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ダウンロード - インスリンポンプ療法.jp

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ダウンロード - インスリンポンプ療法.jp
パラダイム インスリンポンプ 722
かんたん使い方ガイド
~クイックセットとクイックサーターの場合~
基本操作(ユーザーガイド)
を抜粋した簡易的なマニュアルです。
安全な使用のため、より詳細な情報および取り扱い方法については
必ず添付文書とユーザーガイドをご確認ください。
監修
お名前:
東京女子医科大学 糖尿病センター センター長
内潟 安子 先生
もくじ
インスリンポンプの基本
ポンプの準備
p. 2
準備するもの
p. 16 ポンプの巻き戻し
p. 3
ボタンと画面の名称
p. 18 ポンプの早送り
p. 4
ポンプの画面
注入セットの装着
p. 5
日付・時刻の設定
p. 20 注入セットの挿入と留置
食事・一時停止
p. 24 カニューレ内をインスリンで満たす
p. 9
p. 25 注入セットの付け外し
ボーラス
p. 10 一時停止
ポンプの点検
p. 11 一時停止の解除・ポンプ再開
p. 26 自分でできるポンプの点検(セルフテスト)
リザーバの準備
よくあるポンプトラブル
p. 12 インスリンを入れる
p. 28 よくあるポンプトラブル(詰まり発見アラーム)
注意すること
p. 29 注意すること
1
準 備 するもの
準備するもの
電池交換の
ときに必要
単4形アルカリ乾電池(新品)
コイン
(硬貨)
クイックセット
〈注入セット〉
[チューブと針(カニューレ)]
注入セット
(チューブとカニューレ)
アルコール綿
インスリン
*使用前に常温に戻しておく
クイックサーター
(穿刺補助器具)
リザーバ
リザーバ
(インスリンを入れる容器)
インスリンポンプ
2
ボタンと画 面 の 名 称 〈ホーム画面
(最初の基本画面)
〉
リザーバ残量
(インスリンを入れる容器)
時間
電池残量
上矢印ボタン・
イージーボーラス
下矢印ボタン・
バックライト
ACTボタン
Bボタン
ESCボタン
(エクスプレスボーラスボタン)
(エスケープボタン)
(アクトボタン)
ポンプを初めて使用する場合は、赤色のキャップを外してください。
3
詳しくは「ユーザーガイド」P.24〜31、
「簡易マニュアル」P.9〜12をご参照ください。
ポンプ の 画 面
スペシャルモード
丸印の表示がない
・ 通常の設定どおりインスリンは
注入されている
STATUS
(ステータス)
画面にはポンプの現在の状況
が表示されます。
ステータス画面
● 前回ボーラス履歴
注意モード
白丸の表示
ポンプの画面
ノーマルモード
黒丸の表示
・設定どおりインスリンは注入されている
・ 下記のような特殊な設定状態で注入
されている
・インスリンが注入されていない
例)インスリンが少ない
例)一時停止中
電池が少ない
各アラーム状態
各「便利な機能」の設定中
ポンプの準備(巻き戻し・早送りなど)中
ロックをかけている
● 基礎レート
● リザーバ開始日時
● インスリンの残量
(サンプル画面)
画面に表示される内容
・最新のインスリン注入(ベーサル・ボーラス)
・動作中の特殊な機能
・24時間以内に解除された最後のアラーム/アラート
・リザーバの状態 ・電池の状態
・日付と時刻
詳しくは「ユーザーガイド」P.28、30〜31、
「簡易マニュアル」P.9、11をご参照ください。
4
日付・時 刻 の 設 定
1
2
ホーム画面
3
で「Utilities」
を選択する
ユーティリティー
メインメニュー
で「Time/Date」
を
選択する
日時設定
ユーティリティーメニュー
: を押すことを示す
5
6
5
で「12または24Hour」
を
選択する
日付・時刻の設定
4
「TIME/DATE SET」画面
で「時」
を設定する
点滅
12時間設定
24時間設定
日時設定
日時設定
時間設定
現在は2010年9月8日 12:00
変更する場合は を押してください
: を押すことを示す
注)
日時表示は一例です
詳しくは「ユーザーガイド」P.33〜34、
「簡易マニュアル」P.8をご参照ください。
6
日付・時 刻 の 設 定
7
8
で「分」
を設定する
9
で「年」
を設定する
点滅
分設定
で「月」
を設定する
点滅
年設定
点滅
月設定
: を押すことを示す
7
日付・時刻の設定
10
11
で「日」
を設定する
日付と時刻の設定完了
点滅
日設定
日時設定が完了しました
: を押すことを示す
注)
日時表示は一例です
詳しくは「ユーザーガイド」P.33〜34、
「簡易マニュアル」P.8をご参照ください。
8
ボ ーラス[ ボタンを使用する方法]
1
2
ホーム画面
3
で単位を選択する
点滅
ボーラス設定
ボーラス設定完了
* ボーラス注入後はBolus History
(ボーラス履歴)
で確認できます。
(「ユーザーガイド」P.40参照)
: を押すことを示す
注)設定値は一例です
9
詳しくは「ユーザーガイド」P.35〜36、
「簡易マニュアル」P.13をご参照ください。
一時停止
1
*一時停止をせずに入浴しても構いません。
2
で「Suspend」
を選択する
食事・一時停止
ホーム画面
3
「SUSPEND」が点滅
点滅
一時停止
メインメニュー
* ボーラス注入中に を押すと
上記画面になります。
一時停止
4
注入停止する場合は
を押してください
黒丸(●)
になる
: を押すことを示す
注意:一時停止中は、すべてのインスリン注入が停止します。
一時停止
詳しくは「ユーザーガイド」P.47〜49、
「簡易マニュアル」P.14をご参照ください。
10
一 時 停 止の解 除・ポンプ再 開
1
*一時停止を行ったら必ずポンプを再開してください。
2
一時停止中の注意モード
3
「RESUME」が点滅
再始動の完了
点滅
再始動
基礎注入(ベーサル)
を再始動する
場合は を押してください
: を押すことを示す
注意:ポンプ再開後は、基礎注入(ベーサル)のみが再開します。
一時停止した追加注入(ボーラス)は再開されません。
11
詳しくは「ユーザーガイド」P.47〜49、
「簡易マニュアル」P.14をご参照ください。
インスリンを入 れる
1
2
取り付ける
リザーバの準備
リザーバに空気を入れる
空気が入った状態
ピストン
リザーバ
Oリング
バイアルキャップ
空気を入れる
インスリンバイアル
ピストンをリザーバから完全に引き抜かないよう注意して引いてください。
インスリンバイアルにバイアルキャップを
※アルコール綿でインスリンバイアルの先(ゴム部分)を拭いておく
まっすぐ押し込んで取り付けます。
注意:インスリンバイアルは使用前に必ず常
温に戻してください。温度差による気
泡発生を減らすことが目的です。
詳しくは「ユーザーガイド」P.51〜54、
「簡易マニュアル」P.17〜18をご参照ください。
12
インスリンを入 れる
3
バイアルに圧力を加える
4
5
インスリンを入れる
気泡を集める
インスリンバイアル
ピストン
ピストンを親指でしっかり押して空気をイン
インスリンバイアルを上にして、ピストンを
リザーバの側面を指やペンではじくように叩
スリンバイアルに入れます。
ゆっくり引きリザーバ内にインスリンを入れ
いて気泡をリザーバの上部に集めます。
ます。
※リザーバの1目盛はインスリン約20単位に相当
13
6
7
8
(1)
(2)
取り外す
(1)
(2)
バイアル
キャップ
注入セットへつなげる
リザーバの準備
気泡を出す
カチ
ッ
チューブ
コネクタ
反時計回り
時計回り
インスリン
バイアル
(1)ピストンをゆっくり押し上げ、
リザーバ内
の気泡を外に出します。
(2)ピストンをゆっくり引き下げて、必要な
単位のインスリンをリザーバ内に入れ
ます。
インスリンバイアルを垂直にした状態で下に
リザーバにチューブコネクタをつなげます。
します。バイアルキャップを指で押さえ、
コネクタは時計方向に回し、
リザーバの向き
(1)
リザーバを反時計方向に回し、
(2)真 上に引き上げてバイアルキャップから
取り外します。
に軽く力を加えながら挿し込みます。
リザー
バとコネクタが「カチッ」
と固定されるまで、押
しながら回し、
ロックします。
詳しくは「ユーザーガイド」P.51〜54、
「簡易マニュアル」P.17〜18をご参照ください。
14
インスリンを入 れる
9
再度、気泡を集める
10
11
気泡を出す
取り外す
5〜10cm程インスリンを押し出す
Oリングを
しっかり持つ
反時計回り
リザーバの側面を指で軽く叩いて、気泡を上
インスリンをチューブに少し出し、一緒にリ
リザーバをしっかり持ち、
ピストンを反時計方
部に集めます。
ザーバの上部に集めた気泡を外へ出します。
向に回し緩めてリザーバから取り外します。
※注入セット
(チューブコネクタ)に確実に
つながっているかの確認です。
注意:ピストンを押したり引いたりしないで
ください。インスリンが流出したり、気
泡が入るおそれがあります。
15
詳しくは「ユーザーガイド」P.51〜54、
「簡易マニュアル」P.17〜18をご参照ください。
ポンプ の 巻き戻し
1
2
ホーム画面
3
で「Prime」
を選択する
で「Rewind」
を選択する
ポンプの準備
準備
巻き戻し
準備する時のメニュー
: を押すことを示す
詳しくは「ユーザーガイド」P.55〜56、
「簡易マニュアル」P.19をご参照ください。
16
ポンプ の 巻き戻し
4
5
巻き戻し開始
巻き戻し
体から外してください
ポンプを巻き戻すために を押して
ください
6
巻き戻し中
電子音が3回鳴り完了
リ
ジリジ リ…
ジ
リ
ジ
巻き戻し中
しばらくお待ちください
ピピピ
早送り
体から外してください
リザーバをポンプにセットしてください
接続後は を押してください
インスリンを入れた
リザーバを
ポンプへ取りつける
: を押すことを示す
17
リザーバの
チューブコネクタ
リザーバをポンプケースの
上部から挿入し、チューブコネクタを
時計回りに約半回転する。
詳しくは「ユーザーガイド」P.55〜56、
「簡易マニュアル」P.19をご参照ください。
ポンプ の 早 送り
1
2
巻き戻し完了画面
押し
続ける
3
電子音が6回鳴り
「DISCONNECT」が点滅
押し
続ける
もういちど電子音が6回鳴る
押し
続ける
ポンプの準備
点滅
早送り
体から外してください
リザーバをポンプにセットしてください
接続後は を押してください
を押し続けてください
まだ、装着しないでください
: を押すことを示す
詳しくは「ユーザーガイド」P.57、
「簡易マニュアル」P.20をご参照ください。
18
ポンプ の 早 送り
4
インスリンが流れることを確認する
5
6
から指を離す
1回押す
注)押し流されたインスリン量が表示されます
数値は一例です
19
この画面でポンプは
さわらないこと
フィックスドプライム
詳しくは「ユーザーガイド」P.57、
「簡易マニュアル」P.20をご参照ください。
注 入セットの 挿 入と留 置
以下の操作を行う前に
手を良く洗い、穿刺部位をアルコール綿などで消毒し、乾かしてください。
1
2
合わせる
クイックサーター
押さえる
確認する
青いハンドル部分
ハンドル部分
注入セットの装着
クイックセット
3
すき間
クイックサーターにクイックセットを取り付け
白い保護シールを数回軽く押します。
クイックセットの青いハンドル部分を持って
ます。
クイックセットの青いハンドル部分を持
※強く押しすぎないように注意
サーターを持ち上げ、
ロックされていることと
ち、サーターのすき間に合わせて入れます。
サーターとクイックセットの間にすき間がな
いことをご確認ください。
● 青いつまみ(バネ)
を押さえたり、台の上に置かないこと。
詳しくは「ユーザーガイド」P.60〜61、
「簡易マニュアル」P.21〜23をご参照ください。
20
注 入セットの 挿 入と留 置
4
5
はがす
6
引っぱる
針のキャップを外す
青いつまみ
(バネ)
クイックセットの白い保護シールをはがしま
す。サーターとクイックセットが密着(フィッ
ト)
した状態を保ちながら、ゆっくりと丁寧に
はがしてください。
21
クイックサーターの青いつまみ(バネ)
を
「カチッ」
と音がするまで引っぱります。
針の保護キャップを回すようにして緩め、
まっすぐに引き上げて外します。
7
8
皮膚を伸ばす
9
青いつまみを押す
チューブの位置がクイックサーターの下部ま
クイックサーターを身体に押し付けた状態
青いつまみを上から1、2回押し、
クイックセッ
たは横側にくるように置き、皮膚はつままず
で、2つの白いリリースボタンを同時に押し、
トとクイックサーターのロックを解除します。
に伸ばします。
穿刺します。
注入セットの装着
リリースボタンを同時に押す
白いリリースボタン
*注入部位は皮下脂肪が十分な部位を選択し、皮膚が硬い部位は避けてください。
くわしくは主治医や看護師にご相談ください。
詳しくは「ユーザーガイド」P.60〜61、
「簡易マニュアル」P.21〜23をご参照ください。
22
注 入セットの 挿 入と留 置
10
11
押さえながら外す
ハンドル部分
12
針をまっすぐ抜き取る
しっかり固定する
針をまっすぐ抜き取る
カチッ
抜き取った針は
青いカバーを
かぶせます。
チューブにつながる青いハンドルを指で押
指でクイックセットを押さえながら金属針を
粘着テープを押さえ、
しっかりとテープを固
さえながら、
クイックサーターをまっすぐ引き
まっすぐ抜き取ります。
定します。
上げて外します。
23
詳しくは「ユーザーガイド」P.60〜61、
「簡易マニュアル」P.21〜23をご参照ください。
カニューレ 内をインスリンで 満 たす
※穿刺操作の時間が経過し、
フィックスドプライムが画面表示されない場合 メインメニュー ▶ Prime ▶ Fixed Primeを選択
1
2
で「Fixed Prime」
を
選択する
*カニューレの長さによってプライム量は変わります
クイックセット 9mm ⇒ 0.5単位
クイックセット 6mm ⇒ 0.3単位
シルエット ⇒ 0.7単位
で「プライム量」
を
設定する
点滅
プライム量注入開始
プライム量注入完了後、
電子音が鳴る
注入セットの装着
フィックスドプライム
3
注入準備中
と
を忘れる が体内に入り
作
操
気
この
よ
内の空
レ
ー
るのじゃ
ュ
あ
が
カニ
ク
ス
になるリ
糖
血
高
*インスリンポンプが適切に注入されていることを確認するため、注入セット留置後約2時間後に血糖値を確認してください。
: を押すことを示す
詳しくは「ユーザーガイド」P.61、
「簡易マニュアル」P.24又はP.28をご参照ください。
24
注 入セットの 付 け外し
注入セットの取り外し方法と取り付け方法
取り外し
取り付け
矢印方向へ
つまんで回す。
▼と▲が合う位置が
接続部の着脱ポジションとなります。
注入セットを取り外した際は、
付属のキャップを付けてください。
△マークの小さな突起
矢印方向へ
つまんで回す。
取り付け時の注意
「−」
の位置までしっかり回さないとインスリン漏れ
(高血糖)
の原因となります。
微量な注入量ではインスリン漏れに気づきにくい
ものです。血糖測定を心がけてください。
キャップを注入セットにのせる
△マークの小さな突起を白シールの
▲ マ ークに対 角 線 上 に合わせると、
キャップがフィットします。
25
ロック完了
* 激しい運動のときにも注入セットの
付け外しを行ってください。
詳しくは「ユーザーガイド」P.62〜63、
「簡易マニュアル」P.24又はP.28をご参照ください。
自分でできるポンプ の 点 検(セルフテスト)
1
2
ホーム画面
3
で「Utilities」
を選択する
メインメニュー
ポンプの点検(セルフテスト)
ユーティリティー
で「Selftest」
を選択する
セルフテスト ユーティリティーメニュー
: を押すことを示す
詳しくは「ユーザーガイド」P.112〜113、
「簡易マニュアル」P.39をご参照ください。
26
自分でできるポンプ の 点 検(セルフテスト)
4
画面テスト:画面全体が黒く表示
トーンテスト:電子音が鳴る
5
6
セルフテスト:
カウントダウンが表示
振動テスト:振動が発生
ブルッ
ブルッ
バイブレーションテスト
セルフテスト
7
セルフテスト終了
※アラート・アラームが表示された場合は
かかりつけの医療機関へ連絡する
27
テスト完了
詳しくは「ユーザーガイド」P.112〜113、
「簡易マニュアル」P.39をご参照ください。
よくあるポンプトラブル( 詰まり発 見アラーム)
ノ ー デ リ バ リ ー
NO DELIVERYアラームは、回路の詰まりによりインスリン注入が止まったことを
発見したときに鳴るアラームです。
*すべての回路異常を発見するものではありませんのでご注意ください。
*高血糖の場合はかかりつけの医療機関へご連絡ください。
詰まり発見アラーム
[ 回路の確認方法 ]
注入セットのチューブとカニューレ部分の
チューブの先端から
アラームを解除し、
『Resume(再始動)』
を
接続部分を外してフィックスドプライム
インスリンが出てくることを
選択して ボタンを押します。
10単位をセットします。
確認します。
(P.19参照)
インスリン流出がある場合
インスリン流出が 無い 場合
皮下に留置されたカニューレの折れ
曲がり・詰まりが原因と考えられるた
め注入セットの交換が必要です。
注 入セットとリザ ー バ の 接 続 不 良 が 原 因と
考えられるため、適切につなぎ直してください。
リザーバをポンプへセットし、
チューブの先端か
らインスリンが出てくることを確認してください。
※注入セットとリザーバをつなぎ直しても閉塞アラーム
が鳴り続ける場合は、24時間サポートラインへ連絡
してください。
※つなぎ直してから1時間後に血糖値を確認してください。
改善が見られない場合に
は、
注入セットの交換を行い、
必要に応じてあらかじめ主治医と決めておいた対処を
行ってください。
よくあるポンプトラブル
ボタンの次に ボタンを押して
チューブ
接続部分
カチッ
リザーバ
[ 注入セットとリザーバの接続方法 ]
詳しくは「ユーザーガイド」P.119、
「簡易マニュアル」P.41〜42をご参照ください。
28
注 意 すること
1
少なくとも1日4回以上血糖自己測定をしてください。
*注入セット交換2時間後とインスリンポンプの取り外し前後は必ず行ってください。
2
インスリンが確実に注入されているかを常にチェックしてください。
チェック項目
□ 血糖自己測定(1日4回以上) □ 接続部の脱落 □ 注入セットの曲がりや詰まり
□ インスリンの漏れ □ チューブ内の気泡
接続部の脱落や注入セットの
曲がりや詰まりがあった場合
インスリンの漏れがあった場合
チューブ内に気泡を確認した場合
29
➡
➡
➡
P.28「よくあるポンプトラブル(詰まり発見アラーム)」
を
ご確認いただき、対応してください。
注入セットの交換をお勧めします。
チューブに亀裂がある場合は医療機関を通して弊社までご連絡ください。
注入セットを身体から取り外し、気泡を除去してください。
(P.13〜15「インスリンを入れる」参照)
3
他のインスリン注射手段(インスリンポンプ以外の
インスリンペン型注入器やインスリン専用注射針)
を
必ず携帯してください。
*インスリンポンプによるインスリン注入ができない場合
(故障、注入セットが装着できていない・外れたなどの緊急事態)に備えます。
他のインスリン注射手段(インスリンペン型
注入器やインスリン専用注射針)の携帯を
忘れてしまった場合
注意すること
4
➡
医療機関へご相談いただき、
こまめな血糖測定を心がけてください。
落下・水没に注意し、高温・多湿などの環境下で保管をさけてください。
落下・水没した、高温・多湿の環境下で
保管してしまった場合
セルフテストが終了しなかった場合
(インスリンポンプに異常がある可能性)
➡
➡
P.26〜27「セルフテスト」
を実施し、
インスリンポンプに異常が無いかを確認してください。
ただちに医療機関へ連絡し、他のインスリン注射手段
(インスリンペン型注入器やインスリン専用注射針)
で
インスリン注射を行ってください。
30
注 意 すること
5
インスリンポンプ本体をX線、CTスキャン、MRIに通さないでください。
これらの検査を受ける場合は、
インスリンポンプをカニューレから
外してください。
外す際に別室に移動する必要はなく検査場で取り外せます。
一時停止を行った場合は必ず一時停止の解除・ポンプ再開をしてください。
X線、CTスキャン、MRIに
インスリンポンプを通してしまった場合
セルフテストが終了しなかった場合
(インスリンポンプに異常がある可能性)
!
てね!
っ
守
ず
必
31
➡
➡
注入セットを
身体から取り外す
P.26〜27「セルフテスト」
を実施し、
インスリンポンプに異常が無いかを確認してください。
ただちに医療機関へ連絡し、他のインスリン注射手段
(インスリンペン型注入器やインスリン専用注射針)
で
インスリン注射を行ってください。
6
飛行機を利用するとき:他のインスリン注射手段(インスリンポンプ以外のインスリンペン型注入器やインスリン専用
注射針)を必ず携帯してください。
セキュリティ検査には金属探知検査とX線ボディスキャナー検査があります。
国内
2013年7月現在、
日本国内は全て金属探知検査です。
金属探知検査はインスリンポンプ装着のまま通過が可能です。
海外
金属探知検査とX線ボディスキャナー検査のどちらかが判断できないことが多いため、エアポート医療機器情報
カードを提示して、下記に沿って対応してください。
① ポンプをカニューレから外してください。
エアポ
ー
②ポンプをX線ボディスキャナー検査および手荷物X線検査に通さないように
依頼してください。
My inslin pump cannot go through X-rays.
③ 検査後はポンプを再度、装着してください。
再装着後に血糖自己測定にて血糖に変動が無いかを確認してください。
空港セキュリティのX線(ボディスキャナーまたは
手荷物X線検査)にインスリンポンプを通してしまった場合
セルフテストが終了しなかった場合
(インスリンポンプに異常がある可能性)
➡
➡
注意すること
英語でいうと…
ト医療
※ 他の
機器情
インスリ
報カー
やインスリ ン注射手段(イ
ド
ンスリン
ン専用
[海外
ポンプ以
注射針
の空 港
)を必ず
を利用
携帯してく 外のインスリンペ
金属探
する
場合]
ン型注
ださい
知検 査
入器
。
とX線ボ
多いた
ディスキ
め、下記
ャナー
に沿って
検 査の
インスリ
どちらか
① ポン
ンポン
プをカニュ
が 判断
プを外し
できな
ーレから
てくださ
② ポン
いことが
外してく
プ をX線
い。
ださい。
ボディス
ように依
キャナ
頼してく
ー検 査
ださい
お よび
英語でい
。
手荷物
うと・・
X線 検 査
・M
y inslin
に 通さ
③ 検査
pump
ない
後はポン
ca
プを再度、
nnot go
再装着
throug
装着して
後に血
h X-rays
ください
糖自己測
。
.
定にて血
糖に変
動が無
いかを確
認してくだ
さい。
DIB130
6-03
エアポート医療機器情報カード
(裏表紙に実物添付)
P.26〜27「セルフテスト」
を実施し、
インスリンポンプに異常が無いかを確認してください。
他のインスリン注射手段(インスリンペン型注入器や
インスリン専用注射針)
でインスリン注射を行ってください。
32
注 意 すること
7
飛行機や登山など気圧に変化が生じる場所へ行くとき:
● こまめな血糖測定を心がけてください。
気圧の変化により、インスリンに溶け込んでいる泡が大きくなったり、一度大きくなった泡が消えたりし
ます。
これによりわずかですが、注入量が変化する可能性があります。
また、普段とは異なる要因(運動
量の変化、食事時間や内容、
ストレス)
も加わり、血糖値に影響が出る可能性があります。
● 事前に主治医に相談してください。
(補食や緊急対応の確認)
気泡が発生した場合
33
➡
気泡を除去してください。
(P.13〜15「インスリンを入れる」参照)
着陸後または下山後もこまめな血糖測定を心がけてください。
8
低血糖・高血糖など体調に異変があった場合、医療機関へただちに連絡をしてください。
9
緊急事態の対処について、
あらかじめ主治医と決めておいてください。
販売名
パラダイム インスリンポンプ
パラダイム リザーバー
インスリンポンプ 注入セット
医療機器承認/認証番号
21700BZY00314000
21800BZY10166000
225ACBZX00013000
DIB1306-02
担当医師名/連絡先
エアポート医療機器情報カード
見本が無い場合は下記サイトで印刷できます。
http://www.medtronic.co.jp/your-health/diabetes/paradigm-712-user-guide/index.htm
インスリンの種類
緊急時の対応
このような場合は医療機関へご連絡ください
・ 高血糖や低血糖症状がある場合
・インスリン量の調整など治療に関する相談が必要な場合
・「使い方」や「注意すること」において患者さんやご家族による対処が困難な場合
・ 付属品が無くなった場合(ご注文やご発送依頼)
・ポンプまたは付属品の故障が疑われる場合
安全にご使用いただくため、操作方法につきましては、
必ず「ユーザーガイド」
で詳細をご確認ください。
日本メドトロニック株式会社 ダイアビーティス事業部
〒105-0021 東京都港区東新橋2-14-1
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