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教室から世界を見る・体験する

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教室から世界を見る・体験する
教室から世界を見る・体験する
国際理解教育サポートプログラム 2013
世界 55 の国と地域で国際協力を行ってきた国際 NGO、AAR Japan[難民を助ける会]
(東京・品川区)が、貴校の国際理解教育を全面的にサポートします。
AAR Japan とは…
国連に公認・登録された、日本生まれの国際 NGO
です。1979(昭和 54)年に設立。1997 年には、地
雷禁止国際キャンペーンの参加団体としてノーベル
平和賞を共同受賞。災害発生時の緊急支援、障害者
支援、地雷・不発弾対策、マラリア・エイズなどの
感染症対策、国内での国際理解教育活動に取り組ん
でいます。現在は東日本大震災の被災地を含む、世
界 15 ヵ国で活動しています。
小学校・中学校・高校の先生方へ
世界を知る契機となるような、バラエティ豊かな企画をご提案します
国際化が急速にすすむ中、将来を担う小学生・中学生・高校生が、感受性の豊かな時期に異文化に親しみ、
世界に目を向けることは、ますます重要になっています。
ふだんから世界に関心を持ち、何か大変な問題が起きたときに、自分にできることを考えるようになってほ
しい。そして、実行する力をつけてほしい。それが私たち AAR の願いであり、先進国日本で暮らす私たち
の責務でもあります。
AAR Japan[難民を助ける会]は、日本で生まれた国際 NGO です。国内では、スクールサポーター制度な
どを通じ、将来を担う多くの児童・生徒に事業を通じて私たちが学んだこと・感じたことを伝えてきました。
その豊富な経験と実績を活かし、貴校の児童・生徒が世界を知る契機となるような、バラエティ豊かな企画
をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせ先: AAR Japan[難民を助ける会]
国際理解教育担当 穗積、園田、古川、松本
Tel:03-5423-4511(月~土 10:00 ~ 18:00)
Fax:03-5423-4450 E-Mail:[email protected]
〒 141-0021 東京都品川区上大崎 2-12-2 ミズホビル 7F
もくじ:国際理解教育サポートプログラム 2013
1. AAR スタッフの出前授業
2. 訪問学習・ボランティア体験
3. 調べ学習にご協力します
4. 学校でできる国際協力
5. 貸出資料一覧
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依頼から実施までの流れ
1.ご希望の日時やプログラムが決まったら、AAR に申込書をお送りください
申込書(別紙)に必要事項をご記入の上、FAX(03-5423-4450)または郵送で、講演やイベントの希望
実施日(教材提供の場合は希望受取日)の 1 ヵ月前までに AAR 事務局宛にご送付ください。
※申込書は当会のホームページからもダウンロードできます。
※プログラムなどに関するご相談はいつでもお電話や E-mail で承ります。
2.AAR からご連絡し、詳細を話し合います
AAR より、担当の先生にご連絡します。プログラムのテーマや構成、必要な準備、費用等について、ご
相談しながら詳細を決定します。
3.当日
各種プログラムを実施します。
費用について
・プログラム実施一件につき、5,000 円からのご寄付または謝金をお願いします。
AAR は皆様からのご寄付により、支援活動を続けることができます。ご理解をいただけますよう、お願
いいたします。
・実施にかかる交通費・宿泊費、教材の送料などは、実費のご負担をお願いします。
◆国際理解教育サポートプログラムに参加した学校には
「AAR スクールサポーター」として登録させていただき、国際協力について分かる当会会報「AAR ニュー
ス」や、学校向け壁新聞「サニーズボイス」をお送りいたします。また、実施したプログラムや学校の
皆さまによる国際協力活動の事例を取りまとめ、年 1 回ご報告させていただきます。
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1. 教室で AAR スタッフの出前授業
アジアやアフリカでの活動に携わるスタッフが、教室にやってきます
◆講演(対象:小学生・中学生・高校生)
AAR スタッフが国際協力に関する幅広いテーマを、お話や映像などで分かりやすく説明します。テーマ・
内容・構成・講演時間などはご希望に合わせて調整いたします。
テーマ:
緊急支援、難民支援、地雷・不発弾対策、障害者支援、感染症対策、東日本大震災緊急・
復興支援、アフリカ・アジア他各国での支援活動、国際協力と NGO、ボランティアの
意義、世界の子どもたち、NGO で働くということ、女性と国際協力 ・・・など。「世
界の民族衣装を着てみよう」「アフリカの水汲み体験」など、様々なアクティビティを
組みこむことも可能です。
過去の講演テーマ(一例)
:小学校「いろいろな国と、いろいろな人々、そして私たち」
中学校「いま知ってほしい、地雷のこと・クラスター爆弾のこと」
高校 「難民支援のさまざまなアプローチ」
所要時間: 30 分~ 90 分(応相談)
◆ 90 分で世界を一周!(対象:小学生)
開発途上国の子どもたちの「いつもの生活」を体験するワークショップです。南スー
ダンの子どもたちの水汲み、アフガニスタンの子どもたちの遊びなどを体験しなが
ら、世界にはいろいろな文化・暮らしがあることを実感します。
◆地雷探しゲーム(対象:小学生)
日本では馴染みのない地雷・不発弾の問題。AAR オリジナルの地雷探しゲームで、
「自
分の家の近くにもし地雷があったら?」と、自分の問題として考えられるようにな
ります。
参加人数: A. 90 分で世界を一周!:5 名~ 40 名程度
B. 地雷探しゲーム:5 名~ 20 名程度
場所:
教室、体育館、多目的室など。ご希望の場合は、
AAR 事務所でも実施可能です。
所要時間: A. 90 分で世界を一周!:90 分/ B. 地雷探しゲー
ム:30 ~ 45 分
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2. NGO 事務所で体験授業
NGO の事務所を訪ねてみませんか?
◆講演(対象:小学生・中学生・高校生)
東京都品川区の AAR 事務所(「目黒駅」より徒歩 2 分)で、ご希望のテーマに応じて AAR スタッフがお
話しします。
対象:
小学生~高校生
人数:
数名~ 50 名程度
場所:
AAR 事務所(東京都品川区)
テーマ:
緊急支援、難民支援、地雷・不発弾対策、障害者支援、感
染症対策、東日本大震災緊急・復興支援、アフリカ・アジ
ア他各国での支援活動、国際協力と NGO、ボランティアの
意義、世界の子どもたち、NGO で働くということ、女性と
国際協力・・・など
所要時間: 30 分~ 90 分(応相談)
◆参加型ワークショップ:緊急支援体験(対象:小学生・中学生)
東日本大震災、阪神・淡路大震災などで注目された NGO の緊急時のオペレーションを疑似体験できるワー
クショップです。実施場所は AAR 事務所のみとなります。
参加人数: 10 名~ 50 名程度
教材:
緊急支援体験に必要な各種教材は、AAR がご用意します。
所要時間: 90 分程度
※事前・事後学習との組み合わせにも対応いたします。
※左ページ「90 分で世界を 1 周!」「地雷探しゲーム」もできます。
◆ボランティア体験(対象:中学生・高校生)
簡単なボランティアに参加できます。国際協力活動に不可欠な、郵送物の封入作業などをお手伝いいた
だきます。実施時期・回数・参加人数・時間・作業内容などはご相談に応じます。
対象:
中学生~高校生
人数:
3 名~ 20 名程度
場所:
AAR 事務所(東京都品川区)
所要時間: 60 分~ 90 分(応相談)
※講演とボランティア体験の組み合わせも可能です。
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3. 調べ学習にご協力します
AAR が生徒の質問にお答えします
事前・事後授業や普段の授業の中で生徒が調べ学習をする際に、電話やメールなどでのお問い合わせ、
インタビュー取材などに、AAR スタッフが丁寧にお答えします。相談料などはかかりません。先生、ま
たは生徒ご自身から、お気軽にお問い合わせください。
4. 学校でできる国際協力
文化祭やふだんの学校生活で、たとえばこんなことができます
国際協力のテーマについて調べ、発表する
関心のある国や分野についてより深く知る、そして知ったことをひとに伝えるといったことも、大切な
国際協力です。文化祭などで発表することで、さらに理解が深まります。
写真パネルや DVD などを貸し出しできます。 詳しくは教材一覧をご覧ください。
チャリティ・バザーを行う
AAR で販売しているチャリティグッズや、家で眠っているものを集めてバザーを行い、売り上げを寄付
します。ミニタオルやキーホルダーなど、AAR のチャリティグッズの委託販売を承ります。品物や販売
方法については別途ご相談ください。
募金活動を行う
文化祭・学園祭で、街頭で、募金活動をしてみませんか?
・募金箱の貸し出しをしています。
・AAR では、募金の使い道(例:東日本大震災、ミャンマー(ビルマ)の障害児支援、など)を
指定していただくことができます。
・なお、ご協力いただいた学校には、募金の使い道をご報告させていただきます。また、ホームペー
ジ上や AAR の会報にて、広く会員・支援者の皆さまにご紹介させていただいております。
身近なもので国際協力
AAR では、未使用切手、書き損じハガキ、未使用テレホンカード、商品券の寄付を受け付けています。
未使用切手はそのままで、書き損じハガキは郵便局で新しいハガキや切手などに交換し、会報の送料や
通信費として活用しています。その分より多くの支援を国内外の現場に届けることが可能になります。
国旗について学ぶ
世界の多くの国の国旗を知ることは、世界を知ることの第1歩です。「世界の国旗検定」は、誰でも楽
しく国旗を学べ、レベルに応じて取り組める内容になっています。各受験者の受験料から 100 円が AAR
へ寄付されます。
詳しくは 世界の国旗検定 http://www.worflac.jp/index.html
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5. 教材一覧
授業の教材として、文化祭の展示として、ご活用いただけます
1. パネル(貸し出し)
2. DVD(貸し出し)
A. 国際協力の活動紹介:
D. 「そっちに行っちゃだめ- Donʼt go that way」
緊急支援、地雷対策、障害者支援、マラリア予防など
(アフガニスタンの女の子は地雷の怖さを知らなくてい
についての写真パネル(B3 サイズ 52㎝× 37㎝ フレー
いの? AAR が独自に制作し、事業で実際に使用してい
ム入り 10 枚セット)
る短編映画。日本語字幕つき、15 分程度)
B.
E. 「帰郷- The Way to Home」
地雷問題:
地雷、地雷被害者、地雷除去などの写真パネル(B3 サ
待ち受けていたものとは…。AAR がアフガニスタンで
イズ 52㎝× 37㎝ フレーム入り 10 枚セット)
C.
(難民生活から故郷アフガニスタンに帰ってきた一家を
広く使っている短編映画。日本語字幕つき 15 分程度)
東北支援活動:
東日本大震災被災直後の写真や、緊急・復興支援活動
の写真パネル(B3 サイズ 52㎝× 37㎝ フレーム入り
F. 「世界を変える 100 人の日本人」
(「難民救済の母」とも呼ばれる相馬雪香(AAR 創設者)
の半生を紹介 15 分程度)
10 枚セット)
※以下の Youtube サイトでも上記「D.」「E.」の
活動ビデオを視聴できます。
http://www.youtube.com/user/AARJAPAN
3. パンフレット(無料)
■「MINE: 地雷問題から世界
を考える」
地雷・不発弾、クラスター爆
弾 と は? 何 が 問 題 な の か?
様々なデータや、地雷対策の
取り組みを分かりやすく解説
しています。A5・14 頁
■「Society for All: 障害分野から
世界を変える」
「障害」の定義、途上国で障害者
が直面している問題と、それに対
する具体的な支援の事例を紹介。
障害者権利条約の解説もありま
す。A5・12 頁
■「エイズとたたかう人たち
がいます」
HIV/ エイズ問題を理解する
上 で の ポ イ ン ト と、AAR が
ザンビアで実施している対策
事業を簡潔に説明していま
す。A4 両面三つ折
■「のぞいてみよう!世界の子ど
もたちの 1 日」(小学校向け)
AAR の活動するアジアとアフリカ
の国の子どもたちのふだんの暮ら
しを写真で紹介。住んでいる家や
学校の様子、食べているものなど、
日本との違いを分かりやすく学べ
ます。A5・50 頁
4. ポスター(1 枚 400 円)
貸し出し・パンフレット注文の手順:
■原寸大の地雷の写真
を載せたポスター。地
雷についての説明資
料 つ き( 約 58cm ×
88cm)
①申込用紙(別紙)に教材名と必要数を記入し AAR に送る
② AAR より連絡後発送 ※送料のご負担をお願いします
返却(※パネル・DVD のみ)の手順
梱包し AAR へ郵送でご返却をお願いします。
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国際理解教育サポートプログラム活用の機会
AAR の国際理解教育サポートプログラム活用の機会の一例をご紹介します。以下の科目・内容に限らず、
ご相談ください。
・総合的な学習の時間(全学年)
・社会科の授業の発展学習として
一例として、以下の内容に関連付けてご活用いただけます。
小学校: 国際交流、国際協力、平和な国際社会の実現
中学校:(地理)世界の様々な地域、(公民)私たちと国際社会の諸問題
高校: (世界史 A)「持続可能な社会への展望」、(地理 A)「世界の生活・文化の多様性」「自然環
境と防災」「現代世界の諸地域」、(現代社会)「共に生きる社会を目指して」
・文化祭・学園祭、課外学習
プログラム組み合わせ例(講演テーマ:地雷問題)
①事前学習
AAR の資料、ホームページなどを調べ、地雷問題、関心のある国(アフガニスタン、ラオス、スー
ダンなど)での AAR の活動などについて、質問をまとめる。
② AAR スタッフの出前授業(45 分)
アフガニスタンでの地雷対策事業に携わる AAR スタッフが学校に伺います。
講義(35 分):地雷・不発弾問題の歴史と現状、国際社会の取り組み、AAR をはじめとする国
際 NGO の支援活動について話を聞く。映像を観たり、処理済みの地雷の実物を触ったりしな
がら理解を深める。
質疑応答(10 分)
③事後学習
出前授業の内容・感想を書いたり、「自分たちにできること」をまとめて発表しあう。
④協力活動
「自分たちにできること」の一例として、クラス・学年・学校単位で、募金活動、バザーなど
を企画し、実行する。
学年や授業のテーマにより、幅広く対応します。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
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