...

米国海外研修2013

by user

on
Category: Documents
8

views

Report

Comments

Transcript

米国海外研修2013
SSH
⽶国海外研修
2014.03.16(Sun)
-22(Sat)
Google 前にて
⽶国研修マップ
研修の⽬的
国際社会で活躍できる研究者・技術者を育成するため、海外との学⽣や研
究者と交流することを通して国際的な視野を育む。
実践⽬標
⽇程表 ※時刻は現地時刻
(1) 研究機関,企業,現地校での研修を通して,国際社会の中での
⽇本の役割を認識するとともに,国際感覚を養う。
(2) 英語によるコミュニケーション能⼒やプレゼンテーション能⼒を⾼める。
(3) 集団⽣活の規律を守り,指導者の指⽰に従い,有意義な研修にな
るよう⼼がける。
(4) ⽣徒相互,教師との親睦を図り,⾃他の特性に気づき,新しい可能
性を引き出す。
⽇時
3 ⽉ 16 ⽇
(⽇)
11:00 サンフランシスコ到着
午後
3 ⽉ 17 ⽇ 午前
(⽉) 午後
3 ⽉ 18 ⽇
(⽕)
終⽇
3 ⽉ 19 ⽇ 午前
(⽔) 午後
3 ⽉ 20 ⽇
(⽊)
スケジュール
11:30 学校出発(関空〜サンフランシスコ)
Computer History Museum
Lawrence Hall of Science
SLAC
Lowell High School
Intel Museum
Google
午前
Lawrence Berkeley
午後
UC Berkeley
National Laboratory
3 ⽉ 21 ⽇ ・22 ⽇ 学校帰着
研修報告
3 ⽉ 16 ⽇(⽇)午後
●ENIAC について
この博物館では燃料電池のワークショップに参加しまし
た。実験をしながら,燃料電池の原理を理解したり,
COMPUTER HISTORY MUSEUM
⽔素の持つ化学エネルギーが電気エネルギーに変換さ
計算尺やそろばんなどの展⽰から始まり,機械式計算
れるときの変換効率を計算したりしました。
機,電気式計算機(電卓),真空管を使った計算
機,コンピューター,タブレットまで,コンピューターの歴
史が詳しく展⽰されていました。(ローウェル⾼校の数
学の教室には 2m ほどの⼤きさの計算尺が⿊板の上
にありました。計算尺の勉強もする?)
1946 年に開発された、世界初のスーパーコンピュータ
ーです。第⼆次世界⼤戦の時、銃の弾道を計算する
ために開発されました。戦後は、天気予報等に使われ
ました。ENIAC は、18000 個の真空管を使い、プロ
グラムを組むだけで何⽇間もかかっていました。
●これがタブレットの最初のものです。因みに⼀番下の
ものは 1998 年製です。たった 10 年間でここまで進
化しましたΣ(・□・;)今はウェアラブルコンピューター
が登場してきています。コンピューターの進化は凄いで
す!!
●電気分解のしくみ
2H2O→2H2+O2
+:4H2O+4e-→4OH-+2H2
-:4OH-→2H2O+O2+4e-
●変換効率
=
22400
(⽔素は 1mol あたり
22400J の化学エネルギーをもつ)
●⽔素から電気を得る仕組み
●そろばん(Abacus)について
3 ⽉ 17 ⽇(⽉)午前
LAWRENCE HALL OF SCIENCE
アーネスト・ローレンス(1901~1958)
アメリカの物理学者。サイクロトロンを発明したことで
1938 年ノーベル物理学賞受賞。103 番元素ローレ
ンシウムは彼の名にちなんでいる。
⽔素による燃料は⼆酸化炭素を排出しない。
最後に,現在カリフォルニアで⾛っている,ガソリンのバ
1946 年の東京で、トーマス・ウッドと松崎喜義が計算
対決をしました。トーマス・ウッドは電⼦計算機を使い、
松崎喜義はそろばんを使って対決したところ、4 対 1 で
そろばんの⽅が勝ちました。
そろばんは計算⼒と簡潔さにおいてはとても優れた道具
であったのです。
ス,電気バス,ハイブリッドバス,燃料電池バスなどの
購⼊費⽤・CO2 排出量・NOX などの⼤気汚染物質
の排出量・燃料費・⾛⾏可能距離などが書かれた⼀
覧表を⾒て,⾃分ならどのバスを購⼊するかを総合的
に判断し,その理由などをプレゼンテーションしました。
クォーク以外にも、SLAC を利⽤した研究、及び SLAC
⽇本語クラスでの交流の様⼦です。
によって解明された事実を元にした研究は多くのノーベ
ル賞を⽣んでいる。
光速の 99.9999999%まで電⼦を加速させることが
できる。
なぜ円型ではなく線型なのかと⾔うと、線型の⽅が円型
よりも⼩さいエネルギーで加速させれるからである。
またこの研究により宇宙の様々な謎を解明できるかもし
れない。
3 ⽉ 17 ⽇(⽉)午後
SLAC 3 ⽉ 19 ⽇(⽕)
NATIONAL ACCELERATION LABORATORY シリコンバレー発祥の地
SLAC とは加速器がある研究所である。
(ヒューレット・パッカードのガレージ)
線型加速器がある。
前後 3km あり先が⾒えないほど⻑い。
3 ⽉ 18 ⽇(⽉)
LOWELL HIGH SCHOOL
パートナーの選択している授業に⼀緒に⼊り,
ここから、シリコンバレーが始まったのです。⾃宅の
体験しました。受けた授業はそれぞれ違います
ガレージを研究・開発の作業場としていました。
が,物理・化学・数学・美術・英語・中国語・ア
メリカ史・環境・・。当たり前ですが,すべて英語
説明してくれている勝⽥さんは宇宙の研究が専⾨だそう
なので理解するのが難しかったですね。
です。この研究所であの例のクォークが発⾒された。
英語による課題研究のプレゼンテーションの様⼦
3 ⽉ 19 ⽇(⽕)
INTEL MUSEUM
3 ⽉ 19 ⽇(⽕)
→⽶国では⼤学や企業へのアプローチは個⼈で
GOOGLE
⾏うため多くの場⾯で達成感を感じられる
Intel の科学⼒を結集した展⽰物の数々があり
Google で働いている 2 ⼈のエンジニアの⽅に、
若いうちに多くの try and error!!
ます。
説明をしていただきながら、社内を⾒学させてもら
仕事は楽しく、遊び⼼を持って!
いました。
こちらは、Tommy Kan さん。Google の経営
3 ⽉ 20 ⽇(⽔)
理念や仕事の内容などについて、お話してくださ
LAWRENCE BERKELEY
下のディスプレイは、タッチすることで画⾯が変化し
いました。
ます。
●経営理念
NATIONAL LABORATORY
UC BERKELEY
・理解出来ないほど多くの情報(googole)を多く
UC BERKELEY の安俊弘先⽣のご厚意によ
の⼈が使いやすくすること
り、LAWRENCE BERKELEY NATIONAL
→ユーザーのニーズに合わせた情報の提供
LABORATORY でサイクロトロンのツアーに参加
・リスクを恐れず『世の中に良い』と思うものをすぐ
しました。解説は、研究者の Bernstein, Lee
提供
A.さんです。サイクロトロンの仕組みから加速した
→try and error!!
(例)G-mail...社内メールが外へ発展
●仕事内容
粒⼦を使った研究内容などについて、丁寧に英
語で説明してくれました。
データドリブン経営
Big Data から検索トレンドや traffic などそれぞ
れの⽬的に合わせて正しい⽅法で分析しより良
い情報を提供すること
(例)検索急上昇ワード、傾向⇦LINK の多いペ
ージほど好感度が⾼い
ミュージアムには、⽇本の企業(BUSICOM)
がかつて開発した電卓が置かれていました。
こちらは、Akira Hangai さん。熱いメッセージを
頂きました。
●google(S.F.)で働く利点
優秀な⼈たちと共に働ける
福利厚⽣
⾃分の提供ツールにインパクトのある反響を感じ
られる
多種多様な⽂化について学べる
●学⽣に向けてのアドバイス
とにかく外へ、外国へ!!
将来について早く決め、留学したいときはすぐに!
最後に、UC BERKELEY の会議室をお借りし
て、研修のまとめをしました。とても刺激的な 5 泊
7 ⽇の研修となりました。
Fly UP