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三重県総合博物館 1/2 - TOTO:COM-ET

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三重県総合博物館 1/2 - TOTO:COM-ET
三重県総合博物館
1/2
外観
三重県総合文化センターに隣接して建つ三重県総合博物館。
1Fが収蔵・研究エリア、2・3Fが展示エリアとなっている。
トイレ入口
トイレ入口近くの天井には、視覚障がい者が携帯する受信機で音声情報を
取得できる音声ガイドを設置(右上写真)。そのほか入口には触地図付きの
トイレサインも掲示している(右下写真)。
2F 女性トイレ 洗面コーナー
淡いピンク色でまとめられた優しい雰囲気のトイレ空間。洗面器はカウンター
とボウ
とボウルに継ぎ目がなく、清掃性に優れたボウル一体型カウンターを採用。
継ぎ目がなく 清掃性 優れたボウ
体型カウ タ を採用
入口近くには見繕いができるように姿見を設置している。
内観
博物館のシンボルとして、三重県内で最初に発見された、太古の巨大ゾウ
「ミエゾウ」の全身骨格標本を復元し展示している。
トイレ内部
トイレ内の壁には、展示室とのつながりを意識して、三重の自然と歴史・文化
をモチーフにしたシルエットを配置している。
2F 女性トイレ 大便器コーナー
ウォシュレットを備える大便器は、床の清掃性に優れた壁掛式を採用。
和式便器を 所
和式便器を1ヶ所のみ設置している。
設置し
る
2F 女性トイレ ひろびろブース
車いす使用者や小さなお子様連れを想定して、ベビーチェアやフィッテイング
ボードを備えたひろびろブースを設置している。(1350×2630mm)
2F 男性トイレ 小便器コーナー
床の清掃性や節水性に優れた壁掛式の自動洗浄小便器を採用。
2F 多機能トイレ
多機能トイレには、オストメイト対応トイレパック・パブリック用折りたたみ
シ ト ベビ
シート・ベビーチェア・フィッティングボードを完備。2Fは車いすで前方
グボ ドを完備
は車 す 前方
アプローチがしやすい、補高便座付きのバリアフリー便器を設置。
2F 男性トイレ 洗面コーナー
女性トイレ同様、ボウル一体型カウンターを採用。車いすでアプローチ
しやすいように、1ヶ所はフロントパネルを斜めに設置している。
2F 男性トイレ ひろびろブース
女性トイレ同様、男性トイレにも、車いす使用者や小さなお子様連れを想定
してひろびろブースを設置している。 (1500X2150mm)
こども体験展示室
こども体験展示室は、こどもたちが「遊ぶ・楽しむ」を通して、博物館への
親し を育む仕掛けが たくさんあふれ
親しみを育む仕掛けが、たくさんあふれている。
る
2014.09 作成 無断複製・転載禁止 (C) TOTO. LTD. 2014 All Rights Reserved 35013
三重県総合博物館
2/2
3F キッズ女子トイレ 全体
小さなお子様連れに配慮して、ベビーチェアやフィッテイングボードを備えた
ひろびろブースを設置。1ヶ所の洗面器は小さなお子様が使いやすいように
550mmの高さに設置している。
授乳室
授乳室の手前におむつ替えコーナーがあり、フィッテイングボードも設置して
いる。授乳室は自然光が射し込む明るい空間、鍵付きのドアや間仕切りの
カーテンも設置されており、気兼ねなく安心して使用できる。
スタッフ用 女性トイレ 3F キッズ男子トイレ 全体
窓から街を一望できる明るく開放的な空間。3Fはお子様の利用が多いため、
男性トイレ内にも、幼児用小便器やベビーチェア、おむつ交換台を設置して
いる。
スタッフ用 多機能トイレ
車いす使用者や小さなお子様連れ、オストメイトなど、さまざまな使用者に
対応できる設備を完備した多機能トイレを設置。ユニバーサル・ミュージアム
として、誰でも働きやすい環境を整備している。
3F 多機能トイレ
駐車場 トイレ
県が発行する「おもいやり駐車場認可証」を持っている方が駐車可能な
「おもいやり駐車場」を16台分完備。近くには左右勝手違いの多機能トイレを
設置。1ヶ所にはパウチ・しびん洗浄水栓付背もたれを備えている。
2F トイレ図面
3F キッズトイレ・多機能トイレ図面
建築概要
水まわりの特長
さまざまな使用者を想定して、 設置された多機能トイレ。
2Fとは異なる大便器を設置し、手すりは左右勝手違いで設置している。
スタッフ用 男性トイレ <施設の概要>
名
便器ボウル面にミストを自動でふきかけ汚れを付きにくくする、きれい除菌水
機能を搭載したウ シ
機能を搭載したウォシュレットを設置。洗面器は、車いすでのアプローチを
トを設置 洗面器は 車 す
プ
を
考慮、フロントパネル片側を斜めに設置している。
称
三重県総合博物館
所 在 地
三重県津市一身田上津部田3060
施
主
三重県 環境生活部
設
計
株式会社日本設計
施
工
鹿島・鉄建・生川特定建設工事共同企業体
設備施工
岡田・ダイワ・三重水熱特定建設工事共同企業体
開業年月
2014年4月
三重県総合博物館(MieMu:みえむ)は、「ともに考え、活動し、成長する博物
館」を理念に、多くの人たちに使っていただき役に立つことを目指している開放
的な博物館。MieMuは「三重が持つ多様性の力」をテーマに、県民・利用者の
多様な興味、関心、目的に応える活動の場「交流創造エリア」、三重の豊かな
自然と歴史・文化を紹介する「展示エリア」、季節の移ろいを感じることができる
「ミュージアムフィールド」という3つのエリアで構成されている。また、地中熱を
利用した空調熱源など、環境への負担を軽減するためのさまざまな取組みが
評価され、博物館では全国初の「CASBEE-Sランク」を取得している。
<トイレの特長>
地域のさまざまな団体と意見交換を実施し、博物館を訪れる方にも博物館で働
く方にも優しい、随所にユニバーサルデザインへの配慮がなされたトイレ空間
を実現。車いす使用者や小さなお子様連れに配慮し、男女トイレにベビーチェ
アやフィッティングボードを備えたひろびろブースを設置。また清掃面に配慮し、
大便器と小便器は床の清掃性に優れた壁掛式を採用し、便座は便器ボウル面
にミストを自動でふきかけ汚れを付きにくくする、きれい除菌水機能を搭載した
ウォシュレットを設置している。そのほか、雨水をトイレの洗浄水に利用するな
ど環境にも配慮している。
スタッフ用トイレにも障がいのあるスタッフに配慮した広めのブースを設置。
身だしな を
身だしなみをチェックできる全身鏡を設置している。
ク きる全身鏡を設置し
る
2014.09 作成 無断複製・転載禁止 (C) TOTO. LTD. 2014 All Rights Reserved 35013
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