧が脱落し
ています。
説明: 包含または除外のパターンの構成が正しくありま
せん。右大括弧が欠落しています。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
パターンの構文を訂正してください。
0426 E
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: トレース・ファイルのオプションが有
効なパスを指していること、また指定したファイルに書
き込むためのユーザーの許可が適切であることを確認し
てください。
0427 E
DSM_RC_CANNOT_OPEN_TRACEFILE
初期化機能で、指定したトレース・ファ
イルをオープンできません。
説明: 初期化時にファイル "tracefile-name をオープン
できませんでした。指定されたパスが誤っている可能性
があります。 現在のユーザーは指定されたディレクト
リーのトレース・ファイルに書き込みを行う許可を持っ
ていない可能性もあります。 指定されたトレース・フ
DSM_RC_CANNOT_OPEN_LOGFILE
初期化機能で、指定したログ・ファイル・
ファイルをオープンできません。
説明: 初期化時にエラー・ログ・ファイルをオープンで
きませんでした。指定されたパスが誤っている可能性が
あります。現在のユーザーは指定されたディレクトリー
のログ・ファイルに書き込みを行う許可を持っていない
可能性もあります。 指定されたログ・ファイルの保管
位置に使用可能なスペースがないことも考えられます。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: ログ・ファイルのオプションが有効な
パスを指していること、また指定したファイルに書き込
むためのユーザーの許可が適切であることを確認してく
ださい。
0600 E
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 包含パターンまたは除外パターンが正
しく指定されていることを確認してください。パターン
が正しい場合には、IBM のテクニカル・サポートに連
絡して援助を求めてください。
0412 S
ァイルの保管位置に使用可能なスペースがないことも考
えられます。
DSM_RC_DUP_LABEL
重複するボリ
ューム・ラベルが存在します。 操作を続
行できません。
説明: 取り外し可能メディアの場合、TSM はファイ
ル・スペース名としてボリューム・ラベルを使用しま
す。異なるボリュームのデータが TSM サーバー上の同
じファイル・スペースに保管されるのを防ぐため、重複
するボリューム・ラベルを持つ取り外し可能メディア・
ボリュームのバックアップまたはアーカイブは許可され
ません。
システムの処置: 要求された操作は実行されません。
ユーザーの処置: 取り外し可能メディア・ボリュームの
ボリューム・ラベルを変更して、ラベルが重複しないよ
うにします。 その後、TSM を再始動して、操作を再試
行してください。
0601 E
DSM_RC_NO_LABEL
ドライブにラベ
ルがありません。 操作を続行できませ
ん。
説明: 取り外し可能メディアのバックアップまたはアー
カイブでは、そのメディアにボリューム・ラベルが必要
です。 ラベルのない取り外し可能ボリュームのデータ
をバックアップまたはアーカイブしようとしました。
システムの処置: 要求された操作は実行されません。
第 3 章 API 戻りコード
387
0610 E • 0621 E
ユーザーの処置: 取り外し可能メディアのボリューム・
ラベルを作成してから、操作を再試行してください。
0610 E
DSM_RC_NLS_CANT_OPEN_TXT
メ
ッセージ・テキスト・ファイルをオープン
できません。
説明: システムがメッセージ・テキスト・ファイル
(dscenu.txt、または AIX の場合は dsmclientV3.cat) をオ
ープンすることができません。 AS/400 プラットフォー
ムでは、このファイルは QANSAPI/QAANSENU(TXT)
です。
システムの処置:
戻ります。
DSM_RC_NLS_CANT_READ_HDR
メ
ッセージ・テキスト・ファイルを使用でき
ません。
説明: システムが、無効なヘッダーのためにメッセー
ジ・テキスト・ファイル (dscenu.txt、または AIX の場
合は dsmclientV3.cat) を使用することができません。
AS/400 プラットフォームでは、このファイルは
QANSAPI/QAANSENU(TXT) です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
DSM_RC_NLS_INVALID_DATE_FMT
DATEFORMAT に無効な値が指定されま
した。
説明: 無効な値が DATEFORMAT について指定されて
います。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
有効な値を指定します。
0614 E
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: DSMI_DIR によって指されているデ
ィレクトリー内に dscenu.txt ファイルがあることを検証
します。 AIX の場合、dsmclientV3.cat ファイルが
/usr/lib/nls/msg/<locale>/dsmclientV3.cat へのシンボリッ
ク・リンクを持っていることを確認してください。
0611 E
0613 E
DSM_RC_NLS_INVALID_TIME_FMT
TIMEFORMAT に無効な値が指定されま
した。
説明: 無効な値が TIMEFORMAT について指定されて
います。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: 有効な値を指定します。
0615 E
DSM_RC_NLS_INVALID_NUM_FMT
NUMBERFORMAT に無効な値が指定さ
れました。
説明: 無効な値が NUMBERFORMAT について指定さ
れています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
有効な値を指定します。
ユーザーの処置: メッセージ・テキスト・ファイルを再
びインストールします。
0620 E
0612 E
説明: システムはエラー・ログ・ファイルをオープンす
ることができません。
DSM_RC_NLS_INVALID_CNTL_REC
メッセージ・テキスト・ファイルを使用す
ることができません。
説明: システムが、無効な制御レコードのためにメッセ
ージ・テキスト・ファイル (dscenu.txt、または AIX の
場合は dsmclientV3.cat) を使用することができません。
AS/400 プラットフォームでは、このファイルは
QANSAPI/QAANSENU(TXT) です。
システムの処置:
戻ります。
DSM_RC_LOG_CANT_BE_OPENED
エラー・ログ・ファイルをオープンできま
せん。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: DSMI_LOG 値およびアクセス許可を
検証します。 AS/400 プラットフォームで、API オプシ
ョン・ファイル中の ERRORLOGNAME に指定されてい
る値を検査してください。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: メッセージ・テキスト・ファイルを再
びインストールします。
0621 E
DSM_RC_LOG_ERROR_WRITING_TO
_LOG
ログ・ファイルに書き込めませ
ん。
説明: ログ・ファイルへの書き込み時にエラーがありま
した。
388
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
0622 E • 0997 E
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
963 E
ユーザーの処置: DSMI_LOG 値およびアクセス許可を
検証します。 AS/400 プラットフォームで、API オプシ
ョン・ファイル中の ERRORLOGNAME に指定されてい
る値を検査してください。
0622 E
DSM_RC_LOG_NOT_SPECIFIED
ロ
グ・ファイル名が指定されませんでした。
説明: システムはエラー・ログ・ファイルをオープンす
ることができません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: DSMI_LOG 値およびアクセス許可を
検証します。 AS/400 プラットフォームで、API オプシ
ョン・ファイル中の ERRORLOGNAME に指定されてい
る値を検査してください。
0927 E
DSM_RC_NOT_ADSM_AUTHORIZED
TSM の許可ユーザーだけがこのアクショ
ンを実行できます。
説明: TSM は、サーバー・ネーム・スペースが
NTW:LONG であることを検出しましたが、ローカル・
ボリュームにはロング・ネーム・サポートはありませ
ん。ショート・ネームを使用してボリュームをバックア
ップしたい場合は、サーバー上のファイル・スペースを
名前変更します。 ロング・ネームを使用してバックア
ップしたい場合は、該当のボリュームに元どおりロン
グ・ネーム・スペース・サポートを追加します。
システムの処置: 処理は停止しました。
ユーザーの処置: ロング・ネーム・スペース・サポート
をボリュームに追加するか、対応するサーバー・ファイ
ル・スペースを名前変更 (除去) してください。
0996 E
説明: ユーザーは、このアクションを実行できる TSM
の許可ユーザーでなければなりません。ユーザーはパス
ワード許可されておらず、このアクションには許可が必
要です。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ユーザーは root ユーザーであるか、
実行可能プログラムの所有者であり、かつ、設定有効ユ
ーザー ID のビットが 'on' ('s' ビット) である必要があ
ります。
961 E
DSM_RC_DIRECT_STORAGE_AGENT
_UNSUPPORTED
ストレージ・エージ
ェントへの直接接続は許可されていませ
ん。
説明: ストレージ・エージェントに直接には接続できま
せん。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: ストレージ・エージェントを使用して
LAN フリー操作を実行するには、オプション・ファイ
ルに ENABLELANFREE を指定して、処理を再始動し
ます。
DSM_RC_FS_NAMESPACE
_DOWNLEVEL
ロング・ネーム・スペ
ースはローカル・ファイル・スペースから
除去されています。バックアップ/アーカ
イブ操作を続けたい場合は、サーバー上で
ファイル・スペースを名前変更してくださ
い。
DSM_RC_SERVER_DOWNLEVEL
_FUNC
TSM サーバーは下位レベルで
あるため、要求された機能をサポートして
いません。バージョン情報については、エ
ラー・ログを調べてください。
説明: 使用されている機能には、さらに新しい TSM
サーバーが必要です。
システムの処置: 操作は失敗します。
ユーザーの処置: TSM サーバーを、この機能をサポー
トしているレベルにアップグレードしてください。バー
ジョン情報については、エラー・ログを調べてくださ
い。
0997 E
DSM_RC_STORAGEAGENT
_DOWNLEVEL
TSM ストレージ・エ
ージェントは下位レベルであるため、要求
された機能をサポートしていません。バー
ジョン情報については、エラー・ログを調
べてください。
説明: 使用されている機能には、さらに新しい TSM
ストレージ・エージェントが必要です。
システムの処置: 操作は失敗します。
ユーザーの処置: TSM ストレージ・エージェントを、
この機能をサポートしているレベルにアップグレードし
てください。バージョン情報については、エラー・ログ
を調べてください。
第 3 章 API 戻りコード
389
0998 E • 2008 E
0998 E
DSM_RC_SERVER_AND_SA
_DOWNLEVEL
TSM サーバーおよび
TSM ストレージ・エージェントは下位レ
ベルであるため、要求された機能をサポー
トしていません。バージョン情報について
は、エラー・ログを調べてください。
説明: 使用されている機能には、さらに新しい TSM
サーバーおよび TSM ストレージ・エージェントが必要
です。
システムの処置:
操作は失敗します。
ユーザーの処置: TSM サーバーおよび TSM ストレー
ジ・エージェントを、この機能をサポートしているレベ
ルにアップグレードしてください。バージョン情報につ
いては、エラー・ログを調べてください。
1376 E
DSM_RC_DIGEST_VALIDATION
_ERROR
「filespace
namepath-namefile-name」の処理中にエラ
ーが発生しました。エンドツーエンド・ダ
イジェスト検証は失敗しました。
説明: リストア済みまたはリトリーブ済みのデータの暗
号ダイジェストが、バックアップまたはアーカイブ操作
中に生成されたダイジェストと一致しませんでした。考
えられる原因は、伝送エラー、データ破損、またはハッ
シュ衝突です。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: リストア操作を再試行してください。
問題が解決しない場合は、IBM テクニカル・サポート
に連絡して、支援を依頼してください。
ユーザーの処置:
す。
2002 E
DataBlk 構造のアドレスを提供しま
DSM_RC_NULL_MSG
dsmRCMsg の
msg パラメーターが NULL ポインターで
す。
説明: dsmRCMsg のメッセージ・パラメーターは
NULL ポインターです。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: 十分なスペースをメッセージ・パラメ
ーターに割り当てます。
2004 E
DSM_RC_NULL_OBJATTRPTR
オブ
ジェクト属性ポインターが NULL です。
説明: オブジェクト属性ポインターについて提供されて
いる値がありません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: ObjAttr 構造のアドレスを提供しま
す。
2006 E
DSM_RC_NO_SESS_BLK
サーバー・
セッション情報がありません。
説明: サーバーはセッション情報で応答しませんでし
た。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: サーバー状況を検証します。
2000 E
DSM_RC_NULL_OBJNAME
オブジェ
クト名ポインターが NULL です。
2007 E
DSM_RC_NO_POLICY_BLK
サーバ
ー・ポリシー情報がありません。
説明: オブジェクト名ポインターについて提供されてい
る値がありません。
説明: サーバーはポリシー情報で応答しませんでした。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
します。
dsmObjName 構造のアドレスを提供
ユーザーの処置:
す。
サーバー・ポリシー定義を検証しま
2001 E
DSM_RC_NULL_DATABLKPTR
デー
タ・ブロック・ポインターが NULL で
す。
説明: データ・ブロック・ポインターについて提供され
ている値がありません。
2008 E
説明:
DSM_RC_ZERO_BUFLEN
bufferLen 値がゼロです。
dataBlk
dataBlk bufferLen の値がゼロです。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
390
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
2009 E • 2018 E
ユーザーの処置:
ます。
2009 E
bufferLen に関して非ゼロ値を提供し
DSM_RC_NULL_BUFPTR
bufferPtr が NULL です。
dataBlk
説明: dataBlk bufferPtr について提供されている値があ
りません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
bufferPtr のアドレスを提供します。
2010 E
説明:
ユーザーの処置: 処理をシャットダウンし、操作を再試
行します。 直前のすべての dsmInit 呼び出しが終結処
理され、dsmTerminate 呼び出しによって終了されている
ことを確認します。 問題が継続する場合は、システム
管理者またはサービス技術員に連絡してください。
2015 E
説明:
objType の値が無効です。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: dsmObjName.objType の値は、以下の
とおりでなければなりません。
v Backup については DSM_OBJ_FILE または
DSM_OBJ_DIRECTORY。または
説明:
v DSM_BACKUP_REP
v DSM_REPOS_ALL
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
dsmEndTxn vote が無効です。
システムは呼び出しプロシージャーに
DSM_RC_INVALID_ACTION
ションは無効です。
更新アク
説明: dsmUpdateFS または dsmUpdateObj アクション
は無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: アクションの値を訂正してください。
有効な値は dsmapitd.h に定義されており、また資料
「API の使用」に記述されています。
2014 E
DSM_RC_INVALID_FSNAME
ファイ
ル・スペース名の先頭はディレクトリー区
切り文字でなければなりません。
説明: ファイル・スペース名が無効です。
ユーザーの処置: 指定は DSM_VOTE_COMMIT または
DSM_VOTE_ABORT でなければなりません。
2012 E
リポジトリー・タイプが無効です。
v DSM_ARCHIVE_REP
2016 E
DSM_RC_INVALID_VOTE
dsmEndTxn vote が無効です。
システムの処置:
戻ります。
リポジト
ユーザーの処置: dsmDeleteFS については、リポジトリ
ーは以下のいずれかでなければなりません。
v Archive については DSM_OBJ_FILE。
2011 E
DSM_RC_INVALID_REPOS
リー・タイプが無効です。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
DSM_RC_INVALID_OBJTYPE
objType が無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
DSM_RC_INVALID_DS_HANDLE
TSM API 内部にエラーがありました。
説明: システムは API 内部においてエラーを検出しま
した。
ユーザーの処置: ファイル・スペース名はディレクトリ
ー区切り文字で始まらなければなりません。
2017 E
DSM_RC_INVALID_OBJNAME
オブジ
ェクト名が空ストリングか、または先行区
切り文字がありません。
説明: ストリングが空のため、あるいは区切り文字が先
頭にないため、オブジェクト名が無効です。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: dsmObjName の絶対パスのフォーマ
ットを検証します。
2018 E
説明:
DSM_RC_INVALID_LLNAME
オブジ
ェクト名の低位修飾子はディレクトリー区
切り文字で開始しなければなりません。
オブジェクト名の低位修飾子が無効です。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: オブジェクト名の低位修飾子をディレ
第 3 章 API 戻りコード
391
2019 E • 2027 E
クトリー区切り文字で始めます。
2019 E
DSM_RC_INVALID_OBJOWNER
ジェクト所有者が無効です。
2023 E
オブ
説明: オブジェクト所有者が root ユーザーでなければ
ならないか、あるいはオブジェクト所有者はセッション
所有者と同じでなければなりません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: セッション所有者およびオブジェクト
所有者を検証します。
説明:
説明:
DSM_RC_INVALID_ACTYPE
dsmBindMC sendType が無効です。
dsmBindMC sendType が無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
dsmDeleteObj delType が無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: delType は dtBackup または
dtArchive でなければなりません。
2024 E
説明:
2020 E
DSM_RC_INVALID_PARAMETER
dsmDeleteObj delType が無効です。
DSM_RC_INVALID_OBJSTATE
照会
バックアップ objState が無効です。
照会バックアップ objState が無効です。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: qryBackupData.objState は、以下のい
ずれかでなければなりません。
v DSM_ACTIVE
ユーザーの処置: sendType は、以下のいずれかでなけ
ればなりません。
v DSM_INACTIVE
v DSM_ANY_MATCH
v stBackup
2025 E
v stArchive
v stBackupMountWait
v stArchiveMountWait
DSM_RC_INVALID_RETCODE
この戻
りコードで使用可能なテキストはありませ
ん。
2021 E
説明: dsmRCMsg の dsmRC パラメーターが無効な戻
りコードです。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
有効な値を指定します。
2022 E
説明:
DSM_RC_INVALID_SENDTYPE
dsmSendObj sendType が無効です。
dsmSendObj sendType が無効です。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
説明: 管理クラス名を検出するための照会あるいは送信
操作が、できません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
管理クラス名を確認します。
2026 E
v stBackup
v stArchive
v stBackupMountWait
v stArchiveMountWait
392
DSM_RC_INVALID_DRIVE_CHAR
ライブ名が英字になっていません。
ド
説明: ドライブ名が英字になっていません。 この戻り
コードは Microsoft Windows のみで有効です。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: ドライブ指定が英字であることを確認
します。 参照先フィールドは
dsmDosFSAttrib.driveLetter です。
2027 E
ユーザーの処置: sendType は、以下のいずれかでなけ
ればなりません。
DSM_RC_INVALID_MCNAME
管理ク
ラス名が見つかりませんでした。
DSM_RC_NULL_FSNAME
レジスタ
ー・ファイル・スペース名が NULL で
す。
説明: レジスター・ファイル・スペース名ポインターに
ついて提供されている値がありません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
2028 E • 2034 E
ユーザーの処置: dsmRegisterFS にファイル・スペース
名を提供します。
2028 E
説明:
DSM_RC_INVALID_HLNAME
オブジ
ェクト名の高位修飾子は、ディレクトリー
区切り文字で開始しなければなりません。
オブジェクト名の高位修飾子が無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: オブジェクト名の高位修飾子はディレ
クトリー区切り文字で始まっていなければなりません。
2029 E
DSM_RC_NUMOBJ_EXCEED
dsmBeginGetData のオブジェクトの数が
DSM_MAX_GET_OBJ |
DSM_MAX_PARTIAL_GET_OBJ を超え
ています。
説明: dsmBeginGetData 呼び出しに指定されたオブジェ
クト数 (numObjId) が DSM_MAX_GET_OBJ |
DSM_MAX_PARTIAL_GET_OBJ を超えています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: dsmBeginGetData を呼び出す前に、オ
ブジェクト数を確認してください。
DSM_MAX_GET_OBJ |
DSM_MAX_PARTIAL_GET_OBJ より多い場合は、複数
の Get call 手順を発行してください。
2030 E
DSM_RC_NEWPW_REQD
新規パスワ
ード値が NULL またはブランクです。
説明: 新規パスワードについて提供されている値があり
ません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
供します。
dsmChangePW に新規パスワードを提
2031 E
DSM_RC_OLDPW_REQD
旧パスワー
ド値が NULL またはブランクです。
説明: 旧パスワードについて提供されている値がありま
せん。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
します。
dsmChangePW に旧パスワードを提供
2032 E
DSM_RC_NO_OWNER_REQD
PASSWORDACCESS=generate の時に
は、dsmInit で所有者がセッションを確立
することはできません。
説明: PASSWORDACCESS=GENERATE は、所有者と
して現行ログイン・ユーザーを使用してセッションを確
立します。 PASSWORDACCESS=GENERATE が有効で
あるときは、アプリケーションは clientOwnerNameP を
NULL に設定する必要があります。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。アプリケーションのエラー処理の方法によっ
て、そのアプリケーションが処理を続行できるかどうか
が決まります。
ユーザーの処置: このメッセージは TSM API を利用
するアプリケーションに適用され、主にそのメッセージ
を発行するアプリケーションのベンダーを対象とするも
のです。アプリケーションによっては、これが構成上の
問題点になることがあります。
アプリケーションの資料を調べて、そのアプリケーショ
ンが正しく構成されているかどうかを確認してくださ
い。 問題が続く場合には、アプリケーションのベンダ
ーに連絡して援助を求めてください。
2033 E
DSM_RC_NO_NODE_REQD
dsmInit
で、PASSWORDACCESS=generate のと
きにはノードは使用できません。
説明: PASSWORDACCESS=generate は、ノードとして
現行ホスト名とセッションを確立しています。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: PASSWORDACCESS=generate を使用
するときは、clientNodeNameP を NULL に設定しま
す。
2034 E
DSM_RC_KEY_MISSING
イルが欠落しています。
キー・ファ
説明: Oracle 用の Tivoli Data Protection アプリケーシ
ョン・クライアントのキー・ファイルが見つかりませ
ん。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: Oracle 用 TDP を含んだ Tivoli Data
Protection アプリケーション・クライアントを注文した
ことを確認してから、キー・ファイルをインストールし
ます。
第 3 章 API 戻りコード
393
2035 E • 2047 E
2035 E
DSM_RC_KEY_BAD
内容が無効です。
キー・ファイルの
説明: Oracle 用の Tivoli Data Protection アプリケーシ
ョン・クライアントのキー・ファイルの内容が無効で
す。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: Oracle 用 TDP を含んだ Tivoli Data
Protection アプリケーション・クライアントをオーダー
したことを確認してから、キー・ファイルをインストー
ルします。
2041 E
説明:
DSM_RC_BAD_CALL_SEQUENCE
び出しの順序が無効です。
呼
呼び出しの順序が無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
認します。
トランザクション呼び出し順序列を確
2042 E
説明: ハンドルまたは dataPtr には無効な値が API に
渡されています。
説明:
た。
DSM_RC_TOO_MANY_BYTES
tsmBuffer にコピーされたバイト数が許可
値よりも大きくなっています。
無効なバイト数が tsmBuffer にコピーされまし
システムの処置:
戻ります。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: アプリケーションは、
tsmReleaseBuffer を呼び出してこのセッションのすべて
のバッファーを戻し、dsmTerminate を発行する必要があ
ります。
2045 E
説明:
た。
DSM_RC_BUFF_ARRAY_ERROR
tsmBuffer 配列で内部エラーが発生しまし
た。
内部 API バッファー配列エラーが発生しまし
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が継
続する場合は、システム管理者またはサービス技術員に
連絡してください。
2046 E
DSM_RC_INVALID_DATABLK
useTsmBuffers を使用する場合、
dsmSendObj および dsmGetObj への呼
び出しのときには、dataBlk を NULL に
する必要があります。
説明: useTsmBuffers を使用する場合は、dataBlk の値
を NULL にする必要があります。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: アプリケーションの呼び出しに問題が
あります。アプリケーションの提供者にお問い合わせく
ださい。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: アプリケーションの呼び出しに問題が
あります。tsmBuffer にコピーされたバイト数を確認し
てください。
394
説明: アプリケーションはセッションを終了させようと
していますが、いくつかの tsmBuffer を保留し続けてい
ます。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: アプリケーションの呼び出しに問題が
あります。API に渡された tsmBuffHandle および
dataptr の値を確認してください。
2043 E
DSM_RC_MUST_RELEASE_BUFFER
アプリケーションが 1 つ以上の
tsmBuffer を保留しているので、
dsmTerminate を終了できません。
システムの処置:
戻ります。
DSM_RC_INVALID_TSMBUFFER
tsmBuffHandle が無効か、dataPtr の値が
無効です。
システムの処置:
戻ります。
2044 E
2047 E
説明:
ん。
DSM_RC_ENCR_NOT_ALLOWED
useTsmBuffers を使用する場合は、暗号化
が許可されていません。
useTsmBuffers は暗号化をサポートしていませ
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
useTsmBuffers を使用せずに操作を再
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
2048 E • 2061 E
試行するか、この操作の暗号化を使用不可に設定してく
ださい。
2048 E
説明:
DSM_RC_OBJ_COMPRESSED
このオ
ブジェクトは圧縮されているので、
useTsmBuffers を使用してリストアまたは
リトリーブできません。
useTsmBuffers は圧縮をサポートしていません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: useTsmBuffers を使用せずに操作を再
試行してください。
2049 E
説明:
ん。
DSM_RC_OBJ_ENCRYPTED
このオブ
ジェクトは暗号化されているので、
useTsmBuffers を使用してリストアまたは
リトリーブできません。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: useTsmBuffers を使用せずに操作を再
試行してください。
DSM_RC_WILDCHAR_NOTALLOWED
dsmSendObj では、objName にワイル
ドカードを使用することはできません。
説明: dsmSendObj では、objName にワイルドカードを
使用することはできません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
提供します。
fs、hl、および ll を dsmObjName に
2051 E
DSM_RC_POR_NOT_ALLOWED
useTsmBuffers を使用する場合は、部分オ
ブジェクト・リストアによるリストアまた
はリトリーブが許可されていません。
説明: useTsmBuffers は、部分オブジェクト・リストア
をサポートしていません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: 呼び出しアプリケーションが部分オブ
ジェクト・リストアまたは useTsmBuffers のいずれかを
使用していることを確認してください。
DSM_RC_NO_ENCRYPTION_KEY
暗
号鍵が見つかりませんでした。
-encryptkey=prompt を使用している場合
は、encryptionPasswordP フィールドに値
があり、bEncryptKeyEnabled に True が
設定されていることを確認してください。
説明: パスワード・ファイルに暗号鍵が見つからなかっ
たか、アプリケーションによってキーが提供されません
でした。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: -encryptkey=prompt を使用している場
合は、encryptionPasswordP に値があり、
bEncryptKeyEnabled に True が設定されていることを確
認してください。
2053 E
useTsmBuffers は暗号化をサポートしていませ
システムの処置:
戻ります。
2050 E
2052 E
DSM_RC_ENCR_CONFLICT
競合する
暗号鍵のオプションが指定されています。
説明: ENABLEENCRYPTKEY オプションを使用して
いる場合は、TSM API dsmInitExIn_t および
tsmInitExIn_t 構造のパラメーター bEncryptKeyEnabled
を bTrue に設定することはできません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: オプション・ファイルから
ENABLEENCRYPTKEY オプションを除去するか、TSM
API を使用して、プログラム内のパラメーター
bEncryptKeyEnabled に bFalse を設定してください。
2060 E
説明:
DSM_RC_FSNAME_NOTFOUND
削除/
アクセス・セットするファイル・スペース
が見つかりません。
削除するファイル・スペースが見つかりません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: ファイル・スペース名を確認します。
2061 E
DSM_RC_FS_NOT_REGISTERED
dsmSendObj、dsmDeleteObj、または
dsmUpdateFS で、ファイル・スペースが
登録されていません。
説明: dsmSendObj、dsmDeleteObj または dsmUpdateFS
について、ファイル・スペースが登録されていません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: ファイル・スペース名を確認します。
第 3 章 API 戻りコード
395
2062 W • 2082 E
2062 W
DSM_RC_FS_ALREADY_REGED
ファ
イル・スペースは既に dsmRegisterFS で
登録されています。
説明: ファイル・スペースは既に dsmRegisterFS で登
録されています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
ファイル・スペース名を確認します。
2063 E
DSM_RC_OBJID_NOTFOUND
dsmBeginGetData で、objID が NULL
です。
説明: dsmBeginGetData については、objID は NULL
です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
次を確認してください。
v dsmGetList が NULL ではない。
プリケーションを最新のヘッダー・ファイルで再コンパ
イルします。
2070 E
説明: 以下のいずれかの理由により、このトランザクシ
ョンを終了し、新規トランザクションを開始する必要が
あります。
v 宛先が変更された。
v バイト限度を超過した。
v オブジェクトの最大数を超過した。
システムの処置:
戻ります。
2080 E
v dsmGetList numObjId がゼロではない。
DSM_RC_WRONG_VERSION
dsmInit
で、呼び出し元の API バージョンが
TSM ライブラリーのバージョンと異なっ
ています。
説明: dsmInit において、呼び出し側の API バージョ
ンは TSM ライブラリー・バージョンより高い値をもっ
ています。
システムの処置:
戻ります。
2065 E
DSM_RC_WRONG_VERSION_PARM
呼び出し側の構造体バージョンは、TSM
ライブラリー・バージョンとは異なってい
ます。
説明: 呼び出し側の構造体バージョンは、TSM ライブ
ラリー・バージョンとは異なっています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: stVersion フィールドが、ヘッダー・
ファイル内の値で設定されていることを確認します。ア
396
DSM_RC_OBJ_EXCLUDED
バックア
ップまたはアーカイブ・オブジェクトが処
理から除外されています。
説明: バックアップまたはアーカイブ・オブジェクトが
処理から除外されています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
ます。
objName および 除外リストを検証し
2081 E
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: 最新の TSM API ライブラリーおよ
び承認エージェント・モジュールをインストールしま
す。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: dsmEndTxn を発行し、新規トランザ
クション・セッションを開始します。
v 各 objID が NULL ではない。
2064 E
DSM_RC_NEEDTO_ENDTXN
dsmEndTxn を発行してから、新規トラン
ザクション・セッションを開始してくださ
い。
DSM_RC_OBJ_NOBCG
バックアッ
プ・オブジェクトにコピー・グループがあ
りません。
説明: バックアップ・オブジェクトにコピー・グループ
がありません。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: サーバー・ポリシー定義を検証しま
す。
2082 E
DSM_RC_OBJ_NOACG
アーカイブ・
オブジェクトにコピー・グループがありま
せん。
説明: アーカイブ・オブジェクトにコピー・グループが
ありません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
2090 E • 2107 E
ユーザーの処置:
す。
2090 E
サーバー・ポリシー定義を検証しま
DSM_RC_APISYSTEM_ERROR
TSM
API によって使用されたメモリーが破壊
されました。
説明: TSM API によって使用されたメモリーが破壊さ
れました。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が継
続する場合は、システム管理者またはサービス技術員に
連絡してください。
2100 E
説明:
DSM_RC_DESC_TOOLONG sendObj
アーカイブ記述が長すぎます。
sendObj アーカイブ記述が長すぎます。
システムの処置:
戻ります。
説明:
sendObj ObjAttr.objInfo が長すぎます。
説明:
DSM_RC_HL_TOOLONG
sendObj
dsmObjName.hl が長すぎます。
DSM_RC_FILESPACE_TOOLONG
sendObj dsmObjName.fs が長すぎます。
説明: sendObj dsmObjName.fs が長すぎます。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: fs フィールドは
DSM_MAX_FS_LENGTH 以下でなければなりません。
2105 E
DSM_RC_LL_TOOLONG
sendObj
dsmObjName.ll が長すぎます。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: ll フィールドは
DSM_MAX_LL_LENGTH 以下でなければなりません。
2106 E
DSM_RC_FSINFO_TOOLONG
RegisterFS または UpdateFS で、fsAttr
の fsInfo が長すぎます。
説明: RegisterFS または UpdateFS で、fsAttr の fsInfo
が長すぎます。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: fsInfo フィールドは
DSM_MAX_FSINFO_LENGTH 以下でなければなりませ
ん。
sendObj dsmObjName.hl が長すぎます。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: hl フィールドは
DSM_MAX_HL_LENGTH 以下でなければなりません。
2103 E
2104 E
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: objInfo フィールドは
DSM_MAX_OBJINFO_LENGTH 以下でなければなりま
せん。
2102 E
ユーザーの処置: パスワードまたは encrypionPassword
フィールドは、DSM_MAX_VERIFIER_LENGTH よりも
短くなければなりません。
説明: sendObj dsmObjName.ll が長すぎます。
DSM_RC_OBJINFO_TOOLONG
sendObj ObjAttr.objInfo が長すぎます。
システムの処置:
戻ります。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: sndArchiveData.descr ストリングは
DSM_MAX_DESCR_LENGTH 以下でなければなりませ
ん。
2101 E
説明: パスワードまたは encryptionPassword に指定さ
れた値が長すぎます。
DSM_RC_PASSWD_TOOLONG
指定さ
れたパスワードまたは
encryptionPassword ストリングが長すぎ
ます。
2107 E
DSM_RC_SENDDATA_WITH_ZERO
_SIZE
ゼロ・バイトの sizeEstimate で
データを送信することはできません。
説明: オブジェクトに関するデータをサイズ見積もり
= 0 で送信することはできません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: サイズ見積もりを dsmSendObj で 0
より大に設定してください。
第 3 章 API 戻りコード
397
2110 E • 2210 E
2110 E
説明:
DSM_RC_INVALID_ACCESS_TYPE
dsmSetAccess access Type が無効です。
dsmSetAccess accessType が無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: accessType は、以下のいずれかでな
ければなりません。
v atBackup
v atArchive
2111 E
DSM_RC_QUERY_COMM_FAILURE
オブジェクト照会時にサーバーとの通信エ
ラー。
説明: サーバーに対するオブジェクト照会中に予期しな
い通信エラーが発生しました。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置: クライアントとサーバー間の通信が活
動化していることを検証してください。サーバーの停
止、プロセッサーの停止、および通信コントローラーの
停止が、このエラーの原因となります。
2112 E
DSM_RC_NO_FILES_BACKUP
このフ
ァイル名/ファイル・スペースに対して以
前にバックアップしているファイルがあり
ません。
説明: ユーザーはファイルへのアクセスを設定しようと
しましたが、指定のファイル名、ドライブ、またはファ
イル・システムのファイルが前もってバックアップされ
ていませんでした。
システムの処置:
2113 E
2114 E
DSM_RC_INVALID_SETACCESS
アク
セス設定コマンドの形式が無効です。
説明: SET ACCESS コマンドには 3 つ以上のオペラ
ンドが必要です。最初のオペランドは BACKUP または
ARCHIVE でなければなりません。その後に有効な形式
でファイルが指定されている必要があります。
システムの処置: 処理は停止しました。コマンドは実行
されません。
ユーザーの処置: 詳しい使用法については HELP SET
ACCESS コマンドを使用してください。次に、正しい構
文を使用して SET ACCESS コマンドを入力します。
2120 E
DSM_RC_STRING_TOO_LONG
次の
メッセージは長すぎるためサーバーに記録
できませんでした: 'shortened message
with message number'
説明: メッセージ・テキストと挿入部分が大きすぎるた
め、使用可能な内部バッファーでサーバーに送信できま
せん。
システムの処置: message number メッセージはローカ
ル・クライアント・エラー・ログに書き込まれ、短縮さ
れてからこのメッセージの一部としてサーバーに送信さ
れます。メッセージの長さは、元のメッセージの中央に
ある '...' を置換することにより短縮されます。
ユーザーの処置: 参照されたメッセージは短縮されてい
ますが、発生したエラーを説明しています。 詳しく
は、そのメッセージの資料を参照してください。
処理は停止しました。
ユーザーの処置: 正しいドライブまたはファイル・シス
テムが指定されていること、そしてファイルがユーザー
によるアクセスの設定のためにバックアップされている
ことを確認してください。
DSM_RC_NO_FILES_ARCHIVE
この
ファイル名/ファイル・スペースに関して
以前にアーカイブしてあるファイルはあり
ません。
説明: 前にアーカイブされた、指定されたファイル名、
ドライブまたはファイル・システムのファイルがないと
きに、ファイルへのアクセスをセットしようとしまし
た。
システムの処置:
処理は停止しました。
ユーザーの処置:
正しいドライブまたはファイル・シス
398
テムが指定されていること、そしてファイルがユーザー
によるアクセスの設定のためにアーカイブされているこ
とを確認してください。
2200 I
DSM_RC_MORE_DATA
dsmGetNextQObj または dsmGetData に
おいて、さらに利用できるデータがありま
す。
説明: dsmGetNextQObj または dsmGetData において、
さらに利用できるデータがあります。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: 機能を再び呼び出します。
2210 E
説明:
す。
DSM_RC_BUFF_TOO_SMALL
dataBlk
バッファーが照会応答用には小さすぎま
す。
dataBlk バッファーが照会応答用には小さすぎま
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
2228 E • 2400 E
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
サポートする TSM サーバーを指定します。
ユーザーの処置: dsmGetNextQObj について、dataBlk
バッファーが少なくとも照会応答構造体より大きいこと
を確認します。
2300 E
2228 E
説明: dsmChangePW または dsmDeleteFS を実行でき
るのは UNIX の root ユーザーだけです。
DSM_RC_NO_API_CONFIGFILE
dsmInit で指定された構成ファイルをオー
プンすることができません。
説明: dsmInit で指定された構成ファイルをオープンす
ることができません。
DSM_RC_NEED_ROOT
dsmChangePW または dsmDeleteFS を実
行できるのは UNIX のルート・ユーザー
だけです。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
このプログラムを root ユーザーとし
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
て実行します。
ユーザーの処置:
ファイル名を検証します。
2301 E
2229 E
説明:
DSM_RC_NO_INCLEXCL_FILE
包含/
除外定義ファイルが見つかりません。
包含/除外定義ファイルが見つかりません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
証します。
Inclexcl オプションのファイル名を検
説明: dsmSendObj の前に dsmBindMC を出さなければ
なりません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
ユーザーのプログラムを修正します。
2302 I
2230 E
DSM_RC_NO_SYS_OR_INCLEXCL
dsm.sys ファイルが見つからないか、ある
いは dsm.sys に指定された Inclexcl ファ
イルが見つかりません。
説明: dsm.sys ファイルが見つからないか、あるいは
dsm.sys に指定された Inclexcl ファイルが見つかりませ
ん。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: dsm.sys ファイルは、環境変数
DSMI_DIR によって参照されるディレクトリー内になけ
ればなりません。 dsm.sys ファイル内の Inclexcl オプ
ションのファイル名を検証します。
2231 E
DSM_RC_REJECT_NO_POR_SUPPORT
部分オブジェクト・リトリーブは、この
サーバーではサポートされていません。
説明: ユーザーによって指定された TSM サーバー
は、部分オブジェクト・リトリーブをサポートしませ
ん。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
部分オブジェクト・リトリーブ機能を
DSM_RC_NEEDTO_CALL_BINDMC
dsmSendObj の前に dsmBindMC を出さ
なければなりません。
DSM_RC_CHECK_REASON_CODE
dsmEndTxn 発行が異常終了したので、理
由コードを検査してください。
説明: dsmEndTxn 呼び出しの後、トランザクションは
DSM_VOTE_ABORT でサーバーまたはクライアントに
よって異常終了され、その理由が返されます。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: 理由フィールドを検査し、トランザク
ションが異常終了された理由を説明するコードを調べま
す。
2400 E
DSM_RC_ALMGR_OPEN_FAIL
ライ
センス・ファイルをオープンできません。
説明: ライセンス・ファイルが見つからないか、あるい
は許可の関係でオープンできなかったか、またはファイ
ルが壊されています。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: ファイルのアクセス権を確認してくだ
さい。ライセンス・ファイルが正しい場所にあるか確認
してください。
第 3 章 API 戻りコード
399
2401 E • 2414 E
DSM_RC_ALMGR_READ_FAIL
ライ
センス・ファイルで読み取り障害。
2401 E
説明: ライセンス・ファイルが見つからないか、あるい
は許可されていないためオープンできなかったか、また
はそのファイルが壊されています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: ファイルのアクセス権を確認してくだ
さい。ライセンス・ファイルが正しい場所にあるか確認
してください。
DSM_RC_ALMGR_WRITE_FAIL
ライ
センス・ファイルで書き込み障害。
2402 E
システムの処置:
戻ります。
ユーザーの処置: ユーザーは新規ライセンスを入手する
必要があります。
2410 E
説明:
た。
ユーザーの処置:
システム管理者に連絡してください。
システムの処置:
戻ります。
説明:
システムは呼び出しプロシージャーに
DSM_RC__ALMGR_DATA_FMT
ライ
センス・ファイル中のデータが正しいフォ
ーマットになっていません。
説明:
このライセンス・ファイルは無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
説明:
DSM_RC_ALMGR_CKSUM_BAD
ライ
センス・ファイル中のチェックサムがライ
センス登録ストリングと一致しません。
登録のストリングが無効です。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: ユーザーは新規ライセンスを入手する
必要があります。
DSM_RC_ALMGR_TRIAL_EXPRD
こ
の試行は有効期限切れです。ライセンスを
購入してください。
2405 E
DSM_RC_ORC_NULL_FILENAME
Oracle により空のファイル名が渡されま
した。
Oracle により空のファイル名が渡されました。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
システム管理者に連絡してください。
2412 E
説明:
DSM_RC_ORC_WRONG_BLKSIZE
ータ・ブロック・サイズの誤り。
デ
ブロック・サイズが誤りです。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: システム管理者に連絡してください。
ユーザーの処置: ユーザーは新規ライセンスを入手する
必要があります。
2404 E
Oracle によって、無効なモードが渡されまし
システムは呼び出しプロシージャーに
2411 E
2403 E
DSM_RC_ORC_INVALID_MODE
Oracle により無効なモードが渡されまし
た。
システムの処置:
戻ります。
説明: ライセンス・ファイルが見つからないか、あるい
は許可の関係でオープンできなかったか、またはファイ
ルが壊されています。
ユーザーの処置: ファイルのアクセス権を確認してくだ
さい。ライセンス・ファイルが正しい場所にあるかどう
か調べてください。
システムは呼び出しプロシージャーに
2413 E
DSM_RC_ORC_OBJ_EXISTS
クトが存在しています。
オブジェ
説明: バックアップまたはリストアのオブジェクトが既
に存在しています。
システムの処置: システムは呼び出しプロシージャーに
戻ります。
ユーザーの処置: オブジェクトをバックアップする場合
は、必ず固有のオブジェクト名を生成してください。
2414 E
DSM_RC_ORC_NOTSAME_HANDLE
Oracle ハンドルが同じではありません。
説明: Oracle から渡されたハンドルが TSM が戻した
ハンドルと同一ではありません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
説明:
登録のストリングが無効です。
400
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
2415 E • 4584 E
ユーザーの処置:
2415 E
説明:
システム管理者に連絡してください。
DSM_RC_ORC_END_OF_FILE
ルの終わりに達しました。
4580 E
ファイ
ファイルの終わりです。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
None
DSM_RC_ENC_WRONG_KEY
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。暗号鍵が無効
です。
説明: 入力されたキーはファイルのバックアップ中に暗
号化するために使用されたキーと一致しません。 一致
するキーが入力されないと、ファイルをリストアできま
せん。
システムの処置: 処理は停止します。
2416 E
ユーザーの処置: リストア操作を再試行して、正しいキ
ーを使用してください。
DSM_RC_ORC_WRONG_RDSTATE
誤った読み取り状態。
説明: この操作は READ 状態で実行しなければなりま
せん。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
サービス技術員に連絡してください。
2417 E
ラ
DSM_RC_ORC_LOWER_APIVER
ンタイム API バージョンが古い。
説明: ランタイム API のほうがコンパイル時 API よ
りレベルが低くなっています。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置: WHAT コマンドを使用してコンパイ
ル時 API のレベルを調べます。同一またはより高いレ
ベルの API ライブラリーを入手してください。
2418 E
DSM_RC_ORC_WRONG_WRTSTATE
誤った書き込み状態。
説明: この操作は WRITE 状態で実行しなければなり
ません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
ユーザーの処置:
サービス技術員に連絡してください。
2419 E
説明:
DSM_RC_ORC_INVALID_FLAG
なフラグが渡されました。
無効
無効なフラグが Oracle から渡されました。
4582 E
DSM_RC_ENC_NOT_AUTHORIZED
ユーザーは file-space
namedirectory_pathfile_name の暗号化を認
可されていません。
説明: ユーザーはこのファイルの暗号化を許可されてい
ません。一般に IBM Tivoli Storage Manager 暗号化を
使用できるユーザーは、IBM Tivoli Storage Manager 許
可ユーザーまたはルート・ユーザーのみです。ただし、
PASSWORDACCESS オプションと ENCRYPTKEY オプ
ションの特定の組み合わせにより、許可されていないユ
ーザーでも暗号化操作を実行できます。
システムの処置:
アされません。
ファイルはバックアップまたはリスト
ユーザーの処置: ルート・ユーザーまたは IBM Tivoli
Storage Manager 許可ユーザーとしてログインし、操作
を再試行してください。ENCRYPTKEY オプションの正
しい使用法については、「IBM Tivoli Storage Manager
バックアップ・アーカイブ・クライアント インストー
ルとユーザーのガイド」を参照してください。
4584 E
DSM_RC_ENC_TYPE_UNKOWN
'filespace namepath-namefile-name' の処理
中にエラーが発生しました。暗号化タイプ
がサポートされていません。
説明: リストアまたはリトリーブしようとしているファ
イルは、TSM クライアントの以降のバージョンによっ
てバックアップまたはアーカイブされています。このフ
ァイル暗号化方式は、現在のクライアントではサポート
されていません。
システムの処置:
戻ります。
システムは呼び出しプロシージャーに
システムの処置: オブジェクトはスキップされます。
ユーザーの処置:
システム管理者に連絡してください。
ユーザーの処置: 最新バージョンの TSM クライアン
トを使用してファイルをリストアまたはリトリーブして
ください。
第 3 章 API 戻りコード
401
4600 E • 5702 E
4600 E
DSM_RC_CLUSTER_INFO_LIBRARY
_NOT_LOADED
CLUSTERNODE は
YES に設定されていますが、クラスター
情報デーモンが開始されていません。
化の最中である場合は、後で操作を再試行してくださ
い。
4604 E
説明: CLUSTERNODE オプションを指定するために
は、HACMP クラスター情報デーモンを開始する必要が
あります。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: HACMP クラスター情報デーモンを
開始してください。
4601 E
DSM_RC_CLUSTER_LIBRARY
_INVALID
CLUSTERNODE は YES
に設定されていますが、クラスター・ロー
ド・ライブラリーが無効です。
説明: オペレーティング・システムがクラスター名を取
得するために提供するロード・ライブラリーが無効で
す。 原因として、ロード・ライブラリーが古く、この
製品で必要とされる正しいルーチンが含まれていない可
能性があります。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: 最新のクラスター・ソフトウェアがシ
ステムにインストールされているか確認してください。
説明: クラスター・サービスがこのシステムで使用可能
になっていません。
システムの処置:
DSM_RC_CLUSTER_LIBRARY_NOT
_LOADED
CLUSTERNODE は YES
に設定されていますが、クラスター・ソフ
トウェアがこのシステムで使用不能です。
説明: オペレーティング・システムがクラスター名を取
得するために提供するロード・ライブラリーがこのシス
テムでは使用不能です。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: クラスター・ソフトウェアがシステム
にインストールされているか確認してください。
4603 E
DSM_RC_CLUSTER_NOT_MEMBER
_OF_CLUSTER
CLUSTERNODE は
YES に設定されていますが、このマシン
がクラスターのメンバーではありません。
説明: このマシンはクラスター・ノードのメンバーでは
ありません。 クラスター・サービスが正しく構成され
なかったか、クラスターが初期化の最中であることが、
原因として考えられます。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: クラスター・ソフトウェアが適正に構
成されているか確認してください。 クラスターが初期
402
処理は終了します。
ユーザーの処置: クラスター・サービスをシステムで使
用可能にしてください。
4605 E
DSM_RC_CLUSTER_NOT_SUPPORTED
CLUSTERNODE オプションはこのシ
ステムではサポートされていません。
説明: このオプションはこのシステムではサポートされ
ていません。
システムの処置:
処理は終了します。
ユーザーの処置: ローカル・オプション・ファイルの
CLUSTERNODE オプションを使用不可にしてくださ
い。
4606 E
4602 E
DSM_RC_CLUSTER_NOT_ENABLED
CLUSTERNODE は YES に設定されて
いますが、クラスター・サービスがこのシ
ステムで使用可能になっていません。
DSM_RC_CLUSTER_UNKNOWN
_ERROR
このプログラムがシステムか
らクラスター名を取得しようとしたら予期
しないエラー (retcode) が起こりました。
説明: このプログラムがクラスター・サービスからクラ
スター名を取得しようとしたら不明のエラーが起こりま
した。 エラー・コードは、このオペレーティング・シ
ステム環境で使用されているクラスター・サービスから
直接提供された理由コードです。
システムの処置: 処理は終了します。
ユーザーの処置: ご使用のクラスタリング・ソフトウェ
アの資料で、この理由コードの説明を参照してくださ
い。 クラスタリング・サービスが操作可能であること
を確認して、TSM の操作を再試行してください。
5702 E
DSM_RC_PROXY_REJECT_NO
_RESOURCES
プロキシーはリジェク
トされました。TSM サーバーがメモリー
不足です。
説明: この操作を続行するために使用可能なメモリーが
十分にありません。
システムの処置: TSM は現行操作をキャンセルしまし
た。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
5705 E • 5749 E
ユーザーの処置: 操作を再試行してください。問題が続
く場合には、システム管理者に連絡して、サーバーのメ
モリー量を増やしてもらってください。
5705 E
DSM_RC_PROXY_REJECT
_DUPLICATE_ID
プロキシーはリジェ
クトされました。ASNODENAME と
NODENAME が同一です。
説明: TSM では、ASNODENAME オプション値と
NODENAME オプション値が等しいことは許可されませ
ん。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
ユーザーの処置: 他のノードにアクセスする場合にだけ
ASNODENAME オプションを使用してください。 自分
のノードにアクセスするには ASNODENAME オプショ
ンを使用する必要はありません。 管理コマンド Grant
Proxynode によって実際にアクセスする権限を認可され
たノードにアクセスする場合以外は、オプション・ファ
イルから ASNODENAME を除去してください。
5722 E
DSM_RC_PROXY_REJECT_NOT
_AUTHORIZED
プロキシーはリジェク
トされました。プロキシー権限はこのノー
ドには認可されていません。
説明: このノードには、ASNODENAME オプションで
指定したノードにアクセスするプロキシー権限が認可さ
れていません。 TSM 管理者は、最初にプロキシー権限
の許可を行なう必要があります。
システムの処置:
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: TSM サーバー管理者によって、この
ノードに対するプロキシー権限が認可される必要があり
ます。管理者コマンド「Grant Proxynode」を参照してく
ださい。
5746 E
DSM_RC_PROXY_INVALID
_FROMNODE
ASNODENAME オプシ
ョンは、FROMNODE オプションととも
に使用すると無効になります。
説明: ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
5710 E
DSM_RC_PROXY_REJECT_ID_IN_USE
プロキシーはリジェクトされました。
ASNODENAME オプションで指定したノ
ード名はロックされています。
説明: TSM 管理者が ASNODENAME オプションとし
て指定したノードをロックしています。
システムの処置:
5748 E
TSM の操作は終了します。
ユーザーの処置: そのノードにアクセスするには、
TSM サーバー管理者がアンロックする必要がありま
す。後で操作を試みるか、TSM 管理者と共に確認して
ください。
5717 E
ユーザーの処置: ASNODENAME オプションをオプシ
ョン・ファイルから除去するか、または FROMNODE
オプションを使用しないでください。
DSM_RC_PROXY_REJECT_INTERNAL
_ERROR
プロキシーはリジェクトされ
ました。サーバーに内部エラーがありま
す。
説明: 内部サーバー・エラーのために、クライアントは
このプロキシーで、ASNODENAME オプションで指定
したノードにアクセスできません。
DSM_RC_PROXY_INVALID_CLUSTER
ASNODENAME オプションは、
CLUSTERNODE オプションとともに使
用することができません。
説明: ありません。
システムの処置: 処理は停止します。
ユーザーの処置: ASNODENAME オプションを除去
し、操作を再試行してください。
5749 E
DSM_RC_PROXY_INVALID_FUNCTION
試みている操作は、ASNODENAME オ
プションを使用して呼び出すことができま
せん。
説明: ありません。
システムの処置:
た。
TSM は現行操作をキャンセルしまし
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置:
さい。
すぐにシステム管理者に連絡してくだ
ユーザーの処置: ASNODENAME オプションを除去
し、操作を再試行してください。
第 3 章 API 戻りコード
403
5801 E
5801 E
DSM_RC_CRYPTO_ICC_ERROR
暗号
化ライブラリーで予期しないエラーが発生
しました。
説明: 暗号化ライブラリーに予期しないエラーがありま
す。詳しくは、エラー・ログを参照してください。
システムの処置:
処理は停止します。
ユーザーの処置: 失敗の原因を判別するには、エラー・
ログで ANS1467E を調べてください。ご使用の TSM
クライアントが正しくインストールされているか確認し
てください。必要であれば、クライアントまたは API
を再インストールしてください。 問題が解決しない場
合は、TSM テクニカル・サポートに連絡してくださ
い。
404
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
付録 A. Tivoli サポート情報
各種ソースから Tivoli およびその他の IBM 製品に関するサポート情報を入手でき
ます。
IBM サポート・ポータル (http://www.ibm.com/support/entry/portal/) から、関心のあ
る製品を選択して、多彩な関連情報を検索できます。
コミュニティーおよびその他の学習用リソース
Tivoli Storage Manager ファミリーの製品を初めてデプロイして使用するユーザー
は、製品資料に加えて、役に立つさまざまな形式の支援を利用することができま
す。これらのリソースは、発生する可能性がある問題の解決にも役に立ちます。
フォーラム、Wiki、およびその他のソーシャル・メディア・ツールを使用して、質
問したり、専門家へ問い合わせたり、他のユーザーから情報を得たりすることがで
きます。
ユーザー・グループ
Tivoli Global Storage Virtual User Group
このユーザー・グループには、http://www.tivoli-ug.org/storage でアクセスで
きます。
このグループを使用すると、さまざまな業界および組織タイプのユーザーが
情報を共有し、IBM 製品のエキスパートと直接やりとりを行うことができ
ます。地域ごとの支部も存在し、そのメンバー同士が直接集まって、経験を
共有したり、ゲスト・スピーカーの講演を聞くことがあります。
ADSM.ORG
このメーリング・リストには、http://adsm.org でアクセスできます。
この独立して管理されているストレージ管理のディスカッション・フォーラ
ムは、Tivoli Storage Manager が ADSTAR Distributed Storage Manager
(ADSM) と呼ばれていたときに開始されました。このフォーラムのメンバー
は、ほとんどすべてのタイプの IT 環境で、長年にわたり Tivoli Storage
Manager を扱った経験を持っています。
このフォーラムに加入するには、E メールを [email protected] に送信
してください。 メッセージの本文に、テキスト SUBSCRIBE ADSM-L
your_first_name your_family_name を含める必要があります。
「Service Management Connect」の Tivoli Storage Manager コ
ミュニティー
「Service Management Connect」には http://www.ibm.com/developerworks/
servicemanagement でアクセスできます。 「Service Management Connect」の
「Storage Management community」では、以下の方法で、IBM とつながりを持つこ
とができます。
© Copyright IBM Corp. 1993, 2013
405
v 透過的開発 (Tivoli 製品のユーザーと IBM 開発者との間の開かれた進行形の連
携) に参加する。初期設計、スプリント・デモ、製品ロードマップ、およびプレ
リリース・コードにアクセスできます。
v 専門家と 1 対 1 でつながり、Tivoli および Tivoli Storage Manager コミュニテ
ィーに関してネットワークを作って共同作業を行う。
v 他のメンバーの専門知識や経験から知恵を借りるためにブログを読む。
v Wiki とフォーラムを使用して、広範なユーザー・コミュニティーと共同作業す
る。
developerWorks® の Tivoli Storage Manager Wiki
この Wiki には https://www.ibm.com/developerworks/servicemanagement/sm/index.html
でアクセスできます。
最新のベスト・プラクティス、ホワイト・ペーパー、およびビデオやその他のリソ
ースへのリンクが見つかります。ログオンすると、コンテンツにコメントしたり、
ご自分のコンテンツを投稿したりすることが可能です。
Tivoli Support Technical Exchange
今後の Tivoli Support Technical Exchange Web キャストに関する情報は
http://www.ibm.com/software/sysmgmt/products/support/supp_tech_exch.html で検索して
ください。 以前の Web キャストの再生も可能です。
技術的専門家がそれぞれの知識を共有し、質問に回答します。彼らから情報を得る
ようにしてください。 セッションは特定の技術的な問題に焦点を当てるように考案
されており、綿密である一方範囲を絞り込んだ教育用セミナーです。
その他のソーシャル・メディア・サイト
LinkedIn
LinkedIn (プロフェッショナルのためのソーシャル・メディア・サイト) の
グループに参加できます。例えば次のとおりです。
v Tivoli Storage Manager Professionals: http://www.linkedin.com/groups/
Tivoli-Storage-Manager-Professionals-54572
v TSM: http://www.linkedin.com/groups?gid=64540
Twitter
Twitter で @IBMStorage をフォローして、ストレージおよびストレージ・ソ
フトウェアに関する IBM からの最新ニュースを参照します。
Tivoli 教育用リソース
以下の教育用リソースを使用すると、Tivoli Storage Manager のスキルの向上に役立
ちます。
Tivoli Education and Certification Web サイト
利用可能な教育方法については、http://www.ibm.com/software/tivoli/education
で参照できます。
406
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
「Search for Training」リンクを使用すると、Tivoli Storage Manager のイン
ストラクター指導による、ローカルの提供コースおよびオンラインの提供コ
ースが見つかります。
Education Assistant
このリソースには、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/ieduasst/tivv1r0/
index.jsp でアクセスできます。
スクロールすると、使用可能なトレーニング・ビデオのリストを確認できま
す。 製品デモンストレーションの動画は、YouTube チャネルでも参照可能
です。
知識ベースの検索
いずれかの Tivoli Storage Manager ファミリーの製品の使用中に問題が発生した場
合、いくつかの知識ベースを検索することができます。
Tivoli Storage Manager インフォメーション・センター (http://pic.dhe.ibm.com/
infocenter/tsminfo/v7r1) の検索から始めます。インフォメーション・センターでは、
単語、句またはメッセージ番号を「検索」フィールドに入力して関連トピックを検
索してください。
インターネットの検索
Tivoli Storage Manager インフォメーション・センターでお客様の問題に対する解答
が見つからない場合は、インターネットで問題の解決に役立つ可能性のある情報を
検索してください。
複数のインターネット・リソースを検索するには、IBM のサポート Web サイト
(http://www.ibm.com/support/entry/portal/) にアクセスしてください。サインインしな
くても、情報を検索できます。
ご使用の製品の使用法や必要な情報に基づいてサイトをカスタマイズしたい場合
は、お客様の IBM ID とパスワードを使用してサインインしてください。まだ
IBM ID とパスワードをお持ちでない場合は、ページの上部にある「Sign in」をク
リックし、指示に従って登録してください。
このサポート Web サイトから、次のような各種のリソースを検索できます。
v IBM 技術情報。
v IBM ダウンロード。
v IBM Redbooks® 資料
v IBM プログラム診断依頼書 (APAR)。製品を選択し、「Downloads」をクリック
して、APAR リストを検索します。
付録 A. Tivoli サポート情報
407
IBM Support Assistant の使用
以下は英語のみの対応となります。IBM Support Assistant は、問題判別に役立つ無
料のソフトウェア製品です。これは、Tivoli Storage Manager および Tivoli Storage
FlashCopy Manager 製品で使用可能です。
IBM Support Assistant は、問題管理レコード (PMR) を開く必要がある場合に、サ
ポート情報を収集するのに役立ちます。この PMR を使用して、後から問題を追跡
することができます。製品固有のプラグイン・モジュールでは、以下のリソースが
得られます。
v サポート・リンク
v 教育リンク
v 問題管理レポートを提出する機能
http://www.ibm.com/software/support/isa で、詳細情報を検索し、IBM Support
Assistant Web ページをダウンロードすることができます。
任意のワークステーションに、スタンドアロンの IBM Support Assistant アプリケー
ションをインストールできます。ご使用の IBM 製品に製品固有のプラグイン・モ
ジュールをインストールすることにより、このアプリケーションを拡張できます。
特定の製品のアドオンは、 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27012689
で検索してください。
製品のフィックスの検索
ソフトウェアの問題を解決するための製品フィックスが IBM ソフトウェア・サポ
ート Web サイトから入手できる場合があります。
手順
IBM ソフトウェア・サポートの Web サイト (http://www.ibm.com/support/entry/
portal/) を調べて、入手可能なフィックスを確認してください。
以前に、ご使用の製品の使用法に基づいてこのサイトをカスタマイズした場合は、
次のようにします。
1. 製品のリンク、またはフィックスを検索したいコンポーネントのリンク
をクリックします。
2. 「ダウンロード」をクリックし、次に「Search for recommended
fixes」をクリックします。
このサイトを以前にカスタマイズしていない場合は、次のようにします。
「ダウンロード」をクリックして、製品を検索します。
408
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
製品フィックスの通知を受け取る
以下は英語のみの対応となります。IBM 製品に関するフィックス、フラッシュ、ア
ップグレード、およびその他のニュースの通知を受け取ることができます。
手順
1. サポート・ページ (http://www.ibm.com/support/entry/portal/) から、「Sign in」を
クリックし、お持ちの IBM ID とパスワードを使用してサインインします。ID
とパスワードをお持ちでない場合は、「register now」をクリックして、登録プ
ロセスを完了します。
2. 「Notifications」ペイン内の「Manage all my subscriptions」をクリックします。
3. 「Subscribe」タブをクリックし、次に「Tivoli」をクリックします。
4. 通知を受け取る必要がある製品を選択し、「Continue」をクリックします。
5. 通知プリファレンスを指定し、「Submit」をクリックします。
IBM ソフトウェア・サポートへの連絡
以下は英語のみの対応となります。IBM ソフトウェア・サポートにご連絡いただく
前に、お客様の会社が現在有効な IBM サブスクリプションおよびサポート契約を
お持ちであり、お客様が IBM への問題報告の権限をお持ちであることを確認して
ください。
手順
1. 以下の前提条件が完了していることを確認します。
a. サブスクリプションおよびサポート契約をセットアップします。
b. 問題のビジネス・インパクトを判別します。
c. 問題を記述し、背景情報を収集します。
2.
410 ページの『IBM ソフトウェア・サポートへの問題の処理依頼』の指示に従
ってください。
サポート契約の設定と管理
IBM Passport Advantage®に登録することにより、Tivoli サポート契約の設定と管理
が可能になります。必要なサポート契約のタイプは、ご使用の製品のタイプに応じ
て異なります。
手順
以下のいずれかの方法で、IBM パスポート・アドバンテージに登録してください。
v オンライン: パスポート・アドバンテージの Web サイト (http://www.ibm.com/
software/lotus/passportadvantage/) にアクセスし、「How to enroll」をクリックし
て、指示に従ってください。
v 電話: 重要な問題、システム・ダウン、または高重大度の問題については、米国
内の場合は、1-800-IBMSERV (1-800-426-7378) にご連絡ください。お客様の国で
の連絡先の電話番号を調べるには、IBM Software Support Handbook の Web ペー
ジ (http://www14.software.ibm.com/webapp/set2/sas/f/handbook/home.html) にアクセ
スして、「Contacts」をクリックしてください。
付録 A. Tivoli サポート情報
409
ビジネス・インパクトの判断
問題を IBM に問題を報告すると、重大度レベルを尋ねられます。したがって、報
告する問題のビジネス・インパクトを把握し、評価する必要があります。
重大度レベル
説明
重大度 1
重大なビジネス・インパクト: プログラムが使用できなくなり、業
務に重大な影響を与えます。この状態では即時解決が必要です。
重大度 2
顕著なビジネス・インパクト: プログラムは使用可能ですが、機能
が著しく制限されています。
重大度 3
若干のビジネス・インパクト: プログラムは使用可能ですが、比較
的重要でない (業務上、重大でない) 機能が利用できません。
重大度 4
最小限のビジネス・インパクト: 問題が業務にはほとんど影響しな
いか、問題を回避する妥当な措置が実施済みです。
問題の説明および背景情報の収集
IBM に問題を説明する際は、可能な限り具体的に説明してください。IBM ソフトウ
ェア・サポートのスペシャリストがお客様の問題の解決を効率的にお手伝いできる
ように、関連する背景情報もすべて含めてください。
時間を節約するため、以下の質問に対する回答をご用意ください。
v 問題発生時に稼働していたソフトウェア・バージョンは?
v 問題の症状に関連するログ、トレース、およびメッセージは? IBM ソフトウェ
ア・サポートはこの情報を求める可能性があります。
v 問題を再現できますか? 再現できる場合、どのステップを実行したら障害が発生
しましたか?
v システムに何か変更を行いましたか? 例えば、ハードウェア、オペレーティン
グ・システム、ネットワーキング・ソフトウェアなど。
v 問題の回避策を使用していますか。使用している場合は、問題を報告されるとき
にその回避策について説明する準備もお願いします。
IBM ソフトウェア・サポートへの問題の処理依頼
オンラインまたは電話で、IBM ソフトウェア・サポートに問題の処理を依頼できま
す。
オンライン
http://www.ibm.com/support/entry/portal/Open_service_request/Software/
Software_support_(general) の IBM ソフトウェア・サポートの Web サイト
にアクセスします。サインインして「IBM Service Requests」にアクセス
し、問題処理依頼ツールにお客様の情報を入力します。
電話
410
重大な問題、システム・ダウンの問題、または重大度 1 の問題について
は、米国内の場合は、1-800-IBMSERV (1-800-426-7378) におかけくださ
い。お客様の国での連絡先の電話番号を調べるには、IBM Software Support
Handbook の Web ページ (http://www14.software.ibm.com/webapp/set2/sas/f/
handbook/home.html) にアクセスして、「Contacts」をクリックしてくださ
い。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
付録 B. Tivoli Storage Manager 製品ファミリーのアクセシビリ
ティー機能
アクセシビリティー機能は、運動障害または視覚障害などの障害を持つユーザーが
情報技術製品を快適に使用できるように支援します。
アクセシビリティー機能
IBM Tivoli Storage Manager ファミリーの製品は、以下のアクセシビリティー機能
を提供します。
v 通常のオペレーティング・システムの規則を使用したキーボードのみの操作
v スクリーン・リーダー (読み上げソフトウェア) などの支援技術をサポートするイ
ンターフェース
製品ファミリーのすべての製品のコマンド行インターフェースはアクセシビリティ
ー対応です。
Mozilla Firefox ブラウザーを Microsoft Windows システムで使用する場合、Tivoli
Storage Manager Operations Center では、以下のようなアクセシビリティー機能が追
加で提供されます。
v 画面拡大とコンテンツのズーミング
v ハイコントラスト・モード
Operations Center と Tivoli Storage Manager サーバーは、アクセシビリティー対応
のコンソール・モードでインストールすることができます。
Tivoli Storage Manager インフォメーション・センターはアクセシビリティーに対応
しています。 インフォメーション・センターのアクセシビリティー情報について
は、『インフォメーション・センターのアクセシビリティー機能』(
http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/tsminfo/v7r1/topic/com.ibm.help.ic.doc/
iehs36_accessibility.html) を参照してください。
ベンダー・ソフトウェア
Tivoli Storage Manager 製品ファミリーには、IBM 使用許諾契約書の対象とならな
い特定のベンダーのソフトウェアが含まれている場合があります。IBM は、それら
のプロダクトのアクセシビリティー機能を保証するものではありません。ベンダー
のプロダクトのアクセシビリティー機能については、ベンダーにお問い合わせくだ
さい。
IBM とアクセシビリティー
アクセシビリティーに対する IBM のコミットメントについて詳しくは、「IBM
Human Ability and Accessibility Center」 (http://www.ibm.com/able) を参照してくだ
さい。
© Copyright IBM Corp. 1993, 2013
411
412
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
特記事項
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。
本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合
があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM
の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービス
に言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能
であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を
侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用す
ることができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの
評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を
保有している場合があります。 本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実
施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わ
せは、書面にて下記宛先にお送りください。
〒103-8510
東京都中央区日本橋箱崎町19番21号
日本アイ・ビー・エム株式会社
法務・知的財産
知的財産権ライセンス渉外
以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM お
よびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提
供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むす
べての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっ
ては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限
を受けるものとします。
この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的
に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随
時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を
行うことがあります。
本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜のた
め記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありませ
ん。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありませ
ん。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。
IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うこと
のない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとしま
す。
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413
本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプロ
グラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の
相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする
方は、下記に連絡してください。
IBM Corporation
2Z4A/101
11400 Burnet Road
Austin, TX 78758
U.S.A.
本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができま
すが、有償の場合もあります。
本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、
IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれ
と同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。
この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定された
ものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。
一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、その測定値
が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。さらに、一
部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果は、異なる可能性があ
ります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要がありま
す。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公
に利用可能なソースから入手したものです。 IBM は、それらの製品のテストは行
っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の
要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それら
の製品の供給者にお願いします。
本書はプランニング目的としてのみ記述されています。記述内容は製品が使用可能
になる前に変更になる場合があります。
本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。よ
り具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品
などの名前が含まれている場合があります。これらの名称はすべて架空のものであ
り、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎませ
ん。
著作権使用許諾:
本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を
例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されていま
す。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・プラット
フォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠したアプ
リケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式
においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することが
できます。このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを
経ていません。従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、
414
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
利便性もしくは機能性があることをほのめかしたり、保証することはできません。
これらのサンプル・プログラムは特定物として現存するままの状態で提供されるも
のであり、いかなる保証も提供されません。 IBM は、お客様の当該サンプル・プ
ログラムの使用から生ずるいかなる損害に対しても一切の責任を負いません。
それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派生し
た創作物にも、次のように、著作権表示を入れていただく必要があります。© (お客
様の会社名) (西暦年)。このコードの一部は、IBM Corp. のサンプル・プログラムか
ら取られています。© Copyright IBM Corp. _年を入れる_.
この情報をソフトコピーでご覧になっている場合は、写真やカラーの図表は表示さ
れない場合があります。
商標
IBM、IBM ロゴ、および ibm.com® は、世界の多くの国で登録された International
Business Machines Corp. の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ
IBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストにつ
いては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml の「Copyright and trademark
information」をご覧ください。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation
の米国およびその他の国における商標です。
UNIX は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
JavaTM およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle やその関連会
社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Cell Broadband Engine, Cell/B.E は、米国およびその他の国における Sony Computer
Entertainment, Inc. の商標であり、同社の許諾を受けて使用しています。
プライバシー・ポリシーに関する考慮事項
サービス・ソリューションとしてのソフトウェアも含めた IBM ソフトウェア製品
(「ソフトウェア・オファリング」) では、製品の使用に関する情報の収集、エン
ド・ユーザーの使用感の向上、エンド・ユーザーとの対話またはその他の目的のた
めに、Cookie はじめさまざまなテクノロジーを使用することがあります。多くの場
合、ソフトウェア・オファリングにより個人情報が収集されることはありません。
IBM の「ソフトウェア・オファリング」の一部には、個人情報を収集できる機能を
持つものがあります。ご使用の「ソフトウェア・オファリング」が、これらの
Cookie およびそれに類するテクノロジーを通じてお客様による個人情報の収集を可
能にする場合、以下の具体的事項を確認ください。
特記事項
415
この「ソフトウェア・オファリング」は、Cookie もしくはその他のテクノロジーを
使用して個人情報を収集することはありません。
この「ソフトウェア・オファリング」が Cookie およびさまざまなテクノロジーを
使用してエンド・ユーザーから個人を特定できる情報を収集する機能を提供する場
合、 お客様は、このような情報を収集するにあたって適用される法律、ガイドライ
ン等を遵守する必要があります。これには、エンドユーザーへの通知や同意の要求
も含まれますがそれらには限られません。
このような目的での Cookie などの各種テクノロジーの使用について詳しくは、
「IBM オンラインでのプライバシー・ステートメントのハイライト」
(http://www.ibm.com/privacy/jp/ja/)、「IBM オンラインでのプライバシー・ステート
メント」(http://www.ibm.com/privacy/details/jp/ja/) の『クッキー、ウェブ・ビーコ
ン、その他のテクノロジー』というタイトルのセクション、および「IBM Software
Products and Software-as-a-Service Privacy Statement」(http://www.ibm.com/software/
info/product-privacy) を参照してください。
416
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
用語集
この用語集は、Tivoli Storage Manager、Tivoli
Storage FlashCopy Manager、および関連製品の用
語および定義を記載しています。
この用語集では、以下の相互参照が使用されてい
ます。
v 「∼を参照」は、非優先用語の場合は優先用語
を、省略語の場合は省略していない形式を読者
に示すものです。
v 「も参照」は、関連用語や対義語を参照しま
す。
他の用語と定義については、「IBM
Terminology」Web サイト (www.ibm.com/software/
globalization/terminology) を参照してください。
A
absolute モード (absolute mode)
ストレージ管理において、最終バックアッ
プ以後にファイルが変更されていない場合
であっても、そのファイルを増分バックア
ップの対象と見なすことを指定するバック
アップ・コピー・グループ・モード。モー
ド (mode)、modified モード (modified
mode) も参照。
アクセス制御リスト (access control list: ACL)
コンピューター・セキュリティーにおい
て、オブジェクトに関連しているリスト
で、オブジェクトにアクセスできるすべて
の対象とそのアクセス権を識別する。
アクセス・モード (access mode)
サーバーがストレージ・プールまたはスト
レージ・ボリュームへの書き込み、または
そこからの読み取りができるかどうかを指
定する、ストレージ・プールまたはストレ
ージ・ボリュームの属性。
ACK
肯定応答 (ACK) (acknowledgment (ACK))
を参照。
肯定応答 (ACK) (acknowledgment (ACK))
データ伝送への肯定応答として確認文字を
送ること。
© Copyright IBM Corp. 1993, 2013
ACL
アクセス制御リスト (access control list)
を参照。
活動化 (activate)
ポリシー・セットの内容の妥当性を検査
し、それをアクティブ・ポリシー・セット
にすること。
活動データ・プール (active-data pool)
クライアント・バックアップ・データのア
クティブ・バージョンのみを含むストレー
ジ・プール・ボリュームの名前付きセッ
ト。サーバー・ストレージ (server
storage)、ストレージ・プール (storage
pool)、ストレージ・プール・ボリューム
(storage pool volume) も参照。
活動ファイル・システム (active file system)
スペース管理が追加されているファイル・
システム。スペース管理では、活動ファイ
ル・システムのタスクには、自動マイグレ
ーション、調整、選択マイグレーション、
および再呼び出しが含まれる。非活動ファ
イル・システム (inactive file system) も参
照。
アクティブ・ポリシー・セット (Active policy
set)
ポリシー・ドメインに割り当てられたすべ
てのクライアント・ノードによって現在使
用されており、ポリシー規則を含んでいる
活動化済みポリシー・セット。ポリシー・
ドメイン (policy domain) 、ポリシー・セ
ット (policy set) も参照。
活動バージョン (active version)
保管されたファイルの最新のバックアッ
プ・コピー。ファイルのアクティブ・バー
ジョンを削除できるのは、ユーザーがその
ファイルをより新しいバージョンと置き換
えたか、ファイル・サーバーまたはワーク
ステーションからそのファイルを削除した
ことを、バックアップ・プロセスが検知し
てからです。バックアップ・バージョン
(backup version) および 非活動バージョン
(inactive version) も参照。
417
活動記録ログ (activity log)
サーバーによって生成される通常のアクテ
ィビティー・メッセージを記録するログ。
これらのメッセージには、セッションの開
始時刻や装置入出力エラーなどのサーバー
およびクライアントの操作についての情報
が含まれている。
最適サブファイル・バックアップ (adaptive
subfile backup)
ファイル全体を送る代わりに、ファイルの
変更された部分だけをサーバーに送るバッ
クアップのタイプ。最適サブファイル・バ
ックアップは、ネットワーク・トラフィッ
クを減らしてバックアップを高速化する。
管理クライアント (administrative client)
ファイル・サーバー、ワークステーショ
ン、メインフレームなどで実行されるプロ
グラム。サーバーの制御や監視を行うため
に管理者が使用する。バックアップ/アー
カイブ・クライアント (backup-archive
client) も参照。
管理可能コマンド・スケジュール (administrative
command schedule)
特定の時間枠の間の計画された管理コマン
ドの処理を記述するデータベース・レコー
ド。セントラル・スケジューラー (central
scheduler)、クライアント・スケジュール
(client schedule)、スケジュール (schedule)
も参照。
管理特権クラス (administrative privilege class)
特権クラス (privilege class) を参照。
管理用セッション (administrative session)
管理者ユーザー ID が、管理用タスクを実
行するためにサーバーと通信する期間。ク
ライアント・ノード・セッション (client
node session)、セッション (session) も参
照。
管理者 (administrator)
アクセス許可やコンテンツ・マネージメン
トなどの管理タスクの担当者。管理者は、
ユーザーにさまざまなレベルの権限を付与
することもできる。
エージェント・ノード (agent node)
別のクライアント・ノード (ターゲット・
418
ノード) に代わって操作を実行するプロキ
シー権限を付与されているクライアント・
ノード。
集合体 (aggregate)
1 つ以上のストレージ・プールに保管さ
れ、一緒にパッケージされた論理ファイル
の 1 つのグループから構成されるオブジ
ェクト。論理ファイル (logical file) およ
び物理ファイル (physical file) も参照。
総計データ転送速度 (aggregate data transfer
rate)
特定の操作の処理中、1 秒当たりに伝送さ
れた平均バイト数を示すパフォーマンス統
計。
アプリケーション・クライアント (application
client) アプリケーションを保護するためにシステ
ムにインストールされているプログラム。
サーバーは、アプリケーション・クライア
ントにバックアップ・サービスを提供す
る。
アーカイブ (archive)
プログラム、データ、またはファイルを別
のストレージ・メディアにコピーすること
(通常は、長期保管またはセキュリティー
のため)。リトリーブ (retrieve) も参照。
アーカイブ・コピー (archive copy)
サーバー・ストレージにアーカイブされた
ファイルまたはファイルのグループ
アーカイブ・コピー・グループ (archive copy
group) アーカイブ・ファイルの生成、宛先と、期
限切れを管理するための属性を含むポリシ
ー・オブジェクト。コピー・グループ
(copy group) も参照。
アーカイブ保存猶予期間 (archive-retention grace
period)
サーバーが適切な管理クラスにファイルを
再バインドできないときに、ストレージ・
マネージャーがアーカイブ・ファイルを保
存する日数。バインド (bind) も参照。
アソシエーション (association)
クライアント・ノードとクライアント・ス
ケジュールとの定義済み関係。アソシエー
ションは、スケジュールの名前、スケジュ
ールが属するポリシー・ドメインの名前、
およびスケジュールされた操作を実行する
クライアント・ノードの名前を識別する。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
監査 (audit)
サーバーにある情報とシステムの実際の状
態との間の論理的な矛盾について検査する
こと。ストレージ・マネージャーはボリュ
ーム、ライブラリー、およびライセンスな
どの項目に関する情報を監査できる。例え
ば、ストレージ・マネージャーがボリュー
ムを監査する場合、サーバーはデータベー
スに保管されているバックアップまたはア
ーカイブされたファイルに関する情報と、
サーバー・ストレージにあるそれぞれのバ
ックアップ・バージョンまたはアーカイ
ブ・コピーと関連付けられている実際のデ
ータとの間の不整合について検査する。
認証規則 (authentication rule)
別のユーザーがストレージからファイルを
リストアまたはリトリーブするために使用
できる指定。
権限 (authority)
オブジェクト、リソース、または機能にア
クセスするための権利。特権クラス
(privilege class) も参照してください。
許可規則 (authorization rule)
ストレージからユーザーのファイルをリス
トアまたはリトリーブすることを他のユー
ザーに許可する指定。
許可ユーザー (authorized user)
ワークステーションのクライアントに対し
て管理権限を持つユーザー。このユーザー
は、パスワードを変更し、オープン登録を
実行し、ファイル・スペースを削除するこ
とができる。
AutoFS
自動マウント・ファイル・システム
(automounted file system) を参照。
自動検出 (automatic detection)
ローカル・サーバーからのパスが定義され
ている場合に、データベース内でドライブ
またはライブラリーのシリアル番号を検
出、報告、および更新する機能。
自動マイグレーション (automatic migration)
ローカル・ファイル・システムからストレ
ージにファイルを自動的に移動させるため
に使用するプロセスであり、ワークステー
ションの root ユーザーが選択するオプシ
ョンおよび設定に基づいて行われる。要求
時マイグレーション (demand migration)、
しきい値マイグレーション (threshold
migration) も参照。
自動マウント・ファイル・システム (AutoFS)
(automounted file system: AutoFS)
自動マウント機能デーモンによって管理さ
れるファイル・システム。自動マウント機
能デーモンは、指定されたディレクトリ
ー・パスをモニターし、ファイル・システ
ムを自動的にマウントしてデータにアクセ
スする。
B
バックアップ/アーカイブ・クライアント
(backup-archive client)
ワークステーションまたはファイル・サー
バーで実行されるプログラムであり、ユー
ザーがファイルをバックアップ、アーカイ
ブ、リストア、およびリトリーブする手段
を提供する。管理クライアント
(administrative client) も参照。
バックアップ・コピー・グループ (backup copy
group) ファイルのバックアップ・バージョンの生
成、宛先、および期限切れを制御する属性
が入っているポリシー・オブジェクト。バ
ックアップ・コピー・グループは、管理ク
ラスに属している。コピー・グループ
(copy group) も参照。
バックアップ保存猶予期間 (backup retention
grace period)
サーバーが適切な管理クラスにファイルを
再バインドできなくなったあとに、ストレ
ージ・マネージャーがバックアップ・バー
ジョンを保存する日数。
バックアップ・セット (backup set)
バックアップ/アーカイブ・クライアント
用に生成されるバックアップ・ファイルの
アクティブ・バージョンの、移植可能な統
合されたグループ。
バックアップ・セット・コレクション (backup set
collection)
同時に作成され、同じバックアップ・セッ
ト名、ボリューム名、記述、および装置ク
ラスをもつバックアップ・セットのグルー
プ。サーバーは、ノード名、バックアッ
用語集
419
プ・セット名、およびファイル・タイプに
よってコレクション内の各バックアップ・
セットを識別する。
バックアップ・バージョン (backup version)
クライアント・ノードがストレージにバッ
クアップしたファイルまたはディレクトリ
ー。ストレージには複数のバックアップ・
バージョンが存在できるが、活動バージョ
ンになるバックアップ・バージョンは 1
つだけである。活動バージョン (active
version)、コピー・グループ (copy
group)、非活動バージョン (inactive
version) も参照。
バインド (bind)
ファイルを管理クラス名に関連付けるこ
と。アーカイブ保存猶予期間
(archive-retention grace period)、管理クラ
ス (management class)、再バインド
(rebind) も参照。
C
キャッシュ (cache)
サーバーがファイルを階層内の別のストレ
ージ・プールにマイグレーションするとき
に、ランダム・アクセス・メディアにファ
イルの重複コピーを配置すること。
キャッシュ・ファイル (cache file)
論理ボリューム・スナップショット・エー
ジェントによって作成される論理ボリュー
ムのスナップショット。ブロックは、イメ
ージ・バックアップ中に変更され、それら
の論理エクステントがキャッシュ・ファイ
ルに保存される直前に保存されます。
CAD
クライアント・アクセプター・デーモン
(client acceptor daemon) を参照。
セントラル・スケジューラー (central scheduler)
管理者がクライアントの操作および管理コ
マンドをスケジュールできるようにする機
能。この操作は、定期的にまたは特定の日
にスケジュールできる。管理コマンド・ス
ケジュール (administrative command
schedule)、クライアント・スケジュール
(client schedule) も参照。
クライアント (client)
サーバーからサービスを要求するソフトウ
420
ェア・プログラムまたはコンピューター。
サーバー (server) も参照。
クライアント・アクセプター (client acceptor)
Web ブラウザーに対して Web クライア
ントの Java アプレットを実行するサービ
ス。 Windows システムの場合、クライア
ント・アクセプターはサービスとしてイン
ストールされて実行される。
AIX、UNIX、および Linux システムの場
合、クライアント・アクセプターはデーモ
ンとして実行される。
クライアント・アクセプター・デーモン (client
acceptor daemon (CAD))
クライアント・アクセプター (client
acceptor) を参照。
クライアント・ドメイン (client domain)
バックアップ/アーカイブ・クライアント
を使用して、データをバックアップまたは
アーカイブするためにユーザーが選択した
ドライブ、ファイル・システム、またはボ
リュームのセット。
クライアント・ノード (client node)
バックアップ/アーカイブ・クライアン
ト・プログラムがインストールされている
ファイル・サーバーまたはワークステーシ
ョンであり、サーバーに登録済みである。
クライアント・ノード・セッション (client node
session)
バックアップ、リストア、アーカイブ、リ
トリーブ、マイグレーション、または再呼
び出しの要求を実行するためにクライアン
ト・ノードがサーバーと通信するセッショ
ン。管理用セッション (administrative
session) も参照。
クライアント・オプション・セット (client option
set)
サーバーで定義され、クライアント・オプ
ション・ファイルとともにクライアント・
ノードで使用されるオプションのグルー
プ。
クライアント・オプション・ファイル (client
options file)
編集可能なファイルで、サーバーと通信方
式を識別し、バックアップ、アーカイブ、
階層ストレージ管理、およびスケジューリ
ングの構成を提供する。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
クライアント・ポーリング・スケジューリング・
モード (client-polling scheduling mode)
クライアントがサーバーに作業を照会する
操作方式。サーバー主導スケジューリン
グ・モード (server-prompted scheduling
mode) も参照。
クライアント・スケジュール (client schedule)
特定の時間枠の間の計画されたクライアン
ト操作の処理を記述するデータベース・レ
コード。クライアント操作には、バックア
ップ、アーカイブ、リストア、またはリト
リーブの各操作、クライアント・オペレー
ティング・システム・コマンド、またはマ
クロがある。管理可能コマンド・スケジュ
ール (administrative command schedule)、
セントラル・スケジューラー (central
scheduler)、スケジュール (schedule) も参
照。
クライアント/サーバー (client/server)
あるコンピューター上のプログラムが別の
コンピューター上のプログラムに要求を送
信して応答を待つ分散データ処理における
対話のモデルに関する用語。要求側のプロ
グラムはクライアントと呼ばれ、応答側の
プログラムはサーバーと呼ばれる。
クライアント・システム・オプション・ファイル
(client system-options file)
AIX、UNIX、または Linux システム・ク
ライアント上で使用され、サービスのため
に接続するサーバーを識別する処理オプシ
ョンのセットが含まれたファイル。また、
このファイルでは、通信メソッド、および
バックアップ、アーカイブ、階層ストレー
ジ管理、スケジューリングのためのオプシ
ョンを指定する。クライアント・ユーザ
ー・オプション・ファイル (client
user-options file)、オプション・ファイル
(options file) も参照。
クライアント・ユーザー・オプション・ファイル
(client user-options file)
システム上のクライアントが使用する処理
オプションのセットを含むファイル。この
セットには、クライアントが接続するサー
バーを判別するオプションと、バックアッ
プ操作、アーカイブ操作、階層ストレージ
管理操作、およびスケジュールされた操作
に影響を及ぼすオプションを含むことがで
きる。このファイルは dsm.opt ファイルと
も呼ばれる。AIX、UNIX、または Linux
システムの場合は、クライアント・システ
ム・オプション・ファイル (client
system-options file) も参照。クライアン
ト・システム・オプション・ファイル
(client system-options file)、オプション・
ファイル (options file) も参照。
クローズされた登録 (closed registration)
登録プロセスの 1 つで、管理者のみがワ
ークステーションをクライアント・ノード
としてサーバーに登録できる。オープン登
録 (open registration) も参照。
コロケーション (collocation)
単一クライアント・ファイル・スペース、
単一クライアント・ノード、またはクライ
アント・ノード・グループに属するすべて
のデータを、ストレージ・プール内の最小
限の数の順次アクセス・ボリューム上に保
持するプロセス。コロケーションにより、
大容量データをリストアする必要がある場
合にアクセスする必要があるボリュームの
数を削減できる。
コロケーション・グループ (collocation group)
コロケーションのプロセスによって、デー
タが最小限の数のボリュームに保管されて
いるクライアント・ノードのユーザー定義
グループ。
コミット・ポイント (commit point)
データに整合性があるとみなされる時点。
通信方式 (communication method)
クライアントとサーバーが情報を交換する
方式。TCP/IP (Transmission Control
Protocol/Internet Protocol) も参照。
通信プロトコル (communication protocol)
コンピューターが相互に通信できるように
する定義済みインターフェースのセット。
圧縮 (compression)
処理中のデータから反復する文字、スペー
ス、文字列、またはバイナリー・データを
削除し、文字を制御文字に置き換える機
能。圧縮により、データに必要なストレー
ジ・スペースの量が削減される。
構成マネージャー (configuration manager)
ポリシーやスケジュールなどの構成情報
用語集
421
を、それらのプロファイルに従って管理対
象サーバーに配布するサーバー。構成情報
には、ポリシーおよびスケジュールを含め
ることができる。エンタープライズ構成
(enterprise configuration)、管理下のサーバ
ー (managed server)、プロファイル
(profile) も参照。
会話 (conversation)
1 つのセッションでの 2 つのプログラム
間の接続。これにより、トランザクション
を処理する間、互いの通信が可能になる。
セッション (session) も参照。
コピー・バックアップ (copy backup)
増分バックアップまたは差分バックアップ
を使用するバックアップ手順が中断されな
いように、トランザクション・ログ・ファ
イルが削除されないフルバックアップ。
コピー・グループ (copy group)
バックアップ・バージョンまたはアーカイ
ブ・コピーの生成方法、バックアップ・バ
ージョンまたはアーカイブ・コピーの最初
の配置場所、およびバックアップ・バージ
ョンまたはアーカイブ・コピーの有効期限
を制御する属性を含むポリシー・オブジェ
クト。コピー・グループは管理クラスに属
する。アーカイブ・コピー・グループ
(archive copy group)、バックアップ・コピ
ー・グループ (backup copy group)、バッ
クアップ・バージョン (backup version)、
および管理クラス (management class) も
参照。
コピー・ストレージ・プール (copy storage pool)
1 次ストレージ・プールに常駐するファイ
ルのコピーを含むボリュームの名前付きセ
ット。コピー・ストレージ・プールは、1
次ストレージ・プールに保管されているデ
ータのバックアップにのみ使用される。コ
ピー・ストレージ・プールを、バックアッ
プ・コピー・グループ、アーカイブ・コピ
ー・グループ、または管理クラス (スペー
ス管理対象ファイル用) の宛先にすること
はできない。宛先 (destination)、1 次スト
レージ・プール (primary storage pool)、サ
ーバー・ストレージ (server storage)、スト
レージ・プール (storage pool)、ストレー
ジ・プール・ボリューム (storage pool
volume) も参照。
422
D
デーモン (daemon)
ネットワーク制御などの継続的または周期
的な機能を実行するために、無人で実行さ
れるプログラム。
損傷ファイル (damaged file)
読み取りエラーが検出された物理ファイ
ル。
データベース・バックアップ・シリーズ (database
backup series)
データベースのフルバックアップが 1 つ
と、そのフルバックアップ以降に作成され
る最大 32 個の増分バックアップ。フルバ
ックアップが実行されるたびに、新規のデ
ータベース・バックアップ・シリーズが開
始される。番号により、それぞれのバック
アップ・シリーズが識別される。データベ
ース・スナップショット (database
snapshot)、フルバックアップ (full backup)
も参照。
データベース・スナップショット (database
snapshot)
オフサイトで取れる、メディアへのデータ
ベース全体のフルバックアップ。データベ
ース・スナップショットが作成される場
合、現行のデータベース・バックアップ・
シリーズは中断されない。データベース・
スナップショットに増分データベース・バ
ックアップを関連付けることはできない。
データベース・バックアップ・シリーズ
(database backup series) およびフルバック
アップ (full backup) も参照。
データ・センター (data center)
仮想化された環境で、ホスト、クラスタ
ー、ネットワーク、およびデータ・ストア
を保持するコンテナー。
データ重複排除 (data deduplication)
冗長データの除去によるストレージ必要量
の削減の方式。データの 1 つのインスタ
ンスのみがストレージ・メディアに保存さ
れます。同じデータのその他のインスタン
スは、保持されているインスタンスへのポ
インターで置き換えられます。
データ・マネージャー・サーバー (data manager
server) クライアント・インベントリーのメタデー
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
タ情報を収集し、ローカル・エリア・ネッ
トワークでのストレージ・エージェントの
トランザクションを管理するサーバー。デ
ータ・マネージャー・サーバーは、適用可
能なライブラリー属性およびターゲット・
ボリューム ID をストレージ・エージェン
トに通知する。
データ・ムーバー (data mover)
サーバーの代わりにデータを移動するデバ
イス。ネットワーク接続ストレージ (NAS)
ファイル・サーバーはデータ移動プログラ
ムである。
データ・ストレージ管理アプリケーション・プロ
グラミング・インターフェース (data
storage-management application-programming
interface (DSMAPI))
ファイル上のイベントをモニターし、ファ
イル内のデータを管理、維持できる、機能
およびセマンティクスのセット。 HSM 環
境で、DSMAPI はイベントを使用してフ
ァイル上の操作をデータ管理アプリケーシ
ョンに知らせ、任意の属性情報をファイル
と一緒に保管し、ファイル内の管理された
領域をサポートし、DSMAPI アクセス権
限を使用してファイル・オブジェクトへの
アクセスを制御する。
データ・ストア (data store)
仮想化された環境で、仮想マシン・データ
が保管されるロケーション。
重複排除 (deduplication)
同じエンティティーを表していると識別さ
れたレコードの集合から、典型的なレコー
ドを作成するプロセス。
デフォルト管理クラス (default management
class) ポリシー・セットに割り当てられる管理ク
ラスの 1 つ。このクラスは、ファイルが
include-exclude リストによって明示的に特
定の管理クラスと関連付けられていないと
きに、バックアップ・ファイルまたはアー
カイブ・ファイルを管理するために使用さ
れる。
要求時マイグレーション (demand migration)
階層ストレージ管理 (HSM) がアクティブ
になっているファイル・システムでのスペ
ース不足状態に応答するために使用される
プロセス。スペースの使用量がファイル・
システムに設定された低しきい値に下がる
まで、ファイルはサーバー・ストレージに
マイグレーションされる。高しきい値と低
しきい値が同じ場合は、1 つのファイルが
マイグレーションされる。自動マイグレー
ション (automatic migration)、 選択マイグ
レーション (selective migration)、しきい値
マイグレーション (threshold migration) も
参照。
デスクトップ・クライアント (desktop client)
Microsoft Windows、Apple、および Novell
NetWare オペレーティング・システム上の
クライアントを含む、バックアップ/アー
カイブ・クライアントのグループ。
宛先 (destination)
クライアント・ファイルのバックアップ、
アーカイブ、またはマイグレーション先と
なる 1 次ストレージ・プールを指定する
コピー・グループまたは管理クラス属性。
コピー・ストレージ・プール (copy storage
pool) も参照。
装置クラス (device class)
ストレージ装置のグループに適用される特
性の名前付きセット。それぞれの装置クラ
スは固有の名前をもっており、ディスク、
ファイル、光ディスク、またはテープのデ
バイス・タイプを表す。
装置構成ファイル (device configuration file)
1. ストレージ・エージェントの場合、ス
トレージ・エージェントの名前とパス
ワード、およびそのストレージ・エー
ジェントが使用する、SAN の接続され
たライブラリーおよびドライブを管理
しているサーバーに関する情報を含む
ファイル。
2. サーバーの場合、定義済みデバイス・
クラス (およびいくつかのサーバーで
は、定義済みライブラリーとドライブ)
に関する情報を含むファイル。この情
報は、データベースにあるデバイス構
成情報のコピーである。
災害時回復マネージャー (DRM) (disaster
recovery manager (DRM))
サーバーの災害時回復プラン・ファイルの
準備および使用を支援する機能。
用語集
423
災害時回復プラン (disaster recovery plan)
災害時回復マネージャー (DRM) により作
成されるファイル。災害が発生した場合の
コンピューター・システムの回復方法、お
よび特定のリカバリー・タスクを行うため
に実行できるスクリプトに関する情報が記
述されている。このファイルには、サーバ
ーに使用されるソフトウェアおよびハード
ウェア、およびリカバリー・メディアのロ
ケーションに関する情報が含まれる。
ドメイン (domain)
クライアント・ノードのデータまたはスト
レージ・リソースを管理する、1 つ以上の
ポリシー・セットをもつクライアント・ノ
ードのグループ分け。ポリシー・ドメイン
(policy domain) も参照。
DRM
災害時回復管理機能 (disaster recovery
manager) を参照。
DSMAPI
データ・ストレージ管理アプリケーショ
ン・プログラミング・インターフェース
(data storage-management
application-programming interface) を参照。
動的逐次化 (dynamic serialization)
コピー逐次化。このタイプでは、ファイル
またはフォルダーは、バックアップまたは
アーカイブ中に変更されるかどうかに関係
なく、1 回目の試行でバックアップまたは
アーカイブされる。共有動的逐次化
(shared dynamic serialization)、共有静的逐
次化 (shared static serialization)、および静
的逐次化 (static serialization) も参照。
E
EA
拡張属性 (extended attribute) を参照。
EB
エクサバイト (exabyte) を参照。
EFS
暗号化ファイル・システム (Encrypted File
System) を参照。
暗号化ファイル・システム (Encrypted File
System: EFS)
ファイル・システム・レベルの暗号化を使
用するファイル・システム。
エンタープライズ構成 (enterprise configuration)
サーバー間通信を使用して、管理者が 1
424
つのサーバーの構成を他のサーバーに配布
できるようにサーバーをセットアップする
方式。構成マネージャー (configuration
manager)、管理下のサーバー (managed
server)、プロファイル (profile)、サブスク
リプション (subscription) も参照。
エンタープライズ・ロギング (enterprise logging)
指定されたイベント・サーバーに、サーバ
ーからイベントを送信するプロセス。イベ
ント・サーバーは、ユーザー出口などの指
定された受信側にイベントを発送する。イ
ベント (event) も参照。
エラー・ログ (error log)
製品またはシステムに関するエラー情報を
記録するために使用されるデータ・セット
またはファイル。
見積容量 (estimated capacity)
ストレージ・プールの使用可能なスペース
(MB 単位)。
イベント (event)
タスクまたはシステムに発生した重要な事
象。イベントには、操作の完了または失
敗、ユーザー・アクション、もしくはプロ
セスの状態の変化などがある。エンタープ
ライズ・ロギング (enterprise logging)、受
信側 (receiver) も参照。
イベント・レコード (event record)
イベントの実際の状況および結果を記述す
るデータベース・レコード。
イベント・サーバー (event server)
他のサーバーがロギングのためにイベント
を送信できるサーバー。イベント・サーバ
ーは、送信側サーバーのイベントに対して
有効になっているすべての受信側にイベン
トを経路指定する。
エクサバイト (exabyte: EB)
プロセッサー・ストレージ、実ストレー
ジ、仮想ストレージの容量、チャネルのボ
リュームでは、2 の 60 乗 (1 152 921
504 606 846 976) バイト。ディスク・ス
トレージ容量および通信ボリュームの場
合、1 000 000 000 000 000 000 バイト。
exclude
include-exclude リストでファイルを識別す
るプロセス。このプロセスは、ユーザーま
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
たはスケジュールによって増分バックアッ
プ操作または選択バックアップ操作が開始
された場合に、ファイルがバックアップま
たはマイグレーションされないようにす
る。ファイルは、バックアップ、スペース
管理、またはバックアップとスペース管理
の両方から除外することができる。
exclude-include リスト (exclude-include list)
include-exclude リスト (include-exclude list)
を参照。
期限切れ (expiration)
有効期限または保存期間が過ぎたために、
ファイル、データ・セット、またはオブジ
ェクトが削除対象として識別されるプロセ
ス。
期限切れファイル (expiring file)
有効期限切れで、ストレージからの除去の
マークが付けられているマイグレーション
済みファイルまたは事前マイグレーション
済みファイル。事前マイグレーションされ
たファイルのスタブ・ファイルまたはオリ
ジナル・コピーが、ローカル・ファイル・
システムから削除されるか、または事前マ
イグレーションされたファイルのオリジナ
ル・コピーが更新されると、これに対応す
るマイグレーション済みファイルまたは事
前マイグレーションされたファイルは、次
回の調整実行時に有効期限切れのマークが
付けられる。
拡張 (extend)
データベースまたはリカバリー・ログ情報
の保管に使用できる使用可能なスペースの
部分を増やすこと。
拡張属性 (extended attribute: EA)
ファイルまたはディレクトリーと関連付け
られている名前または値の組。拡張属性に
は、ユーザー属性、システム属性、および
トラステッド属性の 3 つのクラスがあ
る。
外部ライブラリー (external library)
ストレージ管理サーバー以外のメディア管
理システムによって管理されるドライブの
コレクション。
用語集
425
マイグレーション済みファイル
(premigrated file)、常駐ファイル (resident
file) も参照。
F
ファイル・アクセス時刻 (file access time)
AIX、UNIX、または Linux システムで、
ファイルが最後にアクセスされた時刻。
ファイル経過時間 (file age)
マイグレーションの優先順位付けのために
使用する、ファイルが最後にアクセスされ
てからの経過日数。
FILE 装置タイプ (file device type)
ボリュームとしてディスク・ストレージ上
の順次アクセス・ファイルの使用を指定す
るデバイス・タイプ。
ファイル・サーバー (file server)
ネットワーク上のユーザーによって共有さ
れるプログラムおよびファイルを保管す
る、ローカル・エリア・ネットワークに接
続された専用コンピューターとその周辺ス
トレージ装置。
ファイル・スペース (file space)
サーバー・ストレージ内の論理スペースで
あり、ここにはクライアント・ノードによ
って単一の論理区画、ファイル・システ
ム、あるいは仮想マウント・ポイントから
バックアップまたはアーカイブされたファ
イルのグループが含まれる。クライアン
ト・ノードは、サーバー・ストレージから
自分のファイル・スペースをリストア、リ
トリーブ、または削除することができる。
サーバー・ストレージ内では、単一ファイ
ル・スペースに属する複数のファイルが必
ずしも一緒に保管されるわけではない。
ファイル・スペース ID (file space ID (FSID))
サーバー・ストレージにファイル・スペー
スが保管されるときに、サーバーがそのフ
ァイル・スペースに割り当てる固有の数値
ID。
ファイル状態 (file state)
スペース管理が追加されているファイル・
システムに常駐するファイルのスペース管
理モード。ファイルの状態は、常駐、事前
マイグレーション済み、またはマイグレー
ション済みのいずれかである。マイグレー
ション済みファイル (migrated file)、事前
426
ファイル・システム・マイグレーション・プログ
ラム (file system migrator: FSM)
すべてのファイル・システム操作を代行受
信し、必要なスペース管理サポートを提供
するカーネル拡張。スペース管理サポート
が不要の場合、操作はオペレーティング・
システムに渡され、そのオペレーティン
グ・システムが通常の機能を実行する。フ
ァイル・システム・マイグレーション・プ
ログラムは、スペース管理がファイル・シ
ステムに追加されるときにそのファイル・
システムにマウントされる。
ファイル・システム状態 (file system state)
階層ストレージ管理 (HSM) クライアント
がインストールされているワークステーシ
ョンにあるファイル・システムのストレー
ジ管理モード。ファイル・システムは、固
有、活動、非活動、またはグローバル非活
動のいずれかの状態になる。
頻度 (frequency)
ある増分バックアップから次の増分バック
アップの間の最小間隔 (日数) を指定する
コピー・グループ属性。
FSID
ファイル・スペース ID (file space ID) を
参照。
FSM
ファイル・システム・マイグレーション・
プログラム (file system migrator) を参
照。
フルバックアップ (full backup)
サーバー・データベース全体をバックアッ
プするプロセス。フルバックアップは、新
規データベース・バックアップ・シリーズ
を開始する。データベース・バックアッ
プ・シリーズ (database backup series) デ
ータベース・スナップショット (database
snapshot)、増分バックアップ (incremental
backup) も参照。
ファジー・バックアップ (fuzzy backup)
ファイルを変更している最中にそのファイ
ルをバックアップしたために、その時点の
ファイルの内容を正確に反映していない可
能性のあるファイルのバックアップ・バー
ジョン。
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ーン・コード
ファジー・コピー (fuzzy copy)
ファイルの変更中にバックアップされたか
またはアーカイブされたために、ファイル
の元の内容を正確に反映していない可能性
があるファイルのバックアップ・バージョ
ンまたはアーカイブ・コピー。
G
GB
ギガバイト (gigabyte) を参照。
General Parallel File System (GPFS)
クラスター・システム環境内の各ノードか
らのデータ・アクセスを可能にする高性能
の共有ディスク・ファイル・システム。イ
ンフォメーション・ライフサイクル・マネ
ージメント (information lifecycle
management) も参照。
G バイト (gigabyte: GB)
プロセッサー・ストレージ、実ストレー
ジ、仮想ストレージ、およびチャネル・ボ
リュームの場合、10 の 9 乗、すなわち
1,073,741,824 バイト。ディスク・ストレ
ージ容量や通信ボリュームの場合は、
1,000,000,000 バイト。
グローバル非活動状態 (global inactive state)
スペース管理がクライアント・ノードに対
してグローバルに非活動化されている時
の、スペース管理が追加されているすべて
のファイル・システムの状態。
グローバル固有 ID (Globally Unique Identifier
(GUID))
システム内のエンティティーを一意的に識
別する、アルゴリズム的に決定された番
号。汎用固有 ID (Universally Unique
Identifier) も参照。
GPFS
General Parallel File System を参照。
GPFS ノード・セット (GPFS node set)
マウントされている、GPFS ファイル・シ
ステムの定義済みグループ。
グループ・バックアップ (group backup)
1 つ以上のファイル・スペース起点からの
ファイルのリストを含むグループのバック
アップ。
GUID グローバル固有 ID (Globally Unique
Identifier) を参照。
H
階層ストレージ管理 (hierarchical storage
management (HSM))
ディスク、テープ、またはその両方にある
データを、これらのタイプのデバイス (お
よび場合によってその他のタイプのデバイ
ス) を、ストレージ階層内のレベル (高速
で高価なデバイスから低速で安価で、場合
によって除去可能なデバイスまでさまざ
ま) と見なすことにより、自動的に配布お
よび管理する機能。この目的は、データへ
のアクセス時間を最小限に抑えて、使用可
能なメディア容量を最大化することであ
る。階層ストレージ管理クライアント
(hierarchical storage management client)、再
呼び出し (recall)、ストレージ階層 (storage
hierarchy) も参照。
階層ストレージ管理クライアント (HSM クライア
ント) (hierarchical storage management client
(HSM client))
サーバーと連携して、システムに階層スト
レージ管理 (HSM) を提供するクライアン
ト・プログラム。階層ストレージ管理
(hierarchical storage management)、管理ク
ラス (management class) も参照。
HSM
階層ストレージ管理 (hierarchical storage
management) を参照。
HSM クライアント (HSM client)
階層ストレージ管理 (HSM) クライアント
(hierarchical storage management client) を
参照。
I
ILM
インフォメーション・ライフ・サイクル・
マネージメント (Information Lifecycle
Management) を参照。
イメージ (image)
単一オブジェクトとしてバックアップされ
るファイル・システムまたはロー論理ボリ
ューム。
イメージ・バックアップ (image backup)
単一オブジェクトとしての全ファイル・シ
ステムまたはロー論理ボリュームのバック
アップ。
用語集
427
非活動ファイル・システム (inactive file system)
スペース管理が非活動化されているファイ
ル・システム。活動ファイル・システム
(active file system) も参照。
非活動バージョン (inactive version)
ファイルのバックアップ・バージョンの 1
つであるが、最新のバックアップ・バージ
ョンではないか、もうクライアント・シス
テム上に存在しないファイルのバックアッ
プ・バージョン。非アクティブ・バックア
ップ・バージョンは、ファイルに割り当て
られた管理クラスに従って満了処理が行わ
れる。活動バージョン (active version) お
よびバックアップ・バージョン (backup
version) も参照。
包含/除外ファイル (include-exclude file)
バックアップするファイル、およびバック
アップまたはアーカイブに使用する、関連
付けられた管理クラスを決定するステート
メントが入っているファイル。
include-exclude リスト (include-exclude list)
も参照。
include-exclude リスト (include-exclude list)
選択されたファイルをバックアップ対象と
して含める、または除外するオプションの
リスト。exclude オプションはバックアッ
プしてはならないファイルを識別する。
include オプションでは、除外規則を免除
するファイルを指定するか、またはバック
アップまたはアーカイブのサービスのため
に 1 つのファイルまたは一群のファイル
に管理クラスを割り当てる。
include-exclude ファイル (include-exclude
file) も参照。
増分バックアップ (incremental backup)
前回のフルバックアップまたは増分バック
アップ以降に追加または変更されたものを
対象に、ファイルやディレクトリーをバッ
クアップするプロセス、またはデータベー
スのページをコピーするプロセス。選択バ
ックアップ (selective backup) も参照。
メールボックスの個別リストア (individual
mailbox restore)
メールボックス・リストア (mailbox
restore) を参照。
428
インフォメーション・ライフ・サイクル・マネー
ジメント (Information Lifecycle Management
(ILM)) ストレージ・プールとファイル・セットに
対するポリシー・ベースのファイル管理シ
ステム。General Parallel File System も参
照。
i ノード (inode)
AIX、UNIX、または Linux システム上の
個別のファイルを記述する内部構造。i ノ
ードには、ファイルのノード、タイプ、所
有者、およびロケーションが含まれる。
i ノード番号 (inode number)
ファイル・システム内の特定の i ノー
ド・ファイルを指定する番号。
IP アドレス (IP address)
インターネット・プロトコル規格を使用す
るネットワーク上のデバイスまたは論理装
置の固有アドレス。
J
ジョブ・ファイル (job file)
マイグレーション・ジョブの構成情報を含
む生成ファイル。ファイルは XML 形式
で、Windows クライアントのグラフィカ
ル・ユーザー・インターフェース用に階層
ストレージ管理 (HSM) クライアントで作
成および編集できる。マイグレーション・
ジョブ (migration job) も参照。
ジャーナル・ベースのバックアップ (journal-based
backup)
Windows クライアントおよび AIX クライ
アントのバックアップ方式。この方式では
ファイルの変更通知メカニズムを活用し、
ファイル・システムを完全にスキャンする
必要性を減らすことにより、増分バックア
ップのパフォーマンスを改善する。
ジャーナル・デーモン (journal daemon)
AIX、UNIX、または Linux システムで、
ファイル・システム内に常駐するファイル
の変更アクティビティーを追跡するプログ
ラム。
ジャーナル・サービス (journal service)
Microsoft Windows で、ファイル・システ
ムに常駐するファイルの変更アクティビテ
ィーを追跡するプログラム。
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
アクセスするサーバー。ライブラリー・マ
ネージャー (library manager) も参照。
K
KB
キロバイト (kilobyte) を参照。
キロバイト (kilobyte (KB))
プロセッサー・ストレージ、実ストレージ
および仮想ストレージ、およびチャネル・
ボリュームの場合、2 の 10 乗、つまり
1,024 バイト。 ディスク・ストレージ容
量および通信量の場合は、1,000 バイト。
L
LAN
ローカル・エリア・ネットワーク (Local
Area Network) を参照。
LAN フリー・データ移動 (LAN-free data
movement)
ローカル・エリア・ネットワークをバイパ
スした、ストレージ・エリア・ネットワー
ク (SAN) 上のクライアント・システムと
ストレージ装置との間のクライアント・デ
ータの移動。
LAN フリー・データ転送 (LAN-free data
transfer)
LAN フリー・データ移動 (LAN-free data
movement) を参照。
リーダー・データ (leader data)
マイグレーション済みファイルの先頭から
のデータのバイト数で、ローカル・ファイ
ル・システム上にある、そのファイルの対
応するスタブ・ファイルに保管されてい
る。スタブ・ファイルに保管されるリーダ
ー・データの量は、指定されたスタブ・サ
イズによって異なる。
ライブラリー (library)
1. 磁気ディスクや磁気テープなど、取り
外し可能な記録済みメディアを保管す
るリポジトリー。
2. ストレージ・ボリュームへのアクセス
に使用できる、1 つ以上のドライブお
よび場合によってはロボット・デバイ
ス (ライブラリー・タイプによって異
なる) のコレクション。
ライブラリー・クライアント (library client)
サーバー間通信を使用して、別のストレー
ジ管理サーバーが管理するライブラリーに
ライブラリー・マネージャー (library manager)
複数のストレージ管理サーバーがストレー
ジ装置を共有する場合に、デバイスの操作
を制御するサーバー。ライブラリー・クラ
イアント (library client) も参照。
ローカル (local)
1. 通信回線を使わず、ユーザー・システ
ムから直接アクセスするデバイス、フ
ァイル、またはシステムに関する用
語。 リモート (remote) も参照。
2. 階層ストレージ管理製品の場合、移動
対象のマイグレーション済みファイル
の移動先を示す用語。リモート
(remote) も参照。
ローカル・エリア・ネットワーク (Local Area
Network: LAN)
限定された領域内 (単一のビルまたはキャ
ンパスなど) のいくつかのデバイスを接続
し、より大きなネットワークに接続できる
ネットワーク。
ローカル・シャドー・ボリューム (local shadow
volume)
ディスク・ストレージ・サブシステムにロ
ーカライズされたシャドー・ボリュームに
保管されているデータ。
LOFS ループバック仮想ファイル・システム
(loopback virtual file system) を参照。
論理ファイル (logical file)
1 つ以上のサーバー・ストレージ・プール
に単独、または集合体の一部として保管さ
れているファイル。集合体 (aggregate)、物
理ファイル (physical file)、物理占有
(physical occupancy) も参照。
論理専有 (logical occupancy)
ストレージ・プール内で論理ファイルによ
って使用されるスペース。このスペースに
は、論理ファイルが集合ファイルから削除
されるときに作成された未使用のスペース
は含まれない。したがって、物理占有より
少ない可能性がある。物理占有 (physical
occupancy) も参照。
論理装置番号 (logical unit number: LUN)
SCSI 標準で、それぞれが論理装置 (LU)
用語集
429
であるデバイスを他のデバイスと区別する
ために使用される固有の ID。
論理ボリューム (logical volume)
ファイル・システムを含む、物理ボリュー
ムの部分。
論理ボリューム・バックアップ (logical volume
backup)
ファイル・システムまたは論理ボリューム
を単一オブジェクトとしてバックアップす
ること。
論理ボリューム・スナップショット・エージェン
ト (Logical Volume Snapshot Agent (LVSA))
オンライン・イメージ・バックアップ中
に、論理ボリュームのスナップショットを
作成するためのスナップショット・プロバ
イダーとして機能できるソフトウェア。
ループバック仮想ファイル・システム (Loopback
Virtual File System: LOFS)
ディレクトリーを別のローカル・ディレク
トリーにマウントする (mount-over-mount
とも呼ばれる) ことによって作成されるフ
ァイル・システム。LOFS は、自動マウン
ト機能を使用しても生成される。
LUN
論理装置番号 (logical unit number) を参
照。
LVSA 論理ボリューム・スナップショット・エー
ジェント (Logical Volume Snapshot Agent)
を参照。
M
マクロ・ファイル (macro file)
1 つ以上のストレージ・マネージャーの管
理コマンドを含むファイル。MACRO コマ
ンドを使用して管理可能クライアントから
のみ実行できる。Tivoli Storage Manager
コマンド・スクリプト (Tivoli Storage
Manager command script) も参照。
メールボックスのリストア (mailbox restore)
メールボックス・レベルまたはメールボッ
クス項目レベルの Microsoft Exchange
Server データを IBM Data Protection for
Microsoft Exchange のバックアップからリ
ストアする機能。
430
管理対象オブジェクト (managed object)
構成マネージャーによって管理下のサーバ
ーに配布された管理対象サーバーのデータ
ベースでの定義。管理対象サーバーがプロ
ファイルをサブスクライブすると、そのプ
ロファイルと関連付けられているすべての
オブジェクトは、管理対象サーバーのデー
タベース内での管理対象オブジェクトとな
る。
管理下のサーバー (managed server)
1 つ以上のプロファイルへのサブスクリプ
ションを使用して構成マネージャーから構
成情報を受け取るサーバー。構成情報に
は、ポリシーやスケジュールなどのオブジ
ェクトの定義を含めることができる。構成
マネージャー (configuration manager)、エ
ンタープライズ構成 (enterprise
configuration)、プロファイル (profile)、サ
ブスクリプション (subscription) も参照。
管理クラス (management class)
サーバーによるファイルの管理方法を指定
するために、ユーザーが各ファイルにバイ
ンドできるポリシー・オブジェクト。管理
クラスには、バックアップ・コピー・グル
ープ、アーカイブ・コピー・グループ、お
よびスペース管理属性を含めることができ
る。バインド (bind)、コピー・グループ
(copy group)、階層ストレージ管理クライ
アント (hierarchical storage management
client)、ポリシー・セット (policy set)、再
バインド (rebind) も参照。
最大伝送単位 (MTU) (maximum transmission
unit)
特定の物理メディア上で送信可能な、単一
フレーム内のデータの最大単位。例えば、
イーサネットの最大伝送単位は 1500 バイ
トである。
MB
メガバイト (megabyte) を参照。
メディア・サーバー (media server)
z/OS® 環境において、z/OS 以外のオペレ
ーティング・システム上で稼働する Tivoli
Storage Manager サーバー用の z/OS ディ
スク・ストレージまたはテープ・ストレー
ジへのアクセスを提供するプログラム。
メガバイト (megabyte (MB))
プロセッサー・ストレージ、実ストレージ
と仮想ストレージ、およびチャネル・ボリ
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
ュームの場合は、2 の 20 乗すなわち
1,048,576 バイト。 ディスク・ストレージ
容量や通信ボリュームの場合、1,000,000
バイト。
メタデータ (metadata)
データの特性を記述するデータ。記述デー
タ。
マイグレーション (migrate)
別の場所にデータを移動したり別のコンピ
ューター・システムにアプリケーションを
移動すること。
マイグレーション済みファイル (migrated file)
ローカル・ファイル・システムからストレ
ージにコピーされたファイル。UNIX また
は Linux システム上の HSM クライアン
トの場合、このファイルはローカル・ファ
イル・システム上のスタブ・ファイルに置
換される。Windows システムでは、スタ
ブ・ファイルの作成はオプションである。
ファイル状態 (file state)、事前マイグレー
ション済みファイル (premigrated file)、常
駐ファイル (resident file)、スタブ・ファイ
ル (stub file) も参照。
マイグレーション (migration)
コンピューター・システム間でのデータ移
動、または別のコンピューター・システム
へのアプリケーションの移動のプロセス。
マイグレーション・ジョブ (migration job)
マイグレーションするファイル、およびマ
イグレーション後に元のファイルに対して
実行するアクションの指定。ジョブ・ファ
イル (job file)、しきい値マイグレーショ
ン (threshold migration) も参照。
マイグレーションしきい値 (migration threshold)
ストレージ・プールまたはファイル・シス
テムの上限または下限の容量 (パーセンテ
ージで表す)。この容量に達したときに、
マイグレーションが開始および停止するよ
う設定される。
ミラーリング (mirroring)
同時に複数のディスクに同一データを書き
込むプロセス。データのミラーリングは、
データベース内またはリカバリー・ログ内
のデータ損失を防ぐ。
モード (mode)
前回のバックアップ以降にファイルが変更
されていない場合に、そのファイルをバッ
クアップするかどうかを指定するコピー・
グループ属性。absolute モード (absolute
mode)、 modified モード (modified mode)
も参照。
modified モード (modified mode)
ストレージ管理において、ファイルが最後
のバックアップ以降に変更されている場
合、そのファイルを増分バックアップのみ
の対象として見なすことを指定する、バッ
クアップ・コピー・グループ・モード。フ
ァイルの日付、サイズ、所有者、または許
可が変更された場合、そのファイルは変更
済みファイルと見なされる。absolute モー
ド (absolute mode)、 モード (mode) も参
照。
マウント制限 (mount limit)
同一装置クラスから同時にアクセスできる
ボリュームの最大数。マウント制限によ
り、マウント・ポイントの最大数が決定さ
れる。マウント・ポイント (mount point)
も参照。
マウント・ポイント (mount point)
順次アクセス・デバイス・クラス内のボリ
ュームにアクセスする際に使用する論理ド
ライブ。取り外し可能メディアのデバイ
ス・タイプ (テープなど) の場合は、マウ
ント・ポイントは物理ドライブと関連付け
られた論理ドライブである。ファイル装置
タイプの場合は、マウント・ポイントは
I/O ストリームに関連した論理ドライブで
ある。マウント制限 (mount limit) も参
照。
マウント保持期間 (mount retention period)
マウントされて使用されていない順次アク
セス・メディア・ボリュームをサーバーが
保持する最大時間 (分)。この時間を過ぎる
と、サーバーはその順次アクセス・メディ
ア・ボリュームを取り外す。
マウント待機期間 (mount wait period)
サーバーが順次アクセス・ボリュームのマ
ウント要求が満たされるのを待つ最大時間
(分)。この時間を過ぎると要求はキャンセ
ルされる。
用語集
431
MTU
最大伝送単位 (maximum transmission unit)
を参照。
N
Nagle アルゴリズム (Nagle algorithm)
小型のパケットを結合して一緒に送信する
ことにより、TCP/IP ネットワークの輻輳
を緩和するアルゴリズム。
名前付きパイプ (Named pipe)
プロセス間通信の 1 つのタイプで、対等
プロセス間 (クライアントとサーバー間な
ど) でメッセージ・データ・ストリームを
やり取りできるようにするもの。
NAS ファイル・サーバー (NAS file server)
Network Attached Storage ファイル・サー
バー (network-attached storage file server)
を参照。
NAS ファイル・サーバー・ノード (NAS file
server node)
NAS ノード (NAS node) を参照。
NAS ノード (NAS node)
ネットワーク接続ストレージ (NAS) ファ
イル・サーバーであるクライアント・ノー
ド。NAS ノードのデータは、Network
Data Management Protocol (NDMP) が制御
する NAS ファイル・サーバーによって転
送される。NAS ノードは NAS ファイ
ル・サーバー・ノードとも呼ばれる。
ネイティブ・ファイル・システム (native file
system)
ファイル・サーバーにローカルに追加さ
れ、スペース管理のためには追加されない
ファイル・システム。階層ストレージ・マ
ネージャー (HSM) クライアントは、この
ファイル・システムにスペース管理サービ
スを提供しない。
ネイティブ・フォーマット (native format)
サーバーによってストレージ・プールに直
接書き込まれるデータのフォーマット。非
ネイティブ・データ・フォーマット
(non-native data format) も参照。
NDMP Network Data Management Protocol を参
照。
432
ネットワーク基本入出力システム (NetBIOS)
(Network Basic Input/Output System (NetBIOS))
メッセージ、プリント・サーバー、および
ファイル・サーバー機能を提供するために
ローカル・エリア・ネットワークで使用さ
れる、ネットワークおよびパーソナル・コ
ンピューターの標準インターフェース。
NetBIOS を使用するアプリケーション・
プログラムは、LAN データ・リンク制御
(DLC) プロトコルの詳細を処理する必要が
ない。
Network Attached Storage ファイル・サーバー
(NAS ファイル・サーバー) (network-attached
storage file server)
ファイル提供機能向けに最適化された、オ
ペレーティング・システム付きの専用スト
レージ装置。NAS ファイル・サーバー
は、ノードとデータ移動プログラムの両方
の特性をもつことができる。
ネットワーク基本入出力システム (Network Basic
Input/Output System)
NetBIOS を参照。
ネットワーク・データ管理プロトコル (Network
Data Management Protocol (NDMP))
ベンダーから取得したソフトウェアをファ
イル・サーバー上にインストールせずに、
ネットワーク・ストレージ管理アプリケー
ションが NDMP 準拠のファイル・サーバ
ーのバックアップとリカバリーを制御でき
るようにするプロトコル。
ネットワーク・データ転送速度 (network
data-transfer rate)
転送された合計バイト数をデータ転送時間
で割ることにより算出される速度。例え
ば、この速度はネットワーク上でのデータ
の転送に費やされた時間の場合がある。
ノード (node)
バックアップ/アーカイブ・クライアン
ト・プログラムがインストールされている
ファイル・サーバーまたはワークステーシ
ョンであり、サーバーに登録済みである。
ノード名 (node name)
ワークステーション、ファイル・サーバ
ー、または PC をサーバーに対して識別
するために使用される固有の名前。
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ーン・コード
ノード特権クラス (node privilege class)
特定のクライアント・ノードまたはポリシ
ー・ドメイン内のすべてのクライアントの
バックアップ/アーカイブ・クライアント
にリモートにアクセスする権限を管理者に
付与する特権クラス。特権クラス
(privilege class) も参照してください。
非ネイティブ・データ・フォーマット (non-native
data format)
サーバーが操作のために使用するフォーマ
ットとは異なる、ストレージ・プールに書
き込まれるデータのフォーマット。ネイテ
ィブ・フォーマット (native format) も参
照。
元のファイル・システム (originating file system)
ファイルのマイグレーション元であるファ
イル・システム。ファイルが再呼び出しさ
れると、元のファイル・システムに戻され
る。
孤立スタブ・ファイル (orphaned stub file)
クライアント・ノードがスペース管理サー
ビスのために接続している サーバー上に
マイグレーション済みファイルを見つける
ことができないファイル。例えば、ファイ
ルのマイグレーション先であったサーバー
と異なるサーバーに接続するようにクライ
アント・システム・オプション・ファイル
が変更されている場合、スタブ・ファイル
が孤立することがある。
O
オフライン・ボリューム・バックアップ (offline
volume backup)
バックアップ操作中に他のシステム・アプ
リケーションがアクセスできないようにボ
リュームがロックされているバックアッ
プ。
オンライン・ボリューム・バックアップ (online
volume backup)
バックアップ操作中に他のシステム・アプ
リケーションがボリュームを使用できるバ
ックアップ。
オープン登録 (open registration)
ユーザーが自分のワークステーションをク
ライアント・ノードとしてサーバーに登録
できる登録プロセス。クローズされた登録
(closed registration) も参照。
オペレーター特権クラス (operator privilege
class) 管理者にサーバーを使用不可または停止す
る権限、サーバーを使用可能にする権限、
サーバー・プロセスをキャンセルする権
限、および取り外し可能メディアを管理す
る権限を付与する特権クラス。特権クラス
(privilege class) も参照してください。
オプション・ファイル (options file)
処理オプションが入ったファイル。クライ
アント・システム・オプション・ファイル
(client system-options file)、クライアン
ト・ユーザー・オプション・ファイル
(client user-options file) も参照。
P
パケット (packet)
データ通信において、複合体として伝送さ
れ、交換されるデータと制御シグナルを含
む 2 進数のシーケンス。
ページ (page)
ストレージ・メディア上、またはデータベ
ース・ボリューム内にある、定義済みのス
ペース単位。
部分ファイル再呼び出しモード (partial-file recall
mode) ファイルにアクセスするアプリケーション
の要求に従って、階層ストレージ管理
(HSM) 機能がマイグレーション済みファ
イルの一部だけをストレージから読み取る
再呼び出しモード。
パスワード生成 (password generation)
古いパスワードの有効期限が切れたとき
に、新規パスワードを作成し、暗号化され
たパスワード・ファイルにそのパスワード
を保管するプロセス。パスワードの自動生
成により、パスワード・プロンプトは抑止
される。
パス (path)
ソースと宛先の間の 1 対 1 の関係を定義
するオブジェクト。このパスを使用して、
ソースは宛先にアクセスする。データはソ
ースから宛先、およびその逆にフローでき
る。ソースの例としてはデータ移動プログ
ラム (ネットワーク接続ストレージ [NAS]
用語集
433
ファイル・サーバー) があり、宛先の例と
しては磁気テープ・ドライブがある。
パターン・マッチング・キャラクター
(pattern-matching character)
ワイルドカード文字 (wildcard character)
を参照。
物理ファイル (physical file)
1 つ以上のストレージ・プールに保管さ
れ、単一の論理ファイル、または 1 つの
集合体として一緒にパッケージされた論理
ファイルの 1 つのグループから構成され
るファイル。集合体 (aggregate)、論理ファ
イル (logical file)、物理占有 (physical
occupancy) も参照。
物理占有 (physical occupancy)
ストレージ・プール内で物理ファイルによ
って使用されるスペースの量。このスペー
スには、論理ファイルが集合体から削除さ
れたときに作成される未使用のスペースが
含まれる。論理ファイル (logical file) 論
理専有 (logical occupancy)、物理ファイル
(physical file) も参照。
プラグイン (plug-in)
既存のプログラム、アプリケーション、ま
たはインターフェースに機能を追加する、
個別にインストール可能なソフトウェア・
モジュール。
ポリシー・ドメイン (policy domain)
ユーザーのデータまたはストレージ・リソ
ースを管理する、1 つ以上のポリシー・セ
ットをもつポリシー・ユーザーのグループ
化。ユーザーは、ポリシー・ドメインと関
連付けられているクライアント・ノードで
ある。アクティブ・ポリシー・セット
(active policy set) 、ドメイン (domain) も
参照。
ポリシー特権クラス (policy privilege class)
ポリシー・オブジェクトの管理、クライア
ント・ノードの登録、およびクライアン
ト・ノードに対するクライアント操作のス
ケジュールを行う権限を管理者に付与する
特権クラス。権限は特定のポリシー・ドメ
インに制限することができる。特権クラス
(privilege class) も参照してください。
ポリシー・セット (policy set)
ポリシー・ドメインでのルールのグルー
434
プ。これらのルールは、ポリシー・ドメイ
ン内のクライアント・ノードについて、デ
ータまたはストレージ・リソースを自動的
に管理する方法を指定します。ルールは管
理クラスに含めることができる。アクティ
ブ・ポリシー・セット (active policy set)、
管理クラス (management class) も参照。
事前マイグレーション済みファイル (premigrated
file)
サーバー・ストレージにコピーされてはい
るが、ローカル・ファイル・システム上で
はスタブ・ファイルで置き換えられていな
いファイル。このファイルの同一コピー
が、ローカル・ファイル・システム上とサ
ーバー・ストレージ内の両方に存在する。
スペース管理が追加されている UNIX フ
ァイル・システムと Linux ファイル・シ
ステムに、事前マイグレーション済みのフ
ァイルがある。ファイル状態 (file state)、
マイグレーション済みファイル (migrated
file)、常駐ファイル (resident file) も参
照。
事前マイグレーション済みファイル・データベー
ス (premigrated files database)
サーバー・ストレージに事前マイグレーシ
ョンされた各ファイルの情報を含むデータ
ベース。
事前マイグレーション (premigration)
サーバー・ストレージにマイグレーション
対象のファイルをコピーするが、元のファ
イルはローカル・ファイル・システム上に
そのままの状態で残しておくプロセス。
事前マイグレーション % (premigration
percentage)
スペース管理の設定の一種であり、この設
定により、しきい値マイグレーションまた
は要求時マイグレーションに続いて、ファ
イル・システム内の次に適格な候補を事前
マイグレーションするかどうかを制御す
る。
1 次ストレージ・プール (primary storage pool)
ファイルのバックアップ・バージョン、フ
ァイルのアーカイブ・コピー、およびクラ
イアント・ノードからマイグレーションさ
れたファイルを保管するためにサーバーが
使用するボリュームの名前付きセット。コ
ピー・ストレージ・プール (copy storage
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
pool)、サーバー・ストレージ (server
storage)、ストレージ・プール (storage
pool)、ストレージ・プール・ボリューム
(storage pool volume) も参照。
特権クラス (privilege class)
管理者に付与される権限のレベル。特権ク
ラスにより、管理者が実行できる管理用タ
スクが決定される。権限 (authority)、ノー
ド特権クラス (node privilege class)、オペ
レーター特権クラス (operator privilege
class)、ポリシー特権クラス (policy
privilege class)、ストレージ特権クラス
(storage privilege class)、およびシステム特
権クラス (system privilege class) も参照。
プロファイル (profile)
管理対象サーバーがサブスクライブした場
合に構成マネージャーから配布できる、名
前付き構成情報グループ。構成情報には、
登録済み管理者 ID、ポリシー、クライア
ント・スケジュール、クライアント・オプ
ション・セット、管理スケジュール、スト
レージ・マネージャー・コマンド・スクリ
プト、サーバー定義、およびサーバー・グ
ループ定義を含めることができる。構成マ
ネージャー (configuration manager)、エン
タープライズ構成 (enterprise
configuration)、管理下のサーバー (managed
server) も参照。
プロファイル・アソシエーション (profile
association)
構成マネージャーでは、ポリシー・ドメイ
ンなどのプロファイルとオブジェクトの間
で定義された関係。プロファイルのアソシ
エーションは、管理対象サーバーがプロフ
ァイルをサブスクライブするときにその管
理対象サーバーに配布される構成情報を定
義する。
用語集
435
Q
割り当て量 (quota)
1. AIX、UNIX、または Linux システム上
の HSM について、ファイル・システ
ムからサーバー・ストレージにマイグ
レーションおよび事前マイグレーショ
ンできるデータ量の制限 (メガバイト
単位)。
2. Windows システム上の HSM につい
て、再呼び出しされたファイルによっ
て占有されるスペースに対するユーザ
ー定義の制限。
R
ランダム化 (randomization)
スケジュールのスタートアップ・ウィンド
ウの指定されたパーセンテージ内で、さま
ざまなクライアントのスケジュール開始時
刻を分散するプロセス。
ロー論理ボリューム (raw logical volume)
割り振られていないブロックから構成さ
れ、ジャーナル処理済みファイル・システ
ム (JFS) 定義を持たない物理ボリュームの
部分。論理ボリュームには、低レベルの入
出力機能を通じてのみ読み取り/書き込み
アクセスが可能である。
再バインド (rebind)
ファイルのすべてのバックアップ・バージ
ョンを新規管理クラス名に関連付けるこ
と。例えば、活動バックアップ・バージョ
ンのあるファイルは、そのファイルの後の
バージョンが異なる管理クラス関連付けで
バックアップされると再バインドされる。
バインド (bind)、管理クラス (management
class) も参照。
再呼び出し (recall)
階層ストレージ管理クライアントを使用し
て、マイグレーション済みファイルをサー
バー・ストレージから元のファイル・シス
テムにコピーして戻すこと。選択再呼び出
し (selective recall) も参照。
受信側 (receiver)
サーバーおよびクライアントのメッセージ
のログをイベントとして含むサーバー・リ
436
ポジトリー。例えば、受信側には、ファイ
ル出口、ユーザー出口、または サーバ
ー・コンソールおよび活動記録ログなどが
ある。イベント (event) も参照。
レクラメーション (reclamation)
多くの順次アクセス・ボリュームの残りの
データを、より少ない数の新規の順次アク
セス・ボリュームへと統合するプロセス。
レクラメーションしきい値 (reclamation
threshold)
サーバーがボリュームのレクラメーション
処理を行う前に、順次アクセス・メディ
ア・ボリュームになければならないスペー
スのパーセンテージ。ファイルが有効期限
切れになるか削除されると、スペースのレ
クラメーション処理が可能となる。
調整 (reconciliation)
オリジナル・データ・リポジトリーと、デ
ータがバックアップ用に保管されている大
規模システムとの間の整合性を保証するプ
ロセス。データがバックアップ用に保管さ
れている大規模システムの例として、スト
レージ・サーバーやその他のストレージ・
システムがあります。調整プロセス中、必
要なくなったと識別されたデータは削除さ
れます。
回復ログ (recovery log)
データベースに書き込まれようとしている
更新のログ。このログは、システム障害や
メディア障害からリカバリーする際に使用
することができる。リカバリー・ログは、
アクティブ・ログ (ログ・ミラーを含む)
とアーカイブ・ログから構成される。
登録 (register)
サーバーにアクセスできるクライアント・
ノードまたは管理者 ID を定義すること。
レジストリー (registry)
ユーザー、システム、およびソフトウェア
のアクセス情報と構成情報を含むリポジト
リー。
リモート (remote)
階層ストレージ管理製品の場合、移動対象
のマイグレーション済みファイルの移動元
を示す用語。ローカル (local) も参照。
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ーン・コード
常駐ファイル (resident file)
Windows システムでは、ローカル・ファ
イル・システム上の完全ファイル。マイグ
レーション済みコピーはサーバー・ストレ
ージに存在できるため、このファイルもマ
イグレーション済みファイルである可能性
がある。UNIX または Linux システムで
は、マイグレーションまたは事前マイグレ
ーションされていない、あるいは サーバ
ー・ストレージから再呼び出しされて変更
されたローカル・ファイル・システム上の
完全ファイル。ファイル状態 (file state)
も参照。
リストア (restore)
使用するためにバックアップ・ロケーショ
ンからアクティブ・ストレージ・ロケーシ
ョンに情報をコピーすること。例えば、サ
ーバー・ストレージからクライアント・ワ
ークステーションに情報をコピーするこ
と。
保存 (retention)
非アクティブ・バックアップ・ファイルま
たはアーカイブ・ファイルが削除されるま
でストレージ・プールに保持される日数。
ドメイン定義の保存のためのコピー・グル
ープ属性およびデフォルトの保存猶予期
間。
リトリーブ (retrieve)
アーカイブ情報を使用するためにストレー
ジ・プールからワークステーションにコピ
ーすること。リトリーブ操作は、ストレー
ジ・プール内のアーカイブ・バージョンに
は影響を及ぼさない。アーカイブ (archive)
も参照。
root ユーザー (root user)
制限なしで操作を行うシステム・ユーザ
ー。root ユーザーには、管理用タスクを実
行するために必要な特別な権限と特権があ
る。
用語集
437
る必要がある。増分バックアップ
(incremental backup) も参照。
S
SAN
ストレージ・エリア・ネットワーク
(storage area network) を参照。
スケジュール (schedule)
処理されるクライアント操作または管理用
コマンドを記述するデータベース・レコー
ド。管理コマンド・スケジュール
(administrative command schedule)、クライ
アント・スケジュール (client schedule) も
参照。
選択マイグレーション (selective migration)
ユーザーが選択したファイルをローカル・
ファイル・システムから サーバー・スト
レージにコピーし、そのファイルをローカ
ル・ファイル・システム上のスタブ・ファ
イルで置き換えるプロセス。要求時マイグ
レーション (demand migration)、しきい値
マイグレーション (threshold migration) も
参照。
スケジューリング・モード (scheduling mode)
2 つのスケジューリング・モード (クライ
アント・ポーリングとサーバー・プロンプ
ト) をサポートする、サーバーおよびクラ
イアント・ノードのスケジューリング操作
のタイプ。
選択再呼び出し (selective recall)
サーバー・ストレージからローカル・ファ
イル・システムにユーザーの選択したファ
イルをコピーするプロセス。再呼び出し
(recall)、透過的再呼び出し (transparent
recall) も参照。
スクラッチ・ボリューム (scratch volume)
ブランクであるか有効なデータを含んでお
らず、定義されておらず、かつ使用可能
な、ラベル付きボリューム。ボリューム
(volume) も参照。
逐次化 (serialization)
バックアップ処理またはアーカイブ処理中
に変更されるファイルの処理プロセス。共
有動的逐次化 (shared dynamic
serialization)、共有静的逐次化 (shared
static serialization)、および静的逐次化
(static serialization) も参照。
スクリプト (script)
1 つのファイルに結合された一連のコマン
ドで、このファイルを実行すると特定の機
能が実行される。スクリプトは実行時に解
釈される。Tivoli Storage Manager コマン
ド・スクリプト (Tivoli Storage Manager
command script) も参照。
Secure Sockets Layer (SSL)
通信プライバシーを提供するセキュリティ
ー・プロトコル。SSL を使用すると、ク
ライアント/サーバー・アプリケーション
は、盗聴、改ざん、およびメッセージ偽造
を防ぐように設計された方法で通信するこ
とができる。
選択バックアップ (selective backup)
クライアント・ドメインから特定のファイ
ルまたはディレクトリーをバックアップす
るプロセス。バックアップされるファイル
は、include-exclude リストで除外されてい
ないファイルである。これらのファイル
は、各ファイルに割り当てられた管理クラ
スのバックアップ・コピー・グループでの
シリアライゼーションの要件を満たしてい
438
サーバー (server)
他のソフトウェア・プログラムまたは他の
コンピューターにサービスを提供するソフ
トウェア・プログラムまたはコンピュータ
ー。クライアント (client) も参照。
サーバー・オプション・ファイル (server options
file)
さまざまなサーバー操作を制御する設定が
含まれたファイル。これらの設定は、通
信、デバイス、およびパフォーマンスなど
に影響を及ぼす。
サーバー主導スケジューリング・モード
(server-prompted scheduling mode)
タスクを実行する必要があるときにサーバ
ーがクライアント・ノードに接続する、ク
ライアント/サーバーの通信技法。クライ
アント・ポーリング・スケジューリング・
モード (client-polling scheduling mode) も
参照。
サーバー・ストレージ (server storage)
サーバーが使用する 1 次ストレージ・プ
ール、コピー・ストレージ・プール、およ
びアーカイブ・データ・ストレージ・プー
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ル。バックアップ・バージョン、アーカイ
ブ・コピー、および階層ストレージ管理ク
ライアント・ノードからマイグレーション
されたファイル (スペース管理対象ファイ
ル) などのユーザー・ファイルを保管する
ために使用される。アクティブ・データ・
プール (active-data pool)、コピー・ストレ
ージ・プール (copy storage pool)、1 次ス
トレージ・プール (primary storage pool)、
ストレージ・プール・ボリューム (storage
pool volume)、ボリューム (volume) も参
照。
静的逐次化 (shared static serialization)、お
よび静的逐次化 (static serialization) も参
照。
共有ライブラリー (shared library)
複数のストレージ・マネージャー・サーバ
ーによって使用されるライブラリー・デバ
イス。ライブラリー (library) も参照。
セッション (session)
2 つのステーション、ソフトウェア・プロ
グラム、またはネットワーク・デバイス間
の論理的または仮想上の接続。2 つのエレ
メントによる通信、およびセッション中の
データのやり取りを可能にする。管理用セ
ッション (administrative session) も参照。
共有静的逐次化 (shared static serialization)
バックアップ操作またはアーカイブ操作中
にファイルを変更できないことを指定す
る、コピー・グループ・シリアライゼーシ
ョン値。クライアントはある回数だけ操作
を再試行する。その場合、このファイルが
各試行時に使用中であれば、そのファイル
はバックアップもアーカイブもされない。
動的逐次化 (dynamic serialization)、逐次化
(serialization)、共有動的逐次化 (shared
dynamic serialization)、および静的逐次化
(static serialization) も参照。
セッション・リソース使用量 (session resource
usage) クライアント・セッション中に使用または
リトリーブされる待ち時間、プロセッサー
時間、およびスペースの量。
スナップショット (snapshot)
ボリュームのポイント・イン・タイム・ビ
ューから構成されるイメージ・バックアッ
プ・タイプ。
シャドー・コピー (shadow copy)
ボリュームのスナップショット。システム
のアプリケーションがボリュームにデータ
を書き込み続けている間に、スナップショ
ットを取ることができます。
スペース管理対象ファイル (space-managed file)
階層ストレージ管理 (HSM) クライアント
によってクライアント・ノードからマイグ
レーションされるファイル。HSM クライ
アントはクライアント・ノードにオンデマ
ンドでファイルを再呼び出しする。
シャドー・ボリューム (shadow volume)
ボリュームのスナップショットから保管さ
れたデータ。システムのアプリケーション
がボリュームにデータを書き込み続けてい
る間に、スナップショットを取ることがで
きます。
共有動的逐次化 (shared dynamic serialization)
操作中にファイルが変更されている場合
に、そのファイルをバックアップまたはア
ーカイブしないことを指定する逐次化の
値。バックアップ/アーカイブ・クライア
ントはバックアップ操作またはアーカイブ
操作を何回も試行する。それぞれの試行中
にファイルが変更されている場合は、バッ
クアップ/アーカイブ・クライアントは最
後の試行時にファイルをバックアップまた
はアーカイブする。動的逐次化 (dynamic
serialization)、逐次化 (serialization)、共有
スペース管理 (space management)
階層ストレージ管理 (hierarchical storage
management) を参照。
スペース・モニター・デーモン (space monitor
daemon)
スペース管理がアクティブになっているす
べてのファイル・システム上のスペース使
用率をチェックし、ファイル・システム上
のスペース使用率がそのファイル・システ
ムの上限しきい値と等しくなったか、それ
を超えると、自動的にしきい値マイグレー
ションを開始するデーモン。
スパース・ファイル (sparse file)
そのファイルが含むデータを超える長さで
作成され、将来データを追加するために空
のスペースを残したファイル。
用語集
439
特殊ファイル (special file)
AIX、UNIX、または Linux システムで、
システムのデバイス、またはプロセスによ
って作成される一時ファイルを定義するフ
ァイル。特殊ファイルには、FIFO (先入れ
先出し)、ブロック、および文字という 3
つの基本タイプがある。
SSL
Secure Sockets Layer を参照。
安定化されたファイル・スペース (stabilized file
space) クライアントでなくサーバーに存在するフ
ァイル・スペース。
スタンザ (stanza)
ファイル内の行グループで、共に共通の機
能を行ったり、システムの一部を定義した
りする。スタンザは通常ブランク行または
コロンで分離され、各スタンザには名前が
ある。
スタートアップ・ウィンドウ (startup window)
この間にスケジュールを開始しなければな
らない時間枠。
静的逐次化 (static serialization)
バックアップ操作またはアーカイブ操作中
にファイルを変更できないことを指定す
る、コピー・グループ・シリアライゼーシ
ョン値。最初の試行時にファイルが使用中
の場合は、バックアップ/アーカイブ・ク
ライアントはそのファイルをバックアップ
またはアーカイブできない。動的逐次化
(dynamic serialization)、逐次化
(serialization)、共有動的逐次化 (shared
dynamic serialization)、および共有静的逐次
化 (shared static serialization) も参照。
ストレージ・エージェント (storage agent)
ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN)
に接続されたストレージとの間で直接、ク
ライアント・データのバックアップおよび
リストアを可能にするプログラム。
Storage Area Network (SAN)
サーバー、システム、ストレージ製品、ネ
ットワーキング製品、ソフトウェア、およ
びサービスを組み合わせて特定の環境向け
に調整した、専用のストレージ・ネットワ
ーク。
ストレージ階層 (storage hierarchy)
管理者によって定義された、1 次ストレー
440
ジ・プールの論理順序。一般に、この順序
はストレージ・プールが使用するデバイス
の速度と容量が基になる。ストレージ階層
は、ストレージ・プール定義内の次のスト
レージ・プールを識別することによって定
義される。 ストレージ・プール (storage
pool) も参照。
ストレージ・プール (storage pool)
クライアント・データの格納に使用される
宛先ストレージ・ボリュームの名前付きセ
ット。 活動データ・プール (active-data
pool)、コピー・ストレージ・プール (copy
storage pool)、1 次ストレージ・プール
(primary storage pool)、ストレージ階層
(storage hierarchy) も参照。
ストレージ・プール・ボリューム (storage pool
volume)
ストレージ・プールに割り当てられたボリ
ューム。活動データ・プール (active-data
pool)、コピー・ストレージ・プール (copy
storage pool)、1 次ストレージ・プール
(primary storage pool)、サーバー・ストレ
ージ (server storage)、ボリューム (volume)
も参照。
ストレージ特権クラス (storage privilege class)
データベース、リカバリー・ログ、および
サーバー・ストレージのモニターなど、サ
ーバーのストレージ・リソースの割り振り
および使用方法を制御する権限を管理者に
付与する特権クラス。 特権クラス
(privilege class) も参照してください。
スタブ (stub)
階層ストレージ管理 (HSM) クライアント
がマイグレーション済みファイルに対して
生成する、Windows ファイル・システム
上のショートカット。これにより透過的ユ
ーザー・アクセスが可能になる。スタブ
は、マイグレーション済みファイルのスパ
ース・ファイル表現にリパース・ポイント
が付加されたものである。
スタブ・ファイル (stub file)
ファイルがストレージにマイグレーション
されたときにローカル・ファイル・システ
ム上の元のファイルを置換するファイル。
スタブ・ファイルには、サーバー・ストレ
ージからマイグレーション済みファイルを
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
再呼び出しするために必要な情報が含まれ
ている。また、マイグレーション済みファ
イルの再呼び出しが必要ないようにするた
めに使用できる追加情報も含まれている。
マイグレーション済みファイル (migrated
file) および常駐ファイル (resident file) も
参照。
スタブ・ファイル・サイズ (stub file size)
ファイルがサーバー・ストレージにマイグ
レーションされた時に、ローカル・ファイ
ル・システム上の元のファイルを置き換え
るファイルのサイズ。スタブ・ファイルに
指定されたサイズによって、スタブ・ファ
イルにどれだけのリーダー・データを保管
できるかが決定される。スタブ・ファイ
ル・サイズのデフォルトは、ファイル・シ
ステムに定義されたブロック・サイズから
1 バイトを引いた値である。
ターゲット・ノード (target node)
他のクライアント・ノード (エージェン
ト・ノードと呼ばれる) に付与されている
プロキシー権限の対象となるクライアン
ト・ノード。エージェント・ノードはプロ
キシー権限を使用して、データを所有する
ターゲット・ノードの代わりにバックアッ
プやリストアなどの操作を実行できる。
TCA
承認コミュニケーション・エージェント
(trusted communications agent) を参照。
TCP/IP
伝送制御プロトコル/インターネット・プ
ロトコル (Transmission Control
Protocol/Internet Protocol) を参照。
サブスクリプション (subscription)
ストレージ環境で、プロファイルが配布さ
れるサブスクライバーを識別するプロセ
ス。エンタープライズ構成 (enterprise
configuration)、管理下のサーバー (managed
server) も参照。
しきい値マイグレーション (threshold migration)
ファイル・システムに定義されている上限
しきい値と下限しきい値を基に、ローカ
ル・ファイル・システムからサーバー・ス
トレージにファイルを移動するプロセス。
自動マイグレーション (automatic
migration)、要求時マイグレーション
(demand migration)、マイグレーション・
ジョブ (migration job)、選択マイグレーシ
ョン (selective migration) も参照。
システム特権クラス (system privilege class)
管理者にすべてのサーバー・コマンドを発
行する権限を付与する特権クラス。特権ク
ラス (privilege class) も参照してくださ
い。
スループット (throughput)
ストレージ管理では、バックアップまたは
リストアされたワークロードの合計バイト
数からオーバーヘッドを除いた値を、経過
時間で除算した値。
T
テープ・ライブラリー (tape library)
インストール済みシステムのテープ環境を
サポートする装置および設備のセット。テ
ープ・ライブラリーには、磁気テープ・ス
トレージ・ラック、自動的にテープをマウ
ントするためのメカニズム、磁気テープ・
ドライブのセット、およびそれらのドライ
ブにマウントされた関連する磁気テープ・
ボリュームのセットを含めることができ
る。
テープ・ボリューム接頭部 (tape volume prefix)
標準磁気テープ・ラベルのファイル名また
はデータ・セット名の高位修飾子。
タイムアウト (timeout)
イベントの発生または完了に割り当てられ
る時間間隔で、これを過ぎると操作が中断
される。
Tivoli Storage Manager コマンド・スクリプト
(Tivoli Storage Manager command script)
Tivoli Storage Manager サーバーのデータ
ベースに保管されている一連の Tivoli
Storage Manager 管理コマンド。このスク
リプトは、サーバーへのどのインターフェ
ースからも実行できる。このスクリプトに
は、コマンド・パラメーターおよび条件付
きロジックの置換を含めることができる。
マクロ・ファイル (macro file)、スクリプ
ト (script) も参照。
廃棄オブジェクト (tombstone object)
削除されたオブジェクトの属性の小サブセ
用語集
441
ット。廃棄オブジェクトは指定された期間
は保持され、廃棄オブジェクトは指定され
た期間の最後に永久に削除されます。
行ロケールに関係なく、マルチリンガル・
ワークステーションに対するサポートを提
供する。
異なるタイプの相互接続ネットワーク上の
アプリケーション間で信頼できるエンドツ
ーエンド接続を提供する、業界標準の一般
通信プロトコルのセット。通信方式
(communication method) も参照。
汎用固有 ID (UUID) (Universally Unique
Identifier (UUID))
2 つのコンポーネントが同じ ID にならな
いことを保証するために使用される 128
ビットの数値 ID。グローバル固有 ID
(Globally Unique Identifier) も参照。
TCP/IP
透過的再呼び出し (transparent recall)
ファイルがアクセスされたときにワークス
テーションまたはファイル・サーバーにマ
イグレーション済みファイルを自動的に再
呼び出しするために使用されるプロセス。
選択再呼び出し (selective recall) も参照。
承認コミュニケーション・エージェント (trusted
communications agent (TCA))
クライアントがパスワード生成を使用する
ときにサインオン・パスワード・プロトコ
ルを処理するプログラム。
汎用命名規則 (UNC) (Universal Naming
Convention (UNC))
サーバー名とネットワーク名の組み合わ
せ。これらの名前を組み合わせて、ドメイ
ン上のリソースを識別する。
UTF-8 Unicode Transformation Format, 8-bit
encoding form の略。これは既存の ASCII
ベースのシステムで使いやすくするために
設計されている。UTF-8 フォーマットの
データの CCSID 値は 1208 である。
UCS-2 も参照。
UUID
U
UCS-2 ISO/IEC 仕様 10646-1 を基にした 2 バイ
ト (16 ビット) エンコード・スキーム。
UCS-2 は、次の 3 つのレベルのインプリ
メンテーションを定義する。レベル 1 エンコード・エレメントの組み合わせは許
可されない。レベル 2 - エンコード・エ
レメントの組み合わせは、タイ語、インド
語派、ヘブライ語、およびアラビア語につ
いてのみ許可される。レベル 3 - すべて
のエンコード・エレメントの組み合わせが
許可される。
UNC
汎用命名規則 (Universal Naming
Convention) を参照。
ユニコード (Unicode)
全世界で広く使用されているさまざまな言
語で書かれるテキスト、および多くの古典
テキストや歴史的テキストの交換、処理、
および表示をサポートする文字エンコード
の標準規格の 1 つ。
ユニコード対応ファイル・スペース
(Unicode-enabled file space)
ユニコード・ファイル・スペース名は、現
442
汎用固有 ID (UUID) (Universally Unique
Identifier (UUID)) を参照。
V
妥当性検査 (validate)
あるポリシー・セットがアクティブ・ポリ
シー・セットになったときに問題を引き起
こす可能性がある条件がないかポリシー・
セットを検査すること。例えば、妥当性検
査プロセスでは、ポリシー・セットにデフ
ォルト管理クラスが含まれているかどうか
が検査される。
バージョン (version)
サーバー・ストレージに保管されたファイ
ルのバックアップ・コピー。ファイルの最
新のバックアップ・コピーがアクティブ・
バージョンである。同じファイルの以前の
コピーは非アクティブ・バージョンであ
る。サーバーによって保存されるバージョ
ンの数は、管理クラスのコピー・グループ
属性によって決定される。
仮想ファイル・スペース (virtual file space)
ネットワーク接続ストレージ (NAS) ファ
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
される、Microsoft アプリケーション・プ
ログラミング・インターフェース (API)
のセット。
イル・システム上のディレクトリーを、そ
のディレクトリーへのパスとして表現した
もの。
仮想マウント・ポイント (virtual mount point)
仮想ファイル・システムとして定義さてい
るファイル・システムのディレクトリー・
ブランチ。仮想ファイル・システムは、サ
ーバー上のその専用のファイル・スペース
にバックアップされます。サーバー・プロ
セスは仮想マウント・ポイントを個別のフ
ァイル・システムとして処理しますが、ク
ライアント・オペレーティング・システム
はそのように処理しません。
仮想ボリューム (virtual volume)
ソース・サーバーへの順次メディア・ボリ
ュームを表す、ターゲット・サーバー上の
アーカイブ・ファイル。
ボリューム (volume)
ディスク、テープ、またはその他のデータ
記録メディア上の個別のストレージ単位
で、ある種の形式の ID およびパラメータ
ー・リスト (ボリューム・ラベルまたは入
出力制御など) をサポートする。スクラッ
チ・ボリューム (scratch volume)、サーバ
ー・ストレージ (server storage)、ストレー
ジ・プール (storage pool)、ストレージ・
プール・ボリューム (storage pool volume)
も参照。
ボリューム・ヒストリー・ファイル (volume
history file)
サーバーがデータベース・バックアップ、
および管理者、ノード、ポリシー、または
サーバー・データのエクスポートに使用し
たボリュームに関する情報を含むファイ
ル。またこのファイルには、追加、再使
用、または削除された順次アクセス・スト
レージ・プール・ボリュームに関する情報
も含まれている。この情報は、サーバー・
データベースに記録されているボリューム
情報のコピーである。
ボリューム・シャドー・コピー・サービス
(Volume Shadow Copy Service (VSS))
ボリュームのシャドー・コピー・バックア
ップ、すべてのオープン・ファイルを含む
正確なファイルのコピーなどの作成に使用
VSS
ボリューム・シャドー・コピー・サービス
(Volume Shadow Copy Service (VSS)) を
参照。
VSS バックアップ (VSS Backup)
Microsoft Volume Shadow Copy Service
(VSS) テクノロジーを使用するバックアッ
プ操作。このバックアップ操作は、
Microsoft Exchange データのオンライン・
スナップショット (ポイント・イン・タイ
ム整合コピー) を生成する。このコピー
は、ローカル・シャドー・ボリュームまた
は Tivoli Storage Manager サーバー・スト
レージ上に保管できる。
VSS 高速リストア (VSS Fast Restore)
ローカル・スナップショットからデータを
リストアする操作。スナップショットは、
ローカル・シャドー・ボリュームに置かれ
ている VSS バックアップである。リスト
ア操作は、ファイル・レベルのコピー方式
を使用してデータをリトリーブする。
VSS 瞬時リストア (VSS Instant Restore)
ローカル・スナップショットからデータを
リストアする操作。スナップショットは、
ローカル・シャドー・ボリュームに置かれ
ている VSS バックアップである。リスト
ア操作は、ハードウェア支援リストア方式
( FlashCopy 操作など) を使用して、デー
タをリトリーブします。
VSS オフロード・バックアップ (VSS offloaded
backup)
Microsoft Volume Shadow Copy Service
(VSS) ハードウェア・プロバイダー (代替
システム上にインストールされる) を使用
して、IBM Data Protection for Microsoft
Exchange のデータを Tivoli Storage
Manager サーバーに移動するバックアップ
操作。このタイプのバックアップ操作で
は、バックアップ負荷を実動システムから
別のシステムにシフトさせる。
VSS リストア (VSS Restore)
Microsoft ボリューム シャドウ コピー サ
ービス (VSS) ソフトウェア・プロバイダ
ーを使用して、Tivoli Storage Manager サ
用語集
443
ーバー・ストレージ上にある VSS バック
アップ (IBM Data Protection for Microsoft
Exchange のデータベース・ファイルおよ
びログ・ファイル) を元のロケーションに
リストアする機能。
W
ワイルドカード文字 (wildcard character)
1 つ以上の文字を表すために使用できる、
アスタリスク (*) または疑問符 (?) など
の特殊文字。どの文字、または文字のセッ
トもワイルドカード文字を置き換えること
ができる。
ワークステーション (workstation)
ユーザーがアプリケーションを実行できる
端末またはパーソナル・コンピューター
で、通常、メインフレームまたはネットワ
ークに接続されている。
ワールドワイド名 (WWN) (worldwide name
(WWN))
64 ビットで、固有の符号なし名前 ID。
WPAR
ワークロード区画 (workload partition) を
参照。
WWN ワールド・ワイド名 (worldwide name) を
参照。
ワークロード区画 (workload partition (WPAR))
1 つのオペレーティング・システム・イン
スタンス内の区画。
444
IBM Tivoli Storage Manager: クライアント・メッセージと アプリケーション・ プログラミング・インター フェースのリタ
ーン・コード
プログラム番号: 5608-E01
5608-E02
5608-E03
5608-E07
5608-E12
Printed in Japan
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