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第3部 サンプル集 - 和歌山県ホームページ

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第3部 サンプル集 - 和歌山県ホームページ
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
第三部 サンプル集
様式1-1 現状分析シート
所 属 ○○○課
職・氏名 主査 和歌山 太郎
TEL
(内線)
073 - 441 - XXXX
(XXXX)
メール
[email protected]
kayama.lg.jp
事業名 電子県庁推進事業
業務名 ○○○業務に係る従事者申請の受付及び管理
1 対象業務の概要
○○申請従事者(県民)からの申請の受付(受付簿の記載)を行い、審査を経て通知書の送付を行
い管理台帳を作成する。
毎年更新のため年度当初に申請が集中し以降新規申請者の登録及び基本情報の変更(氏名、住
所等)を適時行う。
2 業務の状況(現況)
業務を担当する
職員数
補佐する職員数
業務(1件あた
り)の処理時間
台帳等の保有数
(冊数)
1 人
2 人
1 時間
3 冊
4
月
5
6
7
8
9
保有する情報量
(項目数)
(様式数)
3 様式
10
11
12
1
1
1
1
15 項目
2
3
繁忙期
3
要員
繁忙期の主な
業務内容
3
1
1
1
1
1
(件数)
1
500 件
年度内
延べ人数
2
17 人
切り替えによる申請数の増加と各種問い合わせ対応
繁忙期
業務量
(1ヶ月あたりの時間数)
処理件数
(1ヶ月あたりの件数)
運用(手順手続き)等変更
360 時間
20 時間
95 時間
150 件 20 件 40 件 数年に1度
毎年
市町村等への業務移管(共同化)の可能性
有 無
年に2~3度
毎月
県民
想定される時期
23 年
有りの場合関係する業務名
業務の関係者
課内
部内
一部の所属
全庁職員
省庁
市町村
関係団体
頻 度
有 無
他の業務との関連性
(年)平均
閑散期
10 月
所管する所属
有 無
○○に関す る事務
3 関係する法令、条例、規程等
法令、条例、規定
制定日
○○○条例
昭和○○年○○月制定
62
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
4 既設システムの有無
有
無
導入費
開始時期
月
年(和暦)
既設システム名
○○台帳システ ム
( パソコンソフト桐を用いた台帳管理システ ム)
5 年
10 月
既設システムの問題点
1 [百万円]
運用費(前年実績)
システ ムのソフト提供が無くなり保守出来ない。
パソコンソフトのため、 担当者のみでしか操作出来ない。
[百万円]
システムの形態
メインフレーム型
クライアント・サーバ型
ウェブアプリケーション型
スタンドアロン型
ASP型
システムの調達(上記ASP型を除く)
独自開発
パッケージソフト
(汎用機を用いたシステム開発)
(クライアントで処理を分散しサーバでデータ管理するシステム開発)
(Web技術を用いイントラネット経由で利用するシステム開発)
(パソコンなど単体で処理するシステム開発)
(インターネットなど回線を用いて提供されるサービス SaaSも含む)
設備の調達
買い取り
リース(開始年月)
(
年
月)
なし(共通設備利用)
※行政PC等
設備の保守
スポット保守
年間保守契約
5 課題・問題点
申請受付、審査、結果通知、台帳作成等、様々な業務を全て手作業で行っているため転記等事務
が繁雑している。
台帳については、検索閲覧に時間がかかり問い合わせなど即時対応できていない。
課題・問題点に対しての主な原因
事務手続きが非効率
動線に問題がある。
規程等に問題がある。
組織の構成に問題がある。
手順に問題がある。
その他
単純業務が多く手作業
情報の収集
熟練度に依存
情報の非共有化
運用経費が増大
63
事務処理の集中による業務量の増大
入力操作などが様々で複雑
業務の引き継ぎが曖昧
判断・条件が曖昧
設備など投資が増大
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
様式1-2 要求分析シート
事業名 電子県庁推進事業
業務名 ○○○業務に係る従事者申請の受付及び管理
1 目的
分 類
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
目 的
業務を効率化させ業務時間の短縮を図りたい。
事務の見直しを図りたい。
手続きの見直しを図りたい。
組織の構成を見直したい。
情報収集を迅速化し対応を早くしたい。
集中業務を分散させ効率化したい。
分散業務を集中させ効率化したい。
入力操作などを標準化、簡略化したい。
熟練度に依存しない業務への改善を図りたい。
問い合わせの対応を迅速にしたい。
情報の共有を図りたい。
業務の引き継ぎを簡略化したい。
判断・条件等を統一したい。
設備投資など費用を削減したい。
設備投資により処理を速くしたい。
その他
64
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
様式1-2 要求分析シート(要求内容)
事業名
業務名
電子県庁推進事業
○○○業務に係る従事者申請の受付及び管理
2 要求内容(具体的に)
1 ~ 3 段階
分
項番
要求内容
緊
急
性
06
1
1
2
有
類
1
申 請者 か らの 問い合 わ せに 迅速 に対 応する た め 検 索機 能
が ある 台帳 シス テム とした い。
問 い合わ せ から 回答 まで の 所要 時 間を ○ ○分 以内 とする 。
シ
ス の
実
重 テ 有
施
要 ム 無
時
度 化
の
必
要
性
目標(数値)
要
求
の
類
似
例題の「台帳システムとする」必要度「1」は最優先に必
要でありかつ、緊急性「1」は他の作業を止めても緊急
対応すべきである判断の場合指定する。
2
申 請者 が イン ターネ ット を 用 い電 子 申請 する 。
24時 間 受付 が で き 、 申 請書 の 入力 が 標準 で ○ ○分 程 度で
出 来る 。
05
1
1
1
有
3
受 付簿 へ の記 載 事務 を 廃止 し電子 受 付とする 。
受 付簿 記 入の 時 間短 縮 ( 約 ○分 /1回の 手 続き × 件数 )
03
1
1
2
有
4
申 請者 が 適時 状 況が 分 かる よ う 情 報 提供 する 。
申 請者 か らの問 い合 わ せ件 数 の削 減
( 申 請 者の 約 ○○ % 程度 の 問い合 わ せあ り、 受付 簿 の確
認 から申 請 内容 の 応答 まで 約 ○○ 分 程度 )
10
1
1
1
有
03
2
2
2
02
2
2
3
05
2
2
2
有
03
3
3
2
有
04
3
3
2
このケースでは「応答時間○○分程度」を必須に守ること
で「1」の設定とし条件の緩和を許さないとする。
5
運 用手 順 を 見 直 し申 請 書の 確 認及 び承 認 ・ 通 知書 の 発行
送 付まで の 手 続き を 簡素 化 し確 認 のみ とする 。
6
承 認の 起 案決 裁 を 省 略 する 。
7
通 知書 作 成を 自 動化 する 。
確 認承 認 ご通 知 書作 成 まで 1回の 処 理で 待ち 時 間を 含 め
約 ○○ 時 間
通 知書 作 成( 必要 項 目の 転 記等 ) で 約 ○ ○分 程 度/ 件
4
例題の「通知書の自動化」必要度「2」は必要である、、
緊急性「2」は中程度の緊急度で中」である判断とした場
合の指定。
8
規 程を 見 直し通 知文 の 郵送 を 電子 送 付( e - m ail) で の 送 付
とする 。
郵 送する 手 続き ( ○ ○ 分/ 1回 の 郵送 手 続き )
必要性「3」の判断としては、現在必要としないだけで、
検討したということから項目だししておく。
9
規 程を 見 直し事 務処 理 すべ て を 共 同 利用 セ ン ター化 する 。
事 務に関 する 総 時間 ○ ○時 間 /年 の う ち 審 査・ 確認 業 務
○ ○時 間 を 除 く 時間
~
~
このケースでは「共同センターの設置」が必須条件で
はないが今後必要性もあることで「2」とし条件を緩和し
ている。
65
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 業務フロー(現状)
処理名: ○○○届、受付、審査、結果通知、一覧表作成
届出、受付
台帳管理(一覧表作成)
審査、結果通知
申請者
申請書
提出
(持参・郵送)
通知書
⑩問い合わせ
郵送
業務担当者
⑧郵送手続き
①受付
⑪台帳確認
通知書
業
務
担
当
課
室
②受付簿記入
③内容審査
各担当が実施している業務や作
成している帳票、及び業務の前後
関係を洗い出して記述する
⑦通知書作成
⑧PC入力
一覧作成
④承認依頼
起案
申請書
確認(承認)者
⑤確認
⑥承認
フロー作成用部品
手作業 手書帳票 コンピュータ操作 出力帳票
処理名: 年次処理(台帳繰り越し)
年次繰越
申請者
業務担当者
台帳
業
務
担
当
課
室
①繰越届出用台
帳作成
継続届出
用台帳
②有効期限切れ
申請台帳作成
有効期限
切れ台帳
(有効期限切れを削除)
確認者
66
審査済
申請書
一覧表
審査済
申請書
⑨保管
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 業務フロー(システム化後)
処理名: ○○○申請、受付、審査、結果通知、台帳作成
申請、受付、審査
結果通知
台帳表示、一覧表作成
申請者
シ 共通基盤システム
ス
テ
ム
管
理
⑨問い合わせ
⑤申請状況
の確認
①申請入力
郵送
インターネット(県民ポータル)
汎用受付システム
共通基盤などを利用し出
来るだけ共通化する。
業務担当者
⑩画面確認・回答
⑦郵送手続き
②受付・審査
業
務
担
当 確認者
課
室
③申請書保存
承認、通知の処理など手
続きを見直し(BPR)する
ことで効率化、迅速化が
図れる。
⑧画面上で一覧
・印刷
⑥通知書印刷
一覧表
通知書
④確認
サーバ
システム化後の事務の流れを記述する。
ア 業務全体の流れを見ることができるように作成する。
・個々の事務(最小単位の業務)を誰が担当するのか。
・事務の前後関係はどうなっているか。
・作成する帳票とその流れはどうなるか。
イ 現状業務の問題点を洗い出し、それを解決するフローを検討する。
処理名: 年次処理(台帳繰り越し)
データバックアップ(作業前)
台帳繰り越し
データバックアップ(作業後)
申請者
サーバ
業務担当者
業
務
担
当
課
室
バックアップ指示
全体バックアップ
繰り越し指示
有効期限切れ処理
バックアップ指示
全体バックアップ
サーバ
手作業 出力帳票 コンピュータ操作 サーバ バックアップ
67
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 機能詳細
機能詳細(現状)
○○○申請、受付、審査、結果通知、台帳作成
① 申請者が申請書に必要事項を記入する。
② 申請者は、申請書を県業務担当者に提出または郵送する。
③ 業務担当者は、申請データを受け付ける。
④ 業務担当者は、申請データの審査事務を行う。
⑤ 確認者(所属長または職務代理者)は、業務担当者が審査した結果を確認する。
⑥ 業務担当者は、審査結果通知書を作成する。
⑦ 業務担当者は、審査結果通知書を申請者宛に送付(郵送)する。
⑧ 業務担当者は、申請及び審査結果情報を台帳に記入する。
機能詳細(システム化後)
○○○申請、受付、審査、結果通知、台帳作成
① 申請者が自宅のパソコンから申請入力を行う。
② 業務担当者は、行政事務用パソコンから申請状況を確認し、申請データの受付・審査事務を行う。
③ 確認者(所属長または職務代理者)は、業務担当者が審査した結果を確認する。
④ 業務担当者は、審査結果通知書を作成する。
⑤ 業務担当者は、審査結果通知書を申請者宛に送付(郵送)する。
⑥ 業務担当者は、必要に応じ、○○○申請者台帳の表示または一覧表の作成を行う。
<参考> 業務手順分析表
分担事務 ○○○申請事務に関すること
○○○課 主査 和歌山 太郎
As-Is
○○○申請手続き
業務名
申請者(申請手続き)
申請書の入手
申請書記入
届け
審査結果の確認
業務作業
時間(分)
業務内容
申請書を入手するため用紙の設置場所へ
制定用紙へ必要事項の記入
持参、郵送による届け出書の送付
郵送による通知書を受け取り確認
間接時間
(分)
20
60
合計
業務担当者
(受付処理)
受付
内容審査
起案
決裁
台帳保管
通知書の送付
(年次処理)
繰越届出申請の抽出
繰越届出台帳作成
有効期限切れ削除
有効期限切れ台帳作成
(問い合わせ)
60
60
60
60
15
1
1
1
1
40
60
60
60
60
600
0
0
0
0
600
5,940
1,800
60
15
※直接作業時間は、作業従事者の直接作業にかかっ
た時間を記入する。
間接時間は、待ち時間や第三者がその作業に必要と
思われる時間を記入する。
備 考
0
0
4,000
12,000 移動時間
15
30
継続の届出書を抽出する
継続届出用の台帳を作成する
有効期限切れ申請書を削除する
有効期限切れ申請台帳を作成する
台帳を確認し問い合わせに対応する
16,000
0
0
0
0
0 いくつかの申請をまとめて起案
1,200 決裁までに係る時間
0
0
年間回数
業務名
業務作業
時間(分)
業務内容
インターネット電子申請画面により必要事項を入力し申請
メールにより審査終了の通知を受け電子申請画面により審査結果を確認する。
間接時間
(分)
年間
実施回数
20
5
200
200
0
0
0
0
4,000
1,000
400
0
5,000
200
200
20
20
20
20
0
2,000
100
0
100
200
1
1
40
5
5
0
0
0
0
2,410
100
合計
業務担当者
(受付処理)
受付
内容審査
起案
決裁
台帳保管
通知書の送付
(年次処理)
繰越届出台帳作成
有効期限切れ台帳作成
(問い合わせ)
0
0
0
0
200
200
20
20
20
20
○○○電子申請手続き
申請者(申請手続き)
申請
審査結果の確認
業務作業の 間接時間の
総時間
総時間
0
0
0
1,000
3,000
600
0
300
200
5
15
30
To-be
200
200
400
申請書を受付、受付簿へ記入する
申請書を審査し通知書を作成する
承認依頼及び通知書の起案書を作成する
承認者による確認承認(決裁)
審査済み申請書を台帳に保管し一覧表を作成する
封書し総務学事課へ
合計
年間
実施回数
電子処理により自動受付
電子申請画面により申請書を審査する
承認依頼及び通知書の起案書を電子決裁により作成する
承認者による確認承認(決裁)
電子申請画面より管理台帳ファイルを作成し保管する。
電子申請画面より通知文書を送付(メールにより)する。
10
5
5
5
5
5
5
台帳ファイルから継続届出の情報を抽出し繰越届出台帳ファイルを作成する。
台帳ファイルから有効期限切れを削除し有効期限切れ台帳ファイルを作成する
電子申請画面にて状況を通知
合計
68
業務作業の 間接時間の
総時間
総時間
備 考
0
0
0 いくつかの申請をまとめて起案
100 決裁までに係る時間
0
0
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
様式2-1 情報システム企画書
事業名 電子県庁推進事業
業務名 ○○○業務に係る従事者申請の受付及び管理
1 導入目的と確認
目 的
外的要因
国の指示などへの対応
県民サービス
内的要因
既存業務の改善等
基盤等設備導入
庶務事務等全庁的業務の改善
その他(
)
申請者からの手続きをインターネットを用い電子申請とし、利用者からは受付状況等
適時確認が出来る仕組みとする。
承認後は、通知書の作成を行い、一覧からの検索機能を用いて台帳管理し情報を共
有するとともに問い合わせなど迅速化する。
1回/年 の繰り越し処理では、未承認申請の繰り越し及び有効期限切れ申請の台
帳を作成する。
実施する処理
アウトソーシング
iDCサービス
ハウジングサービス
ホスティングサービス
その他
システム開発
設備も含み開発
開発のみ
システムの改修
その他
設備の調達・見直し
保守・運用業務
設備の保守
システムの保守
その他
(業務過程の全部又は一部を外部に委託)
(インターネット回線や保守・運用などを提供する施設を用いるサービス)
(サーバなどを預け回線や保守の提供を受けるサービス)
(サーバなど設備の提供も受けるサービス)
(システムの開発とともに設備の調達も行う)
(既設設備を用いシステムの開発を行う)
(既設システムの改修を行う)
(設備の老朽化、陳腐化等により更改・見直し)
利用者
県民
事業者等
団体
組織横断
全職員
関係組織
69
課内
課内職員
担当・副担当
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
2 コンピュータ化の範囲
コンピュータ化する内容
1.申請の受付まで(手書き申請)を電子申請化する。(共通基盤「電子申請システム」
を利用する。)
2.受付後の電子申請情報を電子台帳保管する。
(手書き申請の場合は入力出来る様にする。)
3.台帳から通知書を作成し印刷する。
(抽出機能を設け印刷イメージファイルを作成する。)
4.検索機能を設ける。
(氏名、住所、受付番号等で検索し結果は一覧表示し印刷も可能とする。)
5.台帳の繰り越し処理を電子化する。
手作業で残る業務
1.通知書の郵送事務
2.手書き申請の受付及び処理
事前に変更される法律及び変更予定の条例・規程
法律・条例・規程
変更予定日
○○事業に係る○○規程
平成○○年○○月
70
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
3 システムの概要
業務の運用変更、条例・規程の変更、手順等運用の変更
運用手順を
旧:申請書の確認及び承認・通知書の発行送付までの手続き
新:手順を省略し確認者(承認者)の画面確認とする。
起案事務を省略する。
類似システム等市場調査
類似システムの調査を行った(調査した類似システムと導入事例)
○○県○○○システ ム
パッケージソフト等調査を行った(調査したパッケージシステム)
(株)○○会社 ○○○シ ステ ム
最新技術等の調査を行った。(技巧調査、設計書の作成等)
○○年 ○○調査実施 完成図書「 ○○に関す る調査報告書」
利活用する既存システム・設備
ネットワーク
( きのくにeねっと 庁内LAN
LGWAN 住基ネット その他 )
インターネット
( Web メール その他 )
サーバ
クライアント
( 行政パソコン 共用端末 その他 )
その他
入出力イメージとデータ項目数
入力画面数
出力画面数
保存するデータ項目数
導入するシステムの形態
メインフレーム型
クライアント・サーバ型
ウェブアプリケーション型
スタンドアロン型
ASP型
その他
システムの調達(上記ASP型を除く)
独自開発
パッケージソフト
混合
:
:
:
4
1
20
画面
画面
項目
(
(
イメージ図の作成有無
有
無
)
有
無
)
(汎用機を用いたシステム開発)
(クライアントで処理を分散しサーバでデータ管理するシステム開発)
(Web技術を用いイントラネット経由で利用するシステム開発)
(パソコンなど単体で処理するシステム開発)
(インターネットなど回線を用いて提供されるサービス SaaSも含む)
(
設備の調達
買い取り
リース
なし(共通設備利用)
※行政PC等
71
)
設備の保守
スポット保守
年間保守契約
24時間365日保守
システムの運用
スポット保守
実績
24時間365日運用
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
4 開発体制・スケジュール
必要となる体制と措置
従事する職員数
補佐する職員数
:
:
2
1
名
名
(
(
措置の有無
有
有
無
無
)
)
関係する所属
稼働開始予定年月
○○ 年
○○ 月
スケジュール
年度\月
手続きの変更
(条例・規程の変更)
○○年度
調達仕様書の作成
○○年度
契約事務
○○年度
システム開発
○○年度
テスト・研修
(周知)
○○年度
本稼働
○○年度
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
5 必要経費(積算)
16.0 百万 (想定する期間内事業の総費用)
総費用
内 訳
設 備
開 発
その他
初期費用
5.0 百万
10.0 百万
1.0 百万
設備賃借
設備保守
システム保守
運用管理委託
その他
ランニング・運用経費(年)
1.0 百万
0.5 百万
1.0 百万
百万
百万
予算執行(年度/百万)
○○年度
10.0 百万
○○年度
1.2 百万
○○年度
1.2 百万
72
○○年度
1.2 百万
○○年度
1.2 百万
○○年度
1.2 百万
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
6 費用対効果分析
効果の分析
従事者 申請時に窓口ま で出向く時間の削減
○○分×○○○人/年=○○○時間( ○○○万円/年に相当)
定量効果 県職員 受付から結果通知 ○○分×○○○人/年=○○○時間
台帳作成等 ○分×○○○人/年=○○○時間
問い合わせ ○○分×○○○人/年=○○○時間
従事者からの申請遅れ等減少
定性効果 受付処理時の作業ミスの防止
問い合わせに対す る対応の迅速化
費用対効果分析
7 契約形態案及び選択理由
一般競争入札
8 その他特記事項
サーバ機器は事務室内に設置するため、下記の条件を満たすこと。
・電源等に特殊な設備を必要とせずに事務室内に設置できること。
・専用の空調機を必要としないこと。
事務室内の環境を乱すような騒音を発しないこと。
9 添付資料
①現行業務の業務引継書
②現行使用帳票(申請書、通知書、台帳)
73
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
様式2-2 基本計画書
事業名 電子県庁推進事業
業務名 ○○○業務に係る従事者申請の受付及び管理
1 基本計画
想定する調達機器
台数
サーバ
1 台
特記事項
申請受付及び台帳管理サーバ
無し(行政事務用パソコンを使用)
端末機
周辺装置
プリンタ
スキャナ
無停電電源装置
1 台
サーバ用(3kva)
1 台
SW-HUB
その他
ネットワーク機器
その他
性能要件
保有するデータの予想
伸び率(%/年)
10%/年
システムの利用年数
(年)
5年以上
ネットワーク接続
端末数(台)
5台
最大同時稼働
端末数(台)
5台
ピーク時の端末機レス
ポンス(秒)
3秒以内
電気供給停止時間
(分)
1分
稼働時間
申請(従事者側)機能:24時間
受付(県担当者側)機能:県庁開庁時間
74
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
様式2-3 基本計画書(運用・保守)
事業名 電子県庁推進事業
業務名 ○○○業務に係る従事者申請の受付及び管理
1 システム運用
システムの稼働時間
県庁閉庁時の運用
8 時~ 24 時
有
無
オペレータ常駐の有無
有
無
作業内容
内 容
処理周期(日・週・月・年・随時)
年次繰り越し処理
2
データバックアップ
バックアップ周期
差分バックアップ
フルバックアップ
システムバックアップ
機器監視及び障害対応
監視の有無
有
月次
年次
随時
監視対象機器
サーバ
ネットワーク
その他
無
遠隔監視の有無
有
1台
台
台
無
遠隔監視の方法と監視場所
方法
公衆回線
専用線
障害対応
オペレータが
掲載頁
年
行う
監視場所
提供ベンダ(○○市)
行わない 障害対応者
2 ハードウエア保守
保守対象機器
調達機器と同じ
調達機器と異なる
サーバ
端末
プリンタ
ネットワーク機器
その他
保守内容
定期保守
台
台
台
台
台
必要
(年
不要
回)
障害対応
9 時~ 17 時
(駆けつけ時間
県庁閉庁時の障害対応
必要
1 時間以内)
不要
3 ソフトウエア保守
OS、アプリケーションソフト
調達ソフトと同じ
調達ソフトと異なる
MS Access2007
更新権
2 年
適用するライセンス
ガバメントライセンス
正規版
その他
75
開発ソフトの保守
有
無
年間保守
随時
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
様式3-1 画面一覧
事業名 電子県庁推進事業
業務名 ○○○業務に係る従事者申請の受付及び管理
No.
画 面 名
フロー図
No.
種 別
(入力・表示)
1
受付・審査
1
入力
2
審査確認
1
入力
3
通知書作成
1
入力
4
一覧表示
1
入力・ 表示
76
備 考
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
様式3-2 帳票一覧
事業名 電子県庁推進事業
業務名 ○○○業務に係る従事者申請の受付及び管理
No.
帳 票 名
フロー図
No.
作成時期
1回あたり
の出力頁
1
審査結果通知書
1
随時
1頁
2
○○従事者一覧表
1
随時
数頁以上
77
備 考
検索結果により出力頁数
が異なる
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 提案依頼書
1 受託実績
(1) 過去3年以内の国、地方公共団体等における業務受託実績
・本業務と同種のシステム開発・納入・運用実績について、委託先、業務名、業務内容及び契約期間等を
示させること。
(記載例)
委託先
XX県
YY市
:
業務名
財務会計システム
電子申請システム
:
業務内容
財務に関するオンライン処理システム
施設予約に関するポータルサイト構築
:
期間
H16.8~
H17.10~
:
2 開発(受託)体制
(1) 業務従事者
・本業務従事予定者の資格・実績と要員配置について示させること。
(記載例)
【開発体制】
統括責任者
開発リーダ
導入支援
連携
プログラマ
【従事予定者】
担当業務
統括責任者
開発リーダ
プログラマ
:
現地調整
経験年数
20年
資格
プロマネ
10年
7年
:
ソフトウェア開発
基本情報技術
:
他ベンダ調整
既存ベンダ
役割
業務経験
統括・プロジェクト管理 XXセンター開発責任者
XXシステム導入支援
進捗管理・基本設計
XXシステム開発担当
プログラミング・テスト XXシステム開発担当
:
:
・セキュリティ確保に対する社員教育などの具体的な取り組みについて示させること。
(記載例)
1
2
3
プライバシーマークの取得
平成17年8月21日付 認定番号:A123123
ISMS認証
平成17年5月10日取得 認証登録番号 IJ01234/ISMS認証基準(Ver2.0)
社員教育
CEO
個人情報保護管理者
セキュリティ委員会
教育担当
監査責任者
全社教育責任者
個人情報保護担当者
苦情・相談窓口責任者
上記体制にて全従業員(事業に携わる関連会社含む)を対象に、年2回の研修を行っています。
(以下、セキュリティポリシーや各種マニュアルの整備状況等を記載)
・事故発生時の対応や連絡体制について具体的に示させること。
(記載例)
・対応策
24時間対応のヘルプデスクを設置し、連絡を受けた場合は速やかに・・・
(以下、各フェーズでの責任者及び連絡先等を記載)
・事故発生時のフロー
事故発生
通知
ヘルプデスク
対応
保守・運用担当
連携
担当ベンダ
対策
事後調査・対策委員会
(2) 開発(受託)スケジュールと作業内容
様式2-1基本設計書の「システム開発スケジュール」を参考に、下記内容について示させること。
78
第三部 サンプル集
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
・本稼働(または納入)までの全行程と作業内容詳細
・作業内容詳細について、提案者が想定した本県との役割分担
3 システム概要
様式1-1情報システム企画書を参考に、下記内容について示させること。
(1) システム構成
・システム全体の概念。
(2) 提供機能
・提供機能の一覧とその概要。
・利便性確保に対する対策。
・不正アクセスに対するセキュリティ対策。
・システム障害時の早期復旧対策。
・将来に対する機能拡張性。
・保守に対する基本的な考え方。
4 ハードウェア
様式2-1情報システム基本計画書(システム開発)を参考に、下記内容について示させること。
(1) 機器構成
・システムを構成する上で必要となる機器の一覧及び概要。
・定期・不定期に機器の一部若しくは全部を交換する必要がある場合、その理由と交換の時期及び方法に
ついて。
(2) 選定理由
・上項のハードウェアを選定した理由。
5 ソフトウェア
様式2-1情報システム基本計画書(システム開発)を参考に、下記内容について示させること。
(1) ソフトウェア構成
・システムを構成する上で必要となるソフトウェアの一覧及び概要。
・定期・不定期にソフトウェアの一部若しくは全部を更新する必要がある場合、その理由と更新の時期及
び方法。
(2) 選定理由
・上項のソフトウェアを選定した理由。
(3) 開発
・業務効率化に向けた業務分析に対する考え方。
・手法・ツール等、開発の方法。
6 システム導入に伴う研修
・システム導入に伴う操作研修等、内容、方法、スケジュール等を示させること。
7 運用・保守
様式2-1情報システム基本計画書(システム運用・保守)を参考に、下記内容について示させること。
・システム導入後の運用・保守にあたって体制・内容等ルール等。
8 その他・留意事項
提案書は1社1提案、A4縦、横書き、左綴じとし、表紙及び資料を含め、総ページ数でnページ程度にま
とめ、日本語で簡潔明瞭に専門知識がないものにもわかりやすい表現で作成させる。
79
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
様式4 提案書評価ワークシート
1
1
1
2
1
1
2
3
1
2
1
2
3
1
3
1
1
2
2
1
2
3
4
5
6
4
1
1
2
2
1
2
3
4
5
5
1
1
2
2
1
2
3
4
3
1
2
3
7
1
2
3
合計
受託実施
過去3年以内の国、地方公共団体等における業務受託実施
業務を行うに足りる実績を有しているか
開発( 受託) 体制
業務従事者
必要とされる人員が確保されているか
担当者は必要とされる資格を有しているか
個人情報保護を初めとした各種情報の保護対策は十分か
事故発生時の対応と連絡体制は明確か
開発(受託) スケジュー ルと作業内容
作業スケジュールは計画的か
内容を十分に理解しているか
業者と本県の作業分担は適正か
本県の作業分担は負担軽減jに配慮されているか
システ ム概要
システム構成
必要十分な機能を簡潔なシステム構成にまとめているか
必要以上に複雑化・ 余剰化されていないか
提供機能
本県が必要とす る機能が網羅されているか
利便性に対し、業務効率の向上が図れているか
不正アクセスに対し有効な対策が施されているか
障害時における業務継続性が高いか
機能拡張を効率的かつ経済的に行えるか
本県に保守負担を過度に求めていないか
ハードウェア
機器構成
過剰な機器構成となっていないか
機器保守によるシステム停止が頻繁に発生しないか
選定理由
業務における利用機器の処理性能は十分か
急激な負荷により応答遅延が発生しないか
○
○
○
○
○
保存す る 情報量増加によ り、容量不足や応答遅延は発生しないか
障害時における業務継続性が高いか
将来的な機能拡張に伴う 機器拡張が効率的かつ経済的に行える か
ソフトウェア
ソフトウェア構成
過剰なソフトウェア構成となっていないか
ソフトウェア更新によるシステム停止が頻繁に発生しないか
選定理由
業務におけるソフトウェアの処理性能は十分か
急激な負荷により応答遅延が発生しないか
保存する情報量増加により、 応答遅延は発生しないか
○
将来的な機能拡張に伴う 機器拡張が効率的かつ経済的に行える か
本県が望む機能を具現化できるか
開発方法に無理・ 無駄はないか
将来的な機能拡張に伴う 機器拡張が効率的かつ経済的に行える か
システ ム導入に伴う研修
システムを支障なく利用できる研修内容か
無理のない研修スケジュールか
容易に習得できる方法か
運用・保守
保守は計画的か
保守・運用内容に不足はないか
本県に保守・運用負担を過度に求めていないか
3
3
2
1
2
2
3
3
3
4
6 経験年数5年以上のSE10名以上
3 「 上級システムアドミニストレー タ」取得
6 「 ISO○○○取得」
8
2
3
3
2
4
3
2
3
8
9
6
6
1
2
3
4
3
8
2
2
2
3
3
3
3
4
2
3
3
4
6
8
4
9
9
12
2
3
3
4
6
12
5
2
2
3
3
2
3
3
4
4
10
6
6
12
12
3
3
3
3
9
9
5
2
3
2
3
3
3
4
15
6
9
8
5
2
2
2
3
3
10
6
6
3
3
3
3
3
3
9
9
9
2
3
3
100
3
3
4
6
9
12
310
評価 5:非常に優れている
4:優れている
3:標準(仕様書どおり)
2:劣っているが業務での利用は可能
1:非常に劣っており、業務利用不可
※必須の採点に「1」評価は失格とする。
80
備 考
1
開発
1
2
3
6
必須 配点 評価 得点
項目 (重み)
a
b
a*b
評価項目
項 番
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 各種設計書(権限定義)
1 利用者権限は、システム管理者、業務管理者、業務担当者の3種類とし、○印のついている業務を実施する
権限を持つ。
2 システム管理者等の業務は、次のとおりとする。
(1) システム管理者業務:利用者IDの管理(新規発行、変更、削除)
、データの強制修正
(2) 管理者(決裁者)業務:審査内容の確認
(3) 担当者業務
:申請データの審査、台帳の画面表示及び帳票出力、年次繰越処理
3 利用者権限と実施可能業務
業務
システム管理者業務
管理者(決裁者)業務
担当者業務
システム管理者
○
○
○
業務管理者
-
○
○
業務担当者
-
-
○
権限
<参考> 各種設計書(性能定義)
1 端末機操作時の性能
(1)申請者側
ア 端末機のレスポンスは3秒を目標。ネットワーク速度や利用者側の環境により実現できない場合を除く。
イ 申請入力の可能時間帯は、原則として365日24時間稼働とする。
機器保守等による停止は、月1回、半日程度とする。
(2)審査者側
ア 端末機のレスポンスは3秒を目標とする。ただし、シンクライアントやネットワークの遅延等、行政事
務用パソコン側の環境により実現できない場合を除く。
イ 審査業務の可能時間帯は、県庁開庁日の通常勤務時間帯とする。
ウ 台帳検索・表示のレスポンスは○○秒を目標とする。
2 サーバの性能
(1)稼働時間
上記「1」を可能とするよう、サーバを稼働させること。
(2)動作環境
サーバ機器は事務室内に設置するため、下記の条件を満たすこと。
・ 電源等に特殊な設備を必要とせずに事務室内に設置できること。
・ 専用の空調機を必要としないこと。
・ 事務室内の環境を乱すような騒音を発しないこと。
(3)データベース容量
データベースの容量は、下記の条件を基に計算する。
・ 保管年数:5年以上
・ 稼働初年度のデータ数:10,000件
・ データ数の年間伸び率:10%
(4)磁気ディスク装置の耐障害性能
物理的な磁気ディスク1台に障害が発生しても、システムが停止することなく稼働可能な構成(RAID1
またはRAID5)とする。
81
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 各種設計書(障害対応)
1 申請者への対応
申請者からの問い合わせには、下記のとおり回答する。
「○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○」
臨時的にFAX等による申請も受理する。
2 審査業務
審査業務は、障害復旧後に行うことを原則とする。
急を要する場合は、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。
ただし、この場合であっても、障害復旧後には必ず端末機から審査内容を入力し、審査業務を完了させる
こととする。
<参考> 各種設計書(研修計画)
1 研修対象者
○○○従事者申請、受付・審査担当者及び管理者 計10名程度
※ 担当者、管理者の区別無く、全員同じ研修を受講する。
2 研修対象業務
申請業務(新規、継続、変更、廃止、取り下げ)
審査業務
管理者用確認業務
年次繰越業務
3 日程
平成20年3月3日~7日 のうち3日間、1回あたり3~4人程度
4 研修用マニュアル
研修用マニュアルは、次のものを利用する。
(1) 申請業務
申請者用操作手引き書
(2) 審査業務、管理者業務
審査業務用操作手引き書
(3) 年次繰越業務
データバックアップ、年次繰越作業等操作手引き書
5 研修開催場所
県庁内○会議室
6 研修用機器の調達方法
(1) サーバ
本稼働用機器を利用する。
(2) 端末機、ネットワーク機器(ハブ等)
県が用意する。
なお、機器の接続作業等は、○○○(業務受託者)が行う。
7 特記事項
申請側業務と審査側業務を同じ端末機で研修を実施する。
82
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 各種設計書(移行計画)
12/末
1/末
3/10
3/24
現行台帳データの移行
第1ステップ
1月~2月分データの移行
第2ステップ
並行本番
第3ステップ
1 第1ステップ
現行台帳データ(平成19年末までの受付分)の移行
パソコンで管理している現行業務の台帳を新システムに移行する。
(1) 平成19年12月末まで
現行台帳データの様式の確認、移行方法の決定、変換ツールの作成
(2) 平成20年1月
12月末までのデータの変換及び新システムへの移行
2 第2ステップ
移行期間の受付データ(平成20年1月~2月)の移行
上記「ア」以降に受け付けたデータを新システムに入力する。
(1) 平成20年3月10日~
1月及び2月中に受け付けたデータを、端末機から入力する(並行入力)
。
(2) この期間の入力については、審査及び確認入力を必要としないように考慮する。
3 第3ステップ
平成20年3月10日~本番稼働までの受付データ
並行本番
(1) 平成20年3月10日~
現行台帳データ(パソコン)への入力と同時に、新システムへの入力も行う。
(2) このデータの入力については、審査及び確認入力についても、本稼働後と同様に入力する。
83
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 各種設計書(ハードウェア、ミドルウェア、ネットワーク構成)
(1) 機器導入予定時期
平成20年1月
(2) サーバ
ア 外部接続用サーバ
製 品
CPU
○○○社製
○GHz
メモリ
○GB
○○○○○
ハードディスク容量
○GB
OS
○○○○
※RAID5及びホット
ミドルウェア
○○○○○○○
○○○○○○○
スワップ機能を持つ
イ 内部接続用サーバ
ハードウェアは「ア」と同じ
ミドルウェア △△△△△△△
(3) 端末機
ア 申請用端末機
インターネットに接続可能なパソコンであり、次の条件を満たすこと。
OS ○○○○以上
ブラウザ ○○○○ Ver.○以上
イ 審査用端末機
行政事務用パソコンを利用
(4) ハブ
○○○社製 L2スイッチ(8ポート)
(5) UPS
○○○社製 UPS (停電時5分間のサーバ及びハブの稼働を可能とする。
)
(6) 留意事項
サーバ及びL2スイッチは小型の19インチラックに設置する。
<参考> 各種設計書(他システム連携)
(1) 連携対象システム
本システムは、○○○管理システムと連携を行う。
(2) 連携方法
本システムのサーバからコマンドを入力することにより、○○○管理システムにデータを送付する。
コマンド入力はタイマー起動で自動的に行う。
(3) 連携内容
本システムから、○○○管理システムに対して台帳データ(異動分)を送付する。
(4) 連携周期
1回/日(県庁閉庁日を除く)とする。
(5) 1日あたりの送付データ量
最大 100件/日
(6) ネットワーク障害時の代替手段
連携データを磁気媒体にコピーし、○○○管理システムに送付する。
84
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 各種設計書(運用・保守定義書(システム運用)
)
1 利用者へのサービス時間及び年間運用スケジュール
(1) 申請者側のサービス提供時間
原則として24時間365日運用とする。
(2) 審査者側のサービス提供時間
県庁開庁時間(平日の9時~17時45分)とする。
(3) 年間運用スケジュール
月
項 目
4
5 6 7 8 9 10
11
12
1 2 34
月次バックアップ
○ ○ ○○○ ○ ○
○
○
○ ○ ○○
年次処理
○
2 サーバに対する業務処理オペレーション
(1) 日次処理
ア 日々のデータバックアップは、○○時に自動起動し、磁気ディスク装置にDBの差分データをコピーす
る。
イ トランザクションデータのバックアップは、DBの差分データに引き続き、自動的に磁気ディスク装置
にコピーする。
(2) 月次処理
ア 月次バックアップは、下記のデータを磁気テープにコピーする。
(ア) DBのフルバックアップ
(イ) 前月分のトランザクションデータ
イ バックアップ用磁気テープは、3世代運用とする。
(3) 年次処理
ア 年次処理は、月次処理(バックアップ)終了直後に実施する。
イ 年次処理のオペレーションは、次の手順で実施する。
(ア) 申請受付及び審査業務用プログラムの停止
(イ) 月次バックアップ処理(年次処理前)
(ウ) 年次処理起動
(エ) 年次処理終了確認
(オ) 年次処理結果の確認
(カ) 申請受付及び審査業務用プログラムの起動
(キ) 月次バックアップ処理(年次処理後)
ウ 年次処理前のバックアップデータ(磁気テープ)は、世代管理の対象外とし、○○従事者届けの保管期
限である○年間保管すること。
エ 年次処理の起動、動作確認等は、サーバ上の運用管理ツール「○○○」を利用する。
「○○○」の詳細
な使用方法は、マニュアルを参照すること。
3 機器の稼働監視
(1) 監視対象機器
ア サーバ
サーバ本体及びディスプレイ、キーボード等一式
85
第三部 サンプル集
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
○○○○○用サーバ(製品名:XXXXXXXXXXXXXXXX) ○台
○○○○○用サーバ(製品名:XXXXXXXXXXXXXXXX) ○台
イ プリンタ
○○○○ ○台
ウ ネットワーク機器
○○○○ ○台
○○○○ ○台
(2) 監視要件
ア サーバ上の運用管理ツール「○○○」のログを解析し、機器に異常が発生していないか、確認する。
イ 設定した閾(しきい)値を超えた注意情報(ワーニング)等が記録されている場合は、下記のいずれか
の対策を実施すること。
(ア) 放置した場合、深刻な障害につながる恐れがある時は、原因となる要件を取り除き、再度閾値を超え
ることがないようにする。
(イ) 閾値が低く、過剰反応であった場合は、閾値を変更する。
ウ ログの解析方法、閾値の設定方法等については、
「○○○」のマニュアルを参照すること。
4 障害対応
(1) 障害切り分け手順
ア 運用管理ツール「○○○」が障害を検知・表示した場合
→ 表示した箇所の障害と判断する。
イ 電源が入らない等、ソフトウェアが起動できない場合
→ ハードウェア障害と判断する。
ウ 台帳表示ができない等、一部の機能が利用できない場合
→ ソフトウェア障害と判断する。
エ 障害の切り分けができない場合
→ ソフトウェア障害の担当者に連絡する。
(2) 障害時の連絡先
ア ハードウェア障害
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
イ ソフトウェア障害
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
(3) リカバリー手順
ア ハードウェア障害の復旧
イ ソフトウェア障害の復旧
ウ 磁気ディスク装置内データの復旧、リストア
※ 磁気ディスク装置に障害が発生しハードウェアの交換を行った場合、またはソフトウェア障害でデー
タの不具合が発生した場合等に、磁気ディスク装置内のデータの復旧やリストアが必要となる。
データの復旧手順は、ハードウェアの障害・復旧方法や、復旧すべきデータの種類により様々である。
したがって、障害内容や復旧手順を十分に検討した後に実作業にとりかかること。
エ データバックアップ
※ データの復旧を行った場合のみ実施する。
オ プログラムの起動
カ 動作確認
(4) リカバリー優先順位
重大なソフトウェア障害により、短期間に全てのソフトウェアの復旧が困難な場合、リカバリーの優先順
86
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
位は次のとおりとする。
優先順位1 ○○○○○業務
優先順位2 △△△△△業務
優先順位3 その他業務
(5) 障害報告様式は次のとおりとする。
障害発生日時
平成○○年○○月○○日
報告日 ○○月○○日
管理番号 XXX
報告者 ○○○○
○○時○○分頃
障害内容
原因
対応及び復旧日時、対応担当者
その他特記事項
5 障害監視間隔、障害対応時間、等
(1) 機器の障害監視は、サーバ上の運用管理ツール「○○○」が行うため、オペレータ(または職員)が常駐
監視することはない。
(2) 運用管理ツール「○○○」のログ解析は、1ヶ月毎に行うものとする。
(3) システムに障害が発生し、業務担当者から障害発生の連絡を行った場合、連絡後○時間以内に障害一次切
り分け作業に取りかかるものとする。
(4) 定期報告は○ヶ月に1回行うものとする。報告事項は次のとおり。
ア 年次処理等の実施状況
イ データバックアップ状況
ウ 機器等の障害発生状況
エ 運用管理ツール「○○○」のログ解析状況
オ データベースの使用済容量及び空容量状況
カ 今後の年次処理等の実施予定状況
キ OS、ミドルウェアの更新状況
ク その他
87
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 各種設計書(ハードウェア保守)
1 定期保守
(1) 対象機器
ア サーバ
サーバ本体及びディスプレイ、キーボード等一式
○○○○○用サーバ(製品名:XXXXXXXXXXXXXXXX) ○台
○○○○○用サーバ(製品名:XXXXXXXXXXXXXXXX) ○台
(2) 保守間隔
1回/年(○月に実施する)
(3) 保守内容
ア 目視による機器の外観及び稼働状況チェック(異常音、アラーム点灯の有無等)
イ エラーログ情報の確認
ウ 電源ファン等、可動部品チェック
エ フィルタ等の清掃
オ 内蔵時計の時間調整
カ 自己診断プログラムの実行
2 障害時対応
(1) 対象機器
ア サーバ
サーバ本体及びディスプレイ、キーボード等一式
○○○○○用サーバ(製品名:XXXXXXXXXXXXXXXX) ○台
○○○○○用サーバ(製品名:XXXXXXXXXXXXXXXX) ○台
イ プリンタ
○○○○ ○台
ウ ネットワーク機器
○○○○ ○台
○○○○ ○台
(2) 保守対象時間帯
ア サーバ、ネットワーク機器
平日 9時~21時
イ プリンタ、
平日 9時~17時45分
(3) 障害発生連絡~保守担当者到着までの許容時間
○○時間以内とする。
88
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 各種設計書(ソフトウェア保守)
1 OS、ミドルウェア等
(1) 対象機器及び保守対象ソフトウェア一覧
ア ○○○○○用サーバ(製品名:XXXXXXXXXXXXXXXX) ○台
対象ソフトウェア △△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□
ウイルス対策ソフト☆☆☆☆☆
イ ○○○○○用サーバ(製品名:XXXXXXXXXXXXXXXX) ○台
対象ソフトウェア △△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□□□□
(2) 保守対象項目
上記各ソフトウェアの無償バージョンアップ及び障害対応更新。
ただし、ウイルス対策ソフト☆☆☆☆☆については、有償でのウイルスパターンファイルの更新を含む。
(3) 保守対象期間
平成○○年○○月○○日~平成○○年○○月○○日(○年間)
(4) 保守内容
ア バージョンアップ
該当ソフトウェアの製造メーカから更新版が提供された後、速やかに更新作業を行う。
イ 動作確認
バージョンアップ作業終了後、システム全体が正常に稼働することを確認する。
ウ バージョン管理、ライセンス管理
(ア) 各ソフトウェアの更新状況について、下記の内容を管理すること。
各バージョンの適用日
インストールした製品番号
動作確認状況
(イ) ライセンスの取得、更新が必要なソフトウェアについては、その状況を管理すること。
2 業務ソフトウェア
(1) 保守対象業務一覧
○○○従事者届け申請に関する業務ソフトウェア一式
(2) 操作方法等の質問に対する回答
県の業務担当者及び機器運用の担当者からの下記の質問に回答する。
○○○従事者届けの申請者から直接質問を受けることはない。
ア 機器操作方法
イ 機器運用にかかる技術的内容
ウ その他、業務運用に必要な問題解決支援
(3) 障害対応
業務ソフトウェアに障害が発生した場合、その対応を行う。
ア 業務運用に支障が生ずる障害が発生した場合、その対応を行う。
イ 軽微な制度変更(画面上に表示する文字の変更、等)によるシステムの修正についても対応する。
ウ 大規模な制度変更等は別途とする。
89
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> iDC調達
県庁内にサーバ等の機器を設置できない場合、県庁外に設置場所を調達する。
調達仕様では、設置場所(建物)の防災要件、電源要件、ネットワーク要件等を定める。
項
目
建物構造
記
入
建築基準法、耐火・耐水・耐震・浸水建築、防災・防犯対策、
避雷対策、非常用避難路、入館記録、等
専用スペースの確保、フリーアクセス床、耐床荷重、天井高、
サーバー格納スペース
ラック設置スペース及び作業スペースの確保、内装材の不燃材料
化、床面の帯電防止加工、火災報知設備、消火設備、避難器具、
搬入口入退室管理システム、監視カメラ、等
電気設備
2系統以上の引き込み、CVCF及び自家発電機の設置、無停
電での電気設備検査
回線設備
2系統以上でバックボーンと接続
空調設備
ラックエリア内の温度・湿度管理
セキュリティに関するポリシーの策定及び従事者の研修等な
情報セキュリティポリシー
ど事前に調査し資格の判断とする。
例)
「和歌山県情報セキュリティポリシーに準拠する。
」など
仕様書の参考例は以下に示す。
1 所在地
和歌山市内にセンタを有し、所在地が明らかであること。
2 建築構造
(1) 建築基準法に準拠する建物であること。
(2) 建築基準法の新耐震設計基準(震度6強程度(400gal)の地震に対してシステムに損傷を与えない設計)、
または同等以上による堅牢な建築物であること。
(3) 耐火建物条件を満たす鉄筋コンクリート(RC)または鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造の建物である
こと。
(4) 建物屋上及び各階に防水処理がされていること。
(5) 浸水被害に対する措置を講じていること。
(6) 外部及び共用部分に面する窓は、防災、防犯の措置及び外構による影響を受けないこと。
(7) 非常用避難路は2方向性を確保し、通路側は1.2m 以上であること。
(8) 落雷対策として避雷針もしくは避雷設備を有すること。
(9) 地下埋設の引き込み設備があり、複数の通信事業者が引き込みできること。
3 サーバ格納スペース
(1) 機器類を収容するスペースとして、ゲージ等で囲まれた本県専用エリアを確保すること。
(2) 配線用空間、空調空間を確保するために、フリーアクセスの二重床(高さ 400mm 以上)を備えること。
(3) 天井高は、ラック 2,200mm 高が設置可能で、かつ、空調の効率が良い高さであること。
90
第三部 サンプル集
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
(4) サーバ、通信機機器等は19インチラックに設置するものとし、ラックの作業スペースとして全面に
700mm、後面に 600mm 以上を確保すること。
(5) 床荷重は 500kg/m2 以上であること。
(6) 内装(壁、天井、フリーアクセス床等)は、不燃材料を使用すること。
(7) 床面は帯電防止加工(10Ω以上)が施されていること。
(8) 火災報知設備、消火設備、避難器具等が設置されていること。
(9) 通信用と電気保安用に個別のアースもしくは新設置方式のアースが設置されいること。
(10)サーバエリア内にアースが問題なく配置できること。
(11)機器の搬出入を円滑に行うため、搬入口(1,800mm(W)×2,100mm(H)以上)が設置されていること。
4 電気設備
(1) ビルの電源検査は無停電で行うこととし、受電容量は 300KW 以上とする。
(2) 非常用電源
非常用電源設備として、CVCF および自家発電設備を有すること。空調用電源停止による温度上昇を考慮す
ること。
5 回線設備
(1) エクスチェンジ接続
iDCは、IX(インターネットエクスチェンジ)に直接接続していること。
(2) インターネット接続
iDCは、2つ以上のISPと接続していること。
6 空調設備
ラックエリアにおける温度・湿度は、設置機器が 24 時間連続運転可能とし、温度:22℃~24℃、湿度:50%±
20%の調整が可能なこと。
7 設置機器
別紙 機器一覧○○○○○のとおり。
91
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
様式5―1 提出書類チェックリスト
項 番
提出書類
必須
提出
1
開発スケジュール
○
XX/ XX
2
開発体制
○
XX/ XX
3
基本設計書
1
備 考
業務・機能要件定義
1
業務フロー
○
XX/ XX
2
機能詳細
○
XX/ XX
3
画面設計
○
XX/ XX
4
入出力帳票設計
○
XX/ XX
5
データベース設計
○
XX/ XX
6
コード定義
○
XX/ XX
7
権限定義
○
未
8
性能定義
○
XX/ XX
9
障害対応
○
XX/ XX
10
研修計画
研修の実施は県で行う
11
移行計画
移行については県で行う
2
システム構成図・表
○
XX/ XX
1
ハードウエア構成図
○
XX/ XX
2
ハードウエア構成表
○
XX/ XX
3
ミドルウエア構成表
4
ネットワーク構成図
○
XX/ XX
5
ネットワーク構成
○
XX/ XX
○
XX/ XX
3
他システム連携仕様
4
テスト要件定義
4
運用・保守要件定義
○
XX/ XX
5
詳細設計書
○
XX/ XX
6
試験結果報告
○
XX/ XX
7
操作手引書
○
XX/ XX
92
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
様式5-2 基本設計終了判定チェックリスト
レビュー項目
判定
コード設計は汎用性・拡張性、保守性を考慮している
か
○
他システムのコード体系と矛盾しないか
○
設計工程の期間は全体計画からみて妥当か
△
全体計画からみて設計工程には遅れが出ていないか
○
業務用件は具体的に決められているか
○
各作業に対する役割分担、中間成果物は決められて
いるか
○
要員のスキルは作業を実施する上で問題ないか
○
開発業務の機能・範囲は明確に記述しているか
○
他システムとの連携は正しく記述しているか
-
入出力データ(画面、帳票 等)を明確にしているか、
漏れはないか
○
入出力データの設定(出力目的、使用部署 等)は適
切か
○
入出力設計は県側が参画または承認したか
○
全ての設計書についてレビューは実施されたか、また
は実施しなかったものについてその理由は妥当か
○
全てのレビューについて、レビュー参加者は妥当であ
るか
○
発見された設計上の誤りは全て対処されているか
○
レビューの経過、結果は整理して記録されているか
○
発見された設計上の誤りや修正内容は関連者に通
知されたか
○
性能目標はピーク時に合わせたものとなっているか
○
信頼性目標は基本計画書の内容を満たすものになっ
ているか
○
障害対策は基本計画書の内容を満たすものになって
いるか
○
セキュリティ機能は基本計画書の内容を満たすものに
なっているか
○
使用するソフトウェアの選択理由は明確か、またその
理由は妥当か
○
評価結果
コード設計
工程計画
○○週間の遅れが出たが、後工程の余裕範
囲なので大きな問題はなし
機能の定義
入出力設計
レビュー
共通
93
他システ ム連携無し
ピー ク日のピー ク時間帯には、多少の遅延が
予想される。
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
様式5-3 運用テスト終了判定チェックリスト
レビュー項目
判定
テスト仕様が作成されているか、またその内容はレビューさ
れているか
○
基本設計書の業務・機能要件定義の内容をテストできる内容
になっているか
○
計画されたテスト項目は全てテストを行い、正しく処理された
か
○
テスト結果のドキュメント・プログラム・テストデータは管理・保
存されたか、また保存期間はいつまでになっているか
○
テスト結果は、プロジェクトリーダの承認を得ているか
○
障害内容が文書で記録され保存されているか
○
テストの最終作業として本番と同じ環境でテストを実施したか
○
テストの結果、要求された機能・品質・運用性を満足している
ことが確認できたか、また確認できなかった点は何か、その原
因と対策は検討されたか
○
テストの結果、前工程での誤りが見つかった時、仕様書・関
連ドキュメントを同時に修正したことを確認したか
○
全体計画に影響をおよぼすような仕様上の問題があったか、
それは何か、原因は何か、どう解決したか
○
操作マニュアル、運用マニュアルは運用テストによって検証さ
れ、不適切な箇所は修正されたか
○
本番環境と同じ条件を前提として行っているか
○
移行詳細スケジュールが策定されているか
作業内容、作業手順・作業の優先順位、移行予想時間
○
移行が予定通り円滑に行かなかった時の対策が考慮されて
いるか
△
本番が実施される場合の特別な運用や操作が考慮されてい
るか
○
操作研修は、本番稼動に必要な内容が考慮されているか
○
操作研修は、受講対象者を考慮した内容になっているか
○
操作研修用マニュアルや資料は、準備されているか
○
操作研修は予定通り実施し、内容的に問題ないことを確認し
たか
○
システムの運用体制および役割は明確になっているか
○
障害時の回復を含め、運用は円滑に行われるようになってい
るか
○
確認/評価内容
紙ベー スで保存を行う
保存期限 平成○○年○月とす る
運用テスト
移行計画
操作研修
運用体制
94
最大負荷テ ストは想定台数より少ない
台数で実施したが、 デ ー タ量はピー ク
量で確認し問題はなかった
問題なし
移行期間を延長し本稼働を○月からと
した。
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
様式5-4 開発終了判定チェックリスト
個別項目
大項目
計画された全ての運用テスト項目
が消化していること
○
運用テスト(およびそれ以前のテ
スト)にて発生した障害が全て解決
していること
○
運用テスト(およびそれ以前のテ
スト)にて発生した障害に対し、必要
と判断した是正処置が全て実施済
みであること
○
運用テストによる
設計の妥当性
確認
システムの機能および操作性が
利用者の要求事項に適合している
こと
○
運用テスト
工程チェック
運用テストの工程別チェックリスト
の内容をクリアしていること
○
移行作業
運用テスト用移行作業が終了し、
初期移行データの正当性が確認さ
れていること
○
移行作業に必要な機器の設定、
確認ができていること
○
業務APの本番登録が完了、もしく
は準備できていること
○
移行工程の工程別チェックリスト
の内容をクリアしていること
○
移行作業実施スケジュール等手
順書の作成が完了していること
○
運用・操作関連マニュアルの作
成・検証が終了していること
○
移行作業実施体制が確立してい
ること
○
移行作業サポート範囲が明確に
なっていること
○
維持管理体制が確立していること
△
維持管理範囲が明確になっている
こと
○
検討事項一覧に記載された項目
において、出荷に係わる項目が全
て完了している、または完了の目処
がたっていること
○
運用テストによる
設計検証
1.システム
の品質
2.本番移行
環境整備
判定
評価内容
移行用環境構築
作業
移行工程チェック
○月○日本番登録完了
移行作業実施
計画
3.運用・保守
体制
移行作業実施
サポート体制
本稼動後の保守
体制
4.その他
懸案事項
95
維持管理体制は○○年度機構改革に
より最終確認す る。
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> システム開発スケジュール
1 ○○○業務に係る従事者申請の受付及び管理システム 開発スケジュール
項 目
年月日 平成19年
平成20年
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
2 9 16 23 30 6 13 20 28 3 10 17 24 1 8 15 22 29 5 12 19 26 3 10 17 24 31 7 14 21 28 4 11 18 25 3 10 17 24 31
入札
基本設計(外部設計)
開発体制確立
現行業務調査・ヒアリング
設計作業
中間レビュー
最終レビュー
外部仕様確定
☆
☆
☆
☆
詳細設計
設計作業
レビュー
☆
システム構築
プログラム作成
テスト(PT、IT、ST)
テスト(OT)
レビュー
☆
システム稼働
サーバ設置
〃 ネットワークへの接続
操作研修
データ移行
並行本番
本稼働
☆
☆
96
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 開発体制
○○○業務に係る従事者申請の受付及び管理システム 開発体制
△△△△△ソフトウェア株式会社
役割
和歌山県○○○業務開発責任者
ハードウェア、基盤構築グループ
リーダ
担当者
担当者
業務システム構築グループ
リーダ
担当者
担当者
業務運用方法構築グループ
リーダ
担当者
契約業務等担当
担当者
職・氏名
システム開発部長 ○○○○
所持する資格(情報処理技術者等)
プロジェクトマネージャー
経験年数
20 年
課長
○○○○
○○○○
○○○○
テクニカルエンジニア(ネットワーク)
ソフトウェア開発技術者
基本情報処理技術者
10 年
8年
5年
担当課長
○○○○
○○○○
○○○○
アプリケーションエンジニア
ソフトウェア開発技術者
-
12 年
7年
1年
グループリーダ
○○○○
○○○○
テクニカルエンジニア(システム管理)
基本情報処理技術者
8年
3年
営業課長
○○○○
-
-
職・氏名
システム開発部長 ○○○○
課長
○○○○
○○○○
○○○○
担当課長
○○○○
○○○○
○○○○
グループリーダ
○○○○
○○○○
営業課長
○○○○
e-mail
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
連絡先電話番号
0x-xxx-xxxx
0x-xxx-xxxx
0x-xxx-xxxx
0x-xxx-xxxx
0x-xxx-xxxx
0x-xxx-xxxx
0x-xxx-xxxx
0x-xxx-xxxx
0x-xxx-xxxx
0x-xxx-xxxx
○○○業務に係る従事者申請の受付及び管理システム 担当者
和歌山県
役割
和歌山県○○○業務県側責任者
業務システム構築担当
主担当
副担当
業務運用方法構築担当
主担当
副担当
職・氏名
△△△班長
○○○○
e-mail
[email protected]
連絡先電話番号
073-441-xxxx
主査
副主査
○○○○
○○○○
[email protected]
[email protected]
073-441-xxxx
073-441-xxxx
主査
副主査
○○○○
○○○○
[email protected]
073-441-xxxx
97
備考
備考
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 各種設計書(データベース設計)
データベース一覧
コード データベース名称
内
容
A01 登録者台帳データベース
○○○の登録者情報
B01 申請情報データベース
○○○申請情報、審査情報
B02 通知情報データベース
○○○申請者への通知情報
データベース項目一覧
A01 登録者台帳データベース
項番
項 目 名
属性
桁 数
1
従事者番号
英数字
10
2
従事者区分
英数字
1
3
申請状態
英数字
1
4
申請者氏名 漢字
日本語
20
英数字
40
英数字
7
5
6
〃
カナ
申請者住所 郵便番号
7
〃
コード
英数字
6
8
〃
漢字
日本語
40
9
〃
カナ
英数字
80
英数字
11
英数字
50
10
11
申請者連絡先 電話番号
〃
e-mail
12
申請者生年月日
英数字
8
13
特記事項
日本語
80
14
更新回数
数字
15
予備1
英数字
20
16
予備2
英数字
20
備
考
備
考
2
B01 申請者情報データベース
項番
項 目 名
属性 桁 数
1
・・・・
・
・・
2
・・・・
・
・・
98
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
<参考> 各種設計書(コード定義)
コード一覧
コード名称
桁数
報告区分
1
年号
1
従事者区分
1
郵便番号
7
備
考
7桁郵便番号を使用する
コード表
報告区分
コード
1
新規
2
継続
3
変更
9
廃止
内
容
備
考
内
容
備
考
内
容
備
考
年号
コード
1
明治
2
大正
3
昭和
4
平成
従事者区分
コード
1
1号従事者
2
2号従事者
3
3号従事者
99
第三部
サンプル集
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
<参考> 各種設計書(テスト要件定義)
※ ここに記述するのは、運用テストで使用する要件定義の一例である。
実際のテスト要件定義は、作成するシステムにより様々な内容が考えられるため、開発受託者(ベンダ)と
ともに、十分に検討を行うこと。
(1) テストスケジュール
テスト項目
スケジュール
従事者申請(申請、訂正、取り下げ)
○○月○○日~○○日
申請受付・審査
○○月○○日~○○日
審査結果確認
○○月○○日~○○日
審査結果通知作成
○○月○○日~○○日
台帳検索・表示
○○月○○日~○○日
年次繰越
○○月○○日~○○日
(2) テスト要件
ア 従事者申請(申請、訂正、取り下げ)
テスト項目
テスト結果
申請が正常に行えるか
エラーデータに対し、間違いのないエラーメッセージを表示するか
エラーメッセージが容易に理解できるか
・
・
訂正申請が正常に行えるか
訂正可能項目、訂正不可項目の区別は正しいか
・
・
取り下げは正常に行えるか
訂正入力したデータに対する取り下げは正常か
一度取り下げたデータに対する再取り下げがエラーになるか
・
・
イ 受付・審査
テスト項目
テスト結果
申請データが受け付けられているか
100
第三部
サンプル集
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
様式6-1 障害連絡票
○○従事者申請
障害連絡票
システム
障害発生日時
平成 XX 年
10 時
報告日 平成 XX 年 XX 月 XX 日 管理番号
XX 月 XX 日 報告者
和歌山 太郎
XXXX-XX
10 分頃
障害内容
1 ○○日○○時○○分頃 オンラインシステムのレスポンスが悪くなった。
システムの処理、サービスは正常に行われているように見える。
発生から1時間経過した時点では、レスポンスは回復していない。
2 レスポンス悪化と同時に運用管理システムのコンソール上に
「DISK ERROR RAID 復元中」というメッセージが表示されている。
原因
1 磁気ディスク装置の物理ディスク1台に障害があり発生
2 本システムの磁気ディスク装置はRAID5構成をとっているため、物理ディスク1台に
障害が発生してもシステムは稼働し続ける。ただ、RAID5の自動復旧が始まるため、
磁気ディスク装置の負荷が大きくなりオンラインシステムのレスポンス悪化を招いた。
対応及び復旧日時、対応担当者
1 RAID5の自動復旧は○時○○分に終了
同時にオンラインシステムのレスポンスの復旧
2 障害が発生した物理ディスクは○○時に交換
活性交換可能なためシステムの停止はなし
担当者:機器保守担当 ○○(株) ○○
物理ディスク交換及び機器の正常稼働を確認
その他特記事項
101
第三部
サンプル集
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
様式6-2 Q&A票
○○従事者申請
システム
Q&A票
質問日 平成 XX 年 XX 月 XX 日
所 属 ○○○課
主査 和歌山 太郎
氏 名
管理番号
TEL
XXXX-XX
質問内容
○○○情報入力画面からXXX変更情報を入力し、その直後に○○票を出力したところ、○○票の
XXX情報は更新されていたが、関連するYYY情報は更新されていなかった。
YYY情報はいつ更新されるか。
回答内容
XXX情報は画面入力データから即時に更新されるが、YYY情報は本システムでの独自入力では
なく、関連システム(☆☆システム)から取り込む仕様となっている。
☆☆システムとの連携は夜間に実施されるため、○○票へのYYY情報の反映はその後(運用上
は翌日から)となる。
受付番号
XXXX-XX
回答者
回答日 平成 XX 年 XX 月 XX 日
所 属 △△△( 株) 情報 花子
氏 名
102
分類番号
TEL
XXXX-XX
第三部
業務の分析→企画→調達→開発→運用→評価
サンプル集
様式7 システム評価書
事業名 電子県庁推進事業
業務名 ○○○業務に係る従事者申請の受付及び管理
1 機能要件の達成状況
機能要件
達成状況及びコメント
○○従事者申請の入力
全申請に対す るオンライン入力率○○%、システ ムのトラ ブル発生なし。
当初の目的は十分に達成していると考えられる。
申請の受付、審査、確認
受付、審査、確認業務については、全てをシステ ム上で処理
紙での同じ作業比較をしたところ、1件あたり○○%の処理時間削減を実施した。
台帳の作成
当初は紙台帳の出力を予定していたが、BPRにより廃止した。
台帳作成事務も不要となり関連す る事務量○○時間/日削減された。
2 システム構築目的の達成状況(費用対効果を除く)
機能目的
達成状況及びコメント
県民利便性の向上
県行政の質の向上
3 費用対効果の達成状況・定量的効果
項目
初年度
2年度
削減したコスト
削減した工数
削減した不具合件数
4 ユーザーの意見・要望(アンケート調査の結果)
103
3年度
4年度
Fly UP