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置農インフォメーションUPしました。

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置農インフォメーションUPしました。
学校行事の秋! みんなで創った置農祭
LOVE
~青春搾り100%~
10月18日(金)、19日(土)の2日間、本校最大の生徒会行事「置農祭」が開催さ
れました。今年のテーマは、「全校生に自分を大好きになってほしい。自分のことを大好き
になることができたら、一人ひとりの個性が活きて、置農が今まで以上に輝くことができ
る。そして一人ひとりの個性を活かすことで、それぞれの高校生活(青春)を彩りたい。
」
という気持ちを込めて、LOVE ~青春搾り100%~ と設定しました。夏休み前か
ら生徒会役員は準備に取り掛かり、全校生が1つになって盛り上がるにはどのような企画
にしていけばよいか、一人ひとりが意見を出し合い、悩み、試行錯誤の中で取り組んでき
ました。置農祭当日が近づくにつれ、土日や祝日もなく、役員は準備に追われました。特
に1週間前となると、準備は本当に間に合うのだろうかという不安を打ち消しながら、毎
日遅くまで準備に取り組みました。そしていよいよ当日がやってきました。1日目の午前
は開祭式と全校企画、フリーパフォーマンスです。開祭式は「どらえもん」も登場し、生
徒の笑いを誘いましたが、全体としてまだ硬い印象でした。全校企画は、
「写真によるモザ
イクアート」です。生徒のみなさんのこれまでの学校生活の様子を撮りためていた写真を使
完成後のモザイクアート
って、2人の生徒で作るハートマークを描きました。クラス毎に小さな写真を1つ1つ切り貼りしての芸術作品です。完成後
は全校生徒で記念撮影を行いました。フリーパフォーマンスは、ダンスによるパフォーマンスが中心でした。それぞれが独創
的なダンスを披露し、先ほどまでやや硬かった生徒のみなさんも次第に盛り上がってきたようです。そしてテレビのバラエテ
ィ番組で放送された、歌舞伎の「飛び 六方」を忠実に再現するパフォーマンスまで飛び出し、たいへん盛り上がりました。
響け
ハーモニー
とどけ
あなたの心へ
1日目の午後は、クラスマッチ形式の「合唱コンクール」です。各クラスとも
この日のために、朝や昼そして放課後と練習を重ねてきました。クラスによって
人数に差があったり、男女数に差があったりと、クラスによってハンデはありま
すが、全クラス真剣に取り組みました。体育館は美しいハーモニーが響き、思わ
ず歌声に引き込まれてしまいました。全クラスが発表を終えて、優勝は「虹」を
合唱した園芸活用科3年でした。発表後、大きな拍手に包まれ、担任、副担任の
先生も入ってアンコールに応えてくれました。また、最優秀指揮者賞には、生物
生産科2年の長谷部喬君が選ばれました。
1日目の最後は、明日の一般公開を広報するパレードです。吹奏楽部、演劇部
の皆さんから協力してもらい、夕方の川西町内を演奏と踊りを交えて、町民の皆
さんにしっかりPRしてきました。
好天に恵まれた一般公開
山形県立置賜農業高等学校広報紙
「いま置農生は頑張る」
平成25年度
第2号
置農 インフォメーション
山形県立置賜農業高等学校広報委員会 平成 25 年 11 月発行
999-0121 川西町大字上小松 3723 TEL 0238(42)2101
FAX 0238(42)2103
ホームページ http://www.okitama-ah.ed.jp
メール yokitama @ pref-yamagata.ed.jp
見せましょう
置農高の底力を
校
長
佐
藤
広
行
「誰かのために闘える人間は強い」「見せましょう東北の底力を」という東北大震災後の
本拠地開幕戦で行った嶋選手のスピーチの一節の通り、東北のプロ野球チーム楽天イーグ
ルスが見事日本一に輝き、まだまだ道半ばともいえる復興に向けて大きな力と勇気を与え
てくれました。
本校でも春から丹精込めて育ててきた穀物、野菜、果実等を収穫できたことに感謝し、
更なる「元気・活気・勢いのある学校」づくりを目指しているところですが、実りの秋を
過ぎて冬を迎えるにあたり、これまで以上に地域の皆様方との連携を深め、新しいプロジ
ェクト活動の実践に取り組み、次年度への土台をしっかりと築いていかなければならない
時期と考えています。学校の中心的役割もこれまで本校を牽引してきてくれた3年生から
1,2年生に少しずつ移行して来ましたが、これまでの伝統をしっかりと受け継ぎながらも新しいことへ挑戦する勇気と気概
をもって、部活動、生徒会活動、農業クラブ活動、地域貢献活動等に全員で「置農高の底力」を見せることができるよう頑張
ってまいります。叱咤激励も含めてご声援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
第64回日本学校農業クラブ全国大会(首都圏大会)結果報告
園芸活用科3年の合唱の様子
大盛況の模擬店
2日目は一般公開です。教室を使ってのクラス発表。各文化部の発表や展示、バン
ド演奏、模擬店と大にぎわいの盛り上がりでした。今年から始めた企画に、記念タオ
ルの作成・販売がありました。かわいい牛のイラストの入った白地のタオルで、これ
も大好評で完売しました。クラス展示は、お化け屋敷や昔懐かしい縁日のお祭り、迷
路やクイズ、梅干しの種飛ばし、学習内容展示などバラエティーに富み、環境緑地科
3年が最優秀賞を受賞しました。文化部の発表は、美術部と科学コンピュータ班の展
示、生活班の展示・販売、茶道班のお茶会、演劇部と吹奏楽部の発表がありました。
模擬店は、各クラスから7店、農業クラブ、PTAからの出店もいただき、例年以上
の店舗数と盛り上がりでした。うどんや焼きそば、芋煮におにぎり、唐揚げにもつ煮
など、どれも美味しくいただきました。また、本校の農産物販売、手作りパン販売も
何を作っているのかな?
大盛況で、たくさんの方に買っていただきました。本当にありがとうございました。
一般公開終了後の午後からは、体育館で「逆ミスター・ミスコンテスト」です。これは男子が女装、女子が男装し、かっこ
よさ、美しさ、そしてなりきり度を競うコンテストです。暗くなったステージ上と用
意されたランウェイに登場する各ミスター・ミスは、カッコイイ人、美しい人、「ア
ッ、こういう人普通に見かけるな」となりきっている人、みなレベルが高く、優劣つ
けがたいと審査員も困っている様子でした。最後に校長先生の紹介により、新任の先
生方による「ミス&ミスター」が登場、「えっあの先生が、まさか」という思いの中、
ダンスのパフォーマンスもあり、場内の盛り上がりは最高潮に達しました。
最後の閉祭式では、置農祭実行委員のパフォーマンスも飛び出し、最後の盛り上が
りを見せ、短く楽しかった2日間の終わりを惜しみながら幕を引きました。実行委員
の皆さん、長い間の準備、様々なパフォーマンス、本当にお疲れ様でした。
作成したオリジナルタオル
第64回日本学校農業クラブ全国大会平成25年度首都圏大会は、全国から332校・1864人のクラブ員が参加し、
10月22日~24日の三日間にわたり、東京都渋谷区・杉並区・品川区、埼玉県北葛飾郡杉戸町、千葉県成田市・茂原市
・千葉市、神奈川県海老名市で開催されました。競技会では、農業鑑定競技会及び家畜審査競技会に本校から参加し、会議
では、クラブ代表者会議の他に、今年度は農業クラブ東北連盟事務局を本校が担当したこともあり、秋季代議員会にも農業
クラブ会長が参加しました。家畜審査競技では、審査場の防疫体制は徹底され、選手が集中して審査できる環境に整備され
ており、本校から競技に出場した生物生産科2年江川史典君が優秀賞を獲得することができました。また、農業鑑定競技会
では、参加人数が1,000名以上となる競技会のため、昨年度に引き続き、「農業」「食品科学」が2レーン、「園芸」が3
レーンの計13レーンとして競技時間の短縮が図られました。出場選手の態度は、競技中はもちろんのこと、その前後にお
いても整然として立派なものでした。しかし、記述問題や40秒問題の正解率が低く、十分力を発揮できなかった生徒もお
り、来年への課題となっております。来年は課題を克服し、多くのコースでぜひ入賞できるよう期待しております。
(農業クラブ担当 中川 聡)
【大会結果】
<農業鑑定競技会>・・・入賞なし
農
業コース:生物生産科2年 長沼洋明(長井北中出身)
農 業 科2年 渋谷朋花(米沢六中出身)
園
芸コース:園芸活用科3年 玉橋成美(高畠二中出身)
農業土木コース:環境緑地科3年 松本拓也(米沢二中出身)
<家畜審査競技会>(公開種目)
生物生産科2年 江川史典(宮内中出身)・・・優秀賞
<クラブ員代表者会議>
生物生産科2年 渋谷珠優(米沢六中出身)
<代議員会>
生物生産科3年 青木わかな(米沢三中出身)
全国大会の会場前で
家畜審査競技全国大会に参加して
生物生産科2年
江川
史典
全国大会に行く前は、目標である入賞にたどり着けるか、とても心配でしたが、いざ会場に行くと絶対に入賞するぞ
と強く思いました。実際の競技は難しく大変でしたが、やってきた事をしっかりできたと確信しました。結果は優秀賞
でした。指導して下さった新野先生をはじめとする畜産関係の先生方、本当にありがとうございました。
農業クラブ東北連盟大会開催
川西町が主会場
東北各県の選手の皆さんを
お・も・て・な・し
全国大会への出場をかけた、東北ブロック大会の開催。各県連盟大会を
勝ち抜いた選手が、この山形の地に一堂に会しました。事務局として万全
の体制でお迎えする準備をして参りましたが、4月当初は私自身も農業科
生徒と共に飯豊の地からやって参った為、近年のブロック大会の運営状況
を把握しておらず、以前の大会写真や資料を確認しながらイメージ作りを
行いながらの暗中模索での作業となりました。大会要項・ポスターの作成、
出場申し込みの受付と確認、パンフレットのデータ入力など目まぐるしい
4ケ月となりました。
東北ブロック大会は、平成25年8月29日(木)、30日(金)の2
日間、川西町フレンドリープラザ、JA山形おきたま、川西町農村環境改
善センターの各会場で、プロジェクト発表会、意見発表会、クラブ活動紹
介の各競技会、そして東北連盟代議員会、大会式典、クラブ員のつどい等
実施しました。川西の地に東北各県から500名程の選手、引率の先生、
大会式典「表彰式」(フレンドリープラザ)
来賓の皆様をお招きしたことになります。
大会期間中は、多くの先生方にお声掛け頂き、受付から競技会の進行・
運営に渡ってご支援とご協力を頂きました。また、本校の野球部や陸上部の
みなさんからは駐車場の案内、整理。茶道部のみなさんにはお茶の接待。農
業クラブ役員のみなさんには、進行などの運営上のお手伝いを頂くことで、
細部まで配慮の行き届いた運営を行うことができました。また、吹奏楽部の
みなさんには、クラブ員の集いで素晴らしい歓迎の演奏をしていただきまし
た。そして、何よりも本校生徒全員が2日間聴衆となり、素晴らしい発表の
数々を見せて頂いたことも本校生のおもてなしの1つだったと考えます。
大会開催にあたって山形県産業振興協議会をはじめ川西町、上山市、天童
市等のご協力がなくては、この度の大会を成功裏に運営することはできませ
んでした。この場をお借り致しまして、深く御礼申し上げます。6年後には、
力のこもった意見発表
52年ぶり2回目の全国大会が本県で開催されます。参加選手や指導顧問の先生方は合わせて5千人を超え、競技会や式典
の運営にも綿密な計画と準備が必要となります。日本の農業を担う農業高校生の集いに、地域の皆様方のご協力を何卒よろ
しくお願い致します。
(担当 菅間 裕一)
大会運営に係わって
生物生産科3年 農業クラブ会長 青木わかな(米沢三中出身)
何週間も前から東北大会の準備を進めてきました。5月の東北連盟代議員会で大会概要が決定し、大会が近づくにつ
れて緊張は大きくなりました。大会での失敗は許されません。一人ひとり担当する仕事の責任も大きく感じており、会
場がバラバラということもあって、それぞれ連携して競技を進めることは大変困難でした。しかし、トランシーバーや
通信機器に頼りながら、スムーズに運営することができました。当日は、川西町町長 原田様や山形県教育長 菅野様を
はじめ、多くの来賓の方をお招きし、私たちのプロジェクト発表や意見発表をご覧いただきました。大会終了後に、皆
様から多大なるお褒めの言葉をいただきました。運営にご協力くださった先生方、クラブ員の皆さん大変にありがとう
ございました。
運営を担当して 園芸活用科3年 大竹成美(宮内中出身)
東北大会の運営は予想以上に大変なものでした。ポスターを地
域内に配布し、掲示してもらったりなど大会までの準備を振り返
ると、とても忙しかったと思います。大会前日のリハーサルでは
順調にいっていたものの、当日に変更があり臨機応変に対応しな
ければいけない場面がたくさんありました。意見発表の司会では
緊張もありミスをしてしまいましたが、無事に終えることができ
てホッとしています。記念式典では人の多さにびっくりし、改め
て東北大会の規模の大きさと重要性を知ることができました。運
営から片付けまでと大変でしたが、全校生一丸となって取り組め
たと思います。クラブ員にとって充実したよい体験と思い出にす
ることが出来た大会でした。
クラブ員のつどいでの本校吹奏楽部の演奏
東北大会出場プロジェクトとメンバー
(
)内は出身中学校
プロジェクト発表
「食料・生産」の部
・日本一うまい米を目指して ~そしてその先へ~
優秀
生物生産科3年 大河原礼美(川西一中)、後藤春希(米沢三中)、
髙橋直人(小国中)、大河原麻衣(川西一中)、
片倉悠太(長井南中)、黒田僚(川西二中)、
島貫一成(川西二中)、鈴木春樹(高畠二中)、
舟山大樹(飯豊中)、油井直樹(米沢七中)
プロジェクト発表
「環境」の部
・地域と共に歩む環境活動
~自然環境と共存する水田整備の取り組み~
優秀
環境緑地科3年 島貫祥平(川西二中)、大友拓磨(川西一中)、
佐藤疾風(高畠二中)、渡部一望(飯豊中)、
大竹要士(川西一中)
プロジェクト発表 「文化・生活」の部
・地域に飛び出せ! 紅大豆カフェ&グルメの日
優秀
園芸活用科3年 長澤美咲(川西二中)、斎藤香緒里(米沢七中)、
渡邊未希也(赤湯中)、遠藤佳那(南原中)、
遠藤まどか(赤湯中)、大竹成美(宮内中)、
加藤柚希(川西一中)、櫻井彩花(宮内中)、
色摩郁美(赤湯中)、武田麗(宮内中)、
中川風光菜(南原中)
長期間の研究活動、夏休みを返上しての毎日の資料作りと発表練習。
本当にお疲れ様でした。 優秀賞おめでとう!
野菜部門訪問
~野菜の本当の美味しさを感じてほしい~
野菜とは、柔軟多汁で主に副食物として利用される栽培植物のことです。簡単に言
ってしまえば、ご飯のおかずとして利用されている植物のことです。近年、野菜嫌い
の人が多くいるようで、それに伴ってなのか、野菜の授業を選択する生徒の数も減っ
てきているように感じます。寂しいことですが、野菜に魅力を感じない生徒が多くな
ってきているのでしょう。
野菜のほ場は、本校体育館西側にある露地畑4
0aと正門から入ってすぐ右にあるガラス温室2
棟(ほか2棟は草花温室)となっています。土耕
温室では、果菜苗の育苗とその管理を主としてお
り、それが終わると三年生のプロジェクト学習と
収穫したミニトマトの調製
して温室メロンの栽培も行っています。養液温室
では、一年を通してトマトを栽培しており、ミツ
バ、スープセロリなどの葉菜類も周年で栽培して
います。露地では、夏はスイートコーン、スイ
防獣ネットを張る作業
カ、カボチャなどの果菜類、秋から冬はハクサ
イ、キャベツ、セルリー、ダイコン、カブなどの葉茎菜類を栽培しています。本格的
な冬に入ると、春に向けて育苗用の土作りが始まります。あっちに行ったり、こっち
に行ったり、一年を通して休むことのない野菜部門です。
学校で収穫された野菜たちは、近所へのふれ売りやイベントに参加して販売してい
ます。近所へのふれ売りは、限られた時間での販売ということで、その時間内に行け
る所のみとなっています。遠くまで販売に来てほしいという声を多くいただいておりま
病気予防(薬剤塗布)
すが、それは今後の課題として検討していきたいと考えています。
土づくりから栽培管理はもちろん、販売までかかわることで、その苦労や喜びを感じ、そして人とかかわりながらコミュ
ニケーション力を磨いていくことができます。一年で結果が出る野菜。野菜の知識や技術だけではなく、授業を通して多く
のことを感じ取ってほしいと思います。本校の美味しい野菜をたくさん食べて、もっと野菜のことを好きになってほしいと
考えています。
(野菜担当
今井 吉紀)
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