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SolidWorks Enterprise PDM

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SolidWorks Enterprise PDM
SolidWorks Enterprise PDM 新規機
能
Version 2010
目次
著作権に関する注意書き(Legal Notices).....................................................................iv
このガイドについて..........................................................................................................v
1 タスクを管理する(Managing Tasks) .......................................................................6
タスクを設定する(Setting Up Tasks).................................................................................................6
タスクの印刷と変換(Convert and Print Tasks)...................................................................................7
タスクを実行する(Executing Tasks)..................................................................................................8
タスクをモニタリングする(Monitoring Tasks)...................................................................................8
タスク アドイン(Add-ins)...................................................................................................................9
2 Enterprise PDM と Toolbox の統合(Enterprise PDM and Toolbox Integration)
........................................................................................................................................1 0
Enterprise PDM と Toolbox を設定する(Configuring Enterprise PDM and Toolbox).......................10
Enterprise PDM で Toolbox を使用する(Using Toolbox with Enterprise PDM).....................................11
3 File Explorer と SolidWorks アドイン(File Explorer and SolidWorks Add-in).............13
コピー ツリーを使用してファイルにシリアル番号による名前を付ける(Naming Files with Serial
Numbers Using Copy Tree) ...........................................................................................................13
コピー ツリーを使用して図面にモデル名による名前を付ける(Naming Drawings with Model
Names Using Copy Tree).................................................................................................................14
複数の参照がある図面は自動的にチェックアウトされない(Drawings with Multiple References
Not Automatically Checked Out)....................................................................................................14
ファイル プレビューのリビルド警告(File Preview Rebuild Warning) .............................................14
ファイルが他のアプリケーションで開かれている場合の警告(Warning when File Is Open in
Another Application).......................................................................................................................14
SolidWorks アドインで列の名前と順序を変更する(Changing Column Names and Order in the
SolidWorks Add-in).........................................................................................................................15
バージョンを取得サブメニューでのコールド ストレージ バージョン(Cold Storage Versions in
Get Version Submenu)...................................................................................................................15
4 アイテム管理(Item Management)................................................................................16
ファイル属性からアイテムIDを生成(Generating Item IDs from File Attributes)...................................16
アイテムに使用するカスタム BOM(Named BOMs for Items)...............................................................16
アイテム BOM の表示フォーマット(Display Formats for Item BOMs).................................................16
アイテム構造の展開と折りたたみ(Expanding and Collapsing Item Structure).....................................17
オプションの親ノード チェック ボックス(Optional Parent Node Check Boxes).................................17
アイテム用の API のサポート(API Support for Items)...........................................................................17
ii
目次
5 アドミニストレーション ツール(Administration Tool)............................................18
アドインおよびファイル形式のサポート(Add-in and File Format Support).........................................18
拡張されたエクスポート/インポート機能(Extended Export and Import Functionality).................18
データ カードのエクスポート/インポート(Data Card Export and Import)...............................18
アドインのエクスポート/インポート(Add-in Export and Import).............................................19
テンプレートのインポート/エクスポート(Template Import and Export)...................................19
許可の集中的割り当て(Central Assignment of Permissions)............................................................19
シリアル番号の機能強化(Serial Number Enhancements)................................................................20
SMTP メールのセットアップ(SMTP Mail Setup).............................................................................20
6 API...............................................................................................................................21
アイテム用の API のサポート(API Support for Items)...........................................................................21
ユーザーおよびグループ用の API メソッド(API Methods for Users and Groups)..........................21
Dispatch のカード変数の設定コマンド(Dispatch Set Card Variable Command).............................22
7 インストレーション(Installation).................................................................................23
事前定義済みのデータ セット コンフィギュレーション(Predefined Data Set Configurations)
..............................................................................................................................................................2 3
8 ドキュメンテーション(Documentation)..................................................................24
Web ベースのドキュメンテーション(Web-based Documentation) .....................................................24
iii
著作権に関する注意書き(Legal
Notices)
©
1995-2010, Dassault Systèmes Dassault Systèmes SolidWorks Corporation, a Dassault
Systèmes S.A. company. 300 Baker Avenue, Concord, Mass. 01742 USA. All Rights Reserved.
本ドキュメントに記載されている情報とソフトウェアは予告なく変更されることがあり、Dassault
Systèmes SolidWorks Corporation (DS SolidWorks) の保証事項ではありません。
この製品を DS SolidWorks の書面上の許可なしにその目的、方法に関わりなく複製、頒布はできませ
ん。
本ドキュメントに記載されているソフトウェアは使用許諾に基づくものであり、当該使用許諾の条件の下
でのみ使用あるいは複製が許可されています。 DS SolidWorks がソフトウェアとドキュメントに関して
付与するすべての保証は、エンドユーザー使用許諾契約及び Subscription Service Agreement に規定
されており、本ドキュメントまたはその内容に記載、あるいは黙示されているいかなる事項もそれらの保
証、その変更あるいは補完を意味するものではありません。
SolidWorks、PDMWorks、eDrawings、eDrawings のロゴは登録商標であり、FeatureManager は
DS SolidWorks が共同所有する登録商標です。
SolidWorks Enterprise PDM と SolidWorks 2010 は DS SolidWorks の製品名です。
その他、記載されているブランド名、製品名は各社の商標及び登録商標です。
Outside In® Viewer Technology, © Copyright 1992-2010, Oracle.
©
Copyright 1995-2010, Oracle. All rights reserved.
Portions of this software © 1996-2010 Microsoft Corporation. All rights reserved.
COMMERCIAL COMPUTER SOFTWARE - PROPRIETARY
U.S. Government Restricted Rights. Use, duplication, or disclosure by the government is subject
to restrictions as set forth in FAR 52.227-19 (Commercial Computer Software - Restricted
Rights), DFARS 227.7202 (Commercial Computer Software and Commercial Computer Software
Documentation), and in the license agreement, as applicable.
Contractor/Manufacturer:
Dassault Systèmes SolidWorks Corporation, 300 Baker Avenue, Concord, Massachusetts 01742
USA
iv
このガイドについて
®
このガイドは、2010 リリースにおける新規、及び変更された SolidWorks Enterprise PDM 機能を説
明します。
対象読者
このガイドは SolidWorks Enterprise PDM ソフトウェアについて十分な知識がある方を対象としてい
ます。
v
1
タスクを管理する(Managing
Tasks)
アドミニストレーション ツールの新しいタスク(Tasks)機能を使用すると、SolidWorks ドキュメント
の変換や印刷などのタスクが実行しやすくなります。
タスク フレームワークにより管理者とユーザーは、必要に応じて、スケジュールに基づいて、または
Enterprise PDM ワークフローのトリガにより、タスクを実行できます。 管理者は、タスクが特定のコ
ンピュータで実行されるようにしたり、タスクをクライアント コンピュータと専用サーバーに分散させ
たりする設定ができます。 SolidWorks の印刷(Print)または変換(Convert)タスクは、実行元のコ
ンピュータに SolidWorks がインストールされているかぎり、Enterprise PDM が実行されている任意
のコンピュータで開始できます。
管理者はタスクを非アクティブとして定義して、タスクの開始とタスク オプションの選択をユーザーに
任せることができます。 または、すべてのオプションを設定して、タスクがユーザー入力を必要とせず
サイレントに実行されるようにすることもできます。
Enterprise PDM ソフトウェアで提供されているタスク API とテンプレートを使用することで、プログ
ラマは機能を拡張してカスタム タスクをサポートすることもできます。
この章では以下の項目を含みます:
•
•
•
•
•
タスクを設定する(Setting Up Tasks)
タスクの印刷と変換(Convert and Print Tasks)
タスクを実行する(Executing Tasks)
タスクをモニタリングする(Monitoring Tasks)
タスク アドイン(Add-ins)
タスクを設定する(Setting Up Tasks)
Enterprise PDM タスクのインストールと設定を行うには、アドミニストレーション ツールを使用
します。
タスクを有効化するには、次を実行します:
• 新しいボルトを作成し、そのコンフィギュレーションの詳細を指定するには、変換(Convert)
および印刷(Print)タスク オプションを使用します。
SolidWorks Enterprise PDM アドミニストレーション ツール ヘルプ: ボルトの作成.を参照し
てください。
• ホスト コンピュータ上でタスクの実行を有効にします。
SolidWorks Enterprise PDM アドミニストレーション ツール ヘルプ: タスク実行の許可
(Permitting Task Execution)を参照してください。
6
タスクを管理する(Managing Tasks)
• 変換(Convert)および印刷(Print)タスクを設定します。
これらのタスクは SolidWorks タスク アドインによってサポートされ、アドミニストレーショ
ン ツールのタスク(Tasks)の下に表示されます。
• タスク ウィザードを使用して新しいタスクを作成します。
Enterprise PDM API を使用してタスク アドインをプログラミングした場合、新しいタスクを作
成することで、アドインによってサポートされているタスクをタスク(Tasks)機能に追加しま
す。
• タスクの実行をワークフロー トランジションに含めます。
例えば、アセンブリがレビュー可能な状態になったときに、部品と図面を .pdf ファイルに変換
するトランジション アクションを作成できます。
SolidWorks Enterprise PDM アドミニストレーション ツール ヘルプ: ワークフロー を使用し
てタスクを開始(Launching a Task Using a Workflow)を参照してください。
• タスク リスト(Task List)ダイアログ ボックスを使用して、タスクの開始とモニタリングを行
います。
タスクをただちに開始するには、タスク リスト(Task List)ダイアログ ボックスのタスクの追
加(Add Task)を使用します。
タスクのモニタリングを行い、完了したタスクの情報を表示するには、タスク リスト(Task
List)ダイアログ ボックスを使用します。
タスクの印刷と変換(Convert and Print Tasks)
アドミニストレーション ツールのタスク(Tasks)機能を使用すると、タスク プロパティを設定で
きます。 変換(Convert)および印刷(Print)タスクは、ボルトを作成した際に選択すると使用で
きます。
既存のタスクをコピーして修正し、複数のタスク コンフィギュレーションを保持できます。 た
とえば、ユーザー入力を必要としないサイレント コンフィギュレーションと、ユーザーがタス
ク設定を修正できるユーザー主導コンフィギュレーションを作成できます。
変換(Convert)を使用すると、SolidWorks によってサポートされる出力形式とオプションを使
用して、SolidWorks ファイルを変換できます。 例えば、次が可能です。
• 変換したファイルにどのように名前が付けられるかを指定します。 例えば、ソース ファイル名
とリビジョン番号を使用できます。
• 変換済みファイルをボルト、または ERP アプリケーションで使用しているディレクトリなど他
の保存先に保存します。
• ソース ファイル データ カードから出力ファイル データ カードに変数をマップし、説明
(Description)や部品番号(Part Number)などの属性を転送します。
• 複数枚の図面を、マルチページ .pdf ファイルに変換します。
• 板金フラット パターンなど、特定の名前が付けられた図面シートのみを変換します。
印刷(Print)タスクは、SolidWorks ファイルに対しても実行されます。 例えば、次が可能です。
• 図面をプリント サーバーに出力することで、ユーザーのコンピュータを解放します。
• 用紙サイズ要件に基づき、プリンタに出力します。
• ユーザーが最寄りのプリンタに出力できるように権限を設定します。
7
タスクを管理する(Managing Tasks)
• 参照を持つソース ファイルには、次を指定します。
• 印刷する参照(なし、図面、部品、アセンブリ)
• 印刷するバージョン(最新バージョンか、ソース ファイルが最後にビルドされたときに参照さ
れていたバージョン)
印刷(Print)と変換(Convert)タスクのいずれも、ワークフロー トランジションに追加すること
で開始できます。 例えば、次が可能です。
• 状態が"Reviewed"になったときに、アセンブリ内のすべての図面を印刷します。
• 状態が "Released"になったときに、アセンブリ内のすべての図面を .pdf 形式に変換します。
タスクのコンフィギュレーションの手順について詳しくは、SolidWorks Enterprise PDM アドミ
ニストレーション ツール ヘルプの次のトピックを参照してください。
• 変換タスクのコンフィギュレーション
• 印刷タスクのコンフィギュレーション
タスクを実行する(Executing Tasks)
タスクのインフラストラクチャでは、タスクを開始するための複数の方法を提供しています。
管理者は、次を行うことができます:
• ワークフロー トランジションを使用してタスクをトリガする
例えば、SolidWorks ファイルが特定のステータス(リリースなど)になったときに、.pdf ファ
イルを自動的に生成できます。 タスク セットアップの一部として、ファイル名、プロパティ、
保存先フォルダなど、新しく作成されたファイルのオプションを指定できます。
• タスク リスト(Task List)ダイアログ ボックスを使用して、オンデマンド タスクを実行する
オンデマンド タスク実行を使用すると、SolidWorks ファイルの印刷を、SolidWorks ソフト
ウェアがインストールされていない Enterprise PDM クライアントから開始できます。
• ユーザーがタスクを開始できるようにタスクを設定する
ファイル エクスプローラを使用すると、タスクを実行する権限のあるユーザーがファイルを選択
して、右クリック メニュー オプションを使用して変換または印刷できるようになります。
• タスク実行をスケジューリングする
API を使用してカスタム タスクを作成する場合、タスク スケジューリングのインフラストラク
チャを含めて、タスク ホストが使用可能になったときにタスクを実行するようにできます。
タスクをモニタリングする(Monitoring Tasks)
タスクのモニタリングに使用する主要なツールは、タスク リスト(Task List)ダイアログ ボック
スです。 また、通知を使用して、タスクの成功または失敗の情報をユーザーに知らせることもでき
ます。
アドミニストレーション ツールの タスク(Tasks)機能から表示するタスク リスト(Task List)
ダイアログ ボックスでは、未処理のタスクの特定、実行中のタスクのモニタリング、完了したタス
クの情報表示が可能です。 また、このダイアログ ボックスからタスクを開始することもできます。
8
タスクを管理する(Managing Tasks)
• 未処理のタスク(Pending tasks)リストにはタスク キューが表示されます。ここには、現在
実行中のタスクと、スケジューリング済みまたは実行待ちのタスクが含まれます。 未処理のタス
クの停止や再開、そして完全なキャンセルができます。
未処理または実行中のタスクを選択して詳細(Details)をクリックすると、タスクの進捗、タ
スクの開始者、タスクが実行されるファイルなどを確認できます。
• 完了したタスク(Completed tasks)リストには、完了したタスクのステータスが表示されま
す。 タスクが失敗した場合、タスクの詳細を表示してエラー メッセージとエラー コードを確認
できます。 これらのコードは、失敗したタスクのために作成されたエラー ログにも残ります。
タスク リスト オプション(Task List Options)を使用すると、完了したタスク(Completed
Tasks)に保持するタスク数を指定できます。
タスクが成功または失敗したときにユーザーやタスク開始者に通知メッセージを設定できます。
• 変換タスクが成功すると、通知には変換済みファイルへのリンクが含まれるため、Enterprise
PDM ファイル ビューアでファイルを開いた際に、ファイルのプロパティや履歴を確認できます。
• タスクが失敗すると、通知にはエラー ログへのリンクが含まれます。
タスク アドイン(Add-ins)
タスクは、タスク実行アドインによって定義されます。 Enterprise PDM にはタスク実行アドイン
SWTaskAddIn が含まれます。 これを使用すると、SolidWorks ファイルの変換と印刷が可能にな
ります。
プログラマは Enterprise PDM API を使用してアドインを作成し、環境固有のタスクを実行できま
す。 管理者はアドインをボルトに追加した後、新しいタスクを作成して、ボルトによって定義され
るアドインをタスク(Tasks)ノードに追加できます。
タスク アドインを作成するには、Visual Basic (R) .Net、C#、または C++.でプログラミングす
る必要があります。 API の説明については、Enterprise PDM Programmer's Reference Guide
を参照してください。
タスク アドインによって、タスク実行機能が拡張されます。 例えばタスク アドインは、Microsoft
Word のファイルを開いて、.html などの別の形式で保存できます。
タスク アドインをプログラミングして次のことができます。
•
•
•
•
•
タスク命令の一部として、パラメータとデータをタスク実行機能に送信する
任意の MS-DOS (R)/Windowsコマンドを実行する
任意の数のパラメータを使用して Windows プログラムを起動する
任意の Windows プログラムにコマンドを渡す
プリンタやプロッタといったインストール済みのリソースにアクセスし、コマンドを送信する
9
2
Enterprise PDM と Toolbox の統合
(Enterprise PDM and Toolbox
Integration)
Enterprise PDM で、SolidWorks Toolbox 部品ファイルと、Enterprise PDM ボルトに完全に含まれる
Toolbox データベースを管理できるようになりました。 ユーザーは SolidWorks を Toolbox ボルト
フォルダにポイントして、今までどおり Toolbox を使用します。 Enterprise PDM は自動的に次を実行
します。
• Toolbox 部品を必要に応じてチェックイン/チェックアウトし、最新のバージョンが使用されるよう
にする
• 不足している Toolbox 部品をボルトに追加する
• ボルト内の Toolbox 部品へのアセンブリ参照をリダイレクト
• Toolbox ファイルとデータベースを複製(レプリケーション サーバーが設定されている場合)
Enterprise PDM では引き続き SolidWorks 2010 以前の Toolbox 統合をサポートします。 この
場合は、マスター Toolbox ライブラリはボルトの外にあり、部品が使用されるのに伴い Enterprise
PDM がボルト内にコピーを作成します。 SolidWorks 2010 をお使いの場合、新しい統合方法を
お勧めします。
この章では以下の項目を含みます:
•
•
Enterprise PDM と Toolbox を設定する(Configuring Enterprise PDM and Toolbox)
Enterprise PDM で Toolbox を使用する(Using Toolbox with Enterprise PDM)
Enterprise PDM と Toolbox を設定する(Configuring Enterprise
PDM and Toolbox)
管理者は、ユーザーが Toolbox にアクセスする前に、Enterprise PDM と Toolbox を設定する必
要があります。
この手順について詳しくは、SolidWorks Enterprise PDM アドミニストレーション ツール ヘル
プ: Toolbox を設定(Configuring Toolbox)を参照してください。
Enterprise PDM 2010 と Toolbox の統合を設定するには、次を実行します。
1. Toolbox のルート フォルダ(デフォルトでは SolidWorks Data)を、Enterprise PDM ボ
ルトにチェックインします。
10
Enterprise PDM と Toolbox の統合(Enterprise PDM and Toolbox Integration)
2. Enterprise PDM アドミニストレーション ツールで、Toolbox をダブルクリックしてコンフィ
ギュレーション オプションを設定します。
3. SolidWorks で、ツール > オプション
> 穴ウィザード/Toolboxをクリックします。
a) 穴ウィザードとToolboxフォルダを設定して、Enterprise PDM アドミニストレーション
ツールの設定と一致するようにします。
b) コンフィギュレーション(Configure)をクリックして、Toolbox コンフィギュレーション
ツールを使用して Toolbox を設定します。
4. すべてのユーザーが、SolidWorks 穴ウィザードとToolboxフォルダ(Hole Wizard and
Toolbox folder) を Toolbox のボルトのフォルダに設定するようにします。
Enterprise PDM で Toolbox を使用する(Using Toolbox with
Enterprise PDM)
Toolbox の Enterprise PDM マネジメントはほとんどの場合ユーザーに対して透過的ですが、いく
つか認識すべき点があります。
ローカル キャッシュ
最初に Toolbox コンポーネントをアセンブリに挿入したとき、Enterprise PDM では部品ファイル
の最新バージョンをローカル ボルト ビューにキャッシュします。 Toolbox を使い続けるに従い、
Enterprise PDM によってキャッシュが自動的に管理されます。
ディスクスペースを省略するため、Enterprise PDM キャッシュをクリアしてローカル ファイルを
削除することができます。 Enterprise PDM では必要なときファイルを再キャッシュしますが、こ
れはパフォーマンスに影響を与えます。
ボルトのルート フォルダからキャッシュをクリアすると(ファイル エクスプローラでボルトを右ク
リックしてローカル キャッシュをクリア(Clear Local Cache)を選択)、ローカル キャッシュを
クリア(Clear Local Cache)ダイアログ ボックスが表示されます。 Toolboxファイルを削除し
ない(Do not remove Toolbox files) をクリアすることで、Toolbox ファイルを削除できます。
自動部品作成(Automatic Part Creation)
Toolbox では、ライブラリに存在しないアセンブリがコンフィギュレーションが含まれていること
を検出し、不足しているサイズを自動的に作成することができます。
Toolbox が新しいサイズごとに部品ファイルを作成するように設定されている場合、Enterprise
PDM では、最初にローカル ファイルをチェックせずに、ボルトに新しいファイルを作成します。
Toolbox がマスター部品ファイルにコンフィギュレーションを追加するように設定されている場合、
Enterprise PDM ではキャッシュをチェックし、必要に応じて最新ファイルを取得します。 サイズ
がすでに存在しない場合、新しいコンフィギュレーションを含む新しいバージョンのマスター部品
ファイルを作成します。
検索パス(Search Paths)
SolidWorks では、常に Enterprise PDM の Toolbox 部品を最初に検索します。 システム オプ
ション - ファイルの検索(System Options - File Locations) フォルダ リストにボルト フォルダ
を追加する必要はありません。
11
Enterprise PDM と Toolbox の統合(Enterprise PDM and Toolbox Integration)
権限(Permissions)
管理者の Toolbox 設定に従い、Enterprise PDM の操作は、指定したユーザーの Enterprise PDM
権限を使用して行われます。 この権限により、実行できる操作が決まります。 操作を実行する権限
がない場合、Enterprise PDM によってメッセージが表示されます。
たとえば、Toolbox に対して読み取り権限を持っていて、ファイルのチェックアウト権限を持って
いない場合、既存のコンポーネント サイズを使用し、新しいサイズを作成しません。
オフライン作業(Working Offline)
ボルトにアクセス権がない場合、オフラインになる前に部品をキャッシュしておくことで、Toolbox
部品に対する作業が可能です。 ファイル エクスプローラで、Toolbox ボルト フォルダに対して最
新バージョンを取得(Get Latest) を使用します。 オフライン作業中は、ボルトに新しいファイ
ルを追加することはできません。
12
3
File Explorer と SolidWorks アドイ
ン(File Explorer and SolidWorks
Add-in)
この章では以下の項目を含みます:
•
•
•
•
•
•
•
コピー ツリーを使用してファイルにシリアル番号による名前を付ける(Naming Files with Serial
Numbers Using Copy Tree)
コピー ツリーを使用して図面にモデル名による名前を付ける(Naming Drawings with Model Names
Using Copy Tree)
複数の参照がある図面は自動的にチェックアウトされない(Drawings with Multiple References
Not Automatically Checked Out)
ファイル プレビューのリビルド警告(File Preview Rebuild Warning)
ファイルが他のアプリケーションで開かれている場合の警告(Warning when File Is Open in
Another Application)
SolidWorks アドインで列の名前と順序を変更する(Changing Column Names and Order in the
SolidWorks Add-in)
バージョンを取得サブメニューでのコールド ストレージ バージョン(Cold Storage Versions in
Get Version Submenu)
コピー ツリーを使用してファイルにシリアル番号による名前を付
ける(Naming Files with Serial Numbers Using Copy Tree)
コピー ツリー(Copy Tree)コマンドで、コピーされたファイルにシリアル番号を付けることがで
きるようになりました。 デフォルトでは、SolidWorks アドイン オプションで部品、アセンブリ、
図面に名前を付けるために設定したシリアル番号が使用されますが、任意のシリアル番号を選択で
きます。
ファイルを右クリックして、コピー ツリー(Copy Tree)を選択します。 コピー ツリー(Copy
Tree)ダイアログ ボックスで、次のいずれかを実行します。
• 変換 > シリアル番号に名前変更(Rename with Serial Number)
• ファイル リストのファイルを右クリックし、シリアル番号に名前変更(Rename with Serial
Number)をクリックします。
ファイル エクスプローラ ヘルプ: 参照を持つファイルのコピー(Copying Files with References)
を参照してください。
13
File Explorer と SolidWorks アドイン(File Explorer and SolidWorks Add-in)
コピー ツリーを使用して図面にモデル名による名前を付ける
(Naming Drawings with Model Names Using Copy Tree)
コピー ツリー(Copy Tree) コマンドは、図面の関連するアセンブリ、または部品ファイルと同じ名
前を使用して図面をコピーできます。
ファイルを右クリックして、コピー ツリー(Copy Tree)を選択します。 コピー ツリー(Copy
Tree) ダイアログボックスで、図面にモデルのファイル名を付ける(Name drawings after their
models)を選択します。
ファイル エクスプローラ ヘルプ: 参照を持つファイルのコピー(Copying Files with References)
を参照してください。
複数の参照がある図面は自動的にチェックアウトされない
(Drawings with Multiple References Not Automatically Checked
Out)
Enterprise PDM では、参照のある部品またはアセンブリをチェックアウトまたは取得したときに、
2つ以上のファイルを参照している図面を自動的にチェックアウトしなくなりました。 この変更に
よって、参照されたファイルがチェックインされた後も図面がチェックアウトされたままになる問
題に対応します。
ファイル プレビューのリビルド警告(File Preview Rebuild
Warning)
プレビュー(Preview)タブで、図面またはアセンブリを再構築する必要がある場合に警告が表示
されるようになりました。 これは、参照された部品またはアセンブリが修正されたにもかかわら
ず、選択された図面またはアセンブリをSolidWorksで開いて再保存していない場合に発生します。
ファイルが他のアプリケーションで開かれている場合の警告
(Warning when File Is Open in Another Application)
他のアプリケーションで開かれているファイルのデータ カードをチェックイン、チェックアウト、
または編集しようとしたときに、ファイル エクスプローラで警告が表示されるようになりました。
他のアプリケーションでファイルを閉じてから、Enterprise PDM での操作を再試行してください。
デフォルトでは、この条件によりチェックインとチェックアウトがブロックされます。 この条件で
ブロックが行われないようにするには、Enterprise PDM のアドミニストレーション ツールでユー
ザー(Users)またはグループ(Groups)を展開し、ユーザーまたはグループをダブルクリックし
ます。 プロパティ(Properties)ダイアログボックスで警告(Warnings)をクリックします。 影
響を受けた操作(Affected operation)でチェックイン(Check In)またはチェックアウト(Check
Out)を選択し、ファイルは他のアプリケーションで開かれています(The file is open in another
application)を選択解除してOKをクリックします。
ファイルが SolidWorks で開かれていて、かつ Enterprise PDM アドインがインストールされ
ている場合、ファイルを閉じずにアドインから操作を実行できます。
14
File Explorer と SolidWorks アドイン(File Explorer and SolidWorks Add-in)
SolidWorks アドインで列の名前と順序を変更する(Changing
Column Names and Order in the SolidWorks Add-in)
Enterprise PDM SolidWorks クライアントで、列の名前と順序を変更できるようになりました。
列名を変更するには、Enterprise PDM > オプション(Options) の順にクリックします。
Enterprise PDM のオプション(Options)ダイアログ ボックスにある表示設定(View Setting)
タブの情報を表示(Display Information)で、新しいキャプション(Caption)を入力します。
SolidWorks Enterprise PDM タスクパネルで列の順序を入れ替えるには、列ヘッダー(キャプショ
ン)を新しい位置にドラッグします。 ファイル/変数(File / Variable)は、必ず最初の列になり
ます。
バージョンを取得サブメニューでのコールド ストレージ バージョ
ン(Cold Storage Versions in Get Version Submenu)
バージョンを取得(Get Version)コマンドで、コールド ストレージ バージョンがサブメニューに
リストされるようになりました。これによって、メイン リストはユーザーが取得可能なバージョン
のみに短縮されます。
ファイル エクスプローラで、ファイルを右クリックしてバージョンを取得 > コールド ストレージ
中のバージョン(Versions in Cold Storage) の順にクリックします。
SolidWorks アドインで、バージョンを取得
in Cold Storage) の順にクリックします。
> コールド ストレージ中のバージョン(Versions
コールド ストレージ中のバージョン(Versions in Cold Storage)は、少なくとも 1 つの
バージョンがコールド ストレージ中の場合にのみ利用できます。
15
4
アイテム管理(Item Management)
この章では以下の項目を含みます:
•
•
•
•
•
•
ファイル属性からアイテムIDを生成(Generating Item IDs from File Attributes)
アイテムに使用するカスタム BOM(Named BOMs for Items)
アイテム BOM の表示フォーマット(Display Formats for Item BOMs)
アイテム構造の展開と折りたたみ(Expanding and Collapsing Item Structure)
オプションの親ノード チェック ボックス(Optional Parent Node Check Boxes)
アイテム用の API のサポート(API Support for Items)
ファイル属性からアイテムIDを生成(Generating Item IDs from File
Attributes)
Enterprise PDM ではファイル属性からアイテムIDを生成できるようになりました。 管理者は、部
品番号などマップするデータ カード変数を選択します。 ファイルからアイテムを生成する場合、同
一の ID を持つアイテムがある場合には既存のアイテムにデフォルトが設定され、そうでない場合
マップされた値にアイテム IDの デフォルトが設定されます。 ユーザーは別の ID の生成を選択す
ることもできます。 変数マッピングが無効または変数に値がない場合、Enterprise PDM はアイテ
ムのシリアル番号を使用して ID を生成します。
アドミニストレーション ツールで、ボルトを展開してアイテム(Items)をダブルクリックします。
アイテム ID(Item ID)ページのアイテム ID 変数(Item ID Variable)で、<変数から ID を
読み込まないでください>(<Do not read the ID from a variable>)選択します。
SolidWorks Enterprise PDM アドミニストレーション ツール ヘルプ: アイテムを設定する
(Configuring Items)を参照してください。
アイテムに使用するカスタム BOM(Named BOMs for Items)
アイテムで、BOM(部品表)がサポートされるようになりました。 1つ以上の BOM ビューを作成
し、並べ替え、フィルタ、位置番号の変更、BOM の比較ができます。
アイテム エクスプローラのBOM(Bill of Materials)タブで、BOMを保存
存をクリックします。
> BOMとして保
アイテム エクスプローラ ヘルプ: カスタムBOM(Named BOMs)を参照してください。
アイテム BOM の表示フォーマット(Display Formats for Item BOMs)
アイテム BOM に表示されるアイテムを制御できるようになりました。
16
アイテム管理(Item Management)
アイテム エクスプローラのBOM(Bill of Materials)タブで、BOM表示
クリックし、次の 1 つをクリックします:
(BOM Display) を
• インデント(Indented)では、BOM 内のすべてのアイテムが階層的に表示されます。
• 部品のみ(Parts Only)では、アイテムのみが、子アイテムなしで表示されます。
• トップレベルのみ(Top Level Only)では、トップレベル アイテムのみが表示されます。
アイテム構造の展開と折りたたみ(Expanding and Collapsing Item
Structure)
アイテム エクスプローラのメインパネルに表示されたすべてのアイテムを展開して、内容を表示で
きるようになりました。 階層を 1 レベル、2 レベル、3 レベル、あるいは全レベル展開することが
でき、また階層の全レベルを折りたたむこともできます。
アイテム エクスプローラで(ツールバーの)レベルを展開
コマンドをクリックします。
(Expand Levels)をクリックし、
アイテム エクスプローラ ヘルプ: アイテムとフォルダの展開と折りたたみ(Expanding and
Collapsing Items and Folders)を参照してください。
オプションの親ノード チェック ボックス(Optional Parent Node
Check Boxes)
参照を持っているファイルからアイテムを生成するときに、親ノードの一括選択チェック ボックス
を表示するかどうかを選択できるようになりました。 これらのチェック ボックスを使ってより効率
的に選択することも、オフにしてユーザー インターフェイスをシンプルにすることもできます。 こ
れまでは、これらの一括選択チェック ボックスは常に表示されていました。
アイテムを生成(Generate Items)ダイアログ ボックス、またはファイルをアイテムへリンク
(Link Files to Item)ダイアログ ボックスで、リスト ボックスを右クリックして、親ノード チェッ
ク ボックスを表示を選択またはクリアします。
アイテム エクスプローラ ヘルプ: ダイアログ ボックスでの一括選択参照(Bulk Selecting References
in Dialog Boxes)を参照してください。
アイテム用の API のサポート(API Support for Items)
Enterprise PDM で、アイテム用の API を提供するようになりました。
アイテム用の API のサポート(API Support for Items) ページ上 21 を参照してください。
17
5
アドミニストレーション ツール
(Administration Tool)
この章では以下の項目を含みます:
•
•
•
•
•
アドインおよびファイル形式のサポート(Add-in and File Format Support)
拡張されたエクスポート/インポート機能(Extended Export and Import Functionality)
許可の集中的割り当て(Central Assignment of Permissions)
シリアル番号の機能強化(Serial Number Enhancements)
SMTP メールのセットアップ(SMTP Mail Setup)
アドインおよびファイル形式のサポート(Add-in and File Format
Support)
Enterprise PDM 2010 で使用する SolidWorks アドインとファイル形式が更新され、SolidWorks
2010 がサポートされるようになりました。
拡張されたエクスポート/インポート機能(Extended Export and
Import Functionality)
Enterprise PDM 2010 ではアドミニストレーション ツールのエクスポート機能が拡張され、1 つ
のボルトから別のボルトに設定を移動しやすくなりました。
すべての設定可能な機能を、管理者エクスポートファイル(.cex)としてエクスポートできるよう
になりました。
また、ボルト名を右クリックしてエクスポート(Export)をクリックすることで、ボルト内のすべ
ての設定を単一の .cex ファイルにエクスポートできます。
管理者エクスポート ファイルをインポートするには、ボルト名を右クリックしてインポート
(Import)をクリックし、.cex ファイルの場所へ移動します。
データ カードのエクスポート/インポート(Data Card Export and Import)
カード エディタで作成したデータ カードを .cex ファイルにエクスポートし、別のボルトに .cex
ファイルをインポートできます。
データ カードをインポートすると、変数、シリアル番号、カード リストなど、カードのすべての依
存性もインポートされます。
次のデータ カードをエクスポートできます。
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アドミニストレーション ツール(Administration Tool)
•
•
•
•
•
ファイル
フォルダ
アイテム
検索
テンプレート
ボルト内のすべてのカード、特定の種類の全カード、または個々のカードをエクスポートできます。
アドインのエクスポート/インポート(Add-in Export and Import)
API アドインを .cex ファイルにエクスポートし、別のボルトに .cex ファイルをインポートでき
ます。 単一のアドイン、または現在登録されているすべてのアドインをエクスポートできます。
API アドインをインポートすると、アドインに含まれるすべてのファイルもインポートされます。
登録されたすべての API アドインをエクスポートするには、アドイン(Add-in)を右クリックし
て、エクスポート(Export)をクリックします。
個別のアドインをエクスポートするには、アドイン(Add-in)を展開し、アドインを右クリックし
て、エクスポート(Export)をクリックします。
テンプレートのインポート/エクスポート(Template Import and Export)
テンプレート ウィザードで作成したテンプレートを .cex ファイルにエクスポートし、別のボルト
に .cex ファイルをインポートできます。
テンプレートをインポートすると、入力フォーム、変数、シリアル番号など、テンプレートのすべ
ての依存性もインポートされます。
グループ設定は、テンプレートのエクスポート ファイルに含まれます。 ユーザー設定は含ま
れません。
ボルト内のすべてのテンプレートをエクスポートするには、テンプレート(Templates)を右クリッ
クしてエクスポート(Export)をクリックします。
個別のテンプレートをエクスポートするには、テンプレート(Templates)を展開し、テンプレー
トを右クリックして、エクスポート(Export)をクリックします。
許可の集中的割り当て(Central Assignment of Permissions)
ユーザーおよびグループ用のプロパティ(Properties)ダイアログ ボックスで、検索カード、BOM、
テンプレートの権限を含むすべての権限を集中的に設定できるようになりました。
ダイアログ ボックスへのアクセスに変更はありません。 例えば、グループ(Groups)を展開して
グループをダブルクリックし、そのプロパティ(Properties)イアログ ボックスを表示することは
引き続き可能です。 設定する権限の特定と表示をより簡単にするため、以前のリリースで使用して
いたタブは、左のパネル リストに表示される、権限のページにリンクされたコントロールに置き換
わりました。
次のグラフィックは、検索カード(Search Cards)、部品表(Bills of Materials)、タスク
(Tasks)、テンプレート(Template)のリンクがハイライトされた、新しいグループ プロパティ
(Group Properties)ダイアログ ボックス コントロールを示します。
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アドミニストレーション ツール(Administration Tool)
シリアル番号の機能強化(Serial Number Enhancements)
Enterprise PDM で追加または名前の変更が行われたファイルのシリアル番号を取り扱う方法を、
より細かく制御できるようになりました。 以前は、シリアル番号を設定した場合、すべてのコン
フィギュレーションに対してデフォルト値が生成されていました。 データ カードを設定して、デ
フォルト値生成の対象としないコンフィギュレーションを指定できるようになりました。
カード エディタ(Card Editor)で、ほとんどのコントロールを追加する際にデフォルトの上書き
(Default overwrites)を選択し、デフォルト値を除外するコンフィギュレーションの名前を入力
します。
Enterprise PDM は、次も実行します。
• 新しい SolidWorks コンフィギュレーションを作成したときに、デフォルト値を生成する
• コンフィギュレーションの名前を変更した際にカード値を保持する
SMTP メールのセットアップ(SMTP Mail Setup)
電子メール テストによって確認することで、SMTP メール設定を簡単に検証できるようになりまし
た。
設定にエラーがある場合、Enterprise PDM によって詳細なエラー メッセージが返され、問題の特
定に役立ちます。
メッセージ システム(Message System)ダイアログ ボックスで SMTP を設定した状態で、SMTP
タブ上で設定のテスト(Test Settings)をクリックします。 設定のテスト(Test Settings)ダイ
アログ ボックスで、電子メール受信者の名前を入力してOKをクリックし、テスト メッセージを送
信します。
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6
API
Enterprise PDM API の使い方についての情報は、Enterprise PDM Programmer's Reference Guide
を参照してください。 このガイドにアクセスするには、アドイン(Add-ins)を右クリックし、
Programmer's Reference Guideをクリックします。
この章では以下の項目を含みます:
•
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•
アイテム用の API のサポート(API Support for Items)
ユーザーおよびグループ用の API メソッド(API Methods for Users and Groups)
Dispatch のカード変数の設定コマンド(Dispatch Set Card Variable Command)
アイテム用の API のサポート(API Support for Items)
Enterprise PDM で、アイテム用の API を提供するようになりました。
API を使用して、次のようなカスタム タスクを実行するためのアプリケーションを作成できます。
•
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•
•
Enterprise PDM と ERP、MRP、その他の外部システムとのアイテム同期
Enterprise PDM へのアイテムのインポート
レポート生成のための情報へのアクセス
アイテムの番号付けのカスタマイズ
具体的な API 機能には、次のようなものが含まれます。
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•
•
アイテムの読み込み、修正、作成
ファイルからアイテムを生成
子アイテムおよびファイルへのアイテム リンクの読み込み、修正、作成
アイテム部品表(BOM)の読み込みと修正
アイテムを検索しアイテム エクスプローラで開く
ユーザーおよびグループ用の API メソッド(API Methods for Users
and Groups)
ユーザーおよびグループ用の既存 API メソッドが拡張されました。
API を使用して、次が可能になりました。
•
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•
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既存ユーザーからの権限と設定のコピー
ユーザーおよびグループへのフォルダ権限の割り当て
既存グループへのユーザーの追加、および既存グループからのユーザーの削除
既存ユーザーおよびグループの削除
ユーザーおよびグループのフォルダ権限のチェック
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API
Dispatch のカード変数の設定コマンド(Dispatch Set Card Variable
Command)
Dispatch モジュールに新しいコマンド、カード変数の設定(Set card variables)が追加されま
した。 このコマンドでは、ファイルとフォルダのデータ カード変数を、ユーザー指定の値に設定し
ます。 管理者はカード変数の設定(Set card variables)コマンドを選択、設定し、アクションに
追加できます。
カード変数の設定(Set card variables)コマンドにアクセスするには、次を実行します。
1. アドイン(Add-ins)を展開し、Dispatchを右クリックして、アクションの管理(Administrate
Actions)を選択します。
2. アクションの管理(Administrate Actions)ダイアログ ボックスで、追加(Add)をクリック
します。
3. アクションの編集(Edit Action)ダイアログ ボックスで、追加(Add)をクリックします。
4. コマンドを選択(Select command)ダイアログ ボックスで、カード変数の設定(Set card
variables)を選択します。
カード変数の設定(Set Card Variables)ダイアログ ボックスを使用して、次を実行します。
• コマンドを設定して、対象のファイルやフォルダ、データ カード変数、コンフィギュレーショ
ン、および変数値を指定します。
• 変数値は静的文字列として、または Dispatch 変数を使用して構築されたパラメータ化変数とし
て指定します。
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7
インストレーション(Installation)
この章では以下の項目を含みます:
•
事前定義済みのデータ セット コンフィギュレーション(Predefined Data Set Configurations)
事前定義済みのデータ セット コンフィギュレーション(Predefined
Data Set Configurations)
Enterprise PDM では、データ カード、ワークフロー、部品表(BOM)の列セットで構成される、
複数の事前定義済みコンフィギュレーションを提供しています。 Enterprise PDM をよりスムーズ
に使い始めることができるように、ボルトを作成する際、どのコンフィギュレーションをインポー
トするかを選択できます。
コンフィギュレーションは、.cex ファイルを使用して定義されます。
コンフィギュレーションを選択するには、アドミニストレーション ツールでサーバー名をクリック
し、新しいボルトを作成(Create new vault)をクリックします。 ボルトを設定(Configure
vault)画面で、Enterprise PDM に同梱して出荷される標準コンフィギュレーションの 1 つを選
択します。
空(Empty)
ファイルのないデータ フォルダを作成します。 これにより、データ
カードやワークフローなどのオブジェクトのインポートや作成がより
簡単になります。
デフォルト(Default)
以前のバージョンの Enterprise PDM からデータ セットをインス
トールします。
クイック スタート(Quick 事前定義済みのグループと権限を持つ単純なデータ セットをインス
Start)
トールします。 初めて Enterprise PDM をインストールする企業が
本稼動環境で簡単にソフトウェアを使用できます。
管理者エクスポート ファイルに基づいたカスタマイズ済みデータ セットがすでに存在する場合、そ
れを指定してインポートできます。
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ドキュメンテーション
(Documentation)
この章では以下の項目を含みます:
•
Web ベースのドキュメンテーション(Web-based Documentation)
Web ベースのドキュメンテーション(Web-based Documentation)
SolidWorks Enterprise PDM のドキュメンテーションは Web 上で利用可能になりました。
ヘルプにアクセスすると、デフォルトで Web バージョンのドキュメンテーションが Web ベース
のビューアで表示されます。 インターネット接続が使用できない場合などは、ローカルのヘルプ
ファイル(.chm)の使用を選択することもできます。
Web バージョン ヘルプの利点:
• 適切性ランキング、スペル修正、結果の簡単な説明、ガイド ナビゲーションによる適切なトピッ
クの識別を含む、検索機能が強化されました。
• 次トピックと前トピックのボタンと階層リンク ナビゲーションを含む、トピック ナビゲーショ
ン機能が強化されました。
• 各ヘルプ トピックのフィードバックをドキュメンテーション グループに直接送信できます。
• サイズの大きなコンパイルされたヘルプ(.chm)ファイルをダウンロードせずに、最新のドキュ
メンテーションにアクセスできます。
SolidWorks Enterprise PDM ヘルプメニュー上の SolidWorks Web ヘルプを使用(Use
SolidWorks Web Help)を選択、または選択解除して、ローカルヘルプと Web ベース バージョン
のヘルプを切り替えます。
SolidWorks Enterprise PDM Programmer's Reference Guide はローカルにインストール
された .chm ファイルのみで使用可能です。 このファイルにアクセスするには、アドイン
(Add-ins)を右クリックし、Programmer's Reference Guideを右クリックします。
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