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19 出典:第30次地方制度調査会第15回専門小委員会資料に加筆

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19 出典:第30次地方制度調査会第15回専門小委員会資料に加筆
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● 横浜市の選挙区と定数
<各議会定数(H23.8現在) >
議会
定数
横浜市会議員
86
市内
市外
神奈川県議
会議員
<選挙人名簿登録者数(H23.3.31現在)>
42
65
(平成23年8月現在)
区名
鶴見
221,583
神奈川
189,980
西
78,774
中
113,880
南
164,993
港南
182,050
保土ヶ谷
167,589
旭
207,739
磯子
135,498
金沢
170,801
港北
266,734
緑
141,120
青葉
238,605
都筑
151,257
戸塚
221,244
栄
103,960
泉
125,858
瀬谷
102,617
計
・指定都市制度では、行政区=選挙区(市会・県会)。各区に区選挙管理
委員会が設置されている。
人数(人)
2,984,282
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● 地域自治区制度
■ 地域自治区
・ 市町村長の権限に属する事務を分掌させ、及び地域の住民の意見を反映さ
せつつこれを処理させるため、市町村が条例で、その区域を分けて定める区域
ごとに設置することができる。
・ 審議機関として地域協議会を置く(必置)。
■ 地域協議会
・ 次に掲げる事項について、市町村長等により諮問されたもの又は必要と認めるもの
について審議し、意見を述べることができる。市町村長等は、必要があると認めるとき
は適切な措置を講じなければならない。
① 地域自治区の事務所が所掌する事務に関する事項
② 市町村が処理する地域自治区の区域に係る事務に関する事項
③ 市町村の事務処理に当たっての地域自治区内の住民との連携強化に関する事項
・ 市町村長は、条例で定める市町村の施策に関する重要事項で、地域自治区の区域
に係るものを決定し、又は変更しようとする場合においては、あらかじめ、地域協議会
の意見を聴かなければならない。
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【地域自治区制度】(続き)
■ 指定都市の場合
指定都市は、条例で区ごとに区地域協議会を置くことができる。
区地域協議会については、原則として地域協議会に関する規定が準用される。
<指定都市の選択肢> *①~⑤は市域内で並存可
① 行政区に区地域協議会を設置し、その区域内に地域自治区を設ける。
② 行政区に区地域協議会を設置し、その区域を分けて地域自治区を設ける。
③ 行政区に区地域協議会を設置し、その区域内には地域自治区を設けない。
④ 行政区に区地域協議会を設置しないで、その区域内に地域自治区を設ける。
⑤ 行政区に区地域協議会を設置しないで、その区域を分けて地域自治区を設ける。
■ 指定都市における区地域協議会の事例
○ 浜松市
平成19年4月、各行政区(7区)に「区地域協議会(浜松市における呼称は「区協議
会」)」を設置
○ 新潟市
平成19年4月、各行政区(8区)に区地域協議会(新潟市における呼称は「区自治協
議会」)を設置
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● 区づくり推進横浜市会議員会議
○ 「個性ある区づくり推進費(自主企画事業費)」の創設を契機に、区と
各区選出市会議員が意見交換するための協議の場として、「区づくり
推進横浜市会議員会議」を平成6年5月に設置。
○ 会議では、各区における諸課題や各事業の必要性について、区長が
説明。区では、この会議で出された意見を極力予算へ反映させるよう
努めている。
○ 平成17 年度の区予算制度の改革に伴い、区政に関する重点政策
事業事項等について、これまで以上に各区選出議員と区がより多く意
見交換を果たせるよう、開催回数を年2回から3回に拡大するなどの
見直しを行った。
<年間の流れ>
・6月頃 当該年度執行計画
・10月頃 前年度執行実績、当該年度執行状況
次年度予算編成の考え方
・2月頃 次年度予算案の概要
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● 泉区の地域協議会について
同じ区内であっても、地域の状況は様々。抱えている課題も多様化している。
泉区の地域自治の3原則
・地域のことは地域で決める。
・地域の課題に地域が取り組み、行政が支援
・区民目線での区政チェックと区政への区民参画
■各地区経営委員会(12地区)では、地域で
解決できることを主体的に実践
<取組事例>
・災害時の地域支え合い組織づくり
・ふるさと意識の醸成を目的にしたふれあいまつり
・河川などの環境整備や花の苗植えを通じた
世代間交流、
・地域全体の健康維持増進活動など
■区民目線による区役所事業のチェック、区民
意見の尊重と施策への反映、区民の区政参画
を目的として、地域協議会を設置
各地域経営委員会からの推薦に基づき、12地区×2人、
計24人の委員を区長が委嘱。
委員の任期は2年(再任可)、無報酬(費用弁償あり)。
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■ 横浜市の行政区別人口等
人口
世帯数
1世帯当たり人員(人)
面積(km2)
高齢化率
横浜市
3,692,523
1,594,326
2.32
434.98
19.6
鶴見区
274,397
125,682
2.18
32.38
17.9
神奈川区
233,241
113,786
2.05
23.59
18.7
西区
95,231
49,437
1.93
6.98
19.0
中区
146,440
76,079
1.92
20.62
20.4
南区
195,347
92,740
2.11
12.63
22.6
港南区
220,523
90,281
2.44
19.86
21.7
保土ケ谷区
205,927
90,354
2.28
21.81
22.0
旭区
250,717
101,737
2.46
32.78
24.1
磯子区
162,265
71,121
2.28
19.02
22.5
金沢区
208,078
86,855
2.4
30.68
21.5
港北区
331,989
156,276
2.12
31.37
16.2
緑区
177,574
71,632
2.48
25.42
18.8
青葉区
305,725
121,499
2.52
35.06
15.4
都筑区
204,034
76,398
2.67
27.88
12.5
戸塚区
274,416
110,458
2.48
35.7
19.9
栄区
124,842
50,868
2.45
18.55
23.3
泉区
155,454
59,361
2.62
23.56
21.7
瀬谷区
126,323
49,762
2.54
17.11
22.0
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※人口は平成23年10月1日推計。高齢化率は平成22年1月1日現在
出典:第30次地方制度調査会第16回専門小委員会資料
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出典:第30次地方制度調査会第16回専門小委員会資料
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出典:第30次地方制度調査会第16回専門小委員会資料
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出典:第30次地方制度調査会第16回専門小委員会資料
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出典:第30次地方制度調査会第16回専門小委員会資料
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出典:第30次地方制度調査会第16回専門小委員会資料
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● 憲法と都道府県との関係について
第28次地方制度調査会 第6回専門小委員会参考資料をもとに作成
憲法が都道府県・市町村の二層からなる地方自治制度を保障しているのか
どうかについては、いくつかの学説がある。
甲説
都道府県及び市町村という二層制の普通地方公共団体の存在が憲法上
保障されている(ただし、地域の特殊性等から見て合理的理由があれば、
例外的に二層制が採られていない地域があっても違憲ではない。)。
乙説
共同体意識を基盤とした広い範囲の自治権を有する一般的・普遍的・
基礎的な地方公共団体をすべて廃止してしまうことは、憲法上許され
ないが、二層の普通地方公共団体が存立すべきことまでを憲法は保障
しているものではない。
他には、憲法で規定する地方公共団体は都道府県及び市町村であると断定することはしないが、
府県を廃止することが「地方自治の本旨」に反することがある、とするものもある。
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【参考】 政府見解
<国会答弁(昭和28.2.10 衆・予算委)>
佐藤(達)政府委員「従いまして現在の地方自治法におきましては、御承知の通り府県と市町村と
いうものを普通の地方公共団体の典型的なものとして、二階建をしておりますけれども、憲法上の
要請といたしましては、必ずしも二階建であることを要請しておるものではないと考えております。
もとより基礎的な地縁団体、共同体と申しますか、そういうものをなくしてしまうことは憲法上許さ
れませんけれども、その二階建の上層の部分を性質をかえて地方公共団体でなくするということは
法律をもってすれば可能であろう。」
<国会答弁(昭和37.2.28 衆・予算委)>
林(修)政府委員「純粋に憲法論でいけば(中略)たとえば都道府県というものを廃して道州制
を置くということも、私は憲法違反ではないと思います。その道州制を地方公共団体でなくする
ことも、また憲法違反では必ずしもない。(中略)たとえば都道府県が現在持っておる自治的な
機能を全部市町村に移して、しかも地方団体を一段階制にして、そして、たとえば都道府県を
単純な行政区画にするというようなことは、必ずしも憲法の地方自治の本旨にもとるものでは
ない、かように考えるのであります。」
※地方自治法制定当時には、都道府県の区域から完全に独立した特別市の
制度が規定されていたこともあり、政府としては、憲法上は必ずしも府県と
市町村の二層制を想定していないと解釈していたと考えられる。
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