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データカタログサイト本格版の機能・運用等に関する対応の考え方(案)

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データカタログサイト本格版の機能・運用等に関する対応の考え方(案)
資料5
データカタログサイト本格版の機能・運用等に関する対応の考え方(案)
「世界最先端IT国家創造宣言」や「日本再興戦略」において、データカタログサイト
については、平成 26 年度に本格運用することとされている。
データカタログサイト試行版に寄せられた意見・要望、お問い合わせ、アンケートや実
務者会議(ワーキンググループを含む。)における有識者からの意見、総務省・経済産業省
の実証事業等を踏まえ、平成 26 年度のデータカタログサイト本格版の機能・運用等に関し
ては、以下の考え方(案)により対応することとしたい。
1.データカタログサイト本格版のシステムにおいて対応すべきと考えられるもの
以下の事項については、平成 26 年度のデータカタログサイト本格版のシステムにおい
て対応する。
(1)データカタログ(データ検索)の実装に関する利便性向上のための対応
(検討事項1.①②③関係)
・検索インターフェースの改善
例:トップページへの検索窓の追加、検索オプション(and,or)の提示
・データカタログの表示の英語対応強化
例:英語インターフェース利用時の英語表記範囲の拡大
・検索結果に関連するメタデータのダウンロード
例:検索結果のデータセットやリソースに関連づけられているメタデータのダウ
ンロード
(2)アプリケーション開発者等向けの API の利便性向上のための対応
(検討事項1.④、3.関係)
・API により取得可能なメタデータの強化
例:API により取得できるメタデータ項目の拡大(試行版で取得できないメタデー
タを取得可能とする)
2.平成 26 年度のシステム対応は難しいと考えられるもの
以下の事項については、開発・運用に係る費用、各府省の作業負担等を考慮すると、
平成 26 年度のデータカタログサイト本格版での対応は難しいと考えられる。本格版の運
用後のニーズの状況等により、必要に応じて検討を行うこととしたい。
・総務省の実証実験の成果である情報流通連携基盤共通 API の活用方法
他システムとの連携に向けた、情報流通連携基盤共通 API の活用方法(データカタ
1
ログサイトシステムに組み込むか、関連する外部システムとするか等)について引き
続き検討。
・リンク先の本体データの複数一括ダウンロード機能
リソースの URL に関連づけられた本体データを複数一度にダウンロードする機能
については、開発に要する費用のほか、利用者が利用するブラウザでの実現のための
技術的な検討が必要。
・開発者コミュニティ(掲示板)の設置
情報交換が適切に行われなくなった場合の対応等の運用上の課題、費用対効果や民
間で活用されている掲示板との連携等も踏まえた検討が必要。
・データ内の全文検索機能
データカタログサイトに全文検索の機能を追加することや本体データ(又は全文検
索用データ)を保有することの費用・作業のほか、各府省における本体データ公開の
運用との連携も必要であり、データカタログサイトで全文検索を行うニーズの状況等
を踏まえた検討が必要。
3.提供するコンテンツや登録するメタデータに関する事項、データカタログサイトのポ
リシー等の運用の方針に関する事項
(検討事項1.②③④、2.①②、3.、4.、5.関係)
データカタログサイトのシステムとは別に整理すべき内容であり、データカタログサ
イト本格版の運用に向けて、平成 26 年度上半期中に具体的内容を整理することとする。
(以上)
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(参考)
前回のワーキンググループ(および第5回実務者会議)で提示した検討事項
1.データカタログサイトの機能の在り方
①検索機能
データカタログとしてのメタデータを利用した検索機能の在り方
②サイトのユーザビリティ(使いやすさ)
③英語対応
試行版では英語対応ができていないメニュー(意見受付、公共データ活用事例、カタ
ログ機能及びメタデータの一部表記等)についての英語対応
④開発者向けサイトの在り方
開発者等が、データカタログサイトで提供するデータを二次利用して、アプリ、新サ
ービス等を開発するために必要となる情報提供等の在り方
2.メタデータの在り方
①カタログ機能におけるメタデータ項目
データの更新頻度、継続性等のデータの特性を踏まえた、カタログ機能で利用するメ
タデータ項目やメタデータ項目の値の基準(半角全角、区切り文字等)
②検索キーワード(tags)
メタデータ項目の検索キーワードとなる tags の値の在り方
3.APIの在り方
データカタログサイトに掲載されているメタデータの値を検索・取得する際に利用す
る機械向けインターフェースとして、開発者によるアプリ、新サービス等の開発など、
掲載データの活用に資するAPIの在り方
4.各府省データベースサイト等との横断検索や連携の在り方
データベースサイト試行版ではリンク先となっている、各府省が提供する個別データ
ベースサイトのデータや公共データ活用事例のデータについて、データカタログサイト
での横断検索や連携のあり方とその実現可能性
5.メタデータ登録手順の検討
データベースサイト試行版ではリンク先となっている、各府省が提供する個別データ
ベースサイトのデータや公共データ活用事例のデータについて、データカタログサイト
での横断検索や連携のあり方とその実現可能性
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