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学校法人 川崎学園

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学校法人 川崎学園
http://www.kawasaki-m.ac.jp/
11版 2016.10
Kawasaki Gakuen
〒701- 0192 岡山県倉敷市松島577番地
(代表)
Phone:086-462-1111
ひ と
人間をつくる
体をつくる
医学をきわめる
学校法人
川崎学園
Organization Brochure 2016
川崎医科大学
川崎医科大学附属病院
川崎医科大学総合医療センター
川崎医療福祉大学
川崎医療短期大学
川崎医科大学附属高等学校
専門学校川崎リハビリテーション学院
学校法人
川崎学園の礎 建学の理念
ひ と
良き医 師 であるためには、常 識を備え、良 心 的 で
温 か みがあり、信 頼される人 でなければならない。
そのためには徳育が第一に重視されるべきである。
Liberal Humanity
医師は患者に親切で、忠実で、犠牲的であることが
強く求められている。
また、
それをなし得るだけの体力
を備えることを要する。患 者に十 分な奉 仕をできる
ゆとりを持つための体力が必要である。
天
地 に
人 に 星
に 花
愛
Sound Body
もくじ
建学の理念
ごあいさつ ……………
1
建学の父 ………………
2
学園全景 ………………
3
沿革 ……………………
5
川崎学園の組織
病 気に悩む人々の 健 康を回 復させ、
また、病 気を
しないで健康を永く享受できるようにするため、
日進
月歩 の 医 学 的 知 識と技 術を持ち、患 者 や 社 会に
感 謝される医師たるべく、医学の知育及び実技教育
の重要性がここに強調される。
Profound Knowledge
建学の父
……… 6
川崎医科大学 …………
7
川崎医科大学附属病院 …
9
Kawasaki, Sukenobu
1973年の川崎医科大学 校舎棟落成に際し、
『落成記念誌』
で
学園創設者 川 祐宣が建学の理念について著したものです。
ごあいさつ
川崎医科大学
総合医療センター
……13
川崎医療福祉大学
……17
川崎医療短期大学
21
……
現在、川崎医科大学、
同附属病院、
同総合医療センター、
同附属高等学校、川崎医療福祉大学、川崎医療短期大学、
専門学校川崎リハビリテーション学院を有する川崎学園は、
昭和45年(1970)
この松島の地で、創設者 川﨑祐宣の
ひ と
「人間をつくる 体をつくる 医学をきわめる」
という理念と共にその一歩を踏み出しました。
私どもは創設者の業績を受け継ぎ、各施設が緊密な連携の
もとに、人間性豊かな良き医療人の育成を目的とし、優れた
医学教育並びに医療福祉・医療技術教育の実現と研究、
また、附 属 病 院・総 合 医 療センターで の 診 療 を 通じて、
社会へ貢献してまいりました。
今後も人々の健康に奉仕するメディカル・スペシャリストを育成する
総合教育センターとして、医学・医療・医療福祉の充実発展に
貢献し、皆様と共に生きる学園づくりをめざしてまいります。
学校法人
川崎学園 理事長
川﨑誠治
Kawasaki, Seiji
学校法人
川崎学園 学園長
川﨑明德
明治37年、鹿児島県横川町(現在の
霧島市)
に生まれた川﨑祐宣は、第七
高等学校造士館を経て岡山医科
大 学 へ 進 学。卒 業 後、岡 山 で、外 科
医 院 を 開 設 。昭 和 2 5 年 に 私 財 を
寄 付して財 団 法 人 川 崎 病 院(現 在
の川崎医科大学総合医療センター)
を設立しました。
また、社 会 福 祉 事 業 にも 力 を 注 ぎ、
昭和31年 財団法人 旭川荘を創設
しました。
医 の 道 一 筋 に 歩 ん だ 川﨑祐 宣 は、
「多くの信頼される良医を世に送り
出した い」
という理 想 を 掲 げ、昭 和
45年に学 校 法 人 川 崎 学 園を設 立。
同 年、医 科 大 学、附 属 高 校 を 開 学。
同48年に附属病院を開設。
また、
医師
だけでなくメディカル・スペシャリスト
の 養 成 機 関として、同 年、医 療 短 期
大学を、
続く昭和49年にリハビリテー
ション 学 院 を 開 学しました。
そして、
平成3年、
“医 療 福 祉”の 概 念 に 立 つ
教育機関として世界で初めての4年
制大学である、医療福祉大学を開学
しました。川崎学園設立後、四半世紀
にわたって川﨑祐 宣 が そ の 人 生 を
傾注し、医学・医療・医療福祉の総合
学園としての礎を築きました。
川崎医科大学附属
高等学校 ………………23
専門学校
川崎リハビリテーション学院 …25
生涯教育
KAWASAKI CLUB ……27
川崎学園と旭川荘 ………28
施設紹介 ………………29
国際交流 ………………31
アクセス ………………32
Kawasaki, Akinori
1
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
2
川崎医療短期大学
川崎医科大学
川崎医療福祉大学
ふるさとの森
へリポート
川崎医科大学附属病院
現代医学教育博物館
総合体育館
高度救命救急センター
川﨑祐宣記念講堂
へリポート
川崎リハビリテーション学院
総合グラウンド
松島キャンパス
川崎医科大学総合医療センター(岡山市)
学校法人川崎学園は、5つの教育施設と2つの大学病院を
有し、教職員4,000名及び6,000名の学生が学ぶ、医学・医療・
川崎医科大学附属高等学校(生坂キャンパス)
新たな歩 みを進 めました 。
「 医 療福祉」の考えです。
1970年、医師不足や医学教育の荒廃を憂い、
「良き臨床医」
2000年からは、医科大学と同附属病院の全面的な増改修
ひ と
医学・医療・医療福祉の
医療福祉の総合学園です。
を育てようと、
「人間をつくる 体をつくる 医学をきわめる」
を
工事に着手し、2010年までの11年間にわたる工事で、最新の
川 崎 学 園 の 創 立 は1970年 で す が、そ の 母 体 は 学 園 の
建学の理念として、倉敷市に川崎医科大学、同附属高等学校を
教育、医療、研究環境を整えました。
総合学園として
創 設 者 川﨑祐宣が1938年に岡山市に開院した外科昭和
開学。さらに、川崎医科大学附属病院を開設するとともに、
附属川崎病院は、長年の念願であった新築移転が実現し、
未来へと歩み続けます
3
医 院(現在の川崎医科大学総合医療センターの前身)です。
「チーム医療の担い手」育成のため川崎医療短期大学、川崎
病院名も改め、2016年12月川崎医科大学総合医療センター
リハビリテーション学院を開学し発展を続けました。
として開院しました。第3代理事長 川﨑誠治のもと、学園創立
掲 げ、病気だけで なく暮らしにまで心を配り診療しました。
第 2 代 理 事 長 に 川 﨑明 德 が 就 任し、これ から の 時 代 を
50周年に向け、更なる飛躍と一層の地域社会への貢献をめざ
創 設 者は、医 療だけでは救 えな い 肢 体 不 自 由 児 や 知 的 障
見据え、1991年に医療と福祉を融合した医療福祉の教育・
して新たなスタートを切ったところです。
が い 児 の た め の 施 設 ( 現 社 会福祉法人旭川荘)も開設して
研究をめざした川崎医療福祉大学を世界に先がけて開学。
い ます。
「医療と福祉は一 体で な け れ ば な ら な い 」と い う
我が国ではじめての医学・医療・医療福祉の総合学園へと
「病 院 は 患 者 さ んのためにある」
「 年 中 無 休 昼 夜 診 療」を
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
4
沿革
川崎学園の組織
川崎学園のあゆみ
1970 ∼
1970 昭和 45 年 3 月 学校法人 川崎学園 設立
川﨑祐宣 理事長に就任
シンボルマーク
2つの柔らかな形で構成されており、人が寄り添う形を抽象化したもので、川崎学園の頭文字“K”を
表しています。カラーのブルーは色の深みと視認性を両立させた色で、
やさしさ、
た色で、
信頼、清潔感を表現し
ています。デザインコンセプトは Assist で、ラテン語の ad sisto
(傍らに立つ)
o
を語源とし、川崎学園の
成果領域である医学・福祉・教育の基本姿勢を表すものです。
1970 昭和 45 年 4 月 川崎医科大学 開学
4 月 川崎医科大学附属高等学校 開校
1971 昭和 46 年 1 月 総合病院川崎病院から
川崎医科大学附属川崎病院へ名称変更
川崎医科大学進学課程校舎
(現 川崎医療短期大学)
学校法人
川崎学園
大学院
医学研究科
医学部
医学科
川崎医科大学
1973 昭和 48 年 4 月 川崎医療短期大学 開学
川崎医科大学附属病院
1973 昭和 48 年 12 月 川崎医科大学附属病院 開設
1974 昭和 49 年 4 月 川崎リハビリテーション学院 開設
特定機能病院
川崎医科大学総合医療センター 地域医療支援病院
1976 昭和 51 年 4 月 川崎医科大学大学院 開設
1979 昭和 54 年 10 月 川崎医科大学附属病院 救命救急センター 開設
1980 ∼
大学院
● 医療福祉学研究科
● 医療技術学研究科
● 医療福祉マネジメント学研究科
医療福祉学部
■ 医療福祉学科
■ 臨床心理学科
■ 保健看護学科
■ 子ども医療福祉学科(2017年4月開設予定)
医療技術学部
■ 感覚矯正学科
■ 健康体育学科
■ 臨床栄養学科
■ リハビリテーション学科
■ 臨床工学科
■ 臨床検査学科(2017年4月開設予定)
■ 診療放射線技術学科(2017年4月開設予定)
医療福祉
マネジメント学部
■ 医療福祉経営学科
■ 医療秘書学科
■ 医療福祉デザイン学科
■ 医療情報学科
1980 昭和 55 年 12 月 川崎学園創立 10 周年記念式典
1981 昭和 56 年 5 月 現代医学教育博物館 開館
1988 昭和 63 年 3 月 川﨑明德 学校法人 川崎学園理事長に就任
1990 ∼
2000 ∼
1991 平成
3 年 4 月 川崎医療福祉大学 開学
1991 平成
3 年 10 月 川崎学園創立 20 周年記念式典
1994 平成
6 年 3 月 高度救命救急センターとして認可
1994 平成
6 年 4 月 川崎医科大学附属病院 特定機能病院承認
1996 平成
8 年 4 月 川崎医療福祉大学大学院 開設
1996 平成
8 年 6 月 川崎学園創設者 川﨑祐宣 逝去
川崎医療福祉大学
2001 平成 13 年 4 月 川崎医科大学附属病院 ドクターヘリ事業開始
2002 平成 14 年 8 月 川崎医科大学附属病院 西館棟竣工
2004 平成 16 年 4 月 川﨑祐宣記念講堂 竣工
■ 看護科
■ 医療介護福祉科
※
■ 臨床検査科
※
■ 放射線技術科
※
■ 医療保育科
川崎医療短期大学
2006 平成 18 年 4 月 川崎リハビリテーション学院の設置法人が
学校法人 九曜学園に変更
2009 平成 21 年 3 月 川崎医科大学附属病院 北館棟竣工
2010∼
2010 平成 22 年 10 月 川崎学園創立 40 周年記念行事
学校法人 九曜学園
普通科
専門学校
理学療法学科
作業療法学科
川崎リハビリテーション学院
2011 平成 23 年 4 月 川崎医科大学附属川崎病院の診療業務を
学校法人 川崎学園が承継
※学校法人 九曜学園・専門学校リハビリテーション学院は川崎学園内にあり、川崎学園と緊密な連携のもと運営を行っています。
2012 平成 24 年 4 月 川﨑誠治 学校法人 川崎学園理事長に就任 在学生
川崎医科大学 ………………………………… 756名
川崎医療福祉大学 …………………………… 3,423名
川崎医療短期大学 …………………………… 1,079名
川崎医科大学附属高等学校 …………………
68名
川崎リハビリテーション学院 ……………… 164名
教職員
……………………………………………… 4,300余名
2015 平成 27 年 3 月 川崎学園総合グラウンド竣工
2016 平成 28 年 8 月 川崎医科大学附属川崎病院 新病院
川崎医科大学総合医療センター竣工
2016 平成 28 年 12 月 川崎医科大学総合医療センター 開院
5
川崎医科大学附属高等学校
卒業生
※2017年4月より募集を停止し、
川崎医療福祉大学の新学科
(4年制)
として開設予定
川崎医科大学 ………………………………… 4,290名
川崎医療福祉大学 …………………………… 17,229名
川崎医療短期大学 …………………………… 14,684名*
川崎医科大学附属高等学校 ………………… 1,623名
川崎リハビリテーション学院 ……………… 1,876名
KAWASAKI CLUB 会員 ……………………………… 45,858名
*通信教育部890名を含む
(2016年5月1日現在)
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
6
Kawasaki Medical School
■1970(昭和45)年4月 開学 ■医学部 修業年限6年 入学定員126名 ■大学院 修業年限4年 入学定員25名
http://www.kawasaki-m.ac.jp/med/
川崎医科大学
川崎医科大学
川崎医科大学 学長
福 永 仁 夫 Fukunaga, Masao
超高齢社会・情報化社会・国際化社会・技術革新社会を迎えた今日、医科大学にはそれら
に対応できる医師の育成と高度な医療提供が社会的に要請されています。
開学以来培ってきた先進的教育システム、医療システムを絶えず点検し、時代を先取りし
た知的集約の場として、社会の要請に応えられる人材育成の場として、
また、病めるひとの
心の拠りどころとなる医療の中心的な場として、更なる責任を果たすべく川崎医科大学
は進化していく所存です。
川崎医科大学附属病院
独自色を生かした教育・研究・診療の特色ある発信基地として努力を重ねてまいります。
ひ と
「人間をつくる 体をつくる 医学をきわめる」の建学の理念のもと
「教育・研究・診療」を柱に良医を世に送り、国民の健康と社会福祉に貢献し、
医学の進展に寄与する
川崎医科大学の教育目標
人間愛を基調とした知性・道徳性を兼ね備えた倫理観を持ち、
心身ともに健全で、人間性豊かな医師の育成
1
深い医学知識の修得と新たな医学への貢献に励み、
幅広い守備範囲の知識と技能を持ち、広く国民に
2
それを成し遂げる強健な意志と体力を持つ医師を世に送り出すため、
信頼される有能で心優しい医師の育成
右の教育目標を掲げ、教職員一丸となって教育にあたっています。
実践に根ざした全人的医療ができるだけでなく、
3
専門性を持った医師の育成
4 研究マインドを持ち、
新しい医学に貢献できる
医師の育成
Unique Features
川崎医科大学総合医療センター
学園創設者が提唱した建学の理念を基に、
「良医」育成めざして
1
教育理念、目標に沿った 教育体制
川崎医療福祉大学
●心豊かな人間形成と、確かな教育成果を得るためのカリキュラムを編成しています。
専門科目をバランスよく配し、第1学年から専門科目の教育を実施しています。
●第2学年では、
「医学をきわめる」の理念を体感するため、学生を各教室に配属し
「医学研究への扉」
を学びます。
●第3・4学年では、臓器・機能別の統合講義に加え、症候論、地域医療学といったユニット講義を行い、さらに
臨床に必要な基本的な臨床技能・態度を身につけるための臨床医学入門実習を行い、OSCEで評価します。
●第5学年では、小グループ単位の診療参加型臨床実習を行います。
●第6学年では、臨床実習の成果の確認や、国家試験等に必要な知識を整理
するための集中講義を行っています。
川崎医療短期大学
●全学年を通じて徹底した視聴覚教育に取り組んでいます。
●各学年及び小グループ単位に担当教員を配置しています。
2
豊かな人間関係を築き 仲間の大切さを学ぶ全寮制
主要施設紹介
3
川崎医科大学附属高等学校
本学の特色の1つとして第1学年においては寮生活が
義務づけられています。学生寮での友人との生活が
豊かな人間性を身につけるため の 大きな 力となり、
学生寮は生涯の友を得る最良の場所です。
キャンパス内の学生寮には、個室と共同生活を重視した
広い共用スペースが設けられており、閑静な自然環境
で、快適な寮生活を送ることができます。
先端医学・医療の 研究拠点
専門学校 川崎リハビリテーション学院
■大学院医学研究科
現代医学の進歩に対応するため、医学に関する理論及び応用を教授研究して難病や
未知の病態の解明のため、
たゆまぬ研究努力をしています。
■中央研究部
7
マルチメディア教室
自修室
ラウンジ
情 報 教 育だけでなく、語 学、臨 床 教 育、画 像
診断など多用途に使用できるメディア設備。
インターネットをはじめ、コンピュータやネット
ワークを利用しながら、
レベルの高い双方向
の教育ができる環境を提供します。
自然あふれる
「ふるさとの森」
に臨み、勉学に 「ふるさとの 森」の 恵まれた自 然 環 境を十 分
勤しむ の に ふ さ わしい 環 境 の「自 修 室」を、 に生かし、吹き抜けの広々とした空間が広がる
明るく落ち着いたエレガントなラウンジです。
第2∼6学年のために設けています。各自の
学生・教職員の交流の場として集会や研修など
机にはLAN回 線を設 置し、ITの 利 用 環 境を
多目的に活用されています。
充実させています。
高度化、多様化する医学・医療に対応するため、中央研究センターに5つのユニットを
配置し、
共同研究・研究活動の拠点としています。
●医用生物研究ユニット ●分子細胞生物ユニット
●RIユニット
●バイオイメージングユニット
●総合医療センター研究ユニット
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
8
Kawasaki Medical School Hospital
■1973(昭和48)年12月 開設 ■特定機能病院 ■病床数1,182床
http://www.kawasaki-m.ac.jp/hospital/
園 尾 博 司 Sonoo, Hiroshi
川崎医科大学附属病院は、開設以来地域基幹病院として、医療の発展と患者さんへの
サービスに努めています。教育病院でもあり、平成6年4月には旧厚生省から高度医療を
提供する特定機能病院の承認を、平成20年2月には厚生労働省から地域がん診療連携
拠点病院の指定を、
さらに、
平成27年6月には日本医療機能評価
(一般病院2)
の更新認定を
受けています。学園創設者であり自ら初代院長を務めた川﨑祐宣先生が掲げた、
「 医療
は患者のためにある」の信条が本院の基本理念であり、
この方針を貫くために、全職員
が一丸となり努力してきました。また、
「24時間いつでも診療を行う」
という理念は当初
から救急医療を重視してきた原点でもあります。
当院は高度急性期病院として、また特定機能病院として、地域の病院、診療所との連携
を深めつつ、高度で良質な医療を提供していく責務を果たしてまいります。
川崎医科大学附属病院
医療は患者のために の信条のもと
川崎医科大学
川崎医科大学附属病院
川崎医科大学附属病院 院 長
近代医学の粋と、温かい愛情と、快適な設備を完備して、
患者の信頼にこたえる病院
最先端 をいくチーム医療、臓器・機能別の診療体制
病院理念に基づき、全ての判断と行動の基準を
「患者が主人公」
に置き、
病院理念
施設認定
●医療は患者のためにある
●特定機能病院 平成6年4月 承認
●すべての患者に対する深い人間愛を持つ
●エイズ治療拠点病院 平成6年11月 指定
●24時間いつでも診療を行う
●災害拠点病院(地域災害医療センター)平成9年1月 指定
●先進的かつ高度な医療・教育・研究を行う
●高次脳機能障害支援モデル事業の岡山県拠点病院 平成18年4月 指定
●地域の医療福祉の向上と医療人の育成を行う
●エイズ治療の中核拠点病院 平成19年4月 指定
医学的に関係の深い診療科が集まった診療体制を取り、
感覚器センター、
消化器センター、
皮膚・運動器センター、
小児医療センター、
女性医療
センター、脳神経センター、腎尿路・血液・糖尿病センター、循環器・呼吸器センターの8つの臓器・機能別センターと、総合診療科、救急科他
の専門スタッフによるチーム医療とを行っています。また、それを支える22の中央協力部門及び13の診療支援部門により、安全で質の高い
医療を行っています。
大学事務局 16F ■
感覚器センター病棟 15F ■
人間ドック 宿泊ラウンジ 消化器センター病棟 14F ■
皮膚・運動器センター病棟 13F ■
放射線科病棟 小児・女性医療センター病棟 12F ■
新生児センター (NICU)、助産外来
■ 11F 脳神経センター病棟、精神科病棟
● 臨床教育研修センター
■
腎尿路・血液・糖尿病センター病棟
10F
● 腎センター ● 通院治療センター ● 治験管理室
● 医療保育室 ● 院内感染対策室
■ 9F 循環器・呼吸器センター病棟
● MEセンター
■ 8F 売店、食堂
●
栄養指導室
中央手術室、ICU・CCU 6F ■
サプライセンター
■
5F
医療材料センター 病院病理部、病院管理部門 4F ■
医療安全管理部、褥瘡対策室 川崎医療福祉大学
●地域がん診療連携拠点病院 平成20年2月 指定
川崎医科大学総合医療センター
患者さんの立場を十分尊重した心温かい人間味溢れる応対で安全で質の高い医療を行います。
中央検査部・輸血部 3F ■
栄養部 2F ■
本館棟
川崎医療短期大学
ヘリポート
川崎医科大学
校舎棟
西館棟
北館棟
館棟
高度救命救急センター
川崎医科大学附属高等学校
最先端の医療・医学教育の拠点として地域に根ざす
病院理念に基づき、患者さんを思う心と愛情、最先端の医療技術をもって、昭和48年の開院以来、医療・医学教育の一大拠点として地域に貢献して
きました。
こうした高度医療の提供、そして今も日夜続く教育研究の成果が西日本有数の大学病院として、その地位を確固たるものとしています。
西日本有数の医療拠点
医療拠点
進化する病院
進化
高度医療・医学教育を提供する大学病院として、
教育を提供する大学病院として、 日進月
日進月歩の医療機器の進化に合わせ、最新の施
患者さんを第一とした24時間診療、
設・設
とした24時間診療、地域医療
設備を積極的に導入。常に最適な医療を提
機関と密接な信頼関係の構築をめざしています。
頼関係の構築をめざしています
供でき
供できるよう、進化する病院です。
9
ドクターヘリ安全運航 5000 回到達記念碑
日本で最初に正式運航を開始した附属病院の
ド ク タ ー ヘ リ の 出 動 は、平 成25年5月7日、
5000回に到達しました。
■ 2F 外来診療部門
総合外来
脳神経センター外来
画像診断センター 2
患者診療支援センター
認知症疾患医療センター
臨床心理センター
ベッドコントロールセンター
■ 3F 外来診療部門
入退院サポートセンター
腎尿路・血液・糖尿病センター外来
緩和ケアセンター
循環器・呼吸器センター外来
中央放射線部
女性医療センター外来
患者図書室
採血・採尿センター
薬剤部
内視鏡・超音波センター
外来診療部門
■
1F
検査センター
画像診断センター 1
■ 6F 回復期リハビリテーション病棟
■ 5F 回復期リハビリテーション病棟
■ 4F 高度救命救急センター 救急病棟、救急ICU
■ 3F 高度救命救急センター SCU
■ 3F 外来診療部門
● 健康診断センター ● 遺伝診療部
■ 2F 外来診療部門
● リハビリテーション科 外来
● リハビリテーションセンター
● 画像診断センター 3
■ 1F 外来診療部門
● 救急外来
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
専門学校 川崎リハビリテーション学院
南から病院を望む
■ 4F 外来診療部門
消化器センター外来
小児医療センター外来
感覚器センター外来
心療科
皮膚・運動器センター外来
医療資料部
10
Kawasaki Medical School Hospital
患者さんに
いつでも
川崎医科大学
Unique Features
24時間
迅速
1
かつ
最高の診療を
■がんの集学的治療
■高度救命救急センター
国・県・大学が三位一体となり、岡山県で最初に高度救命救急センターを開設しています。
一般の重症救急患者に加え、熱傷、中毒などのより高度で特殊な治療を要する重症患者の収容、
治療を行っています。
また、救急専門医を中心に小児科を含む全科の医師がバックアップする
体制で専門性の高い救急医療体制を取って、地域救急医療に貢献しています。
救急車
● 救急科入院
● ドクターヘリ
● CPA
●
■小児救急体制
PICUや無菌室を備えた、小児医療センター病棟やNICUを設置し、専門
的かつ高度な小児医療を行っています。
また、小児救急外来では、多い日
は80名近い患者さんの治療を行っています。
25,809 例
3,547 例
726 例
368 例
75 例
ICU・SCU 入室 878 例
緊急開胸開腹手術 25 例
● 気管切開
86 例
● 熱傷手術
22 例
●
●
3 チーム医療・温かい病院づくり
患者さんとのコミュニケーションにも力を注いでいます
質の高い安心・安全な医療の提供、患者さんの生活の質の維持・向上を図るため、医師や看護師など各専門のメディカル
スタッフが緊密に連携をとり、患者さん一人ひとりに対する「チーム医療」を推進しています。
■温かい看護
■入退院サポートセンター
全国の大学病院に先駆け、脳卒中医学教室を 循環器内科ホットラインを設け、24時間対応
開 設しました。専 用 のホットラインを設け、 で緊急カテーテル検査やインターベンション
即応体制を取っています。
「 t-PAを用いた 治療を行っています。
経静脈的血栓溶解療法」
を行い顕著な成績を
収めています。
2 安全
で
急性心疾患医療
専門的 かつ 最高水準 の 医療提供体制
■安全医療の提供
■中央手術室
病棟・外来は、臓器・機能別センターによる構成となっており、センター
ごとにテーマカラーを設定しています。病室は、ゆとりある個室を中心とした
構成で、
アメニティとプライバシーに配慮した設計になっています。全ての
ベッドサイドで高速インターネットが楽しめ、機能的な安全で明るい清潔な
療養環境を整備しています。憩いの場として、
ふるさとの森や屋上庭園を
ご利用いただけます。また、福祉ショップや売店、書店、銀行、美容室、
理容室、
レストラン、コーヒーショップなど、入院中の生活にご不便が
かからないよう配慮しています。
5 医療教育・研修
8 階売店エリア
特別病室
心やさしい全人的医療のできる医療人を育成します
救急救命士の研修の場ともなっています。
■臨床教育研修センター
中央手術室
PET/CT
■画像診断センター 最先端診断・治療機器とハイテク機器を完備
最新鋭のPET/CT2台をはじめ、IVR、CT、MRI、X線透視など、診断は全て専門医により、精度の高い診断を行います。放射線治療では、
定位放射線治療など、手術や化学療法との併用も考えながら、最新鋭のリニアック2台と治療計画システムを連動させ、高精度放射線
治療を行っています。
また、核医学診療でも同様に、専門性の高いきめ細かな診療を行っています。
当院のみならず、医師、看護師、
メディ
カルスタッフ、医療系学生など全ての
医療関係者に開かれています。全国
でも類を見ない模擬病棟を設置し、
最新のシミュレータ、医療情報機器を
導入しており、治療・検査、救急医療、
看護、
介護に必要な基本的技術や機器
の使用法だけでなく、チーム医療の
あり方も研修することができます。
模擬病棟での実習
基本臨床スキル演習室
専門学校 川崎リハビリテーション学院
■ICU・CCU
11
患者さんのアメニティとプライバシーに十分配慮した居住空間
教育病院として、臨床教育と学習の場でもあり、医学生、研修医の訓練、
レジデントとして専門医になるための修練を行っています。
また、
看護師などメディカルスタッフを志す学生の実習の場として、年間約1,400名の学生を受け入れています。
また、県内外や海外からの研修や、
最新の設備と医療機器を備えた13の手術室と4つの血管造影室
からなっており、手術と血管造影検査、血管内治療が行われていま
す。手術室はクリーンルームをはじめ、
各科の手術が行いやすい設
備環境を整備しています。
24時間、麻酔・集中治療科の専門医師が待機しており、内科系・
外科系の主治医、看護師、臨床工学技士がチームを組んで最高
水準の医療を提供できる体制を取っています。
患者さんがよりスムーズに治療が受けられるように、川崎医療福祉大学と
川崎医療短期大学の学生によるボランティア活動が行われています。
模擬病棟のスタッフステーション
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
川崎医科大学附属高等学校
医療安全管理部を中心に、病院全体で医療安全に取り組んでおり、医療安全パトロールや、医療事故分析と対策をニューズレターで
啓発するなどの活動をしています。
また、全国に先駆けて院内感染対策委員会やインフェクションコントロールチーム
(ICT)
を作る
など、院内感染対策にも積極的な取組を行っています。
4 快適な環境
■病院ボランティア
川崎医療短期大学
脳卒中医療
平成13年から全国に先駆けて運航し、救命
率の向上や後遺症の軽減に大きな成果を
上 げ て い ま す 。多 い 日 は 1 日4件 以 上 、
年間約400件出動しています。
専任看護師が、入院から退院まで適切な療養環境が確保できるよう円滑な
支援を行います。
また、ベッドコントロールセンターや患者診療支援センター
などと連携し、
快適な治療環境と医療サービスを提供しています。
川崎医療福祉大学
安心と満足感の持てる心あふれる看護
を実現するため、プライマリーナーシ
ングシステムを採用しています。プライ
マリーナースが看護の責任者として、
またチーム医療の一員としていつも
患者さんを見守っています。
ドクターヘリ
川崎医科大学総合医療センター
大学病院・特定機能病院に求められる高い社会的使命と期待に応え得る先進医療および臨床治験を推進し、患者さんへの提供に努め
ています。特に、
「自己腫瘍・組織及び樹状細胞を用いた活性化自己リンパ球移入療法」
、
「PDGを用いたポジトロン断層撮影によるアルツ
ハイマーの診断」などの先進医療や「免疫調節薬を用いた肺がん治療」、
「ミトコンドリア病MELAS患者のタウリン療法」などの臨床治験
を積極的に行っています。
実績、症例数、手術件数 (H27.1∼12)
●E
R受け入れ
通院治療センター
■先進医療および臨床治験の推進
■災害拠点病院
平成9年に災害拠点病院に指定され、災害発生時における救護班派遣
や救援救護の訓練を実施し有事に備えています。
また、当院ではDMAT
(災害派遣医療チーム)があり、災害時に医療支援を行っています。
川崎医科大学附属病院
救急診療体制は地域医療の中核として小児科も含めた初期救急、二次救急医療はもとより
近隣県を含めた広域の三次救急医療をカバーしており24時間体制となっています。
外科の切除手術、化学療法、高精度放射線治療、切除後の機能維持など、複数の専門科が一つになり、
個々の患者さんに合わせたがん治療の推進、先進医療、緩和ケア、患者診療支援などの対応を積極的
に行っています。がん患者さんに化学療法を行う通院治療センター
(ベッド14床、
リクライニングチェア
6脚)では月間約500名の患者さんが通院治療を受けられており、地域がん診療連携拠点病院に
指定されています。
また、易感染患者には、無菌室(室内清浄度ISOクラス5を2床、ISOクラス6を5床、
ISOクラス7を9床)
を完備し、入院治療に対応しています。
12
Kawasaki Medical School General Medical Center
■2016(平成 28)年 12 月 開設 ■地域医療支援病院 ■病床数 647 床
http://www.kawasaki-m.ac.jp/kawasakihp/
施設認定
●医療は患者のためにある
●エイズ治療拠点病院 平成 15 年 3 月 指定
●すべての患者に対する深い人間愛を持つ
●がん診療連携推進病院 平成 24 年 4 月 認定
●24 時間いつでも診療を行う
●地域医療支援病院 平成 27 年 6 月 承認
●先進的かつ高度な医療・教育・研究を行う
平成28年12月1日
川崎医科大学総合医療センター 開院
川崎医科大学総合医療センター
病院理念
川﨑 誠治 Kawasaki, Seiji
当院は、初代川﨑祐宣院長が昭和13年に外科昭和医院を開設して以来、24時間体制で
救急医療を中心に、
岡山市中心部で地域に密着した医療を提供してまいりました。
新病院は平成28年8月末に竣工し、開院は同年12月1日です。新病院におきましても
「医療は患者のためにある」
という理念のもと、
どのような疾病の患者さんも診させて
いただき、
また川崎医科大学の附属病院として
「総合医」
を育成する使命を果たすべく、
病院の名称を
「川崎医科大学総合医療センター」
といたしました。大学の附属病院と
して最新の設備と医療機器を備え、最先端の高度医療を提供するとともに、これまで
同様、地域に密着した、地域から信頼される医療を提供してまいります。また医師、看護師
などのメディカルスタッフを志す学生の臨床実習を積極的に受け入れ、将来の良き
医療人を育成して、医療と教育の分野で地域に貢献してまいります。
川崎医科大学附属病院
患者中心 の安全・安心な高度医療を提供し、地域と共生する病院
川崎医科大学
川崎医科大学総合医療センター
川崎医科大学総合医療センター 院長
診療科
●地域の医療福祉の向上と医療人の育成を行う
■総合診療科 ■救急科
■内科
循環器内科 糖尿病内科
血液内科
神経内科
肝臓内科 消化器病内科
■小児科
■皮膚科
■麻酔・集中治療科
内分泌代謝内科 呼吸器内科
アレルギー内科 リウマチ内科
腫瘍内科 ■心療科 ■産婦人科
■総合健診センター
■耳鼻咽喉科
■脳神経外科
■病理科 ■ 15F 屋上庭園、大会議室
■外科
■眼科
■脳卒中科
■中央検査科
消化器外科
血管外科
乳腺甲状腺外科
呼吸器外科
心臓外科
小児外科
■泌尿器科
■リハビリテーション科
■歯科
川崎医療福祉大学
■整形外科 ■形成外科 ■放射線科 腎臓内科
感染症内科 老年病内科 ■ RF ヘリポート
■ 14F 緩和ケア病棟(18床)
SCU
(15床)
■ 9∼13F 一般病棟、
■ 8F 回復期リハビリテーション病棟(54床)、
リハビリテーションセンター
川崎医療短期大学
IVRセンター、
■ 7F 中央手術室、
ICU・HCU
(24 床)
■ 6F 病院管理部門、病理部、研究ユニット
■ 5F 教員研究室、病院管理部門
■ 4F 内視鏡センター、通院治療センター、
透析センター、治験センター
■ 3F 外来(耳鼻咽喉科・泌尿器科・産婦人科・
川崎医科大学附属高等学校
リハビリテーション科、
整形外科・
形成外科・皮膚科・心療科・歯科、眼科)
、
検査センター、総合健診センター
(内科・外科・脳神経外科・脳卒中科・
■ 2F 外来
地域医療支援病院・大学病院として
岡山市中心部で、川崎医科大学の第2の 附属病院として、患者さん中心の先進的かつ高度な医療を展開しています。
また、臨床教育病院として将来の良き医療人を育成しています。
放射線科)
、画像診断センター、
中央処置室、採血センター、
川﨑祐宣記念ホール、患者図書室
■ 1F 外来(救急外来・総合診療外来・小児外来)、
総合受付、患者診療支援センター、薬剤部、
ベーカリーカフェ、かわさきコミュニティホール
■ B1F 駐車場
■ B2F 放射線治療センター、
深柢ガーデン
駐車場
13
地域との共生
質の高い医療を提供
岡山市の中心部で、地域に密着した医療を
提 供 し、地 域 医 療 支 援 病 院 と し て、地 域 に
貢献しています。
最新の医療技術・機器を導入し、
診療レベル
川崎医科大学の附属病院として、教育体制を
の向上を図り、質の高い医療を提供しています。 整備し、将来の良き医療人の育成に取り組
んでいます。
医科大学の附属病院
・昭和 13 年 2 月 外科昭和医院開業(岡山市富田町)
・昭和 14 年 2 月 外科川﨑病院開院(岡山市中山下)
・昭和 25 年 8 月 財団法人川崎病院 設立
・昭和 31 年 6 月 財団法人旭川荘 創設
・昭和 35 年 3 月 総合病院川崎病院 開設
・昭和 45 年 3 月 学校法人川崎学園 設立
・昭和 45 年 4 月 川崎医科大学 開学
専門学校 川崎リハビリテーション学院
川崎医科大学総合医療センターのあゆみ
み
・昭和 46 年 1 月 川崎医科大学附属川崎病院へ名称変更
・平成 23 年 4 月 学校法人川崎学園が診療業務を承継
・平成 23 年 7 月 学校法人川崎学園と岡山市の間で
「旧深柢小学校
跡地活用事業に関する基本協定」締結
・平成 25 年 9 月 新病院起工式(平成 28 年 8 月 竣工)
・平成 28 年12 月 川崎医科大学総合医療センターへ名称変更・開院
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
14
Kawasaki Medical School General Medical Center
川崎医科大学
Unique Features
「地域住民に信頼され安全・安心な医療を提供できる病院」
を基本方針とし、地域住民の皆さんが安心して暮らせる
「救急医療」、
がん治療など最先端の医療を提供する
「高度専門医療」、患者さんの早期社会復帰を図る
「リハビリテーション」の3本を柱に、
患者さん中心の質の高い先進的医療を提供します。
大学病院として、専門医による高度かつ最先端な治療・手術を行っています。スポーツ外傷・整形
外科、脊椎脊髄外科、小児・女性医療、頭頸部腫瘍診療、内視鏡的な消化器疾患診断治療、斜視等
小児眼科など、
幅広い疾患に対応します。
地域に密着した医療を提供
岡山市中心部で「医療は患者のためにある」
という理念に基づき、24時間体制で地域に密着した
医療を提供しています
■24 時間 365 日診療で救急医療を提供
■急性期リハビリテーションの実施
8階には、
理学療法室、
作業療法室、
5室の言語訓練室を有したリハビリテーションセンター、
54床の
回復期リハビリテーション病棟及び屋上リハビリテーション庭園を集約しています。同一階に配置
することで、早期から積極的なリハビリテーションを実施し、機能回復やQOLの向上を図ります。
3 心に届く看護
リハビリテーション庭園
川崎医科大学総合医療センター
地域住民が安心して暮らすことができるよう、24 時間 365 日迅速かつ的確な救急医療を提供
します。救急外来には救急患者専用の CT を導入し、3 室の重症処置室、初療室を設けており、
お断りのない救急医療を目指します。屋上のヘリポートではドクターヘリによる搬送救急患者
を受け入れます。
特に、脳卒中や循環器系疾患の患者さんには、専門医により24 時間診療を提供します。脳
卒中ケアユニット
(SCU)は 15 床整備し、脳梗塞に対するt-PAと呼ばれる血栓溶解療法、IVR
センターでのカテーテルを用いた脳血管内治療など専門性の高い緊急治療を行います。急性
冠症候群(急性心筋梗塞、不安定狭心症)
に対する緊急カテーテル治療など、昼夜を問わず 24
時間体制で対応にあたります。
川崎医科大学附属病院
1
■高度かつ最先端な手術
患者さん中心のあたたかいケアと、患者さん一人ひとりに
最適で質の高い看護を提供しています
■キラリ輝く実践看護をめざして 質の高いすぐれた看護によって、安心と信頼で全ての患者さんを優しく包み込み、あたたかい心が
伝わる看護を提供しています。
■地域医療連携・地域包括ケアシステムの推進
川崎医療福祉大学
地域医療支援病院として、地域の医療機関との連携強化に努めるとともに、地域の開業医の
先生方と連携・共同して患者さんの治療にあたるための開放型病床を設置し、包括的で一貫性
のある医療の提供に努めます。
地域医療連携の一環として、
画像診断
(CT、MRI、PET/CT)及び
上部内視鏡検査等の予約システムを導入し、
スムーズな検査の予約を図ります。在宅療養セン
ターでは、地域の訪問看護ステーションと連携を図りながら、在宅復帰に向けてのサポートを
実践しています。
4 快適な療養環境
■地域の健康増進
2 地域の医療ニーズに応える高度な先進的医療を提供
地域医療のニーズを踏まえ、先進的医療に積極的に取り組むと同時に、
安全安心な高度専門医療を提供し、医科大学の附属病院として社会的責務を果たしています
がん診療連携推進病院として、
また大学病院として質の高いがん医療を提供します。PET/CT、MRI、CTなど最新の放射線診断機
器を導入し、精度の高いがんの診断に努めます。手術室は12室設けており、手術支援ロボット
「ダヴィンチ」
を導入するなど、高度な
がん手術を実施できる環境を整備しています。放射線治療センターでは最新の放射線治療装置リニアックを導入し、強度変調放射
線治療(IMRT)
と呼ばれるコンピュータの助けを借りて腫瘍のみに放射線を集中して照射できる革新的な照射技術を用いたがん治
療が始まります。20床の通院治療センターでは専門の腫瘍内科医、看護師、薬剤師を配置し、QOLを重視した安全安心な外来
での化学療法を行います。病 棟の最上階には18床の緩和ケア病棟を開設し、身体的・心理的疼痛ケアを提供します。
5 大学病院として
大学病院として教育・研究体制も整備し、将来の良き医療人の育成に取り組んでいます
■総合医の育成
地域医療で求められる全人的医療を行うため、各分野の高い専門性を保ちながらも、各疾患の
初期治療とCommon disease
(一般的な病気)の診療が行える総合内科医・総合外科医の
スペシャリストを育成しています。
川崎医科大学附属高等学校
■質の高いがん診療の提供
川崎医療短期大学
当院の総合健診センターでは、人間ドック等、積極的な健診活動を通じて、地域の健康増進に貢献します。また、当院の医師・看護師
などのメディカルスタッフを講師として、定期的に健康教室、市民公開講座などを開催し、地域の方々に医療・福祉に関する最新の医療
情報を発信します。
病 室はゆとりある個 室と4人 室で構 成し、患 者さん の プライ
バシーに配慮した設計になっています。明るく開放的な外来待合
や病棟デイルーム等、快適な療養環境を整備しています。憩いの
場として、
8階と15階に屋上庭園、建物南側には遊歩道を設けた
樹木の茂る庭園を整備し、人々が集まり交流できる空間となって
います。
■臨床研修病院・教育病院
臨床研修病院としてプライマリ・ケアにも対応できる医師を養成するとともに、臨床実習施設と
して看護師などメディカルスタッフを志す学生の臨床実習も積極的に受け入れ、優れた医学・
医療技術の教育のみならず人間性豊かな医療人の育成に取り組んでいます。
■川崎医科大学附属図書館とのネットワーク
専門学校 川崎リハビリテーション学院
教職員・学生の教育・研究の場として図書室を整備しています。約16万冊を有する川崎医科
大学附属図書館の書籍から、専用オンラインシステムを使い、貸出・返却が可能です。また、
オンラインジャーナルの閲覧が可能な環境も整っています。
■研究ユニットの設置
PET/CT
15
リニアック
通院治療センター
川崎医科大学中央研究センターの研究ユニットの1つが設置されており、分子生物学を中心と
した研究ができる環境が整っています。研究に必要な設備や機器等を中央に集中しており、
医科大学として高度な研究を円滑に遂行することができます。
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
16
Kawasaki University of Medical Welfare
川崎医療福祉大学
■1991(平成3)年4月 開学 ■医療福祉学部/医療技術学部/医療福祉マネジメント学部
■ 大学院 医療福祉学研究科/医療技術学研究科/医療福祉マネジメント学研究科
Tsubahara, Akio
本学は「医療福祉」
という新しい言葉を世にはじめて伝えた大学として設立され、さまざ
まな医療福祉関連専門職の養成コースを備えています。人類への奉仕を目的とする良き
医療福祉人を育成するためには、高い知識や技術はもとより、患者さんや障がい者に対
※
して優しい心と気配り、懇切丁寧な説明能力、チーム医療福祉における連携の力を与え
※2017年4月 新設の学科を含む
トワークとの連携によって、実習を重視した専門職養成を心掛けています。また、確実に
修業年限 4 年 入学定員 1186 名
修業年限 2∼3 年 入学定員 102 名
るための専門的な教育が必要です。本学では、その目的を達成するために、川崎学園ネッ
川崎医科大学附属病院
http://www.kawasaki-m.ac.jp/mw/
椿原 彰夫
川崎医科大学
川崎医療福祉大学 学長
専門職の資格を取得できるよう、熱意ある教員による懇切丁寧な指導体制を整備してい
ます。
ひ と
「人間をつくる 体をつくる 学問をきわめる」の建学の理念のもと
人類への奉仕のあり方を追求し
川崎医療福祉大学の教育目標
より豊かな福祉社会の
1 健やかな心と身体を持つ
3 人の多様性を理解し、
すべての人を敬うことができる
4 高い教養を身につけ、
創造的に行動できる
5 国際的コミュニケーション能力を持つ
Unique Features
川崎医科大学総合医療センター
2 医療福祉について豊富な知識と技術を持つ
創造的担い手を育成する
新しい時代の要請に応えるメディカル・スペシャリスト育成
1
医療福祉と健康科学を統合し 日本の医療福祉の充実・発展に貢献
■「医療福祉」の未来はここから始まる
川崎医療福祉大学
「医療と福祉は一体でなければならない」、川崎学園の創設者 川 祐宣の信念は、医師として患者さんの
心身の治療だけでなく暮らしにまで心配りする診 療 の 現 場から生まれました。そして、
「 医 療 福 祉」の
概念に立つ世界で初めての4年制大学として開学したのが本学です。
21世紀を迎えたわが国は深刻な少子高齢社会を迎えつつあります。川崎医療福祉大学はこの危機的社会
情勢に対応できる人材の育成を第一の目標としており、医療福祉の知識・技能のみならず、広く優しい
人類愛をもって社会に奉仕する心の教育もめざしています。
川崎医療短期大学
2 確かな実践力を育む現場主義の教育
■臨床経験が豊富で現場を熟知した教員によるきめ細かな指導
本学の多くの教員が川崎医科大学附属病院をはじめとする医療現場に従事
しており、
病院での実習のほか、
学内の授業も担当しています。
豊富な臨床
経験に基づき、現場の実際に即して行われる指導を通じて、実践とは何かを
学び、現場で使える生きた知識やスキルを身につけることができます。
川崎医科大学附属高等学校
■2 つの附属病院をはじめとする施設と連携し質の高い教育を提供
本学と隣接する川崎医科大学附属病院、岡山市中心部にある川崎医科大学
総合医療センターという2つの附属病院を中心として、全国各地の施設や
病院等で実習を受けられます。実習では、その臨床現場で活躍している
医療スタッフが指導に当たり、各分野において充実した学びと実践を実現
しています。
主要施設紹介
専門学校 川崎リハビリテーション学院
3 実践力を育む教育が資格や進路に結実
■高水準の資格取得、医療福祉分野への高い就職率
17
講義棟
2 階プラザ
LL 教室
700名以上を収容する大講義室では、全学科
対象の講義が行われ、医療福祉の基礎を学び
ます。
マルチメディア教室には、巨大スクリーン、
移 動 式カメラなどを 整 備。これらの 施 設 は、
大学の講義のほか、市民向け公開講座や全国
規模の学会等、
様々な行事で活用されています。
各棟の中央に位置する、いわば「キャンパスの
交差点」です。ベンチで昼食をとったり、談笑
をするグ ル ープであ ふれています。学 生 の
集 いの場として、イベントなども開催されて
います。
語 学 学 習 は、国 際 化 時 代 の 必 須 条 件 で す。
学内イントラネットを利用したeラーニング・
システム(ALC等)の導入により、持参したイヤ
ホンをPCと接続し、常に最新の双方向ヒアリ
ング学習のできる環境が整備されています。
実践重視の教育から生まれる成果は、高水準の国家試験の合格率をはじめとする学生の高い資格取得率に
も表れています。
また、開学以来、毎年97%以上の高い就職率を維持しており、学生は自分の進路希望に
応じてさまざまな業種・職種への就職を実現させています。
就職ガイダンスやセミナー、各学科教員による個別指導など、支援体制が充実しているほか、医療・福祉
施設やさまざまな現場で活躍する卒業生ネットワークも、後輩の育成支援や実習の受け入れなど、実践
重視の教育をサポートしています。
就職支援センター
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
18
Kawasaki University of Medical Welfare
川崎医科大学
高度な専門知識・技術を身につける
充実の3学部15学科
医療福祉学部
医療福祉マネジメント学部
●臨床心理学科
●保健看護学科
●子ども医療福祉学科
医療に強く、
実践力のある
ソーシャルワーカーを育成
めざすは、臨床心理の専門家。
医療福祉の現場での活躍が期待される
これからの医療ニーズに応える
看護職者を育成
医療・保健・福祉の現場で援助を必要とする
人々を医学モデルと社会モデルの両視点
から正しく理解し、対人援助サービスを展開
できる専門職業人を育成します。
人の心を科学的な根拠に基づいて理解
し、医療・福祉・教育の場で精神的健康を
求める人々に対して、カウンセリングなど
の心理的援助ができる人材を育成します。
人々の健康を包括的にとらえ、科学的根拠
に基づいた知識と技術を用いて、人々の
幸せに貢献する専門性の高い看護職者を
育成します。
2017年4月開設予定
●医療福祉経営学科
●医療秘書学科
医療福祉を支える
マネジメントの専門家を育成
医療現場で活躍する
医療秘書を育成
医 療・福 祉 施 設 の 安 定 的かつ 効 率 的 な
組織運営・経営管理を担う高い専門性と
能力を兼ね備えたマネジメントの専門家
を育成します。
医 学 医 療 の 知 識と秘 書 技 能 をもって、
診療現場で医師の右腕として電子カルテ
の入力代行、各種書類作成、医学研究の
資料管理等を行う、
専門性の高い医療秘書
を育成します。
●医療福祉デザイン学科
●医療情報学科
医療福祉現場のスタイルを変革する
デザインリーダーを育成
医療情報の専門家として
幅広い活躍をめざす
病院の個性を発信する
「ビジュアルコミュニ
ケーションデザイン」
、病院内デザインスタッフ
として 活 躍 できる「ホスピ タ ル デ ザ イン」、
医学・医療の視覚化を図る
「メディカルイラス
トレーション」の3コースにより医療福祉分野
にデザインで貢献できる人材を育成します。
最適な医療提供に不可欠な電子カルテを
はじめとする情報システムの管理、
地域医
療ネットワークの 構 築、さらに、医 療 現 場
から発生する膨大な診療データを分析・
活用する専門家を育成します。
川崎医科大学附属病院
●医療福祉学科
医療や発達障がいに関する知識を持ち 、
保護者に対する相談援助
(ソーシャルワーク)
ができる子ども支援者を育成します。
●感覚矯正学科
●健康体育学科
●臨床栄養学科
川崎医療福祉大学
医療技術学部
川崎医科大学総合医療センター
「あらゆる子ども」
を
支援できる人材を育成
●リハビリテーション学科
視能矯正専攻 / 言語聴覚専攻
理学療法専攻 / 作業療法専攻
臨床に強い管理栄養士を育成
多様な分野で社会に貢献できる
理学療法士、作業療法士を育成
視覚、聴覚、言語及び嚥下機能の病態や
病状を科学的に捉え、高度な臨床実践力を
発揮できる専門家を育成します。
科 学 的 な 健 康・体 力 づくりの 推 進 役と
して、
適切な運動処方と実技指導ができる
運動指導者及び適切な健康教育ができる
指導者を育成します。
臨床栄養学の知識と技術を修得し、医療や
福祉(介護)施設、地域や在宅ケアの場で、
疾病の重症化予防・健康長寿を支援できる
食と栄養の専門職業人を育成します。
高齢者や障がい者の機能回復や、生活の
自 立 及 び 社 会 参 加 を 支 援 できる専 門
知 識・技 術と豊 か な 人 間 性 の 備 わった
理学療法士・作業療法士を育成します。
●臨床工学科
●臨床検査学科
●診療放射線技術学科
少子高齢社会を支えるリーダーにふさわしい高度専門職業人の育成をめざす 大学院
2017年4月開設予定
2017年4月開設予定
川崎医科大学附属高等学校
健康づくりを指導するための知識と
実践力を身につける
川崎医療短期大学
コミュニケーションを大切にする
視能訓練士、言語聴覚士をめざす
3研究科13 専攻
豊富な専門知識と優れた人間性を備えた指導者・研究者を育成するための充実した研究環境 社会人に対する柔軟な学修機会の提供
■大学院の教育方針
●医療福祉分野の理論と実践についての深い知識・
優れた技能・高い倫理観をあわせ備え、
少子高齢
化の進む社会の要請に応え得る有能にして国際的
視野を有する指導的人材を育成します。
● 医 療・福 祉・健 康 の 専 門 分 野における学 術 の
即戦力として活躍できる
臨床検査技師を育成
医 学 と 工 学 を 基 礎 とす る 臨 床 工 学 の
知 識・技能と、科学的思考力及び医療従事
者としての倫理観を身につけた臨床工学
技士を育成します。
血 液、生 化 学、病 理 、心 電 図、脳 波 など PET/CT、X線CT、MRI、血 管 造 影、放 射 線
多 様 な 臨 床 検 査 を 学 び、現 場 で すぐに 治療など多岐にわたる診療や日進月歩の
実践できるスペシャリストを育成します。 技術革新に対応できる人材を育成します。
確かな知識・技術と豊かな心を備えた
診療放射線技師を育成
理論及び応用の研究を深め、
人間愛と生命の輝き
に立脚した
「医療福祉学」
「医療技術学」
「医療福祉
マネジメント学」の学問体系を構築し、広く人類
の福祉の増進と文化の進展に寄与します。
医療福祉学研究科
医療技術学研究科
医療福祉マネジメント学研究科
● 医療福祉学専攻
● 感覚矯正学専攻
● 医療福祉経営学専攻 ※1
● 臨床心理学専攻
● 健康体育学専攻 ※1
● 医療秘書学専攻 ※1
● 保健看護学専攻
● 臨床栄養学専攻 ※1
● 医療福祉デザイン学専攻 ※1
● リハビリテーション学専攻
● 医療情報学専攻
● 臨床工学専攻
● 健康科学専攻 ※2
※1: 修士課程のみ
※2: 博士後期課程のみ
■社会人大学院生の学修・研究生活をバックアップする体制
●教育方法の特例措置(平日夜間、
土曜午後の授業開講)
社会人が在職のまま大学院教育を受けられるよう、通常の授業時間帯以外の平日夜間や土曜日午後に授業や研究指導を受けることが可能です。
●長期履修学生制度
職業を有している等の事情により、定められた修業年限での大学院の修了が困難な場合は、修士課程で最長 4 年、博士後期課程で最長 6 年の計画的な履修が認められます。
19
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
20
専門学校 川崎リハビリテーション学院
社会のニーズに応える
臨床工学技士を育成
■大学院 3研究科 13 専攻(修士課程・博士後期課程)
Kawasaki College of Allied Health Professions
川崎医療短期大学
■1973(昭和48)年4月 開学 ■看護科/臨床検査科/放射線技術科/医療介護福祉科/医療保育科 修業年限2∼3年 ■入学定員 200名
http://www.kawasaki-m.ac.jp/jc/
川崎医科大学
川崎医療短期大学 学長
小 池 将 文 Koike, Masafumi
川崎医療短期大学は、卒業後直ちにチーム医療の場で活躍できる高度な専門知識と
技術を持ち、豊かで幅広い教養を身につけた専門技術者の養成をめざして開学しま
した。現 在 は、5学 科 ※を擁 する医 療・福 祉・保 育 系 の 総 合 短 期 大 学として 特 色 ある
※
※2017年4月より募集停止の科を除く
実践教育を行っています。
優れた教授陣、
最新の教育施設・設備、
緑豊かな自然環境に恵まれ、
また、学園内施設及び関係施設との密接な連携は、他学に類を見ない教育環境を提供して
おり、本学で学んだ学生は、そのほとんど全員が国家資格試験などに合格し、専門の知識・
川崎医科大学附属病院
技術を生かした職種に就職しています。開学以来の卒業生は、実に14,000人を超え、全国
「人をつくる 体をつくる 深い専門的知識・技能を身につける」
各地で活躍、高い評価を受けています。
※うち3学科は、2017年4月より募集を停止し、川崎医療福祉大学の新学科(4年制)
として新設予定。
を建学の理念に 高度な専門知識と技術、幅広い教養を身につけた
医療・福祉・保育専門技術者を養成する
次のような教育方針に則って教育しています。
川崎医療短期大学の教育方針
より豊かな人間教育をめざして
●進んで自ら学ぶ精神を養う 1
●優秀な技能を身につけさせる
●人間性豊かな医療・福祉・保育技術者を養成する
学園連携だからできる
川崎医科大学総合医療センター
Unique Features
建学の理念を基調とし、有為な医療・福祉・保育技術者を世に送り出すため、
深く幅広い専門的能力の育成
■恵まれた自然環境
●健康な心身とたくましい活動力のある人物を育成する
川崎医療福祉大学
緑に囲まれたキャンパス・
・
・
・
・
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・
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・
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・
・
・静かで落ち着いた学園
素晴らしい地域環境・
・
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・
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・
・
・
・
・
・
・歴史、芸術、文化あふれる倉敷で学ぶ
■充実した人的環境
優秀で豊富な教授陣・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・学園連携による指導体制
担任制によるきめ細かいサポート・
・
・
・
・
・
・抜群の国家試験合格率
全教員がアドバイザー・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・入学前教育から進学・就職まで
■整備された物的環境
2 専門知識・技能修得に特化
川崎医療短期大学
川崎医科大学附属病院(1,182床)
と
川崎医科大学総合医療センター
(647床)・
・
・豊富な臨床(臨地)実習
現代医学教育博物館・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・世界的にも珍しい医学資料館
最先端の実習機器の導入・
・
・
・
・
・
・
・
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・
・
・
・
・
・豊富な医療・介護・保育実習機器
された特長ある5学科編成
高い能力を身につけた
■看護科・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・的確かつ柔軟な判断と対応ができ、
臨床看護が実践できる看護師を育成します。
■医療介護福祉科・
・
・高齢化の進む中、深い医療知識と技術を併せ持つ医療に
川崎医科大学附属高等学校
強い介護専門職を育成します。
■臨床検査科※・・
・
・
・
・医師や患者さんから信頼され、現代医療の多様なニーズに
充実した学びと学生生活を力強くサポート
対応できる臨床検査のエキスパートを育成します。
最先端の
■放射線技術科※・
・
・
・画像診断の機器・技術のめざましい進歩に対応し、
機器を駆使できる診療放射線技師を育成します。
■医療保育科※・・
・
・
・
・デリケートな乳児、病児、障がいのある子どもへの保育
など、医療と保育の専門性を備えた保育者を育成します。
21
全国トップレベルの国家試験合格率
安心・便利な女子寮
成果をあげている国際交流
本学のハード・ソフト両面からの総合的な実践
教育体制が、医療・福祉に携わる自覚と人間
性を高め、国家試験の高い合格率を実現して
います。
希望者全員が入寮できる女子寮です。全個室・
冷暖房完備で、規律正しく、自然に包まれた
住 環 境で、校 舎 棟や図 書 館 へ のアクセスの
簡便さなど学習環境との両面で安心・便利な
学生生活を送ることができます。
1987年本学と上海職工医学院(現 上海健康医学
院)との間で友好大学提携の協定が締結され、多数
の教員・学生が本学での研修を終えています。また、
本学学生が同学院を施設訪問するなど、両国に
とって交流の成果がますます期待されています。
学園連携ならでは
専門学校 川崎リハビリテーション学院
3
※2017年4月より募集を停止し、川崎医療福祉大学の新学科(4年制)
として新設予定。
臨床実習の質と量
川 崎 医 科 大 学附属病院・川崎医科大学総合医療センターや福祉・保育施設等で
経験を積み重ねる恵まれた臨床実習。
この実習が知識を能力に変え、問題解 決 能力
の高い前向きな人を育てています。
このことがきめ細かい教育・指導に加えて国家試験の高い合格率・就職の実績に直結
しているのです。
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
22
Kawasaki Senior High School Attached to Kawasaki Medical School
■1970
(昭和45)年4月 開校 ■普通科 修業年限3年 ■入学定員 35名
http://www.kawasaki-m.ac.jp/highschool/
医師になって病気で悩み、苦しんでいる人たちを救いたい。地域医療に貢献したい。医学
を研究したい。本校はこのような若者の夢を実現するための学校です。
卒業生は、全国各地で医学の研究や教育、医療に活躍しています。
四季の花々が咲き、鳥のさえずりや虫の音色が響き渡る自然、充実したスタッフと整備
された施設設備、一人ひとりを生かし伸ばす少人数教育、自主自律の精神と協力する心
を育てる全寮制教育、医科大学や附属病院などとの連携を重視したキャリア教育など、
恵まれた環境の中で特色ある教育を展開しています。
全国から集まった生徒は、自然に恵まれた生坂のキャンパスで勉学や部活動に励み、社会
に貢献できる医師をめざして、切磋琢磨しています。
川崎医科大学附属病院
ひ と
川崎医科大学
川崎医科大学附属高等学校
新 井 和 夫 Arai, Kazuo
川崎医科大学附属高等学校 校長
「人間をつくる 体をつくる 学問をきわめる」の建学の理念のもと
将来川崎医科大学に進学して、良き医師をめざすにふさわしい
知・徳・体の基礎をしっかり育成する
川崎医科大学附属高等学校の特長
この確固とした目標のもと、それを確実に達成していくための
●全国で唯一の医科大学附属高校
充実した教育体制・環境を整え、生徒の夢の実現を全力で
サポートしていくのが本校の使命です。
●将来も安心の 川崎医科大学への推薦入試制度
●責任を持ってしっかり育てる 全寮制
●充実の施設・教員による 優れた教育環境 高い教育水準
●一人ひとりを大切に育てる 少人数教育
全国でただ一つの医科大学附属高校です
1
充実のカリキュラムと指導で
医師をめざす学力
を育成
■教育課程 医科大学附属高校ならではの教育ノウハウを凝縮したカリキュラムを実施します。
川崎医療福祉大学
●確かな学力と豊かな人間性を育む 全人教育
Unique Features
川崎医科大学総合医療センター
医師をめざす生徒のために、将来の良医を育てる教育を行う。
●カリキュラムは、将来医学を学ぶ上での基礎となる数学、理科、英語に重点を置いています。
●数学では問題演習、理科では実験を多く取り入れ、英語では読む・書く・聞く・話す能力を総合的に
育みながら、
より高い学習成果を実現していきます。
■授業・指導方法 計画的な授業と習熟度に応じた指導で一人ひとり確実に理解させます。
●学習計画書に即し、各科目において少人数によるきめ細かな授業を計画的に実施しています。
●一つの単元が終了するごとに確認テストで習熟度を確かめるとともに、その習熟度に応じた補習
や個別指導を放課後や土・日などを利用して行います。
川崎医療短期大学
2 多彩な教育プログラム
で基礎を総合的に育む
■ドクターロード 早くから川崎医科大学の雰囲気に触れ、医師になる気持ちを高める
●医師へのインタビューや医科大学研究室での体験実習、医科大学の先生
の講義を受けるメディカルスクール・アワー (MSH)など、
低学年のうちから
医科大学の雰囲気を体験できる総合的な学習の時間「ドクターロード」
を
1・2年次に実施。医科大学附属高校だからこそ実現したカリキュラムです。
川崎医科大学附属高等学校
■テーマ・スタディ
アクティブラーニングで身につく問題発見・解決能力も将来のための大切な基礎
●グループごとに研究テーマを決め、自主的に調査・研究や発表を行う 「テーマ・スタディ」
を現在2年次に行っています。
全寮制の良さを生かして大切に育てます
■各種行事
3
23
全寮制
夜間学習指導
卒業生講話会
学校では教員が、寮では舎監・寮職員が、一人
ひとりの生活全般を温かく見守り、支えてい
きます。
こうした環境の中で生徒自身も規則
正しい生活習慣や自律心を養い、かけがえの
ない友情や思いやりの心を育んでいきます。
中学までの家庭教師や塾に頼りきりの学習ス
タイルから早く自学自習へ転換できるように、
学習のサポートも行っています。夜間学習時間
に教員や外部の講師により、習熟度に応じた
学習指導を行っています。
本校を卒業して医師として活躍している先輩を
招いて話を聞く機会を設けています。実際の医療
器具を触り、医学への興味関心を深めたり、学習の
仕方や友人との付き合い方などで全寮制の経験が
ある先輩だからこそのアドバイスをもらえます。
専門学校 川崎リハビリテーション学院
様々な体験を通じた学習で医師となるための自覚や人間性を育む
●川崎医科大学や川崎医科大学附属病院の施設・人材を生かした見学や
研修、講演会、障害者施設でのボランティア活動なども数多く実施してい
ます。
目標はもちろん、全員進学 そして次のステップへ
■川崎医科大学への進学率:90.3%
本校は、全生徒の川崎医科大学への進学を目標とし、川崎医科大学への高い進学
率を達成しています。必要な学力をしっかり育成するとともに、受験対策にも万全
を期しています。川崎医科大学では、本校のための推薦入試制度を設けています。
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
24
学校法人 九曜学園 K awasa ki Ju n io r Co lleg e o f Reh ab ilit at io n
川崎リハビリテーション学院
■1974(昭和49)年4月 開校 ■理学療法学科/作業療法学科 修業年限3年 ■入学定員 50名
http://www.kawasaki-m.ac.jp/rehabili/
専門学校 川崎リハビリテーション学院 学院長
川崎医科大学
専門
学校
Hanayama, Kouzou
花山 耕三
川崎リハビリテーション学院は昭和49年に医学的リハビリテーションの専門職としての
理学療法士・作業療法士を養成し、医学界並びに社会へ貢献することを目的として設立
され、今日までに1,876名を超す有為な理学療法士・作業療法士を世に送り、卒業生は各
施設で指導的な立場に就いて活躍しております。
また、川崎医科大学・同附属病院・同総合医療センター・川崎医療福祉大学・川崎医療
短期大学と同じ川崎学園内に属しており、素晴らしい環境の中、医科大学をはじめとした
川崎医科大学附属病院
優秀な教員による手厚い教育と研修を通して、より豊かな人間性を有する実力のある
「人をつくる 体をつくる 学問をおさめる」の建学の理念のもと
理学療法士・作業療法士の養成をめざしています。
真に有為にして実力のある、理学療法士(PT)
作業療法士(OT)の養成をめざす
応えるとともに専門教育の一層の充実を図ります。
川崎医科大学総合医療センター
Unique Features
学生の学習ニーズ、そして時代の求めるニーズの多様化に
全国屈指の理学療法士・作業療法士養成学校
川崎リハビリテーション学院の教育方針
1
●人間性豊かなPT・OTを養成する
●健康な心身と旺盛な活動を備えたPT・OTを養成する
●自ら学びつづけるPT・OTを養成する
基本的な運動能力の回復・維持をめざし治療を行う 理学療法学科
■理学療法学科(Physical Therapist)
川崎医療福祉大学
身体に障がいのある人に対して、主に基本的な
動作能力の再獲得をめざして、運動療法、物理
療法、日常生活動作練習のスキルを学びます。
また、義肢・装具・車椅子の適合とその使用方法
につ いて指 導したり、治 療 方 針 決 定 のための
諸検査などの実技練習も行います。
川崎医療短期大学
2
応用動作や社会適応能力の維持・回復をサポートする 作業療法学科
■作業療法学科(Occupational Therapist)
身体又は精神に障がいがある人に主体的な生活
の 獲 得 を 図るため、諸 機 能 の 回 復、維 持 及 び
開発を促す作業を学びます。趣味活動・日常生活
校舎は、川崎医科大学附属病院の北館棟 3・7・8階です。
川崎医科大学附属高等学校
活動・仕事など人が生きていく上で必要な全ての
行為を用いて治療を行い、指導及び援助できる
キャンパスライフ
スキルを修得します。
3
医科大学附属病院隣接という 最適で他に類のない実習環境
専門学校 川崎リハビリテーション学院
1 年 次 から、同じ建 物 内 に あ る附 属 病 院 で の「 臨 床 見 学
実 習」を行い、座学を実践力へつなげる基礎をつくります。
2年次は、入院中の患者さんに対して、指導者のもとで検査
少人数指導の充実
学園祭
臨床実習で、少しでも疑問に思ったことを、実習
毎年10月に開催される学園祭は、本学院の他
グループの仲間(2∼3人)と担当教員に質問。 に川崎学園内の全施設をあげての大イベント
少人数での細やかな指導が充実しています。
です。前夜祭・終夜祭、
コンサート、仮装行列、
模擬店、招待等で2日間有意義に過ごします。
25
ボランティア
や治療を行います。3年次は、多くの実習施設の協力のもと、
岡山県障害者スポーツ大会でのサポートや、
障がいのある方々を学園祭に招待して楽しん
でいただくなど、積極的なボランティア活動
に取り組んでいます。
1クール8週間の臨床実習を3回行います。
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
26
生 涯 教育
川崎学園と旭川荘
KAWASAKI CLUB
■2007(平成19)年9月 発足 ■会員数 約46,000名 ■Phone:086-464- 1546
*
旭川荘 (岡山市北区祇園) は、
「 敬天愛人」―天を敬い人を愛する
http://www.kawasaki-m.ac.jp/club/
人間尊重の精神を機軸に総合医療福祉施設をめざし、1956(昭和31)年、
川崎学園創設者 川﨑祐宣により創設されました。
学園では、生涯学習・生涯教育の場として、
*1956年 財団法人旭川荘設立認可
(岡山県)、1959年 社会福祉法人旭川荘設立認可
(厚生省)
また学園からの最新情報を発信していく場として、
「KAWASAKI CLUB」を設置しています。
ホームページや広報誌「KAWASAKI CLUB NEWS」
(年2回発行)などを通じて、
各種講演会・セミナーの案内や、学園の最新情報を届けています。
また、本館棟8階には専用の「KAWASAKI CLUB ラウンジ」
を設置し、
各施設が発行している情報誌・学術誌・記念誌・研究業績目録や卒業アルバムを置くなど、
学び、
くつろげる環境を整備しています。
旭川荘全景
60年のあゆみを重ねた現在では、岡山県・愛媛県に、障がい医療福祉、知的障がい
福祉、身体障がい福祉、高齢者福祉、児童福祉、医療、相談支援、教育・研修・研究の
医療福祉サービスを展開し、施設数は80を超え、利用者はおよそ2,500人、職員
約2,200人で構成されています。
各施設を訪れるボランティアは毎年1万人余、中国、韓国、台湾、
タイをはじめ海外
「KAWASAKI CLUB カード」を提 示 すると学 園 内 の
KAWASAKI CLUB ラウンジ
からの研修生も受け入れており、岡山県、中四国地方にとどまらずアジアの医療
福祉に大きく貢献しています。
図書館やKAWASAKI CLUBラウンジが利用できます。
また、川崎学園各校(医科大学・医療福祉大学・医療短期大学・附属高校・リハビリ
私たち医学・医療・医療福祉に携わる者は、日々新しい
テーション学院)の学生たちにとって、旭川荘における見学実習や関連学科の実習、あるいはボランティア活動は、修学の
知識の習得や研鑽が欠かせません。附属図書館(川崎
動機を明確にするとともに各自の専門性をより深く学ぶ場となっています。
医科大学、川崎医療福祉大学、川崎医療短期大学)の
利用者数は年々増加傾向にあり、
平成27年度来館者数は
「医療福祉施設」旭川荘の創設
延べ約1,660人、貸出冊数は約1,700冊でした。
卒業生や退職者が気軽に学園を訪れ、教職員と交流を
深め、最新の医学・医療・医療福祉に関する情報を得る
KAWASAKI CLUB カード
場として活用されています。
医学を中心にした明るい社会福祉施設を─
「医療福祉施設」旭川荘の構想は、川崎学園創始者 川﨑祐宣が医師として
日々患者と接する中から生まれました。
川﨑祐宣は、岡山医科大学(現在の岡山大学)
を卒業、市民病院に勤務した後、
岡山市内に外科医院(後の総合病院川崎病院、現在の川崎医科大学総合医療
センター)
を開院します。多くの患者に接する中で、障がい者や高齢者に適切な
医療的ケアや教育が行われていない現状に気付き、医師・病院として止むに
止まれぬ思いから、医療と福祉を組み合わせた
「医療福祉」の必要性を感じる
手術中の川﨑祐宣院長、川崎病院時代
ようになりました。そして、全国に先駆けて1956年(昭和31年)財団法人旭川荘を創設し、翌年には肢体不自由児
施設「旭川療育園」、知的障がい児施設「旭川学園」、乳児施設「旭川乳児院」
を開設し出発しました。
「医学を中心にした明るい社会福祉施設を」
という川﨑祐宣初代理事長の念願は、江草安彦第2代理事長(川崎医療
本館棟 8 階のラウンジから附属病院外来中庭を望む
27
KAWASAKI CLUB NEWS
福祉大学初代学長)、そして末光茂現理事長に引き継がれ、今も脈々と受け継がれています。
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
28
学園施設紹介
西日本随一の規模を誇る川崎学園施設
7
ひ と
「人間をつくる 体をつくる 医学をきわめる」という建学の理念のもと、美しい自然に囲まれた理想的な環境の地に開学し、
11
附属病院
屋上庭園
(西館棟8階)
医学・医療・医療福祉の総合学園として発展しています。
医科大学学生寮 キャンパス内の閑静な環境
の中にあり、第1学年の学生
全員が寮生活を経験します。
N
12
写真は男子寮
倉敷市
生坂
15
線
川崎医科大学
附属高等学校
川崎医療福祉大学
13
3
道
2号
16
8
県
2
16
病院のほぼ中央にある
中 庭は自 然 の 松を生 か
した、心安らぐ庭園です。
川崎医療短期大学
14
4
1
駐車場
5
9
倉敷市
松島
11
岡山市
北区
中山下
川崎医科大学
川崎医科大学
附属病院
8
12
附属病院中庭
6
(生坂キャンパス)
豊かな自然に囲まれた環境
にあり、全生徒がのびのびと
した寮生活を送ります。
総合医療センター
リハビリテーション庭園(8階)
写真は男子寮
青空の下で外出を想定した練習ができる
よう、スロープや階段を設けた緑豊かな
庭園です。
13
9
1
10
川崎リハビリテーション学院
学園創設者 川﨑祐宣 銅像
医科大学前の芝生庭園から、
学園を見守って
います。台座には故人が好きだった言葉
「天に星、
地に花、
人に愛」
という自筆の文字
が刻まれています。
川崎医科大学
総合医療センター
※松島キャンパス
総面積 約73万㎡
10
川崎学園総合
グラウンド
建学理念の柱の一つである
「 体をつくる」を充実させる
ため、2 0 1 5 年 3月に竣 工 。
全天候型舗装400mトラック
(6レーン)、サッカーやラグビ
ー等に使用できる人工芝の
インフィールド、夜間照明6基
を備えています。
(旧)
川崎医科大学
附属川崎病院
7
医科大学附属
高等学校学生寮 総合医療センター
屋上庭園(15階)
川﨑祐宣記念講堂1階
2
川﨑祐宣記念講堂
医学・医療・医療福祉に生涯を尽くした学園
創設者川﨑祐宣を記念した講堂です。1,500
名収容。学術的な催しを中心に、市民公開講
座など広く利用されています。
3
川﨑祐宣メモリアルギャラリー
川﨑祐宣の生涯と医学・医療・医療福祉に係る
業績をパネルで紹介しています。人のために
生きることの大切さを身をもって教えた生涯を
写真と年表でたどることができます。
4
へリポート
平 成13年4月1日 から全 国 に 先 駆 け て
ドクターヘリの運用が始まりました。
高度救命救急センターとの連携により、
多くの人命救助に貢献しています。
14
総合体育館
バスケットボール、
バレーボール、
バドミン
トンの各コートをはじめ、卓球競技場や基
礎トレーニングセンターを備えた体育館で、
各種イベントにも使用されています。
15
16
弓道場
巻きわらなども充実し、夜間照明も完備
した本格的な弓道場です。
温水プール
コージェネレーションエネルギーを活用して
います。流速を自由に変えられる流水槽や水中
での歩行が可能なフローミルも完備され、水中
運動に関する研究も盛んに行われています。
図書館
川崎医科大学、川崎医療福祉大学、川崎医療短期大学の図書館は、医学・医療・医療福祉に関する図書を中心に、あわせて約46万冊を
所蔵しています。
また、電子的資料の収集、マルチメディア環境の整備を進め、学修、研究活動を支援しています。
■川崎医科大学/ヒポクラテスの本棚
5
現代医学教育博物館
現代医学・医療に関する、教育を目的とした博物館で、世界的にも珍しい博物館
です。豊富な実物標本と視聴覚教材によって、効果的な学習ができるように
なっています。一般に広く開放されている2階「健康教育博物館」
では、身体の
しくみや様々な病気についてパネル、模型、
ビデオを用いてわかりやすく展示
されており、
来館者は全国から年間約1 万人にも及んでいます。
29
6
■川崎医療福祉大学/マルチメディアコーナー
■川崎医療短期大学/ブラウジングコーナー
ふるさとの森
学生たちが恵まれた自然環境の中で育つことを願い、
約23,000㎡の敷地に全国の県木・市木が植えられてい
ます。心の支えとなるふるさとを思い出してもらおうと、
「ふるさとの森」
と命名されました。遊歩道が整備されて
おり、車椅子でも季節を彩る木々や草花が楽しめます。
Kawasaki Gakuen Organization Brochure 2016
30
国際交流
学校法人
川崎学園 アクセスマップ
グローバルに活躍する医療人の育成を見据え、世界の医学・医療・医療福祉の分野とリンク
米子 I.C
浜田 I.C
9
島根県
京都府
津山 I.C 53
兵庫県
岡山県
岡山空港
●
広島県
山陽姫路東 I.C
岡山 I.C
備前 I.C
倉敷 I.C
広島 I.C
山口県
吹田 I.C
福山西 I.C
2
早島 I.C
30
児島 I.C
高松中央 I.C
坂出 I.C
香川県
福岡県
和歌山県
徳島県
愛媛県
高知県
大分県
ラドクリフ天文台
広がる国際交流の輪
鳥取県
鳥取県
大阪府
川崎学園は、設立間もない1970年代から積極的な国際交流に力を注いできました。
その歴史は、医学教育の礎として卒後臨床教育先進国であるアメリカ・ミネソタ大学と
川崎医科大学との友好関係締結に始まりました。
1980年代には日中平和友好条約の締結を機に、北京第二医学院(現 首都医科大学)、
上海中医学院(現 上海中医薬大学)と、
「医学及び医学教育交流についての覚書」を
交わし、また、上海職工医学院(現 上海健康医学院)とも「友好提携」を締結。代表団
による相互視察や、川崎医療福祉大学・川崎医療短期大学への留学生の受入れ
など、交流が活発化していきました。
2000年代に入り、オックスフォード大学グリ―ンカレッジ(現 グリーン・テンプル
トン・カレッジ)との「友好提携」を2002年に締結。2015年までに20名の川崎医科
大学・川崎医療福祉大学の教員が短期留学しており、2014年からは両学の教員に
よる交流シンポジウムが年1回開催されるなど、医学・医療・医療福祉の分野に
おける交流を深めています。
また、カナダ・ヴィクトリア大学、オーストラリア・グリフィス大学及びドイツ・フライ
オックスフォード大学 グリーン・テンプルトン・カレッジのシンボル、
ブルグ大学との交流協定を交わすなど、国際交流の輪を広げています。
周辺地図
岡山
I.C
岡山
JCT
車
道
JR 山陽新幹線
号線
自
動
川崎医科大学
附属高等学校
27
JR津山線
至:総社
県道
至:鳥取
山
陽
ばら園北口
生坂公民館
倉敷
I.C
2 オックスフォード大学グリーンカレッジ
(旧)川崎医科大学
「友好大学提携協定」締結
平田
二子西
ヴィクトリア大学
梨花女子大学
至:広島
フライブルグ大学
グリフィス大学
医大前
バス停
松島北
備中庄
大供
松島
県道 162 号線
川崎医療
短期大学
交番
川崎医科大学
川崎医科大学附属病院
現代医学
川崎リハビリテーション学院 教育博物館
倉敷駅
流通センター
入口
JR
庭瀬駅
JR 山陽本線
中庄駅
なかしょう
マスカット
スタジアム
早島
I.C
CONVEX 岡山
流通
センター
早島中
6 ドイツ・フライブルグ大学
Traveling Fellowship Residency Program
協定調印式
3 カナダ・ヴィクトリア大学
1977. 5. 5
1982.10.16 中国・北京第二医学院(現 首都医科大学)
アメリカ・ミネソタ大学医学部「友好覚書」締結
4
「医学及び医学教育交流についての覚書」締結
1984.10. 8 中国・上海中医学院(現 上海中医薬大学)
グリーン・テンプルトン・カレッジ
「友好提携追加覚書」
締結
「友好大学提携協定」締結
2002. 7. 1 イギリス・オックスフォード大学グリーンカレッジ
(現 グリーン・テンプルトン・カレッジ)
「友好提携」締結
2004. 4. 2 アメリカ・ノースカロライナ大学「交流協定」締結
2 2005. 6.22 イギリス・オックスフォード大学グリーンカレッジ
(現 グリーン・テンプルトン・カレッジ)
川﨑明德理事長(現 学園長)Honorary fellowの名誉称号受章
3
31
2006. 8. 4 カナダ・ヴィクトリア大学 「交流協定」締結
2006.12. 8
2007. 8.21 デンマーク・日欧文化交流学院 「相互協力の覚書」締結
2008. 6.25 韓国・梨花女子大学健康科学部
中国・上海中医薬大学 「友好提携協定」締結
(更新)
2012. 7.20 イギリス・オックスフォード大学
1987.10.19 中国・上海職工医学院(現 上海健康医学院)
53
至:兵庫
川 崎 医 療 福 祉 大学
〒701-0193 岡山県倉敷市松島288番地
Phone:
E-mail:
U R L :
「交流協定」締結
川崎医科大学附属病院
〒701-0192 岡山県倉敷市松島577番地
Phone:
E-mail:
U R L :
「大学・教育交換協定書」締結
「医学及び医学教育交流についての覚書」締結
1
5 オーストラリア・グリフィス大学
4週間の語学研修を中心に交流
〒701-0192 岡山県倉敷市松島577番地
Phone:
E-mail:
U R L :
川崎医科大学
総合医療センター
国道 2 号線
至:香川
川崎医科大学
大雲寺
岡山
市役所
号線
・首都医科大学
・上海中医薬大学
・上海健康医学院
・ミネソタ大学
・ノースカロライナ大学
中庄駅入口
国道
日欧文化交流学院
附属川崎病院
川崎医療福祉大学
瀬戸大橋線・宇野線
オックスフォード大学
グリーン・テンプルトン・カレッジ
岡山中央郵便局
1 上海職工医学院(現 上海健康医学院)
「友好提携協定」締結
岡山駅
郵便局前
瀬戸中央自動車道
(現 グリーン・テンプルトン・カレッジ)
川﨑明德理事長(現 学園長)
Honorary fellowの名誉称号受章
4 上海中医薬大学
北長瀬駅
倉敷
JCT
5
2014. 4.15 オーストラリア・グリフィス大学 「交流協定」締結
6
2014. 6.11 ドイツ・フライブルグ大学
「トラベル・フェローシップ・レジデンシー・プログラムに
関する同意書」締結
2015. 8. 25 中国・上海中医薬大学 「友好大学提携協定」締結(更新)
2016. 4. 5 中国・上海健康医学院 「友好大学提携協定」締結(更新)
川 崎 医 科 大 学 総 合 医 療センター
〒700-8505 岡山県岡山市北区中山下2丁目6番1号
Phone:
E-mail:
U R L :
川崎医科大学附属高等学校
〒710-0002 岡山県倉敷市生坂1661番地
Phone:
E-mail:
U R L :
川 崎 医 療 短 期 大学
〒701-0194 岡山県倉敷市松島316番地
Phone:
E-mail:
U R L :
専 門 学 校 川 崎リハビリテーション学院
〒701-0192 岡山県倉敷市松島672番地
Phone:
E-mail:
U R L :
編集/学校法人川崎学園 大学事務局 企画部 広報連携室
〒701-0192 岡山県倉敷市松島577番地
Phone : 086-462-1111
E-mail : [email protected]
URL : http://www.kawasaki-m.ac.jp/
32
http://www.kawasaki-m.ac.jp/
11版 2016.10
Kawasaki Gakuen
〒701- 0192 岡山県倉敷市松島577番地
(代表)
Phone:086-462-1111
ひ と
人間をつくる
体をつくる
医学をきわめる
学校法人
川崎学園
Organization Brochure 2016
川崎医科大学
川崎医科大学附属病院
川崎医科大学総合医療センター
川崎医療福祉大学
川崎医療短期大学
川崎医科大学附属高等学校
専門学校川崎リハビリテーション学院
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