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2014年5月号 - 一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)

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2014年5月号 - 一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)
2014 年
5 月号
VOL,22
CUPA レポート
2014 年 5 月号
目次
P1
ご案内
P2-P3
コラム-1
林雅之
P4-P6
コラム-2
新野淳一
P7-P9
コラム-3
森洋一
P10
イベント・カレンダー
P11-12
事務局後記
P13
CUPA Café 開催案内
P14
CUPA 会員企業紹介
【クラウド・イベント情報は CUPA の HP からも見ることが出来ます】
http://cloud.or.jp/event_calendar.html
【2014 年 4 月 CUPA 新規ご入会案内】
株式会社データホテル 様
株式会社日立システムズ 様
日通システム株式会社 様
【開催案内】
主催:一般社団法人クラウド利用促進機構 日刊工業新聞社
会期:2014 年 6 月 18 日(水)~ 20 日(金)
会場:東京ビッグサイト 東ホール
お問合せ先:下記の Cloud Show Japan 事務局へお願い致します
HP:http://www.cloudshow.jp/
e-mail:[email protected]
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「コラム」-1
「 クラウドサービスの市場成長性とクラウド事業者を取り巻く環境」
CUPA 総合アドバイザー
林
雅之
クラウドサービス市場の成長とともに、クラウド事業者やデータセンタービジネスにおいても変化
が起きています。
国内パブリッククラウドサービスの市場成長
調査会社の IDC Japan は 2014 年 4 月 21 日、国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表
しました。IDC では、2013 年の国内パブリッククラウドサービス市場規模は前年比 37.4%増の
1,302 億円で、今後も拡大を続け、2018 年には、2013 年比 3.0 倍の 3,850 億円になると予測し
ています。
市場成長の背景には、一般消費者向け Web アプリケーションといった領域だけでなく、企業の IT
導入時などの既存の既存ワークロードのクラウド化を促すソリューションにも導入が進み、クラウ
ドの導入を第一の選択肢として検討する「クラウドファースト」元年と位置づけ、ハイブリッドク
ラウドが普及すると予想しています。
データセンターは企業内からクラウド事業者向けにシフト
データセンタービジネスもクラウド事業者へのシフトが始まっています。IDC Japan は 2014 年 4
月 22 日、「国内データセンター新設投資予測」を発表しました。
2013 年の国内データセンター新設投資規模は、ほぼ前年並みの 1,985 億円となっており、 2018
年まで金融機関、官公庁、製造業などの企業内のデータセンター延床総面積は年率 1.1%で減少し
ますが、クラウド事業者などの IT ベンダーの事業者データセンターは年率 3.5%で増加すると予
測しており、社内運用から事業者データセンターサービス利用へ移行する動きが続いています。
データセンタービジネスのターゲットも一般企業から、クラウド事業者などにシフトする動きが顕
著になりつつあります。長期的にみると、この比率が逆転する可能性も否定できないでしょう。
クラウドサービス事業者は淘汰される?
一方で、クラウド事業者の淘汰が進むと予想されており、市場が成長しつつも、クラウド事業者に
とっては、価格競争が進む中で収益を確保できるモデルを確立していくことが重要となっています。
米調査会社 IDC が 2014 年 4 月 16 日に発表した「Major Cloud Service Providers Slash Prices;
Threaten Smaller Players’ Existence: IDC Warns」によると、アジア・太平洋地区において、
大手クラウド事業者の価格競争の激化などにより、小規模のクラウド事業者にとっては脅威となり、
買収やサービス終了などにより淘汰され、市場の統合が進むと予測しています。この動向はアジ
ア・太平洋だけでなく、世界的な動きになっています。
国内でもその動きが一部見られるようになっています。国内では CTC が 2014 年3月 31 日に法人
向けオートセルフ型 IaaS「CUVIC OnDemand」の新規販売を終了しました。新規販売終了の背
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景には、AWS(AmazonWebServices)に代表される市場競争が激化し、新たな機能拡張や基盤
リソース増強を継続することが難しくなったことをあげています。
2014 年3月、4月には、グーグル、AWS、マイクロソフト、そして、国内事業者では NTT コミ
ュニケーションズが価格の大幅な値下げを発表しました。いずれの事業者もクラウドサービス以外
に、検索や EC、ソフトウェア、通信・データセンター事業などのコアビジネスを展開しており、
規模の経済(スケールメリット)が有利に働く状況となっています。IaaS のレイヤではコモディ
ティ化が進み競争の激しいレッドオーシャンとなっています。規模の経済で勝負するか、サービス
の差別化で優位に立たなければ、市場の淘汰の波に飲み込まれていくでしょう。
米調査会社のガートナーはより踏み込んで数値を示しています。「1 in 4 Cloud Providers Will
Be Gone By 2015」によると、米調査のガートナーはクラウドサービス事業者のトップ 100 の
25%は合併吸収や倒産などにより、2015 年までに淘汰されるという調査結果を発表しています。
ガートナーも指摘しているように、クラウドサービス事業者の永続性をユーザー側が選択する必要
性を示しています。
クラウドサービス事業者の生き残りをかけ、PaaS などの付加価値や上位レイヤサービスの提供、
パートナー連携などによるエコシステムの展開、ビッグデータやオープンデータ、IOT などの周辺
ビジネスへの展開、インダストリードリブンや、グローバル化への対応など、収益を確保しつつ次
のビジネスへの展開を急いでいく時期にきているのかもしれません。
3
「コラム」-2
「 SAP が国内に、Google もアジアにデータセンターを相次いで開設」
CUPA 総合アドバイザー
新野
淳一
AWS、Salesforce.com、Microsoft Azure と主要なクラウドベンダが国内にデータセンターを設
置してきましたが、SAP と Google も相次いで国内、アジアのデータセンターを発表しています。
SAP ジャパン、東京と大阪に「SAP HANA クラウドデータセンター」開設を発表。インメモリで
基幹業務に対応
SAP ジャパンは今日 4 月 7 日、東京と大阪にそれぞれ「SAP HANA クラウドデータセンター」を
開設したと発表しました。同社がグローバルに展開するクラウドサービス「SAP HANA
Enterprise Cloud」の国内データセンターとなります。
SAP HANA Enterprise Cloud は、基幹業務向けクラウド基盤「SAP HANA Cloud Platform」の
上で提供されるクラウドサービス。インメモリコンピューティングによる高速処理や、物理サーバ
がプロビジョニングされる点などが特徴です。
SAP ジャパンの発表資料より
以前は、同社が提供する人事系クラウドサービスの SuccessFactors、中堅規模向けの統合業務ソ
フトをクラウドで提供する SAP Business ByDesign など、それぞれ別々のクラウド基盤で提供さ
れていましたが、2 年前に同社のクラウドサービスはすべて「SAP HANA Cloud Platform」で統
一されるようになりました。
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SAP HANA Enterprise Cloud では、同社の基幹業務向けシステムの Business Suite や BI ソフト
ウェアの NetWeaver Business Warehouse などのソフトウェアがサービスとして提供されるだけ
でなく、SAP HANA データベースのマネージドサービスも提供され、カスタムアプリケーション
を運用することも可能です。
SAP HANA Enterprise Cloud は、すでに 4 月 1 日開設済み。基幹業務のクラウドへの移行が加速
されるのかどうかが注目されます。
Google がついにアジア(のどこか)に Google Compute Engine のデータセンター設置を発表。
管理画面も日本語対応
Google がクラウドベンダとして、Amazon クラウドや Microsoft Azure と本気で競合しようとし
ていることは、3 月末に開催したイベント「Google Cloud Platform Live」で積極的な価格競争を
仕掛けてきたことで鮮明になりました。
その Google も 4 月 16 日、アジアにデータセンターの設置したことを明らかにしました。また、
理画面(Developer Console)の日本語、中国語(繁体字)対応も行われています。
各種の情報を総合すると、この新しいデータセンターは台湾に設置されたと推測されますが、
Google はデータセンターを設置した場所として「アジア太平洋地域(Asia Pacific)」としか発表
しておらず、具体的な都市名については言及していません。
クラウドをエンタープライズの用途で利用する場合、データセンターがどの国にあるのかを気にす
るユーザーが少なくありません。それはつまり、データが物理的に存在する場所の法制度や治安を
気にしているためです。
それを知ることが本当に利用者にとって重要な意味を持つかどうかについては議論が分かれるとこ
ろですが、少なくとも利用者が判断できる情報を提供しているというマーケティング的なメッセー
ジとして大きな意味を持ちます。
そうした中でデータセンターの設置国さえ明確にしないのは、いかにも Google らしいとはいえ、
エンタープライズのマーケットを攻めるうえでは、競合と比較してもう 1 つインパクトが弱いとこ
ろです。
とはいえ、価格面での積極攻勢に加えて今回のデータセンター拡充と、Google が競合をキャッチ
アップすることに本気であることは明らかです。さらに次の手、また次の手と今後も積極展開が続
くことでしょう。
Microsoft Azure が標準で Puppet と Chef に対応
米マイクロソフトはサンフランシスコで開発者向けイベント「Build 2014」を 4 月 3 日から 4 日
間開催。2 日目の基調講演では、同社のクラウドサービス Microsoft Azure の仮想マシンが標準で
Puppet と Chef に対応したことが発表されました。
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Puppet や Chef はデプロイやプロビジョニングを自動化するソフトウェアです。これにより多数
の仮想マシンの管理が容易になります。下記は Puppet マスターによって、SQL サーバ、アプリケ
ーションサーバ、Web サーバといった複雑な構成のデプロイ自動化が可能になることを示してい
ます。
仮想マシンのイメージに Puppet が用意されています。
仮想マシンの構成に Puppet エージェントや Chef クライアントが使えるようになっています。
ではまた来月に。
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「コラム」-3
「 Office365 は Microsoft を救えるか」
CUPA 総合アドバイザー
森
洋一
新 CEO を選出した Microsoft は生まれ変わろうとしている。
そして Microsoft Office 365 に関する発表が(後述)相次いだ。このレポートでは DaaS シリーズ
を 3 回(1/2/3)行ったが Office 365 を取り上げてこなかった。Office 365 を DaaS と言うかど
うかはともかく、これは不公平だという声がある。何故なら、
Office こそ DaaS の定番アプリケーションだからだ。そこで
今回はこれを取り上げようと思う。Office 365 を一言でいう
なら、①Office Suite(Office 365 ProPlus)と、②メール/スケジュール(Exchange Online)、
③Web カンファレンス(Lync Online)、④コラボレーション(SharePoint Online)の4つをセ
ットにしたクラウドサービスである。Office 365 は米国では 2010 年 10 月(日本では昨年2月)
に発表され、Government Plan(公共機関向けディスカウント)と相まって、米地方自治体での
導入が広がった。特に New York 州では12万人の職員が移行して、最大のユーザとなった。
◆ Office 365 ProPlus の仮想化アプリケーションとは何か
このクラウドサービスの要は、勿論 Office
365 ProPlus(以下 ProPlus)だ。ProPlus
とは、通常の Office Professional 2013
(Word、Excel、PowerPoint、OneNote、
Access、Outlook、Publisher)にプラス
アルファのメリットがあることから付けら
れた名前だ。その動作を見てみよう。
ProPlus の各アプリケーションはストリー
ミング技術を使った特別な仮想環境で実行
される。この技術は 2007 年に Microsoft
が買収した Softricity の SoftGrid と呼ばれ
ていたものである(現 Microsoft Application Virtualization-以下、App-V)。この方法ではあら
かじめユーザに配信する各アプリケーションを分割加工処理を施す。ある調査によると、我々が通
常使用するアプリケーションでは、ソフトウェア全体の 20%程度があれば十分であり、残りは例
外処理など特殊なものだという。つまりよく使う部分を切り出して、最初にこの塊を送ればこと足
りる。後は必要に応じて、小出しに送れば良いわけだ。

クイック実行 ・・・ さて App-V のクライアント側にはこの塊を実行させる環境が要る
(App-V Client)。例えば Word を要求するとインストールが始まり、最初の塊のダウンロー
ドが終わればすぐに実行ができる。残りはバックグラウンド処理となり、これをクイック実行
という。このように ProPlus のアプリケーションは App-V の分離環境で実行されるので、ロ
ーカルに MSI でインストールされている旧バージョンがあっても並行して実行できる。一度
インストールが終われば、使い勝手も、レスポンスも、慣れ親しんだこれまでの Office と同様
だ。この点、クラウド上で実行される通常の DaaS アプリケーションより優れている。次にラ
イセンスだが、ProPlus ではどのプラン(後述)でも1ユーザに付き5つ与えられる。仕事で
使うデスクトップ PC、ノート PC、さらに自宅の PC、そしてモバイル(スマホやタブレット)
に適用するといったイメージだ。これらのライセンスは App-V でダウンロードした各種のデ
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バイスに適用されるが、ProPlus 自体が月単位のサブスクリプションなのでこれが切れれば使
用が出来なくなる。


◆
Office オンデマンド ・・・ 次に Office オンデマンドという機能がある。これは自分の
デバイスだが ProPlus をダウンロードしていないものを使う場合やホテルのビジネスセン
ターなどにある PC を借りる際に有効だ。例えばゲストでログインし、Office オンデマンド
にアクセスすると必要なアプリケーションがストリーミングされて通常と同じように使うこ
とが出来る。ただ、利用が終わるとアプリケーションは完全にその PC から除去されてしま
う。この利用にはサブスクリプションは必要だが、ライセンス数は消化されない。
Office Online ・・・ さらに Office365 には Office Online というサービスもある。これ
は前二者と違って、ブラウザベースの Web アプリケーションだ。利用できるのは Word
Online、Excel Online、PowerPoint Online、Outlook.com、OneNote Online、
OneDrive で、しかも全て無償である。7GB まで無償のクラウドストレージ OneDrive と連
携して、Office Online で作成したファイルを OneDrive に保存(アップロード)したり、
OneDrive からローカル PC にダウンロードして利用する。上手に使うには Office 365 ない
しは Office 2013 との連動が必要となる。
使い勝手と価格優位は揺るがない
Office 365 の強みは、何と言っても世界中で膨大な数のユーザがいること、
そして彼らが好む使い勝手、加えて低価格戦略である。同社はこれまでの
ライセンスビジネスから Office 365 ではサブスクリプションに変更した。
これによってユーザはバージョンアップ時の更新から開放され、経理上も
資産から経費計上となった。用意されているプランは、①ユーザ数 25 名
までの Small Business が$5(¥410)/人/月、②同じく 25 名までの
Small Business Premium は$12.5(¥1,030)/人/月、③ユーザ数 300
名の Midsize Business が$15(¥1,230)/人/月、④ユーザ数無制限の
Enterprise E1 は$8(¥660)/人/月、⑤同ユーザ数無制限の Enterprise
E3 は$20(¥1,800) /人/月となっている。(詳細は 1 と 2 を参照)
◆ 家庭向けと個人向け
3 月 13 日、米 Microsoft は個人向け Office 365 Personal を発表、利用開始は今のところ未定だ。
また日本では提供されていないが、英語版には Office 365 Home Premium がある。これには
Office 365 ProPlus が含まれ、家族で5ライセンス、料金は$9.99/月だ。今回発表された
Personal は、それよりも安くたった$6.99/月。詳細は未発表だが、これには多分 Offoce 365
8
ProPlus が含まれるだろう。自分1人で十分(ライセンスは 1 人)、家族も1台の PC を共用して
いる。そのような人たちにはぴったりのサービスである。適用は PC か Mac、もしくはタブレット
でも構わない。そして Personal が正式に利用可能となった時点で、Office 365 Home Premium
は Office 365 Home に呼称変更する。この Home と Personal には、①Skype が 60 分/月と、②
OneDrive が 20GB 追加というおまけがつく予定である。(日本でのリリースは未定)
◆ Microsofr Office for iPad 登場
続いて 3 月 27 日、米 Microsoft は Apple iPad 向け Microsoft Office for iPad を発表した。この
発表では iPad だけが目立っているが、同時に iPhone や Android のスマホ向けも Office on
Mobile としてリリースされている。まず iPad 版だが、基本的に Office 365 と連動したサービス
でサブスクリプションが必要だ。用意された Word、Excel、PowerPoint のアプリケーションは
App Store から無償でダウンロードでき、閲覧(Read Only)だけなら無償利用も可能である。
(ビデオはここ)
同日リリースされた iPad 版は、現在日本語版としては
リリースが未定だ。しかし、米 App Store からダウン
ロードしたアプリケーション(右図)は日本語処理は
出来るし、各種のテンプレートも用意されている。利
用は基本的に Office Online 同様 OneDrive と連動させ
る。ライセンスがあれば“アクティブ化”ボタンをタップ
してサインすれば良い。一方 iPhone や Android 向けの
Office on Mobile は、昨年 6 月発表した Office Mobile
for Office 365 subscribers を改定したものだ。今回
の改正によってライセンスが無くても個人ユーザに限り
全機能が無償で利用できる。
◆ 新 CEO への期待
今年 2 月 4 日、新 CEO に選任された Satya Nadella
(サティア・ナデラ)氏への期待は大きい。初代 CEO
の Bill Gates 氏から Steve Ballmer 氏が 2 代目 CEO となったのは 2000 年 1 月。彼の任務は
Gates 氏の作り上げた巨大なソフトウェアライセンスビジネスを永続性のあるサブスクリプション
ビジネスへ移行させることだった。ビジネスは Ballmar 氏にまかせ、Gates 氏は自ら Chief
Software Architect となって技術の舵取りをした。そして氏が大きな期待を寄せたのは Ray Ozzie
氏だった。2006 年 6 月、Gates 氏は引退を宣言するとともに Ozzie 氏に Chief Software
Architect を引き継いだ。そして時代はクラウドへ突入した。この年、Amazon Web Services が
登場し、2008 年には Microsoft も Windows Azure(4/3 より Microsoft Azure に名称変更)を
投入した。Ozzie 氏は Azure を上手くテイクオフさせるかに見えたが、Ballmar 氏と衝突して
2010 年 10 月、実務から手を引き、年末に退社。皮肉にも Office 365 の発表は同じ 2010 年 10
月だった。パブリック β は翌 2011 年4月、そしてジェネラルリリースは 2011 年の 6 月 28 日で
ある。3 代目 CEO となった Nadella 氏の直近の役職は Cloud & Enterprise Group の EVP だ。
Microsoft にとって Azure と Office 365 はサブスクリプションビジネスに向う両輪となる。何と
しても成功させなければならない。3 月 27 日、Offcie 365 for iPad の発表では Nadella 氏自ら登
壇し、熱のこもったプレゼンを展開した。この日が彼自身のデビューでもある。
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イベント情報
2014 年 5 月 11 日~2014 年 7 月 31 日
---------------------------------------------------------------------------------------------------SoftLayer ナイトハンズオンセミナー
http://softlayer.doorkeeper.jp/events/10215
開催日:2014 年 5 月 12 日(月)、5 月 20 日(火)、6 月 20 日(金)、6 月 24 日(火)
開催場所:IBM イノベーションセンター
(東京都渋谷区道玄坂 1-12-1 渋谷マークシティ・ウェスト 18F)
講師:(AWS Users Group) 李 昌桓 様(CUPA 技術アドバイザー)
---------------------------------------------------------------------------------------------------クラウド コンピューティング EXPO
http://www.cloud-japan.jp/
開催日:2014 年 5 月 14 日(水)-16 日(金)
開催場所:東京ビッグサイト
講演:5 月 14 日(水)15:40~16:10 ニフティ株式会社ブース
株式会社シンカ 江尻 高宏 様(CUPA 運営委員)
---------------------------------------------------------------------------------------------------Interop Tokyo Japan
http://www.interop.jp/2014/
開催日:カンファレンス 2014 年 6 月 9 日(月)-10 日(火)
展示会 2014 年 6 月 11 日(水)-13 日(金)
開催場所:カンファレンス AP 品川(東京都港区高輪 3-25-3 京急第 2 ビル)
展示会・基調講演 幕張メッセ
カンファレンスプログラム委員、カンファレンスチェア:
株式会社データホテル(クラウドストレージ研究会チェア)伊勢 幸一 様
(CUPA 総合アドバイザー)
---------------------------------------------------------------------------------------------------クラウドショージャパン - クラウドコミュニティ 2014
http://www.cloudshow.jp/
開催日:2014 年 6 月 18 日(水)-20 日(金)
開催場所:東京ビッグサイト 東ホール
主催:一般社団法人クラウド利用促進機構
---------------------------------------------------------------------------------------------------July Tech Festa 2014
http://2014.techfesta.jp/
開催日:2014 年 6 月 22 日(日)
開催場所:産業技術大学院大学(東京都品川区東大井 1-10-40)
共催:一般社団法人クラウド利用促進機構
---------------------------------------------------------------------------------------------------来月 6 月号から、イベント情報は以下の CUPA のホームページへ移行させ、
本ページを終了致します。
http://cloud.or.jp/event_calendar.html
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事務局後記
政府や民間企業のベンチャー支援は成功するのか?
政府の「日本再興戦略」には、産業の“新陳代謝”を進め、経済を活性化させるために「ベンチャー
の加速」が掲げられている。一方、既存の民間企業もイノベーションを求め、ベンチャー企業との
マッチングイベントや、ハッカソンなどのイベント、インキュベーション施設の運営などを活発に
行っている。
ベンチャー企業は、一般に「シード」「スタートアップ」「アーリー」「ミドル」「レイター」と
いった段階があり、最終的には株式公開(IPO)や M&A(合併・買収)によって、これまでベン
チャー企業の成長を支えた投資家等に還元し、自ら新たなベンチャーを支援する立場になっていく。
例えば米グーグルや米フェイスブックは、事業領域の拡大や新規事業の芽を取り込むために、積極
的な M&A を展開している。
現在、ベンチャーの“入り口”から“出口”に至るまでの様々な支援が政府で議論されており、経済財
政諮問会議・産業競争力会議の場で茂木敏充経済産業大臣がベンチャー創造に向けた報告・提案を
する予定である。
以下、政府や民間企業、さらには海外の様々なベンチャー支援の動き(関連記事)である。
【記事一覧】
【ニュース】ベンチャー有識者会議、「開業率 10%達成に向け具体的手段必要」と茂木経産相
[2014/04/01]
経済産業省は 2014 年 3 月 31 日、経済産業大臣の私的懇談会として「開業率を倍増するために必
要なこと」をテーマに第 3 回ベンチャー有識者会議を開催した。冒頭、茂木敏充経済産業大臣は第
3 回のテーマである開...
【ニュース】ドコモのベンチャー支援プログラム、第 2 期グランプリは献立生成サービスのミーニ
ュー [2014/03/26]
NTT ドコモ・ベンチャーズは 2014 年 3 月 26 日、ベンチャー支援プログラム「ドコモ・イノベー
ションビレッジ」の成果発表会を開催した。第 2 期プログラムに選ばれた、forEst、えがおの、だ
んきち、wi...
【ニュース】「ものづくりイノベーション」の国際イベント、ベンチャー集積目指す大阪市が開催
[2014/02/20]
2014 年 2 月 20 日、イノベーションをテーマとしたイベント「Hack Osaka 2014」が大阪市内で
開催された。主催するのは大阪市で、昨今話題のハードウエア関連のベンチャー企業を米英から招
いたほ...
【ニュース】NTT ドコモ・ベンチャーズ、日本マイクロソフト、ベネッセが EdTech 市場活性化
で連携 [2014/02/06]
NTT ドコモ・ベンチャーズ、日本マイクロソフト、ベネッセコーポレーションの 3 社は 2014 年 2
月 6 日、EdTech 分野で連携し、同市場の活性化を支援すると発表した。EdTech とは、
Education...
11
【News & Trend】経産省がベンチャーと大手に“出会い”の場 [2014/02/06]
NEC、キッコーマン、ノーリツ鋼機、KDDI、大日本印刷…。名だたる大企業がベンチャー企業と
のマッチングイベントに臨んだ。大企業がベンチャー企業を品定めするのではない。それとは...
【キーパーソンに聞く】北欧のシリコンバレーが成功した理由 [2014/02/05]
「イノベーション」をいかに生み出すか。新たな事業の芽を発掘し、次代を担うビジネスへと育む
作業は、永続性を志向する企業にとっては常に突き付けられている課題である。現状のビジネスに
安住し、新事業を生む努..
【ニュース】経産省がベンチャーと大企業のマッチングイベント、NEC など大手 10 社が“ピッチ”
でアピール [2014/01/30]
経済産業省は 2014 年 1 月 29 日、ベンチャー企業と大手企業の連携を促すイベント「新事業創出
カンファレンス」を開催、NEC やキッコーマン、セブン&アイ・ホールディングス、ノーリツ鋼機
など大手企業 10 社...
【ニュース】「ベンチャーと大企業」テーマに有識者会議、「日本では大企業の M&A が低水準」
と茂木経産相 [2014/01/27]
経済産業省は 2014 年 1 月 27 日、経済産業大臣の私的懇談会として「ベンチャーと大企業」をテ
ーマに第 2 回ベンチャー有識者会議を開催した。会議には茂木経済産業大臣も出席。「日本では大
企業による M&A が低...
経済活性化のためにも、是非成功してほしいものである。
参照:ITpro @5
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《「CUPA・Café」のご案内 》
下記の日時で「第 20 回 CUPA・Café」を開催いたします。
日時:2014 年 5 月 21 日(水曜)19:30~21:00(開場:19:00)
会場:クリエーションライン株式会社 会議室
東京都千代田区神田佐久間町 3-6 M’s WORKS BLDG 3F
5 月のテーマ:『クラウドとスマートデバイスの今後』
対談者:近日中に facebook でご案内させて頂きます。
司会: CUPA 運営委員(Cisco Systems)八子知礼 様
◆CUPA・Café 詳細は CUPA の facebook ページにてご案内いたします。
http://www.facebook.com/cupa.jp
会員企業様や関係者は無料で入場できます(アルコールも少量ですが準備致します)。
ご多忙とは存じますが、ご来場の程宜しくお願い致します。
尚、ご来場の際は、お手数でも事前に下記メルアドまでご連絡をお願い致します。
[email protected]
◆一般の方は USTREAM で視聴できます。
・CUPA・Café ライブ:http://www.ustream.tv/channel/cupa-cafe
・CUPA・Café アーカイブ:http://cloud.or.jp/cupa_cafe.html
本企画では「ご希望の対談者」や「対談テーマ」などを募集しています。
下記のアドレスまでご要望などをご送信ください。
[email protected]
以上、宜しくお願い申し上げます。
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★★★★★★
CUPA の活動は以下の会員企業様に支えられています
★★★★★★
(敬称略・五十音順)
【正会員】
株式会社 IDC フロンティア
株式会社あくしゅ
NEC ビッグローブ株式会社
株式会社 NTT データ
株式会社 KDDI ウェブコミュニケーションズ
さくらインターネット株式会社
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社
GMO クラウド株式会社
ソフトバンクテレコム株式会社
アイレット株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
NTT コミュニケーションズ株式会社
クリエーションライン株式会社
建通エンジニアリング株式会社
株式会社シーイーシー
シグマコンサルティング株式会社
SecureSmart 株式会社
株式会社データホテル
株式会社電通国際情報サービス
ニフティ株式会社
日通システム株式会社
日本ストラタステクノロジー株式会社
日本ヒューレット・パッカード株式会社
株式会社日立システムズ
Freee 株式会社
株式会社ブロードバンドタワー
ホワイトポイント株式会社
株式会社ミドクラ
【団体会員】
特定非営利活動法人 AIP
一般社団法人中部産業連盟
特定非営利活動法人日本情報技術取引所
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