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建設材料学Ⅱ

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建設材料学Ⅱ
H26
授業科目
(4088)
建設材料学Ⅱ
対 象 学 科
学年
必・選
(Z)建設環境工学科
3年
必修
担当教員
Construction Materials Ⅱ
単位数
授業方法
開講形態
1
講義
前期 週 2 時間
授業時間数
30時間
(Z) 菅原 隆 (教授)
【 授業の目標 】 土木工学における構造物は,コンクリートと鋼材との組合せで出来ており,これらの基本的な性
質を知る事は重要である。コンクリートはセメントと骨材,混和材料からなる複合材料として位置づけされており,ひ
とつひとつの材料の性質を知ると共に,コンクリートとしての特性(強さ,変形,etc.)について学ぶ事を主とする。
【 授業概要・方針 】 建設材料の中で主要なものは,コンクリートと鋼材である事から,これらについて詳しく講
義します。また,道路舗装に使用されるアスファルトや環境と建設材料との関係についても講義します。特にコンク
リートの配合設計や鋼材の引張強度については各自が設計や強度計算ができるように演習問題を解きながら進め
ていきます。①個々の材料の性質を知る。②まだ固まらないコンクリートの性質。③硬化したコンクリートの性質。④
コンクリートの配合設計,現場配合の理解と計算ができることが大切です。また,鋼材の基本的性質やアスファルト
舗装における歴青材料も同様に学び,環境に対する各種材料の特性について理解できることを目標とする。
【 履修上の留意点 】 授業では実験データを与えてグラフ用紙に図面を描き,そこから判る事を考察する方式
で進めますから,常にグラフ用紙を準備してください。ノート(A4 版)に課題やグラフ用紙を貼り付けるなど各自が工
夫して,ノートを作成する事。3 年生で行う授業や実験に役立つようにノートを整理する事。
授
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
第 6 回
第 7 回
第 8 回
第 9 回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
業
( 前 期 )
授
フレッシュコンクリートの性質
フレッシュコンクリートの性質
コンクリートの配合設計
コンクリートの配合設計と演習問題
硬化コンクリートの性質
硬化コンクリートの性質
コンクリートの圧縮強度と他の強度
(中間試験)
各種コンクリート
各種コンクリート
金属材料一般(引張強度など)
瀝青材料の一般的な性質
瀝青材料:道路舗装
環境と建設材料
(期末試験)
期末試験の答案返却とまとめ
八戸高専目標
学習・教育到達目標
同上関与割合 %
(A)
計
業
画
内
容
時間
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
計
(B-1)
2
30
(B-2)
100
(C-1)
(C-2)
(D)
◎ (d2-a) ○
各種材料の性質を知る事や専門の用語を理解する事を一つの目標とする。さらに,材料の
力学的な挙動について理解を深め,コンクリートの配合計算ができる様になる事,鋼材の引
到 達 項 目
張強度や伸びを計算できることを目標とする。環境と建設材料との関係について考察できる
ようにする。
定期試験(80%),レポート・演習問題および学習における授業ノートを点検して評価 (20%)
評 価 方 法
し,総合点 60 点以上を合格とする。
使用教科書・教材 建設材料, 中嶋清実・角田 忍・菅原 隆, コロナ社
参 考 図 書 等 土木材料,コンクリート工学など
関 連 科 目 建設環境工学実験Ⅰ,建設材料学Ⅰ(2年)、コンクリート・RC構造学Ⅰ(3・4年)と関連する。
JABEE 目標
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