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イ 道路 (ア)道路の現況及び整備状況について (a)首都圏における道路

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イ 道路 (ア)道路の現況及び整備状況について (a)首都圏における道路
イ 道路
(ア)道路の現況及び整備状況について
(a)首都圏における道路の状況について
(b)川崎市周辺における道路の状況について
○首都圏においては、放射状方向の道路は整備されているが、環状方向の道路は整
○川崎市周辺においては、東京・横浜間を結ぶ市域を横断する主要な道路は高速道路や国道など
備が遅れており、現在、環状方向の道路の整備が進められている状況である。
○川崎縦貫道路については、国から東京外かく環状道路(東名以南)との調整を含
め、幅広く検討を進める方針が示されている。
多い状況である。
○臨海部と内陸部を結ぶ東京環状方向の主要な道路として、既存では環状第8号線と国道 16 号
等がある。
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池袋
池袋
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拝島
拝島
日暮里
日暮里
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立川
立川
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国分寺
国分寺
吉祥寺
吉祥寺
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押上
押上
秋葉原
秋葉原
新宿
新宿
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東京
東京
府中
府中
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八王子
八王子
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調布
調布
渋谷
渋谷
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向ヶ丘遊園
向ヶ丘遊園
新百合ヶ丘
新百合ヶ丘
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溝の口
溝の口
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相模原
相模原
鷺沼
鷺沼
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武蔵小杉
武蔵小杉
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上溝
上溝
京急蒲田
京急蒲田
鹿島田
鹿島田
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羽田空港
羽田空港
町田
町田
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長津田
長津田
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川崎
川崎
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新横浜
新横浜
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図 3環状9放射
横浜
横浜
0
(出典)川崎市資料
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新木場
新木場
泉岳寺
泉岳寺
品川
品川
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唐木田
唐木田
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青
青
5
厚木
厚木
10
km
凡
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図
戸塚
戸塚
例
高速道路
高速道路事業中・都市計画決定
川崎市周辺における道路の状況
一般国道
主要地方道
鉄道
4-20
(c)川崎市域の道路の状況について
○川崎市における道路の延長は、約 2,500kmである。
○市内の都市計画道路は、現在、104 路線、約 307kmが計画決定されている。
○平成 22 年における都市計画道路の整備進捗率は約 65%であり、整備率としては大都市の中で、やや低い方である。
○また、都市計画道路については、平成 20 年 6 月に「都市計画道路網の見直し方針」を示しており、現在、都市計画の手続きを進めている状況である。それにより、路線数は 102 路線に、計画延長
は約 305kmになる見込みである。
川崎市 道路延長の推移
3000 2800 2,517km
km
2600 2400 2200 2000 H2
H6
H9
H11
H17
H21
(出典)川崎市統計書平成 21 年度版
川崎市 都市計画道路進捗率の推移
80
75
70
進 65
捗
率 60
65%
( )
% 55
50
45
H22.4
H17.4
H11.4
H9.4
H6.4
H2.4
40
(出典)川崎市建設緑政局
主要道路及び構想路線網図
4-21
(出典)平成 20~26 年度
川崎市道路整備プログラム
(d)都市計画道路の見直し
表
見直しの目的について
・昭和 39 年に都市計画道路網の骨格が形成されて以降、川崎市内における全計画延長のうち約 4 分の 1
の区間が長期にわたり事業が実施されていない。
見直し検討候補路線
・人口減少や市民の価値観の変化といった社会情勢の変化を踏まえながら、都市計画道路網の再検証及び、
川崎市地域の実状に応じた効率的な道路整備を進める必要があるため、都市計画道路網の見直し方針を
策定した。
・都市計画道路の見直し検討候補路線は7路線 11 区間であり、4 路線において現在都市計画の手続きを行
っている(全区間廃止 2 路線、一部区間廃止 2 路線)。
表 見直しの基本方向
(出典)平成 20 年 6 月
(出典)平成 20 年 6 月
都市計画道路網の見直し方針
都市計画道路網の見直し方針
・
表
見直し候補路線(区間)の概要
(出典)平成 20 年 6 月
都市計画道路網の見直し方針
4-22
(イ)川崎市域における自動車交通量の状況について
○川崎市域を発着する自動車交通量は増加してきており、その中でも、川崎市域と市外間の
交通量(外内・内外)は増加してきているが、川崎市域内の交通量は、平成 11 年からは減
少している状況である。
○また、川崎市域を通過する交通量は増加してきているが、増加率は鈍化している。
乗用車 344 千台
川崎市内で動く台数
505千台
川崎市における1日平均交通量の経年変化
小型貨物 103 千台
700
乗用車 358 千台
600
500
563
517
455
501
千台/日
455
400
572
534
515
普通貨物 105 千台
575
551
505
389
小型貨物
91 千台
普通貨物
56 千台
外から川崎市に入ってくる
または
川崎市から外に出ていく
台数
551千台
300
200
内々
100
外内・内外
通過
0
H2
H6
H11
H17
出典)道路交通センサス一般交通量調査
乗用車 365 千台
川崎市を通過する台数
約575千台
表 川崎市1日平均交通量の経年変化
H2
H6
内々
389 (29%)
455 (30%)
外内・内外
454 (33%)
500 (33%)
通過
516 (38%)
563 (37%)
総交通量
1,360 (100%) 1,519 (100%)
千台/日(カッコ内は割合)
H11
H17
533 (33%)
505 (31%)
515 (32%)
551 (34%)
571 (35%)
574 (35%)
1,621 (100%) 1,631 (100%)
小型貨物
95 千台
普通貨物 115 千台
(出典)道路交通センサス一般交通量調査
図
車種別交通量
出典)平成 17 年度道路交通センサス一般交通量調査
4-23
(ウ)川崎市内の道路混雑状況
(a)川崎市内の道路混雑度
○川崎市内の主要な一般道の混雑度はほとんどの区間で 1.0 を超えており、川崎市の一般道の平均は 1.09 である。
○川崎町田線の 2.54 を筆頭に、産業道路や南武沿線道路、世田谷町田線で 2 以上の区間がある。
○川崎市内の混雑度は、改善されてきているが、15 大都市のうち3番目に高い数値となっている。また地域では、市中南部は改善されてきているが、北部は混雑が悪化している。
N
H11
N
H17
多摩区
多摩区
高津区
高津区
409
麻生区
宮前区
246
409
麻生区
宮前区
中原区
中原区
246
幸区
― 混雑度の見方 ―
1.0 を超えると混雑して
いる区間といえる。
1.75 以上の地点は道
路が飽和していない時
間帯 がほ とんどな い区
間で、慢性的混雑状態
を呈する。
幸区
― 混雑度の見方 ―
1.0 を超えると混雑して
いる区間といえる。
1.75 以上の地点は道
路が飽和していない時
間帯 がほ とんどな い区
間で、慢性的混雑状態
を呈する。
川崎区
川崎区
(出典)平成 11 年度道路交通センサス
(出典)平成 17 年度道路交通センサス
・川崎市混雑度経年変化
・他都市との混雑度の比較
川崎市 平均混雑度の推移
1.50 1.25 1.15 1.26 1.24 1.11 1.09 H11
H17
1.00 0.75 0.50 0.25 0.00 H2
(出典)平成 17 年度道路交通センサス
H6
H9
一般交通量調査の概要について(川崎市版)
4-24
(b)川崎市内の混雑時平均旅行速度
○川崎市内の混雑時平均旅行速度は 19.7Km/h となっており、改善されてきているが、大都市平均の 22 Km/h は下回っている。また、20 Km/h 以下の路線が各所に見受けられる。
○商業、業務等の機能が集積する拠点周辺や産業が集積する臨海部において、特に旅行速度の低い状況がみられる。
N
H11
N
H17
多摩区
多摩区
高津区
麻生区
麻生区
高津区
409
246
宮前区
409
宮前区
中原区
中原区
246
幸区
幸区
川崎区
川崎区
(出典)平成 11 年度道路交通センサス
・他都市との混雑時平均旅行速度の比較
(出典)平成 17 年度道路交通センサス
・川崎市平均旅行速度経年変化
川崎市 平均旅行速度の推移
40.0 30.0 20.0 18.4 17.3 H2
H6
18.9 18.9 19.7 H9
H11
H17
10.0 0.0 (出典)平成 17 年度道路交通センサス 一般交通量調査の概要について(川崎市版)
4-25
(エ) 川崎市内の踏切遮断状況
○川崎市内では、踏切が約 130 箇所存在し、通勤・通学時における踏切遮断時間の長時間化や人・車等の集中により、踏切対策が必要となっている。
○踏切における自動車横断交通量では、京急大師線において多くの交通量がある踏切が存在し、JR 南武線では南部地域において比較的多くの交通量がある踏切がいくつか存在する。小田急線や JR
南武線北部地域の踏切は交通量が少ない状況である。臨海部の踏切については、交通量はあるが鉄道の本数が少ない。
○駅近くの踏切で、歩行者の横断交通量が多く見られる。
○ピーク時における踏切遮断時間は、小田急線や JR 南武線において 40 分以上遮断している踏切が多く存在する。
自動車踏切横断交通量
踏切横断時間
登
登戸
戸
向
向ヶ
ヶ丘
丘遊
遊園
園
新
新百
百合
合ヶ
ヶ丘
丘
登
登戸
戸
向
向ヶ
ヶ丘
丘遊
遊園
園
新
新百
百合
合ヶ
ヶ丘
丘
溝
溝の
の口
口
宮
宮前
前平
平
鷺
鷺沼
沼
溝
溝の
の口
口
宮
宮前
前平
平
鷺
鷺沼
沼
武
武蔵
蔵小
小杉
杉
武
武蔵
蔵小
小杉
杉
鹿
鹿島
島田
田
鹿
鹿島
島田
田
京
京急
急川
川崎
崎
川
川崎
崎
自動車踏切横断交通量(台/日)
30,000
20,000
10,000
5,000
0
-
30,000
20,000
10,000
5,000
京
京急
急川
川崎
崎
川
川崎
崎
バス運行本数(本/日)
バス運行本数(本/日)
踏切遮断時間
200 100 - 200
1 - 100
200 100 - 200
1 - 100
遮断時間40分以上/時
遮断時間40分未満/時
高架掘割区間
高架掘割区間
歩行者踏切横断交通量
踏切交通遮断量
登
登戸
戸
向
向ヶ
ヶ丘
丘遊
遊園
園
新
新百
百合
合ヶ
ヶ丘
丘
登
登戸
戸
向
向ヶ
ヶ丘
丘遊
遊園
園
新
新百
百合
合ヶ
ヶ丘
丘
溝
溝の
の口
口
宮
宮前
前平
平
鷺
鷺沼
沼
溝
溝の
の口
口
宮
宮前
前平
平
鷺
鷺沼
沼
武
武蔵
蔵小
小杉
杉
鹿
鹿島
島田
田
武
武蔵
蔵小
小杉
杉
鹿
鹿島
島田
田
京急
急川
川崎
崎
京
川
川崎
崎
京急
急川
川崎
崎
京
川
川崎
崎
踏切交通遮断量
歩行者踏切横断交通量(人/日)
12,000
9,000
6,000
3,000
0
-
12,000
9,000
6,000
3,000
バス運行本数(本/日)
200 100 - 200
1 - 100
高架掘割区間
100,000 50,000 - 100,000
0 - 50,000
注)踏切交通遮断量は、各踏切による1日あたりの交通量×
高架掘割区間
1日あたりの踏切遮断時間で算出される。
(出典)踏切道調査
4-26
神奈川県交通安全対策課(平成 22 年 1 月調査)
(カ) 川崎市内の環境基準達成状況
(オ) 川崎市内の交通事故状況
○人口あたりの交通事故発生件数は、他都市と比較して最も低く、大都市平均を大きく下回っ
ている。
○平成 21 年度は川崎市内9箇所の自動車排出ガス測定局のうち、産業道路沿いの池上、国道1
号沿いの遠藤町、国道246号の沿いの二子の3地点で未達成であった。
人口10万人当たりの交通事故発生件数
件数(百件)
12.0
11.3
二子
10.0
9.5
9.3 9.0
7.6
8.0
遠藤町
6.5 6.3
6.0
4.9
6.7
6.6
6.3 6.5
池上
5.7
5.3 5.6
4.6 4.7
4.5
3.7
4.0
環境基準値未達成測定局
2.0
福岡市
大都市平均
北九州市
広島市
堺市
神戸市
京都市
大阪市
浜松市
名古屋市
新潟市
静岡市
川崎市
横浜市
東京都区部
さいたま市
千葉市
札幌市
仙台市
0.0
図
一般環境大気測定局及び自動車排出ガス測定局設置地点
(出典)川崎市公害監視センター H21 大気環境測定結果
(出典)平成 20 年度版大都市比較統計年表から見た川崎市
表
NO2 測定結果
4-27
(出典)川崎市公害監視センター H21 大気環境測定結果
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