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報道関係者各位
アーカスプロジェクト2015いばらき|アーティスト・イン・レジデンスプログラム
スタジオ公開します
オープンスタジオ開催
2015年11月14日[土] - 22日[日]|13:00 -19:00
— 皆様のお越しをお待ちしています。— アーカスプロジェクトでは、海外から茨城県に招いた 3 人のアーティストの滞在制作の成果発表会とし
て、2015 年 11 月 14 日(土)から 22 日(日)の 8 日間にわたり「オープンスタジオ」を開催致します。[※
16 日(月)を除く]
インドネシア、英国、南アフリカより初来日した3人が、8月18日からこれまでに取り組んできたプロ
ジェクトの経過、成果を廃校となった小学校を再利用したスタジオにて公開致します。会期中は、現代
芸術なんてわからないという人も楽しめる多彩な関連プログラムを実施致します。
ぜひこの機会にご取材賜りたく、貴誌ならびに貴社情報媒体などに掲載紹介をしていただきたくお願
い申し上げます。
主催|アーカスプロジェクト実行委員会
オープンスタジオ開催概要
『日本で最も長い現代芸術分野を対象とした芸術家支援プロジェクト』
アーカスプロジェクトは今年度で22年目を迎えました。1994年のプレ事業開始以来、今日までに私たちは30カ国・
地域から94名のアーティストを招聘し、活動を支援してきました。今年は3名の招聘枠に対して、過去最多数の81
カ国・地域から599件の応募があり、ティモテウス・アンガワン・クスノ(インドネシア)、ステファニー・ビックフ
ォード=スミス(英国)、エドゥアルド・カシューシュ(南アフリカ)の3人の招聘アーティストが110日間、茨城県守
谷市に滞在し、リサーチや制作をしています。
『ギャラリーや美術館とは違う スタジオ公開 とは?!』
3人のアーティストの滞在制作の経過、成果の発表機会となる「オープンスタジオ」では、制作現場であるスタジ
オにて、彼らのアイデアの集積とプロジェクトの軌跡を公開します。一般的な美術館やギャラリーで鑑賞する完成
作品の展示とは異なり、アーティストたちと直接対話し、彼らの思考をスタジオの中で垣間みる体験ができます。
『芸術の秋に子どもも大人も楽しめる多彩なイベント!』
スタジオ公開にあわせて、関連プログラムを開催。14日(土)と21日(土)には、子どもを対象にアーティストの活動を
コーディネーターと共に探っていくキッズツアー。15日(日)には、アーティスト自身が活動を発表するプレゼンテ
ーション、またゲストキュレーターの飯田志保子氏が地域社会の中で作品を制作することにまつわる課題について、
星野太氏(研究者 美学/表象文化論)、小田井真美氏(AIR勉強家/アートプロデューサー)をゲストに招き、オープン
ディスカッションを開催します。
18日(水)には、3人のアーティストと飯田氏が各々のスタジオにて、現在の制作活動や、関心のあるテーマについて
対談を行い、より深くアーティストたちの思考を掘り下げていきます。
そして会期の最終日となる22日(日)には、アーティストたちがこの日の為に用意したパフォーマンスを披露します。
その他にも、コーディネーターによるスタジオガイドツアーなど、現代美術を体感できる多様なイベントを用意し
ています。
【会期】2015年11月14日(土) - 22日(日) ※16日(月) 休館
【時間】13:00 -19:00(入場無料)
【会場】アーカススタジオ(茨城県守谷市板戸井2418もりや学びの里内)
2015 年度招聘アーティスト
テ ィモ テ ウス ・ア ン ガワ ン ・ク ス ノ / Timot eu s Ang gaw an K usno
1989 年インドネシア生まれ、在住。制作にはドローイング、グラフィック・デザイン、写真、映
像、文学作品の執筆や編集と多岐にわたる技法を用いる。2014 年にはクダイ・クブン・フォーラ
ムで初 個展「Ethnography Exhibition by Center for Tanah Runcuk Studies: Memoar Tanah
Runchuk」を開催。植民地時代から伝わる実存不確かな領土をめぐるフィクショナルな研究を構
築し、地域住民や木工、版画、製本、皮細工職人とのコラボレーションによって、そのストーリ
ーに血肉を与える作品群を創出した。
ス テフ ァ ニー ・ビ ッ クフ ォ ード = スミ ス / S tephan ie B ic kford-Smith
1989 年英国生まれ、在住。人が労働や雇用の機会を通して現代社会のなかで役割を模索すること
や、ある理想へ近づくことの困難さを主題にパフォーマンスや映像作品を制作している。インタ
ビュー、自撮り、行動パターンの分析・図式化、収集物の分類・展示といった手法を用い、自ら
ホテルの客室清掃員になって覆面調査を行ったり、いかにしてドイツ人になることが可能かを探
求したりするなど、理想と現実の間のジレンマに対峙しながら実体験を物語る。社会に横たわる
道徳的・倫理的な境界に挑みつつ、ユーモラスな映像が特徴的な若手アーティスト。
エ ドゥ ア ルド ・カ シ ュー シ ュ / E du ard o C achu ch o
1985 年南アフリカ生まれ、ベルギー在住。植民地時代を経た南アフリカの過去と現在、そこにも
たらされた言語や教育システムに対する関心を立脚点に、長期的なリサーチ・プロジェクトや映
像作品の制作、また映像を伴いカシューシュ自身が登壇するレクチャー・パフォーマンスを行っ
ている。2012 年には第 13 回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展でアメリカ館のグループ展
「Spontaneous Interventions」に携帯電話用のアプリケーション作品で参加。2011 年、2015 年
にイタリアにてレジデンスプログラムに参加するなど多岐にわたる活動を展開している。
ゲストキュレーター2015
飯田 志保子(キュレーター/東京藝術大学美術学部 先端芸術表現科准教授)
1998 年の開館準備期から 2009 年まで東京オペラシティアートギャラリーに勤務。2009 年から 2011 年ま
でオーストラリアにてクイーンズランド州立美術館内の研究機関 ACAPA に客員キュレーターとして在籍後、
韓国政府主催 CPI プログラムにより 2011 年度インターナショナル・フェローシップ・リサーチャーとして
ソウルに滞在。帰国後、近年は「第 15 回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ 2012」、
「あい
ちトリエンナーレ 2013」、
「札幌国際芸術祭 2014」など国際展のキュレーターを歴任。キュレーターとして
展覧会企画、寄稿、講義などの活動を行う傍ら、2014 年 10 月より東京藝術大学美術学部先端芸術表現科准
教授。
オープンディスカッション
ゲストスピーカー
星野 太(ほしの ふとし): 研究者 美学/表象文化論
1983年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科特任助
教、慶應義塾大学文学部非常勤講師。共著に『コンテンポラリー・アート・セオリー』(イオスアートブック
ス、2013年)、『キュレーションの現在』(フィルムアート社、2015年)など。
小 田 井 真 美 ( お だ い ま み ) : AIR勉 強 家 / ア ー ト プ ロ デ ュ ー サ ー
2008年から2009年まで国際的なAIR研究機関 Trans Artists[アムステルダム、オランダ]に派遣され、オランダ
の文化政策、AIRと芸術家支援に関する調査研究を行う。2010年から2011年まで茨城県アーカスプロジェク
トのディレクターを務め、札幌を拠点にアーツ千代田3331のMove Arts Japanポータルサイト運営に関わる。
アーティストの移動の促進と国内のAIR事業立ち上げを支援する活動を国内各地で行う。現在は、札幌国際芸
術祭2014を契機に誕生したさっぽろ天神山アートスタジオで新しいAIRの仕組みづくりに取り組む。
関連プログラム
■キッズツアー|11月14日(土)・21日(土)|14:00 -15:00
子どものためのスタジオ鑑賞ツアー。対象/小・中学生
各日定員15名 ※要予約/予約方法は末尾を参照
■アーティストプレゼンテーション|11月15日(日)|14:00 -15:00
レジデントアーティストが自身の活動を紹介します。
■オープンディスカッション|11月15日(日)|16:00 ‒18:00
「サイト/地域に特化するとは?─アーティスト・イン・レジデンスと国際芸術祭」
Site Specificity and Regional Specificity: Artist in Residence and International Art Festival
アーティスト・イン・レジデンスと国際芸術祭はいずれも、ある地域に特化した固有の芸術文化活動であることが
求められます。一方、アーティストや観客の動きが流動的となった今日、特化すべき先は果たして「サイト/場
(site)」、「地域(region)」、それとも「コミュニティ/人々」でしょうか? 本ディスカッションではお二人
のゲストを招き、「地域に特化する・固有であるとはどういうことか」という問いに立ち返って、レジデンスと芸
術祭と美術館がいかにしてしなやかで生産的な関係を築き得るか、多角的に話し合います。
スピーカー:星野太(研究者 美学/表象文化論)、小田井真美(AIR勉強家/アートプロデューサー)、
飯田志保子(ゲストキュレーター2015)、レジデントアーティスト《順不同・敬称略》
■アーティストトーク×飯田志保子|11月18日(水)|15:00‒18:00
3人のレジデントアーティストと飯田志保子氏が、共に各々の活動についてスタジオで対談します。
■アーティストパフォーマンス|11月22日(日)|14:00‒16:30
レジデントアーティストによるパフォーマンス。
■スタジオツアー|会期中 ※15日(日),18日(水),22日(日)を除く|16:00‒17:00
コーディネーターによるガイドつきスタジオ鑑賞ツアー。※要予約/予約方法は末尾を参照
【キッズツアー・スタジオツアーの参加者募集中!】
予約方法:キッズツアーまたはスタジオツアーいずれかへの参加希望を明記のうえ、
参加希望日、氏名、年齢(キッズのみ)、参加人数、連絡先(電話番号・Eメールアドレス)をアーカススタジオまで、
E-mail ([email protected])またはお電話(0297-46-2600)にてご連絡ください。締切:11月10日(火)
※ キッズツアーは定員に達し次第、予約受付を締め切らせていただきます。予めご了承ください。
2014 年度オープスタジオでのキッズツアーの様子
※当日のプログラム、開催時期などは都合により変更になる場合があります。最新情報は公式HP(www.arcus-project.com)で
ご確認ください。
アーカスプロジェクトのアーティスト・イン・レジデンスプログラムについて
茨城県守谷市を拠点に活動しているアーカスプロジェクトでは、1994 年(プレ事業を含む)から若手アーティスト
の滞在制作支援を目的にアーティスト・イン・レジデンスプログラムを運営しており、これまで 94 名のアーティ
ストを国内外から招聘しています。今年度は 3 名の招聘枠(公募)に対して、過去最大数の 81 ヶ国・地域から 599
件の応募があり、現代美術分野における若手アーティストの登竜門として国際的に認知されています。多くのアー
ティストがアーカスプロジェクトをきっかけに国際展への出展を行うほか、滞在中に制作した作品が海外の美術館
に収蔵されるなどのキャリアを積んでいます。
ア ー カ ス プ ロ ジ ェ ク ト 2015 い ば ら き
主催
アーカスプロジェクト実行委員会、茨城県南芸術の門創造会議(茨城県、取手市、守谷市、東京藝術大学、取手アートプロジェクト実行
委員会、アーカスプロジェクト実行委員会) 助成
公益財団法人朝日新聞文化財団
協賛
後援
平成27年度文化庁文化芸術の海外発信拠点形成事業、公益財団法人花王芸術・科学財団、
インドネシア共和国大使館、ブリティッシュ・カウンシル、南アフリカ共和国大使館
関彰商事株式会社、鹿島埠頭株式会社、株式会社髙橋合金、茨城県信用組合、株式会社常陽銀行、筑波都市整備株式会社、株式会社筑波
銀行、守谷市金融団、学校法人開智学園、関東鉄道株式会社、守谷市商工会、株式会社つくば研究支援センター、茨城県信用保証協会、中央労
働金庫、株式会社ジョイフル本田、株式会社茨城ポートオーソリティ、茨城みなみ農業協同組合、株式会社千葉銀行、アサヒビール株式会社茨
城工場
認定
公益社団法人企業メセナ協議会
協力
アサヒビール株式会社、株式会社レオパレス21、さくら坂VIVACE、ハンスホールベ
ック、寿し屋の小平治、特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
ネットワーク
ART ROUND EAST、ResArtis
お 問合 わ せ先
◎アーカス スタジオ (火-土 10:00 -18:00)
〒302 - 0101 茨城県守谷市板戸井 2418 もりや学びの里内
TEL|0297 - 46 ‒ 2600
E-mail|[email protected]
担当|朝重(ともしげ)
Web|www.arcus-project.com
◎アーカスプ ロジェクト実行委 員会事務局
〒310-8555
城県水戸市笠原町978番6
TEL|029-301-2735
Fax
城県企画部地域計画課
029-301-2739
担当|大藪
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