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平成27年度 岡山県原子力防災訓練 実施要領

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平成27年度 岡山県原子力防災訓練 実施要領
平成27年度
岡山県原子力防災訓練
実施要領
と
き:平成27年11月6日(金)
ところ:岡山県苫田郡鏡野町 他
岡山県
目
次
Ⅰ.訓練実施概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.訓練日時・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.訓練場所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.提唱・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.訓練参加機関・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.事故想定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.気象条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8.訓練進行概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9.訓練項目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10.留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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Ⅱ.各種訓練概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.事故発生通報伝達訓練・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.参集訓練・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.岡山県危機管理チーム会議設置・運営訓練・・・・・・・・・・・・
4.テレビ会議システムによる協議訓練・・・・・・・・・・・・・・・
5.現地事故対策連絡会議設置・運営訓練・・・・・・・・・・・・・・
6.プレス発表訓練・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.緊急時モニタリング活動・調整訓練 ・・・・・・・・・・・・・
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1
Ⅰ.訓練実施概要
1.目的
災害対策基本法及び原子力災害対策特別措置法(以下「原災法」という。
)並びに
岡山県地域防災計画(原子力災害対策編)に基づき、国立研究開発法人日本原子力研
究開発機構人形峠環境技術センター(以下「人形峠センター」という。
)における原
子力災害発生想定し、上齋原オフサイトセンター※1の参集、初動対応訓練を行うとと
もに、国、岡山県、鳥取県、鏡野町、三朝町など防災関係機関等との連携(県・町の
本部と上齋原OFCの現地事故対策連絡会議との情報共有と応急対策連携)を図る図
上訓練を実施し、原子力防災業務従事者の緊急時における対応能力の向上を図る。
2.訓練日時
平成27年11月6日(金)9時00分~15時00分
3.訓練場所
上齋原オフサイトセンター
岡山県庁(防災・危機管理センター)
鳥取県庁
鏡野町
三朝町
岡山県及び鳥取県内の防災関係機関所在地
4.提唱
岡山県防災会議
5.訓練参加機関
原子力規制委員会原子力規制庁上齋原原子力規制事務所
原子力規制委員会原子力規制庁地方モニタリング事務所
自衛隊岡山地方協力本部・陸上自衛隊第13特科隊
岡山県・鳥取県
岡山県美作県民局・鳥取県中部総合事務所
岡山県環境保健センター・鳥取県衛生環境研究所
岡山県警察・鳥取県警察
鏡野町・三朝町
津山圏域消防組合・鳥取県中部ふるさと広域連合消防局
一般財団法人津山慈風会津山中央病院
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター
※1:原子力緊急事態応急対策拠点(以下「OFC」と記載する。)
1
6.事故想定
(1)発災施設
人形峠センターウラン濃縮原型プラント第3貯蔵庫(核燃料物質加工施設)
(2)事故概要
施設内で発生した火災が拡大し、加熱された六ふっ化ウラン(UF6)シリンダ
が損傷を受けて六ふっ化ウラン(UF6)が漏えいする。
初期消火活動にあたった監督者及び作業員が六ふっ化ウラン(UF6)により身
体汚染(内部被ばくのおそれあり)及びふっ化水素(以下「HF」という。
)を吸
入したおそれを伴う負傷者が発生する。
7.気象条件
今回の訓練では、実気象を用いることとし、必要に応じ人形峠環境技術センターの
ホームページ、事業所(コントローラ対応)
、岡山地方気象台のホームページ等から
気象データを入手する。
8.訓練進行概要
9:00
トラブル発生時の通報受信(トラブル通報 ※2 第1報受信)
9:30
特定事象発生通報受信(原災法第10条通報第1報受信)
10:00
原災法第10条通報第2報受信
プレス発表①
10:10
TV会議システムによる岡山県庁及び上齋原OFC相互の協議①
10:30
危機管理チーム会議①開催(資料を作成し、開催は想定)
現地事故対策連絡会議①開催(事故状況確認及び活動方針の確認)
11:00
原災法第10条通報第3報受信及び
県庁からの上齋原OFC参集要員到着(予定)
11:10
TV会議システムによる岡山県庁及び上齋原OFC相互の協議②
11:30
現地事故対策連絡会議 ②開催(上齋原OFCの状況確認及び活動
方針の確認)
11:30 危機管理チーム会議②開催(想定)
12:00
TV会議システムによる岡山県庁及び上齋原OFC相互の協議③
プレス発表②
12:00
原災法第10条通報第4報受信
14:00
危機管理チーム会議開催(事故状況確認及び活動方針の確認)
現地事故対策連絡会議③開催(事故状況確認及び活動方針の確認)
TV会議開催(上齋原OFC、岡山県、鳥取県、鏡野町及び三朝町)
14:30
上齋原OFC模擬プレス会見
※2:人形峠センター周辺環境保全等に関する協定第9条に定める通報
2
15:00
訓練終了。
講評、訓練振り返り(評価員による評価、各機関・各機能班の代表
者発表)
9.訓練項目
(1)事故発生通報伝達訓練
(2)参集訓練
(3)岡山県危機管理チーム会議設置・運営訓練
(4)テレビ会議システムによる協議訓練
(5)現地事故対策連絡会議設置・運営訓練
(6)プレス発表訓練
(7)緊急時モニタリング活動・調整訓練
10.留意事項
(1)訓練の中止
岡山県内に災害が発生し、又は発生のおそれがあり、その対策を講じる必
要があると判断されたときは、訓練を中止する。なお、中止の判断は、当日
8時30分までに行い、岡山県から訓練参加機関に通知する。小雨の場合は、
訓練を決行する。(訓練の中止は、岡山県、上齋原原子力規制事務所長が協
議して決定する。)
(2)緊急連絡先
岡山県危機管理課 086-226-7385
(3)参加者駐車場
上齋原振興センター駐車場、上齋原文化センター駐車場
(4)受付
ⅰ)運営支援班による受付
訓練参加者は、受付において運営支援班による確認を受けて下さい。
ⅱ)受付の設置場所
受付は上齋原OFC参観者室入口付近(2階)に設けます。
以上
3
Ⅱ.各種訓練概要
1.事故発生通報伝達訓練
(1)目的
トラブル通報及び原災法第10条通報を受信後の報告、伝達方法について習熟を
図る。
(2)到達目標
事業者からの通報(トラブル通報及び原災法第10条通報)を受信した場合の処
理手順及び関係機関への通報伝達の習熟を図るため、以下の項目を重点的に確認す
る。
ⅰ)通報受信時の手順
・通報受信時の報告及び通信連絡の手順を確認する。
ⅱ)情報伝達に要する時間等
・岡山県庁においては、事業者から事故発生通報を受けてから、岡山県が定めた情
報伝達要領に従い、報告及び連絡を行い岡山県危機管理監等が報告を受けるまで
の時間及び報告内容を把握する。
(3)参加機関
原子力規制委員会原子力規制庁上齋原原子力規制事務所
自衛隊岡山地方協力本部・陸上自衛隊第13特科隊
岡山県・鳥取県
岡山県美作県民局
岡山県警察・鳥取県警察
鏡野町・三朝町
津山市
真庭市
津山圏域消防組合
一般財団法人津山慈風会津山中央病院
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター
(4)訓練概要
ⅰ)事故発生事業所から関係機関への通報・連絡
人形峠センターは、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構「人形峠環境技
術センター周辺環境保全等に関する協定書」及び「原子力事業者防災業務計画」
に基づきトラブル通報及び原災法第10条通報を行う。
ⅱ)上齋原OFCへの参集連絡訓練(一斉招集訓練)
原子力防災専門官は、人形峠センターからの原災法第10条通報を受け、関係
機関に一斉招集連絡を行う。
4
ⅲ)岡山県危機管理チーム会議を構成する職員の招集
岡山県は、岡山県地域防災計画(原子力災害等対策編)等に基づき岡山県危機
管理チーム会議を構成する職員の招集を行う。
ⅳ)関係機関への通報・連絡
・岡山県は関係機関へ災害発生についての通報・連絡を行う。
・岡山県危機管理チーム会議の決定事項等について、関係機関への通報・連絡等を
行う。
ⅴ)参集中の職員への伝達
・トラブル通報で参集を開始した職員に、原災法第10条通報の受信及びその内容
を伝達する。
・伝達を受けた職員は、移動中の職員に携帯電話等で情報を伝達する。
(5)日時
平成27年11月6日(金)9:00~10:00
(6)場所
原子力規制委員会原子力規制庁上齋原原子力規制事務所
自衛隊岡山地方協力本部・陸上自衛隊第13特科隊
岡山県・鳥取県
岡山県美作県民局
岡山県警察・鳥取県警察
鏡野町・三朝町
津山市
真庭市
津山圏域消防組合
一般財団法人津山慈風会津山中央病院
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター
以上
5
2.参集訓練
(1)目的
トラブル通報又は原災法第10条通報受信後に上齋原OFC派遣要員が移動に
要した時間を機関ごとに確認してトラブル通報受信後の参集状況のデータを得る。
(2)到達目標
ⅰ)トラブル通報受信後の対応手順の確認
岡山県職員(岡山県危機管理課等職員及び環境保健センター派遣要員)の参集
要領を確認する。
ⅱ)県庁からの職員が到着するまでの間の対応
原災法第10条通報受信後、岡山県庁からの派遣職員が到着するまでの間は、
美作県民局からの派遣要員が上齋原OFCとの調整・連絡にあたる手順を確認す
る。
ⅲ)各機関の職員が移動に要した時間の確認
各機関から上齋原OFCへ参集するために要する時間を把握する。
(3)参加機関
陸上自衛隊第13特科隊
岡山県・鳥取県
岡山県美作県民局・鳥取県中部総合事務所
岡山県警察・鳥取県警察
鏡野町・三朝町
津山圏域消防組合・鳥取中部ふるさと広域連合消防局
一般財団法人津山慈風会津山中央病院
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター
(4)訓練概要
ⅰ)上齋原OFCへの参集
上齋原OFC要員は、トラブル通報等受信後、各機関の参集計画に基づき参集
する。
ⅱ)その他の機関の参集訓練
トラブル通報等受信後、各機関の派遣要員は上齋原OFCへ参集し、参集に要
した時間を記録する。
ⅲ)岡山県庁からの派遣職員が到着するまでの間の対応
岡山県庁からの派遣職員が到着するまで間、美作県民局の職員が上齋原OFC
に先行して、本庁職員の受け入れ準備を行う要領を確認する。
ⅳ)移動中の情報収集
移動中に、岡山県防災・危機管理センター又は上齋原OFCと連絡を取り、
状況を把握する。
(5)日時
平成27年11月6日(金)9:00~11:30
(6)場所
岡山県庁他、訓練参加機関の事務所及び上齋原OFC
以上
6
3.岡山県危機管理チーム会議設置・運営訓練
(1)目的
原災法第10条通報の受信後に設置する、岡山県危機管理チーム会議の設置・運
営手続き等の習熟を図る。
(2)到達目標
ⅰ)危機管理チーム立ち上げと初動対応
①警戒体制から特別警戒体制への速やかな移行
②体制移行について関係機関への周知
ⅱ)特別警戒体制での活動
①上齋原OFC及び関係機関と連絡・調整手順の確認
②知事、議会、広報資料の作成手順の確認
ⅲ)会議開催
①岡山県危機管理チーム会議開催の手順の確認
②会議進行の手順の確認
③会議資料の作成
(3)参加機関
岡山県
(4)訓練概要
ⅰ)特別警戒体制時の対応
岡山県危機管理チーム会議の構成員が防災・危機管理センターへ参集し、岡山
県危機管理チーム会議を開催して事故状況の把握、関係機関の体制の確認及び各
種応急対策について検討・協議する。
ⅱ)テレビ会議システムによる協議
岡山県危機管理チーム会議の構成員が防災・危機管理センターへ参集し、上齋
原OFCの現地事故対策連絡会議とテレビ会議により事故に関する情報を共有し、
緊急時における応急対策活動の円滑化を図るとともに事後の対応等についての情
報を共有する。
ⅲ)会議の進行
危機管理チーム会議において危機管理監は、参加者に対して会議の目的を明確
に示し、会議に必要な資料を準備させる等の指示を出す。
ⅳ)関係機関との情報共有
上齋原OFC及び関係機関と必要な情報伝達・連絡を行い、危機管理チーム会
議の運営に必要な情報を収集する。
(5)日時
平成27年11月6日(金)9:00~15:30
(6)場所
岡山県庁:岡山県防災・危機管理センター
以上
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4.テレビ会議システムによる協議訓練
【上齋原OFC、岡山県庁、鳥取県、鏡野町及び三朝町による5者テレビ会議】
(1)目的
事故の対応で特に重要な時点(現地事故対策連絡会議の開催時、事故の状況が変
化した時点等)において、事故の状況、各機関の体制、今後の対応等の重要事項に
ついて防災関係機関相互に連絡・協議等を行い、状況、対応方針等について認識の
共有を図る。
(2)到達目標
ⅰ)テレビ会議システムによる協議要領の習熟を図る。
ⅱ)テレビ会議システムの操作要領を確認する。
(3)参加機関
上齋原OFC(現地事故対策連絡会議)
岡山県(岡山県危機管理チーム会議)
鳥取県(鳥取県災害対策本部)
鏡野町(鏡野町災害対策本部)
三朝町(三朝町災害対策本部)
(4)訓練概要
現地事故対策連絡会議、岡山県危機管理チーム会議等においてテレビ会議により
事故に関する情報を共有し、緊急時における応急対策活動の円滑化を図る。
主な協議項目等は以下のとおり。
・事故の状況の確認
・参集状況の確認、各機関の体制確認
・発災施設、発災施設周辺の状況の確認
・対応方針
(5)日時
平成27年11月6日(金)14:00~14:30
(6)場所
上齋原OFC、岡山県庁、鳥取県庁、鏡野町、三朝町
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【テレビ会議システムを活用した上齋原OFC及び岡山県庁による協議】
(1)目的
原災法第10条通報を受信した後、初動対応の状況及び今後の対応について、上
齋原OFC及び岡山県庁相互に認識を共有して緊急時における応急対策活動の円
滑化を図る。
(2)到達目標
ⅰ)テレビ会議システムによる協議要領の習熟を図る。
ⅱ)テレビ会議システムの操作要領を確認する。
(3)参加機関
上齋原OFC(現地事故対策連絡会議)
岡山県(岡山県危機管理チーム会議)
(4)訓練概要
原災法第10条通報受信後、上齋原OFCの体制が整っていない状況において、
上齋原OFC及び岡山県庁が、テレビ会議システムを活用して事故の状況、初動対
応の状況等を相互に確認する。
(5)日時
・平成27年11月6日(金) 10:00~12:30
(6)場所
上齋原OFC、岡山県庁
以上
9
5.現地事故対策連絡会議設置・運営訓練
(1)目的
原災法第10条通報の受信後、上齋原OFCに設置される現地事故対策連絡会議
の運営について習熟を図るとともに運用体制を確認する。
(2)到達目標
ⅰ)上齋原OFCの立ち上げと初動対応
①機能班責任者、機能班副責任者等
・上齋原OFC内外の状況の把握
②機能班員
・機能班責任者等の不在の間に入手した情報の記録及び資料を整理
・上記内容を到着した機能班責任者等への報告
③県、町からの連絡要員
・上齋原OFCに到着後、ブースを立上げて県、町等の本部へ報告
・到着までの間の状況を把握して本部に報告
ⅱ)機能班活動等上齋原OFC参集要員の活動
①機能班責任者、機能班副責任者等
・状況に応じた判断及び先行的に指示の発信
・上齋原OFC外での活動状況の把握
②機能班員
・機能班責任者等から指示された事項を迅速に実施
・指示された事項の結果報告及び経過を報告
・入手情報の記録、整理及び報告
③県、町からの連絡要員
・上齋原OFCでの活動状況から県、町として実施すべき事項・要望される事項
を把握して県、町等の本部に報告
・県、町等の対応状況を上齋原OFC内に周知
ⅲ)現地事故対策連絡会議等開催
①機能班責任者、機能班副責任者等
・現地事故対策連絡会議開催の判断及び開催に向けた準備の指示
(総括班責任者)
・総括班責任者の指示に基づく会議資料の準備指示(総括班を除く責任者)
②機能班員
・機能班責任者等から指示された事項の迅速な実施
③県、町からの連絡要員
・現地事故対策連絡会議で、報告すべきことを県、町本部から入手
・現地事故対策連絡会議等、上齋原OFCで入手した情報を県、町本部に報告
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(3)参加機関
原子力規制委員会原子力規制庁上齋原原子力規制事務所
原子力規制委員会原子力規制庁地方モニタリング事務所
陸上自衛隊第13特科隊
岡山県・鳥取県
岡山県警察・鳥取県警察
岡山県美作県民局・鳥取県中部総合事務所
鏡野町・三朝町
津山圏域消防組合・鳥取中部ふるさと広域連合消防局
一般財団法人津山慈風会津山中央病院
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター
(4)訓練概要
ⅰ)上齋原OFCの立ち上げと初動対応
①責任者等が参集するまでの間の情報の記録及び資料整理
②班員参集後の申し送り等による事態認識の共有
③機能班責任者等参集後の引き継ぎ
ⅱ)機能班活動
①業務予定表の作成及び修正
②上齋原OFC内の連携
③上齋原OFC外の訓練との連携
④事故事象が原災法第15条事象に拡大した場合に備えた検討
ⅲ)会議開催
①現地事故対策連絡会議開催の準備及び運営
②テレビ会議による情報共有の準備及び運営
③機能班責任者会議により、各機能班の状況を総括班に報告及び総括班責任者から
活動方針を指示
(5)日時
平成27年11月6日(金)9:00~15:00
(6)場所
上齋原OFC
以上
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6.プレス発表訓練
(1)目的
原子力施設で災害が発生した際に、原子力規制委員会・内閣府合同原子力事故現
地対策本部として実施するプレス発表の準備、発表要領等確認する。
(2)到達目標
ⅰ)上齋原OFC内及び関係機関への周知及び実施時刻の調整
ⅱ)プレス発表資料案の作成及び総括班、ERC広報班等関係機関との調整
(3)参加機関
現地事故対策連絡会議
(4)訓練概要
ⅰ)プレス発表(投げ込み)10:00
① 上齋原OFCの体制が十分でない場合の対応を確認する。
② 記載内容の確認、周知、投げ込み時刻の確認等、ERC広報班から送付される
資料を報道関係者に配付する際の手順を確認する。
ⅱ)プレス発表(記者会見は想定)12:00
① 上齋原OFCの要員が、国からの派遣要員を除き参集状況での対応を確認する。
② プレス発表資料案の作成及び関係機関との調整を実施する。
③ プレス発表の開催について、関係機関と調整する。
ⅲ)プレス発表(模擬記者会見を実施)14:30
① 上齋原OFCの要員が、国からの派遣要員を除き参集状況での対応を確認する。
② プレス発表資料案の作成及び関係機関との調整を実施する。
③ プレス発表の開催について、関係機関と調整する。
④ プレス発表開催準備及び模擬プレス発表を実施する。
(5)日時
平成27年11月6日(金)9:00~15:00
(6)場所
上齋原OFC
以上
12
7.緊急時モニタリング活動・調整訓練
(1)目的
緊急時モニタリングセンター(以下「EMC」という。
)を中心とした緊急時モ
ニタリングにおいて、岡山県緊急時モニタリング計画暫定版に基づいたEMC体制
への移行、EMCのうち企画調整グループ及び情報取集管理グループの活動につい
て確認する。
(2)到達目標
ⅰ)県モニタリング本部体制からEMC体制への移行
・原子力災害対策指針にさだめる「警戒事態」発生時から原災法第10条に定める
「特定事象」発生した際の体制、役割、情報の伝達経路等について確認する。
ⅱ)EMCにおける緊急時モニタリング実施手順の確認
・ERC放射線班との連携及び上齋原OFC放射線班との連携を確認する。
・モニタリング実施計画の改定手順を確認する。
・モニタリング実施計画に基づく指示書の作成手順を確認する。
(3)参加機関
原子力規制委員会原子力規制庁地方モニタリング事務所
岡山県環境企画課
岡山県美作県民局
岡山県環境保健センター
鳥取県衛生環境研究所
鏡野町
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター
(4)訓練概要
県モニタリング本部体制からEMCを中心とした緊急時モニタリング体制へ移
行した後、国の要員(地方モニタリング専門官を除く。
)が到着するまでの間の一
連の活動について、ERCからの指示(緊急時モニタリング実施計画)に基づいて
活動する。
ⅰ)企画調整グループを中心とした主な活動
・EMC設置に伴う役割分担(企画調整グループ、情報収集管理グループ
・ERC放射線担当への、緊急時モニタリング実施計画(案)の提案
・緊急時モニタリング実施計画に基づく、実施内容(指示書)の作成
・ERC放射線担当への結果報告、上齋原OFC放射線班との連絡調整
・ERC内での情報共有
ⅱ)情報収集管理グループを中心とした主な活動
・緊急時モニタリング結果の集約・妥当性確認
・緊急時モニタリング結果の企画調整グループへの伝達
(5)日時
平成27年11月6日(金)9:00~15:00
(6)場所
上齋原OFC、岡山県環境保健センター
以上
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