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身体拘束に関するアンケート中の

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身体拘束に関するアンケート中の
(別紙)平成 26 年度「身体拘束に関するアンケート」自由記述回答抜粋
(問7)
「その他」の主な身体拘束
・前傾姿勢で車椅子から滑落の危険があるため、角度付車椅子使用。
・ベッドから立ち上がるため、ベッドから転落しないようにゆるめに広げたシーツで胸、腰
を固定した。
・オムツ外し頻回にあり、夜間のみオムツホルダー使用。
・おむつを触らないように腹部にバスタオルを巻きつける。
・車椅子を室外に出す。
・布団や靴の中に鈴を入れる。
・立ち上がり出来ないように車椅子の車輪後部に車輪止めをした。
・玄関入口の施錠。
(問9)(家族が希望したため身体拘束を行ったと回答した事業所のみ)家族の希望
に対して、施設の誰がどのような対応を行ったか。
・介護主任が、本来身体拘束はなくすべきものであることを説明したが、強く希望された。
(特養)
・家族からベッド4点柵の提案がある。相談員、介護長で身体拘束に該当する旨を伝えて実
施することで生じる弊害の説明も行い理解されたが、帰宅後施設に4点柵の実施を希望する
電話があり実施となった。(特養)
・骨折等怪我をさせるくらいなら安全を優先してほしいとの訴えに対して、各主任や相談員
が身体拘束である旨を説明し確認、同意を得たうえで、家族の希望に沿うように行っている。
(特養)
・見守りの強化、転落した場合の被害軽減を目的としたマットの設置などを行っていること
を説明して、拘束以外の方法で対応できないか説明した。(特定施設)
・将来的に身体拘束をなくしていくことを前提に、管理者が家族の希望に受容的に対応した。
(GH)
(問9)
「その他」の身体拘束が必要となった主な理由
・ベッド上での体動少なく転落の危険性は見られないが、本人の恐怖心が強くベッド柵が4
本でないと怖いとのことで、本人の訴えによりベッド柵を4本にして対応。本人様が安心で
きるような環境を整えた。(特養)
・車椅子からのずり落ち。(療養型)
・尿汚染・便汚染が続き夜間まであり、風邪をひく可能性があったため。(特定施設)
・病院より直接入所した際に、すでにベルトを着けていた。(GH)
・おむつはずし不潔行為が続いたため。(GH)
・風邪をひき熱発しているにはかかわらず、そのことが理解できずに歩き続けたり、他入居
者に接触されるため。(GH)
(問 13)「その他」の主な切迫性の判断
1
・こちらは切迫性を感じなかったが、家族が希望されたため合議により実施。(特養)
・入院中から抜去あり抑制にて対応してあった。(特養)
・実害はないようだが、家族の強い希望により柵4本で対応。(療養型)
・医師の判断による。(GH)
・家族が希望したため。(GH)
・家族の強い希望による。(ショート)
・
(問 16)「その他」の身体拘束の実施に至るまでに行った主な対応
・病院受診。(特養)
・(経管栄養のチューブを)目に見えないように位置を変えたりした。(特養)
・家族への面会回数増の協力依頼。ぱなし対策への教育と工夫の継続。(特養)
・病院より入所した際にすでにその行為に至っていた。(GH)
・
(問 17)「その他」の身体拘束の実施中に行った主な対応
・マンツーマンでの対応。(特養)
・家族への面会依頼。精神薬投与も視野に入れた医師との面談調整。ぱなし対策。(特養)
・家族が泊まりに来る。(特定施設)
・家族にも協力を得て夜間に泊まって頂いた。顔を見ることで気持ちが安定された。(GH)
(問 18)
(身体拘束の実施前・実施中に代替策に関する知識の習得及び検討を行わな
かった事業所のみ)代替策の検討を行わなかった(できなかった)理由
・代替策が無かった(チューブ引き抜きの代替策が有るならば、医療機関の拘束も無くなる
と思われる。)。(特養)
・緊急を要したため。(特養)
・実施前にセンサーマットを使用していたり、巡視回数も多くしていて、それ以外の対応が
見つからなかった。(特養)
・限られた職員数の中、他入居者支援もあり、安全を優先するためには代替策が無かった。
(特養)
・職員不足のため、せざるを得なかった。(老健)
・転倒リスクが高いため、薬以外にはこれしかない。(特定施設)
・職員配置の変更、増員が不可能であったため。(特定施設)
・職員が身体拘束であることに気付かなかった。(GH)
・家族が強く希望されたため。(GH)
・スタッフ全員と家族との話し合いの結果なので、他の検討はしなかった。(GH)
(問 19)「原因の消滅」、「代替策の確立」の主な内容
・掻きむしっていた傷からの出血も止まり縫合した。歩行状態の安定。(特養)
・精神的に落ち着き、チューブを抜去する恐れが低くなった。(特養)
・居室の変更。(特養)
・広いサラシ、バスタオル等で胸から腹部を被う。(特養)
・綿の5本指の手袋にて様子観察と手浴の施行強化。(特養)
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・本人の生活リズムにあわせた睡眠時間の確立及び早急に立ち上がろうとする原因の除去に
より、センサーマット使用で対応できるようになったため。(特養)
・PEG 抜去予防のためミトンを使用していたが、腹巻に代えてミトンを外した。(老健)
・家族面会時に手を握ってもらう、スタッフが会話する際に手を握る等していった。症状悪
化に伴い手の動きが少なくなった。(療養型)
・皮膚搔痒による自傷行為に対しては、爪を短く切ったり軟膏塗布にて症状軽減。(療養型)
・チューブ・点滴ルート位置と患者ポジショニングの工夫で自己抜去がほとんどなくなった。
(療養型)
・頑なに柵4本を主張する家族と信頼関係を築き、毎週の状況報告を行う。(療養型)
・つなぎ服から腹巻に変更し、本人の手が入らないようにした。(特定施設)
・ポータブルトイレへの時間ごとの誘導と、排尿確認することでタオルを巻くことが無くな
った。(特定施設)
・ずり落ちないように椅子の部分を高く長く工夫した。(GH)
・行動パターンを把握することにより、職員の対応を統一し支援していることで消滅した。
(GH)
・経管栄養注入時間の変更及び見守り職員徹底の配置を行った。(GH)
(問 20)「その他」の身体拘束を実施しないために必要であった主なこと
・入居者の理解と協力。(特養)
・ギブスを外さないように見守り、気持ちを他に向ける工夫。(特養)
・社会的理解。(老健)
・常時誰かがついてみている。(特定施設)
(問 22)
「その他」の身体拘束を行わなかったが対応に最も苦慮した事例の主な原因
・椅子や車椅子からの急な立ち上がり、トイレへの移行時のふらつき。(老健)
・不潔行為。(療養型)
(問 23)
「その他」の身体拘束を行わなかったが対応に最も苦慮した事例で、身体拘
束の実施に至らなかった主な理由
・適切な向精神薬を使用することにより落ち着かれた。(特養)
・服薬している薬(副作用や相互作用も含め)の見直し。専門医の受診等。(特養)
・見守りを強化した。ナースステーションに一番近い居室へ。(老健)
・利用者の思いを真剣に聞いて対処した。(小多機)
(問 23)身体拘束を行わなかったが対応に最も苦慮した事例で、身体拘束の実施に
至ることを防いだ具体的な代替策
・危険を知らせるセンサーの利用と職員の見守り意識を高める。(老健)
・ベッドの位置を工夫した。(療養型)
・ベッド横にマットレスやセンサーマットを設置。(特定施設)
・ベッド使用していたが転落の危険性が高かったため、床に布団を敷いて対応した。(特定
施設)
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・ベッドからの転落があるため拘束を行うのではなく、ベッドの高さを一番低くしてベッド
横にベッドマットを敷いたり、起き上がられた時にセンサーが反応するように設置するなど
の工夫を取った。(GH)
・ベッドに離床センサーマットを敷く。足元にセンサーを置く。(小多機)
・経管栄養チューブを抜くおそれがあるとのことで、本人の負担を減少し拘束等を行わない
で良い方法として半固形のものに変更し、時間短縮して対応した。(小多機)
(問 24)「その他」の主な身体拘束に関する施設の方針
・本来、施設の方針は一切行わないだが、家族が希望される場合は、合議の上実施すること
もある。(特養)
(問 30)身体拘束を「必要」と考える主な理由
・利用者の身体や生命に危険があると思われる場合には、身体拘束を行うことも必要である
と思う。(特養)
・マンツーマンの見守り以外に危険性を排除できないケースがある。(特養)
・4点柵の対応で家族が希望した場合の対応が難しい。体動による転倒のリスクがあるのに、
柵を廃止することを検討しないといけない。家族はリスク回避を優先する。(特養)
・精神科入院中に身体拘束をしている場合など、急に身体拘束をしない状況では対応できな
い。(特養)
・家族より事故防止の要望。(特養)
・本人を守る事故防止のためには一時的に使用することは必要と思う。(特養)
・多様化する個別ケアに対応し、人員不足の中で本人や他の利用者の安全を確保するために
はやむを得ない。(特養)
・身体の安全を確保することも必要と考える。(老健)
・現状のマンパワーでは安全を確保できない。(老健)
・特定の利用者の尊厳を守るために、他の利用者や職員を犠牲にするのは、いかがなものか。
(老健)
・骨折・怪我等家族側からするとさせたくないという強い希望もあり拘束も必要なのかと思
う。(老健)
・医療行為に支障をきたす恐れあるため。(療養型)
・治療継続のためと、本人の安全を守るためには、やむを得ない場合もある。(療養型)
・認知症、重症化、見守り不足に伴って拘束せざるを得ない。(療養型)
・他の患者がいるので常時側についているのは不可能である。重大事故発生防止としてはや
むを得ない。(療養型)
・転倒による骨折等で入院することで、認知症の進行や施設へ戻れるか等、家族は不安を抱
える。(特定施設)
・本人の生命に危険が及ぶと考えられる場合、他者を傷つけるおそれがある場合、必要だと
思う。(特定施設)
・職員配置上困難なケースもあり、またどこからが向精神薬の過剰服用にあたるか判断でき
ない。(GH)
・利用者の動きが重なったときなど、安全のため一時的にベッド柵を使用する事は必要と思
4
う。(GH)
・自身の生命・身体・精神等に影響がある場合は、一時的に拘束せざるを得ない時もあると
思うため。他者への被害が考えられるとき、時と場合では対応すべき。(GH)
・理解力が低下された認知症の方の生命を守るためには身体拘束は必要であると思う。(GH)
・安全な生活を行って頂き、家族、本人が安心できるよう考えると、必要かもと思う。(小
多機)
・自身や他者を傷つける恐れがある場合に、身体拘束をしなくて良い方法が見つからない時
は必要。(小多機)
・職員不足がどの施設でもあっていると思う。時と場合によっては一時的にでも施行せざる
を得ないときがあるが、家族とも話し合い、了解を得なければいけないと思う。事故になっ
ては遅い。(小多機)
(問 30)身体拘束を「不要」と考える主な理由
・基本的には職員の対応次第で拘束は必要ない。今回は家族の強い希望により行った面があ
った。再三不要の説明を行っても納得しなかった。(特養)
・今まで介護困難事例を受け入れてきたが、どんな方でも介護現場のケアの工夫で支援でき
ている成果がある。身体拘束を行うことによる悪循環を考えるとすべきではない。虐待に当
たる行為はしてはならない。(特養)
・どういう状況であったとしても身体拘束に必要性は感じない。自傷他害の恐れのある方に
も、やむを得ない措置を講じるまでの有効な時間や手立ての使い方があるだろうし、職員の
配置換えや短期間の増員もありうる。(特養)
・施設長を始め、職員の身体拘束はしないという方針の徹底で回避できる。(特養)
・人権擁護及び身体的・精神的・社会的弊害と悪循環。(老健)
・離床センサーなど利用者の行動パターンに合わせた対応を実施。身体拘束行為そのものが
「人」としての対応ではない。特に認知症のある方は、拘束することで不穏を招き、スタッ
フへの不信感が強く、適切なケアを受け入れられなくなる。身体関係を築くことが大切で、
「人として対応する」接遇教育も対策として含めて良いと思う。(老健)
・身体拘束を行うことが行動障害等の解決になるとは思えないため。(老健)
・人らしく過ごして頂きたいと職員でよく話をしている。(老健)
・人間としての尊厳を大切に考えているため、身体拘束は行わない。困難事例が発生しても
多職種が協力して対策を立て、身体拘束を必要としない対応が十分にできている。(老健)
・施設全体では拘束をしないというルールに則りケアを実践している。スタッフ一人一人が
身体拘束による弊害を熟知理解している。(老健)
・対象なりの行動理由があり、アセスメントを深めれば必ず原因特定に近づくから。(老健)
・身体拘束は人権侵害となり、知恵を絞れば必ず何か手立てはあると思うから。(特定施設)
・その人らしい生活を送れるようケアの工夫等を考え続けていくことで、職員の意識は高く
なり、拘束をしないケアが当たり前だと思えるようになると実感している。(特定施設)
・身体拘束を行うことで、利用者のADLを低下させ、心理的な混乱や不安感・不満感を増
幅させ、一層の対応困難を招いてしまう。また、身体拘束を行うことで職員が利用者への尊
敬や心遣い等を欠いてしまう恐れがある。(特定施設)
・拘束をすることが本人の心身の状態を悪化させることとなり、苦痛が生じるとともに更な
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る介護も必要となってくる。その人らしさを失わせる拘束は不要。(特定施設)
・認知症の方に限らず、抑制されれば不快な思いや不安、苦痛を感じると思う。これは人権
の侵害だと思う。本人の意思は出来る限り尊重されるべきであり、手立てを検討し、実現に
向けた努力と配慮が生活の質の向上につながると考えるから。(特定施設)
・施設サイドだけでなくご家族の力が必要だが、協力(理解)が望めれば不要と考える。(GH)
・利用者の安心安全を考える。拘束するより利用者の思いを尊重し、寄り添うケアが良いと
考える。(GH)
・本人の意思を無視するような行為は望ましくないと思う反面、命の危険がある際は必要か
とも思うところもある。また、自傷行為がある方の対応等で介護職員のストレスが過剰にか
かるのではないかとも考える。(GH)
・人権侵害であり拘束は行うべきでない。拘束を行うことで逆効果となり事故が増える可能
性がある。職員のケアに対する怠慢につながる。拘束を行うことで見守りをしなくて良い、
関わらなくてもいいと勘違いしてしまう。(GH)
・利用者の状況を把握し、よりそう介護を行えば必要ないと考える。(ショート)
・アセスメントを適宜行うことで問題点を見出し、心身の行動に関心を持ってチームアプロ
ーチを行うことで身体拘束を回避できると考える。(小多機)
・認知症で徘徊や攻撃的行動等があってもその人なりの理由があると思うので、その解決の
方が大切と考えるからです。(小多機)
(問 30)身体拘束を「必要とも不要とも決められない」と考える主な理由
・(多床室のため)他者の生命に関わる場合や本人の生命に関わる場合に、それしか対応策
が無ければ必要なのかもしれない。(特養)
・その方の体を守るため必要だと思うが、過剰な拘束はいけないと思う。なくすために職員
で検討することに意義がある。(特養)
・身体拘束は行わないとの思いで検討していくべきだと考えるが、事故が発生した時や発生
につながる状況があった時は必要性を感じるときがある。(特養)
・施設では入所契約時に身体拘束は行わないと話すも、身体拘束を希望される家族もあるた
め。(特養)
・個人の自由や尊厳を大切にを第一に考えるが、認知がひどく、生命の危険にかかわること
もあるため。また家族の協力や理解がなされてないとリスクマネジメントの問題も発生する
ため。(特養)
・人の尊厳を守るためにとても大切な事であるが、現行の人員基準では厳しい。また、利用
者からの暴行にぐっと耐える職員の姿を見て、どう対応したらよいか悩んでいる。身体拘束
をゼロにするにはどうしたらよいか、机上の総論ではなく、現状の高齢者ケアに沿った各論
に基づいた議論をもっと深めてほしい。(特養)
・家族希望の場合、実施しないことによって事故が起きた場合の責任。様々なケースもあり
全部一括りにすることも問題だと思う。(特養)
・ハード、ソフトの問題がある中で、多様な利用者を回避せずに受け入れるとなると、職員
の動きだけでカバーするには困難なケースが出てくると思う。(特養)
・家族の希望があれば検討しなくてはいけないと思う。(特養)
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・個人の尊厳を守ることはとても重要なことではあるが、拘束を行わないことで生じる事故
や自傷行為による本人への心身の負担を考えると必ずしも不要とは言えない。(特養)
・利用者の身体拘束を除去したいと考えるが、それにより利用者がけがをしたり、家族から
の身体拘束を希望する声もあり、難しさやジレンマを感じる。(特養)
・基本必要ないと思われるが、全体で一生懸命取り組んだ結果、事故につながり賠償になる
恐れがある。(特養)
・「安全=命」、「自由=尊厳」という相反するものを同じステージで議論しているため。
(老健)
・代替策等で対応し殆どの場合は不要。すべきではないと思うが、命にかかわるような事故
が予測されるケースもあるので、全く不要であると言い切れないと感じている。(老健)
・家族が事故などの回避のため希望することもある。(老健)
・利用者にとって最善と考え援助するが、家族の強い希望「骨折をさせて痛い思いをさせた
くない」という気持ちを考えると、難しい。(老健)
・個人的には拘束は反対だが、認知症等により明らかに転倒の危険がある方等もおられ、怪
我等も考えると必要な時もあると思う。施設でゼロに近づけても病院から来られる方が拘束
されていることが多いので、病院の方も廃止に力を入れていってほしいと思う。(老健)
・行動を制限するという考え方に固執し、転倒、転落、トラブルにつながることは否定でき
ない。(老健)
・基本的には不要と言う考えであるが、夜間の少ない人数配置の中での安全確保と拘束との
関係の難しさを感じている。(老健)
・拘束は身体的、精神的弊害を生じさせるため、拘束しないケアの実施に努める必要がある
と思うが、医療行為を行う上で、生命や身体を保護するためにはやむを得ない状態も発生す
る。(療養型)
・本人の権利擁護のためには行わないことが望ましいが、その結果転倒事故が起き、家族か
らのクレームが起こるから。(特定施設)
・ゼロか百かという理論だけでは現場は回らない。一人一人違う。(特定施設)
・問題行動や胃瘻チューブの方で病院からの受入の方はほとんどの場合、病院から当たり前
のように身体拘束が絶対必要と言われる。(GH)
・拘束することで解決したことにはならず、他の問題点(より不穏となったり、家族からの
不信感等)につながるから。(GH)
・安全のために身体拘束したが、入居者がかえって不穏になり危険になることもあるため。
(GH)
・入居者の人権を保障しつつケアを行うという基本施設は必要であるが、介護現場での職員
の負担も考える必要がある。(GH)
・夜間帯1名時に重大事故になるような可能性がある場合はやむを得ないこともあると思う
ため。(GH)
・市町村によって拘束の範囲がバラバラ。時と場合によっては必要とされるため。(GH)
・身体拘束を限りなくゼロにしたい気持ちはあるが、スタッフ不足と、高齢のうえ介護度も
高い利用者は、転倒などによる命の危険がある。現場スタッフの気持ちとしては、綺麗ごと
では割り切れない。(GH)
・施設では入所契約時に身体拘束は行わないと話すも、身体拘束を希望される家族もあるた
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め。(ショート)
・個人の尊厳を守ることはとても重要なことではあるが、拘束を行わないことで生じる事故
や自傷行為による本人への心身の負担を考えると必ずしも不要とは言えない。(ショート)
・当たり前のことながら、身体拘束をすることによって誰のためになるかが重要。スタッフ
のためなのか本人のためなのか。(小多機)
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