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調剤内規 - 石巻赤十字病院

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調剤内規 - 石巻赤十字病院
調剤内規
石巻赤十字病院
薬剤部
改定履歴
2007 年 4 月 00 日改定
2007 年 5 月 14 日改定 セルシンシロップの払い出し容器について追加
2007 年 6 月 00 日改定
2007 年 12 月 4 日改定 軟膏の配合禁忌の疑義紹介について追加
2008 年 3 月 27 日改定 点眼剤の遮光袋について追加
2008 年 5 月 29 日改定 倍散に使用する乳糖を乳糖「ホエイ」に変更
小児科で処方される塩化ナトリウムの払い出し方法を追加
2009 年 2 月 2 日改定 ラックビー微粒Nの払い出し方法を追加
2013 年 8 月 19 日改定 全面改訂
2013 年 11 月 15 日改定 眼科異常時指示「ダイアモックス錠」「アスケート錠」は PTP で調
剤
2014 年 2 月 18 日改定 軟膏壺のすり切り中止。処方の g 数を量りとり最適軟膏壺で調剤
2014 年 11 月 18 日改定 院内処方となる場合を追加
2015 年 4 月 1 日全面改定
2015 年 11 月 5 日改定 定期処方薬の曜日の変更
Ⅰ.はじめに
1)調剤かごについて
調剤の際にはかごに薬剤を入れる。
緑かご:当日分
青かご:翌日分
赤かご:至急処方・麻薬処方・退院時処方(当日)
2)気送管での搬送依頼
・気送管での搬送希望の薬剤は処方箋に赤字で「気」と記入、または「気送管」印を押す。
→詳細は気送管の運用マニュアルを参照。
3)入院処方箋
・入院処方箋には定期・臨時・退院・麻薬処方箋がある。
・入院処方は当日服用開始分と翌日服用開始分の2日分が出力されるように設定している。
4)外来処方箋について
・外来処方箋は院外で調剤するものと、院内で調剤するものがある。
・外来処方の処方日数は麻薬、向精神薬、販売後 1 年に満たない薬品以外は原則、制限は
ない。
・外来処方には薬情書とお薬手帳シールを添付する。
5)院内処方・院外処方について
・外来処方は原則として平日の月~木:8:00~19:30、金:8:00~18:00 日曜・祝日:8:30~
16:30 は院外処方箋として発行。ただし当院職員、他の診療科で同じ日に院内処方箋が発
行された場合、および以下の薬剤が処方されている場合は院内処方箋として発行される。
・院内製剤
・サレド
・レブラミド
・エピペン
・外来化学療法の患者で当日使用分として処方された前投薬
・以下の条件に該当する患者さんは院内処方となる。
・インスリンポンプ療法(CSII)の患者(糖尿病内科)。
・骨髄バンクの自己血採血の患者のフェロミア(血液内科)
・多焦点レンズを入れた患者(眼科)
・高額療養費申請中の患者
・当日院内で診察・処置・治療中に使用する薬のある患者
・医事会計上、必要と認められた患者
9)外来各科・病棟への払出しについて
・各部署へ在庫として払い出す場合は使用期限を記載する。
※外用薬は個々に使用期限の記載のある薬が多いが、内服薬は記載のない薬が多いので注
意。
・
10)調剤方法の特記事項について
・調剤室の外来処方箋発行プリンターの脇にあるファイルまたは処方歴(部門システム:
TOSHO)の患者メモに記載する
11)病棟の定期処方について
・病棟の定期処方日は以下のようになっている。
【水曜日】4 階西・6 階東・6 階西
【木曜日】4 階東
【金曜日】3 階東
12)調剤内規の管理について
・調剤内規の管理は調剤チーム責任者が行う。
・修正・追加・削除を行った場合は速やかにスタッフに周知を行う。
Ⅱ.散剤・細粒剤・顆粒剤
1)調剤について
下記の例外を除き原則として同一の用法・日数の処方は混合調剤する。
(例外)
・小児科処方(小児科処方は Rp ごとに調剤する)
・分包品が採用になっているものは混合せず単独で調剤する。ただし、1回量が分包品の
規格で割り切れない場合は分包品をバラして秤量分包する。
2)単独で調剤する薬剤
以下の医薬品については原則として単独で調剤する(賦形剤を含め、他の医薬品と混合し
ない)
。ただし、小児科処方は Rp ごとに調剤する。
・麻薬
・抗生剤
・漢方薬
・院内製剤(倍散)
・塩化ナトリウム
・酸化マグネシウム
・臭化カリウム
・臭化ナトリウム
・テオドールDS
・炭酸水素ナトリウム
・沈降炭酸カルシウム
・マブリン散
・リン酸ジヒドロコデイン散
・ロイケリン散
・タミフルDS
・ピラマイド原末
・イスコチン末
3)賦形剤の添加について
・1回量が 0.1g未満のとき、2歳未満では 0.1g/回、2歳以上(成人を含む)では 0.2g/回
の賦形剤を加える。
1回量に加える賦形剤の量
2歳以上
0.2g
2歳未満
0.1g
・賦形剤はEFC乳糖とする。例外としてイスコチン末、ピラマイド原末は含量が低下す
るため、賦形する際はバレイショデンプンを使用する。
・乳糖不耐症患者には賦形剤としてバレイショデンプンを使用する。
・糖尿病患者の賦形剤は乳糖を使用する。
・顆粒剤、細粒剤、ドライシロップ剤には原則として賦形剤を加えない。
・小児に対して止瀉薬として用いる以下の医薬品には賦形剤を加えない。
・アドソルビン末
・エンテロノンR
・タンニン酸アルブミン ・ビオフェルミンR散
・ガランターゼ
・ミヤBM細粒
・ラックビー微粒N
4)倍散について
・現在、使用頻度が低いため、必要時検討し、ミーティングでスタッフへ周知する。
5)説明書の添付が必要な薬剤
・ジスロマックSR成人用DS
・タミフルDS
・ニフレック(取手も添付)
・モビプレップ
・クラバモックス小児用DS
6)その他

アミノレバン、エレンタール、ヘパン ED はフレーバーを添付する。また初回の場合
には溶解ボトルも添付する。

マグコロール P は「紙コップ」
「説明書」とあわせて専用袋に入れる。

救急外来の「薬用炭+D ソルビトール」は外来在庫から使用するので、処方が出たら
2剤とも容器ごとビニール袋に入れ、補充分として払い出す。

小児科の塩化ナトリウムは投薬瓶(透明瓶+白蓋)に入れ精製水で溶解して払い出す。

塩酸バンコマイシン散は矯味液が必要かどうか病棟担当薬剤師もしくは看護師に確認
する。払い出した際は調剤歴(部門システム:TOSHO)の患者メモに登録する。

クラバモックス DS は入院・外来ともに溶解して払い出す。

ジスロマック成人用は入院・外来ともに溶解せずに払い出す。

ヨウ化カリウムの調剤方法については「ヨウ化カリウムの処方量について」(2004.4.22)
を参照。容器は遮光容器を使用する。

抗がん剤の分包品(ユーエフティ配合顆粒 T、ティーエスワン配合顆粒 T)の開封はしな
い。
Ⅲ.錠剤・カプセル剤の調剤
1)調剤について
・PTP調剤を原則とする。
2)半錠に分割する薬剤
・薬効が損なわれるもの、薬物動態に変化をきたすものは原則として半錠にしない。
・半錠(0.5 錠)にした薬剤は薬品名を印字し分包する(規格は不要)。
例)レドルパー D 錠 0.25mg → レドルパーD と印字
3)錠剤の粉砕・脱カプセル
・原則として錠剤を粉砕する場合、1回量が 0.1gに満たないときは、2歳未満で 0.1g/回
2歳以上(成人を含む)で 0.2g/回の賦形剤を加える。
・以下の薬剤は原則として粉砕・脱カプセルは行わない。
・細胞毒性のある薬剤
・採用品に散剤のある薬剤
・薬効が損なわれる薬剤
・嚥下困難の場合、通常、簡易懸濁法で対応していただく。
4)一包化について
・処方箋に「一包化」「病棟管理」の記載がある場合は原則一包化する。
・処方箋に一包化の指示がある場合は一包化する。
・過去に一包化で調剤を行った履歴がある場合は原則一包化する。
・脳神経外科の入院処方は一包化する。
・錠散一包化は行わない。
・コンベアに入れた薬剤のPTP包装は錠剤と併せて監査に出す。
5)別包とする薬剤
以下の薬剤は一包化する際に別包とする。
・クレメジンカプセル
・マグミット錠
・ピコスルファートナトリウム錠
・ワーファリン錠
・レナジェル錠
6)一包化を行わない薬剤
以下の薬剤は一包化の要件を満たしても一包化しない。
・麻薬
・覚せい剤原料
・睡眠導入剤
・下剤
・抗悪性腫瘍剤(ばら錠以外) ・頓服薬
・治験薬
・アクトネル錠 17.5 ㎎
・アボルブカプセル
・イメンドカプセル
・エパデールカプセル
・エルカルチン錠
・オーグメンチン
・カバサール錠
・アカルボース錠
・コレバイン錠
・コンサータ錠
・サレドカプセル
・シュアポスト錠
・ジプレキサザイディス
・シングレアチュアブル
・シングレア錠
・スンベプラカプセル
・ゾーミックRM
・ダクルインザ錠
・タケキャブ錠
・チガゾンカプセル
・デパケン錠
・テラビック錠
・ナゼアОD錠
・ネオーラルカプセル
・プラザキサカプセル
・プロスタグランディン錠
・ホスレノール錠
・マクサルトRPD錠
・ラジレス錠
・レブラミドカプセル
・リウマトレックスカプセル
・ランサップ
・レベトールカプセル
・アレンドロン酸 35 ㎎
・デノタスチュアブル錠
・ランピオン
7)経管投与
経管投与の指示がある場合は「病棟管理」となり、簡易懸濁法によって投与されるため、
一包化する。
8)その他

カバサールは専用の投薬袋に入れて払い出す。

サレドの払い出し方法は「サレド払い出しマニュアル」を確認

チラーヂンS錠 50 が長期処方された患者において、1回服用量が整数でない場合(半
錠)においても、総投与量分の錠剤をPTPのまま調剤することが可。ただし、総投与
量において半錠が出たときは、その分だけ分包して投与する。
例)チラージンS50
1.5 錠
分1 朝食後 35 日分
→ PTPで 52 錠 + 分包で 0.5 錠で払い出し

レブラミドの払い出し方法は「レブラミド払い出しマニュアル」を確認。

ワーファリン錠の 1/4 錠(0.25 錠)処方を調剤する場合、0.25 錠分のみ粉砕し、整数の処
方分は PTP のまま調剤する。
※ワーファリン錠 1mg 0.25 錠 = 約 0.05g 要賦形

ワーファリン錠の 3/4 錠(0.75 錠)処方を調剤する場合、0.75 錠分のみ粉砕し、整数の処
方分は PTP のまま調剤する。
※ワーファリン錠 1mg 0.75 錠 = 約 0.15g 賦形不要

循環器内科で「PCI 直後1回で全て内服」とコメントがある処方は病棟在庫の補充分
としてオーダーされているため PTP で調剤する。

眼科でダイアモックス錠 250mg、アスケート錠 300mg「異常時指示」のコメントがあ
る処方は、病棟在庫の補充分としてオーダーされているため PTP で調剤する。

整形外科手術後のDVT予防のリクシアナ錠 10 日分で処方された場合はPTPで調剤
する

ユービット錠を払いだす場合は 1 錠につき呼気採取バッグを 2 枚添付する。

アーガメイトゼリーはフレーバーを添付する。
Ⅳ.内用液剤
1)容器
透明:30、60、100、150、200、300、500mL
褐色:10、30、60、100、300、500mL
※褐色 10mL は検査のガスコン専用
・内用液剤の場合は白キャップをつける。
・トータル量を超えない最小の容器を選択する。
2)調製について
・原液投与は多少多めに計量するが、1 回服用量のみの処方(トリクロリールやガスコン)は
正確な量を計る。
・水剤は他の散剤、DS 剤との混合調剤は行わない。
・包装規格品で調剤できるものは包装規格品を優先する。
・小児(15 歳以下)において、別 Rp であっても、同じ用法、同じ処方日数の場合には混合調
製を行ってもかまわない。
3)薬杯・スポイト・シリンジ
・薬杯は1処方に対して1個添付する。
・先曲スポイトは2歳未満の場合のみ1処方に対して1個添付する。
・3西病棟 NICU(D チーム)の小児科において、入院処方では「スポイト」や「計量カップ」を
添付しない、退院処方では添付する。
4)賦形
・1回の服用量が割り切れない場合または小数の場合は、整数となるように最少量の精製
水(局方品)を加える。このとき投薬瓶の目盛を目安にする。(足りないと問い合わせが来
るため)
※注意 賦形に使う精製水は開封後冷所に保管し 3 日間を過ぎたものは使用しない。
・3西病棟 NICU(D チーム)の小児科の入院処方では、看護師がシリンジで計って投与して
いるため賦形は行わない。
6)単独(組み合わせ水剤)で調剤する薬剤
以下の医薬品は単独で調剤する。また『‡』が付いた薬品は原液のまま調剤する。
・アルファロール内用液‡
・アルクレイン内用液‡
・イトリゾール内用液‡
・インクレミンシロップ
・エピレナートシロップ‡
・ガスコンドロップ
・カロナールシロップ
・ジゴシンエリキシル‡
・セルシンシロップ
・デカドロンエリキシル‡
・ファンギゾンシロップ‡
・フェノバールエリキシル‡
・ポンタールシロップ‡
・マルファ液‡
・ミオカーム内用液‡
・リフォロースシロップ‡
7)包装容器での払出しについて
以下の薬品は処方量が包装の容量以上となった場合、原則として包装のまま払い出し、端
数分は適切な投薬瓶に入れ調剤する。
・アルクレイン内用液
・イソバイド
・アルファロール内用液
・エピレナートシロップ
・ファンギゾンシロップ
・マルファ液
・リフォロースシロップ
8)遮光容器で調剤する薬剤
以下の医薬品については褐色の投薬瓶で調剤する。
・アルファロール内用液
・インクレミンシロップ
・ジゴシンエリキシル
・セルシンシロップ
・ファンギゾンシロップ
・イトリゾール内用液
9)冷所の注意が必要な薬剤
以下の医薬品は調剤した場合、専用の冷所シールを容器に貼る(未開封のものも含む)。
・アルクレイン内用液
・イソバイド
・マルファ液
・リフォロースシロップ
10)経腸栄養剤について、
・エンシュア、エンシュアH、エネーボ、ラコールNF、ラコールNF半固形を払いだす
際は、1 日に必要な本数×日数で計算して払い出す。
(開封したものは日付を跨いで使用しないよう NST より通達あり)
例)エンシュア 600mL 分3 3日分
→3缶(1日に必要な本数) × 3日分 = 9缶
11)その他

アヘンチンキの調整方法は「アヘンチンキの調製方法」を参照。

ガスコンドロップが1回分で処方された際は 10mL の容器を使用する。

ケイツーシロップが3西病棟で処方された場合、退院処方でなければ病棟在庫から使
用していただくため、処方箋では払いださない。

ロタリックス内用液が小児科外来で処方された場合、小児科外来のスタッフが受領す
るため、監査後はワクチンを払い出す注射トレイへ入れる。

アルファロール内用液が 3 西病棟(NICU)で処方された場合、原則、包装単位(10mL)
で払いだす。

アルファロール内用液を小分けして払い出す量が 7~10 mL の場合は、
未開封の 10 mL
のボトル 1 本で払いだす。

服用時期は医師の指示通りとするが、特に指示がない場合においては、年齢を考慮し、
食前もしくは食後の判断をする。ただし、耳鼻科以外で処方されたポンタールシロッ
プ、デカドロンエリキシルは食後とする。

エルカルチン FF 内用液を払いだす際は、専用のキャップも添付する
Ⅴ.外用剤の調剤
包装規格品がある場合は、包装規格品を優先して調剤する。
外来処方、退院処方には製品同封の説明書を原則添付する。
1)外用液剤について
・外用液剤は包装規格品の規格量で調剤可能な場合を除き、赤キャップをつけた投薬瓶を
用いて調剤する。
①容器
透明:30、60、100、150、200、300、500mL
褐色:30、60、100、300、500mL
・トータル量を超えない最小の容器を選択する。
2)軟膏、クリーム、ローションなど
①容器
5g、10g、20g、30g、50g、100g、500g
・容器のフタに用法と使用部位、底面に薬品名を記載する。
・使用する場合は容器の数を少なくするよう選択する。
例)軟膏 50g → × 20g 容器 1 個、30g 容器 1 個
○ 50g 容器1個
②混合
混合の指示が無くても1つの Rp 内に複数の薬剤が処方されている場合は原則として混
合する。
③チューブとボトルの両方を購入している製剤に関しては原則として1回の処方で 10 本ま
ではチューブで払い出す。
④秤量
処方せんで指示されたg数を量りとり、最も適した軟膏壺に入れる。
3)坐剤・腟坐剤
・外来処方、退院処方には薬品同封の説明書を添付する。
・外来処方、退院処方には 1/2 個など分割を必要とする指示の際には目安となる線をペンで
書き、使用時に分割していただく。
・坐薬は回数分を払い出す
例)アルピニー坐剤 100mg 1/2 個 3回分 → 3 個払い出し
・プレグランディン腟坐剤は母体保護法指定医のみが処方可能な薬剤のため、払い出し方
法は「プレグランディンの払い出し方法」を参照。
4)貼付剤
・消炎鎮痛剤などは袋単位での処方とする。
・貼付剤は回数分を払い出す
例)ホクナリンテープ 0.5mg 1/2 枚 3回分 → 3枚払い出し
・入院処方のデュロテップパッチ・フェントステープには回収袋を1処方につき1枚添付
する。またデュロテップパッチには日数分の日付シールを添付する。
5)点眼剤・点耳剤・点鼻薬
・用時溶解のものは溶解せずにそのまま払い出す。
・プリビナ点鼻液は噴霧容器(15mL)にて払い出す。
・保存用の袋が同封されているものは入れて払い出す。
・眼軟膏は製品同封の説明書がない場合「眼軟膏の上手なつけ方」をつけ払いだす。
・点耳薬は製品同封の説明書がない場合「点耳薬の使い方」をつけ払いだす。
6)吸入剤
・以下の薬品では入院中初回の場合には専用吸入器をつけ払いだす。
・スピリーバカプセル
・オンブレス
・シーブリ
・ウルティブロ
7)吸入液剤
・汚染防止のため単独で調剤する。
・薬剤部で液剤混合は行わない。
・定期・臨時処方の場合、以下の吸入液は処方箋で払い出さない。
(薬品請求伝票で請求してもらう)
・アスプール液 50mL
・アレベール吸入液 100mL
・ビソルボン吸入液 45 mL
・メプチン吸入液 30 mL
・ベネトリン吸入液 30 mL
・定期・臨時処方の場合、吸入用として処方されている生理食塩水は払い出さない。
(病棟在庫から使用してもらう)
8)消毒剤
・安全のため容器に「消毒剤飲めません」のラベルを貼付する。
・イソジン液は遮光容器とする。
9)院内製剤について
・外用の院内製剤については院内製剤集を参照。
10)その他

リフォロースシロップが注腸で処方された場合、透明容器+赤キャップに入れ、ラベ
ルを「のみぐすり」から「外用薬」に直して払い出す。

エアゾール剤のスペーサーについては従来の製薬メーカーの無償提供は供給終了とな
っているため、患者さま自身で直接購入していただく。
Ⅵ.注射剤(投薬)
調剤室で取り扱う注射剤についてここに記す。
1)インスリン製剤・GLP-1 アナログ製剤について
・バイアル瓶以外は外箱を外して調剤する。
・キット製剤には説明書をつけて払い出す。
2)注射針について
・自己注射を行う薬剤の針(ペンニードル、マイクロファインプラスなど)は処方箋にあって
も薬剤部から払い出さない。(医療材料であるため中央倉庫からの払い出しとなる)
3)自己検査用グルコースキットについて
...
・体外診断用医薬品であるため薬局払い出しとなる。
・ダイアセンサー
・ニプロ FS 血糖センサー
・LFS クイックセンサー
※ミントセンサーは病棟のみで使用されるため中央倉庫からの払い出しとなっている。
4)エピペンについて
・詳細は「エピペンのフロー」を参照。
5)在宅について
・在宅にて使用する注射剤については、オーダリングの「注射」ではなく「投薬」から医
師に処方してもらい払い出す。
※赤チューの「投薬」からオーダー入力できない場合は、点数マスタの自動算定区分2の
13 行目を「0:共通」へ設定する必要があるためスーパーユーザーに依頼を。
※保険請求が認められるかについては資料「在宅医療における自己注射等のために投与さ
れる薬剤」を参照。不明なときは医事課へ確認する。
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