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平成27年3月期 第2四半期決算説明会

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平成27年3月期 第2四半期決算説明会
第2四半期決算
説明会資料
2014年11月21日
(証券コード6381)
0
目
次
■説明者
代表取締役 社長執行役員
壷田 貴弘
Ⅰ.2014年度中期経営計画と年度方針
Ⅱ.2014年度上期連結業績概況報告
Ⅲ.2014年度通期連結業績の見通し
Ⅳ.株主還元政策について
Ⅴ.参考資料
本資料に掲載されている業績見通し、その他今後の予測・戦略に関わる情報は、現時点で当社が入手可
な情報に基づき、判断したものであるため、現実的には、通常予測しえないような特別事情の発生または
結果の発生等により、本資料記載の業績見通しとは異なる結果を生じ得るリスクを含んでおります。
1
Ⅰ 2014年度中期経営計画と年度方針
2
中期経営計画(2013年度~2015年度)
■当社グループは、世界中のお客様のニーズを集め、市場毎に最適な
マーケティング・開発・販売・サービス・生産&調達・経営管理体制を保有する
「真のグローバル企業」となる。
■目指す業績
・売上高 280億円 ・営業利益率 12%以上へ早期に回復を図る。
6,000 26,73928,096
5,000
4,000
25,45726,000
22,435
20,17121,212
17,886
22,540
30,000
25,000
経常利益
20,000
当期純利益
3,000
15,000
2,000
10,000
1,000
5,000
0
営業利益
売上高
0
3
当社が目指すグローバル化
福島工場 ・ 秋田工場を
世界のマザー工場として
最先端化・最効率化
欧州
販
売
生
開
産
発
設計・製造・販売
日本
販
売
生
開
産
発
設計・製造・販売
横浜本社は、
R&Dセンター+管制塔
・先端開発
・管理
・コア技術 ・経営
インド・中近東
販
売
開 生
発 産
設計・製造・販売
アセアン
販
売
開 生
発 産
設計・製造・販売
北米・中南米
販
売
開 生
発 産
設計・製造・販売
中国・東アジア
販
売
開 生
発 産
設計・製造・販売
4
2014年度 グローバル化の推進
国内市場を維持しつつ、海外市場も拡大
(海外売上比率46.1% → 50%以上に)
①グローバル化推進の方針
■国内は付加価値の高い製品作り
高度技術の流出を防止 基幹部材を生産し世界の工場へ供給
■海外はローカルに徹する(現地化)・・・開発拠点・生産拠点・販売拠点
現地化=現地の市場情報を収集し、現地に合った物づくりを実践する
塗装機開発部を欧州に設置
東南アジア
●2014年度の海外進出状況
・インドネシア
・ブラジル (圧縮機の製造販売)
・ ドイツ (圧縮機の製造販売)
・ポーランド(東欧)
4月設立
7月設立
8月設立
8月設立
ブラジル
欧州
※2015年度進出予定
・メキシコ
・トルコ
当社が、当社製品を供給できない地域の
最小化を目指します。
▲既存の関連会社
5
2014年度 生産・経営管理のグローバル化
②生産性の向上
・国内工場(秋田・福島)は世界のマザー工場に
無人化・省人化投資を進め、開発・技術部門を併設します。
・グローバルな生産技術力の展開
世界の工場を支援するグローバル生産技術グループを設置し、現地指導を強化します。
・最適地生産&最適地調達の推進
世界最適地生産に向け、設備投資を実行。(日本・インド・中国・台湾・イタリア等)
グローバル調達の推進と調達体制の強化。 (海外調達部門を強化 海外駐在配置)
・海外生産拠点の拡充
イタリア(塗装機)とタイ(圧縮機・塗装機器・真空機器)の子会社で新工場を取得。
ドイツ・ブラジルで圧縮機の製造販売会社を買収し、子会社化。
③経営管理課題
・グローバル経営管理システム(SAP)の導入・・・トラブルなく4月1日より順調に稼動開始。
・グローバル人事制度の構築 ・・・マネジメントシステム、人事制度(評価と処遇)、人材育成
制度の3システムで構成し、2015年度から実施。
マネジメントシステムについては、2015年度からグループ内
統一適用とし、各社で事業計画立案を開始しました。
6
当社グループ概要
(2014年10月1日現在)
欧州他 12社
●ANEST IWATA(U.K)Ltd – イギリス (1993)
●ANEST IWATA FRANCE SA-フランス(1992)
●ANEST IWATA EUROPE s.r.l-イタリア(1989)
●ANEST IWATA Italia s.r.l-イタリア(1988)
■AIR GUNSA s.r.l. -イタリア(1944)
■ANEST IWATA AIR TECH s.r.l-イタリア(2011)
●ANEST IWATA IBERICA S.L.-スペイン(2007)
●ANEST IWATA SCANDINAVIA AB-スウェーデン(2000)
●ANEST IWATA DEUTSCHLAND GmbH-ドイツ(2010)
★■ANEST IWATA Babatz GmbH-ドイツ(2014)
★●ANEST IWATA Polska Sp. z o.o.-ポーランド(2014)
●ANEST IWATA Rus LLC-ロシア(2010)
北 米 その他
アジア・オセアニア
国 内
15社+1支店
■ANEST IWATA MOTHERSON Ltd.-インド(2000)
■ANEST IWATA MOTHERSON COATING EQUIPMENT Ltd.-インド(2006)
●AIR FACTORY ENERGY Ltd.-インド(2007)
■ANEST IWATA KOREA Corp-韓国(2005)
■ANEST IWATA SOUTH EAST ASIA Co,,Ltd.-タイ(2002)
■嘉興阿耐思特岩田産業機械有限公司-中国(1993)
●阿耐思特岩田産業機械(上海)有限公司-中国(2003)
■東莞阿耐思特岩田機械有限公司‐中国(2006)
■上海阿耐思特岩田塗装機械有限公司-中国(2003)
■杭州阿耐思特岩田友佳空圧機有限公司-中国(2009)
●アネスト岩田(上海)商貿有限公司(2011)
■岩田友嘉精機股份有限公司-台湾(1987)
●ANEST IWATA Australia pty.Ltd-オーストラリア(1997)
●ANEST IWATA VIETNAM Co.,Ltd. -ベトナム(2013)
●PT. ANEST IWATA Indonesia -インドネシア(2014)
●ANEST IWATA Corporation (アネスト岩田㈱ミャンマー支店)(2013)
8社
●ANEST IWATA U.S.A.,Inc.-アメリカ(1994)
●ANEST IWATA MEDEA,Inc-アメリカ(1998)
■Powerex-Iwata Air Technology,Inc.-アメリカ(1987)
■ANEST IWATA AIR ENGINEERING ,INC. -アメリカ(2011) )
●ANEST IWATA DO BRASIL COMERCIAL LTDA. -ブラジル(2010)
★■ ANEST IWATA AirZap INDUSTRIA E COMERCIO LTDA.
-ブラジル(2014)
●ANEST IWATA SOUTH AFRICA-南アフリカ(2012)
●ANEST IWATA MIDDLE EAST FZE –アラブ首長国(2014)
6社
●アネスト岩田サービス株式会社(1995)
■アネスト岩田コーティングソリューションズ株式会社(2007)
●アネスト岩田キャンベル株式会社(1998)
●アネスト岩田真空サービス株式会社(2011)
■株式会社アドバン理研(1964)
子会社
35社
他
(海外 31社)
関連会社 6社 (海外 4社)
進出予定国 ・メキシコ ・トルコ
国内従業員580名
海外従業員712名(55%)
● 丸は主に販売拠点
★本年度設立
■ 四角は生産・販売拠点
7
Ⅱ 2014年度上期連結業績の概況
8
2014年度第2四半期決算短信
売上高
営業利益
経常利益
当期純利益
前年対比
前年2Q 当年2Q
金額 金額 増加額 同率 %
11,806 12,729
923
7.8%
1,397 1,581
184 13.2%
1,683 1,807
123
7.4%
1,059 1,163
103
9.8%
増収
増益
9
業績比較(前年度対比)
2013年2Q
金額
構成比 %
売上高
売上原価
売上総利益
販売管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税引前当期純利益
法人税等
少数株主損益
当期純利益
20 14 年2Q
金額
構成比 %
単位:百万円
前年対比
増減額
増減率 %
11,806
100.0
12,729
100.0
923
6,565
5,241
3,844
55.6
44.4
32.6
6,942
5,787
4,205
54.5
45.5
33.0
61
545
360
7.8 ①
1,397
11.8
1,581
12.4
184
13.2
309
22
2.6
0.2
242
16
1.9
0.1
-66
-5
-21.6 ④
-26.6
1,683
14.3
1,807
14.2
123
0
23
0.0
0.2
44
16
0.4
0.1
44
-7
1,660
14.1
1,836
14.4
175
10.6
584
16
5.0
0.1
580
92
4.6
0.7
-3
75
-0.7
457.9
1,059
9.0
1,163
9.1
103
9.8
5.7 ②
10.4
9.4 ③
7.4
50541.1 ⑤
-31.6
①売上高 : 増加額は+923百万円で、うち為替要因の増加が+236.0百万円(増加分の1/4)です。
実績為替レート US$ 101.36円 、 Euro 138.31円
※太陽光発電の売上40.7百万円発生
②原価 : 製品MIXの影響などで、原価率で1.1P改善。利益率の高い塗装機の売上構成比が+1.2P増加(前同期40.0%→当期41.2%)。
③販売管理費 : 増加額は+360百万円で、うち為替要因の増加が+93.5百万円(増加分の1/4)です。
売上高比率33.0%と高水準(各社平均は24.5%) ・・・ 改善を要する。
内訳 人件費73.0百万円、減価償却49.8百万円、旅費交通費45.6百万円、荷造運賃42.5百万円増加
海外子会社の販管費比率が高止まり。
④営業外収益/費用 : 為替差益の減少・・・・・・・・・・▲119.4百万円(前同期+137.8百万円 → 当期+18.4百万円)。
持分法による利益が増加・・・・・+21.0百万円(前同期+39.0百万円 → 当期+60.0百万円)。
⑤特別利益 : 上海万博時土地建物収用補償金(未払金)の利益剰余金への振替え43.0百万円。
10
半期ごとの業績推移
13,713
14,382
売上と利益 (半期)
13,412
売上高
金額 (百万円)
利益率
9,022
10,000
9,653 10,107 10,064
10,747
13,650
11,966
10,465
10,574
12,729
売上高
30
営業利益
11,806
20
8,232
5,000
10
0
利益率(%)
15,000
単位:百万円
経常利益
半期純利益
営業利益率
経常利益率
0
07上 07下 08上 08下 09上 09下 10上 10下 11上 11下 12上 12下 13上 13下 14上
半期純利率
半期 (上期-下期)
2007年2Q(上期)
金額
率%
売上高
営業利益
経常利益
当期純利益
13,713
1,609
1,851
1,212
100.0%
11.7%
13.5%
8.8%
当2Q(上期)
金額
率%
12,729
1,581
1,807
1,163
100.0%
12.4%
14.2%
9.1%
2007年2Q対比
増減額
変化P
-984
-28
-44
-49
0.7P
0.7P
0.3P
・売上高は、2009年上期を底に緩やかに回復を続ける。
・利益率はリーマンショック前の利益率水準を超える。
最高益の2007年度比較で売上高は▲7%、利益額は▲2~▲4%、利益率は0.3~0.7P上回る。
・2007年度は、塗装設備が25億円有ったが、2014年は7億円であり、塗装機器、圧縮機、真空機器
の販売額比較では、既に、2007年を上回る。
■収益創出体制は整ってきており、今後の事業成長には、なんといっても売上高の増加が必須と認識。
11
売上高製品構成
製品区分
圧縮機
真空機器
塗装機器
塗装設備
合 計
単位:百万円
2013年2Q
2014年2Q
前年同期比増減
売上高 構成比% 売上高 構成比% 増減額 増減率%
47.7
46.7
5.7
5,945
319
5,626
6.6
6.4
4.5
782
817
35
40.0
41.2
11.1
4,723
5,248
524
5.7
5.7
6.5
674
718
43
100.0
100.0
7.8
11,806
12,729
923
全事業で前年比増となった。特に、塗装機器が2桁成長となり、収益増に貢献した。
10年2Q
11年2Q
12年2Q
13年2Q
14年2Q
14,000
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
全体
圧縮機
真空機器
塗装機
塗装設備
国内伸長
5%弱増
5%強増
1割弱増
5割増
海外伸長
1割増
5%弱増
1割強増
2割減
12
市場別売上高 海外地域
単位:百万円
■市場別 (国内 海外)
16,000
10年2Q 海外比率36.9%
12,729
11年2Q 海外比率40.2%
12,000
12年2Q 海外比率40.7%
6,866
8,000
5863
13年2Q 海外比率45.7%
14年2Q 海外比率46.1%
4,000
海外・国内共にほぼ同率の成長率となった。
0
全体
日本
7.8%増
7.2%増
海外合計
8.6%増
■市場別 (海外 地域)
10年2Q
12年2Q
14年2Q
6,000
アジアは塗装設備が減少した
4,000
当2Q構成比
40.9%
当2Q構成比
32.9%
2,000
11年2Q
13年2Q
当2Q構成比
26.1%
0
海外合計
8.6%増
欧州
14.3%増
アジア
2.4%増
北米 他
12.0%増
13
貸借対照表
単位:百万円
1
2
3
①有形固定資産の増加は、主にイタリアの新工場、タイの新工場、太陽光発電装置などです。
②純資産の増加は、主に利益剰余金が677百万円増加したことによるものです。
③自己資本比率は1.2P上昇し、68.6%となりました。
14
Ⅲ 2014年度通期連結業績の見通し
-事業別の上期実績と下期見通し-
15
2014 年度製品別動向-圧縮機
120%
100%
80%
60%
40%
20%
0%
当社売上高
業界変動率
当社変動率
単位:百万円
07年度100%基準
08
07
年
度
15,000
12,000
9,000
6,000
3,000
0
資料:アネスト岩田(株) 統計資料
年
09 度
年
10 度
年
度
11
年
12 度
年
13 度
14
年
年
度 度
予
想
今年度販売予想124億円
(上期実績59.4億円 進捗47.9%)
上期 ■国内市場は、前年同期比≒5%増加
・省エネ効果の高いスクロール圧縮機複数台搭載機が
自動車、食品、医薬業界で好調 (7.5~15kW機)
・省エネ型コンプレッサへの切り替え需要が高い
・懸念した消費税増税の反動減は軽微だった
■海外市場は、前年同期比で1割増加。
オイルフリースクロール圧縮機
複数台搭載機(8台搭載)30kW機
・全地域で伸長。特に北米はUL規格機の投入で大幅伸長。
・省エネ効果の高い(消費電力 増圧弁方式の1/3)ブースターコンプレッサ導入が増加
下期 ■国内・・・増加見込み---「省エネ法」改正による「IE3モータへの切替」前の需要及び
上期に引き続き省エネ型コンプレッサへの切替需要を見込み増加
■海外・・・増加見込み---上期に厳しかったアセアン諸国の回復、新会社の寄与を見込み増加
16
2014 年度製品別対応-圧縮機
① 圧縮機事業グローバル化の促進
(海外比率26.3%→30%へ)
「グローバルな圧縮機メーカ」としての基盤固めをする。
圧縮機は、国によりモーターや圧力タンクの規格が異なるので、国内製品をそのまま輸出できない。
・・・ この制約を排除し、海外売上高を高める。
● 世界市場では、まだ2%弱のシェアであり伸長の余地有
世界で8,000億円規模の市場があり、高い技術力を持つ当社は成長を見込める
● グローバル化のための圧縮機拠点を整備して伸長
現地のニーズを具体化できるマーケティング・開発・販売・サービス・生産・調達能力を
保有する拠点作りを急ぎ進める
● 先駆的な製品開発で差別化をはかり、適切な利益を確保する。
•
縮機製品は各国でモーターや圧力タンクの規格が異なり、国内製品をそのまま輸出できないため海外展開には制
約がありました。当社も
圧縮機の市場規模 (合計7,500百万ドル≒8,000億円)
17
2014 年度製品別対応-圧縮機
②製品開発
先駆的な製品開発を軸とした事業成長の確保
● 新型高出力スクロールコンプレッサ(5.5kW/7.5kW)のシリーズ拡大
圧縮機本体(発売済)→ 圧縮機セット(複数台数搭載で各種)の発売へ
● 技術者を海外生産子会社に配置、ローカル仕様の製品開発 (カスタム仕様の展開)
● アネスト岩田にしか出来ない特定市場戦略製品 (カスタム事業) の開発
(医療システム事業・ブレーキシステムなどで製品領域拡大と海外展開加速)
定款を変更 ・・・・・ 医療機器の製造販売
● 事業領域拡大に向けた技術開発 (バイナリー発電機等)・・・試行販売実施
定款を変更 ・・・・・ 電力供給装置、動力伝達装置の製造販売
● エンジニアリングへの展開
圧縮機セット化
世界で初めて2MPa
発売済
世界最高出力7.5kW
本体発売開始
セットを来春発売
初めての国産スクロール式
試行販売で温泉旅館に納入
国内外で伸長
18
2014年度製品別動向- 真空機器
今年度販売予想18億円
(上期実績8.2億円 進捗45.4%)
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
当社売上高
業界変動率
当社変動率
:日本真空工業会 統計資料より当社予想
単位:百万円
07年度100%基準
07
年
08 度
年
09 度
年
10 度
年
11 度
年
12 度
年
度
1 4 1 3年
年
度 度
予
想
140%
120%
100%
80%
60%
40%
20%
0%
注:左表は各年(4月~3月)のドライ真空
ポンプ市場の集計+予想数値
上期 ■国内市場は、前年同期比≒5%増加
・一般工業分野でドライスクロール真空ポンプの評価が高まる。
同分野で自動車市場の設備投資が堅調、弱電は低調。
・半導体市場向けが堅調、R&D向けは例年同様に下期の動き
■海外市場は、前年同期比で≒5%弱増加
研究開発向けの
低振動・低騒音タイプ
・欧州は伸長するも北米が減少。アジアは台湾・韓国が順調だか中国が伸びず
・一般工業・R&D向けが伸長、半導体市場向けは横ばい。
・大形機 ISP一1000が好調。
下期 ■国内・・・増加 半導体市場向けは来年度まで堅調、一般工業分野も拡大を見込み、増加する。
R&D向けは不正執行発覚で予算の削減・厳格化の懸念がある。
■海外・・・増加—上期と同様の傾向。
19
2014年度製品別動向- 真空機器
ISP-500C-THT(低リーク仕様)
(低振動仕様)
航空機CFRPリペア専用
可動式ユニット
クリーンな真空・排気
20
GVSC-500B(中国専用モデル)
GVSC-500B(タイ専用モデル)
GVSC-500B(北米専用モデル)
2014年度製品別動向-塗装機器
今年度販売予想104億円
(上期実績52.5億円 進捗50.5%)
120%
100%
80%
60%
40%
20%
0%
当社売上高
業界変動率
当社変動率
単位:百万円
07年度100%基準
自動車補修用
スプレーガン
07
年
08 度
年
09 度
年
10 度
年
11 度
年
12 度
年
14 13 度
年 年
度 度
予
測
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
資料:日本塗装機械工業会
塗装機器出荷統計を加工
上期 ■国内市場は、前年同期比で1割弱増加
・工場ラインで使用する自動スプレーガンは横ばい
・工場ラインで使用する塗料ポンプは順調
・工場ラインで使用する塗装ブース(塗装室)は順調
・自動車補修等のハンドガンは増税後の買控えで減少。
■海外市場は、前年同期比で1割強増加
・ロシアを除く欧州・北米が堅調で2桁の増加。
・アジアは中華圏は好調だったが、政情不安のアセアンの伸びが減少し、1割弱の増加。
下期 ■国内・・・減少---前期下期は消費税増税前の駆け込み特需があり、前期対比では減少と予測。
■海外・・・増加---欧州がシェア拡大傾向にあること、新会社の増加、為替動向等から増加と予測。
21
2014年度製品別動向- 塗装機器
ケータハムF1レーシングチーム」
2014年度限定モデル
高精度の塗料定量供給装置
コンプレッサと同様に
モーターの高効率化を進める
22
2014年度製品別動向-液圧機器
『塗装(塗料)』以外の全ての液体市場に対して、
①低圧から高圧へ ②粘度から高粘度 ③液体から液体/固体混合流体を搬送する
ポンプ類と、その液体の最終使用目的の実現 (塗布/霧化/接着/離型等)を含めて
総合コンサルテーションを行なう事業として、お客様へ最適商品を提供します。
塗装の技術を他の液体塗布に活用し、新製品を続々と開発・発売しています。
製品開発が進み、売上高も伸長しています。
・ 食液加温ユニット
ケーキの上の透明なゼリーに似た
ナパージュの塗布等に使用
加温式スプレーガン
砂糖やチョコレート等を塗布
・離型剤塗布用スプレーガン
・ チューブポンプ
(FOU-T1)
23
2014度製品別動向-塗装設備
今年度販売予想14億円
(上期実績7.2億円 進捗率51.3%)
150%
100%
50%
0%
当社売上高
業界変動率
当社変動率
単位:百万円
07年度100%基準
07
年
08 度
年
度
09
年
度
10
年
度
11
年
度
12
年
度
1
14 3年
年
度 度
予
想
6,000
4,000
2,000
0
利益を確保の体制が整い、アジアを中心に
活動を強化する
通期
既受注済分で予想に達する見込み
■国内市場は、前年同期比で5割増加
・自動車部品・一般産業向けが伸長
・引き合いが増加し受注・注残が増加
■海外市場は、前年同期比で2割減少
・上期はアジアが減少した
・下期には自動車部品等の受注あり
塗装システム事業(塗装設備)を再強化
24
2014年度連結業績予想
2014年度上期実績
金額
構成比 通期進捗率
売上高
圧縮機
内 真空機器
訳 塗装機器
塗装設備
営業利益
12,729
100.0
5,945
817
5,248
718
46.7
6.4
41.2
5.7
47.9
45.4
50.5
51.3
1,581
1,807
1,163
12.4
14.2
9.1
46.5
51.0
52.9
経常利益
当期純利益
上期計画
金額
49.0 12,700
金額
2014年度通期予想
構成比 前期比増減額 同増減率
26,000
100.0
543
2.1
12,400
1,800
10,400
1,400
47.7
6.9
40.0
5.4
292
116
44
99
2.4
6.9
0.4
7.0
3,400
3,600
2,200
13.1
13.8
8.5
460
21
19
15.6
0.6
0.9
**
**
**
**
1,550
1,650
1,050
(単位:百万円)
中期経営計画と当期見込み
6,000
26,739
26,000
28,096
25,457
5,000
22,435
4,000
20,171 21,212
17,886
22,540
28,000
30,000
25,000
経常利益
20,000
当期純利益
3,000
15,000
2,000
10,000
1,000
5,000
0
営業利益
0
売上高
上期終了時点の業績は、上期
予想を若干上回っていることから、
通期は、為替による変動要素は
あるものの計画の範囲内で推移
し、計画達成は可能と判断いたし
ます。
前年比では増収増益を見込ん
でおります。
14年度は予想値、15年度は中期計画値
25
Ⅳ 株主還元政策
26
株主還元政策 (配当と自己株式)
株主の皆様に対する安定的な利益還元に努めることを重要な使命とする。
■ 配当
配当方針・・・・配当性向30%を基準。最低でも1株当り年間3円。
第2四半期末(中間)
2013年度の配当
2014年度の配当予想
確定
期末
合計
円銭
円銭
円銭
7.50
8.00
15.50
8.00
8.00
16.00
50銭の
増配
4
2
0
52,000
50,000
48,000
46,000
44,000
42,000
40,000
年
01 度
年
'0 度
2年
03 度
年
04 度
年
05 度
年
06 度
年
07 度
年
08 度
年
09 度
年
10 度
年
11 度
年
12 度
年
1
14 3 度
年 年度
度
予
想
00
配当金 (円)
配当金と発行済株式数(自己株式を除く)の推移
18
15.516
16
14.5
12.5
14
13
12
9.5 10
10
8
8
8
6
5
6 4 4 4 5
発行済株式数(千株)
■ 自己株消却 1株価値の向上を目的に継続的に実施してきました。
14年度は予想値
配当金
2000年基準で
約18%を削減
発行株式数
・2014年11月 15万株
自己株取得
27
Ⅴ 参考資料
28
製品別 海外売上高比率の推移
製品別海外比率
80
70
海外比率(%)
60
50
34.7
40
30
塗装機器
塗装設備
39.4
合計 海外比率
全製品合計
38.0 38.5
46.1
39.6
42.7 46.4
真空機器海外比率
塗装機器海外比率
20
10
圧縮機海外比率
真空機器
圧縮機
塗装設備海外比率
0
29
2014度経営計画 設備投資・減価償却・研究開発費
単位:百万円
2012年度
設備投資額 売上対比 減価償却 売上対比 研究開発費 売上対比
7.7%
2.7%
4.0%
611
897
1,728
(実績)
工作機械・テント倉庫
2013年度
1,708
(実績)
2014年度予定
(予定)
6.7%
7.7%
22,540
継続投資
743
2.9%
ERP (国内導入)
・自動組立装置・工作機
械・太陽光発電装置
2,000
売上高
983
3.9%
25,457
3.8%
26,000
継続投資
1,000
3.8%
生産性向上
新製品開発
ERP (海外へ展開)
1,000
継続投資
・生産性向上・・・・無人化・省人化のための組立自動化、工作機械の購入、
変電設備更新、海外工場の拡大等
・新製品投資・・・・開発・生産設備等
30
2014 年度新設子会社-圧縮機
アネスト岩田エアザップ(Airzap ANEST IWATA INDÚSTRIA E COMÉRCIO LTDA.)
■
既存の塗装機の販売子会社
アネスト岩田ブラジル
塗装機器の販売子会社(アネスト岩田ブラジル.)に加え、ブラジルで2つ目の子会社となるアネ
スト岩田エアザップ(Airzap ANEST IWATA INDÚSTRIA E COMÉRCIO LTDA.)をサンパウロ州
中部の都市リメイラに設立しました。同国において医療用圧縮機の生産・販売で実績のある
Airzap社を買収したもので、圧縮機の中南米市場での製品開発・生産並びに調達機能の中枢に
なる会社と位置づけています。既存の製品に加えて新製品のラインナップをスピーディーに対応
し、既に注力している医療市場への参入を加速してまいります。ブラジルは、世界第5位の2億人
の人口を抱え、その豊富な労働人口と資源の豊かさから今後更なる成長が見込まれる市場で
す。1人あたりのGDPは平均1万ドルを超え、中間層の拡大により新しいマーケットが誕生し、拡
大を続けています。今後も安定した成長が見込めるブラジルを起点に、中南米市場の開拓を進
めてまいります。
31
2014 年度新設子会社-圧縮機
アネスト岩田ババッツ(ANEST IWATA Babatz GmbH)
■ 既存の塗装機の販売子会社
アネスト岩田ドイツ
バート・ヴィンプフェン
塗装機器の販売子会社(アネスト岩田ドイツ)に加え、ドイツで2っ目の子会社となるアネスト岩田ババッツ
(ANEST IWATA Babatz GmbH)をドイツ南部の都市バート・ヴィンプフェンに設立しました。欧州において
既に圧縮機の生産・販売で実績のあるBabatz社を買収したもので、圧縮機の欧州市場での製品開発・生
産並びに調達機能の中枢になる会社と位置づけています。既存の製品に加えて新製品のラインナップを
スピーディーに対応し、当社の強みを生かしたオイルフリー圧縮機の製造・販売に注力致します。バート・
ヴィンプフェンは、フランクフルトの南130Kmに位置し、フランス・スイス・オーストリアにも近く、観光地とし
て有名なハイデルベルグ城は至近にあります。また、大手ドイツ自動車メーカ3社が100km圏内にあり、
欧州市場攻略に適した立地です。この地より、欧州の圧縮機市場開拓に着手し、現地のニーズに合った
製品とサービスを提供してまいります。
32
2014 年度新設子会社-塗装機器
アネスト岩田ポーランド(Anest Iwata Polska Sp. z o.o.)
首都ワルシャワ
欧州で7か国目の塗装機販売拠点として、ポーランド西部の工業都市ポズナンにアネスト岩田ポーラン
ド(Anest Iwata Polska Sp. z o.o.)を開設しました。同国は1989年の共産主義体制が終って以来、高
い成長率と共に、早期に欧州連合(EU)に加盟し、現在では3,800万人以上の人口を有するEU経済の
主要な柱のひとつです。ポズナンは人口が約60万人で、同国最古の都市のひとつであり中世ポーラン
ド王国の最初の首都です。歴史的地区であると共に、医療及び経済分野で高水準の大学が集まる重要
な教育地区でもあります。そして、豊富な森林資源を有しているため木工産業も盛んで、スウェーデンの
家具小売業で有名なIKEAは、ポーランド国内で20以上の生産拠点を有し、長年に渡って大半のIKEA
製品を製造しています。 自動車産業では、フォルクスワーゲン、メルセデス、フィアット、起亜自動車も同
国に重要な製造拠点があります。他に、航空機産業もあります。東欧の拠点として、自動車補修及び工
業塗装市場を拡販し、塗装機ニーズにお応えしてまいります。
33
本日は、ご清聴ありがとうございました。
引き続きご支援をお願い申し上げます。
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