第20版 - TTC 一般社団法人情報通信技術委員会

フォーラム調査報告書 第20版
－ サマリー版 －
2014年3月
© Copyright 2014 TTC
技術調査アドバイザリグループ(TAG)の紹介
TTC技術調査アドバイザリグループは、情報通信分野の国内外の標準化活動動向を調査/分析
し、その結果を公開するとともに、今後の標準化の方向性を探るため、活動しています。
構成員
リーダー： 斉藤 （OKI）
サブリーダー：神保 （NEC）
メンバー： 今中 （NTT）
岡田 （リコー）
森部 （東芝）
馬場 （三菱電機）
椿 （富士通）
事務局：
松尾 （TTC）
活動の内容
情報通信分野の最新の動向を把握し、調査対象とすべきフォーラムを絞り込む
選定したフォーラムをwebにて情報収集。会費、分野、メンバ数、メンバ企業の国別分
類等を調査し、フォーラム個別表にまとめる。
得られたデータをさまざまな角度から分析し、傾向性を探り、考察を加える。
報告書をとりまとめ、TTCホームページに掲載
歴史
1994年に報告書初版作成。毎年改版し、2013年度は第20版として完成。
© Copyright 2014 TTC
2
2013年度調査対象フォーラム:44フォーラム
・新たに3フォーラムを調査対象に追加(HGI, OpenADR, Wi-SUN)
・6フォーラムを削除(ATIS IIF, Home PNA, IMS/NGN Forum, MSF, SA Forum, WAC)
No.
略称
フォーラム名
No.
略称
フォーラム名
1 BBF
Broadband Forum
23 LONMARK
LonMark International
2 Continua Health Alliance
Continua Health Alliance
24 MEF
Metro Ethernet Forum
3 DLNA
Digital Living Network Alliance
25 MoCA
Multimedia over Coax Alliance
4 DMTF
Distributed Management Task Force
26 OASIS
Organization for the Advancement of Structured
Information Standards
5 DSL Testing Consortium
DSL Testing Consortium
27 OGF
Open Grid Forum
6 ECHONET
ECHONET Consortium
エコーネットコンソーシアム
28 OIF
Optical Internetworking Forum
7 Ethernet Alliance
Ethernet Alliance
29 OMA
Open Mobile Alliance
8 FCIA
Fibre Channel Industry Association
30 OMG
Object Management Group
9 FSAN
Full Service Access Network
31 ONF
Opne Network Foundation
10 GICTF
Global Inter-Cloud Technology Forum
グローバルクラウド基盤連携技術フォーラム
32 Open ADR
Open ADR Alliance
11 Green Touch
GreenTouch Consortium
33 OPEN Alliance SIG
OPEN Alliance special Interest Group
12 HGI
Home gateway Initiative
34 Open IPTV Forum
Open IPTV Forum e.V
13 HomeGrid Forum
HomeGrid Forum
35 OSGi
OSGi Alliance
14 HPA
HomePlug Powerline Alliance
36 SGIP
Smart Grid Interoperability Forum
15 IIC
Internet ITS Consortium
インターネットITS協議会
37 SIP Forum
SIP Forum
16 IMTC
International Multimedia Telecommunications Consortium
38 TMForum
TeleManagement Forum
17 IPTVFJ
IPTV Forum Japan
IPTVフォーラム
39 TOG
The Open Group
18 ITS America
The Intelligent Transportation Society of America
40 UPnP
Universal Plug and Play Forum
19 ITS Forum
ITS Info-communications Forum
ITS情報通信システム推進会議
41 USNAP
Utility Smart Network Access Port Alliance
20 JSCA
Japan Smart Community Alliance
スマートコミュニティ・アライアンス
42 W3C
World Wide Web Consortium
21 JSSCE
日本スマートフォンセキュリティ協会
43 Wi-SUN
Wi-SUN Alliance
22 Kantara
Kantara Initiative
44 ZigBee
ZigBee Alliance
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3
フォーラム調査内容と分析手法
フォーラム個別調査(前年と同様)
活動分野、活動目的、メンバ数、会費、設立時期、組織、活動状況 etc.
参加メンバの国籍調査
各フォーラムに参加している企業の国籍を調査して集計
TTC活動領域との関連性調査
TTCの専門委員会やAGと技術領域に共通性があるか等で判断
フォーラムの分類(前年と同様)
対象分野による分類
活動目的による分類
参加メンバ数による分類
フォーラムの傾向分析(一部手法を変更)
参加メンバ数の地域別による集計
世界を5つの地域に分けて参加メンバ数を集計
技術分野毎の地域別参加傾向分析
5つの地域毎に特徴的な傾向などを分析・考察
国毎の参加傾向分析
技術領域ごとの参加傾向を国ごとに分析
フォーラムの技術MAP
参加メンバ数の推移
注目すべきフォーラム
Smart Grid, ITS, e-Health, SDN, BigDataに関連するフォーラムを抽出
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4
分類(1)
－対象分野による分類－
赤字は本年度追加フォーラム
・新規追加フォーラム(赤字)はそれぞれインフラ関連、加入者関連、LAN関連に分類した。
対象分野
情報
通信
対象フォーラム
インフラ関連（ﾈｯﾄﾜｰｸ）
MEF, OIF, SGIP, SIP Forum, Green Touch, Wi-SUN,
USNAP
7
加入者系関連
Broadband Forum, DSL testing Consortium, FSAN,
MoCA, JSSEC, HGI
6
小計
情報
技術
13
ソフトウェア関連
DMTF, GICTF, OGF, OMG, ONF, OSGi, TMForum,
TOG
8
LAN関連
Ethernet Alliance, FCIA, HomeGrid Forum, HPA,
LONMARK, OPEN Alliance SIG, UPnP, ZigBee
8
小計
サービス
フォーラム数
16
インターネット関連
Kantara, W3C
2
マルチメディア関連
IMTC, IPTVFJ, Open IPTV Forum, OMA
4
EC関連
OASIS
1
ITS関連
IIC, ITS America, ITS Forum
3
宅内情報
家電関連
Continua Health Alliance, DLNA, ECHONET
3
スマートグリッド関連
JSCA, OpenADR
2
小計
合計
© Copyright 2014 TTC
15
44
5
分類(2)
－活動目的による分類－
赤字は本年度追加フォーラム
・実装仕様・相互接続性検証を目的とするフォーラムが多く、相互接続の要求が高い
・デファクト標準化を目的とするフォーラムは比較的大規模なものが多い。
活動目的
該当フォーラム(2013年11月現在)
2013
デファクト標準化
DMTF, ECHONET, GICTF, HPA, IIC, OASIS , OIF, ONF, Open
ADR, OPEN Alliance SIG, OSGi, SGIP
12
プリ標準化
FSAN, ITS America, ITS Forum, JSCA, JSSEC, OMG,
TMForum, ZigBee
8
実装仕様・
相互接続性検証
BBF, Continua Health Alliance, DLNA, DSL Testing Consortium,
Ethernet Alliance, FCIA, Green Touch, HGI, HomeGrid Forum,
IMTC, IPTVFJ, Kantara, LONMARK, MEF, MoCA, OGF, OMA,
Open IPTV Forum, SIP Forum, TOG, UPnP, USNAP, W3C,
Wi-SUN
24
合計
44
活動目的
定 義
デファクト標準化
市場創成・拡大を主目的に複数の企業が標準を策定すること（いわゆるコンソーシアム標準化、フォーラム標準化を含む）
プリ標準化
デジュール標準への寄与を目的とすること
（デジュール標準＝ITU,ISO,IEC,ETSI,IEEE,TTC等の公的、準公的機関が策定する標準）
実装仕様化・相互接続性検証
デジュール標準またはデファクト標準を補完し、実装仕様の作成および相互接続性の確保を目的とすること
© Copyright 2014 TTC
6
分類(3)
－参加メンバ数による分類－
・DLNA, Home Grid Forum, UPnP, OSGi, ECHONETはここ数年順調に増加しており、ホーム
ネットワークへの関心が引き続き高い。特にECHONETとHomeGrid Forumは急増した。
・クラウド関連のDMTF, GICTFは昨年までの増加から一転して本年度は伸び悩みか減少。
・OMA, FCIA, BBFは4年連続で会員メンバーを減らしている。
分類
20％以上
減少
10～20％
減少
10％増加～10％減少
501以上
UPnP(4%), TMF(7.6%)
401～500
TOG(3%)
301～400
W3C(2.7%), OMG(-2.5%),
OASIS(-5.5%), ZigBee(0.3%), JSCA(-6.6%)
Continua Health
Alliance(-15.9%)
201～300
101～200
SGIP(-75.2%)
51～100
50以下
Kantara(-32.3%),
USNAP(-24.2%)
© Copyright 2014 TTC
10～20％
増加
20％以上
増加
MEF(4.9%), DLNA(1.6%)
OIF(5%), GICTF(1.8%),
JSSEC(-2%), OMA(-2.6%),
DMTF(-4.5%), BBF(-6.7%),
LONMARK(-5.8%)
OSGi(12.5%)
ECHONET(68.1%),
OPEN Alliance
SIG(123.3%)
FSAN(1.2%), IIC(0%),
ITS Forum(-1.1%),
Green Touch(-1.1%)
Open IPTV Forum(-5.2%),
HPA(-1.7%),
IPTVFJ(15.4%)
HomeGrid
Forum(151.6%),
Ethernet Alliance(81%)
ONF(43.7%)
IMTC(0%),
SIP Forum(-2.4%),
MoCA(-3.9%), FCIA(-7.4%)
DSL Testing
Consortium(10.5%)
OGF(110%)
7
フォーラムの傾向分析(1)
BBF
Continua
DLNA
DMTF
DSL Testing Forum
ECHONET
Ethernet Alliance
FCIA
FSAN
GICTF
GreenTouch
HGI
HomeGrid Forum
HPA
IIC
IMTC
IPTV Forum Japan
ITS America
ITS Forum
JSCA
JSSEC
Kantara
LONMARK
MEF
MoCA
OASIS
OGF
OIF
OMA
OMG
ONF
OpenADR
OPEN AllianceSIG
Open IPTV Forum
OSGi
SGIP
SIPF
TMF
TOG
UPnP
USNAP
W3C
Wi_SUN
ZigBee
A地域
B地域
C地域
D地域
E地域
56
58
1
0
35
74
62
0
0
62
70
51
1
0
125
93
52
3
1
41
14
5
0
0
2
4
1
0
0
185
61
7
0
0
8
24
0
0
0
1
38
15
0
0
31
2
0
0
0
113
12
28
1
0
16
14
31
0
0
20
52
10
0
0
16
23
14
0
0
21
0
1
0
0
90
16
10
0
0
6
1
1
0
0
73
392
19
0
0
11
0
0
0
0
92
5
6
0
0
344
6
4
0
0
136
26
13
0
0
5
100
55
6
0
18
111
41
2
2
59
28
6
0
1
13
171
96
3
6
30
8
6
0
0
7
67
14
0
0
25
39
38
0
1
36
149
112
3
0
45
61
22
1
0
18
47
7
0
1
19
38
59
0
0
37
12
28
1
0
14
48
83
1
1
27
168
8
1
0
15
28
10
0
0
3
318
364
62
46
166
198
110
7
26
66
465
199
5
1
311
25
0
0
0
0
148
135
8
5
85
7
2
0
0
27
150
105
4
0
137
© Copyright 2014 TTC
－参加メンバの地域別集計－
不明
3
3
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
1
2
0
0
0
6
0
0
0
0
2
2
0
8
0
40
0
1
0
1
脱退
34
109
39
18
6
6
6
2
2
1
11
0
4
6
7
5
4
0
11
74
27
27
30
28
6
90
6
7
21
61
7
0
0
17
5
639
6
201
51
12
8
48
0
78
合計
153
201
247
190
21
190
76
25
85
115
57
65
78
58
91
32
75
423
92
355
146
44
179
215
49
308
21
106
114
315
102
74
134
55
162
194
41
964
407
1021
25
382
36
397
・各フォーラムに参加するメンバ(企業)の
国籍を調査し、5地域に分類して集計
・国籍調査はwebにメンバリストが掲載さ
れている44フォーラムについて調査
・各地域ごとの傾向性、技術領域毎の傾
向性を見る元データとして活用
A地域
北中南米(35カ国)
B地域
西欧(33カ国)
C地域
東欧及びCIS(21カ国)
D地域
アフリカ(54カ国)
E地域
アジア・太平洋・オセアニア
(51カ国・地域)
8
フォーラムの傾向分析(2)
－技術分野ごとの傾向－
・北米系はすべての分野に幅広く参加し活動している。
・ヨーロッパはアプリケーション分野に参加者が多く、アジアはネットワーク分野に多い。
アプリケーション
ミドルウェア
全体
ネットワークミドル
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ネットワーク
9
フォーラムの傾向分析(3)
－国毎の傾向分析－
・米国はすべての分野で他を圧倒する数のメンバーが参加し、標準化をリードしている
・日本は加入者系では中国台湾に、ソフトウェアでは欧州勢に、その他では米国にリードされている
・中国、台湾は宅内情報家電、加入者系の分野で台頭が著しい
・欧州勢はEU全体でみると米国に匹敵する勢力である(特にソフトウェア・サービス関連)。
技術分野別順位
総合順位
国
順位 国名
メンバー数
1米国
2日本
3ドイツ
4英国
5中国
6カナダ
7台湾
8フランス
9韓国
10インド
11オランダ
12スペイン
12オーストラリア
14スウェーデン
15スイス
16イタリア
17ブラジル
18フィンランド
19南アフリカ
20アイルランド
EU(参考)
© Copyright 2014 TTC
2,949
437
397
351
262
251
244
230
161
113
110
105
105
104
101
96
68
58
53
51
1761
1
2
3
4
5
米国
日本
カナダ
英国
中国
(EU)
1
2
3
4
5
国
米国
ドイツ
英国
日本
フランス
(EU)
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
情報通信（インフラ関連）計
369
34
29
20
18
98
国
1
2
3
4
5
情報通信（加入者系関連）計
米国
台湾
中国
日本
ドイツ
(EU)
135
31
21
20
20
106
情報技術（ｿﾌﾄｳｴｱ関連）計
707
148
148
82
71
716
1
2
3
4
5
国
米国
日本
台湾
ドイツ
中国
(EU)
情報技術（LAN関連）計
836
161
137
129
82
420
国
米国
英国
日本
ドイツ
中国
(EU)
サービス（インターネット関連）計
150
28
25
24
24
141
1
2
3
4
5
国
米国
ドイツ
日本
中国
韓国
(EU)
サービス（マルチメディア関連）計
58
15
14
14
14
70
1
2
3
4
5
国
米国
ドイツ
英国
カナダ
日本
(EU)
国
米国
カナダ
日本
英国
ドイツ
(EU)
サービス（ITS関連)計
367
23
6
4
3
19
1
2
3
4
5
国
米国
日本
台湾
中国
韓国
(EU)
サービス（宅内情報家電関連）計
129
75
38
32
25
97
1
2
3
4
5
国
米国
日本
韓国
カナダ
フランス
(EU)
サービス（EC関連)計
154
19
19
15
9
87
サービス（スマートグリッド関連）計
44
11
4
3
3
7
10
フォーラムの傾向分析(4)
新規追加／エリア移動
円サイズは
メンバ数
固定
-2
－技術MAPその1 活動目的－
円サイズ変更
活動エリア
中間
0
-1
ITS America
ＡＰＬ
1
モバイル
2
IIC
3
JSSEC
JSCAContinua Health Alliance
ＡＰＬ
主だが
ＭＤＬ
を含む
活
動
技
術
ＡＰＬ
と
ＭＤＬ
両方
2
IPTVFJ
OSGi
1
OMA
OMG
OpenAllianceSIG DMTF
ＭＤＬ
Open IPTV Forum Kantara
UPnP
USNAP
DLNA
OGF
OpenADR
TOG
ONF
OASIS
SIP Forum
LONMARK
-1
Wi-SUN
HGI
BBF
HPA
ＮＷ
ECHONET
0
GICTF
ＮＷ
主だが
ＭＤＬ
を含む
W3C
-2
・固定系のフォーラムはNW領域
が多く、モバイル系はネットワー
クからアプリまでの広い領域で
活動している
・メンバ数の多いフォーラムが
MAPの中心部分、すなわち固定
/モバイルにまたがったフォーラ
ムにメンバが集まる傾向にある。
・デファクト標準化を目的とする
フォーラムはミドルウェア～ネッ
トワーク領域に多い
・固定系のNW領域では規模の
小さいフォーラムが多く存在して
いる
FSAN
HomeGrid Forum
FCIA
SGIP
DSL Testing
Consortium
OIF
IMTC
© Copyright 2014 TTC
円のサイズはメンバー数の大小を表す
MEF
Ethernet Alliance
MoCA
ＡＰＬ：アプリケーション
ＭＤＬ；ミドルウェア
ＮＷ：ネットワーク
ZigBee
デファクト標準化
プレ標準化
実装仕様化・
相互接続検証
11
フォーラムの傾向分析(5)
新規追加／エリア移動
円サイズは
メンバ数
固定
-2
－技術MAPその2 設立時期－
円サイズ変更
活動エリア
中間
0
-1
ITS America
ＡＰＬ
1
モバイル
2
IIC
3
JSSEC
JSCAContinua Health Alliance
ＡＰＬ
主だが
ＭＤＬ
を含む
活
動
技
術
ＡＰＬ
と
ＭＤＬ
両方
2
IPTVFJ
OSGi
1
OMA
OMG
OpenAllianceSIG
ＭＤＬ
ECHONET
Open IPTV Forum Kantara
UPnP
USNAP
OGF
OpenADR
DLNA
ONF
TOG
OASIS
SIP Forum
LONMARK
-1
Wi-SUN
HGI
BBF
HPA
ＮＷ
DMTF
0
GICTF
ＮＷ
主だが
ＭＤＬ
を含む
W3C
-2
・大規模なフォーラムは1990年
代に設立されている
・2000年～2004年はモバイル
系と新サービス系のフォーラム
が多く設立されている
・2005年以降はモバイル系
フォーラムの設立が少なく、固
定系のミドル~ネットワーク領域
のフォーラムが多く設立
FSAN
HomeGrid Forum
FCIA
SGIP
DSL Testing
Consortium
OIF
© Copyright 2014 TTC
ZigBee
円のサイズはメンバー数の大小を表す
MEF
Ethernet Alliance
MoCA
ＡＰＬ：アプリケーション
ＭＤＬ；ミドルウェア
ＮＷ：ネットワーク
IMTC
１９９０年代及
びそれ以前
２０００
～
２００４年
２００５
～
２００９年
２０１０
年～
12
フォーラムの傾向分析(6)
新規追加／エリア移動
円サイズは
ＴＴＣとの関連性
固定
-2
－技術MAPその3 TTCとの関連性－
円サイズ変更
活動エリア
中間
0
-1
ITS America
ＡＰＬ
ＡＰＬ
主だが
ＭＤＬ
を含む
2
ＡＰＬ
と
ＭＤＬ
両方
1
JSSEC
OSGi
OMA
W3C
OMG
DMTF
ECHONET
Open IPTV Forum
Kantara
0
UPnP
USNAP
GICTF
ＮＷ
主だが
ＭＤＬ
を含む
Continua Health Alliance
IPTVFJ
OpenAllianceSIG
ＭＤＬ
モバイル
2
IIC
3
JSCA
活
動
技
術
1
OGF
OpenADR
ONF
DLNA
TOG
OASIS
SIP Forum
LONMARK
-1
・デファクト標準化、プリ標準化
を目的とするフォーラムで円の
大きいフォーラムは継続して注
視する必要がある。
・次世代ホームNW専門委員会、
スマートコミュニティAGなどは
多くのフォーラムと関連性があ
り注視が必要
・HGI、OpenADR、Wi-SUNは
いずれも次世代ホームネット
ワーク専門委員会との関連性
が深い
Wi-SUN
BBF
HPA
HGI
FSAN
SGIP
DSL Testing
Consortium
IMTC
ＮＷ
-2
FCIA
HomeGrid Forum
ZigBee
OIF
MEF
円のサイズはTTCとの関連性の大小を表す
Ethernet Alliance
MoCA
ＡＰＬ：アプリケーション
ＭＤＬ；ミドルウェア
ＮＷ：ネットワーク
© Copyright 2014 TTC
デファクト標準化
プレ標準化
実装仕様化
・相互接続性検証
13
注目すべきフォーラムの最新動向
トピックス
Smart Grid
ITS
E-Health
SDN
BigData
© Copyright 2014 TTC
フォーラム
2013年の主な活動
JSCA
2013年5月には、NEDOと「スマートサミット2013」を共催
SGIP
2013年11月無線通信利用ためのガイドラインNISTIR 7761を制定
ECHONET
JSCAによってECHONET Lite規格がHEMSの標準インタフェースに推奨
TMForum
Smart Grid Communityを設置。2013年5月にワークショップ開催
OpenADR Alliance
2012年にOpenADR 2.0 Profile Aを、2013年7月に同Profile Bを公表
Wi-Sun Alliance
自動検針の相互運用性検証を実施。東京電力がWi-SUNを採用と発表
ITS Forum
5.8GHz帯を用いた車車間通信システムの実用化ガイドライン2.0版発行
IIC
2013年7月に2013年度総会と情報交換会開催
ITS America
5.9GHz帯を利用したConnected VehicleのプラットフォームをFCCに申請
Continua HA
糖尿病の自己管理を紹介する自転車ツアー（欧州で2か月間開催）
OMG
2013年4月にOMGの技術会議の場でHealth Community Summit開催
TMForum
e-Healthに関するTechnical Report、ビジネスプロセスのフレームワーク発行
OMG
Middleware and Related Service Task ForceにSDN WGを設置
ONF
the second Layer123 SDN & OpenFlow World Congressを共催
OIF
SDN for Transport Framework Documentの作成を実施している
BBF
Service Innovation & Market Requirements WGでSDNの検討項目抽出
MEF
Carrier Ethernet & CE 2.0というグループでSDNの検討を実施中
OMG
Big Dataがクラウド標準にあたえるインパクトなどを検討する予定
TMForum
Big Data Analyticsプロジェクトでコアフレームワークの検討、ガイドラインの作成
OASIS
複数のTechnical CommitteeでBig Dataが検討されている
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まとめと提言
2013年度調査結果まとめ
マクロ分析より
DLNA、ECHONET、HomeGrid Forum、UPnP、OSGi等ホームネットワーク関連のフォーラムは本年度も継続して会員
数が大幅に増加傾向にある。
ONFは会員数を前年比44%増やしており、昨年度に引き続き大幅な増加。
傾向分析より
NWインフラ系のフォーラムは北米が活動の中心、アプリケーションは欧州が多くアジアは少ない。
台湾、韓国、中国はホームネットワーク関連の標準化に注力している。
注目すべきフォーラムより
クラウド関連のフォーラムは、BigDataが標準化に与えるインパクトの検討を開始している。
TTCへの提言
関連するフォーラムの動向注視
BBF、HomeGrid Forum、HPA、IMTC、 OMA、UPnP、 ONF、 W3CはTTCの複数の専門委員会、AGと関連があると思
われ、今後とも動向を注視すべきである。
SDNに関してはONF以外にも検討が開始されており、動向を把握する必要がある。
来年度の計画
調査対象フォーラムの見直し
活動目的などを精査し、調査対象に追加すべきフォーラム、調査対象からはずしてよいフォーラムを検討
分析手法の見直し
分類項目、マッピング方法などを再度検討し、より実態が把握できる手法を検討
トピックステーマの検討
特定のテーマに沿って各フォーラムの動向を調査し、注目すべきフォーラムとしてより最近の活動状況をより詳細に調査
する。
メンバの募集
より多くのフォーラムを調査するためには、現状では要員不足 → メンバを募集します
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参考資料
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アドバイザリー
グループ
専門委員会
メ
デ
ィ
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符
号
移
動
通
信
網
マ
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3
3
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番
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計
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次
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候
GPP
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理
ICT
情
報
転
送
DSL
実装仕様化･相互接続性検証
信
号
制
御
IPTV
BBF
Continua Health Alliance
DLNA
DMTF
DSL TestingConsortium
ECHONET
Ethernet Alliance
FCIA
FSAN
GICTF
Green Touch
HGI
HomeGrid Forum
HPA
IIC
IMTC
IPTVFJ
ITS America
ITS Forum
JSCA
JSSEC
Kantara
LONMARK
MEF
MoCA
OASIS
OGF
OIF
OMA
OMG
ONF
OpenADR
OpenAllianceSIG
Open IPTV Forum
OSGi
SGIP
SIP Forum
TMForum
TOG
UPnP
USNAP
W3C
Wi-SUN
ZigBee
活動目的
NGN&FN
フォーラム名
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ウ
ド
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実装仕様化･相互接続性検証
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実装仕様化･相互接続性検証
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デファクト標準化
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実装仕様化･相互接続性検証
(参考)TTCとの関連性一覧
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デファクト標準化
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実装仕様化･相互接続性検証
実装仕様化･相互接続性検証
プリ標準化
デファクト標準化
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実装仕様化･相互接続性検証
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実装仕様化･相互接続性検証
プリ標準化
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注目すべきフォーラムの最新動向(1)
フォーラム名
JSCA
(Japan Smart
Communication
Alliance)
－スマートグリッド関連－
活動状況
2010年に日本で設立された団体。スマートグリッド及びサービスまでを含めた社会システム（ス
マートコミュニティ）の国際展開、国内普及に貢献するため、官民一体となってスマートコミュニ
ティを推進することを目的としている。2012年から会費が有料となった。2013年5月には、
NEDOと「スマートサミット2013」を共催している。
OASIS
OASISは1993年に設立された団体であり、グローバルな情報社会のオープン標準を開発、統
合および採用を推進する非営利国際コンソーシアムである。現在、Smart Grid関連で以下の技
術委員会が活動している。
OASIS Energy Interoperation TC：エネルギー利用の協調と取引を検討
OASIS Energy Market Information Exchange (eMIX) TC：エネルギー市場の価格情報の交
換とプロダクト定義を検討
OASIS Open Building Information Exchange (oBIX) TC：企業アプリケーションと連携したビ
ル内の機械的および電気的制御システムを検討
OASIS Web Services Calendar (WS-Calendar) TC：業界横断的な標準化協調
SGIP
(Smart Grid
Interoperability
Panel)
スマートグリッドの標準開発の調整においてNISTを支援する団体として2009年に設立された。
スマートグリッドに関する、無線通信、通信モデル、メータ仕様など18項目を検討している。2013
年11月にスマートグリッド環境でのワイヤレスコミュニケーションの利用ためのガイドライ
ン”Version 2 of NISTIR 7761: Guidelines for Assessing Wireless Standards for Smart Grid
Applications”を発表している。
ECHONET
ECHONETは、省エネルギーやヘルスケアの高度化等のために活用できるホームネットワーク
の技術開発と標準的な通信仕様の開発を行い、これを公開していく事を目的として、1997年に
設立された日本の団体である。電力会社や家電メーカ等の61社が参加している。
2011年12月にJSCAによってECHONET Lite規格がHEMSの標準インタフェースに推奨。
2013年6月に「ECHONET Lite普及促進シンポジウム」、11月に「第２回ECHONETプラグフェ
ス」を開催している。
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注目すべきフォーラムの最新動向(1)
フォーラム名
－スマートグリッド関連(続き)－
活動状況
TMForum
TMFは、1988年に設立されたネットワーク運用に関する団体である。Smart Gridに関し、Smart
Grid CommunityをDigital Services Initiativeの中に設置している。2013年5月にTM Forum
Management World Nice 2013で、WORKSHOP: Assessing the requirements for Smart
Grid service provision and data managementを開催、10月にTM Forum Digital Disruption
2013でCATALYST: Smart grid – empowering the digital customerを発表している。
OpenADR Alliance
OpenADR Allianceは、スマートグリッドの標準規格であるOpenADR2.0の策定と製品認証や
規格の普及促進を行う団体として、米国カリフォルニア州の大手電力会社を中心に2010年に設
立された。電力事業者と需要家の間で迅速かつ効率的に連携する自動需要応答(ADR:
Automated Demand Response)技術が注目されており、需要者の利便性と電力供給の安定性
を同時に達成することを目的としている。本アライアンスの設立時のメンバー構成は米国が中心
であったが、現在では広く世界から参加があり、2013年12月にはSiemensがスポンサーメン
バーになったことがアナウンスされている。2012年に基本的な仕様を定めたOpenADR 2.0
Profile Aを公表し、2013年7月にはさらに多くの仕様を追加した同Profile Bを公表している。
Wi-Sun Alliance
Wi-Sun Allianceは、ECONET Lite規格に対応した電力量計等と宅内エナルギー管理システム
との無線通信規格の策定、IEEE802.15.4gをベースにした無線仕様の相互接続、普及促進を
目的として2012年に日本企業が中心となって設立。現在のメンバーは30社を超えている。低消
費電力のスマートメータによる自動検針および管理のため、相互運用性検証を実施している。
2013年には、東京電力がスマートメータと宅内のホームゲートウェイを接続する無線通信方式
にWi-SUNを採用することがアナウンスされている。
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注目すべきフォーラムの最新動向(2)
フォーラム名
ITS Forum
(ITS情報通信システム
推進会議)
－ITS関連－
活動状況
1999年に日本で設立された団体で、ITSの実現に向け、情報通信分野における研究開発や標
準化を推進することを目的に設立された。2011年11月に「狭域通信（DSRC）基本アプリケーショ
ンインタフェース仕様ガイドライン 1.2版」、2012年4月に「運転支援通信システムに関するセ
キュリティガイドライン 1.1版」、2012年6月に「700MHz帯高度道路交通システム陸上移動局の
相互接続性確認試験ガイドライン」を発行している 。2013年11月には、「5.8GHz帯を用いた車
車間通信システムの実用化ガイドライン2.0版」を発行している。
IIC(インターネットITS協
議会)
2002年に日本で設立された団体で、インターネットITSの社会基盤としての展開シナリオ作成、
インターネットITS技術の開発、実用化をめざして活動している。IICの活動内容はホームページ
上に明記されていないが、会員数の増減が少ないこと、2013年7月に2013年度総会と情報交換
会が開催されていることから、活動は継続していると考えられる。
ITS America
ITS Americaは、アメリカ国内の地上交通を改善するITSの技術開発と普及を目的に、1991年
に米国運輸省（US DOT）の諮問委員会として発足した米国の団体である。現在、450以上の団
体（地方自治体、自動車メーカ、研究機関等）がメンバーとして参加している。2013年5月には、
衝突回避システムを検討するため、5.9GHz帯を利用した安定でセキュアなConnected Vehicle
のプラットフォームをFCCに申請した。その他に、Smart Parkingに関するシンポジウムの開催
や、ITSによる収入予測レポートの作成などを実施している。
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注目すべきフォーラムの最新動向(3)
フォーラム名
－e-Health関連－
活動状況
Continua Health
Alliance
2006年に設立された団体であり、テクノロジー、医療機器、ヘルスケア産業のリーダーから構成され
る。個人のテレヘルス（Telehealth）実現に向け、相互運用可能な製品やサービスの設計ガイドライン、
相互接続性の認証プログラムの開発などを目的としている。2012年6月頃からスマートフォンと連携
するContinua対応サービスが各社から出されて始めた。また、2012年12月には、Bluetooth Smart
対応の設計ガイドラインが発行されている。2013年6月には、開発者用ツール（Open Health Tool）を
Webサイト上で公開した。2013年9月には、mHealthによる糖尿病の自己管理を紹介する自転車ツ
アー（欧州で2か月間開催）において、ウェアラブルセンサと自転車搭載のコンピュータ、Webサイトの
間のデータ転送のため、相互接続ガイドラインを適用したと発表されている。
OMG
(Object
Management
Group)
1989年に設立されたオープンな非営利コンソーシアムで、multi-platform Model Driven Architecture
(MDA)を中心として相互運用できる企業コンピュータのインダストリスペックを作成、維持することを目
的として活動している。OMGのHealthcare DTF（Domain Task Force）で、ヘルスケア関連機器の相
互接続技術やインタフェースを検討している。Healthcare Services Specification Program (HSSP)
で、HL7と協調して相互接続のための要求条件をまとめている。 2013年4月には、OMGの技術会議
の場でHealth Community Summitがベルリンで開催され、オーストラリア、米国、英国の医療機関に
おけるe-Healthのケーススタディが報告された。
TMForum
Digital Services Initiativeに、Digital Communityという グループがあり、e-Health、m-Health、eHR(electronic health record)に関する検討を行っている。2013年のTMワールド（TMFが主催する年
2回の大規模なイベント）において、Digital Health Value Chainに関するCatalystプロジェクトが報告
された。現在、e-Healthに関するTechnical Reportが発行されている。また、Digital Healthに関する
ビジネスプロセスのフレームワークが発行されている。
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注目すべきフォーラムの最新動向(4) －SDN関連－
フォーラム名
活動状況
OMG (Object
Management
Group)
2013年3月に、Middleware and Related Service Task ForceがSDNワーキンググループを設
置した。ここでは、マルチステークホルダーモデルに基づくベンダー非依存の国際標準の策定を
目指す。
ONF(Open Network
Foundation)
ONFは、新しいネットワーキング・アプローチ「Software-Defined Networking（SDN）」を推進す
ることを目的に、2011年に設立された団体である。通信キャリアだけでなく、Google、Yahooとい
うインターネット企業、NECなどの通信機器メーカがリードしている。2013年には、ドイツのバー
トホンブルクで開催されたthe second Layer123 SDN & OpenFlow World Congressを共催し
て以下の三つのアナウンスを行っている。
①ONFのOpenFlowの符号化テストプログラムとして三つ目の国際的なテスト機関の設置
②the University of New Hampshire InterOperabiity Laboratory[UNH-IOL]について
③メンバー企業（NEC）の製品の最初の符号化認証の表彰
OIF(Optical
Internetworking
Forum)
OIFは、オプティカル・ネットワーキング技術を使用して相互運用可能な製品とサービスを開発し
展開することを促進する団体で1998年に設立された。
現在、Carrier Working Groupにおいて、Requirements on Transport Networks in SDN
Architecturesが既に作成・公開されており、Networking & Operations Working Groupでは
SDN for Transport Framework Documentの作成を実施している。
BBF(Broadband
Forum)
BBFはブロードバンドネットワークの開発と導入、相互接続性確保、IPサービスの仕様作成する
組織であり、1994年に設立された。Service Innovation & Market Requirements Working
Groupにおいて、Business Requirements and Framework for SDN in Telecommunication
Broadband Networksの検討を実施しており、SDNの検討項目の洗い出しを検討している。
MEF(Metro
Ethernet Forum)
MEFは200社以上のテレコミュニケーション・サービスプロバイダ、ケーブル MSO、機器/ソフト
ウェアメーカ、半導体ベンダー、試験組織などの業界団体であり、2001年に設立された。Carrier
Ethernet & CE 2.0というグループでSDNの検討を実施している。また、SDNを含む将来のネッ
トワークサービスを議論するGlobal Ethernet Networking 2014 Eventの開催を2013年12月に
発表した。
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注目すべきフォーラムの最新動向(5) －BigData関連－
フォーラム名
活動状況
OMG (Object
Management
Group)
OMGでは、BigDataの検討のため、CSSC(Cloud Customer Standard Council)の中にBig
Data Working Group (BD-WG)が設立された。今後拡大するBig Dataがクラウド標準にあたえ
るインパクトなどを検討する予定である。2013年3月には米国で開催されたBig Data in Cloud
会議をホストした。
TMForum
TMFではBig Data Analyticsというプロジェクトがあり、コアフレームワークの検討、ベストプラク
ティスを集めたガイドラインの作成を行っている。2013年1月にオランダのアムステルダムにおい
て、TMFが主催するBigData Analytics Summitが開催された。2014年は1月にアムステルダム
でBigData in Focusという国際会議を開催予定である。
OASIS
OASISではクラウドコンピューティングの検討組織のうち、Advanced Message Queuing
Protocol (AMQP), Message Queuing Telemetry Transport (MQTT)、XML Interchange
Language for System Dynamics (XMILE)の各Technical Committeeで、Big Dataが検討され
ている。また、2013年10月にはOASISがホストしてInternational Cloud Symposiumをルクセン
ブルグで開催し、Big Dataに関する議論がされている。
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