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Press Release - hpgrp GALLERY
Press Release 足 立 喜一朗 Kiichiro A da ch i ■「nev e r die」@hpgr p G AL L E R Y T OKYO 201 3 年1月1 1日(金)∼ 1月27日(日) オープニングレセプション:2013年 1月11日(金)19:00 2 1 : 0 0 ■「nev e r fade」@H . P.F R AN C E WI N D OW G AL L E R Y M A R U N O U C HI 201 3 年1月8日(火)∼ 1月31日(木)※オープニングレセプションはございません。 hpgrp GALLERY TOKYOの2013年は、足立喜一朗の新作展でスタートします。2004年に多摩美術大学環境デザイン学科を卒業した足立は、2007年に東京都現代美術館で開 催された展覧会「SPACE FOR YOUR FUTURE - アートとデザインの遺伝子を組み替える」に出品した作品<e.e.no.24>が大きな話題となり、 その後も国内外のコマーシャルギャ ラリーやアートスペースなどを中心に精力的に作品を発表しています。本展はhpgrp GALLERY TOKYOでの「never die」 と、丸ビル1FのH.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHIでの「never fade」の2会場展開となり、 「生と死」 という壮大かつ普遍的なテーマに基づいた展覧会です。死を象徴する頭蓋骨や、生を象徴する華やかなオブジ ェ (シャンデリアや宝石など) を明礬(みょうばん)の結晶で表現した作品は、素材の透明性と輝きにより特異な存在感を主張しています。 結晶̶ある状態を続ける事が出来ずに 凝固しながらも、同時にその状態で成長を続けるーという、矛盾を孕んだ物質の状態に 「生と死」のイメージを重ねた立体作品が放つ輝きは、物質性への疑いや事物の儚さに 一条の光を当てています。 新たな一年の始まりに、真に大切なこと、今一度立ち返る場所を再認識するような世界観が広がる足立喜一朗の新作展、 この機会にぜひご高覧ください。 hpgrp GALLERY TOKYO / H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI ディレクター 戸塚 憲太郎 【作家コメント】 これらの彫刻作品は結晶化させることで形づくったものです。結晶は過飽和状態が続く限り尚も成長を続けます。生きているかのように。しかし結晶は地層のよう にゆっくりと年月をかけて積層されていきます。まさにそれは私にとって「死」そのものであるように思われました。このような「生と死」本来相反する両方の意 味を兼ね備えている不可思議な結晶に私は惹かれました。結晶が僕に伝えることは「生」も「死」もどちらも美しいということです。僕は「生」と「死」が両方と も価値のあるものと思いたい。またこの作品は澁澤龍彦の著書「ホモ・エロティクス」を参考にするのが適当であるかと思われます。その著書の中で「死 = ニルヴァー ナ(涅槃)」、「生 = 快感原則」という仮定のもと「ニルヴァーナ」と「快感原則」の統合こそ必要であると主張しています。これはどういうことなのか。現在私た ちの世界では「生」が賛美され、「死」が忌み嫌われています。 死にたくないし、衰えたくない。こう私たちは思います。「生」は時間の制約の中、死を怯えながら快感を求め続けなければならないのか。「死」は時間の停止した 中では永遠何の変化もなくそういった脅迫観念からは解放されるのではないか。 このようにエロスとタナトスの矛盾を説いています。 足立 喜一朗 タイトル未定 2012年 13×22×17cm 明礬 タイトル未定 2012年 50×50×45cm 明礬、 ステンレス、 アルミ supporter of the arts Biography 足立 喜一朗 Kiichiro Adachi 1979 大阪生まれ 2004 多摩美術大学環境デザイン学科卒業。 現在、神奈川県にて制作・在住 【個展】 2010 「SOAP/SOAP」 NADiff Gallery(東京) 「SOAP」 AISHO MIURA ARTS(東京) 2009 「シャングリラ 2」 YUKA CONTEMPORARY(東京) 「シャングリラ」 ZAIM(横浜) 2008 「Her Extravagance」 hiromiyoshii FARM(東京) 2007 「BEAMS TIME 1st Anniversary」 BEAMS TIME(東京) 2005 「enigma」 gallery Q(東京) 2004 ゲリライベント 「e.e.no.24 in 下北沢」 (東京) ゲリライベント 「e.e.no.24 in 都庁前」 (東京) 「e.e.no.24」 2004年 98×97×240cm 電話ボックス、マジックミラー、 ミラーボール CD再生機、ヘッドフォン、 ミクストメディア 写真提供:東京都現代美術館 【グループ展】 2012 「Back to the Nature」 FUMA Contemporary Tokyo(東京) 「LUMINE meets ART 2012」 LUMINE新宿店(東京) 2011 「CE QUI ARRIVE -これから起きるかもしれないこと-」 浅草花やしき (東京) おおさかカンヴァス (大阪) 「Trans-Cool TOKYO」 台北市立美術館(台湾) 2010 「Trans-Cool TOKYO」 シンガポール美術館(シンガポール) 釜山ビエンナーレ2010「Living in Evolution」 (韓国) 「Trans-Cool TOKYO」 バンコク芸術文化センター(タイ) 「No Man's Land「創造と破壊」展」 フランス大使館(東京) 2008 「MOTコレクション サヴァイバル・アクション∼新収蔵作品を中心に」 東京都現代美術館(東京) 「ライフがフォーム になるとき:未来への対話 ブラジル/日本」 サンパウロ近代美術館(ブラジル) 2007 「Space for your future ∼アートとデザインの遺伝子を組み替える」 東京都現代美術館(東京) 「The Party」 gallery Q(東京) 「Explosion」 BankART Studio(横浜) 「大阪・アート・カレ イドスコープ2007」 (大阪) 2006 取手アートプロジェクト2006 終末処理場(茨城) 【パブリックコレクション】 東京都現代美術館 青山通り 表 「nev er die」 2 0 1 3 年 1月1 1日(金)∼ 1月2 7日(日) 参 hpgr p GALLERY T O KY O 道 東京メトロ 表参道駅 A1 出口 1 5 0 - 0 0 0 1 東 京 都 渋谷区神宮前5-1 -1 5 CHビル B1 F 青 参 東京メトロ 表参道駅 B2 出口 道 Te l : 0 3 - 3 7 9 7 - 1 5 0 7 / Fa x:0 3 -6 8 0 5 -0 8 4 0 営 業 時 間:火 ∼日1 1 :0 0 -1 9 :30 定休日:月曜日 ルズ H.P.DECO 道ヒ U R L : h t t p: / / h pg r pg a lle r y.c o m / カワイ楽器 表参 Em a i l : a r t @h pgr p. c o m MAX & Co. hpgrp GALLERY 東京 (B1F) 「nev er f ade」 2 0 1 3 年 1月8日(火)∼ 1月3 1日(木) H.P.FRANCE WIN D O W G A L L ERY M A RU N O U C H I 1 0 0 - 6 3 0 1 東 京 都 千代田区丸の内2-4 -1 丸の内ビルディング1F 営 業 時 間:月∼ 土 1 1 : 00 -2 1 :00 /日・祝日:1 1 :00 ∼2 0 :00 > 本 展に関するお 問い合せは、上記h p gr p GALLER Yまでお願い致します。 supporter of the arts