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日本政府観光局

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日本政府観光局
日本の魅力を世界にPRすること
それが私たちの仕事です
本日の構成
■
日本政府観光局(JNTO)の仕事について
・ 政府観光局とは?
・
日本の政府観光局とは?
・
日本政府観光局(JNTO)とは?
・
インバウンド・ツーリズム(訪日外国人旅行)について
・ 外国人旅行者誘致に向けたJNTOの取り組み
■
先輩職員の仕事紹介
①
■
先輩職員の仕事紹介
②
■
キャリアパス・求める人材像・今後の選考スケジュールについて
政府観光局とは?
外国人旅行者の誘致を目的に
設置された政府機関
海外の政府観光局の場合は・・・
「日本人の海外旅行者誘致」のために
日本で各種プロモーション活動を展開
日本の政府観光局は?
日本への旅行者誘致のために、
世界中でプロモーションや
様々な活動を展開
日本政府観光局とは?
主な業務
正式名称
独立行政法人 国際観光振興機構
(国土交通省 観光庁所管)
目的
インバウンド振興(外国人旅行者の誘致)を通じて
外国人旅行者を増大させることにより、国民経済の
発展と国際相互理解の増進に寄与し、観光立国の実
現を目指す。






訪日旅行市場に関する市場分析・マーケティング
海外現地旅行会社の訪日ツアー企画・販売の促進
海外現地メディアを通じた広報活動
訪日観光ポータルサイトの運営
国際会議(MICE)の誘致・開催促進
経営企画・経理・人事などの管理業務
組織
 職 員 : 89人(国内58人、海外31人)
 国 内 : 本部(東京)
 海 外 : 13事務所
※平成24年1月1日現在
インバウンド振興を通じた観光立国の意義
① 人口減少社会における
② 交流人口増加による
成長戦略
地域活性化
③ 国際相互理解の増進
④ 潤いのある豊かな
生活環境の創造
観光立国戦略会議・観光実務に関するワーキング・グループ資料
新成長戦略(基本方針)~輝きのある日本へ~
(一部加筆修正)
インバウンド振興を通じた経済効果
2009年国内旅行消費額は25.5兆円
→ うち訪日外国人による消費額は1.2兆円(全体の4.6%)
訪日外国人旅行
1.2兆円(4.6%)
日帰り旅行
5.5兆円(21.5%)
海外旅行(国内分)
1.5兆円(5.8%)
国内旅行消費が
もたらす経済効果は?
宿泊旅行
17.4兆円(68.0%)
(出典: 観光庁 2009年旅行消費額)
景気低迷の中、外国人旅行者の来訪に伴う
地域の活性化、インバウンド関連産業の振興
に対する注目・期待の高まり
JNTOの取り組みに対する
注目・期待も高まる
6
インバウンドの現状
【1964年から2010年までの訪日外国人旅行者推移】
訪日外国人
3,000万人へ
(万人)
2003年までは200~300万人の増加に
約20年を要したが、
ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)
開始以降は、4年間で314万人の増加を達成。
1,000
900
800
700
2003年
835
VJC開始
679
733
673
614
600
524
476
500
521
411
400
324
300
20年間 200万人突破
200
100
835 861
35 43
85 66 72
52
76
68
74
92
104
132
179
211
284
206 236
358 347
384
4年間
+314万人
19年間
+310万人
0
64
66
70
72
76
78
80
82
84
86
西暦(年)
88
90
92
94
96
98
00
02
04
06
08
10
(作成:JNTO)
7
外国人旅行者誘致に向けたJNTOの取り組み
① 訪日旅行市場に関する
③ 海外現地メディアを通じた
市場分析・マーケティング
広報活動
JNTOのマーケティング情報を
② 海外現地旅行会社の
関係者は高く評価
訪日ツアー企画・販売促進
メディア露出は2,000件超
広告換算額は240億円
先駆的な訪日ツアーの支援により
約66万人が訪日
④ 訪日観光ポータルサイト
(ツアー客全体の約27%)
(10年度/JNTO推計)
の運営
⑤ 国際会議等(MICE)の
誘致・開催支援
訪日観光ポータルサイトとして
トップレベルのアクセス
年間70件程度の国際会議等を誘致し
(1億6,890万ページビュー)
地域活性化・国際化に貢献
外国人旅行者誘致に向けたJNTOの取り組み
~訪日旅行市場に関する市場分析・マーケティング~
海外事務所のマーケティング活動による
分析結果は、観光庁のVJ事業企画立案の
基礎情報としても活用されている。
インバウンドの統計資料及び
マーケティング資料を発行
→ 国・地方公共団体・民間団体はインバ
ウンド戦略の基礎資料として活用
 日本を訪れる外国人の数的概況を知るには…
国際観光の概要を把握
する基礎資料
「日本の国際観光統計」
「訪日旅行誘致ハンドブック」
外国人観光客の増加に取り
組むための具体的資料
 訪日旅行市場への効果的アプローチのために…
外国人旅行者誘致に向けたJNTOの取り組み
~訪日ツアーの造成・販売支援~
■訪日ツアー造成・販促支援サイクル
継続販売・定番化に向けた取組へ
【市場の現状把握・分析】
*消費者の趣向(人気商品の特徴・理由)
*旅行会社から求められる要素、旅行会社としての希望・意見
*行程・コスト・手配面等における条件や制約、問題点
*提案内容の市場における総合的な競争力、勝算
【改善点の整理】
*販売実績の把握と傾向分析
*旅行会社との意見交換・協議
*具体的な改善案・計画の策定
【ツアーの催行】
*旅行商品の総点検
*参加者の反応、意見の聴取
*長所・短所の洗い出し
【商品開発における支援】
旅行会社の動き
モデルルートの策定
事業主体の動き
≪旅行商品企画者への支援≫
・観光情報の提供
・企画提案
・実際の旅程視察(招請)
【販売促進における支援】
事業主体の動き
旅行会社の動き
★メディア招請⇒日本特集の増強
★需要喚起型広告の展開
①ツアー募集広告の掲載
②ツアー特集記事の掲載
《ツアー造成》
*仕入原価の試算
*内容、コストの調整
*実際の手配
≪手配環境の整備と改善≫
・航空会社への協力要請
・宿泊施設情報の提供
・ランドオペレータとの連携
旅行商品の完成
《ツアー販売》
*営業・セールス
*自社店舗販売員
*販売代理店
≪販促面での支援≫
≪販促面での支援≫
・共同広告の掲載
・共同広告の掲載
・広告費の財政支援
≪販売部門への支援≫
・商品説明会の開催
・商品説明チラシ等の販促
補助ツールの作成・配布
・メディアを通じた商品
関連情報の発信
10
外国人旅行者誘致に向けたJNTOの取り組み
~訪日ツアーの造成・販売支援~
中国団体旅行では、定番の “ゴールデンルート 大阪⇔東京” に加えて、
新設中央道ルートで需要創設と多様化促進
温泉と山岳リゾート
(避暑・雪遊び等)
都市景観、伝統と先進性、
日本の流行・ファッション、
ショッピング等を満喫
八ヶ
岳
風情ある伝統的な
街並、日本の田舎
妻籠
お洒落な古都、歴
史を感じる伝統的
な日本
▲富士山
企業ギャラリーや
先端産業の見学
新幹線の乗車体験
雄大な富士山眺望、
箱根の火山や富士山
周辺の温泉旅館(和
室・和食)体験
東京ディズニーリゾート
繁華街散策とショッピング
11
外国人旅行者誘致に向けたJNTOの取り組み
~海外現地メディアを通じた広報活動~
多面的な媒体活用で最新情報を幅広いセグメントに訴求
テレビ番組 新聞・雑誌広告 新聞記事
雑誌記事
イベント会場
JNTOサイト
映像広告
インターネット広告
相互リンク
屋外・交通広告
VJ事業特設サイト
12
外国人旅行者誘致に向けたJNTOの取り組み
~海外現地メディアを通じた広報活動~
ガイドブック
雑誌記事
TVCM
北京での旅行見本市
(BITE2009)
フランス政府観光局との
共通イメージ広告
外国人旅行者誘致に向けたJNTOの取り組み
~訪日観光情報ポータルサイトの運営~
◆特徴 : 13言語で日本全国の観光資源や旅行時の実用情報を提供
総アクセス数(2010年度)
外国人旅行者の使用言語の90%以上をカバー
約1億6,890万PV
海外事務所ローカルサイトでは現地の情報ニーズに応じた情報発信
(前年比55.4%増)
管轄市場言語で訪日基本情報及び所轄市場向け情報を提供
◆訪日旅行者サポート機能の提供
英語
中文簡体字
フランス語
タイ語
イタリア語
アラビア語
韓国語
中文繁体字
ドイツ語
ロシア語
ポルトガル語
スペイン語
◆フォトライブラリ
•◆動画共有サイトYouTubeなど、
外部有力サイトとの連携強化
外国人旅行者誘致に向けたJNTOの取り組み
~国際会議等(MICE)の誘致・開催支援~
◆コンベンションとは?
大会、会議、展示会、見本市、イベントなど非日常的な人の集まりを核として、
人やもの、知識、情報、技術を呼び込む仕組み。
◆MICEとは?
コンベンション関連産業で新たに市場を表す言葉
M(Meetings)
I(Incentives) C(Conventions) E(Exhibitions/Events)
◆国際会議等を誘致すると?
① 外国人旅行者数の増加につながる
② 国際的知名度の向上
京都議定書を締結した京都会議(1997年)
③ 地域・分野の発展、活性化、国際化などに
貢献することが可能(経済効果)
外国人旅行者誘致に向けたJNTOの取り組み
~国際会議等(MICE)の誘致・開催支援~
(参考)
日本は538件(第5位)と、アジアではシンガポールに次ぐ2位。
800
シンガポールは689件(2位)と昨年2位のフランスを抜き、躍進。
(件)
700
600
500
400
1位 アメリカ: 1,085件
2位 シンガポール
2003
年
2004
年
2005
年
2006
年
2007
年
2008
年
2009
年
日本
12位
14位
17位
18位
5位
4位
5位
シンガポール
23位
20位
15位
10位
4位
3位
2位
韓国
32位
17位
14位
16位
15位
12位
11位
中国
20位
11位
11位
14位
16位
13位
17位
3位 フランス: 632件
4位 ドイツ:555件
689件
5位 日本
538件
11位 韓国
347件
300
200
17位 中国
日本
100
246件(従来基準)
225件
(目標値252件)
0
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
※国際団体連合(UIA)統計を基にJNTOが作成
JNTOと観光庁、民間事業者の役割と連携
JNTOの役割
観光庁
・観光庁業務は、多岐に渡る
① 現地マーケットのきめ細かな
把握とマーケティング
・海外のプロモーションに際
し、国の機関は 外務省在外公
館のみ
② オールジャパンとしての観光
戦略の企画立案への協力
・民間からの協賛による効率
③ 中立・公平な立場での地方自
治体、民間事業者 のコーディネ
ーション
的、効果的な 事業実施ができ
ない
・マーケット分析
④ 信頼性の高い訪日旅行情報の
海外発信
・政策の企画、立案への協力
民間事業者
・民間は収益性の高い短期的取
り組みに集中
・認知度が低い地方の取り組み
は民間では限界
・事業者間の連携、共同事業実
施に限界
・事業準備段階での助言、協力
・実施事業へのマネジメント業務
独立した機動性の高い公的な専門機関の必要性
海外でも政府観光局が機能
3.JNTO職員として思うこと
■
海外勤務で学んだこと
選択と集中が必要
総合力が不可欠
異文化理解が重要
・・・驚くようなことも
■
仕事のやりがい等、職員として思うこと
インバウンド旅行の重要性が増している
様々な経験や知識を得られる機会が多い
多様な人材が集まり仕事の幅がひろがる
海外拠点強化と受入体制の整備が課題
国内でのJNTOの認知度向上も重要
3.JNTO職員として思うこと
■
海外勤務で学んだこと
選択と集中が必要
総合力が不可欠
異文化理解が重要
・・・驚くようなことも
■
仕事のやりがい等、職員として思うこと
インバウンド旅行の重要性が増している
様々な経験や知識を得られる機会が多い
多様な人材が集まり仕事の幅がひろがる
海外拠点強化と受入体制の整備が課題
国内でのJNTOの認知度向上も重要
キャリアパスについて
原則、3年を目安としたジョブ・ローテーションで
事業部門/管理企画部門/海外事務所を経験
海外事務所
<世界13カ所>
VJCの最前線
プロモーション事業
マーケット情報の収集・分析
管理企画部門
事業部門
事業企画
マーケティング
海外事務所の事業サポート
宣伝ツール制作
JNTOウェブの運営
本部(東京)
経営企画
事務所管理
予算管理
人事・総務
経理
調査・研究
国内広報
求める人材像について
◆ 国内外の事業パートナーと仕事をする
国や地方自治体、民間事業者との連携が不可欠。
事業パートナーを繋ぐ高いコーディネート能力が求められます。
◆ 多様なメンバーが集うチームで仕事をする
事業パートナーからの出向者、海外スタッフと共に働く職場。
コミュニケーション力とチームワークを大切にする人材が求められます。
また、様々な環境に対応できる柔軟性も必要です。
◆ 少数精鋭の組織で仕事をする
小規模な組織であるため、各分野で一定程度の専門性を備えた
ゼネラリストが求められます。
今後の選考スケジュール
マイナビ2013より本エントリーをお願いします
会社説明会(東京)
【3月14日、15日】
会社説明会(大阪)
【3月22日、23日】
本エントリー開始・エントリーシート配布
1次選考
2次選考
3次選考
4次選考
5次選考
内々定通知
【3月26日~】
エントリーシート選考
【受付:3月26~4月20日】
1次面接・グループ
【 5月第3週】
グループディスカッション・適性検査
【 5月第4週】
2次面接・個人
【 6月第2週】
最終面接・個人
【 6月第3週】
【 6月末まで】
ご清聴ありがとうございました。
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