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honestech Photo DVD

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honestech Photo DVD
スライドショーディスク作成ソフトウェア
(DVD-Video/ビデオCD対応)
(オネステック・フォト・ディーブイディー)
バージョン 1.1
ユーザーズマニュアル
User’s Manual
Rev. 1.1 / 2003年 5月
ソフトウェア保証規定(使用許諾書)
本書は、お客様が本製品(プログラム・マニュアル・その他本製品添付資料を含み、以下「許諾プ
ログラム」といいます)の使用者であることを証明し、かつ弊社との使用許諾契約書に同意いた
だいた証明として大切に保管して下さい。
1. 許諾プログラムは、お客様ご自身が所有する単一のコンピュータシステムにおいて、これに
読み込み可能な形式にてご使用下さい。
2. 許諾プログラムの複写・複製を禁止いたします。
3. 弊社の事前の文書による承諾なくして、第三者に許諾プログラムの貸与もしくはその他の方
法で使用させないものとします。
4. 弊社の事前の文書による承諾無くして、許諾プログラムの変更または改造を行なわないもの
とします。
5. 許諾プログラムをレンタルなどの賃貸業に使用できません。
6. 許諾プログラムの使用に起因して、お客様が被る直接ならびに間接損害に関して、弊社はい
かなる責任も負いません。
7. お客様が前記各条項を守っている限り、弊社は許諾プログラムに対し次のサービスをいたし
ます。
1) お客様からの電話または文書によるお問い合わせに対してサポートいたします。
2) 許諾プログラムの媒体(フロッピーディスクなど)の破損事故を起こしたとき、有償で
同一の新しい媒体を再提供いたします。
8. 上記1から6のいずれかの条項に違反する行為があったとき、著作権法等関連法令による法律
上の制裁をうけることがあります。
ご注意
1. 本書の内容につきましては予告なしに変更する場合があります。
2. 本書の内容につきましては万全を期して作成いたしておりますが、万一誤りまたはお気
づきの点がございましたら、弊社宛ご連絡くださいますようお願いいたします。
3. 本ソフトウェアおよび本書を運用した結果については、上記にかかわらず一切の責任を
負い かねますのでご了承ください。
※
※
※
※
※
※
※
honestech Photo DVDはHonest Technology Co., Ltd.および株式会社ノバックの商標です。
honestechはHonest Technology Co., Ltd.の商標です。
Windows, Windows Mediaは米国Microsoft社の登録商標です。
PlayStationは、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です。
その他、本書に記載されている会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。
本書は「著作権法」によって、著作権等の権利が保護されています。
本書の一部または全部について、株式会社ノバックから文書による許諾を得ずに無断で転載、
または複写(コピー)することは、著作権等の権利侵害となる場合がありますのでご注意く
ださい。
警告:他者の著作物を、私的な目的以外で著作権者および他の権利者の許諾を得ずに複製す
ることは、著作物の種類にかかわらず、著作権法および関連する国際条約の規定等により禁
止されています。また私的な目的で作成した複製物であっても、他者の著作物や録音物の複
製物を、著作権者および他の権利者の許諾を得ずに配信が可能な状態にすることは一切禁止
されております。撮影用の被写体などに著作権や肖像権を含むものを使用する場合、使用許
諾条件や使用可能な範囲を事前にご確認ください。株式会社ノバックでは、この製品が上記
注意事項を遵守されずに使用された場合、一切の責任を負わないこととします。
2
もくじ
もくじ
第1章 honestech Photo DVDについて...................................................................... 4
1.1 動作条件................................................................................................................................4
1.2 インストール手順 .................................................................................................................4
第2章 まずは使ってみよう ....................................................................................... 7
2.1 起動.......................................................................................................................................7
2.2 メニューの解説.....................................................................................................................8
2.3 画像の登録 ............................................................................................................................9
2.4 オーサリングと書き込み.....................................................................................................14
第3章 機能別解説 ................................................................................................... 16
3.1 メインメニューボタン ........................................................................................................16
3.2 [編集]メニュー ....................................................................................................................17
3.2.1 クリップ作成/削除/名前の変更 .....................................................................................17
3.2.2 プロジェクト ................................................................................................................18
3.2.3 画像メニュー ................................................................................................................18
3.2.4 画像編集 .......................................................................................................................22
3.2.5 エフェクト ...................................................................................................................25
3.2.6 BGM .............................................................................................................................27
3.2.7 プレビュー ...................................................................................................................30
3.2.8 再生時間表示 ................................................................................................................31
3.3 [オーサリング]メニュー ......................................................................................................32
3.3.1 タイトル文字の入力 .....................................................................................................33
3.3.2 プレビュー ...................................................................................................................33
3.4 [書き込み] メニュー ............................................................................................................34
3.4.1 動画ディスクの作成 .....................................................................................................34
3.4.2 クリップを動画ファイルとして出力 ............................................................................35
3.4.3 オプション/プレビュー/開始ボタン..............................................................................37
第4章 仕様 ............................................................................................................... 39
第5章 Q & A............................................................................................................. 41
ユーザーサポートについて....................................................................................... 43
3
第1章 honestech Photo DVDについて
第 1 章 honestech Photo DVD について
このたびはhonestech Photo DVD(オネステック・フォト・ディーブイディー)をお求めいただき、
ありがとうございます。
本製品は、デジカメ(デジタルスチルカメラ)で撮影した画像などから、ご家庭のDVDプレイ
ヤーなどで再生可能な「スライドショーディスク」を作成できるソフトウェアです。
【本製品の特徴】
・ ハードディスクやリムーバブルメディア上にあるJPEG/BMP画像(静止画)ファイルや、デ
ジタルカメラから取り込んだ写真画像から、お使いのDVDプレイヤーで再生できる動画形式
のスライドショーディスクを作成できるソフトウェアです。
・ 直感的で扱いやすいGUI(Graphical User Interface)デザインを採用し、初心者でも簡単に扱
えるように設計されています。
・ シンプルな操作手順で、すばやく効率的にお使いいただけます。ひと目でわかるGUIで、画
像処理ソフトを初めてお使いいただく方でも、高度な作品をお作りいただけます。
・ 初めての方はもちろん、上級ユーザーのための多彩なオプションも用意されていますので、
高度な画像処理・特殊効果を加えたスライドショーをお作りいただけます。
・ 画像ファイルをDVD/ビデオCD/SVCD形式のディスクや、MPEG(DVD/ビデオCD準拠形式
を含む)/AVI(DV-AVIを含む)/Windows Media形式の動画ファイルに出力できます。
1.1 動作条件
honestech Photo DVDをお使いになるには、お使いのコンピュータが少なくとも下記のような
仕様を備えていることが前提となります。
⇒ Intel Pentium III 600MHz、AMD Athlon/Duron 800MHzまたは同等性能以上の互換CPU
⇒ Microsoft® Windows 98SE / Me / 2000 Professional / XP オペレーティングシステム
(DirectX 8.0a以上がインストールされていること)
⇒ Windows 98SE / Me / 2000 では128MB以上、Windows XP では256MB以上のメモリ
⇒ インストール用として、少なくとも20 MB以上のハードディスク空き容量
(動画ファイルの変換および書き込み中に一時的に使用するディスク空間として、ビデオCD
/SVCDの場合は最大1.6GB程度、DVD-Videoの場合は同10GB程度の空き容量が別途必要とな
ります)
⇒ DVD-R/-RW/+R/+RWドライブ(DVD-Video作成時)、またはCD-R/RWドライブ(ビデオCD
作成時)
1.2 インストール手順
1.
インストールCDを挿入してください。イ
ンストーラが自動的に起動します。
自動的に起動しない場合は、CDの挿入されてい
るドライブを[マイ コンピュータ]または
Windowsエクスプローラから開き、
phdvd11.exeをダブルクリックしてください。
ダウンロード販売版の場合は、ダウンロードした
ファイルのあるフォルダをWindowsエクスプロ
ーラなどで開き、ダブルクリックして起動してく
ださい。
4
第1章 honestech Photo DVDについて
2.
インストーラが起動すると、右のような
画像が画面上に現れ、honestech Photo
DVDのインストールが開始されます。
3.
左のようなウィンドウが表示されたら,
[次へ]ボタンをクリックしてください。
4.
右のように使用許諾書が表示されたら、
お読みになって内容にご同意いただける
のであれば「使用許諾契約の全条項に同
意します」を選択し、[次へ]ボタンをクリ
ックしてください。
ご同意いただけない場合は、インストールが中止
されます。
5
5.
honestech Photo DVDをインストールす
るフォルダを選択してください。インス
トールするフォルダは、プログラムによ
って定義されているフォルダをそのまま
選択されることをお勧めします。別のフ
ォルダにインストールするには、[選択
…. ]ボタンをクリックし、目的の場所を選
択してから[次へ> ]をクリックしてくださ
い。
6.
スタートメニューに表示されるフォルダ
の名前を指定した後、ファイルのコピー
を開始するには[次へ>]ボタンをクリック
してください。
7.
本製品に同梱されているWindows Media
Format 9 Series Runtimeのインストール
画面が表示されます。[Yes]をクリックし
てインストールを行ってください。
第1章 honestech Photo DVDについて
8.
7.で[Yes]をクリックしてWindows Media
Format 9のインストールが開始される前
に、左のようなメッセージが出ます。[Yes]
をクリックしてください。
9.
Windows Media Format 9のインストール
が完了したら、[OK]をクリックしてくだ
さい。
10. ファイルがすべてコピーされ終わると、
下のようにインストールが終了したこと
を知らせるダイアログボックスが表示さ
れます。インストールを完了するには[終
了]ボタンをクリックしてください。
11. 以上でhonestech Photo DVDを使うため
の準備が整いました。
プログラムは[スタート]メニュー – [プロ
グラム] – [honestech] – [honestech Photo
DVD 5.0] の下に登録されます。
※ アンインストールを行うには、[スタート]
メニュー – [プログラム] – [honestech] –
[Photo DVD 1.1] – [Uninstall Photo DVD
1.1]を実行してください。
12. 最初の起動時にCD Keyおよびシリアル番
号の入力を求めるメッセージが表示され
ます。製品に同梱のhonestech Photo DVD
用シリアル番号を入力してください。
ダウンロード販売版をインストールされる方は、
購入の際に販売元サイトから送られてきたシリ
アル番号を入力してください。
6
第2章 まずは使ってみよう
第 2 章 まずは使ってみよう
honestech Photo DVDの操作は、初めてお使いになる方でも簡単にお使いいただけるように、
可能な限り簡略化されています。
ここでは、honestech Photo DVDの簡単な使い方を解説します。
2.1 起動
まず、honestech Photo DVDを起動してみましょう。[スタート]ボタンから下図のように選択す
ることで起動できます。
起動すると、下のようなウィンドウ(画面)が開きます。
7
第2章 まずは使ってみよう
2.2 メニューの解説
honestech Photo DVDは、大別して3つのメニュー(編集、オーサリング、書き込み)から構成さ
れています。
[編集]メニューでは、クリップと画像を管理し、画像の編集やスライド切り替え時に実
行されるエフェクト(トランジション=場面転換)、スライドショー実行中に流すことの
できるBGMの設定を行います。
[オーサリング] メニューでは、VCD、SVCD、DVDに必要なメニューの構成を行います。
8
第2章 まずは使ってみよう
[書き込み] メニューでは、スライドショー動画を作成してディスクに書き込むことがで
きます。
続いて、Photo DVDを初めてお使いになる方のために、実際の操作手順に沿って説明します。
2.3 画像の登録
Photo DVDを初めて起動すると、下のような画面が開きます。
9
第2章 まずは使ってみよう
これが[編集]メニューを選択した状態です。下図のように、画面左の約1/5はクリップが作成・
登録される領域、残りの約4/5が画像(写真)を登録するための領域になります(なお、画像は
このソフトでは「スライド」と呼ばれることもあります)。
画像を登録するには、
をクリックして、新しい「クリップ」を作成します。
10
第2章 まずは使ってみよう
Photo DVDでは、画像ファイルの集まりを「クリップ」という概念で管理します。1つ
のクリップが、DVD-VideoやビデオCDなどでいう「トラック」に相当します。
新しいクリップを作成し、そこに画像ファイルを追加します。クリップに画像を追加するには、
をクリックして画像ファイルを選択するか、
または、下のようにWindowsエクスプローラなどから画像をマウスでドラッグ&ドロップしま
す。1つずつ、または複数の画像を選択してドラッグ&ドロップすることができます。
11
第2章 まずは使ってみよう
画像を登録すると、下のような状態になります。1つのクリップには複数の画像を登録でき、1
つのスライドショー動画を構成することになります。
をクリックします。
デジタルカメラなどから直接、クリップに写真画像を追加するには、
画像取り込み機能についての詳細な説明は、3.2.3章を参照してください。
次に
をクリックします。クリックすると下のように[エフェクト]ダイアログが開きます。
左のエフェクトリストから、適用したいトランジションを選択して
右のエフェクトリストにそのトランジションが追加されます。
12
をクリックすると、
第2章 まずは使ってみよう
: 1画面ごとの表示時間(スライドの切り替わる間隔)を設定します。基本
値は3秒になっています。
: トランジションが実行される時間の長さを設定します。基本値は2秒
になっています。
をクリックすると、エフェクトダイアログが閉じます。
エフェクト機能についての詳細な説明は、3.2.5章を参照してください。
続いて
をクリックします。クリックすると下のようなダイアログが開きます。
左のBGMリストの下にある
ます。
をクリックし、音楽ファイル(wavまたは mp3形式)を選択し
左のBGMリストからファイルを選択し、
に追加されます。
をクリックすると、ファイルが右のBGMリスト
をクリックすると、BGMダイアログが閉じます。
BGM機能についての詳細な説明は、3.2.6章を参照してください。
以上、[編集] メニューについての基本的な説明でした。
[編集] メニューについてのより詳細な説明は、3.2章を参照してください。
13
第2章 まずは使ってみよう
2.4 オーサリングと書き込み
をクリックすると [オーサリング] メニューに移り、下のような画面になります。
[オーサリング] メニューでは、メインタイトルやクリップタイトルの文字を変更(右クリック
またはダブルクリックで可能)したり、背景や1メニューあたりのクリップ数などを変更したり
することができます。変更の必要がなければ、このまま次の手順に進むことができます。
[オーサリング] メニューについての詳細な説明は、3.3章を参照してください。
をクリックすると、[書き込み] メニューに移り、下のような画面になります。
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第2章 まずは使ってみよう
: メディアに書き込み、動画ディスクを作成します。
書き込みを始める前に、ブランクメディア(または消去済みのDVD-RW / DVD+RW /
CD-RWメディア)をドライブにセットしておいてください。
DVD, MiniDVD, VCD, SVCDから動画ディスクの形式を選択します。
ディスクへの書き込み形式についての詳細な説明は、第4章をご参照ください。
書き込みに用いるドライブを選択します。
オプションで
イルを作成することができます。
をチェックすると、スライドショー動画のMPEGファ
: クリップ単位で動画ファイルを作成します。
作成する動画ファイルの形式を選択します。(MPEG, DV-AVI, AVI, WMV)
ファイルを保存するフォルダを選択します。
: ここまでの設定で作成されたスライドショー動画の内容を、事前に確認(プレビュー)
することができます。
プレビュー機能についての詳細な説明は、3.2.7章を参照してください。
をクリックすると、スライドショー動画ファイルの作成と書き込みを開始します。
[書き込み] メニューについての詳細な説明は、3.4章を参照してください。
15
第3章 機能別解説
第 3 章 機能別解説
ここでは、honestech Photo DVDの各機能を、機能別に解説します。
3.1 メインメニューボタン
編集 : 画像を読み込み、エフェクトやBGMなどスライドショー動画作成のための
設定を行います。
オーサリング : スライドショー動画のメニューを作成します。
書き込み : 作成したスライドショー動画をビデオファイルに変換し、メディアに
書き込みます。
: ウィンドウ表示を最小化します。
: ウィンドウ表示を最大化します。
: プログラムを終了します。
: このヘルプファイルを表示します。
: honestech のWebサイトに接続します。
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第3章 機能別解説
3.2 [編集]メニュー
クリップへの画像の登録や、画像の編集、エフェクトやBGMの挿入を行うメニューです。
Photo DVDでは、画像ファイルの集まりを「クリップ」という概念で管理します。1つ
のクリップが、DVD-VideoやビデオCDなどでいう「トラック」に相当します。
3.2.1 クリップ作成/削除/名前の変更
: クリップの作成や削除、名前の変更を行います。
: クリップを作成します。
: クリップを削除します。
: クリップの名前を変更します。
17
第3章 機能別解説
3.2.2 プロジェクト
: 現在の作業中の状態(設定)を保存したり、後で再現したりすることができます。
新規プロジェクト : 新しいプロジェクトを開きます。
プロジェクトを開く: 以前保存したプロジェクトを開きます。
プロジェクトの保存 : 現在の作業内容をプロジェクトとして保存しま
す。
Photo DVDのプロジェクトファイルとは、 *.pp1という拡張子を持ち、それまでの作業
内容が保存されるファイルです。*.pp1ファイルをダブルクリックすることで、そのプロ
ジェクトの作業内容を再現した状態でPhoto DVDを起動することができます。
プロジェクトを保存すると、プロジェクトファイル(*.pp1)とともに、同じ名前のフォ
ルダ(例: project.pp1なら project という名前のフォルダ)が作成されます。プロジェ
クトを削除する場合は、同名のフォルダも削除してください。
Photo DVDでクリップの作業を行った場合、終了時に必ずプロジェクトを保存するかど
うかを尋ねます。保存の必要がなければ、[いいえ]をクリックしてそのまま終了してく
ださい。
3.2.3 画像メニュー
画像の取り込み : デジタルカメラなどに保存されている写真をハードディスクに保
存したり、クリップに追加したりすることができます。
18
第3章 機能別解説
画像の取り込み元となる、デジタルカメラなどの機器を選択します。
この機能は、お使いのデジタルカメラがUSB接続によるパソコンへのファイル取り込
みに対応している場合にお使いいただけますが、機種によっては動作しない場合があ
ります。あらかじめご了承ください。
デジタルカメラから取り込んだ画像の保存先を指定します。
: デジタルカメラから取り込んだ画像を保存するフォルダを選択します。
デジタルカメラから取り込んだ画像を、現在作業中のクリップに追加するかどうかを指定
します。チェックすると、取り込んだ画像が現在開かれているクリップに、自動的に登録
されます。
取り込みを開始します。
[画像の取り込み] ダイアログを閉じます。
19
第3章 機能別解説
画像の追加: ハードディスクやメモリカードリーダーなど、ドライブとして認識でき
るデータストレージ機器から、画像をクリップに追加します。
メモリカードとカードリーダーをお使いの場合は、このボタンでメモリカードに割り
当てられたドライブを選択し、ファイルを選択してください。
画像はWindowsエクスプローラなどから、クリップ登録領域に対してマウスでドラッ
グ&ドロップを行うことでも、登録することができます。
スライドとして最初に追加された画像が、ス
ライドショーディスクのメニューに表示さ
れるクリップのサムネイル(縮小イメージ)
となります。サムネイルにする画像を変更す
るには、右のように登録されたスライドを右
クリックし、メニューから「クリップのサム
ネイルに設定」を選択してください。
画像の削除: クリップから画像を削除します(ファイルそのものは削除されません)。
整列: 名前、形式、日付順に整列(並べ替え)を行います。
名前順/昇順 : 画像を名前の昇順に整列します。
名前順/降順 : 画像を名前の降順に整列します。
形式順/昇順 : 画像を形式名の昇順に整列します。
形式順/降順 : 画像を形式名の降順に整列します。
日付順/昇順 : 画像を日付の昇順に整列します。
日付順/降順 : 画像を日付の降順に整列します。
20
第3章 機能別解説
任意にスライドの順序を変更することもできます。画像登録領域上で、移動したいス
ライドをマウスでドラッグして、目的のスライド位置の左か右にドロップすると、ド
ラッグされたスライドが移動します。
情報: 選択中の画像のファイル名やサイズ、作成日時などの情報を表示します。
21
第3章 機能別解説
3.2.4 画像編集
画像編集 : クリップ内で選択中の画像を編集します。さまざまな調整や効果を加えた
り、文字を入力したりすることができます。
編集前(オリジナル)の画像と編集された画像
左の画像が変更前の画像です。画像を調整したり文字を入力したりすると、右の画像に反映
されます。元の画像と変更内容が適用された画像が同時に表示されますので、現在の作業状
態がひと目でわかります。
これらは、ボタンをクリックすることでただちに適用される編集項目です。
22
第3章 機能別解説
: このボタンをクリックすると、右の画像に文字が表示されます。マウスを文字
の上に移動して右クリックすると、下のようなダイアログボックスが開いて文字を編集する
ことができます。マウスを文字の上に移動して左クリックした状態でドラッグすると、テキ
ストの位置を移動することができます。
フォントの種類、サイズ、属性、色、影付き文字の影の色が設定できます。
: 画像を左右に反転します。
: 画像を上下に反転します。
: 画像を反時計回りに回転します。
: 画像を時計回りに回転します。
: カラー画像をグレイスケール(モノクロ階調表示)に変換します。
: 画像の色を反転させます。
これらは、ボタンをクリックして右側のレベルを調整するか、または色を選択してから
をクリックすることで適用される編集項目です。
それぞれのボタンをクリックしてから、右側のレベルを調整して
ると、画像に効果が反映されます。
: ぼかし
: ランダムパターン
23
をクリックす
第3章 機能別解説
: 輪郭強調
: 浮き出し
: モザイク
: コントラスト
: 明るさ
: 赤色の強弱
: 緑色の強弱
: 青色の強弱
それぞれのボタンをクリックしてから右側のレベルを適切に調整し、色(
)を選択し
をクリックすると、画像に効果が適用されます。
て
: タイル
: 水平に波状変形
: 垂直に波状変形
: 水平に楕円状変形
: 垂直に楕円状変形
元の映像に戻す/取り消し/保存/閉じる
: すべての変更を元に戻します。
: 直前の変更を元に戻します。
: 変更を保存します(元の画像ファイルにも変更が反映されます)。
: [画像編集]ダイアログを閉じます。
変更を有効にするには、必ず
そのまま
ボタンをクリックして変更を保存してください。
ボタンで終了すると、変更は破棄されます。
24
第3章 機能別解説
3.2.5 エフェクト
エフェクト : 画像切り替え中のエフェクト(トランジション=場面転換)を設定でき
るほか、画像スライドの間隔やエフェクトの実行時間を調整することもできます。
エフェクトは59種類が用意されています。下のウィンドウ左側で目的のエフェクトのサムネイ
ル(縮小イメージ)上にマウスポインタを置くと、そのエフェクトの内容が確認できます。
エフェクトの選択
左のエフェクトリストは本ソフトウェアに含まれるエフェクトの全部です。右のエフェクト
リストは、スライドショー動画の生成の際に用いられるエフェクトが登録される場所です。
をクリックすると、右のトラン
左のリストから適用したいトランジションを選択し、
ジションリストに追加されます。左のリストにあるトランジションをダブルクリックするこ
とでも、右のリストにトランジションを追加できます。
をクリックすると、右のリストで選択中のトランジションをリストから削除します。
【ホットキー 】
Ctrl+A : 左のリストにあるすべてのトランジションを選択します。
Del : 右のリストから、選択されているトランジションを削除します。
25
第3章 機能別解説
エフェクトの設定
右のリストに登録されているエフェクトをダブルクリックすると、エフェクトの向きを設定
するための下のようなボタンが左のリストの位置に現れます。目的の方向のボタンをクリッ
クすることで、エフェクトの向きが変わります。
: 変更を保存して閉じます。
: 変更を保存せずに閉じます。
エフェクトの一覧形式
: エフェクトリストをサムネイル(縮小イメージ)とトランジション名(文字)で表示しま
す。
: エフェクトリストをサムネイルで表示します。
: エフェクトリストをトランジション名で表示します。
すべてのクリップに(エフェクトを)適用
にチェックされている状態では、すべてのクリップに同一のエフェクトが適用され
ます。チェックを外すと、クリップごとに異なるエフェクトを設定することができます。
画像スライドの間隔
1枚の画像を表示する時間(画像が切り替わるまでの時間)の長さを設定します。
トランジション間隔の設定
画像が切り替わる間にエフェクトが実行される時間の長さを設定します。
保存/閉じる
設定した内容を反映・保存してエフェクトダイアログを閉じます。
設定を保存せずにエフェクトダイアログを閉じます。
26
第3章 機能別解説
3.2.6 BGM
画像スライドにBGM(WaveまたはMP3ファイルが利用可能)を挿入できます。直接ここ
でWaveファイルを録音することもできます。
お好きな音楽をBGMとして用い、クリップごとの写真の枚数や画像スライドの間隔
(3.2.5章参照)を工夫することで、DVDプレイヤーでスライドショーを楽しみながら音
楽の聴ける「音楽DVD」や「音楽ビデオCD」を作成することもできます。
BGMの選択
ウィンドウ左側のBGMリストは、BGMに用いるファイルを管理するためのリストです。スラ
イドショー動画にお望みの音楽ファイルを挿入するには、左の BGMリストにある音楽ファイ
ルを、 右のBGMリストに追加します。
左のBGM一覧にある
をクリックすると、左のBGM一覧に音楽ファイルを追加しま
す。左のBGM一覧の下にある
BGM一覧から削除します。
をクリックすると、現在選択中の音楽ファイルを左の
27
第3章 機能別解説
をクリックすると、現在左のBGM一覧で選択されている音楽ファイルを右のBGM一
覧に追加します。右のBGM一覧の下にある
イルを右のBGM一覧から削除します。
をクリックすると、 現在選択中の音楽ファ
にチェックされている状態では、すべてのクリップに同一のBGMが適用されます。
チェックを外すと、クリップごとに異なるBGMを選択することができます。
録音
自分の声を録音して wav ファイルを作成し、BGMリストに登録することができます。
をクリックすると、下のようなウィンドウが開きます。
1)
録音するオーディオデバイス(サウンドカード)名を選択します。
2)
音質を選択します。
3)
ファイル名を入力します(wav ファイルにのみ対応、拡張子.wavは省略することがで
きます)。
28
第3章 機能別解説
4)
ファイルの保存先を指定します。
: ファイルを保存するフォルダを指定します。
5)
録音を開始すると、録音の経過時間を表示します。
6)
: 録音を開始します。
7)
: 録音を終了(中止)します。
音楽ファイルの再生
: 選択中の音楽ファイルを再生します。
: 再生を一時停止します。
: 再生を停止します。
保存/閉じる
: 変更を反映してBGMダイアログを閉じます。
: 変更を反映せずにBGMダイアログを閉じます。
29
第3章 機能別解説
3.2.7 プレビュー
: 書き込みを行う前に、仕上がりの確認を行う機能です。プレビューウィンドウ内の画
面で、実際の再生状態と同様に再生し、確認ができます。
プレビューウィンドウ
プレビューが行われるウィンドウです。
プレビュー再生ボタン
再生を制御するボタン群です。
: 再生/再開
: 一時停止
: 停止
: クリップの最初に移動
: 早戻し
30
第3章 機能別解説
: 早送り
: クリップの最後に移動
: 現在の再生時間 / 合計再生時間
: シークバー
プレビューリモコン
: メニューに戻る
: 1つ目のクリップを再生
: 2つ目のクリップを再生
: 3つ目のクリップを再生
: 4つ目のクリップを再生
: 5つ目のクリップを再生
: 6つ目のクリップを再生
: 前のページへ
: 最初のページへ
: 次のページへ
: プレビューダイアログを閉じる
3.2.8 再生時間表示
:
すべてのクリップの、おおよその合計再生時間を表示します。
31
第3章 機能別解説
3.3 [オーサリング]メニュー
DVD/VCD/SVCDメニューの文字タイトルや、背景画像の選択を行います。
: 各ページの背景イメージ(画像)を選択します。
「画像の追加」ボタンをクリックすると、標準で用意されている背
景画像以外に、お手持ちの画像ファイルを背景画像として追加で登
録することができます。
背景画像には、JPEG(*.jpg)またはWindowsビットマップ
(*.bmp)ファイルが利用できますが、背景画像として登録さ
れる際にサイズが720×480ドットに変換されます。
縦横比が横4:縦3の画像ファイルのご用意をお勧めします。
背景画像の保存先は、Photo DVDがインストールされているフ
ォルダの下の「Backgrounds」サブフォルダとなります。
: フレーム(枠)を選択します。
: ナビゲーションアイコンの形状を選択します。
32
第3章 機能別解説
: 1ページあたりのクリップ数を指定します。
【おことわり】
・
複数ページにまたがるメニューは、DVD-Video/MiniDVD作成時にのみお使いいただけます。
ビデオCD(VCD)およびSuper Video CD(SVCD)で出力する場合、メニューは1ページのみ(ク
リップ個数は最大6個)となり、それ以降のメニューは反映されません。あらかじめご了承くだ
さい。
・ プレイヤーの種類や機種によっては、Photo DVDで作成したSVCDが再生できても、まれにメニ
ュー画面が再生できないものがあります。その場合は再生ボタンをもう一度押すか、またはリモ
コンの10キーでクリップの番号(1∼6)をクリックすることで、再生が開始されます。
3.3.1 タイトル文字の入力
それぞれの文字をマウスでダブルクリック、または右クリックすると、下のようなウィンドウ
が開きます。
フォント名、サイズ、属性、色を設定して文字の編集が可能です。「閉じる」ボタンを押すと
変更した内容が反映されます。
なお、入力できる文字数は、標準の状態でメインタイトル、クリップタイトルとも全角7文字ま
でです。これより長い文字列を入力する場合は、フォントのサイズを小さくしてください。
3.3.2 プレビュー
: 3.2.7章を参照してください。
33
第3章 機能別解説
3.4 [書き込み] メニュー
ここまでの手順で登録・オーサリング作成したクリップを、ディスクまたはファイルに出力す
る手順です。
3.4.1 動画ディスクの作成
出力ディスク形式の選択(VCD, SVCD, MiniDVD, DVD)
MiniDVDとは、CD-R/RWメディアにDVD-Video形式で書き込まれたディスクのこ
とをいいます。この形式で書き込んだディスクは、画質はDVDと同等になりますが、
一般にはパソコン上のDVD再生ソフトでしか再生できません。
ディスクや動画の形式、記録時間についての詳しい情報は、第4章をご参照くださ
い。
デバイス(ドライブ)の選択
: DVD/CDドライブのトレイを開きます。
: DVD/CDドライブのトレイを閉じます。
34
第3章 機能別解説
: 書き換え型ディスク(CD-RW, DVD±RWなど)の内容を消去します。
ドライブを選択して、このボタンが
になる場合、DVD-RW/DVD+RWメディアの
消去はできません(一部未対応機種があります)。消去できない場合は、汎用ライティ
ングソフト(お使いのドライブに付属するライティングソフトが確実です)に付属の消
去機能をお使いください。
3.4.2 クリップを動画ファイルとして出力
1つのクリップが1つの動画ファイルとなり、メニューの出力は行われません。
作成する動画形式の選択 (MPEG, DV-AVI, AVI, WMV)
[開始]ボタンをクリックすると、選択した形式に応じて、ビットレートや解像度な
どを設定するダイアログボックスが、下記のように表示されます。
1)
MPEG形式で保存する場合
MPEGファイルで保存したい場合、右
のようにプロファイル(解像度やビッ
トレート、フレームレートなど)を任
意に調整して保存することができま
す。
「DVD(NTSC)」を選択すると、日本国内のテレビ放送規格に対応するMPEG-2ファイル
が作成されます。作成したファイルは、弊社「DVD自由自在」に含まれるhonestech DVD
Makerをはじめ、ほかのDVDオーサリングソフトでDVD-Video作成用のソースビデオファイ
ルとして、そのままお使いいただけます。
なお、Photo DVD初版(Ver. 1.1)では、この機能で出力されるファイルのビットレートは
6Mbps(6,000,000bps)のCBR(固定ビットレート)となります。ビットレートの変更に
は、今後のバージョンアップにより対応予定です。
「VCD(NTSC)」を選択すると、日本国内のテレビ放送規格に対応するビデオCD準拠の
MPEG-1ファイルが、
「SVCD(NTSC)」を選択すると、同様なSuper Video CD準拠のMPEG-2
ファイルが、それぞれ作成されます。作成されたファイルは、弊社「DVD自由自在」に含ま
れるhonestech DVD Makerをはじめ、ほかのビデオCD対応ライティングソフトやオーサリ
ングソフトでビデオCDやSuper Video CD作成用のソースビデオファイルとして、そのまま
お使いいただけます。
なお、これらの設定ではビットレートは固定され、変更することはできません。
35
第3章 機能別解説
2)
DV-AVI形式で保存する場合
右のようなダイアログボックスから
DV-AVI Type 1、Type 2や解像度(放
送方式別)、オーディオのサンプリン
グレートを選択することができま
す。
「Type 1」を選択してファイルを出
力すると、弊社honestech MPEG
EditorなどのDV機器書き出し機能付きビデオ編集ソフトを通じて、DV機器への書き
出しが可能となります。また、「解像度」は日本国内用のDV機器への書き出しに用
いる場合、「NTSC」を選択してください。
3)
AVI形式で保存する場合
右のようなダイアログボ
ックスからAVI用のビデオ
CODECや解像度、フレー
ムレート、オーディオのサ
ンプリングレート、オーデ
ィオCODECを選択できる
ダイアログボックスが表
示されます。
解像度とビデオCODEC
は、必ず選択してくださ
い。オーディオCODECを選択しない場合、音声はPCM(非圧縮)で出力されます。
[OK]をクリックすると、ビデオCODECの設定画面が表示されますので、適切な設定
を行ってください。
ビデオ/オーディオCODECの中には、選択できても実際に出力しようとするとエラーとなる
ものがあります。出力できない場合、そのCODECは再生専用であると考えられます。あら
かじめご了承ください。
4)
Windows Media Video (V7)形式で保存する場合
1)でWMV形式を選択した場合、
プロファイル一覧から目的の項
目を選択します。それぞれの項
目についての環境と設定は、プ
ロファイルごとに規定されてお
り、ユーザーが変更することは
できません。
ファイルを保存するフォルダの選択
作成したファイルを保存したいフォルダを選択します。
36
第3章 機能別解説
3.4.3 オプション/プレビュー/開始ボタン
オプション : 各種のオプションを選択・設定します。
ビデオ方式の選択
制作するスライドショー動画ファイルのビデオ方式を選択します。それぞれの形式の詳細
については、第4章をご参照ください。
音声形式の選択
出力する動画の音声形式を選択します。 「MP2」はMPEG-1 Layer-2、「LPCM」はリニア
PCMを意味します。
日本国内の民生用DVDプレイヤーでは、MPEG-1 Layer-2音声を含むDVD-Videoデ
ィスクは再生できない場合があります。
【PlayStation®2での再生を目的にDVD-Videoディスクを作成される方へ】
PlayStation2全機種で再生可能なスライドショーDVDを作成するには、DVD-Rまたは
DVD+Rメディアを用いてDVD-Video形式で書き込みを行う必要があります。
なお、PlayStation2用「DVDプレーヤー」1.00、1.01で再生できるディスクを作成するに
は、書き込み時に音声をLPCM(リニアPCM)に設定する必要があります。
書き込みテストを行う
チェックすると、実際の書き込みを開始する前に、書き込みテストが実行されます。
MPEGファイルの作成
チェックすると、書き込み前に生成されるスライドショー動画ファイル(MPEG形式のファ
イル)を、指定したディスク形式に応じた設定(例えばDVDなら、ビットレート6Mbps固定
のDVD-Video互換MPEG-2ファイル)で保存します。チェックしない場合は、書き込みが
完了した時点で、MPEGファイルが自動的に削除されます。
37
第3章 機能別解説
UDFイメージファイルの作成
チェックすると、一時フォルダにUDF形式のディスクイメージファイル(ファイル名
image.udi)を作成します。お手持ちの汎用ライティングソフトにUDFイメージをソースと
して利用できる書き込み機能があれば、お使いのドライブがPhoto DVDでサポートされて
いない場合でも、UDFイメージを用いて書き込みが可能です。
メディアに書き込む
チェックすると、作成されたスライドショー動画ファイルをメディアに書き込みます。
ボリュームラベル
制作するディスクのボリュームラベル(Windowsエクスプローラなどで表示されるディス
ク名)を入力します。
一時ファイルの作成先
スライドショー動画や中間ファイルの作成などに使われる一時フォルダを指定します。
「MPEGファイルの作成」をチェックした場合は、ここにMPEGファイルが削除されずに
保存されます。
: 一時フォルダとして使われるフォルダを開き、指定します。
OK/閉じる
変更した設定内容を保存してオプションダイアログを閉じます。
変更を保存せずにオプションダイアログを閉じます。
プレビュー : 3.2.7章を参照してください。
開始 : 画像クリップから動画ファイルを作成し、ディスクへの書き込みを行います。
書き込みを始める前に、ブランクメディア(または消去済みのDVD-RW / DVD+RW /
CD-RWメディア)をドライブにセットしておいてください。
DVD+R/RW、−R/RWの両方に対応するドライブの場合(ドライブの機種によっては、
どちらか一方にしか対応しないドライブでも)、「DVD-R/RWの場合は[はい]を、
DVD+R/RWの場合は[いいえ]をクリックしてください」というメッセージが表示されま
す。お使いのメディアに合わせて適切なボタンをクリックすると、書き込みが開始され
ます。
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第4章 仕様
第 4 章 仕様
1. 動作条件
CPU: Intel Pentium III 600MHz、AMD Athlon/Duron 800MHzまたは同等性能
以上の互換CPU
OS: Microsoft® Windows 98SE / Me / 2000 Professional / XP
(DirectX 8.0a以上がインストールされていること)
Windows 98SE / Me / 2000 では128MB以上、Windows XP では256MB以上
のメモリ
インストール用として、少なくとも20MB以上のハードディスク空き容量
(動画ファイルの変換および書き込み中に一時的に使用するディスク空間と
して、ビデオCD /SVCDの場合は最大1.6GB程度、DVD-Videoの場合は同
10GB程度の空き容量が別途必要となります)
1024×768ドット・16ビットカラー表示以上のディスプレイ
CD-R/RWドライブ(ビデオCD/SVCD形式で書き込みを行う場合)、
DVD-R/-RW、DVD+R/+RWドライブ(DVD-Video形式で書き込みを行う場合)
必要に応じてデジタルスチルカメラ、およびパソコンにデータを転送する手
段(USBケーブル、メモリカードリーダー/ライターなど)
2. 対応するソース画像/音声形式
画像: JPEG(プログレッシブJPEG、Exif形式を含む、拡張子*.jpg または *.jpeg
のもの)/ BMP(Windowsビットマップ、圧縮されていないもの、拡張子
*.bmp)
音声(BGM機能): Wave(非圧縮のもの、拡張子*.wav)、MPEG-1 Audio Layer-3
(拡張子*.mp3)
3. 対応するディスク出力(書き込み)形式
DVD-Video(音声はMPEG-1 Layer-2または リニアPCM)およびminiDVD
NTSC :
PAL :
映像サイズ : MPEG-2 720 X 480 ドット
映像ビットレート : 6Mbit/秒
フレームレート : 29.97 フレーム/秒
音声 : リニアPCM, MPEG-1 Layer2
映像サイズ : MPEG-2 720 X 576 ドット
映像ビットレート : 6Mbit/秒
フレームレート : 25.00 フレーム/秒
音声 : リニアPCM, MPEG-1 Layer2
ビデオCD V2.0
NTSC:
映像サイズ : MPEG-1 352 X 240 ドット
映像ビットレート : 1150 kbit/秒
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第4章 仕様
PAL:
フレームレート : 29.97 フレーム/秒
音声 : 224 kbit/秒 MPEG-1 Layer2
映像サイズ : MPEG-1 352 X 288 ドット
映像ビットレート : 1150 kbit/秒
フレームレート : 25.00 フレーム/秒
音声 : 224 kbit/秒 MPEG-1 Layer2
Super Video CD (SVCD)
NTSC:
PAL:
映像サイズ : MPEG2 480 X 480 ドット
映像ビットレート : 最大 2524 kbit/秒 MPEG-2
(音声が224 kbit/秒の場合)
音声 + 映像ビットレート 最大2748 kbit/秒.
フレームレート : 29.97 フレーム/秒
音声 : 32 - 384 kbit/秒 MPEG-1 Layer2
映像サイズ : MPEG2 480 x 576 ドット
映像ビットレート : 最大 2524 kbit/秒 MPEG-2
(音声が224 kbit/秒の場合)
音声 + 映像ビットレート 最大2748 kbit/秒
フレームレート : 25.00 フレーム/秒
音声 : 32 - 384 kbit/秒 MPEG-1 Layer2
4. 対応するファイル出力形式
MPEG-1システムストリーム/ MPEG-2 プログラムストリーム
AVI 2.0(ビデオ/オーディオCODEC使用可能)
DV-AVI Type 1/Type 2
Windows Media Video Version 7
5. 記録時間(最長)の目安
DVD-Video形式(DVD-R/-RW/+R/+RW 4.7GBメディア): 約1時間20分
miniDVD形式(CD-R/RW 650MBメディア): 約11分
ビデオCD形式(CD-R/RW 650MBメディア): 約74分
Super Video CD形式(CD-R/RW 650MBメディア): 約35分
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第5章 Q&A
第5章 Q&A
ここでは、honestech Photo DVD(以下Photo DVD)に関する代表的な質問と回答をご紹介します。
Q1. 操作中に「DirectX 8.0以上をインストールしてください」というメッセージが出ました。
A. Photo DVDはDirectX 8.0a以上がインストールされている環境で動作します。Windows XPに
はDirectX 8.1が標準でインストール済みですが、それ以外のOSでDirectX 8.0a以上がすでにイ
ンストールされていなければ、新規でインストールが必要となります。
Photo DVDパッケージ版では、CD-ROMドライブの¥DirectX フォルダの下にDirect X 9.0を収
録していますので、同フォルダからDXSETUP.EXEを起動してインストールを行ってください。
ダウンロード販売版をお使いの方は、Microsoft社のWebサイトから最新のDirect Xをダウンロー
ドし、インストールしてください。 http://www.microsoft.com/japan/windows/directx/
Q2. デジタルカメラをUSB接続しましたが、認識されず、[編集]メニューの「デジカメなどか
らの画像の取り込み」ボタンからの画像の取り込みができません。
A. 「デジカメなどからの画像の取り込み」機能は、USB接続によるパソコンへの静止画取り込
み機能を持つデジタルカメラに対応するように作られていますが、機種によっては対応できな
い可能性もあります。
取り込みができない場合は、お手数ですがお手持ちのデジタルカメラ付属のユーティリティソ
フトなどを使って、パソコン上にあらかじめ画面を取り込んでからPhoto DVDに登録していた
だくか、またはメモリカードリーダーなど、別のデータ転送手段をお使いください。
なお、「デジカメなどからの画像の取り込み」で認識されないUSB接続対応デジタルカメラに
つきましては、弊社サポートセンターまで機種名などをご連絡いただければ、今後のバージョ
ンアップで可能な限り対応させていただきます。
Q3. 家庭用DVDプレイヤーでの再生中にメニューに戻ろうとして、DVDプレイヤーのリモコン
で「メニュー」ボタンを押しましたが、メインメニューとは違う白地のメニューが出ました。
A. 「メニュー」ボタンで表示される白地のメニューは、チャプターメニューです(1つのクリ
ップにつき1つのチャプターが作成されます)。トップメニューに戻るには、「メニュー」では
なく「トップメニュー」ボタンをお使いください。
Q4. [書き込み]で「VCD」を指定してCD-Rに書き込みましたが、手持ちのDVDプレイヤーで再
生できません。
A. 家庭用DVDプレイヤー、パソコン用に市販されているDVD再生ソフトのほとんどにはビデオ
CDを再生する機能がありますが、家庭用プレイヤーの中には、CD-RやCD-RWメディアに書き
込んだものの再生ができない機種があります。お使いの家庭用プレイヤーでCD-Rに書き込んだ
ビデオCDを再生できるかどうかは、プレイヤーの製造元にご確認ください。
なお、PlayStation 2ではDVD以外の映像ディスク(ビデオCD、SVCD)の再生はできません。
Q5. [書き込み]で「SVCD」を指定してCD-Rに書き込みましたが、手持ちのDVDプレイヤーで
再生できません。
A. SVCD(Super Video CD)は、もともとMPEG-1を用いて開発されたビデオCDの規格を一部
変更し、より高画質なMPEG-2動画に対応させたものです。
日本国内で市販されているDVDプレイヤーでは、通常、このSVCDの再生には公式に対応して
いません。再生の可否をプレイヤーの製造元に問い合わせてもわからなければ、インターネッ
ト上の検索エンジンで「(お使いの機種名)SVCD 再生」などのキーワードで検索してみると、
有益な情報が得られるかもしれません。
41
第5章 Q&A
SVCDが再生できる機種でも、まれにメニューが表示できないものがあります。その場合は再
生ボタンをもう一度押すか、またはリモコンの10キーでクリップの番号(1∼6)をクリックす
ることで再生が開始されます。また、ビデオCDと同様に、工場でプレスされたSVCDの再生が
できても、CD-RやCD-RWメディアに書き込んだものは再生ができない機種があります。
なお、パソコン用のDVD再生ソフトのうち、弊社では「PowerDVD XP」でSVCDの再生が可能
であることを確認しています。パソコン上では、書き込みに用いたドライブやそのメディアが
読み取り可能なドライブである限り、CD-R/RWに書き込まれたものでも再生可能です。
Q6. [書き込み]で手持ちの記録型DVDドライブが認識されないので、書き込みができません。
A. お使いのDVDドライブがPhoto DVDで認識されない場合は、UDFイメージファイル出力オプ
ション(3.4.1章参照)でイメージファイル(image.udi)を出力し、お使いのDVDドライブに付
属、または対応していて、かつUDFイメージファイルソースとする書き込み機能をサポートし
ている汎用ライティングソフトでの書き込みが可能です。UDFイメージファイルをソースとす
る書き込みの方法は、お使いのライティングソフトのマニュアルやオンラインヘルプなどでご
確認ください。
なお、Photo DVDの対応(動作確認済み)ドライブ情報は、随時更新されます。詳しくは弊社
Webサイトをご参照ください。
http://www.novac.co.jp/products/software/honestech/photodvd/
Q7. Photo DVDで作成したDVDが、PlayStation 2で再生できません。
A. Photo DVDで作成可能なスライドショーディスクにつきましては、3.4.3章の囲み
【PlayStation®2での再生を目的にDVD-Videoディスクを作成される方へ】をご覧ください。
また、お使いのメディアの品質が原因で再生できなかったり、再生に不具合が出たりすること
もあります。その場合は、別のメーカーのメディアをお試しになってみてください。
Q8.動画と静止画スライドショーの混在したDVDを作ることはできませんか?
A. Photo DVDには、通常の動画ファイルをソースとして用いるオーサリング機能はありません
が、クリップを動画ファイルとして出力する機能(3.4.2章参照)でMPEGファイル出力オプシ
ョンを用いて「DVD (NTSC) 」形式でクリップをファイル出力し、DVD-Videoオーサリングソ
フト(弊社「DVD自由自在」に含まれるhonestech DVD Makerなど)に登録してオーサリング
を行ってください。
なお、この手順はビデオCDにも応用可能です。MPEGファイル出力オプションでは「VCD
(NTSC) 」を指定してください。
Q9.作成したスライドショーディスクから、元のデジカメ写真を取り出す方法はありませんか?
A. Photo DVDは、クリップごとに画像ファイルをまとめてビデオストリーム(連続したデータ)
に不可逆変換(元に戻せない状態で変換)しますので、作成したスライドショーディスクの内
容を元の画像ファイルに戻すことはできません。
スライドショーディスクから画像(静止画)を得る方法としては、画面コピー(「スナップシ
ョット」「スクリーンショット」などと呼ばれることもあります)機能のあるパソコン上のDVD
再生ソフトを使って、目的の写真をコピーしていただくしかありません。この場合、ビデオス
トリームへの変換時にDVD-VideoやビデオCDなどの規格に応じて画面サイズの調整が行われ
ていますので、これらの機能で得られる画像のサイズは元画像の撮影時のサイズではなく、DVD
の規格サイズや再生ソフトの画面表示のサイズになります。また、画質も変化します。あらか
じめご了承ください。
お使いのDVD再生ソフトに画面キャプチャ機能があるかどうかや、その使い方につきましては、
そのDVD再生ソフトのマニュアルやオンラインヘルプなどを参照してください。
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ユーザーサポートについて
ユーザーサポートについて
本製品およびマニュアルに対するお問い合わせは、下記へお願いいたします。
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だけないとユーザーサポートをご提供できない場合がありますので、手続きをお願いい
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詳しくお教えください (下記のお問い合わせ項目表をご参照ください) 。
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* e-mailでのお問い合わせは、翌営業日以降の回答とさせて頂きます。
* e-mailや電話で重複してお問い合わせの場合は、その旨お知らせいただければ幸いです。
ユーザーサポートへのお問い合わせにあたっては、次の各項目を事前にご確認いただき、
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製品名
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例えば、どんな操作をして、どんな症状が起こるかなど…
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開発元: Honest Technology Co., Ltd.
発売元: 株式会社ノバック
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