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環境にやさしい世界の建設技術の評価とガイドライン
<国際エネルギー機関(IEA) アネックス57 国際ワークショップ> 環境にやさしい世界の建設技術の評価とガイドライン 〜省エネ・省CO2を実現する建築物の⽣産・建設⼿法と評価について〜 IEA/EBC/Annex57では、建築物の建設時と建築物を構成する建材・資材等の⽣産時などに発⽣するエネルギー消費、 CO2排出量(Embodiedエネルギー/CO2排出量)に関するLCA(ライフサイクルアセスメント)について研究を⾏ってい ます。ワークショップでは、Embodiedエネルギー/CO2排出量の評価⼿法と、それらを低減する建築物を実現するための ⼿法について紹介します。 2016年 場 9⽉30⽇(⾦)13:00〜17:30 所 :⼯学院⼤学 アーバンテックホール (東京都新宿区⻄新宿1丁⽬24番2号 3階) 参 加 費 :無料(事前の申込みが必要です) 主 後 催:⼀般財団法⼈ 建築環境・省エネルギー機構 (申請中) 援:国⼟交通省 国⼟技術政策総合研究所、国⽴研究開発法⼈ 建築研究所、 ⼀般社団法⼈⽇本建築学会、公益社団法⼈空気調和・衛⽣⼯学会 ワークショップの概要○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○ 募 集 ⼈ 数:200名 ○○○○○○○○○○○○○○○ プログラム:○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○ ★プログラムは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。 ○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○ 司会:岡建雄⽒/横尾昇剛⽒ 13:00〜13:25 Ⅰ. IEA EBCとAnnex57について ○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○ ●IEA EBCの取り組み 澤地 孝男⽒ 国⼟交通省国⼟技術政策総合研究所建築研究部⻑ ●Annex 57について 岡 建雄⽒ 宇都宮⼤学名誉教授 ○○○○○○○○○○○○○○○ Ⅱ. Annex57の研究紹介(グリーン化に必要なLCA評価⼿法について解説) ①Annex57研究結果の⽇本語概要説明 横尾 昇剛⽒ ②世界の研究動向 Chang-U Chae⽒ ③建築物の価値向上に向けて・欧州における基準と評価 ④評価⽅法 Seongwon Seo⽒ ⑤具体的評価⽅法 横⼭ 計三⽒ 司会:横⼭計三⽒/岡建雄⽒ 13:25〜14:30 Embodied Energyの定義は、 宇都宮⼤学准教授 ⽇本 韓国建設技術研究院 韓国 「建築の企画、設計、建設、運⽤、 Rolf Frischknecht⽒ treeze社 スイス 維持保全、改修・更新、解体、廃 CSIRO科学産業研究機構 オーストラリア ⼯学院⼤学教授棄」を通して、運⽤を除く全エネ ⽇本 ルギーと定義されている。 14:30〜14:45 休憩(15分間) Ⅲ. 事例紹介 (各国のグリーン化に関する先進事例) ①デンマークの事例 Harpa Brigisdottir⽒ ②オランダの事例 Ronald Rovers⽒ ③スペインの事例 Jose A. Tenorio ④他、欧州を中⼼とした事例紹介 司会:横尾昇剛⽒ 14:45〜16:15 SBi デンマーク建築研究所 デンマーク Zuyd 応⽤科学⼤学 オランダ 建設科学エドュ アルドトロハ研究所 スペイン Ⅳ. ガイドライン (建築分野のグリーン化推進のためのガイドライン) 司会:横⼭計三⽒ 16:15〜17:15 ①ガイドライン⽇本語概要説明 横尾 昇剛⽒ ②設計者向けガイドライン Rolf Frischknecht⽒ (前出) ③政策決定者向けガイドライン Marina Mistretta⽒ パレルモ⼤学 イタリア ④メーカー向けガイドライン Alexander Passer⽒ グラーツ⼯科⼤学 オーストリア (前出) ⑤他⽤途ガイドラインについて Ⅴ. 質疑応答(15分間) 司会:岡 建雄⽒ ■ 申込⽅法 ①〜③の情報を、下記申込み先アドレス宛にメールで送付下さい。受付後参加票をメールで返信致します。 ①⽒名(フルネーム) ②ご所属(法⼈名、部署名、役職) ③電話番号 ✉申込み先メールアドレス: [email protected] ★問合せ先:広報・業務部 千本(せんぼん) 電話:03-3222-6682 ■ 会場案内図 ◇⼯学院⼤学 アーバンテック・ホール 所在地:東京都新宿区⻄新宿1-24-2 ⾼層棟3階 <電⾞でのアクセス> - JR「新宿駅」下⾞、⻄⼝より徒歩5分 - 京王線、⼩⽥急線、地下鉄各線 「新宿駅」下⾞、徒歩5分 - 都営⼤江⼾線「都庁前駅」下⾞、徒歩3分 - ⻄武新宿線「⻄武新宿駅」下⾞、徒歩10分 ■ IEAとEBCについて 国際エネルギー機関(International Energy Agency:IEA)は、経済開発協⼒機構(OECD)の枠内における機関として⽯油を 中⼼としたエネルギーの安全保障を確⽴するとともに、中⻑期的に安定的で持続可能なエネルギー需給構造を確⽴することを⽬的 として1974年に設⽴された。 IEAの理事会には技術開発の推進を⽬的としたエネルギー技術開発委員会が設けられ、40の実施協定として国際共同研究が⾏わ れている。その中で建築や都市のエネルギー効率を扱っているのが、「建築とコミュニティにおけるエネルギー(Energy in Building and Communities : EBC)である。EBC傘下の個々の研究プロジェクトには「Annex○○番」という番号が割り当てら れており、Annex57は57番⽬の研究プロジェクトということになる。 ◇IEA EBC ウェブサイト:http://www.iea-ebc.org/ ■ Annex57について 【研究テーマ】 Evaluation of Embodied Energy and CO2 Equivalent Emissions for Building Construction (建築EmbodiedエネルギーとCO2排出量の評価) EBCでは建築物のLCA(ライフサイクルアセスメント)の⼿法はまだ研究が完成されておらず、国際協⼒の余地も⼤きいと認識 されている。その理由として、LCAにはエネルギー消費、地球温暖化などの側⾯の他、酸性化、健康に対する毒性の影響、オゾン 層破壊、⼤気汚染、資源の枯渇などの多様な要素が含まれており、それらについて科学的根拠に基づく正確な評価が要求されてい ることが挙げられる。近年では、建物の使⽤時におけるエネルギー消費やCO2排出量を正確に予測できるようになってきたが、建 築物を構成する建材・資材の⽣産や、建設現場で消費されるエネルギー、将来の修繕・更新・解体時に発⽣するエネルギーを含む EmbodiedエネルギーとCO2排出量については、その評価⽅法が国際的に確⽴されていないのが現状である。 Annex57では、建築物のEmbodiedエネルギー・CO2排出量を評価するための⽅法と、より少ないEmbodiedエネルギー・CO2 排出量による建築物を実現するため⼿法について研究しており、その内容をガイドラインとして取りまとめた。今回のワーク ショップでは、Annex57のこれまでの研究成果を紹介すると共に、設計者、政策決定者、建材・資材メーカー向けのガイドライン について紹介する。 ◇Annex57参加国: ⽇本・オーストラリア・オーストリア・中国・チェコ・デンマーク・フィンランド・ドイツ・イタリア・ 韓国・オランダ・ノルウェー・ ポルトガル・スペイン・スウェーデン・スイス・英国・⽶国 (オブザーバー)ブラジル ◇Annex57運営委員⻑(Operating Agent):岡 建雄⽒(宇都宮⼤学名誉教授)※Annex57⽇本委員会委員⻑兼務 ◇Annex57⽇本委員会: 岡 建雄委員⻑/宇都宮⼤学名誉教授、横尾昇剛主査/宇都宮⼤学准教授、横⼭計三幹事/⼯学院⼤学教授、 伊⾹賀俊治委員/慶應義塾⼤学教授、澤地孝男委員/国⼟交通省国⼟技術政策総合研究所、桑沢保夫委員/国⽴ 研究開発法⼈建築研究所、三浦尚志委員/国⽴研究開発法⼈建築研究所 参加企業:旭ファイバーグラス㈱、板硝⼦協会、㈱JSP、清⽔建設㈱、新菱冷熱⼯業㈱、住友林業㈱、 ⼤和ハウス⼯業㈱、ダウ化⼯㈱、㈱⽇建設計総合研究所、㈱⽇本設計、⼀社)⽇本鉄鋼連盟、 ㈱ミサワホーム総合研究所 旭化成建材㈱ <2016年3⽉まで参加>、㈱⼤林組、⿅島建設㈱、⽇⽐⾕総合設備㈱ <2015年9⽉まで参加> 事務局 :⼀財)建築環境・省エネルギー機構 ◇Annex57 ウェブサイト:http://www.annex57.org/