...

件 名: 大 臣 会 見 概 要

by user

on
Category: Documents
19

views

Report

Comments

Transcript

件 名: 大 臣 会 見 概 要
件 名:
大 臣
会
見
日 時 平成 25 年 4 月 19 日 0925~0934
担
当
場 所 防衛省記者会見室
備
考
概
要
大臣官房広報課
1 発表事項
本日の閣議におきまして、自衛隊法の一部を改正する法律案が決定をされま
した。今日中に国会に提出をする予定です。この法案は、今年1月に発生しま
した在アルジェリア邦人テロ事案に関する政府の検証及び与党の議論を踏ま
えて、自衛隊が在外邦人を輸送する手段に車両を加えるという内容のものです。
この改正により、外国における様々な緊急事態に対して、在外邦人の輸送をよ
り柔軟にできるように、防衛省としては、本法律の速やかな成立に向けて引き
続き努力をしてまいりたいと思っております。私の方からは以上です。
2 質疑応答
Q:今仰っていた自衛隊法改正案が今日閣議決定され、今日中に国会の方に提
出されるということなのですけれども、大臣ご自身のこの閣議決定に対する
受け止めをお聞かせください。
A:一つは、やはり自衛隊に対する期待が大変高まっている中での今回の改正
だと思っております。今、様々な邦人が海外で活躍をする場があります。基
本的には安全確保というのは各自でしっかりやる、あるいは様々な情報につ
いては、外務省が中心となって広報するということでありますが、その中で
も、どうしても我が省が邦人輸送するような事態になった場合には、今まで
以上に柔軟に対応できるような、そのような内容だと理解をしております。
Q:北朝鮮情勢についてお伺いします。現在も様々な情報収集を行っていると
いうことなのですが、引き続きこの警戒監視態勢というのは強めていくとい
うことでよろしいでしょうか。それと、今の状況についてお聞かせください。
A:様々な情報を集めて、私どもとして分析をし、評価をしております。その
中で、警戒レベルを下げるというような情報には接しておりませんので、引
き続き警戒監視態勢をとっていくということだと思います。
1
Q:先ほど、菅官房長官とミサイル防衛関係でお話をされていたということな
のですけれども、どういった内容について、現在の態勢等についてお話され
たのでしょうか。
A:官房長官の方から「ある程度、警戒監視態勢が始まって時間が経っており
ますので、そういう中で自衛隊としてしっかりとした態勢を維持していただ
きたい」ということがありましたので、私の方からも「しっかり私ども幹部
も含めて毎日対象情報については会議をし、遺漏なき態勢をとっている。そ
してまた、できるだけ部隊についても激励をしていきたい」そのようなお話
をさせていただきました。
Q:態勢を縮小するとかそういった話ではない。
A:ありません。あくまでも今の状況については、警戒レベルを下げるような
情報には私どもは接していないということで、引き続き警戒監視を強めてい
くということだと思います。
Q:冒頭の自衛隊法改正案なのですけれども、先般の予算委員会でも総理が武
器使用について、「宿題は確かに残った」という表現で、武器使用の今後の
在り方について、また、緩和に向けた検討を示唆するような話がありました
けれども、大臣ご自身としては、この武器使用についてはどのようにお考え
でしょうか。
A:私の役割は、防衛省・自衛隊をしっかりと運用していくという内容の仕事
でありますので、この武器使用につきましては、憲法との関係もありますの
で、政府全体でお考えいただくことだと思っております。
Q:17日に発表された、米上院の軍事委員会の報告書の件でお聞きします。
その中で、在沖縄海兵隊のグアム移転など、国外移転させる予算を凍結すべ
きだと報告書では書かれてあるのですけれども、そのことについて、大臣の
ご所感をお聞かせください。それとグアム移転が実施されなければ、嘉手納
以南の5施設の多くの部分が返還時期よりも大幅に遅れるという可能性も
出てくるのですが、日本政府として、今後この事態についてどのように対応
していくのか。また、グアム移転というのは着実に実施されるというふうに
お考えかどうかをお聞きします。
A:上院軍事委員会、確かレビン委員長だったと思いますが、累次、今まで普
天間の辺野古移転については、様々なご意見をお持ちだということは対外的
2
にも公表されております。そういう中でも日米間は、今の辺野古移設につい
ての合意、これが唯一の方法だということで話し合っておりますし、先般の
ケリー国務長官と岸田外務大臣との会談の中でも、この点は確認されたとい
うことでもありますので、私どもとしては報道、それから米国議会の状況に
ついては、これからも注視をしていきたいと思いますが、基本的には日米間
で今までの方針は揺るぎないと思っております。
Q:靖国神社の春の例大祭が21日から行なわれるそうなのですけれども、大
臣は参拝するご予定があるのかということをお願いします。
A:すみません、今、例大祭の日にちを伺ったものですから、今のところ参拝
する予定はないと思います。今までも、行ったことは多分ないと思います。
何度か、折々に靖国参拝する機会はありましたが、春の例大祭ということで
行った記憶はないので、改めて今回わざわざ行くということは多分ないのだ
と思います。
Q:閣僚の靖国参拝について賛否両論ありますけれども、大臣はどのようにお
考えですか。
A:それは個々人でお考えになることだと思います。通常、参拝を定期的にさ
れている方もいらっしゃるでしょうし、私のように頻繁に行っているわけで
はないという、そういう立場の閣僚もいるのだと思います。私としては特に
例大祭に参拝する予定はしておりません。
Q:ちなみに終戦の日は。8月15日ですけれども。
A:今まで、恐縮ですが大体春の連休とか、夏のお盆というのは地元回りをし
ておりますので、そういうときに上京してきた記憶がないものですから。
Q:今年も。
A:夏はどうなるか分かりませんが、少なくとも今まではしていなかったと思
います。記憶違いでなければです。
以
3
上
Fly UP