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静岡県掛川市地域新エネルギービジョン(PDF 11605KB)
静岡県掛川市地域新エネルギービジョン
報告書
2007 年 2 月
静岡県掛川市
目
次
第1章
新エネルギー導入の意義とビジョンの位置づけ························································1
1.1
新エネルギー導入の意義 ································································································1
1.2
地域新エネルギービジョンの位置づけ ········································································1
1.3
計画期間 ····························································································································2
第2章
エネルギーと環境 ···········································································································3
2.1
エネルギー情勢と地球環境問題 ····················································································3
2.2
新エネルギーの概要 ········································································································10
第3章
掛川市の地域概況とアンケート調査結果····································································26
3.1
掛川市の概要と位置 ········································································································26
3.2
自然環境 ····························································································································26
3.3
社会環境 ····························································································································29
3.4
アンケート調査結果 ········································································································37
3.5
市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果·············39
第4章
掛川市におけるエネルギー事情····················································································42
4.1 エネルギー消費の概況 ······································································································42
4.2 エネルギー需要の状況 ······································································································46
4.3 新エネルギー賦存量 ··········································································································53
第5章
掛川市地域新エネルギービジョン················································································67
5.1
新エネルギー導入の基本的方針 ····················································································67
5.2
掛川市における新エネルギー導入の適用性 ································································70
5.3
新エネルギーの導入目標 ································································································72
5.4
新エネルギー導入のための施策 ····················································································74
5.5
新エネルギー導入重点プロジェクト ············································································79
5.6
グリーンファンド、地域通貨の導入事例と適応 ························································101
第6章
掛川市地域新エネルギービジョンの推進に向けて····················································107
6.1
新エネルギービジョンの推進 ························································································107
6.2
今後の方向性と推進体制 ································································································111
6.3
新エネルギー導入の長期計画 ························································································113
【 資
料 】
資料- 1
新エネルギーに関するアンケート調査結果 ··········································· 資 1-1
資料- 2
市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート········ 資 2-1
資料- 3
エネルギー需要量推計について ······························································· 資 3-1
資料- 4
新エネルギー賦存量推計について ··························································· 資 4-1
資料- 5
新エネルギー導入重点プロジェクトにおける補足 ······························· 資 5-1
資料- 6
新エネルギー導入可能量の算定方法 ······················································· 資 6-1
資料- 7
新エネルギーの技術開発動向 ··································································· 資 7-1
資料- 8
新エネルギーの導入事例 ··········································································· 資 8-1
資料- 9
新エネルギー導入等に関する支援制度 ··················································· 資 9-1
資料- 10
風力発電施設設置ガイドライン ······························································· 資 10-1
資料- 11
用語解説 ······································································································· 資 11-1
資料- 12
委員会名簿およびビジョン策定の経過 ··················································· 資 12-1
第1章
新エネルギー導入の意義とビジョンの位置づけ
1.1 新エネルギー導入の意義
1.2 地域新エネルギービジョンの位置づけ
1.3 計画期間
第 1 章 新エネルギー導入の意義とビジョンの位置づけ
第1章
新エネルギー導入の意義とビジョンの位置づけ
1.1 新エネルギー導入の意義
現在、我が国のみならず世界では依然として大量生産・大量消費が続き、エネルギ
ー資源確保問題や地球温暖化の問題が緊急の課題となっています。これは、地方自治
体にとっても看過できない重要な課題でありますが、「地球環境問題の解決」と「エ
ネルギーの安定供給の確保」を達成し、さらに「経済の成長の維持」を並立させるこ
とは容易ではありません。このような問題の解決策の一つとして新エネルギー ※ の活
用や省エネルギーの促進があります。多くの新エネルギーは「純国産で、クリーンで
ある」、
「地域に普遍的に賦存する」
、
「再生可能で無尽蔵である」等の条件を満たすた
め、それぞれの地域に合った手法を活用するのが有利であり、地域で積極的に導入す
ることが期待されています。
このようなことから、掛川市においても、積極的な地球環境の保全やエネルギー資
源確保への貢献を目指すとともに持続可能な社会の構築を目指し、長期的展望に立っ
た新エネルギーの活用を促進する必要があります。
1.2
地域新エネルギービジョンの位置づけ
我が国のエネルギー施策の基本理念は「エネルギー基本法」
(平成 14 年6月)や、
「エネルギー基本計画」
(平成 15 年 10 月)に示されているように、
「環境の保全や効
率化の要請に対応しつつ、エネルギーの安定供給を実現すること」であり、新エネル
ギーの導入はこの理念実現に向けた施策の一環です。また、静岡県では環境への負荷
の少ない安定的なエネルギーへの転換を目指し、新エネルギーの積極的な導入を図る
ため、平成 15 年3月に、
「しずおか新エネルギー等導入戦略プラン」を策定しました。
本市は平成 17 年4月に旧掛川市、旧大東町、旧大須賀町が合併し誕生しました。
旧掛川市では、平成 14 年2月に「掛川市地域新エネルギービジョン」を策定し、特
にバイオマスについて、平成 17 年2月に「掛川市地域新エネルギー詳細ビジョン」
を策定しました。新エネルギービジョンの策定を契機に、旧掛川市では住宅用太陽光
発電システム設置補助制度のスタート、廃食油の分別回収によるBDF化、新エネル
ギーフォーラムの毎年度開催等による一般市民等への新エネルギーの普及・啓発活動
を積極的に実施しました。また、市民活動においても、NPO 法人エコロジーアクショ
ン桜が丘の会が、資源回収事業(古紙の集団回収)で資金を調達し中学校に太陽光発
電システムを設置し環境教育や地域の防災活動に役立てる活動を実施するなど、積極
的に活動しています。また、旧大東・大須賀町においてはビジョンの策定はしており
ませんが、230kW・660kW の風車をそれぞれ設置するとともに、菜の花プロジェクト
※
新エネルギーとは、
「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法」において「石油代替エ
ネルギーを製造し、若しくは発生させ、又は利用すること及び電気を変換して得られる動力を利
用することのうち、 技術的に実用化段階に達しつつあるが、経済性の面での制約から普及が十
分でないので、石油代替エネルギーの導入を図るために特に必要なもの」とされています。
1
第 1 章 新エネルギー導入の意義とビジョンの位置づけ
に取り組むなど、新エネルギーを積極的に導入しております。合併後の新市は、市全
域として新エネルギー資源が多様化し増加しました。したがって、この新エネルギー
資源を有効かつ計画的に活用するために市全体を見据えた新しい新エネルギービジ
ョンを策定する必要があります。
また、本市は、合併後南部の海岸線から北部の山間地まで河川、ため池、森林、水
田等の自然地形条件に恵まれ、様々な動植物が住む多様な自然を有する市となりまし
た。しかし、この豊かで貴重な自然も、経済活動による開発や山林・農地の放置、道
路、河川等公共施設の整備等により徐々に失われつつあり、多様で広範な環境問題が
生じてきております。このことから、本市では、持続可能で豊かな自然を大切にする
社会を構築するための「掛川市環境基本計画」を策定しました。この中では、「地球
温暖化防止の推進」と「循環型社会の構築」のために新エネルギーの活用が盛り込ま
れています。
このようなことから、「掛川市地域新エネルギービジョン」は、本市の持続可能な
循環型社会の構築に資するために、方向性を示した本市の特性を生かした新エネルギ
ーの総合的・計画的活用を図るための指針として位置づけます。また、本ビジョンは、
国や県の新エネルギー等の導入方針を基本とするとともに、
「掛川市総合計画」や「掛
川市環境基本計画」等の上位計画と整合を図ります。
【 国 】
【 掛川市 】
・新エネルギー導入大綱
・新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法
・新エネルギー利用等の促進に関する基本方針
・長期エネルギー需給見通し
(総合資源エネルギー調査会)
・掛川市総合計画
・掛川市環境基本条例
【静岡県 】
・掛川市環境基本計画
・しずおか新エネルギー等導入戦略プラン
掛川市地域新エネルギービジョン
図 1.2-1
1.3
掛川市地域新エネルギービジョンの位置づけ
計画期間
「掛川市地域新エネルギービジョン」の計画期間は、
「第1次掛川市総合計画」の目
標年度である平成 28 年度とします。
2
第2章
エネルギーと環境
2.1 エネルギー情勢と地球環境問題
2.2 新エネルギーの概要
第 2 章 エネルギーと環境
第2章
2.1
エネルギーと環境
エネルギー情勢と地球環境問題
2.1.1
世界と我が国のエネルギー情勢
POINT
・ 世界のエネルギー消費動向は、年々増加傾向にあります。
・ 特に、アジア地域の開発途上国の伸びは著しいものがあります。
・ 我が国のエネルギー消費量は、現在世界第4位のエネルギー消費大国です。
・ 民生部門と運輸部門の消費量の増加が顕著です。
・ エネルギー自給率は約 16%と先進国のなかでは最も低い割合です。
・ 一次エネルギー供給に占める石油の割合は年々減少しています。
・ エネルギー源の多様化が進んでいます。
・ 全エネルギー供給に対する新エネルギーの導入割合は未だ1%程度です。
1975 年以降の世界のエネルギー消費動向は、年々増加しており、特に近年では中
国などの途上国の経済成長によるアジア地域の消費の伸びが大きくなっています(図
エネルギー消費(石油換算百万t)
2.1.1-1)。
12,000
オセアニア
10,000
9,053
7,831
8,000
6,479
6,000
9,615
アジア
8,307
中東
6,967
アフリカ
5,515
欧州非OECD
4,000
欧州OECD
中南米
2,000
北米
0
1975
1980
1985
1990
1995
2000
2003
年
【出典:2006 エネルギー・経済統計要覧(財団法人省エネルギーセンター)】
図 2.1.1-1 世界の一次エネルギー消費
我が国は、現在世界第4位のエネルギー消費大国で、エネルギー消費の動向は、石
油危機の影響が大きい 1973 年から 1986 年を除いて、ゆるやかな伸びを見せています
(図 2.1.1-2)。
3
第 2 章 エネルギーと環境
最終エネルギー消費
15
(10 J)
18,000
最終エネルギー 消費
16,000
14,000
2003年度
15,572
12,000
10,000
第一次
石油危機
8,000
6,000
第二次
石油危機
4,000
2,000
0
年度
1970
1975
1980
1985
1990
1995
2000
【出典:総合エネルギー統計平成 16 年度版(資源エネルギー庁長官官房総合政策課)】
図 2.1.1-2 国内の最終エネルギー消費
我が国のエネルギー消費の内訳は、1973 年の第一次石油危機以前は製造業を中心
とした産業が占めていたのに対して、危機以後は産業界の省エネ化の努力により産業
部門の占める割合が減少し、かわりに民生と運輸部門の割合が増しています(図
2.1.1-3)。
15
最終エネルギー消費
(10 J)
18,000
運輸部門 (25.1%)
16,000
14,000
12,000
民生部門 (27.9%)
10,000
8,000
6,000
産業部門 (47.0%)
4,000
2,000
※(
)内の%は 2004 年値
0
1970
1975
1980
1985
1990
1995
2000
年度
【出典:2006 エネルギー・経済統計要覧(財団法人省エネルギーセンター)】
図 2.1.1-3
部門別最終エネルギー消費の推移
我が国のエネルギー自給率は 16.3%(平成 15 年度:ウランを考慮した数値)と主要
先進国中では最も割合が低く、エネルギー供給構造が脆弱であり、対策が急がれてい
ます (図 2.1.1-4)。
4
第 2 章 エネルギーと環境
15
(10 J)
国内エネルギー生産
25,000
輸入エネルギー
22,768 23,537 22,867 22,980 23,076
20,144
16,627 16,967
1965
1975
1985
1990
1995
2001
2002
16.3%
17.9%
83.7%
82.1%
80.8%
2000
19.2%
18.9%
82.4%
17.6%
81.7%
1980
18.3%
85.1%
87.9%
1970
14.9%
0
15.9%
5,000
12.1%
7,070
84.1%
10,000
81.0%
13,383
19.0%
15,000
81.1%
15,331
66.7%
33.3%
一次エネルギー供給
20,000
2003 年度
【出典:総合エネルギー統計平成 16 年度版(資源エネルギー庁長官官房企画調査課編)】
図 2.1.1-4 一次エネルギー生産の自給割合と輸入割合
我が国の一次エネルギー供給における石油の割合は、石油危機以前には8割程度を
占めていますが、石油危機以降の省エネルギー政策の推進や石油代替エネルギーの導
入等により現在では約5割に減少しました。
我が国のエネルギー源は、多様化が進んでいるものの、依然として化石燃料の全エ
ネルギー供給に対して占める割合は高く、新エネルギーが占める割合は 1%と少ない
のが現状です(図 2.1.1-5)。
15
(単位:10 J)
100%
7,071 13,383 15,330 16,627 16,967 20,357 22,768 23,385 22,530
新エネルギー他 (1.3%)
80%
原子力 (10.8%)
60%
水力 (3.7%)
40%
ガス (14.0%)
20%
石油 (48.8%)
石炭 (21.5%)
0%
1965
1970
1975
1980
1985
1990
1995
2000
2004
※(
)内の%は 2004 年値
【出典:2006 エネルギー・経済統計要覧(財団法人省エネルギーセンター)】
図 2.1.1-5 発電種類別の一次エネルギー供給
5
第 2 章 エネルギーと環境
2.1.2 地球環境問題
POINT
・ 地球温暖化防止京都会議(COP3)で、温室効果ガス排出量について数値目標
が各国毎に設定されました。
・ これを受けて日本では、2010 年までに 1990 年比で温室効果ガスの6%を
削減するという目標を掲げました。
・ モロッコ・マラケシュで開催された COP7、イタリア・ミラノで開催された
COP9において京都議定書の運用ルールがまとまりました。
・ 2004 年 11 月にロシアが京都議定書を批准し、2005 年2月に議定書が発効
されました。
地球環境問題とは、「人類の将来にとって大きな脅威となる地球的規模あるいは地
球的視野にたった環境問題」を指し、現在では地球温暖化、砂漠化・土地荒廃、オゾ
ン層破壊、生物多様性 (野生生物種) の減少、熱帯林の減少・森林破壊、海洋汚染、
有害廃棄物の越境移動、酸性雨等が問題となっています。
この中でも地球温暖化問題は、地球上の全ての生物の生存にかかわることとして、
全世界的に最も重要な環境問題であるとされています。地球温暖化のメカニズムは、
地球表面が、太陽から供給される熱で暖められる一方、地球からの熱の放出によって
冷やされます。放出された熱の一部は、二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素などの気体
によって吸収され、再び地表に放出されて地球表面は暖められ安定した気温となって
います。このような機能によって表面が暖められることを「温室効果」と呼び、その
機能を有する気体は「温室効果ガス」と言われています。
図 2.1.2-1 地球温暖化のメカニズム
地球温暖化の問題は、化石燃料の大量消費に伴う二酸化炭素(CO2)濃度の増加が主
要因とされており、我が国においても二酸化炭素の排出量は、増加傾向にあります(図
2.1.2-2)。
6
第 2 章 エネルギーと環境
二酸化炭素排出量(百万t-C)
350.0
340.0
331.4
総排出量(百万t-C)
330.0
320.0
310.0
310.0
300.0
290.0
280.0
313.6
311.3
292.8 296.4
316.9
315.3 314.8
326.2
319.5
312.4
303.4
291.1
287.1
270.0
260.0
250.0
1990
1992
1994
1996
1998
2000
2002
2004 年度
【出典:2006 エネルギー・経済統計要覧(財団法人省エネルギーセンター)】
図 2.1.2-2 我が国のエネルギー起源 CO2 排出量の推移
2002 年末までの世界の年平均気温差データ(図 2.1.2-3)からも、地球の気温の上昇
は明らかであり、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第4次報告書によれば、
最悪の場合、21 世紀末の平均気温が 20 世紀末に比べて最大で 6.4 度、海面は最大 59
センチ上昇すると予測しています。温室効果ガス排出の対策等がなされ、温暖化の進
行が最も少ない場合には、21 世紀末の平均気温は 1.1 度、海面上昇は 18 センチの上
昇に留まるとしています。温暖化の影響を受けやすい北極では、21 世紀後半までに、
夏の終わりには、海氷がほぼ消滅する状態になると予測しました。台風やハリケーン
は、発生数は減るものの、より強力になると述べています。温暖化をもたらしている
のは、人類が排出した二酸化炭素などの温室効果ガスである「可能性がかなり高い」
と述べ、IPCC としては、90%以上の確率で因果関係があると判断したことを意味す
2006年
1986年
1991年
1996年
2001年
1971年
1976年
1981年
1951年
1956年
1961年
1966年
1931年
1936年
1941年
1946年
1916年
1921年
1926年
1896年
1901年
1906年
1911年
1891年
る表現用いています。
0.6
年平均地上気温の平年差
平均気温(世界)
5年移動平均
0.4
0.2
0
-0.2
-0.4
-0.6
-0.8
【気象庁「気候変動監視レポート」資料より作成】
図 2.1.2-3
地球表面の平均気温の推移(1971~2000 年の平均気温を基準)
7
第 2 章 エネルギーと環境
地球温暖化防止京都会議(COP3)では、先進国の温室効果ガス排出量について国際
的な取決めによる数値目標が各国毎に設定されました(「京都議定書」と呼ばれる)。
これを受けて日本では、2008~2012 年の平均の温室効果ガス排出量を 1990 年比で温
室効果ガスの6%削減するという目標を達成するため、官民一体となった削減努力が
要求されています(表 1.2-1)。その後、数回に及ぶ気候変動に関する国際連合枠組
条約締約国会議(COP)の結果(図 1.2-4)、2001 年 10 月にモロッコ・マラケシュで開催
された COP7において京都議定書がまとまりました。その一方で、議定書は 2001 年
3月に議定書からの離脱を表明した世界の二酸化炭素排出量の 25%を占めるアメリ
カ合衆国や同じく離脱を表明したオーストラリアの問題、さらには温室効果ガスの削
減義務が課されない途上国の問題を抱えています。このため、2002 年 10 月には、発
展途上国で初めて第 8 回締約国会議(COP8)がインドのニューデリーで開催され、発
展途上国にも二酸化炭素など温室効果ガスの排出削減を初めて促しました。2003 年
12 月にはイタリア・ミラノで第9回締約国会議(COP9)が開かれ、
「マラケシュ合意」
で積み残されていた森林吸収源 CDM(クリーン開発メカニズム)実施の細則が決まり
京都議定書の運用ルール案全てがまとまりました。COP10 は 2004 年 12 月6日にブエ
ノスアイレスで開催され、発展途上国の温暖化被害に対する支援策に関する「ブエノ
スアイレス行動計画」や京都議定書に定めていない 2013 年以降の国際制度を含めて
話し合うセミナー形式の国際会合を開催すること等を正式に決定しました。なお、京
都議定書は、ロシアが 2004 年 11 月に条約批准したため、2005 年2月 16 日に発効し
ました。
①
②
京都議定書の発効要件
55 ヵ国以上の国が締結すること
締結した先進国の二酸化炭素排出量合計値が先進国全体の 55%以上
を占めていること
以上の2つの条件を満たしてから 90 日後に、京都議定書を批准した国
に対して発効します。
* 2004 年 11 月 16 日現在では、137 の国・地域が批准し、締結した先進国の
CO2 排出量の割合は 61.6%(2004 年 11 月のロシア批准により 55%以上と
なった)。
8
第 2 章 エネルギーと環境
第3回締約国会議
(COP3)京都
「京都議定書」採択
1997 年 12 月
第4回締約国会議
(COP4)ブエノスアイレス
「ブエノスアイレス行動計画」採択
1998 年 11 月
第5回締約国会議
(COP5)ボン
COP6 までの段取り確認
1999 年 10 月
第8回締約国会議
(COP8)ニューデリー
発展途上国へ温室効果ガ
スの排出削減を促した
2002 年 10 月
第7回締約国会議
(COP7)マラケシュ
京都議定書の詳細ルール決定
「マラケシュ合意」
2001 年 10 月
第6回締約国会議再開会合
(COP6 PartⅡ)ボン
「ボン合意」が成立
2001 年7月
第9回締約国会議
(COP9)ミラノ
森林吸収源 CDM*実施の
細則がまとまる
2003 年 12 月
第 10 回締約国会議
(COP10)ブエノスアイレス
「ブエノスアイレス行動計画」、
「ポス
ト議定書国際会合開催」決定
2004 年 12 月
*CDM:クリーン開発
メカニズム
京都議定書の発効!
2005 年 2 月 16 日
第 11 回締約国会議(COP11)及び第 1 回締約国会合(COP/MOP1)モントリオール
京都議定書運用ルール確定及び対話プロセス開始
2005 年 11~12 月
図 2.1.2-4
京都議定書の合意までの流れ
表 2.1.2-1 温室効果ガスの種類と排出削減対策
ガスの種類
人為的な発生源
主な対策
エネルギー起源(産業、民生、運輸部門などにおける
燃料の燃焼に伴うもの)が全体の9割以上を占め、温
エネルギー利用効率の向上、新
二酸化炭素 暖化への影響が大きい。
エネルギーの利用やライフスタ
○ 石油、石炭や天然ガスなどの化石燃料の燃焼
(CO2)
イルの見直し等
○ セメント製造時の石灰石使用
○ 大規模な森林伐採 等
稲作、家畜の腸内発酵などの農業部門から出るものが
半分を占め、廃棄物の埋立てからも2~3割を占める。
メタン
飼料の改良、排泄物の処理方法
○ 家畜の反すう
の改善、埋立て量の削減等
(CH4)
○ 水田土壌、埋立廃棄物
○ 下水処理 等
燃料の燃焼に伴うものが半分以上を占めるが、工業プ
亜酸化窒素 ロセスや農業からの排出もある。
○ 化石燃料の燃焼
高温燃焼、触媒の改良等
(N2O)
○ 窒素系肥料の施肥
○ 土地利用の変化(草木の焼失)等
ハイドロフルオロ エアゾール製品の噴射剤、カーエアコンや冷蔵庫の冷 回収、再利用、破壊の推進、代
替物質、技術への転換等
カーボン(HFC) 媒、断熱発泡剤などの使用
パーフルオロカーボン 半導体等製造用や電子部品など不活性液体などとして 製造プロセスでの回収等や、代
使用
替物質、技術への転換等
(PFC)
○ 半導体のエッチング、半導体製品の洗浄剤 等
六フッ化硫黄 変電設備に封入される電気絶縁ガスや半導体等製造用 (絶縁ガス)機器点検時、破棄
などとして使用
時の回収等や代替物質、技術へ
(SF6)
○ 電気絶縁ガス、半導体のエッチングガス 等
の転換等
9
第 2 章 エネルギーと環境
2.2
新エネルギーの概要
地球温暖化問題に加え、エネルギー資源が少ない我が国にとってエネルギー源の確
保は重要な課題であり、これらを解決する手段の一つとして新エネルギーの有効な活
用が期待されています。ここでは、新エネルギー導入の意義・留意点及び課題につい
て整理するとともに、新エネルギーの概要について取りまとめました。
2.2.1 新エネルギーの導入意義と課題
新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(2002 年4月施行)では、14 種類のエ
ネルギー源が新エネルギーとして位置づけられています。
新エネルギーは、「環境に与える負荷が小さいクリーンエネルギー」、「エネルギー安
定供給の確保に資する石油代替エネルギー」などの特長を有するものの、
「経済性」
、
「出
力安定性」などの面で課題を抱えています。
私たちは省エネルギーの一層の努力や温室効果ガスの排出を抑制できるエネルギ
ー源の使用を推進していくことが必要です。太陽光発電や風力発電に代表される「新
エネルギー」は、CO2(二酸化炭素)排出削減に有効なエネルギー源であり、その積極
的活用が期待されています。
「新エネルギー」は、供給サイドのエネルギーと需要サイドのエネルギーに分類で
きます(図 2.2.1-1)。
技術面、経済
性から実用
化、普及して
いるもの
供給サイドのエネルギー(再生可能エネルギー)
水力発電
需要サイドの
エネルギー
地熱発電
新 エ ネ ル ギ ー
電力分野
熱利用分野
太陽熱利用
温度差エネルギー
太陽光発電
廃棄物熱利用
バイオマス熱利用
廃棄物発電
風力発電
バイオマス発電
雪氷熱利用
クリクリーンエネルギ-
ーンエネルギ自動車
自動車
(輸送用代替燃料)
燃料電池
天然ガス
コージェネレーション
天然ガスコージェネレー
ション
燃料電池
廃棄物燃料製造
バイオマス燃料製造
技術面、経済性
から実用化の段
階に達していな
いもの
地域新エネルギー
(広義の新エネルギー)
海洋エネルギー
(波力・温度差等)
図 2.2.1-1 新エネルギーの分類
10
第 2 章 エネルギーと環境
「新エネルギー」は、地球温暖化対策に加え、資源が少ない我が国にとって有益な
エネルギー資源で、導入することによって大きなメリットがあります。この新エネル
ギーの導入の意義・留意点及び課題は以下のとおりです。
新エネルギー導入の意義
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
環境に与える負荷が小さいクリーンエネルギー。
エネルギー安定供給の確保に資する石油代替エネルギー。
潜在量が豊富で、循環再生可能なエネルギー。
新規産業・雇用創出への寄与。
分散型のエネルギーシステムの利点。
電力の負荷平準化(ピークカット効果)への寄与の可能性。
新エネルギー導入の留意点
(1)需要地に近い分散型であるため、地域完結型・補完的な利用形態に適用するのが望ましい。
(2)新エネルギーは、エネルギー密度が低く大規模システムの建設が難しいため、他のエネルギ
ーや系統電源との組み合わせが必要となることが多い。
新エネルギー導入上の課題
(1) 経済性
新エネルギーは、競合するエネルギーに比べてコストが高い。
(2) 出力安定性
自然条件に左右される新エネルギー(風力、太陽光など)の出力は不安定である。
(3) 利用効率
エネルギー変換効率や設備利用率が低い。
(4) その他の課題
環境影響(景観、生態系、騒音、振動、悪臭等)、各種規制の遵守、住民への啓発の必要性等。
2.2.2 新エネルギーの導入目標値
国においては、新エネルギーの導入目標値を「今後のエネルギー政策について」
(総
合資源エネルギー調査会
総合部会、2001 年7月)の中で一次エネルギー総供給の
3%程度と設定している(需要サイドの新エネルギーを含まない)。これらの達成は
容易ではなく、達成に向けた全国民の協力と努力が必要です。
次ページに参考として新エネルギーの国の導入目標を掲載しました。
一方、静岡県では,「しずおか新エネルギー等導入戦略プラン(2003 年3月)」の
なかで新エネルギーの導入目標値を 2010 年までに原油換算で 615,300kL と設定して
います。この値は、2010 年における県内の最終エネルギー消費量の約 5.1%に相当し
ます。
11
第 2 章 エネルギーと環境
表 2.2.2-1 新エネルギーの導入実績及び導入目標
(供給サイドの新エネルギー)
2002 年度実績
エネルギー分野
2010 年度導入目標
原油換算
設備容量
原油換算
設備容量
(万 kl)
(万 kW)
(万 kl)
(万 kW)
太陽光発電
15.6
63.7
118
482
風力発電
18.9
46.3
134
300
廃棄物発電
152
140
552
417
バイオマス発電
22.6
21.8
34
33
太陽熱利用
74
-
-
廃棄物熱利用
3.6
-
-
バイオマス熱利用
-
-
未利用エネルギー
(雪氷冷熱を含む)
その他
(黒液・廃材等)
合計
一次エネルギー総供給に占
める割合
-
1,072
6.0
-
-
471
-
-
764
-
1,910
-
1.3%
-
3%程度
-
出典:資源エネルギー庁資料
(需要サイドの新エネルギー)
エネルギー分野
クリーンエネルギー
自動車
天然ガス
コージェネレーション
燃料電池
2002 度実績
2010 年度導入目標
13.9 万台
280 万台
215 万 kW
約 491 万 kW
1.2 万 kW
約 220 万 kW
出典:資源エネルギー庁資料
12
第 2 章 エネルギーと環境
2.2.3
主な新エネルギーの概要
(1) 新エネルギーとは?
新エネルギーとは、「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法」において
「石油代替エネルギーを製造し、若しくは発生させ、又は利用すること及び電気を
変換して得られる動力を利用することのうち、 技術的に実用化段階に達しつつあ
るが、経済性の面での制約から普及が十分でないので、石油代替エネルギーの導入
を図るために特に必要なもの」とされており、前述したように 14 種類のエネルギ
ーがあります。ここでは、主な新エネルギーについてその原理や特徴を簡単にまと
めました。
1) 太陽光発電
太陽の光エネルギーを直接電気に変える太陽光発電は、地球にやさしい無尽蔵の
エネルギーです。
【原
理】
シリコン半導体等に光が当たると電気が発
生する現象を利用し、太陽の光エネルギーを
直接電気に変換する発電方式です(図
2.2.3-1)。
【特 徴】
太陽光発電システムは、設置する広さにあ
わせて自由に規模を決めることができます。
システムの規模と発電量は単純に比例するた
め、スケールメリットを考慮することなく、
家庭用小型なものから大規模なものまで、そ
出典:NEF
図 2.2.3-1 太陽光発電の利用例
の施設にあったシステムを設置することがで
きます。
また、発電した電力が余った場合に、電力会社に売ることができます。3~4kW の
システムを設置すれば、平均的な4人家族が使用する電気の大部分を賄えます。
・発電も電気の売り買いも自動的に行われ、また機器のメンテナンスもほとんどい
りません。
・家庭の屋根や学校の屋上等、あまり使われていないスペースを有効に活用できま
す。
・これまでに電気の通っていない地域の電源としても利用可能です。
・災害などで電力供給が止まったときに、非常用電源として利用することもできま
す。
13
第 2 章 エネルギーと環境
2) 太陽熱利用
太陽の熱エネルギーの利用は、家庭や熱利用が多い施設での給湯や暖房に適して
います。
【原
理】
太陽熱温水器は家庭の屋根等に設置して、太陽の熱エネルギーを集め温水をつくり、
風呂や給湯に使用します(図 2.2.3-2)。
ソーラーシステムでは温水をそのまま使う他、
家の中を循環させて床暖房等に利用します。家庭用だけではなく学校や福祉施設等、
大規模な太陽熱利用システムも導入されています。
また、吸収式冷凍機等を使えば、熱で冷
房することも可能です。
【特
徴】
太陽熱を使えば天気の良い日には、約
60℃の温水が得られます。これは燃料や
電気を使わなくても家庭で使う暖房や
給湯を賄える温度です。冬季には、これ
ほど高い温度にはならず追焚が必要な
出典:NEF
時もあるものの、冷水から温水を作るよ
りも燃料が少なくて済みます。
図 2.2.3-2 太陽熱エネルギーの利用例
・手頃な価格で設置でき、メンテナンスもほとんど不要です。
・使用するのに特別な操作がいりません。
・温水を貯めておくので、断水時にもお湯が使用できます。
14
第 2 章 エネルギーと環境
3) 風力発電
風力発電は、現在最も商業化が進んでいる新エネルギーのひとつで日本各地にお
いて導入が進んでいます。
【原
理】
風力発電は「風の力」で風車を回し、
その回転運動を発電機に伝えて「電気」
を起こすシステムです(図 2.2.3-3)。風
力発電は、風力エネルギ-の約 40%を電
気エネルギーに変換でき、比較的効率が
高い発電方式です。また、大型の風車だ
けでなく定格出力が数kW以下の小型の
出典:NEF
風力発電機は、補完型の分散電源として
図 2.2.3-3 風力発電機の構造
利用されています。
【特
徴】
日本の風力の特性を活かし、安定した風力(年平均風速6m/s 以上)の得られる、北
海道、東北、九州などの海岸部や沖縄の島々で多く設置され、日本全国で 1050 基(2006
年3月末)が稼働しています。風力発電システムを設置するには、その場所までの搬
入道路のあることや、近くに高圧送電線が通っている等の条件を満たすことが必要で
す。
・設置コストが年々下がり、経済性が良好となってきました。
・地域のシンボルともなり、「町おこし」に一役買っています。
・設置については周囲の景観に配慮する必要があります。
15
第 2 章 エネルギーと環境
4) バイオマス発電・熱利用
バイオマス発電・熱利用は自然循環型のエネルギーです。
【原
理】
植物等の生物体(バイオマス)は有
機物で構成されているため、エネルギ
ー源として利用することができます。
これらの燃料を使って電気や熱を作
ります(図 2.2.3-4)。植物の場合、太
陽の光を受けて光合成を行い、水分と
空気中の二酸化炭素から有機物を生
成するため、バイオマスは太陽エネル
出典:NEF
ギーが形を変えたものといえます。
【特
図 2.2.3-4 バイオマス発電・熱利用
徴】
植物は、光合成によって CO2(二酸化炭素)を体内に有機物として蓄えます。エネ
ルギー資源としてバイオマスを利用しても、植物を育成すれば、大気中の CO2 は再び
光合成によって有機物に生まれ変わり大気中の CO2 の量は変わりません(カーボンニ
ュートラル)
。
・自然エネルギーの中では、必要に応じてエネルギー量を調整しやすいエネルギ
ーです。
・植物の持つ有機物は、太陽エネルギーが形を変えたものなので無尽蔵です。
16
第 2 章 エネルギーと環境
5) バイオマス燃料製造
バイオマス燃料製造は、生物からエネルギーを作り出すことです。
【原
理】
植物等の生物体(バイオマス)は有機物で構成されているため、固体燃料、液体燃料、
気体燃料等のエネルギー源として利用することができます。木屑や廃材からは木質系
固化燃料、さとうきびからメタノール、菜の花からの BDF、家畜の排泄物等からバイ
オガスが作られます (図 2.2.3-5)。
図 2.2.3-5 バイオマス燃料製造
【特
出典:NEF
徴】
バイオマスを構成するものは、石油や石炭と同じ有機物です。人工的に有機物を
作り出すのは大変難しいのですが、植物を利用すれば比較的簡単に燃料を作り出すこ
とができます。
・産業廃棄物となってしまう木くず、バガス(サトウキビのしぼりかす)、家畜排
泄物等をエネルギー源として有効活用できます。
・固体、液体、気体に加工可能なので、保存と運搬が容易です。
・加工された燃料は、自動車や発電等様々な用途に利用できます。
17
第 2 章 エネルギーと環境
6) 廃棄物発電・廃棄物熱利用
廃棄物発電・廃棄物熱利用は、資源の有効利用の面から導入を推進すべきエネル
ギーです。
【原
理】
ごみを焼却する際の「熱」で高温の
蒸気を作り、その蒸気でタービンを回し
て発電したり、廃熱を利用したりします
(図 2.2.3-6)。
発電効率を上げるためにガスタービ
ンエンジンと組み合わせた「スーパーご
み発電」は近年かなり進んでいます。ま
出典:NEF
た、発電した後の熱は、周辺地域の冷暖
図 2.2.3-6 廃棄物発電・廃棄物熱利用システム
房や温水として有効に利用できます。
【特
徴】
廃棄物発電を行うには、ある程度まとまった量のごみを必要とします。したがって、
規模の小さい地域では単独ではなく、近隣の地域と協力して導入を図らなければなり
ません。
・エネルギー問題の解決に貢献します。
・高温で安定的に燃焼させるため、ダイオキシンの発生が抑止されます。
・熱供給も行えば、周辺地域の施設のエネルギーの削減につながります。
18
第 2 章 エネルギーと環境
7) 廃棄物燃料製造
ごみも活かせば「資源」になります。
【原
理】
家庭等から出される「燃えるごみ」を細かく砕き、乾燥させ、添加剤を加えて圧縮
すると、廃棄物固形燃料(RDF:Refuse Derived Fuel)ができます(図 2.2.3-7)。固形
燃料は、廃棄物発電の燃料、工業用の熱源等に利用されます。また、廃プラスチック
(平成 19 年度より新エネルギーから削除される予定)の油化や天ぷら油等の廃食油
をディーゼル自動車用の軽油の代替燃料(BDF: Bio Diesel Fuel)とすることも廃棄物
燃料製造に含まれます。
図 2.2.3-7 廃棄物燃料製造の工程
【特
出典:NEF
徴】
ごみ処分の問題は、切実な問題で、ごみを減らす努力が大切ですが、どうしても出
てしまう「ごみ」を加工し、燃料の形にしておけば好都合です。そして、コストを低
く抑え、且つ安定させるためには、製造、流通、利用の地域体制を整備しておくこと
が重要です。
・保存が可能で、腐らず、悪臭もなく、運搬も容易です。
・固形燃料を燃やした後の灰は、容積も小さく、アスファルト等に混ぜて路盤材
として再利用されます。
19
第 2 章 エネルギーと環境
8) 温度差エネルギー 等未利用エネルギー
温度差エネルギー等の未利用エネルギーは、様々な熱源、色々な使い方が可能で
す。
【原
理】
海や川あるいは下水放流水の水温は、夏も冬もあまり変化がなく、外気との温度差
があり、これを温度差エネルギーといいます(図 2.2.3-8)。また、工場や変電所等か
ら排出される熱もエネルギーとして利用されます。このような今まで利用されていな
かったエネルギーは「未利用エネルギー」と位置づけられています。これらのエネル
ギーは、ヒートポンプや熱交換器を使用して冷暖房等に利用することができます。
出典:NEF
注)ヒートポンプ:水や空気などの低温の物体から熱を吸収し送り出す装置で熱ポンプのこと。冷媒が液体から気体に変
化するとき、周囲から熱を奪う現象と気体から液体に変化するときに熱を放出する原理を利用している。
図 2.2.3-8 温度差エネルギー、未利用エネルギー
【特
徴】
温度差エネルギーは、ヒートポンプを利用して、冷暖房等の熱供給やその他様々な
熱源として利用可能です。その他の未利用エネルギーは、熱交換器を利用して、温室
栽培、水産養殖等の地場産業や寒冷地の融雪用熱源として有効利用されます。
・温排水を捨てずに利用する場合が多いため、自然界の温度を上げずにすみ、生
態系の保護に繋がります。
・熱を得る際に、燃料を燃やさないためクリーンです。
20
第 2 章 エネルギーと環境
9) 燃料電池
燃料電池は、いろいろな用途で使用できるエネルギーを生み出す装置です。
【原
理】
水素と酸素を化学反応させて、直接「電気」を
発電する装置です(図 2.2.3-9)。
燃料電池の燃料となる水素は、天然ガスやメタ
ノールを改質して生成されるが、酸素は大気中か
ら取り入れるシステムとなっています。また、発
電と同時に熱も発生するため、その熱を利用して
エネルギー効率を高めることが可能です。
出典:NEF
図 2.2.3-9 燃料電池のしくみ
【特
徴】
燃料電池は、大型のタイプは発電施設として、中規模のものは地域コミュニティや
オフィスビル等に、小型のものは家庭に備え付けられ、電気と熱を供給することがで
きます。もっと小型のタイプは、自動車、船舶の動力源に使用されます。
・電気と熱の併用が可能なため、総合エネルギー効率が高くなっています。
・発電の際には水しか排出されず、振動・騒音もありません。
・天然ガス・メタノール等の燃料からの改質や、水の電気分解、バイオマスから
の発酵等、様々な方法で燃料となる水素を取り出すことが可能です。
21
第 2 章 エネルギーと環境
10) 天然ガスコージェネレーション
天然ガスコージェネレーションは、単独に発電・熱利用するシステムや天然ガス
以外の化石燃料利用のコージェネレーションに比べクリーンです。
【原
理】
発電機で電気を作るときに発生する
冷却水や排気ガス等の「熱」を温水(給
湯利用)や蒸気(暖房利用)の形で同時
に利用するシステムです(図 2.2.3-10)。
電気と熱を無駄なく利用可能なため、
燃料が本来持っているエネルギーの利
用効率(総合エネルギー効率)は 70~
80%に達します。
【特
出典:NEF
図 2.2.3-10 天然ガスコージェネレーション システム
徴】
天然ガスコージェネレーションシステムは、病院やデパート等、電気や熱を多く使
い停電等に備えて自家発電設備を備えている施設の常用の電源及び熱源として適し
ています。また、燃料として天然ガスを使用するため、他の化石燃料を使う場合に比
べ二酸化炭素の発生量も少なく、硫黄酸化物等の有害物質の排出も少ないシステムで
す。
・総合エネルギー効率が高く、燃料の使用量が抑制されます。
・天然ガスの使用により排気ガスは、他の化石燃料の場合に比べ二酸化炭素の発
生量が少ないです。
・自家発電設備として、危機管理体制作りを担うことができます。
22
第 2 章 エネルギーと環境
11) クリーンエネルギー自動車
クリーンエネルギー自動車は、排気ガスを殆ど排出しません。
【原
理】
石油代替エネルギーを利用したり、ガソリンの消費量を削減したりすることで、排
気ガスを全く出さない、または排出しても量的に少ない車を「クリーンエネルギー自
動車」と呼んでいます(図 2.2.3-11)。
〔クリーンエネルギー自動車の例〕
・電気自動車:バッテリーからの電気
でモーターを動かして走る車
・ハイブリッド自動車:ガソリンエン
ジンと電動モーターの2つの動力を
効率良く切り替えて動かす自動車
・プラグインハイブリッド:ハイブリ
ッド車の二次電池の容量を大きくし、
コンセント(外部電源)からの充電
を可能にすることによってバッテリ
ーEV(BEV)での走行を実現
出典:NEF
・天然ガス自動車、メタノール自動車:
図 2.2.3-11 クリーンエネルギー自動車の種類
ガソリンの代わりに、天然ガスやメ
タノールを燃料とする自動車。
・BDF 利用車:軽油の代わりに、BDF を利用する自動車。
【特
徴】
自動車から排出されるガスの中には、二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOX)、硫黄酸
化物(SOX)等、地球温暖化や大気汚染の原因となる有害物質が含まれていますが、ク
リーンエネルギー自動車はこれらの問題の解決に有効です。
・電気自動車は排ガスを一切出さず、音も静かです。
・ハイブリッド自動車は、燃費が良くガソリンの使用量を削減し、二酸化炭素の
排出を減少させます。
・天然ガス自動車は、有害物質や二酸化炭素の排出量を減少させます。
23
第 2 章 エネルギーと環境
(2) 主な新エネルギーのコストと技術課題
新エネルギーを導入する際には、コストや技術上の課題を考慮し導入の適正を検
討する必要があります。そこで、ここでは現状の主な新エネルギーについて技術動
向を調査した結果を表 2.2.3-1 に「主な新エネルギーの概要と課題」としてまとめ
ました。
表 2.2.3-1 現状の主な新エネルギーの概要と課題(その1)
【供給サイドのエネルギー】
種
別
概
要
コ
ス
ト
シリコン等の半導体に光が当たる 設置コスト:72 万円/kW
と電気が発生する光電効果を利用 発電コスト:66 円/kWh
太陽光発電
家庭用電燈の 3.0 倍
(一般住宅用)
太陽の熱エネルギーを集め、給湯、設置コスト
冷暖房などの分野に利用
太陽熱温水器:30 万円
ソーラーシステム:90 万円
熱量当たりのコスト
太陽熱利用
太陽熱温水器:4.1 円/MJ
ソーラーシステム:6.7 円/MJ
灯油、都市ガス、LPGの1~
3倍
風の運動エネルギーを風車により 設置コスト:15~30 万円/kW
回転運動の形に変え、発電機を動か 発電コスト:10~24 円/kWh
し、電気エネルギーへと変換
火力発電単価の 1.5~3倍
風力発電
技術課題
○変換効率の向上・シ
ステム全体の標準化
が必要
○民生用はほぼ技術
が確立
○産業用で若干改良
の余地あり
○風車本体の高効率
化・長寿命化・軽量
化・低騒音化・低コス
ト化
○台風や山岳性気象
条件下での信頼性
生物体を構成する有機物(太陽エネ 生産コストは原料価格に大きく ○収集・輸送コストの
ルギーが植物により変換され生物 依存し、また、製品エタノールの 低 減 及 び エ ネ ル ギ ー
バイオマス
体に蓄えられたもの)を利用してメ 用途と品質、流通段階により大き コストの低減が必要
エネルギー
タン発酵、直接燃焼等によりエネル く変動する
ギーを取り出す
一般には河川水・下水等の比較的温 設置コスト:規模等により異なる ○ 都 市 再 開 発 な ど に
度変化が小さく大容量の熱源と外 (初期投資は割高)
際し、きめ細かく開拓
温度差
気との温度差を利用
熱量当たりのコスト:10 円/MJ していくことが必要
エネルギー
ガスの 1.1 倍(廃棄物熱利用を含
む)
廃棄物の焼却時に発生する高温燃 設置コスト:規模により異なる ○ ボ イ ラ ー の 高 温 腐
焼ガスにより蒸気を作り、タービン 発電コスト:9~13 円/kWh
食防止による高効率
廃棄物
を回して電気を発生させる技術
火力発電の 1.2 から2倍
化
発電
○ダイオキシン排出
量の低減
○コストの低減によ
る事業性の確保
中小河川等における水の位置エネ 初期の建設費が割高
○流量の大幅な変化
ルギーまたは運動エネルギーをタ
に対応でき、低流量に
中小水力
ービン等により電気に変換
おいての効率低下の
発電
少ないシステムが必
要
地熱蒸気による発電及び温泉熱水 設置コスト:80 万円/kW
○深部地熱資源採取
の熱利用
発電コスト:13~16 円/kWh
技術、高温岩体発電シ
地熱
火力発電単価の2~2.2 倍
ステム、バイナリーサ
エネルギー
イクル発電システム
の開発が必要
24
第 2 章 エネルギーと環境
【需要サイドの新エネルギー】
種
別
コージェネ
レーション
燃料電池
電気自動車
概
要
燃料を燃やして得た熱をピ
ストン・エンジンやガスタ
ービン等を用いて動力や電
力に変換し、その排熱をプ
ロセス蒸気や冷暖房、給湯
等の熱源として利用
水素と酸素を化学的に反応
させることによって直接発
電する
コ
ス
ト
設置コスト:規模により異なる
発電コスト:15~35 万円/kW
業務用電力の1倍
設置コスト:70 万円/kW
発電コスト:22 円/kWh
(100kW 級)
業務用電力単価の 1.1 倍(リン酸
型)
蓄電池に蓄えられた電気に 同クラス車比 2~3.5 倍
よりモーターを回転させて
走行する自動車
クリーンエネルギー自動車
天然ガスを燃料とする自動 同クラス車比
車で、貯蔵形態によって圧
天然ガス自動 縮天然ガス自動車(CNG 車)、
液 化 天 然 ガ ス 自 動 車 (LNG
車
車)、吸着天然ガス自動車
(ANG 車)がある
天然ガスや石炭から合成さ 同クラス車比
メタノール れたメタノール(常温で液
体のため可搬性に優れ、長
自動車
距離走行に適す)を燃料と
する自動車
従来の自動車のようにエン 同クラス車比
ハイブリッド ジン単独ではなく、エンジ
ンとモーターなど複数の動
自動車
力を組み合わせて走行する
25
1.4~2倍
技術課題
○適正容量の導入、一層
のコストダウン、高効率
化、コンパクト化などあ
る
○信頼性、効率の向上、
軽量化、メンテナンス簡
易化、多燃料化等がある
○走行性能の向上(走行
距離、最高速度、加速性
能、登坂性能等)
○長寿命、低コストの電
池の開発が必要
○軽量な高圧容器の開
発が必要
○燃料充填施設の整備
が必須である
2倍
○有害排ガス成分の低
減、耐久性・信頼性の向
上等がある
1.04~1.7 倍
○高性能、低コストのバ
ッテリー、エンジン等の
開発が必要
第3章
掛川市の地域概況とアンケート調査結果
3.1 掛川市の概要と位置
3.2 自然環境
3.3 社会環境
3.4 アンケート調査結果
3.5 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対する
アンケート調査結果
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
第3章
掛川市の地域概況とアンケート調査結果
3.1 掛川市の概要と位置
掛川市は、平成 17 年4月1日に、掛川市、大東町、大須賀町の1市2町が合併して、
誕生しました。本市は、東経 138°00′、北緯 34°45°付近に位置し、日本のちょう
ど中央で、東京-大阪のほぼ中間の地点にあたります。また、本市は静岡県の西部に
位置し、県の二大都市の静岡市と浜松市の中間に位置しています。東側は島田市、菊
川市、御前崎市に、西側は袋井市、森町に接しています。
市中央部に、JR東海道新幹線、JR東海道本線、東名高速道路、国道1号が横断
するとともに、市南部には国道 150 号が横断しています。さらに市北部では第二東名
高速道路が建設中であるほか、本市の東側約 15km には富士山静岡空港が開港する予定
で天竜浜名湖鉄道の起点にもなっており、日本の大動脈を抱えているとともに広域交
通の要衝に位置しています。
3.2
3.2.1
自然環境
図 3.1-1 掛川市位置図
地勢等
本市の総面積は 265.63km2 であり、南北に 30.89km、東西に 15.11km の南北に長く、
中央の小笠山付近でくびれた形をしています。
本市の地形は、市北部が南アルプス最南端の標高 832m の八高山をはじめとする山地
となっています。市中央部には標高 264m の小笠山があり、その山麓は複雑な谷をもっ
た丘陵地となっています。市中央部と南部には平地が広がり、遠州灘に面して約 10km
にわたる砂浜海岸が広がっています。
市の北部にある八高山では高山植物を観察することができ、中央部の小笠山では豊
かな植生が見られます。また、海岸部は、御前崎遠州灘県立自然公園に指定されてお
り、アカウミガメが産卵する地域としても貴重な砂浜となっているなど、自然環境に
恵まれた地域です。
26
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
平成 14 年6月1日 国土地理院発行
図 3.2.1-1 掛川市の地形図
27
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
3.2.2
気象
本市の年間平均気温は 16℃前後と比較的温暖で、降雪はまれに見る程度ですが、冬
期には「遠州のからっ風」とよばれる西風が多く、実際の気温よりも寒さを感じやす
くなります。
掛川 AMeDAS(雨量)及び本市から最も近い観測点である磐田 AMeDAS(気温、風速、
日照時間)の気象観測データ(表 3.2.2-1)によるとこの掛川地域は、年平均気温は
15.8℃であり、月平均気温でみると、夏期の8月に 26.2℃と最も高く、冬期の1月で
も 6.1℃となっており、1年中温暖となっています。年降水量は 1,888.8mm で、月降
水量は暖候期の9月に 265.7mm と最も多く、寒候期 12 月に 43.2mm と最も少なくなっ
ています。
月平均風速は、
年間を通じて 1.8m/s から 2.9m/s の範囲にあり、年平均風速は 2.2m/s
と穏やかな風況となっています。ただし、これは磐田 AMeDAS での観測において、高度
や周辺の地形・障害物などに依存する数値です。本市では後述するように海岸部や山
間部においては、平野部に比べて強い風が吹いています。
年間の日照時間は 2,030 時間と、平均的な日照時間である東京の 1,847 時間よりも
長時間の日照が得られています。月間の日照時間は、暖候期にあたる8月に 214.0 時
間と長く、梅雨にあたる6月に 108.7 時間と短くなっています。
表 3.2.2-1 掛川市における気象状況
要素\月
平均気温
(℃)
最高気温
(℃)
最低気温
(℃)
降水量
(mm)
平均風速
(m/s)
日照時間
(h/月)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
年間
合計
年間
平均
6.1
6.3
9.5
14.1
17.9
21.3
24.7
26.2
23.5
18.4
13.4
8.4
-
15.8
10.2
10.6
13.6
17.9
21.4
24.2
27.5
29.4
26.9
22.4
17.7
12.8
-
-
2.3
2.4
5.3
10.0
14.3
18.6
22.2
23.3
20.5
14.8
9.5
4.3
-
-
54.5
73.3 166.2 188.0 181.2 253.0 206.9 191.2 265.7 146.2 119.4 43.2 1888.8 157.4
2.8
2.9
2.7
2.4
2.1
2.0
1.9
1.8
1.8
1.9
2.1
2.4
-
2.2
184.5 186.1 184.0 185.7 163.1 108.7 141.3 214.0 152.7 163.1 165.3 182.4 2030.9 169.2
注)掛川 AMeDAS 及び磐田 AMeDAS における 1979 年~2000 年(22 年間)の月平均値
降水量
( mm )
最高気温
平均気温
最低気温
300.0
(℃)
35.0
250.0
30.0
25.0
20.0
150.0
15.0
100.0
気温
降水量
200.0
10.0
50.0
5.0
0.0
0.0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
月
図 3.2.2-1 掛川市における気温および降水量(1979 年~2000 年)
28
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
(m/s)
4.0
(h/月) 300.0
3.5
250.0
200.0
2.5
日照時間
平均風速
3.0
2.0
1.5
150.0
100.0
1.0
50.0
0.5
0.0
0.0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
月
2
3
月平均風速
4
5
6
7
8
9
10
11
12
月
日照時間
図 3.2.2-2 掛川市における月平均風速および日照時間(1979 年~2000 年)
3.3
社会環境
3.3.1
土地利用
表 3.3.3-1 及び図 3.3.1-1 に、平成 17 年度における地目別土地利用面積と構成比を
示します。土地利用面積は、その他が最も広く 92.26km2 と全体の 34.6%を占め、つい
で山林 61.16km2 で全体の 23.0%となっています。以下、面積の広い順に畑 37.09km2
で 13.9%、田 27.50km2 で 10.3%、宅地 24.51km2 で 9.2%となっています。宅地、雑種
地及びその他を除いた土地の合計は 52.5%となり、全体の2分の1を超える面積とな
り、緑の多い環境となっています。
表 3.3.1-1 地目別土地利用面積と構成比
区
分
面積
構成比
ha
%
田
27.50
10.3%
畑
37.09
13.9%
宅地
24.51
9.2%
山林
61.16
23.0%
原野
12.77
4.8%
池沼
1.44
0.5%
雑種地
9.75
3.7%
その他
92.26
34.6%
合 計
266.48
100.0%
田
10.3%
その他
34.6%
宅地
9.2%
雑種地
3.7%
池沼
0.5%
【資料:平成 17 年度版 掛川市統計書】
原野
4.8%
山林
23.0%
図 3.3.1-1 地目別土地利用面積と構成比
3.3.2 人口・世帯数
本市の人口は、住民基本台帳人口によると平成元年には 103,899 人(旧掛川市・旧
大東町・旧大須賀町の合計値)でしたが、
緩やかな増加傾向にあり、平成 17 年に 114,751
人になりました。同様に、世帯数も緩やかな増加傾向で、平成元年には 26,393 世帯で
平成 17 年には 36,084 世帯になっています。しかし、増加の割合を見ると、世帯数は
29
畑
13.9%
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
人口増加率を上回る割合で増加し、世帯あたりの人数は平成元年で 3.94 人/世帯から、
平成 17 年には 3.18 人/世帯まで減少傾向にあります。
年齢階層別の人口は、65 歳以上の老年人口が全体の 19.5%、15 歳未満の年少人口
の 15.7%となっており、平成 17 年度の国勢調査による全国の年齢階層別の人口割合で
ある老年人口 20.5%、年少人口 13.7%よりも比較的労働力人口が多く、全国と比較して
高齢化が進む傾向も若干緩やかであると言えます。
男女別人口は、全年齢にわたっては女性が男性の約 1.2 倍程度ですが、65 歳以上の
老年人口では約 1.35 倍と若干高くなっています。
表 3.3.2-1 人口および世帯数の推移(各年 3 月末現在)
調査年
平成元年
平成5年
平成10年
平成15年
平成16年
平成17年
人口
男
51,317
53,596
55,469
56,552
57,021
57,132
女
52,582
54,548
56,097
57,243
57,464
57,619
総数
103,899
108,144
111,566
113,795
114,485
114,751
増加率
4.1%
3.2%
2.0%
0.6%
0.2%
世帯数
26,393
28,834
31,826
34,766
35,406
36,084
世帯あたりの人数
(人/世帯)
3.94
3.75
3.51
3.27
3.23
3.18
【資料:平成 17 年度版 掛川市統計書:市民課資料】
125,000
34,766 世帯
120,000
30,000
25,000
26,393 世帯
114,751 人
20,000
114,485 人
105,000
113,795 人
15,000
111,566 人
108,144 人
100,000
世帯数(世帯)
人口(人)
110,000
40,000
35,000
35,406 世帯
28,834 世帯
31,826 世帯
115,000
36,084 世帯
乳幼児人口
5.7%
老年人口
19.3%
年少人口
10.0%
10,000
103,899 人
95,000
5,000
90,000
0
労働力人口
65.1%
階層別人口(外国人を含む)(%)
(平成 17 年 4 月 1 日現在)
平成元年 平成5年 平成10年 平成15年 平成16年 平成17年
人口と世帯数の推移(各年 3 月末現在)
図 3.3.2-1 人口と世帯数の推移および階層別人口
【資料:平成 17 年度版 掛川市統計書:市民課資料】
年齢層(歳)
0~4
5~9
10~14
15~19
20~24
25~29
30~34
35~39
40~44
45~49
50~54
55~59
60~64
65~69
70~74
75~79
80~84
85~90
90~
0
男
2000
4000
6000
8000
女
10000
(人)
図 3.3.2-2 年齢別男女別人口
【資料:平成 17 年度版 掛川市統計書:市民課資料】
30
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
3.3.3 産
業
国勢調査によると本市における平成 12 年の産業別従業者数の総数は、
63,643 人で、
第1次産業は全体の 10.4%と多くなっています。日本全体の第1次産業の割合は、5.1%
となっており、本市の第一次産業の従業者は約2倍となっています。第2次産業は本
市で 45.2%、日本全体で 29.8%となっており、1.5 倍程度の開きがあります。逆に第3
次産業では本市が 44.3%と、日本全体の 65.1%に比べ、第三次産業に従事する人が少な
いことがわかります。第一次産業では、そのほとんどが農業に従事し、第二次産業で
は製造業、第三次産業はサービス業と卸売・小売業で半数以上を占めており、農業、
製造業、サービス業、卸売・小売業で、本市全体の 80%以上を占めている事が本市の
特徴と言えます。
また、経年的に見ると第一次産業の従事者が減少し、第二次・第三次産業従事者が
増加する傾向にあります。
表 3.3.3-1 産業別従業者数
区
分
総 数
第一次産業
農業
林業
漁業
第二次産業
鉱 業
建設業
製造業
第三次産業
電気・ガス・水道業
運輸・通信業
卸売業・小売業
金融・保険業
不動産業
サ-ビス業
公 務
分類不能
平成2年
従業者数
構成比
(人)
(%)
56,963
100.0
7,868
13.8
7,823
13.7
25
0.0
20
0.0
26,309
46.2
19
0.0
4,655
8.2
21,635
38.0
22,735
39.9
285
0.5
2,770
4.9
8,366
14.7
1,123
2.0
177
0.3
8,782
15.4
1,232
2.2
51
0.1
平成7年
従業者数
構成比
(人)
(%)
61,254
100.0
7,326
12.0
7,282
11.9
20
0.0
24
0.0
27,868
45.5
30
0.0
5,081
8.3
22,757
37.2
25,998
42.4
312
0.5
2,972
4.9
9,515
15.5
1,193
1.9
199
0.3
10,438
17.0
1,369
2.2
62
0.1
平成12年
従業者数
構成比
(人)
(%)
63,643
100.0
6,606
10.4
6,563
10.3
14
0.0
29
0.0
28,773
45.2
36
0.1
5,322
8.4
23,415
36.8
28,188
44.3
338
0.5
3,137
4.9
10,242
16.1
1,135
1.8
207
0.3
11,741
18.4
1,388
2.2
76
0.1
【資料:国勢調査】
(人)
100,000
第一次産業
第二次産業
第三次産業
90,000
80,000
従業者数
70,000
60,000
50,000
40,000
10.4%
12.0%
13.8%
45.3%
45.5%
46.2%
30,000
20,000
10,000
40.0%
42.5%
44.3%
平成2年
平成7年
平成12年
0
図 3.3.3-1 産業別従業者数の推移
(表 3.3.3-1 内の分類不能は図 3.3.3-1 に加算しておりません)
31
増減率
(%)
11.7
- 16.0
- 16.1
- 44.0
45.0
9.4
89.5
14.3
8.2
24.0
18.6
13.2
22.4
1.1
16.9
33.7
12.7
49.0
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
3.3.4 工業
製造業の従業者4人以上の事業所における従業者数は、平成9年の 20,800 人から
千人前後の幅で増減を繰り返し、平成 15 年には 19,607 人まで減少し、平成 17 年に
は 20,761 人となっています。製造品出荷額は、概ね緩やかな増加傾向となっており、
平成9年には約 1.1 兆円であったものが平成 17 年には約 1.45 兆円となっています。
なお、製造品出荷額は平成 15 年で県内4位となっています。
22000
2,000,000
出荷額
1,800,000
従業者数
1,400,000
20,800人
21500
21000
1,200,000
20,761人
1,000,000
800,000
20500
20,393人
600,000
19,607人
20,114 人
従業者数(人)
製品出荷額(百万円)
1,600,000
20000
400,000
19500
200,000
1,103,033
1,292,630
1,275,695
1,348,020
1,446,915
平成9年
平成12年
平成15年
平成16年
平成17年
19000
0
【資料:商工観光課】
図 3.3.4-1 工業従業者数と製品出荷額の推移
3.3.5 商
業
商業の従業者数は、昭和 60 年から平成 16 年まで年々増加傾向にあり、5,973 人か
ら約 1.5 倍の 9,148 人まで増加しました。また、年間商品販売額も、昭和 60 年から
平成 16 年まで年々増加傾向にあり、1,196 億円から2倍近い 2,321 億円まで増加し
ました。
年間商品販売額
従業者数
250,000
10,000
9,000
200,000
8,000
8649人
7,000
7270人
150,000
6,000
5973人
232,125
219,957
100,000
4,000
199,383
50,000
5,000
3,000
119,607
2,000
1,000
0
0
昭和60年
平成3年
平成11年
平成16年
【資料:商業統計調査】
図 3.3.5-1 商業従業者数と年間商品販売額の推移
32
従業者数(人)
年間商品販売額(百万円/年)
9148人
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
3.3.6 農
業
(1) 農作物
本市における農作物で生産量が多いのは「茶」で全体の 60%近くを占めています。
続いて多いのは「米」で、全体の 18%をしめており、
「茶」と「米」で全体の 80%近く
を占める結果となっています。また、全体に占める割合は少ないが、メロン、いちご、
トマトなどの栽培も行われており、多岐にわたって農業が営まれています。なお、平
成 17 年度の農作物の出荷額は 217 億円となっており、県内3位となっています。
表 3.3.6-1 掛川市の主な農作物の収穫量(平成 16 年度)
項目
茶
米
メロン
いちご
かき
レタス
トマト
人参
甘藷
西瓜
みかん
里芋
くり
キウイフルーツ
ネギ
チンゲンサイ
収穫量
(t)
28,550
8,650
2,018
1,767
214
259
1,595
2,050
1,213
444
302
527
140
50
110
105
生産額
(百万円)
9,220
2,140
1,510
1,510
30
50
580
170
120
40
40
120
3
2
40
30
里芋
西瓜
1.1%
0.9%
甘藷 みかん
0.6%
2.5%
人参
4.3%
トマト
レタス
3.3%
0.5%
かき
0.4%
くり
0.3%
ネギ
0.2%
キウイフルーツ
0.1%
チンゲンサイ
0.2%
いちご
3.7%
メロン
4.2%
茶
59.5%
米
18.0%
図 3.3.6-1 掛川市の主な農作物の生産量割合(平成 16 年度)
【資料:第 52 次静岡県農林水産統計年報】
(2) 畜産
本市における畜産業としては養鶏が盛んであり、特に掛川区域、大須賀区域で採卵
鶏の飼育羽数が約 130 万羽と多くの採卵鶏が飼育されています。
表 3.3.6-2 掛川市の畜産物の収穫量(平成 16 年度)
種 類
牛
鶏
肉用牛
乳用牛
豚
採卵鶏
ブロイラー
掛川区域
1,600
1,040
4,950
283,800
0
頭(羽)数
大東区域
大須賀区域
40
0
340
320
0
0
0
1,057,200
0
0
合計
1,640
1,700
4,950
1,341,000
0
【資料:第 52 次静岡県農林水産統計年報】
33
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
3.3.7 交通
本市における自動車保有台数を表 3.7-1 に示します。本市では年々自動車保有台数
が増加し、平成 15 年に約 96,907 台であったものが平成 17 年には 2.52%増の 99,353
台となっています。平成 17 年の車種構成別台数をみると、乗用車が 44,391 台と最も
多く、全体の約 45%を占めています。
表 3.3.7-1 掛川市における自動車保有台数
平成 15 年
乗用車
平成 16 年
平成 17 年
伸長率
(%)
H17-H15
43,401
43,711
44,391
2.28
準乗用車
2,181
2,080
2,008
-7.93
トラック等
5,873
5,762
5,672
-3.42
146
159
170
16.44
軽四輪
31,540
32,560
33,431
6.00
三輪車
8
7
7
-12.50
二輪車
13,002
13,000
12,888
-0.88
756
791
786
3.97
バス
小型特殊
総数
96,907
二輪車
三輪車 13.0%
0.0%
98,070
99,353
2.52
【資料:
「静岡県の自動車保有台数調べ」】
小型特殊
0.8%
乗用車
44.7%
軽四輪
33.6%
バス
0.2%
トラック等
5.7%
準乗用車
2.0%
図 3.3.7-1 掛川市における自動車保有台数の割合(平成 17 年)
34
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
3.3.8
観光
本市における観光交流客の推移を図 3.3.8-1 に示します。本市への観光客総数は、平
成 12 年度から平成 14 年度までは減少傾向を示し、平成 14 年度から平成 17 年度にかけ
て増加傾向を示しております。宿泊客数は全体の 20%未満の値となっており、殆どの観
光客は宿泊施設を利用することのない観光レクリエーション客ということになります。
なお、本市は平成 18 年の NHK 大河ドラマ「功名が辻」の舞台となったことから、掛
川城や「千代と一豊・掛川館」などへの観光客が増加しました。
宿泊客数(千人/年)
(千人/年)
観光レクリエーション客数(千人/年)
3,000
2,678
2,500
2,375
2,022
2,000
観光者数
2,457
1,975
1,913
1,500
1,706
1,655
1,551
316
320
362
1,000
1,955
2,042
420
415
2,243
500
435
平
成
17
年
度
16
年
度
平
成
平
成
平
成
15
年
度
14
年
度
13
年
度
平
成
平
成
12
年
度
0
【資料:商工観光課】
図 3.3.8-1 観光交流客数の推移
3.3.9 環境
本市における年間の廃棄物量は、平成 17 年度では可燃ごみが 23,098t、不燃ごみが
2,569t、資源物が 6,156t となっています。
表 3.3.9-1 掛川市におけるごみ排出量(平成 17 年度)
ごみ排出量(t/年)
掛川区域
大東区域・大須賀区域
掛川市全域
静岡県全体
可燃
不燃
資源物
合計
16,655
6,443
23,098
1,033,960
1,859
710
2,569
57,161
4,490
1,666
6,156
-
23,004
8,819
31,823
1,091,121
1人当りごみ
排出量
人口(人)
(t/人・年)
81,716
33,213
0.28
114,929
0.29
3,779,570
【資料:掛川市データ及び「一般廃棄物処理事業のまとめ」(静岡県)】
図 3.9-1 1人当りのごみの排出量
35
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
3.3.10 まちづくり
本市は平成 17 年4月1日、旧掛川市、旧大東町及び旧大須賀町の合併により誕生し
ました。本市では、全国的な地方分権や行政改革、広域行政への急速な潮流の中、合
併という地方自治体の基本的な枠組みの変化に加えて、少子高齢化、高度情報化、国
際化、地球規模での環境問題の深刻化、防災・防犯への市民意識の高まりなど、これ
までに経験したことのない様々な課題に直面しています。
このような中で、本市はこれら課題に的確に対処するとともに、より豊かな市民生
活を実現するため、以下の基本構想・基本計画・実施計画を柱とした「第1次掛川市
総合計画」を策定中です。
<総合計画の構成>
(1)基本構想:市の行政運営の根幹となるものであり、本市を取り巻く社会状況、
課題を踏まえ、都市の将来像とそれを実現するための基本的な政策
大綱を示す。計画期間は平成 19~28 年度までの 10 年間とする。
(2)基本計画:基本構想に掲げる政策大綱を実現するため、施策や根幹的事業を総
合的、体系的に明らかにする。5年後に見直しを行う。
(3)実施計画:基本計画に示された施策や根幹的事業の具体的な実施内容を明らか
にするもので、毎年度の財政計画、事業計画を示す。
「成果志向型行
政経営」を導入し、市民の視点から見た”成果”という価値基準に
基づいた行政運営を行い、限られた資源の中で最大の成果を生むこ
とができるシステム「施策評価・改善制度(e-manage システム)」
を構築する。計画期間は、向こう3年間とし毎年度ローリングを行
う。
また、旧掛川市では、平成 14 年2月に「掛川市地域新エネルギービジョン」
、平成
17 年2月にはバイオマスに関する「掛川市地域新エネルギー詳細ビジョン」が作成さ
れており、新エネルギー導入への動きが活発化しています。
【掛川市内における主な新エネルギー導入状況】
・ 風力発電 : 大東区域 230kW1基、大須賀区域 660kW1基(平成 17 年度 国土交通大
臣賞<いきいき下水道賞>受賞)
・ 太陽光発電: 桜が丘中学校(NPOが設置)10kW(平成 17 年度しずおか新エネ大賞受賞)、
桜木保育園 10kW、 郷土新聞社 10kW、 積水ハウス㈱静岡工場 30kW
東遠カルチャーパーク総合体育館さんりーな 10kW
NEC アクセステクニカ㈱ 10kW
桜木こども館 10kW、 ㈱土井酒造場 60kW
・ 市役所公用車:クリーンエネルギー自動車(ハイブリッド自動車 10 台、電気スクーター
10 台)
・ BDFの活用:大東区域における菜の花プロジェクト(平成 17 年度新エネ大賞<新エネルギ
ー財団会長賞>受賞)、全市域における廃食油の分別回収・活用
・ 住宅用太陽光発電システム設置補助金 : 太陽光発電システム(平成 14~18 年度)
補助件数実績:246 件、補助金額合計:28,652,500 円 (平成 17 年度末)
・ 新エネルギーフォーラムの開催(平成 14 年度~)
・ 廃棄物発電:環境資源ギャラリー
・ 天然ガススタンドの設置計画: 1例
・ 新エネルギー教室の開催
・ 大井川エコバレー研究会
・ 菜の花プロジェクト
36
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
3.4
アンケート調査結果
3.4.1 アンケート調査内容
本市において今後エネルギーを導入していくにあたり、方向性を検討する上での資料
とするために、市民を対象として、新エネルギーに対する認識や、利用方針についての考
え方をアンケート調査しました。
アンケートの主な内容は以下のとおりです。
① 市民や事業者が新エネルギー自体をどの程度知っているか。
② 新エネルギーの現在の活用状況と今後の導入意欲。
③ 新エネルギーに関する助成制度の認知度。
④ 導入すべき新エネルギーについて。
⑤ 市として新エネルギー普及のために取組むべきこと。
調査は、市内在住の 20 歳以上の住民から 2,000 人を住民基本台帳をもとに無作為に抽出
し、アンケート票を郵送配布し、返信封筒により回収を行いました。アンケート回答者は、
789 名(回答率 39.5%)でした。
3.4.2 アンケート調査結果の概要
市民への新エネルギーに関するアンケート結果から、新エネルギーに対する住民
意識は以下のように要約されます。
1)新エネルギーに対する認知度
知っている新エネルギーの種類とそれらの「どれも聞いたことがない」という
質問に対し、
「どれも聞いたことがない」と答えた回答者は 1.1%(9人)で新エ
ネルギー全体については良く知られていることが認められました。
新エネルギーの分野のうち、
「太陽光発電、太陽熱利用」
「風力発電」
「クリーン
エネルギー自動車」を知っていると回答した人は 80%以上にのぼり、これらの新
エネルギーが一般化しつつあることが窺えます。しかし、
「バイオマス」、
「天然ガ
スコージェネレーション」、「中小水力」、「地熱」、「海洋」などは認知度が低く、
新エネルギーの種類によって認知度に格差があることが分かりました。今後、こ
れらの認知度の低い新エネルギーについて、それがどのようなものであるかも広
報していく必要があるといえます。
2) 新エネルギー機器の利用状況等
「新エネルギーを利用する機器をお持ちですか」という質問で市民の新エネル
ギー機器の利用状況を聞いたところ、
「持っている」と答えた人が新エネルギー機
器を持っているとした人の 17.0%で、
「持っていない」と答えた人の 20%程度の低
い回答率で、まだ新エネルギーは一般には普及が進んでいるとはいえない状況に
37
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
あります。利用されている新エネルギー機器としては「太陽熱利用」が最も多く、
次いで「太陽光発電」、
「クリーンエネルギー自動車」がこれに続いていました。
また、新エネルギーを利用している人の 90%近くの人は、
「光熱費が節約できる」、
「地球温暖化に貢献できる」との理由から「利用してよかった」と感じており、
新エネルギー活用を後押しする結果となっています。
ただ、少数ながら経済的な面での不満を表した意見も見られ、新エネルギーは
経済性の面でのデメリットがあることも示唆されました。
3) 新エネルギー機器の購入意欲
「新エネルギーを利用する機器を購入したいと思いますか」という質問に対し
て購入したいと答えた人は 48.5%あり、購入したいと思わないと答えた人の 44.7%
を僅かに上回っていましたが、新エネルギーの活用に理解のない人が多くいるこ
とが窺えます。「購入したいとは思わない」理由の多くは、「購入設置費用が高い
から」
(67.4%)と「新エネルギーについての知識がないから」
(22.4%)で、後者
のアンケート全体数に対する回答率は 10.0%であり、新エネルギーの知識を浸透
させればかなりの人の購入意欲を向上させることが出来ると考えられます。
4) 新エネルギー導入に関する助成制度
コスト高の新エネルギー機器の導入には国等による助成制度が設けられていま
すが、これを知っていますかとの質問に「このような助成制度の存在を知ってい
る」とした回答は 39.7%と低く、新エネルギーの普及啓発事業とともに助成制度
の広報活動も必要であるといえます。また、助成制度があることを知らないと答
えた人の内の約 60%が将来助成制度を利用したと答えており、助成制度の整備に
より新エネルギーの導入意欲の向上が図れるものと考えられます。
5) 導入を図るべき新エネルギー
導入を図っていくべき新エネルギーとしては、認知度が高い「太陽光発電・太
陽熱利用」が最も多くありましたが、これは、日射の良好な土地柄の反映もある
ものと考えられます。これに続いてやはり認知度の高い「廃棄物(発電、熱利用、
燃料)
」、「風力発電」
(50.2%)と高い回答率となっていました。これらに続いて、
クリーンエネルギー自動車、バイオマス、燃料電池の順となっており、天然ガス
コージェネレーション、中小水力、温度差エネルギーは 10%以下と低い回答とな
っていました。
6) 新エネルギー導入の目的
「掛川市に新エネルギーを導入するとした場合、次のどの点(目的)を重視す
べきだと思いますか」(複数回答可)という質問に対しては、「地球温暖化・大気
汚染等を防ぐ」
(75.4%)、
「エネルギー消費の抑制に役立てる」
(50.4%)、
「地震等
38
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
災害時の非常用電源とする」
(48.4%)が回答の上位を占めています。一方で、
「市
内に存在する資源を有効活用する」
(36.9%)
、
「導入によって売電収入を得たり、
燃料費等を節減する」(28.5%)、「新エネルギーに対する意識向上に役立てる」
(19.8%)という回答も多く寄せられました。ただ、
「観光と市のピーアールに役
立てる」という回答は 10%以下に過ぎず、実質的な目的が要望されています。
7) 導入を図るべき施設
本市が新エネルギーの導入を図るべき施設としては、
「市庁舎」、
「学校」、
「幼稚
園」、
「福祉施設」が概ね 50%以上で上位を占めています。これらに続いて「体育
施設」、「公園施設」、「民間企業」、「一般家庭」、「公用車にクリーンエネルギー自
動車」が中位となっており、
「観光施設」、
「企業や家庭にクリーンエネルギー自動
車」、
「コミュニティー施設」が数 10%程度の回答となっています。
8) 新エネルギー推進のために必要なこと
本市において新エネルギー推進のために必要なこととしては、
「相談窓口」、
「パ
ンフレット」がともに 40%程度の回答で多く、次いで「新エネルギーパーク等啓発
施設」、「講習会等の啓発活動」が 30%程度の回答となっています。
新エネルギーの導入を促進するために有効な施策としては、
「新エネルギーを導
入するための補助金」との回答が最も高い回答率(62.0%)となっており、経済面
での強い支援が必要とされているが分かります。また、
「市全体として新エネルギ
ーの導入目標を定める」という回答も高い回答率(50.8%)となっており、見える
目指すものを設定することが求められています。
3.5
市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
3.5.1 アンケート調査内容
本市では、NPO 法人エコロジーアクション桜が丘の会が、資源化物回収を実施し、そ
の収益を資金として、市立桜が丘中学校への太陽光発電システムの設置を行っています。
この取組みは、学区内の地域住民による自発的な住民参加型の取組みであるとともに、
中学校での環境教育効果の他、多くの住民が資源化物回収を通じて活動に関連すること
で地域における環境学習としても大きな効果を有することなどから、平成 17 年度しず
おか新エネルギー大賞を受賞するなど高い評価を受けています。
このような市民活動を市内に広げていく上での参考資料とするため、市民からみた市
民活動への認識や、その認知度を調査する目的で、
「桜が丘中学校区 組長」と「区長・
小区長」
「エコ桜が丘の会会員・サポート会員」の3種のアンケートを合計 756 名に対
し行いました。
アンケートの主な内容は以下のとおりです。
①「桜が丘中学校区 組長向けアンケート」と「区長・小区長向けアンケート」の主
な質問
39
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
・団体に所属しているか
・太陽光発電について
・エコロジーアクション桜が丘のような新エネルギー設備の設置に関する市民活動
について
②「エコ桜が丘の会会員・サポート会員向けアンケート」の主な質問
・桜が丘中学校へ太陽光発電システムを設置について
・太陽光発電システム設置までの活動中や設置後の御自身と周囲についてアンケート
回答者は、合計で 351 名(回答率 46.4%)でした。
3.5.1 アンケート調査結果の概要
本アンケートの調査の分析結果を以下に示します。
【桜が丘中学校区向けアンケート及びその他地域区長・小区長向けアンケート】
・桜が丘地区では、市民活動をよく知っており、資源化物回収などが効果的である
ことや、行政に頼らず活動を行えそうであると感じている人が多い。
・他地区では、桜が丘の事例を知っている人は4割程度であり、市民活動自体を知
らないこともあり、市民活動を応援したいが、具体的にどうするのかを知りたい
人が多い。
【エコ桜が丘の会会員・サポート会員向けアンケート】
・活動を通して達成感と地域の連帯感が生まれています。
【分析結果】
・住民はエコロジーアクション桜が丘の会の活動に関心をもっており、具体的にど
のように実施されたのか(市民団体の作り方、活動の仕方、収益モデル)、どのよ
うに今後、他の地区で行えるのか(他地区で今後実施する場合、市民団体の作り
方、活動の仕方、収益モデル)
、その時の問題点は何で(活動に協力してくれる人
を集める)、収益などはどのようにすれば達成可能なのか(行政はお金をなるべく
使わない)
、などを行政によって広報してくれることを望んでいると考えられます。
また、アンケート結果からは、桜が丘モデルが広がらないのは、以下のような理
由からだと考えられます。
1. 方法論(桜が丘モデル)が一般には知られていない。
2. 市民団体の活動自体、活動の意義が知られていない。
3. 市民活動に興味のある人は多く、活動の支援をしたいと考えている人が多い
が、活動の労力の心配、組織することが大変、との認識から活動参加、支援
40
第 3 章 掛川市の地域概況とアンケート調査結果
に躊躇していると考えられる。
さらに、このような活動を成功させるには、以下のような認識が必要と考えられ
ます。
4. 桜が丘モデルは地球温暖化問題へ貢献する良い方法で推進すべきだが、成功
させるには積極的に行動する人材が多く必要である。
5. 「参加者者の協力」と「地域との連携」が必要で、これに加え「強力なリー
ダー」、
「行政の支援」が必要である。
よって、桜が丘モデルを市内に広め成功させるには、以下のような取り組みが必
要と考えられます。
1. 桜が丘モデルを広くアピール
2. 市民活動自体の理解を市民に深める広報
3. 市民団体自身による自己 PR
4. 人材育成
5. 行政による市民団体に対する専任担当者、窓口の設置
6. 行政と市民団体による定期的な情報交換、行政による情報提供(補助事業の
紹介、技術情報など)
41
第4章
掛川市におけるエネルギー事情
4.1 エネルギー消費の概況
4.2 エネルギー需要の状況
4.3 新エネルギー賦存量
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
第4章
掛川市におけるエネルギー事情
4.1 エネルギー消費の概況
ここでは、掛川市内のエネルギー消費の状況を実績値のある電力と都市ガスについてそ
の概況を調べました。
4.1.1 電力消費の概況
電力会社の実績値(中部電力㈱提供資料)を基に集計した結果、本市における年間の
電力の消費量は、約 1,255 千 MWh/年(平成 17 年度値)と算出されました。この電力消
費量の種類別内訳は図 4.1.1-1 に示すとおりです。
これによると、最も消費が多いのが、産業用電力(大口電力、高圧電力)であり全体
の 63%を占めています。産業用電力は製造業の工場などに使われる電力ですが、これが
多いのは本市では、化学工業や電気機械器具製造業などのエネルギー消費の多い工場が
立地しているためと考えられます。次いで消費量が多いのは家庭用として使われる従量
電灯ABであり、全体の約 15.0%を占め、この両者で全体の電力消費量の 80%弱を占め
ています。一方、商店や事務所などで使われる業務用電力は約 10%程度となっています
(図 4.1.1-1)。
種
別
電灯
定額電灯
消費量
電力
従量電灯 AB
188,383
従量電灯 C
54,373
業務用電力
138,909
低圧電力
63,837
高圧電力
161,754
大口電力
640,325
合計
定額電灯
0.7%
(MWh/年)
8,415
従量電灯AB
15.0%
従量電灯C
4.3%
業務用電力
11.1%
大口電力
51.0%
高圧電力
12.9%
低圧電力
5.1%
1,255,996
【資料:中部電力㈱提供資料及び掛川市資料より推計 平成 17 年度値】
図 4.1.1-1 電力消費の状況
【単位について】
<Wh(ワットアワー)> 仕事量、電力量を表す単位で、1Wh は1W*の仕事率で 1 時間になす
仕事量、あるいは 1W の電力を 1 時間消費した電力量。
1kWh=1,000Wh、1MWh=106Wh、1GWh=109Wh
*W(ワット)
:仕事率、電力を表す単位で、1 秒あたりに行う仕事の割合。1W は1秒あたり
1J 行う仕事の割合。 1kW=1,000W、1MW=106W、1GW=109W
42
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
電力消費量の経年変化をみると、電灯と電力の合計の増加率は平成 16 年度で減少にな
りますが、長期的な傾向は増加傾向になっています(図 4.1.1-2)。電力としては平成 16
年度での減少、電灯としては一貫した増加傾向にありました。なお、1 世帯当りの電力
消費量の変化も、平成 17 年度まで一貫して増加傾向を続け、平成 17 年度の一世帯あた
りの電気消費量は、5,972 kWh/世帯・年となっており(図 4.1.1-3)
、全国の約 5,600kW/
年と比較して、若干消費量が大きいといえます。
1,400,000
1,200,000
1,004,825
251,171
電力
電灯
度
242,035
年
度
成
17
年
平
平
成
16
年
成
15
成
14
949,265
981,921
度
度
年
度
年
229,115
893,511
228,010
219,386
745,892
成
13
平
平
平
成
10
成
5年
年
度
0
度
153,046
200,000
平
400,000
198,788
616,294
600,000
863,730
800,000
平
消費量(千kWh)
1,000,000
【資料:中部電力㈱資料及び掛川市統計書】
図 4.1.1-3 1 世帯当りの電力消費量の推移
年
成
17
平
成
16
平
成
15
平
【資料:中部電力㈱資料及び掛川市統計書】
43
度
度
年
度
年
度
平
成
14
年
年
成
13
平
平
成
10
年
度
度
度
6,200
6,000
5,800
5,600
5,400
5,200
5,000
4,800
4,600
4,400
4,200
4,000
平
成
5年
消費量(kWh)
図 4.1.1-2 電力消費量の推移
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
4.1.2 都市ガス消費の概況
本市内の一部は、天然ガスが都市ガスとして供給されています。この都市ガスの年間
消費量は約 309 万Nm3/年であり、全消費量に占める割合は、家庭用が約 60%で最も多く
なっています。次いで消費量が多いのは、商業用であり約 20%、公用が約 10%とこれに
続いています(図 4.1.2-1)
。
種別
消費量(Nm3/年)
家庭用
工業用
商業用
医療用
公用
合計
医療用
1.1%
商業用
20.1%
1,871,963
262,438
621,301
35,300
298,374
3,089,376
公用
9.7%
工業用
8.5%
家庭用
60.6%
【資料:中遠ガス㈱提供資料 2005 年値】
図 4.1.2-1 都市ガス消費の状況
都市ガス消費量の経年変化についてみると、
増加傾向にあるといえます(図 4.1.2-2)
。
分類別に見ると大幅に増加したのは工業用であり、1996 年には 27,412Nm3 であった消費
量が、2005 年には 262,438Nm3 と約 10 倍近い値になっております。
3,500,000
3,000,000
医療用
2,000,000
商業用
工業用
1,500,000
家庭用
1,000,000
公用
500,000
【資料:中遠ガス㈱提供資料】
図 4.1.2-2 都市ガス消費量の推移
44
20
05年
20
04年
20
03年
20
02年
20
01
年
20
00
年
19
99
年
19
98
年
19
97
年
0
19
96年
消費量(Nm3)
2,500,000
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
1 世帯当りの家庭用都市ガス消費量は、年々減少し、1996 年に 402.2Nm3/世帯・年であ
。
った消費量が 2005 年には 359.7Nm3/世帯・年に減少しています(図 4.1.2-2)
500
480
440
420
400
380
360
340
320
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
19
97
19
98
19
99
20
00
20
01
20
02
20
03
20
04
20
05
300
19
96
消費量(Nm3)
460
【資料:中遠ガス㈱提供資料】
図 4.1.2-3 1 世帯当りの家庭用都市ガス消費量の推移
45
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
4.2 エネルギー需要の状況
エネルギー需要量(最終エネルギー消費量)は、その消費分野により、産業、民生及び
運輸の3部門に分類されるのが一般的です。以下に各需要部門の消費分野を示します。
・産業部門 -農林業、水産業、鉱業、建設業、製造業など第一次、第二次産業におけるエ
ネルギー消費
・民生部門
家庭用-自家用運輸(マイカー等)を除く家計消費部門におけるエネルギー消費
業務用-企業の管理部門等の建屋・事務所、ホテル等の第三次産業(運輸関係事業、
エネルギー転換事業を除く)におけるエネルギー消費
・運輸部門
旅客用-乗用車、バス、鉄道等におけるエネルギー消費
貨物用-陸運、海運、航空等におけるエネルギー消費
*海運及び航空については本市にはないため算定の対象から除外しました。また、旅客と貨物は分類
して集計するのが困難なため運輸部門として一括集計しました。
4.2.1 エネルギー需要量推計結果
市内におけるエネルギー需要量をエネルギーの種類別に推計した結果を固有単位で表
したものを表 4.2.1-1 に示しました。
また、エネルギー需要量を部門別、燃料種類別に相対比較できるように表 4.2.1-1 に
基づいて原油換算したものを表 4.2.1-2 にまとめました。
表 4.2.1-1 部門別エネルギー需要量の推計値(固有単位)
部 門
産
業
部
門
民
生
部
門
製造業
その他産業
ガソリン
灯油
軽油
A重油
C重油
LPG
都市ガス
電力
kL/年
kL/年
kL/年
kL/年
kL/年
t/年
千m 3 /年
MWh/年
206
7,693
644
10,451
26,820
24,696
262
833,998
-
2,738
4,451
3,613
32
-
-
40,334
小 計
206
10,431
5,095
14,064
26,852
24,696
262
874,331
家庭用
-
5,782
-
-
-
9,524
1,872
215,570
業務用
-
17,327
-
11,098
-
1,690
955
166,095
(公共施設)
-
(60)
-
(784)
-
(208)
(316)
(29,273)
-
23,109
-
11,098
-
11,214
2,827
381,665
運輸部門
60,792
-
39,139
-
-
4
-
25
(公用車)
(155)
-
(22)
-
-
-
-
-
合 計
60,998
33,540
44,234
25,162
26,852
35,914
3,089
1,256,021
小 計
※1. 推計方法及び資料は「参考資料」参照。
2.( )内は「公共施設」または「公用車」を示す。
46
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
本市全体のエネルギー需要量は、原油に換算して表すと年間で 356,060kL と推計され
ました(表 4.2.1-2)。200L のドラム缶で約 178 万本以上に相当します。
需要量の多いエネルギーは、産業部門の電気で年間約 82,400kL となっています。これ
に次いで多いエネルギーは、運輸部門のガソリンで約 55,000kL、同部門の軽油で約
39,100kL となっています。産業部門の電気の需要量が多いのは、化学工業や電気機械器
具製造業などのエネルギー消費の多い工場が立地しているためと考えられます(図 4.2.1
-1)
。
表 4.2.1-2 部門別エネルギー需要量の推計値(原油換算)
(単位:kL/年)
部門
産
業
部
門
民
生
部
門
ガソリン
製造業
灯油
187
その他産業
軽油
7,391
重油類
644
LPG
39,974
都市ガス
32,454
316
電力
合計
78,597
159,563
-
2,630
4,451
3,733
-
-
3,801
14,615
小 計
187
10,021
5,095
43,707
32,454
316
82,398
174,178
家庭用
-
5,555
-
-
12,516
2,256
20,315
40,642
業務用
-
16,647
-
11,359
2,221
1,151
15,653
47,031
(公共施設)
-
(58)
-
(802)
(273)
(381)
(2,759)
(4,273)
-
22,202
-
11,359
14,737
3,407
35,968
87,673
運輸部門
55,063
-
39,139
-
5
-
2
94,209
(公用車)
(140)
-
(22)
-
-
-
-
(162)
合 計
55,250
32,223
44,234
55,066
47,196
3,723
118,368
356,060
小 計
※1. 推計方法及び資料は「参考資料」参照。
2. ( )内は「公共施設」または「公用車」を示す。
90,000
原油換算値(kl/年)
80,000
70,000
60,000
〔参考〕掛川市の総エネルギー
需要量:
原油換算で 356,060kL とは?
50,000
40,000
30,000
20,000
ドラム缶 約 178 万本分
10,000
0
ガ
ン
ソリ
灯
油
油
軽
類
油
重
G
LP
市
都
運
民
ス
ガ
電
産
力
業
部
生
部
輸
門
部
門
門
図 4.2.1-1 部門別・エネルギー種別エネルギー需要量の推計値(原油換算)
47
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
各部門別におけるエネルギー需要量の割合についてみると、最も割合の高い部門は、
産業部門で全体の約 50%弱を占めています。次いで高い割合を占めているのは運輸部門
で、全体の 26.5%を占め、民生(業務)部門 13.2%、民生(家庭)部門 11.4%と続いていま
す(図 4.2.1-2)
。
エネルギー種類別にエネルギー需要量の割合をみると電力が 33.2%と最も多く、次い
でガソリンと重油類の 15.5%、LPG の 13.3%となっています(図 4.2.1-3)。電力及び重
油需要量のほとんどは産業部門によるもので、ガソリン、軽油のほとんどは運輸部門に
よるものです。これらのことから、産業部門の電気・重油及び運輸部門のガソリン・軽
油におけるエネルギー削減対策が望まれます。
電力
33.2%
運輸
26.5%
ガソリン
15.5%
灯油
9.0%
産業
48.9%
民生
(業務用)
13.2%
軽油
12.4%
都市ガス
1.0%
民生
(家庭用)
11.4%
LPG
13.3%
図 4.2.1-2 種類別エネルギー消費比率(原油換算)
重油類
15.5%
図 4.2.1-3 部門別エネルギー消費比率(原油換算)
本市におけるエネルギー需要量の原油換算値 356,060kL/年は、静岡県全体のエネルギ
ー需要量約 12,000,000kL(静岡県エネルギーデータ 2001 年値)の約 3.0%に相当します。
エネルギー需要量の部門別割合について、全国および静岡県と本市を比較すると、産
業部門については、全国が 46.5%であるのに比べ、本市では静岡県と同様に約 48.9%と
エネルギー需要量全体に占める割合が若干高くなっています。
また、同様に運輸部門も全国の 24.8%に対して、静岡県、本市ともにそれぞれ 27.1%、
26.5%と高い割合となっています。
一方、民生部門では、民生家庭と民生業務を合わせた割合は、全国で 28.6%程度であ
るのに比べ、本市では 24.6%と静岡県と同様低い割合となっています。
48
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
産業部門
民生部門
(家庭用)
民生部門
(業務用)
運輸部門
掛川市
48.9
11.4
13.2
26.5
静岡県
49.9
10.8
12.2
27.1
全
46.5
国
0%
13.0
20%
40%
15.6
24.8
60%
80%
100%
※1.全国:総合エネルギー統計の平成 16 年度版(2003 年値)
2.静岡県:静岡県エネルギーデータ 2001 年値
図 4.2.1-4 掛川市と静岡県及び全国の部門別エネルギー需要量の比較
本市における 1 人当たりのエネルギー消費量を原油換算して、全国および静岡県との
比較を行うと、静岡県では年間 3.18kL/人・年と全国の 3.25kL/人・年に比べやや低い消
費となっており、本市では 3.10kL/人・年と全国、静岡県に比べさらに低い値となって
いることがわかります。
本市の 1 人当りのエネルギー需要量を部門別にみると、産業部門では全国の 1.51kL/
人・年に対して静岡県では 1.59kL/人・年と高いものの、本市では 1.52kL/人・年と全
国とほぼ同じで、静岡県よりは低くなっています。また運輸部門についても同様の傾向
となっています。一方、民生部門では、これらの傾向とは逆に、全国に比べて低い値で
すが、静岡県よりも高い値となっています(図 4.2.1-5)。
産業部門
掛川市
1.52
静岡県
全
0.35
1.59
国
0.00
民生部門
(家庭用)
0.34
1.51
0.50
民生部門
(業務用)
0.41
1.50
3.18
0.86
0.81
0.51
2.00
3.10
0.82
0.39
0.42
1.00
運輸部門
2.50
3.00
3.25
3.50
1人当りのエネルギー消費量:原油換算(kL/人・年)
図 4.2.1-5 掛川市と静岡県および全国における1人あたりのエネルギー需要量比較
49
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
4.2.2 二酸化炭素(CO2)排出量の推計結果
二酸化炭素排出量は、本市全体で年間約 1,178,000t-CO2 と推計されました。排出量
が最も多く推計されたものは、原油換算のときと同様に、産業部門の電力が最も多く、
年間約 378,000t- CO2 となっています。次いで多いのが,運輸部門のガソリンと軽油及
び産業部門の重油類の消費から排出されるもので、各々年間で約 100,000t- CO2 以上の
排出量となっています(表 4.2.2-1、図 4.2.2-1)
。
表 4.2.2-1 部門別二酸化炭素排出量の推計値
(単位:t-CO2/年)
部門
民
生
部
門
ガソリン
製造業
灯油
軽油
重油類
LPG
都市ガス
電力
合計
490
19,340
1,702
109,348
72,656
553
377,801
581,890
-
6,883
11,764
10,212
-
-
18,271
47,130
119,560
72,656
553
396,072
629,020
28,020
3,946
97,653
144,155
4,972
2,013
75,241
156,860
その他産業
小 計
490
26,223
13,466
家庭用
-
14,536
-
-
業務用
-
43,560
-
31,074
(公共施設)
-
(151)
-
(2195)
(612)
(666)
(13,261)
(16,885)
小 計
-
58,096
-
31,074
32,992
5,959
172,894
301,015
144,685
-
103,444
12
-
11
248,152
運輸部門
-
(公用車)
(368)
-
(59)
合 計
145,175
84,319
116,910
-
150,634
-
-
-
(427)
105,660
6,512
568,977
1,178,187
※1. 二酸化炭素排出係数は、「単位換算について」を参照。
2. 使用資料および推計方法は「参考資料」参照。
3. ( )内は「公共施設」または「公用車」を示す。
400,000
350,000
CO2排出量(t-CO2/年)
産
業
部
門
300,000
250,000
200,000
150,000
100,000
50,000
0
ガ
ン
ソリ
灯
油
油
軽
G
LP
力
門
図 4.2.2-1
部門別・エネルギー種類別 CO2 排出量
50
門
部
電
門
部
ス
ガ
部
業
産
市
都
輸
運
類
生
民
油
重
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
部門別排出量の割合は、
エネルギー需要量の場合と同様に産業部門が最も高く 53.4%、
次いで多いのが運輸部門で 21.1%、民生家庭と民生業務がそれぞれ 12.2%、13.3%を占
めています(図 4.2.2-2)。
エネルギー種類別に二酸化炭素排出量の割合をみると、これもエネルギー需要量の場
合と同様に電力が 48.3%と最も多く、次いで重油類の 12.8%、ガソリンの 12.3%、軽
油の 9.9%となっています(図 4.2.2-3)
。これら電気、重油、ガソリン、軽油による排
出で全体の 80%以上を占めています。電力、重油は産業部門からの排出、ガソリン、軽
油は運輸部門からの排出が多いことから、これらにおけるエネルギー削減対策が望まれ
ます。
運輸
21.1%
ガソリン
12.3%
電力
48.3%
灯油
7.2%
軽油
9.9%
民生
(業務用)
13.3%
産業
53.4%
民生
(家庭用)
12.2%
都市ガス
0.6%
図 4.2.2-2 部門別二酸化炭素排出比率
LPG
9.0%
重油類
12.8%
図 4.2.2-3 エネルギー種類別二酸化炭素排出比率
本市における年間の二酸化炭素排出量約 1,178,000t- CO2 は、静岡県における年間の
二酸化炭素排出量約 31,679,000t- CO2 の約 3.7%に相当します。
本市における住民 1 人当たりの CO2 排出量を算出すると年間で1人当たり 10.4t- CO2
となり、これは全国の 8.5t- CO2 や静岡県の 8.4t- CO2/年に比べ 20%程度多い結果と
なっています。部門別に全国値と比較すると、産業部門における排出量が多く、これは
産業部門に占める電力消費量が多いためと考えられます(図 4.2.2-4)。
産業部門
5.5
掛川市
1.3
4.2
静岡県
全
民生部門
(家庭用)
0.9
3.9
国
0.0
2.0
1.4
4.0
1.0
1.2
6.0
民生部門
(業務用)
運輸部門
1.4
10.4
2.2
2.3
8.4
2.0
8.5
8.0
10.0
1人当りのエネルギー消費量:CO 2 換算(t-CO 2 /人・年)
図 4.2.2-4 掛川市と静岡県および全国の1人当たりの CO2 排出量比較
51
12.0
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
4.2.3 主な公共施設におけるエネルギー需要量
本市の公共施設における年間の全エネルギー需要量は、原油に換算すると 4,435kL で、
ドラム缶約 22,000 本に相当します。これをエネルギー別にみると、電力が 2,759kL /年
と最も多く、全体の 62.2%を占め、次いで重油類が 802kL /年と多くなっています。電
力消費量の多い施設は順に、環境資源ギャラリー、市立総合病院、水質保全パビリオン、
生物循環パビリオン、東遠カルチャーパーク総合体育館さんりーな、大東温泉シートピ
アなどが挙げられます。また、都市ガスの消費量が多い施設は順に、東遠カルチャーパ
ーク総合体育館さんりーな、掛川市役所本庁舎、中央図書館、生涯学習センターが挙げ
られます。
公共施設のエネルギー需要量が市全体のエネルギー需要量に占める割合をエネルギー
別にみると都市ガスが 10.2%と最も多く、
次に電力の 2.3%となっています(表 2.3-1)
。
公共施設のエネルギー需要量が市全体のエネルギー需要量に占める割合は 1.2%に過ぎ
ません。これは、公共施設におけるエネルギー削減対策が、新エネルギーによる直接的
なエネルギー確保や二酸化炭素排出削減を目的とするよりも、民間企業や一般市民への
新エネルギー導入意欲を喚起し、広く一般に新エネルギー活用を知らしめるための、率
先的導入の役割を担うことを意味します。
表 4.2.3-1 掛川市全体と公共施設のエネルギー需要量の比較
エネルギー種別 ガソリン
掛川市全体
軽油
重油類
LPG
都市ガス
(単位:kL/年)
合計
電力
55,250
32,223
44,234
55,066
47,196
3,723
118,368
356,060
140
58
22
802
273
381
2,759
4,435
公共施設
割合(%)
灯油
0.3
0.2
0.0
1.5
0.6
10.2
2.3
1.2
※ 割合:市全体のエネルギー需要量に占める公共施設のエネルギー需要量の比率を示す。
《 単位換算について 》
○二酸化炭素排出係数
【ガソリン】2.380kg-CO2/L、【灯油】2.514kg- CO2/L、【軽油】2.643 kg- CO2/L
【A 重油】2.800 kg- CO2/L、【C 重油】2.986kg- CO2/L、【プロパンガス】2.942kg- CO2/ kg、
【都市ガス】2.108 kg- CO2/ Nm3
【電力】0.453kg- CO2/kWh(中部電力㈱平成 17 年度実績)
出典:地球温暖化対策地域推進計画策定ガイドライン、環境庁
52
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
4.3
新エネルギー賦存量
4.3.1 対象とした新エネルギーと賦存量の定義
本ビジョン策定調査においては、本市における新エネルギーの賦存量を種別毎に算出
しました。本ビジョンにおいて賦存量推計の対象とした新エネルギーを以下に示します。
◆太陽エネルギー
:太陽光発電及び太陽熱利用
◆風力エネルギー
:風力発電
◆バイオマスエネルギー :農業廃棄物の燃焼、畜産廃棄物のメタン醗酵、木質バ
イオマス資源の燃焼、し尿・下水汚泥、生ごみのメタ
ン発酵によるエネルギー利用
◆廃棄物エネルギー
:可燃ごみ(生ごみを除く)
◆中小水力エネルギー
:マイクロ水力発電
◆海洋エネルギー
:波力発電
◆クリーンエネルギー自動車
:ハイブリッド自動車の導入
◆天然ガスコージェネレーション :産業・業務・家庭用天然ガスコージェネレー
ション
中小水力エネルギーと海洋エネルギーについては、新エネルギーに含まれませんが、
地域に賦存する重要なローカルエネルギーとして取り上げました。また、クリーンエネ
ルギー自動車と天然ガスコージェネレーションのような需要側の新エネルギーは本来の
自然に存在するエネルギー量を意味する賦存量としては扱えないものですが、利用可能
なエネルギー量を賦存量として扱い推計しました。
新エネルギーの賦存量は、一般に、
「潜在賦存量」、
「最大可採量」
、
「期待可採量」等の
段階に分けて定義され、エネルギー量が算出されます。それぞれの賦存量の定義は、以
下のようにまとめられます。
○潜在賦存量:対象とする地域に存在する、理論的に算出しうる潜在的なエネルギーの
全量。
○最大可採量:エネルギー採取法からみて当然考慮すべき地理的要因等の制約要因を考
えた上で、最大限利用可能と考えられる量。または、潜在的な上限値と
しての賦存量が明確に定義できないエネルギーにおいて、特定の利用条
件を想定した場合の最大限利用可能な量(廃棄物利用のように社会的条
件によって資源の賦存量が変動する場合など)
。
○期待可採量:現在及び将来(想定している期間内)のエネルギー利用技術等の制約要
53
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
因を考慮した上で、エネルギーとして開発利用の可能性が期待される量。
経済性や社会条件による制限要因は考慮していません。
注)クリーンエネルギー自動車は、現行のガソリン車やディーゼル車をクリーンエネルギー自動車
に転換することを、天然ガスコージェネレーションは現状で必要な電気や熱を得る手段を天然
ガスコージェネレーションに転換することを想定した省エネルギー性を表すため、最大転換量
(最大可採量)、期待転換量(期待可採量)と呼びます。
上記3種の賦存量に関する概念のうち、比較的現実的で、地域における新エネルギー
の導入促進を図る上で有用と考えられるものは期待可採量であり、潜在賦存量及び最大
可採量は、期待可採量算定のための基礎資料として位置づけられます。以下では本市に
おける新エネルギーの賦存量を推計し、新エネルギーの供給ポテンシャルやエネルギー
面での特性を把握するための基礎資料とします。
【コラム】
【賦存量の多寡の関係】
潜在賦存量
潜在賦存量>最大可採量>期待可採量
最大可採量
54
期待可採量
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
4.3.2 賦存量の推計条件
賦存量を推定するために用いた基本的条件は以下のとおりです。
表 4.3.2-1 賦存量(期待可採量)推計のための基本的条件
期待可採量推計のための基本的条件
エネルギー源
対象施設
導入棟数
一般住宅
設備容量(kW)
18,040
4
事務所
140
8
事業所
20
10
主な公共施設
46
20
光発電
太 陽
対象施設
集熱面積(m2)
導入棟数
一般住宅
7,220
3
事務所
60
8
事業所
10
50
主な公共施設
18
50
熱利用
風速条件(地上高 30m)
:年平均風速 4m/s以上
風力発電
風車設置可能面積:上記風速条件を満たす面積の 10%が利用可能
風車規模:2,000kW
風車占有面積:10D×10D(Dは風車ローター直径)
農業廃棄物
バイオマス
畜産バイオマス
木質バイオマス
し尿メタン醗酵
下水汚泥メタン醗酵
生ごみメタン醗酵
可燃ごみの燃焼
中小水力
海洋エネルギー
クリーンエネルギー自動車
農産物収穫量
:19,444t/年
家畜頭羽数
:肉用牛 1,640 頭、
豚
4.950 頭、
採卵鶏 1,341,000 羽
森林面積
:人工林 7,358ha
茶畑作付面積
:2,358ha
し尿処理量
:38,963kL/年
汚泥量発生量
:66,244t/年
生ごみ発生
:10,993t/年
可燃ごみ発生量
:7,329/年
利用水量
:2 m3/s
天然林 3,738ha
(生ごみ、リサイクル分を除く)
有義波高:1.67m 有義周期:7.8 秒 海岸線延長:10,000m
期待転換可能台数
:39,915 台(ハイブリッド車を想定)
対象施設
天然ガス
コジェネレーション
乳用牛 1,700 頭
導入件数
設備・設備容量(kW)
産
業
18
家
庭
520
業
務
7
55
天然ガスCG 300
天然ガスCG
1
天然ガスCG 300
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
4.3.3 賦存量推計結果
新エネルギー賦存量の推計結果を表 3-1及び図 3-1 に示します。本ビジョン策定調査
において推計した新エネルギー賦存量の特徴は以下のとおりです。
各新エネルギーの賦存量(期待可採量)の合計値は、原油換算量で 65,344kL/年、ドラ
ム缶約 32 万本となり、これは、市内の全エネルギー需要量 356,060 kL/年の約 18%に
相当します。
ま た 、 電 力 利 用 で は 283,780MWh/ 年 と 推 計 さ れ 、 こ れ は 、 市 内 の 電 力 消 費 量
1,256,021MWh/年の 22%に当ります。この電力は、約 48,000 世帯(本市の世帯数は
平成 17 年値で 36,084 世帯)の電力使用量に相当するエネルギー量です(本市の 1 世帯
当たりの電力使用量 5,972kWh/年で換算)。
賦存量として最も多いのは、バイオマスエネルギーであり、全賦存量の 23.5%を占め、
次いでクリーンエネルギー自動車が 22.4%となっています。太陽光発電と太陽熱利用を足
すと全体の 17.9%を占め、風力発電も 15.8%と豊富なエネルギー源と言えます。バイオマ
スエネルギーの中でも農業廃棄物の賦存量は、農業の盛んな地域であることを反映し、賦存
量全体の 14.9%に上る豊富な賦存量となっています。これらに続き、天然ガスコージェネ
レーション 11.2%、海洋エネルギー7.1%、ごみ燃焼 2.0%となっています。
表 4.3.3-1 新エネルギー賦存量一覧
エネルギー源
太
陽
光発電
(328,360)
熱利用
116,870
風力発電
バ
イ
オ
マ
ス
(395,530)
91,210
-
109,870
割合
(%)
8,596
13.2
3,059
4.7
10,354
15.8
農業廃棄物
371,690
[29,500]
9,730
14.9
畜産廃棄物
47,600
[3,760]
1,246
1.9
木質バイオマス
83,300
[6,600]
2,181
3.3
し尿メタン醗酵
4,110
[330]
108
0.17
下水汚泥メタン醗酵
6,570
[520]
172
0.3
生ごみのメタン発酵
73,930
[5,870]
1,935
3.0
小 計
587,200
[46,580]
15,372
23.5
50,610
[4,020]
1,325
2.0
559,500
[155,500]
14,647
22.4
33,400
7,346
11.2
(630)
180
16
0.0
(176,830)
49,120
4,629
7.1
可燃ごみの燃焼
クリーンエネルギー自動車
天然ガスコージェネレーション
中小水力発電
海洋エネルギー(波力発電)
合
合
熱利用
(GJ/年)
期待可採量
電力利用
原油換算
(MWh/年)
(kl/年)
160,400
(120,200)
計
1,474,580
計(電力分を含む)
2,496,130
56
283,780
-
-
65,344
-
100
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
中小水力
0.0%
CGC
11.2%
海洋エネルギー
7.1%
太 陽 光
13.2%
太陽熱
4.7%
風力
15.8%
CEV
22.4%
バイオマス
23.5%
ごみ燃焼
2.0%
*CEV:クリーンエネルギー自動車
*GCG:天然ガスコージェネレーション
図 4.3.3-1 新エネルギー賦存割合
本市における新エネルギーの賦存の状況(期待可採量):その1
◎新エネルギーの全賦存量
:
原油換算
65,344kL/年
・市内全エネルギー需要量の 18.3%に相当。
・電力は、約 48,000 世帯分の電力に相当。
○太陽光発電
:
原油換算
8,596kL/年
・市内全エネルギー需要量の 2.4%に相当。
・市内電力需要量の 7.3%を賄えます。
・市内に広く分布しています。
○太陽熱利用
:
原油換算
3,059kL/年
・市内全エネルギー需要量の 0.9%に相当。
・都市ガスの 82.2%に相当。
・市内に広く分布しています。
○風力エネルギー
:
電力利用
109,870MWh/年
原油換算
10,354kL/年
・市内電力需要量の 8.8%に相当。
・市内は海岸域において風力発電に適した風況となっています。
○農業廃棄物エネルギー
:
原油換算
9,730kL/年
・市内全エネルギー需要量の 2.7%に相当。
・稲作が盛んなため、稲わら、籾がらなどの農業廃棄物エネルギーが多くなっています。
○畜産廃棄物エネルギー
:
原油換算
・市内全エネルギー需要量の 0.35%に相当。
57
1,246kL/年
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
本市における新エネルギーの賦存の状況(期待可採量):その2
○木質バイオマス
:
原油換算
約 2,181kL/年
・市内全エネルギー需要量の 0.6%に相当。
・森林整備を兼ねた間伐材、林地残材の利用が期待されますが、これらの収集システムが課題
です。
○し尿メタン醗酵
:
原油換算
108kL/年
原油換算
172kL/年
・市内全エネルギー需要量の 0.17%に相当。
○下水汚泥メタン醗酵
:
・市内全エネルギー需要量の 0.3%に相当。
○生ごみメタン醗酵
:
原油換算
1,935kL/年
・市内全エネルギー需要量の 3.0%に相当。
○可燃ごみの燃焼
:
原油換算
1,325kL/年
原油換算
14,647kL/年
・市内全エネルギー需要量の約 2.0%に相当。
○クリーンエネルギー自動車
:
・市内全エネルギー需要量の 22.4%に相当。
・市内のガソリンと軽油の需要量合計の 15.5%に相当。
○天然ガスコージェネレーション :電気利用
33,400MWh/年
原油換算
7,346kL/年
熱利用
160,400GJ/年
・市内全エネルギー需要量の 11.2%に相当。
○中小水力発電
:電気利用
180MWh/年
原油換算
16kL/年
・市内全エネルギー需要量の 0.01%に相当。
○海洋エネルギー
:電気利用
49,120MWh/年
・市内全エネルギー需要量の 7.1%に相当。
58
原油換算
4,629kL/年
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
(1) 太陽エネルギー
住宅や事務所等の屋根に太陽光電池パネルあるいは太陽熱集熱器を設置することを想
定し、本市における日射マップを基に賦存量を算定しました。
● 潜在賦存量
日射量の年平均は、
3.82 kWh/㎡・日
平野部の市街地及び、海岸域に日射
の高い地域が分布。
・背景図は、数値地図 200000(地図画像)
:H14 年国土地理院発行を使用
・自然エネルギー賦存量図
:農業環境技術研究所より作成
図 4.3.3-2 掛川市における日射マップ
本市における年間平均日射量(水平面日射量)を他地域と比較すると、日本でも良好な
日射で知られる宮崎市にはやや劣るものの東京より約 19%高く、日射条件が良好な地域
です。月別の変化をみると寒候期の 10 月から2月には低くなるものの5月から8月の暖
候期には良好な日射量となっています(表 4.3.3-2)
。
表 4.3.3-2 日射量の比較
地 点
掛川市
東京
宮崎市
1月
2.82
2.36
2.97
2月
3.46
2.92
3.50
3月
3.82
3.28
3.72
4月
4.48
4.00
4.44
5月
5.24
4.47
4.67
6月
4.41
3.72
4.28
7月
4.59
3.97
5.08
8月
4.80
4.11
5.11
9月
3.71
2.94
3.89
単位:kWh/㎡・日
10月 11月 12月
3.33 2.58 2.56
2.58 2.17 2.06
3.44 2.81 2.75
年平
3.82
3.22
3.89
自然エネルギー賦存量図(農業環境技術研究所)より算出
潜在賦存量は、電力の場合では約 37,000 万 MWh/年と膨大な量で、市全体の電力需要量
約 125.6 万 MWh の約 295 倍に相当します。また、熱量では約 133,216 万 GJ/年と市内の全
需要量 1,360 万 GJ/年の 97 倍となっています(表 4.3.3-3)。
59
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
表 4.3.3-3 太陽エネルギー潜在賦存量
水平面全天日射量
(kWh/m2・日)
市内面積
(km2)
3.82
265.63
潜在賦存量
電力利用
(MWh/年)
熱換算
(GJ/年)
370,044,700
1,332,160,900
● 期待可採量
【太陽光発電】
一般住宅、事業所、店舗、共同住宅、旅館および公共施設等に太陽発電システムを設置
することを想定した期待可採量は、91,210MWh/年で市内の電力需要の 7.3%を賄えること
になります。この電力を熱量に換算すると約 33 万 GJ/年となり、これは市内の全エネル
ギー需要量の 2.4%に相当します(表 4.3.3-4)。
表 4.3.3-4 太陽エネルギーの期待可採量(太陽光発電)
種別
棟数
導入棟数
一般住宅
事務所
事業所
主な公共施設
合 計
36,084
280
39
92
-
18,040
140
20
46
-
設備容量
(kW)
72,160
1,120
200
920
74,400
期待可採量
電力利用
熱換算
(MWh/年)
(GJ/年)
88,460
318,460
1,370
4,930
250
900
1,130
4,070
91,210
328,360
注)1. 一般住宅については住宅棟数、事務所、事業所、公共施設等の各建築物数の 50%がシステム設置可
能とした。
2. 一般住宅では 4kW、事務所は 8kW、事業所では 10kW、公共施設では 20kW の太陽光発電システムを設
置するとした。
【太陽熱利用】
一般住宅、事業所、店舗、共同住宅、旅館および公共施設等に集熱パネルを設置するこ
とを想定した期待可採量は、約 117,000GJ/年で市内の全エネルギー需要量の 0.9%、都市
ガスの 82.2%に相当します(表 4.3.3-5)
。
表 4.3.3-5 太陽エネルギーの期待可採量(太陽熱利用)
種別
棟数
一般住宅
事務所
事業所
公共施設
合 計
36,084
280
39
92
-
導入棟数
7,220
60
10
18
-
設備容量
(㎡)
21,660
480
500
900
23,540
期待可採量
(GJ/年)
107,540
2,380
2,480
4,470
116,870
注)1. 一般住宅については住宅棟数、事業所、事務所、公共施設等の各建築物数の 20%
がシステム設置可能とした。
2. 一般住宅では 3 ㎡、事務所では 8 ㎡、事業所、公共施設では 50 ㎡の集熱パネ
ルを設置するとした。
60
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
(2) 風力エネルギー
本市の風況マップに基づいた風速と風車設置可能台数から賦存量を算定しました。
● 最大可採量
風況マップのメッシュごとの風速値から風速階級別に平均風速と面積を算出したもの
を表 4.3.3-6 に示します。風力発電の採算性があると言われる年間平均風速が 6.0m/s 以
上(地上高 30m)の風速(NEDO 高度風況精査マニュアルによる)の地域は市域面積の 2.4%
となっています。本表によると年間平均風速の市内の平均は 6.0m/s を下回る 5.3m/s で
あり、市全体で見ると風力発電で採算性があるか否かの境界の風速です。
表 4.3.3-6 掛川市における風速出現状況
風速階級(m/s)
V<4
4≦V<5
5≦V<6
6≦V<7
7≦V<8
8≦V
合計/平均
平均風速(m/s)
-
4.6
5.3
6.2
-
-
5.3 面積(km2) 面積割合(%)
0.00
0.0
183.79
69.2
75.57
28.5
6.27
2.4
0.00
0.0
0.00
0.0
265.63
100.0
注)平均風速は地上高 30 m における年平均風速値
近年ポピュラーになりつつある 2,000kW 級の風車を設置することを想定した最大可採
量を算定しました。本市全体において風力発電が可能な地上高 30mにおける年平均風速
4m/s 以上となっており、そこに設置できる風車の台数は 259 台です。このときの最大可
採量は約 1,574,000MWh/年と推計されました(表 4.3.3-7)
。
表 4.3.3-7 風力発電の最大可採量
建設可能
最大可採量
平均風力
台数
エネルギー密度
(m/s)
(m/s)
(台)
(MWh/年)
(km2)
4≦V<5
179
196
916,090
4.6 183.79
74
301
581,600
5≦V<6
5.3 75.57
6
487
76,300
6≦V<7
6.2 6.27
259
1,573,990
合計/平均
265.63
注)1. 平均風速は地上高 30 m における年平均風速値である。
2. 2,000kW級風車はローター直径80m・ハブ高さ80mとした。
3. 開発可能面積は、規制区域、山林及び住宅が多いことを考慮して
メッシュ面積に対して10%とした。
4. 風車占有面積は8D×2D(D:風車ローター直径)とした。
風速階級 平均風速
面積
図 4.3.3-3 に地上高 50m における年平均風速の分布を示しました。本図によると風況の
良好な場所は北部の山間部と南部の海岸部ですが、山間部はほとんどが山林である上、ア
クセス、既存送配電線が未発達などの課題もあり風力発電には不向きです。したがて、本
市においてはインフラの整備もよく電力需要がある海岸域での風力発電が現実的と言え
ます。
61
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
掛川市における地上
高 30mでの年平均風
速は 5.3m/s と全体
的には採算性がある
かどうかの境界的な
風速です。
年平均風速が 6.0m/
s以上の地域は市域
面積の 2.4%となって
います。
【風力発電に適した
風速】風速が6m/s
以上。
全国風況マップ(NEDO,イー・アンド・イーソリューションズ㈱)より作成
図 4.3.3-3 掛川市における風況マップ(左:地上高 30m、右:地上高 50m)
●
期待可採量
本市では、風力発電の可能性を地上高 30mで4m/s 以上の風速の地域を対象に、風車同
士の干渉がなくなると言われている風車間隔、10D×10D(D は風車のローター直径)とな
るように風車を配置した場合の期待可採量を算出しました(表 4.3.3-8)
。但し、洋上に
おける可採量は考慮していません。
算出された期待可採量は、109,870MWh/年と推計されました。これは、市内の電力需要
量の 8.8%に相当する量です。また、これを熱量に換算すると 395,530GJ/年となり、市内
の全エネルギー需要量の 2.9%に相当する量です。
表 4.3.3-8 風力発電の期待可採量
期待可採量
建設可能
台数
電力利用
熱量換算
(m/s)
(m/s)
(台)
(MWh/年)
(GJ/年)
(km2)
4≦V<5
4.6
183.79
29
63,870
229,930
5≦V<6
5.3
75.57
12
40,530
145,910
6≦V<7
6.2
6.27
1
5,470
19,690
合計/平均
265.63
42
109,870
395,530
注)1. 平均風速は地上高 30 m における年平均風速値である。
2. 2,000kW級風車はローター直径80m・ハブ高さ80mとした。
3. 開発可能面積は、規制区域、山林及び住宅が多いことを考慮して
メッシュ面積に対して10%とした。
4. 風車占有面積は10D×10D(D:風車ローター直径)とした。
風速階級
平均風速
面積
62
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
(3) 農業廃棄物
稲わら、籾がら、野菜くずなどの農業廃棄物を直接燃焼し、エネルギーとして使うこ
とが可能です。本市では農業が盛んなため稲わら、籾がらなどの農業廃棄物が多く排出
されています。そこで、これらの残渣を直接燃焼し熱利用あるいは発電することを想定
し賦存量を算定しました。その結果、最大可採量は約 663,700GJ/年となりました。期
待可採量は、熱利用では約 371,700GJ/年で、市内の全エネルギー需要量の約 2.7%に当
ります。また、電力利用では 29,500MWh/年程度となります(表 4.3.3-9)
。
表 4.3.3-9 農産廃棄物によるエネルギー賦存量(直接燃焼)
種 類
収穫量
(t)
廃棄率 廃棄物発熱量 最大可採量
(%)
(kcal/kg)
(GJ/年)
期待可採量
熱利用
電力利用
(GJ/年)
(MWh/年)
263,090
20,880
3,450
270
103,400
8,210
1,750
140
371,690
29,500
水 稲
8,650
150
8,650
469,810
いも類
1,213
100
1,213
6,160
野菜類
8,875
56
8,875
184,640
果実類
706
150
706
3,130
合 計
19,444
―
―
663,740
注) 資料:掛川市統計書(平成17年度版)
1. 生産量の多い作物(おおむね100t/年以上)について、廃棄部分の利用を想定した。
2. 廃棄率および廃棄物発熱量は 「バイオマスエネルギー」(本多淳裕) 他による。
(4) 畜産廃棄物
本市では、旧掛川市、旧大須賀町において採卵鶏の養鶏が盛んで、牛や豚も多少飼育さ
れています。これらのし尿をメタン醗酵させ、熱利用したり発電することを想定し賦存量
を算定しました。その結果、最大可採量は約 84,900GJ/年となりました。期待可採量は、
熱利用では 47,600GJ/年で、市内全エネルギー需要量の 0.35%に当たります。また、電力
利用では 3,760MWh/年程度となります(表 4.3.3-10)。
表 4.3.3-10 畜産廃棄物の賦存量
種 類
頭羽数
(頭,羽)
肉用牛
乳用牛
豚
採卵鶏
合 計
1,640
1,700
4,950
1,341,000
―
1頭(羽)当たり
のメタン発生量 最大可採量
(GJ/年)
(m3/年)
182
7,497
292
12,468
67
8,330
1.68
56,583
―
84,878
期待可採量
熱利用
電力利用
(GJ/年)
(MWh/年)
4,200
330
7,000
550
4,700
370
31,700
2,510
47,600
3,760
注) 資料:掛川市統計書(平成17年度版)
メタン発生量およびガス発生量は 「バイオマスエネルギー」(本多淳裕) 他による。
63
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
(5) 木質バイオマス
森林資源(木質)を対象として間伐材、林地残材を直接燃焼し、熱利用や発電による
エネルギー利用を想定し賦存量を算定しました。茶木改植による茶木排出量の算定式は
「茶木排出量=茶畑作付面積×(改植時排出原単位/頻度+化粧均し時排出原単位)」
とし、森林面積から想定される産出量に足しこみました。その結果、最大可採量は約
2,976,000GJ/年となりました。期待可採量は、熱利用では約 83,300GJ/年で、市内全エ
ネルギー需要量の約 0.6%に相当します(表 4.3.3-11)
。ただし、間伐材、林地残材を
利用するためには林地からこれらを容易に収集できるシステムの構築が必要です。
表 4.3.3-11 木質バイオマスの賦存量
森林面積 人工林面積 天然林面積 純生産量 最大可採量
期待可採量
(ha)
(ha)
(ha)
(t/年)
(GJ/年)
熱利用
(GJ/年)
電力利用
(MWh/年)
11,096
7,358
3,738
169,303
2,976,600
83,300
6,600
注)農林水産省「2000年世界農林センサス」、農林水産省ホームページ
(6) し尿のメタン醗酵
し尿処理場で処理されるし尿をメタン醗酵して得られるバイオガスを熱利用あるい
は発電に使うことを想定して賦存量を算定しました。その結果、最大可採量は 5,872GJ/
年となりました。期待可採量は、熱利用では 4,110GJ/年で、市内全エネルギー需要量
の 0.03%、都市ガスの需要量の 2.9%に当ります。電力利用では 330MWh/年で市内電力
需要の 0.03%に相当します(表 4.3.3-12)。
表 4.3.3-12 し尿のメタン醗酵によるエネルギー賦存量
し尿処理量
最大可採量
(kL/年)
(GJ/年)
期待可採量
熱利用
電力利用
(GJ/年)
(MWh/年)
38,963
5,872
4,110
330
注)掛川市統計書平成17年度版(旧掛川市の処理量より)
(7) 下水汚泥のメタン醗酵
本市において発生する下水汚泥をメタン醗酵させて得られるバイオガスを熱利用あ
るいは発電に使うことを想定し賦存量を算定しました。その結果、最大可採量は
9,380GJ/年となりました。期待可採量は、熱利用では 6,570GJ/年で、市内全エネルギ
ー需要量の 0.05%、電力利用では 520MWh/年で市内電力需要の 0.04%に相当します(表
4.3.3-13)
。
表 4.3.3-13 下水処理汚泥のメタン醗酵によるエネルギー賦存量
汚泥発生量
最大可採量
(t/年)
62,244
(GJ/年)
9,380
期待可採量
熱利用
電力利用
(GJ/年)
(MWh/年)
6,570
520
注)汚泥発生量は、下水処理場汚泥(掛川市詳細ビジョンデータより、圧縮率1%と仮定)
64
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
(8)
生ごみのメタン発酵
市内の家庭や事業所から多くの生ごみが発生しています。これらの生ごみはエネルギ
ーとして利用することが可能です。ここでは、これらをメタン発酵して得られるバイオ
ガスを熱利用あるいは発電に使うことを想定して賦存量を算定しました。その結果、最
大可採量は 105,610GJ/年となりました。期待可採量は、熱利用では 73,930GJ/年で、市
内全エネルギー需要量の約 0.5%に当ります。電力利用では 5,870MWh/年で市内電力需
要の 0.47%に相当します(表 4.3.3-14)。
表 4.3.3-14 可燃ごみ燃焼によるエネルギー賦存量
期待可採量
熱利用
電力利用
(t/年)
(GJ/年)
(GJ/年)
(MWh/年)
10,993
105,610
73,930
5,870
注)生ごみ発生量は、可燃ごみの60%(掛川市詳細ビジョンの生ごみ混入率より)
平成16年度データ (掛川市統計書平成17年度版)
生ごみ発生量
(9)
最大可採量
廃棄物エネルギー(可燃ごみの燃焼)
市内から発生する可燃ごみを燃焼し、熱利用したり発電することを対象に賦存量を算
定しました。その結果、最大可採量は 72,300GJ/年となりました。期待可採量は、熱利
用では 50,610GJ/年で、市内全エネルギー需要量の約 0.4%に当ります。電力利用では
4,020MWh/年で市内電力需要の約 0.3%に相当します(表 4.3.3-15)。
表 4.3.3-15 可燃ごみ燃焼によるエネルギー賦存量
可燃物排出量
最大可採量
(t/年)
7,329
熱利用
(GJ/年)
50,610
(GJ/年)
72,300
期待可採量
電力利用
(MWh/年)
4,020
注)生ごみ分は除く。可燃ごみ処理量は平成16年度データ
(掛川市統計書平成17年版)
(10) クリーンエネルギー自動車
市内の現行車両の半分をハイブリッド自動車に転換することを想定し賦存量を推計
しました。期待転換量は、559,500GJ/年で、市内全エネルギー需要量の約 4.1%、ガソ
リンと軽油の合計の約 12.4%に相当します(表 4.3.3-16)。
表 4.3.3-16 クリーンエネルギー自動車の賦存量
車 種
現在
自動車台数
期待転換量
期待
導入台数
最大転換量
熱利用
電力換算
ガソリン車
(台)
70,097
(台)
35,049
(GJ/年)
1,055,500
(GJ/年)
485,100
(GJ/年)
134,800
ディーゼル車
9,732
4,866
148,700
74,400
20,700
合 計
79,829
39,915
1,204,200
559,500
155,500
注)現行車両をハイブリッド車に転換するとした。
65
第 4 章 掛川市におけるエネルギー事情
(11) 天然ガスコージェネレーション
本市内の一部は、天然ガスが都市ガスとして供給されています。電気と熱を使う施設
にはコージェネレーションを導入することでエネルギーの削減が図れます。そこで、天
然ガスコージェネレーションの導入について賦存量を推計しました。コージェネレーシ
ョンでは電気と熱の両方が得られ,期待転換量は、電力利用で 33,400MWh/年、熱利用
で 160,400GJ/年と推計されました。この合計は 280,800GJ/年となり、市内全エネルギ
ー需要量の約 2.1%に相当します(表 4.3.3-17)
。
表 4.3.3-17 天然ガスコージェネレーション及び家庭用燃料電池の賦存量
分 類
産 業
家 庭
業 務
合 計
最大転換量
期待転換量
最大導入 期待導入 導入設備容 設備
利用率 電力利用 熱利用 電力利用
量
可能施設 可能施設
熱利用
(kW) (%) (MWh/年) (GJ/年) (MWh/年) (GJ/年)
(ヵ所) (ヵ所)
36
18
300
50
47,300 227,000
23,700
113,800
5,204
520
1
10
4,600
22,100
500
2,400
14
7
300
50
17,900
85,900
9,200
44,200
69,800 335,000
33,400
160,400
注)事業所・産業:従業員数100人以上の事業所の一部に300kWの天然ガスコージェネレーションを導入すると仮定
家庭:都市ガス利用の1kWのガスコージェネレーションを10%の家庭に導入すると仮定
エネルギー変換効率:電力 30%、熱利用 40% と設定
(12) 中小水力
本市内における、緊急避難所の内、近隣に河川や水路の存在する場所 3 箇所と、環境
資源ギャラリー近隣の菊川右岸幹線の計4箇所に、水流を利用した水力発電設備の設置
を想定し、賦存量を算定しました。その結果期待可採量は、630GJ/年で、市内の全エネ
ルギー需要量の約 0.01%に当ります(表 4.3.3-18)。
表 4.3.3-18 中小水力利用による潜在賦存量
使用水量
(m3/s)
施設
緊急避難所内水路
(3地点)
菊川右岸幹線
(1地点)
合 計
有効落差 潜在賦存量*
(m)
(kW)
24
期待可採量
電力利用
熱量換算
(MWh)
(GJ/年)
2.0
1.2
132
475
2.0
0.4
8
44
158
-
-
32
180
630
(13) 海洋エネルギー
海洋エネルギー(波力)を発電に利用することを想定し賦存量を算定しました。その
結果、期待可採量は、176,830GJ/年で、市内の電力需要量の約 3.9%に当ります。(表
4.3.3-19)
。
表 4.3.3-19 海洋エネルギー利用による期待可採量
有義波高 有義周期 海岸線延長 潜在賦存量
(MWh)
(m)
(s)
(m)
1.67
7.8
10,000
102,330
期待可採量
電力利用
熱量換算
(MWh/年) (GJ/年)
49,120
176,830
1. 有義波高、周期および有義波高0.8m以上の出現率(50%)は、全国港湾
波浪情報網資料より掛川市の最寄の観測点である御前崎の観測値を用いて
設定。
2. 海岸線延長の50%を利用可能とした。
66
第5章
掛川市地域新エネルギービジョン
5.1 新エネルギーの導入目標
5.2 新エネルギー導入の基本方針
5.3 掛川市における新エネルギー導入の適用性
5.4 新エネルギー導入のための施策
5.5 新エネルギー導入重点プロジェクト
5.6 グリーンファンド、地域通貨の導入事例と適応
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
第5章
掛川市地域新エネルギービジョン
5.1 新エネルギーの基本方針
環境にやさしい新エネルギーを導入促進するためには、新エネルギーが地域に固有の
エネルギーであり、それぞれに特性が異なることを考慮し、地域毎に活用方法を検討す
る必要があります。本ビジョンでは、これまでに調査した事項を踏まえ、本市における
エネルギーと環境の状況からみた掛川市の特徴をまとめ、これに基づいて新エネルギー
導入の基本方針を設定しました。
5.1.1 掛川市の特徴
ここでは、自然・社会環境とエネルギーから見た本市の特徴をまとめました。
(1) 自然・社会環境の特徴
本市における環境の特徴は以下のとおりです。
■恵まれた自然環境
⇒
北部の山林谷田、中央部の森林丘陵地、南部の海浜
温暖で良好な日射、遠州のからっ風
■企業活動が活性化
⇒
製造品出荷額の増加、エネルギー消費の増加、
温室効果ガス排出量の増加、機械、化学等が主要工
業
■人口・世帯数の増加
⇒
エネルギー消費の増加、温室効果ガス排出量の増加
■多彩な農産物
⇒
茶、米、イチゴ、メロンなど県内の有数産地
採卵鶏の養鶏が盛ん
■自動車保有台数の増加 ⇒
温室効果ガス排出量の増加、大気汚染の懸念
(2) エネルギー消費から見た特徴
エネルギー消費から見た本市の特徴は以下のとおりです。
■産業部門でのエネルギー消費が顕著 ⇒ 製造業によるエネルギー消費が大きい
■電力消費が大きい
⇒ 製造業での電力の消費が大きい
■運輸部門での消費量が多い
⇒ 自動車による燃料消費が大きい
67
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
(3) 新エネルギー賦存量から見た特徴
以下に、新エネルギー賦存量から見た本市の特徴を示します。
■バイオマスエネルギー、特に農業廃棄物のエネルギーが多い。畜産廃棄物は多
くないが、養鶏が集中的に行われている。
⇒ 農業廃棄物のエネルギー利用は効率的な収集が課題
⇒ 鶏糞のエネルギー化は有望
■自動車の保有台数が多い
⇒クリーンエネルギー自動車への転換によるエネルギー削減効果が大きい
■太陽エネルギーが大きい
⇒ 良好な日射の積極的な活用
■風力エネルギーが大きい
⇒ 山間部での利用は難しく、海岸部での利用が有望
■天然ガスコージェネレーション導入効果が大きい
⇒ 電気と熱両者の消費が多い施設へ活用
68
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.1.2
新エネルギー活用の基本的方向性
新エネルギー導入の基本的必要性と本市の特性を踏まえ、本市における新エネルギー導
入の基本方針を以下のように設定しました。
新エネルギー導入の基本方針
●みんなの力で新エネルギーの導入を推進します
●普及・啓発、環境教育により新エネルギーの導入を推進します
●エネルギー多消費分野へ新エネルギーの導入を推進します
●新エネルギーの公共施設を中心とした導入を推進します
69
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.2 掛川市における新エネルギー導入の適用性
本市の特性、エネルギー需要量、新エネルギー賦存量、各技術の開発動向から本市に
おける新エネルギーの導入適用性を整理し、次表に示します。
表 5.2-1(その1) 掛川市における新エネルギー導入適用性および導入の方向性
新エネルギー
適用性および導入の方向性
太陽光発電
太陽熱利用
太陽エネルギーは、気象条件に左右されるものの市内に広く分布しています。
良好な日射を活用することで、大きなエネルギーが得られます。
技術に熟度が高く、導入事例も多いことから一般住宅用、事業所、公共施設等
に積極的に導入します。
風力発電
山間部と海岸部に風速が高い地域が分布しています。
風力発電に適した設置条件の場所は海岸部で、技術的に熟度が高く、商業的な
発電も盛んなことから、海岸部へ積極的な誘致を図ります。また、市民や事業者
が協力した風車設置を後押しします。
バイオマスエネルギー
農業廃棄物
稲わら、籾がら及び野菜くずを中心とした農業廃棄物の賦存量が豊富です。こ
れらは収集コストの課題があるため、今後、導入の検討をおこなっていきます。
畜産廃棄物
家畜の飼育数は多くありませんが、養鶏は集中的に行われており、鶏糞のエネ
ルギー利用は有効であるため、この活用を推進します。
木 質
賦存量は小さいエネルギーです。また、容易に利用できるのは製材所から出る
端材等や建設廃材等に限定されます。
今後、間伐材、林地残材の利用を収集システム等を考慮して長期的な導入の検
討を行なっていきます。
し 尿
賦存量は少ないエネルギーですが、今後、し尿処理場の施設再整備に合わせて
長期的に導入の検討を行なっていきます。
下水汚泥
下水汚泥のエネルギーは賦存量としては大きいなものではありません。
この利用技術は熟度も高い技術であり、資源の有効利用も図れるため、今後の
施設計画に併せて導入を検討します。
生ごみ
現在、生ごみは可燃ごみとして焼却されています。
今後、大東・大須賀区域のごみ処理の検討と併せて検討することとします。
現在、大東区域で菜の花プロジェクの規模拡大に努める。また、全市域におい
廃食油BDF
て廃食油の分別回収が行われています。このエネルギーとしての活用を積極的に
拡大します。
環境資源ギャラリー、環境保全センターで焼却処理されています。
環境資源ギャラリーでは、廃棄物発電が既に実施されており新たな活用は難し
廃棄物熱利用(可燃ごみ)
いと思われます。
今後、焼却施設建設の見直しのときに検討することとします。
すぐにでも活用できる新エネルギーです。導入により運輸部門でのエネルギー
消費の多い本市では、積極的な利用により大きな効果が期待されます。また、こ
クリーンエネルギー
の活用により、大気汚染対策にもなります。
自動車
更新時期の来た公用車を中心にクリーンエネルギー自動車の導入を進めます。
民間には、エネルギー自動車への転換を奨励します。
70
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
表 5.2-1(その2) 掛川市における新エネルギー導入適用性と方向性
新エネルギー
天然ガス
コージェネレーション
適
用 性
掛川区域では天然ガスが供給されています。天然ガスコージェネレーション
はすぐにでも活用できる新エネルギーです。
特に、病院への導入を図り、福祉施設などの電気と熱の両方の需要の多い他
の公共施設へ導入を広げます。工場等へも、この活用を広げます。
また、家庭での活用も可能性があることから、積極的に活用を図ります。
中小水力発電
小水路での適用の可能性はありますが、賦存量としては少ないエネルギーで
す。しかし、発電電力の利用用途を勘案し、適切な利用方法を検討します。
波力発電
現在では技術的に未熟な技術なため、将来的に技術の動向を睨みつつ、導入
調査検討を行っていきます。
71
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.3 新エネルギーの導入目標
近年、エネルギー資源確保の問題及び地球温暖化問題が顕在化し、その対応が急がれ
ています。これらを解決する具体的な対策としては、エネルギー消費を抑制すること、
化石燃料のエネルギー変換効率を向上させること、太陽や風力等の再生可能な自然エネ
ルギーに代表される新エネルギーの利用を促進すること等があります。これらの対策を
進めるため、本市では、地域に固有に存在し活用が期待される「新エネルギー」の導入
促進を図るために「掛川市地域新エネルギービジョン」を策定します。
環境にやさしい新エネルギーの導入は「まちづくり」に役立ち、その効率的な導入を
図るためには「まちづくり」との連携が不可欠なため、本ビジョンでは新エネルギーの
導入目標を掛川市総合計画および環境基本計画の考え方に基づき設定しました。
本市のまちづくりを以下にまとめます。
総合計画
【掛川市の将来像】
海と山と街道がつながり、夢・未来を創るまち
~
健康・安全・安心、幸せ感じるまち
掛川
~
【政策大綱】
(将来像実現のための柱) ~抜粋~
地球環境を守り、豊かな自然と人が未来に向かって
共生するまち
環境基本計画
【望ましい環境像】
未来に伝える豊かな地球
【基本目標】
環境を大切にするまち
かけがわ
~抜粋~
・未来に手渡すすばらしい地球を守るまちづくり
(地球温暖化防止の推進)
・資源の有効活用で持続可能なまちづくり
(循環型社会の構築)
・みんなで学び、地域で取り組むまちづくり
(環境学習の推進と地域環境力の向上)
環境負荷の少ない持続可能な循環型のまちをつくる
図 5.1-1
掛川市におけるまちづくり
このようなまちづくりの考え方に基づき、新エネルギーの導入目標像を以下のように
設定しました。
72
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
【新エネルギー導入目標像】
新エネルギーが支える環境を守るまち かけがわ
この目標像を目指すために具体的な新エネルギー導入の数値目標を設定しました。数値
目標を設定するために、まず、
「経済性や各種社会条件・技術動向等を考慮して現実的に
導入可能と思われる量」として導入可能量を算定しました。導入可能量は、既に算定した
期待可採量に比べさらに具体的な条件を設定して算出され、新エネルギー導入に対して期
待可採量より現実的な数値としてみなせるもので、努力すれば導入可能と考えられる量で
す。これは、本市おける導入の適用性および方向性において「積極的に活用する」あるい
は「活用を推進する」とした以下のエネルギーを対象としました。
○太陽エネルギー:太陽光発電、太陽熱利用
○風力エネルギー:風力発電
○畜産廃棄物:鶏糞発電
○クリーンエネルギー自動車:ハイブリッド車
○天然ガスコージェネレーション:天然ガスコージェネレーション
これらのエネルギーについて導入可能量を原油換算した値の合計を、新エネルギーの導
入目標値としました。算定した導入可能量を次表に示します。
この結果、本市における新エネルギー導入目標値は、2007 年度から 2016 年度の間に原
油換算で 15,108kL となります。これは、本市全体のエネルギー需要量の約4%に相当し
ます。
表 5.3-1
新エネルギー導入可能量
導入可能量
新エネルギー
太陽光発電
電力
MWh/年
41,200
太陽熱利用
風力発電
原油換算
KL/年
2,800
CO2
t-CO2/年
3,900
20,300
745
1,950
31,900
-
3,000
14,400
53
-
5
24
-
-
7,300
19,000
-
-
158
680
-
-
15,108
56,354
畜産廃棄物(鶏)
クリーンエネルギー
自動車
天然ガスコジェネレ
ーション
合
計
熱量
GJ/年
73
想定規模等
設備容量
36,492kW
集熱面積
1,500m2
設備容量
14,000kW
対象羽数
30 万羽
転換車両
16,000 台
エネルギー
削減率 20%
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.4 新エネルギー導入のための施策
新エネルギー導入の基本方針を基に新エネルギー導入の施策と重点プロジェクトを設
定しました。
【
基本方針 】
●みんなの力で新エネルギーの導入を推進します
●普及・啓発、環境教育により新エネルギーの導入を推進します
●エネルギー多消費分野へ新エネルギーの導入を推進します
●新エネルギーの公共施設を中心とした導入を推進します
施
重点プロジェクト
策
●太陽のめぐみプロジェクト(光と熱の利用)
太陽光発電、太陽熱利用など市内に広く賦存
するエネルギーを学校などで積極的に活用
1. 自然エネルギーの積極的な活用
市内に豊富にあり環境負荷の少ない自
然エネルギーを積極的に活用
●風の力プロジェクト
風のエネルギーを風力発電に適した海岸部で
積極的に活用
●花の環プロジェクト(BDF の活用)
菜の花栽培から食用油利用、廃食油エネルギ
ー利用、搾りかすの堆肥化等資源循環を構築
2. 資源循環の構築
市内で生産消費、廃棄される物の資源
化など、資源循環を構築
●生ごみ活用プロジェクト
未利用の生ごみ等をメタン醗酵により有効利
用
●鶏糞発電プロジェクト
悪臭や処理に困っていた鶏糞で発電をするこ
とで、有効利用
3. 課題克服に新エネルギーを活用
悪臭、廃棄物処理、大気汚染の懸念な
ど地域課題の解決に新エネルギーを活用
●クリーンエネルギー自動車導入プロジェクト
エネルギー消費の多い自動車のエネルギー削
減と大気汚染の解消に寄与
●新エネルギーの身近な活用推進プロジェクト
マイクロ風車と太陽電池のハイブリッド街灯
など身近で活用できる機器の利用
4. 普及・啓発および環境教育の推進
新エネルギーの身近な活用と環境教育
により新エネルギーを飛躍的に導入
●新エネルギーに関するソフトの展開
新エネ教室やセミナーの開催、導入支援策の
拡充等ソフトを強力に展開
5. 地域環境力による新エネルギーの推進
●グリーンファンド、地域通貨の導入支援
グリーンファンドや地域通貨などの地域内連
携を利用した手法の活性化
地域内連携による地域環境力の活用に
よる新エネルギー導入の推進
新エネルギーが支える環境を守るまち かけがわ
図 5.4-1
新エネルギー導入の基本方針と施策
74
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.4.1 掛川市において活用する新エネルギー
本市おける新エネルギー導入のための施策と活用する新エネルギーの対応を以下にま
とめました。
活用する新エネルギー
新エネルギー導入のための施策
施策 1:
自然エネルギーの積極的な活用
○太陽のめぐみプロジェクト(光と熱の利用) ----------------・太陽発電・熱利用
○風の力プロジェクト -----------------------------------・風力発電
施策 2:
資源循環の構築
○花の環プロジェクト ----------------------------------- ・BDF(バイオディーゼル燃料)
○生ごみ活用プロジェクト--------------------------------・生ごみのメタン醗酵
施策 3:
課題克服に新エネルギーを活用
○鶏糞発電プロジェクト----------------------------------・鶏糞によるバイオマス発電
○クリーンエネルギー自動車導入プロジェクト --------------・ハイブリッド自動車
施策 4:
普及・啓発および環境教育の推進
○新エネルギーの身近な活用推進プロジェクト --------------・マイクロ風車/太陽光発電
ハイブリッド街灯
○新エネルギーに関するソフトの展開 ----------------------・全ての新エネルギー
施策 5:
地域環境力による新エネルギーの推進
○地域環境力による新エネルギーの推進 --------------------- ・グリーンファンド/地域通貨
導入支援
図 5.4.1-1
新エネルギー導入の施策と活用する新エネルギー
75
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
新エネルギーや需要の分布を考慮して市内の以下のような新エネルギー活用マップを
作成しました。
★全
域
・クリーンエネルギー自動車
・新エネルギーの身近な活用
・ソフトの展開
・グリーンファンド
・地域通貨
畜産バイオマス
鶏糞発電
太陽光発電
太陽熱利用
天然ガス
コージェ
生ごみの ネ レ ー シ
メタン醗酵 ョン
畜産バイオマス
菜の花プロ
鶏糞発電
ジェクト
風力発電
図 5.4.1-2
掛川市の新エネルギー活用ゾーンマップ
76
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.4.2 新エネルギー導入重点プロジェクトの概要
以下に、前項において設定した重点プロジェクトの概要を示します。
表 5.4.2-1 新エネルギー導入重点プロジェクトの概要
プロジェクト
導入エネルギー
太陽光発電./
太陽熱利用
太陽のめぐみ
プロジェクト
概
要
太陽光発電システムや集熱パネルを学校などの公共
施設へ設置し、豊富な太陽エネルギーを活用して、化
石燃料の削減、地球温暖化に貢献します。市民活動に
よる設備設置を拡大させます。
風力発電
風力発電に対して好風況で、風車建設の立地条件も
良い海岸域を中心に風力発電設備の設置を推進しま
す。グリーンファンドの活用や市民風車の建設などを
後押しします。
風の力プロジェクト
BDF
花の環プロジェクト
バイオマスエネルギ
ー(メタン発酵)
生ごみ活用
プロジェクト
畜産廃棄物(鶏糞)
鶏糞発電プロジェクト
ハイブリッド自動車
クリーンエネルギー
自動車導入プロジェク
ト
市内では、既に菜の花を栽培し、BDF 製造を行なっ
たり、廃食油を収集し BDF を製造する取組みが行なわ
れています。これをさらに発展させ、菜の花栽培から
菜種の搾油を食用油に使用し、その廃油を回収して
BDF 化します。この BDF をディーゼル車に使用します。
また、搾油後の搾りかすは堆肥とします。このことに
より、市内において資源循環を図ります。
家庭、飲食店、給食センター、食品工場などから生
ごみが発生しています。これをメタン醗酵させバイオ
ガスを得ることにより発電、熱利用、自動車燃料への
利用を行います。このことにより、市内において発生
する廃棄物の市内での地産地消を図ります。
本市では大きな養鶏場があり鶏糞が発生していま
す。この鶏糞を燃焼や発酵させることで発電を行ない
ます。このことで、市内において廃棄物をエネルギー
として循環利用を可能とします。
現在実用化が最も進んでいるハイブリッド車を中心
にクリーンエネルギー自動車の導入を図り、市内にお
ける運輸部門での燃料消費・二酸化炭素排出の削減に
役立てます。市は公用車にクリーンエネルギー自動車
の導入を進めます。
77
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
プロジェクト
導入エネルギー
概
要
太陽光発電
公園、学校の通学路等へマイクロ風車と太陽電池の
マイクロ風力発電
新エネルギーの身近な
活用推進プロジェクト
グリーンファンド
地域通貨
ハイブリッド街灯を導入することにより市民への新エ
ネルギー利用を PR します。また、児童・生徒の環境教
育に役立てます。
新エネルギーは初期コスト高価であるため、導入するには経済的負担を軽
減させたり、導入のインセンティブをもたらすような手法が必要です。そこ
で、グリーンファンドや地域通貨などの活用を推進します。
78
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.5
新エネルギー導入重点プロジェクト
本市において導入の可能性が高い新エネルギーの利用を推進するため、重点プロジェ
クトの主なものについて具体的な検討を行いました。
5.5.1
太陽のめぐみプロジェクト
本市は日射に恵まれた地域です。この恵まれた太陽エネルギーを有効に活用して化石
燃料の削減、地球温暖化対策に貢献することを目指します。太陽エネルギーの利用とし
て電気として利用する太陽光発電と熱エネルギーとして利用する太陽熱利用があります。
A.太陽光発電
学校へ太陽光発電システムを設置した場合、生徒児童が太陽光発電で出来た電気の下
で学ぶことにより、自然エネルギーの価値を知り、環境教育の一助となります。また、
蓄電池を併設すれば自立型発電システムとして災害時にも役に立ちます。特に設置スペ
ースが大きく取れる学校は避難場所ともなっていることも考慮すれば、太陽光発電シス
テムを設置するのに適しています。
このようなことから、市内の学校に蓄電池を併設した太陽電池を併設した太陽光発電
システムを設置することを想定します。
本市では既に桜が丘中学校に NPO 法人エコロジーアクション桜が丘の会が資源化物の
回収活動による資金で 10kW の太陽光発電システムを設置しています。このような事例を
市内に広げて行くことが望まれます。
掛川市立桜が丘中学校太陽光発電システム(10kW)
啓発表示板例
【出典:エコロジーアクション桜が丘の会ホームページ】
NPO 法人エコロジーアクション桜が丘の会が桜が丘中学校区内の地域住民や企業、市と連携して資
源化物回収活動を実施し、
そこで得られた利益を設置費用の一部として、
同中学校の校舎屋上に 10kW
の太陽光発電施設を導入しました。この施設は、地域住民や生徒が、環境学習用の教材として活用
するとともに、非常時における防災活動拠点のバックアップ電源としての役割も担っています。こ
れは、平成 17 年度静岡県新エネルギー大賞受賞しました。
図 5.5.1A-1 桜が丘中学校に設置された太陽光発電システムと啓発表示板
79
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
エコロジーアクション桜が丘の会の活動による桜が丘中学校への太陽光発電システム設置
¾
¾
¾
太陽光発電システム規模:10kW
総工費:1,200 万円
資金計画
・NEDO 補助金
:529 万円
・市補助金
:134 万円
・資源化物回収事業
:537 万円
<<資源化物回収事業>>
・
資源化物回収事業の収益を、太陽光発電システム設置費用及び NPO 活動費に充てて
いる。
・
平成 19 年1月末までに、毎月の定点回収及び6回の定期回収を実施し、556 万円
の収益をあげている。
<<協力体制>>
掛川市環境保全課・・・全面支援
掛川市教育委員会・・・スローライフの一貫として前向きに協力
地元市議会議員・・・・・4名の地元議員が支援
桜が丘中学校、桜木・和田岡両小学校幼稚園・・・協力・連携
桜木・和田岡区長会・・支援
(1) 導入新エネルギーと導入対象施設・設備
・導入新エネルギー :防災対応型太陽光発電システム
・導入設備
:市内小中学校(市内平均的な小中学校をモデルとした)
(2) 導入システムの検討
本検討では、施設で使用しきれない余剰電力を電力会社に売電する系統連系(逆潮流
あり)型および災害時におけるライフライン確保の観点から、停電時でもある程度の電
力供給が可能な、自立(防災)型エネルギーシステムの導入を想定しました。学校施設
に太陽光発電システムを導入する場合のシステム構成を図 5.5.1-2 に示します。
ここでは市内の平均的な小中学校を想定し、各種試算を行いました。表 5.5.1-1 に小
中学校における太陽光発電システムによる発電量算定結果を示します。
上段:標準型
上段:自立型(防災型)
【出典:NEDO 太陽光発電導入ガイドブック】
図 5.5.1A-2 太陽光発電システムの構成図
80
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
【前提条件】
・通常使用電力量 :約 100,000 kWh/年(市内小中学校平成 17 年度実績の平均)
・災害時避難者数 :500 人を想定(NEDO 太陽光発電導入ガイドブックによる)
・蓄電池補償日数*1:1 日(非常用発電機を導入する場合には不要条件)
・災害時電力負荷 :83.2 kWh/日(NEDO 太陽光発電導入ガイドブックによる)
・年平均日射量:3.82kWh/㎡・日
【導入規模】
・システム出力 :40 kW
・パネル面積
:320 m2
・太陽電池傾斜角:30°(≒最適傾斜角)
・その他
:防災用蓄電池または非常用発電機、受変電設備
*1 蓄電池補償日数:日照時間なしで負荷に電力を供給し得る日数
(3) 期待される効果
40kW の太陽光発電システムを導入することにより、現状の電力消費量の約 45%に相
当する約 45,000kWh が 1 年間で削減されることになります。これに対応する年間の CO2
削減量は約 30t-CO2 です。
太陽光発電量
約 45,000 kWh/年
電力削減率
約 45%
化石燃料削減量(原油換算)
約 11,000 L/年
電気料金削減額
約 490,000 円/年
太陽光発電
システム
設 置
40kW
CO2 削減量
約 31 t-CO2/年
設備利用率:12.9%
表 5.5.5A-1 40kW 太陽光発電システムの導入効果算定結果
平均日射量
2
(kWh/m ・日)
月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
年間
4.196
4.426
4.735
4.565
4.705
4.126
4.336
4.974
4.136
3.857
3.877
3.997
4.326
月発電量
(kWh/月)
3,936
3,745
4,361
3,968
4,137
3,444
3,666
4,169
3,409
3,382
3,383
3,703
45,303
消費電力量 太陽光依存率 CO2排出削減量 電気代削減額
(kWh/月)
(kg-CO2/月)
(円/月)
(%)
7,117
6,799
8,592
10,699
10,227
8,516
7,862
7,696
7,561
7,249
9,793
8,311
100,422
55.3
55.1
50.8
37.1
40.5
40.4
46.6
54.2
45.1
46.7
34.5
44.6
45.1
2,677
2,547
2,966
2,699
2,814
2,342
2,493
2,836
2,319
2,300
2,301
2,519
30,814
41,604
39,585
46,096
41,942
43,728
36,403
42,636
48,485
39,647
35,748
35,758
39,141
490,771
注)1. 化石燃料削減量:原油換算の値 0.236 L/kW を用いて算出した。
2. CO2 削減量:石油火力発電の CO2 排出原単位 0.721kg-CO2/kWh(出典:太陽光発電システム導入マニュア
ル、環境庁、1996)。太陽光発電の CO2 排出原単位 0.0400kg-CO2/kWh(出典:同)として算出した。
3.電力料金:中部電力(株)業務用電力、11.71 円/kWh(7~9 月)、10.65 円/kWh(その他)として算出し
た。
81
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
(4) 概算コストと利用可能な助成制度
○太陽光発電システム設置コスト
タイプ
価
格
太陽電池:
約 4,000 万円
蓄電池:
約 2,000 万円
40kW
蓄電池
併設
備
考
蓄電池補償日数 1 日
パネル面積 320 ㎡
○利用可能な助成制度
制
度
名
実施主体
補助率等
地域新エネルギー導入促進事業
NEDO
補助率 1/2 以内
環境を考慮した学校施設の整備推進に
環境省
補助率 1/2
関するパイロット・モデル事業
学校等エコ改修と環境教育モデル事業 文部科学省
補助率 1/2
【参考】単純投資回収年数(設置コストを電力料金削減額で割った値、維持管理費・金利は考
慮していない):標準型 約 80 年(設置費用 1/2 補助時)
(5) 導入に関する課題
本検討では、災害時に対応できるよう 40kW の規模で蓄電池を併設することを想定し
たため、導入費用は高額となりました。
10kW の太陽光発電システムを設置した桜が丘中学校の事例では蓄電池は併設してい
ませんが、災害時には太陽光発電システムで発電した電力を、テレビ・ラジオ等の電源、
携帯電話等の充電等の情報収集手段の確保等に利用します。
実際の導入時には防災型と標準型のどちらを選択するか、また、発電容量をどの程度
にするか、初期の設置費用により検討する必要があります。
【市民活動による導入促進の支援】
前述のように、NPO 法人エコロジーアクション桜が丘の会は、資源化物回収活動
を実施し、その収益を資金として、桜が丘中学校へ太陽光発電システムの設置を行
っています。
このような市民活動による新エネルギー設備の設置は、設置した機器を利用した
施設での環境教育の効果の他、多くの住民が資源化物回収を通じて活動に関連する
ことで、地域の連帯感の向上や、地域住民の環境学習としても大きな効果を有しま
す。従って、これらの活動による市内に広まることが望まれます。
そこで、市民活動による新エネルギー設備設置支援の方向性を検討するため、NPO
法人エコロジーアクション桜が丘の会による桜が丘中学校への太陽光発電システ
ム設置を例に取り、市民に対するアンケート調査を実施しました。その結果、市民
活動による新エネルギー設備設置支援の方向性としては以下のような結果が得ら
れました。これらを推進することで市民活動による新エネルギー設備設置の促進が
82
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
図れることになります。
①NPO 法人エコロジーアクション桜が丘の会による成功事例を広く市内に情報発
信
②NPO 法人エコロジーアクション桜が丘の会自身の情報提供を行なうための支援
③市民活動自体を市民に理解してもらうための広報
④市民活動支援の窓口を設置、人員配置
⑤市民活動に不可欠な人材育成のための支援
⑥市民団体と行政との定期的な情報交換
【資金計画例】
高額な設置費用を賄うため、以下の資金計画とすることが考えられます。
①NEDO の地域新エネルギー導入促進事業の補助:2,000 万円
②市民活動による資金調達(年間 70 万円)
③売電収入分の積み立て(年間約 50 万円)
*②+③の必要年数:
(設置費 4,000 万円-NEDO 補助 2,000 万円)÷(②70 万円+③
50 万円)=約 17 年
償却年数 20 年以内でほぼ回収できる。
注)維持管理費・金利等は考慮していないため、実際の実施時はさらに詳細な
検討が必要です。
B.太陽熱利用
太陽熱利用は、太陽熱集熱パネルを設置し太陽の熱を給湯、暖房等に利用するシステ
ムです。システムによっては冷房にも活用が可能です。また、システム内に水を使用す
るものでは、その水は防災時の給水に役立ちます。
太陽熱利用のシステムを熱需要の多い施設へ設置したり家庭での給湯等に利用する
ことを推進します。
83
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
(1) 導入システムの概要
太陽熱利用システムは、家庭の太陽熱温水器のみでなく、福祉施設等の熱需要の多い
施設で利用されています。以下のシステム例を示します。
浜松市老人福祉センター・荻原荘
図 5.5.1B-1 太陽熱利用システム構成例
用途:給湯
集熱パネル面積:98.28m2
貯湯槽:10m3
浜松市老人福祉センター・荻原荘
図 5.5.1B-2 太陽熱利用システム設置事例
(2) システム導入による効果
太陽熱利用システムを導入することにより、それまで使っていたガス、灯油などの燃
料を削減すことが出来、これに伴い二酸化炭素削減が図れます。
また、システム内に水を貯留しているため、災害時などにこの水の活用が可能です。
84
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.5.2
風の力プロジェクト
本市の海岸部は遠州のからっ風が吹きますが、年平均風速が飛躍的に良いわけではな
く風力発電で採算が合う否かの境界の風速の地域です。しかし、平坦地であり事業採算
性を大きく左右する風車建設が容易なこと、建設時のアクセスや電力系統が整備されて
いることなど立地条件が非常に良好なため風力発電にはやや適した地域と言うことが
できます。そこで、海岸部を対象にして 2001 年9月に旧大須賀町で行われた風況調査
結果を用いて、風況シミュレーションを行い、本市の海岸部における風況予測と、風車
設置可能量を算出し、風車を建設した場合についてその効果を検討しました。
注)シミュレーションモデル:風況シミュレーションモデル「WAsP」、最適風車配置検討シミュ
レーション「WindFarmer」を使用。
(1) 新エネルギーと導入施設・設備
・導入新エネルギー :風力発電システム(設備規模 2,000kW を想定)
・導入場所
:掛川市沿岸部(国道 150 号~防風林間の設置可能範囲)
(2) 導入システムの検討
本市の場合は、導入が想定できる場所では、近傍に電力を供給できる施設は殆どな
いと考えられることから、発電した電力は電力会社(中部電力(株))の送配電線を
通じて電力会社に売電します。系統連携型の風力発電システム構成を図 5.5.2-1 に示
します。また、風力発電システムの導入事例を図 5.5.2-2 に示します。
一般高圧配電線
電気利用施設
分電盤
風車
系統保護装置
昇圧トランス
オペレーション
コンピューター
コントロール
パネル
信号ケーブル
高圧配電線
電源ケーブル
注)100%売電の場合「電気利用施設」は不要となる。
図 5.5.2-1 風力発電システムの構成図(風力発電導入ガイドブック)
85
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
・定格出力:1,950kW×1基
・Vestas(デンマーク)
・ハブ高さ:67m
・ローター直径:80m
出典:国土交通省 HP
図 5.5.2-2 風力発電システム導入事例(御前崎市)
【前提条件】
・年平均風速:4.7 m/s(30m 高)〔旧大須賀町での風況調査結果による〕
・発電電力 :100%電力会社に売電
・その他
:①海岸部の防風林より陸側から国道 150 号線の間に配置
(風況がよく、環境影響を含めた風車の建設条件が良好な地域)
②風車間の距離:10 D×3 D(D:ローター直径)以上離す
③住居・工場からの距離:200m 以上離す
④設置可能なスペースを有する場所に設置
⑤地権者や土地所有に関しては考慮していない
⑥細かな既存電力系統、アクセス道路との関係は考慮していない(電
力系統、アクセス道路の条件は場所によりあまり変わらないため)
【導入規模】
・システム出力 :2,000kW〔NEDO 補助事業利用を想定〕
・風車の仕様
:表 5.5.2-1 参照
表 5.5.2-1 想定風車の仕様
定格出力
(kW)
2,000
ハブ高さ※
(m)
70
ローター
直径 (m)
82
カットイン
風速 (m/s)
2.5
定格風速
(m/s)
11.5
※ ローター回転軸中心の高さ
(3) シミュレーション結果
市内海岸部の風況を把握するために風況シミュレーションを実施しました。シミュ
レーション結果より得られた等風速線図を図 5.5.2-3 に、風車設置可能範囲図を図
5.5.2-4 に示します。シミュレーションの際の前提条件は、前述するとおりです。但
し、風車設置可能範囲図に関しては、市民への公平性を保つためシミュレーションに
よって得られる詳細な地点ではなく、設置可能であると想定した範囲を西から Area1
から Area4 まで区分し、その中における設置可能基数のみを記載します。結果は、今
回風車を設置予定とした範囲の地上 70m 高における年平均風速は、6.5~7.0m/s の風
が吹く計算結果となりました。風車設置可能量は、Area1 で 5 基、Area2 で 2 基、Area3
で 4 基、Area4 で 3 基という結果となりました。
86
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
:風況観測地点
:既設風車
図 5.5.2-3 掛川市沿岸部の等風速線図(予測高度:70m)(WAsP による)
5基
Area 1
2基
Area 2
4基
Area 3
3基
Area 4
:設置可能想定範囲
図 5.5.2-4 掛川市沿岸部の風車設置可能基数図(WindFarmer による)
(4) 期待される効果
本市では、出力 2,000kW の規模の風車を風況が良好な場所に 14 基設置することが
可能であると算定されました。
14 基における年間の発電量は約 8,500 万 kWh/年です。
本市では、このうちの 1 基を事業化するものと仮定すると、年間の発電量は約 600 万
kWh/年となります。これに対応する年間の CO2 削減量は約 2,750t- CO2 です。
87
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
風車発電量
約 600 万 kWh/年
電力削減率
-%(売電のため)
化石燃料削減量(原油換算)
約 570 kL/年
売電金額
約 6,000 万円/年
風力発電
システム
設 置
CO2 削減量
約 2,750 t-CO2/年
注)1. CO2 削減量は、中部電力(株)の CO2 排出原単位 0.453kg-CO2/kWh を用いて算出した。
2. 電気料金:中部電力(株)の事業用風力購入単価は、入札制度や RPS 法の動向により不確定な部分が
多いため 10 円/kWh と仮定した。
(5) 概算コスト(1 基設置をした場合)と利用可能な助成制度
○風力発電システム設置コスト
タイプ
価
2,000kW 風車
格
備
4 億~6 億円/1 式
考
周辺機器・設置工事費用含む
○利用可能な助成制度
制
度
名
実施主体
地域新エネルギー導入促進事業
NEDO
新エネルギー事業者支援対策事業
NEDO
補助率等
補助率 1/2 以内
(規模要件 500kW 以上)
補助率 1/3 以内
(民間事業者対象の場合は
1,500kW 以上)
(6) 導入に関する課題
本市の沿岸部は、平坦な土地であり、資材の運搬等が比較的容易である等の理由から
風力発電にやや適した場所であります。今回の検討においても、ある程度の効果が得ら
れましたが、実際の導入に関しては、旧大須賀町で行った風況調査では 30m 高における
風速が 4.7m となっており、それほど高い値とはいえないため、今後代表性のあると考
えられる地点の 50m 高程度での風況観測を行い、より精細な風況データを用いてシミュ
レーション等の調査を実施する必要があるといえます。また、事業化の際には、シミュ
レーション等で算出された発電量に対して、利用可能率、送電ロス等の考慮が必要です。
さらに、導入に際しては、市民の意見や景観等に十分な検討が必要になってきます。
事業形態としては、民間事業者の誘致、ファンドの利用・市民風車としての取組みが
考えられます。
なお、本市は長い海岸線を有し海上ではさらに風速が高いため洋上風量発電の可能性
もあります。このためには、風車建設条件や環境影響など事前に十分な検討が必要です。
このような洋上風力発電に関しては調査・研究に努めて行きます。
88
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.5.3
花の環プロジェクト(BDF の活用)
静岡県トラック協会では、2000 年から菜の花プロジェクトと呼ばれるプロジェクト
が進行しており、9.6ha の敷地から菜種を栽培し年間約 6t の菜種が採取されています。
現在は、この収量全てが食用としては利用せず、また廃食油を混ぜずに BDF として利用
されています。このように資源エネルギー作物として菜種を利用する方法も重要な方法
です。
一方、本市では食用油の回収を行い、BDF へ精製し利用しています。平成 17 年度の
本市における食用油の回収量実績は 25,500L で、食用油の精製率は 2006 年 3 月までの
実績より、約 85%(=精製量 38,410L/回収量 45,232L)となっています。
そこで、菜種を栽培し、食用として出荷し、その後、廃食油から BDF を精製し、軽油
の代替に利用することによって、これらのエネルギーを一つの環として繋げ有効利用し、
資源の循環を図る花の環プロジェクトを将来的な計画として検討して行きます。
BDF は植物油の廃食油から作った燃料であるため燃焼して二酸化炭素が発生しても、
大気中の二酸化炭素を増加させたことにはなりません(カーボンニュートラル)。した
がって、これを軽油の代わりに燃料として使うことにより軽油分の二酸化酸素の発生が
抑制され、化石燃料消費の抑制と地球温暖化対策に寄与することになります。また、こ
の燃焼による硫黄酸化物や粒子状物質の発生は化石燃料に比べて少なく、環境にやさし
い燃料であり、地域ぐるみで活用したり、現在行なっている菜の花を活用イベントの拡
大を図れば、環境にやさしいイメージで観光資源としての効果もあります。また、遊休
耕作地の有効活用にも繋がります。このため、このプロジェクトの実施は、地球温暖化
対策のみならず、地域の振興にも繋がっていきます。
出典:環境省HP(滋賀県環境生活協同組合)
図 5.5.3-1 菜の花プロジェクト概要図
89
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
(1)精製 BDF 量の算出
【食用油】
・年間回収量:25,500L(市提供資料による)
・精製率:85%
・BDF 量:21,675L
【菜種】
・年間収穫量(菜種)
:10t(ヒアリングにより県内搾油可能とされる量に設定)
・BDF 量:4,400L(経済産業省資料「国産バイオマス燃料の供給安定性及び経
済性」より換算係数は 0.44kL/t と算出)
従って、設定する年間の BDF 精製量は、26.1kL/年としました。
(2)導入新エネルギーと導入施設・設備
BDF の精製施設と利用対象を以下のように設定しました。
・導入新エネルギー設備:バイオディーゼル燃料製造プラント
・導入対象
:交通機関、農業機械、工業用ディーゼルエンジン等
アルカリ触媒
メタノール
酸性水
温水
温水
排水
観光交通機関など
浄
排水
BDF
脱水(加熱)
洗
中和
エステル化反応
廃食油
グリセリン
蒸発
図 5.5.3-2 BDF 精製システムのフロー図
○バイオディーゼル燃料製造プラントの規模
年間の BDF 精製量から 1 日当たりの BDF 精製量を算出しこれを基に精製プラントの規
模を想定しました。
表 5.5.3-3 1 日当たりの BDF の精製量
BDF 精製量
(kL/年)
26.1
施設稼動日数
(日/年)
250
90
BDF 精製量
(kL/日)
0.10
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
上表から、収集した BDF 全てを精製する場合、燃料精製プラントの能力は、200L/8
時間程度が必要となります。
【出典:メーカーホームページ】
【出典:静岡県提供】
図 5.5.3-2 BDF 製造器
図 5.5.3-3 BDF で走るねんりんピックバス
○導入対象の検討
軽油需要量(22,000L/年:本市の公用車の実績)から、概ね食用油からの精製でその
殆どを賄うことが可能であり、菜種からの精製分は本市の庁内消費量に左右されたとき
の予備もしくは販売に利用できる可能性があります。
(3) 期待される効果
バイオディーゼル燃料を利用する観光交通機関、公用車を導入することで、バイオデ
ィーゼル利用量に対する軽油消費量が削減されることになります。これに対応する年間
の CO2 削減量は、約 72t- CO2 です。
バイオディーゼル
燃料利用
バイオディーゼル利用量
約 26,100 L/年
軽油削減量
約 27,500 L/年
注)・軽油発熱量 38.2MJ/L、BDF 発熱量 40.2MJ/L
・軽油の CO2 排出原単位 2.643kg-CO2
91
CO2 削減量
約 72 t-CO2/年
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
(4)利用可能な助成制度
○利用可能な助成制度
制 度 名
バイオマス等未活用エネルギー実
証試験事業
地域新エネルギー導入促進事業
新エネルギー事業者支援対策事業
バイオマスの環づくり交付金
バイオマス利活用フロンティア整
備事業
実施主体
補助率等
NEDO
費用負担率 1/2 以内
NEDO
NEDO
農林水産省
補助率 1/2 以内
補助率 1/3 以内
交付率 1/2 以内
農林水産省
補助率 1/2
(5)導入に関する課題
BDF は精製時にグリセリンが副産物として発生しますが、堆肥やボイラーの燃料とし
て使うことができるため、廃棄物としない有効活用法を検討する必要があります。
菜の花を栽培し BDF を精製した場合は、水分洗浄による後処理を行う精製すると排水
が多く出るため、廃水処理施設のある場所への設置を検討するのがよいと思われます。
また、BDF の品質によっては、エンジン燃料フィルターが目詰まりしたり、フィルター
交換に対する補助等を行い、課題を回避し品質が保持できる製造システムを検討する必
要があります。また、年間収穫量の 10t を収穫するために、16ha 程度の(実績より算
出)広い作付面積が確保できるかが課題になります。
【コラム】掛川産のサトウキビとお茶の実
● 地元産サトウキビの活用
サトウキビと言うと沖縄というイメージがありますが、掛川市でもサトウキビが栽培されて
います。サトウキビはトウモロコシと同様にこれを原料としてバイオエタノールが作られます。
バイオエタノールはカーボンニュートラルな性質から、二酸化炭素の排出はないとされ、これ
を化石燃料の代わりに使うことで地球温暖化防止対策となります。したがって、掛川市産のサ
トウキビもバイオエタノールの原料とすることは可能です。
● お茶の実の活用
お茶の木は、状態が良くないと実をつけます。この実はツバキの実のように油分を多く含ん
でいると考えれており、その場合はこの油のエネルギー利用が考えられます。現在は、手入れ
がされなくなったお茶畑が多くなり、そのようなお茶畑の活用が期待されます。
これらの活用の可能性については、今のところ未知であるため今後情報の収集に努めて行き
ます。
92
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.5.4
生ごみ活用プロジェクト
一般に質の揃った生ごみを大量に効率よく分別・収集することは難しく、エネルギー
としての利用には経済的に合わないと言われています。この生ごみは、現在市の環境資
源ギャラリーで焼却処理されています。旧掛川市では、
「掛川市新エネルギー詳細ビジョ
ン」
(平成 17 年 2 月)において、生ごみをエネルギー資源としてより積極的に活用する
方策として、メタン発酵によるエネルギー転換・利用するバイオガスプラントの導入を
詳細に分析しました。今後も大東・大須賀区域のごみ処理の検討と併せて、検討を続け
ていきます。
なお、生ごみをエネルギーとして活用することで焼却に必要なエネルギーの削減を図
ることにも役立ちます。
(1) 導入新エネルギーと導入施設・設備
・導入新エネルギー :生ごみのメタン発酵利用(バイオマスエネルギー)
・導入設備
5.5.5
:バイオガスプラント(バイオガス発電・熱利用装置)
鶏糞発電プロジェクト
本市には大規模な養鶏施設があり、大量の鶏糞が発生しています。ヒアリング調査よ
り、本市の養鶏施設の 1 つで、約 30 万羽が飼育(ヒアリングによる)されており、本市
全体では約 130 万羽が飼育されているという統計が出されています(掛川市統計書)。鶏
糞のエネルギー利用としては、平成 16 年度に NEDO に提出された「鶏糞ガス化燃焼熱発
電実証試験事業」があり、6 万 4000 羽の鶏から出る鶏糞を使って 55kW のスターリング
エンジン発電機を使用する実証実験で、発電効率約 20%が得られています。また発電工
程で発生する蒸気を熱として利用したり、燃焼後の鶏糞も肥料として利用できます。
(1) 導入新エネルギーと導入施設・設備
・導入新エネルギー:鶏糞の焼却利用(バイオマスエネルギー)
・導入設備
:バイオマス燃料発電プラント(バイオマス発電)
(2) 導入システムの検討
本市の場合は、大規模な養鶏施設があり、ヒアリング調査結果より 1 施設で約 30 万羽
飼育している場所があります。この施設で鶏糞による発電を行った場合、どの程度の発
電量が見込まれ、CO2 の削減に寄与するかを検討しました。システムの概要は以下の通り
です。
93
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
駆動タービン
蒸気
蒸気
鶏糞
電力
ボイラー
工場
蒸気
電力
電力
蒸気タービン
図 5.5.5-1 鶏糞発電システム例
【前提条件】
・飼育数
:30 万羽(ヒアリングによる)
・排泄量原単位 :55 kg/羽・年(「バイオマスエネルギー」:省エネセンター発行)
・畜糞発熱量
:2.786 kcaL/kg(「バイオマスエネルギー」:省エネセンター発行)
・発電効率
:20.4%(「鶏糞ガス化燃焼熱発電実証試験事業」NEDO 報告書より)
(3)期待される効果
前述する条件で、発電量を算出すると 53,452kWh/年と算出されます。これに対応する
年間の CO2 削減量は約 24 t- CO2 です。
年間発電量
鶏糞発電施設の導入
約 53,452 kWh /年
化石燃料削減量(原油換算)
約 5000 L/年
94
CO2 削減量
約 24 t- CO2/年
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
(4)事例におけるコストと利用可能な助成制度
○鶏糞発電システム設置コスト
事業名
鶏糞処理量
南国興産㈱における鶏糞ボイラー発電
宮崎県川南町における鶏糞焼却ボイラー
㈲大友産業における鶏糞ガス化燃焼熱発電実証試験
300t/日
360t/日
6t/日
総事業費
22 億 4,000 万円
48 億 5,000 万円
9,500 万円
○利用可能な助成制度
制 度 名
バイオマス等未活用エネルギー実証試験事業
地域新エネルギー導入促進事業
新エネルギー事業者支援対策事業
バイオマスの環づくり交付金
バイオマス利活用フロンティア整備事業
実施主体
NEDO
NEDO
NEDO
農林水産省
農林水産省
補助率等
費用負担率 1/2 以内
補助率 1/2 以内
補助率 1/3 以内
交付率 1/2 以内
補助率 1/2
(5)導入に関する課題
本市における導入に関しては、バイオマス資源となる鶏糞は、飼育されている鶏の数
から考えると十分な量が確保できることが推測されます。ただし、単一の養鶏場での適
応は、鶏糞の発生量から適正規模、経済性を十分に検討する必要があります。鶏糞を利
用した発電は、これまでに宮崎県等いくつかの事例があります。しかしながら、施設の
建設コストが高いことと、発電による採算性が低いことから、まだ多くの事例はあると
は言えず、今後はこの 2 点に関して調査研究して行く必要があります。また、鶏糞発電
に関し新しい情報や事例を分析し、情報提供するなどを行い養鶏業者に対して何らかの
インセンティブを持ってもらうことで、事業化の可能性に繋がると考えられます。
95
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.5.6
クリーンエネルギー自動車導入プロジェクト
本市では産業部門の電力消費についで運輸部門におけるガソリンと軽油の消費からく
る二酸化炭素排出量が多くなっています。そこで、市内の現行車両を燃費が良く CO2 や
NOx の発生が少ないクリーンエネルギー自動車への転換を図ることにより、エネルギー消
費と CO2 発生の抑制を図ります。
(1)導入新エネルギーと導入施設・設備
・導入新エネルギー:クリーンエネルギー自動車(現在実用化され普及が進んでいる
ハイブリッド自動車を対象)
・導入設備
:市内現行車両
(2)導入システムの検討
クリーンエネルギー自動車には電気自動車、天然ガス車、ハイブリッド車等のさま
ざまなタイプがありますが、ここでは近年の開発が目覚しく、一般にもかなり普及し
つつあるハイブリッド車を導入することを想定しました。以下ハイブリッド自動車の
仕組みと様々なクリーンエネルギー自動車の燃料消費、CO2 や NOx 排出量の比較を記載
しました。
発進する時はバッテリーに貯めた電
気でモーターを回し、モーターがエンジ
ンを助け、ガソリンエンジンとモーター
が協力して走ります。ブレーキをかける
時はモーターを発電機に切り替えて、バ
ッテリーを充電します。
【出典:近畿クリーンエネルギー自動車
導入促進委員会ホームページ】
図 5.4.6-1
ハイブリッド自動車の仕組み
「プリウス」
「シビック・ハイブリッド」
【出典:メーカーホームページ】
図 5.4.6-2 ハイブリッド自動車
96
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
表 5.4.6-1 従来型自動車に対するクリーンエネルギー自動車の性能比較
車 種
燃料消費量
CO2 排出量
NOx 排出量
1
1
1
従来型ガソリン車
(10km/ L 前後)
(2.359kg-CO2/ L)
(0.25g-N/ L)
天然ガス車
0.7
0.7
0.47
ハイブリッド車
0.5
0.5
0.12
電気自動車
燃料電池車(参考値)
0.4
0.4
0.05
0.3~0.4
0.3~0.4
データ無し
注 1)従来型車のガソリン車を 1 とした一般的な値を記載。
注 2)電気自動車の燃料消費量と CO2 排出量は、電力を石油火力発電で起こした場合の数値
【前提条件】
・導入車種
:ハイブリッド車
・年間走行距離
:10,000 km を想定
・現行車両台数
:70,097 台(ガソリン車のみ)
・導入台数
:現行車両 16,122 台
・クリーンエネルギー車への転換率:23.0%
注)アンケートから「新エネルギー機器を購入したい」48.5%、
「クリーンエネルギー自
動車を購入したい」47.5%を採用
(3)期待される効果
現行車両の 23%をクリーンエネルギー自動車(ハイブリッド自動車)に転換することに
より、自動車による年間の燃料消費量の約 12%が削減されることとなりました。これに対
応する年間の CO2 削減量は約 19,000t- CO2 です。
化石燃料消費量、CO2 排出量、大気汚染物質である NOx の排出量も削減されます。
クリーンエネルギー
自動車の導入
燃料削減量(ガソリン換算)
約 8,000 kL /年
燃料削減率
約 12%
NOx 削減量
220 g N/年
CO2 削減量
約 19,000 t- CO2/年
(4)概算コストと利用可能な助成制度
○クリーンエネルギー自動車購入コスト
タイプ
価 格
備
小型普通乗
用車
約 2,100 千円~
2,300 千円
通常車両より 200 千円~400 千円高額
97
考
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
○利用可能な助成制度
制 度 名
地域新エネルギー導入促進事業
実施主体
NEDO
クリーンエネルギー自動車等導入促進 NEDO
事業
低公害車普及等事業費補助
環境省
補助率等
車両導入費の 1/2 又は 1/3、対応
する既存類似車種との差額のい
ずれか低い額。規模要件:10 台
以上(総排気量 15,000cc 以上)
通常車両との価格差の 1/2 以内、
燃料供給設備に対する補助もあ
り
通常車両との価格差の 1/2 以内
(5)導入に関する課題
ここでは、現在他の新エネルギーと比較して導入しやすいと考えられるハイブリッド車
を対象としましたが、クリーンエネルギー自動車の技術開発は今後も一層の進展が期待で
き、車種等も充実することが予想されるので、導入に当たっては最新の技術動向やインフ
ラの整備状況を踏まえて、用途・燃料補給スタンドの有無等の各種要件を考慮して車種を
検討することが望まれます。また、本市においては都市ガス供給の基盤が整備されており、
現在、天然ガススタンドを整備する計画もあります。これに伴い、天然ガス車の普及を進
めることも検討されています。
【コラム】プラグイン・ハイブリッド車
家庭用電源で電池を充電できるハイブリッド車で、一般的なハイブリッド車よりも電池の容
量を増やすことで,モータによる電気自動車モードで走行できる距離を長くしたものです。
長距離走行や高速走行などは、エンジンとモータによるハイブリッド車モードで駆動します。
駆動エネルギー源として,ガソリンなどに対して電気を用いる比率が高まるため,一般的なハ
イブリッド車に比べて CO2 削減や大気汚染防止への効果が期待できます。
もともと,自動車メーカは家庭
用電源からの充電が可能な車両
として,ハイブリッド車の開発を
進めていました。そこに登場した
のが,煩わしい充電を不要にした
トヨタ自動車のプリウスでした。
そしてここにきて,さらなる環境
負荷低減のためにプラグイン・ハ
イブリッド車が再浮上していま
す。
出典:日経エレクトロニクス用語及びメーカ HP
98
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.5.7
新エネルギーの身近な活用推進プロジェクト
風車・太陽電池ハイブリッドの街灯等の活用
一般市民に対する新エネルギーの普及・啓発効果及び環境教育としての効果がある新エ
ネルギー機器として、風力・太陽光発電等の新エネルギーを利用した街灯などがあります。
本市においてはこの街灯だけでなく、茶畑に設置されている防霜ファンにも、太陽電池、
風車を据付けて発電を行い、イノシシによる農作物への被害をなくすための電気柵へ供給
する仕組みが適用可能と考えられます。これは、現在実験段階であり、浜松市で平成 18
年度に行われています。下図にハイブリッド型の街灯の事例と、浜松市における実験事例
を示します。
プロペラ型風車と太陽電池
サボニウスローター型風車と
太陽電池
図 5.4.7-1 ハイブリッド街灯
【出典:メーカ HP】
図 5.4.7-2 浜松市における防霜ファンに新エネルギー危機を設置し
た実験事例(イノシシよけに活用している)
99
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
(1)期待される効果
これらの取り組みは一般的に、CO2 削減を主な目的とするよりも、新エネルギーが市民の
目につきやすい場所に設置されることによる、環境への意識の向上などに効果的です。
(2)概算コスト
○ハイブリッド街灯概算コスト
仕様
太陽電池
点灯時間
無日照保証
蛍光灯
蓄電池
高さ
価格(1台)
種別
容量
定格出力
仕様等
A社
単結晶シリコン太陽電池
80W
約 8 時間/日
10 日間
18W
20 ルクス以上
DC12V(詳細不明)
4.5m
1,200,000 円
(施工費、送料別)
100
B社
多結晶シリコン太陽電池
110W
約 8 時間/日
4 日間
18W コンパクト型
蛍光管
鉛蓄電池 12V130Ah
4.25
1,950,000 円
(施工費含む標準価格)
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.6
グリーンファンド、地域通貨の導入事例と適応
5.6.1
導入事例
本市において新エネルギーの導入を進める際に、グリーンファンドや地域通貨を併用
した形での導入が始められれば、今後の新エネルギーの普及や省エネルギーの啓発に役
立つものと考えられます。本項においては、全国におけるグリーンファンドの取り組み
や環境保全の視点から導入された地域通貨の事例を取り上げ、本市が今後導入を図る際
の参考とします。以下に示すのは、本市への導入モデルとなりえる事例の一覧です。
【コラム】環境定期預金(北陸銀行の取り組み)
これは、預入された定期預金残高の 0.05%に相当
する額を、北陸銀行が富山市に寄付するというもの
で、北陸銀行では、環境を良くすることが経済を発
展させ、経済を活性化することにより環境もよくな
るという経営理念で事業を展開しています。
この環境定期預金を通じて、富山ライトレールな
ど、環境にやさしい公共交通の利用推進を積極的に
進めている富山市が、新たに取り組む風力発電施設
の設置や二酸化炭素の排出削減等を通じた環境保全
と雇用創出等による経済活性化を同時に実現する事
業の支援をしています。
101
建設地
愛称
事業主体
着工予定
運開予定
風車メーカ
風車機種
出力
売電先
総事業費/基
その他
青森県大間町
秋田県秋田市
秋田県秋田市
茨城県神栖市
千葉県旭市
風こまち
竿太郎
かざみ
有限責任中間法人
有限責任中間法人
有限責任中間法人
有限責任中間法人
有限責任中間法人
市民風力発電おおま
秋田未来 エネルギー
あきた市民 風力発電
波崎未来 エネルギー
うなかみ 市民風力発電
2005 年 11 月
2005 年 11 月
2005 年 11 月
2005 年 12 月
2005 年 12 月
2006 年3月
2006 年3月
2006 年3月
2006 年9月
2006 年9月
三菱重工業㈱
REpower
REpower
GE Wind Energy
GE Wind Energy
MWT-1000A
Systems AG
Systems AG
GmbH GE1.5s
GmbH GE1.5s
1,000kW
1,500kW
1,500kW
1,500kW
1,500kW
東北電力㈱
東北電力㈱
東北電力㈱
東京電力㈱
東京電力㈱
2 億 4500 万円
3 億 2500 万円
3 億 5000 万円
3 億 4500 万円
3 億 3300 万円
5 サイトを 1 つのファンドとして募集し、総額 8 億 6000 万円収集(一口 50 万円)。
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
表 5.6-1 エコファンド事例
102
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
表 5.6-2 地域通貨導入事例
名称
開始時期
単位
方式
めじろん
おひさまクーポン
2006 年6月~2008 2004 年4月~
年 10 月
「わかば」
「クリン」
「ペパ」
「サービス券」「割 1わかば 1 円また 60 分のボランティ 新聞紙 1kg を 1 ペパ
引券」という位置付 は 0.5 円相当
ア活動で 1000 クリ と交換
け
ン
紙幣方式
-
大分県生活環境部
流通範囲
大分県
地域通貨を媒体とした
環境への取組
参考とする視
点
ペパ
2003 年5月~
「めじろん」
一定の価値基準は
なし
ボランティア、NO
レジ袋等により入
手可能
運営主体
規模
わかば
クリン
2003 年 12 月~2004 2003 年5月~
年2月(実験事業)
紙幣方式
紙幣方式
アースデイマネー
2001 年 10 月~
ユーズマネー
1997 年3月
(会社設立年月)
「ポイント」
基本的には買い物
のポイントカード
(100 円:1 ポイン
ト)。生ごみを収集
時のポイント進呈
も行っている。
IC ポイントカード
「r」(アール)
「ユーズ」
「ちっぷ」
1r は 1 円相当
1 ユーズは 10 円相 (つくば市まほろ
加盟店で食事・スク 当
ば事業)
ール費用等に使用
可能
紙幣・IC カード併 紙幣方式
用
特定非営利活動法
特定非営利活動法 厚木なかちょう大 特別非営利活動法
特定非営利活動法
かごしま市民環境
人 くりやまコミュ
人 新聞環境シス 通り商店街振興組 人 アースデイマ 株式会社ユーズ
人 鳥取発エコタ
ニティネットワー
会議
ネー
合
テム研究所
ウン 2020
ク
神奈川県厚木市
主に東京都渋谷区
鳥取県若葉台地区 北海道夕張郡栗山 福岡県福岡市、豊津
東京都墨田区
厚木なかちょう大
鹿児島県鹿児島市
全国各地
内
町
町
通り商店街
協賛する地域セン
協賛 7 企業
ター41 箇所
若葉台地区の住民 栗山町
を対象
協賛:56 店舗
平 成 15 年 度 か ら
「ごみゼロおおい
た作戦」を開始。
平 成 18 年 度 か ら
は、環境保全活動に
参加した人や買い
物袋持参(NO レジ
袋)を実践する人に
エコマネー(地域通
貨)を交付する取組
みを行っている。
これはポイントに
応じてグッズやエ
コ商品と交換する
ことができる。
また、グッズと交換
せずに植樹への寄
付という形で環境
保全活動に貢献す
ることもできる。
廃食油 500mL を 100
円もしくは 100 わ
かばと交換。
交換した通貨は協
力店飲食代、商品代
等割引に使用可能
資源回収
紙幣方式
APA
2002 年~
補助金と市民の寄
付で、環境基金(グ
リーンファンド)を
創設。
そのお金で太陽光
発電所を保育園に
設置。
発電量分のお金を
環境基金に還元。
寄付金ともに、次な
る自然エネルギー
の建設などに繋ぐ。
また、寄付をした人
は協賛する企業か
ら「おひさまクーポ
ン(地域通貨)」と
してサービス券や
割引券などが提供
される仕組み。
グリーンファン
ド・自然エネルギー BDF 利用
の資金調達
ボランティア活動
や、買い物袋持参
(NO レジ袋)での
ポイント制度(5 回
で 500 クリン)によ
って入手し、ボラン
ティア活動に支払
う形で循環。
資源回収
ちっぷ*
(2005 年秋予定)
紙幣方式
つくば市
つくば市
商店街 51 店舗(HP 加盟組織:74
情報より)
参加制限なし
加盟組織:5
参加制限なし
可燃ごみ処理にか
かる自治体の費用
は近年増加の一途
をたどっているた
め、住民、企業、自
治体が三位一体と
なった。
その処理対策に取
り組む施策の実施
が急務となった。地
域通貨は行政の助
成金で運営してい
る。
基本的には、買い物
のポイントカード
として使用される
ことが多く、インタ
ーネットのクーポ
ン券を使用して商
品値引きを行った
り、ポイントを 2
倍に出来る商品も
ある。
また、2005 年 7 月
から、持ち込まれた
生ごみの重量に対
してポイントを進
呈するシステムを
導入した。
・てんぷら油リサイ
クル大作戦:廃油の
BDF 利用で廃油 1L
当たり 250r で回収
(寄付金とバス会
社の協力により実
施)
てんぷら油回収事
業を行っており、量
に関係なく 10 回送
付すると 167 ユー
ズ進呈される仕組
み。逆に 1L の VDF
で 8 ユーズかかる。
環境省の補助事業
に採択され市内小
中学校 53 校に風力
発電機を設置。それ
による発電相当額
を原資として、二酸
化炭素削減活動に
対し地域通貨を実
験的に発行する予
定であったが、風車
が回らず現在裁判
中
資源回収
資源回収
BDF 利用
BDF 利用
課題事例として
利用者:413 世帯
・風丸プロジェク
ト:風力発電プロジ
ェクトに対して配
当金を出資すると
同額の r の提供(寄
付金と風力発電事
業者により実施)
*:課題があり、参考とする場合には注意を要する。
103
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
5.6.2
本市への適応
(1)グリーンファンド
風力発電に関して、本章で前述するシミュレーション結果より、比較的有望とされる地点
が選定されており、そのうちの1基もしくは数基を市民風車として、活用するプロジェクト
が考えられます。このプロジェクトを遂行する際に、その資金を市民の出資によって賄う市
民風車の取り組みは近年増えており、本市への適応の可能性が考えられます。
現在まで「株式会社自然エネルギー市民ファンド」によって行われた市民風車のプロジェ
クトは、総事業費のおよそ半分程度を市民の出資によって賄っています。
本市において、プロジェクト案で示しました 2,000kW 級の風車を 1 基導入する場合、その
建設費用は 4 億円程度と考えられ、
1/2 補助の補助を活用したとしても市民の出資によって、
2 億円程度を市民で賄う必要があります。グリーンファンドの例として「株式会社自然エネ
ルギー市民ファンド」の事例があげられますが、これは全国規模で出資を募っているもので
あり、本市のみで行う場合、普及啓発等を徹底して多くの参加を即す必要があります。以下
に、市民参加を徹底して呼びかけできるだけ多くの市民参加が見込める場合を想定し、市民
出資による風力発電事業の仕組みを示します。
【前提条件】
・対象を本市のみとする
・労働力人口に区分される掛川市民からの出資のみと仮定
→出資割合はアンケート集計結果から約 50%と設定
(問 5 で「風力発電機を導入すべき」とした回答 50.2%)
・総事業費5億円(2,000kW 風車1基設置)+利子※
※
利子=総事業費5億円、利率3%、補助率 50%、返済期間 17 年間と仮定すると約1億円
【出資金額/人】
掛川市労働力人口:約 74,700 人(114,751 人×65.1%)
((5億円/2)+1億円)÷(74,700×0.5)=約 9,400 円/人
以上の結果より、2,000kW の風力発電施設を設置する場合、風力発電を導入すべきと答え
た割合から算出された人口の全員からの出資を得られるものと仮定すると、約 9,400 円程度
の出資で、総事業費の半分と利子分の費用を集めることが出来る可能性があります。
風力発電事業における融資金の返済期間は、その風力発電の機器の保証期間とされること
が多く、一般的には 17 年程度されています。仮に総事業費の半分と利子である 3.5 億円の
返済を 17 年間とすると、年間平均約 2,100 万円程度の返済が必要となります。
104
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
出資者
○掛川市民
○全国民
技術支援者
○民間企業
分配
等々・・・
出資
・コンサルタント
返済
営業者
・開発支援
○掛川市
○自然エネルギー市民ファンド
等々・・・
・保守管理
事業者
○掛川市
○NPO、NGO、民間企業
等々・・・
融資
売電
売上
電力会社
図 5.6.2-1 市民出資型風力発電事業の概要
105
第 5 章 掛川市地域新エネルギービジョン
(2)地域通貨
地域通貨の導入については、全国的にも事例が多く、その数は 600 種程度が存在している
といわれています。その中でも環境保全の視点から、
「資源回収」
「BDF 利用」等に関する導
入事例は前述するとおりです。その殆どは持ち込まれたごみや油に対して、地域通貨を支払
うというものが殆どで、その価値基準に関して、重さや持ち込んだ回数など様々であります。
本市においては、廃食油の回収を既に行っていることから、地域通貨と花の環プロジェク
トを一体化させ、地域で生まれた価値を地域の中で消費するという「地産地消」の媒体に利
用できる可能性があります。以下に、菜種栽培及び廃油の BDF 化事業を中心とした地域通貨
の導入フロー(案)を示します。
○効果と課題
・導入する効果としては、市域の人が環境に関する取り組みに触れる機会が増え、意識向
上に効果的と考えられます。
・課題としては、長期的な取り組みが行われないと、意識への効果や事業拡大へ繋がらな
くなるため、持続的な普及・啓発活動や人材育成が必要になると考えられます。
掛川市域
参加するインセンティブ
・顧客獲得
市民生活
食用油
菜種栽培事業
商店等
地域通貨
売上
出資
地域通貨
商品
食用油
o
N
レジ袋
地域通貨
地域通貨
地域通貨
地域社会
廃油
掛川市役所
参加するインセンティブ
・庁内燃料削減
・環境への意識向上
ボランティア
地域通貨
廃油 BDF 化事業
燃料
図 5.6.2-2 地域通貨導入フロー(案)
106
利用
市民
燃料
出資
地域通貨
売上
地域通貨
第6章
掛川市地域新エネルギービジョンの推進に向けて
6.1 新エネルギービジョンの推進
6.2 今後の方向性と推進体制
6.3 新エネルギー導入の長期計画
第6章 掛川市地域新エネルギービジョン推進に向けて
第 6 章 掛川市地域新エネルギービジョン推進に向けて
6.1 新エネルギービジョンの推進
掛川市は、平成 17 年4月1日に旧掛川市、大東町、大須賀町が合併し、現在の掛川市
となっています。本市の環境資源を次世代へ継承するために、環境基本計画における本市
の目指すべき環境像を「未来に伝える豊かな地球
環境を大切にするまち
かけがわ」と
して、持続可能な循環型社会を構築するため、この環境基本計画を策定し、自分たちの身
の回りから積極的に活動していくことを策定しています。
掛川市地域新エネルギービジョンは、その環境基本計画に根ざし、新エネルギーの活用
計画を具体的に実行していくための指針として策定します。
しかし、実際に新エネルギーの導入を進めるには、ビジョンを策定するだけでなく、行
政の率先的な導入や広報・啓発活動に加えて、市民・事業者・行政が一体となって導入に
向けて努力し取組んでいく必要があります。
そこで、市民・事業者・行政の各主体が、新エネルギー導入に自ら取組んでいかなけれ
ばならない役割とソフト面における展開を以下に示します。
■行政の役割
現在、本市においては新エネルギーが周知されているとは言えない状況です。その理
由として、市内において目にすることが出来る風力発電施設も、アンケートの集計結果
より、その存在を知らない人もいる状況です。また太陽光発電の助成制度についても認
知していない人がいました。これは、新エネルギーの有効性や具体的な活用方法、支援
制度等を知る機会が少ないことがあげられます。このため、市民へ最新の情報を随時提
供し、また支援策等を講ずる必要があります。
よって、行政が新エネルギー導入に取組むとともに、市民・事業者へ新エネルギーに
関する情報を提供し、その導入を推進する制度を創出し普及に努めていきます。
107
第6章 掛川市地域新エネルギービジョン推進に向けて
① 公共施設を中心とした導入の検討
‹ 公共施設の新設や改築の際に新エネルギーの導入に努め、既存の公共施設についても
計画的な導入を検討します。
‹ 長期計画に基づく計画的な導入の検討を行います。
‹ 市の取組む事業においては新エネルギーの導入及び活用方策を優先的に検討します。
② 市民や事業者への新エネルギー導入に関する推進と支援
‹ 市民や事業者に新エネルギーへの理解が深まるようホームページ、広報誌、パンフレ
ット、セミナー等を活用し情報発信に努めます
‹ 学校教育や社会教育の現場で環境・エネルギーに関する教育を実施し、新エネルギー
の必要性を啓発します。
‹ 市民・事業者が新エネルギーに関し情報入手が出来るような窓口を設けます。
‹ 市民活動を通じた新エネルギー導入計画が推進し易いように市民活動支援担当を設
けます。
‹ 市民活動が新エネルギー導入は果たす役割を広報し、理解を深めます。
‹ 市民活動のための人材育成を支援します。
③ 地域特性を踏まえた新エネルギーの導入
‹ 本市の海岸部はある程度風力発電が見込まれる地域です。ここへの風力発電事業の誘
致を検討します。誘致に際しては、情報の提供、審査等計画段階から「掛川市風力発
電施設設置ガイドライン」に沿った指導を行ないます。
‹ 本市は日射量が良好な地域です。この日射量を有効に活用すべく太陽エネルギーの活
用を推進します。
④ 国・県・周辺自治体への働きかけ
‹ 公共施設等への新エネルギーの導入が推進されるよう国・県へ支援を要請します。
‹ 新エネルギーの利用に関する技術開発の促進を国・県へ要請します。
‹ 周辺自治体との共同による協力体制を構築します。
108
第6章 掛川市地域新エネルギービジョン推進に向けて
■市民や事業所の役割
平成9年9月、「新エネルギー利用等の促進に関する基本方針」、「エネルギーを使用
するものとして国民が果たす役割」
、
「エネルギーを使用するものとして事業者が果たす
役割」が閣議決定され、国民や事業者が自ら新エネルギーの導入に取組むことの重要性
が示されました。
そこで、次世代へ快適な環境を引き継いでいくために本市においても、市民や事業者
が日常生活や事業活動の中で、新エネルギーの導入や省エネルギーの実践を自らの役割
として取組んでいくことが期待されています。
① 家庭や事業所への導入
‹ 家庭や事業所へ新エネルギーの導入
‹ 自家用車・営業車の購入・更新時にクリーンエネルギー自動車の優先的な導入
‹ 事業所などから排出される未利用エネルギー資源の有効利用
(例えば、廃食油の回収活動等が挙げられます。)
② 家庭や事業所における新エネルギーに関する普及・啓発
‹ 家庭や事業所での新エネルギーに関する情報の共有化
‹ 新エネルギー導入に関する各種セミナー等へ積極的に参加
③ 新エネルギー導入に関する活動
‹ 新エネルギー施設を共同設置することで、理解と普及を推進
‹ 市民団体、市民活動を通じて新エネルギーの導入を促進、事例の活用
‹ 各種団体活動を通して話題提供や共通理解
‹ 行政に対する新エネルギーによる事業や施策の提言
‹ 新エネルギー導入に関する支援策等について行政に要望
109
第6章 掛川市地域新エネルギービジョン推進に向けて
■普及のためのソフト面での展開
市内に新エネルギーを広く普及させるために以下のソフト面での展開を図るよう努
めます。
表 6.1-1 新エネルギー導入推進におけるソフトの展開
普及啓発策
内
容
等
新エネ情報プラザ
の設置
新エネルギーに関する技術や導入の相談窓口、市内外で行なわれてい
る取組み等の情報を収集・発信します。また、新エネルギー機器の購入
や設置に関する相談・助言を行う窓口ともなります。市民活動の拠点と
しての役割も担います。
環境・新エネルギー
に関する
セミナー、講演会の開催
新エネルギービジョン策定後、現在も実施している環境問題や新エネ
ルギーに関するセミナー・講演会をさらに充実し、市民・事業者へのさ
らなる普及啓発を図ります。
環境・新エネルギー
に関する情報の発信
市の広報誌やホームページに新エネルギーの紹介、導入例、省エネル
ギー対策例、各種助成制度の利用方法等を定期的に掲載するなどの情報
発信を行います。
学校での
「新エネルギー・環境」
教育の推進
学校での総合的学習の時間などを使い、地球環境問題とエネルギー消
費の関係について理解するビデオ鑑賞、実際に市内外で身近に使われて
いる新エネルギーを見学、体験するなど、知識と興味を深める教育を推
進します。市民団体の協力による新エネ体験授業等ができる場を設けま
す。
新エネルギー
実験教室の開催
小中学生のみならず一般社会人向けに、新エネルギーに触れ合う学習
会を開催し、新エネルギーを身近なものとして感じられるようにしま
す。また、高校生や大学生が指導者として小中学生に新エネルギーwお
教える体験学習の場を作ります。
市独自の支援体制確立
新エネルギーの普及や環境保全に役立つ手法としてのグリーンファ
ンド、地域通貨の普及の研究・支援を行います。
ワーキンググループ
の結成と
継続的な活動等支援
ワーキンググループによる市民主導、継続的な新エネルギー導入に関
する活動の支援を行います。特に、菜の花栽培や BDF については市民レ
ベルでの活動が効果的なため、市民が中心となったワーキンググループ
の結成およびその活動を支援します。
風力発電機キット
太陽電池自動車キット
図 6.1-1 新エネルギー教材例
110
燃料電池自動車キット
第6章 掛川市地域新エネルギービジョン推進に向けて
6.2
今後の方向性と推進体制
(1) 今後の方向性
本市において新エネルギーの導入を進め、地球環境問題、エネルギー問題へ対応する
ため、以下のような取組みを実践します。
①導入が比較的容易なもの(クリーンエネルギー自動車導入など)の着実な実現を進
めます。
②「普及・啓発策」などのソフト的な対応を推進します。
③すぐに導入ができないものは事業化可能性調査(フィージビリティ・スタディ;FS)
や実証試験の実施を検討します。
④導入の可能性が低いものは継続的な情報収集と調査・研究に努めます。
⑤新エネルギーの導入の促進とともに省エネルギーを推進します。
アンケート結果によると新エネルギーという言葉自体はよく知られているものの、新エ
ネルギー機器を所有している個人・企業は少なく、新エネルギーはまだ普及に至っていな
いことが分かります。したがって、新エネルギーの活用を一般に推し進めるためには、地
球環境問題やエネルギー問題に対する認識を高め、新エネルギーの必要性を市民・事業者
が理解することが必要です。そのためには、太陽光発電システム設置、バイオマスエネル
ギーの活用等の新エネルギー施設・設備の導入のようなハード面での取組みのみならず、
新エネルギー自体に関する知識向上、地球温暖化問題・エネルギー問題に対する関心の高
揚、各種の支援制度の認識を高める等ソフト面の対応が重要です。そこでソフト面の取組
みとして以下のプロジェクトの実施を検討します。
(2) 推進体制
新エネルギーが広く普及していくためには、市民・事業者と行政が協働し、一体とな
った取組みが必要です。さらに、国、県、周辺自治体等との協力・連携関係を構築し、
具体的な検討を進めていくことが新エネルギーの導入を実効あるものとします。
現在本市では、環境基本計画の推進のための組織として、学識経験者、事業者、市民、
環境団体の代表からなる「環境審議会」、また、庁内においては「環境基本計画推進庁内
委員会」を設置しています。
本ビジョンは、環境基本計画の個別目標である「新エネルギー利用の推進」を具体化
するための計画であるので、上記の環境基本計画の推進組織が、本ビジョンの推進組織
として活動します。
111
第6章 掛川市地域新エネルギービジョン推進に向けて
掛川市新エネルギービジョン
市
環境審議会
民
地域団体・組合
(商工会、森林組合、農業協
市民
住民団体
事業者
代表
学識経験者
NPO 等
環境団体
代表
同組合等)
代表
事
業
者
代表
掛川市
環境基本計画推進庁内委員会
情報・協力
情報・支援
国
・
周辺自治体
県
NEDO・NEF 等
新エネルギーの推進
新エネルギーが支える環境を守るまち かけがわ
図 6.2-1
新エネルギー導入に係る推進体制
112
第6章 掛川市地域新エネルギービジョン推進に向けて
6.3
新エネルギー導入の長期計画
新エネルギーの導入を効率的に行うには技術の熟度、社会的状況、各種計画の進行状況
等を考慮して中長期的な視点から計画を推進しなければなりません。以下に導入の難易度
や社会的状況等を考慮しておおよその実施期間を想定した長期計画を整理しました。
表 6.2-1 新エネルギー導入の長期計画
プロジェクト
導入エネルギー
内 容
導入時期/期間
短期
中期
長期
費用等の検討、地域 NPO
太陽のめぐみプロジ 太陽光発電
ェクト
太陽熱利用
の手法の全市的プロジェ
クトとしたシステムの構
築を踏まえた上で実施。
風況観測データの収集、事
業者による事業計画の情
風の力プロジェクト
風力発電
報収集、ガイドラインに沿
った検討。洋上風力発電の
可能性を調査。研究。
市民へ廃食油回収の呼び
かけ。公用車、送迎バスな
花の環プロジェクト
BDF
どに活用。地域通貨の導入
で地域の価値を地域に留
める工夫を検討。
生ゴミ活用プロジェ
クト
廃棄物メタン発
酵
鶏糞発電プロジェク
ト
廃棄物燃焼
一般家庭から出される廃
棄物の利用に関する調
査・検討を踏まえて実施。
事業化可能性調査を踏ま
えて実施。
公用車への導入を推進。民
クリーンエネルギー
ハイブリッド車
自動車プロジェクト
間については、継続的な現
行車両の転換を推奨。
新エネルギーの身近
太 陽 電 池/ マイ ク
な活用推進プロジェ
ロ風力発電
クト
グリーンファンド・
地域通貨の導入支援
風力発電、BDF 等
ソフトの展開
全ての
新エネルギー
設置場所を検討し、順次実
施。
導入検討やその効果の調
査の実施。
ホームページへ情報公開
などをすぐにでも開始。
導入時期/期間:短期=初期 3 年間
中期=4年から6年
長期=7年から 10 年(10 年以降も見直しを行い継続的な新エネルギーの導入を図る。
)
:調査または準備
:実施
113
資 料
資料 -1
新エネルギーに関するアンケート調査結果
資料 -2
市民活動による新エネルギー導入の取組みに対する
アンケート調査結果
資料 -3
エネルギー需要量推計について
資料 -4
新エネルギー賦存量推計について
資料 -5
新エネルギー導入重点プロジェクトにおける補足
資料 -6
新エネルギー導入可能量の算定方法
資料 -7
新エネルギーの技術開発動向
資料 -8
新エネルギーの導入事例
資料 -9
新エネルギー導入等に関する支援制度
資料 -10 掛川市風力発電施設設置ガイドライン
資料 -11 用語解説
資料 -12 委員会名簿およびビジョン策定の経過
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
資料-1
1
主
新エネルギーに関するアンケート調査結果
旨
掛川市に在住の市民および市内事業者を対象に、掛川市の新エネルギーに関する
認識やその利用の考え方および助成制度の認知度等を調査し、住民の意見を新エネ
ルギービジョンの基本方針やプロジェクトの方向性に取り入れていくことを目的と
して調査を実施しました。
2
実施方法
・調査対象およびアンケート数:
市内住民から住民基本台帳をもとに 20 歳以上の 2,000 人を無作為に抽出しました。
・調査方法:
アンケート票の送付、回収とも郵送で行いました。
・調査時期:
調査票は平成 18 年 11 月 1 日に発送。回収期限は 11 月 15 日迄としました。
・調査(質問)内容:
①基本事項:
年齢、性別、職業、地区
②新エネルギーに関する主な質問
1.市民が新エネ自体をどの程度知っているか
2.新エネルギーの現在の活用状況と今後の導入意欲
3.新エネルギーに関する助成制度の認知度
4.導入すべき新エネルギーについて
5.市として新エネルギー普及のために取組むべきこと
・アンケート票回収数:
789(回収率=39.5%)
資 1-1
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
3
新エネルギーに関するアンケート票およびアンケートに添付した資料
資 1-2
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
資 1-3
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
資 1-4
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
資 1-5
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
(1)添付した資料:
「新エネルギーの種類」
新エネルギーとは
?
自然の力を利用したり、今までに使われずに捨てていたエネルギーを有効に使ったりす
る地球にやさしいエネルギー。それが新エネルギーです。
新エネルギーの導入によって、石油や石炭などの化石燃料の消費が軽減されます。また、
それに伴って排出されていた二酸化炭素の排出量を減らすことができるなどのメリットが
あります。
「新エネルギー法」(正式名称:新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法)では、
そのようなエネルギーのうち、
「すでに技術的に実用段階にあるが経済性の面で普及が十分
でない」ものを新エネルギーとしております。
ただし、地域に存在する重要なエネルギーという意味で「中小水力」、「地熱」、「海洋エ
ネルギー」も広義の新エネルギーとして扱う場合もあります。
新エネルギーの分類
※バイオマス:植物・動物などの生物体由来の資源
資料: 新エネルギー・産業技術総合開発機構 他
資 1-6
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
(2)添付した資料:
「新エネルギーの解説」
日本のエネルギーの約 6 割は石油に依存しています。
(電気を作る際にも多くの石油
が使用されます。)しかも、その石油は無尽蔵にあるわけではなく、また石油などの化
石燃料の使用は、大気汚染や生態系の破壊など、環境面に悪影響を及ぼすことが心配さ
れています。そこで太陽光・風力など自然の力や、これまで利用されないでいた廃熱な
どを活用した、より環境破壊の少ない「新エネルギー」の利用をすすめていくことが私
たちの未来にとって必要となっています。
ただし、新エネルギーを導入するに際しては、多額の費用を必要とし、また安定的に
エネルギーを提供できるかが大きな問題となります。
これらの問題を考慮しながら、掛川市では新エネルギーのビジョンづくりを行います。
◎ おもな新エネルギーには以下のようなものがあります。
項目
太陽光発電
概要
太陽光パネルを用いて「太陽エネルギー」を直
接「電気」に変える発電方法です。
太陽熱利用
太陽の熱を集めて、温水を作ったり、
風呂・給湯・暖房等に使うことです。
風力発電
風の力を利用して風車を回し、発電する方法です。気象
条件に左右されるものの、クリーンエネルギーの代表格
で、地域のエネルギーとしては最適なものの一つです。
バイオマス発
電、熱利用、燃
料製造
森林などから得られる薪・木炭などの燃料のほか、
植物を発酵して得られるアルコール、家畜の排泄物
などを発酵して得られるメタンなどをバイオマス
エネルギーといい、これらを発電及び熱として利用
します。
また、木材の未利用部分を破砕、固化したり、菜種
の搾油を精製したりすることにより固体燃料や液
体燃料を作ることができます。
廃棄物発電、熱
ゴミ焼却の際に生じる熱を暖房・給湯に利用したり、蒸気を発生させて、蒸
利用、燃料製造
気タービンを回すことにより発電したりします。
資 1-7
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
項目
概要
また、紙、プラスチックや木くずなど
の廃棄物を固形化し燃料としたり、廃
プラスチックを油化して燃料とする
などができます。
温度差エネルギ
高い温度差があればエンジンなどの原動機を動かすことができますが、今ま
ー
で利用されてこなかった、身近にある海・川・下水排水などの水温と気温と
の低い温度差を利用しようというのが温度差エネルギーです。
雪氷熱利用
雪や氷の冷たい熱エネルギーを利用して建物の冷房や農作物などの冷蔵に使
います。例えば、冬に降り積もった雪を保存したり、水を冷たい外気で氷に
して保存したりして、夏場の冷房等に使用します。
クリーンエネル
電気自動車や電気自動車に補助用のエンジンを乗せた
ギー自動車
ハイブリット自動車、天然ガス自動車などがあります。
電気自動車は排気ガスをいっさい出さず、音も静かで
す。また、ハイブリッド自動車は燃費がよく二酸化炭
素の排出を減らせる上に、従来のガソリンスタンドで
燃料が補給できるというメリットがあります。
天然ガスコージ
コージェネレーションとは、発電機による電気とその時の余った熱を同時に
ェネレーション
利用する技術です。クリーンな天然ガスを燃料にする場合を特に天然ガスコ
ージェネレーションと呼んでいます。
燃料電池
水に電気を加えると、水素と酸素に分解しま
すが、この逆の反応で電気を取り出す装置が
燃料電池です。また、排出物は水だけで騒音
も出ず、きわめてクリーンなエネルギーで
す。現在は試験研究段階ですが、家庭用の小
型のものや自動車への利用についても開発
が進んでいます。
中小水力
原理は水力発電と同じですが、中小規模の河川や農業用水路などを利用した
り、工場の配水配管の落差を使う小規模な水力発電事をいいます。
資料: What's 新エネ?、新エネルギー財団 他
資 1-8
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
4.
4.1
結果の概要
アンケート結果の概要
【回答者の属性等】
・
回答者の年齢層は、60 歳代が 22.8%と最も多く、続いて 50 歳代と 70 歳以上が
19.3%、30 歳代と 40 歳第がともに約 16%と続き、20 歳代が 7.4%と最も低くなって
いました。
・
回答者の性別の割合は、男性と女性がほぼ半々となっていました。
・
居住地域を見ると、居住者の多い掛川区域が全体の約 80%を占め、次いで、大
東区域が 14.7%、大須賀区域が 8.7%と続いていました。
【問1:新エネルギーの認知度(複数回答可)】
・
新エネルギーの分類でこれまでに聞いたことがあるものやある程度内容を知ってい
るものを上げってもったところ、
「どれも聞いたことがない」と答えた人は 1.1%
(9 人)で新エネルギー全体については良く知られていることが認められます。
・
新エネルギーの分野のうち、「太陽光発電、太陽熱利用」、「風力発電」、「クリー
ンエネルギー自動車」を知っていると回答した人は 80%以上にのぼり、これらの
新エネルギーが一般化しつつあることがうかがえます。また、
「廃棄物」が 53.7%、
近年自動車用燃料としても脚光を浴びている「燃料電池」が 43.9%とこれらに次
いで高い認知度となっていました。
・
一方、「バイオマス」、「天然ガスコージェネレーション」、「中小水力」、「地熱」、
「海洋」などは認知度が低く、新エネルギーの種類によって認知度に格差があるこ
とが分かりました。今後、これらの認知度の低い新エネルギーについて、それがど
のようなものであるかも広報していく必要があるといえます。
【問 2:新エネルギー機器の利用状況等】
・ 「新エネルギーを利用する機器をお持ちですか」という質問で市民の新エネルギー
機器の利用状況を聞いたところ、
「持っている」と答えた人が全体の 17.0%で、
「持
っていない」と答えた人の 20%程度の低い回答率で、まだ新エネルギーは一般に
は普及が進んでいるとはいえない状況にあります。
・ 新エネルギー機器を利用している人にその機器の種類を質問したところ(複数回
答可)
、そのうちの 60.4%が太陽熱利用機器となっており、これは全体の 10.2%に
あたります。また、太陽光発電も 25.4%(回答数 34)と高い値でした。ただ、簡
易なものは含まないとただし書きはしたものの、回答には小規模なものも含まれて
いると考えられ、実際に住宅用太陽光発電システム程度の規模のものを利用してい
る人はこの半分くらいで、結局はある程度規模の以上の太陽光発電システムを利用
している人は、新エネルギー機器を持っているとした人の 13%程度と考えられま
す。クリーンエネルギー自動車と答えた人も新エネルギー機器を持っているとした
資 1-9
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
人の 10.4%あり、これは全体の 1.7%にあたります。なお、これら以外のものとし
て CO2 冷媒ヒートポンプ給湯器を利用有しているとの回答が自由回答の中で 5 人あ
りました。
・ 新エネルギーを利用しているとした人に「利用してよかったどうか」を質問した
ところ、利用してよかったとした人が 88.8%と多く、
「利用しないほうがよかった」
と答えた人は 2.2%(3 人)と非常に少ない結果となっており、ほとんどの人が新エ
ネルギーの利用に満足していることがわかりました。この理由として多くあげられ
ていたのは、「光熱費が節約できる」、「地球温暖化に貢献できる」でした。一方、
「利用しないほうがよかった」と答えた人の理由は「ローン返済が追いつかない」
、
「家族全体で意識しないと追いつかない」でした。これは、場合によっては経済性
が悪いことを示唆しているものと考えられます。
【問 3:新エネルギー機器の購入意欲】
・ 「新エネルギーを利用する機器を購入したいと思いますか」いう質問に対して購
入したいと答えた人は 48.5%あり、購入したいと思わないと答えた人の 44.7%を
僅かに上回っていましたが、また、新エネルギーに関心のない人が多くいることが
窺えます。
・ 「購入したいとは思わない」と答えた人にその理由を質問したところ(複数回答可)、
その理由としては、
「購入設置費用が高いから」が 67.4%と高く、次いで「新エネ
ルギーについての知識がないから」が 22.4%と高い回答率となっていました。こ
の回答の全体に占める割合は 10.0%であり、新エネルギーの知識を浸透させれば
かなりの人の購入意欲を向上させることが出来ると考えられます。
【問 4:新エネルギー導入に関する助成制度】
・ コスト高の新エネルギー機器の導入には国等による助成制度が設けられています
が、このような助成制度を知っているかとの質問に「このような助成制度の存在を
知っている」とした回答は 39.7%と低く、新エネルギーの普及啓発事業とともに助
成制度の広報活動も必要であるといえます。
・ 助成制度があることを知らないと答えた人に対して将来助成制度を利用したいか
という質問では、58.1%以上の回答者が「利用したい」と答えており、助成制度の
整備により新エネルギーの導入意欲の向上が図れるものと考えられます。
【問 5:導入を図るべき新エネルギー】
・
「掛川市がどのような新エネルギー等の導入を図っていくべきだと思いますか」
(複数回答可)という質問に対しては、認知度が高い「太陽光発電・太陽熱利用」
が最も多く 74.8%の回答がありました。これは、日射の良好な土地柄の反映もあ
るものと考えられます。これに続いて「廃棄物」が 58.6%、
「風力発電」が 50.2%
資 1-10
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
と高い回答率となっていました。これらも認知度の高い新エネルギーです。これら
に続いて、クリーンエネルギー自動車が 36,4%、バイオマスが 23.1%、燃料電池
11.8%となっており、天然ガスコージェネレーション、中小水力、温度差エネルギ
ーは 10%以下と低い回答となっていました。
【問 6:新エネルギー導入の目的】
・ 「掛川市に新エネルギーを導入するとした場合、次のどの点(目的)を重視すべ
きだと思いますか」
(複数回答可)という質問対しては、
「地球温暖化・大気汚染等
を防ぐ」の 75.4%、
「エネルギー消費の抑制に役立てる」の 50.4%、「地震等災害
時の非常用電源とする」の 48.4%が回答の上位を占めています。一方で、
「市内に
存在する資源を有効活用する」の 36.9%、
「導入によって売電収入を得たり、燃料
費等を節減する」の 28.5%、
「新エネルギーに対する意識向上に役立てる」の 19.8%
という回答も多く寄せられました。ただ、「観光と市のピーアールに役立てる」と
いう回答は 9.3%に過ぎず、実質的な目的が要望されています。
【問7:導入を図るべき施設】
・ 「掛川市がどのような施設に新エネルギー導入すればよいと思いますか。」
(複数
回答可)という質問に対しては、
「市庁舎」の 57.2%、
「学校」の 62.6%、
「幼稚園」
の 43.6%、
「福祉施設」の 50.1%が概ね 50%以上で上位を占めています。これら
に続いて「体育施設」の 26.7%、
「公園施設」の 20.3%、「民間企業」の 24.8%、
「一般家庭」の 30.3%、「公用車にクリーンエネルギー自動車」が 20%から 40%
で中位となっており、
「観光施設」13.6%、
「企業や家庭にクリーンエネルギー自動
車」の 15.7%、
「コミュニティー施設」の 15.5%が数 10%程度の回答となってい
ます。
【問 8:新エネルギー推進のために必要なこと】
・ 「新エネルギー推進のために必要とお考えの事についてお聞かせ下さい」という
質問に対しては、
「相談窓口」の 44.6%、
「パンフレット」の 40.2%がともに 40%
程度の回答で多く、次いで「新エネルギーパーク等啓発施設」の 27.0%、「講習
会等の啓発活動」の 32.4%が 30%程度の回答となっています。
・「新エネルギーの導入を促進するためにはどの施策が有効と思いますか」という質
問に対しては、
「新エネルギーを導入するための補助金」との回答が 62.0%と最も
高い回答率となっており、経済面での強い支援が必要とされているが分かります。
また、
「市全体として新エネルギーの導入目標を定める」という回答も 50.8%と高
い回答率となっており、見える目指すものを設定することが求められています。次
いで高い回答率となっているのは、「事業者に新エネルギーの導入を義務付ける」
で 27.2%となっています。
「新エネルギーを導入した際の表彰制度」という回答は
5.3%とそれほど高い回答率とはなっていませんでした。
資 1-11
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
5.
集計結果
基本事項に関するアンケート
問1
あなた自身のことについてお聞かせ下さい。
年齢
1.20~29 歳
2.30~39 歳
3.40~49 歳
4.50~59 歳
5.60~69 歳
6.70 歳以上
7.無回答
合計
回答数
58
122
123
152
180
152
2
789
構成比
7.4%
15.5%
15.6%
19.3%
22.8%
19.3%
0.3%
100.0%
0.3%
回答数
371
416
2
789
回答数
599
116
69
5
789
2.30~39歳
3.40~49歳
4.50~60歳
5.60~69歳
15.6%
22.8%
6.70歳以上
7.無回答
19.3%
0.3%
構成比
47.0%
52.7%
0.3%
100.0%
47.0%
52.7%
構成比
75.9%
14.7%
8.7%
0.6%
100.0%
1.男
2.女
3.無回答
8.7%
問 1.3 あなたのお住まいの地区は?
地区
1.掛川区域
2.大東区域
3.大須賀区域
4.無回答
合計
1.20~29歳
15.5%
問 1.2 あなたの性別は?
性別
1.男
2.女
3.無回答
合計
7.4%
19.3%
0.6%
14.7%
1.掛川区域
2.大東区域
3.大須賀区域
4.無回答
75.9%
資 1-12
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
新エネルギーに関するアンケート
問1
次の項目は、新エネルギーの分類を示したものです。これまでに聞いたことがあ
るものやある程度内容をご存知のものをあげてください。〈複数回答可〉
1. 太陽光発電・太陽熱利用
2. 風力発電
3. バイオマス(発電・熱利用・燃料)
4. 廃棄物 (発電・熱利用・燃料)
5. 温度差エネルギー
6. 雪氷熱利用
7. クリーンエネルギー自動車(ハイブリッド車、電気自動車等)
8. 天然ガスコージェネレーション
9. 燃料電池
10. 中小水力
11. 地熱(発電・熱利用) 12. 海洋(波力、潮汐、温度差)
13. どれも聞いたことがない(※13 に○を付けた方は他に○を付けないで下さい。)
ご存知の新エネルギー
1.太陽光発電・太陽熱利用
回答数
754
構成比
95.6%
2.風力発電
739
93.7%
3.バイオマス(発電・熱利用・燃料)
279
35.4%
4.廃棄物(発電・熱利用・燃料)
424
53.7%
52
6.6%
61
651
7.7%
82.5%
8.天然ガスコージェネレーション
111
14.1%
9.燃料電池
346
43.9%
5.温度差エネルギー
6.雪氷熱利用
7.クリーンエネルギー自動車
(ハイブリット車、電気自動車等)
10.中小水力
87
11.0%
11.地熱(発電・熱利用)
285
36.1%
12.海洋(波力、潮汐、温度差)
188
23.8%
9
1.1%
3,986
505.2%
13.どれも聞いたことがない
回答者数
合計
789
0%
20%
40%
60%
80%
100%
95.6%
1.太陽光発電・太陽熱利用
93.7%
2.風力発電
35.4%
3.バイオマス(発電・熱利用・燃料)
53.7%
4.廃棄物(発電・熱利用・燃料)
5.温度差エネルギー
6.雪氷熱利用
6.6%
7.7%
7.クリーンエネルギー自動車
(ハイブリット車、電気自動車等)
82.5%
14.1%
8.天然ガスコージェネレーション
43.9%
9.燃料電池
10.中小水力
11.0%
36.1%
11.地熱(発電・熱利用)
23.8%
12.海洋(波力、潮汐、温度差)
13.どれも聞いたことがない
1.1%
資 1-13
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
問2
あなたが現在利用している新エネルギー機器についてお聞かせ下さい。
問 2.1
あなたは、新エネルギーを利用する機器※をお持ちですか。
〈1を選んだ場合はお持ちの機器すべてに○を付けて下さい〉
( ※ソーラー腕時計・電卓、模型等の簡易なものは除いて下さい。)
1. 持っている→ a. 太陽光発電 b. 太陽熱利用 c. 風力発電 d. クリーンエネルギー自動車
e. その他(
)
2. 持っていない
2.5%
持っている/持っていない
1.持っている
2.持っていない
無回答
合計
回答数
134
635
20
789
構成比
17.0%
80.5%
2.5%
100.0%
機器
a.太陽光発電
b.太陽熱利用
c.風力発電
d.クリーンエネルギー自動車
e.その他
無回答
回答数
134
合計
回答数
34
81
1
14
11
0
141
構成比
25.4%
60.4%
0.7%
10.4%
8.2%
0.0%
105.2%
0%
20%
80.5%
40%
60%
60.4%
b.太陽熱利用
0.7%
10.4%
d.クリーンエネルギー自動車
e.その他
無回答
1.持っている
2.持っていない
無回答
25.4%
a.太陽光発電
c.風力発電
17.0%
8.2%
0.0%
資 1-14
80%
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
問 2.2
問 2.1 で「1.持っている」と選んだ方にお聞きします。利用してどうお思い
になりましたか。
1.
利用してよかった(理由:
)
2.
利用しないほうがよかった(理由:
)
3.
特になし
9.0%
2.2%
持っている/持っていない
1.利用してよかった
2.利用しない方がよかった
3.とくになし
回答数
134
合計
回答数
119
3
12
134
構成比
88.8%
2.2%
9.0%
100.0%
1.利用してよかった
2.利用しない方がよかった
3.とくになし
88.8%
問3 あなたは、 新エネルギーを利用する機器を購入したいと思いますか。
1. 購入したい →a. 太陽光発電 b. 太陽熱利用 c. 風力発電 d. クリーンエネルギー自動車
e. その他(
) 〈複数回答可〉
2. 購入したいとは思わない
→ a. 新エネルギーについての知識がないから
b. 性能や安全性に不安があるから
c. 購入設置費用が高いから
d. 燃料代節約効果があまりないから
e. 新エネルギーに興味がないから
f. その他(
) 〈複数回答可〉
6.7%
購入したいか?
1.購入したい
2.購入したいと思わない
無回答
合計
回答数
383
353
構成比
48.5%
44.7%
53
6.7%
789
100.0%
48.5%
44.7%
1.購入したい
2.購入したいと思わない
無回答
資 1-15
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
購入したい機器
a.太陽光発電
b.太陽熱利用
c.風力発電
d.クリーンエネルギー自動車
e.その他
無回答
回答者数
383
合計
回答数
199
127
37
182
10
41
596
構成比
52.0%
33.2%
9.7%
47.5%
2.6%
10.7%
155.6%
0%
20%
40%
52.0%
a.太陽光発電
33.2%
b.太陽熱利用
9.7%
c.風力発電
47.5%
d.クリーンエネルギー自動車
e.その他
60%
2.6%
10.7%
無回答
購入したくない理由
a.新エネルギーについての知識がないから
b.性能や安全性に不安があるから
c.購入設置費用が高いから
d.燃料代節約効果があまりないから
e.新エネルギーに興味がないから
f.その他
無回答
回答者数
353
合計
回答数
79
32
238
43
15
33
50
490
0%
20%
a.新エネルギーについての知識がないから
b.性能や安全性に不安があるから
構成比
22.4%
9.1%
67.4%
12.2%
4.2%
9.3%
14.2%
138.8%
40%
9.1%
67.4%
12.2%
d.燃料代節約効果があまりないから
f .その他
無回答
80%
22.4%
c.購入設置費用が高いから
e.新エネルギーに興味がないから
60%
4.2%
9.3%
14.2%
資 1-16
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
問4
新エネルギーの導入を促進するため、各種の助成制度(購入に関する補助金の交
付等)が設けられていますが、あなたは、このような制度があることをご存知で
すか。
1. 助成制度があることを知っている
→ a. すでに利用した・・・助成制度名又は内容:
(
b. 将来、助成制度を利用したい
)
c. 利用しようとは思わない
2. 助成制度があることを知らなかった
→ a. 将来、助成制度を利用したい b. 利用しようとは思わない c. わからない
1.助成制度があることを知っている
2.助成制度があることを知らなかった
無回答
5.7%
制度認知
1.助成制度があることを知っている
2.助成制度があることを知らなかった
無回答
合計
回答数
313
431
45
789
構成比
39.7%
54.6%
5.7%
100.0%
39.7%
54.6%
13.7%
助成制度を知っている
a.既に利用している
b.将来、助成制度を利用したい
c.利用しようとは思わない
無回答
回答者数
313
合計
回答数
33
182
55
43
313
構成比
10.5%
58.1%
17.6%
13.7%
100.0%
10.5%
a.既に利用している
b.将来、助成制度を利用したい
17.6%
c.利用しようとは思わない
無回答
58.1%
16.7%
助成制度を知らない
a.将来、助成制度を利用したい
b.利用しようとは思わない
c.わからない
無回答
回答者数
431
合計
回答数
162
26
171
72
431
構成比
37.6%
6.0%
39.7%
16.7%
100.0%
37.6%
無回答
39.7%
資 1-17
a.将来、助成制度を利
用したい
b.利用しようとは思わ
ない
c.わからない
6.0%
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
問5
あなたは、掛川市がどのような新エネルギー等の導入を図っていくべきだと思い
ますか。〈複数回答可〉(参考資料をご覧ください)
1. 太陽光発電・太陽熱利用
2. 風力発電
4. 廃棄物 (発電・熱利用・燃料)
3.バイオマス(発電・熱利用・燃料)
5. 温度差エネルギー
6. クリーンエネルギー自動車(ハイブリッド車、電気自動車等)
7. 天然ガスコージェネレーション
8. 燃料電池
9. 中小水力
10. その他(
)
導入を図るべき新エネルギー
1.太陽光発電・太陽熱利用
2.風力発電
3.バイオマス(発電・熱利用・燃料)
4.廃棄物(発電・熱利用・燃料)
5.温度差エネルギー
6.クリーンエネルギー自動車(ハイブリッド車、電気自動車等)
7.天然ガスコージェネレーション
8.燃料電池
9.中小水力
10.その他
無回答
回答者数
789
0%
20%
合計
40%
回答数
590
396
182
462
28
287
35
93
37
16
42
2168
60%
1.太陽光発電・太陽熱利用
50.2%
3.バイオマス(発電・熱利用・燃料)
23.1%
4.廃棄物(発電・熱利用・燃料)
58.6%
3.5%
6.クリーンエネルギー自動車(ハイブリッド車、電
気自動車等)
7.天然ガスコージェネレーション
36.4%
4.4%
8.燃料電池
9.中小水力
10.その他
無回答
80%
74.8%
2.風力発電
5.温度差エネルギー
構成比
74.8%
50.2%
23.1%
58.6%
3.5%
36.4%
4.4%
11.8%
4.7%
2.0%
5.3%
274.8%
11.8%
4.7%
2.0%
5.3%
資 1-18
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
問6
あなたは、掛川市に新エネルギーを導入するとした場合、次のどの点(目的)を
重視すべきだと思いますか。〈複数回答可〉
1. エネルギー消費の抑制に役立てる
2. 地球温暖化・大気汚染等を防ぐ
3. 地震等災害時の非常用電源とする
4. 観光と市のピーアールに役立てる
5. 新エネルギーに対する意識向上に役立てる
6. 導入によって売電収入を得たり、燃料費等を節減する
7. 市内に存在する資源を有効活用する
8. その他:
(
)
重視すべき点
1.エネルギー消費の抑制に役立てる
2.地球温暖化・大気汚染等を防ぐ
3.地震等災害時の非常用電源とする
4.観光と市のピーアールに役立てる
5.新エネルギーに対する意識向上に役立てる
6.導入によって売電収入を得たり、燃料費等を節減する
7.市内に存在する資源を有効活用する
8.その他
回答者数
789
回答数
398
595
382
73
156
225
291
12
2132
合計
0%
20%
40%
60%
80%
50.4%
1.エネルギー消費の抑制に役立てる
75.4%
2.地球温暖化・大気汚染等を防ぐ
48.4%
3.地震等災害時の非常用電源とする
9.3%
4.観光と市のピーアールに役立てる
5.新エネルギーに対する意識向上に役立てる
19.8%
6.導入によって売電収入を得たり、燃料費等を節
減する
28.5%
36.9%
7.市内に存在する資源を有効活用する
8.その他
構成比
50.4%
75.4%
48.4%
9.3%
19.8%
28.5%
36.9%
1.5%
270.2%
1.5%
資 1-19
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
問7
掛川市のどのような施設等に新エネルギーを導入すればよいと思いますか、導入
すればよいと思う施設をお聞かせください。<複数回答可>
1. 市庁舎
2. 学校
3. 幼稚園、保育所
5. 体育施設
6. 公園施設
7. 観光施設
9. 一般家庭
10. 公用車にクリーンエネルギー自動車
8. 民間企業(工場、事務所等)
11. 企業や家庭にクリーンエネルギー自動車
13. その他(
4. 福祉施設
12. コミュニティ施設
)
※導入すればよいエネルギー:
導入先施設
回答数
1.市庁舎
2.学校
3.幼稚園
4.福祉施設
5.体育施設
6.公園施設
7.観光施設
8.民間企業(工場、事務所等)
9.一般家庭
10.公用車にクリーンエネルギー自動車
11.企業や家庭にクリーンエネルギー自動車
12.コミュニティ施設
13.その他
無回答
回答者数
789
構成比
451
494
344
395
211
160
107
196
239
199
124
122
23
41
3,106
合計
0%
20%
40%
57.2%
62.6%
43.6%
50.1%
26.7%
20.3%
13.6%
24.8%
30.3%
25.2%
15.7%
15.5%
2.9%
5.2%
393.7%
60%
57.2%
1.市庁舎
62.6%
2.学校
43.6%
3.幼稚園
50.1%
4.福祉施設
26.7%
5.体育施設
20.3%
6.公園施設
13.6%
7.観光施設
24.8%
8.民間企業(工場、事務所等)
30.3%
9.一般家庭
25.2%
10.公用車にクリーンエネルギー自動車
11.企業や家庭にクリーンエネルギー自動車
15.7%
12.コミュニティ施設
15.5%
13.その他
80%
2.9%
無回答
資 1-20
5.2%
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
問8
新エネルギー推進のために必要とお考えの事についてお聞かせ下さい。
問 8.1 あなたが新エネルギーの普及のためにあればよいと思うものをあげてください。
<複数回答可>
1. 相談窓口
2. 新エネルギーパーク等啓発施設
4. パンフレット
3. 講習会等の啓発活動
5. その他(______________)
普及のために必要なもの
1.相談窓口
2.新エネルギーパーク等啓発施設
3.講習会等の啓発活動
4.パンフレット
5.その他
無回答
回答者数
789
回答数
合計
0%
構成比
352
213
256
317
35
77
1250
20%
40%
60%
44.6%
1.相談窓口
27.0%
2.新エネルギーパーク等啓発施設
32.4%
3.講習会等の啓発活動
40.2%
4.パンフレット
5.その他
44.6%
27.0%
32.4%
40.2%
4.4%
9.8%
158.4%
4.4%
資 1-21
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
問 8.2
新エネルギーの導入を促進するためには以下のどの施策が有効と思いますか。
<複数回答可>
1. 市全体として新エネルギーの導入目標を定める
2. 事業者に新エネルギーの導入を義務付ける
3. 新エネルギーを導入するための補助金
4. 新エネルギーを導入した際の表彰制度
5. その他:
(
)
有効だと思うこと
1.市全体として新エネルギーの導入目標を定める
2.事業者に新エネルギーの導入を義務付ける
3.新エネルギーを導入するための補助金
4.新エネルギーを導入した際の表彰制度
5.その他
無回答
回答者数
789
合計
回答数
401
215
489
42
18
65
1230
0%
20%
構成比
50.8%
27.2%
62.0%
5.3%
2.3%
8.2%
155.9%
40%
50.8%
1.市全体として新エネルギーの導入目標を定める
27.2%
2.事業者に新エネルギーの導入を義務付ける
62.0%
3.新エネルギーを導入するための補助金
4.新エネルギーを導入した際の表彰制度
5.その他
60%
5.3%
2.3%
資 1-22
80%
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
問 8.3
あなたは、どのような新エネルギーに関する情報を提供することを望みます
か?<複数回答可>
1. 全体的概要
2. 購入設置費用
5. 補助金等支援制度
9. 情報入手先
3. 性能
6. 設置方法・設置条件
10. 販売業者
情報提供に望むこと
1.全体的概要
2.購入設置費用
3.性能
4.燃料代節約効果
5.補助金等支援制度
6.設置方法・設置条件
7.具体的導入例
8.関連法制度
9.情報入手先
10.販売業者
11.その他
無回答
回答者数
789
合計
7. 具体的導入例
)
構成比
41.3%
58.2%
36.5%
54.8%
55.6%
25.1%
30.8%
7.0%
11.5%
9.0%
2.0%
6.8%
338.7%
0%
20%
40%
58.2%
2.購入設置費用
36.5%
3.性能
54.8%
4.燃料代節約効果
55.6%
5.補助金等支援制度
25.1%
6.設置方法・設置条件
7.具体的導入例
30.8%
7.0%
11.5%
9.情報入手先
9.0%
10.販売業者
無回答
60%
41.3%
1.全体的概要
11.その他
8. 関連法制度
11. その他(
回答数
326
459
288
432
439
198
243
55
91
71
16
54
2672
8.関連法制度
4. 燃料代節約効果
2.0%
6.8%
資 1-23
80%
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
問9
現在、市では風力発電機を大東区域と大須賀区域に設置していますが、これにつ
いてどう思われますか。
1. いいことだと思う
理由→
a. 地球温暖化防止に役立つ b. 景観がよくなった
c. 原子力、石油等を使わない
d. クリーンな電気が作れる
e. 観光に役立つ
) <複数回答可>
f. その他(
2. いいことだと思わない
理由→
a. 景観が悪くなった
b. 安全性が不安
c. コストが心配
) <複数回答可>
d. その他(
6.8%
4.1%
風力発電機について
1.いいことだと思う
2.いいことだと思わない
無回答
合計
回答数
703
32
54
789
構成比
89.1%
4.1%
6.8%
100.0%
1.いいことだと思う
2.いいことだと思わない
無回答
89.1%
0%
いいことと答えた理由
a.地球温暖化防止に役立つ
b.景観がよくなった
c.原子力、石油等を使わない
d.クリーンな電気が作れる
e.観光に役立つ
f.その他
無回答
回答者数
703
合計
回答数
492
73
316
361
66
23
12
1343
構成比
70.0%
10.4%
45.0%
51.4%
9.4%
3.3%
1.7%
191.0%
20%
10.4%
b.景観がよくなった
45.0%
c.原子力、石油等を使わない
51.4%
d.クリーンな電気が作れる
9.4%
e.観光に役立つ
f.その他
3
7
23
6
56
95
構成比
9.4%
21.9%
71.9%
18.8%
175.0%
296.9%
a.景観が悪くなった
3.3%
1.7%
資 1-24
20%
40%
60%
80%
9.4%
21.9%
b.安全性が不安
71.9%
c.コストが心配
d.その他
無回答
80%
70.0%
0%
回答数
60%
a.地球温暖化防止に役立つ
無回答
いいことと思わない理由
a.景観が悪くなった
b.安全性が不安
c.コストが心配
d.その他
無回答
回答者数
32
合計
40%
18.8%
3.1%
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
問10
廃食油(てんぷら油等の使った後の油)の利用についてお聞かせ下さい。
問 10.1
あなたは、廃食油がエネルギーとして使えることをご存知でしたか。
1. 知っている
2. 知らなかった
4.1%
19.8%
廃食油の再利用について
1.知っている
2.知らなかった
無回答
合計
回答数
601
156
32
789
構成比
76.2%
19.8%
4.1%
100.0%
1.知っている
2.知らなかった
無回答
76.2%
問 10.2
あなたは、てんぷら油等を使った後どのようにしていますか。
1. そのまま捨てている
2. 固めて捨てている 3. 紙にしみこませて捨てている
4. 自分で石鹸を作っている
5. 石鹸作り用にリサイクルに出している
6. 廃油処理業者に引き取ってもらっている 7. その他(
廃食油の廃棄方法について
1.そのまま捨てている
2.固めて捨てている
3.紙にしみこませて捨てている
4.自分で石鹸を作っている
5.石鹸作り用にリサイクルに出している
6.廃油処理業者に引き取ってもらっている
7.その他
無回答
回答者数
789
合計
回答数
32
254
257
15
72
52
129
33
844
0%
1.そのまま捨てている
)
構成比
4.1%
32.2%
32.6%
1.9%
9.1%
6.6%
16.3%
4.2%
107.0%
20%
40%
4.1%
2.固めて捨てている
32.2%
3.紙にしみこませて捨てている
32.6%
4.自分で石鹸を作っている
5.石鹸作り用にリサイクルに出している
6.廃油処理業者に引き取ってもらっている
1.9%
9.1%
6.6%
16.3%
7.その他
無回答
4.2%
資 1-25
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
6.
自由回答意見
問 2.1 あなたは、新エネルギーを利用する機器をお持ちですか。
・OM ソーラー<30 代女性>
・エコキュート<30 代女性
他 6 名>
・ソーラー灯<40 代男性>
・空気熱利用<40 代女性>
問 2.2 新エネルギー機器を利用してどうお思いになりましたか
利用してよかった
・環境について考える良い機会。関心が高まった<30 代男性
他 1 名>
・経済的に助かった<40 代男性 他 60 名>
・灯油を使わなくなったので安全性が向上した<30 代女性
・地球環境に役立っている<50 代男性
他 1 名>
他 8 名>
利用しない方がよかった
・取付費のローンがきつい、光熱費の差額でローンが追いつかない<40 代男性>
・家族全体で意識していかないと余り効果がない<50 代女性>
問 3 あなたは、新エネルギーを利用する機器を購入したいと思いますか。
○購入したい
・エコキュート<50 代男性
他 2 名>
・費用によるが、高くなければ購入したい<40 代女性 他 3 名>
・資金がないので無理<70 代男性>
・家を建てる時があればその時に付けたい<20 代女性>
・考えてない<50 代女性>
○購入したいと思わない
・永久的に使用できない。メンテナンス必要<30 代女性
・高齢だから<70 代男性
他 2 名>
他 3 名>
・借家生活のため。現在の住環境に適さない<30 代女性
・経費が高くつきそうだから<60 台男性
他 4 名>
他 4 名>
・大金を出しでも、市が市全体を変えてしまうことがよいと思うから<40 代女性>
・利用する機会がない<40 代男性
他 4 名>
・一般的に浸透していないから<30 代女性 他 2 名>
・設備の重量などが問題<40 代女性>
資 1-26
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
問 4 新エネルギー導入を促進するための各種の助成制度が設けられていますが、あなたは、
このような制度あることがご存知ですか
助成制度があることを知っている。既に利用した・・・助成制度名又は内容
・太陽光発電<30 代男性
他 13 名>
・ハイブリッド車<70 代男性
・生ごみ処理機<60 代女性
他 1 名>
他 1 名>
・CO2 冷媒ヒートポンプ給湯器<50 代女性>
・申し込みをしてもらえなかった<60 代男性>
問 5 あなたは、掛川市がどのような新エネルギー等の導入を図っていくべきだと思います
か。
・コストと環境の調和が取れれば何でもいい<20 代男性>
・市として持ってなにに使うのか不明<50 代女性>
・海洋<60 代男性>
・初期費用がかからず、既存のものを生かせる方法<40 代女性
・専門的な知識がない為実際は良くわからない<60 代男性
他 1 名>
他 5 名>
・採算性の良好な技術<20 代女性>
・今の赤字をなくしてから<60 代男性>
・必要なし<70 代男性
他 1 名>
問 6 あなたは、掛川市に新エネルギーを導入するとした場合、次のどの点(目的)を重視
すべきと思いますか。
・市民税の軽減が必要<40 代男性>
・未来の子供のために<60 代男性>
・今は考えるべきではない<60 代男性>
・ごみを熱エネルギーとして回収<50 代男性>
・環境教育<40 代男性>
・経済的に協力した人が得するシステム<20 代男性>
・経費削減<40 代男性>
・設備償却を五年以内とする<50 代男性>
・街路灯<60 代男性>
問 7 掛川市のどのような施設等に新エネルギーを導入すればよいと思いますか、導入すれ
ばよいと思う施設をお聞かせください。
施設
・茶工場<30 代女性>
・市営住宅<40 代女性>
資 1-27
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
・各家庭<60 代女性>
・焼却場<60 代男性 他 3 名>
・浄化センターの消化ガスを利用した発電<30 代男性>
・市の土地や施設<30 代女性>
・市長の家<20 代男性>
・温水プール<50 代男性>
・日中照明設備が可動している所<60 代男性>
・コンビニ<20 代女性>
・病院<50 代女性>
導入すればよいエネルギー
・太陽光、太陽熱利用<40 代男性 他 138 名>
・風力発電<30 代女性
・廃棄物利用<60 代男性
・中小水力<20 代女性
他 47 名>
他 28 名>
他 1 名>
・掛川に有効な方法<20 代男性>
・クリーンエネルギー自動車<50 代男性
・バイオマス利用<30 代女性
他 4 名>
他 6 名>
問 8.1 新エネルギー普及のためにあればよいと思うものをあげてください。
・市の負担、補助金<50 代女性 他 4 名>
・広告に掲載。
「広報かけがわ」の利用。インターネットの利用<30 代女性
・費用対効果等の研究・分析結果<40 代男性
他 9 名>
他 2 名>
・環境向上の為、まず市民は何をすべきかを一般市民に教育する必要あり<50 代男性
>
・がんばる人にお金がもらえるようにする<20 代男性>
・個人メリットの説明・個人投資額の説明<40 代男性>
問 8.2 新エネルギーの導入を促進するためにはどのような施策が有効と思いますか。
・モニター制度<40 代男性>
・必要性の自覚、市民への周知<50 代女性 他 2 名>
・自動車の燃費等の補助<20 代女性>
・導入者への減税<20 代男性
他 1 名>
・市の財政に負担をかけない事<50 代男性>
・事業者に義務付ける前に市がやるべき<30 代男性>
問 8.3 あなたは、どのような新エネルギーに関する情報を提供することを望みますか。
資 1-28
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
・信頼できる情報<30 代女性>
・コストメリット<50 代男性>
・CO2 排出量で低減効果<30 代男性>
・現時点での機器の耐久性、メンテナンス情報<40 代女性
他 2 名>
・利用する上で不便になるなどデメリット<20 代女性>
・説明会など<60 代女性>
問 9 現在、市では風力発電事業を大東区域と大須賀区域に設置していますが、これついて
どう思われますか。
いいことだと思う
・住民の啓発など PR にする<40 代男性 他 2 名>
・デザインを検討していくつか並べて景観が良くなる工夫をすると良いと思う。発電
量を増やすと良いと思う<40 代男性>
・設置しての効率が分からない<40 代女性>
・身近に感じた<50 代男性>
・地域の特性を生かしていいことだと思う<30 代女性>
・有効利用していいことだと思う<30 代女性
他 3 名>
・他での導入の参考になる<50 代男性>
・いいことだと思わない
・収入と支出を知りたい。メンテナンス費用等<70 代男性
他 4 名>
・野鳥が羽に当り死ぬ<50 代男性>
・太陽光発電を先に進めるべき<40 代女性>
問 10.2 あなたは、てんぷら油等を使った後どのようにしていますか
・なるべく使い切っている<60 代女性>
・市の回収等に出す<30 代男性 他 39 名>
・使い切っている、継ぎ足して捨てない<60 代女性
・炒め物などに使用、再利用<40 代女性
・畑の肥料、畑に捨てる<40 代男性
他 19 名>
他 17 名>
他 8 名>
・区に処理依頼中、処分に困っている<60 代男性
他 1 名>
問 11 新エネルギーについて、あなたの意見を自由にお書きください。
・公共事業としてやるべき<50 代女性>
・太陽発電について、設備の耐用年数はどうか。設備費用と耐用年数と比較してどう
か<60 代男性>
・費用はかかるが積極的に推進すべき、個人、家庭の意識も高まる<30 代男性>
・購入したくなるようなハイブリッド車を製造してほしい<30 代女性>
資 1-29
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
・石油以外の燃料を安価で使用できる製品が開発され普及することを希望します<60
代女性>
・間伐材と山林の利用促進のために木質ペレットの導入をしたいと思う<50 代女性>
・地球温暖化
大気汚染近い未来のため、すべての人が真剣に考えなければならない
と思う<50 代女性>
・地球温暖化対策のためにも太陽光利用等について積極的に取り組む必要があると思
う<60 代女性>
・環境ギャラリーなどのゴミ焼却の熱を利用して温水プールなどを作ってほしい<40
代女性>
・まず公共機関と企業が同人に導入する。公共機関だけだと一部の業者やコストのか
かる業者と取引することが多いから<40 代男性>
・購入費用を補助金でできるだけ安く<40 代男性>
・地球温暖化や大気汚染を減らす為に導入すべきであると思います<30 代女性>
・もっと情報がほしいですね。あと、老人の 1 人暮らしの家などに無料でつけてあげ
て下さい<60 代男性>
・ガスがプロパンなのは遅れすぎていると思う。2 月にこちらに引っ越して来たが、以
前住んでいたところは天然ガスだったので、プロパンだと知ってびっくりした<30
代女性>
・安い、環境に優しいエネルギーがあったら良いと思います<30 代男性>
・市民に工事費等の負担がかからないようにお願いしたい<70 代男性>
・一人一人がいろいろな面に対して実行をしていかなければ何にも意味がないかと思
います<60 代男性>
・個人で使用できる低価格な発電機器がほしい<40 代男性>
・市営住宅に住んでいますが、冬になるとお風呂がなかなか沸かず、お金の方も凄く
増します。最近、知人の方が新エネルギー機器を導入したところ,安全で安く、すご
くいいと喜んでいたことを聞いて、アパートでも出来れば、とすごく思いました<40
代女性>
・特に太陽光発電について、『売電』より『個人使用』を主体に考え、一般家庭に事前
の啓発活動を行い(市、自治会など)、積極的な導入をはかるべきである<70 代男性
>
・トラックなどの排ガス規制を厳しくし、太陽光発電などの補助金を増やす。風力発
電は目立つし、発電成果などを公表し、啓発 PR し、市も利用して欲しい<40 代男性
>
・原子力の事故が起こると、掛川市も危険であるので心配。太陽光発電導入を望む<
50 代女性>
・これから進めていくべきです<70 代男性>
・てんぷら油も、資源として、数少ない人が利用していくのではなく、強制にして回
資 1-30
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
収の数も増やしていけばいいと思う<30 代女性>
・掛川市は気候が温暖ですから、太陽光はおおいに利用しても良いと思う<50 代女性
>
・コストメリットを計算しながら、たくさん導入すべきだ<50 代男性>
・市民全体を動かすため、市の目標を発表し、何年以内に、車2台以上の家は、1 台を
エコ車にするとか、トラックをもつ会社を対象にエコ台数を決めるとか、生ごみ、他、
家庭の廃材を簡単に処理できる性能のよい機械を市が購入し、町中に設置いつでも、
誰でも、簡単に利用するシステムにし、町全体をエコにする<40 代女性>
・市全体で取り組む方向に市民にアピールすること<60 代男性>
・各、新エネルギーの収支を現在と比較表の情報を誰も損はしたくないでしょう。も
うひとつ大切な事は信用です。いくら本当にいいことでも本当かなでは進まない<70
代男性>
・効率の向上にむけ、一般市民への啓蒙の機会を数多く持たせる<60 代男性>
・一般家庭では新エネルギーを導入するのは難しいと思うので、まずは市が大学や企
業の研究機関といっしょに取り組んでもらえばと思う<40 代男性>
・光熱費の節約できるエネルギーが、手軽につくれると良い<20 代女性>
・小規模水力発電、剪定枝竹による専用火力発電の建設<50 代男性>
・一般家庭でも設置できる行政をお願いします<60 代男性>
・地球温暖化防止のために、新エネルギーの開発をするのは当然だと思う<50 代男性
>
・各家庭でも出来る家庭から始める。行政でも企業等にすすめていく<50 代女性>
・市の導入方針を明確にしてほしい。どれくらい節約できるのか。具体的なデータを
示してほしい。財政制度をもっとアピールすれば、使用がふえるのでは<40 代男性
>
・もっと身近で積極的に宣伝して色々な所で教えてほしい<30 代女性>
・早急に新エネルギー導入をすべき<30 代女性>
・新エネルギーコストが心配である<50 代男性>
・業者は電話でよく設置を勧誘してくるが市の方の対応が少ない<50 代男性>
・新エネルギーの有効利用は今後重要なテーマになる。コスト、費用対効果の課題を
解決してほしい<70 代男性>
・掛川市独自の新エネルギー学をまとめ、市内中学生以上を対象とした当学科の普及
が望ましい<70 代男性>
・地球温暖化防止の為にひとりひとりにもっと自覚が必要<50 代女性>
・最後まで使い切る<60 代女性>
・安価で CO2 を出さないエネルギーが求められる<50 代男性>
・太陽エネルギーを期待したい。地球温暖化を子孫に受け継いではいけない<50 代女
性>
資 1-31
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
・まずは公共施設でのトライアル、そして有効性の確認、宣伝、普及促進へ<60 代男
性>
・必要ではあるがこれを理由に公共の施設増えるようなことがないようにしてほしい
<40 代男性>
・太陽発電、熱利用した施設をもっと増やす市の公共施設や街路灯に使用する<60 代
男性>
・導入は賛成だが、費用対効果を明確にすべき<30 代男性>
・石油など永久にあるものではないので自然の力(太陽、風、水)で発電などしたほ
うがよい。オゾン層の破壊も恐ろしい<50 代女性>
・公共の建物に、大規模に設置すれば意識も高まりイメージもつかめる。個人では高
価すぎる<30 代女性>
・太陽光、風力などの発電には多額のお金がかかるため設置は大変<40 代女性>
・風力発電を多くする<60 代男性>
・現時点ではガソリン等のエネルギーは通勤以外の場合は制限することも考えたい<
60 代男性>
・公共機関はもちろん各家庭で取り入れられるとよいと思う。ある程度のコミュニテ
ィを組織して導入できるならば進展するのではないか<60 代女性>
・太陽光を利用<40 代男性>
・あまりぴんとこない。大東区域、大須賀区域に設置している風力発電機についても
どのように使われているのか知らない<30 代女性>
・コストを下げることが出来るし社会のためにもなる<60 代女性>
・荒れて草ぼうぼうの田んぼ畑、菜種を作り燃料にする。補助金制度で行ってほしい
<60 代女性>
・ハイブリット車の導入が必要。車の公害が困る<70 代女性>
・環境に良いとわかっていても、費用や手間がかかるのではないかと考えるので設置
が出来ない<50 代男性>
・太陽光発電設置時だけ補助ではなく数年後、部品交換、故障時も申告すれば補助が
出るようにしてほしい<40 代男性>
・油をあまり使用しないので、使いすてはしていない<40 代男性>
・実効ある継続可能なもの、コストパフォーマンスのあるもの実施すべき<50 代男性
>
・太陽熱利用を行っている。利用価値がある<70 代男性>
・市で行えるものは積極的に行ってほしい。利用することのメリット、デメリットを
具体的にしてほしい<20 代女性>
・廃油処理業者が存在していることを知らなかった<70 代女性>
・クリーンエネルギーで地球温暖化に役立つ<60 代男性>
・エネルギー供給源の多様化は喜ばしい<30 代男性>
資 1-32
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
・いろいろな情報があり何を信じていいかわからなくなっている<30 代女性>
・コスト面で使用したくても出来ない状態である<40 代女性>
・良く勉強して無駄、間違いのないことを進めてほしい<60 代男性>
・よく内容を知らないので知りたい<40 代女性>
・大変よい<70 代男性>
・今の掛川体制では無理<60 代男性>
・もう少し早く大きな助成金をお願いしたい<50 代男性>
・一人一人の意識を向け施策を強力に押し進める展開を期待<70 代男性>
・積極的に導入すべき、その開発に力を注ぐべき<50 代男性>
・環境を守るためにお金を使う時代。クリーンなエネルギーを作る事が町一番のアピ
ールとなる<30 代男性>
・積極的に導入すべき<40 代男性>
・補助金の金額を増やしてほしい<40 代男性>
・出来る限りよい方向に協力したい<60 代女性>
・掛川市はバイオマスの研究、検討を進めていくことがよい<60 代男性>
・必要なことだと思う<50 代女性>
・関心はないが地球にいいことは考えたほうがよい<70 代男性>
・各人の認識が必要である<50 代女性>
・環境に悪影響を与えない。あらゆる面で安全<50 代女性>
・個人で新エネルギーを導入すると費用がかかる<30 代女性>
・普及にネックなのは高額な費用。地球の資源を大切にしていく啓蒙活動をしてほし
い<70 代女性>
・補助金額が増えれば利用者が増えそうな気がする<20 代男性>
・もっと補助金などをいろいろとつけてほしい<40 代女性>
・地球温暖化、石油問題を考えると次のエネルギーに変わるものが望まれる<50 代女
性>
・イニシャルコストの高さで敬遠してしまう。石油にかわるエネルギーは必要<30 代
男性>
・ソーラーシステム等日本全体に設置できたらどう変わるか。化石エネルギーに頼ら
ない<40 代女性>
・太陽光発電等、良い点、悪い点が分からない。使用している人の意見が聞きたい<
50 代女性>
・市全体に普及するのは時間がかかりそう。企業などに導入してアピールできれば良
い<20 代女性>
・個々の家に風力発電が入ったら小さくとも支援を頂きたい<70 代女性>
・もっと簡単に安価で導入できるようになってほしい<30 代女性>
・投資に対する回収とのバランスが重要<20 代男性>
資 1-33
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
・今後勉強したいと思う<70 代男性>
・化石エネルギーは使わない方が良い、そのためには太陽光発電が一番良い<70 代女
性>
・太陽電池等は補助がないと難しい。新エネルギーといえばごみからの熱エネルギー
ではないか<50 代男性>
・駅の改札口通過時にたまる電機などもある<30 代女性>
・市庁舎や学校等に設置し、利用してほしい。新しく啓発施設を作るのは税金の無駄
になる<30 代女性>
・使えるものを上手に使えばよい<30 代女性>
・エネルギーはなるべく使わない<70 代男性>
・情報、値段等がいまいち理解が足らない<30 代女性>
・市民が興味を持つ、コストなどを前面に出しアピールする必要がある<30 代女性>
・コスト減をはかり家庭レベルへ広く展開するべき<30 代男性>
・各家庭でも導入するべきだが、コスト問題もあるのでは<40 代女性>
・今出来る事、節電、リサイクルにもっと関心をもつ<40 代女性>
・費用がどのくらいか、耐用年数は又助成制度の内容等をアピールしたほうがよい<
40 代男性>
・本当はよくわからないが、よいことだと思う<30 代女性>
・原子力発電は危険そのもの<60 代男性>
・太陽電池は環境にもいいし電気代もうく<20 代女性>
・導入にあたって補助制度を作る<70 代男性>
・先の技術開発を推しながら今現在実現可能な方法を用いるのみ<20 代女性>
・機械を購入したいが金額が高すぎる。補助金があれば考える<30 代女性>
・一家庭、一地域だけで費用を出すのは大変だから毎年補助金を出すなどして普及さ
せる<60 代女性>
・今の時代に考えた施策を実施してほしい<60 代男性>
・もっと身近なものとして受け入れられる様な対策をとってほしい<50 代男性>
・個人住宅から普及を図っていけたらよい<70 代男性>
・実際問題としてコストが高く耐用年数の問題、設備の廃棄を考えると本当にエコな
のか疑う<40 代女性>
・石油等の資源にかわるエネルギーが必要<20 代女性>
・個人で利用しやすい価格に技術が発展する様事務所等で設置を増やす<30 代男性>
・採算のあいそうなエネルギーを利用したほうがよい<20 代男性>
・太陽光、風力、自然のめぐみを大いに利用すべき<60 代男性>
・知らないこともあるので、知識などを広めてほしい<30 代女性>
・地域で導入というような大規模なものはイメージしにくい<40 代女性>
・温暖化に不気味さ、危機を感じる。いろいろな情報を知りたい<60 代女性>
資 1-34
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
・生活に密着した情報を具体的に示してほしい<50 代女性>
・取り入れたいが価格が高すぎる<60 代女性>
・地球温暖化防止、大気汚染を防止する都市はどんどんうけいれるべき<60 代男性>
・廃食油がガソリンをつくるように再利用を研究すべき<50 代男性>
・住民一体となって風力発電に取り組む<70 代男性>
・どんどん利用していくべき<40 代男性>
・原子力発電設備、依存の軽減期待と地球温暖化と大気汚染防止に期待<60 代男性>
・石油に頼る生活から脱却しなければいけない<70 代男性>
・設置はしたいが費用がかかる。助成はどの程度か<50 代男性>
・現在のエネルギーにとって代わると思えないが将来に向け取り組んだ方が良い<40
代男性>
・地球温暖化はすぐに防止しなければならない。個々の自覚、出来ることの情報必要
性を求める<50 代女性>
・今一分からないと共に多額な費用がかかる<50 代女性>
・リサイクル出来る物はしてきれいな空気にし、コストのかからない方法を考える<
60 代女性>
・太陽光発電、太陽熱利用を考えているが地震が心配<70 代女性>
・風の強い地域の特性をもっと生かせたらよい<60 代女性>
・子供の将来の為新エネルギーを利用し、地球温暖化を防ぐことは良い<40 代女性>
・廃棄物発電など早く一般家庭に普及すると良い<60 代女性>
・設置方法の徹底。設置費用が安くなる方法の考慮を希望<70 代女性>
・情報が少なくよく分からない<30 代女性>
・地域性を生かしたエネルギー利用をしたい<30 代女性>
・風力発電をもっと増やしても良い。ハイブリット車の助成金がでるとよい<30 代女
性>
・もったいない精神<50 代女性>
・必要になるし、助成金もでて優れた機械が開発されることを期待する<40 代男性>
・コストの問題など市民が不安にならない取り組みを望む<50 代女性>
・太陽と風を利用。経費節減<60 代男性>
・個人及び一部国内における太陽光発電及び風力発電の推進と補助の充実<40 代男性
>
・風力発電で景観が良くない、自然破壊につながるという意見をきく<50 代女性>
・エネルギーの節約を各家庭で呼びかける。市がリードする<70 代女性>
・太陽光発電、ハイブリット車勧めたりし地球温暖化防止の意識を高める。またごみ
焼却場の熱利用もおこなうようにする<40 代女性>
・めざせスウェーデン、バイオの力でバスが走ったらすごい<20 代女性>
・市としての施策として費用を負担しにくいことに疑問を感じる。掛川市が何に力を
資 1-35
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
入れているのか分からない<20 代女性>
・興味はあるが知らないことが多くなかなか実行できない。パンフレット等で知るこ
とが出来ればよい<30 代女性>
・温暖化が気になるのでどんどん新エネルギーをつかうべき<20 代男性>
・環境によいくらいでよく分からない<40 代女性>
・電気、ガス、石油以外のエネルギーについて家庭個人でもつかいたい<60 代男性>
・風力発電をもっと多く作ったほうが良い<60 代男性>
・もっと具体的な内容を知りたい<20 代女性>
・太陽光発電について知りたい。安全だと聞いている<60 代男性>
・掛川だけではなく隣の市と共同で取組む。市の財の範囲で無理のない程度で進める
<20 代男性>
・石油エネルギーだけに頼ることに不安がある<50 代男性>
・温暖化と盛んに聞くが、具体的なことが分からない。市職員が市民に伝える事を考
えてほしい<40 代女性>
・資源は限りがあるため、太陽光等自然への取り組みを推進する必要がある<50 代男
性>
・あまり早くから取り入れないほうが無難。良く研究してからでもおかしくない。そ
のうち新しい物が生まれる。早く導入すれば赤字になるので<50 代男性>
・新エネルギーの中では、太陽光発電が、「売買」の部分まで含めて家庭用としてよい
と思うが、滋賀県のように、充電量をさらに県が買い取るか「マイレージ制」を静岡
県も早急に進めるべきだと思う<40 代女性>
・新エネルギーを語った詐欺まがいの訪問販売がよく来る。公正な導入費用を公表し
てほしい<40 代男性>
・しっかりとした説明が必要。安全安心が必要<60 代女性>
・新エネルギーの研究をもっとしてもらいたい<70 代男性>
・設備費が取れるかが新しい物への問題<70 代男性>
・安全でコストが安ければよい<50 代女性>
・個人的に原子力発電は好きではないその他の安全なエネルギー化を望む<30 代男性
>
・聞いたことはあるがよく知らないことがほとんど<20 代女性>
・風力発電をもっと増やす<50 代女性>
・太陽光発電、ハイブット車は購入したいが高価なため買うに至っていない<30 代男
性>
・太陽光発電、ソーラーハウスなど取り入れたいがお金がかかる。もっと気軽に簡単
に私たちの生活に取り入れられると良い<40 代女性>
・太陽光発電にしたいが高価すぎるし、性能もメンテナンスもまだわからない<40 代
女性>
資 1-36
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
・何かいろいろと早いような気がする<20 代男性>
・太陽熱利用を使用して床暖房がある家に住みたい。新エネルギーがこんなに多いと
は気づかなかった<50 代女性>
・一般家庭への設置、利用が広まればよい<40 代女性>
・新エネルギー利用の必要性を理解させる工夫が必要<50 代男性>
・電気・ガス等より多く使用している施設を中心に導入していけば良いと思う。一般
家庭はその後でも良いと思う<20 代女性>
・利用した方がよいでしょう<70 代男性>
・油を使う所で働いていますが、廃油をもっと車にもたくさん使えると良いと思いま
す<20 代女性>
・これから広まっていくといいなと思います<30 代女性>
・環境に良く便利等、地球にも人にも役立つならば、多少費用がかかっても推進すべ
き。補助制度があれば積極的に協力したい<20 代女性>
・言葉は知っているものの、良さについては何となくしか分からないので具体的な情
報があると、もっと前向きに検討できると思います<30 代女性>
・新エネルギーは、石油などを使わないので、いいと思うが、個人の家に、設置する
には、費用が、かかるので、大変だと思う<40 代男性>
・政府から指針(EX 環境白書 etc)は出ているが、それはそれ、掛川独自の考え方、
手法(生活者が主役)で実行すれば、PR しなくとも全国から問い合わせがくるはず、
「共生の大地」岩波新書参考<50 代男性>
・一般家庭では、経費面で簡単に導入できない。まず公共、事業所などの推進が必要
である<70 代女性>
・コストも気になりますが、地球環境を良くするため、市が積極的に動いてくれるこ
とを望みます<30 代女性>
・地球温暖化防止になれば良いと思います。そして、全過程に迄、浸透する時代が、
早く来るように、なってほしいと思います<40 代男性>
・たとえ良いからと言って費用がかかりすぎたり、又トラブル(故障)や点検に手間
がかかる様では家計にエコとはいかないと思う<40 代女性>
・導入するためには多くの費用がかかると思うので、安易に賛成とは言えない。新し
いものを導入する前に、今の条件でできることはないのか考えるべきだと思う。環境
のことを考えるのであれば、新エネルギーより、市民一人一人意識を環境に向けさせ
ることのほうが求められると思う<20 代女性>
・太陽光発電を家庭で導入しているお宅が多い。かなり節約できるようですが<30 代
女性>
・テレビで食用油(使用済み)をスタンドで集めていてそれを車のガソリンに作りか
えているのを見たがいいなと思った<40 代女性>
・資源を大切にするため、一番いいことだと思う<60 代女性>
資 1-37
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
・その良さと意見を説明する義務が市にあると思う。民間企業並みの努力をしてくだ
さい<40 代男性>
・①高価設備を安価にしてほしい。②それ故、石油ボイラーで給油していますが、灯
油価格が一年で33~75円/ℓ に跳ねあがっても何も政策が取られなかったこと
は非常に残念です。③市民教育が大事と思います。新エネルギーになっても無駄な使
い方をしていては意味がありません。 例
車は軽い車で、AT より MT の方が燃費が
良い。バイク、自転車で用を足せる時は車をつかわない<50 代男性>
・今の市の姿勢を見ていると設備投資をほとんどしていない。借金が多いこと
カッ
コエミーでは?<60 代男性>
・太陽熱利用は一番使用し得るものとして取り組んでほしい。焼却場の熱利用も当然
のこと<70 代女性>
・環境省エネ保全の立場から、新エネルギーがよいとは理解出来ないがまだ他人事の
ように思える。もう少し意識が高くならないと現実的な考えにならない。啓発心を高
める為にもその知識が高くなることが必要。しかしいずれは新エネルギーはなくては
ならないものと考えられる<60 代男性>
・新エネルギーの導入に伴い、CO2 が増えたり、廃棄物が多くなるのは困る<40 代女性
>
・あまり知りません<70 代男性>
・太陽光発電や風力発電などの家庭で使用出来る小型の補助的に使えるローコストの
物を開発してほしい<50 代男性>
・ソーラーパネルでクリーンな電気を作る<60 代女性>
・太陽エネルギーは電気もあまり利用しなくてもよい<40 代女性>
・太陽光発電は学校などの屋上に設置すればよいと思う。学校などは一日中日当たり
のよいところにあるので<40 代男性>
・地球温暖化、汚染は防がなくてはいけないと思うが、実際にはよく分からない<60
代女性>
・太陽熱はもっと利用すべき。単体での利用でなく、集合体での利用方法を検討した
い<60 代男性>
・おおいにいいことである<50 代男性>
・新エネルギーは重要だが、市で導入するならコストも考えるべきだと思う<30 代男
性>
・最初の内は初期費用がかかると思いますし、コストも心配ですが、全力で普及させ
ていけば、認知度も高まり費用も安くなると思いますので、なによりも、利用しがた
い環境づくりと意識づけが大切だと思います。また、その為にも、的を得た新エネル
ギーをチョイスするのが重要です<40 代女性>
・新エネルギーも大切だが、エネルギーを作るだけではなく、いかに少なく、エネル
ギーを大切に使うかも大切に使うかも大切だと思う<20 代女性>
資 1-38
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
・婦人任せで分からない<70 代男性>
・未来のエネルギーは自然エネルギー利用式だと思います。日本は無資源であるため、
ぜひ自然エネルギーを取り入れたい<50 代男性>
・限りある資源を有効利用すべき。市はあくまでサポートであり個々や企業がもっと
積極的になるべき<30 代女性>
・家を新築する際には太陽熱利用をしたいと思っています。グリーンエネルギー車を
もっと沢山種類ができ、安くなれば利用する人も増えると思います<30 代女性>
・新エネルギーを考えることもよいが、人類の歴史の中で現代ほどエネルギー消費が
過大な時代はないと思います、節度する生活習慣に立ち返ることも検討する必要であ
るのではないか?生活の利便性追及がいつか自然の破壊に連ならないよう両面の配
慮も併せて考えてください<70 代男性>
・新エネルギーの普及のためには、もっと誰でもわかりやすく理解できる様にするこ
とが大事だと思います<40 代女性>
・エコクリーンの時代から必要性の高いことは、理解できるが一般市民の最終的メリ
ットがどの程度なるのか?導入によって市民税が UP されないのか?など心配なこと
が多い<40 代男性>
・掛川地区の山間部にも風力発電機を設置したらいかがですか<60 代男性>
・長い年月をかけてのエネルギーの垂れ流し無駄遣いによる大気汚染地球環境温暖化
が進みクリーンエネルギー利用を行っていかなければ地球はだめになると思います。
市として、この問題に真正面から取り組んでいただけることうれしく思います<50
代女性>
・ローカルエネルギーを有効利用したほうが良いと思う。それには、不良システムな
どに、だまさないだけの見識をもたねばならないと思います<60 代男性>
・日本でも日照時間の最も長い地域であること、風がつよい事等自然エネルギーが有
効に使える地域である東海地震も近いことから災害に強い自治体をアピールするに
も良いのではないか?<40 代男性>
・地球温暖化は深刻な問題だと思うので、少しでも役立つ情報を市民の一人でも多く
のひとが持つことは大切なことだと思います<40 代女性>
・何を始めるにしてもお金がかかるので、掛川市の借金を返してから新しいエネルギ
ーの事を行えばいいと思う<20 代女性>
・利用できるエネルギーは積極的に利用していくべきだと思う。市が中心になって指
導していって欲しい<30 代女性>
・新エネルギーを導入して市が赤字にならなければどんどん導入すればいいと思う<
20 代男性>
・自然エネルギーを大いに活用されたい<60 代女性>
・睦浜開拓組合は約16町歩の防風木を所有してあった海岸より第2列の三某、化石
資源も近い将来は広々されてある時勢にあり、次期対策としては風力発電が当然多く
資 1-39
資料-1 新エネルギーに関するアンケート調査結果
の人たちの指向と思われる。平成8-10年頃当総会も開放期に到達する為所有山木
の設置につき協議を重ねたが結果として町に移譲し、将来の風力発電の基地とするよ
う杉浦町長と接倒するも即座に拒否されてしまった。組合はやむを得ず組合員に半ば
強制的に配分処理した。痛切に感じた事など代表者選出には視野の広い方の選出であ
る。地方発展のため、場合によっては某設置工場の協力をいただいて成果を挙げてい
ただきたい<70 代男性>
・新エネルギーの導入も必要なのですが、車社会になっている現状を考え直さなけれ
ば今後大変なことになるのではないでしょうか<50 代女性>
・積極的に推進していく努力が必要だと思う<60 代男性>
・家庭でも推進できる、バックアップ体制を作ってほしい<40 代男性>
・これからのことを考えると、新エネルギーの利用は大切なこと。でも、費用を考え
ると、まだまだ手が出せません<40 代女性>
・各家庭や個人がよく知識を得ることが大切でその心がけが大きい。エネルギーの節
約、新エネルギー導入につながると思うので、もっとよく知って、そのためには、ま
ず、どんなことから始めて、大きく、それを広めていくかだと思います<40 代女性
>
・多少お金がかかっても導入すべき。環境問題には興味ある<20 代女性>
・子供から大人まで新エネルギー導入に参加し市全体に及ぶものは、県や国への働き
がけも必要<40 代女性>
・風力発電をもっと多く設置する。太陽光発電を新しく建設する公共の建築物に設置
して、一般へ啓蒙をはかる<70 代男性>
・費用が高い事と性能が気になります<30 代女性>
・クリーンエネルギー自動車の利用者が増えれば自然環境も守れる<30 代女性>
・新エネルギーについてもっと知る必要がある<20 代女性>
・家庭でできる事を利用したい<50 代女性>
・新エネルギーについてあまり知らない<20 代女性>
・太陽光発電にしたが予算が高くつくため中々着手できない<50 代女性>
・最も効率的な風力発電を多数機採用したらよいと思う。1 年を通じて風の強い地域な
ので利用しないのはもったいない。但し一般家庭では設置できるレベルではないため、
市内で希望者を集め共同出資等してみてもいいのでは?また、太陽光発電が容易に設
置できるクリーンエネルギーだが、10 年~20 年先には現在のものとは桁違いの高効
率タイプが開発されていると思われる。その時、現在の購入者が「失敗した」と思わ
ないように、5~10 年でペイできるくらいの補助があれば促進に役立つ。(現在のタ
イプが多数使用されることで、より良いものが出来ていくため)<30 代男性>
・環境保護のため、出来るだけ早く一般家庭にまで普及される努力を労力を厭わず、
国・県・市が考え実行すべき<30 代女性>
資 1-40
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
資料-2
結果
1
主
市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査
旨
掛川市においては NPO 法人エコロジーアクション桜が丘の会による学校への太陽
光発電システムの設置が行なわれています。この様な活動を市内に広く広めるため
の参考資料とする目的で、市民活動による新エネルギー導入についてのアンケート
を実施したしました。
2
実施方法
・調査対象およびアンケート数:
・桜が丘中学校区内 組長宛
:295 人
・桜が丘中学校区以外
:238 人
区長・小区長宛
・エコ桜が丘会員・サポート会員宛
:223 人
計 756 人
・調査方法:
アンケート票の送付、回収は郵送(一部手渡し等)で行いました。
・調査時期:
調査票は平成 18 年 12 月 11 日に発送。回収期限は 12 月 26 日迄としました。
・調査(質問)内容:
①「桜が丘中学校区内 組長向けアンケート」と「桜が丘中学校区以外 区長・小区
長向けアンケート」の主な質問
・団体に所属しているか
・太陽光発電について
・エコロジーアクション桜が丘のような新エネルギー設備の設置に関する市民活
動について
②「エコ桜が丘の会会員・サポート会員向けアンケート」の主な質問
・桜が丘中学校へ太陽光発電システムを設置について
・太陽光発電システム設置までの活動中や設置後の御自身と周囲について
・アンケート票回収数:
・桜が丘中学校区 組長宛
:92 人(31.2%)
・区長・小区長宛
:158 人(66.4%)
・エコ桜が丘会員・サポート会員宛 :101 人(45.3%)
資 2-1
計 351 人(46.4%)
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
3
アンケート調査票
桜が丘中学校区内 組長向けアンケート調査票
資 2-2
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
資 2-3
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
資 2-4
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
桜が丘中学校区以外 区長・小区長向けアンケート
資 2-5
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
資 2-6
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
資 2-7
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
エコ桜が丘の会会員・サポート会員向けアンケート
資 2-8
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
資 2-9
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
資 2-10
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
4
調査結果のまとめ
本アンケートの調査結果より、考察を以下に示します。
【桜が丘中学校区内 組長向けアンケート及び桜が丘中学校区以外 区長・小区長向け
アンケート】
・桜が丘地区では、市民活動をよく知っており、資源化物回収などが効果的である
ことや、行政に頼らず活動を行えそうであると感じている人が多いです。
・他地区では、桜が丘の事例を知っている人は4割程度であり、市民活動自体を知
らないこともあり、市民活動を応援したいが、具体的にどうするのかを知りたい
人が多いです。
【エコ桜が丘の会会員・サポート会員向けアンケート】
・活動を通して達成感と地域の連帯感が生まれています。
【考察】
・住民は桜が丘の活動に関心をもっており、具体的にどのように実施されたのか(市
民団体の作り方、活動の仕方、収益モデル)、どのように今後、他の地区で行える
のか(他地区で今後実施する場合、市民団体の作り方、活動の仕方、収益モデル)
、
その時の問題点は何で(活動に協力してくれる人を集める)、収益などはどのよう
にすれば達成可能なのか(行政はお金をなるべく使わない)、などを行政によって
広報してくれることを望んでいると考えられます。
また、アンケート結果からは、桜が丘モデルが広がらないのは、以下のような理
由からだと考えられます。
1. 方法論(桜が丘モデル)が一般には知られていない。
2. NPO の活動自体、活動の意義が知られていない。
3. NPO 活動に興味のある人は多く、活動の支援をしたいと考えている人が多い
が、活動の労力の心配、組織することが大変、との認識から活動参加、支援
に躊躇していると考えられる。
さらに、このような活動を成功させるには、以下のような認識が必要と考えられ
ます。
4. 桜が丘モデルは地球温暖化問題へ貢献する良い方法で推進すべきだが、成功
させるには積極的に行動する人材が多く必要
5. 「参加者者の協力」と「地域との連携」が必要で、これに加え「強力なリー
ダー」、
「行政の支援」が必要
資 2-11
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
よって、桜が丘モデルを市内に広め成功させるには、以下のような取り組みが必
要と考えられます。
1. 桜が丘モデルを広くアピール
2. 市民活動自体の理解を市民に深める広報
3. 市民団体自身による自己 PR
4. 人材育成
5. 行政による市民団体に対する専任担当者、窓口の設置
6. 行政と市民団体による定期的な情報交換、行政による情報提供(補助事業の
紹介、技術情報など)
資 2-12
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
5
集計結果
【桜が丘中学校区向けアンケート及びその他地域区長・小区長向けアンケート】
問1
あなたは、環境活動を主とする市民団体に所属していますか。1と2のどちらか
一つに○を付けてください。
1. 所属している (お差支えが無ければ、その名称:
)
2. 所属していない
桜が丘中学校区
回答数
1. 所属している
2. 所属していない
7
7.6%
85
92.4%
0
0.0%
92
100.0%
無回答
合計
他地区
1. 所属している
2. 所属していない
無回答
合計
構成比
回答数
0.0% 7.6%
1. 所属している
2. 所属していない
無回答
92.4%
0.6%
構成比
18
11.5%
138
87.9%
1
0.6%
157
100.0%
資 2-13
11.5%
1. 所属している
2. 所属していない
無回答
87.9%
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
問2
太陽光発電システム設置について
問 2.1
あなたは、桜が丘中学校に太陽光発電システムが設置されていることをご存
知ですか。1と2のどちらか一つに○を付けてください。
1. 知っている
桜が丘中学校区
2. 知らなかった
回答数
構成比
1.知っている
70
76.1%
2.知らなかった
22
23.9%
0
0.0%
92
100.0%
無回答
合計
0.0%
23.9%
1. 知っている
2. 知らなかった
無回答
76.1%
0.0%
他地区
回答数
構成比
1.知っている
60
38.2%
2.知らなかった
97
61.8%
0
0.0%
157
100.0%
無回答
合計
38.2%
1. 知っている
2. 知らなかった
61.8%
資 2-14
無回答
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
問 2.2 問 2.1 で「1」を選んだ方のみお答え下さい。あなたは、桜が丘中学校の太陽
光発電システムがNPO法人エコロジーアクション桜が丘の会(エコ桜が丘)が協
力して設置したことをご存知ですか。1と2のどちら一つをお選び下さい。
1. 知っている
⇒〈1を選んだ方は、設置費用の一部がエコ桜が丘の資源化物回収の収益
によりまかなわれたことをご存知でしたか。①と②のどちらか一つに
○を付けてください。
〉
① 知っている
② 知らなかった
2. 知らなかった
4.3% 0.0%
問 2.2
桜が丘中学校区
回答数
構成比
1.知っている
1.知っている
67
95.7%
2.知らなかった
3
4.3%
無回答
0
0.0%
70
100.0%
2. 知らなかった
無回答
合計
95.7%
1.5%
問 2.2 で1と答えた人
回答数
桜が丘中学校区
構成比
19.4%
1.知っている
53
79.1%
2. 知らなかった
13
19.4%
1
1.5%
67
100.0%
無回答
合計
1.知っている
2. 知らなかった
無回答
79.1%
0.0%
16.7%
問 2.2
回答数
他地区
構成比
1.知っている
1.知っている
50
83.3%
2.知らなかった
10
16.7%
0
0.0%
60
100.0%
無回答
合計
2. 知らなかった
無回答
83.3%
0.0%
問 2.2 で1と答えた人
他地区
回答数
構成比
28.0%
1.知っている
36
72.0%
2. 知らなかった
14
28.0%
0
0.0%
50
100.0%
無回答
合計
資 2-15
1.知っている
2. 知らなかった
72.0%
無回答
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
【エコロジーアクション桜が丘の会による太陽光発電システム設置】
掛川市立桜が丘中学校区の住民でつくるNPO法人エコロジーアクション桜が丘の会で
は、古紙の回収を行って得た収益と国や市の補助金を元に 10kW の太陽光発電のパネルを
桜が丘中学校に取り付けました。
このシステムは天気が良ければ 40 ワットの蛍光灯 200 本を点灯でき、再生可能エネル
ギーとして地球温暖化防止に役立っています。また、非常災害時は携帯電話を一度に数百
台充電できる発電量があり、災害時の防災拠点のライフラインとして威力を発揮すること
も可能です。もちろん、学校や地域の環境教育にも活躍しています。
問 3
エコ桜が丘のような新エネルギー設備の設置に関する市民活動についてのご意
見をお聞かせ下さい。
問 3.1
エコ桜が丘のような市民活動が新エネルギー機器の設置に対し効果的だと思
いますか。1から3のどれか一つに○を付けてください。
1. 新エネルギー機器設置に対して効果的だと思う
→「1 を選んだ方」
:その理由は何ですか。<複数回答可>
①一人ではできないことが多人数では可能となる
②エコ桜が丘のような市民活動は、注目されやすく色々な面で地域住民の
協力を得やすい
③一般市民の意識高揚になる
④わからない。特にない
⑤その他(
)
2. 新エネルギー機器設置に対して効果的だとは思わない
→「2 を選んだ方」
:その理由は何ですか<複数回答可>
①市民活動だけに依存するようになり、一般市民の意識高揚にはならない
②行政がすべきことだと思うので、市民がしなくても良い。
③わからない。特にない
④その他(
)
3. わからない
資 2-16
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
桜が丘中学校区
回答数
構成比
10.9%
1.新エネルギー機器設置に対して
74
効果的だと思う
1.1%
1.新エネルギー機器設置に対
して効果的だと思う
80.4%
7.6%
2.新エネルギー機器設置に対
して効果的だとは思わない
2.新エネルギー機器設置に対して
効果的だとは思わない
3.わからない
無回答
合計
桜が丘中学校区:種類
7
7.6%
10
10.9%
1
1.1%
92
100.0%
回答数
3. わからない
無回答
80.4%
構成比
①一人ではできないことが
46
多人数では可能となる
62.2%
38
色々な面で地域住民の協力が得やすい
40%
35.1%
④わからない。特にない
4
5.4%
⑤その他
3
4.1%
117
158.1%
桜が丘中学校区:機器
回答数
④わからない。特にない
5.4%
⑤その他
4.1%
0%
20%
40%
60%
42.9%
②行政がすべきことだと思うので、NPOがしな
くても良い。
1
14.3%
③わからない。特にない
0
0.0%
④その他
3
42.9%
7
100.0%
③わからない。特にない
合計
35.1%
42.9%
②行政がすべきことだと思うので、
NPO がしなくても良い。
51.4%
①NPOだけに依存するようになり、一般市民
の意識高揚にはならない
3
100%
62.2%
構成比
①NPO だけに依存するようになり、
一般市民の意識高揚にはならない
80%
51.4%
26
合計
60%
①一人ではできないことが多人数では可能
となる
③一般市民の意識高揚になる
③一般市民の意識高揚になる
回答数:7
20%
②NPOなどの活動は、注目されやすく色々
な面で地域住民の協力が得やすい
②NPO などの活動は注目されやすく
回答者数:74
0%
資 2-17
④その他
14.3%
0.0%
42.9%
80%
100%
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
他地区
回答数
構成比
1.新エネルギー機器設置に対して
105
効果的だと思う
2.5%
66.9%
1.新エネルギー機器設置に
対して効果的だと思う
20.4%
2.新エネルギー機器設置に対して
効果的だとは思わない
16
10.2%
32
20.4%
4
2.5%
157
100.0%
2.新エネルギー機器設置に
対して効果的だとは思わない
3. わからない
3. わからない
無回答
合計
10.2%
無回答
66.9%
0%
他地区:種類
回答数
構成比
①一人ではできないことが
61
多人数では可能となる
46
56.2%
④わからない。特にない
3
2.9%
⑤その他
2
1.9%
171
162.9%
回答数
12
75.0%
4
25.0%
③わからない。特にない
1
6.3%
④その他
2
12.5%
19
118.8%
②行政がすべきことだと思うので、
NPO がしなくても良い。
回答数:16
合計
56.2%
④わからない。特にない
2.9%
⑤その他
1.9%
0%
構成比
①NPO だけに依存するようになり、
一般市民の意識高揚にはならない
43.8%
43.8%
59
合計
80% 100%
58.1%
③一般市民の意識高揚になる
③一般市民の意識高揚になる
他地区:機器
60%
①一人ではできないことが多人数で
は可能となる
②NPOなどの活動は、注目されや
すく色々な面で地域住民の協力が
得やすい
色々な面で地域住民の協力が得やすい
40%
58.1%
②NPO などの活動は、注目されやすく
回答者数:105
20%
40%
①NPOだけに依存するようになり、一般
市民の意識高揚にはならない
③わからない。特にない
60%
80%
75.0%
②行政がすべきことだと思うので、NPO
がしなくても良い。
④その他
資 2-18
20%
25.0%
6.3%
12.5%
100%
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
問 3.2
資源化物回収などによる収益を新エネルギー機器の設置費用に利用するエコ
桜が丘の方法についてどう思われますか、1から4の一つに○を付けてください。
1. 新エネルギー機器を設置する手段としては、よい方法だ。同じような方法をどん
どん進めるべきだ
→「1 を選んだ方」
:その理由は何ですか<複数回答可>
①資源の有効利用に役立ち、新エネルギー活用にも寄与するよい方法だ
から
②新エネルギー機器を設置するための費用調達のよい方法だから
③新エネルギーに関する啓発になるから
④環境意識の向上につながるから
⑤地域住民の連帯感が強まるから
⑥その他(
)
2. 新エネルギー機器を設置する手段としてはよい方法だと思うが、実施するのは難
しい
→「2 を選んだ方」
:その理由は何ですか<複数回答可>
①強力なリーダーによる推進力が必要だから(強力なリーダーがいれば
可能)
②積極的に行動するメンバーが多く必要だから
③やはり元となる資金が必要だと思うから
④その他(
)
3. 新エネルギー機器を設置する手段としては、よい方法だとは思えない
→「3 を選んだ方」
:その理由は何ですか<複数回答可>
①そこまでして新エネルギーが必要とは思えないから
②多くの人の協力を得るのは難しいと思うから
③行政が行うべきだから
④資源化物によっては回収自体があまりうまくいかないと思うから
⑤学校や地区の資源化物回収と競合するから
⑥その他(
)
4. わからない
→「4 を選んだ方」
:その理由は何ですか<複数回答可>
①市民活動自体を理解していないから
②市民活動への参加の仕方が分からないから
③その他(
)
資 2-19
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
桜が丘中学校区
回答数
構成比
1.新エネルギー機器を設置する手段としてはよい方法だ。同じような方法をどんどん真似すべきだ
63
68.5%
2.新エネルギー機器を設置する手段としてはよい方法だと思うが、実施するのは難しい
10
10.9%
5
5.4%
11
12.0%
3
3.3%
92
100.0%
3.新エネルギー機器を設置する手段としてはよい方法だとは思えない
4.わからない
無回答
合計
桜が丘中学校区:機器
回答数
構成比
①資源の有効利用に役立ち、新エネルギー活用にも寄与するよい方法だから
41
65.1%
②新エネルギー機器を設置するための費用調達のよい方法だから
24
38.1%
③新エネルギーに関する啓発になるから
21
33.3%
④環境意識の向上につながるから
31
49.2%
⑤地域住民の連帯感が強まるから
10
15.9%
2
3.2%
129
204.8%
⑥その他
回答者数 63
合計
桜が丘中学校区:新エネルギー
回答数
構成比
①強力なリーダーによる推進力が必要だから(強力なリーダーがいれば可能)
3
30.0%
②積極的に行動するメンバーが多く必要だから
9
90.0%
③やはり元となる資金が必要だと思うから
2
20.0%
④ その他
回答者数 10
合計
桜が丘中学校区:重視すべき点
0
0.0%
14
140.0%
回答数
構成比
①そこまでして新エネルギーが必要とは思えないから
1
20.0%
②多くの人の協力を得るのは難しいと思うから
3
60.0%
③行政が行うべきだから
1
20.0%
④現在では廃品によっては回収自体あまりうまくいかないと思うから
2
40.0%
⑤学校や地区の廃品回収と競合するから
1
20.0%
⑥その他
回答者数 5
合計
桜が丘中学校区:重視すべき点
2
40.0%
10
200.0%
回答数
構成比
①NPO 活動自体を理解していないから
5
45.5%
②NPO の活動への参加の仕方が分からないから
0
0.0%
4
36.4%
9
81.8%
③その他
回答者数 11
合計
資 2-20
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
桜が丘中学校区 問 3.2
12.0%
1.新エネルギー機器を設置する手段としては
よい方法だ。同じような方法をどんどん真似す
べきだ
2.新エネルギー機器を設置する手段としては
よい方法だと思うが、実施するのは難しい
3.3%
5.4%
3. 新エネルギー機器を設置する手段としては
よい方法だとは思えない
10.9%
4. わからない
68.5%
無回答
0%
20%
40%
①資源の有効利用に役立ち、新エネル
ギー活用にも寄与するよい方法だから
②新エネルギー機器を設置するための費
用調達のよい方法だから
60%
80%
65.1%
38.1%
33.3%
③新エネルギーに関する啓発になるから
④環境意識の向上につながるから
49.2%
⑤地域住民の連帯感が強まるから
15.9%
3.2%
⑥その他
0%
20%
①強力なリーダーによる推進力が必要だか
ら(強力なリーダーがいれば可能)
40%
60%
80%
100%
30.0%
②積極的に行動するメンバーが多く必要だ
から
90.0%
20.0%
③やはり元となる資金が必要だと思うから
0.0%
④ その他
0%
20%
①そこまでして新エネルギーが必要とは思えな
いから
40%
60%
80%
100%
20.0%
60.0%
②多くの人の協力を得るのは難しいと思うから
20.0%
③行政が行うべきだから
④現在では廃品によっては回収自体あまりうま
くいかないと思うから
40.0%
20.0%
⑤学校や地区の廃品回収と競合するから
40.0%
⑥その他
0%
20%
40%
60%
45.5%
①NPO活動自体を理解していないから
②NPOの活動への参加の仕方が分からな
いから
100%
0.0%
③その他
資 2-21
36.4%
80%
100%
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
他地区
回答数
構成比
1.新エネルギー機器を設置する手段としてはよい方法だ。同じような方法をどんどん真似すべきだ
63
68.5%
2.新エネルギー機器を設置する手段としてはよい方法だと思うが、実施するのは難しい
10
10.9%
5
5.4%
11
12.0%
3
3.3%
92
100.0%
3.新エネルギー機器を設置する手段としてはよい方法だとは思えない
4.わからない
無回答
合計
他地区:機器
回答数
構成比
①資源の有効利用に役立ち、新エネルギー活用にも寄与するよい方法だから
41
65.1%
②新エネルギー機器を設置するための費用調達のよい方法だから
24
38.1%
③新エネルギーに関する啓発になるから
21
33.3%
④環境意識の向上につながるから
31
49.2%
⑤地域住民の連帯感が強まるから
10
15.9%
2
3.2%
129
204.8%
⑥その他
回答者数 63
合計
他地区:新エネルギー
回答数
構成比
①強力なリーダーによる推進力が必要だから(強力なリーダーがいれば可能)
3
30.0%
②積極的に行動するメンバーが多く必要だから
9
90.0%
③やはり元となる資金が必要だと思うから
2
20.0%
④ その他
回答者数 10
合計
他地区:重視すべき点
0
0.0%
14
140.0%
回答数
構成比
①そこまでして新エネルギーが必要とは思えないから
1
20.0%
②多くの人の協力を得るのは難しいと思うから
3
60.0%
③行政が行うべきだから
1
20.0%
④現在では廃品によっては回収自体あまりうまくいかないと思うから
2
40.0%
⑤学校や地区の廃品回収と競合するから
1
20.0%
⑥その他
回答者数 5
合計
他地区:重視すべき点
2
40.0%
10
200.0%
回答数
構成比
①NPO 活動自体を理解していないから
5
45.5%
②NPO の活動への参加の仕方が分からないから
0
0.0%
4
36.4%
9
81.8%
③その他
回答者数 11
合計
資 2-22
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
他地区 問 3.2
6.4%
1.新エネルギー機器を設置する手段としては
よい方法だ。同じような方法をどんどん真似す
べきだ
2.新エネルギー機器を設置する手段としては
よい方法だと思うが、実施するのは難しい
8.9%
5.7%
42.7%
3. 新エネルギー機器を設置する手段としては
よい方法だとは思えない
4. わからない
36.3%
無回答
0%
20%
40%
60%
80%
①資源の有効利用に役立ち、新エネルギー活用にも
寄与するよい方法だから
71.6%
②新エネルギー機器を設置するための費用調達のよ
い方法だから
26.9%
③新エネルギーに関する啓発になるから
35.8%
59.7%
④環境意識の向上につながるから
⑤地域住民の連帯感が強まるから
⑥その他
0%
26.9%
1.5%
20%
40%
①強力なリーダーによる推進力が必要だか
ら(強力なリーダーがいれば可能)
60%
80%
78.9%
③やはり元となる資金が必要だと思うから
0%
①そこまでして新エネルギーが必要とは思えない
から
47.4%
3.5%
20%
40%
60%
80%
100%
11.1%
②多くの人の協力を得るのは難しいと思うから
33.3%
③行政が行うべきだから
55.6%
④現在では廃品によっては回収自体あまりうまくい
かないと思うから
33.3%
⑤学校や地区の廃品回収と競合するから
11.1%
⑥その他
22.2%
0%
20%
40%
①NPO活動自体を理解していないから
②NPOの活動への参加の仕方が分からない
から
100%
45.6%
②積極的に行動するメンバーが多く必要だ
から
④ その他
100%
60%
80%
64.3%
21.4%
③その他
35.7%
資 2-23
100%
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
問4
このような市民活動についてのご意見をお聞かせ下さい。1から7の一つに
○を付けてください。<複数回答可>
1. このような市民活動を自分でも立ち上げたい、或いは参加したい
2. このような市民活動を是非応援したい
3. このような市民活動に参加したいが参加の仕方が分からない
4. このような市民活動に興味はあるが、忙しくてそれどころではない
5. このような市民活動には興味がない
6. このような市民活動団体を組織するのは大変だ
7. その他(
)
桜が丘中学校区:重視すべき点
回答数
構成比
①このような NPO 活動を自分でも立ち上げたい、或いは参加したい
②このような NPO 活動を是非応援したい
1
1.1%
42
45.7%
4
4.3%
26
28.3%
4
4.3%
17
18.5%
9
9.8%
103
112.0%
③このような NPO 活動に参加したいが参加の仕方が分からない
④このような NPO 活動に興味はあるが、忙しくてそれどころではない
⑤NPO 活動には興味がない
⑥NPO を組織するのは大変だ
⑦その他
回答者数 92
合計
0%
①このようなNPO活動を自分でも立ち上げたい、或いは参
加したい
20%
40%
60%
1.1%
45.7%
②このようなNPO活動を是非応援したい
③このようなNPO活動に参加したいが参加の仕方が分か
らない
④このようなNPO活動に興味はあるが、忙しくてそれどころ
ではない
⑤NPO活動には興味がない
4.3%
28.3%
4.3%
18.5%
⑥NPOを組織するのは大変だ
⑦その他
資 2-24
9.8%
80%
100%
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
他地区:重視すべき点
回答数
構成比
①このような NPO 活動を自分でも立ち上げたい、或いは参加したい
8
5.1%
②このような NPO 活動を是非応援したい
63
40.1%
③このような NPO 活動に参加したいが参加の仕方が分からない
10
6.4%
④このような NPO 活動に興味はあるが、忙しくてそれどころではない
60
38.2%
6
3.8%
31
19.7%
5
3.2%
183
116.6%
⑤NPO 活動には興味がない
⑥NPO を組織するのは大変だ
⑦その他
回答者数:157
合計
0%
20%
①このようなNPO活動を自分でも立ち上げたい、或
いは参加したい
5.1%
40.1%
②このようなNPO活動を是非応援したい
③このようなNPO活動に参加したいが参加の仕方が
分からない
④このようなNPO活動に興味はあるが、忙しくてそれ
どころではない
6.4%
38.2%
3.8%
⑤NPO活動には興味がない
19.7%
⑥NPOを組織するのは大変だ
⑦その他
40%
3.2%
資 2-25
60%
80%
100%
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
会員向け
問 1
エコロジーアクション桜が丘の会(エコ桜が丘)では、会が主導した資源化物
回収活動により桜が丘中学校へ太陽光発電システムを設置しました。太陽光発電シ
ステム設置前のあなたご自身のことについてお聞かせ下さい。
問 1.1
あなたは、この活動が開始される前に太陽光発電などの新エネルギーについて
既にご存知でしたか。1から6のどれか一つに○を付けてください。
1. 全く知らなかった
2. 太陽光発電、風力発電の名前程度は知っていた
3. 新エネルギーに少しは興味があった
4. 新エネルギーについてかかなり興味を持っていた
5. 既に家に太陽発電システムを設置したり、ハイブリッドカーに乗ったりしていた
6. わからない
回答数
1. 全く知らなかった
構成比
0
0%
2. 太陽光発電、風力発電の名前程度は知っていた
40
40%
3. 新エネルギーに少しは興味があった
22
22%
4. 新エネルギーについてかかなり興味を持っていた
33
33%
5. 既に家に太陽発電システムを設置したり、ハイブリッドカーに乗ったりしていた
6
6%
6. わからない
0
0%
101
100.0%
合計
1. 全く知らなかった
2. 太陽光発電、風力発電の名前程度
は知っていた
0.0% 0.0%
5.9%
3. 新エネルギーに少しは興味があった
39.6%
32.7%
4. 新エネルギーについてかかなり興味
を持っていた
21.8%
5. 既に家に太陽発電システムを設置し
たり、ハイブリッドカーに乗ったりしてい
た
6. わからない
資 2-26
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
問 1.2
あなたは、この活動が開始される前に地球温暖化について興味を持っていまし
たか。1から6のどれか一つに○を付けてください。
1. 全く知らなかった
2. 言葉だけは聞いたことがあった
3. 新聞やテレビなどで、ある程度のことは知っていた
4. 温暖化対策に自分でも貢献しなければと思っていたが、進んで実施してはいなか
った
5. 家庭での省エネなど温暖化対策に自ら進んで取り組んでいた
6. わからない
回答数
構成比
1. 全く知らなかった
0
0.0%
2. 言葉だけは聞いたことがあった
4
4.0%
3. 新聞やテレビなどで、ある程度のことは知っていた
42
41.6%
4. 温暖化対策に自分でも貢献しなければと思っていたが、進んで実施してはいなかった
39
38.6%
5. 家庭での省エネなど温暖化対策に自ら進んで取り組んでいた
16
15.8%
0
0.0%
101
100.0%
6. わからない
合計
1. 全く知らなかった
0.0%
15.8%
0.0%
4.0%
2. 言葉だけは聞いたことがあった
3. 新聞やテレビなどで、ある程度の
ことは知っていた
41.6%
38.6%
4. 温暖化対策に自分でも貢献しな
ければと思っていたが、進んで実施
してはいなかった
5. 家庭での省エネなど温暖化対策
に自ら進んで取り組んでいた
6. わからない
資 2-27
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
問 1.3
この活動を開始するに当たり、始めはどのように感じていましたか。1 から 5
のどれか一つに○を付けてください。
1. やっても無意味だと思った
2. うまく行くか不安だった
3. 環境によいことなので積極的にやろうと思った
4. わからない
5. その他(
)
回答数
構成比
1. やっても無意味だと思った
0
0.0%
2. うまく行くか不安だった
31
30.7%
3. 環境によいことなので積極的にやろうと思った
54
53.5%
4. わからない
10
9.9%
6
5.9%
101
100.0%
5. その他
合計
1. やっても無意味だと思った
5.9%
0.0%
2. うまく行くか不安だった
9.9%
30.7%
3. 環境によいことなので積極的にやろ
うと思った
4. わからない
5. その他
53.5%
資 2-28
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
問2
資源化物回収活動により設置が実現した太陽光発電システムは、
「地域住民の知
恵と汗で完成した太陽光発電」として「しずおか新エネルギー大賞県知事賞」を受
賞し、大きな評価を得ています。この活動が成功した理由についてお聞かせ下さい。
問 2.1
あなたは、この活動が成功した理由は何だと思いますか。1から 11 に○をつ
けて下さい。<複数回答可>
1. 強力な指導者、リーダーがいたから
2. 行動的な人材がいたから
3. 皆の協力関係がうまくいったから
4. 太陽光発電システム設置ということ自体が大目標であったから
5. 太陽光発電システムが子供の環境教育に役立つから
6. 太陽光発電システムが災害時の緊急電源として利用できるから
7. 資源化物回収に対する広報がうまくいったから
8. 学校区という地域全体をうまく巻き込むことができたから
9. 企業の協力も得られたから
10. 市の協力も得られたから
11. ある個人の献身的な行動
12. わからない
13. その他(
)
種類
回答数
構成比
1.強力な指導者、リーダーがいたから
58
57.4%
2.行動的な人材がいたから
54
53.5%
3.皆の協力関係がうまくいったから
63
62.4%
4.太陽光発電システム設置ということ自体が大目標であったから
27
26.7%
5.太陽光発電システムが子供の環境教育に役立つから
22
21.8%
6.太陽光発電システムが災害時の緊急電源として利用できるから
21
20.8%
7. 廃品回収に対する広報がうまくいったから
32
31.7%
8. 学校区という地域全体をうまく巻き込むことができたから
70
69.3%
9. 企業の協力も得られたから
16
15.8%
10. 市の協力も得られたから
36
35.6%
11. ある個人の献身的な行動
7
6.9%
12. わからない
0
0.0%
406
402.0%
回答者数:101
合計
資 2-29
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
0%
20%
40%
1.強力な指導者、リーダーがいたから
80%
57.4%
53.5%
2.行動的な人材がいたから
3.皆の協力関係がうまくいったから
62.4%
4.太陽光発電システム設置ということ自体が大目標で
あったから
26.7%
5.太陽光発電システムが子供の環境教育に役立つから
21.8%
6.太陽光発電システムが災害時の緊急電源として利用
できるから
20.8%
31.7%
7. 廃品回収に対する広報がうまくいったから
8. 学校区という地域全体をうまく巻き込むことができたか
ら
69.3%
15.8%
9. 企業の協力も得られたから
35.6%
10. 市の協力も得られたから
6.9%
11. ある個人の献身的な行動
12. わからない
60%
0.0%
資 2-30
100%
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
問 2.2
太陽光発電システムの設置までにエコ桜が丘が苦労したことは何だと思いま
すか。1から8に○をつけて下さい。<複数回答可>
1. 設置費用の捻出
2. 補助を得るまでの手続き
3. システム導入までの技術的な事項
4. 関連機関との調整
5. 人員・人材の確保
6. 活動の広報
7. わからない
8. その他(
)
機器
回答数
構成比
1.設置費用の捻出
56
55.4%
2. 補助を得るまでの手続き
46
45.5%
5
5.0%
4. 関連機関との調整
20
19.8%
5. 人員・人材の確保
53
52.5%
6. 活動の広報
21
20.8%
7. わからない
0
0.0%
8. その他
4
4.0%
205
203.0%
3. システム導入までの技術的な事項
回答数:101
合計
0%
20%
45.5%
2. 補助を得るまでの手続き
5.0%
19.8%
4. 関連機関との調整
52.5%
5. 人員・人材の確保
20.8%
6. 活動の広報
7. わからない
8. その他
60%
55.4%
1.設置費用の捻出
3. システム導入までの技術的な事
項
40%
0.0%
4.0%
資 2-31
80%
100%
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
問 3
太陽光発電システム設置までの活動中や設置後のあなた御自身と周囲の方のこ
とについてお聞かせ下さい。
問 3.1
あなたは、環境に対する意識がどう変化しましたか。1 から 8 に○をつけて下
さい。<複数回答可>
1. 以前は地球温暖化や環境問題について興味はなかったが、興味が出てきた
2. 地球温暖化や環境問題についての話を多くするようになった
3. 以前に比べ、自ら進んで環境保全活動や省エネなど温暖化対策の行動を実行する
ようになった
4. 自宅や自社に太陽光発電システムをつけたり、ハイブリッドカーに乗り代えたり、
新エネルギー機器設備を積極的に使っている
5. 環境関連の講演やセミナーに積極的に参加するようになった
6. 変わらない
7. わからない
8. その他(
)
機器
回答数
構成比
1. 以前は地球温暖化や環境問題について興味はなかったが、興味が出てきた
27
26.7%
2. 地球温暖化や環境問題についての話を多くするようになった
35
34.7%
43
42.6%
8
7.9%
5. 環境関連の講演やセミナーに積極的に参加するようになった
13
12.9%
6. 変わらない
17
16.8%
7. わからない
0
0.0%
8. その他
4
4.0%
147
145.5%
3. 以前に比べ、自ら進んで環境保全活動や省エネなど温暖化対策の行動を実行す
るようになった
4. 自宅や自社に太陽光発電システムをつけたり、ハイブリッドカーに乗り代えたり、新
エネルギー機器設備を積極的に使っている
回答者数:101
合計
0%
20%
1. 以前は地球温暖化や環境問題について興味はなかったが、興味
が出てきた
34.7%
3. 以前に比べ、自ら進んで環境保全活動や省エネなど温暖化対策
の行動を実行するようになった
42.6%
4. 自宅や自社に太陽光発電システムをつけたり、ハイブリッドカーに
乗り代えたり、新エネルギー機器設備を積極的に使っている
7.9%
12.9%
5. 環境関連の講演やセミナーに積極的に参加するようになった
16.8%
6. 変わらない
8. その他
60%
26.7%
2. 地球温暖化や環境問題についての話を多くするようになった
7. わからない
40%
0.0%
4.0%
資 2-32
80%
100%
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
問 3.2
エコ桜が丘のメンバーや地域の方々の意識の変化についてお聞かせ下さい。
1 から 5 に○をつけて下さい。<複数回答可>
1. 以前よりも多くの人と話をするようになった
2. 以前よりも多くの仲間が色々な面で協力し合うようになった
3. 色々なことにチャレンジするようになった
4. 特にない
5. その他(
)
新エネルギー
回答数
構成比
1. 以前よりも多くの人と話をするようになった
30
29.7%
2. 以前よりも多くの仲間が色々な面で協力し合うようになった
45
44.6%
3. 色々なことにチャレンジするようになった
11
10.9%
4. 特にない
32
31.7%
1
1.0%
119
117.8%
5. その他
回答者数:101
合計
0%
20%
1. 以前よりも多くの人と話をするよう
になった
60%
29.7%
2. 以前よりも多くの仲間が色々な面
で協力し合うようになった
44.6%
3. 色々なことにチャレンジするように
なった
10.9%
31.7%
4. 特にない
5. その他
40%
1.0%
資 2-33
80% 100%
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
問4
このような活動を他の地区の人達が行なおうとした場合、成功するために必要
なことは何だと思いますか。1 から 5 に○をつけて下さい。<複数回答可>
1. 参加者皆の協力
2. 行政の支援
3. 企業の参加
4. 地域との連携
5. 活動の PR
6. 基本となる資金
7. 強力なリーダー
8. 特にない
9. その他(
)
重視すべき点
回答数
構成比
1. 参加者皆の協力
80
79.2%
2. 行政の支援
43
42.6%
3. 企業の参加
16
15.8%
4. 地域との連携
72
71.3%
5. 活動の PR
48
47.5%
6. 基本となる資金
19
18.8%
7. 強力なリーダー
52
51.5%
8.特にない
0
0.0%
9.その他
0
0.0%
330
326.7%
回答者数:101
合計
0%
20%
40%
60%
80%
79.2%
1. 参加者皆の協力
42.6%
2. 行政の支援
15.8%
3. 企業の参加
71.3%
4. 地域との連携
47.5%
5. 活動のPR
18.8%
6. 基本となる資金
51.5%
7. 強力なリーダー
8.特にない
0.0%
9.その他
0.0%
資 2-34
100%
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
桜が丘中学校区
問3.1
1
自由意見
地区の住民が最低限6-7割は新エネルギー機器設置について知っていな
ければいけないが、現在は1-2割程度。
1
中学校区ということでいろいろまとまりやすい。
2
アピールが足りない。学校の休日を利用して、一般市民に見えることが必
要と感じました。
2
光発電のために、パネルの製造が必要であるが、石油を利用してパネルを
作っているので、考えなくてはならないのでは?
問3.2
2
個人にはまだハードルが高いと思ってしまう。
1
すべて良いとは思わない。いずれは廃棄処分しなければならない。その時
の公害などがある。
1
自分たちの活動が目に見える形となるから。
3
新エネルギーシステムのコストを知っていますか?意義をアピールするた
めに苦心して欲しい。
3
善意でこらしょと出す人たちがいる。父兄が回収する方法はやめてほしい。
(学校の場合)
4
オール電化につながる道が不安(エコに対する地域協力は是非行いたい
が。)
問4
2
応援したい人は多数いると思う。それを見つける、協力をお願いする、本
気になってやれば多数いると思う。
7
活動などに参加するのは難しいが、回収などで協力応援していきたい。
7
役所の仕事としてやるべきである。民間より良い給料をもらっているので
あるから民間並みに働くべきである。役所の仕事を市民におしつけるべきで
ない。
7
自分の生活を維持するのが精一杯で足も悪く活動には参加できませんが、
少しでも役立てる(資源回収協力)ことはしたい。
7
参加に興味というより、今の横文字言葉に自信がない。
7
できる協力はしたい。
7
この新エネルギー機器設置について上記の理由(オール電化)で消極的に
なる。いろんな方法がある。地球環境のためにはあれもこれもやりたい。や
って欲しい。
7
直接的な応援はできないが間接的には応援したい。
7
資源回収予告日でない日に、エコ桜が丘の者と称して、集積場所の新聞等
を持ち出した時があった。
資 2-35
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
7
現在もできることで応援させていただいている。無理をしないで活動に参
加させてもらっている。
他地区
自由意見
問3.1
1
地域の人たちとの連帯及びつながりの効果も大きいものが期待できる。
2
行政的に普及促進させる手段・方法は考えられないか?新エネルギー対策
と並行して省エネルギー体細工も絶えず啓蒙することが必要。
2
公共施設への設置に対する市側の見解が必要。
2
データの開示。
2
このような事業はともすると一過性になり易く、マスコミなどで騒がれて
いる間は良いが、時とともに忘れられがち、効果的ではあるが高額の費用
がかかり、一般的にはなかなか導入しがたい。
1
特定の場所・建物での効果はあると思う。これの維持管理費など恒久的に
できるのか不明である。
問3.2
1
ごみの削減になって大変良い。
1
区長会に積極的に説明会などを開いて働きかける。
4
どれだけのメリット・デメリットがあるのか、掛川市の財政などをよく理
解していないから。
問4
1
150号線の塩害被地域はなんとも?
2
特定な人に負担がかかりすぎる。
7
公民館に「太陽光発電」を導入しています。
6
区長として進めるのは絶対反対します。
6
桜ヶ丘学校が中心になって PTA 活動を広げたものと思うが、地域では住民
に理解を得る事と組織作りが難しいと思う。
会員
自由意見
問1.3
開始する時、まだお手伝いをしていませんでしたので、考えていませんでし
た。
他に先駆ける事業に魅力を感じた。
母校(地域)のためだから
市民による新しい形のミニ公共事業的活動として大いに興味を抱いた。
恩師なので協力しました。
問2.1
限りある地下資源を皆が真剣に考えたから
明るい将来が想定できる
リタイヤ後の年代の人たちの生きがい活動の場にもなった。
資 2-36
資料-2 市民活動による新エネルギー導入の取組みに対するアンケート調査結果
問2.2
地域の十分な理解の上での行動であったが、桜中学 OB の外の会員では?
資源回収による資金が集まるかどうかの心配
指導者の苦労・志
リーダーは補助の手続きや関連機関との調整に苦労したと思う。
教育委員会の反応が非常に消極的であったと聞いている。
問3.1
雑誌は気楽にゴミ箱にいれていたが、そうしなくなった。
地球温暖化や環境問題は自分の節約につながるので以前より興味をもってい
た。
この問題は以前から興味があった。
以前から興味をもっていましたが、さらに「はづみ」がつきがんばり
共感の向上
大井川用水の排水を水車として利用したい。
問3.2
協力者(回収車)に交通費くらいは出すべきだ。
設置が目的となっている感。メーカーの姿勢、電力会社などの買い取る法整
備など肝心な問題に目をそらそうとしている。
問4
自分の生活に支障をきたさない人
先生あがりで
たずさわった人たちの意見を聞くことが大切だと思う。
共感できる目標
掛川なら風の力もつかえるはず。
参加者の形態には濃淡があり、それを認め合える度量が必要。
資 2-37
資料-3 エネルギー需要量推計について
資料-3
部
門
共
通
エネルギー需要量推計について
エネルギー
種 別
算定方法
電力(鉄道以外)
中部電力(株)提供資料(①)を部門別に集計
都市ガス
中遠ガス(株)提供資料(②)を部門別に集計
製造業
燃料油
その他の
産業
産業部門
プロパンガス
燃料油
プロパンガス
a.産業中分類毎の全国の燃料別消費量(③)を集計
b.産業中分類毎の全国の製造品出荷額(④)を集計
c.産業中分類毎の掛川市の製造品出荷額(④、⑤)を集計
d.需要量= a × ( c ÷ b )
a.産業大分類毎の全国の燃料別消費量(③)を集計
b.産業大分類毎の全国の従業者数(⑥)を集計
c.産業大分類毎の掛川市の従業者数(⑥、⑤)を集計
d.需要量= a × ( c ÷ b )
家 庭
民生部門
灯 油
a.静岡県の家庭における 1 世帯あたりの灯油消費原単位(⑦)
b.掛川市の世帯数(⑨)
c. 需要量= a × b
プロパンガス
a.静岡県の家庭における 1 世帯あたりのプロパンガス消費原単
位(⑦)
b.掛川市の都市ガス非供給世帯数(②、⑨より推計)
c. 需要量= (市内世帯数-b) × a
業 務
燃料油
プロパン
ガソリン
軽 油
a.産業中分類毎の全国の燃料別消費量(③)を集計
b.産業中分類毎の全国の従業者数(⑥)を集計
c.産業中分類毎の掛川市の従業者数(⑥)を集計
d.需要量= a × ( c ÷ b )
運輸部門
a.静岡県のガソリン、軽油、プロパンガス消費量(⑩)
b.県内自動車保有台数(⑪)
c.市内自動車保有台数(⑪)
d. 需要量= a × ( c ÷ b )
プロパンガス
a.市内プロパンガス車両台数(⑭)
b.プロパンガス車のガス年間消費量(⑮)
c. 需要量= a × b
電 力
a.鉄道会社の電力消費量(⑫)
b. 鉄道会社の営業キロ数(⑫)
c. 鉄道会社のの掛川市内営業キロ数(⑬)
d. 需要量= a × ( c ÷ b )
公共施設、公用車
実績値を調査
注)①から⑫は資料番号(次頁参照)
資 3-1
資料-3 エネルギー需要量推計について
【資
料】
●需要量算出資料
①中部電力株式会社提供資料(市内電力供給量実績)
②中遠ガス株式会社提供資料(市内都市ガス供給量実績)
③総合エネルギー統計 最新版、資源エネルギー庁長官官房企画調査課編
④工業統計調査結果
⑤掛川市統計資料
⑥事業所・企業統計調査
⑦家庭用灯油消費実態調査、資源エネルギー庁
⑧都道府県別家庭用プロパンガス消費実態調査、資源エネルギー庁
⑨住民基本台帳、または国勢調査結果、
⑩エネルギー生産・需給統計年報、経済産業省大臣官房調査統計部
⑪静岡県自動車保有台数調査
⑫鉄道統計年報、国土交通鉄道局
⑬25000 分の 1 地形図
⑭タクシー会社、自動車教習所へのヒアリング
⑮交通関係エネルギー要覧、国土交通省総合政策情報管理部編
●その他資料
1. 静岡県地域新エネルギービジョン
2. 日本の統計、総務庁統計局編
3. 掛川市統計資料(市勢要覧資料編等)
4 電気事業便覧、電気協会
5. エネルギー・経済統計要覧、日本エネルギー経済研究所編
6. 静岡県統計年鑑
資 3-2
資料-4 新エネルギー賦存量推計について
資料-4
種別
新エネルギー賦存量推計について
潜在賦存量または最大可採量
期待可採量
潜在賦存量(kWh/年)=水平面全天日射量
×土地面積(km2)×365(日/年)×106
太陽光発電
・水平面全天日射量(kWh/m2・日):日射マップに
よる
・土地面積:市内の全面積
期待可採量(kWh/年)=Σ{水平面全天日射量
×日射量補正係数×設置件数〔種別の建築物数〕
×設置システム容量(kW/件)×発電量補正係数
×365(日/年)}
・日射量補正係数*1:1.1
・設置システム容量:戸建住宅:4kW、事務所:8kW、事業
所:10kW、公共施設:20kW
・発電量補正係数*2:0.8
*1 パネル設置角度による日射量の補正
*2 インバータ効率、受光面の汚れ等による発電量の補正
注)∑は建築種別毎に算出し積算することを示す。
潜在賦存量(kJ/年)=水平面全天日射量
×土地面積(km2)×365(日/年)
×106×単位変換係数
太陽熱利用
・水平面全天日射量(kWh/m2・日):NEDO 等の資料
による
・土地面積:市内の全面積
・単位変換係数:3,600(kJ/kWh)
風力発電
最大可採量(kWh/年)=
平均風力エネルギー密度
×円周率×(風車ローター直径/2)2
×風車設置可能基数×最大理論効率
×8,760(hr/年)×106
・平均風力エネルギー密度(W/m2)=1/2×空気密度
×(風速)3×1.9
・風車ローター直径:80m、(2,000kW 級)
・最大理論効率:0.593
期待可採量(kJ/年)=Σ{水平面全天日射量
×日射量補正係数×設置件数〔種別の建築物数〕
×集熱面積(m2/件)×集熱量補正係数
×365(日/年)×単位変換係数}
・日射量補正係数:太陽光発電に同じ
・集熱面積:戸建住宅:3m2、事務所:8m2、事業所・公共
施設:50m2
・集熱量補正係数*1:0.9
・単位変換係数:3,600(kJ/kWh)
*1 集熱面の汚れ、配管の熱損失等の補正
注)∑は建築種別毎に算出し積算することを示す。
期待可採量(kWh/年)=
∑{風速階級毎の風車建設可能台数
×レイリー分布の3乗根係数×0.5×空気密度
×(風速階級毎の平均風速)3×円周率
×(風車ローター直径/2)2×風車の総合効率
×8,760(hr/年)×10-6}
・レイリー分布の3乗根係数:1.9
・空気密度:1.225(kg/m3、標準大気)
・風車ローター直径:80m、(2,000kW 級)
・風車の総合効率:0.25
注)∑は風速階級別毎に算出し積算することを示す。
資 4-1
資料-4 新エネルギー賦存量推計について
種別
潜在賦存量または最大可採量
期待可採量
バイオマス 木(質
最大可採量(kJ/年)=森林面積(ha)
×木材純生産量×木材発熱量
×4.186(kJ/kcal)×103
期待可採量(kJ/年)=最大可採量
×林野利用率×バイオマス利用率×変換効率
)
・木材純生産量:8~18(t/ha・年、樹種・地域で異
なる);ここでは針葉樹の平均値
15 を用いた。また茶木から発生
する茶木排出量を、下記式で算
出し足し込んだ。茶木排出量=
茶畑作付面積×(改植時排出原
単位/頻度+化粧均し時排出原
単位)
・林野利用率:0.2 程度(林野率約 40%の 50%)
・バイオマス利用率:0.2 (有用部と燃料に適さない部分
を除いた比率)
・変換効率:0.7(熱利用時)または 0.2(発電利用時※)
※発電利用時の期待可採量(kWh/年)は上式による数値に
1/3,600 を乗じ算出(以下同様)。
・木材発熱量:4,200(kcal/kg)
バイオマス 農(業 ) バイオマス(畜産)
最大可採量(kJ/年)=∑{収穫量(t/年)×廃棄率
×廃棄物発熱量×4.186(kJ/kcal)×1000}
期待可採量(kJ/年)=最大可採量
×廃棄物利用可能率×変換効率
・廃棄率:1.50(水稲の場合)
・廃棄物発熱量:3,450(kcal/kg、水稲の場合)
・廃棄物利用可能率:0.8 (堆肥化および収集・利用困難な
部分を除いた比率)
・変換効率:0.7(熱利用時)または 0.2(発電利用時)
注)∑は農産物種別毎に算出し積算することを示
す。
最大可採量(kJ/年)=∑{家畜飼育頭数(頭・羽)
×1 頭(羽)当たりメタン発生量
×発生ガス発熱量×4.186(kJ/kcal)}
・1 頭当たりメタン発生量:292m3/年 (肉用牛の例)
・発生ガス発熱量:6,000kcal/ m3
期待可採量(kJ/年)=最大可採量
×廃棄物利用可能率×変換効率
・廃棄物利用可能率:0.8(堆肥化および収集・利用困難な
部分を除いた比率)
・変換効率:0.7(熱利用時)または 0.2(発電利用時)
注)∑は家畜種別毎に算出し積算することを示
す。
バイオマス 生(ごみ
期待可採量(kJ/年)=最大可採量
×廃棄物利用可能率×変換効率
最大可採量(kJ/年)=一般廃棄物量×生ごみ比率
×メタンガス発生量
×発生ガス発熱量×4.186(kJ/kcal)}
・廃棄物利用可能率:0.5 (堆肥化等を分を除いた比率)
・変換効率:0.7(熱利用時)または 0.2(発電利用時)
・メタンガス発生量:382.5(m3/t 年)
・発生ガス発熱量:6,000(kcal/ m3).
)
バイオマス 生(活系
【し尿のメタン発酵】
最大可採量(kJ/年)=し尿処理量(kL /年)
×し尿 1kL 当たりメタン発生量
×発生ガス発熱量×4.186(kJ/kcal))
・し尿のメタン発生量:6 (m3/kL )
・発生ガス発熱量:6,000 (kcal/m3)
期待可採量(kJ/年)=最大可採量×変換効率
・変換効率:0.7(熱利用時)または 0.2(発電利用時)
)
【下水汚泥のメタン発酵】
最大可採量(kJ/年)=下水汚泥処理量*( t /年)
×下水汚泥 t 当たりメタン発生量
×発生ガス発熱量×4.186(kJ/kcal)
・下水汚泥のメタン発生量:6 (m3/ t )
・発生ガス発熱量:6,000 (kcal/m3)
期待可採量(kJ/年)=最大可採量×変換効率
・変換効率:0.7(熱利用時)または 0.2(発電利用時)
*下水汚泥処理量が不明の際は(下水処理量×汚
泥への圧縮率[0.01])として算出
資 4-2
資料-4 新エネルギー賦存量推計について
廃棄物(ごみ焼却)
種別
潜在賦存量または最大可採量
期待可採量
最大可採量(kJ/年)=可燃ごみ排出量(t/年)
×(1-生ごみ比率)
×可燃ごみの低位発熱量
×4. 186(kJ/kcal)×1,000
期待可採量(kJ/年)=最大可採量×変換効率
・変換効率:0.7(熱利用時)または 0.2(発電利用時)
・可燃ごみの低位発熱量*:2,200(kcal/kg)
*ゴミの収集(分別)形態等により異なる。
中小水力
理論水力(kW;当該地点の潜在賦存量*に相当)=
×重力加速度×使用水量(m3/s)
×有効落差(m)
期待可採量(kWh/年)=理論水力×水車効率
×増速効率×発電機効率×発電時間(hr)
2
・重力加速度:9.8(m/s )
*理論出力(瞬時値)でありエネルギー量ではな
い。
・水車効率:0.82
・増速効率:0.96
・発電機効率:0.8
・発電時間:8,760(hr/年)
※上水給配水施設、下水処理場を想定した期待可採量で
ある。
波力発電
潜在賦存量(kWh/年)=
波力エネルギー量(kWh/m 年)
×海岸線長さ(m)
・波力エネルギー量(kWh/m 年):有義波高 0.8m
以上の出現率×∑(0.49×1/3 有義波高×周
期×1年間の時間数(8,760h))
期待可採量(kWh/年)=潜在賦存量
×海岸線利用可能率×タービン効率
×発電効率
・海岸線利用可能率:地形や海岸線利用状況等を考慮して
決定
・タービン効率:0.60
・発電効率:0.40
CEV
GC
CEV の最大転換量(GJ/年)=
現行車両台数×年間走行距離(km/台)×燃
費(km/L)×燃料発熱量(GJ/L)×省エネ率
・現行車両台数:既存資料
・年間走行距離:既存資料
・燃 費:10km/L
・燃料発熱量(GJ/L)
・省エネ率:0.5
CEV の期待転換量(GJ/年)=CEVの最大転換量(GJ/年)
×導入率
GC の最大転換電力量(MWh/年)=
導入件数(家庭導入件数、産業導入件数、業
務事業所導入件数)×設備容量(kW)
×年間時間数×設備利用率
GC の最大転換熱量(GJ/年)=
GC の最大転換電力量(MWh/年)
÷発電効率×熱変換効率
・導入件数
家庭導入件数:都市ガス利用家庭の 10%
産業導入件数:従業員 100 人以上の事業所の
50%
業務事業所導入件数:従業員 100 人以上の事業
所の 50%
・年間時間数:8,760 時間
・設備利用率:0.5
・発電効率 :0.3
・熱変換効率:0.4
GC の期待転換電力量(MWh/年)=
GC の最大転換電力量(MWh/年)×導入率
・導入率:0.5
・導入率:
資 4-3
事業所
1
資料-5 新エネルギー導入重点プロジェクトにおける補足
資料-5
新エネルギー導入重点プロジェクトにおける補足
掛川市地域新エネルギービジョン「風の力プロジェクト」および洋上風力発電について
A.風の力プロジェクトについて
風の力プロジェクトでは以下の条件の下で風況シミュレーションを行い発電量を求めました。
1.風車配置
①海岸部の防風林より陸側から国道 150 号線の間に配置
(風況がよく、環境影響の含めた風車の建設条件が良好な地域)
②風車間の距離:10D×3D(D:ローター直径)以上離す
③住居・工場からの距離:200m 以上離す
④設置可能なスペースを有する場所に設置
⑤地権者や土地所有に関しては考慮していない
⑥細かな既存電力系統、アクセス道路との関係は考慮していない(電力系統、アクセス道路の条件
は場所によりあまり変わらないため)
2.シミュレーション条件等
①風況シミュレーションモデル:線形風況シミュレーションモデル(WAsP, Wind Farmer)
②風車仕様:
定格出力:2,000kW
カットイン風速:2.5m
ハブ高さ:70m
ローター直径:82m
定格風速:11.5m/s
③粗度など:様々な地表状況を含め防風林の影響も特に考慮
資 5-1
資料-5 新エネルギー導入重点プロジェクトにおける補足
3.シミュレーション結果および結果の留意点
①設置可能基数:全体で 14 基設置が可能
②年間発電量:約 8,500 万 kWh
ただし、これは風車後流の影響を考慮した発電量ではあるが、通常はこの他に地形の影響、各種
の電力ロスや保守による稼動停止などによりこれよりも発電量は十数%低減すること、また長期
の変動などにも留意する必要があります。
③1 基当たりの年間発電量:約 600 万 kWh/年
この値は上記の各種の発電量低減要素を補正したものではありませんが、低減分を 20%と仮定
して補正を行なった発電量は、約 800 世帯の電気量に相当します(掛川市の1世帯当たりの電気
消費量は 5,972kWh/年)。
:風況観測地点
:既設風車
WAsP による風況シミュレーション結果と既存風車位置
資 5-2
資料-5 新エネルギー導入重点プロジェクトにおける補足
B.洋上風力発電について
掛川市の沿岸洋上は海面上 70m における年平均風速が7m/s 以上あり風力発電には比較的良好な
風速となっています。したがって、将来的には、洋上風力発電の可能性もあります。
掛川市の沖合水深 20m~30m 程度洋上にて風力発電を行なった場合を試算しました。
・風車仕様:
陸上の場合と同機種
定格出力:2,000kW
カットイン風速:2.5m
ハブ高さ:70m
ローター直径:82m
定格風速:11.5m/s
・年平均風速:7.2m/s (ハブ高)
・風速分布:レイリー分布を仮定
■ 結
果
・1 基当たりの年間発電量:約 670 万 kWh(約 900 世帯の電気消費に相当。ロスを考慮。)
・15 基設置した場合の年間発電量:約 9,700 万 kWh(風車後流の影響を考慮)
洋上風力発電は、大きな電力産み出し、エネルギー確保や地球温暖化対策へ大きく貢献します。
また、掛川市には大東マリーナなどの海洋リゾートに関連した施設があり、そこを風車点検の拠
点としたり、新たな風車を観光資源とするなど地域振興への可能性があります。
また、わが国は今後洋上風力発電を推進して行く方向にありますが、掛川市の洋上はその一翼
を担う地域になりうることも考えられます。
次の写真は、イギリスの洋上風力発電の事例で、ヨットハーバーなどの地域の施設と良く協調
した例です。
イギリス(Kentish Flats)洋上風力発電事例 (Wind Directions
資 5-3
2005 9/10 号)
資料-5 新エネルギー導入重点プロジェクトにおける補足
C.風力発電事例 :
東伊豆町風力発電施設
本市では、30m 高での風況調査結果は得られておりますが、10km の範囲を1地点の観測データのみ
で定量的に評価することは難しいといえます。また、現在 NEDO で行われている「風力発電フィール
ドテスト事業(高所風況精査)
」では 50m 高が推奨されており、30m 高の風況精査では風力発電の評価・
検討を行うのに多角的な考察が加えられないものと考えられます。
そこで、参考までに静岡県内における風力発電施設であります、東伊豆町の風力発電施設を紹介し
ます。東伊豆町では定格出力 600kW の風車が3基稼動しています。風車メーカーは三菱重工で、その
仕様と稼動実績は次ページに示すととおりです。
なお、資料の期間は、平成 14 年4月~平成 16 年3月です。また、表中の稼働率、設備利用率は、
以下のとおりです。
設備稼働率=運転時間/(運転日数×24 時間)
設備利用率=発電電力量/(発電機出力×運転日数×24 時間)
付表 5-1 東伊豆町風力発電風車仕様
項
目
定格出力
主 カットイン風速
要 定格風速
目
カットアウト風速
翼
仕
様
600/180kw
3.0m/s
13.5m/s
10 分平均風速
瞬間風速
25m/s
30m/s
翼長
20.4m
翼重量
2.5t/枚
翼材料
ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)
翼回転数
25.5/17rpm
タ 型式
ワ 高さ
| 材質
配置方式
ロ
ブレード(羽根)枚数
|
直径
タ
回転数
モノポール
37m(ハブ高)
鋼製
アップウィンド型
3枚
45m
25.5/17rpm
資 5-4
資料-5 新エネルギー導入重点プロジェクトにおける補足
付表 5-2 東伊豆町風力発電風車の稼動実績
運転時間
発電量 稼働率/利用率(%)※1 平均風速
1号機
h:m
kwh
稼働率
利用率
m/s
4月 565:04:00
154,119
75.95
35.68
7.48
5月 542:10:00
154,423
72.87
34.59
6.78
6月 525:45:00
100,459
73.02
23.25
5.84
7月 419:06:00
94,250
56.33
21.11
5.66
8月 570:08:00
112,279
76.63
25.15
6.25
9月 366:21:00
80,456
50.88
18.62
6.35
10月 594:04:00
157,157
79.85
35.21
7.1
11月 478:05:00
73,771
66.4
17.08
4.76
12月 546:11:00
103,641
73.45
23.22
6.08
計
4606:54:00 1,030,555
69.8
26.02
6.26
12月 259:51:00
60,957
56.91
22.27
5.58
1月 553:02:00
114,724
74.33
25.69
5.91
2月 508:07:00
144,964
73
34.71
7.22
3月 564:42:00
136,676
75.9
30.62
6.66
計
1885:42:00
457,321
71.42
28.87
6.34
運転時間
発電量
3号機
h:m
kwh
4月 565:04:00
186,906
5月 564:09:00
178,257
6月 522:04:00
121,270
7月 460:51:00
111,911
8月 569:57:00
130,758
9月 222:44:00
67,447
10月 637:03:00
183,418
11月 475:07:00
88,054
12月 576:54:00
139,957
計
4593:53:00 1,207,978
12月 270:35:00
68,555
1月 564:14:00
137,750
2月 521:41:00
169,627
3月 586:17:00
167,593
計
1942:47:00
543,525
稼働率/利用率(%)
平均風速
稼働率
利用率
m/s
75.95
43.27
7.77
75.83
39.93
7.21
72.5
28.07
6.34
61.94
25.07
6.23
76.61
29.29
6.7
30.94
15.61
7.82
85.63
41.09
7.86
65.99
20.38
5.03
77.54
31.35
6.46
69.6
30.5
6.87
59.28
25.05
6.26
75.83
30.85
6.45
74.95
40.61
7.88
78.8
37.54
7.09
73.59
34.31
6.92
資 5-5
運転時間
発電量
2号機
h:m
kwh
4月 576:25:00
176,594
5月 543:47:00
162,924
6月 455:57:00
100,663
7月 386:46:00
88,297
8月 570:47:00
126,600
9月 347:42:00
89,925
10月 602:46:00
169,324
11月 493:49:00
86,196
12月 574:04:00
127,141
計
4552:03:00 1,133,664
12月 262:27:00
62,338
1月 559:00:00
125,607
2月 525:51:00
163,243
3月 574:24:00
153,078
計
1921:42:00
504,266
稼働率/利用率(%)
平均風速
稼働率
利用率
m/s
77.48
40.88
7.7
73.09
36.5
6.77
63.33
24.69
6.13
51.98
19.78
5.3
76.72
28.36
6.44
48.29
20.82
6.98
81.02
37.93
7.19
68.59
19.95
4.9
77.16
28.48
6.22
68.97
28.63
6.4
57.51
22.78
5.87
75.13
28.13
6.1
75.55
39.09
7.5
75.9
34.29
6.71
72.79
31.83
6.55
運転時間
発電量
h:m
kwh
1706:33:00
517,619
1650:06:00
495,604
1503:46:00
328,392
1266:43:00
294,458
1710:52:00
369,637
936:47:00
237,828
1833:53:00
509,899
1447:01:00
248,021
1697:09:00
370,738
13752:50 3,372,196
264:17:00
191,850
558:45:00
378,081
518:33:00
477,834
575:07:00
457,347
1916:42:00 1,505,112
稼働率/利用率(%)
平均風速
稼働率
利用率
m/s
76.46
39.94
7.65
73.93
37.01
6.92
69.61
25.34
6.1
56.75
21.99
5.73
76.65
27.6
6.46
43.37
18.35
7.05
82.16
38.07
7.38
66.99
19.14
4.9
76.04
27.68
6.25
69.46
28.39
6.51
57.95
23.37
5.9
75.1
28.23
6.15
74.5
38.14
7.53
77.3
34.15
6.82
72.6
31.67
6.6
合計
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
計
12月
1月
2月
3月
計
資料-6 新エネルギー導入可能量の算定方法
資料-6
新エネルギー導入可能量の算定方法
掛川市における新エネルギー賦存量として、期待可採量を算定しました。期待可採量
は、掛川市において利用が期待される新エネルギーのポテンシャルであり、新エネルギ
ー導入を検討するための基礎資料となるものです。しかし、今後市内へ新エネルギーを
導入する際の導入量を検討するためには、より具体的な条件を設定し導入の目安となる
新エネルギー導入量を別途求めておく必要があります。ここではその目安となるべき導
入量として新エネルギーの導入可能量を算定しました。
導入可能量の算定対象は、本市おける導入の適用性および方向性において「積極的に
活用すべき」あるいは「活用を推進します」と評価された以下のエネルギーです。
導入可能量算定の対象とした新エネルギー
○太陽エネルギー:太陽光発電、太陽熱利用
○風力エネルギー:風力発電
○畜産廃棄物:鶏糞発電
○クリーンエネルギー自動車:ハイブリッド車
○天然ガスコージェネレーション:天然ガスコージェネレーション
1
太陽エネルギー
1.1
太陽光発電
住宅、事業所、公共施設等の建築物へ太陽光発電システムを設置すること想定して
導入可能量を算定しました。
(1)
「住
前提条件
宅」
◎導入件数:9,093 基(導入件数=世帯数×導入率)
導入件数は、一般住宅について、導入率から算定した。
・導入率:25.2%
(購入したい 48.5%×太陽光発電 52.0%)
・想定期間:2007 年から 2016 年度までの期間(10 年間)
◎太陽光発電システムの平均出力:4kW
◎設備利用率:0.129(モデル計算結果)
「事務所・公共施設等(住宅以外の施設」
◎導入件数:8(導入件数=事業所数×導入率×想定期間)
資 6-1
資料-6 新エネルギー導入可能量の算定方法
導入件数は、1994 年から 2007 年までの 10 年間に住宅以外施設での設置件数
が 8 件であることを参考として設定した。
・ 10 年間の設置件数:8件
・ 導入容量:120kW
1 件平均:15kW
・ これまでに導入状況の良いところが設置した。今後は設置が難しい可
能性もある。
・ 広報・啓発により導入意欲を向上させる
・ 導入件数は変わらない
◎太陽光発電システムの平均出力:15kW
◎稼働率:0.129(モデル計算結果)
(2)
「住
算定結果
宅」
導入規模:36,372kW
化石燃料削減量
発電量:411,000MWh
3,890kL
CO2 削減
20,200 t- CO2
「住宅以外」
導入規模:120kW
化石燃料削減量
「総
発電量:136kWh
13kL
CO2 削減
61 t- CO2
計」
施設規模:36,492kW
導入可能量
41,200 MWh(発電量)
3,900kL/年(原油換算値)
20,300 t- CO2/年(CO2 削減量)
1.2
太陽熱利用
住宅、事業所、公共施設等の建築物へ太陽光発電システムを設置すること想定して
導入可能量を算定しました。
(1)
前提条件
「住宅」
◎導入件数:420 基(導入件数=年間の導入件数 42 件:全国の3年間の導入件数と
世帯数比から設定))
・世帯数:掛川 36,080 世帯
全国 49,529,000 世帯
◎住宅用の太陽熱利用温水器の集熱器面積:3m2
◎掛川市の年平均日射量:3.82MJ/m2・日
資 6-2
(平成 17 年度)
資料-6 新エネルギー導入可能量の算定方法
◎日射補正係数:1.1
機器効率:0.9
「事務所等」
◎導入件数:80 基(導入件数=年間導入件数 8 件:全国の3年間の導入件数と世帯
数比から設定)
・世帯数:掛川 36080 世帯
全国 49529000
(平成 17 年度)
◎事業用の太陽熱利用温水器の集熱器面積:3m2
◎掛川市の年平均日射量:3.82MJ/m2・日
◎日射補正係数:1.1
(2)
機器効率:0.9
算定結果
「住宅」
施設規模:1260m2 (420 基)
「事務所等」
施設規模:240m2 (80 基)
「総
計」
施設規模:1500m2
導入可能量
削減熱量:2,800GJ/年
化石燃料削減量:776kL/年(灯油換算)
745kL/年(原油換算値)
CO2 削減量:1,950t- CO2 /年(CO2 削減量)
2
風力エネルギー(風力発電)
掛川市内の風況が比較的良好で風車の設置に適した海岸部を対象として導入可能量
を算定しました。
(1) 前提条件
◎風車の定格出力:2,000kW
◎風車建設基数:7基(シミュレーションによる設置可能基数の 50%)
◎1 基当たりの正味発電量:4,550 MWh/年・基(シミュレーションによる発電量に
利用可能率、各種補正を加えたロスを苦慮 75%)
(2)
算定結果
施設規模:28,000kW
導入可能量
資 6-3
資料-6 新エネルギー導入可能量の算定方法
総設備容量:14,000 kW、
化石燃料削減量
CO2 削減量
3
正味発電量:31,900 MWh/年
3000 kL/年(原油換算値)
14,400t- CO2/年
畜産廃棄物エネルギー
掛川市内では、畜産廃棄物による賦存量はあまり多くありませんが、養鶏は集中的に
行なわれており、鶏糞からエネルギーを得るのが現実的です。そこで、鶏糞発電を対象
に導入可能量を算定の対象としました。
(1) 前提条件
◎対象羽数:30 万羽(1養鶏場で飼育されている羽数)
。10 年間では 1 養鶏場で発
電を行なうと仮定
◎排泄量:55kg/羽・年
◎蓄糞発熱量:2,786kcal/kg
◎発電効率:20.4%
(2)
算定結果
導入可能量
発電量:53 MWh/年
化石燃料削減量
CO2 削減量
4
5 kL/年(原油換算値)
24 t- CO2/年
クリーンエネルギー自動車
現行車両の買い換え(通常廃車までに要する平均期間 10 年より、2018 年までに全て
の車両が更新期を迎えると仮定)を想定しました。市内のガソリン普通乗用車をハイブ
リッド自動車に買い換える場合を想定しました。
(1)
前提条件
◎導入台数:8,400 台(導入台数=ガソリン乗用車数×導入率)
・ ガソリン乗用車数:70,097(平成 17 年度)
・ 導入率:23%(アンケートから「新エネルギー機器を購入したい」48.5%、
「クリーンエネルギー自動車を購入したい」47.5%を採用)
◎燃費費:現行車両の 0.5 倍
資 6-4
資料-6 新エネルギー導入可能量の算定方法
(2)算定結果
導入台数(総計):16,000 台
導入可能量
燃料削減量:7,300kL/年(原油換算値)
CO2 削減量: 19,000
5
t- CO2/年
天然ガスコージェネレーション
今後建て替え予定がある市立総合病院において天然ガスコージェネレーションを導
入し、エネルギーの削減を図ることを想定しました(平成 13 年度新エネルギービジョ
ンによる)
。
(1)前提条件
◎削減率 20%削減: 20%
◎原油発熱量:38.2MJ/L
(2)算定結果
導入可能量
エネルギー削減量: 158
CO2 削減量: 680
kL/年(原油換算) (熱量 6,030GJ・t/年)
t- CO2/年
資 6-5
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
資料-7
新エネルギーの技術開発動向
(1) 太陽光発電
概
要
太陽光発電は、シリコンなどの半導体に光が当たると電気が発生する光電効果
を応用した太陽電池を使用して、太陽光から直接電気を発生させる装置で、全国
における2005年末までの導入実績は144.2万kWとなっている(出典:JPEA)。
発電の仕組み
性質の異なる2種類の(P形、N形)の半
導体を重ね合わせたのもで、太陽の光が
当たると電子(-)と正孔(+)が発生
し、正孔はP形半導体へ、電子はN形半導
体側へ引き寄せられる。
この2つの半導体を電線でつなぐと電
流が流れるしくみである。
太陽光
太陽光発電の仕組み
太陽光発電システムは、設置する場所の広さにあわせて自由に規模を決めるこ
とができる。システムの規模と発電量は単純に比例するため、規模のメリットを
考慮することなく、家庭用から大規模施設まで、その施設にあったシステムを設
置することが可能である。
家庭用向け太陽光発電装置
太陽エネルギーを受けた
太陽電池は直流電流を発生。
それをインバーターによっ
て交流電流に変換して、家庭
内の発電機に使用する。
太陽光発電システム概念図
出典:資源エネルギー庁、太陽光発電普及協会ホームページ
技術開発
の現状
技術開発の現状
シ
リ
コ
ン
系
結
晶
系
非
結
晶
系
化合物半導体系
結
晶
系
太陽光発電モジュールの種類と特徴
結晶と多結晶のシリコン基板を使用した
単結晶シリコン太陽電池
タイプで発電効率が優れている。
多結晶シリコン太陽電池
現状では住宅用、公共産業用等にはこのタ
イプが多く利用されている。
ガラスなどの低価格基板の上に、薄膜状に
アモルファスシリコンを成長させて作る
アモルファスシリコン
太陽電池で、低コスト化が期待されてい
太陽電池
る。現在は電卓や時計等に多く利用されて
いる。
単結晶系と多結晶がある。単結晶系では
単結晶化合物半導体
GaAs及びInPを用いた太陽電池が人工衛星
太陽電池(GaAs.InP等)
などの特殊用途に、多結晶系ではCdS/CdT
及び、多結晶薄膜系に位置付けられるCIS
多結晶化合物半導体
などがあり、材料によって用途や使用方法
太陽電池(CdS/CdTe,CIS等)
がかわる。
資 7-1
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
出典:新エネルギー便覧(平成15年度版)
コストの
現状
単位当たり
設
置
コ
ス
ト
71万円/kW
住宅用
2002年度平均
実績
非住宅用
1999年度平均
実績
3kW
標準的住宅用
104万円/kW
発電コスト
運
転
コ
ス
ト
導入にかかる費用
規模
住宅用
非住宅用
49円/kWh
10kW
利用にかかる費用
コスト比
約2.1倍
平均値
73円/kWh
平均値
発電コスト
/ 競合コスト
約3.5倍
発電コスト
/ 競合コスト
設置コスト総額
213万円
別途補助額あり,平均
補助額2万円/kW (2005
年実績)
1,040万円
競合コスト
23.0円kWh
家庭用単価
20.0円kWh
業務用単価
出典:新エネルギーガイドブック2005
:NEFホームページ
課
題
変換効率のさらなる向上、簡素化・大面積化等と併せて、太陽電池本体と周辺
機器に関する標準化の必要がある。また、需要を拡大させるともに、より一層の
コストダウンが必要である。
資7-2
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
(2) 太陽熱利用
概
要
太陽熱利用とは、太陽の熱エネルギーを給湯などに利用するシステムである。現
在までの技術開発により、自然循環式や高性能な強制循環式の温水器が開発され、
用途も給湯に加え暖房や冷房にまで広がり、国内での普及率は一般家庭の十数%に
まで至っている。導入実績についてはソーラーシステム約61.2万台、太陽熱温水器
約640万台となっている(出典:NEF:2003年末)
。
自然循環式ソーラーシステム
強制対流式ソーラーシステム
出典:シロキ工業株式会社ホームページ
:新エネルギー便覧(平成15年度版)
技術開発の
太陽熱利用システムにはいろいろなタイプがあるが、その利用形態から自然循環
現状
式、強制循環式(ソーラーハウスを含む)に大別できる。自然循環式は太陽集熱器
と貯湯槽が一体となった構造で、屋根などに設置され、 集熱部分で温められた水
が自然循環しながらお湯となって貯湯槽にたまる方式である。一般に太陽熱温水器
という。強制循環式は熱媒体を強制的に循環させるものでソーラーシステムと呼ば
れ、平板形、真空ガラス管形、ヒートポンプ式、太陽電池駆動式等のタイプが利用
されている。
ソーラーハウスは太陽集熱器が屋根と一体になったもので、給湯、冷暖房を行う。
デザイン的にも建物や都市景観にマッチするものが多く、住宅設計にとり入れられ
つつある。太陽熱温水器やソーラーシステムはともに給湯・冷暖房などのエネルギ
ー源として、 家庭やいろいろな産業の分野ですでに広く活用されている。
強制循環型ソーラーシステムの設置コスト
コストの
現状
設置コスト
規模
設置コスト総額
90万円/1台
設置コスト
運転コスト
1999年度
平均実績
1台
標人的住宅
90万円
強制循環型ソーラーシステムの運転コスト
熱利用コスト
コスト比
競合コスト
約1.0~3.0倍
6.7円/MJ
2.1~6.4円/MJ
熱利用コスト
平均値
/ 競合コスト
家庭等で最も普及されている自然循環式太陽熱温水器の設置コストは約30万円、
エネルギー当たりのコストは約12万円/kl、ソーラーシステムの設置コストは約90
万円、エネルギー当たりのコストは約14万円/klとなっている。また、熱利用コス
トは温水器で4.1円/MJ(17円/Mcal)、ソーラーシステムで6.7円/MJ(28円/Mcal)
となっている。
出典:NEDO新エネルギーガイドブック2005
課
題
出荷台数の減少に伴う、機器価格の上昇。熱負荷等を評価した上で、低廉な工事
費でシステムの設置を行い、設置者の負担低減を図ることなどが必要である。
資 7-3
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
(3) 風力発電
概
要
風力発電は、自然エネルギーである風力エネルギーを電気エネルギーに変換し
て利用するものであり、変換の過程としては、風の運動エネルギーを風車により
回転という動力エネルギーに変え、発電機を動かし、電気エネルギーへと変換す
るものである。
国 内 の 導 入 実 績 と し て は 、 2006 年 3 月 の 累 積 台 数 は 1500 台 、 累 積 出 力 は
1078,418kWとなっており、かつては国(NEDO)、電力会社及び地方自治体による
試験研究用またはデモンストレーションとして設置したものが、最近では商社等
の民間企業が売電事業のために複数機設置する(ウィンドファーム)事例が中心
となっている。(出典:NEDO資料)
負
荷
交流 / 直流
コンバーター
交流 / 直流
インバーター
トランス
(変圧器)
系統連系
保護装置
DCリンク方式
電力系統
ACリンク方式
トランス
(変圧器)
系統連系
保護装置
負
荷
風力発電システムの系統図
出典:NEF「What’s 新エネ?」
技術開発の
現状
NEDOではコストの低減及び土地の有効利用を図るため、(剛構造の3枚翼で)出
力500kWの大型風力発電システムの開発を行い、平成8年度より青森県竜飛岬で2
年間の運転研究を行った。また、風力エネルギーを有効利用する風力発電システ
ムの実用化を目的として、平成2年度~9年度に沖縄県宮古島で集合型風力発電シ
ステムの系統連系運転における制御技術の開発を行った。今後の風力発電技術は
海外の開発動向から見ると、2MW級以上の大型機を主体としたウインドファーム
や洋上風力などの集合化が主なものと思われる。我が国では、風力発電システム
の導入が進むにつれ、我が国の特有な環境(自然条件・社会条件)に合ったシス
テムの開発が必要となり、そのため、1999年度から2002年度にわたって、離島に
おける風力発電システムの開発(ディーゼル発電等との協調運転技術などを含
む)及び局所的風況予測モデルの開発が行われてた。また、2000年度から2001年
度にかけて「風力発電電力系統安定化等調査」を行っている。2005年度からは日
本型風力発電ガイドライン策定事業がスタートしている。
出典:NEF、NEDO資料
資7-4
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
コストの
現状
風車の建設コストについては、NEDO事業を対象とした場合、コストは15~30万
円/kWとなっている。
運転コストについては、欧米における現状は5~6セント/kWh程度で、我が国では
中小規模の事業では11~24円/kWhであるが、大規模事業では10~11円/kWhと低減
している。また、事業用の電力買取単価は11~12円/kWh程度であるが大規模導入
では入札制度が適用され、より安い単価となるケースが多い。
風力発電システムの設置コスト
コスト
規模
設置コスト総額
設置コスト
運転コスト
15~30万円/kW
(事例等)
1機
(1000kW想定値)
1.5~3億円
(別途補助あり)
風力発電システムの運転コスト
発電コスト
コスト比
約1.5~3.0倍
10~24円/kWh
発電コスト
/ 競合コスト
競合コスト
7.3円/kWh
火力発電
出典:新エネルギーガイドブック2005 、事例等
課
題
風車本体の高効率化、長寿命化、軽量化、低騒音化及び低コスト化を達成する
ため、翼の新型形状・新材料の開発、系統連系設備としての保護機能の一体化、
DCリンクによる電力の高品質化等があげられる。また、保守性に係わる技術の改
善が必要である。
資 7-5
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
(4) 廃棄物利用のエネルギー
概
要
廃棄物を利用したエネルギーは、主に発電、熱利用及び廃棄物燃料製造(RDF)
の3つに分類できる。
・ 発電は、廃棄物の焼却時に発生する高温燃焼ガスにより蒸気を作り、電気を
発生させる技術である。
・ 熱利用は、発電した後の排熱を処理場周辺地域の冷暖房や温水として有効に
利用するものと、発電せずに熱のみを上記の目的に利用する場合がある。
廃棄物発電の概念図
出典:NEF「What’s 新エネ?」
・ 廃棄物燃料製造は、燃えるごみを細かく砕き、乾燥、加工して作る燃料を製
造するシステムである。RDF は、燃料としての品質向上、輸送・貯蔵・流通
の合理化と焼却施設の大型化により、大規模発電が可能となること、及びダ
イオキシン対策の面から有望視されている。
廃棄物燃料製造(RDF)の概念図
出典:NEF「What’s 新エネ?」
廃棄物発電の導入実績は、2003年度末で、一般廃棄物発電が134.9万kW(257ヶ
所)、産業廃棄物発電20.4万kW(65ヶ所:製紙・パルプ除く)の合計155.3万kWと
なっており、過去からの推移を見ても着実にその導入が進んでいる。
出典:資源エネルギー庁
資7-6
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
技術開発の
現状
コストの
現状
直接燃焼による発電・熱利用システムについては実績は多いが、腐食性排ガス
への対応(材料・炉構造・燃焼方式)と蒸気の高温・高圧化による効率の向上な
どで、技術開発が進められている。
RDFについては、新型廃棄物固形化燃料の利用発電技術開発や発電効率を高め
る要素研究等が行われている。プラスチック廃棄物を利用する液化等の開発な
ど、環境対策からも重点が置かれた開発も進められている。
また、廃棄物焼却等により非意図的に生成されるダイオキシン類は、発ガン性
等の広い範囲の毒性による人体の健康への影響が心配されており、排出抑制のた
めの装置の開発が行われている。
コストについては、事業形態、発電システム形態、処理規模等により異なるが、
一般的には9~15円/kWhといわれている。
設置コスト
廃棄物発電
(1日300 t以
上)
9~25万円/kW
(1999年度平
均実績費)
廃棄物発電のコスト
発電コスト
コスト比
約1.2~1.5倍
9~11円/kWh
(平均値)
発電コスト
/ 競合コスト
競合コスト
7.3円/kWh
火力発電単価
出典:新エネルギーガイドブック2005
課
題
ボイラー加熱器の塩化水素ガス等高温腐食防止による高効率化と、ダイオキシ
ン排出量低減、コスト低減による事業性の確保等があげられる。また、RDF利用
システムについては、RDFの安定的に受け入れる需要先の確保が課題である。
資 7-7
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
(5) バイオマスエネルギー
概
要
バイオマスエネルギーとは、生物由来の資源をエネルギー利用するもので、もとは太陽
エネルギーが植物により変換され蓄えたられたものであるため、化石資源とは異なる再生
可能なエネルギーである。バイオマスの転換技術は、原料の種類と用途に合わせてさまざ
まな方法があり、直接燃焼、熱分解・部分酸化によるガス化、メタン発酵、エタノール化、
さらに従来行われている植物から植物油を抽出して改質するような方法(BDF)等がある。
バイオマスによる発電は21.8万kW(2002年実績、設備容量(出典:資源エネルギー庁))、黒
液・廃材は原油換算で471万kl (2002年実績)となっている。
バイオマス資源の利用方法の概念図
出典:NEF「What’s 新エネ?」
燃焼
直接燃焼
混焼
固形燃料化
熱化学的変換
ガス化
溶融ガス化
部分酸化ガス化
メタノール合成
低温流動層ガス化
超臨界水ガス化
液化
急速熱分解
スラリー燃料化
炭化
エステル化
生物化学的変換
メタン発酵
湿式メタン発酵
乾式メタン発酵
エタノール発酵
二段発酵
バイオマスのエネルギー利用技術体系
出展:日本エネルギー学会「バイオマス・ニッポン総合戦略策定緊急調査報告書」(2002)等
資7-8
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
技術開発
の現状
バイオマスの利用技術は従来の直接燃焼による熱利用、蒸気タービンシステムによる発
電は技術的には成熟している。その他ガス化・液化については、まだ実証段階であるとい
える。
バイオマスエネルギー利用技術の開発状況
分類
技術の概要
開発状況
直接燃焼
燃焼
熱化学的変換
生物化学的変換
メタン発酵
・製材工場等端材などの直接燃焼による熱を利用 成熟した技術である。
する。またはボイラー発電を行う。コージェネレ 現状ではエネルギーの利用効率が
ーションシステムの利用が増えている。
10~20%と低いものが多い。
混焼
・石炭火力発電所などで石炭などとチップやペレ 現在、実証中であるが技術的な問
ットといった木質バイオマスを混合燃焼する技 題は少ない。
術。
固形燃料化
・ペレットはおが粉や樹皮を加圧し、成型固化し 基本的には、技術は成熟している。
たもの。近年ペレットの生産拠点が増えている。
ガ 溶融ガス化 ・400℃~600℃で熱分解ガス化を行い、可燃性ガ ごみの処理施設では実用機が導入
ス
スを発生させ、更に焼却灰を1300℃以上の高温で されている。
化
溶融処理する技術。
部分酸化ガス ・部分酸化により生成ガスを製造する。熱利用、 現在実証中である。
化
発電のほか、調整により一酸化炭素と水素を得や
すく、これらを触媒を用いてメタノールに変換す
ることも期待される。
低温流動層ガ ・600℃程度でガス化する技術であり、そのガスを ・タールの生成によるメンテナン
ス化
用いて発電や熱利用を行う。
ス性が技術的問題となっている。
超 臨界 水カ ゙ ス ・超臨界水中で加水分解を起こし、効率的にガス ・効率の改善と高温高圧条件のた
化
化する技術。
めのエネルギーの回収が課題。
液 急速熱分解 ・500℃~600℃へ急速に加熱し、熱分解させ、油 ・輸送用燃料への変換のため、生
化
状生成物を得る技術。
産コストの低減が課題。
スラリー燃料化 ・高温高圧の熱水で改質し、炭化して粉砕後、水 実証段階である。
と混ぜてスラリー化する。木酢液状成分が副産物
として得られる。
炭化
・古くから利用されているが、最近では土壌改良、基本的には成熟した技術である。
床下調湿、水質浄化などマテリアルとしての利用
も増えている。
エステル化
・廃食用油などをメタノールと反応させてエステ 技術的な課題は少なく、廃食用油
ル化し、ディーゼル燃料とする技術。京都や滋賀 からの燃料として、近と急速に増
等では自動車燃料として利用している。
加している。
湿式
・家畜排せつ物や、食品廃棄物を嫌気性発酵させ 実証段階であり、残渣を肥料化す
るもの。
る試みも行われている。
乾式
エタノール発酵
二段発酵
コストの
現状
課 題
・低水分でもメタン発酵を行う微生物を利用して 実用機が導入されている。
いる。
・でんぷん、糖系では実用化されている技術であ ・難分解性である木質バイオマス
り、発酵によりエタノールを作る。
ではセルロース部分を糖化する技
術を開発している。実証段階であ
る。また、エタノールから発電す
る試みも行われている。
・条件の調整により、水素を主に発生する嫌気性 ・研究段階である。
発酵を行い、水素を得、さらにメタン発酵させる
技術。
バイオマスの利用技術は多岐に渡り、建設費は利用技術と規模により大きく異なる。ま
た運転費は、発電の場合、人件費等の固定費割合が大きく影響を及ぼすため、スケールメ
リットを活かすことがコストを下げることに大きく貢献する。熱利用の場合、特に小規模
システムでは、発電に比較して建設費・運転費共に低く抑えることができることが多い。
収集・輸送コストの低減 (バイオマス資源は分散していることが多く、かさばるものが
多い)及びエネルギーコストの低減(加工の際に前・後処理が必要になることが多く、エ
ネルギーコストが割高になる)が必要である。
資 7-9
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
(6) 温度差エネルギー
概
要
温度差エネルギーは、海水・河川水・地下水等の年間を通じて温度の変化が少
ない水温と外気との温度差を利用したものであり、ヒートポンプを用いてその熱
を取り出し、冷暖房・給湯等に活用することが可能である。熱源としては、前記
に加え、発電所廃熱、工場廃熱、下水廃熱、LNG気化冷熱、変電所・地下鉄など
の人工廃熱も有望である。導入量は、2002年実績で原油換算4.6万kl(出典:新エ
ネルギーガイドブック2005)である。
温度差エネルギー
温度差エネルギーの種類
出典:NEF「What’s 新エネ?」
河川水を利用したヒートポンプの仕組み(暖房時)
出典:資源エネルギー庁ホームページ
技術開発の
現状
コストの
現状
課
題
工場・発電所廃熱及び下水廃熱の利用については、技術上の問題は少ないが、
海水利用の際の付着生物対策や熱輸送及び貯蔵技術さらに関連技術としてのス
ーパーヒートポンプの開発等の研究が進められている。
温度差エネルギーのコスト
設置コスト
熱利用コスト
コスト比
ケースによ
約1.1倍
*温度差
10円/MJ
り大きく異
熱利用コスト
エネルギー
/ 競合コスト
なる
*廃棄物熱利用を含む
出典:新エネルギーガイドブック2005
競合コスト
9.0円/MJ
都市ガス
河川や海洋から熱を有効に利用できる距離は多くの場合1km程度であり、これ
ら自然の熱源の周囲において冷暖房等の熱需要を確保することは困難である。そ
のため、都市再開発などに際し、きめ細かく開拓していくことが必要である。
資7-10
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
(7) クリーンエネルギー自動車
概 要
ガソリンや軽油等の石油系燃料自動車では、燃料に含まれる成分の特性上、燃
焼後に窒素酸化物(NOx)をはじめ各種の有害物質を含んだ排気ガスが出る。この
有害物質の排出量が少ない自動車を一般にクリーンエネルギー自動車(低公害
車)と呼んでいる。
クリーンエネルギー自動車の種類は、電気自動車、ハイブリッド自動車、天然
ガス自動車、メタノール自動車、ディーゼル代替・LPG自動車*1、及び燃料電池
自動車*2がある。地球規模でのCO2 増加による温暖化や都市部での大気汚染物質
の排出を最小限に押さえる目的で、近年特にその導入が期待されている。
*1 低公害車と呼ばれる時には、ディーゼル代替LPG自動車は含まない場合がある。
*2 新エネ法ではクリーンエネルギー自動車として定義されていない。
各自動車に適応したクリーンエネルギー技術
出典:財団法人運輸低公害車普及機構ホームページ
クリーンエネルギー自動車のしくみ
分類
電気自動車
ハイブリッド自動車
天然ガス自動車
メタノール自動車
しくみ
バッテリーからの電気でモーターを動かして走る。
従来のエンジンと電動モーターなどの二つの動力を効率よく
切りかえて走る。
ガソリンや軽油のかわりに天然ガスを燃料にする。
ガソリンや軽油のかわりにメタノールを燃料にする。
ディーゼル代替
LPガス車
液化石油ガスを燃焼させて走る。
燃料電池自動車
(参考)
燃料電池で発電した電気の力でモーターを動かして走る。将
来的にはクリーンエネルギー自動車の主役となる可能性があ
ると期待されている。
クリーンエネルギー自動車
出典:NEF「What’s 新エネ?」,財団法人日本電動車両協会ホームページ
資 7-11
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
技術開発の
現状
クリーンエネルギー自動車の特徴
長所
短所
交換バッテリーの価格が高い。一充
走行中に排出ガスが出な
電 当 り の 航 続 距 離 が 短 い (100 ~
電気自動車
い。騒音が小さく、振動
200km)。2002年までの導入台数約
が少ない。
5,600台。
燃費向上に効果がある。
排気ガスを節減できる。
バッテリーの交換が必要。2002年
ハイブリッド自動車
既存のインフラを利用で
までの導入台数約91,000台。
きる。航続距離が既存車
と同等以上。
一充填当りの航続距離が短い
窒素酸化物(NOx)をディ
(150~350km)。タンクの容量が
天然ガス
ーゼル車の10~30%に抑
大きく重い。燃料供給施設が少な
自動車
制できる。粒子状物質(P
い(全国180ヶ所程度)。2002年ま
M)が排出されない。
での導入台数16,561台。
低温時のスタート性能に問題。燃
粒子状物質(PM)が排出
料供給施設が少ない(全国50箇所
メタノール
されない。窒素酸化物
程度)。燃料に毒性がある。起動
自動車
(NOx)をディーゼル車の
時にホルムアルデヒドを排出。
50%に抑制できる。
2002年までの導入台数91台。
窒素酸化物(NOx)をディ 燃料供給施設が少ない(全国に
ディーゼル代替
ーゼル車の10~30%に抑 2000ヶ所程度)。石油代替の効果
LPガス車
制 で き る 。 粒 子 状 物 質 はない。2000年までの導入台数約
(PM)が排出されない。 19,200台。
燃料電池自動車
水素を燃料とした場合、 燃料の供給形態がどのタイプに
(参考)
水しか排出しない。
なるか不透明。
出典:新エネルギー便覧(平成15年度版)、新エネルギーガイドブック2005
分類
コストの
現状
車両価格は割高となっているが、技術の進歩と普及の拡大によってコストダウ
ンが進みつつある。現行の石油燃料を使用した同型車と比較したコスト表を以下
に示す。
クリーンエネルギー自動車のコスト
分類
現行車両(同クラスのガソリン車)との比較
電気自動車
車体価格が既存車の2.0~3.5倍程度。
ハイブリッド自動車
車体価格が既存車の1.04~1.70倍程度。
天然ガス自動車
車両価格が既存車の1.4~2.0倍程度。
メタノール自動車
車両価格が既存車の2.0倍程度。
ディーゼル代替
車両本体価格が既存車の1.1~2.0倍程度。
LPガス車
燃料電池自動車
現段階では市販していない。リースのみ。
(参考)
出典:新エネルギー便覧(平成15年度版)
資7-12
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
(8) コージェネレーション
概
要
コージェネレーション(Cogeneration)とは、1つのエネルギー源から熱と電
気等2つ以上の有効なエネルギーを取り出して利用するシステムのことであり、
欧米ではCHP(Combined Heat and Power)とも呼ばれている。
石油や天然ガス等の燃料を燃やして得た熱をピストン・エンジンやガスタービ
ン等を用いて動力や電力に変換し、その排熱(未利用熱)をプロセス蒸気や冷暖
房、給湯等の熱源として利用するシステムはその応用例である。
これらのシステムは、総合熱効率が70~80%になり、熱及び電力等を同時に必
要とする需要家にとって、新・省エネルギー・システムのホープとして期待され
ている*1。導入の現状としては、2006年3月末(見込み含む)の時点で、コージ
ェネレーションは6,948件の施設で11,713台、合計8,622MWが稼働しており。これ
は日本全国の電力用発電設備の約3%を占める(出典:日本コージェネレーショ
ンセンター)
。
コージェネレーションシステムの種類と特徴
単機容量
発電効率(LHV*2)
総合効率
NOX
対策
ディーゼル
エンジン
15~10,000kW
30~42%
60~75%
ガスエンジン
ガスタービン
8~5,000kW
28~42%
65~80%
30~10,000kW
20~35%
70~80%
都市ガス・LPG・
灯油・軽油・
A重油・LNG
りん酸形燃料電池
(参考)
50~10,000kW
36~45%
60~80%
燃料
A重油・軽油・
灯油
都市ガス・LPG・
消化ガス
廃熱温度
排 ガ ス 450 ℃ 前
後
冷却水70~75℃
排ガス
450~600℃
冷却水85℃前後
燃焼改善
噴射時期遅延
希薄燃焼
予混合希薄燃焼
水噴射・蒸気噴射
必要なし
排ガス処理
選択還元脱硝
三元触媒
選択還元脱硝
必要なし
特徴
排ガス
450~550℃
都市ガス・灯油・メ
タノール・消化ガス
作動温度
250℃以下
温水70℃、120℃
・発電効率が高い ・排ガスがクリー ・小型・軽量
・発電効率が高い。
・導入実績が豊富
ンで熱回収が容 ・排ガス温度が高 ・騒音・振動が小さい。
・排ガス温度が比
易
温で利用効率が ・排ガスがクリーン
較的低い
・排熱が高温で利
高い
用効率が高い
*1:新エネルギーとして分類されるのは燃料が天然ガス(都市ガス)の場合のみである。
*2:LHV(Lower Heating Value):「低(位)発熱熱量」(「真発熱量」ともいう)のことで、燃
焼排ガス中の水分が水蒸気の状態であるときの発熱量である。これに対して、燃焼排ガ
ス中の水分(水蒸気)がすべて凝縮する(液体の水になる)ものとして、その潜熱も加
えた発熱量を HHV(Higher Heating Value;
「高(位)発熱量」または「総発熱量」)という。
一般的な燃料の場合、LHV は HHV より 5~10%低い値となるが、生ゴミのように水分が多
いものではその差が大きくなる。
出典:新エネルギーガイドブック2005、
資源エネルギー庁、NEF「What’s 新エ
ネ?」
コージェネレーションシステムの概念図
資 7-13
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
技術開発の
現状
国により進められている主な技術開発は以下の2つがある。
ⅰ)セラミック天然ガスエンジンシステム技術開発事業:高効率のセラミック断
熱ターボコンパウンドを用いることにより、動力変換効率が高く、軽量・コ
ンパクトな天然ガスエンジンシステムの開発であり、発電効率の追求(目標
46%)と耐久試験が行われている。
ⅱ)ニューサンシャイン計画における300kW級のセラミックガスタービンの開
発:中小型ガスタービンの高効率化、低公害化及び燃料多様化を促進するた
め試作機を完成し、世界最高の熱効率42.1%を達成し一応の研究を終了して
いる。今後実用化に向けた検討が進められるものと思われる。
コージェネレーションシステムの種類と特徴
技術開発
の現状
コストの
現状
ディーゼルエン
ジン
ガスエンジン
ガスタービン
(参考)
りん酸形
燃料電池
商用段階
商用段階
*セラミックの
利用やミラーサ
イクル化等を開
発中
商用段階
* 数 十 kW ク ラ ス
のマイクロガス
タービンは実用
化開発中(一部商
用機として稼動
*実用機レベル
の試験的導入
コージェネレーションの設置に係るコストは、規模やシステム構成にもよる
が、一般的にシステム全体で15~35万円/kW程度といわれている。
コージェネレーションシステムの初期費用(民生用ビルに設置の場合)
規模
設置コスト
設置コスト総額
設置コスト
30万円/kW
(1999年度平均実績費)
500kW
(ガスエンジン)
コージェネレーションシステムの運転費用
コスト比
発電コスト
約1倍
運転コスト
19.8円/kWh
平均値
発電コスト/競合コス
ト
1億5千万円
*別途補助あり
競合コスト
約20円/kWh
業務用電力
出典:新エネルギーガイドブック2005
課
題
熱利用効率と発電効率の一層の向上が重要である。また、マイクロガスタービ
ンなどの小型分散型電源は、機能性能の向上とともに、耐久性や安全性の実証が
必要である。なお、効果的なコージェネレーションの導入には、電力需要と熱供
給のバランスが重要であるが、導入可能性のある建築物の熱需要の実態が正確に
把握されていないことも課題である。
資7-14
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
(9) 燃料電池
概
要
燃料電池は、バッテリーや乾電池のような一般の電池とは違い、内部にエネル
ギー源を蓄えるものではなく、燃料電池ユニットに外部からエネルギー源として
の水素(H2)と酸素(O2)を供給して電気化学反応により電力を発生させる、一種の
発電装置である。
燃料電池の原理は、水の電気分解の逆の化学反応を利用するもので、水素(燃
料)と酸素(酸化剤)を反応させて水を発生させる過程から電気を得るものであ
る。
燃料電池は、一対の電極、すなわち燃料極(アノード)及び空気極(カソード)と、
その間に挟まれた電解質から構成されている。
燃料極に水素、空気極に空気(酸素)を通すと、それぞれの電極では次の電気化
学反応が起こる。燃料極では、水素は電子(e-)を放出し水素イオン(H+)となり、
水素イオンだけが、電解質中を移動する。空気極では、電解質中を移動してきた
水素イオンと酸素が電子を吸収して水が生成する。電子は電解質中を通過できな
いため、電池外部の電気回路を通して両極を繋ぐと、それを通る電子の流れが生
じ、外部回路に電流(直流)を取り出すことが出来る。
2000年3月現在で燃料電池(りん酸形)の導入量は70台となっている。
燃料電池の概念図
燃料電池の種類と特徴
低温型
高温型
形式
固体高分子形
(PEFC)
りん酸形
(PAFC)
溶解炭酸塩形
(MCFC)
固体酸化物形
(SOFC)
電解質
イオン交換膜
りん酸
200℃
炭酸カリウム/
炭酸リチウム
炭酸イオン
(CO32-)
650℃
安定化ジルコニ
ア
酸素イオン
(O2-)
1,000℃
伝導イオン
水素イオン(H+)
水素イオン(H+)
運転温度
常温~100℃
燃料(反応)
H2
H2
H2、CO
H2、CO
燃料
天然ガス、LPG、
メタノール、ナ
フサ
天然ガス、LPG、
メタノール、ナ
フサ、軽質油
天然ガス、LPG、
メタノール、ナ
フサ、軽質油、
石炭ガス化ガス
天然ガス、LPG、
メタノール、ナ
フサ、軽質油、
石炭ガス化ガス
発電効率(*)
36~45%
36~45%
45~60%
50~60%
出力規模
1~250kW
50~10,000kW
数千~数十万kW
~数十万kW
分散電源、大容
量発電
小型~大容量発
電までの可能性
用途分野
家庭用、自動車、 オンサイト、分
オンサイト
散電源
注:発電効率(*)は高位発熱量基準による。
* 出典:NEDO燃料電池ガイドブック(2002)
資 7-15
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
技術開発の
現状
コストの
現状
日本国内においては、りん酸形燃料電池が最も研究が進んでおり、実用化を間
近にした技術レベルに到達し、東京ガス、大阪ガス、東邦ガスを中心に数多くの
実証運転研究が行われている。耐久性の面でも、連続運転時間が8,000時間を超
えるものや、通算時間が40,000時間を超えるものがあり、技術面では十分信頼を
得られるレベルになっている。
また、自動車の駆動源や家庭用コージェネレーションシステムとして期待され
る固体高分子形燃料電池も、メーカ各社が研究にしのぎを削っており、コスト面
以外ではほぼ実用レベルにまで到達しつつある。溶融炭酸塩形については、NEDO
により1MW級パイロットプラント及び内部改質型200kW級スタックの製作と運転
研究が進められている。
最近ではりん酸型燃料電池などの一般汎用型(50~200kW級)が、周辺設備を
含めて60~80万円/kW台となっていますが、依然として業務用電力よりも割高に
なっている。
りん酸形燃料電池の初期設置コスト
規模
設置コスト
りん酸形
燃料電池
設置コスト
りん酸形
燃料電池
運転コスト
70万円/kW
ヒヤリング
200kW
りん酸形燃料電池の運転コスト
コスト比
発電コスト
約1.1倍
22.1円/kWh
ヒヤリング
発電コスト/競合コス
ト
設置コスト総額
1億4千万円
*別途補助あり
競合コスト
約20円/kWh
(業務用電力)
出典:新エネルギーガイドブック2005
課
題
長期運転信頼性、総合エネルギー効率の向上による稼動率アップ、小型軽量化、
メンテナンス簡易性、多燃料対応性及び防災用等の多用途性に加え、低コスト化
を図った機種の開発が必要である。
資7-16
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
(10) 雪氷冷熱エネルギー
概
要
雪氷冷熱エネルギーの利用形態は、①空気循環方式、②融解水の熱交換による
方式及び③冷凍機のヒートダウンによる方式(冷凍設備)の3つに分類される。各
利用形態の具体的な施設は、①では雪室・氷室(小規模施設)、農業冷蔵倉庫(大
規模施設)、②では雪冷房マンション、③では冷凍機併設の氷室などである。
これらの施設は、北海道、山形県、新潟県を中心に導入が進められており、導
入実績は2002年時点で80箇所の雪氷熱利用施設が確認されており、主には農産物
貯蔵用に利用されているが、住居系施設や実験施設もある。導入目標に関しては、
総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会にて未利用エネルギーと合算され
た数値が提示されている。
・省エネルギー効果(石油代替効果) ・二酸化炭素排出抑制効果
・除湿、除塵
・作物の鮮度保持、糖度増加
・豪雪地帯の地域活性化
・マイナスイオン発生の効果
雪氷冷熱エネルギー利用概念図
出典:新エネルギーガイドブック2005
:NEF「What’s 新エネ?」
技術開発の
現状
雪は0℃で融解するため、この温度以上における利用が主体で、温度領域の利
用範囲は極めて広い。農産物の低温貯蔵による品質保持、糖度の増加の他に、長
期低温貯蔵施設や集合住宅等の冷房・空調への適用が増えている。今後は、様々
な利用分野への適用が課題である。
また、雪氷を長期間安定して貯蔵・熱交換・利用するための最適設計のノウハ
ウ蓄積や、コストダウンのための標準化が重要である。
出典:NEDO(2002.3) 雪氷冷熱エネルギー導入ガイドブック
コストの
現状
まだ施設数が少なく一括した安定的なコスト評価が出来ないのが現状である。
かこの事例では、雪氷の貯蔵にある程度の施設規模が必要となり、建設にコスト
がかかるため初期投資がかさみランニングコストの低減分を差し引いてもトー
タルコストで割高になることもある。このため、雪氷冷熱利用も新エネルギーの
仲間に指定され、各種の助成措置が導入されたことで、建設コストの低減が期待
され、システムごとのランニングコストの評価を行うことが重要である。
*出典:新エネルギーガイドブック2005
課
題
雪氷冷熱エネルギーを利用した事例が少なく、高コスト構造となっているため、
イニシャルコストの一層の低減必要性が指摘されている。また、広く普及させる
ためには、現在利用事例のある農産物の貯蔵や冷房熱源以外に新分野への適用、
他の技術との複合化などが期待されています。
* 出典:新エネルギーガイドブック2005
資 7-17
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
〔以下に示すものは新エネルギーには定義されていないが、地域に賦存する自然(再生可能)
エネルギーとして概要、技術動向等を紹介する〕
(11) 中小水力発電
概 要
中小水力発電は水の運動エネルギーを電気に変換するもので、利用する水
の落差と流水量の積によって出力量が決まる。日本の未開発水力地点の大半
が5,000kW以下の中小規模のものであるが、現在その主流は水路式で、河川の
上流部及び支流部、農業灌漑用水路、工業用水路、砂防用ダム等を有効に活
用する余地は大きいものである。また、近年では配管に直接取付けるインラ
イン型の発電機の開発されている。
なお、「中小」の定義は明確ではないが、概ね10万kW以下を中水力、1万kW
以下を小水力と呼び、1,000kW以下のものをミニ水力、100kW以下をマイクロ
水力と呼んでいる。
本流
スクリーン
沈砂池
負荷調整抵抗
制御装置
角落し
上水槽
余口・吐出口
導水管
発電機
バルブ
水車
安全金網
下 水
沈み堰 吸出管
出典:自然エネルギー利用学(改訂版)
河川に設置した水力発電概念図
技術開発の
現状
コストの
現状
水力は古くからの技術であるため、技術上の問題点は少なくなっているが、
特に流量の大幅な変化に対応でき、低流量においての効率低下の少ない水車
及びシステムの開発に力が注がれている。
設置は、各設置地点の自然条件によって設計されるため、設置に伴う土木
工事費用等もまちまちである。そこで、以下に一般水力発電のコストを示す。
中小水力発電の場合には、さらに割高になる。
一般水力
発電の
コスト
設置コスト
中小水力発電のコスト
発電コスト
コスト比
76万円/kW
約2.0倍
(モデル
プラント)
14円/kWh
(ヒヤリング)
発電コスト
/ 競合コスト
競合コスト
7.3円/kWh
火力発電
出典:新エネルギーガイドブック2005
課 題
中小水力は建設費が割高となること、小規模のため効率が低く不安定であ
ること等によりコスト的には不利であるが、一般には発電以外の用途を併せ
持つことが多く、その場合は利水者によって費用分担が行われる。
資7-18
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
(12)海洋エネルギー
概 要
海洋は、地球の表面積の約7割を占め、波浪・海流・潮汐・温度差・濃
度差等の膨大なエネルギーを有しており、これらのエネルギーを利用し
た発電が古くから試みられている。しかし、これらの海洋エネルギーは
一般に密度が低いことや、または変動が大きいため、効率的にエネルギ
ーを取り出し、発電に利用するための種々の技術開発が現在も行われて
いる。海洋エネルギーの主流である波浪エネルギーは、波が風などで上
下運動する際のエネルギーを電気に変換するものである。日本近海では
年平均7~10kW/mの波浪エネルギーが存在し、外海に面した沿岸総延長
5,200kmでは、3,600~5,200万kWと推定されている。波力発電の方式は、
海岸線に発電装置を設置する固定式と、近海・沖合などに係留させる浮
体式があり、浮体式の小規模なものは既に海の海路灯標用ブイとして実
用され、現在約482基の導入実績がある*。
技術開発の
現状
コストの
現状
課
題
* 出典:新エネルギー便覧, 平成10年版
波力発電は、開発・実験・実用化が進んでいる分野である。海洋科学
技術センターでは大型浮体空気タービン方式の波力発電の実証研究が進
められている。最近では効率の高い新型振り子式波力発電装置(ニューペ
ンデュラー)の開発が室蘭工業大学で行われている。酒田港における波力
発電ケーソン防波堤の実証実験では、商用電力系統への接続にも成功し
て1987年より最近まで10年以上にわたり発電が続けられていた。
沿岸固定式の建設コストは防波堤型の基礎建設工事費と機械設備費に
分けられる。基礎建設コストがシステムの建設コストに占める割合はお
よそ80%前後と大きく、過大な設備投資となる。発電コストについては
モデル試算によると、防波堤の建設費を含めた場合、60~130円/kWhとな
っている*。
* 出典:新エネルギー便覧(平成15年度版)
発電コスト低減のため低波高でも効率的な発電ができるシステムを構
築することが技術開発の課題となっている。
資 7-19
資料-7 新エネルギーの技術開発動向
(13) 地熱エネルギー
概 要
火山列島日本では、地熱エネルギーは豊富で有望なエネルギー資源であり、
主な用途は発電や冷暖房である。地熱発電は高温の地熱エネルギーを利用し
て発電するものである。発電方式には蒸気発電方式、バイナリーサイクル方
式、高温岩体発電方式の3種類がある。蒸気発電方式は代表的な地熱利用の発
電であり、地下から取り出した蒸気または熱水の気化で発生させた蒸気によ
ってタービンを回すシステムである。地下2,000m程度のものの活用が主体で
あるが、3,000~4,000mのものの開発も進められている。バイナリー発電は地
下の浅いところにあって比較的温度の低い熱水を活用し、その熱でアンモニ
ア等低沸点物質を気化、タービンを回して発電するものである。高温岩体発
電は高温の岩石に注水、発生した蒸気でタービンを回すシステムである。地
熱エネルギーのもう一つの活用は温水利用であり、温水・熱水・蒸気の熱を
そのまま地域冷暖房・温室などに利用することである。国内の地熱発電の導
入の現状としては、平成2000年時点で17地点19発電プラントで計約53.3万kW
の発電施設(事業用および自家用)がある。
出典:新エネルギーガイドブック2005
地熱発電(蒸気発電方式)の仕組み
出典:資源エネルギー庁ホームページ
技術開発の
現状
地熱発電の技術はある程度確立されており、NEDOでは、深部地熱資源採取
技術、高温岩体発電システム、バイナリーサイクル発電プラントを中心に研
究開発が進められている。
コストの
現状
設置コスト
80万円/kW
地熱発電
(モデル
プラント)
地熱発電のコスト
発電コスト
コスト比
約2.0~2.2倍
16円/kWh
(ヒヤリング)
発電コスト
/ 競合コスト
競合コスト
7.3円kWh
火力発電
出典:新エネルギーガイドブック
課 題
発電規模が小さく、開発リードタイムが15年以上と長期化してきているこ
と、日本の坑井掘削単価が海外に比べ高いことから発電原価は現状ではかな
り割高となり、火力発電等に比べると競争力は小さい。
資7-20
資料-8 新エネルギーの導入事例
資料-8 新エネルギーの導入事例
代表事例と静岡県内における事例
(1) 太陽光発電
名称
:掛川市桜が丘中学校PVシステム
場所
:静岡県掛川市
事業主体 :NPO法人エコロジーアクション桜が丘の会
運転開始年:2004年
発電規模 :10kW
出典:掛川市資料
導入事例
施設名
事業主体
場所
設置年
設備概要
用途
静岡県産業環境センター
(社)静岡県産業
環境センター
浜松市
1992
10kW
施設電力
静岡県環境放射線監視
センター
静岡県
御前崎市
(旧浜岡町)
1994
20kW
施設電力
中央厚生会桜木保育園
社会福祉法人
中央厚生会
掛川市
1994
10kW
施設電力
初倉南小学校
島田市
島田市
1995
20 kW
施設電力
袋井みつかわ病院
医療法人八州会
袋井市
1995
30kW
施設電力
郷土新聞社
(株)郷土新聞社
掛川市
1995
10kW
施設電力
島田市
島田市
1997
10kW
施設電力
浜松市
1997
10kW
施設電力
掛川市
1997
10kW
施設電力
浜松市
1997
10kW
施設電力
保険福祉総合施設
光和整形外科医院
中央厚生会桜木こども館
静岡FM放送
医療法人社団
光和会
社会福祉法人
中央厚生会
静岡FM放送
株式会社
清和病院
医療法人清和会
東伊豆町
1997
50kW
施設電力
矢野医院
矢野医院
浜松市
(旧浜北市)
1997
10kW
施設電力
愛鷹防災ヘリポート
静岡県
沼津市
1998
0.6kW
施設電力
柳新田団地
静岡県
静岡市
1998
4kW
施設電力
久沢団地
静岡県
富士市
1998
4kW
施設電力
総合福祉会館
富士宮市
富士宮市
1998
10kW
施設電力
吉田町立図書館
吉田町立
吉田町
1998
10kW
施設電力
常葉学園
富士常葉大学
静岡自動車学園
静岡工科専門学校
学校法人
常葉学園
学校法人
静岡自動車学園
富士市
1999
40kW
施設電力
静岡市
1999
30kW
施設電力
島田市立第二中学校
島田市
島田市
1999
30kW
施設電力
浜松市
1999
20kW
施設電力
浜松市
1999
4kW
施設電力
竜禅寺団地集会場
(財)静岡
文化芸術大学
静岡県
マリーンスパあたみ
熱海市
熱海市
2000
10kW
施設電力
月見の里づくり事業
袋井市
袋井市
2000
20kW
施設電力
元旦ビューティー工業㈱
静岡工場
元旦ビュー
ティー工業㈱
御前崎市
2000
10kW
施設電力
静岡文化芸術大学
資 8-1
資料-8 新エネルギーの導入事例
施設名
事業主体
場所
設置年
設備概要
用途
湖西市健康福祉センター
湖西市
湖西市
2000
20kW
施設電力
御前崎町立白羽小学校
御前崎町
御前崎市
(旧御前崎町)
2000
10kW
施設電力
磐田市
磐田市
2001
30 kW
施設電力
浜松市
2001
30kW
施設電力
2001
30kW
施設電力
2001
20kW
施設電力
浜松市
2001
20kW
施設電力
浜松市
2001
10kW
施設電力
磐田スポーツ交流の里
管理等
三立製菓株式会社
本社事務所
積水ハウス㈱静岡工場
菊川町学校給食センター
生長の家静岡県強化部
㈱マキ製作所本社ビル
三立製菓
株式会社
積水ハウス
株式会社
菊川町
宗教法人
生長の家
株式会社
マキ製作所
掛川市
(旧大東町)
菊川市
(旧菊川町)
遠州水道都田浄水場
静岡県企業局
浜松市
2002
50kW
施設電力
三島市立錦田小学校
三島市
三島市
2003
30kW
施設電力
株式会社オーエムソーラ
ー協会
㈱オーエム
ソーラー協会
浜松市
2003
10kW
施設電力
㈱土井酒造
㈱土井酒造
掛川市
(旧大東町)
2003
60kW
施設電力
有限会社日高商会
有限会社
日高商会
富士市
2003
20kW
施設電力
西島配水場
静岡市企業局
静岡市
2003
10kW
施設電力
静岡市
静岡市
2004
20kW
施設電力
榛原町
牧之原市
(旧榛原町)
2004
10kW
施設電力
磐南行政
磐田市
2004
10kW
施設電力
イデシギョー㈱物流センタ
ー
イデシギョー㈱
富士市
2004
131kW
施設電力
松林工業薬品㈱松林ビル
松林工業薬品㈱
静岡市
2004
20kW
施設電力
㈱マキ製作所本社事務所
㈱マキ製作所
浜松市
2004
20kW
施設電力
㈱トーエネック島田営業所
㈱トーエネック
島田市
2004
10kW
施設電力
本社工場5号館・7号館
ヤマハ発動機㈱
磐田市
2004
70kW
施設電力
浜松支店
㈱太田廣
浜松市
2004
30kW
施設電力
ホテル観音温泉
ホテル観音温泉
下田市
2004
20kW
施設電力
中野学園食堂棟
学校法人中野学園
浜松市
2004
50kW
施設電力
NECエコパーク
NECアクセス
テクニカ株式会社
掛川市
2005
10kW
施設電力
静岡市北部地域図書館・
教育センター
榛原町総合健康福祉セン
ター(仮称)
磐南行政組合磐田消防署
福田分遣所
資8-2
資料-8 新エネルギーの導入事例
(2)太陽熱利用
名称 :滋賀県立琵琶湖博物館
所在地:滋賀県草津市
竣工 :1996年4月
用途 :給湯、暖房、水槽の冷却加温
構成 :真空管形集熱器/78パネル、142㎡
蓄熱槽/5m3
出典:ソーラー建築デザインガイド
導入事例
施設名
事業主体
場所
設置年
設備概要
用途
金岡会館
沼津市
沼津市
1976
集熱面積:423m2
蓄熱槽容量:20m3
給湯
冷房
暖房
熱海市立少年自然の家
熱海市
熱海市
1980
平板形集熱器
集熱面積:636㎡
給湯
暖房
三島市老人福祉センター
静岡県
三島市
1984
平板形集熱器
集熱面積:320 m2
富嶽カントリークラブ
富嶽カントリー
クラブ
芝川町
1985
真空管形集熱器
集熱面積:1728m2
蓄熱槽容量:40m3
浜松プレスタワー
㈱静岡新聞
㈱ダルマヤ
浜松市
1985
平板形集熱器
集熱面積:362m2
浜松市老人福祉センター
荻原荘
浜松市
浜松市
1991
真空管形集熱器
集熱面積:98.28m2
蓄熱槽容量:10m3
熱海市立第一小学校
熱海市
熱海市
1995
集熱面積:200㎡
蓄熱槽容量:20㎥
田貫湖ふれあい自然塾
静岡県
富士宮市
2000
空気式集熱器
集熱面積:161 m2
資 8-3
給湯
冷房
暖房
冷房
暖房
給湯
冷房
暖房
給湯
給湯
プール加熱
給湯
床暖房
暖房
排熱
資料-8 新エネルギーの導入事例
(3)風力発電
名称:苫前グリーンヒルウインドパーク
場所:北海道苫前郡苫前町
事業主体:株式会社トーメンパワー苫前
運転開始年:1999年
発電量:年間3,680万kWh
設備概要:20,000kW,
1,000kW風車20機
導入事例
施設名
事業主体
場所
設置年
マリンパーク御前崎
静岡県
御前崎市
(旧御前崎町)
1996
浜岡原子力館
新エネルギーホール
中部電力㈱
御前崎市
(旧御前崎町)
1997
大東町海洋公園
大東町
掛川市
(旧大東町)
1998
㈱ロックフィールド静岡
ファクトリー
㈱ロック
フィールド
浜松市
1999
伊東カントリークラブ
伊東カントリー
クラブ
伊東市
2001
マリンパーク御前崎
御前崎市
御前崎市
2002
竜洋町海洋公園
竜洋町
磐田市
(旧竜洋町)
2003
スズキ㈱研修センター
スズキ㈱
浜松市
(旧引佐町)
2003
スズキ㈱湖西工場
スズキ㈱
湖西市
2003
浅間山
東伊豆町
東伊豆町
2003
中島浄化センター
静岡市
静岡市
2003
御前崎港
静岡県
御前崎市
2003
大須賀浄化センター
掛川市
立岩星空観望台跡地
南伊豆町
掛川市
(旧大須賀町)
南伊豆町
資8-4
設備概要
300kW
タワー高さ 25m、
ロータ直径 39m
16.5kW
タワー高さ 14.5m、
ロータ直径 15m
230kW
タワー高さ 36m、
ロータ直径 30m
100kW×3基
タワー高さ 36m、
ロータ直径 21m
640kW
タワー高さ 45m、
ロータ直径 44m
660kW
タワー高さ 45m、
ロータ直径 47m
1900kW
タワー高さ 60m、
ロータ直径 80m
40kW×1基
タワー高さ 22m、
ロータ直径 15m
750kW×2基
タワー高さ 50m、
ロータ直径 50m
600kW×3基
タワー高さ 37m、
ロータ直径 40.8m
1500kW×1基
タワー高さ 65m、
ロータ直径 70m
1950×1基
タワー高さ 67m、
ロータ直径 80m
2004
660kW×1基
2005
800kW
用途
公園内施設用電源
展示用
施設電源
所内用電源
所内電源
売電
公園内施設用電源
施設電源
売電
所内用電源
所内用電源
売電
売電
所内用発電
売電
売電
施設電源
売電
資料-8 新エネルギーの導入事例
(4) 中小水力エネルギー(1950年以降運開分)
設置事例:さいたま市 白幡浄水場
最大使用水量:0.333 m3/s
有効落差(最大):31.00m
発電出力:79kW
総工費:4,000~5,000万円
竣工:2004年3月
運転方式:浄水場所内電源へ連係
㈱クボタ インライン型水車(第10回新エネ大賞)
出典:NEF
導入事例
施設名
事業主体
場所
運開年
設備概要
用途
猫沢
東京発電
富士宮市
1951
最大出力:400kW
電力
東原発電所
本州製紙(株)
富士宮市
1955
最大出力:1,090kW
電力
赤松発電所
東海パルプ
島田市
1957
最大出力:6,000kW
電力
落合楼発電所
落合楼
伊豆市
(旧天城湯ヶ島町)
1962
最大出力:100kW
電力
芝川発電所
新富士製紙
芝川町
1964
最大出力:1,500kW
電力
猪之頭
東京発電
富士宮市
1968
最大出力:4,000kW
電力
青木
東京発電
富士宮市
1969
最大出力:700kW
電力
梅木
東京発電
伊豆市
(旧中伊豆町)
1969
最大出力:685kW
電力
赤石沢
中部発電
静岡市
1995
最大出力:19,000kW
電力
二軒小屋
中部発電
静岡市
1995
最大出力:26,000kW
電力
(5) 地熱エネルギー
名称
:上の岱地熱発電所
場所
:秋田県湯沢市
事業主体 :秋田地熱エネルギー㈱
:東北電力㈱
運転開始年:1994年
発電量
:28,800 kW
発電目的 :発電
その他
:PR館を併設している
県内事例なし
資 8-5
資料-8 新エネルギーの導入事例
(6) バイオマスエネルギー
名称:木質バイオマスエネルギー供給施設
場所:静岡県静岡市
事業主体:静岡製材協同組合
設備概要 発電量:230kW/h
ボイラー:6t/h
計画処理量:300t/月(樹皮、木くず)
実績稼働時間:8時間/日、220日/年
実績製造量 電力:177千kWh/年
熱:427,500cal/h
出典:バイオマスエネルギー導入ガイドブック
川崎重工業パンフレット
施設名
事業主体
場所
東海パルプ工場
東海パルプ㈱
島田市
2004
出力:20kW
施設電力
天城牧場
静岡県
伊豆市
2005
出力:30kW
施設電力
運開年
設備概要
用途
(7) 温度差エネルギー
名称:新宿駅南口西
場所:東京都渋谷区代々木2丁目
事業主体:新宿南エネルギーサービス(株)
運転開始年:1995 年
供給面積:約 9.2 ha
延床面積:約 367,300m2
備考:地下鉄の排熱を利用
県内事例なし
資8-6
出典:新エネルギー導入ガイドブック
資料-8 新エネルギーの導入事例
(8) 廃棄物エネルギー
名称:トヨタ環境センター
場所:愛知県豊田市トヨタ町
事業主体:トヨタ自動車
運転開始年:2000年
発電量:16,000kW
出典:NEFホームページ
大発電出力16,000kWの電力を回収するとともに、電力回収後の蒸気も工場の熱源として活用するこ
とで、総合熱効率を85%と大幅に高めた。この工場内における廃棄物の排出抑制と再資源化に努め
る一方で、周辺自治体及び企業で発生する廃棄物を固形燃料として受け入れ、当発電プラントの燃
料として活用する事で、地域全体の環境負荷の低減に貢献している。
a) 廃棄物発電
施設名
事業主体
場所
設置年
発電出力
西ヶ谷清掃工場発電所
静岡市
静岡市
1983
1200 kW
富士市環境クリーンセンター
富士市
富士市
1986
1100 kW
新沼上清掃工場
静岡市
静岡市
1995
8000 kW
浜松市南部清掃工場
浜松市
浜松市
1996
2400kW
環境資源ギャラリー
掛川市・菊川市
衛生施設組合
掛川市
2005
1700kW
b) 廃棄物熱利用
施設名
事業主体
場所
設置年
用途
沼津市清掃プラント
沼津市
沼津市
1951
暖房
給湯
浜松市北部清掃工場
浜松市
浜松市
1974
給湯
長泉町塵芥焼却場
長泉町
長泉町
1974
給湯
磐南クリーンセンター磐南厚生会館
磐田市
磐田市
1982
暖房
給湯
西ヶ谷清掃工場
静岡市
静岡市
1982
給湯
伊東市環境美化センター
伊東市
伊東市
1984
暖房
給湯
クリーンセンター中遠
袋井市
袋井市
1992
給湯
環境保全センター
大東町・大須賀町
衛生施設組合
掛川市
(旧大東町)
1995
暖房
給湯
新沼上清掃工場
静岡市
静岡市
1995
給湯
浜松市南部清掃工場
浜松市
浜松市
1995
給湯
御殿場・小山RDFセンター
小山町
小山町
1998
RDF
環境資源ギャラリー
掛川市・菊川市
衛生施設組合
掛川市
2005
給湯
資 8-7
資料-8 新エネルギーの導入事例
(9)天然ガスコージェネレーション
名称:ジャスコ名古屋みなと店
天然ガスコージェネレーション
場所:愛知県名古屋市
事業主体:ジャスコ株式会社
運転開始年:2000年
出典:NEFホームページ
*ショッピングセンターは冷房時間が長く、売り場や駐車場確保が重要なため、冷房時の運転効率が
高く、占有スペースの小さなガスエコパックが適していた。店舗の大半の電力・冷暖房をガスエコパ
ックで賄うことで、年間エネルギー消費量を大幅に削減する。
a) 民生用
施設名
事業主体
場所
設置年
発電容量
沼津市青少年教育センター
沼津市
沼津市
1985
200 kW
浜松アリーナ
浜松市
浜松市
1990
180 kW
静岡県西部医療センター
静岡県
浜松市
1995
600kW
静岡県東部運転免許センター
静岡県
沼津市
1996
28kW
磐田市立総合病院
磐田市
磐田市
1997
500kW×2
静岡コンベンションアーツセンター
静岡市
静岡市
1998
750kW
清水市立病院
清水市
静岡市
(旧清水市)
2001
900kW
磐田市役所
磐田市
磐田市
2001
175kW
県立こども病院
静岡市
静岡市
2002
250kW
浜松医科大学
浜松市
浜松市
2002
1162kW
静岡駅南口再開発南口
静岡市
静岡市
2003
150kW
共立蒲原総合病院
富士川町、蒲原町、
由比町、芝川町
富士川町
2003
700kW
b) 産業用
施設名
事業主体
場所
設置年
発電容量
松下電池工業
浜名湖工場
(株)松下電池工業
湖西市
1988
10,500kW
ホリプラスチックス
富士工場
(株)ポリプラスチックス
富士市
1989
13,650 kW
資8-8
資料-8 新エネルギーの導入事例
c)家庭用ガスコージェネレーション
名
称:ガスエンジンコージェネレーション
( ガス発電・給湯暖冷房システム )
発電出力:1.0kw
電気方式:単相3線式100/200V
(50Hz/60Hz)
給湯能力:24号( 41.9kW )
効
率:発電20% 排熱65%
発売開始年:2003年
製造メーカー:ガスエンジン発電ユニット・本田技研工業
給湯暖房ユニット・ノーリツ/長府製作所
設置例:三島市富田町
ガスエンジンで発電機を回して電気をつくり、熱もエンジンの冷却水と排気ガスから回収します。給湯や
暖房に利用できるシステムで、1次エネルギーの消費量の約20%を節約できますし、地球温暖化原因ガスの
CO2も約30%程度削減します。
コスト的には、家庭の年間購入電力量の約35%が削減できるうえ、ガス会社よる特別料金メニューの導入
と合わせれば、さらに光熱費を大幅に削減できるメリットがあります。
<都市ガス利用での導入件数> (2003年実績)
静岡県内
市内
:19件 ( 三島市内 2件 )
(平成16年1月現在)
:1件
(中遠ガス調べ)
(10) 燃料電池
名称
:メタノールを燃料とした燃料電池発電設備
場所
:長野県諏訪市
事業主体 :セイコーエプソン株式会社
運転開始年:2000年
精密加工業の製造プロセスから廃棄されるメタ
ノールやイソプロピルアルコールを200kW2基の
燃料電池の燃料として利用、得られる電力は工場
で使用する電力の一部を賄い、熱エネルギーは工
場の製造プロセスで使用する純水の加熱用および
工場の空調用に使用され、総合効率80%を達成し
県内事例なし
資 8-9
出典:NEFホームページ
資料-8 新エネルギーの導入事例
(11) クリーンエネルギー自動車
a) 電気自動車
名称:RAV4 L EV
最高速度:125 km/h
一回の充填走行距離:215 km (10・15モード)
電池:シール形ニッケル水素(95Ah,12V×24個)
電源
:一般電源(AC)
:単相200V/30A
充電時間:充電時間8時間
エコステーション電源:(DC)60A
b) 天然ガス自動車
名称:CNGキャンター塵芥車
一回の充填で走行可能な距離:約150∼200 km
車両価格:447万円
製造メーカー:三菱ふそう
c) ハイブリッド自動車
名
称
:エスティマハイブリッド
発進・軽負荷時:主にモーター4WDで発進
通常
走行時 :エンジン+モーター
全開
走行時 :バッテリーのパワーを加える
減速・制動時 :前後二つのモーターで回生(充電)
停
車 時
:送風のみ
県内導入状況
単位:台
年度
㍻ 10
11
12
13
14
天然ガス自動車
46
97
146
203
291
電気自動車
21
21
22
20
12
15
16
378
244
12
10
メタノール自動車
県環境森林部調べ
資8-10
0
0
0
0
0
ハイブリッド車
約 800
1,262
1,602
2,267
2,902
合計
-
1,380
1,770
2,490
3,205
0
0
4,121
5,963
4,511
6,217
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
1. 補助金関連
新エネルギー全般
名 称
概 要
対 象
対象エネルギー
補助率等
地域新エネルギー 地方公共団体による新エネルギ 地方公共団体 新 エ ネ ル ギ 普及(導入)促進
1/2 以内
導入促進事業
ー導入事業の実施に対して事業
ー全般(14 種
( 又 は 1/3 以
費(設備事業, 啓発事業)を補助
類の新エネ
内)ただし、風
※重要な助成制度の
する。
14
種類の新エネルギー
ルギー)
力発電・クリー
ため、各エネルギー
ンエネルギー
種別の項にも記載 を対象とする。規模要件あり。
自動車につい
ては補助率が
異なる。
普及啓発(促進)
定額(限度 2 千
万円)
新エネルギー事業 民間企業等が主務大臣の認定を 新エネ法の認 新 エ ネ ル ギ 設備費用
1/3 以内(風力発
者支援対策事業
受けた「利用計画」に基づいて 定を受けた事 ー全般(13 種
電については 1/3
実施する新エネルギー導入事業 業者
類の新エネ
×0.8 以内)
※重要な助成制度の
に対して事業費を補助する。
ルギー)
ため、各エネルギー
種別の項にも記載 上 記導入に 係る債 務を保証す
る。13 種類の新エネルギーを対
象とする。規模要件あり。
地域地球温暖化防 地域主導による地球温暖化防止 地 方 公 共 団 新 エ ネ ル ギ 補助率
1/2 以内
止支援事業
対策のモデルを広範囲に普及促 体、地域コミ ー全般(複数
(ただし、営利
進させていくため、地方公共団 ュニティ、
設備の組み
活動に伴う事
体又は、地方公共団体との連携 環境 NPO、事 合 わ せ が 対
業は 1/3 以内)
が 認められ る地域 コミュニテ 業者等
象)
ィ、環境 NPO 若しくは事業者等
が、新エネルギー又は省エネル
ギー設備の導入による事業を行
う場合、先進的なモデル事業と
なるものを対象に助成。
新エネルギー・省 非営利活動を実施している民間 特定非営利活 新 エ ネ ル ギ 設 備 導 入 費 及 び 1/2 以内
啓発活動費
エネルギー非営利 団体(NPO)等が行う新エネルギ 動団体(NPO) ー全般
ー設備導入支援及び普及啓発活 公益法人
活動促進事業
動に必要な経費を支援する。
法人格をもた
①民間団体等が営利を目的とせ ない民間法人
ずに自ら新エネルギー・省エ
ネルギー設備を導入する。
②補助民間団体等が営利を目的
とせずに第三者が行う新エネ
ルギー・省エネルギー設備導
入事業に必要な経費。
③民間団体等が営利を目的とせ
ずに新エネルギー・省エネル
ギーに係る普及啓発事業を実
施する経費。
先進的新エネルギ 新エネルギーに関する説明会の 地方公共団体 普 及 啓 発 活 情報提供・指導
補助 100%
ー技術導入アドバ 開催、資料提供・相談、及びアド 民間企業等
動等
普及啓発等に対
イザリー事業
バイス。
する補助
地域新エネルギー 地方公共団体における新エネル 地方公共団体
ビジョン策定等事 ギーの導入に必要となる①ビジ 民間団体等
業
ョンの策定②重点テーマに係るシス
テムの具体化計画等③FS(実現
可能性調査)の費用を補助する。
ただし、②と③は策定したビジ
ョンに基づくものであること。
高効率エネルギー 住宅の配置の工夫、省エネ、新 地方公共団体
利用型建築物改修 エネ設置の導入等により、エネ 民間団体
モデル事業費等補 ルギー有効利用型地域開発につ 民間企業等
助金(環境調和型 いての事業可能性調査に対する
地域開発促進事業 助成。
調査に係るものに
限る)
環境共生住宅市街 環境共生型の住宅市街地の共同 地方公共団体
地モデル事業
施 設 で あ る太 陽光 発 電 等 の 自 住宅・都市整
新 エ ネ ル ギ 基 礎 調 査 な ど の 定額 (100%)
ー全般
ビジョン策定費
住宅関係
新エネ等
補助率
新・省エネル 補助率
ギー全般
地方公共団体
資 9-1
申請・問い合わせ先
新エネルギー産業
技術総合開発機構
(以下 NEDO)
エネルギー対策推
進部
各経済産業局
エネルギー対策課
または新エネルギ
ー対策課および沖
縄総合事務局経済
産業部環境資源課
NEDO
エネルギー対策推
進部
NEDO
エネルギー対策推
進部
NEDO エネルギー対
策推進部
NEDO
エネルギー対策推
進部
1/2 以内
各経済産業局
(上限 3 千万円 エネルギー対策課
程度)
または新エネルギ
ー対策課
1/3
国土交通省 住宅
局住宅生産課
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
名
称
概 要
対 象
然・未利用エネルギー活用シス 備公団
テムの整備にかかる費用。
民間企業等
対象エネルギー
省資源・省エネル 公園整備において、太陽エネルギー 地方公共団体
ギー公園の整備
の活用等省資源・省エネルギー 等
を推進し、公園の防災機能強化
を図るための事業に必要な経費
を補助する。
コミュニティ・ア 離島振興に必要な施設の整備、 市町村(離島
イランド推進事業 施設の効率的な利活用を促進す 振興対策実施
る離島振興事業に必要な経費の 地域)
補助を行う。
新山村振興等農林 山村振興等地域で山村空間にふ 地方公共団体
漁業特別対策事業 さわしい生活空間の形成と地域 農林組合
経済の発展の寄与する環境の保 漁業組合
全上効果的な施設整備に対して 農協及び農林
行う。
漁業者の組織
する団体等
地域材利用学校関 文部科学省(エコスクール)との連携に 都道府県
連施設整備事業
より学校において地域材利用の 市町村
促進を図る。1.余裕教室の転用
における内装の木質化 2.学校複
合型公共施設の整備 3.学校周辺
施設の整備4.木材利用推進に
効果的な学校施設の整備。
文教施設の環境に 循環型社会の形成や自然との共 市町村
関する調査研究
生をめざす学校施設(エコスクール)の 都道府県
整備に関するパイロットモデル事業の
研究委嘱。基本計画を策定する
ために必要となる調査研究費の
負担。
環境を考慮した学 循環型社会の形成や自然との共 対象校:
校 施 設 ( エ コ ス ク 生をめざす学校施設(エコスクール)の 公 立 小 ・ 中 学
ー ル ) の 整 備 推 進 整備に関するパイロットモデル事業の 校 ・ 高 等 学 校
の関するパイロッ 実施に際して、建物等の整備に 等及び幼稚園
ト・モデル事業)
ついて所要の経費の負担。
太陽光発電その他の新エネルギ
ー導入関係予算の優先的な補助
(経済産業省)。
グリーン電力基金
自然エネルギー普及のための基
金。CO2 の排出抑制等の環境保全
へ貢献を希望する加入者から電
力会社が寄付金を募集し、自然
エネルギー施設設置への助成を
行う。電力会社は、加入者が支
払う額と同額の寄付を支払う。
補助率等
1/3
2/3
申請・問い合わせ先
新・省エネル 補助率
ギー全般
施設整備
1/2
用 地 取 得 の 場 1/3
合
国土交通省 都
市・地域整備局公
園緑地課
新エネルギー 補助率
全般
1/2
国土交通省 都
市・地域整備局離
島振興課
新エネルギー 補助率
全般
1/2
農林水産省
振興局
新エネルギー 補助率
全般
1/2
農林水産省 林野
庁林政部木材課
新エネルギー 全額
全般
委嘱経費
文部科学省 大臣
官房文教施設部施
設企画課
新エネルギー ① 公 共 学 校 施 設
全般
整備費の負担
補助率
建物等整備
・新増築
・改築
・大規模改造
②新エネ導入関
係予算
文部科学省 初等
中等教育局施設助
原則全額
成課
経済産業省 資源
1/2
エネルギー庁省エ
1/3
ネルギー・新エネ
1/3
ルギー部新エネル
経 済 産 業 省 の ギー対策課
各補助事業の
補助率を適用
1kW あたり 20 (財)広域関東圏
万円(上限 1 千 産業活性化センタ
万円)
ー
グリーン電力基金
設 備 設 置 工 事 事業推進室
の 85%または
200 万円のいず
れか小さい額
公団
民間企業
地方公共団体 太陽光、風力、 普及目的
等の公益的団 バイオマス、
体(学校法人、 水力による発
NPO 法人等を 電
含む。事業用
環境教育目的
風力発電はこ
の限りでな
い)
農村
太陽光発電
名
称
概
要
対
象
補助率等
申請・問い合わせ先
地域 新エネルギー導 地方公共団体による新エネルギー 地方公共団体
普及(導入)促進
入促進事業
導入事業の実施に対して事業費を
補助する。規模要件:太陽電池出
普及啓発(促進)
力 50kW(エコスクールの場合 10kW)
以上。
新エ ネルギー事業者 民間企業等が主務大臣の認定を受 新 エ ネ 法 の 認 設備費用
支援対策事業
けた「利用計画」に基づいて実施 定 を 受 け た 事
する新エネルギー導入事業に対し 業者
て事業費を補助する。規模要件:
太陽電池出力 50kW 以上。
1/2 以内
NEDO
(又は 1/3 以内) エネルギー対策推進
定額(限度 2 千万 部
円)
太陽 光発電新技術等 ①「新型モジュール採用型」、②「建材 地方公共団体
フィ ールドテスト事 一体型」、③「新制御方式適用型」、 民間企業等
業
④「効率向上追求型」の太陽光発 <共同研究>
NEDO 負担 1/2
資 9-2
設置運転費・
運転研究費
1/3 以内
各経済産業局
エネルギー対策課ま
たは新エネルギー対
策課および沖縄総合
事務局経済産業部環
境資源課
NEDO
新エネルギー技術開
発部
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
名
称
住 宅 用 太 陽 光 発電 導
入促進事業
概 要
電設備の設置・運転に係る費用を
設置者と NEDO が互いに負担して共
同研究を行う。
10kW 以上で電力系統へ連係システ
ムが対象。
個人住宅に太陽光発電システムを
設置する場合、その運転データの
提供等を条件に設置費用を助成す
る(10kW 未満)。太陽光発電の最大
の需要先である住宅分野(一般住
宅・住宅団地用)および地方公共団
体に設置を促進する。
災害時でも、安定した石油が供給
出来るように自家発電設備(太陽
光発電 10kW 等)の設置を促進する
事業。
対
象
補助率等
個人
設備・設置費
(電灯契約者)
地方公共団体
協力応募用
石 油 製 品 販 売 業構 造
揮発油販売事
改 善 対 策 事 業 費補 助
業者等
金
(防災対応型給油所普
及事業)
次世代都市整備事業 太 陽 光 発 電 等 に 関 す る 技 術 の う 地方公共団体
ち、次世代の都市システムを展開
する場合の整備等に要する設計費
及び整備費の補助する。
社 会 福 祉 施 設 等施 設 社会福祉施設等における資源の有 地方公共団体
整備事業
効活用による地球環境の保全及び 社 会 福 祉 法 人
施設利用者・地域社会への快適な 等
生活環境を提供するための助成。
太陽電池出力 1kW
あたり 4.5 万円
補助率
太陽光発電設備 1/3 以内
(17,333 千円)
コージェネ・貯水槽 1/5 以内
(5,000 千円)
補助率
国
1/3
都道府県
1/3
基本計画策定費 1/3
整備費
1/4
補助率
1/2
申請・問い合わせ先
NEF
導入促進本部
光発電部
太陽
各経済産業局石油課
国土交通省 都市局
都市政策課・区画整
備課、地域整備局市
街地整備課
厚生労働省 社会・
援護局施設人材課
太陽熱利用
名 称
概 要
対 象
地 域 新 エ ネ ル ギ ー 地方公共団体による新エネルギ 地方公共団体
導入促進事業
ー導入事業の実施に対して事業
費を補助する。規模要件:有効
集熱面積 100m2 以上。
補助率等
1/2 以内
(又は 1/3 以内)
普及啓発(促進)
定額(限度 2 千万円)
普及(導入)促進
新 エ ネ ル ギ ー 事 業 民間企業等が主務大臣の認定を 新 エ ネ 法 の 認 定 を 設備費用
者支援対策事業
受けた「利用計画」に基づいて 受けた事業者
実施する新エネルギー導入事業
に対して事業費を補助する。規
模要件:有効集熱面積 100m2 以
上。
住宅用太陽熱高度
利用システム導入
促進対策費補助
住宅に対して大規模な導入を図 個人等
り、コスト低減と早期太陽熱利 設置希望者
用システムの市場自立化の実現
を目的とする。不凍液などを強
制的に循環する「集熱器」と集め
た熱エネルギーを貯蔵する「蓄
熱槽」で構成され、給湯・冷暖房
に利用するソーラーシステム。
社 会 福 祉 施 設 等 施 社会福祉施設等における資源の 地方公共団体
設整備事業
有効活用による地球環境の保全 社会福祉法人等
及び施設利用者・地域社会への
快適な生活環境を提供するため
の助成。
資 9-3
設備費
住宅用太陽熱高
度利用システム
集熱器 1 台当りの
補助金
補助率
1/3 以内
申請・問い合わせ先
NEDO
エネルギー対策推進
部
各経済産業局
エネルギー対策課ま
たは新エネルギー対
策課および沖縄総合
事務局経済産業部環
境資源課
集熱器 1 台当りの面 NEF
積に集熱器台数を乗 導入促進本部
じた面積が 25m 2 の 太陽熱利用部
ソーラーシステム
集熱器 1 台当りの補
助金*×集熱器の台
数又は、15 万円のい
ずれか低い額
* 基 準 単 価 6.93 円
/(W ・ h/ 日 ) × 集 熱 器
の集熱量(W・h/m2・日)
×集熱器1台当りの
総面積(m2)
1/2
厚生労働省 社会・
援護局施設人材課
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
風力発電
名
称
概
要
対
象
補助率等
地 域 新 エ ネ ル ギ ー 導 地方公共団体による新エネルギ 地方公共団体
普及(導入)促進
入促進事業
ー導入事業の実施に対して事業
3,000kW 未満
費を補助する。規模要件:発電出
3,000kW 以上
力 500kW 以上。
普及啓発(促進)
新 エ ネ ル ギ ー 事 業 者 民間企業等が主務大臣の認定を 新エネ法の認定 設備費用
支援対策事業
受けた「利用計画」に基づいて実 を受けた事業者
施する新エネルギー導入事業に
対して事業費を補助する。規模要
件:発電出力 1500kW 以上。
風 力 発 電 フ ィ ー ル ド 風況精査の費用を設置者と NEDO 地方公共団体
テスト事業(平成 16 が互いに負担して共同研究を行 民間企業等
年度で終了)
う。研究対象は 1 基とする。
<共同研究>
風況精査
申請・問い合わせ先
NEDO
エネルギー対策推
進部
1/2×0.9 以内
1/3×0.8 以内
定額(限度 2 千万円)
1/3×0.8 以内
各経済産業局
エネルギー対策課
または新エネルギ
ー対策課および沖
縄総合事務局経済
産業部環境資源課
定額(100%)
NEDO
新エネルギー技術
開発部
バイオマス発電・熱利用・燃料製造
名
称
概
要
対
象
地域新エネルギー導入 地方公共団体による新エネルギー 地方公共団体
促進事業
導入事業の実施に対して事業費を
補助する。バイオマス発電の場合で
バイオマス依存率 60%以上、発電効
率 10%以上(蒸気タービン方式の場
合)等の規模要件あり。
新エネルギー事業者支 民間企業等が主務大臣の認定を受 新エネ法の認
援対策事業
けた「利用計画」に基づいて実施す 定を受けた事
る新エネルギー導入事業に対して 業者
事業費を補助する。
規模要件:地域新エネルギー導入促
進事業に同じ。
バイオマス等未活用エ バイオマス等未利用エネルギーの 地方公共団体
ネ ル ギ ー 実 証 試 験 事 利用に係る設備の実証設置を補助 民間事業者等
業・同事業調査
事業として行う。バイオマスエネル
ギー利用に係る実証設備の補助事
業並びに同実証設備に係る FS 調査
事業(対象利用システム用件あり)。
脱温暖化地域構造改革 地方公共団体が行う地域の構造改
事業費補助金
革に資する取組みで、CO2 やメタン
などの温室効果ガスの削減効果が
特に優れている事業に対しその事
業費の一部を補助
1.畜産廃棄物の発酵により生じた
メタンの公営バス・公共施設での
利用事業
2.生ごみメタン発酵とコージェネ
レーションによる公共施設にお
ける発電・熱地用事業
3.木質バイオマスの公共施設での
利用事業
木質資源有効利用促進 バイオマスエネルギー施設の導入
対策事業
に係る調査研究に対する助成
木質バイオマエネルギ 1 林地残材等の収集・運搬の効率化
ース利用促進事業
に資する移動式木材破砕装置等
の機材の整備
2.木質バイオマスエネルギー供給
施設(バイオマス発電施設ペレッ
ト製造施設等)等の整備
3.公共施設等におけるボイラー等
の木質バイオマスエネルギー利
用施設の整備や貸付用ペレット
ストーブの導入
地方公共団体
補助率等
設備費用
1/3 以内
各経済産業局
エネルギー対策課ま
たは新エネルギー対
策課および沖縄総合
事務局経済産業部環
境資源課
実証設置事業
1/2 (上限 50 百万 NEDO
円)
新エネルギー技術開
発部
実証設置調査 定額 100%
事業(FS)
(上限 10 百万円/
件)
補助率
建設費
地方公共団体 補助率
事業協同組合
都道府県
補助率
市町村
森林組合
農業協同組合
第 3 セクター
林業者や木材
関連業者が組
織する団体
資 9-4
申請・問い合わせ先
普及(導入)促 1/2 以内
NEDO
進
(又は 1/3 以内) エネルギー対策推進
定額(限度 2 千万 部
普 及 啓 発 ( 促 円)
進)
環境省
1/2
1/2
1/2
農林水産省 林野庁
林政部企画課
農林水産省 林野庁
林政部木材課
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
名 称
概 要
資源循環型畜産確立対 家畜排せつ物の適正な利用 、地域
策事業
の有機性資源の有効利用を推進す
るため、家畜排せつ物のたい肥化施
設、浄化処理施設、生ゴミ等と一体
的にたい肥化を行う施設、広域流通
の促進のための大型たい肥バッグ
によるたい肥供給施設機械等を地
域の実態に応じ機動的に整備を行
う。
バイオマスエネルギー 木材加工時に発生する木屑等の直
利用技術の開発に係る 接燃焼によるエネルギーを効率的
補助金
に利用するシステム及び木材等の
バイオマスをガス化、液化等により
効率的かつ取扱いの容易な新たな
形の燃料に変えて利用する技術の
開発に係る補助金。
林業構造改善計画
森林の適正な管理・経営、木材等
の地域資源の循環的利用等を促進
することを目的とし、林道、作業道
等基盤の整備高性能林業機械の導
入 、製材施設等の木材処理加工施
設や人工乾燥施設等の整備を総合
的に実施するために必要な経費の
一部を補助。
対 象
市町村
農協公社
営農集団等
補助率等
1/2 以内
補助率
申請・問い合わせ先
農林水産省 生産局
畜産企画課
鉱工業技術研 補助率
究組合法に基
づき設立する
技術研究組合
1/2
農林水産省 林野庁
研究普及課技術開発
推進室
市町村
補助率
森林組合
林業者等の組
織する団体等
1/3(基本)、1/2
農林水産省
経営課
林野庁
廃棄物発電・熱利用・燃料製造
名
称
概
要
地域新エネルギー導 地方公共団体による新エネルギ
入促進事業
ー導入事業の実施に対して事業
費を補助する。廃棄物発電の場
合で廃棄物依存率 60%以上、発電
効率 23%以上(RDF で処理量 200t/
日未満の場合)等の規模要件あ
り。
新エネルギー事業者 民間企業等が主務大臣の認定を
支援対策事業
受けた「利用計画」に基づいて
実施する新エネルギー導入事業
に対して事業費を補助する。
規模要件:地域新エネルギー導
入促進事業に同じ。
先進型廃棄物発電フ 高効率廃棄物発電施設またはガ
ィールドテスト事業 ス化溶液型廃棄物発電施設の設
置・運転に係る費用を設置者と
NEDO が互いに負担して共同研究
を行う。高効率型はボイラー蒸
気温度 400℃以上
廃棄物発電促進対策 エネルギーの有効利用を図る観
費補助金
点から、エネルギー政策上重要
な分散型電源である廃棄物発電
の導入を促進するため、廃棄物
発電施設を設置する事業者に対
し、廃棄物発電施設の建設費の
一部を補助する。
対
象
地方公共団体
補助率等
普及(導入)促進
普及啓発(促進)
新エネ法の認 設備費用
定を受けた事
業者
申請・問い合わせ先
1/2 以内
(又は 1/3 以内)
定額(限度 2 千万円)
NEDO
エネルギー対策推進
部
1/3 以内
各経済産業局
エネルギー対策課ま
たは新エネルギー対
策課および沖縄総合
事務局経済産業部環
境資源課
地方自治体
民間企業
民間団体等
<共同研究>
設置運転費・運 NEDO 負担 1/2
転研究費
NEDO
新エネルギー技術開
発
自治体
設備にかかる経 10%以内
費の売電出力按
分(下記環境省
補助対象分を除
く経費)
経済産業省 資源エ
ネルギー庁電力・ガ
ス事業部政策課技術
室
民間企業
廃棄物処理施設整備 自 家 消 費 用 の 廃 棄 物 発 電 に 限 地方自治体
補助金
り、自治体の一般廃棄物処理施 公的セクター等
設としてその整備に必要な経費
を補助。
資 9-5
設備にかかる経 10%以内
費
補助率
環境省
ごみ処理施設及 1/4
課
び発電施設
(公害防止計画策定
地域 1/2)
廃棄物対策
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
温度差エネルギー
名
称
概
要
地域新エネルギー 地方公共団体による新エネルギー
導入促進事業
導入事業の実施に対して事業費
(設備事業, 啓発事業)を補助す
る。熱供給能力 6.28GJ/h 以上、温
度差エネルギー依存率 40%以上等
の規模要件あり。
新エネルギー事業 民間企業等が主務大臣の認定を受
者支援対策事業
けた「利用計画」に基づいて実施
する新エネルギー導入事業に対し
て事業費を補助する。
規模要件:地域新エネルギー導入
促進事業に同じ。
環境調和型エネル 地域に賦存する廃熱等の余剰エネ
ギーコミュニティ ルギーを最大限に活用し地域エネ
事業(主として熱 ルギー有効利用システムの構築を
供給に係るもの) 図るため、地域熱供給施設等の設
置及び調査に対して補助する。
対
象
地方公共団体
補助率等
普及(導入)促進
普及啓発(促進)
新 エ ネ 法 の 認 設備費用
定を受けた事
業者
地域熱供給施
設等のエネル
ギー有効利用
システムの設
備を設置しよ
うとする者
未利用エネルギー 従来利用されなかったエネルギー 地方公共団体、
活用地域熱供給シ (河川水・海水・下水等の「温度差 第三セクター、
ステム事業調査費 エネルギー」や清掃工場等の「排 公益法人
補助金
熱」)を利用した地域熱供給事業を
推進するため、熱供給事業の事業
化調査に対して助成。
申請・問い合わせ先
1/2 以内
(又は 1/3 以内)
定額(限度 2 千万円)
NEDO
エネルギー対策推
進部
(新エネルギーの
種別により担当課
は異なる)
1/3 以内
各経済産業局
エネルギー対策課
または新エネルギ
ー対策課および沖
縄総合事務局経済
産業部環境資源課
事業調査費補助
事業費補助
技術実証事業
定額(限度 3 千万円) NEDO
15%(限度 6 億円/年) エネルギー対策推
15%
進部
補助率
定額
各経済産業局
資源エネルギー課
または施設課等
クリーンエネルギー自動車
名 称
概 要
対 象
地域新エネルギー 地方公共団体による新エネルギー導 地方公共団体
導入促進事業
入事業の実施に対して事業費(設備
事業, 啓発事業)を補助する。規模要
件:乗用車 5 台相当以上。充電設備、
天然ガス充填設備の設置も対象。
補助率等
普及( 導入) 促 次の①②のいずれか
進
低い額
①各車両毎の導入費
普 及 啓 発 ( 促 の 1/2 又は 1/3
進)
②通常車両との価格
差
クリーンエネルギ 電気自動車、ハイブリッド自動車、天然ガス自動車の購入費用及びエコステーション設備の
ー自動車等導入促 助成
進事業(以下 2 タイ
プ)
申請・問い合わせ先
NEDO
エネルギー対策推
進部
1.クリーンエネル ①地方公共団体及び法人:導入計画 地方公共団体
ギー自動車
を策定し、新車のクリーンエネルギ 法人
ー自動車(電気自動車、ハイブリッ 個人事業者
ド自動車、圧縮天然ガス自動車)を
取得すること。
②個人(業務用)
:年間平均走行距離
が 6,000km 以 上 ( 電 気 自 動 車 は
3,000km 以上)の既存車からの買い換
えで業務用として常時利用している
方(通勤にも条件付きで適用可)。
(財)日本電動車両
協会 普及補助グ
ループ
2.燃料等供給設備
通 常 車 両 と の 1/2 以内
価格差
(全体) NEDO
エネルギー対策推
進部
(社)日本ガス協会
プロジェクト契約
部
自家用として天然ガス自動車を導入 ①非事業用(自 天然ガス燃料 1/2 以内
(社)日本ガス協会
する者及びクリーンエネルギー自動
家用)
供給設備
車への燃料供給設備を設置する者に
充電設備
1/2 以内(50 万円を (財)エコステーシ
対して導入費を補助する。
上限)
ョン推進協会
②事業用(エコステ 設置の場合
ーション)
定額:設置費用(工
事費用含む)と下記
のいずれか低い額
・電気:30 百万円
・天然ガス:90 百万円
※改造・運営費につ
いても補助あり。
資 9-6
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
名 称
大気環境パトロー
ルカーの購入補助
(公害監視調査等
補助金)
概 要
対 象
地方自治体が、大気汚染などの測定 地方公共団体
のために公害パトロール車として、
低公害車を導入する場合の公害監視
等設備整備費補助による助成制度。
低公害車普及等事 都市部における深刻な大気汚染状況 自動車 NOx・PM
業費補助
を改善するため、地方公共団体が保 法 対 策 地 域 又
有する一般公用車への低公害車の導 は 公 害 防 止 計
入等を推進する。
画地域を有す
る地方公共団
体
低公害車普及促進 自動車運送事業者等が行う低公害バ 自動車 NOx・PM
対策費補助金
ス・トラック、ディーゼル微粒子除 法 対 策 地 域 の
去装置(DPF)等の導入に要する経費 バス・トラック
の一部を補助することにより、地域 事業者等
環境の保全を図る。
補助率等
公 害 防 止 計 画 1/2
地域
その他の地域 1/3
申請・問い合わせ先
環境省 環境管理
局大気環境課
・車両
1/2
通常車両との
価格差の
環境省 環境管理局
自動車環境対策課
・燃料等供給施 1/2
設
・ディーゼル微 1/2
粒子除去装置
CNG バス、ハイ 通常車両価格との差 国土交通省 自動車
ブリッドバス、 額の 1/2 を限度
交通局総務課企画
CNG ト ラ ッ ク
室
の導入
DPF 等の導入
低公害車普及(助 主として対象地域(公健法の旧第 1
成)事業
種地域等)を走行する自動車に地方
公共団体が低公害車を導入(購入ま
たはリース)する際に要する費用の
一部を助成する。
1/4
公 害 健 康 被 害 補助率
の補償等に関
する法律の旧
第 1 種地域を中
心とする地方
公共団体
トラックに対する トラックの走行による環境問題、NOX 都 道 府 県 ト ラ
低公害車導入促進 発生問題の重要性に鑑み低公害車を ッ ク 協 会 の 会
導 入するト ラック 協会の会 員の補 員
事業
助。
車両(リース):
(社)全日本トラッ
ク協会 ・都道府
県トラック協会
購入
燃料供給施設
トラック事業者が
設置する場合
定額等
上記低公害車普及等
事業費補助の 1/2 助
成
公害健康被害補償
予防協会 基金事業
部 助成課被害補償
予防協会
購入(積載量 2t 級)
50 万円
リース(同上)
29,200 円
財団法人 運輸低
公害車普及機構
普及促進部
4/5
1/10
社団法人全日本ト
ラック協会
燃料電池
名
称
概
要
対
象
補助率等
申請・問い合わせ先
地域新エネルギー導 地方公共団体による新エネルギー 地方公共団体 普及(導入)促進
入促進事業
導入事業の実施に対して事業費
(設備事業, 啓発事業)を補助する。
普及啓発(促進)
規模要件:発電出力 50kW 以上、省
エネルギー率 10%以上。
1/2 以内
NEDO
(又は 1/3 以内)
エネルギー対策推
定額(限度 2 千万円) 進部
新エネルギー事業者 民間企業等が主務大臣の認定を受 新エネ法の認 設備費用
支援対策事業
けた「利用計画」に基づいて実施 定を受けた事
する新エネルギー導入事業に対し 業者
て事業費を補助する。
規模要件:地域新エネルギー導入
促進事業に同じ。
1/3 以内
各経済産業局
エネルギー対策課
または新エネルギ
ー対策課および沖
縄総合事務局経済
産業部環境資源課
天然ガスコージェネレーション
名
称
概
要
対
象
資 9-7
補助率等
申請・問い合わせ先
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
名
称
概
対
象
補助率等
申請・問い合わせ先
1/2 以内
NEDO
(又は 1/3 以内)
エネルギー対策推
定額(限度 2 千万円) 進部
新エネルギー事業者支 民間企業等が主務大臣の認定を 新エネ法の認 設備費用
援対策事業
受けた「利用計画」に基づいて 定を受けた事 債務保証:
実施する新エネルギー導入事業 業者
債務保証枠
に対して事業費を補助する。
保証限度
規模要件:高効率型天然ガスコ
保証料率
ージェネレーション設備の場合
で発電出力 500kW 以上、省エネ
ルギー率 15%以上。
1/3 以内
中小水力発電
名
称
概
称
要
対
象
公営電気事業者等の卸供給事業者 公営電気事業
や自家用電気工作物設置者等によ 者等
る中小水力発電施設(3 万 kW 以下)
の設置・改造及び新技術の導入に対
してその事業費を補助、ただし揚水
式は対象外とする。
省エネルギーに関するもの
名
保証基金の 15 倍
対象積務 90%
年 0.2%
各経済産業局
エネルギー対策課
または新エネルギ
ー対策課および沖
縄総合事務局経済
産業部環境資源課
(新エネルギーではないが参考として記載した)
中小水力発電開発事業
【
要
地域新エネルギー導入 地方公共団体による新エネルギ 地方公共団体 普及(導入)促進
促進事業
ー導入事業の実施に対して事業
費(設備事業、啓発事業)を補助
普及啓発(促進)
する。規模要件:型式により異
なる。
補助率等
事業費
出力 5 千 kW 以下
出力 5 千 kW 超
3 万 kW 以下
新技術導入
2/10
1/10
申請・問い合わせ先
NEDO
エネルギー対策推進
部
1/2
】
概
要
対
象
補助率等
地域省エネルギービジ 地方公共団体における省エネル 地方公共団体 補助率
ョン策定等事業費補助 ギーの推進を図るためのビジョン
制度
の策定や FS(実現可能性調査)の
費用を補助する。ただし、FS は策
定したビジョン等(それと同程度の
もの)に基づくものであること。
地域省エネルギー普及 地方公共団体が設定した「地域省 地方公共団体 補助率
促進対策事業
エネルギー普及促進計画」に基づ
普及事業
いて行われる省エネルギー設備
設計・機械設置
の導入に係る費用等を補助する。
購入費・工事費・
諸経費
普及啓発促進事業
謝金・旅費・庁費
先進的省エネルギー技 省エネルギー推進のため、情報提 大規模工場
補助率
術導入アドバイザリー 供・普及促進・普及啓発及び専門 地方公共団体
事業
家の派遣を行う。
①巡回指導・専門家派遣
「事前調査」、「簡易診断調査」等
②技術導入詳細調査事業
「巡回指導・専門家派遣」の結
果、省エネルギーの効果等が見
込まれるフィジビリティー・スタディ調
査(共同調査)
高効率エネルギー利用 住宅の配置の工夫、省エネ、新エ 地方公共団体 補助率
型建築物改修モデル事 ネ設置の導入等により、エネルギ 民間団体
業費等補助金(環境調 ー有効利用型地域開発について 民間企業等
和型地域開発促進事業 の事業可能性調査に対する助成。
調査に係るものに限
資 9-8
申請・問い合わせ先
名
称
定額
NEDO
エネルギー対策推
進部
1/2 以内、又は
1/3 以内
NEDO
エネルギー対策推
進部
定額
(上限 2 千万円)
1/2
NEDO
エネルギー対策推
進部
1/2 以内
各経済産業局
(上限 3 千万円程 エネルギー対策課
度)
または新エネルギ
ー対策課
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
る)
エコ・アイス設置補助 個別分散型エコ・アイス(ビル用 a.10 馬 力 相 補助率
金
マルチタイプ・パッケージタイ 当未満のエコ・
プ。ただし、特注品 は除く)の アイス mini
設置費の補助。
(80m2 程 度 以
上の店舗・事
務 所等)
b.10 馬 力 相
当以上のエコ・
アイスでピークシフ
ト 率 が 40% 以
上の機種
(200m2 程度以
上の事務所・
店舗等)
エコキュート補助金制 新エネルギー・産業技術総合開発 補 助 対 象 給 補助率
度
機構(NEDO)が指定した高効率給 湯 器 に 係 る
湯器に係る機器費を補助。
機器費
a. エ コ ・ ア イ ス (財) ヒートポンプ
mini と従来の空調 蓄熱センター
システムとの差額
の 1/3 以内
b.10 馬力相当以上
のエコ・アイスと
従来の空調システ
ムとの差額の 30%
以内
住宅・建築物高効率エ 個々に高い省エネルギー性が認 機器費
ネルギーシステム導入 められ、かつ政策的に導入促進を
促進事業費補助
図るべき住宅・建築物用の機器で
ある高効率給湯器の導入に対し
て幅広く支援を行うことで、普及 特殊工事費
促進を図り、民生部門における総
合的な省エネルギー対策を実施
する。
従来型給湯器との (社) 日本ガス協会
差額の 1/2 以内を
資 9-9
補助率
助金額は、補助対 (財) ヒートポンプ
象給湯器と従来型 蓄熱センター
給湯器との差額の
1/2 以内
ドレン配管工事費
の 1/2 以内
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
2. 金融・税制等
名 称
概 要
対 象
対象エネルギー
新エネルギー事業 新エネルギー利用等の促進 民 間 企 業 等 新エネルギー全般
者支援対策事業
に関する特別措置法第 8 条第 (新エネ法の
(債務保証)
1 項の規定に基づき主務大臣 認 定 を 受 け
より認定を受けることによ た事業者)
って、当該認定計画の事業に
要する資金を金融機関から
の借入に係る債務の保証を
引き受ける制度。
地域エネルギー開 実用化段階に至った地域エ 地方公共団体
発利用事業普及促 ネルギー開発利用事業及び 第三セクター
進融資
開発利用発電事業を広範に 民間事業者等
普及させることを目的とし、
国から補助を受けて、金融機
関に利子補給を行うことに
より、地域エネルギーの開発
利用事業及び発電事業を実
施する事業者の方々が、金融
機関から低利で資金融資が
受けられるようにする制度
を実施。
地域エネルギー開 実用化段階に至った地域エ
発利用発電事業普 ネルギー開発利用事業及び
及促進融資
開発利用発電事業を広範に
普及させることを目的とし、
国から補助を受けて、金融機
関に利子補給を行うことに
より、地域エネルギーの開発
利用事業及び発電事業を実
施する事業者の方々が、金融
機関から低利で資金融資が
受けられるようにする制度
を実施。
電源立地促進対策 発電用施設周辺整備法に基
交付金
づき都道府県知事が作成す
る太陽光発電等新エネルギ
ーの設置に対して国庫を交
付する。
地熱利用事業
廃熱利用事業
温度差熱/雪氷熱利用
事業
廃棄物/バイオマス利
用事業
融資等の内容
債務保証
保証範囲
保証料率
対象債務の 90%
保証残高の 0.2%
申請・問い合わせ先
NEDO
エネルギー対策
推進部
利子補給率
(契約時の借入金利 NEF
÷2)%(但し、3%を上 導 入 促 進 本 部 業
務部
融資額(1 件あ 限)
たり)
a.廃棄物/バイ a. 3 億円以下
注)借入金利につい
ては長期貸出優遇金
オマス利用事 b. 5 億円以下
業
c. 5 億円以下
利に、0.5%を加えた
b.地熱利用事
利率から 利子補給
率を減じた利率以下
業、廃熱利用事
業、温度差熱/
とする。
雪氷熱利用事
業
c.複合利用事
業
10 年以内
償還期限
地方公共団体 風力発電事業
利子補給率
(契約時の借入金利 NEF
÷2)%(但し、3%を上 導 入 促 進 本 部 業
第三セクター 太陽光発電事業
務部
民間事業者等 地熱発電事業
融資額(1 件あ 限)
廃熱利用発電事業
たり)
注)借入金利につい
廃棄物/バイオマス利 a.地熱発電事 a. 3 億円以下
ては長期貸出優遇金
用発電事業
業
b. 4 億円以下
b.風力、太陽光 c. 5 億円以下
利に、0.5%を加えた
利率から 利子補給
発電事業、廃
率を減じた利率以下
熱、廃棄物/バ
イオマス利用
とする。
発電事業
c.複合利用発
電事業
10 年以内
償還期限
地 方 公 共 団 太陽光発電設備等 国庫交付金
全額(原則)
経済産業省
体
風力発電事業に対 地方公共団体が公営事業と 地 方 公 共 団 風力発電
する地方債措置
して行う風力発電事業に対 体
(電気事業債)
する地方債措置。
地方債
充当率 100%
総務省
ごみ固形燃料発電 RDF 発電事業に対する財政措 地 方 公 共 団 廃棄物エネルギー
事業
置
体
地方債
充当率 100%
総務省
ごみ発電事業の推 地方公共団体が行う廃棄物 地 方 公 共 団 廃棄物エネルギー
進、スーパーごみ 発電事業(売電事業、自家消 体
発電事業の推進
費分の発電・熱利用施設)等
に対する地方債。
地方債
充当率 100%
総務省
(特別交付税処
置:50%)
低公害車の導入に 自動車排ガス抑制策の一環 地 方 公 共 団 ク リ ー ン エ ネ ル ギ 地方債
充当率 75%
対する財政上の支 として、地方自治体における 体
ー自動車
(地方活性化
援措置
低公害車の導入を促進する
事業債)
ため、地方交付税及び地方債
により財源措置を拡大する
制度。
資 9-10
総務省
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
名 称
概 要
対 象
対象エネルギー
融資等の内容
申請・問い合わせ先
a. 250 万円/戸
住宅金融公庫
住宅金融公庫の環 環境共生型の住宅及び住宅 個人
a. パッシブソーラーシステム: 割増融資額
(パッシブソーラーシステム
境共生住宅割増融 設備に関する工事費に対す (住宅金融公 太 陽 エ ネ ル ギ ー 利
併設とする場合
資
る融資
庫 の 融 資 利 用率が 30%以上
400 万円)
a.省エネルギー住宅工事(次 用者)
b. パッシブソーラーシステム:
b. 100 万円/戸
世代型)
太陽エネルギー利
(パッシブソーラーシステム
b.省エネルギー住宅工事(一
用率が 30%以上
併設とする場合
般型)
c. 一定の省エネル
250 万円)
c.省エネルギー住宅工事(暖
ギー性能を有する
c. 150 万円/戸
冷房・給湯設備設置型)
ことを確認した暖
d. 50 万円/戸
d.省エネルギー型設備設置
冷房設備及び給湯
e. 200 万円/戸
工事(換気設備設置型)
設備を設置する工
e.省エネルギー型設備設置
事
工事(太陽光発電設備設置
d. 一定の換気性能
型)
を有する換気設備
を設置する工事
e. 一定の性能(最
大出力 3kW 以上等)
を有することを確
認した太陽光発電
設備を設置する工
事
地域冷暖房施設整 地域冷暖房施設を整備する 民 間 事 業 者
融資比率
40%
日本政策投資銀行
備事業
ことにより、地域特性に合っ 等
た高効率熱利用の促進、都市
地域冷暖房
融資利率
政策金利 I
における熱エネルギー供給
熱供給
(1.90%、貸付期間
の効率化を通じて省エネル
15 年、H14.12.3 現
ギー及び環境負荷の低減を
在)
図る。
大規模コ・ジェネレーション
政策金利 III
システム、廃棄物エネルギ
(1.70%、貸付期間
ー、工場・発電所余剰
15 年、H14.12.3 現
エネルギー、未利用エネル
在)
ギー、防災型地域冷
暖房施設整備
水力発電、風力発
電、太陽光、地熱
発電施設等の整備
事業
CO2 等温室効果ガス排出抑制 民 間 事 業 者
等、環境負荷の観点から優れ 等
たクリーン・自然エネルギー
を開発することにより、エネ
ルギー・セキュリティ政策の
推進を図る。
産業部門省エネル 産業部門、民生部門及び運輸
ギー推進事業
部門において省エネルギー
設備の導入により資源エネ
ルギーの合理的利用促進を
図る。
建築物省エネルギ 産業部門、民生部門及び運輸
ー推進事業
部門において省エネルギー
設備の導入により資源エネ
ルギーの合理的利用促進を
図る。
風 力 発 電 施 設 ( 出 融資比率
力 800kW 以上)
太陽光発電施設(出 融資利率
力 150kW 以上)
燃料電池整備事業
(出力 100kW 以上で、
廃熱を利用し一次
エネルギー利用効
率が 60%以上)
民 間 事 業 者 a.廃熱等の未利用エ 融資比率
等
ネルギーを回収するた
めの設備
融資利率
b.省エネ・リサイクル支援
法第 4 条に基づきエネ
ルギー使用の合理化
に資するものとし
て特定されている
もの
民 間 事 業 者 省エネ・リサイクル支援法 融資比率
等
第 4 条に基づきエネル
ギー使用の合理化に 融資利率
資するものとして
特定されているも
の
民生部門省エネル 産業部門、民生部門及び運輸 民 間 事 業 者
ギー推進事業
部門において省エネルギー 等
設備の導入により資源エネ
ルギーの合理的利用促進を
図る。
省エネ法に基づく特 融資比率
定機器の判定基準
を 満 た す 機 械 器 具 融資利率
の製造設備の設置
または改善を行う
事業
資 9-11
40%
日本政策投資銀行
政策金利 II
(1.80%、貸付期間
15 年、H14.12.3 現
在)
50%
日本政策投資銀行
政策金利 II
(1.80%、貸付期間
15 年、H14.12.3 現
在)
50%
日本政策投資銀行
政策金利 I
(1.90%、貸付期間
15 年、H14.12.3 現
在)
50%
政策金利 III
(1.70%、貸付期間
15 年、H14.12.3 現
在)
日本政策投資銀行
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
名 称
概 要
対 象
対象エネルギー
融資等の内容
コ・ジェネレーシ 産業部門、民生部門及び運輸 民 間 事 業 者 1 次エネルギー利用効率 融資比率
50%
ョンシステム整備 部門において省エネルギー 等
が 60% 以 上 で 出 力
設備の導入により資源エネ
50kW 以上のもの
融資利率
政策金利 II
ルギーの合理的利用促進を
(1.80%、貸付期間
図る。
15 年、H14.12.3 現
在)
低公害車普及促進 低公害車(電気、ハイブリッ 民間企業
ク リ ー ン エ ネ ル ギ 融資比率
40%
融資
ド、メタノール、天然ガス自
ー自動車
金利
特別金利 3%
動車)及び燃料供給施設の導
入に対する融資。
融資期間
5~10 年
低公害車の導入に 電気、天然ガス、メタノール、 株式会社、組 電気、天然ガス、メタノー 貸付限度
40%
対する財政投融資 ハイブリッド自動車、低燃費 合、財団法人 ル、ハイブリッド自動車
かつ低排出ガス認定者の取 な ど の 組 織 低 燃 費 か つ 低 排 出 貸付金利
政策金利 I
得、燃料等供給設備(電気、 形態のもの
ガス認定者
(1.90%、貸付期間
天然ガス、メタノール)の設
15 年、H14.12.3 現
置に掛かる費用の融資。
燃料等供給設備(電
在)
気、天然ガス、メタノール)
中小企業金融公庫 電気、天然ガス、メタノール、 中 小 企 業 金 電気、天然ガス、メ 貸付限度
直接貸付 7 億 2 千
による低利融資
ハイブリッド自動車の取得 融公庫法第 2 タノール、ハイブリ
万円
に際し、低金利融資を行う。 条 に 定 め る ッド自動車
代理貸付 1 億 2 千
中小企業者
万円
であって、右
記自動車を
貸付利率
特別利率②
取得する者
(1.45%、貸付期間
13 年以内
H14.12.10 現在)
国民生活金融公庫 電気、天然ガス、メタノール、 右 記 自 動 車 電気、天然ガス、メ 貸付限度
直接貸付 7,200 万
による低利融資
ハイブリッド自動車の取得 を 取 得 す る タノール、ハイブリ
円
に際し、低金利融資を行う。 者
ッド自動車
貸付利率
特別利率②
(0.95.%、貸付期間
15 年以内
H14.12.10 現在)
国民生活金融公庫 石油代替エネルギーを使用 未記載
新 利 用 形 態 融資限度額
7200 万円
環境エネルギー貸 する為に必要な設備の設備
(トータル・ユーティリティー・シス 融資期間
15 年以内
付
事業。
テム)
利率
0.95~1.65%
(H14/12)・・・
使途によって異
なる。
農林漁業金融公庫 肥料、農薬等の投入量削減に 農 業 を 営 む 新 利 用 形 態 融資限度額
工事費の 80%以内
農林漁業施設資金 役立つ施設、家畜糞尿や、農 個 人 及 び 法 (トータル・ユーティリティー・シス
15 年以内
業廃棄物等の処理・再利用施 人
テム)
融資期間
1.6%
設、太陽熱・地熱等の未利用
利率
資源を有効活用する施設等
環境保全型農業を推進する
為に必要な各種施設の整備
事業。
自動車取得税(地 電気、天然ガス、メタノール、 次 の 自 動 車 a.電気、天然ガス、メタ 自 動 車 取 得 a.2.7%軽減
方税)の軽減措置 ハイブリッド自動車の取得。 を 購 入 し た ノール自動車
税軽減
b.2.7%軽減
場合
b.ハイブリッド自動車
c.2.2%軽減
(トラック・バス)
c.ハイブリッド自動車
(乗用車)
自動車税(地方税) 電気、天然ガス、メタノール H13、14 年度 a.電気、天然ガス、メタ 自 動 車 税 軽 a.概ね 50%軽減
の軽減措置
自動車及び低燃費かつ低排 に 次 の 自 動 ノール自動車
減
b.概ね 50%軽減
出ガス認定車の取得。購入年 車 を 購 入 し b. 低 燃 費 か つ 低 排
c.概ね 25%軽減
度の翌年度から 2 年間、自動 た場合
出ガス認定車
d.概ね 13%軽減
車税を以下のとおり軽減す
c. 低 燃 費 か つ 低 排
る。
出ガス認定車
d. 低 燃 費 か つ 低 排
出ガス認定車
所得税、法人税(国 電気、天然ガス、メタノール、 青 色 申 告 を 電気、天然ガス、メタノー 優遇措置
初年度 30%の減価
税)の優遇措置
ハイブリッド自動車の取得 行う個人,事 ル、ハイブリッド自動車 ( 右 記 の い 償却の特例
または、燃料等供給設備(天 業者/法人
燃料等供給設備(天 ずれか)
然ガス、メタノール)の設置
然ガス、メタノール)の設
7%の所得税(法人
したものに所得税、法人税
置
税)の特別控除(資
(国税)の優遇措置を行う。
本金 1 億円未満の
法人等に限る。)
資 9-12
申請・問い合わせ先
日本政策投資銀行
日本政策投資銀行
等
日本政策投資銀行
環境エネルギー部
中小企業金融公庫
国民生活金融公庫
国民生活金融公庫
農林漁業金融公
庫本店、各支店
地方自治体
地方自治体
各税務署
資料-9 新エネルギー導入等に関する支援制度
名 称
概 要
対 象
対象エネルギー
融資等の内容
固定資産税、特別 燃料等供給設備(電気、天然 民 間 事 業 者 燃料等供給設備(電 固 定 資 産 税 新たに設置した供
土地保有税(地方 ガス、メタノール)の設置し 等
気、天然ガス、メタノール) の 課 税 標 準 給設備の償却資産
税)の軽減措置
たもに固定資産税、特別土地
の設置
の特例
に対して課する固
保有税(地方税)の軽減措置
定資産税の課税標
を行う。
特 別 土 地 保 準を 2/3 とする。
有税の非課
税化
エネルギー需給構 新エネルギー設備の導入に 青 色 申 告 を 新エネルギー全般 税額控除
取得価格の 7%相
造改革投資促進税 対する税額控除または特別 行う個人,事
特別償却
当額
制(国税)
償却。
業者/法人
取得価格の 30%限
度
ローカルエネルギ 新エネルギー設備の導入を 事 業 を 営 む 新エネルギー全般 固 定 資 産 額 5/6 に減額
ー税制(地方税) 行う個人/法人に対する地方 個人、法人
の課税基準
(3 年間)
税の減免措置。
資 9-13
申請・問い合わせ先
市町村
各経済産業局
市町村
資料-10 掛川市風力発電施設設置ガイドライン
資料-10
1
目
掛川市風力発電施設設置ガイドライン(平成 18 年5月 17 日制定)
的
このガイドラインは、掛川市において風力発電施設を設置するに当たり、生活環境及び自然
環境の保全等の視点から事業者が自主的に遵守すべき事項を定め、もって掛川市環境基本計画
に基づく風力エネルギーの利用の拡大に資することを目的として制定する。
2
対
象
掛川市において建設する発電規模が 100kW 以上の風力発電施設及び送電線等の付帯設備(以
下、「施設」という。)の新設、増設又は大規模な改修(以下、「設置」という。)を対象と
する。ただし、大規模な改修とは、当該風力発電施設において騒音等の程度に影響を与える機
器における機種の変更及び景観等に大幅な影響を与える意匠の変更をいう。
3
施設の設置における条件
施設を設置するに当たっての条件は次のとおりとする。
(1) 騒 音
既存の民家における騒音が環境基準内であること。
(2) 電波障害
テレビ電波等に影響が生じないこと。
(3) 動植物
動植物への影響について十分配慮すること。
(4) 既設の風力発電施設との調整
既設の他の施設における風況に影響が生じないこと。影響が生じる場合は、当該風力発電
施
設の管理者と協議を行うこと。
(5) 近隣住民等の合意
事前説明会等により近隣住民等の合意を得ること。
(6) 市との協議
事前に市と協議すること。
4
事前調査
事業者は、施設の設置及び稼働に伴う影響を把握するため、次に掲げる事前調査をするもの
と
する。
(1) 騒音調査
・
設置前の騒音の状況、設置後の騒音発生予測
(2) テレビ電波等の電波障害調査
・
設置前のテレビ電波等の受信状況、設置後のテレビ電波等の電波障害予測
(3) 動植物調査
・
希少種を含む動植物の生息・生育調査及び影響予測
(4) 既設の他の風力発電施設への影響調査
・
相互干渉の有無・程度の調査
(5) 設置工事作業による環境影響予測
資 10-1
資料-10 掛川市風力発電施設設置ガイドライン
・
設置工事作業による環境影響予測及びその対策
(6) 主たる眺望地点からの景観調査
・
5
設置後の合成写真の作成
事前説明
(1) 事業者は、次に掲げる者に事前に事業内容等を説明するものとする。
・ 近隣住民及び周辺地権者並びに地元自治会
・
関係する公的機関
・
その他市長が必要と認める者
(2) 前項において説明する内容は、次に掲げる事項とする。
6
・
設置計画
・
騒音発生予測
・
電波障害発生予測
・
主たる眺望地点からの設置後の合成写真
・
動植物への影響予測
・
設置工事作業による環境影響予測及びその対策
・
設置工事作業時及び設置後の管理体制
・
その他市長が必要と認める事項
市との協議
(1) 事業者は、市と事前に事業内容等を協議するものとする。
(2) 事業者は、前項の協議のために、次に掲げる事項に係る書類を市に提出するものとする。
・
設置計画
・
騒音発生予測
・
電波障害発生予測
・
主たる眺望地点からの設置後の合成写真
・
動植物への影響予測
・
既設の他の施設における風況に影響が生じる場合は、当該風力発電施設の管理者との協
議
結果
・
設置工事作業による環境影響予測及びその対策
・
設置工事作業時及び設置後の管理体制
・
5の事前説明の内容及び結果
・
地元自治会の合意書
・
その他市長が必要と認める事項
(3) 市は、第1項の協議のために、掛川市土地利用対策委員会(以下、「委員会」という。)
において、関係団体等の意見を勘案して審議し、庁内関係部局の意見を調整するものとする。
(4) 前項の規定において、委員会は、必要に応じ、設置者に事業内容等の説明を求めることが
できるものとする。
(5) 委員会は、必要があると認めるときは、会議に関係者の出席を求めて、その意見を聴くこ
とができるものとする。
資 10-2
資料-10 掛川市風力発電施設設置ガイドライン
(6) 市長は、委員会において審議された結果に基づき、意見を集約し、事業者に通知するもの
とする。
7
設置後の調査
(1) 事業者は、影響が生じると予測された事項について、設置後に調査を実施するものとする。
(2) 事業者は、(1)の調査の結果を市に報告するものとする。
8
設置後における維持管理及び障害発生時の対応
(1) 事業者は、設置した施設について正常な機能を維持し、破損又は事故等を未然に防止する
よ
う努めるものとする。
(2) 事業者は、設置後に騒音、電波等の障害が発生したときは、原因を調査し誠意をもって対
応
9
をするとともに、その内容を市に報告するものとする。
備
考
このガイドラインは、技術開発動向及び社会情勢等を勘案し、定期的に見直すものとする。
資 10-3
資料-10 掛川市風力発電施設設置ガイドライン
風力発電施設に関連する法令
法
令 名
建築基準法
建築基準法施行令
概
要
高さが15m以上の工作物の建設にあたっては建設確認の申請書を提出、建築主
事の確認。
道路法
車両制限令で定める最高限度を越える特殊貨物の運搬の許可。
道路交通法
車両の積載重量、大きさもしくは積載方法の制限を越える運搬の許認可が必要
。
電波法
電波障害防止区域に建設する場合(31m以上)は、総務大臣に届出。
航空法
昼間障害標識及び低光度航空障害灯(不動灯)中光度航空障害灯(点滅灯)の
設置が必要。(高さ60m以上)
消防法
建材 : 使用する場所により難燃性や不燃性が定められている
蓄電池 : 蓄電池の規模により許認可。
騒音規制法
特定建設作業を施工する場合は、工事開始前(7日)に掛川市長に届出。
静岡県生活環境の保全等
に関する条例
振動規制法
特定建設作業を施工する場合は、工事開始前(7日)に掛川市長に届出。
静岡県生活環境の保全等
に関する条例
森林法
民有林、公有林内の建設で、開発面積が1haを越える場合は静岡県知事に許認
可の申請。
保安林内は静岡県知事の許可。
砂防法
砂防指定地域内での建設は、当該都道府県知事に又は所管土木事務所所長に許
認可の申請。
地滑り等防止法
地滑り防止地域での建設は、静岡県知事に許認可の申請。
文化財保護法
建設時に遺跡と認められるものを発見した場合は、書面で文化庁長官に届出。
農地法
農地等に建設する場合は、2ヘクタール以下は農業委員会長、2ヘクタール超
4ヘクタール以下は県知事、4ヘクタール超は農林水産大臣の許可。
農業振興地域の整備に関
農用地区域内に建設する場合は、市を経由して静岡県知事に申請。
する法律
国土利用法
規制区域内での許可の内容を変更する場合は、市を経由して静岡県知事に許認
可申請。
都市計画法
都市計画地区内で規定の条件を満たしていない場合は、静岡県知事に許認可申
請。
静岡県立自然公園条例
県立自然公園(第2種特別区域、第3種特別区域、普通地域)内であれば静岡
県知事に許認可申請。
資 10-4
資料-11 用語解説
資料-11
用語解説
ンおよびブタン‐ブチレンなどを加圧または冷却
して液化したもの。
【ア行】
IPCC ( Intergovernmental Panel on Climate
温室効果
Change)
大気中の気体が地表面から放出される赤外線を
気候変動に関する政府間パネル。「国際環境計
吸収し、熱を逃げにくくし地表面にもどすため気
画」(UNEP:国連システム内における環境分野の活
温が上昇する現象のこと。赤外線を吸収する気体
動に対し総合的な調整等を行う)と「世界気象機
には、水蒸気、二酸化炭素、フロンガス、メタン
関」(WMO:世界的な気象事業推進を図る国際連合
ガスなどがあり、温室効果ガスといわれる。
の専門機関のひとつ)が 1988 年 11 月に設置した、
地球温暖化防止のための実務および研究者会議。
地球温暖化の科学的知見、環境的・社会経済的影
【カ行】
響、対応戦略について、世界の科学者、専門家に
化石燃料
よる世界的な取り組みを検討するもので、第一次
地殻中に埋蔵され、燃料として使用される天然
作業部会による第4次報告書が、2007 年 2 月にま
資源のこと。一般に、石炭、石油、天然ガスの炭
とめられた。
水化合物をさし、1次エネルギー源としての水力、
地熱、原子力等と区別される。
一次エネルギー
自然界に存在する加工されない状態であるエネ
系統連系
ルギーの源(石油・天然ガス・水力・風力・太陽
太陽光発電、風力発電等の発電設備および負荷
熱・地熱・原子力など)を一次エネルギーという。
施設が電力会社の商用系統と連結され、発電量よ
これに対して、電力や石油類(灯油、ガソリンな
りも電力需要量が大きいときに電力会社より電力
ど)、燃料ガス(都市ガスなど)に変換して一般家
供給を受けることが可能なシステム。一般的には
庭や工場に供給され直接利用されるエネルギーを
逆潮流ありの余剰電力を売電できるシステムを指
二次エネルギーという。
すことが多い。これに対し、商用系統に接続され
ていないものを独立型(または自立型)システム
LPG (Liquefied Petroleum Gas)
という。
液化石油ガスのこと。石油生産、天然ガス生産
および原油精製の過程等で回収・生産されている。
黒
プロパンガスとプロパン・ブタンガスを主成分と
したものがあるが、現状でこれらを区分した統計
値はない。家庭や業務上で利用されるのは、ほと
んどプロパンガスである。常温常圧下では気体で
液
パルプ製造工程で発生する黒色の液体。木材は、
セルロースが主成分の繊維部分と繊維同士を接着
する役割をもつリグニンなどからなる。原料であ
る木材チップに 薬品を加え、蒸解釜にて高温高圧
あるが、液化対象となる 3~4 プロパン‐プロピレ
資 11-1
資料-11 用語解説
下で蒸煮し、繊維を取り出しパルプとする。この
付、情報の収集・提供および技術指導などの業務
とき、繊維以外のリグニンなどが薬品液中に溶け
を行っている。
出し、「黒液」と呼ばれる溶液となる。この「黒液」
は、70%程度まで濃縮すると、ボイラーでの燃焼
CDM :クリーン開発メカニズム
が可能となり、蒸気・電力に変換し、製紙工場内
(Clean Development Mechanism)
で利用されている。
先進国が発展途上国に技術や資金面で協力して
地球温暖化の原因となる 二酸化炭素(CO2)などの
原単位
温暖化ガスの排出を抑制するプロジェクト。先進
単位量の製品や額を生産するのに必要な原料・
国が発展途上国の排出量削減に寄与した一部を先
動力・労働力などの基準量のこと。特に、ある品
進国側の削減とみなす仕組み。1997 年 12 月の地球
物を製造するのに用いたエネルギー量を、製造さ
温暖化防止京都会議で導入が決まった。先進国と
れた品物の数量で割った数値をエネルギー原単位
途上国が共同で温室効果ガス削減プロジェクトを
という。一般にエネルギー生産性の向上(省エネ
途上国において実施し、そこで生じた削減分の一
ルギーの進捗状況等)をみる指標として使用して
部(認証排出削減量)を先進国がクレジットとし
いる。
て得て、自国の削減に充当できる仕組み。京都メ
カニズム(柔軟措置)のひとつ。途上国の持続可
コージェネレーション
能な開発の支援も目的とされている。
石油やガスなどの1つのエネルギー源から電気
と熱など複数の二次エネルギーを同時に発生させ
るシステムのこと。特にディーゼルエンジンやガ
新エネルギー財団
(New Energy Foundation: NEF)
スタービンなどで発電し、その排熱を回収し、冷
暖房、給湯などに利用するシステム。
多様な新エネルルギーの開発・導入のための基
礎的な調査・研究と情報提供、その普及のための
各種支援事業や広報活動、そして新エネギー政策
についての国への提言などを行っている。住宅太
【サ行】
陽光設置の補助は新エネルギー財団の事業である。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
(New Energy Development Organization :NEDO)
石油代替エネルギーの効率的な研究開発および
財政的なバックアップを目指し 1980 年に政府出資
【タ行】
地球温暖化
を中心に設立された。石炭のガス化・液化、太陽
全世界平均気温が長期的に上昇していく現象の
光発電、風力、燃料電池、地熱、廃棄物発電など
こと。主に化石燃料(石油など)の消費に伴う大
の技術開発、石炭鉱業の合理化やアルコール製造
気中の二酸化炭素濃度などの増加によって温室効
などの事業に加え、技術普及に必要な補助金の交
果が強まり、対流圏の平均気温が昇温する生態系
資 11-2
資料-11 用語解説
全体に重大な影響を及ぼし、人類生存に関わるた
め再生可能な(循環的に利用できる)エネルギー
め、地球環境問題中でも最も懸念すべき現象であ
源である。
る。
バガス
サトウキビの搾りかす。製糖工場でサトウキビ
地球環境問題
地球温暖化、酸性雨、フロンガスによるオゾン
は細かく砕かれて圧搾機で糖分を抽出され、残り
層の破壊、砂漠化および熱帯雨林枯渇など、放置
の繊維がバガスして残る。これは、ボイラ燃料と
すると世代を越え、また国境(地域)を越えて地
して用い、発生蒸気は工場での必要電力を賄うこ
球の自然環境に影響を与える環境問題の総称。
とができます。
1988 年にカナダで開かれたトロント・サミットよ
り急速に注目されるようになった。
BDF(Bio Diesel Fuel)
軽油代替燃料。BDF(バイオディーゼルフューエ
ル)とは、有機物から作った軽油の代わりに使う
【ナ行】
燃料のこと。菜の花の搾油粕、廃食油等を精製す
燃料電池
ると軽油代替燃料である BDF ができる。これまで
天然ガスやアルコール等からとり出した水素と
捨てられていたものを再利用する資源循環型の燃
大気中の酸素を電気化学的に反応させることによ
料で、化石燃料と違って植物性だから植物がある
って電気を発生させる装置。発電効率が 40%~60%
限り生産可能であり、硫黄酸化物や黒煙の発生が
と高く、クリーンであり、近年は一般家庭や自動
少ない地球にやさしいエネルギー。
車周辺の小型タイプの開発が急速に進んでいる。
ヒートポンプ
熱量換算
熱ポンプ。熱源から熱を汲みあげ、より高い温
異なるエネルギー量を共通の尺度で比較するた
度を得る機器であり、ポンプで水を汲み揚げるの
めに、熱量単位を基準にして換算したもの。また、
と似た作用であることからこう呼ばれ、冷暖房な
原油発熱量を用いて原油の消費量(l)に換算した
どに利用される。冷媒(流動流体)には低沸点物
ものを原油換算(値)という。
質(フロンなど)が用いられ、コンプレッサーで
高圧にすると液化し、その際、発生する凝縮熱が
暖房に利用される。一方液化した冷媒は常圧に戻
【ハ行】
すと気化して周囲から熱を奪うことから、これを
バイオマスエネルギー
冷房に利用することができる。なお、ヒートポン
生物体を構成する有機物を資源として利用する
エネルギーのこと。化石燃料とは異なり、太陽光、
プのエネルギー変換効率を示す指数を成績係数
(COP)という。
炭酸ガス、水、空気、土壌の作用で生成されるた
資 11-3
資料-11 用語解説
風況マップ(全国局所風況マップ)
わが国における風力発電システムの開発・導入
をより効率的に実施していくために平成 14 年3月
に NEDO により作成された、わが国全域の年平均風
速等を表示した地図。全国を 500m四方のメッシュ
に区切り、そのメッシュ毎の年平均風速値(地上
高 30m、50 m、70 m)等が表示されている。メッシ
ュ毎の風速値は、地形を考慮した風況予測シミュ
レーションモデルを用いて求められたものである。
【ラ行】
レイリー分布(Rayleigh distribution)
データのバラツキの分布を数学的に表す「確率
モデル」の一つで、その分布は下記の数式の形で
与えられ、統計解析や自然現象の予測・推測等に
利用される。レイリー分布で表現される自然現象
の例としては、風速の出現分布や海洋における波
高の分布などがある。
f(v)=π/2・v/(vm2)・exp{-π/4(v/vm)2}
f(v):風速vにおける出現率
vm:平均風速
資 11-4
資料-12 委員会名簿およびビジョン策定の経過
資料-12
委員名簿およびビジョン策定の経過
掛川市地域新エネルギービジョン策定委員会
項目
氏名
所属
委員長
佐野 充
名古屋大学大学院環境学研究科
副委員長
長井 浩
日本大学生産工学部
委員
望月 勝広
静岡県エネルギー対策室
太田 和良
農事組合法人
大石 勲
掛川商工会議所
石田 有司
矢崎部品㈱
西村 登
県トラック協会(静岡丸栄コンクリート㈱)
大塚 芳英
中遠ガス㈱
大橋 英之
中部電力㈱
橋本 銃太郎
掛川市区長会連合会
波多野 初枝
掛川市消費者協会
鈴木 武史
なんでもあり農園
鈴木 絹子
静岡県地球温暖化防止活動推進員
松下 修
NPO 法人エコロジーアクション桜が丘の会
小川 洋一
関東経済産業局
竹下 政弘
NEDO 技術開発機構
オブザーバー
掛川市地域新エネルギービジョン策定庁内委員会
部課名・役職
総務部
企画調整部
経済建設部
生涯教育部
氏名
部長
中山 礼行
管財課長
岡田 正孝
部長
西尾 繁昭
企画調整課長
松井 孝
地域振興課長
水島 良次
部長
八木 修
農林課長
大石 武夫
次長兼農地整備課長
溝口 邦男
商工観光課長
川隅 庄一
次長兼都市計画課長
永田 猶治
下水整備課長
赤堀 弘美
部長
中山 幸男
学校総務課長
冨田 実
学校教育課長
浅井 正人
教育文化課長
浅山 忠彦
資 12-1
大東農産
大浜工場
掛川営業所
資料-12 委員会名簿およびビジョン策定の経過
掛川市地域新エネルギービジョン策定庁内ワーキング
課名
係名
役職
氏名
所管事項
管財課
財産管理係
係長
山崎 浩
庁舎管理等との調整
企画調整課
企画調整係
主幹
石川 安宏
総合計画策定等との調整
地域振興課
自治活動支援係
係長
鈴木 久裕
自治活動等との調整
農林課
農産振興係
補佐
松本 一馬
農産振興施策、畜産廃棄物等との調整
森林係
係長
鈴木 勉
林業廃棄物等との調整
農地整備課
施設管理係
主幹
溝口 勇
農業用水との調整
商工観光課
商工労政係
係長
赤堀 賢司
商工業振興施策との調整
観光係
係長
石山 雅久
観光施策との調整
開発指導係
主幹
鈴木 哲之
土地利用施策との調整
計画係
係長
栗田 一吉
景観等との調整
下水整備課
管理係
係長
林
下水汚泥・し尿処理との調整
環境保全課
ごみ減量推進係
係長
岩井 政昭
廃棄物処理との調整
学校総務課
管理施設係
係長
米山 治秀
学校施設等との調整
学校教育課
指導管理係
補佐
杉山 仁
学校教育との調整
教育文化課
社会教育係
係長
山崎 えみ子
社会教育との調整
都市計画課
和範
事務局
部課名
福祉生活部
環境保全課
役職
氏名
部長
松永 正志
課長
伊村 義孝
補佐
岩本 克治
係長
浦野 正守
主事補
住本 啓
活動の経過
・第1回策定委員会
開催日:平成 18 年 10 月 23 日
主要議題 ビジョン主旨説明、ビジョン策定事業の調査内容・方法、実施計画及び今
後のスケジュール、エネルギー需要量・賦存量の推計方法、新エネルギー
導入の基本方針、アンケート調査説明 等
・第2回策定委員会
主要議題
開催日:平成 18 年 12 月 4 日
掛川市の地域概況、エネルギー需要量及び賦存量算定結果、新エネルギー
導入の基本方針、プロジェクト案
等
・第3回策定委員会
開催日:平成 19 年 1 月 30 日
主要議題 アンケート調査結果、新エネルギー導入の目標、導入プロジェクトの検討
結果、プロジェクト実施スケジュール、報告書構成案
資 12-2
等
Fly UP