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(水曜日) 広島県福山港湾地方港湾審議会議事録 (PDFファイル)

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(水曜日) 広島県福山港湾地方港湾審議会議事録 (PDFファイル)
広島県福山港地方港湾審議会議事録
1
日
時
平成26年2月5日(水)
2
場
所
福山市三吉町1丁目1番1号
13:30~14:00
広島県福山庁舎第3庁舎381会議室
3
出席委員
福山大学工学部教授
梅田
眞三郎
備後海運協同組合代表理事
岡本
信也
広島県倉庫協会
喜多村
久至
中国地方港運協会福山支部支部長(代理)
村岡
忍
尾道地区旅客船協会会長(代理)
沖本
正志
全日本海員組合尾道支部長
荻山
淳
岡田
宜之
鞆の浦漁業協同組合組合長
岡﨑
一美
福山市議会議員
徳山
威雄
福山市議会議員
池上
文夫
福山税関支署長
坂中
日出夫
中国運輸局尾道海事事務所長(代理)
柳井
裕志
中国地方整備局長(代理)
西村
大司
福山海上保安署長(福山港長)
伊藤
敦史
福山市長(代理)
橋本
哲之
広島県土木局空港港湾部長
加藤
雅啓
備後部会
JFEスチール(株)西日本製鉄所(福山地区)
総務部長(代理)
委員19名中16名出席(代理出席6名含む)
4
議
題
福山港港湾計画の変更(軽易な変更)について
5
担当部署
広島県土木局港湾漁港整備課港湾計画グループ
TEL(082)513-4025(ダイヤルイン)
6
会議の内容
(1)開会
(2)港湾管理者挨拶
(3)委員紹介
(4)議事
- 1 -
会
長
本日の議題は,一文字地区の放置艇対策施設に関して港湾計画の変更
を行うということでございます。この計画変更は,放置艇の規制,撤去,処分や,
所有者の責務に関係し,港や地域の発展にとって重要な課題だと思われます。
後ほど事務局から御説明があると思いますが,委員の皆様方に専門的な立
場からの御意見をよろしくお願いいたします。
なお,本日の審議会は,委員 19 名の中で 16 名が出席しておられますので,
広島県地方港湾審議会条例第 7 条の既定により,この審議会は有効に成立し
ております。
それでは,議事に入らせていただきます。議案は,福山港港湾計画の変更に
ついてでございます。
本件は,お手元に諮問書の写しがございますが,平成 26 年 2 月 5 日付で広
島県知事から当審議会に諮問されたものでございます。
内容につきましては,事務局から説明をお願いいたします。
事 務 局
それでは,今回の港湾計画の変更案につきまして,前の画面で説明させてい
ただきます。お手元にはカラー版の資料をつけさせていただいております。あわ
せて,ご覧いただければと思います。
本日は,放置艇対策施設を確保するための小型船だまりの計画についてで
ございます。御審議内容の説明の前に,県が策定しております福山港地域にお
けるプレジャーボート保管計画など,御説明させていただきます。
これまで広島県では,放置艇対策に係る条例を制定し,プレジャーボートの
適正な係留・保管を推進しているところでございますが,平成 22 年度に実施さ
れましたプレジャーボート全国実態調査では,広島県は依然として全国 47 都道
府県で最多の放置艇が確認されております。平成 22 年調査の福山港地域にお
けるプレジャーボートの隻数は,1335 隻のプレジャーボートのうち 90%以上の
1244 隻が放置艇となっておりまして,適正な管理がなされていない状況となって
おります。
そのため,広島県では,福山港地域の放置艇対策を着実に前進させるため,
福山港地域プレジャーボート係留・保管計画を策定しております。保管計画に
おきましては,福山市の小型船舶の減少傾向から,平成 33 年の福山港地域に
おける将来的なプレジャーボートを 1068 隻と推計しておりまして,既存の民間マ
- 2 -
リーナなどの収容施設約 300 隻分も活用しまして,将来的に約 770 隻分の収容
施設を整備していく計画としております。
保管施設計画としましては,既に港湾計画に位置づけてございますが,内港
地区に 300 隻分の小型船だまりを,今回御審議いただく一文字地区に 448 隻分
の小型船だまりを計画し,現在,港湾計画では位置付けておりませんけれども,
将来的な放置艇の解消状況,プレジャーボートの保有隻数などを勘案しまし
て,必要に応じて箕沖地区などに将来動向に応じた保管施設の計画等を検討
し,段階的な整備を図っていくこととしております。
また,今回,一文字地区の小型船だまりの整備・供用開始にあわせまして,放
置艇対策を推進するため,船舶の放置等禁止区域を指定しまして,福山港地
域における船舶の適正保管を推進することとしております。既に昨年 10 月に放
置等禁止区域の告示を行っておりまして,今年の 5 月 7 日より施行を開始するこ
とといたしております。
放置等禁止区域に指定する状況の写真を右のほうに添付しておりますが,係
留のための工作物を許可なく設置していたり,不法係留によって港湾施設の損
壊も発生している状況でございます。
なお,今回指定しない区域につきましても,一文字地区の小型船だまりへの
係留・保管状況,関係機関への協議を踏まえまして,順次拡大することを考えて
おります。
それでは,本日御審議いただきます資料 5 の福山港港湾計画書(案)の内容
につきまして御説明いたします。
本日御審議いただく案件でございますが,小型船だまり計画の変更となって
おりまして,港湾法施行規則に定められている港湾計画の軽易な変更に合致し
ますことから,変更の規模が小さい軽易な変更となっております。なお,軽易な
変更の場合は,本審議会の諮問・答申を受けた後,国土交通大臣への港湾計
画を送付しまして告示することとなりますので,御審議のほどよろしくお願いいた
します。
今回の変更箇所でございますが,先ほどから触れさせていただいております
ように,福山港の一文字地区における小型船だまり計画の変更となっておりま
す。左が既定計画,右が今回計画となっておりまして,一文字地区の小型船だ
まりの計画につきましては,平成 19 年に,水深 1.5m,面積 4ha の泊地,小型桟
- 3 -
橋 13 基,防波堤 470m,埠頭用地 1ha を位置づけさせていただいております。
平成 19 年に位置づけさせていただいた既定計画につきましては,平成 14 年
の福山港でのプレジャーボートの実態調査をもとに,船長 8m 以下の船舶を対
象に計画をしておりました。
しかしながら,平成 22 年の福山港でのプレジャーボートの実態調査では,船
長 8m を超える船の隻数が増加しておりまして,その実態を踏まえまして,船長
9m までの小型船も係留できる施設配置の見直しを行いました。その結果,小型
の桟橋につきまして,13 基から 14 基へ変更するものでございます。
お配りしております資料 5 の港湾計画書(案)につきましては,これまで説明い
たしました内容につきまして,計画書の記載方法に従って記述しております。計
画規模につきましては,整数単位で表示しております。
なお,現在整備を進めております一文字地区の小型船だまりでございます
が,名称は「ボートパーク福山」と決まっておりまして,4 月に供用開始を予定し
ております。
以上で説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたしま
す。
会
長
それでは,この計画案に対して御質問,御意見等ございましたらお願いした
いと思います。
委
員
(質問,意見なし)
会
長
御質問,御意見がありませんでしたけれども,答申のとりまとめに入りたいと思
います。
それでは,諮問された福山港港湾計画の変更につきまして,原案どおり適当
と認める答申をしたいと思いますが,お認めいただけますか。
委
員
異議なし
会
長
異議がないようですので,原案を適当と認めるとの答申をさせていただきま
す。答申案につきましては,事務局において作成させ,私が確認した上で知事
に答申することにしたいと思います。
以上をもちまして本日の審議を終了することといたします。それでは,今後の
進行を事務局でお願いします。
- 4 -
事 務 局
委員の皆様方には,港湾計画の変更につきまして御承認賜りまして誠にあり
がとうございます。
本日審議いただきましたボートパーク福山につきましては,福山港で初めて
整備する放置艇収容施設でございます。このハード整備と,先ほど紹介しており
ます船舶の放置等禁止区域の指定など,ハードとソフトの両輪をあわせまして,
福山港における放置艇対策の取り組みを今後進めてまいりたいと考えておりま
す。
今後とも皆様方の一層の御支援,御協力をお願いいたします。
これをもちまして広島県福山港地方港湾審議会の全日程を終了させていた
だきます。ありがとうございました。
閉会
7
会議の資料名一覧
(1)広島県福山港地方港湾審議会審議会次第
(2)広島県福山港地方港湾審議会名簿
(3)広島県福山港地方港湾審議会配席図
(4)
「福山港港湾計画の変更について」諮問書の写し
(5)福山港港湾計画書(案)軽易な変更
(6)参考法令
(7)福山港地方港湾審議会資料(パワーポイント縮小版)
(8)ボートパーク福山パンフレット
(9)福山港案内
- 5 -
14:00
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