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消費税集計・計算方法の変更について 消費税集計・計算方法の変更

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消費税集計・計算方法の変更について 消費税集計・計算方法の変更
【バージョンアップ変更点概要】
経理上手くんdbNL
経理上手くんdbNL ProⅡ減価償却パック (Vers 10.004
10.004)
●財務処理db Version 6.102
平成26年4月消費税改正(税率8%)対応の第2次バージョンプログラムを出荷します。
※詳細は、3ページからの“改正消費税の対応に関して”
“改正消費税の対応に関して”“消費税額集計表・課税売上割合の集計について”
“工事台帳システム改良内容について”を参照してください
“工事台帳システム改良内容について”
◎消費税集計・計算方法の変更について
第2次バージョンより、消費税関連帳表(消費税額試算表、消費税額集計表、課税売上割合計算表、消費税額比
較表)を改良し、消費税の集計・計算方法を変更しました。
課税期間が3月31日までの「消費税申告書」は従前の集計・計算方法を採用していますので、差異が生じる可
能性があります。(端数処理方法の変更により数円程度)
消費税集計・計算の誤りではありませんので、正常に申告ができます。
◎消費税改正対応マスターへのバージョンアップ、
◎消費税改正対応マスターへのバージョンアップ、他のICSシステム搭載機とのデータ交換
他のICSシステム搭載機とのデータ交換
について
について
4月1日以降の消費税率8%が処理可能なマスターにするには、【導入・更新】タブの“平成26年4月消費税
改正”業務でマスターのバージョンアップを行う必要があります。
消費税改正バ―ジョンアップ後のマスターは、改正未対応プログラムでは処理やデータ交換ができませんので、
他のICSシステム搭載機も改正対応プログラムを使用してください。
他のICSシステム搭載機も改正対応プログラムを使用してください。
その他の改良修正
仕訳入力において以下の対応を行いました。
メニューバーに「ヘルプファイルの表示」を追加しました。
仕訳修正画面でのツールバー【End処理終了】の表示を、【End検索一覧】に文言変更しま
した。
取消仕訳表示画面のツールバー【del仕訳取消】の表示を、【del仕訳復帰】に文言変更し
ました。
伝票番号の入力漏れの検索に対応しました。
仕訳入力と残高問い合わせを起動し、残高問い合わせを最小化した状態で仕訳を追加し、残高問
い合わせを表示するとエラーが発生していたのを修正しました。
出納帳形式の摘要欄で、PgUp/PgDnを押すとカーソルが摘要欄の入力された文字の最後
尾まで移動していたのを修正しました。
個別対応マスターで仮払消費税の仕訳に一括修正で、仕入区分を変更しようとしても変更できな
かったのを修正しました。
試算表・分析表において以下の対応を行いました。(DX・PROⅡのみ)
分析表『売上・仕入部門対比分析表』で、決算期間が12ヶ月に満たないマスターを決修月指定
で出力した場合、「12ヶ月目+決修月」となるべき「当月実績欄の金額」が、さらに12ヶ月
目の金額が加算されたものになることがあったのを修正しました。
売掛買掛管理表・台帳作成において以下の対応を行いました。(PROⅡのみ)
F12残高編集時、別記分の消費税額が集計されていなかったのを修正しました。
税込み表示の時、別記税額を当月売上高として表示されるようにしました。
1
【バージョンアップ変更点概要】
前年実績比較推移グラフにおいて、データ修正画面で平均値を実額修正できる機能を追加しました。
(PROⅡのみ)
科目別比較推移(予測)グラフにおいて、データ修正画面で平均値を実額修正できる機能を追加しまし
た。(PROⅡのみ)
2
改正消費税の対応に関して
消費税改正 2 次対応に関して
ごあいさつ
消費税改正に関しては、昨年中に 1 次対応として財務マスターを改正消費税用にバージョンアップ
し、平成 26 年 4 月 1 日以降の仕訳は消費税率を 8%でセットするようにしましたが、今回は、各種出⼒
帳票に対して対応を⾏いました。改正消費税計算に対応するだけでなく、消費税申告書の集計を確認す
るための新規帳票を追加し、関係帳表を整理してそれぞれ⼤幅に改善しました。
消費税の改正で複雑になった事務処理にお役⽴てください。
※経理上⼿くんdbNLシリーズでは、「消費税額⽐較表」及び「消費税申告書」は処理できません。
Ⅰ
対応の概要
消費税改正 2 次対応の概要
改正対応した業務
2 次対応に関しては下記業務を変更しております。
〇消費税額試算表・集計表・課税売上割合
・消費税額試算表では、8%枠を追加しています。
・消費税額集計表は新規帳票です。消費税申告書の集計の流れを確認する帳票です。消費税額
試算表の⾦額が消費税申告書にどのように集計されていくか確認する事ができます。
・課税売上割合計算書では、様式をシンプルに改訂しました。
〇試算表・分析表
・8%の消費税計算に対応しました。
・⾃動計算では、消費税申告書計算と同様の計算を⾏い、試算表に表記します。
〇消費税仕訳帳
・8%の消費税の表記に対応しました。
〇工事台帳関係(建設上手くんdbNLシリーズのみ)
・⼯事残⾼登録の開始残⾼の登録を消費税率単位で登録可能とし、⼯事台帳出⼒オプションに、
仕訳明細の税区分を出⼒可能にしました。
日本ICS株式会社
1
今回の消費税プログラムの特徴
今回の改正対応では 3 つのポイントを改善しています。
①関連帳票の構成を変更・整理しました。
・いくつかの機能を合体し、不要になった業務を廃⽌し、シンプルな形に変更・整理を⾏いました。
・廃⽌された帳票の特徴を、残された帳票が引き継ぎます。
従来の「消費税額計算書」「消費税計算書」の内容は消費税額⽐較表で、一部は消費税額集計表
で確認することができます。
機能も充実しています。
・原則課税/簡易課税の⽐較が可能
・参考事項が出⼒できます。
下記を切り替えて確認できます。
原則課税 付表 2 関係の内容
簡易課税 付表 5 関係の内容
・差額表示ができます。
仮払消費税と仮受消費税の残⾼差
額と申告納税額との差額を表示し
ます(税込マスターを除く)
。
・簡易課税の付表 5 形式の確認帳票
では、2 種類以上の事業がある場
合に対応しています。
日本ICS株式会社
2
②消費税申告書とのつながりを確認できるようにしました。
消費税額試算表の⾦額が消費税申告書にどのように集計されるかという部分に
焦点を当てて、
「消費税額集計表」を新規に開発しました。
③各帳票の消費税計算を「消費税申告書」の計算に合わせるようにしました。
従来は、帳表ごとに特徴があり、さまざまな方法で消費税額が確認できるようにしていましたが、
できるだけ消費税申告書の計算に統一してほしいという要望が多かったため、今回から基本的に
消費税申告書の集計を採用するように統一しました。
消費税申告書と消費税額⽐較表の消費税額は、
試算表の消費税⾃動計算時の「消費税額」と
基本的に合致します。
(例外 消費税額試算表は従来どおり)
消費税額試算表は、試算表(P/L)の役割も
担いつつ、消費税額を確認する形式になっ
ているため、消費税申告書の計算と若⼲の
差異が⽣じる場合があります。
日本ICS株式会社
3
消費税改正の処理の流れと対応
消費税改正に対応した業務
消費税に関する⼿順を追いながら、2 次対応の概要を説明します。
①「平成 26 年 4 月消費税改正」(1
1 次対応時に説明済)
・平成 26 年 4 月 1 日以後終了事業年度で、従来から使用しているマスターに関しては、
「平成 26
年 4 月消費税改正」でマスターを“バージョンアップ”する必要があります。
・現時点では選択制です。
6 月頃に、無条件にバージョンアップがかかるプログラムを提供いたします。
・当期分のみバージョンアップしても構いませんが、前年以前の⽐較帳票など過年度マスターを使
用する場合、あらかじめ過年度マスターも変換しておかれる事をお勧めします。
・他のICSシステム搭載機とのやり取りをする時は、必ず他のICSシステム搭載機とバージョ
ンを合わせて使用してください。
・絞り込みの初期設定を施⾏日以降かつ未了マスターとし、26年4月 1 日以降終了でバージョン
アップされていないマスターを表示するようにしました。
②「新規会社登録・修正・削除」「財務マスターコンバージョン」
・新規マスター作成時や、これから DB に移⾏する場合は、⾃動的にバージョンアップした状態で
マスターを作成します。
③「仕訳⼊⼒」
・消費税改正バージョンアップしたマスターであれば、平成 26 年 4 月 1 日以降の日付になると
消費税率が 8%となります。5%に変更する事も可能です。3 月以前の仕訳であっても、8%の変更
を許可しています。
・チェックリスト・元帳などのデータ確認帳票に関しては、標準税率でないデータが確認できます。
参考:施⾏日前の前払い家賃などの処理
・消費税 8%仕訳は 4 月 1 日以降で⼊⼒してください。
・3 月 31 日以前で⼊⼒する場合は、
㋑税抜経理の場合、仮払⾦・前払費用等の勘定科目で仕訳を切っておいて、4 月 1 日以降に
8%の仕訳に振り替えてください。
㋺税込経理の場合、不課税で仕訳を切っておいて 4 月 1 日以降に 8%の仕訳に振り替えて
ください。
④「消費税仕訳帳」
・消費税率 8%の表記に対応しました。
⑤「試算表・分析表」
・「消費税額」を⾃動計算して求めた⾦額を消費税申告書と合わせるようにしました。
・消費税改正バージョン UP していないマスターの計算は従来通りです。
⑥「消費税額試算表・集計表・課税売上割合」
(後ページ参照)
・消費税額試算表・消費税額集計表・課税売上割合計算表を同一業務からタブで選択できます。
・消費税額試算表では、8%枠を追加しています。
・消費税額集計表は、消費税申告書の集計の流れを確認する帳票です。
・課税売上割合は、様式をシンプルに改訂し、消費税申告書の付表 2 の様式に変更しました。
⑦翌期更新/前年度からの更新
・翌期更新で⾃動的に消費税改正バージョンアップは⾏いません。
・改正後(複数税率)の税額情報の更新に対応しました。
⑩通信・移動関係
・消費税申告書ファイルは移動の際に除外していますが、改正後のファイルも同様に転送しない
ようにしています。
⑪工事台帳関係(建設上手くんdbNLシリーズのみ)
・⼯事残⾼登録の開始残⾼の登録を消費税率単位で登録可能とました。
・⼯事台帳出⼒オプションに、仕訳明細の税区分を出⼒できるようにしました。
・複数税率時、標準税率を出⼒しないようにできます。
日本ICS株式会社
4
・一括税抜を税率毎に⾏う事ができます。
・⼯事別管理集計表/⼯事・⼯種別原価集計表の改善も⾏っています。
累計出⼒時も期⾸残⾼を除いて出⼒するかどうかの選択。
共通費を合計に含めるかどうかの選択。
・完成⼯事振替の改良
原価振替、完成⼯事⾼振替を決算修正月で指定できるようにしました。
原価振替時、(⼯事)期⾸残⾼を除いて振替仕訳が作成できるようにしました。
完成⼯事⾼振替処理後に続けて原価振替処理を⾏う場合、指定⼯事を保持するようにしました。
*工事台帳の消費税対応/改良に関しては「別紙」を参照ください。
日本ICS株式会社
5
以下に主な改良を⾏った消費税関連業務に関して説明します。
消費税額試算表・集計表・課税売上割合
・消費税額試算表・消費税額集計表・課税売上割合計算表の 3 帳票が、タブで確認できます。
消費税額試算表
消費税率 8%枠を追加しました。
試算表としての役割・税区分の⼊⼒ミスの確認に使用されているので⼤きく変更していません。
①タブの変更
・税率が複数になるため“5%…”という表現は廃⽌しました。
・4%込み抜き合計/4%込み抜き分割のタブは廃⽌しました。
1 科目単位で消費税額/地方消費税額を算出してもあまり活用方法がないためカットしましたが、
申告書で計算される⾦額は「消費税額集計表」で把握できます。
②消費税改正対応
・5%と 8%の区別ができるようにしました。
・平成 26 年 4 月 1 日以後終了事業年度のマスターからは標準税率が 8%になりますので、
標準税率以外を表記します。
*画⾯の表示領域を広げるようにしました。
消費税額集計表(新規帳票)
消費税申告書への集計を確認するための帳票を新規開発しました。
各科目の残⾼を確認しつつ、消費税申告書への集計の流れを確認できます。
画⾯は、
「売上科目」「仕⼊科目」のタブに分かれて確認できます。
申告書・付表と⾦額を合わせやすい構成で表示します。
当帳票と申告書等の関係図に関しては前述を参照してください。
日本ICS株式会社
6
①消費税申告書の集計の確認に使用します。
例)原則課税 消費税付表 2-(2)・付表 1 を使用する場合
・付表 2-(2)の課税売上と、付表 1 の課税標準がどのように集計されているかが確認できます。
・5%と 8%の集計の流れが確認できます。
・別記で⼊⼒したデータの消費税額がどのように集計されるかを確認する事ができます。
・消費税額⽐較表の⾦額確認にも使用できます。
日本ICS株式会社
7
②別記で⼊⼒した消費税の⾦額の確認に便利です。
・税抜きマスターで、一部「別記」を利用して、仮受消費税・仮払消費税の科目を使用して
⼊⼒を⾏っている場合は、下記のように通常の扱いと異なる計算になります。
このような場合は消費税額集計表を使用すると便利です。
③
②
①
・課税売上⾼を算出する時は、一旦「税込」で計算し、その後「税抜」の⾦額を求めますが、
別記で⼊⼒した仕訳がある場合は、仮受消費税の⾦額もプラスして計算します。
「別記」を売上/資産譲渡/値引き仕訳などいろいろな箇所で使用している場合は、それらを合計
した残⾼になっているので、課税売上に該当する別記の⾦額はいくらかを逆算して求めます。
①まず、課税売上以外の部分(上記なら値引き)の⾦額から仮受消費税を求めます。
△50,000 となります。
②仮受消費税の残⾼は 200,000 ですので、課税売上に係る消費税は 250,000 だったという
事になります。
③課税売上のうち、別記で⼊⼒している⾦額は 3,000,000 ですので、それに対する仮受消費税
が、250,000 であるのは、明らかにおかしいという事になります。
*このように、申告書の⾦額確認だけでなく、別記⼊⼒の誤りなども⾒つけやすくなっています。
③出⼒帳票は消費税申告書との集計確認がしやすいように工夫しています。
・集計表を出⼒すると、申告書との確認部分に「カタカナ」の項番をつけ、
計算式を表示して、さらに解りやすく対応していますのでご活用ください。
・主だった項目に記号(カタカナ)をつけて
います。
・帳票上太枠の部分は、申告書との残⾼確認
が可能です。
・帳票欄外に上記のカタカナ部分の計算式を
表示します。
日本ICS株式会社
8
課税売上割合計算表
・消費税額集計表、消費税額⽐較表を充実させた事で、課税売上割合計算表をシンプルに改訂しました。
その他
その他の財務DBの改良事項
仕訳⼊⼒
・メニューバーに「ヘルプファイルの表示」を追加しました。
・仕訳修正画⾯でのツールバー【End 処理終了】の表示を【End 検索一覧】に⽂⾔を変更しました。
・取消仕訳表示画⾯のツールバー【del 仕訳取消】の表示を、
【del 仕訳復帰】に⽂⾔を変更しました。
・伝票番号の⼊⼒漏れの検索に対応しました。
日本ICS株式会社
9
消費税額集計表・課税売上割合の集計について
消費税額集計表・課税売上割合の集計につい て
◆ 消費費税額集計表
消費 費税額集計表
■各列の 算出 方法
税率ごとに算出します。
≪税抜金額≫
仕訳の税抜金額を積み上げたもの
≪消費税額等≫
仕訳の消費税額(国税・地方税)を積み上げたもの
≪合計(税込金額)≫
「税抜金額」+「消費税額等」
≪申告書の金額≫
*税抜金額
申告書上の税抜金額
*消費税額
申告書上の消費税額(国税)
■各科目 の 集計元 / 集計行 ・申告書の金額欄 の算出方法
・税率ごとに集計します。
・「申告書の金額」は、申告書で使用しない箇所は算出しません。
・計算式中の「税率」「国税率」は以下の通りです。
税率 8%…国税率:6.3%
地方税率:1.7%
税率 5%…国税率:4%
地方税率:1%
税率 3%…国税率:3%
地方税率:なし
原則課税(比例配分)
売上科目
※「売上科目」…売上、営業外収益、特別利益、資産譲渡関係
【課税売上】
下記の仕訳より集計します。
・売上科目で税区分が課税の仕訳
・科目属性が「資産譲渡」の資産科目の仕訳
・科目属性が「固定資産」の科目の譲渡仕訳
・仕入科目で仕訳区分が「売上」の仕訳
1
≪仮受消費税等≫
算出方法:手入力した仮受消費税等の仕訳(消費税額試算表の「別記課税売上」行の「消費税額」)
+※②+※③-※④
※画面上は消費税額を青字で表示します。
≪申告書の金額≫
・税抜金額…「合計(税込金額)」×100/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
【課税標準額】
≪申告書の金額≫
・税抜金額…【課税売上】の「“申告書の金額”の税抜金額」の 1000 円未満を切り捨てて算出。
・消費税額…「“申告書の金額”の税抜金額」×(国税率/100)(円未満端数切り捨て)
【課税売上の返還】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「売上値引・戻り」の科目の仕訳
・科目属性が「販売奨励金費用」「売上割引」の科目の仕訳
≪仮受消費税等≫
算出方法:課税売上の返還(別記)行の「税抜金額」×税率/100
(円未満端数切り捨て)…※②
≪申告書の金額≫
・税抜金額…「合計(税込金額)」×100/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
【課税売上額】
≪申告書の金額≫
・税抜金額…【課税売上】-【課税売上の返還】
【課税貸倒損失】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「貸倒損失」の科目の仕訳
・仕入科目で仕訳区分が「貸倒損失」の仕訳
≪仮受消費税等≫
算出方法:課税貸倒損失(別記)行の「税抜金額」×税率/100
(円未満端数切り捨て)…※③
≪申告書の金額≫
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
2
(円未満端数切り捨て)
【課税貸倒回収】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「貸倒回収」の科目の仕訳
≪仮受消費税等≫
算出方法:課税貸倒回収(別記)行の「税抜金額」×税率/100
(円未満端数切り捨て)…※④
≪申告書の金額≫
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
【輸出免税売上】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「輸出免税売上」の科目の仕訳
・売上科目で仕訳区分が「輸出売上」の仕訳
≪申告書の金額≫
・税抜金額…「合計(税込金額)」欄の金額
【非課税輸出売上】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「非課税輸出売上」の科目の仕訳
・売上科目で仕訳区分が「非課税輸出売上」の仕訳
≪申告書の金額≫
・税抜金額…「合計(税込金額)」欄の金額
【非課税売上】
下記の仕訳より集計します。
・売上科目で税区分が「非課税」の仕訳
・受取利息の科目の仕訳
・科目属性が「営業外収益」で仕訳区分が「受取利息」の仕訳
・科目属性が「土地譲渡」の科目の仕訳
・科目属性が「有価証券譲渡」の科目の仕訳の対価の非課税分(5%)
≪申告書の金額≫
・税抜金額…「合計(税込金額)」欄の金額
3
【不課税売上】
下記の仕訳より集計します。
・売上科目で税区分が「不課税」の仕訳
・科目属性が「有価証券譲渡」の科目の仕訳の対価の非課税分を除いた額(95%)
※「申告書の金額」欄は集計しません。
【非課税貸倒損失】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「貸倒損失」で税区分が「非課税」の仕訳
※「申告書の金額」欄は集計しません。
仕入科目
※「仕入科目」…仕入、経費、営業外費用、特別損失、資産譲渡関係、製造経費
【課税仕入】
下記の仕訳より集計します。
・仕入科目で税区分が課税の仕訳
・売上科目で仕訳区分が「仕入」「経費」の仕訳
・科目属性が「資産取得」の資産科目の仕訳
・科目属性が「固定資産」の科目の取得仕訳
≪仮払消費税等≫
算出方法:手入力した仮払消費税等の仕訳(消費税額試算表の「別記課税仕入」行の「消費税額」)
+ ※⑤
※画面上は消費税額を青字で表示します。
≪申告書の金額≫
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
【課税仕入の返還】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「仕入返品」の科目の仕訳
・科目属性が「仕入割引」の科目の仕訳
・科目属性が「販売奨励金収入」の科目の仕訳
≪仮払消費税等≫
算出方法:課税仕入の返還(別記)行の「税抜金額」×税率/100
(円未満端数切り捨て)…※⑤
≪申告書の金額≫
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
4
(円未満端数切り捨て)
【課税仕入に係る支払対価】
≪申告書の金額≫
・消費税額…【課税仕入】-【課税仕入の返還】
【輸入仕入】
下記の仕訳より集計します。
・仕入科目、仮払消費税等で仕訳区分が「輸入仕入」の仕訳
・科目属性が「輸入仕入」の科目の仕訳
※「消費税額等」欄…仕訳区分が輸入仕入の仕訳の消費税額を積み上げて算出
≪申告書の金額≫
・消費税額…輸入仕入の仕訳ごとに、消費税額×国税率/税率(100 円未満切り上げ)した
ものを積み上げて算出
【棚卸加算額】
下記の仕訳より集計します。
・期首棚卸科目、仮払消費税等で仕訳区分が「棚卸調整加算額」の仕訳
≪申告書の金額≫
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
【棚卸減算額】
下記の仕訳より集計します。
・期末棚卸科目、仮払消費税等で仕訳区分が「棚卸調整減算額」の仕訳
≪申告書の金額≫
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
【非課税仕入】
下記の仕訳より集計します。
・仕入科目で税区分が「非課税」の仕訳
※「申告書の金額」欄は集計しません。
【不課税仕入】
下記の仕訳より集計します。
・仕入科目で税区分が「不課税」の仕訳
※「申告書の金額」欄は集計しません。
5
(円未満端数切り捨て)
原則課税(個別対応)
売上科目
※「売上科目」…売上、営業外収益、特別利益、資産譲渡関係
【課税売上】
下記の仕訳より集計します。
・売上科目で税区分が課税の仕訳
・科目属性が「資産譲渡」の資産科目の仕訳
・科目属性が「固定資産」の科目の譲渡仕訳
・仕入科目で仕訳区分が「売上」の仕訳
≪仮受消費税等≫
算出方法:手入力した仮受消費税等の仕訳(消費税額試算表の「別記課税売上」行の「消費税額」)
+※②+※③-※④
※画面上は消費税額を青字で表示します。
≪申告書の金額≫
・税抜金額…「合計(税込金額)」×100/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
【課税標準額】
≪申告書の金額≫
・税抜金額…【課税売上】の「“申告書の金額”の税抜金額」の 1000 円未満を切り捨てて算出。
・消費税額…「“申告書の金額”の税抜金額」×国税率/100 (円未満端数切り捨て)
【課税売上の返還】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「売上値引・戻り」の科目の仕訳
・科目属性が「販売奨励金費用」「売上割引」の科目の仕訳
≪仮受消費税等≫
算出方法:課税売上の返還(別記)行の「税抜金額」×税率/100
(円未満端数切り捨て)…※②
≪申告書の金額≫
・税抜金額…「合計(税込金額)」×100/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
【課税売上額】
≪申告書の金額≫
・税抜金額…【課税売上】-【課税売上の返還】
6
(円未満端数切り捨て)
【課税貸倒損失】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「貸倒損失」の科目の仕訳
・仕入科目で仕訳区分が「貸倒損失」の仕訳
≪仮受消費税等≫
算出方法:課税貸倒損失(別記)行の「税抜金額」×税率/100
(円未満端数切り捨て)…※③
≪申告書の金額≫
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
【課税貸倒回収】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「貸倒回収」の科目の仕訳
≪仮受消費税等≫
算出方法:課税貸倒回収(別記)行の「税抜金額」×税率/100
(円未満端数切り捨て)…※④
≪申告書の金額≫
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
【輸出免税売上】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「輸出免税売上」の科目の仕訳
・売上科目で仕訳区分が「輸出売上」の仕訳
≪申告書の金額≫
・税抜金額…「合計(税込金額)」欄の金額
【非課税輸出売上】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「非課税輸出売上」の科目の仕訳
・売上科目で仕訳区分が「非課税輸出売上」の仕訳
≪申告書の金額≫
・税抜金額…「合計(税込金額)」欄の金額
7
(円未満端数切り捨て)
【非課税売上】
下記の仕訳より集計します。
・売上科目で税区分が「非課税」の仕訳
・受取利息の科目の仕訳
・科目属性が「営業外収益」で仕訳区分が「受取利息」の仕訳
・科目属性が「土地譲渡」の科目の仕訳
・科目属性が「有価証券譲渡」の科目の仕訳の対価の非課税分(5%)
≪申告書の金額≫
・税抜金額…「合計(税込金額)」欄の金額
【不課税売上】
下記の仕訳より集計します。
・売上科目で税区分が「不課税」の仕訳
・科目属性が「有価証券譲渡」の科目の仕訳の対価の非課税分を除いた額(95%)
※「申告書の金額」欄は計算しません。
【非課税貸倒損失】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「貸倒損失」で税区分が「非課税」の仕訳
※「申告書の金額」欄は計算しません。
仕入科目
※「仕入科目」…仕入、経費、営業外費用、特別損失、資産譲渡関係、製造経費
[課 売 ・ 課 税 仕 入 ] / [非 課 売 ・ 課 税 仕 入 ]/ [共 通 ・ 課 税 仕 入 ]
下記の仕訳より、仕訳の仕入区分ごとに振り分けて集計します。
・仕入科目で税区分が課税の仕訳
・売上科目で仕訳区分が「仕入」「経費」の仕訳
・科目属性が「資産取得」の資産科目の仕訳
・科目属性が「固定資産」の科目の取得仕訳
≪申告書の金額≫
・消費税額…(別記)(内税外税)ごとに算出し、合計します。
※(別記)…「合計(税込金額)」×(国税率/100)
(円未満端数切り捨て)
※(内税外税)…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
8
(円未満端数切り捨て)
【課税仕入】
[課売・課税仕入] +[非課売・課税仕入]+ [共通・課税仕入]+仮払消費税等
≪仮払消費税等≫
算出方法:手入力した仮払消費税等の仕訳(消費税額試算表の「別記課税仕入」行の「消費税額」)
+ ※⑤
※画面上は消費税額を青字で表示します。
≪申告書の金額≫
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
[課 売 ・ 課 税 仕 入 の 返 還 ]/ [非 課 売 ・ 課 税 仕 入 の 返 還 ]/ [共 通 ・ 課 税 仕 入 の 返 還 ]
下記の仕訳より、仕訳の仕入区分ごとに振り分けて集計します。
・科目属性が「仕入返品」の科目の仕訳
・科目属性が「仕入割引」の科目の仕訳
・科目属性が「販売奨励金収入」の科目の仕訳
≪申告書の金額≫
・消費税額…(別記)(内税外税)ごとに算出し、合計します。
※(別記)…「合計(税込金額)」×(国税率/100)
(円未満端数切り捨て)
※(内税外税)…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
【課税仕入の返還】
[課売・課税仕入の返還]+[非課売・課税仕入の返還]+[共通・課税仕入の返還]+仮払消費税等
≪仮払消費税等≫
算出方法:課税仕入の返還(別記)行の「税抜金額」×税率/100
(円未満端数切り捨て)…※⑤
≪申告書の金額≫
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
【課税仕入に係る支払対価】
≪申告書の金額≫
・消費税額…【課税仕入】-【課税仕入の返還】
9
(円未満端数切り捨て)
[課 売 ・ 輸 入 仕 入 ] / [非 課 売 ・ 輸 入 仕 入 ]/ [共 通 ・ 輸 入 仕 入 ]
下記の仕訳より、仕訳の仕入区分ごとに振り分けて集計します。
・仕入科目、仮払消費税で仕訳区分が「輸入仕入」の仕訳
・科目属性が「輸入仕入」の科目の仕訳
※「消費税額等」欄…仕訳区分が輸入仕入の仕訳の消費税額を積み上げて算出
≪申告書の金額≫
・消費税額…輸入仕入の仕訳ごとに、消費税額×国税率/税率(100 円未満切り上げ)した
ものを積み上げて算出
【輸入仕入】
[課売・輸入仕入] +[非課売・輸入仕入]+ [共通・輸入仕入]
≪申告書の金額≫
・消費税額…[課売・輸入仕入] +[非課売・輸入仕入]+ [共通・輸入仕入]
[課 売 ・ 棚 卸 加 算 額 ] / [非 課 売 ・ 棚 卸 加 算 額 ]/ [共 通 ・ 棚 卸 加 算 額 ]
期首棚卸科目で仕訳区分が「棚卸調整加算額」の仕訳を、仕訳の仕入区分ごとに振り分けて集計します。
≪申告書の金額≫
・消費税額…(別記)(内税外税)ごとに算出し、合計します。
※(別記)…「合計(税込金額)」×(国税率/100)
(円未満端数切り捨て)
※(内税外税)…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
【棚卸加算額】
[課売・棚卸加算額] +[非課売・棚卸加算額]+ [共通・棚卸加算額]+仮払消費税等※
※仮払消費税等で仕訳区分が「棚卸調整加算額」の仕訳を積み上げて集計します。
≪申告書の金額≫
・消費税額…[課売・棚卸加算額] +[非課売・棚卸加算額]+ [共通・棚卸加算額]
[課 売 ・ 棚 卸 減 算 額 ] / [非 課 売 ・ 棚 卸 減 算 額 ]/ [共 通 ・ 棚 卸 減 算 額 ]
期首棚卸科目で仕訳区分が「棚卸調整加算額」の仕訳を、仕訳の仕入区分ごとに振り分けて集計します。
≪申告書の金額≫
・消費税額…(別記)(内税外税)ごとに算出し、合計します。
※(別記)…「合計(税込金額)」×(国税率/100)
(円未満端数切り捨て)
※(内税外税)…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
10
(円未満端数切り捨て)
【棚卸減算額】
[課売・棚卸減算額] +[非課売・棚卸減算額]+ [共通・棚卸減算額]+仮払消費税等※
※仮払消費税等で仕訳区分が「棚卸調整減算額」の仕訳を積み上げて集計します。
≪申告書の金額≫
・消費税額…[課売・棚卸減算額] +[非課売・棚卸減算額]+ [共通・棚卸減算額]
【課税売上に要するもの】
[課売・課税仕入]-[課売・課税仕入の返還]+[課売・輸入仕入]+[課売・棚卸加算額]
-[課売・棚卸減算額]
≪申告書の金額≫
・消費税額…[課売・課税仕入]-[課売・課税仕入の返還]+[課売・輸入仕入]
+[課売・棚卸加算額]-[課売・棚卸減算額]
【非課税売上に要するもの】
[非課売・課税仕入]-[非課売・課税仕入の返還]+[非課売・輸入仕入]+[非課売・棚卸加算額]
-[非課売・棚卸減算額]
※「申告書の金額」欄は計算しません。
【共通売上に要するもの】
[共通・課税仕入]-[共通・課税仕入の返還]+[共通・輸入仕入]+[共通・棚卸加算額]
-[共通・棚卸減算額]
≪申告書の金額≫
・消費税額…[共通・課税仕入]-[共通・課税仕入の返還]+[共通・輸入仕入]
+[共通・棚卸加算額]-[共通・棚卸減算額]
【非課税仕入】
下記の仕訳より集計します。
・仕入科目で税区分が「非課税」の仕訳
※「申告書の金額」欄は計算しません。
【不課税仕入】
下記の仕訳より集計します。
・仕入科目で税区分が「不課税」の仕訳
※「申告書の金額」欄は計算しません。
11
簡易課税
売上科目
※「売上科目」…売上、営業外利益、特別利益、資産譲渡関係
【課税売上】
下記の仕訳より集計します。
・売上科目で税区分が課税の仕訳
・科目属性が「資産譲渡」の資産科目の仕訳
・科目属性が「固定資産」の科目の譲渡仕訳
・仕入科目で仕訳区分が「売上」の仕訳
≪仮受消費税等≫
算出方法:手入力した仮受消費税等の仕訳(消費税額試算表の「別記課税売上」行の「消費税額」)
+※②+※③-※④
※画面上は消費税額を青字で表示します。
≪申告書の金額≫
・税抜金額…「合計(税込金額)」×100/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
【課税標準額】
≪申告書の金額≫
・税抜金額…【課税売上】の「“申告書の金額”の税抜金額」の 1000 円未満を切り捨てて算出。
・消費税額…「“申告書の金額”の税抜金額」×(国税率/100)
(円未満端数切り捨て)
【課税売上の返還】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「売上値引・戻り」の科目の仕訳
・科目属性が「販売奨励金費用」「売上割引」の科目の仕訳
≪仮受消費税等≫
算出方法:課税売上の返還(別記)行の「税抜金額」×税率/100
(円未満端数切り捨て)…※②
≪申告書の金額≫
・税抜金額…「合計(税込金額)」×100/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
12
(円未満端数切り捨て)
【課税貸倒損失】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「貸倒損失」の科目の仕訳
・仕入科目で仕訳区分が「貸倒損失」の仕訳
≪仮受消費税等≫
算出方法:課税貸倒損失(別記)行の「税抜金額」×税率/100
(円未満端数切り捨て)…※③
≪申告書の金額≫
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
【課税貸倒回収】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「貸倒回収」の科目の仕訳
≪仮受消費税等≫
算出方法:課税貸倒回収(別記)行の「税抜金額」×税率/100
(円未満端数切り捨て)…※④
≪申告書の金額≫
・消費税額…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
【輸出免税売上】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「輸出免税売上」の科目の仕訳
・売上科目で仕訳区分が「輸出売上」の仕訳
≪申告書の金額≫
・税抜金額…「合計(税込金額)」欄の金額
【期間の課税売上】
≪申告書の金額≫
・税抜金額…【課税売上】-【課税売上の返還】+【輸出免税売上】
【非課税輸出売上】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「非課税輸出売上」の科目の仕訳
・売上科目で仕訳区分が「非課税輸出売上」の仕訳
※「申告書の金額」欄は計算しません。
13
【非課税売上】
下記の仕訳より集計します。
・売上科目で税区分が「非課税」の仕訳
・受取利息の科目の仕訳
・科目属性が「営業外収益」で仕訳区分が「受取利息」の仕訳
・科目属性が「土地譲渡」の科目の仕訳
・科目属性が「有価証券譲渡」の科目の仕訳の対価の非課税分(5%)
※「申告書の金額」欄は計算しません。
【不課税売上】
下記の仕訳より集計します。
・売上科目で税区分が「不課税」の仕訳
・科目属性が「有価証券譲渡」の科目の仕訳の対価の非課税分を除いた額(95%)
※「申告書の金額」欄は計算しません。
【非課税貸倒損失】
下記の仕訳より集計します。
・科目属性が「貸倒損失」で税区分が「非課税」の仕訳
※「申告書の金額」欄は計算しません。
事業区分
[○ 種 ・ 課 税 売 上 ]
下記の仕訳より、業種区分ごとに振り分けて集計します。
・売上科目で税区分が課税の仕訳
・科目属性が「資産譲渡」の資産科目の仕訳
・科目属性が「固定資産」の科目の譲渡仕訳
・仕入科目で仕訳区分が「売上」の仕訳
≪申告書の金額≫
・税抜金額…(別記)(内税外税)ごとに算出し、合計します。
※(別記)…「合計(税込金額)」欄の金額
※(内税外税)…「合計(税込金額)」×100/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
・消費税額…(別記)(内税外税)ごとに算出し、合計します。
※(別記)…「合計(税込金額)」×(国税率/100)
【課税売上】
各業種の[○種・課税売上]を合計します。
※「申告書の金額」欄は計算しません。
14
(円未満端数切り捨て)
[○ 種 ・ 売 上 返 還 ]
下記の仕訳より、業種区分ごとに振り分けて集計します。
・科目属性が「売上値引・戻り」の科目の仕訳
・科目属性が「販売奨励金費用」「売上割引」の科目の仕訳
≪申告書の金額≫
・税抜金額…(別記)(内税外税)ごとに算出し、合計します。
※(別記)…「合計(税込金額)」欄の金額
※(内税外税)…「合計(税込金額)」×100/(100+税率)
(円未満端数切り捨て)
・消費税額…(別記)(内税外税)ごとに算出し、合計します。
※(別記)…「合計(税込金額)」×(国税率/100)
(円未満端数切り捨て)
※(内税外税)…「合計(税込金額)」×国税率/(100+税率)
【課税売上の返還】
各業種の[○種・売上返還]を合計します。
※「申告書の金額」欄は計算しません。
【第○種事業】
業種ごとに、[○種・課税売上]-[○種・売上返還]で算出します。
≪申告書の金額≫
・税抜金額…[○種・課税売上]-[○種・売上返還]
・消費税額…[○種・課税売上]-[○種・売上返還]
【事業区分合計】
全業種の【第○種事業】を合計します。
≪申告書の金額≫
・税抜金額…【第○種事業】合計
・消費税額…【第○種事業】合計
15
(円未満端数切り捨て)
■申告書の金額欄
計算方法
売上科目(原則課税・簡易課税とも計算方法は同じ)
※1
×100/
100/108
×0.063
※2
×100/
100/108
×0.08
×6.3/
6.3/108
※3
×6.3/
6.3/108
×0.08
※4
×6.3/
6.3/108
×0.08
・【課税売上】の仮受消費税等(※1)は、上図の方法で計算した各仮受消費税等(※2~※4)を使い、以下
の計算式で求めています。
【課税売上】の仮受消費税等(※1)
=仕訳で別記入力した仮受消費税等合計+【課税売上の返還】の仮受消費税等(※2)
+【課税貸倒損失】の仮受消費税等(※3)-【課税貸倒回収】の仮受消費税等(※4)
800(※1)=4,400+400(※2)+4,000(※3)-8,000(※4)
・複数税率時
※申告書の金額欄は税率ごとの内書き金額のみを表示します。
※計算式のカタカナの金額欄は内書きの金額欄に読み替えてください。
・「申告書の金額」欄は、申告書の計算に直接使用しない金額は表示しません。
申告書(付表)と一致する金額と、その計算に必要な金額のみを表示しています。
16
仕入科目(比例配分の場合)
※1
×6.3/
6.3/108
※2
×6.3/
6.3/108
×0.08
※
×6.3/
6.3/108
×6.3/
6.3/108
・【課税仕入】の仮払消費税等(※1)は、上図の方法で計算した仮払消費税等(※2)を使い、以下の計算式
で求めています。
【課税仕入】の仮払消費税等(※1)
=仕訳で別記入力した仮払消費税等合計+【課税仕入の返還】の仮払消費税等(※2)
9,600(※1)=8,000+1,600(※2)
17
仕入科目(個別対応の場合)
×0.063
×6.3/108
×0.063
×6.3/108
×6.3/108
×0.063
×6.3/108
×6.3/108
×0.063
×6.3/108
×6.3/108
※
×0.063
×6.3/108
×0.063
×6.3/108
×0.063
×6.3/108
×0.063
×6.3/108
×0.063
×6.3/108
×0.063
×6.3/108
※輸入仕入の計算方法
仕訳ごとに 4/5 をかけて 100 円未満を切り上げています。輸入仕入の対価の返還も同じです。
18
事業区分(簡易課税の場合)
×0.063
0.063
×100/108
100/108
×6.3/108
×0.063
0.063
×100/108
100/108
×6.3/108
×0.063
0.063
×100/108
100/108
×6.3/108
・簡易課税では、別記入力の仮受消費税等は計算に使用しません。
19
■「申告書の金額」の転記先
原則課税(比例配分)
売上科目
本表「1」
本表「2」
本表「5」
付表 「
2 1」
本表「6」
付表 2「22」
付表 2「2」
付表 2「3」
付表 2「6」
20
仕入科目
付表 2「8」
付表 「
2 9」
付表 2「10」
付表 2「11」
21
◆ 課税売上割合計算表
■集計元一覧
①課税売上額
【課税売上高】
・売上科目で税区分が課税の仕訳
・科目属性が「資産譲渡」の資産科目の仕訳
・科目属性が「固定資産」の科目の譲渡仕訳
・仕入科目で仕訳区分が「売上」の仕訳
【課税売上返品・値引】
・科目属性が「売上値引・戻り」の科目の仕訳
・科目属性が「販売奨励金費用」「売上割引」の科目の仕訳
②免税売上額
・科目属性が「輸出免税売上」の科目の仕訳
・売上科目で仕訳区分が「輸出売上」の仕訳
③非課税輸出売上
・科目属性が「非課税輸出売上」の科目の仕訳
・売上科目で仕訳区分が「非課税輸出売上」の仕訳
⑥非課税売上額
【非課税売上高】
以下の仕訳で税区分が「非課税」のもの
・科目属性が「売上」の科目の仕訳
・仕入科目で仕訳区分が「売上」の仕訳
【受取利息】
受取利息】
以下の仕訳で税区分が「非課税」のもの
・受取利息の科目の仕訳
・科目属性が「営業外収益」で仕訳区分が「受取利息」の仕訳
【土地等譲渡収入】
土地等譲渡収入】
・科目属性が「土地譲渡」の科目の仕訳で税区分が「非課税」のもの
【有価証券譲渡収入の 5%】
・科目属性が「有価証券譲渡」の科目の仕訳の対価の非課税分(5%)
22
【その他営業外収入】
以下の仕訳で税区分が「非課税」のもの
・科目属性が「営業外収益」「特別利益」の科目の仕訳
・科目属性が「資産譲渡」の資産科目の仕訳
・科目属性が「固定資産」の科目の譲渡仕訳
【非課税売上返品・値引】
・科目属性が「売上値引・戻り」の科目の仕訳で税区分が「非課税」のもの
23
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