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中国の設計会社とセットトップボックス向けソリューションを共同開発

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中国の設計会社とセットトップボックス向けソリューションを共同開発
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http://www.necel.com/news/ja/archive/0707/0901.html
中国の設計会社とセットトップボックス向けソリューションを共同開発
∼中国最大級の家電展示会「SINOCES 2007」で紹介∼
2007年7月9日 NECエレクトロニクス株式会社
NECエレクトロニクスはこのたび、中国の設計会社であるBeijing Cycle Century Digital Technology Co., Ltd.
(社長:リー・ダンビャホ氏、本社:北京市、以下CCDT)と当社の画像処理システムLSI「EMMATM」を用いた衛星放送
受信用セットトップボックス(以下、STB)向けソリューションを共同開発し、その成果を本年7月7日から中国青島市にお
いて開催された中国最大級の家電展示会「SINOCES 2007」で紹介いたしました。
今回共同開発したソリューションは、当社の「EMMA2SL/S」を搭載したリファレンスボード(注)およびSTBを動かすアプ
リケーションソフトで構成されており、NECエレクトロニクスがEMMA2SL/Sの技術情報をCCDTに開示するとともに、ド
ライバソフトの開発を行い、CCDTが開示された情報をもとにボードの設計とアプリケーションソフトの開発を行ったもので
あります。
新製品を採用することにより、ユーザーは短期間かつ低コストでSTBシステムの構築が可能となります。
新製品はCCDTが中国市場向けを中心として発売を予定しております。
NECエレクトロニクスは、デジタルAV向けシステムLSIの事業を中核事業のひとつと位置付け、積極的な事業展開をし
ております。1998年に世界で初めてデジタル放送受信用のSTB向けシステムLSIを開発して以来、事業を推進してまい
りました。特にデジタルAVの核となるデジタル映像/音声の圧縮伸長技術をベースにしたシステムLSIであるEMMA
は、デジタルAV製品の代表的な技術として市場から好評を博し、全世界で50社以上に採用されております。2005年度
には衛星放送/地上デジタル放送受信用STB向けにおいてそれぞれ世界ランキング2位を獲得するなど、世界のデジ
タルAV市場をリードしてまいりました。
特に、中国ではこの分野を重点戦略市場と位置づけており、2006年3月にはソフトウェア開発、技術サポートを行う「中
国デジタルAV・アプリケーション・センター(China Digital AV Application Center:CDAC)」をNECエレクトロニクス
中国内に設立いたしました。NECエレクトロニクス中国では、中国のデザインハウスをサードパーティーとして協力体制
を構築し、セット開発に必要なハードウェアとソフトウェアをターンキーソリューションとして一括提供することにより、積極
的な事業の推進を図っております。
今回の共同開発もその一環としておこなわれたもので、開発されたソリューションの特長は(1)中国や欧州などで普及し
ているデジタル衛星放送の標準規格「DVB−S」に準拠した復調回路を内蔵した「EMMASL/S」を搭載したデジタル衛
星放送受信に最適な基板であること、(2)視聴可能なチャンネルを自動で検索する機能や放送のチャンネルのみを表示
する機能を搭載していること、(3)テレビ画面を4/9/10/13/16に分割し、各チャンネルを一度に視聴できる機能の
搭載により、視聴者が多くのチャンネルの中から希望のチャンネルを手軽に選べること、などとなっております。
NECエレクトロニクス中国は、今後もデザインハウスからの協力を得ながら、EMMA製品の売上を2010年度までに10
億元(約170億円)を計画しております。
CCDTの会社概要は、別紙をご参照ください。
以上
(注)
リファレンスボード
電子回路を搭載したプリント基板で、これを筐体に組み込むだけでSTBが完成する。
(備考)
言及した製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。
ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。
### これは印刷向けページです。元のページはこちらをご覧ください。###
© 1995-2007 NEC Electronics Corporation
2007/12/24 1:19
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