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質問内容 回 答 【別添】 事前に提出のあった質問に対する回答

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質問内容 回 答 【別添】 事前に提出のあった質問に対する回答
【別添】
事前に提出のあった質問に対する回答
質問内容
1
平成 27 年 12 月 4 日
担当者説明会
消防消第 149 号
通知における
関連箇所
消防庁が示す 1―(1)
回
答
女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(平成 27 年法律第 64 号)第15条及び女性の職業生活における活躍
数値目標と特定
の推進に関する法律に基づく特定事業主行動計画の策定等に係る内閣府令(平成 27 年府令第 61 号)において、国及び地
事業主行動計画
方公共団体の機関等は、採用した職員に占める女性職員の割合、平均した継続勤続年数の男女の差異、職員一人当たりの
との関連性につ
各月ごとの超過勤務時間等女性の活躍に関する情報(必須 7 項目、任意 18 項目)を把握し、分析した上で、計画期間、
いて。
達成しようとする数値目標、実施しようとする取組内容及びその実施時期等を特定事業主行動計画に定めるものとされて
おり、策定は義務づけられている。
また、消防庁
が示す数値目標
消防庁としては、
「消防本部における女性消防吏員の更なる活躍に向けた取組の推進について」
(平成 27 年 7 月 29 日付
は義務か努力目
け消防消第 149 号消防庁次長通知)において、全消防吏員に占める女性消防吏員の割合について「平成38年度当初まで
標か。
に5%に引き上げる」ことを消防全体の数値目標として示し、この共通目標の達成に向け、各消防本部においては、本部
ごとの実情に応じながら、消防庁が示した目安を参考に数値目標を設定した上で女性消防吏員の計画的な増員に取り組ん
でいただくこととしている。
消防庁が示した数値目標は、各消防本部が目標を設定する上での目安であり、特定事業主行動計画の策定に当たっては、
参考としていただくことを想定している。
2
「平成38年 1―(1)
果を参考とした。これらの結果では、多くの女性吏員や消防本部が、現状において許容できるとしている現場活動に従事
度当初までに
5%」の根拠。
女性消防吏員比率の目標水準を設定するに当たって、女性消防吏員に対するアンケート結果、消防本部に対する調査結
【参考】
する女性隊員数は、消防隊5名(4名)のうち1名(女性吏員アンケート:60.1%(74.4%)、本部調査:34.
・消防本部における
0%(35.7%))
、救急隊3名のうち1名(女性吏員アンケート:75.9%、本部調査:42.9%)となっている。
女性職員の更なる
次に、上記結果を踏まえた上で、各年代に一定割合の女性が所属するようになる時点を想定して女性消防吏員数を試算
活躍に向けた検討
した結果、最終的には消防吏員全体の20%程度(約3万人)と算出され、この人数を最大値と仮定した。大まかな推計
会報告書本編 P.18
では、最大で20%程度(約3万人)まで可能ということになった一方で、
・消防本部における
・消防本部の長期的な視野に立った人事管理(採用計画及び人材育成計画等)
女性職員の更なる
・女性消防吏員を含む多くの女性がおかれている現在の社会的な状況(固定的な性別役割分担意識等)
活躍に向けた検討
・女性専用施設等ハード面の整備が遅れている現状
1
会報告書資料編
などを考慮すると、短期的に20%水準を達成することは現実的ではない。ただし、各消防本部の女性の活躍につながる
P.10、P.36
取組を推進するためには、目標水準を具体的に設定することは不可欠であることから、長期的な目標としての20%を理
想としつつ、当面の現実的な目標として10年後の女性比率を設定することとした。
毎年の採用数について、現状の180人程度から400人程度に倍増させた場合で試算すると、10年後には5.2%
となることから、努力すれば達成可能な現実的な目標設定を考えたときに、10年間で5%に引き上げるという数値目標
が妥当とされたものである。
3
平成38年度 1―(1)
10年後(平成38年度当初)に目標を達成するためには、平成29年度採用の段階から少なくともこれまでの2倍~
当初に5%の達
2.5倍程度以上の女性消防吏員の採用を確保し、かつその水準を継続的に確保し続ける必要があることから、消防にお
成見込み如何。
いては、意欲的な目標設定であると考えている。消防本部に対しては、「目安」とすべき水準を示したところであり、全
国の共通目標であるこの5%水準を達成するために、各消防本部において積極的な取組を推進していただければ、達成で
きると考えている。
4
フォローアッ 1―(1)
プの内容。
5
今後、国にお 1―(2)―ア
いて広報等のP
毎年度、各消防本部における女性消防吏員の採用状況及び女性消防吏員の比率等について把握し公表して参りたい。な
お、取組の進捗が遅れている等の本部に対しては、必要な助言等を行って参りたい。
消防庁としては、消防吏員を目指す女性を増加させるため、これから社会人になる年齢層の女性に対する広報や説明会
の開催など、積極的なPRの展開等に要する費用を平成28年度予算の概算要求に計上しているところ。
Rを予定してい
るのか。
6
女性専用施設 5―(1)
一般に庁舎への補助金等は困難であるが、消防庁としても何らかの財政措置を検討しているところ。
の整備に係る国
の財政措置につ
いては、検討さ
れているのか。
7
国としての具 1―(2)―ア
各消防本部における取組に役立てていただけるよう、PR活動用の予算を要求しているところ。
体的、積極的な
PRを行うとと
2
もに、各消防本
部単位でも行い
やすいよう、パ
ンフレットやポ
スター等の掲示
物を提供しても
らえないか。
8
代替要員の具 1―(2)―ウ
えていない。
体的割合は如
今後、各消防本部等の取組についての事例を収集して検証し、参考となる事例を全国の消防本部と共有して参りたい。
何。
9
一定規模以上
人事管理の方法は、自治体・消防本部で様々であるため、消防庁として代替要員等の具体的割合について示すことは考
1―(1)―i
各消防本部の実態に応じて判断していただきたいが、
「消防本部における女性消防吏員の更なる活躍に向けた取組の推
の消防本部と
進について」(平成 27 年 7 月 29 日付け消防消第 149 号消防庁次長通知)別添の「目標設定イメージ」で示しているとお
は、管轄人口1
り、概ね消防吏員数300人以上の本部を想定している。
0万人以上消防
本部でよいか。
それとも消防吏
員数によるもの
か。
10
「女性消防吏 1―(1)
員の計画的な増
消防職員を含む地方公務員については、地方公務員法第 13 条に定める平等取扱の原則、同法第 15 条に定める任用の根
本基準(成績主義の原則)が適用されることから、これを前提とした対応が必要となる。
員の確保」につ
いて、任用の根
本基準、成績主
義の原則との関
係如何。
3
11
女性枠を設け 1―(1)
「消防本部における女性消防吏員の更なる活躍に向けた取組の推進について」(平成 27 年 7 月 29 日付け消防消第 149
てでも女性消防
号消防庁次長通知)の趣旨として、女性消防吏員の計画的な増員にあたり、女性枠を設けるよう要請しているものではな
吏員数を増やす
い。
よう努めていく
消防の分野においては、根本的に採用試験における女性の応募者(受験者)が少ないことから、まずは多くの女性に職
必要があるの
業選択するうえで、消防を選択肢の一つに含めてもらえるよう、説明会や広報を積極的に行い、これから社会人になる年
か。
齢層の女性に対し、具体的な業務内容や勤務条件も含め、消防の仕事の魅力について、より積極的にPRするなどの取組
が必要と考えている。
12
女性を積極的 1―(1)
雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律第32条の定めるところにより、同法第2章第1
に採用すること
節(性別を理由とする差別の禁止等)及び第3節(事業主に対する国の援助)、第3章(紛争の解決)
、第29条(報告の
で、男女雇用機
徴収並びに助言、指導及び勧告)並びに第30条(公表)の規定は、地方公務員に関しては適用除外となっており、消防
会均等法におけ
職員を含む地方公務員については、地方公務員法の規定(問 10 回答参照)を遵守することが前提である。
る「性別を理由
とする差別」に
は抵触しないの
か。
13
採用試験にお
いて、男女別の
1―(1)
同一試験から採用者を選ぶに当たって、女性の人数を一定数固定する(いわゆる「女性枠」を設ける)ことは、成績主
義による任用を行うことを定めている地方公務員法第15条の趣旨に反するおそれがあること。
区分を設けるこ
また、合理的な理由がない限りは、男女の採用に差を設けることは、同法第13条に定める平等取扱の原則に反する。
とについての考
なお、採用試験を受験する女性が少ない要因の一つとして、消防は女性が働く職場とのイメージが薄いことが考えられ
え方如何。
ることから、例えば
・受験案内に、男女問わずに募集していることを明確に記載する
・
「〇〇消防本部は、平成38年度当初までに消防吏員に占める女性の割合が〇〇%となることを目指しています。
」等
当該本部等で定めた中長期的な目標を受験案内に記載する
など地方公務員法の趣旨を踏まえながら、女性についても広く募集し、性別を問わず能力に応じて登用すること等を明確
にするなど、就職活動を行う女性に対して女性消防吏員という選択肢をアピールしていくことが望ましい。
4
14
育児休業等に 1―(2)―ウ
別途、事例を収集し、参考となる事例を全国の消防本部と共有して参りたい。
伴う代替職員に
ついて、消防吏
員は嘱託職員や
臨時職員での確
保が困難であ
る。このような
「職務上の特殊
性」を考慮した
具体的な措置例
や他の消防本部
における良いモ
デルケースを提
示してもらいた
い。
15
※
消防本部にお 1―(1)
いて、女性消防
消防庁が示した目標や目安については、再任用職員も含めている。これを踏まえながら、各消防本部における目標設定
や実態把握を行っていただきたい。
吏員割合を計算
する際、再任用
職員も含めるの
か。
※15 は、当日の質問に対する回答
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